平成28年3月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(村岡修一君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                  日程第1
         議案第2号から議案第29号まで及び報告第1号
○議長(村岡修一君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第2号から議案第29号まで、平成28年度砺波市一般会計予算外27件について及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)
○議長(村岡修一君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 島崎清孝君。
 〔産業建設常任委員長 島崎清孝君 登壇〕
○産業建設常任委員長(島崎清孝君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第2号 平成28年度砺波市一般会計予算所管部分外7件についてを審査するため、去る3月14日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 平成28年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第6号 平成28年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第7号 平成28年度砺波市水道事業会計予算、議案第8号 平成28年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第18号 砺波市特定公共賃貸住宅管理条例の一部改正について、議案第24号 市道路線の認定及び廃止について、議案第25号 平成27年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第27号 平成27年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、以上、議案8件であります。当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、今3月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、買い物支援サービス事業についてただしたところ、平成24、平成25年度においては、高齢者を対象とした買い物支援バス事業を展開していたが、今回は、商品等の移動販売に対する県の補助事業「買い物弱者の生活利便性を向上させる買い物支援事業」を活用する。また、補助事業の内容について、県及び市の補助率は3分の1ずつで、市の補助限度額が50万円であり、その用途については、主に車の改造費用等である。なお、事業対象区域としては、買い物困難地域として高齢者が多い地区を考えているとのことで、現在、事業申請を予定しているのは1社とのことでありました。
 次に、空き店舗再生みんなでチャレンジ事業についてただしたところ、これまでは、中心商店街の空き店舗を対象としていたが、今回、市内の空き家対策も含めて、それ以外の地域における空き家建物を活用して創業する事業主に対しても補助を行う。なお、対象とする物件については、所有者の承諾が必要なことから、空き家バンクに登録の物件を対象とする。また、駐車場やアクセス道路、案内看板等の整備に費用を要するという課題がある一方、農家レストラン大門や農園カフェ農工房長者等がにぎわっている例もあることから、今後、大いに期待したいとのことでありました。
 次に、高校生企業訪問支援事業についてただしたところ、本年度の事業としては、砺波工業高等学校の2学年の生徒151名が、市内での就職活動の一助となるよう、市内企業の見学を本年3月7日と11日の2回に分けて実施し、それぞれ7グループに分かれ23社を訪問した。また、本年度の卒業生158名のうち、就職者数は117名であり、その内訳は、砺波地区の企業等への就職者は41社で58名、高岡地区が18社で24名、呉東地区が16社で29名、県外就職者が4社で4名、公務員が2名、残り41名は大学等へ進学とのことでありました。
 次に、チューリップ球根ネット栽培体系確立事業について、オランダ産球根との生産コストの比較をただしたところ、オランダ産球根の1球当たりの生産コストは平均7円であるのに対し、県の球根組合では、国内産の生産コストが平均15円であり、オランダ産とは生産現場において2倍の価格差がある。また、市場価格の比較では、オランダ産が1球50円から80円で販売されていることに対して、国内産は70円から100円となり、2割程度の価格差があることから、ネット栽培機械の導入により、生産コストの目標値を1球当たり15円から10円にまでに引き下げ、オランダ産球根との競争力に対応したいとのことでありました。
 また、ネット栽培機械の導入実績及び今後の支援策についてただしたところ、昨年の10月に機械で植え込んだ球根の掘り取りを試験的に実施した。しかし、実際に花が咲いた球根の処理条件は違うことから、今後、実証試験を重ねながら、どの程度までのコスト削減ができるのか、機械のさまざまな課題なども見極めていきたい。なお、ネット栽培体系確立事業の対象については、機械での植え込み、掘り取りのみならず、最終出荷工程までトータル的に考慮し、国や県の事業を最大限に活用しながら進めていきたいとのことでありました。
 次に、公共下水道事業の北部1期・2期工事の完成予定及び未整備地域の今後の整備計画についてただしたところ、小矢部川流域下水道事業高岡砺波幹線の施行により、本市における北部地域沿線の約半分に当たる52ヘクタール分については、平成29年度を完了予定としている。残る半分の約50ヘクタールは、北部2期工事として平成33年度までに整備したいと考えている。また、未整備地域については、平成24年度に策定した砺波市下水道整備基本計画に基づき整備することとするが、この基本計画は、概ね10年後に、その時点での社会情勢や人口、市の財政状況、関係地区住民の意見等を踏まえて見直すことになる。したがって、北部2期工事が完了する年度に見直しをかけたいと考えている。なお、現在、整備済み地区の下水道接続率は88.4%であり、未接続世帯への対策としては、各地区に下水道事業推進協議会を設置していただいていることから、地域と行政とが一体となり、接続率の向上に努めていきたいとのことでありました。
 次に、水道施設を利用したマイクロ水力発電システムの導入についてただしたところ、予算計上している5,800万円の内訳については、発電設備工事、機械設備工事及び配管附帯工事等を計画している。その概要については、松島浄水場から上中野配水場への導水管に水中ポンプを設置し、高低差40メートルの自然落下エネルギーを利用して、年間20万キロワットの発電量とする。これは、一般世帯の消費電力の換算において55世帯分に相当する。なお、本事業は、環境にやさしい循環型社会の形成を目指してのCO2削減を期待しているものであり、杉の木に換算すると8,300本に相当する環境への効果を見込んでいる。こうした水道施設を使った発電箇所は全国に22カ所あるが、県内では初めてとなる。また、水道水の安全性の確保については、健康被害のないことが確認されている水中ポンプを使用し、砺波広域圏事務組合水道事業所が、平成26年度から平成27年度に実施した水道法で定める51項目の水質検査結果から、問題がないことを確認しているとのことでありました。
 次に、このほかの付託案件及び市政一般に関する質疑、意見では、創業者支援事業の概要及び職業訓練校的な役割について、道の駅等の販売促進に係るチューリップフェアへの対応と今後の展開について、とやまの園芸規模拡大チャレンジ事業に係るチューリップ切り花の品質向上と販売力の強化及び生産振興について、井栗谷地内の山腹崩壊防止工事の施工内容について、市営住宅長寿命化計画等の耐用年数と修繕計画及び特定公共賃貸住宅に係る空き室等の入居対策について、「イオンモールとなみ」のオープン時からの中心市街地等への影響及びその対策についてなどの質疑、意見及び要望があったところです。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。
○議長(村岡修一君) 民生病院常任委員長 川辺一彦君。
 〔民生病院常任委員長 川辺一彦君 登壇〕
○民生病院常任委員長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第2号 平成28年度砺波市一般会計予算所管部分外7件についてを審査するため、去る3月16日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 平成28年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第3号 平成28年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第4号 平成28年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第5号 平成28年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第9号 平成28年度砺波市病院事業会計予算、議案第12号 砺波市消費生活センター条例の制定について、議案第25号 平成27年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第26号 平成27年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、以上、議案8件であります。当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、今3月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、シニア元気あっぷポイント事業の目的と進め方及び事業費の内訳についてただしたところ、事業の目的は、元気な高齢者が、支援の必要な高齢者への支援の輪を広めることで、ボランティアの活性化とボランティア人口の創出を図り、今後の高齢化社会に対応していくことを目的としており、介護保険の加入者である65歳以上の第1号被保険者を対象としている。進め方としては、市社会福祉協議会が管理機関となり、事前にボランティアセンターに登録をしていただくことで、現行のレッツボランティアポイント制との整合性を図りながら、今後は、現行のレッツボランティア登録者への周知や一般市民への広報活動など、3カ月間の周知期間を設けて、7月1日から実施したい。事業費の内訳については、人件費として約250万円、ポイントの換金に係る交付金として約50万円、ポイント手帳やパンフレットの印刷、スタンプやスタンプ台などの事務費として約50万円を見込んでいるとのことでした。
 次に、「高齢者ちょっとねぎらい事業」や「介護者もちょっと一息事業」を含む、三世代同居推進事業の市民への周知策についてただしたところ、この事業は5年間続けて取り組む予定であり、市では三世代同居のメリットと大変さについて支援したいと考えている。昨年から取り組んだ新しい事業であることから、市民への浸透には時間がかかると思っているが、各地区へ派遣しているアンテナ隊をさらに活用することで、自治振興会を通じた市民への周知を徹底し、利用促進につなげていきたいとのことでした。
 次に、かぐや姫ももたろう事業の予算内訳と対象年齢42歳までの区切りについてただしたところ、予算内訳としては、今までの実績から1人当たり約13万円の補助額であること、また、年々利用者が増加している状況を考慮して約170件を見込んだものである。対象年齢を42歳までとしたのは国の基準に合わせたものであるが、本市の平成26年度における妊娠成功率を見ても、25歳から29歳までは40%、30歳から34歳までは25%、35歳から39歳までは14%、40歳以上では3%と、年齢が高くなるにつれて妊娠成功率も低くなっていること及び年齢が高くなる場合の母子のリスクなどを考え、なるべく若いうちに治療していただきたいことを広報していきたいとのことでした。
 次に、高齢者入浴施設等利用券配布事業の引きかえ率と利用率の評価及び今後の事業展開についてただしたところ、平成27年度における利用券の引きかえ率の減少は、利用者に100円の一部負担をお願いしたことによるものと考えている。また、平成26年度の利用券の利用率の減少は、平成26年度から利用者に地区名と氏名を記入してもらうことにしたためであると考えており、このことで正しい利用につながり、本当に利用したい方々の実数があらわれたものと分析している。今後の事業展開としては、平成29年の春から新たな庄川健康福祉施設が開業する予定でもあり、その相乗効果を期待し、しばらくはこの事業を続けたいと考えている。また、市の利用券の対象となる施設には、砺波市温水プールや庄川健康プラザなど、健康や介護予防につながる施設も対象となっていることから、外出支援だけでなく、健康寿命の延伸にもつなげていきたいとのことでした。
 次に、個人番号カード交付事業における通知カードの未交付通数対応策及び個人番号カードの申請・交付状況についてただしたところ、3月8日現在の通知カード未交付通数は185件となっており、全世帯数の約1%である。内訳としては、65歳以上の世帯やひとり暮らし世帯が多く、カード受け取りの必要に迫られていない方々と考えている。市でははがきを出して受け取りを促しているが、3カ月の保管期間の経過後も当分の間は保管し、お渡しできる体制を整えている。なお、個人番号カード申請数は2,952枚であり、人口の約6%となっている。発行機関からの到着数は2,223枚であるが、交付通知書発送数は申請後の住所変更などの確認や交付前設定処理が必要なほか、窓口の混雑解消に向けた通知書の分散発送により1,903枚となっている。そのうち、交付した個人番号カードは1,070枚であるとのことでした。
 次に、このほかの付託案件及び市政一般に関する質疑、意見では、地域密着型施設整備費で計画されている施設概要について、地域包括支援センター運営事業費の増額根拠と事業内容について、環境にやさしい防犯灯LED化推進事業の進捗状況と推進拡大について、カラス追出し街ぐるみ大作戦事業の取り組み方と効果について、病院事業会計における予算計上に当たっての考え方について、市立砺波総合病院緩和ケア病棟の現状について、福祉市民部における市民の健康増進施策について、意見及び要望があったところであります。
 なお、当委員会は、調査研究の一環として、1月26日に市内の高齢者グループホーム及び小規模多機能型居宅介護施設の視察を行ったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、民生病院常任委員会の御報告といたします。
○議長(村岡修一君) 総務文教常任委員長 山本善郎君。
 〔総務文教常任委員長 山本善郎君 登壇〕
○総務文教常任委員長(山本善郎君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第2号 平成28年度砺波市一般会計予算所管部分外15件について及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る3月17日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 平成28年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第10号 砺波市庁舎整備基金条例の制定について、議案第11号 砺波市じんげ勇夫妻奨学基金条例の制定について、議案第13号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第14号 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第15号 砺波市職員定数条例の一部改正について、議案第16号 砺波市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、議案第17号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について、議案第19号 砺波市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について、議案第20号 砺波市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第21号 財産の取得について、議案第22号 雄神辺地に係る総合整備計画の変更について、議案第23号 富山県市町村総合事務組合規約の変更について、議案第25号 平成27年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第28号 工事請負契約の締結について、議案第29号 工事請負契約の締結について、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案16件及び報告1件であります。当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」または「承認」することに決したのであります。
 ここで、今3月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、砺波市庁舎整備基金条例の制定について、基金創設の目的及び積立額の考え方についてただしたところ、基金創設の目的は、新築も含めた庁舎整備のためであり、積立額については、庁舎整備の方法により経費の規模が異なることから、目標金額や目標期間を定めず、財政状況も勘案しながら積み立てていきたいとのことでありました。
 次に、合併特例債の借り入れ可能額98億1,190万円について、全額を借り入れるのかどうかについてただしたところ、合併特例債については、平成26年度末までに70億7,850万円を借り入れ済みであり、平成27年度では4億8,880万円、平成28年度では10億5,830万円を借り入れする予定としており、残り11億8,630万円についても、新砺波体育センターや新砺波図書館の建設などで全額を借り入れる予定であるとのことでありました。
 次に、地域おこし協力隊(情報発信)の業務及び採用時期についてただしたところ、業務については、積極的な情報発信を行うことで、本市のあらゆる魅力を市内外へ売り込むことに従事させるものであり、4月に面接試験を実施し、早ければ5月から採用したいとのことでありました。
 次に、空き家利活用事業委託料について、ふるさと発見事業の意義及び成果についてただしたところ、全国から大学のゼミ合宿を誘致し、暮らし、食など本市の魅力を実感していただくものである。また、帰省されてから、友達などに本市の魅力を伝え、全国に発信していただくことで、移住、定住の促進につながるものと考えている。現在のところ、まだ移住、定住に結びついた例はないが、大学ゼミのホームページで本市の魅力を紹介していただいたことがあるとのことでありました。
 次に、“となみ創生”地域交付金について、各地区に対してどのような事業を期待しているかについてただしたところ、“となみ創生”まちづくり総合戦略を推進するため、その基本目標達成のため実施される地域創生事業であり、特に、特別事業交付金の対象となるような他地区と連携した事業や、直接的に人口減少を抑制する事業、さらには、移住、定住の促進のための事業などを期待しているとのことでありました。
 次に、東山見保育所耐震改修工事についてただしたところ、玄関ポーチについては、鉄筋の袖壁により補強を行い、ホール右側については、マンサード型の鉄骨ブレースにより補強を行うものである。また、給食室(調理室)の壁を撤去し、新たに鉄筋コンクリート壁を2階まで設け、さらに、南側の壁部分に2階までスリットを入れて、耐震改修を行うとのことでありました。
 次に、中学校普通教室冷房化事業についてただしたところ、今回の整備は、生徒が通常の授業を受ける普通教室のみであり、少人数教室に使用する教室も含め57教室を整備するとのこと。なお、工事は授業に影響のない夏休み期間が中心となることから、完成は早くて8月末になる。また、電気料についても、新年度予算に所要額を見込んで計上している。今後、各学校とも協議を重ね、統一的な運用指針を定め、効率的な冷房機の操作を行ってまいりたいとのことでありました。
 次に、当委員会所管の市政一般に関する質疑、意見等では、教科書選定に係る謝金の受領状況について、砺波市連合婦人会の活動支援状況について、保育士の採用状況について、保育所の待機児童の状況についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。
○議長(村岡修一君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(村岡修一君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村岡修一君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(村岡修一君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村岡修一君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)
○議長(村岡修一君) これより、議案第2号から議案第29号まで、平成28年度砺波市一般会計予算外27件について及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(村岡修一君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決または承認されました。

                  日程第2
                議員提出議案第1号
○議長(村岡修一君) 次に、日程第2 議員提出議案第1号 北朝鮮による日本人拉致問題の完全解決を求める意見書の提出についてを議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(村岡修一君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 15番 井上五三男君。
 〔15番 井上五三男君 登壇〕
○15番(井上五三男君) 議員提出議案第1号 北朝鮮による日本人拉致問題の完全解決を求める意見書について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 北朝鮮による日本人拉致問題が全く進展しない中でのたび重なる暴挙は、北東アジア及び国際社会の平和と安全を著しく損なう挑発行為であり、断じて容認できません。
 また、政府認定の12名の拉致被害者の帰国が実現していない状況が続いており、富山県関係者8名を含め、北朝鮮によって拉致された可能性が排除できない多くの方も、引き続き存在していることを忘れてはなりません。
 よって、国会及び政府におかれましては、関係各国との緊密な連携及び国連を中心とする多国間の協議等を踏まえつつ、対話と圧力、行動対行動という一貫した方針のもと、さらなる強い制裁を含むあらゆる手段を講じて、最重要課題である全ての拉致被害者の方々の一刻も早い帰国の実現に向け、全力で取り組むよう強く要望いたします。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)
○議長(村岡修一君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村岡修一君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(村岡修一君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村岡修一君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)
○議長(村岡修一君) これより議員提出議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号 北朝鮮による日本人拉致問題の完全解決を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(村岡修一君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号 北朝鮮による日本人拉致問題の完全解決を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

                 日程第3
              議員提出議案第2号
○議長(村岡修一君) 次に、日程第3 議員提出議案第2号 医療機関等に係る消費税問題の抜本的解決を求める意見書の提出についてを議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(村岡修一君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 15番 井上五三男君。
 〔15番 井上五三男君 登壇〕
○15番(井上五三男君) 議員提出議案第2号 医療機関等に係る消費税問題の抜本的解決を求める意見書について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 国民誰もがいつでも良質な医療を受けられるよう、良識と熱意を持った医療従事者が懸命に医療を提供しています。それを実現し支えているのが、医療機関の連携のもとで地域ごとに必要とされる医療を適切に提供していく仕組みである、地域医療提供体制であります。
 一方、社会保険診療等は消費税が非課税であるため、医療機関等は仕入れに対して支払った消費税を控除することができず、医療機関等の負担となっております。消費税率が10%に引き上げられることが予定されている中で、このままでは、社会保障の充実、維持を目的とする消費税引き上げが、医療機関等の経営状況の悪化につながるおそれがあります。
 よって、国会及び政府におかれては、医療機関等における消費税負担の状況を把握し、抜本的解決に向けて必要な措置を講ずることを強く要望いたします。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)
○議長(村岡修一君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村岡修一君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(村岡修一君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村岡修一君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)
○議長(村岡修一君) これより議員提出議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号 医療機関等に係る消費税問題の抜本的解決を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(村岡修一君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号 医療機関等に係る消費税問題の抜本的解決を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

                  日程第4
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(村岡修一君) 次に、日程第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会からの申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村岡修一君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

                 追加日程第5
○議長(村岡修一君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第30号 砺波市公平委員会委員の選任についてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第5として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村岡修一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                 議案第30号
○議長(村岡修一君) これより、追加日程第5 議案第30号 砺波市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)
○議長(村岡修一君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました、議案第30号の砺波市公平委員会委員の選任についてを御説明申し上げます。
 現砺波市公平委員会委員の野村幹夫氏から、このたび一身上の都合により、3月31日付をもって辞職したい旨の願いが提出され、これを受理いたしましたので、補欠の砺波市公平委員会委員として丹羽千代美氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ御審議いただきまして、御同意をいただきますようお願い申し上げます。
○議長(村岡修一君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村岡修一君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)
○議長(村岡修一君) これより、議案第30号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第30号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村岡修一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。

○議長(村岡修一君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(村岡修一君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 3月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました平成28年度予算や平成27年度補正予算並びに砺波市庁舎整備基金条例の制定を初めとする諸案件につきましては、それぞれ御審議の上、可決または承認をいただき、まことにありがとうございました。
 とりわけ、低年金高齢者に対する支援等を目的とした平成27年度の補正予算案につきましては、本定例会開会日に先議の上、可決をいただきました。重ねて御礼申し上げますとともに、一日も早い給付に向け、既に事務作業を進めさせていただいております。
 このほか、議会中にいただきました各般の御意見や御要望などの趣旨にも意を配しながら、適正で効率的な市政の運営に努めてまいりたいと考えております。
 さて、北陸新幹線が開業してから、はや1年が経過いたしまして、その経済効果等について、多くの分野で高い評価がなされておりますが、本市といたしましても、この開業効果を一過性のものとすることのないよう、引き続き、農・工・商のバランスのとれたまちづくりを鋭意推進するとともに、全国トップレベルの住みよさなど、本市の持つ多くの魅力を積極的に発信してまいりたいと存じます。
 また、新年度は、今後10年間の本市の将来像を描く砺波市総合計画の策定の年となるとともに、“となみ創生”実現に向けての事実上のスタートの年に当たることから、将来を見据え、子育て支援施策を中心に、過去最大となる積極的予算を編成したところでございます。
 引き続き市民の皆さんとともに、「もうひとつ上の“となみ”」の実現に向けて、着実にかつスピード感を持って各種施策を展開するなど、市民福祉の向上と本市の発展のため、誠心誠意努めてまいりたいと存じます。議員各位及び報道関係者各位、そして市民の皆様方におかれましては、より一層の御支援と御協力をいただきますよう改めてお願い申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(村岡修一君) これをもちまして、平成28年3月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 2時52分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議    長   村 岡 修 一

   署名議員   堺   武 夫

   署名議員   川 辺 一 彦

   署名議員   山 本 善 郎