令和6年第1回 総務文教常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午前 10時18分 開会

(第1回臨時会付託案件の審査)
○大楠委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより議案第1号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第8号)所管部分を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言のある方は挙手をお願いします。
 今藤委員。
○今藤委員 私のほうからは、事業名、地方振興費2,050万円についてお尋ねいたします。まず、確認ですが、議案説明会では、このたびの令和6年能登半島地震による被害で般若農業構造改善センターが被災し、その修理に伴う費用とのことでした。具体的にどのような被害があったのかをお聞かせください。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 破損状況でございますが、外壁が一部破損、落下、また、内部天井も一部破損しているほか、トイレのタイルが壊れるなどしていました。また、空調機器でありますとか、ポンプ機器についても破損しているところでございます。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 今ほどの説明では、般若農業構造改善センターの修理代としてはけた違いの金額が計上されているのではないかと感じますが、地区集会施設整備事業補助金及び予定されている工事の内訳について、お聞かせをお願いします。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 まず、補助金の内訳でございますが、大規模改修として2,000万円、また、建物登記として50万円を計上しております。
 また、工事の内訳でございますが、大規模改修に係る工事の内訳としましては、般若自治振興会からの聞き取りでは、破損した電気設備、空調設備の改修のほか、建築主体工事として外壁やサッシの補修、また、2階大ホールの天井の補強など、地震対策等を講じて安全性を高めていきたいとお聞きしたところでございます。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 内訳についてはよく分かりました。ただ、今は背景として災害復旧などで業者の確保も大変困難な時期であります。時期的にも年度末が迫っておりまして、本臨時会で議案が可決されたとしても、年度末までに執行が可能であるのかと考えておられるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 被害状況は大きく、また、委員御指摘のとおり業者の確保等も大変なものと考えています。改修については、年度を越える可能性は高いのではと思っております。予算の繰越し等が必要な場合につきましては、次期定例会に議案を提出させていただきたく、その際はお願いしたいと考えてございます。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 要望ですが、本施設は地域の大切な集会施設であり、避難所としても指定されている施設であります。どうか可能な限り早急に執行できますようお願いいたします。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 私のほうから、予備費の2,000万円について伺います。今年度の当初予算では予備費が5,000万円でありましたが、この金額の積算根拠について、まず伺いたいと思います。
○大楠委員長 二俣財政課長。
○二俣財政課長 地方自治法では地方公共団体の一般会計が必ず予備費を計上しなければならないことが規定されており、昨今ではコロナ禍における感染対策や物価高騰対策といった予測困難な事態、また、予想がつかない自然災害への対策において、予算外の支出や予算超過の支出に充てるため、使途を限定せず歳入歳出予算に計上しているものであり、御質問の当初予算の5,000万円につきましては、コロナ対策等を踏まえ、令和2年度当初予算から5,000万円を計上しているものであり、今ほど申し上げました様々な不測の事態が生じた場合において柔軟かつ機動的に対応するため、総額として計上しているものでございます。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 続きまして、今現在、予備費の残高が680万だったと伺いましたが、これまでの支出内容についてお伺いいたします。
○大楠委員長 二俣財政課長。
○二俣財政課長 今年度の予備費の充用内容につきましては、その主なものといたしまして、5月、6月の大雨及び7月の豪雨による災害復旧にかかる経費として3,540万円余、また、公共施設における非常用発電機や空調機などの緊急修繕費用として420万円などがあります。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 続きまして、今回の補正の2,000万円の算出根拠について伺いたいと思います。
○大楠委員長 二俣財政課長。
○二俣財政課長 先ほどの回答と繰返しになりますが、予備費につきましては、当初予算で想定しない突発的、緊急的な対応を要する様々な不測の事態が生じた場合において、柔軟かつ機動的に対応するための制度であり、当面の間、懸念される余震をはじめ、年度末までの自然災害等による被害にも備えるため、現在の予備費残額も考慮の上、総額として2,000万円の増額補正を計上しているものであり、今後も市政運営に支障を来さないよう、しっかりと対応してまいりたいと考えております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 予備費の追加要請については、懸念される、今言われました余震をはじめ自然災害に対する被害等、そのために必要であると思いますので、今後も市政運営に支障を来さないようにしっかりと対応していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○大楠委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第1号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第8号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○大楠委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で総務文教常任委員会の審査を終了いたします。

○大楠委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでした。

 午前 10時26分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   大 楠 匡 子