令和元年9月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時06分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(島崎清孝君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより令和元年9月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく公益法人等の経営状況説明書について、砺波市土地開発公社、公益財団法人砺波市花と緑と文化の財団、公益財団法人砺波市農業公社、公益財団法人砺波市体育協会より、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

日程第1
                  日程第1
               会議録署名議員の指名
○議長(島崎清孝君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において
  6番 山 田 順 子 君
  7番 雨 池 弘 之 君
  8番 堺   武 夫 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本9月定例会の会期は、本日から9月19日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から9月19日までの18日間と決定いたしました。

                  日程第3
        施政方針、並びに議案第12号から議案第15号まで、
          認定第1号から認定第8号まで及び報告第8号
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第3 施政方針、並びに議案第12号から議案第15号まで、令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外3件について、認定第1号から認定第8号まで、平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件について、及び報告第8号 専決処分の報告についてを議題といたします。

           (施政方針表明並びに提案理由の説明)
○議長(島崎清孝君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 令和元年9月砺波市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました令和元年度一般会計補正予算案を初めとする諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位を初め市民の皆さんの御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。
 初めに、提出しております平成30年度の一般会計、特別会計及び企業会計の決算の概要について申し上げます。
 まず、平成30年度一般会計決算につきましては、歳入総額231億862万2,000円、歳出総額212億2,596万8,000円で、形式収支は18億8,265万4,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源3億2,663万4,000円を除いた実質収支では15億5,602万円の黒字決算となりました。
 次に、特別会計の実質収支は、国民健康保険事業特別会計が9,290万9,000円、後期高齢者医療事業特別会計が383万5,000円、霊苑事業特別会計が147万2,000円、下水道事業特別会計が1,377万9,000円のそれぞれ黒字決算となりました。
 また、企業会計では、損益計算において水道事業会計が2億558万3,000円、工業用水道事業会計が121万1,000円、病院事業会計が2億3,283万円、それぞれ前年度に続き黒字決算となり、全ての会計において黒字決算となったところであります。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、防災対策について申し上げます。
 「令和元年度砺波市防災デー/砺波市総合防災訓練」につきましては、これまで同様に実施日を「砺波市防災デー」と位置づけ、昨日9月1日に、高波公園及び高波体育館をメーン会場として、高波地区、若林地区及び林地区の3地区において開催し、昨年を上回る約2,000人の方々に参加をいただきました。
 今回の訓練では、地震対策に重点を置き、多くの関係機関や団体、企業、地区自主防災組織等の参画のもと、より総合的で、かつ実効性のある訓練が実施できたものと考えております。
 また、「市民一斉シェイクアウト訓練」を引き続き実施したほか、新たに「非常持ち出し袋」を持参した住民避難訓練に取り組むなど、自助の取り組みを強化し、市民の防災意識の高揚を図ったところであります。
 今後もこれまで以上に、台風や大雨などによる災害が発生する前の早目の避難情報を伝達する訓練や、実際に避難所へ早期避難する訓練などにも積極的に取り組み、一層の地域防災体制の充実・強化に努めてまいります。
 次に、「第24回全国女性消防操法大会」につきましては、来る11月13日に神奈川県横浜市で開催され、県代表として本市から7名の女性消防団員の方々が出場されます。出場される選手の皆さんには、日ごろの訓練の成果を十分に発揮され、昨年の全国大会での庄下、栴檀山両分団に続き、好成績を上げられますことを心から期待しております。
 次に、雨水対策事業につきましては、出町市街地の浸水対策事業として、昨年度の豊町公園調整池に続き、年度末の完成を目指して三島町公園の調整池整備工事に着手したところであります。
 次に、公共施設再編計画につきまして申し上げます。
 この計画の策定に当たりましては、「これからの公共施設のあり方を考える」市民説明会を7月に中学校区単位で開催したところであり、参加者の皆さんには、その必要性について、概ね御理解をいただいたものと思っております。引き続き、具体的な各施設の方向性について関係地区や団体に対して丁寧な説明を行うとともに、十分な意見交換を踏まえて計画案をまとめてまいります。
 次に、国際交流について申し上げます。
 去る7月27日から31日までの日程で、砺波市トルコ友好交流協会の皆さんに同行し、姉妹友好都市を締結して30周年を迎えたトルコ・ヤロバ市に、市としては9年ぶりに公式訪問してまいりました。
 ヤロバ市では、サルマン市長にお会いし、チューリップがつなぐ両市の友好関係を改めて確認するとともに、第70回の節目となる「2021となみチューリップフェア」への招待を行ってきたほか、ヤロバ県のエロル知事への表敬訪問や、20年前のトルコ北西部地震によって倒壊し、砺波市や砺波市友好交流協会からの寄附で再建したヤロバ消防署への訪問、1991年に砺波郵便局から寄贈された郵便ポストの視察や関係者との交流会などを通じて、両市のさらなる相互理解と友好親善を深めることができたものと考えております。
 このほか、この夏には、出町中学校マーチングバンドのハンガリーでの「フラワーカーニバル」への参加や、同中美術部員が、「となみらいフェス」を、トルコをイメージしたチューリップパネルを作成したことが縁で、駐日トルコ共和国大使館へ招待されるなどの国際交流も進められたところであります。
 次に、空き家対策について申し上げます。
 去る6月28日に、空き家をテーマとした市政バスツアーを企画したところ、29名の市民の皆さんに御参加をいただき、関心の高さがうかがわれました。
 ツアーでは、空き家を利活用した多様な施設や、市の空き家情報バンクに登録されている物件、また、老朽危険空き家に認定された物件などを見て回り、空き家の利活用例について学ぶとともに、適正管理されていない空き家について再認識していただきました。参加者からは、「今後、自宅をどうするか悩んでおり、参考になった。」といった感想も多く聞かれたところであります。
 引き続き、行政出前講座や、いきいき百歳体操会場での説明等、さまざまな機会を捉えて空き家の予防啓発を行うなど、空き家対策への取り組みを進めてまいります。
 次に、高齢者福祉の充実について申し上げます。
 認知症を理解し、地域の支え合い体制を推進するため、昨年度から「認知症高齢者等見守り模擬訓練」を行っており、今年度は、来る9月29日の出町深江地区ほか2地区で実施することとしております。
 訓練内容といたしましては、行方不明役の方を地域住民が捜索する声かけ訓練や訓練後の参加者の意見交換会などを予定しております。
 次に、国民健康保険事業について申し上げます。
 今年度、新たに取り組みを予定している薬剤の多剤投与や重複投与の見直しが必要と思われる被保険者への「服薬情報通知事業」につきましては、60歳以上で多剤投与・重複投与となっている方に対して、適切な服薬を促すことを目的として9月下旬に通知書を発送することとしております。
 次に、精神保健対策について申し上げます。
 昨年度策定いたしました砺波市自殺対策計画に基づき、相談先情報を掲載したお守り型リーフレットを作成して、公共施設を初め薬局、接骨院、理容院、美容院などに配布するとともに、民生委員児童委員、ヘルスボランティア、薬剤師等を対象としたゲートキーパー養成講座を実施するなど、「誰も自殺に追い込まれることのない」砺波市を目指して事業を推進してまいります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 MRI(磁気共鳴画像診断)装置の更新につきましては、今週末に新しい装置が搬入され、調整作業等を行った後、10月中旬から運用する予定としております。この装置は、従来に比べて高画質であることに加え、検査時間が短くなることから、診断精度の向上と患者さんの負担軽減が期待できるものと考えております。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 本市における8月末現在の交通事故の発生状況につきましては、関係者の御努力もあり、人身事故件数、死者数、負傷者数とも昨年同期に比べ減少をしております。
 来る9月21日から30日までの10日間、「ゆずりあう 心で広がる無事故の輪」をスローガンに秋の全国交通安全運動が実施されることから、今後とも関係機関と一層の連携強化を図りながら、交通安全活動をさらに推進してまいります。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 去る8月31日に、砺波駅前広場において盛大に開催されました「となみ伝承やぐら大祭」は、市内各地で守り継がれている太鼓や子供歌舞伎などの伝統芸能が披露されたほか、大型スクリーンによる獅子舞や夜高などの映像放映、三助焼のろくろ体験なども行われ、多くの来場者でにぎわい、中心市街地の活性化にもつながったものと考えております。
 なお、砺波駅前広場では昨年の再整備以降、「となみ食彩ふれあい市」や「となみらいフェス」などに続いてのイベント開催でしたが、交通広場としての機能に加え、中心市街地のイベント空間として市民にも定着してきており、今後とも利用者に親しまれる美しく機能的な空間として、また時には楽しい空間として、より一層多機能に活用されるよう期待しております。
 また、本年10月からの消費税率引上げに伴う負担緩和策として進めておりますプレミアム付商品券事業につきましては、去る7月22日から購入引換券の交付申請を受け付けるとともに、購入対象者に該当するか審査を進めてまいりました。
 今後は、購入対象となられた住民税非課税者や3歳未満の子が属する世帯の世帯主に対して、購入引換券を送付するとともに、9月24日からは市内11カ所の郵便局において、プレミアム付商品券の販売を開始することとしております。
 次に、観光関係について申し上げます。
 真夏の恒例行事となりました「庄川水まつり」は、去る8月3日、4日の両日に庄川水記念公園において開催され、伝統ある流木乗り選手権大会を初め、大好評の「ブラボースライダー」には長蛇の列ができるなど、多くの来場者でにぎわいました。
 また、7月26日から昨日9月1日までチューリップ四季彩館で開催いたしました夏季特別企画展「ピーターラビットの世界展」には、約7,000人の多くの皆さんに御来場いただき大盛況のうちに終了することができました。
 なお、この開催期間中の8月6日には、平成8年4月の開館以来、累計来場者数が110万人を達成いたしました。
 さらに、8月17日には、夏の風物詩となりました「ふるさと盆踊り」をメーンイベントとする「サマーフェスティバルin砺波チューリップ公園」が盛大に行われるなど、引き続き、周辺施設と一層の連携を図りながら、公園の通年利用をさらに推進してまいります。
 このほか、来る10月5日から20日までの16日間、となみ夢の平スキー場では、約100万本のコスモスが咲き誇る「2019となみ夢の平コスモスウォッチング」が開催されますので、秋の花イベントを満喫いただければと思っております。
 次に、農業振興関係について申し上げます。
 まず、水稲につきましては、作柄は「平年並み」と見込まれておりますが、高温により生育が早目に推移していることから、生産者に対して水管理の徹底や適期刈り取りに努めるよう、関係機関とともに指導を行っております。
 また、たまねぎにつきましては、調製選別作業の終盤を迎えており、10アール当たりの単収は、昨年の3.3トンを大きく上回る5トン、生産量は初めて1万トンを超えるものと見込まれております。
 次に、豚コレラ対策について申し上げます。
 去る8月1日に庄川町庄地内で発見されました野生イノシシの死骸から、豚コレラウイルスが確認されたことを受け、翌2日には関係地区自治振興会を初め鳥獣被害対策実施隊や関係機関等で構成する連絡会議を直ちに開催し、今後の対応について共通認識を図りました。
 その後、おりで捕獲した別の野生イノシシからも感染が確認されたこともあり、8月14日には、県の指導のもと、経口ワクチンを散布するなど、豚コレラウイルスの拡散防止対策や養豚農場に対する防疫対策の徹底に努めております。
 次に、農地林務関係について申し上げます。
 多面的機能支払交付金につきましては、現在、取り組み中の90組織のほか未実施集落に対して制度説明会を行ったところであり、農業・農村の多面的機能が発揮されるよう、引き続き、地域ぐるみでの活動を推進してまいります。
 また、国営附帯県営農地防災事業「庄川左岸地区」につきましては、事業実施中である三期地区及び四期地区の事業が、計画どおり令和5年度に完了するよう今後とも国や関係機関に強く働きかけてまいります。
 次に、土木関係について申し上げます。
 年内の全線開通に向け工事が進められている一般国道359号砺波東バイパスにつきましては、去る8月25日に、庄東小学校の児童を含め多くの地元の皆さんに参加をいただき、開通プレイベントとして、「伊加流伎大橋」の床版でお絵描きイベントを行ったところであります。
 次に、橋梁の修繕につきましては、長寿命化修繕計画に基づき、引き続き舟戸橋の修繕工事を行っております。また、今後、補修工事を予定している橋梁9カ所につきましては、それぞれ詳細設計を発注したところであり、中でも、大辻跨線橋につきましては、工事協定締結のためJR西日本と協議を進めております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 砺波チューリップ公園の再整備事業につきましては、現在、新チューリップタワーにつながる連絡デッキの建設工事を進めているところであり、今後は、新タワーにつながる残りのスロープやひょうたん池西側の園路整備などを来期のチューリップフェアまでに完成するよう進めてまいります。
 また、来期のフェア終了後には、新タワーの本体工事に着手できるよう発注の準備を進めてまいります。
 次に、景観まちづくりの取り組みにつきましては、景観まちづくり協定の認定を受けた8つの団体において、散居景観を保全するための活動を実施していただいているところであります。
 今後、さらに多くの団体に取り組んでいただけるよう、現在、アンケート調査や各種団体に対して聞き取り調査を実施し、景観まちづくり事業費補助金の対象要件や補助金額などの見直しを検討しているところであり、引き続き、本市特有の散居景観の保全と育成に努めてまいります。
 次に、上下水道事業について申し上げます。
 まず、上水道事業につきましては、現在、上中野地区において基幹配水管耐震化更新、約1.5キロメートルの工事を進めているほか、上中野配水池場内整備工事についても、旧配水池本体の取り壊しを終え、残りの場内整備を進めているところであり、いずれの工事も今月末の完了を予定しております。
 次に、下水道事業につきましては、県施行の高岡砺波幹線工事の進捗に合わせて、現在、出町、鷹栖、林地区において発注した枝線管渠工事を年内の完成に向け進めているところであります。
 また、下水道整備基本計画の見直しにつきましては、公共下水道が未整備となっている11地区の自治振興会に出向いて、下水道計画検討委員会からの意見書の内容や、見直しの進め方などについて説明し、御意見をいただいたところであり、現在、見直しの素案づくりを進めております。
 次に、教育環境の充実について申し上げます。
 小学校普通教室等冷房化工事につきましては、全ての小学校でエアコンの設置を終えておりまして、夏休み明けの第2学期から試運転を含めて、冷房が使用できる環境となり、快適な学習環境が整ったものと考えております。
 なお、出町中学校の特別教室の冷房化工事につきましては、工事発注を終えており、引き続き年度内の完成に向けて工事を進めてまいります。
 また、小学校の電子黒板につきましては、来年度から全面実施されます新学習指導要領を見据えて追加で設置をし、各校では複数の学級で同時使用できる環境が整ったところであります。第2学期からは、デジタル教材のメリットを生かし、より効率的で一歩進んだ授業が行えるよう実証的な取り組みを進めてまいります。
 次に、子育て支援について申し上げます。
 去る8月21日に、今年度2回目の「子ども・子育て会議」を開催し、前回の会議において提示いたしました、就学前の子どもたちにとっての施設の適正な保育環境の基準の案について、改めて関係団体等の見解を踏まえた御意見をいただきました。その結果、「子どもの発達を十分に保障する環境づくり」の観点から、前回提示をした「3歳児クラスは概ね11人から20人」、「4・5歳児クラスは概ね11人から25人」とし、「3歳児または4・5歳児の1クラス当たりの子どもの人数が適正な人数に満たない状態が3年間継続すると見込まれる場合、施設の再編について検討に着手する」という案が了承されました。
 また、去る8月29日に開催されました「市総合教育会議」におきまして、教育委員の方々にも教育的な見地から賛同をいただいたところであります。
 今後は、全ての保育所、認定こども園及び幼稚園を対象として、この基準に基づいて就学前の適正な教育環境の確保に取り組んでまいりますが、保育所及び認定こども園では、ゼロ歳から2歳児も保育しておりますことから、再編の検討に当たっては、その定数の確保について十分配慮してまいります。
 次に、生涯スポーツの推進について申し上げます。
 砺波体育センターにつきましては、昨年10月にオープンし、今年で開館1周年を迎えることとなります。この間、従来の競技スポーツでの利用に加え、これまでスポーツ施設に足を運ぶことが少なかった高齢の方々も、足腰に優しいランニング走路を活用し、年間を通じてランニングやウオーキングなどの軽スポーツにも取り組まれるなど、大変多くの市民に御利用をいただいております。
 そこで、10月12日には、開館1周年記念事業として、砺波体育センターの無料開放を予定しており、「風船リフティング」などのイベントを計画しているほか、東京オリンピックのスポンサー企業であるコカ・コーラ社による聖火トーチ展示イベントも同時開催していただけることとなっております。
 次に、合併15周年記念「となみ庄川散居村縦断マラソン2019」につきましては、7月1日からランナーのエントリーが始まっており、今後は、運営ボランティアや沿道での応援など、多くの市民の参加や協力が得られるよう準備を進めてまいります。
 次に、新砺波図書館整備事業につきましては、躯体工事が完了し、屋根鉄骨の建方に取りかかったところであり、順調に進捗しております。
 また、新砺波図書館の開館に向け毎年開催しております市民ワークショップにつきましては、砺波地区中学校文化連盟の行事であります「秋のアートワーク大会」と連携して開催いたします。今年度は、「学びをつなぐ図書館」をテーマとして描いていただいた絵で、国道沿いの建設現場の仮囲いを彩ることにより、来年秋の開館に向けて機運の醸成を図ってまいります。
 それではこれより、本日提出いたしました議案について御説明を申し上げます。
 まず、議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ4,519万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を230億8,351万9,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  老人福祉費            1,450万2,000円
  財産管理費                 1,100万円
  児童福祉総務費                 400万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  県支出金             1,450万2,000円
などであり、不足する額2,920万6,000円を繰越金で措置するものであります。
 次に、議案第13号 令和元年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、国民健康保険システム改修費について必要額を補正するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明を申し上げます。
 まず、議案第14号につきましては、法令の施行に伴い、砺波市職員の給与に関する条例ほか5条例について、一部改正を行うものであります。
 次に、議案第15号につきましては、平成30年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてであります。
 次に、認定第1号から第8号までにつきましては、平成30年度一般会計ほか4特別会計の歳入歳出決算及び3企業会計の決算について、監査委員の意見をつけて認定をお願いするものであります。
 次に、報告第8号 専決処分の報告につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ、御審議の上、可決または認定をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

○議長(島崎清孝君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明9月3日から9月8日までの6日間は、議案調査のため本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、明9月3日から9月8日までの6日間は、議案調査のため本会議を休会することに決定いたしました。
 次回は、9月9日午前10時から再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前10時36分 閉議