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平成13年6月定例会(第4号) 議事日程・名簿 

     平成13年6月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
  第1 議案第43号から議案第48号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計補
     正予算(第1号)外5件について
     (委員長報告、質疑、討論、採決)
  第2 農業政策及び農産物の緊急輸入に関する請願書外1件について
     (質疑、討論、採決)
  第3 議員提出議案第2号 「農業政策及び農産物の緊急輸入に関する意見書」の
     提出について
     (提案理由説明、討論、採決)
  第4 議員提出議案第3号 「道路整備促進に関する意見書」の提出について
     (提案理由説明、討論、採決)
  第5 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月22日  午後 2時02分  開議
   6月22日  午後 3時02分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 林   忠 男 君     2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君     4番 寺 島 良 三 君
   5番 江 守 俊 光 君     6番 松 本   昇 君
   7番 池 田 昭 作 君     8番 石 田 隆 紀 君
   9番  (欠  員)      10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 野 村 泰 則 君

                   産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 坪 本 正 樹 君    室  長 堀   秋 博 君

 検査室長 宮 井   正 君    総務課長 吉 田 孝 夫 君

                   社会福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君    課  長 今 井 孝 夫 君

 商工観光              上水道
 課  長 有 若   隆 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  北 野 喜 行 君    事務局長 井 上 辰 夫 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君    監査委員 畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成13年6月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時02分 開議

◯議長(村中君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 ただいま議題となっております議案第43号から議案第48号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件についてを議題といたします。
 これより、各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 江守俊光君。
  〔産業建設常任委員長 江守俊光君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(江守君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会において、当委員会に付託されましたのは議案2件及び請願2件であります。
 去る6月18日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て、付託議案等を審査するため委員会を開催いたしました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第43号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第45号 平成13年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、受理番号7番 「農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関する請願書」、受理番号8番「道路特定財源を見直し一般財源化を求める請願書」、以上、議案2件及び請願2件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、2件の付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、2件の請願については、受理番号7番 「農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関する請願書」については採択、受理番号8番 「道路特定財源を見直し一般財源化を求める請願書」については不採択とすることにそれぞれ決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、老朽管更新事業の進捗についてただしたところ、老朽管更新事業の総延長が62キロメートルあり、平成12年度末までには33.2キロメートルが更新され、残りは28.8キロメートルとなっており、更新率は53.5%とのことであります。
 また、平成13年度当初予算段階では2.3キロメートルの更新計画でありましたが、今回の追加補正に伴い、市道東矢木新明線ほか6路線、3.6キロメートルの更新を予定しており、平成13年度末での総更新延長は39.1キロメートルとなり、63.1%の更新率を見込むとのことでありました。
 次に、(仮称)大けやき公園整備事業及び中心市街地活性化基本計画についてただしたところ、今回の(仮称)大けやき公園整備事業については、国道359号線整備事業が平成14年度に完了するということで、同整備に併せて大けやきの保存について、地元住民の意見を取り入れ、事業の実施を図るとのことであります。
 また、今回の補正については、国道359号線の用地買収の進捗を踏まえ、今後、公園用地の拡張並びに整備計画を行うものとのことでありました。
 また、中心市街地活性化基本計画については、出町東部の入口である春日町、桜木町の皆さんにより、まちづくり協議会が組織されており、本年度においては、地元の意見を聞き、調査を実施するとのことでありました。
 次に、庄東地域における国道359号線の改良の見通しについてただしたところ、現在、太田地内から柳瀬に向けて設計協議に入ろうとしているところでありますが、県道新湊庄川線交差より東側は、道路幅18メートルで都市計画決定がなされ、国道の法線が示されているわけでありますが、主要幹線道路との交差部分の高低差については、いまだ決定されていないため、今後、国、県、地元の意見を取り入れ、計画が決定次第、地元へ説明に入りたいとのことでありました。
 次に、景気の動向指標としての住宅の建築確認申請の提出状況及び農地転用の動向についてただしたところ、建築確認申請の提出件数については、平成8年度の708件をピークに、平成12年度においては467件と大幅に減少しており、また、1件当たりの農地転用面積についても、平成8年度においては1,173.62平方メートル、平成11年度においては1,050.34平方メートル、平成12年度においては834.74平方メートルと年々減少しているとのことでありました。
 当委員会においても、この冷え込んだ景気の回復に、効果的な施策の実施を要望するものであります。
 次に、ハイテクミニ企業団地内の経営者の育成と、独立に関する話し合い等についてただしたところ、ハイテクミニ企業団地については、砺波商工会議所に管理委託しているものであり、今後は商工会議所とも連絡を密にしてベンチャー企業を育成していきたいとのことでありました。
 当委員会としても、当市の新しい企業誘致条例が制定されたことでもあり、ハイテクミニ企業団地で起業したベンチャー企業の市内での工場建設を誘導されるよう要望するものであります。
 次に、田園空間整備事業の計画についてただしたところ、この計画については、それぞれ住民が参画している地域懇話会及び散居村保全委員会の連携のもとに協議を進め、コア施設である散居村ミュージアム及び他事業で実施予定の調整池を含めて十分に検討し、計画を策定するとのことでありました。当委員会においても、砺波地域の散居村にふさわしい施設になることを望むものであります。
 そのほか、チューリップ四季彩館の入場者数及びエレガ・ガーデンとの連携について、地区集会施設等改修の補助金について、道路工事と上下水道工事の連携について、農業公社の中核農家への対応について、小規模開発行為について、合併処理浄化槽について、利賀川工業用水道事業の取水について、意見、要望等があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(村中君) 民生病院常任委員長 松本 昇君。
  〔民生病院常任委員長 松本 昇君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(松本君) 民生病院常任委員会の審査の結果とその概要について御報告を申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案を審査するため、去る6月19日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしたのでございます。
 本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告申し上げます。
 付託案件は、議案第44号 平成13年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上、議案1件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議をいたしました結果、付託案件につきましては、原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、保育料の改定についてただしたところ、平成13年度の国の改定においては、階層区分における所得税額区分の改定が行われ、若干緩和されました。
 当市では、昨年の改定で、国の5階層と6階層に中間階層として新設階層を設け、保育料の激変緩和を図ったところでありますが、今回、国の保育料徴収基準の改定を勘案し、所得税区分の見直しを行ったものであります。
 このことにより、一部の世帯は保育料の減額となるが、他の世帯は前年度並みの保育料になるとのことでございました。
 また、改定による保育料収入の影響を試算したところ、平成13年度4月現在の従前基準に対し、423万5,000円の減額、2.02%の減少になるとのことでございます。
 当委員会としましては、引き続き産み育てやすい環境づくりの整備について努めるよう要望したものであります。
 次に、国民健康保険事業特別会計における医療費及び滞納状況についてただしたところ、国保税の収納済額については、平成11年度は8億458万円、平成12年度においては8億6,200万円とのことでありました。
 また、平成12年度の国民健康保険税の収納率は、現年課税分95.85%、滞納繰越分を加えると90.05%となるとのことでございました。現年課税分については、平成11年度の収納率96.19%と比較すると収納率が若干低いが、その主な原因は、平成12年度から介護保険料が国保税に上乗せされたためとのことでございました。
 当委員会としても、滞納状態を把握され、収納率の向上に努められるよう要望いたしたものでございます。
 次に、児童扶養手当事務及び精神保健事務の市への移管についてただしたところ、児童扶養手当給付事務が、平成14年8月から市の法定受託事務に移管されることに伴い、処理体制の整備を行うため、平成12年度末に国から交付決定されたものであり、今回、繰越明許費として繰り越し、児童扶養手当の給付事務に必要なパソコン及びソフト等を整備するものであります。また、事業費の財源については、国が4分の3、市が4分の1負担し実施するとのことでございました。
 また、精神保健福祉法の改正に伴う精神保健医療事務の市への移管については、社会福祉課において、精神障害者保健福祉手帳の申請受付、台帳整備等の事務的業務を。健康福祉課においては、支援やケア等の現場業務について実施し、お互いに連携していくとのことでありました。
 市内には、精神障害者保健福祉手帳保持者が40名余り、通院医療費の公費負担の承認者が171名おります。健康福祉課では、昨年度からモデル事業として、ヘルパー、保健婦により居宅生活支援事業に取り組み、精神障害者対応ヘルパー、短期入所支援、グループホームの取り組み等、事務移管に向けて諸準備を行っているとのことでございます。現在、事務の内容、財源措置等で明確でない部分もあるため、県と十分協議するとのことでございました。
 次に、特別養護老人ホームの建設計画及び特別養護老人ホームの待機者についてただしたところ、(仮称)社会福祉法人となみ野会が、特別養護老人ホームの設立認可への準備を進めているところであり、国の補助が認められれば、平成14年着工、平成15年オープンの予定で、名称は「(仮称)特別養護老人ホーム となみふれあいの杜」とのことでありました。
 規模としては、特養が80名、ショートステイ20名の100名定員で、附帯施設として、デイサービス及び介護支援センターが設置される計画とのことでございます。
 特別養護老人ホームの待機者については、現在、砺波医療圏内には75名の在宅者が待機しており、療養型病床群への入院者も含めると200名を超える待機者となります。
 介護保険計画では、3年間で140床を増床する計画であり、来年度、小矢部市及び城端町にそれぞれ30床が増床され、平成14年度に事業計画が見直されることになっているとのことでございました。
 次に、家電リサイクル法施行に伴う不法投棄防止パトロールの実施についてただしたところ、去る5月27日に実施されました第10回市民ごみゼロ運動に併せて、不法投棄防止パトロールを行ったところ、2トントラック1台分の不法投棄物を回収したものであります。
 このことを踏まえ、来る6月27日に開催される砺波市ごみゼロ運動実行委員会において、不法投棄対策案を示し、組織づくりを行い、継続的にパトロールを行っていくとのことでありました。
 当委員会においても、不法投棄防止対策を早急に実施されるよう要望したものであります。
 次に、市立砺波総合病院の西棟完成に伴う今後の患者動向及び第2期工事の概要についてただしたところ、西棟完成に伴う患者数の予測については、本年5月までの1日平均実績は、当初の見込みより若干上回る入院・外来患者数でありましたが、7月からは、西棟の稼働に伴う病床数の増加などにより、当初計画の1日平均入院患者数439人、1日平均外来患者数1,475人で推移するものと考えております。
 施設のランニングコストについては、平成12年度と比較して、電気料については自家発電システムの導入及び電力供給契約の変更により約2,000万円の減額になりますが、自家発電用及び西棟完成に伴う施設面積の増加による燃料費が約6,000万円、賃借料が約3,000万円、委託料が約7,000万円の増加が見込まれるとのことでありました。
 また、第2期工事については、7月1日の病棟の引っ越し後、第3病棟の仮設工事を行い、11月上旬には解体部分の引っ越しを済ませ、年内に第1病棟及び中央診療棟の解体工事を終える予定であり、その後、東棟の基礎工事に取りかかるとのことでありました。仮設施設としては、中央検査部門の生理検査室を病院南側に設置するとのことでありました。
 当委員会としても、今後増嵩する経費を極力節減の上、砺波地域の中核病院としての役割を果たされるよう要望するものであります。
 そのほか、老人保健医療事務について、庄東地区の井戸枯れの報告について、総合病院の駐車場の立体化、夜間人工透析、院外処方について、交通安全協会について、広域合併について意見、要望があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の報告とさせていただきます。

◯議長(村中君) 総務文教常任委員長 高田隼水君。
  〔総務文教常任委員長 高田隼水君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(高田君) 総務文教常任委員会の審査の結果とその概要について御報告を申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました案件を審査するため、去る6月20日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第43号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第46号 砺波市職員の再任用に関する条例の制定について、議案第47号 砺波市郷土資料等保存活用事業基金条例の制定について、議案第48号 財産の取得について、以上、議案4件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議をいたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、砺波市地域イントラネット基盤整備事業の内容についてただしたところ、当事業は、教育委員会にイントラネット管理サーバーを設置し、小学校7校、中学校3校及び美術館等の教育施設6カ所をCATV光ケーブル等で結ぶもので、従来、電話回線でインターネットの接続を行っていたが、今回整備されることにより、1.5メガバイトの高速・大容量の通信が可能となり、各学校内のすべてのパソコンからインターネットへの接続が可能となり、さらに、音声と動画による通信が可能となり、学校間や教育施設との間でテレビ会議も行えるとのことでありました。
 当委員会としても、さらにCATV網を活用したシステムの充実を望むものであります。
 次に、砺波市職員の再任用に関する条例についてただしたところ、地方公務員法の一部を改正する法律により、高齢者の知識・経験を活用するため、年金制度の改正に併せて、60歳台前半の公務内で働く意欲と能力のある者の雇用を確保するため、地方公務員の新たな再任用制度が定められたため、今回条例を定めるもので、公務員の定年は60歳となっているが、年金の支給は、段階的に65歳まで引き上げられることから、その間再任用を行うとのことでありました。
 また、勤務形態は、一般職員と同じ勤務時間となるものは職員定数に含め、それ以外の短時間勤務については、職員定数外となるほか、現在の嘱託任用職員については、今後この制度の導入に伴い減少するとのことでありました。
 次に、3歳親子体験モデル事業及び子育て学習推進事業についてただしたところ、県の補助率2分の1の新規のモデル事業で、県の要綱に従い、3歳児を持つ親子20組を募集し、宿泊研修の実施や、幼児を持つ親への講演会等を開催するものとのことであります。宿泊研修については、8月ごろに募集を行い、10月には実施したいとのことでありました。
 また、子育て学習推進事業については、家庭教育の重要性が叫ばれていることに鑑み、小学校の就学時検診の際に、保護者を対象に子育て相談や講演会を行うもので、市内全小学校で実施するとのことでありました。
 次に、小中学校の不登校児童への対応状況についてただしたところ、当市では、平成6年度から、不登校児等に対し2名の相談員を配慮した適応指導教室を設置しており、この教室では、仲間と一緒に授業を受けることができない児童を対象に、専属の生活指導相談員が対応しているとのことでありました。
 また、全く学校に来ることのできない児童については、担任及び養護教諭が家庭を訪問するなどして対応しているとのことでありました。
 また、生徒指導のため、県の専属のカウンセラーや専門医師の指導を受けるなど、担任、養護教諭及び保護者が連携し、対応しているとのことでありました。
 当委員会としても、学年齢に応じ適切に対応されるよう要望するものであります。
 次に、文化会館の改修計画についてただしたところ、平成12年度において予備調査が実施され、躯体の老朽度、舞台機構、照明・音響装置等のハード面での調査が行われたところであります。
 本年度では、基本設計委託料として1,100万円が予算化され、6月7日に発注したとのことでありました。
 基本設計の作成に当たっては、利用者が使いやすい施設とするため、当会館を活動拠点としている文化団体や芸術文化友の会等の利用者の代表者約30名で利用者懇談会を開催し、十分に意見を聴取の上、基本設計に反映させたいとのことでありました。
 今後のスケジュールとしては、本年9月下旬に基本設計を完了させ、平成14年度から15年度にかけて改修工事を行い、来る平成16年度の市制50周年までに終える予定とのことでありました。
 当委員会においても、十分利用者の立場に立ち、市民に親しまれる文化会館の改修となるよう強く要望をいたすものであります。
 そのほか、砺波市郷土資料等保存活用事業基金の活用について、市内企業の景気動向について、入札情報の公開方法について、太田地区の幼保一体化施設への診療所併設について、消防団員の待遇について、教育改革3法案について、学校給食センターについて、市町村消防力について、携帯電話の不感地帯解消について、市町村合併について、意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(村中君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 討論なしと認めます。
 議案第43号から議案第48号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第43号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)、議案第44号 平成13年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第45号 平成13年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第46号 砺波市職員の再任用に関する条例の制定について、議案第47号 砺波市郷土資料等保存活用事業基金条例の制定について、議案第48号 財産の取得について、以上、議案6件に対する各委員長報告は、それぞれ原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(村中君) 起立全員であります。よって、議案6件は、原案のとおり可決されました。

◯議長(村中君) 次に、日程第2 農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関する請願書外1件を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。
 これより、受理番号7番 「農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関する請願書」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。受理番号7番 「農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関する請願書」に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(村中君) 起立全員であります。よって、本請願は委員長報告のとおり採択することに決しました。
 続きまして、受理番号8番 「道路特定財源を見直し一般財源化を求める請願書」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 17番 前田喜代志君。
  〔17番 前田喜代志君 登壇〕

◯17番(前田君) 産業建設常任委員会の委員会審査結果報告では、受理番号8番「道路特定財源を見直し一般財源化を求める請願書」を不採択とする旨の報告がございました。このことについて討論をしたいと思います。
 自治体、自治体議会が国に対して、今、本当に伝えねばならない最重要課題はどんな点にあるか。地方分権の推進、そのために国の地方への税源の移譲、税源の移転、これは非常に重要な課題であると思っております。市民と行政との協働をもっと進めて、本当の自治を確立していく上で、裏付けとなる自治体財政の確保、こういう観点が我々議会としても大変重要である。
 私は、昨年の9月定例会でこれと同じ内容が議題になったときに、今、議会として意見書を出すとすればこの点ではないかということを全員協議会の場でも申し上げておりました。そのときの経過としては、次の機会にはそんなことも検討すればいいじゃないかという堀田議長のもとでのまとめでございました。しかし、今議会が始まりまして、議運を経て、産業建設常任委員会に付託をされ、今本当に砺波市議会として、どの問題をどう国に意見反映していくか、こういう根本の議論は議会としてはできなかった。大変残念に思っております。
 道路の整備のみに税収の全部もしくは一部を充てる、こういう目的税として、ガソリン税、石油ガス税、また、一般財源にもかかわらず、事実上道路特定財源に持っていかれている自動車重量税など、それらだけで2兆1,600億円が集まる。そして、特別会計分とか地方分も合わせた総額は、今年度の予算でも5兆8,500億円になっている。今、ガソリンは、1リットルにつき、本当は税金24円30銭ということですけれども、暫定税率が掛けられて2倍の税率になっておりますから、48円60銭が税金である。98円の半分は税金であるという制度なわけです。
 この道路整備5カ年計画は、暫定税率によって予算を確保しているという仕組みなわけですが、今これの全体的な見直しをやらなければならないという国の一定の方向が示され、これが議論の最中にあるわけです。
 全国の各方面からもいろんな声が挙がっておりますけれども、私が一番思うことは、例えば地方道路譲与税というものがございますけれども、同じ道路関係の税金の中で、国の取り分をできるだけ小さくして地方税化を図る。そういう見直しの観点を自治体議会が出すとすれば、求めるべきではなかったか。地方道路譲与税の配分をもっと増やしなさいと。まるで国でほとんど使うような今までの税制はやっぱり見直すべきだという観点に立って意見書を出していくというような姿勢が必要ではないか。道路の目的のために使われている税金を一般財源化を単純にやってしまうと、これは本当に困ったもので、私としては、地方にもっとよこせと声を大にして、自治体議会として責任を持って意見を挙げていくべきではないか。このことを強く思うだけに、単に今回の請願が不採択に終わっているというのはまことに残念で、一般財源化に賛成できるわけではありませんが、そういう意見を申し上げ、討論にさせていただきます。

◯議長(村中君) 14番 西尾英宣君。

◯14番(西尾君) 受理番号8番 「道路特定財源を見直し一般財源化を求める請願書」について、賛成の立場から討論いたします。
 小泉内閣は、道路特定財源の見直しを提起し、今論議が盛んに行われています。昨日開かれた政府の経済財政諮問会議では、「国民には痛みを重く、道路特定財源の一般財源化はあり方を見直す」といった抽象的な表現にとどまりましたからこそ、この意見書の提出の重みがあります。経済同友会においても、「予算配分を硬直化させるとともに、事業を無理に続ける財政的保障になっている」として廃止を求めています。富山県においても、県民の足や公共交通を守るということを考えても、新幹線建設に伴う地元負担、在来線の第三セクター化によるJR資産の簿価による購入の場合、160億円の負担など莫大な費用が必要であり、道路だけでなく地域の公共輸送機関を整備、維持してほしいという県民、市民の要望は切実であります。
 当市においても、交通弱者と言われるお年寄りの皆さんは、福祉バスの運行により大変喜ばれていますが、市営バスが入っていない中野方面にも行けるようにする施策が求められています。
 揮発油税、自動車重量税などを一般財源化し、道路整備だけに特定するものではなく、住民の足を守り、均衡のとれた交通網の整備、生活密着型公共事業、社会保障、福祉などにも使えるようにしていくことが大切です。
 車社会の行き詰まりは、ガソリン等の化石燃料は2010年ころより不足すると言われ、石油価格は上昇、金持ちしか車に乗れない時代はもうすぐです。
 21世紀こそ車社会の見直しを行い、お年寄りも安心して乗ることのできる鉄道やバスの充実した公共交通機関の発達した社会にしていくことが必要であり、この意見書の提出を求めて、私の討論といたします。

◯議長(村中君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号8番 「道路特定財源を見直し一般財源化を求める請願書」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号8番 「道路特定財源を見直し一般財源化を求める請願書」に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(村中君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

◯議長(村中君) 次に、日程第3 議員提出議案第2号 「農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関する意見書」の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 5番 江守俊光君。
  〔5番 江守俊光君 登壇〕

◯5番(江守君) 議員提出議案第2号について、提案者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 我が国の農業及び農村の食料供給機能を高め、国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展を図るため、「食料・農業・農村基本法」に基づき、食料需給率45%に向け、行政・関係機関・団体を挙げて取り組んでいるが、WTO体制下における規制緩和などにより農産物輸入が急増し、野菜・花卉等の価格が長期低迷しており、このまま放置すれば農家経営が悪化をたどり生産意欲の減退から食料自給率がさらに低下することが予想されます。
 砺波市においても、農業経営の安定と発展のため、「水田を中心とした土地利用型農業活性化対策大綱」のもと、米の計画的な生産と麦・大豆の本作としての取り組みに加え、新鮮で安全な野菜を提供していくため水田園芸に鋭意取り組んでいるが、価格低下による収益の悪化は、今後の農業振興に悪影響を及ぼすどころか農業・農村の崩壊にもつながりかねません。
 よって、政府においても農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関して、適切に対応されるよう要望するものであります。
 砺波市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(村中君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 討論なしと認めます。
 これより、議員提出議案第2号 「農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関する意見書」の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(村中君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(村中君) 次に、日程第4 議員提出議案第3号 「道路整備促進に関する意見書」の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 5番 江守俊光君。
  〔5番 江守俊光君 登壇〕

◯5番(江守君) 議員提出議案第3号について、提案者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 道路は、豊かな国民生活や活力ある経済・社会活動を支える最も基礎的な社会資本であります。
 地域の活性化を促し、日常生活を支える生活関連施設であることから、道路網の整備を長期的視野に立って着実に推進する必要があり、道路交通機能の確保はもとより、住みよいまちづくりのかなめとして、さらには高齢化、少子化が進展している中、21世紀の社会基盤を計画的に充実させるためにも、高規格幹線道路から市町村道に至る道路網を早期に整備充実することが一層重要になっています。
 とりわけ本市は、富山県の西部に位置し、北陸自動車道に、東海北陸自動車道及び能越自動車道が接続し、また国道156号、359号が交差する要衝として、道路網の整備を進めているところでありますが、その水準はいまだ不十分であるため、より一層推進する必要があります。
 よって、政府におかれましては、道路網の整備を長期的視野に立って着実に推進することが不可欠であり、それを支える道路特定財源を堅持すること、道路整備財源を確保し、道路整備費の拡大を図ることについて特段の措置を講じられるよう強く要望いたします。
 砺波市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(村中君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 17番 前田喜代志君。
  〔17番 前田喜代志君 登壇〕

◯17番(前田君) ただいま提案になりました「道路整備促進に関する意見書」について討論したいと思います。
 道路の財源をもっと地方によこしなさいと、このことがやっぱりどうしてでも必要だと。したがって、これまでの道路特定財源というものは大幅に見直しをいただく。地方の権限で自由に使わせていただく。そういう道路財源をしっかりいただくという制度をつくるわけです。そして、国が使えるお金の範囲をもっと減らすことです。
 今、政府税調では、地方交付税も含めて一緒に見直しをかけていきたいという方向で議論が進んでいますけれども、財政においても、一層分権を進めていくということが今日の大きな課題です。財源の再配分をもっと進める。地方の独自財源をもっと豊かにする。国の国庫支出金をもっと縮小、廃止するものは廃止をする。当面は、総合的に交付金化を図りながら、補助申請を必要としない仕事、陳情行政の大半が不要になるような財政構造、交付金の使い方に大幅な自治体の裁量が認められる、そういう財政構造。そして、自治体が人の決定と事業の施行を行うために、市民のコントロールが十分に行き渡る、こういう財政構造こそこの地方分権の時代に求められているわけです。
 今、道路の特定財源をめぐって総理の発言があったわけですけれども、従来のような、特定財源があるためにどんどん財政が硬直化しているというこの問題点を何とか手直しをかけたい。こういうことが国の大きな大事な課題になっておるわけですけれども、その見直しの機会には、これからの地方分権時代に合った財政構造、地方重視という姿勢、ここをしっかり確立していくことを国は真剣に考えていかなければならないわけであります。
 税財政を通じた中央政府のコントロールがいつまでも温存される限り、分権自治は成り立たないと思います。地方税収、そして地方における歳出規模、この乖離をできるだけ縮めていくために、今こそ地方への財源移譲をめぐって自治体の意見書をぜひとも挙げていくように頑張っていかなければならん、こんなように思う次第でございます。
 今申し上げたような趣旨から、今提案されております意見書に賛成いたしかねる、こういうことでございます。
 以上です。

◯議長(村中君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、議員提出議案第3号 「道路整備促進に関する意見書」の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(村中君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(村中君) 次に、日程第5 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了まで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(村中君) 以上で、本定例会に付議されました全議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成13年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長からごあいさつがあります。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 6月定例議会閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
 提出いたしました諸案件につきましては、それぞれ可決、承認を賜り、お礼を申し上げたいと存じます。
 一般会計につきましては、1億1,500万円の追加でありますが、それぞれ国の内示などをいただいたものでございまして、速やかに執行してまいりたいと、このように存じております。
 なおまた、今回は平成12年度から13年度へ多くの繰り越しをいたしました。8億7,000万余の経費が実は繰り越しをいたしたわけでございますが、これも追加補助等があった関係もございますが、速やかに対処してまいりたいと、このように存じております。
 さて、国の改革路線等の内容等については十分承知をしておりませんけれども、昨日、経済諮問会議で経済財政運営の基本方針が決定されました。地方自治体には、いろいろ関係する部門もございます。それは、公共事業や地方財政について述べられておるところでございます。これからは、このことについていち早く情報を収集して対処しなければならないと、このように思っております。
 なおまた、議会中に賜りました市町村合併や田園空間あるいは教育など多くの課題もいただきました。それぞれ慎重に対応していかなければならないと、このように存じております。
 また、ゼロ成長という、そういう関係かどうかわかりませんけれども、生命の尊厳を無視した行為が毎日のように新聞に出ております。今日もあったようでありますが、家庭、学校、社会等が連携して、明るく住みよい市政を皆さんとともに推進していかなければならないと、このように思っておるところでございます。
 議員各位には、梅雨時ではございますけれども、やがて暑くなってくると思います。十分に健康に留意されて、さらに御指導を賜りますようにお願いを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。

◯議長(村中君) これをもちまして散会いたします。
 どうも長時間ありがとうございました。

 午後3時02分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成13年6月22日

      議  長    村 中 昭 二

      署名議員    宮 木 文 夫

      署名議員    柴 田 豊 明

      署名議員    前 田 喜代志



平成13年6月定例会[ 請願審査結果 ] 

                請  願  審  査  結  果
┌────┬────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│受理番号│   件    名   │請願者住所氏名 │紹介議員名│委員会名 │審査結果│意 見│
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │            │となみ野農業協同│     │     │    │   │
│  7 │農業政策及び農産物の緊急│組合      │松本  昇│産業建設 │採  択│   │
│    │輸入制限に関する請願書 │代表理事組合長 │     │常任委員会│    │   │
│    │            │森田 信孝   │     │     │    │   │
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │            │日本共産党砺波市│     │     │    │   │
│  8 │道路特定財源を見直し一般│委員会     │西尾 英宣│産業建設 │不採択 │   │
│    │財源化を求める請願書  │委員長 境 欣吾│     │常任委員会│    │   │
│    │            │        │     │     │    │   │
└────┴────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成13年6月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成13年6月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第43号から議案第48号まで、平成
     13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号
     から報告第7号まで、継続費の逓次繰越しについて外3件
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 農業政策及び農産物の緊急輸入に関する請願書外1件
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月15日  午前10時02分  開議
   6月15日  午後 1時34分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 林   忠 男 君     2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君     4番 寺 島 良 三 君
   5番 江 守 俊 光 君     6番 松 本   昇 君
   7番 池 田 昭 作 君     8番 石 田 隆 紀 君
   9番 ( 欠  員 )     10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 野 村 泰 則 君

                   産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 坪 本 正 樹 君    室  長 堀   秋 博 君

 検査室長 宮 井   正 君    総務課長 吉 田 孝 夫 君

                   健康福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君    課  長 白 江 秋 広 君

 商工観光              上水道
 課  長 有 岩   隆 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  北 野 喜 行 君    事務局長 井 上 辰 夫 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君    監査委員 畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成13年6月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開議

◯議長(村中君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(村中君) 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第43号から議案第48号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号から報告第7号まで、継続費の逓次繰越しについて外3件を議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき、発言を許します。
 2番 柴田 智君。
  〔2番 柴田 智君 登壇〕

◯2番(柴田君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般の中で3項目に関する質問と提案をさせていただきます。
 第1点目には、第7次砺波市総合計画(都市基盤)の中から道路交通網についてお伺いいたします。
 第50回となみチューリップフェアは、好天と多くの市民のボランティアに支えられ、好評の中で終了いたしました。入場者数35万4,300人、第2会場2万6,100人と、目標の35万人を上回りました。
 駐車場は従来と同様4,700台を確保し、第2会場のために500台の臨時駐車場を設け対応し、大きな渋滞も発生しなかったことは、道路交通網の整備状況が功を奏したのではないでしょうか。
 道路交通網体系につきましては、市民はより豊かで快適な生活を求める以上、幹線道路から生活道路に至るまでの生活基盤と学校周辺の通学路を中心に、歩道整備と児童生徒等の歩行者、高齢者の安全対策を進める都市基盤の充実を願っているところであります。
 国体終了後の国道359号砺波東バイパスの整備促進に向け、庄川右岸より取付区間までの施工方法を明確にしていただきたい。さらに、主要地方道、一般県道等、現在の工事進捗状況と今後の改良及び歩道の設置、段差のないバリアフリーなどの整備促進についてお伺いいたします。
 第2点目には、農業公社についてお伺いいたします。
 今年4月2日から、農地の保全と農業振興を図るために、農家の皆さんのお役に立ちたいということで、財団法人砺波市農業公社が設立されました。
 今日、農業の担い手不足、米価の低迷による農業経営の悪化、チューリップ球根など特産物の生産振興対策、農地を守るとともに歴史と文化に育まれた散居の景観を保持することなど、砺波市の農業が抱える問題に取り組んでもらえる施設ができ、私のような小さな農家も活用させていただきたいと思っております。
 農地利用につきましては、砺波市の水田面積約4,465ヘクタール、農家数2,827戸、全体の農家人口1万3,969人、農業就職人口3,422人、中核農家数45戸、法人経営数15法人、生産組織数36組織により土地の集積がなされております。しかし、一般農家からは、米価の低迷が続く状況下で、農機具の買い替えや不整形田などの耕作に不利な農家は、この際中核農家に作業受託をしたいとの声もあります。
 公社での現在の農地あっせん、今後の取り組み、耕作放棄地の増加防止についてお伺いいたしたいと思います。
 次に、砺波型農業とアグリパークにつきましては、砺波の農業を理解してもらう場として、都市の消費者グループ、小学生を招待し、一日農場で裸足で土地とふれあっていただきたい。そしてまた、子供たちには、ウサギやニワトリ、ヤギ等の小動物、水辺の昆虫等、手でさわる総合学習ができるように。また一方では、実践農場(ふれあい実験農場)では、不耕起田の田植え、半耕起代かき、水稲のばらまき栽培、田植え苗の省略化、肥料を水口から施す方法や米ぬか除草など、農協、普及所、農業公社が一体となり、チューリップ栽培や園芸栽培方法を市民に指導できるような実践農場をつくってはどうでしょうか。また、アグリパークの面積は、田園空間事業のミュージアム付近に5~6ヘクタールの規模のものを考えてはと思い、お伺いいたします。
 チューリップ球根生産拡大につきましては、近年、オランダより安い輸入球根が市場に出回り価格全体を下げ、さらに良質な農地の球根栽培には、ウイルスなどの影響を受けていない優良な農地の確保の必要性と、生産者の高齢化、担い手不足は、作業の大部分を人力作業に頼る農家は経費の多くが人件費となるため、零細農家などは農業機械の導入もできず、やめざるを得ないようです。
 現状につきましては、栽培面積は、平成8年には69ヘクタール、平成12年には53ヘクタール。農家戸数も、平成8年には100戸、平成12年には66戸。球根数につきましては、平成8年には3億4,000万球、平成12年には2億2,000万球。販売額も、平成8年では1億5,000万円、平成12年では1億円と、生産農家は厳しい現状となっております。
 今後、農業公社として、優良農地のあっせんについて、農業機械の導入について、担い手の育成について、以上3項目と、チューリップ球根生産土壌改良(ウイルス対策)事業に対して、市として補助金の上積みの計画をお伺いいたします。
 第3点目には、高齢者に対する防災救急対策につきましては、平成12年4月1日現在、住民基本台帳から65歳以上の方は、11年度は8,100人、12年度は8,263人。内訳といたしましては、75歳以上、11年度は3,407人、12年度は3,613人。85歳以上につきましては、11年度は875人、12年度は942人。寝たきり老人数は、11年度は220人、12年度は215人。ひとり暮らしの老人数は、11年度は259人、12年度は275人と毎年構成比率が上昇してまいります。
 特に、ひとり暮らしの老人の方で、現在、緊急通報装置(ほっとらいん)の貸し出しにつきましては、13年前から現在まで34台貸し出しがあり、皆様方から喜ばれていると聞いております。しかし、毎年夏場には砺波地方特有の落雷があり、機種への故障もあるかのように聞いております。老人の方には機種の故障発見は大変だと思います。
 また、天井の火災センサーが、防虫スプレーガスの使用により誤作動が起こることもあり、その都度カバーをかぶせたりしなければならないと聞いております。ひとり暮らしの老人の方が、踏み台を持ってきてカバーをかぶせる行動を思い浮かべますと、事故をつくっているようなものです。
 現在の電話回線使用の緊急通報装置のシステムがよいのか。情報化時代における24時間体制の消防署への直通通報システムがあると思われますのでお伺いいたします。
 次に、高齢者の皆さんが安心して暮らせるように、市民ボランティア、民生児童委員の皆様方が、安否確認や緊急通報システムなどの点検や、地域全体で見守っていく防犯、防災の生活安全策に対する推進活動を見て頭の下がる思いをしております。高齢化が急速に進む中で、地区別に高齢化の進行を見ますと、かなり地域格差が見られ、地域の実情を踏まえ、民生児童委員の増員を申し上げ、私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 柴田議員の高齢者に対する防火救急対策についての御質問にお答えをいたします。
 まず、現在の緊急通報装置の見直しについてでございます。
 ひとり暮らしの高齢者等に貸与しております緊急自動電話通報装置は、議員さん御指摘のとおり、現在、市内に34台でございます。
 その貸し出しいたします「ほっとらいん」の仕様内容でございますが、1つには、体につける無線式ペンダント押しボタン、2つには、部屋に取り付ける有線式押しボタンスイッチ、そして3つには、台所等に設置する火災センサーの3点セットからなっておるわけであります。
 仮に、不測の事態が生じ本人がボタンを押された場合、自動的に、まず第1に、近所の第1次通報者へ電話連絡がなされるわけであります。もし第1次通報者が留守の場合は、民生委員さん等の第2次通報者へ連絡が行き、そこも不在のときは消防署に電話通報されるシステムでございます。
 議員御指摘の落雷等による故障が生じた場合どうするかということでございますが、担当の民生委員さんや高齢福祉推進員さんから素早く連絡をいただきまして、速やかに修復のメンテナンスを実施しているところでございます。
 また、機器の更新についての御質問でありますが、どのシステムにも一長一短があると思うわけでありますが、より操作が簡易で、かつ正確で迅速な連絡がとれる装置を今後とも比較検討してまいりたいと考えておるところでございます。
 次に、ひとり暮らしの高齢者等に対する民生児童委員の地域間の見直しについてでございます。
 現在、民生児童委員は、主任児童委員5人を除いて72名おられ、それぞれの区域を担当されておるわけであります。
 民生児童委員1人当たりの担当していただく世帯数は、平成13年4月1日現在で平均158世帯でございます。
 なお、国の民生児童委員の定数基準では、人口10万人未満の市におきましては、120世帯から280世帯の範囲で1名を配置することになっております。
 また、民生児童委員の定数でございますが、これは市町村長の意見を聞いて国が定めることになっておりまして、増員要望により、砺波市では平成10年の改選期に、住宅急増地区について3名の増員がなされたところでございます。
 今年、平成13年は民生児童委員の改選期に当たりますが、その定数は据え置かれる予定でございます。ただ、3年後の平成16年の次期改選期には、高齢者世帯数などの実態を十分勘案いたしまして、民生児童委員の定数増を要望してまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 柴田議員さんの第7次砺波市総合計画(都市基盤)の道路交通網について、最初に、国体終了後の国道359号の進捗状況について申し上げます。
 国道359号砺波東バイパス事業につきましては、平成4年8月に延長6.1キロ、幅員25メートル、4車線でございます。それから、主要地方道新湊庄川線以東は18メートル、2車線として都市計画決定をして以来、市街地側より順次工事を進められております。昨年7月に、暫定2車線、延長1.1キロが供用開始をされておるところでございます。
 現在、庄下地内の拡幅改良工事が完成し、庄西中学校南側、地下歩道の上屋建築工事も本年10月まで完了する予定であります。
 太田地内につきましては、地元関係者との設計協議の最終段階を迎えており、本年度中に用地買収を完了する予定であり、以降、柳瀬地区の設計協議に入りたいと存じます。
 なお、現在、芹谷地内で施工されております国道359号頼成拡幅工事が今年度中に完成する予定であり、御質問のありました庄川右岸の施工方法につきましては、国土交通省及び道路管理者並びに地元関係機関と協議調整の上、早期着手に向け、鋭意努力してまいりたいと考えております。
 次に、学校周辺の通学路を中心に、歩道の設置、児童生徒などの歩行者の安全対策について申し上げます。
 県道関係につきましては、主要地方道砺波細入線の清水大橋が完成し、本年8月7日に式典を予定いたしており、砺波福光線につきましても、砺波市側は平成13年度内に完了する予定であります。
 また、かねてより整備促進を要望いたしました砺波庄川線につきましては、大門地内での歩道設置に向けて、今年度、調査費が計上されておるわけでございます。県においても、各路線の事業進捗に鋭意努力していただいておるわけでございます。
 それから、砺波小矢部線につきましては、早期整備の要望路線であり、調査実施に向けまして、先月の5月18日、県土木部長、道路課長さんに現地視察をいただいておるわけでございますが、今後とも関係機関に強く働きかけてまいります。
 また、坪野小矢部線につきましては、現在、消雪工事や交差点改良工事が施工されるなど整備改良が行われております。
 市道関係につきましては、十年明鷹栖線は、公共改良事業及び特定道路事業の導入によりまして、現在、西新又川までとなっている整備計画区間は平成15年度内完成を目指して順次進めており、その他の路線につきましても、地元の御理解と御協力のもとに、歩道整備も含めた道路交通網の充実を図ってまいりたいと考えております。
 なお、歩道のバリアフリー化につきましては、今後整備します歩道は、富山県民福祉条例に基づき、段差がなく、幅員も確保し、誘導用ブロックも必要な箇所に設けてまいります。特に、総合病院前の市道春日町永福町線の既存舗装、段差の解消につきましては、杉木土地区画整理事業などの事業と併せまして順次整備をしてまいります。
 次に、農業公社の現状についてですが、まず最初に、農地保有合理化法人としての農地の貸し借りのあっせん状況について申し上げます。
 砺波市農業公社は、財団法人として、去る4月2日に県知事の許可をいただき、活動のスタートを切ったところでございます。農地の貸し借りのあっせんにつきましては、今日の米価低落で収益性が低下する中で、専業的な稲作農家、法人経営体ほど深刻な打撃を受けているわけでございます。この実態に対しまして、コスト低減を図るため、農地の効率的な利用集積を図っていくものでございます。このことが、現在の農業の担い手をさらに育て、農業の維持継続につながり、耕作放棄地の増加防止にもつながっていくものと考えております。
 農業公社はスタートしたところでありますが、現在、農地保有合理化法人の承認手続と並行して、まず、農地のあっせん依頼があったときの受け手であります個別経営体、法人経営体への事業取り組みなどの説明を順次行っているところでございます。
 今後、生産組合長会議などを通じまして、一般農家への普及啓蒙を行いまして、合理化事業の浸透を図っていきたいと考えております。
 次に、砺波型農業とアグリパーク構想についてでございます。
 砺波の農業を理解してもらうため、都市住民の農業体験の場として、また都市との交流事業として、関係農業者の協力を得て、平成4年度からコシヒカリオーナー制度を実施しているところであります。
 今年からは、農業公社が事業主体となり、去る4月28日、29日には例年以上の6家族15人の参加により、田植えやチューリップの摘花体験などを実施したところであり、8月には、夏の農村体験ということで、アユのつかみどりなどを計画し、秋には自分たちが植えた稲を刈り取ってもらう、こういう農業体験を計画しているところでございます。
 今年は特に、チューリップの摘花を通じて、なぜ摘花しなければならないかなどについての質問があるなど、特産品であるチューリップ球根への理解が深まったものと考えております。
 今後は、自分たちの植えた稲の生育状況をインターネットやEメールで提供し、さらに砺波市の農業、農村についての理解や愛着を持ってもらえるような事業展開をしてまいりたいと思っています。
 また、実践農場に関する新しい栽培技術などの指導方法につきましては、県農業試験場、野菜花卉試験場などにおける実証圃での実験、検証がなされており、また、一般的な栽培の指導については、砺波農業改良普及センター、農協の営農指導員などが個々の農家に対し行っているところであり、今後とも関係機関の協力を得ながら、栽培管理方法についての普及、指導に努めてもらいたいと思います。
 それから、アグリパークにつきましては、田園空間整備事業でコア施設として(仮称)散居村ミュージアムが、他事業において調整池が計画されており、それらを一体的に整備していくことが検討されておりますが、散居村の景観を取り入れながら、アグリパークとしての体験型の市民農園やチューリップ圃場をコア施設周辺に整備しておくことにつきましては一つの考え方であると思っております。今後の計画時において検討してまいりたいと思っております。
 次に、チューリップ球根生産拡大について申し上げます。
 チューリップ球根の生産拡大を進めるためには、大きくは3つの方策が考えられます。1つは担い手農家の育成、2つには優良農地の確保、3つには機械化、栽培体系の確立の3点が重要な課題と考えられるところでございます。
 担い手農家の育成につきましては、混迷する農業情勢の中で難しいところでありますが、関係機関とともにその育成確保に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、優良農地の確保や機械化、栽培体系の確立については、砺波市農業公社において、現在、主要事業として位置づけ、強力に取り組みを進めておるわけでございます。
 機械化の遅れている中小球根栽培農家を対象として、今年度は畝立てから防除に係る機械の導入を計画しており、平成14年度においては、掘り取り、収穫機械の導入を計画しており、球根生産に係る作業の効率化を進めてまいりたいと考えております。
 チューリップ球根生産土壌改良事業につきましては、球根が栽培された後、地力の維持増進を図る目的で、堆肥の散布や地力増強作物の作付に対し、市が3分の1、農協が3分の1の助成を行っているところであります。
 現在、農協の堆肥舎で生産される堆肥を対象としていますが、畜産農家において近年、堆肥生産が行われることから、畜産農家の堆肥の利用も考慮した補助事業について、補助率も含めたもので今後早期に検討に入りたいと考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 1番 林 忠男君。
  〔1番 林 忠男君 登壇〕

◯1番(林君) 通告に従いまして、家庭教育への対策支援について、少子化を家庭教育につなげようということで質問をさせていただきます。
 今の時代は、深夜型族と言われる家族が増えています。夜、寝る時間帯は、大人で午前0時前後と言われておりますが、18年前との比較では、大人では睡眠時間は1時間以上少なく、子供たちでも同様の状況のようです。今般の親と子供の生活リズムと心身の健康はどのような状況なのでしょうか。大人とともに子供の生活も夜型化しているのではないかと感じています。夜型化した子供は、当然、体調も心の状態も不安定さが見えると言われ、夜更かしの最大の原因は、テレビの視聴やテレビゲームなどにあると考えられ、その結果、朝から疲労感が大きくイライラしやすくなるようです。
 例えば身近な問題として、保育園に朝食をとらせないで子供を連れてくる親もいるようです。そこで、職員が「食べさせてくれるように」と注意をしたら、逆に「朝御飯って食べさせなくちゃいけないんですか」と若い母親に質問されたと聞いております。
 このような状況から、小学生の場合では、忘れ物が多くなり、授業中にあくびや居眠りをするようです。また、夜更かしで朝起きられず、登校前の時間が少ない影響で、朝の支度など基本的生活習慣の乱れや肥満増加につながるなど、歯磨きや排便が不規則になっています。
 特に、小学5年、6年生の女の子は、朝の排便は17%しかしていなかったようです。調査は、昨年12月、ある小学校3年から6年生を持つ30代の母親とその子供たち200人ずつを対象になされ、登校前に排便をしていたのは、男子が5年、6年生で60%、3年、4年生で46.7%いたのに対し、女子は3年、4年生でも30.5%しかいなかった。これは、起床から登校までの時間が1時間以下しかないのが全体の83.5%に上るなど慌ただしい朝の中で、男子は2割しかしていないシャンプー、髪のセットを、女子では4年生でも半分近く、5年、6年生では4分の3がしていた。
 全体で、朝学校に行く前に排便をしていたのは36%で、一方、家に帰ってから夕食までが38%、夕食後寝るまでが13%でありました。学校のトイレと答えたのはわずか2%しかいなかった。朝は慌ただしくて便意を催さなかったり、学校ではからかわれたりするために我慢をしたりして、帰宅後などのトイレ習慣になっているという。このように、調査では、小学校高学年女子では、朝のトイレより朝のシャンプー、髪のセットが大切と感じているようです。
 一方、中学生では、一日中だらだら状態になり、学校が楽しくない状況になって、心の不安定、いわゆるキレやすいためで、この時期、家族、教員が適切に助言することが重要だと思われます。
 さらに、生活の乱れが進み、睡眠相後退症候群のように病的になると不登校にもつながるのではないかと感じられ、朝寝坊して出足が遅れると学校へ行きたくなくなり、次第に学校生活に対応できなくなる。実際、不登校の子供の多くは、家庭での生活リズムが乱れているためだと考えられます。
 このような状況から、学校の保健室を訪れる子供たちの6人に1人に心の病が見られるとも言われ、病状は頭痛、腹痛、吐き気などの不定愁訴と摂食障害や睡眠障害、チック症などの心身症、神経症を合わせて心の病の問題ととらえられています。
 病状では、「頭痛」が全体で17.2%、「だるい」が15.4%、「腹痛」が10.6%などであり、そのうち心の病の問題があると感じられたのは16.4%もあるようです。
 心の教育は、本来親が行い、社会がアシストすべきものであるが、親は日々の生活に追われ、社会もまた他人の子は人の子と見て見ぬふりを決め込んでいます。また、小児科への外来患者の5.9%に心の病の問題があるとも言われており、保健室にいる少人数の養護教員で対応できる問題ではなくなっているように感じられ、今後は積極的に病院と連携することも重要になると思います。
 また、近ごろ若者の朝御飯抜きや子供の孤食も問題になっています。食事は空腹を満たすためではなく、親と子、家族のコミュニケーションの場でもあります。教育は知育、徳育、体育などであり、一番大切なのは食育だとも言われております。それは、食は命の根源であるからです。核家族化が進んだ今、食卓では魚の食べ方を教えるお年寄りもいない。週に1度か2度でもよい、子供たちと食卓を囲む機会をつくり、郷土料理やおじいちゃんやおばあちゃんの自慢料理を食べたり、子供たちに何をどんなふうに楽しく食べさせるかを基本にして、新鮮で安全な旬の食材を使った料理ビデオをつくり、食べることのマナーなどを教えていくことも大切でないかと感じています。
 今、改めて家庭での教育の基本は朝夕の食事にもあると言われ、テレビをつけたままや本や雑誌などを読みながらの食事ではなく、母親の手料理で、家族の団らんの場として、今日一日のお互いのことをテーマに話し合うコミュニケーションが一番大切だと思います。
 スピードを追求してきた20世紀を反省し、郷土料理の風味と豊かさを再発見できる機会と、失われつつある食文化を次の時代にも伝える点で、家族での育ち盛りの子供への食育に対し、1日3回の食事をきちんととることの大切さを今改めて若い母親たちに感じてほしいと願うものであります。
 以上の事柄から、次の5つの質問をいたします。
 1.家庭教育支援センターの設置を考えてはどうか。2.学校、家庭、地域(母親クラブや児童クラブ)などでの連携はどのような状況であるか。3.基本的生活習慣の推進、道徳教育での生徒指導をしてはどうか。4.養護教諭、病院との連携(カウンセリング)心の病の問題への取り組みについてはどう考えているか。5.保護者としつけについての対話会の開催(睡眠時間などの奨励)、以上、このようなことを感じておりますが、当局の明快な答弁を期待いたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 林議員にお答えをいたします。
 質問の内容は、具体的に実態を述べられたところでございます。特に、その点では、家庭教育の重要性をお述べになったと、このように理解をしております。これまでにない生活評論といいますか、そのような面にも触れられて強調され、ユニークな質問であったと、このように受けとめておるところでございます。
 さて、先般、全国市長会で、文部科学省からお達しがございました。教育改革国民会議の報告に基づいてでございますが、その提言において、2001年を「教育新生」元年としたい。新しく「レインボープラン」というのを示されたわけであります。それは、7の戦略を国も示して進めたいということでございます。
 特に強調されておりましたのは、学校、家庭、地域の連携が叫ばれております。私どももそれを受けまして、実践していただきます教育委員会とも提携しながら、学校、家庭、地域、そのように地域ぐるみで子供たちを健やかに育てることが大切だと認識をしておるわけでございます。
 そこで、私は、まずその意味では、地域ぐるみでということになりますと、今回、公民館活動の中に青少年育成の場を持ってもらうことにいたしました。なおまた、それぞれ任意団体ではございますけれども、児童クラブ、母親クラブ、そういう福祉団体の皆さん、あるいはスポーツ少年団の体育団体、学校を支えていただきますPTAの事業、それらを含めて地域活動として支援をすべきだと、このように思っております。したがいまして、これらの総会等には必ず私が出席をして、子供の教育のことについてお話を申し上げて御協力を願っておるところでございます。
 明快な回答を望むということでございますが、私は改めて支援センターという設置づくりをすべきではないと思います。いわゆる地域ぐるみですから、地域の皆さんと連帯をして、地域では公民館を主体にしてやろうと。したがいまして、公民館活動はこれから重要だと思いますので、さらに明年度の予算から、議会の皆さんとも協議をするわけですが、もっと強力な体制づくりをしていただきたいと教育委員会にお願いをいたしておるところでございます。そのように予算的な配慮もしてまいりたいと、こう思っております。
 いずれにしましても、基本は家庭にあります。したがって、林議員もおっしゃいましたように、地域ぐるみで青少年の育成を考えますけれども、その背景にある大人のしつけも私は大事ではないかと。すばらしい大人の方もおられます。ただし、林議員がおっしゃったように、反社会的といいましょうか、社会に慣れないといいますか、そういう大人たちもおられるわけでございますので、そのことを進めるためには、生涯学習の必要性を私は感じております。このことについても、これから進めさせていただきたいと、このように思っておるわけでございます。
 いずれにしましても、地域ぐるみの活動を広く推進し、そして大人の生涯学習、これは一人一人教育をするという意味じゃなくて、皆さんに集まってもらう、できれば引っ張ってくる、そういうコミュニティーの場をつくってやるのが正しいのではないか。したがいまして、それを称して、林さんのおっしゃるような「支援センター」と名付けてもいいのではないかと、こんなことを思っております。
 改めて規則や要綱をつくるのはどうかと思っております。できれば、地域で自主的にそんな体制づくりをしていただきたい。そのための支援を行政は行うということでいかがなものかなと、こんなことを今私は思っております。
 なお、発言された内容等について、教育長からもお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 林議員の質問について、私は大きく3つにまとめてみました。
 まずその先に、議員、具体的な調査とデータによって御質問をしてくださったこと、大変ありがたく思っております。議員のおっしゃるとおり、近年の社会状況の変化によって、大人の社会全体のモラルも随分変わってきております。家庭におけるしつけ等の緩みが子供の生活の乱れに起因していると考えられます。いわば、大人の生活の乱れの裏返しが子供の生活の乱れに重なっているというふうに考えるべきではないかと思っております。
 子供が描く家庭像は、自分の家は潤いのある楽しい生活であってほしいというふうに願っていると思います。このような潤いのある温かい家庭生活の中で生活をする、その生活の節々で子供のしつけがなされるのが最も自然であり、また、そのような自然の姿の中にも、家庭というのは温かく子供をフォローする面と厳しくしつけなければならない相反する両面が大切なことであると思います。それがどちらかに偏り過ぎて、子供を溺愛したり、逆にまた、しつけといって子供を虐待するというふうな非常に極端なバランスのとれない姿が最近は多いのではないでしょうか。個々の家庭は、それぞれに教育方針をお持ちであると思いますので、必要以上にそれに立ち入ることは、プライバシーの侵害のそしりを招くおそれがあります。
 一昨年、文部省の方から、非常に懇切丁寧な子供の家庭におけるしつけというふうなことで冊子が出ております。はしの持ち方から朝夕のあいさつ、食前食後のいただきます、ごちそうさままで、微に入り細にわたる冊子を出して全国の家庭に配布をしております。一面では、そこまで文部省が細かいことを言うことが適当であるかどうかという批判をする人もおりましたけれども、そこまでしなければならない事態になったということを国もまた感じたことでございましょう。
 しかしながら、プライバシーの侵害と言いますけれども、これを決して等閑視するわけにはまいりません。そこで、学校においてもこのことを重要視し、家庭への働きかけをいろいろと行っているところであります。
 そしてまた、家庭に働きかける場合には、乳幼児期からの子供の基本的な生活習慣のしつけが大変大事であるということを申しております。そして、そのことを具体的には、幼稚園や小学校に就学する前、就学時の健診の際に、基本的な生活習慣として、例えば朝起きて、衣服の着脱をきちんとさせるようにしてくださいとか、便意を催したときには自分で履物を脱いで排便ができる、そういったところまでの具体的なことを家庭できちんとしつけて入学させてもらいたいということをお話をしてございます。
 そして、幼稚園や保育所等の福祉関係部門とも連携をしながら、現在、家庭教育を支援をしているところでございます。保育所も幼稚園も、その地域の家庭における子供のしつけ方、育て方の相談の場として開放してございますが、今後はさらに、このことを強く推し進めてまいりたいと思っております。
 2番目の基本的な生活習慣、学校、家庭、地域、下校時の声かけ等、保護者会におけるしつけについてというこの3つをまとめまして、基本的生活習慣については、先ほども申しましたように、乳幼児期からの家庭教育が大変大事でありますけれども、併せて、昔から「三つ子の魂百まで」ということわざがございますが、これは何を言っているかといいますと、乳幼児期に親からしつけられた価値観、いいか悪いかの判断の基本が決まってしまっているということです。そして、3歳までの間に、いいことと悪いことの判断の基本が、実はその人間の生涯にわたってついて回るということを指して言っているわけです。そしてこのことわざは、単に東洋でのことわざではなく、洋の東西を問わず心理学者も言っていることであります。
 そして、幼児期、少年期、青年期、壮年期とだんだん人間は成長していくわけでございますが、その時期その時期の社会性、身につけなければならないマナーというものがついていって初めて社会人として成長していくわけですから、単に幼児期のしつけだけではなく、先ほど市長も申しましたが、大人の生涯学習というのは、ある意味において、そういう大人が学びながら、そのときそのときにふさわしい判断力、思考力そして社会と交わっていく社会性を身につけていくということが重要であると考えます。そして、その一番の元は、やはり家庭を基盤としておるということでございます。学校と地域そして家庭の3つががっちりとしたトライアングルを組んで、この後も教育をしていくことが大変大事であると考えております。
 それから、学校に登校できない子供やキレる子供、そして不定愁訴を起こす子供、朝起きてもなかなか体がしゃんとしない、いつまでもだるさを感じるという、これは規律性不全症候群と言いますけれども、これらの状況が今の子供たちに非常に多いということは医学界からも指摘されていることでございます。
 そこで、学校に登校できない子供のために、当教育委員会では、平成6年より、適応指導教室を県や国に先駆けて設置させていただきました。そして、そこには2人の相談員がおります。子供の相談と学習支援をしております。また、登校できない子供たちの家へ訪問指導を行っております。そして、2人だけでは足りない場合には、砺波教育事務所に派遣されております、いわゆる県からの訪問指導員にも指導を依頼しておりますし、また、県から生徒指導担当の教員も配置をしてもらっております。学校の方では、担当教諭はもちろんのこと、養護教諭もそれぞれの家庭を訪問し、児童生徒、保護者と懇談をしております。
 また、県の教育センターの専門のカウンセラーや精神科の先生にも相談をしながらカウンセリングに当たっているという実情でございます。
 子供を変えるということは、カウンセリングの大前提は実は親が変わらなければ子供は変わらないわけでして、そういった意味では、十分な指導を今後も一層細かい配慮をもって続けてまいりたい所存でございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 日本共産党の議員として、市政にかかわる諸問題について、市長並びに関係各位にお伺いいたします。
 まず、市町村合併について、問題を提起しながら市長の見解を伺います。
 昨年12月1日に閣議決定した新たな行政改革大綱で、現在3,255ある市町村を行財政改革推進協議会の市町村合併後の自治体数を1,000を目標とするという方針を踏まえて合併を推進することを、政府の公式の方針として初めて明記しました。そして、最近行われた経済財政諮問会議では、300にしなければならないとも言っています。
 安念市長は、6月4日の記者会見で、「各市町村の財政分析、借金のほかいろいろな問題がある。メリット、デメリットの材料を提供して、合併協議会を設けるかどうかを検討していきたい」と12市町村の担当職員による合併研究会を発足、月1回のペースで1年間でまとめていきたいということを明らかにしています。
 富山県も市町村合併支援要綱を公表して、11の合併パターン例を示して、6月4日の第1回の県庁内の連絡会議では、市町村合併はこれからの地方自治体のあり方を設計する重要な課題、大局的な観点から十分話し合ってほしいと副知事があいさつしています。マスコミでは、合併による事業費総額は7,000億円、特例債、補助金が8,500億円など、合併のメリット論を華々しく展開されています。
 合併に関する危険な問題点と現状について確認するためにも、次の点を指摘し質問いたします。
 まず第1は、合併を住民が求めているのかどうか。なぜ市民の中に要求のないことを急ぐのか。市民本位の自治運営に徹することが最も重要なことではないでしょうか。
 今、導入を検討されている住民投票のあり方についても一言言っておきますと、今後合併協議会の設置を決める投票であり、合併に対する本来の住民の意思判断を示す機会でないことも問題です。何よりも「合併ありき」の出発こそ改めるべきだと思います。
 第2に、合併によるデメリットに対し、政府は解消策としてさまざまな措置を打ち出していますが、交付税措置も人口が一定数以上になることによる大都市課税の住民への免除措置も一定期間内の経過的なものに過ぎません。財政規模が拡大し、大型開発が可能と強調するが、福祉や医療、教育など生活に身近な行政をどう充実するのか聞こえてこないのであります。
 第3に、県による合併押しつけをやめさせることが必要です。国による押しつけと言っても、県にそれをやらせるのが実態です。県の中には、一応国の通知に従ってパターンはつくったものの、その押しつけに抵抗があり、昨年末では10県で要綱が策定されていない状況です。この間の町村会では、合併強制反対と表明しています。
 第4には、人口の少ない町村に対して、地方交付税の段階的に交付税を削減、「むち」による上からの合併促進策は問題であります。総務省は、合併が難しい町村の権限を窓口業務に限定し、県が政策的事業を代行する小規模町村制度の導入を町村合併特例法の期限が切れる2005年をにらみ検討するとしています。これは、小規模町村とその住民の自治権を根本からじゅうりんするものであります。
 今回の合併論議は、住民から持ち上がったものではなく、上からの合併押しつけという形で進められようとすることには、憲法に規定された地方自治の本旨にもとるのではないでしょうか。安念市長の見解を求めます。
 次に、砺波地方の美しい散居村光景を保全、整備する田園空間整備事業について伺います。
 私の認識からしますと、散居村の成立と現存過程は、砺波平野を開墾した先人の格闘の執念と生産者と生産手段の合理的な一体感の歴史であり、それを何百年と活用、維持してきた労苦の継承にあると考えます。そのことが、砺波平野の景観、風土として今日の姿をつくっているものです。その価値は単なる景観にとどまらず、砺波平野における人と自然との共存という視点、環境面から見ても、一つの進んだ典型として位置づけられるところに注目される今日的価値があるものと思われます。この視点から、次の基本的なことについて伺います。
 第1は、散居村の維持は、行政の理念を明確にした確固とした姿勢、そしてそのための筋の通った制度の確立と遵守にあります。進行している虫食い状況の散居村の変形に対しどう対処していかれますか。そのための基本的な視点として、農業の再生産を保障すべく、あらゆる施策の検討がベースになくてはなりません。この観点と具体策を明確にしていただきたい。
 第2は、景観と環境の重要な要素である屋敷林の保全管理、その利用、活用のあり方について伺います。個人所有物とはいえ、何らかの合意を得るべく施策が求められるのではないでしょうか。現在の砺波市花と緑のまちづくり条例で十分と言えるのでしょうか。その中身の充実を含めた検討が今必要ではないでしょうか。その点について明らかにしていただきたい。
 第3は、散居村ミュージアムについて伺います。北陸自動車道南側の太郎丸付近の約3ヘクタールを買収し、あずま建ちの伝統家屋2棟を移築して、散居村保全モデルエリアを整備するとのことで、博物館としてあるいは散村研究所としての交流の広場とのことが昨日の答弁でありました。
 こうしたコア施設をつくることによって、散居村、その重要な要素になっている屋敷林が守られるのでしょうか。残念ながら、ノーと言わざるを得ないことは明白であります。もっと工夫すべきであり、こうした施設が住民の何のために活用し、現状の事態をどう改善していくのか市民に明らかにすべきです。
 この3点について求めることと併せて、この事業の展開のための提案ですが、事業推進に当たっては、住民との対話を広く展開し、市としての熱い姿勢を提起し、住民の率直な声との対話を行うことが重要ではないでしょうか。この事業が新たな箱物づくりに終わらないように、市民の心との接点を求め、今日的な散居村のあり方と屋敷林保持の確信に迫る施策に軸足を置くよう求めておきます。
 市職員の待遇の問題について伺います。
 当市では、臨時職員180人、病院の臨時職員93人と273名であります。恒常的業務に臨時職員を充てることは異常な状態であります。また、現に1年以上常雇用されている臨時職員については、自治省通達に基づき、正規職員の賃金、労働条件を準用すること。その他の臨時職員の賃金を、高卒初任給14万6,500円、日給6,660円、時給840円以上にすることと指導しています。
 福祉のパートの人は、富山県の最低賃金640円並みの670円が実態です。調理師は5,850円。最低賃金ぎりぎりです。臨時職員を採用する場合、法の趣旨に基づき、あくまで災害など緊急な場合または恒常的でない臨時の職に限ることになっていますが、実態はどうでしょうか。正規の保育士65名、臨時の保育士74名。臨時の保育士が多いのも驚きです。専門職としての責任ある指導がきっちりと行えるのでしょうか。雇用保険に加入の臨時職員とない職員に分けられています。しかも契約は6カ月ごとに行い、日給6,500円と6,240円、国の指導の6,660円よりも低い状況です。就業規則が全臨時職員に提起されているのでしょうか。
 労基法89条では、臨時職員やパート労働者についても就業規則を作成しなければならないことになっています。人件費比率25%、県下の自治体の中でも大変低く、23位という理由は、余りにも臨時職員が多いことが大きな理由ではないでしょうか。雇用不安に脅え、不当な差別を受けている臨時職員やパートの皆さんに温かい手を差し伸べなければならないときであります。
 次に、定年退職後の再任用制度について伺います。
 年金支給を65歳までに延期するため、その間収入がなくなることを避ける措置とした国の方針に沿ったものであります。
 第1に、雇用と年金の接続という趣旨から、希望者全員の雇用を保障されたい。第2に、身分安定と手続の簡素化のため、任用更新は自動更新とされたい。第3に、職務内容は知識、経験を活用できる職務に再任用することを基本に、本人の希望を最大限尊重すること。第4に、賃金は国家公務員の再任用制度を下回らない水準にすること。せっかく条例をつくっても機能しないのではないかと心配されています。来年3月から、具体的にこの条例に基づきどのように運営されますか。職員の任命権者である市長の見解を伺うものです。
 次に、教育問題について伺います。
 政府が「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書を合格させたことに対し、厳しい批判が起きています。これが新しい歴史教科書です。(実物を示す)
 かつて日本が朝鮮を植民地化し、さらに中国東北部への侵略から全面的な侵略戦争に突入していく上で、他民族をべっ視し、真実に反する教育が大きな役割を果たしました。つくる会の教科書は、日本の侵略戦争がアジア諸国民に独立への夢と勇気を育んだなどと歴史の事実を改ざんしています。他国民に多大な被害と苦痛を与えた歴史を美化するために虚偽を書くなどあってはならないことです。侵略戦争美化の教科書を合格させた誤りは、韓国や中国などから厳しい批判を招いています。これは、日本国民が21世紀の国際社会をどのように生きていくかにかかわる重大な問題です。侵略戦争を賛美する教科書が、政府から検定合格となりました。あの戦争がアジアの人々に勇気を与えたなどと書き、天皇のため自らの命を捨てようといった教育勅語を全文載せています。
 小泉首相は、国内外からの強い批判を拒み、検定合格を取り消さないと言っています。これは、教育の場から軍国主義への道に引きずり込む危険な立場ではないでしょうか。新しい歴史教科書をつくる会は、教科書の採択権は教育委員会にあるのだから、現場の先生の意見など聞かないで、教育委員が自分で教科書を選べと主張しています。実際に、教科書を使う教員の意見を締め出そうというのは全く道理に合いません。子供の姿を一番よく知っている学校の先生の意見こそ大事ではないでしょうか。
 政治的な圧力で教育をゆがめてはなりません。21世紀を担う子供たちにとって本当にふさわしい教科書を手渡すために、憲法、教育基本法に基づいて、教員や親の意見を何よりも尊重した教科書の採択を求めるべきではないでしょうか。
 子供たちの痛ましい事件が後を絶ちません。子供たちに今必要なことは、戦争をたたえる教育でも自らの命を捨てよという教育でもありません。どれほど平和が大切か、人の命がどんなに大切かを教えるときではないでしょうか。「真理と平和を希求する人間の育成」を掲げる教育基本法をしっかりと守り生かすために、歴史の逆戻りは許さないことが大切です。教育長の所見を求めるものです。
 次に、砺波市の借用地について伺います。
 旧小学校のプールの地主より怒りの声が寄せられています。借用地について一定のルールがないため問題が生じたのではないでしょうか。この際、市の借用地について全面的な見直しを行い、規定を設け、契約書を取り交わしていない状況をなくして、トラブルが起きないようにしていくことが大切です。
 次に、新年度の重点要望活動が予定されている中で、利賀ダムの建設促進の要望が出されています。総事業費900億円で計画中のものですが、クマタカやイヌワシなど貴重な動植物の保護対策や地盤が弱く規模が縮小されていること。そして、工業用水は境川ダムより取水する計画であり、当市としてあえて国に要望をしなければならない事項でありましょうか。むしろ、下水道の普及を要求していくためにも、散居村に適した合併浄化槽への当市への手厚い助成を要請することを求めて、私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員の質問にお答えをいたします。
 まず、市町村合併についてであります。
 先日、江守議員にもお答えいたしましたが、大きい課題でもございますので、私の考え方など申し上げて御理解をいただきたいと思います。
 合併の経緯等については、西尾議員も述べられたとおりでございます。そして、私の発言についても御理解をいただいておると、このように思っております。私の発言は、そのものずばり真意であると御理解をいただきたいと思います。
 西尾議員は、いろいろ心配はされております。心配をされておるから、私は判断材料をつくって市民に議論をしてもらいたいということでございます。そして、市民が議論をされて、議会が議決をされるということでございましたら、それは受けて立つということでございますので、その辺の前段を御理解をいただきたいと、こう思っております。
 市民が合併を求めておるのかということでございますが、判断材料をつくるということで研究会を設けたんですから、その辺は誤解のないようにお願いいたしたいと思います。
 したがいまして、研究会で各種資料をつくっていただいて、提出をいただくことによって、市民の皆さんの議論が高まってくると、このように思っておるわけでございます。
 確かに、合併するにはいろいろな課題がございます。そのことでいろんな調査を今命じておりますので、そのような調査結果が出た段階で皆さん方にも配布をして議論をしていただきたいと思っております。合併ありきでないことをまず御理解をいただきたいと、このように思います。
 合併促進法の中の住民投票についての批判がありましたが、合併特例法で述べておるとおりだと私はそう思っております。一方、直接民主主義という立場を踏まえるならば、住民投票もあってもいいのではないか、私はそのように思うんですが、西尾議員は反対なんでしょうか。私はそのように理解をいたしております。
 また、県の押しつけではないか、これは問題だと、このようにおっしゃっておりますが、県は支援体制をつくるということでございます。あくまでも市町村の自主的な裁量にお任せしますよということは新聞紙上でも言われておりますから、私は押しつけであるとは思っておりません。西尾議員がおっしゃったように、地方自治権というのがございますから、地方の住民の皆さんの意思に沿うということになろうかと思います。
 そこで、皆さんの話し合いによって協議会をつくるということになれば、その後、積極的な指導、助言がある、それが支援体制ではないかと、こう理解をいたしておるわけでございます。
 発言の中にありましたように、全国町村会では合併強制反対についてありました。それは認識しております。それから、市長会でも、財源を盾にして合併をさせるということであったら反対と、これは明確に言っていますから、そのことも議論の一つであったところでございます。多くの議論があった中で、財政抑制、その他をもって合併させるという方法は間違っているんじゃないかという市長会の認識でございますし、恐らく全国市議会議長会でもそのような議論があったのではないかと、このように思っております。
 それから、小規模町村等についての話もございましたが、例えば辺地や離島は、率直な話、財政的に困窮しておりますから、合併する側も私は欲しくないと思う。財政負担がありますから、一緒になりたくないと思う。独自で地方自治をやりたいと、こうおっしゃるんでしたらそれはいいんだけれども、今の経済情勢、財政情勢から言いますと、そこに住んでいる住民の皆さんの福利の増進になるかどうか、そのことも考えなければいけないのではないか、私はそう思っております。
 そのことから考えますときに、都道府県が適切な補完とかあるいは代行制度というのがあってもいいのではないかと私は思います。恐らく全国の中にもそんな議論が出てくるのではないか、このように私は思っておりますので、一概に地方自治の確立だからということで合併論に反対といいますか、自治を確立したいという意味から、気持ちはわかりますけれども、現実にそのことがいいのかどうか、そのように私も思っております。だから、いずれにしても、先般も申し上げましたが、市民に判断をしていただく材料、資料をとにかくつくって、皆さんに議論してもらうことが大前提であることを再度申し上げておきたいと思います。
 次に、田園空間整備事業についてお答えをいたします。
 散居村が形成された経緯については、西尾議員の述べられたとおりだと思っております。いわゆる農業生産の場として形成されてきたものであり、今後においても、農業生産の場として、豊かな農村社会の維持をしていくことが散居村保存の大きな要素であると思います。確かに、散居村の形成については幾つかの論説はございます。いずれも当を得た論説だと思います。それは、基本的には農業ということがベースになっておるように思いますので、西尾議員がおっしゃるとおり、農村社会を構築してきた歴史的な経緯だろうと、私も理解をしております。
 そのために、緑を確保してすばらしい環境をつくるということの趣旨については、恐らくその点では西尾さんも御理解をいただけるのではないかと思います。したがいまして、このことを後世にどう残すか。それが田園空間整備事業だと認識していただきたい、このように思うわけでございます。
 もう1つは、現実的に虫食い状態になっているんじゃないか、そのようにもおっしゃいました。私も遺憾に思います。ただし、農地を守る農振法あるいは農地法の適用除外もまた法律にあるわけです。だから、適用除外になる手段もありますので、しかもそれは個々の財産であるということでございますから、行政として歯止めをすることはなかなか困難であることは御理解いただきたい。
 その歯止めのために、市町村が保障せいと、これはちょっと無茶な意見ではないかと思います。具体的にそのように示せと、このようなお言葉でございますけれども、お答えをするようなものではないと。その点、御了知願いたいと思います。
 もう一度申し上げます。田を守るために農振法、農地法があるわけです。ただし、これを解除する法律も片一方にあるわけです。農地法の4条、5条というのはまたあるんですよ。それをクリアすれば宅地になるわけです。それをなくするためにあなたは保障しなさいということですが、それは保障できますか。市町村では到底できないんです。そのことを理解をしていただいて、余り無茶な質問をしないでほしいと、こう思うわけであります。
 次に、景観と環境の保全そして屋敷林について強調されました。御指摘のとおりでありますが、これも個人所有物であります。だから、所有者に対してコンセンサスをとる、あるいは指導とまでも言わないけれども、話し合いをしながら、緑は大切ですよ、屋敷林は大切にしましょうという呼びかけなど、それがソフト事業としてこれから展開されるべきだと、私はそう思います。そのことについても御理解をいただきたいと思いますので、何か私が守らんようでお叱りを受けたような質問を受けましたが、それは話し合いながら理解を求めていく、そしてきれいな屋敷林、カイニョを残すような運動展開は必要だと思います。その意味で、砺波市の花と緑のまちづくり条例を変えたらどうかということでございます。このことにつきましては、以前に高田議員からも提案があったわけですが、これもいろいろ制約がある問題であります。これを守らなかったら罰則等が適用できるかといったら、そうでもないわけです。だから、余り制限できないというような現状でございますから、私はこの条例は、指導、PRするという意味での条例だという理解をせざるを得ないのではないか。
 そこで今、富山県では御存じのように、富山県景観条例を策定されることになっております。だから、この辺のところを、今環境住宅緑化等も含めて提案されておるようですが、その推移を見て、ここに違反や違法なことがあったら、罰則条例でも出るんだったら、それを受けてまたいろいろ考えるということではないかと思います。
 いずれにしても、条例というのは個人の自由を制約する一部分もありますから、余り制約しますと、西尾流で言いますと、「これは遺憾だ」ということになると思う。「自由を束縛する条例だ」と、またおっしゃるかもしれませんので、その辺は、私から言いますと、西尾さん流だけではいけないのではないか、私はそう思いますが、いかがなものでしょう。
 それから、散居村ミュージアムの建設につきまして、そんな箱物は要らないと、このような話でございます。いろいろ議論を重ねてまいりまして、今の伝統的な家屋を後世に残す責任も行政やここに住む者にあるのではないかということなんです。したがいまして、個々の固有財産でしたら、いつどのように消えるかわかりません。それが県営であったり市営であったりしますと残るのではないか、そんな気がいたします。だから、私はあってもいいと、こう思っておりますので、余り頭から否定しないで、どんどんこれから建設的な意見を西尾さんからも聞きたいと思っております。
 先日も申し上げましたが、それの中心地のコアというものだけではなくて、私は、散村研究所もここに置いて、環境の問題、それから、先ほど柴田議員から実践農場なんかの意見もあったんですが、そこまでいかなくても、市民農園を含めた環境づくりをそこでやって、一種の学習の場であってもいいのではないか。そして、そこの学習の場から発信をして、皆さんに屋敷林の大切さを普及啓蒙することが大切ではないかと、私はそのように思うわけでございますので、ぜひこの点では御理解をいただきたいと、このように思っておる次第でございます。
 なおまた、その後の問題については、教育長、総務部長からお答えしますが、特に私からということでございますので、臨職等の問題が出ました。まるで全部違法行為をやっているようなことをおっしゃっておりますが、労働契約に基づいて、それぞれ調整をしながら進めておるということでございます。
 体制的には、行政、財政の改革が訴えられておりますし、そのような対応をするのが大切。したがいまして、人件費の比率も低いから、まるで金をやっておらんみたいな話でございますけれども、そうじゃなくて、もう一つは、市民サービスを低下させない。市民サービスを多くするときはどうしても人が要るんです。子育て支援にしてでも窓口にしてでも、どうしても多くの人が要るわけです。そのことは、今申しましたように、ちゃんと労働契約を結んで、あなたは幾らですよ、こうですよという話をしてやりますし、中には、お父さんの扶養家族になっておられる方は、それはそれなりでちゃんと申出もございますから、そのことも全部カウントされておりますので、めちゃくちゃにパートを使ってとお叱りの言葉があったわけですが、その点は理解をしていただきたい。
 再度申し上げますが、相手と納得の上で契約上進めているということです。世はまさに行政、財政の改革時代で、市民会議でもそのことを言われておるわけですから、定数についても厳しくやっているという面もあります。それから、あとは、私どもとしては、市民サービスを欠かすことはできないと思っておりますので、市民サービスの面からも御理解をいただくということだろうと私は思います。後ほど総務部長からも詳細を申し上げたいと思います。
 なお、再任用問題につきましては、法律に従ってやるということを申し上げておきます。
 その点で、もし法律以外のことをやったら、今のようなお叱りの質問があってもいいと思いますけれども、まだやっておりません。私は法律に従って進めるということであります。
 最後に要望でありましたが、利賀ダム等につきまして、前にも御質問ございました。砺波広域圏管内でいろいろ議論をされて、必要だということでございます。そのことについてのパンフレットなどもございますので、よく勉強をしていただいて、理解をいただければありがたいと、このように思っております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員のおっしゃいました教科書の採択についての2つの点についてお答え申し上げます。
 まず、議員御指摘の教科書の採択に当たっては、文部科学省が法的に正当な手続を経て審査されたものでありますので、当委員会としては、公正な手続を経て調査検討してまいる所存でございます。
 次に、砺波管内は2つの採択地域に分かれております。当市は、東砺波郡の4町4村と一緒になって採択をすることになっております。議員の申されるとおり、審議委員は父兄代表、教員代表、学識経験者により構成されておりますので、御要望の点にかなうものと考えております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 総務部長 野村泰則君。
  〔総務部長 野村泰則君 登壇〕

◯総務部長(野村君) 西尾議員の質問の中で、市職員の待遇についてに御答弁を申し上げます。
 臨時職員の配置に対する基本認識につきましては、行財政改革の推進が一層求められる中、自治体が簡素な組織を維持しつつ、行政サービスの種類や性質に応じて弾力的に運用するため、業務の種類や性質に応じ、臨時職員や非常勤職員など多様な勤務形態の職員を活用していくことは、今後の改革の一つとして必要な措置と考えております。
 雇用手続の現状につきましては、本庁部門を例にとりますと、次年度の事務事業量をヒアリングし、短期的・臨時的業務量の増加に対して臨時職員の計画配置を策定し、補助対象、支弁賃金などを有効活用して、週28時間の非常勤の勤務条件で雇用しているものでございます。
 また、雇用者とは、雇用期限などを明示した書面により勤務条件を確認し、本人と契約の上、就労をしていただいております。
 総合病院、幼稚園、保育所職場に臨時職員が多く配置されているとの御指摘でございますけれども、実態といたしましては、フル勤務の8時間勤務職員としては、病院は36名、幼・保職場は44名の計80名でございます。それ以外は、レセプト整理、調理の補助、保育時間延長に伴う補助などでありまして、この勤務体系は6時間から2時間の短時間の補助職員、いわゆるパート職員として雇用しているものでございます。
 また、総合病院は、企業体として、健全経営が求められ、大規模職場として、育児休業職員等に対する臨時職員対応が必要なわけでございます。幼・保職場におきましても、少子化対策の一環として、保育ニーズの高まりに対処し、早朝・延長等保育の実施、保育対象年齢の拡大、施設充実を図る中、特に近年、保育関係職員の確保が必要になってきているものであります。なお、長期的な保育需要は不透明なことから、大幅な採用は困難なものでありますけれども、国の配置基準などに基づき、看護婦、保育士などを順次採用しております。本年も引き続き正規職員化を予定しているところでございます。
 臨時職員の雇用勤務条件につきましては、あらかじめ雇用期間の明示を徹底し、公示最低賃金あるいは労基法に留意し、各職場ごとに賃金水準等を定めているもので、毎年見直しを加えているものであります。
 また、福利厚生につきましても、健康保険、雇用保険制度、労災保険に制度的に加入できる職員に対し順次対象を拡大してきております。今後とも検討を加えてまいりたいと存じております。
 それから、市職員の待遇につきまして、再任用問題について御答弁を申し上げます。
 再任用制度は、公的年金制度における満額年金の支給開始年齢が段階的に60歳から65歳に引き上げられること。また、今後さらなる高齢社会の進展の中、社会活性化のため、高齢者の能力活用と雇用促進が重要な課題となってきていることから、これに対応して、雇用と年金の連携を図ることを大きな目的としておりますが、今日の民間企業の動向から定年制度の延長が困難な状態であり、本制度が導入されるものであります。
 全員雇用と本人希望の尊重を配慮せよとのことでございますけれども、制度運用に当たりましては、再任用の導入によって行政需要が増加するわけではないため、現行定数の枠内で任用すべきこととなっております。そのため、再任用職員も本格的な職務に従事することを想定し、その対象を勤労意欲と能力のある者に限り、選考の上、適所に任用することは制度の趣旨から適切なことと考えております。
 ただし、高齢者の体力差の拡大、就業に対する考え方も多様であることと思われることから、短時間勤務形態の活用など柔軟な勤務形態を準備することも必要であり、そのような仕組みを検討してまいります。
 それから、給与水準につきましては、定年前の給与制度は、長期在籍を前提に職務及び生活設計を考慮したものであるのに対し、再任用職員は民間の高齢雇用者の賃金実態等を踏まえ、60歳代前半の生活実態に見合う給与水準を設定するというものであり、県や他市の動向も見ながら、今後適切な水準を設定してまいりたいと考えております。
 それから、市が借りております借用地の対応について御答弁を申し上げます。
 契約書のないものは、賃貸契約書を取り交わすべきではないかという御質問でありますけれども、現に、砺波市は町村合併以前からの継承財産として土地の権利を引き継いだものや、あるいは合併後にも一部、借地したものの中には賃貸契約書のないものが見られることは事実でございます。ただし、契約書のない場合でも、貸し手、借り手とも、民法や借地法によりその権利が保護されているものがございます。一律的に契約書を取り交わすという法的義務はないものと思っております。ただし、地主との間で万一疑義が生じました場合には、その都度、双方が十分協議を行うべきものと考えております。
 それから、規定の整備ということでございますけれども、土地の賃貸借契約を締結する際に、主要目的あるいは期間、管理責任など、借り主としての義務や土地所有者の貸付条件の明記を行っているものであり、特に規定を設ける必要はないものと考えております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁漏れのみの再質問ということで、14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 安念市長に再質問をいたします。
 私は、合併について、この機会に合併がどんな影響を与えるのか、そして自治体とは何か、住民の学習会とかシンポジウムとか、そしてまた、ときには住民投票をしても、別に何ら反対はしていないので、私は大いにこの機会にまちづくりの観点から合併の勉強をしていかなければならないということを述べておきます。
 それから、労基法89条では、臨時職員といえども、就業規則をきちんと定めて、職員の皆さんに提起をして、有給休暇とかあるいは超過勤務が生じた場合には、ちゃんと超過勤務手当を出していく、このことが明確になっていない。私は、法を守っていかなければならない自治体がこのような状態でよろしいのかということで、私は労基法89条をぜひ提起していきたいと思います。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 合併論議を巻き起こすことには大賛成でございます。そのように思っております。
 それから、2点目の問題につきましては、相対と労働契約を結ぶ、私も少し勉強したことがあるんですが、そのことによって同意を得られればいいんではないですか。就業規則を改めて設ける必要がありますか。

◯14番(西尾君) あります。

◯市長(安念君) それは本人と労働契約をすることによって成立しているんでしょう。そのように私は解釈しておりますので、本人との相対で、時間がこうですよ、単価はこうですよと契約するでしょう。それで成立しているんですよ。
 以上でございます。

◯議長(村中君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時53分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(村中君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 17番 前田喜代志君。
  〔17番 前田喜代志君 登壇〕

◯17番(前田君) 4点につきまして、市政一般に関する質問を行いたいと思います。
 最初に、交通安全対策の推進についてでございます。
 平成12年の砺波市の交通事故の現状を見ますと、発生件数では366件発生しており、対前年比では18.8%増、死者数は7人で対前年比5人増、負傷者は462人で対前年比74人増、物損事故は1,161件となっています。
 一方、富山県の交通事故の現状を見ますと、平成12年の交通事故発生件数は8,331件発生しており、対前年比は7%増、死者数は92人で7人の減、負傷者は9,954人でプラス729人となっております。
 以上のことから、富山県全体に比較して、砺波市の状況は、事故発生件数では増加傾向が強いこと、死者数の発生率も高いこと。また、物損事故を含む地域別の発生件数では、出町で536件、油田で210件。発生件数の増加率の高い地区では、東般若で29件増、鷹栖で18件増、栴檀野で17件増、柳瀬17件増、中野15件増となっております。
 悲惨な交通事故の撲滅に向けて、家庭や地域から交通安全の輪を広げて、市民総ぐるみ運動を一層推進する必要があると思うわけであります。
 中でも、加害者は砺波市以外のドライバーであるケースが多くなっている、こういう傾向のようですから、この後、夏から秋口にかけた啓発運動ではどのようなことを重点に進められようとしているか。砺波市を通過するあるいは砺波市に入ってくるドライバーに重点を置いた啓発の推進が必要ではないか。この点について市長のお考えをお伺いしたいと思います。
 次に、土地改良区の合併推進についてでございます。
 農業経営の現状は、より一層の生産コストの低減を求めております。農家の負担軽減につきまして、土地改良事業の事業費に対する受益者の負担割合を軽くするなど、特別賦課金の軽減策もとられておりますが、経常賦課金については、土地改良区の合併が期待されております。
 農家の方から、合併の話はどうなっているかとしばしば尋ねられるのでありますが、農家への情報の提供が不足をしております。経常賦課金について、砺波市内の各土地改良区や近隣市町村における賦課金徴収の現状を比較できる資料など、農家の皆さんにわかりやすい情報を提供し、農家の期待に応えていくべきではないか。この点につきましても、市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
 第3点は、緊急地域雇用特別交付金事業の14年以降の継続についてでございます。
 厳しい雇用・失業情勢が続いております。99年7月に緊急雇用対策の関連補正予算が成立し、3カ年にわたる総枠2,000億円の緊急地域雇用特別交付金による地域雇用・就業機会の創出を図ることとなったわけですが、その後の経過は悪化の一途でございまして、期待された効果が発揮できておりません。
 当市では、夢の平コスモス荘や水道部の水圧調査などでこれが実施されてまいりましたが、本事業は13年度末までこの基金を財源として実施されてきたものでありまして、次年度以降の事業の継続について全く見通しが立っておりません。新たな地域雇用創出のために、この事業の継続と、特に市町村枠の大幅な拡大について県、国に提案をしていくべきではないか。この点について、市長の考えをお聞かせ願いたいと思います。
 最後に、砺波総合病院西棟がオープンになりました。オープン後の課題についてお伺いしたいと思います。
 落ち着いた外観と、これまでよりうんとゆとりの感じられる和風の趣が漂う病室、人口4万1,000人の砺波市にはもったいないほどのすばらしい新屋が完成いたしました。まだ道半ばとはいえ、病院の大事な心臓部もでき上がった。地域中核病院として担っていく、より高度で総合的な医療を提供するための機能が備わったこと。365日24時間、万全の体制を整えたこの病院の心臓部、西棟のオープンが、月面探査機が軟着陸するように、ゆっくりと静かに移行でき、事なきを願うものであります。大事なことは、一日一日どこかに無理はないか確かめながら進めていただきたいと思うのであります。
 そこで病院長にお伺いいたしますが、救急救命の医療、脳卒中や心臓疾患の高度な集中治療、母子総合医療の拠点となる周産期や新生児の集中治療、これに必要な設備、機器などハード面の整備が整いましたが、ソフト面のシステムはどのように進めようとしておられるのか。従来の体制とどのように変わるのか。救急救命部門は、内科系、外科系の体制がとられるのか。麻酔医、脳神経外科医の常時待機についてはどうか。そして、これに伴う看護婦の確保はどうなるのか。高度な集中治療や周産期、新生児集中治療を支えるバックアップの体制はどのように確保されるのか。そして、これまでは何ができておらず、これからはどのような医療を受けられるようになるのか。患者から見てわかりやすい説明を願いたいのであります。
 以上、簡単でありますが、当面の課題について質問とさせていただきます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員にお答えをいたします。
 まず、交通安全対策についての質問でございます。
 冒頭に、先般、職員が不注意による事故を起こして、まことに申しわけなく存じております。今後とも職員に注意を喚起をしてまいりたいと、このように存じておる次第でございます。
 さて、砺波市では、御承知でしょうけれども、交通事故のない安全な環境を目指すことを目的にいたしまして、砺波市交通安全対策会議を設置しておるわけでございます。今、前田議員から事故の状況、毎年上昇しているということを申されましたが、私どもも苦慮いたしておるところでございます。
 今年も砺波市交通安全対策会議を開催いたしまして、交通安全推進計画を立てました。砺波警察署、砺波市交通安全協会等の関係団体とも連携をしながら推進をいたしておるところでございます。安全協会の皆さんにも各地区で御努力をいただいておるところで、感謝をいたしておるところでございます。
 先日、6月9日でございますが、特に高齢者が今交通事故に遭っておる状況でございますので、高齢者交通安全指導班を先般結成をして、老人クラブ連合会、交通安全母の会の皆さんにも御協力をいただいて進めさせていただいておるところでございます。
 今後は、夏の交通安全県民運動、秋の全国交通安全運動が計画をされております。いろんな痛ましい事故等もございますので、このことを十分PRをして協力要請をしてまいりたいと思っておるところでございます。
 今、市外からのドライバー等の事故多発の件もおっしゃいました。そして、路線別といいますか、地区別にも事故の発生状況をおっしゃったわけでございますが、それぞれ主要幹線道路を控えた地域でございます。その地域には特に協力方要請をしてまいりたい、具体的にはそのように思っておるところでございます。
 自主的には、先般も交通安全協会の総会があって、いろいろ御尽力いただいた方にも、表彰制度などもあって多くの皆さんにお渡しをしたわけでございますが、その皆さんには敬意を表し、そしてこれからも御協力を賜りたいということで私のメッセージも申し述べたところでございます。
 市といたしましては、交通事故の起きやすい場所につきましては、道路改良も必要でございますし、あるいは交差点改良なども必要でございます。それに従いまして、公式的な標識なども十分配置したいと思っておりまして、主要県道等については、県土木を通じてお願いをしておるところでございますし、地域からも多くの要請がございます。まだまだ不足しているところでございまして、なかなか公安委員会も、経費の関係でしょうか、理解はされておりますけれども、設置されていない面も多分にあるわけでございます。
 なお、行政としては、厳しい財源の中ではございますけれども、お年寄り、子供を対象にした、あるいは通勤通学、特に通学の場所などについては歩道を設置するように進めさせていただくということでございます。
 これから道路財源等、厳しい状況ではございますけれども、今御指摘のあった地域等については、十分状況を見て、交通安全に対処してまいりたいと考えておるわけでございます。
 できれば、議会でもこのことを集中的に議論をしていただいてサポートしていただければありがたいと、こんなことを思っているところでございます。
 次に、土地改良区の合併でございます。
 このことも、先ほどの市町村合併の論議がありましたように、農家農村にとっても重要な問題ではないかと思っております。したがいまして、私の考え方とそのような背景について少し述べたいと、このように思っております。
 さて、土地改良区は、土地改良事業の自主主体として、農業基盤整備等の推進に大きな役割を果たしていただいたところでございます。しかし、近年、農業を取り巻く状況は厳しいものがございます。さらに、農村地域の都市化あるいは混住化、そのことによります用排水等の問題もあるわけでございまして、非農業的利用の増大、そのことが今日あちこちでトラブルも発生をしておるわけでございます。
 先般、全国市議会議長会で議長さんもこの意見を申されたようですが、このことの法改正がなかなかできておりません。できておりませんけれども、地方にあっては現実の問題でございますので、何とか協力し合いながら整備をする必要があるのではないか、このようなことを思っておりますし、そのような立場の土地改良区も、今、農家負担の軽減等で苦慮しておられる状況だろうと思います。
 なおまた、賦課いたします農地の減少もございます。今申しましたように、維持管理をする経費も大変膨大になってきていると。そのようなことから考えますときに、今の土地改良区でやっていけるかどうか、そういう基盤が心配なところでございます。そこで、土地改良区をこの際整備統合したらどうかという話も現実的にありまして、今、研究会を設置して議論されておるところでございます。
 これまで、このことを含めまして、先般は庄西4用水が合併をしておりますし、その後、庄東の3用水も合併にこぎ着けようといたしております。そして、面的土改にありましては、今申しましたように、農家負担の軽減、それから集中的な管理を行うときには、今の小さい面土改ではなかなかやれないというようなこともございまして、いろいろ研究会を重ねて議論されておるわけでございます。
 そこで、隣接地域についてはということで、そのことも背景にあるわけでございます。小矢部市は、市内18土地改良区が今度合併して、今年4月3日に新しく開所をしたわけであります。それから、高岡市も市内の18の土地改良区が合併をして、5月30日に調印式が行われる予定でございます。そして、来年2月に知事の認可を受けて、高岡市の土地改良区ということで発足することを聞いております。
 そこで、前田議員がおっしゃったように、土地改良区の組合員によくその点はわからないという面があるようでございます。確かに今、面土地改良で研究会をしておりますが、役員の皆さんに集まっていただいてその議論をしておりますので、十分徹底はしていないと思います。しておりませんけれども、これからは、合併研究会でいろんなデータを、ある程度今積み重ねておりますけれども、そのようなデータが集まりましたら、ぜひPRをして議論をしてもらうということが大切ではないかと思います。そのように指導をしていきたいと思います。
 いずれにしましても、米価の低迷に伴う農家所得の減少傾向に歯止めがかかっておりません。したがいまして、農家負担の軽減を図ることは何よりも私は大切だと思います。その意味で、統合という意見についても、私はある程度必要なことではないかと、こう思っております。ただし、これも強制されるべきものではないと思います。うちの土地改良区は皆さんが負担してくれるから、職員も持って、そして館も持って十分やれますという土地改良区があれば、それはそれで私はいいと思います。それこそ自分の郷土は自分たちで守るという思想でございますから、そのときには負担は多いですよと。そのことを理解して合併しないということでしたら、それはそれで私はいいと。だから、強制すべきものではないと、こう思っております。
 先般から議論されているのは、逆に合併してもいいよと。ただし、土地改良区は各地区のセンター的な役割を示してきたではないか。合併してもいいんだけれども、この地域のセンター的な役割を今度はだれが担うのかという問題も実は発生しております。確かに、各地区の行政までも、行政といえばお世話役ですね、ベースづくりを土地改良区がやっておられることについてはよく承知しておりますから、そのような面も心配されておるようでございます。
 したがいまして、県のいろいろな指導もございますけれども、関係団体とも連携して研究させていただきたいと思います。そのことについても、できれば議員各位の中でも議論をしていただいて、一つの方向性を出していただければと、そのように思っておる次第でございます。
 その他の質問につきましては、病院長、産建部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 前田議員さんの緊急地域雇用特別交付金事業の来年度以降の事業継続について要望すべきではないかということについて申し上げます。
 緊急地域雇用特別交付金事業の目的は、あくまで臨時応急的な事業であること。そしてまた、多くの失業者に、この事業により雇用、就業についていただくことを目的に平成11年度より実施されており、本年度までの3カ年間、実施されておるところでございます。
 当市においても、2カ年間で、夢の平コスモス荘の施設利用者増加対策事業及び上水道給水装置水圧調査業務委託事業で1,555万円、13人の就業機会が創出されました。
 砺波公共職業安定所が発表いたしました月例労働経済報告によりますと、職を求めている人が安定所管内に2,382人おり、企業からの求人数が1,665人であることから、有効求人倍率が0.7となっていることを見ると、まだまだ就業機会の創出が必要と考えておるわけでございます。
 そのため、平成13年度で完了する緊急地域雇用特別交付金事業が継続されるよう、今後県へ働きかけてまいりたいと考えております。
 次に、市町村枠の拡大要望をすべきではないかとの御質問でありますが、市町村に対する配分は、人口割合によって県が各市町村へ配分を行っているところでございます。富山県枠から市町村枠の拡大要望も、緊急地域雇用特別交付金事業の継続と同じように今後県へ働きかけてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 病院長 北野善行君。
  〔病院長 北野善行君 登壇〕

◯病院長(北野君) 前田議員御質問の救急救命体制、周産期体制、集中強化治療体制、以上の3点についてお答えいたします。
 まず、救急救命体制についてでございます。
 新しい救急室は、増加する救急患者に対応するため、救急車で搬送される重症救急患者とその他の救急患者の診察室を分離いたしました。救急車で搬送される重症患者の救急治療室については、救急車専用入口を設け、現在の3.5倍の広さを確保し、放射線部門を隣接させ、手術室を直上階に位置させるなど、速やかな緊急対応ができるように配慮するとともに、軽症救急患者用として、時間外診察室を3室設置いたしました。
 運用体制につきましては、昼間は救急室に救急外来専門医師1名、看護婦3名が常勤し、救急車搬送、重症患者に対しては、必要な科の医師の応援を得て速やかに対応しています。
 夜間は、現在の外科系、内科系、小児科の医師3名の当直体制を、7月からは外科系2名、内科系2名、小児科1名の医師5名の当直体制とし、夜間救急体制の充実を図りたいと思っています。また、麻酔医は当番制で常に呼び出しに応ずる体制を整えています。
 なお、脳神経外科、婦人科、その他専門的な治療についても、いつでも対処できる体制を確保しているところでありまして、その体制に合わせて、当直看護婦の増員を図り、4名での対応を検討しているところでございます。
 次に、周産期医療の体制についてお答えいたします。
 出産前後は、母子ともに異常な状態が発生しやすく、そういう緊急事態に対応するため、産婦人科、小児科、双方による一貫した連携医療を行っています。現在、当院では、27週出産の約1,000グラムの未熟児までは保育が可能ですが、それ以前に出産した1,000グラム以下の未熟児は他院へ転送しています。
 このたび、西棟3階にNICU(新生児集中治療ベッド)を設置いたしました。24週出産の約700グラムまでの極小未熟児の保育が可能であります。NICUを運用するため、小児科医を1名増員いたしました。看護婦は4人夜勤体制をとり、周産期医療の充実に努めてまいりたいと考えております。
 次に、集中治療強化体制についてお答えいたします。
 西棟2階にICU(重症集中治療ベッド)4床、CCU(循環器集中治療ベッド)2床、HCU(重症経過観察ベッド)12床の合計18床を集中治療室として整備したところです。
 当初は、本年7月からの全面運営を考え、昨年度は2度にわたり看護婦を募集し合格通知を出しましたが、大学への進学などの辞退者があり、さらに中途退職や産休、育児休業が例年よりも増加しましたため、看護婦数が当初計画より不足いたしました。その結果、本年は重症患者は各病棟に設けた重症回復室で対応し、集中治療室の一部を救急搬送患者、時間外での要観察患者を受け入れることとし、そのために常時看護婦を24時間配置して運用したいと存じます。
 なお、でき得る限り早期に集中治療室を全面的に運用するために、本年度の職員募集で看護婦の確保を図り、重篤な患者に対する集中管理体制をとりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第43号から議案第48号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

◯議長(村中君) 次に、日程第2 農業政策及び農産物の緊急輸入に関する請願書外1件については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(村中君) これをもって本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明16日から21日までの6日間は、委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、明16日から21日までの6日間は休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は6月22日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 1時34分 閉議



平成13年6月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成13年6月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第43号から議案第48号まで、平成1
     3年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号か
     ら報告第7号まで、継続費の逓次繰越しについて外3件
     (一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月14日  午前10時02分  開議
   6月14日  午後 3時11分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 林   忠 男 君     2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君     4番 寺 島 良 三 君
   5番 江 守 俊 光 君     6番 松 本   昇 君
   7番 池 田 昭 作 君     8番 石 田 隆 紀 君
   9番  (欠  員)      10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 野 村 泰 則 君

                   産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 坪 本 正 樹 君    室  長 堀   秋 博 君

 検査室長 宮 井   正 君    総務課長 吉 田 孝 夫 君

                   社会福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君    課  長 今 井 孝 夫 君

 商工観光              上水道
 課  長 有 若   隆 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  北 野 喜 行 君    事務局長 井 上 辰 夫 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君    監査委員 畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成13年6月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開議

◯議長(村中君) これより本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願いいたします。

◯議長(村中君) これより、本日の日程に入ります。

◯議長(村中君) 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第43号から議案第48号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号から報告第7号まで、継続費の逓次繰越しについて外3件を議題といたします。
 これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 10番 高田隼水君。
  〔10番 高田隼水君 登壇〕

◯10番(高田君) お許しを得ましたので、市政一般について3項目ばかり質問と若干の要望、提案をさせていただきます。
 まず第1項目は、ケーブルテレビの現況についてお伺いをいたします。
 そのうち、加入率について。
 ケーブルテレビとなみ衛星通信テレビ株式会社については、平成元年に設立、同3年6月に第1期エリア開局から12年10月、砺波広域圏事務組合事業により全域をカバー、すなわち砺波広域圏全域全戸が加入可能となったわけでございます。本事業の特徴であるケーブルテレビのサービスを広域圏内全戸に提供する体制が整った次第です。
 本事業の目的及び役割は、大きく大別するならば、1つ、テレビチャンネルの多チャンネル化。2つ、多チャンネル双方通信という機能による行政、民間と、個人による双方通信の活用にあると思います。前者につきましては、文字どおりテレビの多チャンネル化で約50チャンネルぐらいということになりましょうか。そして、いろいろの分野でいろんな放送が楽しめるということであります。
 後者については、行政によるものとしては、例えば遠隔医療、在宅健康管理、防災、学校教育、自動検針など。また、民間によるものとしてはインターネットへのアクセス、パソコン通信、電話、在宅学習、旅行案内等々があります。現在までの本事業への投資額は、5月末現在で4億9,500万円、そのうち広域圏内市町村の出資額は1億4,300万円で28.9%、なお砺波市は、そのうち3,800万円であります。
 このようなことからも、本事業の主な目的は、広域圏の情報通信基盤の確立、情報格差の是正あるいは行政サービス向上などでありますが、特に、昨今進んでおります少子・高齢化の状態で、老人にとって医者が近くにいないという不安感を除去する方法として、ケーブルテレビの活用による遠隔医療は、本事業の将来構想の主要な位置を占めるものであると思われます。
 以上、本事業の経緯、目的について述べてきましたが、本事業を推進していくために重要なことは、カバー率は100%になったんですが、加入率がどうかということになります。
 砺波広域圏全域全戸のカバー率が達成されましたので、加入率をいかに上げるかということが課題となります。また、加入率をアップすることが、本事業の目的と経営面にからも大変重要なことと思います。
 ここで砺波市の加入率について、平成13年5月末で、I期、II期エリアは、対象世帯が1,923世帯のうち加入世帯が895世帯、すなわち加入率は47%、III期エリアは、対象世帯数が4,570世帯のうち加入世帯が681世帯、加入率15%、最後に、広域圏整備エリアが整備されましたが、対象世帯数は4,556世帯のうち加入世帯が873世帯で加入率は19%、以上、I期、II期、III期、広域圏を合計いたしますと、砺波市の対象世帯数は1万1,049世帯になるわけでございます。そのうち、現在まで加入しておるのは2,449世帯、これは約22%の加入率となるわけでございます。
 ここで問題なのは、I期、II期、III期エリアとも加入率が、最初の加入率から年数を経ても、さほど加入率がアップしないという傾向にあることです。このことは、III期エリア及び最後に行いました広域圏整備エリアともに、今後、この加入率の傾向は続くので、加入率の伸びが期待できないのではないかと思われるわけです。
 そこで出資者として、I期、II期、III期エリアに対して、TSTに加入率をアップするように、営業活動を強力に推進すべく要請をしなければならないのではないかと思っております。砺波広域圏エリアに対する加入率アップについては、市当局は、今後どのような方法を考えておられるのか。
 以上、加入率アップの方法と、既に述べたとおり加入率と本事業の経営とは表裏一体と思われますので、本事業が経営上、必要な最低加入率(加入世帯)は幾らぐらいというふうに考えておられるか、お伺いをいたします。
 2番目として、加入率の目標値というものについてお尋ねをいたします。
 行政としては、住民に対する平等な情報を提供するという意味から、加入率の目標は限りなく100%であると思います。しかし、TSTは会社経営上ということもありますので、ある程度の加入率が来ればといいという一応の目標値があるのではないかと思いますが、住民に情報を平等に伝達するためには、行政としては、加入率は限りなく100%であるし、一方、TSTはそうでなくても、ある程度の経営ができるとすれば、その両者の差異をどういうふうに考えておられるか、お伺いをいたします。
 3つ目は、砺波市のケーブルテレビの活用について。本年度より、砺波市庁舎内にサテライトスタジオを設け、市独自の放送を計画しておられるとのことですが、その事業内容、施設、人員、放送開始期日、放送内容等をお尋ねいたします。
 この事業に関しては、地域に密着した放送、例えば市には17の自治振興会がございますが、回数は流動的でしょうが、月に1、2回は指定自治振興会の放送日というようなことも考え、特定の振興会におけるいろんな事柄を、特定振興会の住民に出演をしてもらい放送したらいかがでしょうか。
 そのためには、各振興会に、市当局と振興会よりボランティア的なケーブルテレビの担当者というか、お世話をする人をお願いしたらどうでしょうか。そうすることによって、地域住民はケーブルテレビを身近なものに感じ、それが加入率アップに貢献すると思いますが、所見をお伺いいたします。
 4番目として、小矢部市における事業展開について。
 過日、TSTが小矢部市もエリアに入れて事業を展開するとのことが新聞で報じられていましたが、事業の内容、TSTに対する出資金、砺波広域圏との関係等について、TSTの出資者でありすなわち株主でもある市当局にお尋ねをいたします。
 第2項目は、第50回チューリップフェアの開催結果についてお尋ねいたします。
 第50回チューリップフェアは、テーマを「21世紀に贈る花のメッセージ」として、会場内350品種、100万本のチューリップが今チューリップフェアの期間中、最高の見ごろの状態で来園者に見ていただき、非常に成功裏に終わったことに対して、関係されました皆様に敬意を表するものであります。
 ここで、同フェアについて若干の要望、提案をさせていただきます。
 1つは、中心市街地活性化に対するチューリップフェアの取り組み方。本年の入場者は、対前年度比113%の33万9,000人となりました。私は、この入場者は、チューリップの圃場あるいは駐車場等の関係もございますので、国道156号から東側で、チューリップ圃場やその他観光施設等を見学して帰途につく観光客が多かったと思っております。
 そこで、中心市街地の活性化の対策としては、チューリップフェアの期間中、中心市街地で、今年度よりもさらにイベントあるいは人を寄せるような行事を行い、また、商工会等が中心になって出店等をするとか、いわゆる観光客を市街地へ向けるように努力することが必要でないでしょうか。これはあくまでも数字上ですが、例えば入場者33万9,000人のうち5万人が市街地へ入るとしますと、1人平均1,000円の消費をすると、そこに5,000万円の経済効果があると。それはそれとして、そうすることによって、何よりも砺波市商店街の中心街に活力を与えると思います。観光客の市街地への回遊についてお伺いいたします。
 次は、チューリップ公園内のレイアウトについてお尋ねいたします。
 ここ数年来、公園内のチューリップフラワーにおけるレイアウトは、一定のパターンとして定着してきておるように思います。施設の関係もありやむを得ないかもわかりませんが、すなわち、ステージに向かって左側に築山、それからチューリップタワーを中心としたチューリップ圃場の配置が主体ですが、市制50周年も近いことですし、ここらで気分一新をしたらいかがでしょうか。例えば、地理的、技術的にどういうものか、私は素人でありますが、北側の入場ゲートに入ったら、そこに大きなチューリップの大きな築山が見えるとか──これは一例でございますが、そういうふうに、ここら辺でいろいろレイアウトの一新もどういうものでございましょうか、お伺いいたします。
 3番目は、チューリップフェア開催期間の前後の対応についてお尋ねいたします。
 今年度は、チューリップフェア開催日の4月25日以前にチューリップ公園に来られた市民あるいは観光客は、入園することができなかったようでございます。そのかわり、第2会場の柳瀬地区の生産圃場に行かれた市民、観光客も多くあったようですが、やはり観光客の中には、メインスタジオのチューリップ公園を見たいという人も多かったと思います。今後は、チューリップフェア開催日以前についてはどのように考えておられるでしょうか、お伺いいたします。
 また、チューリップフェア閉会後には、公園内のいろいろなものをすべて撤去するのではなくて、チューリップの花が楽しめる間は、その状態で市民に少し開放したらどうでしょうか。例えば、チューリップフェアでいろいろ世話をしてくれました小学生とか幼稚園の小さな児童にでも開放してあげたらどうでしょうか、お尋ねをいたします。
 第3項目は、砺波市の観光についてお尋ねいたします。
 一般に観光事業は3つの要素があると思います。1つは観光資源あるいは施設、2つ目は旅館、ホテル、3は交通機関であると思います。
 砺波市の現況では、交通機関は、北陸、能越、そして平成16年ぐらいに開通予定の東海北陸道と3高速道路網があるので問題はありません。また、2の宿泊施設については、昨年の国体で実証済みであります。問題は、1の観光資源の開発にあると思います。
 砺波市の年間観光客入り込み数は、推定で平成8年は119万人、9年が114万1,000人、10年が120万人、11年が121万人であり、そのうち年間を通じてのイベント的観光客入込数、いわゆるチューリップフェア、カンナフェスティバル、花しょうぶ祭り、コスモスウオッチング、スカイフェスは、平成8年に70万9,000人、9年に59万8,000人、10年に50万8,000人、11年55万7,000人、12年に48万人となり、近年は50万人前後に定着したように思われます。
 このことからも、より市へのたくさんの入り込み数ということを考えると、新しい観光資源の開発が必要ではないでしょうか。
 現在、砺波市は、整備された観光資源としては、文化あるいは学術的な観光ゾーン、すなわちチューリップ公園、四季彩館、美術館、あるいは県のエレガガーデンと庄東方面の行楽レクリエーションゾーン、増山城跡、上和田周辺、夢の平、千光寺などがあります。
 私ごとで大変恐縮ですが、我が家に県外からお客さんがあった場合、どこか行ってこようかということになりますと、チューリップ公園、四季彩館、美術館となりますが、行って、時間にしても2時間ぐらいで大体終わってしまい、いまひとつ物足りなさを感じ、どうするかなということになって、大概五箇山合掌集落、あるいは遠くは黒部峡谷、金沢の兼六園などとなりがちです。砺波市の観光ゾーンの充実と新しい観光資源の開発が必要ではないでしょうか。
 提案いたします。まず、チューリップ公園をイベントだけでなく、年間を通じての公園とする事業。県のエレガガーデンの充実と田園空間整備事業での散居村ミュージアムや屋敷林、市の指定樹木等を取り入れた花と緑の観光ゾーンの確立、そして一方、庄東丘陵地域の有効活用と開発。今後、砺波市が広域圏の中核都市としてだけでなく、呉西の中心都市として発展するようなことも視野に入れ、増山城跡周辺を中心とした「丘の夢構想」をさらに進めた大観光開発事業を提案いたします。
 また、私ごとで恐縮ですが、子供のころに高岡の古城公園内の動物園や大川寺遊園等へ出かけて胸をときめかせたのは、団塊の世代の人なら、皆経験したことだと思います。
 増山城跡を国指定に強力に働きかけ、学術的開発だけでなく、国指定に申請する以外の周辺一帯も観光的に開発する必要がないでしょうか。すなわち、行楽、レクリエーション、レジャーを含めた大公園を建設することです。内容は、レジャー施設、動物園を初め、先人たちが残してくれた景観遺産の散居村が一望できるところに、大展望台あるいは利波城──「利波臣」の昔の「利波」を砺波市ともじって「利波城」なども建設し、内部は資料館にして、天守閣からは展望台を兼ねて砺波平野の散居村が一望できるようにして、散居村も観光資源として生かします。和田川ではボート等を浮かべ、水に親しむことのできる施設を考え、無論、森林公園、夢の平周辺、千光寺などもコースに取り入れる。すなわち、緑と水、新しいものと古いものを総合的に取り入れて、観光客を砺波市だけでなく、県内外を対象にした大レジャーランドを建設することです。
 観光が市内でも総合産業に発展することも想像され、何よりも砺波市のイメージアップになると思います。
 開発に関しては、民間活力の利用を考えることです。例えば、砺波ロイヤルホテル、また各地にある戦国時代村のように、開発をするに必要な条件を整えて積極的に企業誘致に臨むことはどうでしょうか。
 一般に公共事業では、すぐ目の前に結果があらわれますが、観光投資は直接的なものではございませんが、開発された観光資源は観光客、市民に心身の休息を与え、また明日への生活の活力を与えると思います。
 以上の提案は、余りにとっぴなことであり、誇大妄想的なことであると一笑に付されるかもしれませんが、決してそうではないと思います。
 かつて池田内閣のときに、金沢市で一日内閣が開催されたとき、無論故人でございますが、砺波出身の政治家がこれからの都市の発展は交通機関であるとし、鉄道は北回り新幹線、道路は立山の下に長大トンネルを建設して、東京までの最短距離の道路を建設することが必要と発言され、並みいる出席者は大変驚いたと聞いております。ところが現実は、新幹線は起工されました。また道路に関しては、立山連峰を貫通する北アルプス横断道路が、現時点で富山県で調査研究に入っております。
 「となみ21世紀プラン」(第7次砺波市総合計画)でも、全国に誇れる観光地づくりを提案し進める必要があるとしております。市としても、辺地総合整備計画(平成13年度~平成17年度)により栴檀山南部で夢の平の整備を行っております。また、我が自民会が平成13年度活動方針の最重点事項として、増山城跡等庄東丘陵地区の広域観光の開発の促進を提案しております。
 以上から、新しい観光資源の開発を提案し、砺波市百年の計を考え、発想の転換をもって実行あるいは考えていただいたらどうかと砺波市の観光についてお伺いし、私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 高田議員の質問にお答えをいたします。
 第1点は、CATVの現況等についてでございまして、御承知のとおり、不採算部門等につきましては行政がカバーすることで全域をカバーしたわけでございます。この活用については、若干の心配もございまして、今御指摘のとおり加入率等のアップについても努力をいたしておるところでございます。おおむね順調に推移をいたしておると、このように考えております。助役から詳細についてお答えを申し上げたいと思います。
 次に、第50回のチューリップフェアにつきましての反省を込めての御意見がございました。おかげさまで気候にも恵まれまして、好評であったと存じておる次第でございます。
 幾つか御提案がございましたが、よく検討いたしまして進めさせていただきたいと思いますが、質問の細部につきましては産業建設部長からお答えをいたします。
 次に、観光についていろいろ御提案をいただきました。
 第7次砺波市総合計画の中に、新たな観光資源の活用として、散居村をまずアピールをいたしております。そして、御意見にもございましたように、増山城跡や夢の平レクリエーション地域の整備を進めることといたしておるわけでございます。特に、高田議員は、新しい観光資源の開発を強調されたわけでございます。若干、私どもが今考えておりますことを述べさせていただきたいと思います。
 まず、観光資源といたしましては、チューリップ公園を核としたこのことにつきましても御提案をされたわけでございますが、私はその周辺の整備された、文化会館あるいは四季彩館、美術館、郷土資料館、これらを一体といたしまして、年間を通じてその施設がそれぞれ各種企画展示事業等を継続的に展開することで、一つのゾーンとして資源として考えてはいかがかと、このように思っております。行政改革市民会議でもこの話が出ましたので、連携をしながら一体的なゾーンとして、エリアとして、資源として考えてまいりたいと、このように思うわけでございます。
 また、隣接いたしますエレガガーデンにつきましては、子供から老人までみんなで楽しんでいただけるような施設にするために、今、提案型の花壇づくりなどをされております。リフレッシュをしたいというこちらからの申し入れもございまして、その事業を進めておりますので、この施設も連携強化をすることで広がりができるように考えておるわけでございます。
 次に、高田議員も何度か提案されたことがございますが、田園空間整備事業がいよいよスタートするわけでございます。
 地域全体が博物館という「田園空間ミュージアム」を、今計画をいたしておるところでございます。現在の既存の施設と一体化した砺波の新たな広い観光地となるのではないか、そのように位置づけをしてまいりたいと。今、実施計画中でございますけれども、そのような認識で対応してまいりたいと思うわけでございます。
 次に、庄東丘陵地についての御提案がございました。
 増山城跡から夢の平一帯は、市民の憩いの場として、通年観光施設として今後も整備する構想を持っておるわけでございます。以前に、御承知のように「丘の夢構想」というのが示されて、県で企画されて私どもも参画したわけでございますけれども、その後、一向に推進をいたしておりません。それらのアイデア等も取り入れまして、調整をして進めさせていただきたいと思うわけでございます。
 増山城跡につきましては、今ちょうど調査中でございます。このことにつきましては、何人かの議員さんからも前々から御提案があったわけでございますが、今、調査と並行いたしまして、「増山城跡利用活性化計画基本構想」の策定中であります。今、高田議員からおっしゃいました構想等につきましても、導入されるのではないかと、このように思っております。
 いずれにしましても、中世の山城として、富山県の三大山城として有名でございますし、この増山城及び千光寺周辺、そして和田川の水辺もすばらしい自然を持っておるわけです。これらの自然を生かしながら歴史に親しむことのできる拠点づくり、これも私は観光資源の一つになるのではないかと、そのように位置づけてまいりたいと思っております。
 次に、夢の平につきましては、今検討委員会を設置しておりますし、先般、辺地計画でも議会の皆さんにお認めをいただいたわけでございますが、コスモスウオッチングだけではございませんで、これらを含めまして「花と緑の砺波市」ということでございますから、レクリエーション地帯にふさわしいような施設づくり、そのことを考えていきたいと思っております。
 辺地計画そのものも、ソフト事業を導入しなければいけないわけでございまして、ハード事業だけが議会の議決をいただいておりますれども、もっと地元の皆さんとも協議しながら、ハード的な事業も進めることによって、観光資源の位置づけができるのではないかと、このように考えておるわけでございます。
 なお、大きい提案がございましたが、民間活力を導入して、大レジャーランドを建設したらという提案もございました。この件につきましては承っておきたいと、このように思っております。
 庄東丘陵における観光につきましては、何度か専門家の計画書をいただいたことがございますけれども、ただバックヤードといいますか、人口を考えますときにそのことがなかなか実現できない、民間の皆さんも入りきれないということでございます。おかげさまでロイヤルホテルができましたけれども、そのような提案は何度かあったわけですが、現実的にはバックヤードが小さいということのようであります。いずれにしましても、各種提案がございましたので、参考にさせていただきたいと思います。
 私は、散居村全体、清流庄川、緑の庄東丘陵の全域が観光資源だと、このように理解をいたしておるところでございます。そして、民間事業となりますけれども、各地域の広がりの中に、心の温まる休憩所あるいは食材があればよいのではないかと、このように思うわけでございます。
 以上のように考えておることを申し上げて、お答えといたします。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 高田議員の御質問のうち、ケーブルテレビ関係の御質問にお答えをいたします。
 まず、加入率の向上の件でございます。
 冒頭、市長からも答弁がございましたように、ケーブルテレビのカバーにつきましては、いわゆるTSTと砺波広域圏でもって市内全域100%をカバー、入っていただける状況までつくらせていただいたわけでございまして、後はいかに皆様方に加入していただくかということでございます。
 加入をしていただくということにつきましては、1つには、テレビ的活用をして、皆様に見ていただけるような方向、御質問の中にもございましたように多チャンネルということ。もう1つは、行政を含めましたコミュニティで番組をつくって、それを皆さん方に見ていただくということが大切ではなかろうかというようなことでございます。広域圏並びにTST両エリアとも、市内全域にケーブルテレビの2チャンネルで見ていただける番組を、実はこの4月からTSTとかけ合いまして、砺波市専用の番組をつくったわけでございます。予算もお認めいただいたわけでございますが、今回補正で、経費の組み替えをお願いしておるわけでございます。
 見ていただける番組をつくるということでは、1つには、行政からのお知らせとかこちらの政策を見ていただけるような番組をつくるということ。もう1つは、市内の各地域で行われるいろんな事柄を映像で見ていただく。いわゆる今まで見る立場の方々が画面に出るという立場で、皆様方のコミュニティを映像で見ていただく、そんなような番組づくりをしていきたいというふうに考えておるわけでございます。
 それからもう1つは、加入が深まりますれば、双方向の使い方をする。いわゆるインターネット的な使い方、御質問の中にもございましたように、医療、福祉いろんな面で使えるようになると思います。今、そういうもののアプリケーションというものも、どういうものにまず取り組んだらいいか、そういう研究も今進めさせていただいておるわけでございます。
 加入につきましては、私どもとすれば、カバーしました両エリアも含めまして、市内100%の皆様方に加入していただけるような方向を進めていきたいというふうに考えておるわけでございます。なお、広域圏エリアにつきましての加入率、維持管理費を皆様方の利用料で賄うといたしますれば、どのぐらいの加入が必要かということになりますと、大体40%の皆様方、約4,400世帯ぐらいに加入していただければ、かかる経費は払っていけるのではないかと考えておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、御質問にもございましたように、TSTは収支がとれれば、それよりも加入促進を図らないというようなことは、私はないと思います。一緒にやっていこうということで、そういう2チャンネルを通じて、両エリアとも見ていただける番組をつくる。そして、TSTはそれに基づいて両エリアとも営業活動をする。そういうような役割分担をもって、両方が力を合わせて加入促進を図るべく手だてを、今考えておるわけでございます。
 それから次に、市におきまして、ケーブルテレビをどのように活用していくかという御質問でございます。
 まず、事業の内容をどういうぐあいに進めるかということは今の中でも御説明いたしましたが、私どもの方でまず名称をいろいろ考えました。「行政放送」とか「行政情報放送」とかいろいろ考えたわけでございますが、市民の皆様方のサイドからということで「砺波市コミュニティ番組放送」と、市民の皆様方のテレビというふうに位置づけて番組をつくっていきたいと考えまして、名称もそういうふうにいたしました。そしてまた、この番組をつくる上での委員会の中には、公募によります方も3名入っていただいて、番組づくり等について御意見をいただくということを進めておるわけでございます。
 放送につきましては、実は4月20日から試験放送をやっておるわけでございますけれども、7月6日から本放送を始めたいというふうに考えておるわけでございます。
 この放送の形態につきましては、毎日6時から3時間ごとに12時まで、1日に1時間7回の放送でございます。それと同じものを1週間、いわば金曜日から翌週の木曜日まで1週間単位として放送する。そういたしますと、1時間のものを7回×7日で49回放送すると、そういう形になるわけでございます。これが、いわゆるNHKとか民間放送と違うところでございまして、市からのお知らせ等についても何回も見てもらえるというような利点。弱点といたしましては、速報性はないわけでございますけれども、何回も見ていただけるという利点があるわけでございます。そういう利点を生かしながら、番組放送をしていきたいというふうに考えておるわけでございます。
 その1時間の番組のうち、構成といたしまして今考えておりますのは、30分は私ども行政からのお知らせとか、今進めております施策の内容を、映像でもって皆様方に見ていただけるような方法と、あと30分につきましては、各地域の情報をお知らせしていただく「地区だより」というような番組を放送していきたいと考えておるわけでございます。
 今議員の御質問の中で御提案がございました、各地域にボランティアでそういうような仕事をしていただける方を任命したらどうかということでございますが、実は、私どもは各地区に1名ないし2名で28名の方に、各地区から推薦をいただいた方を地区特派員という形で委嘱をしまして、「地区だより」をつくっていただいて、30分ないし20分、15分、10分ということで、それを組み合わせて30分として放送する、そういうようなことで進めてまいりたい。そのことによって、今回、経費の見直しの補正をお願いをしたわけでございまして、そういう地区の特派員に係る経費をみさせていただいたということでございます。
 実は昨日、第1回の打ち合わせ会議もやったのでございます。非常に腕に自信のある方、ビデオも大変いいものをお持ちの方もおられました。中には不安な方もあったようでございますが、中には30分放送をぜひ私がやってやるという方もおられたわけでございます。大変楽しみにしておるわけでございます。いろいろとそういう試行錯誤を重ねながら、市民の皆さんと一緒にこの番組をつくっていきたいというふうに考えておるわけでございます。
 なお、これらの番組づくりにおきましては、市の職員につきましては一切の増員をしておりません。企画調整室の中で仕事を分け合いながら担当しておるわけでございまして、そこら辺も御理解をいただきたいと思います。
 いずれにいたしましても、こういう試みは富山県では初めてだと思いますし、ほかでもこういう例は特に聞いておりませんが、砺波方式としてぜひ打ち出して、他の範になるような番組づくりを進めていきたいと考えておるわけでございます。
 それから次に、小矢部市におけるケーブルテレビの事業展開についてという御質問についてお答えをいたします。
 この件につきましては、TSTと小矢部市の問題でございますが、小矢部市がケーブルテレビを導入する上でのヘッドエンド、いわゆるテレビの受信施設を設置するという中で、小矢部だけではエリアが小さいというようなことで、TSTのヘッドエンド等を利用させてもらったらどうかというような県からの指導とか、また、国の説得や計画に基づく指導がございまして、小矢部市からTSTにぜひそういう施設等の利用、もちろん利用料を払った上でございますけれども、申し入れがあったようでございます。そのことにつきましては、TSTから出資等をしておる10市町村に、どのようにしたらいいかという問い合わせもあったようでございます。もちろん、それぞれの首長さんの方で利用料等の関係もございました。そういうようなものを勘案した上で、今まで10年間TSTを支えてきた6市町にもそれなりの負担をしてもらうという、いわゆる三方一両得の方法が取れるということを条件に付しながら、TSTから小矢部市に貸すというふうにされたと聞いておるわけでございます。できるだけこれらの市も含めまして、ケーブルテレビが活用されて、行政的コミュニティが図られていけば大変いいんじゃないかというふうに考えておるわけです。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 高田議員さんの御質問の、第50回チューリップフェアについてのうち、最初に中心市街地活性化とチューリップフェアについて、答弁を申し上げます。
 現在、チューリップフェアに訪れました観光客を市街地に誘導し、中心市街地の活性化を図るため、駅前病院線において、チューリップの花びらで地上絵を描くというタピ・ドゥ・フルーを商工会議所青年部が中心となって実施していただいております。新たなイベントを実施することにより、タピ・ドゥ・フルーを地元住民や商店会を巻き込んだ町全体の祭りとして盛り上げてはいかがでございましょうか。地元商店会の皆様がこの企画に参画することにより、出店でにぎわい、フェア期間中に朝市や夜店などの新たな企画も期待できると思っておるわけでございます。
 これからは、地域住民参加による自らも楽しめるイベントが人を引きつけるイベントになると考えております。
 観光施設の展示につきましては、にぎわいプラザを利用して、砺波の芸能文化について紹介・展示すれば、観光客の方々に喜んでいただけるのではないかと考えます。地元住民の方々とともに検討していきたいと思います。
 フェア観光客の誘導につきましては、シャトルバスの乗降所以外にも、市街地の空きスペースを利用した駐車場の設置や観光バスの誘導、フェア第2会場としてのPRの充実などを検討していきたいと考えております。
 市街地の活性化につきましては、行政主導型ではなく、地元市街地の皆様が主体となって、知恵と汗を出して取り組んでいただき、市街地のイベントを盛り上げていただく努力と協力が不可欠であると考えております。
 次に、今年のチューリップフェア期間中のチューリップ公園内のレイアウトにつきましては、第50回にふさわしい花壇のデザインを取り入れるとともに、今回は特に、大花壇では、16世紀から18世紀当時のトルコのチューリップをイメージしたユリ咲きのチューリップを咲かせました。また、チューリップの植え方においても、ダブルデッカー方式──これは二段植え方式というんですけれども、この方式を増やしたわけでございます。このダブルデッカー方式は、早生種と晩生種を深さを変えまして同一花壇に植え込むことにより、早生種の落下後に晩生種が咲き始めるもので、今年の場合、花の入れかえもなく、連続して花が御覧いただけたものと思っておるわけでございます。
 さて、議員御指摘の公園内における花壇や仮設物のディスプレーの基本パターンを見直す必要性につきましては、来年のチューリップフェアに向けて、フェア実施本部での原案を作成し、チューリップフェア推進協会、企画委員会の御意見も聞きながら、特に園内のレイアウトについては、花の配置、植え方を公園全体で効果的に生かせるよう、十分検討いたしたいと思っております。
 また、最近特に、花に興味を持っている観光客が多いことから、花市場やモデルガーデンの出展企業を募集し、少ない経費で会場をグレードアップすることができるか調査するとともに、公園の花壇などについても、海外のチューリップ公園等も参考にし、あるいはまた専門家の意見もいただきながら、より一層公園内の花が引き立つよう検討いたしたいと思っておるわけでございます。
 次に、チューリップフェア期間前後の公園の入場についてでございますが、チューリップフェアの期間の設定につきましては、近年開花が早期化の傾向にあり、長期間花の維持管理をすることは大変困難な状況にあるわけでございます。
 そこで、今年から雪の大谷の開通と併せ、主に県外客を対象として、プレイベントを4月20日から24日の5日間、チューリップ四季彩館、風車周辺に、早咲き品種を集中して栽培し、無料ゾーンを設けたところ、1万5,300人のお客さんの入場があり、プレイベントを設けた効果があったと考えております。その間、メイン会場につきましては、会場設営に伴う安全管理のため、また、会場内のチューリップの開花が十分でないことから、メイン会場を閉鎖して準備を進めてきたところでございます。
 来年も、来客の安全などによりこの方針で準備を行い、プレイベント会場に入場してもらうよう、わかりやすい誘導看板を設置するなど配慮してまいりたいと思っております。
 また、フェア終了後の公園への入場につきましては、自由に花を御覧いただいておりますが、大型仮設道につきましては、花の水やりや安全管理の面から人員配置ができず、フェア終了と同時に撤去いたしております。したがいまして、観光客の皆様には、チューリップがきれいに見ていただけます会期中に入場されるよう、PRに努めてまいりたいと思っております。
 なおまた、今回のチューリップフェアにつきましては、天候も非常によく、チューリップの植え込みをする必要がなかったものでございますから、準備いたしました6万本のチューリップを保育所、幼稚園、小中学校などに配付いたしたわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 7番 池田昭作君。
  〔7番 池田昭作君 登壇〕

◯7番(池田君) お許しをいただきましたので、私は、友好都市交流の充実と介護保険制度の運営状況の2点につきまして、質問並びに提案を申し上げます。
 今、国際化時代となって、国際交流が大きな流れとなっておりますが、砺波市はいち早く昭和60年代から、トルコ共和国ヤロバ市、中国盤錦市、オランダ王国リッセ市と友好都市提携を結び対応されてきたことは、まことに先見的な動きであったと考えております。
 さて、中国盤錦市との交流は、1987年10月にアジア地域スポーツ交流事業で、盤錦市スポーツ交流団12名が来砺され、次いで翌年10月、砺波市スポーツ交流団14名が盤錦市を訪問したことが御縁で、1991年4月、砺波市と盤錦市友好都市締結がなされたのであります。
 今回、この友好都市締結10周年の節目に、両市のきずなをさらに強くし、互いに学び合い、広く深く交流することを目的として、去る5月7日から12日までの6日間、市議会行政視察団一行9名が盤錦市を表敬訪問いたしました。この10年間には、経済、文化さまざまな交流があり、その間、巴前市長、王秀杰副市長、王乗寛副市長などが来砺されていることもありまして、今回の訪問は大変和やかな中に、熱烈な歓迎を受けたのであります。
 日程的には、盤錦市人民政府と人民代表大会常務委員会の表敬訪問が主となり、教育、福祉、農業、工業施設などはごく一部分の限られた視察となりましたので、詳細なことは申し上げられませんが、総体的に中国は力強く発展途上にあることや、これからもどんどん伸びていくであろうということを感じさせらました。
 さらに今回実感したことは、中国においても、農業は米づくりだけではやっていけなくなるとして、積極的にハウス栽培や養殖事業に取り組んでおられることでありました。さらに畜産業においても、環境問題に配慮し、徹底したリサイクル方式で、廃棄物を養殖や飼料の栽培に生かすなどの研究、対策がとられていたことでありました。
 さて、盤錦市は、砺波市に対して大変大きな期待を寄せておられるので、今後、この交流の輪をさらに広げていくことが必要ではないでしょうか。
 そこで一つの提案でございますが、盤錦市には盤砺友好記念碑が建てられている広大な園郷鶴公園があります。また、広大な農地があり、気象条件も類似しておることから、チューリップを通じた交流の輪をさらに強くできないかと考えております。いかがでございましょうか。
 なお、農業に関する技術交流、野菜ハウス栽培、養殖事業研修など、農業関係者の方々の交流がさらに進むことを期待いたしたいと思っております。
 過日の新聞報道によりますれば、中国では昨年から、北京、上海、広東省の住民に対する観光ビザの発給が解禁されたということであります。今後、遼寧省や大連市が解禁されるためには、両国政府の合意が必要とのことでございますが、この面では、砺波市の努力が求められておるのではないでしょうか。今後の盤錦市との交流の充実について、お考えをお聞かせください。
 次に、ヤロバ市及びリッセ市との交流事業の強化についてお尋ねいたします。
 一昨年の総合計画有識者アンケート調査の項目で、国際交流、国際協力で取り組むべき施策は何かという問いに対し、技術者の派遣や研修員、留学生の受け入れの促進、外国語指導教員の増員や語学教育の充実、中高生などの海外派遣事業の充実を望む声が30%から40%と高い数字になっているのでありますが、国際化を進めていく上で参考にしなけばならないと思います。
 さて、具体的に、ヤロバ市との交流については、日本、トルコ両国間に現存しているよい関係を今後も維持し、一層強化していかなければならないと思いますし、私は、リッセ市と同じく児童生徒の交流を図ることや、特に技術援助、震災援助に対するボランティア活動などが必要ではないかと思います。
 なお以前に、ヤロバ市に砺波のミニ公園がつくられ、平和友好の鐘、灯籠、松、桜、梅等の苗木を送られたということでありますが、聞くところによりますと、苗木等は余り上手に育っていないのではないかということであります。なお、今、ヤロバ市は、市役所新庁舎を建設されたとのことでございますが、この機会に改めて苗木等を送り、さらに交流を深めることも必要ではないでしょうか。当局のお考えをお尋ねいたします。
 また、リッセ市については、中学生の交流事業が行われておりますので、これをさらに充実していくことや、こちら側の受け入れ体制として、ホームステイなどの拡充を図っていくことが必要であると思います。
 本年4月には、砺波市オランダ友好協会で、第3回目の友好交流訪問が実施されました。参加された方のお話では、大変有意義な研修・交流であったとのことでございますが、このような民間レベルの交流をさらに強めていかなければなりません。今後の交流の充実について、お考えをお伺いいたします。
 なお、外国語教員の増員や語学教育の充実、中高生の海外派遣事業の充実については、国際化時代となった今日、初等教育における取り組みが重要視されております点からも、教育長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、フラワー都市交流の充実についてお尋ねをし、若干の意見を申し述べてみたいと思います。
 チューリップなど、花を通じての友好都市交流として、当初4都市で協議会をつくり、観光宣伝などを行ってきたところでありますが、その後、趣旨に賛同され、現在は全国10市町に広がりをみていることは、大変時宜を得た対応であったと思っております。本年は、フラワー都市協議会総会が当市で開催をされ、私も参加する機会を得ましたが、10の市町長、議長さんなど総勢400人に及ぶ参加者があり、大変盛り上がった有意義な催しであったと思っております。
 今、交流が進んでおります北海道中富良野町を初め鹿児島県和泊町まで、全国の10の市町はそれなりに全国に分布されており、北は北海道から南は鹿児島県まで、それぞれに個性的な観光、産業などの面で特性を持っておられるので、さらに深い交流を図ることが必要かと考えます。したがって、今後、花に関する交流のみでなく、観光や物産品の交換、経済・文化の面からも交流を深めていかなければなりません。
 一つの提案でございますが、フラワー都市交流協議会総会が開催されるその際に、一般の方も参加できるよう、民間レベルでの活動が促進されるようにしたらどうでしょうか。また、特産物の販売促進、児童生徒のホームステイの交換、文化・郷土芸能などの面においても、相互交流などがさらに進むことを期待するものであります。このことにつきまして、市長のお考えをお聞かせください。
 次に、介護保険制度の運営状況についてお尋ねいたします。
 昨年4月からスタートした介護保険制度は、1年を経過いたしました。従来の福祉の諸制度と社会保険を合体した新しい制度は、21世紀の本格的な高齢化社会が直面する大きな課題を解決する方法として創設されました。新しい制度であるため、スタート以前から幾つかの問題点を抱えながら1年を経過したのでありますが、総体的にはまずまずの進展のようであります。しかし、若干の問題点や改善を求める意見などがありますので、今後の対応をお尋ねいたします。
 さて、過日、富山県から昨年1年間の施行状況が発表されました。それによると、富山県は全国に比べて、要介護度の高い人の割合が目立ったこと、家族が介護を担うケースが多いためか、ショートステイなど在宅サービスの利用が当初計画に比べて進んでいないことがわかったということであります。
 すなわち、65歳以上の第1号被保険者数は23万6,290人で、このうち要支援、要介護認定を受けたのは10.9%の2万5,790人、第2号被保険者に認定されたのは753人であり、要介護度別の分布状況では、要支援が7.6%、要介護1が23.9%、いずれも全国平均を下回ったのに対し、要介護2、要介護3、要介護4、要介護5では、それぞれ2%から3%全国より高い数字になっておるということでございます。
 さて、砺波市の1年間の施行状況はどうなっているのでありましょうか、実態をお知らせいただきたいと思います。
 また、訪問看護やデイサービスなど、在宅サービスの利用者数は1万7,495人で、当初計画に対し72.5%ということであり、介護給付費についても、在宅サービスに関しては当初計画を20.8%下回ったと報道されておりますが、砺波圏域の実態はどうであったのかお聞かせをいただきたいと思います。
 なお、砺波市の在宅サービスの利用状況はどうであったか。在宅サービスの提供量は、介護保険の実施前の年度と比較しどの程度伸びておるのか、わかればお答えを願いたいと存じます。
 次に、介護保険料の徴収状況についてお尋ねいたします。
 段階的に実施されてきました介護保険料も、昨年10月から65歳以上の第1号被保険者に対する収納が始まったのでありますが、実態としてどのような状況になっているのか、また収納率はどのような状況であるかについてお聞かせをください。
 次に、幾つかの問題点について考え方をお示しください。
 1つは、柔軟な対応ができなくなったと言われておるホームヘルプサービスの実態であります。
 ホームヘルプサービスは、在宅ケアのかなめとして早くから制度化され、当初は生活保護世帯を中心に、その後はひとり暮らし老人への家事援助を主体に、そしてゴールドプランにより、デイサービス、ショートステイとともに「在宅ケアの三本柱」として整備されてきたところであります。しかし、介護保険では、ホームヘルプサービスは家事援助と身体介護の2種類に分けられ、その後、複合型が設けられたのでありますが、本来、ホームヘルプサービスは、家事とか介護に分けられるものではなく、これまでは柔軟に対応してきたものが、介護保険の導入で厳格となり、利用しにくくなったという意見があります。実態はどうなっているのか。全体的に、介護保険制度になってサービスが機械的になり、かつ訪問時間が厳しくなったのではないかということでありますが、そういうことのないように、きめ細かに対応されることを望みたいと思います。
 次に、訪問リハビリの実態についてお伺いいたします。
 朝日新聞の調査によりますと、介護保険に望むこととして、機能回復や自立した生活を援助する、いわゆる訪問リハビリが57%、通所リハビリが29%、通所介護(デイサービス)の充実が26%で、訪問リハビリに対する期待が大きいようであります。
 訪問リハビリは、これまで医療保険で行われてきたために、利用者数が把握できなかったということでございますが、現在の実態はどうなっているのでしょうか。
 また、聞くところによれば、心と体に働きかける理学療法士、家事や趣味を援助する作業療法士が不足しているのではないかとも言われておりますが、市の実態はどうなっているか、併せて訪問リハビリの実施状況についてお聞かせください。
 次に、痴呆症の介護認定についてお尋ねいたします。
 痴呆症へのケアの手法が十分確立していないことと併せ、ニーズの測定方法の改善が課題となっているとのことですが、痴呆症の高齢者については、身体的な機能の低下を中心とする高齢者への介護とは、基本的に処遇や対応が異なるということであり、痴呆症と一くくりにするのも問題なように、発症のメカニズムや医療的なものを含めた対応が十分でないと言われております。ついては、痴呆症の介護認定の実態と今後の対応についてお聞かせください。
 以上、大変抽象的な質問になりましたが、民生部長さんの答弁を求めまして、私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 池田議員にお答えをいたします。
 まず、盤錦市との交流の充実についてであります。
 盤錦市との交流につきましては、池田議員も述べられたように10年が経過をいたしたわけでございます。その間、民間交流を初めといたしまして、交流が続けられてまいりました。そして、砺波市にも日中友好交流協会が設立をされて、それぞれ交流のベースづくりをされておりますことをうれしく存じておる次第でございます。
 本年の4月には、チューリップフェアが50回を迎えて、友好都市としてお招きをいたしまして、チューリップサミットにも参加をしていただいて、宣言に署名捺印をいただいたところでございます。おかげさまで何のトラブルもなく、友好都市締結10周年を迎えましたので、先般は、市議会の皆さんの報告会もございましたが、それぞれ盤錦市を訪問されまして、すばらしい成果があったことを喜んでおる次第でございます。
 なおこの際、盤錦市から王副市長以下、来日をされましたので、4月25日には、砺波市日中友好交流協会がその記念の祝賀会を開催したわけでございます。また、市内に滞在しておられます盤錦市の研修生も交えまして、和やかに開催をしたわけでございます。
 このように、官民協力をして、友好交流ができますことを本当にうれしく存じておりますし、大切にしてまいりたいとこのように思います。
 なお、池田議員から、さらに交流の充実をするようにという提案がございました。その提案は提案として検討してまいりますけれども、ただ、お国柄の違いがございまして、交流いたしましても、実はホームステイができないわけです。したがいまして、真の友好交流というのはなかなか難しい状況にあるということを、まず御理解をいただきたいと思います。
 なおまた、技術交流や経済交流。経済等につきましては、砺波市が窓口といたしまして受け入れをし、その後、東京、関西等にお出向きになる足場づくりをしておりますのでこれはいいと思いますが、ただ、農業交流も強調されたわけです。確かに、この間、何人か農業の勉強に来られましたので、そのベースづくりをしたところでございます。ただ、御存じのように、今、国際的問題が発生をしております。WTOの問題もございます。中国から多くの野菜なども輸入されて、若干のトラブルも実はあるわけです。そのことも我々は考えなきゃいかんのではないかと。
 したがいまして、技術を勉強したいということで来られることについては、十分受け入れをして、積極的に対応いたしたいと思いますが、技術を持っていくというのはいかがなものか。これは国際的な兼ね合いもございますし、国の方針もございますから、そうおっしゃるようにかっこいいことを私は言いたくないと存じておりますので、その点は御理解をいただきたいと、このように思っておるところでございます。
 なお、観光ビザの発給等につきましては、富山県とも協力して、新しい関係が築かれるように期待をするものであります。
 それから次は、チューリップのことにつきまして質問されたわけでございますが、そのことについては、もっとどんどんチューリップを持っていってという話でしょう。このことについては、何度かアタックをしたようであります。ただ、盤錦市の気象条件はよく似ているとおっしゃっておりますけれども、冬場は相当寒い寒気が来るようでございます。したがいまして、気象条件、もう一つは貿易の問題。そして、もし行って失敗するとこの球根はだめだと、このようになりますと、行って技術を提供しなきゃいかんということで、球根組合の組合長さんもおっしゃっておられましたが、難しいということでございます。確かに、大連は持っていって技術提供をしたんです。したがいまして、池田さんがおっしゃるように、球根をどっと持っていってPRすればいいじゃないかと、そんな簡単なものではないようです。もし失敗すると、こんなおかしな球根を持ってきたと言われるのが落ちでございまして、行くときにはそれなりに技術も持っていかなければいかんと。そのことが果たしていいのかどうか。
 今、球根生産者も実は困っておるわけです。こんなことは逆なでになりますけれども、余り技術を教えることによって、将来を考えますときに、観光という意味で若干のものを考えてもいいんですけれども、なかなかその点では難しいと思います。このことについては、何度かアタックされたようですが、まだ具体的になっておりません。そのことを考えていただきたいと思いますし、検討はしてまいりますけれども、そう甘いものではないと、このように私は思っております。そのことを御理解いただきたいと思います。
 確かに、ヤロバ市につきましては、大使館を通じまして球根を入れた経緯がございまして、それは随分成功したようでございます。その意味で、そのことがいいということになりますれば、どんどんこちらも消費できるわけですが、その後余り要求はないし、御存じのように災害もあった関係で、その面まで目を向けていないのではないかと、このように思っております。そのこともひとつ御理解いただきたいと思います。
 次に、姉妹都市でございますヤロバ市、リッセ市との友好関係については、さらに充実しなさいということでございます。先般は、国際宣言をいたしましたので、それぞれ確認をいたしております。その趣旨で、今後とも交流を進めさせていただきたいと、このように思います。
 このたびのヤロバからの来日に当たりまして、災害に対して、市民に対して、協力の援助資金を贈ることができ、そのことについての感謝の意を表されたところでございます。
 なおまた、今回幾つかの要望がございました。ただし、このことにつきましては、大使館で整理をしていただきたい。そして大使館で整理された段階で、対応できるものにつきましては対応してあげたいと、このように思っております。そのこともございますし、英語圏でないものですから、なかなか交流といいましてもスムーズにいきませんので、大使館を通じて、これからもそのような要望がございましたら、受け入れることができる、あるいは市民もこのことについて協力できるということでございましたら対応して、おっしゃるような交流の充実をしてまいりたいと思っております。
 それからリッセ市につきましては、先般も友好交流事業団が訪問いたしまして、随分成果があったようでございます。このことにつきましては、今、子供たちの交流もいたしておりますので、後ほど教育長からもお答えがあると思いますが、すばらしい、いい交流が続けていけるものと、このように思っております。
 特別オランダから何の要求もございませんが、いずれにしましても、チューリップとチューリップという中で、とにかく交流しようという考え方でございますので、大変ありがたいと思います。
 なお、私はベースとしては、まず世界平和を念頭にするということが大切ではないかと思っております。何よりも世界平和が大事だということをお互いに認識する、そういうことが大切ではないかと。物を送ってあるいは物をもらってということではなくて、精神的な交流が何よりも大切ではないか、そのことが池田さんのおっしゃる充実につながるのではないかとこのように思いますので、私の考え方を申し上げたわけでございます。
 次に、フラワー都市交流についてお答えを申し上げたいと思います。
 このたびのフラワー都市交流につきましては、チューリップの開花が物すごくよかったわけです。御存じのようにすばらしいチューリップフェアになりました。おかげさまで、そのことで砺波のチューリップを十分PRすることができたと思いますし、市民の皆さんの深い交流もあって有意義な会議になったと存じております。このことにつきましては、議員各位の御支援もあったことでございまして、お礼を申し上げたいと、このように思っております。
 フラワー都市交流等につきましては、池田議員からも述べられたように、昭和58年に4市町で発足したわけです。その後いろいろ議論をいたしまして、各ブロック別に、いわゆる花がメインであって、花が経済的な行為を生んでいる、そういう一面が大事ではないかということがまずベースになっております。したがいまして、広く日本全体の中でそのことをセレクションして10市町にしたわけでございますが、今後、余り広げるべきではないという意見も実はございます。
 したがいまして、このフラワー都市を池田議員も述べられたように、一つはお互いの観光宣伝をやろうと。それから、お互いに球根や花苗の交換事業もやろうということで、現実行っております。また、お互いの地場産業を紹介する。そして、できれば販売促進をしたいということで、東京、大阪でコーナーを持ってやっておるわけでございます。
 その他に、市民交流を行っていきたいと思いますが、特に先般は、お互いの災害があった場合にということで災害協定を結んで、災害があった場合にはお互いに支援しようというところまで、実は発展をしておりますので、この面も大事にしたいと、このように思っております。
 なお、これらを通じまして、御提案もございましたように市民レベルでの交流が大切と思いますが、この交流先につきましては、各種団体の皆さんもこの地を訪れられて交流をされております。当市へもお越しになった場合に、十分受け入れをするというようなことでございますので、そのことも大事にしていきたいと思っております。
 それから、このような立派なフラワー都市交流のパーティーがあるじゃないか。一般の皆さんも募集したらどうかと。この提案については十分検討いたします。
 ただ、これまでは、花と緑の推進協議会、花と緑の銀行、グリーンキーパーなど、関係団体の代表者に参加をしていただいたわけでございます。そして、参加するだけでなく、そこで研修もしてもらう。そして、継続的に地域へ帰って花緑に協力をしていただきたいという皆さんを中心に出席をしていただいたわけでございますので、おっしゃるように、全部、観光という意味で参加をしてもらっても困るわけでございまして、その趣旨を理解をした上で、私は一般募集も考えてもいいんではないかと、このように思っております。
 いずれにしましても、従来やってまいりました緑花の関係の皆さんに現地へ行って見てもらって、そのことのいいことを砺波へ来てまたやってもらうと、そのことが大事だと思いますので、一般募集につきましては検討いたしますけれども、この方式は少し守っていきたいと、このように考えておるところでございます。
 外国語教師等の問題については教育長、あと民生部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 池田議員から御質問の点についてお答えいたします。
 まず最初に、ヤロバ市、リッセ市などとの交流についてということ、併せて外国語教員の増員や語学教育の充実ということ、次いで、中学生、高校生の海外派遣事業というふうなことで、その順でお答えいたします。
 まず最初に、砺波市内の中学校には各校1名ずつのALT(指導助手)が配置されており、小学校などへは市の国際交流員が巡回して、日常的に英語に触れることができるようになっています。今後、外国語教員を増員するとすれば、小学校へのALT配置ということになりますが、低年齢児からの外国語教育については、正しい日本語教育や文化のアイデンティティーの面から問題があるという説も提起されております。
 今後、異文化理解や国際理解教育という観点から、小学校にもALTの配置が必要であるという機運が高まれば検討してまいりたいと考えております。
 中学生の海外派遣については、オランダリッセ市との相互交流が今年で9年目となっております。リッセ市長からも、すばらしい事業で、今後も交流を続けたいという言葉をいただくなど大変効果を上げています。これは、一方的な派遣ではなく、相互の交流としているところに意味があるものと考えております。今後、さらに充実発展させるにしても相互交流という観点が必要であり、相手方とよく協議をしながら、より一層の交流を進めたいと考えております。
 また、ヤロバ市との児童生徒の交流につきましては、一般市民の方は、英語などを得意といたしませんで、そのために相互の意思疎通ができるかどうかが問題点となります。いま少し検討させていだだきたいと思っております。
 なお、今年1名のALTが交代しますが、先日のチューリップサミットにアメリカ・バーリントン市の参加があったことから、その周辺出身者を希望したところ、同じワシントン州出身者の配置が内定していることをつけ加えさせていただきたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 池田議員の介護保険制度の運営状況について、5点の御質問にお答えいたします。
 まず、12年度の施行状況についてであります。
 初めに、砺波市の状況でございますが、当市の本年3月末の65歳以上の第1号被保険者は8,461人で、そのうち認定者は、県平均の認定率とほぼ同率で921人でございます。第2号被保険者の認定者は30人でございます。
 また、要介護度別の分布状況では、要支援が7.0%、要介護度1が20.5%と全国平均を下回り、県平均も若干下回っているのに対し、介護度2が4.4%、介護度3が2.6%、介護度4が0.8%、介護度5が4.3%と、それぞれ国の平均及び県平均を若干上回っているわけでありまして、介護度の重い階層に認定者が多い傾向を示しているところでございます。
 次に、介護保険事業計画に対する圏域内の在宅サービスの利用者でありますが、県平均を4.7%上回る77.2%であり、介護給付費の当初計画に対する割合は、県平均を6.8%下回る72.4%でございます。計画に対して実績が下回っておりますのは、家族の介護ということもございますが、認定を受けたが入院中等々の理由により、まだ介護サービスを使っていない場合があるためと分析しております。しかし、サービス提供量は増加傾向にあり、2年目である今年度の推移を見る必要があると考えております。
 また、砺波市の在宅サービスの利用状況につきましては、在宅サービスの三本柱である訪問介護、ホームヘルプサービスが対前年度比39.9%増の2万5,128回、通所介護(デイサービス)が16.8%増の2万1,907回、またショートステイ利用が10.7%増の6,670回と、それぞれ伸びている状況でございます。
 次に、介護保険料の徴収についてでありますが、砺波市の1号保険料の徴収状況につきましては、現在、調定額で7,396万1,400円に対し、収納済み額が7,330万5,300円で、収納率が99.1%となっております。普通徴収に係る未納分につきましては65万6,100円ございまして、当事者の理解を得ながら徴収に努めているというところでございます。
 次に、ホームヘルプサービスの実態についてでありますが、訪問介護、ホームヘルプサービスにつきましては、議員御指摘のとおり、家事介護、身体介護及び複合型の3つにメニューが分かれておりまして、担当のケアマネージャーがその人の介護状態に合わせてプランを作成し、それに基づきサービスを提供いたしております。
 現状では、その利用割合が身体介護59%、家事介護29%、複合型で12%となっている状況であります。なお、介護保険制度では、時間区分により料金が設定されておるという関係から、1件当たりの所要時間が保険導入前よりやや短くなっておりますが、議員御要望のありました利用者の状態に合わせた中身の濃い、きめ細かなサービス提供に今後とも努めていくというところでございます。
 次に、訪問リハビリの実態についてであります。
 平成12年度の訪問リハビリにつきましては、市の理学療法士が介護保険適用サービスとして年間7人132回、介護保険とは別に、福祉サービスという形で44人77回余りを実施いたしております。
 さらに、今年4月からは、作業療法士による訪問リハビリを開始するとともに、保健婦によります脳卒中後遺症対策としての訪問指導に当たっているわけでございます。
 次に、5番目でございますが、痴呆症の介護認定についてであります。
 確かに痴呆症の実態把握とケアの手法開発等については、高齢化を迎えた今日、大きな課題でありますが、市といたしましては、今年度、県が重点施策として実施する「痴呆性高齢者の実態調査」に協力しながら、現状の状況把握にまず努めたいと考えておるわけであります。早期発見して適切な対応をすることが、その進行を食いとめることであるということでございまして、それが最も有効なケアと言われておりますから、痴呆予防をテーマに、痴呆の理解を深めるための出前講座、あるいは教室の開催や個別相談の実施に取り組み、ケースによっては病院の物忘れ外来につなぐ等、医療の連携に努めているところでございます。
 それから最後になりますが、砺波地方介護保険組合での審査会では、一次判定の後、調査用紙に記入された痴呆関係の特記事項を十分しんしゃくして、慎重に二次判定がなされていると聞いております。
 なお、厚生労働省では、介護認定時に痴呆の要素が低く評価されているのではないかという御指摘が全国にございまして、そのことへの対応策として、現在コンピューターのソフトプログラムを修正中であると聞いているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 6番 松本 昇君。
  〔6番 松本 昇君 登壇〕

◯6番(松本君) お許しを得ましたので、先に通告いたしました地域の件、それと提案1件を申し述べたいと思います。
 まず、お尋ねの件でございますけれども、市内柳瀬東開発地先にあります旧松下電子工業の関連企業の岩谷産業の高圧ガスタンクの設置についてお尋ねをいたします。
 設置場所は、松下電子工業の北側に隣接しております高圧ガスタンク基礎の建設中でございますが、敷地は道路1本を置いて北側に宅造され、隣接関係では、東側は庄川河川敷であり、西側におきましても水田が2、3枚、300メートル以上離れて東開発線に面しております。
 なお北側は、下中条とのことでございますが、高速道路の両側に側道を挟んでおり、保安距離約20メートルは確保されていると、かように思っております。ただし、危険物ということでございますので、タンクまでの搬入計画につきまして、地元説明会が開催された後、地元の同意を得て着工されたと思っておりますが、今までの経過、アプローチについてお聞かせを願いたいと思います。
 300立米以内におきましては、特別の規制はないとのことでございますが、まず、市民への生活配慮が自治体(行政)の重要な責務であり、市民が健康で文化的な生存を確保する上で、法的な意味での権利と思われます。そのためには、市民に最小限の保障ができることが必要だろうと思っておりますが、当局の今までのアプローチの状況をお聞かせください。
 2点目は、高岡市斎場の建設予定地についてお尋ねを申し上げます。
 斎場、汚物処理場、ごみ焼却場、その他の処理施設等は、周辺の環境に与える影響が大変大きいため、高岡市、福岡町の立場から最適な場所を選定されたとは思っておりますが、新聞ニュースによりますと、高岡市西部金屋地内と計画場所が発表されております。これらの施設は、原則として両市・町において、敷地の位置の計画に基づいて決定されたと思いますが、計画には大変疑問を持ちます。他地区のことであり、当市としては何も申し上げることはないかと思いますが、予定地は当市下中条の北側と目と鼻の先であり、農業用水、農道を挟んだ横でございます。現在は、集落の地権者の反対看板が見えるところであり、西部金屋の地権者間では賛否五分五分とのことでございますが、予定地の県道沿い、敷地内に多くの反対看板が立てられておるのが現状でございます。用途地域の規制もございますが、他の地域の事柄でありますが、問題でもあります。近くであり、心配事ばかりが先走るのが現状でございます。
 環境協定、これは紳士協定的な性格のものでありますが、建築協定においては一定区域の関係者全員の合意が必要であり、平成6年9月ごろの高岡の岩坪集落の実例もございます。こうした建築は、近隣との調和を乱すことだけでなく、集落の将来の姿を十分考慮していただき、建設予定地を発表願いたいと思っております。
 予定地は、今まで多くの計画が立案された場所でございます。最初は、皆さんも御承知のとおり、高岡インターチェンジの計画、これは平成9年8月に断念されたとのことでございます。その後、ふるさと農道計画も北側に発表された経過もございます。なお、平成5年4月には、法科大学の南側にオフィスパークの認可もされ、現在は計画の20%程度の進行状況と思っております。
 また、19市町村で計画の第4次広域圏西部拠点都市計画も、現在考慮中とのことでございます。「場所は柳瀬地区」と新聞に大きく発表された経過もあり、合併問題、田園空間博物館構想と兼ね併せてすべてが未解決であり、新聞発表だけが先走っております。その地域であります当市下中条の方々は、受忍限度の範囲内で、社会通念上、我慢のみで日常生活において耐えられるのか判定が大変難しい地域になったと、南般若も含めて思っております。
 現時点の当砺波市に対するアプローチ、連絡事、今後の対応策について、おわかりの範囲でお尋ねをいたしたいと思っております。
 次に、ボランティア通貨のエコマネーとふれあい切符の発行について提案を申し上げます。
 地域の介護、ボランティアに使われることが多く、社会福祉団体、社会福祉協議会において運営されているようでございます。これは、時間を蓄積して、本人が必要なときに使える介護・ボランティア通貨であります。本人だけでなく、家族、隣人に譲り渡すことも可能であり、労働時間の蓄積ができることでございます。日本では、地域通貨、銀行法、紙幣類似証券取締法の法律に規制されており、国家通貨との併用はできませんが、労働時間の蓄積が可能で、善意の価値を交換する必要があると考えられ、環境、福祉、教育、文化などの貨幣で交換しにくい価値をコミュニティのメンバー相互間で交換しようというものであります。
 通貨との大きな違いは、「信用」ではなく「信頼」を持った交流であろうと、かように思っております。エコマネー、ふれあい切符は与えられるものでなく、自分でつくり使っていくものであると思っております。仕事を自分でつくることで、エコマネー、ふれあい切符をつくり出すことができると思います。人に物を頼むとき、年をいって大変気兼ねしなければならないというのが現状社会でございます。サービスを受けることが簡単にできれば、大変幸せだと思っております。
 例えば、子供は目の見えない人に新聞を読んであげるとか、高齢者の方の連絡事あるいは用事、お使いの手間として、また手習いとしては、お手玉遊びとか編み物、折り紙などを年寄りから教わる。並びに公共建物の掃除、駅の待合室の掃除、作業後の肩たたき、今いきいきサロンなどで行われております、話し相手となったり語り合うことなどでございます。福祉協議会で検討中の配食の手数料などにも使っていだだければと思っております。
 福祉活動をお金に置きかえて交換し、地域社会に還元させる取り組みでございます。商店活性化の一環として、環境や福祉に理解のある各種団体にも連絡をとり、地域交流の輪を広げていただくことが大変良好かと思いますので、御検討願いまして、私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 松本 昇議員の御質問のうち、まず岩谷産業株式会社の増設計画について、何か市にアプローチがあったのかという御質問にお答えをいたします。
 ただいま、議員の御質問の中にもございましたように、旧松下電子工業──現在の松下電気産業株式会社にプロパンガスを供給しております岩谷産業株式会社が、松下電気産業の敷地内にガスの供給施設を持っておったのを、市道東開発北線の北側に隣接をいたします自社工場に移設をされたわけでございます。
 その移設に係るところの法的な手続でございますけれども、これは、高圧ガス保安法に基づきまして、富山県環境保全課への届出並びに建築確認申請が高岡土木事務所に出されまして、3月16日に許可を受けて建設されたわけでございます。
 なお、ただいま申し上げましたように、岩谷側から、市道を挟みまして松下側へガスを供給するわけでございますから、供給ガス管が市道を横断するわけでございます。その部分についての道路占用申請が、昨年12月に私どもの土木課に出されまして、私どもで、安全等を図るいろんな条件を提示いたしまして、それをクリアいたしまして、今年の4月5日に許可をしたところでございます。
 したがいまして、この移設につきましてはきちっとした法的な手続がなされて、粛々と移転されたものというふうに理解をしておるわけでございます。また、法的な必要要件ではございませんけれども、岩谷産業側から地元下中条地区に対しまして、移設計画について説明がございました。1月に地元の了承を得て、この計画が進められたというふうに聞いておるわけでございます。
 その次に、高岡市並びに福岡町の総合斎場計画についてお答えをいたします。
 この計画をされております立地場所は、議員の御質問の中にもございましたように、その南側に隣接をして、当市柳瀬地区の下中条集落があるわけでございます。また、ややその西側に、議員の御出身の南般若地区がございます。また、庄川を挟んで東側には東般若地区があるわけでございまして、当市といたしましては、相当この計画に隣接をしておるというようなことでございまして、地元住民の皆様と同様に、この計画の推移につきましては、深い関心を持っているところでございます。
 この地区につきましては、議員の御質問の中にもございまして、いろんなプロジェクト計画があるわけでございます。それらの計画と今回計画されております斎場計画がどのような位置づけがされて進めておられるのか、その整合性等について、高岡市、福岡町からの考え方が示されるものと認識をしておるところでございます。
 また、斎場計画についての当市隣接地に対します説明等、いわゆるアプローチはどのようにあったかということでございますが、これは交渉事でもございますので、今この場で必ずしも十分に御説明するのはいかがかと思うわけではございますけれども、事実に基づきまして、御説明をさせていただきますならば、本年1月下旬の当市自治振興会長会議の席上で話題となりました。その話題を受けまして、市長から私に、窓口となって、高岡市からの説明等を十分に受けて、地元住民の皆様方に説明できるような体制をとるようにとの命がございまして、その任に当たってきているところでございます。
 いろいろとあるわけでございますが、直近の状況で申し上げますならば、私どもは、早速市長の命を受けまして、4月下旬に高岡市助役に、隣接する地元の皆様方に計画の説明をするように要請をしてきたところでございます。6月1日に、高岡市助役から私どもが仲立ちとなりまして、実は説明があったわけでございます。その説明等につきましては、新聞発表等がされておる範囲のものであること。また複数の鳥瞰図を出しての説明はあったわけでございます。現在の状況はそういうようなわけでございます。
 今後とも、高岡市から詳細な説明等があるものと思われますが、地区の皆様方によく話を聞いて、冷静な報道をするようにお願いしておるところでございます。また、隣接する地区の皆様方から、いろいろ御意見、御要望等がございましたら、高岡市へ伝えるなどの仲介の労をとってまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 松本議員のボランティア通貨についての御質問にお答えいたします。
 このボランティア通貨につきましては、議員から大変詳しくお話がございましたが、現在、全国にエコマネー推進団体が約50団体、それからふれあい切符を活用している住民参加型福祉サービス団体が約320団体あると言われております。県内では、富山市、それから高岡市においてエコマネー推進団体が活動をされております。
 このエコマネーでありますが、福祉やまちづくりを目的として、全国的に広がりつつあり、ふれあい切符は介護保険制度の導入に伴って、介護サービス等のボランティアを対象としたものに転換してきているようであります。いずれも、地域のコミュニティ内のボランティア活動を活性化させるための手段として活用されているところでございます。
 一方、エコマネーあるいはふれあい切符は、地域住民が運営主体であること等の特徴や、貨幣経済との兼ね合いなどの問題がございます。今年は、ちょうどボランティア国際年であり、まずこの機会に、広く市民の皆さんにボランティア活動への理解と協力を呼びかけていきたいと思うわけでございます。
 御質問のボランティア通貨の導入につきましては、今申し上げましたように、ボランティア活動の活性化につなげるというわけでありますが、しかしながら、いまだ砺波地域では芽生えているとは言えず、今後、そうした土壌が醸成され、定着するよう研究するとともに、啓蒙普及が図られるよう、団体の育成等に支援をしていきたいと考えるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時57分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(村中君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 5番 江守俊光君。
  〔5番 江守俊光君 登壇〕

◯5番(江守君) お許しを得ましたので、私は通告に基づいて、市政一般について幾つかの質問と提案並びに要望をいたしたいと思いますので、当局の誠意ある御答弁をお願いいたします。
 まず最初に、行財政改革についてお尋ねいたします。
 最近の我が国の経済情勢は、大型倒産、金融破綻等を背景に不況感が一段と深刻化し、景気が後退色を強め、厳しい財政の状況にあります。国も地方もおしなべて、ゼロシーリングからマイナスシーリングへとなびいております。
 当市は、市長の行政手腕により、人口増加、優良企業進出等により、平成13年度は6.1%増の予算が成立したところであります。
 しかし、いつまでも財政状況は良好と言えず、今後は当市も一層厳しさを増してくることを深く認識しなくてはならないと考えます。そのためには、受益者負担の適正化など財源確保に努め、行政全般にわたる見直しと各種施策の優先順位について選択をしなければならない時期と思われます。厳しい財政の中、何が必要か、何が不必要かという厳しい選択を求められてくることは当然でありますが、歳出抑制を基調としながらも、財源の重点的な配分に意を配し、健全でかつ活力ある財政運営に努める必要があると思うのであります。その対応、その手法によっては、5年後、10年後に大きな違いが生ずるのではないかと存じます。これらを踏まえて、市長の所信をお尋ねいたします。
 第1点として、行財政の中期展望についてお尋ねいたします。
 本市の財政状況は、危機的な状況ではないとはいえ、バブル崩壊と景気の低迷により楽観できる状態ではないと認識しております。そこで、当市の財政状況を示す公債費比率は、平成8年15.4%、平成9年15.8%、平成10年18.0%、平成11年19.3%と上昇傾向にあり、憂慮すべき状態ではないでしょうか。市長は今後公債費比率の推移をどのように考えておられるのか、また、どのように改善されようとしておられるのかお聞かせください。
 第2点として、砺波市行政改革市民会議をどのように市政に反映させているのかお尋ねします。
 行財政改革が叫ばれている昨今、市長は、他の市町村に先駆けて庁内には事務改善委員会を設置され、また行財政制度の運営の見直し、簡素にして効率的な市政運営を図ることを目的とした砺波市行政改革市民会議を3年前から開催されております。多くの市民の意見を受けて、現在8回目の開催を数えているところでありますが、それらの会議で出た意見をどのように行政に生かしておられるのかお尋ねいたします。
 第3点として、行財政改革の最大のねらいは、行政の人員や組織をできるだけスリム化し、小さな自治体にすることであり、そのためには、民間活力の利用であります。国では、小泉内閣が誕生してから盛んに郵政3事業、特殊法人の民間移行が議論されており、当市も今考えるときではないかと思います。体育協会でスポーツ関係の施設を一元的に管理、また福祉協議会への福祉施設の委託など計画的に民間活用を利用され、経費の節減に努力されておりますが、まだ民間委託やパート等でコスト低減に向けて方策を考えてはどうかと思うのであります。
 例えば給食センターは建物が老朽化し、現在、将来構想についての検討委員会も開催されていると聞いていますが、安全性を考慮しつつ市営と民間委託の両者を検討し、コストの安い方に転換を図るべきではないでしょうか。市長はコスト低減方策を今後どのように進めようとしておられるのかお聞かせください。
 第2項目として、市町村合併についてお尋ねいたします。
 平成7年に制度化された市町村合併の特例に関する法律によると、平成17年3月までの時限立法となっております。平成12年4月1日から地方分権一括法が施行され、計画から実行へと新たな段階を迎えている現在、市町村合併は県の将来にも密接に関連するため、県としては自主的に市町村合併に向けて支援すべき措置が講じられ、また当市も県の示した合併パターンの一つであります12市町村で構成された砺波地域合併に関する研究会に参加し、具体的な検討段階へ入ったと聞いています。
 地方の時代と言われる昨今、当市はどのように生き残り、どのように活性化していくか、厳しく問われていると思います。執権者の真価が問われるものであります。交通・通信の発達や日常生活など、生活圏は市町村の区域を超えて拡大している現在、市町村合併は行財政基盤の強化、大型プロジェクトが可能など、地域活力の強化が図られると思います。また、合併問題は、個々の市町村個有の課題であると思われますが、市民の意向をくみ取る手法等についてどのように考えておられるのか、併せてお聞かせください。
 第3項目として、第5工業団地建設についてお尋ねいたします。
 当市は、市長の先見性により、交通、生活環境の整備等により、社会資本の充実が伸展し、他の市町村より人口増加など活力あるまちづくりが推進されております。そのおかげで、優良企業進出など当市に大きな経済波及効果が生まれ、自主財源の確保、雇用促進等、他の市町村より活力あるまちづくりが展開されているところであります。非常に喜ばしい限りであります。
 しかし、将来の砺波市を考えたとき、引き続き工業団地の整備が必要ではないかと思うのであります。第7次総合計画に織り込み済みであり、もっと積極的に企業誘致を図らなければならないと感じておりますが、最近の情勢は大変厳しいものがあります。そこで、団地整備、企業誘致に関する現状の認識と今後の展望について、市長のお考えをお聞かせください。
 第4項目として、教育委員会の今後のあり方について、教育委員長並びに市長にお尋ねいたします。
 昨年10月、教育委員長として再選されました長久教育委員長には、日ごろ何かと教育委員会の発展に尽力され、富山県内有数の教育熱心都市に成長させていただきましたことに、深く敬意を表するところであります。
 そこで、第1点として、教育委員長として4年間を終えられての感想と、今後の抱負をお聞かせください。
 第2点として、学校、家庭、地域が一体となった地域連携型教育について、どのようにお考えかお聞かせください。
 平成13年2月19日全国市長会において、学校教育と地域社会の連携強化に関する意見「分権型教育と推進の教育委員会の役割と見直し」が提出されたところであります。この趣旨は、教育をめぐる今日の状況は、もはや学校現場だけでは解決することはできない。基礎的なしつけなどを行うべき家庭や親にも問題がある場合が多く、子供たちが年齢を超えてともに遊びともに学べる地域社会が失われてきたこと、子供たちの健やかな成長のため、学校、家庭、地域が一体となって取り組むことが不可欠であるとあります。
 そこで、学校施設を利用して市民が生涯学習を行うための基礎的な適応能力を身につけ、世代間のふれあいの機会を提供できる市内の小中学校の開放体制の充実を図ってはどうかと思うのですが、教育委員長のお考えをお聞かせください。
 第3点として、今述べた視点を含めた生涯学習の推進体制についてお尋ねいたします。
 臨時教育審議会で「生涯学習体系への移行」が提唱されたのは、1987年のことであります。生涯学習に対する行政対応が本格化して以来、既に十数年が経過しております。生涯学習社会の構築とは、人生80年時代における余暇時間の増大により、さらに価値観の多様化、情報量の飛躍的拡大により、学校教育のみでは生涯にわたる自己実現を図ることにつながるものとは言えなくなり、一生涯にわたる学習が必要とされるところからの出発と言えます。また、個々の心の豊かさ、生きがいを追求し、自己実現を図ることから、これらの地域コミュニティの再構築、活性化であります。
 さて、具体的には、一般的な生涯学習と言われるもののほか、環境学習、保健学習、0歳からの学習、男女共同参画社会の実現の学習など、生涯学習は広範囲にわたるものであります。現状では教育委員会に担当部署がありますが、このように多くの事業を推進しなくてはならなく、予算的にも一定の限界があると見受けられ、大きく飛躍することは今後とも困難が多いのではないかと感じられるところであります。
 このような観点から、例えば出雲市では、生涯学習推進について、まちづくりとの関係で生涯学習行政を市長部局体制に移管し、市民、地域が一体となって成果を上げていると聞いております。当市におきましても、人づくり、まちづくりの土台づくりとなる生涯学習の推進体制を全庁的に取り組むべき重要課題として認識を新たにする立場から、全市的基本構想、基本計画にしっかりと位置づけ、生涯学習を行う各セクション間の関係調整を密にするため、行政内部の教育委員会はもとより、市長部局等の他課に生涯学習の事業を積極的に働きかけることができる体制とすることが必要でないかと考えますが、どのような現状認識をなされているか、市長の所見をお伺いいたします。
 以上をもちまして私の質疑を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 江守議員にお答えをいたします。
 今日的な課題の質問が多くございましたので、若干時間をいただいて私の考え方なども申し上げたいと思います。
 まず最初に、今日の財政運営について御心配をいただきました。御同感でございます。意見のとおり、受益者負担の適正化、行政運営の見直し、各種施策の優先順位の選択、あるいは財政の重点的配分など、そのとおりだと思います。したがいまして、この執行に当たりましても、慎重に対応しなければならないと存じておる次第でございます。
 なお、御指摘もございましたように、今の日本経済は不安と混迷に陥っておるのではないかと、このように存じております。したがいまして、このことを十分認識した上で財政運営をしなければならないと、このように存じておる次第でございます。
 次に、財政等の中期展望につきまして、公債費比率等について御質問がございました。
 公債費等につきましては、21世紀プランをつくるに際して随分議論をいたしました。しかも、小泉内閣ができて「聖域なき構造改革」と、このようにおっしゃっておるわけでございます。したがいまして、地方も補助金制度や地方交付税制度の議論に対応するように考えなければいけない、こう思っております。今、地方分権の時代でもございます。地方自治の自己責任も問われる時代でございますので、御指摘のように十分配意をしながら公債費等を発行することについて考えなければいけないと、こう思っております。
 私は、当選以来、地方債発行については、議員の皆さんも御承知のように抑制してまいりました。3年続きの抑制でございます。慎重に対応してきたつもりであります。
 いろいろ数字的にも述べられましたが、先般12月定例会で高田議員にもお答えをいたしましたが、私は概ね平成16年度ごろから順次低下するものと思っております。当面、出町小学校の建設財源等がございます。若干の公債費比率は上昇すると思いますけれども、順次軽減をすると思います。そんなことなども考えまして、むちゃな借金をするということについては十分意を用いなければならないと、このように思っております。
 今、大型プロジェクトとして総合病院の増改築をいたしております。先般おかげさまで西棟が完成したわけでございますが、このあと東棟、外来棟等の改築をしなければいけません。全体では150億円かかります。おかげさまで今は物価が安定しておりますが、ただ、内容を充実するためには、まだまだ意見があるわけでございます。したがいまして、そのことを踏まえますと、本家としても対応しなきゃいかんと思っております。12年度の決算も、そのことを考えまして、ある程度の繰り越しを残させていただいたということでございます。その辺は御指摘があるように的確な財政運営をしなければならないと思っておりますので、これからも御協力を願いたいと、このように存じておる次第でございます。
 次に、行財政改革等についての市民会議について、どう市政に反映しているのかという御質問でございます。
 御存じのように、平成10年からこの会議を開催をしておりまして、多くの意見や提言をいただきました。その実現に向かってそれぞれ進めさせていただいたわけでございます。1つ2つ例を申し上げますと、公共施設の開館時間の変更、市民課の窓口の時間延長、そして幼・保一体化を具体的に取り入れました。若いお母さんたちの要望もございまして、子育て支援センターをつくらせていただき、皆さんに随分利用していだたいております。また、議会の皆さんからの要請もございました乳幼児医療の無料化、就学前の無料化もやったわけであります。そして、少子化対策といたしまして、さらに幼稚園でも預かり保育をしようと、先生方に御足労をかけるわけでありますけれども、時間延長をさせていただいておるわけでございます。その他、情報公開制度も行いましたし、出前講座ということで、自ら出て行きまして行政のPRをいたしております。また、助役を中心として考えてくれました入札制度も変えさせていただきました。
 いずれにしても、市民参画で市政を盛り上げようというのが私の趣旨でございます。したがいまして、市長への手紙も多くの皆さんから寄せていただきました。先般6月号でも1ページを割きました。今日も随分たくさん来ております。そんなことで、市民会議の提案だけではなくて、市民の皆さんの小さい願いも吸収していくことが大事ではないかと思います。ただし、今、江守議員がおっしゃったように、いろいろなニーズはございます。要望もございますが、財源がございますから、全部を対処してあげるというわけにまいりませんけれども、丁寧に回答させていただいておるということであります。
 その他、先ほど助役から報告いたしましたように、CATVを利用し、自らも放送し、地方の皆さんの催しもPRしていく、いわゆる広聴広報を拡大することが大事だと思っております。
 市民改革会議のことも含めて、今後とも市民の皆さんの御提案をいただいて、明るい市の庁舎をつくることが大事だと思っておるわけでございますので、御理解をいただきたいと思いますし、これまで寄せていただきました御意見に感謝を申し上げておるところでございます。
 次に、改革の中の民間委託等の問題でございます。
 確かに民間委託等については、コスト低減ということもございます。ただし、何もかも民間委託でいいのかどうか、市民の皆さんに不安がないのかどうか、そんなことなども考える必要があると思います。理論は理論として、提言は提言として受けとめてまいりたいと思います。
 そこで、具体的にございました給食センター等についてのことでございます。
 行政サービスのコスト低減というのは、表と裏があると思う。今申しましたように、財源、経費は安くなるかもしれない。ただし、市民が不安であってはならないわけですから、その表裏をよく議論しないと、間違った方向にいくのではないかとこう思っております。今、給食センターでは、搬送業務は委託しております。あるいは、必要によっては、魚を調理する場合には、若干の委託をさせていただくこともございます。内容に支障のない部分についての委託は、私は重要だと思います。しかし、給食というのは、食品の安全性をまず確保することが大重要だと思います。
 次に、教育委員会などでも議論されておるようですが、食育(食べ物を食べる教育)も教育の一環で大切だと言われておりますし、病院等におきましても、食事は治療の一環だと言われておりますから、このことも委託にしてしまえという話がございますけれども、そのところを議論しなきゃいかんと思う。いわゆる食の教育であったり治療であったりすることも認識をして、子供に対する安心感、父兄に対する安心感、そして療養していただく患者の皆さんに対する安心感も必要でございますので、そのことも考えなきゃいけないのではないか。議会でもこれから議論をしていきたいと思います。昔から「食べ物の恨み末代まで」という言葉がございますので、古いことわざでございますけれども、この点は慎重に期してまいりたい。提案は提案として十分議論をさせていただきたいと、このように思っておる次第でございます。
 次に、合併問題の質問でございます。
 このことにつきましては、議会の皆さんにもこれまで若干報告をしてきたところでございます。市町村合併特例法ができまして、県も支援体制をつくられました。今日の県議会でも、知事から、提案理由の説明の中で、体制を強化して進めたいということを発言されたようでございます。先ほどのニュースでもお聞きになったと思いますが、これからいよいよ具体化をされ、大きい検討課題となっていくところでございます。
 そこで、江守議員から、市民の意向をくみ取る手法はどうするのかということでございます。合併の必要性や各種意見等についても若干議論のあったところでありますが、それは別として、手法として、まず私は合併については市民が議論をすべきだと、このように思っております。市民の皆さんの議論がベースだと。もちろん議会の皆さんも、ぜひ議論をしていただいて、方向性を出していただきたい。あちこちの議会でも、当議会でも研究はされておりますけれども、さらに議論を巻き起こすことが私は肝要だろうと、このように思っております。
 そのような認識の上に立ちまして、県が示してくれました11のパターンのうちの1つ、広域圏を中心としてお互いに共通認識を持つことが大事だということでございまして、お互いに、合併する前提としての今の組織、機構、人員、財政、あるいは今指摘がありました借金、そういったもろもろの調査研究をして、資料を市町村民に提供する必要があると思います。そのことによって、今の新しい国の風もあるわけですから、その風を受けて、今の現実を見て、やっぱり合併だ、いやいやそうじゃない、何とかこの市町村は平穏で安全にやっていけるのではないかという議論もあると思う。そのための資料調査を提起する、それが私は大事だと思います。したがいまして、研究会を広域圏の事務局に設置したところでございます。いましばらく資料づくりをして、議論の材料を提供してまいりたい、そのように思っております。
 いずれにしましても、市民が主体であるということに変わりはございません。行政はその手助けをする、そのように考えておるわけでございます。無論、合併協議会の設置や合併の議決等につきましては、法律でも明記しておりますけれども、議会の議決であり、議員各位もさらに研究されるように期待をいたしたいと、このように存じておる次第でございます。
 次に、第5工業団地の現状とその認識等につきまして申し上げたいと思います。
 新しい工業団地の整備につきましては、第7次総合計画に位置づけたところでございます。江守議員も申されたように、なかなか厳しい状況でございますし、従来のように右肩上がりの時代ではございません。現状として取り組むのはなかなか難しい状況であることをまず冒頭申し上げておきたいと思います。
 そこで、その現状の認識でありますが、平成12年度に県内へ工場立地されたものは、過去最低でございまして、24件だそうです。そのうち県外からの立地は3件だと聞いております。ただし、工業団地とか、そういう定められた条件が大変いいところなんですけれども、そこに張りついた工場はないようでございます。そのことをまず一つ、現状としてとらえていただきたいと思います。
 そして、この現状も江守議員が認識されておるわけでございますが、私からももう少し経済状況などを申し上げておきたいと思います。
 内閣が先般発表いたしました所得統計速報によりますと、マイナス成長で、実質成長率は0.9%、経済見通し1.2%を達成することができなかったわけでございまして、小泉さんも竹中さんもその場で発表されたわけでございます。それは、設備投資の頭打ちの状況、個人消費が伸び悩んでいる、それが景気の原則であると言われておるわけでございます。
 なお、それに加えて、必要があったどうか私はわかりませんけれども、記者団の発表に対して小泉総理は、構造改革の推進をこのようなマイナス成長でありながら強調されたということであります。したがいまして、これまでのように需要追加型の景気対策はあり得ないと明言されております。その辺が大きい問題ではないかと、このように思っております。
 また、竹中財政担当相につきましては、江守議員も新聞でお読みになったと思いますが、「このトンネルを短く安全なものにしたい」とおっしゃっております。「しかし、消費者は賢く行動し、期待される成長率を冷静に見守っておる」と、わかったようなわからんような発言が報道されておるわけです。
 そのことを考えますときに、今はそう甘いものではないのではないか。その上に、私どもが相当の金を使って団地をつくることはいかがなものか。先ほど財政について心配された江守議員ですから、このことは理解されると思います。このような状況の中で大投資をする。いつ来るかわからない、そして借金漬けになるということについては、金融経済に堪能な江守さんでしたらおわかりだろう。したがいまして、第5工業団地を急ぐということには、なかなかなり得ないのではないかと、このように思っております。
 そこで、先般も市長会があったわけですが、これまで砺波市が有利であった新産業都市建設促進法が、御存じのように廃止をされたわけでございます。したがいまして、進出される企業がもしあっても、全然メリットがなくなったわけです。法がそのように決めましたので、これは私どもも十分承知をしておかなければならない、このように思います。普通の経済状況でしたら、一般論としては、新団地、そして企業を待つという通常のベースであろうと思いますけれども、その点、ちょっと細かくなりましたが、いましばらく状況を見る必要があるのではないかと、このように考えておるわけでございます。
 さて、市の現状を若干申し上げますと、3月議会に提案いたしました砺波市企業誘致条例、おかげさまで、わずかでございますが、製造業が1社、情報サービス業が2社、問い合わせがありまして、このことの立地について今お願いをいたしておるところでございます。その点では、このような状況の中で、IT関連でございますけれども、考えておられることについては感謝を申し上げ、これからも要請をしてまいりたいと、このように思っております。そのような状況でもございますので、せっかくの質問でございますけれども、何か水を差したような言い方で申しわけございませんけれども、そのように御理解をいただきたいと思います。
 そうかといって、総合計画でも出しておりますので、工業団地整備計画予備調査を実は今内々やっております。そして、そのやり方は、新産法・工特法はなくなりましたが、農村地域工業導入促進法がまだございますので、もしやるのだったら、内々調査をしておって、このような手法で考えたらどうかということで事務的には進めさせていただくということで、今考えておることを申し添えておきたいと思います。
 次に、生涯学習推進体制について、出雲市等の関係について申されました。そのことについても御意見をいただきましたが、生涯学習あるいは芸術、文化、あるいは文化財、スポーツについては一般行政で取り組んだらどうかという議論であります。議論としては成り立つ一面もございます。ただし、一方、教育の政治的中立性を確保することに問題があるのではないか。したがいまして、十分検討すべきではないかと考えておるところでございます。
 昨日、国会の文教委員会では、社会教育法を初め幾つかの法令改正の可決があったわけですが、ここまで、おっしゃるような体制まで踏み込んでいないというのが現実でございます。
 私は、生涯学習の推進については、まず全庁的な取り組みが大事だと思います。担当は教育委員会にしてもらうことがいいと思いますが、まず全庁的な取り扱いをするという認識が必要だと、このように思っております。ただし、今申しましたように、現状は、文部科学省、県の教育委員会、そして市の教育委員会という図式で生涯学習が進められていることは御承知だと思います。
 出雲市の話もございましたが、出雲市は生涯学習やスポーツ行政は、市が市の教育委員会から下請をする形にしたんですね。そういう条例をつくったわけです。市長部局へ教育委員会が移譲するというちょっと変わった形でございます。教育委員会から一般行政が下請をするような改正をしておるわけでございまして、このことについては県の教育委員会から指摘を受けて指導もいただいておるようですが、あそこの市長は頑として聞きません。下請であろうと何であろうと市役所でやるんだというものの考え方のようでありますが、そのことで本当にいいのかどうか。それよりも、全庁的にみんなでやろうじゃないかという認識に立って、担当を教育委員会に置くという考え方のほうが私はベターではないか、このように思うところでございます。教育委員会の議論もあると思いますが、現行体制からいきますと、私はそのように進めるのが正しいのではないかと、こう思っております。
 市の行政全体を私が統括しておるわけでございます。だから、教育全体も、総合的運営という地方自治法上からいきますと私が担当しておりまして、予算の執行や議会への提案権はそれぞれ市長に属するということでございますので、現場は教育委員会ということでございますけれども、そのような全体を統括するのは行政だという立場で認識していただければよいのではないかと思います。ただし、地方分権の時代ですから、このことについて国会等でさらに議論が始まればどのようになるかわかりませんけれども、そのような体制のときには、さらに研究をさせていただいてそのような措置を組む。したがいまして、江守さんがおっしゃるようないわゆる出雲方式というのが出てくるかもしれませんけれども、今私はそのように措置をしたくないと思っております。そのようなことを申し上げて、私からの答弁といたします。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 教育委員長 長久太郎君。
  〔教育委員長 長久太郎君 登壇〕

◯教育委員長(長久君) 50年にわたって教壇に立ってまいりましたが、こういう機会は初めての経験でございまして、いささか緊張しておるわけでございます。その上、江守議員さんから大変なお褒めの言葉やねぎらいの言葉をいただきまして、恐縮いたしております。
 さらにもう一つは、今、第4の課題として、教育委員会の今後のあり方という大変大きな問題を提起していただきました。実は私も、今、教育委員会自体の存在が問われているときだというふうに理解しております。ただ、この問題を議論しておりますと、今日一日かかっても終わらないと思いますので、また次の機会にさせていただきます。
 私は、教育委員を8年間やらせていただきました。そしてまた、委員長を4年間やらせていただきました。その間、私が学んできたこと、あるいは行ってきたことを申し上げまして、率直な皆さんの御批判を仰ぎたいと考えております。
 まず第1に考えましたのは、今申しましたように、私は50年も教壇生活を送ってまいりましたが、主として高等教育でございました。その中でも技術教育が主体でございましたので、そういう場から出てまいりまして初めて、初等教育とか中等教育の実態を知りまして、困難さを知ったというのが、率直な私の第一印象でございました。
 それからもう一つは、社会のいろんな情勢が変わってまいりました。それに伴いまして、教育もだんだん下の方に移していかなければならない。幼児教育の実態を知りまして、幼児教育の必要性ということを痛感したのが第2点でございます。
 それからもう一つは、私は教育委員会といたしまして、特に事務局との連携、意思疎通を図ること、絶えず連携を強化していくことに意を注いでまいりました。さらにまた、学校現場と教育委員会との連携強化にも意を注いでまいりまして、学校で起きていることは教育委員会が全部知っておるということが第1の問題だと思っております。
 さらに、教育委員会の活性化ということを考えまして、このところ、なるべく教育委員の皆様には学校を訪問していただく。運動会であれ学習発表会であれ、そういう場に出席して現場の実際の状態を見る、あるいはまた学校の状態を知るということが必要というふうに考えまして、そういうことに意を注いでまいりました。
 それから、今申しましたように、幼児教育の充実ということに砺波市でも非常に意を注いできたところでありますが、特に幼稚園教育の研究会の設置をいたしましたし、また幼稚園と保育所との連携ということにも意を注いできたわけでございます。
 それともう一つは、幼稚園と小学校あるいは中学校との連携を図っていくということが必要かと思います。これは外国の教育学者が特に指摘したところでありますが、日本の学校というのはそれぞれ単独では非常に立派だと。ただその連携がなっておらないという指摘が前にされております。そのことを私はいつも思っておるわけでございます。それが日本の教育の欠陥だという指摘もございました。
 さらに、学校の先生方に意欲を持ってもらうという意味におきまして、教育研究活動の充実ということに意を注いできたわけでございます。
 それからもう一つ、実は私事を申しますと恐縮でございますが、私も大学を卒業しましたときに、一時は砺波を離れるつもりでおったわけでありますが、今こうして砺波に生を受けてこれで骨を埋める決心をしておるわけですが、砺波というところは非常にいいところだということを私は機会あるごとに、中学校、小学校の卒業式に参りまして、最後に必ず、皆さんには「ふるさと砺波」というものがあるんだということ、その砺波を愛していただきたいということを申してきたわけでございます。
 それから、特にこの2年間ほどでありますが、2年前ほどから私は警鐘を鳴らし続けてまいりました。
 その1つは、子供たちや教育の場合の環境浄化ということであります。これは議会の御協力も得まして一昨年から問題にしたところでございますが、ピンクチラシであるとか雑誌であるとか自販機の問題であるとか、いろんな問題がたくさんございましたが、そういうことで教育の場の環境浄化ということをまず第1に挙げました。
 2番目には、先ほど市長さんからも申されましたが、今の子供たちは体格は立派だけれども体力がないという指摘がございます。今までの教育というのは、知育、徳育、体育の3つでありましたが、それにさらに食育というものを加えなければならない。これはある食通の人が言った言葉で、私は絶えずこれを利用しているわけであります。ただ、このことにつきましても、実は昨年、出町中学校の技術家庭科の授業を実際に見に行きまして、その取り上げ方が非常に立派だったのに感心して帰ったことを申し上げておきたいと思います。
 2つを今まで挙げてきましたが、特に最近IT時代と言いますが、私はITを全部否定するわけではございません。ただ、そこには非常に危険な落とし穴、罠があるということを知ってもらわなきゃならんと思っております。特に今は「マイルーム時代」と言われております。子供たちはみんな一室に閉じ込もって、コンピューターなり何なりを扱っているという時代でございます。したがって、最初は遊び半分であっても、次第にエスカレートしていって、大変なところにのめり込むというということが既に外国で指摘されております。これは、4月半ばでしたか、教育テレビでも放映されたところでございますので、皆さんも御存じかもしれません。私は、その問題を取り上げまして、特に3つ目の警鐘を鳴らしておるところでございます。
 こういうことを申しますと、また嫌がらせが来ると思いますが、私は嫌がらせに対しましては既に大分経験済みでございます。いつも無言電話でやられるわけでございますが、そういうことはまだありませんけれども、そのうちにまたあるかと思っております。
 それから、2番目には、地域連携型教育の問題を議員さんは取り上げられましたが、あり方そのものにつきましては、全く議員さんの御指摘のとおりだと考えております。皆さん御承知のとおり、明年からいよいよ学校も完全週5日制になってまいります。また、新しい学習指導要領ができまして、総合学習という科目が導入されてくるわけであります。こうなりますと、教育は学校だけではとうてい背負い切れないという状態になってまいります。どうしても地域社会の協力が必要であるということで、その点で地域連携型の教育の充実ということを江守議員さんも御指摘になったわけだろうと思っております。
 この2つは、言うまでもなく、教育は単に学校だけで行うものではありませんで、家庭や地域社会の協力なしには子供の健やかな成長はあり得ないわけであります。子供たちに生きる力を育んでいくことが極めて重要であると私も考えております。学校において組織的、計画的に学習しつつ、また家庭や地域社会において親子のふれあい、友達との遊び、地域の人々との交流など、さまざまな活動を通じて根づいていくものであると理解しております。それゆえ、学校なり家庭なり地域社会は役割を分担していく時代だと考えておりまして、相互に連携していくということが最も重要なことだと考えております。
 これからの学校は、社会により開かれた学校として運営していく必要があるということは、重々御承知のとおりだと思います。ただ、開かれた学校そのものに死角があるということが、先日の大阪の痛ましい事件によって明らかになってまいりました。早速、当市におきましても、小中学校長さんや幼稚園長さんにお集まり願いまして、対策を講じたわけでありますが、皆さん御承知のとおり、犯人の供述も毎日のようにころころ変わっております。どういうところに落ち着くのか今のところはっきりわかりませんので、軽々に結論を申し上げるわけにはいきませんが、ただ一言だけ最後に申し上げておきたいと思います。開かれた学校を閉じる必要はない、その対策をとれば幾らでもこれから対処していけるというふうに考えております。
 それから、生涯学習のことにつきまして、市長さんからも御答弁がございましたが、実は昨日、砺波広域圏の社会教育・生涯学習の担当課長あるいは担当者の会議を市役所で行いました。そのことでいろんな提案が各教育委員会からあったわけでありますが、砺波の方では、当面、生涯学習の問題としましては、「青少年の健全育成」ということをまず掲げたいと思います。それから、公民館活動を大いに振興していくということが必要だと思います。私も6年間公民館長の経験がございますが、幸い砺波というところは教育に対して非常に理解が深いところでございまして、今度は特に公民館の専任主事の俸給も少し上げていただいたということでございますので、やれやれと考えておるわけであります。そういうことで、生涯学習の拠点としては、ぜひ公民館活動を充実させていかなければならんということを率直に申し上げたいと思います。
 それからもう1つ、これは今まで割合に軽んじられてきたところだと思いますが、芸術文化活動の振興という問題でございます。これは、時代が進みますと跡継ぎがおらなくなるという問題もございますので、ぜひ伝承していくということで、今後、学術あるいは文化財保護事業の振興を図っていかなければならないと考えております。幸い教育委員会傘下には図書館があり、文化会館があり、美術館がございます。また、郷土資料館、散村地域研究所と、いろんな機関がたくさん教育委員会傘下にはございますので、そういう機関との連携を密にしながら、今後の対策を講じていきたいというふうに考えております。
 まだまだ申し上げたいことがたくさんございますが、限られた時間でございますので、また何かの機会に十分議論をさせていただきたいと思っております。
 どうもありがとうございました。

◯議長(村中君) 4番 寺島良三君。
  〔4番 寺島良三君 登壇〕

◯4番(寺島君) お許しをいただきましたので、先に通告いたしました3項目について、質問と要望をさせていただきます。
 まず最初に、高齢者福祉についてお尋ねいたします。
 世界一の長寿国となった日本ですが、出生率の低下により、世界で最も高齢化の進む国であるとも言えます。砺波市の高齢化は、全国、富山県よりも速いテンポで進んでおり、平成12年には20.3%となり、平成16年には21%、砺波地方介護保険事業計画では、県内の高齢化率は23.6%と見込まれております。高齢化が確実に進んでいく中、それに伴い、寝たきりや痴呆、身体障害などで介護の必要な高齢者はますます増えることが予想されております。また、介護の必要な期間の長期化や介護する家族も高齢化しており、介護問題は老後生活の最大の不安要因になっております。介護を受ける人も、担う人も、住み慣れた地域の中で安心して生活が送れるよう、その介護を社会全体で支える仕組みをつくられました介護保険制度がスタートして、約1年2カ月が経過しました。現在までほぼ順調に運営されており、市民の皆さんの理解も少しずつ深まってきたようです。
 この介護保険において、最も大きな役割である在宅福祉についてお尋ねいたします。
 砺波市の平成10年度の実態調査によれば、在宅介護で主に介護する人の1番が本人の子供の配偶者で39.8%、これはほとんどお嫁さんだろうと思います。2番目が本人の配偶者で33.8%、3番目が本人の子供で13.7%、4番がホームヘルパーの5.6%となっておりましたが、介護保険導入後にはどのような変化があったでしょうか。また、主な介護者の年齢はどのようになっておりますでしょうか。
 近年、核家族化が進行しており、在宅介護家庭も老夫婦や高齢者ばかりの家庭が増えて、いわゆる「老老介護」が進んでいるのが現状です。そうした家庭で一番の心配事は、介護する人の体の具合が悪くなったときや、急用ができた場合、一体どうなるのだろうという不安感だそうです。介護保険での訪問介護や訪問看護などの居宅サービスや短期入所サービスを受けておられますが、これはあらかじめ日時を決めて行います。もし介護者の急病や不測の事態が生じたときは、どのような対応、支援をしていただいておりますでしょうか、お聞かせください。
 現在、市役所内に基幹型の在宅介護支援センターが1カ所、標準型の支援センターがやなぜ苑、苗加苑など各施設に併設の形で4カ所設置されており、在宅の寝たきり高齢者やその介護者に対し、総合的な相談や必要な福祉サービスなどが受けられるように、関係行政機関やサービス実施機関との連絡調整を行っていただいております。しかし、高齢者の場合は、わざわざ支援センターに出かけるよりも、訪問看護やホームヘルパーさんに来てもらったときが一番気楽に相談できるようです。ヘルパーさんたちに支援センターに連絡をとってもらい、希望があれば在宅福祉センターから訪問相談に出向いていただくなどして、少しでも不安を取り除いてあげるようなきめ細かいケアをお願いしたいと思います。
 昨年3月に策定された砺波地方介護保険事業計画では、平成16年度までの訪問介護、訪問入浴介護、訪問リハビリ、通所サービス、短期入所サービスなどの居宅サービスの算定がされました必要量に対し、見込まれるサービス供給量はすべて100%供給可能と設定されておりますが、本当に100%確保できますでしょうか。また、痴呆対応型共同生活介護(グループホーム)については、平成13年度31.9%、14年度23.5%、15年度18.2%、16年度14.6%の供給率となっており、痴呆性高齢者に対する支援策が早急に望まれるところです。その対応策は何かを考えておられますでしょうか。
 在宅福祉の充実のためには、その中心的役割を担うホームヘルパーの養成と確保が重要になると考えます。現在、ホームヘルパーは民間事業者委託と市の福祉ヘルパーさんがいらっしゃいますが、どのような構成で仕事の分担をしておられるのでしょうか。また、今後、市としては、さらに民間事業者に委託していく方向にあるのでしょうか。その点もお聞かせください。
 今後とも、介護家族の支援が図られるよう、介護にとどまらず、生活全般にわたって支援体制を整備し、援護を必要としている高齢者が自立した生活を尊厳を持って送ることができるようにしていただきたいと思います。また、在宅福祉を基本として、介護サービスの質と量の向上に努めていただきますようお願いいたします。
 さて、最近、テレビや新聞で連日のように報道されている幼児虐待、殺害などの悲しい事件は、今大きな社会問題になっており、本当に胸が痛みます。本来子供を守り育てていくべき親が、子供に暴力や虐待をするということは、まさに親としての愛情と責任感の欠如からではないでしょうか。これは核家族化や共働きの増加に伴い、子育ての経験的な知恵が世代間において引き継ぎにくい状況が生まれてきており、地域においても、親同士や地域の人たちとのかかわりが希薄なため、だれにも子育てに対する不安や悩みを相談できず、ストレスをためてしまって、つい子供に当たってしまう若い親が多くなっているのではないでしょうか。
 砺波市では幼児虐待については余り耳にしたことがありませんが、実際はどのような状況でしょうか。虐待の事実は、近隣の人や保育所、病院などからの通報がない限り、なかなか実態はつかみにくいとは思いますが、どの程度把握されておられるのでしょうか。もしそのような事実があれば、どのような指導と対応をしておられるのでしょうか。また、育児に自信がない、子供が思いどおりに育ってくれない、自分の自由な時間が持てないなど、育児に対する不安感と負担感を訴える親が多くなっていると聞いております。市では、どのような対策を講じておられますか。若い世代の子供を生みたくないという風潮の中、少子対策は大変難しい課題ですが、次代を担う子供たちは社会全体の宝です。地域社会全体でその役割を果たし、支援していく対策がますます必要になっております。考えをお聞かせください。
 次に、IT推進についてお聞きします。
 21世紀はIT時代だと言われております。ITとは、インフォメーション・テクノロジー、日本語で「情報技術」と訳されています。一言で言えば、ネットワークの技術革新のことであると思います。パソコンで電子メールやインターネットを使えば、通信回線を通して文字や画像、音声、動画などのさまざまな情報を世界に送ることができるし、受け取ることが可能です。パソコンとインターネットの融合がIT革命を生んだのです。また、インターネットに接続できる携帯電話の出現によって、さらに多くの人が簡単な操作でインターネットにつながるようになり、まさしくIT時代であります。行政におきましても、ITを活用し、あらゆる行政分野の簡素化、効率化、高度化を図り、住民の利便性とサービス向上に努めることが重要になってきております。
 市でも、ITの急速な進展に対応し、積極的な活用推進の目的で、砺波市地域IT推進本部が組織されています。既にホームページによる行政情報の発信や各種事務処理、防災、診療部門などに導入されておりますが、まだまだ十分とは言えません。今後は、市民が自宅や職場からインターネットを利用して行政手続ができたり、必要な情報を取り出したり、近い将来にはひとり暮らしや高齢者の家庭をモニタリングした血圧、脈拍、体調などのデータを病院に定期的に送って、異状があればケアしたり、テレビ電話機能を使って問診を行うというような遠隔診療や在宅医療への活用も夢ではありません。これから長期的視野に立った総合的な情報化計画の策定と実現が大いに必要であると思いますが、市ではどのような推進策と見解を持っておられるのかお聞かせください。
 また、一般市民にも高度情報化通信ネットワークを利用できる機会と機能の向上を図っていくことも非常に大切です。市では、初心者向けのIT講習会の開催を実施され、今後も計画されておりますが、その反応はいかがでしょうか。パソコンを扱うためには、マウスを握り、キーボードから入力しなければなりませんが、この操作性の問題が、特に私のような中高年層のパソコンアレルギーの原因になっているのではないかと思います。パソコンに興味はあるけれども、全くやった経験がなくてもできるのであろうか、費用がかかるのではないかという不安を持っていた人たちが多かったと聞いております。このたびの市のIT講習会は、パソコンを初めて使う人を対象に、わずかなテキスト代だけの受講料無料ということで大変喜ばれているようで、今後、市民のITの普及と浸透に大いに貢献するのではないかと思います。現在までの受講状況や受講者の性別、年齢などはどのようになっておりますでしょうか。また、今後のIT講習の計画についてもお聞かせください。市民生活のIT普及は、将来の高齢化社会に向けての重要な基盤となっていくものと考え、IT推進を強く要望いたします。
 最後に、田園空間整備事業についてお尋ねいたします。
 去る5月29日、となみ野地区の本事業を計画的かつ効果的に実施するために、田園空間整備事業となみ野地区推進協議会の設立総会が開かれ、その実施計画案の概要が出されたところです。いよいよ本格的に事業に取りかかられるわけですが、となみ野の各町村ともに連携して、円滑に整備事業が進められることを願うものです。屋敷林に囲まれた散居の風景は、全国でも有数の農村景観であり、この景観を長く後世に守り伝えるとともに、魅力ある田園空間の創造を目指し、散居の保全整備を目的に実施されることになりました。広域圏の各町村でも、それぞれ整備計画が行われますが、砺波市では、保全活動型整備地区として、散居保全モデルエリアと散居村ミュージアムの整備計画などが計画されております。その具体的な取り組み内容と、あわせて本事業を砺波地方の将来の活性化にどのようにつなげていくのか、考えをお聞かせください。
 潤いのある安らぎに満ちた住まいと働く場をうまく融合させて田園空間の創造を目指し、愛するふるさととなみ野の発展につながるような田園空間整備事業にしていただくことを要望しまして、私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 寺島議員にお答えをいたします。
 私からは、IT関連と田園空間について申し上げたいと思います。
 砺波市IT推進本部を先般立ち上げたわけでございます。今後の対応等については、専門的に今議論をいたしております。御承知のように、まさにこの情報化の中で革新的な状況にあるのではないかと思っております。政府も、御存じのように、官民一体になってIT促進を進めることが景気浮揚にもなるというようなことをおっしゃっておられまして、いろいろな分野で今そのことについての計画がされ、それぞれ進められておるところでございます。
 当市におきましても、ホームページを開設をして、要望にまだ十分応えてはおりませんけれども、個々に進めさせていただいておるという状況であります。今回も、議会に提案をしております小中学校の遠隔教育システムに取り組んだところでございます。
 寺島議員から、市民福祉のことについてもITを活用するようにと、そのとおりだと思っておるところでございます。これからは、21世紀を展望して、総合計画でも議論をいたしたところでございますが、ワンストップサービスあるいはノンストップサービスということで、家におりながら福祉の問題や医療の問題等をICカードを通じていろいろ進めることができるということを聞いております。私自身もまだ素人でございますが、そのような議論を今展開をいたしておるところでございます。
 あるいは、個人情報等につきましていろいろ指摘もありますので、このことも十分踏まえて、今度新しく、細密度の映像の受信もいろいろできるようでございます。さらに多くの情報を利用し、活用し、御指摘のあった福祉とか保健とか衛生とか、そういったものに活用するようにということでございまして、今議論の最中でございます。
 なお、国でも、実は住民基本台帳の改正がございまして、全国ネットワーク化をされるわけであります。その辺のところも調整しながら、専門家の指導を受けて、寺島議員が考えておられること等について対処してまいりたい。でき得るものから設計などいたしまして、新年度、新しい予算をつくる段階までにまとめていきたいと、部分的にはそのように考えておるところでございます。
 次に、田園空間の問題につきまして、少し時間をちょうだいして説明をしておきたいと思います。
 砺波平野の散居村が持つこの美しい田園空間の保全や活用については、いろいろ議論されてきたところでございます。特に農水省はこのことについて力量を発揮されまして、予算化もされたわけでございます。それを受けまして、田園空間整備事業となみ野地区の推進協議会が設置をされて、いよいよこれから事業が始まることになります。寺島議員から、うまく調整をして円滑にやれということです。そのとおりだと思います。この地域の大事な環境を皆さんと調整をしながら、施設整備を図ることが大事であると。そして、農村地域全体が博物館であるという構想を大事にしていくということであろうと思います。
 今の実施計画では、ソフト事業とハード事業がございまして、ソフト事業については、住民の皆さんに協力していただこうと。そのときには、いろんな啓発方法がありますけれども、7市町村統一して、皆さんに屋敷林を守ってほしいとか、緑を大事にしようとか、付近の道路も河川もきれいにしようとかいうことなどもお願いをして、盛り上げようという一つの運動がございます。
 それから、ハード事業としては、今御指摘もございましたように、従来コア施設と言っておりましたけれども、今、散居村ミュージアムという言葉に変わりました。そのことを進めようということで、これは県営でやられるわけですが、7市町村それぞれサテライトも含めましてやろうということでございます。
 基本的には、まず砺波圏域内の散居村の中の屋敷林を守ることが、展望からいっても大事ではないかということ。それから、歴史的につくられてきた伝統的家屋を維持保存することも大事ではないか。このことは、五箇山の世界遺産にもあるような、その状況などを踏まえての話だろうと思います。そして、全体的には景観を保持しよう。そのために、皆さんにも協力してもらう。それがソフト事業であり、実質的にモデル事業としてミュージアムをつくるのはハード事業でございますけれども、それをみんなの知恵をかりてやろうと。
 ただし、それは今回の広報でもお出ししましたように、県の指導でありますけれども、空っぽのあずま建ちの家がないか。提供していただける家がないかということで出しておるわけでございまして、もしそれがありまして提供していただくならば、それを解体して保存して、整地ができてきれいになった段階でそれを組み立てて、それを拠点にしようということでございます。そんなことなどございますので、今住んでおられる家をもらってくるわけになかなかまいりません。そうかといって、必要ないということで壊される家もあるようでございますので、その点でもし御理解なされる家がございましたら、ちょうだいをして、しばらく預かって、それを拠点にしていきたいと思っておるわけでございます。その点では、今、県とも調整をさせていただいておるということでございます。
 そして、その周辺に、散居村の資料館や農業の歴史博物館、あるいは古くからの民具の展示施設を設けたり、あるいは敷地がもし取れるならば、その近くに、どうせ管理人がおるわけですから、市民農園などをつくって交流の場にしたり、今問題になっておりますアクションプログラムを逆利用しようかなと、私はそう思っている。そして、貯水池などもつくって、でき得ればコンクリートの川ではなくて、蛍がすめるような川をつくって、池をつくって、時期になれば蛍が舞うような環境づくりをしてはどうか、このように私は思っております。
 また、県との話し合いはまだ進んでおりませんけれども、散村研究所もそこに構えてもらって、多くの皆さんが夏休みになると勉強に来られるわけですが、そういう勉強の場であってもいいのではないか。そのことが、大いに砺波からも発信できるということになるような気がいたします。
 したがいまして、今、散村保存委員会というのがございますし、地域懇話会というのがございます。それらの皆さんの意見を聞きながら細部については進めさせていただきたいと思うわけでございます。寺島議員さんは近くでございますし、ぜひまた応援をしてやっていただければありがたいと、このように思っておるわけでございます。
 そのことが、一部では批判があるようでございますが、「散居に広がる 快適都市となみ」ということで総合計画をネーミングしたわけでございますから、それに対応するようなミュージアム。そうすると、やっぱりあずま建ちがあって、森があって、池があって、あるいは横に研修の場があって市民農園があるということになると相当な敷地が要るわけですが、その辺は県も出してくれるようですから、ぜひこの際、そんなことで皆さんの協力を得て頑張っていきたいなということでございます。
 ただし、私は実は推進協議会の会長でございますので、会長はあまりわがままなことは言えませんが、その辺は議会の皆さんが後押しをしてほしいと、こんなことを思っておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 補足して総務部長、あるいは高齢者福祉、児童虐待等につきましては民生部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 総務部長 野村泰則君。
  〔総務部長 野村泰則君 登壇〕

◯総務部長(野村君) 寺島議員御質問のうち、IT講習について御答弁申し上げます。
 市民の皆さんだれもがIT(情報技術)を享受できるように、パソコンの入門コースとして実施しているものでございます。今までパソコンに触れる機会のなかった皆さんに大変人気を博し、講習開始当時は申し込みが定員をオーバーする状況でございました。
 今までパソコンというのは、近くにあるのだけれども、なかなか身近な存在でなかったわけでありますが、私も毎日人からいただく幾つもの名刺に必要なメモをしておいて、それを機械で読み取らせるわけであります。機械が肩書とか電話番号、住所を自動的に整理してパソコンの中へ入れてくれるわけであります。その情報を検索するときにも、非常に簡単に検索できる。即座にその人の名刺を取り出すことができる。しかも便利なことに、その情報を小さい手帳ほどの端末機に入れると、どこでも持って歩ける。しかも、それを開くことができるという便利なことでありますので、そういう身近な便利な機械を見聞きするうちに、皆さん方が関心を持たれたのではないかと思っております。
 講習は5月末までに13回開催しております。受講者は、男性60名、女性は191名、合計251名であります。年代別には、40歳以下が56名、40歳代が51名、50歳代が79名、何と60歳代が50名であります。しかも、70歳代が15名もおられます。そのうち女性が75%を超え、50歳以上の方が半数を超えている状況でございます。
 IT講習会は、この後、12月までに小中学校のパソコンルーム、職業訓練センター、美術館等を会場に52回開催し、1,000名の方の受講を予定しております。だれもが気軽に受講できる講習にいたしたいと考えております。
 また、各地区の公民館や婦人会、小中学校の協力を得ながら開催いたしておるところでございますけれども、今後、市内の諸団体に対しPRに努め、より多くの市民の皆さんに受講を呼びかけてまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 寺島議員の少子高齢化対策についての御質問にお答えいたします。
 第1点は、高齢者福祉の充実についてであります。
 まず、最初の御質問は、在宅介護における介護者がだれであって、その割合が介護保険が導入される前と後ではどう変化してきたかということであります。
 実は、富山県の厚生部では、平成12年11月から12月にかけて、2カ月の調査期間で、県内の事業者から無作為抽出による介護保険居宅サービス利用者実態調査を実施されました。その中から、砺波市の利用者に該当する部分を3年前の実態調査と比較して申し上げます。
 在宅介護での主たる介護者のうち一番多いのは本人の子供の配偶者でありまして、前回より2.2%多い42%でございます。2番目は本人の配偶者で、0.2%多い34%でございます。3番目は本人の子供で、1.7%少ない12%。4番目がホームヘルパー等で、伸び方が4.4%ということで一番多いわけでありますが、10%でございます。介護保険制度等による介護割合が増えておるという結果がここに見えておるというわけでございます。
 なお、主な介護者の年齢につきましては、実はお答えするデータがございませんので、御了承いただきたいと思うわけでございます。
 次に、介護者の救急等緊急の場合の支援についてでございます。
 御存じのとおり、先ほどもお話しございましたが、介護保険サービスは基本的には介護支援専門員(ケアマネージャー)が利用者の意向とサービス事業者の予定を調整して立てるケアプランに基づいて供給されているわけであります。
 そこで、当初のプランに予定がなくても、急遽必要が生じた場合は、ケアマネージャーに連絡をいただければ、サービス事業者の在宅あるいは施設のサービス情報を調整いたしまして、利用の手配をいたしておるわけであります。例えば、急にショートステイが必要となった場合、すぐに特養とか療養型病床群の介護保険サービスの空き情報を探しまして手配するか、または介護保険外の福祉サービスでありますミドルステイのいずれかを手配することといたしておるわけであります。
 次に、居宅サービスについて、必要なサービスが十分に供給可能かという御質問でございます。
 平成12年度の利用実績では、介護保険事業計画に対して、72.4%の給付率となっておりまして、計画に対してはまだ余裕があるということになります。なお、砺波地方介護保険組合では、今後増加するサービス量等を勘案いたしまして、事業計画を平成14年度で見直すことになっておるところでございます。
 また、介護保険対象の痴呆性高齢者の施設であるグループホームにつきましても、圏域全体に係る事業計画の供給率についてお尋ねでございますが、現在、圏域内に3カ所ある施設に比べまして、城端に1カ所、小矢部市に1カ所、砺波市に1カ所増設の予定があると聞いております。そうした状況を勘案して、砺波地方介護保険組合で事業計画を見直すことになるというわけでございます。
 次に、ホームヘルパーをどのような形で確保していくのかという御質問でございます。
 現在、ホームヘルプサービスの受給者は201名であります。そのうち役所のヘルパー対応が187名、民間のヘルパー対応が14名となっております。砺波市といたしましては、現在の直営方式を継続していくものでありますが、御存じのとおり、介護保険は民間参入を前提とした制度でございますから、市の現在の事業規模は拡大せずに、増加していくサービス部分については、民間事業者へシフトしていくことが法の趣旨にかなうものではないかと考えておるわけでございます。
 なお、介護認定で自立と認定された方であっても、介護を必要とされる高齢者あるいは身障者等の方々へのヘルプサービスにつきましては、今後とも市のヘルパーの業務として考えておるわけでございます。
 次に、第2点目の児童虐待についての御質問にお答えをいたします。
 虐待の種類を大別いたしますと、身体的虐待、性的虐待、言葉の暴力などの心理的虐待、保護の怠慢・拒否、いわゆるネグレクトと言われるものがあるわけであります。砺波市の家庭児童相談室において、虐待と思われる相談を受けた平成12年度の件数は5件でございます。身体的虐待と心理的虐待の複合に加えて、一部ネグレクトと認められるものであります。また、通報経路としては、病院、保育現場からの相談、児童相談所からの連絡などでございます。また、その対応につきましては、福祉事務所に設置されている家庭児童相談員が、児童相談所や保育現場など虐待児童が通う所属長、さらには民生児童委員さん等と連絡を図り、家庭訪問等により保護者との面接、あるいはケースによりましては、虐待する保護者と児童を引き離すなど、必要な措置を講ずるものであります。しかしながら、保護者が虐待の事実をしつけと認識している場合もあるように思われますので、仮に引き離すとすれば基本的には保護者の同意を要しますので、現実的には早急に措置できるものではございませんが、児童相談所等と密接な連携を保って対処いたしているところでございます。
 次に、このような児童の虐待が行われないようにするためには、議員御質問の育児不安の解消策ということでありますが、平成11年度から子育て支援テレフォン相談室を設けまして実施しております。また、この4月からは、北部保育所に併設した子育て支援センターや各保育所で従来から行っております「すくすく広場」を実施し、子育てで悩む母親などの相談に応じているところであります。
 なお、こうした相談に乗らないケース等が考えられるわけでありますが、13年度において保健、福祉などの行政機関、学校、医療関係等の関係者で構成する連絡協議会を立ち上げまして、虐待防止のネットワーク化を図りたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 3番 齊藤源秋君。
  〔3番 齊藤源秋君 登壇〕

◯3番(齊藤君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般についての質問と若干の要望等について述べさせていただきます。
 1項目めは、教育問題についてお尋ねします。
 初めに、学校評議員制度についてであります。
 この制度は、地域住民が学校運営に参画し、開かれた学校づくりを目指すもので、県教育委員会が呼びかけ、県内のかなりの高等学校が設置申請をしているようであります。これは、地域に開かれた学校をつくるために、地域住民の意見を聞くと同時に、より多くの協力を得ようとしているものと思います。
 私は、小中学校においては、この制度の導入よりも、開かれた学校の重要性や必要性を住民とともに学校の教職員も十分研さんしてほしいと思っております。学校で可能な児童生徒への教育には限界があります。地域に出ると、自然で現実的な生活の中に、大きな教育力が数多く隠されております。自然の中で伸び伸びと心身を鍛えることや、いろいろな年齢の人たちと交流すること、自分の学校以外の子供たちと一緒に学ぶこと、社会参加や奉仕活動を実践すること、教師と子供が寝食をともにすることなどなど挙げられます。すなわち学校は自らの教育を補うために、子供たちを積極的に学校外に連れ出して、学校外の教育力を大いに活用する必要があります。これまでにも市内のどの小中学校においても、地域に出て学ぶことを積極的に取り入れた教育活動を進めてきておりますことは大変よいことと思います。
 また、学校を生涯学習体系の一環と考えますと、自分の学校の子供たちだけでなく、広く一般の人々、すなわち特に地域住民に対する教育にも奉仕しなくてはならないと考えます。教師、親、大人が生涯学習を自ら実践することは、子供にとっても何よりの実物教育であり、子供の大人に対する尊敬と信頼が増すものと思います。そのことは、教師にとっても子供たちにとっても大きな利益となるはずであります。
 さらに、学校を開くためには、教師のすべてがその必要性を自覚し、実現を拒む制度や施設面での制約を解決させてほしいと考えます。子供を校外に連れ出して指導するとき、社会人を指導者として迎えるときの法的・財政的措置、大人が学校で学習するときの諸施設、夜間や休日の学校開放の管理責任など、いろいろの条件を解決しなくてはという課題があります。
 また、過日、大阪府の池田小学校で、包丁を持った男が押し入り、児童や教諭を次々に襲い、幼い子供たち8人も殺された事件は余りにもむごく、開かれた学校を目指すこととは裏腹に、大きなショックを受けました。学校は楽しく安全に過ごせる場所であるはずですから、未然に防ぐ手立てはなかったのか、悔やまれてなりません。
 開かれた学校を進めるとき、不審者が入ってきたときの方策など、子供たちの安全への配慮をどのように行うかなども、昨今、大きな問題となってまいりました。
 さて、学習指導要領でスタートする「総合的学習の時間」では、学校と地域の協力が不可欠になるため、この制度の設置は必要とのことでありますが、高等学校は学生の通学区域も広いので、一層地域と連携を密にし、学校が学校外の教育資源を活用し、学校の中に学校外の資源を招き入れるために、学校と地域との間の壁をなくすことが必要であろうと考えます。昨年度、市内では砺波工業高等学校がこの制度について研究してきたと伺っておりますので、その研究実践の概要についてお伺いします。
 小中学校では、PTA活動、教育後援会活動等々、地域住民が早くから学校と協力して、子供が地域に出て学べるように努めてきているので、この制度は今さらの感がいたします。しかし、地域住民が学校で生涯学習をするには、より多くの意見や協力が必要かと思われます。
 学校は、子供と地域を結ぶ接点の役割を持つように進められてきましたが、さらに開かれた学校を目指すには、条件整備や課題解決のための研修が必要と思います。開かれた学校づくりへの所見と、子供の安全確保及びこの制度の導入についての考えを教育長にお尋ねいたします。
 次に、幼・保一体型施設「北部こども園」の利用状況等についてお尋ねします。
 この施設は、幼稚園に新しく保育所を隣接させ、施設の一部を共用できるようにしたほか、子育て支援センターを併設するなど、県内各地に先駆けて4月にオープンし、2カ月が経過しました。園児が共用する施設は、スタッフルーム、遊戯室、調理室のほか、幼稚園の園庭、プールとのことでありますが、その共用計画と双方職員の分掌や連携はどのように進められているのでしょうか。
 また、制度上、幼稚園と保育所の子供が一緒になって教育、保育を受けることができないとのことでありますが、同じ施設の中なので、双方子供たちが常にふれあい、ともに活動することが多いのではないかと思いますが、現実に子供たちはどのように交流しているのかお伺いします。
 また、子育て支援センターは、少子化、核家族化の進む中で、若い保護者同士が情報交換し、子育ての悩みなどを話し合う場として大変喜ばれていると聞いております。ここでは、子育て相談には専門家が対応してくれる、のびのび広場で親子で遊べる、子育て情報発信する拠点として利用者も多いと聞いておりますが、活用状況とセンターに出向いた保護者の感想や意見等をお伺いしたいと思います。
 また、子育て支援テレフォンサービスや家庭児童相談員の相談事業等による支援の利用概況等についてもお伺いします。
 特に子育て支援センターは利用者に好評とのことでありますが、市内各地から乳幼児を連れて北部地区に出かけるには、余りにも遠距離となる地区もあります。ぜひこのような施設を東部地区にも設置し、子育てに対する相談や情報提供を行ってほしいと願っている市民が多くおります。この計画の有無についてもお伺いしたいと思います。
 2項目めは、環境問題についてであります。
 まず、ごみや家電製品の不法投棄の現状と対策についてであります。
 消費者にテレビなど4品目のリサイクル費用の負担を義務づけ、循環型社会を目指して、家電リサイクル法が施行されて2カ月がたっております。心配されていた家庭電気製品の不法投棄が市内の山間部や河川にあり、過日の「ごみゼロ運動」の際に、テレビを初め冷蔵庫など2トントラックいっぱい回収したとのことでありますが、この美しいとなみ野の自然を汚したり壊したりする行為は許すべきではないと思います。
 私は、市内各地区のごみ、家電など廃棄物の投棄されている場所や、ポイ捨てされる可能性の高い場所、投棄物品と量などの現状を市民総ぐるみで調査し、この処理と防止対策を早急に講ずるべきと思います。処理が終了した時点で、環境パトロール員を各地区に委嘱し、投棄される可能性の高い場所を巡回するなど、環境美化保全に力を入れなくてはならないと考えます。このことについて、市内の廃棄物投棄の現状と今後の対策についての考えをお伺いします。
 次に、環境美化活動の推進についてであります。
 庄東地区には、段丘や丘陵地が多くあるため、路肩や田畑のくろが数メートルにも及ぶ高さがあり、ごみ拾いや草刈りにも熟練した技能が必要であるにもかかわらず、小まめにごみを拾ったり草刈りに奉仕される方々がおられますので、どの地域を見ても美しく整備されております。
 過日のごみゼロ運動は、「ごみのない美しいまちづくり」を目指して展開されました。地域美化活動として、子供たちも含めた市民全体で道端や公共の場所に落ちている空き缶などのごみを拾ったり、自主的に路肩や田のくろの草刈りなども行われ、地域の実態を地域住民が自ら見つめ、ごみの分別収集やリサイクルの重要性を再認識するとともに、地域美化意識の高揚が図られた意義深い日だったと思っております。
 この日に収集されたごみの量とこれまでの収集量の推移等はどのようになっているのでしょうか、お伺いいたします。
 また、「家庭・地域美化の日」として、休日に年6回、粗大ごみや瓦れき類の持ち込みの受け付けをクリーンセンターとなみで行われておりますが、4月より3回実施された家庭、町内、地区単位などでの持ち込み状況について伺います。
 私は、この「家庭・地域美化の日」をもっとPRし、市民一人一人にさらに美化意識を再認識してもらい、クリーンセンターへ持ち込みできる日とするほか、市民総ぐるみ、家族総出のまさに「家庭・地域美化の日」として、家庭の屋内外の美化、早朝30分は、地域美化ボランティアの日とし、ごみ拾い、公共施設や道端の草刈りのほか、近隣の家庭に持っている粗大ごみの持ち出しなどに協力する日とするなど、さらに美しく住みよいまちになるように、環境美化推進活動を展開すべきと考えております。
 以上、市当局の答弁を期待して、一般質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 齊藤議員の学校評議員制度についてどう考えているかということについてお答え申します。
 学校評議員制度の目的については、議員のおっしゃった全くそのとおりでございます。私、傾聴いたしながら感じましたことは、体験学習の重要さというふうなことで、議員が直接実践してこられたことをもとに意見を開陳されておられたことは、大変敬意を表しております。
 砺波市の場合には、議員もおっしゃったとおり、学校のPTAの組織や教育後援会等、学校を支援してくれる団体が数々ございます。そして、それらの団体は、学校と一体となって子供たちの成長のために努力を今日までもしてくださっております。
 そこで、今新たに評議員制度というふうなものを新しく考えていく場合には、それらの今まで協力をしてくれている団体との整合性の問題がございます。議員もおっしゃっているとおり、私は、砺波市の場合には、評議員制度を早急に必要とは考えておりません。したがって、これまでの教育後援をしてくださっている諸団体との連携をさらに密接にして、充実したものとしてまいりたいという所存でございます。
 それから、砺波工業高校の評議員制度導入についての概要を話せということでございます。先般、その概要を取り寄せました。それによりますと、まず学校運営懇談会の設置要綱というのをつくってございます。そして、次には、学校運営懇談会の委員、人数、人選、役割等について述べてございます。3番目には、学校運営懇談会の運営ということで、その運営の回数、各回のその時々の内容、進め方、そしてPTA同窓会等との既存の組織との関係等について相談をしていくということでございます。4番目には、学校運営懇談会で出された助言の学校運営への生かし方、つまり学校運営懇談会の学校運営上の位置づけ、職員会議との関係等についてどうあるべきかということを述べております。
 最後に、「学校の自己評価の工夫」となされておりまして、懇談会委員への学校の教育目標や教育計画などの説明の方法、懇談会委員による評価の方法等について相談をするというふうなことになっております。そして具体的な課題としては、地域に根ざしたこれからの工業教育について、2番目には、砺波工業高校の特色化について、3番目には、インターンシップ制導入における諸課題について、最後に学校運営の活性化についてという内容で相談をしていますという報告がございました。
 議員御指摘のとおり、当市の小中学校では早くから、各学校PTAや地域の皆様を初め市内の各事業所や各種団体などからの御協力をいただいており、特にこの制度については、先ほど申しましたように、今早急に必要とは考えておりませんので、導入はいたしません。しかし、学校、家庭、地域社会がそれぞれの教育力を結集し、相互補完しながら、豊かな心を持ちたくましく生きる児童生徒の育成を目指すために、地域の実態にあわせた現行体制をさらに充実したものとして生かしていく所存でございます。
 それから、先ほど大阪教育大学附属池田小学校の大変痛ましい事件のお話がございました。私ども幼・小・中は、今週の月曜日、早速校長会を開きまして、次のような諸点について再確認をいたしました。つまり、1番目に、外来者に対しては、必ずあいさつをして要件を確認するということ。2番目には、情報の共有ということ。つまり、関係機関との情報交換を常に密にしながら不断の注意を払っていくということ。3番目には、昇降口の開閉の検討ということでございます。普段には開ける必要のないところは閉めておく。常時使われたり、緊急避難等に必要な場合のところは開けるということで、特に職員室や学校から見て死角に当たるところの開閉については気をつけましょうということを申し合わせております。それから、緊急事態が発生した場合には、1人の教職員が単独で行動することなく、2人以上で対応するということ。そして、児童生徒には危険を察知したら、とにかく大きい声を出して逃げなさいというふうなことを申しております。
 何にしましても、幼稚園や小学校の低学年は幼い子供でございます。緊急な事態が発生したとなると、大変パニック状態に陥るということは想像するに難くございません。しかし、最後のところで私が申しましたことは、角を矯めて牛を殺すようなことは絶対にしてはいけない。せっかく開かれた学校ということで、地域の皆さんに学校においでいただきいろいろ御指導いただく、また地域の方へ子供も教師も出向いていって一緒に学ぶ、または教えていただくという、これから大事な学校教育の方向を恐れるが余り、いろいろなものを拒むということは一切してはならないということは申しておきました。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 齊藤議員の幼・保一体化について、「北部こども園」の共用状況と子育て支援センターの活用についての御質問にまずお答えいたします。
 「北部こども園」の施設等の共用状況につきましては、この4月1日より、幼稚園、保育所職員が一つの事務室を共用し、給食の共同調理、そして遊戯室や屋外遊戯場、遊具、プールの効率的な使用を図っておるわけでございます。
 また、入園式、運動会、生活発表会等々の共同開催を行い、幼・保・児童の交流を図る行事に地域の方々にも参加をいただくことや、保護者会の運営も合同で行うなど、新たな取り組みを進めているところでございます。
 職員の分掌、連携についてでありますが、保育士は0歳から2歳まで、幼稚園教諭は3歳から5歳までの保育に専念する一方、先ほど申しましたように、保護者会の行事等、共同で開催するものにつきましては、連携を密にし、きめ細かな運営を図っているわけでございます。
 また、幼・保双方の子供たちの具体的な交流としましては、5月に地域住民の皆様の御協力をいただき、幼・保児童が小学校児童とともにサツマイモの苗植えを行い、秋の収穫期には掘り取りをともに行うことで交流を深める予定にしております。このほかにも、祖父母参観、生活発表会、節分豆まき集会など合同行事を行い、子供たちに豊かな情操が育まれるよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、子育て支援センターにつきましては、多い日には親子合わせて70名を超え、平均的にも50名の来場者があるなど、開設以来、毎日盛況に運営をいたしております。来場される方は、子育て相談に併せて、子供同士のふれあいや親同士の子育てについて話し合う機会を求めておられる方々でございます。
 利用者の主な感想でございますが、親子ともども友達になれ、同じ年ごろの子の悩みや愚痴話などができてストレスも解消できる。集団の中での我が子をじっくりと観察できて参考になる。手づくりおもちゃがたくさんあり、また、子供も夢中になっておもちゃづくりができてよいなどの意見がよく聞かれております。
 なお、御要望の東部方面に子育て支援センターを設置することにつきましては、今年度で計画する(仮称)太田保育所に設置を予定することで進めてまいりたいと考えております。
 次に、子育て支援テレホンサービス等を含めた家庭児童相談員の相談概要につきましては、12年度実績では、性格、生活習慣や知能、言語に関する相談が全体の64%であります。そのほかには、人間関係、登校拒否、非行、障害などがあります。
 また、相談経路につきましては、ほとんどが小中学校等教育機関からのものであり、民生児童委員や家族や本人からのものも若干あるわけでございます。
 なお、相談に当たっては、家庭児童相談員はクライアントとともに問題解決の方向を一緒に考え、保育所の入所児童などの相談、指導にも出向きまして、保育士や保護者との話し合いを深めるなど、児童が健やかに成長するよう支援しているわけでございます。
 次に、環境問題についての御質問にお答えをいたします。
 まず、ごみや家電の不法投棄の現状と対策についてであります。
 去る5月27日、日曜日の第10回砺波市市民ごみゼロ運動では、早朝の第1部地域美化活動でたくさんの市民の皆様に参加をしていただきました。第2部では、今回の初めての試みとして、ごみ処理施設視察と不法投棄パトロールが実施されました。不法投棄パトロールでは、庄川右岸河川敷、市道頼成新線、市道千光寺線の3カ所を巡回いたしまして、テレビ3台、エアコン1台、温風ヒーター2台、自転車1台のほか、鍋、やかん、空き缶等、2トントラックいっぱいのごみを回収したところでございます。
 このような不法投棄は許されるものではなく、啓発看板の設置や、齊藤議員から御提案ありました環境パトロール員による巡回などの対策について、早急にごみゼロ運動実行委員会や各地区ごみ対策委員会などで協議をいただきまして、併せて国土交通省、これは河川の関係でございますが、砺波警察署などの関係機関と連携いたしまして対策を進め、環境美化に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 次に、環境美化活動の推進についてであります。
 砺波市民ごみゼロ運動の収集ごみ量の過去3年間の推移について申し上げますと、平成11年が6,640キログラムであります。平成12年度は4,910キロと若干減りましたが、本年は昨年よりも510キログラム増の5,420キログラムでございました。
 次に、クリーンセンターとなみで行っております「家庭・地域美化の日」の今年度に入っての3回の実施状況でありますが、4月8日日曜日は、利用者数113件、粗大ごみが697個、瓦れき類などが1,100キロでございます。また、4月15日日曜日は、利用者数が61件、粗大ごみ429個、瓦れき類などが1,620キログラム、地区単位の利用が1地区でございます。6月3日でございますが、利用者数75件、粗大ごみ632個、瓦れき類など760キログラム、地区単位の利用は1地区でございまして、そうしたごみが搬入されているということでございます。
 齊藤議員が大変積極的に御提案されました「家庭・地域美化の日」を市民ぐるみの地域美化の日とする運動につきましては、美しいまちづくり、住みよいまちづくりを進める上で、今後各地域において積極的に美化運動が進められるよう、具体的な施策等について検討をしてまいりたいと思うわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 以上をもちまして、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明6月15日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時11分 閉議



平成13年6月定例会 議案一覧 

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第43号  平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)
議案第44号  平成13年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
議案第45号  平成13年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第46号  砺波市職員の再任用に関する条例の制定について
議案第47号  砺波市郷土資料等保存活用事業基金条例の制定について
議案第48号  財産の取得について
報告第 4号  継続費の逓次繰越しについて
報告第 5号  歳出予算の繰越しについて
報告第 6号  歳出予算の繰越しについて
報告第 7号  支出予算の繰越しについて
議員提出議案
第2号  農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関する意見書
議員提出議案
第3号  道路整備促進に関する意見書
請    願  農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関する請願書
請    願  道路特定財源を見直し一般財源化を求める請願書
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について



平成13年6月定例会 目次

     平成13年6月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(6月12日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  報告事項 ……………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  閉会中の継続審査事項の報告について
   病院事業特別委員長の報告 ……………………………………………………  3
   施政方針並びに議案第43号から議案第48号まで、平成13年度富山県砺
   波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号から報告第7号ま
   で、継続費の逓次繰越しについて外3件
    提案理由の説明 …………(安念市長)……………………………………  4

★第2号(6月14日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 13
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 13
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 13
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 13
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 14
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 14
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   10番  高田 隼水 議員 ………………………………………………… 15
      ・CATVの現況について
      ・第50回チューリップフェアについて
      ・砺波市の観光について
    7番  池田 昭作 議員 ………………………………………………… 29
      ・海外友好都市交流とフラワー都市交流の充実について
      ・介護保険制度の運営状況について
    6番  松本  昇 議員 ………………………………………………… 41
      ・砺波市下中条と高岡市西部金屋地区の対応について
      ・ボランティア通貨について
    5番  江守 俊光 議員 ………………………………………………… 46
      ・行財政改革について
      ・市町村合併について
      ・第5工業団地建設について
      ・教育委員会の今後の在り方について
    4番  寺島 良三 議員 ………………………………………………… 60
      ・少子、高齢化対策について
      ・IT革命について
      ・田園空間博物館構想について
    3番  齊藤 源秋 議員 ………………………………………………… 71
      ・教育問題について
      ・環境問題について

★第3号(6月15日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 81
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 81
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 81
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 81
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 82
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 82
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
    2番  柴田  智 議員 ………………………………………………… 83
      ・第7次砺波市総合計画(都市基盤)の道路交通網について
      ・農業公社の現状について
      ・高齢者に対する防火、救急対策について
    1番  林  忠男 議員 ………………………………………………… 90
      ・家庭教育の対策支援について(少子化を家庭教育の充実につなげよ
       う)
   14番  西尾 英宣 議員 ………………………………………………… 96
      ・市町村合併について
      ・となみ散居村田園空間整備事業について
      ・市職員の待遇について
      ・教科書の採択について
      ・市の借用地の対応について
   17番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………109
      ・交通安全対策の推進について
      ・土地改良区の合併推進について
      ・緊急地域雇用特別交付金事業の14年度以降の継続について
      ・砺波総合病院西棟のオープンに向けた課題について
  議案の常任委員会付託(議案第43号から議案第48号) …………………117
  請願の常任委員会付託 ……………………………………………………………117

★第4号(6月22日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………119
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………119
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………119
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………119
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………120
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………120
  議案第43号から議案第48号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………121
   質 疑 ……………………………………………………………………………128
   討 論 ……………………………………………………………………………129
   採 決(議案第43号から議案第48号) …………………………………129
  請願2件
   農業政策及び農産物の緊急輸入制限に関する請願書
   質 疑 ……………………………………………………………………………129
   討 論 ……………………………………………………………………………129
   採 決 ……………………………………………………………………………130
   道路特定財源を見直し一般財源化を求める請願書
   質 疑 ……………………………………………………………………………130
   討 論
    反対討論 ……………(前田議員)…………………………………………130
    賛成討論 ……………(西尾議員)…………………………………………131
   採 決 ……………………………………………………………………………132
  議員提出議案第2号
  提案理由の説明 …………(江守議員)…………………………………………133
   討 論 ……………………………………………………………………………133
   採 決 ……………………………………………………………………………133
  議員提出議案第3号
  提案理由の説明 …………(江守議員)…………………………………………134
   討 論
    反対討論 ……………(前田議員)…………………………………………134
   採 決 ……………………………………………………………………………135
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………136
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………136
  請願審査結果 ………………………………………………………………………139



平成13年6月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成13年6月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 閉会中の継続審査事項の報告について
  第4 施政方針並びに議案第43号から議案第48号まで、平成13年度富山県砺
     波市一般会計補正予算(第1号)外5件、及び報告第4号から報告第7号ま
     で、継続費の逓次繰越しについて外3件
     (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月12日  午前10時07分  開議
   6月12日  午前10時34分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 林   忠 男 君     2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君     4番 寺 島 良 三 君
   5番 江 守 俊 光 君     6番 松 本   昇 君
   7番 池 田 昭 作 君     8番 石 田 隆 紀 君
   9番  (欠  員)      10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 野 村 泰 則 君

                   産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 坪 本 正 樹 君    室  長 堀   秋 博 君

 検査室長 宮 井   正 君    総務課長 吉 田 孝 夫 君

                   社会福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君    課  長 今 井 孝 夫 君

 商工観光              上水道
 課  長 有 若   隆 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  北 野 喜 行 君    事務局長 井 上 辰 夫 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君    監査委員 畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹