平成7年6月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時08分 開議

◯議長(平木君) ただいまから、平成7年6月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

◯議長(平木君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、
 議長において
  6番 堀 田 信 一 君
  7番 河 原   誠 君
  8番 山 岸 銀 七 君
を指名いたします。

◯議長(平木君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本6月定例会の会期は、本日から6月22日までの10日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月22日までの10日間と決定いたしました。

◯議長(平木君) 次に、日程第3 施政方針並びに議案第47号から議案第50号まで、平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外3件及び報告第2号から報告第9号まで、継続費の逓次繰越しについて外7件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 本日、ここに一般会計補正予算をはじめ当面必要となってまいりました議案等につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず、御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 最初に市政の概要について御報告申し上げます。
 まず、平成6年度一般会計の決算見込みについて申し上げます。
 平成6年度一般会計予算につきましては、当初予算額131億9,300万円に対し、最終予算現計は157億2,102万5,000円(当初予算比19.2%増)となったところであります。
 歳入の決算見込みにつきましては、市税、地方譲与税、地方交付税をはじめ主要な各科目について予算額の確保に努めましたところ、それぞれ確保できる見込みであります。歳出予算の執行状況につきましては、経常経費の節減に努める一方、継続事業としてチューリップ四季彩館(仮称)、市営東鷹栖団地、砺波市美術館(仮称)の建設に取り組むとともに、市道の整備、区画整理、街路、公園、下水道等の都市基盤整備事業、農村基盤の整備事業、商工業振興事業、砺波東部小学校などの校舎増築事業などの投資的事業の効率的な執行に努めてまいりましたが、翌年度へ繰り越す一部の事業を除いて、おおむね執行することができました。
 これら歳入歳出を差し引きいたしますと、実質収支で約5億3,600万円の黒字決算となる見込みであります。
 さて、最近の我が国の経済情勢は、景気が緩やかながら回復の基調にあるものの、急激な為替レートの変動が景気の回復に悪影響を及ぼすことが懸念されており、景気の先行きは依然として不透明なものがあります。
 このため、政府はこうした事態に対処して、現在の景気回復基調をより確実なものにし、我が国経済の中長期的発展を確保するため、内需振興策を中心に、規制緩和の前倒し、輸入促進策、円高メリットの国民生活への迅速な浸透及び中小企業対策など、円高による影響への対応などを柱とする緊急円高・経済対策を講ずるとともに、平成7年度補正予算を編成し、本格的な景気回復に向けて適切かつ機動的な経済運営に努めているところであります。
 このような中で、市の財政状況は、人件費、公債費、扶助費等の義務的経費の増高に加え、投資的経費につきましても、チューリップ四季彩館や砺波市美術館の建設事業、下水道事業、土地区画整理事業、出町文教ゾーンの整備等の大型事業をはじめとして、第6次総合計画に基づく各種施策に要する経費が多額になっており、財政運営は依然厳しい状態にあります。
 今後の市の財政運営に当たりましては、一般財源の確保に努める一方、経常経費の節減を図り、財源の効率的、重点的な配分に徹するとともに、経済の動向に即応した機動的、弾力的な運営に配意し、健全財政を堅持してまいりたいと考えております。
 次に、懸案でありました地方分権推進法が去る5月15日に成立し、同月19日公布されました。これにより、地方分権推進委員会による地方分権推進計画が樹立され、地方への権限移譲が具体的に進められることになったわけでありますが、今後は、国と地方がどのように役割分担をし、どのように財源配分がなされるかに焦点が移っていくことになりました。地方においても行政体制の整備及び確立を図るとともに、積極的に意見を出して、活力ある地方行政が展開されるように努めてまいりたいと考えております。
 次に、マルチメディア時代に対応したCATV事業の推進について申し上げます。
 これからの地域情報化の進展に対応するため、CATV事業の推進を支援する国の補助制度(新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業)が設定されました。この制度は、地域に密着した映像情報を提供するケーブルテレビを整備し、行政情報、緊急情報、福祉情報、医療情報、産業情報など、地域の住民生活に不可欠な情報や文化、教養情報等の多彩な情報を提供するとともに、将来的には双方向化、ネットワーク化を図り、マルチメディア時代に適応できるサービスを実現するためのものであると考えております。そして、CATVは情報化社会において豊かな暮らしを実現するとともに、道路に次いで地方の活性化の基盤になるものと考えられますので、市及び広域圏事務組合において調査・研究を進め、実施に移していかなければならないと考えております。
 以上、市政をめぐる最近の情勢を中心に申し述べましたが、議員各位には一層の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 次に、本年度の主要な事業の進捗状況等について申し上げます。
 第6次砺波市総合計画につきましては、21世紀に向かって総合的かつ計画的な行政の運営を図るため、昨年来、策定研究会、各種懇談会等の提言事項に基づき、基本構想の修正案の策定作業を進めてまいりました。このほど、総合計画審議会の答申を得ましたので、地方自治法の規定に基づき、総合計画の基本構想の修正を今議会に提案したところであります。
 次に、国際交流事業について申し上げます。
 先月中旬から下旬にかけて中国盤錦市から経済貿易友好訪問団の一行6人をお迎えいたしました。訪問団は市内外の企業の見学や経済人との交流を通じて、今後の経済交流の可能性を探るなど所期の目的を達成され、先日帰国されました。今回の訪問が国際交流に新たな1ページを開くことを期待いたしております。
 経済交流の具体的な歩みにつきましては、砺波商工会議所の事業として、今年7月から1年間、市内の企業において盤錦市の3人を含む中国人研修生15人が研修を受ける予定となっております。市としても中国との経済交流を積極的に支援してまいりたいと考えております。
 次に、公聴事業について申し上げます。去る4月20日から5月5日にかけて転入者アンケート調査を実施いたしました。これは、市内に転入して5年以内の方々を対象にして行ったものであり、対象者3,700人の中から500人を無作為抽出し、職員が戸別に訪問して調査票を配付し回収する方法で実施いたしました。現在、調査票の集計分析中であり、その結果がまとまり次第御報告申し上げます。今後の各種の施策を推進する上で貴重な資料になるものと期待しております。
 次に、防災関係事業について申し上げます。
 地域防災計画の抜本的な見直しを図るため、4月に庁内にワーキンググループである推進委員会を組織し検討を開始したところであります。そして、4月24日には砺波市防災会議を開催し、さきの阪神・淡路大震災を教訓として「初動体制の確立」、「迅速・的確な情報の収集伝達体制の確立」等を中心とした見直しの基本的事項について協議したところであります。
 計画の見直しの日程につきましては、県の地域防災計画との整合性を保つため、県の計画見直しを踏まえて作業を進める必要があることから、来年の3月を目途として地域防災計画の修正計画を作成したいと考えております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 やなぜ苑の増床工事につきましては、5月16日に起工式を実施し来年1月末の完成を目指して鋭意工事が進められております。また、庄東デイサービスセンターが4月3日にオープンし稼働を始めたことから、この施設とやなぜ苑の2カ所でデイサービスが受けられるようになりました。現在は、9日に1回の割合でデイサービスを受けられる状態であります。しかしながら、デイサービスの需要は増え続ける傾向にあり、利用希望者の要望にこたえるためにはさらなる施設の整備が必要と考えられ、検討してまいりたいと考えております。
 次に、精神障害者通所授産施設につきましては、「たびだちの会」を社会福祉法人として認可申請中であり、認可を受け次第速やかに施設建設の準備にとりかかりたいと考えております。
 次に、病院の経営状況について申し上げます。
 平成6年度病院会計の決算見込みにつきましては、医業収益の若干の増収と材料費等の減により、収益的収支の状況はわずかながら好転し、当初の収支欠損見込額を若干下回り、6,600万円程度の欠損になる見通しであります。最近の自治体病院経営の環境は非常に厳しいものがありますが、今後も地域中核病院としての役割を果たしながら、経営の健全化にさらに努めてまいります。
 次に、農業関係事業について申し上げます。
 先進的地域農業創造事業につきましては、県においてガット・ウルグアイ・ラウンド対策の一環として、市町村レベルのガット対策のモデルとなるような実行計画を策定するため、当市を含む3市町が指定されました。当市といたしましては、昨年度に総合農政検討委員会からアグリTONAMI21構想の加速的実現を主旨とした提言をいただいたところであり、この提言を基本に据え平成7年度及び8年度の2カ年で実行計画の作成に取り組みたいと考えております。
 球根生産につきましては、富山西部球根プラント株式会社が設立され、球根乾燥調製プラントが先月完成しました。これにより乾燥調製作業の大幅な効率化、省力化が図られることになり、球根栽培農家の作業軽減につながることから、これを契機に球根生産農家の掘り起こしや生産面積の拡大など、球根産業の振興に努力してまいりたいと考えております。
 栴檀山定住圏創造施設につきましては、コスモス荘や周辺地域の整備をさらに進め、野外飲食施設や花園などの早期完成に努めてまいります。そして、利用者サービスの向上を一層図り、より多くの皆様に御利用いただけるよう努力してまいります。
 次に、農業農村整備事業について申し上げます。
 農村総合整備モデル事業、集落環境整備事業、地すべり対策関連事業については、それぞれ設計等を行い、順次着工の準備を進めているところでございます。また、庄下、油田地内で進められておりますふるさと農道整備事業につきましては、地元関係者の御理解を得て、来年の全国都市緑化とやまフェアに向け急ピッチで工事を進めているところであります。
 次に、林業振興事業について申し上げます。
 砺波森林組合が頼成の森入口付近において建設しております林業構造改善事業による林産物展示販売施設「もりもりハウス」につきましては、今年夏に完成の予定であり、現在鋭意工事が進められております。
 次に、緑花推進事業について申し上げます。
 地域緑花につきましては、その推進の核となる地域花壇の充実を図るため、花壇のリフレッシュ事業を全地区で取り組んでまいります。また、緑花推進の範囲を点から線へと拡大するため、主要な道路沿線のフラワーライン化を地域ぐるみにより推進してまいりたいと考えております。
 さらに、来年開催予定の第13回全国都市緑化とやまフェアに向け、市民参加の観点から、チューリップ公園会場内に市民参加による花壇として、市民手づくり花壇やプランターの設置を予定しており、その募集を行ってまいりたいと考えております。また、全市域フェア会場での観点から、フェアのサテライト会場が市内で9会場選定されました。この会場の緑花につきましては、市民ぐるみで対応していただくことを予定しており、会場の緑花推進を積極的に支援してまいります。
 砺波チューリップ公園の夜間都市景観整備事業につきましては、9月の完成を目指し鋭意工事を進めているところであります。また、この公園のリフレッシュ事業につきましては、現在設計委託をしており、設計が終わり次第速やかに工事に着手したいと考えております。
 次に、工業の振興について申し上げます。
 東般若地内に計画しております砺波市第4工業団地建設につきましては、現在農振除外の認可がおりたところであり、引き続き農地転用の申請手続を進めているところであります。また、現在、工業用水として地下水を取水した場合の周辺地域に及ぼす影響の調査を実施しており、今後、地下水水質保全等検討委員会において、工業団地における適正な地下水利用について検討を行ってまいりたいと考えております。
 工業団地の造成計画につきましては、現在、実施設計の作業中で関係機関と協議が整い次第、開発行為許可を得て速やかに工事に着手してまいりたいと考えております。
 次に、全国都市緑化とやまフェアについて申し上げます。
 とやまフェアにつきましては、去る4月28日に実行委員会の総会が開催され、全体実施計画が承認されました。そして、「みつばちキャラバン隊」の出発式が行われ、県内外へのPR活動が本格的に開始されました。
 次に、チューリップ四季彩館建設事業について申し上げます。
 現在、骨組工事を進めておりますが、おおむね順調に進捗しております。また、常設展示の計画につきましては、資料の収集及び調査のため、これまでトルコ共和国やオランダ王国に職員等を派遣し、その調査結果をもとに具体的な計画策定を進めているところであります。その内容といたしましては、砺波市、トルコ共和国、オランダ王国などのチューリップ栽培の歴史、チューリップに関する各種資料、球根の品種改良、球根の科学等をわかりやすく紹介し、楽しみながら学べる施設にしたいと考えております。
 また、この施設の管理運営を委託する財団法人砺波市花と緑の財団が3月27日に設立され、4月1日から市職員2人と財団の職員4人の体制で事務局がスタートいたしました。この財団では、平成8年4月のチューリップ四季彩館のオープンに向け、施設の管理運営やチューリップ公園の管理、緑花の指導等について学ばせるため、現在職員2人を水戸市植物園へ実務研修に派遣しているところであります。
 次に、土木関係事業について申し上げます。
 一般土木の国、県関係の事業につきましては、能越自動車道砺波高岡道路整備事業に93億円、国道156号砺波除雪拡幅事業に2億4,000万円、国道359号砺波バイパス整備事業に3億9,000万円、国道359号頼成拡幅事業に8,000万円、県公共道路改良事業に5億600万円、県単道路改良事業に1億1,000万円、砂防・地滑り対策事業に5億5,900万円、雪寒対策事業に7,000万円の事業決定があり、市関係国庫補助事業などでは、市道改良・交通安全等整備事業に6億5,600万円、雪寒対策事業に3,700万円の交付決定がありました。これらの事業については現在順調に工事が進められております。また、市道整備及び第2次雪国快適まちづくり事業につきましても、順調に工事を進めております。
 国道156号線の未着手区間五郎丸岩屋間につきましては、設計協議、用地測量を行い、一部用地買収にとりかかる予定であります。
 県道砺波小矢部線につきましては、早期事業化に向け促進期成同盟会を設立し、国、県に対し事業実施に向け要望してまいりたいと考えております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 組合施行区画整理事業につきましては、3組合において13億9,300万円の補助事業の内示を受けており、さらに事業の促進を図りたいと考えております。
 また、新規事業として、出町文教ゾーンの整備を目指し、深江地区において(仮称)深江地区土地区画整理組合の発足に向け設立発起人会が組織され、現在仮同意が9割程度得られております。今後は、さらに組合設立準備委員会の発足に向け指導、助言に努力してまいりたいと考えております。また、この地区内の都市計画道路、豊町深江線とJR城端線の交差については、調査を実施し事業の促進を図りたいと考えております。
 公営住宅関係事業につきましては、継続事業の市営東鷹栖団地建設事業において、5号棟15戸の建設工事に着手しておりますが、あわせて集会場及び雁木、通路の整備を進めたいと考えており、今年度中の完成を目指して鋭意工事を進めてまいります。
 また、近年良質な住宅の需要が多いことから、国の補助事業を導入して、老朽化が著しい新栄町団地及び東矢木団地などの市営住宅における現況を調査し、長期展望に立った総合的な建替計画を策定する「再生マスタープラン策定事業」を実施したいと考えております。そして、今後の市営住宅団地のあり方に関する基本計画を策定するとともに、一般住宅団地のあり方についても検討し、今後の市の住宅政策の基本を樹立いたしたいと考えております。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道については、それぞれ1億1,000万円、農業集落排水事業については、東般若地区3億50万円、般若地区8億5,000万円の補助事業内示を受けたところであり、それぞれ早期発注に向けて努力しているところであります。
 公共下水道の供用面積は、3月末で192ヘクタールとなり、現在約690戸が下水道を使用しております。今後とも下水道の整備促進、水洗化の促進に努めてまいりたいと考えております。
 次に、学校教育について申し上げます。
 東部小学校の増築事業につきましては、8月末の完工を目指し順調に工事が進められております。また、北部小学校体育館大規模改造事業につきましては、4月に設計監理業務の委託を行い、事業の内容について学校側等の協議を進めてまいりましたが、協議が調いましたので、今後細部の設計を行い、8月末の完工を目指して速やかに工事を発注したいと考えております。
 以上、本年度の主な事業の進捗状況及び当面の課題等についてその概要を申し上げました。
 これより、本議会に提出いたしました議案等につきまして、御説明を申し上げます。
 まず、議案第47号 平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億3,173万3,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額は1,50億9,973万3,000円となるところであります。
 歳出予算の増額の主なものとしては、
  勤労青少年ホーム改修費          1,000万0,000円
  市道改良事業             2億3,500万0,000円
  歩道新設事業               3,000万0,000円
  雪寒地域道路防雪事業           3,700万0,000円
  公営住宅建設事業             1,010万0,000円
 また、減額するものとしては、
  農業集落排水事業会計繰出金          648万5,000円
などであり、その他当面必要となってまいりました止むを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として増額するものは、
  国庫支出金                8,701万1,000円
  県支出金                   157万0,000円
  諸収入                    251万7,000円
  市 債                  7,490万0,000円
であり、なお不足する額1億6,573万5,000円を前年度繰越金で措置しようとするものであります。
 また、地方債につきましては、事業内容の変更等により限度額を7,490万円増額補正するものであります。
 次に、議案第48号 平成7年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,911万1,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額は28億6,611万1,000円となるところであります。
 この内容は、平成6年度の老人医療費の確定に伴い、支払基金交付金、国庫負担金、県負担金を精算し返還するものであります。
 次に、議案第49号 平成7年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ6億4,085万円を追加補正し、歳入歳出予算総額は15億5,275万円となるところであります。
 歳出補正は、般若地区農業集落排水事業費を増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、分担金及び負担金、国庫支出金、市債を増額し、一般会計繰入金を減額するものであります。
 次に、議案第50号 砺波市総合計画基本構想の修正につきましては、人口、土地利用等近年の諸情勢の変化に伴い、総合計画基本構想の修正を行う必要が生じましたので、地方自治法の規定に基づき議会の議決を得ようとするものであります。
 次に、報告第2号 継続費の逓次繰越しにつきましては、継続費を設定した事業において、平成6年度内に支出を終わらず、平成7年度へ逓次繰越ししたものにつきまして、地方自治法施行令の定めるところにより、議会に報告するものであります。
 次に、報告第3号から報告第6号までの歳出予算の繰越しにつきましては、平成6年度各会計予算のうち、平成6年度内に完了の見込みが立たず、所管官庁等と協議の上、平成7年度へ繰越した事業につきまして、地方自治法施行令の定めるところにより、議会に報告するものであります。
 次に、報告第7号 砺波市土地開発公社経営状況の報告、報告第8号 財団法人砺波市文化振興会経営状況の報告及び報告第9号 財団法人砺波市体育協会経営状況の報告につきましては、それぞれから提出のありました平成7年度事業計画及び予算並びに平成6年度事業報告、決算等について、地方自治法の定めるところにより議会に報告するものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日議会に提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯市長(岡部君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明14日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯市長(岡部君) 御異議なしと認めます。よって、明14日は休会することに決定いたしました。
 次会は、6月15日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうもご苦労さまでした。

 午前10時32分 閉議