平成25年9月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時24分 開議

◯議長(山森文夫君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。
 次に、先に設置されました決算特別委員会において、正・副委員長を互選されました結果、
 委員長に   稲 垣   修 君
 副委員長に  今 藤 久 之 君
がそれぞれ選任されましたので、御報告申し上げます。

                  日程第1
   議案第49号から議案第59号まで、及び認定第1号から認定第8号まで

◯議長(山森文夫君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第49号から議案第59号まで、平成25年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外10件について、及び認定第1号から認定第8号まで、平成24年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件についてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(山森文夫君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 山本善郎君。
  〔産業建設常任委員長 山本善郎君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(山本善郎君) それでは、産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第49号 平成25年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外2件について審査するため、去る9月13日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第49号 平成25年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第58号 砺波広域圏事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更について、議案第59号 砺波広域圏事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分について、以上、議案3件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、今9月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、散居景観保全事業のうち、枝打ち事業の申請時期、実績及び限度額についてただしたところ、毎年3月に取りまとめを行い、例年の要望件数は30件前後であるが、今年度は103件と大幅に増えた。予算枠があるので、県に今年度予算の増額を要望し、全件対応できる見込みとなっている。また、枝打ちのやり方は全体の4割程度としているので、過度の枝打ちは直接業者に指導を行っているとのことでした。
 次に、基幹水利施設ストックマネジメント事業の進捗状況についてただしたところ、庄西1期地区は国の平成24年度補正で前倒しし、採択となり、その補正予算と平成25年度当初予算を合わせ、全体事業費37億円に対し14%の進捗率になるとのことでした。
 次に、中山間地域総合整備事業についてただしたところ、今年度の事業内容については、農道舗装とかんがい排水事業を実施する予定である。福山のため池の修繕については、6月定例会で耐震調査費用の補正を行ったところであり、その調査結果により、規定どおり当事業で実施するか、他事業とするか判断するとのことでした。
 次に、市道改良事業の事業内容についてただしたところ、現在建設中のスマートインターチェンジ関連で、国の補助金の追加内示を受け、市道久泉・東開発線の進捗を促すため事業予算を増額補正するものであり、その他、小杉・狐島線2期の一部減額に合わせ、十年明・千保線の工事費を増額するなど、費目間の調整を行うとのことでした。
 次に、強い農業づくり交付金事業のうち、タマネギの貯蔵保管施設について、建設計画並びに景観保全との関連性についてただしたところ、JAとなみ野が目標とするタマネギの栽培面積は100ヘクタール、反収3.5トン、出荷量は3,500トンで、今年度は5作目を迎え、出荷量は1,800トンであった。また、当市の適応品種は中生品種で、重点的に栽培面積を増やしてきた。しかし、収穫期が梅雨の時期に集中し、品質低下のおそれがあり、これを回避するために計画されたものである。また、建屋については、建築面積が1,440平方メートルで高さが9メートルとなり、県の大規模行為に該当はしないものの、周囲の景観に配慮がなされるとのことでした。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑、意見では、中山間地イノシシの被害状況、対策及び法整備の必要性について、道の駅砺波のPR方法及び今後の整備計画並びに活性化策について、砺波チューリップ公園再整備検討委員会の検討内容について、熊対策について、農業担い手の具体的支援策について、新電力の取り組みについて、市ホームページでの砺波発トップシェア商品のPRについてなど、質問、意見及び要望があったところです。
 なお、当委員会は、去る9月4日、中神土地区画整理事業実施区域及び農地防災事業庄川左岸地区狐島用水路を視察し、それぞれの事業について説明を受けたところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。

◯議長(山森文夫君) 民生病院常任委員長 川辺一彦君。
  〔民生病院常任委員長 川辺一彦君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第49号 平成25年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外4件についてを審査するため、去る9月17日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第49号 平成25年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第50号 平成25年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第51号 平成25年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第54号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第55号 砺波市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について、以上、議案5件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましては、それぞれ原案どおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、今9月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、LED照明導入事業において、10年間の債務負担行為にした理由とその意図についてただしたところ、この事業は、省エネと地球温暖化防止意識の啓発効果を目的とした環境省所管事業であり、当市を含む県内7市町が連携して実施するものである。当市では、JR砺波駅南口や庁舎を初めとした市所有の屋外照明灯36基をLED照明に交換することによる電力節減効果を期待している。債務負担行為としたのは、10年間の寿命があるとされるLED交換コストと維持管理費をリース契約方式で負担するためであるとのことでした。
 次に、病院耐震化整備事業における補正予算の内容と財源の確保状況及び先に契約された機械・電気設備工事に関する請負金額の変更についてただしたところ、南棟建設工事の建築主体工事は、1回目の告示による入札が中止となり、再度、設計内容や積算等の見直しを行い、2回目で落札された。入札中止の要因としては、被災地復興や国の緊急経済対策に伴う公共事業の前倒しによる原材料費の上昇、消費税引き上げ前の民間建設の増加などにより、労務費や資材・器材価格が上昇したことが影響したものと考えている。財源の確保には、留保資金など十分に備わっており、平成26年度においても、よほどの予想外の事態にならない限り問題はない。また、機械・電気設備工事請負契約については、国の要請により、入札告示において、国の労務単価の上昇に伴う特例措置である請負代金額の変更に応じることを明記しているので、請求があれば受注者と協議することになる。以上のことから、今回の補正は、労務単価の上昇に伴う特例措置に基づき、請負代金額の変更及び免震構造用エキスパンションジョイント工事分として8,533万8,000円の継続費の増額並びに年割額の変更を行ったものであるとのことでした。
 次に、国民健康保険事業特別会計の前期高齢者納付金における当初予算額の積算方法についてただしたところ、当初予算の積算は、社会保険診療報酬支払基金のシミュレーションソフトにより算出したものであり、かなりシビアな予算額であると認識している。今回、平成23年度精算分と平成25年度概算分が確定したことにより、市における約1万人の被保険者数からすると、1人当たり約20円の納付金と1円未満の事務費が不足額となったものであるとのことでした。
 次に、国民健康保険税条例の一部改正による課税の推移と、後期高齢者医療に関する条例の一部改正での延滞金適用利率見直しによる影響及び延滞金の発生要因についてただしたところ、税条例の一部改正は4年後の施行であるが、過去の例からすると、株式の譲渡所得等の課税に占める割合は0.1%以下であり、国民健康保険の課税額に影響はないと考える。後期高齢者医療では、平成24年度の延滞金収納額は5万2,000円となり、還付加算金額が20万円余りであったことからすると、大きな影響はないと考えている。延滞金の発生は、年金からの特別徴収での発生はないが、75歳の加入時点での普通徴収の賦課において発生しているとのことでした。
 次に、当委員会所管の市政一般に関する質疑、意見等では、障害者差別解消法の成立による市所有施設の対応について、市立砺波総合病院における入院患者数の推移と未収金対策について、市立砺波総合病院における精神科疾患対応と院外処方の現状について、砺波市国民健康保険の現状と今後の体制について、子宮頸がんワクチン接種に対する市の対応について、生活保護受給者の現状についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(山森文夫君) 総務文教常任委員長 川岸 勇君。
  〔総務文教常任委員長 川岸 勇君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(川岸 勇君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第49号 平成25年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外3件についてを審査するため、去る9月18日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第49号 平成25年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第52号 砺波市子ども・子育て会議条例の制定について、議案第53号 砺波市税条例の一部改正について、議案第57号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、以上、議案4件であります。
 当局から議案について詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、今9月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、自主防災会防災士養成についてただしたところ、防災士養成は、県からの要請等も踏まえ、当初計画を3年間前倒しし、平成26年度までに66名を養成する。平成24年度は11名養成したところであり、今年度は33名を養成すべく、県へ受講申し込みをした。残り22名については、次年度に養成するため、各地区に推薦をお願いしているところである。今のところ年齢的には50代、60代の方が多いが、その養成に当たっては、各地区に年齢構成等に配慮していただくようお願いをしている。市内には自主的に資格を取得された防災士が三十数名おられ、合わせると、市内の防災士は100名程度になる見込みである。また、県下一円の組織として富山県防災士会という組織があり、市としては、今のところ、防災士間の連携を図る組織づくりを考えていないが、今後研修会を開催するなどし、防災士の資質向上に一層努めたいとのことでありました。
 次に、子ども・子育て会議条例に係る組織についてただしたところ、現在設置している保育所・幼稚園整備計画検討委員会は、学識経験者、地域代表者、教育・保育関係者、保育所保護者会、幼稚園のPTA代表など11人のメンバーで構成され、これまでに2回開催したところである。その内容は市ホームページで開示しており、今後、10月末を目途に、委員会としての意見をまとめた後、当委員会は終了する予定としている。今条例で定める子ども・子育て会議には、このメンバーに引き続きお願いをし、加えて、事業主や労働者の代表、放課後児童対策にかかわる方々、公募者の方にも加わっていただき、20人以内で構成する組織にしたいとのことでありました。
 次に、砺波市文化会館展望施設整備事業についてただしたところ、現時点で計画している展望施設は、毎年開催しているチューリップフェアにおけるチューリップタワーでの集客緩和を図ることにあわせ、もっと多くの観光客に観賞してもらいたいことから、新たに砺波市文化会館屋上に展望施設を設置するものであり、平成26年開催のチューリップフェアに間に合うよう整備したいとのことでありました。また、整備する当施設の利用については、現段階ではイベント開催時のみの開放とのことであるが、今後の利用及び活用等については、チューリップ公園再整備検討委員会での意見等も踏まえ、検討していきたいとのことでありました。また、計画されている展望施設はバリアフリーになっていないことから、文化会館2階のホワイエからガラス越しに大花壇を眺めて楽しんでもらえるよう、施設内の階段にスロープを設け、対応したいとのことでありました。なお、来年4月には、砺波市文化振興会と砺波市花と緑の財団が統合することからも、その所管部署を含め、それぞれの対応等について調査研究を図っていきたいとのことでありました。
 次に、城端線利用促進事業についてただしたところ、この事業は、いつからいつまでというような時期を特定して行うものではなく、コスモスウオッチング、冬のふれあい市、KIRAKIRAミッション等のイベントを開催した折に、JR城端線利用者を対象に、200円から400円程度の飲食補助券を配布し、イベントなどへの集客向上及び城端線の利用促進を図ることを狙いとして、事業を実施するとのことでありました。
 次に、放課後児童クラブ事業の出町小学校区の取り組みについてただしたところ、放課後児童クラブについては、市内の8小学校区全てにおいて行われているところであり、そのうちの7校区においては、学校の耐震改修事業に合わせるなどして新築工事に着手するなど、施設整備に取り組んできたところである。出町小学校の放課後児童クラブについては、旧出町小学校舎の出町ふれあいセンターで行われているが、現校舎施設から離れていることもあり、出町小学校敷地内、またはその付近での建設が望ましいと考えており、次年度以降に検討したいとのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑、意見等では、学校給食における地場産食材の購入とアレルギー対応について、小中学校の週6日制の導入について及び教育委員会改革と教育長の任免権について、花と緑の財団と文化振興会の統合について、砺波市奨学資金貸与規則の一部改正について、新図書館建設に向けた視察状況とその取りまとめについて、芽出し事業等の取り組み状況について、病後児保育の実施予定についてなどの意見、要望があったところであります。
 終わりに、当委員会は、調査研究の一環として、去る9月17日、砺波市文化会館展望施設整備事業、出町中学校耐震改修事業、庄東小学校耐震改修事業、放課後児童クラブ、埋蔵文化財センター及び増山城跡交流施設整備事業について視察を行ったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(山森文夫君) 決算特別委員長 稲垣 修君。
  〔決算特別委員長 稲垣 修君 登壇〕

◯決算特別委員長(稲垣 修君) 決算特別委員会の審査結果について、御報告を申し上げます。
 去る9月11日、今9月定例会本会議において、平成24年度の砺波市の各会計決算を審査するため、決算特別委員会が設置されたところであります。
 翌9月12日に、議案第56号 平成24年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成24年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件が当特別委員会に付託となりましたので、これを審査するため、当日直ちに委員会を開会いたしたのであります。
 まず、正・副委員長を互選の後、議案について審議した結果、付託議案9件につきましては、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 なお、日程につきましては、9月24日から27日の4日間にわたり審査を行うことといたしました。
 以上、まことに簡単でありますが、決算特別委員会の御報告といたします。

◯議長(山森文夫君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(山森文夫君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(山森文夫君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(山森文夫君) これより採決をいたします。
 まず、議案第49号から議案第55号まで及び議案第57号から議案第59号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山森文夫君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第56号及び認定第1号から認定第8号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は、閉会中の継続審査とするものであります。以上の案件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。

                  日程第2
               議員提出議案第5号

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第2 議員提出議案第5号 「混合型血管奇形」の難病指定を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(山森文夫君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 19番 江守俊光君。
  〔19番 江守俊光君 登壇〕

◯19番(江守俊光君) 議員提出議案第5号 「混合型血管奇形」の難病指定を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を行います。
 混合型血管奇形は、動脈、静脈、毛細血管、リンパ管のうち複数の血管の先天性形成不全をいい、体や手足などに大小の腫瘍やあざ等の症状が現れる病気です。血管の形成が不完全なことから、患部に衝撃を与えると大量の出血につながることや、患部がウイルスと細菌などに感染すると、生命にかかわる重篤な事態が予想されます。
 この病気の専門医は極めて少なく、医療関係者の間でも認知度が低いため、病名さえも特定されないでいる患者が多数存在し、さらに、病気の原因が明らかでなく、治療方法も確立されていないため、患者や家族にとっての、精神的、経済的な負担は非常に大きなものとなっております。
 よって、国会及び政府におかれましては、今、政府が目指している社会保障改革の難病対策において、混合型血管奇形を難病指定にすることにより、早期の原因解明や治療方法の研究、確立を図るとともに、患者が安心して治療を受けられる支援を行うように強く要望いたします。
 以上、提案理由といたします。よろしくお願いします。

                 (質  疑)

◯議長(山森文夫君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(山森文夫君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(山森文夫君) これより議員提出議案第5号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第5号 「混合型血管奇形」の難病指定を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山森文夫君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第5号 「混合型血管奇形」の難病指定を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第3
               議員提出議案第6号

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第3 議員提出議案第6号 地方税財源の充実確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(山森文夫君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 10番 川岸 勇君。
  〔10番 川岸 勇君 登壇〕

◯10番(川岸 勇君) 議員提出議案第6号 地方税財源の充実確保を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 平成26年度の地方財政対策については、政府が財政健全化に向けた取り組みを進める中、厳しい展開が予想されています。
 また、平成26年度税制改正については、市町村の基幹税目である固定資産税の現行制度堅持のほか、自動車取得税、自動車重量税の取り扱い等々、さまざまな課題が山積しています。
 こうした中、基礎自治体である市が住民サービスやまちづくりを安定的に行うためには、地方税財源の充実確保が不可欠であります。
 よって、国においては、地方交付税の増額による一般財源総額の確保及び地方税源の充実確保等が図られるよう強く求めます。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。よろしくお願いいたします。

                 (質  疑)

◯議長(山森文夫君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(山森文夫君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(山森文夫君) これより議員提出議案第6号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第6号 地方税財源の充実確保を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山森文夫君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第6号 地方税財源の充実確保を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第4
               議員の派遣について

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第4 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、派遣する議員については、お手元にお配りいたしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣についての配付文書のとおり、議員を派遣することに決しました。

                  日程第5
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第5 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

            追加日程第6から追加日程第8まで

◯議長(山森文夫君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第60号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第61号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第62号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、3議案が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第6から追加日程第8までとして議題といたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号から議案第62号までを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

            議案第60号から議案第62号まで

◯議長(山森文夫君) これより、追加日程第6 議案第60号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてから追加日程第8 議案第62号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてまで、以上、3議案については関連がありますので、一括して議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(山森文夫君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第60号、議案第61号及び議案第62号の人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明申し上げます。
 議案第60号及び議案第61号につきましては、現人権擁護委員の今井準子氏及び南部都志子氏の任期が平成25年12月31日をもって満了となりますので、引き続き両氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 議案第62号につきましては、人権擁護委員の小林紀子氏がこのたび一身上の都合により辞職されたことから、後任の人権擁護委員の候補者として近藤令子氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ御審議いただき、御意見をいただきますようお願い申し上げます。

◯議長(山森文夫君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(山森文夫君) これより議案第60号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第60号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、今井準子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、今井準子氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第61号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第61号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、南部都志子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、南部都志子氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第62号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第62号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、近藤令子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、近藤令子氏を適任とすることに決しました。

◯議長(山森文夫君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶

◯議長(山森文夫君) 市長から御挨拶がございます。
 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 9月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして御挨拶を申し上げたいと思います。
 今定例会に提案いたしました一般会計補正予算を初め、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ御審議の上可決いただき、まことにありがとうございました。議会中にいただきました各般の御意見や御要望などの趣旨にも意を配しながら、市政の運営に努めてまいりたいというふうに考えております。
 また、平成24年度の砺波市一般会計を初め各会計につきましては、今後、決算特別委員会において審査されることとなりますが、しかるべく認定をいただきますようお願いを申し上げます。
 さて、台風や豪雨による災害が全国各地で発生しておりますが、先の台風18号では、市内でも市道の一部通行どめなどがありました。幸い大きな被害には至りませんでしたが、今後ともより一層安全・安心なまちづくりを進めるとともに、市民各位の防災意識の啓発にも努めてまいりたいと考えております。
 また、本議会中の9月8日未明には、2020年のオリンピックが東京で開催されることに決定いたしました。東日本大震災からの復興や福島原発問題への対応など課題も多い中、安倍内閣は、アベノミクスによる一連の経済対策で、デフレからの脱却、そして経済成長へとつなげていくこととされており、アベノミクス第4の矢とも言われております五輪開催の決定が契機となり、経済の回復が早く地方レベルにもしっかりと波及することを期待するところであります。
 私といたしましても、引き続きさまざまな機会を通じて地方の声をしっかりと政府与党に伝え、市民福祉の向上と砺波市の発展に努めてまいりますので、議員各位にはより一層の御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げます。
 終わりに、議員各位、そして報道関係各位にお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告

◯議長(山森文夫君) これをもちまして平成25年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 3時11分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   山 森 文 夫

   署名議員   川 辺 一 彦

   署名議員   山 本 善 郎

   署名議員   島 崎 清 孝