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平成13年3月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時01分 開議

◯議長(堀田君) 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、ご検討をお願い申し上げます。

◯議長(堀田君) これより、本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 議案第1号から議案第37号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計予算外36件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 石田隆紀君。
  〔産業建設常任委員長 石田隆紀君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(石田君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要についてご報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成13年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外14議案及び報告1件並びに請願1件を審査するため、去る3月12日午前10時から、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果をご報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成13年度富山県砺波市一般会計予算所管部分、議案第6号 平成13年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第7号 平成13年度砺波市農業集落排水事業特別会計予算、議案第8号 平成13年度砺波市水道事業会計予算、議案第10号 砺波市中山間地域振興基金条例の制定について、議案第12号 砺波市企業誘致条例の制定について、議案第19号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について、議案第20号 砺波市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第27号 財産の取得契約の締結について、議案第28号 財産の譲渡契約の締結について、議案第29号 市道路線の認定及び廃止について、議案第31号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第34号 平成12年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第35号 平成12年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第36号 平成12年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、受理番号2番 激増する輸入農産物を抑えるため、一刻も早い「緊急輸入制限」の発動と、対象品目の拡大を求める請願、以上、議案15件及び報告1件並びに請願1件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案などについては、それぞれ原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 また、請願1件については、継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、当初予算の花づくりクオリティアップ事業についてただしたところ、従来、各地区花壇には季節ごとに一年草を植栽していたが、今後は四季の自然を取り入れ、宿根草を中心とした花壇に改修するため、平成13年度から17年度までの5カ年間にわたり、各地区へ1地区当たり20万円の助成を行うものでありました。
 当委員会におきましても、低コストで花壇管理が容易で、四季を通じて季節の花が咲き誇り、地区民に親しまれる地区花壇の設置を望むものであります。
 次に、今後の工業誘致に関し、工業用水の確保についてただしたところ、今後、当市は、交通の要衝となって工業立地が進むに当たり、豊富な水を供給することが重要な要素となるが、現在の地下水に依存した状況下においては、新たな水の供給が難しくなってきている。そこで、新たな水利を利用した工業用水の確保が重要な課題となってくると思われ、当市といたしましても、今後の工業誘致に対しては、計画的な水源の確保として、地下水以外の工業用水の確保について、十分検討しなければならないとのことでありました。
 また、新たに企業誘致条例の制定について、今後の企業誘致に対する考え方をただしたところ、新たな条例は、従来の比較的大規模な工場の誘致に関するものであった企業誘致条例を全部改正するもので、今回の条例においては、昨今の情報ソフト産業などをはじめとする比較的小規模な企業の育成、誘致までも対象とするとのことでありました。
 砺波市は、県下でも東海北陸自動車道など高規格道路の完成で、主要な都市までの距離の時間的短縮という地理的な特性を生かし、今後、企業の誘致に対するPRを行っていかなければならないと考えており、特に今後はITの時代であることから、情報サービス産業の誘致について力を入れていきたいとのことでありました。
 当委員会としても、第5工業団地の適地を調査する際には、農工一体化事業の導入も考えながら、遊休地とならないよう適切なところを選定されることを要望したところであります。
 次に、出町市街地東部区画整理の今後の進め方についてただしたところ、昨年12月にまちづくり協議会が発足したところであり、その中で住民の活発な協議により、住民自ら面的整備の都市計画決定に向けて、区画整理についての計画内容などを研究されているところであります。今後は、組合施行による区画整理に向け調査されるとのことでありました。
 次に、上水道の老朽管の更新事業についてただしたところ、現在、老朽管の更新実績は、平成12年度末の予定実績として52%と見込んでおり、国の補助事業の活用を図り事業を実施しているところであります。
 平成13年度においては、下水道施工区域との調整を図り、それ以外の区域で、全体で2,350メートルを計画しており、延べ56%の更新となることを見込んでいるとのことでありました。
 その他、小作料の改定について、第50回チューリップフェアのイベント及び出向宣伝について、空き店舗対策について、ベンチャー企業の育成について、中山間地域活性化について、水道水へのフッ素添加について、意見及び要望があったところであります。
 以上、誠に簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会のご報告といたします。

◯議長(堀田君) 民生病院常任委員長 池田昭作君。
  〔民生病院常任委員長 池田昭作君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(池田君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要についてご報告を申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成13年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外15議案を審査するため、去る3月13日に、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果をご報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成13年度富山県砺波市一般会計予算所管部分、議案第2号 平成13年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号 平成13年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計予算、議案第4号 平成13年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算、議案第5号 平成13年度砺波市赤坂霊苑特別会計予算、議案第9号 平成13年度砺波市病院事業会計予算、議案第11号 砺波市国民健康保険出産費資金貸付事業条例の制定について、議案第16号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第21号 砺波市保育所設置条例の一部改正について、議案第22号 砺波市在宅ねたきり高齢者等福祉金支給条例の一部改正について、議案第23号 砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第24号 市立砺波総合病院並びに診療所の使用料及び手数料条例の一部改正について、議案第31号平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第32号 平成12年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第33号 平成12年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第37号 平成12年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)、以上、議案16件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については全議案原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望等について申し上げます。
 まず、赤坂霊苑墓地の今後の対応についてただしたところ、現在、墓地の未処分区画は6区画でありますが、平成13年度中には全区画の使用許可が完了する見込みであるということであります。さて、市内の総人口は順調に伸びており、今後、墓地の需要も見込まれることから、平成13年度、14年度の2カ年事業で、新たに現在地に隣接して墓地造成をいたしたいとのことであります。
 なお、平成13年度においては、予定地の立木の伐採並びに現況測量と実施設計を行うとのことであります。
 また、新たな造成により見込まれる墓地の数は、今後の実施設計の結果によりますが、計画地面積1.2ヘクタールで150区画程度を見込みたいとのことでありました。
 次に、平成13年度の保育所入所申し込み状況についてただしたところ、各保育所の入所申込者については、出町保育所が138名、鷹栖保育所137名、庄下保育所127名及び途中入所5名、東部保育所については152名及び途中入所3名、油田保育所213名及び途中入所1名、今回初めての募集となります北部保育所においては、定員70名のところ45名及び途中入所11名となり、全体では、入所定員840名に対し途中入所者20名を含め832名となり、ほぼ定数どおりの入所が見込まれるとのことでありました。
 次に、新年度に北部保育所が開設されますが、保育所と幼稚園との一体運営及び今後の幼保一体化施設の見通しについてただしたところ、北部保育所については、県内の公立の保育所としては初めての試みとして、3歳未満児のみを対象とした定員70名で発足するものであります。また、幼稚園との一体化施設として、遊戯室、屋外運動場、遊具、プール等を共用するものであります。さらに、学習発表及び運動会等の行事等についても共同開催とし、加えて保護者会等も幼保一体としたものを考えているとのことでありました。
 施設面においては、給食の調理について幼稚園と保育所を一括して調理を行うこととし、また、管理面において、事務室を1カ所に設け、また、保育所長と幼稚園長を兼ね、さらに職員においても相互に協力体制をとり、併せて併設の子育て支援センターとの連携を密にした運営に当たりたいとのことでありました。
 また、新年度に予定されている(仮称)太田保育所及び幼稚園の基本計画の作成については、出生数の増加に対応するため、さらに東部及び庄下保育所等の対象者の動向に鑑み実施いたしたいとするものであります。なお、保育所の規模は、対象を5歳児までの90名程度を視野に入れ考えているとのことでありました。
 次に、市立砺波総合病院において、医薬分業の趣旨から院外処方を行うことについてただしたところ、現在、厚生労働省の指導等により、当院においても平成13年7月から院外処方を行うこととし、富山県薬剤師会砺波支部等との調整に入るとのことであります。
 院外処方を行うメリットとしては、かかりつけ薬局による患者の薬歴管理、服薬指導等が考えられますが、また一方、これまでどおり移動することなく院内処方を望む意見もあり、高年齢者及び希望者については、院内での処方も引き続き受け入れるとのことでありました。
 また、院外処方となっても、病院の薬剤師については、入院患者に対する投薬指導などにより、薬価に反映するよう業務の充実を図っていきたいとのことでありました。
 当委員会といたしましても、院外処方の実施に際しては、患者に対しPRを徹底し、希望を尊重するなど、混乱の起こらないよう対応されるよう望んだのであります。
 次に、市立砺波総合病院の第2期工事となる東棟建設作業の予定についてただしたところ、平成13年7月の西棟供用開始後、第1病棟及び中央診療棟の機能を3病棟の1階及び2階に移設する。引き続いて、第1病棟及び中央診療棟を解体し、年度内中に基礎工事のための掘削を行い、この後基礎の免震基礎工事に取りかかりたいとのことでありました。
 次に、国民健康保険税における資産割の税率を10%から5%に引き下げることについて、その理由についてただしたところ、国民健康保険税については、それぞれの市町村において、所得割、資産割、均等割、平等割の4方式を組み合わせて課税しているところであり、その割合は市町村ごとに異なるものとなっております。
 従って、減税の方法はいろいろあると思われますが、今回、資産割の税率を引き下げることのねらいは、所得の少ない高年齢者世帯での資産割の課税軽減を図ったものであるとのことでありました。
 次に、福祉施設建設分担金4,872万5,000円の支出に関連し、今後の対応をただしたところ、これら施設はこれまで広域的に対応してきたが、一応、各市町村での取り組みも一段落したことや、民間サイドや各市町村での動きもあることから、今後慎重に検討してまいりたいとのことでありました。
 その他、クリーンセンターとなみの最終処分場の耐用年数について、在宅要介護高齢者福祉金支給事業について、国民健康保険税などの公共料金の軽減について、国民年金収納推進員の活動内容について、老人の交通安全対策等についての意見及び要望がありました。
 以上、誠に簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生病院常任委員会のご報告といたします。

◯議長(堀田君) 総務文教常任委員長 村中昭二君。
  〔総務文教常任委員長 村中昭二君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(村中君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要についてご報告申し上げます。
 今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成13年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外9議案を審査するため、去る3月14日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果をご報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成13年度富山県砺波市一般会計予算所管部分、議案第13号 砺波市職員定数条例の一部改正について、議案第14号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第15号 砺波市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例等の一部改正について、議案第17号 砺波市立幼稚園設置条例の一部改正について、議案第18号 砺波市柳瀬体育館管理条例等の一部改正について、議案第25号 砺波市消防団条例の一部改正について、議案第26号 栴檀山南部辺地に係る総合整備計画の策定について、議案第30号 高速自動車国道に関する救急業務に係る関係関連事務の受託について、議案第31号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、以上、議案10件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、要望、意見について申し上げます。
 最初に、平成13年度歳入予算のうち、市税の税収見込みの中で、特に法人市民税について前年を大きく上回る予算計上がなされているが、砺波市内の経済動向をどのように考え、また税収をどのように見積もったのかただしたところ、日本経済の動きについては、ここ最近は大変厳しい状況にあり、また株価の動きにもそれがあらわれているものであり、砺波市内の状況も楽観できない状況であると考えている。平成13年度の法人市民税の予算については、税の収入動向が特定の法人に左右されていない状況であることや、平成12年度の法人市民税の申告実績を踏まえ、全体的に収益動向が改善している現状を勘案し、見積もったものであるとのことでありました。
 また、関連して固定資産税について、安定税目ではあるものの、今後も増収傾向が続くとは考えにくいのではないか。そうした意味から、今後固定資産税の税率を引き下げることを考えるのかどうかただしたところ、固定資産税の税率は、交付税の算定にも用いられる標準税率の1.4%が望ましいと考えるが、市民の皆さんの要望に応える諸施策を誠実に実施するうえにおいて、財源を確保することを考えると、当分の間、現行の税率である1.45%で税収の確保を図りたいとのことでありました。
 次に、補正予算に出されている地域イントラネット基盤整備事業により学校等の公共施設が結ばれるが、その活用についてただしたところ、市内の小中学校及び郷土資料館、美術館等の教育文化施設をCATV網を利用して結び、テレビ会議システム等を構築するもので、学校間の交流授業や遠隔教育の実施、インターネットの活用を計画している。今後このネットワークを通して、各種情報の伝達及び共有の手段として、それぞれの施設、機関において運用方法を検討し、IT時代にふさわしい活用を開発するものであるとのことでありました。
 次に、市内全域に整備されたケーブルテレビ網の加入状況及び行政放送の内容についてただしたところ、現在、広域圏で整備したエリアについては、15.5%で約700件の加入の状況であるとのことであり、TSTが第3次で拡張したエリアにおける加入も併せて増えているとのことでありました。
 また、行政情報の提供については、新年度より市民の協力を得て番組の制作を行っていきたい。また、行政情報として、各種イベントの紹介や行政出前講座のテレビ版を考えているとのことでありました。
 当委員会としても、今後も加入率の向上に努められ、市民に親しまれる番組づくりをされるよう要望するものであります。
 次に、学校週5日制の実施に伴う学校施設の開放と子供たちへの対応についてただしたところ、学校の施設は、体育館、音楽室、家庭科室などを含め、全面開放を行うことを検討しているが、戸締りなど施設の管理面について地元と十分協議を行っていく。また、新たに(仮称)わんぱくスポーツ少年団を設立するなど、児童の受け皿についても検討しているとのことでありました。
 当委員会においても、児童の指導者の確保を含め対応され、児童の休日を有意義なものとして、地域での児童の教育を図られることを要望するものであります。
 次に、新年度の幼稚園児の人数及び預かり保育の実施についてただしたところ、平成13年度の園児数については、3歳児が178名、4歳児が179名、5歳児が191名で計548名が見込まれるが、その他に中途入園が若干見込まれるとのことでありました。
 また、預り保育については、北部幼稚園を除く9園については、夏休み等の休業期間を除き、午後4時までとし、本年4月から幼保一体化施設として運営される北部幼稚園については、幼保に同時就園する子供が5組となることから、親の送迎を考慮し、午後5時までの実施となるとのことでありました。
 この他、フッ素洗口について、インターネットによる副読本の公開について、地区体育館振興会について、生涯学習計画検討委員会について、家庭の日について、辺地計画について等の質問、意見及び要望があったところであります。
 以上、誠に簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(堀田君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 我が党は、提案されました議案第1号 平成13年度富山県砺波市一般会計予算、同じく議案第31号 平成12年度砺波市一般会計補正予算について反対するものであります。
 安念市長は、就任後4年目を迎えられています。49票差で当選をされ、いよいよ12月には市長選挙を控えておられます。
 国民健康保険税の引き下げや水道料金の引き下げなど、生活の負担減について配慮されたことは、一昨年の固定資産税の引き下げに続き、高く評価するものです。
 森内閣が2001年度予算案を「景気と財政に配慮したもの」としていますが、公共事業優先の従来の枠組みに縛られ、景気と財政のいずれをも悪化に向かわせる「行き詰まり型」と言わなければなりません。失業率が高水準を続け、勤労者の所得が増えず、介護、年金、医療などの社会保障の改悪が相次いでいます。
 公共事業には50兆円、社会保障には20兆円という財政構造を改めていかなければならないと我が党は主張しています。
 欧米諸国の財政と比較すると全く逆さまであり、欧米では社会保障投資の方が公共事業に比べ圧倒的にウエイトが高いのであります。
 我が国の形が、土建国家というゆがみを持つに至りました。砺波市もこの土建国家と強く結びつけられています。これを砺波市予算に置いてみますと、平成10年度予算(安念市長の最初の年)では、普通建設事業費33億円、扶助費11億円、福祉予算1に対して普通建設事業は3倍、平成12年度普通建設事業費37億円に対し扶助費8億円、福祉予算に対し4.6倍、平成13年度予算では普通建設事業費42億円に対し扶助費10億円、福祉予算に対して4.2倍、昨年よりは福祉に対する努力の跡がうかがえますが、市長就任の年と2年目は福祉に力を入れておられたことがうかがえます。岡部市政の時は約5倍でありましたから、変化はしています。
 自民党政府の国家予算に制肘され、地方自治体の本来の業務として、地方自治法に定められている住民の安全、健康と福祉の保持機能を発揮し得るように努力していくことこそ今求められています。
 不況が長引き、企業はリストラ、大型店攻勢で商売はさっぱり、農産物価格下落で大きな赤字を抱えている農家、市民の暮らしは大変厳しい状況で、国保税や水道料金の引き下げはありましたが、税金の滞納について対策が求められています。
 市民の暮らしが大変な時に、市議会議員そろっての中国行政視察に611万円が計上されています。砺波市政にとって今必要な視察なのか。市民からは税金のむだ遣い、大名旅行と批判されています。目的の乏しい海外視察はやめている自治体が多い中で、砺波市議会は4年前のカナダへ、私を除く全議員が参加したことで、マスコミからも厳しい批判をされたことを忘れたのでしょうか。
 その一方で、平成12年度補正予算では、砺波市体育館の用地費に、地元より774万円が寄附金として計上されています。地方財政法第4条の5「地方公共団体は他の地方公共団体又は住民に対し、直接であると間接であるとを問わず、寄附金を割り当てて強制的に徴収するようなことをしてはならない」との規定について、自治振興会、任意団体が行われることだからと済むものではありません。住民からも厳しい批判、訴えが出されています。
 少子化対策として、北部保育所に次いで、太田保育所の建設計画や幼稚園の増設等評価をするものですが、介護保険が導入され安心できると思っていたのに、特別養護老人ホームの待機者50名、ショートステイやデイサービスは満員状況に見られるように、高齢化対策は寂しい状況のようにうかがえます。
 砺波市は、超高速のスピードで高齢化社会に突入、その切実なさまざまな要求は、怒涛のように我々を取り巻き始めています。
 第7次総合計画策定に当たっての市民アンケート結果で、砺波市に望まれる対策の第1位は「社会福祉の充実」33%、第2位は「保健・医療の充実」31%で、1位、2位を占めています。
 介護保険実施後1年が経過しましたが、多くのお年寄りは不安を抱えています。北部にて老人施設の計画で調査費が計上されていますが、市民の願いにかなった施設にすることを求めるものです。
 政府の地方分権推進委員の一人、東京大学の地方財政学専攻の神野直彦氏は、「『入るをはかって出るを制す』が財政運営の原則とされていますが、それは誤りであって、何が本当に住民のために必要なのか、その公共サービス量と質を図って、そのうえで、このようなサービスのためにはこれだけのお金を使うから負担してくださいと、入るを制する必要がある」と主張しています。これこそが、市民ニーズを基本に、必要な公務労働量と予算を立てる正しい考え方だと思います。市民の願いや要求に耳を傾け、むだな公共事業には大なたを振るいつつ、入るを制するという勇断こそが21世紀の砺波市を切り開くものです。
 第7次総合計画のスタートの年、21世紀の幕明けの年でもあり、地方自治の本旨を踏まえて、市民が主役のまちづくりの精神で取り組まれることを求めて、2案件の反対討論といたします。

◯議長(堀田君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、順次採決をいたします。
 まず、議案第1号及び議案第31号を採決いたします。
 以上の案件に対する各委員長報告は、原案のとおり可決であります。
 各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(堀田君) 起立多数であります。よって、以上の案件は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号から議案第30号まで並びに議案第32号から議案第37号まで及び報告第1号を採決いたします。
 以上の案件に対する各委員長報告は、原案のとおり可決または承認であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(堀田君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、原案のとおり可決または承認されました。

◯議長(堀田君) 次に、日程第2 激増する輸入農産物を抑えるため、一刻も早い「緊急輸入制限」の発動と、対象品目の拡大を求める請願を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。
 これより、受理番号2番 激増する輸入農産物を抑えるため、一刻も早い「緊急輸入制限」の発動と、対象品目の拡大を求める請願について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
 これより、受理番号2番 激増する輸入農産物を抑えるため、一刻も早い「緊急輸入制限」の発動と、対象品目の拡大を求める請願を採決いたします。
 お諮りいたします。激増する輸入農産物を抑えるため、一刻も早い「緊急輸入制限」の発動と、対象品目の拡大を求める請願に対する委員長報告は継続審査であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(堀田君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。

◯議長(堀田君) 次に、日程第3 砺波地方衛生施設組合議会議員の一般選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 砺波地方衛生施設組合議会議員に、
  安 念 鉄 夫 君
  堀 田 信 一
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
  安 念 鉄 夫 君
  堀 田 信 一
を砺波地方衛生施設組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
  安 念 鉄 夫 君
  堀 田 信 一
が、砺波地方衛生施設組合議会議員の当選人に決しました。
 ただいま砺波地方衛生施設組合議会議員に当選されました
  安 念 鉄 夫 君
  堀 田 信 一
が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。

◯議長(堀田君) 次に、日程第4 議員提出議案第1号 砺波市議会政務調査費の交付に関する条例の制定についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 11番 村中昭二君。
  〔11番 村中昭二君 登壇〕

◯11番(村中君) 議員提出議案第1号について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 昨年5月に地方自治法が改正され、議員が市政の調査研究に要する経費の一部としての政務調査費の交付については、本年4月1日から条例を制定し、それに基づき交付しなければならないことになったところであります。
 よって、当市においても、砺波市議会政務調査費の交付に関する条例を制定するものであります。
 つきましては、砺波市議会といたしましても、適切なご決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(堀田君) これより、議員提出議案第1号に対する討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) 討論なしと認めます。
 これより、議員提出議案第1号 砺波市議会政務調査費の交付に関する条例の制定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(堀田君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(堀田君) 次に、日程第5 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(堀田君) 以上をもちまして、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
 これをもちまして、平成13年3月砺波市議定例会を閉会いたします。
 市長よりごあいさつがあります。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 市議会の閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 提案いたしました諸案件につきまして、それぞれ可決または承認を賜りまして、御礼を申し上げたいと思います。
 特に予算につきましては、一般会計で171億7,800万円、特別会計及び企業会計を含めますと408億円という前例にない大きい数字となったわけでございます。執行に当たりましては、職員ともども早期に着手するなど万全を尽くしてまいりたい、このように思っております。
 この予算につきまして、反対のご意見もございました。公共事業の行き詰まりなどいろいろおっしゃって、批判はあったんですけれども、扶助費との比較で4倍とか5倍とか勝手な数字を述べられたわけでございます。西尾さんに申し上げたいのですが、支出の款別の数字を見ていただきたいと思います。民生費が約25億円、衛生費が20億円、一般的に言われる土木費が21億円なんです。そして今回、教育費にウエートを置いたわけでございます。公共事業の中に継続でお願いをいたしております出町小学校が実は大きいウエートを占めております。それもこれも反対されますと、教育も、先ほど幼稚園の建設については賛成されましたが、私は矛盾があるのではないかと思っております。
 反対討論の弁解ではございませんけれども、その点を認識していただきたいと思いますし、我々もいろいろ配慮したつもりでございますので、議員各位にはぜひよろしくお願いをいたしたいと思います。
 さて、国政は若干混乱をしておりますが、ぜひとも景気対策等、国家予算を議決していただきたいと念願いたしているところでございます。
 なお、議会中に賜りました収入の確保など多くの要望、ご意見につきましては、それぞれ心してまいりたいと思っている次第でございます。
 なお、市町村合併問題など多くの課題が山積しております。今後とも、ご指導のほどよろしくお願い申し上げ、議員各位のご健勝をお祈り申し上げまして、閉会のお礼のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。

◯議長(堀田君) これをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時56分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成13年 3月16日

      議  長    堀 田 信 一

      署名議員    齊 藤 源 秋

      署名議員    寺 島 良 三

      署名議員    江 守 俊 光



平成13年3月定例会[ 請願審査結果 ]

                請  願  審  査  結  果
┌────┬────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│受理番号│   件    名   │請願者住所氏名 │紹介議員名│委員会名 │審査結果│意 見│
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │激増する輸入農作物を抑え│農民運動富山  │     │     │    │   │
│  2 │るため、一刻も早い「緊急│県連合     │西尾 英宣│産業建設 │継続審査│   │
│    │輸入制限」の発動と、対象│代表者 岩河秀雄│     │常任委員会│    │   │
│    │品目の拡大を求める請願 │        │     │     │    │   │
└────┴────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成13年3月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成13年3月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第37号まで、平成13
     年度富山県砺波市一般会計予算外36件及び報告第1号並びに報告第2号
     専決処分の承認を求めることについて外1件
     (一般質問)
  第2 激増する輸入農産物を抑えるため、一刻も早い「緊急輸入制限」の発動と、
     対象品目の拡大を求める請願
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月9日  午前10時01分  開議
   3月9日  午後 2時44分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 林   忠 男 君     2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君     4番 寺 島 良 三 君
   5番 江 守 俊 光 君     6番 松 本   昇 君
   7番 池 田 昭 作 君     8番 石 田 隆 紀 君
   9番  (欠 員)       10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 桂   政 樹 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 野 村 泰 則 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 宮 井   正 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 畑   尚 之 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 竹 林 秀 明



平成13年3月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時01分 開議

◯議長(堀田君) ただいまから本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第37号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計予算外36件及び報告第1号並びに報告第2号 専決処分の承認を求めることについて外1件を議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により、発言を許します。
 3番 齊藤源秋君。
  〔3番 齊藤源秋君 登壇〕

◯3番(齊藤君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般についての質問と若干の要望について述べさせていただきます。
 1項目目は、地域の教育支援についてで、まず、総合学習と地域の教育支援についてお伺いします。
 「総合的な学習の時間」は、新学習指導要領の目玉として、各教科で習得した基礎をもとに、自ら考え問題解決したりする「生きて働く力」を養うことを重視して設けられたもので、今年度は移行期1年目として、各学校で試行錯誤し、ノウハウを蓄積されたことと思います。
 県内小中学校で取り上げたこの時間のテーマは、環境が最も多く、次いで福祉・健康が多くあり、小学校では、外国語会話が全体の4分の1に当たる56校で取り入れられているとのことであります。
 国際理解の一環として、外国語会話を町ぐるみのテーマとして学習しているところや新年度から全小学校で子供たちに、英語に親しみ、楽しみながら国際感覚を身につけさせるよう進めている市もございます。
 昨年の9月議会で、移行期であるので指導組織や体制の整備、教職員の意識を高める研修と授業研究、保護者や地域への説明、啓発に取り組んでいると伺いましたが、学年末を迎えてその評価はどうか。また、児童生徒の興味や地域の実態に応じ、特色ある授業が行えるとのことでありますが、市内の児童生徒や保護者、地域の要望はどのようか、小中学校はどんなテーマで取り組んでおられるのでしょうか。
 子供たちの将来に向けて考えると、現在行われている国際交流員による小学校訪問の枠を広げて、外国語会話をテーマとし、環境や自然等は地域や家庭の教育支援にゆだね、となみ野の実体験活動で学びとらせるのが適切ではないかとの意見もございます。これらについてのお考えをお伺いします。
 次に、学校週5日制が来年4月より完全実施されるのに伴う、地域活動との連携についてお伺いします。
 このことは、学校教育がややもすると詰め込みに追われ、子供の意欲や関心を損なってきたことを改め、スリム化し、ゆとりある教育を進め、子供たちがゆとりある生活の中で、自らの意欲や関心によって行動を起こし、生きる力を育んでいくことを期待して実施されると伺っております。
 家庭や地域社会は、子供たちが心豊かに育つよう、見守りと支援を行うために、環境を整え、遊びや学びの場を提供してやらなければならないと思います。子供たちは、何を求めているか、保護者は子供に何を望み、何を支援しようと考えているか、地域はどのようにかかわるかなど、いろいろ議論されてきたところであります。
 私も、子供たちが保護者や家族と過ごす日の増えることを望んでおりますが、保護者が土曜、日曜すべて休日でなかったり、交替勤務の職場が多くあります中で、月の第3土曜・日曜の連休を「家庭の日」と定め、地域の行事は一切行わず、家族・近隣・親戚等との語らい、ふれあいを深める日にすればと考えますが、いかがでしょうか。
 また、地域や地域の各種団体が主催する活動の内容は、子供たちの心身の発達に応じた要望や願いに沿い、子供たちの目線に立って、遊びや学びを支援し、小学校低学年から土曜日も日曜日も1種目のスポーツ活動や塾通いに没頭しないようにし、いろいろの分野で行動を起こし、それこそ自らの意欲や関心によって楽しみながら健全育成させることが大切と考えます。
 土曜休業について、子供たちの願いや保護者の思いに基づいた地域の受け入れ準備が進められているのでしょうか。また、児童館・公民館活動ではどの程度子供たちの期待に応えられるのかなどについてお尋ねします。
 次に、地域の学校ボランティアについてであります。
 学校は、子供たちの学びの場としてだけでなく、地域の活動拠点として利用しているので、地域住民のだれしもが懐かしく、いろいろの思い出を持っている施設であります。特に、グラウンド、体育館は1年に何度も訪れておりますし、今後、学校内での情報技術習得のためのパソコン講習、空き教室での世代間交流、夜間照明設備のできたグラウンドでのスポーツ交流など、生涯学習の一環としての活動や児童生徒との交流などによって、地域住民が学校を利用する機会が多くなろうかと思います。
 住民が使用させてもらう学校施設や地域の子供たちに、ボランティアによってお返しできることがないのか。環境整備の他、子供たちとの伝承遊び、趣味・特技の交流など、学校ボランティアの実態と今後についての考えをお尋ねします。
 2項目目は環境問題についてで、まず、ごみの分別収集と有価物回収の現状についてお伺いします。
 平成4年7月より、環境美化、ごみ減量化及び資源化を促進するため、有料収集指定袋や処理券の発行によって、燃えるごみ、燃えないごみを分別し、指定日に出すようになり、7月より資源ごみのうち、空き缶、空き瓶は、地区環境美化対策委員会を組織して収集を始めてきました。集落で管理しているごみステーションも整備され、地区民が管理・監視してきたので、地域の美化やごみ管理は随分見直され、省資源や環境保全が図られているように思います。平成10年から、ペットボトルの収集が始まり、今年4月より発砲スチロール製食品用白色トレイの分別収集も始まるのは大変良いことと思います。近年のごみ収集量の推移及び地区民のボランティアによる収集活動の成果はどのようかお伺いします。
 また、アルミ缶、新聞、段ボール、牛乳パックなどの有価物の集団回収は、婦人会や児童会等のご苦労によって進められておりますが、その回収量及び価格の推移についてお伺いします。
 リユースできる粗大ごみの中で、家電製品、調度品等については、むだのないライフスタイルを見直すために、不用品交換や不用品販売を積極的に実施されておりますが、その現況についてもお伺いいたします。
 次に、家電リサイクル法施行に伴うことについてお伺いいたします。
 4月1日より、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目のみ使用済みのものは、電気販売店を通して家電メーカーに持ち込まれリサイクルされることになりますが、引き取り手のない製品が生じた時や不法投棄されたものは「クリーンセンターとなみ」で対応してもらえるのか、もらえる場合の手続についてもお伺いします。
 また、消費者が負担するリサイクル料金は洗濯機2,400円、テレビ2,700円、エアコン3,500円、冷蔵庫4,600円と公表されておりますが、販売店が設定する収集・運搬料及び支払方法は公表されておりません。どのようになっているのかお伺いいたします。
 負担増による不法投棄も心配されますが、市民一人一人の自覚と監視が何よりも大事でありますけれども、路肩などに空き缶や瓶類が捨てられていたり、散歩中に排泄したペットのふんが散乱しているのを見ると、まだまだ美化意識の高揚、あるいは啓発運動と心ない人たちへの指導が必要と思います。費用負担を嫌って不法に捨てられるのを防止するために、監視員が必要と考えますが、当局のお考えをお伺いいたします。
 次に、ごみ最終処分場の管理体制についてお伺いします。
 ごみ最終処分場の施設整備事業が終了し、いよいよ新年度より操業する運びと伺っておりますが、2カ年と約17億8,000万円を投入された管理型最終処分場の施設の概要と今後の管理体制についてお伺いしたいのと、埋立廃棄物の搬入についても、持ち込み途中でごみの飛散や落下等のないよう、関係者に指導をお願いしたいと思います。併せて、砺波管内一斉の江ざらえ時期においては、汚泥や汚水が坂の途中や曲がり角に落下しているとの苦情も寄せられております。
 美しい地域環境を守るためにも、運搬者への指導と処分場の管理徹底についてどのように進められるのかお伺いします。
 次に、市街地養豚場からの悪臭発生についてお伺いします。
 市街地養豚畜舎周辺の住民から、現在もなお、悪臭発生について苦情が出ております。最近になって、日中の気温が上がり春めいた陽気となったため、不快なにおいが周辺地域に漂ってきております。これから日一日と日差しが強くなり、さわやかな風が吹きますと、周辺住民の不快感が一層高まってくるものと思われます。
 昨年の夏季国体の折にも、経営者への指導のあったことを伺っておりますが、その後も適正な管理が行われていないのではないかと思われますので、完成済みの施設利用等についての指導措置を進めてくださるよう地域住民が願っております。当局の今後の対応についてお伺いします。
 以上2項目にわたって、市当局の答弁を期待して一般質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 齊藤議員にお答えをいたします。
 環境問題のうち、私からごみ最終処分場の管理等について申し上げたいと思います。この事業は、広域圏事業で行いましたので、私から申し上げたいと思います。
 4月から供用開始することになりましたこの施設につきましては、当時の厚生省から強い指導もございまして、平成11年度、平成12年度で施設整備をしたわけでございます。従来の安定型も、認可をいただいた最終処分場でございました。しかし、環境が大切だという時代になりましたので、管理型処分場として整備をしたわけでございます。
 今、齊藤議員からもおっしゃいましたが、このことと関連いたしまして、清掃センターの従来の電気集じん機からバグフィルターに変える、いわゆるダイオキシン対策等につきましても、一緒に事業を行ってきたところでございます。
 さて、この処分場につきましては、3月末をもって完成するわけでございますが、地元の皆さんにも随分ご協力をいただきましたことをこの席を借りてお礼を申し上げたいと思います。
 この施設の特徴といたしましては、処分場の底面に、全部浸透水を遮断するシートを二重張りにしてございます。さらに漏水してはならないということでございますので、それぞれ電線を張って、探知機も設置をいたしたところでございます。従いまして、完全に地下水との遮断をするということでございます。これも地域の環境汚染を防止するということでございます。そこで出てきた水等につきましては、3次処理までするということで、きれいな水でお返しをするということになっておるわけでございます。
 なお、立派な施設をつくっても、管理が重要でございます。従いまして、今、試験運転をいたしておりますが、それぞれ機械の整備等についてマスターして、人員を配置してまいりたいと思います。
 なお、投棄する段階で、不法投棄があったりすると困りますので、毎日全部遮断いたしまして、モニターカメラを設けて一切許可のない者については入ってはならないという管理体制をとったわけでございます。そんなことでございますので、ご安心をいただきたい、このように思っておるわけでございます。
 なお、今おっしゃいましたように、いよいよ江ざらえが始まります。江ざらえの時期には土砂等の搬入があるわけでございますが、このことにつきましては、先般も地区の自治振興会長さん方にお願いをしてまいりました。搬入するに当たっては、ちゃんと許可を取って、水切りをして搬入してくださいということでございます。従来とも、地元の皆さんにご迷惑をかけておるようでございますが、せっかくの管理施設でございますので、お互いにマナーを守っていただきたいと厳重にお願いをしたところでございます。
 なお、この江ざらえ時期につきましては、多くの車両が動くと思います。その面では、近隣の皆さんにもご迷惑をかけることになると思いますが、ぜひご協力を賜りたいと、このように思っておるわけでございます。
 なお、この施設整備に当たりまして、周辺整備も行ったわけでございます。地元からも若干の要望がございましたように、整備に当たりましては、芝生広場をつくることにいたしまして、将来とも、皆さん方に楽しんでもらう広場をつくることにいたしました。今、養生中でございます。芝生が活着した段階では、皆さん方にもそれを使ってもらう、いわゆる軽スポーツ等についても使ってもらいたいということでございます。
 しばらくお待ちをいただきたいと思いますが、大いに連絡さえしていただいて、職員がおりますから、その方に許可をいただいて、その広場で十分にレクリエーション、あるいはスポーツ行事があると思いますが、活用していただきたい、そんなことなど思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。
 なお、教育についてのご意見などを拝聴いたしました。具体的には教育長からお答えいたします。その他の環境等につきましては、民生部長、産建部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 齊藤議員から総合学習等について、3つの質問がございました。
 第1番目には総合学習と地域の教育支援ということ、2番目には学校週5日制と地域活動の推進ということ、それから3番目には、地域の学校ボランティアについてということ、この3点についてお答えします。
 まず、総合学習のことでございますが、これは、実は10数年前にさかのぼらなければならないことがございます。その時分に何が起きたかといいますと、小学校の子供や中学校の生徒が非常に無気力、無関心という状況がひどくなってきた。そういったふうな子供になぜなったのだろうかという反省があるわけです。
 1つは、例えば中学では、高等学校その他の上級校への進学のための偏差値教育のひどさ、もう1つはそれに伴っての詰め込み教育というふうなことで、子供が自ら学ぶ意欲がなくなってきた。それと併せて、いろいろな出来事に対して気力もないし、関心も示さないというふうな状況がひどくなってきたわけです。このことについて、何とかしなければいけない、この無気力、無関心な子供たちをどうして元気づけるかというふうなことで、総合学習というアイデアが生まれてきたわけです。
 ですから、この総合学習で一番大事にすることは、子供の意欲、関心、粘り強く追求しようとする力、そういったものを目指していく。従って、総合学習は当分の間、評価というものはしない、点数をつけない。子供たちがやりたいこと、何に興味を示し何に関心を持っているか、そしてどこまで徹底的にやる気でやっていくのか、そのことを教師が支援していこうと。従って、例えば30人の子供がいましたならば、30通りの追求があるわけです。そういったふうな本来の総合学習の目的を踏まえた上で、これからのことをお話申し上げます。
 総合的な学習の時間への取り組みについては、今年度から移行措置として実施していますが、平成14年度からの新学習指導要領の施行に向けて、来年度は総合学習推進事業により、実施体制をさらに充実させてまいりたいと考えております。
 市内の小学校での取り組みのテーマで最も多いのは、地域に関することで、それに次いで国際理解に関すること、情報化に関すること、環境に関すること、次に福祉や健康に関することの順になっております。中学校では、福祉や健康に関するテーマが最も多く、次いで環境、情報、地域というふうな追求のテーマが同数ぐらいになっております。
 これまで実施してきた中で、学校では、テーマの選び方や授業の展開方法、年間の指導計画にどう位置づけし、どう評価するかが課題となっており、また地域素材を教材化する授業の構想力、子供の姿をとらえる力、地域など現実社会と交渉する力、教師の資質を高めること、これらのことが課題でございます。
 どういったテーマを選ぶかについては大変難しいところで、児童生徒の興味や関心、地域の実情などに応じて各学校ごとに取り組むことになっていることから、地域のことよりも、英会話に重点的に取り組むといった小学校も全国的には一部ございます。また、隣の金沢市の場合でも、全市一斉に英語でいこうという市もございます。
 より具体的な知識や能力が身につくことを望む父兄も多いわけですが、自ら考え、問題解決に取り組むということで、生きる力を養うのが総合的な学習の時間のねらいです。これは、議員のおっしゃたとおりでございます。
 情報技術や外国語会話も、これからの時代を生き抜く上で重要なものであり、地域イントラネットによるIT教育の充実や小学校でも英語指導助手を活用するなども進めて、この総合学習に取り入れてまいりたいと考えております。
 しかし、ある一つの領域を限定して「これをやりましょう」というふうにし、その他の領域のものは今のところおやめなさいというふうなやり方では、総合学習の本来の目的を逸するものでございますので、このところは、ひとつ考えていかなきゃいけないことだというふうに思います。
 また、環境や自然などの学びについては、もっと家庭や地域での体験活動を積めるようにしなければならないことは言うまでもありません。家庭や地域の教育力を高める努力も大切だと思いますし、学校・家庭・地域の連携が特に重要であるというふうに考えております。
 また、先ほど議員がおっしゃった第3の土・日あたりは、いろいろな行事等は取りやめて、家庭でしっかり子供を見守っていくというふうなことをもう一度考えてみたらどうかというご提案でしたが、市長のほうも先般来、第3日曜「家庭の日」は一体どうなっているんだ、これをきちんともう一度復活して位置づけなきゃいけないんじゃないかというふうなことをおっしゃっておりますし、議員のおっしゃるように、ここのところはきちっと徹底していくことが望ましいと思っておりますので、力を入れてまいりたいと思っています。
 次に、学校週5日制と地域活動の推進ということでございますが、学校週5日制は、議員ご指摘のとおり、ゆとりある教育を進めるとともに、子供たちに地域や家庭などでさまざまな体験をさせたり、さまざまな世代の人と出会うことで幅広い人間性を涵養し、生きる力をつけさせようとするものであります。
 その趣旨に基づき、平成12年度から青少年地域活動事業、青少年育成地域推進員の委嘱、情報提供事業である子供センター事業、あるいは子供地域活動事業などに取り組んできたところでありますが、平成13年度におきましても、それらの諸事業をさらに充実させていきたいと考えております。
 また、これら地域活動の拠点であります地区公民館の活動を強化するため、公民館主事の報償費についても大幅なアップを予定しており、次年度以降も段階的な引き上げを図りたいというふうに考えております。
 生涯スポーツの分野におきましては、新たに親子で軽スポーツを楽しむことができる地区体育振興事業や、小学校低学年を対象としたわんぱくスポーツ少年団事業などに取り組む予定にしております。これらの事業を通して、子供たちの地域活動がより活性化され、地域の教育力の充実につながるものと考えております。
 地域における自主活動は、常に子供たちの目線や子供たちの発達過程に沿ったものでなければならないことは議員ご指摘のとおりであります。親や子供たちのニーズを把握したり、きめ細かく連絡調整を図るため、地区公民館における青少年部会の設置や小学校区を単位とした連絡調整機関の設置などに取り組むとともに、公民館関係者研修などを通して、常に事業の点検を行うことができる体制づくりに努めてまいりたいと存じております。
 なお、地域の子供たちは地域で育てるという観点から、各地区におかれましても、地域における自主的な活動や声かけをしていただくという「声かけ運動」にも取り組んでいただきますよう、こちらのほうからお願いを申し上げるものでございます。
 次に、地域の学校ボランティアについてであります。
 従来学校におけるボランティアは、小学校でのクラブ活動の指導や中学校における部活動指導、あるいはPTA活動での除草やバザーが中心でしたが、近年さまざまな場面で、地域のボランティアの皆さんに学校行事に参画していただくことが増えてまいりました。
 例えば、出町小学校では、昨年、地域学習での校区の商店や遊び場調べなどで、地域の皆さんのご協力を得ておりますし、庄南小学校では、校外班活動の一環として地域講師の指導を受けています。また、中学校では、ご存じのとおり「14歳の挑戦」の事業については、今年度の場合でも131の事業所が協力をしてくださいまして、非常に多くの皆さんにお力添えを得ていることをご報告申し上げます。
 これからも、総合学習における地域学習や開かれた学校づくりを目指す中で、地域の講師を招聘したり、地域のボランティアの皆さんにご活躍願うことが多くなるものと思います。
 そこで、教育委員会では、伝承遊びや民具製作なども含めた地域の講師を登録し、講師バンクの設立や数年来講座で養成してきた子育てボランティアの登録などを実施する予定であります。
 また、学校週5日制の実施を前に、学校施設の地域開放を進めてまいりたいと考えております。その際の子供たちの指導や施設管理などについて、地域の皆さんのご協力が必要になるものと考えております。そうした場合の体制づくりにも着手してまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 齊藤議員の環境問題のうち、2点についてお答えをいたします。
 まず第1点の、ごみ分別収集と有価物の回収について申し上げます。
 ごみの減量化やリサイクルの推進を目指し、平成4年7月、富山県下で初めての試みのごみの分別収集を開始いたしました。その後、9年が経過いたしました。この間、この分別収集につきましては、各地区にごみ対策委員会を設置していただき、いろいろとご協力をいただきました。順調に本日まで推移をいたしているものと考えております。
 一方、人口の増加とダイオキシンの問題により、家庭、事業所等で焼却することが減少したこと等によりまして、近年のごみ収集量は、平成10年に8,955トン、平成11年には9,989トン、平成12年には1万1,050トンということで、毎年10%程度の増加をいたしております。
 また、各地域での分別収集の推進につきましては、引き続きご協力をいただいておりますが、資源ごみのリサイクルをする上では大変効果的なものとなっております。今後ともご協力をよろしくお願いいたしたいと思います。
 次に、有価物の集団回収の回収量は、平成9年度で1,057トン、平成10年度では1,192トン、平成11年度では1,215トンで、市内の60の回収団体等の皆さんにご労苦をいただいて、年々増加しています。また、回収された新聞、雑誌、ダンボールなどには1キログラム当たり4円、アルミ缶につきましては1キログラム当たり30円を奨励金として助成いたしております。
 次に、不用交換につきましては、「譲ります」「求めます」に現在75件の登録があり、「広報となみ」あるいはまた一部の新聞紙上に掲載をしていただいております。
 また、クリーンセンターとなみでの再利用品の引き渡し件数は、平成12年では72件となっており、不用物品の再利用を積極的に進めてまいりたいとしているところであります。
 次に、4月から家電リサイクル法が施行されることに関しましては、議員ご承知のとおりですが、引き取り手のない廃家電の製品につきましては、クリーンセンターとなみに持ち込んでいただくことになります。その場合、まず郵便局でリサイクルの料金を振り込んでいただき、家電のリサイクル券の交付を受けまして、その廃家電製品の家電リサイクル券を添えてクリーンセンターへ持ち込み、その時にクリーンセンターとなみでは、この家電製品の指定取引場所までの運搬手数料2,000円を徴収いたすことになっております。
 次に、販売店が設定する収集運搬料金は、販売店でそれぞれ設定するものですが、富山県電気商業組合が一つの目安として提示いたします収集運搬料金、テレビ21型以上が2,500円、20型までは1,700円、冷蔵庫151リットル以上3,500円、150リットルまでは2,300円、洗濯機2,000円、エアコン3,000円であり、支払方法は販売店へ直接支払いをいたします。
 また、議員ご指摘の懸念されます不法投棄の防止をするための監視員の必要性につきましては、この家電リサイクル法の施行後、経過状況等を見ながら、不法投棄の監視員制度について十分検討してまいりたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 齊藤議員の質問のうち、養豚場の悪臭発生についてご答弁を申し上げます。
 出町市街地に隣接する養豚場は、平成10年に繁殖豚舎、肥育豚舎が完成し、本格稼働に入ったところであります。本施設の適正な管理運営について、当初から県農業改良普及センター、県西部家畜保健衛生所等関係機関とその指導を行ってきたところでございます。
 設置されております浄化槽の機能が低下し、悪臭の要因と考えられることから、維持管理の徹底を指導するとともに、浄化槽の早期の補修について、再三にわたって指示を行ってきたところであります。しかしながら、十分機能しないという原因について、養豚業者と浄化槽の施設工事を施工した業者との間において、メンテナンスの問題だとかあるいは施工上のミスがあったとかという主張のし合いがなされております。しかし、その中には金銭問題も絡んでおりまして、現在のところ並行線をたどっており、解決に至っておらないのが現状であります。しかしながら、養豚業者には小まめな管理を徹底するよう強く指導をいたしております。
 地域住民の代表者の皆さんとは、国体開催前の8月と国体終了後の10月に会議を持ちまして、現状と対応策について協議を行ったところであります。昨年11月に入り、関係機関との協議を踏まえ、悪臭対策について、これまで口頭で指示を行ってきたところでありますが、この徹底を図ることから、県と市両名で文書指示に変えたところであります。さらに適正な管理について、現地指導も行ったところであります。
 現在、浄化槽の機能が、徐々ではありますけれども回復基調になってきている現状であります。また、消臭効果があると言われる消臭剤の投与の指導も行っております。
 今後、気温も上昇し悪臭が気になる季節となることから、引き続き強力に関係機関と連携をとりながら、指導を行ってまいりたいというふうに思っております。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 2番 柴田 智君。
  〔2番 柴田 智君 登壇〕

◯2番(柴田君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般の中で2項目に関する質問を提案させていただきます。
 21世紀の砺波市が目指す都市像「散居に広がる快適都市となみ」、この計画における基本理念を「人すこやか・心なごやか・緑さわやか」とし、市民と力を合わせた都市づくりがスタートしたところです。
 この都市像を目指す基盤を支えるものとして最も肝要なものは、道路交通網の整備でなかろうかと思います。特に、幹線道路網の整備は、経済、文化、産業、観光の振興など、その役割は大きなウエートを示すところです。
 本市の道路体系は、市の中央部を横断する北陸自動車道と西の端には東海北陸自動車道、能越自動車道が交差し、国道156号線、359号線の2路線、県道は20路線と市街地に向け入ってきています。
 市道につきましては、785路線、総延長523キロメートルであり、舗装率は95%と高いものとなっています。そのうち、幅員5.5メートル以上の路線延長は136キロメートルであり、全体の26%と低い状況となっており、順次拡幅等の改良整備を進めていただきたい。
 次に、主要県道の整備促進状況につきましては、砺波市役所前から福光への砺波福光線につきましては、九本杉から高儀地内までは、平成14年度に完成すると聞いています。残りの区間の市役所前から九本杉区間の整備を行い、数年後には市町村合併も考えられ、市道へ変更があるように思い、早急に手を打つ必要が生じるのではないでしょうか。また、主要地方道砺波小矢部線につきましては、小矢部地区から市街地への西の入口として、沿線住民への方向づけを早急にしていただきたいものです。
 一方、中山間地等における道路整備につきましては、県道井栗谷大門線の峰・井栗谷間の継続についてお願いするものであります。
 市道の整備促進につきましては、本議会で市道路線の認定59路線、廃止16路線について提出されています。土地改良整備の手法の違いから、隣接地区とアクセスがなされていないところもあります。このような谷間的な地域の整備とアスファルト舗装の促進を行い、歩行者や自転車交通、高齢弱者への安全性を確保し、各地区において緊急を要する身近な要望事項の促進に努めていただきたいと思います。
 次に、となみ男女共同参画プランにつきましては、昨年6月定例会で勉強をさせていただきました。現在の状況では「夫は仕事、妻は家庭」という性別役割分業意識が根強く、その背景としては、戦後の高度経済成長で急激なサラリーマン化と都市化が進み、女性は主婦となり、会社人間と内助の功の妻のカップルは企業に優遇され、大衆化してきました。
 経済から見れば、これまでの雇用慣行は、男性労働者に徹底した訓練を施し、長時間働くことを可能にし、その維持のために女性は補助的な立場に立たされていました。しかし、経済が低成長期に入り、家族が一人の働き手に依存するのは危険で、男女が共に働き、共に家事・育児を行うことが重要になり、家族が外に開かれた育児制度や介護制度を適切に活用していくべきです。個人が身近なところから変えていかないと社会が変わらないとの意識改革が必要となってきています。
 先日2月25日、小松市大島町の市民センターで、「女もいきいき男もいきいき」をテーマとしたワークショップが行われ、意見交換の中からは「現状を変えるには夫婦間のコミュニケーションが必要」という女性の意見や、初老男性の「役割分担は差別でないのではないか」という声もあり、私はお互いの作業において「協力してやったがや」ということではなく、お互いがごく自然体で、気がつけばお互いに行動し合える状況でないと、高齢化社会、男女共同社会に入っていくことができないのではないかと思います。
 行政としては、人事院勧告があると思いますが、男性の配置の中に女性を入れ、役所として、企業体として、今こそ民間企業の手本として指導をし、男女の意識改革をする時だと思います。
 となみ男女共同参画プラン策定後、昨年4月1日に一般公募を含む40人の推進員の方が啓発普及活動を「男女共同参画元年」と位置づけ、広報誌「あしたの風」で活動報告をなされると聞き、感銘いたしました。今後の活動により宣言をしていただき、平成16年に、砺波市制50周年記念事業として、全国男女共同参画宣言都市サミットの開催をするという目標を持ってはいかがでしょうか。そして、長期間の中で毎年毎年イベントを持っていただいて、市民にとなみ男女共同参画プランの推進に努めていただきたいと思います。
 市の審議会等への女性委員の登用につきましては、私たちが生きるこの社会は、男女がほぼ半々でつくられている社会です。自治振興会、町内会、公民館、PTAなどは、どこの校下や町にもある公的組織です。この中にもっともっと女性が入る必要があります。当市では、審議会等における登用率は、平成11年6月1日現在8.9%と伺っていますが、その後の登用率はどうなっているのでしょうか。男女とも同じ席につき、対等な立場で話し合って、方針の決定づけに参画してこそ新しい発想が生まれ、望まれる社会が実現し、そして新しい文化と歴史が始まると思いますが、行政の施策をお伺いいたします。
 次に、少子化対策として、少子化は自然現象とする見方と、結婚している夫婦が理想とする子供の数と実際に生まれた子供の数に開きがあります。多くのカップルがもう少し子供が欲しいという願いを実現するには、個人の自由を侵害することなく、多子奨励へ誘導する施策が必要でないでしょうか。家庭と仕事の両立が困難になっている現状にその要因を求め、結婚、出産の妨げになっている制度の改革をやらなければならないと思います。
 一つには、産休後には職場の配置転換等があったりする中小企業の厳しさがあり、育児休業や男性に対する育児休業制度を確立することが、性別、役割分業社会を変え、男性が仕事と育児を両立させることが必要となってきます。
 一つには、大型店の年間無休で働く従業員や、商店街等へ勤務する一世帯家族は、施設の休校のため遠くの親戚へ一時保育をしてもらうなど、一時保育施設の要望を望んでいます。また、一世帯家族での24時間保育に伴い、母親がストレスから幼児虐待を行う事例もあり、解消のために一時保育施設を求めています。0歳から子供は人の手の中で育つように、家庭に帰った時は、夫婦で時間をかけて見守ってやれば、非行に走る子供は少なくなると思います。
 一つには、現在企業の終業時間は午後5時から6時となっており、現在の保育時間は、保育園につきましては午後6時30分まで、幼稚園は午後5時まで延長保育となりますが、幼稚園も午後6時30分まで同延長にならないものでしょうか。
 ひとり親家庭への教育費の助成、多子家庭への教育費の支援により、経済的負担の軽減を行ってほしい。
 次に、夫婦共稼ぎ社会の中から、生活習慣病としてホルモンのバランスが崩れ、子供授からないような状況になりつつあります。
 幼児期から、子供に食育に対する教育、例を言えば交通信号のように、赤では食べてはいけない食物、黄で余り食べてはいけないもの、青で食べていいものを自分でつくり、子供がどんなものを食べたら良いか選ばせる判断を、管理栄養士が保育園、幼稚園、小学校へ行き「食育の教育」に当たり、バランスのとれた食事を身につけさせなければならないと思います。
 最後に、男性社会への生涯学習について、子育てを含む講演をしていただき、少しでも子供が生まれ育つ環境を市民参画社会から実現を呼びかけ、私の質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 柴田 智議員にお答えをいたします。
 冒頭にお尋ねの道路交通網について、その重要性等については十分承知しておりまして、促進を図りたいと思います。先日の柴田豊明議員の質問にもお答えしたとおりでございます。おっしゃいました点につきまして、具体的には産業建設部長からお答えを申し上げます。
 次に、男女共同参画について、力強いご意見を拝聴いたしました。ご意見を尊重してまいりたいと思います。
 柴田議員につきましては、先般もこのことについて強調されたのでありますが、具体的に、まず男女共同参画都市宣言を行ったらどうかという提案でございます。
 県内の状況を見ますと、一昨年の9月に、富山市が議員提案として宣言を行っております。その他の自治体では、まだ具体的な動きがないところでございます。
 なお、富山県ではただいま開会中の県議会で、男女共同参画条例が提案されるようであります。
 全国的な状況を見ますと、内閣府の調査では、国の支援を受けて都市宣言を行った自治体はこれまで37団体だというように聞いております。ただし、富山市などは国の支援を受けておりませんので、宣言された都市はもっと多くあるのではないかと思っております。
 聞くところによりますと、国の支援を受けるということになりますと多くの制約があるようでございますから、かえって私は制約が困難になり、徹底しないのではないかと、こんなことを思います。従いまして、やるとするならば、十分話し合いをした上で宣言をしたらどうか、このように思っております。
 おかげさまで、この事業等につきましては随分話し合いを持ってこられたわけでございます。平成12年度においては、その推進をするために推進員を40名委嘱いたしまして、現在、啓発普及を行っておるところでございます。男女が対等の立場で社会参画することは、極めて重要なことでございます。市民の意識改革が最も重要でございますので、その啓発の一方策といたしまして、都市宣言をすることも意義があると考えている次第でございます。
 そこで、新年度におきましては、提案理由でも若干申し上げましたが、都市宣言を予定いたしたいと、このように思っております。
 なお、宣言をした段階でサミットをしてはどうかということでございます。広範囲ではないんでしょうけれども、そのようなサミットがあちこちで開催されておることを聞いております。サミットをすることが、確かに啓発の一つの催しになると思いますけれども、私はそれだけで浸透するかといいますと、そうじゃなくて、もっと委嘱された委員の皆様と、それと連携する女性団体、あるいは男性の団体でも結構ですが、その皆さんに、今柴田議員がおっしゃったような気持ちを十分理解してもらうことがもっと先決ではないかと、こんなことを実は思っておる次第でございます。
 それから、審議会等の女性の登用等については、助役から申し上げます。
 その他、男女共同参画宣言に基づきましての具体的なご意見、あるいは質問があったわけでございますが、教育長、産業建設部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 柴田 智議員のご質問の「となみ男女共同参画プラン」についてのうち、市の審議会等への女性委員の登用についてのご質問にお答えをいたします。
 議員のご質問の中にもございましたように、当市におきますところの平成11年6月現在での女性の登用率は8.9%ということでございます。
 このような状況を改善しますために、議会の皆様方からご提言もいただきまして、またご理解もいただきまして、平成10年10月に、市民の市政への参画の機会を拡充するということで「砺波市審議会の設置及び運営に関する要綱」というものを定めさせていただいたわけでございます。その中で、女性の登用ということにつきましても、「男女共同参画社会を実現する方向で」という1項をうたわせていただいたわけでございまして、そういうような方向で鋭意努力をしてきたわけでございます。1年後の平成12年6月現在では15.7%ということで、この1年間で6.8ポイントの上昇というようなことになっておるわけでございます。しかしながら、この状況というのは必ずしも十分な状況だというふうに認識しておるわけではございません。
 それで、それぞれの審議会等の女性の登用状況というものを見てみますと、健康づくり推進協議会など、要綱に基づいて設置されているものにつきましては、女性の登用率が22.3%ということでございます。また、都市計画審議会など、条例に基づいて設置されている審議会におきましては14.1%という状況でございます。また、土地区画整理審議会など、法律に基づいて設置される審議会などにおきましては7.2%と、だんだん低くなっている状況でございます。
 このように、審議会によって登用率にばらつきがあるわけでございますけれども、登用率の低い審議会の内容というものを少し見てみますと、例えば文化財保護審議会のように、専門家によるところの委員の選定というものとか、委員を委嘱します場合に、地区とか団体から、例えば1名というふうに限定をいたしますと、どうしても偏ってしまうという傾向があるわけでございまして、これらのことにつきまして、どのような方策を講ずるかというようなことも考えていかなければならないと思っておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、議員のご質問の中にもございましたが、男女共同参画社会を実現するという上から、審議会等への女性の登用というものにつきまして、いろいろと意を尽くしていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 柴田議員のご質問にお答えいたします。
 まず最初に、社会変化に伴い延長保育、ひとり親家族に対する子育て支援、このことについてお答えいたします。
 幼稚園でも、午後6時半まで時間を延長できないかというふうなご意見でございますが、幼稚園においては、預かり保育の時間をこれ以上延長する考えはございません。
 それは、幼児期の子供は親子の絆を育む大事な時期でございます。従って、家族のもとで親子が一緒に生活することによって、情緒的にも大変安定するということです。このような大変重要な時期に、非常に長い時間家族から離れて、幼稚園での生活をするということは望ましくございません。
 幼稚園と保育所とは、それぞれの機能を持っているわけです。ご存じだと思いますが、保育所の場合には、家庭に保育をする人がいない場合に、保育所で預かって育てる。幼稚園の場合には、家庭に子供を保育する者がいる。そこで、午前中から午後の時間のほんの一部を「教育」というはっきりとした目的によって子供を育てているところです。従って、午後、子供たちに余り負担のかからない時間に早く家庭に帰して、家族と一緒の生活をしているということが幼稚園での仕事でございます。
 それぞれ今申し上げましたような機能を持っているわけですけれども、幼稚園での預かり保育は、あくまでも保育所のない地区における補完的な機能であって、幼稚園を保育所化するものではございません。
 北部幼稚園がこの4月から保育の時間を午後5時までとしますのは、北部保育所が0歳から2歳までのお子さんを預かります。その場合に、保育所にもお子さんを上げている、幼稚園にも兄弟を上げているという場合がございます。この場合には、保育所の子供を迎えに来る、幼稚園の子供を迎えに来るという煩雑なことは、保護者の方は大変やりにくいので、そういうお子さんの送り迎えの便宜上、幼稚園の預かり保育を少し延長したほうがいいのではないかという判断によるものです。
 次に、ひとり親家族への教育費の助成、多子家庭への教育費の軽減につきましては、幼稚園では世帯の所得状況に応じた授業料の減免や、出生順3番目以降の幼稚園児の授業料の半額免除を行っております。来年度からは、さらに同一世帯から同時に2人就園する場合は、年少の園児についても授業料を半額にすることにしております。小学校、中学校では、世帯の所得状況に応じて、学用品費や給食費の一部を助成しております。
 次に、生活習慣病など食育の教育について、幼児期から食に対する勉強をさせてはどうかというお話がございました。
 今のように大変豊富に食品が出回り、子供たちが好きな時に好きなものを食べられる環境にあり、併せて親の食に対する無関心とも相まって、子供たちに生活習慣病が忍び寄っているのは事実でございます。幼稚園も含めた学校給食や保育所の給食では、栄養のバランスのとれた給食の提供は言うまでもなく、健康な体をつくり楽しく生活するためにはどのような食べ方をすれば良いかなど、給食を教材として栄養指導をしております。栄養士が学校や幼稚園、保育所を訪問し、朝食の役割やどのような食べ方がいいのかなどの指導をするとともに、父母との懇談会にも出席して、朝食の必要性を呼びかけたりしております。
 小学校や中学校では、栄養や健康面の教育だけではなく、作物の栽培体験などにより、食べ物の重要性を理解することも含めた食教育が大切だと思いますし、幼稚園や保育所の子供たちの食事をめぐる環境改善のためには、子育て教室などの家庭教育も重要だと考えております。
 次に、となみ男女共同参画プランのうち、男性社会への生涯学習について、男性に対する子育ての講演会などをしてほしいというお話でございました。
 子育てに関する講座や成人男性を対象とした講座としては、PTAとタイアップした「心の教育お届け講座」や公民館などでの「男性料理教室」、県が実施している「父親の家庭教育参加を考える協議会」などがありますが、これからも、これらの子育てに関する教室、講座を充実させるとともに、機会をとらえて子育てに関する講演会を実施してまいりたいと考えております。
 また、これらの講座や講演会などに、成人男性が積極的に参加されるよう促し、男女共同参画社会確立に資することができるよう努めてまいりたいというふうに存じております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 柴田 智議員のご質問のうち、県道の整備促進状況についてお答えを申し上げます。
 北陸自動車道以南の主要地方道砺波福光線につきましては、用地取得並びに工事も順調に進捗しており、砺波市内については平成14年度に完成される予定であります。また、九本杉以北につきましても、県に対し整備要望を行っているところであります。過去の経緯もあり、まだ見通しが立っていないという現状でございます。
 それから、主要地方道砺波小矢部線の整備につきましては、市の重点要望事項として、県に対して着手を要望するとともに、整備促進期成同盟会としても関係機関に強く働きかけているところでありますが、現在のところ、調査着手の段階には至っておりません。
 しかしながら、本路線の整備に対する関係住民の切実な願いも十分理解しているところであり、今後より一層強力に県に対し調査着手を要望してまいりたいというふうに思っております。
 次に、山間地等における道路整備の継続についてでありますが、議員ご質問の県道井栗谷大門線は平成11年度に新峰橋が完成し、平成12年度は峰から井栗谷間、主要地方道砺波細入線までのルートを検討するための調査業務が行われるところであります。継続的に事業は進められておるわけであります。
 それから、隣接地区との道路アクセス等についてお答えを申し上げます。
 砺波市におきましては、圃場整備が17地区それぞれに実施されたため、地区境界等において、クランクあるいは行きどまりの道路が往々にして見受けられるところであります。圃場整備の時に、やむを得ない事情があってそのような形態になったものと推察しております。
 しかし、圃場整備の実施後、年数が経過し、社会状況の変化等から、その改良あるいは道路の新設の要望が出されるようになってまいりました。市といたしましても、円滑で安全な交通の確保のため、市道の整備は必要と考えておりますけれども、そのような形態に至った問題の経過を踏まえ、今後、過去の問題が再燃しないように、慎重に検討を進めてまいりたいと思っております。なお、舗装につきましては、農道舗装等、財政的に有利な事業で計画的に整備をしてまいりたいと考えております。
 それから、緊急を要する身近な事業の促進についてご答弁をいたします。
 各地区等から要望されております防護柵、あるいは道路照明等の安全施設や道路側溝等の整備につきましては、現地を確認し、緊急性の高い箇所から順次整備をしているところであります。
 今後とも、市民が安全で安心して暮らせるまちづくりのため、身近にある危険箇所を調査し、その解消整備を進めてまいりたいというふうに考えております。
 次に、産休後の職場復帰が民間では困難になってきているということについてお答えを申し上げます。
 子供を持つ親が安心して働くことのできる環境づくりの一つとして、育児休業制度がございます。これは、男性にも取得できる制度となっておりますので、企業にも法の趣旨をご理解いただき、制度の普及を図っていく必要があると考えております。
 また、社会においても、男性が育児休暇を取りやすい社会づくりを維持するため、「となみ男女共同参画プラン」の実践普及が大切になってきておりますので、商工会議所や砺波工場協会等を通じて、働きかけをしてまいりたいというふうに思っております。
 それから、大型店の年間無休のために、土・日・祭日の保育がだんだん困難になってきておるという問題についてであります。
 砺波地方においては、大型店の無休営業はまだ見受けられないようでありますけれども、年間休業日数が減少しているのは事実でございます。このため、曜日に関係のないような就労形態が広まっており、一時保育や臨時的あるいは変則的な保育ニーズも高まりつつあります。このため、地域において、育児の相互援助活動を行う公益法人のファミリーサポートセンターの制度の検討が必要になってくるのではなかろうかと思っております。
 このセンターは厚生労働省の支援を受けられるもので、人口が概ね5万人以上の市に設置が可能なものであります。しかし、人口5万人に満たない市町村でも、隣接市町村が共同で設立することも可能であります。要望が高まれば、広域市町村圏に働きかけてまいりたいというふうに思っております。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 1番 林 忠男君。
  〔1番 林 忠男君 登壇〕

◯1番(林君) お許しをいただきましたので、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。
 勤労青少年ホームについて質問をいたします。
 少年期に具体的な希望やあこがれを与える一つには、青年たちの役割が大切だと思うのですが、そうした役割を果たしてくれた青年たちが、地域の子供たちの周りから消えてしまっているように感じてなりません。
 社会教育法の施行に伴い、各地区に公民館が建設され、青年たちは徐々に地域の公民館でいろいろな活動を始めました。地域に根ざし、子供たちを巻き込みながらさまざまな活動をしていた青年団は、グループ活動やサークル活動(ハイキングやダンス、コーラス、バンド)など、目的のはっきりとした趣味の活動ができる公民館サークル活動に魅力を奪われていったのです。
 公民館活動では、拠点の確保や活動費の捻出、地域を視野に入れた活動内容をどうするかなどの苦労が少なくなるからであります。当時の青年は、自分たちの楽しみだけを考えればよい、楽な公民館活動に流されました。自主自律の文化を持った青年活動が行政管理型の青年活動に変わっていったのです。
 さらに、高度経済成長期の中小企業の若手労働者福祉事業として、全国各地に「勤労青少年ホーム」が建設され、恵まれた環境設備に加え、青年層のみの活動拠点というのが人気を呼んで、公民館でサークル活動をしていた青年たちは吸収されていったのであります。地区の公民館には、大人と高齢者が残り、青年は地域から遊離し、与えられた環境に不満だけを言っていればよい楽な道を歩み出したのです。青年は恵まれた環境のもとで、ますます自律的活動を失っていったのです。
 今度は、生涯学習法が施行されると、社会活動は幼児から老人まで一本に包括されました。青少年活動の名はあるものの、その対象は小学生や中学生、高校生であり、青年は一般に組み込まれていってしまったのです。
 青年期の文化は、ほかのものと一緒にできない特別な文化だと思います。青年はこの地で育ち、この地で結婚をし、子を生み子育てをし、やがてこの地の担い手となって老いていく存在です。自治、自律といった文化や自己を育てる学び舎は自ら獲得するものであって、指導され教えを受けることだけでは身につきません。苦労が必要であります。
 青年は、自ら獲得した自律的な生き方を示すことで子供たちのあこがれを得て成長することへの希望となり、まねをされる存在となります。物に恵まれた豊かな環境の中でも、工夫次第で立派に子育てはできます。恵まれた環境は、決して悪者ではありません。子供たちのあこがれの対象であるべき青年が失われては取り返しがつきません。
 現在、社会問題になっている少年の荒れの遠因に、地域における青年の不在があると思うのです。昔どおりの青年団を復活させようというわけではありませんが、地域で青年が輝くための施設「勤労青少年ホーム」について質問いたしますので、明快なる答弁を期待いたします。
 昭和50年5月1日、当市の青年たちの活動の拠点となる夢と希望と期待の施設「勤労青少年ホーム」が完成されました。当時の1年間の延べ利用者数は6,722名、講座利用者数は1,728名、講座数は5講座、職員数4名でスタートされました。昭和51年では、延べ利用者数は7,824名となり、講座利用者数は1,808名、講座数7講座、職員数は3名となっております。延べ利用者数は1,102名増加し、講座利用者数は80名の増加、講座数も2講座増加となっております。利用者の男女の比率では女性が85%、男性の利用者が15%と圧倒的に女性の利用者が多いことがわかりました。
 また、最近の勤労青少年ホームの利用者の状況についても調べてみました。平成9年度では、延べ利用者数は1万756名、講座利用者数は4,245名、講座数は11、友の会会員321名です。平成10年度では、延べ利用者数は1万2,666名、講座利用者数は5,874名、講座数は10、友の会会員が364名となっておりました。
 以上のことから、単純に比較をしても、延べ利用者数は1,910名の増加で、講座利用者数は1,629名の増加、友の会会員も43名の増加となっております。
 そこで、私が申し上げたいことは、利用者総数よりも、問題なのはホームを利用している青年たちの登録者数の減少でありましょう。
 平成12年のホーム運営の中堅リーダーであるホーム友の会会員の数字を見ても、講座数8、男性数16名、女性数99名の計115名であります。全体の平均年齢は29.2歳となっており、地域づくりの担い手の高齢化が強くなる中での利用者減少をどう分析しておられますか。市の人口の中での青年の数が激減しているのでしょうか。統計書から見ても、20歳から29歳の市内の人口は、平成7年度では男性が2,235名、女性が2,427名で合計4,662名であります。さらに、平成11年度では男性が2,691名、女性が2,710名で、合計5,401名でありました。単純に青年の数を比較してみると、平成11年度までの5年間で739名の青年たちが増えていることから、逆に強力な対策を推進していかなければならないことになるのではないでしょうか。
 未来ある青年の数が増加しているにもかかわらす、青年活動に対する中心的施設の勤労青年の利用度が減少している現状を放置していくわけにはいきません。さらに、延べ利用者数も増えているにもかかわらず、設立時の職員数は4名でありましたが、現在の職員構成で施設利用者への十分な対応がなされているのか、お聞かせください。
 青年時代の団体活動やグループ、サークル活動の意義やすばらしさは、今さら論ずる気持ちはありませんが、社会教育の中で最も困難だといえる青年の社会参加事業は、あきらめずにしっかりと事業展開していくものだと思いますが、当市における社会教育の中での若者対策の方針はどんなものなのかお聞かせ願いたいと思います。
 また、ホーム友の会の内容を見ました市内の企業からなる育成会は、団体数5団体、会社数20社から年会費をいただき、関連事業を企画し、ホーム友の会会費を集めながらのやりくり運営、いろいろな行事に参加をし、昨年は勤労青少年ホーム祭「ヤングの集い」が行われ、いつもの趣向を変えて野外ステージで舞台発表会を行ったり、各講座、サークル対抗のゲーム大会や着物の着付けショーやカラオケ発表、手話コーラスなどが発表され、各種講座対抗の早食い競争、ビンゴ大会などのホーム祭を企画し、一生懸命頑張っている青年たちがいます。市内各企業から、辛うじて青年たちを確保しており、この機会に勤労青少年ホームの現状、将来を含め、青年問題を見直していただきたいと思います。
 1.青年の活性化対策を協議する組織を整備し、対策を推進する。2.ホームの職員は利用する青年たちの年齢を配慮し、ある程度行動を共にできる若い職員とする。3.教養教室の充実を図り、青年の自覚と参加を促進するためにホーム独自の主催事業を増やしていく。特に、各種スポーツ教室の開催を企画、充実を図る。4.青年と国際交流事業のつながりを強化していく。5.広報事業をもっと活発化し、各関係機関、企業にさらなる協力体制を依頼していくなどが重要であると思います。将来、勤労青少年ホームの若者対策はどんな形で位置づけられているのか、併せてお聞かせください。
 次に、平成12年6月議会に引き続き、チューリップフェアについてご質問いたします。
 昭和26年、富山県農業試験場砺波園芸分場と同後援会がチューリップ切花品評会を行い、翌年、砺波町誕生を記念して、第1回チューリップフェアが開催されたのであります。その後、チューリップの切り花で、風車やフランス人形、花の五重の塔などがつくられ、当時で10万人を超える入場者であったと聞いております。
 昭和33年、34年には、チューリップ踊りの街流しやチューリップ音頭が新しく発表され、皇太子御成婚記念写真展、勇み太鼓なども取り入れられ、砺波駅から会場までの無料バス運行サービスも始まりました。昭和36年第10回の記念フェアには、ハワイ観光団一行や東京の切花業者らも訪れ、装いを凝らした人と花園で彩られました。昭和37年チューリップフェア推進協会事務局が市役所内に開設され、この年から砺波市が中心になって開催することとなったのであります。モデル撮影会、チューリップデコレーションや子供歌舞伎、ブラスバンド演奏会、バーベキューなどがイベント行事として取り組まれました。
 昭和42年から、フェア期間中に子供歌舞伎が行われることとなり、当時の入場料は大人30円、小人20円でありました。昭和44年、入場者数が25万人を超え、今までの最高入場者を記録したのであります。昭和45年には30万人となり、昭和46年第20回には、チューリップタワー工事が着工され、砺波圏の観光物産展や市民参加討論会等が行われたのであります。
 翌年、チューリップタワーが完成し、その後のフェアは仮装行列やミニSL運転、チューリップデコレーションコンテスト、駅伝マラソンやフォークの集いが取り入れられ、昭和49年には、第1回ミスチューリップコンテストが始まったのであります。
 昭和50年から出向宣伝を開始し、県外にフェアのアピールが始まり、昭和51年にはチューリップ公園総合計画が策定され、ハワイ出身のアグネス・ラムを迎えたモデル撮影会やちびっ子のど自慢大会、キャッツ・アイショー、ファミリー動物園、城端線にはお座敷列車の運行やアマチュアバンドコンテスト、ニジマス釣り大会が行われ、昭和56年第30回を記念し記念館を開設、入場者数は34万6,000人となりました。
 昭和57年文化会館がオープンし、昭和58年、59年には初の試みとして夜間開園し、レーザー光線ショーやフラワー都市交流や観光物産展、都市交流児童画展や市制30周年記念砺波市産業物産展が行われました。
 昭和60年には入場者数が40万人を突破し、41万1,200人に達しました。また、昭和61年には史上最高の48万人の入場者を記録したのであります。昭和62年、63年、平成元年、2年のころからは、入場者数は40万人と定着しております。平成3年第40回記念には、海外の姉妹都市より代表者を招き前夜祭を開催され、第三セクター株式会社フラワーランドとなみが設立されました。これまでいろいろなイベント行事に取り組みながら今日に至っておりますが、このように半世紀にわたる話題性中心のイベントがなされ、今日のチューリップフェアとなっているわけであります。
 私は、平成12年6月議会で申し上げた中で、イベントとして大事なことは、時代の流れに沿ったものではなく、今まで50年も開催してきた先人たちのノウハウをいま一度考え直し、球根生産者と観光業者、さらには行政が一体となってのイベントづくりが必要であることを申し上げましたが、本年50回の節目のフェアに対し、次の7つの質問をいたします。
 1.プレイベントの内容はどのようなものなのか。2.行催事及び記念行事はどのようになっているのか。3.砺波市及び財団法人砺波市花と緑の財団との役割はどうなっているのか。4.砺波観光協会とのつながりについて。5.後援、協賛はどうなるのか。6.会場のレイアウト(花壇・ディスプレー)についてどうなるのか。7.観光ボランティア育成と協力について。
 以上、勤労青少年ホーム及び第50回を迎えるチューリップフェアの2項目について質問をいたしました。
 当局の明快な答弁を期待しまして、私の質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 林議員にお答えをいたします。
 まず最初に、勤労青少年ホームの質問でございますが、活動青年がいなくなったということから、前段に青年の役割等についても述べられました。
 意見を聞いておりますと、公的な施設や施策が進むとともに消滅したということ、あるいは行政管理型によって自律活動を失った。そして、青年自らの行動や運動に苦労がなくなってしまって、そのことが青年団の不振につながったというようなご意見でございました。ご意見を拝聴いたしましたが、ご意見はご意見として受けとめていきたいと思います。
 そこで、若者対策をはじめ勤労青少年ホームのことについて明確に答えろということですが、このような時世でなかなか明確には答えられないのが残念であります。
 まず、勤労青少年ホームにつきましては、従来の労働省所管でございまして、勤労青少年の健全な育成のための教養・趣味の醸成を進めて、社会的自立を目指すことが目的でございます。ついては、若者のニーズに合わせた講座や、あるいは参加者が相互に連帯感を深めるグループづくり、組織づくりがホームとしての重要な任務であったように感じておるわけでございます。
 話を聞きますと、勤労青少年ホームができてからかえって活動青年がいなくなったような話でございますが、時代の推移というのは、そのように変わってきているという認識をまずしていただきたいと思うわけであります。
 利用者も多いようでございますけれども、実際には本当に参加していただきたい若者は減少しておるようでございます。このために、事務改善等でも、一部土曜日・日曜日も開館したらどうかということで、そのように実施しております。要望に応えて、振替えで実施をしていることもご理解いただきたいと思うわけです。
 なお、この中で特に強く指摘があったのは、ホーム職員について、若い職員にということで提案がございました。市の行政の合理化もございまして、人員が不足していることはそのとおりであります。少ない職員ですが、もう少し工夫をして、その趣旨に合うように、意欲を持って事務をするように督励してまいりたいと、このように思っているところでございます。
 それで、勤労青少年ホームと青年とのかかわりの中で、青年の活性化についてどう考えるのかという質問でございます。
 おっしゃるとおり、地域の発展、将来を考えますと、ご意見の気持ちはよくわかります。ただし、このことは、勤労青少年ホームの場ということではなくて、広く生涯教育で、できれば地区の公民館などとも連携をしながら、青年教育といいますか青年の活動を促進するのが大切ではないか、このように思っております。
 そこで、各地区には、青少年育成のための青少年部会を今回つくっていただくようにお願いをしておるわけでございまして、そのための予算措置もいたしました。そのように地域でも考えていただきたいと、このように思うわけでございます。
 なおまた、若者対策をどうするのかというご質問もございました。大変難しい状況にあると、私は率直に思っております。
 青年の今の職場条件、それからせいぜい二人兄弟という時代でございます。そういう社会の変化もございまして、林議員もおっしゃったとおり、従来のような青年団活動というのは、私は困難だと思います。しかし、青年は集まって語るという青年心理を持っております。地域におけるスポーツやあるいは文化行事、そういったものへの参加をサポートする、そのようなことが考えられるのではないかと思います。
 そのような意味で、地域で青少年部会を持っていただいて、サポートしていただいて、生の声、生の体で語り合える、そういう場をつくっていただければありがたいと、このように思うわけでございます。
 ご意見の中にもございましたが、「ヤングの集い」でも世話をされる方がおられるわけですが、敬意を表したいと思います。そういった意味で、リーダー養成も必要だろうと、このように思うわけでございます。
 私は、職員の初任者教育では、必ず地域へ行ってお世話しなさい、地域の仲間と参加して、青年団活動とは言わなくても、仲間づくりをして話し合いの場に入りなさいと。
 市の職員は大学を卒業して、優秀な成績で入ってきます。実際に地域のことをよく知らないんです。友達との知り合いはありますけれども、上下の関係についてはよく知らないし、例えば太田出身の者であったら、高波の字とかあるいは若林の狐島がどこにあるか全然知らない。従いまして、そういう中へ入って、多くの友達の中でいろんな意見交換をして地勢をも勉強する。そのことが大事だと思っておりますので、私は初任者研修の時には、必ず地域へ入って、若い人との連携をとりなさいと、そのように指示をいたしております。そのことが大事だと思います。
 そして、日本青年館、私のつながりもございますが、毎年全国の研修会がございます。若い人に、それにも参加をしていただいて、交流を深めてもらうということもいたしているわけでございます。
 もう一つは、一般的に考えたのは、やっぱり若者はスポーツが好きです。従いまして、今度、庄西中学校と般若中学校に夜間照明をつけたのはその意味もございます。そこでつくって、みんなが汗を出す。そして、お互いに体と体でぶつかる。そういうスポーツが随分友好あるいは友人、そういった形に私はなるんではないかと。いずれ、皆さんが大いに活用されるとするならば、クラブハウスも必要ではないかと、今そう思っています。
 そんなことなどを今考えておりますので、今後、この若者対策をみんなで考えていきたい。施設づくりもしていきたいと思いますが、今後ともこのことについて、将来の砺波市を考える時に、林議員がおっしゃったような心配をみんなでしていくべきではないかと、このように思っております。
 今後とも、よい提案等があったりあるいは示唆がございましたら、承っていきたいと存じておる次第でございます。
 なおまた、ホームの具体的な教室等につきましては産建部長から、チューリップフェア等については実施本部長をゆだねております助役からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 林議員のご質問のうち、チューリップフェアに関しましてお答えをいたします。
 第1回から大変事細かにご説明をいただきました。今、実は記念誌をつくっているのでございまして、ぜひ、また林議員のお知恵をお借りしたいと思いますので、どうかひとつよろしくお願いいたします。
 本年第50回を迎えますこのチューリップフェアが日本的イベントとなりましたことは、議員のご質問の中にもございました先人の並々ならぬご労苦、ご尽力の賜物でございまして、本当に深く感謝を申し上げる次第でございます。
 第50回を契機に、21世紀に向けたイベントとしていくために、平成11年6月に市内外の公園、球根生産者、観光、イベント、商業、自治振興会、女性団体の方、それから旅行業者、ボランティア、公認会計士等の専門家からなりますところの「チューリップフェア検討委員会」を設置いたしまして、今後のチューリップフェアの方向づけを取りまとめていただき、平成12年1月にご報告いただきました。この提言に基づきまして、今いろいろと改善を図ってきているところでございます。
 まず第1のご質問のプレイベント、そしてまた、第50回の行催事の内容につきまして、お答えをいたします。
 検討委員会の提言にもありますように、このフェアをチューリップを中心とした花を見てもらう内容とするために、メイン会場のほか、球根生産者の方々にご協力をいただきまして、周辺観光圃場に加えて、柳瀬地区4.6ヘクタールに29品種、140万本の観光圃場を設けまして、スケールの大きな身近に咲くチューリップを楽しんでもらえるようにしたところでございます。
 また、チューリップの開花時期が早まっていることや、アルペンルートの雪の大谷の開通時期に合わせまして、4月20日から24日までの5日間をプレイベントといたしまして、四季彩館をメイン会場にして、柳瀬会場を結んで、今年初めて実施するととしたわけでございます。
 この際には、第50回を記念して、四季彩館の隣に姉妹都市リッセ市との関係から、オランダの風車を移築しているところでございます。現在、既にその姿を現しているところでございますが、4月20日のプレイベントのセレモニーでお披露目をするとしておるわけでございまして、大いに観光スポットになるものと期待をしているところでございます。
 次に、本イベントの記念行催事につきましては、まず4月24日の前夜祭に先立ちまして、リッセ市、ヤロバ市、盤錦市、オタワ市、ヴァーリントン市の代表の方々をお招きいたしまして、砺波市も含めた6カ国で「チューリップサミット」を開催いたしまして、花を活かした都市づくりやイベントなどについて意見交換をいたしまして、全国に「砺波のチューリップ」をアピールしてまいりたいというふうに考えております。
 また、美術館では4月20日から5月27日まで、「下保 昭展」を特別展として開催することにしております。さらに、期間中には全国10都市で構成しますところの「フラワー都市交流連絡協議会」の総会を開催いたしまして、花を通じた交流を深めてまいりたいというふうに考えておるわけでございまして、第50回にふさわしい行催事というものを盛り込んでおるところでございます。
 次に、市と財団の役割分担についてでございますけれども、フェアの運営組織体につきましては、検討委員会の提言に基づきまして、平成12年10月に任意団体のチューリップフェア推進協会から、財団法人砺波市花と緑の財団に運営を移管したところでございます。提言にもありますように、フェアが市の一大観光イベントであることから、フェアの運営に当たりましては、市と財団の共催といたしまして、財団にその事務局を置き、事業計画、経理、そしてイベント、物販、会場づくりなどを担当することとし、市は誘客キャンペーン、メイン圃場会場の整備、会期中の職員を派遣すること、交通対策等を担当する。そして、それぞれの役割分担、責任体制というものを明確にするとともに連携を図って、共催としての運営を図ってまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 なお、商工会議所など多くの団体のご協力もいただいて、このフェアを運営していることから、事務的には財団に実施本部を設けまして、それぞれの連携調整を図って、運営にそごを来さないように努めたいと考えておるわけでございます。
 次に、砺波観光協会とのつながりについてでございますが、これまでもチューリップフェアにつきましては、砺波観光協会のご支援、ご協力をいただいてきておるところでございまして、会場内において、砺波市の物産の紹介や「フラワー都市交流物産展」など、砺波市の観光をアピールしてきていただいておるわけでございますが、今後ともその方向でお願いをしたいというふうに考えておるわけでございます。
 また、フェアの企画委員会を設けて、いろいろと企画をしていただいておるわけでございますけれども、その委員にも観光協会から参画をいただきまして、いろいろと貴重なご意見を賜っておるわけでございます。
 また、誘客観光キャンペーンには、砺波市の観光キャンペーンということもございますので、一緒にキャンペーン活動を続けております。これも従来どおりの形で続けてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 次に、チューリップフェアの後援、協賛についてでございます。
 市と財団が主催となって共催する他に、富山県花卉球根農業協同組合、富山県花総合センター、砺波商工会議所、砺波観光協会、砺波市教育委員会、株式会社フラワーランドとなみの協賛をいただく他、従来どおり、県内の多くの企業の協賛をいただいて開催をしていきたいというふうに考えておるわけでございます。
 また、マスコミ各社には後援をお願いいたしまして、チューリップフェアを盛り上げていきたいというふうに考えておるわけでございます。
 次に、会場のレイアウトについてでございますが、会場のレイアウトにつきましては、例年の会場レイアウトを基調としておるわけでございますけれども、特に50回として特色あるものを申し上げますと、大花壇では、16世紀から18世紀当時のトルコのチューリップをイメージしたユリ咲きのチューリップを咲かすことにしております。
 また、野外ステージの前の東側のところには、富山県の育成品種10品種5,000本を集めた花壇をつくってまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 また、茂りはじめました木々のもとにチューリップを配しまして、風車のある四季彩館、美術館へ回遊し、1時間コース、半日コース、また1日コースとして見られるような、入場者のニーズに合った会場づくりというものを進めてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 また、メイン会場と連携をいたします観光圃場会場は、先ほど申し上げましたように、柳瀬地区にも新たにつくったわけでございます。また、市街地会場は青年会議所の青年部のご協力を得て、タピ・ドゥ・フルーとか従来どおりのような形で進めてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 次に、観光ボランティアについてお答えをいたします。
 これまでチューリップフェアでは、市内の中学生の皆さん、連合婦人会、水芙蓉の会、レモングループ、旧友会、えんなか会、花と緑の会や個人の方々など、会期中延べ400人を上回りますところの皆様方にボランティアとしてご協力をいただいて、会場内の清掃、アンケート集計、それから水車苑や旧中島家の開設、また総合案内所での観光案内、また花の管理など、多方面にわたり活躍をいただいておるわけでございます。
 今後とも、このフェアを盛り上げていきますためには、ボランティアの方々に参画をいただきまして、自分たちのイベントとしていただくことが大変必要でなかろうかと思うわけでございます。そのために、この3月20日ごろをめどにいたしまして、四季彩館のホームページを開設いたしまして、全国からボランティアを募集し、ボランティアの皆さん自身がチューリップフェアを楽しんでいただけるような、そんな工夫もしてまいりたいと思っております。
 なお、実施本部の中にも、特に今年はボランティア担当者を設けまして、この取り組みというものを積極的にしてまいりたいというふうに考えておるわけございます。
 いずれにいたしましても、チューリップフェア自体が目的ではなく、このフェアを通じて花を愛する文化の推進、地場産業の振興、そして地域の活性化を積極的に進めていくことが肝要であるというふうに考えておるわけでございまして、第50回を契機に、より一層市民のフェアとなりますよう努めてまいりたいと考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 林 忠男議員ご質問のうち、幾つかの提案がございました。
 国際交流の強化をすればどうかということがございました。
 青少年の国際交流につきましては、生涯教育の面からも重要でございまして、姉妹都市の提携のもとに交流を進めてまいりました。特に、外国人登録の増加もあり、中国、ブラジルの青年との交流を図るため、砺波地域職業訓練センターの訓練計画とタイアップしながら、友の会を中心とした交流活動や日常会話から交流を深める講座や国際交流に発展するような行事計画を検討していきたいというふうに思っております。
 それから、組織の強化ということでありますけれども、現在、育成会という組織がございます。この育成会の構成員でございますけれども、今後は、青年団体やあるいは青少年の声が反映されやすいような代表を増員いたしたいというふうに思っております。
 それから、教養教室の充実、本部独自の事業の推進をすればどうかということであります。
 開館以来25年を経過し、着実に成果を上げており、しかも日本文化の伝統を受け継いでいる教養講座で、生け花、茶道、習字、ペン習字、着物着付け、また体力づくりなどのウエートトレーニング、エアロビクス、合気道の定例講座、料理、ボウリング等の短期の講座等を開催しております。今後も活性化を図りながら、継続実践をしていきたいというふうに思っております。
 なお、過去においては、ダンス、テニス、ゴルフ等の教養講座を開設してきましたが、施設の整備員や経費の面等で長続きをしなかった経過がございます。近年は、各事業所においても福利厚生施設が充実される一方、その時代における若者の趣向が多様化している中、若者向きの教養講座の新規計画についても、青少年の魅力ある講座開設に努力をしていきたいというふうに思っております。それから、青少年に要望のあるスキーやスノーボードやゴルフ教室等についても検討していきたいというふうに思っております。
 なお、各種スポーツ教室の開設については、各種の運動施設で計画をいたしております。当面、平成13年度におきましては、短期としてパソコン初級講座の開設を予定しているところでありますけれども、今後もその時代に合った講座を計画し、勤労青少年ホームの活性化に努力したいと思っております。
 それから、広報事業の活性化ということであります。
 広報事業につきましては、市の広報の利用による講座活動の案内や友の会活動の機関誌を年1回発行しております。今後もこれの周知徹底を図るとともに、ポスター、チラシ配布等による広報活動を進めてまいりたいというふうに思っております。
 また、企業の協力体制につきましては、育成会を中心にして、青少年が活動できやすいような協力体制をお願いいたしておりまして、特に、企業の生産活動と青少年の余暇活動や教養活動がうまく連携が深まり、意欲と結びつき、職場の活性化へとなるように働きかけをしてまいりたいというふうに思っております。
 なお、広報活動につきましても、パソコン教室の開設とケーブルテレビやホームページでのPRを推進したいというふうに考えております。
 以上であります。

◯議長(堀田君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 0時05分 休憩

 午後 1時00分 再開

◯議長(堀田君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 中小業者の汗の結晶、いざという時のために出し合った共済掛金が自民党に、KSD汚職は自民党丸ごと汚染ではないでしょうか。機密費流用は、税金の私物化だ。一人の不心得者の横領事件ではありません。税金を時の政権党が土産代や野党を抱き込む国会の対策に自由勝手に使う。今日ほど、自公保政治に対して国民の怒りが強い中で、3月定例市議会が開かれています。汚れた政治をただすためにも、日本共産党の責任の重さを痛感いたしております。
 さて、昨年4月より介護保険法が施行され、介護給付サービスが始まり、10月からは保険料の徴収が行われ、本格的に介護保険制度がスタートしました。お年寄りにはなじみにくく、高い保険料と利用料に怒りが沸き起こっています。
 そのような中で、当市では、在宅ねたきり高齢者等福祉金条例の改正で、福祉金を年額1万8,000円から3万円に引き上げ、国民健康保険税の引き下げなど、市民の負担を少なくすることに努力なされておりますことは、大変喜ばしいことだと思います。しかしながら、「なぜ年金から取るのか」「高すぎて払えない」「いつまで保険料を払えばいいのか」など、保険料の案内を送った翌日から問い合わせの電話が殺到、電話の応対で大変だったようです。
 保険料、利用料の減免について取り組んでいくことが求められています。
 砺波地方では、全国に先駆けて、第1段階の保険料を国の基準よりも0.1低い0.4にされました。また、ホームヘルプサービスの無料だった人には、継続して実施されていますから、大変喜ばしいことだと考えます。しかし、年金月額1万5,000円以下の普通徴収の方で、2月7日現在95名の11%の方が滞納になっています。金額にして42万3,500円です。
 第1段階では老齢福祉年金受給者1名、第2段階すなわち世帯全員が住民税非課税の方は18名、減免することを求めるものです。金額にして6万300円です。
 介護保険の1割の利用料の負担も大変です。砺波地方介護保険組合議会で30人余りが利用料の負担が支払えなく、サービスを受けないようになったとの報告がありました。ホームヘルプサービスのみではなく、すべてのサービスについて、生活困窮者に対して減免を検討していただきたい。例えば、生活保護世帯や世帯として非課税の第1段階、第2段階の方に対しては利用料を3%にすることを求めるものです。
 社会福祉法人等による生計困難者に対する利用者負担の減免の制度もあります。国民健康保険には減免の規定があり、介護保険には全くないというのは片手落ちではないでしょうか。
 次に、サービスメニューでは訪問リハビリはなく、24時間ホームヘルプサービスについては当市では実施されていない実態ですが、今後の対策について伺います。
 デイサービスは、週1回でも順番待ちという状況を早く打開して、通常、週2回にするための施設整備が必要です。ショートステイは、やなぜ苑は満床状況でもあり対策が求められています。
 特別養護老人ホームの待機者50名について、民間の医療機関で検討されているとのことですが、ねたきり老人215名、ひとり暮らし老人275名、もうすぐに高齢化率が25%になっていく状況でもあり、当市としても対策を立てていく必要性があると思います。
 特別養護老人ホームの入所者で、3年後には退所を迫られる老人が砺波地方で26名もおられます。当市としてケアハウスが必要ではありませんか。現状認識と今後の方針について、市長に伺います。
 次に、国保税の滞納者が大変増えています。
 当市は、国保税2,600万円、1世帯5,000円、1人当たり2,400円の引き下げという計画で取り組まれていますが、長引く不況のもとリストラが横行し、失業、収入がなくなった人が健保から国保に移ったことなど、滞納が増えている状況から、国保税の引き下げは市民から歓迎されています。
 当市の滞納者は、平成11年度743件、約9,000万円、滞納者への3カ月、6カ月短期保険証の発行も83件という状況です。国保第14条では「生活困窮者には減免できる」と規定していますが、年間に1件か2件という状況です。失業や病気で収入がなくなった方たちにも適用されることを求めるものです。
 政府は、介護保険のスタートに合わせて、保険料の支払期限より1年以内に保険料を払えない人から、特別の事情がある場合を除いて保険証を取り上げることを義務づけました。保険証のかわりに交付される「資格証明書」では、病院でかかった医療費の全額を一旦窓口で支払わなければなりません。保険料が払えなくて困っている患者に「病院に行くな」と言わんばかりのペナルティを科すものです。
 生活困窮者への減免規定について、減免の対象や基準は、前年の収入が生活保護基準の1.5倍、前年の売り上げや所得が30%以上減った世帯が対象になっていることなど、減免のことについて知らせることや、窓口にも減免申請書を置くなど対処されたいのです。また、今までと同じく悪質滞納者以外からは、保険証を取り上げるべきではないとの見解で取り組まれることを求めるものです。
 次に、教育施策について伺います。
 いじめや学級崩壊、校内暴力、児童虐待など、子供と教育をめぐる状況は深刻です。
 学習内容を子供の発達段階に即して、系統的なものにするとともに、真に基礎・基本的な事項については十分な授業時間を取って、すべての子供がわかるまで教える教育の改革が必要です。父母や教職員が30人学級を求めて12年間、毎年3,000万人の請願署名が全国で集められています。30人学級の願いに答えずに、特定の3科目程度の少人数授業でお茶を濁そうとしています。学級とは別に、20人程度の学習グループをつくって授業をするものです。この措置は、子供を差別・選別する能力別授業が進められるおそれがあります。
 文部省が示した今後の教育行政の重点戦略は「基本教科における20人授業」と「習熟度別授業の実現」を並べて掲げ、両者を一体で押しつけてくることが考えられます。学級とは別の学習グループをつくることによって、子供たちの間に生活集団と学習集団の分離が生まれてきます。問題点の多くある少人数学級の取り組みではなく、30人学級にしていくことこそ必要ではないでしょうか。
 昨年から北部小学校において、小学校1年生のみ35人以上のクラスに非常勤講師の先生が配置され、大変喜ばれました。学校に慣れて、楽しくなる学校にするためにも、小学校1年生が大変大切です。小学校1年生をまず30人学級にするためには、先生の人数、学校の教室の問題などクリアしなければならない課題はありますが、市独自で取り組まれることを求めるものです。
 不登校対策について伺います。
 当市においては、不登校の生徒が年々増え、小学校でも増えている状況です。
 子供たちがなぜ学校を嫌がるようになっていくのか。子供がわかる授業、伸び伸びと学び、遊ぶことのできる学校になっているのでしょうか。
 和歌山県教育研究所における小中学生1万2,000人のアンケートの結果によると、「もっとゆっくりわかるように教えてほしい」「成績だけで人を評価しないでほしい」「もっと生徒の意見を聞いてほしい」と学校や先生に訴えています。調査をした先生は、「子供たちが社会そのものの行き詰まり感と、競争による息苦しさによる閉塞感を持っていることが浮き彫りになった」と述べておられます。東部小学校では、ノイローゼになった先生もおられると伺っています。
 平成13年度の予算でも、スクールカウンセラーの各校配置を図る予算もついていますが、すべての小中学校にスクールカウンセラーの配置が必要です。800人を超えるマンモス校についても見直し、400人規模の学校にしていくべきではありませんか。
 先生方の報告事項も多く、子供たちと接する時間が十分に取れないとの声もよく聞きます。不登校児童を抱える親の悩みも深刻で、窓口を学校だけでなく児童相談所、児童家庭係、地域の民生児童委員など、夜間・休日でも相談できる体制にしていくことが求められています。
 また、保健室登校も増えている状況です。養護教員の配置についても、鷹栖生徒数180人、南部生徒数203人、4倍の東部小学校800人も超える状況になっているのに1人では問題です。マンモス校には、養護教員2人体制にしていくことを求めるものです。今、大切なことは、子供の目線で考えていくことではありませんか。
 放課後児童教室について伺います。
 放課後児童教室は、民生児童委員や砺波市の努力で東部小学校で生まれ、北部、鷹栖に広がっています。東部では、チューリップ広場への入口も裏口から入れるように、体育館や図書館も使わせてほしいという切実な願いがあります。東部の定員は30名ですが現在37名、さらに増えることも考えられます。東部の低学年では、共稼ぎの家庭が100名を超えている状況です。指導者も非常勤パート扱いで、身分保障もなく、災害にでもあったらどうなるのかと心配しておられます。
 東部小学校では、体育館の建築のための基本調査、平成15年度には建築の計画とのことですが、放課後児童教室や児童館として使えるように、ぜひ検討していただきたい。
 出町小学校では新しい学校の建設に入っておられますが、放課後児童教室のことを考えておられますか。校長先生もぜひ考えてほしいとのご要望もありました。土曜日も預かってほしいとの要望もありましたが、何分にも予算が少なく、常勤の職員もおらず、事務局体制も難しい状況です。
 運営委員会の皆さんが強く訴えておられますことは、社会福祉課へお願いをして、また教育委員会へお願いをしなければならないという手間がかかり、学校も社会福祉課では一生懸命取り組まれていないように思えます。鯖江市のこども課のように、窓口を一本化にして、学校ももう少し協力体制を強化していただきたいことを訴えておられました。
 耕作放棄田対策について伺います。
 当市には32ヘクタール171戸、10年前から見ると9ヘクタール39戸も増えています。庄東地区で28ヘクタールと約9割を占めていますが、庄川より西側の地域でも39農家5ヘクタールになっています。農家への意向調査でも縮小したい農家が1,061戸918ヘクタールの人もおられる状況は、昨日の松本議員の答弁でありました。農家の声を聞き、対策を早く取っていかないと、ゆゆしき事態になっていきます。
 放棄田にされる前に、農協や市役所で相談に応じていくこと、地域の農業委員の皆さんにも協力してもらう必要があります。県においても対策を立てておられますが、当市では栴檀山のみであり、砺波市として放棄田をゼロにしていくため、計画的な対策が求められています。
 県では「とやま農業未来塾」を開講していますが、当市においても「コメづくり教室」や「野菜づくり教室」など開かれることを求めるものです。全国ネットで、定年帰農の募集を行うことも一つの方向ではないでしょうか。
 次に、大型店「しまや」が当市に進出することについて伺います。
 苗加地内に、敷地面積2万8,000平米、店舗面積7,500平米、DIY用品だけではなく食料品なども販売する計画です。今日でさえ大型店の影響で深刻な事態になって倒産する店舗、シャッター店舗が増えているのに、さらに大型店が来ますと、出町の商店街対策にも重大な影響を与えると思われます。砺波のサティも、今朝の新聞では「4月10日に閉店」ということになっています。
 今後は、説明会の開催、大型店立地環境調査を行い、砺波市として意見書を県へ提出しなければならないことになっています。また、商工会議所や商店会としても意見書を提出できることになっています。滑川市のまちづくり条例の真髄を学び、今こそ商店への影響なども調査を行い、公聴会などを開き、市民や商店の人たちの意見を聞き、対処されることを求めるものです。
 最後に、公共事業の見直しで財政の健全化を目指していかなければならない時に、当市として懸念されるのは下水道事業です。
 栴檀山地区と北部地区に合併浄化槽補助要綱を適用できるようにされましたことは、市民の願いが実ったことで大きな前進であると思いますが、特定環境事業で中野や五鹿屋も取り組まれることはいかがなものでありましょうか。400億円もかけて散居村を管で結ぶことは、だれが考えても無謀な計画と言わなければなりません。散居村ですから長い管路を一軒一軒家につなぐと、補助も出なく、財政破綻のおそれがあります。また、20年、30年かけても水洗化100%にできる保証はありません。下水道が家の前まで引かれても、広い農家の敷地ですから配管だけでも50万円、60万円かかります。合併浄化槽は、農家の家では敷地も広く1週間で整備することができます。
 今年度からは浄化槽法が改正され、単独処理が禁止され、合併浄化槽しか認められなくなっています。1人が1日に川に流す汚濁物質は、単独槽の場合は32グラム、合併槽では4グラムまで減らせる。砺波保健所が管理いたしますから、川が汚れる心配は全くなく、用水組合の許可の必要もなくなりました。福岡町では、500基の合併浄化槽を入れて13年目に入っていますが、苦情が出たということは1件もないとのことです。「下水道計画区域内であっても、7年以上下水道整備が見込まれない地域については、合併浄化槽の対象区域にする」となっていることからも、中野や五鹿屋地域で要望があれば、補助要綱を適用させなければならないのではないですか。
 なお、特環地域で離れた家について合併槽で行う時は、自治省の補助で行うとのことですが、10%の自己負担なのに地域の公平性の矛盾、交付税措置はあるものの60%の起債ですから、今日でさえ下水道の借金112億円、公債費6億7,000万円、利息3億7,000万円、元金よりも利息が多い。20年後には、繰出金が5億円と2倍にも膨れ上がっていくことになって算定されています。起債についても、常に考えていかなければならない。国、県の補助金のみで、起債は全くない厚生省方式で取り組まれることを求めるものです。
 砺波市の今後取りかかる散居村地域は、合併浄化槽で取り組んでいくことこそ、公共事業の見直しの観点から必要ではないでしょうか。市長の見解を求めるものです。
 次に、となみ野田園空間整備事業については、砺波平野に広がる屋敷林に囲まれた水田と美しい散居景観を大切にすることは大賛成ですが、昨日の村中議員の答弁では、砺波市にコア施設としてのミュージアム構想、コミュニティ施設等を考えていると述べられました。新たなる箱物をつくっていくことについては問題であります。
 当市には、全国に誇るあずま建ち民家が822軒も残っています。明治初期に建てられて100年もたっているのにびくともしない家もあり、あずま建ちの古いすばらしい家の活用を求めるものです。何よりも耕作放棄田をなくして、カイニョの家をしっかりと保全していくことです。
 長野県知事の「脱ダム宣言」に見られますように、地方から公共事業の見直しをしていく時です。砺波市がさらに、市民の安全、健康及び福祉を保持する立場で取り組まれることを強く求めて、私の質問といたします。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員にお答えをいたします。
 冒頭に、自民党さんの批判などされておりましたが、景気の動向というのは一番心配でございます。ついては、私は地方としても、早期に予算を議決していただきたいと、そういう期待を持っておりますので、ぜひ国は、早期に予算議決をお願いしたいと、このことを感じておるわけでございますので、その点、西尾議員も理解をしていただきたいと、このように思っております。
 さて、西尾議員さんからは、介護保険実施後の問題点と砺波市の課題等についての質問でございます。
 毎回同じような質問でございますが、新制度でもございますので、再度私のほうから、若干細かくなりますけれどもお答えをしておきたいと思います。
 まず、保険料の普通徴収分の収納状況につきましては、11月末の1期分につきまして、収納未済額が件数で61件ございます。それから、金額では28万3,000円となっております。滞納状況を階層別に見ますと、第1、第2、いわゆる低所得者層が全体の14%です。だから、ちょっとニュアンスが違うのではないかと思います。第3階層以上の割合が、実はほとんど85%でございます。だから、低所得者の滞納が多いという結果ではございません。今後、1期分の催促及び2期分の督促など、手続をとりながら収納に努めてまいりたいと思います。
 減免については、12月議会でも申し上げましたが、現在行っている低所得者軽減策以上のことは考えておりません。
 また、利用料につきましては、他の市町村に先駆けまして実施しておりますホームヘルプサービス、西尾議員さんも理解をしていただいていると思いますが、低所得者の利用の無料化を行っておるところであります。社会福祉法人でも、生活困窮者に対して、その利用者負担額を減免できることになっております。具体的には、低所得者であります第1階層、第2階層の一部の利用者に対して、その利用料10%を5%に軽減できる制度でございますので、市といたしましても、直営のデイサービスに導入することといたしたいと思います。
 その他のサービス事業者の理解もこの際得たい、この制度を活用していただきたい、このようにお願いをしてまいりたいと思います。しかし、西尾議員がおっしゃるように、いろいろ制度上もありますけれども、どれもこれも無料で減免というわけにはいかないと、このように思っておる次第でございます。
 次に、訪問リハビリにつきましては、総合病院で介護サービス開始に向けまして現在準備中でございます。なお、また介護サービスとは別に、市にはご存じのように理学療法士がおりまして、年間約130回訪問指導をして、福祉サービスをいたしておるところであります。
 また、24時間ホームヘルプサービスという話でございますが、市内に1カ所サービス事業者ができます。重度の利用者はほとんど施設へ流れておりますので、在宅での要望がそんなにあるのかどうか、その辺が疑問のあるところでございます。確かに、新しく市内にそういう24時間体制のものがつくられるようでございますが、その辺は若干懸念をいたしておるところでございます。
 それから、デイサービスの関係についてもお話があったわけですが、確かにやなぜ苑につきましては、定員に近い利用になっております。これはケアマネージャーと施設の連携がうまくいっているためだと思っております。デイサービスの供給能力から言えば、圏域内にはまだ実は余裕がございます。市内の民間でも、4月に20人定員の新しいデイサービスセンターがオープンすることになっております。その意味で、供給能力が増強されることになっております。
 それから、これも毎回のように申されておりますが、特別養護老人ホームにつきまして、現在我が方の調査では自宅待機者は10名であります。西尾議員がおっしゃるのは、療養型とかあるいはそういった施設に入っておられる方も含めてのお話だと思いますが、聞くところによると、自宅待機者は10名だということでございます。
 今年の4月から、福岡町で30床、来年4月は城端町で30床、小矢部市で30床、計90床が増床されます。次期の介護保険事業計画の見直しの中で、先般も介護保険組合で申し合わせをいたしましたが、砺波市で民間で特養ホームを80床、ショートステイについては20床建設される予定でございます。特養、ショートステイともに需要には十分今後応えられるものと、このように存じておるわけでございます。
 なお、民間での特養ホームでございますから、あちこちで民間自らおやりになるものについては、市も自治体もそれなりに援助を申し上げていくことがベターだと存じておる次第でございます。
 それから、ケアハウスにつきましては、城端で今年度建設予定をされております。県内では初めてでございます。ご存じのように、特養ホームからの退所者の受け皿となるものでございまして、ただ特養ホームから退所される数というのはそんなに多くはないのではないか、このように思っておるわけでございます。そして、ケアハウスは、所得がある程度ないとなかなか入所できないという、そういう施設でございます。いずれ、このことについても検討してまいりたいと、このように思っております。
 いずれも介護保険組合の施設整備計画などが地域全体で、組合の区域内で十分話し合いをされておりますし、当市だけではございません。広い視野に立っての施設整備が行われますので、西尾さんが心配されている面については、私は解消されるのではないかと、このように思っておるところでございます。
 次に、国民健康保険税の滞納についてであります。これも、毎回ご質問のあるところでございます。
 平成12年度から介護保険制度が施行になりましたので、第2号被保険者40歳から65歳の方の介護保険料も、従来の国民健康保険税に上乗せして徴収し、被保険者の方に負担増が感じられるのではないかと、このように私も考えております。
 従いまして、被保険者の負担の軽減を少しでも図るため、今回、国民健康保険税の一部改正をお願いいたしているところでございます。ぜひ、ご協力をいただきたいと、このように存じております。
 さて、国保につきまして、細かく資格証明の交付だとかいろいろ申されましたが、このことについても西尾さんおっしゃったわけですけれども、リストラ等によることでしょうか、世帯及び被保険者も実は増えてきております。従いまして、医療費も増加しておるところでございます。滞納が多くなったから減免という意見は、私は当たらないと思います。滞納者につきましては、国民健康保険の趣旨をよく理解していただくとともに、納税相談なども精力的に行ってまいりたいと、このように存じております。
 なお、減免要綱につきましては従来からあったんですが、新しく介護保険制度の発足に伴いまして、再度、申告や事由等についても見直しをして対処してまいりたいと思うところでございます。
 従いまして、滞納者とのコンセンサスが何より大事だと思いますし、悪質滞納者や分納不履行の被保険者に対しては、短期被保険者証を交付する。このことについては、反対をされておるようですが、やはり公正で公平を期すということが何よりも大切ではないかと、このように私は感じております。
 先日、国保の優良家庭を表彰いたしました。中には、高齢者で5年間もお医者さんにかからない、また3年間もかかっておられないというすばらしい家庭がございます。なおまた高齢者もおられるわけです。それらの方々は、それぞれ国保税をちゃんと支払っておられて、診療にかかっておられない。すばらしい家庭があるということを一面考えていただきたいと、このように思うわけでございます。
 従いまして、私は国保税については、自らの健康のことも考え、支払っていただくことが原則であろうとこのように考えておるところでございます。
 次に、下水道について申し上げます。
 従来からお話しておりますとおり、基本的には、市民の皆さんに住み良さを感受してもらうことであろうと思います。
 平成13年度から事業に着手いたします南般若・庄下地区は、基本的には、特定環境保全公共下水道で整備をいたしたい。今、そのように話し合いを進めておるところでございます。この地区につきましては、住宅開発が進んだ関係で、集合処理と個別処理のいわゆる経済企画マニュアルというのが、実はあります。そのマニュアルからいいますと、家屋間の距離や地域的な条件を考慮いたしましても、財政的には、特環で公共下水道をした方がむだがないのではないかというような数字も出ておるわけでございます。
 西尾議員さんが主張されることについては一部理解をできますが、幹線から相当離れた家につきましては、地元と十分協議をいたしまして、先般からも申し上げておりますように、総務省方式の個別合併浄化槽を設置していくことを考えておるところでございます。これは地域で設置いたしますので、地域全体の公平性もこの際考えるべきではないか、こういうことにも立脚しておるわけでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 また、庄川より西側の区域で、今後10年以内に整備計画をしている地区については、個人的な合併処理浄化槽を設置しても、いずれ近いうちに10年以内には配管できるわけですから、計画区域としては、そのことについては補助ができない。補助することになりますと二重投資になりますので、そのことは差し控えたいと、このように思うわけでございます。
 なお、下水道マップにつきましては、平成11年度に議会ともよく協議をして、議論をいたしましてつくったところでございますので、ただいまのところ、特別要因がない限り見直しをする考えはございません。
 次に、田園空間整備事業の計画についてでございますが、先般、村中議員にもお答えをいたしました。砺波市には、中心施設でございますコア施設として、散居村ミュージアムが設置されることになっております。姿はまだ見えないところでございますが、いずれ、皆さん方にご説明を申し上げる機会があると思いますが、その際には、いろいろご意見をいただきたいと思います。
 市街地の溢水対策等もございます。あるいは下流へ行ってのご迷惑もございますので、そういった調整池も配慮しながら施設整備をつくり出す。そしてすばらしい散居村である、そういうイメージをその地域に配置をしたいと、このように思っております。
 従いまして、西尾議員から提案ございましたあずま建ち等につきまして、古い家などを移築をして、その地域に配置をするということが大切だという主張を今しております。従いまして、恐らくそのようなことを考えていただけるものと思っております。そのことが後世にも立派に、公的団体として保存をしていくことになりますので、後世に伝えることができるのではないかと思っておるところでございます。特に、農林水産省でも先般伺ったところでは、そういった古い家屋でもいい。そのことの空間の方がもっとすばらしいし、家屋そのものがいわゆる木造でも、何千年も立派に建っているじゃないかということもおっしゃっておられますので、そういった意味での私はモデルになるのではないか、このように思っておるところでございます。
 いずれにしても、林議員からも質問があった、若者が親しんでいただけるような、そして大地に根づくような、そういう施設づくりが私は大事だと思いまして、県にもそのようにお願いをいたしておるところでございます。
 その他は、教育長、民生部長、産建部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員ご質問のまず第1番目に、少人数事業計画と小学校1年生の30人学級への取り組みの必要性ということでございます。
 少人数学級の利点はいろいろございます。一人一人の子供の実態を詳しく把握することができますし、それから一人一人の進路に応じた指導をきめ細かく行えるなど、少人数学級はいろいろメリットがございます。私もそのように、30人学級が実現してくれることを望むものの1人でございます。
 議員が先ほどおっしゃいましたとおり、国のほうでも小学校では、国語、算数、理科、それから中学校では、英語、数学、理科の基本教科で、必要に応じて20人程度の児童生徒と授業ができるように、平成13年度より5カ年計画で教職員の定数の改善が計画されており、少人数学級は別として少人数授業が順次可能になるというふうに考えられます。
 また、県においても平成12年度より、低学年の36人以上の多人数の学級に対しては、先ほど申されましたように非常勤講師を配置しております。平成13年度からは、先ほど申しましたように、国の方針により新たに少人数授業対応として、一部の小中学校に、現在よりも数名多くの教師が配置されるというふうに聞いております。
 今後とも、全学校で少人数学級授業ができるように、それからまた30人学級、この定数の改善が国のほうでなされるように要望してまいりたいと思っております。
 2番目に、不登校の生徒への対応でございますが、先ほど西尾議員の言われたとおりでございます。
 その中で、適応指導教室や保健室まで行って、そこで勉強ができる子供は完全なる不登校とはしておりません。保健室であろうが適応指導教室であろうが、それは出席扱いにしなさいという通達があります。その生徒たちを除きますと、小学校では4名、中学校では13名の子供が学校に登校できないという状態でございます。
 不登校の原因は、先ほど言われておりますが、心理的・情緒的・身体的、さらには社会的ないろいろな要因が絡まってのことでございますが、この学校へ来られない子供に対して、学校側としては一体どういう対策を講じているのかということを二三申し上げます。
 まず第1番目に大変大事なことは、全校の教職員が生徒たちに対して、カウンセリングマインド、つまり教育的配慮を持った指導に徹底するようにというふうなことが一番大事でございます。
 その次には、すべての教職員が児童生徒とのふれあいを多くするということ、生活のすべての面でふれあいを多くしていくというふうな指導を徹底していくということ。それから、なぜ不登校なのかということの問題の事例研究を十分しながら、全教師が共通理解を持っていくということ。一人一人の子供のケースがみんな違うわけでございます。従って、その事例の研究をすることによって、多くの子供の不登校の原因を探りながら対応していかなければいけないということでございます。
 さらには、友人関係の改善をするとか、子供たちにわかりやすい授業をどう具体的に行っていくかというふうなこともその中に入りますし、当然のこととして家庭訪問を行いながら、ご父兄の方にも子供さんのことについて一緒に相談をしていくと。中には、家庭が問題で登校できないというお子さんもあるわけですから、そういった場合には、家族関係のことについての改善を相談しながらお願いしていくというふうな方法もとっております。
 カウンセラーの小中学校各校への配置ということでございますが、私たちのほうでも毎回、毎年度要望しているところでございますが、なかなか国のほうでは具体的な予算化がまだできていないということと、もう一つは、カウンセラーの資格を持って、そのように活躍をしていただける方の人数が非常に少ないわけです。これも一つの大きな問題になっております。
 それから、先ほど申されました、いわゆる鷹栖小学校のようなお子さんが少ない学校も、東部小学校のように非常多くの子供がいる学校も、養護教諭1人では大変じゃないかと、もうちょっと弾力的に考えればというお話でございましたが、これは、議員ご存じのように、公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律、私たちは簡単に「標準法」と言っておりますが、これによりますと、3学級から29学級の小中学校には養護教諭を1人置きなさい。30学級以上の学校には、2名を配置しなさいというふうなことになっているわけでございます。
 この標準法が改正されませんと、市の単独予算として、それぞれの学校に養護教諭をさらに増やしていくということはなかなか難しいことでございまして、その点はひとつご了解をいただきたいというふうに思います。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 西尾議員の放課後児童教室の対策について答弁をいたします。
 特に、東部小学校放課後児童クラブ、平成13年度の申し込みを現在やっておりますが、2月末で22名となっております。
 施設につきましては、昨年から8月に完成いたしましたプレハブ教室に移転しまして、学童保育を行っております。数字的には現在22名ということでございますが、児童の遊び方、あるいは一定しておりませんが、30数名であっても、時として多少手狭に感じる場合もありますが、それぞれ天気のいい時、小学校のグラウンド等あるいは築山等も利用しながら、手づくりの遊びで楽しく過ごしておるという現況でございます。
 それから、東部小学校の体育館に一緒に建設の際に考えられないかということでございます。平成15年に検討されておりますので、教育委員会とも十分協議をしながら、学童保育の施設を含めた複合施設として行えるように、十分協議してまいりたいというふうに考えております。
 なお、未設置の校下につきましても、今後、必要に応じまして、それぞれ建設場所等を教育委員会、あるいは関係者とも協議しながら対処してまいりたいと思います。
 なお、出町小学校等の放課後児童クラブでございますが、昭和56年に出町の児童館を建設いたしまして、早くからそういった形で利用されております。特に近年、1日平均55名利用され、そのほとんどが出町小学校の低学年の児童であるということでございます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 西尾議員のご質問のうち、耕作放棄地についてご答弁申し上げます。
 耕作放棄地につきましては、地区的には庄東の中山間地域が大部分を占めており、原因としては、山間地の耕作不利な圃場において放棄されてきているものと考えるところでございます。
 中山間地においては、平成12年から始まった中山間地域直接支払制度により、集落において農地の保全活動がなされることから、耕作放棄地の増加は抑えられるものと考えるものであります。
 耕作放棄地を地域の住民の方々で有効利用を図ることについては、例えば、市民農園の施設として利用を図ることの検討や、都市住民の耕作希望者に対して新たに設置する農業公社の業務の中で予定しておりますところの、インターネットを利用した全国的な情報の集発信の中で検討してまいりたいというふうに考えております。
 それから、大型店「しまや」の進出による影響と商店街対策についてお答え申し上げます。
 大規模小売店店舗立地法は昨年の6月から施行されております。同法は、周辺の生活環境に配慮することが趣旨であり、大規模小売店舗の立地に伴う交通渋滞、騒音、廃棄物等についての調整をする内容となっております。
 スーパーセンター「しまや」の出店届出は2月に県へ提出され、このほど県より当市に対し届出について通知がありましたので、公告縦覧を行っているところであります。
 出店に当たって、出店者は環境面に配慮し、排水について地元の東野尻土地改良区及び下流域の鷹栖土地改良区と調整されております。
 交通についても、高岡土木事務所及び砺波警察署と調整されております。
 閉店後の防犯対策において、駐車場の入口をチェーンロックで封鎖することや、駐車場につきましては、指定基準に基づき必要台数を確保されていることなど、必要な環境対策が講じられているようであります。
 出店に対する地元説明として、東野尻自治振興会、それから砺波商工会議所における商業振興委員会で説明会が開催されております。また、一般を対象とした説明会につきましても、3月中旬に実施される予定となっております。
 それから、商圏が重複する地域への影響対策につきましては、従来の大規模小売店法による商業調整がなくなりました。しかし、まちづくり条例等におきまして、事実上出店を規制することは、法律的には困難であります。
 今後は、既存商店街は、競合すると後退的にとらえるのではなくて、安心して暮らせるまちづくりの一環として、地域に根ざした心ふれあう優しい商店街として、大型店とはすみ分けしていくように変わっていかなければならないのではないかというふうに思っております。そのため、地域づくりの整備と商業の活性化に一体的に取り組んでいくことに支援してまいりたいと考えております。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 14番 西尾英宣君。
 答弁漏れのみ再質問を許します。

◯14番(西尾君) 安念市長、教育長並びに産建部長にお伺いいたします。
 砺波市で1年生を30人教室にする時には、学校の先生、あるいは教室の改造などクリアしなければならない課題について、教育長も30人学級になるように、ぜひ頑張っていきたいとのことでございますので、とりあえず1年生にするにはどういう問題点があるのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。
 それから、大型店「しまや」の件に関して、砺波市として商店街への影響がどうなっていくのかということなどを調査して県へ報告しなければならない。立地法であってもできることになっております。そしてまた、商店会や商工会議所もそういう意見書を出すことができます。
 今朝の富山新聞でも、大型店がまた閉店になっていくという状況です。最近では倒産する商店も砺波市で発生しております。そういうことなどをよく加味して、商店会の意見も県へ届け出る必要があるのではないか。出町商店街活性化計画もありますので、その件からも、ぜひ商店街の立場になって県へ意見書を出していただきたい。要望でもあり、安念市長の今の考えをお聞かせ願いたいと思います。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) お答えをいたします。
 確かに、商業への影響があろうかと思います。地元にもよく相談をされたようでございますし、会議所とも話し合いをされたようでございますが、市長がどうこうと言うことではございません。ということは、従来の大規模小売店舗の法律によりますと、商業調整ということがあったようです。そのことで、意見を求められたような事態があったようですが、今回はそれがなくなったわけです。
 ただ、先ほども西尾議員がおっしゃったように、滑川の場合は、議会の皆さんがまちづくり条例をつくって──私も内容はよく知らないんですが、そのように決められたわけですが、法律が優先しましたので、市長としてはなじまないとなって、市は申請とか、調整とか意見とか、提案することはなかったように聞いております。
 従いまして、私の立場としては、逆に消費者の保護もございます。そのことも含めますと、行政としてあれこれ意見を差し伸べるのはいかがなものかなと、このように思っているところでございます。だから、法的に規制があって市長の意見を出せとおっしゃるんでしたら出しますけれども、今そのような状況でないことを申し述べたい。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員ご質問の小学校1年生を30人学級にした場合に、どれだけの教室が不足するかということについてお答えをします。
 庄南小学校の1年生は32名ですから、2名オーバーということで1クラス増やさなければならない計算になります。それから砺波東部小学校が137名で、これは4学級を取って、あと17名オーバーですからここも1クラス。それから砺波北部小学校が75名ですので、ここも1クラスというふうに、小学校の1年生については3クラス増という計算になります。
 以上です。

◯議長(堀田君) 17番 前田喜代志君。
  〔17番 前田喜代志君 登壇〕

◯17番(前田君) それでは、4点にわたりまして質問をさせていただきます。
 最初に新年度予算についてでございます。
 21世紀初頭の砺波市まちづくりの指針として「となみ21世紀プラン」ができ、これに基づく基本計画、そして今定例会には3カ年の実施計画が示され、新年度予算案が提案されました。これによって、1年後、3年後、5年後、10年後の砺波市の伸展のぐあいを大まかに思い描けるわけでございますが、新しい総合計画の6つの柱、この切り口を少し変えて見てみますと、いま一つイメージがはっきりとしてこない、こういう部分もございます。特に「環境にやさしいまち」「男女平等社会の実現」「行政情報の公表推進」「市民参画の推進」、この4点について市長のご所見を伺っておきたいのであります。
 最初に、環境にやさしいまち。
 これまで、ISOについては「認証取得はしないがその精神は生かしていきたい」こういう答弁がございました。この環境シリーズについて「その精神を生かしていく」ということを取らせていただければ、環境行政全般にわたる砺波市の基本方針を立てて、これに向かって行政を進める、こういうことになると思うんです。そして、これを担い合う「環境を考え、行動する人づくり」を同時並行で推進することが重要ではないか。
 今、新年度において「グリーンプランとなみ」を改定するとされておりますが、この際、これまで培ってきた取り組みをさらに発展させるという意味で「グリーンプランとなみ」を緑と花の計画にとどまらず、今回は、環境行政全般にわたる基本方針をしっかり立てるという、こういう位置づけをぜひしていただいて、1つに花、緑、水あるいは散居村、2つに省エネや省資源、3つには環境汚染防止と環境保全、これら水系の循環、あるいはエネルギー系、物質循環系に大別される個々の施策の方向を明らかにして、環境施策の総合的な推進に当たられたいと思うからであります。
 既に、ごみの減量化・資源化の取り組みが進められ、省エネ・省資源の取り組みにつきましても、事務事業の見直しとして実施の段階にあるものもございますが、望ましい地域環境像を提示して、市民・事業者・行政がそれぞれの役割と責任を果たしながら、今度は循環型社会へしっかりつくり変えていこうという、市民全体の合意としての計画の体系を立てていただきたいと思うからであります。
 2つ目は、男女平等社会の実現についてでございます。
 21世紀の最初の1年に、男女平等社会を目指した「男女共同参画都市」を宣すること、このことは大変大きな意義があると思います。地域社会の大きな意識改革が求められておりますけれども、この着実な推進、そしてそのための担い手づくり、人づくりが何よりも重点課題と言えます。
 都市宣言をどんな内容につくり上げていくか、都市宣言づくりの大きな運動にしてみんなで練り上げていく、そしてその先に男女平等社会推進条例を展望するような、そういう意気込みの生まれてくる取り組みになるよう、さまざまな工夫を凝らしていただきたいと思います。
 新年度におきましては、多くのプランづくりも予算の中に入っております。施設などの基本設計や実施設計も幾つも予定されてございます。それぞれのセクションにおいて、男女ともの市民の参画を組み込んでいただきたい。男女平等推進活動を担う団体登録制度を設けて、活動のすそ野をもっと広げていくようにして、その自主的な団体で市民講座を開設したり、講座の企画から実施運営に至るまで当該団体の主体性にお任せする。行政はそのサポート役に徹するとか、男女平等に関する啓発情報誌を公募の編集チームに託すなど、男女共同参画社会推進費104万6,000円を担い手づくりにつながるように効果的に執行いただきたいと思うからであります。
 3つ目は、行政情報の公表推進の課題でございます。
 市民自ら考え行動するという自治の原点に立ったまちづくりを、今日の情報化時代にどう進めていくか。市民がまちづくりに関する行政情報をどれだけ共有できているかによって、企画や立案への市民のかかわり方や事業の実施や評価のそれぞれの過程へのかかわり方に大きな違いが出てまいります。
 これまで「審議会等の原則公開」としているわけですから、例えば「情報化協力員制度」、こういう制度を設けてはどうか。市のホームページにより、順次会議録の公表に取りかかっていただきたいし、この協力員の皆さんによってホームページをつくっていただき、これは在宅でもしていただける。行政と市民の協働によってつくり上げられる砺波市のホームページというのは、本当にすばらしいものになっていくと思います。ホームページを読み取った市民からも、意見やアイデアがメールでどんどん届くようになれば、次の会議の資料はより生きたものにしていけると思うのであります。
 このようにして、市民と行政の情報の共有化が図られるに従って、自ら考え行動する主体的なまちづくりが根づいていくのではないか。ぜひ、この協力員制度を具体化いただきたいと存じます。
 また、新年度は情報の公表をどのように進められるお考えでありますか。
 今、多くの自治体の情報内容はどうなっているか。例えば観光の案内、あるいは各種会議や行事のお知らせ、市勢の概要、議会の状況など通り一遍のホームページにとどまっているのが多いわけです。分権時代のこれからは、会議録の公表はもちろん、いろいろな仕事の提案や要望といった仕事の発生源情報、あるいは行政の仕事の代替案の内容、他の自治体ではどうしているか、この比較情報、行政が進めようとする仕事の根拠となる計画や法律・条例など、行政によるいろいろな加工情報を提供していく、そのことでまちづくりへの市民の参加をもっと進めることができるし、市民にとっては大変わかりやすい情報を手に取れるようになる。ぜひ、これらのことを進めていただいて、行政情報を親切に市民に公表する、こういう姿勢をとっていただきたいのであります。
 4点目は、市民参画の推進についてでございます。
 市民と行政のあるべき関係をどうつくり上げていくのか。地方分権と市町村合併という大きな課題が目前にございます。
 情報の共有による市民と行政の協働が深く強いものになり、自治体内の分権が進んでいけば、仮に行政のエリアが多少合併によって広がることになっても、「この町は私たちが動かしている」との実感の持てるまちづくりを進めることができるのではないか。今、頭から合併の議論を進めるよりも、「私たちは自治をしているよ」と市民一人一人が感じ取れるような市民参画をどんどん進めていく。具体的に、地域では生涯学習や地域福祉・保健、地域の環境美化、防犯や交通安全、あるいは地域営農など、多様な地域のコミュニティ組織がございます。相互にネットワークをしながら、みんなで考えみんなで行動する、この仕組みがうまく機能するよう、行政が真剣にサポートしていく。今、合併をどう進めるかではなくして、まず市民と行政の関係をこんなふうに変えていくよ、自治体内の分権をもっとこんなふうに強くしていくよという市民参画の推進についてのはっきりとした将来像、これを示すことが当面の市政の重点課題ではないのか。
 以上4つの点について、まず市長の見解をお願いしたいのであります。
 大きな2点目は、畜産経営の安定化策と環境対策についてでございます。
 「都市化が農業を追い出す」という経済の高度成長化での一般的な傾向がございました。これからは、地域のみんなに親しまれる畜産経営を考えていかなければもう成り立たない、こんな状況かと思います。国、県の補助事業を得て行う多様な支援策には、多くの縛りもありますので、事業の導入に足踏みしている農家がございますし、経済性の確保という点でも窮地に追い込まれかねないために、意欲はあっても踏み切れないのが畜産農家の現状でございます。米づくり以上に後継者難に立たされております。
 そこで、経営に無理をかけないでも悪臭の出ない畜産経営、地域の皆さんと共存できる畜産経営、ここへ転換を進めるために、市単独のソフト事業による支援策をとれないかということでございます。
 地域共生型畜産環境改善事業とでも名づけまして、牛、豚、鶏、すべての畜産農家で推進できないか。悪臭を出さない有用微生物群の働きで改善しようとする方法でありますが、既に全国の至るところで取り組まれて成功しておるわけであります。
 畜産経営をめぐる情勢は、依然として厳しいものがありますだけに、農家の過重な負担にならない改善策をとっていかなければなりません。ぜひ、砺波市単独のソフト事業として育てていただきたいのでございます。
 次に、公営住宅のTST接続についてでございます。
 砺波市の独自チャンネルを設けていくという段階にまできたわけでございますから、これから市営住宅であるとか雇用促進住宅であるとか、公営住宅におってでもサービスを受けられるように、TST接続を計画的に実施しなくてはいけませんが、向こう10年のプランの中に記載がないので、どのような対応をお考えであるかお伺いしたいと思います。
 最後に、定数条例の一部改正についてでございます。
 保育所・幼稚園では多様なニーズに応えるため、子供の受け入れに対する柔軟な対応が求められ、これを進められてきたわけでありますが、保育士にしても教諭の配置にしてもこれに追いついておらない。臨時職員が増える一方でございます。市が子供たちを安心して預かり、市民が安心して預けられるように定数増を計画的に実施する必要がございます。
 また、砺波総合病院では、新しい病棟のオープンを間近に控え一定数の増員が図られましたけれども、看護基準をもとに看護婦、看護士を配置しても、産休や育児休業による慢性的な人員不足を解消できておらないわけです。毎月の勤務表を組む時に、初めから月8回の夜勤ではなくて、9回、10回と夜勤が組み込まれている。1年中この状態が変わっていない。何か突発的に病気で休んで人が足りない、従って夜勤が増えるというのではなくて、年がら年中、9回、10回は当たり前。こんな状態では、「もっとキレない子育てを」とかと言って一方で求められておるわけですが、月に10回以上も家をあけていただかなければならないというような勤務を常態として組んでいかざるを得ないという、これではやっぱり「看護基準に基づいた人の配置をしている」と言われても、片方で男女共同参画社会への課題やあるいは均等法という法律の課題などある中で、やはりこの改善なくして、本当の意味で安心して市民の命を預かることにはなりません。夜勤回数を増やさずに、社会制度対応分として定数を増やしておく必要があるのであります。
 以上、市長並びに関係当局の答弁を求め、質問を終わらせていただきます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員にお答えをいたします。
 新年度予算にかかわりまして、総合計画から予算編成をした。ただし、6つの柱であるけれども、なおイメージが沸かないというご批判もいただきました。なお4つの論点につきましても、お示しをいただいたわけでございます。少し意見が対立するかもしれませんが、私の思いを申し上げたいと思います。
 まず、環境にやさしいまちについてでありますが、ご承知のように、政府も省庁再編で環境省が独立をしたわけです。従いまして、この21世紀は環境の時代とも言われ、環境の重要性、環境の行政の必要性を認識いたしておるところでございます。従いまして、「快適都市となみ」とネーミングしたわけでございます。
 そこで、グリーンプランの作成のことでございますけれども、いろいろ各方面からも意見を拝聴しながらつくっていきたいと思います。10年前に、花と緑のことについてのプランをしたわけでございます。従いまして、少し姿を変えてソフトを重点につくってみたいと思います。
 ハード面においては、国土交通省が言っております「緑のプラン」でありますけれども、これにつきましては、あくまでもソフト面を表現してまいりたいとこのように思っておるところでございます。
 そこでこの際、提言のありました環境保護や汚染防止、こういった面についても、その中に入れるべきではないかということでございます。しかし私は、幸いいい提言がございましたので、市は市といたしまして、循環型社会形成の推進基本法が出たわけでございます。先般も、提案理由の中で幾つか申し上げました。このことを考えます時に、このような循環型社会を地方でもやろうではないかというプランニングがあってもいいのではないか。
 従いまして、環境につきましては、そのような今つくられました法律も取り組みまして、地方で何をやるべきなのか、そのことを指針とするようなプランづくりをこの際したいと思います。そのことが、焦点がぼけないのでいいのではないか。
 片一方は、花と緑でございます、ソフトでございます、中に循環もございますよというのはただ焦点がずれますので、この際私は別の意味で、循環型社会でございますので、そのような環境政策に対する指針を地方でもプランニングしたらどうか、幸い提言もございますので考えてまいりたいと、このように思うわけでございます。
 なお、確かにこのことについてはごみの問題もございます。水の問題もございます。いろいろ汚染等、あるいはエネルギー等、我々が日常使っているペーパーのこともそうなんですが、これらを皆さんで議論をしながら、どう節約していくかということなどもその中に織り込んでいくということでございます。
 先般、講演で聞いたんですが、農業の持続的発展については、やはり無機質の肥料では持続的発展をしない、循環型ではないと。ヨーロッパでは、今、有機質が見直されているということでございます。無機質でございますと、土地に硝酸が残り、空気中にはアンモニアが発生して、環境としてはよろしくないと。緑をつくることについては、大変農業はすばらしいんですが、そういう無機質を使うことによって土地そのものが汚染されて、空気そのものがアンモニアで汚染されるんだと。こんな話を聞きましたので、このことなども認識しながら、今、前田議員がおっしゃった意味を私はこの際、環境行政の一つとして、地方でも一つのプランをつくるべきではないかと、こんなことを思う次第でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 次に、男女平等社会の実現についてでありました。
 先ほど柴田議員にもお答えしたとおりでございますので、都市宣言を行うとともに、啓発活動に努力をしてまいりたいと、このように思います。
 そこで、お話もございましたように、例えばこの際、記念事業をするとするならば、参加される皆さんに企画から運営までしてもらうということも大切だと思います。お任せをしていきたい。前田議員のご意見を参考にさせていただいて、そのように進めさせていただければありがたいと思いますし、宣言文案にいたしましても、市のほうで書くのではなくて、いろいろ参考資料は提案をいたしますけれども、皆さん方に広いご意見を求めましてつくっていきたい。でき得れば、富山県条例もできることですから、それを上回るような宣言文にしたい。こんなことを実は思って、県の条例案を心待ちにいたしているところでございますので、ぜひすそ野の広い、皆さんが認識しやすい、そういう意味での市民からの提案を待ちたいと、このように思っておる次第でございます。
 次に、行政情報の公表推進でございます。
 今、市の広報、幾つかの資料などでPRをいたしておりますが、これからもこの広報施策については重要だと思っております。
 ご存じのように、情報公開制度もございますし、出前講座もしております。市長への手紙、あるいは先ほどもありましたように、インターネットホームページによる情報提供もやります。まだまだ不足をしておるということでございます。さらに、これからはCATVも活用いたしますが、すぐできるわけでございませんが、一応体制づくりはしておりますので、そういった公表もしていく、このように思っております。いろいろその他幾つかのプランがございますけれども、皆さんに広く公表をして、情報公開制度という制度もございますから、進めさせていただきたいと思います。
 さて、そこでご提案のありました情報化協力員制度で、ホームページやインターネットによる審議会の議事録の公開をそれぞれつくってもらったらどうかということでございます。この点については、一つの提案としてもう少し研究させていただきたいと思っております。その他各種提案がございましたが、参考にさせていただきたいと思います。
 終わりに、市民参画の推進、おっしゃるとおりでございます。特に、市町村合併に関連することについても申されましたので、市民の皆さんに議論していただくことも市民参画でございます。そして合併論だけでなくて、いわゆる福祉、医療、あるいは環境、生涯学習など、いろいろございますけれども、そういったものについても、皆さんの意見を多く聞きたいとこのように存じておる、そういう姿勢で臨みたいと思います。
 市民参画で思うことは、近ごろ、合併論の中に住民の直接投票というのは、実は出てまいったわけでございますが、これも参画の一つかもしれませんけれども、それ以前に市民の意向というのは議会も吸収されると思います。だから、その市民の意向を議会が吸収されて議会が結果的に結論を出していただければ、私はそれで良いのではないかとこのように思っております。
 その他の質問につきましては、総務部長、産建部長並びに病院事務局長からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 総務部長 桂 政樹君。
  〔総務部長 桂 政樹君 登壇〕

◯総務部長(桂君) それでは、前田議員の職員の定数に関する件についてお答えを申し上げます。
 当市の人口が着実な増加を示しております。従いまして、児童福祉あるいは教育にかかる施策の重点的な推進が必要であると考えておるものであります。
 中でも、特に要望の強い3歳未満児の保育、あるいは一時保育などの子育て支援、あるいは障害児保育支援等を行うための(仮称)北部保育所の開設、あるいは幼稚園の3歳児保育の拡充等々を図るため、一部増員を行うなど、要員の確保を行っておるところであります。従いまして、新年度につきましても、通常の時間勤務の職員全体に対します正規職員の割合は、前年度並みを維持できる見通しであります。
 幼稚園・保育所とも、早朝、延長あるいは一時預かり保育に対応した変則勤務体系を円滑に運用するため、短時間のパートの保育士あるいは教諭を適切に確保しておるものでありまして、この増加要因はやむを得ないものを考えておるところであります。
 なお、今後は対象児童の動向等を見極めながら、順次計画的に職員配置のための定数を確保してまいりたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 前田議員の質問のうち、畜産経営の安定化策と環境対策についてご答弁を申し上げます。
 有用微生物群のことを一般的にはEMと呼ばれておるわけであります。EMによる処理方法については、その活用についていろいろと取り上げられているわけでありますが、国や県の試験研究機関においては、その問い合わせや取り扱いについての要望も多くなされていますが、その効果につきましては不確定要素が多く、国、県として正式な取り扱いは行っていないとのことであります。
 EMによる処理につきましては、使用する環境や使用方法によって、その効果に大きな違いが出てくるもので、微生物の働く環境が限られてくることから、一般的、普遍的でないものと聞いております。過去に、市内の畜産農家において使用された実例もありますが、環境に合わなかったのか、思ったほどの効果が上がらなかったとのことであります。しかしながら、すばらしい効果を上げている事例も数多くお聞きすることから、市内においても、悪臭対策や堆厩肥の処理について困っている畜産農家の方もいることから、その使用について、畜産農家や関係機関と協議を進め、検討してまいりたいと考えております。
 また、新たな支援事業を創設とのご意見でありますが、現在市としては、畜産農家の環境対策として、環境保全対策事業の中において、悪臭、ハエ駆除に係る経費について助成措置を行っており、EMによる消臭についても、この事業の対象となるものであります。
 次に、市営住宅のTSTの接続はどうなっているか、あるいは雇用促進住宅についても推進すべきではないかというご意見であります。
 砺波市の公営住宅は、苗加、高道、矢木、東矢木、東鷹栖、新栄町の6カ所でございまして、賃貸住宅は豊町の1カ所がございます。そのうち、新栄町は建て替え当初よりTSTに接続済みでございます。
 高度化、多様化する新世代に対応した高速大容量の情報通信網であるケーブルテレビジョン放送施設を活用し、市民の生活に必要不可欠な行政情報の提供や地域コミュニティの醸成を期するため、市営住宅においても計画的にTSTの接続を行いたいというふうに思っております。
 それから、市内にある公的住宅としての雇用促進住宅につきましては、市として施設管理者に対して、TSTの加入協力を要請しているところであります。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 津田俊祐君。
  〔病院事務局長 津田俊祐君 登壇〕

◯病院事務局長(津田君) 前田議員の定数条例の一部改正についてのうち、病院部門についてお答えを申し上げます。
 総合病院は、高度かつ多様な地域医療を提供する上で、少子高齢化等による社会の変化、あるいは看護基準に対する国の動向等をも見据えながら、マンパワーにより医療サービスを提供する部門であります。
 こうした中で、病棟の夜勤看護配置基準についてでございますが、これは健康保険法の規定に基づく平成8年4月の改正の中で、「夜勤に当たる看護職員数は、入院患者20人に対して1人以上であること、及び1人当たりの月平均夜勤時間数が72時間以下であること」とされ、この要件を3カ月間の平均で満たすこととなっております。院内におきまして、種々検討いたしました結果、この国の基準を現在適用しているものでございます。
 こうしたことから、平成13年の西棟オープンに向けて、看護基準を満たす看護婦等の採用に努め、人員の確保を図るものでございまして、今回の職員定数条例の改正案におきまして、総合病院の看護婦数は27名増の314名としたところでございます。
 また、産休・育児休業職員についてでございますが、その取得状況につきましては、その年、その時期によりまして変動がございますので、職場復帰するまでは臨時的任用職員での対応をせざるものを得ないものと考えているところでございます。
 いずれにいたしましても、今後の増改築事業に合わせて、計画的に医療看護体制の充実確保に努めていくことが必要であると考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 17番 前田喜代志君。

◯17番(前田君) 病院事務局長からの病院の定数の問題で答弁がございました。
 世の中たくさんの交代勤務とかいろんな職場があります。単純に考えますと、1日は24時間ございますので、12時から始まって、順番に組んでいくと3分の1ずつで8時間で、1日は3人で回るというようなことになるわけです。しかし、この人も休まなければいけないので、1日休みという勤務も当然入るわけです。従って、1日をうまくつなぐには、4人の人でつなぐというのが世の中の通常の交代勤務です。そういうふうにいきますと、大体1カ月28日あって、夜勤が回ってくるのは月7回という、これが日本どこへ行ってでも、民間企業では常識です。少なくても、1カ月に7回を超えていく。病院の場合は、今までずっと月8回。どんな多い月でも、8回以上家を勤務で空けるというのは良くないと。これが労働者の人間らしい暮らしとして当たり前の基準ではないかという考え方。こういうものに対して、病院の事務局長はどういうふうに考えておられるのか。国がこういう数字で決めてきて、これに合わせて勤務を組んでこうだと言われても月9回、10回というのが常態になっていては、全く人間らしくないではないかということを申し上げておるわけです。
 従って、先ほどの答弁では全く納得できないし、人を預かっておる者の責任としては、社会的、平均的な常識の線にどう自分の職場を改善するかというのが、事務局を預かっておるものの責任ではないかと、こういう立場で先ほど質問しておるわけですが、その人間らしい労働とは何かということを局長は考えていないのかどうか、もう1回答弁をお願いして、質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 津田俊祐君。
  〔病院事務局長 津田俊祐君 登壇〕

◯病院事務局長(津田君) 前田議員さんのご答弁に入るわけでございますが、今朝ほどの柴田議員さんのご質問にもございましたが、民間のほうでは、産休を取ったらその会社に復帰できないという厳しい状況というお話でございましたが、当総合病院ではそういうことは絶対ございません。産休も育児休業もどうぞお取りくださいと、こういうふうにやっておるところでございます。
 ただ、今の前田議員さんのご質問の中身でございますが、これは実は平成4年12月25日に、厚生省の政策局看護課から「看護婦等の確保を促進するための措置に関しての留意事項」ということで、「月8回の夜勤体制に向けて努力する必要がある」という趣旨の通知を踏まえてのお言葉かと思いますが、総合病院といたしましては、患者様の命を預かる大切な使命ということを十分わきまえておるわけでございます。今おっしゃる夜勤体制に対する努力は必要かと思うわけでございますが、当分の間、現在の健康保険法の規定によります療養に要する費用の額の算定方法、いわゆる診療報酬点数表でありますが、平成8年4月に厚生大臣公示ということで改正されておりますが、それに基づいて診療報酬の請求を行っているところでございます。
 そういうことで、今ほど申し上げましたように、院内におきましていろいろの角度から検討がなされ、現在の看護体制が採用されておりますことをご理解を賜りたいと思うところでございます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたしました。
 ただいま議題となっております議案第1号から議案第37号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計予算外36件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。

◯議長(堀田君) 次に、日程第2 激増する輸入農産物を抑えるため、一刻も早い「緊急輸入制限」の発動と、対象品目の拡大を求める請願については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。

◯議長(堀田君) 以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月10日から15日までの6日間は、委員会審査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、明3月10日から15日までの6日間は、委員会審査のため休会することに決しました。
 なお、次回の本会議は、3月16日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 2時44分 閉議



平成13年3月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成13年3月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 議案第31号から議案第37号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計補
     正予算(第7号)外6件
     (提案理由説明)
  第2 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第37号まで、平成13
     年度富山県砺波市一般会計予算外36件及び報告第1号並びに報告第2号
     専決処分の承認を求めることについて外1件
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    3月8日  午前10時01分  開議
    3月8日  午後 3時08分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 林   忠 男 君     2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君     4番 寺 島 良 三 君
   5番 江 守 俊 光 君     6番 松 本   昇 君
   7番 池 田 昭 作 君     8番 石 田 隆 紀 君
   9番  (欠  員)      10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 桂   政 樹 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 野 村 泰 則 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 宮 井   正 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 畑   尚 之 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 竹 林 秀 明



平成13年3月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時01分 開議

◯議長(堀田君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(堀田君) 日程第1 議案第31号から議案第37号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)外6件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案についてご説明申し上げます。
 議案第31号から議案第37号まで、すべて補正予算関係でありまして、主として国の平成12年度補正予算に伴うもの並びに各事業費の確定等に伴い、一般会計、特別会計及び企業会計の補正を行うものであります。
 補正予算の規模は、
  一般会計                  3億4,684万6,000円
  特別会計                  1億3,161万3,000円
  企業会計                  1億0,077万7,000円
であります。
 まず、一般会計の歳出予算の増額補正の主なものとしては、
  地域情報化推進事業             1億3,691万8,000円
  木造公共施設等整備事業           2億5,387万5,000円
  乳幼児妊産婦医療給付事業            1,090万0,000円
  国保会計事業費                 1,441万1,000円
  国道359号線築造事業             9,096万7,000円
  組合施行土地区画整理事業            3,800万0,000円
などであります。
 なお、地域情報化推進事業につきましては、国の補正予算による経済対策に呼応して国庫補助を受け、地域イントラネット基盤整備事業を実施するもので、CATV網を利用し、市内各小学校、美術館等のネットワークの構築を図り、テレビ会議システムの導入やインターネット環境を整備しようとするものであります。
 同じく国の補正予算による国庫補助を受け、国内の林業活性化を図ることを目的とした地域材利用促進木造公共施設等整備事業により、栴檀野地区に「(仮称)ふれあい健康センター」を建設しようとするものであります。
 減額補正の主なものとしては、
  国体開催費                   6,042万0,000円
  じんかい処理費                 1,038万9,000円
  緊急生産調整推進対策事業            1,519万4,000円
  団体営農道整備事業               1,316万0,000円
  下水道会計事業費                6,865万0,000円
  砺波総合運動公園建設事業            4,000万0,000円
  農地農業施設災害復旧事業            1,940万0,000円
などであり、精査のうえ計上したものであります。
 これらの財源といたしましては、
  市    税                  8,216万5,000円
  地方交付税                   3,655万2,000円
  国庫支出金                   6,711万0,000円
  県支出金                  1億0,478万3,000円
  繰越金                   4億0,224万1,000円
  市    債                  1,510万0,000円
などを増額し、また、
  分担金及び負担金                  258万0,000円
  繰入金                   4億5,000万0,000円
を減額しようとするものであります。
 債務負担行為につきましては、知的障害者更生施設整備事業費元利償還金補助の追加など、それぞれ変更、追加、廃止をするものであります。
 また、地方債につきましては、事業内容の変更等により限度額を増額するものであります。
 砺波市国民健康保険事業特別会計につきましては、保険給付費、直営診療施設繰出金を増額するものであります。これらの財源として、国庫支出金、一般会計繰入金、繰越金等を増額し、基金繰入金を減額するものであります。
 砺波市老人保健医療事業特別会計につきましては、医療諸費を増額し、この財源として支払基金交付金、国庫支出金等を充てるものであります。
 砺波市下水道事業特別会計につきましては、事業費の確定により、公債費を増額し、下水道管理費、下水道企業費を減額するものであります。これらの財源として、分担金及び負担金、使用料及び手数料等を増額し、繰入金、市債を減額するものであります。
 債務負担行為につきましては、施設保守管理等の業務委託をするため定めるものであります。また、地方債につきましては、事業内容の変更等により限度額を減額しようとするものであります。
 砺波市農業集落排水事業特別会計につきましては、事業費の確定等により、農業集落排水管理費、公債費を増額し、農業集落排水事業費を減額するものであります。これらの財源として、繰越金、諸収入を増額し、繰入金、市債等を減額するものであります。
 債務負担行為、地方債についても、それぞれ所要の補正を行うものであります。
 また、企業会計におきましては、水道事業会計及び病院事業会計について、それぞれ所要の補正を行うものであります。
 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ慎重にご審議のうえ、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(堀田君) この際、暫時休憩いたします。

 午前10時08分 休憩

 午前10時51分 再開

◯議長(堀田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◯議長(堀田君) 日程第2 市政一般に対する質問並びに議案第1号から議案第37号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計予算外36件及び報告第1号並びに報告第2号 専決処分の承認を求めることについて外1件を議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びにただいま議題となっています案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 16番 柴田豊明君。
  〔16番 柴田豊明君 登壇〕

◯16番(柴田君) 私は、自由民主党砺波市議会議員会を代表して、本定例会に提案されました平成13年度砺波市一般会計予算案をはじめ、当面する諸問題について質問と要望をいたします。
 まず初めに、去る1月5日、自民会の同僚議員であります藤井外志男前副議長が急逝されましたことについて、残念でなりません。
 今、この壇上に立ち議席を見ますと、在りし日の面影が偲ばれてまいります。殊に藤井さんは大柄で強健な体力を持っておられ、明快な判断をされておりましたことが思い出され、こみ上げてくるものがあります。心からのご冥福をお祈り申し上げます。
 それでは、質問に移らせていただきます。
 政府は、1月6日に中央省庁の再編成が行われ、1府22省庁から1府12省庁になりました。国政は新しい21世紀への改革を進めており、21世紀の幕開けとなる予算が国会で審議され、3月2日衆議院で可決され、年度内の成立が確定しました。
 国の一般会計平成13年度歳出は82兆6,524億円とされ、前年度当初比2.7%減少となり、6年ぶりの減少予算が見込まれております。政府は、景気回復に軸足を置いた経済財政運営を行い、日本経済の自律的回復を軌道に乗せていくことを第一の重要課題として、情報化、高齢化、グローバル化などが急速に進展する中で、情報通信技術による産業社会構造の変革、IT情報技術革命の推進を初めとして、新たな発展への取り組みとして実質経済成長率1.7%程度を見通すとされております。
 一方、富山県予算案は、平成13年度一般会計予算案では5,970億円、前年度当初比2.1%の減少で、2年連続のマイナスであります。6,000億円を下回るのは平成9年以来4年ぶりとなっております。中でも公共事業は総額で前年度当初比10.7%減少となり、主要県単独事業も前年度当初比3.5%減少となっております。
 平成13年度は、北陸新幹線建設工事の地域負担、私学振興、老人福祉施設の充実、国体後の競技の維持向上を図る方針であります。
 歳入面では、県税が4.3%増、法人事業税は10.3%増を見込み、地方交付税は5.4%減であり、県債は5.5%減を見込んでおります。
 経費割合については、義務的経費の割合は1.9%上昇し47.7%で、投資的経費の割合は1.3%減少の26.9%で計画されております。総体的に財政構造改革へ向けた予算と言われております。
 このような財政事情の中で、砺波市は21世紀最初で、しかも当市の新しい総合計画「となみ21世紀プラン」第7次総合計画がスタートする最初の予算となります。当砺波市は、幸いに人口が第6次総合計画当初、平成2年4月に3万7,172人でありましたが、2月28日現在では4万1,091人となり、3,919人が増加したことになります。
 このことは、第6次総合計画が順調に推移してきたことにあると思います。このような状況の中で、平成13年度砺波市一般会計予算案は171億7,800万円で、対前年度比6.1%の増を見込み、特別会計予算は69億5,700万円で対前年度比93%で、6.9%減少となっております。企業会計予算は167億960万円で、対前年度比6.9%増となっております。したがって、平成13年度予算案は総額は408億4,460万円となり、対前年度当初比103.9%となり、3.9%の増加で提案されております。
 市長は、新総合計画のスタートとして、厳しい財政情勢の中で新規事業にも積極的に取り組まれており、水道料金の従量制への移行引き下げ、国民健康保険税の固定資産税割率の見直しによる引き下げに取り組まれております。
 我が自民会が各地区の要望を受けて重要要望いたしました施策に対しても、新年度予算に組み入れられていることについても高く評価をいたします。
 ここで私は、平成13年度予算案並びに実施計画について質問させていただきます。
 前にも申し上げましたとおり、平成13年度予算は21世紀プランのスタートとしての予算であり、今後の砺波市の方向づけの予算であることから、市長はどのような思いで計画されたのか、その思いと重要施策をお聞かせ願いたいと思います。なお、新規事業についてもお聞かせいただきたいと思います。
 今般、「散居に広がる快適都市となみ」の都市像を目指し、「となみ21世紀プラン」として、第7次総合計画の基本構想をもとに実施計画を作成されたことと思いますが、市長はどのような砺波市像を目指して作成されたのか、その思いと具体的な施策についてお伺いをいたします。
 次に、平成13年度予算の歳入についてお伺いします。
 市税の収入については52億8,600万円で、対前年度比3.8%増が見込まれております。うち個人市民税は15億7,000万円で、対前年度比1.9%の減少であり、法人市民税は5億400万円で対前年度比40.6%増となっております。
 固定資産税につきましては、29億1,400万円で、対前年度比3.3%増となっておりますが、今日の経済動向から見て見通しが大変難しいと思われますが、どのような根拠で計画されたのかお伺いをいたします。
 次に、地方交付金についてお伺いをいたします。
 地方自治体においては地方交付金が大切な財源となりますが、国のほうでは大変厳しい見方がされているようであります。利子割交付金については1億3,000万円で、対前年度比216.7%で116.7%の増加とされ、地方特例交付金は1億6,200万円で、対前年度比15.2%減となり、地方交付税は47億5,000万円で対前年度比6.7%の増加を見込んでおられますが、その見積もりの根拠と今後の見通しについてお伺いをいたします。
 次に、市債についてお伺いをいたします。
 平成13年度一般会計の市債は、前年とほぼ同額の16億3,200万円となっており、歳入の構成比率では9.5%となっております。市債残高については、平成13年度末では191億7,829万円になっております。起債の中では、交付税対象となるものなど財政支援措置されるものがありますが、そのような交付を見込めるものは市債残高に対してどれほどの割合で算入が見込めるのか、お伺いをいたします。
 次に、公債費についてお伺いをいたします。
 公債費については23億1,200万円になっており、対前年度比103.2%であり、歳出での構成比は13.5%になっております。公債費比率は平成7年は15.1%、平成8年は15.4%、平成9年は15.6%、平成10年は17%、平成11年が19%と右肩上がりの増加傾向にありますが、今後も総合計画において新しい事業も計画されていますが、そのことを含め今後の推移をどのように見通しされているのか、お伺いをいたします。
 次に、行政機構改革についてお伺いをいたします。
 前にも述べましたように、政府においては機構改革による省庁の再編成が実施され、地方分権が進められていることもあり、市の行政においても、今までの範囲を超えた対応が求められてくるものと思われます。
 当市においても、行政改革について検討されているところでありますが、現実においても幼稚園と保育所が一体化されても、教育委員会と民生部との関係、小学校と放課後児童対策など、教育委員会と民生部との関係があります。その他にも生涯学習の面、介護、福祉、医療など現場においては不統一な課題が発生しております。制度上の関係もありますが、職場内における指示、統一が的確にされることと、市民の窓口対応の一本化のためにも、市民の目線に合った行政機構の合理化が必要と思われますが、業務の民間移行を含め市長はどのように考えておられるのか、お伺いをいたします。
 次に、地区公民館、集会施設の改修についてお伺いいたします。
 地区公民館、集会施設の改修につきましては、要綱を定め、補助をされているところであります。今日の地区集会施設利用については、地区内自治の活用、生涯教育活動など、年代を問わず多くが利用されているところであります。その補助金交付要綱につきましては、必要に応じて改正され、平成8年に下水道施設整備、平成10年に消防施設整備、平成12年にバリアフリー化設備に順次拡大されておりますが、基本にあるのは、屋上の防水工事と外壁補修工事であります。各地区の施設は建設して長期間経過しており、要望は内装工事など全般にわたっております。このことから、現状を踏まえ施設全般について補助金交付対象にすべきであると思われますが、市長は、この補助金交付要綱改正についてどのように考えておられるのか、お伺いをいたします。
 次に、CATVの活用方策についてお伺いをいたします。
 砺波広域圏ケーブルテレビ施設については、新世代地域ケーブルテレビ施設整備として、幹線伝送路に光ファイバーケーブルを、支線分配線に同軸ケーブルを用いた光同軸ハイブリッド方式により、高品質な信号伝送とされて、昨年12月初めまでにTST接続となり、砺波広域圏の全市町村内各戸近くまで配線が完了されたところであります。高度化、多様化する新世代に対応した高速大容量の情報通信網であるケーブルテレビジョン放送施設を整備し、市民の生活に必要な行政情報の提供や、産業活動の活性化と地域コミュニティの醸成を行い、地域間情報格差の解消を図ることであります。
 利用については、インターネットサービス、双方向使用、テレビ会議などいろんな利用方法がありますが、利用しないと無駄になります。砺波市役所内にヘッドエンドを持つことになっておりますが、行政放送2チャンネルについては、2月26日の竣工式の様子が放映されましたが、現在は放映されておりません。このケーブル施設利用の活用を図るために、どのような具体的な活用計画がなされるのか、その実施方策についてお聞かせください。
 また、砺波市の行政放送2チャンネルは、いつからどのようにされるのか、放送の時間、内容についてどのように計画されているのかお伺いをいたします。
 次に、砺波市企業誘致条例についてお伺いをいたします。
 今回、市の区域内において、工場等立地の促進並びに中小企業の集団化、共同施設の設置を奨励し、産業の振興と雇用の拡大を図ることを目的とし、従来の砺波市工場誘致条例を全部改正する提案がなされております。
 今日の経済状況の現状において、企業の合理化、縮小などが進められている中で、企業の誘致は大変難しいものがあると思われますが、当砺波市内への優良企業の誘致先については、積極的に進めなければならないことと思います。また、市内企業の振興を図る必要があると思います。
 県企業立地推進事業補助金交付要綱の改正を踏まえ、対象企業の拡大や奨励措置の充実等を図ることにあるということですが、どのように変わるのか。その対象はどのようなものになるのか。また、奨励措置については、市長が別に定めることになっておりますが、どのようにされるのかお伺いをいたします。
 なお、市内企業の育成も必要とされますが、どのように対応されるのか、お伺いをいたします。
 次に、市町村合併についてお伺いをいたします。
 市町村の合併論については、市町村の自主的な合併を誘導しようと、総務省は合併特例法によるさまざまな支援策を打ち出し、特例法は合併によって地方交付税が減らないよう、合併後10年間は合併前の市町村の合算額を保障し、新しいまちづくりに必要な道路や施設などの建設費に国が元利償還費を肩代わりする有利な地方債を充てるとされ、その他にも有利な制度、方法が示され、平成17年3月までに強力に合併への方策がなされております。
 富山県においても、県広域行政等研究会が設けられ、県内35市町村の合併パターンをまとめられ、11案が示されたところであります。
 県は、3月までに県内市町村合併支援要綱をつくり、総務省に提出するとされております。県内では、福井県と並んで全国で最も市町村数が少ないところであり、広域行政対応も十分なされており、議論がなかったように思われます。今後、財政状況が厳しさを増し、人口が減少する中で、地方分権や少子・高齢化問題などへの対応も迫られることから、小さな自治体では現在の住民サービスの維持が困難になってくると思われることから、多様化する住民ニーズに対応するため、各自治体はどのように進めていくのか検討するべきでないかと思われます。
 砺波広域圏内においても検討されているところもありますが、研究会などどのような方法が考えられるのか、市長の思いをお伺いし、誠意ある答弁を期待して私の質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 柴田豊明議員の代表質問にお答えをいたします。
 まず、平成13年度の予算案につきまして、その重点要望、新規事業、考え方についてのお尋ねでございます。
 平成13年度の予算につきましては、限られた財源の中で皆さん方から議決をいただきました「となみ21世紀プラン」を基調にいたしまして編成をしたところでございます。また、柴田議員もおっしゃいましたように、国、県の予算対応、その方向性、地方財政計画などございましたが、そのことも十分理解をしながら編成をしたところでございます。
 基本的には、提案理由の説明でるる申し上げたところでございます。
 そこで、新規事業など端的に要約して申し上げたいと思います。
 まず、教育環境といたしましては、小学校の建設がございますし、幼稚園の3歳児保育をやってきたわけでございますが、皆さん方からぜひ教室ということでございますので、その教室の不足を解消するために東野尻、高波等の増築を計画しているわけでございます。
 次に、福祉につきましては、健康づくりセンター等、大きい予算ではございませんけれども、準備、調査をしてまいりたいと思いますし、従来からもお答えをしておりますように、北部地区の福祉施設整備を行いたいと思って調査などを進めており、これから大きい予算が到来するのではないかと思っております。
 なお、総合病院の建設につきましては、鋭意努力をして進めさせていただきたいと思います。
 それから、少子化等の問題につきましては、ご存じのように北部保育所をつくったわけでございます。ここでは、子育て支援センターも新しく設けたりいたしました。
 なお、乳幼児の預かりが随分増えてまいりました。バランス上も考えまして、太田に幼稚園と保育所を一体的なものをつくってはどうかという提案もございますので、そのような調査も進めているわけでございます。
 なお、従来から議会でも議論のあります学校5日制にどう対応するのかということでございます。地域では青少年健全育成対策を進めさせていただいて、そのことのためにも庄西中学校、般若中学校に夜間照明を整備していきたい。
 なおまた、地域における生涯スポーツの振興、そして子供たちを含めまして、地域の子育てを進めてまいりたいと、このように思っているわけでございます。
 道路、交通、都市基盤等につきましては、臨時交付金、特定道路単独事業等がございますので、これらを活用いたしまして整備をさせていただきたい。なおまた、町の広がりは進んでまいりましたが、さらに深江、杉木等につきまして、いろいろ準備をしていただいております。そして新しく出町市街地の東部地区に区画整理をしたらということでございますので、この調査費も載せているところでございます。
 なおまた、柴田議員もおっしゃいましたIT関連の時代でございます。それらの研修やCATVを活用する事業にも取り組んでまいりたいと思っております。
 なお、産業振興といたしましては、まず、農業基盤というものを重視しなければいけないと思っております。ややもしますと、農家経済が随分苦しい状況にあります。そのことにもっと目を向けるべきではないか、こんなことなどを思っております。そのことのために、球根生産を初めとした農業公社を設立していきたいと思っております。
 一方、中山間地問題もいろいろございます。そんな意味で、林業生産基盤等生活環境基盤整備を一体的にいたしました林業地域総合整備事業に着手する予定であります。
 なお、農業とともに心配なのは中心市街地でございます。商業の活性化等について、会議所等と連携をとりながら進めさせていただきたいと思っております。
 なお、行財政改革といたしましては、幾つもございますけれども、意を用いましたのは、地方債残高の減縮を考えております。従いまして、新規の発行につきましては極力抑制をいたしまして、発行する場合でも、財政措置のあるものを有利に活用いたしたいと思っているわけでございます。
 なおまた、住民負担の軽減についても、この際、当初予算を出すに当たりまして真剣に配慮いたしたところでございます。
 簡単に要約いたしましたが、以上のようなことを申し上げて、新規事業など私の考え方を申し上げた次第でございます。
 次に、総合計画につきまして申し上げたいと思います。
 第7次総合計画基本構想に基づきまして、新年度予算を調整したことは先ほど申し上げたところでございます。その間、多くの皆さんのご意見やあるいは議会の適切な経験も賜りましたことについて、改めてお礼を申し上げたいと思います。
 さて、どのような砺波市を目指すのかというお尋ねでございますが、基本構想にもありますとおり、時代の潮流に意を配しながら自然と共生をする、そして市民が安全で安心して暮らせる快適環境を実現したい。そして、市民が真に住み良さを実感できる都市づくりを目指して「散居に広がる快適都市となみ」としたわけでございます。
 併せて、市民が健康で安心して暮らせる社会づくり、福祉が充実して思いやりのある社会づくり、循環型社会をつくり、自然と共生する住み良い環境を守ること、そのことをイメージいたしまして、「人すこやか・心なごやか・緑さわやか」を基本理念としたところでございます。
 そこで、当面急務の課題といたしましては、当市の特徴でございます人口増がございます。人口増といっても、市民全体が融和であることが私は大事だと思います。その意味でのコミュニティ醸成などが大きい課題ではないか、このように心得ているところでございます。
 そのためには、福祉施策なども必要でございますし、あるいは広報、宣伝といいますか、情報化を上手に利用して連絡調整を図る場が大切だと、このように思っております。
 社会環境は激変をしておりますが、市といたしましては、今申し上げましたような気持ちを大事にすべきではないか。そのことも基本計画の中にうたっておるわけでございますが、特に仲良くしていくという精神をこの計画の中で達成させていただきたい。今後とも適切な提言やご意見を賜りたいと存じておる次第でございます。
 次に、行政機構改革について申し上げます。
 ご存じのように国が省庁再編をやりました。砺波市もそのような気持ちで今後対応しなければならないと思っているところでございます。
 従いまして、私は、ご承知のように行政改革市民会議あるいは総合計画を立ち上げるために、まちづくり研究会、そして庁内組織ではございますが、事務改善委員会等を組織いたしまして、いろいろ議論をしてきたところでございます。
 幾つか提案がございました。いろいろ提案があったので参考にいたしますけれども、今の機構をあちこちいじるということになりますと、市民が親しんできた、あるいは慣れ親しんだといいますか、そのような状況の中で名前を変えたりするのはどうかと考えまして、一部係制は変えますけれども、機構等につきましてはいじらないという方針でおりますことをご理解いただきたいと思います。
 なお、ご意見のございました幼保一元化の問題、あるいは保健・医療・福祉サービスの窓口の一本化、いろいろ住民からサービスに対するご意見もございますが、市民の立場になって組織を見直しする必要があろうと思って、大きい意味での機構改革は考えていないことをご理解いただきたいと思います。
 なお、総合病院の増改築に当たりまして、大幅な組織改革をすることにいたしております。この点はご理解をいただきたいと思います。
 それから、民生部におきましては、今申し上げましたように保健・医療・福祉の各種サービスが一体的になると。乳幼児から高齢者まで、健康、生きがいという生活を皆さんにサービスするために健康づくりセンターをつくるんですが、その以前に暫定的でございますけれども、少し手直しをさせていただきたいと、このように思っております。
 それから、新しく介護保険法が出てまいりましたので、在宅福祉と介護保険サービス、これらを少し名称を変えまして、きちっと整備したほうが老人の皆さんにわかりやすいのではないかと思っております。そのようなことなど考え、あるいは皆さんが窓口に来られて、できればワンフロアでそれぞれ事務処理ができるということも念頭に入れまして、少し係制度を変えてまいりたいと思っておるわけでございます。
 さて、今後はおっしゃいましたとおり地方分権の時代ですし、国等の諸施策や制度が変わってまいります。ただしそれをまともに受け入れて、うちもそういう縦割りという形には私はいかんのではないかと。その辺は地方分権でございますので、地域の実情を一番よく知っています自治体が考えるべきだと。そこのところが幼保一元化等で実は壁があるんですが、柴田議員もおっしゃいましたように、幼保一元化の体制などは、これからそういう縦割りでありますけれども、地方がよくわかっておりますので、そういう考え方に変えていく必要があろかと思っておるわけでございます。
 また後ほども申し上げますが、今、機構の中に、市町村合併の問題等が出てまいっております。従いまして、企画政策部門については当面現状で進めさせていただいて、考えようによっては、総合計画が終わったのですから縮小したいと思いますけれども、今ちょうどそのような問題が発生してまいりましたので、現在の体制で進めさせていただきたいと思っております。
 次に、地区の集会施設等についての要綱改正でございます。
 地区の公民館や農業集落センターなどの集会施設の改修につきましては、従来、地区集会施設等改修事業補助金交付要綱に基づきまして、補助をしてまいりました。現在の地区の集会施設等につきましては、昭和50年代に建設をされて、内装その他施設の老朽化が目立つようになっております。ついては、老朽化に伴う改修工事についてもいろいろ相談がございます。私は、先ほども申しましたが、コミュニティ施設が重要と考えておりますので、助成ができるような補助金交付要綱の改正をいたしたい、このように考えているところでございます。
 次に、CATV利用についてであります。
 ケーブルテレビ施設の活用に当たりましては、多チャンネルで既成の番組を楽しむだけでは、私は意味がないと思っております。議員のご意見にもありましたように、独自の番組づくり、双方向の情報のやりとりということをこれからも施行したいと思っております。
 具体的には、現在いろいろ計画いたしており、補正予算でも出しているわけでございますが、まず子供たちの教育環境の整備を図りたい。従いまして、小中学校、図書館、郷土資料館等の教育文化施設におけるケーブルテレビ網を利用して、テレビ会議システムや学校間交流、有識者による遠隔教育などできるようにしたいと思っております。
 併せまして、小中学校の学校内LANシステムを整備して、パソコンルームだけでございませんで、普通教室や特別教室においても子供たちがインターネットを存分に利用できるようにしていきたいと思っているところでございます。
 行政放送につきましては、先ほどもご意見がございましたが、新年度から対応いたしたいと思います。4月早々体制づくりをいたしまして進めさせていただきたいと思いますが、番組の内容といたしましては、行事や催し、市の業務などをお知らせして、あるいはこれまで広報となみでPRをしてまいりましたが、映像化したものを発信していきたい、このように思うわけでございます。
 なお、チューリップフェアや市内の各種イベントなどもそれぞれ皆さんにお知らせをし、そして、例えば新しく家電リサイクル法が出たわけでございますが、「出前講座」等で説明をしておりますけれども、そういった業務をわかりやすく解説することも大切ではないかと思っているところでございます。
 ご承知のように、ITは日進月歩というよりも、急速に進歩いたしているわけでございます。県では、福祉分野で活用したいということで組織化されているようでございます。そのことを待つというよりも、職員の間で「地域IT推進本部」を組織いたしましたので、ここでも研究をして市民の要望に応えるように進めさせていただきたい、このように思うわけでございます。
 次に、企業誘致条例の改正について申し上げます。
 日本の産業は、これまで基礎資源型工業すなわち重厚長大型であったわけですが、今はIT関連等々、産業構造の変化がございまして、これまでの産業立地政策であった新産法あるいは工特法が平成12年度で廃止になっております。これからの産業基盤は、ハイテクであったり、高付加価値型へと向かっているのではないかと存じております。
 県においても、テクノポリス構想や頭脳産業立地型の新たな取り組みがなされました。先端技術産業やバイオ産業を中心にして考えられているところでございます。こうした流れの中において、当市の産業立地政策も大きく変化をしなければならないと思っております。
 従来の製造業中心の誘致政策から、今後は情報サービス業など産業に幅を広げていくことも必要であると存じております。さらに県の企業立地助成金の交付要綱が大きく改正されたことを踏まえ、この際全面的に見直しをして、条例を制定しようとするものであります。
 その内容は、産業立地に当たり、農業や環境保全を守りながら用途地域等の特定地域に誘導することをまず明確にすること。それから、助成対象を土地だけでなく建物や設備を含めて拡充すること。用地面積、雇用要件を緩和して対象企業の幅を広げて立地を促すこと、情報サービス産業等の誘致を強化することが柱でございます。
 また、市内の中小企業の活力ある発展やベンチャー創業を支援するものとして、施設整備助成利子補給金など、新たな施策として導入してまいりたいと考えているところでございます。
 そこで、指定基準及び奨励措置につきましては、県の助成制度交付要綱の内容にリンクすることから、県内の各市では規則に定めておりますので、当市においても、施行規則で定め、即効性を考慮して改めようとするものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 次に、市町村合併についてでありますが、総務省が強力に推進を図っておられるようであります。かつて昭和の合併以来、昭和40年に制定された市町村合併特例法が近年の地方分権の推進や、国や県及び市町村の財政状況、少子・高齢化、多様化する住民ニーズに対応するため、平成10年12月に改正され、平成17年3月末までの時限立法として新しく特例法が施行されたわけであります。
 そのことを受けて、県と市町村が連携協力して市町村広域行政等研究会を設置し、検討されているところであります。ご承知のとおり、先日、11のパターンが発表されたところでございます。
 さて、砺波市の場合、これまでも広域圏の中核都市として、情報、医療、福祉、環境、消防、農業共済等のまちづくりの広域化を進めてきたところであります。さらに申しましたように、地方分権の推進、人口の減少、少子・高齢化の進行、そして財政状況の著しい悪化、あるいは情報化の進展によりまして、今後、市町村が新たに行政需要への対応をはじめ行政サービスの維持向上を図るためには、より一層の効率的な行財政運営が求められると存じており、合併への方向が進むと存じております。
 しかし、合併を進めるに当たっては、第1の基本は住民のコンセンサスであります。従って市としては、住民の皆さんに対して、合併の必要性やメリットなどさまざまな媒体を通じて広報することが大切だと思っております。さらに近隣の市町村との連携を密にして情報交換を行うとともに、先般の広域圏議会の委員会のその他案件としてもご意見があったわけでありますが、広域圏計画構想で合併への方向について述べております。これらにつきまして、ご理解をいただいたところでございます。
 私としては、合併については、あくまでも住民生活や住み良さ、豊かさ、文化性を高めていくことが重要であると考えております。従って、住民自らがそれぞれ討議をしてもらう、それが重要ではないかと思っております。
 従いまして、議員の皆様も大いに調査研究され、市民の皆様と議論されることを願うものであります。
 市税、交付税、市債等につきましては、総務部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 総務部長 桂 政樹君。
  〔総務部長 桂 政樹君 登壇〕

◯総務部長(桂君) それでは、柴田議員の代表質問の中の市税の歳入計画、地方交付金、市債の3点についてお答えをいたします。
 まず最初に、市税の歳入見積もりについて申し上げたいと思います。
 一般会計予算の主要財源であります市税収入につきましては、平成12年度の課税実績見込み、地方財政計画、あるいは昨今の経済動向見通し等を勘案のうえ、見積もり計上いたしております。
 まず、個人市民税につきましては、今ほど申しました平成12年度の課税実績見込みを基礎にいたしまして、所得割について個人市民税収入の大半を占めます給与所得の伸びを各種データ等からマイナス1%として基礎ベースの収入を見込み、さらに介護保険制度による社会保険料の控除等の増加を考慮した結果、前年度比マイナス1.9%となる15億7,000万円余りとなったところであります。
 また、法人市民税につきましては、まず12年度の実績税収見込みと13年度の政府経済見通し、あるいは地方財政計画の税収見込み、これらを踏まえまして5億400万円余りと見積もったところであります。
 次に、固定資産税につきましては、まず土地についてでありますが、1つには、中心市街地の地価下落対応、次に、宅地化に伴う地目変更の増、あるいは負担調整に伴う増などの要因を勘案いたしまして、2.2%の増収を見込んだのであります。
 家屋につきましては、昨今、年々増加率は減少いたしておりますものの、家屋、店舗等の新増築にかかる増加を見込みまして、そしてまた償却資産につきましても、新規設備投資の動向と既存の資産の減価を考慮、勘案いたしまして、固定資産税全体では3.3%増の29億1,400万円余りを見込んだところでございます。
 次に、地方交付金について申し上げます。
 まず、利子割交付金についてでありますが、利子課税対象としての定額郵便貯金が集中的に満期を迎える平成12年度に比べまして、平成13年度はピークを過ぎることにより、地方財政計画のマイナス要素を参考に、1億3,000万円を算定いたしました。
 なお、平成14年度以降につきましては、金利の低下傾向に伴い、順次減収するものと考えております。
 次に、地方特例交付金につきましては、平成11年度の税制改正による恒久的な減税に伴う地方税の減収額の一部補てんをするために交付されるものでありまして、毎年度算定する恒久的な減税に伴う減収見込額の4分の3から、たばこ税の一定割合及び法人税の地方交付税の引き上げによる補てん額を控除した額1億6,200万円を算出したところであります。なお、今後の見通しにつきましては、ほぼ横ばいで推移するものと考えております。
 次に、地方交付税でございますが、地方交付税のうちのまず普通交付税につきましては、国勢調査人口が若干増加したことなどから増加が見込まれます。しかし一方、交付税特別会計からの借入金残高が増えることなどから、従来の地方財政対策の見直しが行われ、地方交付税について国と地方の責任分担のさらなる明確化、国と地方を通ずる財政の一層の透明化を図るため、財源の一部不足分について国と地方が折半して補てんすることとし、新たに臨時財政対策債により補てん措置されることとなりました。その影響額は約5%と見込まれております。
 これらを勘案のうえ、対前年比2.7%増の38億5,000万円を見込んだところであります。
 一方、特別交付税につきましては、不確定要素が大きいので、平成12年度の決算見込額及び地方財政計画を参考に、9億円と見積もったところであります。これらを合わせまして、地方交付税の総額では47億5,000万円、6.7%増を計上したところであります。
 今後の見通しにつきましては、地方財政計画における交付税総額の確保が見通し困難なことから、さらに減額され、地方負担としての臨時財政対策債の発行が増えていくものと考えられます。
 従いまして、市長会等を通じまして、自主的かつ安定的な財政運営を確保する観点から、地方の主力財源であります交付税確保にさらに努めてまいりたいと考えております。
 次に、市債について申し上げます。
 市債の発行に当たりましては、中長期的な観点から計画的に適切な財政運営の確保が行われるよう、交付税措置のあるものなど財政の健全化を第一に、有利な事業を優先して実施しているところであります。
 公債費の今後の推移につきましては、平成13年度歳出予算案における公債費は23億1,200万円余りと、対前年比3.2%増となりましたが、要因といたしまして、新たに温水プール建設事業、南部福祉センター建設事業、勤労者多目的運動施設建設事業などの償還金があります。
 平成12年度末における市債現在高は192億4,000万円となりますが、新総合計画による今後の推移について積算いたしましたところ、平成13年度以降は若干減少する見込みであります。
 公債費比率の今後の推移でありますが、平成11年度決算では、公債費比率19%となっております。ここ数年の大型事業の実施による償還が続き、試算では20%程度まで上昇するものと見込んでおりますが、それ以降、今後償還額も少なくなることから、順次改善されるものと考えております。
 今後は、公債費負担の軽減を図るため、高利の地方債に対する借換えや繰上償還を行い、財政の健全化に向けて努力いたしてまいりたいと存じます。
 なお、国の地方債許可制限の指標とされる起債制限比率につきましては、平成11年度では11.7%と国の指導基準の範囲内にあり、当面自主的な規制基準にもまだ若干の余裕がありますので、特段に危機的と言えるような状況にはないものと思っております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 16番 柴田豊明君。

◯16番(柴田君) 市債総額に対する交付見込みのことにつきまして、答弁がなかったようでございますので、その点についてわかりましたらお願いをいたします。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 総務部長 桂 政樹君。
  〔総務部長 桂 政樹君 登壇〕

◯総務部長(桂君) 失礼いたしました。
 起債事業の交付税算入につきましては、平成13年度起債借入額が16億3,220万円と予定いたしておりますが、そのほとんどが起債元利償還額について、交付税の基準財政需要額に交付税措置されるものであります。例えば、出町小学校の建設事業が75%、土地改良総合整備事業が80%、臨時地方道でも50%であります。
 なお、平成13年度の臨時財政対策債、減税補てん債、これらにつきましては、元利償還の全額について交付税の基準財政需要額に算定されるものであります。
 なお、平成13年度末の見込みの市債残高に対する交付税措置されるものは、約7割程度と見込んでおるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時49分 休憩

 午後 1時01分 再開

◯議長(堀田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき順次発言を許します。
 11番 村中昭二君。
  〔11番 村中昭二君 登壇〕

◯11番(村中君) お許しをいただきましたので、私は通告に基づき、初めに砺波市の排水計画についてお尋ねいたします。
 近ごろは毎年夏になりますと、雨水騒ぎが起こるようになりました。集中豪雨的雨降りは、すぐ川があふれるということで、そのたびに排水路の不足、また整備ができていないということが言われておるわけであります。今年は砺波市の第7次総合計画の中の初年度に当たるわけでありますが、砺波平野の真ん中に位置するこの砺波市は、田園都市として発達をしてきたのでありますが、特に水に恵まれた地域ということでもあり、当時は田畑のあぜ、または道で田んぼに水をためることができたわけですが、最近の都市化で、降った雨はすぐ川に流れ込むのが実態であります。今年は総合計画の中で、どのように雨水排水計画が練られているのかをお尋ねするわけであります。
 第7次総合計画は、10年間を一つの尺度として考えておりますが、短期的、長期的な面からお尋ねをいたす次第であります。
 「住み良さ日本一」といわれる地域に住む者として、今後ともこの良い環境を子供たちに残していくのが、私たちに課せられた責任でもあるかと思います。
 この住み良さの条件の中には、人が寄り集い生活ができることもあります。まだまだ宅地化が進むと思われますが、年々雨が降れば水があふれるということでは大変困るわけでありますし、特に最近は、その回数が増えてきたように感じる次第であります。
 最近は、工場用地や宅地、道路等が整備されておりますが、それらは水があふれることに大変関係が深いわけでありますが、いま一つ考えてみるべきものがあろうかと思います。
 それは、田園都市を自認した穀倉地帯の水田が、転作のために3分の1近くが麦や大豆等の作付がされておりまして、水が要らない状態の畑に雨が降りますと、すぐ川に流れ込むように思われるわけであります。この観点からも、当分は米余りの現在、簡単に転作はなくならないというふうに思います。内陸部に位置する我が砺波市の排水計画は、特に工夫が必要かと思われるわけであります。
 今また、大型の宅地開発や工場敷地につきましては、あふれ水の調整機能が求められてきておりますが、特に今ほど申しましたように、この21世紀の初年度に当たり、水は大事な資源でもあり、またある一面では、市民生活を脅かす魔物でもあるというふうに思うわけであります。
 近年は、東京や大阪のような大都会でも、排水の計画が紙上をにぎわしております。地下50メートルに大きな排水トンネルをつくり東京湾に排出するとか、大阪もそれに負けない計画があるやに聞いております。また、昨年夏、名古屋に洪水がありましたが、聞くところによりますと、砺波市とよく似た大型都市開発等の場合は、調整池を持つよう指導されておったということでありましたが、うまく功を奏さなかったというやに聞いております。その点、東京都町田市では、20年前には大変な洪水に見舞われたわけでありますが、その後、個人の住宅敷地にも調整機能を持たせて、昨年は洪水を免れたということも報道されておりました。
 私どもの砺波市でも、1キロアメダス等を導入されて、合口水門の開閉をして対応されておるわけでありますが、この点につきましても、当局のご所見をお伺いするわけであります。
 昨年5月に、環境庁の中央環境審議会の検討チームが、環境保全に不可欠な水循環保全計画の策定をすべきだということで、都道府県ごとに流域ごとの水循環保全計画報告案をまとめたわけであります。今年の夏ごろには新しい環境基準計画に盛り込まれるかと思います。このような健全な水循環の姿を、高度成長の始まる前の1950年代に求めたうえで、河川の年間平時流量や、アスファルト舗装に覆われて雨が地下浸透できない不浸透面積率、地下水位、年間雨量に対する地下水取水率などの指標で現状を比較する保全計画は、1、目標とする水循環の状況と、長期、中期の水循環改善目標、2番目としまして、排水の再利用、地下水の涵養など具体的な対策の順位づけや地区指定、3つ目に、事業量、事業のスケジュール等を盛り込む等の動きを見ると、水調整施設は池として素掘りし、魚を放し、カヤやアシ、そして昆虫のすむ水辺公園としての対応も必要と言われております。
 次に、田園空間構想についてお尋ねいたします。
 最近は、他の市町村での計画が新聞紙上等に載るようになりましたが、我が砺波市においては、昨年暮れにコア農業用水溢水防止対策の調整池を活用したアグリパーク構想と連携させたものとしたいということでございましたが、まだ具体的な整備場所や建物規模はこれからと報道されておったところでありますが、その後いかがされているのか、県の事業と市の事業との関連性等について、安念市長にお尋ねをいたします。
 以上、質問とさせていただきます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 村中議員にお答えをいたします。
 私からは田園空間構想についてお答えをいたします。その計画の内容につきましては、承知している範囲で申し上げたいと思います。
 散居村田園空間整備事業は、砺波地方の散居村の景観につきましては、全国的にも非常に貴重な農村景観であり、高く評価を受けているところでございます。富山県においては、平成10年度の補正において田園空間整備事業が採択され、平成11年度より学識経験者、地元の代表等で散居村田園空間策定委員会を設置し、保全活用策について、基本計画づくりに取り組んできたところでございます。
 基本計画では、散居村を守る広い視野に立って提案をされたわけでございますが、中にはハード面もいろいろ議論されました。特にソフト面では屋敷林、伝統的家屋、その空間の重要性を、住民へ普及啓発することなどが提案されているところでございます。
 前にもこのことについてご質問があったわけでございます。平成12年度から実施計画に取り組みまして、田園空間博物館整備ということで地方委員会が組織されまして、整備に当たりまして、いろいろ専門家の間でも議論されているところでございます。そこで、この実施計画につきましては、現在、農林水産省の審査を受けておりまして、本年度末には承認される予定でありますが、まだ定かではございません。
 この計画では、砺波市に中心となる施設、いわゆるコア施設(仮称)「散居村ミュージアム」を設置して、散居村の保全活動や情報発信の拠点にすることが計画されておるところでございます。この中には、私も提案いたしましたが、伝統文化資料館、市民活動の相談室、交流広場を設ける、あるいは伝統家屋を復元して企画展示をしたいということでございます。
 その他の事業といたしましては、今ご質問にもございました浸水問題もございますので、私は、調整池や水との関わりのある一体的な施設を整備するように申し上げているところでございます。また、サブ施設といたしましては、都市と農村の交流の場、市民農園やアグリパークとしての位置づけも今後考えなければならないと、このように思っております。
 事業費につきましては、当初事業規模よりも増額されると聞いているところでございます。従いまして、私もいろいろ今提案をさせていただいているところでございます。
 田園空間を大切にするという意味から申し上げますと、ご承知のとおり、先般食料・農業・農村基本法が制定されたわけでございますが、食料の安定供給もございますけれども、特に重要なのは農業の持続的な発展、そして今お話もございました排水からも守るような環境面、いわゆる農業の持つ多目的機能を十分発揮するという位置づけがあると思います。そして、都市と農村の皆さんにも、このことを理解していただく総合的な農村づくりに寄与する施設ではないかと思っておるところでございます。
 砺波市にその拠点を設置されるわけでございますから、議会の皆さんの協力も得て、思い切った対応をしてまいりたいと存じているところでございます。
 いずれ議会の皆さんや関係者にも説明を申し上げて、理解を得てまいりたいと、その際にはご協力をお願い申し上げたいと存じております。
 雨水排水等につきましては、関係機関ともいろいろ協議をしてまいったわけでございます。助役からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 村中議員のご質問のうち、砺波市の雨水排水計画について、第7次総合計画において雨水排水計画の短期的、長期的な計画をどのように位置づけているのかというご質問にお答えをいたします。
 議員のご質問の中にもございましたように、当市は専用排水路を持たないという中で、近年都市化が進んでおること、そしてまた、農業を取り巻く環境の変化と申しましょうか、大豆、麦作等々の畑作をしておるというようなことで、一斉に排水をされるというようなことも相まちまして、一部市街地におきまして、浸水が問題化してきているところでございます。特に一昨年8月、9月の集中豪雨につきましては、県下各地でこのような浸水問題が生じたわけでございまして、県の土木部長の発案で、発生をしたそれぞれの地区で関係者が対策を協議するようにというようなことで、協議会を持つようになったわけでございます。
 当市におきましても、昨年5月に県土木部の関係各課、高岡土木事務所、県の農林水産部関係各課、それから砺波農地林務事務所や関係土地改良区、そしてまた出町自治振興会の皆さん方、市の関係各課からなりますところの、砺波市浸水対策連絡協議会を発足いたしまして、浸水対策アクションプログラムを策定すべく検討協議を進めてきました。この2月末にその大綱を取りまとめたところでございます。
 アクションプログラムの策定に当たりましては、関係者それぞれの立場がございます。いわゆる縦割り行政のなかなか難しい問題があったわけでございます。当市といたしましては、市街地上流部そして市街地下流部、それぞれに公共の調整池をつくるというようなことを提案をいたしまして、そのような市の誠意と申しましょうか、そういうようなものも関係者の皆様方にお認めをいただきまして、当市の現状をご理解いただいたうえで、雨水が市街地に流れ込む用水、河川ごとに段階的に整備を進めるというようなことでまとめたわけでございます。この間、実務者によりますところの作業部会では、何回も会合を開いて協議をしていただきました。具体的方策をそれぞれの河川ごとにお示しをいただいたわけでございます。このような縦割り行政の中では、私とすれば大変画期的なそれぞれの案を出していただいたというふうに思っておるわけでございまして、それぞれの関係機関にこの計画を取りまとめた責任者といたしまして、感謝を申し上げる次第でございます。
 この計画では、当市の地理的な条件でございますところの、下流の一級河川によって通水量を制限するということを踏まえまして、当市の浸水対策の基本方針を、これまでの雨水対策の整備手法でございますところの、速やかに流すことから、ゆっくり流すという発想を必要に応じて用いることといたしまして、水門の適時適切な操作による流量調整、貯留・浸透による流出抑制策を導入するなど、ソフトとハードの組み合わせによるところの効率的な整備を進めていくこととしているわけでございます。この基本方針のもとに、関係用水、河川ごとの整備計画を短期的な目標といたしまして、緊急的、応急的に5年をめどに実施する対策、それから中期目標といたしまして、現在の浸水箇所を中心に10年をめどに方向性を明らかにするという対策、それから長期目標といたしまして、関係機関の協議を要する構想で、10年以上をめどとする対策を講ずるというようにしたわけでございます。
 市が整備するものにつきましては、これらの計画をご指摘のとおり、総合計画の実施計画の中に、順次整備を位置づけてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 また、関係機関に用水路や河川の改修などお願いするものにつきましては、継続して事業協議や事業の促進の要望をしてまいりたいと考えておるわけでございます。
 今後、溢水、浸水対策をより効率的に推進するためには、市をはじめ関係機関が連携して用水路、河川、貯留・浸透施設など整備のハード対策と降雨情報の活用による的確な水門操作などのソフト対策を合わせて、アクションプログラムを確実に順次実施いたしまして、市民一人一人が防災意識を高めていただき、行政・住民・関係機関が一体となって、事業の推進に努めていかなければならないものと考えておるわけでございます。
 次に、雨水調整施設を、水辺公園として機能を持たせられないかというご質問にお答えをいたします。
 ご提案のこの水辺公園につきましては、平成12年3月に策定いたしました市の緑の基本計画「グリーンプラン」の中で、市街地下流域の北西部に川と一体となった緑地の整備やビオトープ空間を創造いたしました。あわせて豪雨時の下流域の河川はんらんを防ぐ雨水調整機能を保有するということを計画しておるわけでございます。このように調整池に水辺公園としての機能を持たせるということにつきましては、非常に貴重なご意見であろうというふうに考えるわけでございますが、このことにつきましては、農家の方々のご意見も聞きながら、今後十分検討してまいりたいというふうに考えておるわけであります。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 8番 石田隆紀君。
  〔8番 石田隆紀君 登壇〕

◯8番(石田君) お許しをいただきましたので、通告に従い市政一般についてお伺いします。
 第7次砺波市総合計画「となみ21世紀プラン」が策定され、前期5年間の初年度となる平成13年度がスタートしますが、この中で、観光開発に関することと、現在指定されている用途地域の開発に関する2点についてお伺いします。
 初めに、砺波市の観光については「となみ21世紀プラン」基本構想の中で、週休2日制による余暇時間の増大や高速交通網の整備による活動範囲の拡大から、心にゆとりを与えてくれる観光施設がこれから必要となり、観光客ばかりでなく、市民が楽しめるよう観光の振興を図るとありますが、基本計画の中で新たな観光資源の活用として6項目が示されています。
 1つには、砺波広域圏内の砺波平野の散居村を全国にアピールする。2つには、市民の山から夢の平一帯の自然や遊歩道を活用し、森林浴ができる森として整備する。3つには、夢の平コスモス荘の周辺に実のなる木や山の花木や山野草を集めた花木園をつくる。4つには、夢の平スキー場のリフトやスキーセンターの整備。5つには、夢の平スキー場の周辺に自然を利用した遊具の整備。6つには、増山城跡を利用した新たなイベントの実施や、一帯を観光地として整備するなど計画がなされていますが、平成13年度議案第26号、栴檀山南部辺地に係る計画が策定されています。この事業は辺地対策事業債を活用して進めるもので、自然を生かしたレクリエーション地帯の整備や地域振興を図るものですが、「となみ21世紀プラン」基本計画の中にも、また、栴檀山南部辺地に係る総合整備計画の中にも取り組まれていない温泉に関する事項がありません。例えば、コスモス荘の浴場は心身を癒す大切な施設です。景色も見えない穴蔵のような現状では、利用者も増えないのが当然と思われます。
 庄東センターや苗加苑、麦秋苑などの利用者は、浴場の広さと明るさや設備のいいところが好まれるようで、各施設の昨年度1カ月平均利用者は、苗加苑が1,600人、庄東センターが1,200人、麦秋苑が720人、参考までにトナミロイヤルホテルの入湯税から割り出した月平均利用者は3,200人とのことです。高齢化の進む時代だからこそ、いかに温泉が好まれるのかわかるような気がします。私は以前にも議会質問で、温泉の掘削をしてはどうですかとお伺いしたことがあります。市では温泉脈の探索をして、栴檀山南部にあることが調査済みであります。
 このたびの栴檀山南部辺地に係る総合整備計画の中に、なぜ取り組めなかったのか残念です。近くには山田村の牛岳温泉、庄川町には湯谷温泉と、いい温泉が出ています。加温しなくてもいいお湯です。
 夢の平は、コスモス荘を核にして今後開発するのですから、考えてみるべきと思います。せめて30℃以上の源泉を掘り当てれば、キノコ栽培や山菜の周年栽培が可能ですし、冬期間の融雪にも利用できます。一石二鳥が一石四五鳥になると思います。砺波市民の山も近くにありますので、砺波ふれあい市民健康センターを建設してみてはどうでしょうか。
 栴檀山南部辺地に係る総合整備計画は大変良い企画ですが、いま一度再考すべきと思います。五谷観光企業組合の方々は今まで民宿を経験されておられますので、経営のノウハウは身につけておられると思うので、地元とよく協議され取り組みを願うものです。
 増山城跡を利用した新たなイベントの実施や、一帯を観光地として整備する計画ですが、付近にはまだまだ多くの史跡があるようです。正権寺地内の金糞山には鉄の精錬されたところがありますが、いまだに調査はなされていないと思いますし、増山城跡一帯の開発は今後どのような取り組みがなされるのかお伺いします。
 この「となみ21世紀プラン」の基本計画の前期には計画されていませんが、安川山周辺の開発をこれから進めていくべきと思います。
 福山の大堤を中心に遊歩道や桜並木、キャンプ場、自然観察園や緑の広場、オリエンテーリングの道路整備など、広大な公園として砺波青少年の家から市道安川栃上線までの山間部を整備してはどうでしょうか。市長の考えをお伺いいたします。
 次に、東矢木地区の準工業地域の対応についてお伺いします。
 本議会に上程の砺波市工場誘致条例の全部を改正し、新たに砺波市企業誘致条例を制定しようとするものですが、この条例は、県の企業立地助成金施策の拡充強化に合わせて、当市の産業の高度化や雇用の増大に資するもので、情報サービス業に関連した業種の誘致を図ろうとするものと思いますが、現在の市内工場は、散居村にマッチしたものかどうかわかりませんが、各地に分散しているのが現状です。宅地開発と同じように、優良農地が虫食い状態になされてきました。このたびの砺波市企業誘致条例は小面積での開発ができることが最大のメリットと言えます。しかし、これ以上虫食いにしてはなりません。散居村は先祖が残してくれた大切な遺産です。田園空間博物館構想も取り組まれている中、しっかりとした計画のもとに取り組まれたいと思います。
 第1工業団地から第4工業団地として整備され、すべての団地が利用されていますが、第5工業団地の造成も論議されている中、東矢木の用途地域が昭和48年に31ヘクタールが指定されたと伺っていますが、現在は1工場と住宅団地が数カ所と市営住宅などがありますし、国道359号砺波東バイパスの工事が進められているところが、すべてこの用途地域であります。この国道工事にあわせて市道や農道の取付部の拡幅改良がなされていますが、なぜか中途半端です。現在の国道まで拡幅改良を願うものです。
 庄下土地改良区も県営土地改良総合整備事業に取り組み、農業用水の改修をしているところですが、この用途地域が除外されています。農業用水のみが何とか対応していただけるようですが、今後市道拡幅改良をするときには、用水の取り壊しをしなければならないこともあり得ると思いますし、再度経費がかかることです。
 東矢木用途地域は、市の下水道計画では、公共下水として都市計画決定されていますし、住宅地域と準工業地域として位置づけしてあります。30年近くも過ぎた現在、当時応諾された方々が少なくなり、若い時代に変わりつつある中、市としてどう対応するのかとの声も聞かれます。
 いろいろ申し上げましたが、砺波市企業誘致条例に関して第5工業団地の構想、そして東矢木用途地域の問題に関して市長の考えをお伺いし、質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 石田議員にお答えをいたします。
 「となみ21世紀プラン」の中での、観光開発についてであります。
 特に、夢の平周辺の総合開発と通年型観光開発についてのご意見をいただきました。参考にさせていただきたいと思います。
 ご意見にもございましたように、これからの観光は心の豊かさを求められるものと存じております。従いまして、総合計画では、自然豊かな散居村、そしてチューリップをアピールすること、そして、今おっしゃいました夢の平レクリエーション地帯とか、増山城址等の整備を行うことといたしておるところであります。従いまして、これに相呼応して、辺地計画も念頭に入れましての計画を提案をしておるところでございます。
 議員から、なぜ温泉計画をしないのかということでおしかりをいただいておりますが、広域圏内にもたくさんの温泉施設ができたことは、皆さんご承知だと思います。議会でも何度か提案があって調査をさせてまいりました。富山県地学協会の地熱温泉資源調査によりますと、これまでの既存の資料や周辺でのボーリングをされたことを参考にして、さらに地質の状況あるいは断層の解析などで、砺波市内にも温泉が出るという可能性の高いことを示されております。その対象といたしましては、寺尾、井栗谷地区の南部、夢の平スキー場、伏木谷等の提案もございます。
 ただ、必要なボーリングについては、700メートルから1,000メートルだろうと言われておるわけでございます。そこで、温泉の設置につきましては、ボーリング工事、温泉施設を含めますと、膨大な施設整備費が要るわけであります。しかも、温泉設備の関係については腐食も多いようでございますし、維持管理も大きいことから、採算面も含めますと、公的に進めることは慎重にしなければならないと、このように言われているところでございます。従いまして、私の度胸のないところもございますけれども、そこまでは考えられないと、このように実は思っているわけでございます。
 総合計画では、自然を活用することを念頭にいたしまして、夢の平レクリエーション地帯、いわゆる健康であるというメリットもございますし、緑も豊富だということから考えまして、ボーリングをするような施設整備じゃなくて、表面を活用することが大事ではないかと思っております。
 なお、不必要なことかもしれませんが、温泉のある町、温泉のない町ということの比較からいいますと、観光地の度合いには随分差があると思います。しかし、今、合併論が進んでおります。やがて温泉をたくさん持っている所在地になるのではないか、こんなことも実は期待をしておりますので、広域的な見地で考えることも大切ではないかと、このように思っております。
 次に、丘の夢構想と庄東丘陵地帯、安川山周辺等の観光についてのご意見でございます。ご意見につきましては、参考にさせていただきたいと思います。
 確かに名所旧跡、史跡等があることは承知をいたしております。砺波市にとっての最大の遺産ございます増山城跡からこの辺一帯を通年観光の場所とするということで、ご存じのように林道整備もいたしてきたわけでございます。
 以前、富山県では丘の夢構想というのが随分クローズアップされました。議論もされました。その後、余り大きい声でこのことについて提唱されておりませんので、いささか残念でございます。増山城につきましては、現在7カ年計画で総合調査をしておりますし、平成15年には調査が完了する予定であります。教育委員会ではこの調査と並行して増山城跡利用活性化計画策定委員会を設置いたしまして、史跡の保存を前提として、環境整備基本方針等を今策定中でございます。この調査結果を基本にいたしまして、ご意見にもありましたような、歴史に親しむことができるような空間づくりができないか検討していきたいと思っております。
 私は、以前の丘の夢構想時代から若干かかわりを持っておりましたが、庄東全体を視野に入れて、おっしゃいますように史跡や旧跡、あるいは古刹もあるわけでございますから、ふるさと花、史跡巡りコースなども今後考えたらどうかということを思っているわけでございます。
 そしてまた、安川山周辺等についてのご提案もあったわけでございますが、砺波青少年の家や大堤周辺の自然を生かした構想については、おっしゃいましたような意見なども参考にして研究いたしたいと思います。そのベースとなります福山栃上線を今一生懸命進めておるところでございます。従いまして、この安川山だけじゃなくて、すばらしい自然を持つ東別所や栃上なども考慮に入れて、アウトドアの時代ですから広い意味で考える必要があるのではないか。そして私案でございますけれども、緑のランドコース、そういう位置づけにしてまいったらどうかと、このように思っておりますので、石田議員のご意見も参考にしながら、観光等について健全なレクリエーション地帯といいますか、そういう場にもしていくことが大切ではないかと、十分ご意見を参考にさせていただきたいと思っております。
 次に、東矢木の用途地域についてどうなのかということでございますし、国道も通ったことだしということでございます。
 第7次総合計画では、新工業団地の整備について検討いたしております。社会経済活動の情勢を見ながらでございますけれども、昼のニュースを見ておりましたら、アメリカの景気も後退するようで心配をしていたしておりますが、しかし、東海北陸自動車道の全線開通というタイミングも視野に入れながら計画を進めてまいりたい、このように存じておる次第でございます。
 工場団地につきましては、土地、水、労働力、そういう資源が必要でございます。しかも土地は安易といいますか、低廉でそして地盤のいいところだということをいわれておりますし、水についても十分供給ができるし、さらにその水の排水についても十分考えなければいけないと思っております。
 もう1つ必要なのは、アクセスの問題があろうかと思います。そんなことなどを念頭に入れながら、広い意味では農村地域工業導入法に基づいて土地を選定してまいりたいと思っております。
 そこで、矢木の用途地域についてでございます。おっしゃるとおり359号が真ん中を通過したわけです。すばらしい地区になったと思いますし、長らくの間、用途地域で地元の皆さんにもご迷惑をかけたように感じておりますが、随分長く認可されておったものですから、大事に温めておったわけです。そこで近ごろは大工業団地というよりも、小規模な団地を好まれる方もおられますので、大変すばらしい環境であるし、そのような意味で造成をしても、これは即刻取引が発生するのではないかと、このように思っております。
 従いまして、これからご存じのように沿道が大事でございますし、さらには環境も大事でございます。そういった意味でオフィスということも考えられるのではないかと思っておりますので、重要な地域だと認識いたしておりますので、これからもご協力を賜りたいと存じておる次第でございます。
 その他は産建部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 石田議員の、東矢木地区内の用途地域のこれからの対応についての中で、国道359号東バイパスの築造に絡む市道改良や農業用水の改修に関してというご質問についてお答えいたします。
 国道359号砺波東バイパス事業に関連し、整備が必要となる市道につきましては、国土交通省と協議を行い、市で整備する箇所と国土交通省が整備をする箇所を取り決めて実施をしているところでございます。
 また、農業用排水路につきましても、国土交通省と庄下土地改良区との間で施行区分が協議されておるわけであります。このため国道359号砺波東バイパス事業に伴う市道整備につきましては、国土交通省並びに土地改良区の土地改良総合整備事業の施行計画に併せ、接続する交差点部分を計画的に実施しているところであります。
 バイパスと取付道路の中で、東矢木千保線あるいは東矢木線につきましても、国土交通省、土地改良区の土地改良総合整備事業施行計画に併せ、接続する交差点部分を整備してまいりたいということであります。よろしくお願いします。

◯議長(堀田君) 7番 池田昭作君。
  〔7番 池田昭作君 登壇〕

◯7番(池田君) お許しをいただきましたので、私は、大変広範な農業問題の中から4点につき質問をさせていただきます。
 まず、生産調整と転作奨励金の支払いについて、若干の意見、要望を申し上げまして、当局のお考えをお聞きいたします。
 さて、平成12年産米の全国平均作況指数は103という豊作型の影響もあり、ご存じのとおり米価は1万5,000円までに下がりました。米価の価格維持のために、これまで過去30年間も生産調整、すなわち減反に応じてきたのでありますが、ご案内のとおり米価はここ5年の間にも毎年2,000円ずつ下がる一方で、生産調整の効果があらわれておりません。そこで、昨年度の転作の実態を見ますと、大豆、大麦などの実際の転作が全体の74%ぐらい、あと26%は水を張るだけの調整水田、保全管理面積、改廃面積、自家用の野菜栽培などになっておるのが実態であります。
 さて、平成13年度の生産調整目標面積は、過去最大の1,342.9ヘクタール、減反率はついに30%を超えました。そこで、大変大胆なとっぴな発想でありますが、もう転作は30%で固定したようなものでございますから、農地面積のうちの70%は米の作付地とし、残りの30%は麦、大豆、飼料作物、あるいは球根・特産物などの栽培をする土地の利用計画を立てるべきではないかと思うのであります。
 さらに、具体的には、地区ごとに70%は米作地に、残りの30%は転作地として、麦、大豆等を作付をする、そういう幾通りかの案を決め、それに基づきローテーションで作業をするという、農協さんが提唱しておられますように、1村1集落営農体制の指導を強めていただきたいと思うのであります。
 また、政府は、食料自給率の目標値を5%に引き上げる計画でありますが、試算によりますと、自給率を単に1%を上げるには麦は1.7倍、大豆は3倍、飼料作物は1.4倍、今まで以上に増やさなければならないといわれます。従って、当市においても、この自給率向上のために、大麦、大豆、飼料作物の作付を強く指導していかなければならないというふうに思うのでありますが、さらに砺波の特産物として、里芋、ネギ、千石豆、ソバ、切り花、甘薯、ミョウガ、ワサビ、ウドなどの生産にも力を入れていただきたいというふうに思うのでありますが、この点についてお考えをお聞かせください。
 次に、米をつくらない水田については、これまでどおり所得補償的な助成金は出していかなければならないが、支払いについては見直しを行い、簡素化すべきであります。すなわち13年度転作物の助成金は、10アール当たりとも補償で2万円、地区達成加算で3,000円、経営確立助成4万円、水田高度利用加算1万円、緊急拡大助成1万円、合わせて7万3,000円となっておりますが、見かけは大変良いのでありますが、実質的にこの金額の対象となるのはごく一部の方に限られるのであります。大部分の方は、この金額の半分程度しか該当しないといわれております。そこで、私はこれを改め、単純にわかりやすく面積に案分した方法で交付できないものかと考えるのであります。この1村1集落営農体制の推進及び転作助成金交付の簡素化についてご所見をお伺いし、併せて国に対して改善方を要望していただきたいと思います。
 次に、食農教育の取り組みについて教育長のお考えをお尋ねいたします。
 食農教育とは、地元特産の米や野菜などの栽培から食べるまでを一貫して体験し、毎日の生活と農業の深いかかわりを学ぶ、農を通じて命の大切さを実感するなど、心の教育にもつなげようということであります。
 先般、東京都の私立小学校で種もみをまき、田植え、収穫、収穫祭と、稲作を総合学習として実施されたことが報道されておりました。この中で、5年生の社会科の習う農業、理科の受粉、家庭科のご飯を炊く授業が、一連の体験の中で学習できるようになったことが挙げられておりました。
 また、これまで食べ物についての教育や農業体験学習がばらばらに行われてきて、食べることと育てることを一貫させた食農教育が少なかったのでありますが、総合的な学習の時間が本格的に来年度から実施されることにより、食農教育への関心が高まってきておると言われます。米飯給食を推進する上からも、大変重要な取り組みであると考えておりますが、当市においてもこの食農教育を進めていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。併せて、過日、黒部市が各小学校に学校農園を設置する経費を計上したと報じられておりました。砺波市の実態はどうなっているのでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。
 次に、直まき栽培の推進についての考え方をお尋ねいたします。
 新農業基本法には4つの基本理念が示されており、その中の1つに、農業の持続的な発展を図ることが明示されておりますが、具体的には食料の安定供給のために、農家が将来も経営を続けていける条件整備が重要であるとし、その一環として直まき栽培等の省力化技術を普及させることを強調されております。
 ついては、水稲の直まき栽培は育苗作業が省略されるので、労働時間の短縮や生産コストの低減が図られ、また生産調整面積として15%カウントされることなどのメリットがあり、省力化の上からも強く推奨されるべきと考えますが、いかがでしょうか。
 しかし、反面、収穫量が移植のものに比較し、10アール当たり1俵ぐらい少ないと言われるので、単純な考え方で大変申しわけございませんが、この減収の1俵分は転作奨励金として助成措置を考え、推進を図ることも必要ではないでしょうか。
 また、直まき栽培推進に当たりネックとなるのは、直まき用播種機の導入であると言われておりますが、これの購入に対する助成制度を設けられる考えがないかどうか。また、直まき用播種機のリース制度について、新設される農業公社等で検討されたいと思いますが、いかがでしょうか。
 さらに、この事業の推進のために、例えば展示圃の設置、シンポジウムの開催など、積極的な指導育成を図っていただきたいと思いますが、産業建設部長のご見解を承りたいと存じます。
 次に、米の消費拡大運動についてお伺いいたします。
 昭和37年の国民1人当たりの米の消費量は、年間118キロでございました。平成10年にはこの半分の65キロに落ち込んできております。このために米余り状態が続いているのであり、私は今日の米余りの問題に関しては、生産調整も大切ですが、消費拡大にも努めなければならないと思います。
 さて、最近の我が国における食生活は、健康、栄養についての適正な情報不足、食生活の乱れなどが指摘され、昨年食生活指針の推進が閣議決定されました。この食生活指針は10項目ありますが、その中の4項目にご飯などの穀類を毎食しっかりととりましょうというのがあります。
 さて、試算によりますと、今、全国4,400万の世帯において1日に1合多く米を食べると、年間264万トンの米が消費されるということでありますが、この数字は現段階の米余り額に匹敵する膨大なものであります。従って、今日の米づくり農業は、環境問題や国民の食生活に深く関連する課題でありますから、農家だけの問題として扱わず、国民全体の課題として受けとめ、米の消費拡大運動に努めるべきであると考えますが、いかがでしょうか。
 宮城県では「みやぎ食と農の県民条例」を設け、1つには食料の安定供給、2つには農業の持続に向けた農業者の育成、3つには農業・農村の多面的機能の発揮、4つには農村の経済的な発展の目標を掲げ、消費者に対して地域農産物の消費、利用を進めておるということであります。
 私は、砺波平野の中核的な立場にある砺波市として、宮城県のように積極的に農業を守り、米の消費拡大運動に努めることが重要だと考えますが、当局のお考えをお聞かせください。
 また、食生活改善推進員協議会あるいは健康づくり推進協議会等で、側面からご飯食の推進を図っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。民生部長さんの答弁をお願いいたします。
 次に、砺波総合病院の当面の経営方針についてお尋ねいたします。
 過日の新聞に報道されておりましたが、全国公私病院連盟の調査によりますと、自治体立の658病院の収支の平均を見ますと、収益100を上げるのにかかる費用は112となっておるということであります。このように自治体病院は大変苦しい経営が求められている中で、砺波総合病院は、平成11年度決算では、増改築工事で既存建物の取り壊し等の影響を受けながらも、経常収支で6,578万3,000円の黒字経営となっております。これは北野院長以下関係者一同のご努力の賜物と深く感謝を申し上げるものであります。
 さて、総合病院では、かねてからの計画に基づく大型の増改築工事が進められ、第1期工事が近く完成する運びとなりました。このことは大変喜ばしいことではありますが、しかし、医療環境が大変厳しい時代になっておることや、また、昨今の医療事故、医療ミス、あるいは医療機器の購入にかかわる不祥事など、医療に対する不信、不安感が起きておるところでもありますから、関係者の皆様には一段の努力が求められているものと考えられます。
 つきましては、まず、平成12年度の経営状況についてお尋ねいたします。
 12年度は余すところもう1カ月となりました。本年度の経営状況はいかがでしょうか。西棟の増築工事の関係などで、入院患者数は若干減るのではないかと見られていることや、外来患者数の動向、医業収益及び医業費用の現在の実情についてお答えを願いたいと思います。
 次に、病院組織機構の見直しについてお尋ねいたします。
 今回、砺波市職員定数条例の改正により、病院職員数は32名の増員となり、総勢565名体制という大世帯になるわけでありますが、職種別の配置体制についてお聞かせください。
 また、西棟工事完成、7月オープンに備えて、さらに医療・保健・福祉との連携を踏まえ、病院の組織機構が見直しされるとのことでありますが、その具体的な内容についてご説明を願いたい。
 いい病院の条件とは何か、私たち一般人の感覚としては、第1には、その病気を治すため、最新かつ最良の医療を、経験豊かで優秀な医療チームにより受けられること。第2には、診察態度がよくて信頼できる医療スタッフの存在があること。第3に、病気や治療についてわかりやすく説明してくれること。第4に、長時間待たされないことなどであるといわれております。これまで当病院では言葉遣いや患者の対応について改善が図られてきておりますが、さらに気持ちを引き締めて診療に努めていただきますよう、ご要望申し上げるものであります。
 次に、西棟完成に伴う病院機能の変動についてお聞かせください。
 第1期工事の西棟は、市民の大きな期待のもとに、いよいよ7月オープンとなるわけでありますが、まず、病室や医療環境機能がどう改善されるのか。また、外来患者窓口、検査部門、手術室などに変動があるのかどうか、具体的にご説明を承りたい。
 最後に、医療機器の購入に対する対応についてお伺いいたします。
 平成13年度予算において、薬品費は19億9,800万円余り、医療材料費8億7,000万円、給食材料費1億1,000万円余り、合わせて約30億円の材料費が計上されておるわけでありますが、病院事業の中では大変大きなウエートを占めているものであります。
 つきましては、昨今、医療機器等の購入に対する不祥事が報道されておるところでもあり、当病院における薬品の購入方法並びに医療機器等の導入について、どのような組織体制として、どのような事務決裁がなされているか、改めてその対応についてお尋ねをいたします。
 以上で、私の質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 池田議員にお答えいたします。
 当面の農政問題について、特に転作等についてご意見をいただきました。
 まず、生産調整にみんなが協力をしてきたにもかかわらず、米価が低迷をして農業経営の危機を感じておられるところと存じておるわけでございます。
 生産調整は、池田議員からもおっしゃいましたように、いよいよ30%という大台に乗ったわけでございます。当市はご承知のように米作本位の農業形態でございます。従いまして、経営的にも大変厳しいものがあろうかと思います。私もこの転作会議の会長として、お願いばかりで大変恐縮しておる次第でございます。
 ついては、転作の発想を申されました。国においては、ご承知のように麦、大豆、飼料作物が本作となったわけでございますから、その点はご承知だと思いますけれども、市としてはそれにプラスをいたしまして、球根あるいは特産野菜等も取り入れた水田農業振興計画をつくっております。各地区にも特色ある水田農業の展開をするために、このような計画立てをさせていただいておるわけでございます。それが団地化になったり、加算になったりするわけでございますので、これからもそういう意味での計画づくりをしてまいりたいと思っております。
 そこで、ご提案の1村1集落体制でございます。農協さんも提唱しておられるようでございますが、生産者の間での十分なコンセンサスが必要です。そして協定が必要になってまいるわけでございますから、そのことは多くの農業者の間でうまくしっくりいくのかどうか。中核農家につきましては、相当の面積もこなしておられますから、それぞれ計画されております。
 問題は、自己完結型の皆さんがそのような提携をして、それが地面割でうまくいくのかどうか。私は構想としてはいいんですけれども、個々の対応の中で協定が、あるいは話し合いがうまくいくかどうか、発想でございますので、そのような意味で受けとめておきますけれども、大変難しい問題があるのではないかと思っているところでございます。
 それから、自給率につきましては、ご承知のとおり自給率を上げようというのが国の本旨でございます。従いまして、麦、大豆等についてはそれなりに頑張っていただくことが、自給率を上げることになるのではないかと思っておりますので、この点では同感でございます。
 なお、特産物についてという話でございます。もともとチューリップ球根をはじめとして、里芋、白ネギ、白菜あるいは山菜なども特産物として指定をしておりますので、これからもそのことの指導といいますか、ご協力をいただきたいと思っているところでございます。
 次に、助成金の支払いについてのご意見がございました。
 おっしゃるとおり大変複雑でございます。農業者も理解しにくい面もございますので、やっぱり簡素化することも大事だと思っております。そのことについては、県とか、市長会を通じて要望していきたいと思います。私は、農林省は、公的資金でございますけれども、わざわざ難しくしているのではないかと、このように実は思っております。そして農業者を苦しめているのではないかという気もいたします。
 団地化だとか、その上に転作の内容だとか、種別をいっぱい書かせて、計画書を書かせて、それに加算ということでございますから、何か特別難しいことを農林水産省が行っているような気もいたしますので、これらについては機会があったら、私も発言してまいりたいと思っております。
 それから、市における推進対策費、いわゆる交付金等でございますが、これも簡素化いたします。ただし、転作奨励金と一緒にするものではないと思います。いわゆる確認をしてもらうときの賃金であったり、あるいは話し合いをされるときの会場費等を交付するわけですから、団地加算と一緒になることもできませんが、その辺は一緒にできないし、簡略にさえすればいいわけでしょうから、そのように対応してまいりたい。ただ、一本化ということについては、私はなじまないのではないか、これはご理解をいただきたいと思います。
 その他の質問につきましては、教育委員会あるいは病院長、担当部長からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 池田議員お尋ねの食農教育の推進及び学校農園ということでお答えいたします。
 総合的な学習の時間は、各教科で身につけた知識や技能を、相互に関連づけた横断的、総合的な学習により、自ら考え問題解決に取り組む力や学び方や物の見方、考え方を習得することにねらいがあります。
 この総合学習は、児童生徒の興味や関心の所在、地域の実情などに応じて、各学校ごとに取り組むものであります。地元の産業としての農業や農産物に関することは、テーマーの中でも重要なものの1つと考えております。
 最も身近なテーマでもあり、今日飽食の時代と言われているこのときに、子供たちに食べ物の重要性を認識させる上でも、食農教育として大事なことであるので、これを関連づけていきたいというふうに思っております。
 そこで、各小学校では地域の方の協力により、さまざまな作物を栽培したり、作業体験をさせてもらったりしております。生活科の授業や理科の観察などで行っている栽培においても、命の大切さや感謝の心を育むなど、単に教科の知識としてではなく、情操教育、心の教育にも関連づけ総合的に取り組んでおります。
 稲作に関しましては、砺波北部小学校及び鷹栖小学校が、水田を借りて地域の方々の協力で栽培を体験するとともに、収穫感謝祭を行って、親子でおにぎりづくりをしたり、家庭科の調理実習に使ったりしております。
 また、出町小学校や庄南小学校などでは、学校近くの農家で田植えや刈り取りを体験させてもらったり、栽培の方法や苦労、米の流通などについて教えてもらったりもしております。また、バケツを使った観察栽培なども学校の中でしております。
 学校農園の場所としては、野菜などは学校敷地内でほとんど対応しておりますが、転作田を無償で使用させていただいたりしている学校もございます。
 地域の皆さんと共同作業で栽培をしたり、地域の行事に関連づけていただいて、比較的大きな面積を借りている学校では、若干の謝礼金を支払っている例もございます。
 また、謝礼や材料代などに学校の裁量で使えるよう、活動費を平成13年度から予算化したところでありまして、総合学習推進事業として、各学校での総合的な学習の時間の一端としての食農教育への取り組みを一層推進してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 池田議員の米の消費拡大のうちの食生活に関する部分についてお答えを申し上げます。
 当市では、食生活指針に基づき、がん、心臓病等の生活習慣病の対策の1つとして、がん検診時等の機会をとらえまして、食生活改善推進員の皆さんの協力のもとに、主食コーナーを設け、予防食として米食とそれに合った副食を提供するなど、趣旨普及を図っているところであります。
 今後とも、生活習慣病予防食への取り組みを継続していく方針ですが、米食も含め、幼児からの正しい食生活習慣を身につけるために、主食、主菜、副菜をバランスよくとる指導を実施していくことが肝要であると考えております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 同じく、池田議員の直まき栽培の推進についてご答弁を申し上げます。
 水稲の直まきは、平成元年度から取り組みがなされ、平成12年度には市内で約30ヘクタールの栽培がなされ年々増加してきております。コシヒカリの直まき栽培はその面積の15%が転作カウントされることになっており、減収分について考慮されているものであります。
 また、展示圃での収量成績では、育苗田植えとほとんど変わらないという結果も一部では出ている状況でございます。コスト低減農業の推進からも、今後ともその栽培技術の確立を図らなければならないと考えているところであります。
 これまでも展示圃あるいは技術実施圃の設置を行い、その確立に向けて関係機関と連携をとりながら取り組んでいるところであり、今後とも継続して実施していくものであります。
 シンポジウムにつきましては、県段階での開催や、農業改良普及センター管内での効果的な方法での実施を要望してまいりたいと考えております。
 直まき田植機につきましては、これまでとなみ野農協の作業形態と調整を図りながら、農業公社でのリースを検討してまいりたいというふうに思っております。
 それから、米の消費拡大でございますが、富山食糧事務所におきましては、備蓄米の消費拡大を図るため、「たくえもんセミナー」と称して、市民を対象とした料理教室を行うことや、各市町村で行われる農業祭において消費拡大のPRを図っているところであります。
 先ほども教育長が述べたように、市内各小中学校あるいは幼稚園での米食導入あるいは農業祭での消費拡大、啓発パンフレットの配布、あるいは女性農業士による米の料理試食会等をやっているところであります。
 昔も今も、地域で収穫された農作物は地域で消費することが大前提と考えられているところであり、米も含めた産地消費運動の展開を進めてまいりたいというふうに考えております。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 病院長 北野喜行君。
  〔病院長 北野喜行君 登壇〕

◯病院長(北野君) 池田議員のご質問にお答えいたします。
 まず、平成12年度の経営状況について申し上げます。
 西棟の増築工事の着工に伴い、既存病棟の一部を平成11年10月に取り壊した関係で、現在の一般病棟の稼働病床数は410床から実質402床となっているところでございます。こうしたことから、本年1月までの延べ入院患者数は12万2,000人余となっておりまして、本年度末までには延べ入院患者数は、平成11年度実績より約6,000人、率にして約4%減少になるかと思われます。また、外来患者数の動向でございますが、本年1月までの外来患者数は30万3,000人余りであり、前年度同期までの実績との比較では約3,000人の増、率にして約1%の増加になっております。
 病院における医業収益の現状でございますが、現在のところ、入院収益では前年度同期に比較しまして2.7%低くなっておりますが、外来収益では来院患者数の増加等により、前年度同期に比較し4.2%上回っております。こうしたことから、収支状況につきましては、前年度に比べてやや厳しい面もございますが、今後とも収支改善に努めてまいりたいと考えております。
 次に、病院組織機構の見直しについてお答えいたします。
 病院機構の見直しについては、病院西棟の7月オープンに備え、また時代の変化に対応すべく、新しい4部1局体制にするものであります。現行の外来診療部と病棟診療部を診療部に統一し、患者動向に併せて院内標榜科を31科から34科にいたします。また、看護単位が9病棟から11病棟になることに伴い、看護部に4科を置き看護体制の充実を図るとともに、現行の中央診療部を医療技術部に名称変更し、医療技術部8科1センターを置き、係を設け、医療技術の充実を図るものであります。
 21世紀の地域医療を目指して、健診相談部を新設し、3室にセンターを置き、保健・福祉との連携を踏まえ、健診及び医療相談の強化を図るものであります。
 事務局については、新たに管財課を配置するものであります。こうした新しい体制を踏まえて、病院の職員定数を現行の533人から565人、32人増とするものであります。
 この定数の職種別内訳は、医師71人、5人増、看護婦314人、27人増、医療技術員90人、4人増、事務職員40人、3人減、労務職員50人、1人減、こうして医療を取り巻く変化に対応しようとするものでございます。
 次いで、西棟の機能の拡充についてお答えいたします。
 今回の増改築工事は、特に高機能としての施設整備を図ることから、西棟におきましては、1階は救急部門の整備、2階は手術室と集中治療室の整備、3階は周産期部門の整備などを行うものであります。
 また、病室や療養環境のお尋ねについては、従来の一般病床は6床室でしたが、西棟は4床室を基本に、1床当たり面積も8平方メートル以上と、従来より広くし、個室の数も増加いたしました。
 病棟のトイレは分散型とし、各病室にそれぞれ設けております。また、各病棟のコーナーには談話室を設け、患者様のくつろげる空間を確保するなど西棟機能を充実し、明るい療養環境を構築するものであります。
 西棟に引っ越しの後、第1病棟中央診療棟の解体に着手いたしますが、外来患者様の検査等についても十分支障のないように対処していきたいと考えております。
 なお、ご要望の点につきましては、患者様とのコミュニケーションを良くするため、職員の接遇教育に力を入れるなど、ご趣旨の点につきまして、今後とも十分に配慮してまいりたいと存じます。
 医療機器の購入に関しましては、事務局長のほうから答弁いたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 津田俊祐君。
  〔病院事務局長 津田俊祐君 登壇〕

◯病院事務局長(津田君) 池田議員の医薬品、医療機器の購入についてのご質問にお答えをいたします。
 まず、医薬品、医療機器の購入のうち、医薬品の購入については年2回、診療材料については年1回の見積もり競争により業者を決定し、単価契約を取り交わしております。
 この場合、新規採用の医薬品等については、院内の薬事委員会、診療材料委員会に諮り、採用決定した後、見積もり競争により業者を決定いたしております。
 また、医療機器の購入でありますが、院内に設置してある医療機器選定委員会で機種の選定を行っておりまして、院内の各科から要求のあった機器の必要性、性能、安全性、経済性及び保守管理などを総合的に判断いたしまして、必要と認められれば、予算の範囲内で購入することといたしております。この際に、他社の同等品の機種も検討し、できるだけ多くの業者を指名競争入札によって決定いたしております。ただし、医療機器の特性からどうしても他社に同等品の機種がない場合には、代理店間での見積もり競争といたしておるわけでございます。こうしたことで、医療機材の購入に当たりましては、各委員会の選定を経て関係部署の合議のうえ、複数体制で対応するなど、公正かつ適正な購入に努めているところであります。
 なお、新年度からは事務局に新たに管財課を置き、医療機器等の物品購入あるいは施設維持管理の充実、強化を図るものでございます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 6番 松本 昇君。
  〔6番 松本 昇君 登壇〕

◯6番(松本君) お許しを得ましたので、通告に基づき3点ばかりお尋ねを申し上げます。
 第1点目、土地開発行為によりまして、人口の増加で当市に大きく貢献している地域の不満についてお尋ねを申し上げます。
 砺波散居の中で開発行為により都市化が進みまして、混住化が進み、市の人口増加に大きく貢献している地域の保育所、幼稚園、小学校、特に少子化対策に対し、市民の方々から大変不満の声が大きく言われております。市長は毎回のように4万474人、約4万1,000人に達したとPRされておりますが、保育所の入所問題は、幼保一体化で対応するとのことであり、幼稚園にも空室があれば間仕切りし、利用拡大等その地域に対応するとのことでございますので、一部で安堵いたしておりますが、義務教育の中で、市内一のマンモス校であります東部小学校の対応であります。
 平成16年ごろには830人から840人の24学級との予想であり、体育館も耐久力調査の結果、まだいい返答もいただいていないのが現状でございます。改修の時期との言葉は耳にいたしておりますが、関連地区自治振興会において連名により、市長に要望されたようでございます。前向きの姿勢を切にお願いしたいと思います。公共施設の安全度につきましては、安全率の高い体育館が要求されておりますので、その内容についてもお知らせ願いたいと思います。
 全都市694都市ベストシティランキング4位という、大変良好な結果を得ておりますので、当市の快適性X58.9の指標から見ましても、総合順位10位と大変良好な位置を確保していると思われます。
 環境アクセス道路スーパー農道につきましては、スーパー農道から東方向509号線、千保東石丸線までの市道格上げ拡張工事などもお願いするものでございます。今後とも安定して評価を受け続ける都市として、篤とご考慮を願いたいと思います。
 人口に関しましては、富山市、高岡市に次ぐ市であると私は自負いたしております。周辺地区から消費や労働力を吸引しており、住み良さ、安全性から快適環境であると予想され、新天地を求めて移住されてきたと思いますが、来てみれば、裏腹にイメージダウンであったと。悪いうわさというものは早いものでございますので、十分検討を願いたいと思います。
 なお、誘致された工場関係も地方経済に大きく貢献し始めているということでございます。市民法人税におきましても、40%増の約5億円、固定資産税におきましても、3.3%アップの約9,000万円、地方交付税においては6.7%アップの2億5,000万円から3億円と、大きく市に貢献していると思われます。
 今後の行政の対応策が特に急務かと思われますので、市内一番のマンモス校、東部小学校の施設こそ急務であり、今後の対応について市長はじめ市当局の率直な意見をお伺いいたします。
 なお、高岡市では人口の減少に歯どめをかけるということで、新規在住者に奨励金を出して、砺波市並びに大島町、射水郡への流出をとめる対策として発表されております。金額についてはまだ未定とのことでございますが、近隣市でも行政側として対応策に取り組んでおられるようでございますので、危機感を十分抱いていただきたいと思います。
 安心して子供を生み育てる環境づくりに力を入れるということが一番大切であり、毎回申されているとおりでございます。特に重ねてお願いを申し上げます。
 開発により貢献した地区は、東部小学校校下関係は南般若、柳瀬、庄下、油田の4地区であると、単純な考え方は申しませんが、散居の保存を保ちながら、現在に至って補助を求めて活路を見出す上からも、高齢者の7割強の方が元気であり、高齢者も地域や農業の担い手、子育て経験も十分にしており、年寄りによる子育てのひずみが生じないように、地域としても考えていかれるのが良いかと思っております。
 高齢者の方の経験、知識、意欲を積極的に活用しようという考え方が、当地においても多く見受けられます。今後、農地として利用する集落営農に積極的に取り組むか、または地域の農地を共同管理し、適地適作農業を実施する選択肢を真剣に考える時期でもあろうかと思います。本年度の3割強の減反を考えるときこそ、地域農業を考える最適の時期でなかろうかとも考えられております。
 VE(代案提案)としまして、大・中規模開発、大規模といいますと、20ヘクタールという大規模なものになります。広域施設の配慮並びに規模を考慮され、特に通学路確保、公園、上下水道、防災設備などが義務づけできるよう計画を発表すれば、民間資本も投入され将来的に市に貢献されるかと思いますが、市のお考えをお聞かせください。
 なお、現在、柳瀬、千柳地区も数回にわたり開発され、合計すれば約12ヘクタールの面積に達しているとのことでございます。区画数も340から350区画と予想されており、防災設備も今後問題になりそうでございます。また、公道までのアクセス道路問題も検討する必要があるかと思います。規模に応じて必要な教育施設、交通施設、購買施設、その他公益的な施設の機能に応じた居住者の有効な利用が確保され、地域における利便性の増進と地域周辺の環境保全が図られるようになると思われますので、計画課においても十分ご検討をいただきたく、当局の考えをお聞かせください。
 2番目に、市農業公社設立についてお尋ね申し上げます。
 先ほど来申されておりますとおり、農業を取り巻く環境は大変に厳しい事柄ばかりでございます。減反、放棄田の対応策として、公社の設立は必置事項かと思われますが、解決策であるというわけではないと自負いたしておりますが、公社の設立は必須かとも思われます。
 公社の目的は、大きく分類して受委託のあっせん、作業量の設定、中核農家育成、担い手の方々を各集落において検討され、集落営農として、庄川扇状地として形成された砺波の散居形態を守り育てていくことが、選択の上で最も大切であり、相互扶助の立場から農業を続けることが家庭の都合でできない方の手伝いという目的もあると思います。ただし、預かりと借りる人のバランスの事柄も大きな問題となってきますので、借り手不足が生じてきた時の対応などいろいろ条件も複合されると思います。田んぼの地形、大きさ、利用作物により排水不良、日陰対応など、借り手側に負担とならないよう十分考慮する必要があるかと予想されます。
 なお、借上料金を設定される上でも、十分検討されることが必要であろうかと思われます。それぞれ受委託者と協議を続けることが大切であり、特に圃場条件に応じて、地力低下に対しては、有機質、堆肥などの散布をし地力の復元を図り、次の作物の計画をするよう検討をしていただき、加算してあっせんに伴い、市の特産物の適地適作を考えた上で、生産に対する奨励を考慮され、市農業を活性化して事業を推進していただければどうかと思います。市公社の腹案などについてお伺いいたします。
 3番目には、今後の下水道対応の計画についてお尋ねを申し上げます。
 下水道の目的は、ご承知のとおり土地の清潔を保つことを目的として、1900年(明治33年)に制定され、2000年で100年を経過いたしております。経済の発展から都市に集中し、公共利用水域の水質改善に果たした役割は大変に大きいものがあると思います。
 今世紀からは、環境問題として汚水処理がクローズアップされてくると思います。我が国の下水道事業は大都市から地方都市へと広がり、1999年度末では全国平均普及率は60%に達しており、下水道の恩恵を受けております。ただし、人口5万人未満の都市では24%と低い普及率であります。当市においても公共、特環、農集を合わせて28.6%の普及率であり、合併浄化槽を加えても43%の普及率にとどまっているのが現状であります。今後も強力に社会資本の整備の一つとして、下水道整備の推進を特にお願い申し上げるものであります。
 当市は散居特有の地形のため、下水道整備には膨大な経費と年月を要するため、平成11年度に下水道マップの見直しがされたところでございますが、当初の下水道計画は、毎年20億円ペースで整備を進めていくという計画であったかと思いますが、今回見直しされました下水道マップによる事業計画は、日本経済の低迷の折、第7次総合計画ではどのような予算計画を立てられておられますか、お伺いをいたします。
 次に、行政改革の推進により、国の省庁再編で旧建設省(国土交通省)と農林水産省が下水道の考え方について歩み寄りを見せ、農業集落排水事業で整備した管渠も、処理場を建設しなくても流域の幹線に接続ができるよう、新聞紙上でも報道されておりますが、その見解についてもお聞かせください。
 下水道から排出される汚泥の有効活用も今後の大きな課題であり、市民の皆様の英知を結集し検討されるべき問題だと思います。
 農集の処理場であろうと、合併浄化槽であろうと、当市のような散居村においては、放流先がすべて農村地帯であり、排水はすべて農業用排水に流されております。法令によって規制されておりますBOD及びSSのほかに項目として、含有率17%の窒素並びに燐酸20%の含有率を占めております。CODについても25%と公衆衛生面のみならず、環境ホルモン、ダイオキシンの有害物質等の水系リスク物質の対応が急務かと思われます。
 なお、以前問題になりましたO-157並びにレジオネラ細菌等病原性微生物の対応についも、今後の問題としては、用排水の維持管理に十分気をつけなければならないと思います。現在の維持管理は、清掃に至るまで地元住民(農家)にて実施され、土地改良区が指導している状態であります。改修は農家負担で賄っておりますが、21世紀に当たり、下水道のあり方こそ真剣に考えるべき時であり、流域、特に庄川、小矢部川関連用水の水域を守るためにも、水環境の構築、水環境の整備を進めていくことが大切であろうかと思います。処理場、合併浄化槽の施設の維持管理のリスクをなくするためにも、今後重要な問題だと思います。
 下水道整備においては、公共関連の集合処理の一本化こそが、地球に優しい水質管理だと思われますが、当局のご見解をお伺いしまして質問を終わります。
 ありがとうございました。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 松本 昇議員にお答えをいたします。
 開発行為により人口増になったと、貢献しておるのにこの地域対応は不満だということのようであります。人口増に伴うことについては深くお礼も申し上げたいと思います。
 近年の住宅団地造成につきましては、南般若、柳瀬、庄下、油田、この地域が増え続けておりますことは皆さんもご承知だと思います。実はこの地域は51%も伸びております。全体で13.8%ですから、高い率を占めておりますことは、数字的にも言えると思います。そのことで東部地区の人口増につきましては、感謝を申し上げたいと思います。
 地区の人口増で公的施設やその他が不足をして、不満のある方もおられるやに聞いたわけでございます。ただし、総合計画をつくる段階で、新しく住居を求められた皆さんにアンケートを取りました。何かイメージが悪いという話でございましたが、そうではなかったです。朝起きれば立山が見えるし、きれいな空気も吸えるし、家の前に花壇もあるし、松の木の1本も植えられるという環境だということで、お褒めをいただいておりますので、若干、松本議員の認識と私は違うのかなと思っておるところでございます。従いまして、新しく来られた皆さんにはそれなりの対応をして、砺波市の良さを感受していただきたい、そのためには地域の皆さんも努力をしていただきたいと、このように思います。
 なおまた、松本議員は、税金も交付税もでかいともらっているじゃないか、返せということでございますが、若干このことについては行き過ぎがあるような気がいたします。私はそのように思います。
 お話でございますけれども、松本さんに特にそのことを感受してもらうために、これまで砺波市がやってきたことについて若干、細かいかもしれませんが、申し上げてみたいと、そうでないと理解されないと思います。
 福祉関係では、東部保育所の移転改築をいたしました。さらに先般増築もいたしました。油田保育所も新設でつくったわけでございます。庄下保育所も幸町から庄下へ持っていったわけでございます。その辺、庄下、油田から文句を言われているわけではございませんので、そのことをまず福祉関係で理解をしてほしいと思います。それから東部小学校についても南般若の皆さんにご協力をいただきました。新設第1校としてつくったわけです。そのことでご協力もいただきましてつくりました。その後改築をしております。なお、不足しておりますから、後ほど教育長から申し上げますが、計画をいたしております。
 それから、庄西中学校は、これは庄下地内でございますけれども、新しく全部建て替えたわけです。私はすばらしいいい学校だと思っております。そのことも認識してほしいと思います。それから体育施設としては、油田の体育館もつくりました。柳瀬の総合運動公園も公的資金で随分金を入れておるわけですし、ご存じのように県の施設でございますが、柳瀬に西部体育館というすばらしい施設があるわけです。そのこともこの東部地区では認識してほしいと思っております。
 その他といたしましては、スーパー農道、随分金と暇とかかりましたが、すばらしい道路が南般若に貫通したわけでございますので、その点でもご理解をいただきたいと思います。
 小さな市道や云々という話は、これはまた十分話も聞きますけれども、ただし、県道等についての整備については、松本さんに特に申し上げておきますが、予算がついて歩道をやりましょうとしたけれども協力が得られなかったと、私は大変残念だと思います。近ごろそのことについて陳情もあるようでございますが、そのことは先輩議員の皆さんが随分ご承知だと思います。そういったこともあったということを、この際申し上げておきたいと思います。
 片方、公的施設といいますと、議長さんがおられて言いにくいんですけれども、太郎丸あるいは土地区画整理事業をした皆さんには、25%も減歩をして公共施設を出しておられるわけですから、そのことを片一方考えてあげなければ、勝手なことを余り言ってもらっても困ると、私はそのように思います。そのことでぜひご理解をいただきたいと思うわけでございます。
 確かに新しい皆さんが来られますので、地域課題もあろうかと思います。新しく住居を持たれた皆さんとコミュニケーションを高められることが大切だと思っております。
 先般も、特に南般若の運動会に来いということで私は飛んで行きました。市民大会以上のすばらしい運動会でございました。その面では、松本さんがおっしゃるような状態でなくて、すばらしいコミュニケーションが南般若にあるような気がいたします。そのことを私は目の当たりにしたわけです。すばらしい環境で皆さんがいいコミュニティづくりをしておられるのではないか、このように思っておるわけでございます。
 新年度から始まります総合計画の中でも、十分位置づけはしていないとは申し上げません。東部小学校の増築、庄西中学校の夜間照明などいろいろ考えていますし、下水道も整備をしてまいりたいと思っております。
 なお、幾つかの道路等についての要望もあるようでございますので、それなりに必要なものについては、十分対処してまいりたいと思っておりますので、余り悲観されないようによろしくお願いしたいと思います。
 次に、農業公社等の問題について申し上げたいと思います。
 その必要性について若干申し上げますが、今日までの農業をベースにして発展してきたことは、皆さんご承知だと思います。このことを起点にして、さらに農業をベースにして砺波市の発展ということを十分考慮に入れるべきだと思っております。
 砺波市がさらに持続的に発展する時に、農業の持続性も大切にしていくこと、そしてそのことがすばらしい郷里をつくり出すものだと、このように思うわけでございます。しかしながら、平成12年度の農業委員会の農家意向調査がございました。データをちょうだいいたしました。耕作の拡大規模、いわゆる中核農家の皆さんで、さらに私は拡張したいとおっしゃる人が、昔で言えば一村の半分ぐらいでしょうか、272ヘクタールを私はまだやってもいいよという人です。ただし、もうやめたいわ、縮小したいわ、そういう農家が918ヘクタールです。昔の3つの村ぐらいの田んぼがもうやめたいと。これこそ悲観的な要望だと思っておるわけです。私は、このことに注目しなければならないと思ったわけでございます。
 従いまして、これらのお世話役を、今農業委員会、農協さんでもお手伝いをしておられますけれども、急速にこの転作30%から展開されるような気がしてならないわけです。その意味で公社という位置づけをして、これまでのあっせん対応よりも一歩踏み込んで、松本議員がおっしゃるように、いわゆる整形田とか、あるいは水溜まりが多いとか、いろいろの条件などがある田畑をどうするのかというご心配もございましたが、それを踏まえまして、相談に直接行って、いわゆるみんな緑にできる、そういう田園をつくらなければいけないのではないか、このように思っております。
 その辺の貸借については、お互いに歩み寄ってもらう、そんなことなども調整をすることが大事ではないか。そして今申しました自然環境を守るためにも、不耕作田がないようなことを大事にし、冒頭申し上げましたように、農業の多面的な機能を維持することが環境にもつながるということでございますから、進めさせていただきたいと思っております。
 もう1点は、従来言われておりますチューリップのことでございます。
 チューリップの意欲については、作付をしたいとおっしゃる皆さんもいらっしゃるわけです。ところが新しい田が必要だということでございますから、ぜひ新しい田を見つけてあげる。そしてあっせんをしてあげるということが大切ではないかということでございます。従いまして、そのことと同時に球根栽培等の合理化のための機械なども補充をしていただいて、貸付、リースをするようなことも考えておるわけでございます。なかなか前途には難しい問題もございますけれども、一歩一歩前進をさせていただきたいと思うわけでございます。
 その他につきましては、教育長、担当部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 松本議員の学校教育施設の対応について答弁申し上げます。
 東部小学校の現状につきましては、3月1日現在21学級、745名であります。今後予想されます学級数、児童数の推移につきましては、平成13年当初は21学級、738名とやや減りますが、平成14年には22学級、770名、平成15年には23学級、790名、平成16年には24学級、830名と、先ほど議員おっしゃった数でございます。ということで、平成14年度から16年度にかけて1学級ずつ増えて、平成16年度がピークで、以降は16年度と同規模の現状と考えております。
 校舎、体育館の改築計画につきましては、国の補助が最大限に受けられるという年度を見据えておりまして、平成13年度において改築事業の基本構想の策定、平成14年度には基本設計と実施設計、平成15年度には体育館、プールの建設、平成16年度には校舎等の増築、このように計画をしております。
 当面の学級増に対しましては、この学級増を見越して教室に変更できるようになっています集会室がございますが、これを教室に変更して対応していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 松本議員のご質問のうち、開発行為に伴う周辺地域のアクセス道路の整備についてご答弁を申し上げます。
 開発行為の申請に対しては、その用途に応じて必要なアクセス道路の整備を申請者に指導しているところでございます。しかし、開発が点在して行われた場合、個々の開発のアクセスは確保されても、地域全体の交通が必ずしも整合しないこともあります。
 議員ご質問の箇所につきましては、本議会で市道認定を提案しているところであり、今後、その整備手法等を検討してまいりたいと考えておるところであります。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 水道部長 老 壽一君。
  〔水道部長 老 壽一君 登壇〕

◯水道部長(老君) 松本議員さんのご質問にお答えいたします。
 まず最初に、マップに基づく予算計画の案についてでございますが、下水道マップの見直しにつきましては、議員ご承知のように、平成11年3月に議会の皆様ともご協議をいたしまして、同年の7月には富山県とも協議を終えたところでございます。
 この計画に基づきまして、新総合計画では平成13年度で農業集落排水事業が完了いたしますので、事業費ベースは若干ペースダウンいたしますが、平成15年度から平成17年度までは毎年20億円ベースで下水道整備を図ってまいりたいと考えております。
 なお、平成13年度は南般若地区、それから庄下地区の認可区域を拡大する業務が完了いたしますので、平成14年度からは農業集落排水事業の完了に伴いまして、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業に集中いたしまして、整備を図ってまいりたいと存じます。
 次に、農水省が行います農業集落排水と国土交通省所管の公共下水道の下水管が接続できることについてでありますが、新聞紙上では、農業集落排水事業で実施した管渠を公共下水道事業に接続可能となったように報道されておりますが、富山県の下水道課、それから農村環境課に問い合わせた結果を申し上げたいと存じます。
 接続には幾つかの条件がございます。まず、大前提としては、現在農業集落排水事業に取り組んでいる区域であること。それから緊急性、使用開始を早める必要があること。2番目といたしましては、下水道との整合性、処理場に余裕があること。3番目といたしましては、自然循環、河川の流量が確保できること。4番目といたしましては、経済性、処理場建設費と比べ、管渠の接続費が安価なことが挙げられております。なお、国の動向は平成15年度でないとはっきりしないということを申しております。
 以上を勘案いたしますと、砺波市ではマップを見直したばかりでもございますので、今後は農業集落排水事業の計画区域がないことから、農業集落排水事業で実施した管渠を、公共下水道事業への接続は今のところ難しいと考えております。
 また、議員ご指摘の、今後は公共下水道関連で一元化することにつきましては、環境保全の上でもマップについては、庄川より西側の区域では、集合処理を基本といたしまして、流域下水道関連事業の公共、特定環境保全公共下水道事業で整備することといたしております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明3月9日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時08分 閉議



平成13年3月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第 1号  平成13年度富山県砺波市一般会計予算
議案第 2号  平成13年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算
議案第 3号  平成13年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計予算
議案第 4号  平成13年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算
議案第 5号  平成13年度砺波市赤坂霊苑特別会計予算
議案第 6号  平成13年度砺波市下水道事業特別会計予算
議案第 7号  平成13年度砺波市農業集落排水事業特別会計予算
議案第 8号  平成13年度砺波市水道事業会計予算
議案第 9号  平成13年度砺波市病院事業会計予算
議案第10号  砺波市中山間地域振興基金条例の制定について
議案第11号  砺波市国民健康保険出産費資金貸付事業条例の制定について
議案第12号  砺波市企業誘致条例の制定について
議案第13号  砺波市職員定数条例の一部改正について
議案第14号  砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
議案第15号  砺波市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例
        等の一部改正について
議案第16号  砺波市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第17号  砺波市立幼稚園設置条例の一部改正について
議案第18号  砺波市柳瀬体育館管理条例等の一部改正について
議案第19号  砺波市水道事業給水条例の一部改正について
議案第20号  砺波市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正
        について
議案第21号  砺波市保育所設置条例の一部改正について
議案第22号  砺波市在宅ねたきり高齢者等福祉金支給条例の一部改正について
議案第23号  砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
議案第24号  市立砺波総合病院並びに診療所の使用料及び手数料条例の一部改正に
        ついて
議案第25号  砺波市消防団条例の一部改正について
議案第26号  栴檀山南部辺地に係る総合整備計画の策定について
議案第27号  財産の取得契約の締結について
議案第28号  財産の譲渡契約の締結について
議案第29号  市道路線の認定及び廃止について
議案第30号  高速自動車国道に関する救急業務に係る関係関連事務の受託について
議案第31号  平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)
議案第32号  平成12年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第33号  平成12年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)
議案第34号  平成12年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
議案第35号  平成12年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
議案第36号  平成12年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)
議案第37号  平成12年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)
報告第 1号  専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第1号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)
報告第 2号  地方自治法第180条による専決処分の報告について
 専決処分第2号 富山県市町村職員退職手当組合規約の変更について
議員提出議案
第  1 号  砺波市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について
砺波地方衛生施設組合議会議員の一般選挙
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について



平成13年3月定例会 目次

     平成13年3月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(3月2日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  報告事項 ……………………………………………………………………………  5
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  5
  会期の決定について ………………………………………………………………  5
  副議長の選挙 ………………………………………………………………………  5
  各特別委員会の報告 ………………………………………………………………  6
  施政方針並びに議案第1号から議案第30号まで、平成13年度富山県砺波市
  一般会計予算外29件及び報告第1号並びに報告第2号 専決処分の承認を求
  めることについて外1件
    提案理由の説明 ………………(安念市長)……………………………… 14

★第2号(3月8日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 31
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 31
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 31
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 31
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 32
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 32
  議案第31号から議案第37号まで
    提案理由の説明 ……………(安念市長)………………………………… 33
  市政全般に関する代表質問
   16番  柴田 豊明 議員 ………………………………………………… 35
      ・平成13年度予算編成について
      ・第7次総合計画実施計画の作成について
      ・市税の歳入計画について
      ・地方交付金について
      ・市債について
      ・行政機構改革について
      ・地区集会施設要綱の改正について
      ・CATV利用について
      ・企業誘致条例について
      ・市町村合併について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   11番  村中 昭二 議員 ………………………………………………… 51
      ・砺波市の排水計画について
      ・田園空間構想について
    8番  石田 隆紀 議員 ………………………………………………… 56
      ・となみ21世紀プランの中で観光開発に関して
      ・東矢木地区用途地域のこれからの対応について
    7番  池田 昭作 議員  ……………………………………………… 62
      ・当面の農政問題について
      ・砺波総合病院の当面の運営について
    6番  松本  昇 議員 ………………………………………………… 74
      ・人口増に伴い市政に貢献している地域市民の不満について
      ・農業公社設立に伴う対応案に関して
      ・今後の下水道計画、進め方について

★第3号(3月9日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 85
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 85
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 85
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 85
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 86
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 86
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
    3番  齊藤 源秋 議員 ………………………………………………… 87
      ・地域の教育支援について
      ・環境問題について
    2番  柴田  智 議員  ……………………………………………… 98
      ・道路交通網について
      ・「となみ男女共同参画プラン」について
    1番  林  忠男 議員 …………………………………………………107
      ・勤労青少年ホームについて
      ・チューリップフェアについて
   14番  西尾 英宣 議員 …………………………………………………120
      ・福祉施策について
      ・教育施策について
      ・産業施策について
      ・公共事業の見直しで財政の健全化をめざす
   17番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………136
      ・13年度予算について
      ・畜産経営の安定化対策と環境対策について
      ・公営住宅のTST接続について
      ・定数条例の一部改正について
  議案の常任委員会付託(議案第1号から議案第37号及び報告第1号) …147
  請願の常任委員会付託 ……………………………………………………………147

★第4号(3月16日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………149
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………149
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………149
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………149
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………150
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………150
  報告事項 ……………………………………………………………………………151
  議案第1号から議案第37号及び報告第1号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………151
   質 疑 ……………………………………………………………………………159
   討 論
    反対討論 ……………………(西尾議員)…………………………………159
   採決(議案第1号及び議案第31号) ………………………………………161
   採決(議案第2号から議案第30号、議案第32号から議案第37号及び
   報告第1号) ……………………………………………………………………161
  請願1件
   激増する輸入農産物を抑えるため、一刻も早い「緊急輸入制限」の発動と
   対象品目の拡大を求める請願
   質疑・討論 ………………………………………………………………………162
   採 決 ……………………………………………………………………………162
  砺波地方衛生施設組合議会議員の一般選挙 ……………………………………162
  議員提出議案第1号
   提案理由の説明 ……………(村中議員)……………………………………163
   討 論 ……………………………………………………………………………164
   採 決 ……………………………………………………………………………164
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………164
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………165
  請願審査結果 ………………………………………………………………………167



平成13年3月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成13年3月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 副議長の選挙について
  第4 特別委員会の報告
  第5 施政方針並びに議案第1号から議案第30号まで、平成13年度富山県砺波
     市一般会計予算外29件及び報告第1号並びに報告第2号 専決処分の承認
     を求めることについて外1件
     (提案理由の説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月 2日  午前10時07分  開議
   3月 2日  午前11時46分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 林   忠 男 君     2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君     4番 寺 島 良 三 君
   5番 江 守 俊 光 君     6番 松 本   昇 君
   7番 池 田 昭 作 君     8番 石 田 隆 紀 君
   9番  (欠  員)      10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 桂   政 樹 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 野 村 泰 則 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 宮 井   正 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 畑   尚 之 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 竹 林 秀 明



平成13年3月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時07分 開議

◯議長(堀田君) ただいまから、平成13年3月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 去る1月5日、砺波市議会副議長の藤井外志男君が急逝されました。本定例会からは、温厚にして篤実な同君の姿に接し得ず議席が空席になりましたことは、哀悼痛惜の情にたえません。
 ここに、本日の日程に入るに先立ち、同君のご冥福をお祈りするため、黙祷をささげたいと思います。
 全員ご起立をお願い申し上げます。
  〔全員起立〕

◯議長(堀田君) 黙祷願います。
  〔黙  祷〕

◯議長(堀田君) 黙祷を終わります。ご着席ください。ありがとうございました。
 11番 村中昭二君から、故藤井外志夫君に哀悼の意を表するため、特に発言を求められていますので、これを許します。
 11番 村中昭二君
  〔11番 村中昭二君 登壇〕

◯11番(村中君) 私は、お許しを得ましたので、去る1月5日逝去されました故藤井外志男議員の急逝を悼み、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し上げます。
 本日ここに、平成13年3月砺波市議会定例会に当たり、ただいまこの壇上に立ちまして皆様と相対する時、私はこの議場に、いま一人9番議席には、ありし日の容姿と謦咳に接することができず、議員一同痛恨惜別の情を禁じ得ないところでございます。
 日ごろから健康に人一倍自信を持っておられた藤井さんが、わずか旬日余りにして幽明境を異にされようとは、何人も予期し得ぬことでありました。あなたの健康で温容に満ちたお人柄は、今、彷彿として目の前によみがえり、追慕の情切なるものがあります。
 あなたは、昭和24年3月21日藤井家の次男として生をうけられ、昭和46年3月名城大学を卒業され、北陸電気工事株式会社に勤められ、若くして地域の衆望と数々の要職を担われたのであります。
 志、公共のことに篤く、明敏闊達の資をもって常に公事に尽くされ、推されて平成4年4月、砺波市議会員にご当選、以来8年有余にわたり将来の砺波市の隆盛を思い、市勢の発展に参画されたのであります。
 この間、事に当たっては自ら難局に進んで陣頭に立たれ、企業人として養われた識見と行動力を遺憾なく発揮され、常に住民の意思を尊重されつつ、その一身を地域及び市勢発展のために尽くされ、中野地区民はもとより、広く砺波市民の絶大な信頼と敬慕の対象でありました。
 この間、議会におかれては、豊富な知識と経験、強い責任感のもとに、広報編集特別委員長、広域都市問題特別委員長、決算審査特別委員会副委員長、産業建設常任委員長として、また平成10年5月から1年間、監査委員として行財政運営のため政治手腕を生かしご尽力をされ、昨年の5月からは副議長の要職を務められ、若い力量を発揮していただき、枚挙にいとまがない功績を積まれたのであります。
 また、幼・小・中・高校PTA会長、砺波市スポーツ振興審議会委員、砺波市体育協会理事などを歴任され、平成7年から砺波市ビーチボール協会会長として活躍されていたところであります。
 特に記憶に残るものとして、当市の新規事業でありました体育施設事業の実現に、産業建設常任委員長として、今日立派な屋内体育施設が出来上がっておりますのは、先駆けとして、積極的な立地に向け調整に当たられたあなたのご功績によるところ、誠に大でございました。
 人生朝露のごとく一度去って帰らず。生前の議場におけるご活躍の雄姿を偲びます時、万感胸に迫り、多く語るところを知りません。
 殊に、ただ一身にご回復を祈っておられましたご遺族のご心痛を推察申し上げる時は、お慰めの言葉もございません。
 よわい51歳、あなたの急逝は生前の雄姿を偲びます時、万感胸に迫り来るものがあります。
 あなたの市発展のために尽くされたご功績は、脈々として後世に伝えられるものと深く信じてやまないものであります。今、あなたを思う時、砺波野に咲いた大輪の白百合の花として永く、私たちの心の奥に咲き続けることでありましょう。
 語れば惜別の情は尽きませんが、あなたのご遺志に沿い、議員一同相協力して、市政発展のために渾身の努力をいたすことをお誓いし、ここに、いつまでもご遺族の幸せと、永久の郷土の発展を見守りいただきますよう、衷心よりご冥福をお祈り申し上げ、追悼の言葉といたします。
 平成13年3月2日
                         砺波市議会議員 村中 昭二

◯議長(堀田君) この際暫時休憩いたします。

 午前10時14分 休憩

 午前10時19分 再開

◯議長(堀田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 まず、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施いたしました例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、ご検討をお願い申し上げます。

◯議長(堀田君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において
  3番 齊 藤 源 秋 君
  4番 寺 島 良 三 君
  5番 江 守 俊 光 君
を指名いたします。

◯議長(堀田君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本3月定例会の会期は、本日から3月16日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月16日までの15日間と決定いたしました。

◯議長(堀田君) 次に、日程第3 副議長の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 副議長に、高田隼水君を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました高田隼水君を副議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました高田隼水君が副議長に当選されました。
 ただいま当選されました高田隼水君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
 副議長に当選されました高田隼水君からごあいさつがあります。
  〔副議長 高田隼水君 登壇〕

◯副議長(高田君) 最初に、先ほど追悼の辞もございましたが、重ねて故藤井外志男議員のご冥福をお祈りいたすものでございます。
 さて、今ほど議長からご指名を賜りまして、これから議長の補佐役としてその責務を全うすべく、努力、精進をいたしたいと思う次第でございます。それには、議会の皆様をはじめ関係各位のご指導、そしてまたご協力もお願いするものでございます。
 大変簡単でございますが、就任に当たりまして一言ごあいさつにかえさせていただきます。いろいろ大変ありがとうございました。(拍手)

◯議長(堀田君) 次に、日程第4 特別委員会の報告についてを議題といたします。
 各特別委員会の報告を求めます。
 広域都市問題特別委員会委員長 寺島良三君。
  〔広域都市問題特別委員会委員長 寺島良三君 登壇〕

◯広域都市問題特別委員会委員長(寺島君) 広域都市問題特別委員会の報告を申し上げます。
 当特別委員会は、去る2月14日、関係当局の出席を得て開催したのであります。
 まず最初に、砺波広域圏事業について、次に砺波広域水道企業団事業、砺波広域農業共済事業、砺波地方介護保険事業の概要について説明を受け、当面する問題について協議をいたしたのであります。
 砺波広域圏事業につきまして、まず「クリーンセンターとなみ」の事業の概要といたしまして、1市3町1村のエリアを構成市町村としてごみ処理を行っており、ごみ焼却施設、粗大ごみ処理施設、最終処分場の3施設を運営管理しております。
 ごみ焼却施設につきましては、平成3年1月の竣工以来、2炉で日量70トンの処理能力で稼働していました。現在、ダイオキシン対策のため、排ガス高度処理施設整備が実施中であり、1炉の運転で24時間稼働を行っております。
 また、一般廃棄物最終処分場の整備事業として、徳万地内において、平成11年度からの2カ年継続事業で、埋立量5万7,000立方メートルの埋立処分場及び浸出水処理施設の建設を進めており、本年3月に完成するものであります。
 次に、ごみ焼却施設におけるダイオキシン類の低減化措置として、排ガス高度処理及び灰固形化施設整備事業を、本年度と平成13年度の2カ年継続事業で実施しているもので、このことについては、クリーンセンターとなみのごみ焼却施設における、既設の電気集じん器からろ過式集じん機(バグフィルター)への更新、及び焼却灰と集じん灰に分離し、薬剤処理法で有害物質を安定化させる施設を整備するものであります。
 次に、平成11年度補正新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業につきましては、平成12年度繰越明許事業として平成12年6月に着工いたし、同年12月の整備の完了に伴い、広域圏の有線放送テレビジョンサービスエリアは100%となり、地上波放送9波、衛星放送26波、自主放送5波、FM2波の計42波の放送及びインターネットの常時接続サービスが可能となっております。
 次に、広域消防につきましては、平成10年4月に1市5町1村で常備消防が合併し、11年4月には、平村、上平村、利賀村の五箇三村が加わり、現在、砺波広域圏の全市町村が構成に加わり、1本部5署、1出張所及び2分遣所で148名の体制とのことであります。
 火災及び救急等の概要についての平成11年と12年の比較としては、火災に関しては12件増の40件、救急・救助については143件増の2,355件で、件数的には圧倒的に救急の要請が増えており、今後は救急車両等の適正配置による効率化を検討し、救命率の向上に努めたいとのことでありました。
 次に、広域水道企業団の概要について報告いたします。
 まず、供給地域1市5町1村の計画給水人口は10万1,000人で、1人1日最大給水量は600リットル、1日最大供給量は4万8,600トンであり、原水として庄川表流水を庄川合口ダムより取水しているところであります。
 また、供給料金については、現在1トン当たり75円であるが、平成13年度からは5円の値下げを計画しているとのことで、今後とも水質に万全を期するとともに、安全で低廉な水の供給に努めたいとのことでありました。
 次に、広域農業共済事業につきましては、農業共済事業の将来的展望に立ち、増加しつつある農家負担を軽減するため、組織の簡素化、経費の節減等を図るため、砺波広域圏事務組合との統合のため、平成12年4月から農業共済事務組合と広域圏事務組合の事務局、また構成市町村の関係者とで構成する合併に向けた準備会を設立し、効率的な行政運営を図ることを基本として協議され、構成市町村の平成12年12月定例会において、当農業共済組合の解散について議決されたところであり、現在、平成13年4月1日の統合実施に向け、予算の成立、農家への周知などの準備中であります。
 次に、介護保険事業につきましては、平成11年2月3日に、一部事務組合として砺波地方介護保険事務組合を2市6町4村の構成で設立し、介護保険法に定める介護保険事業を平成12年4月から実施いたしております。
 介護保険による在宅サービス利用量の変化として、全国の定点市町村における108人の保険者を対象に、平成12年3月と7月のサービス量の変化について調査したところ、全体の7割近くの保険者においてサービス量の増加が見られ、介護保険の実施により、介護の必要度に応じた給付がなされていることがうかがわれております。
 要介護認定の認定結果としては、当組合全体としては3,661名、うち砺波市は、要支援、59名、要介護度1、192名、要介護度2、188名、要介護度3、149名、要介護度4、142名、要介護度5、162名、合計892名の認定状況であります。
 また、平成12年4月から11月までの介護保険の給付実績については、40億5,919万9,792円で、うち砺波市は9億7,720万7,993円で、全体の24.1%を占めております。また、保険の給付費は予算に対し85%の執行率になっており、今後増加するものと思われます。
 当面の課題としては、訪問通所サービスと短期入所サービスの支給限度額の異なっていることについては、平成14年1月より一本化を図るよう検討しており、また、要介護認定のあり方としては、現在6カ月の有効期間となっており、期間の延長について厚生労働省に要望しているが、当組合では、要介護5が2回続くと、1年間有効のものとして運用しているとのことでありました。
 次に、主な意見等について申し上げます。
 まず、平成13年4月から家電リサイクル法が実施されるに当たり、収集・運搬料の設定についてただしたところ、本法律の趣旨によれば、家電の小売店が収集・運搬料金及び再商品化等料金を併せた料金負担で引き取り、メーカーの指定引取場所へ運搬することになっているが、古くて小売店が不明なもの、また遠隔地で購入された家電製品については、クリーンセンターとなみにおいても同様に引き取るとのことであります。このうち、再商品化料金については、家電の種類ごとに一定金額が定められているが、収集・運搬料については、クリーンセンターとなみでの保管料、指定取引所までの運搬料等を考慮し設定するが、法の趣旨を尊重する意味も含めて、家電小売店と同額または若干高めに設定するとのことでありました。
 次に、農業共済事務組合の統合の効果についてただしたところ、農薬配布等の賦課削減、町村、地区単位に農業共済推進協議会を組織することによる、きめ細かな農家サービスの実施、大豆の不足金解消、建物共済繰入金の圧縮、事務局体制の効率化などが挙げられるとのことでありました。
 当委員会におきましても、砺波広域圏事務組合との統合について、農家、生産者の理解を図り周知を図られるとともに、将来的な展望に立ち、増加しつつある農家負担を軽減するため、組織を簡素化し、経費の削減、経営基盤の強化を図られるよう要望したものであります。
 次に、介護保険料の滞納者に対する督促状況についてただしたところ、平成13年1月末で、普通徴収対象者で10%の滞納者があるが、納付期限の1カ月後に督促を行い、さらに催告については、各市町村の併任職員が徴収に当たっているとのことであります。
 滞納理由は主に、他の税金と併せて滞納している者が多く、一部には介護保険制度に理解の得られないものもあるとのことでありました。
 当委員会においても、制度の趣旨を十分PRのうえ、一層啓蒙普及されるよう要望するものであります。
 以上、当面する問題について審議の概要を申し上げ、広域都市問題特別委員会の報告とさせていただきます。

◯議長(堀田君) 環境保全対策特別委員会委員長 江守俊光君。
  〔環境保全対策特別委員会委員長 江守俊光君 登壇〕

◯環境保全対策特別委員会委員長(江守君) 環境保全対策特別委員会の報告を申し上げます。
 当特別委員会は、去る2月15日、関係当局の出席を得て、環境保全について協議をいたしたところであります。
 最近は、特に大きな環境問題は発生していないとのことでありますが、ごみ対策等の環境保全について、市民と行政が一体となって取り組んでいかなければならないことでもあり、常に状況を把握していくことが大切であり、当市の環境行政の現況について当局の説明を求めたところであります。
 現在、市内において、大気汚染防止法、水質汚濁防止法等の法律及び富山県公害防止条例の規定に基づき、政令等で定める特定施設を有する事業所は、昨年と同様の463事業所となっております。
 また、市で受理した公害苦情については、3カ月ごとに富山県環境保全課に報告しており、本年度は1月現在では、空地等の雑草への害虫の発生、家庭や事業所でのごみ焼却に伴う煤煙等の苦情があり、これらについては、問題の発生の都度、直ちに原因調査を行い、苦情に対する処置を適切に行っているところであります。
 次に、地下水の採取については、本年度、富山県地下水の採取に関する条例に基づく設置届け出件数は、これまでに6件、また廃止が2件で合計273件の揚水設備が届け出られております。
 近年設置された揚水設備の多くは、融雪用の用途が多くなっていることから、事業所などで必要以上に揚水されることを避け、交互散水方式の採用、降雪検知器の設置に配慮するなど、おおむね1分間当たり1平方メートルにして0.3リットルの量を目標値として指導しており、また「砺波市開発指導要綱」に井戸の深度を100メートル以上とするよう義務づけております。
 また、昨年10月ごろより、庄東地区において井戸がれや地下水が出にくいなどの地下水障害が発生しておりますが、その原因については、富山県環境保全課において現在調査中であるとのことでありました。
 次に、公害防止のための各種の定期測定につきましては、測定場所は市内全域にわたっており、水質測定は工場排水を含む農業用水について15地点、大気観測は太田に1地点、騒音測定は環境騒音調査地点9地点、交通騒音調査地点8地点の合計17地点の測定地点で行っております。
 また、ごみ処理の状況につきましては、平成4年7月から現在の有料指定袋を使用した分別収集を実施しており、一般家庭系可燃ごみと事業系可燃ごみを加えると全体の91.1%を占めており、最近のダイオキシン問題を反映し、排出されるごみの量は、平成10年から年ごとに伸びてきております。また、宅地開発やアパートの増加もあり、ごみステーション数も増加しているところであります。
 次に、主な意見について申し上げます。
 まず、騒音の規制値のオーバーしている場所があるが、その対策についてただしたところ、現在、騒音測定調査において6カ所の環境基準値を上回っている地点があるが、1カ所については測定時点において近隣に工事を行っていたためであり、他の箇所においては、基準値を上回っているものの特に苦情が来ていないが、今後とも監視を行うとのことであります。
 次に、庄東の井戸がれについて、庄川の護岸工事との因果関係についての調査の報告についてただしたところ、1月24日に、般若6件、東般若21件の計27件を富山県が調査を行い、また堀ぬき井戸4件について護岸工事終了後の2月9日に追跡調査したところ、安川地内においては40センチ、東般若においては40センチから60センチの地下水位の上昇が見られたとのことであり、近々富山県より最終報告が行われるとのことでありました。
 次に、本年4月から家電リサイクル法が実施されるが、不法投棄等の防止についてただしたところ、家電リサイクル法が始まると、不要になった家電は、家電販売店を通じて家電メーカーへ有償で引き渡さなければらないことになるが、処分に困った者が山林・河川等に不法投棄を行うことが懸念されます。そこで、不法投棄の防止のための監視が必要となることが予測されるので、今後、砺波市ごみ対策協議会で、ボランティア等の協力を視野に含めて、不法投棄監視体制について協議するとのことでありました。
 当委員会としても、市民ぐるみで、不法投棄の監視体制の確立並びに市民への家電リサイクル法の趣旨の徹底を図られるよう要望したものであります。
 次に、隣接市の斎場設置計画について、建設予定地に接する地区において、建設内容の説明を求める声が出ていることについてただしたところ、斎場設置計画については、1月末に高岡市に説明についての申し入れを行ったが、いまだ計画について説明を受けていないとのことでありました。
 以上、当面する問題について審議の概要を申し上げて、環境保全対策特別委員会の報告とさせていただきます。

◯議長(堀田君) 下水道対策特別委員会委員長 松本 昇君。
  〔下水道対策特別委員会委員長 松本 昇君 登壇〕

◯下水道対策特別委員会委員長(松本君) 下水道対策特別委員会の審査の概要についてご報告を申し上げます。
 当委員会は、去る2月15日に、関係当局の出席を得て、公共下水道事業や農業集落排水事業の進捗状況並びに合併処理浄化槽事業について所管課より説明を受け、当面する諸事項について審議をいたしたところでございます。
 まず、砺波市での公共下水道事業の概要といたしましては、昭和59年8月に101ヘクタールで認可され、順次工事を進めてまいりまして、平成10年7月には、事業認可面積670.8ヘクタール、処理区域人口1万4,030人、総事業費155億1,000万円、15万1,428メートルの事業を実施いたしており、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業で整備しているものであります。
 普及率につきましては、平成11年度末で、全国平均では60%、富山県では54%、砺波市では19.3%となっております。農業集落排水事業を加えると28.6%のことでございます。補助対象外の合併処理浄化槽も加えますと43%とのことでございますが、普及率はまだ遅れている状況であり、今後とも事業の促進に努めていただくよう要望いたしたところであります。
 次に、農業集落排水事業の概要につきましては、東般若地区の計画処理対象人口は1,870人で、平成8年度より供用を開始しており、平成12年1月末現在で水洗化率94.3%となっております。
 般若地区におきましては、平成10年の稼働から3年目でありますが、計画処理対象人口は3,070人で、水洗化率は61.1%とのことでございます。
 また、栴檀野地区におきましては、平成9年度に事業を実施し、計画区域39ヘクタール、計画処理対象人口1,900人、当初計画より約8億円減の22億5,690万円の総事業費で整備を進めており、平成13年度における処理機能調整工事を残し、ほぼ完成をいたしております。
 次に、下水道普及状況といたしましては、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業の12年度末見込みで、普及率は20.3%、水洗化率では、戸数に対し70.1%、有収水量で112万トンとなっているものです。また農業集落排水事業では、般若地区、東般若地区を合わせて、普及率は9.3%、水洗化率74.3%、有収水量は25万トンになるとのことでございます。
 次に、主な意見について申し上げます。
 まず、今後の下水道整備についてただしたところ、平成13年度の公共下水道事業の計画については、杉木地区区画整理事業に伴う沿線区域内の測量設計の実施、及び出町地区の深江の一部及び鷹栖の一部で、管路工事を実施する予定とのことでございます。
 また、特定環境保全公共下水道事業については、南般若地区及び庄下地区の一部において、測量設計及び油田地区におけるJRの横断工事を実施するとのことでございます。
 また、事業認可の拡大については、南般若地区、庄下地区、出町地区の一部、林地区の杉木の一部を、今回、新たな認可区域に申請するものであります。
 次に、合併浄化槽設置に当たり、設置費用の補助についてただしたところ、現在、砺波市合併浄化槽設置整備事業補助金交付要綱により、設置費用の一部について助成することとしているもので、補助対象区域は、公共下水道事業の計画区域内において、10年以内に整備が見込めない区域及び農業集落排水事業区域以外の区域で、処理対象人員が50人以下の浄化槽で、人槽の区分により補助するとのことでございます。本年度においても、従来からの建築確認の申請状況より推定し、70基を見積もったとのことであり、来年度においても十分に予定設置数を把握し実施するとのことでございます。
 また、今後の下水道整備については、10年以内に整備できる地域においては、特定環境保全公共下水道で実施し、合併浄化槽の設置については、当該地区の実情を十分考慮のうえ、地域の協議会で十分協議をいただき、自治省方式で行うとのことでございました。
 以上、当面する問題についての審議の概要を申し上げ、下水道対策特別委員会の報告とさせていただきます。

◯議長(堀田君) 次に、日程第5 施政方針並びに議案第1号から議案第30号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計予算外29件及び報告第1号並びに報告第2号 専決処分の承認を求めることについて外1件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに平成13年3月砺波市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位にはご多忙中にもかかわらず、ご出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 まず、副議長藤井外志男さんのご逝去に改めて哀悼の意を表しますとともに、これからますます活躍される矢先であっただけに、51歳の若さでの急逝は非常に残念なことと存じております。多年にわたり、市勢の発展に尽くされましたご功績に感謝いたしますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
 先刻来、副議長選挙が行われ、円満裡に高田副議長がご就任されましたことは、誠にご同慶に堪えません。今後とも、市勢発展のためにご尽力いただきますようご期待申し上げます。
 それでは、これより市政運営に係る所信と施策の大綱を申し述べるとともに、提出いたしました平成13年度予算案をはじめとする諸案件についてその概要を説明申し上げ、議員各位をはじめ市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 さて、21世紀の幕開けの年を迎え、歴史の大きな節目の時に、市政を担う責任の重大さに身の引き締まる思いであります。市政発展のため、時代が要請する諸課題に真摯に取り組むべく、決意を新たにしているところであります。
 今日の社会変動は大変著しく、我が国は、少子高齢化の進行、環境への関心の高まり、地方分権時代の到来、高度情報化の進展など、大きな潮流の中にあります。さらに、青少年の教育、厳しい雇用情勢、多様化する犯罪など、課題が山積しております。
 今国会では、日本経済を一日も早く本格的な回復軌道に乗せることが最重要課題であるとして、平成13年度予算案の審議が行われております。
 一方、地方自治体においても、深刻な財政危機の中にあり、財政の健全化に努めていかなければなりませんが、豊かな市民生活の実現のため、今まで以上に創意工夫を凝らし、計画的かつ重点的に諸施策を推進する必要があります。
 21世紀初頭の砺波市のまちづくりの指針として議決をいただきました新総合計画「となみ21世紀プラン」に基づき、その実現に全力を傾注してまいる所存であります。
 特に、平成13年度はこのプランがスタートする年であります。計画に示しましたように、砺波市を中心とする砺波平野の広がりと、住民の共通の願いである安全、安心を基調とする「散居に広がる 快適都市 となみ」を将来の都市像とし、その実現を目指しまして、基本理念である「人すこやか 心なごやか 緑さわやか」に意を配し、諸施策を推進してまいりたいと存じております。
 昨年10月1日を基準日として実施されました国勢調査における当市の人口速報値は4万747人であり、前回の平成7年調査に比べ2,216人の増となりました。県の総人口が減少した中で、県内市町村では最も大きな増加を示しております。また、住民基本台帳による2月末日現在の人口は4万1,091人であり、人口は増えているものと考えており、大変喜ばしいことと存じております。
 また、主要幹線道路の進捗や土地区画整理事業の進展などにより、まちの広がりも大きくなってまいりました。マスコミの都市ランキングにおいても上位にランクされ、活気あるまちとして高い評価を得ております。
 これらは市勢の発展を示すものであり、先人によって築き上げられてまいりました、これらの財産をしっかりと受け継ぎ、市民の皆さんとともにさらなる発展を目指し、希望と魅力あふれるまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
 次に、平成13年度の予算編成の基本方針について申し上げます。
 国においては、経済を自律的回復軌道に確実に乗せるとともに、21世紀にふさわしい経済社会を構築するため、昨年10月に決定した「日本新生のための新発展政策」を強力に推進されるところであります。
 しかし、現下の経済状況は、政府の2月の月例経済報告では、景気の現状について、「景気の改善は、そのテンポがより緩やかになっている」とし、下方修正しました。また、日銀は、金融面から景気回復を支援するため、公定歩合を2度にわたり引き下げております。
 このような厳しい経済情勢を踏まえ、政府の平成13年度予算においては、公共事業は前年度当初予算と同程度の規模を確保し、地方財政にも配慮して適切な執行を図るよう、引き続き景気に配慮したものとされたところであります。
 一方、地方財政におきましても、国と同一の基調により地方財政計画が決定され、地方財政計画の規模は約89兆3,100億円、一般歳出ベースでは73兆5,500億円程度と対前年度比0.6%の減とされたところであります。
 当市の平成13年度の当初予算編成に当たりましては、国・県の新年度予算編成方針に加え、地方財政計画等を勘案しながら、財政の健全性の確保に留意しつつ、当面する少子高齢化、情報化等の時代の要請に応えるとともに、「となみ21世紀プラン」における魅力的な地域社会の構築に向けて、各種施策を着実に推進することとしたところであります。
 このような基本方針に基づき編成いたしました平成13年度の会計別予算案の規模は、
 一般会計171億7,800万円(対前年度比9億8,800万円 6.1%増)
 特別会計 69億5,700万円(対前年度比マイナス5億1,430万円 6.9%減)
 企業会計167億0,960万円(対前年度比10億7,210万円 6.9%増)
 総  額408億4,460万円(対前年度比15億4,580万円 3.9%増)
となったところであります。
 次に、歳出予算の概要及び市政の運営と施策につきまして、新総合計画「となみ21世紀プラン」に掲げました「まちづくり施策の大綱」に基づきご説明申し上げます。
 第1に、「健やかでやすらぎのある生活づくり」について申し上げます。
 市民が健康で安心してやすらぎのある生活ができるよう、保健、医療、福祉の各施策を展開することが重要であると考えております。
 まず、市民の健康増進につきましては、基本健康診査、がん検診等の受診体制づくりに努めるとともに、生活習慣病予防のための食生活改善の施策や訪問指導等をきめ細かく実施してまいりたいと考えております。
 かねて計画しております(仮称)健康づくりセンターにつきましては、平成15年度の整備に向けて、平成13年度ではいろいろな角度からの調査及び基本設計・実施設計の準備をしたいと考えております。
 次に、病院事業について申し上げます。
 砺波総合病院増改築事業につきましては、西棟の躯体工事を終え、本年7月のオープンに向けて鋭意努力しているところであります。また、西棟完成後、第3病棟の仮設改修や第1病棟などの解体の後、東棟工事に着手する予定であります。
 西棟供用開始に伴いまして、病院の組織機構を見直し、地域の中核病院として医療の質的向上に努め、市民に親しまれ信頼される病院を目指したいと考えております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 まず、高齢者福祉について申し上げます。当市における高齢化率は、昨年12月末には20.4%となっております。こうした状況を踏まえ、平成12年度からスタートした介護保険制度にも対応していくため、昨年7月に「高齢者保健福祉計画」を策定したところであります。今後は、この計画に基づき、高齢者福祉施策を総合的、計画的に推進してまいりたいと考えております。
 そこで、北部地区における高齢者福祉施設の整備につきまして、新総合計画に位置づけをしたところであります。平成13年度において、関係機関の方々の参画を得て「整備検討委員会」を発足し、施設整備について検討協議をしてまいりたいと考えております。
 次に、障害者福祉について申し上げます。
 先に策定した「障害者福祉計画」を、教育、雇用、生活環境の分野においても着実に施策を展開いたしたいと存じます。特に、井口村における知的障害者更生施設の整備につきましては、砺波地方の関係12市町村で協議を重ねてきたところであります。いよいよ4月のオープンとなり、関係者の期待に沿うこととなりました。
 また、本年は「ボランティア国際年」であります。ボランティア活動につきましては、これまで砺波市社会福祉協議会を中心に、ボランティア基金の造成、ボランティア連絡協議会による事業展開を行ってきたところであります。平成13年度において、ボランティア国際年にふさわしく、広く市民の皆さんにボランティア活動への理解と協力を深めていただきたいと存じております。
 次に、児童福祉について申し上げます。
 (仮称)北部保育所の建設につきましては、県内で初めて、幼稚園・保育所が施設の一部を共用して使用する保育所として、4月開所に向けて、備品等の配置及び入所準備を行っているところであります。また、当市で初めて設置いたします「子育て支援センター」につきましても、相談・指導等、地域の子育て家庭の育児支援を行うよう準備を進めております。
 平成13年度の保育所入所申込み状況につきましては、乳児保育や低年齢児保育の希望が増加しており、一部で定員を上回る保育所もあります。ついては、現在の施設配置について教育委員会とも協議し、平成13年度において、幼稚園と保育所の一体的整備の計画づくりを進めてまいりたいと考えております。
 また、保護者からの要望の強い放課後児童クラブにつきましては、児童の安全面を十分考慮のうえ対応いたしたいと考えております。
 次に、近年特に問題となっております児童虐待につきまして、平成13年度で迅速な対応が可能となる体制づくりを図るため、保健、医療、福祉、教育等関係者によるネットワークを整備し、被虐待児童の早期発見に努めてまいりたいと存じております。
 次に、少子化対策について申し上げます。
 当市の出生数は、平成12年の312人から増加傾向に転じ、年間400人前後になっております。「安心して産み、育てる」環境づくりのため、教育委員会とも協議し、兄弟姉妹の同時入所について、幼稚園と保育所を含め保護者の負担軽減を図りたいと存じております。
 次に、介護保険について申し上げます。
 昨年4月から新しい制度として開始されたことから、業務的にはいろいろと輻輳することもありましたが、砺波地方介護保険組合圏域内では順調に推移しているものと思っております。圏域平均の利用率は、当初計画に対して86%余りでありますが、当市の利用率はそれを上回る実績となっております。
 平成13年度につきましても、当市が直接サービス事業者となっている訪問介護、訪問看護、通所介護を引き続き円滑に進めるとともに、各種居宅及び施設サービスが過不足なく受給できるよう、体制整備に努めてまいりたいと考えております。
 また、在宅ねたきり等高齢者への支援強化として、現在支給している福祉金のうち、市単独で支給している金額の増加を図りたいと考えております。
 第2に、「豊かな心と創造性に富む人づくり」について申し上げます。
 まず、教育の振興について申し上げます。
 平成14年度から実施されます新しい学習指導要領に対処するため、各小・中学校において、特色を持った教育課程の編成、弾力的な教育時間の設定など、創意と工夫をされておりましたが、さらに推進するため、「総合学習推進事業」の拡大を図ることになっております。
 また、「生きる力」を育むために大事な「心の教育推進事業」につきましても、2年目の研修を進め、中学校においては、引き続き「14歳の挑戦事業」に取り組むこととなっております。
 また、児童・生徒の読書離れに対応するため、中学校に続いて小学校においても、週2日程度巡回できるよう司書を配置したいと考えております。
 出町小学校の校舎建設事業につきましては、工事は順調に進捗しており、平成14年2月の完成を目指して進めております。体育館については、地域や学校関係者と十分協議を行い、実施設計を進めてまいりましたが、設計がほぼ完了しましたので、新年度の早い段階で工事に着手したいと考えております。
 また、幼稚園の3歳児教室不足に対応するため、平成13年度から2カ年程度で国の補助採択を受け、教室不足の生じている幼稚園の増築を実施したいと考えております。さらに、少子化対策の一環として、同一世帯から複数の園児が就園している場合の年少児の授業料を保育所と同様に半額にし、保護者の負担軽減を図りたいと存じております。
 次に、生涯学習の重要性から、その拠点整備のため、(仮称)生涯学習施設計画検討委員会を設置し、出町文教ゾーンを念頭に、その内容、規模等について広く検討を行う予定であります。
 また、平成14年度から実施されます学校週5日制を前に、青少年地域活動事業を充実させるとともに、地域活動の拠点となる地区公民館を強化するため、公民館主事報償費の増額を行いたいと考えております。また、「市民一人一学習」を合い言葉に、市民大学「学遊塾」をはじめ、各種講座・教室を充実させる社会教育団体の活動支援などを推進してまいりたいと考えております。
 次に、スポーツの推進について申し上げます。
 昨年開催された2000年とやま国体の盛り上がりの中で、スポーツに対する関心が高まってきております。このため市では、こうした生涯スポーツの受け皿として、「地区体育振興会」の設立を働きかけるとともに、各種スポーツ教室開催への支援や夏期巡回ラジオ体操の開催に併せ、市民が一堂に会しさまざまなスポーツに親しめるスポーツイベントの実施などを計画しております。また、学校週5日制への対応とスポーツ好きの子供たちを育てるため、いろいろなスポーツに親しめる(仮称)わんぱくスポーツ少年団を設立し、小さいころからスポーツに親しめる環境をつくっていきたいと考えております。
 一方、施設面では、体育施設の管理を財団法人砺波市体育協会に委託し、利用者の便宜と利用促進を図るとともに、現在、順次建設を行っておます地域体育館の建設を進めてまいります。また、庄西中学校、般若中学校に夜間照明施設を設置し、学校の部活動や地域のスポーツ活動に利用していただきたいと考えております。
 次に、芸術・文化の推進について申し上げます。
 美術館におきましては、山水をテーマに活躍中の郷土出身作家である下保昭氏の近作展をはじめ、夏休みこどもの美術展などの企画展を予定しております。また、市内の園児や児童を対象にした「子どもの造形アトリエ」などの美術館教育の推進を図るとともに、美術品の収集や調査も行いたいと考えております。
 文化会館におきましては、幼稚園児から中学生までの発達段階に応じた団体鑑賞プログラムを展開するとともに、本年12月に開館20年記念事業演奏会を開催するなど、芸術・文化の振興を図るための多彩な自主事業を計画しております。
 また、舞台設備や各施設機器等の老朽化と時代に即応した設備の充実を図るため、大規模改修が必要であり、その基本設計に着手したいと考えております。
 文化財の保護につきましては、増山城跡総合調査の第5年次調査及び子供歌舞伎曳山修理事業の第4年次事業を実施するとともに、市内における開発行為に伴う埋蔵文化財調査を実施してまいります。
 次に、国際交流事業について申し上げます。
 本年は、第50回チューリップフェアを記念いたしまして、姉妹友好都市等から訪問団を招請し、相互の交流を図るとともに、併せて砺波市と盤錦市の友好都市締結10周年を祝いたいと考えております。
 また、4月には、砺波市オランダ友好交流協会の第3回オランダ友好交流視察団が姉妹友好都市リッセ市を訪問される予定であります。
 また、平成11年8月の大地震で被災し、多くの皆様からの義援金等により建設中でありましたヤロバ市消防署がこのほど竣工し、来る3月16日に現地にて竣工式が行われることになり、招待状が届いております。議会開催中でありますので、砺波市トルコ友好交流協会代表等とともに代理の者を式典に参加させたいと考えております。
 青少年の国際交流につきましては、オランダ王国リッセ市のジュニア使節団を迎えることになっており、市民の皆さんとの交流を深めていただきたいと存じております。
 第3に、「緑豊かで安全な快適環境づくり」について申し上げます。
 近年の生活様式や価値観の多様化、生活水準の向上に伴い、生活環境の質の充実を求める声が高まっています。このため、花や緑に包まれ、自然環境と調和のとれた安全で快適な環境づくりが重要であると考えております。
 まず、当市の緑花計画である「グリーンプランとなみ」については、新しい時代に即応した新たな計画を策定したいと考えております。
 次に、快適な地域づくりにつきましては、現在、県で進められております田園空間整備事業において基本構想が策定され、平成13年度にはコミュニティ施設の整備が検討されることになっております。砺波平野に広がる屋敷林に囲まれた美しい散居景観は、水の文化でもあり、水と緑の整備事業を推進されるよう提案しているところであります。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 上水道料金につきましては、砺波広域水道企業団の供給料金が平成13年度から値下げされることになりましたので、この際、基本水量制を廃止して、使用水量に応じた料金制度とし、一般家庭の水量単価の値下げを提案するものであります。
 老朽管更新事業につましては、平成13年度も継続事業として引き続き実施してまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、深江地区の整備を終え、約430ヘクタールの事業認可区域のうち、3月末で305ヘクタールの供用開始となる見込みてあります。平成13年度は、杉木土地区画整理区域の測量実施設計に着手したいと考えております。
 特定環境保全公共下水道事業につきましては、油田地区の整備をほぼ完了し、3月末で一部供用開始となる見込みであります。平成13年度は、石丸地内のJR城端線横断管渠工事に着手しますとともに、既に認可を受けております南般若、庄下地区の測量実施設計に着手したいと考えております。
 栴壇野地区農業集落排水事業につきましては、平成12年度で管渠工事、処理場建設工事をほぼ完了し、既に処理場の試験運転を行っているところであり、平成13年度では、処理場の水質を安定させる目的で、施設の機能調整工事に着手したいと考えております。
 次に、ごみ対策について申し上げます。
 新世紀の廃棄物処理は、「容器包装リサイクル法」に加え、「家電リサイクル法」「食品リサイクル法」「建設リサイクル法」さらに「グリーン購入法」等の個別リサイクル関連法が制定され、これまでの自治体主体型から、消費者、事業者、生産者が一体となって、循環型社会に向けて急速に動き出しております。
 クリーンセンターとなみでは、ダイオキシン対策のため、焼却施設の工事を平成14年度の完成を目指して施工しているところであり、また、ごみの埋め立て施設である最終処分場も今月末には完成し、最も安全な管理型の施設に改良されることになっております。
 次に、(仮称)第二赤坂霊苑建設事業について申し上げます。
 赤坂霊苑は残りわずかとなったことと、人口・世帯の増加に伴い、今後、墓地に対しての要望が考えられるため、予定地の立木の伐採と土質調査、さらに実施設計を行い、完成目標を平成15年度と考えております。
 次に、交通安全対策と防犯対策につきましては、昨年末に7件10名の痛ましい交通死亡事故と、特定郵便局強盗事件が発生いたしました。このことを真摯に受けとめ、関係諸団体と連携し、交通安全教育と防犯運動を昨年以上に充実させ、交通事故と犯罪のない安全で住み良いまちづくりを進めてまいりたいと存じます。
 次に、除雪対策につきましては、地域ぐるみによる除雪を推進するため、般若地区に除雪センターの建設と除雪機械の整備を図ってまいります。
 消防関係につきましては、市民の生命と財産を守るため、防火水槽や消火栓の設置により、消防施設の充実強化を図り迅速的確な消防業務の推進に努めてまいります。
 第4に、「人が集いにぎわいのある都市づくり」について申し上げます。
 当市は、砺波平野の中心にあって、高速自動車道など主要幹線道路が集中する交通の要衝に位置し、砺波地方の中核的都市になっております。このため、道路網、情報システムの整備・拡充などにより、都市機能の一層の充実を図るとともに、企業進出の受け皿となる基盤を整備することが重要であると考えております。
 まず、交通体系の整備について申し上げます。
 高規格幹線道路のうち、東海北陸自動車道につきましては、五箇山インターから飛騨清見インター間の工事が進められており、早期の全線開通に向けて建設促進を要望してまいります。
 国道整備として、国道156号砺波除雪拡幅事業につきましては、平成13年度に市内の工事がほぼ完成する予定であります。また、国道359号砺波東バイパスにつきましては、現在、庄下地内において工事が施工され、太田地区では関係機関と設計協議が行われており、市としても事業推進に努めてまいります。
 県道整備につきましては、砺波福光線等の工事の促進と砺波小矢部線等の整備に向けた調査の実施を要望していきたいと考えております。
 市道整備としては、十年明鷹栖線、柳瀬松ノ木線、伏木谷線等の改良事業や国道整備事業関連等の改良事業の進捗を図ってまいります。
 次に、公共交通対策につきましては、JR城端線と路線バスについては、市民生活へのサービスの低下を招かないよう、広域的立場から協議を進めていきたいと考えております。
 次に、情報通信システムの整備について申し上げます。
 情報化の推進につきましては、当市の現状、課題を把握したうえで、当市にふさわしい推進計画を策定してまいりますが、IT推進の基盤の一つでありますCATVケーブル網が砺波広域圏全域に完成しましたので、これを活用する施策を検討してまいりたいと存じております。
 また、市民の皆さんがパソコンやインターネットに気軽に慣れ親しんでいただくためのIT講習会を、平成13年度は各種公共施設等を利用して拡大し、より多くの皆さんに受講いただきたいと考えております。
 次に、都市基盤の整備について申し上げます。
 県施行街路事業の西町・末広町地内の国道359号道路改築事業につきましては、平成12年度において西町地内が終了しましたので、引き続き末広町の関係者との用地買収・物件移転補償の交渉を進め、早期完成に向け事業の進捗を図ってまいります。
 組合施行土地区画整理事業につきましては、深江地区におきまして、前年度からのJR城端線大辻立体交差工事を進めるとともに、公共施設の整備を推進してまいります。
 杉木土地区画整理組合におきましては、仮換地指定を行い、工事着手に向け業務を進めてまいります。併せて、区画整理区域内の用途指定について見直しをしてまいります。
 また、平成13年度から出町市街地東部地区におきまして、土地区画整理事業による整備手法で、地元の皆さんとともに、まちづくり調査・計画策定を進めてまいりたいと考えております。
 砺波総合運動公園整備事業につきましては、修景施設等の整備を進めてまいります。
 次に、浸水対策につきましては、本年2月に策定しました緊急浸水対策である「アクションプログラム」に基づき、関係機関が連携をしながら、護岸のかさ上げ、用悪水路の改修、貯留施設の設置等を順次実施し、出町市街地及び市街地下流域の浸水被害の防止に努めてまいります。
 第5に、「活力に満ちた産業づくり」について申し上げます。
 産業を取り巻く社会経済情勢は、近年大きく変化し、これらに対応するため、農林業、工業、商業などの各分野の振興対策を講ずることが重要であると考えております。
 まず、県内の景況は、主要企業の人員削減の実施に見られるように、雇用環境が一段と悪化している情勢であり、依然として厳しい景気状況にあります。
 こうした中、引き続き中小企業に対する経営安定支援の要請が強く、当市においては、小口事業融資の預託資金を増額するとともに保証料の負担軽減を図るほか、特別保証制度にかわる一般保証の保証枠拡大など、中小企業の経営安定に努めてまいります。
 次に、農林業の振興について申し上げます。
 国民の「くらしといのち」の基本にかかわる食料の安定供給、国土の保全など多面的機能を持つ農業・農村の持つ役割は極めて重要であります。
 しかしながら、水稲作を主体とした当市農業にとって、最近における米の需給価格動向は、かつてない厳しい環境となっているところであり、このため今後とも農業の持続的な発展を推進していくための農業施策の展開に努めたいと考えております。
 農業公社の創設につきましては、有識者による検討委員会を開催し、低コスト農業、耕作放棄地、球根生産の減少、農業後継者等の対策について貴重なご意見をいただいたところであります。具体的には、となみ野農協、市球根組合等関係農業団体との連携により、農地保有合理化事業、担い手育成事業、チューリップ球根用農業機械のレンタル、砺波の農産物の情報発信をはじめとする各種の農業支援を総合的に行うというものであります。
 次に、米の生産調整につきましては、「緊急総合米対策」により、平成13年度の生産調整面積は、過去最大の転作率となったところでありますが、麦・大豆・飼料作物の生産振興、団地化への誘導、とも補償制度、稲作経営安定対策への加入促進を図りながら対応してまいりたいと存じております。
 また、市場性が強まる米流通の需給情勢につきましては、となみ野農協の販売戦略を支援し、有機米や食味が豊かな市場競争力の高い米の生産に努めてまいります。
 園芸特産関係につきましては、農業公社の活用も含めて、チューリップ球根の生産振興に向けての条件整備や、白ネギなどの野菜や果樹、花卉の振興に努めてまいります。
 中山間地域振興につきましては、中山間地域等直接支払制度は2年目を迎え、各集落協定について関係機関と連携をとりながら、その確実な実施に向けて指導、推進を図るとともに、平成13年度からの知事特認地域での取り組みについても、趣旨の啓発を図りながら実施してまいります。
 農業農村整備事業及び県営かんがい排水事業等についても、支援してまいりたいと存じております。
 また、庄川左岸流域における基幹用排水路の整備計画につきましては、農家負担の軽減を考慮するよう要望してまいりたいと考えております。
 林業政策につきましては、経営基盤強化林業構造改善事業が引き続き実施されており作業道2路線の開設を実施する予定であります。また、平成13年度からは、林業地域総合整備事業に取り組み、林業生産基盤の整備と山村の生活環境基盤の整備を一体的に行ってまいりたいと考えております。
 次に、工業の振興について申し上げます。
 産業構造は、これまでの製造業に加え、情報サービス業等のIT関連産業が躍進しております。従って、新しく情報サービス業の誘致に向け、県の企業立地推進事業の拡充強化に合わせ、市工場誘致条例を改定し、当市産業の高度化や雇用の拡大に資する産業の立地を促進してまいります。
 新工業団地の整備につきましては、農村地域工業等導入実施計画を策定したいと考えております。
 また、企業の事業用水を確保するため、新たに県営による利賀川工業用水道事業を実施することとし、平成13年度は基本調査が進められることになりました。当市といたしましても、施設の早期完成を要望してまいります。
 次に、商業の振興について申し上げます。
 中心市街地の商業活性化対策につきましては、中心市街地活性化基本計画をもとに市街地の整備改善と一体的な推進を図ることとし、空き店舗対策事業等の支援をしてまいります。
 次に、観光について申し上げます。
 今年のチューリップフェアにつきましては、50回を記念して開催いたしますチューリップサミットに、リッセ市、ヤロバ市、盤錦市、オタワ市、同じチューリップまつりを実施しておりますヴァーリントン市の代表の方々もお迎えし、開会式前日の4月24日に、チューリップを活用した都市づくりなどについて意見交換を行う予定にしております。
 風車につきましては、オランダからの移設も順調に進み、新たな観光スポットとして位置づけてまいりたいと考えております。
 また、フェア会期中には、花でまちおこしを行っている全国10都市で構成するフラワー都市交流連絡協議会の総会が当市で開催されます。全国から多くの市民交流団員が参加されるこの機会に、花の交流を一層深めたいと考えております。
 観光地整備につきましては、夢の平一帯の総合的なレクリエーション施設整備を進めるための調査検討を行い、整備計画を策定してまいりたいと考えております。
 第6に、まちづくりの諸施策を進めていくうえでの基本的考え方である「市民が主役のまちづくり」について申し上げます。
 まちづくりを進め、目指す都市像を実現するためには、主役である市民の皆さんの参画が大切であり、そのための取り組みを進めていくことが大変重要であります。
 まず、新総合計画「となみ21世紀プラン」の実施計画につきましては、このほど、新年度予算案との調整を図り、取りまとめたところであります。今後、この実施計画に基づいて事業を執行してまいりたいと存じております。
 次に、男女共同参画の推進について申し上げます。
 男女共同参画プランがスタートしました平成12年度は、地域の啓発活動の担い手となる推進員40人を委嘱し、これまで研修を重ねてまいりました。
 活動の2年目に当たる平成13年度は、推進員に作成していただいた啓発用広報紙等を活用し、男女共同参画社会の実現に向けて着実に前進してまいりたいと考えております。
 さらに、男女共同参画の推進を内外にPRするため、都市宣言を行うことも検討してまいりたいと考えております。
 次に、広報広聴事業について申し上げます。
 従来から、市広報誌やインターネット等を媒体として行政情報の提供に努めてきたところでありますが、新たに、ケーブルテレビ並びに「エフエムとなみ」を活用することとし、市長への手紙や行政出前講座、市長と語る会などの広聴事業も継続的に実施してまいりたいと考えております。
 次に、情報公開の推進につきましては、市政への市民参画を目的に、昨年4月から情報公開条例に基づき進めておりますが、庁内の公文書をさらにインターネットを利用して行政情報として積極的に提供できるよう、円滑に実施していきたいと考えております。
 次に、行財政改革の推進について申し上げます。
 行財政改革の推進は、昨今の地方行財政を取り巻く厳しい環境の中で、今後ますます行政運営の効率化、経費の削減、組織の適正化などが求められております。
 まず、行政改革市民会議につきましては、平成13年度において、第2期の行政改革市民会議を立ち上げる予定であります。市民参画に意を用い、引き続き委員の一部を市民から募集したいと考えております。
 また、市職員の調査研究組織であります行政事務改善委員会では、「市民サービスの向上」「組織・人員の見直し」「事務事業の見直し」を基本目標に、具体的な提案事項について、検討や研究を行っております。平成12年度に実施した主なものは、市民課の窓口業務の時間延長や各施設の開館の時間延長、バランスシートによる資産状況等の公表などであります。
 次に、戸籍事務改善事業として、社会の変化に対応し、戸籍の電算化を平成13年度から2カ年計画で実施し、行政サービスの向上を図ります。
 次に、地方分権の推進につきましては、平成12年度から国の機関委任事務制度の廃止や権限移譲等がなされ、地方自治体が主体的で幅広い事務を処理する機能を有することになってきております。従って、職員の意識改革と能力開発をさらに進めるよう、人材の研修育成にも積極的に取り組んでまいる所存であります。
 次に、広域行政の推進について申し上げます。
 砺波市における広域行政としては、砺波広域圏及び水道企業団並びに介護保険組合があり、今回、農業共済組合が砺波広域圏に統合されますが、それぞれ成果を上げ、効率的に運営されているものと存じます。今後とも、広域行政の充実を図っていく必要があると存じております。
 さて、先日、県広域行政等研究会が県内35市町村の合併パターンをまとめ、11の案を作成し、示されたところであります。今後、市町村合併についての具体的な議論が進むものと思いますが、特に近年は、地方分権の推進、厳しい財政状況、少子高齢化、多様化する住民ニーズなどに対応していくため、住民間でもその議論が高まってくると考えております。従って、これまでの広域行政の利点や方向を情報提供し、議会内外でも大いに調査研究し、議論されることが重要であると考えております。
 以上、新総合計画に掲げる6つの項目ごとに、平成13年の歳出予算の概要をご説明し、併せて市政運営に当たっての所信を申し述べましたが、議員各位をはじめ市民の皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げる次第であります。
 次に、歳入予算のうち、主なものについてご説明申し上げます。
 まず、一般会計におきましては、市税は52億8,615万3,000円(前年度比3.8%増)を計上いたしました。この見積もりに当たりましては、経済情勢や資産評価の動向と地方財政計画を勘案し、過去の実績を踏まえて、見込み得る額を計上いたしました。
 特に、市民税につきましては、個人市民税で市民所得の減少を見込み、前年度比1.9%の減、また、法人市民税につきましては、市内企業の収益動向の改善が見られることから、前年度決算見込額程度を見込んで計上いたしました。
 また、固定資産税につきましては、中心市街地の土地評価の下落対応による減収を見込み、一方では、農地転用等による新たな宅地化や負担調整措置に伴う増収や家屋の新増築による増収等を加味し、前年度比3.3%の増を見込んで計上いたしたところであります。
 次に、地方交付税につきましては、国勢調査に基づく人口増に伴い、47億5,000万円(前年度比6.7%増)を計上いたしております。
 また、継続事業としての出町小学校建設等に伴いまして、国庫支出金では13億4,766万7,000円(前年度比62.2%増)を算定し、使用料及び手数料では、5億7,999万4,000円(前年度比4.3%増)を計上いたしております。
 市債につきましては、地方債計画を勘案して、適債事業を慎重に検討し、地方債残高の抑制を図るとともに、新しく制度化された臨時財政対策債並びに恒久的な減税の減税補てん債を見込み、16億3,220万円(前年度比0.1%増)を計上いたしました。
 その他の収入につきましては、社会・経済情勢の動向を考慮するとともに、過去の実績等を勘案のうえ計上いたしております。
 また、特別会計及び企業会計につきましては、国庫支出金、使用料及び手数料、繰入金、市債、事業収益等の収入を、過去の実績、業務予定量などを勘案のうえ見込み得る額を計上いたしております。
 次に、国民健康保険税について申し上げます。
 介護保険法の施行に伴い、昨年4月より国民健康保険の被保険者のうち、介護保険法に規定する第2号被保険者(40歳以上65歳未満の者)に係る介護保険料について、国民健康保険税に上乗せして徴収しており、従来より負担が増加しております。
 このことから、今回、負担が過重とならないよう、財政調整基金等を勘案のうえ、見直しを行い、資産割の税率を現行の10%から5%に改定しようとするものであります。
 次に、予算以外の案件について申し上げます。
 条例関係につきましては、新たに制定するものは、出産育児一時金の支給に係る出産費用を支払うための資金を貸し付ける事業の実施に関する必要事項を定めるものなど3件であります。また、一部改正するものは、幼稚園において通常の教育時間以外の時間帯における保育を実施するために所要の改正を行うものなど13件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、栴檀山南部辺地に係る総合整備計画の策定に関するものなど5件であります。
 報告案件といたしましては、平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)につきましては、生活道路及び通学路の確保に必要な除雪経費についての専決処分の承認を求めるものなど2件であります。
 以上をもちまして、平成13年度における市政運営の基本方針及び提出いたしました諸議案の説明といたします。
 何とぞ、慎重にご審議のうえ、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(堀田君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月3日から7日までの5日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、明3月3日から7日までの5日間は休会することに決定いたしました。
 次回は、3月8日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前11時46分 閉議