平成17年12月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時05分 開会

◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成17年12月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。

                  日程第1
              会議録署名議員の指名

◯議長(江守俊光君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長において
  13番 林   忠 男 君
  15番 松 本   昇 君
  16番 高 田 隼 水 君
 を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本12月定例会の会期は、本日から12月22日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月22日までの16日間と決定いたしました。

                  日程第3
               特別委員会の報告

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第3 特別委員会の報告についてを議題といたします。
 特別委員会の報告を求めます。
 病院事業特別委員長 山岸銀七君。
  〔病院事業特別委員長 山岸銀七君 登壇〕

◯病院事業特別委員長(山岸銀七君) 病院事業特別委員会の審査の概要について、御報告申し上げます。
 当委員会は、去る11月29日、市長を初め関係当局の出席を得て委員会を開会し、病院事業の当面する諸問題について協議をいたしたのであります。
 初めに、総合病院事務局から、当年度上半期の経営状況について、前年度上半期の実績に比べ入院及び外来患者数ともに減少したことから、診療収入が大きな減収となっていることなどの現況報告があったところであります。
 ここで、審査の概要について御報告申し上げます。
 まず、未収金の管理とその対策については、社会経済情勢が厳しい状況の中で、平成15年度から、医療費の患者負担割合が2割から3割に増加したこともあって、未収金における医療費の患者負担分が増加傾向にあるとのことでありました。
 そのための対策として、入院に際しては、従来からも入院費用等に対する保証人を立てていただいているところでありますが、それに加えて本年10月からは、退院後に行っていた入院費用の精算を退院時に行うように変更したとのことであり、また、外来患者に対しては、医療費の支払いを確認した後、薬を渡すようにしているとのことでありました。
 さらには、悪質な滞納者に対しては、裁判所の書記官名義による督促状を発送するなど、さまざまな対策の実施により、未収金の発生防止と縮減に努めているとのことでありました。
 なお、民間病院で実施されているクレジットカード等による医療費の支払いは、現在のところ自治体病院には認められていないが、将来的に実施できるよう、国において検討されているとのことでありました。
 次に、今年度上半期の入院患者数、外来患者数がともに減少していることについては、担当医師が退職した診療科における患者数の減少が顕著であることから、来年度において医師を補充し、診療体制を整備できる見込みであるとのことでありました。
 次に、地方公営企業法の全部適用病院となることの可否については、現在、そのことによるメリット、デメリットを研究中であるとのことでありました。
 なお、県内の公立病院では、氷見市民病院が全部適用病院となっており、全国的には約18%の病院が全部適用病院であり、その割合は増加傾向にあるとのことでありました。
 次に、将来ビジョンとしては、地域住民が安心して暮らせる医療の提供を行い、医師、看護職員、患者を磁石のように引きつける病院、「マグネットホスピタル」を目指しているとのことであります。そのためには、砺波医療圏のみならず、より広い地域から患者が集まるような特色を出す必要があり、内視鏡センター、東洋医学など、砺波総合病院が誇るべき施設・医療技術を活用してまいりたいとのことでありました。
 その一環として、以前から要望はあったけれども、調査の結果、あまりニーズのない女性外来の開設にかえて、来年度から、女性患者を対象とした骨盤底再建治療の実施に向けて検討中であるとのことでありました。
 これは、50歳以上の女性の40%に尿失禁、便失禁、直腸脱等の症状があると言われていることから、これらの治療を実施することにより、砺波総合病院の特色を出していきたいとのことでありました。
 そのほか、医薬分業と薬剤師の状況について、循環器科における入院患者と外来患者について、産科の体制整備について、一般会計からの繰入金についてなどの意見及び要望があったところであります。
 なお、また、当面する最大の課題は医師の確保だと思われます。全国的に医師不足が叫ばれている中で、医師の確保は大変厳しい状況にあるとのことでありますが、地域医療を守るため、良質で継続的な医療を提供することは、自治体病院の最も重要な責務であることを認識され、大学の医局等との連携を密にするなど、医師の受け入れ体制の整備、充実に努められるよう強く求めるものであります。
 当委員会としても、今後とも、患者本位の診療、地域住民に信頼される良質な医療サービスの提供に努めるとともに、診療報酬の改訂や多額な企業債の償還など、病院事業を取り巻く経営環境は一層厳しくなることから、経費の節減を図り、効率的な病院経営に向けて、さらなる努力を重ねられるよう要望するものであります。
 以上、審査の結果とその概要を申し上げ、病院事業特別委員会の報告といたします。

                  日程第4
       施政方針並びに議案第83号から議案第121号まで

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第83号から議案第121号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予算(第4号)外38件についてを議題といたします。

          (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 提案理由の説明を申し上げます。
 本日ここに、一般会計補正予算案を初め当面必要となってまいりました諸議案につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、当面の行財政運営等について申し上げます。
 政府が発表する11月の月例経済報告において、我が国経済は、企業部門の好調さにより景気回復が続くと見込まれております。一方、引き続き原油価格の動向が経済に与える影響には留意する必要があるとされております。
 さて、国・地方税財政の三位一体改革に関する政府・与党の協議は、2006年度までに総額4兆円の国庫補助金削減と3兆円規模の税源移譲を実行する内容で、ようやく合意したところでありますが、地方交付税など地方の財源について危惧されるところであります。
 当市では、平成18年度の予算編成に当たり、まちづくり計画に基づく予算とする方針で臨んでいるところでありますが、歳入では市税の減収など一般財源の増加が見込めないこと、歳出では医療費など義務的経費が増加の傾向を示していること等、本年度よりもさらに厳しい財政状況であります。
 加えて、三位一体の改革の細部についてはいまだはっきりしない状況であるため、それらの影響に対応するため、一層の経費の節減合理化に努めてまいりたいと考えております。
 また、新しい時代のニーズに配慮するとともに、本市が目指す都市像「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」の実現に向けて、高齢者保健福祉の充実、安全で安心して暮らせるまちづくり、少子化対策等、当面する政策課題を効率的に推進いたしたいと考えておりますので、議員各位の一層の御協力をお願い申し上げる次第であります。
 なお、平成17年国勢調査の速報集計結果につきましては、砺波市の人口は4万9,429人、世帯数については1万5,006世帯となり、人口は前回の平成12年調査値より1,337人の増加と、県内で最も大きい増加数となりました。
 大変喜ばしいことであり、先人の御努力や議員各位を初めとする市民の皆さんの御支援、御協力のおかげと存じております。今後とも市政発展のために、住みよいまち、そして住みたいまちづくりに努めてまいりたいと考えております。
 続いて、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、総合計画について申し上げます。
 総合計画につきましては、先般、第2回総合計画審議会を開催させていただき、審議委員の皆様からまちづくりの新たな課題について御意見を拝聴いたしました。
 また、市内中学3年生の半数近くの皆さんから作文による意見、提案をいただくとともに、まちづくり計画のそれぞれの分野において「まちづくり研究会」を開き、意見交換をしながら市民の皆様との協働による策定を進めております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 北部地区総合福祉施設の整備につきましては、11月に入札を終えたところであり、議会の議決が得られ次第、福祉センター、デイサービスセンターの建設工事に着手してまいりたいと考えております。
 また、高齢者の生活支援住宅の整備につきましては、市において計画しておりましたが、このたび民間法人において整備されることになりましたので、介護付き賃貸住宅に対し補助を行ってまいりたいと考えております。
 次に、年末の防犯対策について申し上げます。
 毎年、年末になりますと、全県的に強盗事件等凶悪犯罪が多発する傾向にあります。市では、毎月20日の「犯罪抑止の日」のほか、数多くの市民ボランティアが防犯組合等関係団体と協力し、安全で安心なまちづくりを目指して、特に児童生徒の安全対策として、街頭パトロール等積極的に防犯運動に取り組んでいるところであります。
 次に、公共交通の充実と見直しについて申し上げます。
 現在、実証運行中の砺波市営バスの新規路線につきましては、徐々に市民の皆さんに受け入れられているものと存じております。
 今年度3回目の検討委員会では、輸送人員の若干の増減はあるものの、高齢者等を対象に、現在のルート運賃で引き続き本格運行を実施すべきとの御意見が多いことから、市民の利便性を考慮し、実証運行終了後、引き続き本格運行を開始してまいりたいと考えております。つきましては、今議会において、その事業に関する条例を上程いたしております。
 また、既存の3路線につきましても、検討委員会において、よりよい市営バスシステムを構築するため尽力いただいており、さらに見直しと検討を進める所存でございます。
 次に、病院事業について申し上げます。
 病院の運営につきましては、依然と厳しい医療環境にありますが、電子カルテシステムの運用等、チーム医療による質の高い医療の提供や救急医療体制の充実を図り、より一層地域の皆様に親しまれる病院となるよう努めているところであります。
 次に、商工業の振興及び労働関係について申し上げます。
 商工業の振興を進めていくためには、まず関係の皆さんと意見交換を通じて現状認識や課題整理などを行い、施策に反映させていく必要があります。そのため、この2カ月の間に、砺波ブロック内商工会長との懇談や、砺波商工会議所、砺波工場協会及び庄川町事業所協会など、多くの経営者の方々と意見交換をさせていただいたところであります。
 そのほか、県内の雇用情勢は回復基調にあるものの、管内の状況はまだ低調であると聞いておりますので、「ハローワークとなみ」との連携により、明年2月に合同就職面接会を開催することとなっております。
 次に、観光事業について申し上げます。
 10月に開催された「夢の平コスモスウォッチング」では、ライブカメラを設置し会場の様子を公開したほか、同時期に開催された庄川流域特産市会場とシャトルバスで結ぶなど集客力の向上を目指してまいりましたが、週末の天候が不順であったことから、例年並みの入り込み数にとどまる結果となりました。
 次に、チューリップフェアについて申し上げます。
 第55回を迎えるチューリップフェアは、「花と水」をテーマに、明年4月21日から5月7日までの17日間開催いたします。今回は、花のボリュームアップや庄川水記念公園との連携、シャトルバスの増便などのサービス向上のため入場料を改定し、より充実した内容で全国からお越しのお客様をお迎えしたいと考えております。
 次に、農業振興事業について申し上げます。
 主要作物の水稲につきましては、生育は順調に推移し、作況は10月15日現在で全国では101、富山県西部についても101の「平年並み」でありました。
 ついては、過剰米による価格下落を防ぐため、需要を上回って収穫された米を市場隔離する「集荷円滑化対策」が23道府県で初めて発動されたことにより、米価の安定と農家経営の安定に資することとなっております。
 また、大豆につきましては、播種後、雨の影響により、一部ほ場では生育不良が生じる状況でありました。しかしながら、その後の天候が良好に推移したことから、順調に生育し、収量は概ね平年並みと思われます。
 また、10月には平成19年度から始まる経営所得安定対策等大綱が発表されたところであり、今後は各地区水田農業推進協議会を中心として農業者の皆さんに周知していきたいと存じております。
 次に、田園空間整備事業につきましては、県とともに、「(仮称)散居村ミュージアム」の建設工事及び進入道路工事を鋭意進めると同時に、施設のオープンに向けた管理運営体制や散居の保全・活用に向けた具体的な活動の検討を行っております。
 次に、カシノナガキクイムシによるナラ類の立ち枯れが南砺市において今年度大発生し、砺波市においても被害が見られるところであります。被害の拡大を少しでも防止するため、県の支援も受け、緊急森林病害虫防除事業を実施してまいります。
 次に、土木事業について申し上げます。
 国道整備として、一般国道156号金屋自歩道事業につきましては、金屋交差点から岐阜方向への用地交渉が順次進められております。
 一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、太田地区において市道久泉線横断函渠工事、柳瀬地区においても市道桜堤線等の工事が鋭意進められております。
 なお、庄東地域においては、庄川右岸から県道新湊庄川線まで幅杭の設置並びに用地測量が行われており、また芹谷野河岸段丘の通過工法等について最終の協議が行われております。
 県道整備事業の主なものとして、改良事業の主要地方道砺波庄川線は本工事に着手され、また砺波小矢部線では丈量・買収単価について地権者説明を終え、一部用地買収に着手されることとなっております。また、一般県道北高木新富町線では、北部小学校児童の乗降の安全を図るためのバス停車帯を施工中であります。
 市道整備事業の主なものとして、三谷12号線は完了、伏木谷線は年内に全線完了の予定であります。継続事業の荒高屋高堀線、十年明鷹栖線は用地買収済み区間の工事を施工中であり、堀田島線は国道156号までの最終区間の工事に着手したところであります。また、合併関連の上中野4号線は、継続して地元協議を進め、事業化に向け実施設計に取り組むことになり、庄1号線の県道への取り付け改良につきましては測量設計に着手いたしております。
 次に、本年度の道路除雪計画について申し上げます。
 市内の道路除雪体制は、国道156号の14.1キロメートルにつきましては国土交通省で、国道359号を初めとした主要地方道及び一般県道の130.7キロメートルにつきましては県において除雪が行われます。
 市道の除雪につきましては、昨年と同様、市役所本庁に除雪対策本部を置き、砺波地区実施と庄川地区実施とが相互に連携をとりながら、適切な除排雪作業を実施するとともに、地域ぐるみ除排雪を推進していくことにしております。
 車道につきましては、新降雪深10センチメートルの出動基準で480.2キロメートルを機械除雪で行い、113.5キロメートルを消雪により実施することにしており、除雪率は82.4%となっております。
 また、歩道につきましては、積雪20センチメートルを目途として対応し、機械除雪延長63.5キロメートルのうち34.7キロメートルの早朝除雪を行い、6.1キロメートルを消雪により実施することにしております。
 なお、市民の皆さんには、それぞれ除雪について御協力を要請いたしたいと存じております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 街路事業の都市計画道路1号環状線につきましては、平成2年の事業認可以来、16年の歳月をかけ、先月末ようやく完了いたしました。水記念公園と庄川市街地を直接結ぶアクセス道路として、事業効果の発揮が見込まれます。都市計画道路栄町苗加線につきましては、杉木土地区画整理事業と連携し、年度内完成を目指し、鋭意築造工事を進めているところであります。
 次に、土地区画整理事業について申し上げます。
 深江土地区画整理事業につきましては、去る11月1日に完工式が挙行され、平成8年の設立認可から9年間にわたる大事業の完成を、関係者、組合員が喜びを分かち合われました。残る業務は清算事務を残すのみとなり、年度内に組合解散認可申請が提出される予定であります。
 杉木土地区画整理事業につきましては、工事及び物件移転が順調に進捗しているところであり、引き続き事業の促進に向け技術的援助を進めてまいります。
 また、組合設立に向け準備が進められていた出町東部第2地区は、去る10月31日に県知事より組合設立認可を受けました。11月6日には設立総会が開催され、すべての議案の承認により事業が開始されました。今後は、仮換地指定に向け技術的支援を進めてまいります。
 さらに、まちづくり交付金事業で取り組む市道駅前広上町線の歩道拡幅工事は、先月末に完了いたしました。また、チューリップ公園の遊具等新設工事につきましては、年度内完成を目指し工事に着手いたしました。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、苗加、杉木地区において工事を順調に進めており、苗加地区は年内に完成する予定であります。
 特定環境保全公共下水道事業につきましても、太郎丸、庄下、南般若、柳瀬、太田、庄川町示野地区において計画しておりました工事を順調に進めており、年内に太郎丸地区の一部を除いて完成する予定であります。
 また、栴檀山地区の浄化槽市町村整備推進事業につきましても、24基の工事を完了したところであります。
 次に、教育関係について申し上げます。
 砺波東部小学校増改築事業体育館棟新築工事につきましては、来年1月に使用開始ができるよう、鋭意仕上げ工事を行っているところであります。また、体育館棟周囲の外構工事や仮設昇降口・職員室工事等を今年度末までに完了し、来年度からの校舎棟新築工事の準備を進めてまいりたいと存じます。
 文化財の保護につきましては、国道359号砺波東バイパス建設工事に伴う久泉遺跡発掘調査事業の現地発掘調査を今月15日に終了する予定であります。この後は、平成18年度にかけて発掘成果を取りまとめるものでございます。
 また、去る11月5日に行われました全国高校ラグビー県大会では、砺波高校が2年ぶり14回目の優勝を果たし、憧れの「花園」への切符を手に入れました。12月28日には島根県江の川高校との対戦が決まっており、全国大会での活躍が期待されております。
 以上、本年度の主な事業の進捗状況及び当面の課題等について、その概要を申し上げました。
 これより、本会議に提出いたしました諸議案等につきまして御説明申し上げます。
 まず、議案第83号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ9,304万2,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額は209億6,116万6,000円となるところであります。
 歳出予算の増額補正の主なものとしては、
 老人福祉施設整備費        1,840万0,000円
 保育実施委託運営費        1,737万8,000円
 田園空間整備事業費        1,600万0,000円
 除雪対策費            3,506万2,000円
などであり、減額補正の主なものは人件費3,830万9,000円であります。
 そのほか、当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源は、
 分担金及び負担金         1,745万7,000円
 国庫支出金            1,398万3,000円
 県支出金             1,690万6,000円
 寄附金                630万0,000円
 諸収入                 17万5,000円
であり、不足する額3,822万1,000円につきましては、繰越金で措置するものであります。
 このほか、債務負担行為補正につきましては、指定管理者制度に伴う施設管理委託並びに平成18年度の施設保守管理等を委託するに当たり追加をするものであります。
 次に、議案第84号 平成17年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ2億207万6,000円を追加補正し、歳入歳出総額は34億782万2,000円となるところであります。
 歳出補正は、医療費の伸びに伴い療養給付費などを増額補正するものであり、療養給付費等交付金及び財政調整基金繰入金を増額するものであります。
 次に、議案第85号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、平成18年度特定環境保全公共下水道工事の発注及び施設保守管理等を委託するに当たり、債務負担行為を定めるものであります。
 次に、議案第86号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第87号 平成17年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、平成18年度施設保守管理等の委託をするに当たり債務負担行為を定めるものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明申し上げます。
 まず、条例関係につきましては、議案第88号 砺波市情報公開条例の一部改正についてほか7件であります。
 次に、議案第96号から議案第119号までの24件、指定管理者の指定につきましては、平成18年4月から指定管理者制度に移行するため、施設の管理を行わせる指定管理者を指定することについて、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 次に、議案第120号及び議案第121号 工事請負契約の締結につきましては、北部地区総合福祉施設建設事業に係る工事請負契約を締結するため、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 その他、株式会社フラワーランドとなみの経営状況について、報告書を提出しております。
 以上をもちまして、市政の概要と本会議に提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(江守俊光君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明12月8日から12月13日までの6日間は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、明12月8日から12月13日までの6日間は議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、12月14日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時39分 閉議