平成19年6月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                  日程第1
        議案第40号から議案第46号まで、及び報告第3号

◯議長(林 忠男君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第40号から議案第46号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外6件について、及び報告第3号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

              (各常任委員会の審査報告)

◯議長(林 忠男君) 以上の案件につきましては各常任委員会に付託してありますので、その審査結果について、各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 井上五三男君。
  〔産業建設常任委員長 井上五三男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(井上五三男君) それでは、産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第40号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1議案及び請願2件を審査するため、去る6月22日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告申し上げます。
 付託案件は、議案第40号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第45号 財産の取得について、次に、受理番号8番 「アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和に反対し、国内での全頭検査を維持する予算措置の継続を求める請願」、同じく、受理番号9番 「日豪、日米などFTA・EPA促進路線の転換と、自給率向上にむけた施策の強化を求める請願」、以上、議案2件及び請願2件であります。
 当局から議案等についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願2件については、いずれも継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今6月定例会に補正予算議案として計上されている建築物の耐震化促進計画策定業務委託料の内容についてただしたところ、阪神・淡路大震災のときは家屋の倒壊により多数の犠牲者が出ましたが、調査の結果、昭和56年以前の木造建物の倒壊が非常に多かったことが判明しております。
 これを踏まえ、市が行った平成15年度の住宅・土地統計調査では、市内1万3,310戸のうち5,220戸が昭和55年以前の建物で、そのうち耐震性が不十分な建物が4,490戸、34%で、残り66%は耐震化された建物でありました。
 今回、市では、国や県と同様に平成27年度までの耐震化率の目標を定め、耐震化促進を図るための調査を実施するものであり、国や県で策定された計画の精度に準じた内容とするため、所要額を補正予算案として計上したものであるとのことでありました。
 次に、同じく、今6月定例会に補正予算議案として計上されているまちづくり交付金事業費の歩道拡幅についてただしたところ、歩道幅員の最低基準は2メートルと道路構造令及び県民福祉条例で定められておりますので、今回の歩道拡幅については、2.5メートルで整備してまいりたいとのことであります。
 そこで、歩道拡幅場所については、砺波警察署から砺波総合病院南側を通っている春日町永福町線の両側1.5メートルの歩道を車道側へ1メートル拡幅し、歩道幅員を2.5メートルとするものであります。また、工事区間は、新富町交差点から杉木、出町東部第2区域までの約360メーターとのことでありました。
 次に、庄川左岸でのインターチェンジ構想の現況についてただしたところ、昨年8月から高岡市との担当レベルで9回の検討会を開催してきた結果、現在のところ、庄川左岸でETC専用のスマートインターでの社会実験を目指そうということで協議を進めているとのことでありました。既存のパーキングエリアを利用できないため、本線に直接乗り入れることになるため、工事費は相当割高になるとのことであります。
 また、本線への取りつけ道路や照明等の整備は自治体負担にすることになっており、さらには、片側インターチェンジにするのか、あるいは両側利用にするのかなど、まだまだ課題が多く、今後協議を進める必要があり、さらに検討を重ね、市民の皆さんにお示しをしてまいりたいとのことであります。
 次に、北陸電力が柳瀬地区で計画している新変電所の進捗状況についてただしたところ、地域で布設についての御理解をいただき、5月には埋設のマンホール、管路等の発注がなされたとのことであります。
 延べ約4,500メートルで4工区に分かれており、工程等については、北陸電力及び市の担当により、関係する6常会並びに東部小学校、庄西中学校、やなぜ苑などへの説明を6月末までに終えるとのことでありました。
 また、工期は平成20年12月までであり、変電所本体工事については来年度中に発注される予定であるとのことでありました。
 次に、今年のチューリップフェアの入場者数が減少した要因をどのように分析しているのか、また、同時に開催された庄川木工まつりの来場者数や散居村ミュージアムの来館者数はどうだったのかとただしたところ、2007となみチューリップフェアの入場者数は、昨年より17%減の26万人であったとのことでありました。
 なお、17日間の開催期間中、大きな事故もなく開催できたこと、そして、延べ3,500人のボランティアの皆さんに参加、運営協力をいただいたことで、地域の皆さんに支えられているイベントであることを改めて認識したとのことでありました。
 そこで、入場者数が減少したことの原因としては、まず、能登半島地震の風評被害は大なり小なりあったと考えられるとのことでありました。それは、チューリップフェア期間中に行った来場者へのアンケート調査結果の中に、「地震が心配だけど見に来た」というリピーターの意見が非常に多かったことや、旅行代理店からの回答からも伺えるとのことでありました。さらには、チューリップの花の見せ方について、もう少し工夫があってもいいのかなと感じているとのことでありました。
 今後、チューリップフェアの運営等については、実施本部で充分に検討してまいりたいとのことであり、また、庄川木工まつりの入場者数は1万1,000人であり、散居村ミュージアムには1万人の入館者があったとのことでありました。
 その他、チューリップの生産振興策について、10月13日及び14日に当市で開催予定の第8回散居村サミットについて、また、農地・水・環境保全向上対策への取り組み状況と活動支援交付金について、企業立地セミナーの開催について、外国人研修生の状況について、8月4日及び5日に開催予定のまちづくりイベントなどについて、意見及び要望があったところでありました。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 民生文教常任委員長 稲垣 修君。
  〔民生文教常任委員長 稲垣 修君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(稲垣 修君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第40号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外3議案、報告第3号 専決処分の承認を求めることについて及び請願2件を審査するため、去る6月26日、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第40号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第41号 平成19年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第44号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第46号 砺波地区老人福祉施設組合規約の変更について、報告第3号 専決処分の承認を求めることについて、受理番号7番 「請願書・場外舟券売場(ボートピア)誘致反対について」、受理番号11番 「場外舟券売場(ボートピア)の進出を認めないことを求める請願」、以上、議案4件、報告1件及び請願2件であります。
 当局から議案等についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決及び承認することに決したのであります。また、請願2件については、いずれも採択とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今6月定例会に議案として提出されております砺波地区老人福祉施設組合規約の変更内容についてただしたところ、老人福祉法の改正に伴い、当該組合で実施しようとしている介護事業において、国からの措置費の介護加算が対象外となるため、所要の改正を行うものであるとのことでありました。なお、改正条文につきましては、県との協議の上決定したとのことでありました。
 次に、同じく、今6月定例会に補正予算議案として計上されている放課後児童健全育成事業の内容についてただしたところ、9月から庄東小学校に放課後児童教室を設置するとのことであり、また、北部小学校と鷹栖小学校において利用する児童数が増加するため、指導員をそれぞれ1名ずつ増員するとのことでありました。
 また、市政一般に関する質疑、意見では、砺波市健康プランの見直しの中で、自殺防止における具体的な対策についてただしたところ、砺波厚生センターと連携し、市内企業の事業主と従業員を対象にストレスに対するアンケート調査を実施し、結果を分析し、対応していくとのことでありました。
 次に、教育改革関連3法についての基本的な改正内容の中で、副校長と教頭との役割分担についてただしたところ、副校長は授業を持たず地域との調整連絡役等を行い、教頭は一般教員に対する指導と授業も担当するとのことでありました。
 次に、4月に実施されました全国学力テストの結果についてただしたところ、結果は公表しないが、各学校ごとで分析し、さらに、結果を持ち寄り情報交換を行い、今後の指導方針の参考にしていくとのことでありました。このほか、砺波市国民健康保険課税限度額について、認定こども園について、教育費の繰越明許費について、年金問題についてなど、意見、要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 総務病院常任委員長 寺井武彦君。
  〔総務病院常任委員長 寺井武彦君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(寺井武彦君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第40号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外2議案を審査するため、去る6月27日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会におきまして、総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告申し上げます。
 付託案件は、議案第40号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第42号 砺波市議会議員及び砺波市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について、議案第43号 砺波市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、以上、議案3件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案3件につきましては、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今回7月に予定されております参議院議員選挙において、投票日が1週間伸びたことによる影響等はなかったのかとただしたところ、投票所につきましては2カ所の変更があった。般若地区では、当初農業構造改善センターを予定していましたが、庄東小学校に変更し、青島地区では、当初生涯学習センターを予定しておりましたが、農村環境改善センターに変更した。また、印刷物、コストに関係するものは影響がなかった。人的に、期日前投票立会人などについて数名都合の悪くなった方がいたが、電話で確認し、問題がないとのことでありました。
 次に、投票時間が午後8時までとなり2時間延長となっているが、投票率がどうであったのか、投票時間の繰り上げの見直しの必要がないのかとただしたところ、参議院議員選挙においては全国レベルで、平成7年の投票率47.26%から、改定後、平成10年には59.9%と大きく伸びております。また、富山県議会議員選挙においては逆に下がった経過もある。全国的なレベルでは、時間延長により投票率は伸びたと言える。また、投票時間の繰り上げに関しては、富山県内では山間部を中心に35カ所行っている。選挙管理委員会で決めることであるが、当市では投票後の投票箱の移動に問題がないことから、繰り上げる必要はないのではないかとのことでありました。
 次に、住民税増に対する市民からの問い合わせの状況とその対応策についてただしたところ、平成19年度の普通徴収分の市県民税の納税通知書約1万1,000通を6月12日に郵送した。これまでに税額に関する問い合わせが166件あった。これへの対応策として、説明に当たる税務課と庄川支所管理課の職員に手引書を作成し、打ち合わせを通して職員への周知徹底を図ったことや臨時の説明用窓口の体制を整えたことにより、混乱することなく対応することができた。今後も丁寧な説明を心がけ、市民に理解をいただけるように努めてまいりたいとのことでありました。
 次に、先日、東京の温泉施設でガス爆発事故が発生したが、当市の温泉施設の状況はどうであるのかとただしたところ、県下でも、各消防署、県厚生センターを中心に立入検査を行っている。市内には温泉施設、源泉が自噴3カ所、動力による吸い上げ4カ所、合計7カ所ある。そのうち自噴1カ所、動力2カ所については、6月26日、立入検査を行ったが、いずれも屋外施設であり、問題はないと思われる。また、その他の箇所につきましては、6月27日に立入検査を行うことにしている。問題があれば県厚生センターと連携し、指導していくとのことでありました。
 次に、砺波総合病院会計に大きな赤字が出ている。昨年度、入院患者約600名の減少、外来患者が約3,000名も減っている。紹介状がない場合は2,100円追加徴収されているが、患者数減の要因となっているのでは、加算料を変更することができないのかとただしたところ、県下では平成8年4月に法改正があり、ベッド数200床以上の病院で加算料を徴収できるシステムとなった。県下の病院の加算料を調査したところ、最大で2,625円から1,050円となっている。厚生労働省の方針で、外来は開業医、入院は総合病院とのことであるが、高齢者の方々を中心に個人負担が多くなったことが患者数の減少になっていると思われる。加算料が増えたことで患者数が減少したとは考えにくい。また、平成18年度は、紹介率が20%増となっていることもあり、加算料は現状の2,100円でよいのではないかと考えているとのことでありました。
 次に、医師確保対策と健全経営についてただしたところ、全国自治体病院が経営するベッド数400床以上の病院約1,000についてデータを集め、収入、費用の面の調査を行っている。自治体病院の約7割は赤字病院である。特に地方の病院では、医師不足、看護師不足が大きな要因となっている。診療報酬の引き下げも要因となっている。ある自治体は、医師確保のため給料を億単位で出すところもある。看護師確保が難しいため、いわゆる7対1看護基準の算定に当たっては、病院単位ではなく病棟単位でできないのか。全国市長会で要望しているが、難しい状況である。昨年、看護師については追加募集を行い、やっと確保したとのことである。医師確保に関しては、消化器系の医師は平成19年4月より着任、皮膚科の医師の後任はいるが、呼吸器内科の医師についてはなかなか難しい状況であるとのことでありました。
 次に、入札予定価格を相当下回った物件があるのか、その工事内容についてただしたところ、水道紫外線滅菌装置設置工事1件、下水道工事1件、上水道工事1件の計3件であるとのこと。いずれも指名競争入札であり、業者の施行能力、人材等から施行可能と判断し、契約したとのことでありました。
 このほか、平成17年度に実施した国勢調査について、当市の特徴はどうであったのか、砺波総合病院職員の定期健康診断について、オープンベッドの利用率について、砺波市役所の電話のダイヤルインについてなど、質問、意見があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査の結果とその概要について申し上げ、総務病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議案第40号から議案第46号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外6件について、及び報告第3号 専決処分の承認を求めることについてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決及び承認であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決及び承認されました。

                  日程第2
      請願書・場外舟券売場(ボートピア)誘致反対について外3件

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第2 請願書・場外舟券売場(ボートピア)誘致反対について外3件を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) これより、受理番号7番 「請願書・場外舟券売場(ボートピア)誘致反対について」、質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、受理番号7番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号7番 「請願書・場外舟券売場(ボートピア)誘致反対について」に対する委員長の報告は採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり採択することに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) 次に、受理番号8番 「アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和に反対し、国内での全頭検査を維持する予算措置の継続を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、受理番号8番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号8番 「アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和に反対し、国内での全頭検査を維持する予算措置の継続を求める請願」に対する委員長の報告は継続審査であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) 次に、受理番号9番 「日豪、日米などFTA・EPA促進路線の転換と、自給率向上にむけた施策の強化を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、受理番号9番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号9番 「日豪、日米などFTA・EPA促進路線の転換と、自給率向上にむけた施策の強化を求める請願」に対する委員長の報告は継続審査であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) 次に、受理番号11番 「場外舟券売場(ボートピア)の進出を認めないことを求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はありますか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、受理番号11番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号11番 「場外舟券売場(ボートピア)の進出を認めないことを求める請願」に対する委員長の報告は採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり採択とすることに決しました。

                  日程第3
               議員提出議案第3号

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第3 議員提出議案第3号 ボートピア建設に反対する決議を議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 18番 堀田信一君。
  〔18番 堀田信一君 登壇〕

◯18番(堀田信一君) 議員提出議案第3号について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 ボートピア建設計画が再浮上して以来、市内の各種団体を通じ、建設に反対する署名活動が展開され、議会へも請願書が提出され、所管の常任委員会で建設の反対が採択されたところであります。
 もとより、「庄川と散居に広がる健康フラワー都市」をまちづくりの将来像に掲げる砺波市にはふさわしくない施設であり、次代を担う青少年の教育環境に悪影響を与えるなど、健全で文化的な市民の暮らしが脅かされることは必至であります。よって、将来に禍根を残すボートピアの建設に反対する決議を提案するものであります。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、適切、妥当な判断をされ、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 4番 岡本晃一君。
  〔4番 岡本晃一君 登壇〕

◯4番(岡本晃一君) 改めて、五鹿屋第四常会、となみ野五番街の現状を見つめてほしいと思います。喧騒と夜は原色の閃光がきらめくところであり、例えばタクシーで自宅に帰るとき、「五番街までお願いします」、「ああ、あのモーテルのあるところですね。最近はやっていますね」、この会話を聞くたびに嫌な思いをし、不快感が体じゅうから込み上げてくると、そこに住んでいる住民の方々は異口同音に言っておられます。そこに住んでいる人たちにしかわからない感情かもしれません。
 議員提出議案で、何をもとに述べておられるのかわかりませんが、次代を担う青少年の教育環境に悪影響を与え、治安の悪化、交通量の増大による事故の増加や渋滞、健全で文化的な市民の暮らしが脅かされるとありますが、現実の第四常会、五番街はどのようなところだととらえておられるのでしょうか。教育環境は悪影響を受け、治安は悪化し、交通量は増加し、文化的な市民の暮らしは侵され続けている現状であります。該当住民は、このような現状を打破したいのであります。砺波市の市議会議員として、この該当地区をしっかりと現状と実態をつかんでいただきたい。あのモーテルは、申請は一般のビジネスホテルでしたが、半年もたたずに、実質は風営法上のモーテルに変わっています。食肉の偽装問題、電力会社の事故隠し等、今いろいろ話題になっていますが、21世紀は、コンプライアンス、法令遵守の時代だと思います。
 ボートピアは法令に違反している施設ではありません。ボートピア反対の主な根拠は、ギャンブル施設であること、イメージが悪いの2つを言っておられるのだと思います。ギャンブルの本質は、競馬であれ、ボートであれ、宝くじであれ、皆同じであります。それをボートピアだけは違うように言っておられるのは詭弁であり、偏見であり、差別的な考えによるものだと思います。砺波市内には宝くじ売場が複数あります。これは関係ないのですか。
 また、ボートピアは18歳未満は入場できないことになっております。それがなぜ青少年の健全育成に悪いのですか。ボートピアと聞いただけで青少年の健全育成に影響するのですか。余りにも過剰反応であり、短絡的であり、ひ弱な考え方であります。強く反対を主張される方々にPTA、元教師の方々もおられますが、教育はいろいろ知識を教えるとともに、考えることの大切さも教えることが重要だと思っています。
 反対理由に具体的な指摘がなく、ただ漫然とイメージ的に悪いと言っているにすぎません。民間の施設が来た場合と公営企業のボートピアとで住環境や交通面等々いろいろ勘案して比較検討するというような、思考するという大事な部分が欠落しています。イメージにしても古い、いつの時代のイメージか理解できませんが、自分たちの信じている先入観によるイメージであり、もっと現実のイメージにリセットすべきなのにそれもできず、硬直化した考えを述べるだけで、そのことを指摘するとヒステリックになってわめくだけであります。理性的な対応のできない烏合の衆と言わざるを得ません。相澤建設のような悪質な民間の施設は絶対に来させないという何か対案を示していただきたかった。しかし、それも示されなかったことに大変失望しています。
 行政当局でさえ法律上の縛りがあると言っておられますが、一般住民は何でもありなのですか。そんなことはなく、同じく縛りがあると思います。行政はできないが、住民の力でやってくださいというのは大変矛盾した考え方であり、行政遂行の放棄だと思います。先のことは行き当たりばったりというのでは、住民は大変不安になります。住民の不安を取り除くことこそ行政の大切な役割だと考えています。そこにまたモーテル、ゲームセンター、宗教施設などが来ても、付近住民は何ら抗すべき術を持ちません。これにより、今まで以上に住環境の悪化は目に見えています。
 今まで述べてきました理由により、私は議員提出議案第3号に反対いたします。

◯議長(林 忠男君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議員提出議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号 ボートピア建設に反対する決議は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第3号 ボートピア建設に反対する決議は原案のとおり可決されました。

                  日程第4
         砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第4 砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙についてを議題といたします。
 これより、砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波広域圏事務組合議会議員に、私、林 忠男を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました私、林 忠男を砺波広域圏事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました私、林 忠男を砺波広域圏事務組合議会議員の当選人とすることに決しました。

                  日程第5
         庄川右岸水害予防組合議会議員の選挙について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第5 庄川右岸水害予防組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
 これより、庄川右岸水害予防組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りをいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 庄川右岸水害予防組合議会議員に、
  山 岸 銀 七 君
  山 森 文 夫 君
  福 島 洋 一 君
  林   茂 之 君
 以上4名を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました諸君を庄川右岸水害予防組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を庄川右岸水害予防組合議会議員の当選人とすることに決し、会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選の告知をいたします。

                  日程第6
               議員の派遣について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第6 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、派遣する議員については、お手元にお配りいたしました「議員の派遣について」のとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、「議員の派遣について」の配付文書のとおり議員を派遣することに決しました。

                  日程第7
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(林 忠男君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉会のあいさつ

◯議長(林 忠男君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 6月定例議会につきましては、6月12日から本日まで18日間の長い間御審議をいただき、閉会になりました。ありがとうございました。
 このたびは、平成19年度の補正予算、幾つかの条例並びに繰り越しの審議などをしていただいたわけでございます。それぞれ可決、承認を賜りまして、お礼を申し上げたいと思います。
 なお、今後の課題といたしまして、各常任委員会において病院問題を初め幾つかの課題がございました。それぞれ貴重な御意見を拝聴いたしましたので、今後とも検討してまいりたいと、このように存じておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
 特に、ボートピアにつきましては、建設反対の請願について採択をされ、また、建設に反対する決議をされたわけでございます。このことにつきましては、議会中でも議論のあったところでございますけれども、青少年の健全育成、市民の安心で安全な生活を確保すること、そして、成長しつつあります砺波市のイメージダウンにはならないと、このように確信をしておりまして、請願の採択並びに建設に反対されたことについて、議会に対して敬意を表したいと存じております。
 これからは、いよいよ参議院選挙も始まりますし、天候も暑くなってまいります。その意味で、議員各位には健康に留意をしていただき、御指導と御活躍をお祈り申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。ありがとうございました。

               閉会の宣告

◯議長(林 忠男君) これをもちまして、平成19年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時52分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   林   忠 男

   署名議員   今 藤 久 之

   署名議員   村 岡 修 一

   署名議員   岡 本 晃 一