令和元年9月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(島崎清孝君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 先に設置されました決算特別委員会において、正・副委員長を互選されました結果、
 委員長に   今 藤 久 之 君
 副委員長に  川 岸   勇 君
が、それぞれ選任されましたので、御報告申し上げます。

                  日程第1
    議案第12号から議案第15号まで及び認定第1号から認定第8号まで
○議長(島崎清孝君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第12号から議案第15号まで、令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外3件について、及び認定第1号から認定第8号まで、平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件についてを議題といたします。

             (各委員会の審査報告)
○議長(島崎清孝君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託し、それぞれ委員会が開催されておりますので、その審査結果等について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山田順子君。
 〔産業建設常任委員長 山田順子君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山田順子君) 産業建設常任委員会の開催結果とその概要について報告いたします。
 去る9月11日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 今9月定例会の提出議案に関し、当委員会に付託されました案件はありませんでしたので、市政一般に関する質疑、意見等について申し上げます。
 まず、一般国道359号砺波東バイパスが今年完成するに当たり、今後のさらなる整備計画を推進する観点から、現在、暫定2車線化となっている箇所の4車線化について、砺波東バイパスの既存道路の接続箇所について、冬期の除雪対策について、以上、3点についてただしたところであります。
 このうち、伊加流伎大橋の冬期の除雪対策については、歩道部分は無散水融雪とし、車道部分についてはその無散水融雪の水を循環して散水するとのことでありました。
 また、伊加流伎大橋の上流部から旧359号との交差点までの三合新地内の消雪設備の整備については、国道359号砺波東バイパスの開通後の管理者である富山県並びに砺波土木センターに対して、市の重点事業として要望を行ったとのことでありました。
 次に、庄東地域の宅地開発計画に関連して、開発指導要綱の見直しについてただしたところ、これまで形成されてきた砺波型の宅地開発の特色にも配慮しながら新年度に向けて取り組むとのことであり、委員会としても、人口減少対策にもつながるものとして、積極的な取り組みを要望したところであります。
 このほか、豚コレラ対策の関連で、捕獲イノシシの焼却を増やすことについて、荒廃地・耕作放棄地の利活用について、市内経済循環のための施策について、独自色のある産物や営みを、市や地域ぐるみの取り組みにしていく施策について、砺波チューリップ公園の再整備計画の進め方についてなどの意見及び要望があったところです。
 以上、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(島崎清孝君) 民生病院常任委員会委員長 有若 隆君。
 〔民生病院常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○民生病院常任委員長(有若 隆君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外1件について審査するため、去る9月12日午前10時より、市長初め関係部課長等の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第13号 令和元年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上、2件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 次に、付託案件に関する質疑、意見、要望の概要について申し上げます。
 まず、老人福祉施設整備費の地域密着型施設整備補助金を受けて今回整備が予定されています認知症高齢者グループホーム「グループホームたかのす」の内容についてただしたところ、民間事業者が鷹栖保育所の東側敷地に木造平家建てで整備されるもので、定員は2ユニット18人となっている。10月に着工し、来年3月に開設される予定とのことでした。
 これに関連して、グループホームの入所待機者の状況についてただしたところ、現在、グループホームは市内に12カ所あり、総定員は198人で、ほぼ満室状態となっており、入所待機者は30人である。新しいグループホームの開設により、待機者の減が期待されるとのことでした。
 また、今後のグループホームの整備計画についてただしたところ、現行の第7期砺波市高齢者保健福祉計画においては、今回整備する北部圏域の1カ所のみとなっており、次期の第8期計画における整備目標値については、今後検討していくとのことでした。
 次に、国民健康保険事業におけるオンライン資格確認等システム改修委託料の概要についてただしたところ、保険証の被保険者番号を個人単位化し、マイナンバー制度のインフラを活用して、被保険者番号と資格情報とを一元管理することにより、オンラインでの情報連携を可能にするものであるとのことでした。
 これに関連して、その運用開始時期が1年半後になる理由についてただしたところ、今回の国保システムの改修は今年度と来年度の2カ年にかけて行うもので、個人単位被保険者証番号を管理できるよう2桁の個人識別番号を管理する機能の追加や国保連合会のシステムとの連携、保険証等への印字等の改修を行い、令和3年3月の運用開始を目指すとのことでした。
 また、現在発行されているマイナンバーカードを保険証として利用する方法についてただしたところ、政府が運営するオンラインサービスを介して、被保険者がマイナンバーカードに登録された電子証明書の識別番号と自分の資格情報を相互に結びつける初回登録の作業を行うことにより、マイナンバーカードを利用してオンライン資格確認等システムによる資格情報の照会ができるようになるとのことでした。
 また、市政一般に関しては、いきいきサロンの実態と拡充方策について、国民健康保険における服薬情報通知事業の進捗状況について、認知症高齢者等見守り模擬訓練について、家庭ごみの分け方と出し方のポスターの更新について、自殺対策のゲートキーパー養成講座の実施計画について、介護職員不足による介護施設運営への影響について、介護支援専門員(ケアマネジャー)の養成について、MRI(磁気共鳴画像診断)装置の更新による効果について、訪問看護ステーションの看護師増員による効果等について、がん患者の生存率の現状とがん克服に向けた治療の取り組みについて、ダヴィンチ(内視鏡下手術支援ロボット)の現状と今後の見通しについて、意見及び要望があったところです。
 以上、審査結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(島崎清孝君) 総務文教常任委員会委員長 雨池弘之君。
 〔総務文教常任委員長 雨池弘之君 登壇〕
○総務文教常任委員長(雨池弘之君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今9月定例会におきまして当委員会に付託されました議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外1件について審査するため、去る9月13日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第14号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、以上、2件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 次に、付託案件及び市政一般に関する質疑、意見、要望の概要について申し上げます。
 まず、市有財産管理費、砺波区検察庁跡地舗装工事について、駐車場として、駐車台数46台とあるが、砺波体育センター等の利用者の不足分が確保できるのか、また、消雪装置の設置や駐車スペースの基準等についてただしたところ、駐車場は、通常は閉鎖しているが、周辺の公共施設において特別な行事があるとき、駐車場として開放する。今後の維持管理費等を考慮し、消雪装置は設置しない、駐車スペースは、通常基準の2.5メートル掛ける5.0メートルで整備するとのことでありました。
 次に、地域児童対策費、出町小学校の放課後児童クラブ増築工事実施設計について、対象児童数40名で対応が可能か、また、今後の計画見込みや支援員の確保等についてただしたところ、1人当たり2平米という考えで、面積は145平米、40名が収容でき、運営委員会や支援員の意見を聞きながら、スケジュールを調整し国の補助を得て実施したいとのことでありました。また、今年度、支援員の処遇改善を行ったが、全て満足とはいかない状況であるが、今後、支援員の確保に努めていくとのことでありました。
 次に、保育所費で、30万円の寄附で購入する備品についてただしたところ、子どもたちのバランス感覚を養うためのバランスストーンを購入し、青島保育所ほか1カ所に配置予定とのことであり、他の保育所についても、順次配置していくとのことでありました。
 次に、図書館運営活動費で購入する視聴覚図書の機能についてただしたところ、今回購入する予定の視聴覚図書は、有名な小説、落語等のCDである。現在、障害者向けCD350枚を所有しており、点字図書は一部あるが、希望があれば県立図書館から借用し、貸し出ししているとのことでありました。
 次に、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてただしたところ、関連する複数の条例において一部改正を行う一括整理条例の制定であり、消防団員については地方公務員法を準用していることから改正を行うものである。消防団員に対する改正趣旨の周知については分団長会議等で行う。条例の施行は12月なので、今年度実施の職員採用手続には影響はないとのことでありました。
 このほかの付託案件に関しては、小学校児童就学奨励費の児童就学援助費について、中学校生徒就学奨励費の生徒就学援助費について、公民館費の地区公民館分館等建設費補助金について、砺波総合運動公園の乗用スイーパー購入についてなどの意見及び要望があったところです。
 また、市政一般に関しては、来年11月の新砺波図書館開館について、図書館の名称やマイナンバーカードの使用等についてただしたところ、新図書館の名称は「砺波図書館」とする、また、マイナンバーカードで貸し出しサービスが受けられるよう、システム導入を検討するとのことでした。
 このほか、災害時における学校給食のマニュアル化について、小中学校特別教室の冷房設置計画について、これからの公共施設のあり方について、本庁電話交換機の更新等について、第1回総合教育会議での協議事項の対応方針について、空き家対策の対応としての市政バスの運行について、消費税10%の対応について、人口推計プログラマーの育成について、令和2年度予算編成に向けた財務諸表や固定資産台帳の活用について、令和元年度全国学力・学習状況調査について、会計年度任用職員制度の導入についてなどの意見及び要望があったところです。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(島崎清孝君) 決算特別委員会委員長 今藤久之君。
 〔決算特別委員長 今藤久之君 登壇〕
○決算特別委員長(今藤久之君) 決算特別委員会の審査結果について、御報告申し上げます。
 去る9月9日、今9月定例会本会議において、平成30年度の砺波市各会計決算を審査するため、決算特別委員会が設置されたところであります。翌9月10日に、議案第15号 平成30年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件が当特別委員会に付託となりましたので、これを審査するため、当日直ちに委員会を開催いたしたのであります。
 まず、正・副委員長を互選の後、議案について審議した結果、付託案件9件につきましては、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 なお、日程につきましては、9月24日、25日、26日及び27日の4日間にわたり審査を行うことといたしました。
 以上、まことに簡単ではありますが、決算特別委員会の御報告といたします。
○議長(島崎清孝君) 以上をもって、各委員長の審査結果等の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(島崎清孝君) 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(島崎清孝君) これより討論に入ります。
 討論の通告はございませんので、討論なしと認めます。

                 (採  決)
○議長(島崎清孝君) これより採決をいたします。
 まず、議案第12号から議案第14号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(島崎清孝君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第15号及び認定第1号から認定第8号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は、閉会中の継続審査とするものであります。以上の案件は、委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は、委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。

                  日程第2
      日米貿易交渉の中止を求める請願及び豚コレラの対策を求める請願
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第2 日米貿易交渉の中止を求める請願及び豚コレラの対策を求める請願を議題といたします。

            (産業建設常任委員会の審査報告)
○議長(島崎清孝君) 以上の案件につきましては、産業建設常任委員会に付託してありますので、その審査結果について、委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山田順子君。
 〔産業建設常任委員長 山田順子君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山田順子君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、受理番号8番 日米貿易交渉の中止を求める請願、受理番号10番 豚コレラの対策を求める請願、以上、請願2件であります。
 慎重に審査した結果、受理番号8番については「不採択」とすることに、また、受理番号10番については「継続審査」とすることに決したのであります。
 次に、付託案件に関する審議の概要について申し上げます。
 まず、受理番号8番 日米貿易交渉の中止を求める請願において、今回の日米貿易交渉は、先月開催された日米閣僚会議の場で、既に「基本合意」がなされているところである。その合意内容としては、「牛肉と豚肉を含む農産物への関税引き下げは環太平洋経済連携協定(TPP)水準内に抑える」とされており、請願趣旨にある「TPPには縛られない」というような、枠組みを逸脱したものではない。また、請願趣旨にある「日本の農業が壊滅的な打撃を受けるような自由貿易」には至らないものと考えられる。そして、今月、国連総会中に日米首脳会談が開催され、最終合意がなされる運びとなっていることから、本請願は時期を逸しているなどの意見があったところです。
 次に、受理番号10番 豚コレラの対策を求める請願において、地域を限定した豚コレラワクチンの使用については、既に県知事がワクチン接種を国に要請されており、国でもいろいろな観点から各県に対し意見を求め検討していることから、引き続き国や県の動向を注視していきたいとの意見があったところです。
 なお、市内にも養豚農家があり、豚肉についてはよりすぐりの名産品「となみブランド」に認定されているので、今後も引き続き精いっぱいの支援をしていただくよう、委員会として市に要望したところであります。
 以上、審査結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。

             日米貿易交渉の中止を求める請願
○議長(島崎清孝君) まず、受理番号8番 日米貿易交渉の中止を求める請願を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)
○議長(島崎清孝君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(島崎清孝君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
 〔2番 境 欣吾君 登壇〕
○2番(境 欣吾君) 通告に基づき、日米貿易交渉の中止を求める請願をぜひとも採択されたく、賛成討論を行います。
 9月下旬の国連総会の際に首脳会談を行い署名することを目指すとされている日米貿易協定は、日本農業の危機的状況をさらに深刻な事態に導くものであり、断じて認められないものです。
 まず、最初に指摘しなければならないのは、日米交渉が大筋合意に達したと報じられているのに、その内容が一切国民に知らされていないということです。
 すばらしい数字を発表できるだろうと胸を張るトランプ大統領の巧言だけは伝わってきますが、日本政府は、具体的な中身は伝えられないの一点張りです。
 TPP交渉のときには、大枠合意したときには数百ページに及ぶ政府説明書が公表されましたが、それと比べても異常な隠蔽交渉と言わなければなりません。農業関係者を初め、各界からの不安の声の上がる中、中身を知らせないまま合意した内容を国会に諮り、数の力で承認させることは許されないことです。
 そして、重大なのは、予想されている交渉の中身です。
 TPP11が発効しました。日欧EPAが発効しました。その結果、TPP11参加国とEU諸国からの日本への農産物の輸出が激増し、アメリカのひとり負けとなりました。
 東京大学の鈴木宣弘教授は、遅れを回復しようとするアメリカがTPP超えの要求を迫ってくるのは間違いないと述べていますが、TPP11が発効したのは昨年12月30日でしたけれども、今年1月には牛肉の輸入が前年同月比で1.56倍に伸びました。日欧EPAが発効したのは今年2月1日でしたが、2月の豚肉の輸入が前年同月比で1.62倍、チーズで1.26倍に伸びました。その結果、牛肉の1カ月の輸入量は国内の一月の生産量をはるかに上回り、豚肉の輸入量も国内での生産量に匹敵する量となりました。
 この上さらにTPP超えのアメリカとの協定が結ばれることになれば、これまで経験したことのない異次元の農産物市場の開放となり、日本の食料自給の土台を決定的に壊すことになりかねません。日本の食料自給率は、1965年には73%ありましたけれども、続けられてきた自由化政策に伴って急激に落ち込み、人口1億を超える国ではほかに見られない異常な事態になっています。農林水産省は2018年度の食料自給率がカロリーベースで37.33%と過去最低になったことを公表しましたが、日本農業はまさに深刻な事態に陥っています。
 最近10年間に農業経営体は32%も減少し、そのテンポは速まっています。農業の基幹的従事者は、2010年に205万人であったものが、2019年では140万人に減少し、しかも、その42%が70歳以上です。大量リタイアによる農業者の激減は必至です。
 政府自身が、世界の食料需給が中長期的には逼迫すると予想しているのに、自給率の低下が確実になるような、このような協定を結んではいけません。
 農業の危機的な状況を肌身で感じている地方議会からこそ、農業を守っていくべきとの声を国に届けるべきと考えます。
 日米貿易交渉の中止を求める請願の採択を求め討論とします。
○議長(島崎清孝君) 9番 川辺一彦君。
 〔9番 川辺一彦君 登壇〕
○9番(川辺一彦君) 私は、日米貿易交渉の中止を求める請願に反対の立場で発言いたします。
 日本政府は、今年4月から始まった日米貿易交渉で、先の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉や日米両国が抱える農業・工業問題も踏まえ、先月の8月23、24日に開催された日米閣僚会議において基本合意されました。
 その合意内容は、日本の牛肉と豚肉を含む農産物の関税はTPP水準内におさめるとしており、請願趣旨に記載されてあるような、米国大統領が言うTPPには縛られないとの枠組みを脱した合意はされていませんし、米国による日本の自動車への追加関税も発動されない見通しとなっています。
 さらに、このほかにも多々合意点はあるようであり、この請願の趣旨にある、日本の農業が壊滅的な打撃になるような自由貿易には至らないと考えられるのです。
 そして、2日前の17日から開幕した今国連総会中において、両国首脳会談が開催され、最終合意が締結される運びとなっていることからも、この請願は時期を逸していると考えられることから、日米貿易交渉の中止を求める請願には反対の意を表し討論といたします。
○議長(島崎清孝君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)
○議長(島崎清孝君) これより採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号8番 日米貿易交渉の中止を求める請願に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(島崎清孝君) 起立多数であります。よって、本請願は、委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。

              豚コレラの対策を求める請願
○議長(島崎清孝君) 次に、受理番号10番 豚コレラの対策を求める請願を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)
○議長(島崎清孝君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(島崎清孝君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
 〔2番 境 欣吾君 登壇〕
○2番(境 欣吾君) 通告に基づき討論を行います。
 豚コレラの対策を求める請願を本市議会で採択し、農家が安心して養豚に臨めるよう、国に対して万全の対策を求める声をぜひとも届けていただきたく賛成討論を行います。
 豚コレラが昨年9月に岐阜県で発生して以降、感染の拡大がとまりません。この17日には埼玉県で2例目の養豚場での陽性反応が確認されました。関東にまで広がりました。
 富山県でも8日に、新たに立山町、富山市、砺波市で感染した野生イノシシが発見されたとの発表があり、これで10頭目となります。砺波市では4頭目です。
 これまでも砺波市からは、感染防止のために養豚業者への真剣な支援がなされてきましたが、問題は、収束のめどが立たず、さらに危険性が広がっているのではと危惧されることです。
 感染イノシシの実態を把握しコントロールすることは困難ですし、ウイルスの媒介手段もさまざま考えられ、感染を完全に防ぐことは容易ではありません。この14日に、防疫対策を指導する立場の長野県畜産試験場の豚が感染したとの発表がありました。いかに事が困難かということを示しています。
 日本養豚開業獣医師会は、ワクチン接種への決断が遅れれば遅れるほど拡大が広がるという懸念がある、豚へのワクチン接種に加え、野生イノシシへの経口ワクチンと両面で防疫を図ることが豚コレラ撲滅への道だと考えている、このように訴え、地域限定、期間限定の豚への緊急ワクチン接種を国に要望しています。
 その豚肉が市のブランドにも指定されている市内唯一の養豚農家は、できることは全てやっているが、どれだけ対策をしても安心はできない、いつまでもこんな状態が続くのだろうかと精神的にもきつい、豚の更新も困難になって、経営が続けられなくなる、早くワクチン接種を認めてほしいと切実に訴えておられます。
 これまでどおり飼育衛生管理基準に基づく対策を万全に行えるよう支援するとともに、期間・地域限定の豚へのワクチン接種を一刻も早く行えるよう、国に強く要望すべきです。
 請願を採択することを重ねて訴え賛成討論といたします。
○議長(島崎清孝君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)
○議長(島崎清孝君) これより採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号10番 豚コレラの対策を求める請願に対する委員長の報告は継続審査とするものであります。本請願は、委員長の報告のとおり継続審査と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(島崎清孝君) 起立多数であります。よって、本請願は、委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                  日程第3
                議員の派遣について
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第3 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、派遣する議員については、お手元に配付いたしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、配付文書のとおり議員を派遣することに決しました。

                  日程第4
          所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

            追加日程第5から追加日程第7まで
○議長(島崎清孝君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第16号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第17号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第18号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、議案3件が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第5から追加日程第7までとし、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号から議案第18号までを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

            議案第16号から議案第18号まで
○議長(島崎清孝君) これより、追加日程第5 議案第16号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてから追加日程第7 議案第18号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてまで、以上、3議案については、関連がありますので一括して議題といたします。

               (提案理由の説明)
○議長(島崎清孝君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案をいたしました、議案第16号、議案第17号及び議案第18号の人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明いたします。
 現人権擁護委員の今井準子氏、近藤令子氏及び南部都志子氏の任期が令和元年12月31日をもって満了となります。つきましては、議案第16号において今井準子氏を、議案第17号において近藤令子氏を引き続き、また、議案第18号において、南部都志子氏の後任として伊東幸惠氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の御意見を求めるものでございます。
 何とぞ御審議をいただきまして御意見をいただきますようお願いをいたします。
○議長(島崎清孝君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)
○議長(島崎清孝君) これより議案第16号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第16号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、今井準子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号については、今井準子氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第17号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第17号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、近藤令子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第17号については、近藤令子氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第18号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第18号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、伊東幸惠氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号については、伊東幸惠氏を適任とすることに決しました。

○議長(島崎清孝君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(島崎清孝君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 9月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました一般会計補正予算案を初め、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ御審議の上、可決をいただきまして、まことにありがとうございました。
 議会中にいただきました各般の御意見や御要望などの趣旨にも意を配しながら、今後とも適正で効率的な市政の運営に努めてまいりたいと存じます。
 また、平成30年度の砺波市一般会計を初め、各会計の決算及び関連議案につきましては、今後決算特別委員会において審議されることとなりますが、しかるべく認定等をいただきますようお願いを申し上げます。
 さて、全国的に豚コレラの問題が発生しております中、去る9月8日と13日に本市内で捕獲されました野生イノシシからも豚コレラウイルスが検出されました。
 市といたしましても直ちに、国や県、関係機関などと連携、協力して防疫対策に取り組んできたところでございますが、引き続き、捕獲の強化と適正な処理、また、経口ワクチンの散布などの対策強化を図り、家畜伝染病の発生防止と養豚農家への防疫対策、衛生管理の指導、助言にしっかりと努めてまいります。
 また、企業誘致につきましては、将来に向け持続可能なまちづくりを目指して、本市のさらなる商工業の振興や財源の確保等の観点から、今後は地元の御理解も得ながら、市内における工業団地化に向けた調査、研究も行うなど、さまざまな手法を用いてその取り組みを加速させてまいります。
 このほか、公共施設の再編につきましては、現在長期的な視点に立ちまして、公共施設の総合的かつ計画的な管理、運営に資する砺波市公共施設再編計画の策定に向けて、既に地区や関係団体等への説明を始めております。
 議員各位におかれましても、議員間での議論を深めていただくなど、引き続き御理解と御協力をいただきますよう、改めてお願いを申し上げます。
 終わりになりますが、議員各位を初め、関係各位にお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(島崎清孝君) これをもちまして、令和元年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 2時55分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   島 崎 清 孝

   署名議員   山 田 順 子

   署名議員   雨 池 弘 之

   署名議員   堺   武 夫