平成18年12月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時20分 開議

◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                  日程第1
       議案第70号から議案第79号まで、及び報告第10号

◯議長(江守俊光君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第70号から議案第79号まで、平成18年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外9件について、及び報告第10号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(江守俊光君) これより、各常任委員長の審査結果の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 山田幸夫君。
  〔産業建設常任委員長 山田幸夫君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(山田幸夫君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第70号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外議案4件を審査するため、去る12月14日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第70号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第72号 平成18年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第73号 平成18年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)、議案第77号 庄川水記念公園施設条例の一部改正について、議案第78号 指定管理者の指定について、以上、議案5件であります。
 当局から議案などの詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、上水道の漏水調査業務委託などについては、債務負担行為までして行う業務とは思えないが、どうしてかとただしたところ、漏水の早期発見・防止が可能となり、有収率の向上や原水に係る費用の節減ができ、また、平成15年度の漏水調査業務に債務負担行為による入札を導入した結果、大幅な経費節減につながった実績などによるとのことでありました。
 次に、除雪委託料の算出方法と最近の委託料についてただしたところ、新たな降雪が10センチを超え、さらに降雪が予想されるときに95台の除雪車を一斉出動しているが、その委託料は県の単価に準じており、1時間当たり平均2万1,000円で積算しているとのことであります。また、除排雪費用については、平成18年は積雪が多かったため11回の一斉出動と部分出動で約1億6,000万円の支出となったが、平成16年は10回、平成17年は9回で約1億円であったとのことでありました。
 次に、補正予算案に研究調査費が計上されている北陸自動車道新インターの今後の日程についてただしたところ、平成2年ごろ、高岡市で「開発型インター」として調査されていたが、今回は砺波市、高岡市の両市で話し合いをし、「地域活性化型インター」として研究を進めるとのことでありました。今後、業者の選定を行い、庄川左岸の地形の把握、高岡・庄川線など関連道路の交通量の調査、将来の交通量の予測、費用対効果などを調査研究してまいりたいとのことでありました。
 次に、柳瀬地区に新設される変電所の高圧線を道路の地下に埋設するとのことであるが、道路占用料などはどうなるかとただしたところ、砺波市道路占用料条例に基づき道路占用料を徴収するとのことでありました。
 次に、資源リサイクル畜産環境整備事業のその後の状況をただしたところ、事業費のうち、本人負担分の借入先である農林漁業金融公庫北陸支店から、計画している事業規模を縮小するよう指導があり、現在、協議中である。決まり次第基本計画を作成し、造成工事に入りたいが、平成18年度は残り3カ月しかないので、平成19年度へ繰り越す可能性があるとのことでありました。
 その他、災害復旧事業費について、杉木土地区画整理事業について、企業立地セミナーの結果について、下水道事業の未整備地区の進捗状況について、農地の転作補助金について、農地の水環境保全対策についてなど、意見及び要望があったところであります。
 終わりに、当委員会は、各種先進的事業などの調査及び研究のため、去る10月4日から6日まで、山口県周南市にある養豚事業者、岡山県倉敷市及び備前市を行政視察いたしました。周南市の養豚事業者では地下式廃棄物リサイクル施設について、倉敷市では高速交通時代における滞在型観光の推進について、備前市では備前まほろば整備事業(太陽と森のエネルギー利用促進と備前グリーンエネルギー株式会社)について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 民生文教常任委員長 寺井武彦君。
  〔民生文教常任委員長 寺井武彦君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(寺井武彦君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第70号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外4議案を審査するため、去る12月15日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第70号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第71号 平成18年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第75号 砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第76号 砺波市営バス条例の一部改正について、議案第79号 富山県後期高齢者医療広域連合の設置について、以上、議案5件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、それぞれ原案のとおり全会一致で可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、AED(自動体外式除細動器)が今回の補正で小中学校に設置されることは大変よいことであるが、幼稚園、保育所、体育施設及び福祉施設への配置の考えがあるのかただしたところ、幼稚園については検討し順次設置していきたい、保育所については平成19年度に1カ所設置したい、職員派遣の体育施設や福祉関係施設に関しては来年度から計画的に設置していきたいとのことでありました。ただし、設置した場合でもAEDが使えないといけないので、講習会等を実施し対応してまいりたいとのことでありました。
 次に、今回寄附により各小中学校及び幼稚園にそれぞれの図書購入費を計上しているが、当初予算と合わせおのおのどのくらいになるのか、また一園当たり幾らとなるのか、保育所との差があるのかただしたところ、当初予算で小学校200万円、中学校169万円、幼稚園は割り振っていないが備品購入費で対応している、配分については学級数に応じて比例配分する、幼稚園は1人当たり1,000円強の図書費である、保育所に関しては図書費予算はない、各保育所の対応となるが、全体を備品購入費で見ている、平成19年度よりこども課が設置されることから、幼稚園、保育所で格差が出ないよう検討していきたいとのことでありました。
 次に、砺波市重度心身障害者等医療費助成に関する条例改正によって影響を受ける対象はどの程度見込まれるのかただしたところ、この改正により、一定の所得のある中度障害者については3割負担を願うことになるが、中度障害者270名程度の利用者のうち13名程度が負担増の対象となるものと思われ、医療費の影響額については医療行為の内容もあり推定が困難であるとのことでありました。また、今後も引き続き、患者負担を伴わない重度障害者の医療費助成については500名程度見込まれるとのことでありました。
 次に、出町小学校教室改修工事について、1クラス増になるものであるが新築してから日もたっていない、建設時に予測できなかったのかとただしたところ、建設時にこれほどの児童数増加の予測は困難であったが、今回は児童数の増加に対応できるよう設けてあったオープンスペースを利用して改修工事を行う、今後増加した場合でもオープンスペース部分で対応していきたいとのことでありました。
 次に、小学校管理運営費200万円の寄附は東部小学校への指定と理解してよいのかとただしたところ、篤志家より150万円で東部小学校のグランドピアノを購入する予定であるとのことでありました。
 次に、全国中学校体育大会参加補助金の内容についてただしたところ、補助金要綱に基づき、団体、個人も同額で、旅費、宿泊費の7割補助を行っている、今回は庄西中学校の新体操と庄川中学校女子剣道及び女子水泳の方に補助をしたとのことでありました。
 次に、国民健康保険、退職被保険者等療養給付費が前年に対し25%増、療養費が29%増となるなど、急激な療養費の増加について原因は何か、また県内の状況はどうか、金額は間違いないのか、レセプト点検は100%しているのかとただしたところ、月々の金額の総額及び人数はわかるが、内容詳細まで分析していない、県内ではどこの市町村も退職分が増えている、砺波市の医療費は中位より下に位置している、またレセプト点検は国保連合会で全件行っているとのことでありました。
 次に、認知症高齢者グループホーム整備事業の補助対象となる事業内容についてただしたところ、地域密着型の認知症高齢者グループホーム9名定員の建設事業に対して1,500万円の定額補助が行われるもので、用地取得費については補助の対象とはならないとのことでありました。
 次に、臨時保育士が増え嘱託保育士が少なくなっているが、当初の考え方と違うのではないかとただしたところ、大切な子どもたちの命を預かっている、同じ先生であり、身分保障上からも臨時保育士を嘱託化している、今回はやむを得ず臨時保育士の対応となったとのことでありました。
 このほか、高岡市総合斎場の12月6日以降の動向について、教育基本法改正に伴う教員免許更新等関連する事業について、夏休みの短縮について、文化的景観調査事業の執行状況について、児童虐待の早期発見方法と対応について、給食費の滞納について、東部小学校及び般若幼稚園建設の進捗状況についてなど、意見、要望があったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 総務病院常任委員長 堀田信一君。
  〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(堀田信一君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第70号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外1件及び報告第10号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る12月18日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしたのであります。
 それでは、本定例会におきまして総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第70号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第74号 平成18年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)、報告第10号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案2件及び報告1件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましては、いずれも原案のとおり可決及び承認することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望等について申し上げます。
 まず、今定例会に上程されております一般会計補正予算の防災対策費の中で、防災資機材整備補助金の交付実績と補正内容、そして今後の組織化の見込みについてただしたところ、この補助金は、自主防災組織を設立された地区防災会に防災資機材整備費用の4分の3、30万円を上限に交付しており、平成17年度に3地区、本年度当初予算では7地区分を計上していたが、14地区において自主防災会が組織されたことにより4地区分を増額するものである。なお、残り7地区においては平成19年度中に組織化されるものと見込んでいるとのことでありました。
 次に、一般会計及び病院事業会計補正予算の主な債務負担行為の内容と複数年契約の法的根拠とそのメリットについてただしたところ、一般会計の施設保守管理等業務委託の4億8,600万円余りの主な内容は、清掃業務に1,900万円、警備保障業務1,300万円、市営バス業務に4,100万円、一般廃棄物処理業務に9,300万円、斎場管理運営業務に1,700万円、公害防止測定業務に1,200万円、新総合行政システムリースに6,000万円である。また、病院事業会計における3年の複数年契約は、本年4月1日より施行された砺波市長期継続契約に関する条例に基づき執行するものである。また、今回の債務負担行為のうち、医療機器等に係る賃借料2,000万円余りの内容は備品のリース契約1件であり、施設保守管理等業務委託料5億2,600万円余りの内容は、消防設備点検業務、院内の清掃業務、設備運転管理及び定期点検業務、樹木管理業務の以上4件である。複数年契約のメリットは、短期契約では継続性のないことから専門的な人材確保が難しいことや、投資コストの短期回収を必要とするが、長期契約になることで解消し、安価で安定的な供給が確保できることとなるとのことでありました。
 次に、一般会計から病院事業会計への繰出金の金額決定の基準についてただしたところ、国が示している繰り出し基準をもとに両方の会計の収支状況を見ながら決定している。具体的には病院事業会計の3条予算の経常的経費に対しては基準額どおり、4条予算の投資的(資本的)経費については国の基準の2分の1として算出し、繰り出し金額を決定しているとのことでありました。
 次に、平成18年4月1日現在、病院を除く市役所職員の定員適正化計画より2名多い17名の削減の年度別状況と今後の見込みについてただしたところ、17名の内訳については、平成16年11月1日の合併時に3名減、平成17年4月1日で2名減、平成18年4月1日で12名減となり、定員適正化計画より2名多い削減となった。平成19年3月末では、10名プラスアルファの退職者に対し採用予定を3~4名とすると、6~7名の削減を見込んでいるとのことでありました。
 次に、外来患者の待ち時間調査をした結果についてただしたところ、待ち時間調査を7月と12月におのおの2,000名を対象に実施した。7月の調査結果では、紹介状のある患者では47分待ち、紹介状のない患者では65分待ちという結果となった。予約した患者さんが待たされるとの声を聞いており、病院としても苦慮しており、外来部会で検討を重ねている。医師の減少による影響も出ていると思う。この結果を受けて、医師の診察までの間の時間を利用して問診や検査を実施しており、その他、紹介患者窓口を新たに設置し、待ち時間の短縮に努めているとのことでありました。
 このほか、新給与システムの導入について、財務会計のバランスシートの公表について、税源移譲等の税制改正に関する広報活動について、総合病院の医師確保並びに未収金について、終末期医療のガイドラインについて、マンモグラフィの利用状況について、クリティカルパスについて、診療報酬の診断群分類別評価、いわゆるDPCの導入についてなど、意見、要望があったところであります。
 なお、新総合計画に砺波市の将来像として掲げている「庄川と散居に広がる健康フラワー都市」の実現に向けて、砺波市民の健康増進と維持管理のためプロジェクトチームをつくり、健康センターや健康プラザの積極的な利用促進に取り組むべきであるとの意見のあったことを申し添えておきます。
 終わりに、当委員会は、各種先進的事業等の調査並びに研究のため、去る10月23日から25日まで、東京都青梅市の青梅市立総合病院、神奈川県厚木市及び岐阜県岐阜市を行政視察いたしました。青梅市立総合病院では地方公営企業法の全部適用について及びPET診断について、厚木市では新しい人事評価制度について、岐阜市では入札における総合評価落札方式について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、総務病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議案第70号から議案第79号まで、平成18年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外9件について、及び報告第10号 専決処分の承認を求めることについてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決及び承認であります。以上の案件は各委員長の報告のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決及び承認されました。

                  日程第2
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第2 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付してありました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了まで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議はございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了まで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。
  〔教育委員長 瀬尾並木君 退席〕

            追加日程第3及び追加日程第4

◯議長(江守俊光君) 次に、お諮りいたします。
 本日、市長から、議案第80号 砺波市教育委員会委員の任命について、議案第81号 砺波市公平委員会委員の選任について、以上2議案が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、それぞれ追加日程第3及び追加日程第4として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号及び議案第81号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

                議案第80号

◯議長(江守俊光君) これより、追加日程第3 議案第80号 砺波市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

               (提案理由説明)

◯議長(江守俊光君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案をいたしました議案第80号 砺波市教育委員会委員の任命についてを説明申し上げます。
 現砺波市教育委員会委員 瀬尾並木氏の任期が12月22日をもって満了となりますので、後任に林 清納氏を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(江守俊光君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議案第80号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第80号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに決しました。

                議案第81号

◯議長(江守俊光君) 次に、追加日程第4 議案第81号 砺波市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。

               (提案理由説明)

◯議長(江守俊光君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案をいたしました議案第81号 砺波市公平委員会委員の選任についてを御説明申し上げます。
 現砺波市公平委員会委員桂 政樹氏の任期が12月23日をもって満了となりますので、引き続き同氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(江守俊光君) お諮りいたします。本案については、事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議案第81号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第81号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第81号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。

◯議長(江守俊光君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

                閉会のあいさつ

◯議長(江守俊光君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 12月定例会、先日から御苦労さまでございました。閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
 議会中に賜りました御意見、御提案について、今後十分検討させていただきたいと思っておる次第でございます。提案いたしました全案件、可決、承認をいただきました。御礼を申し上げたいと存じます。
 本年もあとわずかとなりましたが、毎日忙しい日が続いております。概ね事務事業につきましても順調に推移いたしておると存じておる次第でございます。これもひとえに議員各位の御指導によるものと、このように存じておる次第でございます。
 さて、このたびは助役さんの退任について申し上げなければならないと存じておる次第でございます。ぜひ御理解をいただきたいと思います。助役さんは、旧庄川町長として、また、新砺波市になって、市長職務執行者、そして砺波市助役として御尽力をいただいたわけでございます。このたび、助役さんには一身上の都合により、まことに残念ではありますが、御本人の強い意思を尊重いたしまして、12月31日で退任されることになりました。よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 なお、長い間この地方自治発展のために御苦労されたことにつきまして、感謝を申し上げたいと存じます。本年は、総合計画でも毎日忙しい日が続いたわけでございますが、おかげさまで計画も立ち上がる、そういった意味での手腕の発揮もしていただきました。深くお礼を申し上げたいと存じております。今後とも、助役さんには御多幸で御発展なられんことをお祈り申し上げたいと存じておる次第でございます。
 さて、議員各位には、年末ともなりました。だんだん寒くなってまいりますが、健康に留意されて、よいお正月をお迎えくださるよう祈念申し上げまして閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。

◯議長(江守俊光君) 助役 藤森栄次君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 助役 藤森栄次君。
  〔助役 藤森栄次君 登壇〕

◯助役(藤森栄次君) 私がこの席に立つのもこれが最後と思いますと複雑な思いがいたしますが、せっかく貴重なお時間をいただきましたので、一言ごあいさつをさせていただきます。
 ただいま市長さんから温かい言葉をいただき、まことに感謝にたえません。本当にありがとうございました。安念市長さんの非常に強い思い入れで、庄川町との1対1の合併から早くも2年が経過いたしましたが、予想どおり、私の思いどおり、市長の強いリーダーシップで一体感が出たことや、先ほど市長さんも申されましたが、新市総合計画が、職員あるいは関係者の皆さんの御努力で、新市まちづくり計画を基本に立派にでき上がり議会の承認を得ましたことから、砺波市の向こう10年間の進むべき方向が定まったことに伴いまして、私の悪いくせが出てまいりました。市長さんに身を引かせてほしいというお願いを申し入れてきました。まことに身勝手でございます。そのほかに幾つもの理由がございましたが、やはり大きなものは一体感が出たこと、それと新総合計画の樹立が大きな理由でありまして、辞任につきまして、ついに市長さんから許可をいただいたところでございます。本当にありがとうございます。
 特に、時期的には年末の多忙をきわめる、そういう中でございまして、心苦しく申しわけない気持ちでいっぱいでございます。しかし、この思いを忘れずに、ボランティアなどでひそかに恩返しができないかなというふうに思っておるところでございます。また、庄川開発の社長として、市とのかかわりや御援助をお願いしたいとも思っているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 さて、日本有数のチューリップや花ショウブなど、花の町、あるいは日本トップクラスの土地区画整理の進む町、そして日本一の散居村と水・みどりの町、そういうすばらしい砺波市、そしてきわめつけは全国住みよさランキング都市ランク第5位の、この何ものにもかえがたい健康フラワー都市砺波の助役として、2年間、何らなすこともなく経過いたしました。申しわけない気持ちでいっぱいでございます。お許しを願いたいというふうに思っています。
 これからは一段と寒さが身にしみることになりますが、しかし、めぐりめぐって必ず春がやってまいります。それを目指して、市長さん、議長さんを初め当局、議会の皆さんが市民の幸せのために競い合い、励まし合って頑張っていただきたいというふうに思っています。それには健康が一番大事でございますので、十分御留意の上御活躍されますように、さらに砺波市の限りない御発展をもあわせてお祈り申し上げまして、舌足らずで大変意を尽くせませんが、ごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

                 閉会の宣告

◯議長(江守俊光君) これをもちまして、平成18年12月砺波市定例議会を閉会いたします。
 皆さん、どうも御苦労さまでした。

 午後 3時03分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   江 守 俊 光

   署名議員   稲 垣   修

   署名議員   井 上 五三男

   署名議員   嶋 村 信 之