1.会議の経過
午後 2時00分 開議
◯議長(山田幸夫君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。
日程第1
議案第40号から議案第46号まで、及び報告第3号
◯議長(山田幸夫君) これより本日の日程に入ります。
日程第1 議案第40号から議案第46号まで、平成21年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外6件について及び報告第3号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
(各常任委員会の審査報告)
◯議長(山田幸夫君) 以上の案件につきましては、各常任委員会に付託してありますので、その審査結果について各常任委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員長 村岡修一君。
〔産業建設常任委員長 村岡修一君 登壇〕
◯産業建設常任委員長(村岡修一君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
今6月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第40号 平成21年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外1議案及び請願3件を審査するため、去る6月19日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
それでは、本定例会において産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第40号 平成21年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第46号 財産の取得について、受理番号6番「農地法の「改正」に反対する請願」、受理番号7番「政府が自ら決めた備蓄ルールに基づいて、20万トン規模の政府米買い入れを求める請願」、受理番号9番「富山県の最低賃金の大幅引き上げと中小企業対策の拡充を求める請願」、以上、議案2件及び請願3件であります。
当局から議案等についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
また、請願3件については、いずれも不採択とすることに決したのであります。
ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、となみ産業フェア2009の目的と内容についてただしたところ、目的は砺波市産業の製品・技術・特産品・サービスを一堂に会して市内外に紹介し、広域にわたる企業間の取引・情報等の交流の機会を創出することと、市民に製品や特産品、産業について紹介するものである。今年は、9月5日土曜日から6日日曜にかけ、チューリップ四季彩館でカンナフェスティバルとタイアップして開催し3年ごとに開催している。総事業費は1,300万円で、市は2分の1を補助し、現在の出店業者数は66社である。今年の特色として、県外より関市、各務原市、千歳市、愛知県より2社ほか、安城市観光協会からも出展される。地元からのアトラクションとして、砺波伝承のやぐら大祭、足湯など。また、体験コーナーでは、三助焼き、庄川木工品などを考えているとのことでありました。
次に、園芸振興の野菜自給力強化対策事業費についてただしたところ、今年度産、農協のタマネギは8ヘクタール作付され、そのうち5.4ヘクタールが砺波市分で、昨年はすべて農協の機械で作付されたとのこと。今補正予算では、翌22年度に収穫するために、新規事業として播種機1台、葉刈り機1台、逆転成型ロータリー12台、その他、全自動・半自動の移植機が配備され、全体で60ヘクタール作付され、うち30ヘクタールが砺波市であり、さらに23年度においては全体で100ヘクタールが計画されている。なお、機械の整備や管理、修理等については、すべて事業主体の農協で行うとのことでありました。
次に、国の緊急雇用創出事業と除雪機の更新年数についてただしたところ、今回8人の新規雇用者はすべて委託事業であるので、募集についてはすべてハローワークを通して行っているとのことでありました。また、除雪機の更新年数については、概ね20年経過したものから順次計画的に更新している。なお、更新した機械の処分については、国の雪寒対策事業で補助を受け購入している関係から、競売に付するとのことでありました。
次に、土地改良総合整備事業補助費についてただしたところ、東野尻地区の圃場整備から約40年経過して、幅1メートル程度の用排水路の老朽化による漏水が激しいとの要望を受け、地元負担率の低い事業である県営経営体育成基盤整備事業に取り組むこととした。具体的には、地区を南部、西部、東部に3区分し、今回新規の東野尻西部地区については、総面積は98ヘクタール、延長10.9キロメートルで6年間の事業である。そのうち、今年度は用排水路整備工事で延長2,400メートル、事業費9,000万円の計画で、工事費の11%と事務費の10%が市負担であり、客土約1ヘクタールも含めた事業であるとのことでありました。
次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見では、まず、安城市の市民保養制度利用による砺波市への観光客数が少なく、もう少しPRが必要ではないのかとただしたところ、安城市の調査では、平成20年度市民保養制度の利用者は4万2,300人で19カ所ある。そのうち砺波市へは、春の行楽季節では4月3人、5月12人であり、年間を通じては合計61人が訪れているとのこと。しかし、東海北陸自動車道開通後、経済的効果を考えると少ないのではないかとの指摘はあるが、チューリップフェアの来場者は増えていると思っており、調査内容が不明な点もあると思われる。現在、安城市とは観光協会を含めて市民交流を深めてきており、多くの方に来ていただいていると思っているが、今後、事業利用も含め調査・分析して安城市へ働きかけていきたいとのことでした。
次に、地域経済対策の推進としての公共事業の前倒しについてただしたところ、北部小学校を初め市内の小中学校耐震化工事や学校のコンピューター化など予算規模も明確になっていないので、国の耐震化対策事業にのっとって、今後、積極的に要望していきたいとのことでありました。
次に、耕作放棄地についてただしたところ、昨年度、農業委員を通して調査した結果、砺波市全体で52.8ヘクタールの耕作放棄地があった。そのうち再生可能地は36ヘクタールで、再生不可能地は16ヘクタールとなっている。再生可能地のうち、地権者と耕作者との賃貸借の契約された農地について、4月に農業委員の方々で東山見地内の1,300平方メートルの耕作放棄地について草刈りを実施し、現在、水田として利用されており、また栴檀山地内においても同様の作業を実施するなど、今後とも耕作放棄地の解消に向け取り組んでいきたいとのことでありました。
その他として、市営住宅の入居状況について、民具館の展示品状況について、共済センターの単収の見直しについて、中心市街地や観光地への看板設置についてなど、質問、要望があったところであります。
以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。
◯議長(山田幸夫君) 民生病院常任委員長 福島洋一君。
〔民生病院常任委員長 福島洋一君 登壇〕
◯民生病院常任委員長(福島洋一君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
今6月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第40号 平成21年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外3議案及び請願1件を審査するため、去る6月23日、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第40号 平成21年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第41号 平成21年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第42号 平成21年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第45号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、受理番号8番 「後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願書」、以上、議案4件及び請願1件であります。
当局から議案等につきましての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、それぞれ原案のとおり可決とすることに決したのであります。また、請願1件につきましては、不採択とすることに決したのであります。
ここで、今6月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、消費者行政費のうち相談室の設置、勉強会についてただしたところ、生活環境課の後ろの相談室に消費者相談窓口の案内板を設置し、22年度は防音壁の工事を行い個人のプライバシーに配慮する。23年度は、DVDプレイヤー、プロジェクターの整備など継続的に取り組む予定である。また、3つの消費者グループ及び消費者モニターを含めた年3回の勉強会に対して予算を充てていくとのことでありました。
次に、在宅福祉費、認知症事業に対する内容、その実態をただしたところ、認知症患者の状況については、介護認定における主治医の意見書によると、現在1,200名を超え、介護認定外の軽度の方を含めるとさらに増えるものと推測しております。高齢化の進展に伴いさらに増加するものとみている。このため、広く市民の皆さんに認知症の症状と支援の方法に対する理解を深めていただくため、認知症サポーターの養成事業を行っているもので、現在、中高齢層を中心に506名のサポーターを登録している、今年度はさらに、いきいきサロン、生まれ月健康相談の会場を利用したり、事業職場、学校など対象年代層も広げ、新たに500名程度登録を行いたいとし、このことで認知症の方の早期発見と対応、また、家庭・地域における認知症の方に対する支え合いの輪を広げたいとのことでありました。
次に、国保税、中間所得層の軽減について、対象者が30世帯で30万円程度の軽減であり、中間層に影響がなければ保険料について上げる必要があるのかとただしたところ、過去に保険料を上げなかったときに、そのことにより、国からは財政に余裕があると判断され、特別調整交付金が減額されたことがあった。そのため、国の方針に従い、そのような影響が出ないよう対応したいとのことでありました。
次に、市政一般に関する質疑意見では、砺波総合病院の緩和ケアについて市民から十分に対応されていないとの声を聞いており、緩和ケアの状況等についてただしたところ、現在の担当医が6月で退職するため新たな体制づくりを行っており、現在、緩和ケアは滞っているが、今後担当医のみに負担をかけないような体制づくりを考えている。今年4月より、がん診療科を立ち上げチームを再編成し、チームとして対応するようにし10月から新しくスタートさせる。在宅医療も含め、流れが構築できるよう努めているとのことでありました。
次に、夜間救急の医師の勤務体制及び一次救急・二次救急のすみ分けについてただしたところ、準夜勤であれば少し休めるが深夜業務は大変に厳しい状況である。基本的には一次救急は医師会の急患センターに、病院は二次救急からからと考えており、タウンミーティング等で救急診療について市民の理解と協力を求めていくとのことでありました。
次に、病院経営及び地域医療についてただしたところ、病院経営については大変厳しい環境にある。砺波広域圏内の病院であることから3市で検討会を開催したが、総論賛成、各論反対でありなかなか難しいところがあるが、15万住民の病院として市民の協力を求めるとともに、国・県にも働きかけていきたい。地域医療についても現在検討している、開業医が各地にいないことも事実であり、医療圏の医療を守っていかねばならない、議員各位にも協力をお願いしたいとのことでありました。
次に、砺波総合病院改革プランの中で、紹介率、研修医、黒字化についてただしたところ、紹介率についてはかかりつけ医との機能分担が大切であることから、20年度21.2%でありましたが、23年度には30%を目指す。財務にかかわる改革については、収益的収支と資本的収支に分かれており、それを合算したものが財政状況であり、一般会計からの繰入金を収益的収支に充当していく。国の繰り出し基準については、起債等は明確であるけれども具体的な基準が示されていないものがほとんどであり、当面は12億円を限度として経営改善に努めていく。経費の節減については、一番大きなものは人件費であるが、その次が材料費であり、4月からDPC包括評価による算定方法が見直しとなり、可能な限り安価な後発医薬品を使用し、なるべく材料費がかからないようなシステムで収支の改善を図る、また小さなことかもしれませんが節水にも心がけている。研修医の受け入れも22年には6名、23年には12名を予定し、改革プラン検討委員会で年1回検証するとのことでありました。病院については、まだまだたくさんの要素があり、改めて委員協議会を開催し協議することといたしました。
そのほか、女性特有がん検診について、国保の滞納及び保険証、資格証明書の発行について、介護職員処遇改善について、介護施設のスプリンクラーの設置について、地球温暖化に伴う、環境都市宣言をしている砺波市としての対応についてなど意見、要望があったところであります。
最後に、当委員会は、調査研究の一環として、去る6月23日、やなぜ苑及び庄東センターの状況について視察を行ったところであります。
以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生病院常任委員会の御報告といたします。
◯議長(山田幸夫君) 総務文教常任委員長 稲垣 修君。
〔総務文教常任委員長 稲垣 修君 登壇〕
◯総務文教常任委員長(稲垣 修君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
今6月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第40号 平成21年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外2議案及び報告第3号 専決処分の報告を求めることについてを審査するため、去る6月24日、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
それでは、本定例会において総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第40号 平成21年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第43号 平成21年6月の期末手当等に関する条例の制定について、議案第44号 砺波市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律に基づく同意集積区域内の固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について、報告第3号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案3件及び報告1件であります。
当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件4件については、それぞれ原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
ここで、今6月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、緊急雇用対策事業の進捗状況についてただしたところ、3カ年で約1億5,500万円の事業費を見込んでおり、そのうち、今年度は雇用の再生事業において17名、緊急雇用創出事業で23名の合わせて40名分を予算計上したところである。事業費的には約5,000万円ずつを3カ年という考え方となっており、計画どおりであれば3年間で150名程度を予定しているとのことでありました。現時点での雇用状況については、24名のうち既に21名を雇用しており、残りの3名については10月以降の採用となるとのことでありました。
次に、ちびっ子広場等整備事業に伴う案内看板等の整備内容と予算配分についてただしたところ、ちびっ子広場が高台にありわかりにくいため、ウッドプラザ付近駐車場に水記念公園全体の総合的な大型案内板の設置を検討しており、同広場への誘導案内標識についても設置を予定しているとのことでありました。また、事業費の配分内容については、今のところ遊具等に5割、案内板に2割、その他に3割程度と見ているが、関係者の意見を十分聞いて検討してまいりたいとのことでありました。
次に、行政改革委員会の公募2名は少ないのではないか、また今回の委員会は性急に進めているのではないかただしたところ、今回の総委員数が前回の20名から14名となったため今回の公募人数は2名としたものであり、先日公募を締め切ったところ、男女各1名の2名の応募があったところである。給食センターの運営などを検討する2つの検討委員会では、今年度中にある程度の方向づけをしたく短期集中で進めていきたいとのことで、第1回目の委員会を7月下旬に開催する予定であるとのことでありました。
次に、市政一般に関する質疑・意見では、学童保育の状況についてただしたところ、当市では、放課後児童クラブとして、現在8小学校区で地元の運営委員会に委託して実施しているが、このうちの東部校区は昨年71名以上となったので2教室で対応しているとのことであり、利用人数については、平成20年度は通常303名、夏休み期間は40名プラスで、通常でも1年生から3年生まで19.5%であったが、今年は通常で312名で20.6%となっている。なお、来年度からは71名以上の教室は2つに分割しないと国の補助金が出ないとのことである。また、指導員の配置基準については、児童数35名までは指導員2名、15名増えるごとに指導員1名増として委託料の増を図っているとのことでありました。
次に、般若中学校耐震化工事において、特別教室等は2学期にかかると聞くが、工期の変更等はできないのかただしたところ、学校から少し離れているが自治振興会の施設をお借りしたり、空き教室も利用して特別教室の確保をしていきたい。工期の変更については困難であるとは思われるが、代替施設等も含めて子どもたちにできるだけ支障が出ないように現場と協議をしていきたいとのことでありました。
次に、副読本「郷土となみ」について高く評価しているが、もっと活用してはどうかただしたところ、「郷土となみ」については、ふるさと学習の一環として砺波市のすばらしさを子どもたちに伝えるために作成したもので、散村、チューリップ、庄川、増山城等の写真も交えながら、郷土資料館や学芸員の力を借りて作成させていただいたとのこと。今後も広く活用していくよう検討していきたいとのことでありました。
次に、市職員のボランティア活動についてただしたところ、4月から新たに市民協働・ボランティア支援係を設けており、特に職員には率先垂範ということでボランティアに関するアンケートを実施したとのこと。また、職員は市役所敷地内の花壇の草むしりを年に数回実施しており、花壇の水やりについても当番制で行っている。今後も「ラヴとなみ」という気持ちを持って、職員が率先してボランティア活動に参加するよう努力してまいりたいとのことでありました。
このほか、職員の期末手当の一部凍結について、スポーツ大会の落雷事故に伴う損害賠償の件について、ケーブルテレビの契約状況並びに砺波市のかかわりについて、保育所の耐震化について、職員採用についてなど、質問、意見があったところであります。
以上、まことに簡単ではありますが、審査の結果とその概要について申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。
◯議長(山田幸夫君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。
(質 疑)
◯議長(山田幸夫君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山田幸夫君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(山田幸夫君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
1番 多田裕計君。
〔1番 多田裕計君 登壇〕
◯1番(多田裕計君) 議案第43号 平成21年6月の期末手当等に関する条例の制定について、報告第3号 専決処分の承認を求めることについて及び議案第45号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について反対の討論をさせていただきます。
まず、議案第43号ですが、一般質問でも取り上げたように、市長など特別職と議員の削減には反対をしませんが、市職員の削減については第1に景気回復に逆行するものであること、第2にこの一時金カットが市民の負担軽減にも、市民のサービス向上にも生かされないこと、そして第3に、これまで空前の利益を上げてきた財界、大企業の社会的責任を問わないことになる、以上3点から反対をします。
自治体は、働く人々を応援することこそが必要であり、財界、民間大企業の自分勝手なやり方をまねて、働いている人たちにしわ寄せをすることは間違いであると考えます。今回の一時金カット、金額にして約7,000万は、地域経済のマイナスの影響も大きく容認できません。厳しい経済不況の中、公務員の一時金が頼りという業者の声も耳にしておったところです。たしかに、民間では一時金なしというところもあり、公務員もカットは当然といった声も少なからずあることは事実でしょう。しかし、民間が低いから公務員は不合理な措置でも甘んじて受けるべきという理屈はおかしいと思います。民間との隔たりがあるとするなら本来改善されるべきは民間であり、公務員を引き下げて隔たりを埋めるという方法はとるべきではありません。安易にそのような方法によるのならば、民間と公務員の引き下げの循環が繰り返され、地域経済に深刻な影響を及ぼすだけのことです。
定額給付金等いち早く対応などと市長は答弁をされましたが、それは今回の一時金カットとは関係のない国の施策であります。今回のカット額約7,000万を、例えば市独自の緊急雇用対策とか国民健康保険税の引き下げなど、市民の負担を軽減する施策を行うから職員にも協力を求めるというのであれば、まだ理解できないこともないかもしれませんが、そうではなく、ともに苦しみを分かち合うというだけでは、市民も市職員もみんなが、ただ苦しいことになるだけではありませんか。
報告第3号については、本来5月中に臨時議会を開き議論をすべきところを、特例に関する条例の専決をし、この6月定例会での特例条例制定という形で提案をされたことは、手続上は問題ないとのことですが、道義的には納得しかねるものであり、ともすれば議会の軽視にもつながりかねない問題ではないかと考えています。
議案第45号について、この限度額の引き上げによって砺波市で該当するのは約30人、30万円程度とのことでありました。中間所得層の負担軽減ということが理由にされていますが、税率改定が伴わなければ単に限度額が上がるだけの話であり賛同しかねるものです。県内で年収が100万円代の20歳代の単身、フリーターの保険料は富山市で10万1,600円、高岡市で10万7,500円、砺波市は11万2,600円になるといいます。重い国保税負担をどうするかこそが問われている問題です。
以上、議案2件、報告1件についての反対討論とします。
◯議長(山田幸夫君) 以上で討論を終結いたします。
(採 決)
◯議長(山田幸夫君) これより採決をいたします。
まず、議案第43号を採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は原案のとおり可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(山田幸夫君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第45号を採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は原案のとおり可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(山田幸夫君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、残りの議案、議案第40号から議案第42号まで及び議案第44号を一括して採決いたします。
お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(山田幸夫君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第46号を採決いたします。
お諮りいたします。本案件に対する委員長の報告は原案のとおり可決であります。本案件について委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(山田幸夫君) 起立全員であります。よって、本案件は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、報告第3号を採決いたします。
お諮りいたします。本報告に対する委員長の報告は承認であります。本報告は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(山田幸夫君) 起立多数であります。よって、本報告は委員長の報告のとおり承認されました。
日程第2
農地法の「改正」に反対する請願外3件
◯議長(山田幸夫君) 次に、日程第2 農地法の「改正」に反対する請願外3件を議題といたします。
請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。
(質 疑)
◯議長(山田幸夫君) これより、受理番号6番 「農地法の「改正」に反対する請願」について質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山田幸夫君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(山田幸夫君) これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山田幸夫君) 討論なしと認めます。
(採 決)
◯議長(山田幸夫君) これより、受理番号6番を採決いたします。
お諮りいたします。受理番号6番 「農地法の「改正」に反対する請願」に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(山田幸夫君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。
(質 疑)
◯議長(山田幸夫君) 次に、受理番号7番 「政府が自ら決めた備蓄ルールに基づいて、20万トン規模の政府米買い入れを求める請願」について質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山田幸夫君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(山田幸夫君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
1番 多田裕計君。
〔1番 多田裕計君 登壇〕
◯1番(多田裕計君) 「政府が自ら決めた備蓄ルールに基づいて、20万トン規模の政府米買い入れを求める請願」について賛成の討論を行います。
一般質問での市長の答弁にもありましたように、米価の下落は死活問題なのであります。
産業建設常任委員会の中では、政府が備蓄米を買い入れたからといって価格が上がるものではないといった御意見がありましたが、その認識は正しくありません。昨年の春、政府が備蓄米の適正在庫100万トンに対し、不足をしていた34万トンを買い入れたことによって米価が持ち直したことは事実。実際、米の流通関係業者も政府が買い入れをしないというので相場は支えようがない、どうしようもないと言っておられます。今、米の流通現場は大変な状況になっています。在庫を抱える力がない中小の米卸は、この秋の新米が買えないのではないかという心配すらされています。
政府は今年2月、米を10万トン買っていますが、これは備蓄とは違う集荷円滑化対策で、作況101を超えた産地の米だけを通常7,000円で買って主食以外の用途にするものですが、選挙が近いので7,000円で買ったら大変だと、無理やり備蓄米にしたものでございます。集荷円滑化対策で10万トン買ったというのであれば、最悪残りの10万トンだけでも買えというがこの請願の趣旨だと思います。米の市場はそれほど大変微妙なものであり、多少でも政府が買い入れをすると言えば大きくかわります。このようなときに当たり前のこと、政府自らが備蓄米の適正在庫は100万トン、回転備蓄で売却した分を買うと決めたルールどおりに実行してくださいという極めて当たり前のことを求めているだけのこの意見すら国に言えないのが私たちの砺波市議会なのでしょうか。農業に携わっておられる皆さん、また消費者の皆さんも、将来にわたり安心・安全な米づくりを支えるために、ぜひこの請願を採択していただきますようお願いをします。
最後に、同じ団体から農地法改正案を廃案にという請願も出ておりましたが、残念なことにこの議会中に国会で法案が成立してしまいました。13項目にも及ぶ附帯決議をつけての採択ということで、国会での議論の拙速さも問題になるところですが、法案成立により請願項目が見直されなければなりませんでしたので、今回は討論を見送らせていただいたということをつけ加え討論といたします。
◯議長(山田幸夫君) 以上で討論を終結いたします。
(採 決)
◯議長(山田幸夫君) これより、受理番号7番を採決いたします。
お諮りいたします。受理番号7番 「政府が自ら決めた備蓄ルールに基づいて、20万トン規模の政府米買い入れを求める請願」に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(山田幸夫君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。
(質 疑)
◯議長(山田幸夫君) 次に、受理番号8番 「後期高齢者医療制度の中止・撤廃を求める請願書」について質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山田幸夫君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(山田幸夫君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
1番 多田裕計君。
〔1番 多田裕計君 登壇〕
◯1番(多田裕計君) 「後期高齢者医療制度の中止・撤廃を求める請願書」について賛成の討論を行います。民生病院常任委員会の議論では、当初から運用面でいろんな課題があり政府も見直しをしている。高齢者の立場を配慮した制度になっているかと言えば十分ではないなど、現行の制度は問題があるという点では一致しているように思えました。しかし、制度の枠組みは残してよりよい制度にしていくのが責務として、後期高齢者医療制度そのものは肯定をされています。
昨年6月定例会で、議員提出議案として後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の改善を求める意見書が採択をされ思わず歓迎をしたものですが、内容を見ると後期高齢者医療制度自体の骨格は維持しつつという前提であり、内容は当時の政府与党が検討していた見直し案をなぞったものであることから、大きな失望を覚えたものです。
私たちの国は長生きを喜んできたはずです。77歳で喜寿、喜ぶ。ところが今の制度は、長生きをするほどつらくなるのが実態ではないでしょうか。舛添厚労大臣が、後期高齢者医療制度を75歳以上専用バスに例えて絵にかいていました。バスの乗客は、行き先はうば捨て山かな、早く死ねと言うのかな。運転士は、いいバスだと思ったんだけど、こんなに不満があるんだな。大臣が自分でセリフまで入れたといいます。こんなことがわかっているのであれば、こんなバスは緊急停車をすればよいのではないでしょうか。
現在、砺波市で後期高齢者の保険料滞納状況は160件、278万円とのことです。この数字を見る限りにおいては、悪質、高額所得者とは考えにくいものです。後期高齢者医療制度導入前は、75歳以上は保険証の取り上げの対象外でした。ところが今は、滞納が1年経過すると、保険証を取り上げ資格証明書が発行され、生活困窮者は医療を受けることができなくなってしまいます。生活困窮で医療を受けられない高齢者を一人も出さない姿勢こそが必要です。たとえどんなことになったとしても、病気になったときぐらい保険証を持って医療を受けることができる国民皆保険、当たり前の制度ではありませんか。
請願の1項目め、すべてのお年寄りに保険証を交付することというのは人として当たり前のことと考えます。
また、2項目め、後期高齢者医療制度の中止撤廃をすみやかに成立することは、参議院において廃止法案が可決されている事実からも不可能なことではないはずです。そのようなときに、市会議員が大変難しい問題であるなどと国会議員のようなことを言っていていいものでしょうか。市議会は市民の実態や声を国に伝え、市民の生活を守る施策を講じるように働きかける役割を担っているものであるはずです。この3月議会までに、全国では662の議会が意見書を採択しているところです。ぜひ、この請願を採択していただきますようお願いをし討論とします。
◯議長(山田幸夫君) 以上で討論を終結いたします。
(採 決)
◯議長(山田幸夫君) これより、受理番号8番を採決いたします。
お諮りいたします。受理番号8番 「後期高齢者医療制度の中止・撤廃を求める請願書」に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は、委員長の報告のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(山田幸夫君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。
(質 疑)
◯議長(山田幸夫君) 次に、受理番号9番 「富山県の最低賃金の大幅引き上げと中小企業対策の拡充を求める請願」について質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山田幸夫君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(山田幸夫君) これより討論に入ります。
討論の通告がありましたので、発言を許します。
1番 多田裕計君。
〔1番 多田裕計君 登壇〕
◯1番(多田裕計君) 「富山県の最低賃金の大幅引き上げと中小企業対策の拡充を求める請願」について賛成の討論を行います。
産業建設常任委員会では、北陸3県では富山県が一番高い、この厳しい状況の中、大幅引き上げは困難という意見がありましたが、問題を見る角度が違っていると考えます。
中央最低賃金審議会は、全国の都道府県をAからDの4つのランクに分け改定の目安を示します。このランク分け自体に問題があると思いますが、富山県は目安以上の引き上げをせず、Bランクの中で最低となっています。石川県、福井県はCランクであり、2008年度は引き上げの目安10円対して11円と目安以上の引き上げをしているのです。全国で目安どおりだったのは富山、長野、徳島の3県だけで、あとは上乗せをしています。
この間、働いても貧困から抜け出せない低賃金労働者の急激な増加を何とかすべきとの声があり、それを受けた改正最低賃金法には、労働者の生計費を考慮するに当たっては、労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるようとの文言が盛り込まれたところです。富山県の地域最低賃金は、現在677円、1カ月標準労働時間150時間の月額換算でも10万1,000円余りと低過ぎることが問題です。これでは自立した生活はできません。改正最低賃金法の趣旨を踏まえ、生活保護基準をもとに労働者の最低生計費を算定するならば、18歳単身者で月収15万から19万、時給で1,000円から1,200円、年収で200万円余りとなるはずですが、今や年収200万円以下の労働者が全国で1,000万人を突破し、貧困格差が拡大をしています。
外需が低迷し100年に一度と言われる厳しい日本経済を、内需主導型の持続可能な経済に再構築していくためには、ワーキングプアと言われる低賃金労働の解消は必要不可欠なはずです。そのことを社会政策として実施するために、最低賃金の底上げは欠かせないと考えます。最低賃金引き上げによる中小企業の負担増を心配するという意見もありますが、最低賃金引き上げることによって消費、需要が増加し、その恩恵を受けるのは主に中小企業です。中小企業のすべての従業員が最低賃金レベルで働いているわけではありません。むしろ、支払い能力がある企業などが最低賃金レベルの労働者を活用しているという実態もあるのです。
先進諸国では、毎年大幅な引き上げを実施しており、OECDの調査によれば、最低賃金引き上げが失業率を高めるという説には根拠がなく、むしろそれは人的能力を高め、労働生産性を上げるとされているところです。中央最低賃金審議会のBランクの中で最低となっている富山県の最低賃金引き上げは、砺波市のみならず富山県内に働く者すべての願いであると思います。
ぜひ、この請願を採択していただきますようお願いをし討論とします。
◯議長(山田幸夫君) 以上で討論を終結いたします。
(採 決)
◯議長(山田幸夫君) これより、受理番号9番を採決いたします。
お諮りいたします。受理番号9番 「富山県の最低賃金の大幅引き上げと中小企業対策の拡充を求める請願」に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(山田幸夫君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。
日程第3
議員提出議案第2号
◯議長(山田幸夫君) 次に、日程第3 議員提出議案第2号 北朝鮮の核実験に抗議する決議を議題といたします。
(提案理由の説明)
◯議長(山田幸夫君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
12番 稲垣 修君。
〔12番 稲垣 修君 登壇〕
◯12番(稲垣 修君) 議員提出議案第2号 北朝鮮の核実験に抗議する決議について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
我が国は世界で唯一の被爆国であり、核兵器の廃絶とすべての戦争をなくすことを訴えるため、砺波市市議会は平成17年に、世界の人々との相互理解と友好親善を深めながら平和なまちづくりを目指し「非核平和都市宣言」を決議しているものであります。
しかし、北朝鮮は5月25日、国連決議や6カ国協議共同声明、さらには日朝平壌宣言に反して2回目の核実験を強行し、さらに、国連安全保障理事会が6月12日、北朝鮮の核実験に対する制裁決議1874を全会一致で採択したことに反発しています。
このような北朝鮮の行動は我が国を含む地域の平和と安全を脅かすものであり、極めて憂慮すべきものであります。
たび重なる核実験は国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦であり、唯一の被爆国である我が国としては決して容認できるものではありません。
砺波市議会は、この暴挙に対し強く抗議するものであります。
政府においては、国際社会と協調し北朝鮮に対して核兵器開発の中止と核の放棄を求めるため断固たる行動をとるよう強く求める決議を提案するものであります。
議員各位に置かれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由といたします。
(質 疑)
◯議長(山田幸夫君) これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山田幸夫君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(山田幸夫君) これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山田幸夫君) 討論なしと認めます。
(採 決)
◯議長(山田幸夫君) これより、議員提出議案第2号を採決いたします。
お諮りいたします。議員提出議案第2号 北朝鮮の核実験に抗議する決議については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(山田幸夫君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号 北朝鮮の核実験に抗議する決議については原案のとおり可決されました。
日程第4
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
◯議長(山田幸夫君) 次に、日程第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中継続審査の申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会からの申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(山田幸夫君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査を終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。
◯議長(山田幸夫君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
閉会のあいさつ
◯議長(山田幸夫君) 市長からごあいさつがございます。
〔市長 上田信雅君 登壇〕
◯市長(上田信雅君) 今定例会に提案いたしました、一般会計補正予算を初め当面必要になってまいりました諸案件につきまして、それぞれ可決、承認をいただきまことにありがとうございました。
議会中、議員各位から賜りました御意見並びに御指摘につきましては、十分に配慮しながら市政運営に努めてまいりたいと思っておるところでございます。
また、経済危機対策などを盛り込んだ国の補正予算によりまして、地方経済の一日も早い回復を願っているところであり、市といたしましても積極的に対応を図ってまいることとしております。そして「人が輝く 活力あふれる砺波」の実現に向け、市民と行政が一体となって事務事業を進めてまいりたいと、このように思っておる次第でございます。
さて、これから大変暑い夏が本格化してまいりますが、各位には十分に健康に御留意くださいまして、今後とも御指導を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。
以上、議員各位、そして報道関係の皆様方にお礼を申し上げまして閉会に当たりましてのごあいさつといたしたいと思います。ありがとうございました。
閉 会 の 宣 告
◯議長(山田幸夫君) これをもちまして、平成21年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
どうも御苦労さまでございました。
午後 3時06分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成 年 月 日
議 長 山 田 幸 夫
署名議員 島 崎 清 孝
署名議員 川 岸 勇
署名議員 大 楠 匡 子