令和7年12月 総務産業建設常任委員会 定例会1 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開会

(12月定例会付託案件の審査)
○小西委員長 ただいまから総務産業建設常任委員会を開催させていただきます。
 それでは、本定例会において当委員会に付託されましたのは、案件12件であります。
 これより、議案第60号 令和7年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外11件について審査をいたします。
 なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑を始めます。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 米山委員。
○米山委員 それでは、私から、ふるさと納税の関連について質問させていただきたいと思います。こちら、河合財政課長に御答弁をお願いいたします。
 財政管理費の補正についてでございますが、こちら、3,300万円の補正予算がついております。こちらは、ふるさと納税関係費として2,300万円、そして、基金への積立金として1,000万円が計上されております。これは、当初の見込み以上に多くの寄附が寄せられているという、うれしい悲鳴による補正予算だと理解しておりますが、財政課のこれまでの努力に敬意を表します。
 そこで、まず1点目、今回の増額補正の具体的な内訳と現時点での寄附の伸び率について、確認の意味で御説明をお願いいたします。
○小西委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 今年度10月までのふるさと納税の寄附額が、昨年10月までに比べますと約1.7倍となっております。これは、10月からのポイント付与を禁止する制度の改定前の駆け込みの寄附と、近年のふるさと納税に対する関心の高まりがあるものと考えております。前半の伸びと後半の予測を加えまして、今年度、ふるさと納税が当初予算よりも伸びるということで今回の補正を計上しております。
 歳出の具体的な内訳になりますけれども、ふるさと納税関係費が2,300万円と、となみっ子応援基金の積立てが1,000万円となっております。具体的に、ふるさと納税関係費2,300万円の内訳としましては、ふるさと納税の返礼品代が約1,450万円、そして送料が約450万円、さらに受付の事務の費用などが400万円ということで、合わせて2,300万円となっております。
 次に、となみっ子応援基金積立金の1,000万円の件ですが、ふるさと納税の寄附をされるときに、寄附をされる寄附者の方が使い道を指定できるようになっております。その使い道の中でとなみっ子応援基金の事業を希望された場合に、その指定寄附分をとなみっ子応援基金へ積み立てるための積立金、今回1,000万円を計上しているところでございます。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 好調であることは大変喜ばしい一方で、現状の国の制度では、どうしても返礼品の自治体単位の競争のような形になってしまいがちであると思っております。制度本来のふるさとを応援するという趣旨とのバランスにも、難しさを感じておられるところかとは思っております。
 一過性の物のやり取りで終わらせずに、継続的な砺波市のファンを増やしていくような観点で考えていくことが重要だと考えておりますが、そこで、来年度の寄附獲得に向けた戦略についてお伺いいたします。
 単に返礼品を増やしたり窓口を増やしていくというだけでなく、寄附をしてくださった方々に継続して応援してもらうための情報発信ですとか分析、そのあたりについてはどのようにお考えか、お伺いいたします。
○小西委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 おかげさまをもちまして、本市のふるさと納税は毎年寄附金が伸びてきております。
 それで、今後に向けてでございますけれども、寄附を増やすためにポータルサイトの充実は大切なことだと思っておりますし、今年度3つ追加もしております。さらには返礼品の提供事業者の追加です。返礼品提供事業者の方の公募制度を設けておりまして、そういったことも充実させていきたいと考えています。併せて返礼品の追加も進めてまいります。
 加えまして、例えば、各地に県人会とか砺波会とか、そういう会がございますが、夏野市長が出席された際などに、本市にゆかりのある方々に、砺波市のふるさと納税の制度の直接のPRなどもしております。
 それから今、12月になりますが、毎年一番寄附が多いのが12月になりますけれども、12月の広報となみにふるさと納税の状況について紹介をしております。その中で、市外にお住まいの御家族とか、御友人の方への紹介などもお願いしているところでございます。
 今後もこのようなことを総合的に取り組んでいくことで、砺波市を応援したい自治体として選んでいただきますように努めてまいりたいと考えております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 まずはしっかりと寄附者との信頼関係を結んで、PRもどんどん動いておられることがよく分かる話でありました。
 最後に、要望のような話ですけれども、今回、このようなふるさと納税をきっかけにしたつながりというものは、非常に積み重なってきている段階だと思っております。そういったものも、本市にとっては貴重な財産になってきているんだろうと感じております。
 こういったものを、また次の段階かと思いますけれども、ふるさと住民登録制度のことも庁内では議論が進んでいると思うんですけれども、そういったところにしっかりと、この御縁をつないでいけるような取組も私ども期待しております。
○小西委員長 境委員。
○境委員 農業経営基盤強化金利の助成の問題で、補正で71万7,000円が組まれていますけど、このことについて質問をしたいと思います。
 当初予算も組まれていたのですが、この時点で補正という形で提案をされた理由はどういうことでしょうか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 本年1月の予算編成後、新たに乾燥施設、建物を建設されるために大型の融資を受けられた経営体が発生しました。それで、当初予算でも新規分として一定額を見込んでおりましたが、その額を上回ったため、今回、農業者支援のため補正予算をお願いするものであります。
○小西委員長 境委員。
○境委員 利子補給というのは農業経営基盤強化資金、いわゆるスーパーL資金と言われているものに対する助成と聞いているんですが、この融資を受けるための審査に、砺波市は直接関わるということはないわけですか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 審査につきましては、日本政策金融公庫が貸付けという形になりますので、日本政策金融公庫と、それと関連する、通常はとなみ野農業協同組合とで審査をされております。
○小西委員長 境委員。
○境委員 そうすると、そういう申請がありましたという連絡を受けて執行するということですね。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 そういう形になります。
○小西委員長 境委員。
○境委員 利子補給というのは砺波市だけでは当然ないだろうと思うんですが、利子補給に係る砺波市の支出の割合みたいなものは決まっているんですか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 利子助成率につきましては、貸付け率の0.5%が上限ということになっております。
○小西委員長 境委員。
○境委員 それは、砺波市単独で利子補給をするということなんですか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 そうです。
○小西委員長 境委員。
○境委員 日本政策金融公庫が貸出しをして、利子補給分は砺波市が持つという制度だということですね。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 農業者が借りられる分の0.5%は、農業者が日本政策金融公庫に償還された後、砺波市が農業者に払うという形になります。
○小西委員長 境委員。
○境委員 そうすると、砺波市がほかの制度で利子補給をしているなどという融資制度は、ほかにはないということですか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 今ほどのほかには、令和5年産米の品質低下を受けて、県が実施しました富山県農業振興資金、農業経営安定資金の特別融資枠というものに対しても利子補給を限定した形で行っております。
○小西委員長 境委員。
○境委員 ということは、現在はないということですね。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 新たなものはないです。
○小西委員長 境委員。
○境委員 ほかにも農業支援のための融資制度はいろいろあると思うんですけれども、スーパーL資金を借りるというのはどういう事業の場合になるのかと。長期の計画を提出する必要があるということは聞きましたけれども、どんな場合にこの資金を利用するんでしょうか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 認定農業者等の方が、機械の導入や施設整備、そして、長期運転資金などの経営改善を図るための経費でありますので、幅広く活用できる事業であります。
○小西委員長 境委員。
○境委員 今年、米の生産者価格が一定、高くなったということで、意欲的に、また機械などに設備投資をしようという方も増えていると聞いています。特に、機械なんかだと在庫がなくて、せっかく契約しようと思ったけれども、年度内には納めてもらうことができない事態もあると聞いています。積極的に農業に向かおうという思いを皆さんが持っておられるのはとても喜ばしいことだなと思うのですけれども、どういう場合にどういう融資が有効かという情報を、ぜひまた周知されるように、となみ野農業協同組合とも協力をしてということになると思うんですが、お願いをしたいと思います。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 引き続きまして、小西農業振興課長にお尋ねしたいことでございます。有害鳥獣等予察等事業費についてでございます。
 今回は、熊の捕獲報奨金を4月まで遡及して適用するという御提案があったかと思います。これは、危険な現場で市民の命を守る猟友会の方や関係者の皆様にとって、活動が報われる非常に意義のあることだと感じております。
 単なる予算措置というよりも、現場の士気にも関わる重大な決断だったのかと思っておりますが、改めて、このタイミングで4月まで遡及適用することに至った経緯、そこに込められた当局の思いをお聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 まず、4月に開催しました春の熊対策会議におきまして、中山間地域の自治振興会長より、捕獲おりによる熊の捕獲をしなければ、秋以降、大変危険な状態になると言われまして、本市では、6月より県の有害捕獲の許可を得まして、砺波市鳥獣被害対策実施隊の皆さんの協力を得ながら捕獲活動に当たってまいりました。
 また、本年は、前年の7倍を超える出没、痕跡情報等が寄せられておりまして、その都度、実施隊の方々にも協力をいただいてきたところであります。そして、何より11月10日には、本市では初めてとなる人の日常生活圏での緊急銃猟を、実施隊の皆さんの協力を得て、安全に、かつ円滑に実施をさせていただいたところであります。
 このことから、他市の動向等も踏まえまして、緊急銃猟前にも捕獲実績がありましたので、遡及をして決定をさせていただいたところであります。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 現場への配慮を本当にありがとうございます。
 近年、今ほどもあったように7倍を超える出没件数であったり、全国でも類を見ない被害件数に至っている現状を踏まえて、私も先日一般質問でも質問させていただいて、AIカメラのほうは継続設置して、また、増設も検討の範囲に入っているとは理解しておりますが、こちらの報奨金制度についても、来年度以降も継続する方針でありますでしょうか。このあたり、お伺いしたいと思います。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 国では、今、クマ被害対策パッケージというものが示されようとしておりますが、国や県の制度設計が変わらない限りは、捕獲頭数による実施隊への報奨金という制度で継続してまいりたいと考えております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 市民の安全はもちろんですが、安心面でもこういった制度があるということが伝わっていけば、少し安心の度合いも上がっていくのではないかと思っております。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 今ほどの米山委員の関連の質問でございます。
 今、熊のお話をたくさんいただきましたし、また、マスコミ等でも今年は本当に春先から熊、鳥獣の問題が非常にたくさん取り上げられております。特に、砺波市でも熊の出没の情報が入りますと、市当局の皆さん、昼夜を問わず現場のほうに駆けつけていただいて、住民の皆さんの安全確保に御尽力されておりますことにつきましては、心から敬意を表したいと思います。ありがとうございます。
 私のほうからの質問でございますが、今ほど米山委員からの質問もございましたように、今回、富山県でも、ほかの地域でも報奨金制度を既に採用されているところもあるんですが、それに近いような形で先駆けてこの制度を取り上げられたということは、時期的にも、ちょうどタイミングもよかったと賛成の立場の意見でございますが、ただ、7倍、8倍、大変な出没があるものですから、今回の補正予算では50万円ということになっております。
 単純に考えて、この間のマスコミの報道からちょっと分析しますと、7月から11月までに5頭の駆除がされたと。あと、今期、残りが4か月余りあるということで、そうすると、月に単純に1頭ぐらいかということで、50万円ですから、10頭分ということでございますが、生き物でございますので、暖冬で冬眠をしない熊がいたり、もしかしたら春先になって目を覚まして出てくるのもいるのかも分かりませんが、この辺のことも勘案しながら、こういうことはないほうがいいわけでありますが、もし10頭以上になった場合の予算につきまして、どのような措置をされるのかお伺いをしたいと思います。小西農業振興課長、よろしくお願いします。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 本市では、昨日まで、緊急銃猟以外の有害捕獲を含めまして7頭を駆除しております。予算の10頭を超えた場合につきましては、補正で対応してまいりたいと考えております。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 では、次のテーマに移りたいと思います。
 駆除の定義と申しますか、言葉は何ですが、マスコミ報道等のいろんな報道の言葉の中にも、駆除、それから捕獲、時には殺傷と簡単に載せてある部分もあるんですが、この件で、なかなか生きたものを殺傷するというのは、やっぱり言葉の意味でも、世間体にもあまりいいことではありません。先日、小学校の子供から「おじちゃん、熊、捕まえたらどうするが。殺すがけ、食べるがけ」というような質問もございまして、ちょっと一瞬戸惑いながら説明をさせていただいたわけであります。こういうこともございまして、捕獲と駆除というのは目的と手段の解釈もございますが、結局捕獲されて、あとは、砺波市の場合は完全に殺傷されて駆除されるということだろうと私は推察しているわけであります。
 今、ほかの地区においては、今年みたいにたくさん熊の出没があると、そんなこともしていられないという状況もございますが、やっぱり子熊とか、一部は山奥のほうに戻すと、帰すということも以前はありました。
 そういう状況もございますし、また、大学を近くに抱えているところや、専門の研究機関が近くにあるところは、そことタイアップしながら、例えば鳥獣といいますか、熊にGPSの何かそういう装置をつけて、行動範囲や生息域の調査をしながら熊対策をしていくということも、そのところによってはあるわけであります。砺波市の場合はそういうことはなくて、一応捕獲したものは全て駆除というか、殺傷をされるということでよろしいでしょうか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 捕殺、俗に言う捕獲と殺傷と合わせた言葉で捕殺です。捕殺させていただいております。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 子供に言うと、やっぱりちょっとかわいそうな面もございますが、やはり人身に関わる重大な事態でありますので、早くこういう事態が収まることを願いながら、タイムリーにいろんな施策を打っていただければと思います。よろしくお願いします。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 私からは、一般会計補正予算の、ため池等整備事業費農村地域防災減災事業委託100万円について質問をしたいと思います。
 ため池の堤体のボーリング調査100万円の、まず追加理由について説明をお願いしたいと思います。前田農地林務課長にお願いします。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 現在、2か所のため池の地震・豪雨耐性調査及び土質解析業務をするためのボーリング調査を実施しております。その実施に当たりまして、支持地盤までの掘削をするわけなんですが、支持地盤の想定が深いところにあることが判明しまして、そのために、その地盤までの追加のボーリングが必要となったということで今回補正を上げております。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 支持地盤が大変深かったから追加補正をするということかと思います。
 それで、事前に資料も頂きましたが、庄川右岸の中山間地には、防災重点ため池が19か所あるということでございます。
 これまでの、この19か所の調査経過につきまして説明をお願いしたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 市内には防災重点ため池が19か所ございまして、今年度の2か所を含めまして、現在まで6か所の調査を実施しております。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 今まで6か所ということでございますが、この6か所の、要するに今年度以前の箇所数について、もう一回詳しく説明をお願いしたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 今年度は2か所でございますので、昨年までには4か所終わっております。場所を申しますと、福山の大堤、後田の堤、殿城池、昭二の池が完了しております。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 これまでの調査経過につきまして今ほど説明をいただきましたけれども、残り13か所の調査予定をどのように考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 今後の予定といたしましては、令和12年度までに残りの防災重点ため池の耐震等調査を終えたいと考えておりまして、国に対しましても、予算措置が図られるよう働きかけてまいります。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 先日、砺波市で一番大きなため池であります福山大溜池の現地を見てまいりました。受益面積が37ヘクタールぐらいあると聞きましたが、受益面積が一番大きな砺波市の大堤でありますけれども、現地を見ますと、ブロック積みのほうが一部崩壊をしている状況でございました。
 このままずっと放置することはできないのではなかろうかと思っておりますけれども、今後の整備をどのように考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 整備計画につきましては、現在、県営事業において、県で耐震工事等を予定しております。県では、事業着手は早くとも令和10年度以降になると伺っております。
 市といたしましては、1年でも早く着手いただけるよう、引き続き強く要望を継続してまいります。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 中山間地の農業において、ため池は大変重要なものでありまして、今後とも、整備、調査促進に向けて、努力をお願いしたいと思います。要望でございます。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 引き続き、前田農地林務課長にお願いいたします。
 農地農業施設災害復旧事業費の2億2,200万円の補正についてお伺いします。
 比較的災害が少ないとされております砺波市ですが、近年、豪雨災害が頻発してきているようであります。令和5年の豪雨災害の復旧が半ばの中、豪雨災害ではありませんが、令和6年の1月1日能登半島地震に続き、同年7月にも豪雨災害がありました。また、今年の8月と9月にも豪雨があったところであります。
 そこでお聞きしたいんですが、今回の補正2億2,200万円は、いつの災害補正分で何か所分の災害補正になるのか、お尋ねいたします。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 このたびの災害復旧工事につきましては、令和7年8月並びに9月の豪雨災害による農地農業用施設、合わせまして58か所分の災害復旧工事費になります。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 やはりそういうことだったんですね。
 そこでお伺いしたいのは、今後の復旧スケジュールということなんですが、これは、まだこの補正だけではなく、引き続きの分もありますよね。それも含めて、もし分かれば今後のスケジュールについてお聞かせください。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 現在、国の災害査定を受けております。今月中には終わる予定といたしております。
 このたびの補正額につきましては、災害復旧に係る工事費全額分を計上しております。この後は、査定終了後、詳細設計等を実施いたしまして、できれば年度内に工事を発注して、復旧完了につきましては令和8年11月頃、冬前までには終わりたいという予定にしております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 少しでも早く復旧を行いたいという意思が伝わってきました。本当に頑張っていただきたいと思います。
 それで、最後の質問なんですが、今回財源として、一部国の支出金1億2,800万円余が組まれておりますが、災害によって補助率が違うとお聞きしております。
 補助率について、お聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 国の支出額につきましては、国の基本補助率、農地につきましては50%、農業用施設につきましては65%となっておりまして、今回の補正はこれに基づいて試算した額でございます。
 ですが、このたびの令和7年8月、9月豪雨につきましては激甚災害指定となりましたので、この後、補助率のかさ上げが通知されます。大体3月ぐらいではないかと思っておりますが、例年ですと、9割程度まで補助率のかさ上げになるのではないかと考えております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 私からの質問は、新庁舎整備基本設計業務委託についてでございます。こちら、佐伯新庁舎整備室長にお伺いいたします。
 新庁舎の整備は、今、砺波市民の中でも非常に関心の高い事業かと思います。今回の補正予算は債務負担行為ということで、来年度にもまたがって支出するものであるとは聞いております。
 ただ、数字だけを見ると、基本設計業務委託料という名目で8,514万円が計上されております。我々一般の感覚からすれば、設計図を書くための基本設計で、いわゆる立派な新築が2軒ほど建つようなインパクトのある数字なのではないかと受け取っておりますが、金額が適正であるかどうか市民に理解していただくためにも、この内訳について可能な範囲で御説明いただきたいと思います。お願いします。
○小西委員長 佐伯新庁舎整備室長。
○佐伯新庁舎整備室長 業務委託費の内訳につきましては、3項目がございます。
 1つ目は、基本設計業務。これは、庁舎棟、健診棟、車庫棟など新築棟3棟や外構計画などを含めています。
 2つ目は、新築建築に対する地盤調査業務です。
 そして、3つ目は発注支援業務と考えております。なお、発注支援業務とは、これまで図面と設計書を提示して入札する従来方式で行っておりましたが、今回は実施設計と施工を一括で発注する設計施工方式での発注とするため、要求水準書の作成や公募作業における質疑、提案への対応を含む業務としております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 内容のほうを事細かに、まだまだ内訳があるものだとは思いますが、大きな内訳を御説明ありがとうございます。
 それで、こういった業務に関して、なかなか触れることのない数字であったり内容なのかなと思いますが、地盤改良ですとか、そういった部分は物理的に作業するんだろうなというのは、1つイメージができたりするんですけれども、この金額設定が適正価格なのかどうかというのがやはり気になるところでございます。
 こういった面で設計料というのが業者からの言い値で決まるわけではないと思っておりますが、それで伺いたいのは、今回の見積りや金額の算定に当たってはどのような基準を適用されているのか、こちらを確認したくお伺いいたします。
○小西委員長 佐伯新庁舎整備室長。
○佐伯新庁舎整備室長 今回の内容に関しましては、見積りではなく、いずれも国土交通省が定める設計業務等標準積算基準、発注者支援業務等積算基準に基づいて算出しております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 国の基準に従って算出しているということでありますが、もう一つ、最後にお伺いしたいのは、基準にのっとっているということですが、直近の実績との比較も大事かと思います。
 それで、過去の本市における大型公共施設、例えば、砺波市立砺波図書館が最近で言う大きな施設だったかなと思いますが、そちらの設計費と比較して、今回の基本設計の規模感、総事業費に対する設計料の割合など、適正な範囲に収まっていると判断される指標といいますか、比較対象があればお伺いしたいと思います。
○小西委員長 佐伯新庁舎整備室長。
○佐伯新庁舎整備室長 過去の事例について御説明いたします。
 令和4年竣工の砺波市立砺波図書館は、平成28年に基本設計業務を実施しておりまして、費用は3,096万3,600円としておりました。設計業務等標準積算基準は、用途と平米数、規模によって算出するため一律に比較することはできませんが、砺波市立砺波図書館は3,200平米で計画していたため、仮に、面積当たりでは、平成28年当時の砺波市立砺波図書館は、平米単価9,375円となっております。
 今回算出の新庁舎は平米当たり7,938円。この差は積算基準による用途の影響が大きく、不特定で多数の方が利用する建物の設計に対して、多くの工数、人工が必要であると積算上なるからです。
 また、砺波市立砺波図書館が建設された平成28年から現行基準に至るまでは、技師の単価は3割以上、上がっております。また、国の積算基準も2回程度見直され、諸経費や業務作業コース、つまり作業算定数が改定されています。仮に、現行基準で砺波市立砺波図書館の基本設計業務委託を積算すると5,100万円となります。平米当たりでは1万5,000円以上ということで、これも用途による影響かと思いますので、基準としては適正であると考えております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 なかなか専門的な話になりそうな分野でありまして、ただ、既存の今のなじみのある施設との比較をしていくと、もう少しなじみのある数字に近づいてくるなとも思いました。用途も全然違うということで、単価も違うということもよく分かりました。ありがとうございます。
 今みたいなことで金額も独り歩きしてしまうと、なかなか一般感覚で言うと、何か高いなとか反発を招きかねないと思ったものですから、このような質問をさせていただきましたが、そういったことの説明責任といいますか、聞かれたときに説明できるようにしておいていただくと、また今後の市民の理解も得られやすいかと思いますので、ぜひそのような姿勢でいていただきたいと思っております。こちら、要望でございます。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 それでは、私からは、議案の第75号、そして議案第76号、双方とも指定管理者の指定についてということで、農業振興課と商工観光課の双方に関連があるので、高畑商工農林部長に対してお伺いをしたいと思っております。
 今まで、夢の平コスモス荘、そして砺波市夢の平ペアリフト、夢の平公園一帯のことになりますが、ここは砺波市五谷観光企業組合が一括して担っていらっしゃった場所でありました。その体制だったからこそなのでしょうか、夢の平スキー場の運営であったり、または、せんだん山水仙そば祭り、となみ夢の平コスモスウオッチングなどの企画運営は、とても円滑に行われていたものだと思っております。
 しかし、このたび、夢の平コスモス荘の指定管理者が、今までの砺波市五谷観光企業組合から庄川峡観光協同組合へと代わるということで、今までのような、要は夢の平一帯のスムーズな運営というものは保たれていくのだろうか、心配な部分があると思っております。
 このことは、長年にわたって夢の平スキー場をホームゲレンデとして砺波市五谷観光企業組合と共に、小中学校スキー教室をはじめとするスキー場の活性化に活動してきました砺波市スキー連盟としても大変心配しているところでありますが、この状態でいきますと、今までのような、本当に一体的な運営の確保はどのように保たれるのか、どのようなお考えを持っていらっしゃるのかを、まずお伺いしたいと思います。
○小西委員長 高畑商工農林部長。
○高畑商工農林部長 まずは、川辺委員には砺波市スキー連盟会長といたしまして、日頃から夢の平一帯の運営への御理解、御協力、また、夢の平コスモス荘の運営につきましても、日頃からお気にかけていただいていることにお礼を申し上げます。
 今ほどありました砺波市五谷観光企業組合につきましては、委員も御承知のとおり、組合員の高齢化、そして担い手不足が本当に深刻化している状態でございます。そんなことからも、夢の平コスモス荘の運営については、砺波市五谷観光企業組合が現在指定管理を受けていらっしゃいますが、昨年から、実は庄川峡観光協同組合のほうへ既に一部の運営は再委託をされていらっしゃいます。
 その中で、庄川峡観光協同組合におかれましては、今年初めて取り組まれました、となみ夢の平コスモスウオッチングの有料化をはじめ、年間を通じた各種イベント、砺波市の魅力発信については、現在、砺波市五谷観光企業組合のほうからもしっかりノウハウを引継ぎされておりますので、関係団体、市の関係課ともしっかり連携を図られていると認識をしております。
 したがいまして、来年4月から正式に指定管理者が変更となりますが、現時点では大きな問題や支障などはないものと考えております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 高畑商工農林部長が言われるように、確かに若干動きが違っているという目で私たちも見ておりましたが、来年の4月からということで、本格的に指定管理が代わるわけであります。となみ夢の平コスモスウオッチング、今年度、運営方針を若干変えられて入場料を取られたりということも、やっぱりそれも1つの動きの変化だとは思ったんですけれども、結局、夢の平公園一帯の管理、運営は2つの組合でこれから管理されていくということになるんですよね。要は、一帯の連携をしっかりとしていただくことが大切なので、今の高畑商工農林部長のお話からすれば、十分やっているんだということでもあります。
 しかし、やはりあの場で全体を把握しながら動いていく、または、運営していくためには、誰かコーディネーター役、要はマネジャー的な役割の方が、僕は両双方の組合を一体として動かしていくのに必要ではないかと思うんです。
 それに対しまして、例えば、今まで夢の平コスモス荘には地域おこし協力隊のメンバーが入っていらしたこともありましたが、そういう方の登用などを考えておられませんかということを2番目に聞きたいと思います。
○小西委員長 高畑商工農林部長。
○高畑商工農林部長 まずは、連携についてはしっかり市の当局で図っていくということが大前提ではございますし、コーディネートしていきます。
 それと、地域おこし協力隊はいかがかという件につきましては、実は、昨年、一昨年の2か年については1名の方に着任をいただいておりました。本来ですと3年という今年度まででしたが、ちょっと諸事情により1年早く退任をされて、今年春からは、やはり地域おこし協力隊の力が必要だということで募集を図っておりましたが、残念ながら採用には至っておらず不在のままでございます。
 それらを踏まえまして課題も整理して、他の自治体の地域おこし協力隊の着任事例なども参考にさせていただいて、新年度では新たな手法で1名、着任に向けて現在準備を進めております。
 具体的には、地域おこし協力隊がまず活動しやすいような環境づくりとして、従来の担当課直轄の市の会計年度職員という雇用ではなく、宿泊、飲食も伴う夢の平コスモス荘の就業形態に合わせられるように、指定管理者が直接、地域おこし協力隊を雇用できる団体委託型という制度もございますので、この採用に向けて新たにチャレンジしてみたいと思っております。現在、地域おこし協力隊の多くの採用実績があり、また、その業務にたけている事業者との事業内容の策定やマッチング条件なども、整理や検討をしております。
 ただし、着任が実現した場合におきましても、地域おこし協力隊というのは、高度なコーディネートとかを行う人材派遣制度とは異なるという部分がございますので、着任されても、いきなりコーディネーターとしての役割ができるかというのは、ちょっとハードルは高いかと思っております。
 過度な期待とかプレッシャーにならないように、受け入れる我々も意識改革をしながら、その方がいらっしゃった場合は、まずは本市のよさを実感してもらって、先ほどのお話ではないですけど、砺波ファンになっていただいた上でやりがいを持って活動していただくことが様々な効果を発揮するのではないかということで、市の職員でもしっかりサポートしていきたいという考えで現在検討を進めております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 そういうお考えもあると、そして、それに向かって動いているということでありました。
 確かに砺波市に住んでいても、正直、夢の平公園一帯を熟知している方がどこまでいるかというと、市内の方でもなかなかいないというようなときに、市外、県外から来ていただいて、「さあ、お願いします」というわけには毛頭いかないものだと思っております。
 その中におきまして、今の夢の平公園は、やはり1つの大きい一体化された場所の中にリフトがあり、スキーハウスがあり、そして、夢の平コスモス荘があるということになるんですが、この一帯を2つの担当課が2つの指定管理者に対して監視、指導をしていくという今の体制なんですよね。これは、大変非効率な運営というよりも監視体制なのではないかと思っております。
 もちろん、いろんな過去の経緯がありますから、それはそれで致し方ないところだと思うんですけれども、今後の連携体制、いつも高畑商工農林部長がずっと中にいらっしゃるわけにはいかないと思いますし、そんなことを考えていくと、市の担当課をどちらか1つにされて、そして、今のコーディネーター役の一翼を担うことも必要なのではないかと思いますが、お考えをお聞かせください。
○小西委員長 高畑商工農林部長。
○高畑商工農林部長 先ほどの御質問との兼ね合いもございますが、今の夢の平公園全体を把握しながら、4月から2つの事業者が指定管理になるということで、そういったことの連携を市としてもしっかり果たしていくという観点からは、来年4月の指定管理者更新を1つの契機といたしまして、市の担当課も1つにしていくことが、市民目線にとっても、夢の平公園一帯が市の窓口が一本化されて分かりやすくなるということも十分了知をしておりますので、現在、部内でも検討を進めております。
 総合的に考えますと、やはりあの一帯は、観光イベントの開催とか宿泊飲食部を占める部分が多いですので、そういった意味では観光推進という捉えを主において、商工観光課が所管するのが望ましいのではないかなということで、現在、部内で現状の課題も把握をしながら調整し、新年度から新たな体制でスタートできるような準備を進めていきたいと考えております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 夢の平公園及びその上層部には散居村を眺める場所もありますよね。砺波市民の方の半数は、あそこへ行っていらっしゃらないのではないかと思っております。その中で、やはり夢の平公園が脚光を浴び、市内外の皆さんから愛されるように運営していってほしいと思っておりますので、どうか今後とも頑張ってください。よろしくお願いします。
○小西委員長 ほかに、質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 ただいま議題となっております議案第60号、議案第62号から議案第64号、議案第68号及び議案第75号から議案第81号、以上、議案12件を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第60号 令和7年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第62号 令和7年度砺波市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)、議案第63号 令和7年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第64号 令和7年度砺波市下水道事業会計補正予算(第2号)、議案第68号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について、議案第75号 指定管理者の指定について(夢の平コスモス荘)、議案第76号 指定管理者の指定について(砺波市夢の平ペアリフト及び夢の平公園)、議案第77号 高岡市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第78号 射水市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第79号 氷見市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第80号 小矢部市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第81号 南砺市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、以上、議案12件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○小西委員長 挙手全員であります。よって、議案12件については、原案のとおり可決することに決しました。
 次に、要望が3件提出されております。
 特定非営利活動法人代表押越清悦氏から、電磁波を悪用(エレクトロニクス・ハラスメント)、電磁波の人体と健康への悪影響を訴え、電磁波に対する法整備・法改正を国に求めるが、砺波市建設業協会から要望書が、富山県木材組合連合会会長米澤政幸ほか3名から、令和8年度木材の利用の促進に関する要望書が提出されておりますので、御報告いたします。

(市政一般における本委員会の所管事項について)
○小西委員長 次に、その他といたしまして、市政一般における本委員会の所管事項について、質疑、御意見等はございませんか。
 川辺委員。
○川辺委員 それでは、私から、砺波市や地区において行われる防災訓練におけるアパート住民への参加促進について、水上防災・危機管理室長にお伺いしたいと思います。
 私たち議会は、先般、議会報告会を行っておりました。その中で1つの地区へ行ったときなんですけど、地区のアパート暮らしの住人の方から地区のほうへ、地区で実施されている防災訓練に私たちも参加したかったけど、いつ行われたのか分からないという話が、振興会のほうへ相談があったそうであります。その振興会や防災会の担当者からは、このような場合、どう対応すればいいんだろうという御意見が私たちにも寄せられたところでありました。
 まず、砺波市内にいろんな自治振興会がございますけれども、私ら東野尻でもそうなんですが、自分の地区にどれだけのアパートがあるかという把握は、出町はたくさんあるでしょうけど、東野尻ではある程度把握できます。でも、その中にどんな人がどれだけいらっしゃるのかというのは、やはり自治振興会にしてもなかなか分からないというのが現状かと思っております。
 そうした中で、やっぱり全国では大規模災害が発生しておりまして、やはり地区内の住民であるアパートに暮らす方々にも避難の呼びかけは必要なことでありましょうし、防災訓練等への参加も何がしかの形で呼びかけなければならない現状があると思っております。まず、砺波市として開催されている砺波市総合防災訓練のときには、市内のアパートに暮らす住民の方々に向けて、どのような声かけ、御案内をされているのかを水上防災・危機管理室長にお伺いいたします。
○小西委員長 水上防災・危機管理室長。
○水上防災・危機管理室長 砺波市総合防災訓練の周知につきましては、アパート暮らしの方々も含めまして、市民の皆さん全体に対しまして、まず、各地区の自主防災会から案内があります。そのほか、広報となみや市ホームページ、市のXとかLINE、あとエフエムとなみで、防災チャンネルというコーナーを防災・危機管理室で持っております。そちらなどを活用しながら、これまで広く周知を行っております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 やはり全体のということになれば、防災デーという形でやってきたことは分かっておりましたが、その方々が、その放送を聞くか聞かないかというようなこと、また、聞いても僕には関係ないと思われる方も当然いらっしゃるかとは思っておりますが、周知はしているということで理解をさせていただきました。
 今ほどもありましたが、地区の防災会のほうへも、もちろん全体の防災訓練はあるということは周知されているんでしょうけど、次に、各地区の防災会主催の防災訓練が年に1回あると思うんですけれども、その訓練のときに、地区内のアパートで暮らす人たちにどのように声かけしてほしいとか、しなさいとかということを、市として地区の防災会へ指導をされているのかという点についてはどうでしょうか、お伺いします。
○小西委員長 水上防災・危機管理室長。
○水上防災・危機管理室長 各地区の自主防災会の方々につきましては、これまでも年度当初に、自主防災訓練の実施を毎年1度お願いしたいという依頼を行っております。その際には、できるだけ多くの方々の参加についてということで要請をしている状況であります。
 ただ、今お話がありましたとおり、意識の高い方であれば、そのような形で情報を地区から受けて聞いていただけると思うんですが、なかなか意識的なところで、防災訓練等の参加となると個々の意識も大きく関わるものかと考えております。
 こういうこともございますので、市としては、まず意識の啓発という意味で、これまで広報媒体とか行政出前講座を通じて、自助、共助の考え方であるとか、例えば避難行動とか、そういった意味での総合的な防災意識の向上ということは、相対的に取り組んでいきたいと考えております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 なかなか伝わらないんですよね。ましてや伝えたとしても、アパートの大家によって、親身になってやっていただける方と機械的に処理される方がいらっしゃると思いますし、正直、大きな地域になりますと、出町地区はなかなか統制を取るのは難しいと思います。
 でも、何とかそういう地区でやっているんだということを伝えられる方法があれば、また地区の防災会を指導してあげていただければいいと思っております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 私から、庄川水記念公園の再整備についてでございます。こちらは梶川都市整備課長に答弁をお願いしたいと思いますが、2つあります。
 1つ目は、都市整備課ではあくまでも設備、施設のハード面を担当されているものと思っておりますが、しかし、ハードはやっぱりソフト面をどういうふうに生かすかとか、そういったことの連携が大事になってくるかと思います。基本設計にもある歴史、文化のゲートウェイ機能、つまり玄関口のような、窓口のような機能を持たせるためには、建物や広場の設計段階から、展示ですとか誘導がしやすい工夫が必要かと思います。
 そこでお伺いいたしますが、現在進めている設計において、地域の歴史や魅力を発信しやすいような空間づくり、あるいは動線づくり、このようなことをどのように検討されているか、ソフト面の意見を収集するようなプロセスも含めてどのような工夫をされているか、お伺いいたします。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 今現在は、庄川沿岸の遊歩道や防護柵の再整備、あとは休憩施設の再整備を行っておりまして、また、御質問の今のエリアにおきましては、例えば、水上アクティビティの発着場の整備を計画しておりまして、SUP(サップ)とか、あとは違う別のエリアになりますけど、今、庄川水まちづくり委員会主催で、生き物観察会や、水と木のクラフト展などのいろんなイベントをしておられます。そういった水辺での体験、いわゆる庄川の自然体験やイベントをしていただいて、PRにつながるような環境づくり、場所を提供することが大事だと思っておりますが、詳細はまだ今検討しているところでございます。
 それらを提供することによりまして、例えば、庄川清流の源流部であるとか、あと、伝統工芸品である庄川挽物木地への関心を高めて、遊覧船とか工房へ誘導するとか、そういったことが考えられるものと考えております。
 そのほか、これもまだ基本計画の範囲ではあるんですが、庄川ふれあいプラザもリニューアルを想定しておりまして、その中では、木材流送や小牧ダム建設の歴史資料などの展示も当然計画しております。その具体的なものは今後検討していくことになりますけど、それらの歴史的背景を深く理解する機会を工夫して提供することによりまして、自分の目で見てみたいという動機づけを行って、小牧ダムとか庄川峡へ誘導することが必要だと考えております。
 具体的なことは、今後、詳細設計で検討するところでございます。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 具体的な段階ではない、その前段階であるということもよく理解いたしました。おっしゃるように、自分の目で見てみたい動機づけというのが非常に大事になってくるのかと感じております。
 その上で2つ目ですけれども、庄川の再整備の対象になっているエリアだけではなくて、水辺だけではなく、そこからの周辺地域への誘導についても動機づけのきっかけになる場所だと思っておりまして、そういう意味で将来的な交通手段なんかも、もしかしたらまた別の話で出てくると思うんですけれども、2次交通なんかの可能性も見据えて、それらをスムーズに受け入れられるようなハードづくり、窓口づくりをぜひやっていただきたいという思いがあるんですけれども、現在の計画では、どの程度、ほかの地域との連携、導入動線をあえてつくっていくような可能性、拡張性を持たせているのか、そういったソフト面で動きやすいような下支えとしてのハード面ですね、そういったハード整備という観点から、そういう周辺施設への誘導についての考え方、今の連携度合いなどをお伺いしたいと思います。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 周辺観光施設との連携につきましては、まず1つは、やはり庄川水記念公園は、地域の外から庄川地域を訪れる観光客が最初に立ち寄る場所、あるいは必ず訪れる場所として、庄川沿岸の周遊観光の玄関口、ゲートウェイと言われましたが、そういう役割があるものと考えております。ですから、当然そこを起点に庄川周辺の観光地へ促すことが必要です。
 1つは、先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、動機づけであるとか、体験やイベントを通して関心を持ってもらって、周辺に行ってもらうというのが1つだと思います。
 ただ、現段階ではその範囲の中でしかまだ計画はございませんので、周辺観光施設、他の施設と庄川水記念公園の間をどのようにつなぐかについては、今後、周辺観光部局あるいは観光協会、事業者、宿泊施設、飲食店など、調整、連携が必要であり、今後検討していきたいと思っております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 まだ計画段階であったり、部署の中の個別具体的な話にとどまる状況もあるかと思いますが、繰り返しになりますが、やはり他部署との連携あたりが非常に重要なことになってくるんだと認識しておりますので、またぜひ連携を意識してやっていただきたいな思っております。こちら、要望でございます。
○小西委員長 林副委員長。
○林副委員長 では、私からは、メッセナゴヤ2025への出展について、杉本商工観光課長にお伺いします。
 私、今回の出展内容を本市のXの投稿で知りました。このように、砺波市の事業を広く知っていただくために発信をされるということは大変大事だなと思いながら、この事業に限らず載せていただいていること、とても大事だと思っています。
 そこで、今回出展された2社でありますが、1社は、種もみの殻を活用し、環境に配慮した化粧品の開発、販売に取り組む企業、そしてもう一社は、砺波市の祭りに由来する七宝柄や麻の葉柄という伝統的な模様を生かし、デザイン性の高い家具などを製造されている企業でありました。いずれの企業も、砺波市ならではの資源や文化を生かしたものづくりを通して、多くの方に砺波市の魅力や技術力の高さを知っていただけるよい機会になったのではないかと思っています。
 そこで、今回の出展の成果をどのように評価されているか、出展者の今後の販路拡大など、呉西圏域としてなのか、または本市としてになるのか分からないのですが、どのように支援をされていくのか、杉本商工観光課長にお伺いします。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 本年のメッセナゴヤ2025には、本市から、庄川の種もみ殻を活用したシリカ製品の開発を行っている日本第一珪素株式会社と、日本の伝統模様を立体化した鋼鉄製品を開発している株式会社ライフサービスの2社が出展しております。
 日本第一珪素株式会社からは、「自社製品を市場規模の大きい展示会でPRすることができたことで、商談件数以上の満足感を得ることができた。中小企業にとって、展示会出展に係る経済的負担は大きな課題であり、このような支援事業は非常にありがたい。」との声をいただいております。
 また、株式会社ライフサービスからは、「商談件数が3日間で10件以上あり、現在も1件が商談継続中、さらには1件の商談成立の報告を受けているほか、全国規模の展示会に出展することで、販路拡大の見込みが立つだけではなく、他の企業や製品を視察することで、新たなイノベーションの促進にもつながる。」との高い評価をいただいているところであります。
 このことからも、両者とも出展の成果を実感しており、今後のビジネスマッチングが販路拡大に大きく寄与するものと考えておりますので、本出展事業は一定の効果があったものと評価しているところであります。
 また、今後の支援につきましては、市内商工団体等と連携いたしまして、商談後のフォローアップを行うほか、企業の皆様の取引の方向性等につきまして相談に応じるなど、企業の成長を支える伴走支援を引き続き行ってまいりたいと考えております。
○小西委員長 林副委員長。
○林副委員長 引き続き御支援をしていただきたいとともに、今回、私も実は出展された企業にお話を伺っております。本当に出展してよかったと、ここでなければ出会うことのなかった全国展開をされている大企業と商品開発のマッチングの機会があって、新規開発に手がける部署の部長が、こちらに出向いてお話を進めていらっしゃるというようなことを聞きました。そこからまた枝葉が広がって、大学と一緒に商品開発の話もありますという、本当に話が尽きないほど喜びの声をいただいております。
 こうした経験を通して、企業が自信につながり、さらに飛躍していくチャンスだと思っております。今後は展示会に挑戦する企業をぜひ増やしていただきたい。そして、チャレンジの裾野を広げることも重要なことではないかと感じております。全国規模の展示会への出展は、企業にとって新たな販路の拡大、事業展開につながるだけでなく、本市にとっても地域の魅力発信、産業振興に大変大きな機会である、有意義であると考えております。
 この事業は呉西圏域で実施されており、圏域全体としての判断が必要となることは分かっておりますが、今後、展示会に参加できる市内企業を増やす考えをお持ちでしょうか。ぜひとも多くの方に経験していただきたい、そして、ものづくりにも寄与していただきたい。ぜひとも呉西圏域に声を上げていただきたいという考えを持っております。そのことについて杉本商工観光課長にお伺いします。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 メッセナゴヤ2025につきましては、出展した企業はもとより、本市にとっても知名度アップのほか、魅力発信や産業振興に大変有意義な機会であると捉えております。
 本市といたしましては、引き続き、とやま呉西圏域連携事業を推進してまいりますが、出展企業を増加させるためには、呉西圏域内での調整等も必要になりますので、今後、出展企業の推移を見定めつつ、市商工団体等とも連携しながら検討を進めてまいりたいと考えております。
 また、本市では、国や県、あと、金融機関等が主催する他の展示会や商談会への出展に当たり、砺波市市内企業等出展助成事業補助金により支援をしているところであります。
 今後も、市内企業の魅力や製品が全国市場に出展する足がかりとなるよう、ビジネスマッチングや販路拡大にもつながるよう、事業者側の希望や意見などもしっかり伺いながら、特に将来の砺波市を担う若手経営者の後押しに向けまして、しっかりと支援してまいりたいと考えております。
○小西委員長 林副委員長。
○林副委員長 今ほど、杉本商工観光課長からは心強いお言葉をいただきました。ぜひ、御支援賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 引き続き、杉本商工観光課長にお尋ねいたします。観光振興策についてであります。
 写真フレームやスマホスタンドについてなんですが、昨年、夢の平にある展望台へ北海道の親戚と共に行ってまいりました。大変よい天気で、眼下に広がる展望台からの散居村風景も本当にすばらしいものでありました。集合写真を撮ろうとスマホを取り出したんですけれども、三脚を持っていなかったので、1人欠けた集合写真になってしまうという、それを繰り返して結局は全員が入ったんですけれども、ちょっと残念な思いをしました。
 先日、これは偶然なんですけど、山登りのテレビ番組を見ておりましたら、山頂の撮影スポットに設置してあるスマホスタンドなるものの存在を知りました。調べてみましたところ、有名な観光地では既に設置してあるところも多くあるということでありました。県内でも氷見市の比美乃江公園展望台、高岡市では道の駅雨晴、射水市の海王丸パークなどに設置してあります。
 観光スポットだけではなくて、本市市役所正面玄関のエントランスなんですが、記念写真のコーナーがあって、背景、バックですが、2種類の背景スクリーンが用意されておりますね。これも大変よいアイデアだと感じているんですが、撮影時には、通りがかりの人や職員に声をかけているのを見かけます。何を隠そう、実は私も2回ほどお願いされて喜んでシャッターを押させていただき、それはそれで大変いいことだとは思うんですが、こんなところも含めて、となみチューリップフェア会場をはじめとした観光地で、ここぞというビューポイント、風景を引き立たせるために写真フレームであるとかスマホスタンドを設置してはどうかと思うんですが、いかがでしょうか。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 写真フレームやスマホスタンドの設置につきましては、観光客の利便性や満足度の向上、さらには、SNS等を通じた情報発信の促進という観点から有効な手段の一つであると考えております。
 特に砺波チューリップ公園をはじめとする主要な観光施設におきましては、写真撮影を目的として来訪される方も多く、撮影環境の充実は来訪サービスの向上につながるものと考えております。その意味で、となみチューリップフェア期間中でのオリジナルフォトフレームは大変好評で、毎年利用者数を伸ばしております。また、チューリップ四季彩館では、フェアに限らずハロウィンやクリスマスバージョンなど、年間を通じてのオリジナルフォトフレームを提供し、本市のシティプロモーションにもつながっているものと認識しております。
 一方で、景観への配慮や安全性、維持管理の面などでの課題もあることから、費用対効果も踏まえつつ、観光関係団体等とも連携しながら、設置の可否や今後の拡充策につきまして、検討をしてまいりたいと考えております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 何でこんなことを言うかといいますと、今では観光地における口コミ効果というのは本当に大きいんです。集客力アップ、信頼性の向上、サービスの改善のためにフィードバックしてきて、今度は自分たちのほうに返ってきてという意味ですが、サービスの改善のため、貴重な情報源になることもあります。
 特に、SNSでの情報発信は、自然なプロモーションとして新たな観光客を呼び込むと言われております。よい口コミは集客を促し、購買意欲を高め、悪い口コミは、当然のことながら改善点を示すと言われ、どちらに転んでも観光地の魅力や課題を可視化するという意味で大変意味のあることだと思っております。
 砺波市では、これまでも戦略的にSNSを活用されまして、観光情報の発信に取り組んでこられたものと認識をしております。
 その上で、パンフレットなどの印刷物によらず、例えば、QRコードを活用した名刺サイズの砺波インフォメーションのようなツールを用いて、いわゆる映える、季節や時間、場所の紹介、さらにはグルメ情報の発信といったデジタル情報の提供について、現在どのような取組を行っておられるのか、お伺いします。また併せて、SNSによる情報発信を促進する環境整備の観点から、例えば、USB充電装置の設置あるいはモバイルバッテリーの貸出しの対応状況について、お聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 まず、本市におけるデジタルを活用した観光情報の提供についてでありますが、これまで、本市では公式SNSやホームページを活用し、季節ごとの映える風景やイベント情報、グルメ情報など、観光客の関心に沿った情報発信に取り組んでまいりました。また、イベント等では、出展者や出演者、観光客自らが写真や動画をSNSに投稿することで、本市の魅力が拡散され、口コミ効果の拡大を通じて、より多くの誘客にもつながっているものと考えております。
 パンフレットなどの印刷物によらない情報提供につきましては、名刺型の砺波インフォメーションの配布をはじめ、となみチューリップフェアなど各種イベントにおいて、ポスターや案内表示にQRコードを掲載し、観光客がスマートフォンを通じて最新のイベント情報や地図にアクセスできるよう工夫するなど、観光DXの推進にも取り組んでいるところでございます。
 次に、SNSによる情報発信を促進するための環境整備についてでありますが、観光客が自由に利用できるUSB充電装置やコンセントの設置状況につきましては把握をしておりませんが、モバイルバッテリーの貸出しにつきましては、砺波市観光協会や夢の平コスモス荘、アパホテルなどの宿泊施設、市内の飲食、カラオケ店等においてサービスが提供されており、観光客の利便性向上に寄与しているところであります。
 今後とも、デジタル技術の活用と環境整備の両面から、効果的な観光情報発信に努めてまいりたいと考えております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 私からは、特産品を主軸にした地域ブランディング、PRについてでございますが、少し課は異なりまして、小西農業振興課長にお伺いしたいと思います。
 特に種もみが全国生産ナンバーワンであるということは御承知のとおりかと思いますけれども、これは絶対的に他市にはまねできないような特徴の一つであると思っております。
 ただ、大変恥ずかしながら、私自身、議員になるまでこの事実を知ることなく、最近になって知ったというのが現状でございます。あくまで自分の弁解になりますが、身近な人間に聞いても、そうだったんだと、ナンバーワンだったんだということを、今知ったような方も多いもので、それも踏まえてちょっと認識をお伺いしたいという部分でございます。
 種もみというのは、なかなか一般消費者には届くものではないという意味もあって、十分認識されているとは言えないのかと感じておりまして、ただ、全国の産地ですとか、BtoBで言うと、消費者ではなく生産者であったり販売者の間で、砺波市の種を使えば間違いないというような認識ですね、絶対的な信頼を勝ち取り続けることが優先事項なのかと思っております。
 先般、市長も県庁に行かれて、この点について、また、もっと根幹的なことについて働きかけをされておりましたけれども、このようなタイミングで、こういった種もみの存在をまずは市民に知っていただくようなことも含めてですけれども、まちのブランド力を高める1つのきっかけとして、戦略に位置づけられるのかと思っております。
 そのような観点から、品質保証という部分とブランディングというところとのかけ橋になるものがあるのかと、この両輪を回していく必要があると思いますが、そのような観点で、どのような戦略があるのかということをお伺いしたいと思います。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 種もみは一般消費者向けの農産物ではなく、米を生産する農業者に向けたBtoBの農産物であり、BtoBの取引において最も重要な要素は信頼であります。
 砺波市の種もみにつきましては、これまでの産地のたゆまぬ努力により、高い発芽率、粒張りがよく、熟色もよい点など、品質の高さが評価されております。全国各地の流通業者等には十分認知、周知され、需要に追いついていないのが実情であります。
 また、種もみは本市のとなみブランドに認定されているほか、県でも富山県推奨とやまブランドに認定されているところであり、砺波市の種もみではありませんが、富山の種もみとして種子袋や輸送用トラックにも表示されるなど、県との連携により、広くPRをしているところであります。
 また、一般消費者向けのPRといたしましては、本年1月に東京日本橋とやま館で実施した「恵みの宝庫となみブランドフェア2025」では、他の品目と共に種もみ産地であることをPRするなど、首都圏でのPRにも努めているところであります。
 今後も、引き続き県など関係機関と連携し、地域価値を高める地域ブランディング並びに生産者の支援に努めてまいりたいと考えております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 ほかの品目とも合わせてPRされている中で、需要に追いついていない現状もあるということで理解いたしました。ありがとうございます。
 それに関連して次の質問に移らせていただきますが、今、私が述べたように、市民であるにもかかわらず、その認識にたどり着いていなかった部分がありました。当然、娘にはすぐに教えたわけですけれども、そうやって、子供たちにもこういう事実があると、特徴がある市なんだということを伝えていきたいという思いがあります。
 次世代への承継という意味になってくるんですけれども、自分たちのまちは日本の米を支えているんだということ、これは本当に事実だと思いますし、誇れることだと思います。一部の地域では、子供たちが種もみ生産を体験するようなことに取り組んでいるところがあると聞いていますけれども、このような原体験になるような取組への支援といいますか、補助であったり、そういったことも必要な未来への投資なのかと思っております。
 ここは、もしかしたら教育委員会と連携するような部分もあると思うんですけれども、そういった原体験、体験学習を行う地域ですとか、団体に対しての補助であったり、技術的な指導であったり、そういった具体的な支援を拡充するようなお考えはあるのか、お伺いしたいと思います。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 先日も新聞報道がありましたように、地域特産品である種もみを地元の子供たちにPRするため、例えば、庄川町商工会女性部による紙芝居作成、披露会があったほか、庄川小学校の5年生の児童においては、校外行事として年1回、JAとなみ野稲種センターを訪れ、全国の米の生産を支える採取地、種子場であることを認識する学習をされております。
 また、中学生の「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」を受け入れるなど、教育の場、材料にも活用されており、引き続き、生産者及び関係者と共に、郷土教育の充実にも努めてまいりたいと考えております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 まさに、先ほどの紙芝居の件は私も娘を連れて行かせていただいて、非常に分かりやすくて、興味関心を持って聞いておりました。そういった取組を、ぜひ農業というジャンルにとどまることなく、他部署とも連携を図って推し進めていただきたいと思います。最後、要望でございました。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 私のほうから、市道における舗装の修理についてでございます。
 砺波市におきましては、農道からの格上げということもございまして、市道の距離数、それから面積が膨大なものになっているということで、管理をされている土木課の皆さん、大変御苦労さまでございます。
 御案内のとおり経年劣化ということもございますし、交通量の問題、いろいろあって舗装は日々傷み、道路にわだちだとか、あるいは亀裂が入りまして、やっぱり運転の際に、特に車輪の幅の狭いものについては、非常にそこを通行しにくい、安全性が確保できないというような問題もございます。
 まず1点目に、今では大分少なくなりましたけど、農道から市道への格上げの際の点検を含めた舗装修理について、どのような実態になっているかお伺いしたいと思います。金子土木課長、よろしくお願いします。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 市道の舗装補修につきましては、農道から市道に変更、格上げになったにかかわらず、その場面場面の損傷度合いに合わせた補修を行っております。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 先ほど申し上げましたように、道路の状況、亀裂といいましても、やっぱり浅い傷もあれば、非常に深くなっている傷もあるということで、最近、いろいろ工法の改善も進んでまいりまして、御案内のとおりオーバーレイというような感じで、路盤まで削り落とさずに上のほうに塗ってきちんと固めていくと。そうすると、この工法でございますと大がかりな掘削をする必要がないとか、あるいは作業の音、振動がないとかということで、総コストの面でも非常に便利な工法もあるということで、工程が少ないものですから、日数も少ないということで、コスト的にはメリットがあると。
 こういう工法がたくさんあるものですから、本当に深くなってしまうと、路盤まで削り落として大がかりな工事になると大変な予算もかかるというようなことで、そういうところをしっかり点検していただきながら、早めにそういう工法も取り入れながら処置をしていただくといいのではないかと。要望も含めて御提案をさせていただきたいと思います。
 次に、2点目でございますが、先ほど申し上げましたように、膨大な距離と量の市道を抱えておられますので、修理するタイミングというか、あるいはパトロール。これは多分、年に何回かパトロールされていると思いますが、パトロールといいましても、車でさっと走って、大丈夫だとか、亀裂が入っているということもそうでございますが、いろいろ道路というのは常に動いている場所でございまして、例えば、朝の通勤の時間帯には非常に多くの車が通る。もしかしたら、児童の皆さんの登下校にも使われる場合もありますし、それから、田んぼから砂利の採取をされるところが、ところどころで見受けられ、そうすると、非常に重量のある大型のダンプが、その周辺をかなり重たいものを乗っけて通るものですから、非常に道路も傷みやすいということもございますので、パトロールの頻度と、どのようなところを点検しながらパトロールをされているのかということも含めて、お答えをいただきたいと思います。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 市道の補修のタイミングにつきましては、砺波市のホームページに道路等異常通報システムというのが載っておりまして、その通報で写真と位置が分かります。そういったものとか、市民からの電話連絡等を受けまして現場のほうに職員が出向きまして、小規模であればそのまま職員が措置をしております。その場で職員が措置できないという場合であれば、業者のほうに補修依頼をかけているということになります。
 パトロールにつきましては、市内には740キロメートルの市道があるんですが、主立ったところについて毎月1回のペースで職員2名がパトロールしております。冬期間はちょっとそこまではできていないんですけれども、3月の除雪が終了したときには一斉にまたそれらを見つけ、除雪の対策委員会のほうからも依頼を受け、単一的に一斉に補修をしているという状況であります。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 市民が使う、それから、市民以外の方々も使う道路でございますので、常に経年劣化が進んでいくということで、現場、現実をしっかり確認をしていただきながら、市民の足の確保にしっかり努めていただきたいという要望を込めまして、終わります。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 それでは、道路施設の長寿命化について、引き続き、金子土木課長にお尋ねをいたします。
 まず、橋梁の長寿命化計画の進捗とその内容についてであります。
 本市では、平成26年度までに第一次の定期点検が実施され、その結果に基づく砺波市橋梁長寿命化修繕計画により、橋梁の補修、補強を進めてこられましたが、多くの橋梁が建設後50年以上を迎え、更新、修繕の重要性が増しております。令和5年度から2巡目点検が既に終了し、現在は3巡目の点検を実施中であるとお聞きしております。
 新たな長寿命化修繕計画の策定を進めているともお聞きしているところなんですが、そこで、新計画の進捗と内容、特に前回計画からの変更点など、今後の維持管理方針について、まずお聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 計画の方針変更については、特段、方針を変更していることはございません。
 進捗と内容につきましては、対象となる橋梁が38橋から18橋に変わっております。
 1巡目では38橋の点検の修繕計画になりました。これらについては、全て着手しております。
 2巡目について18橋が出ております。この18橋については判定区分4という診断の橋、いわゆる損傷の激しい橋はなくなりまして、18橋全部が、もう一つ軽い判定区分3となっております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 道路施設ということで、次に、消雪施設設備の長寿命化計画の進捗についてお聞かせください。
 消雪施設では老朽化による故障が課題となってきております。情報が紙台帳で管理されているため、現場での確認や計画立案に時間を要しているともお聞きしております。また、本市では、その台帳の電子化と長寿命化計画の策定を進めておられるそうで、これにより、現況把握と計画的維持管理の向上が期待をされるものだと思っております。
 そこで、電子化の計画策定の進捗、それから重視している点、地域、路線ごとの優先順位の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 消雪施設の長寿命化計画の進捗につきましては、台帳の電子化について必要な作業は現在終了しております。電子化は終わりましたが、修繕計画、経費等を含めた計画について、現在検討を進めているところであります。
 その中で重視している点につきましては、構造が古い配管とか設備の更新を優先したいと考えております。その他の路線につきましては、幹線道路であったり、通学路、バス路線、そういったことを考慮した優先度を設定したいと考えております。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 事前に通告をいたしておりました地域ぐるみ除排雪の組織化につきましては、過日の山本議員の一般質問で答弁があったところでございますので、視点を変えまして1つ質問をさせていただきたいと思っております。
 今年から、新たに地域ぐるみですと、電話ではなく電子メールで連絡を行うとか、それから、パトロール体制も変えられるということでございました。
 これについて、改めてどういう体制でやられるのかについて、お聞きしたいと思います。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 メールについてでありますが、今の契約している業者、地区委員会につきまして、電子メールで今のところ配信しておりますが、実際に紙で持っていかないと、なかなか伝わらないところが半数ほどございました。ですが、これからはメールで配信しますということをお願いして、メールのやり取りを確実に行えるように、今はやってはおります。
 パトロールにつきましては、今後、これから雪が降ってからになるんですけど、1回だけですが、模擬的に、職員の中で現在の積雪情報についてを問い合わせる試験メールを行いました。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 適時適切な把握と除雪をお願いしたいということでございます。
 それで、何でこんなことを申し上げたかったかといいますと、過日、高校生との意見交換会を行いました。砺波市の除雪は大変いいというお褒めもいただきました。南砺市の男子高校生からは、南砺市はもっといいというような話もございました。隣接します高岡市戸出北部にお住まいの女子高校生からは、大変そこは除雪が悪いと、家の前の道は市道なんだけれども、すごく除雪が悪くて、ずっと将来にわたって住みたくないというお話でございました。
 住みたくなる砺波市になるように、今後とも、除排雪についてはしっかりと取り組んでいただきたいということを申し上げたかったわけでございます。
 以上、要望でございます。
○小西委員長 ほかに、質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 ないようでありますので、以上で、市政一般における本委員会の所管事項についての質疑を終了いたします。
 市長をはじめ、当局の皆さん、御苦労さまでした。委員の皆さんはしばらくお待ちください。

○小西委員長 それでは、お諮りします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議はございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。

(閉会中継続審査の申出について)
○小西委員長 次に、閉会中の継続審査についてお諮りいたします。本総務産業建設常任委員会の所管事項について、閉会中もなお継続して審査する必要がありますので、会議規則第111条の規定により申出することといたしたく、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務産業建設常任委員会を閉会いたします。
 お疲れさまでした。

 午前11時48分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務産業建設常任委員会

   委員長   小 西 十四一