平成21年第3回 本会議 臨時会(第1号) 本文

 1.会議の経過
 午後 2時02分 開議

              開 会 の 宣 告
◯議長(山田幸夫君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成21年第3回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。

                 日程第1
              会議録署名議員の指名

◯議長(山田幸夫君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
 10番 瘧 師 富士夫 君
 11番 福 島 洋 一 君
 12番 稲 垣  修  君
を指名いたします。

                 日程第2
              会期の決定について

◯議長(山田幸夫君) 次に、日程第2 会期の決定について、を議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山田幸夫君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

                 日程第3
    議案第62号砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について

◯議長(山田幸夫君) 次に、日程第3 議案第62号砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)

◯議長(山田幸夫君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
 〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には、ご多忙中にもかかわらず、御出席を賜り厚く御礼申し上げます。
 まず、議案説明に先立ち、新型インフルエンザ対策について申し上げます。
 11月に入り、市内の保育所・幼稚園、小学校、中学校、高等学校から毎日のように集団感染が報告され、学級閉鎖等が相次いでおります。
 また、感染による重症化を防止し、患者の集中発生がないよう新型インフルエンザワクチンの接種が始まっております。ワクチン接種につきましては、優先接種の対象者が定められておりまして、医療従事者は去る10月22日から、基礎疾患を有する方のうち重症化のおそれのある方及び妊婦は11月2日から開始されたところであります。
 さらに、小児の感染者及び重症者数が多いことを踏まえ、小児のワクチン接種の開始時期を前倒して実施しております。
 今のところ、新型インフルエンザワクチンの国内生産量に限りがあるものの、最終的には希望者に対し接種できるだけの量が確保される見通しと聞いておりますので、市民 の皆さんには接種スケジュールに従い、冷静な対応をお願いしたいと考えております。
 また、感染拡大の防止対策といたしましては、市広報に加え、乳幼児健診や地域の健康教室等で状況に合わせたチラシを配布するほか、ホームページやケーブルテレビなどあらゆる方法で最新情報の提供に努めております。
 市民の皆さんには、重症化予防のため、早期受診・早期治療に心掛けていただくとともに、引き続き手洗い、うがいの励行、マスクの着用、せきエチケットの励行、不要不急の外出の自粛など、感染予防を一層徹底されるようお願いいたします。
 以上、新型インフルエンザ対策について申し上げましたが、これより、本日提出いたしました議案についてご説明申し上げます。
 議案第62号砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正につきましては、人事院の平成21年8日11日付け職員の給与の改定に関する勧告等に準じ、本市の一般職の給料月額、期末手当及び勤勉手当並びに特別職等の期末手当の額を改正するものであります。
 このほか、公益法人等の経営状況につきましては、法令の定めるところにより、株式会社フラワーランドとなみの経営状況について報告書を提出するものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 なにとぞ慎重にご審議のうえ、可決賜りますようお願い申し上げます。

              議案の常任委員会付託

◯議長(山田幸夫君) これより、ただいま議題となっています案件に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山田幸夫君) 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっております、日程第3 議案第62号砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時08分 休憩

 午後 3時01分 再開

             (常任委員会の審査報告)

◯議長(山田幸夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、報告事項を申し上げます。
 民生病院常任委員会から、空席となっておりました委員長の当選者の報告がありましたので、御報告申し上げます。
 民生病院常任委員長に山森文夫君が当選されました。
 これより、付託いたしました案件について、所管の委員長の審査結果の報告を求めます。
 総務文教常任委員長 稲垣 修君。
 〔総務文教常任委員長 稲垣 修君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(稲垣 修君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 今第3回臨時会におきまして、当委員会に付託されました、議案1件について審査をするため、本日、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしたのであります。
 それでは、本臨時会において、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果をご報告いたします。付託案件は、議案第62号砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について以上、議案1件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、原案のとおり、可決することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 議案第62号砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正につきましては、国の人事院勧告及び県の人事委員会の勧告に準じ、一般職の給与並びに特別職及び議員の期末手当の一部改正を行うものであります。
 具体的には、まず一般職においては、給料月額が平均で0.2%引き下げになります。なお、民間企業と比較して較差のない若年層や人員確保の難しい医師については引き下げないとのことであります。また、期末・勤勉手当の支給月額を0.35カ月引き下げて、年間4.15カ月とするものであります。
 次に、特別職及び議員においては、期末手当の支給月額を0.25カ月引き下げて、年間3.1カ月とするものであります。
 なお、これらの改正については、本年12月1日に施行されるものでありますが、民間との年間給与等の実質的な均衡が図られるよう本年4月から11月までの給料等の較差相当分について、12月期の期末手当の額において所要の調整を行うとのことでありました。
 以上、審査の結果とその概要の一端を申し上げ、まことに簡単でありますが、総務文教常任委員会のご報告と致します。

◯議長(山田幸夫君) 以上をもって、所管の委員長の審査結果の報告を終わります。

                (質  疑)

◯議長(山田幸夫君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山田幸夫君) 質疑なしと認めます。

                (討  論)

◯議長(山田幸夫君) これより討論に入ります。

◯議長(山田幸夫君) 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
 〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議案第62号砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について、職員部分については引き下げる部分ではないという立場からの反対討論を行います。
 反対理由の第1は、この改正が市民の暮らしや地域経済のマイナスの影響が大変大きいと考えられることです。今回の条例改正により12月の期末勤勉手当で約7,200万円もの削減。6月分約8,000万円と合わせ、地域経済への影響は否めません。世界的な不況の中で国民の消費力が落ち、デフレ傾向が懸念されているこのときに、賃金を引き下げるということはもっと消費を落ち込ませ不況に拍車をかけることになり、地域経済にマイナスとなります。地域経済が大変なときにすべきことは、公務員の賃下げではなくて、むしろ改善を図りながら地域からの内需の拡大を図るということではないでしょうか。また、定員適正化の名のもとで職員定数も削減されている中、更なる賃下げを押し付けることで市民のために働くというモチベーションが高まるものでしょうか。
 反対理由の第2は、国民を分断し公務員バッシングに迎合するというような姿勢は誤っていると考えるからです。この間、弱肉強食の構造改革路線がもたらした官から民へなどの流れなど、さまざま誤った考えが広められ、公務員と民間労働者との対立が意図的に作り出されてきました。公務員の労働者としての当然の権利まで、既得権益の打破という宣伝がされる中、公務員と民間の労働者の間で賃金の引き下げの競争が強められ、結果として労働者全体の賃金水準が引き下げられるという悪循環が作り出されています。今百年に一度という景気の悪化の中で大企業は莫大な内部留保を溜め込んでおり、しかもその中の役員は今でも高額な報酬を受け、株主にも高額な配当を支給しながらその一方では大量の非正規労働者の雇い止めや、正規労働者のリストラをしています。景気悪化による減収・減益だけを理由にして内部留保を取り崩すこともせず、むしろそれを正当化する、そのために公務員攻撃を強め公務員給与の引き下げを迫るという財界の思惑に新しい政権もまた屈していると言わなければなりません。
 反対理由の第3は、人事院の勧告が公務員の生活実態や社会情勢に見合わないということです。世界的な不況の中、国内で派遣切りなど大量の首切りが強行され、完全失業率が5%を超え有効求人倍率もとりわけこの砺波地方はきわめて低い。皆さん御承知のとおり。そもそも、派遣切りや賃下げは膨大な内部留保を溜め込みながら労働者の犠牲で経済危機を乗りきろうとする、財界大企業が作り出してきたものです。今回の人事院の勧告は公務員の生活を破壊する史上2番目の水準の引き下げだといいます。日本自治体労働組合総連合の調べでは、全国の公務員は、1998年に比べ平均年間給与で61万5,000円もの引き下げになるといいます。公務員は労働基本権が制約をされているので、その代償として給与などの労働条件については人事院が関与をするそういう仕組みであるはずです。財界大企業が作り出した官民較差なのに民間に順ずると言って、公務員の賃下げを迫る勧告は労働基本権制約の代償措置としての役割を投げ捨て、中立公平であるはずの人事院が政府の圧力に屈したものであると言わざるを得ません。市長は本市の職員の生活と権利を守るという立場にも立ち、職員の労働の対価としてふさわしい賃金の算定。日々の暮らしや子育てに必要な給与水準になっているかなど自主的に判断されることも必要ではないかと考えます。民間を含めた賃下げの悪循環に歯止めをかけるためにも本市の一般職の賃金引下げは行わないという決断もあって良いはずです。また、市長はこの1億5,000万円について地域経済のためにもどう活かすかということを検討しなければならない、まったくそのとおりだと思いますが、同時に地域経済、広い意味ではそうかもしれませんが一人ひとりの市民の負担軽減、サービス向上につながるものにこそ、大いに活用されてしかるべきという立場は大事にしていただきたいと思います。
 最後に市職員の皆さんに一言。非常勤職員の労働条件の改善は急務としてもそれでも正規職員については、賃金水準雇用条件は地域の民間労働者に比べれば比較的良い位置にあるということも事実であると思います。それは市民の皆さんからの福祉増進のためにがんばってほしいという市職員の皆さんに対する期待と受け止め、その期待に応えられるよう仕事に励んでいただきたい。ということを申し上げ、一般職員の賃下げとなる条例改正についての反対討論とします。

◯議長(山田幸夫君) 以上で討論を終結いたします。

                (採  決)

◯議長(山田幸夫君) これより、議案第62号砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕

◯議長(山田幸夫君) 起立多数であります。よって以上の案件は、委員長の報告のとおり可決されました。
 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉会のあいさつ

◯議長(山田幸夫君) 市長から、ごあいさつがございます。
 〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 本日、砺波市議会臨時会の閉会にあたりましてお礼の御挨拶を申し上げます。当面必要となってまいりました議案について可決をいただきまことにありがとうございます。
 さて、新政権が誕生して2ヶ月あまり経過いたしましたが現内閣では地域のことは地域で決めろとした、地域主権を確立し地方の自主財源を増やして自治体が地域ニーズに適切に応えられるようにするとしております。そしてこのことにより、地方分権を進め、地方の自立と再生を実現し、地域に誇りと愛着を持てる社会になることを願っております。このような中、国と地方の協議の場が、地方6団体会長の出席の下で開催されました。
 今後協議する場の法制化など様々な課題に対し、市長会を通じて要望してまいりますので議員各位には一層の御指導御協力を賜りますようにお願い申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。大変ありがとうございました。

              閉 会 の 宣 告

◯議長(山田幸夫君) これをもちまして、平成21年第3回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 どうもご苦労さまでございました。

 午後 3時14分 閉会

   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成   年   月   日

    議  長   山 田 幸 夫

    署名議員   瘧 師 富士夫

    署名議員   福 島 洋 一

    署名議員   稲 垣   修