平成17年12月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
           議案第83号から議案第121号まで

◯議長(江守俊光君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第83号から議案第121号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予算(第4号)外38件についてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(江守俊光君) これより、各常任委員長の審査結果の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 林 忠男君。
  〔産業建設常任委員長 林 忠男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(林 忠男君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第83号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外議案20件を審査するため、去る12月16日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第83号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第85号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第86号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第92号 砺波市営住宅管理条例の一部改正について、議案第93号 砺波市下水道条例の一部改正について、議案第94号 砺波市公共下水道事業の受益者負担に関する条例の一部改正について、議案第95号 砺波都市計画出町地区土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正について、議案第106号 指定管理者の指定について、議案第107号 指定管理者の指定について、議案第108号 指定管理者の指定について、議案第109号 指定管理者の指定について、議案第110号 指定管理者の指定について、議案第111号 指定管理者の指定について、議案第112号 指定管理者の指定について、議案第113号 指定管理者の指定について、議案第114号 指定管理者の指定について、議案第115号 指定管理者の指定について、議案第116号 指定管理者の指定について、議案第117号 指定管理者の指定について、議案第118号 指定管理者の指定について、議案第119号 指定管理者の指定について、以上、議案21件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、補正予算関係で、林業費のカシノナガキクイムシの発生場所や伐倒後の処理についてただしたところ、発生場所は砺波の川内の奥と庄川町高尾山から市道長峰線付近に一番多く見られ、そのほか孫子や栴檀野でも見られたとのことでありました。また、虫が発生した木を倒した後、ビニールで梱包してから燻蒸する方法をとるとのことでありました。
 続いて、(仮称)散居村ミュージアム敷地内消雪用井戸の年間利用についてただしたところ、夏は敷地内の花木への散水などに利用し、冬は敷地内の駐車場や通路部分の消雪用として年間を通じた利用を検討しているとのことでありました。
 続いて、商工費の企業立地助成金の具体的な交付要件や助成金のPRについてただしたところ、今回の補正は、市内のアルミ工場の増設に対する助成金の増額補正で、交付要件としては、建物を建てて1年以内に新規に10人以上雇用し、投資額が5,000万円以上のときに、投資額の5%以内の助成金を交付するものであるとのことでありました。
 また、市内の商工業の振興と雇用促進のために、企業立地ガイドブックを作成して、商工会議所や商工会など関係機関へ備え付けてPRしてもらっているとのことでありました。
 次に、指定管理者を導入する施設の経費について、平成17年度予算と比較してどれくらいの経費節減となるのかについてただしたところ、庄川水記念公園の特産館、ウッドプラザ、ふれあいプラザに公園を合わせて392万円の節減、チューリップ四季彩館と公園を合わせて317万円の節減、コスモス荘では380万円の節減、農村環境改善センターでは67万円の節減となるものであるとのことでありました。
 次に、来年度第55回を迎えるチューリップフェアの主な見直し点についてただしたところ、公園のチューリップのボリュームを30%アップするとともに、入場料の見直しを行い、高校生以上の大人料金を900円から1,000円に100円値上げする一方、中学生以下の子ども料金を400円から300円に100円値下げするとともに、新たに65歳以上のシルバー料金として800円を設け、目標入場者数30万人の達成を目指すとのことでありました。
 また、フェア期間中5月3日から5日の3日間、庄川水記念公園で開催される庄川木工まつりと連携するために、今年と同様にシャトルバスを運行するとともに、期間中はフェア入場券で、新たに庄川美術館へも入場できるようにして来場者へのサービスの拡大を図るとのことでありました。
 次に、合併関連事業の市道上中野4号線の現状と今後の予定についてただしたところ、道路の法線については10月末に地元の了解を得たとのことでありました。今後、用地測量を含む実施設計に取り組み、平成18年度から用地取得を進め、その後工事に着手し、5年後を目途に完了したいとのことでありました。
 次に、まちづくり交付金事業の進捗状況についてただしたところ、出町東部第2土地区画整理事業については、物件調査・測量委託は先月発注し、チューリップ公園遊具整備工事については美術館の北側の芝生広場で計画しているとのことでありました。
 なお、高齢者にやさしいまちづくりとして、出町中学校への駅前広上町線の歩道拡幅工事は完成しているとのことでありました。
 次に、下水道特別会計補正予算の債務負担行為に関連して、今後の下水道計画についてただしたところ、債務負担行為の4億6,200万円については、平成18年3月中に発注予定で、特定環境保全公共下水道事業については、庄下・南般若地区は平成17年度に、太田・柳瀬地区は平成22年度に、中野・五鹿屋地区は平成25年度にそれぞれ完了予定とのことでありました。
 なお、市街地の公共下水道事業につきましては、土地区画整理事業に合わせて実施していくとのことでありました。
 次に、上水道の鉛給水管の取り替え状況についてただしたところ、水質基準が見直された平成15年度から市では、鉛給水管使用家庭3,100件の水質調査を計画的に実施しており、平成15年度では1,000件調査したうち82件が、平成16年度では770件調査したうち129件が、平成17年度では600件調査したうち27件がそれぞれ基準値をオーバーしており、合計238件のうち158件については取り替え済みであるとのことでありました。
 なお、残り730件については、平成18年度において水質調査を行うとともに、基準値を超える給水管については随時取り替え工事を進めていくとのことでありました。
 そのほか、指定管理者関連で五谷観光企業組合や有限責任事業組合「夢木香村」の選定経緯や管理体制等について、油田地区で計画されている大型店の進捗状況について、今年度の農地転用状況について、コシヒカリオーナー制度の状況と今後のPRについて、下水道加入促進のための水洗化促進補助金の現状について、下水道の汚水中継ポンプの災害や停電などの緊急時の対応について等の意見及び要望があったところであります。
 終わりに、当委員会は、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る10月19日から21日まで、島根県斐川町、鳥取県米子市及び境港市を行政視察いたしました。
 斐川町では斐川町企業化支援センターとNPO法人ビジネスサポートひかわについて、米子市では高速交通時代における観光施策について、境港市では商店街の活性化と市民活動推進事業について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。
  〔21番 前田喜代志君 入場〕

◯議長(江守俊光君) 民生文教常任委員長 寺井武彦君。
  〔民生文教常任委員長 寺井武彦君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(寺井武彦君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 当委員会は、去る12月19日に開催し、東部小学校の建設現場の視察を行いました。その後、今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第83号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外12議案を審査するため、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告申し上げます。
 付託案件は、議案第83号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第84号 平成17年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第90号 砺波市営バス条例の一部改正について、議案第91号 砺波市立小中学校設置条例の一部改正について、議案第97号 指定管理者の指定について、議案第98号 指定管理者の指定について、議案第99号 指定管理者の指定について、議案第100号 指定管理者の指定について、議案第101号 指定管理者の指定について、議案第102号 指定管理者の指定について、議案第103号 指定管理者の指定について、議案第104号 指定管理者の指定について、議案第105号 指定管理者の指定について、以上、議案13件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け慎重に審議いたしました結果、付託議案等についてはそれぞれ原案のとおり全会一致で可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、小中学校の学級数増加に伴う机、いす等の備品購入費について、在庫はないのか、また各学校で融通できないのかただしたところ、8小学校で特殊学級を含め115学級となり、現在113学級に対し2学級増となる。また、出町小学校は新校舎であり、机、いすの在庫がなく、今回新しく購入が必要であるとのことでありました。
 次に、不妊治療助成費は何人分かとただしたところ、不妊治療費は1件につき25万円から40万円程度かかり、県助成金15万円、市が10万円を限度として助成しており、上半期で18件であった。今回の補正は下半期18件を想定して補正したとのことでありました。
 また、平成16年度より不妊治療の助成をしているが、実際に出産された方が何名あったのかただしたところ、平成16年には18名の助成に対し4名の方が出産された。ほぼ全国レベルと同じである。また、現在23名の方が県に申請中であるが、出産されたかどうかは現時点では確認していないとのことでありました。
 次に、富山型デイサービス事業及び介護あんしんアパート施設整備事業補助金について、NPO法人がどのように運営するのか、また家賃収入はどの程度になるのかとただしたところ、富山型多機能デイサービス事業と介護あんしんアパート事業は一体として運営が予定されているもので、アパート入居者に介護が必要になった場合には、この施設の訪問介護サービスや通所介護サービスを利用することが想定されている。したがって、この事業から得られる収入は介護報酬とアパート経営による収入となるもので、家賃については、近傍の類似施設の家賃が5万円程度あれば、その額の1割低い家賃設定になるものであるとのことでありました。
 次に、学校図書購入費の保育所140万円と幼稚園63万円の配分についてただしたところ、保育所については2名の方より御寄附をいただき、1名の方は油田の方で油田保育所に30万円、もう1名の方は110万円で1保育所10万円で11保育所に配分するもので、幼稚園については1幼稚園2万3,000円で9幼稚園に配分し、1学級1万2,000円で35学級に配分するとのことでありました。
 次に、私立及び広域保育委託料についてただしたところ、私立保育所は東般若保育所で当初84名の予定であったが99名となり、15名増員に伴うものである。また、市内から市外の保育所へ入所する広域保育については当初34名を予定していたが、46名となり、12名増員に伴う補正である。また、逆に市外から市内の保育所に入所されている園児は9名であるとのことでありました。
 次に、条例改正関係について、市営バス庄川線が来年2月より本格運行するが、実証実験運行バスの利用状況の実績と既存3路線の利用状況をただしたところ、庄川線は12月15日現在では、7月1日より4,090名の利用者で、1日平均29.6名である。また、収益率については22.29%、既存3路線の収益率は16.1%であるとのことでありました。
 また、1日6往復のうち1往復は雄神方面へ運行できないかとの要望もありましたが、福祉バスと市営バスの乗り継ぎができるよう検討しており、既存3路線についてもさらに利用しやすい方向で検討中であるとのことでありました。
 また、既存3路線の料金体系についてただしたところ、検討委員会で料金の見直し等について検討していただくとのことでありました。
 次に、指定管理者の指定関係について、財団法人砺波市体育協会に23施設を委託するが、平成17年度と比較し、どのくらい経費節減ができるのかただしたところ、平成17年度と比較し、年間1,570万円の削減であり、約10%の減となるとのことであります。
 次に、庄川中学校体育館、アスベストの問題で8月より使用が禁止されているが、平成18年度中にアスベストの除去工事を行い、体育館が使用可能となるのかただしたところ、文部科学省の補助で耐震構造にする大規模改造を行う予定であり、そのときに中学校体育館改修を行う。平成17年度で耐震化優先度調査を行ったところであり、平成18年度中にアスベスト除去工事はできないとのことでありました。
 また、他の体育施設に関し、アスベスト対策は夏休み中に実施済みであり、子どもたちに触れる場所はすべて完了しているとのことでありました。
 次に、北部地区総合福祉施設の車庫の位置について、現在北側に予定されており、北側では交通安全上よくないのではないか。安全を考慮し南側へ移動してはどうかとの意見に対し、御指摘のとおり、安全を考慮し、南側に車庫を配置することで実施設計に入ったとのことでありました。
 次に、紙・プラスチックの収集について、冬期間の対応や地区ごとの広報の対応についてただしたところ、地区ごみ対策委員会に対しては、冬期間についても紙・プラスチックの収集を行うよう依頼し、基本的に全地区で収集することとなったが、地区により対応も異なるため、それぞれ地区に応じた回覧文書を作成してお願いしたとのことでありました。また、クリーンセンターとなみでは、紙・プラスチックは常時受け付けており広報したいとのことでありました。
 このほか国民健康保険の今後の見通しについて、平成18年度のチャレンジデーの取り組み及び広報活動について、老人保養センター「舟戸荘」の取り壊しに対する予算執行及び跡地利用について意見、要望があったところであります。
 終わりになりますが、当委員会は各種施策、事業等の調査及び研究のため、去る10月6日から8日まで行政視察を行いました。まず宮城県仙台市では、市民と行政が協働して活動するためのサポートについて仙台市民活動サポートセンターを視察し、続いて仙台市シルバーセンターでは、このセンターの各種交流事業及び温水プールの管理運営等について視察いたしました。また、秋田県北秋田市のケアタウンたかのすでは、住民参加型福祉のまちづくりについて調査研究を行いました。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 総務病院常任委員長 飯田修平君。
  〔総務病院常任委員長 飯田修平君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(飯田修平君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第83号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外6件及び請願1件を審査するため、去る12月20日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしたのであります。
 本定例会において、総務病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第83号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第87号 平成17年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)、議案第88号 砺波市情報公開条例の一部改正について、議案第89号 砺波市個人情報保護条例の一部改正について、議案第96号 指定管理者の指定について、議案第120号 工事請負契約の締結について、議案第121号 工事請負契約の締結について、受理番号33番 「最低保障年金制度の創設を求める請願」、以上、議案7件及び請願1件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましてはいずれも原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件については継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望等について申し上げます。
 まず、今定例会に上程されております病院事業会計補正予算の債務負担行為を行おうとする事項の中で、随意契約のうち見積書徴収の単独と複数の内容について及び契約金額の大きい委託料等の項目についてただしたところ、賃借料、委託料ともに競争ができる内容のものと、例えば医療器械の管理が1つのメーカーでしかできないといった内容のものとに大きく分けている。前者については、市と同様に、複数の指名登録業者により競争入札あるいは見積書を徴収し、最も安い業者と契約しており、それに対して後者を単独としているとのことでありました。
 また、委託金額の大きい項目については、入院、外来業務への派遣社員の委託費用を示す医事業務委託と院内清掃業務、そして設備運転管理及び定期点検保守の3つの項目であるとのことでありました。
 次に、事務電算化推進事業費のIT資産管理システム費の内容と、電算化システムの外注割合や電算室職員によるソフトの開発、そして職員のIT研修の状況についてただしたところ、パソコンについては、庁舎、支所でほぼ1人1台体制で約600台あり、そのうちネットワークでつながっているのは540台であり、これらの管理に苦労しているというのが実態である。そのため、トラブル発生時に電算室で集中コントロールできるようなシステムを導入しようとする費用であり、中身については、70万円程度のサーバー1台と、そのパッケージの料金が約400万円、そして1台1台をつなぐための設定費で構成されているとのことでありました。
 また、合併前には、大型コンピュータを中心としたシステムであり、インテックから派遣職員1名が常駐し各課の要望等に対応していたが、合併後はシステムが変わり、大型コンピュータはインテックで共同使用となり、現在は、クライアントサーバー方式で各部署にシステムが分散化している。このため、電算室でソフトをつくることはなく、トラブル対応については遠隔操作によるサポート体制となっているとのことでありました。また、電算室では、ネットワーク管理やセキュリティー対策が主な業務であり、その方面の研修には、電算室職員に限らず多くの職員が取り組んでいるところであるとのことでありました。
 次に、個人情報保護法の施行による地域の福祉活動等の障害についてただしたところ、この法律は4月から全面施行され、当市においても10月1日から個人情報保護条例を施行している。この背景には、IT化の進展による個人情報の漏洩対策があり、個人情報を保護する観点から法律並びに条例を施行しているわけであり、基本的には、個人情報の取得には本人の同意を得ることが必要である。また、条例の施行に伴い、行政等で把握している個人情報が地域に伝わりにくくなったことから、自治振興協議会等でコミュニティー活動の障害となっていることなどいろいろ指摘されているが、あくまでも個人情報を保護することが目的であり、個人の同意を得て地域の活動を行うことが肝要であるとのことでありました。
 また、個人情報保護の市民への周知については広報等で行ってきたが、今後も広報等でさらなる市民への周知、啓発に努めてまいりたいとのことでありました。
 次に、指定管理者制度導入によるコスト削減額と地域を守るなど制度導入による相乗効果についてただしたところ、民間に委託する3施設については約500万円の節減となる見込みであり、69の施設全体では、今年度当初予算比で、少なくとも約3,700万円の経費の節減になると見込んでいるとのことでありました。
 また、この制度導入による経費節減は、ほとんどが人件費の削減によるものであり、公の施設での経費削減によって、民間の活力による波及効果が必ずしも期待できるとは思えない。地域コミュニティーでやってきた施設については、今後も地域の責任で運営してもらうことになり、自主事業等も考えられるなど波及効果は期待できるが、一方では、もともとつくり上げてきた施設について、人件費の削減が果たして地域経済のためにいいのかどうか、このことについて今後も十分に検討しながら、地域を守り育てていきたいとのことでありました。
 当委員会におきましても、指定管理者制度導入が市民サービスの向上と地域振興につながるよう、今後とも大いに調査、検討していくことが肝要であると考えているところであります。
 このほか、来年4月からの診療報酬引き下げによる影響額の見込みについて、病院の今後の収入予想について、特徴ある医療についての具体的考えについて、医業未収金の回収方策について、入院保証書への印鑑証明添付提案に対する対応状況について、健康センターの利用状況及び利用促進について、内科医の不足の状況と今後の医師補充について、広域圏の救急医療体制の見直しの考えについて、院内保育所の夜間保育について、職員の政策立案能力や意欲の向上のための方策について、今年度上半期の市税の収納状況について、砺波インター周辺のホテル・温泉施設の入湯税の状況について等、意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、総務病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議案第83号から議案第121号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予算(第4号)外38件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。

                  日程第2
              議員提出議案第12号

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第2 議員提出議案第12号 青少年健全育成都市宣言の制定についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 11番 寺井武彦君。
  〔11番 寺井武彦君 登壇〕

◯11番(寺井武彦君) 議員提出議案第12号 青少年健全育成都市宣言の制定について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 砺波市の新市まちづくり計画では、「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」を将来像として掲げており、その中の5つの基本方針の一つとして、「人と心を育む都市」に基づき、青少年の健全育成と家庭の教育力の充実を目指して施策を推進していきます。
 この砺波市のすばらしい環境の中で、青少年が心身ともに健やかに成長し、未来を切り開いていくためには、家庭、学校、そして地域社会が一体となってまちづくりを推進していかなければなりません。
 宣言文につきましては、旧砺波市の宣言を参考に、新砺波市にふさわしい宣言となるよう、青少年育成市民会議の方々の御意見も参考にしながら、検討を重ねた上で提案するものであります。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議員提出議案第12号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第12号 青少年健全育成都市宣言の制定については原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第12号 青少年健全育成都市宣言の制定については原案のとおり可決されました。

                  日程第3
           最低保障年金制度の創設を求める請願

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第3 最低保障年金制度の創設を求める請願を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号33番 最低保障年金制度の創設を求める請願について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号33番 最低保障年金制度の創設を求める請願を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号33番 最低保障年金制度の創設を求める請願に対する委員長報告は継続審査であります。委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                  日程第4
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

            追加日程第5から追加日程第7

◯議長(江守俊光君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第122号 砺波市教育委員会委員の任命について、議案第123号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第124号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上3議案が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、それぞれ追加日程第5から追加日程第7として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第122号から議案第124号までを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                議案第122号

◯議長(江守俊光君) これより、追加日程第5 議案第122号 砺波市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 本件について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第122号 砺波市教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。
 現砺波市教育委員会委員 田上 弘氏の任期が12月22日をもって満了となりますので、後任に砂田俊子氏を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(江守俊光君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議案第122号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第122号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第122号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに決しました。

           議案第123号及び議案第124号

◯議長(江守俊光君) 次に、追加日程第6 議案第123号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて及び追加日程第7 議案第124号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上2議案については関連がありますので、一括して議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案をいたしました議案第123号及び議案第124号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
 議案第123号につきましては、現人権擁護委員 川西敏夫氏の任期が平成18年3月31日をもって満了となりますが、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 また、議案第124号につきましては、現人権擁護委員 田上 弘氏の任期が同じく平成18年3月31日をもって満了となりますが、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(江守俊光君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議案第123号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第123号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、川西敏夫氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第123号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、川西敏夫氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第124号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第124号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、田上 弘氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第124号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、田上 弘氏を適任とすることに決しました。

◯議長(江守俊光君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

                閉会のあいさつ

◯議長(江守俊光君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 議会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げたいと思います。
 提出いたしました諸案件につきましては、それぞれ可決を賜り、御礼を申し上げます。
 議会中に賜りました御意見、要望等につきましては、それぞれ対処してまいりたいと、このように存じておる次第でございます。
 さて、先日、国の予算内示が発表になったわけでございます。予想を超えるような歳出削減の予算となりました。一方で、定率減税も廃止をされますし、あるいは社会保障制度が、自然増もあって、それぞれ医療費の自己負担の増、あるいは年金、保険料の負担の増、あるいは病院といたしましては診療報酬の値下げ等、市民にとってもあるいは市にとっても厳しい予算を強いられるのではないかと、このように存じておる次第でございます。
 特に、地方交付税につきましても、総枠で随分多くの減額をみたわけでございます。そのことも心配でございますので、市民ニーズもたくさんございますが、予算の編成に当たりましては、よく精査をいたしまして対応してまいりたいと、このように存じておる次第でございます。
 また、年内に思わぬ大雪となりました。除雪費もままならないわけでございますが、これからもこの大雪に対処してまいりたいと、このように思っております。
 なおまた、取りかかっております大型プロジェクト等につきましては、何とか早く完成をして市民に寄与したいと、このように思っております。議員各位のこれまで以上の御指導をお願い申し上げる次第でございます。
 なおまた、予報を聞きますと、まだまだ寒波が来るようでございます。皆さん方には健康に留意されて、家族ともどもよいお正月を迎えられんことを御祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。
 ありがとうございました。

                 閉会の宣告

◯議長(江守俊光君) これをもちまして、平成17年度12月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時57分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   江 守 俊 光

   署名議員   林   忠 男

   署名議員   松 本   昇

   署名議員   高 田 隼 水