平成15年9月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時06分 開議

◯議長(石田君) ただいまから、平成15年9月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(石田君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により議長において
   18番 吉 澤 邦 麿 君
   19番 松 本 恒 美 君
   20番 梶 谷 公 美 君
を指名いたします。

◯議長(石田君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。本9月定例会の会期は、本日から9月19日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(石田君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月19日までの16日間と決定いたしました。

◯議長(石田君) 次に、日程第3 市町村合併特別委員会の報告を議題といたします。
 市町村合併特別委員長 山岸銀七君。
  〔市町村合併特別委員長 山岸銀七君 登壇〕

◯市町村合併特別委員長(山岸君) 市町村合併特別委員会の御報告を申し上げます。
 当特別委員会は、6月定例会以降、7月9日、8月8日及び8月27日の3日間にわたり、市長を初め関係当局の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、7月9日に開催いたしました第12回特別委員会では、前日に開催された第3回砺波市・庄川町合併協議会での協議・提案事項等について説明を受け、確認をいたしたところであります。
 その中で、協議事項については6協定項目に係る協議が行われ、「財産及び債務の取扱いについて」及び「学校の通学区域について」の2項目についての決定が保留され、残る4項目については原案のとおり決定されたとのことでありました。
 また、提案事項については、新市の固定資産税の税率を現在、本市に適用している1.45%にするなどとする「地方税の取扱い」や「公共的団体等の取扱い」「国際交流事業の取扱い」についてなど、新たに7項目が提案されたとのことでありました。
 さらには、分科会レベルでの事務事業のすり合わせに係る進捗状況については88.5%であるとのことでありました。
 次に、第13回特別委員会につきましては、8月8日の第3回市議会臨時会終了後に開催したところであります。その中では、近隣地域の市町村合併の状況についての説明を受けるとともに、砺波市・庄川町合併協議会が、7月31日から8月1日にかけて実施された岐阜県山県市への先進地視察の結果についても報告を受けたところであります。
 同市は、本年4月1日に2町1村の新設合併により新たに誕生した人口3万2,000人の市であり、旧役場庁舎の取り扱いや支所機能の内容、さらには新市のまちづくりや事務事業の調整方針等について研修を行い、合併協議会委員など22名が参加したとのことでありました。
 また、8月31日に開催されました「新市まちづくりシンポジウム」の計画内容等について説明を受けたところであります。
 次に、8月27日の第14回特別委員会では、8月11日に開催された第4回砺波市・庄川町合併協議会での協議・提案事項等について説明を受け、確認をいたしたところであります。
 その中で、協議事項につきましては、前回の合併協議会で提案された「地方税の取扱いについて」など7項目と、保留となっていた「財産及び債務の取扱いについて」など2項目の計9項目が原案のとおり決定されるとともに、提案事項については、「特別職の身分の取扱いについて」「町・字の区域及び名称の取扱いについて」など6項目が新たに提案されたとのことでありました。この結果、合併協議会における52項目の協議項目中23項目が提案され、うち17項目が決定されたことになるものであります。
 また、委員から、平成16年12月を目途としている合併の期日について早めることができないかとの要望があったところであります。
 当委員会ではさらに、合併に伴う「議会議員の定数及び任期の取扱い」に関し、合併特例法に基づく特例制度や選挙区制度等についても協議を重ねており、9月中には本市議会としての方針を出すとともに、議会事務局分科会における協議項目についても検討をいたしているところであります。
 以上、甚だ簡単ではありますが、市町村合併特別委員会の御報告といたします。

◯議長(石田君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第57号から議案第62号まで、平成15年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外5件についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに一般会計補正予算案を初め当面必要となってまいりました議案等につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、市政の概要等について申し上げます。
 まず、平成14年度一般会計及び特別会計の決算の概要と当面の財政運営について御報告いたします。
 平成14年度一般会計決算は、歳入総額186億4,422万7,000円、歳出総額175億1,816万3,000円で、実質収支では9億6,654万2,000円の黒字決算となりました。また、特別会計は、国民健康保険事業特別会計が8,526万9,000円、同太田診療所特別会計が951万7,000円、老人保健医療事業特別会計が718万1,000円、赤坂霊苑特別会計が5,000円のそれぞれ黒字決算となり、このほか、下水道事業特別会計が実質収支で24万5,000円、農業集落排水事業特別会計が実質収支で94万2,000円と、ともに黒字決算となっております。
 これらの決算につきましては、ただいま監査委員の審査に付しているところでありますが、後日、その意見を付して御審議を願うことになりますので、よろしくお願いいたします。
 さて、我が国経済は、8月の月例経済報告で5カ月ぶりに景気判断を上方修正したところでありますが、これは、企業活動が次第に回復してきたのに加え、家計部門でも個人消費に明るい兆しが見えるためとしております。しかし、景気の先行きはまだ不透明とした懸念材料もあり、近時高値を更新している株価も、今後継続的に上昇するのは難しいとする声があるほか、長雨、冷夏により農作物や夏物衣料などに影響を与えている等、引き続き経済動向に注目する必要があると考えております。
 財務省は、平成16年度予算の概算要求基準について、政策的経費である一般歳出を平成15年度の47兆5,900億円をやや上回る48兆円前後とする方針ですが、公共投資関係費を前年度の8兆9,100億円から3%、政府の判断で増減できる裁量的経費を5兆4,900億円から2%、それぞれ削減することとしております。
 地方財政についても、今後この基本方針に沿って財政運営及び歳出見直しを図ることとして検討が進められるものとしております。このように極めて厳しい現状を踏まえて、市政の今後の施策を推進しなければならないと考えておりますので、議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、市町村合併について申し上げます。
 砺波市・庄川町合併協議会での協議につきましては、去る9月2日に開催されました第5回会議までに、合計52の協定項目中27項目についての調整案が提案され、うち23項目について調整方針が決定されたところであります。新市建設計画を除くその他の項目につきましても、現在、専門部会での調整段階にあり、おおむね順調に協議が進められているものと考えております。
 また、去る8月31日に開催いたしました「新市まちづくりシンポジウム」では、4月に実施されました新市まちづくりアンケートの結果も踏まえ、合併協議会事務局から提案されました新市将来像の素案に対しまして、いろいろな角度からの御意見・御提言をいただきました。新市建設計画の策定に当たり、参考にしてまいりたいと考えております。
 次に、全国散居村サミットについて申し上げます。
 来る10月10日から11日にかけまして、散居景観を有する全国7市町の関係者が一堂に会して、当市では2度目となります「第6回全国散居村サミットin砺波」を開催いたします。
 主な内容は、7市町の首長等による意見交換のほか、砺波散村地域研究所創立20周年記念行事もあわせたシンポジウムの開催等を予定いたしております。さらに、関連事業として「第2回全国田園空間博物館推進大会inとなみ野」も開催され、豊かな地域資源に恵まれた砺波の散居村を全国に発信してまいりたいと考えております。
 次に、防災対策について申し上げます。
 総合防災訓練につきましては、本年度は9月27日に庄西中学校校下を中心に「高道多目的運動広場」を訓練会場として、地域の皆様とともに、各関係機関の協力を得ながら、火災や地震などを想定した実践的な救助訓練、避難訓練等を実施する予定であります。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 まず、高齢者福祉について申し上げます。
 北部地区総合福祉施設の整備につきましては、建設用地の候補地の選定について、関係地区の皆様に御尽力をいただいておりましたが、このたび関係者の御同意があり、用地買収に取り組んでいるところであります。
 また、特別養護老人ホーム砺波ふれあいの杜につきましては、去る8月28日に竣工式が行われ今月からオープンされました。この施設はショートステイ、デイサービスセンター並びに在宅介護支援センターも併設しており、市内の高齢者福祉施設として重要な役割を果たすものであると考えております。市といたしましては、建設当初に申しておりましたとおり、建設費の借入金償還計画に基づき、その一部を補助してまいりたいと考えております。
 次に、社会福祉協議会の合併について申し上げます。
 砺波市と庄川町の合併に伴い、社会福祉協議会につきましても合併することとなりますが、市といたしましては、その合併協議会を支援して、円滑な地域福祉の推進を図りたいと考えております。
 次に、児童福祉につきましては、急速な少子化の流れを変えるため、従来の取り組みに加え、新しく次世代育成支援対策推進法が先の国会で成立いたしました。
 この法律において、地方公共団体及び企業における10年間の集中的、計画的な取り組みを促進するため、行動計画を策定することとしており、本年度においてニーズ調査を実施する予定であります。
 次に、市民の健康増進につきましては、昨年より策定作業を進めてまいりました「砺波市健康プラン21」を今月中に刊行し、また、普及版のリーフレットを市広報に折り込んで、その趣旨のPRに努めたいと考えております。
 策定に際しましては、公募委員を含む策定懇話会の開催、市民アンケートの実施、市内での公聴会の開催等により広く意見を聴取し、その集約化に努めたところであります。
 この計画で、健康増進法の趣旨に合わせ、壮年期死亡の減少と健康寿命の延伸を基本目標としており、それを実現するために、1)市民一人一人の健康づくり、2)個人を支える地域の健康づくり、3)健康を支援する環境づくりの推進を掲げておりますが、それぞれ具体的に実践していくことが肝要であると考えております。
 次に、病院事業について申し上げます。
 6月下旬に東棟の供用を開始し、西棟との一体的な運用によりまして、来院される皆様に機能的な療養環境を提供できるよう努めているところであります。
 引き続き北棟、外来棟の改修に着手し、健康センター部分もあわせて、来年2月の完成に向けて鋭意努力しているところであります。
 病院経営につきましては、今年4月の患者負担率の改定もあって医療機関にとって厳しい経営環境が続いておりますが、病病連携や病診連携の推進、救急体制の充実等により、一層地域の皆様に信頼される病院となるよう努めているところであります。
 次に、住民基本台帳事務について申し上げます。
 これからの高度情報化社会に対応し、行政事務の簡素効率化を図るため、昨年の第一次稼働に引き続いて、全国の市町村を電気通信回線で結ぶ「住民基本台帳ネットワークシステム事業」の第二次稼働を8月25日から実施し、「住民基本台帳カード」の発行、「住民票の写しの広域交付」「転入転出手続の簡素化」等ができるようになりました。
 また、市街地の「住居表示」につきましては、出町土地区画整理事業における換地事務の完了に伴い、「表町、本町」における街区符号と住居番号の見直しが必要となり、地元との協議を行うとともに、住居表示審議会が開催され、諮問に対する答申をいただきましたので、9月20日からの実施に向けて事務手続を進めているところであります。
 次に、環境政策について申し上げます。
 砺波市環境基本計画につきましては、まちづくり委員会、環境審議会が鋭意開催され、御審議を賜り、計画の素案がまとまったところであります。
 今後、9月下旬から10月中旬にかけ地区別説明会を開催し、地域で取り組める具体的な施策について意見交換をし、より実効性のある環境基本計画にいたしたいと考えております。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 現在、当市における交通事故死者数は4名であり、昨年の死亡事故死者数を1名上回っている状態であります。交通事故発生件数、負傷者数ともに増加しており、特に高齢者の交通事故が増加傾向にあります。
 市では、「秋の全国交通安全運動」の施策を積極的に実施することにより、交通事故を防止し、安全で住みよいまちを築いてまいりたいと考えております。
 次に、観光事業について申し上げます。
 本年で第11回を迎えました「カンナフェスティバル」は、夏休み期間中の子供たちやお盆に帰省した方々が訪れ、夏のフラワーイベントとして、それぞれ趣向を凝らした企画が好評を博したところであります。
 また、本年で16回を迎えます「コスモスウォッチング」は、10月4日から19日までの16日間、夢の平スキー場で開催される予定であります。今年からはペアリフトも運行し、空中より100万本の色とりどりのコスモスと眼下に広がる散居村を十分に楽しんでいただけるものと思っております。
 次に、農林関係事業について申し上げます。
 農作物の作柄につきましては、チューリップは春先からの気象条件に恵まれ病害虫等の被害も少ない状態でしたが、昨年の球根植え付け時の土壌条件の不良から球根の肥大が悪く、収穫は平年より「やや不良」とのことでありました。
 また、稲作につきましては、主力品種である「コシヒカリ」について出穂期を8月5日以降にするために、今年度は田植え時期の繰り下げを行ってきたところ、出穂期は8月8日となりました。しかしながら、梅雨明け後の低温、日照不足が続き、出穂後の登熟への影響が心配されるところであります。
 おいしい、安心、安全なとなみ米を生産するために、昨年度より選別機の網目を1.85ミリメートルから1.9ミリメートルへの交換普及を進めておりますが、今年度からは生産履歴について各農家に記帳していただいております。
 今後は、主力種である「コシヒカリ」について、適期の収穫作業や適正な乾燥作業による品質の向上を図るなど、上位等級比率の向上に向け、関係機関とともに取り組んでまいりたいと考えております。
 また、平成16年から実施される米政策改革大綱については、国からの詳細事項や金額についての発表が遅れている状況にありますが、地域自らの発想・戦略で行う取り組みについて、農業者、農業団体が主役となる地域水田農業ビジョンを策定するための組織を立ち上げ、地域ごとの特徴ある米づくりの本来あるべき姿の実現に向けて、農業者、農業団体と行政機関とが一体となり、お互いに知恵を出し合い、砺波の農業を守り育てていきたいと考えているところであります。
 次に、農山村の整備を図る各事業につきましては、国・県の補助金交付決定に基づき鋭意事業の推進に努めております。
 また、田園空間整備事業の中で計画されております(仮称)散居村ミュージアムの整備につきましては、県において実施設計に向けた諸準備が進められております。今後とも、住民の皆様や市の意見が設計等に反映されるよう調整に努めてまいります。
 次に、土木事業について申し上げます。
 国道整備につきましては、国道359号砺波東バイパス事業は、庄下地内の中部スーパー農道(市道矢木東石丸線)から太田地内の主要地方道高岡庄川線までの平成16年3月末供用開始に向け、現在、鋭意舗装工事が進められております。
 また、柳瀬地区においては、設計協議を終え、現在、用地測量が進められており、さらに、庄東地区においては、予備設計に必要な測量調査を実施するため、関係地区の説明会が行われたところであります。
 県道整備の主な路線につきましては、主要地方道砺波福光線が九本杉地内から高儀地内までの区間が供用開始されたところであり、富山戸出小矢部線等の改良事業も進められております。また、主要地方道砺波庄川線、砺波小矢部線及び一般県道井栗谷大門線の拡幅改良につきましては、事業計画について地元及び関係機関との協議が進められているところであります。
 市道整備の主な路線につきましては、三島町堀田島線、堀田島線、増山ダム線等の幹線市道や伏木谷線等の生活道路の工事を進めるとともに、公園柳瀬線、十年明鷹栖線、鹿島荒高屋線の路線につきましては、地元との協議を進めているところであります。
 また、消雪施設リフレッシュ事業といたしまして、市道停車場中央町線の消雪施設のリフレッシュ工事に着手したところであります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 県施行街路事業の国道359号線につきましては、広上町交差点まで完成間近となり、交差点から西側100メートルまでの用地補償も順調に進んでおり、引き続き事業推進に努めてまいります。
 次に、組合土地区画整理事業について申し上げます。
 杉木地区において今年度予定しております物件移転補償契約がほぼ完了し、また整地や区画道路の築造などの工事も順次発注されているところであります。
 出町市街地東部地区につきましては、まちづくり総合支援事業を取り入れた面的整備の検討を行っており、引き続き地元と協議し、早期事業着手を目指してまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、杉木・太郎丸地区の工事が順調に進んでおり、特定環境保全公共下水道につきましても、庄下・南般若地区の工事が順調な進捗状況であり、また、栴檀山地区の浄化槽市町村整備推進事業も年内に完成する予定であります。
 ついては、下水道事業の発注率は85%に達しております。
 なお、事業の認可拡大を図ります中野・五鹿屋・柳瀬・太田の4地区につきましては、年内に国に対し認可申請をいたしたいと考えております。
 次に、教育関係について申し上げます。
 砺波東部小学校増改築事業につきましては、本事業建設推進委員会のほか、PTA建設特別委員会の教職員や保護者等の意見も参考としながら、実施設計策定作業を鋭意進めているところであります。
 また、5年目を迎える14歳の挑戦事業につきましては、10月6日からの実施予定で、現在、事業所などから受け入れ意向調査の結果を取りまとめるなど、準備を進めているところであります。
 次に、学校給食センターについて申し上げます。
 当センターは、8月20日に竣工式を終え、9月1日から供用を開始いたしました。また、望ましい食器として強化磁器食器を採用するなど、給食運営についても見直しを行ったところであります。
 以上、主な事業の進捗状況及び当面の課題等について、その概要を申し上げました。
 これより、本議会に提出いたしました議案等につきまして、御説明申し上げます。
 まず、議案第57号 平成15年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ7,107万円を追加補正し、歳入歳出予算総額は171億8,637万5,000円となるところであります。
 歳出予算の増額補正の主なものといたしましては、
 消防施設管理費            1,050万0,000円
 職業訓練センター運営管理費        600万0,000円
 かんがい排水事業補助         1,243万2,000円
 市道改良事業               670万0,000円
 国道359号線築造事業        2,680万6,000円
などであり、そのほか当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源といたしましては、
 県支出金                 618万1,000円
 諸収入                   44万8,000円
 市   債              3,010万0,000円
であり、不足する額3,434万1,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 このほか、債務負担行為につきましては、特別養護老人ホーム砺波ふれあいの杜建設事業に係る元利償還金補助として追加をするものであります。
 また、地方債につきましては、事業内容の変更等により限度額を3,010万円増額するものであります。
 次に、議案第58号 平成15年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ26万7,000円を追加補正し、歳入歳出総額は33億2,377万7,000円となるところであります。
 歳出補正は、平成14年度の医療費確定額に変更があったことに伴い、精算を要することから補正するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、国庫支出金及び繰入金で措置するものであります。
 次に、議案第59号 平成15年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ343万1,000円を追加補正し、歳入歳出総額は3億2,643万1,000円となるところであります。
 歳出補正は、公共ます新設工事並びにマンホール調整工事に係るものなどであり、これらの歳出補正に対する財源として、諸収入及び繰越金で措置するものであります。
 次に、条例関係につきましては、議案第60号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について外1件であります。
 次に、議案第62号 決算の認定につきましては、地方公営企業法の定めるところにより、平成14年度の砺波市水道事業会計及び砺波市病院事業会計の各決算について、監査委員の意見を付して認定をお願いするものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、認定を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(石田君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明9月5日から9月9日までの5日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(石田君) 御異議なしと認めます。よって、明9月5日から9月9日までの5日間は休会することに決定いたしました。
 次回は、9月10日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前10時40分 閉議