令和3年第4回 本会議 臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時03分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより令和3年第4回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。

                  日程第1
             会議録署名議員の指名について
○議長(川辺一彦君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
  7番 境   欣 吾 君
  8番 山 本 篤 史 君
  9番 有 若   隆 君
以上といたします。

                  日程第2
               会期の決定について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。

                  日程第3
                 議案第46号
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 提案理由の説明に先立ち、職員の不祥事につきまして申し上げます。
 このたび、市立砺波総合病院の職員が、職員の福利厚生のための職員互助会費を横領する不祥事を起こしました。
 このことは、砺波市職員としての信用を大きく失墜させ、信頼を裏切る行為として極めて遺憾であり、市民の皆様をはじめ関係各位に対し深くおわびを申し上げます。
 当該職員につきましては、本市の懲戒処分等の取扱基準に照らし、厳正に処分することとし、6月29日付で懲戒免職処分としたところであります。
 これまで、職員に対し、機会を捉えて服務規律の保持及び公金等適正管理について指導してまいりましたが、改めて職員に徹底するよう周知したところであり、今後二度とこのようなことがないよう、再発防止に全力で取り組んでまいります。申し訳ございませんでした。
 次に、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、変異株の感染が全国的に拡大し、東京都など一部ではリバウンドの兆しが見られるなど、予断を許さない状況にあります。
 富山県では、一時よりも状況は落ち着いてきており、ステージ1への移行も検討されているとはいえ、今現在はステージ2の状況が続いており、市民の皆さんには、引き続き高い意識で感染防止対策を徹底していただきますよう改めてお願いを申し上げます。
 このような中、新型コロナワクチン接種事業につきましては、65歳以上の方を対象とした接種を加速化して実施しております。6月末現在で64%に当たる9,539人の方が1回目の接種を終え、さらに、32%に当たる4,835人の方が2回目の接種を終えており、7月末までには希望される全ての高齢者の方が接種できる見込みであります。
 また、65歳未満の接種につきましては、6月29日に60歳から64歳の対象者約2,700人に接種券を発送し、昨日1日から予約受付を開始したところであり、早い方では明日3日から接種を開始することとしております。
 59歳以下の接種券の発送は今月9日を予定しており、今後は、国からのワクチン供給が不透明な状況ではありますが、その供給量を見極めながら、国が示す優先接種と市が独自に定めた先行接種の対象者から順次接種を進め、11月中には希望する全ての対象者の接種が終えられるよう取組を進めてまいります。
 一方で、コロナ禍が続く中ではありますが、ワクチン接種をはじめとする感染症対策を進め、安全・安心を最優先としながら、ウィズコロナ時代に対応した「新しい生活様式」にのっとった日常生活や経済活動を進め、例えば、伝統行事やイベントの継続的な開催を模索していくことも必要と考えており、地域、民間の皆さんとともに工夫を重ね、一つ一つ課題を乗り越えながら、感染防止策と経済振興策の両立を図ってまいりたいと考えております。
 それでは、これより本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ7,481万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を226億4,049万6,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  生活困窮者自立支援事業費        484万円
  感染症予防対策費          2,024万円
  砺波チューリップ公園再整備事業費  4,600万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金             2,484万円
  県支出金              1,768万円
などであり、不足する3,114万4,000円を繰越金で措置するものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました諸議案等の説明といたします。
 よろしく御審議の上、可決をいただきますようお願い申し上げます。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第46号に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

               議案の常任委員会付託
○議長(川辺一彦君) ただいま議題となっております議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午前10時11分 休憩

 午前11時05分 再開

○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

              (常任委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) これより、付託いたしました案件について、所管委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 有若 隆君。
 〔産業建設常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○産業建設常任委員長(有若 隆君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件1件について審査するため、先ほど市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分の案件1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分について、砺波チューリップ公園再整備事業費につきましては、富山県まちづくり総合支援事業補助金の内示に基づき、砺波チューリップ公園に新たな遊具として子どもに大変人気のある「ふわふわドーム」1基を設置するものであり、「砺波チューリップ公園再整備基本計画」で“遊びの広場”として位置づけられている公園内のエリアにおいて、遊び場の充実を図るとのことでありました。
 関連して、遊び場の整備における屋根つき休憩施設の必要についてただしたところ、遊びの広場を利用する子ども連れ親子などがくつろぎ安らげる屋根つき休憩施設が必要と考えており、今後、設置を検討していくとのことでありました。
 また、旧チューリップタワーの建設に携わられた笠島さんから、砺波チューリップ公園の再整備に役立ててほしいとの寄附を財源として、旧チューリップタワーの頂上に設置されていたモニュメントを再設置する費用の一部として活用したいとのことでありました。
 以上、審査の結果を申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 雨池弘之君。
 〔民生病院常任委員長 雨池弘之君 登壇〕
○民生病院常任委員長(雨池弘之君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件1件について審査するため、先ほど市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、民生病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分の案件1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)の所管部分について、まず、生活困窮者自立支援事業費におきまして、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」支給に係る補正予算であり、新型コロナウイルス感染症に関係する社会福祉協議会からの貸付金を借り終えた世帯や、総合支援資金の貸付けが不承認とされた世帯に対し支給するものとのことでありました。
 また、支給額は、月額で単身世帯が6万円、2人世帯が8万円、3人以上世帯が10万円で、支給期間は3か月となるとのことでした。
 次に、感染症予防対策費のうち、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費につきましては、65歳以上のワクチン接種を加速させ、7月末までに終えるために必要となる「かかり増し経費」として補正するものであり、具体的には、集団接種の日程追加などにより必要な経費であり、主なものとして、コールセンターの業務委託料、集団接種サテライト会場の運営委託料などであるとのことでした。なお、この財源については、国庫補助金を充てるとのことです。
 また、集団接種特設会場送迎バス運行委託費につきましては、市の先行接種として、市内の保育所、認定こども園、幼稚園の職員等を接種させるため、県が設置する新型コロナワクチン接種特設会場までの送迎に必要なバスの運行にかかる経費であるとのことでした。
 以上、審査の結果を申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 山本善郎君。
 〔総務文教常任委員長 山本善郎君 登壇〕
○総務文教常任委員長(山本善郎君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件1件について審査するため、先ほど委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分の案件1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、主な審査の概要について申し上げます。
 議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)の所管部分について、まず、防衛対策費につきましては、富山県まちづくり総合支援事業費補助金の内示に基づき、第70回砺波チューリップフェア開幕事業費助成金に計上するものであり、ブルーインパルス展示飛行に関し、大型モニターの設置などの開会式会場の整備費、会場や駐車場の誘導員の拡充に関する経費、イベント広告チラシの作成などの広報費に要する経費に充てるとのこと。また、これによりコロナ禍での開催となりましたが、市民の皆様と大きな希望と勇気を共有することができたものと考えるとのことでした。
 なお、補助対象は市であることから、県補助金は市を通して公益財団法人砺波市花と緑と文化の財団に事業費補助として交付するとのことでした。
 次に、小学校教育奨励費につきましては、匿名希望の方からの寄附金を財源とし、小学校の教育備品、例えば、竹馬、一輪車等の整備に充てるものとのことでありました。
 以上、審査の結果を申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

                 (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結します。

                 (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

○議長(川辺一彦君) 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今般提案いたしました一般会計補正予算案につきまして、可決をいただき、誠にありがとうございました。
 長期化するコロナ禍の中、今年度におきましても、国、県の施策に加え、本市独自施策につきましても、実情に合わせ、きめ細かく対応してまいりましたが、これらをタイムリーに実行できましたのも、4月から2回の臨時会を含む3回の予算補正に対する議員各位の御理解と御協力のおかげと改めて感謝を申し上げます。
 今後とも、これらの施策を着実に実行するとともに、関係機関としっかり連携しつつ、市民の皆さんの声に耳を傾けながら、状況の変化に機敏に対応してまいる所存であり、引き続き必要な施策について、適時適切に御提案申し上げることとなるものと存じますので、議員各位のより一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。
 結びに、議員各位をはじめ関係各位に重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和3年第4回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午前11時19分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   川 辺 一 彦

   署名議員   境   欣 吾

   署名議員   山 本 篤 史

   署名議員   有 若   隆