平成18年3月 本会議 定例会(第4号) 本文 

1.会議の経過
 午後 2時10分 開議

◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                  日程第1
         議案第1号から議案第43号まで、報告第1号

◯議長(江守俊光君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第1号から議案第43号まで、平成18年度砺波市一般会計予算外42件について及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(江守俊光君) これより、各常任委員長の審査結果の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 林 忠男君。
  〔産業建設常任委員長 林 忠男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(林 忠男君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 当委員会は、去る3月16日、となみ散居村ミュージアムの建設現場を視察いたしました。その後、今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分外11議案、報告1件及び請願1件を審査するため、三役を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第6号 平成18年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第7号 平成18年度砺波市水道事業会計予算、議案第8号 平成18年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第15号 となみ散居村ミュージアム条例の制定について、議案第31号 砺波市都市公園条例の一部改正について、議案第32号 砺波市営住宅管理条例の一部改正について、議案第37号 庄川右岸水害予防組合規約の変更について、議案第38号 市道路線の認定について、議案第39号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第42号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第43号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、受理番号8番 「国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願」、以上、議案12件及び報告1件、請願1件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決及び承認することに決したのであります。また、請願1件については継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、資源リサイクル畜産環境整備事業について、これまで地元説明会が十分されているのか。地区協定書への市の関与はどこまでなのか。そして、施設完成後、各種機械設備のメンテナンスはどうなるのかとただしたところ、地元説明会については、これまで地元の頼成地域を初め、般若地区、東般若地区並びに柳瀬地区で開催しており、施設の詳細設計ができれば、再度地元説明会を開催する。また、地区との協定書については、事業者と地区との取り決めであり、市としてはあくまでも立会人という立場で協議を行っている。また、浄化槽機械設備のメンテナンスは、専門業者に委託するように事業者に指導しているとのことでありました。
 当委員会としては、大辻の前例もあり、周辺地区住民に対して理解を求めるよう十分に説明するとともに、事業者に対しても本事業の趣旨を踏まえ、周辺環境の保全に努めるよう要望するものであります。
 次に、となみ散居村ミュージアムについて、施設の管理体制と県の助成内容はどうなっているのか。また、施設へのアクセス道路はどうなるのかとただしたところ、館長1名、職員2名、臨時職員2名の5名体制で管理するもので、復元棟、リフォーム棟、事務所棟の3棟の人件費、光熱水費については、県と市は1対2の割合で負担することに合意している。また、アクセス道路の整備については、東側の県道砺波庄川線は幅員16.5メートルの両側歩道のある道路を入り口交差点まで、西側は国道156号から幅員16メートルの両側歩道のある市道の整備を進めており、今月末には完成する見込みであるとのことでありました。
 なお、委員からは、散居村ミュージアムは有意義な施設であり、次代を担う子供たちの教育の場として、大いに活用するように努めてほしいとの要望があったことを申し添えます。
 次に、砺波のチューリップのブランド化についてただしたところ、平成16年度からスタートした産地づくり交付金により、平成18年度までの3年間は、県及び市の助成金10アール当たり2万円を加えた金額が大豆、大麦と同じ金額となるような助成金体系としているが、平成19年度からは品目横断的経営安定対策が始まることから、平成19年度以降のチューリップやユズを初めとした砺波市の特産品の生産振興施策について、平成18年度においては検討していきたいとのことでありました。
 次に、観光ボランティア育成事業の目的についてただしたところ、砺波市の歴史、文化、伝統、景観をもてなしの心を持って案内できる観光ボランティアを養成したい。平成19年度の東海北陸自動車道と平成26年度の北陸新幹線、それぞれの開通を見通して滞在型の観光を考えており、市内ボランティア団体を初め、観光タクシーの対応も含めて検討していきたいとのことでありました。
 次に、インタービジョンの今後の活用についてただしたところ、昨年12月から発光ダイオードの入れかえや取り壊しをすることなど、さまざまな角度から検討してきたが、発光ダイオードすべての入れ替えには約7,000万円かかることから、市の財政が好転したときに再度修理をすることにして、それまでの当分の間は看板で観光案内をするとのことでありました。
 次に、新年度の除雪機械購入費の具体的内容についてただしたところ、除雪機械購入費については、昭和62年度に購入した圧雪除去に効果のある除雪グレーダーで、市直営で管理運営しているもので、老朽化したことにより購入するものであるとのことでありました。
 次に、新年度の上水道事業の主な工事についてただしたところ、名ケ原地区への水道安定供給するための水源を県の地すべり防止用集水井からの取水に変更する工事や、市街地を初めケアポート庄川、前山配水池へ送水している岩黒配水池の自家発電機設置工事、平成15年度から取り組んでいる鉛給水管改修工事は、基準値を超過した給水管238戸のうち未改修の80戸分の工事費などであるとのことでありました。
 そのほか、みどりの里山づくり事業補助金について、中小企業金融預託制度と保証料の助成について、平成18年豪雪に対する国からの補助金について、鉛給水管の水質検査の状況について、市道路線の認定について、チューリップフェアの駐車場誘導についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 民生文教常任委員長 寺井武彦君。
  〔民生文教常任委員長 寺井武彦君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(寺井武彦君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 当委員会は会議に先立ち、去る3月8日、東部小学校、般若幼稚園の視察を行いました。今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分外20議案及び請願1件を審査するため、去る3月20日、三役を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第2号 平成18年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号 平成18年度砺波市国民健康保険太田診療所事業特別会計予算、議案第4号 平成18年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算、議案第5号 平成18年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第13号 砺波市障害程度区分判定等審査会の委員の定数等を定める条例の制定について、議案第14号 砺波市地域包括支援センター条例の制定について、議案第20号 砺波市体育施設条例の一部改正について、議案第21号 砺波市ホームヘルパー派遣手数料条例の一部改正について、議案第22号 砺波市妊産婦医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第23号 砺波市デイサービスセンター条例の一部改正について、議案第24号 砺波市訪問介護条例の一部改正について、議案第25号 砺波市居宅介護支援事業等実施条例の一部改正について、議案第26号 砺波市訪問看護条例の一部改正について、議案第27号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第28号 砺波市営バス条例の一部改正について、議案第29号 砺波市営駐車場条例の一部改正について、議案第36号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について、議案第39号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第40号 平成17年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第41号 平成17年度砺波市霊苑事業特別会計補正予算(第1号)、受理番号9番 「安心して子どもを産み、育てられ、子どもが健やかに育つ環境の整備を求める意見書採択についての請願書」、以上、議案21件及び請願1件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件については不採択とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、般若幼稚園改築工事に伴う入り口部の車の導入方法についてただしたところ、進入路については、車道幅6メーターで2車線、3メーターの歩道の予定で、園の敷地内でロータリーにすると東側からの直進車との調整が難しい。西側、東側、両方からのアクセスを考え決定したとのことでありました。
 次に、東部小学校学童保育について約70名とのことであり、1階の学童教室だけでは狭いのではないかとただしたところ、従来のプレハブと同面積の学童教室を確保したが、入所児童数が多いことから、隣のミーティングルームや体育館の3階スペースも使用し、3カ所で対応する。指導員も2名補充し、計6名で対応するとのことでありました。
 次に、となみスポーツクラブ「トライズ」及びSEIBUスポーツクラブへの補助金についてただしたところ、となみスポーツクラブ「トライズ」は平成17年度の日本体育協会からの補助金で設立したが、市からの補助金は出していない。また、SEIBUスポーツクラブは自主運営で行っており、市からの補助金はないとのことでありました。
 次に、社会福祉協議会に対する活動補助において、新年度に新たな地域福祉の推進を目的とした事業を取り組むこととした意図と、実施を予定している具体的な地区があるのかとただしたところ、市内21地区それぞれに要援護者に対する見守り体制を整えて、住みなれた地域での生活を続けられるような仕組みを設けるため、新年度では、モデル事業として2地区における事業予算を計上しているもので、実施地区において事業費の一部負担も伴うことから、あらかじめ事業実施の意向調査を踏まえ、鷹栖、高波の2地区を予定しているとのことでありました。
 次に、食育推進費の具体的内容についてただしたところ、法に基づくものではないが、食事に対する保護者の理解が薄いことから、保護者に食事の大切さを理解してもらうために各種事業を行うものであるとのことでありました。
 次に、福祉バスについて、その運行内容と市営バスとの連携について、また、福祉バスを市営バス路線に使用することができないのかとただしたところ、旧庄川町の福祉バスは、午前5便、午後3便、計8便運行し、ケアポート庄川へ行く。平成18年9月までは現行とし、10月に庄川健康センターの完成に合わせ運行の見直しを行う。旧砺波市の福祉バスは、苗加苑、庄東センターへ週1便で運行しており、北部地区の福祉センターが完成した時点で運行経路等を検討するとのことでありました。
 次に、福祉センター管理運営費の予算計上に関連して、旧庄川町の福祉センター計画について将来どのように考えているのかとただしたところ、新市まちづくり計画に位置づけされているもので、現在策定を進めている総合計画の中で検討したいとのことでありました。
 次に、第2赤坂霊苑の販売状況についてただしたところ、現在のところ、44区画販売済みである。価格は第1赤坂霊苑より高いため、第1霊苑と比較し、売れ行きは悪い。平成18年度は20区画を予算化した。今後、広報等で市民にPRをしていきたいとのことでありました。
 また、国民健康保険税の引き上げとなるが、市民への周知方法等はどのように考えているのかとただしたところ、広報、ホームページ、ケーブルテレビの活用、出前講座も活用し、市民に理解していただけるよう検討していくとのことでありました。
 このほか、舟戸荘の建物解体費負担金の補正予算計上について、公民館活性化事業費の内容について、英語指導助手について、国民健康保険事業特別会計の財政調整基金の残高について、小中学校施設の耐震強度調査について、質問、意見、要望のあったところです。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 総務病院常任委員長 飯田修平君。
  〔総務病院常任委員長 飯田修平君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(飯田修平君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告を申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分外13議案を審査するため、去る3月22日、三役を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第9号 平成18年度砺波市病院事業会計予算、議案第10号 砺波市国民保護協議会条例の制定について、議案第11号 砺波市国民保護対策本部及び砺波市緊急対処事態対策本部条例の制定について、議案第12号 砺波市長期継続契約に関する条例の制定について、議案第16号 砺波市職員定数条例の一部改正について、議案第17号 砺波市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第18号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第19号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第30号 砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第33号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第34号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第35号 富山県市町村会館事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第39号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、以上、議案14件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、要望、意見等について申し上げます。
 まず、砺波総合病院における医師確保の対策について、その現状と新年度の見込みについてただしたところ、医師の確保については、大学の医局の問題や開業の事情もあるが、誠心誠意努力しているところである。昨年は、内科医1名、小児科医1名、耳鼻科医1名、産婦人科医1名の途中退職があり、それに対して、増員は健診センターの1名であったが、小児科を除き、耳鼻科、産婦人科、循環器内科の1名は、それぞれ今年の11月に補充できる予定である。しかし、3月末で外科医が2名退職、さらに5月に内科医が1名退職する予定であり、都合3名の医師が不補充となるとのことでありました。
 次に、骨盤底再建治療の開始見込みについてただしたところ、4月からの実施に向けて準備を行ってきたが、骨盤底再建センターは、産婦人科、泌尿器科、外科の複数科が取り組まないとできないことから、外科のスタッフが減る現状など諸般の事情で難しくなったため、実施は先送りになるとのことでありました。
 次に、平成18年度予算案における市税収入は前年度比0.5%の減となっているが、地方財政計画では地方税の税収の伸びは4%台となっている。この全国の傾向と比較して、当市の新年度の税収見積もりにはどのような特徴があるのか。
 また、固定資産税が前年度比7.3%の減収となっているが、土地、家屋、償却試算ごとの増減の特徴についてただしたところ、当市の固定資産税以外の税目の予算額は9.8%伸びており、この伸び率は全国の市町村のそれの8.7%よりも大きくなっている。しかし、当市では固定資産税の減少率7.3%が全国の減少率3.8%よりも大きいため、このことが影響して市税全体で0.5%の減となったものである。
 これを税目別に見ると、家屋の課税標準額の前年度比は、全国平均でマイナス8%、砺波市でマイナス9.5%となっている。これについては、平成18年度が評価替えの基準年度に当たり、鉄筋や鉄骨づくりの家屋に比べ価格の減少のスピードが速い木造の、しかも、新しい家屋の比率が当市は高いと考えられることから、評価替えによる価格の減少の影響が他市に比べ大きく出ているのではないかと推測しているとのことでありました。
 また、償却資産についての当市の特徴は、償却資産の課税標準額の前年度比が全国では0.5%増であるのに対し、当市は10.9%の減となっており、このことも当市の固定資産税の税収に大きく影響しており、これは市内企業における昨年中の設備投資が少なかったことを物語っているとのことでありました。
 さらに、このほかの特徴としては、税全体に占める固定資産税の割合が当市は56%と全国平均の47%よりもかなり高く、この減収幅の大きい固定資産税の税全体に占める割合が他市に比べ高いという当市の特徴が、今回、市税全体の見積もりに大きく影響を与えているものと考えているとのことでありました。
 次に、消火栓、防火水槽等の設置基準についてただしたところ、防火水槽の設置については、市街地、または準市街地において、消火栓ばかりに頼っている地域では、水道施設の故障等が生じた場合、消防水利が全滅の状態となるため、消火栓以外の水防水利を配置する必要があり、そのために設置の基準が示されているとのことであり、市街地と準市街地を除くその他の地域については、設置の基準は定められておらず、規制はないとのことでありました。
 次に、ケーブルテレビの各地区の接続状況等についてただしたところ、全体の加入率は、本年2月現在で45.5%であり、昨年同期は41.3%であった。栴檀山地区は66%で大変加入率の高い地域であるが、30%に満たない地域もある。このような地域は、大規模分譲住宅において共同試聴方式によりテレビ受診しているものであり、この設備が老朽化していることもあり、この際、CATVの加入促進を図りたいとのことでありました。
 また、デジタル放送の開始に伴い、今後とも一層加入率の向上に努めたい。なお、平成18年度よりCATV事業は指定管理者制度が適用される予定であり、公設民営化方式により運営される見込みであるとのことでありました。
 このほか、職員の意識改革について、契約における物品購入の基準について、インタービジョンについて、各地区でのホームページ開設の取り組み状況について、市役所における障害者雇用の現状について、市庁用車両によるマグネット方式のステッカーでの防犯啓発について、滞納繰越金の内容について、行政評価の取り組みへの考えについて、市職員の被服貸与についてなど意見及び要望があり、また、砺波総合病院に関して、一次救急体制の現状について、外来患者数が対前年に比して減少した理由について、健康センターの市職員の利用について、総合病院の経営改善に向けた考え、取り組みについて、総合病院の自家用、非常用発電機の点検管理について、病院職員への被服の貸与について、総合病院での救急医療体制の充実についてなど意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げ、総務病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより採決をいたします。
 まず、議案第10号 砺波市国民保護協議会条例の制定について、議案第11号 砺波市国民保護対策本部及び砺波市緊急対処事態対策本部条例の制定について、以上、2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立多数であります。よって、議案第10号、議案第11号の2件は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、残りの議案、議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算から議案第9号 平成18年度砺波市病院事業会計予算まで、議案第12号 砺波市長期継続契約に関する条例の制定についてから議案第43号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)まで、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、以上、42件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決及び承認であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立全員であります。よって、議案第1号から議案第9号まで、議案第12号から議案第43号まで、報告第1号の42件は各委員長の報告のとおり可決及び承認されました。

                 日程第2
      国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願外1件

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第2 国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願外1件を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号8番 「国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号8番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号8番 「国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願」に対する委員長の報告は継続審査であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号9番 「安心して子どもを産み、育てられ、子どもが健やかに育つ環境の整備を求める意見書採択についての請願書」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号9番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号9番 「安心して子どもを産み、育てられ、子どもが健やかに育つ環境の整備を求める意見書採択についての請願書」に対する委員長の報告は不採択であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。

                 日程第3
              議員提出議案第1号

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第3 議員提出議案第1号 砺波市議会議員の定数に関する条例の制定についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 20番 山岸銀七君。
  〔20番 山岸銀七君 登壇〕

◯20番(山岸銀七君) 議員提出議案第1号 砺波市議会議員の定数に関する条例の制定について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 提案いたしました砺波市議会議員の定数に関する条例につきましては、砺波市及び庄川町の配置分合に伴う砺波市議会議員の定数について、合併協議会の協議に基づき定めるものであります。
 また、あわせて、昨年4月に実施されました合併後最初の砺波市議会議員選挙について定めた砺波市議会議員選挙区条例については廃止とするものであります。なお、この条例につきましては、平成21年の一般選挙から適用するものでございます。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議員提出議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号 砺波市議会議員の定数に関する条例の制定については原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号 砺波市議会議員の定数に関する条例の制定については原案のとおり可決されました。

                 日程第4
               議員提出議案第2号

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第4 議員提出議案第2号 道路特定財源制度の見直しに関する意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 13番 林 忠男君。
  〔13番 林 忠男君 登壇〕

◯13番(林 忠男君) 議員提出議案第2号 道路特定財源制度の見直しに関する意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 昨年、砺波市議会9月定例会において、議員提出議案として、道路特定財源の確保に関する意見書の提出についてを全会一致で採択したところでありますが、その後、政府・与党は、12月9日に道路特定財源制度の見直しに関する基本方針をまとめられ、道路特定財源制度については、一般財源化を図ることを前提とした見直しを行うという方針が打ち出されたところであります。しかし、地方においては、道路整備はまだまだ不十分であり、依然、道路整備に対する多くの要望が住民から寄せられているのが現状であります。
 とりわけ、砺波市は富山県の西部に位置し、北陸自動車道に東海北陸自動車道及び能越自動車道が接続し、また、国道156号、359号が交差する要衝として道路網の整備を進めているところですが、いまだその水準は不十分であるため、今後も道路整備を進めていくことが重要課題となっております。道路特定財源制度は、道路整備の促進を目的とした受益者負担の考え方に基づいて創設されたものであります。この考え方に基づき、道路利用者に対し約2倍の高い暫定税率が課せられていることから、これを一般財源化することは納税者の理解を得ることが不可欠であります。
 また、1世帯で自動車を複数台所有せざるを得ない自動車に依存する割合の高い地方の住民ほど税負担が重くなることから、納税者の公平性を欠くため、地方としては到底納得できるものではありません。依然として、地方における非常に大きな道路整備の必要性にかんがみ、その使途については、あくまでも道路に関する事業に充てることが適当と考えております。
 よって、政府におかれましては、今後の道路特定財源制度の見直しに当たっては、こうした受益者負担の趣旨や地方における道路網整備の必要性及び財源の確保等に十分考慮されることを強く要望するものであります。
 砺波市議会としても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議員提出議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号 道路特定財源の見直しに関する意見書の提出については原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号 道路特定財源制度の見直しに関する意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                 日程第5
        砺波地区老人福祉施設組合議会議員の選挙について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第5 砺波地区老人福祉施設組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
 これより、砺波地区老人福祉施設組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推せんによりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推せんによることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波地区老人福祉施設組合議会議員に、
  安 念 鉄 夫 君
  前 田 喜代志 君
  高 田 隼 水 君
  江 守 俊 光
 以上、4名を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を砺波地区老人福祉施設組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々を砺波地区老人福祉施設組合議会議員の当選人とすることに決し、会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選の告知をいたします。

                 日程第6
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第114条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

                追加日程第7

◯議長(江守俊光君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第7として議題としたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                議案第44号

◯議長(江守俊光君) これより、追加日程第7 議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
 議案第44号につきましては、現人権擁護委員 石野重幸氏の任期が平成18年6月30日をもって満了となりますが、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(江守俊光君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議案第44号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては石野重幸氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては石野重幸氏を適任とすることに決しました。

◯議長(江守俊光君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

                閉会のあいさつ

◯議長(江守俊光君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 定例会の閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 このたびは、平成18年度の予算案、全体金額で約463億円を初め、諸議案それぞれ議決を賜り、まことにありがとうございました。予算内容につきましては、それぞれ精査をしたつもりでございますが、厳しい内容でございまして、市民の皆さんや、あるいは職員にもこれからも協力をしていただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 執行に当たりましては、質問や御意見など、たくさん委員会でも述べられました。適時適切に対処してまいりたいと、このように存じておる次第でございます。特に、下水道事業につきましては国の債務負担行為があり、昨年の12月、債務負担行為を認めていただきましたので、早くも18年度予算の執行を進めておるところでございます。これは景気浮揚にもなりますし、約4億5,000万ぐらいになりましょうか、実は執行させていただいたわけでございます。なお、いろいろ御意見のあった中で、病院会計につきましても実は赤字予算を組んでおります。国の制度改正もございますが、将来の見通しとして小杉院長からも答弁がございましたが、この答弁を教訓にして体制の強化を図らなければならないと、このように存じておる次第でございます。
 なお、国保会計につきましては、高齢化や社会環境の変化ということがございまして、やむを得ず国保税の引き上げをいたしたところでございますので、御理解を賜りたいと、このように存じておる次第でございます。
 さらに、新しく指定管理者制度を移行したわけでございますが、施設管理については、初年度でもございますが、市民サービスが低下しないよう努力をしてまいりたいと、このように思っております。その他、新しい制度として介護制度、あるいは新しく施設を開館するものもございます。これらについてはいろいろ御意見もございましたので、それに対応するように進めさせていただきたいと、このように思っておる次第でございます。
 なお、今回、庄川中学の体育館、閉鎖中でございましたが、アスベストについて補正予算を認めていただきました。また、東部小学校の増改築につきましては、補正ということで大幅に認めていただいて、しかも、補正予算債ということで専決をしてまいりたいと思っております。このことにつきましては、綿貫事務所から早くも一報が入って、きょう、県の教育委員会のお墨つきをいただきましたので、早速予算化をいたしまして進めさせていただきたいと。いずれ専決報告いたしますので、御説明を申し上げて、御理解をいただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 なおまた、おかげさまで補正予算も認めていただきましたが、豪雪対策の補助金、砺波市は忘れておったのではないかと大分くどいてまいりました。おかげさまで、きのう、3,100万円の豪雪の手当をちょうだいいたしました。幾分財政的にもありがたいと、このように実は思っておりますので、このことにつきましても、綿貫事務所に感謝を申し上げておるところでございます。
 いろいろ朗報もあったことを申し上げますけれども、しかし、18年度予算というのは、先ほども申し上げましたように、随分厳しく査定をいたしておりますし、窮屈な一面もございます。市民の一部には御迷惑をかけるようなこともあると思いますが、どうか今後とも皆さん方の御意見などを賜りながら進めさせていただきたいと思います。
 議員各位には、どうか御健勝で御活躍されんことをお願い申し上げて、閉会に当たりましての御礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。

                 閉会の宣告

◯議長(江守俊光君) これをもちまして、平成18年3月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時 8分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   江 守 俊 光

   署名議員   村 中 昭 二

   署名議員   堀 田 信 一

   署名議員   山 森 文 夫