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令和5年12月 民生病院常任委員会 定例会 本文

1.会議の経過
 午後 2時56分 開会

(12月定例会付託案件の審査)
○山田委員長 ただいまより民生病院常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件4件であります。
 これより、議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分外3件についてを審査いたします。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 向井副委員長。
○向井副委員長 令和5年度砺波市一般会計補正予算、空き家対策事業費について、小竹市民生活課長にお伺いいたします。
 今回の補助事業が令和6年3月に事業開始ということで、ほぼほぼ今年度中に終了するような、この1年間ということになるかと思います。
 そこで、今年度の事業費が1,069万4,000円だということで、全体枠がほぼほぼ決まった中で、今年度どのような内容で、補助事業の件数も含めて聞かせていただければありがたいです。
○山田委員長 小竹市民生活課長。
○小竹市民生活課長 空き家対策事業費の中で空き家に対して行っている補助の中に、定住促進空き家利活用補助事業費がございます。そちらの部分については、まず、購入した物件についての改修支援が、今年度、現在申請をいただいているのが4件、昨年度、令和4年度は7件でありましたので、若干昨年度よりは少ない状況にはあります。
 あともう一つ、家賃支援のほうにつきましては、これは最後、実績をもって申請ということになるんですが、今3件を見込んでおります。
 あともう一点、今回補正させていただきました空き家再生等推進事業補助金につきましては、今年、今ほど補正を計上しております1件、昨年度も1件ということで、全体的に今年度当初に予定しておりました予算額の件数に今年度は達する見込みでございます。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 それでは、今年度はほぼほぼの予算額に達するということでありますが、いかがでしょうか。昨年度の対比ということになるかと思うんですけれども、今年度どのような傾向が見られたか聞かせていただければありがたいです。
○山田委員長 小竹市民生活課長。
○小竹市民生活課長 件数的には、昨年は購入した物件の改修支援につきましては7件、今年度は現状4件の申請、あと、今御相談を伺っているのは1件ありますので、若干件数は少なくなるかなとは思いますが、これは購入されてから1年以内の改修ということで、今年度に購入された場合も、次年度にその分申請があるかと思いますので、例年並みと今のところ考えております。今後も、今年度につきましては空き家バンクに登録いただいた物件の成約件数も昨年度に比べて増えていることから、来年度以降、またこの件数も増えてくるのではないかなと考えております。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 昨年度、令和4年度はこの事業については楽土庵さんだったかと思うんですけれども、令和5年度もこのように事業があったということで、次年度以降も引き続き、この空き家対策の事業を継続、推進していただければありがたいと思っております。
○山田委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 ないようでありますので、付託議案に対する質疑を終結いたします。
 これより付託議案を採決いたします。
 ただいま議題となっています議案第108号から議案第111号まで、以上、議案4件を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第109号 令和5年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第110号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第111号 砺波市手数料条例の一部改正について、以上、4件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山田委員長 挙手全員であります。よって、4件の付託案件は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で、付託されました案件の審査を終了いたします。

○山田委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で民生病院常任委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 3時03分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会民生病院常任委員会

   委員長   山 田 順 子



令和5年12月 民生病院常任委員会 定例会 議事日程・名簿

            民生病院常任委員会

1.会議に付した事件
  ・12月定例会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
   12月19日  午後 2時56分  開会
   12月19日  午後 3時03分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 田 順 子     副委員長 向 井 幹 雄
   委員 川 岸   勇       委員 島 崎 清 孝
   委員 有 若   隆       委員 境   欣 吾

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 川 辺 一 彦

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 福祉市民
 部  長 横 山 昌 彦      市民課長 大 西 立 子

 市民生活課長 小 竹 義 憲      病 院 長 河 合 博 志

 病  院              病院事務局次長
 事務局長 嶋 村   明      総務課長 田 村 仁 志

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和5年12月 産業建設常任委員会 定例会 本文

1.会議の経過
 午後 2時45分 開会

(12月定例会付託案件の審査)
○山本篤史委員長 ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分についてを審査いたします。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 小西副委員長。
○小西副委員長 園芸振興費についてお伺いしたいと思います。
 先ほどの議案説明会の中では、チューリップ生産に係る球根とか切り花に対して、いろいろな費用が高騰している関係で補助するということでございましたけれども、実際にその対象となる球根の数について、具体的にどれほどになるのか教えていただきたいと思います。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 今回の事業対象となる生産者でございますが、球根生産者につきましては今見込んでいるのは4名、それから切り花生産者については4名となります。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 球根の数はどれほどかと聞いたんですが。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 425万球になります。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 切り花に対しては、具体的に球根に補助するのか、切り花1球に対して補助する、どんな部分について補助されるのかお伺いします。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 対象につきましては、切り花については球根を導入する、その種球に対して今回補助するということになります。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 昨日も新聞に載っていて市長もにこにこして花束を受け取られましたけれども、種球そのものの数って幾つぐらいになりますか。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 数は先ほど言いました。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 種球も含めて425万球ということですか。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 補助金の対象となるのが、種球に対しての補助になりますので、先ほど申し上げた数が対象となる種球の数でございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 種球には補助するのは分かるけど、切り花にもと言われたでしょう。そうしたら、種球で育った切り花にも補助されるようなニュアンスに聞こえるということなんです。要するに、切り花の球根も球根として425万球の中に入っているという意味なんでしょう。切り花と言うから、切り花になったらまた補助のように聞こえるからそういう質問が出てきたんです。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 切り花のための球根にだけしか補助しないということやね。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 内訳を申し上げますと、まず、球根生産に伴う種球の導入につきましては約12万球、そして、切り花生産者に対しては413万球が対象とするものでございます。
 〔「反対じゃないがけ」と呼ぶ者あり〕
○栄前田農業振興課長 切り花にするために導入する種球が413万球、合わせますと、先ほど言いました425万球になるということでございますので、ほとんどが切り花の種球に対するものとなるものでございます。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 あとでじっくり聞きます。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 では、私からは、中小企業等緊急支援事業費についてお伺いします。
 まず、今回の対象業種を建設・製造・運送業とされた理由についてお伺いします。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 長引く原材料・エネルギー高騰の中、本来であれば全業種ということがあるとは思うんですが、当然限りある予算ということで、商工関係団体とも協議をし、御意見を伺った結果、今現在は洗濯業であるとか理美容、生活関連サービスについては支援を行っている途中であります。これは補正予算でやっています。ただ、今回新たにつける建設業、製造業、道路の貨物運送については今年度支援を行ってございませんので、緊急性を要する支援ということで、この事業者、いわゆる本年まだ事業支援を行っていない事業者を優先的にと商工団体等の協議の中で決まってきましたので、今回対象に選ばせていただきました。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 確かに原油の高騰とか、この業種は大変な面がたくさんあると思います。しっかりと支援していただきたいのと、引き続きなのですが、商業者、飲食サービス業などにおいても、また考えて、その折といいましょうか、タイミングを見て御支援いただければありがたいと思います。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 今言われました商業系とか飲食店店舗みたいなところは、現在、プレミアム商品券をやっている途中でございますから、それによって今年度は支援して、波及効果など間接的には支援につながっていると思いますので、その辺の御要望はまた賜っておいて、事業者、商工団体などともまた緊密に連携を図りながら御意見を伺っていきたいと思っております。
○山本篤史委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 ないようでありますので、付託議案に対する質疑を終結いたします。
 これより付託議案を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山本篤史委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で、産業建設常任委員会の審査を終了いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでした。委員の皆さんはしばらくお待ちください。

○山本篤史委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で産業建設常任委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 2時55分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会産業建設常任委員会

   委員長   山 本 篤 史



令和5年12月 産業建設常任委員会 定例会 議事日程・名簿

            産業建設常任委員会

1.会議に付した事件
  ・12月定例会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
   12月19日  午後 2時45分  開会
   12月19日  午後 2時55分  閉会

1.出席委員(5名)
  委員長 山 本 篤 史     副委員長 小 西 十四一
   委員 山 森 文 夫       委員 山 本 善 郎
   委員 林   教 子

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 川 辺 一 彦

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明      部  長 構  富 士 雄

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 高 畑 元 昭      土木課長 菊 池 紀 明

 商工農林部
 農業振興課長 栄前田 龍 平      農地林務課長 金 子 幸 弘

 建設水道部
 都市整備課長 金 厚 伴 行

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和5年12月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                日程第1
          議案第108号から議案第111号まで
○議長(川辺一彦君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)から議案第111号 砺波市手数料条例の一部改正についてまでを追加議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加して提出いたしました議案について御説明を申し上げます。
 議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出それぞれ4億8,109万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ250億5,928万1,000円とするものであります。
 主な事業といたしましては、まず、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、農業者、中小事業者等への支援を実施するものであります。
 さらに、去る7月12日から13日の豪雨により被災いたしました農地・農業用施設及び林道につきまして、国による災害査定が年内に終了することから、早期復旧のため所要額を計上するものであります。
 加えて、国の補正予算により、社会資本整備総合交付金事業の追加配分があったことから、「市道改良事業」及び「砺波チューリップ公園再整備事業」の進捗を図るものであります。
 これらに係る歳出予算の主なものは、
 中小企業等緊急支援事業費             4,230万円
 市道改良事業費                  5,500万円
 砺波チューリップ公園再整備事業費             1億円
 農地農業施設災害復旧事業費          1億9,100万円
 林道林業施設災害復旧事業費            6,800万円
であり、このほか緊急に必要となりました、やむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出予算に対する財源の主なものは、
 国庫支出金             3億2,012万9,000円
 市債                     1億6,860万円
であります。
 次に、議案第109号 令和5年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、入院患者の給食材料費の高騰分を、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した支援として、一般会計から繰り入れるものであります。
 次に、予算関係以外の議案について御説明いたします。
 議案第110号につきましては、「地方税法」の一部改正に伴い、出産する被保険者に係る産前産後期間相当分の国民健康保険税を軽減することとするため、砺波市国民健康保険税条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第111号につきましては、「戸籍法」の一部改正に伴い、砺波市手数料条例の一部改正を行うものであります。
 以上をもちまして、本日追加提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ御審議の上、可決をいただきますようお願い申し上げます。

               (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第108号から議案第111号に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認めます。

             議案の常任委員会付託
○議長(川辺一彦君) 議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)から議案第111号 砺波市手数料条例の一部改正についてまでは、会議規則第37条第1項の規定により、配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時05分 休憩

 午後 3時25分 再開

○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                日程第2
          議案第85号から議案第111号まで
○議長(川辺一彦君) 日程第2 議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)から議案第111号 砺波市手数料条例の一部改正についてまでを議題といたします。

             (各委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山本篤史君。
 〔産業建設常任委員長 山本篤史君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山本篤史君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分外7件について審査するため、去る12月13日及び本日、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催しました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第88号 令和5年度砺波市工業団地造成事業特別会計補正予算(第3号)、議案第89号 令和5年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第90号 令和5年度砺波市下水道事業会計補正予算(第1号)、議案第104号 指定管理者の指定について(庄川特産館外3施設)、議案第105号 指定管理者の指定について(チューリップ四季彩館及び砺波チューリップ公園)、議案第106号 指定管理者の指定について(となみ散居村ミュージアム)、議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、以上、議案8件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の2点について申し上げます。
 1点目に、農業経営等構造対策費について、富富富の栽培面積拡大に向けた対応策については、新たに富富富を作付する面積拡大の成果目標設定をする必要があり、今回は15ヘクタールの面積拡大に応じた補助金が交付されるものであるとのことでした。
 委員からは、農家が富富富を安心して作付できる環境を整えてほしいとのことでした。
 2点目に、四季彩館運営管理費について、指定管理施設の電気料の高騰による補助については、令和3年度の年間電気料は1,208万円で本年の見込みは1,904万円となっており、696万円の増額を見込んで補正予算を計上している。世界で唯一、一年中チューリップを鑑賞できる施設として、展示室、冷蔵庫、冷凍庫等を適切な温度管理で維持することが重要なことから、必要な経費であるとのことでした。
 委員からは、非常に大切な観光スポットであり、SDGsも観点に取り入れながら環境に配慮し管理してほしいとのことでした。
 次に、その他として、市政一般における本委員会の所管事項について、当市における次年度の生産調整については、富山県農業再生協議会より、昨年と比較し190トン、面積にして34ヘクタールの増との提示となっており、これを受け、今月25日には砺波市水田農業推進協議会を開催し、地区ごとの数量及び面積の提示をして協議したいとのとでした。
 委員からは、引き続き米の消費拡大を積極的に進めてほしいとの意見がありました。
 令和5年度からAIを利用した漏水調査を実施しているが、現在の進捗状況については、半径100メートル圏に漏水の可能性のある場所を217か所発見した。その後、詳細な音聴調査を行い、現在60か所の漏水調査が完了している。今年度でさらに20か所の漏水調査を予定しており、全箇所の調査を完了するのにはあと1年程度必要となるとのことでした。
 委員からは、有収率を意識しながら、引き続き漏水対策を講じていただきたいとの意見がありました。
 なお、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る10月23日から25日まで、山形県上山市、長井市、飯豊町、南陽市を行政視察いたしました。
 上山市では、中心市街地活性化対策について、長井市では、道の駅「川のみなと長井」が果たす役割と効果について、飯豊町では、飯豊電池バレー構想によるまちづくり事業の効果や今後の課題及びデンソー山形の事業拡大に向けた取組と実績について、南陽市では、スマート農業及び効率的な農業経営について、それぞれ調査を行ったところであります。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
 〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分外12件について審査するため、去る12月4日及び本日、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第86号 令和5年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第87号 令和5年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第91号 令和5年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)、議案第94号 砺波市印鑑条例の一部改正について、議案第101号 指定管理者の指定について(砺波市福祉センター麦秋苑)、議案第102号 指定管理者の指定について(砺波市社会福祉会館)、議案第103号 指定管理者の指定について(砺波市シルバーワークプラザ)、議案第107号 証明書等の交付等に係る事務の相互委託の廃止について、議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)、議案第109号 令和5年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第110号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第111号 砺波市手数料条例の一部改正について、以上、議案13件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の3点について申し上げます。
 1点目、議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分のうち、補装具については、障がいをお持ちの方が日常生活を送る上で必要な身体機能を補完する用具を購入する際に必要となる経費のうち、自己負担限度額を超える部分を公費負担するもので、障がいの具合や必要となる時期が見込みにくいこともあり、今年度上半期において、想定より多く座位保持装置や電動車椅子などの新規交付や修理が発生したため、今後の給付に必要な額に不足が生じると見込むものであり、委員からは、補装具を必要とする方が少しでも快適な日常生活が送れるよう、今後とも切れ目のない温かい支援をしてあげていただきたいとの要望がありました。
 2点目、低所得世帯支援給付金給付事業費については、低所得世帯2,600世帯に7万円の給付を見込むもので、12月1日時点の住民基本台帳等のデータに基づき、対象世帯を抽出、議会議決後に申請書類の印刷や発送手続を進め、1月下旬に通知し、2月中下旬の支給開始予定とのことでありました。
 委員からは、速やかに支給されるよう、手続を進めていただきたいとの要望がありました。
 3点目、債務負担行為、砺波市斎場火葬炉更新工事については、昭和59年の供用開始から40年経過し老朽化していることから、全ての炉をセラミック化し、施設内の火葬炉を5基から4基に、動物炉1基とし、令和6年度から令和8年度までの3年間で大規模改修を予定しているとのことでありました。
 委員からは、昨今の物価高騰や人件費の高騰も考えられる中、火葬炉の工事は遅延なくスムーズに進め、市民には工事期間の周知徹底をしていただきたいとの要望がありました。
 次に、市政一般における審議の経過において、次の意見、要望がありましたので、主なものについて申し上げます。
 市立砺波総合病院のデジタルサービスの推進についてただしたところ、患者さんの利便性につながるデジタルサービスについては、相応の費用を要することから、厳しい病院経営を鑑み、令和7年度に予定している電子カルテの更新と併せ、導入について調査研究していきたいとのことでありました。
 委員からは、混雑緩和や待ち時間の問題は大病院共通の課題であり、競合する病院との差別化を図る観点から、ぜひお願いしたいとの意見がありました。
 このほかに、砺波市ごみの分け方・出し方のスマートフォン・タブレット端末機向けのアプリの配信について等、10項目の意見、要望がありました。
 なお、当委員会では、去る10月17日から19日にかけて、愛知県瀬戸市役所、愛知県春日井市民病院、滋賀県湖南市役所及び京都府亀岡市の行政視察を行い、高齢者見守りシステム、地域の基幹病院、発達支援システム及びごみの分別と減量に対する取組について調査研究をしてまいりました。
 また、12月13日には、砺波市斎場の老朽化等の現状について、現地を視察いたしました。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 大楠匡子君。
 〔総務文教常任委員長 大楠匡子君 登壇〕
○総務文教常任委員長(大楠匡子君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分外9件について審査するため、去る12月15日午前10時から、そして本日、市長をはじめ関係部課長等の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第92号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について、議案第93号 砺波市資料館条例及び砺波市立美術館条例の一部改正について、議案第95号 砺波市営バス条例の一部改正について、議案第96号 砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について、議案第97号 指定管理者の指定について(砺波市文化会館及び砺波市砺波農村環境改善センター)、議案第98号 指定管理者の指定について(砺波市美術館)、議案第99号 指定管理者の指定について(砺波市庄川生涯学習センター)、議案第100号 指定管理者の指定について(砺波市砺波体育センター外17施設)、議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、以上、議案10件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の4点について申し上げます。
 1点目、議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分のうち、新市誕生20周年記念事業費については、シンボルマークを募集し、来年度の各種イベントでチラシ等に活用するほか、シールにして使用し、機運を高めていきたい。また、若者や子供たちが着たくなるようなオリジナルTシャツの作成を考えており、市内の高校生にデザインをお願いする予定である。
 委員からは、20周年という記念事業に期待しており、しっかり計画していただきたいと要望がありました。
 2点目、債務負担行為、砺波市野球場スコアボード改修工事については、新しく整備するスコアボードは表示面積が120平米以上のLED映像方式による電光掲示板とし、多目的に使えるよう、簡易カメラなどの各種映像を表示できるものとする。事業費用としてクラウドファンディングを予定しているが、物品の返戻は予定していない。
 委員からのクラウドファンディングをされた企業、個人の名前等を看板広告みたいにできないかという提案については、今後検討していきたいとのことでした。
 3点目、議案第93号 砺波市資料館条例及び砺波市立美術館条例の一部改正については、県内でも、富山県美術館をはじめ、小中高校生の常設展示観覧料が無料となっている美術館が多いことから、砺波市美術館も無料とすることで、多くの子供たちが美術館を訪れてくれるのではないかと考えている。
 委員から、今回無料となるのは常設展だけだが、企画展を無料にすることは考えていないのかと提案したところ、企画展については無料にする予定はないが、対応できる展示があれば、減免という対応もあると考えているとのことでした。
 4点目、追加提案された令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分のうち、まちづくり総合支援事業費については、コミュニティー拠点施設「せんだんのHILL」の機能充実を図るため、施設内に地場産野菜を中心とした直売所の新設などを実施するため、内装、外装、屋根などの施設改修整備に補助するものである。
 委員からは、「せんだんのHILL」が砺波市のモデルケースとして、より充実したコミュニティーの拠点施設となるよう期待するという意見がありました。
 次に、市政一般における審議の中での意見、要望として、チョイソコとなみの市内全域運行による状況や影響等についてただしたところ、登録者数は11月末時点で1,236人と全域運行前より273人増加している。利用人数も295人で約24%の利用率と利用者が増えているが、到着時間が大幅に遅れるというような混乱はないとのことでした。
 委員から、今後の増便や予約時間の見直し等の予定についてただしたところ、来年の9月までの1年をかけて、利用ニーズ(利用の多い時間・曜日等)を調査し、より効果的な運行方法や台数、発車時間について検討したいとのことでした。
 そのほか、砺波市の体育施設の利用料金について、自主防災への補助金継続についてなどの意見、提案がありました。
 なお、当委員会は、11月13日から15日にかけて、兵庫県小野市役所、岡山県笠岡市役所、浅口市立六条院小学校、総社市役所の行政視察を行い、小中一貫校やコミュニティスクールの取組、人口増対策としての若者会議・教育特区の取組、地域づくり自由枠交付金制度等について調査研究をしてまいりました。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

               (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

               (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 7番 境 欣吾君。
 〔7番 境 欣吾君 登壇〕
○7番(境 欣吾君) これより討論に入ります。
 通告に基づき、議案第93号 砺波市資料館条例及び砺波市立美術館条例の一部改正についての反対討論を行います。
 賛成しない理由は、この改正の理由に、庄川水資料館及び松村外次郎記念庄川美術館を廃止することに伴う改正の理由があるからです。
 今年の2月議会でも申し上げたように、松村外次郎記念庄川美術館及び水資料館は、庄川の地に生まれた偉大な芸術家の奇想から始まった地域の文化の営みが刻まれた美術館であり、また、庄川の要にあって、この川がつくってきた砺波地域の自然や生活の変遷を示す全国的にもまれな水資料館です。いずれも庄川らしさを表すすばらしい財産です。耐用年数にも達していないのになくしてしまうことには、どうしても賛成できません。
 よって、この議案に反対をします。
 以上で反対討論を終わります。
○議長(川辺一彦君) 16番 大楠匡子君。
 〔16番 大楠匡子君 登壇〕
○16番(大楠匡子君) 議長より発言の許可がありましたので、発言通告書に基づき、議案第93号 砺波市資料館条例及び砺波市立美術館条例の一部改正について、賛成討論をいたします。
 少子高齢化、人口減少が今後ますます進む中で、公共施設等について、利用需要を見据えた上で長寿命化や統廃合、廃止などを計画的に進めていくことは、今後の財政運営はもとより、将来世代に大きな負担を残さないために避けて通れないことであり、現役世代に課された大きな責任であると考えます。
 庄川水記念公園の再整備については、単純に建物の耐用年数だけでの判断ではなく、一体的な整備を進めるのに複数年を要することから、できるだけ早い段階での判断が必要となり、2年前に松村外次郎記念庄川美術館・水資料館の廃止時期が決まりました。
 昨年からは、庄川水記念公園再整備基本計画策定に着手され、庄川美術館・水資料館の所蔵品の活用方法等についても具体的な案が提示されています。
 例えば、ブロンズ像などの作品は公園内に設置することで、これまで美術館に関心がなかった方々も含め、より多くの来園者がいつでも鑑賞できるようにするとか、水資料館の資料はデジタル化するなど時代に合った手法を取り入れ、若い方や観光に訪れた人たちが気軽に庄川の歴史等について学べる場とするなどです。
 このように、庄川美術館・水資料館に所蔵されていた作品類はこれまで以上にたくさんの市民の皆さんに見ていただけるよう、これからの時代に見合った計画が進められているのです。
 今年の8月、砺波地区3市の中学生美術活動の発表の場「中学生清流展」が砺波市美術館で開催されましたが、庄川美術館で行われていたときの2倍に近い観覧者でにぎわっていました。観覧者数が増えたということで、関係者の方も喜んでおられたようです。
 砺波市の未来に向けて、芸術文化の振興を考えるときに、庄川美術館の廃止はやむを得ないと考えます。
 このような理由から、砺波市資料館条例及び砺波市立美術館条例の一部改正には賛成するものです。
 以上、賛成討論といたします。
○議長(川辺一彦君) 7番 境 欣吾君。
 〔7番 境 欣吾君 登壇〕
○7番(境 欣吾君) 通告に基づき、議案第95号 砺波市営バス条例の一部改正についての反対討論を行います。
 デマンド型公共交通「チョイソコとなみ」の市内全域運行に伴い、持続可能な公共交通及び地域交通ネットワークの最適化を図るための見直しとして、利用料金の値上げが提案されています。
 値上げの理由として、燃料費など諸経費の高騰や近隣自治体で運行されるバス料金との比較、チョイソコとなみの利用料金とのバランスなどが挙げられていますが、賛成できません。
 諸経費の高騰をそのまま料金に反映させるべきではなく、むしろ物価高騰に苦しむ市民の生活を守るためにも、公共交通の利用負担を低く保つべきです。また、近隣自治体より安価であることは、市民生活に寄り添う市政の姿として、むしろ誇るべきではないでしょうか。チョイソコとなみの利用料金が500円でバス料金が100円というのは確かにバランスが悪いのですが、バス料金ではなく、チョイソコとなみの利用料金の見直しで解決を図るべきではないでしょうか。交通弱者の視点からの改正を望むものです。
 よって、この議案に反対をいたします。
 以上で反対討論を終わります。
○議長(川辺一彦君) 17番 今藤久之君。
 〔17番 今藤久之君 登壇〕
○17番(今藤久之君) 議長より発言の許可がありましたので、通告に基づき、議案第95号 砺波市営バス条例の一部改正について、賛成討論をいたします。
 条例の一部改正につきましては、デマンド型乗り合い交通「チョイソコとなみ」の市内全域運行に伴い、持続可能な公共交通の実現及び地域交通ネットワークの最適化を図るため、運行路線、運行本数、利用料金等の見直しを行うものであります。
 元来、市営バス運行の最も大切な役割としましては、しっかりとした運行計画に基づき、持続可能な経営基盤を確立し、公共交通としての役割を確実に果たすことにより、市民や利用者の大切な交通手段を確保することにあります。
 今回の利用料金の変更につきましては、近年の燃油価格の高騰や人件費等の上昇により運行経費の増加が避けられないこと、また、チョイソコとなみの1回の利用料金500円とのバランスに配慮されたこと、さらには、近隣市町村の市営バス料金との比較も考慮し、普通利用のバス料金を一律200円に設定するものであります。あわせて、回数券や定期券につきましても、1回利用に準じて変更するものとなっております。
 このような背景を総合的に判断いたしますと、利用者の方々にも応分の負担をしていただくことは避けられないことだと考えられます。
 これらの理由から、議案第95号 砺波市営バス条例の一部改正については賛成いたします。
 以上、賛成討論といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上で、討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより採決をいたします。
 まず、議案第93号 砺波市資料館条例及び砺波市立美術館条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第95号 砺波市営バス条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第85号から議案第92号まで、議案第94号及び議案第96号から議案第111号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決されました。

                日程第3
         庄川水害予防組合議会議員の選挙について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 庄川水害予防組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
 これより、庄川水害予防組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決しました。
 庄川水害予防組合議会議員に
 山 森 文 夫 氏
 今 藤 久 之 氏
 山 本 篤 史 氏
 開 田 哲 弘 氏
 小 西 十四一 氏
 井 上 要 三 氏
 横 井   和 氏
以上7名を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を庄川水害予防組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々を庄川水害予防組合議会議員の当選人とすることに決し、会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選の告知をいたします。

                日程第4
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

           追加日程第5及び追加日程第6
○議長(川辺一彦君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第112号 砺波市教育委員会委員の任命について、議案第113号 砺波市公平委員会委員の選任について、以上、2議案が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第5、追加日程第6として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第112号、議案第113号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

               議案第112号
○議長(川辺一彦君) これより、追加日程第5 議案第112号 砺波市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第112号 砺波市教育委員会委員の任命について御説明いたします。
 現砺波市教育委員会委員の信田千春氏の任期が本年12月22日をもって満了となります。つきましては、後任の砺波市教育委員会委員として吉澤めぐみ氏を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ御審議いただき、同意をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(川辺一彦君) お諮りいたします。本案については、事情十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、直ちに採決することに決しました。

                (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより議案第112号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第112号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第112号については、原案に同意することに決しました。

               議案第113号
○議長(川辺一彦君) 次に、追加日程第6 議案第113号 砺波市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第113号 砺波市公平委員会委員の選任について御説明いたします。
 現砺波市公平委員会委員の河原幸夫氏の任期が本年12月23日をもって満了となります。つきましては、後任の砺波市教育委員会委員として宮川明久氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ御審議いただき、同意をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(川辺一彦君) お諮りいたします。本案については、事情十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより議案第113号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第113号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第113号については、原案に同意することに決しました。

○議長(川辺一彦君) 以上で、本定例会に付議されました全案件について議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 12月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提出いたしました一般会計補正予算をはじめ、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ御審議の上、可決をいただき、誠にありがとうございました。
 また、議員各位にも積極的に御議論いただきました城端線・氷見線再構築実施計画案につきましては、昨日の第5回検討会で承認をされまして、目標としておりました年内に国へ申請することとなりました。この計画がしっかりと実行できるよう、今後も県、沿線市、JR西日本、また、あいの風とやま鉄道ともしっかり連携していく所存でございます。
 このほか、議会中にいただきました各般の御意見や御要望などにも十分留意をしながら、今後とも適正で効率的な市政の運営に努めてまいりたいと存じます。
 さて、令和5年も残すところあと10日余りとなりました。年末年始で人流の多い時期を迎えます。全国的にインフルエンザが流行しておりまして、患者数もこの10年で最も早く警報レベルに達したということであります。県内も、また砺波市もこれに近い状況にあることから、大きな流行になることが本当に懸念されるところでございます。皆さんと共に、基本的な感染対策と体調管理には引き続き十分注意してまいりたいと思います。
 また、多くの皆さんに御協力をいただいておりまして開催中の砺波チューリップ公園のKIRAKIRAミッションにつきましては、24日まで開催中でございます。今年も工夫を凝らした光の演出によって多くの方々に楽しんでいただいております。週末なかなか天気が悪くて、ちょっと出にくいなということがあったかもしれませんが、今週末こそ最後の週末になりますので、感染対策、それから寒さ対策をしていただいて、少々天候がよくなくても、ぜひ足をお運びいただきたいなと思っております。
 結びになりますが、議員各位をはじめ関係各位に重ねてお礼を申し上げますとともに、皆様方がお健やかでよいお年を迎えられますよう、また、新しい年は明るい年となることを祈念いたしまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

               閉 会 の 宣 言
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和5年12月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 4時13分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   川 辺 一 彦

   署名議員   山 本 善 郎

   署名議員   島 崎 清 孝

   署名議員   川 岸   勇



令和5年12月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

         令和5年12月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第108号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第7号)から議案第111号 砺波市手数料条例の一部改正についてまで
      (提案理由説明、質疑、委員会付託)
   第2 議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)から議案第111号 砺波市手数料条例の一部改正についてまで
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第3 庄川水害予防組合議会議員の選挙について
   第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
   第5 議案第112号 砺波市教育委員会委員の任命について
   第6 議案第113号 砺波市公平委員会委員の選任について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月19日  午後 2時00分  開議
   12月19日  午後 4時13分  閉会

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 横 山 昌 彦 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 総務課長 安 地   亮 君    財政課長 二 俣   仁 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 高 畑 元 昭 君    土木課長 菊 池 紀 明 君

 企画総務部             福祉市民部
 企画政策課長 佐 伯 幹 夫 君    社会福祉課長 藤 森 俊 行 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 嶋 村   明 君

 総合病院              会  計
 総務課長 田 村 仁 志 君    管 理 者 東 川 弘 美 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 森 田   功 君

 教育総務課長 河 合   実 君    監査委員 佐 野 勝 隆 君

 監  査
 事務局長 林   哲 広 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和5年12月 総務文教常任委員会 定例会 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開会

(12月定例会付託案件の審査)
○大楠委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本定例会において当委員会に付託されましたのは、案件9件であります。
 これより、議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分外8件について審査をいたします。
 なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 今藤委員。
○今藤委員 新市誕生20周年記念事業費についてお尋ねをいたします。
 令和6年度に新砺波市が誕生して20周年を迎えることから、となみチューリップフェア開幕日の4月23日に記念式典を行うという説明がありました。
 そこで、式典の招待者はどのようにするのか、また、記念誌発行部数はどの程度を考えているかなど、事業の概要と具体的な取組についてお聞かせください。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 まず、1つ目の式典の招待者につきましては、来賓として県内の各首長をはじめ、市内においては、議員、行政委員、自治振興会長の皆様や、また、日頃から市政に御協力いただいている方々約1,000人程度を予定してございます。
 2番目の記念誌発行部数の程度でございますが、今年度予算で1,500部を作成することとしているものでございます。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 今回、この20周年に際して、新砺波市誕生20周年記念シンボルマークの募集が行われました。応募期間は10月25日から12月1日までと既に締め切られておりますが、応募状況はどうだったのでしょうか。また、せっかくそろったこのシンボルマークはどのように活用されるつもりなのでしょうか。シンボルマークの使途について、どのように考えておられるのかをお尋ねいたします。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 今ほどの御質問のまず1つ目、応募が何点あったかという点につきましては、12月1日までで221点の応募がございました。
 2点目の、この後の使途についてでございますが、活用方法といたしましては、来年度、各種イベントで20周年記念の冠事業をしていく際に、チラシやイベントの中で活用していきたい、また、シールを作成して配布物とかに貼るなどして機運を高める材料としていきたいと考えているものでございます。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 この事業費の中身としては、そのほかにもオリジナルTシャツも作られるとお聞きしております。Tシャツのデザインはどのようにして決められるんでしょうか。また、販売はもちろんなさるんでしょうと勝手に想像しているんですけれども、その辺はどうでしょうか。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 オリジナルTシャツのデザインでございますが、今回、若者や子供が着たくなるTシャツをと考えているところでございまして、市内の高校生が関わってデザインを決めていければと、現在、調整しているものでございます。
 販売につきましては、となみんポロシャツが売ってございます。ああいう形で販売をしていければと考えているものでございます。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 この20周年行事そのものには私も大変賛成ですし、となみチューリップフェアと併せてやられるという記念式典も賛成でありますが、ひょっとして、このこと以外に新市誕生20周年に関しての事業予定はあるのかないのか、サプライズ的なことがもしあるとすればネタばれになってしまうわけで、その辺については今回は答えられなくてもいいと私は思うんですけれども、何かあるようでしたらその他のことについてお聞かせいただければと思います。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 そのほかの事業につきましてということでございますが、現在、新年度予算作成に向けて、各課から事業についてヒアリングをしている最中でございます。市民の皆さんが関わっていただけるような事業をしていきたいと考えているものでございます。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 大切な式典になると思いますので、ぜひしっかりとしたものになるよう、よろしくお願い申し上げます。要望です。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 私からは、議案第85号の公共施設等総合管理基金積立金、砺波市野球場のスコアボードの件について質問させていただきます。
 まず質問の初めに、先日、このスコアボードの改修のために多額の御寄附をいただきました河合康守氏が御逝去されました。河合氏は野球のみならず市内のスポーツ振興、また、学校医としても子供たちのために寄与されてこられました。まず心より御冥福申し上げます。
 さて、質問を続けさせていただきます。
 スコアボードの改修について、事業計画ということで11月21日、全員協議会開催の際に資料、また、説明をいただいております。その際に、事業期間が11月下旬からとなっておりました。今月6日に、本市のXにプロポーザルの公告についてポストがあったわけなんですが、想定より少し遅くなっているのかなと感じましたが、今後のスケジュールに影響がないかまずお聞きします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 事業計画が11月下旬からとなっていたプロポーザルについては、仕様等の確認作業で予定から若干遅れ、12月6日に市のホームページにプロポーザルの公告をしたところでございます。なお、12月28日までの参加申込みとしており、現在のところ、参加の事業者の応募はまだありません。若干遅れたことについて、計画に影響することは現在のところは特にないと考えております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 まだ応募が始まったばかりということもあるのかと思いますが、ないということで、分かりました。
 このスコアボードの置かれる砺波市野球場の場所なんですけれども、落雷ですとか着雪、強風、非常に厳しい気候条件が考えられるところかなと思います。プロポーザルの際の要件として、そうした自然環境などに考慮した対応というのは挙げられているのかお聞きします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 これまでも雷等の故障に随分悩まされてきたところであり、今回の仕様につきましては雷対策を講ずる旨を明記してございます。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 今スコアボードが使えていない状況だと聞いておりますが、そのスコアボードが使えていない現在で砺波市野球場が使えているのかどうか、あと、改修事業の期間中に砺波市野球場の利用状態はどのようになるのか、工事期間中に使えるのかどうか伺います。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 現在、スコアボードは利用できない状況でありますが、グラウンドの利用は可能であり、これまで、大会を含む試合の実施は行っております。なお、スコアボードの改修工事期間においても利用者の理解を得た上で利用することを予定しているところであります。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 スコアボードの設置事業ということで非常に大きな事業かと思いますが、これは市内の企業が携われるような部分があったりするのでしょうか。例えば、保守点検などにもそういうものを考えられているのかお伺いします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 施工、緊急時の対応及び保守点検、管理体制において、積極的に地元業者の活用に配慮する旨を仕様に明記しております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 ちょっと質問が後先になってしまったんですが、スコアボードの仕様というのは、全員協議会の資料では参考としていろいろ書かれておりましたが、どのようなものの仕様を考えていらっしゃるのか伺います。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 まず、表示面積が120平方メートル以上のフルカラーLED映像方式による電光掲示板としており、また、多目的に活用できるよう、例えば、ブルーレイディスク、持込みのパソコン、簡易カメラ等の各種映像を表示できるものとしているところでございます。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 いろいろなカメラでの映像も使えるということで、避難所として防災の点でもそういったところが使っていけるんじゃないかなと思います。
 さて、スコアボードの改修の事業費用として挙げられておりました全員協議会の資料の中で、クラウドファンディングを予定していると書かれておりました。このクラウドファンディングなんですけれども、リターンなども既にイメージされているのか伺います。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 現在、砺波市野球連盟等の関係団体等々協議中でありますが、現時点においては物品の返礼は予定しておりません。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 私も、こうしたクラウドファンディングのリターンに対して、物品というのはあまり勧めたくないなという意見を私自身としては持っているんですけれども、ただリターンとして、交流人口とかシビックプライドの醸成につながるようなものを考えられないかなと思います。例えば、企業からもクラウドファンディングに入られたときに、企業名とか個人名とか、そういったものを球場の中の看板広告みたいなことにできないかなと思うのですがいかがでしょうか。お伺いします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 今の境委員の御提言も含めて、今後検討してまいりたいと考えております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 小学校教育奨励費、学校教育備品購入費100万円について伺います。
 10月に、砺波東部小学校のそばにある松本建設株式会社から、創業100周年の記念として砺波東部小学校に100万円が寄附されました。この使い道の内訳は決まっているのでしょうか。また、寄附者からのそういった要望は何かあったんでしょうか。伺います。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 まず、寄附者からの要望ということなんですが、学校の環境づくりに貢献したいということで御寄附を頂きまして、個別の購入物品に対する指定はございませんでした。
 学校のほうで検討しまして、今のところ2点考えております。
 1点目が児童用の図書に約60万円。今、砺波東部小学校では読書活動に力を入れておりますので、より本好きな子供を育成したいというところでございます。これが1点目。
 2点目がグラウンド用の放送設備に約40万円。既存のものが少し古くなっておりますので、配線のワイヤレス化ですとかパソコンを接続できるようなBluetoothユニットの増設などを考えておりまして、この2点を考えているところでございます。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 ある程度、もう予算はそれで100万円が決まっているという格好ですね。
 今後いろいろありましたら、近年、子供の近視とか肥満が増えていることがありますので、できたら子供たちの体を動かせるような用具があれば健やかな子供の成長にもつながるのではないかと思いますので、またそういうことがありましたらそれも検討をお願いしたいと思います。要望です。
 続きまして、社会教育事業費、電気料金等高騰対策補助金863万円について伺います。
 砺波市文化会館や砺波市美術館、庄川美術館、庄川学習センターの施設の電気料等の高騰対策となっていますが、これは当初予算ではこの高騰分が把握されていなかったのか。電気料金は多分去年の秋ぐらいから上がっていたと思いますが、その時点で今期の当初予算をするときに、そういうことを踏まえて当初予算が組めなかったのかどうかお聞きします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 当該施設は、いずれも平成31年度から令和5年度までの5年間、公益財団法人砺波市花と緑と文化の財団が指定管理を行っているものでございます。当初の契約締結時に必要な5年分の指定管理料を定めて、平成30年12月議会定例会において債務負担行為で議決をいただいているものです。その当時、5年前において今日の電気料の高騰分は見込めませんでしたので、やむを得ず今回の補正で計上して対応することとしております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 ちょっと確認なんですが、債務負担行為の場合、途中で電気代が高騰とか設備が壊れたとか、そういったことがあった場合は、当初予算じゃなくて補正予算で入れられるということでしょうか。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 指定管理の管理料の中で工夫をしていただいて、何とかやりくりしていただきながらこれまでもやっているところでありますが、今回、今年度末で指定管理が終了するときに、やりくりはもうできない状況であったことから、補正で対応することとしております。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 私からは、図書館運営活動費150万円についてお伺いいたします。
 こちらの150万円なんですけれども、篤志家の方と吉田様からということで、合わせて150万円の寄附があったと説明を聞いております。ただ、使われ道のほうで150万円のうち、貸出用バッグ作成委託料ということで16万円、こちらははっきりした使い道があるみたいです。もう一つのほうは、図書の備品購入ということでまだ決まっていないのかなと、この資料上は見えるわけです。
 まず最初に、貸出用バッグ作成委託料ということなんですが、今現在も貸出用バッグというのはあって、さらに追加ということでしょうか。この内訳はどういったものかお伺いいたします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 まず、この貸出用バッグというのは、今回、この100万円の寄附の吉田さんの意向もありまして、実はイベント時にのみ行っていたブックバッグという本の福袋をやってほしいと、どの図書館でもやっていないようなものをやってほしいという希望がありまして、ブックバッグというものを館内で貸出しすることとしております。
 これは専用の不織布のバッグを400枚作るわけですけれども、これを活用して、未就学児から高校生までを対象にした、その年齢に応じたお勧めする本を3冊ずつセットにして貸出しをすると。要するに、本の中身が分からないものを未就学児から高校生までを対象にした、それぞれの年代に合った本をバッグに入れ貸し出して、いろいろな本との出会いから読書を楽しむきっかけづくりを推進するためにこれを行うことでございます。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 今ほどの説明の中で、未就学児から高校生までと年齢限定という形だったんですけれども、図書館へ来られる方は大人の方もおられるわけですが、こういった方々は通常図書館に来られる方ということでふだん使いされている方が多いんじゃないかなと思うんです。図書館に目を向けてもらうには、今まで図書館に来たことがない人にも目を向けてもらうためにも、このブックバッグという本に触れようという機会が大人向けにあってもいいんじゃないかなと思うんですけど、そこら辺はどのようにお考えでしょうか。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 大人向けのことは現時点では考えておりませんが、一つ、匿名の方からの図書の購入の希望については、大人の方々も対象にするような小説を購入してほしいという意向もあって、その50万円の分については小説の購入を行っていくことであり、現時点では大人向けのブックバッグは予定はしておりませんが、今後そういうことができるかどうか、また図書館のほうとも検討していくことを考えていきたいと思います。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 ブックバッグ以外で残りの134万円があるわけですけれども、こちらのほうの使い道というのは今、何か考えておられますか。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 残りの130万円余りにつきましては、ブックバッグに購入する本がほとんどであります。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 ということは、そのブックバッグ用に見合ったものを新たに選定して購入していくといった考え方が占めるということでしょうか。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 そうですね。未就学児用の本、そして小学生向け、中学生向け、高校生向けという4種類に分けて、今、600冊ぐらいを整備する、それを3冊ずつ詰めて200セットのバッグを作るということで、600冊を購入することとしております。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 三井生涯学習・スポーツ課長オンパレード、大変苛酷な状況でありますが、私も三井生涯学習・スポーツ課長に問いかけをしたいと思います。
 それでは、議案第93号 砺波市資料館条例及び砺波市立美術館条例の一部改正についてであります。
 このたび、庄川美術館の閉鎖に伴いまして、砺波市立美術館条例の一部が改正されることになりました。
 美術館というものは、物の本によりますと博物館の一種であると書かれておりまして、美術館というところは美術作品を中心とした文化的な作品を収集、保存、展示することが基本となっているようであります。それらの文化財を題材といたしまして、教育やその普及、そして美の研究を行う施設であることからも、どちらかというと、美術館というのは華やかでにぎやかな施設ではないと捉えられると思っております。
 そこで、約20年にわたって2か所あった美術館が1つになることからも、若干の質問をさせていただきたいと思います。
 まず、今回改正される部分の中に、小中高校生の常設展示の観覧料は無料ということにされました。学生たちにとっては大変よいことだと思いますし、このことが子供たちが美術館へ足を向けてくれるきっかけになってくれればいいなと思っております。
 もちろん近隣市もそうでしょうが、県内や全国的には、この学生たちの観覧料無料化というのはどういう傾向にあるんでしょうか。質問させていただきます。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 まず県内についてですが、富山県美術館をはじめ富山市ガラス美術館ですとか高岡市美術館、南砺市立福光美術館等々については、小中高校生は無料、大学生も無料にしているところがあります。全国的に見てもそういう美術館が多くて、今回、こういうことも含めて、大学生は成人でありますので無料から外して小中学生を対象にしたもので、これによって、少しでも子供たちがたくさん美術館に訪れるようなことにならないかなということで改正をしたところでございます。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 何で今頃って思ったりもしたんですけれども、もっと早くからなっていればよかったのかもしれません。
 もう一点、要は常設展示だけなんですよね。企画展は別という考え方でよろしいですか。お伺いします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 今のところ企画展はそのようにはしておりませんけれども、対応できるものであれば減免という形も考える余地はあるのかなとは認識しているところでございます。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 ぜひ、そのような方向づけも御検討を願いたいと思います。
 では次に、今回、特別観覧料ということで、熟覧、模写、そして撮影という新たな金額が表記されることになりました。この3種類の観覧行為は、よっぽどという言い方もおかしいですけど、その道にたけた方じゃないと入られないのかもしれませんが、こういう需要は今までも多かったのでしょうか。お聞きいたします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 特別観覧料につきましては、これまでは別に定めるという条例になっておりまして、特に金額は提示をしていない状況であります。
 県内の美術館を見ますと、熟覧、模写、撮影等については明記してありまして、今回、1つに統合するというところで県内の美術館と同様に料金を設定して、金額は県の美術館のものと同額として行うこととしました。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 この熟覧という意味を少し知りたいといえば知りたいんですけれども、要は1つの作品を自分のものとしてじっと見詰めるということなのかなと思いますが、この意味と、それから、これに対して砺波市美術館の中にこういうものがあるよということを知らないとなかなか需要はないと思うんですが、そこら辺の考え方はどうでしょうか。お伺いします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 熟覧とか模写とかありますが、これは学術的な材料として研究するために、その部分をある意味占有してそこにとどまってやるというものでありまして、これまでは砺波市ではありませんし、県内でも年間1人か2人ぐらいの状況なんですけれども、そういう熟覧にするものが砺波市美術館にあるかどうかは今のところ分かりませんが、こういうものがあるということをPRしていくことも考えていく必要があるのではないかということで検討してまいりたいと思います。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 広報することによって、また今度は防犯のことも考えなければならなかったり大変だと思いますが、こういうこともやっているんだということを知らせてあげる機会も必要かと思っております。
 では次に、市民アトリエというものが美術館には設置してあります。ここは、要は美術に関する教育と、そして美術活動の普及の場という考え方なんだと思うんですが、夜間、これは時間帯は前回と同じなんでしょうけど、普及活動がなされる場所の利用状況は今までどうだったんでしょうか。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 これまでの市民アトリエの利用状況につきましては、数年前まで、15人から20人の2つのグループがほぼ毎週金曜日と土曜日に分かれて利用されておりました。現在では、今ほどの1つのグループになってしまったんですが、土曜日に活動を継続している状況でございます。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 結局、広く市民に使われている状況ではないということだと思います。そして一部固定化されていっているのかなと思います。要はそういうふうに使えるということを、先ほど冒頭にも言いましたけど、やはりちょっと敷居の高い場所と市民に映ってしまっているのではないかということが懸念されますので、これを機会にそういう使い方もできることを広めていっていただきたいと思っております。
 今ほども言いましたが、敷居の高い、要は入ることをなかなかためらわれるという思いを市民の皆さんから何とか払拭していただきたいと思います。ましてや今、2か所あったものが1か所になるということからしても、やはり砺波市美術館の存在価値を上げていってほしいと思っております。
 今回、美術館条例も改正されることでありますし、この美術館がもっと脚光を浴びる施設であるということを広報していただきたいことと、やっぱり市民の美を愛する心であったり、美術への創作意識といいましょうか、それを高めさせる、失わせないためにも美術館として取り組んでいっていただきたいと思いますが、今後の方針は今どのように思われておりますでしょうか。お聞きしたいと思います。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 庄川美術館の機能を砺波市美術館に機能移転した一つの例として、本年8月に砺波地区3市の中学生の美術活動の成果を発表する場として開催した中学生清流展は、大変多くの観覧者でにぎわったところであります。
 今回、小中高校生の常設展示の観覧料を無料にすることも契機として、周辺施設とも連携しながら、親子や若い世代が気軽に来館できる美術館、また、子供たちが学べる美術館を目指していく考えで進めていきたいと考えております。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 ぜひとも皆さんが入りやすい、そして利用しやすい美術館にしていっていただければと思っておりますのでお願いをいたします。
 最後、これはお答えは結構です。要望としてお聞きいただきたいんですけれども、この美術館条例の中には、美術作品の保管という部分が美術館の事業として書いてあるところであります。要は、砺波市美術館の中にあるものもそうなんですけれども、庄川美術館に今まで保管されていた美術作品の行き先ももう決まってしまっているということは承知しておりますが、何とかそれらを行く末までしっかりと管理していただきたい。また、管理する体制をつくっていっていただきたい。これは要望です。よろしくお願いしたいと思います。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 私からは、砺波市営バス条例の一部改正について、お伺いします。
 ダイヤ改正ということになりますが、使用しない車両が出てくるのではないかなと思っております。ダイヤ改正後の運行車両について、今後どのように考えていらっしゃるのか、どんな計画があるのかお聞かせください。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 現在、市営バス用に市が所有しているバスは5台ございます。4月からのダイヤ改正によりまして、一応4台で運行することが可能となります。したがいまして、1台、一応市営バスとしては利用しないバスが出てくるわけですけれども、この車両につきましては当面の間、廃車とはせず、ほかの市営バス車両の故障があったときとか点検時の代替車両として活用するということ、それからまた、ほかの市の部署において利用できるような形でも活用を考えております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 バックアップということで置いておかれることが分かりました。ありがとうございます。
 さて、これは市民の方からでありますが、間もなく進路決定をしなければならない中学校3年生の保護者の方が、早めにバスのダイヤ改正について情報が得られたらいいなと言われていたということでございます。以前の説明の中でも、中学校、高校にバスダイヤについては情報を伝えていくというのは伺っているんですけれども、例えば、このバスがあったら行きやすい学校とか、この時間だったらお母さんは行けないが、ダイヤ改正になったら行けるねなんていうことがあるそうでございます。
 高校に進路を決定する前の中学3年生と、その保護者の方にいち早く知らせていただきたいという思いがあるのですが、今後のスケジュールについて少し教えてください。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今の周知の関係につきましては、特に、この4月のダイヤ改正に向けて一番影響のある砺波北部小学校であるとか庄東小学校、般若中学校のほうには、まだ決定はしていませんが、一応ダイヤ改正の概要案についてはもう既に説明を終えております。その他の小中学校、また、市内の高校につきましては、1月から順次説明を行う予定としております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 関連してなんですが、来年の4月から市営バスが再編されるということで、そのときに料金が改定になりますが、現在使っている回数券とか定期の使用はどうなるのか伺います。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今回の条例改正の中で、一応経過措置を設けております。
 定期利用券については、令和6年、来年の3月末までに購入された場合は、その有効期限まではそのまま利用していただくことができます。また、回数利用券につきましては、現在の回数利用券を4月以降にも利用していただくことは可能でございますが、100円券の場合は、今度200円になる路線になりますので、2枚を使用して利用していただくと。また、既存の回数利用券を残していて使わないという場合には、例えば4月以降、改定後に別の回数利用券とか定期券を購入する際に、その金額に充当することができるということで考えております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 ちょっと確認なんですが、そうすると、来年の3月までに定期を今の100円で買えば、3か月なら3か月間はそれで利用できるということになるんでしょうか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 そのとおりでございます。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 それでは、三井生涯学習・スポーツ課長、再度お願いします。
 議案の第97号から第100号まで、指定管理者の指定であります。
 先ほど神島委員からも出ておりました話からすれば、要は電気や燃料代に対する高騰対策という話でありました。そのときもありましたけど、今回は砺波市文化会館、多目的ホール、砺波市美術館、庄川生涯学習センター、そして砺波体育センターほか17施設の、今、指定管理の管理料を債務負担行為として計上されたところになります。
 今回、この5年間分の指定管理料の積算根拠の中には、先ほどからの電気や燃料等の価格上昇分を今回は本当に見ていくことができるのではないかと思うんですが、それらはどのように算入されているのかお伺いしたいと思います。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 今回の算定につきましては、過去5年間の電気の使用量とか油の使用量を基に、電気料につきましては値上げ相当となった北陸電力から示された単価に基づき、また、燃料費については市統一で財政課のほうから示されている単価に基づいて、それぞれ積算をしたところでございます。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 過去5年間ということになりますと、今の高騰に入った時期は一、二年ほどということになりますから、現時点からすれば、先ほどの今回高騰したぞという部分は若干入っているか否かということですよね。それからすると、このまま現状が続くとすれば当然足りなくなることが想定されるんですけど、そこら辺に関しましては今後どのように対応されていくのでしょうか。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 先ほどの神島委員の質問の中にもあったように、まず基本は、指定管理者が指定管理料の中でやりくりをしながらやっていくのが大原則で、当然使用料の収入もありますので、その中でやりくりをしていきながら指定管理者に努力をしていただくのが第一かと考えておりますが、今回のようにやっぱりどうにもならない場合は柔軟に対応をしていくしかないのかなということ――すみません。先ほど冒頭にも申し上げましたが、5年間に使った電気量ですね、料金ではなくて。値上げした単価に基づいて今回は積算していると。油も使った量です。使用した量に対して、今回新たな単価に基づいて5年間分を見積もったということでございます。ちょっと説明が不足していたかと思います。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 要は使用したものに対して、使った金額に対して積算したと捉えればいいんですね。量で、単価ではない。
 いずれにせよ、このまま続けばきっと足りなくなると想定されるんですが、そうですよね。
○大楠委員長 森田教育委員会事務局長。
○森田教育委員会事務局長 過去5年間、実際に指定管理の中で使用した量というのは大体年間平均していると思いますので、その平均で使用している量に対して今後見込まれる料金というのはまだ未確定ですので、現時点で北陸電力等から示されている単価を掛けて、それに基づいて5年間の指定管理料の債務負担行為を行っているということですので、今後、値上がるという状況については確定ではありませんので、それを想定して指定管理をすることできませんので現時点のもので積算すると。
 今後の状況に応じてはそういうこともあり得るということでございますので、それはまたその時点で考えるということでございます。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 行き着くところは同じでした。気持ちはよく分かりました。いずれにせよ、今の話はよく理解できましたので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
○大楠委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 ただいま議題となっています議案第85号、議案第92号、議案第93号及び議案第95号から議案第100号まで、以上、議案9件を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第92号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について、議案第93号 砺波市資料館条例及び砺波市立美術館条例の一部改正について、議案第95号 砺波市営バス条例の一部改正について、議案第96号 砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について、議案第97号 指定管理者の指定について(砺波市文化会館及び砺波市砺波農村環境改善センター)、議案第98号 指定管理者の指定について(砺波市美術館)、議案第99号 指定管理者の指定について(砺波市庄川生涯学習センター)、議案第100号 指定管理者の指定について(砺波体育センター外17施設)、以上、9件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○大楠委員長 挙手全員であります。よって、9件の付託案件は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で、付託されました案件の審査を終了いたします。
 なお、要望が1件提出されております。
 公益社団法人砺波法人会会長川田征利氏から、令和5年度税制改正に関する提言についてが提出されておりますので御報告いたします。

(市政一般における本委員会の所管事項について)
○大楠委員長 次に、市政一般における本委員会の所管事項について質疑、御意見等はございませんか。
 今藤委員。
○今藤委員 本日、人気絶頂の三井生涯学習・スポーツ課長にお尋ねいたします。
 まず、確認をさせていただきたいと思います。市内の体育施設利用に関しては、例年2月上旬に、公益財団法人砺波市体育協会の加盟団体による年間利用調整会議において年間利用計画を立てると。その上で、一般利用者は、空きスペースについて、利用の2か月前までに電話等で空き状況を確認し、申請書をメールや直接記入などの方法で申し込むとお聞きしましたが、これで間違いありませんか。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 公益財団法人砺波市体育協会が指定管理している砺波総合運動公園内の砺波市野球場及び砺波市多目的競技場につきましては、毎年2月上旬に、関係団体等と指定管理者による年間利用調整会議を行っております。
 このほか、砺波体育センターなど砺波総合運動公園以外の施設については、毎年教育委員会や関係競技団体等に、次年度の大会やイベント等の開催予定について事前調査を行い、公益財団法人砺波市体育協会事務局において利用調整をしているところでございます。
 なお、一般利用につきましては間違いございません。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 本日は、実は砺波総合運動公園のことについて、主にお話をさせていただきたいと思います。
 体育施設には実はいろいろあって、単純に比較はできませんが、少しでも分かりやすくするために、砺波市野球場の利用料金を隣接市と比較してみますと、例えば砺波市野球場――となみチューリップスタジアムです――のアマチュアスポーツの一般利用で入場料を徴収しない場合は、1日の利用料金が9,220円であります。同様の条件で、高岡西部総合公園野球場が1万8,810円となっておりまして、南砺市城南スタジアムでは、これも同じ条件下ですが、1万4,140円となっています。その他の運動施設につきましても、例えば河川敷の野球、ソフトボール広場やサッカー、ラグビー広場など単純には比較できませんが、おおむね近隣市の同様施設と比較して利用料金が安く感じられます。他市の利用者の予約が多くなり、砺波市民の利用が制限されているのではないかとの御意見を複数、私はお受けしました。
 私個人的には利用料金だけがその理由とは考えておりませんが、その一因であると思っております。例えば、地域体育館では、市民と市民以外の方では利用料金が異なる設定がなされております。このような料金体制を他の体育施設にも考えられないものでしょうか。見解をお願いいたします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 今の砺波市野球場の件に対してお話をさせていただきたいと思います。
 他の野球場と砺波市野球場の同条件による1日当たりの利用料金の比較については、自治体によって、例えば1日のケースですが、1日の時間設定の範囲がそれぞれ異なっているわけでございます。1日を、例えば午前9時から午後5時を1日としているもの、あるいは南砺市の球場につきましては、朝5時から夜の9時までを1日としている設定でやっているケースもありまして、これに加えて放送や得点板、照明等、附属施設の利用料金の設定もおのおの異なっていることから、一概に単純に比較して単価はこうですよということはちょっと適当ではないのかなということで、これを極端に安いとかという認識はしていないところでございます。
 また、利用者がなかなか使えないということで、他市からの利用者が多くて市内の利用者が制限されているというお話もございますが、特に砺波市野球場につきましては、例えばブロック大会とか県大会とか、上位の大会を優先して予約する事情があります。実際そうでありまして、こういうところから抑えられて、シーズン中になるとなかなか一般としての市民の利用を制限されていると言えばそうなんでしょうけれども、実際に自分たちが使いたいときにはなかなか入れないというのは現実としてあると考えており、そこの点については御理解いただくしかないのかなと考えております。
 またもう一点、市の体育施設の利用について、地域体育館のように他の施設、市民の料金と市民以外の料金ということで、地域体育館は地区の方々が利用しやすいための特別な設定でありますが、地域体育館以外の社会体育施設については、市民と市民以外の料金を設定するということは他の自治体でもなかなかありませんし、施設の性格上、適切ではないのかなという考えでおります。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 利用料金について、時間単価云々おっしゃいましたけれども、時間単価で計算しますと、そんなに私の言っていることが的外れであるとは思っておりません。もう一度、これはまたここ以外の場所で1回話をさせていただきます。
 次の質問に入ります。
 今定例会でも砺波市野球場スコアボードの改修の補正予算が組まれておりまして、付託案件の質疑の中で、先ほど境委員からも質問があったところであります。
 体育施設の利用料金については、設定後の見直しは何年かのサイクルでなされているのかいないのか。私は時代の変化、例えば先ほど来お話がありますように、電気料金の値上げとか、人件費の変化とか、施設維持費の変化とか、高騰に伴い、例えば3年に一度とか5年に一度とか、実際に値上げするとか値下げするとかということではなくて、そういう見直しのサイクルを設けてその都度ごとに判断すべきと考えております。
 体育施設の利用料金についてはどのような考え方で設定されているのか、利用料金改定のサイクルはどうなっているのか、そのサイクルについてお尋ねいたします。あわせて、今回の砺波市野球場(チューリップスタジアム)のスコアボードの改修工事完成後の利用料金は改定を考えているのかいないのか、以上2点についてお聞かせください。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 社会体育施設の料金の設定については、まず、従来から周辺施設をはじめとする類似施設の料金体系を調査研究した上で設定しております。何年ごとかに決まったサイクルで料金を見直すという改定サイクルは、今のところは設けておりません。これはほかの施設も同様であります。これまで、消費税率の改定や施設ごと、例えば、大規模改修があった場合にはその時点で改定をしているところであります。
 それから、スコアボードの個別の料金の設定につきましては、現在あるスコアボードと全く別の形になりますので、令和6年度中に類似施設の実態調査を行いながら、適正な料金を新たに設定していく予定としております。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 説明としてはそういうことなんでしょうけれども、例えば消費税なんていうのは当然のことであります。先ほど来話題にもなっておりました維持費ということですけれども、電気料金であったり燃料費であったりとかということなんですが、これだけ大きな話題になっているんです。昨年と比較しても大きい。それを利用者のほうにも負担していただくという考え方はないのかなと思うわけです。
 大きなことと言われましたけれども、大きなことではなしに、毎年、毎年とは言いません。先ほど言いましたように3年に一遍とか5年に一遍とか、ローリングして考え直す。必ず値上げしなくちゃいけない、必ず値下げしなくちゃいけないということではなしに、そういう時代の変化に伴って利用者にも負担をお願いする。指定管理者だけにそのお金を出して、それでオーケーでしょうという話ではないのではないかなと私は思うわけです。ぜひ考えてみていただきたいと思います。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 体育施設に限らず、砺波市のいろんな観光施設等も含めた話になってくると思いますので、全体的なこととして捉えて協議すべきと考えております。
○大楠委員長 森田教育委員会事務局長。
○森田教育委員会事務局長 当初の料金設定につきましては、当然、耐用年数に応じたランニングコストと、その利用料金を勘案しまして料金を設定するわけなんですけれども、当然それを考えるとコストがすごく高くて、利用料金がすごく高くなるということで、近隣の市町村との比較を交えて落ち着くところに落ち着けているということです。当然、今、実際利用者負担を考えるとすごく高い金額に設定をしなくちゃいけないことになるので、それは利用者が利用できない金額になってしまうということも考えられるので、近隣の情勢等も勘案しながら料金設定しております。近隣市町村のほうでそういった社会的な条件で金額の調整とかあるようであれば、その情勢に応じて砺波市においても考えていきたいということになると思います。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 おっしゃることは半分、理解はできるんですが、納得がいかないということであります。そもそも、砺波市の場合は隣接地と比べてやはり利用料金が安いと私は思っております。安価であると思っております。それが時間単価で云々という話をされますが、一般的に、利用される方は1日幾らという金額を提示されれば、やはりそこで比較するのが当たり前の話で、その部分からもう既に議論が平行線を走っているんだと私は思っております。
 それを100%利用者に負担を願うという話をしているのではありません。当然の話です。それに応じた分だけ上乗せをするということを考えられないですかということを申し上げただけです。私も先ほどから言っているように、利用料金だけが使いにくいというか、それだけが予約が集中してしまうことの原因だとは考えておりません。このことについてはやはりしっかりと、しつこいようですが何年かに一度見直すということ。見直しの結果、これでいいということであればもちろん変える必要はさらさらないわけであります。
 こんな時代の変化が激しい時代に、「何か大きいことがあったら考えますよ」という答弁ではなかなか納得がいかないと思います。ぜひ考えてみていただきたい。そんなふうに要望いたします。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 私からは自主防災組織への補助金についてお伺いしたいと思います。
 3年間かけて21地区に補助金を交付され、それぞれの自主防災組織でいろんな資機材、備蓄などを整備してきたかと思います。ただ、これは地区の状況によって多分規模もサイズも違ってきますし、必要なものも変わってくるかと思っています。
 せんだって、7月に豪雨災害で避難所設営をしたわけですけれども、その際に資機材のほうをちょっと確認したところ、去年まで大丈夫だった手回しライトが、部品が劣化したのかプラスチック部分がすぐ折れたり、ゴム部分がねちゃねちゃするというか、そういった状況になったりしているのが確認されました。これは5年前に買ったやつだったと思うんですけれども、そういった事例があったことを踏まえると、毎回の点検をしていたとしても、ある日突然そういったふうに使えなくなるものがあるんだなということを実感したところであります。
 それで、今、各地区で防災組織があって、それぞれで資機材、また、非常食、そういったものを準備してストックされているかと思います。これらについて、適正な状態というか、量が確保されているのかどうかという部分について、まずどのようにお考えでしょうか。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 今ほどの質問は、まず適正にあるかということでよろしいでしょうか。
 皆さん、各地区において努力されながら、適正に資機材等を集めておられるものと考えてございます。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 量がそろっているということであるならば、あとは質の話であって、そこで、先ほどのような、用意されていたはずの資機材の劣化という部分が入ってきたかと思っています。そういった部分の確認に当たった際に、それがもし使えないものとするならば、それは今後、新たなものを各地区で購入してやるのか、適正な量を市で押さえておいて、それに対する見合いの分の配布という形を取るのかという部分はどうでしょうか。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 まず物品について、食糧等につきましては、県、市で一部購入して蓄えているものでございます。
 資機材等につきましては、自主防災組織活動強化事業として各地区に30万円を補助しているところでございます。また、この補助につきましては、県の補助でございます。それを活用しての補助金です。今、県への補助の継続の要望もしているところでございますので、基本的にこのようなものを継続してまいりたいと考えているものでございます。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 これは、今、県への要望ということであるならば、県への要望が通らない場合は、砺波市では対応できずに各地区でということになるんでしょうか。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 その点につきましては、基本そちらのほうで考えているものでございまして、先ほども申しましたように、県のほうに要望してまいりたいと考えているものでございます。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 長期保存の非常食が大分年限も伸びてきているものも多々あります。こういった中で砺波市としては、保存食の期限の5年とか10年とか、今もう出てきているんですけれども、そういった部分についてはどのような期間のものを考えて整備するように何か指導とかは考えますか。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 県、市で保存しているものにつきましては、年度ごとに量をやっておりまして、先ほどありましたローリングストック的な感じでやってございますので、絶えず同じような量で保管しているものでございます。また、そういうもので賞味期限が終わったものにつきましては、総合防災訓練でありますとか小学校等の防災訓練、防災イベントで活用して無駄にならないような形でやっているものでございます。
 各地区においても、地区の防災会からは、ローリングしながら蓄えていらっしゃるということをお聞きしているところでございますので、今後ともそのようにしていただければと考えているものでございます。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 保存食の購入について、多分、各地区ごとに準備はしている部分があるかと思います。こちらの部分なんですけれども、大量購入すると当然安くなる部分というのがありまして、そういったことで各地区からの要望をまとめて指導するというやり方は可能かどうかという部分ではいかがでしょうか。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 今の話につきましては、今後検討をさせていただきながら、できるものであればしたいと思います。各地区において必要なものがそれぞれ違うと思うものもございますので、そこら辺については今後研究してまいりたいと思います。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 では続きまして、私からチョイソコとなみについて伺います。
 10月から全市内運行開始となり登録数が増えていますが、現在の利用状況について伺います。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 まず登録者数につきましては、現在11月末時点で1,236人となっておりまして、全域運行前の9月末時点が963人ということで、2か月で273人の増加ということで、約28%増加している状況であります。
 あと、利用人数ということになりますと、1,236人の登録者のうち、利用を経験された会員は295人でありまして、利用率的には約24%という状況であります。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 登録者が増えて利用状況も多分増えていると思いますが、それによって相乗りが多くなったりすることで、目的地に行く時間に影響が出たり、そういったことはないのでしょうか。伺います。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 全域運行後におきましても、予約時の出発時間、それから実際の出発時間との差なんですけれども、約94%で5分以内で推移しております。運行エリアが広がったことで到着時間が遅れるというような混乱はないと見ております。これには、利用者の皆様が予約時間に自宅とか停留所のほうでしっかり待機していただくなど円滑な運行に御協力をいただいているおかげでもあるかと思っております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 それで、10月から市内全域運行に合わせて目的地の停留所が変わりましたが、これに関して、登録された方にどのように周知されているのか伺います。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 チョイソコとなみに登録された方への、要はその停留所のマップの周知がどうなっているかという意味かと思います。
 基本的に、登録される方はチョイソコとなみのパンフレットを御持参になりまして登録される方が大半ですが、このパンフレットには当然、会員規約であったり停留所マップがセットされております。申込みされた後、申込み部分を切り取ってマップなどのところは返却をしておりますので、そのままそれで御確認をいただけるということであります。
 また、パンフレットではなくて、広報となみの折り込みの会員登録申込書とか、ホームページからダウンロードして申込書を提示された方には、パンフレットと停留所マップをセットにしてお渡しをしているということで、周知の方法はほぼ大丈夫かと思っております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 新しくされた方はそうされていると思いますが、以前からずっと登録されている方への周知、新しいマップに関してはどのように配布か周知されているのか伺いたいと思います。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 基本的には広報となみの9月号で周知をしているのと、あとはホームページで一応停留所のほうは一覧として載せております。それを御確認いただくと。
 また、パンフレットについては、ウチマチサポーターの店舗、それから施設のほうにも配置してございます。それで周知を図っているところでございます。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 市のホームページには一応マップも規約も全部貼っていると思いますが、ただ、利用されている方が、どれだけこのホームページを見られている人がおられるのかということもありますので、以前登録された方や、こちらへ来られて登録される方にはマップ等を渡されるというお話を聞きましたが、郵送とか、それ以外でされた方にはやはり別個に送ってあげたほうがいいんじゃないかと思います。それと、やはり以前登録された方には、新しくできた停留所がどこになっているのか分かっていない人もおられると思いますので、そういったことがないようにしていただきたいと思います。
 あともう一つは、今、どんどん登録者が増えて利用者も多分増えてくると思いますが、そうした場合に、今後便数を増やしたりとか、予約時間を増やしたりすることを考えられているのかどうかについて伺います。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 10月から市内全域運行になりまして、まず来年の9月まで1年をかけて、サービスを必要とする交通弱者を中心とした利用者数の実態が何人ぐらいになるのか、また、その利用ニーズはどの辺りに利用が多いのか、例えば時間とか曜日とか、そういったことも見極めながら、より効率的な運行方法、台数であったり便数または発車時間、その辺については今後検討してまいりたいと考えております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 利用者のニーズに合ったように、今後検討のほうをよろしくお願いいたします。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 替わって、私からは市民参加イベントの開催決定の通知について質問させていただきます。
 第17回となみ庄川水辺ウオークは残念ながら中止となりました。今回の中止の決定ですが、いつ、どこの団体がどのような形で判断されたのか。まずお伺いします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 第17回となみ庄川水辺ウオークの中止の決定につきましては、当日の10月9日午前7時に主催者の砺波市体育振興会連絡協議会と生涯学習・スポーツ課のスタッフが現地に赴いて、そこで今後の天気予報などで判断した上で中止を決定したところでございます。
 中止の案内につきましては、午前7時半にはホームページで告知するということを事前に周知をしていたところでありますが、なかなか遅いという言葉をお聞きしたもので、今後中止となる場合は、もっと早い段階で判断して告知するというふうに改善してまいりたいと考えております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 まさにそのことを質問したかったわけなんですけれども、確かにそういった声がありました。
 今回のイベントも当日参加オーケーのイベントということで、これは逆にありがたいなという声もあります。ただ、事前にメールアドレスなどを登録することもないですし、当日参加の方はどうやって中止の決定が分かるのかという話です。皆さんホームページを御覧になられていたということだったんですけれども、参加希望の方はやきもきされていたと伺っております。
 こういったイベントなんですが、参加者だけではなくて、開催されるほうも他方でいろんな御尽力されてこられて、同じくやっぱりやきもきされて、特に今回の10月9日はそんな天気だったんじゃないかなと、推して知るべしだと思うんですが。
 やはり参加者あってのイベントであります。参加者の満足度を上げるということが次の継続参加につながると考えております。今後のイベント開催について、こうした参加者の満足度を上げるにはどうしていけばいいか、三井生涯学習・スポーツ課長の御所見をお伺いしたいんですけれども。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 自然を相手にするイベントは結構ありまして、例えば第35回B&Gマリーナフェスティバルも中止になったりとか、スキーの場合は降雪の関係で割と早くできると思いますが、どのような形でやっていくかということは、砺波市体育振興会連絡協議会、各地区の方々の直接お世話される方、協力していただく方々の御意見も聞きながら、しかるべき対応はどのような方法がいいのか、今のDX関係を活用していく方法とかいろいろあると思うんですが、様々な角度から、いろんな方々にどうやって情報を伝えるかということをしっかりと研究してまいりたいと考えております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 いろいろな方法でお願いします。
 偶然、今朝、ちょっといろいろ見ておりまして、とある方が「情報は、情けに報いると書く」と。これは有名な言葉らしいんですけれども、機械的に伝えて終わりではなくて、伝わるように伝えていくことも大事なのかなと思っております。たくさんの方に参加していただきたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 では、多分最後の質問になると思いますので、もう一度三井生涯学習・スポーツ課長、よろしくお願いします。
 砺波市文化会館の耐震化ということで、今、再整備検討委員会が行われているということを新聞でも拝見しております。
 今、現時点で2回行われたと聞いておりますが、あくまでも耐震化をして延命措置をするよということが中心になっているとは思うんですけれども、もちろんそのほかにも砺波市文化会館の利用状況であったり、各種課題について検討されているようなのですが、現時点の検討内容はどういうふうに推移しているんでしょうか。まずお聞きします。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 まず、この施設は耐震基準を満たしていない部分があることから、将来的には耐震化工事が必要だと考えております。
 なお、今後、市民アンケートを実施してそのニーズの把握にまず努めることが重要と考えておりますし、あと、使う方々もそうですけれども、演技される方とか、そこのステージ側を利用される方と観客の部分もいろいろあると思うんですが、そういったところからも慎重な御意見を聞きながら、はっきりしたことを申し上げることは今の時点ではできませんが、コストのこともあるでしょうし、しっかりとした意見を聞きながら把握に努めていきたいと。しかるべき回答ができるような形にしていくことを考えていきたいと思っております。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 まだ現時点では、これだあれだということは言えないということでありますので、これ以上言わないようにしたいと思います。
 砺波市文化会館のホールは1,260名だったか、1,280名だったか、要はこれだけの1,000名を超えるホールは、呉西地区からすると射水市の高周波文化ホールとこの砺波市文化会館だけなんですよね。たくさんいろんなところにホールはありますけど、1,000名を超えるこのホールは当然何としても残していくべきですし、それだけの脚光を浴びるような施設にしていっていただきたいと思っておりますので、こんな話もあったということを、またこの委員会にも伝えていただければ幸いと思っております。これは要望です。
○大楠委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 ないようでありますので、以上で市政一般における本委員会の所管事項についての質疑を終了いたします。
 当局の皆さん、御苦労さまでした。委員の皆さんはしばらくお待ちください。

○大楠委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。

(閉会中継続審査の申出について)
○大楠委員長 次に、閉会中の継続審査についてをお諮りいたします。
 本総務文教常任委員会の所管事項について、閉会中もなお継続して審査する必要がありますので、会議規則第111条の規定により申出することといたしたく、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前11時24分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   大 楠 匡 子



令和5年12月 総務文教常任委員会 定例会 議事日程・名簿

            総務文教常任委員会

1.会議に付した事件
  ・12月定例会付託案件の審査
  ・市政一般における本委員会の所管事項について
  ・閉会中継続審査の申出について

1.開会及び閉会の日時
   12月15日  午前10時00分  開会
   12月15日  午前11時24分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 大 楠 匡 子     副委員長 開 田 哲 弘
   委員 今 藤 久 之       委員 川 辺 一 彦
   委員 神 島 利 明       委員 境   佐余子

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員(なし)

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 企画総務              企画総務部次長
 部  長 島 田 繁 則      総務課長 安 地   亮

 企画総務部次長           企画総務部
 財政課長 二 俣   仁      企画政策課長 佐 伯 幹 夫

 広報情報課長 端 谷 真奈美      税務課長 境   真 一

                   庄  川
 砺波消防署長 加 藤 裕 久      支 所 長 小 西 喜 之

 会  計
 管 理 者 東 川 弘 美      教 育 長 白 江   勉

 教育委員会
 事務局長 森 田   功      教育総務課長 河 合   実

 こども課長 老   雅 裕      生涯学習・スポーツ課長 三 井 康 司

 監  査
 事務局長 林   哲 広

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一      議事係・調査係主任 榮   朋 江



令和5年12月 民生病院常任委員会 定例会 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開会

(12月定例会付託案件の審査)
○山田委員長 それでは、ただいまより民生病院常任委員会を開会させていただきます。
 本定例会において当委員会に付託されましたのは、案件9件であります。
 これより、議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分外8件について審査をいたします。
 なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 川岸委員。
○川岸委員 まず最初に、付託案件について、質問させていただきます。
 一般会計補正予算、社会福祉費の678万円をお願いしたいと思います。
 この補装具費は、障がい者が日常生活を送る上で必要な身体機能を補完する用具を購入する、国あるいは県等の補正による予算でございますけれども、この用具を購入する際に、やっぱり自己資金を上回るものですから、どうしても国等の補助を受けなければならないということでございますが、これによって身障者の方はどのような恩恵といいますか、メリットがあったのか、お尋ねしたいと思います。
 私は、身障者の方々に非常にメリットのある資金だと思いますので、市においてどのような実態になってきたのか、藤森社会福祉課長にお願いをしたいなと思います。この助成があってから、身障者にとってどのようなメリット、実態になってきたのか、お聞かせ願いたいと思います。
○山田委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 メリットといいますか、議案説明でも申し上げましたとおり、身体機能を補完するための用具を給付させていただいているということで、例えば、耳のほうに難聴があったりしたときに、そういった補聴器の給付をして聞こえやすいような生活状況をつくるですとか、あと、障がい児者もですが、体幹機能がしっかりと姿勢が保持できないような状況におられる方については、そういったものを保持して、しっかり座っていられるような状況を保てるようなものを給付したりですとか、あと車椅子とか、いろんな20種目近くものはあるんですが、そういったものを給付させていただいて日常生活を送れるようにということでこちらのほうは対応しております。
○山田委員長 川岸委員。
○川岸委員 そうすると、やっぱり補聴器ばかりじゃなしに車両とかいろいろあると思うんです。車椅子とか。そういうものの中で、一番よく好まれる、または利用されているのはどんなものが多いんでしょうか。
○山田委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 一番多いものは、先ほど申し上げました補聴器関係になるんですが、あとはいろいろ障がいに応じてということになりますので、そこは障がいの種類が多いものについて給付しています。
○山田委員長 川岸委員。
○川岸委員 私の記憶では、年度当初予算で818万5,000円が計上されていたと記憶しておりますが、今回678万円補正予算で組まれたと思います。何か要因があったんでしょうか。
○山田委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 要因としましては、例えば利用者数、件数なんですが、昨年ですと65人であり、今年度については既に10月末現在で50人を超えている状況になります。今年度末までの見込みになりますと80人を超える勢いでございます。
 あと、補装具については、障がいの種類、ものによりまして高額になるオーダーメードのものが多くあります。上半期は、例えば座位保持装置、先ほど申し上げました体幹を保つためのものですが、そういったものと、それをつけた電動車椅子、車椅子といったものの給付をさせていただいております。それが1件当たり40万円から200万円弱までかかるものといろいろございますので、そういった高額なものの給付が多くなっているということで、今回補正額についても大きくなっている状況でございます。
○山田委員長 川岸委員。
○川岸委員 令和3年から令和5年までの国の予算を見てみますと大体153億円か154億円ほどの予算で継続してやっているんですけれども、大体見込みができると思います。いろんな形で特に高価なものもあり、障がい者のいろんな要望もあると思うので、予算を組むのはなかなか難しいと思いますが、継続的に予算を計上するということは駄目なんですか。いつどんなことが起きるか分かりませんので、そういうことはやっぱり実績を見ながら予算を組まざるを得ないということなんでしょうか。
○山田委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 予算につきましては、例年給付している実績を見て、必要最低限のもので予算立てをさせていただいております。
 今年度のように金額の大きなものが数多く出るような年につきましては、状況を見て補正予算対応をさせていただきたいということで、予算のほうは計上しております。
○山田委員長 川岸委員。
○川岸委員 普通は、そこはやっぱり実績を見ながら予算を組んでいらっしゃるのが実態なんでしょうか。
○山田委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 そうですね、実績に応じて最低限必要な数といいますか、これぐらいは必ず出るだろうというものを見込んで、それに単価を掛けるんですが、その単価自体が、先ほど申し上げましたとおり低い場合もありますし、オーダーメードで高くなるということもありますので、件数が変わらなくても金額が大きくなるとか、そういった状況がございますので、状況に応じて補正予算をということで対応させていただいております。
○山田委員長 川岸委員。
○川岸委員 それでも、障がい者の方はこれに期待しておられるものですから、切れ目のない支援を今後も続けていただきたいということで要望しておきます。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 議案第85号、債務負担行為、砺波市斎場火葬炉更新工事4億2,240万円について、お伺いをしたいと思います。
 この斎場火葬炉の更新工事につきましては、令和6年度から令和8年度までの3か年での債務負担行為を予定しているわけでありますが、まず、この計画概要について説明をお願いしたいと思います。
○山田委員長 小竹市民生活課長。
○小竹市民生活課長 今回の砺波市斎場火葬炉更新工事につきましては、まず、工事の内容は、現在、斎場にあります火葬炉5炉と動物炉を含めました全ての炉をセラミック化するとともに、施設内にございます人の火葬炉を5基から4基にするという内容で計画しております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 昨日、当委員会で火葬炉の老朽度合いを調査してまいりました。受託されておられます株式会社南砺工業所からも説明を受けたわけでありますが、火葬炉の劣化状態についてもよく分かったわけでございます。
 1号炉から5号炉、そしてまた、動物炉を確認させていただいたわけでありますが、説明を受けますと、タイムスケジュール的に1号炉と2号炉、そして3号炉については撤去するということであります。そして、4号炉、5号炉についてもまた更新をすると、一番最終年度は6号炉の動物炉を直すという計画をお聞きしたわけでありますが、このタイムスケジュールに沿ってやりますと、一時的に5炉のうち2炉しか使えないような状況になるわけでありますが、ここら辺は利用される方の支障のないように計画をしていただきたいと思いますが、これについての答弁をいただきたいと思います。
○山田委員長 小竹市民生活課長。
○小竹市民生活課長 工事期間中は、人の火葬炉につきましては2炉しか使用できないということになります。そういったことによりまして、1日に受入れ可能な件数は若干現状よりも少なくなることは当然想定されますので、そういった部分については、事前に葬儀関連会社とも打合せをしながら、また、今、受け入れている体制を若干見直しが可能であれば、通常より1件でも受けられるような体制ができないかということを含めて検討してまいりたいと思います。
 また、工事期間も、なるべく事前の部材調達等を行いまして、スケジュールの停止期間が短くなるように努めてまいりたいと考えております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 市民生活に直結する斎場でございますので、市民に対するそこら辺の周知についてどのように考えておられますか。お伺いしたいと思います。
○山田委員長 小竹市民生活課長。
○小竹市民生活課長 市民に対する周知につきましては、これはふだんから周知して予測がなかなかつくものではないものでございますから、まずは葬儀業者を通じまして周知するとともに、一応工事期間中、そういった受入れ等が一部制限されますといったことについては、併せて周知を図ってまいりたいと考えております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 一番最終年度の令和8年度になりますけれども、動物炉の更新が予定をされているわけでありますが、実際に見ますと大変老朽化しているといいましょうか、大変な状況になっているということもつぶさにこの目で見たわけでありますし、そしてまた、説明を受けておりまして、動物の火葬がどんどん増えているということでございました。
 そうしますと、動物も大きい動物、カモシカもイノシシもという話もございましたが、その火葬炉に乗せるときは人力ということで、動物を運ぶ動線とか使い勝手については、今後、動物炉についての改修に当たってはいろいろ検討をお願いしたいと思いますが、これに対する見解をお聞きしたいと思います。
○山田委員長 小竹市民生活課長。
○小竹市民生活課長 6号炉、動物炉につきましては、愛玩動物、いわゆるペットの火葬の件数については変わっていないんですが、イノシシ、カモシカ等、大型の動物の火葬が近年は200件近いところまで増えております。そういった中で、今、そこで作業をしていただいている方のそういった要望等を伺いながら、可能なところから検討はしてまいりたいと思っております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 今回の補正予算に計上されております低所得世帯支援給付金の給付事業1億8,850万円についてお伺いをいたしたいと思います。
 物価高騰による負担増が大きい住民税非課税世帯に対して、1世帯当たり7万円を給付するために、国は、原資となる交付金の約1兆円を計上した補正予算が成立しました。国は、12月1日時点の住民基本データに基づいて対象世帯を抽出して、この議会の議決後、申請書等の書類を印刷して対象世帯に配布するという手続になると思いますが、1点目は、当市からのこの通知はいつ頃になるのか、まずお聞きしたいと思います。
○山田委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 現在、可決いただきました後に準備を進めていくということになりますので、1月下旬に通知ができればいいかなと考えております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 1月下旬という話をお聞きしたわけでありますが、この支給開始はいつ頃になりますでしょうか。
○山田委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 1月下旬に通知をしまして、プッシュ型ということで、はがきで御送付をさせていただいて、口座変更がありますかとか、そういった状況を確認させていただきますので、2週間程度で返信といいますか、反応がなければそのまま支給させていただくという予定にしておりますので、2月中下旬以降ということになろうかと思います。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 手続を進めていただいて、速やかに支給されることを要望いたしておきます。
○山田委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 ただいま議題となっています議案第85号、議案第86号、議案第87号、議案第91号、議案第94号、議案第101号から議案第103号まで及び報告第107号、以上、議案9件を一括して採決いたします。これに御異議はございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第85号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第86号 令和5年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第87号 令和5年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第91号 令和5年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)、議案第94号 砺波市印鑑条例の一部改正について、議案第101号 指定管理者の指定について(砺波市福祉センター麦秋苑)、議案第102号 指定管理者の指定について(砺波市社会福祉会館)、議案第103号 指定管理者の指定について(砺波市シルバーワークプラザ)、議案第107号 証明書等の交付等に係る事務の相互委託の廃止について、以上、議案9件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を願います。
 〔賛成者挙手〕
○山田委員長 挙手全員であります。よって、議案9件につきましては原案のとおり可決または承認することに決しました。
 以上で、付託されました案件の審査を終了いたします。
 なお、要望が1件提出されております。
 地域家族会となみ野家族会役員代長渡辺 清氏外から、精神障がい者の福祉施策充実に関する要望書が提出されておりますので御報告いたします。

(市政一般における本委員会の所管事項について)
○山田委員長 次に、その他といたしまして、市政一般における本委員会の所管事項について質疑、御意見はございませんか。
 境委員。
○境委員 後期高齢者医療の問題について、幾つかお伺いをしたいなと思います。
 昨年の10月から窓口負担が1割から2割に上がるということがありました。それで、全国的には、いわゆる受診抑制が起こっているのではないかということが言われています。厚生労働省の調査によっても、個々人を追跡して調査をしたら、2割負担の方が、この2割負担になる前には1割負担の方よりも受診回数が多かったのに、2割負担になって以降は1割負担の方よりも受診回数が減っていると。こんな調査結果も出ているわけです。
 そういった傾向が、当市の管轄のところでも見受けられるのかどうなのかということが大変気になります。受診が必要な方がちゃんと医療を受けることができているのかどうかについて、何かお気づきのことというか、現在分かっておられることがありましたら聞かせていただきたいと思います。
○山田委員長 大西市民課長。
○大西市民課長 厚生労働省のほうの統計では0.1日ほど減ったという統計が出ております。
 県内の後期医療者の医療費につきましては、富山県後期高齢者医療広域連合のほうで把握しておられまして医療給付を行っているんですが、その受診抑制があるかというような統計については、まだ分析し切れていないということはちょっとお聞きしております。
○山田委員長 境委員。
○境委員 大変大切なことだと思うので、そういうことが現れていないかということに、ぜひ注視をしていただきたいなと思います。
 次に、この医療制度の保険料のことについてお聞きをしたいなと思っています。
 後期高齢者医療制度が始まってから、被保険者が支払う保険料が2年ごとに改定になっているわけです。それで、大変無理にお願いをして1人当たりどれくらい払っておられるのかという資料を作っていただきますと、やはり年がたつほどに負担金額が大きくなっていることが分かりました。ちなみに、10年前には1人当たりの保険料が5万9,366円であったのが、令和5年では7万3,506円と、随分負担が増えているなと思いました。
 それで、気になるのは来年度です。これがまた改定の年に当たり、通常の2年ごとの変更に加えてプラスされる見通しがあると聞いているのですが、どういう内容かというのは教えていただけるでしょうか。
○山田委員長 大西市民課長。
○大西市民課長 ただいまの御質問ですが、保険料の改定は確かに2年ごとにあります。
 現在、団塊の世代の方が後期高齢者医療に移行しておりまして、被保険者数が大変増加している状況です。それに伴いまして、後期高齢者の医療費が急激に増加することが見込まれておりますので、今、75歳未満の現役世代の方の負担が大変大きくなることから、その方々の負担を軽減させるために全国的に保険料の見直しがされております。この改定につきましては、上限額を上げることなどの改定が予定されておりますが、年金収入の少ない所得割のない方の負担は増えない改正になっていると認識しております。
 富山県の後期高齢者医療の保険料につきましては、各都道府県の広域連合が医療給付費などの費用額と、また、収入の見込みに基づいて2年ごとに見直しをすることになっておりますので、現在、富山県後期高齢者医療広域連合のほうで、来年に向けて精査をしておられる状況であると理解しております。
○山田委員長 境委員。
○境委員 今の話の中で、所得の低い人に配慮をしてという話があったと思うのですが、この所得割がかかる方の年収は、今、幾らということになっているでしょうか。
○山田委員長 大西市民課長。
○大西市民課長 年金収入が153万円以上の方は所得割、153万円より低い方は所得割はかかってこないということです。
○山田委員長 境委員。
○境委員 そうしますと、年金が月額13万円とか14万円とか、そういう皆さんは所得が低い方とはみなされなくなってくるわけですね。そういう方も一律に、来年度の2年に一遍の改定と併せて、若い世代の皆さんの負担が大きいのでという負担増の分も一緒に加算をされていくことになっていくわけですよね。それで、私が心配しているのは75歳以上の皆さんなので――この保険料は年金から天引きですよね。
○大西市民課長 基本的にはそうなります。
○境委員 年金から引かれるものがどんどん引かれていくと。しかも、年金はこの物価高騰の中でなかなかそれに追いつかないという状況で、公的な負担は年が行くごとに増えていくということで、先になかなか光が見えてこないという現状があると思います。
 それで、富山県後期高齢者医療広域連合での決定事項なのでここで直接どうこうという話はできないのですけれども、やっぱりこういった皆さんが安心して医療を受けられるために、この保険料のシステムの見直しをやるたびに国の負担分が減って高齢者の方にもその負担をお願いすることになっていくことをぜひ抑えていただきたいというか、負担が大きくならないようにという声があるということを届けていただきたいと思うわけです。これは要望です。よろしくお願いいたします。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 空き家対策について伺いたいと思います。
 11月17日に本市で開催された空き家見学ツアーに、私も参加してまいりました。そのときに参加された方々もそうなんですが、本当に有効活用されている様子を拝見することができて、私自身、非常に貴重な体験でありましたし、参加された方々にも非常に好評だったのではないかなと感じております。
 そこで、その空き家見学ツアーで感じたことをお話し申し上げたいんですが、訪問先に共通していることは、砺波の魅力である散居であるとかワクノウチといったロケーションが移住の決め手になったと。どの空き家見学ツアー先でも全て同じことをおっしゃいました。要するに、県外から、資産というか財産を求めていらっしゃった方々がほぼほぼでした。県外からのリノベーションされた方々でした。
 そこで、砺波市の魅力である散居であるとか、今回は伝統構法「ワクノウチ」だったんですが、移住を検討されている県外の方々に対して、本市の魅力をさらに発信すべきではないかなと僕は感じます。必要性があるのではないかなと感じるわけでありますが、本市の推進策についてお聞かせいただければと思います。
○山田委員長 小竹市民生活課長。
○小竹市民生活課長 今定例会の山田議員の御質問にもお答えしましたとおり、県内外の空き家に興味を持っている方をターゲットに、ホームページ、SNS等を通じて積極的に情報発信していきたいと考えております。
 具体的には、現在、市のホームページの砺波市移住定住応援サイトには「古民家改修・活用する人たち」ということで、伝統家屋を改修した事例を幾つか掲載させていただいております。その掲載例は若干少ないということもありますので、今後は、今回空き家見学ツアーで見ていただいたような事例を増やし、砺波市の散居や伝統家屋といった砺波市の魅力を伝えていきたいと考えております。
 また、首都圏の富山くらし・しごと支援センター、これは富山と東京、大阪、名古屋にございます。そういったところであるとか、移住相談フェア・セミナーということで、当市の職員が首都圏のほうに出向きまして相談を受けているわけですが、そういった中でも引き続き砺波市の魅力を積極的に伝えていきたいと考えております。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 ぜひお願いしたいわけでありますが、続いて、実際にリノベーションされている方々を訪問しますと、悩みを抱えている話がありました。何かと申しますと、当然市からは、事業の改修費でありますとか居住の改修費、いろんな改修費が補助として支援されているわけであります。そこで、残された家財道具。その支援のところには家財道具が盛り込んであるわけでありますが、実際に出向いたところによりますと、砺波というのは散居でアズマダチだとか、非常に広いところであって、実は広間までは見せてもらったんです。実際にリノベーションされて生かされている様子が伺えたんですが、戸を挟んで座敷のほうにはまだ家財道具が山積みであるということで、実際には処分費について悩みを抱えているということです。その事業補助費の中には盛り込んであるとはいいながらも、砺波の広い家屋にそれを全部生かされずに、一部分でしかリノベーションされていないところも実際に見て、もったいないと思いました。
 そこで、管理者から受けるときにどういう状態なのかということもあると思いますが、家財道具等の取組や処分について何とか事業に盛り込めないものか、当局にお話を伺いたいと思っております。
○山田委員長 小竹市民生活課長。
○小竹市民生活課長 砺波市の定住促進空き家利活用補助金の中には、家財道具等の片づけに要する経費も補助対象経費として含んでいるところでございます。
 今回の、今ほど申し上げました補助金につきましては、購入者の方に対しての補助金でございます。県内他市の状況を見ますと、一部の市町村では、提供者、いわゆる空き家バンクに登録する空き家の所有者が家財道具を処分する部分について補助をされているところもあると伺っております。他市町村のそういった制度の申請状況等、あるいは、そういう内容を今後調査してまた考えてまいりたいと思っております。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 今回の空き家見学ツアーで、実際にリノベーションをされて魅力を感じてそこに居住されている方々からの声だったので、やはりそういう声を随時お聞きいただきながら、その裾野を広げる手だてというのを一歩一歩進めていかなくてはいけないと私は感じております。ぜひ調査されて、前向きな施策につながればよいと思います。
 だからといって、いたずらに金額を増やせばいいとは限りません。その辺のところは柔軟に対応していただければありがたいと思います。要望です。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 ごみの関係について御質問をいたしたいと思います。
 燃えるごみの削減を図るために、来年4月1日からプラスチックごみの一括回収が始まりますが、市民への周知として、今現在、A2判のと、それから冊子になっております「ごみ分別便利帳」があり、これらを分かりやすくするときには当然改訂が必要だと思いますが、この改訂予定についてお伺いします。
○山田委員長 小竹市民生活課長。
○小竹市民生活課長 今ほど委員に紹介いただきましたA2の大きなポスター形状の「「家庭ごみ」の分け方と出し方」については、現在作成中でございます。一方の「ごみ分別便利帳」、いわゆる冊子の部分については、令和6年度に作成を今計画しております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 同期で、秋田県の横手市に行政視察してまいりました。そのときには、便利帳なるものがスマホで見られるようなアプリの配信となっておりまして、大変便利だと思いました。資源ごみ回収会場に行きますと、地区の方から、これはどこに分けたらいいのかなどいろんな相談を受けるわけであります。分からないときは担当課長にも電話して聞いたりもしており、スマホで分かれば大変便利だと思っております。このごみの出し方、分け方についての便利帳をアプリで配信するような計画をどのように考えておられますか。お伺いいたします。
○山田委員長 小竹市民生活課長。
○小竹市民生活課長 現在市では、ホームページ上にゴミチェッカーといいまして、ごみの種類を入れると検索できるものがございます。あと、砺波広域圏事務組合で作成しておりますごみの分別辞典といったものがホームページにリンクしております。しかしながら、現在の、今ほど申し上げました方法では、そこにアクセスするまでに幾つかの操作が必要で分かりにくいということもございますので、来年3月に、市のホームページのトップに設置が予定されておりますAIチャットボットの中に「ごみの分別」というメニューを設けて、市のホームページを開いていただきましたら、すぐそこに分別検索できる窓を設けようとしております。そこを、今現在、関係課と協議しているところでございます。
 今、委員から御提案いただきましたスマートフォン、タブレット端末機向けのアプリの配信につきましては、今現在検討しておりますAIチャットボットの今後の運用状況等を検証した上で、また考えてまいりたいと考えております。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 それでは、いきいき百歳体操についてお伺いいたします。
 参加団体の目標、100団体を目指されながらやっておられるということで非常にありがたいなと思っております。特に、今年度は北部苑でありますとかウエルシア砺波中神南店でも啓発活動を新たに行われたとお聞きしております。
 そこで、本日の段階で結構ですので、いかがなものでしょうか。参加団体の数とか参加数はどのくらい右肩上がりで伸びているのかお聞かせいただければありがたいです。
○山田委員長 河西地域包括支援センター所長。
○河西地域包括支援センター所長 現在のいきいき百歳体操の自主グループ活動数は、11月末現在で97グループです。参加者総数は、約1,600人となっています。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 それでは、このいきいき百歳体操は、いろんなところで様々な効果が現れているだろうと思っております。具体的には介護認定率でありますとか、場合によっては介護保険の給付の実績や傾向は、多分いろんな部分が要素として挙げられると思いますが、いかがでしょうか。ここ数年間、これで七、八年たったと思うんですけれども、本市のグラフ的な傾向というのはどのような動きになっておりましょうか。
○山田委員長 河西地域包括支援センター所長。
○河西地域包括支援センター所長 現在、本市の介護認定率につきましては、11月末現在で17.9%です。なお、砺波地方介護保険組合の認定率のほうは18.6%であり、砺波地方介護保険組合管内では砺波市は最も低い認定率となっています。
 本市は、いきいき百歳体操を始めて大体8年が経過する中で、徐々に認定率が下がって、17%の後半から18%前半を推移しているという流れになっています。認定率が低いことで、介護保険の利用の給付実績も同様に低く推移しています。介護保険が必要な方には認定を受けていただきながら、地域のいきいき百歳体操にも参加して現状の維持を図っている方もいらっしゃいます。
 引き続き、いきいき百歳体操の普及啓発に努め、フレイル予防、健康寿命の延伸につながるように支援を継続していきたいと思っています。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 今後の事業ということをお聞きすると、毎回のように新しいアイデアがどんどん挙がってくるわけでありますが、いよいよ来年は市制20周年という節目になるわけであります。さらなる事業の計画、今現段階であるものがあれば聞かせていただければありがたいです。
○山田委員長 河西地域包括支援センター所長。
○河西地域包括支援センター所長 いきいき百歳体操グループの交流会を計画しています。コロナ禍前は毎年実施しておりまして、今年度も、先月11月21日に庄川生涯学習センターで実施してまいりました。ただ、やはりコロナ禍前もコロナ禍以降もある程度の人数制限を設けておりましたが、新年度については人数制限を設けず、できるだけ多くの皆さんといきいき百歳体操が行えるように、砺波体育センターでの開催を計画しています。
 早い時期に、気候のいいときに実施したいと今のところ考えておりまして、6月頃にできないかなと思っています。いきいき百歳体操に参加していただいている皆さんが集うことで、日頃支援してくださっている体操の先生とか仲間の皆さんと楽しく体操して、口腔、栄養、そして認知症についても学ぶ機会にしたいと考えています。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 それでは、次の質問をいたします。
 令和6年度の新型コロナワクチン接種についてお伺いいたします。
 前回の委員会では、まだ国の指針が定まっていないというお話であったかと思います。年末になりました。いかがでしょうか。改めて対象者であったり接種時期など、今後の見通しが立ちましたでしょうか。聞かせてください。
○山田委員長 杉本健康センター所長。
○杉本健康センター所長 国から示されております令和6年度以降の新型コロナワクチン接種の方向性につきまして御説明いたします。
 現在、公費負担で実施しております特例臨時接種は令和5年度末で終了となり、令和6年度以降は、65歳以上の高齢者及び60歳から64歳の基礎疾患を有する方を対象として、重症化予防を目的に定期接種として実施することとなります。この扱いは血清インフルエンザワクチンと同様であり、予防接種法のB類疾病に位置づけられ、接種時期につきましても、秋、冬の年1回となります。また、新型コロナワクチンは、ほかのワクチンと同様に一般流通が行われる見込みであり、定期接種の対象者以外であっても任意接種として接種が可能となります。
 一方、ワクチンにつきましては、流行の主流であるウイルスの状況やワクチンの有効性に関する科学的知見を踏まえて選択され、当面の間、毎年、見直しをされることとなります。なお、現段階では、そのほかの方向性が示されていないことから、今後の国の動向を注視し、方針に基づき適切に対応してまいります。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 それでは、次の質問に移ります。
 インフルエンザであります。感染拡大に備えて、今、本市の現状をお伺いいたします。
 御承知のとおり、報道関係でも、インフルエンザについて、定点医療機関当たりの患者報告数が当然警報レベルに達しまして、流行拡大の注意喚起が必要だと新聞報道されているところであります。県内の小学校のみならず、本市におきましても、小学校、中学校が学年閉鎖とか学級閉鎖とかということで相次ぐ報道がされている中で、砺波管内ではこれで3週連続増加しております。
 以前、薬の関係で、ジェネリック医薬品のメーカーの不祥事から医薬品が減産されているということで、薬がもう市場に出回っていない、少ないという情報があります。そこで、病院や薬局で風邪薬等の不足が生じてきているのではないかと伺っておりますが、本市の中核病院であります市立砺波総合病院は今どのような現状なのかお聞かせいただきたいと思います。
○山田委員長 野崎病院管財課長。
○野崎病院管財課長 既に御承知のとおりだと思いますが、厚生労働省のホームページにも掲載の医療用医薬品供給情報緊急調査事業ということで、令和5年10月末の調査結果が載っております。それによりますと、医薬品全体のうち、供給停止及び限定出荷が24%、約4分の1を占めております。その中でも後発品の割合は73%を占めている現状になっております。後発品限定出荷の要因といたしましては、他社品の影響によると。先ほど言われた不祥事等の問題でございます。需要増が約8割増えているという現状でございます。
 当院の後発品の採用率につきましては、今現在のところ約22%ございます。全国の傾向と同様で後発品の供給不足は生じておりますが、診療において患者さんに御迷惑をかけることのないように、同効他材、同種効果のほかの薬剤で対応しており、常に在庫を切らさないよう、薬剤課のほうで日々確保努力を続けているところでございます。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 市立砺波総合病院の今の管理状況はよく分かりました。
 それでは、本市の薬局の医薬品関係の現状は、大体どのような市場の形になっておりますか。お聞かせ願います。
○山田委員長 野崎病院管財課長。
○野崎病院管財課長 当院薬剤課のほうで市内の調剤薬局に照会しましたところ、当院とほぼ同じ状況でありまして、同じ系列の店舗同士、例えば、たんぽぽ薬局でしたらたんぽぽ薬局同士の店舗で相互に不足する医薬品の譲渡も行っている現状とお聞きしております。
 また、不足の薬があった場合、調剤薬局から処方箋発行医師に同効他材への処方変更について照会して医師の許可を得て、同効他材で調剤を行っている現状とお聞きしております。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 在庫を切らさないように、お互い連携を取り合って譲渡もなされているという話であります。収まるにこしたことはありませんが、とにかく備えが非常に大切であります。
 今後とも、本市において、その辺のところをまた注意喚起していただければありがたいと思います。
○山田委員長 島崎委員。
○島崎委員 それでは、市立砺波総合病院に対して、大きく2点お伺いしたいと思います。
 まず1点目は、市立砺波総合病院のデジタルサービスの推進についてお伺いします。
 以前の民生病院常任委員会の中で、この市立砺波総合病院のニューノーマルに対応する取組についてお聞きをしたわけですが、今日はそうした観点から具体的に1点、要望したいと思いますので見解をお願いします。
 まず、この市立砺波総合病院を受診しますと、受付を済ませると受付案内システムによって受付順に診察の番号が表示されるわけです。これによって、いつ自分の順番が来るのかなということが目安として分かるようになっています。しかし、実際に皆さんの様子を見ていると、この待合システムを基に、この待合室から席を離れることには皆さん、ちゅうちょされておりますようで、常に待合室は満席状態が続いていると思っています。特に新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている中で、多くの患者さんがいるところに長時間いなければならない状況というのは改善が必要ではないかなと感じました。
 そうした中で、私たちが10月に視察をした愛知県春日井市民病院では、この電子カルテシステムの更新に合わせて、昨年の6月末から、診療や検査、会計などでの待合時間の負担軽減を図るためのスマートフォンアプリを活用した診療検査の案内と医療費の後払い会計、こういったことを改修されています。
 簡単にこのアプリの機能を紹介しますと、大きく5点あります。
 1点目は、病院の予約状況がスマートフォンを見れば確認できる。これも当たり前といえば当たり前かもしれません。
 2点目は、予約日の前の日に病院から確認メールが自動送信されまして、受診忘れを防ぐ機能に併せて、例えば「あしたは、あなたは検査があるので昼食は抜いて来てくださいね」といったメッセージも添えて、前の日に本人に案内が来るという機能。
 それから3点目は、受診日当日、自分の診療の順番が近づいた段階でアプリが知らせてくれる。よく町医者に行くと、最初は大部屋で待っていて、受診が近づくと今度は診療室のすぐ横のほうに移動させられますけど、まさにそういったタイミングでアプリが知らせてくると。もうじきですよということであります。ですから、これによって、皆さんは安心して待合室から席を離れることができるということであります。
 4つ目は、事前にクレジットカードを登録することによって、会計窓口が混雑しているときはスルーして家へ帰ってもいいと。その代わり、当然口座引き落としされるわけですけれども、そういった機能があります。
 最後は、例えば病院の中で開催される講習会とか、あるいは講演会とか各種行事案内も本人に届くと。
 こういった大きく5点の機能を持ったアプリを春日井市民病院では昨年の6月から導入しているということでありました。これは非常に僕的にはいいなと。よくこの場でも過去から待合時間の問題をいろいろ議論してきた経緯がありますけれども、超具体的にいろんなことが解決できるシステムだなと思っております。
 特に、この混雑緩和や待ち時間の問題というのは大病院共通の課題だと思いますので、コンペティターといいますか、いわゆる競合病院との差別化を図るといった観点からも、ぜひこれは取り入れていただきたいと思うんですけれども、これに対して見解をお聞きしたいと思います。
○山田委員長 三井病院医事課長。
○三井病院医事課長 医療DXにつきましては、厚生労働省におきましても、医療情報の共有と医療の質の向上に向けて推進しています。その主な柱は、オンライン資格確認の普及と、もう一つは電子カルテ情報の標準化であります。
 オンライン資格確認につきましては、本院では既に運用しておりますが、健康保険証との一体化を令和6年度に控えておりますので、本院ではまずはその体制の拡充を進めてまいりたいと思います。
 委員御提案の、患者さんの利便性につながるデジタルサービスの導入につきましては、その導入にも相応の費用を要することですので、厳しい病院経営の状況を鑑みて、令和7年度に電子カルテの更新を予定しておりますので、そのときには導入について、病院内の多職種と調査研究していきたいと考えているものであります。
○山田委員長 島崎委員。
○島崎委員 ぜひ、次回のシステム更新の際に、採用していただけるようにお願いしたいと思います。
 大きな項目の2つ目ですが、先頃、全国の病院でランサムウエア被害といいますか、いわゆるサイバー攻撃が非常に多発をしておりまして、具体的に言いますと、感染することによって内部のデータを暗号化したり、あるいはロックをかけて使用できない状況にして、それを基に金銭を要求してくるという悪意のウイルスでございます。公表されているものされていないもの等々含めると、かなり被害が多いのではないかといった話もございます。特に、先頃では都市部の大病院だけではなくて、地方においても攻撃の対象になっていると聞いております。
 そこで、当院も電子カルテシステムを導入しておりますけれども、こうしたサイバー攻撃に対してどのような対策及び運用管理、安全対策を実施されているのか、また、現在検討をされているのか、現状をお伺いしたいと思います。
○山田委員長 三井病院医事課長。
○三井病院医事課長 サイバー攻撃につきましては、医療機関をターゲットといたしました被害が全国で確認されておりまして、この場合、診療体制に甚大な影響を及ぼすことから、その対策はますます重要になってきていると認識しております。
 現在、本院におきましては、電子カルテシステムの運用に当たり、システムサーバーのある情報システム室の入退室管理、電子カルテ端末でのUSBメモリーの使用禁止、クライアント運用管理のソフトウエアの導入やバックアップデータの保存等の安全対策を実施しているところです。
 今後の安全対策につきましても、まずはIT-BCP(ITシステムの事業継続計画)を令和6年度中に策定する予定としておりまして、現在準備を進めております。また、令和6年度には、サーバーやネットワーク機器の脆弱性評価の実施をしたいと考えています。令和7年度には電子カルテシステムの更新に合わせて、接続するネットワーク機器の更新も同時に行うことを予定しておりますが、その際には、外部と接続しているシステムの侵入防止対策など、安全性の強化が求められていくものと考えています。具体的には、今年度、令和5年5月に策定されております最新のガイドラインに基づきまして、サーバーのクラウド化やゼロトラスト型セキュリティー対策、二要素認証などが必要となってくるものと考えているところです。
○山田委員長 島崎委員。
○島崎委員 かなり慎重に進められているということがよく分かりました。これに1回でも攻撃されますと、数か月間病院が麻痺するということにもつながりますので、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 私のほうからは、来年4月開始の医師の働き方改革に伴う市立砺波総合病院の対応についてお伺いいたします。
 島崎議員の代表質問の中にもございましたように、医師の働き方改革では、勤務医の時間外労働の年間上限は原則960時間とすると。連続勤務の時間制限、そして長時間勤務医師の面接指導などで勤務医の健康確保を目指すとされており、現在の市立砺波総合病院のドクターの勤務時間外の実態とはどのようになっているのかお伺いいたします。
○山田委員長 田村病院総務課長。
○田村病院総務課長 今現在の医師の時間外勤務の現状といたしましては、令和5年度の上半期、4月から9月の6か月間でありますが、医師全体では月平均2,370時間、1人当たりにしますと月27.6時間という現状であります。上限960時間ということで、月に換算しますと80時間ということになります。忙しい月によっては、中には超える医師もおりますが、全体的には限度内の時間内に収まっているという現状でございます。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 対応等につきましては、代表質問の答弁でいただいております。そして、一番危惧されるのは、ほとんどが大学医局の派遣のドクターで占められていると思いますが、現状はどのようになっておりますでしょうか。
○山田委員長 田村病院総務課長。
○田村病院総務課長 医師は87名いるんですが、正確な数字はあれなんですけれども、9割以上は医局の派遣という現状でございます。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 9割以上が大学医局からの派遣医師だということになります。来年4月からは働き方改革で、大学の医局もいろいろ派遣が少し制限されるのではなかろうかと危惧をしているわけでございまして、代表質問の答弁でも、大学医局との良好な関係を構築して安定的な医師の派遣をお願いしているということでございますが、病院長の考えを再度お伺いしたいと思います。
○山田委員長 河合病院長。
○河合病院長 当院87名の常勤医のうち9割以上が派遣医で、そのほかは県から派遣されている自治医科大学の卒業生、そのほかコネクションで一本釣りした先生方等いらっしゃるんですけれども、金沢大学、富山大学、金沢医科大学のそれぞれの医局から派遣いただいているんですが、定期的に教授と面談して派遣をお願いしているんです。
 それと、一方では有若委員も機具されているとおり、働き方改革であるとか、少子高齢化に伴う生産年齢人口が減るということは医者の成り手も減っているわけですけれども、医療者の確保というのは医療計画でも重要な視点としてみなされているんですが、従来は、医師はもう全て大学の医局員となって、そこから大学の裁量で派遣されていたので大学の考え次第という形が多かったんです。
 ところが、今は臨床研修制度が始まって、初期研修医というのは大学病院に行くばかりではないんです。例えば今年度のマッチング結果を見ると、富山県は75人の初期研修医がマッチして、富山大学で初期研修医は17人だけ。そのほかの初期研修医は全て一般病院で研修します。金沢市においても92人マッチングして、金沢大学は40人。そのほかの医師は一般病院で研修するので、一般病院にはどれだけの初期研修医を入れることができて、そしてその人を専攻医として大学に入れていくという能力が今非常に問われているんです。大学の教授と話をしても「専攻医を入れてくれたらお返しします」というのはいつもの言葉なので、代表質問でお答えしたとおり3年連続フルマッチしまして、大体半分ずつぐらい富山大学と金沢大学に専攻医として入れております。
 そういう実績もあって、働き方改革の対応をして、富山県でも複数の病院、複数の診療科でもう削減を受けている病院がありますけれども、市立砺波総合病院は幸い一切削減を受けておりませんし、複数の主要な診療科の教授からも、富山県の呉西地区は高岡市の病院と市立砺波総合病院で拠点化していくという言葉をいただいて、来年度以降も人員の増強についてももう内諾を得ている医局もありますので、その点では、まず医師に選ばれる、初期研修医に選ばれる病院という視点を持って我々も活動していて、働き方改革によって市立砺波総合病院の人員が削減されていくという危惧は抱いておりません。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 医師の確保にまた継続的に努めていただきたいと思います。
 次に、ドクター以外の医療職員の人員確保についてお伺いいたします。
 医療職員は、看護師、それから薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士などでありますけれども、資料を頂きましたが、採用募集46名中31名という状況になっておりますが、今後の医療職員の確保対策についてお伺いいたします。
○山田委員長 田村病院総務課長。
○田村病院総務課長 医療職員の人材確保につきましては、46人中31人で、先日3次募集を行いまして、看護師と検査技師1名ずつの採用を予定しており、33名になる予定になっております。
 人員確保の対策といたしましては、これまでも行っておりますが、年度途中の10月採用ということも含めた採用の実施、それから、採用試験の実施日を早めるということも来年度から検討したいと考えておりまして、また、試験回数を増やすことによりまして、試験の日程を早く示すことで受験の促進を促していきたいと考えております。また、医療職員の関係大学等への募集活動、それから、就職情報サイトへの情報登録、また、職員採用の合同説明会等へ参加しまして市立砺波総合病院をPRしていきたいと考えておりますし、病院を知っていただくために病院見学会というものも開催をしていきたい。
 また、薬剤師につきましては大変不足しているということもありますが、これにつきましては、令和6年度からあります富山大学の地域枠というもの、それから、県による奨学金制度という対策もありますので、県とも連携をしながら人材確保に努めていきたいと考えております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 医療職のスタッフの確保につきまして、また努力をしていただきたいと思います。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 それでは、市立砺波総合病院の入院患者数、そして病床利用率についてお伺いいたします。
 平成29年度から、市立砺波総合病院新改革プランが、今年度、令和5年が最終年度ということでお聞きしております。
 そこで、経営の効率化や経営指標、数値化を図る上でも参考資料となる今年度の1日当たりの入院患者数、病床利用率の現状についてお伺いいたします。
○山田委員長 田村病院総務課長。
○田村病院総務課長 1日当たりの入院患者数は、令和5年11月のものでありますが、303.6人、それから、病床利用率につきましては、64.4%というのが現状でございます。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 今ほどお聞きした数値は令和5年度の数値目標に対しての実績かと思いますが、達成度はどのくらいになっておりましょうか。
○山田委員長 田村病院総務課長。
○田村病院総務課長 市立砺波総合病院新改革プランの令和5年度の数値目標といたしましては、入院患者数が312人、病床利用率につきましては66.2%という目標を立てております。
 ということで、目標を達成できていないという現状でありますが、昨日の入院病床利用率につきましては71%――これは精神科病棟を除いたものでありますが――ということで、非常に上昇傾向にあるということであります。まだ年度途中でありますので、達成、未達成はまだ令和5年度としてはまだ出していないということでございます。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 今後のことになりますが、御承知のとおり、令和7年には急性期病棟の一部が緩和ケア病棟として開設するなど、機能強化を図られるということでありますけれども、本市においても人口減少が少しずつ進む中、人口が減って、受診者数や、場合によっては人口の減少に応じて入院者数が今後増えないことも考えられます。今後のことになりますけれども、今ほど、まず目標があって実績ということでございますが、将来的な数値目標をどのようにお考えなのかお伺いいたします。
○山田委員長 田村病院総務課長。
○田村病院総務課長 新型コロナウイルス感染症前の令和元年では、1人当たりの入院患者数は358人、そして病床利用率につきましては76.1人でありました。新型コロナウイルス感染症になりましてからこれらの数値が下がってきているというのが現状であります。
 令和5年に入りましてから少しずつ上昇傾向ということでありますが、今ほどありましたように、新型コロナウイルス感染症が5類移行後も、在宅でのみとりの増加、それから在宅医療の進展に伴う受診行動の変容などがあり、患者数、それから病床利用率の目標値につきましては、今後の人口減少、それから高齢化の進展状況などを踏まえながら設定する必要があると考えております。
 令和7年度の緩和ケア病床開設を機に、地域医療部を中心とした習慣対策を強化、それから訪問看護ステーション、地域包括ケア病棟を活用した在宅患者の積極的な受入れを進め、多機能型の急性期病院を当院は目指していきたいと考えておりまして、これらを含めまして入院患者数につきましては、目標として330人、病床利用率につきましては75%を目標として今後取組を進めていきたいと考えております。
○山田委員長 向井副委員長。
○向井副委員長 目標数値は目標数値であって、絶対に達成できなければ駄目だということは基本的にはないと僕は思います。要するに、今、市立砺波総合病院さんは砺波医療圏の中核病院として、まず、安全で安心な医療提供が前提であろうと。そして、その中で健全経営が次のところに来るのではないかなと私は思っております。
 とにかく、いろんな改革をなされる上で、一歩一歩また前のほうに進んでいただければありがたいなと思っております。最後は要望で終わりますが、ぜひ頑張ってください。よろしくお願いします。
○山田委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 ないようでありますので、市政一般における本委員会の所管事項についての質疑を終了いたします。
 市長をはじめ当局の皆様、御苦労さまでした。委員の皆様はしばらくお待ちください。

○山田委員長 それでは、お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 御異議がないようでございますので、そのように決定させていただきます。

(閉会中継続審査の申出について)
○山田委員長 次に、閉会中の継続審査についてをお諮りいたします。
 本民生病院常任委員会の所管事項について、閉会中もなお継続して審査する必要がありますので、会議規則第111条の規定により申出することといたしたく、これに御異議はございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で民生病院常任委員会を閉会いたします。
 皆様、御苦労さまでございました。

 午前11時22分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会民生病院常任委員会

   委員長   山 田 順 子



令和5年12月 民生病院常任委員会 定例会 議事日程・名簿

            民生病院常任委員会

1.会議に付した事件
  ・12月定例会付託案件の審査
  ・市政一般における本委員会の所管事項について
  ・閉会中継続審査の申出について

1.開会及び閉会の日時
   12月14日  午前10時00分  開会
   12月14日  午前11時22分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 田 順 子     副委員長 向 井 幹 雄
   委員 川 岸   勇       委員 島 崎 清 孝
   委員 有 若   隆       委員 境   欣 吾

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 川 辺 一 彦

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 福祉市民              福祉市民部
 部  長 横 山 昌 彦      社会福祉課長 藤 森 俊 行

 高齢介護課長 河 西 晃 子      健康センター所長 杉 本 賢 二

 市民課長 大 西 立 子      市民生活課長 小 竹 義 憲

 庄  川
 支 所 長 小 西 喜 之      病 院 長 河 合 博 志

 病  院              病院事務局次長
 事務局長 嶋 村   明      総務課長 田 村 仁 志

 病  院              病  院
 管財課長 野 崎 和 司      医事課長 三 井 麻 美

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一      議事係・調査係主任 榮   朋 江