1.会議の経過
午前10時45分 開会
(第4回臨時会付託案件の審査)
○山本委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
これより、議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分を審査いたします。
なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
それでは、発言を受け付けます。
小西委員。
○小西委員 議案説明会のときに説明はなかったのですが、教育費のところで、寄附金15万円に基づいて小学校の備品購入をするというふうにだけお伺いしましたが、具体的に備品は何を購入されて、その購入したものが具体的にその学校の生徒諸君のどういう教育上の効果を求めてそういうものにされたのか、御説明をお願いいたします。
○山本委員長 構教育委員会事務局長。
○構教育委員会事務局長 まず、教育備品につきましては、学校との協議の中で、竹馬、それから一輪車を購入予定としております。
そして、2点目の教育上ということに関しましては、最終的には学校内でその内容については決められたことでありまして、校外活動における子どもたちの遊びの場としての提供ということで、学校の純然たる教育備品ではないというふうに捉えております。
以上であります。
○山本委員長 これに関してどうですか。ほかございませんか。
なら、次に行きます。
○小西委員 そうしましたら、竹馬、一輪車というのは、基本的に子どもらが乗るものでありますので、学校の先生方に伝えていただきたいのは、初め、乗る際にはちょっと危険が伴うということで、十分にそういったものに注意してやっていただくようにということで、併せて話していただければいいかなと思います。要望ですから、これは答弁の必要はありません。
○山本委員長 よろしくお願いします。
ほか、関連してございませんか。ありませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 次に行きます。
島崎副委員長。
○島崎副委員長 それでは、防災対策費についてお伺いします。
費用の詳細につきましては、議案説明会でお聞きをしたところであります。そこで、ブルーインパルスの展示飛行そのものに対する市の評価について、お尋ねをしたいと思います。
○山本委員長 坪田総務課長。
○坪田総務課長 ブルーインパルスの事業評価といいますか、効果につきましては、第70回フェアとしてのインパクトが全国的に向けた市のPR、それから、集客効果に多大に効果があったところであるというふうに考えておりますが、それ以上に、コロナ禍において、国の全体的にこの閉塞感が漂っている中に、安全対策を十分に施した上で、こういった事業が最後まで貫き実施できたということは、大変意義のあることではなかったかなというふうに思っておりますし、そういった面でも高評価をいただいたというふうに考えております。
それから、あと、特にまた病院などの医療関係ですとか、不自由な思いをされている学校の子どもさんたちへの励ましといったような面でも、例えば、感動したとか、元気づけられたといったような多くの声が寄せられているところは、報道の投稿でも御覧になられて分かるかと思いますが、そういった心の支えになったといった面でも目に見えない効果があったのではないかなというふうに評価しております。
以上でございます。
○山本委員長 島崎委員。
○島崎副委員長 ブルーインパルスのこの事業につきましては、平成元年度から具体的な誘致活動がスタートしたというふうに思っております。当時、私も議長をやっておりましたときに、例えば、県知事でありますとか、あるいは大阪にあります近畿中部防衛局、そういったところに、市長に同行させていただいて一緒にお願いに行った思い出がございます。当時、例えば、防衛省のいろんなところを見ると、この誘致というのは全国からも非常にたくさんの希望が出ておりました。そこで、そういった中で、この砺波市が唯一選ばれたと、しかもぎりぎりの段階で選ばれたという理由については、どのように思っていらっしゃるといいますか、要するに、非常に全国的に要望が高い中でこの砺波市が選ばれた理由をどのようにお考えなのか、これは市長にお尋ねしたいと思います。
○山本委員長 夏野市長、どうぞ。
○夏野市長 要望は誰でもできるんですけど、理屈をつけたということだと思います。まず、チューリップフェアの70周年、これはどっちかというと自衛隊にとってはあまり関係ない話ですけど、それが我々としては一番の話です。それから、次は、駐屯地がちょうど開設されて、足かけですけど60年になるということ。それから、その駐屯地のヘリパッドの拡張が仕上がるということ。それともう一つは、富山県でブルーインパルスが飛んだことがなかったという、そういった何となくお役人が起案しやすいようなネタを上手に絡ませてやったということと、県選出の橘議員をはじめいろんな方々がいろんな協力をしていただきました。
また、県も最初は、それは無理だろうという雰囲気でしたが、やはり協力していただきまして、県の要望の中にも書いていただいたということで、一丸となってやったということと、その合わせ技で、皆さんが起案しやすいような、ねじ込んだわけではなくて、彼らが素直にこれはいいよねというふうにかけるようなところをついたというのがうまくいったのかなと思っています。
いずれにしても、今回、この要望をしたときに本当にたくさんの方に御支援と御協力をいただきました。また、一方で、この要望しているということを言われなかったんですね。あまりやってるんだ、やってるんだとは言えなかったので、そういった意味では、3年間ぐらい、本当の最後の4月のいつだったですかね、その日まで言えなかったんです。実際、そのちょっと前ぐらいには有望だという声は聞こえたんですが、できなかったので、その間、外でしゃべれないということでストレスは若干たまったかもしれませんが、新型コロナウイルス感染症のせいで外へ行って飲む機会もありませんので、失言することもなく終わったなというふうに思っています。
以上でございます。
○山本委員長 どうですか、よろしいですか。ほか、関連してございますか。ありませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 それでは、ないようでございますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
これより、付託案件を採決いたします。
お諮りいたします。議案第46号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○山本委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
以上で総務文教常任委員会の審査を終了いたします。
○山本委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議がないようでございますので、そのように決定させていただきます。
以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
皆さん、御苦労さまでございました。
午前10時55分 閉会
砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。
砺波市議会総務文教常任委員会
委員長 山 本 善 郎