平成19年12月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時11分 開議

◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
            議案第53号から議案第64号まで

◯議長(林 忠男君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第53号から議案第64号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外11件についてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(林 忠男君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について、各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 井上五三男君。
  〔産業建設常任委員長 井上五三男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(井上五三男君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今12月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第53号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外議案4件を審査するため、去る12月13日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 本定例会において産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第53号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第54号 平成19年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第55号 平成19年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第58号 砺波市担い手農地集積高度化促進事業分担金徴収条例の制定について、議案第61号 砺波市公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、以上、議案5件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、補正予算関係で、商工費のうち、砺波駅南口バス停上屋2棟の整備工事について、現在、駅南口を発着するバスの利用台数及び利用者数、そして今後の利用見込み台数等についてただしたところ、現在、砺波駅南口では、市営バスの庄川線が7往復、そのほか民間バス会社による富山空港往復便や東京往復便など、1日当たり合計15ないし16往復が発着しているとのことであります。
 また、利用者数は、市営バスでは十数人、他は定員の半数ほどとのことでありました。
 さらには、今後、民間バス会社による大阪往復便や名古屋往復便なども計画されていることから、上屋を整備することによりバス停利用者の利便性の向上を図るとのことでありました。
 なお、駅南口の通路は幅員8メートルで、一方通行のロータリー方式であることから、バスの停車及び通行に支障はないとのことでありました。
 次に、土木費のうち、除雪機械の経費負担に対する対応で、砺波方式についてただしたところ、今年度から地区で管理されている除雪機械については1台当たり21万円を、また、民間企業で管理されている除雪機械については1台当たり7万円をそれぞれ準備費として支出するとのことでありました。
 なお、作業単価は従来どおりとのことであり、この結果、除雪機械の準備費への充当、さらには燃料費のアップ等もあり、除雪に係る予算額は一斉除雪で概ね9回分に相当するとのことでありました。
 次に、議案第58号 砺波市担い手農地集積高度化促進事業分担金徴収条例の制定に関して、事業による交付金について、また、期限が3年の時限立法になっていることについてただしたところ、まず交付金については、担い手への農地集積支援事業であり、10アール当たり1万5,000円の補助を国が2分の1、残りを県と市で対応することとなっているとのことでありました。
 なお、認定農業者、集落営農組織、農業法人に対しては、農用地集積が100アール以上団地化した場合で、なおかつ事業申請前1年間の間に50アール以上農地を増やした場合のみが対象となりますが、市の支援については県に準じて対応してまいりたいとのことでありました。
 また、本条例は平成22年3月31日までの期限となっておりますが、これは平成19年度から平成21年度までの3カ年で担い手を育成しようとする国の制度であることから、それに準じたものであるとのことでありました。
 次に、農林水産業費のうち、地域農業担い手育成推進事業補助金の内容についてただしたところ、担い手の方が農業をされる場合や集落営農組合を組織して農業に取り組まれる場合には、大型の農業機械の購入や運営管理のための経費が必要となってまいります。それらに対する補助制度は幾つかありますが、当該補助金は、国の補助対象にならない分に対する県単独補助金であり、農業機械の購入に対する助成など、主にハード面での補助制度であるとのことでありました。
 次に、杉の木土地区画整理事業の進捗状況についてただしたところ、平成18年度末は68%であり、平成19年度では78%を見込んでいるとのことであり、概ね計画どおりに整備されてきているとのことでありました。
 課題である保留地の処分については、これまで土地区画整理組合でチラシやインターネット等で広告しているが、保留地面積が大きく処分率が伸び悩んでいることから、今後も広告を充実させるとともに、宅建協会等との連携を強化し、より一層販売促進に努めてまいりたいとのことでありました。
 そのほか、民具展示館整備事業について、下水道料金体系の統一に向けた検討状況について、下水道未接続世帯への接続勧誘等のPRについて、来春のチューリップフェアへの取り組みについて、市の四大花イベントの集客状況について等の意見及び要望があったところであります。
 終わりに、当委員会は、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る10月15日から17日まで、新潟県三条市及び新発田市、福島県会津若松市を行政視察いたしました。三条市では、金属産業を軸とした既存産業の高度化、活性化と産学官連携について、新発田市では、食糧供給都市の実現を目指した食のまちづくり推進について、会津若松市では、中心市街地活性化策、町なか観光の推進について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 民生文教常任委員長 稲垣 修君。
  〔民生文教常任委員長 稲垣 修君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(稲垣 修君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 当委員会は去る12月14日、砺波東部小学校増改築事業の現場視察を行い、その後、今12月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第53号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外3議案を審査するため、同日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告申し上げます。
 付託案件は、議案第53号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第62号 砺波地区老人福祉施設組合の解散について、議案第63号 砺波地区老人福祉施設組合の解散に伴う財産処分について、議案第64号 砺波地方介護保険組合規約の変更について、以上、議案4件であります。
 当局からの議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案等についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、出町中学校の教室増改築工事の内容についてただしたところ、2教室分で面積的には約180平方メートル程度を予定しているとのことでありました。
 次に、庄川中学校大規模改修に伴う、厨房・調理室跡の利用方法についてただしたところ、ランチルームへの通路整備と美術品の展示スペースのためのサロンとして、また、一部は搬入のプラットホームとして整備したいとのことでありました。
 次に、庄川中学校と庄川小学校で使用している給食用食器についてただしたところ、現在、メラミンと一部強化磁器食器を使用しており、木工品は使用していないとのこと。また、学校給食センターではすべて強化磁器食器を使用しており、庄川中学校では、自校方式からセンター方式への変更を機に強化磁器食器にかえていくとのことでありました。
 次に、庄川中学校大規模改修に伴う、学校給食が自校方式からセンター方式へ変更になった経過についてただしたところ、庄川中学校の大規模改修を行うに当たり、学校全体の機能について教育委員会内部で協議を行い、学校給食についても砺波市全体の給食状況、経費の問題、自校方式とセンター方式の特性などを総合的に勘案し、住民の理解を前提としてセンター方式へ変更する方針を決定し、その後、各自治振興会の役員、また、地元議員に事情説明し理解を求め、PTAの拡大役員会でも説明し、センター給食の試食なども試み、今回の補正予算の計上に至ったとのことでありました。
 また、今回のセンター方式への変更による給食センターの能力と今後の雇用関係についてただしたところ、給食センターの能力は5,000食まで可能であり、庄川中学校の生徒、教職員分の200食を合わせても4,700食で対応可能である。また、雇用形態について、正職員は職場の異動はあるが、継続され臨時職員もセンター方式となっても配ぜん等の業務があり、支障はないとのことでありました。
 次に、庄川中学校大規模改修の中で、煙突の撤去と特別教室の局部改修についてただしたところ、煙突については、従来、暖房用に重油ボイラーを使用していたが、今回は夜間電力を利用した蓄熱暖房等に切りかえたので使用しないとのこと。また、特別教室の局部改修については、電気器具の照度の確保と水回りを重点的に進め、壁面の改修などは部分的なものとしたいとのことでありました。
 次に、妊産婦健康診査の受診状況と乳幼児の死亡率についてただしたところ、受診状況について調査はしていないが、3カ月健診で母子手帳を見ると、12回から13回の受診者がほとんどであり、一度も受けていない人、また1けたの人はなく、市内の妊産婦は相当数受診されているとのことであり、乳児の死亡は、新生児死亡が平成18年で2件あったが、最近では乳児の死亡はないとのことでありました。
 次に、栴檀山地区に配備予定の福祉車両の運行状況についてただしたところ、車両自体は市の保有であり、車両保険は市で加入するが、運転については地元のボランティアの方々に担当してもらう。ボランティア保険については、自治振興会でまとめて加入されるとのことでありました。
 次に、市政一般に関する質疑の中で、まず、東部小学校の増改築工事に伴う進捗状況と全体工事費についてただしたところ、新しい昇降口は3学期から使用したい。また、落成式は来年の3月8日に予定している。全体工事費につきましては、4年間の継続事業であるが、平成17年度で見直しを行い、総額の25億7,000万円余を相当額下回って完成するとのことでありました。
 次に、療養病床の再編に伴う、各施設とのヒアリングの結果と福祉部門、健康部門とによるワーキンググループの検討経過についてただしたところ、各病院とのヒアリングについては9月末で終了している。まだ不確定のところもあるが、概ね老人保健施設への転換を要望されているような状況である。これらの要望について県で取りまとめの上、来年の夏までには県内全体の計画が出される。また、ワーキンググループ内では訪問看護ステーションの充実と総合病院など医療との連携が重要と考え検討しているとのことでありました。
 また、老人保健施設への転換時期の調整についてただしたところ、療養病床の再編は平成23年度末までになっているので、その間、各病院でも調査研究されるが、平成21年度から平成23年度までの3年間の中で何年に転換していくかは、各病院、市町村、県、国も含めて今後検討されていくとのことでありました。
 次に、低所得者向け灯油補助制度についてただしたところ、国は経費を特別交付税で算入するとしており、市としては、ひとり暮らしの高齢者、母子家庭、障害者等低所得者を対象に福祉灯油券を配付するなど検討を急いでおり、市長の専決処分とさせてほしいとのことでありました。
 このほか、苗加苑と北部苑の指定管理委託料について、高齢者入浴施設利用券配付者の増加について、幼保一体型の認定こども園について、ちゅうりっぷ保育園の入園募集状況について、県立高校の再編について、いきいき元気教室について、質疑、意見、要望があったところであります。
 終わりに、当委員会は、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る11月20日から21日まで、神奈川県川崎市、栃木県宇都宮市及び東京都世田谷区を行政視察いたしました。川崎市では、公設民営のみぞのくち保育園を訪問し、川崎市福祉サービス第三者評価を受けての事業運営のあり方について、宇都宮市では、民間運営のケアハウス南の里を訪問し、福祉版ISO9001認証取得における施設運営のあり方と基本理念について、世田谷区では、民間施設の青葉学園野沢こども園を訪問し、幼保一体の事業運営のあり方について、それぞれ調査研究を行ったところでございます。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 総務病院常任委員長 寺井武彦君。
  〔総務病院常任委員長 寺井武彦君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(寺井武彦君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今12月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第53号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外議案4件を審査するため、去る12月17日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会したのであります。
 それでは、本定例会におきまして、総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第53号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第56号 平成19年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)、議案第57号 砺波市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について、議案第59号 砺波市職員の育児休業等に関する条例及び砺波市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第60号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、以上、議案5件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望等について申し上げます。
 まず、今定例会に上程されております議案第57号 職員の自己啓発等休業に関する条例について、具体的事例と復帰後の対応についてただしたところ、1つは、大学または大学院等への履修、または国際協力機構が行っている青年海外協力隊や緊急援助隊員としての参加や姉妹都市での災害時のボランティア活動などを事例として考えている。復帰後の対応につきましては、履修による活動を市の業務に生かしていただくこととし、人事管理上検討していくとのことであります。
 次に、総合事務組合分担金2,053万1,000円の内容についてただしたところ、当初予算で定年退職14名、早期退職1名の予算であったが、その後、新たに9名の希望退職者があったことにより今回の補正をするものである。早期退職者の職種に関しては、一般事務4名、保育士5名、労務関係1名とのことであります。
 次に、病院事業会計への繰出金1億1,499万3,000円の内容についてただしたところ、今年度の病院事業会計に関し、医師確保も難しいことなどもあり、収入が伸びていない。現時点で12億円余りの赤字を見込んでいるため、当初8億円の繰出金を出したが、今回さらに1億1,499万3,000円を繰り出すこととした。少しでも赤字が少なくなるよう改善努力したいとのことであります。
 次に、育児休業等に関する条例の一部改正について、育児短時間勤務の内容、対象となる職員や手続、この制度をとることによる臨時職員の対応等についてただしたところ、対象は小学校就学前の子どもを持つ方で、1日のうち4時間または5時間の勤務、週2日半または3日の勤務を選べることになっている。休業に対する臨時職員の対応については考えている。手続については、規則で様式等細部について今後決めていくとのことであります。
 次に、市政一般に関する質疑の中で、まず、公務員の飲酒事件が多発しているが、市として飲酒事件防止のための対応や取り組み内容についてただしたところ、年間3回から4回は注意喚起を行っている。特に飲酒機会の多い時期には通達を出している。また、所属長に対し、職員の運転免許証の保持確認をさせている。問題が発生した場合は、県の処分などを参考とし厳しく対応していく。また、署名活動に関しては、飲酒運転をしないなど、交通安全に関する署名を全員で行っているとのことであります。
 次に、砺波総合病院の受け付け時間について、新患の方は午前11時、再診の方は11時30分であるが、今後11時に変更するとのことであるが、なぜ11時となされるのかただしたところ、病院内の会議で取り上げ、他病院の例も検討した結果、外来時間の受け付けを統一したほうが混乱しないとのことであり決定した。ただし、若干受け付け時間が遅れても対応していくとのことであります。
 次に、砺波市内における消火栓の設置基準についてただしたところ、消火栓は市街地や準市街地に関しては半径100メートル以内に設置、その他の地域は半径120メートル以内に設置する基準となっており、砺波市は基準に概ね合致しているとのことであります。
 次に、全国各地でまちづくりを基本とし、寄附条例などを制定している市町村もある。当市でも何か研究する考えはないのかただしたところ、寄附条例はここ数年全国に広がっており、20余りの自治体が制定しているようである。こうしたところでは寄附の目的を、財政的に弱いまちを応援する、あるいはまちづくりに参画するという意味合いで取り組まれているようだが、寄附はあくまで善意としてなされるものであり、制度をつくることによりかえって支障も生じるのではないかと考えている。現在、国で同様の施策としてふるさと納税制度が検討されており、この動向を注視してまいりたいとのことであります。
 次に、国から地方への税源移譲により、昨年に比較し、今年から所得税が減り住民税が増えたことにより、住民税徴収については2.5ポイント減となっているとのことであるが、一斉徴収や対策が必要ではないかとただしたところ、9月までの上半期で前年同月と比較し2.53ポイント減となったが、10月には夜間の一斉電話催告や臨戸訪問を税務課の全職員と市民課国保年金係の職員で実施したことにより、11月末では0.95ポイント減までに持ち直した。さらに、12月には市税全般について一斉催告や市外、県外の徴収に取り組むとのことであります。
 次に、原油が25%前後アップしているが、財政への影響はないのかとただしたところ、昨年実績で1,200万円のアップになると想定しているが、現予算の中で流用等で対応するようお願いしているところであるとのことであります。
 このほか、砺波総合病院内で行われている患者アンケート実施の内容について、法人事業税の当市への配分見込みについて、e―TAXの利用状況等について、広報となみを家族で読んでもらう方法について、砺波総合病院の院内・院外処方についてなど、意見及び要望があったところであります。
 終わりに、当委員会は、各種先進的事業などの調査及び研究のため、去る10月16日から18日まで、兵庫県神戸市の阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」、香川県観音寺市の三豊総合病院及び岐阜県大垣市の大垣市民病院を行政視察いたしました。
 人と防災未来センターでは、実践的な防災対策について、三豊総合病院及び大垣市民病院では、医師及び看護師の確保について、7対1看護について、病院事業会計への繰り入れについてなど、自治体病院としての健全経営の方針について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、総務病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議案第53号から議案第64号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外11件についてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。

                  日程第2
               議員提出議案第4号

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第2 議員提出議案第4号 中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率の延長等に関する意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 8番 井上五三男君。
  〔8番 井上五三男君 登壇〕

◯8番(井上五三男君) 議員提出議案第4号 中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率の延長等に関する意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 昨年末、道路特定財源の見直しに関する具体策が閣議決定され、現在、中期計画策定に向けた作業が進められております。しかしながら、地方においては、道路整備はまだまだ不十分であり、依然道路整備に対する多くの要望が寄せられております。
 当市においては、散居村という地理的特性に加え、山間地、豪雪地を抱えるなどの地理的制約を抱えており、今後も道路整備を進めていくことが重要課題となっております。
 道路特定財源制度は、道路整備の促進を目的とした受益者負担の考え方に基づいて創設されたものであり、これを一般財源化することは納税者の理解を得ることが不可欠であるものと考えます。また、依然として地方における非常に大きな道路整備の必要性にかんがみ、その使途についてはあくまでも道路に関する事業に充てることが適当であるものと考えます。
 よって、政府に対し、中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率の延長等に当たっては、こうした受益者負担の趣旨や地方における道路網整備の必要性及び財源の確保等に十分考慮されることを強く求めるものであります。
 議員各位には、何とぞ慎重審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議員提出議案第4号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第4号 中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率の延長等に関する意見書の提出については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号 中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率の延長等に関する意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

                  日程第3
               議員提出議案第5号

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第3 議員提出議案第5号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決等を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 11番 寺井武彦君。
  〔11番 寺井武彦君 登壇〕

◯11番(寺井武彦君) 議員提出議案第5号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決等を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 平成14年9月の日朝首脳会談で北朝鮮が日本人拉致を認めてから、5年が経過いたしました。この間、5人の拉致被害者とその家族の帰国は実現したものの、拉致問題の解決や国交正常化へのめどは全く立っていない状況が続いております。
 また、今年9月の日朝国交正常化作業部会においても、北朝鮮側は従来の見解を繰り返しただけで拉致問題について実質的な進展はなく、極めて厳しい局面を迎えております。
 拉致事件が発生してから30年以上が経過し、拉致被害者及び家族の方々も高齢化が進んでおり、その心情たるや筆舌に尽くしがたいものがあります。拉致問題の解決は喫緊の課題であり、拉致された日本人全員が一日も早く日本の地を踏むことができるよう、北朝鮮に対し、国際社会の協調による圧力をかけることが肝要であります。
 よって、国会及び政府に対し、拉致問題の完全解決に向け、一歩も引かないという不抜の姿勢で行動するよう強く求めるものであります。
 議員各位には、何とぞ慎重審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議員提出議案第5号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第5号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決等を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決等を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

                  日程第4
         庄川左岸水害予防組合議会議員の選挙について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第4 庄川左岸水害予防組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
 これより、庄川左岸水害予防組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 庄川左岸水害予防組合議会議員に、
  寺 井 武 彦 君
  飯 田 修 平 君
  安 念 壽 郎 君
  清 原 昇 一 君
  佐 藤   靖 君
  高 畑 邦 男 君
 以上6名を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました諸君を庄川左岸水害予防組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を庄川左岸水害予防組合議会議員の当選人とすることに決し、会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選の告知をいたします。

                  日程第5
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第5 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

            追加日程第6から追加日程第10

◯議長(林 忠男君) 次に、お諮りいたします。
 本日、市長から、議案第65号 砺波市教育委員会委員の任命について、議案第66号 砺波市公平委員会委員の選任について、議案第67号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について、議案第68号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について、議案第69号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について、以上5議案が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、それぞれ追加日程第6から追加日程第10として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号から議案第69号までを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                  議案第65号

◯議長(林 忠男君) これより、追加日程第6 議案第65号 砺波市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案をいたしました議案第65号 砺波市教育委員会委員の任命についてを御説明申し上げます。
 現砺波市教育委員会委員、平井宗壽氏の任期が12月22日をもって満了となりますので、後任の砺波市教育委員会委員に林 美樹氏を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(林 忠男君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議案第65号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第65号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに決しました。

                  議案第66号

◯議長(林 忠男君) 次に、追加日程第7 議案第66号 砺波市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第66号 砺波市公平委員会委員の選任についてを御説明申し上げます。
 現砺波市公平委員会委員、薮田悦子氏の任期が12月23日をもって満了となりますので、引き続き同氏を砺波市公平委員会委員に選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(林 忠男君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議案第66号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第66号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。

            議案第67号から議案第69号

◯議長(林 忠男君) 次に、追加日程第8 議案第67号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任についてから、追加日程第10 議案第69号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任についてまで、以上3議案については関連がありますので、一括して議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第67号から議案第69号までの砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。
 現砺波市固定資産評価審査委員会委員の家城亞告氏、紫藤健一氏及び横田雅雄氏の任期が12月23日をもって満了となります。つきましては、議案第67号において家城亞告氏、議案第68号において紫藤健一氏を引き続き、また、議案第69号において横田雅雄氏の後任として小谷憲夫氏をそれぞれ砺波市固定資産評価審査委員会委員に選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議いただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(林 忠男君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議案第67号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第67号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。
 次に、議案第68号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第68号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第68号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。
 次に、議案第69号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第69号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。

◯議長(林 忠男君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉会のあいさつ

◯議長(林 忠男君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 本定例会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げたいと思います。
 本定例会に提出いたしました全案件、可決または同意をいただきましてありがとうございました。提出いたしました予算案件、4件ございましたが、一般会計では、庄川中学の耐震と整備に係る予算でございます。なおまた、病院の繰り出し及び除雪対策の費用を盛り込んだものでございます。なおまた、職員にかかわる案件が4件ほどございました。特に、人事院勧告による給与の一部改正等もございましたが、御存じのように、新しく自己啓発の条例も出しました。なおまた、これから研修制度をしっかりやりたいと思っておりますし、人事評価の時代を迎えております。このことも進めていただきたいと思っておりますし、しっかりとやっていただくように願いたいと、このように思っておるところでございます。
 なお、人事案件等については、議長の調整によりまして、皆さんの御同意をいただきましたことについてお礼を申し上げたいと思います。
 今、国会では延長されて、諸般の事業等について、あるいは計画等について議論を展開されておるところでございますが、私にとりましては、それはそれでありますけれども、平成20年度の予算がどうなるのか心配であります。毎日のように報道されておりますけれども、ぜひ地方にとって格差のない、そして格差是正等、そのような予算を実は期待いたしておるところでございます。
 なお、市の予算等については、今、財政課で総合計画を中心としてヒアリングを行い、調整作業をいたしておるところでございますが、十分な予算がございません、お金がございませんけれども、明るく希望の持てる平成20年度予算を編成してまいりたいと思います。つきましては、議員各位の御指導をさらにお願い申し上げたいと存じておる次第でございます。
 向寒のみぎり、皆さん方の御健康をお祈り申し上げ、そして、いいお正月を迎えられるように御祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。ありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告

◯議長(林 忠男君) これをもちまして、平成19年12月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時09分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   林   忠 男

   署名議員   井 上 五三男

   署名議員   嶋 村 信 之

   署名議員   飯 田 修 平