平成16年12月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時03分 開議

◯議長(松本恒美君) ただいまの出席議員は28名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                  日程第1
            議案第2号から議案第12号まで

◯議長(松本恒美君) これより日程に入ります。
 日程第1 議案第2号から議案第12号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計予算外10件を議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(松本恒美君) これより、各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 高田隼水君。
  〔産業建設常任委員長 高田隼水君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(高田隼水君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告を申し上げます。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 平成16年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外3議案及び請願1件を審査するため、去る12月16日午前10時から、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告申し上げます。
 付託案件は、議案第2号 平成16年度富山県砺波市一般会計予算 所管部分、議案第7号 平成16年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第8号 平成16年度砺波市水道事業会計予算、議案第9号 平成16年度砺波市工業用水道事業会計予算、受理番号4番 「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する請願、以上、議案4件及び請願1件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議をいたしました結果、付託議案等につきましてはそれぞれ原案のとおり全会一致で可決することに決したのであります。
 また、請願1件のうち、受理番号4番については賛成多数で継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、去る10月20日の台風23号の風害により甚大な被害をこうむった散居村の倒木屋敷林に対する散居景観保存活動特別補助金に関する配分方法や、補助対象地区、さらには市単独の補助制度などについてただしたところ、散居景観保存活動特別補助金については、協定締結地区には、1地区当たり下限20万円から200万円を上限にその2分の1を補助し、未締結地区には1地区当たり下限10万円から100万円を上限にその2分の1を補助するもので、倒木処理、木の株撤去と埋め戻し、苗木の植樹までの費用を対象としており、その補助金は地区に交付をするもので、県の要綱ではその配分については地区にゆだねているとのことでありました。
 今後、今月22日には、既に協定を締結している50地区を初め、まだ締結していない地区も対象に、今回、県から示された特別補助金の要綱について説明会を開催し、早急に協定の締結を進めていただくようにしていきたいとのことでありました。
 また、今後、協定締結のあり、なしにより生じる補助金格差の是正について検討するとともに、県の補助対象に該当しない地区へは希望を取って、苗木の配布を市単独事業としてできるだけ早急に予算化をしていきたいとのことでありました。
 当委員会としても、県の補助制度について各地区に早急に周知されるとともに、市単独事業についても早急に対応されることを強く要望するものであります。
 次に、牧場経営安定推進協議会負担金の具体的な内容と追加した理由についてただしたところ、雌の子牛は生後15カ月で妊娠できるようになることから、妊娠までの間、環境のよい広々とした牧場で育成するために、稲葉山牧場や新川牧場へ移送し放牧するもので、1日1頭当たり540円かかり、うち市が70円を協議会へ負担しているとのことでありました。
 当初予算では延べ1万2,000頭分で計上をいたしておりましたが、実績では2万7,000頭となったことから、増加した1万5,000頭分105万円を追加補正したいとのことでありました。
 次に、合併後の初めて作成する観光ポスター・パンフレットの配布先についてただしたところ、観光パンフレットは3万冊、ポスターは1,000枚作成して、大阪や名古屋の富山県事務所に設置するほか、旅行会社やイベント団体へ出向宣伝をしていくとのことでありました。
 また、合併したことにより、庄川や山々の自然景観などの幅の広がりや四季折々の景観を生かしたものになるようにしていきたいとのことでありました。
 次に、土地開発公社の土地取得用地費の場所についてただしたところ、市道改良関係においては、東般若第4工場団地周辺の道路事業用地とフラワーランドとなみの駐車場用地の2カ所であり、都市計画関係においては、金岡工業跡地と78ビル近くの北河・大橋跡地の2カ所であるとのことでありました。
 次に、鉛給水管の状況についてただしたところ、平成15年4月から、水道法の改正により水道水質基準が改められ、水道水の鉛濃度は1リットル当たり0.01ミリグラム以下に強化されたことに伴い、平成15年度検査調査において今回基準を超えた箇所は、1,000カ所調査したうち80カ所あり、新基準を超えるものについては5カ年計画で、順次ステンレス管などに取り替える事業を実施するとのことでありました。
 当委員会としても、安全な水道水の供給に努められるよう要望をするものであります。
 次に、2005年チューリップフェアの特徴や目標入場者数などについてただしたところ、会期は4月22日から5月5日の14日間とし、プレイベントとして4月15日から21日の7日間、セカンドイベントとして5月6日から8日までの3日間開催し、5月の連休に庄川水記念公園で開催される「庄川木工まつり」とタイアップをするとのことでありました。
 また、来年の観光圃場面積はチューリップ公園東側に1万平方メートルを確保し、期間中の目標入場者については、来年3月から6カ月間開催されます愛知万博の影響をも考慮して、今年の30万人より2万人少ない28万人と想定をしているとのことでありました。
 そのほか、平成17年度の米の生産調整について、企業誘致助成金について、下水道布設地区についてなどの意見、要望がありました。
 以上、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(松本恒美君) 民生文教常任委員長 村中昭二君。
  〔民生文教常任委員長 村中昭二君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(村中昭二君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 この12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 平成16年度富山県砺波市一般会計予算 所管部分外4議案を審査するため、去る12月17日に、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 平成16年度富山県砺波市一般会計予算 所管部分、議案第3号 平成16年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第4号 平成16年度砺波市国民健康保険太田診療所事業特別会計予算、議案第5号 平成16年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算、議案第6号 砺波市霊苑事業特別会計予算、以上、議案5件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案等についてはそれぞれ原案のとおり全会一致で可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、教育費のうち、鷹栖小学校、砺波南部小学校の35人学級への移行に伴う修繕の内容、また御寄附いただいた資金で図書購入を行うことについて、その図書の内容についてただしたところ、鷹栖小学校においては学級減により郷土の資料室となっていた教室を再度教室として復元するもの、また砺波南部小学校においては教育センターとして利用しているところを教室にするものであり、購入する図書の内容については、児童の学習に資する内容の図書の中から各校にリストを提出させ、教育委員会においてチェックするとのことであり、金額については各校同額の配分を予定している。今後とも子どもの読解力の向上に努めたいとのことでありました。
 また、図書購入に際して保護者から寄附を徴収している地区もあるが、それについて把握しているかとただしたところ、そのような体制をとっているところもあると聞いており、地域で支えているものと理解しているとのことでありました。
 また、備品購入費が計上されているが、空き教室があった場合は、机やいすを保管してそれを使用すべきではないかとの意見がありましたが、保管されている机、いすについては、長期の間に壊れたもの等の補充に使用しており、保管分がなくなったため今回補充するものであるとのことでありました。
 幼稚園の給食について、9つの幼稚園のうち北部幼稚園、太田幼稚園の2園においては単独方式であるが、給食のメニューや材料の単価においてばらつきはないかとただしたところ、単価は給食センターと同じであるが、給食センターにおいては学校栄養士、北部及び太田の2園については保育所の栄養士が献立を決めており、メニューについては異なっているとのことでありました。
 次に、本年度の予防接種について、どの程度の人数を見込んでいるか。また、接種率についてどのくらいかとただしたところ、風疹については、今年度は650人から700人、麻疹については600人から650人を見込んでおり、高齢者インフルエンザについては年々接種率が高くなっており、70%を超えるのではないかと予測しているとのことでありました。
 また、予防接種には集団接種と個別接種があり、個別接種については、初診料と診断料等が必要であるが、子どもの体調のよいときに接種できる点でメリットがあるとのことでありました。
 また、高齢者へのインフルエンザ対策については、対象者も増えており、もっと接種の期間を延ばしてはどうかとの意見もありましたが、免疫が働き出すまでの期間と効力のある期間を考慮すると、その効力がインフルエンザの流行する期間に発揮できるよう期間を設定しているものであるとのことでありました。
 次に、資源ごみの回収容器についてはどのような容器かをただしたところ、容器は縦横80センチぐらいのもので、広げると十分な強度もあり、各ステーション、収集場所に設置するとともに、雨にぬれて収集した資源ごみの商品価値が低下したり、飛散しないよう配慮するものであるとのことでした。
 イベント等における分別の指導をどうするかについてただしたところ、今後、自治会への説明を行うとともに、事業所にも協力を求めていくとともに、イベント等についても自覚を促すよう啓発していくとのことでありました。
 生活路線バスの補助に関して、若林線の運行については、地元も負担しており、国庫補助になるよう小矢部市へも働きかけてはどうかとの意見もありました。また、市営バスの購入については、小回りのきく小型のものを検討してはどうかとの意見がありましたが、新規路線バス検討会を開催し、経路並びにマイクロバスでの運行も検討されるとのことであり、庄川町との路線についても検討されるとのことでありました。
 その他、委員からは、温水プール、幼稚園の時間延長等、豚舎の悪臭改善、小・中・高校における児童生徒の学力低下に関すること、また、子どもかがやき教室、合併に係る転入転出の状況、在宅介護のメニュー等に関することなど、質問、意見、要望がありました。
 以上、簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(松本恒美君) 総務病院常任委員長 堀田信一君。
  〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(堀田信一君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 平成16年度富山県砺波市一般会計予算 所管部分外3議案及び請願1件を審査するため、去る12月20日、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 また、当日の委員会審査に先立ち、去る12月17日には、砺波総合病院を初め当委員会の所管する市内各施設について、現地調査を行ったのであります。
 それでは、本定例会において、総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 平成16年度富山県砺波市一般会計予算 所管部分、議案第10号 平成16年度砺波市病院事業会計予算、議案第11号 砺波市まちづくり基金条例の制定について、議案第12号 砺波市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止について、受理番号2番 「郵政民営化に関する請願書」について、以上、議案4件及び請願1件であります。
 当局から案件に対する詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ全会一致で原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件については、全会一致で採択とすることに決したのであります。
 ここで、委員会審査における主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今定例会に議案第11号として上程されている「砺波市まちづくり基金」の具体的な活用方策についてただしたところ、第4条に規定する「広域的かつ一体的なまちづくりを図るために必要な事業」を実施するため、新市建設計画に計上している年次計画に基づき、主に合併特例債事業に充当していくものであるとのことでありました。
 次に、今定例会に議案として予算計上されている市民プラザ建設計画における「庄川健康センター」のウォーキングプールの規模をもう少し大きくできないかどうかについてただしたところ、当該事業については合併特例債の充当を予定していることから、県と協議をしてきたとのことでありました。
 その結果、施設の規模については、ウォーキングプールであるという機能面、あるいは施設全体の面積との兼ね合い等を勘案して計画したところであるが、再度、県とも協議・調整を行い、施設の規模について検討してまいりたいとのことでありました。
 次に、本格的なペイオフ制度の導入を控え、基金あるいは公金の運用・管理に対する基本的な考え方についてただしたところ、現在、基金あるいは公金の運用・管理については、安全を第一に対応しているところであるとのことでありました。
 そこで、来年4月からの本格的なペイオフ制度の導入により、預金については1,000万円とその利息までしか保護されないこととなることから、その対策としては、市中金融機関に対する預金と縁故債としての借入金との相殺を基本に考えているが、先般、利息はつかないが預金の全額が保証される「決済性預金」などの新たな金融商品も開始されていることもあり、その活用等についても、市役所内部の組織である「公金管理委員会」で協議しながら対処してまいりたいとのことでありました。
 次に、砺波総合病院における医療事故の発生防止対策についてただしたところ、本年4月から、医療安全部に広報部、教育研修部、巡回点検部、マニュアル部、報告書管理部の5つの作業部会を設置し、安全ニュースの発行、安全パトロール、マニュアルの見直しなどを行い、医療事故の防止に取り組んでおり、また、看護師の業務引き継ぎに際しても、次に勤務する看護師が事前にカルテや看護記録等を確認するとともに、重症患者で必要があれば病室へ赴き、患者の状態を把握しているとのことでありました。
 さらには、来年春の稼働を目指して導入に取り組んでいる「電子カルテ」は、看護記録等による業務引き継ぎに有益であり、医療の安全確保のために重要な役割を果たすものと考えているとのことでありました。
 今後とも、医療の安全確保に向けて、職員が一丸となって取り組んでまいりたいとのことでありました。
 そのほか、庄川支所の耐震調査結果について、合併特例債に対する地方交付税措置について、地域情報システム経費について、選挙関連経費の内容について、市民プラザのウォーキングプールの消火栓としての活用について、例規集の章立ての順序について、合併による入札制度の改善点について、来年度の緊急雇用創出特別交付金事業による雇用職員や嘱託職員等の処遇について、コミュニティ情報の発信について、市税等の収納状況についてなどの質疑、要望、意見等があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げ、総務病院常任委員会の報告といたします。

                 (質  疑)

◯議長(松本恒美君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、議案第2号から議案第12号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計予算外10件を一括して採決をいたします。
 お諮りいたします。議案第2号 平成16年度富山県砺波市一般会計予算、議案第3号 平成16年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第4号 平成16年度砺波市国民健康保険太田診療所事業特別会計予算、議案第5号 平成16年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算、議案第6号 平成16年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第7号 平成16年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第8号 平成16年度砺波市水道事業会計予算、議案第9号 平成16年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第10号 平成16年度砺波市病院事業会計予算、議案第11号 砺波市まちづくり基金条例の制定について、議案第12号 砺波市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止について、以上、議案11件に対する各委員長の報告はそれぞれ原案のとおり可決であります。各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 起立全員であります。よって、議案11件は原案のとおり可決されました。
                  日程第2
            郵政民営化に関する請願書外1件

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第2 郵政民営化に関する請願書外1件を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(松本恒美君) これより、受理番号2番 「郵政民営化に関する請願書」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境 欣吾君) お許しを得ましたので、通告に基づき、郵政民営化に関する請願書に対して、日本共産党砺波市議団を代表して賛成討論を行います。
 私たちは、以下の理由で、小泉内閣が進めようとしている郵政民営化に反対の立場を表明するものです。
 その1つは、庶民の貯金を守るということです。
 郵便貯金は、1,000万円以下の小口貯金だけを対象に、零細な国民の貯蓄を守ることを目的とした国営の事業です。銀行経営にとって、このような小口預金はコストがかかる重荷となっており、銀行に預金口座を置いておくだけで手数料を取るという口座維持手数料の本格的導入もねらっています。こうしたサービスの切り捨てをやるには、国民の零細な貯蓄を守ることを大義名分とする郵貯が邪魔になるというわけです。
 既にアメリカでは、小口の預金口座には利子をつけるどころか、反対に口座維持手数料を徴収するのが当たり前になっていますが、日本でも、もし郵便貯金が弱体化、そして廃止ということになれば、小口預金、国民大多数の預貯金へのサービス切り捨てが進むことになります。また、地方や近所の金融窓口を確保するという点でも、郵便事業は大切な役割を果たしています。農協の支店の統廃合がいわれておりますが、そうなれば、近所に郵便局しか金融機関がないというところがたくさんできてまいります。
 ニュージーランドでは、郵貯を民営化した後に、地方都市の郵便局廃止が相次ぎ、お年寄りが年金を受け取れないなど問題が続出し、今年の2月に国営の小口金融機関の復活を決めています。
 民営化に反対する2つ目の理由は、全国一律料金の郵便事業を堅持することが大変重要だからです。信書など郵便事業を国営事業で一元的に運営してきたのには、全国一律料金制が万国共通の大原則であり、日本中同じ料金だからこそ切手を張ってポストに投函すれば配達する、そういう郵便事業が成り立つからであり、また信書の秘密、プライバシーの保護、これを守らねばならないから、こういう2つの大きな理由があります。
 ところが、ここに新しい事業者がコストがかからない部門や確実にもうかる部門に参入をしたら、その事業者は料金を安く設定できるため、全国一律のサービスを提供している今の国営の郵便事業は成り立たなくなってしまいます。いいとこ取りの参入と競争は、大口、大都市を優遇する一方、そのあおりで個人や小口、地方のサービスが切り捨てられることにもなります。また、郵便事業を民間に開放すれば、プライバシーの侵害は郵便物の中身が読まれてしまうということだけにとどまりません。どこの家、どこの会社にどんな郵便物が届いているのか、だれが差し出した郵便物が届いているのか、家庭や社会の経済状態はどうなっているのか、会社の経営状態はどうなっているのか、そういうふうな情報を民間の手にゆだねてしまうことにもなります。
 私たちは、国民にとって百害あって一利なしの郵便事業の民営化に強く反対するものであり、提出された請願が現行の郵便事業のすぐれた機能を維持することを強く求めたものであることから、その趣旨に賛同の意を表明するものです。
 以上で賛成討論とします。

◯議長(松本恒美君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、受理番号2番 「郵政民営化に関する請願書」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号2番 「郵政民営化に関する請願書」に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 起立全員であります。よって、本請願は委員長報告のとおり採択することに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(松本恒美君) これより、受理番号4番 「『食料・農業・農村基本計画』見直しに関する請願書」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 26番 前田喜代志君。
  〔26番 前田喜代志君 登壇〕

◯26番(前田喜代志君) 私は、「『食料・農業・農村基本計画』見直しに関する請願」に賛成する立場から討論をいたします。
 政府は、本計画の見直し作業を進めておりまして、明年3月末までに成案を得ていくという状況にございます。その中の4つの論点がありますけれども、1つは担い手政策のあり方、2つ目には品目横断的政策などの経営安定対策の確立、3点目は農地制度のあり方、4点目は農業資源・環境保全対策の確立が挙げられております。
 この中において、まず第1に、食料自給率引き上げ策については、自治体任せで国の目標設定を避けていること。第2に、農政の対象とする担い手をプロ農家に絞り込むとしていること。第3に、品目別にこれまで講じられてきた経営安定策、これを合理化すると同時に経営安定策についても対象農家を絞り込もうとしていることなど、これまでの規模拡大や効率化の施策を一層加速することに重点が置かれております。
 農政が規模拡大や効率化に偏りした結果、あのBSE問題に見られる食の不安を引き起こしてきたように、これまで以上に規模拡大や効率化一辺倒で、しかもプロ農家に限定してしまうようなやり方を一層加速していくことは、決して砺波市農業の発展につながらないし、ひいては富山県農業、日本農業に、そして食料の安定供給を危うくし、農村の発展にも大きな影を落としかねないのであります。
 以上、本請願の5項目にあるとおり、政府に対し、本計画の見直し作業が地域農業を守り発展させるためによりよい計画としていただけるよう、意見書採択に議員各位の御賛同をいただきたくお願い申し上げ、本請願に対する賛成討論といたします。

◯議長(松本恒美君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、受理番号4番 「『食料・農業・農村基本計画』見直しに関する請願書」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号4番 「『食料・農業・農村基本計画』見直しに関する請願書」に対する委員長報告は継続審査であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。

               日程第3から日程第8
         砺波市選挙管理委員会委員の選挙についてから
        庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の選挙について

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第3 砺波市選挙管理委員会委員の選挙について、日程第4 砺波市選挙管理委員会委員補充員の選挙について、日程第5 砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙について、日程第6 砺波地区老人福祉施設組合議会議員の選挙について、日程第7 庄川右岸水害予防市町組合議会議員の選挙について、日程第8 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の選挙について、以上6件を一括議題といたします。
 これより、それぞれの選挙を行います。
 お諮りいたします。この際、日程第3 砺波市選挙管理委員会委員の選挙についてから日程第8 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の選挙についてまでの各選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、日程第3 砺波市選挙管理委員会委員の選挙についてから日程第8 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の選挙についてまでの各選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波市選挙管理委員会委員に、
  南   正 次 君
  尾 栢 其 文 君
  高 島 律 子 君
  飯 田 陽 久 君
以上4名を、
 砺波市選挙管理委員会委員補充員に、
  安 藤 和 利 君
  中 島 弘 長 君
  池 田 永 證 君
  野 村   毅 君
以上4名を、
 砺波地方衛生施設組合議会議員に、
  安 念 鉄 夫 君
  藤 井   稔 君
  寺 島 良 三 君
  松 本 恒 美
以上4名を、
 砺波地区老人福祉施設組合議会議員に、
  安 念 鉄 夫 君
  藤 永   皋 君
  高 田 隼 水 君
  松 本 恒 美
以上4名を、
 庄川右岸水害予防市町組合議会議員に、
  山 岸 銀 七 君
  山 森 文 夫 君
  廣 橋 次 弥 君
  折 橋 博 次 君
  村 岸 利 治 君
  林   茂 之 君
以上6名を、
 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員に、
  安 念 鉄 夫 君
  藤 永   皋 君
  藤 井   稔 君
  高 畑 吉 弘 君
  葭 田 則 雄 君
  安 念 壽 郎 君
  清 原 昇 一 君
以上7名を、それぞれの委員会委員及び議会議員に指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を、それぞれの委員会委員及び議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、それぞれの委員会委員及び議会議員の当選人とすることに決し、本席より当選の告知をいたします。

                  日程第9
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

            追加日程第10から追加日程第23

◯議長(松本恒美君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、 議案第15号から議案第16号まで、砺波市監査委員の選任について、議案第17号から議案第21号まで、砺波市教育委員会委員の任命について、議案第22号から議案第24号まで、砺波市公平委員会委員の選任について、議案第25号 砺波市固定資産評価員の選任について、議案第26号から議案第28号まで、砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任ついて、以上14議案が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、それぞれ追加日程第10から追加日程第23として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号から議案第28号までを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
 議案を配付いたさせます。
  〔議案配付〕

◯議長(松本恒美君) 議案の配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 配付漏れなしと認めます。

             議案第15号及び議案第16号

◯議長(松本恒美君) これより、追加日程第10 議案第15号 砺波市監査委員の選任について及び追加日程第11 議案第16号 砺波市監査委員の選任について、以上2議案については関連がありますので、一括議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(松本恒美君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第15号及び議案第16号 砺波市監査委員の選任につきまして御説明申し上げます。
 空席となっております砺波市監査委員の選任につきましては、議案第15号において議員のうちから選任する委員として宮木文夫氏、議案第16号において識見を有する者のうちから選任する委員として水木保男氏について、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議いただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(松本恒美君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、議案第15号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第15号 砺波市監査委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号 砺波市監査委員の選任については、原案に同意することに決しました。
 次に、議案第16号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第16号 砺波市監査委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号 砺波市監査委員の選任については、原案に同意することに決しました。

             議案第17号及び議案第21号

◯議長(松本恒美君) 次に、追加日程第12 議案第17号 砺波市教育委員会委員の任命についてから追加日程第16 議案第21号 砺波市教育委員会委員の任命についてまで、以上5議案については関連がありますので、一括議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(松本恒美君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第17号から議案第21号まで、砺波市教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。
 現在、臨時に設置されております教育委員会の委員につきましては、任期が今定例会の会期末までとなっておりますので、新たに委員を任命することとなります。
 新たに任命する委員につきましては、議案第17号において堀田良男氏、議案第18号において田上 弘氏、議案第19号において瀬尾並木氏、議案第20号において山森一雄氏、議案第21号において平井宗壽氏を、それぞれ砺波市教育委員会委員として任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(松本恒美君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、議案第17号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第17号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第17号 砺波市教育委員会委員の任命については原案に同意することに決しました。
 次に、議案第18号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第18号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号 砺波市教育委員会委員の任命については原案に同意することに決しました。
 次に、議案第19号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第19号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号 砺波市教育委員会委員の任命については原案に同意することに決しました。
 次に、議案第20号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第20号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第20号 砺波市教育委員会委員の任命については原案に同意することに決しました。
 次に、議案第21号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第21号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第21号 砺波市教育委員会委員の任命については原案に同意することに決しました。

             議案第22号及び議案第24号

◯議長(松本恒美君) 次に、追加日程第17 議案第22号 砺波市公平委員会委員の選任についてから追加日程第19 議案第24号 砺波市公平委員会委員の選任についてまで、以上3議案については関連がありますので、一括議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(松本恒美君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第22号から議案第24号まで、砺波市公平委員会委員の選任について御説明申し上げます。
 現在、空席となっております公平委員会の委員につきましては、新たに選任する必要が生じております。
 新たに選任する委員については、議案第22号において藪 邦子氏、議案第23号においては桂 政樹氏、議案第24号においては吉江忠了氏をそれぞれ砺波市公平委員会委員として選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議いただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(松本恒美君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、議案第22号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第22号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号 砺波市公平委員会委員の選任については原案に同意することに決しました。
 次に、議案第23号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第23号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第23号 砺波市公平委員会委員の選任については原案に同意することに決しました。
 次に、議案第24号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第24号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第24号 砺波市公平委員会委員の選任については原案に同意することに決しました。

                 議案第25号

◯議長(松本恒美君) 次に、追加日程第20 議案第25号 砺波市固定資産評価員の選任についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(松本恒美君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第25号 砺波市固定資産評価員の選任につきまして御説明申し上げます。
 ただいま、空席となっております砺波市固定資産評価員につきましては、野村泰則氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ慎重に御審議いただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(松本恒美君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、議案第25号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第25号 砺波市固定資産評価員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第25号 砺波市固定資産評価員の選任については原案に同意することに決しました。

            議案第26号から議案第28号まで

◯議長(松本恒美君) 次に、追加日程第21 議案第26号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任についてから追加日程第23 議案第28号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任についてまで、以上3議案については関連がありますので、一括議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(松本恒美君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第26号から議案第28号まで、砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。
 固定資産評価審査委員会の委員につきましては、議会の同意を得て、新たに委員を選任する必要が生じております。
 新たに選任する委員につきましては、議案第26号において家城亞告氏、議案第27号において紫藤健一氏、議案第28号において横田雅雄氏を、それぞれ砺波市固定資産評価審査委員会委員として選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(松本恒美君) お諮りいたします。本案については事情十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、議案第26号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第26号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については原案に同意することに決しました。
 次に、議案第27号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第27号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については原案に同意することに決しました。
 次に、議案第28号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第28号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議案第28号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については原案に同意することに決しました。

◯議長(松本恒美君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
 市長よりごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 12月議会の閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 今回は、新しい砺波市政を推進するために所信を述べさせていただきました。厳しい内外の情勢に対して、議会の皆様方の今後ともの御指導を賜るようお願いを申し上げたところでございます。
 特に、合併協議会でそれぞれ協議をされた建設計画を基本として、市民福祉の増進に寄与してまいりたいと、このように思っておるところでございます。
 さて、このたびは提出いたしました議案、それぞれ可決をいただきましてまことにありがとうございました。特に一般会計並びに特別会計、企業会計の9議案につきましては、新市のスタートの予算として、本会議及び委員会でも慎重に審議をしていただきました。先ほども各委員長からいろいろ御説明のあったところでございます。それぞれの御意見など、大変ありがたく思っておりますので、この意見を大事にしながら進めさせていただきたいと、このように思うところでございます。
 なおまた、冒頭には助役、収入役の選任について御同意を賜り、まことにありがとうございました。なお、欠員でございます行政委員につきましても、それぞれ提案いたしました案件につきまして全部同意をいただき、まことにありがとうございました。これで執行体制もしっかりできたわけでございます。そして協力関係を結びながら、新市まちづくりに対処してまいりたいと、このように存じておる次第でございます。
 さて、暖冬と言われておりますが、これからまだ寒くなると思います。議員各位の御健勝をお祈り申し上げて、よいお年をお迎えになられんことを御祈念申し上げて、お礼のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。

◯議長(松本恒美君) これをもちまして、平成16年12月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時12分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   松 本 恒 美

   署名議員   稲 垣   修

   署名議員   井 上 五三男

   署名議員   嶋 村 信 之