平成7年6月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時18分 開議

◯議長(平木君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 議案第47号から議案第50号まで、平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外3件を議題といたします。
 これより、各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 南本友一君。
  〔産業建設常任委員長 南本友一君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(南本君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第47号 平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1件並びに請願1件を審査するため、去る6月15日午前10時より三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については原案のとおり可決することに決しました。
 また、請願1件につきましては、採択といたしました。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第1号)につきましては、労働費では、勤労青少年ホームの施設維持修繕費として、外壁等の補修工事を実施するものです。
 また、商工振興費の工場誘致奨励事業補助として、既設工場の用地拡張が、砺波市工場誘致条例の奨励措置に合致したため取得価格の15%を補助するものです。
 農林水産業費においては、先進的農業創造事業として、「21世紀の富山県農業のモデル」となるべく砺波市農業農村振興に関する計画づくりを行う策定費を計上するものです。
 また、土木費では、市道改良事業として、安川栃上線、高道中村線及び十年明鷹栖線道路改良工事の国の補助額が確定したことによる額の補正であります。
 さらに、歩道新設事業では、千保東開発線の100メートル、雪寒地域道路防雪事業では、新栄町千保線の消雪工事の国庫補助額の確定によるものを計上するものです。
 次に、都市計画費の土地区画整理推進事業では、深江地区の土地区画整理と関連するJR城端線との横断都市計画道路の予備設計を行うものと、公営住宅建設事業としては、老朽化が著しい新栄町団地及び東矢木団地の現状の調査と、長期建替計画を策定する「再生マスタープラン策定事業」を実施するものです。
 以上、いずれも当面必要な措置として了としたところであります。
 また、請願の審査結果につきましては、農業を取り巻く厳しい情勢を踏まえ、農業の将来展望と、新食糧法制度に対応した新たな食料・農業・農村基本政策の確立に向けた働きかけを必要と認めたもので、政府、国会に意見書を提出することを採択としたものであります。
 次に、主な意見、要望等について若干申し上げます。
 まず、今回「21世紀の富山県農業のモデル地区」として砺波市、黒部市、福光町が地区指定され、それぞれ「農業農村マスタープラン」の策定をすることになるが、砺波市には既に「アグリTONAMI21」が策定済みであり、この指針とどのようにかかわっていくのかとただしたところ、平成4年2月に策定された3つの柱、中核農家によるスーパー農業化、集落営農による低コスト農業化、さらに中核農家の個別的経営の改善の方針を基本的に守り、これまでの「創造プラン」をより一層具体的に、年度別に、事業主体別に実施計画を盛り込んだ「アクションプログラム」を策定し、地域、生産者のニーズにこたえ、実現に向けて事業の展開を図ることを目的としているとのことでした。
 次に、公営住宅の「再生マスタープラン」の策定に当たり、花と緑の砺波市にふさわしく窓辺に花を取り入れた住宅プランづくりを考えてはどうかとただしたところ、明年の都市緑化フェアの市民総参加を機会に、積極的に生活の中へ花と緑が取り入れられていくものと考えるが、公営住宅はもとより、一般住宅を建築する方も同時に考えていく必要があり、いろいろと知恵を出し合い、花と緑に満たされたまちづくりを推進していきたいとのことでした。
 次に、農業集落排水事業において、事業完了後の宅地造成者が下水道を使用する場合の新規加入金について、どのように額を決定し負担させるのかとただしたところ、東般若地区、般若地区でそれぞれ1口当たりの加入金が違うように、その地区ごとに加入金が違う。しかし、将来的に見れば、砺波市内一円にある程度下水道が整備されたときには、同一加入金となるよう検討する必要があるが、現在は下水道事業の事業途中であり、加入金はそれぞれ工事地区単位で違いがあるということでした。
 次に、東般若地内に計画されている第4工業団地の建設は、どのような状況なのかとただしたところ、現在、農振除外の認可がおりたので、引き続き農地転用、開発行為などの許可を取るよう作業を進めている一方、地元の土地改良区、用水土地改良区と協議を重ねながら用排水等の実施設計を行っており、8月をめどに盛土工事に取りかかりたいとのことでした。
 そのほか、平成6年度は繰越事業が例年に比べて数が多いが、繰り越し内容を十分検討することと、工程管理を厳しく行うことなどの要望がありました。
 以上、まことに簡単でありますが、審査の一端を申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(平木君) 文教民生常任委員長 柴田豊明君。
  〔文教民生常任委員長 柴田豊明君 登壇〕

◯文教民生常任委員長(柴田君) 文教民生常任委員会の審査の結果とその概要について御報告申し上げます。
 今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第47号 平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1件を審査するため、去る6月19日午前10時より市当局の出席を得て委員会を開催したのであります。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け慎重に審議をいたした結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決しました。
 以下、審査の概要について主なものを申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入の教育費国庫負担金が、東部小学校校舎増築事業に対しまして、当初、児童の増加後の見込みを4クラスと想定していたが、実際に増加した児童が119人で3クラスとなったため、補助基準が縮小となり国庫負担金が減額となったものであります。それに伴い、義務教育施設整備事業債を減額したものです。
 次に、社会教育費として、8月6日に開催される砺波市レクリエーション協会主催のオランダ王国リッセ市の民謡踊りに対して、旅費・会場借り上げ費の負担2分の1を計上したものです。
 次に、老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成6年度の老人医療費の確定に伴い、交付金償還金を繰越金で処理するものです。
 ここで、審査の過程での要望、意見について申し上げます。
 まず、重度心身障害者の医療費については、自己負担分を県が2分の1、市が2分の1補助負担しているが、精神障害者に対しても同じように補助負担を行う考えがないかとただしたところ、現在、県内で精神障害者に対して医療費の補助負担を実施しているところはないが、国や県の制度改正を見守りながら対応を考える必要があるとのことでした。
 次に、チューリップ四季彩館の管理運営に関連して、文化振興会、花と緑の財団、砺波市の区分が明確になっているのかとただしたところ、文化振興会は、文化会館と今後建設する美術館を、花と緑の財団は、チューリップ四季彩館をそれぞれ委託管理運営することになっている。また、利用方法については、チューリップ四季彩館のイメージに合った活用を文化協会などとも協議していくことが好ましいとのことでした。
 また、阪神・淡路大震災を教訓として現在進められている防災計画の見直しに対しては、庁内での検討会はもとより、地区自治振興会組織にも働きかけ、校下を中心に避難場所を学校、グラウンド、公民館等を積極的に活用する市民参加型の防災計画対策に取り組んでほしい。さらに必要なことは、避難場所に選定する学校や大型の公共施設の耐震調査を行い、安全を確認し、地域に合った防災計画を策定すべきであるとの意見がありました。
 そのほか、今後ますます高齢化が進むにつれて、砺波総合病院を利用する対象者も70歳以上の方が増えることが予想され、交通安全の面から高齢者に対する交通手段を行政として考慮することが必要であるとの指摘がありました。
 以上、まことに簡単でありますが、審査の一端を申し上げ、文教民生常任委員会の御報告といたします。

◯議長(平木君) 総務常任委員長 吉澤邦麿君。
  〔総務常任委員長 吉澤邦麿君 登壇〕

◯総務常任委員長(吉澤君) 総務常任委員会の審査の結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第47号 平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1件を審査するため、去る6月20日午前10時より三役をはじめ所管部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け慎重に審議いたしました結果、付託案件については原案のとおり可決することに決しました。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第1号)につきましては、総務費のうち、企画費では、昭和59年に設立された財団法人とやま国際センターの各種事業の充実を図ることから、基礎財産の増額が必要となり、砺波市からの出捐金総額360万円のうち平成7年度分90万円を計上するものです。
 さらに選挙費として、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部改正に準じ、当市における開票管理者、立会人などの報酬の増額改定を行うとともに、選挙執行管理事務に必要な備品等の積算単価の改定による事務費の増額計上をするものです。
 次に、第6次砺波市総合計画基本構想の修正については、砺波市が目指す望ましいまちづくりの方向を示すものとして、市政の長期展望に基づき、基本的な目標やそれを実現するために必要な施策の大綱を明らかにするもので、平成8年から平成12年を展望する5カ年構想となっています。そして、砺波市を取り巻く環境の変化や、目指す個性化、住民意識等の動向を踏まえ、現在抱えている主なプロジェクトを取り上げながら、砺波市の目指す将来像を「うるわし 散居のなかに花と緑の活力に満ちたふるさと となみ」として掲げ、その実現を目指しているものであります。
 ここで、審査の過程での要望、意見について申し上げます。
 基本構想の中でのまちづくりの施策テーマの中で、「健康で生きがいのある暮らしづくり」として、砺波総合病院を砺波圏の中核総合病院として位置づけ、医療の充実を促進する内容となっています。しかし、診療科目によって不採算科目も設置されており、企業会計の性格もある公的中核病院としてはどのように考えているかとただしたところ、中核総合病院としての責任は当然持っており、現在、病院内でそのことも踏まえて、将来構想検討委員会が組織され研究中である。日ごろから自治体病院の協会等で、自治省や厚生省に対して補助、支援措置等を強化する働きかけを行っている。今後は、特に県が公立基幹病院の高度医療設備に対して補助制度を設けるように要請を行っていきたいとのことでした。
 次に、平成8年度の県の重要要望事項の中に、マルチメディア時代に対応したケーブルテレビ事業推進地区に砺波広域圏の名前が上がっていたが、事業の内容と広域圏10市町村の認識はどのようになっているのかとただしたところ、県内で最も活発に事業を展開していると評価が高い有線放送テレビ・第三セクター「となみ衛星通信テレビ」は、現在、砺波市、福野町、庄川町、井波町、福光町、城端町の6市町の町部の一部の区域にサービスを提供しているが、多くの地域が取り残されている。しかし、情報化が進展する時代の中で、全地域についてケーブルを架設すれば、行政情報、緊急情報、福祉・医療情報、買い物情報、公共施設予約情報等、まさに住民に不可欠な情報をリアルタイムで映像で提供し、地域の均衡ある発展を実現する手段となり得るとのことでした。
 さらに、双方向の通信が可能であり、映像の受信のみならず、個人の家からの発信もでき、「ハローネット富山」をはじめ、電話、パソコン通信、インターネットとの接続など利用範囲が広く、全国に先駆けて砺波地方が情報通信の先端基地となり、新しい地域おこしにつながっていくものと考えられる。今後は、補助制度や事業の具体的な仕組みを調査し、広域圏としてどのように取り組むかを検討して実施していきたいとのことでした。
 そのほか、着実に伸びる人口に対し、その宅地供給を土地利用計画に基づき、官民一体となって散居村の景観の保全を考えて推進してほしいとの要望などがありました。
 以上、まことに簡単でありますが、審査の一端を申し上げ、総務常任委員会の御報告といたします。

◯議長(平木君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 質疑なしと認めます。
 これより、討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 9番 西尾英宣君。
  〔9番 西尾英宣君 登壇〕

◯9番(西尾君) 今議会に提案されました議案第50号 砺波市第6次総合計画基本構想の修正計画について、反対討論をいたします。
 総合計画は、長期的な視野に立ち構想を検討するものです。憲法は、地方政治について、地方自治の本旨に基づくことを求めています。すなわち、住民が主人公の立場をあらゆる分野に貫くことです。地方自治法は、自治体のやるべき仕事として真っ先に住民の安全、健康及び福祉を保持することを挙げています。地方行革、自治体リストラの名のもとに、福祉や教育など自治体が住民のために行う仕事をどんどん切り詰められています。公共料金も毎年のように引き上げられています。不況で生活困窮者が増えているにもかかわらず、生活保護は年々打ち切られ、受給者はこの10年で10世帯減らされています。20年前に比して30世帯も減らされています。国保税は商売屋さんや専業農家、自営業者、老人などが払えないと悲鳴を上げていますが、10年前に比べて154%にも引き上げられています。教育の現場では、10年前から見て教職員が20名も減らされ、登校拒否児やいじめについての対応がうまくいっていません。有料指定ごみ袋制になって市民には大変な負担が重くのしかかっています。税外負担の面でも、教育振興会費や自治振興会費、公民館や運動広場をつくるのにも地元負担を徴収しています。このように砺波市は市民からの吸い上げポンプになっているのではありませんか。
 地方自治の本旨に背いて市民から吸い上げたお金を、湯水のように大企業奉仕の開発に注ぎ込んできました。バブルをあおって今急いでやらなくてもよいものまで建設しているのではないでしょうか。こんな事態になっているのに、今なお無反省のまま開発計画にしがみつき傷口を広げていこうとしています。その上、地方拠点都市などと銘打って、進出の見通しもないままにオフィスビル乱立計画を立て、税金の無駄遣いをさらに拡大しようとしています。開発政策によって砺波市の借金も大変増えています。第6次総合計画修正計画は、前期の計画についての教訓や問題点についても深く検討もせずに踏襲をしています。住民から吸い上げゼネコン型開発に注ぎ込んだあげく巨額の借金をつくり出し、今度はそれを住民につけ回しをしています。このような吸い上げポンプ式の砺波市市政を変えていかなければなりません。
 砺波市をよみがえらせるためにも、修正計画には、第1に、国の悪政の防波堤になり、福祉、教育、暮らしを最優先にすること。第2に、住民が主役のまちづくり、村おこし、地域と地球の環境にやさしいこと。第3に、参加と公開、女性の声が生かされるようにすること。第4に、基地撤去、地域から非核と平和が息吹くことが今求められています。今こそ悪政の防波堤になって、住民の要求を、住民の利益を守る砺波市にしていかなければなりません。
 最後に、戦後50年の今年、侵略戦争に明け暮れた戦前の50年、侵略戦争の反省が刻み込まれた日本国憲法、20世紀とはどんな世紀であったか、これからの日本と世界を展望する上で、特に大切であります。21世紀は、核兵器のない、戦争のない平和な社会にしていくためにも、当市の役割は大変大きいものがあります。文部省検定の教科書にも、「第2次世界大戦は侵略国家対反軍国主義連合の戦争」と明記してあります。侵略戦争であったことに深く反省をした姿勢が、今、求められているのではないでしょうか。

◯議長(平木君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、議案第50号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第50号 砺波市総合計画基本構想の修正についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立多数であります。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
 続きまして、議案第47号から議案第49号の3議案を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第47号 平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)、議案第48号 平成7年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第49号 平成7年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、以上3議案に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立全員であります。よって、議案第47号から議案第49号の3議案は原案のとおり可決されました。
  〔9番 西尾英宣君 退場〕

◯議長(平木君) 次に、日程第2 新食糧法に対応した新たな食料・農業・農村基本政策の確立に関する請願を議題といたします。
 請願に対する委員長の報告は採択であります。
 これより、新食糧法に対応した新たな食料・農業・農村基本政策の確立に関する請願を採決いたします。
 お諮りいたします。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立全員であります。よって、新食糧法に対応した新たな食料・農業・農村基本政策の確立に関する請願は、委員長報告のとおり採択することに決しました。
  〔9番 西尾英宣君 入場〕

◯議長(平木君) 次に、日程第3 議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) ただいま追加提案いたしました議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
 現人権擁護委員河合智之氏については、来る10月14日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ御審議いただき御意見を賜りますようお願いを申し上げます。
 以上であります。

◯議長(平木君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたします。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、本議案は、この際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議案第51号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、河合智之氏を推薦することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、河合智之氏を適任とすることに決しました。

◯議長(平木君) 次に、日程第4 議案第52号 固定資産評価員の選任についてを議題といたします。
 本案についての提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) ただいま追加提案いたしました議案第52号 砺波市固定資産評価員の選任について御説明申し上げます。
 さきに辞職願を提出されておりました後坊健一氏の後任として柳原和夫氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ御審議いただき御同意を賜りますようお願いを申し上げます。
 以上であります。

◯議長(平木君) お諮りいたします。本案については事情十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたします。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、本議案は、この際、直ちに採決すことに決しました。
 これより、議案第52号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第52号 固定資産評価員の選任については、柳原和夫氏を選任することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、固定資産評価員には柳原和夫氏を選任することに決しました。

◯議長(平木君) 次に、日程第5 砺波広域農業共済事務組合議員の一般選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波広域農業共済事務組合議会議員に、
  上 田 政 雄 君
  松 本 恒 美 君
  吉 澤 邦 麿 君
  金 堂 久 哉 君
  柴 田 豊 明 君
  河 原   誠 君
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
  上 田 政 雄 君
  松 本 恒 美 君
  吉 澤 邦 麿 君
  金 堂 久 哉 君
  柴 田 豊 明 君
  河 原   誠 君
を、砺波広域農業共済事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
  上 田 政 雄 君
  松 本 恒 美 君
  吉 澤 邦 麿 君
  金 堂 久 哉 君
  柴 田 豊 明 君
  河 原   誠 君
が砺波広域農業共済事務組合議会議員に当選されました。
 ただいま当選されました
  上 田 政 雄 君
  松 本 恒 美 君
  吉 澤 邦 麿 君
  金 堂 久 哉 君
  柴 田 豊 明 君
  河 原   誠 君
が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。

◯議長(平木君) 次に、日程第6 庄川右岸水防市町組合議会議員の一般選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 庄川右岸水防市町組合議会議員に、
  岡 部 昇 栄 君
  折 橋 博 次 君
  林   成 憲 君
  村 岸 利 治 君
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
  岡 部 昇 栄 君
  折 橋 博 次 君
  林   成 憲 君
  村 岸 利 治 君
を、庄川右岸水防市町組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
  岡 部 昇 栄 君
  折 橋 博 次 君
  林   成 憲 君
  村 岸 利 治 君
が庄川右岸水防市町組合議会議員に当選されました。
 ただいま当選されました岡部昇栄君が議場におられますので、本席から、会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。

◯議長(平木君) 次に、日程第7 議員提出議案第2号 新食糧法制度に対応した新たな食料・農業・農村基本政策の確立に関する意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 5番 南本友一君。
  〔5番 南本友一君 登壇〕

◯5番(南本君) 議員提出議案第2号について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 農業を取り巻く情勢は、食糧自給率が37%と大幅に低下し、加えて担い手の減少・高齢化、中山間地などの条件不利地域を中心とした農地荒廃が進み、農業生産を維持していくための生産構造が脆弱化しています。
 また、WTO協定に盛り込まれた農業合意は、1995年から2000年までの6年間の農産物貿易協定を決めたもので、再度多国間協議が行われることになっており、引き続き各国の農業の維持・発展が可能な新たな農産物貿易ルールの確立が必要と思われます。
 さらに、新しい食糧法が本年11月から施行され、ますます規制緩和と市場原理導入が図られることとなり、稲作農家は、生産・販売・価格の見通しが不透明で不安感を増しています。
 今後は、国民の主食である米の需給と価格の安定を図るため、生産調整の確実な実施や計画流通米の安定確保が必要であります。
 農業の将来展望に対して、稲作農家が安心して農業に取り組めるよう、新たな食料・農業政策の確立、新食糧法制度に対応したポスト水田農業活性化対策の確立、政府買入価格及び自主流通米価格の安定確保を強く望むものです。
 砺波市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。
  〔9番 西尾英宣君 退場〕

◯議長(平木君) お諮りいたします。本案は、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議員提出議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号 新食糧法制度に対応した新たな食料・農業・農村基本政策の確立に関する意見書の提出については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
  〔9番 西尾英宣君 入場〕

◯議長(平木君) 次に、日程第8 議員提出議案第3号 水力発電施設周辺地域交付金の交付期間の延長を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 17番 吉澤邦麿君。
  〔17番 吉澤邦麿君 登壇〕

◯17番(吉澤君) 議員提出議案第3号について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 水力発電所在市町村は、過去100年余りに及ぶ電力の供給を通じて国民生活の向上と産業、文化の発展に大きく貢献してまいりました。
 さて、発電施設建設のため、家屋、田畑の水没や自然環境の荒廃等多くの問題の対応に迫られながら、長い間、何らメリットを受けることのなかった関係市町村に対し、財政援助措置として昭和56年度に水力発電施設周辺地域交付金が創設され、交付期間を15年としているため、平成7年度に多くの関係市町村がその期間を満了することとなります。
 今日、水力発電関係市町村は、過疎化に次ぐ老齢化と脆弱な財政力とが相まって日々その活力を失い、地域の社会的経済基盤の崩壊さえ危惧されるに至っております。
 そのような状況の下で、住民が豊かさとゆとりを実感できる地域社会を実現するため、地域の特色を生かした自主的な地域づくりが強く求められています。
 今後とも、水力発電施設の立地を円滑化し、地域振興を踏まえた水力開発の促進、地域と発電所との共生を図るため、水力交付金の交付期間を全面的に延長するか、これに代わる国の財政措置を講ずることが、関係市町村にとって必要不可欠であると考えます。
 よって、政府並びに国会においては、その必要性を深く認識され、交付金の延長を強く望むものであります。
 砺波市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(平木君) お諮りいたします。本案は、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議員提出議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号 水力発電施設周辺地域交付金の交付期間の延長を求める意見書の提出については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。

◯議長(平木君) 以上をもって、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
 これをもちまして、平成7年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長から御挨拶がございます。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 皆さん方には、お忙しい中を6月議会に御出席賜りまして、いろいろな議案につきまして御審議を賜り、全議案につきましてそれぞれ議決もしくは同意を賜りましてまことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 本年度もいよいよこれからが本番でございまして、いろいろな事業等につきましては、予算にありますとおりこれから実行していきたいと思っておる次第でございまして、9月までには70%以上の受注を終えたいと、こういうことで進めておるわけでございます。
 また、民間の企業等につきましても逐次建築が進んでおり、あるいはまた懸案でありました建築等もいよいよ本格的に進めようというような企業も2つあるわけでございまして、今後、こうした企業が立地をすることによりまして、地域の発展と、また市の財源確保という点に非常に大きく貢献をしてくるというふうに思っておるわけでございまして、これらにつきましても促進をいたしまして、今後の砺波市民の福祉の増進を図っていきたいと、こういうふうに思っている次第でございますので、議員各位におかれましては、今後とも一層御指導また御協力を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。
 本当にどうも御苦労さまでございました。厚く御礼を申し上げまして御挨拶にかえさせていただきます。
 どうもありがとうございました。

◯議長(平木君) これをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時10分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成7年6月22日

       議  長    平 木 弥 吉

       署名議員    堀 田 信 一

       署名議員    河 原   誠

       署名議員    山 岸 銀 七