1.会議の経過
午後 2時03分 開議
開 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより令和3年第6回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。
日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(川辺一彦君) これより、本日の日程に入ります。
日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
17番 今 藤 久 之 君
18番 山 森 文 夫 君
1番 境 佐余子 君
以上といたします。
日程第2
会期の決定について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。
日程第3
議案第62号
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 議案第62号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
(提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
市長 夏野 修君。
〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
初めに、10月4日に発足いたしました岸田内閣について申し上げます。
新内閣におかれましては、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症拡大防止や経済再生に取り組むとともに、人口減少を克服し、将来にわたって活力ある地域社会を実現するため、地域の実情を踏まえた市町村からの意見も十分に酌み取り、地方と緊密に連携して、山積する課題にスピーディーに対応されることを期待しております。
さて、先日、「東京2020パラリンピック競技大会車いすバスケットボール男子」に出場し、銀メダルを獲得されました、本市在住の宮島徹也選手に「砺波市特別賞」を贈呈いたしました。市民に希望と活力を与えられたことに心から感謝を申し上げるとともに、今後も体調管理に留意され、一層御活躍されることを御期待申し上げます。
次に、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。
国は、9月30日をもって発令中であった新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置を全て解除するとともに、今月から飲食店の営業時間延長や酒類提供の解禁など、一部行動制限を緩和したところであります。
富山県でも、新規感染者数が9月16日以降1桁台で推移するなど感染状況が落ち着き、医療提供体制の状況も改善されてきたことなどから、10月4日から新型コロナウイルスに打ちかつためのロードマップの警戒レベルを「ステージ1」に引き下げました。
本市でも、マスクの着用や手指の消毒など感染防止対策を徹底しつつ、既に9月27日から公共施設を通常の開館時間とした上で、市民の皆さんに利用していただいております。また、例年行われております各種イベントにつきましては、9日からのコスモスウオッチングなどが実施に向け、感染防止対策に十分留意しながら準備が進められていることや、商業施設や飲食店などでは、少しずつ活気が戻っている様子がうかがえ、心強く、またありがたく感じております。
しかし、一方で、いわゆる第6波やインフルエンザとの同時流行なども懸念されていることから、市民の皆さんにおかれましては、決して気を緩めることなく、引き続き、感染防止対策を徹底していただきますようお願いいたします。
次に、新型コロナワクチン接種事業について申し上げます。
市民全体の接種状況につきましては、10月4日現在で、12歳以上の対象者全体の79.8%に当たる3万4,955人の方が1回目の接種を終え、64.5%に当たる2万8,243人の方が2回目の接種を終えております。
なお、既に接種された方と今後接種を予約している方を合わせた年代別の接種見込みは、これは9月末現在でありますが、40代以上の方は8割を超えておりますが、30代では76.4%、10代と20代では70%程度という状況であり、今後は、接種率の低い若年層への接種勧奨を行うとともに、11月中には希望する全ての対象者の2回接種が終えられるよう取組を進めてまいります。
さらには、3回目の接種について、厚生労働省からの通知を受け、2回目の接種完了からおおむね8か月以上経過後に実施できるよう、砺波医師会をはじめとする関係者と調整しながら、実施に向けた準備を進めているところであります。
また、ワクチン接種をはじめとする感染症対策とともに、コロナ禍で特に大きな影響を受けた事業者への支援など、経済振興策にも適時適切に取り組んでまいります。
それでは、これより本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
議案第62号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出それぞれ7,321万円を追加し、歳入歳出予算総額を230億1,856万9,000円とするものであります。
歳出予算の主なものとしては、
感染症予防対策費 1,012万円
中小企業等緊急支援事業費 4,210万円
観光産業回復事業費 1,240万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
国庫支出金 6,195万6,000円
であり、不足します額1,125万4,000円を繰越金で措置するものであります。
以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
よろしく御審議の上、可決をいただきますようお願い申し上げます。
(質 疑)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第62号に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。
議案の常任委員会付託
○議長(川辺一彦君) ただいま議題となっております議案第62号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第6号)は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午後 2時12分 休憩
午後 2時50分 再開
○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(常任委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) これより、付託いたしました案件について、所管委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員会委員長 有若 隆君。
〔産業建設常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○産業建設常任委員長(有若 隆君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告を申し上げます。
本日、当委員会に付託されました案件1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
それでは、本日、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第62号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分の案件1件であります。
当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件につきましては、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
ここで、審査の概要について申し上げます。
議案第62号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第6号)の中小企業等緊急支援事業費のうち、「砺波市新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」につきましては、県が営業時間の短縮要請を行った期間中、営業時間の短縮に協力をいただいた事業者に対して、県が支払う協力金に市が売上高の状況に応じて、上乗せ支援を行うもの。
また、「砺波市飲食業関連事業者支援給付金」につきましては、県の時短要請に協力した飲食店と直接に取引がある事業者及び運転代行業者等のうち経営に大きな影響を受けた事業者に売上高の減少率に応じて、県給付金に上乗せ、または、市独自に支援するものとのことでありました。
次に、観光産業回復事業費のうち、「砺波市旅館・ホテル事業継続支援給付金」につきましては、宿泊客のキャンセルにより、経営が厳しい市内のホテル・旅館の事業継続を支援するため、TONAMI―STAY(トナミ ステイ)加入業者13施設に対して定額支援として給付するとともに、キャンセル料が発生しないキャンセルに対しても加算して給付金を交付するもの。
また、「TONAMI―STAY(トナミ ステイ)ダイレクトマーケティング事業補助金」につきましては、TONAMI―STAY(トナミ ステイ)実行委員会が実施するホテル・旅館と観光施設や飲食店などの連携による滞在型観光の推進のため、北陸3県及び岐阜県等に在住の約3万件のお客に対して、ダイレクトメールを発送するなどPR及び誘客事業に対し支援するもの。
さらに、「砺波市旅行事業者支援給付金」につきましては、コロナの感染状況からキャンセルなどにより、経営が厳しい旅行事業者に対して事業継続を支援するため、売上げが前年及び前々年度と比較して、50%以上減少した事業者について、給付金を支給するものとのことでありました。
以上、審査の結果を申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 雨池弘之君。
〔民生病院常任委員長 雨池弘之君 登壇〕
○民生病院常任委員長(雨池弘之君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
本日、当委員会に付託されました案件1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
それでは、本日、民生病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第62号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分の案件1件であります。
当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
ここで、審査の概要について申し上げます。
議案第62号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第6号)の給与費については、本年11月末までの接種実施完了に向け、10月以降の土曜日、日曜日の集団接種会場で従事する職員の人件費分として追加計上するもの。
また、感染症予防対策費、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費については、給与費と同じく11月末までの接種完了に向け、必要となる未接種者に対する勧奨案内をするために要する経費、集団接種会場の業務委託費、コールセンター委託費のほか集団接種会場使用料等の経費等とのことでありました。
なお、接種に従事する職員給与費と新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費の財源につきましては、国庫補助金を充てるものとのことでした。
以上、審査の結果を申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 山本善郎君。
〔総務文教常任委員長 山本善郎君 登壇〕
○総務文教常任委員長(山本善郎君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
本日、当委員会に付託されました案件1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
それでは、本日、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
付託案件は、議案第62号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分の案件1件であります。
当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
ここで、審査の概要について申し上げます。
議案第62号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第6号)の民間バス事業運行補助費のうち、砺波市貸切バス・タクシー等支援事業補助金については、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、利用者が著しく減少している「貸切バス」及び「タクシー事業者」の事業継続に資するため、県の補助事業を補完し、県が試算する車両の年間維持費に対して支援を行うもの。主な内訳は、国への登録がある車両を対象とし、バスが22台、タクシーが35台分であり、それらを所有する市内4つの事業者への支援として、合計571万円を計上するものとのこと。なお、この事業の財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金・事業者支援分を活用し、不足する部分は、一般財源を充てるものとのことでした。
以上、審査の結果を申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の報告を終わります。
(質 疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。
(討 論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結します。
(採 決)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第62号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(川辺一彦君) 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。
閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
市長 夏野 修君。
〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今般提案いたしました一般会計補正予算案につきまして、可決をいただき、誠にありがとうございました。
さて、今臨時会の冒頭でも触れましたように、新型コロナウイルス感染症につきましては、感染状況が落ち着いてまいりました一方、第6波も懸念される状況にあり、今回可決をいただいたワクチン接種事業の継続実施や中小企業者への支援のための施策などを含め、引き続き、感染症拡大防止と地域経済支援の両面を適時適切に進めていく必要がございます。
これまで何度も押し寄せるコロナ禍の波に対して、その都度、国、県の施策に加え、本市独自の施策についても、実情に合わせてきめ細かく対応してまいりましたが、これらの諸施策をタイムリーに実行できましたのも、これまで4回の臨時会を含めた6回の予算補正での各種施策に対する議員各位の御理解と御協力のおかげと、改めて感謝を申し上げます。
今後とも関係機関と連携しつつ、市民の皆さんの声にも耳を傾けながら、状況の変化に機敏に対応してまいる所存であり、引き続き必要な施策について、適時適切に御提案申し上げることとなるものと存じますので、議員各位のより一層の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
また、コロナ禍の中、これからインフルエンザにも注意が必要な時期ともなってまいります。くれぐれも御自愛いただきますようお願い申し上げます。
結びに、議員各位をはじめ関係各位に重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
閉 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和3年第6回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
どうも御苦労さまでした。
午後 3時04分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
令和 年 月 日
議 長 川 辺 一 彦
署名議員 今 藤 久 之
署名議員 山 森 文 夫
署名議員 境 佐余子