令和2年11月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(山本善郎君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                日程第1
          議案第100号及び議案第101号
○議長(山本善郎君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)及び議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)を追加議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加して提出いたしました議案について御説明を申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を一人で担う低所得の独り親世帯に対しましては、経済的に厳しく、心身ともに大きな負担を強いられていることから、これまで国の臨時特別給付金に加え、市独自の給付金を支給してまいりました。しかし、依然としてその生活実態が厳しい状況であることを踏まえ、国が年末に向け、再度同様の給付金を支給することとしたことから、これに必要な経費を計上するため、議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)を提出するものであります。
 今回、歳出予算の補正を行いますのは、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費の1事業で、その財源は全額が国庫支出金であり、歳入歳出それぞれ1,666万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ286億9,937万4,000円とするものであります。
 加えて、身近な医療機関が一斉に休業に入る年末年始におけるインフルエンザの流行や新型コロナウイルス感染症に備えるため、市立砺波総合病院において救急医療に従事する看護師を例年より増員することとしております。このことに対し、県が医療体制強化と確保のための協力金及び救急医療従事者への慰労金の交付を行うこととしたことから、これに必要な経費を計上するため、議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)を提出するものであります。
 以上をもちまして、本日追加提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ御審議の上、可決をいただきますようお願い申し上げます。

               (質  疑)
○議長(山本善郎君) これより、議案第100号及び議案第101号に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 質疑なしと認めます。

             議案の常任委員会付託
○議長(山本善郎君) ただいま議題となっております議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)及び議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)については、会議規則第37条第1項の規定によりお手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時03分 休憩

 午後 2時39分 再開

○議長(山本善郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                日程第2
議案第85号から議案第91号まで及び議案第93号から議案第101号まで
○議長(山本善郎君) 日程第2 議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)から議案第91号 砺波市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について、議案第93号 砺波市病院事業の設置に関する条例の一部改正についてから議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)を議題といたします。

            (各常任委員会の審査報告)
○議長(山本善郎君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 桜野孝也君。
 〔産業建設常任委員長 桜野孝也君 登壇〕
○産業建設常任委員長(桜野孝也君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今11月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分外2件についてを審査するため、去る12月9日午前10時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催しました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第88号 令和2年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第89号 令和2年度砺波市下水道事業会計補正予算(第1号)、以上、議案3件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 次に、付託案件及び市政一般に関する質疑、意見、要望の概要について申し上げます。
 まず、出町東部第3土地区画整理事業費についてただしたところ、この土地区画整理事業は、令和2年度から9年度までで総額約15億円の事業となっており、うち市の公共施設管理者負担金は約2億円とのことでした。今回の補正2,300万円については、土地の形状改善などを目的とする換地設計等に利用されるとのことでありました。また、権利者については、住んでいる方と土地を持っている方、合わせて56名おられるとのことで、おおむね半分の権利者が事業後も住む、または土地を所有する意向であるとのことでありました。
 次に、富山県新生活様式チャレンジ商店街等支援事業費補助金についてただしたところ、新型コロナウイルス感染拡大防止及び商店街等のにぎわい回復を図るため、となみ駅前商店街振興組合が事業主体となって、県の新生活様式チャレンジ商店街等支援事業費補助金を活用し、統一フラッグを更新するもので、となみ駅前商店街振興組合のエリアにおいて22枚を設置するとのことでありました。
 次に、散居景観保全事業及び農業農村整備事業補助についてただしたところ、債務負担行為の対象となる散居景観保全事業については49件で900万円、農業農村整備事業については3件で150万円とのことで、枝打ち時期は3月から4月が適期となっており、稲作前の春に行うためのものであるとのことでありました。また、令和3年度から補助金の上限が25万円から20万円になることで、今後の申請見込み等についてただしたところ、ここ数年の申請件数は60件から70件で推移しており、令和3年度分は65件で、うち新規の方が約半数であるとのことで、今後も事業の周知に努めていきたいとのことでありました。
 次に、水道事業会計及び下水道事業会計において債務負担行為をするが、工業用水道事業会計はしなくていいかただしたところ、工業用水道事業会計の主要な施設は、井戸から取水するポンプやそれに関する電気設備があり、ポンプについては、下水道の汚水ポンプと比べきれいな水を扱っており、比較的故障が少ないことと、ポンプが2台あり、交互運転していることから緊急性も低いとのこと、また、電気設備については温水プールと供用していることから、教育委員会において保守管理を行っているため、債務負担行為による業務委託は不要であるとのことでありました。
 また、市政一般に関しては、まず企業誘致について、スマートインター柳瀬工場適地の進捗等についてただしたところ、柳瀬地区のレディーメードによる工業団地の造成については、地元の皆さんの御理解と御協力を得ながら、現在、基本計画の策定や現地測量、地質調査について計画どおりに進めているとのことで、今後は用地の売買手続を進めるとともに、計画どおりに進めば、来年度早々には農振法や農地法の手続を進めていきたいとのことでありました。
 また、近隣のICパーク高岡が9区画全て完売したことについてどう受け止めているかただしたところ、ICパーク高岡はすぐに完売した印象があると思われているが、高岡市において相当以前から準備をされていたものであるということを理解してもらいたいとのことでありました。
 次に、鳥インフルエンザ対策とカラス対策についてただしたところ、鳥インフルエンザについては、国内の発生状況は12月8日現在、6件17事例となっており、市内の養鶏農家への周知については、県では定期的な巡回調査と防疫体制の徹底を指導されており、市では、防疫体制の再徹底と文書及び口頭にて防疫体制の徹底について指導しているとのことでありました。
 カラス対策については、捕獲おりの設置をできないかただしたところ、おりの設置条件として、設置に必要な場所が確保できることや、土地所有者と地元の同意をいただいていることなどがあるが、その中でも特に捕獲おりの管理、おとりとなるカラスの餌やりや水の交換など地元の協力が必要となってくるため、そう簡単ではないとのことでありました。
 次に、コロナ禍で利用者が増えている弁財天公園を、分かりやすく安心して利用してもらえるようにできないかただしたところ、都市公園である弁財天公園では、法律または条例によってたき火等は禁止となっているが、そのほかの河川区域においては、迷惑のかからない範囲で自由に使用してもいいと考えていることから、公園区域や禁止・中止事項が分かるよう、ホームページへの掲載について今後検討したいとのことでありました。
 次に、生産調整及び農産物の輸出対策についてただしたところ、砺波市の減反率の推移については、令和3年産については令和2年産の転作率より上がると見込まれるが、詳細な数値については、現在、砺波市水田農業推進協議会で試算しているところであるとのことでありました。
 農産物の輸出については、県内では米や水産物、日本酒などの輸出をしている。市内では、となみブランドのチューリップ球根をはじめ、民間企業によるユズみそやしょうゆ、日本種やウイスキーを台湾、中国、香港などに輸出しているとのことでありました。
 そのほか、工業用水道の需要拡大について、消雪装置の設置についてなどの意見及び要望があったところです。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(山本善郎君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
 〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今11月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分外5件についてを審査するため、去る12月10日及び本日、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第86号 令和2年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第87号 令和2年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第90号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)、議案第93号 砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)、以上、6件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 次に、付託案件に関する質疑、意見、要望の概要について申し上げます。
 まず、民生委員児童委員費用弁償についてただしたところ、民生委員児童委員の活動は、地域社会を取り巻く環境の変化により、地域住民の課題が複合化・複雑化しており、訪問回数の増加などで負担も大きくなっていること、また、児童虐待相談の急増などで、民生委員児童委員の活動のより一層の活性化を考慮され、地方交付税措置が拡充されて1人当たり1,200円になっているとのことでした。
 次に、生活路線運行費補助金についてただしたところ、新型コロナウイルスの影響を受けた民間バス対象路線は庄川線、砺波総合運動公園線、若林線であり、旅客収入が当初見込みの3割減となっていることから、欠損分について補助をするものであること、また、今後とも生活路線バスの維持に努めていきたいとのことでした。
 次に、高齢者等への新型コロナウイルス感染症検査助成事業についてただしたところ、対象者数の積算根拠は、1月から3月までの平日日数60日に1日当たりの検査を2件として120人としたとのことで、検査希望者が120人を超えたときは再度県と協議をして事業を進めていくとのことでした。
 次に、市立砺波総合病院における新型コロナウイルスのPCR検査の現状と今後の予定についてただしたところ、新しく入院する患者全員に対して実施するものであり、現在、検査は外部に委託しており、1回1万5,000円の費用がかかるが、患者本人の自己負担はない。来年1月には検査機器が導入される計画であり、緊急性の高いものについて優先的に検査する予定であるとのことでした。
 次に、マイナンバーカードを活用した健康保険資格確認に関する周知方法についてただしたところ、健康保険証としての活用は来年3月中を目途としており、今後、国から詳細な日程が提示され次第、周知に努めたいとのことでありました。また、マイナンバーカードを持たない場合でも、健康保険証は従来どおり使えるとのことでした。
 次に、市政一般に関しては、年末年始の救急医療体制の確保についてただしたところ、市立砺波総合病院の年末年始の対応は、通常の救急業務に加えて、新型コロナウイルス感染症対策として、検査の介助、問診、説明、患者移送などの業務が増えることから、看護師を増員配置し対応に万全を期していくとのことでした。
 そのほか、コロナ禍における諸課題(8050問題・9060問題、自殺者の増加)について、生活福祉資金、生活保護の申請、執行状況について、75歳以上の方への入浴券について、認知症対策について、民間アパートの資源ごみの収集について、免許証返納者の外出支援及びデマンドタクシーの市内拡大について、国民健康保険の減免措置について、発熱外来棟の工事の進捗状況についてなどの意見及び要望があったところです。
 また、当委員会では、去る11月6日に砺波市社会福祉協議会と意見交換を行い、福祉のまちづくりの主体は自治会長(町内会長)であること。ボランティアセンターをはじめとして災害時に適切に対応できるシステムづくりが重要であること、災害時の要支援者の登録の促進及び災害発生時の各人の行動指針と居場所等が把握できる体制づくりが必要である等の意見があり、今後、継続して検討することとなりました。
 以上、審査結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(山本善郎君) 総務文教常任委員会委員長 有若 隆君。
 〔総務文教常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○総務文教常任委員長(有若 隆君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今11月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分外8件について審査するため、去る12月11日及び本日、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第91号 砺波市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について、議案第94号 砺波市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づく促進区域内の固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について、議案第95号 高岡市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第96号 射水市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第97号 氷見市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第98号 小矢部市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第99号 南砺市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)、以上、9件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 次に、付託案件及び市政一般に関する質疑、意見、要望の概要について申し上げます。
 まず、補正予算案のうち、企画費の地域コミュニティー活動備品整備費補助金の補助対象となる事業内容についてただしたところ、この補助金の対象となるものについては、一般社団法人自治総合センターが公表している宝くじの助成事業実施要綱では、住民が自主的に行うコミュニティー活動に必要な設備や備品などの整備に関する事業とされており、建築物や消耗品は補助対象とならないとのことでありました。
 また、この事業補助金を受ける団体の選考等についてただしたところ、市に団体より補助申請があれば、市で自治総合センターが定める助成事業実施要綱に合致しているか審査を行い、県を通じて自治総合センターへ推薦している。補助金を受ける団体数は年度によってばらつきはあるが、近年は2団体が補助金を受けているとのことでありました。
 次に、人口対策費の地域おこし協力隊起業支援補助金が人口対策にどのように寄与しているかをただしたところ、この地域おこし協力隊の方は、県外から市内の空き家に住まいして就業されておられ、空き家の解消や人口の増加に寄与していただいているとのことでありました。
 また、起業支援補助金の内容についてただしたところ、補助対象者は、焼き菓子の製造・販売を行うため、空き家を改修して起業されるため、国の地域おこし協力隊推進要綱に任期終了後1年以内に起業された方が補助対象となっていることから、起業支援補助金100万円を補助するとのことでありました。
 次に、とやまっ子子育て支援サービス普及促進事業の制度と仕組みについてただしたところ、県内全ての市町村において、お子さんが生まれたときにとやまっ子子育て応援券を交付している。応援券の金額は、第1子が1万円、第2子が2万円、第3子以降が3万円となっており、利用期限は出生から3年間となっている。
 子育て家庭の負担を少しでも軽減するために、保育・育児支援では、保育所や認定こども園での一時預かりや子ども向けの読み聞かせ絵本の購入、また保健・健康関係では、任意の予防接種(インフルエンザ、おたふく風邪、ロタウイルス)や乳児の健康診査などの対象サービスがあるとのことでありました。
 次に、母子保護措置費に関連して、児童虐待・養護の相談件数とその推移についてただしたところ、砺波市要保護児童対策地域協議会で把握している児童に関する様々な悩み事の相談件数は、昨年度新規に100件あり、そのうち児童虐待・養護の件数が28件となっており、児童虐待の過去からの推移を見ると年々その件数は増えてきているとのことでありました。
 次に、消防施設管理費、出町分団器具置場改築工事の改築概要についてただしたところ、出町分団器具置場は現在の器具置場を解体して改築するもので、新たな器具置場は、鉄骨造り2階建て延べ床面積が160平方メートルで、1階に消防車両を2台格納する車庫を配置し、2階に消防団員が待機する詰所と収納庫を配置するとのことでありました。
 また、今後のスケジュールについてただしたところ、来年2月に工事契約を行い、JRとの調整を行ってから、現在の器具置場の解体作業を予定している。改築工事は、解体が完了する4月に着工し、10月末に竣工を予定しているとのことでありました。
 また、消防車両2台の配備についてただしたところ、出町分団が管理する消防ポンプ自動車に加え、現在鷹栖地区で保管している中部方面隊の多機能消防車を出町分団器具置場へ移し、配備する予定とのことでありました。
 関連して、消防団員の駐車場確保についてただしたところ、消防団員の駐車場の対応については、旧砺波図書館前の駐車場や砺波体育センター駐車場、出町中学校駐車場などを当該施設の利用者の使用の支障とならないよう十分に注意し、活用させていただくことを関係機関と調整していくとのことでありました。
 次に、砺波市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定に関して、具体的な採用予定や年齢制限についてただしたところ、令和3年度の具体的な採用は未定である。また、識見や能力は年齢によるものではないことから、原則として年齢制限は設けないとのことでありました。
 関連して、会計年度任用職員との違いについてただしたところ、会計年度任用職員は1年間(年度)だけの任用となるが、任期付職員は最大で5年以内で必要とした期間任用するものである。また、管理的職員としても任用でき、専門的な分野での管理責任も負うことができるとのことでありました。
 さらに、賃金水準についてただしたところ、一般的に識見を有する任期付職員は、補助的業務を行う会計年度任用職員より賃金は高く設定されるとのことでありました。
 次に、議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費の経緯と内容についてただしたところ、国においては、6月の第2次補正予算において、本市では6月定例会並びに第3回臨時会にて議決し、新型コロナウイルス感染症対策として、ひとり親世帯臨時特別給付金の支給を行ってきた。今般、国において再度同様の特別給付金を支給することとしたことから、基本給付の再支給分として1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円を年末までに支給するとのことでありました。
 このほかの付託案件に関しては、高岡市、射水市、氷見市、小矢部市及び南砺市との とやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議の変更内容についての意見及び要望があったところです。
 また、市政一般に関しては、市総合計画後期計画策定の進捗状況と今後の対応について、GIGAスクール構想の進捗状況と新年度からのICT教育への対応について、本年度からの英語教科への対応状況と新年度に向けての取組について、小中学校教員の働き方改革についてなどの意見及び要望があったところです。
 また、去る9月4日に行いました砺波市体育協会との意見交換会を踏まえ、11月6日には、陸上競技場、野球場、多目的競技場、B&G海洋センター、向山健民公園テニスコートの体育施設について、施設の老朽化の現状を把握するため、現地調査を行いました。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(山本善郎君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

               (質  疑)
○議長(山本善郎君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 質疑なしと認めます。

               (討  論)
○議長(山本善郎君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
 〔2番 境 欣吾君 登壇〕
○2番(境 欣吾君) 通告に基づき、議案第90号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)に対する反対討論を行います。
 この補正予算に反対する理由は、マイナンバーカードによるオンラインでの保険資格確認システムの導入が計上されており、マイナンバー制度を行政の執行に根づかせ市民生活に広く浸透させるというものだからです。
 このシステムにより、受診の際、過去の治療や投薬、検診などの結果をその場で見ることができ、迅速で正確な診断や治療につながることや、保険資格の判定が即座にできることによる事務処理の効率化が期待できるなどのメリットが想定されています。
 患者にとっても医療機関にとっても意味のあるシステムと考えますが、問題は、膨大な個人の医療に関する情報がまとめてマイナンバーにひもづけされるということです。全国の公立の病院で一律に進められるとのことですが、来年3月からの健康保険証代わりのマイナンバーカードの利用に加え、運転免許証との一体化も計画されています。任意であるマイナンバーカードの取得を実質的に強制にしようとする方向での施策が次々と進められていきます。
 国民の所得や資産、医療や教育など、個人を丸ごとスキャンした膨大なデータが政府に集中し、国家による個人データの管理が一層進むことになります。
 国民それぞれが納めた税金や保険料などの額と行政から得られる社会保障の給付額とを比較できるようにし、社会保障を自己責任による自助努力の範囲内に抑制するものに変えていこうとするのがこの制度の最大の狙いですが、このような新自由主義的な考え方の危うさは、コロナ禍で進行している医療や介護の危機的状況で明らかになったところではないでしょうか。
 集まるデータの分野と量が増えるほど情報の価値が高まり、攻撃の対象となり、漏えいの危険が高まることもこの間述べてきたとおりです。
 この予算によるシステムの構築は、マイナンバー制度を行政に根づかせ市民生活に広く浸透させようとするものなので、反対をします。
 以上で反対討論を終わります。
○議長(山本善郎君) 14番 今藤久之君。
 〔14番 今藤久之君 登壇〕
○14番(今藤久之君) 通告に基づき、議案第90号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)について、賛成の立場から討論を行います。
 これまでも何度も議論のあったところでありますが、マイナンバーカードについては、社会保障、税、災害対策の分野で効率よく情報を管理、活用するものであり、大きく3つの目的があるものです。1つ、公平で公正な社会の実現を図る、2つ、行政手続が簡単になり、国民の利便性が向上する、3つ、正確で無駄のない行政手続で、行政の効率化を行うであります。
 これまでも、マイナンバー制度そのものにリスクがあるので反対であるとの意見がありましたが、交通事故のリスクがあるから自動車には乗らないというように聞こえます。リスク回避の努力を重ねながら、大きなメリットを享受すべきであると申し添えておきます。
 さて、今回の補正は、マイナンバーカードによるオンライン資格確認のシステム導入を行うための補正であります。具体的には、マイナンバーカードのICチップ内にある利用者証明用電子証明書を用いて、社会保険支払い基金、国民健康保険中央会から、オンラインにより資格情報等の提供を受けるものであります。
 なお、マイナンバーカードをお持ちでない方への対応については、これまでどおり保険証で行うということであります。
 まず、受診者にとってのメリットですが、高額療養費制度の利用が大変便利になるものであります。これまで、入院や通院治療で医療費が高額になる場合には、事前に限度額適用認定証、限度額適用・標準負担額減額認定証の交付を申請する必要がありました。しかしながら、オンライン資格確認を導入した医療機関では、顔認証つきカードリーダーによって高額療養費制度の利用を同意確認することで、社会保険支払い基金、国民健康保険中央会から医療機関に限度額の適用区分情報が提供されるので、申請が省略できることになります。限度額適用認定証の交付手続が省略できるわけであります。
 次に、受診者と医療機関、両者のメリットとしては、特定健診等情報、薬剤情報の閲覧ができることが挙げられます。受診者が同意することで医師、歯科医師、薬剤師等の有資格者が閲覧可能になり、得られた情報からより総合的な診療が行えることとなり、受診者と医療機関両者にとって有意義となるものであります。つまりは、総合的医療情報による診療の展開が瞬時に可能になるということであります。
 さらに、医療機関にとってのメリットとしては、診療報酬明細書(レセプト)の返戻事務等の軽減が挙げられます。保険証の有効な資格情報がオンラインで即時に確認でき、資格喪失をしているものについて受診者に確認を促すことができるので、レセプトの返戻に関する事務が減ることとなります。レセプトの返戻がありますと、保険者から医療機関への支払いが遅れることは言うまでもありません。
 市民の皆さんがマイナンバー制度のメリットをより多く享受できますように、本予算は必要なものであります。
 以上の観点から、議案第90号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)について賛成の討論といたします。
○議長(山本善郎君) 以上で討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(山本善郎君) これより採決をいたします。
 まず、議案第90号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山本善郎君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第85号から議案第89号まで、議案第91号、議案第93号から議案第101号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山本善郎君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決されました。

                日程第3
       議員提出議案第3号から議員提出議案第5号まで
○議長(山本善郎君) 次に、日程第3 議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正についてから議員提出議案第5号 砺波市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 提出者を代表して、議会運営委員会委員長 今藤久之君。
 〔議会運営委員長 今藤久之君 登壇〕
○議会運営委員長(今藤久之君) 議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正について、議員提出議案第4号 砺波市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について及び議員提出議案第5号 砺波市議会会議規則の一部改正につきまして、提出者を代表して、関連がありますので、併せて提案理由の説明を申し上げます。
 国では、新型コロナウイルス感染症への対応が求められる中、テレワーク等の推進とデジタル時代を見据えた観点から、押印の見直しについて徹底して取り組まれており、市においても順次、押印廃止の手続が進められております。
 このような状況から、砺波市議会としましても、将来のデジタル化に向け、押印廃止に取り組むため、条例2件及び規則1件の所要の改正を行うものであります。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

               (質  疑)
○議長(山本善郎君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 質疑なしと認めます。

               (討  論)
○議長(山本善郎君) これより上程議案に対する討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認めます。

               (採  決)
○議長(山本善郎君) これより採決をいたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正についてから議員提出議案第5号 砺波市議会会議規則の一部改正については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山本善郎君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正についてから議員提出議案第5号 砺波市議会会議規則の一部改正については、原案のとおり可決されました。

             日程第4から日程第7
        砺波市選挙管理委員会委員の選挙について外3件
○議長(山本善郎君) 次に、日程第4 砺波市選挙管理委員会委員の選挙について、日程第5 砺波市選挙管理委員会委員補充員の選挙について、日程第6 砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙について、日程第7 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について、以上4件を一括して議題といたします。
 これより選挙を行います。
 お諮りいたします。この際、日程第4から日程第7までの各選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程第4から日程第7までの各選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 また、選挙管理委員会委員補充員の補欠順序は、指名の順序によることにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、補充員の補欠順序は指名の順序によることに決定いたしました。
 砺波市選挙管理委員会委員に
 田 邉 浩 一 君
 今 井 秀 昭 君
 渡 邉 美智子 君
 大 井 幹 男 君
以上4名を、
 砺波市選挙管理委員会委員補充員に
 佐 伯 悦 子 君
 髙 畑 邦 男 君
 森 松   敬 君
 長 原 良 男 君
以上4名を、
 砺波地方衛生施設組合議会議員に
 夏 野   修 君
を、
 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員に
 夏 野   修 君
を、それぞれの委員会委員、補充員及び議会議員に指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々をそれぞれの委員会委員、補充員及び議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、それぞれの委員会委員、補充員及び議会議員の当選人とすることに決し、議会議員の当選につきましては、議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。

                日程第8
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(山本善郎君) 次に、日程第8 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

          追加日程第9から追加日程第11まで
○議長(山本善郎君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第102号 砺波市監査委員の選任について、議案第103号 砺波市教育委員会委員の任命について、議案第104号 砺波市公平委員会委員の選任について、以上、議案3件が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第9から追加日程第11までとし議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第102号から議案第104号までを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

               議案第102号
○議長(山本善郎君) これより、追加日程第9 議案第102号 砺波市監査委員の選任についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第102号 砺波市監査委員の選任についてを御説明いたします。
 現砺波市監査委員の佐野勝隆氏の任期が本年12月23日をもって満了となりますので、引き続き同氏を砺波市監査委員として選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。何とぞ御審議の上、御同意をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本善郎君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

(採  決)
○議長(山本善郎君) これより、議案第102号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第102号 砺波市監査委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第102号 砺波市監査委員の選任につきましては、原案に同意することに決しました。

               議案第103号
○議長(山本善郎君) 次に、追加日程第10 議案第103号 砺波市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第103号 砺波市教育委員会委員の任命について御説明いたします。
 現砺波市教育委員会委員の齋藤正樹氏の任期が本年12月22日をもって満了となりますので、引き続き同氏を砺波市教育委員会委員として任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ御審議の上、御同意をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本善郎君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

               (採  決)
○議長(山本善郎君) これより、議案第103号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第103号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第103号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに決しました。

               議案第104号
○議長(山本善郎君) 次に、追加日程第11 議案第104号 砺波市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第104号 砺波市公平委員会委員の選任についてを御説明いたします。
 現砺波市公平委員会委員の丹羽千代美氏の任期が本年12月23日をもって満了となりますので、引き続き同氏を砺波市公平委員会委員として選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。何とぞ御審議の上、御同意をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本善郎君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

               (採  決)
○議長(山本善郎君) これより、議案第104号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第104号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第104号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。

○議長(山本善郎君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(山本善郎君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 11月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました一般会計補正予算をはじめ、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、追加提案した議案も含め、それぞれ御審議の上、可決をいただき、誠にありがとうございました。
 議会中にいただきました各般の御意見や御要望などの趣旨にも意を配しながら、今後とも適正で効率的な市政の運営に努めてまいりたいと存じます。
 本年は、年初めから未曽有のコロナ禍に見舞われ、今また全国各地で新たに確認された感染者数や重症者数が連日のように過去最多を更新する中、年末年始を迎えることとなります。
 国がGo Toキャンペーンを全国一律に停止する措置を取るなど、厳しい状況が続く中、市民の皆さんには改めて一人一人が基本的な感染防止対策を継続、徹底し、また、他地域との往来につきましては慎重に判断していただきますようお願いを申し上げます。
 他方、今会期中には、日本政府も購入契約を結んでおります海外で開発されたワクチンが接種され始めたところであります。日本においても来年前半からの接種を目指しているところであり、本市においても、有効なワクチンの供給が開始された場合に速やかに接種できるよう、しっかりと体制を整備してまいります。
 加えて、年末年始の診療体制の確保をはじめ、発熱外来の整備など感染症対策を着実かつ迅速に進め、市民の安全・安心のために万全を尽くすとともに、今回追加提案させていただきましたように、暮らしや地域経済を支え回復させる取組を今後も切れ目なく適時適切に行ってまいります。
 議員各位には、本年は、定例会に加え、臨時会の開催をはじめ、先議や追加提案に対する審議もお願いするなど、本市の新型コロナウイルス感染症に対する適時な対応を可能としていただき、改めて御理解と御協力に感謝を申し上げます。
 今年度中にさらなる臨時会の開催もお願いすることもあるかと存じますが、その際には引き続きよろしくお願いを申し上げます。
 さて、答弁の中でも、私の3期目の市政の始まりに当たり所信を述べさせていただきましたが、ウィズコロナ・アフターコロナ時代の新たな課題や難局に対し知恵と工夫を凝らし、誠心誠意、全力で施策の実現に傾注してまいる所存でございます。
 特に、現在進めております地方創生関連事業や人口減少対策をはじめとする重点施策に引き続き取り組み、公共施設の再編を地元の皆さんなどの御意見も伺いながら進めるとともに、課題となっております学校再編や市庁舎整備の方向性を示すことなど、砺波市の持続可能な発展のために、引き続き市民の皆さんと共に前向き、現場主義で市政運営に努めてまいりますので、議員各位並びに市民の皆さんの一段の御理解と御協力をお願い申し上げます。
 結びに、議員各位をはじめ、関係各位に重ねてお礼を申し上げますとともに、皆様方がお健やかでよいお年を迎えられますよう、また、新しい年は新型コロナウイルスの問題が少しでもよい方向に向かうことを祈念いたしまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(山本善郎君) 以上をもちまして、令和2年11月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時40分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   山 本 善 郎

   署名議員   林   忠 男

   署名議員   山 森 文 夫

   署名議員   開 田 哲 弘