平成22年9月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時10分 開議

◯議長(井上五三男君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 先に設置されました決算特別委員会において、正・副委員長を互選されました結果、
 委員長に   堀 田 信 一 君
 副委員長に  林   忠 男 君
がそれぞれ選任されましたので、御報告申し上げます。

                  日程第1
           議案第30号から議案第36号まで、
       認定第1号から認定第10号及び報告第12号について

◯議長(井上五三男君) これより日程に入ります。
 日程第1 議案第30号から議案第36号まで、平成22年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外6件について、認定第1号から認定第10号まで、平成21年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外9件について、及び報告第12号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

              (各委員会の審査報告)

◯議長(井上五三男君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 今藤久之君。
  〔産業建設常任委員長 今藤久之君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(今藤久之君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第30号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外2件、報告第12号 専決処分の承認を求めることについて及び請願2件を審査するため、去る9月16日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第30号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第32号 平成22年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第33号 砺波市手数料条例の一部改正について、報告第12号 専決処分の承認を求めることについて、受理番号12番 「砺波地域職業訓練センターの存続を求める請願」、受理番号13番 「米価の大暴落に歯止めをかけるための請願」、以上、議案3件、報告1件及び請願2件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 また、請願2件のうち、受理番号12番については継続審査とすることに、また、受理番号13番については不採択とすることに決したのであります。
 ここで、今9月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、商工振興費のうち、大門素麺の品質・パッケージ・個包装の単位についてただしたところ、品質についてはコンプライアンスの考え方もありパッケージにはそれぞれの生産者の名前が書いてあり、指導は行うが生産者の個性があってもいいと考えている。
 パッケージデザインについてはレトロ感があり観光振興戦略会議でも非常によいとのことであり、食味に関してはとなみ野農協が取りまとめをしているので、そちらから生産者に話をしていただく。
 また、包装の単位については小分けできるよう検討していきたいが、パッケージが売りになることもあり、その部分も含めて検討していきたいとのことでありました。
 次に、4事業に委託料が支払われる、観光宣伝事業費の目的と成果目標についてただしたところ、地場産品の普及であるとか、観光品、あるいは観光PR等をしていただきたいが、具体的な目標数値などを示すものではなく、積極的なPRなどを行うものであり、それぞれの事業計画に書いてある内容の業務を進めていきたい。また、しっかりとした指導もあわせて行っていきたいとのことでありました。
 次に、観光推進市民大会についてただしたところ、市民の皆さんに観光に対する理解を深めていただくために、今回初めての開催となるとのことで、10月31日、文化会館大ホールで開催し、800から1,000人の動員を目標に定め、各種団体にさまざまな働きかけを行っているところであり、市の広報10月号にも掲載しPRをする予定である。
 今回は市民交流の推進と観光資源の活用にスポットを当て、市民交流を実際に行っている団体の事例発表や、NHK「きょうの料理」レギュラー講師である山根氏の講演会を予定しているとのことでありました。
 また、広域観光の展示や砺波工業高校野球部の活躍紹介もできないか確認中とのことで、同日に行われる増山城戦国祭りとも連動していきたいとのことでありました。
 次に、JAとなみ野農産物直売所についてただしたところ、売り上げについては、どこの直売所を見ても、初年度からたくさんの売り上げをしているところはなく、何年もかかって売り上げを伸ばしていくのが現状である。市外近隣の大きな直売所では年間、億を超える売り上げをしているところもあるが、量販店内の直売所、インショップでは、市内分の売り上げは3,000万円ほどと聞いており、もっともっとお客様に浸透していけば伸びるのではないかと思われる。取り扱い商品については、インショップ協議会のグループや野菜出荷組合等、ありとあらゆる生産者の方々の協力が不可欠であり地元の農産物を出していきたい。どこの直売所でも言えることだが、新鮮が命であり、きょうの売れ残りは、あすは店頭に並ばないことを農家の方々に説明させていただいているとのことであります。冬場の野菜不足対応については、加工野菜や育苗ハウスを活用した野菜栽培も計画もしているところであるとのことでありました。
 次に、景観計画策定についてただしたところ、今年度は素案策定とし、市街地・住宅団地・工業団地・山間丘陵地などの区分をし、将来の土地利用のあり方を検討し、計画全体を組み上げるのは23年度となる。21年3月の調査報告書のデータは17年までのもので、18年以降については現在補足を行っている。アンケート調査の結果、市民の70%が散居村景観を守りたいとのことで、大切なことであるので立案に取りかかったものである。今後のことを考えると、放置しておくわけにはいかない時期である。すべての場所に制約を設けるものではなく、計画を地域におろし、相談をしていきたいとのことでありました。
 次に、チューリップ公園内案内看板改修委託料についてただしたところ、公園内すべての看板が2カ国語表記になっていないので、高速道路のサービスエリアの一部分で5カ国語表記があり、これに準じ整備をすれば来訪者の需要はほとんど満たされるのではないかと考えている。その他の場所の案内看板については、関係課と相談していきたいとのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見等では、有害鳥獣の実態について、迷惑行為を行う市営住宅入居者について、環境保全と農地転用について、調整池の管理について、国道359号線バイパスの除草についてなど意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(井上五三男君) 次に、民生病院常任委員長 飯田修平君。
  〔民生病院常任委員長 飯田修平君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(飯田修平君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第30号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外3件を審査するため、去る9月17日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、当委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第30号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第31号 平成22年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第34号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について、議案第36号 住居表示を実施すべき市街地の区域の変更について、以上、議案4件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、今9月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、女性特有のがん検診事業における受診状況と受診率の向上対策についてただしたところ、乳がん検診では600人ほど、子宮がん検診では400人ほどの受診者を見込んで計画したが、実際には、乳がん検診は450人、子宮がん検診は290人という受診状況となり、受診者数が伸び悩んだ。特に子宮がんの20代の受診者が12.4%と低い状況であったことから、今後は若い方の受診の重要性を掲げ、子どもの健診の折など、子育てのいろいろな機会に受診勧奨をするなどの啓発を推進していきたいとのことでありました。
 次に、消費生活相談窓口・相談スペース改修について、市民が利用しやすい工夫がこらされているのかどうかなど改修の具体策についてただしたところ、改修の概要は、入り口側に対して150センチ、廊下側に対して30センチスペースを広くし、新たにローカウンターを設置するものであり、窓口を広くかつ低くすることで、入りやすさを考慮したい。
 また、簡易な相談については、現在の相談スペースを若干広くし、込み入った相談については奥の相談室を使うなど利便性に配慮しているとのことでありました。なお、消費生活相談窓口専用の電話も設置してあるとのことでありました。
 次に、防犯対策費の県の補助金について、それぞれ地区推進センター活動費と青色回転灯装備車両活動費の2つの事業の補助金に振り分けているが、本来この事業については、県の補助金に頼ることなく、一般財源で恒常的に補助すべきではないかとただしたところ、地区推進センターは、各地区の防犯、防災を兼ねた位置づけをしており、年間に7地区、3年間でそれぞれ5万円を補助しようというものであり、また、市内の青色回転灯装備車両23台について、ガソリン代として年間1万円の補助をしようとするものである。
 青色回転灯装備車両の補助金については、今年度1回限りではなく継続して支給していきたいとのことでありました。また、市防犯協会から運行補助を行っており、安全まちづくり推進センター活動費としてマグネットシートやベストなど現物支給もしている。これ以上の補助については防犯、防災について市民がより活動しやすい環境づくりを考えて、総合計画も踏まえながら今後検討していきたいとのことでありました。
 次に、富山型デイサービス施設の現況と今回の事業費の内容についてただしたところ、この施設は、年齢、性別、障害のあるなしにかかわらず受け入れるものであり、現在、市内にはほほえみ、しょうずんだ、じゅらくの3カ所があり、ちなみに県内では21年度末で71カ所指定されている。
 また、事業費の内容については、林地区のじゅらくに対してAEDの購入費の3分の1を補助するものである。他の2施設の対応については、事業主の3分の1負担など経営上の問題もあり、申請があれば対応したいとのことでありました。
 これに関連して、デイサービス施設の特性を考慮しながら、利用者の安全・安心のため、すべての施設に対してAED設置の働きかけをすべきではないかとただしたところ、このデイサービス事業については県の指定であることから、市町村には指導権限がないので、今後はデイサービス施設へのAED設置など、危険予防対策について県に申し入れをしていきたいとのことでありました。
 そのほか、斎場の火葬炉機器修繕の内容について、砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正についてなど意見及び要望があり、付託議案に対する質疑を終結いたしました。
 次に、市政一般における当委員会の所管事項に関する質疑・意見等では、DPC(診断群分類包括評価)の運用評価について、ジェネリック医薬品の採用状況について、砺波医療圏地域医療検討会の検討経過について、砺波医療圏の地域中核病院として、今後砺波総合病院の果たすべき役割について、100歳以上高齢者の所在不明者数の実態について、生活保護世帯に対する指導や支援の状況について、総合病院の外来窓口業務等の民間委託の現況についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(井上五三男君) 次に、総務文教常任委員長 瘧師富士夫君。
  〔総務文教常任委員長 瘧師富士夫君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(瘧師富士夫君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第30号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外1議案を審査するため、去る9月21日、午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第30号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第35号 字の区域の新設について、以上、議案2件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、今9月定例会に議案として提出されたものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、公民館に設置する子育て支援ミニ文庫の対象となる購入備品の内容について、またそれらを図書館で一括管理することについてただしたところ、各公民館に30万円を充てる備品購入費の対象としては、本、絵本、紙芝居、DVDのほかDVDプレーヤー、テレビ等の機材も含まれるが、総額の半分以上は絵本、紙芝居等の購入に使われるべきである。購入に際しては地区の要請があれば市のほうで具体的な紹介もするが、基本的には各公民館の実情、要望に応じて違うものを購入されることが好ましく、貸し出しDVDは高額なので、できれば絵本などが好ましい。地域に貸し出しすることで活用されるものであり、各公民館の裁量で選定し購入してもらい、その後、配本等については、図書館がどうかかわれるのか検討していきたいとのことでありました。
 次に、感染症対策機器緊急整備事業の対象施設の確認と昨年からの事業との違いについて、また幼稚園と保育所の予算配分の根拠についてただしたところ、本年度は公立・私立の幼稚園に、また公立・私立の保育所及び子育て支援センターに乳幼児の手指の消毒器、除湿加湿空気清浄機などを整備するものであり、昨年度に、すべての幼稚園・保育所の部屋に整備できたわけではなく、抵抗力のない3歳未満児を優先したが、今回は4、5才児も対象として整備するとのことでした。なお子育て支援センターにおいては、赤ちゃんのおもちゃや、ぬいぐるみなどに対するおもちゃ乾燥殺菌保管庫も整備するものであるとのことでした。
 また、幼稚園に270万、保育所に660万の予算配分については、それぞれの施設数、クラス数による設置数の違いと、子育て支援センターに配置する機材の費用は保育所に含んでいるためであるとのことでありました。
 次に、字の区域の新設について、地図上の具体的な位置関係などについてただしたところ、かねてより進められている出町東部第2土地区画整理事業に同組合の施行区域である出町子供歌舞伎曳山会館を中心とする面積5.7ヘクタール内において、地元住民の合意を踏まえ、従来の字の名称である杉木及び太郎丸を新たな字の名称となる出町中央に変更されるものであるとのことでありました。
 次に幼稚園、保育所に設置予定のソーラービオトープ整備事業について、その目的と内容についてただしたところ、まず、ビオトープは、これまでに小・中学校に整備されてきたが、幼児対象の幼稚園や保育所の設置施設が少ないこと、また、最近、子どもと親との間で、親子のふれあいの場が希薄であることから生き物を通じたふれあいの場を提供するために設置するもので、また、あわせて太陽光発電、二酸化炭素削減のために環境にやさしい施設を公共施設に設置してはどうかという県の環境政策課の意向もあり、今回、県内の幼稚園・保育所に10カ所、モデル的にソーラービオトープを設置するとのことでありました。この県の整備計画に、砺波市では幼稚園・保育所からそれぞれ1カ所ずつ要望したところである。
 ソーラービオトープは水槽で水性植物やメダカなどを飼育し、窓際に置いて太陽光で発電して水を循環させたり、水を浄化させたりする施設である。県内では既に滑川市の施設に設置されているとのことでありました。
 次に、歴史と文化が薫るまちづくり事業について、その計画策定の業務委託先はどこであるのか、また今後の事業の進め方についてただしたところ、平成22、23、24年の3カ年で行う事業であり、22年度については計画づくりの年度と位置づけ計画策定には調査できる業者に委託しようとするものである。既に前年度から始めている市もあり、歴史的な遺産を利用しながら観光的な要素にどう結びつけていくかが基本的なコンセプトである。
 この事業については県のほうでは検討委員会が設けられており、市の計画がそのまま採用されるわけではなく、県との打ち合わせをしながら、指導、助言を受けながら進められていく予定である。現在のところ、増山城跡、千光寺の庄東丘陵や出町子供歌舞伎曳山会館、かいにょ苑、中嶋家、散居村ミュージアムを結ぶマップ、レンタサイクルなどハード、ソフト両面の事業も考えられるが、いずれにしろ県の検討委員会の意向を踏まえて進めたいとのことでありました。
 次に、当委員会の市政一般に関する質疑・意見等では、業務委託に対する財政課の認識について、行政改革の位置づけについて、学校給食センターの調理業務委託における合法性について、市のイメージアップとして小惑星探索機はやぶさ展示の公募エントリーについて、砺波市ホームページの外国語表示について、市長への手紙の迅速な対応について、フラワーランドとなみのタイル補修について、教員免許の更新について、合併特例債の執行状況について等の質問、意見及び要望があったところであります。
 終わりに、当委員会では、調査研究の一環として、去る9月21日、砺波北部小学校耐震改修事業の進捗状況及び仮設校舎の実情について視察を行ったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(井上五三男君) 次に、決算特別委員長 堀田信一君。
  〔決算特別委員長 堀田信一君 登壇〕

◯決算特別委員長(堀田信一君) 決算特別委員会の審査結果について、御報告を申し上げます。
 去る9月14日、今9月定例会本会議において、平成21年度の砺波市の各会計決算を審査するため、決算特別委員会が設置されたところでございます。
 翌9月15日に、認定第1号から認定第10号まで、平成21年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外9件が、当特別委員会に付託となりましたので、これを審査するため、当日直ちに委員会を開会いたしたのであります。
 まず、正・副委員長を互選の後、議案について審議した結果、付託議案10件につきましては、閉会中に継続して審査することに決したのでございます。
 以上、簡単でございますが、決算特別委員会の御報告といたします。

◯議長(井上五三男君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議案第30号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第3号)についての討論を行います。
 本年3月定例会において、私は太田診療所の特別会計をなくすことを認めることはできないという立場を表明いたしましたが、現在の太田診療所運営の形が不正常であることから、その姿勢を強くせざるを得ないのであります。現在も、砺波市国民健康保険直営診療所設置条例は残っているのであり、いつまでも休止という形で続けることは不正常であると言わざるを得ません。
 先日の一般質問で設置条例との関係で筋道の通るように市直営の形にする意思があるのか、そのための努力はされているのかとの問いについては、市長から明確な答弁がいただけず残念に思っております。
 一般質問でも指摘をしましたが、太田診療所における診療の継続そのものについてはかろうじて安心の期待が持てるものでありますが、現状の形では民間にただで使わせ丸投げとの批判が出ることは避けられないことは明らかであります。問題の本質的な部分、早期に設置条例との整合性をつけ正常な形、市直営の形にするために最大限の努力がされるよう、強く要請をするものであります。
 さて、特別会計をなくし一般会計に引き継ぐということは、診療所設置条例があり、診療所施設が存在している以上、その施設の維持管理などについてどのようになるのか。お金に色がついているわけではないことから、不安を感じるところであります。
 しかし、今議会の中において、市当局の説明の中で太田診療所の剰余金1,391万円全額を同診療所の維持管理費等に充てることを目的としてと明確な説明がされたことから、一般会計の公共施設維持管理基金積立金のうち、太田診療所の剰余金1,391万円は太田診療所に帰属するものとして管理されるものであると理解をするものであります。
 解釈が違うと言われてはいけませんので、太田診療所の剰余金1,391万円は太田診療所に帰属するものとして管理されるものであるという条件つきで本議案に賛成する立場を示し討論とします。

◯議長(井上五三男君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより議案第30号から議案第36号まで、平成22年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外6件について及び報告第12号 専決処分の承認を求めることについてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決、または承認であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決または承認されました。
 次に、認定第1号から認定第10号まで、平成21年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外9件についてを採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものであります。以上の案件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。

                  日程第2
       砺波地域職業訓練センターの存続を求める請願外1件

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第2 砺波地域職業訓練センターの存続を求める請願外1件を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより、受理番号12番 「砺波地域職業訓練センターの存続を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 受理番号12「砺波地域職業訓練センターの存続を求める請願」についての賛成の討論を行います。
 今議会の一般質問でもありましたが、職業訓練は国、県の責任において行われるべきことであります。県内関係自治体は、地域職業訓練センターの存続ということについて強く要望している点において一致をしています。この点については、どなたも異存がないところだと思います。
 国が運営責任を手放すことになれば、自治体の財政力によって地域職業訓練センターの運営と企業内職業訓練に大きな格差が生まれることになるわけであり、運営の実績、ノウハウの問題と、財政問題を含めた責任の所在については切り分けて考えなければならない問題であると思います。広域的な訓練施設であることを踏まえた上で、市が設置を要望した云々という理屈で市に押しつけられるようなことは問題のすりかえにほかならないと思います。
 今日の厳しい経済状況のもと、ますます職業訓練センターに対する要望は強まっているのであります。雇用能力開発機構は、施設を譲り受けるかどうかの回答を11月末までともしているとのことであり、砺波市はもとより近隣市も含め重要な役割を持つ地域職業訓練センターを持つ砺波市の議会として、今、国、県の責任を明らかにし、存続を求める意見を上げていくことはどうしても求められているものと思います。
 ぜひ、この請願を採択していただきますようにお願いをして、討論といたします。

◯議長(井上五三男君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、受理番号12番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号12番 「砺波地域職業訓練センターの存続を求める請願」に対する委員長の報告は継続審査であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) 次に、受理番号13番 「米価の大暴落に歯止めをかけるための請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 受理番号13「米価の大暴落に歯止めをかけるための請願」について賛成の討論を行います。
 米価の下落は農家にとっての死活問題であることは、これもまた、皆さん異存のないところだと思います。この原因は、政府が米価と流通に対する責任を放棄していることや、政府の需給計画が狂って市場に過剰感があふれていることにほかなりません。
 2月に政府が16万トンの備蓄米を買い入れましたが、数量が少なかった上に、1万2,800円台という異常な安値で買いたたいたこと、それが米価の下落に拍車をかけています。本議会に別途議員提案の米価下落への緊急対策を求める意見書が提案予定でありますが、その内容は、現在の戸別所得補償制度について変動部分も含めた所得補償を確実に行う予算額の確保や、産地、品種、銘柄による価格変動の違いの考慮、農家への公金支払いを早くすることなど、この要望自体には全く同感であり、政府に意見していくことは大切であり、私も賛同するものであります。しかし、今直ちに求められ、政府がその気になりさえすればできる緊急対策は、この請願にあるように政府による米の買い入れであります。この買い入れ項目を入れないことには、不十分と言わざるを得ないのであります。
 この請願の2項目め、米価の下落対策を直ちに講ずることという中には、当然制度の改善等も含まれていると理解をするものであり、この請願と議員提案の米価下落への緊急対策を求める意見書をあわせて採択することでこそ、今求められている緊急対策を求める意見として適切なのではないでしょうか。この間、40万トン程度の備蓄米を適正な価格で買い上げて下落に歯止めをの切実な声が農家やJA、販売業者から上がっているのを政府が拒否をし続けているのです。
 現在の備蓄米100万トンの中には、2005年産など主食には到底向かない米が相当量含まれており、これらの古米を主食以外の用途に向ければ、少なくとも十分に今求められる買い入れは可能であります。今の政権は棚上げ備蓄方式に備蓄のやり方を変えることを提案しており、それであれば、その方式を前倒しをして実施をすることで十分可能なことであります。農業にかかわる皆さん、また、消費者の皆さんにとっても将来にわたって安全、安心な米づくりを支えるために、ぜひこの請願についても採択をいただけますようお願いをして討論といたします。

◯議長(井上五三男君) 討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、受理番号13番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号13番 「米価の大暴落に歯止めをかけるための請願」に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。

                  日程第3
               議員提出議案第7号

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第3 議員提出議案第7号 米価下落への緊急対策を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(井上五三男君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 7番 今藤久之君。
  〔7番 今藤久之君 登壇〕

◯7番(今藤久之君) 議員提出議案第7号 米価下落への緊急対策を求める意見書について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 平成21年産米までの過剰作付と消費減退により、米の流通在庫はきわめて深刻となっており、平成22年産米の流通が始まれば、需給が一層緩和して米価のさらなる下落は避けられず、生産現場ではさまざまな不安が高まり、いまだかつてない厳しい状況となります。
 米価下落は農家の所得を減少させ、経営に直接の打撃となるばかりではなく、戸別所得補償モデル事業に係る支出を膨らませることから、交付金の支払い額に対する懸念が広がっています。
 よって、国におかれては、現下の米価下落の現状を踏まえ、戸別所得補償モデル対策の実施に当たり、農家の所得保障を確実に行うこと、良質米を生産する農家が不利益を被ることのないようにすること及び農家に対する支払い時期をできる限り繰り上げることを強く要望するものであります。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、議員提出議案第7号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第7号 米価下落への緊急対策を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第7号 米価下落への緊急対策を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第4
               議員提出議案第8号

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第4 議員提出議案第8号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(井上五三男君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 15番 飯田修平君。
  〔15番 飯田修平君 登壇〕

◯15番(飯田修平君) 議員提出議案第8号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 子宮頸がんの多くは、HPV、ヒトパピローマウイルスの感染によるものであり、ワクチンで予防できる唯一のがんと言われています。
 昨年、子宮頸がんを予防するワクチンが日本でも認可され、接種が始まりました。
 国内の20代の女性の中では、子宮頸がんは乳がんを抜いて発症率が一番高いがんであり、結婚前、妊娠前の罹患は女性の人生設計を大きく変えてしまいかねず、少子化対策の観点からも子宮頸がんの予防対策が強く望まれています。
 よって、国におかれては、子宮頸がん予防ワクチン接種の実施を推進すること、予防検診(細胞診・HPV検査)の実施を推進すること及び子宮頸がん及び子宮頸がんの予防に関する正しい知識の普及、相談体制等の整備を行うことを強く要望するものであります。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、議員提出議案第8号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第8号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第8号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第5
               議員の派遣について

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第5 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、派遣する議員については、お手元にお配りいたしました「議員の派遣について」のとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、「議員の派遣について」の配付文書のとおり議員を派遣することに決しました。

                  日程第6
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

            追加日程第7及び追加日程第8

◯議長(井上五三男君) 次に、お諮りいたします。
 本日、市長から、議案第37号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第38号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、2議案が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第7及び追加日程第8として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号及び議案第38号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

            議案第37号及び議案第38号

◯議長(井上五三男君) これより、追加日程第7、議案第37号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて及び追加日程第8、議案第38号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上2議案については関連がありますので一括して議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(井上五三男君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) ただいま追加提案いたしました、議案第37号及び議案第38号の人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明申し上げます。
 議案第37号につきましては、現人権擁護委員の平野正樹氏の任期が平成22年12月31日をもって満了となりますので、後任の人権擁護委員の候補者として今井準子氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 また、議案第38号につきましては、現人権擁護委員の齋藤紀子氏の任期が同じく平成22年12月31日をもって満了となりますので、後任の人権擁護委員の候補者として南部都志子氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(井上五三男君) お諮りいたします。各議案については、事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、各議案は、この際直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、採決をいたします。
 まず議案第37号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第37号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、今井準子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、今井準子氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第38号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第38号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、南部都志子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第38号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、南部都志子氏を適任とすることに決しました。

◯議長(井上五三男君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉会のあいさつ

◯議長(井上五三男君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 9月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
 今定例会に提案いたしました一般会計補正予算を初め、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ可決、承認をいただき、まことにありがとうございました。
 また、平成21年度砺波市一般会計を初め各会計につきましては、今後決算委員会において審査されることになりますが、何とぞ認定を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
 本議会では、議員各位から、さまざまな御意見並びに御指摘を賜りました。今後、十分に配慮しながら市政の運営に努めてまいりたいと、このように思っております。
 さて、先般政権与党の代表選挙が行われ、菅改造内閣がスタートいたしました。しかしながら、党を二分した選挙戦のしこりやねじれ国会などの影響から、多難な政権運営が予想されております。特に急激な円高や景気雇用対策など、喫緊の課題が山積をしており、政府の迅速な取り組みが求められております。
 一方、本市では、現在総合計画の策定を進めている中にあって、地域主権改革や地方財政の方向性などに大変関心があり、地方と地方の差が一段と大きくなることを懸念いたしております。このほかにも、さまざまな問題が生じていることから、多くの国民が不安を抱いており、速やかに安定した政権運営が図られるよう、期待をしたいと思っている次第であります。
 私は、今後とも市民本位の姿勢を基本に、市長会を通して地方の声をしっかりと政府与党に伝え、市民福祉の向上に努めてまいりますので、何とぞ御理解と御支援を、そして御指導を賜りますようお願い申し上げます。
 終わりに、議員各位、そして報道関係の皆様方にお礼を申し上げ閉会に当たりましてのごあいさつといたします。大変ありがとうございました。

               閉会の宣告

◯議長(井上五三男君) これをもちまして、平成22年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時10分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議    長   井 上 五三男

   署名議員     島 崎 清 孝

   署名議員     川 岸   勇

   署名議員     大 楠 匡 子