平成14年9月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時04分 開議

◯議長(高田君) ただいまから、平成14年9月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(高田君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により議長において、
   12番 堀 田 信 一 君
   13番 山 岸 銀 七 君
   14番 西 尾 英 宣 君
を指名いたします。

◯議長(高田君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。本9月定例会の会期は、本日から9月20日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月20日までの17日間と決定をいたしました。

◯議長(高田君) 次に、日程第3 閉会中の継続審査事項の報告を議題といたします。
 市町村合併特別委員長 山岸銀七君。
  〔市町村合併特別委員長 山岸銀七君 登壇〕

◯市町村合併特別委員長(山岸君) 市町村合併特別委員会の御報告を申し上げます。
 当特別委員会は、去る7月8日開催の第2回臨時会において設置されて以来、7月30日、8月5日、8月9日及び8月30日の4回にわたり、当局の出席を得て、市町村合併協議会準備会における現在までの経過、砺波市の取り組み状況、各市町村において事前に調整すべき課題等について、詳細な説明を受けてまいりました。
 その中で、8月9日には、「合併の対象となる市町村を特に特定しないものの、合併を前提として検討する」ことを当特別委員会の基本方針と定めたものであります。
 さらに8月30日には、当局から砺波市が提出した課題である新市の中心地の設定については活動の中心である砺波市とし、核となる庁舎は市民の利便性から活動の中心に置くこと及び公共施設等の調整については、行財政の効率化を図るため、施設の役割分担や統廃合、民営化を検討しなければならないことの2項目について説明を受けた後、当委員会において砺波市議会議員全員により各地区自治振興会と連携の上、砺波市が提案した課題を含めて、市町村合併に関する市民の意向把握を行うことが必要と決したので、そのことについて議長に対し、全議員に要請されるよう要望いたしたところであります。
 以上、甚だ簡単ではありますが、市町村合併特別委員会の御報告といたします。

◯議長(高田君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第57号から議案第66号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外9件についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに一般会計補正予算案を初め当面必要となってまいりました議案等につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず、御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 初めに、市政の概要等について申し上げます。
 まず、平成13年度一般会計及び特別会計の決算の概要と当面の行財政について申し上げます。
 平成13年度一般会計決算は、歳入総額188億6,663万9,000円、歳出総額176億8,874万4,000円、翌年度へ繰り越すべき財源は3億1,450万4,000円で、実質収支では8億6,339万1,000円の黒字決算となり、また、特別会計は、国民健康保険事業特別会計が1億7,133万8,000円、同太田診療所特別会計が1,034万1,000円、下水道事業特別会計は実質収支で4,178万1,000円、農業集落排水事業特別会計が実質収支で6万5,000円とそれぞれ黒字決算となり、赤坂霊苑特別会計は収支差引残金なしとなっております。
 一方、老人保健医療事業特別会計は5,467万円の赤字決算となり歳入不足が生じましたので、繰上充用を行いました。
 これらの決算につきましては、ただいま監査委員の審査に付しているところでありますが、後日、その意見を付して御審議を願うことになりますのでよろしくお願いいたします。
 さて、我が国経済は、引き続き厳しいながらも低迷を脱し、年度後半には民需中心の回復に向けて緩やかに動き出すことが期待されているところであります。しかし、景気の動向は地域や業種によって異なるものと考えられることから、引き続き、経済動向を十分踏まえ、適切な財政運営を行うよう配慮する必要があると考えております。
 また、8月6日の経済財政諮問会議で、自治体の予算編成の指針となる地方財政計画の規模抑制、公共事業の長期計画見直し、補助金の整理・合理化などについて審議され、政府は、8月7日の閣議で2003年度予算編成の概算要求基準を了承したところであります。
 高齢化の進展や国債残高の増加を続ける歳出に対し、制度や政策の改革を行い、政策的経費である一般歳出は、今年度当初の47兆5,000億円を実質的に下回るものと思われます。また、一般歳出に地方交付税、国債費を加えた一般会計予算も、今年度の81兆2,000億円に近い水準に抑制するとしております。地方財政についても、今後この基本方針に沿って財政運営及び歳出見直しを図ることとして検討が進められるものとしております。このような国の歳出削減への取り組みは、国庫補助事業費の縮減など国の施策の見直しに即して、地方歳出の抑制が図られることが予想されます。
 地方自治体を取り巻く環境は極めて厳しい状況にありますが、政府の予算編成等に十分留意しながら、経済動向に即応した機動的かつ弾力的な行財政運営に意を配し、市政の発展に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位の御指導をお願い申し上げる次第であります。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、市町村合併について申し上げます。
 砺波地域の12市町村の助役で構成する「市町村合併協議会準備会」をこれまで4回開催し、合併協議会の設立前に合意が必要な課題等を報告書として取りまとめ、去る8月に関係市町村に提出しております。報告書の中では、さまざまな課題について、その解決時期を合併協議会設立前と設立後とに意見が分かれたり、公共施設等の統廃合に対しては存続を望む意見があるなど、市町村によって異なる考え方が示されており、今後、具体的な合併を協議する資料として活用したいと考えております。
 次に、国際交流事業について申し上げます。
 御存じのとおり、本年は日中国交正常化30周年に当たり、その記念事業の一環として、来る9月10日に富山市で日中自治体友好交流会議が開催されます。会議には、それぞれ友好都市として交流を進めている日本と中国の各都市から多くの関係者が参加されることになっております。当市といたしましても、この機会を活用して、特産品等を紹介するコーナーを設け、「チューリップの里・砺波」をアピールするとともに、会議に参加される盤錦市の代表団を砺波市に招待し、交流を深めたいと考えております。また、来る11月には、盤錦市人民代表大会の皆さんが当市を訪問される予定でもあり、これらの機会を通じて記念の年をお祝いするとともに、一層の交流推進に努めてまいりたいと考えております。
 なお、今年がオランダ王国リッセ市との姉妹都市締結10周年に当たることから、来る10月17日に、オランダと地元出身の若き演奏家たちによる日蘭親善交流砺波演奏会を、財団法人砺波市文化振興会と協力し開催することにいたしました。両市の友好関係を記念するとともに、一つの節目として、一層の市民交流を図ってまいりたいと考えております。
 次に、行政改革について申し上げます。
 昨年度に引き続き、庁内に行政改革推進委員会を設置し、現在、「市民サービスの向上」「組織機構の見直し」「事務事業の見直し」の3つの部門ごとに調査研究を進めております。また、行政改革推進の指針となる大綱についても、近年の行政を取り巻く諸情勢の変化に柔軟に対応するため、国や県における行政改革推進の視点を踏まえて見直しを実施したいと考えております。
 次に、防災対策について申し上げます。
 毎年実施しております総合防災訓練につきましては、本年は庄東地区を中心として、11月に実施する予定であります。県や広域圏消防本部、ボランティア団体など関係機関との連携を図りながら、地域住民の御参加を得て、火災や地震などを想定した実践的な救助訓練、避難訓練等を実施し、防災対策の円滑な運用に役立ててまいりたいと考えております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 まず、ボランティアセンターの整備について申し上げます。
 当市のボランティアセンターは社会福祉会館内に設置しておりますが、ボランティアの活動拠点として、県の補助を受け、設備の充実を進めているところであります。大勢のボランティアに、より一層活発に活動していただくよう啓発に努めてまいりたいと存じております。
 児童福祉につきましては、「(仮称)太田保育所」の建設工事が去る6月に着工以来、天候にも恵まれ、順調に進捗いたしております。現在、建物本体の基礎部及び土間コンクリート打設が完了し、躯体の施工を行っております。
 次に、市民の健康増進につきましては、「市民一人一人のライフサイクルに応じた包括的な健康づくり」を重点目標としながら進めております。特に、基本健康診査につきましては、今年度から新たにC型肝炎の検査項目をメニューに追加し、7月から8月に実施したところであります。
 また、健康寿命の延伸を目的として、一次予防の強化や生活習慣病の改善等をさらに推進するため、新たに「健康増進法」が制定されました。当市といたしましても、法律の趣旨に沿った健康づくりの基本計画となる「(仮称)砺波市健康プラン21」を2カ年で策定いたしたいと考えており、先般、庁内に策定委員会を設置したところであります。今年度は、有識者や公募委員からなる懇話会の開催、アンケートの実施、公聴会の開催等を行い、広く市民の意見を聴取するとともに、健康データの取りまとめを行ってまいりたいと考えております。
 また、「(仮称)健康づくりセンター」につきましては、現在、実施設計に取り組んでいるところであります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 病院増改築事業につきましては、現在、東棟2階の躯体工事を行っており、ほぼ工程どおり進んでおります。また、東側官舎跡地を外来専用駐車場にするため、10月末の完成を目指して舗装工事に着手したところであります。
 病院の経営状況につきましては、今年4月の診療報酬のマイナス改定の影響もあり、医業収益の減少が見られます。今後とも、医業収支の現状を検討するとともに、病院と診療所の連携を一層密にするため、8月に地域医療連携室を設置いたしましたので、紹介患者率の向上を図るなど収益の改善に努めてまいります。
 次に、住民基本台帳ネットワークシステムにつきましては、去る8月5日から稼働し、住民票コードの市民への通知を郵送により実施したところであります。
 次に、赤坂霊苑造成事業につきましては、平成15年度末の完成を目指し、去る7月から造成工事に取り組んでおります。
 次に、商工事業について申し上げます。
 「(仮称)砺波市太田勤労者運動施設」建設事業につきましては、着工に向けて諸準備を進めているところであり、今後、鋭意事業の進捗を図ってまいりたいと考えております。
 また、依然として厳しい雇用情勢が続いておりますが、ハローワークとなみが実施する「再就職セミナー及び合同就職面接会」を支援するなど、関係機関と連携を図りながら求職者の早期再就職の促進に努めてまいります。
 次に、観光事業について申し上げます。
 本年で第10回を迎えました「カンナフェステバル」は、夏休み期間中の子供たちやお盆に帰省した方々でにぎわい、夏のフラワーイベントとして、それぞれ趣向を凝らした企画が好評を博したところであります。
 また、本年で第15回を迎えます「コスモスウォッチング」は、来る10月5日から20日までの16日間、夢の平スキー場で開催される予定であります。2.2ヘクタールのゲレンデに咲く100万本の色とりどりのコスモスと、眼下に広がる散居村を十分に楽しんでいただけるものと存じております。
 次に、農林関係事業について申し上げます。
 農作物の作柄につきましては、チューリップは気象条件に恵まれ、球根の生育も良く、また病害虫等の被害も少ない状況であったことから収穫は平年より「やや良」となったものの、保管時における腐敗による被害が多少あったとのことでありました。なお、出荷量は平年並みと聞いております。
 また、稲作につきましても、梅雨明け後、天候に恵まれ生育は順調であり、カメムシ類防除の徹底を行ったところであります。去る8月27日には、平成14年産米の県内初検査が当市において行われ、検査を受けた早生種「ハナエチゼン」の全量が「一等」と判定されました。今後は、主力種である「コシヒカリ」について、適期の収穫作業や適正な乾燥作業による品質の向上を図るとともに、本年度からは選別機の網目を1.85ミリメートルから1.9ミリメートルへの使用の普及を進め、上位等級比率の向上に向け、関係機関とともに取り組みを行っているところであります。
 次に、農山村の整備を図る各事業につきましては、国・県の補助金交付決定に基づき、鋭意事業の推進に努めております。
 また、田園空間整備事業に関連して、出町小学校に英国大使館からナラの苗木が贈られることになりました。これを記念して、来る11月2日、3日の2日間、駐日英国大使、英国児童や全国13地域の代表を招き、「グリーン・コミュニティ全国大会-田園会議inとなみ-」を開催し、日本と英国の友好親善を図るとともに、緑や環境を守り育てるメッセージを全国、全世界へ向けて発信いたしたいと考えております。
 次に、土木事業について申し上げます。
 国道整備につきましては、国道359号砺波東バイパス事業は太田地内の用地買収が完了し、近々改良工事が発注される予定と伺っております。さらには事業進捗のため、引き続き柳瀬地区との設計協議及び庄東地区での路線測量が実施されます。
 県道整備の主なものにつきましては、主要地方道砺波福光線や富山戸出小矢部線等の改良事業が順調に進められており、また、主要地方道砺波庄川線、砺波小矢部線の拡幅改良につきましては、事業計画について地元及び関係機関との協議が進められているところであります。
 また、市道整備につきましては、十年明鷹栖線、三島町堀田島線、権正寺線、増山ダム線等の幹線市道や、国道359号の整備に伴い接続する矢木石丸線等の関連市道並びに伏木谷線等の生活道路の整備を進めております。
 また、地域ぐるみ除排雪の推進を図るため、東野尻地区小型ロータリー除雪機械アタッチメントなど老朽化に伴う更新に助成するとともに、歩道除雪体制を強化するため、「富山県地域ぐるみ除排雪促進事業」により、老朽化した歩道用小型除雪機械1台を更新してまいります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 県施行街路事業の国道359号整備につきましては、広上町交差点までの用地買収及び物件移転補償が終わりましたので、早期完成を目指し、改良工事を進めてまいりますとともに、引き続き県道安養寺砺波線までの改良に向け鋭意事業を進めてまいります。
 また、杉木土地区画整理事業に関連して、都市計画道路栄町苗加線の組合区画整理区域外の用地取得等に努めてまいります。なお、組合土地区画整理事業におきましては、引き続き事業の進捗が図られるようそれぞれ技術指導の支援を行ってまいります。
 まちづくり総合支援事業による出町中学校前の歩道整備につきましては、実施設計が完了いたしましたので、工事に着手し、早期完成に努めてまいります。
 また、砺波総合運動公園の整備につきましては、温水プール南側の「風の丘」の大型遊具が完成し、広く市内外の子供たちが利用して喜ばれております。最終段階となる植栽や休憩施設の整備を行い、今年度での事業の完了を図ります。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 若林地区、林地区及び高波地区の水道未普及地域解消につきましては、関係者による3地区合同の協議会が4月に設立され、現在、国の補助事業である水道未普及地域解消事業実施に向け、該当世帯の意向確認が行われているところであります。
 また、老朽管更新事業につきましては、国から追加の補助内示がありましたので、これを受け、一層の事業進捗を図ってまいりたいと考えております。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、杉木地区土地区画整理事業区域内の工事を発注いたしました。これまでの特定環境保全公共下水道、特定地域生活排水処理事業等の発注率は概ね90%となっております。
 また、浸水対策アクションプログラムによる広上雨水幹線につきましては、現在、測量設計を行っており、10月に工事発注の予定であります。
 本年2月に認可を受けた庄下地区、南般若地区の特定環境保全公共下水道事業につきましては、各自治会単位で公共桝の設置位置等の調査を進めており、年内には実施設計が完了する予定であります。
 また、中野地区、五鹿屋地区、柳瀬地区、太田地区では、既に下水道推進協議会が設立されたところであり、中野地区、五鹿屋地区につきましては、各自治会単位の説明会を開催しております。
 次に、教育関係について申し上げます。
 出町小学校の建設につきましては、ビオトープ、プール及び門柱の工事を完了し、すべての施設が完成いたしましたので、来る9月28日には落成式を挙行したいと考えております。また、幼稚園整備につきましては、五鹿屋、中野及び栴檀野の各幼稚園増築工事については、10月の完成を目指し鋭意工事を進めております。また、太田幼稚園の改築工事についても、順調に進んでおります。
 砺波東部小学校の児童数急増化対策につきましては、校下の自治振興会長、民生児童委員、PTAの皆さん、学校・児童福祉関係者等による増改築事業推進委員会を組織し、皆さんの意見をお聞きしながら、年内に基本設計を策定いたしたいと存じております。
 また、4年目を迎える14歳の挑戦事業につきましては10月7日から実施予定であり、現在、事業所などから受け入れ意向調査の結果を取りまとめるなど、準備を進めているところであります。
 以上、主な事業の進捗状況及び当面の課題等について、その概要を申し上げました。
 これより、本議会に提出いたしました議案等につきまして御説明を申し上げます。
 まず、議案第57号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ1億6,145万4,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額は171億1,567万8,000円となるところであります。
 歳出予算の増額補正の主なものとしては、
 企業誘致対策事業           1,426万1,000円
 かんがい排水事業補助         1,290万9,000円
 田園空間整備事業           4,369万5,000円
 夢の平レクリエーション地帯整備事業    607万6,000円
 文化財保護事業            3,708万2,000円
 農地農業施設災害復旧事業       2,884万2,000円
などであり、そのほか当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として、
 地方特例交付金              481万0,000円
 分担金及び負担金             978万5,000円
 国庫支出金              1,737万2,000円
 県支出金               1,794万5,000円
 市   債              2,850万0,000円
を増額し、また、松下電器産業株式会社に係る償却資産の新産業都市建設促進法に基づく不均一課税分の控除額の減に伴い、基準財政収入額が伸びたことなどにより、地方交付税を1億5,891万1,000円減額するものであります。なお、不足する額4億9,195万3,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 また、地方債については、事業内容の変更により限度額を2,850万円増額補正するものであります。
 次に、議案第58号 平成14年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ650万円を追加補正し、歳入歳出総額は22億3,050万円となるところであります。
 歳出補正は、健康保険法等の一部を改正する法律が8月2日公布、本年10月1日から施行されることに伴い、電算システムの改修を要することから増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として繰越金を充当するものであります。
 次に、議案第59号 平成14年度砺波市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的支出の配水及び給水費において国庫補助事業の老朽管更新事業に伴う給水管取り出し工事に係るものなど1,575万円を追加補正し、その総額は9億3,335万円となるところであります。また、資本的支出においては、老朽管更新事業の追加内示に基づき布設替え工事を行うものなど1億4,784万9,000円を追加補正し、その総額は6億9,071万9,000円となるところであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第60号 砺波市地域体育館条例の制定につきましては、砺波市高波体育館の設置及び管理に関して必要な事項を定めるものであります。
 次に、議案第61号 砺波市環境基本条例の制定につきましては、市民の健康で快適な生活の確保を目的として、環境の保全及び創造に関する施策の基本となる事項を定めるものであります。この条例に基づき、環境審議会を設置し、市民参画型の環境基本計画を策定してまいりたいと考えております。
 次に、議案第62号 砺波市夢の平リフト条例の制定につきましては、砺波市夢の平レクリエーション地帯でのペアリフトの設置及び管理に関して必要な事項を定めるものであります。
 次に、議案第63号から議案第65号までの3件につきましては、必要になってまいりました条例の一部改正について、所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第66号 決算の認定につきましては、地方公営企業法の定めるところにより、平成13年度砺波市水道事業会計及び平成13年度砺波市病院事業会計の決算を監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、認定を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(高田君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明9月5日から9月10日までの6日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、明9月5日から9月10日までの6日間は休会することに決定をいたしました。
 次回は、9月11日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 大変御苦労さまでございました。

 午前10時38分 閉議