1.会議の経過
午前10時03分 開会
開 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年第1回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。
日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(川辺一彦君) これより、本日の日程に入ります。
日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
8番 山 本 篤 史 君
9番 有 若 隆 君
10番 山 田 順 子 君
以上といたします。
日程第2
会期の決定について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。
日程第3
議案第1号から議案第3号まで
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 議案第1号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第9号)から議案第3号 財産の取得についてまでを議題といたします。
(提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
市長 夏野 修君。
〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) おはようございます。
本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
初めに、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。
国は、「オミクロン株」の感染力が従来株に比べ強く、1日当たりの新規感染者数が急速に拡大するとともに、病床使用率も上昇し、医療が逼迫するおそれが出てきたことなどから、広島など3県に対し、1月9日から「まん延防止等重点措置」を適用し、さらに、昨日1都12県への追加適用を決定したところであります。
富山県におきましても、市中感染による感染拡大も懸念されることなどから、1月7日に「富山アラート」を発出しております。
本市では、「富山アラート」発出後、直ちに市新型コロナウイルス感染症対策本部員会議を開催し、市長メッセージにおいて、基本的な感染防止対策の徹底を改めて呼びかけたところであり、市民の皆さんには、感染が拡大している地域への往来は慎重に検討するなど、友人や家族などに「うつさない」、そして自分も「うつらない」行動の徹底をお願いしております。
次に、新型コロナワクチン接種事業について申し上げます。
昨年12月から医療従事者や高齢者施設等の入所者、職員等の3回目の接種を開始しており、一般の高齢者等の接種につきましては、「オミクロン株」の急速な感染拡大を受け、砺波まなび交流館での集団接種を1月29日に前倒して実施することとし、2月1日からは市内26の医療機関による個別接種を、2月6日からは集団接種サテライト会場での接種を開始することとしております。
また、予約受付を今月26日から開始することとしており、予約時の混乱をできる限り避けるため、コールセンターの人員体制を整えるとともに、インターネットによる予約が困難な方のため、イオンモールとなみに予約受付サポート特設コーナーを開設することとしております。
今後、新型コロナウイルスの感染状況に応じたさらなる接種の前倒しや、5歳から11歳までの接種などへの対応も必要となることが見込まれますが、情勢を注視しながら速やかに市民の皆さんへの接種が実施できるよう、砺波医師会や関係機関の協力を得て進めてまいりたいと考えております。
次に、大雪に関する対応について申し上げます。
1月13日には、県内で断続的に雪が降り続き、3時間で20センチメートルの積雪があったことから、同日、本市に対して、富山地方気象台から「顕著な大雪に関する気象情報」が発表されました。
本市では、速やかに雪害対策本部を設置し、関係部署によるリモート会議を開催し、降雪状況や除雪状況、小中学校等の対応などの情報共有を図るとともに、ホームページへの情報掲載や緊急防災メールの発信など、市民の皆さんの安全の確保と円滑な道路交通のための対応を行ったところであります。
幸いこれまでは市民生活に大きな支障とはなっていませんが、市民の皆さんには、常日頃からテレビやラジオ、市ホームページなどで気象情報を確認し、大雪などの災害に対する備えをお願いするものでございます。
それでは、これより本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
まず、議案第1号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第9号)につきましては、歳入歳出それぞれ1億210万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を245億8,101万2,000円とするものであります。
歳出予算の主なものとしては、
金融対策費 2,332万5,000円
市道改良事業費 4,500万円
砺波チューリップ公園再整備事業費 3,000万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
国庫支出金 6,293万8,000円
市債 3,750万円
などであり、不足する額166万6,000円を繰越金で措置するものであります。
次に、議案第2号 令和3年度砺波市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、(仮称)高岡砺波スマートインター柳瀬工業団地造成等工事のため、所要の補正を行うものであります。
次に、議案第3号 財産の取得につきましては、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
よろしく御審議の上、可決をいただきますようお願いを申し上げます。
(質 疑)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第1号から議案第3号までに対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。
議案の常任委員会付託
○議長(川辺一彦君) ただいま議題となっております議案第1号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第9号)から議案第3号 財産の取得についてまでは、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時11分 休憩
午前11時15分 再開
○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(常任委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) これより、付託いたしました案件について、所管委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員会委員長 有若 隆君。
〔産業建設常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○産業建設常任委員長(有若 隆君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告を申し上げます。
本日、当委員会に付託されました案件3件について審査するため、委員会を開催いたしました。
それでは、本日、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第1号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、議案第2号 令和3年度砺波市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)、議案第3号 財産の取得について、以上3件であります。
当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
なお、付託案件に関する審議の過程において、次の意見、要望がありましたので申し上げます。
1点目、コロナ禍により、商工業者や事業者等の資金繰りが大変厳しい状況にあり、融資見込み件数、貸付実行見込額が増加していることから、利子補給額を追加し、基金に積み立てるものであり、今後の商工業者等への金融対策に万全を期されるとのこと。
2点目、市道桜つづみ線の道路改良工事については、国の交付金の追加配分を受け、主要地方道坪野小矢部線の砺波大橋西橋詰との交差点を改良するものであり、交通事故防止の観点からも事業の促進を図られるとのこと。
3点目、(仮称)高岡砺波スマートインター柳瀬工業団地(第1団地)造成工事費については、農振除外や農地転用、開発行為などの手続が完了し、前倒しで4ヘクタールの造成に着手するものであり、造成に当たっては、浸水ハザードマップに対応し、全体をかさ上げして浸水リスクに備えるため、盛土には東海北陸自動車道の4車線化工事の発生土8万立米を活用してコストの縮減につなげるとのことでありました。
また、企業誘致に当たっては、県と連携を図って進められるとのことであり、第2団地も早期に着工できるよう要望したところであります。
以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 山本善郎君。
〔総務文教常任委員長 山本善郎君 登壇〕
○総務文教常任委員長(山本善郎君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
本日、当委員会に付託されました案件1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
それでは、本日、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第1号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分の1件であります。
当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
なお、付託案件に関する審議の過程において、次の意見、要望がありましたので申し上げます。
議案第1号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、地域情報化推進事業費211万3,000円につきましては、国が進めるマイナポイント事業の第2弾に取り組むため、市民課窓口に専用支援ブースを設置し、支援員1名の常駐を委託し、申請手続やマイナポイント取得の手続等をサポートしていくとのことでありました。
今回の事業の期間は、3月までの約2か月間としその間の委託料を計上するもの。また、その内容は、市のホームページや広報等で周知するとのこと。加えて、次年度は、当初予算で対応し9月末まで事業を展開していくとのことでありました。
そこで、既にマイナンバーカードを取得されたがマイナポイントを取得されていない方やこれからマイナンバーカードを取得される方々に支障を来さない対応に努められたいなどの要望がありました。
以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の報告を終わります。
(質 疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。
(討 論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結します。
(採 決)
○議長(川辺一彦君) これより採決をいたします。
まず、議案第1号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第2号及び議案第3号を一括して採決いたします。
お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
○議長(川辺一彦君) 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。
閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
市長 夏野 修君。
〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今般提案いたしました一般会計補正予算案をはじめ、当面必要となってまいりました諸案件につきまして、それぞれ御審議の上、可決をいただき、誠にありがとうございました。
さて、昨年末に7回目の臨時会で閉じました市議会でありますが、本年の始まりもまた臨時会となりました。誠にありがとうございます。
繰り返し申し上げていることではございますが、感染症対策であれ、経済対策であれ、諸施策をタイムリーに実行することが非常に重要であります。オミクロン株によります急激な感染拡大に直面している最中でありますが、コロナ禍からの回復をにらんで準備をしっかり行っていくことも同時に進めなくてはならないと考えております。
議題となりました工業団地造成事業につきましては、地元はもとより、県の関係部署の御理解と御協力の下、事業が円滑に進捗することとなったことは、議員各位の御理解と御協力のおかげと改めて感謝を申し上げたいと思います。今後ともより一層の御理解と御協力を賜りますよう、改めてお願いを申し上げます。
また、本日は大寒であります。暦の上では最も寒い季節となります。まさに今朝はそうでありました。
大雪につきましては、いましばらく知恵が必要であり、今後の降雪に対しましても、市民生活に支障が生じないよう、万全の体制で臨んでまいる所存でございます。
結びに、議員各位をはじめ関係各位に重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
閉 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和4年第1回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
どうも御苦労さまでした。
午前11時26分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
令和 年 月 日
議 長 川 辺 一 彦
署名議員 山 本 篤 史
署名議員 有 若 隆
署名議員 山 田 順 子