平成7年第4回臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時18分 開議

◯議長(平木君) ただいまから、平成7年第4回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

◯議長(平木君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により
 議長において
 20番 大 橋 利 則 君
 21番 上 田 政 雄 君
 22番 古 井 晃   君
を指名いたします。

◯議長(平木君) 次に、日程第2 会期の決定についてを、議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

◯議長(平木君) 次に、日程第3 議案第61号 決算の認定についてを議題といたします。去る9月,市議会定例会において決算審査特別委員会に付託をいたしました各企業会計の決算審査の経過と結果について、その報告を求めます。
 決算審査特別委員長 松 本 恒 美 君
  〔決算審査特別委員長 松 本 恒 美 君登壇〕

◯決算審査特別委員長(松本君) 決算審査特別委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 去る9月定例会において提案され、当特別委員会に付託されました議案第61号決算の認定について 平成6年度砺波市水道事業会計及び平成6年度砺波市病院事業会計の2企業会計決算につきましては、慎重に審査を行うべく、閉会中の継続審査となっていたのであります。
 このため、10月19日と20日の両日にわたって委員会を開催し、監査委員から適切な審査所見を承り、その後、当局より詳細な決算内容の説明を受け、引き続き関係諸帳簿等をつぶさに審査いたしたのであります。その結果当委員会といたしましては、両事業会計とも原案のとおり認定すべきものと決定いたしたのであります。
 以下、審査の概要について御報告申し上げます。
 水道事業の経営状態につきましては、収益的収支において、収入8億9,641万円、支出8億3,618万円、差引6,023万円の収入超となっています。これは収入面で年間有収水量がかつてない夏の暑さによる水使用が多く、前年度より約30万トン増加したことにより給水収益が増したことと、支出面では効率的な事業の執行の結果と言えるものであります。
 なお、給水原価217円に対し、供給単価は186円であり、その差31円が営業収益のマイナス要因となっており、一般会計より高料金対策繰入金として約1億3,378万円受け入れて、黒字決算となっているところであります。
 また、業務概要について言及してみますと、当年度における給水人口は、前年度より353人増の3万5,314人、また、給水戸数は29戸増の8,731戸となっています。給水状況については、年間総配水量は約479万トンで、前年度より約37万トンの増加となり、有収水量は前年度より約30万トンの増加となっている。このことは、猛暑のための水道使用量が増加したことや近年の住宅分譲、企業の進出に伴い給水契約件数の増加によるものと思われます。
 次に、おもな意見、要望等について申し上げます。
 給水普及率が88.66%と前年度より伸びが低い、その原因と普及率の低い地区に対する普及拡大をどの様に行っているかを質したところ、給水普及率が伸びなかった理由としては、潜在的な水道を利用しない人口に比べて、市内の給水区域人口が増えたことによるものである。また、普及率の低い地域は、旧林・高波・若林・東般若地区の一部の地下水の豊富な区域に多く見られる。しかし、水質の安全性から見ても水道水に切り替える必要があり、普及拡大については、水道週間等に広報でピーアールに努めているとのことでした。
 次に、第7次拡張計画では平成12年度で一日当たりの最大配水量を25,000トンとしているが、実際の事業の伸びはどの様になっているかと質したところ、計画では、平成6年度の日最大配水量を2万トンとしているが、平成6年度の実績は約17,000トンであり、計画より3,000トン少ない水量を配水している。給水人口に換算すれば、今後約42,000人まで配水可能であると考えられる。このことからここしばらくは、計画の下方修正の必要はないとのことでした。
 次に、水道の防災関係への取組みはどの様になっているかと質したところ、富山市の防災訓練では消雪用井戸からの応急給水を実施したので、砺波市としても積極的に消雪用井戸の活用を防災計画に組み込むよう要望した。
 また、平成6年度に緊急時用の給水2トンタンクを購入し、既に購入済みのものと合わせると4トンの給水が保有可能となった。
 さらに、緊急時には水道工事公認業者の協力が不可欠であることから、新たに2業者を追加公認し、業者間の組合を拡充しているとのことでした。
 次に、料金の長期滞納者への対処を質したところ、平成6年度は180万円の滞納があり、文書督促したり職員が直接納入を促したことで、150万円となった。さらに6か月以上の長期滞納者に対しては、給水停止の処置を行っている。しかし、滞納者の中には、会社の倒産や自己破産なども含まれているが、滞納件数が一件でも少なくするよう努めているとのことでした。またそれに関連して、滞納者を少なくする方法として、口座振替などの推進の必要があるとの意見がありました。
 さらに、水道企業の今後の経営計画について質したところ、水道事業は、公営企業であるが、今後とも公共性を十分鑑み企業意識を持ち、健全経営に努力していきたいとのことでした。
 そのほか、効率ある老朽管の更新、「おいしい水」の宣伝、漏水調査の際には係員に腕章を義務づけるなどについて質疑、要望があったところであります。
 次に、病院事業会計について申し上げます。平成6年度収益的収支において、収入87億3,057万円、支出87億9,383万円で、6,326万円の収支差引額が計上され、赤字決算となっています。
 この決算内容について若干ふれてみますと、税抜きの損益収支において、病院事業本来の医業収益は、83億4,451万円と前年度より1.6%増となったものの、医業外収益で3.2%減となり、総収益で87億2,395万円と1.3%伸びている。また、費用については給与費と減価償却費が増加したことと、医業外費用に新たに患者外給食材料費等が加えられ、総費用で87億9,010万円となっている。この結果、医業収支においては、長年の経営改善の努力が実り、1,478万円の利益を計上している。しかし、医業外収支において収益の減少と費用等の増加により6,615万円の純損失となっている。
 入院収益は、診療報酬の改定、薬価基準等の引き下げによる影響があったが、一般病床の利用率が前年度より0.3%増の94.4%のほぼ満床状態であったことから、前年度より4,533万円の伸びを見せています。また、外来収益は、完全週休2日制の実施に伴い診療日数が、前年度より26日減の243日となったにもかかわらず、一日当たりの患者数が1,331人で4,011万円の増となっている。

 一方、費用については病棟看護の医療サービスの向上のための増員をおこなっているが、窓口事務を委託にして徹底した経営努力を行っている。
 また、オーダリングシステムの導入により、看護支援システム、注射システム、再来受付システムを稼働させ、物品在庫の見直しなどを行い、材料費及び経費で節減を行っている。
 診療実績については、年間患者総数は48万3,621人で、前年度より1,781人の増で、その内訳は、外来患者が32万3,482人で1,667人の増、入院患者が16万139人で114人の増でありました。
 また、病床の利用状況としては、一般病床410床、精神病床66床、伝染病床10床の486床となっており、利用状況は、全体で90.3%と前年度より0.1%高くなっている。
 全体としては、2月に再来受付システム、3月には病棟の看護システム及び注射システムがそれぞれ稼働し、外来診療受付の迅速化、病棟看護の充実、薬品の一元管理、在庫削減を推し進めることにより、経営収支は診療報酬の改定の影響よりも、前年度より各業務が速やかに改善された結果、健全経営につながったと思われる。
 ここで意見、要望について申し上げます。
 診療材料の購入において、見積比較金額が高い材料を購入しているケースについてその理由を質したところ、すべての診療材料購入には院内で組織された診療材料委員会で購入材料の品質、単価、製造メーカーなど厳しくチェックし決定することになっている。そのために多少単価が高くても質の良い使いやすい材料を購入することもある。また特段に価格の安い材料は採用決定規格外として検討の目安としているとのことでした。
 次に、予防医療の観点から、人間ドックの必要性を重視するべきであるが、業務の実施状況から見て、あまり強化されていないのではと質したところ、現在は、一般診療と混合して人間ドックを実施している状況から、器材及び人員の配置が一般診療優先となっているため利用者の要望に応えることができない実態にある。しかし、将来構想委員会では、予防医療の重要性をふまえて検診センターの設置も検討課題として取り上げているとのことでした。
 また、今後、砺波広域圏の中核病院として診療科目の増設はあるのかと質したところ、全国的に見て、医療の高度化、病気の内容の多様化にともない、診療科目の専門化が進んでおり、あらゆるニーズに応える以上は診療科目の増設をする必要があるとのことでした。
 次に、給食材料費が他の病院と比較して高いが、その理由については通常の給食材料費のほかに給食用食器等の購入費が計上されたことと、材料の購入内容が必ずしも同じでないとのことでした。また、安い価格で、良質な材料購入に努めるよう要望がありました。
 そのほか、現在進められている病院の将来構想検討は、いろいろな角度から十分に検討し、時間をかけて慎重に実施しなければならないとの意見もありました。さらに、未収金の額、緑化フェアーに向けての病院周辺の整備、厨房職員の他病院との研修、購入器材の業者選定、さらに高規格消防車の活用対応、外来患者の国際化などに質疑、提言があったところであります。
 以上、水道事業および病院事業の両事業会計決算につきまして、審査の結果とその所見を申し上げ、当決算審査特別委員会の審査報告といたします。

◯議長(平木君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 討論なしと認めます。
 これより議案第61号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第61号 決算の認定について 平成6年度砺波市水道事業会計決算、平成6年度砺波市病院事業会計決算、以上、2会計決算に対する委員長の報告は認定することが妥当であるとするものであります。本決算を、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立全員であります。
 よって、議案第61号 決算の認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。

◯議長(平木君) 次に、日程第4 議案第66号から議案第69号まで 決算の認定について外3件、並びに報告第10号 専決処分の承認を求めることについてを一括議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 岡 部 昇 栄 君

  〔市長 岡 部 昇 栄 君 登壇〕

◯市長(岡部君) 本日、ここに決算の認定に係る議案等につきまして御審議願いたく、市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には、御多忙中にもかかわらず、御出席を賜り厚くお礼申し上げます。
 はじめに、国際交流事業について申し上げます。
 去る10月30日に中国黒龍江省衛生庁から宗衛生庁長を団長とする医学訪問団の一行を、また、11月6日には中国盤錦市から楊副市長を団長とする友好訪問団の一行をお迎えいたしました。当市の滞在期間は短いものでありましたが、それぞれ、医学交流、国際親善という所期の目的を達成され先日帰国されました。国際的に色々な問題が山積している日本の現状を思うとき、今後も、国際交流を推し進め国際親善を深めて、世界の永遠の平和、友好実現のために努力していかなければならないと考えております。
 次に、本日提案いたしました議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第66号 決算の認定につきましては、地方自治法の定めるところにより、平成6年度の富山県砺波市一般会計並びに砺波市国民健康保険事業、砺波市国民健康保険太田診療所、砺波市老人保健医療事業、砺波市赤坂霊苑、砺波市下水道事業及び砺波市農業集落排水事業の各特別会計の歳入歳出決算を監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものであります。議案第67号から議案第69号までの工事請負契約の締結につきましては、いずれも(仮称)砺波市美術館建設事業の工事に係るものであります。議案第67号は建築主体工事、議案第68号は電気設備工事、議案第69号は空調設備工事のそれぞれの工事請負契約を締結するため、条例の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 次に、報告第10号 専決処分第6号 平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第3号)につきましては、砺波市老人福祉センター「麦秋苑」の給湯ボイラーが故障したため、緊急に修理が必要となりましたので、その工事に要する経費を専決処分したものであり、この事業の財源は前年度繰越金をもってあてるものであります。
 今回の補正により、歳入歳出予算を320万円増額し、一般会計歳入歳出予算の総額は、159億750万8千円と相成ったところであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(平木君) これより、ただいま議題となっています議案及び報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっております、議案第66号外3件並びに報告第10号につきましては、お手元に配布してあります議案付託表のとおり、所管の各常任委員会並びに決算審査特別委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時40分 休憩
 午後 4時06分 再開

◯議長(平木君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより付託いたしました案件について、委員長の報告を求めます。
 文教民生常任委員長 柴 田 豊 明 君
  〔文教民生常任委員長 柴 田 豊 明 君登壇〕

◯文教民生常任委員長(柴田君) 文教民生常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今臨時会におきまして、当委員会に付託されましたのは、報告第10号専決処分の承認を求めることについてであります。
 これを審査するため、本日、当局の出席を求め、委員会を開会し、慎重に審査いたしました結果、原案のとおり承認することに決したのであります。
 以下、審査の概要を申し上げます。
 今回、取換えを必要とする老人福祉センター「麦秋苑」のボイラーは、昭和52年10月の開設以来ちょうど18年間、施設を利用される方々に暖かいお風呂を提供してきましたが、老朽化による水漏れが激しく、10月12日から使用不能の状態でありました。日に日に寒くなる冬場の季節は施設利用者がこれまで以上に増えるので早急な改善が必要となり、過日、10月20日に専決処分が行われ、11月1日にボイラー専門業者のタクマ汎用機械株式会社と契約施工し、据付工事が完了となり、明14日から入浴サービスを開始するものです。この事については、必要やむを得ない措置として了としたところであります。

 午後 2時40分 休憩
 午後 4時06分 再開

◯議長(平木君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより付託いたしました案件について、委員長の報告を求めます。
 文教民生常任委員長 柴 田 豊 明 君
  〔文教民生常任委員長 柴 田 豊 明 君登壇〕

◯文教民生常任委員長(柴田君) 文教民生常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今臨時会におきまして、当委員会に付託されましたのは、報告第10号専決処分の承認を求めることについてであります。
 これを審査するため、本日、当局の出席を求め、委員会を開会し、慎重に審査いたしました結果、原案のとおり承認することに決したのであります。
 以下、審査の概要を申し上げます。
 今回、取換えを必要とする老人福祉センター「麦秋苑」のボイラーは、昭和52年10月の開設以来ちょうど18年間、施設を利用される方々に暖かいお風呂を提供してきましたが、老朽化による水漏れが激しく、10月12日から使用不能の状態でありました。日に日に寒くなる冬場の季節は施設利用者がこれまで以上に増えるので早急な改善が必要となり、過日、10月20日に専決処分が行われ、11月1日にボイラー専門業者のタクマ汎用機械株式会社と契約施工し、据付工事が完了となり、明14日から入浴サービスを開始するものです。この事については、必要やむを得ない措置として了としたところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、文教民生常任委員会の御報告といたします。

◯議長(平木君) 総務常任副委員長 高 田 隼 水 君
  〔総務常任副委員長 高 田 隼 水 君 登壇〕

◯総務常任副委員長(高田君) 総務常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今臨時議会におきまして当委員会に付託されました議案第67号から議案第69号まで 工事請負契約の締結についての3議案を審査するため、本日、当局の出席を得て委員会を開催し慎重に審査した結果、原案のとおり可決することに決しました。
 ここで、審査の概要について申し上げます。議案第67号 工事請負契約の締結につきましては、砺波市美術館新築工事建築主体工事を、11億210万円で、佐藤工業株式会社・市堰建工株式会社の砺波市美術館新築工事建築主体工事共同企業体で、代表者佐藤工業株式会社北陸支社と工事請負契約を締結しようとするものです。
 この施設の建設目的は、砺波市の美術を国の内外へ紹介することと、多くの人の美術作品の交流の場として、また市民の生活文化の向上を図るため、さらに砺波地方の文化的創造活動の拠点となる美術館を建設するものです。
 ここで、若干、建物の概要を申しますと、鉄筋コンクリート造り3階建、延べ床面積3,293平方メートル、1階に、企画展示場、エントランスホール、事務室、2階に常設展示場、市民ギャラリー、市民アトリエ、3階に、展望プロムナード、喫茶室などを備えたものであります。
 次に、議案第68号 工事請負契約の締結につきましては、砺波市美術館新築工事電気設備工事を1億5,038万円で、第一電機工業株式会社・木下電機株式会社の砺波市美術館新築工事電気設備工事共同企業体で、代表者第一電機工業株式会社富山営業所と工事請負契約を締結しようとするものです。
 次に、議案第69号 工事請負契約の締結につきましては、砺波市美術館新築工事空調設備工事を2億6,780万円で、三谷産業株式会社・デムラ工業株式会社の砺波市美術館新築工事空調設備工事共同企業体で、代表者三谷産業株式会社富山営業所と工事請負契約を締結しようとするものです。
 なお、参考までに申しますと、この事業の関連工事として、給排水衛生設備工事が8,106万1千円で工事請負契約されております。工期は、平成7年11月中旬から平成9年2月28日となっており、平成9年4月のオープンを目指すものです。
 以上、工事請負契約の3件に関しましては、適切なものとして認めたものであります。
 誠に簡単でありますが、総務常任委員会の御報告といたします。

◯議長(平木君) 決算審査特別委員長 松 本 恒 美 君
  〔決算審査特別委員長 松 本 恒 美 君登壇〕

◯決算審査特別委員長(松本君) 決算審査特別委員会の審査結果について、御報告申し上げます。
 先程、本会議におきまして、当特別委員会に付託となりました、議案第66号 決算の認定について 平成6年度富山県砺波市一般会計及び平成6年度の各特別会計、以上7会計の歳入歳出決算の認定につきまして審査するため、先程、特別委員会を開催いたしました。今後、慎重に審議を行うため、閉会中の継続審査とすることに決したのであります。以上、誠に簡単でありますが、決算審査特別委員会の御報告といたします。

◯議長(平木君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 討論なしと認めます。
 これより、ただいま議題となっています議案第66号から第69号まで、以上4件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 議案第66号 決算の認定について、委員長の報告は閉会中の継続審査とするものであります。次に、議案第67号 工事請負契約の締結について、議案第68号 工事請負契約の締結について、議案第69号 工事請負契約の締結について、以上3議案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

  〔 賛成者起立 〕

◯議長(平木君) 起立多数であります。
 よって、議案第66号は、閉会中の継続審査に、並びに議案第67号から議案第69号までの3議案は、原案のとおり可決されました。

◯議長(平木君) 続きまして、報告第10号 専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は原案承認であります。
 委員長報告のとおりに決することに御異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。
 よって、報告第10号は、原案のとおり承認されました。
 以上をもって、本臨時会に付議されました議案を議了いたしました。これをもちまして、平成7年第4回砺波市議会臨時会を閉会いたします。市長より御挨拶がございます。
  〔市 長 岡 部 昇 栄 君 登壇〕

◯市長(岡部君) 本日は、大変お忙しいところをお集まりいただきまして、提案いたしました議案をそれぞれ議決、承認また閉会中の継続審査ということにさせていただきまして、誠にありがとうございました。
 美術館につきましては、大変大きな工事でもありまして、これからの今までの教育に不足とは言いませんが、一番弱い創造性豊かな人間をつくるとか、あるいはまた心豊かな人間をつくるとか、こういうことに大きな力になることであろうと思っている訳でありますので、これにつきましては万全を期して立派なものを造りたいと思っている次第でございますので、今後とも皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
 なおまた、決算につきましては、閉会中の御審議になりますので、他日また十分御審議を賜りまして、異論あるところを御教授賜りますれば幸いでございます。
 本日はどうもありがとうございました。

◯議長(平木君) これをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後4時19分  閉議

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成7年11月13日

      議  長    平木 弥吉

      署名議員    大橋 利則

      署名議員    上田 政雄

      署名議員    古井  晃