平成24年12月 本会議 定例会(第1号) 本文 

1.会議の経過
 午前10時06分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成24年12月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(飯田修平君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
 5番 川 岸   勇 君
 6番 大 楠 匡 子 君
 7番 今 藤 久 之 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本12月定例会の会期は、本日から12月21日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月21日までの17日間と決定いたしました。

                  日程第3
            議会運営委員会委員の選任について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第3 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。欠員となっております議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 それでは、議会運営委員会委員に、
 7番 今 藤 久 之 君
を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました今藤久之君を議会運営委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第4
         議案第55号及び認定第1号から認定第8号まで

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第4 議案第55号 平成23年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件についてを議題といたします。

              (特別委員会の審査報告)

◯議長(飯田修平君) 去る9月市議会定例会において、決算特別委員会に付託をいたし継続審査となっておりました、砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び一般会計及び各特別会計並びに各企業会計の決算審査の経過と結果について、その報告を求めます。
 決算特別委員長 山森文夫君。
  〔決算特別委員長 山森文夫君 登壇〕

◯決算特別委員長(山森文夫君) それでは、ただいまから決算特別委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 去る9月12日開催の9月定例会本会議におきまして、当特別委員会に付託されました、議案第55号 平成23年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件につきましては、慎重に審査を行うべく閉会中の継続審査となっていたのであります。
 このため、9月25日、26日、27日、28日の4日間にわたって委員会を開会し、議案第55号及び平成23年度の各会計決算について、慎重に審査を行ったのであります。
 また、審査に当たりましては、監査委員から各会計決算についての審査所見を承り、その後、当局から詳細な決算内容の説明を受けるとともに、関係諸帳簿及び証拠書類などの提示を求め、予算執行の適否などについて審査を行ったのであります。
 その結果、議案第55号については、全会一致で原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、各会計決算については、議決に基づいて適正に執行されるとともに、所期の事業も計画的に遂行され、行政効果も上げられているものと認め、当委員会に付託されました、認定第1号から認定第8号による各会計決算については、全会一致でそれぞれ原案のとおり認定すべきものと決したのであります。
 以下、審査の過程における各委員からの意見、要望などについて申し上げます。
 まず、一般会計、市税の不納欠損処分と未納者への督促方法についてただしたところ、不納欠損処分については、1、本人が行方不明、2、差し押さえるべき財産がない者、3、生活困窮者、4、破産手続終結決定など、地方税法の規定に基づき行っている。一方、未納者への徴収方法については、納期限から20日以内に督促状を発行し、過年度分を含め、年5回催告書を送付し、電話及び臨戸にて納付を促している。徴収嘱託職員は年間2,000万円余の成果を上げている。
 なお、滞納処分に至る実態調査は514件で、住所地を確認して、生活実態や給与支払い日、資産の状況や金融機関の口座を確認している。このように、債権を調査し差し押さえを行っており、破産事件の交付要求と合わせると、昨年度は前年度並みの923万4,000円の成果があったとのことでありました。
 次に、自主財源確保が求められるバナー広告について及びコミュニティー番組の内容についてただしたところ、現在、市のホームページには8社分の広告枠を設定しているが、そのうち応募のあった5社から広告料収入があるとのことでありました。なお、広報紙でのバナー広告については、県内の市町村のうち、当市を含む5市町村が取り組んでいないとのことでありました。
 また、コミュニティー番組については、昨年4月からのハイビジョン放送化に伴ってデータの容量が増加したことから、これまでのような複数のチャンネル保有が困難となり、番組の制作委託料や放送回数が従来よりも減少となったことが影響しているものであり、今後、番組編成や内容について検討していきたいとのことでありました。
 次に、常備消防費負担金の内容と、今後の消防団員育成費についてただしましたところ、まず、負担金については共通分担金と種別分担金があり、今年度事業費5億4,589万3,000円の内訳として、共通分担金が5億2,902万9,000円で、人件費や消防署西側の借地用地賃貸料や救急隊による高速道路使用料などであり、種別分担金は1,686万4,000円となっているものであります。
 また、今後の消防団員育成費につきましては、従前の講習や育成を踏まえ、一般団員には基礎教育、部長クラスには災害支援講習の受講、幹部クラスには中級教育や消防団員と語る会の開催など、検討していきたいとのことでありました。
 次に、第2赤坂霊苑の利用状況と霊苑全体の未収金回収についてただしましたところ、第2赤坂霊苑の利用状況では、使用許可件数が平成23年度実績は8区画であり、今後、広報の掲載回数の増加とホームページ上でのPRや県外へのメッセージ発信に積極的に取り組んでいきたいとのことでありました。
 また、未収金の回収につきましては、4区画のうち1区画分が使用者不明で未徴収であるが、その他の3区画については、分納計画により平成24年度中に回収する見込みであるとのことでありました。
 次に、ロードサイド型店舗実態調査と観光リーダー養成講座についてただしましたところ、市内の国道156号、359号、砺波小矢部、西回りバイパス沿線などの242店舗を対象にアンケート調査を実施した結果、171店舗、70%の方より回答があり、内容では3年前の売上と比較すると5割以上が減少傾向で、永年営業ほど減少傾向が顕著に見られる。また、売上が減少した外部要因としては、競合店舗の増加が57%と最も多く、大型商業施設の影響としては38%が影響があるとのことでありました。
 また、観光リーダー養成講座については、富山国際大学との連携により、今年度は観光関係の団体から推薦されました10名が受講している。講座内容については、新たな観光イベントが企画できるよう6回コースで講義するもので、今後の市のイベントに新たな企画提案していただけるよう期待しているとのことでありました。
 次に、下水道会計の公営企業会計への移管についてただしましたところ、下水道会計の公営企業会計への移管については、市としては平成27年度から28年度にかけて移行していきたいとの考えはあるものの、今後の消費税の値上げや経営計画の明確化も必要であるので、慎重に検討していきたいとのことでありました。
 次に、総合病院の不納欠損、未収金対策についてただしましたところ、患者負担分未収金のうち、債務者の死亡、失踪、行方不明や時効年数を経過したものについて不納欠損処分を行っているものである。不納欠損額は行方不明者や自己破産の増加により微増になったものの、未収金自体は臨戸徴収など、職員の地道な徴収活動などの成果が出て減少してきている。また、今年8月から導入した医療費のクレジットカード支払いについては、8月の利用者件数が60件余りで金額は約140万円となっており、患者支払い方法の選択肢を増やすことにより、今後、未収金の抑制に反映するものと期待しているとのことでありました。
 次に、患者待ち時間対策についてただしましたところ、現在、病院では患者満足度調査や外来待ち時間調査により、待ち時間の短縮に向けて有効な対策を検討しているところであるが、当面は、待ち時間に対する精神的苦痛や負担を軽減するため、事前に検査などに要する時間の目安を説明することや外来掲示板に待ち状況などを掲示するなど、常に情報提供に努めるとともに、医療スタッフが連携をとりながら、今後とも待ち時間の不満解消に一層努力していきたいとのことでありました。
 このほか、合併振興基金積立金と地区振興会育成費について、ふるさと寄附金について、土地鑑定業務評価委託料について、すこやか連携ノートの配布について、雪おろし作業への補助金について、中京圏への観光誘致PRについて、適応指導教育の実績と保育実施委託料についてなどの意見、要望があったところであります。
 以上、平成23年度の各会計決算などにつきまして、審査の結果と所見を申し上げ、決算特別委員会の報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、議案第55号 平成23年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第55号 平成23年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、認定第1号 平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 平成23年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 平成23年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 平成23年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 平成23年度砺波市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 平成23年度砺波市水道事業会計決算認定について、認定第7号 平成23年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について、認定第8号 平成23年度砺波市病院事業会計決算認定について、以上の案件に対する委員長の報告は原案のとおり可決または認定すべきであるとするものであります。
 以上の案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、以上の案件は委員長報告のとおり可決または認定することに決しました。

                  日程第5
        施政方針、並びに議案第58号から議案第69号まで、
             報告第11号及び報告第12号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第5 施政方針並びに議案第58号から議案第69号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外11件について、報告第11号 専決処分の承認を求めることについて及び報告第12号 専決処分の報告についてを議題といたします。

           (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) おはようございます。
 本日、ここに平成24年12月砺波市議会定例会が開催されるに当たり、議員各位並びに市民の皆さんに謹んで就任の御挨拶を申し上げます。
 私は、去る10月28日の砺波市長選挙におきまして、市民の皆様の温かい御支援と多くの熱い御支持を賜り、旧市町の合併後、第3代目の市長として砺波市政を担わせていただくことになりました。まことに光栄であり、その責任の重さと期待の大きさに改めて身の引き締まる思いであります。砺波市に新たな風を吹き込み、そのさらなる発展と住みよさ、豊かさの一層の向上に、熱い思いを持ってしっかりと取り組んでまいる所存であります。
 議員各位には、砺波市の発展のため、さまざまな建設的な議論を通じ、ともに力を合わせてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただき、御協力を賜ればまことに幸いであります。また、私はこのたびの選挙を通じまして、多くの市民の皆さんから直接お話を聞く機会をいただき、その地域を愛する強い思いに感動するとともに、改めて、私に対する期待の大きさを強く感じたところであります。
 その中で、私は砺波市における、人と人のつながりなど、多くのすばらしさを認識いたしました。また、一方では、砺波市を外から見てきたことにより、違った視点から課題も見えてきました。これからは広く市民の皆さんと連携をとりながら、多くの皆さんの声に耳を傾け、市民と市政との信頼関係をさらに深めていくよう努めてまいります。
 ここで、私の所信の一端を申し上げる前に、先般、退任されました上田信雅前市長に対しまして、心から御礼の言葉を申し上げます。上田前市長におかれましては、砺波市長として4年間、厳しい行財政状況の中、さまざまな施策を推し進められ、砺波市の発展と市民の幸せのため心血を注いで市政を担われました。ここに、清廉で実直なお人柄はもとより、輝かしい御功績と並々ならぬ御尽力に対しまして、改めて敬意を表するとともに深く感謝申し上げます。
 私は、上田前市長が市民の皆さんとともにつくり上げられた砺波市総合計画後期計画を市政運営の羅針盤としながら、私なりの選択と集中、そして、スピード感を持って、時代の変化と市民のニーズに的確に対応し、砺波市のさらなる発展と住民福祉の増進に努めてまいる所存であります。
 さて、我が砺波市は、先人のたゆまぬ努力により、農・商・工のバランスのとれた田園都市として着実な発展を遂げてまいりました。住環境を初め医療や子育て環境、高齢者福祉の充実した住みよい都市として、民間経済誌でも常に全国上位にランクされるなど、その豊かさ、暮らしやすさは国内トップクラスであると自負しております。
 しかしながら、これから北陸新幹線の開業や北陸自動車道のスマートインターチェンジ開設など、砺波市を取り巻く交通環境は大きく変化し、それに伴い、いわゆる都市間競争も激化していくことが予想されます。今日までの発展を維持し、引き続きこの地域で重きをなしていくためには、しっかりと将来を見据え、市の施策の有機的な連携により効率的な市政を展開していくことが必要となります。
 また、国、地方を通じた厳しい財政状況の中、砺波市をめぐる社会経済情勢もまことに不透明であり、少子化、超高齢化の進行や加速される地域主権改革への対応など、かつて我々が経験したことのないような新たな課題が山積しております。一方で、市民の皆さんのニーズは多様化、高度化しており、市政が取り組むべき課題には従来からの対応に加え、新しい視点で取り組むことが必要となってきています。
 私は、これまで、さまざまな行政経験と培った人的ネットワークを生かし、自らのモットーである前向き現場主義を貫きながら、人間力のある市民の皆さんとのつながりを大切にしていきたいと思います。また、砺波市の豊かさ、暮らしやすさに磨きをかけて、地方都市の発展モデルとなるような、さらに豊かで住みよい、名実ともに人口5万人の活力ある田園都市「もうひとつ上の“となみ”」の実現を目指し、市民の皆さんとともに力強く挑戦してまいります。
 そこで、私が市政を進めるに当たって3つの基本的指針について申し上げます。
 まず、第1に「さらに質の高い“となみ”」という考え方であります。
 従来からの施策や施設をもう一工夫も二工夫もすることで、その機能をさらに充実させ、よりニーズに合ったものとなるよう努めるなど、さすが砺波と言われるような、より質の高い施策を進めてまいります。例えば、長期間にわたって整備を進めてきたチューリップ公園のコンセプトを新たな観点から再整理するチューリップ公園のルネサンス事業や、また、老朽化している図書館の整備を進めるに当たり、生涯学習の拠点的な機能をあわせ持つことなど、先進的な取り組みを検討してまいりたいと考えております。
 第2には、「活力がつながる“となみ”」という考え方であります。
 行政の施策は、ともすればそれぞれの所管による縦割り的なものになりがちです。各分野のバランスのとれた施策の展開に努めてはまいりますが、人的にも物的にも資源が限られる中で、さまざまな施策の連携を図ることにより、その施策の成果がより相乗的に向上するだけでなく、地域で活動する人と人、組織と組織のネットワークが機能的に連携することにより、それぞれが高め合い、新たな視点、発想や実行力を生む効果が生まれると考えております。
 これにより、農・商・工の連携や医療、保健、介護、福祉の連携強化などをさらに進めてまいります。また、地域の皆さんと市役所との連携を密にするため、新たに各地区や市民のさまざまな活動との連携ネットワーク構築に取り組んでまいります。
 第3には、「健全で安心な“となみ”」という考え方であります。
 砺波市の豊かさ、住みよさの基本には安心・安全が何よりも重要です。また、市の財政も健全でなければなりません。そのような観点から、農地防災事業のほか、各種防災対策や行財政改革にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 これらの基本的指針に沿って施策を展開することで、各種の産品のみならず、砺波に住んでいること自体がいわばブランド化するような、市民の自信あふれる、より発信力のある市となるように努めてまいります。
 また、砺波市がこれからも持続的な発展を遂げていくためには、市民や企業が新たな挑戦に取り組めるようにすることが必要です。ややもすれば、現状に満足し変化を求めない、また、挑戦する人たちへエールを送るのをはばかるような風潮があるとすれば、まことに残念なことであります。他者を批判することよりも、現状を常に見つめ、変革の灯をともし続けることや、外からの刺激をしっかりと受けとめて、いい形で取り込んでいくことが今後のさらなる発展にとって忘れてはならない観点であると考えております。
 具体的には、今後新年度予算で取り組むことになりますが、将来に向け、少しでも多くの事業の頭出しができるようにしたいと考えております。また、各施策を進めるに当たっては、若者や女性を含め、より多くの皆さんとの連携を大切にするとともに、それぞれの施策の趣旨を十分理解し、市の組織を挙げて業務に邁進することが不可欠だと考えております。このため、職員一丸となって、今まで以上に地域に求められ、信頼される市役所になるよう努めてまいります。
 それでは、これより本会議に提出いたしました議案等について御説明いたします。
 まず、議案第58号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出それぞれ1億7,116万1,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額を209億6,539万円とするものであります。
 歳出予算の増額補正の主なものとしては、
  民間保育所育成費        5,954万8,000円
  農業経営等構造対策費           3,100万円
  除雪対策費                4,500万円
などであり、減額補正の主なものは人件費5,559万7,000円であります。
 そのほか、当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金           2,161万2,000円
  県支出金            7,436万9,000円
  市債                   1,110万円
などであり、不足する額6,237万2,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 このほか、平成25年度から平成29年度までの砺波市出町子供歌舞伎曳山会館の指定管理委託、平成25年度から平成27年度までの庄東小学校及び庄川小学校スクールバス運行業務委託、そして、平成25年度の施設の保守管理等業務委託について債務負担行為を補正するものであります。
 次に、議案第59号 平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、療養給付費の増額等に伴う補正を行うものであり、あわせて、平成25年度の電算保守管理等の業務委託について債務負担行為をするものであります。
 次に、議案第60号 平成24年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成25年度の電算保守管理等の業務委託について、議案第61号 平成24年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、施設の保守管理等業務委託について債務負担行為をするものであります。
 次に、議案第62号 平成24年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第63号 平成24年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)につきましても、平成25年度の施設の保守管理等業務委託について債務負担行為を補正するものであります。
 次に、報告第11号 専決処分の承認を求めることにつきましては、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第4号)であり、衆議院議員選挙費について歳入歳出それぞれ1,620万円を専決により補正したところであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明いたします。
 まず、議案第64号につきましては、地方自治法の規定により、目的外使用の許可を受けて使用する市の行政財産の使用料に関して条例を制定するものであります。
 次に、議案第65号につきましては、類似機能を持つ施設を一元化した砺波まなび交流館の設置及び管理に関して条例を制定するものであります。
 次に、議案第66号につきましては、法令の改正に伴うものであり、砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第67号につきましては、生涯学習施設の利便向上を図るため、砺波市勤労青少年ホーム条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第68号につきましては、出町中学校耐震改修事業校舎西棟改修工事に係るものであり、工事請負契約の締結について、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 次に、議案第69号につきましては、砺波市出町子供歌舞伎曳山会館の指定管理期限が今年度末をもって満了することから、平成25年4月からの指定管理者を指定するものであります。
 次に、報告第12号 専決処分の報告につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 以上をもちまして、所信の一端を申し上げますとともに、本日提出いたしました議案等の説明といたします。何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明12月6日から12月12日までの7日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、明12月6日から12月12日までの7日間は議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、12月13日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時42分 閉議