平成30年12月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時05分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(川岸 勇君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年12月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名
○議長(川岸 勇君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において
 10番 山 本 善 郎 君
 11番 島 崎 清 孝 君
 13番 大 楠 匡 子 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について
○議長(川岸 勇君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本12月定例会の会期は、本日から12月19日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川岸 勇君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から12月19日までの17日間と決定いたしました。

                  日程第3
         議案第52号及び認定第1号から認定第8号まで
○議長(川岸 勇君) 次に、日程第3 議案第52号 平成29年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成29年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件についてを議題といたします。

              (特別委員会の審査報告)
○議長(川岸 勇君) 去る9月市議会定例会において、決算特別委員会に付託いたし閉会中の継続審査となっておりました、砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、一般会計及び各特別会計並びに各企業会計の決算審査の経過と結果について、その報告を求めます。
 決算特別委員長 川辺一彦君。
 〔決算特別委員長 川辺一彦君 登壇〕
○決算特別委員長(川辺一彦君) それでは、決算特別委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 去る9月11日開催の9月定例会本会議におきまして、当特別委員会に付託されました、議案第52号 平成29年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成29年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件につきましては、慎重に審査を行うべく「閉会中の継続審査」となっていたのであります。
 このため、9月21日、25日、26日、27日の4日間にわたって委員会を開催し、議案第52号及び平成29年度の各会計決算について、慎重に審査を行ったのであります。
 また、審査に当たりましては、監査委員から各会計決算についての審査所見を承り、その後、当局から詳細な決算内容の説明を受けるとともに、関係諸帳簿及び証拠書類等の提示を求め、予算執行の適否などについて審査を行ったのであります。
 その結果、議案第52号については、「全会一致」で、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 また、各会計決算については法令並びに議決に基づき適正に執行されており、所期の事業を計画的に遂行されるとともに、行政効果も上げられているものと認め、当委員会に付託されました認定第1号から認定第8号までによる各会計決算については、「全会一致」で、それぞれ原案のとおり「認定」すべきものと決したのであります。
 以下、審査の過程における各委員からの主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、一般会計の収入未済額で滞納にかかわるもののうち、大半を占めている市税滞納額の内容や督促状況等についてただしたところ、一般会計の滞納総額のうち、市税の滞納額は4億1,939万円と、前年度に比べ2,790万円の減額となっているが、そのうち固定資産税の一部に徴収が困難な状況があり、滞納額が大きくなっているものである。また、滞納繰越については徴収に努めており、年々滞納額は減少している。
 督促については、納付期限より20日が過ぎた段階で督促状を送付し、それでも納付されない場合は催告書を年5回送付するとともに、職員による電話での催告も行っている。さらに納付されない場合は、納税者の支払能力などを確認し、場合によっては差し押さえ等で滞納処分を行っている。29年度には、給与等の差し押さえを66件、2,800万円実施した。今後も滞納を減らすよう努めていきたいとのことでした。
 次に、デマンドタクシーの実証運行が始まり、該当地区の市営バス運行便は減少しているのに、バス運行費の運行業務委託料が減額とならない要因についてただしたところ、昨年10月のバスダイヤ改正で、新たな交通手段であるデマンドタクシーの導入により日中のバス運行を見直し、週2回の運行であった南部循環線と東部循環線を月曜日から金曜日まで毎日運行するダイヤに改正した。減った便もあるが増えた便もあるため、運行業務委託料は減額にはならないとのことでありました。
 関連して、民間バス事業の運行補助費が昨年と比べ200万円の増額になっている要因と、民間事業所にもバスを小型化するなどの営業努力をするよう働きかけているのかただしたところ、民間バス事業の運行支援は、大きく3つの負担金等に分かれている。1つ目の生活路線維持対策費負担金は、1日当たり15人以上の乗客がない場合にその分を負担するもので、高岡、南砺等の沿線市で負担している。2つ目の生活路線運行費補助金は、市内を運行している総合運動公園線に対する補助金で砺波市が負担している。3つ目の路線維持特別補助金等は、1便当たり5人以下の乗車人数になると国からの補助金が減額されるため、その砺波市分について補助している。
 これらの補助金が増加傾向なのは、やはり乗客数の減少が一番の要因であり、大型バスを小型化できないかなども働きかけているが、民間バスの他の運行ルートの関係もあり、簡単には変更できないようである。しかし、民間バス会社も採算の合わない路線運行本数を減らすなど経営努力をしていることから、このまま補助金が増加し続けることはないと考えている。今後も協議会などを通じて、民間バス会社に対して営業努力を働きかけていきたいとのことでした。
 とやま呉西圏域就業マッチング支援事業の開催による砺波市内への就職の状況についてただしたところ、就業フェアの午前中は新卒者の学生を対象として行われ、呉西6市から109社が参加し、学生も185名の参加があった。午後からの第2部では、UIJターンとか再就職を考えている転職者に向け行われ、96名が参加された。
 これまで、富山県全体の就職説明会であったため、呉西地区の参加企業も少なく新卒者等にとって選択の範囲は限られていたが、今回の呉西圏域就業フェアでは、砺波市内からも抽せんで24社が参加されるなど、参加企業が呉西地区に限られたことから、職を求めている方にも、人を求めている方にも大変喜ばれた。今後も、呉西圏域事業のメリットを生かした事業の充実に取り組んでいきたいとのことでした。
 次に、農地や農業経営の有効活用と効率化を図る農地集積・集約化事業として、164戸、702筆、135.3ヘクタールの農地を意欲ある担い手48経営体に貸付されている中で、担い手シェア率と中山間地への対応についてただしたところ、29年度の担い手シェア率は、72.75%となっている。
 中山間地では、平場で9割とされる収量に比べ6割と少なく、農業経営は厳しい状況であり、中山間地の担い手の中には規模を縮小される方もあるため、農地中間管理機構を介し、集落を超えて農地を借り受けた担い手1経営体に対し、富山県中山間地域等担い手農地集積支援モデル事業をもって支援した。今後とも県や農協と協力しながら、担い手の育成と確保に努めていきたいとのことでありました。
 次に、出町東部第3地区の区画整理事業について、調査業務も順調に完了し、地元の同意も90%近く集まったと聞くが、平成30年の末までに組合の設立は可能なのかただしたところ、地元では組合設立に向けて昨年14回の準備委員会が開催され、今年度は4回の準備委員会と全体説明会を持つとともに、7月から8月にかけて個別の説明を行ってきた。事業の理解度を深め、今年中の組合設立を進めたいが、該当地区のエリア規模からして県の指導は100%の同意が必要ということであり、現在、鋭意説明を進めている。
 県の街路事業とタイアップした事業推進や、都市計画道(県道)の拡幅等も同時進行させることから、この事業には県も協力しているとのことでありました。
 次に、一昨年から進められている老朽化した学校給食センターの調理機器設備等の修繕について、今後の修繕計画をただしたところ、修繕については、それぞれの調理機器の耐用年数に応じ、施設の点検委託業者から連絡を受け、修繕計画を立てている。また、施設全体についても定期的に点検し、異状が見つかればすぐ対応しており、調理に不都合が生じないよう努めている。
 給食配送車についても、公用車と同様に更新時期を考慮し、運用に支障が出ないようにしているが、現時点では給食配送車の更新予定はないとのことでした。
 次に、病院内に設置されているエスカレーターのハンドレール取替工事のため、長期間にわたりエスカレーターが使用できなかった要因についてただしたところ、毎月の定期点検において、エスカレーターに乗る際に手を置くハンドレールの中から細いワイヤーが飛び出している不具合を発見した。利用者の安全確保のため、エスカレーターの運転を休止した上でハンドレールを取りかえることになった。ハンドレールは、個々のエスカレーターの長さに合わせた受注生産であるため、納品まで約三、四カ月かかる上に、東京オリンピック関連のエスカレーター受注増の影響もあり、運転を再開するのに長期間を要した。利用者の皆さんに御迷惑をおかけし申しわけないとのことでありました。
 このほかにも、城端・氷見線活性化推進協議会負担金の成果、顧問弁護士の委託料と利用状況、国民健康保険税の収入未済額滞納者への対応、臨時財政対策債借入額の考え方、霊苑事業の空き区画対策、チューリップ球根ネット栽培体系確立事業の進捗、公共施設立地用地の借地の買収状況、下水道整備地区の未接続対応、医師、看護師の就業動向、市立砺波総合病院と中国黒龍江省医院との医学交流などの意見、要望があったところであります。
 以上、平成29年度の各会計決算等につきまして、審査結果とその所見を申し上げ、決算特別委員会の報告といたします。
○議長(川岸 勇君) 以上をもって、委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(川岸 勇君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川岸 勇君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(川岸 勇君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川岸 勇君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)
○議長(川岸 勇君) これより、議案第52号 平成29年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成29年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件についてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第52号 平成29年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、認定第1号 平成29年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 平成29年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 平成29年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 平成29年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 平成29年度砺波市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 平成29年度砺波市水道事業会計決算認定について、認定第7号 平成29年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について、認定第8号 平成29年度砺波市病院事業会計決算認定について、以上の案件に対する委員長の報告は、原案のとおり「可決」または「認定」すべきとするものであります。以上の案件は、委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川岸 勇君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、委員長報告のとおり可決または認定することに決しました。

                  日程第4
    施政方針、並びに議案第55号から議案第84号まで、及び報告第9号
○議長(川岸 勇君) 次に、日程第4 施政方針、並びに議案第55号から議案第84号まで、平成30年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外29件について及び報告第9号 専決処分の報告についてを議題といたします。

            (施政方針表明並びに提案理由の説明)
○議長(川岸 勇君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) おはようございます。
 日程第4の提案理由の説明をさせていただきたいと思います。
 平成30年12月砺波市議会定例会の開会に当たりまして、提出いたしました平成30年度一般会計補正予算案を初めとする諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位を初め市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。
 初めに、新年度の予算編成方針について申し上げます。
 平成31年度は、第2次砺波市総合計画の3年目に当たり、計画に掲げます将来像「~庄川と散居が織りなす花と緑のまち~もっと元気 ほっと安心 ずっと幸せ“やっぱり砺波”」を目指し、引き続き事業の選択と集中をより一層進め、財政の健全化と着実な事業展開を図ることとしております。
 中でも、砺波チューリップ公園再整備の一環として行いますチューリップタワーの新築等の「公共施設等長寿命化・最適化プロジェクト」や、雨水貯留施設整備等の「防災力強化プロジェクト」など、「10WAVEプロジェクト」につきましては、事業推進のため予算を重点的に配分することで、その波及効果を確かなものにしたいと考えております。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、「ねんりんピック富山2018剣道交流大会」について申し上げます。
 去る11月3日から開催されました「ねんりんピック富山2018」において、本市では剣道交流大会を開催し、全国から選手、監督を初め、関係者や応援の方々など、延べ2,600人を超える来場者でにぎわう中、市民の皆さんの御協力と温かいおもてなしにより、成功裏に終えることができました。
 参加者からは、砺波の会場運営や歓迎ぶりに対して高い評価と感謝をいただいたところであり、開催に当たり協賛いただきました事業所や個人の皆さんを初め、ボランティアなど、御協力いただきました全ての方々に心から深く感謝を申し上げます。
 今大会では、本市の選手も健闘され、富山県勢が1位から3位までを独占するという快挙を成し遂げられました。また、最高齢の93歳の選手が善戦されるなど、年齢を感じさせない気迫と剣道への情熱に触れ、高齢になっても夢や希望、生きがいを持って暮らしていくことのすばらしさを実感したところであり、今後の市民の健康づくり、生きがいづくりに生かしてまいりたいと存じます。
 次に、防災対策について申し上げます。
 去る9月6日未明に発生いたしました「平成30年北海道胆振東部地震」による、姉妹都市むかわ町への支援につきましては、「砺波市、むかわ町災害時相互応援協定」に基づき、先遣隊としての職員2名の派遣を初め、保健師6名、事務職員1名の合計9名の職員を約3週間にわたり継続的に派遣したほか、支援物資の提供や義援金の贈呈など、必要な支援を迅速かつ的確に行ってきたところであります。
 また、11月10日、11日に開催されました「第31回庄川ゆずまつり」の開会式では、特別企画として「頑張ろう!むかわ感謝と応援セレモニー」を行い、市役所本庁と庄川支所に設置しております募金箱に、市民などから寄せられた義援金をむかわ町渋谷副町長へ贈呈させていただきました。
 むかわ町では、今もなお多くの町民の方々が仮設住宅での生活を余儀なくされていると伺っており、今後も姉妹都市むかわ町の一日も早い復旧・復興のため、要請に応じまして必要な支援をしてまいりたいと考えております。
 次に、空き家対策事業について申し上げます。
 市内にあります老朽危険空き家10戸について、9月にその所有者及び相続人の特定を行い、「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、所有者等に除却などの措置をとるよう通知を行ったところであります。
 この通知を行ったことで、早速除却される結果に結びついた空き家もあり、今後も法に基づく手続を適正に行うとともに、引き続き除却に向けて丁寧に相談に応じるなど、空き家対策を推進してまいります。
 次に、国際交流について申し上げます。
 去る10月29日から31日にかけて、国際庭園観光ネットワーク、通称IGTN、韓国支部会長及び韓国順天市長の招請を受け、同市で開催された第3回IGTN国際庭園観光コンファレンスに参加してまいりました。
 この会議への出席の経緯につきましては、昨年カナダのオタワ市で開催されました世界チューリップサミットに順天市一団も参加しており、本市の発表に興味を持った同会長ら関係者17名が本年のチューリップフェアを実際に視察し、改めて公園を活用した観光とその経済効果について、今回のコンファレンスで発表してほしいと要請されたものであります。
 この会議には、韓国のほか世界5カ国から庭園・自治体・学会関係者等約100人が出席し、オランダ、メキシコなどの先進的な庭園観光の事例紹介が行われました。日本からは本市が日本庭園観光成功事例として、砺波チューリップ公園整備の歴史のほか、花の大谷や水上花壇などの展示や栽培の技術などについて発表を行い、討論会で参加者からは、「花の大谷は、有名観光地との連携による成功例である。」、「水上花壇などは、ほかでは見られないオンリーワンの技術が大きな強みだ。」という意見が述べられるなど、高い評価をいただきました。
 昨年の世界チューリップサミットに引き続き高評価を得たことで、当フェアは世界の名立たる庭園と比較してもレベルの高い栽培技術と展示技術を有していることに確かな手応えを感じたところであります。
 改めて、これまでチューリップ生産やチューリップフェアにかかわってこられた先人の方々に対して敬意を表しますとともに、2019となみチューリップフェアに向けて、さらなる魅力の発信に努めてまいります。
 次に、窓口サービス向上の取り組みについて申し上げます。
 今年4月に施行されました富山県手話言語条例を踏まえまして、窓口などで対応する市職員が聴覚障害者の障害特性への理解を深め、手話による挨拶など初歩的なコミュニケーションスキルを習得することを目的として、市内の手話サークル「かざぐるま」の協力を得て手話体験講座を受講しておりますほか、県職員研修所の手話講座を受講した若手市職員による手話ミニ講座も行っているところであり、さらなる窓口のサービスアップに努めてまいります。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 出産や育児などを機に仕事を離れた女性の職場探しを支援するため、去る11月19日に「ママの就活応援セミナー」を開催いたしました。今年度は、子育てサポート企業として国から認定を受けている市内事業者に講師をお願いし、実際の職場環境を説明いただくことで子育て世代の再就職に向けた不安の解消に努めたところであり、引き続き積極的に女性の再就職を支援してまいります。
 また、砺波駅前広場イメージアップ事業のうち、駅前ロータリーの舗装及び駐車場施設の設置などの整備が去る11月21日に完了し、25日には、同広場において「となみ食彩ふれあい市2018」が開催され、食をテーマに農産物の販売や各種団体の出店のほか、出町小学校3年生によるステージ発表など多彩なイベントが行われました。当日は、多くの来場者でにぎわったところであり、今後も市民の交流や出町市街地活性化に向けた新たな拠点の一つとして活用されることを期待しております。
 次に、観光の推進について申し上げます。
 去る10月1日に、新たなとなみブランドとして庄川峡観光協同組合の「金屋石」及び若鶴酒造株式会社の「三郎丸蒸留所ウイスキー」を認定いたしました。これによりまして、となみブランドの総数は17品目19事業者となったところであり、既存の認定品目も含め、市のホームページやポスター、チラシなどでPRするほか、観光誘客キャンペーン等の機会を通じて市内外に向けて積極的な情報発信を行い、地域産業の振興と地産地消の推進及び本市の知名度向上を図ってまいりたいと考えております。
 また、去る10月6日から21日にわたり開催されました「となみ夢の平コスモスウォッチング」につきましては、植栽管理が良好であったことや天候にも恵まれ、開幕日から最終日まで見ごろ状態が続いたことから、昨年を2万人上回る9万人の多くの来場者でにぎわったところであり、移動動物園やコスモスの大迷路が人気を博すなど、多彩なイベントとともに100万本のコスモスを存分にお楽しみいただいたものと思っております。
 さらに、今月1日に開幕いたしました「チューリップ公園KIRAKIRAミッション2018」につきましては、準備作業のボランティアや協賛金等に多大な御協力をいただくなど、多くの市民や企業、団体の皆さんに支えられておりますことに改めて感謝を申し上げます。今回7回目を迎え、チューリップタワー内部に幻想的なLEDランタンを数多く配置したほか、ひょうたん池には大きな雪だるま型イルミネーションが登場するなど、新しい趣向も凝らしておりますので、市内外から多くの方々が来場されることを期待しております。
 次に、農業関係について申し上げます。
 主要作物であります水稲の作柄につきましては、富山県における作況指数は102の「やや良」と発表されたものの、出穂期の高温や収穫期の降雨により、一部で刈り遅れによる品質低下を招き、11月末現在のとなみ野農業協同組合管内の1等米比率は、昨年より2.2ポイント低い87.8%となっております。
 一方で、本年秋に本格デビューいたしました富山米新品種「富富富」につきましては、生産農家の皆さんの適切な肥培管理と関係機関の適切な指導の結果、市内では全量1等米でありました。
 次に、特産のたまねぎにつきましては、市内では本年産と同面積の約130ヘクタールが定植されたところであり、引き続き関係機関による適切な栽培指導と生産農家による徹底した肥培管理により、たまねぎ産地として確固たる地位を確保できるように努めてまいります。
 次に、鳥獣被害防止対策につきましては、中山間地域の各地区鳥獣被害防止対策協議会や市鳥獣被害対策実施隊と連携し、地域ぐるみの被害防止対策に努めた結果、11月末現在のイノシシ捕獲頭数は、昨年同期の216頭を上回る240頭となったところであります。
 次に、農地林務関係事業について申し上げます。
 国営庄川左岸農地防災事業につきましては、去る10月23日に国営事業の完工式が行われました。今後は、附帯県営事業の早期完了や基幹水利施設管理事業の実施に向けて、国や関係機関に対し、引き続き積極的な事業の促進を働きかけてまいります。
 県営農地整備事業「種田地区」につきましては、去る10月29日に起工式が行われたところであり、農業生産基盤の整備により、地域農業の担い手の育成とともに、さらなる農地の集約化の推進や農業の高付加価値化が図られ、より力強い農業が実現できるよう、事業の促進及び予算の安定的確保を重点課題として、国や県に対して強く働きかけてまいります。
 また、8月及び9月の集中豪雨により被災した農地や農業用施設、林道施設につきましては、早期の復旧に努めてまいります。
 次に、土木関係について申し上げます。
 一般国道359号砺波東バイパスにつきましては、現在、工事が進められている新設橋梁の名称につきまして、このほど国と富山県の協議により「伊加流伎大橋」に決定したとの連絡があったところであり、平成31年度の全線開通に向けた事業進捗に、今後さらに弾みがつくものと期待しております。
 次に、今年度の道路除雪実施計画につきましては、市道の車道実延長の約85%に当たる637キロメートル及び歩道の約83%に当たります96キロメートルを対象としており、今冬からは本格的な地域ぐるみ除排雪に取り組まれる種田地区を加えた各地区除雪委員会等と連携しながら、安全・安心な生活道路の確保に努めてまいります。
 なお、多年にわたり地域ぐるみ除排雪に従事していただいている方々の功績をたたえるため、去る11月28日に18人の方々の除雪功労者表彰を行ったところであります。受彰されました皆さんのこれまでの御尽力に感謝を申し上げたいと存じます。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 砺波チューリップ公園の再整備事業につきましては、公園のシンボルであるチューリップタワーの更新に向け、実施設計を進めているところであります。
 また、公園東門横トイレにつきましては、ユニバーサルデザインに配慮した多機能トイレや災害用マンホールトイレを備えた施設として、来期のフェアから活用できるよう、現在、建築工事を進めております。
 次に、上下水道事業について申し上げます。
 まず、上水道事業につきましては、上中野配水池耐震化更新工事において本体築造工事がほぼ完了し、今後、電気設備等の調整を行い、来年1月末の供用開始を予定しているところであります。
 次に、下水道事業につきましては、出町地区の神島・鷹栖出地内及び林地区の小杉・小島地内において、発注済みの枝線管渠工事が完了したところであり、引き続き社会資本整備総合交付金を活用し、北部地区の工事の進捗に努めてまいります。
 また、下水道全体計画の見直しにつきましては、去る10月26日に第2回砺波市下水道計画検討委員会を開催し、今後の下水道事業の整備について御意見をいただいたところであり、引き続き検討委員会を開催して、来年3月までに意見書を取りまとめてまいります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 去る11月6日に市立砺波総合病院経営改善委員会を開催し、医療従事者の確保のほか、高度な医療機器や技術等の広報活動の充実など、病院新改革プランに基づく経営改善に向けた取り組み等について御意見をいただいたところであり、今後、これらの御意見も踏まえ、一層の経営改善に努めてまいります。
 また、去る11月11日には、病院職員139名によります防災訓練を、砺波市内で震度6強の地震が発生し、発災直後における多数傷病者の受け入れを行うとの想定で実施いたしました。当院は、砺波医療圏における唯一の災害拠点病院であり、今後も訓練を通じて手順の確認や問題点の解消を図ってまいります。
 次に、子育て支援について申し上げます。
 去る10月13日に出町認定こども園の園庭造成工事の完了を受けて、認定こども園の竣工式を行ったところであります。
 また、11月27日に開催いたしました「子ども・子育て会議」では、子ども・子育て支援事業計画における保育所施設等の利用定員を設定するとともに、保育所の現状を踏まえて、今後の市全体の保育環境を整えるための基準の必要性や、来年度に策定を予定しております第2期子ども・子育て支援事業計画に係る市民へのアンケートについても御意見をいただいたところであり、現在、年内のアンケート実施に向けて準備を進めております。
 次に、スポーツの推進について申し上げます。
 昨年から整備を進めてきた新しい砺波体育センターがこのほど完成し、去る10月13日に竣工式を行いました。この新体育センターは、「市民の皆さんが身近にスポーツや健康づくりを楽しめるコンパクトで親しみやすい体育館」をコンセプトに整備したものであり、旧砺波体育センターの1.4倍の広さとなったアリーナ、新設された1周160メートルのランニングコース、利用人数によって大きさを変えられる会議室などがあり、本市のスポーツ活動の拠点として、さまざまな目的、用途で御活用いただきたいと考えております。
 去る11月18日に開催いたしました5回目となります「となみ散居村縦断マラソン2018」は、今年は好天に恵まれ、全国から3,100人を超えるランナーに参加いただき、大いに盛り上がったものと思っております。
 なお、開催に当たり協賛いただきました事業所や個人の皆さんを初め、650人を超える大勢の協力員の方々、そして沿道で応援いただいた多くの市民の皆さんに心から感謝を申し上げます。
 次に、新砺波図書館整備事業につきましては、事業用地内の施設等の取り壊し工事が順調に進捗しており、来る12月19日に起工式を予定しているところであります。
 それでは、これより本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第55号 平成30年度砺波市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ5億5,459万1,000円を追加し、歳入歳出予算総額を226億6,674万8,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  財政管理費            6,957万5,000円
  除雪対策費                 9,400万円
  小学校普通教室冷房化事業費       3億6,970万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これら歳出予算に対する財源の主なものは、
  国庫支出金            8,497万4,000円
  寄附金              6,982万5,000円
  市債                  1億5,670万円
などであり、不足いたします2億3,823万9,000円を繰越金で措置するものであります。
 また、繰越明許費につきましては、小学校普通教室冷房化事業が今年度内に完了しない見込みであるため、やむを得ず翌年度に繰り越すものであり、債務負担行為の補正につきましては、平成31年度以降の公の施設の指定管理委託等のほか、平成31年度の施設保守管理業務委託等並びにゼロ県債に伴う散居景観保全事業及び農業農村整備事業補助について、それぞれ追加するものであります。
 次に、議案第56号 平成30年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、療養諸費及び高額療養費等について必要額を補正するとともに、平成31年度の電算保守管理等業務委託について債務負担行為を設定するものであります。
 次に、議案第57号 平成30年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成31年度の電算保守管理業務委託について債務負担行為を設定するものであります。
 次に、議案第58号 平成30年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、公共下水道事業の下水道事業費等について必要額を補正するとともに、平成31年度の施設保守管理等業務委託について債務負担行為を設定するものであります。
 次に、議案第59号 平成30年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、平成31年度の施設保守管理等業務委託について債務負担行為を設定するものであります。
 次に、議案第60号 平成30年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、材料費、経費等について必要額を補正するとともに、平成31年度の医療器械等賃借及び施設保守管理等業務委託について債務負担行為を追加するものであります。
 次に、予算関係以外の議案について御説明いたします。
 まず、議案第61号につきましては、公職選挙法の改正により、市議会議員選挙において選挙運動用ビラの頒布が可能になり、その作成経費について公費負担できるよう、砺波市議会議員及び砺波市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第62号及び63号につきましては、国の人事院勧告等による給料表及び諸手当の改正に準じ、砺波市職員の給与に関する条例及び砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第64号につきましては、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴い、砺波市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第65号につきましては、篤志家からの寄附により仮名を付して創設された、砺波市じんげ勇夫妻奨学基金について、篤志家の遺言により受けることになった新たな寄附金を基金に積み増しするため、また、条例名に篤志家の氏名を冠するため、砺波市じんげ勇夫妻奨学基金条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第66号及び67号につきましては、地元からの要望に応じて、旧東野尻幼稚園及び東野尻公民館を東野尻自治振興会へ無償で譲渡するものであります。
 次に、議案第68号につきましては、議案第65号に関連し、本市への遺贈に対する遺留分減殺請求に関して、当事者間でそれぞれに配分される遺留分侵害額及び遺贈額等を確定させるため和解するものであります。
 次に、議案第69号から議案第82号までの指定管理者の指定につきましては、指定管理期間が平成30年度末をもって満了する砺波市社会福祉会館やチューリップ四季彩館などの各施設について、平成31年4月からの指定管理者を指定するものであります。
 次に、議案第83号につきましては、社会福祉法人わらび学園が児童発達支援センターわらび学園を自ら設置し、管理及び運営を行うこととなったため、砺波広域圏事務組合規約を変更するものであります。
 次に、議案第84号につきましては、国営総合農地防災事業、庄川左岸地区で造成されました庄川放水路を管理するに当たり、基幹水利施設管理事業により管理経費の負担軽減を図るため、団体営土地改良事業(維持管理事業)計画を定めるものであります。
 次に、報告第9号 専決処分の報告につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ御審議の上、可決をいただきますようお願い申し上げます。

○議長(川岸 勇君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明12月4日から12月9日までの6日間は、議案調査のため休会したいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川岸 勇君) 御異議なしと認めます。よって、明12月4日から12月9日までの6日間は、議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、12月10日午前10時から再開いたします。
 本日はこれをもって散会といたします。
 御苦労さまでした。

 午前10時56分 閉議