1.会議の経過
午後 2時00分 開議
◯議長(村岡修一君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
日程第1
議案第39号から議案第43号まで
◯議長(村岡修一君) これより本日の日程に入ります。
日程第1 議案第39号から議案第43号まで、平成27年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外4件についてを議題といたします。
(各常任委員会の審査報告)
◯議長(村岡修一君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員長 島崎清孝君。
〔産業建設常任委員長 島崎清孝君 登壇〕
◯産業建設常任委員長(島崎清孝君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第39号 平成27年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1件を審査するため、去る6月24日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第39号 平成27年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第43号 となみ散居村ミュージアム条例の一部改正について、以上、議案2件であります。
当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
ここで、今6月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、強い農業づくり交付金事業のうち、種子プラント整備費についてただしたところ、富山県は種もみ産地であることから、全国の生産量の59%を占めるが、このうち、JAとなみ野管内の占有率は48%前後で推移している。課題は、県下ほかの4つの産地では種もみの合格率が90%を超えているのに対し、JAとなみ野管内の合格率が76%と低いことである。今回、中野種子プラント及び庄川種子プラントに色彩選別設備装置を導入することにより、合格率を高め、品質向上につなげたいと考えている。今後の展開については、生産調整等の兼ね合いにより、種もみの生産自体が減少傾向にある中、種もみ産地として一定のシェアを確保することは必要であり、今回導入する色彩選別機を有効に活用するとともに、生産者に対する技術支援により合格率を高め、品質のよいとなみブランドを全面に打ち出したいとのことでありました。
次に、米品質向上対策機械導入支援事業補助金のうち、直まき田植え機についてただしたところ、市内の直まき機械の導入台数は20台前後であり、反収については、8俵から9俵近くと聞いている。市内の標準反収が548キロであることから、若干の差はあるが、現段階では直まき栽培技術がある程度確立されており、今後も関係機関との連携で技術指導を実施しながら、移植並みの反収が確保できるよう支援をしていきたい。直まき栽培は、今後、省力化を図っていく意味で大事な取り組みであると考えており、本市においても、国や県の制度を活用しながら、積極的に直まき栽培に取り組むよう、周知をしていきたいとのことでありました。
次に、当委員会における市政一般に関する質疑・意見では、イノシシ対策の現状と今後の取り組みについて、中山間地域の一村一品運動モデル事業について、閑乗寺夢木香村のテニスコート改修工事について、高岡砺波スマートインターチェンジ周辺の企業誘致活動について、イオンモールとなみとの地域貢献連携協定の内容について、プレミアム商品券の販売について、三世代同居推進事業孫とお出かけ支援の実績について、三世代同居空き家利活用事業について、庄川水辺プラザ整備事業について、チューリップ公園北門の設置場所について、市営住宅の入居状況と雇用促進住宅の現状について、農業集落排水事業についてなど、質問、意見及び要望があったところであります。
以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。
◯議長(村岡修一君) 民生病院常任委員長 川辺一彦君。
〔民生病院常任委員長 川辺一彦君 登壇〕
◯民生病院常任委員長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第39号 平成27年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外3件についてを審査するため、去る6月25日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
それでは、本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第39号 平成27年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第40号 平成27年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第41号 平成27年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第42号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、以上、議案4件であります。
当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
ここで、今6月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、国民健康保険税の課税限度額引き上げの根拠及び平成26年度の国民健康保険事業特別会計の決算状況についてただしたところ、課税限度額を引き上げるのは、高額所得者層に負担を多くしてもらい、中間所得者層の負担に影響が及ばないよう配慮したものである。限度額の根拠としては、社会保障改革プログラム法の規定に基づき、課税限度額のあり方について、被用者保険の標準報酬月額上限のルールとのバランスを考慮しつつ、限度額超過世帯の割合が1.5%の水準に近づくよう国が方針づけを行い、段階的に引き上げているものである。なお、平成26年度決算状況見込みについては、歳出では、早い時期においてインフルエンザが流行したが、保険給付費は小幅な増加にとどまったこと、また、歳入もある程度の確保ができたことなどにより、1億2,400万円余の黒字決算を見込んでいる。今後とも国保財政の健全化に向けて、ジェネリック医薬品の利用促進や健康診査等の事業を積極的に展開していきたいとのことでありました。
次に、介護保険事業など、近隣の3市で広域組合事業に取り組む各市の国民健康保険税の課税限度額の足並みがそろわない理由についてただしたところ、国民健康保険税の課税限度額や税率は、各市の事情によって決定し、徴収を行っている。一方、各市が納付する介護保険第2号被保険者の介護納付金については、一定の算出基準が定められており、市によって税収が不足するからといって、額面が変動することはないとのことでありました。
次に、生活機能評価事業における調査項目の内容とその回収率についてただしたところ、生活機能評価の調査項目は全国統一基準を採用しており、要介護1及び要介護2に及ぶ手前における身体機能のチェックとして実施している。返信された回答で、健康運動項目等に異常が確認された場合には、地域包括支援センターでの電話相談や、必要に応じて保健師による訪問等で対応するとともに、開業医の先生にもチェックしてもらっており、この事業は砺波市の介護事業の大きな指標となっている。また、回収率は約70%となっているとのことでありました。
次に、当委員会所管の市政一般に関する質疑・意見等では、カラス環境被害対策モデル事業の効果について、老人クラブの現状と加入促進策について、地域福祉計画等の策定方針について、高齢者入浴券の利用状況について、砺波地方衛生施設組合への負担金見通しについて、今後のし尿処理対応とごみ処理方針について、乳幼児食物アレルギー対策の現状について、繰越明許費にある老人福祉施設整備事業補助金の進捗状況について、斎場への授乳室とキッズコーナーの設置について、病院事業会計における企業会計制度の改正と消費税の影響について、砺波総合病院の高額医療器械の更新について、認知症治験薬の対応について、国の地域医療構想による病床削減方針について、意見及び要望があったところであります。
以上、審査の結果と概要について申し上げ、民生病院常任委員会の御報告といたします。
◯議長(村岡修一君) 総務文教常任委員長 山本善郎君。
〔総務文教常任委員長 山本善郎君 登壇〕
◯総務文教常任委員長(山本善郎君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第39号 平成27年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分についてを審査するため、去る6月26日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
それでは、本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第39号 平成27年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、以上、議案1件であります。
当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
ここで、今6月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、地域コミュニティ活動備品整備費補助金について、申請件数、選定方法及び各種団体への周知方法についてただしたところ、今年度は、各団体から8件の申請があり、県を通じて自治総合センターへ申請し、申請に当たっては、優先順位をつけることが必要であるため、内規により公共度、受益度、緊急度及び地域バランスの視点等により総合的に判断し、全ての案件を申請した。なお、採択されなかった申請案件の取り扱いについては、来年度以降において、再度申請があれば、県を通じて自治総合センターへ提出する。次に、各種団体への周知については、各地区自治振興会への文書による案内を初め、広報やホームページを利用して周知に努めている。その際、市からは過去の実績一覧表を資料として提供していないが、相談があれば提供していくとのことでありました。
次に、砺波市温水プール温水ヒーター更新工事費について、更新内容、施設改善計画及び附帯施設についてただしたところ、夏場には、午前8時30分から1台の温水ヒーターで対応できるが、冬期間には、午前4時ごろから2台の温水ヒーターをフル稼働させるため2台が必要となる。今回は、1台に不都合が生じたための更新であり、残る1台は順調に稼働しており、使用を続ける。また、ガスヒーター導入の検討をしたが、導入には施設全体の改修が必要になることや、それぞれのメンテナンスが必要となることから、現在の重油タイプの温水ヒーターによる更新とした。ただし、今後大規模な改修が必要となったときには、環境やエコ対策を考慮し、全体整備計画を検討していく。また、シャワー室の一部を改修し、温浴槽を設置しているが、新たにジャグジーを設置することについては、大規模改修の中で検討していく。さらに、2階のラウンジの改修については、水泳大会等における保護者観覧席として必要なスペースと考えており、また、プール内の照明器具等が多いとの意見には、今後、節電等を考慮し、対応していきたいとのことでありました。
次に、東部保育所外壁補修工事について、その内容及び施設メンテナンス状況についてただしたところ、保育所2階建て園舎西側のセメント系外壁が、経年劣化により破片が落下し、放置すると危険なため、ガルバリウム鋼板を使用した外壁とし、安全な保育環境を確保したい。また、メンテナンス状況については、各保育所、幼稚園において月1回、保育環境担当者が安全管理点検表に基づき、施設、遊具を点検し報告することとなっている。その結果、必要な修繕には速やかに対応できているとし、また、今年度、教育委員会に施設課が設置されたことにより、専門的なアドバイスを受けられるようになるなど、管理体制がより整ってきており、今後も施設課と連携していきたいとのことでありました。
次に、般若幼稚園用水暗渠改修工事について、その内容と対応策についてただしたところ、般若幼稚園の旧門柱前の用水にかかる暗渠の床板部分が陥没し危険であり、園児が交流している庄東センター及び庄東デイサービスセンターとの往来に支障を来すことから、ボックスカルバート仕様による改修工事を行おうとするものであるとのことでありました。
また、次に、当委員会所管の市政一般に関する質疑・意見等では、職員の交通安全対策について、庄川生涯学習センター利用状況について、職員の雇用状況について、認定こども園について、公共工事の検査対応について、となみ庄川散居村縦断マラソンについて、国勢調査についてなどの意見及び要望があったところであります。
以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。
◯議長(村岡修一君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。
(質 疑)
◯議長(村岡修一君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村岡修一君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(村岡修一君) これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村岡修一君) 討論なしと認めます。
(採 決)
◯議長(村岡修一君) これより、議案第39号から議案第43号まで、平成27年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外4件についてを一括して採決いたします。
お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(村岡修一君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決されました。
日程第2
庄川右岸水害予防組合議会議員の選挙について
◯議長(村岡修一君) 次に、日程第2 庄川右岸水害予防組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
これより、庄川右岸水害予防組合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村岡修一君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村岡修一君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決しました。
庄川右岸水害予防組合議会議員に、山岸銀七氏、山森文夫氏、林 茂之氏、山崎 泉氏、以上4名を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を庄川右岸水害予防組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村岡修一君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々を庄川右岸水害予防組合議会議員の当選人とすることに決し、会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選の告知をいたします。
日程第3
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
◯議長(村岡修一君) 次に、日程第3 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会からの申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(村岡修一君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。
◯議長(村岡修一君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
閉 会 の 挨 拶
◯議長(村岡修一君) 市長から御挨拶がございます。
市長 夏野 修君。
〔市長 夏野 修君 登壇〕
◯市長(夏野 修君) 6月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
今定例会に提案いたしました一般会計補正予算を初め、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ御審議の上、可決をいただき、まことにありがとうございました。
さて、今定例会中の25日に、北陸財務局が発表いたしました6月の北陸経済調査によりますと、個人消費の回復に加え、生産、雇用情勢とも高い水準で回復しているとし、北陸の景気の総括判断を、回復していると2カ月ぶりに上方修正がされました。
本市におきましても、砺波商工会議所並びに庄川町商工会の御協力のもと、プレミアムつき商品券の発行がございました。また、7月には、出町中心市街地に隣接して大型の商業施設店舗がオープンするなど、政府が唱えます、地域からの経済好循環に向けての着実な取り組みが進んでいるものと考えております。
また、先日公表されました、東洋経済新報社の住みよさランキング2015において、前年よりも順位を上げ、全国8位となるなど、本市が全国有数の住みよいまちとして一定の評価をいただいたことは、大変喜ばしいことでございます。
今後も、この評価に一喜一憂せず、三世代同居推進事業などの砺波らしい事業を推進するほか、今定例会で、建設場所や整備スケジュールをお示しした新砺波図書館や砺波市体育館を初めとする出町文教ゾーン整備などの施策を着実に進めながら、「もうひとつ上の“となみ”」に向けて努めてまいります。
どうか議員各位を初め、市民の皆さんのより一層の御理解と御協力をいただきますよう、お願い申し上げます。
これから夏本番を迎えます。各位には、健康に十分御留意いただきますようお願い申し上げますとともに、議員各位並びに報道関係の皆様方にお礼を申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶といたします。どうもありがとうございました。
閉 会 の 宣 告
◯議長(村岡修一君) これをもちまして、平成27年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
どうも御苦労さまでした。
午後 2時29分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成 年 月 日
議 長 村 岡 修 一
署名議員 飯 田 修 平
署名議員 林 忠 男
署名議員 江 守 俊 光