1.会議の経過
午後 2時02分 開議
◯議長(松本恒美君) ただいまの出席議員は29名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
本日の日程に入るに先立ち報告事項を申し上げます。
監査委員から地方自治法第235条の2第1項の規定により実施されました例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。
日程第1
議案第3号から議案第33号まで
◯議長(松本恒美君) これより本日の日程に入ります。
日程第1 議案第3号から議案第33号まで、平成17年度砺波市一般会計予算外 30件についてを議題といたします。
(各常任委員会の審査報告)
◯議長(松本恒美君) これより、各常任委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員長 高田隼水君。
〔産業建設常任委員長 高田隼水君 登壇〕
◯産業建設常任委員長(高田隼水君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告を申し上げます。
今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分外6議案及び請願3件を審査するため、去る3月11日、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分、議案第8号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第9号 平成17年度砺波市水道事業会計予算、議案第10号 平成17年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第27号 市道路線の認定及び廃止について、議案第28号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第30号 平成16年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、受理番号7番 「食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願」、受理番号8番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」、受理番号5番 「全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願」、以上、議案7件及び請願3件であります。
当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
また、請願3件のうち、受理番号7番 「食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願」及び受理番号5番 「全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願」については不採択、受理番号8番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」については継続審査とすることに決したのであります。
ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、米消費拡大に関連して、学校給食良質米普及事業補助金についてただしたところ、富山県産のコシヒカリを富山県内の小中学生に食べてもらおうとする地産地消の取り組みで、週4日米飯給食を行い、米の消費拡大を図ろうとするものであるとのことであり、コシヒカリと政府米との差額については、農協が50%、県と市がそれぞれ15%ずつ負担し、残りの20%をPTAで補助しようとするものであるとのことでありました。
次に、地下水涵養対策の具体的な方策についてただしたところ、昨年12月に、毎秒0.05トンの農業用水利用が地下水涵養実験期間に限って認められたことから、今月中旬に、砺波市が県西部体育センター南側の水田4,500平方メートルで、国土交通省が庄南小学校東側の水田1,000平方メートルに水を張り、地下水の涵養について実験を行うとのことでありました。
農地に水を引き入れる水稲作付期間中については、井戸の水位上昇を見込めるものの、10月から3月までの渇水期において、どう対応するかが今後の課題であり、人工的に水を涵養するには、水利権という大きなハードルがあるとのことでございました。
当委員会といたしましては、今後とも、地下水の涵養対策について、関係機関へ継続的な働きかけを要望するものであります。
次に、牛岳とその周辺の整備計画についてただしたところ、今後、県定公園の指定を受けて牛岳から山田村の温泉健康センターを含めた形の資源・施設の全体的な活用計画を考えるとともに、庄川地区の湯山辺地総合整備計画の中で調査検討するために、地元の方や専門家の意見を聞きながら、自然を大切にし、自然とどのように接していくのかということを考えた地域づくりをしてまいりたいとのことでありました。
次に、市農業公社のチューリップ振興策についてただしたところ、平成13年4月にチューリップ球根生産拡大対策会議の提言により設立した砺波市農業公社では、原種育成圃場と一般圃場の合わせて1.2ヘクタールの直営圃場で球根生産を行っているとのことでありました。平成17年度においては、新規球根生産者の育成を図るため、会社等を退職された農家の人や、市内25ある集落営農組合の複合経営作物として取り組みを行っていただくよう呼びかけを行い、農業公社の一般圃場をチューリップ球根栽培の研修圃場として活用し、球根生産者の後継者づくりに取り組んでいきたいとのことでありました。
次に、建築確認の民間開設の状況についてただしたところ、平成11年度の建築基準法の改正により、民間業者でも建築確認検査事務ができるようになっているとのことでありました。砺波市においても、2年前から出てきており、平成15年度では3件、平成16年度でも6件あったとのことで、年間約500件のうち約1%ほどであり、今後も増えていく見通しであるとのことでありました。なお、これまで申請時に行っていた県条例や市の開発行為等の規制・指導については、申請後に協議しているとのことでありました。
次に、地区ごとの下水道事業整備計画についてただしたところ、苗加地区については、都市計画用途地域に一部指定され、もともと公共下水道事業計画区域であったとのことであり、五鹿屋地区や中野地区においては特定環境保全公共下水道事業で整備し、平成22年度の完了を目標にしているが、予算の関係で多少先に延びるかもしれないとのことでありました。また、北部地区においては合併処理浄化槽設置補助区域に指定しているとのことでありました。
そのほか、標準小作料改定事務について、中山間地域対策の今後の取り組みについて、畜産振興対策について、第3セクター・庄川泉源株式会社への補助金について、金融対策費の融資状況について、住宅修繕費の内容について、大型ショッピングセンターの進出状況について、上水道の老朽管取り替えについて、一般家庭の耐震相談についてなどの意見及び要望があったところであります。
以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。
◯議長(松本恒美君) 続いて、民生文教常任委員長 村中昭二君。
〔民生文教常任委員長 村中昭二君 登壇〕
◯民生文教常任委員長(村中昭二君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分外13議案を審査するため、去る3月14日、三役を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分、議案第4号 平成17年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第5号 平成17年度砺波市国民健康保険太田診療所事業特別会計予算、議案第6号 平成17年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算、議案第7号 平成17年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第15号 砺波市心身障害者福祉金支給条例の制定について、議案第17号 砺波市立幼稚園条例の一部改正について、議案第18号 砺波市公民館条例の一部改正について、議案第19号 砺波市体育施設条例の一部改正について、議案第20号 砺波市栴檀山診療所設置条例の廃止について、議案第21号 庄川町保育所入所負担金徴収条例の廃止について、議案第26号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について、議案第28号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第29号 平成16年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上、議案14件であります。
当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、原案のとおり可決することに決したのであります。
ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
まず、健診センターの利用について、もっと企業へPRしてはどうかとただしたところ、平成16年4月に開設以来、市は、ミニドック等健診センターへ委託して実施している。しかし、企業等では不況の影響で、仕事の方を優先してほしいと考えるところもあり、企業の健診は少なくなってきている。今後は、いろいろな機会をとらえて健診のPRなど努力をしていきたいと考えている。本年度は、開設初年度でもあり、しばらく経過を見ていただきたいとのことでありました。
次に、文部科学省の子どもの居場所事業「かがやき教室」について、平成16年度より3カ年の事業であるが予算の計上はどうなっているかとただしたところ、平成16年度は出町小学校、東部小学校、北部小学校、庄川小学校において実施をしている。富山県の指導により、一般会計を通して予算化し、補正予算で計上したものである。なお、この事業については100%国庫補助による事業であり、平成17年度は全校下で実施予定であるが、直接、推進協議会へ補助されるので、予算には計上されていないとのことでありました。
次に、平成17年度保育所の入所希望に関して、定員枠の関係で幼稚園へ希望替えとなった人はいるのかどうか。また、広域入所の現状はどうかとただしたところ、市内全保育所では、定員1,300名に対し入所希望者1,390名であるが、4月は定員の115%、5月以降は定員の125%までは入所できる弾力的措置があり、定員枠の関係で幼稚園へ希望替えとなった人はいない。北部幼稚園で定員を上回る分については、油田保育所で受け入れる体制を整えている。
一方、広域入所については、平成17年2月現在では、砺波市から市外への委託保育は46名、市外から砺波市への受託保育は17名であるとのことでありました。
幼保小連携事業の内容についてただしたところ、4年前の平成13年より県の単独補助事業として始めたものであり、児童の小学校入学を円滑にするため、幼稚園、保育所、小学校が連携し情報を交換するための事務費である。庄南小学校、庄東小学校、庄川小学校で始めたものを、平成16年度から市内全小学校で実施しているとのことでありました。
学校や地域での子どもたちの安全対策についてただしたところ、小中学校においては、各教室から職員室への連絡を行う防犯用インターフォンが未設置の学校について、平成17年度に設置をする予定である。また、子ども110番の家も771カ所設置されており、各商店などにも協力してもらっている。通学路の安全対策については、PTAにも相談しているが、パトロール隊を組織している地域もある。今後とも、地域の皆さんにお願いせざるを得ないところもあり、御協力をお願いしたいとのことでありました。
次に、留守家庭児童の健全育成事業の委託基準についてただしたところ、現在、放課後児童クラブについては、東部、北部、鷹栖、庄南、油田地区の5カ所で実施している。希望者が10名以上で年間281日以上開設するという基準に合った地域において開設するもので、現在、南部地区の設立について、地域の皆さんと検討中であるとのことでありました。
市営バスの購入に当たってどのような改造をするのか。また、既設の路線の見直しについてただしたところ、路線バスへの改造については、行き先自動表示、音声案内、料金箱、両替機の設置をし、なじみやすい形に改装するものである。シートについては、乗車の関係で若干変わるかもしれないが、特に変更は予定していない。また、時代の経過によって、都市の形態や道路、人口の分布も変わってきており、既存の3路線やダイヤ、料金について十分検討していきたいとのことでありました。
このほか、がん検診について、延長保育、預かり保育について、文化会館の使用料について、防犯灯の設置基準について、母親クラブについて、地域福祉計画のアンケート調査について、施設訓練費について、遺族会について、学校図書館司書について、住宅用太陽光発電システムについて、通学路の安全点検について、障害者計画について、除雪時における学校と土木課との連携について、学校評価制度等について質問、意見がありました。
以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の御報告といたします。
◯議長(松本恒美君) 総務病院常任委員長 堀田信一君。
〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕
◯総務病院常任委員長(堀田信一君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分外13議案を審査するため、去る3月16日、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
それでは、本定例会におきまして、総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分、議案第11号 平成17年度砺波市病院事業会計予算、議案第12号 砺波市個人情報保護条例の制定について、議案第13号 砺波市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について、議案第14号 砺波市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について、議案第16号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第22号 砺波市辺地に係る総合整備計画の策定について、議案第23号 砺波市民憲章の制定について、議案第24号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第25号 富山県市町村会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第28号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第31号 平成16年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第32号 工事請負契約の締結について、議案第33号 工事請負契約の締結について、以上、議案14件であります。
当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
ここで、主な質疑、要望、意見について申し上げます。
まず、自主防災組織の育成についてただしたところ、自主防災組織については、旧砺波市では20組織、旧庄川町では町内会等の単位で組織されていたものでありますが、先般、高波地区で自主防災組織が結成されましたが、今後は、大きな災害に備えて、自治振興会単位での組織づくりを目指しており、地区自治振興会協議会等を通じて組織の結成を啓発してまいりたいとのことでありました。なお、この育成費として、各地区自治振興会への育成交付金の中に自主防災組織育成費が計上されているとのことでありました。
また、県において、自主防災組織づくりに対する支援制度が平成17年度に創設されることから、今後、それらの活用も視野に入れながら取り組んでまいりたいとのことでありました。
次に、本定例会に議案として上程されている「市民憲章」の市民への啓蒙方法についてただしたところ、「広報となみ」に掲載してPRするとともに、広報紙大の厚紙に印刷して広報に折り込み、全世帯に配布いたしたいとのことでありました。
次に、合併記念式典の内容についてただしたところ、記念式典については、4月23日、文化会館大ホールにおいて挙行することとして、特別招待者を除いて1,080余名の方々に、近日中に招待状を発送するとのことでありました。式典に引き続き、当市出身の東京大学の林副学長の記念講演や「こども未来フェスティバル」と題して、文化会館において子供歌舞伎の上演のほか、チューリップ公園の野外ステージでは、保育所、幼稚園の園児や小中学校の児童生徒による演奏や踊りなどの事業を予定しているとのことでありました。
次に、住民税の今後の見通しについてただしたところ、国の三位一体の改革に伴う国庫補助・負担金の削減分について、平成18年度までは地方譲与税として、また、平成19年度からは住民税として税源移譲される見込みであるとのことでありました。なお、その手法として、所得税率を引き下げ、住民税率をフラット化し引き上げることにより、所得にかかる国民一人当たりの税負担を変えないということを基本に税制改正の内容が検討されるものであり、来年の通常国会において議論がなされる予定であるとのことでありました。
次に、税務部門以外の管理職員を動員しての市税の滞納整理についてただしたところ、高岡市の例では、地区の職員が督促をして市税の滞納を減らすこと、また、市民へのアナウンス効果、さらには職員の意識改革などの効果を期待して、近年、実施されているとのことでありました。
当市においては、合併時に税務課納税係の人員を増やし、滞納整理の体制を強化したこともあり、当面は、現有の税務課職員で、また、国民健康保険税については、市民課の一部の職員の応援を得て行うという現在の体制で税収の確保を図りたいと考えているとのことでございました。
次に、本定例会に上程されている個人情報保護条例に関連して、業務用のパソコン等の機器の更新時における機器にインプットされている情報の保護・管理についてただしたところ、一部の機器については、小中学校において再利用し有効活用を図っているが、基本的には焼却処分としていることから、機器の外部への流出はなく、情報の保護・管理には万全を期しているとのことでありました。
次に、総合病院におけるトータル・クオリティ・マネジメント(TQM)活動の実態とその効果についてただしたところ、平成14年度から取り組んでいるものであり、現在、概ね全職員が参加して約90サークルが組織されており、勤務時間外において自主的活動を行っているとのことでありました。約1年をかけてそれぞれの課題等を研究しており、また、その成果を発表する機会を設けているとのことでありました。その結果、コスト・マネジメントや職員の意識啓発などの面において、有形・無形の成果が上がっているとのことでありました。今後とも、こうした活動等を通じて、健全経営に向けて、より一層努めるとともに、質の高い医療の提供を行ってまいりたいとのことでありました。
このほか、臨時・嘱託職員の配置計画について、公債費比率について、市の花の選定について、定住化促進事業の奨学奨励資金について、地区振興育成交付金について、工事請負契約議案の落札率について、個人情報保護条例の罰則規定の適用について、広報の年間編集計画について、男女共同参画事業予算について意見及び要望があり、また、砺波総合病院に関して救急医療体制について、今後の病院経営について、院内における個人情報保護について、支払いにおけるカード決済の導入について意見及び要望があったところであります。
以上、簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げ、総務病院常任委員会の報告といたします。
(質 疑)
◯議長(松本恒美君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
27番 藤永 皋君。
〔27番 藤永 皋君 登壇〕
◯27番(藤永 皋君) ただいま上程されております議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算について、賛成できないところがあるので反対討論を行います。
御承知のように既に住民税の均等割が2,000円から3,000円に引き上げられるなど、住民の増税路線が進められています。また、三位一体改革の推進で保育所の運営費の一般財源化、教育費の国庫負担の縮減など、地方財政への影響も懸念されるところです。財政事情が厳しいだけに、住民サービスを減らさず充実させる施策をどう行うかということが問われるところであります。
しかし、人口増対策である定住化促進事業費などの廃止や自治振興会各区への支援策の縮減、臨時採用職員に対する身分の保証がなされていないなどの問題のある予算であります。婦人会への支援策、入浴サービスの年齢の引き上げによる支給減など問題もあります。
本年10月から実施予定である介護保険の見直しでは、施設入所者に新たに居住費負担や食事費の負担が求められることになります。デイサービスやデイケアも食事負担などの新たな負担が求められることになります。さらに、配偶者特別控除や老年者特別控除の廃止、年金控除の引き下げ、低所得の高齢者の住民税非課税の廃止など新たな税負担が予定されています。ひとり暮らしや年金受給者、老齢世帯の増加など一層支援策が必要となってくる中、社会福祉協議会への負担、教育振興会への負担など、税外負担を求めるような予算内容になっているところが問題であります。
以上の理由から、この議案に対して反対の立場であることを表明し、討論といたします。
以上であります。
◯議長(松本恒美君) 2番 境 欣吾君。
〔2番 境 欣吾君 登壇〕
◯2番(境 欣吾君) 議案第8号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計予算について、反対の討論を行います。
今後の下水道事業の計画について、本議会の一般質問でも伺いました。いただいた答弁の意味は十分に理解できるものであります。計画マップを改めて拝見させていただきました。地域の方との議論を踏まえたものであり、軽々に変更を論じられるものでないとのことだと思います。しかし、あえて反対討論をさせていただきます。
平成17年度下水道事業会計予算に計上された公共下水道事業及び特別環境保全公共下水道事業による新たな工事に係る予算の合計は、14億9,000万円を超えており、当市の老人福祉費と在宅福祉費の合計を上回っています。あるいは、児童手当などを支給する児童措置費に保育所運営に係る保育所費を加えたものに匹敵する膨大なものです。将来、大型店舗や工場が来たとしても、合併処理浄化槽方式で処理は十分に可能であり、下水道事業の基本は現在砺波市で生活している市民のための下水道環境をいかにいいもので早く整備するか、ここにあると思います。個々のお宅での経済的な負担、将来に向けての市の財政事情、「早く」と望む市民の皆さんの要望、総合的に考えるなら現在の計画はもう一度話し合われるべきではないかと考えます。国のかけ声がいかにも遅かったとは思いますが、先日のトップセミナーでの提言趣旨を配慮してしかるべきではないでしょうか。
以上で反対討論とします。
◯議長(松本恒美君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) なしと認めます。
以上で討論を終結いたします。
(採 決)
◯議長(松本恒美君) これより採決いたします。
まず、議案第3号及び議案第8号を採決いたします。
以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(松本恒美君) 起立多数であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第4号から議案第7号まで及び議案第9号から議案第33号までを採決いたします。
お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(松本恒美君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
日程第2
議員提出議案第1号
◯議長(松本恒美君) 次に、日程第2 議員提出議案第1号 フラワー都市宣言の制定についてを議題といたします。
(提案理由説明)
◯議長(松本恒美君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
21番 堀田信一君。
〔21番 堀田信一君 登壇〕
◯21番(堀田信一君) 議員提出議案第1号について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
新生「砺波市」が誕生したことに伴い、本年の合併記念「となみチューリップフェア」の開催にあわせ「花と緑のまち」をより一層推進するため、新しいフラワー都市宣言を制定しようとするものであります。
宣言文につきましては、昭和59年4月1日に制定された旧砺波市の「フラワー都市宣言」をベースに、新生「砺波市」にふさわしい宣言となるよう検討を重ねた上で、提案するものであります。議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。
(討 論)
◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 討論なしと認めます。
(採 決)
◯議長(松本恒美君) これより、議員提出議案第1号を採決いたします。
お諮りいたします。議員提出議案第1号 フラワー都市宣言の制定については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号 フラワー都市宣言の制定については、原案のとおり可決されました。
日程第3
議員提出議案第2号
◯議長(松本恒美君) 次に、日程第3 議員提出議案第2号 交通安全都市宣言の制定についてを議題といたします。
(提案理由説明)
◯議長(松本恒美君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
19番 村中昭二君。
〔19番 村中昭二君 登壇〕
◯19番(村中昭二君) 議員提出議案第2号について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
新生「砺波市」の誕生に伴い、今年の「春の全国交通安全運動」の開催にあわせ、交通安全都市宣言を制定しようとするものであります。
宣言文につきましては、平成8年12月19日に制定されました旧砺波市の「交通安全都市宣言」をベースに、新生「砺波市」にふさわしい宣言となるよう検討を重ねてまいりました。
昨今は、交通事故件数が年々増加しており、また、高齢者が事故に巻き込まれるケースも多くなってきました。施設整備等はもとより、交通安全指導や交通安全教室を開催し、交通安全思想の高揚と啓発を行い、交通安全対策の推進を図っていくことが喫緊の課題であります。
交通事故絶滅への努力をすることが、「安全で安心して暮らせる砺波市」をつくり、そしてこれを次の世代へと引き継ぐことが我々の使命であることから、ここに新砺波市の交通安全都市宣言を提案するものであります。
議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。
(討 論)
◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 討論なしと認めます。
(採 決)
◯議長(松本恒美君) これより、議員提出議案第2号を採決いたします。
お諮りいたします。議員提出議案第2号 交通安全都市宣言の制定については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号 交通安全都市宣言の制定については、原案のとおり可決されました。
日程第4
議員提出議案第3号
◯議長(松本恒美君) 次に、日程第4 議員提出議案第3号 環境都市宣言の制定についてを議題といたします。
(提案理由説明)
◯議長(松本恒美君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
18番 高田隼水君。
〔18番 高田隼水君 登壇〕
◯18番(高田隼水君) 議員提出議案第3号につきまして、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
新生「砺波市」誕生に伴い、旧庄川町において制定されておりました「みどりの町宣言」が廃止されたことから、平成17年4月1日から容器包装リサイクル法に基づく紙・プラスチック包装の分別収集のスタートにあわせて、新しく「環境都市宣言」を制定しようとするものでございます。
宣言文につきましては、平成4年6月6日に制定された旧庄川町の「みどりの町宣言」をベースに、砺波市環境基本条例や環境基本計画の目的・趣旨とも整合した新・砺波市にふさわしく、さらに市民の皆様方に親しみやすい宣言となるように検討を重ねてまいったものを提案いたす次第でございます。
議員各位におかれましては、本提案の趣旨を十分御理解を賜りまして、御賛同を賜りますようにお願いを申し上げまして、提案理由といたします。
(討 論)
◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 討論なしと認めます。
(採 決)
◯議長(松本恒美君) これより、議員提出議案第3号を採決いたします。
お諮りいたします。議員提出議案第3号 環境都市宣言の制定については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号 環境都市宣言の制定については、原案のとおり可決されました。
日程第5
食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願外2件
◯議長(松本恒美君) 次に、日程第5 食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願外2件を議題といたします。
請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告のとおりであります。
(質 疑)
◯議長(松本恒美君) これより、受理番号7番 「食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願」について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
2番 境 欣吾君。
〔2番 境 欣吾君 登壇〕
◯2番(境 欣吾君) お許しをいただきましたので討論をいたします。
食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願についての賛成討論を行います。
日本の食料自給率はカロリーベースで40%、世界で130番目の異常な低さであり、飢えに苦しむと伝えられている北朝鮮やアフガニスタンなどにも劣るものです。このような事態から一刻も早く抜け出すために万全の手を打つべきです。
国民の9割が輸入食品に不安を感じ、8割が国内でとれたものを食べたいと考えている、農水省の世論調査の結果です。私たちが行っているアンケートにも、安心して食べられる国内産農産物への期待が数多く寄せられています。残留農薬などの心配があり、輸入農産物は食べたくないとの意見もたくさんいただいています。ところが、国の施策は、必ずしも自給率の引き上げに熱心とは言えないものです。政府自らが掲げた45%目標も財界の意向に沿って取り下げられそうになりました。大きな世論によって目標自体は継続になりましたが、農水省の幹部自体がどうやってこの目標を達成できるのか、政策転換し食料教育をしっかりやってもらっても5年では無理だ、こういうふうに嘆いていると伝えられております。まさに政府による農業政策の大転換が迫られております。
かつて、イギリスも1960年代には自給率が40%台に落ち込んだことがあります。ここで、イギリス政府はさまざまな農業支援政策を施し、現在の70%台にまで引き上げたわけでございます。南北に長く、さまざまな気候条件があり、湿潤で肥沃な土地に恵まれた日本、本気で農業の再生に向かえば、本当に豊かな農産物を生産できる国なわけでございます。そして、そうなることが世界的な責務でもあります。8億人とも言われる飢餓に苦しむ人たちを尻目に、要りもしない外米を毎年輸入し続け、使い道に困って大量の備蓄として積んでおく。まさに世界的な犯罪行為とも言うべきものです。国内生産を増やし、国の責任で食料自給率を抜本的に向上させることを心から求めるものです。
以上で賛成討論とします。
◯議長(松本恒美君) 以上で討論を終結いたします。
(採 決)
◯議長(松本恒美君) これより、受理番号7番を採決いたします。
お諮りいたします。受理番号7番 「食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願」に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(松本恒美君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
(質 疑)
◯議長(松本恒美君) これより、受理番号8番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
27番 藤永 皋君。
〔27番 藤永 皋君 登壇〕
◯27番(藤永 皋君) 政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願について、賛成討論を行います。
2年連続の米不作にもかかわらず、米価が下がり続けるという異常事態が続いています。不足が見込まれた85万トン以上の105万トンも備蓄米を政府が放出したことが原因であることは明らかであります。しかも、放出された備蓄米が6年から7年前の超古米のため、米離れを促進して在庫を減らせない悪循環を引き起こしています。この状況を放置するなら、政府自身が育成の対象としている担い手農家さえも経営破たんから営農を続けられなくなります。米改革の初年度におけるこの事態は、あらゆる改革の土台を突き崩すものであります。農業の未来への希望を失わせるものであります。主食用の備蓄米が半減したこの時期に、外米の備蓄が増え続けているということは本当に納得のいかないことです。義務でないミニマムアクセス米を律儀に備蓄することを行っても、国産米を備蓄して米価の暴落を食いとめることはできないという政策は理解しがたいものであります。
政府米の買い入れと備蓄を充実させることを強く求め、この請願への賛成討論といたします。
以上であります。
◯議長(松本恒美君) 以上で討論を終結いたします。
(採 決)
◯議長(松本恒美君) これより、受理番号8番を採決いたします。
お諮りいたします。受理番号8番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」に対する委員長報告は継続審査であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(松本恒美君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。
(質 疑)
◯議長(松本恒美君) これより、受理番号5番 「全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願」について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
2番 境 欣吾君。
〔2番 境 欣吾君 登壇〕
◯2番(境 欣吾君) お許しをいただきましたので、全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願に賛成の討論を行います。
2月4日、日本で初めてのBSEが感染したとされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者が確認されました。この男性は、BSEが多発していた1989年ごろ、イギリスに1カ月ほど滞在しており、その間に感染した可能性が高いと見られていますが、はっきりしたことはわかっていません。これを受けて厚生労働省が献血禁止の条件となるイギリス滞在歴を6カ月以上から1カ月以上に短縮するなど、新たな波紋を広げています。
アメリカによる輸入再開を求める働きかけが強まるもと、農水省や厚労省が食品安全委員会に20カ月齢以下の牛の全頭検査を見直しし、しかも月齢判断を肉の色や骨の形で行うという目視の方法を基本的に受け入れる方向だと伝えられています。しかし、日本の国民は日本と同程度の安全検査が行われないなら、アメリカからの牛肉輸入は再開すべきでないと考えています。昨年12月に行われた共同通信社による世論調査によっても、政府の検査方法の見直しの方向に基づく輸入には65%の人が「反対だ」と述べ、73%の人がそのもとで輸入された肉は「食べたくない」と答えています。アメリカでの検査があまりにずさんだということがわかっているからです。日本でやられている全頭検査に対して、アメリカでは抽出による0.5%ほどの検査、検査頭数は2003年で日本の125万頭に対し、アメリカの18万頭です。特定危険部位の除去も日本ではすべての牛で実施されているのに対し、アメリカでは30カ月齢以上の牛に対してのみです。肉骨粉等反すう動物由来の飼料は日本ではすべて禁止されているのに対し、アメリカでは豚や鶏に与えられています。対策に天と地ほどの開きがありますが、日本にできてアメリカにできない対策ではありません。日本の全頭検査は、日本で初めて狂牛病の牛が発見されてから1カ月余りの間で行われるようになったのです。膨大なコストがかかるという意見がありますが、食の安全は値踏みをするものではありません。また、万全な検査を行っている日本の牛肉100グラムの値段が1万円も10万円もして、手に入ることができないということにはなっていない、そういう現実が、安全のための負担が決して高くつくものではないということを示しています。
求められるのは、日本の安全対策をアメリカ並みに緩くするのではなく、アメリカの対策を日本の方法に近づけることです。輸入されても食べなければいいではないかという意見もありますが、しかし、加工されたハンバーガーの肉にアメリカ産の表示はありません。子どもたちにおいしそうなコマーシャルによる挑発に耐えて食べてはいけないことを教えなければならない、そんなふうにわざわざする必要があるのでしょうか。現行の日本の検査基準を維持し、日本と同水準の検査体制が実施されない限り、アメリカ産牛肉の輸入禁止を継続することを求め、賛成討論とします。
◯議長(松本恒美君) 以上で討論を終結いたします。
(採 決)
◯議長(松本恒美君) これより、受理番号5番を採決いたします。
お諮りいたします。受理番号5番 「全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願」に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(松本恒美君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
日程第6
砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙について
◯議長(松本恒美君) 次に、日程第6 砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
これより、砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
砺波地方衛生施設組合議会議員に、
安 念 鉄 夫 君
藤 井 稔 君
寺 島 良 三 君
松 本 恒 美
以上4名を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を、砺波地方衛生施設組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々を砺波地方衛生施設組合議会議員の当選人とすることに決し、会議規則第32条の第2項の規定により、本席から当選の告知をいたします。
日程第7
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
◯議長(松本恒美君) 次に、日程第7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。
◯議長(松本恒美君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
閉会のあいさつ
◯議長(松本恒美君) 市長よりごあいさつがございます。
〔市長 安念鉄夫君 登壇〕
◯市長(安念鉄夫君) 本会議閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
合併して初めての平年度化した予算案を提案させていただきました。それぞれ可決賜りましてまことにありがとうございました。
元気な砺波市になるために、やや積極的な予算となったと思いますが、おかげさまで合併特例債を投入させていただきました。開会中は何かと御意見、要望もございました。また、細部にわたる提案もいただきました。今後、執行に当たりまして、それぞれ参考に対処させていただきたいと、このように存じておる次第でございます。
なお、先ほどは適切な都市宣言を議決されました。ありがたく承りました。宣言の都市づくりに努めてまいりたいと、このように思っております。
今後とも、皆さん方の御指導をよろしくお願い申し上げたいと存じておる次第でございます。
さて、合併特例によります皆さん方の任期もあと1カ月余となりました。4月早々には選挙戦が展開されることになりますが、議員各位には、おそろいでめでたく当選されることを御祈念申し上げたいと存じております。ついては、ますますの御発展と御活躍をお祈り申し上げまして、議会の閉会に当たりましての御礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。
閉 会 の 宣 告
◯議長(松本恒美君) これをもちまして、平成17年3月砺波市議会定例会を閉会いたします。
どうも御苦労さまでした。
午後 3時06分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成 年 月 日
議 長 松 本 恒 美
署名議員 寺 井 武 彦
署名議員 松 田 吉 孝
署名議員 山 田 幸 夫