平成26年6月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時07分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(山森文夫君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成26年6月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(山森文夫君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において
 19番 江 守 俊 光 君
  1番 山 本 篤 史 君
  2番 桜 野 孝 也 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本6月定例会の会期は、本日から6月26日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から6月26日までの17日間と決定いたしました。

                  日程第3
       施政方針、並びに議案第47号から議案第54号まで、
            及び報告第2号から報告第8号まで

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第3 施政方針並びに議案第47号から議案第54号まで、平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外7件について、及び報告第2号から報告第8号まで、継続費の逓次繰越しについて外6件についてを議題といたします。

           (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(山森文夫君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) おはようございます。
 平成26年6月砺波市議会定例会の開会に当たりまして、提出いたしました平成26年度一般会計補正予算案を初めとする諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位を初め市民の皆さんの御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 初めに、最近の経済情勢等について申し上げます。
 5月の月例経済報告によりますと、景気は緩やかな回復基調が続いているが、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、このところ弱い動きも見られるとのことであり、先月と同じ判断になっております。なお、先行きにつきましては、各種政策の効果が発現する中で、緩やかに回復していくことが期待されております。
 政府においては、経済財政運営と改革の基本方針に基づき、経済の好循環の実現に向け、経済政策パッケージを着実に実行するとともに、平成26年度予算の早期執行に努めているところであります。
 このような中で、市といたしましても、国の平成25年度補正予算を初めとする経済対策の早期執行に努めたところであり、2月議会において先議をいただきました事業につきましては、ほぼ発注を終えております。また、平成26年度予算に呼応した積極的な公共施策の遂行により、地域経済の活性化と市民生活の安定を図ってまいりたいと考えております。
 次に、平成25年度の決算見込みについて御報告申し上げます。
 各会計の決算につきましては現在精査中でございますが、一般会計の決算は、歳出において事業の効率的な執行と経費の削減等により、限られた財源の有効活用に努めたところであり、また、歳入において市税や地方交付税などの一般財源確保に努めた結果、実質収支は黒字となる見込みであります。
 次に、主な事業の進捗状況について申し上げます。
 まず、地域公共ネットワーク等の強靱化について申し上げます。
 このたび国の補助を受け、光ネットワークのダブルトラック化とWi-Fi機能を備えた防災情報ステーションを整備する地域公共ネットワーク等の強靱化に取り組むこととしております。光ネットワークのダブルトラック化につきましては、五郎丸地内から庄川町五ケ地内の約2.3キロメートルに光ケーブルを敷設することで、庄川右岸を通るケーブルと互いに補完し合うネットワークを構築し、災害時における本庁と庄川支所の情報収集、情報伝達体制をより強化しようとするものであります。
 また、防災情報ステーションの整備につきましては、公共施設の無線LANのアクセスポイントを新たに30カ所程度設置し、市民の皆さんが災害関連情報等をより確実に入手できる情報通信環境を構築し、アクセスエリアの拡大と利便性の向上を図ろうとするものであります。
 また、これまでとなみ衛星通信テレビ株式会社と連携し、どこでもWi-Fi事業として、Wi-Fiスポットを公共施設40カ所、民間事業所100カ所に整備してきたところでありますが、これらに加えて、今ほど申し上げましたWi-Fi機能を備えた防災情報ステーションを整備することから、これらのアクセスポイントについても、設置場所や接続方法をPRし、外国人観光客の方々などに対する利便性の向上を初め、誰でも、どこでも積極的に活用されるよう、引き続き事業の推進に努めてまいります。
 次に、砺波市自治振興会連携推進員制度について申し上げます。
 昨年度スタートいたしました市内各地区自治振興会の会議等に職員を派遣する、いわゆる地域アンテナ隊につきましては、年間で延べ136回、301名の派遣実績を上げております。各地区からは、職員の顔がわかるようになった、市に対して情報提供しやすいなどの評価をいただくとともに、職員からも、地域の方々に顔を覚えてもらえた、地域のことがよくわかる等の感想を得ているところであります。引き続き、職員研修の観点から一部職員を交代し、より多くの職員が地域との連携の機会を持てるようにするとともに、この制度が目指す、職員の顔が見える、風通しのいい市と地域との関係が着実に築かれるよう取り組んでまいります。
 次に、健康づくりの推進について申し上げます。
 本市においては、毎年6月から8月にかけて特定健康診査を実施し、健診の結果、生活習慣の改善が必要とされた方には、特定保健指導を実施しております。本市の受診率は、これまでも県内上位にありますが、今年度は6割を目指し、従来のはがきによる勧奨に加え、新たに電話による追加勧奨を実施するなど、一層の受診率の向上に努めるとともに、引き続き生活習慣病等の予防を推進し、市民の健康保持増進に努めてまいりたいと考えております。
 次に、地域福祉について申し上げます。
 芽出し事業であります、やまぶき荘及び周辺施設の一体管理・施設整備検討事業につきましては、現在の施設に対する事業評価により、新たな周辺環境や福祉ニーズに適合した整備を実施するため、やまぶき荘及び周辺整備構想検討委員会を設置し、御意見をいただくこととしており、この第1回目の会議を去る6月6日に開催いたしました。今後は、本委員会の検討を踏まえながら、基本計画策定に向け作業を進めてまいります。
 また、砺波型地域でつなぐほっとなみ安心ポケット事業につきましては、新たに、医療及び緊急時連絡先情報などを保管する専用キットを全世帯に配布するものであります。現在、この事業実施主体であります砺波市社会福祉協議会と調整を進めており、今後、7月から8月にかけて市内各地区で事業説明会を開催し、10月以降のキット配布に向けた準備を進めてまいります。
 このほか、本年4月からの消費税率引き上げに対応し、所得の低い方々への負担軽減を図るため、暫定的、臨時的な措置として実施されます臨時福祉給付金支給事業につきましては、給付対象者及び給付額を把握する年金データ等の情報提供の日程が国から示されたことから、7月中旬の申請受付開始に向け準備を進めており、後ほど申し上げます子育て世帯臨時特例給付金支給事業とあわせ、市広報やホームページなどを活用し、広く周知に努めてまいります。
 次に、高齢者福祉事業について申し上げます。
 現在、本市においては、医療、介護、その他の福祉支援が一体的に提供される体制づくりが求められており、市立砺波総合病院に10月開設する患者総合支援センターと地域包括支援センターとの連携について検討してまいります。
 また、第6期となる高齢者保健福祉計画の策定につきましては、介護保険制度の見直し事項を踏まえるほか、平成27年度から新たに整備する介護サービスにつきまして、社会福祉法人などの意向調査に入っております。
 なお、本計画は、社会保障制度の指標となる2025年に向け、医療と介護の連携や地域包括ケア体制の構築を本格化していく初動計画という役割も担っておりますので、本年8月ごろに国から示されます介護保険事業計画の基本指針に基づき、適切な計画づくりに努めてまいります。
 次に、環境美化対策について申し上げます。
 去る4月6日と5月25日の両日、第10回市民ごみゼロ運動を実施いたしましたところ、早朝から多くの方々に御参加いただき、合わせて6.5トンのごみを収集いたしました。皆さんの積極的な御協力に感謝を申し上げますとともに、今後とも地域環境の保全向上に努めてまいります。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 春の交通安全運動につきましては、子どもと高齢者の事故防止を重点に展開いたしました。なお、砺波警察署管内の交通死亡事故は、昨年8月以降発生しておりませんが、人身事故件数は5月末現在で115件と、昨年に比べ36件の増加となっており、危惧しております。今後とも、悲惨な交通事故を1件でも減らすため、交通安全活動団体等と連携しながら、交通安全教育やキャンペーン活動を推進し、市民の交通安全意識の高揚を図ってまいります。
 次に、公共交通について申し上げます。
 本年10月に定期ダイヤ改正を迎える市営バスにつきましては、福祉・医療施設への利便性を高めるとともに、路線統合による効率的な運用を中心に見直しを進めてきたところであります。市といたしましても、身近な地域公共交通機関として一層の利用拡大を期待しており、パブリックコメントや地域公共交通会議など、所要の手続を進めてまいります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 平成25年度の決算につきましては、外来患者数が減少したものの、診療単価が上昇したことから外来収益が増加し、また、経費節減に努めた結果、収益的収支において約1億4,000万円の5年連続の黒字決算となる見込みであります。しかしながら、今年度の診療報酬改定や消費税率の引き上げなど、病院経営を取り巻く環境は厳しく、現在、施工しております病院耐震化整備事業や高額医療器械の更新も予定していることから、より一層の経営の効率化を進め、自治体病院として市民の皆さんの安全・安心を確保するため、今後も良質で信頼される医療の提供に努めてまいります。
 なお、病院耐震化整備事業につきましては、順調に工事が進み、現在、南棟の内装工事を施工しているところであり、7月末に南棟が完成し、8月上旬にはオープンの予定であります。引き続き既存棟の改修工事などを施工し、10月末には全ての工事が完了する予定であります。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 現在、実施している緊急雇用創出事業につきましては、引き続き労働者の正職員化や処遇改善を目的とした事業を進めております。また、中心市街地活性化の取り組みにつきましては、空き店舗等での出店や商店街を担う若手後継者の育成を支援してまいります。
 一方、企業誘致やビジネスマッチングにつきましては、先般、愛知県及び岐阜県において情報収集を行ったところであり、今後も市内企業に対し、展示会や商談会への参加を働きかけるほか、高岡砺波スマートインターチェンジの開設を見据え、インターチェンジ周辺等を新たな工場適地として国に提案したところであり、現在、国の調査が行われております。
 次に、観光振興について申し上げます。
 本年のフラワー都市交流連絡協議会総会は、5月18日、19日の両日、岐阜県大野町において開催され、本市からは34名の市民交流団が参加し、加盟都市の皆さんと交流を深めてまいりました。今後とも、民間ベースでの交流をさらに広げてまいりたいと考えております。
 また、去る6月7日から8日に開催されました庄川観光祭では、今シーズン県内最初の花火大会となります庄川峡花火大会のほか、庄川音頭街流しや夜高行燈の街練りなどに大勢の人出でにぎわい、盛況に開催されたところであります。
 今後、市内では、6月13日、14日の両日に、出町市街地でとなみ夜高まつりが開催されるほか、6月20日から29日までの10日間にわたり頼成の森花しょうぶ祭りが、7月25日から8月31日まで砺波チューリップ公園でカンナフェスティバルが、8月2日、3日の両日に庄川水記念公園で庄川水まつりが計画されております。これら地域の特色を生かしたイベントをさらに盛り上げ広めることにより、市全体の観光振興につなげ、地域の活性化を図ってまいりたいと考えております。
 次に、農業振興について申し上げます。
 本市の基幹作物である水稲の生育状況につきましては、コシヒカリの品質向上に向けた田植え時期の繰り下げが定着し、ほぼ計画どおり実施されたところであり、今後も関係機関との連携を密にし、高品質なとなみ米の安定生産に努めてまいります。
 1億円産地づくりとして取り組んでまいりましたタマネギの特産振興につきましては、去る5月22日にとなみ野農業協同組合の冷蔵保管施設が竣工し、さらなる品質の安定化と市場を見据えた供給量の確保が期待できるものと考えております。
 また、国において抜本的な農業改革を押し進める攻めの農業が展開される中で、農地の有効利用と農業経営の効率化を進める農地中間管理機構の業務の一部が市町村等に委託されることとなりますが、当市はこれまで農地の利用集積に対して真摯に取り組んできたところであり、新たな制度において農業者が不利益を受けることのないよう、国、県と協議をしながら事業を進めてまいります。
 このほか、鳥獣被害防止対策につきましては、今年度、イノシシの捕獲おりを既に6基増設しておりますが、今後、国の補助を受け、さらに6基の捕獲おりの追加整備と電気柵の整備を進めるとともに、関係地区協議会や鳥獣被害対策実施隊と連携を図りながら、被害防止対策に取り組んでまいります。
 次に、農業農村整備事業関係について申し上げます。
 県営土地改良事業の経営体育成型につきましては、若林地区と南般若地区の2地区が新規採択されたところであり、本市としても積極的に支援をしてまいります。
 また、農地防災事業庄川左岸地区につきましては、国営及び附帯県営事業ともに、昨年度の好循環実現のための補正予算額と今年度当初予算額を合わせますと、当初要求額と同額もしくは上回るものとなっております。これにより、国営事業の事業費に対しての進捗率は64.4%、附帯県営事業1期地区につきましては75.1%、同2期地区は61.4%と順調に進められており、今後も事業効果の早期発現に向け、国や関係機関に強く働きかけてまいります。
 次に、土木事業について申し上げます。
 まず、一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、埋蔵文化財調査として、近く徳万頼成遺跡の本発掘調査や三合新遺跡等の試掘調査に着手することとしており、引き続き地元調整を進めるとともに、工事の早期着手に向け、関係機関へ働きかけてまいります。
 また、北陸自動車道高岡砺波スマートインターチェンジにつきましては、本体構造物等の工事が進められており、関連工事とともに、平成26年度末までの供用開始に向けて順調に進捗しております。なお、市内各地の市道改良事業につきましては、順次工事を発注しており、引き続き事業の進捗に努めてまいります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 砺波駅前広場イメージアップ事業につきましては、今後、基本計画検討委員会を設置し、基本計画の策定を進めてまいります。また、杉木土地区画整理事業につきましては、これまで市内で施行された土地区画整理事業の中で最も広い54.9ヘクタールの施行面積を、平成12年に事業計画決定して以来、14年の長い歳月をかけて完了し、来る6月22日に完工式を迎える運びとなりました。これまでの役員及び組合員の皆さんの並々ならぬ御努力と、国や県など関係各位の御支援に深く敬意と感謝を申し上げます。
 次に、景観保全の取り組みについて申し上げます。
 条例施行後、広報5月号の発行に合わせて、本市景観まちづくり計画の概要版を市内全戸に配布いたしました。今後とも、広報やホームページ等によりPRを図るとともに、市内各地区や関係団体への説明会を開催し、10月からの届出制度の開始に向け、景観に対する市民や事業者の皆さんの御理解を広めていくとともに、現在、具体的な支援策についても検討を進めております。
 次に、上下水道事業について申し上げます。
 まず、上水道事業につきましては、水量や水圧不足の地域を解消し、上水道の安定供給が行えるよう、(仮称)水道管水圧不足改善事業計画を策定するため、その調査に着手し、年度内に取りまとめる予定としております。
 次に、下水道事業につきましては、現在、国の交付決定を受け、出町市街地の一番町地内、中野地区、五鹿屋地区及び種田地区において管渠工事を発注し、新たに施行する北部I期地域の事業につきましては、県との協議が整ったことから、測量設計業務に着手しております。また、近年の豪雨による市街地内の雨水を円滑に排除するため、雨水全体計画の見直しに着手し、年度内に事業計画を取りまとめる予定としております。
 次に、教育関係について申し上げます。
 まず、今年度中の耐震化完了を目途に進めております小中学校の耐震改修事業のうち、出町中学校につきましては、既に校舎棟改築工事、既設校舎の補強改修工事及びグラウンド改修工事が完成したところであり、今後、部室棟の改修や南側駐車場の舗装工事を行うこととしております。また、武道館の耐震改修事業につきましては、補強計画を終えて実施設計中であり、年内の工事完了を予定しております。
 次に、庄川小学校耐震改修事業につきましては、このほど普通教室棟新築工事が完成し、先の臨時議会で議決をいただきました特別教室棟、体育館棟の補強改修工事及びランチルーム新築工事に着手したところであります。また、庄南小学校耐震改修事業につきましては、現在、仮設教室の建設が完了し、普通教室棟、体育館棟及びランチルーム棟の耐震改修工事に着手したところであり、庄東小学校耐震改修事業につきましても、管理普通教室棟及び体育館棟から耐震改修工事に着手したところであります。
 次に、非構造部材の耐震化事業につきましては、タイルやモルタル等の落下のおそれがある外壁の診断並びに天井落下による被害のおそれがある体育館及び武道館天井等の耐震化工事を実施するものであり、現在、調査及び設計委託業務の発注に向け準備を進めているところであります。
 次に、子育て支援につきましては、去る2月5日及び3月25日に子ども・子育て会議を開催し、平成27年度から5年間を計画期間とする子ども・子育て支援事業計画の策定に向けて議論をいただいております。今後は、具体的な教育、保育の量の見込みや、サービス内容について、議論をいただくこととしております。
 次に、放課後児童クラブの建設工事については、庄南校区放課後児童クラブにつきましては7月末完成に向け、また、庄東小学校区放課後児童教室につきましては8月下旬完成に向け、それぞれ順調に工事を進めております。
 次に、平成26年4月からの消費税率の引き上げによる子育て世帯への影響を緩和するとともに、子育て世帯の消費の下支えを図る観点から支給される子育て世帯臨時特例給付金につきましては、児童手当の現況届の受付開始に合わせ、6月13日から9月末までを申請期間とし、早期支給に努めてまいりたいと考えております。
 また、中学3年生までに拡大する、通院に係る医療費の無料化につきましては、本年10月からの実施に向け、関係機関との協議や事務手続の準備を進めているところであります。
 次に、女性や若者の自主的な活動への支援につきましては、砺波市女性団体連絡協議会の主催による砺波市女性議会がこの7月3日に開会するほか、となみ元気道場が、市内各地でのイベントの活性化や、山菜男子と称して市内でとった山菜を道の駅庄川で販売するなど、さまざまな形で活発な活動が始められており、今後の活動にも期待したいと存じます。
 次に、生涯スポーツの推進につきましては、本年11月23日に実施する砺波市合併10周年記念事業となみ庄川散居村縦断マラソンの参加者を、7月1日から10月15日まで募集することとしております。市民の皆さんには、ランナーとしての出場はもとより、ボランティアや沿道での応援など、さまざまな形で参画し、大いに大会を盛り上げていただきたいと考えております。
 次に、新砺波図書館整備計画検討委員会につきましては、これまで4回の会議を開催し、各委員から活発な御意見をいただいているところであり、今後、新図書館にふさわしい規模や望まれる機能など、基本的な整備方針等の検討を進めてまいりたいと考えております。
 それではこれより、本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第47号 平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1億1,207万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を205億4,207万5,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  地域情報化推進事業費      4,718万6,000円
  保育所費            1,437万2,000円
  農業経営等構造対策費      1,393万9,000円
などであり、その他当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金           2,693万3,000円
  県支出金            2,539万1,000円
  繰入金             1,408万8,000円
などであり、不足する額3,956万3,000円を繰越金で措置するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明いたします。
 まず、議案第48号につきましては、地方税法等の一部改正に伴い、砺波市税条例等の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第49号につきましては、法令の改正に伴い、砺波市国民健康保険税条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第50号につきましては、法令の題名改正に伴い、砺波市社会福祉事務所設置条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第51号につきましては、県の補助金交付要綱の見直しに伴い、砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第52号につきましては、今年度の診療報酬改定において、施設基準要件が変更されたことに伴い、砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第53号につきましては、砺波市営バスの定期ダイヤ改正に伴い、砺波市営バス条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第54号につきましては、庄川小学校耐震改修事業に係る工事請負変更契約を締結するため、法令の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。
 次に、報告第2号から報告第7号までにつきましては、各会計予算における継続費の逓次繰越し、やむを得ず平成26年度へ支出予算を繰り越した事業費について、法令の定めるところにより議会に報告するものであります。
 次に、報告第8号 専決処分の報告につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。何とぞ御審議の上、可決をいただきますようお願い申し上げます。

◯議長(山森文夫君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明6月11日から6月17日までの7日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、明6月11日から6月17日までの7日間は、議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、6月18日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前10時38分 閉議