1.会議の経過
午前10時00分 開会
(2月定例会付託案件の審査)
○山本篤史委員長 ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。
本定例会において当委員会に付託されましたのは、案件9件であります。
これより、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算(所管部分)外8件について審査をいたします。
なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質問から始めます。
それでは、発言される方はどうぞ。
林委員。
○林委員 私からは、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計、観光地整備事業費、となみ夢の平スキー場のペアリフト機器設備更新工事についてお伺いします。
となみ夢の平スキー場は比較的緩やかなコースが多く、スキー初心者の方にとって滑りやすいスキー場です。地元の小学生のスキー実習にも利用されることが多く、初めてスキーをする方には格好の練習場にもなっています。
また、となみ夢の平コスモスウォッチングの際には多くの観光客が訪れ、観光スポットとして定着してきました。スキーシーズンのみならず、となみ夢の平コスモスウォッチングの際にも土日祝にリフトの運行をされていますが、まずは更新の時期はいつ頃になるのか、また、工事は単年度で終わるのか、複数年になるのかをお伺いします。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 となみ夢の平スキー場ペアリフト更新ということで、時期につきましては、近年の資材不足であるとかも懸念はされるところでございますが、できる限りスキーシーズンの冬の前に更新に取りかかりたいと思っております。
今後、運営を委託している砺波市五谷観光企業組合でありますとか、業者とも調整を進めて、できる限り早めにしたいと考えております。
また、単年か複数年かというお話でございますが、この事業は確実に物品を調達するという目的と、あと、財源確保に有利な辺地債も利用しているということもございますので、令和6年から令和8年までの3年間で分割をして計画的な更新を進めたいと。全部で144台のリフトがございますが、まずは3分の1を更新し、3年間かけて老朽化している全台を取り替えたいと考えております。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 残念ながら本年度は非常に雪が少なく、スキー場の営業日が4日間だったとお聞きしておりますが、近年3年ほどの、スキーシーズン以外のコスモスやスイセンの花のイベント時期も含めて、年間のリフト稼働日数はどのくらいであるかをお伺いします。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 近年3年間のリフトの稼働日数でございますが、まず、本年度、令和5年度については、となみ夢の平コスモスウォッチングでは3日間、冬場のスキー場では、今ほどおっしゃいましたようにちょっと積雪不足ということで4日間の合計7日間の稼働でありました。
令和4年度につきましては、となみ夢の平コスモスウォッチングで4日間、冬場のスキー場運営では19日間の運営でございました。合計で23日間の運営でありました。
令和3年度につきましては、「せんだん山水仙そばまつり」で1日、となみ夢の平コスモスウォッチングは一時的に新型コロナウイルス感染症の再流行もあったということで稼働を取りやめ、スキー場運営では58日間で、合計59日間の運営がありました。
このように、天候にも大きく左右はされるので、その年によって年間稼働数には大きな開きがあるということでございます。また、春の「せんだん山水仙そばまつり」では、2日間のイベントでございますが、人手不足とか費用対効果などの点からも、令和3年度をもって稼働はしていないという状況でございます。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 今ほど、「せんだん山水仙そばまつり」では稼働を見送っているというお話ではありますが、ぜひ年間を通じたリフトの活用、稼働を目指してほしいなと思います。栴檀山は特別な土地で、本市は花の町でもあります。また、となみブランドのせんだん山そばを食べられる機会であると思います。お天気に左右され、リフトを稼働するかどうかも難しいとは思うのですが、観光客を呼ぶという意味合いから年間利用をお考えであるかどうかをお伺いします。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 リフトの運営を受託している砺波市五谷観光企業組合と我々のほうでもお話をしながら、ぜひ年間を通した活用もお願いしているところでございますが、先ほども申しましたように、やはりスタッフの不足とか、そもそもスタッフの皆さんの高齢化であるとか、2日間だけという費用対効果の部分もやはりあります。
さらに、となみチューリップフェアと本来同じ時期に連携イベントとして、「せんだん山水仙そばまつり」も含めてやっていらっしゃるんですが、温暖化に伴ってスイセンの開花が近年早くてとなみチューリップフェアと合わないとか、そういったいろいろな課題があるとは伺っております。
市といたしましては、それらの地域課題とか問題点についても、栴檀山地区の皆さんと共有をしながら、その課題解決に向けて一緒に、できる限り前向きに砺波の魅力発信ができるような取組を、関係課でも横断的に支援をしていくというか、寄り添って検討を一緒にしていきたいと思っています。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、どのイベントも恐らく観光客の往来が例年以上に増員すると見込まれます。それをまた期待もします。せっかく設備の更新をされる機会であり、スキー場の横には夢の平コスモス荘があります。年間を通して活用され、観光スポットとなるように、これまでも検討を重ねていらっしゃるとは思いますが、さらなるこのリフトの活用に向け、砺波市五谷観光企業組合や地域おこし協力隊も夢の平コスモス荘にはいらっしゃいますので、ぜひまた前向きに検討いただきたいと思います。
引き続き、観光宣伝事業費、フラワー都市交流連絡協議会総会開催地負担金についてお伺いします。
フラワー都市交流連絡協議会に加盟している8つの都市が本市に集結し、交流を深める機会となるようですが、参加される市や町、どのくらいの方が集われるのかをお伺いします。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 フラワー都市交流連絡協議会については、砺波市を含めて全部で9自治体がございます。砺波市を除いた残りの8自治体全てから今回御参加をいただけると現在お聞きをしております。
人数のほうも、今のところは8自治体から200名を超える方が砺波市にお越しいただけると伺っております。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 8つの市、町を教えていただいてもよろしいですか。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 来られる市の人数ですか、自治体名ですね。北海道中富良野町、山形県長井市、静岡県下田市、岐阜県大野町、兵庫県宝塚市、山口県萩市、福岡県久留米市、鹿児島県和泊町の8自治体から200名を超える来市があるということでございます。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 今日、頂いております。フラワー都市交流連絡協議会の説明といいましょうか、私たちも案内をいただいたところでありますが、多くの方が本市に集われることはうれしい限りであります。また、市民の歓迎ムードも高まりますが、どのような歓迎方法をお考えであるかをお伺いします。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 多くの方がいらっしゃるということで、砺波市で大歓迎をしたいと思ってございます。
4月25日からお越しいただけるということで事業も始まりますが、まずは初日の夜につきましては、フラワーパーティーということで市内のホテルを利用しまして、参加者全員による夕食の交流会を開催したいと思っております。先ほど申しましたように、市内のいろんな各種団体の皆さんでありますとか、現在、実行委員会が組織されていますので、そういった各種団体の皆さん、さらには議員の皆さんにも御参加をいただき、その宴席でぜひアテンドをお願いしたいと思っています。
また、歓迎のアトラクションみたいなこともしたいなと思っております。市民の皆さんによる歓迎ということで、パーティーでは、「となみミュージカルキッズ」の皆さんによる公演でありますとか、「くまの音楽堂」によるコンサートも予定したいと思っています。
また、日中ですが、砺波市文化会館で我がまち紹介ということで、砺波市を含めた9自治体の紹介をするイベントもございます。そういったところでは、今のところですが、南部認定こども園の歓迎お遊戯であったり、市職員の有志で、先日の「チューリップ公園KIRAKIRAミッション」でも御披露いただいたトナミミュージッククラブの皆さんによる歌によって、そういったアトラクションをし、特に砺波市は若い方、児童が元気ですよというところも発信しながら元気な砺波市を紹介し、歓迎したいと思っております。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 到着された日の行動といいましょうか、予定は今説明いただき分かりました。となると、その翌日とか、市内の経済波及効果はどのように見込んでいらっしゃいますか、お伺いします。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 せっかくお越しになられたので、砺波市の魅力を感じていただくということが大事でございまして、砺波市のいろんなところで経済にも波及するような当市の歓迎をしたいと思っていまして、当然市内に皆さんはお泊まりになられます。そして2日目については、となみチューリップフェアの観賞をいただくということはもちろんでございますが、市内の出町子供歌舞伎曳山会館を御覧いただいたり、散居村展望台も御覧いただこうと思っています。
さらには、庄川遊覧船にも御乗船いただいて、道の駅庄川で休憩を挟んで、そこでたっぷりとお土産を御購入いただきたいなと思っております。また、昼食につきましても、初日は砺波市が誇る、となみ野弁当の豪華二重タイプでおもてなしをし、2日目の昼食についても市内の飲食店とかお食事処で、分散する形になりますが、そこで御紹介して、砺波の食も十分に御満足いただきたいと思っております。
こういった形で市内の各所へ御案内をさせていただいて、砺波の魅力を満喫いただきながら、砺波の経済効果にも波及するような取組として、今、関係団体、機関とも調整を行っているところでございます。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 本市に初めていらっしゃる方も多いと思いますが、ぜひ砺波推し、ファンになっていただきたい。推し活として家族または友人などを再び砺波市に連れて来ていただく、あるいは本市の商品をお取り寄せいただき、御利用いただくきっかけになればと考えます。おもてなしの心とほんの少しの商魂を込めて、この事業で本市のよさをPRいただきたいと考えます。よろしくお願いいたします。
では続けて、観光宣伝事業費、KIRAKIRAミッション音楽花火委託についてお伺いします。
冬の砺波チューリップ公園で行われる「チューリップ公園KIRAKIRAミッション」は光の花が満開となり、約10万球のイルミネーションがチューリップタワーをはじめ公園や周辺一帯を美しく照らし出します。市民と共につくり上げるイベントは、例年、多くの人が集います。
新砺波市誕生20周年記念事業として実施を予定されている音楽花火は、市民や市民以外にも関心の高い事業になると考えます。
そこで、実施時期はいつ頃であるか、どこで行われるのか、天候不良時の対応はどうされるのかについてお伺いします。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 まず、実施時期でございますが、このKIRAKIRAミッションで行うと一応考えていまして、このKIRAKIRAミッションは市内の関係機関、団体等で組織する実行委員会で運営をいたします。正式には、そこと協議を進め決定していくこととなりますので、現時点では詳細は未定ではございますが、我々市としての考えといたしましては、KIRAKIRAミッションの開催時期を例年ですと12月初めからということですが、できる限り早めまして11月中の開催ができないかなと。さらにそのオープニングを兼ねるような形で、この音楽花火を実施したいと考えております。
さらに、場所については「チューリップ公園KIRAKIRAミッション」の会場内から御覧いただけるような演出ということで、砺波チューリップ公園内のどこかからかで、10年前もそうだったんですが、花火を上げるような仕組みにしたいと考えております。
あと、天候不良時などの場合はということで、当然11月になると風でありますとか雨とか、早ければ雪みたいなことも想定されますので、当然、風が強い日にやっぱり花火を上げるということはできないので、風速何メートル以下は火器の取扱いはできないとかいう当然規定などもあると思いますので、悪天候の場合は、消防や警察とか、そういった関係機関とのルールに基づいて、しっかり指導も受けながら安全対策を取ってやりたいと考えております。
もし公表をして、やるという日にできなければ、例えば土曜日とかにやりたいとは思っていますが、日曜日に延期ができるかどうかということも今後検討していきたいと思っております。天候不良時はしっかりと対策を取ってやりたいと思っています。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 今ほど説明を受けた安全対策の点からですが、周辺住民の方々などにはどのように周知を考えていらっしゃいますか、お伺いします。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 当然花火、火器を取り扱うということでございますので、これは10年前の担当者にも確認は行ったところでございますが、となみチューリップフェア前にも行っているような、周辺地区及び自治会へしっかりと事前に説明会を開催させていただいたり、自治会にもあるような回覧板などを作成することによって事前周知であるとか、火器を取り扱うということで、しっかりと地元の人と安全対策を講じてやっていきたいと思っています。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 では、協賛などを募ることで、音楽花火の規模を拡大してはどうかなという思いがありますが、どのようにお考えであるかお伺いします。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 市としましては、10年前を参考に、限りある予算の中で、今回、精いっぱいの演出をさせていただくところでございますが、10年に一度という市の記念事業でもあります。新市20周年という記念事業でもございますので、例えばですが、クラウドファンディングなどを実施するとか、昨年も多くの協賛の企業が増えて御協力もいただいております。そういうお声かけをさらに強化させていただいて、市民の皆さん、市の事業者の皆さんで盛り上げていただけるような、御支援をいただけるような取組とか働きかけ、周知によって、もし協賛が多くなれば、例えば花火の時間が長くできるとかもございますので、そういった働きかけをまた工夫しながら行っていきたいと考えています。
○山本篤史委員長 夏野修砺波市長。
○夏野市長 高畑商工観光課長が今ほど説明しましたけど、林委員も心配しているように、まちなかの花火なので長時間できないです。10年前の話をしていますけど、実は新タワー、旧タワーの入替えのときもやっているんです。新タワー、旧タワー入替えのときの花火と10年前の花火というのはそんなに長くない。何分だったか。短い時間で十分なんです。だから、お金が集まったからたくさんやるという発想はないです。集まったお金はほかに回します。KIRAKIRAミッションを増やすほうが大事だと思う。
だから、例えばかつての庄川の花火みたいなものとは違うわけで、少しそこは勘違いしないでほしいということで、大きな花火大会をやるという発想はないということは確認したいと思います。
○山本篤史委員長 林委員。
○林委員 今ほど、夏野市長から説明を受けた内容を再度思えば、近隣には住宅などもありますから安全がまず第一であり、規模を大きくしないということであれば、やはりこの協賛ということはKIRAKIRAミッションに対してになるのかも分かりませんが、確かに今ほど高畑商工観光課長からも言われましたように、昨年はたくさんの協賛がありました。私、何を言いたかったかといいますと、協賛の発表の仕方、あそこの会場へ行って、看板にずらり会社名を連ねるのも一つなのですが、ホームページなどで協賛を書いていただけるとより長く見られるといいましょうか、ちょっとホームページ開いて確認のときに協賛社名が出てくると多くの方に見ていただくことができ、長い時間見ていただくことができるという思いもありました。
とにかく、市民と共に新市20周年を祝う特別な事業であります。大勢の来場者が予想されます。来場者や周辺住民への安全対策も十分に配慮をいただき、事業の成功を願っております。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 今ほどホームページのお話をされましたが、市ホームページの観光サイトの「砺波旅(となたび)」のほうで協賛いただいた企業の皆さんは、間違いなく御紹介をさせていただいています。事業の会期の途中で協賛いただく事業所についても、頂いてすぐに掲載をさせていただいており、事業所にも確認をいただいています。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 私のほうからは、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算、米総合対策事業費についてお伺いしたいと思います。
本件については米総合対策事業費ということでありまして、あまりにもざっくりとしていて、その備考欄のところには、学校給食費、米粉食品利用助成とか、もっともっと地産地消推進事業費とか書いてありますが、その事業概要について説明お願いします。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 まず、主な事業の概要でございます。
まず1点目は、県産食材活用拡大プロジェクト事業費につきましては、学校給食への県産野菜などの活用を促進するために、季節に応じた旬の県産食材を使用した学校給食を実施するとともに、児童や生徒の地場産農産物に対する理解を深める活動を行う費用でございます。例えば、小学生たちにおきましては、農家での農業体験であるとか、畑の栽培についての、今年度は若林のリンゴ園で農家の取材を行うなど、子ども特派員活動などの活動費でございます。
それから、2つ目の学校給食米粉食品利用助成事業補助金につきましては、これも学校給食に米粉パンを使用するために、県産米粉代金と学校給食用の小麦粉との価格差部分を補塡する費用に充てております。
それから、もっともっと地産地消推進事業費につきましては、この戦略の計画に基づきまして、生産者と食品スーパーや加工業者などの実需者との情報交換会を開催しまして、推進活動を行うなどの経費でございます。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 学校の生徒諸君がそういった活動をして農業に親しみを持ってもらうみたいな方向かと思うんですが、私が考えたこれというのは、学校給食米粉食品利用助成事業補助金ということで、もっともっと地産地消推進事業費と含めて金額を上げることによって、例えば、地元でニンジンなんかを作っていらっしゃいますが、収穫時期がちょっとずれると大きくなって商品にならないようなものもあるんです。そういったものをきちっと購入して地元の給食に使うというような方向のものにならないかということで、今年の場合はそういったことを考えていないということなんですが、今後事業を展開していただけないかなと思いますが、それについて何かお考えがあればお聞かせ願います。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 実際に今も行っている活動ではございますが、学校給食に対しましては、生産者で構成されております、となみ野学校給食食材出荷組織連絡会という組織がございます。こちらの組織では、給食センターと出荷契約の調整を行っておりまして、調整した上で、地場産品はいつのものを使うかということも含めた使用拡大に取り組んでいるところであります。
ちなみにですが、令和4年度におきましては、地場産の使用割合については、県内で重量ベースになりますけれども、約5割、47.4%ということで、県内では1位となっております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 地場産の利用の50%は前にも話を聞きましたけど、もっと活用できんかということでお話をしました。
3点目としては、米粉の利用拡大に向けて、市として何かいろんな事業とか方策なんかを講じていらっしゃるかどうかについてお聞かせください。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 先ほどもちょっと御説明させていただいたところでございますが、米粉につきましては、学校給食の中での価格の差額の補塡を行うということで、子供たちには非常にこの米粉パンが人気がございまして、こういった活動を引き続き続けてまいりたいと考えております。
なお、米粉パンの使用につきましては、一つの事例でありますが、梅香園であるとか、糀ASOBIなどが米粉を使用した商品の提供などを行っているところや、洋菓子店等もございますが。県内ではまだまだ流通というものが進んでいないという現状でございます。
市としましては、独自的なことはなかなか申し上げるものはございませんが、県で取り組んでおります県産の米粉の活用としてのプロモーションであるとか、米粉を使用した商品開発に対する支援を行っているところでございまして、市もこの県の動向を見ながら、市内の事業者等への情報提供など、需要の拡大に取り組んでまいりたいと考えております。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 それでは、新規就農者育成総合事業についてお伺いしたいと思っております。
農業を取り巻く環境は日々厳しいわけでございますが、農業の後継者の問題につきましても悩ましいところがあるわけでございます。特に、法人化等で組織替えをしてきたわけですが、その法人化等が高齢化してきて、さらに後継者の問題になってきた。いってみれば第2次後継者問題なのかなと理解しております。そういったことの中から、新規就農者のこういった事業ができているということは、非常に望ましいなと思っているわけでございます。
そういったことから、取りあえず、砺波市の農業者の現状について少しお話しいただければと思います。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 まず、市内の認定農業者の数につきましては、組織を含めてになりますけれども、132経営体でございます。
その中で、今回、事業の中で新しく補助対象となった方は2名でございますが、いわゆる集落営農であるとか営農組織に就職された方が1年間で9名いらっしゃるという現状でございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 2名ということでございますが、農業にはいろんな分野があるわけでございますが、どういった分野でございますか。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 2名が新規就農の、いわゆる自己完結で自営されている方でございます。
まず、お一人の方につきましては果樹でございますけれども、ブドウ栽培をされているというところでございます。それから、もう一人の方につきましては、切り花を主とした切り花生産者ということで、2名の方が新規就農者となっております。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 水稲をちょっと期待していたんですが、切り花とブドウだということですよね。分かりました。
そこで、今年度の支援の内容について伺いたいと思います。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 新年度の支援内容につきましては、経営開始資金ということで、年間150万円を支給するものでございます。これにつきましては、新たに就農される対象者に対する支援でございます。
ただ、条件がございまして、年齢につきましては49歳以下であるということ、それから、新たな作物等の導入を行うという、いわゆる農業においてのリスクが生じる取組を行う方が対象となるわけであります。さらにですけれども、農家収入、家族の所得が原則として600万円以下であるということでございます。
そういった中で、新年度につきましては年間150万円の経営を開始するための支援をするということで、これは令和5年度から3年まで続けられるという制度でございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 3年間の事業でということでございます。市内の農業者に貢献していただきたいと期待するところでございますが、引き続き支援をしていただきたいなと思います。
これで、この件につきましては終わります。
次でございます。
園芸振興対策のチューリップスマート団地支援事業について少しお話ししていただきたいと思います。
これも、球根を栽培するには、取り巻く環境が大変厳しいことは十分に承知しているところでございますが、現状と問題点等につきまして、あればお答えいただきたいと思います。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 現状の課題としましては、まず、チューリップ球根栽培の生産者が非常に高齢化しているということから、後継者問題もほかの作物と一緒になるわけでございますが、加えて労働力です。なかなか細かな作業を行う上で、労働者の確保というのが厳しい状況であるということが課題となっております。
なお、省力化を進めるに当たりまして、今、球根のネット栽培が普及しておりますが、ネット栽培を団地化にする圃場の確保のほうが難しいとか、スマート農業機械の効率的な有効利用という面からも、オペレーターの育成などの課題がございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 問題ですよね。そういうことでこの後進めていただくことになりますが、これは昨年も補正予算で上がっていたように記憶しているわけですが、そのときの効果があったのかどうか、なかったから改めてこの事業が設定されるのか、お伺いしたいと思います。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 県の単独事業でありますが、昨年の補正予算につきましては、3か年事業として、まず、昨年の秋からの取組が1年目のスタートとなります。令和6年度につきましては2年目。面積につきましては昨年の1.5倍、約1.5ヘクタールの栽培を今年の秋に栽培を進めるという形を取るものでございまして、3年目については、さらにその倍ということで、3ヘクタールの面積をこなしていくという取組となるものでございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 いろいろ手をこまねいているわけじゃなくて、いろいろ対策が取られているわけでございますが、なかなか面積が伸びないなというのが現状かと思いますが、ひとつまた、この後も鋭意努力、私どもも応援しますのでひとつ伸ばしていただきたいと思っております。
次でございます。
ため池整備等の事業について少しお伺いしたいと思います。
これを見ますと、負担割合は国が100%でございますので、私どもがどうのこうの言うことはないのかもしれませんが、能登半島地震もあったことから、この事業の内容と目的について少しお話しいただきたいと思います。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 事業の内容ということなんですが、平成30年7月に西日本であった豪雨によって多くの農業用ため池が決壊しまして、人的被害等が発生しました。それによりまして、国では、防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法というものを令和2年10月に制定されました。
この法律では、国が定める防災工事等の基本指針に基づき、県が、工事の推進計画を定めるということになっております。この推進計画に位置づけられた防災重点農業用ため池について点検整備を行うものです。今回はそのうち、1,500万円の予算を用いまして、ため池の決壊に対する危険性、洪水量の余裕量、あと堤体の安定計算等を行うものであります。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 中山間地ではため池はそれなりにあるのかもしれませんし、そうでないところはあまりため池というのはなじみがないわけでございまして、過去に中山間地ではため池の水がなくなって水稲が枯れた時期が一遍あったわけでございます。
そんなことを繰り返さないためにも、ため池の保全というものはやっぱり大切ではなかろうかなと思っているところでございます。そういったことから、多くあるため池の中からどう選択されることになるんですか。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 3か所の選択ということなんですけど、市内のため池は中山間地に現在78か所ございます。その中で、集落、家のちょっと上流に当たる谷間にあるというため池を19か所指定しております。そのうちの3か所についてになるんですけど、先ほど申しました特別措置法は10年くらいの計画を持っております。これから6年かけて、およそ1年で3か所を点検していくという流れになっております。これは県との相談でこの順番、計画を決めております。
その条件の中には、いろんな条件あるんですが、集落からおおよそ100メートルぐらい離れているため池、また、ちょっと離れていますが、ある程度の大きさ、1,000立米以上あるため池と、距離は関係なく5,000立米という大きな貯水量があるため池、それぞれの3種類を今回選定したものであります。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 優先度の高いものからって書いてあるのですが、優先度を聞きたいと思ったんですが、条件としては100メートル離れる必要があるとか、そういった条件があるということですね。
先ほども言いましたとおり、このため池というのは大事なものでございますので、今後、引き続き調査をしていただきたいと思っています。
それで、委託と書いてあるんですが、どういった方面の方に委託されるんですか。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 市内の建設コンサル業者が現地に赴きまして、ため池の堤という堤防の大きさを測ったり、集水面積を測って調査いたします。市内のコンサル業者が調査を行う予定となっております。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 そうですか。進めていただければいいと思います。
国の事業でございますが、この3か所で1,500万円使うということですか。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 調査でおよそ1,500万円かかる予定になっております。
○山本篤史委員長 山森委員。
○山森委員 少し質問のタイミングが遅くなりましたけど、新規の就農者の育成対策事業についてでございます。いま一度お願いしたいと思います。
たしか、この事業は令和5年度でも新規の就農者に支援をされていたと思っています。それで、昨年の10月でしたか、11月でしたか、新聞、切り花の成果が出ましたということで発表があり、どうしてこんなに早く出たのかなと思ったんですが、事情をお聞かせいただければいいなと思うのと、現在、その方はどういう状況なのかと思っていまして、その2点についてまずお尋ねしたいと思います。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 今ほどの切り花の生産者でございますが、現在この方につきましては、研修されていました東般若の権正寺営農組合のほうで、1年間の技術の研修を終えられて、昨年の4月から正式に就農されたわけでございますが、ちょうどそのタイミングで権正寺営農組合が切り花の生産を辞められました。それまで切り花生産されていた権正寺営農組合のハウスであるとか、ボイラーなどの施設を借りまして、いわゆる切り花の生産部門を引き継ぐ形で、今、この切り花生産者のほうは取組されております。
なお、地元のところでは、露地の切り花の生産も行っております。内容については、小菊であるとか、アスター、ケイトウなどの栽培等に取り組まれておりまして、冬場はチューリップの切り花生産に従事されたという現状でございます。
○山本篤史委員長 山森委員。
○山森委員 うまくタイミングが合ったというか、元のオーナーが事業を辞められたからそこへ引き継いで入られたという解釈でいいんですかね。で、やっぱり大事なことは、そうやって事業を継続していくことはもちろんなんですが、就農者をいかに発掘するかということがすごく大事な要素でないかなと思っていまして、その就農者をどういうふうにして発掘されているのか、ちょっとお聞かせ願えますか。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 新規就農者の発掘のことにつきましては、まずは市の担い手推進協議会という組織がございます。こちらは南砺市にもございますが、担い手推進協議会の活動の一つの中で、農業高校生を対象とした専業農家の視察研修を踏まえながら、最近、営農組合等に就職された若手職員との情報交換など行ったりしておりますし、また、県の農林水産公社のほうで行っております、とやま農業未来カレッジということで農業研修を行っているわけですけれども、受講されている研修生に対しても市内での就職に向けた情報提供を行っているところでございます。
このほかには、県の農林水産公社のほうが主催して毎月行っております新規就農相談会がありますが、その情報発信に併せまして、関係機関と連携しながら新規就農に向けた取組を行っているところでございます。
○山本篤史委員長 山森委員。
○山森委員 砺波市農業の裾野を少しでも広げるということにとっては大変大事な事業だと理解しておりますので、県の事業もあるかもしれませんけど、力を入れてやっていただきたいなと思っております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 それでは、私のほうからは道路交通安全施設整備事業費について、お話を伺いたいと思います。
令和6年度予算に関する説明書では、道路交通安全施設整備事業費のうち、安全施設等の工事費というのが、2,640万円がありますけれども、これの中身について教えてください。
○山本篤史委員長 菊池土木課長。
○菊池土木課長 中身につきましては大きく分けて3つございまして、一つは防護柵になります。こちらのほうは、交通安全点検、合同点検によりまして、危険と判断いたしました用水の防護柵になります。具体的に言いますと、砺波北部小学校西側の岸渡川沿いにあるんですけれども、その通学路の防護柵を設置するというものです。
それから、危険と判断されました道路照明灯の柱のほうを替えるというものが箇所づけしております。
それから外側線等です。こちらにつきましては通学路だけではないんですけれども、危険な箇所のカーブミラーとか道路標識、それから外側線、視線誘導など、道路交通の危険な箇所の安全施設をつくるものでございます。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 この安全施策の中に通学路が入っていると聞きまして、非常にありがたく思っております。今後も、ぜひ通学路最優先で、安全対策をよろしくお願いしたいと思います。
続いて、道路交通安全施設整備事業費、LEDの道路照明等賃借料840万円についてお願いしたいと思います。
当該計画の見通しについて、今年度内で全て完了するのかどうかについてお伺いします。
○山本篤史委員長 菊池土木課長。
○菊池土木課長 こちらの予算に関する説明、補足資料のほうに議案説明のときも申し上げましたとおり、こちらのほうはリース料をもう計上しておりまして、令和5年12月末をもちまして事業は完了しておりまして、令和5年度の当初予算にも賃借料のほうはあるんですけれども、もう1月分からリース料ということで発生しております。
○山本篤史委員長 山森委員。
○山森委員 それでは、雪寒地域道路防雪事業費についてであります。
夏野市長の提案理由説明でもありました。本年度から新たな取組で、この消雪装置の長寿命化修繕計画というのを立てられるわけなんですが、この立てられる必要性だとか目的、そして、将来的な効果みたいなものをお聞かせいただければと思っています。
今まで、市のこういうやり方でなかったんですが、予防的にやっていく。修繕が発生したからやるということじゃなくて、前もってそういう計画を立てたいと、こういう趣旨であるようですが、もう少し詳しくお話しいただければと思っています。
○山本篤史委員長 菊池土木課長。
○菊池土木課長 幾つか御質問があったと思いますが、まず、こちらの事業の概要を若干説明した上で目的、必要性、効果などを説明したいと思います。
概要につきましては、消雪施設が砺波市内に相当たくさんございます。140キロメートルぐらいあります。事後保全と言いまして、壊れてから直すと、こういう方法でなかなか手がつけられないところがあったんですけれども、それを消雪施設台帳を洗い直しまして、再度きれいな台帳をもう一回つくり直しまして、危険度もそちらのときに判断しまして、優先順位を決めて計画的に更新や修繕を行っていくということを令和6年度、令和7年度の2か年で行うという事業内容でございます。
今の説明しました概要にもありますけれども、目的につきましては、今、言ったとおり事後保全、壊れてから直すというのを壊れる前に判断して、優先順位をつけて計画的に直していくということが目的でございます。
効果のほうですが、予防保全にすることによって、この名前のとおり長寿命化につながるものと考えております。
それから、必要性につきましては概要のほうでも説明したとおりでございまして、やっぱり早めに手当てしたほうがいいということを常々私ども考えており、よくシーズン途中で壊れちゃったりするんですけれども、そうしたらそのシーズンは使えなくなったりとか、そういうような場合もありますので、やはり修繕、更新は適切にやっていきたいということでございます。
あと最後、やり方はあまりないという言い方を山森委員は言われましたけれども、実は橋梁の関係、橋梁などは全部の橋を点検して、計画的に5年ごとに調査してやるというような手法は法律に基づいてやっているんですけれども、それを参考に消雪もやっていきたいという話でございます。
○山本篤史委員長 山森委員。
○山森委員 説明はあまり円滑ではなかったんですが、運営のほうはぜひ円滑に進めていただくようにしていただきたいと思います。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 私のほうから、明渡し住宅修繕費等について、お話をお伺いしたいと思っています。
本来、明渡し修繕費というのは、入居した方が出ていかれるときに、駄目になったところというか、修繕するのは入っていた入居者の人が払うと思っていたんですが、これの役割について少しお聞かせください。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 まず、明渡し住宅修繕費につきましては、今ほどお話いただきましたように、市営住宅を退去される際に、新たな入居者のために施設を原状回復する費用でございます。こちらの費用につきましては、入居者が負担すべきものも含めた形で市が管理する施設なので、市で発注しているので市の支出として計上しているものでございます。
先ほど、全て入居者の負担ということも小西副委員長のほうからありましたが、そこら辺の線引きは、入居の際に、入居者に負担すべきものと管理者で負担すべきところを明確にしております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 入居者が修理するものと市が修理するものと、明確に何か書いてあるみたいなお話でしたけど、そこら辺の判断基準というのは誰がするんでしょうか。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 入居者の方に負担してもらう部分と施設で管理する部分については、民法のほうで既に経年変化に伴う原状回復については入居者が義務を負わないとなっておりまして、市の市営住宅におきましては、入居者には、障子やふすま、畳の張替え並びに清掃のみ負担していただいております。あと、故意に壊されたものについても負担していただいておりまして、それ以外のものについては経年劣化ということで市で負担いたしております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 入居者の方は悪意で何か壊したりしている人は少ないと思っていますので、そういった状況であればトータルで1,500万円ということで了解しましたので、入られる方が気持ちよく入られるように、今後とも維持管理をよろしくお願いします。
それでは、地域住宅支援事業費のうち三世代同居・近居住宅支援事業費補助金、2,996万円ということで、この事業の概要と事業効果について少しお話しいただければと思います。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 この事業につきましては、快適な住環境を構築しまして、子育て並びに介護される方々の環境の充実を図りまして、ひいては定住人口の増加、地域の活性化を図ることを目的としております。効果としましては、そういう意味では定住人口の増加ということを考えております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 この中には、三世代同居ということで新しく家を建てたとか、そういった費用の107万3,000円が含まれていると思っています。
ただ、今現状、新築した場合の費用といいますのは、条件があると思っていますが、自分の家から500メートル近圏であったりとか、移動しても学区内にあればいいとかいうような条件かと思っていますけれども、そもそも、例えば川東(庄東)なんかで言えば、そんな地区に建てる場所がないみたいな話も多分にあると思っています。そういった意味では、この環境の条件を最近の、例えば砺波市の人口減に伴って、もう少し条件を緩和して市内の中に新しく家を建てたら107万3,000円支援するという条件にしてはどうかと思うんですが、考え方をお聞かせください。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 今ほどの条件につきましては、同居の場合と近居の場合で条件が違いまして、近居の場合につきましては、同一自治体内であれば支援するということに加えまして、川東(庄東)のほうにつきましては、小学校校区ということで比較的広いところを条件とさせていただいております。
それぞれのところ、学区を越えていたとしても、距離で500メートル以内のところで居住していることを条件としておりまして、この事業の目的が子育て並びに介護のそういう環境を整えるということなので、ある程度の距離で近くに住んでいるということが世代間のお手伝いというか、サポートする条件になってくると思いまして、市内全域という広いところにするということは現時点では考えておりません。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 分かりました。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 それでは、補正予算のほうへ行きたいと思っております。
砺波市プレミアム付商品券のことにつきましてでございます。
非常に人気の高い、活性化のある事業だと思っておりますが、残念なことに繰越しをされるということでございます。と言ったものの、4月は春先でいろんなことがあるわけでございますが、それに間に合うようでもなさそうでありますが、実施時期はいつ頃の見込みでございますか。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 砺波市プレミアム付商品券の販売までには、告知時間であるとか、引換券の作成であるとか、やはりそういった準備がかかりますので、昨年同様にこの時期、繰り越したとしましても、やはりお盆の商戦前、お盆の時期前にやりたいと考えております。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 できれば早いほうがいいのかなと思ったりもしておりますが、ひとつ鋭意進めていただければいいと思っております。
それから、販売方法につきましては過去2回ほどやっているわけでございますので、そんなに大変わりしないとは思いますが、今回につきましての販売方法について、少しお話しいただきたいと思います。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 販売方法につきましては、応募方法と抽せん方式。それを超えれば抽せん方式という形でやりたいと思っております。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 過去の実績の中で、要するに引換え辞退者みたいな方がおいでになるんじゃないかと思いますが、その辺の実態はどんなもんでしょう。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 昨年の例で言いますと、応募を受けて、当初3万セットを超える応募がありましたので、抽せんによって引換券を交付しています。その後、何らかの理由で引換えに来られなかったという方は若干いらっしゃいます。昨年で言えば、3万セットのうち約1,000セットですが、約3%が何らかの理由で、忘れられたのか、その1週間引換えの間に何か御都合があったのかということで、引換え辞退といいますか、引換えされない方が約3%あったというのは事実でございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 1,000セット。ちょっと大きいなと見ておりますが、年度をまたぐことでございますし、そういった方を救う方法はないですよね。要するに、そういった方を年度をまたいで、次年度に持っていくという形は取れませんか。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 年度をまたいでということはちょっとさすがにできません。その年度で、やはり事業自体も年末で終わってしまっていますので、それを越えるということはそれは無理だと思います。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 市内の活性化に大きく貢献していただければいいのかなと思いますので、進めていただければいいんじゃないかと思っております。
それでは、工事請負契約の締結について、少しお話ししていただければいいと思っております。
結局、この議会で議決されたということになれば、この後のスケジュール等について少しお話しいただきたいと思います。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 今回の議会で契約を出させていただきまして、議決後、議会終了後本契約に入りたいと思っています。
この後、請け負われる事業所と打合せをして、4月に地元、柳瀬地区とか、自治会へ説明会を開催したいと思います。そこの説明会が終われば4月下旬を目指して、造成工事の着手、令和7年7月に完成を目指したいというスケジュールで進めたいと思っております。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 今回そういう形で進められるということでございますが、何か特徴的なところとか工夫されたりとか、そういったことがございましたら教えていただけばいいと思います。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 第1団地同様にですが、第2団地につきましても、約4ヘクタールございますが、できる限り分割せずに一括で売却を目指したいと考えています。このことによって、成長性が高い企業の誘致につながるとも考えていますし、市内に及ぼす税収の増加であるとか雇用創出、活性化、移住定住とか、そういった面にも影響が波及してくるものと考えています。
また、工夫する点とか、特徴につきましては、これも第1団地同様でございますが、敷地を約2メートルかさ上げして、想定最大の浸水リスクに対応するような、そういった工業団地の整備を図っていきたいと考えております。なお、この造成するための盛土材については、第1団地同様、現在NEXCO中日本とも協議を行っておりまして、東海北陸自動車道4車線化の事業で、トンネル工事に伴う発生土を御提供いただき、安価にこの工事を進めることはできないかということで、現在、工夫を凝らす一環として考えているところでございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 大変でしょうが頑張っていただきたいと思います。
そこで、現在、企業誘致の最中だと思いますが、現状はどのような感触でございますでしょうか。
○山本篤史委員長 高畑商工観光課長。
○高畑商工観光課長 企業誘致に向けましては、これまでも県とか呉西連携事業と連携いたしまして、東京でありますとか、大阪、名古屋での企業セミナー等に参加をして企業誘致に努めているところでございます。また、東京のほうの一般財団法人日本立地センターとも協力、連携をし、首都圏等の企業へニーズ調査なども行っているという状況の中で、現在のところ数社からお問合せがある状況で、そのお問合せに対して今対応しているところでございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 鋭意進めていただければいいかと思います。4月になりまして、今のところ説明会が開催されるということでございますので、丁寧な説明の上、進めていただければいいと思っております。
○山本篤史委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
これより付託案件を採決いたします。
ただいま議題となっています議案第2号、議案第6号から議案第9号、議案第15号、議案第20号、議案第21号及び議案第26号、以上、議案9件を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 御異議なしと認めます。
お諮りいたします。議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第6号 令和6年度砺波市工業団地造成事業特別会計予算、議案第7号 令和6年度砺波市水道事業会計予算、議案第8号 令和6年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第9号 令和6年度砺波市下水道事業会計予算、議案第15号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について、議案第20号 市道路線の認定及び廃止について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)(所管部分)、議案第26号 工事請負契約の締結について、以上、議案9件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○山本篤史委員長 挙手全員であります。よって、議案9件については原案のとおり可決することに決しました。
以上で、付託されました案件の審査を終了いたします。
(市政一般における本委員会の所管事項について)
○山本篤史委員長 次に、その他といたしまして、市政一般における本委員会の所管事項について、御意見等はございませんか。
山森委員。
○山森委員 では、本市の単独事業として、昨年の7月の豪雨の際に創設された、農地・農業用施設小規模災害復旧支援金について質問したいと思います。
大変市民に寄り添ったという形容がぴったりの事業内容だと思っております。現在までどういう実績といいますか、どういう状況にあるのか、まずそこをお尋ねしたいと思います。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 現在の状況といたしまして、申請件数は年末で141件でありました。ほとんどが、復旧事業費が15万円以上40万円未満の、いわゆる交付金が10万円という農業用水あるいは道路の修繕であります。うち5万円の共助に当たる15万円未満の交付については32件ございました。3月までの工期として計画されている方もおられますけど、その141件のほとんどの130件余りが年末で完了しております。
○山本篤史委員長 山森委員。
○山森委員 7月の災害というか豪雨だったんですが、その後、地震もあったりして、この事業そのものをもう少し拡大して改善しようという考えはないんでしょうか。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 正月に能登半島地震がありました。それまでは、この制度につきましては豪雨の災害のみということでしたが、この地震を受けまして、国の災害補助要件と同様に、異常な天然現象に関わる全ての災害ということで、その範囲を広めたところであります。1月1日から、地震についても範囲として該当するように変更したところであります。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 バックウオーターということについて少しお話ししていいと思っております。
昨年の豪雨につきまして、調整池につきましては非常に効果があったということを承知しているわけでございます。別に反対しているわけではございませんので御了解いただきたいわけですが、それに伴います排水への逆流が散見されるということでございまして、これは弱ったなと私も思っているわけでございますが、現場につきましては、金子農地林務課長にも一遍見ていただいたわけでございますが、その辺の所見をひとつお願いしたいと思います。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 源多良川に係るバックウオーターということなんですけど、岸渡川洪水調整池が大雨の際に、水門を閉じて調整池に水を入れる構造となっております。その際にですが、それぞれの源多良川に落ちている排水に関して水位が上がるものですから、部分的に水の流れが悪くなる。特に、一番下流の排水路が流れにくくなっていることが分かりました。通常ですと、排水管の穴は暗渠が口が開いた状態で水が流れるんですけど、水門より若干その暗渠は口が低いところにありまして、水位が上がるということで、その水流によって水を全然飲み込めないということが現状として現地で確認いたしました。
それで、その水門自体が、高さが固定されるものですから、その現象をなかなか、そのままでは直すことはできないということを今思っております。このことに関して、この暗渠、排水自体は砺波市土地改良区が所管しているという暗渠ということでありましたので、砺波市土地改良区のほうにも相談をいたしました。現地のほうも確認されまして、私自身はその現象は目の当たりにしたというか、現地で塞がっているなというのは見たんですけど、地元の方々は、実際、本当にそうなのかということもう一回確認してから、その対応に当たりたいということを言っておられました。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 地元の人に確認しなくても、私のほうで動画を持っておりますので、見せてあげます。
そういうことでございますが、取りあえず、別に反対するわけではないんですが、そのときに、たまたま大豆を生産された圃場があったわけなんで、それがもうほとんど水浸しということでございまして、結果的に草だらけになってしまって、ですが最後は収穫をしなければならないということで、その中でも収穫したわけでございます。悲惨な状況でございました。
そういったことがないようにお願いしたいわけでございますので、どうかひとつ、砺波市土地改良区の関係かもしれませんが、対応をよろしくお願いしたいと思います。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 それでは、私のほうから地域計画策定ついてお伺いします。
現在、砺波市全域、2回目の説明に回られたと承知をしております。
このたびの説明会においては、将来的に農業を辞めたいと回答された農地を、今後10年先、誰が引き継いでいくのかということを決める作業について実施されてきました。これまでの説明で、地域計画をよく理解されている地区と、そうでない地区と格差が大きいと聞いておりますが、具体的な問題点があればお聞かせください。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 2回目の検討会を実施したわけでございますが、その話合いの中では、集まっていただいた方は、ほぼ今現在の担い手が中心になっているわけでありますけれども、大部分の方はどの地域においても続けていくという意向でありました。しかしながら、将来的に個人の農家は辞めたいという意向がありますけれども、その意向は地図に落としまして、辞められる方の農地を誰が引き受けるかという話合いも進めているわけであります。
そうした中で、すぐ手を挙げて、私がやるということは協議会の中ではなかったわけでありますけれども、すぐにそういった方の農地がもし出てくれば、耕作放棄田にならないように、そのメンバーの中でタイミングを見て誰かが引き受けるということの確認はされておりますので、これが2年後なのか3年後なのか、そういった農地が出てくれば、そういった方がちゃんと担っていくという話になっております。
そういったことで、耕作放棄地はつくらないぞという意識で皆さんは考えていらっしゃると考えております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 そうなるように期待しているところですが、そのことについては、地域にだけ任せておいても、地域計画策定というのは、令和7年度の末までに絵をつくるということになっておりますけれども、今おっしゃったように、2年後なのか3年後なのか、農業を辞めるという人がいつ出てくるかというのは分からないわけで、それを色づけまできちんとして完璧なものにしても、その後、変動する場合だってあるわけですから、こう言ってはなんですけれども、ある程度のところで線引きをして、改めてまた見直すという方向も含めて地域で落とし込んでいかれると、令和7年度末までに砺波市としては完成品ができるのではないかなと思うんですが、それについての所見を伺います。
○山本篤史委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 今ほど委員がおっしゃられたとおりでございますが、いつ辞められるか分からないんですが、現段階では取りあえず継続していただくという形で、現在の砺波市内は集積率が76.5%ということで非常に県内でも進んでいるということでありまして、それらは比較的今後も続けていただけるんですが、集落営農など、後継者問題等もあります。
そういったところも対応しながら、色塗りにつきましては、今現時点で考えている形でまず塗ることはできると思うんです。今後、一年一年になるか分かりませんが、変更が生じるようであれば、そのタイミングで色塗りの変更というものも対応していかなくてはいけないと考えております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 引き続き、農地を守るために御協力方お願いしたいと思います。どうかよろしくお願いします。
次は、令和4年2月定例会の産業建設常任委員会で、向井委員のほうから緑花推進費というのがありまして、この緑花推進費というのは、市の保存樹等の保全事業補助金についてということでございました。昨年度1年間の実績について、お伺いいたします。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 今ほどの、保存樹の補助についての実績でございますが、令和4年度につきましては、制定したばかりでしたので実績はございませんでした。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 当時の答弁では、34件が補助対象で、そのうちの世帯28戸ありますという答弁でした。このお宅にはダイレクトメールで周知すると回答されていたんですが、ダイレクトメールを出しても申請は来なかったということですか。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 ダイレクトメールは3月中には全部お届けしましたが、その後、申請はやはりございませんでした。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 なぜだと思いますか。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 その木の状態にもよるんですが、あまりにも大き過ぎる木については毎年剪定というのはなかなか難しいので、何年間か見て剪定するのかなと思われるんですけど、特に該当があるのは、台風とかで枝が折れたとか、危険だと思われたときが一番申請される可能性が高いのかなと思っております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 確かに大き過ぎて対応しがたいというよう話はあるのかもしれませんし、民家にある木というのは、その木だけではなくて、高木もいっぱいあるわけですよね。剪定しようと思うと、十把一からげでまとめてする必要があると思っていて、その対象樹木だけを剪定するということはなかなか難しいと思うんです。
したがって、そういった対象樹木だけの剪定費を支払うという話ではなくて、その樹木を植樹してある家全体のものを見ながら対応してあげる方法に変えるべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 先ほどの、令和4年度に制定した34件というのは、ほぼ市街地のほうで、ほとんど保存樹のみが大きく際立って植わっているものでありまして、それ以外の140件余りは、ほぼ散居村、市街地以外の散村地域の場所にありますので、それらは通常の散居景観保全事業による枝打ち補助で剪定されております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 それでは、ちょっと話が変わりますけれども、今、金子農地林務課長のところは住宅というか、そういったことに関してのみの予算立てだと思っているんですが、市内には小学校であったりとか、公園であったりとか、この敷地の中にも木がありますよね。そういったのは各所管のところで剪定費というのを見ていると思っているんですが、そういったことなども含めて、金子農地林務課長のところで市内の剪定に関しては全部こっちで見るというような方法というのにはならないものですか。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 農地林務課のほうで今普及してやっていきたいと思っているのは散居村の景観保全に係るということでありますので、公共施設については散居景観でなく緑地として植えられた木が多いと思いますので、所管の課での管理をお願いしたいと考えております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 公共施設も含めて、散居景観をきちっとつくっているというスタンスなので、そういう公共施設は各担当のほうでやるというのも意味も分からないではないですが、今後はそういったことも含めて、その近辺にある農地に、例えば公園であったりとか、公共施設にある樹木が剪定されずに田んぼへ枝等が入るということは一緒ですので、そういったことも今後考えていっていただきたいと思いますし、もう一つあるのは、例えば、この間から新聞にも載っておりましたが、庄下保育所の桜の木が大分老化しているということで、寄附を募って保存しようという動きが出ているということもあったりしますので、ぜひそういったことも考える方向で今後はお願いしたいと思います。終わります。
○山本篤史委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 ないようでありますので、以上で市政一般における本委員会の所管事項についての質疑を終了いたします。
市長をはじめ、当局の皆さん、御苦労さまでした。委員の皆さんはしばらくお待ちください。
○山本篤史委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 御異議がないようでありますから、そのように決定させていただきます。
(閉会中継続審査の申出について)
○山本篤史委員長 次に、閉会中の継続審査についてをお諮りいたします。
本産業建設常任委員会の所管事項について、閉会中もなお継続して審査する必要がありますので、会議規則第111条の規定により申出することといたしたく、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
以上で産業建設常任委員会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
午前11時34分 閉会
砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。
砺波市議会産業建設常任委員会
委員長 山 本 篤 史