1.会議の経過
午後 2時02分 開議
◯議長(村中君) これより、本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
日程第1 議案第1号から議案第39号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
これより、各常任委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員長 江守俊光君。
〔産業建設常任委員長 江守俊光君 登壇〕
◯産業建設常任委員長(江守君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成14年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外11議案及び報告1件並びに請願1件を審査するため、去る3月11日午前10時から、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第1号 平成14年度富山県砺波市一般会計予算所管部分、議案第6号 平成14年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第7号 平成14年度砺波市農業集落排水事業特別会計予算、議案第8号 平成14年度砺波市水道事業会計予算、議案第13号 砺波市特定地域生活排水処理施設の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第14号 砺波市特定地域生活排水処理事業分担金徴収条例の制定について、議案第29号 砺波市企業誘致条例の一部改正について、議案第30号 砺波市下水道条例の一部改正について、議案第33号 市道路線の認定及び廃止について、議案第34号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第37号 平成13年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第38号平成13年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、専決処分第1号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、受理番号2番 雇用の危機突破を求める意見書採択等についての請願、以上、議案12件及び報告1件並びに請願1件であります。
当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案等については、それぞれ原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
また、請願1件については、継続審査とすることに決したのであります。
ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、夢の平レクリエーション地帯のスキー場に計画されているペアリフトの設置及び管理運営についてただしたところ、現在、夢の平スキー場のリフトについては、五谷観光企業組合が管理運営を行っているが、現在のリフトについては老朽化が進んでおり、スキー場として事故の防止及びアウトドアスポーツにおける青少年の健全育成の場や学習の場としての意味からもリフトの更新が必要であり、公設民営化施設として、砺波市において整備を行い、公共的団体である地元の五谷観光企業組合に管理運営を委託する予定とのことでありました。また、リフト料金については、近隣スキー場の料金等を参考に、今後検討するとのことでありました。
次に、田園空間整備事業におけるコア施設である散居村ミュージアムについてただしたところ、田園空間事業は、農業・農村環境を守るということであり、当市においても散居村の景観を守ることを踏まえ、アズマダチの家屋を移設保存し、コア施設機能を備えたもの及び内部を現代風に改装したモデルとなるもの並びに古い農機具の展示等を考えているとのことでありました。
さらに、可能であれば、市民農園や農業公社の農機具格納庫なども併設したいとのことでありました。
また、設置場所については、観光施設としての活用も踏まえ、高速道路、国道及び主要地方道からのアクセスを考えるとともに、出町市街地の溢水対策や農林水産省の補助事業であることから、農業振興地域内の太郎丸地内に用地を確保するとのことでありました。
次に、栴檀山地区における砺波市特定地域生活排水処理事業の事業期間等についてただしたところ、同地区における事業実施期間は5年間とし、この期間経過後に、合併処理浄化槽を設置する場合は、個人による設置及び管理となり、それに対する助成措置は行わないとのことでありました。
また、使用料等については、農業集落排水事業で行った地区と同額とのことでありました。
その他、フラワー都市交流連絡協議会の加盟都市について、夢の平コスモス荘の運営について、公共施設における砺波産農産物の利用拡大について、水道施設無人化に伴う配水池の安全対策について、農業者団体の育成事業について、BSE問題に対する畜産農家対策について、チューリップ公園の植栽管理について、利賀川工業用水の確保対策について、大辻地内の畜産農家の悪臭対策について、溢水対策としての河川改修の状況について、公共下水道事業における2期幹線についてなどの意見、要望がありました。
以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。
◯議長(村中君) 民生病院常任委員長 松本 昇君。
〔民生病院常任委員長 松本 昇君 登壇〕
◯民生病院常任委員長(松本君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成14年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外13議案及び請願2件を審査するため、去る3月12日、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第1号 平成14年度富山県砺波市一般会計予算所管部分、議案第2号 平成14年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号 平成14年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計予算、議案第4号 平成14年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算、議案第5号 平成14年度砺波市赤坂霊苑特別会計予算、議案第9号 平成14年度砺波市病院事業会計予算、議案第22号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第26号 砺波市デイサービスセンター条例の一部改正について、議案第27号 市立砺波総合病院並びに診療所の使用料及び手数料条例の一部改正について、議案第28号 砺波市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、議案第34号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第35号 平成13年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第36号 平成13年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計補正予算(第1号)、議案第39号 平成13年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、受理番号1番 医療制度改革について、国への意見書採択を求める請願書、受理番号3番 安心の医療制度への抜本改革を求め、意見書採択等についての請願、以上、議案14件、請願2件であります。
当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、原案のとおり可決することに決したのであります。
また、請願2件につきましては、不採択とすることに決したのであります。
ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、砺波市デイサービスセンター条例の一部改正が上程されているが、その内容についてただしたところ、従来、直営委託方式で実施していた2カ所のデイサービスセンターの公設民営化を図ることにより、民間活力の導入を図るため、今回、所要の条例の一部改正を行うとのことでありました。
庄東デイサービスセンターについては、社会福祉法人「砺波福祉会」が、南部デイサービスセンターについては、社会福祉法人「砺波市社会福祉協議会」が、それぞれ事業者として運営するとのことで、祝祭日の運営などそれぞれの施設で工夫を行い、サービス水準の向上が図られるとのことでありました。
当委員会としても、民営化によるサービスの低下を来さぬよう指導されるよう要望するものであります。
次に、児童扶養手当給付事務についてただしたところ、児童扶養手当給付事務については、本年8月に県から市に事務移管されるもので、対象者は公的年金を受給していない母子家庭等であり、給付に関する制限は段階的に分かれており、現在143名が受給資格を有しているとのことでありました。
近年は離婚による受給者が増加しており、現在、所得制限等の見直しも進められており、受給者の拡大の検討がされているとのことでありました。また、父子家庭については本制度の対象とはならないが、ひとり親家庭医療費については既に助成されているとのことでありました。
次に、国民年金業務が国に事務移管された後の市における事務の内容についてただしたところ、国民年金業務については、平成12年4月に制定された地方分権一括法の施行により機関委任事務から法定受託事務への移行が進められ、平成14年4月からは、国民年金業務のうち、年金保険料の収納事務や3号該当被保険者に関する事務などが国に事務移管されることになるとのことでありました。
今後、市が所管する業務としては、年金窓口相談及び受付業務、国民年金加入促進業務等があり、こうした法定受託事務を継続して行うことになるとともに、社会保険事務所との連携をより密にして情報把握を図りながら業務を行うとのことでありました。
次に、企業債残高が平成15年にピークを迎え、償還元金及び利息の負担が増大してくるが、今後の病院経営の見通しについてただしたところ、平成14年度末までの病院企業債残高は150億円程度になる見込みとのことでありました。
また、医療を取り巻く環境は、本年4月からの診療報酬の引き下げや、平成15年度から始まる健康保険本人3割負担などの影響により患者数が減り、病院経営が厳しいことが予測されます。
そのため、増改築を機会に高額な医療器械を導入し高度医療を進めるとともに、平均在院日数の短縮、紹介率、病床利用率の向上を図り、患者に信頼される急性期病院を目指していきたいとのことでありました。
その他、今後の福祉施設の開所見込みについて、在宅介護支援センターの現状について、老人福祉施設への待機者の状況について、斎場における炉の改修計画について、不妊治療に対する助成制度について、ごみの指定袋の改良について、野焼き防止の市民への周知について、病院の給食材料の調達状況について、救急車両の進入路の混雑について、病院内での患者への誘導案内について、在宅福祉推進におけるヘルスボランティアの地域活動について等の意見要望がありました。
以上、まことにに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生病院常任委員会の報告といたします。
◯議長(村中君) 総務文教常任委員長 高田隼水君。
〔総務文教常任委員長 高田隼水君 登壇〕
◯総務文教常任委員長(高田君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成14年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外16議案及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る3月13日、豊町地内にある金岡家の現地調査の後、午前10時から三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第1号 平成14年度富山県砺波市一般会計予算所管部分、議案第10号 公益法人等への砺波市職員の派遣等に関する条例の制定について、議案第11号 砺波市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の制定について、議案第12号 砺波市出町体育館条例の制定について、議案第15号砺波市条例の整備に伴う特別措置に関する条例の制定について、議案第16号 砺波市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について、議案第17号 砺波市職員定数条例の一部改正について、議案第18号 砺波市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第19号 砺波市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、議案第20号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について、議案第21号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第23号砺波市立小・中学校設置条例の一部改正について、議案第24号 砺波市立幼稚園条例の一部改正について、議案第25号 砺波市学校運動場夜間照明施設条例の一部改正について、議案第31号 砺波市民会館条例の廃止について、議案第32号 栴檀山東部辺地に係る総合整備計画の策定について、議案第34号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、専決処分第1号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、以上、17議案、報告1件であります。
当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議をいたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決または承認をすることに決したのであります。
ここで、主な質疑、要望、意見等について申し上げます。
まず、出町文教ゾーンについての今後の見通しについてただしたところ、現在、出町文教ゾーン構想については、昨年6月に、市民の委員15名及び職員5名で構成された生涯学習検討委員会が発足され、過去5回の検討会が開催をされ、現在の図書館の活用方法を含め、他市の状況も研究しながら砺波市にふさわしい方向を検討しているとのことでありました。
次に、今回、青年団体活性化プログラム事業が新規に、及び青少年地域活動事業並びに地区体育振興事業が上程されていることについてただしたところ、青年団体活性化プログラム事業については、3カ年をめどに全市的な規模で青年団体の活性化を図るものであり、初年度である平成14年度においては、公民館と連携をし、地域で活動を行っている青年を中心に、一泊研修、シンポジウム、軽スポーツ等も取り入れたものを考えているとのことでありました。
また、青少年地域活動事業については、各地区公民館において従来から実施されていたそれぞれの地域の特性を生かした活動をさらに充実させ、三世代交流や農業体験など子供たちにさまざまな体験活動を提供しようという意図で、これらの独自の活動に対して助成するものであります。
地区体育振興事業については、平成13年度から実施しているもので、地域スポーツの振興を図ることを目的に、年8回以上のスポーツ教室を2教室以上実施する地区に交付するもので、地区体育振興会が組織されていない地区に対しては、同振興会の設立支援のため交付するものとのことであり、本年4月から実施される学校完全週5日制を視野に入れたものであるとのことでありました。
次に、出町小学校で使用していたプレハブ校舎の移設時期及び利用についてただしたところ、4月の出町小学校の移転の後、夏休みをめどに砺波東部小学校に移設を行うとのことでありました。
移設の場所については、計画されている砺波東部小学校増改築工事を踏まえ、同小学校の中庭に移設し、その活用については、学校の実情に合わせ多目的に活用するとのことでありました。
次に、2カ年にわたって実施されたIT講習会終了後の市民への対応についてただしたところ、緊急地域雇用創出特別交付金事業により、新たに1名の専門家を確保し、情報機器の取り扱い等について、電話相談を含めてのサポート体制をとるとのことでありました。
その他、総合運動公園内取付道路工事について、砺波市文化財のPRについて、砺波市文化会館の改修工事について、庁舎の補修について、金岡家の用地取得について、小中学校スキー教室について、地域の社会体育館の管理体制について、国際交流について、市町村合併について等の意見、要望がありました。
以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。
◯議長(村中君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
14番 西尾英宣君。
〔14番 西尾英宣君 登壇〕
◯14番(西尾君) 議案第1号 平成14年度富山県砺波市一般会計予算、議案第26号 砺波市デイサービスセンター条例の一部改正について、議案第27号 市立砺波総合病院並びに診療所の使用料及び手数料条例の一部改正について、議案第34号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)について、反対の立場で討論をいたします。
地方自治体の第1の使命は、住民の安全、生活、福祉を守ることでありますが、長年自治体がゼネコン向けの開発会社になった結果、当市の一般会計の地方債は、10年前の88億円がついに202億円、一般会計の予算は、10年前の137億円が166億円と130%の伸びなのに、借金は230%、実に2.3倍であります。
この開発会社型から抜け出し、地方自治体本来の姿を取り戻すことが今こそ大切です。財政危機はどうして起こったかの検証が必要です。そして、ゼネコン型の開発優先の逆立ちを改め、住民奉仕という自治体の原点に立ち返ることが大切です。
このことからも、散居村ミュージアムの計画については、総事業費14億円だけでなく、進入道路の建設のこともあり、根本的に見直しが求められています。田園空間博物館事業のコア施設について、財政事情からだけでなく、維持管理についてもどこが責任を持っていくのか明確ではなく、慎重に対処されることを求めるものです。
その対処方向として、県に任せるのではなく、散居村ミュージアム市民会議を設置して、場所も含めて、チューリップ公園の活用なども視野に入れて十分に検討することを求めるものです。
次に、チューリップ四季彩館の名誉館長の報償費365万4,000円についても疑問があります。東京からの月2回の旅費を含めての予算措置とのことですが、チューリップ四季彩館が設立されて今年で7年目に入りました。遠方の著名人より、地元の有識者を館長にされたほうがよりよいと思います。
次に、新規球根生産農家誘導事業補助金64万2,000円の削減について疑問を感じます。チューリップ全国一を誇っている砺波市として、年々減少、老齢化のもとで新規にやっていく人を育てていくことこそ必要なのに、削るというのは理解できません。チューリップ球根生産拡大方策を一昨年2月発表、「球根生産農家が高齢化し、後継者育成が急務となっている」と指摘しておりながら、この措置は許せないものであり、復活を求めます。
次に、下水道については、栴檀山地区並びに公共下水道の地域でも、離れた家について合併浄化槽で進めていくことは前進であります。しかし、東野尻、鷹栖、林、若林、高波地区で合併浄化槽で整備をするときに、「将来、公共下水道計画認可区域となったときは下水道負担金を納入し、下水道に接続することに同意をする」ことを条件としていることは問題です。誓約書をとることをやめることを求めるものです。
次に、議案第26号 砺波市デイサービスセンター条例の一部改正については、砺波市が指定事業者となって、4時間、6時間という枠の中で誠実にサービスの提供をして、お年寄りを初め市民からも評価されていましたが、今回、砺波福祉会と砺波市社会福祉協議会を指定事業者化させる公設民営化方式に変えるものです。食事代の徴収、4・6時間から6・8時間へ延長できることで利用料の引き上げなど、公設民営化で結局利用者に負担を押しつけるものです。在宅福祉にこそ力を入れていかなければならないときに、デイサービスについては今まで市でやってきたことであり、継続されることを求めるものです。議会で議決もしていないのに、決まったかのように庄東デイサービスセンターの利用者に説明をしているなど、議会無視も甚だしい。デイサービスセンターの公設民営化に反対します。
次に、議案第27号 市立砺波総合病院並びに診療所の使用料及び手数料条例の一部改正については、開業医の紹介でなく、非紹介患者初診加算料400円が1,000円に引き上げられるものです。厚生労働省はかかりつけ医を奨励する施策として機能分担をするとのことですが、患者の負担を2.5倍も引き上げることは問題です。
最後に、議案第34号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算の中で、文化財保護事業1億8,083万3,000円の支出について一言申し述べたいと思います。
12月議会でも伺ったところですが、文化財保存施策について明確にしていくための要綱、条例などの整備が必要だと思います。近藤家のなまこ壁の蔵の取り壊しはマスコミも大きく取り上げ、住民からは大変残念がられたものです。
金岡家の購入に多くの市民は疑問の声があり、今後の文化財の保存施策についてどうするのでしょうか。しかも、復元整備後の活用について、市民の願いや要望があるのでしょうか。公開文化財としてあるいは生涯学習の場として活用することになっていますが、もっと深く検討する必要があったのではないでしょうか。カヤのふき替えについても、25年が経過し、ふき替えに1,500万円もかかるそうで、今後の維持管理費を考えると、砺波市の財政事情からも再検討が必要だと思います。
東部小学校の特別教室の不足問題やねたきり老人を抱えた御家庭のことを考えていくこと、砺波市政として深く考えていくことこそ、市政に今求められていることではないでしょうか。
3月議会の議決に当たり、提案されました議案についての討論といたします。
◯議長(村中君) 以上で討論を終結いたします。
これより、順次採決をいたします。
まず、議案第1号、議案第26号、議案第27号、議案第34号の4件を採決いたします。
以上の案件に対する各委員長報告は、原案のとおり可決であります。
各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(村中君) 起立多数であります。よって、以上の案件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第2号から議案第25号まで、及び議案第28号から議案第33号まで、並びに議案第35号から議案第39号までの議案35件並びに報告第1号を一括して採決いたします。
以上の案件に対する各委員長報告は、原案のとおり可決または承認であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(村中君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、原案のとおり可決または承認されました。
◯議長(村中君) 次に、日程第2 医療制度改革について、国への意見書採択を求める請願書外2件を議題といたします。
請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。
これより、受理番号1番 医療制度改革について、国への意見書採択を求める請願書について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
14番 西尾英宣君。
〔14番 西尾英宣君 登壇〕
◯14番(西尾君) 受理番号1番 医療制度改革に関する意見書についての賛成討論をいたします。
来年度予算案に盛り込まれた高齢者医療の改革案は、負担増はもとより、お年寄りの命と健康、暮らしを深刻にする大改悪です。改革案は、今年10月から「70歳以上の高齢者の患者負担は定率1割負担とする。ただし、一定以上の所得の者は定率2割とする」としています。これに伴い「外来の患者負担に係る月額上限制と診療所の定額負担選択制を廃止する」としています。
お年寄りの医療費自己負担は大変深刻です。月に1回、慢性呼吸不全で在宅酸素療法を受けているお年寄りの場合、自己負担額は、現行の定額800円から1割負担の8,990円となります。年間の負担増は10万円近くに上ります。
新たに自己負担限度額が設けられましたが、その高さはべらぼうです。限度額が、低所得でさえ3,000円から8,000円と2.6倍に、一般では4倍にも上ります。
しかも、窓口での支払い方法が激変します。現行は限度額を超えて請求されることはありませんが、改悪されれば償還払いとなります。これは、かかった医療費の1割に当たる自己負担分の全額を一旦医療機関に支払い、その後に市町村などの窓口に申請し、限度額を超えた分の返還を受けるやり方です。当座必要となる自己負担分の費用が用意できなければ医者にかかることはできません。還付を受けるにも大変手間がかかります。
本来、財布の中を心配しないで安心して医者にかかることができるのが医療保険ではないでしょうか。何重にも不安を持ち込む小泉医療改革は、お年寄りは医者に行くなと言っているようなものです。
小泉首相は、健康保険の自己負担を2割から3割に引き上げる問題でも、多くの国民が反対しているのに、来年4月からする方向で進められています。「自己負担を低くすると何でもない人が病院に殺到する」と平然と言ってのけたように、小泉首相の医療改悪は、国民の痛みを理解しようとせず、関心を持たない冷酷さのあらわれです。
関係者の公平な痛み分けであるかのように装って、「三方一両損」などと言い、「肝心の国と製薬会社が入っていない」と追及されると、「製薬会社には利益を上げていただきたい」と大企業の肩を持つ態度に終始しました。大企業優先で、国民の命や健康、暮らしにむとんちゃくというのが小泉政治ではありませんか。お年寄りから現役世代まで、あらゆる層にわたって負担増を求め、医療機関への足を遠のかせる医療改悪はやめさせるしかありません。
12月議会では、富山県において医療保険制度改革に関する意見書が採択されましたことから、当市においても採択されますことをお願いいたしまして、賛成討論といたします。
◯議長(村中君) 以上で討論を終結いたします。
これより、受理番号1番 医療制度改革について、国への意見書採択を求める請願書を採決いたします。
お諮りいたします。医療制度改革について、国への意見書採択を求める請願書に対する委員長報告は不採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(村中君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
これより、受理番号2番 雇用の危機突破を求める意見書採択等についての請願について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 討論なしと認めます。
これより、受理番号2番 雇用の危機突破を求める意見書採択等についての請願を採決いたします。
お諮りいたします。雇用の危機突破を求める意見書採択等についての請願に対する委員長報告は継続審査であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(村中君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。
これより、受理番号3番 安心の医療制度への抜本改革を求め、意見書採択等についての請願について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 討論なしと認めます。
これより、受理番号3番 安心の医療制度への抜本改革を求め、意見書採択等についての請願を採決いたします。
お諮りいたします。安心の医療制度への抜本改革を求め、意見書採択等についての請願に対する委員長報告は不採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(村中君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
◯議長(村中君) 次に、お諮りいたします。ただいま議案第40号 砺波市公平委員会委員の選任についてが提出されました。この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
これより、議案第40号を議題といたします。
本案について提案理由の説明を求めます。
市長 安念鉄夫君。
〔市長 安念鉄夫君 登壇〕
◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第40号 砺波市公平委員会委員の選任について御説明申し上げます。
現砺波市公平委員会委員 大沢真夫氏については、来る3月31日をもって任期満了となりますので、後任の砺波市公平委員会委員として大矢崇明氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(村中君) お諮りいたします。本議案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
これより、議案第40号を採決いたします。
お諮りいたします。議案第40号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、議案第40号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。
◯議長(村中君) ただいま議案第41号及び議案第42号 砺波市公平委員会委員の選任についてが提出されました。この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
これより、議案第41号及び議案第42号を議題といたします。
本案について提案理由の説明を求めます。
市長 安念鉄夫君。
〔市長 安念鉄夫君 登壇〕
◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第41号外1件、砺波市公平委員会委員の選任について御説明を申し上げます。
現砺波市公平委員会委員 佃 昌好氏並びに村岸清子氏については、4月11日に任期満了となりますので、引き続き両氏を砺波市公平委員会委員として選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
何とぞ慎重に御審議いただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(村中君) お諮りいたします。本議案2件については事情十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、本議案2件はこの際、直ちに採決することに決しました。
これより、議案第41号を採決いたします。
お諮りいたします。議案第41号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。
これより、議案第42号を採決いたします。
お諮りいたします。議案第42号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。
◯議長(村中君) 日程第3 議員提出議案第1号 砺波市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
20番 梶谷公美君。
〔20番 梶谷公美君 登壇〕
◯20番(梶谷君) 議員提出議案第1号 砺波市議会委員会条例の一部改正について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
今回、各常任委員会の所管事項を見直し、均衡させるとともに、これによって常任委員会の名称見直しを図るものであります。
改正の内容について申し上げます。
まず、従来の総務文教委員会の所管事項から教育委員会所管に関する事項を外し、市立砺波総合病院所管に関する事項を加え、「総務文教委員会」の名称を「総務病院委員会」に改めるものであります。
また、民生病院委員会から市立砺波総合病院所管に関する事項を外し、教育委員会所管に関する事項を加え「民生病院委員会」の名称を「民生文教委員会」に改めるものであります。
なお、産業建設委員会は、名称及び所管事項とも従来のとおりといたします。
所属の委員については、従来の総務文教委員会委員は総務病院委員会委員に、従来の民生病院委員会委員は民生文教委員会委員とするものであります。
お手元に配付してあります議案書として御提案いたすものであります。
以上、まことに簡単でありますが、提案理由の説明といたします。
◯議長(村中君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 討論なしと認めます。
これより、議員提出議案第1号 砺波市議会委員会条例の一部改正についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(村中君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決することに決しました。
◯議長(村中君) 日程第4 議員提出議案第2号 砺波市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
20番 梶谷公美君。
〔20番 梶谷公美君 登壇〕
◯20番(梶谷君) 議員提出議案第2号 砺波市議会会議規則の一部改正について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
第154回通常国会において、地方自治法の一部を改正する法案が可決成立する見込みとなったため、あらかじめ当市議会においても、所要の会議規則の一部を改正するものであり、お手元に配付してあります議案書として御提案いたすものであります。
以上、まことに簡単でありますが、提案理由の説明といたします。
◯議長(村中君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 討論なしと認めます。
これより、議員提出議案第2号 砺波市議会会議規則の一部改正についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(村中君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。
◯議長(村中君) 日程第5 砺波地区老人福祉施設組合議会議員の一般選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。指名につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
砺波地区老人福祉施設組合議会議員に、
安 念 鉄 夫 君
池 田 昭 作 君
を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
安 念 鉄 夫 君
池 田 昭 作 君
を砺波地区老人福祉施設組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
安 念 鉄 夫 君
池 田 昭 作 君
が砺波地区老人福祉施設組合議会議員の当選人に決しました。
ただいま砺波地区老人福祉施設組合議会議員に当選されました
安 念 鉄 夫 君
池 田 昭 作 君
が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。
◯議長(村中君) 次に、日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。
◯議長(村中君) 以上をもちまして、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
これをもちまして、平成14年3月砺波市議会定例会を閉会いたします。
市長よりごあいさつがございます。
〔市長 安念鉄夫君 登壇〕
◯市長(安念君) 3月定例会閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げたいと思います。
平成14年度の計画及び予算につきまして慎重に審議を賜り、提出案件についてそれぞれ議決承認をいただきましたことにつきまして、まずお礼を申し上げたいと思います。
予算につきましては、総額413億円余に上るわけでございますし、平成13年度の景気対策ということで、補正予算につきましては約12億円の議決をいただいたわけでございます。これにつきましては、それぞれ繰り越しとなりますけれども、平成14年度早々から多忙な一年になるんではないかと、このように存じておる次第でございます。
審議の中では、市町村合併についても具体的に話がありました。また今回審議の中で、西尾議員さんからも批判がございましたが、福祉や教育などを推進する議論がございました。
西尾議員さんの反対討論について全部申し上げたいんですが、一つだけ申し上げておきたいと思います。
まず、砺波市を「ゼネコン開発型」とこのようにおっしゃって、まことに私は遺憾だと思います。このことだけは申し上げておきたいと思います。
確かに一般会計で201億8,000万円ぐらいになります。ただし、その中身を見ていただきたいわけです。御存じのように補正予算債がございます。それから、新しく臨時財源対策債が4億円もあるわけです。それから、辺地債でございましたり、減税補てん債であったりします。補正予算債等については、2、3年前から続いてまいりました景気浮揚という国の施策でございます。私どもが勝手に申し上げるのではなくて、御存じのように、起債は全部知事許可であります。でたらめにやってる場合には許可があたりません。したがいまして、このことを指して「ゼネコン開発型」と言われるのは、私はけしからんと思う。そのことを特に。
あと、反対に対する意見を全部申し上げたいんですが、時間がございませんから申し上げませんけれども、それぞれ私は御理解をいただいたと思いますし、審議中にございました御意見等については、これから尊重させていただきたいと、このように思います。
そして、幾つかの改革もやりました。これから組織も、大々的ではございませんけれども、少し見直しをして、即戦体制といいますか、そのような体制づくりをしてまいりたいと思います。つきましては、議員各位には今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと、このように存じております。
なお、国内外ともにふくそうした政治でございます。不況経済でございますが、これからも対応すべきことは即戦として対応し、職員とともに努力することをお誓いを申し上げまして、議会の閉会に当たりましてのごあいさつといたします。
ありがとうございました。
◯議長(村中君) これをもって散会いたします。
どうも御苦労さまでございました。
午後 3時05分 閉議
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成14年 3月15日
議 長 村 中 昭 二
署名議員 宮 木 文 夫
署名議員 柴 田 豊 明
署名議員 前 田 喜代志