令和6年第2回 本会議 臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時02分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和6年第2回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名
○議長(川辺一彦君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
  4番 神 島 利 明 君
  5番 小 西 十四一 君
  6番 開 田 哲 弘 君
以上といたします。

                  日程第2
                会期の決定について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。

                  日程第3
                特別委員会の報告
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 特別委員会の報告を議題といたします。
 議会改革特別委員会から報告を求められておりますので、これを許可いたします。
 議会改革特別委員会委員長 川岸 勇君。
 〔議会改革特別委員長 川岸 勇君 登壇〕
○議会改革特別委員長(川岸 勇君) それでは、議長の許可を得ましたので、議会改革特別委員会の取り組んできた経過について、報告をしたいと思います。
 令和5年度に設置した議会改革特別委員会組織に、議会組織専門部会、それと議会運営専門部会を設け、議員全員がいずれかの部会に所属し、議会改選後の議会環境改善に向けて取組を始めたところであります。
 まず、昨年6月27日に2部会合同で令和5年度取り組むべき事項、課題について話合い、年間計画を策定しました。
 議会組織専門部会では、第一の議題として、議員報酬、定数の在り方の根拠と理由について調査研究すること、議会運営専門部会では、政策立案に関する道筋の研究と緊急事態の見直しについて協議検討することを年間の指針としました。
 そしてその後、議会組織専門部会については10回開催し、議会運営専門部会については5回開催し、それぞれの部会が持つ課題について、調査研究に努めたところであります。
 初めに、議会運営専門部会の取組経緯について御報告いたします。
 令和5年度議会運営専門部会では、大きく2つについて取り組みました。その一つは政策の立案等に関するガイドラインの作成です。砺波市議会の議会基本条例において、政策については第4条、基本方針、第5条、議会の位置づけ、第18条、政策の立案及び提言について記載していますが、議員の達成状況は低い状況でした。
 そこで、砺波市議会基本条例の基本方針に、議員間の討議を大いに活性化し、政策立案及び政策提言を行うことと定めていることから、政策提言、政策立案に真摯に取り組むため、政策立案等に関するガイドラインを策定しました。
 2つ目は、砺波市議会緊急事態マニュアルの見直しです。砺波市議会議長は、緊急事態発生により市対策本部が設置された場合は、必要に応じ議員による協議、調整等を行うため、議会内に市議会災害対策支援会議を設置することになっています。この支援会議のメンバーに事故があるとき、または欠けたとき、その対応について見直しを行ったところでございます。
 次に、議会組織専門部会での定数、報酬について協議した結果について、御報告申し上げます。
 議員報酬は、平成9年以降、旧砺波市と庄川町が合併した平成17年当時、人勧により1,000円引き下げられた後、今日まで28年間見直しがされていない状況や、議員年金の廃止により身分保障がないことなど、地方議員の成り手不足が深刻化しており、議員の活動量も年々増加している現状も踏まえ、若い世代が出馬できる環境を整えるためにも、議員の報酬を引き上げるべきとの意見が部会員から出されました。
 そこで、全国市議会議長会をはじめ県内近隣の市議会の実態調査資料や、学識経験者の報酬に関する意見調査の資料を作成、提示し意見交換を図ったところであります。
 その中でも、議員報酬の見直しに当たって参考になったのは、令和4年に全国町村議会議長会が報告書でまとめた、そして、それを提言している原価方式での報酬額試算でございます。
 この方式では、議会改革を進める上で、有数の議会でも利用されていることが分かり、この方式により議会組織専門部会でも試算したところ、月数万円の増額となったところでございます。
 この結果については、議員全員の賛意を得ていないことからも、令和6年度に引き続き検証していくものとします。
 次に、議員定数について申し上げます。
 平成27年に議員定数条例が一部改正され、現行の18名となっています。市民の代表として、市民に寄り添った活動をするためにも、また、この10年間の議員活動を見ても1.5倍の議員活動を遂行していること、常任委員会の運営等を考えるとこれ以上削減すべきではないという意見もあるなど、また、市議会主催の議会報告会で実施したアンケート調査では、参加された6割の方は現在の定数18名が適当と答えられていることや、県内の人口5万人以下の7市の議員定数の実態も踏まえ、引き続き議員定数の在り方を検証していくものといたします。
 以上、議会改革特別委員会の報告といたします。
 以上であります。

                  日程第4
         議案第29号から議案第35号まで及び報告第2号
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第4 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)から議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまで、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 まず、令和6年能登半島地震の対応について申し上げます。
 今回の地震を踏まえ、地区自治振興会や自主防災会をはじめ各方面からの御意見を基に、見直し作業を進めております砺波市地域防災計画につきましては、来る5月22日に開催を予定しております砺波市防災会議で審議いただき、避難所の開設基準や災害対策本部体制など、本計画を改正するとともに、必要となる施策を順次進めることで、市民の皆さんと共に災害に強い地域づくりを進めてまいります。
 なお、見直しにつきましては不断に進めていくこととしており、今後とも適宜対応してまいります。
 さて、去る4月23日に「新砺波市誕生20周年記念式典」を挙行いたしましたところ、市議会議員の皆さんをはじめ、新田富山県知事や県内全ての市町村長など、総勢700名余りの方々に御臨席を賜りました。
 この場をお借りしまして、厚く御礼を申し上げたいと存じます。
 この20年の歩みは、一体感を高めながら、それぞれの強みと弱みを補い合った、意義のある合併と実感しており、市民の市政に対する御理解と御協力、市議会をはじめ関係各位の御高配と御支援の賜物であると考えております。
 今後とも、この合併の効果を生かしながら全ての市民が住みよさや幸せを実感し、いつまでも暮らし続けたいと思える「選ばれるまち砺波」を実現するため、より一層の御理解、御協力、そして御支援をお願い申し上げます。
 次に「令和6年度フラワー都市交流連絡協議会砺波市総会」について申し上げます。
 去る4月25日から27日までの3日間にわたり、平成25年以来11年ぶりに総会を本市で開催し、加盟8市町から約200名、砺波市から約80名の方々に参加をいただきました。
 チューリップフェアはもちろんのこと、会場以外にも庄川遊覧船チューリップクルーズ、散居村展望台、出町子供歌舞伎曳山会館など、砺波の春を満喫いただき、加えて、フラワーパーティーでは大門素麺や砺波の地酒などのおもてなしにより、本市の魅力を十分に堪能いただいたものと考えております。
 次に、「2024となみチューリップフェア」について申し上げます。
 「チューリップで広がる彩りの波」をテーマに去る4月23日から5月5日までの13日間にわたり開催したところ、昨年に比べ会期が1日短いにも関わらず、天候にも恵まれたことなどから、目標の30万人を上回る30万3,000人のお客様に来場いただきました。
 中でも、満開宣言をいたしました4月28日には5万人の来場があり、平成26年以来10年ぶりの大台となりました。
 今回のフェア来場者WEBアンケートでは、福井県や大阪府からの来場者が増加しており、北陸新幹線敦賀延伸開業の効果もあったのではないかと考えております。
 チューリップの開花状況につきましては、会期中は、花の入替えを行い、最終日まで色とりどりの美しいチューリップを楽しむことができ、笑顔や感動、癒やしなどが、まさに今回のフェアのテーマである波のように国内外に広がったものと考えております。
 催事では、福井県立恐竜博物館の化石標本展示や、JR西日本のミニ新幹線がチューリップパレードを先導したほか、京都橘高等学校吹奏楽部特別演奏会など、いずれも大好評でございました。
 このほか、フェア期間中に、レクリエーション事業を展開する台湾の企業が来訪しまして、富山県花卉球根農業協同組合との間で、12品種の球根数千球を輸出する商談が成立したことは、チューリップのさらなる販路拡大につながるうれしい動きであります。
 このようにフェアを成功裏に終えることができましたのは、国内外から御来場の皆さんや御協力・御支援をいただきました市民や関係機関をはじめ、協賛企業、各種団体並びに多くのボランティアや運営スタッフの皆さんのおかげであり、改めて深く感謝を申し上げます。
 それでは、これより本日提出いたしました議案等について御説明申し上げます。
 まず、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ8,250万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を235億2,650万6,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  企画費                          640万円
  園芸振興対策費               1,478万4,000円
  砺波市美術館管理運営費                4,910万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金                 2,195万1,000円
  県支出金                       1,193万円
  市債                         1,840万円
などであり、不足する額2,182万5,000円を繰越金で措置するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について、御説明いたします。
 条例関係につきましては、「砺波市税条例の一部改正」をはじめ、国の法令改正に伴うもの4件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、工事請負契約の締結が1件、広域連合の規約変更が1件、専決処分の承認が2件であります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 よろしく御審議の上、可決または承認をいただきますようお願いを申し上げます。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、ただいま議題となっております案件に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

               議案の常任委員会付託
○議長(川辺一彦君) ただいま議題となっております議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)から議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまで、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについては、会議規則第37条第1項の規定により、配付してあります議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時22分 休憩

 午後 3時21分 再開

○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

              (常任委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) これより、付託いたしました案件について、所管委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山本篤史君。
 〔産業建設常任委員長 山本篤史君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山本篤史君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、案件2件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第31号 砺波市下水道条例の一部改正について、以上、議案2件あります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので、次の2点について申し上げます。
 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(所管部分)のうち、1点目に、地域住宅支援事業費については、現在耐震改修の支援については申請が1件、危険なブロック塀の除却については申請が1件とのことでした。
 現在も数件の相談があり、申請は今後も増えると想定しているとのことでした。
 委員からは、今後も引き続き制度の周知に努めてほしいと意見がありました。
 2点目に、農地農業施設災害復旧事業費については、元旦の地震による小規模崩壊に対する費用であり、山間部のため池から流れる水路について、雪解け後の江ざらい等で住民により十数か所の災害箇所が発見されたため、早期の復旧のため予算を確保したとのことです。
 委員からは、災害が拡大しないよう早期の復旧に取り組んでほしいと意見がありました。
 以上、審査の結果と意見・要望について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
 〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、案件1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、民生病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、以上、1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので申し上げます。
 議案第35号「富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更」については、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」の一部が令和6年12月2日に施行され、マイナンバーカードと健康保険証の一体化により、後期高齢者医療制度の被保険者証等を廃止し、新たに資格確認書等を発行することとなるため、本規約のうち、この取扱いに関する部分を変更するものとのことでした。
 委員からは、対象が75歳以上の高齢者であるので、分かりやすく丁寧に説明していただきたいとの要望がありました。
 以上、審査の結果と意見・要望について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 大楠匡子君。
 〔総務文教常任委員長 大楠匡子君 登壇〕
○総務文教常任委員長(大楠匡子君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、案件5件、及び報告1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第30号 砺波市税条例の一部改正について、議案第32号 砺波市地方活力向上地域における固定資産税の課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について、議案第33号 砺波市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について、議案第34号 工事請負契約の締結について、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案5件及び報告1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」または「承認」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので申し上げます。
 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分のうち、砺波市美術館管理運営費4,910万円については、砺波市美術館の駐車場として使用している前庭の石畳等に劣化が生じているため、アスファルト舗装する工事を計画している。また、駐車場入口は門が立っており、入りにくい状況であるので、南側に新たに出入口を整備するもので、改修により利用者の利便性と安全性が確保されると考えている。
 委員からは、工事期間中の美術館利用者に影響がないよう、安全等に十分留意して進めてほしいと意見がありました。
 以上、審査の結果と意見・要望について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

                 (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 7番 境 欣吾君。
 〔7番 境 欣吾君 登壇〕
○7番(境 欣吾君) 議長の許可がありましたので、通告に基づき、富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての反対討論を行います。
 この変更は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部改正の施行に伴い、後期高齢者の被保険者証等を廃止するため、新たに資格確認書等を発行する必要が生じ、規約の変更を行おうとするものです。
 しかし、このような変更を行っても、保険証をなくし、強引にマイナカードを普及させようとするなら、受診の際のトラブルが絶えず医療現場などに混乱をもたらすことが危惧されます。
 マイナカードによる受診の際の医療機関窓口でのトラブルの報告が相次いでいます。システムの初動時には間違いは起こりやすく、時の経過に応じて修正され、完成されていくものだと、そういった意見もあります。しかし、この考え方には間違いがあると思います。
 1つは、初動時にしても起こしてはいけない間違いを起こしているということです。マイナカードの読み取り機を通しても本人確認ができず、10割負担の診療になったという報告さえあります。銀行窓口に預金があるのに、現金を引き出せない銀行カードはあり得ないのと同様です。
 2つには、修正の努力がなされても著しい改善が見られないということです。政府はカードリーダーの精度を向上させた、負担割合の誤表示はシステムを改修したと説明し、2023年7月で医療保険に関するひもづけミスの点検は終了したと報告していますが、事態はさほど改善していないようです。
 全国保険医団体連合会が実施した2023年10月以降のマイナ保険証トラブル調査によると、回答の寄せられた8,672の医療機関のうち、59.8%に当たる5,188の医療機関で、10月1日以降もマイナ保険証オンライン資格確認に関するトラブルがあったとのことです。該当の被保険者番号がない、資格情報の無効がある、名前や住所の間違い、負担割合が違う、他人の情報にひもづけられたなどといったものです。6月に行った同様の調査と比べても、トラブル報告の割合はほとんど変わっていないということです。
 マイナ保険証に関わるトラブルは、1枚のカードに様々な個人情報を集約しようとする、ボタンのかけ違ったデジタル化の推進方法によるものだと考えます。出だしから間違った方法では、あってはならない間違いを起こし続け、その対処に不要な経費と労力を空費するばかりです。
 マイナ保険証の利用が進まないのは、安心できて、しかも便利だと実感されないからで、スマホの普及とは対照的です。保険証をなくしてマイナカードに集約することにこだわれば、デジタル化を進めるのに逆行することにもなります。
 受診に際して、患者に新たな困難や不安を招き、医療現場や高齢者施設などに一層の混乱をもたらす保険証の廃止はやめるべきです。この規則変更は、マイナカードを持たない人、また、持っていても保険資格をひもづけていない人の保険資格を確認して受診を可能にしようとするものですが、保険証をなくさなければ必要のない措置です。保険証をなくすことを前提とした、この規約変更には賛成することはできません。
 以上で反対討論とします。
○議長(川辺一彦君) 3番 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、賛成討論を行います。
 マイナンバーカードと保険証を一体化させ、従来の保険証の発行を廃止することは法改正され、今年の12月2日に実施することが決まっております。マイナ保険証を利用することでよりよい医療を受けることができるメリットが示されており、今後も全ての市民が安心して保険診療を受けてもらわなければなりません。
 この規約の変更は、後期高齢者医療制度の加入している方々が、12月2日の法律施行後、マイナンバーカードを持っていなくても引き続き保険診療を受けることができるよう、国から示されたとおり資格確認書等を交付することとするため、その取扱いに関する部分を変更するものであり、必要であると考えます。
 このことから、議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について賛成いたします。
○議長(川辺一彦君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)
○議長(川辺一彦君) それでは、ただいまから採決に入ります。
 まず、議案第35号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案を、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第29号から議案第34号まで、及び報告第2号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決または承認されました。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 3時40分 休憩

 午後 3時41分 再開

 〔副議長 有若 隆君 登壇〕
○副議長(有若 隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(議長の辞職)
○副議長(有若 隆君) ただいま議長 川辺一彦君から、議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。
○議会事務局長(石黒哲康君)
辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、期半ばで議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  令和6年5月15日
                    砺波市議会議長 川辺一彦
 以上でございます。
○副議長(有若 隆君) お諮りいたします。川辺一彦君の議長の辞職を許可することに、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 異議なしと認めます。よって、川辺一彦君の議長の辞職を許可することに決しました。
 〔12番 川辺一彦君 入場〕
○副議長(有若 隆君) ただいま川辺一彦君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 川辺一彦君。
 〔12番 川辺一彦君 登壇〕
○12番(川辺一彦君) 議長の退任に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 私は、令和3年4月に執行されました砺波市議会議員選挙の改選後から3年間にわたりまして、議会の議長として務めさせていただきました。その間には、コロナ禍真っ最中における新しい議会組織体制の構築、そして、議会改革の進展に対しまして取り組んできたと思っております。
 中でも、議会基本条例にあります市民との情報共有、そして、議会活動への市民参加に向かいまして、全21区における議会報告会や各種団体との意見交換会、そして、全議員による議員研修会などを実践させていただきまして、議会が市民の前へ出ていける議会づくり、そして、議員の資質向上に努めてきたつもりでございます。
 しかし、私としては一番の課題でございました議員活動における議員環境の整備につきましては、まだ道半ばというところであります。これにつきましては残念な気持ちも持ってはおります。
 されども、私は今これから一議員として皆様とともに、この課題の解決に向けて努力をしていきたい、そのように思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 結びに、私のこれまでの3年間にわたる議会運営と議会活動に対しまして、御理解と御協力、そして、御指導を賜りました議員各位の皆様、夏野市長をはじめとする行政の皆様、報道機関の皆様、そして、多数の市民の皆様に心から感謝を申し上げまして、退任の御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。(拍手)

                 (議長の選挙)
○副議長(有若 隆君) ただいま議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
 選挙は、投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 御異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。
 議場の閉鎖を命じます。

                 (議場閉鎖)
○副議長(有若 隆君) ただいまの出席議員は17名であります。
 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、1番 境 佐余子君、2番 林 教子君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 御異議なしと認めます。よって、開票立会人は、1番 境 佐余子君、2番 林 教子君といたします。
 投票用紙を配付させます。

                (投票用紙の配付)
○副議長(有若 隆君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。

                 (投票箱の点検)
○副議長(有若 隆君) 点検の結果、異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行いますが、念のため申し上げます。
 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
 点呼を命じます。
○議会事務局長(石黒哲康君) それでは、順に議席番号とお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いします。投票用紙に議長の被選挙人の氏名を御記入の上、準備をお願いします。
  1番 境 佐余子議員、 2番 林 教子議員、  3番 向井幹雄議員、
  4番 神島利明議員、  5番 小西十四一議員、 6番 開田哲弘議員、
  7番 境 欣吾議員、  8番 山本篤史議員、 10番 山田順子議員、
 12番 川辺一彦議員、 13番 山本善郎議員、 14番 島崎清孝議員、
 15番 川岸 勇議員、 16番 大楠匡子議員、 17番 今藤久之議員、
 18番 山森文夫議員、  9番 有若 隆副議長。
○副議長(有若 隆君) 投票漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。1番 境 佐余子君、2番 林 教子君、開票の立会いを願います。

                 (開  票)
○副議長(有若 隆君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数   17票
  有効投票   15票
  無効投票    2票
 有効投票中
  山田順子君  14票
  川辺一彦君   1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は4票であります。よって、山田順子君が議長に当選となりました。
 議場の閉鎖を解きます。

                 (議場開鎖)
○副議長(有若 隆君) ただいま議長に当選されました山田順子君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 それでは、議長に当選されました山田順子君から発言を求められておりますので、これを許可します。
 〔議長 山田順子君 登壇〕
○議長(山田順子君) それでは、一言御挨拶を申し上げます。
 ただいま議員の皆様の温かい御推挙を賜り、砺波市議会20年の記念すべき節目の年に、長い歴史と伝統ある、そして、栄えある砺波市議会第19代議長に、初めての女性議長として御選任いただき、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。心から厚く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
 議会改革をはじめとするいろいろな諸課題が山積している中、その職責の重さを痛感しているところではございますが、砺波市政のより一層の発展のため、また、公正で円滑な議会運営のために誠心誠意努力してまいる所存でございます。
 議員の皆様、夏野市長をはじめとする市当局の皆様、そして、報道関係の皆様方には、より一層の温かい御支援、御協力を賜りますことを心よりお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、議長就任の挨拶とさせていただきます。
 本日は誠にありがとうございました。(拍手)
○副議長(有若 隆君) 以上をもって、私の職務を終了いたしました。どうもありがとうございました。
 それでは、議長と交代をいたします。
 山田順子議長、議長席にお着き願います。
 〔副議長 有若 隆君 退場〕

                (副議長の辞職)
○議長(山田順子君) ただいま副議長 有若 隆君から、副議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 副議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。
○議会事務局長(石黒哲康君)
                 辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  令和6年5月15日
                    砺波市議会副議長 有若 隆
 以上です。
○議長(山田順子君) お諮りいたします。有若 隆君の副議長の辞職を許可することに、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、有若 隆君の副議長の辞職を許可することに決しました。
 〔9番 有若 隆君 入場〕
○議長(山田順子君) ただいま9番 有若 隆君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 有若 隆君。
 〔9番 有若 隆君 登壇〕
○9番(有若 隆君) 副議長退任に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
 一昨年の5月の臨時議会におきまして、議員各位の御推挙により、歴史と伝統ある砺波市議会の副議長の要職に就かせていただきました。川辺議長の下、2年間、議会運営や議会改革、議会の活性化、そして、市民福祉の増進及び砺波市のさらなる発展に、微力でありましたが、全力で努めることができました。
 この間、議員各位をはじめ、市長、市当局の皆さん方には、温かい御指導と御鞭撻を賜りましたことに対し、深く感謝を申し上げる次第でございます。
 本日をもって、この職を辞するわけでありますが、この間の貴重な経験を生かし、今後とも、一議員として市民の皆さん方の負託に応えるよう、砺波市と砺波市議会のさらなる発展に尽力してまいりますので、皆様方の変わらぬ御指導と御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げまして、副議長退任の御挨拶とさせていただきます。
 2年間、誠にありがとうございました。(拍手)

                (副議長の選挙)
○議長(山田順子君) ただいま副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
 選挙は、投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。
 議場の閉鎖を命じます。

                 (議場開鎖)
○議長(山田順子君) ただいまの出席議員は17名であります。
 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、3番 向井幹雄君、4番 神島利明君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、開票立会人は、3番 向井幹雄君、4番 神島利明君といたします。
 投票用紙を配付させます。

                (投票用紙の配付)
○議長(山田順子君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。

                 (投票箱の点検)
○議長(山田順子君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行いますが、念のため申し上げます。
 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて、順次投票を願います。
 点呼を命じます。
○議会事務局長(石黒哲康君) それでは、順に議席番号とお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いします。投票用紙に副議長被選挙人の氏名を御記入の上、準備をお願いします。
  1番 境 佐余子議員、 2番 林 教子議員、  3番 向井幹雄議員、
  4番 神島利明議員、  5番 小西十四一議員、 6番 開田哲弘議員、
  7番 境 欣吾議員、  8番 山本篤史議員、  9番 有若 隆議員、
 12番 川辺一彦議員、 13番 山本善郎議員、 14番 島崎清孝議員、
 15番 川岸 勇議員、 16番 大楠匡子議員、 17番 今藤久之議員、
 18番 山森文夫議員、 10番 山田順子議長。
○議長(山田順子君) 投票漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。3番 向井幹雄君、4番 神島利明君、開票の立会いを願います。

                 (開  票)
○議長(山田順子君) なお、本日の会議時間は、議事の都合により会議終了まで延長いたします。
 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数   17票
  有効投票   15票
  無効投票    2票
 有効投票中
  島崎清孝君  14票
  有若 隆君   1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は4票であります。よって、島崎清孝君が副議長に当選となりました。以上のとおりであります。
 議場の閉鎖を解きます。

                 (議場開鎖)
○議長(山田順子君) ただいま副議長に当選されました島崎清孝君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 それでは、副議長に当選されました島崎清孝君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 〔副議長 島崎清孝君 登壇〕
○副議長(島崎清孝君) ただいまは、議員各位の御推挙によりまして、副議長に御選任をいただきました。誠に光栄であり、心より感謝を申し上げる次第でございます。
 もとより微力ではありますけれども、山田議長をお支えし、公正かつ円滑な議会運営に努めてまいりたいと存じます。
 また、現在、砺波市政、議会ともに重要課題が山積をいたしております。課題解決に向けまして、山田議長と共に議会の役割を十二分に果たせるよう、全力を尽くしてまいる所存でございます。
 先輩、同僚議員の皆様、市長をはじめ執行部の皆様、そして、報道機関の皆様の今後一層の御指導、御鞭撻、御協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げますとともに、川辺前議長、有若前副議長の御尽力に深く感謝を申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。
 誠にありがとうございました。(拍手)
○議長(山田順子君) この際、暫時休憩いたします。
 着席のままお待ち願います。

 午後 4時21分 休憩

 午後 4時23分 再開

○議長(山田順子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                  日程第5
             常任委員会委員の選任について
○議長(山田順子君) 日程第5 常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 総務文教常任委員会委員に、
  1番  境   佐余子  君
  4番  神 島 利 明  君
  7番  境   欣 吾  君
  8番  山 本 篤 史  君
 15番  川 岸   勇  君
 17番  今 藤 久 之  君 以上6名を、
民生病院常任委員会委員に、
  5番  小 西 十四一  君
  6番  開 田 哲 弘  君
 12番  川 辺 一 彦  君
 14番  島 崎 清 孝  君
 16番  大 楠 匡 子  君 以上5名を、
産業建設常任委員会委員に、
  2番  林   教 子  君
  3番  向 井 幹 雄  君
  9番  有 若   隆  君
 10番  山 田 順 子
 13番  山 本 善 郎  君
 18番  山 森 文 夫  君 以上6名を、
それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君を、それぞれの常任委員会の委員に選任することに決しました。

                  日程第6
            議会運営委員会委員の選任について
○議長(山田順子君) 次に、日程第6 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、
  9番  有 若   隆  君
 12番  川 辺 一 彦  君
 13番  山 本 善 郎  君
 15番  川 岸   勇  君
 16番  大 楠 匡 子  君
 17番  今 藤 久 之  君 以上6名を、
指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を、議会運営委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第7
              特別委員会の設置について
○議長(山田順子君) 次に、日程第7 特別委員会の設置についてを議題といたします。
 まず、今年度、新たに次の特別委員会を設置することについて、お諮りいたします。
 新たに設置いたします新庁舎検討特別委員会について、お諮りいたします。
 新庁舎整備の基本理念である「市民の安全を守り、環境と人に優しく、機能的でコンパクトな庁舎」に基づき、将来の庁舎機能に求められる社会的要請等を踏まえ、新庁舎の位置をはじめ備えるべき規模・機能・性能等について調査研究、調整をするため、全17名の委員をもって構成する新庁舎検討特別委員会を設置して、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、全17名の委員をもって構成する新庁舎検討特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することに決しました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました新庁舎検討特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、配付いたしました名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、新庁舎検討特別委員会委員には、配付いたしました名簿のとおり選任することに決しました。
 次に、議会改革特別委員会の設置についてをお諮りいたします。
 令和5年度の議論を踏まえ、地方分権と変わりゆく時代や現状に対応できる砺波市議会の在り方について調査研究するとともに、議会の権能強化、住民参加の在り方、情報公開等について検討するため、全17名の委員をもって構成する議会改革特別委員会を設置して、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、全17名の委員をもって構成する議会改革特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することに決しました。
 お諮りいたします。議会改革特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、配付いたしました名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議会改革特別委員会委員には、配付いたしました名簿のとおり選任することに決しました。
 次に、広報広聴特別委員会の設置について、お諮りいたします。
 議会報告会の開催等、市民の意見を広く聴く機会を設け、議会活動を市民に公開・周知し、議会の見える化を進めるため、委員会条例第5条第2項の規定により、13名の委員をもって構成する広報広聴特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、13名の委員をもって構成する広報広聴特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することに決しました。
 お諮りいたします。広報広聴特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、配付いたしました名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、広報広聴特別委員会委員には、配付いたしました名簿のとおり選任することに決しました。
 この際、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会を開催し、正・副委員長を互選するため、暫時休憩いたします。

 午後 4時31分 休憩

 午後 5時19分 再開

○議長(山田順子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 (各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の正・副委員長の互選結果報告)
○議長(山田順子君) この際、報告事項を申し上げます。
 各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会から、委員長及び副委員長の当選者の報告がありましたので、御報告申し上げます。
 総務文教常任委員会委員長に   山 本 篤 史 君
 同副委員長に          境   佐余子 君
 民生病院常任委員会委員長に   川 辺 一 彦 君
 同副委員長に          大 楠 匡 子 君
 産業建設常任委員会委員長に   有 若   隆 君
 同副委員長に          林   教 子 君
 議会運営委員会委員長に     山 本 善 郎 君
 同副委員長に          大 楠 匡 子 君
 議会改革特別委員会委員長に   島 崎 清 孝 君
 同副委員長に          川 辺 一 彦 君
 新庁舎検討特別委員会委員長に  山 本 善 郎 君
 同副委員長に          今 藤 久 之 君
 広報広聴特別委員会委員長に   今 藤 久 之 君
 同副委員長に          島 崎 清 孝 君が、
それぞれ当選されました。

                  日程第8
                議員の派遣について
○議長(山田順子君) 次に、日程第8 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、派遣する議員については、お手元にお配りいたしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣についての配付文書のとおり議員を派遣することといたしました。

                  日程第9
          所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(山田順子君) 次に、日程第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会、各常任委員会及び特別委員会から、会議規則第111条の規定に基づく、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会、各常任委員会及び特別委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会、各常任委員会及び特別委員会からの申出のとおり、それぞれ調査が終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

                 追加日程第10
○議長(山田順子君) 次に、お諮りいたします。ただいま市長から、議案第36号 砺波市監査委員の選任についてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第10として、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 〔16番 大楠匡子君 退場〕

                 議案第36号
○議長(山田順子君) これより、追加日程第10 議案第36号 砺波市監査委員の選任についてを議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(山田順子君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案をいたしました議案第36号 砺波市監査委員の選任についてを御説明いたします。
 議員のうちから選任されておりました今藤久之氏から、令和6年5月14日付で辞職願が提出されましたので、これを承認し、後任の砺波市監査委員に大楠匡子氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ御審議の上、御同意をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(山田順子君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。

(採  決)
○議長(山田順子君) これより、議案第36号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第36号 砺波市監査委員の選任については、本案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号 砺波市監査委員の選任については、本案に同意することに決しました。
 〔16番 大楠匡子君 入場〕

○議長(山田順子君) 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(山田順子君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今臨時会に提出いたしました一般会計補正予算をはじめ、市政を運営する上で当面必要となってまいりました諸案件につきまして、それぞれ可決、承認をいただき誠にありがとうございました。
 さて、新たな議会組織が決定をされました。このたび当選されました山田議長、そして島崎副議長並びに各委員長や副委員長、それぞれの皆様、御就任を心からお祝い申し上げます。
 また、前任の川辺議長、有若副議長には議会の円滑な運営としての発展に御尽力をいただきました。この場をお借りして心から感謝を申し上げます。
 今後とも、議員各位とともに、砺波市の発展と市民の幸せの向上のため、より一層の努力をしてまいる所存でありますので、引き続きの御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(山田順子君) これをもちまして、令和6年第2回砺波市議会臨時会を閉会いたします。

 午後 5時28分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   山 田 順 子

   署名議員   神 島 利 明

   署名議員   小 西 十四一

   署名議員   開 田 哲 弘