1.会議の経過
午後 2時00分 開議
◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。
次に、御報告を申し上げます。
先に設置されました決算特別委員会において、正・副委員長を互選されました結果、
委員長に 寺 井 武 彦 君
副委員長に 前 田 喜代志 君
がそれぞれ選任されましたので、御報告申し上げます。
日程第1
議案第58号から議案第68号まで、
認定第1号から認定第9号まで、及び報告第8号
◯議長(江守俊光君) これより日程に入ります。
日程第1 議案第58号から議案第68号まで、平成18年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外10件について、認定第1号から認定第9号まで、平成17年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件について、及び報告第8号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
(各委員会の審査報告)
◯議長(江守俊光君) これより、各委員長の審査結果の報告を求めます。
産業建設常任委員長 山田幸夫君。
〔産業建設常任委員長 山田幸夫君 登壇〕
◯産業建設常任委員長(山田幸夫君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第58号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外1件及び報告第8号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る9月13日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
それでは、本定例会において産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第58号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第61号 平成18年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、報告第8号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案2件及び報告1件であります。
当局から議案などの詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましては、それぞれ原案のとおり可決及び承認することに決したのであります。
ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、特産館の工事期間とその間の営業についてただしたところ、ウッドプラザについては11月18日、19日のゆずまつりまで営業し、その後20日間程度で工事を行い、また特産館については年明け60日間程度で工事を行い、平成19年3月10日ごろまでに完了したいとのことでありました。
次に、インショップ補助金の補助対象について具体的な説明を求めたところ、会員数は約60名であり、JAとなみ野が主体となって、市内の量販店内において緑の旗を立て地元農産物を販売しており、その配送システムや保冷庫のリースなどの経費について補助を行うものであるとのことでありました。
次に、神島地内の農道整備の完成時期についてただしたところ、現在のところは調査設計が完了した段階であり、今後は地元の合意を得た上で発注を行う予定であり、380メートル分は平成19年3月末までに舗装完了を目指したいとのことでありました。
次に、柳瀬地区に建設が予定されている北陸電力の第二変電所の工事概要をただしたところ、建設工事はすべて北陸電力側が行うが、地元説明は市職員が行っているとのことでありました。
また、平成21年度には電力消費量がピークを迎えると予想されており、工事着工は平成19年4月以降、完成は平成21年4月ごろを予定しているとのことでありました。
次に、農業の品目横断的経営安定化対策事業の中での担い手育成対策についてただしたところ、同事業の対象となる農産品目は米、麦及び大豆であり、対象となる農業者は4ヘクタール以上の認定農業者や20ヘクタール以上の協業化した集落営農組織とのことでありました。また、面積の少ない集落につきましては、緩和措置もなされていることから、担い手農家に対し、認定農業者への誘導や協業化への誘導を行うとともに、70歳以上の担い手も認定農家として再認定することなどにより、対象農家の拡大に努めてまいりたいとのことでありました。
次に、子供歌舞伎曳山会館検討委員会でどのような調査及び研究が行われたかただしたところ、これまでに2回の検討委員会が行われ、外観はさりげなく伝統を感じるものとし、展示台数は3基、けいこなどにも使える多目的な舞台を設けるなど、地元の意見を取り入れて、おおよその方向性がまとめられたとのことでありました。
次に、舟戸荘の跡地利用についてただしたところ、利用は市民の目線で考え、観光協会や商工会などの意見を聞くとともに、地元の皆さんの意見を聞き、市全体としてどのような利用法が最も効果的であるのかを考えながら進めてまいりたいとのことでありました。
そのほか、下水道の漏水について、農地及び環境保全対策について、企業誘致活動について、庄川の出水状況と水防体制について、栴檀山地区の合併処理浄化槽設置の状況について、意見及び要望があったところであります。
また、当日の委員会審議終了後、市民プラザ、舟戸荘跡地、ウッドプラザ特産館、ふれあいプラザなどの現場視察を行ったところであります。
以上、審査の結果と概要について、産業建設常任委員会の御報告といたします。
◯議長(江守俊光君) 民生文教常任委員長 寺井武彦君。
〔民生文教常任委員長 寺井武彦君 登壇〕
◯民生文教常任委員長(寺井武彦君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
当委員会は、去る9月14日、砺波東部小学校増改築事業の現場視察を行いました。その後、今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第58号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外5件を審査するため、同日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
それでは、本定例会におきまして当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第58号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第59号 平成18年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第60号 平成18年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第64号 砺波市国民健康保険条例の一部改正について、議案第67号 指定管理者の指定について、議案第68号 指定管理者の指定について、以上、議案6件であります。
当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決したのであります。
ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、砺波市福祉センター北部苑及び北部デイサービスセンターの指定管理者の選定について、選定理由、方法及び指定期間がなぜ5年間か、また、北部苑とデイサービスセンターが一括して指定管理者となったのかとただしたところ、2つの施設管理のため砺波福祉会と砺波市社会福祉協議会の2団体より応募があった。条例に基づき、9名の選定委員の方々にそれぞれ評価項目16個、合計32個について採点していただき、地域福祉、在宅介護、運営方針の評価及び施設管理への考え方に対する評価が高い砺波市社会福祉協議会に決定したとのことでありました。
また、期間5年間としたのは、新施設であること、利用者との信頼関係や人材確保の関係から考えた。そして、一括指定としたのは、併設した施設であり、部分的に共有一体化しているところもある、そして、休館日が異なることもあり、別々の管理者より一体的管理者とした方がよいと考えたとのことでありました。
次に、国民年金の見直しによる電算システムの改修について、個人情報の流出に注意されているのかとただしたところ、個人情報流出に関しては一番注意しているとのことであり、砺波社会保険事務所長と十分協議し、念押ししているとのことでありました。
次に、リフトつきマイクロバスの管理運営はどこでするのか、また、リフトが必要かとただしたところ、10月1日より庄川健康プラザがオープンすることから、高齢者の方や要介護の方々の送迎用として配置する。また、リハビリを利用する方の中には車いすの方もあることからリフトつきが必要であるとのことでありました。
次に、障害者自立支援法の施行に伴い、障害者の程度区分判定と判定漏れ調査など今後の対応についてただしたところ、新しい障害者福祉サービスは10月1日から始まることから、程度区分判定の作業は9月中に終え、新しい福祉サービスの提供については、判定漏れのなきよう、また、これまで受けられている福祉サービスとに大きな差異が生じないよう配慮しているとのことでありました。
次に、地域生活支援事業の具体的内容と市独自の事業があるのかとただしたところ、これまで、身体、知的、精神の障害種別ごとに生活相談事業が行われてきた経過を踏まえ、新しい福祉サービス体系に沿って砺波地方3市が協力し合って、身体、知的、精神の各障害種別に応じた地域生活支援事業を取り組み、また、市の独自事業については、聴覚障害に対する手話通訳の派遣事業については、利用者負担が生じないように対応したいとのことでありました。
次に、10月1日より国民健康保険法の一部改正に伴う、一定以上の所得がある70歳以上の方の療養給付に関し、一部負担金の割合が2割から3割負担に変更となるが、一定以上の所得とは、そして、該当する本人への案内は問題ないのかとただしたところ、一定以上の所得とは、前年市民税の課税所得額が145万円以上の方を指す、また対象者には8月に案内済みであるとのことでありました。
次に、文化会館の駐車場購入費に関する詳しい内容についてただしたところ、文化会館の北側の駐車場2,203平米を今回購入するものである。3年ごとに賃貸契約の中で借地金額を見直ししており、今年度見直しの年で、本人より購入してほしいとの要望もあり、借地料を年間150万円余り支払っていることから、20年分に相当する金額で購入したとのことでありました。
次に、市政一般に関する質疑、意見では、福祉センター北部苑の進捗状況についてただしたところ、平成19年4月6日の竣工日を目指して、8月末現在、建築主体構造物のコンクリート打設を終え、内部工事を進めている段階であり、予定の工程に比べ工事は早く進んでおり、今年度末にはほとんどの工事を終える見込みであるとのことでありました。
次に、各小中学校の耐震化優先度調査結果についてただしたところ、昭和58年以前に建設の施設について調査した。古い施設ほど耐震調査結果がよくない。建て替えとなると多額の費用が必要となるので、各学校の建築年次、大改修年次等を整理しながら、第1次総合計画実施計画に基づき対応したいとのことでありました。
次に、市営バスの運行状況について説明を求めたところ、庄川線は8月末現在4,759名の利用、昨年に比較し約39%の増、高波線は8月末現在5,649名の利用、昨年に比較し22.5%の増、東般若線は8月末現在1,913名の利用、昨年に比較し42.1%の増、栴檀山線は8月末現在5,806名の利用、昨年に比較し5.5%の減であるとのことでありました。
また、栴檀山線の利用者減少に関し、地元の意向や需要と合っていないのではないか、ダイヤの見直しが必要でないかとただしたところ、平成17年度実証実験検討委員会で既存3路線についても見直しをしていただき、住民アンケート調査等によるルート・ダイヤ見直しを行い、3月で条例改正を行ったところであるが、今後要求があれば、内容の改正もしていきたい。また、福祉バスの利用者の方もあり、市営バスの利用の数字だけでは判断できないとのことでありました。
このほか、平成18年度基本健康診査が集団検診から個人医療機関に変更した理由について、富山県が行っている次世代を担う選手育成事業の砺波市中学校への導入について、今後見込まれる医療費の負担増加に対する市の対応について、市のボランティア基金の現状と用途についてなど、意見、要望があったところであります。
終わりに、当委員会は、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る8月22日から24日まで、東京都千代田区、西東京市及び町田市を行政視察いたしました。
千代田区では、幼保一元化の実態について、西東京市では、みんなで支える地域福祉特区、障害者就労支援センターの現状について、町田市では、障害者自立支援法の施行を受けての取り組みについて、障害者就労生活支援センターの現状について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の報告といたします。
◯議長(江守俊光君) 総務病院常任委員長 堀田信一君。
〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕
◯総務病院常任委員長(堀田信一君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第58号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外4議案を審査するため、去る9月16日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしたのであります。
それでは、今定例会において総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第58号 平成18年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第62号 砺波市庄川健康プラザ条例の制定について、議案第63号 公益法人等への砺波市職員の派遣等に関する条例の一部改正について、議案第65号 砺波市消防団条例の一部改正について、議案第66号 砺波市総合計画基本構想について、以上、議案5件であります。
当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、今定例会に上程されております庄川健康プラザ条例に関連して、健康プラザへの職員配置について、また、使用料金の設定根拠についてそれぞれただしたところ、今年4月から庄川健康センターで、保健師1名、理学療法士1名、事務職1名の正職員3名で介護予防教室を行っており、10月からの健康プラザへの移行に伴い、嘱託の運動指導士1名及び受け付け、監視などのための臨時職員2名を採用したところで、教室内容によっては、その都度臨時的に看護師、運動指導士などを配置する。また、組織的には福祉市民部に属するが、部をまたぐ兼務辞令も検討するとのことでありました。また、使用料金については、近隣の類似施設である井波交流館ラフォーレや福光温水プール、そして砺波市の温水プールの料金を参考として、1回300円と設定した。また、3カ月、6カ月、1年の定期券の料金は、利用促進を図ることを目的に、交通機関の定期券の割引率を参考にして安くしたものであるとのことでありました。
いずれにしましても、より多くの市民に利用していただくよう願うものであります。
次に、砺波市総合計画基本構想にある平成28年の将来人口についてただしたところ、10年後の平成28年の砺波市の人口を5万500人と推計したが、平成17年に実施された国勢調査の速報値をもとにしたもので、人口はあらゆる施策の基盤になる重要事項であることから、より透明性が高く説明できる規模として推計したものであるとのことでありました。
次に、全国で頻発している飲酒運転事故に関連して、砺波市職員が過去にそうした事例があったのか、また、仮にあればどういう措置をとるのかとただしたところ、飲酒運転による市職員の交通事故は新市以降はない。もしこうした重大な交通事故を起こした場合、職員の処分については懲戒処分の基準を設けている。この基準は、国の人事院規則や近隣市町村の例を参考に決めており、最高で懲戒免職で、停職、減給の処分を行うと決めているとのことでありました。
当委員会は、ぜひひとつ全職員に署名活動を通し、意識をしっかりと高めていただくことを提案しましたところ、早速、全市職員が、登録と申しますか、飲酒運転を絶対にやらないという署名を集められ、本日、砺波市交通安全協会に提出すると、このように聞いております。
いずれにいたしましても、職員のみならず我々議員としても先頭に立ち、飲酒暴走運転の撲滅に取り組んでまいりたいと思うところであります。
次に、砺波総合病院の医師確保と看護師不足などの重要課題についてただしたところ、今後、基本となる診療科の医師確保に努めるとともに、今年で3年目を迎える臨床研修医の慰留などにより対応したい。また、看護師については、本年4月に診療報酬改定が行われ、看護配置基準に新たに7対1の看護が新設された。このことから、現在の10対1から7対1看護へと移行も検討しているが、そのために看護師が現在よりもさらに40名から50名必要となることから、実施はなかなか難しい。その他、緩和ケアや健診業務の充実にも力を注いでまいりたいとのことでありました。
次に、市町村の財政健全度を示す実質公債費比率に関して、砺波市の現状と今後の見通しについてただしたところ、従前は起債制限比率を使っていたが、実質公債費比率は今年度から使うことになった新しい財政指標で、自治体の収入に対する借入金返済額の比率を示すものである。これまでの起債制限比率では反映されなかった一般会計から特別会計や企業会計への借入金に係る繰り出し金も含まれたことにより、自治体の財政実態をより正確に把握できるものである。砺波市の比率は18.3%であるが、今後、平成18年度から21年度には20%となり、合併特例債事業の影響により平成23年ころにはピークを迎える見込みとなる。
なお、この実質公債費比率が25%を超えると借り入れ制限が加えられ、30%を超えるとほとんど借り入れができなくなるとのことでありました。
住みよいまちづくりのためには投資的事業は必要でありますが、次の世代に多くの負担を残さないように、総合計画に基づき計画的な事業執行と健全財政の堅持に努めていただきたいと願うものであります。
次に、市税の新たな税収確保についてただしたところ、今年度、新たに2つのことについて取り組んでおり、1つには、口座振替依頼手続の簡素化を図ったことにより、新たに700件以上の口座振替書が提出された。また、8月から徴収嘱託員1名を設置して、滞納税の訪問徴収、電話催告を行って実績を上げているとのことでありました。
このほか、個人情報の流出問題について、総合評価落札方式の導入について、砺波市有財産の未利用地の現状と今後の利用について、ジェネリック薬品の導入拡大について、予約診療での2時間待ちの実態についてなどの質問、意見があったところであります。
以上、まことに簡単でございますが、審査結果の一端を申し上げ、総務病院常任委員会の報告といたします。
◯議長(江守俊光君) 決算特別委員長 寺井武彦君。
〔決算特別委員長 寺井武彦君 登壇〕
◯決算特別委員長(寺井武彦君) 決算特別委員会の審査結果について御報告申し上げます。
去る9月11日、今9月定例会本会議において、平成17年度の砺波市の各会計決算を審査するため、決算特別委員会が設置されたところであります。
翌9月12日は、認定第1号から認定第9号まで、平成17年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件が当特別委員会に付託となりましたので、これを審査するため、当日直ちに委員会を開会いたしたのであります。
まず、正・副委員長を互選の後、議案について審議した結果、付託議案9件につきましては、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
以上、まことに簡単でありますが、決算特別委員会の御報告といたします。
◯議長(江守俊光君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。
(質 疑)
◯議長(江守俊光君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。
(採 決)
◯議長(江守俊光君) これより採決をいたします。
まず、議案第58号から議案第68号まで、平成18年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外10件について、及び報告第8号 専決処分の承認を求めることについてを一括して採決いたします。
お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決及び承認であります。以上の案件は各委員長の報告のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(江守俊光君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決及び承認されました。
次に、認定第1号から認定第9号まで、平成17年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件についてを採決いたします。
お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものであります。以上の案件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。
日程第2
議員提出議案第7号
◯議長(江守俊光君) 次に、日程第2 議員提出議案第7号 道路整備財源に関する意見書の提出についてを議題といたします。
(提案理由説明)
◯議長(江守俊光君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
12番 山田幸夫君。
〔12番 山田幸夫君 登壇〕
◯12番(山田幸夫君) 議員提出議案第7号 道路整備財源に関する意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
今後の道路特定財源の見直しの議論などを具体的に進めるためのたたき台として、先般、道路整備の中期ビジョン(案)が公表されたところであります。
しかしながら、地方においては、道路整備はまだ不十分であり、依然、道路整備に対する多くの要望が寄せられております。
当市においては、散居村という地理的特性に加え、山間地、豪雪地を抱えるなどの地理的制約を抱えており、今後も道路整備を進めていくことが重要課題となっております。
さらに、今後、道路の維持、更新、需要の増大への対応が急務となっております。
道路特定財源制度は、道路整備の促進を目的とした受益者負担の考え方に基づいて創設されたものであり、これを一般財源化することは、納税者の理解を得ることが不可欠であるものと考えます。
また、依然として地方における非常に大きな道路整備の必要性にかんがみ、その使途については、あくまでも道路に関する事業に充てることが適当であるものと考えます。
よって、政府に対して、今後の道路特定財源制度の見直しに当たっては、こうした受益者負担の趣旨や地方における道路網整備の必要性及び財源の確保などに十分考慮されることを強く求めるものであります。
議員各位には、何とぞ慎重審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
(討 論)
◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。
(採 決)
◯議長(江守俊光君) これより、議員提出議案第7号を採決いたします。
お諮りいたします。議員提出議案第7号 道路整備財源に関する意見書の提出については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号 道路整備財源に関する意見書の提出については、原案のとおり可決されました。
日程第3
議員の派遣について
◯議長(江守俊光君) 次に、日程第3 議員の派遣についてを議題といたします。
地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、派遣する議員についてはお手元にお配りいたしました「議員の派遣について」のとおりであります。
お諮りいたします。地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、「議員の派遣について」の配付文書のとおり議員を派遣することに決しました。
日程第4
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
◯議長(江守俊光君) 次に、日程第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了まで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会からの申し出のとおり、それぞれ調査終了まで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。
追加日程第5
議案第69号
◯議長(江守俊光君) 次に、お諮りいたします。
本日、市長から、議案第69号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてが提出されました。
お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第5として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
これより、追加日程第5 議案第69号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
(提案理由説明)
◯議長(江守俊光君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
市長 安念鉄夫君。
〔市長 安念鉄夫君 登壇〕
◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第69号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
議案第69号につきましては、現人権擁護委員 八田了一氏を引き続き推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(江守俊光君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際直ちに採決することに決しました。
(採 決)
◯議長(江守俊光君) これより、議案第69号を採決いたします。
お諮りいたします。議案第69号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、八田了一氏を適任とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、八田了一氏を適任とすることに決しました。
◯議長(江守俊光君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
閉会のあいさつ
◯議長(江守俊光君) 市長からごあいさつがございます。
〔市長 安念鉄夫君 登壇〕
◯市長(安念鉄夫君) 9月定例議会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げたいと思います。
提案いたしました諸案件につきましては、決算案件を除き、可決、承認をいただきまして、まことにありがとうございました。
会期中には、多くの御意見並びに提案をいただきまして、私に対する批判もありましたが、それなりに受けとめてまいりたいと存じております。
特に、改革による三位一体の行財政や障害者等の支援法あるいは介護保険や医療費の問題、福祉関係制度についても変わったわけでございまして、随分心配の御意見もございました。住民と直接接する市役所といたしましては、今後十分御意見に対して配慮してまいりたいと、このように存じておる次第でございます。
つきましては、この地域の支援ネットワーク、おかげさまで庄川の健康プラザももう竣工いたしますし、委員会でもお話がございました北部苑等につきましても、これから活用していただいてサービスの充実を図りたい、このように思っておる次第でございます。
私は、小泉改革も不十分な改革であったのではないかと。いずれにしてでも、一段落を過ぎて、いよいよ「美しい国へ」というキャッチフレーズで、もう当選されたと思いますけれども、登場されるようであります。この『美しい国へ』という著書を私も読んでまいりました。この文言からいいますと、地方の、あるいはふるさとの山や川や、そういう緑地を何か褒めていただける本かなと思って実は読んできたけど、最後までそれはなかったんです。いずれにしましてでも、この第2ラウンドということになります。浅学の私は批判するわけではございませんけれども、小泉改革を踏襲するような文言でございました。随分厳しくなると思います。
そのことにつきましては、市長会でも、ほかにすべきことや地方分権に対するそれこそ骨太の政策提案を今いたしておるところでございます。論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道、アメリカの姿ばかり追い続けて迷走すると書いておりますベストセラーがございます。これは数学者でもございますけれども、私たちは住民と直接対話をする立場でありまして、教育、子育て、福祉、農業、また、まちづくりや防災など、地に足をつけた行政を行うべきであろうと、このように考えております。
つきましては、議員各位の御指導をお願い申し上げ、今後の御活躍を期待いたしまして、閉会に当たりましてのお礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。
閉会の宣告
◯議長(江守俊光君) これをもちまして、平成18年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
どうも御苦労さまでございました。
午後 2時48分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成 年 月 日
議 長 江 守 俊 光
署名議員 岡 本 晃 一
署名議員 瘧 師 富士夫
署名議員 福 島 洋 一