作成者別アーカイブ: tonami



平成17年6月定例会(第4号) 本文

 1.会議の経過
 午後 2時03分 開議

◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
           議案第35号から議案第40号まで

◯議長(江守俊光君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第35号から議案第40号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件についてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(江守俊光君) これより、各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 林 忠男君。
  〔産業建設常任委員長 林 忠男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(林 忠男君) 産業建設常任委員長の報告。
 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第35号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外2件について審査をするため、去る6月22日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第35号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第37号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第38号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、受理番号12番 BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を解禁しないことを求めることについての請願、以上、議案3件及び請願1件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件については、不採択とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、市民の山の位置や面積等についてただしたところ、位置につきましては、五谷地区で、面積は約10町を所有している。今から三十数年前に当時の市議会議員を含め各種団体の皆さんによって植樹された経緯もあり、市では間伐、除草及び雪つりなどで管理をしているとのことでした。
 また、除雪トラックや除雪機械の機能等の具体的な内容についてただしたところ、昭和58年から使用を開始していた市直営の除雪トラックと地区除雪ドーザーが古くなったため新しくするものです。幹線道路の早期除雪を行うトラックで、前面に排土板を取りつけて作業するものです。また、除排雪機械整備事業補助金につきましては、栴檀野地区の要望により除雪ドーザーを配置するもので、これも前面に排土板がつけてあるものでございます。
 長期間雪が降り続き、除雪ドーザーの除雪により道路幅が狭くなったときの対策につきましては、地区からの要望があればロータリー車での対応を考えているとのことでありました。
 次に、木造住宅の耐震改修支援事業費補助金の具体的な内容についてただしたところ、平成17年度から3年間の補助事業で、個人の持ち家が対象の支援で所有者の申請により市、県で補助するものであり、耐震診断1.0以下について限度額60万円以下で今回5軒分300万円を見込んでおり、申請者が多ければ、今後、関係機関と話し合うとのことでありました。
 次に、散居村ミュージアムの今後の計画と管理運営費の負担についてただしたところ、復元棟、リフォーム棟は本年12月に完成予定で進めている。県で建設する事務局棟は平成18年3月に完成の予定である。全体の完成見込みは平成18年6月とのことでした。
 企画活動費用は年間450万円で、県、砺波市、南砺市が3分の1ずつ負担し、企画運営費用は県が3分の1、砺波市3分の2、維持管理費につきましては砺波市が負担するとのことでした。
 現在建設中の復元棟は、アズマダチを見ていただくため、建築確認申請とのかみ合いを含め外観は忠実に復元をし、昔ながらの農業の大切さを話し合うことや、生活体験、生涯学習の場としたいとのことでした。またリフォーム棟については、二世帯、三世帯が同居ができるライフスタイルを提案する建物とし、都市と農村の交流の場として、また地産地消推進の地域食材を使った伝承料理教室ができることも考え、学習会、研修会、イベント、それに地場産の物品販売等も考えているが、今後、県、南砺市との運営協議会で検討していきたいとのことでした。
 今、国では日本のよき景観を守ろうとしているとき、日本一の散居でもあり、グリーンツーリズムの拠点として考えている。今後は農機具の資料館があってもよいのではないかとの意見がありました。
 次に、地下水涵養対策としての実験結果についてただしたところ、県内初の事業で、庄川右岸、左岸の地下水対策として実施したものです。庄川本川の水量の低下、減反や冬期間の消雪使用、水を大量に使う工場誘致等による水量低下への対策で、国土交通省の協力により、遊休田に3月12日から4月12日にかけて用水より水を入れ実施したものであります。国土交通省は1反で実施され、市では4反4畝で実施をし、最大1,200トンの地下浸透があり、水位が28センチメートルも下がったとのことでした。下流で井戸を掘り、地下15メートルでの観測の結果では、10センチメートルの水位が上昇し、人工涵養の効果が十分あるとのこともわかり、県に実施結果を報告し、事業を継続していきたいとのことでありました。
 次に、合併事業として市道上中野4号線の進捗状況についてただしたところ、平成16年度に設計測量を行い、法線の検討まで行ってきた。車道と西側に片側歩道を含め計12メートル道路として整備をするものであり、延長は約600メートルで計画をしている。計画の一部に地下6メートルのところに民間企業の幅4メートルの放水路絡みの歩道の問題、堤防の高さなどを含め、県、地元、関係者との協議をしながら、問題解決のため粘り強く進めていきたいとのことでした。
 次に、上水道事業の平成16年度決算見込みで4,300万円の黒字についてただしたところ、予想されていたより黒字が大きかった理由については、平成16年度の段階で東般若地区にある飲料メーカーが工業用水への切りかえのずれにより水道水を利用されたことや、給水収益の面で合併により水道メーターの検針日の調整により2カ月多く収入したことによるものであるとのことでした。
 さらには、繰越事業に関しては、それぞれやむを得ない事情があると認められるものの、景気浮揚の観点からも減少に努められるよう要請したところであります。
 そのほか、コスモス荘の経営状況について、砺波駅大型テレビの活用について、一般国道の整備について、チューリップ公園の遊具や園路整備について、また四季彩館のバリアフリー化についてなどの意見及び要望があったところであります。
 また、当日の委員会審議に入る前に、産業建設部所管の事業箇所について現地調査を行ったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 民生文教常任委員長 寺井武彦君。
  〔民生文教常任委員長 寺井武彦君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(寺井武彦君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第35号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外2件を審査するため、去る6月23日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第35号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第36号 平成17年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第40号 砺波市実証実験運行バス条例の制定について、以上、議案3件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、南部校下放課後児童クラブ施設の規模、開始時期についてただしたところ、地元協議委員と協議し、プレハブタイプとし、大きさは鷹栖児童クラブ施設と同規模で100平方メートルである。開始時期は、今年9月開設を目指しているとのことでありました。
 また、留守家庭児童健全育成事業委託料についてただしたところ、平成17年9月から平成18年3月までの7カ月分の指導員の人件費であるとのことであります。
 また、指導員には資格が必要かとただしたところ、規定はないが、できるだけ地元の方で、子どもたちと遊ぶような環境のできる人が望ましいとのことでありました。また、指導員は運営委員会で決めていただいており、先生のOB、一般の主婦などいろいろでありますが、現在の南部地区では先生のOBの方もおられると聞いており、その方になっていただきたいと考えているとのことでありました。
 次に、鷹栖保育所給食室改修工事の内容についてただしたところ、昭和52年に児童90名定員で給食室がつくられ、現在150名の児童がおり、現在の50平方メートルでは調理した食事を並べるところがない。また、下処理をする場所がないなど、富山県砺波厚生センターより改善すべきとの指摘もあり、今回30平方メートルを増築し、80平方メートルとするとのことであります。
 次に、ふるさと人材活用推進費廃止の理由についてただしたところ、県と市がそれぞれ50%の補助事業で公民館を中心とした伝承事業に助成してきたが、数年経過し、県ではこの事業の効果があらわれてきたので、今年度より廃止するとのことであります。
 次に、民族芸能大会参加補助金についてただしたところ、8月27日、28日両日、大阪で行われる第47回近畿・東海・北陸ブロック民族芸能大会に出町子供歌舞伎曳山の出演依頼があり、大人23名、子ども7名が参加し、その方々の旅費、宿泊費の70%は市で補助するものであります。また、県の代表であることから県へ補助金をお願いしましたが、県としては、出ることが名誉である。また、今まで補助金を出したことがないとのことである。今回は経費も多くかかることでもあり、県として35万円助成していただくことになったとのことであります。
 次に、8月4日より4日間、頼成地内の望頼山荘にて行われる自然野生生物映像祭により多くの方が見に来ていただけるためのPRについてただしたところ、今回新たにシアター装置を改修すること、担当、事務局とも相談し、広報、各学校、地元の方を中心にPRをしていくとのことでありました。
 次に、砺波市実証実験運行バスの実証実験の期間、路線の決定、何人乗りのバスになるのか、デザイン等についてただしたところ、期日については、7月1日から平成18年1月31日の7カ月間、広報につきましては、議決後、関係する地域に時刻表、停留場、路線使用料金などのチラシをつくり、配布する予定である。
 また、路線決定につきましては、関係する市民の方のアンケートに基づき3ルートを検討し、1つは中野、青島、東山見の60%の方が利用したい。また、種田地区の方は60%が利用しないとのこと、また庄地区経由の場合には10分以上多くかかるとのことから、現在考えている主要地方道高岡庄川線ルートとすることで決定した。ただし、停留場の場所につきましては実証実験結果により変更も可能であるということであります。
 バスの大きさにつきましては、29人乗りのマイクロバス、バスのデザインに関しましては新砺波市のイメージをもとに専門家にお願いしたとのことであります。
 このほか、日本脳炎予防接種をあまりしないようにとのことであるが混乱がないのか、健康センターを開設し1年経過しているが利用状況はどうか、給食センターで学校外の出前給食を実施した件について、チャレンジデーの実施結果に基づき平成18年度への対応について、将来を担う青少年の健全育成対策について、意見、要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 総務病院常任委員長 飯田修平君。
  〔総務病院常任委員長 飯田修平君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(飯田修平君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第35号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1議案を審査するため、去る6月24日、三役を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第35号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第39号 砺波市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定について、以上、議案2件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案2件についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、指定管理者制度における条例案第6条の事業報告書の作成及び提出については、市長等に提出しなければならないとしているが、議会への報告義務についてはどうなのかただしたところ、指定管理者になるので議会への経営状況の報告義務は発生せず、市長、教育委員会に提出される事業報告書に基づき、当局の方で経営状況を掌握する形になるとのことでありました。
 次に、現在、財団委託している施設の指定管理者の公募についてただしたところ、まだ正式決定ではないが、財団等については、十分激変緩和に配慮する必要があり、指定管理者の導入をしたとしても、公募をしないで指定をする方法も調査検討していきたいとのことでありました。また、この機会に経営状況等を十分見直しをして、仮に公募をしたとき勝ち残れるように体質強化を検討するよう指導しているとのことでありました。
 次に、指定管理者に管理を行わせるために公募の対象とする施設と公募によらず直営とする施設とを分ける基本的な考え方をただしたところ、現時点では、公募によらない施設では、具体的に地域体育館や集会施設といったコミュニティ施設などであり、現行どおり自治振興会などに管理を委託する方がよいのではないかと考えている。また、公募できる施設の選定は大変難しく、担当課を交え多方面から調査検討しているところであるが、公募条件として、施設ごとの特殊事情や人の配置等難しい側面もあり、県においても遅れているというのが実態であり、当市においても、例えば財団の設置の経緯や職員の扱いの問題等もあるように、現段階では方針を述べることは難しく、今後は、助役を長とする選定委員会を設け、その中で各施設の選定を検討し、遅くとも7月末までに結論を出し、8月には議会に諮りたい。そして9月議会には、おのおのの施設の設置条例の一部改正議案を提出したいと考えているとのことでありました。
 また、市が管理を委託している施設は62カ所、直営で管理している施設は110カ所あるが、指定管理者制度を導入するこの機会に、委託、直営について、廃止、譲渡を含め、全体の見直しを検討していきたいとのことでありました。
 また、選定委員会における選定過程等を公表するなど、公平性、透明性を確保すべきではとただしたところ、提案している条例は指定管理者制度導入のための基本的な手続等の通則条例であり、9月定例会で提案する設置条例一部改正案の中で、開館時間、料金等細かく設定したものを示す予定にしており、選定委員会を公開するかどうかについては今のところ未決定であるが、企画書がプロポーザル方式の場合は、選定協議した結果については公表が難しいと考えている。しかし、提案した段階では選定理由を議会に説明しなければならないとされているので、そこで公平性、透明性を確保できるものと考えているとのことでありました。
 また、選定基準の中に総合評価方式を取り入れるなど、客観的に判断できる基準を設けるべきではとただしたところ、先進地を調査したところ、点数制を取り入れている例もあるが、基準を定めるについて大変難しい面もあり、今後は当市にとってよりよい方法を検討していきたいとのことでありました。
 当委員会としても、指定管理者制度の導入については、砺波市としてはどんな方法がいいのか、市民サービスの向上につながる最適な方法はどうなのか、今後、当局とともに調査検討していくことが肝要であると考えているところであります。
 次に、自主防災組織の設立に向けた各地区への働きかけについてただしたところ、自治振興会協議会でその都度依頼をしながら、出前講座で各地区を回り、情報提供あるいは手だて等について説明をしているとのことでありました。また現在、高波地区で組織を立ち上げていただいたし、出前講座については、過日、若林地区で実施をし、ほかにも幾つかの団体から要請を受けており、今後も各地区の自発的な組織づくりを期待しているとのことでありました。
 このほか、病院の機能評価制度について、リスクマネジャーの配置・効果について、病院経営の今後の見通しについて、入札指名業者の経営状況審査について、倒産による中断工事の対応について、職員による電算業務用ソフトづくりについて、IP電話活用について、職員駐車場の有料化について、職員駐車場の借上面積と借地料及びその低減策について、病院の有料駐車場について、病院駐車場の条例化について等、質問、意見があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査の結果とその概要について申し上げ、総務病院常任委員会の御報告といたします。

                (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) 私は、議案第39号 砺波市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定について、反対をいたします。
 以下、その理由を申し上げます。
 本会議や委員会の質疑を通じて、安念市長から、福祉や教育文化に係る公の施設の指定管理者の指定のあり方については、よくよく考えなければならない旨の答弁がありましたが、それぞれ指定には期限がございまして、先々の指定の更新などのたびにこの問題に直面をいたします。後々にどのような経過をたどることになるのか、大変心配が残ります。
 何が心配かと申しますと、第1に、公の施設の設置の目的は、住民の福祉の増進にあったわけです。したがって、これまでは専ら住民へのサービスの提供を通じて目的達成していこうと全力を挙げてまいったわけです。この新制度は、住民へのサービス向上はもちろんでありますが、これに加えて、税金でつくった施設で、特定の民間会社がより高い利益を上げること、利益を上げなければ管理の指定を受ける必要もないわけですから、このことが至上命題となってまいります。利益を上げることが至上命題になってくる運営管理というものは質的にどういうふうに変化をするか、そういう面で大変心配なわけです。効率的な運営は会社の利益追求のためになされるからです。市税の節約のためでは決してないからです。
 第2に、指定管理者の指定には、先ほど申し上げたように3年とか5年とか期限がございます。そこに、働く人の雇用の問題に直結いたします。
 市議会の議員は4年に一遍首になります。そしてもう一遍選ばれるか、選ばれないか選択されるわけです。この管理者にあっても同じように、期限が来れば、これまでの実績を点検されて、引き続き指定を受けることができるか、単に指定席を譲ることになるか全くわからない。そこに働く人の雇用というのは、全く継続性がなくなる可能性は3年ごと、5年ごとというふうに出てまいります。これが大変厳しい社会を、行政をしてつくり出していくことになるわけです。
 それと並行して、公務の職場、公的な仕事というものが市場化されるわけですから、当然、直営職場というのは少なくなっていきます。合併間もない当砺波市で、直ちに新しい制度を立ち上げて移行していくということは大変な重荷にもなります。
 国の方では、構造改革を政治スローガンに掲げていろいろ進めてまいっておるわけですが、今、国のみならず地方自治体にまで法律で縛りをかけてくる、このことは片方で地方分権法をつくっておりながら、地方の自主決定を押しつぶしているも同然で、分権法にもとる行為と言わなければなりません。どの自治体がどのような姿で公の施設を管理運営しようと、それはあくまでも自治体の自主決定にゆだねるべきであります。まして新しい制度よりも現行制度の方がすぐれている点もあるわけですから、国の一方的な考えで自治体に押しつけてくるような、こういう姿勢は大変問題です。国の施設管理がずさんだったり、天下りのために用意されているのではないか、あるいは赤字の垂れ流しだ、こうやゆされる実態にあるものは、当然に国のおいて正していただかなければなりません。
 しかし、全国一律に、自治体の方でも似たり寄ったりの施設がたくさんあると考えて法律で縛りをかけてくるのは、まさに越権行為であります。今、バスに乗り遅れてはならない、こんなことでこの法律の期限どおりに従うことが本当に市民の福祉の増進にこたえる道になるのかどうか、岐路に立たされておると思います。利益、効率優先では公的責任をしっかりと果たし得るのかどうか。民間は、仕事を受けるからには金もうけ優先の面もやむを得ない点が出てまいります。そのときに、利用者の負担増やサービスの見直しも一緒に出てくるのではないか、こうした面が懸念されます。そして何よりも、不安定雇用が拡大していく社会をつくること、このことを市民は望んでいますか。本当はだれもが自分の仕事に誇りを持って働ける社会をつくりたいのではありませんか。そうしてこそ、子どもたちにも限りない夢と希望の持てる社会を切り開いていけるのではありませんか。
 今、3年ごとに後の雇用がどうなるかわからない、こういう職場、しかも公的な仕事をそのような職場に変えていくことは、健全な民主国家の発展という観点から見ればこのような政策は長続きしない、本当はむしろ愚かな政策ではないか、このように考えられるわけです。
 国と自治体は、今、対等の関係にあります。国が自治体に対して助言や参考意見を示すことはできても、国に従わなければペナルティーだというようなやり方は、これまでのあの従属関係に等しいわけです。今、逆戻りをさせてはなりません。
 以上、反対する理由を申し上げ、討論にかえさせていただきます。

◯議長(江守俊光君) 以上で討論を終結いたします。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより採決をいたします。
 まず、議案第35号から議案第38号まで及び議案第40号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第35号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)、議案第36号 平成17年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第37号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第38号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第40号 砺波市実証実験運行バス条例の制定について、以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第39号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第39号 砺波市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定について、以上の案件に対する委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立多数であります。よって、以上の案件は委員長の報告のとおり可決されました。

                  日程第2
               議員提出議案第5号

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第2 議員提出議案第5号 非核平和都市宣言の制定についてを議題といたします。

               (提案理由説明)

◯議長(江守俊光君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 10番 飯田修平君。
  〔10番 飯田修平君 登壇〕

◯10番(飯田修平君) 議員提出議案第5号 非核平和都市宣言の制定について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 東西の冷戦終結後も、世界の各地において、民族や宗教等の対立による紛争が続いております。また、近年はテロリストによる脅威など、憲法前文に掲げられている「平和に生存する権利」はいまだ確立されておりません。
 さて、我が国は、世界で唯一の核被爆国であり、本年は被爆60年の節目の年に当たります。戦争の悲惨さを風化させることなく未来を託す子どもたちに伝えていくことは、今を生きる我々の大切な責務であると考えます。よって、人類共通の願いである核兵器の廃絶と世界の恒久平和への誓いを込めて、ここに新しく「非核平和都市宣言」を制定しようとするものであります。
 宣言文につきましては、旧砺波市の「宣言」及び旧庄川町の「決議」をベースに、新砺波市にふさわしい宣言となるよう検討を重ねた上で提案するものであります。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議員提出議案第5号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第5号 非核平和都市宣言の制定については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号 非核平和都市宣言の制定については、原案のとおり可決されました。

                  日程第3
               議員提出議案第6号

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第3 議員提出議案第6号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由説明)

◯議長(江守俊光君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 20番 山岸銀七君。
  〔20番 山岸銀七君 登壇〕

◯20番(山岸銀七君) 議員提出議案第6号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。
 三位一体の改革につきましては、地方六団体は、政府からの要請により、昨年8月、その改革案を小泉内閣総理大臣に提出したところであります。
 しかしながら、昨年11月、政府において決定された三位一体の改革に関する全体像においては、なお多くの課題が先送りをされており、真の地方分権改革とは言えない状況にあります。
 よって、政府に対し、真の三位一体の改革の実現を図るため、残された課題等について、
 1 概ね3兆円規模の税源移譲を確実に実現すること
 2 国庫負担金の取り扱いは「国と地方の協議の場」で協議・決定し、国庫負担率の
  引き下げは絶対認められないこと
 3 地方六団体の改革案を優先して実施すること
 4 平成19年度から平成21年度までの第2期改革案について、政府の方針を早期
  に明示すること
 5 地方交付税制度については地方交付税総額を確実に確保し、財源保障機能・財源
  調整機能を充実強化すること
など、地方六団体の提案を十分踏まえ、改革案の実現を要望するものであります。
 議員各位には、何とぞ慎重審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議員提出議案第6号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第6号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書の提出については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第6号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

                  日程第4
               議員提出議案第7号

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第4 議員提出議案第7号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由説明)

◯議長(江守俊光君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 20番 山岸銀七君。
  〔20番 山岸銀七君 登壇〕

◯20番(山岸銀七君) 議員提出議案第7号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。
 平成5年の衆参両議院における地方分権推進決議以降、地方分権一括法の施行や市町村合併に伴う地勢図の変化、さらには三位一体の改革など、地方議会を取り巻く環境は大きく変化をしてきております。
 このような中、地方議会の役割は一層その重要性を増しており、議会の機能の充実とその活性化が強く求められております。
 しかし、これらの環境に対応した議会の機能を十分発揮するためには、解決すべきさまざまな制度的課題があります。こうした課題は、現行の地方自治法が制定後60年を経過し、議会と首長との関係等にかかわる状況が変化しているにもかかわらずほとんど見直されておらず、議会にかかる制度が実態にそぐわなくなっていることから、議会制度全般にわたる見直しが急務であります。
 住民自治の合議体である議会が自主性、自律性を発揮して初めて地方自治の本旨は実現するものであり、時代の趨勢に対応した議会改革なくして地方分権改革は完結しないと考えます。
 よって、国に対し、地方議会制度の規制緩和・弾力化はもとより、1、議長に議会招集権を付与すること。2、委員会にも議案提出権を認めること。3、議会に付属機関の設置を可能とすることなど、地方議会の権能強化及びその活性化のため、抜本的な制度改正が図られるよう要望するものであります。
 議員各位には、何とぞ慎重審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議員提出議案第7号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第7号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第7号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

                  日程第5
   BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を
   解禁しないことを求めることについての請願

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第5 BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を解禁しないことを求めることについての請願を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号12番 「BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を解禁しないことを求めることについての請願」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) 今ほどの請願について、賛成の討論をしたいと思います。
 BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を解禁しないことを求める請願でございます。
 今、アメリカで2例目のBSE感染牛が確認をされました。1例目の感染牛のときは「あれはカナダ産の牛だ。アメリカは全く正常で汚れていない」、こう豪語して、各国に輸出攻勢をかけておりましたアメリカです。ついに、アメリカ生まれの感染牛の第1号が確認された。しかも、アメリカの検査ではもともと「シロ」と判定結果が出ていた。しかしどうも臭いぞということで、イギリスに持っていって再検査、その結果が「クロ」と判定になった。つまり、これまでのアメリカの検査自体がどうも信用できないのではないか、こういうことが明らかになってきたのがこのアメリカ生まれの感染牛問題。従来のアメリカの主張にいよいよほころびが出てまいったのであります。
 BSEは、病原体の異常プリオンが主に脳に蓄積をされて、脳の組織がスポンジ状になってしまう、こういう病気です。感染牛を原料とした肉骨粉をまたこの牛に食べさせていた、こういうところに原因があって感染が広がるのではないかと言われておるわけであります。
 本請願は、日本国内の全頭検査体制をもっときちんと継続をしてもらいたいし、特定部位の完全除去も続けてもらいたい。そして、アメリカ産の牛肉の輸入を再開しようというときには日本と同等の検査体制を実施いただける、このことは最低条件ですよ、こういう立場で日本の消費者保護の観点に立った内容でございます。
 本件については、産業建設常任委員会においても発言がございましたように、ちょうどこの26日まで1週間にわたって、衆議院の農林水産委員会のBSE実情調査団がアメリカ、現地に渡って、アメリカ産牛肉の安全性についての検証を行っておられたわけであります。そしてその検証の結果、詳細についてはあす29日の衆議院農林水産委員会に報告されるということでございますけれども、既にその概要は報道されておるとおりであります。
 第1に、アメリカでは、BSE検査の詳細なデータが公表されずにきた。国民の目に見えない、透明性に欠けている点がはっきりとしてまいりました。
 第2に、アメリカでは、BSEの検査対象にしているのは正常に歩くことのできないへたり牛、あるいは生後30カ月以上の牛、こういうふうに食肉処理をされている牛の全量から見れば本当にごく一部であります。検査頭数が少なくて、科学的な牛肉の安全性評価には当然限界がある。
 第3に、アメリカの会計検査院さえ、政府の飼料規制の有効性に疑問を投げかけている。飼料規制にも問題があったことがわかった。
 第4に、生産履歴についても、記録の保存が不完全であったり、耳につけていた認識票のない牛がいたり、BSE感染牛と同じえさを食べていた疑似患畜の特定も困難だ、こういう実情でございました。
 また、ジョハンズ農務長官の、アメリカのBSE防護体制は万全だとの言葉とは全く裏腹に、現状は抜け穴だらけであった、こういうことも今回の調査ではっきりしましたし、BSEの防護体制のずさんさは浮き彫りです。
 アメリカで2例目のBSE感染牛が確認されたことについて、アメリカの消費者団体も今検査体制の強化による消費者保護を訴えております。そして、自国の消費者には安全性への懸念を理由に、実は日本産の牛肉の輸入を禁止しています。隣のカナダ産の牛肉も輸入禁止にしています。こうした輸入禁止措置を講じながら、他方で、自国の生産者の立場に立って科学的な立証はできないけれども日本は輸入すべきだ、こう言っているわけです。アメリカらしい二重基準を設けているわけです。こんなことが世界でまかり通ってはなりません。日本の消費者にも、アメリカの消費者と同等に安全を保証すべきなわけです。
 他国の消費者には健全な科学の裏づけを盾に輸出を迫る、まことに身勝手なやり方です。日本の消費者の不安と食の安全確保を考えるなら、日本と同等のBSE防護体制を輸入再開の条件に挙げることは当然のことでございまして、本請願にぜひとも賛意をいただき、採択して、政府にアメリカに対しての正しい対応をとっていただきたいと願うものでございます。
 以上、表明し、賛成討論にかえます。

◯議長(江守俊光君) 以上で討論を終結いたします。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号12番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号12番 「BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を解禁しないことを求めることについての請願」に対する委員長の報告は不採択であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。

                  日程第6
       砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第6 砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦についてを議題といたします。
 お諮りいたします。推薦の方法につきましては、議長において指名推薦といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、推薦の方法は議長において指名推薦することに決しました。
 砺波市農業委員会委員の学識経験委員に、
   岡 田 良 子 氏
   高 原   勤 氏
   宮 木 文 夫 氏
   吉 岡 由 一 氏
 を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を、砺波市農業委員会委員の学識経験委員として推薦することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々を砺波市農業委員会委員の学識経験委員として推薦することに決しました。

                  日程第7
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了まで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了まで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

                追加日程第8
                議案第41号

◯議長(江守俊光君) 次に、お諮りいたします。ただいま市長から、議案第41号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第8として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 これより、追加日程第8 議案第41号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。

               (提案理由説明)

◯議長(江守俊光君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第41号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明を申し上げます。
 議案第41号につきましては、現人権擁護委員 丹羽宗吉氏が平成17年9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き、同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(江守俊光君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議案第41号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第41号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、丹羽宗吉氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、丹羽宗吉氏を適任とすることに決しました。

◯議長(江守俊光君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

                閉会のあいさつ

◯議長(江守俊光君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 6月定例市議会の閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 提案いたしました諸案件につきまして、それぞれ可決、承認をいただきましてありがとうございました。
 本議会は、先般の選挙後、本格的な議会であり、代表質問を初め市民に公約されたことなど一般質問が数多く出されたわけでございます。課題も多く、多くの指導もいただきまして、十分拝受いたしました。今後、市政運営の参考とさせていただきたいと思います。
 今後は、いろいろ議論をいたしました指定管理者制度など難問もございます。それからまた、合併によりまして新しいまちづくり計画をつくってまいりましたが、御存じのように、その後、三位一体等の関係で財源の見通しなどもしなければならない、そういうような関係もございまして、総合計画を再構築いたしたいと、このように存じておる次第でございます。
 つきましては、行政改革もいたしたい、こう思っておるところでございます。そのように課題も山積していることもございますので、これからも何かと御指導いただくようにお願いを申し上げたいと存じております。
 昨日から梅雨に入りました。先ほどニュースを聞いておりましたら、新潟には随分多くの雨が降ったようでございます。そのように少し異常気象が続くんではないかと心配をいたしております。
 なお、今後暑くなってまいりますので、どうか皆さん方、健康に留意されまして、ますます御活躍されることをお願い申し上げ、閉会に当たりましてのお礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。

                 閉会の宣告

◯議長(江守俊光君) これをもちまして、平成17年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時15分 閉会
 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   江 守 俊 光

   署名議員   岡 本 晃 一

   署名議員   瘧 師 富士夫

   署名議員   福 島 洋 一



平成17年6月定例会(第4号) 議事日程・名簿

     平成17年6月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
  第1 議案第35号から議案第40号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予算
     (第1号)外5件について
     (委員長報告、質疑、討論、採決)
  第2 議員提出議案第5号 非核平和都市宣言の制定について
     (提案理由説明、討論、採決)
  第3 議員提出議案第6号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書の提出に
               ついて
     (提案理由説明、討論、採決)
  第4 議員提出議案第7号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出につい
               て
     (提案理由説明、討論、採決)
  第5 BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を解
     禁しないことを求めることについての請願
     (質疑、討論、採決)
  第6 砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について
  第7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
  第8 議案第41号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについ
            て
     (提案理由説明、採決)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月28日  午後 2時03分  開議
   6月28日  午後 3時15分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 藤 森 栄 次 君

                   企画総務
 収入役  野 村 泰 則 君    部  長 吉 田 俊 和 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 小 西 竹 文 君    部  長 堀   秋 博 君

 建設水道              庄  川
 部  長 藪 田 康 男 君    支所長  雨 池 弘 之 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 永 田 俊 満 君    次  長 貝 淵 文 夫 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 安 念   茂 君

 収入役
 室  長 原 田 和 見 君    財政課長 戸 田   保 君

 庄川支所
 管理課長 庄 下   中 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  田 上   弘 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成17年6月定例会(第3号) 本文

 1.会議の経過
 午前10時01分 開議

◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあるとおり、議事日程第3号のとおりであります。

                  日程第1
    市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(江守俊光君) これより日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第35号から議案第40号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号から報告第7号まで、継続費の逓次繰越しについて外3件を議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 4番 岡本晃一君。
  〔4番 岡本晃一君 登壇〕

◯4番(岡本晃一君) お許しを得ましたので、新市になりまして初めての市議会議員選挙後の議会において質問をさせていただきます。
 私は、今回の選挙戦の公約の一つに子育て支援を掲げ、選挙戦に臨んでまいりました。そこで、幼保一体化施設について質問をいたします。
 少子高齢化の社会において、少しでもそれに対応できる施策の一つとして、子育て支援は重要な対策の一つであると考えています。幸い、砺波市の安念市政においては、県下でも初めての幼保一体化施設を、北部地区、太田地区につくられ、それぞれの地区において大変好評を得ていることは御存じのとおりであります。
 共働き世帯の若いお母さん方が、このような充実した施設があれば、働きながらでも安心して子どもが生め、子どもを育てていくことができます。
 また一方、よき母親を期待されてきた専業主婦も、子育て難に直面しています。専業主婦を取り巻く子育て環境が変わって、親や親戚が近くにいなくなり、地域でのつながりも希薄になっています。昔は、祖父母や近所の人たちなど大勢が子育てを助けていましたが、今はもうそのようではありません。母親ひとりに育児の責任を負わせるようなことになってきております。
 このような状況のもとで、子育て支援センターも併設することによって、子育てにかかわる悩みや不安などを気軽に相談したり、同じような悩みや不安を持つ親同士の交流ができることが、大変評判がいいと聞いております。
 砺波市内の幼稚園では、本年4月から、延長保育の要望にこたえられ、どの幼稚園でも希望者には午後6時まで預けることができるようになりました。子どもを預かるという時間的な差は、幼稚園と保育所ともほぼ同じ条件になったものと思います。これも、子育て支援という立場から大変大きな前進だと思います。
 砺波市は、富山県の中でも人口が増えている数少ない都市であります。私のいる五鹿屋地区も、最近急激に団地が増え、そこに住んでいらっしゃるお母さん方から幼保一体化施設と子育て支援センターを併設した施設の要望が強く出ております。このようなことから、市内には幼稚園と保育所が混在しています。
 そして、平成17年度予算においては、般若幼稚園改築事業が計上してあります。聞くところによりますと、地元の一部の方々の要望では、幼保一体化施設の建設が望ましいような意向のようですが、今後、砺波市として、幼稚園と保育所をどのように存続されていかれるのか、質問いたします。
 また、般若幼稚園は、どのような構想で建設されるのかも、あわせて質問いたします。
 さて、国では、幼稚園と保育所を合わせた総合施設というものがモデル的に始まり、福岡町では、幼稚園特区ということで、幼稚園と保育所を同じ施設の中で、親の要望で、幼稚園と保育所を選択できるようなことが報道されております。
 また、砺波市では、全国に先駆けて、大変好評である北部こども園、太田こども園のような幼保一体化施設に子育て支援センターを併設した施設を、例えば、五鹿屋幼稚園に適用されるかも質問いたします。
 少子化は、国の存亡にかかわる大きな課題であります。都市間で政策を競う時代が来たといわれております。安念市長がリーダーシップを発揮され、子育て支援に力を入れれば、若い世代は敏感に反応し、答えは人口増という形で返ってくると私は考えております。砺波市が今の勢いを持続させるために、子どもを生み育てやすい環境づくりのため、いろいろな施策を展開されることを期待して、私の質問を終わります。
 ありがとうございました。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 岡本議員にお答えをいたします。
 岡本議員からは、子育て支援と幼保一体化施設についてお尋ねでございます。
 近年の核家族化、女性の社会進出、保護者の就労形態がいろいろ多様な時代を迎えました。つきましては、長時間保育のニーズが高まりまして、保育所志向というものが多くなってきたわけであります。現在、市内の本年4月現在の定員でありますけれども、幼稚園の定員が市内に10カ所ございます。定員は950名であります。その950名に現在約600人が幼稚園に入っておられます。まだまだ、実はあきがあるわけであります。しかし、一方、保育所が12カ所持っております。今、定員1,300名にしております。ただし、入所しておる子どもたちは1,380人、実は定員オーバーをしておるわけであります。
 保育料は幼稚園の使用料からみますと、うんと高いわけです。しかも、段階別になっております。たくさん給料をもらえる人については、保育料もたくさん実はもらっております。そういう高い保育料でも、保育所入所志向が高いわけです。随分昔と変わりました。今、お金を出してでも、長い間預かってもらうという状況になったんですね。これは本当にいいことかどうか。そのことを基本的に私どもも考えなければいけないと、このように思います。
 砺波市は、従来から幼稚園教育が盛んでございます。富山県内公立幼稚園は29しかないんです。ほとんど保育所でありますけれども、富山市に次いで、砺波市が9つ幼稚園を持っています。歴史的にも先輩の皆さんも努力されて、ほとんど各地区に実は根づいた幼児教育が行われてきたわけであります。このことは、子どもの教育上、私は高く評価をすべきものと、このように思っておるところでございます。
 私はまた、子育ての第一責任を持つのは親だと、このように認識をしております。これはどこへ行っても変わらないと思う。ただし、時代が変わって、半分は皆さんに見てもらうというようなそういう志向になったことをいささか残念に思う。育つ子どもたちがかわいそうだと思う。もっと、この点、みんなで考えなければいけないと思います。
 ただし、3歳児の幼稚園の措置がなかったんですね。そこで私は議会の皆さんと図って、各幼稚園、3歳から預かろうと、そういうことで各幼稚園全部増設をいたしました。3歳から幼稚園に入っていただいて、3歳、4歳、5歳と、その後、小学校へ行ってもらうわけですが、その意味で随分、実は経費も使いました。ただし、そのときは、文部科学省も応援してくれました。「三つ子の魂百まで」という従来からのことわざのように、3歳からいいじゃないかと、何度か文部科学省に行ってまいりました。本当に応援してくれまして、各地区では各議員さんも協力していただいて、3歳児を受け入れるための施設づくりを全部したわけです。そのときまでは、随分文部科学省も応援してくれまして、ありがたかったわけであります。
 ただし、世のニーズは、先ほど申しましたように保育園志向でございましたので、さてどうするか。若い皆さんと、あるいは若いお母さん方の要求も入れて、それで富山県で初めて幼保一体化施設、それぞれこども園と言っておりますが、2つぐらいどうだろうかと。ちょっと多いかなと思っておりましたが、おかげさまで支援もございましたので、北部と太田につくらせていただきました。
 それが時代にマッチしたのかどうか。本当は幼稚園も大事だし、3歳児も受け入れることになったんだからと思っておりましたが、幼保一体化というそういう時代の流れもあると思う。ということで、初めてつくったわけでございます。それが実は、言葉は悪いんですが、当たったんでしょうか。岡本さんからもぜひ五鹿屋にもつくれと、こういうことになっておるようでございます。五鹿屋地区につきましては、住宅の進出もございまして、幼児が随分増えたんです。こんなことを言ってはいけませんけれども、途中、五鹿屋の幼稚園をつぶそうかなと思ったぐらい少なかったんです。ただし、今、時代が変化してまいりまして、随分多いんです。
 そのことを踏まえて、おっしゃることについてはよく理解ができるわけでありますけれども、今、先ほど申しましたように、三位一体の絡みもございまして、補助金、負担金全部カットということになりまして、今、厚生労働省も文部科学省も、この点については支援をしてくれませんので、いろいろ検討をしなければならないと思いますが、いずれにしても時代の趨勢は変わってまいりましたので、今、次世代育成支援計画というものを議論をして立ち上げております。
 そこで、保育所・幼稚園のアンバランスもございますので、新しく砺波市になりました庄川地域全体を含めて、このような施設がどのようにどう配置したらいいのか、あるいは広域保育というのもございます。だから、市外の皆さんも受け入れる。あるいは砺波市の皆さんも高岡へ行ってお願いする。あるいは南砺へ行ってお願いするという、そういう制度になっておりますので、これらを含めて、それともう一つは、子どもの出生数もいろいろあるわけですね。そこのところをよく考えて、これから調査研究をさせていただきたい、このように思っております。
 せっかく岡本さんの公約ですが、設置してあげたいんですけれども、今のような財源の関係もございまして、なかなか難しいと。それから、砺波全体の出生数の絡みもございます。施設をつくりますと、施設だけで済まないわけです。先生が要るわけですね。先生を採用して子どもが少なくなって、定員も減にしたら、すぐ首切るわけにまいりません。そのこともございますので、少し長期展望に立ったことも議論して調査をさせていただきたい、このように思っております。
 なお、これをカバーするに当たりまして、各幼稚園、保育園とも、支援センターもございますが、遊びの広場というものを今、セットしておりますので、これらを活用、利用していただくと。なおまた保育所につきましては、延長保育もやっておりますので、そのことを活用していただきたいと思います。
 次に、般若幼稚園の関係でございますが、実は般若幼稚園は3歳児から受け入れておりまして、今日まで来たわけでございます。ただ、元の般若中学校を改造して、昭和50年に建設したものでございます。つきましては、随分日数もたちまして、老朽化をしてきたわけでございますので、現在、実施設計を行っております。
 このことについては、従来から般若の皆さんに、外へ出るがか、今のままでやるがか、ひとつ地元の意見を集約してくださいということでお願いをしておりました。ようやく、現地で建ててくださいという申し入れがございましたので、今、現地ということで実施設計をいたしております。現地ということになりますと、子どもを預かりながら建設するわけですから、工事中でございますので、安全に気をつけていきたいと思いますので、そのことも含めて進めさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 庄東地域には公立で2園、市立の保育園がございます。子どもの数等々から考えて、この体制で今後ともいきたいと、このように思っております。
 最後にありましたように、子どもを生む環境、それから育てる環境、これは民間であろうと、あるいは公設であろうと、私は社会全体で対応すべきものと、このように思っておるところでございますが、先ほども申し上げましたように、国や県のいわゆる財政対応が薄れてまいりました。ほとんどございません。そのことを私は遺憾に思っておるところでございます。一言つけ加えまして答弁といたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 3番 村岡修一君。
  〔3番 村岡修一君 登壇〕

◯3番(村岡修一君) ただいま、議長さんからお許しをいただきましたので、通告に従いまして市政一般について3項目質問させていただきたいと思います。あわせて、2点の意見、要望をお顔いしたいと思います。
 第1点目は、山間地域の人口減少と高齢化・過疎化対策について質問させていただきます。少しかたいお話になりますが、今日、高齢化が急速に進む中、我が国の人口に対する65歳以上の高齢化比率は16%とも言われており、10年後には、全体の約25%程度になるものと予想されております。
 昨年3月の砺波市調査では、65歳以上の比率が全体で21.3%となっています。特に栴檀山地区では、総人口626人中239人、38.2%と、他地区に比較するとかなり高い数値となっており、最近では村を離れ、市街地への転出者が非常に多くなってきているとのことです。その理由としては、第1点目に家庭・家族でのコミュニケーションがない。2点目として、将来的に村で生活しても魅力がないということです。
 私は以前、地区の老人からお話を聞くことができました。地区にはお年寄りが今日、村を守って生活されていますが、その多くの方が足、腰が弱く、いざというときに病院へすぐ行くこともできないと、額の汗をふきながら寂しそうにお話しされていたのが印象的でした。
 そのため、当地区では数年前から、村おこし、地域振興対策として山菜祭り、そば祭り、特産品祭り、そして孫子(そのこ)ギャラリーでの展示会等、地区民挙げてのイベント活動も毎年開催されております。また、先般、待望の体育館も完成いたしました。住みよい村づくりを目指し、必死に若者の村離れをとめようと、汗と知恵を出して一生懸命頑張っていらっしゃる姿に、私は感動いたしました。
 私も久しぶりに、山菜祭りに足を運んでみました。その日は、地区民の願いと天候も味方し、絶好の五月晴れとなり、会場はオープンと同時に満員となる大盛況でした。
 このように、栴檀山地区では若者が年々減少し、高齢化・過疎化問題が深刻さを増す中、末永く家族ともども安心して暮らせる地域でありたいと心から願っていらっしゃいます。また、医療・福祉面でも市街地に比べ、遅れていると痛切に感じました。
 新砺波市誕生になって、中心市街地の活性化も重要ですが、このような山間地域の問題にも行政として重点を置いていただきたく、具体的な振興策など、市当局の新市まちづくり計画としての考え方をお聞かせ願いたいと思います。
 第2点目は、工場誘致と市営住宅建設の推進についてお尋ねしたいと思います。
 まず、工場誘致についてお尋ねします。
 御承知のとおり、平成6年に市長さんの御尽力と地元の御協力によりまして、先端技術産業の半導体メーカーが進出し、その後、東般若工業団地内には飲料水メーカーが操業を開始し、市の財政面、地域産業の発展、雇用拡大に大きく寄与していると思います。しかし、その後は、日本経済の先行き不透明さと長引く景気低迷の中で、庄東地区において新しい工場誘致の話題は聞くことはありません。市当局として、平成16年11月制定の商工業振興条例による企業立地助成金など、工場誘致活動へ積極的に働きかけをお願いいたしたいと思いますが、いかがでしょうか、お尋ねします。
 次に、市営住宅建設の推進や、分譲住宅地誘致についてお尋ねします。
 最近、市中心街や周辺地区におきまして、都市計画事業で道路網整備や生活環境が整い、分譲住宅やアパート等の建設が急増していると思われます。幸い、般若地区では数年前に北明団地が誕生し、現在、10世帯余りが入居されております。お隣の東般若地区でも、最近、数軒のアパートが建設されました。以来、庄東地区内に、とりわけ般若地区においては、新たな市営住宅建設や分譲住宅地誘致などの話は、残念ながらありません。聞くところによりますと、生活するための立地条件や環境、交通事情など、便利さに欠けるとのことだと伺っております。
 また、少子化問題も大変深刻化してきています。庄東小学校や般若中学校の生徒数も年々減少傾向にあり、複数学級維持も困難な状況となってきています。
 おかげさまで、現在、一般国道359号砺波東バイパス事業が進められており、将来的には道路を中心に希望と期待が持てるものと私は確信いたしております。今こそ、市街地活性化を図るべく、地元での市営住宅建設や分譲住宅地誘致計画実現に向けた積極的な対策を講じていただきたく、市当局としての考えをお聞かせいただきたいと思います。
 第3点目は、県指定史跡増山城跡発掘調査についてお尋ねしたいと思います。
 緑豊かな庄東丘陵地に存在する増山城跡は、市の観光名所でもあります。また、富山県3大城跡にも指定され、中世末の大規模な城郭群の遺跡跡が良好な状況で残されており、県、市として誇りとなる文化財でもあります。
 そこで、増山城跡をめぐり、砺波市は平成9年度から国や県の助成を受け、7カ年計画で発掘及び測量調査を実施するとの考え方が示され、このほど、その作業が終了したとお聞きしております。おかげさまで、この案件に関し、これまで何度か議会の中でも取り上げられており、市民の関心度も高いものであると伺っております。
 また、お聞きするところによりますと、発掘調査期間中において、これまでに貴重な植物遺体や土師器、越前焼き、磁器など数多くの出土品を採取しており、地質学的にも歴史的遺産解明にも役立つものと大きな期待を寄せています。この上は、一日も早い全容解明が待たれるところであります。
 そこで、発掘調査最終年度には調査結果を「概報」として集約され、刊行されるとも聞いておりますが、状況をお聞きしたいと思います。
 また、今後の遺跡保存方法や国への指定への働き等についても、その時期はいつごろなのか、見通し等お尋ねします。
 次に、意見、要望として2点ほど発言させていただきたいと思います。
 1点目は、庄東地区における緊急時の救急医療体制について述べさせていただきたいと思います。
 このたびの平成の大合併のもと、県内でもいち早く南砺市、新砺波市が誕生し、次に富山市の誕生、そして今後の高岡市誕生など、市町村合併も順調に進展しているものと思っています。
 その反面、私は大変心配していることがあります。万が一、重大災害が発生し、橋が崩壊し、庄東地区が孤立化した場合の緊急医療体制の問題です。
 先の阪神・淡路大震災や新潟中越地震などで多くの尊い人命を失い、けが人も多数発生いたしました。いざというときの庄東地区での救急車の配備や、緊急医療機関、医師の派遣は大変重要な問題ではないでしょうか。
 今回の市町村合併で砺波消防署は砺波広域圏となり、出動エリアが拡大し、救急車の即時対応に大変危機感を持っております。重大災害や火災発生も心配ですが、一番気がかりは、日常での老人の方の急病や転倒事故、あるいは交通事故発生時の早期救急対策は本当に万全でしょうか。
 年々増加してきている救急件数は、資料(平成16年12月1日現在)によりますと、合併後の砺政市では1,086件、南砺市1,670件、その他15件、合計2,771件となっています。内訳は、急病が122件、交通事故が74件など、病院への搬送人員は2,740人で、前年より241人増加しています。砺波広域圏内の人口10万7,898人比較では、39人に1人が搬送されていることになります。
 先日、ある病院の方にお話を聞くことができました。私と同様の御意見をお持ちでした。庄東地区には救急車がなく、また救急医療施設や医師の少ない地域では予想もつかない大きな惨事になりかねません。病院側では過去に何度か、小さな事故ですが、救急患者の対応で大変困っていたことがあったと、実例を挙げてお話しされていました。
 ことわざにあるように「備えあれば憂いなし」。ぜひ、今後御検討されます新防災計画策定において、庄東地区に救急車の配備と、緊急医療施設、医師の派遣等を検討していただきますよう、切に要望するものであります。
 2点目は、一般国道359号砺波東バイパス事業について述べさせていただきます。
 一般国道359号は、音川線の愛称で、庄東地域の振興、発展を促進しながら市内と県東部を結ぶ基幹道路として整備や舗装が行われ、昭和50年に国道に昇格されました。
 事業概要、目的等は、平成4年に都市計画で決定され、砺波市芹谷から高道間6.1キロに及ぶ東バイパス道路事業です。平成10年に高道側より工事着手に入り、庄川右岸堤から芹谷間の事業計画、工法については庄東振興協議会で内容を協議し決定していくことになっています。
 現在、平成19年度中に柳瀬地区から新長大橋を渡って県道新湊庄川線まで接続する考え方が明示され、地元地区での概要説明が行われました。路線測量、水路調査など、地元として具体的な内容協議に入るため、設計協議会を発足させ、工事着工にかかわる地元要望案を、先般、国、県、市関係当局へ要望させていただいたところであります。
 ただ、庄川右岸の県道新湊庄川線から芹谷間につきましては、最大の課題である上か下かの工法について、平成14年から庄東振興協議会で協議が開始され、翌年の平成 15年8月には、栴檀野地区と般若地区で地元に対する概要説明が行われました。私の地元般若地区では、河岸段丘の特異な景観を保持し、緑豊かな自然環境を生かした安全性、景観に適合した環境にやさしい道路、幹線ネットワークの充実、強化を十分踏まえた道路を、地区総意として今日まで一貫して主張してまいりました。
 私も今回、地元の皆様方の意向を受け、議会の場に立たせていただきました。庄東振興協議会では、残念ですが、現在まだ結論が出ていません。私は、今回の東バイパス事業完成後は、富山県と石川県を結ぶ大動脈道路であり、経済、産業、文化、商業化へ大きな期待を持っております。地元の皆様方も、一般国道359号砺波東バイパス事業は、自然環境にやさしい道路、そして地域の発展、活性化を期待しておられます。したがって、この先、事業推進に当たっては、多くの難問、課題を克服していかなければなりませんが、早期実現に向けた一般国道359号砺波東バイパス事業になることを切に希望し、地区を代表しての意見とさせていただきます。
 最後になりますが、初めての定例会において質問する機会を与えていただきました。感謝にたえません。今後、市政、地域発展のため一生懸命頑張る所存でございますので、御指導、御鞭撻をお願いいたしまして私の質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 村岡議員にお答えをいたします。
 まず最初に、山間地域の人口の減、あるいは高齢者に対する状況等を述べられたわけでございます。それらに対する対策等の御意見でございますが、栴檀山地区だけではなくて、般若地区も私は悩みの多いところではないかなと思っています。私の住む太田にしても、年寄り、老人が大きい屋敷でひとり暮らしというのがあちこちにあるんです。だから、栴檀山地区だけではございませんけれども、そのような高齢化・過疎化に悩む地域が随分増えてまいった、そのことをお互いに認識しなければならないと思います。
 それで、このような過疎化やあるいは高齢化に基づいて、栴檀山の施策、あんまりよくないんじゃないかというような印象を与えるようなお話でございましたが、山間部の道路については一生懸命やっています。人口わずか1,000人にも満たないんですけれども、大枚投資をしております。本当です。それはやっぱり栴檀山で生活基盤を持ってもらいたい。県道もよくなりました。もう少しやらなきゃいけませんけれども、今、伏木谷でも全部拡幅改良させていただいております。わずかの人のために、市民全体で力を挙げて、実は道路整備をしておることを申し上げておくわけでございます。威張って言うておるわけではございません。
 なぜかといいますと、この中山間地というのは一番大事なんですよ。今、自然環境を大事にしなさい、それから炭酸ガスがどんどん増えてきて、いずれ地球もおかしくなるぞということになると、この中山間地を荒らすわけにまいりません。その意味では、森林組合を通じまして、市道も、いや林道も何本も実はつくらせていただいておるわけでございます。あるいは地元の皆さんと協議をしながら、夢の平の開発、もう相当の経費をつぎ込んでおります。般若地区の皆さんに言えないほど実は投資をいたしております。いや、本当です。
 心配していただくことは大変ありがたいんですが、今も申しましたように、国土保全という立場からこの中山間地を守り、先般の中山間地現金払い等については、猛烈な運動をして今、保持をしておるわけですね。そういう運動もしておるということを御理解をいただきたいと、このように思っております。
 なおまた、辺地計画でこれから携帯電話の不感地帯もございます。これもお願いをして、今、計画の中で立てております。先般の議会でもお認めをいただいて、今申請をしておるわけですから、そのように生活基盤を何とかしてあげたいということで最大努力しておることを申し上げたい。前田議員はまだまだ足らんというような顔をしておられますけれども、私としては努力をして、なおまた、栴檀山地区の皆さん自ら柿をつくったり、先ほどお話ございましたように、活性化をするために山菜祭りをやったり、随分今、人気がいいわけです。皆さんがそういう場になれば、いずれ、そういうごみごみしたところよりも、栴檀山へ行ってセカンドハウスぐらいつくるような時代になると思う。その意味でも基盤整備をしていくということで進めさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 なおまた、市営バス等々につきましても、少し見直しをいたしますけれども、これも随分、市民全体の税金で、もちろん使用料をもらっておりますけれども、それでは到底カバーするわけにまいりません。これは市民全体でやっておることを重く考えていただきたいと思いますし、今、各単位単位で合併浄化槽も取り入れておるわけですね。自らの負担金も大きいですよ。ただし、環境浄化のために中山間地で浄化槽をつくっていただくとすれば、水田、水の涵養にもなりますし、その面で力こぶをいただいて、相当の投資をしているということを思っておりますし、私は中山間地の重要性を認識しておりますので、ぜひまた村岡議員の応援を逆にお願いをいたしたいと、このように思っておるところでございます。
 次に、企業誘致と公営住宅の建設の推進であります。就労の場の確保、それから税収の拡大、その意味では企業誘致というのは大変重要だという認識をいたしておるわけでございます。
 おかげさまで砺波市も、先ほど若干お話ございましたように、市内の工業製造出荷額、今新しく南砺ができて10市があるわけでありますけれども、10市で、人口5万でありますけれども、第5位の順位を実は進めておるわけです。コンパクトな5万の市ではございますけれども、工業出荷額も5番目と、このように位置づけております。
 ただ、市内に定着しておられる従業員数というのがまだ低位にあるわけでございます。というのは、高岡にお住まいになってこちらに来られる、南砺におられて砺波に来られるというようなことでございます。この方が砺波に住んでいただけるならば、私は大変ありがたいと思いますが、なかなかそうはいきません。
 さて、そこで企業誘致の情報等については、いろいろ網を張っておりますが、なかなか今、いい情報が入ってきません。そのようなことで、苦慮はいたしておりますが、今後、いい情報が入ってくるよう願っておるところでございます。
 そこで、工場誘致の関係で、団地の問題でありますけれども、東般若の工業団地の隣接地で、経済産業省に位置づけております工業立地調査簿というのがあります。適当な土地について申請をするわけです。その調査簿に載っかっております団地がございます。それから県営工業用水も実は安川でつくらせていただきました。今、下流へ流しておるわけですが、そんな環境も整っておるわけでございます。いずれ359も来ると思います。その意味では、庄東地域がそのような地域になる、希望される地域になるのではないかと、このように思っておるところでございます。
 幾つかハード整備もいたしておりますので、その面で、企業の立地しやすい環境、それから他の地区にはございませんが、今申し上げました、いわゆる般若と隣接の地に名簿に登載した立地環境が整っておるということを申し上げておきたいと、このように思うところでございます。
 今日的にはなかなか誘致が難しいんですが、村岡議員も政治家の一人でございますから、ぜひ誘致にあなたのノウハウを発揮していただいて、あなたの友達関係もありましょう。ぜひ誘致に努力をしていただければ私もありがたいし、応援をしてまいりたい。奮起をお願い申し上げたいと思います。
 それから、次は、それらについては、地域の皆さんの態勢もカバーをしてもらわなければいけませんので、我々一緒になってPRすることも大事だと思います。その意味で協力体制を惜しみませんし、みんなでひとつ力を合わせて企業立地対策を考えてまいりたいと、このように思うところでございます。
 次に、市営住宅の推進、あるいは宅地分譲地等についての質問でございます。
 公営住宅につきましては、住宅に困窮する低所得者の居住、それから高齢者の居住でございまして、それらの需要にこたえるために公的な住宅を建設してきたところでございます。これから新しく少し変わってまいりましたが、地方の定住化、地方で住んでほしい。地域の活性化、そうなれば地域も活性化するわけですが、それと地域の交流促進、福祉、子育て等、その地域に応じた対策等を掲げて建設する時代になりました。したがいまして、そのような地域住宅計画というものを今、進めてまいりたいと思っております。その意味では、般若地区も優位な候補地の1つだろうと、このように私は思っております。
 私は前々から、学校のこともあって、公営住宅などを建てたらどうですかというような逆提案をしておったんですけれども、きょう、村岡さんからもその話を聞きましたので勇気づけられますけれども、総合計画の中でいろいろ議論しながら、どこでどう位置づいた方がいいのか、企業が庄東へ張りつくということになれば、私は候補地として優位にあろうと、このように思うところでございます。
 問題は、1つは、地域の皆さんの体制づくりです。そんなもん、住宅、邪魔くさいというようなことを言われますと、まずできません。もう1つは、土地の安価であります。こんな高いもの買えません。また、高く買っても、入居者の皆さんに使用料をもらわなければいけません。カウントされますから。まず地域の皆さんの協力で、ここの田んぼ、こことここならいいよと。しかもそれは安価でなければいけません。そのことがひとつ何よりも大切なことでございますので、そのことを念頭にしていただいて、このことも御協力をいただかなければならないと思っております。
 なおまた、開発業者の分譲宅地のことにつきましても、私もそのことが大事だと思います。まず、開発業者は農振除外から始まっていろいろやるわけですが、全部、付近住民の皆さんや農業委員会や、それぞれのいわゆる御意見を集約していかなければいけませんので、このことも協力されないと、私は開発業者もなかなか進出してこないのではないか、このように思っております。
 幾つかやっておられるようですが、それぞれ円満に、小さい団地かもしれませんが、いい団地のようでございますし、住んでおられる皆さんもいいところだと、そういう環境もあるようでございますので、私は市営住宅の条件と同時に、そのような条件をやっぱりカバーをしてあげなければ私はなかなか来ないのではないかと、このように思っておりますので、地域の皆さんとよく話し合いをしながら立地をされることが大事だと思います。そのことは、今、新しい住宅計画等では、その地域に根差したこと、その地域が活性化すること、そしてそこで生まれるお子さんたちが学校へ上がっていただくわけですから、今、庄東小学校等についても人数がだんだん少なくなったようですから、その辺の教育の観点からも大事なことではないかと、私はそう思っておりますので、御協力をいただければありがたいと思います。
 次に、緊急時の体制等についていろいろ御心配の面がございまして、要望事項ということでございますが、少しお話をさせていただきたいと思います。
 救急車の配備につきましては、砺波広域圏で消防事務を携わっております。参考までに申し上げますと、国が示しております救急車の基準といたしましては、15万人以下の市町村にあっては、概ね5万人ごとに救急車1台が目安とされておるわけでございます。ついては、私どもは5万人近い人口でございますけれども、砺波消防署管内には救急車2台の配備をいたしておりますので、基準は満たしておるところでございます。
 なお、災害時の医療体制について、孤立するのではないかという話でございますけれども、診療所あるいは療養型の病院が1カ所ずつございます。十分ではございませんけれども、今、病院等を立地していただければありがたいんですが、なかなか立地してくれません。出町の方へばかり医療機関が集中しておりますので、実はアンバランスだと思っておりますけれども、やむを得ない一面があるのではないかと思います。
 それで、いずれにしても、皆さんが避難する、そういう面での対応をこれからしっかりしなければいけないと、こう思っております。新防災計画を今、一生懸命つくりつつございます。村岡議員の趣旨を念頭にして、新防災計画を樹立させていただきたいと思います。
 そこで一言つけ加えておきますが、従来とも、庄東地域に1つ消防署があっていいのではないか。というのは、地域も実は広いんです。そういう提案が前の議会にも何人かもこのようにおっしゃっておられました。確かに、人口よりも地域性から考え、あるいは今度合併しました雄神地区を含めますと、その意味では1カ所あってもいいのではないかという御議論があったわけでございます。ただ、今、財政的な事情もございまして、よくわかるんですが、今の体制で充実をしていきたいと、こう思っております。
 その面では、橋も今度359の橋もできるわけですから、その面では、随分交通的な便も図られると思いますし、病院の救急体制もしっかりしておりますから、その意味では、私はしばらく我慢をしていただければと思っております。その気持ちはわかりますけれども、今の財政事情で、まだ実は消防署をつぶしたいくらいなんです、ほかの消防署を。南砺へ行ってこんなことを言うたらいけませんけれども、城端・井波署がせいぜい福光と砺波ぐらいと、もう一つ庄東ぐらいあればいいなと私は思うんですが、なかなか住民がつぶすと言ったら反対されますので、あそこの人口、例えば城端なんていうのは7,000から8,000人でしょう。そんなことを考えるときに、そこに消防署が要るのかどうかということです。ただし、抵抗があるんですよ。何とか改革しないといけないと、こう思っておりますが、そのことの考え方も一つあるんですけれども、残念ながら、住民パワーというか、それに押されるという一面がありますし、歴史的な経緯もございますので、その点を御理解いただきたいと思います。
 そこで、村岡さんから、高齢化に対する不安、それから過疎化に対する不安、あるいは災害時に対する不安など述べられましたが、あまり悲観的なことを申されますと、企業も住宅も来ませんよ。あんまりそんなことは言わん方がいいと思う。気持ちの中にあってもいい。そうしないと、企業も住宅も、そのことを言いますと来ないと思います。したがいまして、私はその辺を、コミュニティーでカバーをしながら体制づくりをしていくということではないかなと、こう思っておるところでございまして、ちょっと厳しいことを申し上げたかもしれませんが、お許しをいただいて、答弁といたしたいと思います。
 増山城については教育長、あるいはバイパス要望等については建設水道部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 村岡議員の増山城跡発掘調査についての御質問にお答えをいたします。
 議員、御質問の中にもありましたように、あの城跡は越中三大山城の一つとして知られておりまして、昭和40年に富山県の指定を受けています。その後、より明確に実態を調査するために、国、県の助成を受けながら、平成7年から7年かけて実地調査、測量、発掘などを行いまして、それが増山城跡総合調査ということでまとまっております。
 調査結果につきましては、その年度ごとに「概報」を発刊しております。多数の出土品があり、城跡の全容が判明しつつあります。この調査の成果編として、「調査結果報告書」の作成に向けて、平成16年度から報告書作成委員会を開催しながら、現在、編集作業を進めているところでありまして、平成18年度にはこれが完成するものと思います。
 さらに、国の指定についての働きかけにつきましては、富山県では平成12年から6年かけまして、県内の中世の城館や遺跡の跡を全部調べ上げまして、それを踏まえながら国への指定を働きかける。そこで、増山城がその中でどの部分に位置するか。トップグループに入っていきたいわけでございます。その働きかけにつきまして、市長を先頭にしながら、県、国の方へ陳情をしているところでございまして、それにつきましての結果は、早くとも平成18年度以降になる。もう1、2年たつということでございます。
 それから城跡の保存方法につきましては、国指定もにらみながら、あそこは地権者がたくさんおいでになりますので、地権者の理解を得ながら、歴史の保存、自然保護の両面を考えながら、市でつくられております文化財保護審議委員会などを初めとする市民の御意見を徴しながら、その声を反映して前向きに進めていきたいと思っております。
 以上であります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 藪田康男君。
  〔建設水道部長 藪田康男君 登壇〕

◯建設水道部長(藪田康男君) 村岡議員さんの国道砺波東バイパスの整備の意見、要望について答弁をいたします。
 一般国道359号砺波東バイパスにつきましては、延長6.1キロのうち庄西地区は現在、高道地内から久泉地内の主要地方道、高岡庄川線交差点区間、2.3キロが暫定2車線で供用されており、久泉遺跡発掘調査も今年度終える予定であります。また、柳瀬地内では、庄川左岸堤防取付付近で道路工事が施行されております。
 なお、庄川にかかります長大橋につきましては、左岸側の橋台、橋脚工事に着手されており、今後、右岸側の橋台、橋脚工事、上部工、舗装工と、順次、橋梁関係の工事が予定されており、国は主要地方道新湊庄川線まで平成19年度末の供用開始をめどに鋭意進められております。
 庄川右岸堤防から芹谷までの庄東区間約2.3キロのうち、平成14年から庄東振興協議会で論議を始められ4年目となりますが、芹谷の河岸段丘通過工につきましては、いまだに結論が出ていない状況であります。この間、関係地区での事業概要の説明会を経て、現地踏査も行い、協議会での論議が重ねられてまいりました。本年に入り、般若地区の皆様の御理解と御協力のもと、主要地方道新湊庄川線まで約70メートル余りの間について設計協議に応じていただき、基本設計の詳細を地区対策委員会に説明の上、対応を協議いただき、現在、地区要望の対応について関係機関と調整しているところであります。
 主要地方道新湊庄川線以東につきましては、いまだ方向が出されてはいませんが、庄東振興協議会では、本年度から村岡議員を初め新役員が参画されると伺っており、議員が懸念されておられる安全・安心はもとより、円滑な沿道利用や環境面への配慮など、地域の皆様の御理解をいただけるよう、最良の方向性を早々に見出していただき、地域の皆様方とともに、早期完成に向けて関係機関に強く働きかけてまいりたいと存じております。
 道路事業も逆風が吹いている今日の情勢の中で、本事業は県東部と西部を結ぶ大動脈の建設であり、この完成は当市の経済・商工業に大きな貢献をするものと確信し、推進していく所存であります。本事業は遅滞なく推進できるよう、地域の皆様の御理解と御協力を改めてお願いをいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 2番 今藤久之君。
  〔2番 今藤久之君 登壇〕

◯2番(今藤久之君) お許しをいただきましたので、質問通告書に基づき、質問と意見を述べさせていただきます。
 昨今は何事によらず見直しの時代であるといわれております。制度や組織、ライフスタイルや文化までもが見直されている曲がり角の時代と言ってもよいかと思います。私は、現在、まさに見直しの時期に来ております介護保険制度と砺波市の防災計画についてお尋ねしたいと思います。
 まず、介護保険についてです。
 御存じのとおり、平成12年4月にこの制度が始まり、5年の歳月が経過いたしました。私事ですが、3年前に亡くなりました母が、平成12年6月から平成14年11月までの2年半の間、この介護保険のお世話になりました。ベッドやマットレス、大人用おむつなど専用福祉用品の助成や、週2回のデイサービス、訪問看護がその内容でしたが、介護サービスを受けることができて本当に助かりました。また、介護度の高い母の入浴と、訪問看護の際にケアマネジャーから受けるアドバイスは、在宅で介護する者にとって非常にありがたく思いました。
 砺波市の高齢化率は、平成14年に21.0%であったものが、ほぼ直線的に増加し、平成19年には23.0%になるのではないかと見込まれております。一方、平成17年3月末現在の要支援、要介護認定者の割合は高齢者の15.1%に上り、7人に1人が認定を受けています。
 そこで、お尋ねいたします。
 砺波市における介護保険の要支援、要介護認定者数の今後の推移についてお伺いいたします。また、介護保険法においては、3年ごとに5年を1期とする介護保険事業計画の策定を行うこととしており、本年度において介護保険法の抜本的な見直し作業が現在進められております。
 改正点の主なものは、1.介護予防に重きが置かれること、2.施設の入居費用、食費が自己負担になること、3.地域密着型サービスが加わること、4.事業者に情報の公開を義務づけることなどが挙げられると思いますが、今回の大きな改正点の中で私が危惧しておりますのは、最初に予算ありきで、高負担、低サービスにならないかということであります。例えばホテルコスト、調理コストの自己負担ですが、試算によれば、月々約3万円程度の負担増になるとのことであります。施設利用者の出費増に対する内容も含めまして、今回の見直しにおける主な改正点の御説明をお願いいたします。
 さらに介護予防についてですが、制度の改正後も、要介護度1から5の認定を受ければ、ケアプランの作成も居宅介護支援事業所のケアマネジャーが行うことに変わりはありませんが、要支援1あるいは2と認定された場合、どのような介護予防サービスをどの程度使えばいいのかという介護予防マネジメントについては、市町村あるいは市町村から委託を受けた地域包括支援センターが行うことになるとのことですが、例えば具体的に新予防給付の対象はどのような基準で判定されることになるのでしょうか。この点も含めた介護予防策について市の見解をお願いいたします。
 次に、砺波市地域防災計画の見直しについてお尋ねいたします。
 昨年の台風23号や新潟中越地震、あるいは新潟、福井の豪雨災害を例に挙げるまでもなく、最近の異常気象や台風による風害、水害などの自然災害が起き、また存在が明らかになっている活断層による大規模な地震の発生は否定できないものがあります。特に、一級河川庄川を有する砺波市においては、災害時には大規模な洪水発生が最も危惧される被害であろうと思われます。
 平成8年につくられました砺波市地域防災計画でありますが、昨年の合併による新市誕生で、見直しの作業が進行中とお聞きいたしております。そこで、今回の見直しの中での改正点と進捗状況についての御答弁をお願いいたします。
 さて、阪神・淡路大震災においては、発生時の公的救助に限界が立証された中、地域におけるコミュニティー意識が高い地域では被害が比較的少なかったといわれており、このことから、自主防災組織の有効性が認識され、全国平均に比べて組織率が極端に低い富山県では、県知事が3年後に自主防災組織の組織率を60%以上にする旨の公約を掲げておられ、期限を定めた組織化を図ろうとしておられます。
 災害時の危機管理のポイントは自助、互助、公助といわれております。例えば、庄川沿岸の住民は、幾たびもの水害受難の歴史を持っており、地域の住民の知恵と総力で克服してきたことはよく知られております。砺波地方は比較的良好なコミュニティーが今日においても維持されているところであり、迅速な対応が待たれるところであります。
 市内には高波地区に自治振興会単位の自主防災組織が設立され、他の地域においても自主防災組織設立に向けた動きのあるところもあるとお聞きいたしておりますが、残念ながら全体的には災害に対する市民意識の不十分さが、万一の場合、対応の遅れにつながるのではないかという懸念を私は否定できません。具体的な組織率の向上に向けたお考えをお聞きしたいと思います。
 現在、足並みがそろっているとは言えない自主防災組織の設立を促進し、組織率を向上させるには、地域住民の防災に対する意識の高揚と、自治振興組織への働きかけが必要と思われます。地域住民が防災に対する関心を高め、自主防災組織の組織率向上につなげるためにどのような対応を図っておられるのでしょうか。
 そして、自主防災組織を設立し、災害時の活動を有効なものとするには、組織における資機材などの整備は不可欠でありますが、多くの住民負担をお願いするのは支障もあると思われます。自主防災組織の資機材整備に関する補助制度は国や県の制度があるようですが、多数の要望があった場合には補助がいただけないこともあり、資機材整備が十分に進まない可能性があります。一定期間に組織率を上げるためにも、市の安心・安全を担う自主防災組織に対しては、資機材の購入に際し、市独自の支援制度を設けることが必要ではないでしょうか。
 また、自主防災組織の活動を実効性のあるものにするには、日ごろからの活動や訓練、さらに組織リーダーの育成が必要であります。このため、既に自主防災組織の設立されている地域や、設立を予定している地域のリーダーを対象とした講習会の開催や防災訓練等の実施に対して、活動支援を行う制度が必要と思われますが、いかがでしょうか。御答弁をよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、初めての定例議会に質問の機会を与えていただき、ありがとうございました。感謝を申し上げ、質問を終わらせていただきます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 今藤議員にお答えをいたします。
 介護保険制度の見直しについてでございます。私は今、3市町の介護保険組合の理事長をいたしております。私以上に今藤さんは勉強されて、専門的な質問をされました。今、ちょうど参議院で審議中であります。衆議院は通ったんですが、まだ法案として成立はしていないわけでございます。そのことについての御質問でございますので、ただいまのところ、明確にそれぞれお答えするわけでございませんが、今、情報をキャッチしておる、そういうことから申し上げていきたいと思います。
 さて、砺波市の高齢者人口につきましては、4月1日現在で65歳以上の皆さんが1万773人になりました。これからの動向を推計いたしますと、行く行くは4人に1人、25%、お話にもございましたように、そのようになることは間違いないと、このように思っております。本当に高齢化時代を迎えたと。ついては、この介護保険等につきましては、重要な位置づけになると、私はそのように思っておるところでございます。
 介護認定者は、本年の3月末でありますが、1,633人、認定率15.1%。介護保険がスタートした平成12年と比較しますと、認定者数は約1.7倍になったわけでございます。今後、高齢化が進みますと、認定者数はまだまだ増加していくものと思っておるところでございます。
 そこで、制度改正についての御質問でございますが、端的に言って2つあるのではないかと思います。細かい点は幾つかあるようでありますが、1つは要支援、それから要介護度1、要支援があって要介護度1から5まであるんですが、いわゆる軽度の皆さんですね。この皆さんのいわゆる予防といいますか、そのための筋力向上、筋トレ、筋トレといいますが、お年寄りの筋力、そんなに回復するとは思いませんけれども、その向上ですね、筋力の向上を図る、そういう予防措置、それから栄養改善、そういうサービスを提供する新予防給付という名前で新しく出るようでございます。
 したがいまして、この制度についてこれから活用する必要がありますし、そのことによって要介護度1から2、あるいは3、そのように上昇の歯どめをかけるということでしょう。どんどん増えてまいりますので、国もたまったものではないと思います。市町村もそれに連動してお金を出すことになりますので、この施策はいろいろ批判があるかもしれませんが、とにかく本人のために筋力トレーニングをやって、そして介護度が進まないように、その制度は私は正しいのではないかと、このように思っておりますし、それに対応してまいりたいと思っておるわけでございます。その意味で、新しいサービスも加わるということを聞いておるところでございます。したがいまして、自立支援、自らも頑張るという自立支援と予防重視型システムに転換すると、このように厚生労働省は言っておるわけでございます。
 2つ目は、在宅と施設利用の公平化であります。今、在宅志向でお願いしますということを申し上げておるわけでございますが、どうしても、やっぱり施設へ入りたいと。朝から晩まで施設に面倒を見てほしいという、そういう願いがそれぞれにあるわけであります。特に若い皆さんが働いておる関係もございます。したがいまして、お年寄りを預けるという、そういう状況があるわけでございます。これは拒否するわけにまいりませんが、今、実は満床でありまして、随分、待機者がおられます。おられますけれども、あきがないものですから、いろいろ苦情も言われておるわけで、ついては、在宅で頑張っていただいて、その分についてはデイサービス等、充実した介護方法を考えていきたいと、こう思っております。
 いずれにしても、このように在宅と施設の利用者の公平化ですね、そのことを言われておるわけでございます。居住費と現行の食材料費、それに調理のコスト、それを保険給付の対象外とするなど、いわゆる施設給付に対する見直しが、実は一方あるわけですね。というのは、公平化をするために、施設については従来ともみんな1割負担でみておった。在宅は在宅で皆さんももちろん調理もしなければいけませんし、お父さんやお母さんの介護も必要でしょう。それを平等化しようということです。一方では、ちょっとおまえ冷たいがでないかというようなことなんですが、そのうち政令等が出てまいりますと、中身も少し変わるかもしれませんが、その意味合い。
 ついては、年金80万円以下の人については、負担は現行と同額もしくは軽減されます。いわゆるそういう意味での低所得者については配慮されます。ただし、一方、80万円以上の人については、新たな負担が生じてまいります。これは先ほど言いましたように、在宅と施設の利用者の公平化、そのことを考えておられるわけでございます。年金80万円あれば、何とか施設に入っても対応できるようでございますので、そのようにお金のたくさんもらっているおばあちゃんからはもらうんだよと、こういう制度。細かい制度は私はわかりませんけれども、そのようになってきたということでございます。
 なおまた、介護認定審査会において、現行の要介護状態の区分審査については、高齢者の状態の維持、改善の可能性、よくなるか悪くなるかという、そういう点ですね。そういう観点を踏まえた審査等をして、現実的には保険者の私が決めると、このようになっておるわけでございます。
 現在のところは詳細は示されておりませんが、現行の認定調査としては79項目の審査項目があるんですが、さらに審査項目を追加をされて、だからちょっと複雑になると思います。それに主治医の意見もつけまして評価をするということになるようでございます。そのように、あらあらでございますけれども、改正点を申し上げたわけでございます。
 さて、この改正点等については、法律が施行されて、あるいは政令等がこの後出ると思います。恐らく準備をしていると思いますが、先般の市長会では、さらに低所得者の保険料、利用料の軽減を図ること、削減をしなさい、もしくはカバーしなさい、そのことをまず第1点、申し上げております。
 それから、介護サービスの基盤整備。今、民間の施設がたくさん出てきたわけですが、その人材、施設整備、それらについては十分に配慮しなさいと、私どもは保険者ですからお願いするわけです。公立のものもございますけれども、民間でたくさん出てきたわけですが、これらの施設整備、いわゆる基盤整備が十分なっていないじゃないかと。いわゆる高齢化が進んで認定者が増えてくるということになりますと、たくさんの施設ができるわけですが、不十分なものもあるよと、しっかり見なさいというのが市長会の言い分であります。
 それから、施設志向がまだまだ高い。高いけれども在宅重視でやってくださいと。そんなに公的にも施設がつくれませんよ。だから在宅を重視して、逆に言うと、在宅で現金払いがあってもいいんじゃないかと。例えばおばあちゃんが施設へ入ってお願いして高いお金を払うよりも、在宅にあって、そのときにお嫁さんが会社をやめたら、おばあちゃんの介護費用ぐらい面倒を見るようなことを考えてもいいんじゃないかと。したがいまして、在宅重視を考えろと。そのことが人間関係もよくなるし、経費も節減できるのではないかという逆提案を、今、しております。取ってくるかどうかわかりませんが、そのような考え方。
 したがいまして、在宅であればベッドも、介護費も、同じ保険料を払っていますから、それに見合うような支払い制度も考えてもいいのではないかと、こんなことも市長会で、専門的な皆さんで話をしておるわけです。
 それから、今申し上げました新予防給付については、市町村の負担を導入しないこと。例えば、筋肉トレーニングをやるとすれば、機具を買わなきゃいかん。それについては、ちゃんと面倒を見なさいと。県はこれだけ見て、市町村もそれに金出せと、そんなことを言うなと。具体的に言うとそういうことですが、新しいメニューについては、国が考え出したのだから、市町村の負担を導入しない。それは国が考えたのだから、国がその施設整備の経費を出しなさいと。それから、栄養改善等の新しいサービスがあるが、これらに対する施設整備について支援をしなさいと、そういうこと。
 まあ、幾つかあるんですが、基本的には市長会ではこのことを強く要望して、政令等公布する段階で措置しなさいと。全部認めてくれるかどうかわかりません。わかりませんが、そのように今、要望いたしておるところでございます。明確になった段階で、この内容等を啓発をしてまいりたいと思いますので、その点よろしくお願いをいたしたいと思います。
 防災計画につきましては、企画総務部長からお答えをいたします。
 以上でございます。
  〔22番 池田守正君 入場〕

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田俊和君。
  〔企画総務部長 吉田俊和君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田俊和君) 私からは、地域防災計画関係について申し上げたいと存じます。
 地域防災計画は、庁内外の有識者による防災会議において作成することになっております。ついては、その前段といたしまして、庁内の意見を集約する検討委員会で素案の検討を行うこととしております。そしてまた、その下部組織として、個々の業務計画に対する担当課等の意見や資料の収集を目的といたしまして、専門部会を設置しながら作業を進めてまいりたいと考えております。そして、最終的には防災会議で承認されました計画原案に対する県のヒアリングを経まして、年度内の策定を目指すという段取りにいたしているところでございます。
 そこで、地域防災計画の新たな視点ということでございます。議員御指摘のとおり、近年、危惧されております地震、風水害を想定すべきものというふうに考えております。そのほか、地域防災力の活用、あるいは災害弱者対策を重視をいたしまして、行動指標の数値化などを盛り込みながら、上位計画となります県の地域防災計画との整合性を図りながら策定をしてまいりたいというふうに考えております。
 続いて、自主防災組織の育成策について申し上げたいと存じます。
 本件につきましては、近年の大災害の教訓を生かしまして、国や県が特に力を入れている課題であることは議員がおっしゃいましたとおりでございます。当市といたしましても、町内会あるいは区を単位とした自治振興会レベルで編成をいたします自主防災組織が最も効果的であろうかと考えているところでございます。つきましては、行政チャンネル、あるいは出前講座などを通じまして組織化を啓発いたしているところでございます。あわせまして、新たに各地区への自治振興会育成費に一定額を盛り込みまして、自治振興会を通じまして取り組みの推進をお願いを申し上げているところでございます。
 なおまた、必要な経費に対して、市独自の支援制度が必要ではないかという御意見でございます。基本的には国や県の補助制度の活用を考えておりますが、自治振興会の意見等を拝聴することはもちろん、先進都市の状況等についても調査をしながら検討させていただきたいというふうに思っております。
 なお、このような組織に不可欠なリーダーの養成につきましては、当市でも、幸いなことに、8月に県主催の自主防災組織リーダー講習会が開催されますので、この機会を積極的に利用するよう周知をさせていただきたいというふうに考えております。
 加えまして、適時適切な情報の提供にも努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) この際、暫時休憩をいたします。

 午前11時36分 休憩

 午後 1時02分 再開

  〔19番 山森文夫君、助役 藤森栄次君、庄川支所長 雨池弘之君 入場〕

◯議長(江守俊光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 通告により、発言を許します。
 9番 嶋村信之君。
  〔9番 嶋村信之君 登壇〕

◯9番(嶋村信之君) 本年4月17日、新市となって初めての市議会議員選挙において当選をさせていただき、厚く御礼申し上げます。今後、公約実現と、散居に広がる心豊かな砺波を目指して誠実に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、通告に従い、市政一般について質問並びに提案、意見を3項目について述べさせていただきます。
 去る5月20日、NHKで「カイニョを受け継ぐ里」のタイトルで、砺波市小島地区の活動が全国放映されました。昨年10月20日の台風23号の被害により、過去に例がないくらい、カイニョの倒木被害により、すばらしい散居景観が危機存亡の状態となりました。そんな中、小島地区の方々が地域一体となりカイニョを受け継ぐ活動の中で、カイニョは、家族や世代を超えたきずなを確かめ合う大切なことを収録したもであります。
 関係者に聞きますと、常日ごろから常会などで、カイニョの話題が出ており、台風による被害後も、地域住民が抵抗なくカイニョの植樹を地域一体の取り組みでできたと話しておりました。
 また、県、市の特別補助等の支援や、地域住民の御尽力により、台風の前よりも協定締結地区が40も増え、現在164地区のうち90地区となりました。
 砺波市は、フラワー都市宣言、環境都市宣言をいたしております。その上、全国でも数少ない花と緑のまちづくり条例を制定いたしております。また、緑の相談員の配置、各地区には花と緑の銀行を置き、その上、花と緑の指導員を配置するなど、手厚い体制づくりがされています。
 一方、住宅開発等が進み、人口増につながり、活力あるまちにもなっておりますが、反面、散居村の景観が損なわれてきております。
 そこで、1つ目には、毎年200を超える新築の住宅やアパート・マンション、店舗・工場などに積極的に樹木を植樹していただくことであります。自宅を新築された住民の方々につきましては、行政サイドの指導よりも、小島地区で取り組んでいただいている方法が望ましいと受けとめております。しかし、アパート・マンション、店舗・工場などでは、残念ながら地域とつながりが薄く、その上、建築物や駐車場スペースの確保が優先され、1本の樹木もないところが見受けられます。
 そこで、都市計画法では、3,000平方メートル以下の開発行為には法規制がかかりません。しかし、散居景観保全上から条例の強化を含めた行政指導をなされるべきかと思いますが、いかがでしょうか。対応についてお答えください。
 2つ目には、市営住宅等に住んでおられる方々の中には、お子さんのいる御家庭も多くあります。その子どもたちにも、自分の成長のあかしであります樹木の成育を見る機会をつくることが大変大切でないかと思います。しかし、樹木は配布しても植樹する場所がありません。そこで、緑化推進策として鉢植えの低花木等を配布することができないのか。あわせて、市民が広く植樹をしていただく機会を設けるために、仮称「市民交流の森」をつくり、そこに植樹をしていただくのも一つの選択肢ではないでしょうか。この運動が結果的に散居景観を支えることにつながるかと思いますが、いかがでしょうか。
 次に、子どもたちの教育環境の充実について質問いたします。
 今、子どもたちの目に輝きが失われ、私たちの子どもの時代と比べて、夢や希望を語る子どもが少なくなってまいりました。一方、子どものいじめや不登校、問題行動の増加の背景にはいろんな見方がありますが、学校現場の努力にもかかわらず、現代の子どもたちの多様化に適合しにくくなっていることが大きな要因の一つと考えられます。
 学校は、かつて知識を授かる場としてすごく意味のある場でありました。しかし、1970年代以降は、テレビの普及、近年、電子メディアの急速な普及により、知識を得る場が増え、学校で学ぶ楽しさがだんだん魅力が失われてまいりました。現行教育制度の見直しを叫ばれていながらも、知識を授かる場として、旧来の知識を押しつける教育をなかなか脱皮できない。結果、子どもたちのニーズと学校が提供する学習内容が乖離してしまいました。70年代末から始まった校内暴力、その後の不登校、いじめ、学級崩壊などの問題は、そうした学校のあり方に対する子どもたちの違和感の表明ともいわれております。
 そこで、学校現場では、日夜、大変子どもたちのために努力をされているにもかかわらず、学校を舞台に問題が続出した背景には、家庭や地域社会の教育力の低下、子どもの未熟等が挙げられます。しかし、学校に責任がないとは言い切れないのではないでしょうか。今こそ、子どもたちの現実に即した学校のあり方を検証し、一人一人の個性に合った勉強の仕方を教え、やる気にさせる教師が求められているのではないでしょうか。小手先の対策を強化して、一時的に問題が沈静化しても、また違った問題が噴出してまいります。
 県内ではまだ聞いておりませんが、他県では、学校にスクールソーシャルワーカーを導入する自治体も出てきております。御存じのとおり、スクールソーシャルワーカーは、いじめや不登校などの問題が子どもたちの生活環境から生じているととらえ、家族や教師にも働きかけながら、子どもの一番いいことは何かを軸にサービスの提供を行うわけであります。
 スクールカウンセラーは、子どもの抱える問題を本人の心理面からとらえて対処しますが、スクールソーシャルワーカーは、いじめの問題ならいじめる側との調整、虐待問題なら、暴力を振るう親や地域、児童相談所などの間に入って調整して解決していくわけであります。
 そこで、1つには、当市として子どもの多様な課題を推進するためにも、スクールソーシャルワーカーの導入をしてはどうかと思いますがいかがでしょうか。また、子どもたちの置かれている環境も大きく変化をしてきていることは周知のとおりであります。
 そこで、子どもたちが学校に求めていることに対し、学校経営にどのような工夫がなされているのか、あわせてお聞かせください。
 2つ目には、最近、教師の指導力、教育技術が低下しているのではないかと思われます。
 かつて生涯一教師の志を貫いて、一生を国語教育一筋にささげられました大村はま先生は、「熱心と愛情、それだけでやれるのは教育の世界ではない。子どもがかわいいとか、よく育ってほしいとか、そんなことは大人がみんな思っていること。教師の教師たる技術を持っていなければ困る」と、教師としての技術力を強調しておられました。また、「技術を忘れたら教師はただの人では困ります」と、教員に対し、厳しく警告をしております。
 現在の教育は、ややもすると、子どもの個性、主体性の尊重という言葉が、教えることを背後に押しやり、教えることを後退しているのではないでしょうか。教師は教師たるがゆえに教育技術を身につけなければなりません。
 国においても今、専門大学院で、教員の高度専門職業人養成案も出てきておりますが、子どもを抱えている学校現場には、それを議論する時間はありません。したがって、教員の指導力、教育技術の向上のため、どのように取り組みがされているのか。また、今後どのような構想をお持ちなのか、お答えください。
 3つ目には、障害のある子どもの対応についてお尋ねいたします。
 去る5月27日、晴天のもと、第1回砺波市小学校連合運動会が砺波市陸上競技場で晴れやかに開催されました。参加した児童970名は、すばらしい陸上競技場で夢膨らむ思いで、日ごろの学習活動の成果を発揮し、80メートルハードル走を初め5種目に新記録が出ました。
 当日、参加した児童の中に、一人の車いすの子がおりました。昨年6月の議会で、陸上競技場に障害者用トイレの設置をお願いいたしましたが、何ら改善されておりませんでした。私は心配になり、その子に尋ねました。その子はうつ伏せ顔で「トイレができないので午前中で家に帰ります」、また「できるだけ水分を取らないようにしています」との返事でございました。その上、周りに同級生もいなく、ひとりぼっちで救護テント近くにおりました。私は晴れやかな競技場の雰囲気と、その子が置かれている様子を見たとき、大変つらい思いをいたしました。その子は970名中たった一人かもしれません。しかし、一人を大切にすることが、教育の最も重要視することではないでしょうか。
 数日後、私はその子の在籍する学校へ訪問しました。学校では、その子に対してきめ細かな指導がされており、安心いたしました。しかし、中学校での受け入れ体制について大変心配しておりました。
 中学校に入りますと、学級担任制から教科担任制に変わるため、学級担任とのかかわり合いが薄くなります。心身とも大きな変化のある子どもたちにとって、中学校は期待と不安が入りまじるわけであります。まして、障害のある子どもにとっては大変なわけでございます。
 そこで、小中学校間の連携が子どもの指導上、重要視されておりますが、障害児を受け入れる中学校側の指導体制づくりは、今後どのようになされるのか、お聞かせください。
 また、旧出町小学校の跡地に、出町小学校創立百周年を記念して昭和48年につくられた「希望」のブロンズ像があります。現在、30年の歴史を象徴するブロンズ像周辺の樹木が生い茂り、放置されています。また、伐採された桜の木の株が撤去されず、安全性に欠ける状態であります。こんな状態を黙認しながら、大人である私たちが、子どもたちに心豊かな教育が果たしてできるのでしょうか。
 4つ目には、子どもの居場所づくりについてお尋ねいたします。
 昨年より、文部科学省では、家庭や地域の教育の低下等を踏まえ、当市においても、文部科学省の委託事業を受け、本年より、市内8校下で「となみ子どもかがやき教室事業」として取り組みを開始いたしました。趣旨は、「未来の日本を創る心豊かでたくましい子どもを社会全体で育むため、学校等を活用して、安全・安心な子どもたちの居場所を設け、地域の大人を指導員として配置し、放課後や週末におけるスポーツや文化活動などのさまざまな活動体験や地域住民との交流活動等を支援する」となっております。
 また、さまざまな活動体験や異年齢・異世代間交流を通じて、心身ともたくましい子どもを育んでいくとともに、地域コミュニティーの再生につながるものと期待されております。
 内閣府の委嘱により実施している青少年健全国民運動実践調査研究事業の実践調査の結果から見ますと、活動内容が概して青少年を健全育成の単なる対象ではなく、責任ある主人公として位置づけている場合に、よい成果が得られる。言葉を変えて言うならば、青少年がただそこに安心しているだけの場所づくりの場合よりも、彼らが必要とされる場が効果が上がるわけであります。
 今、全国の各地で、子どもたちの学びを充実、活用する試みが始まっております。広島市では小中学生に「5日制ノート」を配布し、習い事や地域の行事、スポーツ少年団などの活動記録を、地域の大人に書き込んでもらう活動を展開しております。
 また、西宮市では、地域での環境学習に参加するとスタンプがもらえるエコカードを小学生に配布いたしております。いずれも、一定のポイントに達すると奨励賞や認定証がもらえる仕組みとなっております。
 また、将来は、この認定証が、学校での部活動や生徒会活動と同じように、進学や就職の際の自己アピールに使えるのではないか。その上、子どもたちにとって、学校でも塾でもない、第3の社交場になるのではないかと期待をされております。
 そこで、当市として取り組んでいる活動内容や居場所づくりに対し、どのような工夫や取り組みをなされているのか。また、どのような課題があるのかお答えください。
 5つ目に、とやま型学校評価システムの導入についてお尋ねします。
 とやま型学校評価システムは、平成17年度から3カ年計画で県内すべての小学校と中学校で導入されます。従来の外部評価に加え、だれでもわかる目標を立て、数値で示す。目標や外部評価の結果を、学校新聞や学校だよりで公表することが特徴となっております。教育現場ではこのことについてどのようにとらえ、実践しようとしているのか。導入に対し課題があるのかないのか、お答えください。
 次に、健康で安心して暮らせるまちづくりについてお尋ねいたします。
 昨年9月の定例会で、健康増進法の受動喫煙の防止について一般質問させていただきました。
 御存じのように、2003年5月に施行されました健康増進法第25条によって、受動喫煙の防止が設置管理者に義務づけられました。国立がんセンターがん予防・検診研究センターでは、今回は数値を盛り込むなど、8項目について、より具体的に生活改善を指導しています。
 指針は、まず、禁煙を、がんになる確率を3分の2に減らせる最も確実な予防法として推奨。吸わない人には、受動喫煙の危険を警告しております。当市においてもがんによる死亡率が一番高く、そのうち、がん死亡数は平成15年度は108名、肺がんによる死亡者数が近年最も高く、23名となっております。
 受動喫煙の防止、また、市民への健康増進の促進、疾病予防の啓発のためにも、庁内では、一部分煙の措置を取られておりますが、各部長室以上は、来客の応対のためとの大義名分のもと喫煙されておりますが、いかがなものでしょうか。
 また、出先機関等において分煙方式がとられておりません。今後、出先機関等を含め全面的に禁煙すべきかと思いますが、市長の所見をお聞かせください。
 以上をもって一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 嶋村議員にお答えをいたします。
 まず、散居村の景観保全の取り組みについてであります。
 過日、小島地区で地域の方々が一体になって屋敷林を守り、受け継ごうということで展開されました植樹の姿、私も見ておりました。まことに有意義なことだと、このように存じておる次第でございます。このことは、カイニョに対する関心も、私は深まったような気がいたします。先般、台風で倒れましたカイニョにつきまして、それぞれ地域にあってカイニョを守ろうという運動が展開したことにつきまして、大変うれしく存じておりますし、地域の環境を大事にする、そういう芽生えがあったのではないかと、このように思っておるところでございます。
 さて、アパートやマンション、店舗・工場への植樹でありますが、砺波市の花と緑のまちづくり条例がございまして、各事業所等について、この条例に従って事業者自らが設置をし、また管理する、そういうことを進めてほしい。実はこの条例で示しておりますので、特別、罰則はございませんけれども、奨励措置として条例を遵守してほしい。そのことをお願いをしておるわけでございます。それ以上、行政的にお願いするだけでございまして、強制するわけにはなかなかまいらない実態がございます。
 それから、3,000平米以上の開発行為については、開発計画の中に、植樹をしなさい、緑地帯を設けなさい、貯水池を設けなさい、これは条件をつけます。つけますけれども、3,000平米以下の開発については、そのことがございませんので、これも自発的に緑化をしていただく。条例をお示ししてお願いをするという立場をとっておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 花や緑の推進につきましては、行政指導も必要でありますが、基本的には花や緑の大切さを自らが理解をして、そして我々の啓発によって植栽をしていただきたいと、そういうことでございます。
 次に、嶋村さんの提案でございます市民交流の場をつくったらどうかということでございます。提案として受けとめていきたいと思いますけれども、確かに今、新築であったり、誕生祝いであったり、結婚祝いで木をお渡しして植えるようにしておりますが、そういうスペースのない方もおられますので、せっかくの権利を放棄される方もおられるわけでございます。その辺は自由ではございますけれども、植えるところがない。その場合には、そのような場を設けたらどうかということですが、なかなか、このことについては、土地の問題がございますし、難しいと思います。そんなことなど思っております。
 いずれにしても、これまで土地改良事業等でいわゆる公園づくりをされています。それから出町を中心にして区画整理が行われておりますが、それぞれ公園設置をいたしております。それはお互いに自ら土地を出し合って公園づくりをされて、その地域の公園でございますので、それらを利用することが大切ではないか。改めて市がそういう場を設けるというのは、私は土地の問題があってなかなか困難だろうと、このように思っておるところでございます。
 そこで、低花木の鉢植えやそんなのを提供したらどうかということでございます。私はカイニョのことや、あるいは、緑化するというそういう立場から言うと、やっぱり大地に根差したものでないと意味がないと思う。そのように思います。本当の低花木や盆栽でしたら、趣味のある人は窓際へ持ってきてということなんでしょうけれども、そこまで砺波市がやるものではないと。やっぱり大地に根差した樹木でないと意味がないと、このように私は思っておりますので、せっかくの提案ですが、私は否定的な考え方をしておりますので、その点、御了解をいただきたいと、このように思っておるところでございます。
 なお、嶋村議員のいろいろ御意見を聞いたんですが、さらに緑化の重要性を認識をいたしております。散居景観の保全につきましては、以前からこの議会で何人かの議員からも質問があって、提案もあったところでございます。昨年、国が景観法をつくりました。今、国土交通省、農林水産省はそのプログラムづくりに一生懸命になっております。市町村にもそのことの指導が今、流れつつあります。先般の市長会でも景観ということについての提案もございまして、これから流れてくると、このように思っておるわけでございます。
 ただし、この景観法のプログラムの趣旨は私どもも理解しますが、おっしゃるように条例で決めつけるというものではなくて、幸い砺波の場合は花と緑の条例を持っておりますので、そのことを織りまぜて、景観というものについて考える必要が私はあると思う。国は昨年から法整備をしたわけでございますから、砺波の場合は一歩先んじておりますので、これらの指導方針を受け入れながら、充実していくということではないかと思います。砺波地方は日本一の良好な散居景観を持っております。この美しい村づくりは、国土保全にもなりますし、地球環境の面からも私は大切なことだと思いますので、このすばらしい景観をみんなで形成すべきものと、このように思っておることを申し添えておきたいと思います。
 次は、たばこの受動喫煙の防止に関するお尋ねでございます。
 議員も御指摘のとおり、受動喫煙による健康の影響が云々されておるわけでございます。しかも、これにつきましては法律が出たわけでございますので、もちろん、我々にとっても、この法律を遵守をしてまいりたい。したがいまして、喫煙場所の指定であったり、受動喫煙にならないように分煙をするとか手だてをしなければならないと思いますので、庁舎といたしましては、3階のホールに閉鎖型の喫煙室を設け、一部、分煙をするところの場所も設けておるわけでございます。また、出先機関等についても、そのことについて十分取り組んで、分煙等については取り組んでまいりたいと、このように思っておりますし、排煙装置も設置をしていきたいと、こう思っております。
 不特定多数の皆さんが出入りする施設、全面的に禁煙することは、いわゆる喫煙のたばこを吸う権利も実はあるわけですね。これを無視することもなかなかできないので、今後とも、私を含めまして分煙マナーの向上に努めさせていただきたいと、このように存じておりますので、市民全体でこのことを進めさせていただければありがたいと思います。
 あと、教育環境等々につきましては教育長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 嶋村議員の子どもたちの環境充実のための幾つかの御質問についてお答えをいたします。
 まず最初に、ソーシャルワーカーの導入についてでございますが、砺波市では、心の相談員、さらに臨床心理士、それからカウンセリング指導教諭などを学校の状況に応じて配属し、さらに適応指導教室との連携も行って、心の相談をしております。これらの方々が担任教師と連絡をとりながら、子どもたちが抱える悩み、不安、ストレス、問題行動等の処理や早期発見、早期対策に努めております。先ほどの答弁の中でも申し上げましたが、心の相談員がある中学校では千数百件も1年間に相談をしているということで、子どもたちの心の中には、やっぱり揺れ動くものがあるわけでございます。
 ソーシャルワーカーは、本人及び周囲の人々、それから学校や関係機関へも積極的に働きかける非常に融通性のある組織でございます。調整、仲介、連携などをすることによって、問題解決が図られるという職務内容があります。
 しかし、生徒指導に当たっては、児童生徒の学級担任、この学級担任そのものが核となって、それを取り巻く、先ほど申し上げました臨床心理士あるいは心の相談員等関係機関と連携をとりながら問題解決にかかっていくのが基本でございます。したがって、ソーシャルワーカーという助けについては、今のところ、導入する必要性を考えておりません。これは、子どもは学校に対して、楽しい学校、勉強がよくわかる学校を求めております。教職員は、その子どもたちの目的を達成させるために、児童生徒の自主性を大事にしながら学級の話し合いを深め、この前の答弁でも申し上げましたが、社会規範の訓育などというものの指導・支援を行っていくのが原則でございます。こういうことから、ソーシャルワーカーの導入は今のところ考えておりません。
 2点目の教職員の指導力、教育技術の向上についてどんな取り組みをしているかということでございますが、教職員の資質の向上というのは、まず、本人が教職になったときの、なろうとしたときの、そのときが何であったかという教職員の意識そのものです。その意識がなかったら、その上に何を立ち上げても崩れ去っていきます。したがって、まず教職員が教員として一生をささげるんだというその気持ちがあるかないか。そういうことを確認しながら、まず、採用されたならば、初任者研修。これはびっちりやります。今年も砺波市を会場に行われます。砺波青年の家、さらには夢の平方面、あの辺で野外活動を通しながら、初任者としての訓練を始めます。さらに、少しわかったころに3年次研修、そして生意気になったころの5年次研修というふうにして、年次を上げながら、そのとき社会人、教師として必要な内容を研修させております。これが1点。
 それから、当市が持っております砺波市教育センターでは、現職教諭、といいますのは、学校現場で行われるさまざまな問題に対して研修を行っております。例えば、最近でしたらばIT機器の取り扱い方、あるいは児童生徒の学力低下についてどう考えるか等々、現代的な問題点について研修を進めております。
 3点目、障害のある子どもに対するきめ細かな対応をしてやってほしいということでございますが、身体にハンディをお持ちのお子さんの学校への受け入れは、現在、砺波市内の中学校で1つありまして、移動をスムーズにさせるために、国や県の補助をいただきながら、エレベーター、トイレなどを含めたバリアフリー化に取り組んでおります。これらの指導に当たりましては、小学校でずっと車いすで来られたわけですから、それが中学校へ進学したときにどのような問題があるのかということを、これこそ小・中がきめ細かな情報交換を行いながら、中学校へ入学なさっても安心して学習活動ができるよう、連携をとるように努めております。今後も、ハンディをお持ちのお子さん方への対応は、特に御指摘の施設整備の充実も含めて、慎重に取り計らっていきたいと思っております。
 もう1点、旧出町小学校の前にすばらしいブロンズがそのままになっていると、そういうこともお聞きしました。そのとおりでございますが、そのブロンズだけではないんです。あの出町小学校跡地というのは、百十数年の歴史を持つ教育のメッカなんですよ。そのためにいろんなそういう構造物、あるいは胸像、記念碑等があるわけでございまして、それはいつの日か行われます生涯学習センター整備の折に、そういう歴史的な構造物、あるいは像等をまとめて、それ全体を教育的な価値のあるゾーンにしたいと、そういうことで、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。そのうち整備したいと思っております。
 3番目の子どもの居場所づくりについてと、とやま型評価システムの問題でございますが、子どもの居場所づくりの問題でございますが、「となみ子どもかがやき教室事業」は、昨年度から3カ年事業で始めました。国の委託事業でありまして、当市におきましても、まず小学校区を対象に、昨年度は砺波校区では3区、庄川校区では1区で発足しまして、今年度は全校区8校下で進めております。
 これまで、幾つかの地区では、それぞれの地域の特性を生かして、さまざまな体験活動の事業が行われてきました。子どもたちが地域の中でさらに活発な活動ができるよう、21地区の公民館を拠点として進めているところでございます。
 活動の内容につきましては、サツマイモ苗植え、収穫など、それからふれあい農場、ニンジンの種まきなど農業体験、さらにはもちつきや料理、お菓子づくりなどの調理体験などが着実に進められて効果を上げているところでございますが、御指摘の子どもの心の中がどのように育っているか、子どもを主体にした育ち方ができているのかということにつきましては、このかがやき教室に参加することによって、同級生同士の問題が、さらに下級生との関係、上級生をあがめる、下級生をいたわるというような上下関係がこのかがやき教室で醸成されるものと思っております。
 次に、とやま型学校評価システムの導入でございます。
 これは、全国で学校評議員制度の取り入れをするようにという文部省の強い指導が数年前から行われておりましたが、砺波市におきましては、学校運営に関しましては、日ごろからPTA、さらには教育振興会など各種団体が学校を応援していただいて、そして、その地域の特色ある活動をしております。そこで、地域に開かれた学校を目指して、学校だよりやあるいはPTA広報誌などを刊行しながら、学校の考え方や保護者の意見などを掲載して、地域と密接に連携を努めているところであります。
 このように、現在のところ、学校運営には地域のさまざまな組織が機能しております。幾つもの団体が応援をしていただいております。したがって、とやま型学校評価システムの導入については、さまざまな調整が必要かと思います。それで、平成17年度、今年度はこれらの団体の調整を行いながら、平成18年度から前向きに取り入れることを検討して、今年は準備の段階でございます。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 1番 大楠匡子君。
  〔1番 大楠匡子君 登壇〕

◯1番(大楠匡子君) お許しを得ましたので、通告に従い質問をさせていただきます。
 新砺波市としての初めてのこのたびの選挙で、市民の皆様方から御支持を賜りまして、女性議員としての第一歩を踏み出したわけでありますが、何分不勉強なところが多々ございます。今後、主婦の視点を生かし、全力で取り組んでいきたいと思っておりますので、安念市長を初め市当局並びに議員各位の温かい御指導を賜りたいと存じます。
 それでは、通告に基づき、私の施策として掲げていました教育、福祉、環境、この3項目につきましてそれぞれ3点ずつお伺いしたいと思います。
 まず、教育問題でありますが、子どもたちの命と心を育むために、安心して子どもを生み育てられる環境づくりが重要性を帯びています。
 そこで、1点目として学校教育についてお伺いいたします。
 昨今、子どもたちを取り巻く環境は目まぐるしく変わり、また家庭教育の低下も叫ばれています。PTAなどではそれぞれに趣向を凝らし、家庭での子育ての重要性を認識してもらい、家庭教育力を培う取り組みをしているところであります。そんな中、学校教育の中身もどんどん増え、英語教育にパソコン教育、最近では食育も加わってきています。
 また、児童生徒の安全を守るための不審者対策の講習会や、常時対応できる体制づくりなど、先生方は大変忙しく、肝心の授業に専念できないような現状となっています。一人一人の子どもに目を行き届かせるゆとりがなくなっているのです。
 それに加え、小学校に入学した1年生が授業に集中できないという実態もあり、県は、昨年1年生を、今年は2年生までを35人学級とされました。大変ありがたいことで、これにより、私の地元の庄南小学校の1年生も39人在籍ということで、久しぶりに2学級となり、20人と19人の編成となっています。40人学級のときの約半分の人数での指導のため、保護者を初め、先生方には歓迎されているところであります。このように、小学校低学年での35人学級は効果を上げているわけです。
 しかし、小学校の低学年だけでいいのでしょうか。中学校には必要ないのでしょうか。きのうの井上議員の質問に関連し、いじめや不登校を抑止するため、中学生という多感な子どもたちに個々に対応し、きめ細やかな指導がなされるよう、中学校においても35人学級が導入される必要性を強く感じております。全国的には小学校低学年への導入が主流ですが、中学校で先行している県もあります。三位一体改革という財政難の折でもありますが、中学校において35人学級が導入されることを強く望むものです。
 また、35人学級が導入されていない学級には、国語、算数、理科などの主要教科において複数教員による少人数指導を進めるための教員の加配がされていますが、今年の3月議会で堀田教育長が答弁されていますように、平成17年度も昨年どおりの加配が行われているようです。しかし、まだ十分ではなく、県の加配で足りない分を市で補っていただくよう望むものです。
 少人数指導は、個に応じた教育を可能にします。「ゆっくりコース」と「どんどんコース」のように、子どもたちが自分の意思で進み方を選びます。場合によってはTT(ティームティーチング)といって、一つの教室に2人の先生が入り、1人の先生はサポート役として子どもたち個々に対応しています。そうすることで、子どもたち一人一人の思いを受けとめやすいのです。
 また、教員の加配は学校の運営面などにもプラスになっているようです。国としては、地方行政の裁量にゆだねるという指導をしています。安念市長が常日ごろから大事にしておられる「人づくり」という観点から、また、少子化を食いとめる観点から、教育体制の充実を市独自に進めていただきますようお願いいたします。
 また、関連しまして、子どもたちの心のケアのために、現在、市内の各中学校に心の教室相談員が配置されています。悩みを抱えている生徒に常時対応していただけるので、大変助かっていると聞いております。
 しかし、場合によっては、専門の臨床心理士(スクールカウンセラー)に相談したい内容もあるのではないでしょうか。悩みの種類や家庭状況により、対応の仕方はそれぞれ違ってきます。専門の知識を持ったスクールカウンセラーが必要になっているのです。各中学校に配置するのが難しいのであれば、市に1人の常時配置を切に願うものであります。
 問題を抱えている子どもを早期に発見し、すぐ適切な対処をする。これが大変大事であると思います。お金のかかることばかり申し上げておりますが、砺波市の未来を担う子どもたちのために、決してむだな投資ではないと思います。ご検討をお願いします。
 2点目として、文化芸術による創造のまち支援事業「ミュージカル・キッズ」についてお伺いいたします。
 昨年、市制50周年記念事業として、また合併記念事業として市民ミュージカル「リバー・キッズ」が催されております。旧砺波市と旧庄川町の両市町民ら約60人が参加し、プロの演出家のもと練習を重ね、昨年の10月31日、文化会館の大ホールで公演を行っています。大変好評で、出演した約20名の子どもたちも、もう一度やりたいという思いを強くしていたようでした。
 今の子どもたちは表現する力が足りないようです。ミュージカルを通し、体で表現する楽しさ、喜びを感じ、舞台で夢と感動のすばらしさを体験することは、子どもたちの人生にとってかけがえのない財産になると思います。せっかく芽生えたこのミュージカルの芽をつぶしたくないということもあり、子どもたちのサークル「ミュージカル・キッズ」が、そして昨年出演した大人のメンバーを中心に「ミュージカル・キッズを応援する会」が立ち上がりました。
 市民レベルでこの「ミュージカル・キッズ」を結成し活動していくことは、子どもたちにミュージカルの楽しさ、おもしろさを知ってもらうだけでなく、地域の文化活動の活性化にもつながっていくと思います。文化会館として、この活動に理解を示し、文化芸術による創造のまち支援を打ち出されておりますが、具体的な内容について御説明をお願いします。
 あわせて、市民レベルでの文化振興という観点から、アマチュアの照明士や舞台監督、音響係などの養成講座などを企画される予定がないかどうかお伺いいたします。
 3点目として、文化会館などにおける指定管理者制度の導入についてお伺いいたします。
 今回、議案として「砺波市公の施設に係る指定管理者の指定の手続に関する条例」が提出されています。この指定管理者制度については、昨日の代表質問、また本年3月議会の答弁の中で安念市長は「公の施設として直営にすべきか、指定管理者制度を導入するか判断しなければならない。農村公園や体育館などは公的団体にお願いをし、円満に進められている。公募によらない方法も選択肢として検討したい。文化会館などのような文化を育てる重要な役割を担っているところに、地方の文化を全然認識していない企業に来られても困る」と言われましたが、私も聞いていてそのとおりだと思いました。
 今回提出されています条例はよく検討されているものと思いますが、砺波市の芸術文化を守り育てる観点から、文化会館などにおける指定管理者制度の導入について、市民の幸せを常に第一義に考え、勇気と英断でいろいろなことに対処しておられます安念市長のお考えをお聞かせください。
 次に、福祉関係の問題として、総合病院の運営についてお伺いいたします。
 昨年の8月に、5年の歳月にわたりました病院の大増改築事業が完了し、いよいよ中核病院としての活動が本格的に進められているわけですが、急性期の高度先進医療を掲げ、砺波市のみにとどまらず、広く近辺からも診療を受けに来られているという実態とお聞きし、地域住民に親しまれ、信頼される病院として実績を上げておられることに感謝を申し上げたいと思います。
 さて、最近、新聞紙上でも取り上げられている医師不足の問題について懸念しているものであります。南砺中央病院における小児科、産婦人科の医師不足は県内でも広がり始めており、深刻な問題のようです。また、砺波市におきましても、長年総合病院で勤務されてきた医師の開業が相次いでおり、優秀な医師の確保に懸念を抱いている一人であります。現在の状況について御説明をお願いいたします。
 これに関連しまして、総合病院は急性期の病院としての業務に取り組みやすいよう、市民の皆様に対し、民間のかかりつけの医師を持つことを呼びかけておられます。日ごろは民間のかかりつけの医師の診断を受け、病気が重くなった場合にかかりつけの医師から紹介状を書いてもらい、総合病院で診ていただくというシステムはよい方法だと思うのですが、まだまだこのシステムの必要性が知られていないようです。
 また、総合病院では紹介状を持ってきた患者を優先するということなどもあまり知られていないようであり、この制度を周知させることが重要と考えますが、対策をお聞かせください。
 2点目として、総合病院に新設されました「総合相談部」についてお伺いいたします。
 総合病院の理念に掲げられておりますように、各診療科におきましては、診療の内容や検査及び治療の目的、方法、危険性などについて十分説明し、理解していただいた上で、その意思に基づいた治療を行っておられるところではありますが、患者さんとの意思の疎通はいろいろ難しいものであります。
 入院あるいは通院している患者さんと家族の方が、よりよい療養生活や社会生活を営めるよう、包括的な援助を行うことを目的とし、「総合相談部」が設けられている病院があるようですが、このたび、4月から市の総合病院でも「総合相談部」が新設されたという話を聞きました。この相談部について、概要の説明をお願いします。
 3点目として、女性外来についてお伺いいたします。
 昨年の6月議会で林議員から大変詳しい御提案がありましたように、富山県内でも女性外来を持つ病院が増えてきておりますが、砺波地区の病院では開設されておりません。体のことが気になるが病気かどうか、何科を受診したらよいかわからないといったような女性個別の相談に、女性医師、女性看護師が対応するという女性外来は、これからますます必要とされるものです。
 子宮や乳房に限らない女性の心身と社会面をトータルに診ていく医療、女性外来は砺波総合病院に必要な外来ではないかと考えます。昨年以来、検討されました結果、女性外来についてどのように考えておられるのかお聞かせください。
 最後に、昨日の夜、自宅の車庫の前で十数匹の蛍が飛んでいるのを見ました。美しいこの砺波のふるさとを次世代に残すことが私たちの大事な使命と考え、環境問題についてお伺いいたします。
 1点目として、4月から始まりましたごみの分別収集についてお伺いいたします。
 市当局におかれましては、可燃ごみの減量と資源ごみの活用という観点から、ごみの分別収集を始められているわけですが、大変すばらしい取り組みだと思います。
 ごみの分別収集に先立ち、各地区での説明会を持たれ、詳しい説明をされてきたこともあり、概ね順調に分別収集は進められているように聞いております。しかし、市長からの市政概要の説明でもありましたが、一部に分別や収集方法など改善すべき点が見受けられるということでしたが、これまでの分別収集の現状について御説明をお願いいたします。
 各家庭におきましても、分別のおかげで燃えるごみが半分になった、資源になると思うと分別のしがいがあるというような話を開いています。市民の意識が育ってきていることを実感しているわけでありますが、中に分別収集について誤解をしている人がおられるようです。ごみは分別しないで出してはいけないという思いを持っておられるようなのです。
 実際、市内の大型店では、4月以来、家庭ごみの持ち込みが増えていると開いています。分別が面倒くさいから、また分別していないので、地元の収集場所に出せないと考えておられる方もあるようです。これまでの分別状況の報告も兼ね、いま一度、ごみの分別収集の詳しい内容について市民に広報されたらいかがでしょうか。お考えをお聞かせください。
 2点目として、1つ御提案中し上げたいことがございます。それは、プラスチックや紙類の収集を毎日行う場所を設けていただけないかということです。
 プラスチック類は軽いのですが、大変かさばります。現在の月2回収集では、家庭での置き場に困っておられる方が多いように聞いています。例えば、市役所のどこかに毎日収集する場所を設けていただけないかと思うものです。市役所という公の場所でマナーの悪い出し方をする方も少ないと思いますし、ちょっと市役所に行ったついでに出すことができ、主婦としては大変ありがたいのです。市内に2カ所ほどそういう場所を設けていただけないか、お願いいたします。
 3点目として、ごみの減量化をさらに進めていくためにも、資源のむだ遣いを避ける点からも、各企業における過剰包装の見直しを指導していただきたいと思います。少しずつ減ってはいるようですが、まだまだ要らないトレーがついていることがあります。包装紙で包んだ後、さらにビニール袋に入れられることもあります。客が望まない限り、簡易包装にするように望むものです。
 また、これに関連しまして、市の連合婦人会が中心となって進めておられるマイバッグ運動が全国的にも高く評価されているわけでありますが、このマイバッグ運動は大変合理的なものであります。私はレジかごにすっぽり入るタイプの買い物袋を使っているのですが、レジでその袋を出すと、レジ係の人がかごにセットしてくださり、その中に直接レジを通した品物を入れられるので、レジが終わった時には買った商品のすべてが私の買い物袋に入ってしまっている状況なのです。私は自分で買い物袋に品物を入れなくて済むのです。
 先日、私の後ろに並んでいた年配の男性の方が「理屈なもんやなあ。その袋どこに売っとるがけ。おらもこれから使ってみるわ」と言っておられました。レジ袋は使わないし、品物を入れる手間は省けるし、まさしく一石二鳥なのです。
 先日の朝日新聞などに「レジ袋有料化へ。2007年春にも実施へ」という記事が載っていました。国民1人当たり年間約300枚使われているこのレジ袋を、10枚つくるのに石油をコップ1杯使うそうです。そして、レジ袋は燃やすと有毒なガスを出します。私たち自身も、なるべくレジ袋を使わないよう、マイバッグ持参で買い物に行くことが当たり前となるよう市当局の御支援をお願いいたします。
 過剰包装をやめている店や、買い物袋を持参している客にポイントをつけている店を優良企業として、広報などで奨励するなどの取り組みを考えていただきたいものであります。
 以上で、早口でありましたが私の質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 大楠議員にお答えをいたします。
 私からは、文化会館などへの指定管理者制度導入についてお答えをいたします。
 きのうの池田議員の代表質問でもお答えをいたしました。この指定管理者制度につきましては、大変難しい面もいろいろございますが、法律が施行されましたので、そのように制度に対応するように進めたいとは思っております。
 しかし、施設管理でありますが、その施設について、なぜこの施設をつくったのかという原点に立ち返らないといけないと思っておるところでございます。国は経費の節減ばっかり言っておりますけれども、経費の節減だけではなくて、サービスをどう維持するのか、そのことなども十分総合的に判断する必要があると、このように認識をいたしておるところでございます。
 特に文化会館や美術館等につきましては、市民の芸術文化の振興を図る目的で設置をしたわけでございます。教育施設と言ってもいいくらいでございます。この施設の管理については、それこそ独特の能力、あるいは知識・経験というものがないと運営管理はできないわけでございます。
 今、このことについて、文化庁では、文化芸術振興に関する基本方針を見直しをされております。なぜ見直しをされたか。国が管理者制度を出したものですから、都会では即席のNPOが出てきて、今、管理しようという手をそれぞれ挙げておるわけです。即席のNPOで芸術・文化が本当に市民にサービスをする、そういう体制なのかどうかということが、法律を出した省庁じゃなくて、文化庁が手を挙げて、今、議論をしているところですね。したがいまして、少し法律が変わるかもしれません。そういう状況にもございます。そのことを私どもは先取りして、文化芸術の重要性を考えていかなければいけないと。いわゆる設置目的が何であったかという原点に帰ってそのことを考えるべきだろうと、このように思っております。
 そして、この文化会館の維持管理は、そういう目的で財団を実はつくっておるわけでございます。そして、きのう、おとといできたNPOが参画して、この財団をなくすということになりますと、職員も経験を積んだ職員もおるわけですが、これは採用してくれるかどうかわかりません。そういう不安も出てまいるわけでございますので、今おっしゃった点については、十分私も考えておりますし、もうしばらくの時間しかございませんが、十分検討してまいりたいと、このように思っております。
 私からは以上でございますが、その他の件につきましては、教育長、病院長、福祉市民部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 大楠議員の、学校教育や生涯学習の充実についての御質問にお答えをいたします。
 まず1点目、学校教育における35人基準学級についてのことでございます。
 35人基準学級は、平成16年から1年生、本年度から2年生と対象を広げております。砺波市では今年度、庄南小学校、鷹栖小学校、砺波東部小学校と4つの学級が増えました。このことによって、児童、教師ともに密接な会話ができ、授業時間にゆとりができたことは確かでございます。それによって、一人一人、個に応じたきめ細かな対応ができるようになったのは議員御指摘のとおりでございます。
 ところで、35人学級の今後検討すべき問題もなきにしもあらずでございます。
 まず、その1つは、今の2年生が3年生になったときは、またもとの40人学級に戻ります。そのときの子どもの不安というものを今のうちから考えておかなきゃならんということですね。
 それから2点目は、35人基準学級にしたことによって、教師の目が届くようになったことはまことにいいことですが、その反面、自立の心が育ちにくいのではないかということが懸念されるわけでございます。また、数が少なくなることによって、学級のパワーというものが少しは軟弱になるのではないかという懸念もございます。このことの解決はこれからのことでございます。
 そこで、御質問の中にある中学校における35人学級のことでございます。これは、望ましいこととは存じますが、生徒数が18から20人になる学級も出るという場合があります。35で通していきますから、その半分になった場合に、18ないし20人ということが出てくる場合があります。その少人数による弊害というものが現場から聞こえないわけでもありません。
 そこで、この35人学級の導入につきましては、免許証取得者の問題、それから非常勤講師の問題、これは県の人事権があるところでございますので、砺波市だけでは走り通すことはできないわけでございます。
 次に、少人数指導で足りない部分を市の単独事業で応援したらどうかという御質問でございますが、少人数指導は、児童生徒の個に応じた教育が可能であり、特に国語、算数、数学、英語、こういう場面で少人数指導の効果が出ております。このことについては、今後も県教委に対し、少人数指導に対する指導者の加配を強く求めていく予定にしております。
 次は、臨床心理士、すなわちスクールカウンセラーの配置の件でございます。
 富山県教育委員会の制度では、スクールカウンセラーの配置事業があります。これは、拠点となる中学校が1つございまして、それにかかわる小学校が1つ。拠点校では1週間に5時間、隣の中学校では1週間に3時間、そういう決まりがございまして、それに対応できる学校が選ばれるわけでございますけれども、市内では、庄川中学校を拠点とした庄川小学校がそれに配属されております。小中一貫した児童生徒の指導ができるわけでございまして、大変効果が上がっております。このことについて、砺波市内の小中学校長会でも、この活用方法について今、検討をしておりますが、問題がないわけでもありません。
 一方、心の相談員は市内の全中学校と東部小学校に配置されております。これは、週3日間、1日当たり4時間配置されておりまして、市内にある中学校、小学校の心の相談に応じておるわけでございます。
 市内のある中学校の例をとってみましたら、不登校の生徒を主に、年間で約270件もの心の相談員が心の相談をしている。大変数が多いということですね。それだけ心のケアがあるということ。すなわち、心の相談員は非常に生徒たちから信用されているということがはっきりしているわけでございます。
 そういうことで、スクールカウンセラー、心の相談員、それから生徒指導カウンセラー、この3つの窓から生徒指導を進めているところでございます。
 もう1つお尋ねの、スクールカウンセリングのできる人材養成につきましては、これは一般の教職員の人材養成です。市単独の研修事業としまして、一般の教員が大学などの専門的な分野に出向いて、心理学やカウンセリングなどの長期研修ができるよう制度化しております。
 そこで、臨床心理士、スクールカウンセラーの導入につきましては、小中学校長会の研究成果などを見極めた上で、対処していきたいと思っております。
 続いて、文化会館の支援事業「ミュージカル・キッズ」の件についてでございます。
 今年の春、「砺波ミュージカル・キッズを応援する会」と文化会館が共同して、小学校3年生から中学生を対象にしたミュージカル参加者を募集したところ、36名の子どもたちの応募がありました。現在、毎月の第1、第2、第3の土曜日に文化会館を利用して練習をしております。演技、ダンス、歌唱など多岐にわたる指導性が必要であります。中央講師を招聘してレッスンをした場合には、多様な経費がかかります。それから、それを発表する公演をするとしても多様な経費がかかります。このような問題を抱えております。そこで、文化庁の「芸術文化による創造のまち」、こういう事業に対して応募しましたところ、このほど、地元指導者育成事業とミュージカル・キッズ育成事業の2つが採用されました。地元指導者育成事業ではワークショップや講習会、ミュージカル・キッズの育成事業では子どもたちへの指導、いずれも中央の講師を招いて実施しようというものでございます。だから、先ほど申し上げました問題点のところが、文化庁の事業に応募しましたところ、採用されたことによって、それが前向きに進んだということでございます。
 また、お尋ねの、地元指導者育成事業では、大道具、小道具、衣装など公募ボランティアの育成や脚本・作曲などの講習会を予定しております。ただし、舞台照明や音響などの問題は危険が伴ったりします。それから、資格が必要になってきます。このようなことから、ボランティア養成につきましては、当面の間はソフト分野のみにとどめておきたいと、こういうふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 病院長 小杉光世君。
  〔病院長 小杉光世君 登壇〕

◯病院長(小杉光世君) 大楠議員質問の総合病院の運営について、現況を踏まえてお答えいたします。
 最初に、急性期の病院としての医師確保とかかりつけ医についてお答えします。
 昨年度から始まりました臨床医師研修医制度の影響もあり、大学病院を中心に全国的に医師不足が叫ばれております。当院でも大学に依存しているため、一部の科で医師不足があります。医師不足は、絶対的医師数の不足と、地域偏在という流動的変化で生じた相対的不足の2つの要因があると私は思っています。これを一体として解決するためには、今後は医師免許取得後2年間の初期研修医を当院で養成し、引き続き勤務してもらえる可能性を追求すること。免許取得後3年以降の後期研修医の積極的募集など、さらに教育研修病院としての充実が肝要と思っております。
 自前で医師の育成を図っていくためには、諸種の待遇改善や、大学も含めまして他の研修病院との連携などの総合的環境整備が緊急課題と考えています。数年前からそのような予測のもと、積極的に取り組んできたところでございますが、当院が実力あるマグネットホスピタルとなるように、さらに強力に推進する必要があると考えています。
 さて、質問の、当院の医師が開業することへの御心配の件は、当院としても非常に残念で、頭の痛いところであります。これは全国的に今、起きている現象でございまして、社会の流れに対する医師本人の悩みと強い思いで決定されたものと思っています。しかし、より大きな視点で見れば、当院がその後を十分補充すれば、砺波医療圏で開業されることにより、医師の増加になりますので、地域にとっての利益は大きく、私は心からエールを送りたいと思っています。
 その分の欠員医師の補充についてですが、大学側との交渉に努めています。年度中途退職という問題もあり、やや不十分ながら大体めどがついております。また、優秀な医師が来ていただけるものと考えていますので、御安心いただきたいと思います。
 次に、かかりつけ医についての御質問ですが、この制度は国が指導してきた政策でございます。まず、患者さんは近くの開業医、診療所で診てもらい、必要に応じて病院に紹介する制度です。当院では、一昨年から地域連携室を設置し、開業医との連携による医療資源の有効活用と、当院からも患者さんの逆紹介を推進しているところであります。紹介状のある患者さんは優先的に診ますという表示は、今年に入って行ったわけでございますが、当院により重症の患者さんを紹介していただき、可能な限り少ない待ち時間で、高度な医療を提供したいと考えております。
 したがいまして、病院は急性期でより高度の医療を担い、開業医は初期医療を担うことによって、入院主体の病院と、外来主体のクリニックという医療の分担を図るものであります。この意味で、当院の医師が地域で開業されることは、かかりつけ医になるサテライトが充実することでもあり、当院にとってもありがたいことと考えています。
 この制度につきましては、チラシやパンフレット、広報などでお知らせしておりますが、まだまだ十分ではありません。今後ともPRしていきたいと考えておりますし、市民の皆さんの御理解と御協力をぜひお願いしたいと思います。
 次に、「総合相談部」の新設についてお答えします。
 患者さんの苦情とか、転院の相談などは、従来、総務課、医事課、地域連携室、看護部など各部署でそれぞれ対応しておりました。窓口が患者さんにとって非常にわかりにくく、苦情や相談内容によっては担当違いの部署に案内されるなど、時には患者さんの不満が増幅していました。そこで、本年4月から、苦情や医療に関する相談の窓口を一本化した「総合相談部」を設置することにいたしました。これからは、医療に対する不満や個人情報に関する苦情など、ますますニーズが高まるものと考えられていますので、従来の縦割り的専門組織に潤滑油的コーディネートが重要との判断で新設したものであります。
 メディカルコーディネーター(MC)の名称で、看護師やソーシャルワーカー、事務員を配属し、兼務職員、臨時職員を含めると10人体制でスタートいたしました。院内の苦情相談や各種医療相談、診療情報提供に関すること、入院指導や検査要領など幅広い相談業務を行っており、現在のところ、順調に推移していると思っております。今後はより一層、リエゾン、コンシェルジュ的な機能を発揮して総合相談部の充実を図り、患者さんが納得できる体制づくりを推進してまいりたいと考えております。
 最後に、女性外来についてお答えします。
 全国的に女性外来が増加していることは承知していますし、林議員からの質問もあり、この間、検討してまいりました。林議員には、地域のニーズを伺いながら検討するというふうにお答えしてあります。
 従来、病院は疾患領域ごとに診察する専門科対応でございました。しかし、女性医療は別名「性差医療」としての特徴から、専門科を超えた、いわゆるクロスファンクションとして思春期、更年期、老年期の女性特有の内科的疾患診療と、専門的な乳房診察、女性の尿失禁治療などを対象に、全国的に女性外来として行われているものです。
 今年度は、先ほど述べました新設の総合相談部を窓口に、ニーズの実態を把握したいと考えています。そのデータをもとに、地域ニーズに合わせ女性専用相談日の設定など引き続き院内で検討し、将来は女性外来として実施したいと考えています。
 現在、出産後に発生する尿及び便失禁や、骨盤底の障害に伴う病状が、高齢化社会において大きな課題となっております。乳房外来も同様でございます。このような診療領域で、地域のみならず、広く県外も視野に入れた広域対象の特徴ある医療サービスを提供できるかどうかを十分に検討し、できれば次年度を目標に、センター的な特殊外来を実現したいと考えておりますので、いましばらく時間をいただきたいと思います。
 大楠議員には答弁の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 大楠議員の、ごみの分別収集についてお答えいたします。
 初めに、今年4月から開始した紙、プラスチックの分別収集の現状について申し上げます。
 分別収集の開始に先立ちまして、今年1月から2月にかけまして、市職員が地元の自治会ごとの説明会に出向きました。そして市民の皆様にできる限りわかりやすく説明して回ったところであります。概ね順調に分別収集されているものと考えております。市民の皆様の御協力に対しまして、心から御礼を申し上げます。
 ただし、一部の地域におきましては、収集回数や、回収容器の不足、収集場所の地理的条件などで御不便をおかけしているところも見受けられるようであります。今後、先進地の事例を参考にしながら、市のごみ対策委員会など関係機関と協議して、できるだけ早急に問題点を改善するよう検討してまいりたいと考えております。
 また、要望がありましたら、何度でもごみの推移、分別の仕方についての説明会等開催するつもりでございますし、「広報となみ」等に掲載し、市民の意識向上と分別の周知徹底を図っていきたいと思っております。
 ちなみに、分別収集を開始した4月と5月の一般家庭から排出される燃えるごみの量でございますが、昨年同月と比較いたしますと、4月は約135トン、5月は約87トンの減少となっております。
 次に、紙、プラスチック類の収集場所について申し上げます。
 プラスチックは大変量も多く、家庭での保管が困難なため、毎月排出できるような場所を確保してほしいという提案でございました。
 御承知のとおり、砺波市太田地内にはクリーンセンターとなみがあります。クリーンセンターでは、紙やプラスチックを初め、瓶や缶などの資源ごみを常時保管できるように設備を整えております。平日の午前9時から午後4時までクリーンセンターの方へ搬入していただければ、受け入れておりますので、そのことをもっと市民に周知してまいりたいと存じます。なお、市役所での保管施設につきましては、施設の場所、かぎの問題もございますので、現在は設置することは考えてはおりません。
 次に、商品の過剰包装の問題につきましては、スーパー等による一定の協力もあり、少しずつ減少はしてきておりますが、まだまだ過剰包装はなくなってはおりません。市といたしましては、環境基本計画に基づき、ごみの減量化の観点から、さらに御協力いただけるよう、店舗、企業等に働きかけていきたいと存じます。
 また、マイバッグ運動につきましては、昨年まで市と連合婦人会が連携し、市内スーパー5店舗でチラシ配布やマイバッグ持参の呼びかけを実施してまいりました。この連合婦人会の取り組みや、環境問題を考える先見的な問題提起でありまして、その地道な活動に対しまして、敬意を表するものでございます。
 このような運動が反映されまして、環境省でもレジ袋の有料化など、容器包装リサイクル法の改正に織り込み、2007年中にも実施される見通しとなっております。市といたしましても、今年度は広報等への掲載や、イベントへの支援などを計画しているところであります。さらに、ごみの減量化に努めていきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 21番 前田喜代志君。
 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) 私は、きのうから論議になっております指定管理者制度について市当局の御見解を賜りたいと存じます。
 このことについては、昨日、市長の答弁の中で、平成18年4月から段階的に導入したいと。9月議会では個々の施設の設置条例の改正案を審議してもらって、12月議会に指定管理者の指定の議案を提出したいと、こういう御答弁でございました。
 私はこの指定管理者の指定に至るまで、もう少し体制をしっかり整えて、新たな制度の立ち上げに備えていかなければならないのではないかというような思いから、これまでの施設の運営管理などについての総括をきちんとまずしていただきたいなと。そして、その中から、どんな課題や問題点があるか。そこの整理をしっかりとやっていかなければならんと、こんなことを思い、何点か質問したいと思います。
 2003年9月に導入されました指定管理者制度において、指定管理者を指定していくということ、これ自体はいわゆる通常の契約行為ではないと。そのことのために、いろいろと重大な問題が出てまいります。
 これまでは、競争入札あるいは随意契約、こういうことで、市と相手方との契約関係で行政の仕事をできるだけ民間の皆さんに担ってきていただいた、こういう分野がたくさんあるわけです。ところが、契約行為ではないということのために、例えば最低制限価格制度や低入札価格調査制度、こういうものも対象外になってまいります。したがって、そういう中で、例えば市の思いで一方的に安値で押しつけてしまうと。「あんた仕事欲しかろがい」ということで、こういうことになりますと、公正な労働基準も果たして守られるのかどうかというような問題が懸念されてまいります。したがって、公正な労働基準をしっかり保持していくための、何らかの縛りを設けておかなければいけない、こんなことを思うわけであります。
 また、これまでの市の外郭団体や委託会社で働く人の人件費の抑制、切り下げのみならず、雇用破壊に至る心配があります。おのおのの市の外郭団体や委託会社の業務は、その公益性や公共性のゆえに、単なる採算性のみならず、公正であること、そして何よりも住民が安心できること、住民から信頼をいただけること。もうからなければやめてしまうというような、そういうサービスとしてではなく、もうからないときでも、確実に安定供給されるような、こういうことも、この間の市の関連した業務として、大変大事な面がございます。これらをしっかりと担保できるのかどうかという点は、大変重要でございます。
 そのような観点で、私は、次のような点はどのように改善されていくのか。私の提案も含め、慎重に御検討をいただきたいのでございます。
 第1に、市の外郭団体などにおける労働諸条件の状況について伺いたいと思います。
 パートの労働者、こういう皆さんにも有給休暇やさまざまな労働諸条件が認められなければなりません。一般職員とパート労働者との違いは労働の時間にあって、時間単価に格差があるのは、公的な責任から見て極めて問題であります。大半が人件費から成るこれまでの労務提供型の委託契約などにおいて、受注価格をその業務の就業者数と労働時間で割り返しますと、最低貸金以下の数値になる事例があるのではないか。
 行政の業務における最低賃金とは、今は高卒初任給が設定されております。年齢や勤続要件をこれにどれだけ加味しているのか。これまでの、例えばごみの収集、運搬、処理とか、あるいは斎場の運営とか施設管理、メンテナンス、コンピューター管理、医療事務、私立の幼稚園や保育所、放課後児童クラブ、社会福祉協議会、あるいは文化振興会、あるいは体育協会、花と緑の財団フラワーランドとなみなどなど、外郭団体等における労働者の条件は、これまでの実態としてどうだったのか。このことが問われております。
 第2に、安定した継続雇用というものは、コストの面だけではなくて、さまざまな点で大変有効であります。この点をどう市政に生かすかということも、新制度の立ち上げに問われます。随意契約から指名競争入札に切り替える、こういうことも、この間、あったわけですが、そのときに、入札の結果で受注の事業者が交代したケースがございました。そこの就業者の雇用が継続されなかったわけですけれども、このようなときに、業務の引き継ぎに有形、無形の新たなコストが出てまいります。そして、人と人とのつながりがそこで切れていきます。
 就業していた人の経験やあるいは熟練、こういったものは、これまでの市民の税金があてがわれて育てられてきた面がございます。事業者の変更が、そのまま就業者の変更につながってしまう。今度の新しい制度は3年ごとに更新していくというようなことになって、就業者が3年ごとにかわるというのは、こういう経験や熟練、人と人とのつながり、そういう面で果たしてうまくいくのかなと、こういう心配があるわけです。
 受注事業者がかわっても就業者は従来どおりその業務に従事して、新規受注事業者のもとで継続雇用になれば、コスト面でも、あるいは人的な関係の面でも、経験を生かすという点でも、非常に重要な意味を持ってきます。特に、安定雇用の地域づくりというのは、実は、議論されております少子化の対策に最も有効な手だてでございます。これらは公契約において改善の余地が十分にございます。
 第3に、新しい制度の導入後も、既存の外郭団体等の特色や独自性を十分に発揮できるように、もっと知恵を絞っていただきたいと思うのであります。就業者への指揮、命令がこれまで市の出向職員で行えていたものが、新しい指定管理者を置くことで、市や議会の声が果たしてどれだけ反映されるのか。業務の監査・財務の監査の手法はどのように変わるのか。ある程度、距離感が出てくるのではないかという、そうなるとひとり歩きしていく。なぜひとり歩きしていくか。任されたからには、目いっぱいもうけにゃならんと、こういう責任感覚が働きますね。ひとり歩きしてしまう危険性がはらんでまいります。
 外郭団体などのあり方を見直すときには、おのおのの設立の経過や果たしてきた役割、先ほど文化会館の件で市長からも答弁がございました。では、財団法人体育協会の場合はどうか。市民の手づくりで、市民お一人お一人から出資をいただいて、この法人をつくり上げてきた。今、国が1本の法律を通したからといって、こういうものも仕掛けががらっと変わってしまうというふうなことでは、せっかくの市民の熱い熱意をこの1本の法律で無にしてしまうようなことになってしまいはしないか。大変気がかりなわけでございます。ぜひ、これまでの、こういう市民の手づくりの法人をこれからも大事にしていただけるように、制度発足後も100%尊重いただけるように、ぜひ御検討をお願いしたいと、このように思います。
 そして、個々の団体の独自性や主体性をもっともっと尊重して、むしろ、その団体の権限や財源の強化に努める。固有の職員の雇用の安定やその確保、あるいは活用、登用並びに労働条件の完全確保が図られるよう最大限の努力と対策を講じて、今後も継続して良質なサービスが提供し続けられる体制に万全を期していただかなければならないし、その責任があると思うのであります。
 第4に、新制度のもとで就業者の労働安全衛生はしっかり確保していただけるのかどうか。コスト面を優先するあまり、事故対策や健康管理がおざなりになるのではないか。指定した市の責任も問われます。市の指定行為が、事業者のもとで働く労働者の労働条件を基本的に決定づけているとの自覚を、市が持たなければなりません。
 第5に、指定権者として労働諸条件の安定に対する市の責務についてであります。
 指定元としての市の責務は、事業者の業務体制がどのような労働条件、貸金のもとに進んでいくかをしっかりと把握して、就業者の雇用不安や労働条件が悪化しないように、そのことは、ひいては公共サービスの水準を引き下げることにもつながったりするわけであります。新たな制度の適用のもとで、指定元としての市の責務をしっかりと果たせる仕組みでなければなりませんし、今後の業務委託など労務提供型請負を含めて改善していただかなければならない課題でございます。
 以上のことから、指定管理者制度導入前の準備段階において、特に次のような改善策も、ぜひ打ち出していただきたいと思うのであります。
 指定業者の指定に際しては、仕様書で一定の条件を付して受けていただこうということにいうことになりますけれども、新制度をしっかりと立ち上げるには、従前の業務委託契約などについても、これまでどおりでいいのかどうか、そういう改善すべき点をもう一度洗い直して、よりよいものに少しでも是正しておくべきで、そういう観点から、以下の点を申し上げたいと思います。
 1つは、公契約などの基本条例を制定しておけばどうか。安さを追求する競争入札を、公共サービスの質の向上や市の政策実現に資する入札制度に改善していく。政策入札を取り入れていくという課題です。そのことは、談合やダンピングの抑止にも大変有効な方法です。ぜひ、総合評価方式という観点から、公正労働の問題、雇用継続の問題、障害者の雇用問題、あるいは男女平等参画、環境、福祉、人権などの政策課題をこの入札にも取り入れることです。
 次に、法令の遵守についての仕様書の明記、そして公開についてでございます。
 事業者の入札参加に当たっては、労働基準法、労働組合法、労働安全衛生法、パート労働法、男女雇用機会均等法、育児介護休業法、雇用保険法、社会保険法、次世代育成支援法、就業規則整備等々の法令遵守について、参加条件をしっかり仕様書に明記をして、これを公開していく。法令遵守の義務をしっかりと唱えていくという、この点でございます。
 3つ目は、既存の団体が指定事業者にならなかった場合の雇用の引き継ぎについて、先にも触れましたが、指定管理者制度の適用で、指定事業者が変更になった場合でも、雇用が引き継がれるように、最大限の努力をする、優先雇用の徹底をお願いしたいし、当然、市当局が努力する責任があると思うのであります。
 4点目は、指定業者への安値押しつけというようなことにならないための適正価格というものをどう設定するか。新制度導入のねらいが、民間発想を取り入れてサービスを向上させることや、サービスの質を落とさずにコストを削減したいという点にあると思われますけれども、人件費の積算に当たっては、これまで従事していた職員賃金を原則として、週40時間、完全週休2日制、有給休暇の完全取得ができる人員の配置、こうしたものをしっかりと念頭に置いた適正価格を算定されること。
 そして、公正労働基準を確立するための業務委託契約でのダンピングの排除。このために、労務提供型の請負においても、最低制限価格制度や低入札価格調査制度を適用いただくこと。そして、主として市の補助金や委託費などに依拠する事業所のパート労働者などにも適用される最低賃金というものをしっかりと確立いただく。今回、そういう最低制限制度価格というものをあらゆる契約行為に適用することで、委託費などにおいても、最低賃金の保障に年齢構成要件を加味した人件費に改善して委託契約書にこれを明記し、履行確保に努めること。
 あるいは、委託企業の従業員に対して、不払い残業をなくす予算措置、あるいは職員研修や人権研修、労働安全研修などを有給で実施できるようにすること。あるいは、砺波市の福利厚生制度が利用できるようにすることなどですね。
 そして、介護保険制度ができまして、今、介護保険事業組合でありますが、これのもとでの指定事業所において、労働基準法や労組安全衛生法、パート労働法などの違反がないように、労働基準監督署の御協力をいただいて、周知徹底、改善指導、違反摘発を行って、安心して介護の労働に当たっていただけるような職場づくりに改良いただきたいこと。
 そして最後に、経営施策の変更によって、そこに働く人に重大な影響を及ぼす可能性が見込まれるような場合、この条例案作成前に、職場での事前の話し合いを持ち、働く人の不安を払拭して、市民サービスの低下を来さないようにするとともに、万一、雇用確保が困難で、やむを得ず離職せざるを得ない、こういう労働者の発生が想定される場合にあっては、就職のあっせんによる雇用の完全確保と退職条件の保障についても、経営責任として完全に履行いただきたいこと。
 これらについて、十分、条例提案前に解決できるよう御尽力をいただいて、準備をいただきたい。
 以上申し上げて質問といたします。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 前田議員にお答えをいたします。
 管理者制度につきましての基本的なことにつきましては、代表質問でもお答えをいたしました。前田議員からは、公の施設について、管理者制度に移行する前には、十分調査をした上で対処しなさいということなど、細部にわたる質問でございました。それぞれ私どもも、施行に当たっては十分注意をしなければならないと、このように思っております。
 先ほど、大楠議員にもお話を申し上げましたが、それらの施設についての意義、それから、このことを指定管理者に移行した場合に問題が発生しないかどうか、本当にサービスになるのかどうか、市民が不安にならないかどうか、そのことにつきましては十分調査をする必要があろうと、このように思っておるところでございます。
 いずれにしましても、法律が出た以上、このような管理者制度に移行しなければなりませんが、多くの施設について、事前によく調査をし、それに当たらなければならないと思っております。
 前田議員からは、具体的な提案もございましたし、御意見も拝聴いたしたところでございます。専門的な、それぞれの立場でも、いろいろ御指摘があったわけでございますが、このことについては、今、担当いたしております企画総務部次長から、これらについての見解を申し上げたいと思いますし、なお、御指摘があったことについては、さらに勉強させていただいて、本当に市民がこれでよかったというような、そういう指定管理者制度へ移行するようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 私から、以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 企画総務部次長 前野 久君。
  〔企画総務部次長 前野 久君 登壇〕

◯企画総務部次長(前野 久君) 前田議員さんの御質問にお答えさせていただきます。
 まず、砺波市におきます委託業務につきましては、前田議員さんが列挙されましたとおり、一定の専門性や特殊性のあるものが大半でございます。そのために、事前に条件を示すことはもちろんのことではございますが、場合によりましては、事前に協議を調えてから実施している事例もございます。
 そこで、今般の指定管理者制度の導入につきましては、御承知のとおり、法律の改正に伴いまして、公の施設の管理委託の手法が抜本的に見直されたものに伴うものでございますが、議員さんが御指摘のとおり、この指定管理者制度は、地方自治法で規定いたします契約には該当いたしませんので、同法で規定いたします入札の対象にはならないものでございます。したがいまして、指定につきましては、条例に基づきまして選定を行い、協定を結ぶという行政処分の形となりますので、選定に当たっての手続の透明性や公平性等を明確にいたしまして、議会の議決を得て指定することになるものでございます。
 しかし、今まで、管理委託は公共的団体等に限られておりましたものが、その分野に民間が参入するということになりますので、激変的なイメージを持たざるを得ないということは十分認識をいたしておりますが、公の施設管理につきましては、市民の平等利用の確保と、効率的で継続的な安定した運営が強く求められますことから、この本旨に十分配慮してまいりたいと考えております。
 このことにつきましては、昨日の池田議員さんの代表質問に市長がお答えされましたとおりでございまして、市民生活などに激変的な悪影響を与えないよう、十分配意していく必要があると存じておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、まず第1点目の外郭団体等の労働諸条件の実態についてのお尋ねでございますが、前田議員さんがお示しされました算定方法によります最低賃金は、調査したことはございませんけれども、先ほど申し上げましたとおり、それぞれ委託業務につきましては、事前の条件提示や、あるいは事前の協議等に基づきまして調整させていただいておりますので、このことで御理解を願いたいと思います。
 続いて、2点目の継続雇用の安定による優位性、メリットについて言及されておられましたが、確かにそのとおりだと存じております。しかしながら、一方では、マンネリによる弊害も予想されますので、各団体等におかれましては、この際、さらに効率的で、かつ低いコストで運営できないか、さらにはサービスの向上が図れないか十分検討いただき、体質改善を図っていただきまして、体力を増強して競争に打ち勝つ努力もお願いしたいと存じております。
 次に、3点目の、チェック機能の低下と、既存の受託団体の歴史的な経緯等に関しての御意見でございますが、このことにつきましても同感に存じておるところでございます。そこで、チェック機能につきましては、条例に規定しております事業報告書の提出にとどまらず、担当課はもちろんのことではございますけれども、選定委員会を設置いたしまして、適時適切に管理状況を検証していく必要があると考えておるところでございます。
 なおまた、監査委員によります監査につきましても、これまでの管理委託と同様に、指定管理者につきましても、地方自治法の規定により、監査の対象になるものでございます。
 また、既存の受託団体等の取り扱いにつきましては、先に申しましたとおり、継続性と安定性の観点から十分配慮していく必要があると考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
 次に、4点目、5点目の事故対策や健康管理の労働安全衛生の確保と、市の責務等についてでございますが、いずれも、いかなる団体であろうとも、労働基準法等に基づき、労務管理上の基本的な事項として認識すべきものと存じております。
 また、施設の管理におきましては、指定管理者の行為が原因で使用者に損害を与えた場合でも、その責任は施設の設置者であります市の責任になりますので、選定の際には、職員の配置、勤務体制、あるいは責任体制についても十分審査を行う必要があると考えております。
 このほか、現在行っております契約事務等に関することを初め、11項目にわたります具体的で建設的な御提言をいただきました。中には先駆的な御提言も含まれておりますので、参考にさせていただきまして、十分に研究、検討をさせていただきたいと思います。
 とりわけ、法令遵守の条件づけやダンピング排除手法の検討、そして法令違反に対します関係機関との協調につきましては積極的に取り組んでいく必要があると考えております。
 なおまた、昨日、市長が申されましたとおり、雇用不安が生じないように、十分配慮しながら事前調整を行っていく考えでございますので、御理解いただきたいと思います。
 以上で、前田議員さんの御質問に対する答弁とさせていただきます。

◯議長(江守俊光君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

              議案の常任委員会付託

◯議長(江守俊光君) ただいま議題となっております議案第35号から議案第40号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

                  日程第2
      BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産
      牛肉の輸入を解禁しないことを求めることについての請願

              請願の常任委員会付託

◯議長(江守俊光君) 次に日程第2 BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を解禁しないことを求めることについての請願については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(江守俊光君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明6月22日から6月27日までの6日間は、議案審査等のため休会したいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、明6月22日から6月27日までの6日間は、議案審査等のため休会することに決しました。
 なお、次回の本会議は6月28日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時02分 閉議



平成17年6月定例会(第3号) 議事日程・名簿 

     平成17年6月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第35号から議案第40号まで、
     平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号か
     ら報告第7号まで、継続費の逓次繰越しについて外3件
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を解
     禁しないことを求めることについての請願
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月21日  午前10時01分  開議
   6月21日  午後 3時02分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  20番 山 岸 銀 七 君    21番 前 田 喜代志 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  野 村 泰 則 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 吉 田 俊 和 君    部  長 小 西 竹 文 君

 商工農林              建設水道
 部  長 堀   秋 博 君    部  長 藪 田 康 男 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 永 田 俊 満 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 貝 淵 文 夫 君    次  長 金 平   正 君

 建設水道部             収入役
 次  長 安 念   茂 君    室  長 原 田 和 見 君

                   庄川支所
 財政課長 戸 田   保 君    管理課長 庄 下   中 君

                   病  院
 病院長  小 杉 光 世 君    事務局長 島 田 正 広 君

 教  育
 委員長  田 上   弘 君    教育長  堀 田 良 男 君

 教育次長 小 幡 和日出 君    監査委員 水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成17年6月定例会(第2号) 本文

 1.会議の経過
 午前10時04分 開議

◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第2号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(代表質問)

◯議長(江守俊光君) 日程第1 市政一般に対する、質問並びに議案第35号から議案第40号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号から報告第7号まで、継続費の逓次繰り越しについて外3件を議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 22番 池田守正君。
  〔22番 池田守正君 登壇〕

◯22番(池田守正君) 私は、新市発足後、初の市議会議員選挙におきまして当選の栄に浴することができました。また、図からずも伝統ある自由民主党砺波市議会議員会の会長に選ばれ、非常に身の引き締まる思いであります。この上は、市民の皆様の負託にこたえることができますように、全力を尽くす覚悟であります。
 それでは、お許しをいただきましたので、通告に従いまして今議会に提出されました諸案件並びに当面の諸課題につきまして、自民会を代表し市長の所信をお尋ねいたします。
 質問に先立ちまして、一言申し上げます。
 新市が誕生して既に7カ月余りが経過しましたが、安念市長には、愛と融和の精神による新市の一体感の醸成を図りながら、砺波市発展の基盤づくりのための諸事業を着実に進められておりますことに対しまして、敬意を表する次第であります。
 また、我々議会におきましても、在任特例の期間を経て4月に選挙の洗礼を受け22名の議員の誕生があり、議会の体制が整いました。私たち議会議員も市民からの期待を大きく感じており、個々の持てる力を十二分に発揮するとともに、与えられました議会の権能や任務を確実に遂行し、行政当局と力を合わせて、新市発展のために邁進することを改めてお誓いするものであります。
 さて、前置きはこのぐらいにいたしまして、これからの市政推進に関し、市長にお考えをお伺いいたします。
 まず、最初に、合併による行政改革や事務改善の効果についてお伺いいたします。
 市長が日ごろから申されておりますように、合併は最大の行政改革であります。昨年11月に砺波市、庄川町が合併をいたしましたが、これで一段落したわけではなく、行政改革は不断に行わなければならないものであると考えております。
 そういう意味におきまして、市長の提案理由にもありましたように、行政改革市民会議を再び立ち上げられ、行政改革推進の観点から行政運営全般について市民の意見を聞き、それを市政に反映させるという市長の姿勢に敬意を表したいと思います。
 そこで、先日開催されました行政改革市民会議において公表されました、合併による行政改革、事務改善の効果について、また、今後実施されようとする予定のものを含めまして、主なもので結構でございますので、お示しを願いたいと思います。また、今後の行政改革や事務改善の調査研究の予定がありましたら、あわせてお伺いいたします。
 この行政改革市民会議は、安念市長が市長に当選されまして初めて設置されたものであり、平成10年11月に第1回目の会議が開かれ、以来6年余りの歴史があり、市長には思い入れのある会議の一つであると思います。しかも、当時としては非常に珍しかった公募による委員も含まれまして、これまでの委員構成のスタイルを変えた画期的な会議の第1号であったと聞いております。
 市民参画の推進、開かれた市政の推進は市長の政治姿勢の柱の一つであり、今後も、行政改革市民会議を適時に開催され、市民の声を広く聞いて、適切な行政の運営を図られ、行政改革を着実に実行されますよう御期待申し上げるものであります。
 続きまして、三位一体の改革についてお伺いいたします。
 我が国経済は、景気が堅調に回復してきているとはいうものの、個人の所得が依然として低迷していることや、デフレ傾向が続いているなど、現下の国、地方の財政が大変厳しい状態にあることには変わりありません。こうした中、地方の自主性や自由度を高め、「真の地方分権」を実現するためには、三位一体改革の実現が当面の大きな課題となっております。
 昨年6月に「骨太の方針2004」が閣議決定され、概ね3兆円の国庫補助負担金削減とそれに見合う税源移譲、交付税改革に向けて、国、地方が知恵を出し合い、昨年11月に政府・与党合意の「三位一体改革の全体像」が示されました。
 内容は、御存じのとおり、平成17年、18年度において概ね3兆円の国庫補助負担金を削減すること。また税源移譲では、それに見合う所得税から住民税への移譲を行うこととされておりますが、今のところ削減する補助金2兆4,000億円程度が示されるにとどまっております。しかも、未解決で先送りされた課題も多く、地方が示した改革案の趣旨からして不十分な面も多くありますが、国と地方が対等の立場で協議が行われることは意義深いことだと思います。
 つきましては、地方の要望が認められるよう、今後に期待したいと考えております。
 そこで本題に入りますが、平成17年度における三位一体改革の姿は、総務省の資料によりますと、1兆7,000億円程度の国庫補助負担金の削減に対し、ほぼ同規模の所得譲与税等による税源移譲と、安定的な財政運営に必要な地方交付税総額を確保するというものでありました。そのような状況下で行われた当市の平成17年度予算の編成作業は非常に厳しいものであったと聞いておりますが、これらの改革によって、当市の予算編成にどのような影響があったかお尋ねいたします。
 また、三位一体改革による制度改正は、平成17、18年度の2年間をかけて実現することとなります。まだ制度改正の全体像がはっきりしない部分が多いようですが、来年度の予算編成に際し、当市にどのような影響が予想されるのか、今後の見通しについてお伺いいたします。
 さらに、これは要望でありますが、このたびの三位一体改革の推進に当たって、国が地方6団体と協議の場を設けたことは画期的なものであると理解しておりますが、真の地方分権改革を進めるためには、このように地方代表の存在が制度的に保障されるべきであると考えております。地方分権改革である以上、地方の意見を無視した改革はあり得ないと思うのでありますが、この国と地方との協議を拡充させ、法律に基づく制度として確立することを、市長会を通じて国に強く要望されますよう、安念市長に望むものであります。
 次に、総合計画の策定についてお伺いいたします。
 総合計画は、砺波市の目指すべき姿とその実現に向けた施策全般にわたる方向を示すもので、市政推進の最も根幹となる計画であり、将来展望を示し、市民と行政が一体となって魅力あるまちづくりに取り組むための指針として策定されるものであります。この最も重要な総合計画の策定に当たって、基本的な考え方をしっかり持つことが肝要であることから、安念市長に計画策定の視点や基本方針などについてお伺いいたします。
 限られた財源の中で、ポイントを絞り重点的に事業を実施することによって、めり張りのきいた事業展開を図り、計画の中の計画と言われる総合計画をより実効性のあるものにするための行動計画の策定が重要であります。
 税収が低迷し、交付税の削減が当たり前になった現在においては、このような財政環境を十分に踏まえて計画策定に臨まなければならないことは当然であります。このたび策定が進められる新しい総合計画の視点、基本方針について、どのようにお考えかお伺いいたします。あわせて、今後のスケジュールと市民協働による策定についてお伺いいたします。
 この総合計画は平成19年度を初年度とするものであり、今年度と来年度の2年間で策定すると伺っておりますが、その作業スケジュールについては、どのようにお考えかお伺いします。また、市民との協働による計画策定を考えておられると聞いておりますが、市民の行政需要の把握や、市民との協働の形はどのように考えておられるかをお伺いいたします。
 続きまして、指定管理者制度についてお尋ねいたします。
 公の施設は、公共の利益のために、多くの市民に対して均等にサービスを提供することを目的に設置されたものであります。つきましては、市は適正な管理のもとに維持していかなければならないことは言うまでもありません。
 このようなことから、これまでは、施設の管理受託者について、受託団体の公共性に着目し、公共団体、公共的団体、政令で定める地方公共団体の出資法人に限定されてきました。対しまして、今般、国が公の施設の管理に関する考え方を転換し、施設の適正な管理を確保するための仕組みを整備した上で、地方自治法を改正し、管理受託主体を法律上制限しないで、この指定管理者制度が創設されたものであります。
 砺波市においても、今議会で指定管理者制度関連の条例案が提出されておりますが、行財政改革推進の観点から、公の施設の適切な管理運営に資することを旨としながらも、一方では雇用の問題や、住民に対する公的責任の後退、市民と議会のチェック機能の後退など、指定管理者制度に関する懸念材料も内在するかと思われます。市当局には、これらの懸念材料にも配慮の上、適時適切な指定管理者制度への移行を実現してほしいと考えております。
 そこで、指定管理者制度に移行する際の基本的な考え方と、移行のスケジュール及び雇用不安の問題など、幾つかの課題に関する市長の考え方をお伺いいたします。
 最後になりますが、少子高齢化対策についてお尋ねいたします。
 我が国は、世界で最も少子化の進んだ国の一つとなっており、合計特殊出生率は過去30年間人口を維持するために必要な水準を下回ったまま、ほぼ一貫して下がり続け、この流れが変わる気配は見えていないようであります。
 先ごろ厚生労働省が発表した合計特殊出生率の全国平均を見ますと、平成15年は 1.29であり、過去最低でありました。すなわち、我が国が「子どもを生み、育てにくい社会」となっているのであります。
 幸い当市におきましては、子育て支援策など各種の施策の展開により、平成16年の出生者数が死亡者数を上回っており、社会増減もプラスであることから、総人口が増えている状態であります。また、旧の砺波市における、平成15年の合計特殊出生率を見ますと1.46で、前年に比べやや上がっておりますが、年齢構造を改善するには至っておりません。
 そこで、少子化対策が重要になってくるわけであります。就業構造の変化や結婚行動の変化、子育ての経済的負担など、少子化の理由は幾つも考えられます。これら少子化問題の解決の方向としては、若者が自己実現や社会への参画を目指しながら、自己の選択として職業や結婚、出産、子育てを自らの人生において積極的に位置づけていくことが、自立した社会人となる上で非常に大切なことであり、そこで若者の雇用問題が大変重要になってくるのであります。若年失業者に加え、フリーターや就職する意思がないとされる「ニート」と呼ばれる人たちの増大など、若者が社会的に自立することが難しい今の社会経済状況を変えなければ、展望が見出せないのではないかと考えます。国全体で考えるべきことだとは思いますが、この若者の失業問題が少子化にも大きく関連しているものと考えられます。また、若い親たちの子育てに関する不安や負担を軽減し、職場優先の風土を変えていくことについても重要であると考えます。
 さらには、やがて人口減少時代がやってきます。この国が持続的に発展していくためには、人口減少にブレーキをかけるため、生命を次代に伝え育んでいくことや家庭を築くことの大切さの理解を深めることが重要になってきます。このようなことを踏まえて少子化問題に対処していかなければならないと考えますが、少子化対策を推進する際の市長の基本的な考えをお伺いいたします。
 高齢化問題は、働くことができなくなった高齢者を社会でどう支えるのかということで、「だれでも見える問題」であり、「だれにも訪れる問題」であることから、これから生まれてくる子どもたちにもかかわる重要な課題であり、国の制度として一定の対応はなされておりますが、急激な高齢化に対応し切れていない状況にあります。しかも、戦後生まれのいわゆる団塊の世代が高齢期を迎えるまで既に10年を切り、高齢化率がさらに上昇するのが目前に迫ってきました。また、先にも申し上げましたが、高齢者を支える若者の数が減り続けているということが大きなハンディにもなっております。このことを念頭に置き、さまざまな高齢化対策を進める際には、個別対応ではなく、分野別の基本的施策の枠を超え、横断的に取り組む必要があり、関連施策を総合的に推進することが重要になってくるものと考えます。
 まず、高齢者の生き方、ライフスタイルの問題であります。平均寿命が延びたことから、ひとり暮らしや要介護等の高齢者も増えることを踏まえ、これらの高齢者に応じた施策が必要となるということであります。また、年金医療など社会保障制度の問題、就業その他の社会的活動への参画促進、地域社会への参画促進や生活環境のバリアフリー化など、さまざまな問題があります。これらに対応する施策を展開する際には、国及び地方公共団体はもとより、企業、地域社会、NPO、家庭、個人など、社会を構成するすべての者の役割分担が重要であると考えますが、この社会全体で高齢者を支え合う体制と施策推進の基本姿勢につきまして、見識豊かな安念市長の見解をお伺いいたします。
 以上、新市まちづくりの計画に定められました新砺波市の将来像でありますところの「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」の実現のため、安念市長の真摯な答弁を期待いたしまして、自由民主党砺波市議会議員会を代表しての私の質問を終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 池田議員の、自民会を代表しての質問にお答えをいたします。
 冒頭、おほめをいただきまして、厚くお礼を申し上げたいと思います。
 つきましては、市議会議員として任務の遂行についても述べられました。大変すばらしいことだと思っております。これからも、我々に対する御指導を、今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。なおまた、先人や先輩各位の御指導もいただいて今日を迎えたわけでございます。ついては、大先輩でございます旧庄川町長の村井武一さんが先般お亡くなりになりました。訃報に接しまして、感謝と哀悼のまことを捧げたいと、このように思っております。冥福を祈りたいと存じておる次第でございます。
 さて、本題に入りますが、厳しい財政環境のもと、少子高齢化、情報通信の技術の発展、あるいは地球環境の問題など、地方自治を取り巻く新たな行政課題、社会変化に対応する時代になりました。それらにつきましても御質問があったわけでございます。
 私は、市民の目線に立って市政を運営していきたいと、このことを約束をいたしておるところでございます。つきましては、市民がよくわかって、でき得ればあまり難しくなくて、簡素な市政を施行するのが大切だと思っております。議会中はいろいろ細かい御意見などもございますけれども、一般市民に対してはわかりやすい行政を進めることが何よりも大切だと、このように認識をいたしておるわけでございます。
 新市におきます行政改革等につきましても御意見がございました。先般、新しく第1回の行政改革審議会を開催したところでございます。
 そこで、御質問にございましたように、合併による行政改革、事務改善の効果等についてでございます。これからも、このことについては意を用いて進めていきたいと、このように思っておるところでございます。まず何よりも、私ども内輪で事務的に行政経費の節減を旨といたします。もう一つは市民負担の軽減であります。そして、よりよい市民サービスをすることが何よりも大切だと。改革、改革ということでございますけれども、これを据えなければ口だけで「改革」という言葉は、私はいけないと、このように思っておるところでございます。おかげさまで、合併によりまして、ある程度の事務的経費も削減することができたと、このように思っておるところでございます。例えば、各行政委員会の統合、それから特別職、議会議員の数も減ったわけでございます。それらこれらを統合いたしますと、およそ2億2,500万円の削減になったわけでございます。
 しかしながら一方、サービスの拡大もございます。サービス水準を少し拡大をするということでございまして、そのことにつきましては、実は約4,800万円増大をいたしております。
 市民負担の軽減といたしましては、旧庄川町の固定資産税の税率が1.55でございましたので、旧砺波市の税率に軽減をしたところによりまして、約3,100万円軽減をいたしております。
 なおまた、保育料の各階層ごとの額を旧市町の低い方に改めました。それによりまして、約1,400万円、それから法人市民税の負担軽減によるものが350万円、総額で約4,900万円から5,000万円、市民負担の軽減となっておることを申し上げておきたいと思います。
 また、市民サービスの向上につきましては、旧市町の独自の事務所が新市継承することによりまして、法人市民税が1本になりますから、その面でもあると思いますし、それから各種施設の相互乗り入れといいますか、お互いに使いやすいという面でもサービスの向上があったのではないかと。まだまだあろうかと思いますが、そのように思っておるところでございます。
 なお、今後、健康福祉の問題等につきましても、いろいろ改革事項をそれぞれ示されておりますので、これらに取り組んでまいりたいと、こう思っております。
 主なものといたしましては、保育所や幼稚園の保育時間を延長させていただきました。それから、今提案をいたしておりますが、南部小学校下で放課後児童教室の開設をする子育て支援の充実、それから、庄川区域と砺波区域を結びます市営バス路線、これらについては現在提案中でございますが、何とぞよろしくお願いをいたしたいと思います。
 紙とプラスチックの分別収集や、経常的経費は3%削減をさせていただいておる、それから職員の管理職手当の削減も行って、行政経費の節減に努めておるところでございます。
 いずれにしましても、私の公約でございます市民参画の精神を貫いて、多くの皆さんの御意見を取り入れて、さらに進めさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 事務的ではございますけれども、今後、この行政改革、事務改善の調査研究でございますが、助役を委員長にして、部課長で構成する行政改革推進委員会を早急に設置し、さらに市民サービスの向上、組織人員の見直し、事務事業の見直し等、それぞれ専門的に対処してまいりたいと、このように思っております。
 議会の皆さん方からも御意見を賜って、いい改革を進めさせていただきたいと、このように存じております。
 次に、問題の三位一体の改革について申し上げます。
 国における当面の三位一体改革の進め方は、池田議員も述べられたとおり、今、義務教育費の取り扱いについて、中央教育審議会で大変な論議となっていることは新聞報道でも御承知だと思います。この三位一体改革は、国、地方を通じて財政改革と地方分権を同時に推進するというものでございます。小泉内閣の重要な政治課題として、平成 16年度から始まったわけでございます。
 国は、地方の財源を確保すると言いながら、実際には補助金を約1兆円削減したわけであります。それから地方交付税につきましても約1兆2,000億円を抑制し、一方、地方への約束の税源移譲につきましては、たったの6,500億円で済んだわけであります。そこで、地方6団体も結束をして、このことを要望しておるわけでございます。
 今、旧砺波市と庄川町の合併によりまして、合算いたしますと、保育所運営費は、実は一般財源化をされました。国庫支出金が約1億9,000万円減額になったわけであります。その分所得譲与税で約8,000万、それから普通交付税の算定においては、福祉費には計上されましたが、交付税総額はほぼ前年度と変わらず、一般財源ベースは大変厳しい状況になったわけでございます。
 そして、改革2年目となる平成17年度におきまして、引き続き福祉関係を主体に国庫支出金が税源移譲の対象となりまして、当市においても約8,000万円の国庫補助金が削減されたところでございます。幸い、今回平成17年度は同額程度の所得譲与税が見込まれましたので、本年度改革分では財政的には平成16年度と比較してうまくいったのではないかと。これも運動のおかげかなと、このように思っております。
 ただし、これからは毎年1億円程度の財源が不足する状況になってきておりますので、この面からも改革、改善をしなければならないと、このように思っておる次第でございます。
 そこで、お尋ねの平成18年度の影響はどうかということでございます。
 先に申し上げましたように、義務教育関係、義務教育施設、今、東部小学校の増改築を行っておりますが、これが一般財源化されるかどうか、今議論をされております。また、生活保護費の補助率引き下げが言われております。また、先般突如出てきたわけでありますが、財務省は地方交付税の抑制を発表したわけでございます。したがいまして、不明確な点もございますので、現在のところ、現段階では平成18年度の影響については定かではございませんが、もうしばらく時間をおかしいただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 次に、国の新年度予算が取りまとめられる段階で「6団体、しっかりしろ」ということでございます。そのことにつきましては、3兆円の税源移譲を確実にすること。それから、この国庫支出金の改革、地方財源である交付税の確保といったことにつきまして、先般集約をされましたので、池田議員の発言もございましたが、全国市長会を通じて地方の声を反映してまいりたいと思います。議会の皆さんも、市議会議長会等を通じまして運動を展開していただければありがたいと、このように存じております。
 本格的な税源移譲につきましては平成19年度以降と言われております。今は所得に対する所得税、住民税の税率を調整するわけでございます。従来国に納めておった所得税、そして、住民税は市町村が賦課しておったわけでございますが、明確ではないんですが、方向としては所得税を減らして住民税を増やすということで、国から地方への3兆円の税源移譲が検討されておるところでございます。そのことにつきましては、さらに詰めていかなければならないと、このように思うところでございます。
 三位一体の精神につきましてはよくわかりますけれども、中央があまり地方をいじめることのないように、そして、我々としては、市民に対するサービスも充実するということが第一線にあるわけでございますので、このことも強く申し上げていきたいと、このように思っておるところでございます。これからも、議会の皆さんの御支援を賜りたいと、このように存じておる次第でございます。
 続きまして、市総合計画策定に関するお尋ねにお答えをいたします。
 まず、策定に関する基本的な考え方を示す視点、基本方針でございます。
 市町村は、地方自治法によりまして、総合計画、それぞれ議会の認定をいただいて計画することになっておるところでございます。今回の総合計画につきましては、合併時にいろいろ議論をされました。「どんな町をつくるんだ」という議論を激しく行ったところでございます。そこで、新しくできました「新市まちづくり計画」を基本として進めさせていただきたいと、そのように存じております。
 それは、「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」を将来像といたしまして、柱立てといたしましては、健康福祉の分野では「笑顔あふれる福祉都市」、教育の分野では「人と心を育む都市」、環境都市基盤の分野では「庄川と散居に広がる快適都市」を目指す。4番目には農業、商工業など産業の分野では「魅力ある産業の発展する都市」を目指す。5番目は行政の分野では「住民と行政が協働する都市」、そのように5つの基本方針を踏まえて、市民の皆さんがお互いに健康で支え合い、安心して暮らせる町を第一の目標にして施策を構築してまいりたいと、このように存じております。
 また、議員御指摘の三位一体の改革によって、地方財政の環境は大変厳しさが増しております。事業の重点化、めり張りのきいた事業展開を総合計画で推進するように要望がございます。そのとおりだと思います。今回策定いたします基本構想、基本計画及び実施計画をもって総合広域計画といたしますが、その基本構想の定める基本理念の実現に向かって対処しなければならないと、このように思っておる次第でございます。
 したがいまして、総花的ではなく各分野においてポイントを示すべきだと、このように思っております。そして、実施計画におきましては、より一層実効性のあるそのものを、予算と整合性を図りながらお示しをしてまいりたいと。特に重点課題についてはそのように対処してまいりたいと、このように存じておるところでございます。
 どこへ行っても総合計画は文言上は総花的になっておりますが、財源的に考えますと、それでは何もできないという状況です。その面では、それぞれその分野におけるポイントをお互いに十分周知をしながら、その課題に向かって対処するという計画づくりが必要ではないかと、このように存じておる次第でございます。
 次に、今後のスケジュールと、市民協働による手法についてのお尋ねでございます。
 スケジュールにつきましては、提案理由でも触れさせていただきましたが、今、庁内で策定委員会を設置して情報の収集に当たっております。今後、7月には総合計画審議会を設置いたしまして、まちづくり研究会も立ち上げたいと思います。ついては、その作業につきましては、来年の3月を目途にして、種々データの収集、分析を合わせて素案づくりの形としてまいりたいと思います。
 その後、7、8月までに協議調整を図り、総合計画審議会の諮問、答申を経て、明年の市議会9月定例会で基本構想を提案してまいりたいと、このように思っております。議会の議決は基本構想だけでありますが、もちろん中身についても周知をしていただいた上で構想計画を議決を賜りたいと、このように思っております。
 そして、市民との協働の手法につきましては、今ほども申し上げましたが、まちづくり研究会を立ち上げたいと思います。これらにつきましては、各地区からも出ていただく、あるいは各種団体からも推薦をしていただく。大部隊になると思いますが、そのような研究会を初め、あるいは振興会でございますとか各種団体との懇談会、あるいは私が行っております出前講座、それから何よりも将来を背負って立つ中学生の作文等も募集をして、それらの要望にこたえるという形で進めさせていただきたいと。そして、それぞれの立場でそれぞれが責任を持った発言をしてもらって、お互いに共通認識をしながら進めていくことが協働の作業であろうかと、このように認識いたしておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、指定管理者制度についてお答えをいたします。
 この制度は、実は大変難しい制度でございます。冒頭、慎重に対応してまいりたいと、まずこのように思っております。公の施設は、住民の福祉増進の目的で設置されたものでございます。今、砺波市には172カ所ございます。そのうち、現在委託しておりますのが62カ所ございます。公の施設の管理受託は、議員が申されましたとおり、従来は公共団体、あるいは公共的団体、政令で定める出資法人に限定されておりましたが、今回地方自治法の改正によりまして、これらの公の施設を民間の能力、ノウハウを活用して住民サービスの向上、そして経費の節減を図ることを目的として法律改正となったものでございます。したがいまして、従来の公的施設等々についての管理は、民間を含めて対象にして管理をさせるということなったわけでございます。
 しかし、冒頭に申し上げましたように、随分難しい課題もございます。この制度を導入するに当たりましての基本的考え方を示せということでございます。ちょっと私は保守的かもしれませんが、現在の施設の設置目的がございます。その目的に従って、効果的、効率的、安定的に達成することを考えていかなければいけないと思います。現在直営で管理している施設を含めて、全施設についてどうあるべきか。そのことをよく検討して、指定管理者制度を導入するのがいいのか、あるいは直営でいくのか、その辺の選択が迫られておるわけでございます。
 まず、制度の導入時期につきましては、現在委託しております施設を検討いたしまして、平成18年4月から段階的に導入してまいりたいと思います。現在直営の施設につきましては、今年度中にもその目的をよく検討していきたいと、こう思っております。今後のスケジュールといたしましては、平成18年7月から指定管理者制度を導入する施設を検討しているところでありますが、導入するについて、個々の施設の設置条例、改正案を9月議会に御審議を願いたいと思います。その後、指定管理者の募集、選定を行い、12月議会定例会には指定管理者の指定の議案を提出してまいりたいと、このように考えておるところでございます。つきましては、議会においてもこれらのことについてよく検討をお願い申し上げたいと思うところであります。
 指定管理者制度の導入につきましての問題点は、現在管理受託をしている受託団体が指定管理者の指定を受けられなかった場合、雇用の問題が発生するわけであります。そのことを慎重に考えなければいけません。
 したがいまして、今、外郭団体や社会福祉協議会に管理を受託していただいております。そのような問題が危惧されるわけでございます。当分の間、公募によらない当該団体を選定することも選択の一つでございます。そのように、今効率的に行われている団体も実はあるわけでございますが、その点、公募によらない方法も、私はあるように感じておるわけでございます。
 今後、外郭団体の経営の見直しもしなければいけませんが、「原則公募」という法律の手前もございます。したがいまして、それぞれの受託団体も経営改善や体質強化が必要だろうと、このように思っておるところでございます。
 一方で、私が思うようなことについて、市長は少し指定管理者制度に対して後退があるんではないかという意見もあるわけであります。よく調査をしてまいりますけれども、市の責任において施設を管理するのは、あくまでも私は直営でいきたいと、このように思っております。
 先の議会でも質問があったわけでございますが、今、保育所の民営化という話が全国的に言われております。ただし、子育て支援、子どもをたくさん生み育てて安心して暮らしていただくという一面で、当分の間、私は保育所の民営化、公募しないということを先の議会で申し上げたわけでございますが、これらにつきましても、これから中身をよく考え直していくべきでございますけれども、私は直営を堅持してまいりたいと、このように思っておるところでございます。
 それから、公募によりまして公の施設について、本当に効率的で経費の節減だけ言われてまいりますと、どこかの入札でないが、安いところに落ちるということだけで本当にいいのか。その辺を付近住民の皆さんもサービスのことも心配でしょうし、そんなことなどを考えていくときには、この施設管理をされる団体、民間の能力を十分点検しなければいけないという状況にもあると思います。
 いずれにしましても、もし民間に委託するとするならば、いわゆる使用義務等々、仕様書ができるわけであります。その指示や指定に途中で投げられますと、これこそ大変なことになるんです。したがいまして、これらのことにつきましては、十分注意を払うと同時に、計画書あるいは報告書をそれぞれ提出してもらうことになりますが、不適当な場合は停止することになりますけれども、今申し上げましたように、途中で「不適当だからやめろ」ということになりますと、これまた混乱をして市民に迷惑をかけるわけでございます。
 いずれにしても、市の監督責任も随分ついてまわるのではないかと、こんなことなども思っております。少し細かくなりましたが、そのような現状であること、ただし、これから議会とも相談をしながら進めさせていただきたいと、こう思っておるところでございます。
 次に、少子化対策についての御質問でございます。
 まず、砺波市の現在の状況について述べたいと思います。
 池田議員も御指摘のとおり、砺波市の出生者数は死亡者数を上回り、ここ数年間450から500名の出生でございます。全国の傾向とは違い、急激な少子化は見られないところでございます。しかしながら、平成7年の国勢調査から、高齢化人口(65歳以上)が年少者人口よりも多くなってきております。これは、確かに少子高齢化の時代でございます。将来が危ぶまれるということではないかと思います。
 そこで、おっしゃるように女性の晩婚化、未婚化、あるいは子育て環境の未整備、子育ての経済的な負担もあるようでございます。なおまた、「ニート」と言われる無職の青少年、「フリーター」と言われる定職につかない若者、その状況が現在あふれつつあるわけであります。現代の経済情勢の中で、この雇用のあり方についても考えなければいけないと思います。雇用政策につきましては国の制度でございますが、地方にあってもこのことは考えていかなければいけないと、このように思っておるところでございます。
 そこで、国では関係省庁一体になりまして、雇用体制の指導強化、若者の働く意欲を喚起して、職業的自立を促す「若者自立挑戦プラン」が、ようやく厚生労働省で作成されてきたところでございます。その指導内容はまだ明確ではございませんが、いずれ指導があると思います。私ども、この厚生労働省で打ち立てられました「若者自立挑戦プラン」をどう利活用していくかというのが一つの柱であろうと思います。しかし、当面は、砺波市では「砺波市次世代育成支援行動計画」がございます。それらの行動計画を一歩一歩でございますけれども、展開していくことも必要だと、このように認識をいたしております。
 なお、家庭での子育ては一番重要なことでございます。まず基本的には家庭が子育てをするということでございます。行政といたしましては、家庭の子育ての支援をするということ、それから各種保育サービスの充実などでございます。なおまた、企業にあっては、一時休業休暇や、それらの労働環境の整備を各企業等に求めたいと、このように思っております。
 ただ、私どもはPR機関でございまして、指導監督権がございません。指導監督権があるとすれば、それぞれ各企業に赴いてそれだけの指導ができるわけですが、現況市町村としては指導監督権がございませんが、このことを強く指導監督権のある県、国に対して申し入れていきたいと、このように存じておる次第でございます。
 いずれにしても、少子化対策は児童手当を一たん切ったことに私は国の責任があると思う。ようやく今、小学3年生までということですが、せめて小学6年生ぐらいまで児童手当を出すべきだと、市長会でもそのことを声を大にして申し上げております。法的には国政レベルでもぜひこのことを実現してほしいし、あるいは子どもの医療費等々の補助についても、部分的には市町村も私は出してもいいと思いますが、国はその制度をきちっとやるべきだと、私はそのように思っておるところでございます。
 いずれにしましても、国へのアプローチだけではなくて、地方行政も取り組むこの少子化対策については重要な課題があろうかと、このように認識をいたしておるところでございます。
 次に、高齢者を支える体制、高齢化対策でございます。
 砺波市の高齢化は、現在21.9%、約5人に1人が65歳以上の高齢者でございます。お話にもございましたように、団塊の世代が65歳となるのは2015年。4人に1人が高齢者となると言われております。今後、高齢化はさらに進むと考えておりますが、このことについての医療費や介護保険給付の増大につながってまいります。さらに、公的年金の支給など、今後の高齢者施策はますます大きい課題になると、このように思うところでございます。
 そこで、この高齢者対策につきましては「自助」、自ら助ける、自分でこなすという一つの手段がございます。もう一つは、どうにもならないときには「公助」という役割があると思います。したがいまして、「自助」の分につきましては、指導というのはちょっとおこがましいんですけれども、いろいろサポートをする。市町村は自助に対するサポートをしてあげるという体制づくりが何よりも大切だと思いますし、公助につきましては、国や県がちゃんと面倒を見る。国保の問題にしてでも削減をしました。国は削減をした分、都道府県でカバーしなさいという三位一体であります。あるいは、介護保険等々につきましても後ほど質問があるようでありますが、少しは値上がりをする別の施策もございますけれども、この公的については、もっと国は対処しなければいけないんではないかと。
 非難めいたことを申し上げて恐縮でございますが、私はそのように考え、この自助等につきましては、皆さんでサポートする、市町村でやるべきだと。幾つも課題がございますが、そのように思っておるところでございます。
 さて、議員からこれを一つ一つやるんじゃなくて、縦割り行政ではなくて、もっと横断的な取り組みをしなければならないと、そのとおりだと思います。今、介護保険制度の見直しの中で、保険料の中に「予防介護」というのが出てまいります。要支援と要介護1の皆さんについては介護にかからないように予防体制をとるということでございます。これはどちらかというと教育であったり運動であったりしますので、老人対策の措置ではないと思います。その意味から、そういう医療と保健との連携が大切ではないかと、おっしゃるとおりだと思います。
 そのように、医療と保健と福祉。そして、広く文化やレクリエーション活動を取り入れなければいけないと思います。今、わずかな予算でございますけれども、各公民館に高齢者学級等々の経費もみております。その意味で、いわゆる横断的な取り組みは、御意見のとおり大切なことだと思っておりますので、私どもとしてもこのような体制で、先般も砺波市健康ボランティア連絡協議会が生まれました。そのことにつきまして、「健康プラン21」がベースになっておりますけれども、そのことを踏まえて、よく指導するというのはおこがましいんですけれども、よくPRをしてやっていただきたいということをお願いをしてきたところでございます。私の考え方は、今池田議員がおっしゃったとおりの考え方で進めさせていただきたいと思います。
 以上、少し長くなりましたが、代表質問のお答えといたします。
 以上でございます。

市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(江守俊光君) これより市政一般に対する質問並びにただいま議題となっております案件に対する質疑を行います。
 通告により、順次発言を許します。
 12番 山田幸夫君。
  〔12番 山田幸夫君 登壇〕

◯12番(山田幸夫君) 議長のお許しを得ましたので、質問いたします。
 新しい自治体として砺波市がスタートして、同時に安念市長が就任されてはや半年以上が経過しました。この間、市長初め職員の方々が新市のため一生懸命精勤されていることに敬意を表するものであります。
 私は、庄川地区の人口問題について市長の御所見をお伺いいたします。
 市長は、市政運営の姿勢として常日ごろ「公正・公平」「清潔」「市民参加」など、市民の目線で市政を執行すると言っておられます。私も全く同感であります。また市長は、砺波市、庄川町が合併して本当によかったと実感できる市になるよう全力を尽くすとも言っておられます。私は、市長のこの気持ちは全市民も同じ気持ちではないかと思っております。
 また合併してよかったという気持ちは、市民一人一人それぞれ違うと思います。医療、福祉などがよくなったと思う人、また、環境、道路などがよくなったと思う人、あるいは税金などが少なくなったと思う人などいろいろだと思いますが、これはこれでそれぞれの思いですので、大変喜ばしいことではないかと思っております。
 ただ一つ、私が危倶しておりますのは、庄川地区の人口の減少が合併協議会で予想されていた以上のスピードで進んでいくのではないかということであります。
 合併協議会で出された資料を見ますと、砺波市は今後10年間で約10%人口が増えると推計されております。また、庄川町地区は10年で5~6%減るのではないかと推計されております。人口はその自治体の地域の活力を示す重要な指標であります。ほとんどの自治体が人口を減らしている中、砺波市が全体的に人口増が見込めるということは大変すばらしいことであります。庄川地区がやや人口減になることは、庄川地区の皆さんも理解しているところでございます。しかし急激な減少は住民のその地域への愛着心と活力をなくし、心まで過疎になるのではないかと私は一番心配しております。
 国勢調査の行われました平成7年より平成16年の合併までの約10年間で、庄川地区の人口は約200人減少しております。一方、合併した平成16年11月から、今年平成17年5月までの7カ月間では約100名も減少しております。大体ですが、この割合でいきますと、合併してからの1年間で過去10年間と同じ人口が減ったということになるのではないかと思っております。
 現在、庄川地区の人口は7,100名ほどかと思いますが、合併協議会の資料によりますと、これは5年後の平成22年の人口であると予測されております。半年くらいの数字で10年先を予測するのは乱暴かもしれませんが、このまま人口減少が続けば庄川地区の人口は10年後には5~6%と予想しておりましたが、私は20%以上減少するのではないかと危惧しております。
 私たちも、魅力ある地域をつくることに努力していかなければなりません。人口が減らないように頑張らなくてはならないのですが、同時に行政もいろいろ知恵を出していただき、急激な人口減少とならないよう、対策を講じていただきたいと思っております。市長の御所見をお伺いいたします。
 以上であります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 山田議員にお答えをいたします。
 まず、市につきまして評価をいただきました。しかし、まだまだ不足する面もございますので、何とぞ御指導いただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 山田議員から、人口対策についてでございます。
 人口減少についての心配の余りこの質問をされたと、このように認識をいたしております。昨年の11月新市が誕生したわけでございます。その後、皆さん方の御支援もあって、私が市長に着任をさせていただきました。私の基本理念として、愛と融和、公平、公正、清潔、そして市民参画の行政を心がけてきたところでございます。
 新市となりまして、自治振興会を初めスポーツ団体等々、あるいはイベントのときにはシャトルバスを運行するなどして、一体感あふれる、私はそのことを融和の精神と思っておりますので、そのような施策を講じてきたわけでございます。
 庄川地区の人口をデータから見ますと、平成7年から平成16年の人口差は約171人の減少となっております。住民基本台帳の庄川地区の昨年10月末は7,194名、今年の5月で7,108名。7カ月間で86人の減少ということでございます。
 一方、この7カ月の間に35人のお子さんが生まれておるわけでございまして、私は大変好ましいことだと、このように思っております。内容を見ますと、転出・転入者、この旧砺波市でも3月末は実は大学へ行く生徒でがさっと減るわけであります。それがまた12カ月かけて盛り返してくるという傾向がございます。それは別といたしまして、この転出・転居者が57人と多くなっております。これは、会社のリストラの関係があったと言われておりますし、この転居者の中身が、砺波市内に28人来ているわけです。同じ市内でございますから、その辺あまり山田議員、心配されなくてもいいんではないか。一体感から考えて、もともと恐らく住所をこっちに持っておられて、一応住民票だけは庄川地区にあったんではないかと。合併になりましたから、この際転居先の砺波へお越しになったんではないかという分析もあるわけでございますので、そう悲観した数字ではないんではないかと、このように思っておるところでございます。
 そこで、市において知恵を出して人口減の対策をしたらどうかということでございます。その意味では、おっしゃるとおり、安心して子どもを生み育てるという課題が市町村にあると思います。特に、子育て環境等につきましては、保育園の問題もございますし、保育料の値下げもしたわけでございます。そして、次世代育成支援行動計画で、それぞれソフト事業や、きのうも母子保健推進員の皆さんに活躍していただくようにお願いをいたしておるところでございます。
 そこでそのほかに、対策としては、地場産業の育成、あるいはこの庄川には温泉地もございますし、滞在型の観光地域ということで力こぶを入れることによって交流人口も増えるんではないかと思いますし、この後、東海北陸自動車道もできます。そのことをも踏まえまして、できれば企業誘致なども進めさせていただくということが何より大切だと一般的には思うわけですが、なかなか簡単なわけにいかないと、こう思っておるところでございます。
 ついては、まず庄川地区の魅力が多分にあると思う。もっともっとアイデアを出して、庄川らしさ、庄川地区らしさというものをみんなでつくり上げるということが何より大切ではないかと思っております。私自身も、この砺波に住んでおりながら、この間からちょこちょこ庄川地区へ出向きますが、こんなすばらしい環境はないと思う。近ごろ、この環境を求めて人口移動が始まっておると聞いております。したがいまして、このすばらしい環境をみんなで守り育てる、その環境の中には人のよさも大切だと思う。私は、仲間づくりのコミュニティーも大切だと思うし、特に庄川地区は芸術文化の盛んなところでございます。今、芸術家もインターネット時代でございますので、東京へ集中しなければ偉くならないという時代ではないということを言われております。
 したがいまして、この芸術文化という特色を生かすような地区にされたらどうかと、私はその意味でも人口増の期待があると思います。ぜひその点で山田議員にも努力していただきたいですけれども、私どももそういう環境づくりのために行政施策をすべきではないかと、このように思っておりますので、御支援をいただければありがたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 11番 寺井武彦君。
  〔11番 寺井武彦君 登壇〕

◯11番(寺井武彦君) ただいま議長のお許しを得ましたので、先に通告してある事項について質問いたします。
 まず、最初に、農村振興総合整備事業についてお尋ねいたします。
 私は、旧庄川町の議会で2回にわたり、農村振興総合整備事業の推進について質問をいたしました。平成14年には250万円の予算をかけ、青島、種田地区を中心に農村振興整備事業推進協議会を立ち上げ、各種団体長を初めとする20名の方、また各地区ごとにも会合を進め、現在、地区において誇れるものやいいものは何か。また、改善すべきものは何であるのか。必要なもの、望ましいものは何か。地区における将来像を語り、汗と知恵を出し推進協議会資料を作成し、1つは自然環境に関する整備の方針、2つ目が生活環境に関する整備の方針、3つ目が農業に関する整備の方針、4つ目が農業生産基盤の整備の方針、以上4つの項目についての基礎資料に基づき、県の関係機関と協議され、平成16年11月の砺波市との合併の関係もあり、箱物は大変難しくなっていることなどから、基本計画の作成ヒアリングまで話が進まない状況であり、改めて生産基盤である農業用施設を整備できる別の事業として「経営体育成基盤整備事業」の取り組みについて、平成17年度県への要望とし、事業採択に向けた要件緩和を旧砺波市とともに陳情してきたとのことであります。
 また、この事業の1つとして、中野土地改良区では「担い手育成基盤整備事業」として、用水路の改修、搬入客土が行われ、平成17年度で完了予定であります。新砺波市において、農村振興総合整備事業の取り組みなどをどのように考えておられるのか、御所見をお伺いいたします。
 次に、用排水路の整備を早急に行う必要があります。
 御存じのとおり、庄川地区ほ場整備は、昭和48年から53年の6年間に耕地面積 272.3ヘクタールにわたり整備され、古上野、天正の一部におきましては、昭和47年に五鹿屋土地改良区でほ場整備を行い、30年以上経過しております。特に用水路に関しましては、U字溝とU字溝を並べモルタルでつなぐやり方であり、施行後5年ごろより用水路の水が漏れ出し、ひどいところでは水口の一部が沼田のようになり、農作業が大変、秋の収穫にも大きく影響しますし、機械などを壊したり、事故にもつながることもあり、その都度土地改良区にお願いし、応急処置で対応してきたところであります。
 また、タケノコ用水のため、水が一番必要な時期の代かきや、田植え直後に用水路に水が来ないため、排水路よりポンプで水をくみ上げ、水をあてているところもあります。
 一方、排水路については、6月から7月における集中豪雨や台風時の雨により田畑が冠水するところも多くあり、同じところが何回も冠水するのは、地形や排水路に問題があると思います。また、排水路が当初より底打ちをしていないところも多くあり、土砂が堆積し、張りブロツクが見えなくなっているところもあり、出水時の流水に支障を来すおそれのあるところも多くあり、早急に土砂を徹去する必要があります。
 先に質問した農村振興総合整備事業との関係もありますが、国、県に働きかけ、早急に用水路、排水路を整備していただけるように御所見をお伺いいたします。
 次に、農業公社の対応についてお尋ねいたします。
 砺波市は典型的な稲作単作地域であり、農地面積の99%が水田で占められ、農家の9割以上が兼業農家であり、農業就業人口の約6割が65歳以上の高齢者であり、その比率は年々高くなってきております。また、担い手不足も深刻な問題となっており、将来の農業推進者と見込まれる青年農業者も年々減少しております。
 このような状況において、農家意向調査では、経営規模を縮小したい農家の面積は、規模を拡大したい農家の引き受け可能面積の3倍を超えており、耕作放棄地の増加が懸念され、美しい散居村の田園風景が損なわれることなどにより農業公社が設立され、1つは農地利用総合支援事業、2つ目が農業機械支援事業、3つ目が特産品開発事業、4つ目が都市農村交流活性化支援事業、5つ目が担い手育成及び農業者等研修支援事業、6つ目が農業情報集発信支援事業などを行っております。
 特に、砺波市は日本一を誇るチューリップ球根生産地であり、農業公社が中核となり、チューリップ生産者の機械設備の投資の負担及び作業負担の軽減のため、農業機械のレンタル及び作業受託を実施されてきたことに対し、大切であり評価するものでありますが、チューリップ生産者や作付面積が年々減少している現実を踏まえ、今後どのような対策を考えておられるのか、さらなる充実を図る必要があると思います。市長の御所見をお伺いいたします。
 また、4番目に言いました都市農村交流活性化支援事業については、コシヒカリオーナー制度の実施や市民ふれあい体験農園の開設を行い、平成15年度のコシヒカリオーナー登録者数は20名、平成16年度のコシヒカリオーナー登録者数は何名であったのでありましょうか。さらなる充実を図る必要があります。
 また、5番目に申し上げました担い手育成支援事業についてであります。平成15年度当初予算で40万円計上され、実際に使用された金額は2万3,000円でありますし、平成16年度でも40万円予算に対し15万円余り使用されておりますが、とても担い手育成支援事業が適切に実施されているとは思えません。今後、担い手育成支援事業に対しさらなる充実を図る必要があると思います。市長の御所見をお伺いいたします。
 次に、農業公社とは直接関係ないと思いますが、各集落営農組合(機械化組合)の法人化に対する指導を今後どのように考えておられるのかお伺いいたします。
 現在、砺波市では47団体の集落営農組合があり、その中で法人化されているのは4団体と聞いております。今後、水田農業構造改革交付金がどのようになっていくのか。また、機械化組合の新規機械更新に対する補助金制度などを考えたとき、法人化にする必要があると考える各集落営農組合が多くあると思います。
 となみ野農協、県営農業普及所などと連絡を密にし、各集落営農組合に対し応援指導する必要があると思いますが、市長の御所見を伺い、私の質問を終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 寺井議員にお答えをいたします。
 私からは、財団法人砺波市農業公社について、理事長も兼ねておりますので、私からお答えをいたします。
 農業公社の課題は多分にございます。それぞれ必要な課題に向かって解決するときには公社方式しかないと、このように決断をして、平成13年度に財団法人として設立をしたものでございます。
 今、公社の事業についても述べられましたが、1つは食料・農業・農村基本計画にもございますように、担い手をどうするのか。このことについて大きい課題もございますし、今、営農集落等を含めて、企業化等、金銭ではなく話し合いの場で進めておるところでございます。
 それから、御意見にもございましたように、農地調整といいますか、企業農家に対する調整機能、もともと農協さんも行っておられましたが、農地利用拡大等についても、公社という立場で調整をいたしておるわけでございます。その他、チューリップ球根を初めコシヒカリの販売等、進めさせていただいておるわけですが、農協、球根組合に提供をしながら、公社を活用して農業の発展に結びつけたいと、こう思っておるところでございます。
 そこで、チューリップ球根の生産振興についてでございます。
 チューリップ球根の生産は県全体でも年々戸数が減少いたしております。県内で一番多い球根農家は、当市でも今42戸にまで減ったという現状であります。このような状況の中で、公社としては球根の原種ほ場の委託栽培をしたり、あるいは機械化一貫作業のために機械を導入して貸し付け等も行っておるわけですが、なかなか戸数も増えませんし、後継者も見当たらないという状況でございます。
 いずれにしても、富山県の花、砺波市の花でございますので、この球根一貫生産体制を初めとして、ぜひこの生産農家あるいは作付面積の拡大に努力をしてまいりたい。その手助けを公社が行っておるという現状でございます。
 なおまた、オランダの攻勢で、随分値段も安くなったという面がございます。そうすれば、作業体系を少し変えて生産経費を削減することも考えなければいけませんし、もう一つは病原菌、ウイルスの対策でございます。これらにつきましては、試験場とも提携をしながら、ウイルスを撲滅する対応も必要になってくるわけでございます。
 それと、球根農家が一番心配しておりますのは、このウイルス対策について、連作をしますとそれが発生しますので新しいほ場を活用しなければいけません。今、公社ではその作業、新しい農地を見つけて、それをお貸しする。栽培農家へ直接行きますと、いろいろ問題もありうまくいかないようでございますから、公社が仲人をして、そういう新しい農地を求めるという作業もいたしておるわけでございます。そんなことで、これからも努力をさせていただいて、いわゆる富山県の花、砺波の花を充実をさせていただきたいと思います。
 それから、冬期間等につきましては、切花等の作業をやっておりますし、その辺の支援も実は行っておるわけでございます。この後、これらにつきましては「公社だより」やインターネット、あるいはホームページを開設して、広くPRをしていきたいと、このように思っておるところでございます。
 次に、コシヒカリオーナーについてであります。
 今、都市と農村の交流の時代が始まりました。その意味で、このコシヒカリオーナーも重要な柱の一つとして、公社が取り組んでおるわけでございます。
 減少しているのではないかということですが、確かに一時的には減少をしたわけでございますが、今、コシヒカリオーナー制度の加入数は、本年平成17年、十分PRをいたしました。今48名がこれに加わってきておりますが、さらにPRをすることによってこれからも拡大をしていくことになると思います。ついては、このコシヒカリを現場で成長度合いも見てもらって、「その米ですよ」ということで販売をするわけです。そのほか、「散居の香り」ということで大門素麺をくっつけたりして注文販売などもしておるわけでございますが、このコシヒカリオーナーのメンバーについては311人になりました。さらにこれも漸次増加するものと思います。その意味で、砺波の米を理解をして販売先を確実にしていきたい、このことについても力を込めたいと思います。
 幸い、庄川地区と合併いたしましたので、日本一の種もみ生産地になったわけでございます。この種もみでこのコシヒカリが生まれるんだという一つのPRによって、交流の拡大にもなるんではないか、このように思っておりますので、この制度につきましてはもう少し末永く見てやっていただきたいと、このように思う次第でございます。
 次に、担い手育成等について。予算決算を見たらお金を使っていないということでございます。
 この担い手育成については、ソフト事業として話し合いの場が一番多いわけですが、確かに農業をやりたいという方が1、2あらわれてきております。そのことについて、いろいろ指導をしていかなければなりません。そういう話し合いの場では予算というのは執行されません。「ぜひやろう」という決意を固められましたら、受委託農家、拡大農家、企業農家にそこへ行ってもらって勉強してもらう。そういうときの保険や諸費用については支出をしておるわけですが、それが話はあるんですが、そこまでいけないという状況でございます。
 いずれにしても、十分呼びかけをして担い手を充実していかないと、この砺波の農業を守れないと思う。今、自己完結型、2町、3町、4町、じいちゃん、ばあちゃんで一生懸命頑張っておられますが、もう高齢化です。この後どう農地を守って、いいコシヒカリを育てるかは、やはり私は後継者にあると思う。その意味で、できない場合には営農集団でやってくださいと。できない場合にはこのすばらしい企業農家に預けなさいというようなことが始まるわけでございますが、でき得れば、新規就農者が生まれるように期待をして、これからもそのような手だてを、県の農林水産公社あるいは担い手推進協議会というのがございますけれども、そこの団体とも提携をしながら、農業をやりたいと芽生えてくる皆さんをみんなでフォローアップして、そして位置づけていただくように期待をいたしたいと思います。おっしゃった点についてはよくわかりますが、そのことについてはみんなでカバーをしていかないと、このすばらしい砺波の大地がよくならないのではないかと、このように思っておりますので、御協力を賜りたいと思っております。
 その他の質問につきましては、助役、担当部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 助役 藤森栄次君。
  〔助役 藤森栄次君 登壇〕

◯助役(藤森栄次君) 寺井議員さんの1番目の問題でございますが、おっしゃったとおり、農村振興総合整備事業に何とか合併前にとりかかりたいという思いでおりました。しかし、当時とすれば、非常に地元の皆さん真剣でございましたし、また町としても何とかしたいという思いでおりましたが、どうも採択要件が非常に難しいということ。時期的に、三位一体改革で農水省が補助金を減らそうというのにぶち当たったんじゃないかなということもございまして、非常にじくじたる思いがしております。
 そこで、私にお答えをせよということになったと思うんでございますが、本当に今思っても何か情けない思いがいたしますが、これは非常に大きな流れに巻き込まれたんでないかというふうに思っているわけでございまして、本当に残念でございます。
 しかし、今ほど市長さんが申されましたように、青島の一部、あるいは種田地区は日本一の種場生産地でもございますし、この地区を何とかこれからも、これまで以上にすばらしい地区にしたいという思いは皆同じでございます。
 そこで、じゃ、どうすればいいのかということでございますが、旧庄川町におきまして、農村振興総合整備事業に向けた資料を地域住民参加で策定をいたしました。県とも十分協議をしてきたところでございますが、非常に難しいということから、昨年平成16年に平成17年度重要要望として「経営体育成基盤整備事業」を要望してまいりましたが、これもまた非常に難しい状況にございます。そこで市といたしましては、農業生産基盤の整備は土地改良区で効果的に取り組んでいくことが最良であるということに決心したわけでございます。用排水路整備につきましても、今年平成17年度新たに創設されました交付金事業の「元気な地域づくり事業」で取り組むことが現時点での最良の方法であると考えておるところでございます。
 いずれにいたしましても、今後とも関係機関と十分協議しながら要望し、人員、施設整備等に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
 以上が、私からの答弁でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 堀 秋博君。
  〔商工農林部長 堀 秋博君 登壇〕

◯商工農林部長(堀 秋博君) 寺井議員さんの集落営農組合、機械化組合の法人化に対する指導についてお答えをいたします。
 まず、法人化への国の動きでございますが、平成11年7月に食料・農業・農村基本法が成立をし、農業経営の法人化の推進が明記され、法人経営の関心が高まっているところでございます。
 そこで、農業経営の法人化のメリットにつきましては、家計と経営の分離により、経営内容が明確化されるなど、経営上のメリットに加え、税制や融資などの制度上のメリットがあり、農業経営を改善する有効な手段であると思われます。また、集落営農を法人化する場合におきまして、その形態や参加戸数が違っても集落の合意に基づいて基盤をなしていることから、農地の利用集積、連たん化、団地化、ブロックローテーションなどに取り組みやすいメリットがございます。
 具体的に主なメリットを幾つか挙げてみますと、1つには、法人経営体そのもので利用権の設定ができる。2つ目には、法人としての対外信用力から、金融機関からの融資の円滑化や販売力の効果が得られる。3つ目には、直販によって固定した顧客が得られ、安定した収入が得られる。4つ目には、後継者の円滑な確保ができる。5つ目としては、農業経営体として土地利用、機械利用、一元経理により効率的で安定した経営ができる。6つ目には、担い手経営安定対策に加入することができ、安定した保障が得られるなどのメリットが多くあるところでございます。
 特に、将来担い手が不足すると見込まれる地域では、集落営農の法人化をすることによって、後継者の円滑な確保や、地域農業をリードする役割を担う農業経営体の育成にもつながっていくと思われます。
 次に、法人化に対する支援等につきましては、県単独事業の「集落営農法人化等緊急対策事業」により、集落営農組織のうち協業経営組織で、かつ法人化をする要件を満たしているものを集落型経営体として育成すべき担い手に位置づけ、集落経営組織の法人化に向けた取り組みと、事務管理能力の向上のための必要な条件整備を行うために、県と市がお互いに補助、支援することとし、本年度におきましては法人化支援事業に1集落、協業化支援事業に2集落を予定しているところでございます。
 また、法人化や協業化した集落営農組織に対しましては、経営規模拡大等、経営体質の強化を図るために、必要な機械、施設の整備について県単独事業の「水田農業経営体活性化対策事業」により、県と市がお互いに補助し、支援することといたしているところでございます。
 さらに、本年4月に策定いたしました「砺波市水田農業ビジョン」において、地域農業をリードする役割を担う農業経営体の育成や集落営農組合の法人化についても明確にし、その推進を図っているところでございます。
 次に、今後、水田農業構造改革対策交付金はどうなるかということについてお答えいたします。
 本年3月25日に閣議決定されました新たな食料・農業・農村基本計画の最大の特徴として、担い手農家への施策が重点化、集中化する。さらに、交付金等の担い手への直接支払いが重視されているようであります。なお、一元的に経理を行い、法人化計画を有する集落営農組織は、認定農業者と同様の担い手農家として位置づけされ、直接支払制度の対象と想定をされております。このことから、当市におきましても、足腰の強い経営体が農業、農村を守り育てていくことからも、各地区の水田農業推進協議会が中心となって議論をしていただき、担い手農家の育成はもとより、集落営農への組織化や現在の集落営農の法人化に向けて取り組んでいただきたいと存じます。
 市といたしましても、県農業普及指導センター、となみ野農協を初めとした関係機関と連絡を密にして、支援指導をしてまいりたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) この際暫時休憩いたします。

 午前11時53分 休憩

 午後 1時02分 再開

◯議長(江守俊光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 10番 飯田修平君。
  〔10番 飯田修平君 登壇〕

◯10番(飯田修平君) お許しをいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。
 最初に、自主財政計画の樹立について質問します。
 1点目は、行政改革実施の指針と効果についてであります。
 新砺波市が誕生して8カ月、両市町によるコンパクトな合併を実現した今、新市まちづくり将来像の「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」を目指し、市民も行政も合併してよかったと言える夢のあるまちづくりに向かって、着実に歩んでいるところであります。
 さて、過日、行政改革市民会議が開催され、その中で合併に伴う行政改革、事務改善の効果について示されました。
 先ほどの市長の答弁にあったところでございますが、それによりますと、合併に伴う行政経費の節減額の総額は約2億2,500万円。一方、サービス水準の統一等により行政負担が増大したものもあり、合併に伴う行政負担の増加額は約4,800万円、差し引き効果額は約1億7,700万円の節減となっております。ほかにも、事務の効率化や組織の統合による効率化など、合併による歳出の削減効果や住民負担の軽減、サービス水準の維持向上等の成果があらわれてきているとしております。
 平成17年度においても、この行政改革市民会議の意見を尊重しながら、推進委員会において、行政改革・事務改善について新たな取り組みが実施されようとしております。
 そこでまず、平成17年度に実施予定の行政改革・事務改善事項について伺いたいと思います。
 行政改革においては、市民福祉の向上や行財政基盤の強化が大きな課題であり、事務改善事項については、市民サービスの向上や組織・人員の見直し、事務事業の見直しが課題となっているわけですが、特にここでは、一面的な見方になるかもしれませんが、行政経費の節減と行政負担の増加について数字的にどの程度の効果額を想定されているのか伺います。
 また、合併後の10年間、施設の統合や事業の民間委託などを進めるなどの行革の実施計画の中で、その目標値を設定されているのかどうか、設定をされているとすれば、その内容について伺いたいと思います。
 次に、義務的経費の削減計画について伺います。
 歳出のうち、職員の給料などに充てる人件費、児童福祉や生活保護などの扶助費、借金の返済に充てる公債費、この3つを合わせた義務的経費に一般財源がどの程度使われているかを示す経常収支比率は、旧砺波市で平成14年度86.7%、平成15年度85.5%と80%を大きく超えており、その財政構造は弾力性を失いつつある。つまり、自由に使える金が少ないことを意味しております。
 合併協議会のシミュレーションによりますと、公債費は9年後に36億5,500万円とピークを迎えるとしておりますが、この理由は、過去に発行した市債にかかわる償還計画額に、新市における合併特例債を含む新たな市債の償還計画額を見込み計上するためであります。また、福祉に使う扶助費も、高齢者の増加に伴い、漸次増えていく見通しであり、人件費の削減効果以上に義務的経費が増えていく状況であります。
 一方、歳入では、法人市民税、固定資産税が伸びるなど、市税はやや右肩上がりとなっているものの、少子高齢化の進行などにより、依然として厳しい財政状況が続くと思われます。「三位一体改革では、税収の伸びが見込めない自治体は、交付税依存の内容となっており、財源確保がますます困難になっている状況にある」と市長は提案理由で述べられています。このように財源確保が困難になっていく中で、義務的経費は減る気配がない。このままでは財政がますます硬直化するのは必至であります。
 このように、楽観できない財政状況を受けて、新市総合計画の中での事業の見直しや行政改革が急務となっています。
 そこで、簡単に削ることのできない義務的経費でありますが、その1つ、人件費を何とか減らせないものか、お尋ねしたいのであります。
 特別職の職員等の報酬等の節減については、先に述べたとおり努力されておりますが、一般職員については、今後どのように節減に取り組もうとされているのか。
 合併協議会の財政計画では、一般職の職員については、すべて新市の職員として引き継ぎ、合併後の退職者の補充を極力抑制して人件費の縮減に努めるとされております。
 計画のシミュレーションでは、確かに右肩下がりの数字になっておりますが、義務的経費抑制のための目に見える歯止めにはなっていないように思います。財政硬直化の原因の一つである人件費を徹底的に見直し、長期的な定員削減計画を立てるなど人件費の軽減合理化に努めること、このことこそ納税者である市民の立場に立った行政改革の推進につながると思います。この点について見解を伺います。
 3点目に、新市まちづくり計画の財政計画見直しについて伺います。
 安念市長は、平成16年度の一般会計の決算見込みについて、歳入歳出を差し引いた実質収支は、黒字決算となる見込みであると提案理由の中で明らかにされております。これは、厳しい財政事情にあって最大限の努力を惜しまず、市民の目線に立った財政運営をされた結果であり、「元気な砺波市」を示したと言えると思います。今後とも、合併のメリットを最大限に生かし、合併効果を踏まえながら、行政機構の簡素合理化、人件費等の抑制措置、経費の節減など内部の改革に思い切って取り組んでいただき、市民に信頼され、期待される行政となるために、その主眼となる財政運営に最大の努力を払われるよう期待してやみません。
 さて、安念市長は4月の記者会見で、合併協議会で策定された「新市まちづくり計画」について、税源移譲などの動向を見極めながら財政的な見直しをする考えを示されました。そこで、現時点での財政計画見直しのポイントについてお聞かせを願います。
 2項目目に、下水道事業について質問をします。
 1点目は、下水道事業の進捗状況と今後の整備方針についてであります。
 海や川など公共用水域の水質保全を図り、衛生的で潤いのある快適な生活環境をつくるために、一日も早い下水道の整備が求められているところであります。そして、多くの市民は、10年以内に下水道整備が見込めるとして期待をしているわけですが、一方で、国の予算の動向による整備の遅れを懸念しているというのが実態であります。
 そこでまず、現在の砺波市の下水道普及状況についてお伺いします。
 次に、今後の整備方針について伺います。
 平成16年3月議会では、既に事業認可拡大をした地区については、平成22年度まで準備を完了する予定であるが、国の厳しい財政事情を想定すると、現状では2年から3年遅れる可能性があると予測しているという答弁をいただいて1年余り経過しているところですが、この間の進捗状況は、当初計画より実際にどの程度遅れる結果になったのでしょうか。
 また、現在、特環公共下水道事業では、南般若、庄下、青島地区の工事を進めており、うち南般若、庄下の両地区については完了となるということですが、その後に予定されている太田、柳瀬地区の工事着工はいつごろになるのか。また、五鹿屋、中野地区の測量、設計の施行はいつごろになるのか。また、最終的に整備完了をいつごろと想定されているのか。これらについて、今後の整備計画をお知らせ願います。そして今後の整備方針として、この4地区の同時施行はあり得るのかどうか、この点についてもお考えをお聞きしたいと思います。
 2点目に、合併浄化槽の維持管理について伺います。
 合併浄化槽の機能の向上と市民の理解が高まる中で、合併浄化槽の補助対象区域においては、今後ますます整備の拡大が予測されます。
 この合併浄化槽の維持管理については、設置者が自ら行うことになっております。せっかく浄化槽を設置しても、その後の維持管理が適正になされないと機能しないということになります。この設置者の自己負担が、富山県の11条検査の受検率の低さを見てもわかりますように、維持管理面で大きな障害となっていると思われます。この維持管理費を少しでも軽減し、設置者がすべて適正に管理していく、そのための地区単位での管理組織づくり、団体で管理する仕組みを真剣に考えていくことが今後必要なのではないかと思います。
 しかしながら、合併浄化槽は時期を待つことなく、必要なときいつでも設置できるため、地区単位で面的に整備していくことはなかなか難しい実態もあります。
 そこで、農業集落排水事業区域においては、今年2月に設立された庄東下水維持管理組合に維持管理を委託されたと聞いております。この方法は、維持管理面で相当の経費節減等が図られるのではないかなと思われます。この組合の設立意義、委託のメリットについてまずお聞かせをいただき、そして、これが各地区の管理組織づくりに生かせないものかどうか、この辺の見解をお伺いいたします。
 以上2項目について質問いたします。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 飯田議員にお答えいたします。
 まず、行政改革関係について申し上げます。
 今年度に実施を予定しております行政改革事務改善事項につきましては、先ほど池田議員の代表質問にお答えしたとおりでございます。
 行政経費の削減効果額につきましては、具体的にお示しをできるのは、一般経常経費の削減によりまして1億8,000万円、管理職手当の削減によりまして660万円のほか、職員がチューリップフェアなどのボランティアで参加をしていただいております。そういう意味での節減効果もございますが、さらに節減するように努力をしてまいりたいと思っております。
 一方、削減を利用したといいますか、削減をしながらでありますけれども市民サービスの向上も図らなければなりません。ただいま議会に提案をしております市営バスの実証運行、これで約850万円、放課後児童教室の新規開設で1,000万円、そのほか検診の充実も図りたいと思っております。したがいまして、そううまくはいかないのであります。削減はいたしますけれども、要望と課題がございます。それにつぎ込んでいかなければいけないと、こう思っておるところでございます。
 次に、合併後の10年間における施設の統合や事業の民間委託に対しての質問でございます。
 合併いたしまして、エリアも広くなってまいりました。行政もその間スリム化をしなければならない、そんなことも思っております。なお、施設の統合できるものは統合したいと思います。あるいは民間委託できるものがあるかないか、ただし、これは指定管理者制度の関係もございますので、現段階で目標設定というわけにはまいりません。この指定管理者制度の難しい面もございますが、総合計画とあわせて調査、調整をさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 なお、行政改革推進の目安となります行政改革大綱、行政改革審議会議での御意見も集約をしながら、今年度中に策定をしてまいりたいとこのように思っておりますが、いわゆる9月、12月に管理者制度がございますので、この辺は議会との調整も必要でございますので、明確に答えられないというのが現状であるということを御理解いただきたいと思います。
 次に、人件費を削れと、飯田議員の主張の一つはわからんでもない、わかりますが、当事者としてはそんなに削れるものではないんです。その辺をまず御理解をいただきたいと思います。ただ、合併に当たりまして希望退職者もございました。そんなこともございますので、若干の人件費の削減に至っておるところでございます。
 人件費の節減については、やり方としては二通りあると思います。これは簡単にできませんけれども、一人一人の人件費を、これから評価制度が入ってまいりますので、その評価による削減というのは、本人には削減とは言いませんけれども、「評価したら点数が悪いぞ」と、そうなりますと給料にも影響するわけですから、その一人一人に対する対応とそれから職員数の減であります。従来の合併協議会合併特例法に基づいて「職員を首切るな」と、こういう法律でございますから、今、一緒になったわけでございますが、これから改革をする段階でこのことも考えて、職員数の減員というものも考えなければいけないと、このように私は思っておるところでございます。
 その意味では、これから職員の適正化計画、国もこのことを指導しておるわけですが、この適正な計画を進めていきたいと思いますが、新たに平成16年度には職員の適正化計画を策定いたしましたが、再度、今、国がこのように要請をしております。国も国家公務員の定数削減を議論しておりますが、つい先日の新聞を見ますと、各省庁から全部反対の意見でありまして十分まとまらない状況でございますが、しかし、地方にあってはそれなりに削減するということを考えなければいけないだろうと、このように思っておるところでございます。
 今のところ、新しく新市設置いたしましてから10年計画でございますので、平成26年度までにはそのことをなし遂げていきたいと思っておりまして、先般、このことについて類似団体等の数字も比較してまいりました。削減数につきまして、この前は概ね50人ほど削減したいと思っておりましたが、何とか60人ぐらいにならないかなというのが今の見通しでございます。ただし、新しい事業といいますか、新しい作業もどんどん増えてきておるわけでございますので、今、目標設定しますけれども、「間違いなく60人首切ります」ということは申し上げられない状況だと、こう思っております。特に砺波市は、類似団体と比べて、多いのは保育所、幼稚園の部門でありまして、実は100名ぐらい多いんです。これは特徴のある砺波市だと思います。幼稚園はほとんど各地区にございますし、保育所も充実しております。そのことから、いわゆる現業部門といわれるところにつきましては多いわけであります。その他の一般部門については、類似団体から見ますと現実的には47名も少ないんです。その上で、飯田議員が「首切れ、首切れ」とおっしゃっても、なかなか難しい一面があるということを申し上げたいわけでございます。
 なお、平成18年度におきましては、今、特に健康を重視しておりますので、医療職の関係、あるいは病院も今、一生懸命頑張っておられますので、そういった面。今は病院の話ではないのかもしれませんが、健康を重視する、そういう立場ではやっぱり新規採用も一部しなければいけないのではないかと、このようにも思っておりますし、あるいは保母さんにつきましても、0歳から3歳という随分手のかかるお子さんがおられるわけです。そうしますと、命を預かっておりますし、子育て支援という立場もございますから、多いといいながら、これは責任を持って育て上げるという、そういう立場から考えますと難しいということでございます。簡単に「首切りなさい」という言い方は、私はどうかなと、実はこんなことを思っておるところでございます。
 いずれにしましても、合併時には早期退職者が6名もございました。それから、事務職員、事務補助職員、嘱託職員、それぞれ24名を削減いたしております。今のところ、都合約7,400万円ぐらいの節減になっておるんではないか、このことを申し上げて、人件費等の抑制についてのお答えといたします。お答えになっておりませんけれども、そのように御理解いただきます。
 次に、財政計画のポイントであります。
 現在のところ、厳しい財政状況でございます。このことも代表質問で申し上げたところでございますし、三位一体等につきましても、まだ十分私どもに伝わってきておりません。そんなこともございますので、ポイントを言えということでございますが、なかなかそのポイントが見つからない状況でございます。しかしながら、見直しすることには、三位一体の改革がはっきりして、もう1つは年度ごとに地方財政計画が出てまいりますので、それらを見て、私はそのポイントをつかまえて対処すべきと、こう思っておるところでございます。
 しかし、旧庄川町との合併もございます。これから一体感も注がなければなりませんので、そのことは逆に地方の大きいポイントでございます。これが、経費が下がろうと上がろうと、そういうポイントを見極めて議論をしていきたいと、このように思っております。
 いずれにしても、国庫負担金が削減されれば税源移譲を期待する。そして交付税が、改革が叫ばれておりますけれども、これは固有の財源だと理解をしておりますので、これの堅持が何よりも大切だと思います。したがいまして、国との関連が多分にございます。そのことも御理解をいただきたいと、こう思っております。
 だから、簡単に申し上げますと、現在の制度が改革になります。改革の具体的な中身と国が定めます地方財政計画がどうなるか、そのことによってポイントがわかってくると思いますので、今ここでそのことについてポイントを示せと、こうおっしゃいましてもできない。ただし、やらなければならないことは間違いないのでございまして、いずれの機会には精力的に対応をして、地方財政計画を確立していきたいと、このように思っておりますので御理解をいただきたいと思います。
 次に、下水道事業について、その進捗と今後の整備方針でございます。
 当市の下水道計画につきましては、事業認可を受けておりますのは1,178ヘクタールであります。そのうち809ヘクタールが供用開始をしており、現在、69%の進捗となっておる次第でございます。このうち公共下水道につきましては、出町、油田は既に完了いたしております。現在、杉木土地区画整理事業に合わせて整備を行っているところでございます。また、残る中神につきまして、今、都市計画事業等々の協議がなされております。これがなされますとすべて終わることになると思います。苗加地区につきましては、平成17年・18年度において完了する予定であります。特に特定環境保全公共下水道事業についてのお尋ねでございますが、油田、南般若、庄下、庄川の青島、示野の各地区の整備を今進めておりますが、今年度で、南般若、庄下、太郎丸地区の工事が完了いたします。
 このような状況を踏まえまして、当初計画よりどの程度遅れているかという飯田議員の質問につきましては、現在、約1年間遅れておるという状況であることを申し上げておきたいと思います。
 さて、今後予定される太田地区、柳瀬地区の工事着工の時期、それから五鹿屋、中野地区の設計、測量等につきましてお答えをいたしたいと思います。
 来年度から、太田、柳瀬地区が本格的に着手をいたします。中野、五鹿屋につきましては、その後測量と設計を行いまして、2年間くらいかかると思います。したがいまして、工事につきましては平成20年度から着手をする予定でございます。これも実は、財政計画もございますので、順次進めるということでお答えにいたしたいと思います。
 遅れておる、遅れておるという指摘でございますけれども、そうお金はございません。税源移譲もたっぷりいただけるとすれば、これはまた別でありますけれども、今後、財政計画もございます。そして総合計画の位置づけもございます。これらを検討した上で推進をさせていただきたいと。確かに、住みよさランキングの中で下水道の整備が遅れておるということで点数が悪いわけでありますけれども、財政が伴わない一面もございますので御理解をいただきたいと思います。
 浄化槽等の関係については、担当部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 藪田康男君。
  〔建設水道部長 藪田康男君 登壇〕

◯建設水道部長(藪田康男君) 飯田議員さんの合併処理浄化槽の維持管理について答弁をいたします。
 最初に、庄東下水維持管理組合の設立の意義と委託メリットについてお答えをいたします。
 当市では、各地区より役員を選出していただき、今年度から庄東下水維持管理組合を設立し、庄東3地区の処理場の維持管理を委託したところであり、地域に根差した施設を住民自らが管理に携わることにより、水質保全に対する啓発や経費の節減が図られるものと考えております。
 次に、合併処理浄化槽の補助対象地区において、地区単位での管理組織づくりに生かせるものかどうかの見解についてお答えをいたします。
 議員御指摘のとおり、11条検査の受検率は10%で低く、その改善が必要となっております。合併処理浄化槽は個人の管理であり、設置については個人の都合が優先されるため、組織での面的な整備は難しいんですが、受検率を高め、適正な維持管理や経費節減を図るためにも組織をつくり、地区一体となって合併処理浄化槽を維持管理することは大変よいことだと考えております。このことから、合併処理浄化槽の組織づくりに、地区の皆様とともに積極的に取り組んでいきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 8番 井上五三男君。
  〔8番 井上五三男君 登壇〕

◯8番(井上五三男君) 初めに、本年4月の市議会議員選挙におきまして、市民の皆様方の温かい御支援により再び市民の負託にこたえる場を与えていただき、身の引き締まる思いをいたしております。安全で安心して暮らせるまちづくりに、夢と創造性あふれる人づくりに、活力に満ちた地域づくりに、そして新生砺波市の発展に粉骨砕身努力をしてまいりたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
 平成17年度、最初の定例会におきまして質問の機会を与えていただき、感謝を申し上げ、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
 初めに、青少年の健全育成対策についてお聞きいたします。
 最近は、交通事故と青少年による事件が毎日のように起きており、毎朝、新聞を広げると、今や珍しいことではありません。内容は、いじめに始まり、不登校、窃盗、校内暴力、破壊活動、児童虐待、自殺等で、特に青少年による非行が増えてきております。そして低年齢化してきておるのが特徴でございます。
 そこで、県内の少年非行について調査してみました。非行少年補導状況、平成7年の1,416人を100%といたしまして、平成13年度1,650人で117%、平成14年度1,566人で111%、平成15年度1,545人で109%、平成16年度―昨年でございますが、1,217人で86%と数字的には減少してきているのがうかがえます。これを高校生、中学生の補導人数を平成13年から平成16年までの4年間を平均してみますと、非行少年補導人数全体でみると、高校生が41.6%、中学生が31.7%、合計で全体の73.3%を占めております。この総数は、あくまでも検挙補導された数字で、これ以外に表に出ていない数字、件数があるのは明白です。
 次に、県内平成16年度の少年非行の特徴ということで、小学生の窃盗、いわゆる万引きが増加しておる。それから凶悪犯が増加している。強盗、殺人未遂、放火、強姦等でございます。それから性被害が依然として多いと。これらの犯罪は、少年の心身に有害な影響を及ぼすとともに、将来、心に重荷を背負っていくことになります。また、刑法犯少年総数は1,151人です。そのうち、スリルや好奇心からという遊び感覚での万引き、自転車、オートバイの盗み、占有離脱物横領のことを「初発型非行」というそうですが、補導した少年は826人、71.8%でした。そのうち万引きをした少年は503人で、刑法犯少年総数の43.7%を占めております。
 次に、不良行為で補導された少年は、昨年、ちょうど5,000人でございました。その内訳を見ますと、学識別、いわゆる高校生は2,645人で52.9%、中学生は737人で14.7%、それから無職の少年が796人で15.9%、有職の少年547人で10.9%と、このようになっております。また、行為別に見ますと、深夜徘回が2,340人で46.8%、それから喫煙が1,896人で37.9%、飲酒が199人で4.0%、不良交遊、暴走行為といったものが150人で3.0%、その他415人で8.3%となっております。そのうち84.7%は深夜徘回と喫煙が占めております。こういった少年の不良行為を防止するためには、これらの少年に対して見て見ぬふりをせず、大人も勇気を持って注意することが必要だと思います。
 そこで、少年非行の実態を踏まえて質問させていただきます。
 まず初めに、いじめの現状と対策についてお尋ねいたします。
 いじめの問題は、いじめる側もいじめられる側も、ともに将来を担う子どもであるだけに、見逃すことのできない深刻な問題であると受けとめております。
 そこでお伺いしたいのは、本市におけるいじめの現状であります。幸いに生徒児童が自殺したといったケースは発生いたしておりませんが、だからといって本市には、小中学校にいじめが1件もないとは思っておりません。
 そこで教育委員会では、本市におけるいじめの実態をどこまで把握しておられるのか。把握しているとすれば、その実態はどうなっているのか、現状について説明をいただきたいと思います。また、実態について調査し把握しておられるならば、何らかの対策をされていると思いますが、本市で講じた対策とその効果についてお伺いいたします。
 次に、いじめは不登校と因果関係があると思われますので、不登校の現状と予防対策についてお尋ねいたします。
 生徒数自体が減少しているのに、不登校の子どもが増加しつつあるといわれていますが、これは憂慮すべき事態だと思います。不登校の子どもが成人になったとき、本人自体がどのような状況下に置かれているかと思うとき、望ましい成人になっているとは思えないのであります。これは重大な社会問題でございます。
 そこで初めに、本市の小中学生の不登校の現状把握について、最近の実態はどうなのかお伺いいたします。
 次に、不登校の原因は、前段のいじめもありますが、本人、学校、家庭のいずれかに、また複合している場合もあると思われます。そこで何事も現象が起きる前に、何か少年からシグナルが出ていないかチェックをして、事前に予防することが最善の策と思います。
 そこで、昨年6月定例会にて、同僚の瘧師議員より、不登校に対してスクールカウンセラーの採用についての質問がありました。手を挙げれば採用していただけるというようなことで、前向きに検討していきたいと言われ、一方ではそのような問題は教職員で解決すべきである、すぐに病理的に考えてはいかん、やはり生徒指導上で考えていくべきことだから、専門家の手を煩わさないで自分たちでやるんだということから現在は配置していないと教育長の答弁がございました。
 そこで、今現在、教育長はこの答弁を踏まえて、不登校対策に対してどのような考えで学校指導をしておられるのかお伺いいたします。
 次に、少年の非行対策の問題についてお尋ねいたします。
 少年は、その家庭の宝であると同時に、次世代を担う一員としての社会の大事な宝でありますので、特に慎重に育成されねばなりません。
 そこで、これは本市ばかりの問題ではありませんが、最近、少年による不祥事件が各都市で発生いたしております。特に、中学校2年生、3年生になりますと将来の高校進学に対し、また、目前になると志望校をどこにするか等で心理的に動揺し、学校、クラブ活動と塾通い、帰宅してからまた勉強、勉強と追い回される中に、断片的知識のみがあっても、人間性を豊かにするための理性と教養に欠如し、それに家庭環境と学校環境が起因して、そうした中から、いわゆる落ちこぼれた子どもが非行に走る傾向が強いのが一般的であります。
 そこで、非行に走らないようにするために、非行に走る前に少年たちは何らかのサインを発しています。これを各立場で、非行の兆しのサインを見逃さないことが大事であり、そして情報交換を行い対処していくことが必要であると思います。これは単に学校の責任だとか、家庭の責任だというだけでなく、次代を背負う子どもを守り育てるために、地域社会も関心を持って見守る必要があると思います。
 私は、常日ごろから、少年たちの意見にも耳を傾け、その中から学校の秩序、家庭の秩序、そして社会の秩序を指導して、少年たちと十分にコミュニケーションをとり合っていき、お互いに胸襟を開いて話し合う必要があると思いますが、いかがでしょうか。
 次に、先生が生徒に体罰を加えたのは昔のことであり、現在では、生徒が先生を殴る、窃盗、喫煙、校内暴力、器物損壊、飲酒、シンナー遊びにと、どんどんエスカレートして事件が起きているのが現状でございます。
 そこでお聞きいたします。このような時代背景にあって、当市ではどのような対応をされているのかお伺いいたします。また、非行化した少年について調査分析をされているのかどうか。そして、非行化を防止するために、どのような対策が有効だとお考えなのかお伺いいたします。
 次に、非行化した少年の対策についてでありますが、早く卒業させてしまえばいいとか、警察に渡せば事足りるということでは根本的な問題の解決にはなりません。そこでやはり、少年たちはこれからまだまだ将来がありますので、早いうちに立ち直らせて、よき社会人として成長させるのが家庭の責任、学校の責任でありますし、これに地域社会も積極的に協力して解決していく必要があると思います。
 そこで、大変難しい問題ですが、現在、どのような対策を講じておられるのか。また今後、解決していくためには、より有効な対策として考えておられることがございましたらお示しいただきたいと思います。
 次に、砺波市の観光についてお聞きいたします。
 昨年6月定例会で、砺波市の観光事業について質問させていただきましたが、そのときに、旧砺波市において観光客入り込み者数は平成11年の121万人をピークに年々減少しております。平成15年には106万人と憂慮すべき事態になりつつあり、旧庄川町でも同じように伸び悩んでいるのが現状であると。そして今回の合併を機会に、両市町のイベント、祭りを月別に整理して、お互いにアイデアを出し合い、また同時期開催できるものは協力して、例えとして、チューリップフェアと庄川木工まつりを同時期開催期間中のときには、会場間をシャトルバスで結ぶことでお互いの相乗効果を上げることができるのではないかとお聞きした経過がありますが、そこでお聞きいたします。
 合併前、合併後合わせて、イベント、祭りでどの組み合わせでも結構ですが、いつの時期に何回開催されて、相乗効果が出たのか出なかったのか。そして今後どう取り組んでいかれるのかお伺いいたします。
 次に、「新市誕生記念2005となみチューリップフェア」が4月22日から5月5日までの14日間開催されました。今年は、市当局では愛知万博の影響で28万人の入場者の予定をみておると言っておられましたが、期間中は天候も味方していただき、予定より多い入場者29万人と聞きほっといたしておりました。初日は、非常にチューリップの開花が遅れておりまして心配をしておりましたが、関係者の皆さんが一生懸命頑張っていただき、また、一般市民、市内小中学生、市内各種団体、市職員等のボランティアの皆様方が献身的に御協力していただいたおかげと敬意を表すところでございます。
 そこで、今回の「新市誕生記念2005となみチューリップフェア」についての総括と来年度に向けての展望をお伺いたします。
 次に、「花香り、水清く、風さわやかなまち 砺波」、そして「笑顔があふれる福祉都市」「人と心を育む都市」「庄川と散居に広がる快適な環境都市」「魅力ある産業が発展する都市」「住民と行政が協働する都市」にと5つの新市まちづくり基本方針にて、新砺波市は「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」を目指して、全国の皆さんにチューリップの花とこのすばらしい魅力のある砺波市を見に来ていただけるようにするために、今では、北陸自動車道、東海北陸自動車道、能越道、富山空港、そして北陸新幹線の着工もいよいよ決まりまして、ますます砺波へのアクセスもよくなり、多くの観光客に来ていただくために、南砺市、小矢部市、高岡市等近隣都市とも大いに協力していく必要があると思いますが、当局では、今後どのようにして新砺波市の観光事業の観光客入り込み者数を増加させ、かつ発展させていかれるのかお伺いいたします。
 これをもちまして、市当局の明快な答弁をお願いいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 井上議員にお答えをいたします。
 議員としての責務を申されました。私も同感に存じているところでございます。
 質問につきましては青少年の健全育成、大変重要な課題でございます。新市まちづくり計画ではこのことも議論がありまして、「人と心を育む都市」、そういう都市を目指そうということで、特に、具体的には個性を伸ばし、豊かな感性を育む学校教育の充実、青少年の健全育成の推進と家庭教育力の充実、そんなことを具体的に挙げて今推進をしておるところでございます。
 今の子どもたちの生活環境は、ITの時代ということで随分閉じこもりになったり、テレビゲームに偏るというようなことで激変をしておると、このように思っておるところでございます。
 そこで、各種犯罪の問題やあるいは非行のことについて説明をされました。私は、従来からこの議場でも申し上げておりますけれども、子育ては基本的には家庭だと、そういう認識であります。社会経済の発展といいますか、このような社会経済の段階で核家族化、夫婦共稼ぎ、そういう家庭が多くなって、幾つかの問題も発生しておるやに聞いておるわけでございます。
 いずれにしても、私は、子どもたちの生活の根っこは家庭での養育であったり指導であると、このように思っておるところでございます。ついては、家庭、学校、それと地域の一体感、コミュニティーが何よりも大切ではないか、そのことによって砺波の子育てを健全な砺波っ子に育てていきたいという願望があるところでございます。
 行政執行者としては、教育委員会だけでなく、教育諸団体の皆さん、ボランティアの皆さんもおられますけれども、そういった皆さんと一緒になって、今おっしゃいました非行であるとか犯罪であるとか、そういうものを阻止するように協議をして、推進をしていただくように思うところでございます。
 質問の詳細な答弁につきましては教育長が行います。その他、観光等の問題については、データも取っておるようでございますので、商工農林部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 井上議員の青少年の健全育成対策についての御質問にお答えいたします。
 初めに、暴力行為、いじめ、不登校等について、砺波市内12の小中学校で実態を調査しまして、平成16年度末のものを持っております。そういうことで、実態はある程度わかっております。さらに、全国的ないろいろな事件、事故などについて、毎月1回行っています小中学校長会で、具体的な指導、議論をしております。
 それをまず前置きにさせていただきまして、1点目のいじめの現況と対策についてでございますが、昨年、平成16年度での市内のいじめは、確認したもので37件を認めております。これに対して、いじめるということはいじめる方が間違いであって、それは絶対に悪いことだということを日ごろ指導しております。
 しかし、議員御指摘のように、いじめは目に見えるところでは発生しません。発見が遅れたり、長期化したりする場合には、いじめられた方の精神的ダメージはまことに大きくて、それが不登校や閉じこもり、やがては仕返し、非行などの取り返しのつかない惨事に発展していくことが想定されます。だから早期発見、早期治療ということが一番の問題であります。
 そこで指導の現場では、たとえ病気が理由であっても欠席が2、3日続くようであれば、担任教諭が早速、保護者や家庭へ赴いて子どもの様子をしっかり確認をしております。それから、休み時間などで担任の目が離れるというようなときもありますので、目の届かないようなところへ管理職等が校内巡視をしながら、気になる子どもが見つかった場合には、その子に声をかけて「どうしたの」「何がつらいの」というふうないたわりの言葉をかけながら指導をしております。それから、職員会議などではそういう話題を持ち出しまして、自分の担任以外のことにつきましても「ここでこんなお子さんがこういう行動をしていた」ということを共通話題にして、その対策を話し合っていると、これが現状でございます。
 また小学校では、幼稚園や保育所、すなわち学校へ入ってくる前の状況について入念に連絡をしまして、入学式の日から即、そのお子さんについて対応ができるように、さらに中学校では、小、中の連絡会を十分にやりながら、人間関係の連絡調整に迅速な対応ができるように努めているところでございます。
 次、不登校の問題でございます。
 平成16年度の砺波市内における不登校は、確かなもので28件あります。この問題では、兄弟姉妹が不登校になりがちであるということなど、原因が特定できない場合もあって多様化しているのが現状です。その中でも、学校の勉強がわからない、友達にいじめられる、人間関係がうまくいかないなど、そういう心の問題や学習の問題が引っかかっている場合は時間がかかります。地道な指導を続けているところでございます。
 そこで、これらの問題につきましては、教職員と保護者、それと困っているお子さんの3つの信頼関係が一つにならないと、これは成功しません。すなわち学校側としましては、行きたくなる学校をつくるのが基本です。それから、保護者がいつでも学校に行って相談ができる状態にしておく。すなわち、平日でも相談タイムというものを展開しまして、子どもが先生に「僕、困った」ということが気楽に相談できるような開かれた教室になっていること。そして、学習参観等の折には、親と教師がその子の問題について具体的にすぐ話し合いに入る。そういうことを重ねながら不登校傾向の状況をしっかり把握して、大きな問題にならないように努めているところでございます。
 特に不登校児童の保護者の苦しみや悩みは大変大きいものです。これは、場合によってはお子さん以上かもしれません。そこで、御質問にありました学校の教師、さらには心の相談員、適応指導教室、そして臨床心理士、いわゆるスクールカウンセラー、ここらが一体となって指導をしているところでございます。
 御質問のスクールカウンセラーの件につきましては、後ほど、またこの問題は質問で出ておりますので、その折に少し明確にしていきたいと思っております。
 3点目の少年非行の対策でございます。
 これは非行という事案、非行という問題が発生しますと、制度としましては、学校から教育委員会あてに「非行事件報告書」という公表しにくいものが上がってきます。これは事実のみならず、その背景にあるもの、それから今後どうするか、これらの意見をつけながら上がってくるわけでございます。したがって事件が発生したら学校だけでとめておけないことになっているわけです。すぐ教育委員会に報告するという状態になっております。それを、私たちは大きさによって県の教育委員会に知らせます。したがって、学校はささいなことでもすぐ開かなきゃならない状態になっているわけです。
 そこで日々学校では、まず、児童生徒の服装、それから髪の様子とか持ち物などをよく児童生徒を観察して、その前兆を読み取る。そして万引き防止教室や喫煙の害、あるいはシンナー遊び等の将来の危険性などを理解させて、頭でわからせた上で非行防止を呼びかけている。さらに大変ありがたいことに、法務局からも、そういうことはいかんことだよということをビデオに映したものが届けられまして、それを健全な子どもたちに見せます。そしてクラスがともに力を合わせて、元気よく明るい生活をするんだという提言をいただいております。
 それから各家庭につきましては、万引きや深夜徘回、先ほども御質問で深夜徘回が非常に多いと。この深夜徘回、万引き、喫煙などは、特に連休、休み中に発生するわけでございますので、それらの危険性について具体的な指導を家庭に対しても連絡をしておる次第です。
 近年、児童生徒の携帯電話がさらに普及しております。学校では持ってくることができないことになっているんですけれども、家へ行ったらみんな持っている。そして、そこで連絡をとり合って、大型店舗やあるいはゲームセンターなどで有職少年と接触しているという、この事実も砺波市内の中学生であります。特に、家庭での不安や、勉強や部活の不安、自分の居場所がない、いじめや不登校から問題行動を起こす、これらが携帯電話等と絡み合いながら、有職少年等々と連絡し合って非行の大きさ、深さがどんどん進んでいくというわけでございます。
 したがって、学校の見えないところで事が起きている場面が非常に多いのですから、どうしても、先ほど市長が申し上げましたように、地域の皆さんと家庭と学校とがぴたっと情報交換、さらに機関の皆さん―教育委員会等もそうでございます。警察等もそうでございましょう。それから自治振興会等もそうでございましょう。その機関の皆さんとの連絡をとりながら、相対的なことを進めていかないと、これはいつまでたってもモグラたたきが始まっていると思います。
 そういうことで、今回の御質問、まことにありがたく、我々もこれを機に心を引き締めて問題解決に当たっていきますが、先ほども申し上げましたように、学校と家庭と地域が一体となって解決していく取り組みでございます。言いかえますと、地域の人々や関係機関の情報交換、指導の仕方、これらが家庭の中まで入っていく、そしてそれは温かい学校で、学校へ行ってこれをやろう、これをやりたいという早く行きたい学校、そういう環境をつくっていくことが大切でございます。これの実現のために、遅きに失した感はありますが、砺波市の教育委員会としましては幼稚園、保育所のころから、してはいけないこと、人に迷惑になること、これらの簡単なことを、ほぼその年齢に応じてきちんと何項かつくりまして、その徹底、訓育に当たっていきたいと思います。それは家庭も一緒に入らないとできません。朝、起きたら「おはようございます」と言うんです。その言葉は、学校では言えますけれども家へ行ったらしないと。そうではなしに、「おはようございます」と言うことを幼少のころはさせる。小学校高学年ではこれをさせる、中学校ではこれ、発達に応じて社会的な規範ということをきちんと押さえないと、いつまでたってもこの問題は発生します。そういうことで、抜本的な問題と、それから今やらなければならないことと、この両面にわたって対策を講じているところでございます。
 以上のことを申し上げました。これからも御支援をよろしくお願いいたします。
 終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 堀 秋博君。
  〔商工農林部長 堀 秋博君 登壇〕

◯商工農林部長(堀 秋博君) 井上議員さんの観光政策についてお答え申し上げます。
 まず初めに、旧市町間にあった事業の相乗効果についてであります。
 昨年の6月定例会におきまして、井上議員より、砺波地域、庄川地域のイベントを双方に協力し、アイデアを出し合えば観光客を増すことができるのではないかと御提案をいただいたところであり、本市といたしましても、各イベントにおいて相乗効果があらわれるよう、主催団体と連携をとりながら取り組んでまいりました。
 その結果、入り込み数や物品の売上高が増加したものや、お互いのイベントに参加、協力することにより、賑わいを創出したものなど多くの成果があらわれました。
 入り込み数や双方の参加協力によって相乗効果があったイベントとその内容につきましては、昨年、合併しまして11月、農業まつりと庄川ゆずまつりにおいて、無料シャトルバス、PRの連携等により、庄川ゆずまつりは約1万5,000人の入り込み数の増加があったところであります。また、同じく11月の冬のふれあい市でも、無料シャトルバス、PRの拡大により、庄川地域からのバス利用者は1、2便は満席状態で約1,000人の入り込み数の増加があったところであります。そして本年4月に、となみチューリップフェアと木工まつりにおきましても、無料シャトルバスを3日間運行、さらにPR活動の連携、庄川地域婦人会のチューリップ踊りの参加、さらにタピ・ドゥ・フルーを庄川水記念公園で実施したことなどを通じまして、木工まつり会場での売り上げが10%増加したところであります。そして、6月4日、5日に行われました庄川観光祭におきましては、砺波地域、庄川地域の連合婦人会による庄川音頭町流しの実施、PR活動の拡大によりまして約2,000人の入り込み数の増加があったところでございます。そして先般行われました、10日、11日の砺波夜高祭りにおきましては、好天にも恵まれまして、昨年より多い入り込み数でありました。いずれにいたしましても、入り込み数は天候に大きく左右されますが、PRの連携を図ったことにより、それぞれのイベントに相乗効果が出ているように思われます。
 このように、各手法により相乗効果を高めてきたわけでありますが、今後は、これまでの経験と合併の効果を生かしながら、PR活動、イベント企画等、すべての面におきまして、さらなる両地域の連携を図るとともに、観光協会や民間観光団体の御協力をいただきながら観光イベントに取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、チューリップフェアの総括と展望についてであります。
 まず、チューリップフェアの総括につきましては、「新市誕生記念2005となみチューリップフェア」は、テーマを「花、水、風 新市となみ」とし、4月22日から5月5日までの14日間にわたり、チューリップ公園を主会場に開催いたしました。会場内には、これまでより50品種多い450品種、100万本のチューリップや新品種「春万葉」「白ずきん」の展示等、全国の皆様に砺波の魅力あるチューリップをごらんいただきました。今回は、花モニュメントによる市章の紹介やチューリップの花で演出した花、水、風を特別展示、さらには庄川水記念公園で開催されました庄川木工まつりと、今回初めてシャトルバスで連携するなど、新砺波市を積極的に紹介いたしたところであります。その他、夢の平スキー場に20万本のスイセンを植え、チューリップフェア見学後の観光客が訪れ、盛況でありました。
 チューリップの開花状況につきましては、3月、4月の平均気温が低かったことから、開幕時には約2割程度の開花であり、急遽、1,500箱、3万本のチューリップのとろ箱を会場内に配置いたしました。その後、好天に恵まれ、4月30日には満開宣言をし、会期末まで良好な花をごらんいただいたところでありますが、改めて自然相手の花イベントの難しさを痛感いたしたところであります。
 入場者数につきましては、愛知国際博覧会の影響等により団体客が約20%落ち込みましたが、好天に恵まれたことなどから、目標の28万人を上回る29万人となったところであります。
 運営面につきましては、新市としての交流の輪が広がり、小学生から高齢者まで約2,800人のボランティアの皆様に会場清掃や催事に携わっていただくなど、市民参加のチューリップフェアとして盛り上げていただいたところであります。
 次に、来年度に向けての抱負でございますが、第55回を迎える来年のチューリップフェアにつきましては、新砺波市は観光資源も随分多くなりましたし、交流の輪も広がりましたことから、新市としてのチューリップフェアを確立していきたいと考えております。
 チューリップフェアの基本理念である、花を愛する文化の推進、地場産業の振興、地域の活性化に基づき、花の広がりや特産品の充実を、またより多くの市民参加が重要な課題になってくるかと存じます。このため、市民参加による広く意見を伺う「チューリップフェア市民研究会」を設置したところであり、新市のチューリップフェアをさらに活性化させるため、催事や運営方法、特産品等について研究をしていただきたいと考えております。
 次に、観光客入り込み数の取り組みについてであります。
 観光客入り込み数の取り組みにつきましては、新市まちづくり計画にもありますように、チューリップフェアを初めとした花イベントや木工、アユ、庄川温泉郷等、地域の多彩な観光資源を一層活用、充実させるとともに、それらを有機的につなぐ滞在型の回遊観光ルートを企画することが重要であると考えています。また、市内だけの連携では限界があると考えておりますので、観光連盟砺波地区会、富山県西部地区観光協議会などの広域的観光団体を十分に活用し、砺波地域や県西部の観光資源と連携を図るなど、積極的に広域観光を推進してまいりたいと考えております。
 さらに、国が掲げます「ビジット・ジャパン・キャンペーン」のもと、このビジット・ジャパン・キャンペーンと申しますのは、外国人旅行者の訪日を促進するグローバルな観光戦略でございますが、これらのもと、富山県におきましては、中国、韓国、台湾などからの誘客活動を進めているところであります。おかげをもちまして、今年は、チューリップ四季彩館やチューリップフェアにも韓国、台湾より多くの御来場をいただいております。空港路線が充実される中で、今後は、国内だけでなく海外も視野に入れたPR活動の展開が必要になってくるものと考えております。
 いずれにいたしましても、観光客増大の取り組み、観光事業の充実等につきましては、効率的に官民一体となって取り組むことが一層重要になってまいりました。
 今年度は、観光関係者や市民各層の方々に御協力いただきながら、観光まちづくり計画を策定する予定にしていることから、その場においても具体的な手法や企画について検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 7番 稲垣 修君。
  〔7番 稲垣 修君 登壇〕

◯7番(稲垣 修君) このたびの改選後初の市議会定例会におきまして、一般質問のお許しをいただき、心より厚くお礼を申し上げます。
 それでは、通告に従い、新砺波市の課題、方向性に関連し、新市まちづくりに向けた市民との信頼関係構築について、質問並びに若干の提案、要望を述べさせていただきます。
 新生「となみ丸」が船出し約8カ月、その間の合併スケジュールが、安念市長を初め市当局、関係者各位の多大なる御努力と御尽力により、先の4月23日に開催されました合併記念式典に至るまで滞りなく進められたことに対し、心から敬意を表するものであります。
 御承知のとおり、今回の平成の大合併をめぐっては、政府のいささか強引とも思える手法もあり、その是非について、多くの地方自治体で問題も表面化し、混乱も見られました。もとより、合併問題を機会に、将来の地方自治や自治体行政のあり方について住民の関心、意識が高まったことは事実であり、それ自体は歓迎すべきことでありましたが、同時に、その貴重なエネルギーの大半が、合併の損得や相手先選び等々の不毛の議論に費やされてしまった感は否めません。
 そのような報道や評論を耳にするにつけ、このたびの新砺波市の誕生が、安念市長、藤森助役の先見性と卓越した行政手腕、リーダーシップによって粛々と進められたこと、またそれを支持された両議会、そして旧砺波市民と旧庄川町民の選択は大変賢明であったと高く評価されるべきであると考えます。
 さて、昨年11月の新市初代市長選挙に引き続き、この4月、最初の市議会議員選挙も実施され、これで市民も行政も議会もメンバーが出そろったところでございます。
 私がまず申し上げたいのは、新砺波市のすべてはこれからがスタートであるという点であります。今回の合併を機会に盛り上がりを見せた自治体行政や地域社会に対する市民の関心、熱意を、ぜひとも新市まちづくりのエネルギーとして今後とも継続されるよう、またそれを市政への信頼へと転化させるよう、行政も議会も最大限の努力を払っていかなければならないということでございます。
 2年、3年先に、旧砺波市民から「合併を境にどこか少しずつ変わってきているな」、また旧庄川町民からは「町から市になるとさすがに違うもんだ」と実感、評価されるようにならなければなりません。無論、一体感と連帯感の醸成もしかりであります。
 もちろん、新市の目標や計画については新市まちづくり計画の中で具体化されており、これを着実に推進していくことが当面の課題であることは、市民も十分に承知し納得しているところでございますが、私があえて申し上げたいのは、何を進めるかではなく、どのように進めるのか、ハードだけでなく、むしろソフト、つまり施策の中身のみならず手法や姿勢についても細心の注意が払われるべきだという点であります。なぜなら、新市のまちづくりのためには市民の協力が不可欠であり、同時に、行政に対する信頼なくして市民の協力など望むべきもないからであります。
 さらに申し上げるならば、理解しない方が悪いのではなく、理解できるよう説明しない方が悪い。これがいわゆる説明責任の基本的な考え方でありますが、同様に、信頼しない方が悪いのではなく、信頼されるよう努力しない方が悪いとされるのが今の世の中なのであります。行政にとっても大変な時代となりましたが、市民との信頼関係構築のために、行政の方からの積極的なアプローチをお願いするものであります。
 前置きが長くなりましたが、安念市長は、公正で清潔、市民参画による愛と融和の市政を公約とされ、市民本位の開かれた市政の実現に向けて邁進されるものと期待をいたしているわけでございますが、市民サービスの向上、充実のため、今後の新市の行政をどのように変えていかれるのか、基本的な方向性について、市長の率直なお考えをお聞かせ願います。
 次に、新市の人事に関して幾つかお尋ねをいたします。
 この3月に新砺波市民憲章が制定されました。合併を契機として、砺波市の理念やまちづくりの方向性を明らかにし、市民の決意をあらわしたものであり、内容的にも、さすがに有識者の皆さんの手でまとめられただけあって、すばらしい市民憲章だと私も感じております。
 率直にお尋ねいたします。砺波総合病院には、「私たちは市立砺波総合病院の職員であることを誇りとし、愛と奉仕の精神のもとに、病気で悩める人々を癒すことに互いの心を結集し、この憲章を定めます。市立砺波総合病院は、一、患者様の権利を尊重します。一、信頼できる医療を提供します。一、医療の安全を追求します。一、やさしい医療を行います」との立派な憲章が制定されております。
 特別「憲章」という名称にこだわっているわけではありませんが、行政に携わる者として、一般の市民とは異なる立場、レベルで、新市まちづくりに向けての新たな心構えや目標を定める新砺波市職員憲章をこの機会に検討されてはいかがかと考えますが、当局のお考えをお聞かせ願います。
 次も人事に関連して、前々から不思議に思っていたことでありますが、なぜ市の人事関係の記事が「広報となみ」に載らないのでしょうか。もちろん、合併直後、そしてこの4月の人事異動の内容は地元地方紙で掲載されましたが、それとこれとは次元の違う話でございます。市民に知らせるべきことは市の広報にしっかりと載せることが大原則であります。
 今後、人事異動と新入職員の情報はもちろんのこと、各月リレー方式で、部、局単位、または室、課、出先機関単位等の行政職場の紹介も一考かと思いますが、当局のお考えをお聞かせ願います。
 先ほど飯田議員からも御質問がございましたが、最後に、新市定員適正化計画についてお尋ねいたします。
 合併協議において策定された新市建設計画の中では、合併後の職員数の適正化により、平成26年度までに、職員数で50名、額において年間3億6,000万円を削減するとの計画が示されております。
 また、昨年11月の合併時における職員定数は、砺波総合病院も含め1,135名であり、合併前の砺波市と庄川町との職員定数の合計より6名の定数削減が行われたと記憶いたしております。
 合併後の職員数については、新市において速やかに定員適正化計画を策定し、定員管理の適正化に努めることとされておりますが、昨今の厳しい行財政状況の中にありながらも、市民の市政に対するニーズは多様化、専門化しており、安念市長には大変苦慮されていることとは存じますが、事、人と金については市民の関心も非常に高く、あわせて市民の正しい理解が必要なことから、定員適正化についての今後の方針について安念市長にお伺いをし、以上で私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 稲垣議員にお答えをいたします。
 まず、合併について高く評価をしていただきました。敬意を表したいと、このように存じております。
 さて、これからどう対処するかという重要な意見もございました。おっしゃるとおり、さてこれからどうするかというのは大事なことでございまして、そのことについて日夜頭を痛めておるところでございます。サービスもしなければいけません。質問にございましたように、財政もしっかりしろ、職員の首切れ、いろいろ言われるわけですが、大変難しい状況であることは先ほども申し上げたところでございます。
 私は市政を担当するに当たりまして、愛と融和、そしてサービスの原点は愛にあるんだと、そのことを込めて職員にも申し上げておるわけであります。
 今、稲垣哲学も披露されたわけでございます。私は、月並みな言葉でありますけれども、まず原点は対話にあると、このように認識をいたしております。市役所だけでなくて、病院も出先機関も、市民と温かく接する、そういう対話が原点であろうと思っておりますし、このことを堅持して、職員にもよく連絡させていただきたい、このように思っておるところでございます。
 市民との信頼関係を高めるために積極的なアプローチをしなさいと、そういうことでございます。そのとおりだと思います。私は、市民参画ということもこの1点であろうと思いますし、参画していただくことによって協働の理念も働くと、このように位置づけておりますので、まちづくり委員会とかあるいは市民懇談会、そういうものに参画をしていただいてそれぞれ御議論をいただきたいと、このように思っておるところでございます。
 さらに、行政自らが変わるという時代。そのとおりであります。行政改革大綱をつくりますが、何よりも地方分権の時代という認識がまだまだ薄いんです。地方分権は、自分で発想して、自分でつくり上げて、自分が責任を持つ、そういう自治体であるということです。そのことはまだまだ職員も認識不足ではないかと、このように思っておるところでございます。その意味では、行政改革審議会を持ったのもそういうことでございます。私は、そのようなことで地方分権型の改革ということを叫んでまいりたい。
 いずれにしても、言うだけではない、責任もあるんだよという認識の上に立って、これからいろんな企画、計画をするのが大切だと、このように思っております。ぜひそのような気持ちで進めさせていただくと同時に、おっしゃるように、信頼関係も深まるように進めてまいりたいと、こう思う次第でございます。
 次に、市の職員憲章の制定という、ユニークな提案でございますし、病院も憲章を持っておるということでございます。それなりに評価をいただいております。
 ただ、憲章というのは、いろいろ解釈の仕方があると思いますが、広辞苑を見ますと、「重要なおきて」「原則的なおきて」を「憲章」と言うようでございます。いろいろ言い方があるんだと思いますが、広辞苑ではそのように述べております。
 そうしますと、憲章をうわべで書いてみても私は意味がないような気がします。と言いますのは、地方公務員法には、原則的なおきてよりも罰則まで実は入っておるわけです。だから、国家公務員、地方公務員は、憲章よりもその法律をきちっと守る。その法律を知りながらも、公務員の皆さんは、ややもすると、業者と癒着したり談合の中へ入ったりしておられますが、それは絶対いかんことでございまして、あくまでも新採職員にそのことの誓約をさせておるわけでございまして、このような関連で規則も条例もあるわけです。少し徹底不足かなとは思いますけれども、おっしゃる気持ちはわかります。私どもは皆さん方にお決めをいただいた市民憲章を模範として、職員にも、月曜日あるいは各会合のときには朗唱させておりますので、その哲学は大事にします。自らのおきて、規範等については、地方公務員法、私どもの条例もございますので、その条例を十分に徹底をし伝達していくという姿が大切ではないか、私はそのように思っております。ユニークな提案については参考にさせていただきたいと思います。
 次に、定員適正化計画でございます。
 飯田議員にもお答えにならない答えをさせていただきましたが、いずれにしましても、定員計画につきまして国もそのように指導いたしております。したがいまして、先に決めました定員計画については、もう1回見直しをするというところでございますけれども、何度も申し上げますが、行政需要がますます増えるんです。地方分権型をやるとすれば、ますます増えてくると思う。ただ、今、行政は全部、県、市町村には移譲されておりません。恐らく関連条項としては、これから、例えば、公害問題は君のところだよ、雇用問題も市町村だよ、改革の中では出てくる可能性があるんです。そうしますと、その流れがございますので、今の仕事だけで位置づけするならば、まだ類似都市よりも私どもは少ないんです。ただ、幼稚園、保育園の職員が多いわけでございまして、そのことを考えるときに、国からやいやい言ってきますので、定員適正化計画についてはこのような方向で行きます、平成26年まではこんなことしますということを書きますけれども、改革が始まりますと、ここ2、3年、仕事はみんな地方へ送られてくるのではないか。といいますのは、地方に対して税金を移譲したんだから、このこともこのこともやりなさいという芽が私はもう出ておるような気がいたしますので、そう安易に首切る、そのことを公表することもいかがなものかと。ただ、今のところ、国からやいやい言ってきておりますので、議論としては進めさせていただいて、それなりに計画の中に位置づけをさせていただきたいと、このように思うところでございます。
 いずれにしましても、国そのものも定員削減を言われて、いわゆる小泉さんになってから、その一番のやり玉は郵政民営化にあると思いますが、公社は公社職員なんだけれども、まだ国家公務員とか国の何とかとおっしゃっておられますけれども、それを首にし、次から次と切りたい、市町村も切れ、そしてスリムになれと、こうおっしゃいますけれども、サービスをする段階ではそう簡単にはいかないのではないか、私はそのように思っております。
 恐らく、先ほども代表質問でございましたが、老人の問題、少子化の問題、そのことを地方にゆだねられますと、私どもとしては、そう国が示すように削減、削減ということはいかがなものかと、このように思っております。
 この間から純減目標を出しなさいということを言っておりますけれども、国そのものが定かでないということもございますし、私どもも、これからの仕事というものは本当にこれでいいのかどうか、逆に増えるのではないか、そんなことも位置づけをしながら定員化計画は立てますけれども、そう安易に、何人切ります、何人切りますという形にはいかないと思います。
 今のところ、明年度は新採はいたしませんが、ただし、新採職員をとらないということになると持続性がないんです。あるときになって、いわゆる団塊の世代の皆さんがどっと辞めるときにどっと採るか、そんなわけにもいかないんですね。職員というのはやっぱり持続性があって、計画的に採用していく。余っても採用していただいて、指導教育をしなければいけません。そのうちやめる連中もおると思いますので、その意味では、きちっとしたものではあってはならない、こんなことを実は思っております。その意味で、順次削減はいたしますが、限度というものがあるということを御理解いただきたいと思います。
 なお、人事の広報掲載等については企画総務部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田俊和君。
  〔企画総務部長 吉田俊和君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田俊和君) 私からは、人事関係の情報等を広報紙に掲載すべきという御意見をちょうだいいたしましたので、この件について申し上げたいと存じます。
 職員の人事異動につきましては、町村では件数が比較的少ないということ、このようなことから、広報に掲載をされているところがあったようであります。
 当市での一例を申し上げてみますと、合併直後の比較的異動件数が少なかった本年4月の定期人事異動、この際には、実は234件の異動件数という膨大な量に相なったわけでございます。
 つきましては、従前より報道各社への発表をもってかえさせていただいていたところでございますが、この機会に他市の例などを調査させていただきまして、ホームページの掲載なども含めて検討させていただきたいと存じております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) この際、10分間休憩いたします。

 午後 2時42分 休憩

 午後 2時52分 再開

◯議長(江守俊光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 6番 福島洋一君。
  〔6番 福島洋一君 登壇〕

◯6番(福島洋一君) お許しをいただきましたので、通告書に従い、砺波総合病院の運営について4件お伺いいたします。
 今般、市議会議員に出馬するに当たり、私たち無医地区に住む皆さんと夢を見ておりましたことをお話しし、御理解と、何らかの実現できるキーワードがないかをお伺いしたいと存じます。
 昨年10月、5年間の歳月と砺波市民の温かい理解と大きな期待を受け、多額の資本投資のおかげで、「オアシス計画」と銘打った砺波総合病院の増改築事業が完成しました。市民の一人として大変喜ばしく、砺波地区医療の将来を思うと心強く思うところであります。まさに、砺波医療圏の包括医療、保健機能の一翼を担っておられるとお聞きしております。
 このすばらしい施設を運用するに当たり、愚問かもしれませんが、あえてこんなことを思う者もいるということを御理解願い、御検討いただきたいと存じます。
 まず、砺波総合病院の夜間診療についてであります。
 春から、県内の某民間の総合病院に親戚の者が入院いたしました。夕方の7時ごろでありました。正面の入り口が開いております。総合受付も開いておりました。不思議に思いましたが、普通ならば、午後7時といえば夜間の入り口から入るものであります。視線をずらし各診療科の窓口を見ましたら、やはり開いておりました。おまけに、患者待合所に順番待ちをしている患者さんがいらっしゃいました。改めて診療時間を見に行きました。午前の部と、午後はなく、夕方5時から7時半の診療時間の表示がありました。この時間帯であれば、家族が車の運転のできないお年寄りを病院へ送るとき、朝のお互いに気ぜわしい時間、しかも会社の出勤時間を気にしながら届けるといったお互いに気分の悪い思いをするより、夕方、勤務終了後、お母さんが、お嫁さんがお年寄りを病院に届け、診察の間にスーパーで買い物することができれば一石二鳥。家に帰り、仲よく家族団らんが待っております。
 砺波総合病院にも、夕方の診療ができ、近くに医療機関のない砺波市民にもこんな生活ができる場がないだろうかと夢を見ておりました。医師の問題、看護師の問題、労働時間、そして独立し、かかりつけ医の先生の件等たくさんの問題があると思います。しかしながら、一番お金のかかった施設の償還を考えると、人員を増やし回転率を上げることこそが一番の得策であり、せっかくの施設がフル活用できてこそ、収益に一番早く結びつくものであると思います。
 少なくとも、民間はこの発想が主流であります。そのために、民間企業では、投資に見合う収益、償還を確保するために、2交代及び3交代勤務がなされております。したがって、固定観念で、事、病院に関しましては、人員の切り詰めで収益性の改善を図るのではなく、小杉院長が掲げていらっしゃいます医療サービスの原点である癒しの心、温かい心と心の豊かさがもっと大切である、患者様の利益を守ることを何よりも優先し、患者様中心で納得、選択してもらえる、より質の高い医療提供の院長方針を実践してほしいし、自分たちの目線でなく、実際に利用する患者及び家族の目線での対応が今叫ばれております。
 病院の運用の中に、すばらしい発想で、砺波医療圏小児救急センターが開設されました。不足する小児科医師、また24時間プライバシーの無視された先生方の小児医療へのかかわりの実態、核家族化した現在社会、ばあちゃんの知恵袋を利用する手もなく、夜、子どもが急にぐあいが悪くなった場合に、やっとの思いで救急外来にたどり着いたけれども、すばらしい施設、すばらしい医師団が24時間対応してもらえる救急外来でありますが、施設の性格上、重傷度を優先した治療が行われるため、子どもさんの場合には、なかなか診察してもらえないとの苦情が相次ぎ、圏域内の公立病院勤務医を初めとする小児科医が交代で小児の時間外診療が行われております。すばらしいことであります。
 安念市長に、市民が公平に医療を受ける権利を守るためにお願いしたい。砺波総合病院の夜間診療に対するトップとしてのお考えをお聞かせ願いたいと存じます。
 次に、今年の5月6日より一部導入、稼働しております電子カルテシステムの現時点での状況を、そしてまたその意義を、将来の展望の報告を願いたいと存じます。
 総合病院ばかりでなく、地域連携ネットワークのかなめ、そしてマグネットホスピタルになるべく大事な情報の源、地域医療連携室でのかかりつけ医機能の推進と切っても切れない情報のかなめであろうと思われますが、この機会にPR願います。
 「マグネット現象とは、人々に価値観を理解され、人々が進んで集まる、利用する、いわゆる磁石に砂鉄が群がるように人々が集まること。そうしてこそ初めてマグネットの意義がある」と、先日、フジテレビの黒岩祐治キャスターの講演会の中で話を聞きました。すばらしい発想であります。砺波総合病院のマグネット効果で、すばらしい出町のまちづくりにも影響される施設に発展してほしいと思っております。
 次に、看護師の夜勤体制と末期を迎えた老人重体患者の取り扱いの件でございます。
 その病棟で入院された方の家族が不安に思われた心配事であります。ICU、重症者を収容し、最も効果的かつ集約的な治療を行うための病室。酸素テントや人工呼吸器などのほか、観察用の各種モニターや記録装置を備え、医師、看護師のチームにより常時診療、看護が行われる集中治療室のことをICUと言います。
 HCU、これは準集中治療室ということでありますが、その施設に入っているときは看護師さんたちのきめ細かな対応をしてもらえましたが、病状に一区切りがつき、一般病棟の4人部屋に入って感じたことであります。
 準夜勤が午後4時30分から午前1時15分まで、深夜勤が午前0時30分から午前9時15分までの勤務体制でありますが、午後9時以降、家族が帰ろうとしても一抹の不安を感じるということであります。というのは、一般病棟の場合、夜3名の看護師配置になっておりますが、重体患者でいつ急変するかわからない患者の場合、その病室でも同じように3名の看護師さんであります。その病室には、本人と同じように、自分の意思が定まらない、隣の患者の変化にも対応することのできない、ナースコールのできないような状態であるにもかかわらず、3名の看護師さんしかその病棟には置いていないということであります。そうなりますと、果たしてきめ細かな対応が受けられるのか、定期巡回がきっちりとなされておるのかということを思ったときに非常に不安に思ったということであります。
 看護師さんの増員で、せめて一般病棟で、人生の火がまもなく消えるかもしれない、いつ急変するかわからない患者さんの多い病棟への看護師さんの配置を増やし、看護師さんの負担を軽くし、見回り時間の回数を増加していただきたい。そして、安心して病院に任せられる、そんな病院になってほしいと思います。過去に家族を送ったときも同じようにその家族は感じたということであります。ここが気になります。
 相手は取り扱いの商品でなく、今にも命がなくなる人であります。日ごろの業務で当たり前となったことの繰り返しのなれ合いから、人の命を商品として取り扱うことのないように願い、せっかくのすばらしい病院の施設、病院の理念であります「地域に開かれ、地域住民に親しまれ、信頼される病院」になるよう、いま一度基本は何かを認識いただき、職員皆さんの一人一人の自己責任は何かを追究してもらい、すばらしい安心と信頼というソフトを完成してほしいなと、そのように思います。
 目線は患者さんであります。このことは、病院ばかりでなく、安念市長の施政方針の中にもありますように、すべての行政機関にも言えることであります。
 次に、4月1日施行されました個人情報保護法と入院患者への見舞いとの関係であります。
 4月末、私自身が、近所の方が総合病院に入院したと聞き、手術の養生も癒えたと思われるときに見舞いに出向いてびっくりしました。本人が個人情報提供に関する同意書のことの意味がよくわからず、そんな面倒なものは要らないとの思いで、同意書の提出をしなかったために問題が発生しました。同意書の文面はこうです。「私の入院期間中における入院の事実、病室の問い合わせについて、面会者(第三者)に提供することを同意します」となっておりますが、本人の同意書の提出がないため、当然、夜間窓口では教えてもらえません。仕方なく、家族に電話しようと思いまして病院内の電話ボックスに入りましたら、たまたまなかったのかわかりませんが、個人の名前の電話帳すらありませんでした。やっとの思いで連絡ができ、ナースセンターで名刺を渡し、本人に同意を得て初めて面会できたという不愉快な思いがありました。
 次に、その人の見舞いに行き、同じ思いをした人が今度また入院いたしました。立場上隠すことが許されないのと、嫌な思いをした経験から、個人情報提供の意味がわかったので同意のサインをし、今までのように入院の情報が流されておりました。病院の正面に「面会等で来院の皆様へ」の張り紙がありますが、入院する人は初めてのことであります。戸惑いから意味が十分に理解できなかったと思われます。
 法律を守るのは国民の義務であります。しかしながら、説明をしっかり受け、理解する権利も同時にございます。方々の病院で同様な苦情が寄せられ、新聞の記事にもなりました。このことの意味、あまりにも杓子定規の扱いの典型でなかろうかなと思います。
 先ほども言いましたように、患者さんを人でなく商品媒体の一つとしてのとらえ方がなされているのが今の現状であるようにも思われます。幸い2カ月も経過し、患者さんにもようやくわかってきて、今では80%以上の方が同意するようになったそうであります。
 入院は治療に専念するためにするものだ、見舞い客の相手をする場ではないということは理解できます。しかしながら、遠くから聞きつけ、わざわざ出向き、顔を確認したい人はいるのであります。もう少ししっかり案内できなかったのかということを悔やまれます。何回も言います。毎日の業務の繰り返しからくる意識のなれ合いが、すべてのことで災いをいたします。患者は生きている人であります。
 以上3項目につき、小杉院長のすばらしい病院理念を完成するために、病院長の今後の取り組みの姿勢、職員の教育のこと、先ほどもありましたように、総合病院職員憲章の徹底についてお示し願いたいと存じます。
 以上で質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 福島議員にお答えをいたします。
 今、福島議員から、保健医療について、市民の健康の立場から、病院業務について幾つか質問がありました。健康都市を目指す砺波市としては、各種御意見について拝聴をさせていただいたところでございます。
 特に、私からは夜間診療に対するトップとしての考え方を述べよということでございます。
 福島議員が今述べられた趣旨については、理解できないこともないんですが、今、救急外来、そして福島議員もおっしゃったように、小児救急も実は病院の御協力で夜間診療をやっておるわけでございます。医師、看護師、人材の確保がなければ夜間診療等はできないと思う。今でもっても随分過労のようでございます。無理して頑張っていただいております。
 しかし一面、私からは、人件費、運営管理費、この財政負担について、今、院長を中心にして精力的に経費削減に努めていただいておるわけでございます。おかげさまで、3条予算もなんとかクリアする状況でございます。
 夜間診療ということでございますが、今、予約診療等も行っております。したがいまして、この夜間診療というのは非常に難しい、そのように感じております。そのことをまず理解をしていただきたい。
 そんなにドクター、看護師が余っているわけではございませんし、大変今苦労をしておるわけです。そのことを踏まえますと、私からそのようなことをしなさいと言うわけにはまいらない状況。もしやるにしてでも、相当の費用がかかる、そのことが診療報酬の低下の中に、こっちの方の費用が随分上がります。そうしますと、せっかく黒字になる予算も赤字になって、かえって市民に迷惑をかけるということになると思っておりますので、私は難しいと、このように申し上げておきます。
 その他細部につきましては、病院長、事務局長から答弁をいたします。
 以上です。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 病院長 小杉光世君。
  〔病院長 小杉光世君 登壇〕

◯病院長(小杉光世君) 福島議員御質問の、公平に医療を受ける権利を守るため、夜間診療の考え方についてお答えします。
 おかげさまをもちまして、昨年10月、砺波総合病院の増改築事業は完了しまして、グランドオープンいたしました。このような立派な病院をさらに地域の皆様から信頼されるよう、その内容の充実に職員一丸となって努力しているところであります。
 現在、総合病院では、御承知のとおり、平日の午前中は全科診療しております。また、午後も幾つかの診療科がニーズに合わせてオープンしております。
 そこで、総合病院の夜間診療に対する御質問ですが、すべての診療科が夜間も開院すれば、患者さんにとっては非常にハッピーなことでありましょうが、現在、資源としての専門職不足で推移してきた我が国の実情から、人材確保、具体的には医師、看護師、その他コーメディカルすべてでございますが、容易ではなく、社会的問題であることは御承知のとおりです。また、仮に社会に人材があったと仮定しましても、病院がそれにかかわる人件費や運営費などの費用をどこに求めるか、これは非常に難しい問題と考えております。
 昨今の厳しい財政事情の中で、国及び県からの財政支援も見込めませんし、市の一般会計からのさらなる繰り出しもできる状況ではないと認識しています。そのような中でも、優先順位を考慮しまして、精いっぱいの人材確保に取り組んでいることを御理解いただきたいと思います。
 それから、夜間や土日、祝祭日につきましては、時間外救急で常時、内科系、外科系の医師を配置して救急患者さんに対応しております。さらに、専門外の患者さんが来院された場合、オンコールで担当の専門医師を呼ぶ体制をとっておりますので、現在のところ特に問題になっておりません。
 厳しい財政事情の制約の中で、私たちは患者さんの命を預かる病院として、現在のシステムがベストではないにしろ、費用対効果を考えれば、あるいはそれを考えなくても、公共性を重視して、公平に最大限のサービス提供を行っていると考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。
 次に、看護師の夜勤体制と高齢者重体患者の取り扱いについてお答えします。
 御存じのように、先進諸国の看護体制は、患者1人に対し看護師1人、あるいは看護師2人の国もあります。しかし、当院の一般病棟は2対1の看護体制、すなわち患者2人に対し看護師1人の配置をしており、我が国の基準としては最高レベルの配置であります。そして、夜間には看護師おおむね3名の勤務体制をとっております。
 御質問にありますように、重症、重篤な患者さんの場合は、ICU、HCUの診療を経て、ある程度の評価後、一般病棟のスタッフステーション隣接の観察ユニット3床で見ることになっております。その後、評価の上、個室もしくは4人床へと移行するわけです。
 夜間、入院患者様が重篤な状態になるなど事あるときには、まずICUの医師や主治医を呼び処置をいたします。患者さんの状態をチームで再評価して、そのままその病棟で見るか、あるいはICU、HCUに戻して診療するかを判断します。
 御質問の看護師3人では不安があるとのことですが、院内には24時間体制でICUや救急医師、コーメディカルの常駐がありまして、さらには約束コードによる非常時コール、具体的にはコードグリーン、コードブルーというコードで非常時コールをいたしまして、在院職員の緊急招集も可能であり、常に患者さんの急変には現時点での万全の体制をとっていると考えております。
 急性期病院であっても、長期に必要な医療を提供する体制も重要で、例えばがん患者さんに対しては、当院には終末期を迎えられる患者さんのための緩和ケア病床6床もあり、そこでは患者さんのニーズに合ったケアを行っております。
 このように、当院ではその方の権利と意思の尊重、人としての尊厳を最も大切な理念とし、癒恕、癒しと思いやりの精神で診察に当たるように職員に指導しております。議員が言われましたように、決して患者さんを商品扱いしているわけではございませんので、ぜひ温かい御理解をいただきたいと思います。
 以上です。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 島田正広君。
  〔病院事務局長 島田正広君 登壇〕

◯病院事務局長(島田正広君) 福島議員御質問の、電子カルテシステムの現状と今後の展望についてお答えいたします。
 電子カルテシステムの導入につきましては、従来からのオーダリングシステムに電子カルテをドッキングしたシステムでありまして、去る5月6日から稼働いたしました。導入当初は、入力に不慣れなことから、一部の外来では若干待ち時間が長くなりましたが、現在は導入前と変わらない待ち時間となっております。
 導入効果といたしましては、第1点目として、診療にかかわる情報を電子カルテに一本化することによって、病院全体の共通カルテとしてチーム医療が可能になること。2つ目には、診療の経過と処方、検査や看護の指示、実施などが時系列に把握でき、医療安全が確保されること。さらには、紙から電子媒体に変わることから、カルテ保管庫やカルテの運搬などが不要になることなどであります。
 一方で、重要な患者情報が蓄積されているため、より一層のセキュリティー管理が求められます。当院では、パスワードの管理はもとより、各端末機には一切の情報を残さないこと、それから、いつ、だれがカルテを閲覧したのかを記録されるようなシステムをとっております。
 それから、将来の展望につきましては、病院に優秀なスタッフが集まり、その結果、多くの患者さんが来院されるようなマグネットホスピタルを目指すことと、同時に、かかりつけ医との連携を強化し、共通の患者情報を地域で共有化し、さらには患者さんのマイカルテのようなものができれば、すばらしいことと思います。
 次に、個人情報保護法と入院患者の見舞いの取り扱いについてお答えします。
 今年4月から、個人情報保護に関する法律が施行されたことに伴い、院内で対応を検討し、案内文書の掲示や患者さんへのパンフレットの配布など、法律の趣旨の啓発に努めてまいりました。
 議員御指摘の入院患者さんへの面会につきましては、当然、個人情報に当たりますので、患者さんが入院される際、病棟の看護師がその趣旨を説明し、同意を得た方のみを面会の方に御案内しております。
 この法律を遵守することは個人の権利を守ることであり、逆に漏洩した場合は、患者さんに御迷惑をおかけすると同時に、病院に対して賠償あるいは罰則が科せられることになります。
 今後とも、患者さんの個人情報につきましては、職員及び関係者に周知徹底を図り、適正に管理してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 5番 瘧師富士夫君。
  〔5番 瘧師富士夫君 登壇〕

◯5番(瘧師富士夫君) それでは、お許しを得ましたので、通告に基づき質問をさせていただきます。
 まず、学校図書館の充実についてであります。
 日本の15歳の学力は世界のトップレベルとは言えないということが、昨年公表された経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査により明らかにされました。実施4分野のうち、特に読解力が前回8位から14位に転落し、平均以下となった結果には、さすがの文部科学省も降参した格好であります。早くもゆとり教育見直しの論議がわき上がってきました。
 そもそも文部科学省は、教育改革の最大の目標として生きる力を掲げてきました。暗記や詰め込みへの反省から、ゆとりを重視し、自ら課題を見つけ解決する力を育てていく方向への転換を目指したのであります。
 そして、今回のOECDの学習到達度調査は、知識量や計算力の調査とは異なり、実生活への応用力を図ることに主眼を置いています。読解力のような力、つまり生きる力の育成を目指す同じ方向を向いた調査であったにもかかわらず、逆の結果が示されたとあっては、ゆとり路線への批判に拍車がかかるのも無理からぬところであります。
 砺波市の子どもたちに読解力の低下が見られるかどうかについては一概に判断しづらいことだと思いますが、以前より個人差が大きいのではという現場の声を聞きます。「読解力は、自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力である」、この定義からすれば、読解力低下の直接的な原因が、ここ数年の学校教育の方針転換にあるとは思えません。それは、最近のパソコンや携帯メールを使った、ごく近しい仲間内だけの閉じたコミュニケーションしかない若者、さらには引きこもり、最近のニートの出現を目の当たりにすれば、もっと以前から進行しているものと理解できます。子どもを取り巻く環境の変化により、アニメ世代からコンピューター世代へと、子どもたちは大人が気づかない間にどんどん変わっていき、このまま放っておけば、大人にとって理解しがたい存在になるかもしれません。
 読解力、文章を読み取る力は、国語科目のみの問題だけではなく、すべての教科にかかわる基礎基本であります。数学や理科の設問の意味を読み取るにも、英語を習得する際にしても、まず日本語がきっちりと運用できることが重要であるということは言うまでもございません。まさしく、読解力こそ生きる力を育む基本であります。それが低下してきているということであれば、学力が根底から揺らいでいるという状況ですから、事態は深刻だと受けとめるべきであります。
 私は、読解力を向上させる最も効果的、直接的な方法は、本を読むこと、読書の習慣化にあると信じて疑わないのであります。若いころからの読書の習慣を身につけることは極めて重要であります。情緒を養い、想像力を培い、集中力を高める効用があります。また、筋道を立てて論理的に物事を考える力を養ってくれます。
 最近、インターネットが普及し情報がはんらんしていますが、ややもすると、断片的な情報を受け取るだけで情報に流されてしまいがちです。情報を吟味し、自分で物事を考える必要があるからこそ、読書が必要なのです。情報化社会であるからこそ、本を読まなくてはならないと思います。
 最近のメディアの報道によれば、高校生の活字離れが進んでいるとのことであります。確かに、テレビに映し出される高校生の表現力の乏しさ、ボキャブラリーの貧弱さは目を覆いたくなるような状況でありますし、起こった出来事に対しての理解力、判断力は失われ、自分が快いか不快か、好きか嫌いかと、感情だけを巻き散らかしている様子には辟易とさせられます。
 読書習慣は、子どもたちを健全な方向へと導くための生活習慣の一つだと理解されるべきであります。読書を習慣化することを子どもの自主性、自発性にすべてゆだねてしまいますと、やはり個人差が生じてしまうのは否めないところであります。やはり学校という現場で、読書環境の整備にそれはかかっているんではないかと思います。
 砺波市では、各小中学校に司書教諭及び学校図書館司書を配置してく中で、学校図書館が、子どもたちの読書活動のほか、学習情報機能としての調べ学習の場となってきていると伺っております。
 自ら考える力を育むことをねらいとする総合的な学習の時間が設けられた今日では、児童生徒の興味や関心に即した学校図書館としてふさわしい条件整備が求められるはずであります。今後のさらなる学校図書館の充実が、読解力の向上につながることを期待するところであります。
 さて、ここでお尋ねしたいのは各学校図書館の蔵書状況であります。
 以前、PTAの方から、「本の数が少ないのでは」あるいは「傷んだ本がそのままになっている」という声を聞いておりました。また、決して新しければいいというものではありませんが、かなり古びて、だれも手に取らないような本が書棚に滞っているという話も耳にしたのであります。
 平成5年、文部科学省は、学校図書館の整備を進めるために学校図書館図書標準を設定し、小中学校に蔵書目標を示しました。学校全体の学級数に応じて、例えば小学校で学級数が12クラスならば7,960冊、18クラスならば1万360冊というぐあいであります。
 文部科学省がまとめた学校図書館の現状に関する調査によりますと、平成15年度、富山県でそろえるべき蔵書数を満たした学校の割合は、小学校で16.4%でありまして、全国平均36%を大きく下回り、全国で下から数えて4番目であります。また中学校は22.9%で、こちらも全国平均30.8%に及ばず31位と、下位に低迷する結果となっています。また、県内各市町村によって、かなりばらつきがあるようでございます。
 本が少ない学校図書館では、読書活動を推進する上での基盤そのものに問題があるということになります。砺波市内の小中学校12校は、果たして図書標準をクリアしているのでしょうか。小学校と中学校ではその計算式が違うようでございますが、当局の答弁を求めます。
 以前も常任委員会で指摘しておりましたが、砺波市の場合、学校の図書購入費については、かなりの割合を市民からの寄附金、学校によっては保護者から図書費として徴収し、やりくりしているのが現状であります。古い本の廃棄、修繕、新刊本の購入など、今後の学校図書館の充実を考えた場合、図書購入費を各学校ごとに明確にし、長期的な視野から、計画的な図書の整備に努めていく必要があるのではないかと思います。地味な作業ではありますが、その積み重ねが大切だと思います。
 ここで提案でありますが、各学校間、市立図書館と連携し、蔵書の共同管理、共有化を考えてはと思います。図書購入に当たって、各学校の学校図書館担当教諭が中心となり、市立図書館の司書を交えて合同の選書会議を開催し、各学校ごとそれぞれ特色ある蔵書構成にするための協議を行い、学校ごとに、例えば環境問題、健康、福祉などの各分野別に、その役割に基づき図書を収集、購入していく方法をとれば、学校ごとの特色ある蔵書づくりが進み、さらに、市内の学校間で相互に貸借する共有化を図れば、結果的により多くの種類の図書が購入できるのではないかと思います。可能なことでありましょうか。
 また、砺波図書館、庄川図書館がある一定の蔵書を管理し、各学校へ定期的な貸し出しを行うことができれば効率的ではないかと思います。今後の図書購入計画についてお伺いします。
 続いて、読書環境の改善や児童生徒の学習向上の相談にかかわる人的配置についてお尋ねします。
 だれもいない学校図書館では、子どもたちは進んで本に近づこうとしないのではないかと思います。子どもの視線で本の面白さを伝えてくれるよい指導者がいれば、読書活動は進んでいくはずであります。
 各学校にはそれぞれ図書館担当教諭が図書館運営の中心的役割を担っていますが、担当者としての責任を持つ上でも、司書教諭の有資格者であることが望ましいと思います。
 平成15年度より、12学級以上の学校には司書教諭の配置が義務づけられたところであります。前述の調査によれば、富山県はこの面では全国平均を上回り、年々有資格者が増えているようでございます。しかし、学校現場は多忙であります。教員は持ち時数の軽減もないまま担任を持ち、教科の学習を教えながら、学校図書館の整備、運営の仕事をしていくには多大な労力を必要とします。担当教諭の補佐をする、いわゆる学校図書館司書の配置は現在十分であるのかどうか、今後の計画についてお聞きしたいと思います。
 また、読み聞かせをしていただける支援ボランティアを募ることはできないのでしょうか。図書館運営の人的配置について、現状と今後の計画について伺います。
 続いて、献血事業推進について申し上げます。
 今春、富山県を含む全国の血液センターで、輸血用血液の在庫量が大幅に不足する危機的な状況に陥りました。県赤十字血液センターの赤血球在庫量は、4月中に14日間適正量を下回り、うち5日間は、災害時などに供給できないおそれのある70%以下にまで落ち込みました。例年、年度の変わり時期には団体献血の協力が得にくい。さらに今年は、遅いインフルエンザの流行と花粉症により投薬中の献血できない人が増えたということであります。
 しかし、血液不足の根本的原因は、献血協力者の深刻的な減少にあります。県内の過去10年の献血者数は、平成10年度の6万3,556人をピークに年々減少し、平成16年度は前年比8%減の4万5,888人と過去最少を記録しました。10年前に比べ約2万人減ったことになります。
 全国レベルで見ても、平成6年、661万人だったのが、10年後の平成15年には562万人に落ち込んでおります。特に10代から20歳代の若年層の献血離れが顕著で、平成15年の献血者数は、平成6年に比べ実に35%も減少しています。毎年1月に、「はたちの献血」キャンペーンを実施しておりますが、年々減ってきているというふうに聞きました。少子高齢化社会となり、輸血を必要とする高齢世代が増加する一方、献血できる若年層の人口減が大きな懸念材料となる中で、その若年層の献血者が激減する傾向は極めて憂慮すべき事態と認識すべきであります。
 また、献血者と輸血対象者の安全を確保するための問診強化も献血者減少の一因であります。食生活の乱れ、無理なダイエット、夜型社会に陥りがちな不規則な生活リズムといった生活様式の変化に伴い、血液中の赤血球などが少ない、血液比重が不足するなど健康状態が基準に満たない人も増え、平成15年度には、県内で申込者の約2割が献血に不適格となりました。
 さらに、新型肺炎(SARS)やクロイツフェルト・ヤコブ病などの感染リスクを避けるため、海外渡航歴に対する献血制限を強化する方針が打ち出され、都市部を中心に恒常的な献血不足を招くのではないかと、新たな不安要因となってきました。
 日本赤十字は、このような状況で少子高齢化が進んでいけば、西暦2025年には必要血液の63%しか得られないと推計しております。献血者がこれ以上減ると、将来、献血不足で助かる命が助からないという大変な事態を招くのであります。この予測を現実のものとしないためには、危機的な状況を皆さんが認識し、若者を中心とする献血離れを食いとめなくてはなりません。献血意識を高め、定期的に協力してもらえるリピーターを増やしていく以外に方法はないと思われます。
 県赤十字血液センターの調べによりますと、砺波市民は献血事業に比較的協力的な方であるという結果が出ております。平成16年度の砺波市民の献血者数、これは旧砺波市と旧庄川町の合算でございますが、血小板を採取する成分献血を含め延べ1,995人で、お隣の南砺市には及びませんが、小矢部市の1,152人を大きく上回り、砺波市よりも人口の多い氷見市の1,791人を上回っております。「お互いに健康で支えあうまち、安心して暮らせるまち」を将来像に掲げる砺波市にとっては喜ばしいことであり、今後ますます心豊かな愛の助け合い運動とすべきであります。
 砺波市は、平成17年度も保健事業計画を策定し、健康づくり事業として献血推進をうたっております。血を採るということは、どうしても「痛い」「怖い」というイメージがつきまといますが、市民に献血不足の現状を認識してもらい、善意に支えられた献血制度を将来も守り続けるよう、理解の浸透を図るべきだと思います。
 献血の対象となる年齢は16歳からであります。小中学校から献血制度の重要性を教えるべきではないでしょうか。人命を救助する善意の精神を伝えることで、命の大切さを知り、若者に失われつつある社会参加、社会貢献を促す入り口にできるものと期待するところであります。
 また、輸血用血液は長期保存が難しく、定期的に必要量を確保しなければなりません。血液センターを支援し、これまで以上に各企業などに団体献血の協力を要請していくことが必要だと思います。福祉市民部長に事業推進の今後の計画と課題についてお尋ねいたします。
 これから夏場にかけまして、また献血不足の時期がやってまいります。夏場は暑くて何事も気が進まないということであります。私は、今後も12週間周期で献血をしていきたいというふうに思っております。血を通わせる愛と融和の精神となりますよう、皆さんの御理解を求めまして、質問を閉じさせていただきます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 瘧師議員の学校図書館の充実についての御質問にお答えをいたします。
 まずもって、議員御指摘のとおり、読書活動が子どもの将来に大きな働きをする、特にこのようにIT化が進めば進むほど、活字を通した情報の入り方が極めて大事だというのは同意見でございます。
 それでは、蔵書の現状について申し上げます。平成15年の調査でございますけれども、市内8小学校のうち3校、8分の3は満たしております。あとの8分の5はもう少し足りません。80%から97%程度です。中学校は4校全部基準を満たしております。小学校がやや落ちておりますのは、学校建築とか図書室の整理等で、捨てはしないんですけれども、やや古い本を台帳から外したことによって、データの中では出てこなかったということで、やや基準を満たしておりません。
 それでは、基準はどれぐらいかといいますと、小学校では1クラスおよそ2,400冊。だんだんクラスが大きくなりますと、2,400掛ける云々ではないんですが、まず2,400冊がクラスの基準。中学校ではうんと大きくなりまして、4,800冊という基準を文部省は示しております。
 読書力を向上させるために、読書活動というのが各教科の基礎になるということは、今、瘧師議員がおっしゃったとおりでございますけれども、これを体して、市内のほとんどの小中学校では、朝10分間の読書活動をずっと前から行っております。これによって一日が静かに始まるということで、読書による情報の入り方と、もう1つは、学校へ来たんだという、そういう物静かなスタートになるということの両面の効果があるということが学校から学校へと伝わっていきまして、今、ほとんどの学校で10分間読書が行われている様子でございます。
 次、今後の図書購入計画でございますが、学校図書館の予算は、地方交付税の算定基準に基づいて予算化された額を学校ごとに数字を示します。そして、その得た数字でもって学校の中で本の内容を決めます。あくまでも、地方交付税という一つの数字から、図書費は幾らというふうに算出することになっております。
 御質問の学校と公共図書館との選定や連携、貸し借りなどの問題ですが、これについては実際どういうことが行われているかと申しますと、旧庄川地区でございますが、庄川図書館と庄川小学校はずっと前から、毎年1,000冊の本を庄川図書館から庄川小学校へ貸し出しております。それから、旧砺波市内では、各地区の出前の図書室が14カ所に分かれて行われております。小さなコストで効果を出すというふうに努力をしている次第でございます。
 それから、運営に携わる人的配慮の件でございますが、今議員が御指摘になりましたように、市内の小中学校では司書教諭、図書館を管理運営する資格を持った教員を全員配置されました。しかし、司書教諭というのはそれだけの仕事が余計増えるわけでして、そのほかのことは全部学校のことをやらなければならないということで、市の単独事業で市内の小学校に4名の学校図書館司書を配置しております。ということは、小学校の場合、2校に1名、中学校は全校に1名ずつの図書館司書を配置しております。これを増員してほしいという声は上がっております。教育委員会としましても、このことについては前向きに検討したいのですが、要するに、図書館活動の充実度を見ながら、改めて当局に要求をしていきたいと思っております。
 それから、読み聞かせにつきましては、今、砺波図書館におきまして、読み聞かせ支援ボランティアの講習会を開いております。そこへおいでになった方には修了書を出していただいて、それを持って各学校へ出向いて、子どもたちに読み聞かせをしていただいているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 瘧師議員の献血事業推進の今後の計画と課題につきましてお答え申し上げます。
 初めに、議員自ら奉仕団体で献血事業推進に取り組まれ、12週間周期で献血されていることに対しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。
 御承知のとおり、献血は富山県赤十字血液センターが主体になりまして、市町村がそれに協力する、そういう事業でございます。市内企業の従業員や街頭での一般市民の皆さんに献血していただいております。平成16年度は、市内47カ所で実施をいたしました。平成17年度の献血事業の推進につきましては、今まで以上に、広報による献血の呼びかけや、成人式会場での「はたちの献血」啓発用リーフレットの配布などを計画いたしております。
 また、新たな取り組みといたしましては、事業所や企業で献血が行われる場合、その企業の同意を得た上で、周辺の企業からも献血会場に来てもらえるように依頼することを予定いたしております。
 さらに、若いときから献血に対する意識を高めてもらうために、小中学生への取り組みといたしまして、県の事業に協力いたしまして、夏休み期間中に献血推進ポスターの募集を予定いたしております。教育委員会と連携し、積極的に応募してもらえるよう働きかけてまいりたいと考えております。
 今後の課題でありますが、初回献血者をどのように伸ばしていくか、そして、将来、献血の主体となる20歳代の若者にいかにして協力してもらうか、効果的な対策を講じていかなければならないと考えております。
 今後とも、献血の基本理念に則り、献血について住民の理解を踏まえるとともに、献血が円滑に実施されますよう努めてまいりたいと存じております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は明6月21日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会します。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時51分 閉議



平成17年6月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成17年6月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第35号から議案第40号まで、平成
     17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号から報
     告第7号まで、継続費の逓次繰越しについて外3件
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月20日  午前10時04分  開議
   6月20日  午後 3時51分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 藤 森 栄 次 君

                   企画総務
 収入役  野 村 泰 則 君    部  長 吉 田 俊 和 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 小 西 竹 文 君    部  長 堀   秋 博 君

 建設水道              庄  川
 部  長 藪 田 康 男 君    支所長  雨 池 弘 之 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 永 田 俊 満 君    次  長 貝 淵 文 夫 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 安 念   茂 君

 収入役
 室  長 原 田 和 見 君    財政課長 戸 田   保 君

 庄川支所
 管理課長 庄 下   中 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  田 上   弘 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成17年6月定例会(第1号) 本文

 1.会議の経過
 午前10時07分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより平成17年6月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく「公益法人等の経営状況説明書」について、砺波市土地開発公社、財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会、財団法人砺波市花と緑の財団、財団法人砺波市農業公社、庄川グリーンメンテナンス株式会社より、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。
 また、監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告についてお手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(江守俊光君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は会議規則第81条の規定により議長において
  4番 岡 本 晃 一 君
  5番 瘧 師 富士夫 君
  6番 福 島 洋 一 君
 を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本6月定例会の会期は本日から6月28日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議と認めます。よって、会期は本日から6月28日までの16日間と決定をいたしました。

                  日程第3
        施政方針並びに議案第35号から議案第40号まで
        及び報告第4号から報告第7号まで

◯議長(江守俊光君) 日程第3 施政方針並びに議案第35号から議案第40号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号から報告第7号まで、継続費の逓次繰越しについて外3件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 本日、ここに一般会計補正予算案を初め当面必要となってまいりました議案等につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、市政の概要等について申し上げます。
 まず、平成16年度一般会計の決算見込みについて申し上げます。
 平成16年度一般会計予算現計額は、122億3,802万9,000円となったところであります。
 歳出では、投資的事業といたしまして、継続事業であります砺波東部小学校増改築事業や市民プラザ建設事業に着手したほか、土地区画整理事業、市道整備事業、田園空間整備事業等につきまして、新市建設計画に基づき新市の一体感の醸成を進め、歳出全体として事業の効率的な執行並びに引き続き経費削減に努め、限られた財源の重点的な配分に配慮したところであります。
 一方、歳入では、税収の確保、受益者負担の適正化及び地方交付税等財源の確保に努めたところでございます。
 このようなことから、平成16年度一般会計では歳入歳出を差し引きしますと、実質収支は黒字決算となる見込みであります。
 さて、今日の我が国の景気動向は、企業部門の好調さが持続しており、景気回復は底がたく推移すると見込まれているところでありますが、原油価格の動向等には留意する必要があるとされております。
 一方、政府は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」の早期具体化により、構造改革の取り組みの加速・拡大を行うとしております。
 また、三位一体改革では、平成17年度において1兆1,239億円の国庫補助負担金を削減し、税源移譲は1兆1,159億円とし、また、地方交付税と臨時財政対策債及び地方税の総額は確保するとした改革を実施することとなりましたが、税収の伸びが見込めない自治体は交付税依存の内容となっております。今後予定されております税制改正、国庫補助負担金改革など不透明さが残る中にあって、財源確保がますます困難となっている状況にあります。
 本年度においては、地方6団体などの調整により影響額が小さくおさまったところでありますが、地方交付税は地方の固有財源であるという制度の根幹を守り、税源移譲が適切に推進する改革を強く望んでいるところであります。
 次に、去る6月4日、北陸新幹線富山・金沢間の起工式が高岡市で行われました。まことに喜ばしく、県民の一人として長野・金沢間の早期完成を切に望むものでございます。
 次に、主な事業の進捗状況について申し上げます。
 まず、総合計画について申し上げます。
 総合計画につきましては、その策定に向け、庁内において策定委員会を立ち上げるとともに、総合計画審議会の設置を初め「まちづくり研究会」の会員募集等、市民の皆様とともに手づくりでつくり上げるため、諸準備を進めております。
 次に、行政改革について申し上げます。
 去る6月10日に、市の行政運営について行政改革の観点から市民の皆様の御意見、御提案をお聞きするため、知識経験者15名と公募の委員5名の計20名による行政改革市民会議を設置し、合併に伴う行政改革・事務改善の効果等を説明したところであります。今後は、庁内に行政改革推進委員会を組織し、市民会議の委員の皆様の御意見、御提案をいただきながら、行政改革・事務改善について引き続き対処してまいりたいと考えております。
 次に、市の花、木、花木、鳥の選定について申し上げます。
 合併協議会で新市において速やかに調整するとされておりました市のシンボルとなります市の花、木、花木、鳥の選定につきましては、去る4月25日、自然環境に造詣の深い方等学識経験者10人による「市の花等に関する懇談会」が開催されました。現在、広報等を通じて市民の皆様からの意見募集を行っており、その意見を参考に、懇談会として取りまとめられることになっております。
 次に、男女共同参画の推進について申し上げます。
 男女共同参画施策をよりよく進めるための基礎資料とすることを目的として、市民アンケートを5月に実施したところであり、今後、このアンケート結果を集計・分析し、男女共同参画計画の策定等に生かしてまいりたいと考えております。
 次に、防災対策事業について申し上げます。
 新市における地域防災計画につきましては、その策定に向け、庁内において検討委員会を組織するとともに、砺波市防災会議条例に基づき、県等の上位防災計画との整合性を図りながら、年度内の策定を目指して進めてまいります。
 次に、市民プラザ建設事業について申し上げます。
 市民プラザ建設事業につきましては、現在、支所及び教育委員会事務所となる部分の耐震と改修工事を行っているところでございます。通常業務を行いながらの施行であり、事故のないよう安全には十分配慮してまいりたいと存じております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 まず、高齢者福祉について申し上げます。
 合併協議に基づき、本年度よりスタートしました75歳以上の高齢者の外出支援と交流の場を提供する「高齢者入浴施設等利用券配布事業」につきましては、5月から各地区に出向き、健康チェックと一緒に利用券の配布を行っております。訪れた高齢者の皆様から非常に喜ばれており、できるだけ多くの皆様に御利用いただきたいと考えております。
 次に、児童福祉について申し上げます。
 砺波南部小学校下において要望のある放課後児童クラブの設置につきましては、昨年末にアンケート調査が行われ、37人の利用希望者がありましたので、これを受けまして、本年3月に地元で準備委員会を立ち上げられ、現在、建設場所や運営組織について協議されております。
 次に、病院事業について申し上げます。
 平成16年度から導入を図ってまいりました電子カルテシステムが完成し、5月6日から稼働いたしました。この結果、患者様のデータはネットワークを通じて職員が情報を共有化することにより、一層の医療の質の向上と適切な医療を提供できるようになります。
 また、平成16年度の決算見込みにつきましては、医療費抑制政策により大変厳しい見込みをしておりましたが、患者数の増加や経費の節減等により約5,000万円の黒字となる見込みであります。
 病院経営につきましては、今後も医療費の抑制という基調が変わらないことから、一層の効率化と患者様に信頼される医療を推進してまいりたいと考えております。
 次に、環境行政について申し上げます。
 4月1日から、可燃ごみの減量化と循環型社会の構築を目指すため、容器包装リサイクル法に基づく紙、プラスチックの分別収集を実施しているところであります。実施後2カ月余りが経過しておりますが、概ね順調に推移しており、市民の皆さんの御協力に感謝申し上げる次第であります。一部に分別や収集方法など改善すべき点も見受けられますので、ごみ対策委員会等での意見を集約しながら、円滑な分別収集方法を検討してまいりたいと考えております。
 次に、公共交通の充実について申し上げます。
 合併に伴い市民の融和を目指し、庄川地区と砺波地区とを結ぶ実証実験運行バスにつきましては、本議会でその事業に関する条例を上程いたしましたが、7月から運行開始する予定としております。また、これと並行して、砺波市の公共交通網の活性化と利便性の向上を検討してまいりたいと存じております。
 次に、防犯対策について申し上げます。
 砺波市において刑法犯罪は増加の傾向にあり、振り込め詐欺、架空請求、悪質商法の日常化等、市民の安全な生活に不安が懸念されるところであります。
 市といたしましても、このような状況を踏まえ、地域住民及び関係団体と連携して、毎月20日の「犯罪抑止の日」における地区での自主防犯活動を強化する等、安全で住みよい砺波市を築いてまいりたいと存じております。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 各種商工団体につきましては、母体である商工会議所並びに商工会がそれぞれの法律のもとに設立されていることから、容易に統合することはできない状況にあります。したがいまして、今後とも一体感のある商工業施策を推進してまいりたいと考えております。
 中心市街地の活性化に向けましては、昨年度から砺波商工会議所において自主的に、主体的に実施されている景観事業を、市といたしましても地元商店街等の要望を踏まえて支援に努めてまいります。
 工業の振興につきましては、本年度、経済産業省中部経済産業局において、砺波市全域を対象とした産業振興計画が策定されることとなりました。この計画は、既存製造業の経営環境の改善とあわせて新規企業の誘致を見据え、実行可能な計画を策定するものであり、県、市はもとより、学識経験者や産業団体の関係者等で組織する策定委員会を設置して進められるものであります。
 次に、観光関係事業について申し上げます。
 今月4日、5日の両日に開催されました「庄川観光祭」は、県内トップを切っての庄川峡花火大会、夜高及び庄川音頭街流しなどに多数の人出があり、盛況でありました。
 次に、今回で20回を数えます「花しょうぶ祭り」につきましては、今月17日から26日までの10日間、県民公園頼成の森で開催されます。国内最大級の600品種、70万株の花しょうぶ園では、20回を記念し各種イベントが繰り広げられます。
 また、7月30日、31日には庄川水記念公園を中心に「庄川水まつり」が、8月初旬にはチューリップ公園において「カンナフェスティバル」が、さらに8月21日には砺波市街地において「となみ夢まつり」の開催が予定されております。
 このように、新市誕生により年間を通じて多種多様なイベントが開催されることになり、より一層、魅力のある観光都市を目指してまいりたいと存じております。
 次に、農業関係事業について申し上げます。
 まず、作物の生育状況でありますが、水稲につきましては、県産米全体に対する信頼性や市場評価の低下を招かぬよう、平成15年度からコシヒカリの田植え時期を、5月10日以降に実施するよう関係機関と協力しながら指導してきたところであります。
 本年度につきましては、5月10日から15日に田植えを終えた水田面積の割合は50%でありました。これらの成果は、一般農家を含め大部分を占める中核農家や営農組織の方々に周知されてきたものであると考えております。
 現在の生育状況につきましては、田植え後の低温と移植時期が遅くなったことから分けつの発生がやや遅れている状況であり、今後は、関係機関とともに適正な営農指導を行ってまいります。
 大麦につきましては、出穂期が平年より5日程度遅く、登熟期間の気温が低い状況が続いたことから、収穫時期についても平年よりも5日程度遅れてはいるものの、平年並みの品質が予想されるところであります。
 チューリップ球根につきましては、3月の降雪により開花が1週間程度遅く、草丈も短めで開花となりました。球根の生育につきましては、4月から降水量が少なく、圃場は乾燥ぎみとなったことから、球根の肥大が抑制されている状況でありました。収量については、平年よりやや少ない見込みであります。
 次に、田園空間整備事業につきましては、この事業の中核的施設であります(仮称)散居村ミュージアムの復元棟、リフォーム棟の建築工事を鋭意進めているところであります。
 また、県において、事務局棟の工事着手に向けた諸準備が進められております。
 次に、林道の整備につきましては、本年度事業として国の補助内示を受けました4路線2,614メートルと、団体営事業横住奥山線390メートル及びふるさと林道2路線770メートルの整備等を進めてまいります。
 次に、庄川左岸地域の用排水対策につきましては、平成14年度から国営土地改良事業地区調査「庄川左岸地区」として、地域全体をとらえた効率的な用排水路の整備計画樹立に向けた調査を行い、関係機関との調整等鋭意進められているところであります。
 次に、土木事業について申し上げます。
 国道整備に関しましては、一般国道156号金屋自歩道事業は、引き続き金屋交差点から小牧方面への用地交渉が進められております。
 一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、太田地区事業用地内にある久泉遺跡の発掘調査中であり、庄川に新たに架かる新長大橋の左岸側下部工事に着手されております。
 次に、県道整備事業の主なものとして、主要地方道富山戸出小矢部線は小矢部境より用地買収に着手するとともに、江波交差点から高岡側についても設計のため測量が実施されます。
 また、砺波庄川線は、田園空間整備事業関連道路までを1区間として用地買収を進め、工事に着手されます。なお、一般地方道井栗谷大門線は峰側より工事に着手されております。
 市道整備の主なものとして、伏木谷線及び麦秋苑前線は本年度完了の予定として最終の工事を発注し、工事に着手しました。その他の市道も、逐次用地補償交渉等を進めております。
 合併関連として整備予定の上中野4号線は、法線について地元及び関係機関と調整中であります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 都市計画道路栄町苗加線につきましては、引き続き用地の取得に努め、都市計画道路1号環状線につきましては、年内完成を目指しております。
 次に、土地区画整理事業について申し上げます。
 深江土地区画整理事業は、換地計画の認可があり次第、換地処分が行われ完工となります。
 杉木土地区画整理事業につきましては、工事及び物件移転補償が順調に進捗しているところであります。
 また、出町東部第2地区につきましては、関係機関と協議、同意書の取りまとめが行われております。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 平成16年度の収益的収支の決算見込みにつきましては、合併後5カ月につきまして赤字決算を見込んでおりましたが、費用の節減等により約4,300万円の黒字決算となる見込みであります。
 本年度の建設改良工事につきましては、老朽管更新事業、杉木地区の組合区画整理事業区域での配水管布設事業等を予定しておりますが、第1四半期において当初予算の約70%の発注を終え、早期完成に努めてまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 まず、公共下水道事業につきましては杉木及び金屋地内の工事を、また、特定環境保全公共下水道事業につきましては南般若、庄下、青島地区の工事を進めており、両方合わせて発注率は当初予算の70%に達しているところであります。なお、南般若、庄下地区につきましては完了となります。
 また、栴檀山地区の浄化槽市町村整備推進事業につきましては、本年が4年次目であり、国の交付金の内示があり次第発注する予定であります。
 次に、教育関係について申し上げます。
 砺波東部小学校増改築事業につきましては、体育館棟の基礎工事を終え、上部の躯体工事を進めているところであります。
 次に、スポーツの振興について申し上げます。
 合併後初の第1回砺波市民体育大会夏季大会が、5月22日の野球競技を皮切りに開催されております。開会式は今月26日に行い、各競技を21地区の対抗戦として競い合い、市民の健康の保持と体力の増強につながるものと期待をいたしております。
 また、旧市町のマラソン大会を統合し、8月7日に「第1回となみ庄川清流マラソン大会」を開催することになりました。砺波総合運動公園付近をスタートし、庄川水辺ふれあいロードを走る特色あるコースとなり、砺波市の一大スポーツイベントとなることを期待しているところであります。
 以上、主な事業の進捗状況等について、その概要を申し上げました。
 これより、本会議に提出いたしました議案等につきまして御説明申し上げます。
 まず、議案第35号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ6,483万円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は205億483万円となるところであります。
 歳出予算の増額の主なものとしては、
 地域児童対策費          1,738万4,000円
 保育所費             1,232万7,000円
 林道治山事業費          2,880万0,000円
 除雪対策費            2,626万6,000円
などであり、その他当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として増額するものは、
 県支出金             3,790万2,000円
 諸収入                400万0,000円
などであり、不足する額4,618万9,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 また、地方債につきましては、事業内容の変更等により限度額を減額するものであります。
 次に、議案第36号 平成17年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ2,429万8,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は47億3,699万8,000円となるところであります。
 補正内容は、平成16年度の医療費等が確定し、支払基金、国、県の支出金を精算するものであります。
 次に、議案第37号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ2,180万円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は26億3,170万円となるところであります。
 補正の内容は、起債利率の高い借り入れについて一部借り換えを実施するものであります。
 次に、議案第38号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、資本的支出において、水道事業の変更認可業務委託を行うもので、資本的支出の総額が4億7,594万5,000円となるところであります。
 次に、予算以外の案件につきましては、砺波市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定についてほか1件であります。
 次に、報告第4号 継続費の逓次繰越しにつきましては、一般会計における砺波東部小学校増改築事業及び市民プラザ建設事業について、それぞれ平成17年度へ逓次繰越しをしたものにつきまして、法令の定めるところにより、議会に報告するものであります。
 次に、報告第5号ほか2件の報告につきましては、一般会計、下水道事業特別会計及び水道事業会計において、やむを得ず平成17年度へ繰り越した事業費につきまして、法令の定めるところにより議会に報告をするものであります。
 さらに、公益法人等の経営状況につきましては、砺波市土地開発公社、財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会、財団法人砺波市花と緑の財団及び財団法人砺波市農業公社及び庄川グリーンメンテナンス株式会社の経営状況につきまして報告書を提出しております。
 以上をもちまして、市政の概要と本日議会に提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(江守俊光君) 以上をもちまして、本日の日程をすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明6月14日から6月19日までの6日間は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、明6月14日から6月19日までの6日間は議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は6月20日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時40分 閉議



平成17年6月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成17年6月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 施政方針並びに議案第35号から議案第40号まで、平成17年度砺波市一
     般会計補正予算(第1号)外5件、及び、報告第4号から報告第7号まで、
     継続費の逓次繰越しについて外3件
     (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月13日  午前10時07分  開議
   6月13日  午前10時40分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  野 村 泰 則 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 吉 田 俊 和 君    部  長 小 西 竹 文 君

 商工農林              建設水道
 部  長 堀   秋 博 君    部  長 藪 田 康 男 君

 庄  川              企画総務部
 支所長  雨 池 弘 之 君    次  長 吉 田 孝 夫 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 有 若   隆 君    次  長 永 田 俊 満 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 貝 淵 文 夫 君    次  長 金 平   正 君

 建設水道部             収入役
 次  長 安 念   茂 君    室  長 原 田 和 見 君

                   庄川支所
 財政課長 戸 田   保 君    管理課長 庄 下   中 君

                   病  院
 病院長  小 杉 光 世 君    事務局長 島 田 正 広 君

 教  育
 委員長  田 上   弘 君    教育長  堀 田 良 男 君

 教育次長 小 幡 和日出 君    監査委員 水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成17年6月定例会 目次

     平成17年6月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(6月13日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  施政方針並びに議案第35号から議案第40号まで及び報告第4号から報告
  第7号まで
   提案理由説明 ………(安念市長)……………………………………………  4

★第2号(6月20日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 15
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 15
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 15
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 15
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 16
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 16
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   22番  池田 守正 議員 ………………………………………………… 17
      ・合併による行政改革・事務改善について
      ・三位一体改革について
      ・総合計画の策定について
      ・指定管理者制度について
      ・少子高齢化対策について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
   12番  山田 幸夫 議員 ………………………………………………… 32
      ・人口対策について
   11番  寺井 武彦 議員 ………………………………………………… 35
      ・農村振興総合整備事業について
      ・農業公社の運営について
   10番  飯田 修平 議員 ………………………………………………… 44
      ・自主財政計画の樹立について
      ・下水道事業について
    8番  井上 五三男 議員 ……………………………………………… 52
      ・青少年の健全育成対策について
      ・観光政策について
    7番  稲垣  修 議員 ………………………………………………… 64
      ・新市まちづくりに向けた市民との信頼関係構築について
    6番  福島 洋一 議員 ………………………………………………… 70
      ・総合病院の運営について
    5番  瘧師 富士夫 議員 ……………………………………………… 79
      ・学校図書館の充実について
      ・献血運動の推進について

★第3号(6月21日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 89
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 89
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 89
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 89
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 90
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 90
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    4番  岡本 晃一 議員 ………………………………………………… 91
      ・子育て支援と幼保一体化施設について
    3番  村岡 修一 議員 ………………………………………………… 96
      ・庄東地域の活性化について
    2番  今藤 久之 議員 …………………………………………………107
      ・介護保険制度の見直しについて
      ・地域防災計画の見直しについて
    9番  嶋村 信之 議員 …………………………………………………115
      ・散居村の景観を保全する取組みについて
      ・子供たちの教育環境の充実について
      ・健康で安心して暮らせるまちづくりについて
    1番  大楠 匡子 議員 …………………………………………………126
      ・学校教育や生涯学習の充実について
      ・総合病院の運営について
      ・ごみの分別収集について
   21番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………139
      ・指定管理者制度について
   議案の常任委員会付託(議案第35号から議案第40号) ………………147
  BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を
  解禁しないことを求めることについての請願
   請願の常任委員会付託 …………………………………………………………148

★第4号(6月28日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………149
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………149
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………149
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………150
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………150
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………151
  議案第35号から議案第40号まで
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………152
   質 疑 ……………………………………………………………………………159
   討 論
    反対討論 ………(前田議員)………………………………………………159
   採 決 ……………………………………………………………………………161
  議員提出議案第5号
   提案理由説明 ……………………………………………………………………162
   討 論 ……………………………………………………………………………163
   採 決 ……………………………………………………………………………163
  議員提出議案第6号
   提案理由説明 ……………………………………………………………………163
   討 論 ……………………………………………………………………………164
   採 決 ……………………………………………………………………………164
  議員提出議案第7号
   提案理由説明 ……………………………………………………………………165
   討 論 ……………………………………………………………………………166
   採 決 ……………………………………………………………………………166
  請願1件
   BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入を
   解禁しないことを求めることについての請願
    質 疑 …………………………………………………………………………166
    討 論
     賛成討論 ………(前田議員)……………………………………………167
    採 決 …………………………………………………………………………169
  砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について ………………………169
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………170
  議案第41号 ………………………………………………………………………170
   提案理由説明 ……………………………………………………………………171
   採 決 ……………………………………………………………………………171
  閉会のあいさつ ……………………………………………………………………171
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………172
  請願審査結果 ………………………………………………………………………175



平成17年6月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第35号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第1号)
議案第36号 平成17年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
議案第37号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第38号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第39号 砺波市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定に
       ついて
議案第40号 砺波市実証実験運行バス条例の制定について
議案第41号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
報告第 4号 継続費の逓次繰越しについて
報告第 5号 繰出予算の繰越しについて
報告第 6号 歳出予算の繰越しについて
報告第 7号 支出予算の繰越しについて

議員提出議案
第  5 号 非核平和都市宣言の制定について

議員提出議案
第  6 号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書の提出について

議員提出議案
第  7 号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の提出について

砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
請    願 BSEの全頭検査の継続と、安全対策が未確立なアメリカ産牛肉の輸入
       を解禁しないことを求めることについての請願