令和2年第3回 総務文教常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 4時11分 開会

(第3回臨時会付託案件の審査)
○有若委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分を審査いたします。
 初めに、補正予算の内容について当局からの説明を受けます。
 坪田総務課長。
○坪田総務課長 お疲れさまです。
 総務課からは、議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分について御説明いたします。
 まず、事務電算化推進事業ですが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、県や他市など外部とのリモート会議等がこれまでに実施されているところですが、これまではモバイルルーターで急場をしのいでいるというような状況でございました。
 今後は、新しい生活様式に対応した業務の必要性に加えまして、会議地までの移動時間をなくす事務の効率化の観点からも、リモート会議に常時対応できるようにするため、庁内に必要なWi-Fi環境を整備するものであり、これらの整備のために必要な費用240万円を計上するものでございます。
 なお、当該事業につきましては、全額地方創生臨時交付金を充てるものでございます。
 次に、地域情報化推進事業費でございます。これにつきましては、7月22日の全員協議会で御説明をさせていただきましたが、国の令和2年度第2次補正予算及び富山県の令和2年6月補正予算に計上されました補助金等を活用して、砺波広域圏事務組合及びとなみ衛星通信テレビが有する本市内のケーブルテレビ網の同軸ケーブルを全て光化するために必要な事業費を計上しております。砺波広域圏事務組合には特別分担金として1億7,600万円を、またTSTにはケーブルテレビ光ケーブル化補助金として6,400万円余を、合計しまして2億4,000万円余を支出するものでございます。
 本市内では、NTTが光通信事業を行っているものの全域ではなく、また特に庄川の東側は全く光化になっていないところでありまして、同社によりますと整備の計画はないということでございました。
 本市といたしましては、市内ケーブルテレビ網を光化することで、市内の全域において大容量の高速通信が可能となり、新しい生活様式やSociety5.0社会を推進できるものとして期待をしているところでございます。
 また、同軸ケーブルになっているところにつきましては、整備から約20年経過し老朽化しております。いずれもケーブルテレビ網の更新をしなければならないという課題を有しておりまして、またこの課題が解決できるということ、さらにはケーブルテレビで放送させております4K、8Kのテレビにつきましては、同軸ケーブルでは配信できないということから、ケーブルテレビ網を光化することで視聴格差も解消できるものと考えております。
 この歳出、財源につきましては、国の地方創生臨時交付金を全額充てるということにしております。
 続きまして、防災対策費ですが、コロナ禍においても災害は起こり得ることから、避難所にあらかじめ対策を施すことが求められており、国ではコロナウイルス感染症に対応した避難所の運営のガイドラインを示されているところでございます。
 先ほど一般質問でもお答えしましたとおり、本市におきましてもマニュアルを作成したところであり、これに基づきまして必要な消耗品と備品を備蓄するものであり、テント、間仕切りなどの需用費に1,800万円を、また大型扇風機、発電機などの備品費に約1,200万円などを計上しているところでございます。
 これら備品等につきましては各地区の自主防災会に備蓄するほか、分散避難など様々な場面に対応できるように災害対策本部において備蓄し、有事に備えたいというふうに考えております。また、9月27日の防災訓練におきましては、これらのコロナ対策を含めた訓練を行うこととしております。
 なお、整備に必要な費用につきましては、全額地方創生臨時交付金を充てるものでございます。
 総務課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 私からは、一般会計補正予算のうち財政課所管部分について御説明申し上げます。
 病院事業会計費につきましては、国の包括支援交付金を受けまして、病院事業会計で行います感染症予防のための資機材購入の対象期間が3か月相当量の見込みのため、6か月相当量を追加して資機材購入を行う事業に対して補助するもので、事業費800万円を繰り出しし、追加して補正するものでございます。
 私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○有若委員長 次に、河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 引き続き、教育総務課から所管部分について御説明申し上げます。
 スクールバス運行費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、スクールバスの3密を防ぐためバスを増車するための費用776万3,000円を計上するものでございます。
 次に、小学校施設管理費につきましては、夏季休業期間の短縮に伴い冷房設備の稼働日数が増加することから、その分の電気料見込み600万円を計上するものでございます。
 次に、小学校教育奨励費につきましては、夏季休業期間の短縮に伴い学習支援員等の勤務日数が増加することから、その分の人件費470万円を計上するものでございます。また、学校再開に伴う学習保障やGIGAスクール構想を進めるための電子黒板を全てのクラスに整備できるようにするもので、事業費2,650万円を計上するものでございます。
 次に、小学校心の教室運営費につきましては、夏季休業期間の短縮に伴い心の教室相談員の勤務日数が増加することから、その分の人件費48万4,000円を計上するものであります。
 次に、中学校施設管理費につきましては、小学校施設管理費と同様に、夏季における冷房設備の稼働日数が増加することから、電気料300万円を計上するものでございます。
 次に、中学校教育奨励費につきましては、小学校教育奨励費と同様に、夏季におけるスタディメイト等の人件費112万8,000円を計上するものでございます。また、学校再開に伴う学習保障やGIGAスクール構想を進めるための大型モニターを全てのクラスに整備できるようにするもので、事業費600万円を計上するものでございます。
 次に、中学校心の教室運営費につきましては、小学校心の教室運営費と同様に、夏季における心の教室相談員の人件費40万3,000円を計上するものでございます。
 次に、給食センター管理費につきましては、給食センターの洗浄室における空調設備の更新等の工事費859万1,000円を計上するものでございます。
 教育総務課からは以上であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○有若委員長 次に、横山こども課長。
○横山こども課長 それでは、引き続き、こども課からは補正予算案の所管部分について御説明いたします。
 児童福祉総務費につきましては、国の第2次補正予算の中で、児童福祉施設などにおいて50万円を上限とした新型コロナウイルス感染拡大防止のための備品等を購入するもので、こども課の窓口施設中に50万円の補正予算を計上するものであります。
 次に、地域児童対策費につきましては、新型コロナウイルス感染の関係から、放課後児童クラブにおいて長時間の開所を行ったことに対する委託料の増額分、及び各クラブでの備品等を購入するための費用として943万6,000円を計上するものであります。
 次に、児童センター管理運営費につきましては、先ほどの児童福祉総務費での説明にもありました1か所50万円の備品等を児童センター及び児童館に購入するためのもので、150万円を計上するものであります。
 次に、新生児特別給付金給付事業費につきましては、国の特別定額給付金事業において支給の対象とならなかった、本年7月28日以降に出生した新生児に対しまして、1人当たり10万円の給付金を給付するものであり、事務費と合わせて2,730万円を計上するものであります。
 次に、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業につきましては、さきの6月議会にて議決をいただきました国の事業であります子育てと仕事を一人で担う低所得のひとり親世帯に対する支援に加えまして、公的年金等を受給していることから児童扶養手当の支給対象とならなかった方や、新型コロナウイルス感染の影響により収入が減少したひとり親世帯に対しまして特別給付金を給付するものでありまして、基本給付として1世帯5万円、第2子以降につき3万円を、また追加給付として1世帯に5万円の給付をするものでございます。事務費を加えた計2,425万8,000円を計上するものでございます。
 次に、保育所費につきましては、先ほどと同様に、備品等を公立の保育所7園に購入するためのものであり、350万円を計上するものでございます。
 次に、子育て支援センター運営事業費につきましても、備品等を公立の子育て支援センター5か所に購入するものであり、250万円を予算計上するものでございます。
 次に、保育実施委託運営費につきましても、備品等を民間の保育所、認定こども園及び子育て支援センターの6か所に購入するものであり、300万円を計上するものでございます。
 次に、認定こども園費につきましても、50万円の備品等を公立の認定こども園4園に購入するものであり、200万円を計上するものでございます。
 幼稚園費につきましては、50万円の備品等を公立幼稚園2園に購入するため、100万円を計上するものでございます。
 こども課からは以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。
○有若委員長 次に、三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 引き続き、生涯学習・スポーツ課所管部分の補正予算について御説明申し上げます。
 文化会館管理運営費につきましては、文化会館の空調温度、湿度、換気量などをコントロールする空調制御装置が経年劣化から動作不良を起こしており、適正な換気など、集中管理が困難となっていることから、新型コロナウイルス感染対策としてこの機器を更新するための費用として1,980万円を追加計上するものでございます。
 次に、砺波市美術館管理運営費につきましては、美術館に2台あります空調冷温水器のうち1台と、空調用温水ボイラーが23年の経年により能力低下が著しく、適正な換気や室内温度管理に支障があることから、新型コロナウイルス感染対策としてこの2つの設備改修と空気清浄機を整備する費用として789万9,000円を追加計上するものでございます。
 次に、郷土資料館管理運営費につきましては、国指定重要有形民俗文化財を収蔵展示する砺波民具展示室は、庄東小学校ランチルームを活用したものであり、当初から空調設備が設置されていないことから、新型コロナウイルス感染対策のため、新たに空調設備と空気清浄機を整備する費用として720万円を追加計上するものでございます。
 次に、体育施設費につきましては、砺波体育センター駐車場整備に必要な用地を取得するため土地所有者との話合いを進めてきたところ、交渉が調いましたことから、用地購入費として777万1,000円を追加計上するものであります。
 生涯学習・スポーツ課からは以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○有若委員長 次に、小西砺波図書館長。
○小西砺波図書館長 引き続き、砺波図書館からは補正予算の所管部分について御説明いたします。
 図書館運営活動費につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、図書消毒器を2台購入し、砺波と庄川の両図書館にそれぞれ1台設置するため、217万8,000円の追加補正をお願いするものでございます。
 砺波図書館からは以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。
○有若委員長 次に、下保砺波消防署長。
○下保砺波消防署長 砺波消防署から補正予算所管部分について御説明申し上げます。
 消防団活動費で補正額は390万円です。消防団配置、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、消防団活動に使用するマスク、手指消毒液、ハンドソープ及び雨衣を配備するため補正をお願いするものです。
 砺波消防署からは以上であります。よろしくお願いいたします。
○有若委員長 以上で説明は終わりましたので、付託案件に対する質疑に入ります。
 発言される方は挙手の上、委員長の許可を得てお願いいたします。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 開田委員、どうぞ。
○開田委員 まず最初に、企画費の中で光ケーブル化事業費のことについてお伺いします。
 庄東地域のほうは、今までNTTにもTSTにも相手にされずに光ケーブルというものは入っていなかったという状況なんですけれども、今回、2億4,000万円がつきまして、市内全域光ケーブル化というふうなことで説明があったかと思います。
 私的にちょっと不思議なのは、庄東地域は光ケーブルが入っていなかったので当然つくだろうとは思うんですけれども、庄川の西側については、NTTであれTSTであれ、光ケーブル、光通信みたいなものはやられているんじゃないかなと思います。その部分も含めて市内全域ということなんですけれども、これは一体どういうことなのか分からなくて、教えていただければと思います。
○有若委員長 坪田総務課長。
○坪田総務課長 庄川の西側につきましては、砺波広域圏事務組合エリアにつきましては、全て同軸ケーブルであるということから、今回、光化を行うものでありますが、ケーブルテレビの光化につきましては、今NTTのお話をされましたが、NTTの光化は通信の部分であるかというふうに思っております。ケーブルテレビは通信と放送の両面の整備を行うということであり、今回、全域整備するということであります。
 また、そのほかには、庄西地域でも実はNTTが使えない地域がございますし、また同軸ケーブルの老朽化というようなことも、今回一気に解消を行うということ。それから、テレビの放送につきましては、4K、8Kテレビがございますが、今の同軸テレビではそういったようなものには対応できないということから、視聴格差が生まれないように砺波市全域を対象としたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○有若委員長 開田委員。
○開田委員 次に、非常備消防費、こちらのほうで新型コロナウイルス感染拡大防止の物品購入ということで説明がありました。
 実際、私は今、消防団の中に入っていて、火事場に行くこともあるんですけれども、ふだんの警戒のときとかはマスクで十分かなと思っております。
 ただ、実際、火事の現場に行ったときというのは、とてもじゃないけどマスクとかもつけていられないような状況、周りを見ましても、マスクをしながらやっている人はなかなかいないんですけれども、そんな中での拡大防止というふうなことを考えたときには、何かいい手というのはあるものなんでしょうか。そういったものをまたこういった拡大防止物品購入で買っていただければいいのかなとも思うんですが、そこについてお伺いします。
○有若委員長 下保砺波消防署長。
○下保砺波消防署長 御説明いたします。
 火災現場におきましても、マスクの着用は基本的には実施していただきたいと思っております。そのほかに、現在、各消防団に計画的に配備しております防火衣のヘルメットにフェースシールドが設置されているものになっておりますので、そのフェースシールドも活用しながら、ともに感染対策として実施していただきたいと考えております。
 以上です。
○有若委員長 開田委員。
○開田委員 すみません、私、火事のときにマスクは一応していたんですけれども、焦げちゃって外しましたということもあったので、ちょっと気になったところでございます。
○有若委員長 ほかにありませんか。
 堺委員。
○堺委員 僕、予算に関する説明書を見て、備品購入費、あっちこっちで5,000万円近く計上されておるわけでしょうか。財政課、それで間違いないでしょうか。性質別で分からんですか。今回の補正で。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 性質別の部分については、ちょっと今、把握しておりませんで、備品のほかに消耗品ということで、マスクでありますとか手指消毒液とか、そういったものも含めて全てのコロナ対策ということで、それに関する備品購入も含まれているということで御理解いただきたいと思います。
○有若委員長 堺委員。
○堺委員 備品費だけで5,000万円ほどあるんだと思います、節別で見て。6か所かな。ちょっと計算能力が低下しておりますからよう分かりませんが。
 点数から言うと相当な数になると思います。きちっと、どれくらいたったら整理されるのかね。3月の末で決算でやられることでは適切性を欠いていると思うんで、お願いというのか、各所属のやることだけれども、きちっと適切に早く対応していただきたいなということと、もう一つは、消耗品、すぐ払い出してしまうものも多いんでしょう。ですけど、ちょっと時間が滞留するものもあったり、年を越えるものがあるのかないのか分かりませんけれども、そういうものは払出し表というもの、各施設というのか所属でつくっておるものでしょうか、ちょっとお聞きしたいんですけど。どなたに聞けばいいのか。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 備品につきましては、今回、臨時議会で提出させていただきましたので、8月からすぐ購入できるような体制で臨みたいと考えております。ですので、すぐに実施に移りまして、事業費については精査していきたいと考えております。
 あと、消耗品につきましても長期のコロナ対策ということで、年間を通して必要な部分について対応していくということで、今年度で消耗できればいいと思いますけれども、次年度についても、もしできれば次年度も引き続き対応していきたいというものでございます。
 以上でございます。
○有若委員長 堺委員。
○堺委員 答弁よう分からんのやけど、対応していく言われたけど、私は払出し表ぐらいはあるのかどうかということ。払出し表。順次払い出していくと。ストックがどれだけとか分からんがですね。1品だけのものならすぐ分かるけど。質問おかしいんかね。
 これについて、払出し表ぐらいあってもいいんじゃないかということを言いたいんです。
○有若委員長 払出し表? 具体的に言ってください。
○堺委員 普通の企業だったらば、同じものを100点買ったと。そしたら、払出し表に記録していくんです。そういうシステムがあるのかないのかということ。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 私が答えていいのか分かりませんけれども、各施設のほうで予算を配当してその中で購入していくという予算になっておりますので、それぞれの施設のほうで払出しという形で管理していくことになると思います。よろしいでしょうか。
○有若委員長 堺委員。
○堺委員 そういうシステムがあるがかどうかということを聞いているんですけど。
○有若委員長 畑企画総務部長。
○畑企画総務部長 払出し簿と申しますか在庫管理につきましては、例えばとりわけ大きな在庫といいますか資機材を抱えているのは、総務課の防災機器管理になっております。防災備品をどれだけ購入をして、どれだけ使って、残りは幾らなのかということは当然把握していなければいけないということになっておりますので、具体的には、総務課のそういったものについては全て把握をしております。記録をしております。
 全ての課においてということにつきましては、しっかりとこの後確認をしてまいりたいと思っておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
○有若委員長 大楠委員。
○大楠委員 それでは、ひとり親世帯の特別給付金について少し確認させていただきたいと思います。
 砺波市では市単独でひとり親世帯の特別給付金を準備されまして、大変ありがたいことだなと思っておりますが、それに加えて国もやるよということで、補正予算第2号、第4号で計上されているわけですが、今回さらに国がひとり親世帯特別給付金ということで事業を創設されているようなんですが、金額を見てみますと、今までよりも1,000万円ぐらい多いわけなんですが、対象者というのが、見ていますと、要件がいろいろ書いてあるんですけれども、対象者は結局増えるわけなんでしょうか。まず、そちらをお聞かせください。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 まず、今のひとり親世帯臨時交付金も含めまして、ひとり親を対象とした国の制度の中で、幾つか、もう複数、手厚い事業であるというような御趣旨であり、対象について増えているのかと、事業費が増えていることから、基本的には令和2年6月分の児童扶養手当というような対象者なので、今回の事業費が上がっているから対象者が増えているということではございません。
 ただ、今回の場合には、児童扶養手当を支給されていた方でも、今回のコロナウイルスによって収入が減った場合は、先ほどのプラス5万円ですよというような部分がありまして、皆さんが収入が減った場合のことを勘案すると事業費が上がっているというか、そのような形して、今回、さきの市の単独であったりとかという部分も含めまして事業費が膨らんでいると御理解いただければというふうに思っております。
 以上です。
○有若委員長 大楠委員。
○大楠委員 ということであれば、今回の給付につきましては、申請は必要になるということでよろしいでしょうか。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 今ほど収入が減っているというふうに申しましたが、今回8月に、例年でもそうなんですが、児童扶養手当を受給している方は現況届というのを8月に窓口に来ていただいて確認させていただくのが通例となっております。そこで収入が減ったかどうかということを確認せざるを得ないので、その現況届に来ていただいたときに、こういう制度があるので、減っていますか減っていませんかということを確認して申請していただくということですので、これまでのように申請を簡素化するということは、ちょっと技術的には難しいというふうに思っております。
○有若委員長 大楠委員。
○大楠委員 それでは最後に、ちなみに、この3つのひとり親世帯給付金、3つとも頂ける方というのはどれぐらいおられると見込んでいらっしゃるんでしょうか。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 予算上は、特に今ほどの収入が減ったか否かというのは、現実的にお聞きをしなくては分かりません。しかし、予算計上上はマックスの部分で見ております。
 ただ、本当にコロナウイルスの影響によって就労の時間が減って収入が減ったとか、その部分についてはちょっと見えないものがございまして、見当でも、数字というのはなかなかお答えしにくいのかなというふうに思っております。御理解いただきたいと思います。
○有若委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 開田委員、どうぞ。
○開田委員 図書館費のほうで、先ほど図書消毒器の話が出ました。2台購入されて、多分新しい図書館と庄川図書館ということになるかと思いますが、図書の扱う量というのが明らかに違うと思うんですが、これは同じものを買われて配置するということでしょうか。
○有若委員長 小西砺波図書館長。
○小西砺波図書館長 同じものを置いてやっていくわけなんですが、1回に6冊入れて30秒で消毒というものを置きまして、本を借りた方が消毒していくという形で運営していきたいと思っております。何分利用率は違いますが、1台で対応できると考えております。
 以上でございます。
○有若委員長 川岸委員。
○川岸委員 それでは、私のほうから、財源の見通しについて森田財政課長にお尋ねをしたいと思います。
 令和2年度の砺波市の一般会計は222億800万円だったと、そして今回の補正が合わせた累計額が約61億円というふうに記憶しております。そして今回、283億円という予算が計上されたと思っております。
 そこで、私は何を聞きたいかといいますと、前回の補正までに、補正額は約56億円あったわけですけど、その補正のうちコロナウイルス感染症対策事業費は約55億円というふうに私は認識しております。
 今回も財源の組替え等もあったわけですけれども、この補正も踏まえて、61億円のうち、コロナウイルス感染症対策事業費はどれぐらいになっているのか、それを1点、お聞かせをいただきたいと思います。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 今ほどの御質問ですが、手元にコロナの全体の金額については、ちょっと持ってきませんでしたのでお答えできませんので、後ほどまたお答えさせていただきたいと思います。申し訳ございません。
○有若委員長 川岸委員。
○川岸委員 大まかで結構なんですけれども、国、県支出金、それと一般財源で、特に一般財源ですけれども、そのうちどれぐらいこの事業費に使っているのか。大まかで結構でございますので、よろしくお願いします。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 今回の国の2次補正によります臨時交付金を充てましたので、財源については、これまで一般財源として充てておりました財源について、2億円余りあったんですけれども、その金額については一般財源を交付金に財源組替えを行いまして、一般財源で支出しておりました分については、財政調整基金の積立てを取りやめるという形にしておりますので、一般財源については、現在持ち出しはゼロに近いものであるというふうに御理解いただきたいと思います。
○有若委員長 川岸委員。
○川岸委員 分かりました。
 それでは、今コロナもどんどんまだ増加しているような状況ですよね。第2波、第3波ということがあるわけですけれども、住民の方から聞きますと、今後、一般財源に与える影響はどうなのかということもよく聞かれるわけですけど、私は今のところ財政調整基金まで手をつけることはないだろうとお答えしているんですけど、その見通しについてどうですか。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 これからのコロナの状況について予測できないところがありますので、今後とも引き続きコロナの対応につきまして、一般財源の持ち出しもあり得るというふうに考えておりますので、必要な対応を、一般財源も含めまして事業対応していきたいと考えているところでございますので、今どれくらいかというのは、ちょっと予測できないところでございます。
 以上でございます。
○有若委員長 稲垣副委員長。
○稲垣副委員長 確認をさせてください。
 砺波体育センターの用地の取得、非常によかったなというふうに思っているんですけど、面積的な部分と、約何台ぐらいの駐車場になるのか、それから整備時期、その3点、ちょっと確認させてください。
○有若委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 面積につきましては、3筆で245.77平方メートルということでございます。
 台数につきましては、ちょっと形が変則的でありますので、今、何台止められるかということは御説明することはできませんが、今後引き続き用地買収をしていく部分もありますので、この後、道路改良も含めまして、もう少し時間がかかるというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 整備時期につきましては、道路改良も含めまして、もうあと数年ぐらいかかるかもしれませんし、状況に応じて整備をしていきたいというふうに考えております。
○有若委員長 稲垣副委員長。
○稲垣副委員長 今の用地の交渉、今現在、何件ぐらい交渉なさっておられるのか、もし差し支えなければちょっと教えてください。
○有若委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 今回につきましては、2名の地権者と交渉をさせていただいておりますが、この後、もう1名と用地交渉を行う予定でございます。
 以上でございます。
○有若委員長 稲垣副委員長。
○稲垣副委員長 再確認ね。
 今取得された部分については、2件ということなんですか。
○三井生涯学習・スポーツ課長 はい。2名の地権者と交渉させていただきました。
○稲垣副委員長 それで、新たに今1名の方と交渉していますよという理解でよろしいんですね。
○有若委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 稲垣委員がおっしゃるとおり、もう1名、最後に交渉する方がいらっしゃるということでございます。
 以上でございます。
○有若委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○有若委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、以上、案件1件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○有若委員長 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で総務文教常任委員会の審査を終了いたします。

○有若委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○有若委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでございました。

 午後 4時52分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   有 若   隆