1.会議の経過
午前 10時00分 開会
(6月定例会付託案件の審査)
○山本委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
本定例会において当委員会に付託されましたのは、案件3件であります。
これより、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外2件について審査をいたします。
なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
それでは発言される方はどうぞ。
境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 私からは、議案第37号 一般会計補正予算の防災対策費に関わることについて、質問をしたいと思います。二俣総務課長にお願いをしたいと思います。
既に、震災・防災対策のことについては、代表質問や一般質問でもなされていました。その際、地域の方や派遣された職員の皆さんから様々な意見を聞いて、総合的に見直しを行っているとおっしゃったので、ひょっとしたらもう既にそれは織り込み済み、考えていますよということかもしれませんけれども、どうかなということであえてお聞きをしてみたいなと思います。
避難所での生活が報道されて、大変困難な局面もあるとお聞きしています。その中で、いわゆるプライバシーの保護をどう図っていくのかもやっぱり問題だと言われていたと思うのですが、準備をされる備品の中で、そういったことについての配慮がどんなふうにされたかちょっとお聞きをしたいなと思います。
○山本委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 プライバシーの確保の観点につきましては、従来から十分留意をしております。
具体的に申し上げますと、居住スペースの計画については、各地区の自主防災会で作成しております避難所運営マニュアルにおいて、プライバシーの確保、世帯単位での段ボールパーティション等による仕切りの設置や、更衣室や授乳室などの確保について協議をしております。
市の備蓄物品としましても、段ボールパーティションのほかに、いわゆるプライバシーの確保に重点を置いた間仕切りテントといいまして、基本的には全て覆われた形のテントを備蓄しておりますので、現在備蓄している間仕切りテントを使いながらプライバシーの確保を図っていきたいと考えております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 間仕切りテントも1つの方法かなと思うのですが、名古屋工業大学の北川研究室というところがありまして、そこでは段ボールハウスなるものを開発されているわけです。テントのようなものですけど、大きさや形状は段ボールなので自由に変形ができるし、合体もできて汎用性が非常に高くて、しかも断熱効果があるということで、冬場も夏場も大変有効ではないかというものですが、実は知り合いの団体の皆さんが能登の被災地のところへそれを持っていったけれども、事前にそれを活用する準備ができていなくて、なかなか運用できなかったという話を聞いています。だけど、最近テレビで報道されている映像を見たら、結構そのハウスが建ち並んでいるんです、能登のほうでね。
だから、そういうものもあるとか、インスタントハウスなるものも開発をされていて、仮設の住宅ができるまですごく時間がかかりますけれども、屋外に数時間で設置ができて、個別の家庭ごとに生活できる、空間ができるということで、ただ、価格がどれくらいするのかというの、私ちょっと分からないんですけれども、そういうことなどもまた検討いただいて、活用できるようでしたらぜひやっていただければいいのかなと思います。
それと、もう一つ気になったのはトイレ事情なんですね。
NPO法人日本トイレ研究会という皆さんがおられて、能登の被災地に入ってずっと調査をしておられるということなんですが、やっぱり避難所によっては一月以上、携帯トイレで皆さんが用を足していると。携帯トイレというのは、1回1回用を足すたびに、トイレに袋を設置して凝固材を入れて、用を足したらそれを片づけてきてということを毎回やっておられるわけで、それが一月以上というのは大変なことだと思うわけですけれども、言っておられるのは、事が起こってからではトイレの困難な状況に対応するのは物すごく難しいと。だから、事前にどれだけの備えをしておくかということが決定的だと言われているんですね。
避難所だと、動線だとか照明の関係、段差があるかどうかをあらかじめ把握して、トイレをどこに据えるのか決めておくだとか、掃除はどうやって行っていくのかという計画だとか、それから、屋外に設置する場合は男性用と女性用、どうやって安全確保するのかということなども事前に考えておく必要があるよということだったんですね。
私は地域の防災訓練などに参加をしていますけど、これは住民の皆さんに周知して一緒に協力しないとなかなかできないことだなと思ったりして、そういうことなども訓練のときに周知ができるようにすることがやっぱり必要だなと改めて感じました。
余計かもしれませんけど、ぜひまた、そういう点も配慮して計画を進めていただきたいなと思います。
○山本委員長 要望ですか。
○境 欣吾委員 要望です。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 では、私から、議案第37号の補正予算の母子寡婦等福祉対策費393万3,000円について、端谷こども課長にお尋ねいたします。
補正予算の内訳は、自立支援教育訓練給付金が2名から3名に増えた、高等職業訓練促進給付金が4名から6名になったと伺っています。
この申請期間はいつなのか、決まっているかどうか伺いたいと思います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 自立支援教育訓練給付金及び高等職業訓練促進給付金の申請時期につきましては、決まった時期はございません。随時受付をしております。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 そうすれば、今後、こういった追加申請等がまたあった場合に、どういうふうに対応されるのか伺いたいと思います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 今後も、引き続き申請があった場合は、補正が必要となれば、今回と同様に補正予算で対応させていただきたいと考えております。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 申請される方は、意欲的に専門の訓練とか、資格を取ろうとされていると思いますので、今後も温かい支援をよろしくお願いいたします。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 議案第40号 砺波市公民館条例一部改正について、金平生涯学習・スポーツ課長にお尋ねいたします。
まず、議案書によりますと、条例施行日が8月1日からとなっている理由についてお聞かせください。
○山本委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 東山見公民館と協議を進めていたところ、7月末までに庄川児童館内へ移転することでまとまったため、8月1日の施行期日としたものです。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 すみません、再質問みたいな話になりますが、8月1日とされたと。これは当然議決をされれば、今定例会の最終日に議決されるわけですよね。8月1日までは随分間があるじゃないですか。その理由は何ですかということなんですけれども。
○山本委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 一応以前から移転期日については協議しておりまして、地元のほうで7月末までにふれあいプラザから庄川児童館内に移転することと、その期日が確定したものですから施行期日を8月1日とさせていただきました。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 同様に、議案書では、条項を砺波市庄川町金屋1092番地を砺波市庄川町金屋1743番地に改めるとあります。つまり、東山見公民館の活動拠点を水記念公園のふれあいプラザから庄川児童館内への移転ということなんでしょうが、所管が商工観光課から生涯学習・スポーツ課へと変更になりますし、この条文は位置変更だけでよいのでしょうか。
どのように貸し出すことを予定されているのかをお聞かせください。
○山本委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 公民館活動に関する事務は、生涯学習・スポーツ課の所管であり、現在、東山見公民館活動の拠点とされている商工観光課所管のふれあいプラザから庄川児童館内に移転することに伴い、住所、位置の変更を行うものでございます。
また、貸出しにつきましては、庄川児童館の目的外使用の手続を取りまして、貸し出す予定としております。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 その次なんですけど、庄川児童館のどの部分を貸し出す予定なのか、また、庄川児童館そのものは当然目的があるものですから、目的外使用になるのかならないのか、お聞かせいただきたいと思います。
○山本委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 庄川児童館内の場所についてですが、児童館正面向かって右側1階の一部屋、旧乳児室を貸し出す予定としておりまして、目的外使用の手続を取りまして貸し出す予定としております。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 限りある施設を有効に効率的に使うという姿勢は本当によろしいと思っております。また、そういうことをどんどん進めていただければと思います。要望です。
○山本委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
これより付託案件を採決いたします。
ただいま議題となっています議案第37号、議案第40号、議案第41号、以上、案件3件を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議なしと認めます。
お諮りいたします。議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第40号 砺波市公民館条例の一部改正について、議案第41号 砺波市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、以上、案件3件、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○山本委員長 挙手全員であります。よって、案件3件の付託案件は、原案のとおり可決することに決しました。
以上で、付託されました案件の審査を終了いたします。
次に、要望が2件、提出されております。
2024年原水爆禁止国民平和大行進富山県実行委員会代表委員、中山洋一氏から、日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書採択の陳情が、成田さち氏から、ガザ地区の即時停戦のための積極的外交を政府に要求する意見書の提出を求める陳情が提出されておりますので、御報告いたします。
(市政一般における本委員会の所管事項について)
○山本委員長 次に、その他といたしまして、市政一般における本委員会の所管事項について質疑、意見等はございませんか。
境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 私からは、まず、本市の子供たちのキャリア教育について、幡谷教育総務課長に伺います。
7月1日から、中学2年生の勤労体験、社会に学ぶ「14歳の挑戦」が行われます。これまでの活動が浸透しまして、また新たな事業所の御協力もいただけたということは非常にありがたいことだなと思っております。
この活動を通して得たものを、生徒たちには今後の人生の中でぜひ生かしていっていただきたいと思っておりますが、ただ、この勤労体験を職業体験と捉える見方がいまだにあります。生徒の希望でない職業に就くことになったという声が、受入れ事業所の方の声も、生徒のお身内の中からも耳にすることがありました。これまでも広報となみなどで周知はされてきているわけなんですけれども、生徒が何を体験する機会なのか、まだちょっと残念ながら正しく理解されていないところがあるのではないかなと感じております。
改めて、本来の社会に学ぶ「14歳の挑戦」が持つ意義と、理解を広めることについてお伺いします。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 まず、社会に学ぶ「14歳の挑戦」は、地域の方々との関わりの中で、生徒たちの生きる力を育むなどのため、勤労及び社会体験を実施しており、単なる職場体験活動ではございません。これにつきましては、各学校で開催しております保護者説明会でも同様の趣旨の文書をお出しして御説明しているところでございます。
協力いただいている受入れ事業所等の受入れ人数にも限りがございますので、希望していない職業になるかもしれませんが、社会に学ぶ「14歳の挑戦」の勤労体験を通しまして、社会性を高め、将来の自分の生き方等について考えていただければなと思っております。
○山本委員長 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 確かに、参加される生徒、保護者への説明がありまして、それを聞いていらっしゃる方はちゃんと理解できると。ただ、やっぱり周りの、平たく言うと、おじいちゃん、おばあちゃんたちがそういうことを言われるということで、こういったところもまた何かのタイミングで伝えていただけたら―保護者の方にもということになるかもしれませんが―と思っております。
さて、幼少期から勤労感とか職業感というのを醸し出していくことは非常に大事なことだなと思っておりますし、今までもそうしたことは進めてこられてきたと思います。いろいろな学習があると思うのですが、この学習の中で、県が作成したキャリア・パスポートというものがありますが、この活用がどの程度のものであるか、また、小中学校でこのキャリア・パスポートのデータの引継ぎなどがされているのか伺います。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 このキャリア・パスポートにつきまして、現在、市内の各小中学校の全児童生徒が、特別活動や学級活動などを通して自分が頑張りたいこととか、将来なりたい自分などを記録して目標を立てておりまして、入学したときから現在に至るまで、どのように成長したかを確認するものとなっております。
また、データにつきましては、富山県が作成いたしました富山県キャリア教育資料の「キャリア・パスポートのすすめ」というものがございまして、それに基づきまして、学校間の引継ぎについては、原則、児童生徒を通じて行っているところでございます。
○山本委員長 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 引継ぎされているということで、また、それを折々に子供たちも振り返って、こういうことを自分は考えてきたんだなということが分かればいいのかなと思います。
よく耳にする大人の声といいますか、「今は将来、無理やり決めんでもいいから、とにかく勉強して普通科に入れるようにしられ」というような声があります。そういう考えではなくて、「大人になってこういった仕事をやりたい」と考えられる教育ですとか、近い将来、高校はどういったところかということを知る機会というのも、市内の児童生徒には必要なんじゃないかなと私は思っております。
社会に学ぶ「14歳の挑戦」に行く前に、高校生が中学生に、企業に出向くときのマナーとか身だしなみについてレクチャーするといった取組が県内にはあったんですけれども、こうした取組も、高校ちゃどういったところかということを知る1つの機会になるんじゃないかなという感想を私は持ちました。
そこで、小学校、中学校、市内の高校と連携した活動から、キャリアを考える機会の創出になるんじゃないかなと思うのですけれども、お考えをお聞かせください。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 本会議におきまして山本委員長の御質問にもお答えいたしましたが、例えば、砺波高等学校の課題研究発表の際には、市職員や地域の方と共に、市内中学生や砺波地区の中学校及び高等学校の教員の希望者が、探求的な学びにつきまして検証として連携を深めております。
また、今年度は、砺波探究プログラムということが8月に開催されまして、砺波高等学校の2年生の生徒と市内中学生8名が同じ探究活動に取り組む予定となっております。また、そのほかにも総合的な学習を通して、県内高等学校が主催するオープンハイスクール、また、学校説明会なども活用しながら生徒と保護者が一緒になって自分の進路、キャリアですね。キャリアについて考えているところでもございます。
今後も、このような市内高校とも連携しながら、自分のキャリアについて考える機会はつくっていきたいと思っております。
○山本委員長 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 それでは変わりまして、放課後児童クラブにつきまして、端谷こども課長に伺います。
支援員の確保について伺っていこうかと思うのですけれども、支援員の皆さんの高齢化ですとか、成り手不足の声というのは非常に多いものであります。
昨年の総務文教常任委員会では、9月に放課後児童クラブの運営委員会の皆さんと意見交換会を持ちました。12月には放課後児童クラブへの支援拡充を求める提言書を提出して、砺波市独自の対応を求めているわけなんですけれども、砺波市としても総合的な放課後対策の推進ということで、砺波市の放課後子ども総合プラン運営委員会が開催されております。昨年の11月の委員会の議事録を見ておりますと、例年、支援員の意見交換は6月、支援員研修は9月に行っているが、令和5年はまだ実施されていないと書かれておりました。
今後各運営委員会と日程調整し、開催する予定と議事録には書かれておりましたが、この研修会、意見交換会の開催、その後行われたのかどうか、まず伺います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 令和5年度の支援員に対する研修会や意見交換会は、結局のところ実施しておりません。実は小学校において、インフルエンザなどの感染症の流行が続いたことから実施できなかったということであります。
今年度につきましては、感染防止対策を図りながら早い段階で開催する予定としたいと思っております。
○山本委員長 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 ぜひ、意見交換、研修など行っていただきたいなと思います。
さて、昨年行いました総務文教常任委員会の意見交換会の中で、支援員の方の非常に率直な声を伺うことができました。会合を開くことばかりが実は大事なんじゃなくて、ふだんから行政側からも訪問していただいて、現場の声をいろいろ聞いていただけたらなと思います。実際に足を運んでいただいて聞いてもらったことが非常にありがたいという声も実は聞いております。
支援員の高齢化ですとか成り手不足、いろいろありますけれども、支援員として認められるためには、御存じのとおり児童福祉法で決められていて、受講資格を持った方が研修を受けることで初めて認められるということなんですが、補助員はそうした縛りがありません。例えば、大学などでは、放課後児童クラブへの活動参加をボランティアの単位として認定しているところもあります。
先日、市のホームページにも支援員の募集の案内は出ておりましたけれども、個々の放課後児童クラブの皆さん、日常の活動で本当に手いっぱいでいらっしゃいます。補助員の募集をしたいなとは思っていらっしゃるし、口コミで何とかという声も聞いておりますけれども、例えば、市のほうからSNSとかホームページとか、各県内の大学などに補助員として来てもらえませんかというような直接のアナウンスができないかどうか伺います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 例年、放課後児童クラブの支援員につきましては、特に夏休みに向けては、市の広報となみで募集をさせていただいております。
ホームページのほうでも今募集しているところなんですけど、大学生のような若い方に、放課後の補助員として手伝ってもらえるというのは大変ありがたいことだと思っておりますので、SNS、Xなどを通じてぜひ募集を働きかけていきたいと思っております。
○山本委員長 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 知らない大学生も多いかと思いますので、ぜひそうした周知をお願いしたいと思います。
変わって質問させていただきます。
今ほどの放課後児童クラブの話に関連する質問ですけれども、児童の見守りについて、金平生涯学習・スポーツ課長に伺います。
これは、市民の方から土曜日の放課後児童クラブの開設を求める声というのが非常にあるわけです。保護者の方が必ずしも土日が休暇でない場合に、安心して子供が過ごせる場所を求めていらっしゃるということだと思いますし、私も土曜、日曜に仕事を今までしておりましたので、非常にその気持ちがよく分かるわけです。
ただ、先ほどの質問にもありましたけれども、意見交換会の中でも、支援員の皆さんが非常に御苦労されている現状を鑑みますと、単純に土曜日などに開設をしてほしいと求めていくのも、なかなか難しいんじゃないかなということもあります。
見守りという趣旨ではないんですけれども、安心して過ごすことができて、有意義な時間を過ごせるという意味では教育委員会が開設されていらっしゃいます土曜学習教室というのがあります。この土曜学習教室をちょっと調べますと、平成26年に文部科学省、子供の豊かな学びを支えるために、多様な企業・団体・大学などに参画してもらい、土曜日をはじめとして、夏休み、冬休み、平日の授業や放課後などの教育活動に出前授業の講師、施設見学の受入などから、特色・魅力のある教育活動を推進することを目的としていると書かれておりました。
この土曜学習教室ですけれども、残念ながら砺波市全地域で開催はされておりません。あと、時間が午前中のみの開催となっておりますけれども、例えば、この開催時間の拡充を支援していただいたりとか開催地域を広げていただくことで、土曜日に子供たちが安全で安心して過ごせる居場所につながるのではないかなと思うのですけれども、考えをお聞かせください。
○山本委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 土曜学習教室は、学習活動や体験活動の機会を提供する場として、出町児童センターではわくわく教室を開催し、「庄川土曜教室」及び「学び場&遊び場inせんだんのHILL」の2か所については、地域において開設されております。
現在、開催時間拡充の希望等は聞いておりませんが、実施団体から拡充の要望などがあれば検討していきたいと思っております。また、開催地域を広げる働きかけにつきましては、学び場&遊び場inせんだんのHILLで、以前独自に学習活動を行っておられたのでそちらに働きかけを行い、令和5年度から土曜学習教室として実施していただいております。
また、開催を検討していただける地区等ありましたら、働きかけ等を行っていきたいと考えております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 いわゆるフリースクールの問題について、幡谷教育総務課長にお聞きしたいと思います。
議会報告会の際にもフリースクールの問題が大変多く取り上げられていたなと、皆さんの関心も多いのかなと思っていますし、私も身近なところで該当することがやっぱりあったのでお聞きをしたいなと思っています。
学校に登校することができない子供が増えているとお聞きをしているのですが、今どのくらいおられて、また、そういった子供の推移がどんな状況なのかについて教えていただけますか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 境 欣吾委員、すみません。1点目はどれぐらいいらっしゃるかということで、2点目は、すみません、ちょっとよく聞き取れなかったので。
○境 欣吾委員 この数年間の推移ですね。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 まず、どのくらい今フリースクールに通う生徒がいるかということに関しましては、令和5年度につきましては、小学生が13名、中学生が5名、計18名という認識でございます。令和4年のデータ、今ちょっとこちらのほうに持ってはいないんですが、年々増加しているということは認識しております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 今、フリースクールに通っておられる子供の数ということでしたけど、学校に登校することができなくて困っておられるお子さんはもっと違うわけですよね。
○幡谷教育総務課長 不登校という意味ですか。
○境 欣吾委員 そうですね、はい。
○幡谷教育総務課長 不登校につきましても年々増加傾向にはございます。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 それで、今年度から、フリースクールに通う子供の保護者の負担について補助をすると。2分の1でしたっけ。上限が1万5,000円と聞いていますけれども、これはどういう仕組みなんですか。申請をしていただいて、認められれば給付をするということでしょうか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 補助の申請につきましては、民間施設のほうに申請していただいて、そこから県のほうにまた申請するという手順になっております。
ただし、学校長が記入する欄もございますので、学校や市の教育委員会も関わって申請をしていただいております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 保護者が負担をする分は、毎月多分事業所のほうにお支払いという形だろうと思うのですけれども、いわゆる補助金が支給されるというのはどういう形で支給されるんでしょうか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 保護者に対して県のほうから支給されます。直接支給されます。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 それは毎月という形ですか。それとも学期単位ですか、1年単位ですか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 今年度からの事業でございまして、学期ごとの取りまとめなもので、まだ正確なこと、ちょっと情報を持ち合わせておりませんが、学期ごとに申請されるということは聞いておりますので、恐らく学期が終わってから県のほうが支出されると思っております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 本当に私事みたいですけれども、身近な例ですが、学校に行けなくて毎朝の親子のバトルが繰り返されると。ずーっと1年、そういうことがありました。ようやくにして子供を学校へ連れていっても、保護者がそこで付き添っていないといられないと。こういう生活がいつまで続くのかということがすごく深刻な問題になっていたんですけれども、フリースクールの存在を知ってそこに足を運ぶようになると、そこだったら行けるということに変化をして、フリースクールだったら、月曜日になったらすぐ行きたいと言う。待ち遠しいと。そんなふうな形になって、それで、学校のほうにもちょくちょくまだつながるという変化が出てきたわけですね。
やっぱりすごく貴重な役割を果たしていただいているなということを思ったのですが、ちょっと聞いたら、ここへ通うことが、いわゆる通学扱いになるのかどうかということが、校長の判断に委ねられているという話を聞いたのですけれども、それはそうなんでしょうか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 富山県が策定いたします民間施設に関するガイドラインには、そのガイドラインを参考としながら地域の実情を考慮し、また、各民間施設への訪問等も通して活動内容を十分に把握すると、そして、総合的に判断することということが実は明記されておりまして、それらを基に学校長や砺波市教育委員会が判断し、出席扱いとしているところでございます。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 学校長や砺波市教育委員会が判断をしということですけれども、学校長というふうに私は聞いたものですから、そうすると、判断される先生によって、片や出席扱いになる、片や欠席扱いになるなどということになってはやっぱり駄目だなということでちょっと確認をさせてもらったわけですが、やっぱり大変公的な役割を果たしていただいているなと思うので、そういうことがないようにぜひお願いをしたいなということが1つですね。
それと、やっぱりつくづく思ったのですが、これだけ公的な役割を果たしてもらえるのであれば、そうでない保護者の皆さんと同じ経済負担になるように近づけていくということがやっぱり必要だと思うんですね。だから、保護者の負担が、今のところ今年初めてこういう制度が出てきたということなんですが、これは、ぜひ保護者がこういう事態だから仕方がないということにならないようにしていただきたいということと、受けていただく事業所が安定的にこの事業を続けていけるような支援もぜひお願いをしたいと思います。
これ要望ですけれども、ぜひそういう方向へ向かっていってほしいなと思います。よろしくお願いします。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 続きまして、私のほうからは、新紙幣の対応について、河合財政課長にお尋ねいたします。
今年の7月3日から20年ぶりに新紙幣が発行されますが、市が保有している券売機はどのように対応されるのか伺います。
○山本委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 新紙幣の券売機等への対応につきましては、それぞれの担当部署で必要に応じて対応を行うこととなっているところでございます。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 では、現在、市が管理する券売機は、具体的にどこに何台ぐらいあるのか伺います。
○山本委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 市が管理をしております券売機等につきましては、4部署に合計13台ございます。
具体的に申しますと、市立砺波総合病院に、お金の自動支払い機とかレジとか、合わせて6台でございます。また、市民生活課が管理しております駅前と駅南の駐車場が3か所、それから都市整備課のほうでは、庄川河川敷の砺波市パット・パークゴルフ場に1台、それから企画政策課のほうでは、市営バスの両替機3台で13台でございます。
そのほか参考ですけれども、指定管理施設のほうで、指定管理者が対応しますが、2施設に2台ございます。1つが夢の平コスモス荘の食券の販売機と温水プールの券売機でございます。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 そうすると、7月から券売機が新紙幣に対応できるかどうか伺います。
○山本委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 既に各部署では対応に向けて準備を進めてきております。市が管理をします13台のうち、現時点の予定では、新紙幣発行までに対応可能なものが市立砺波総合病院の6台。それから、メーカーによってちょっと部品の調達にすごく時間がかかるような状態がございまして、7月には更新、ちょっとその時点では間に合わないものは、駅の駐車場と砺波市パット・パークゴルフ場の計4台。
あと、使用頻度などから、今すぐに対応の予定のないものが市営バスの両替機3台でございます。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 7月に更新できないところは実施されない場合もあると思いますが、そういったところはどういうふうに新紙幣に対して対応されるのか伺います。
○山本委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 駅の駐車場につきましては、対応までの間、未対応の旨の告知を入り口等に掲示する予定でございます。
また、砺波市パット・パークゴルフ場と市営バスにつきましては、受付の職員あるいは運転手のほうで両替の対応をすることとしております。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 すぐに対応できない場合もありますが、市民へのサービスに支障がないようによろしくお願いいたします。
では続きまして、ヤングケアラーの支援について端谷こども課長にお尋ねいたします。
ヤングケアラーとは、本来、大人が担うと想定されているような家事や家族の世話、介護を日常的に行っている子供のことを示します。ケアに携わることで、家族の絆づくりなどはプラス面がある一方で、お手伝いの域を超えて、過度な負担が学業や健康、友人関係、将来の進路にも影響を及ぼすと指摘されています。
そこで、市内のヤングケアラーと思われる方はどのように把握されて、また、どのぐらいおられるのか伺います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 砺波市のヤングケアラーの現状でありますが、明確にこれがヤングケアラーという線引きはなかなか難しいと考えております。
市の要保護児童対策地域協議会のほうで、ヤングケアラーだと思われるような者の情報は把握させていただいております。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 具体的に何人とかまでは言えないということですか。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 そうですね、具体的な数字は今ここではちょっと控えさせていただきたいのですが、ほんの……
○神島委員 いや、いいですよ。
○山本委員長 数値は出せないが、おられるということですね。端谷こども課長。
○端谷こども課長 そうですね。その方がヤングケアラーとはっきりとは言えないのですが、その可能性があると思われる方がいらっしゃる御家庭があるということです。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 それでは、そういったヤングケアラーと思われる方に対して、市としてはどんな支援体制になっているのか伺います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 ヤングケアラーを把握しまして、個別に、具体的に支援につなげるためには、まずはヤングケアラーが安心して自分のことや家庭の状況を話せる関係づくりが重要ではないかと考えております。
そこで、こども家庭センターの職員のほうで日々相談業務を行っておりますので、その中で連携したり、あと、教育総務課、砺波市教育センターなどとも日頃から連携した支援体制を取っておりますので、そこでヤングケアラーを支援していきたいと考えております。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 砺波市では、結構部署間の連携が日頃から行われて、情報共有もされて、いろんな問題も早期に発見して対応されていると思いますので、これからも市民サービスの向上ためにも横の連携を密にお願いいたします。
○山本委員長 川岸委員。
○川岸委員 今年、年度初めから大変な事件が起きました。私も元旦の日、午後4時10分頃だったと思いますけれども、家にいましたところ、家が壊れるんじゃないかなというような危険な目にも遭いました。そういうことで、いろいろとその中で実感したことは、やはり災害に対してどう備えていくかということを感じていかなければならないなと思っております。
私も栴檀野地区でいろんな役員等もやっておりますけれども、やはり連携が大事だなと思って今日に至っているわけです。特に、私は避難所対策と地区内の情報網対策といいますか、迅速化に向けてどう進めていくかということが大きな課題ではないかなと思っております。
私ども議会としても、議会報告会を開いていろんな御意見を聞いているわけでございますけれども、例えば、避難所に避難者が本当に入り切れるのかと、また、災害等が起きた場合、どのように行けばいいのかという心配をする意見も多々聞くわけですけれども、やっぱり避難所に対する認識というものをまだまだ強めていく必要があるんかなということであります。
今回の代表質問の中でも、地域防災計画の見直しを行って、主要避難所の開設基準を震度5弱に下げるということを聞きました。今、市内には主要避難所という形で、公共施設等が避難所になっている指定避難所といわれるもの、それから、地区の公民館のように、その他避難所とあるわけですけれども、現状はどれぐらいあって、どのような状況になっているのか、また、避難所の施設等は十分完備されているのかどうか。これについても、指定避難所も含めて避難所の在り方について今検討していくということでありますけれども、これはハザードマップ等にも記載されておりますので、地域の地震の防災マップ等に記載して、やはり周知徹底していく必要があるのではないかなと思うんです。
その対応について、二俣総務課長に、現状等踏まえて対応を聞かせていただければと思います。
○山本委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 若干答弁が長くなりますが、御容赦願います。
本市における避難所の指定につきましては、地域防災計画で定めておりまして、各地区の公共施設等を指定した指定避難所が81か所、それから、各地区自主防災会等で定めた自治会管理の公民館などのその他避難所が161か所ございます。また、指定避難所の中で、各地区自主防災会と協議を行い、地域の意向を踏まえた上で、各地区の拠点となる主要避難所が24か所定めております。いずれの避難所についても、災害の種別によっては使用不能な場合もございますので、先ほど委員の御質問にありました、洪水ハザードマップや砺波市地震防災マップ、いわゆる揺れやすさマップ等などにそれぞれ避難所が記載されております。
また、市ホームページや市公式Xにも収容可能人数を含めた避難所一覧の電子データを掲載し、現在も周知を図っているところでございます。
なお、先ほど質問の中で、避難者が入り切れるのかというような御質問が市民の方からあったということなんですが、そもそも避難所は全ての住民が避難する場所ではございません。自宅が倒壊するなどにより、居住の困難な方が一定期間避難生活をする場所であることから、市民全員が避難所に避難することを想定しているものでございません。加えまして、それぞれの避難所の活用や避難所間の移動につきましては、それぞれの地域等特性に応じて変わってくるため、各地区における避難所運営委員会で定めており、これに基づき、地区ごとに定期的な自主防災訓練が実施されていると認識しております。
川岸委員の御心配も承知しておりますが、各地区で開催される災害状況に応じた自主防災訓練などに通じて、そこに住んでおられるか方がどこの避難所に行けばよいのかということの理解が深まると市としても考えておりますので、引き続き各地区自主防災会と連携しながら、避難所の周知に努めてまいりたいと思っております。
○山本委員長 川岸委員。
○川岸委員 私、やっぱり避難所を開設するときに、大事なことは、マイ・タイムラインシートを自主的に作って、避難所等で検討する必要があるんでないかなと思うのですけれども、このマイ・タイムラインシートの活用ですけれども、これを十分徹底していないんじゃないかなと。やっぱりそういった行動、要するに避難行動や避難までの流れについて、十分、地区振興会等も含めてやっていく必要があるのかなと見ているんですけれども、マイ・タイムラインシートの作成状況はどのようになっているのかなと。よろしくお願いします。
○山本委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 今ほどの川岸委員のマイ・タイムラインシートの御質問でございますが、市としましては、地震は突発的に起こりますのでなかなか事前準備というものは難しいこともございますが、台風等や大雨等については、ある程度タイムラインシートを用いて準備することが可能だということを以前から周知しております。
ただ、広く周知されているかといえばそうでない点もあるかもしれませんので、現在改訂作業を進めております「防災となみ」についても、このシートの内容について掲載し、そちらを全戸配布する予定でございますので、そういったことを通じて、また改めて広く周知してまいりたいと考えております。
○山本委員長 川岸委員。
○川岸委員 あと、2点目ですけれども、避難所のことばかり言っていてもおかしいんですけれども、地区内の情報連携の在り方等について、その迅速化を求めるためにも、やっぱり工夫するべきことがあるのではないかなと思うのですが、今回の地震の際にも、私ども栴檀野地区でありますので、栴檀野では結ネットという情報連携を強めているんですね。そして、皆さんの家との連携をしていると。安否確認も含めて大丈夫かどうかという安否確認。それと、いろんな情報を連携、発信しているのですけれども、この情報連携という在り方もやっぱりこれから工夫する必要があるのではないかなと。
確かに老人の方もいらっしゃいまして、そういった携帯電話等を使い切れないという状況もありますけれども、大体皆さん使っていただいているところです。これは非常に便利だなといつも思っているんです。
今回の地震の中でも、地区民の安否確認がほぼできた状況にもありますので、やはり市としても、情報による、携帯電話、スマートフォンとか使った安否確認システムを構築していくことも重要かなと感じているわけです。
今回、代表質問において、情報受発信ツールの導入支援を検討していると。ちょっと私、間違えたのかもしれませんけれども、ちょっと聞いたんですけれども、非常にいいことだなと。今後、さらにデジタル化が進む中において、スマートフォンの活用した情報連携。とりわけ、災害時に活用するアプリ導入に支援するということであろうと私は理解していたんですけれども、これについて当局としては今後どのように考えておられるか。
例えば、私ども姉妹都市である安城市。私も何回かお邪魔させていただいて、情報連携について、あそこはスマートフォン等でそういった災害情報を流しているということを聞いております。
そういうふうに何らかの形で、確かにスマートフォンは使いこなしにくいかもしれませんけれども、そういった情報に対しての支援もひとつ考えていく必要があるのかなと思うのです。今回の代表質問の中でもそのような発言を聞いたものですから非常にいいことだなと思って、今後進めていただきたいなということを要望するんですけれども、それに対する考え方をお聞かせいただければと思います。
○山本委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 本年の能登半島地震を受けまして、代表質問でもお答えいたしましたが、各地区自治振興会や自主防災会からのアンケート結果からも、安否確認手段として、一部地域でこの結ネット等の情報受発信ツールを有効に活用できたという報告を受けております。さらなるデジタル化が進む中で、こういうスマートフォンなどを用いた情報連携の必要性を市としても改めて再認識をしたところでございます。各地区自治振興会や、いわゆる町内会等の自治会における、結ネット等の情報発信ツールを一部先行して取り入れている自治会もあるというふうには聞いております。
市としましても何らかの支援ができないか、現在他市の支援状況を確認するなど、制度設計の詳細を検討している最中でございます。できるだけ早い時期に、必要な施策をまた御提示して進めてまいりたいと考えております。
○山本委員長 川岸委員。
○川岸委員 私も使っていて非常に便利であります。ただ元気でいるというボタンを押せば、事務局のほうへ行きますので、そういった簡便な方法でできますので、ぜひとも情報の迅速化に向けて取り組んでいただきたいなと思っているわけです。よろしくお願いいたします。
○山本委員長 ほかに御質疑、御意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 ないようでありますので、以上で市政一般における本委員会の所管事項についての質疑を終了いたします。
皆さん、御苦労さまでございました。委員の皆様はしばらくお待ちください。
○山本委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
(閉会中継続審査の申出について)
○山本委員長 次に、閉会中の継続審査についてをお諮りいたします。
本総務文教常任委員会の所管事項について、閉会中もなお継続して審査する必要がありますので、会議規則第111条の規定により申出することといたしたく、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
皆さん、御苦労さまでした。
午前11時01分 閉会
砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。
砺波市議会総務文教常任委員会
委員長 山 本 篤 史