作成者別アーカイブ: tonami



平成12年6月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

◯議長(堀田君) 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、ご検討をお願い申し上げます。

◯議長(堀田君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 ただいま議題となっております議案第45号から議案第55号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外10件及び報告第4号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 石田隆紀君。
  〔産業建設常任委員長 石田隆紀君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(石田君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要についてご報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第45号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外4議案を審査するため、去る6月16日午前10時より、三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果をご報告いたします。
 付託案件は、議案第45号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管部分、議案第47号 平成12年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第48号 砺波市特定公共賃貸住宅条例の制定について、議案第49号 砺波市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第50号 砺波市下水道事業給水条例の一部改正について、以上議案5件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、除雪対策のうち、歩道除雪の充実のため本定例会に、歩道除雪用ロータリー除雪車の購入費が補正で出されているが、歩道除雪の現状と今後の対応についてただしたところ、現在、乗用小型ロータリー除雪車が2台、歩行型の小型除雪車4台で、主に小学校の通学路の歩道除雪を行っており、歩道総延長71キロメートルのうち除雪延長は33.5キロメートルであり、除雪率47%で、そのうち14.2キロメートルを業者委託による早朝除雪を行っているとのことでありました。
 今後、歩道除雪を充実するためには、順次除雪機械の地域への配置を進めるとともに、道路除雪と同様に地域ぐるみ除雪へ移行し、対応していきたいとのことでありました。
 当委員会におきましても、歩道の地域ぐるみ除雪への移行や、除雪対象としている箇所について、各地区に十分周知をされるよう要望したものであります。
 市営住宅の家賃の滞納対策についてただしたところ、入居に際し、民法上の債務保証も行う連帯保証人をとっており、市営住宅については、3カ月間滞納すると明け渡し請求を行い、市場並み家賃の請求をすることができるもので、滞納入居者の連帯保証人にも、同様に滞納案内を行っているとのことでありました。
 また、現在の滞納している者は、入居者においては3名、退居者においては2名であり、徴収に意を用いているとのことでありました。
 なお、連帯保証人については、市営住宅では家賃の5カ月分以上の収入がある者で、また、今回の特定公共賃貸住宅では、3カ月分以上の収入がある者で、所定の要件を満たす者2名とのことでありました。
 今回条例化されます特定公共賃貸住宅につきましては、滞納時に家賃減額を行わないことができるとのことでありました。
 当委員会においても、滞納家賃の鋭意徴収に努められるよう要望をしたものであります。
 次に、本年4月より導入されました合併処理浄化槽の補助金申請状況についてただしたところ、現在、25基の申請があり、予算額に対して55%の執行であり、申請件数によっては、今後追加要望を検討するとのことでありました。
 次に、不況に伴う中小企業対策融資についてただしたところ、昨年より、国の金融安定化特別保証制度により相当の融資申し込みがあり、本年度においては、小口資金預託金を従来3億円であったものを3億2,000万円に増額し、19億2,000万円の融資に対応できるよう対処しており、また、本年3月末の融資実績につきましては、斡旋小口事業資金19億3,964万円で631件となっており、金融安定化特別保証につきましては、258件で41億1,682万円となっているとのことであり、今後の資金需要についても十分に対応できるものと考えているとのことでありました。
 そのほか、チューリップ四季彩館運営状況について、水圧調査に伴う水道管の布設替えについて、宅地開発時の開発業者への指導について、転作の調整水田の活用について、市道伏木谷線の整備について、用水の安全柵の設置などについて、意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。

◯議長(堀田君) 民生病院常任委員長 池田昭作君。
  〔民生病院常任委員長 池田昭作君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(池田君) 民生病院常任委員会の審査の結果とその概要についてご報告を申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第45号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1議案及び報告1件を審査するため、去る6月19日午前10時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、当委員会に付託されました諸案件の審査結果をご報告いたします。
 付託案件は、議案第45号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管部分、議案第46号 平成12年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、報告第4号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案2件、報告1件であります。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 国民健康保険税の滞納対策についてただしたところ、今定例会に上程されております補正予算のとおり、国の緊急事業として、介護保険導入に伴う保険税の収納率低下を防止する目的で、保険税納付奨励事業が実施されるのでありますが、主として、PR用のパンフレットの作成や巡回用自動車の購入に充てたいとのことであります。
 なお、平成11年度の滞納者数は約400人余りとのことで、平成10年度に比較して減少しておりますが、滞納金額では若干の増加になっておるとのことであります。
 また、従来、滞納者には納税相談を行い、3カ月ないし6カ月の短期被保険者証を交付し、さらに滞納が続く場合には、資格証明書を発行する制度となっておりましたが、今回からは、さらに納税相談をきめ細かく行い、各納期ごとに滞納状況を詳細に把握し、滞納されると直ちに短期被保険者証を発行し、納期限から1年の間に納付しない場合には資格証明書を発行することとなり、さらに1年6カ月を経過した場合には、保険給付額から保険税の滞納額を差し引いて給付をする措置を講ずるとのことでありました。
 当委員会といたしまして、滞納防止について、市民に十分周知し、未納対策を講じられることを要望したのであります。
 次に、7月1日より実施される保育料の改定についてただしたところ、平成11年の税制改正により20%の所得税の定率減税が実施されたことに伴い、保育料の低い階層に移行する世帯が多くなるため、国において、階層区分の所得税額区分が変更されたので、市においても、同様に国の基準に準じて改定を行うものであります。
 しかし、原則的に保育料の単価の引き上げを行わないこととしたので、ほとんどの世帯では、従前と同額か、もしくは減額となるのでありますが、約6.8%の一部の世帯において増額となる世帯が発生したため、砺波市独自に増加幅の大きい箇所に新たに2階層増やし、9階層とすることで増加幅の緩和措置を講じたとのことであります。
 また、この改定により、平成12年度において約850万円の保育料が減収になる見込みとのことでありました。
 次に、環境美化活動についてただしたところ、5月28日に開催されたごみゼロ運動については1万2,000人の市民の協力があり、約5トンのごみが回収されておる。これは、昨年より1トン減少したものであり、市民の美化意識が向上したものと推測をしておるとのことであります。
 また、国体関連の環境美化推進活動については、自治振興会の広域組織である砺波ブロック自治振興会連合会において実施されるとともに、ごみゼロ運動実行委員会では、夏の大会前の9月3日に、秋は10日8日に、会場周辺の美化運動を実施するとのことであります。
 また、今定例会に提出されておる県補助の環境美化推進活動費については、国体の会期前後を含めた18日間連続の清掃事業となることなどから、シルバー人材センターへ委託して実施したいとのことでありました。
 次に、総合病院の増築工事による患者数などの影響についてただしたところ、病棟の取り壊しにより、ベッド数33床が減少いたしましたが、院内各室の改修等により、実質的には8床の減にとどまったとのことであります。
 また、外来患者においては増加しており、入院患者においては若干の減少は見られるものの、病床利用率92%でほぼ満床の状況であり、工事の影響も最小限にとどまっているとのことであります。
 なお、第1期工事は順調に進められており、現在、地下1階の型枠工の施工中で、今月末から来月初旬にコンクリートの打設を行うことができるとのことであり、年内中に8階までのコンクリート打設が終了する見通しであり、当初、来年8月の完成を予定しておりましたが、このままの推移でいきますと、1、2カ月早く完成するとのことでありました。
 また、医療事故防止対策についてただしたところ、病院では、これまで注射器に関しては用途により色分けし、注射器と針の間のアダプターの大きさを変えるなど二重のチェックをしており、手術する患者に対しては、手術前と手術室に入ってからの2度、名前を呼び、足首などに目印をつけ、患者を取り違えない対策をとっているとのことであり、今回、さらに院内危機管理委員会を7月中に設置し、院内の関連部門の連携を密にし、事故防止に十分留意いたしたいとのことでありました。
 当委員会といたしまして、今後とも、工事の安全、医療事故防止対策、経営の効率化等を要望したところであります。
 そのほか、総合病院の給食O-157対策、病院モニター制度について、事業所の焼却炉に対する指導について、砺波いきがいセンターの状況について、未就学児童の医療費の無料化等について、意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(堀田君) 総務文教常任委員長 村中昭二君。
  〔総務文教常任委員長 村中昭二君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(村中君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要についてご報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第45号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外5議案を審査するため、去る6月20日午前10時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果をご報告いたします。
 付託案件は、議案第45号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管部分、議案第51号 砺波市消防団条例の一部改正について、議案第52号 富山県東砺波郡庄川町外一ケ市中学校組合の解散について、議案第53号富山県東砺波郡庄川町外一ケ市中学校組合の解散に伴う財産処分について、議案第54号 砺波市都市公園条例の一部改正について、議案第55号 工事請負契約の締結について、以上、議案6件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、(仮称)砺波市立北部保育所建設工事の電気設備工事及び給排水衛生設備工事の請負契約が随意契約となったことについてただしたところ、同工事の契約が随意契約となった経過については、それぞれ2回の入札において不調となったため、入札事務処理要綱の規定に基づき、最低入札価格が予定価格の1割以内であることから、2回目の最低入札者より見積りを徴し、随意契約が行われたものであります。今後、このような入札結果が頻繁に発生した場合は、再指名の実施等を検討するとのことでありました。
 当委員会においても、合理性のある入札を実施されんことを要望したものであります。
 次に、東部小学校体育館の増改築の見通しについてただしたところ、今年度、耐力度調査を行った上で、危険改築整備事業等、国の補助事業の採択を得て整備する計画であるとのことでありました。
 また、東部小学校の児童増に対応する今後の計画についてただしたところ、今後の児童数の増加予測を把握するため、宅地の開発計画などにより人口動態を予測する等、社会的要因の調査を行った上で検討委員会(仮称)を設置し、その中で十分に検討を行い、適切な対応を決定するとのことでありました。
 当委員会におきましても、総合計画に盛り込むため、早急に適切な措置の検討をすることを要望したところであります。
 次に、今定例会に上程されております地域情報化推進事業の内容についてただしたところ、となみ衛星通信テレビ株式会社におきまして、スタジオ設備の整備及び富山県内のケーブルテレビ事業者間を結ぶ光ケーブルの整備を行うもので、国の補助を受けまして、事業費1億5,400万円の8分の1を砺波広域圏内の市町村で負担を行うものであり、工期については、今年度末までであるとのことでありました。
 さらに、現在、砺波広域圏で整備されておりますケーブルテレビ事業の運営等についてただしたところ、同一の区域内において、民間整備のものと、今回広域圏が整備しようとする2つのケーブルテレビ網が混在することになるが、料金、サービス等については統一的な扱いとのことでありました。
 また、ケーブルテレビの加入促進等につきましては、各市町村でそれぞれ取り組みを行い、広域圏にケーブルテレビ事業に関する特別会計を設けて、各市町村ごとに経理を明確に区分し、整理を行うとのことでありました。
 また、各市町村専用のチャンネルを1チャンネル確保し、行政放送を配信することが可能になるとのことでありました。
 当委員会におきましても、行政情報番組の内容等ソフト面の充実を図り、加入が円滑に進み、また、視聴者に親しまれる内容になるよう要望したところであります。
 次に、新総合計画の策定に関する専門アドバイザーの設置についてただしたところ、現在、各担当部局とのヒアリングを行っているところであり、これが終了した後、市内在住及び当市にゆかりのある有識者などからアドバイスをいただくことを考えているとのことでありました。
 当委員会におきましては、市に多岐にわたる建設的かつ有益な意見を聞くため、人材バンク登録制度などを創設し、各有識者の方々を登録されるよう要望したところであります。
 このほか、体育協会の管理車両について、般若幼稚園の建替えについて、出町小学校のランチルームの開放について、農村環境改善センターの利用状況について、出町小学校のエコスクールとしての特徴について、小学生への英語教育について、選挙の投票時間について、出町地区における投票所についての意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(堀田君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) 討論なしと認めます。
 議案第45号から議案第55号まで、及び報告第4号の議案11件、報告1件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第45号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)、議案第46号 平成12年度砺波市国民健康保険事業会計補正予算(第1号)、議案第47号 平成12年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第48号 砺波市特定公共賃貸住宅条例の制定について、議案第49号 砺波市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第50号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について、議案第51号 砺波市消防団条例の一部改正について、議案第52号 富山県東砺波郡庄川町外一ケ市中学校組合の解散について、議案第53号 富山県東砺波郡庄川町外一ケ市中学校組合の解散に伴う財産処分について、議案第54号 砺波市都市公園条例の一部改正について、議案第55号 工事請負契約の締結について、報告第4号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案11件及び報告1件に対する各委員長報告は、それぞれ原案のとおり可決または承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(堀田君) 起立全員であります。よって、議案11件並びに報告1件は、原案のとおり可決または承認されました。

◯議長(堀田君) 次に、お諮りいたします。ただいま、議案第56号 監査委員の選任についてが提出されました。
 この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 これより、議案第56号を議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第56号 砺波市監査委員の選任についてご説明申し上げます。
 識見を有するものから選任した現砺波市監査委員 河森正哲氏については、来る6月25日をもって任期満了となりますので、後任の砺波市監査委員として、畑 尚之氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重にご審議をいただき、ご同意賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(堀田君) お諮りいたします。本議案については、事情十分にご了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議案第56号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第56号 監査委員の選任については、原案に同意することにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、本案に同意することに決しました。
 次に、お諮りいたします。ただいま、議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてが提出されました。
 この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 これより、議案第57号を議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。
 現人権擁護委員 竹部近子氏については、来る10月31日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重にご審議をいただき、ご意見を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(堀田君) お諮りいたします。本議案については、事情を十分にご了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいとお願いいたします。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、本議案は、この際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議案第57号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、竹部近子氏を適任とすることにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、竹部近子氏を適任とすることに決しました。

◯議長(堀田君)  次に、日程第2 砺波市選挙管理委員会委員の一般選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波市選挙管理委員会委員に
 稲 垣 不二男 氏
 南   正 次 氏
 白 江 茂 男 氏
 竹 内 豊 一 氏
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
 稲 垣 不二男 氏
 南   正 次 氏
 白 江 茂 男 氏
 竹 内 豊 一 氏
 を砺波市選挙管理委員会委員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
 稲 垣 不二男 氏
 南   正 次 氏
 白 江 茂 男 氏
 竹 内 豊 一 氏
が砺波市選挙管理委員会委員に当選されました。

◯議長(堀田君) 次に、日程第3 砺波市選挙管理委員会委員の補充員の一般選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波市選挙管理委員会委員の補充員に
 河 合 正 一 氏
 安 藤 和 利 氏
 尾 栢 其 文 氏
 池 田 永 證 氏
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
 河 合 正 一 氏
 安 藤 和 利 氏
 尾 栢 其 文 氏
 池 田 永 證 氏
を砺波市選挙管理委員会委員の補充員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
 河 合 正 一 氏
 安 藤 和 利 氏
 尾 栢 其 文 氏
 池 田 永 證 氏
が砺波市選挙管理委員会委員の補充員に当選されました。

◯議長(堀田君) 次に、日程第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(堀田君) 以上で、本定例会に付議されました全議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成12年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長よりご挨拶があります。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 6月定例会の閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
 このたびは、市道改良、下水道及び出町小学校の内示並びに内定等をいただき、追加予算など、あるいは継続費の逓次繰越などもございましたので、案件としたわけでございます。
 おかげさまで、提出議案につきましては、それぞれ可決、承認をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。
 また、決算見込みにつきましても申し上げましたが、単年度収支は赤字でございましたが、実質単年度収支で黒字となりました。今後、貴重な財源として対処してまいりたいと、このように思っておる次第でございます。
 会議中は、いろいろご意見なども賜りまして、まことにありがとうございました。その都度申し上げたところでございますが、約束させていただいた件につきましては、速やかに実施するなど進めさせていただきたい、このように存じておる次第でございます。
 今後は、国体をはじめ多くの行事なども抱えております。あるいは総合病院や出町小学校の本格的な事業に着手いたしますので、何かとご指導をいただきますようにお願いを申し上げたいと存じておる次第でございます。
 なお、今回、2期8年の長きにわたりご足労をいただきました、時には適切な指導を賜りました河森監査委員にこの席を借りて感謝の意を申し上げたいと存じておる次第でございます。
 さて、梅雨時でございまして、天候もいろいろ変動いたしております。議員各位にはますますご健勝で、特に21世紀につながる選挙もございました。ご活躍されるようお願いを申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。
 ありがとうございました。

◯議長(堀田君) これをもって散会いたします。
 ご苦労さまでした。

 午後2時40分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成12年6月21日

      議  長    堀 田 信 一

      署名議員    池 田 昭 作

      署名議員    石 田 隆 紀

      署名議員    藤 井 外志男



平成12年6月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成12年6月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第45号から議案第55号まで、平成
     12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外10件、及び報告第4
     号から報告第9号まで、専決処分の承認を求めることについて外5件
     (一般質問、質疑、委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月15日  午前10時01分  開議
   6月15日  午後 1時58分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 林   忠 男 君     2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君     4番 寺 島 良 三 君
   5番 江 守 俊 光 君     6番 松 本   昇 君
   7番 池 田 昭 作 君     8番 石 田 隆 紀 君
   9番 藤 井 外志男 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 桂   政 樹 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 野 村 泰 則 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 宮 井   正 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道               病  院
 課  長 安 念   茂 君    副院長  杉 本 立 甫 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 竹 林 秀 明



平成12年6月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時01分 開議

◯議長(堀田君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(堀田君) 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第45号から議案第55号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外10件、及び報告第4号から報告第9号まで、専決処分の承認を求めることについて外5件を議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき、発言を許します。
 3番 齊藤源秋君。
  〔3番 齊藤源秋君 登壇〕

◯3番(齊藤君) お許しを得ましたので、新議員として不勉強なところが多々ございますけれども、市政一般について、3点の質問と若干の要望をさせていただきます。
 1点目は、生涯スポーツの推進についてでございます。
 2000年とやま国体の開催を目前にし、本番に向けての練習や細部にわたる打ち合わせなど着々と準備を進めておられる関係の皆さんに、心から敬意を表します。
 特に、「市民総参加のもと、全国から集う人々に深い感動を与え、市民ともども心に残る大会にする」や「国体を契機に市民スポーツをさらに普及発展させ、生涯スポーツの基盤づくりとする」などの考えに基づいて大会が行われることに、高く評価している一人であります。
 さて、この国民体育大会を成功させるために、選手・指導者の育成、充実や競技会場の施設整備が実施されておりますが、さらに国体を機に、「心身ともに健康な市民づくり」や「市民一人一スポーツの推進」を図るため、一日も早く学校体育施設の夜間照明、庄川河川敷の利用などの整備を促進し、地域住民のスポーツ人口拡大を図らなければと考えます。
 現在、市内の小中学校でグラウンドを照らす投光機が、2基または4基設置されている学校もありますが、スポーツを楽しむ目的で設置された明るさではないので、ぜひこの投光機を新設、増設し、地域住民のふれあいグラウンドとして開放すべきと考えます。
 また、庄川左岸・右岸の河川敷を利用して、ジョギングコースやグランドゴルフ場、憩いのゾーンなどとして、砺波総合運動公園として、その名にふさわしい周辺施設の整備促進についてお伺いいたします。
 次に、各地区にスポーツ振興会を設け、地域スポーツの推進を図ることについてお伺いします。
 地域住民の健康増進と活性化を目指した各種体育行事や市民体育大会の選手派遣の他、さまざまな世代の人々がふれあえる軽スポーツなど、地区公民館体育部が主管して行っている体育事業が大変多くなってきております。
 地域のスポーツ推進は、体育指導委員、スポーツ指導者協議会会員、体育協会、スポーツクラブ等と連携し、地区にスポーツ振興会を設け、市振興会連合会組織のもとで、スポーツクラブの育成や市民体育大会への参加など、子供からお年寄りまでのコミュニティとしてのスポーツ推進を図るべきと思っています。
 既に振興会を結成して地区体育行事を進めている地区の状況を把握され、地区体育行事主管の一元化について検討してほしいと考えます。
 幸い、生涯スポーツ検討委員会で生涯スポーツ推進について意見が交わされているとのことでございますが、その経緯とスポーツ振興会を設けることについてお伺いをいたします。
 2点目に、斎場及び霊園の使用状況についてお伺いします。
 砺波市斎場は、最新鋭の技術を導入して新設、昭和59年12月1日より創業され15年を経過しております。清楚なたたずまいの中に荘厳さを備えた近代的施設として、火葬炉、汚物炉は無煙・無臭など、公害の防止にも万全を期したものとして当時は脚光を浴びたものであります。
 平成10年の「統計となみ」によりますと、1日平均0.9人が死亡しているとのことですから、年間約328体、15年間通算しますと約4,920体の火葬が行われたと推定されます。年月も経過しておりますが、無公害や火葬時間の短縮など施設の特色が現在も維持されていると思いますが、火葬炉等の機能経過や今後の改修計画などについてお伺いします。
 次に、赤坂霊園の使用状況と周辺の整備についてお尋ねします。
 斎場に隣接して完成した赤坂霊園は、「砺波平野を一望できる景勝地」というキャッチフレーズでPRされてきたこともあって、市内各地の住民に使用されていることは誠に喜ばしいと思います。
 この墓地は、1区画4平方メートルのものが45区画、5平方メートルのものが132区画、6平方メートルのものが226区画、合計403区画が造成され、昭和61年4月1日より使用許可の受付を開始し、平成11年度末までの使用許可状況は386区画で、処分率が96%と伺っております。
 14年間で386区画の使用許可は、年平均27.5基の許可と考えられ、向こう5年間では128基の墓地を確保しておく必要があると思われますが、この墓地確保について市長のお考えをお尋ねいたします。
 次に、赤坂霊園周辺の整備についてであります。
 「となみ野が一望できる景勝地」としてPRされてきましたが、現在は周囲の樹木も伸び、景勝地とは名ばかりの環境となっておりますので、霊園周辺を開園20年を目指して、砺波市花の木公園として整備し、春(ハクモクレン)夏(スイフヨウ)秋(キンモクセイ)冬(サザンカ)の花木を植栽し、四季を通して花木を楽しみ、緑地帯にはパークゴルフ場やゲートボール場をつくり、遊歩道は頼成の森や砺波青少年の家とを結び、市民の心を和ませ、健康増進に最適な景勝地として、市民が憩える場所となるよう霊園周辺整備について要望いたします。
 3点目として、国道359号の改良、整備促進についてお伺いします。
 国道359号東バイパス事業の着工促進についてですが、この秋開催されます2000年国体のメーン会場である砺波総合運動公園のアクセス道路として、また呉西地域と県東部地域を結ぶ基幹道路としてその完成が待たれております。
 現在、婦中町外輪野地内から富山空港への広域農道も完成し、また、外輪野地内から富山方面への改良工事も進み、県東部地域への通行が大変便利になってきております。未着工区間も早期に工事が進行するよう望まれております。この事業の進捗状況と、庄川から東方面のバイパス線改良見通しについてお伺いいたします。
 次に、国道359号の整備促進についてお伺いします。
 県内でも重要路線として、昭和44年の全国植樹祭を機に改良・舗装され、昭和50年に県道を国道に昇格され、車社会が進む中、地域の発達と開発に多大な役割を果たしてきた道路であります。現在も基幹道路として交通量は年々増加してきております。
 近年、消雪や下水道工事などの影響を受け、各所で地盤沈下、凹凸、ひび割れ、排水不良など路面の破損箇所が見受けられます。特に、庄東地区ではカーブ・急坂が多いため、破損箇所での車の振動音、振動による積荷の落下、泥水はねなどが起きており、快適で安全な生活環境ではないとの苦情もあります。住民の安全な生活や交通を確保する見地から、国、県に対して早急に改良や補修を強く要求してほしいことを要望いたしまして質問を終わります。
 この機会に、会議の感想を述べさせていただきます。
 私は、4月の選挙で地区民の推挙によって市政へ参画する機会を与えていただきました。「心豊かな幸せ社会」を目指して、心機一転微力を尽くそうと決意したからでございます。
 こうしてこの壇上に立たせていただきますと、自民会の先輩議員の方々は、市民の幸せや明日の砺波市はいかにあるべきかを論じ、市長も市民の幸せと市勢発展を目指され、互いに「慎重かつ大胆に」の議論に感動を覚えております。
 先輩議員の方々や市長はじめ当局の方々にご指導、ご支援をお願いいたしまして、降壇します。ありがとうございました。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 齊藤議員にお答えをいたします。
 最初に、生涯スポーツの振興についてお答えを申し上げます。特に、学校体育における夜間照明の関係、あるいは庄川河川敷の整備促進について、さらに各地区のスポーツ振興会を設けること等についてでございます。
 このことにつきましては、施設の建設であったり、あるいは市政として新規に考えなければならないこともございます。先の議会でも一部申し上げてきたところでありますが、特に答弁は教育長の指名でございましたが、私からお答えをさせていただきたいと思います。
 当市は、齊藤議員もご存じのように、健康都市宣言をいたしておりまして、一人一スポーツを願っておるところでございます。今齊藤議員からも申されましたように、本年開催されます国民体育大会を契機に、スポーツに対する盛り上がり、充分進めさせていただいておると思っております。また、余暇時間の増加や高齢化、さらには平成14年度から始まります学校週5日制の対応から考えまして、今後の生涯スポーツの振興は非常に重要だと存じておる次第でございます。
 そのため、生涯スポーツの振興について検討するために、教育委員会で生涯スポーツ検討委員会を設置していただき、今いろいろ協議をしていただいているところでございます。
 今まで、地区体育振興会の設置及び文部省が提唱いたします総合型地域スポーツクラブというようなこともございますので、これを併せまして、砺波市としてより良い方法をどうするか、そのことの提案を今していただいているところでございます。
 ご質問にございます学校体育あるいは夜間照明につきましては、そのような趣旨からもぜひ必要だろうと思っているところでございます。現在、夜間照明につきましては出町小学校しかございませんが、地域の振興あるいは子供たちのための施設としても、今クラブ活動、そして多くのボランティアの皆さんにご協力をいただいておりますが、まずは庄西中学校、般若中学校を総合計画で入れていきたい。「市長と語る会」の中でも、そのことが強く要請されておりましたので、今度の総合計画の中に位置づけをさせていただきたいと思っております。
 また、庄川河川敷等につきましても、従来から市議会でいろいろ議論をいただき要請をいただいておりますが、今新しく、具体的にマラソンのジョギングコース、それからもっと緑地を増やしたらどうか、もう1つはレクリエーションの場も考えたらどうかという提案もございます。それを含めまして、建設省へ前々からお願いをしておりまして、新しく来られた所長さんにもそのことを申し上げておりますが、今具体的に協議を詰めさせていただいております。そして、具体的な内容につきましては、市の体育協会、特に陸連の皆さんにもお世話をいただいておりまして、具体的なコース取りなども示してございます。
 なお、これにつきましては、低水護岸が必要でございましたり、あるいは途中橋も必要でございます。その辺の経費の積算もあると思いますので、まだ明示されておりませんけれども、このことについてはいい方向で進んでおるのではないか、一生懸命努力してまいりたいと思いますし、なお、先般の省庁に対する要望の中にもこのことを入れてございますので、皆さんともども進めさせていただければと存じておる次第でございます。
 なお、各地区のスポーツ振興会の設置につきましては、現在、中野、東野尻、そして齊藤さんの地区の般若の3地区に体育振興会があると聞いております。そして、地区の体育振興に重要な役割を果たしておられると思っております。
 そこで、先ほど申し上げました生涯スポーツ検討委員会の中でも、このことについていろいろ話し合いをされておりまして、一つの方向としては、公民館の体育部会との関係もございますので、別につくるべきなのか公民館の体育部会でいいのかどうかいろいろあるんですが、しかし、広範に活躍してもらう時には、学校もございます、一般社会もございます、新しくクラブ活動や老人会などもあるわけです。それぞれスポーツにかかわっておりますので、広くはそういう体育振興会みたいなものをつくっていただくことが良いのではないかということでございます。
 しかし、それぞれの地区の事情もございますので、地区の振興会などとも協議をさせていただいて結論を得たい。できれば、皆さんにそんなものをつくっていただくことによって、スポーツなり体育なりあるいはレクリエーションなりが盛り上がってくるということもございますので、そのような方向であればと思っております。いずれにしても、具体的に今議論をしていただいておりますので、その提言を待って対処いたしたいと存じておる次第でございますので、ご了承願いたいと思います。
 次に、墓地等につきましてご質問がございましたので申し上げたいと思います。
 昭和61年度に、地元の皆さんのご協力を得まして409区画を整備いたしました。平成12年5月末、394区画の使用を許可し、残りが15区画になったところであります。今日、ご存じのように、人口、世帯がそれぞれ増加をしてまいりました。今後、墓地に対する要望が考えられますので、現在、赤坂霊園周辺に新しく広めたらどうかということを思っておりまして、先の議会で赤坂霊園特別会計の中で基本計画費の予算を計上させていただいて議決をいただいております。そのうち調査をいたしまして対処したいと思っております。
 ただ、あそこはご存じのように青少年の家などもございまして、すぐれた環境に包まれておると思います。おっしゃるように、木立が全部大きくなりましたので、展望はきかないということもございますが、それが墓地の価値なんだとおっしゃる方もおられます。そんなことで、どっちがいいかわかりません。ただし、私は美しい自然に守られたそういう墓地もいいのではないか、このように思っておるところでございます。
 いずれにしましても、計画がございますので、これから企画をして進めさせていただきたい。齊藤議員さんの地元でもございますので、ご協力を賜りたいと思っておるわけでございます。
 なお、この墓地公園をつくるに当たりまして、新しく、いい意味での公園化の提案もございましたので、充分検討させていただきたい、このように思います。
 しかし、先般集中豪雨がございまして、階段が災害を受けました。そういう意味での地盤の関係もございますので、慎重に進めさせていただきたい。充分地質調査などもして対処していきたい。そして、余り周囲の自然を壊さないような方法でいくべきではないかと思っておる次第でございます。
 なお、ただいまは発言が特別にございまして、私に対しての要請がございましたが、かえって新進の齊藤議員さんの今後とものご活躍をお願い申し上げたいと思うわけでございます。
 その他の問題につきましては、民生部長、産業建設部長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 齊藤議員の火葬炉の無公害機能の現状について答弁をいたします。
 現在使用しております火葬炉は、ここ数年、年間平均390件程度の火葬業務を行っておりますが、煙、におい等についての苦情等は聞いておりません。
 また、この施設は16年稼働いたしておりますが、火葬炉の構造は、においと煙を発生させない再燃焼方式を採用しているのと、燃焼後の無公害対策としては、集じん機並びに排気ガス冷却装置等を備えております。これらにおいても、当面、改修計画は予定をしておりませんので、定期点検と計画的な火葬炉等の修理・補修、さらには、今後とも日常の管理を充分徹底し、機能の保全と安全に努めてまいりたいと存じます。
 以上です。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 齊藤議員ご質問のうち、国道359号東バイパス事業の進捗状況と着工促進そして国道359号の整備促進についてご答弁申し上げます。
 国道359号東バイパス事業における庄下地内の用地買収につきましては、平成9年度より平成11年度の3カ年で完了し、現在は2000年とやま国体に向け、高道地内より市道矢木東石丸線、これは砺波中部スーパー農道でございますけれども、その交差点、それから矢木地内1.1キロメートルの区間の暫定2車線供用開始を目指して工事を施工されているところであります。
 なお、開通式典は、平成12年7月下旬にとり行われる予定で準備が進められております。供用開始は開通式終了後に一般開放される予定でございます。現在、太田地区と設計協議をしているところでありますけれども、協議が整い次第、用地買収に着手される予定でございます。市といたしましては、今後とも残る未着工区間の整備促進を建設省へ要望してまいりたいと存じております。
 次に、国道359号の整備促進について申し上げます。
 国道359号は、富山県と石川県の両県都を結ぶ基幹道路であります。近年、交通量も増加し、経年劣化に伴う路面の損傷、道路構造物の老朽箇所も見受けられますので、国道359号を管理する県に対して今まで要望をしてまいりました。その結果、一部側溝等の改修もされておりますが、今後とも引き続き改修の要望を行ってまいりたいと存じております。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 2番 柴田 智君。
  〔2番 柴田 智君 登壇〕

◯2番(柴田君) お許しをいただきましたので、新議員として、勉強不足ではございますが、市政一般に対する質問と若干の要望をさせていただきます。
 4月1日より介護保険制度が始まり、2カ月がたちました。スタートには、市当局はじめ関係者各位の多大なご苦労に敬意を申し上げます。
 私は、介護保険制度は、21世紀へのお年寄りの介護を社会全体で支える助け合いの精神だと思っています。しかし、利用者からは、第1号保険者、年金天引きや第2号保険者、医療保険料に上乗せして介護保険料を納めているのに、なぜ1割負担をし、利用限度額は要介護で決まり、サービス料を制限せざるを得ないのかという意見もあります。私は、人と手間のかかり方で利用料が設定されているのかなと理解しておりますが、要支援、要介護1、要介護2の区分の中で、痴呆症老人を持つ家族は、体の変化から見て大変低く見られがちです。親らの介護のために辞職を余儀なくされたり、睡眠不足、腰や背の痛みに耐えながら、自分の時間が持てない介護の毎日です。
 私は、通所介護を月3回以上考え、介護に日夜苦しんでいる方を慰労することは大きな支えとなり、低く評価されがちな痴呆高齢者に対する市としての対処をお伺いいたします。
 また、ショートステイ利用者の家族からは、償還払いは、利用者に一旦全額を立て替え払いしてもらい、後で保険組合から差額をもらうものですが、これは魚津市と新川地域介護保険組合が立て替えが必要ないと受領委任払い導入の方針を固めたと聞いております。利用の家族や施設側が合意できるものなら改善し、利用拡大に努めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 砺波地方介護組合2市6町4カ村事務組合の横のつながりについては、要支援から要介護1から要介護5の3,700人(在宅2,350人、施設1,350人)のケアプラン作成者には、6カ月対応、1カ月変更、ケアプラン作成者費用等個人作業が多くあり、本業の作業になかなか入れないように聞いております。
 民間の免許取得者の力をお借りし、ケアマネジャー1人で30人ぐらいの介護者、そしてその家族に当たり、こまめな指導をしていただきたいと考えます。なお、自立者も含めた一般福祉サービスを低下されない施策を展開していただきたいと思います。
 次に、男女共同参画社会について。
 昨年6月の男女共同参画社会基本法施行後、初めての「男女共同参画白書(平成12年度版)」が閣議で了承されました。同法は、男女ともに職場と家庭の両立を可能とする社会システムの構築を目指し、計画の進捗状況などを盛り込んだ年次白書の国会提出を義務づけています。
 ここ砺波市でも、「となみ男女共同参画プラン」が平成12年3月にでき、先日プランとパンフレットを拝見いたしました。
 私は、昨年、砺波食改グループの男性料理教室に参加し、もし妻が倒れた時、自分一人で生活できるかどうか料理を通して勉強させられました。その後、11月に開催された「となみ女と男のパートナー会議」に参加し、分科会での年齢を超えてのディスカッションや山下節子氏の講演を聞き、21世紀は男女が仲良く助け合いながら、ともに担い合って生活をしなければならない時代であることを教えられ、感動を覚えて帰ってまいりました。
 さて、5月26日朝日新聞の「くらし」欄の中に、「男女平等は、お茶くみ廃止から」の大見出し、次に「全国的に広がる男女共同参画都市宣言が思わぬ成果をもたらした町がある」と出ていました。
 よく読んでみますと、宮城県柴田町は人口約3万9,000人、仙台市のベッドタウンで、1994年5月、役場の課長会議で男性職員が自分でお茶を入れるという事件が起こった。「男が入れるなんてみっともない。やめさせろ」幹部からはそんな声もあったが、大きな反対勢力にならなかった。平野 博町長が事前に了解していたからだ。説得したのは企画調整課の女性政策係長の加藤陽子さんでした。町長室で詰め寄った。「たかがお茶くみ、されどお茶くみ。行政改革で職員も減っています。女性職員にお茶を出させていたら仕事が進みません」。平野町長は、「午前と午後のお茶くみは手間暇がかかるなと思っていた。若い職員に女性の仕事だと言われても困る」と廃止を決断した。その後98年に行われた「男女共同参画都市宣言」が後押しとなり、ほとんど今はお茶くみはなくなったということであります。
 ある女性は、「採用形態も同じなのに、女だというだけでちゃんとした仕事も任せてもらえず、補助的な仕事ばかりで覚えられなかった。都市宣言をして、やっとそんなことが言える雰囲気になりました」。このように新聞記事を読み上げてみましたが、ここ砺波地方の女性は我慢強く利口な方ばかりです。絶対にああしてくれ、こうしてくれとは言われません。今の男性が「おまんちゃに何がわかるがかい」と、女性から出る発言を全部つぶして聞こうとしなかったのではないでしょうか。封建的社会の中であっても、根強く育てられた女性の意見は、男性の考えているよりもっとすばらしいものを持っておられます。
 行政当局は、第7次総合計画の中に、男女共同参画都市宣言や市役所での女性のお茶くみの廃止、女性議会の開設等、男女共同参画の積極的な推進を盛り込むとともに、地区では、自治振興会が中心となり、女性役員を登用し、女性の意見を取り入れ、21世紀を男女がともに自分たちの手でつくり上げていくことが重要なことであると考えております。
 行政も研修などを通じて女性職員の資質向上に努めるとともに、女性職員の管理職への登用を促進し、積極的に女性の意見を取り上げていただき、また、審議会や委員会での女性委員の割合を上げて女性の参画の場を増やしていただきたい。
 こういった施策について市長の所信をお伺いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 柴田議員にお答えをいたします。
 まず冒頭に、介護保険制度について、社会全体で支えることについては理解されているところでございますが、若干批判めいた話もありました。確かに、従来は措置費でそれぞれ介護をされてきました。大転換ですが、保険でやろうという体制になったわけです。超高齢化時代を迎えますので、財源としては大変なんでしょう。従って、みんなで支えるという思想に変わったということでご理解をいただきたい。率直なご意見でございますけれども、確かに国の措置費は半減されたと思います。
 そこで、先般全国市長会でもこのことが議論になったわけです。おっしゃるとおり、保険料で全体を支えるという思想については市長会も理解をしています。ただし、これまで厚生省が支出していた措置費はどこへ行ったのかということですね。市長会では、その措置費なるものについて、従来、例えばやなぜ苑をつくった段階で、建設費は市町村で出しているんですね。そういったものがこれからみんな残っていくわけです。保険料で運営されますから、あと残るわけですから、そのことについて少し考えろという話もございまして、随分議論のあったところでございます。
 従いまして、厚生大臣はそのことを市町村に対して、今後、市町村がさらにサービス強化をしなければならない事態が発生する、そのことの方法を考えろという議論があったわけでございます。私はちょうど第3委員会に所属しておりますので、その議論の中にあったわけですが、今おっしゃったような率直な意見はあるんです。といいますのは、保険料を出してさらに負担をしなさいと。今、一部負担は解消しておりますけれども、行く行くはそうなるわけですから、従来の方式と変わったということの認識をやっぱりしてもらわなければいけない。
 そこで、市長会として問題なのは、措置費が半分残ったんですから、それを市町村に交付することによって、市町村はそのことを市民サービスのために使ったらどうかという意見がございましたので、そのことについては、これから市長会を通じまして、保険料のやることについての原則は守ろうと。ただし、あとのものについては、その財源を市町村に交付しなさいという要求をこれからしていきたい。そのことによって、今おっしゃるような1割給付に対してどうこっちも措置をするのか、そのことを皆さんで議論しながらと。ただし、今まだ来ていませんので議論はできませんけれども、そういう方向で今後要求をしてまいりたい。市長会として要求している実態を申し上げておきたいと思います。
 なお、細部につきましては、民生部長から申し上げたいと思います。
 次に、男女共同参画社会についてお答えをいたします。
 柴田議員のご意見のとおりでございますが、男女共同参画社会の実現は、新しい世代を迎えましてぜひ必要であろう、そして今日的な課題でもあると思っております。先般の、また市長会を例に出して申しわけございませんが、続総務庁長官はこのことを強く力説をされておりました。今日の社会では、男女共同参画という趣旨については、加速的に関心が持たれておるのではないかと思いますし、近年の少子・高齢化、国際化、価値観の多様化など時代の変化がございますが、これを円滑に乗り切るためにも、男女共同で作業をしないといい社会構成ができないだろうと思っておるところでございます。ぜひともその点をご理解いただきたい。
 そして、今度4月から新しくとなみ男女共同参画プランを作成いたしました。公布をしたわけでございますが、これにつきましても、総合計画のそれぞれの位置づけの中にそれぞれ組み込んでいきたい。予算的にどうのこうのでなくて、どの仕事もそういう気持ちで組ませていただきたいと私は思っておるわけでございます。
 いろいろ細かい点もございましたが、私は特にこのことが必要かということで関心を持って読んだ本がございます。柴田議員もよくご承知で、ひょっとすると親戚だろうと思いますが、瀧山瑠璃子さんの自分史『大きな手の中で』という本を読む機会がございました。彼女は、明治、大正、昭和、平成と暮らしてこられたわけでございます。女性の立場として、あるいは母親としての生活体験から、良い風俗習慣はそれなりにいい。ただし、古い、悪い習慣というものも多くある。これらを除去しなければいけないのではないかという感想を漏らしておられますし、また、この著書そのものを『貧乏物語』とも記されておりますが、今のお母さんたちは少し甘いのではないか、社会や生活や教育について、もっと自らの意識を高めることが必要ではないかということで、実は警鐘を鳴らされた著書だと、私はこのように思っておるわけでございます。
 なお一方、近ごろの少年たちの犯罪については、精神科医や有名なジャーナリストの皆さんは、父性の存在、お父さんの座が今ないんではないか。もっとお父さんが家庭にあって、教育をしたならばこんな犯罪は起こらなかったのではないか、そのように言われていました。従いまして、男性も少し意識を変えて、家庭を顧みる。仕事も大事でしょう。高度成長経済ですから、一生懸命働いて金を持ってくるのも大切でしょうが、犯罪を起こした皆さんのそれぞれの内容を見ると、問題はお父さんの座がないということを指摘されております。従いまして、女性だけを持ち上げるという男女共同参画ではないので、男も新しい認識に立つ、女性の皆さんも意識を改革していただかなければならないというのが男女共同参画という意味ではなかろうかと思っておるわけでございます。
 そして、具体的に申し上げますと、男女共同参画宣言につきましては、調査いたしますと、全国的に昨年まで40数団体ございます。なお、県内では富山市が宣言をいたしております。宣言を行ったからどうのこうのというものではございませんが、認識とPRについてはいい方向にあると思います。これを宣言するとすれば、議会の承認を得なければなりませんので、議会の皆さんともよく協議をして宣言するという方向で今後検討してまいりたいと思っている次第でございます。
 それと、今ちょっと聞き漏らしたんですが、先の通告からいきますと、女性の議会がどうのという話でございました。このことについては何度か質問もありましたが、要は、行政側から働きかけるのではなくて、女性の皆さんが自主的に女性議会をやりたいという方向であるとすれば大変好ましい話でございます。ただし、行政からおやりなさいと言うのはどうかなと思っております。
 それから、女性を審議会や委員会にどんどん入れろということでございます。このことについては先の議会でもいろいろ議論をしていただきました。プランの中に取り入れようということで、25%という目標値を立てておるわけでございます。一挙に実現は困難だと思いますが、少しずつでも皆さんで努めていただければと感じておるわけでございます。
 それから、市役所の女性の登用の話でございます。有能な人でしたらどんどん登用いたしたい。そのことのための職員研修あるいは資質向上のための働きかけもしていきたいと思っております。今後の登用については、充分やれるという能力があれば、どんどん採用し登用したいと存じておるわけでございます。
 それから、小さい話ですが、お茶くみの話が随分展開されました。市役所におきましては、職員が自らお茶を飲みなさいということで、10数年前から各自で行っております。それから、庁舎に来られる方につきましては臨機応変に対応しておりまして、男性の皆さんもお茶くみをいたしております。お茶くみやコピーだとか掃除だとか、男性職員も掃除をちゃんとしておりますので、そういうことについては配意をしているつもりでございます。
 いずれにしましても、市の内部からそのことの意識を高めていくことが大切だと思っておるわけでございます。
 以上、私からのお答えといたします。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 私のほうから、柴田議員の介護保険制度について、約4点ございましたので、お答えを申し上げたいと思います。
 その前に、市長のほうから、介護保険の趣旨あるいは措置費等の関係を申し上げましたが、4月にスタートいたしまして、介護保険の4月分の給付がこの5月に統計が上がりました。砺波市では1,377件、給付額の介護費用額が約1億565万円ぐらい今回増えております。12市町村で構成をいたしておりますので、全体では5,535件、4億5,587万円ぐらい出ておるということでございます。
 まず、4点について申し上げます。
 まず、痴呆老人の介護認定については、確かに議員さんご指摘のとおりでございまして、痴呆による問題行動が著しくても、身体機能が低下をしていない老人は、どちらかというと介護度が軽く認定される傾向であります。
 厚生省のほうでは、このことも充分踏まえて、コンピューターによります第一次判定に使用するソフトプログラムの修正に現在取り組んでおると聞いております。市といたしましても、市長会等を通じて、国に対して修正に関する要望をするとともに、痴呆老人の保険限度額を超えたサービスにつきましては、油田に設置しておりますデイサービス「さざんか」などをご利用いただきたいと思っております。
 2点目の、介護度別の在宅サービスの限度額を超えた場合、それを使用しなかった場合については、残った金額をショートステイに振り替えて使用することができることになっておりますが、その際の利用料は、原則として、議員ご指摘のとおり一旦全額を支払う償還払い制度になっておりますが、過去、他の組合でも一部受領委任払いをやっておりますが、当砺波地方保険組合等につきましても、この5月から、利用者及び家族の利便性等も考慮いたしまして、ショートステイの利用分は受領委任払いという形で制度を導入をいたしました。
 3点目のケアマネジャーの点でございますが、ケアマネジャーは、現在圏域では約254名、砺波市がそのうち81名おります。県が認定する居宅介護支援事業者に所属していないと実質のケアプランを作成することはできませんので、その実質的な人数は、圏域内では124名、砺波市は38名となっております。従って、訪問調査員等も兼ねてケアマネジャー等もやっておりますので、事務の輻輳化を避けるためにも、実働できるケアマネジャーの掘り起こしを今後も努めてまいりたいと思っております。
 最後に、自立者を含めた一般の高齢者の福祉サービスについてでございますが、従来から、それぞれサービス事業を継続いたしております。今回も、特にこの7月に新たに砺波市生きがいセンターがオープンをいたしました。そういったところ、さらには配食サービスあるいは移送サービス等の開始においても、今後とも充実強化を図ったサービスの向上に努めたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 5番 江守俊光君。
  〔5番 江守俊光君 登壇〕

◯5番(江守君) お許しを得ましたので、私は通告いたしました若干の意見、質問、提案を交えながら質問したいと思います。よろしくお願いいたします。
 まず最初に、次期総合計画の策定についてであります。
 昨日も自民会会長の吉澤議員さんが代表質問の中で質問されましたが、私は非常に重要であると思いますので、違った視点で市長にお尋ねいたします。
 市長は3月定例議会の提案理由の説明の中で、本年末までに次期総合計画の基本構想を提案したいと述べておられますが、この計画こそ21世紀の砺波市を方向づける最も重要な指針と思われます。
 そこで市長にお尋ねいたしますが、次期総合計画策定に当たり、私は砺波市において最も必要なものは経済的活力であり、この活力を与えるのが人であると考えます。
 そこで、砺波市の活力となる人口の流れはどうか。平成2年3月末と平成12年3月末の10年間を比較して見ると、人口では3,615人増の109.7%、年齢別内訳として、0歳から14歳の俗に言う年少人口は631人減、出生85人増、15歳から64歳の生産人口は2,007人増、65歳以上の高齢者人口は2,239人増となっております。
 また、外国人登録では、平成2年4月では5カ国24人であったものが、平成11年4月では13カ国257人であります。
 この統計から言えることは、出生率は上がり、転入は若者が多い、そして国際化が進んでいる。一方、中高年層から定着するということが言えると思います。
 これを富山県の平均から見た場合、老齢人口割合は19.3%とやや高く、生産年齢は64.5%とやや低く、平均年齢は41.6歳とやや若い、出生率は11.1%と高いとなっております。
 以上の統計から、次期総合計画には、高齢者福祉・少子化対策が最も必要であり重要と思われます。若者に夢と希望のある構想こそが21世紀の砺波市に必要と考えます。しかし、高齢化・少子化対策には多くの財源が必要となってまいります。
 平成元年度の一般会計歳入は114億8,000万円であり、市税は38億7,000万円、市債は9億3,000万円であり、全歳入の市税は33.7%、市債は8.1%でありました。
 平成10年度の一般会計歳入は173億1,000万円、市税は55億4,000万円、市債は25億4,000万円で、全歳入の市税は32%、市債は14.7%となっております。
 平成元年と平成10年を比較してみると、全歳入では1.51倍、市税では1.43倍、市債では2.73倍となっております。市債については、その年の事業により変動することは私も承知しておりますが、全歳入の伸びと税収の伸びが余り変わっていないのが実態と読み取れます。
 また、県内の財政規模や財政力指数、税負担額から見た場合、財政規模では市民1人当たり42万6,068円とやや高いが、9市の中では上位であり、財政力指数では0.583と高いが、9市では低いほうであります。
 また一方、税負担額は1人当たり13万263円と安く、9市の中でも安いほうであります。これから言えることは、税負担は安いが財政規模が大きい、すなわち税外収入で市政が運営されるということになります。
 市税が伸びないと市長が考えておられる地方分権の中で、特徴ある砺波市の構想ができにくいのではないでしょうか。今後、市税を延ばす方法を次期総合計画の中で考えていかなくてはならないのではないでしょうか。
 そのためには、人口増加と産業の育成であり、特に次の世代を担う若者の定着と雇用の促進を図ることであります。若者が健康で豊かで安心して生活でき、そしてスポーツと文化、教育の推進の中でたくましく生きる力を育て、夢と希望の実現できるまちづくりと経済的活力となる当市の産業をこれからどう導くかであります。
 その産業にはいろいろと種類があります。大きく分けて、第1次産業、第2次産業、第3次産業があります。
 そこで、当市の産業別による事業所、従業員の推移はどうか。平成8年と昭和61年の比較では、第1次産業の事業所は11増、38事業所、従業員では45人増の283人です。第2次産業では、事業所43減の655事業所、従業員1,526人増の8,440人、第3次産業では、事業所138増、1,672事業所、従業員3,135人増となっているところであります。
 一方、生産額の推移はどうか。第1次産業の生産額や販売額は、統計から見ると年々下がっております。
 工業の製造品出荷額につきましては、平成元年と平成10年を比較すると、646億円と大きく伸びております。商業の年間商品販売額は、昭和63年と平成9年比較では1.1倍の121億円となっております。これらから言えることは、商品販売力は余り伸びていないが工業製造出荷額が大きく伸びていると言えます。
 これらの統計から、当市は第3次産業が大きく伸びている。その中でも、特に卸小売業や運輸通信業、サービス業が事業所数、従業員数ともに伸びております。そして、金額的にも大きく伸びていると言えます。これらに今後期待できる第3次産業の誘致を図ることが、若者の定着、雇用の促進の面からも特に必要と思われます。
 しかし、近年の経済動向等も見極め、また地域性、配置のバランス、近隣市町村の産業群との連携等々を考えながら、次期総合計画には第5工業団地の建設を要請するところであります。
 また、当市の主産業であった農林業については、食料供給はもとより、水源涵養、国土保全といった多面的な役割を担っており、環境保全、食料供給などの対策についても根本的に考える必要があるかと思われます。
 市長におかれましては、農業も含めて、当市の経済を活力ある方向へ導くためには、これらの統計をどう受けとめ、どう分析して新世紀への構想とされるのか。また、現に行われている事業の必要性、緊急性を考慮するとともに、社会の諸情勢と変化を読み取って見直される事業もあると思いますが、今こそその勇気が必要と思われます。
 マザーテレサの言った「痛みを伴う愛が欲しい」のごとく、今痛みを受けても、次期総合計画の構想が21世紀に向けて夢と希望を与えてくれるならば、市民は理解してくれると思います。市長のお考えをお聞かせください。
 第2項目として、市内の子供たちの健全育成についてお尋ねいたします。
 我が国は、社会経済の大きな変革とともに、子供たちの置かれる状況が目まぐるしく変わっているのは皆さんもご存じのとおりであります。子供たちの非行の実態は低年齢化し、非行内容も多様化が見受けられるところであります。
 当市においてもご多分に漏れず、人口の増加、大型店の進出など社会環境が大きく変わっております。家庭においては、核家族化の増加、共稼ぎの世帯も多く、帰宅しても家にはだれもいないのが現状ではないでしょうか。子供たちを取り巻く環境が一段と悪化傾向にあると思われます。しかし、子供たちはその家庭の宝であると同時に、次の世代の社会を担う一員としての宝であります。大事に育てなければなりません。
 平成14年から実施される完全学校週5日制に向けて、土曜日や日曜日などの休日を利用した自然体験や農業体験、職場体験、ボランティア体験など、子供たちが多彩な活動を体験できる機会を充実させるとともに、地域自身の教育力の増加を図り、地域の青少年の健全育成に資するとありますが、この運営方法をどのようにされるのかについて3点、市長並びに教育長にお尋ねいたします。
 まず1点は、青少年育成地域推進員の養成をどのようにされるのか。第2点は、地区内にあるスポーツ少年団、児童クラブ等の連携をどのようにされるのか。第3点としては、経費の面については1公民館に10万円の補助とされておりますが、健全育成の意味からももっと増額したらどうかと考えますが、今後どのように考えられますか。
 さらに、昨日、石田議員さんの質問にもありましたが、地区体育館の建設の順序についてお尋ねいたします。
 地区体育館は、スポーツのみならず、地域のコミュニケーションの場として重要な役割を果たすものであると同時に、青少年健全育成、高齢者福祉の一環として大変有効な施設であると思います。しかし、施設建設にはいろいろな事情や財源等の問題もあることは承知しておりますが、地区民が大きな期待をしているので、適切なる答弁を求めて私の質問といたします。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 江守議員にお答えをいたします。
 まず、総合計画についてであります。
 江守議員には、経済活力は人であるという原点に立って、人口や財政事情等の分析をいただきました。誠にありがとうございました。
 ご指摘のとおり、人口が重要なかぎを握っていることは先般も申し上げたところでございます。おかげさまで、砺波市は一歩一歩ではございますけれども増加をいたしております。ただし、ご意見のあるように、少子・高齢化が進んでいるという実態であります。このことについては重要課題と言われておりますけれども、ただし、少子・高齢化はお金だけでは解決できないと思います。
 しかも、高齢化は20%になりました。そして、年少人口は15%を割る状態であります。従いまして、グラフ上は逆ピラミッドになるという状況でございます。このことを充分踏まえて総合計画に位置づけをしなければならない、おっしゃるとおりだと思います。
 ただし、そんなに右肩上がりの時代では絶対ございません。成長率が0.5%あるとかないとかで議論されている今日です。そのことを考えます時に、言われるような形で膨張的な計画をすべきでない。このことについては吉澤議員さんにも申し上げたところでございますので、慎重に対処してまいりたいと思っております。
 なお、財源的な問題も分析をしていただきました。充分参考にしていきたいと思います。
 そこで、要は税収の問題、このようにおっしゃっておられるわけです。税収を高めるためには、いわゆる働く人の場が強調されております。そのために第5工業団地などを速やかにということでございます。
 一般的には、情報産業等が今伸びておるようでございます。幸い、当市にはその関連産業がございますので、その意味での工業出荷額などは増加をしております。ただし、他の産業はそう成長とは言えないのではないか。ただ、願わくば、昨日も吉澤議員に申し上げましたが、高規格道路東海北陸自動車道などを見越すことによる一つの方策もあるんではないか。従いまして、その点充分調査をしていかないと、やけどをするのではないかなという気もするわけです。
 私に決断をしろということですが、相手があれば決断は幾らでもしますけれども、ない決断をしますと、随分たたかれることになりますので、その辺のところは慎重にさせていただきたい。経済情勢も充分見極めて、どのように動くか考えておるわけでございます。
 なお、今公的にそういう団地をつくることについての是非がいろいろ議論されております。先般テレビでもやっておりましたが、東北、北海道では随分用地があるわけです。そのことは政府も認めておりますし、その自治体は随分苦労されております。東北、北海道と比較してはなりませんけれども、そういう実態がありますし、従来の新三法につきましても、もうやめようという提言もあるわけです。そういう国の制度等も考えていかないといけないのではないかと考えておるわけでございます。ただ、私は、東海との期待があると思う。その時点で決断するものはしなければいけないと思っておるところでございます。
 ただ、有資源の時代ということをよく言われております。水だとか電力だとか言われております。そのこととのかかわりも今後考えていかなければいけませんし、もう1つ、農林業も大事だぞということを江守さんがおっしゃいました。そうしますと、この農林業を大切にすることと、もう1つは税金を欲しいために企業誘致をすることとのギャップがあるわけです。その辺の、美田をどう守りながら調整していくかという内軸型のことも考えるべきではないかと思っておりますので、いい知恵がございましたらお教え願いたいと思っておるわけでございます。
 充分なご説明ができませんけれども、考え方の一部を申し上げてご理解をいただきたいと思っておる次第でございます。
 次に、子供たちの健全育成等について申し上げたいと思いますが、学校5日制になります。そして、今日の青少年の凶悪な犯罪もございました。従いまして、このことは教育委員会や学校だけの問題ではなくて、社会全体で考えなければならないと存じておりまして、私の考え方を申し上げたいと思っております。
 そこで、新しく青少年育成地域推進員というものを発足いたしまして、今、教育委員会で担当をしていただいておりますが、いずれにしても、大事な少ない子供たちを社会全体で健全に育成するということが大事ではないかという思想の上に立ってやりたいと思っております。いずれは公民館などにも働きかけて、教育委員会と協議しなければいけませんけれども、青少年部会などを持っていただいて、積極的に事業展開などをしていただければいいなと思っております。
 そして、一般的な活動の他に、今あちこちで言われる有害図書あるいは有害環境と言われるものなども実はこの豊かな砺波にもあるわけでございまして、それらを含めてどう改善するか、推進員の皆さんにはボランティアでやっていただきたいとお願いをいたしておるわけでございます。
 そして、先般、公民館を通じまして2、3お願いをいたしまして、今23名委嘱をいたしております。そして、青少年市民会議というような育成フォーラムがございますので、そこにも出ていただく。そして、研修をしてもらい、あるいは情報交換などもしてもらって、そして幾つか提案をして、何か基礎づくりをしていただいて、そのことを行政に反映したいと思っておりますのでご協力を願いたい。その点では、教育委員会ともよく協議をいたしまして進めさせていただきたいと思っております。
 次に、これに関連いたしまして、教育委員会所管で、体育協会の傘下にございますスポーツ少年団と私どもの社会福祉課が所管いたします児童クラブの連携というお話でございます。
 なるほど、その気持ちはわかります。ただし、設立した生い立ちのベースが少し違うと思う。目的、その他については若干違うと思っています。ただし、それぞれ地域のことに間違いないんです。おっしゃる趣旨はよくわかりますが、この特徴を生かして連携をしようと。そのちょうど相談役といいますか、ジョイントといいますか、それを育成推進員にやってもらおうというのが私の考え方なんです。
 そういうことで、一本化するという意味でおっしゃったんではないと思いますけれども、統一化するのはいかがなものか。スポーツ少年団にはスポーツ少年団のいいところがございますので、それはそれなりにやってもらう。児童クラブは児童クラブで特徴があるし、特質があるからやってもらう。地域に行きますと、みんな一緒の子供たちですから、その連携を皆さんにやってもらう必要があるという意味で地域推進員を設置をしたということでご理解をいただければありがたいと思っておる次第でございます。
 経費、その他については教育長のお考えもあると思いますので、教育長からもお答えをしていただくことにいたしたいと思います。
 終わりに、地区体育館についての再度の要請とその趣旨についてございましたが、石田議員に昨日答弁したとおりでございます。ここで変わった答弁をしますと議会軽視になりますので、改めて申し上げますが、有利な補助があったり、また補正予算債という形でほとんど金が来るということもございます。それから、昨日も申し上げましたが、辺地債なども活用する。それともう1つは、いろんなことについては複合施設が有利になる場合もございます。従いまして、今ここで位置づけをいたしますとご迷惑をかけることにもなります。従いまして、議員がおっしゃったことにつきましては、充分念頭に置きますので、その点、ご理解いただければありがたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 江守議員の質問にお答えいたしたいと思います。
 市長のほうから、考え方の大綱について先ほど話がございましたので、少し具体的にお話ししたいと思います。
 青少年育成地域推進員というのは、地域における青少年健全育成体制の強化をすることを目的に今年度から新たに設置したものです。各地区公民館などから推薦のあった23名の方を委員として委嘱しております。
 この青少年育成地域推進員にどのような仕事を期待しているかと申しますと、4点ございます。
 第1点は、新規事業で各地区公民館に委託する青少年地域活動事業の運営。第2点は、地域における各種団体との連絡調整。ここのところは大変大事でございまして、いろいろな団体がございますが、これを連絡調整することがぜひ必要であると考えております。第3点は、青少年の地域活動の推進。第4点は、青少年を取り巻く有害環境の改善。主にこういったことを役割として仕事をしていただくというふうに考えております。
 じゃ、こういう人たちはどんな機会に研修をしていただくかということですけれども、1番目には、この研修の機会は、市の公民館専門部会研修や公民館研究大会などでしていただく。2番目には、青少年育成市民会議などが実施する青少年育成フォーラムに参加をして勉強していただく。3番目には、県の実施する青少年健全育成に関する研修会へ参加をしていただくといったことで勉強していただこうと思っております。
 また、この人たちの情報交換の機会としまして、青少年育成市民会議の常任委員を兼務することで、年4回程度の情報交換の機会を設ける予定にしております。将来的には、地区公民館に青少年部会を設置することも念頭に置きながら、青少年育成地域推進員の制度を考えているわけでございます。
 次に、スポーツ少年団、児童クラブとの連携等でございますけれども、青少年地域活動事業というのは、子供たちが多彩な活動を体験できる機会を充実させるとともに、地域の教育力の向上を目的とし本年度から実施をしてまいります。
 具体的な活動は、地域の文化を伝える活動、ボランティア活動、農業体験活動、自然体験活動、世代間交流活動、生涯スポーツ活動などでございまして、17地区の地区公民館に委託をしてまいる事業でございます。
 それから、青少年地域活動事業としましては、公民館活動の一環として位置づけますが、公民館や青少年育成地域推進員が、地域内の団体や関係機関と連絡調整をしながらやるということは先ほども説明申し上げたところですけれども、スポーツ少年団、児童クラブを含め、地域内の青少年団体や学校などと連携して、地域における青少年活動が一層推進されることを期待しているものでございます。
 それから、経費のことにつきましてですけれども、青少年の地域活動に対して、昨年度から国の委託事業のこども地域活動促進事業というのがございます。これは、庄南小学校下の親子の合唱活動、林地区の農業体験活動などといった具体的な活動をしてまいりました。本年度も引き続きこれらは継続して実施をしてまいります。
 また、本年度から単独事業として青少年地域活動事業というのを設けまして、国の委託事業のこどもセンター事業に取り組む予定でございます。これは、子供に関する活動の情報を収集し、チラシなどで情報提供をするものでございます。
 地域の活動については、国、県の補助事業などともうまく組み合わせ、できるだけ援助できるよう配慮しておりますが、これ以上のさらなる単独の予算の増額というのは、今のところ限界に来ております。
 いずれにいたしましても、地域の子供たちは地域で育てるという観点から、地域における自主的な活動も期待をしているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 17番 前田喜代志君。
  〔17番 前田喜代志君 登壇〕

◯17番(前田君) 3点にわたりまして、市政一般について質問をさせていただきます。
 1つは、工業用水の確保方法と長期展望について、2つ目には、市民生活に合わせた保育の仕組みづくりについて、3つ目は、消防団以外の費用弁償の見直しについてでございます。
 総合計画づくりを前にして大変重要な議会でございますが、全般的な問題については常任委員会で触れさせてもらいたいと思っております。
 まず、第1点目でございますが、今定例会の初日に、重点事業に関する要望案について協議がございました。この中で、県営による利賀川工業用水道事業の実施についての要望が入っておりました。この文面を見ておりますと、第3、第4工業団地立地企業の工業用水量不足分、日給水量8,200立方メートルを緊急に賄い得る事業を起こそうということのようでございます。この「緊急に整備を」というところについて、充分な説明をお願いしたいのでございます。
 といいますのは、どのような形で緊急な整備が可能であるかよく理解できません。公共事業の再評価で、利賀ダムが附帯工事を当面どんどんやっていって、ある段階でこの事業全体が中止や休止になることもあり得る時代でございます。本体工事に着手しないということがあった場合、長期的に見て、こういう確保方法は最善であるかどうか、こういう点について疑問が残ります。
 あるいは立地企業においても、さらなる水資源の再利用、努力はできないかどうか。さらに長期的に見ていきますと、日本中が人口が減っていく傾向にある。そして、北陸では、そのうちの一つの県がなくなるくらいの規模の人口に変わっていく。こういう全体的な流れの中で、飲料などの消費動向がずっと上昇傾向という見込み方ができるのかどうか。立地企業において新たな社屋の建設にかかる時には、少ない水量でも対応できる事業内容へ業態を変えて、もっと多角的な戦略を立てるという発展の道を探っていただくのも一案ではないか。事業者において、どのような将来見通しに基づいた不足量の算出をなされているか全く見えてこないわけでございます。もっと具体的な説明をいただきたいのであります。
 2点目は、市民生活に合わせた保育の仕組みづくりについてでございます。
 先の3月定例会でも議論がございました。私は総務文教常任委員会で申し上げてまいりましたが、北部幼稚園に隣接して、0歳児から2歳児までの保育所を設置する。このことで、3歳になっても保育所に進みたいという保護者の声にどう対応したらいいか。この問題については、充分な結論のないままに3月定例会を閉じた形でございます。
 この問題は、子供の成長と親の子育てがスムーズにできる環境づくりをどうしたらいいかということでございます。教育長からは、3歳になれば、幼稚園で夕方まで居残り保育の対応をとりたいという3月議会での答弁でございました。
 保育所の延長保育という体制でなければ、とても職場の事情で迎えに来れないという保護者もあるわけでございます。5時までの居残り保育をやるだけでは、3歳になったら北部以外の保育所に移らなければならなくなるではないかという心配が保護者から当時出されておりました。この点がはっきりしていないわけです。
 幼稚園は文部省、保育所は厚生省というこの縦割りの壁が、もう実社会にそぐわなくなってから長い年月がたっている。そして、行政改革が議論されるたびに、幼保の一元化について議論がある、しかし結論が出ないというこの繰り返しで今日まで来てしまいました。こういう壁があるだけに、問題解決の糸口が見えにくいのでございますが、全国ではいろいろな試しで改善をやっておられます。
 福井県松岡町では、この4月から、0歳児から2歳児はこれまでどおりの保育をやって、3歳児から5歳児は幼児教育を中心に据えて、在園時間は午前8時から午後4時までを基本にしながらも、午後2時の帰宅も最長午後7時までの延長保育も、市民生活に合わせた保育を既にスタートさせています。文部省の幼稚園教育要領と厚生省の保育所保育指針を合わせた町独自のカリキュラムで実施されているわけです。
 3歳児から5歳児の3年間は、午前中は言葉や表現を学び、午後は運動やお絵描きなどのクラブ活動、着替えなどの生活習慣を身につけるなどして運営されているとのことでした。このようになれば、せっかく慣れた環境を3歳から他のところへ移るということではなしに、環境を変えないで入学準備ができるじゃないかということで、共働きの保護者からも大変喜ばれておるという現状でございました。
 また、香川県の直島町という小さな町でも、幼稚園と保育所を一体的に運営するために幼児学園を設置されております。それによって、学校教育法に基づく幼稚園、児童福祉法により設置される保育所を一元的に運営し、それぞれの長所を生かしつつ、幼児の教育と福祉の充実強化、機会の均等を図られているわけであります。
 職員はもちろん、互いに兼務制をとっておられます。学級編制は、幼稚園、保育所の区別をせずに、どの教室にも長時間児がいる、短時間児がいるということで、1つの教室で2つの施設の役割を果たしている。1教室2施設の方式であります。保育所の管理運営権はすべて教育委員会に事務委任をしている、児童の措置は教育長が事務取り扱いをする、保育所、保育士の人事も教育委員会に委任するという工夫の中で行われておるわけであります。
 例えばこの北部幼稚園に3歳から5歳児の保育所を併設して、1教室2施設として運営する、2時に帰宅する子を幼稚園児、延長して保育する子は保育所児というように、書類上の区分をしておくだけで、あとはごく普通の対応、こういう実生活に合った保育の新しい仕組みに変えることはできないかどうか。ぜひ新しい年度の募集に当たってこういう形でスタートができたら、新しい北部の保育所が、市民の間に21世紀の新しい保育体制ができ上がるとして、それこそ大喜びで歓迎されるのではないかと期待するわけであります。
 最後に、消防団以外の費用弁償の見直しについてでございます。
 今定例会に提出されました議案第51号 砺波市消防団条例の一部改正については、他との均衡を考えた改正であり、全く大賛成なのでございますが、全体としてはまだ幾つか問題を残しております。
 これまで、費用弁償日額について、私は、職務内容や地位によって格差をつけることが正しいか、差のあることを当然視しておいてよいのか、その根拠は何なのか、その差について市民に理解をいただけるような説明を責任を持ってなし得るか、そんなことを取り上げ改善を求めてまいりました。
 法律の規定によって出頭または参加した者、あるいはいろんな審議会に委員として参加をいただく方、ここでも2倍の格差がございます。あるいは、一般的に今度、一律1,300円という決めに変わるわけでありますが、議会議員は依然として2,400円というのもうなずけないわけであります。議員だけ特別扱いしているのはやはり問題ではないか。議員も1,300円に改正をすべきだという点であります。
 考えてみますと、つい最近までは、議員もどこへ行ってもみんな日当が出ていました。最近は、金沢ぐらいの近距離では日当はつけないよというふうに条例改正をしてきたわけです。
 そうしますと、金沢へ行く時の出張には日当はつけていないのに、自宅から市役所に来るには費用弁償2,400円つけますよと。こんなことは市民の皆さんちょっと納得できない。そういうふうに考えてみますと、こういう道理に合わない今の費用弁償の姿、本会議や委員会への出席には費用弁償は支給しないということをきちんと決める。公務のための旅行に限り適用するように既に改めている市議会、町議会が全国にたくさんございます。
 また、短時間の会議にもかかわらず、昼食前後にわざわざ会議を招集して、昼食を用意し、費用弁償も支払う、こういうケースがあったりしておりますが、これはやはり食事代をきちんといただくのが正しいのではないか。
 さらに、送り迎えつきでも費用弁償を支払っている。これもいただけないのではないか。非常勤職員などの報酬及び費用弁償に関して、議会も含めて、従来の例にかかわらずあるいは県内類似都市の例にかかわらず、正すべきは正す、これを改めて、本当の意味で、公平で適切な対応をとっていかなければ、市民の皆さんに納得いただけないのではないか。
 この際に、報酬についても若干申し上げたいのでありますが、他の組合議会に出ますと報酬が支給されます。当局もこれは同様でございます。それぞれの団体で条例で決めてあることでございますので、支給しないわけにはいかないわけです。それでも、市長も議会選出の議員も、その職の報酬と、結果として二重取りになっているわけであります。おのおのの団体が支給しなければならないとしても、市の報酬、市議会の報酬から相当額を差し引くなどして、二重取りにならないように改めるべきではないか。
 これは、議会選出の監査委員あるいは農業委員などの場合も同様でございます。これらにつきましても兼務報酬を撤廃するということを、栃木県、群馬県、長野県、愛知県など、全国でそういう条例改正を進めております。「審議機関の構成員を議員が兼ねる時、報酬はこれを支給しない」これだけを条例に書き加えております。議員の特例を条文に明記して正しているわけであります。
 今、なんちゅう細かいこと言うとんがいという話をさせてもらっているわけですが、今全国で情報公開が進んでおりまして、これまで市民になかなか見えなかった税金の使われ方というものが次第にみんなに見え始めてきた。そして、監査請求などもあちこちで従来以上に取り組まれて増えている。
 これまでは、法律に基づいて支給しているから問題なしという監査委員の結果が出されてでも、なお裁判等になって、結局敗訴という形が出ています。問題なしとしていたところに、市民の反発に遭って慌てて改善するという状況になっているわけです。言われたからやるということではなしに、税を預かる者の使命と責任の問題であります。正すべきは正していくという姿勢の問題であります。当局に限らず、議会のほうも充分検討して、正すべきは正していくべきだと思います。
 以上3点を申し上げ、当局の明快な答弁を求めるわけであります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員にお答えをいたします。
 まず、市民生活に合わせた保育の仕組み等についてであります。
 おっしゃるとおり、まだ幼稚園は文部省、保育園は厚生省という枠組みがございます。少しは相互に融通し合ってきたように存じております。先般も厚生省に行った段階で趣旨を説明しておりましたが、幼稚園に併合してやることについての推奨をいただきました。従来はそうではなかったようであります。
 そこで、教育側と社会福祉側との双方の意見を調整する立場で私からお答えをするわけでございますが、まず1つは、砺波市立保育所につきましては、3歳未満児の乳幼児を受け入れることで、国及び県から、幼稚園に隣合わせて建設することの内示をいただいたわけでございます。県内でも初めてだと思います。
 計画では、3歳未満児の乳幼児の保育を行い、3歳以上については幼稚園児として北部幼稚園にお預かりしていただくということでございまして、提案がございましたように、そんなにきちきちのことをしようとは私ども思っておりません。保育所の時間に合わせた預かりをしようということで、今教育委員会とも協議をして、教育委員会からも了解をいただいております。その意味でも人事異動をさせていただいておるわけでございますので、前田議員がおっしゃるように、そんなに硬いことは思っておりません。
 ご存じのように、今幼稚園があるわけです。幼稚園の隣に保育所をつくるわけですから、幼稚園も今若干居残りをさせております。どちらかといいますと、お姉ちゃんやお兄ちゃんたちですから、その子たちというのは、いわゆる保育園と合同することによって、そこが4時、5時までおるとすれば当然おる。現実は3時か4時に帰っているわけですが、その意味で平常時間もある程度考慮する。
 だから、かえって幼稚園のほうも気兼ねなく置いていただけるんじゃないか。その辺は充分融通を効かせてやります。ただし、制度的には保育園と幼稚園であることは、国や県にもそのように書類上はいたしますけれども、そこが地方分権ではないかとひとつ理解していただきたい。
 問題は、余りそのことを強調しますといろいろ軋轢があると思います。ただし、これはやっぱりみんなで今のような意見をどんどん出して、私も意見を出して、そして合理的にするように、もっとすっきりするように、私どもの発想でこのようにしたいということでご理解をいただける制度改正をこれから進めるべきではないかと。
 だから、みんな保育園にしなさいというようなことではなくて、もし皆さん保育園にして、従来の幼稚園の授業料だけで済んだものを、保育園にしますとだんだん国の要請で上がってまいりますので、大変父兄負担が多い。ただし、居残りしますから、その時点でのおやつ代やそこらは払ってもらうということで私はいいのではないかと思っております。そのようなことで、基本的には、おっしゃるように制度改正は要求をしていきたいと思っておるわけでございます。
 その他の質問につきましては、助役、総務部長からお答えをいたします。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 前田議員のご質問のうち、工業用水の確保の方法と長期展望についてのご質問にお答えをいたします。
 まず、工業用水をどのような形で緊急に整備が可能なのかとのご質問にお答えをいたします。
 市が要望しております工業用水道事業につきましては、砺波市の第3、第4工業団地に立地をしております企業が水量不足を来していることや、将来の第5工業団地に立地をいたします企業に安定的な企業用水を準備する必要があるということから、現在、充分な地下水の確保が困難であるという現状を踏まえました中で、いろいろとその確保方法を検討した結果、利賀ダムの水源を利用した利賀川工業用水道事業を県営として実施していただくことが得策であるというふうに判断をいたしまして、関係機関等に重要要望をしていくことにしているところでございます。
 緊急に整備する方策につきましては、利賀ダムの建設が昨年より取付道路の工事が開始をされたわけでございまして、ダム建設事業の完成は平成20年ごろとなっておるわけでございます。
 このため、ダム水源が活用できない間、緊急の水源確保対応といたしまして、県では、発電用水の一部を減量し、庄川本川へ増量することで暫定水利権を取得いたしまして、一刻も早く工業用水道事業を実施することを検討していただくというふうにしておるわけでございます。
 次に、立地企業において、少水量でも対応できる事業内容へ事業転換等をしての道が探れないかとのご質問にお答えをいたします。
 第3、第4工業団地に立地をしております企業につきましては、1つには、半導体では世界の最先端を行くシステムLSIを砺波工場で製造しております松下電子工業株式会社であります。もう1つには、飲料水のトップメーカーでございます北陸コカ・コーラボトリング株式会社が、各地にございます工場を集約いたしまして砺波に工場を新設したわけでございます。
 それぞれの企業におきましては、高品質の水を必要とするものでありますが、洗浄や冷却水につきましては再利用を図っておるわけでございまして、現在、使用します水量の、企業によりまして20%余りから36%程度まで再利用するというふうな努力を払ってきておるわけでございます。
 従いまして、昨今の環境保全が叫ばれておりますことに鑑みまして、それぞれの企業におきましても、地下水に依存するだけではなくて、工業用水の利用やさらなる再利用の率を高めること、そしてまた節水に努力をされることに期待をしておるわけでございます。
 この両企業の進出によりまして、先ほど江守議員のご質問の中にもございましたが、当市の工業出荷額は実は県下9市の中で最下位でございましたけれども、平成10年度では1,400億円を超えるということで、実は5位まで──人口がちょうど今5位でございますけれども──ランクアップしたわけでございまして、これらの企業の出荷額が増えれば4位も射程距離と。人口はなかなか4位は手に入りませんが、工業出荷額は4位は射程距離ではないかと思うわけでございます。
 また、松下電子工業の半導体につきましては、メイド・イン砺波ということで、電子工業の世界では、砺波が世界的に有名な評価をされておることも皆様方ご承知のとおりでございます。
 週刊ダイヤモンド社の「ベストシティ・ランキング」が昨年発表されたわけでございますけれども、これは快適性、利便性、成長性、経済性というものの評価の中で、700近い都市の中で砺波市が3位にランクをされておるわけでございますけれども、これらの要因の中でも、この両企業の活躍が一つの要因になっておるということは皆様方ご承知のとおりでございます。
 当市といたしましては、これからの産業のあり方につきましては、先ほど江守議員に対しまして市長が答弁申し上げましたが、若干補足をさせていただきますと、昨年、富山県が策定をいたしました21世紀富山県産業ビジョンの中で申し上げていますように、既存の産業を、「ハイテク」と呼ばれる高付加価値と独創性あふれる先端技術型産業と、「ハイタッチ」と呼ばれる人間性重視、高機能、高デザイン性の感性重視型産業の方向に転換をして発展させていくべきとしておるわけでございまして、当市におきましても、この方針に沿って産業のあり方というものに取り組んでいくべきと考えておるわけでございます。そういう観点からいたしますと、エネルギー多消費型産業から、水を含めました資源を多く消費しない産業立地を進めていくべきというふうに考えておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、当市は高速交通網の整備や恵まれた人、土地、水というような有利な状況にあることを充分にPRをいたしまして、魅力ある企業の誘致を図り、若者の定着するまちづくりを進めていきたいと考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 総務部長 桂 政樹君。
  〔総務部長 桂 政樹君 登壇〕

◯総務部長(桂君) 私のほうから、前田議員の費用弁償等の関係につきまして答弁を申し上げます。
 砺波市の非常勤特別職の費用弁償につきましては、市議会議員を除きます年額報酬のある委員は、平成7年4月から一律日額1,300円、年額報酬のない委員には、その都度日額4,000円が支給されることになっております。それからまた、市議会議員につきましては、ご質問にありました日額2,400円となっております。
 この費用弁償の格差につきましては、過去の経緯を見ますと、県内の各市の状況を勘案しながら、砺波市の特別職報酬等審議会の意見を参考に決定されておるものであります。従いまして、ご意見につきましては、今後、特別職報酬審議会のご意見を聞いて対処してまいりたいと思います。
 それから、費用弁償の支払いについてもご質問がございましたが、本来の趣旨に沿って支払われているものと思いますが、今後、支払いの内容につきましても充分調査をし対処してまいりたいと思います。
 議員さんのことにつきましては、議会のことでございますので、機会をとらえて議会ともまた協議をさせていただきたいと思います。
 それからもう1点、市と他の組合議会との報酬に関するご質問についてでございますが、これにつきましては、あらゆる面から勘案のうえ、特別地方公共団体である組合議会で議決をされて、適正に執行されているものと存じます。
 ご意見につきましては、参考とさせていただきながら、先ほど申しました審議会のご意見も聞いて今後対処いたしたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 17番 前田喜代志君。

◯17番(前田君) 質問は3点であったわけですが、再質問をさせていただきます。
  市長から、保育所の今後の対応について、夕方5時までは居残り保育をしますという説明がされてきているわけですが、保育所の延長保育の場合はそういう対応では全くないわけですね。幼稚園のままで保育所に等しい延長保育の対応がとれるのかどうかということがはっきりしないから、住民の説明会の中でいろいろと納得のいかない意見が出されていたわけですから、今のような市長の答弁では、なかなか納得いただけない方も多いんじゃないか。
 私が申し上げているのは、そういう延長保育の対応も可能な1教室2施設方式というのを、砺波だけが何か突出したことをやろうということではなしに、既にそのようなやり方を取り入れて進み始めているし、国もそれでちゃんと予算対応してくれるようにこれから変わっていくのでありますから、砺波市もプッシュすることで、できれば新しい北部保育所の募集をかける時には、国も結論を出してくれているというような、ここ半年ほどの間の努力でそこまでぜひ持っていけないかというつもりで質問させていただいておるので、できればその辺もう少しお願いしたいのと、工業用水の関係では、日給水量8,200立方メートルということで緊急整備をお願いするということですから、第5工業団地も考えたものなのか、そこら辺が全くあの書類ではわからなかったわけで、第3では何トンか、それは何用に何トンなんだと。第4は洗浄用に何トン、冷却用に何トンというふうに、もう少し具体的なものを出してもらって、さらに第5にはこれだけ考えているというようなことで説明をお願いしたいと思います。
 それから、費用弁償では、法律に基づいてやっている、条例に基づいてやっている。だから執行においては何ら問題ないという、監査請求に当たって問題にされたことは、監査意見としてはすべて問題なしとして棄却されてしまう、こんなことがずっと繰り返されておりました。監査に言ってもどうもならんからということで、裁判になれば全面敗訴というのが全国の状況でございます。これは当局だけの問題でなしに、議会も絡んでおりますので、そういう面で、これは早急に改善を、いつ報酬審議会を予定されるのかその辺もちょっとはっきりしていないので、もう少し総務部長から決意のほどをお伺いしておきたいと思います。
 以上です。

◯議長(堀田君) 再質問は答弁漏れを主に行っておりますので、そういう中身で答弁をしていただきたいと思います。
 まず、市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 議長のおっしゃる答弁漏れではないと思いますが、具体的に今おっしゃるようなお方がおられるとすれば充分お聞きして対処したいと思っております。
 いずれにしても、幼稚園は現存しているんですから、保育園をつくる。保育園は延長なり何なりあるわけです。だから、それに相呼応して、幼稚園も開所、退所の時間が同じになるということでございますから、ちょっと言われる趣旨がよくわかりません。
 ただし、この制度について法的には異論はあるんですよ。だから、その改正はこれから要望しなければいけないと思っております。
 趣旨はよくわかりませんが、具体的にそういう提案があったら対応してまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 前田議員の再質問にお答えをいたします。
 工業用水として現在お願いしております水量等につきましては、利賀川工業用水道の最大のお願いできる数字が日量8,200トンで、今前田議員のご指摘のとおりでございます。
 それでは、我々のほうで第3、第4の不足額が幾らか、そしてまた、将来予定される第5団地にどのぐらい必要なのかということにつきましては、細かい数字を積み上げてのことではございませんので、今、日量最大8,200トンを確保するものとして、この事業が今お願いをして実現するといたしましても、数年のそれなりの時間を要するわけでございまして、その間に数量等につきましては積み上げをしてお願いをしていきたいと考えるわけでございます。
 いずれにいたしましても、地下水の確保というのはなかなか難しい昨今、企業の誘致等を図っていくならば、工業用水の確保はぜひとも必要であるということで、今現在のところでは、答弁をその限りにおいてお願いをしたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 総務部長 桂 政樹君。
  〔総務部長 桂 政樹君 登壇〕

◯総務部長(桂君) 私のほうも答弁漏れという解釈はしておりませんが、再度ご質問がありましたのでお答えします。
 議会の議員さんのことも絡んでおります。従いまして、同じ答弁になりますが、今後、審議会等の機会をとらえまして、皆さんと協議、相談をしてまいりたいと思います。
 以上であります。

◯議長(堀田君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 0時14分 休憩

 午後 1時02分 再開

◯議長(堀田君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 4月の市議会議員選挙で、日本共産党公認の議員に市民の声を市政に反映してほしいと、市民の熱い熱い願いで当選させていただきました。初心に立ち返り全力で頑張っていきたいと思います。
 市民からは、「村の振興会館を選挙事務所にするのはおかしい」「自民党で選挙をしているのではなく、村で選挙をしているのは思想信条の自由を侵すものだ」。
 4月の市議選は2名の議員定数削減、政策論戦よりも村ぐるみ地域ぐるみの選挙で、異常な選挙ではなかったでしょうか。
 さて皆さん、衆議院選挙が公示をされまして3日目です。一人でも多くの市民に今日の国政について考えていただくためにも、6月の市議会は大変重要な時期に開かれています。
 介護保険問題について伺います。
 4月1日より、大きな矛盾を抱えながら介護保険が始まりました。申請、要介護認定、保険料や利用料の負担、基盤整備の遅れ、ケアプランづくり、介護報酬、どこを取ってもさまざまな問題が起きています。施設も福祉で働く人も不足し、ケアプランづくりも間に合わない人が出るなど、とてもスタートラインに立てる状況にないまま出発しました。砺波市においても介護の認定者は927人という実態でございます。
 当市においては、サービス受給者、サービス量ともに以前より掘り起こされて、需要が増えてきたとのことです。
 砺波市が指定事業者になって、ホームヘルプサービスやデイサービス、ショートステイがしっかりと行われていますから、砺波市としての財政的にも良い結果になっていると私は思います。
 他の自治体では民間任せで、ホームヘルパーも減らしていると言われています。今後とも民間任せではなく、砺波市としてのサービスに応えるよう、施策に積極的に取り組んでいただきたいと願うものです。
 デイサービスやショートステイなどの施設は不足、断わるのは大変つらいとやなぜ苑の職員は訴えています。利用料も1割負担ですから大変です。サービスは受けられないと訴えておられます。介護保険は、だれでも、いつでも、どこでも安心して利用できる介護保障制度の柱になることを願うものです。2カ月余り経過しましたが、問題点や課題について安念市長に伺います。
 保険料は取られても介護サービスは受けられない、介護基盤の未整備は深刻です。長期療養型病床群が市内に多くできたのに、やなぜ苑の待機者が30人という事態は、多くの市民が特別養護老人ホームを求めている実態ではないでしょうか。
 当市の要介護3以上の認定者は464人、うち在宅者は253人、55%になっていますから、やなぜ苑80床では、人口4万人の砺波市では余りにもベット数が少ないから、30人も待機者が出るのであります。
 我が党が県へ予算要求をしてきた回答によりますと、「砺波広域圏では平成15年までに95床増やす計画であり、砺波市から相談があれば積極的に応じていきたい」と答えていました。昨年の社会福祉大会で、「砺波市の北部に特別養護老人ホームの建設を要望する」との決議が上がっています。
 昨日の助役の答弁では、「特別養護老人ホームは民間活力で検討していきたい」と答えていますが、砺波市は、介護支援センターとヘルパーとの連携、やなぜ苑のデイサービスやショートステイ、特養ホームの入居というぐあいに、砺波市の連携として大変うまくいっていると伺っています。同じ建設費補助を支出するのであれば、第2のやなぜ苑として砺波福祉会が補助申請を提出させる方向で対処されたいのであります。民間活力の導入では、特別養護老人ホームの建設は、施設サービスの質の低下を招き、入所者にも影響することになっていきます。ケアハウスは砺波市にはありません。
 前市長に対して、新栄町の市営住宅建設の時に強く求めていましたが、実現しませんでした。管理人が常駐、食事もあり、ホームヘルプサービスが受けやすいことなどを考えると、砺波市には必要です。ひとり暮らし老人の13.4%の人がケアハウスの入所を希望しておられます。
 老人保健福祉計画では、「老人福祉センターに併設して50床を整備し、一体的な活用を図る」と計画されていますが、是非とも第7次総合計画の早期に建設することを求めるものです。
 次に、低所得者対策について伺います。
 政府は昨年11月、事態の深刻さを認識、65歳以上の保険料を半年間徴収せず、その後1年間は半額にすることを決定され、ホームヘルプサービスも非課税世帯は3年間3%としましたが、砺波広域組合は一歩踏み込んで無料を継続、さらに65歳以上の1号保険料については基本額0.5を0.4、すなわち月額保険料1,500円を1,170円にされたことは全国的にも先進例として高く評価いたします。
 しかし、全国的にはもっと先進例があります。第一段階被保険者の保険料全額を助成する。生活保護基準以下は全額免除。国保税の減免制度と同一に扱ったり、国保税と同様の7割、5割、2割と減額で実施。利用料についても、生活保護基準で対象者を選定し無料に。老齢福祉年金と非課税の困窮者は全額無料などにしておられます。
 10月からは半額とはいえ、介護保険料が徴収されることになっていきますので、1万5,000円以下の年金受給者68名や、生活保護基準以下で生活している生活困窮者は、保険料や利用料は免除する制度を確立されたいのであります。
 次に、介護保険でのサービスから外れた老人への対策について伺います。
 介護保険の実施によって、これまでの高齢者福祉サービスを後退させないために、市独自事業として希望者を対象に実施されたい。
 小矢部市では、ホームヘルパー上乗せ事業やショートステイ上乗せ事業により、希望により入所を認め、市としても予算化をしています。
 介護認定で「自立」と判定された人や、年齢を問わず、障害者、難病、終末期医療、精神疾患などでデイサービス、ホームヘルプサービス、配食サービス、入浴サービスの在宅サービスなど行われたい。当市の対策について伺います。
 次に、身障者対策について伺います。
 砺波市には、身体障害者は1,471名、知的障害者は186名という実態ですが、現行では特定疾患のみ介護保険の対象となっています。
 当市の実態について伺います。利用料など、問題点が出ているのではないでしょうか。
 今国会では、障害者福祉で、行政が責任を持つ措置制度を廃止し、契約制度にする社会福祉事業法改正案が可決されました。
 身体障害者、知的障害者、障害児等に係る福祉サービスに関し、市町村等による措置から利用者の選択に基づき利用する制度への変更がされたものです。
 障害者福祉分野に、介護保険制度と同様の直接入所契約制度を導入するようにしました。国、市町村の分野を離して、民間が金もうけのために参入することにしようとするものです。憲法第25条から見ても、問題のある法改正と思います。
 国や地方自治体は福祉の分野で最も大切な役割を果たさなければならないのに、民間に任せる、福祉面から手を引くような動きに厳しく対処していかなければならないと思いますが、市長の見解を伺います。
 次に、国民健康保険税の滞納問題について伺います。
 昨年は、市民の生活面を考えて、国保税引き下げにより、市民1人当たり2,505円引き下げられて大変喜ばれています。しかし、滞納者は300人もおられ、額にして3,190万円にもなっています。このうえ介護保険が加算されますから、今日の不況の状況のもとでさらに滞納者が増えてくることが充分に考えられます。介護保険料を滞納、未納した人が、介護が必要な状態になっても受けられないということになります。
 国保税の滞納者への資格証明の発行は自治体の裁量であり、当市においても、悪質滞納者ということで、ごくごく少ない方向で行われています。今年はゼロであります。
 しかし、介護保険が実施されてから資格証明書の発行は自治体の義務になりました。資格証明を持って医師にかかるとどうなっていきますか。お金がなく、病気になっても医者にかかることはできなくなります。
 全国には、資格証明をもらって医者にかかることができなく、自殺した人もおられます。資格証明の発行は、自治体の裁量から義務化されるようになりましたが、当市の考え方について伺います。
 国民健康保険の積立基金2億8,000万円、繰越金2億円という実態であり、失業や病気など事情を充分に考慮して、減免をするなど保険料を払えない人へのきめ細かな対策が今こそ必要であります。
 今議会に国保税の滞納対策にと予算が上程されていますが、取り立てに力を入れることよりも、滞納者の住民の声をよく聞き、きめ細かな対策をとられることが求められています。特に、資格証明書の発行には慎重のうえにも慎重に取り組まれることを求めるものです。
 最後に、東部小学校のマンモス校問題について伺います。
 東部小学校の生徒急増による対策をしなければならないと訴えていたことは、私は12年前初めて議員になっての初質問であったと思いますが、その間、砺波市として取り組んだことは、継ぎ足し継ぎ足し、5回もの増築であります。今後ともこの姿勢で取り組まれるのでありましょうか。
 今日では739名22学級、当市では最も生徒の多いマンモス校になりました。5年後には、828名24学級は今日の住宅の状況でありますが、千代、三郎丸において宅地開発が進められています。さらには、花みずき台団地と千柳団地を結ぶ宅地開発計画が進められています。
 6月の農業委員会で、農地除外1町5反が審議されました。どのような年齢の人が入ってこられるのか定かではありませんが、24学級以上になっていくことは明らかではないでしょうか。
 こんなに生徒が急増したマンモス校ですから、不登校の生徒もたくさんおられます。北部小学校と東部小学校だけですが、東部小学校の方が多くいます。
 学校の要望であると思いますが、常勤講師が6月より1人配置されました。砺波市では東部小学校だけです。
 文部省の報告によりますと、子供の私語や立ち歩きで授業ができなくなる学級崩壊は、人数が急増したクラスで起きているとの報告がありましたが、東部小学校は心配ないのでしょうか。音楽室は普通教室にしなければならない、理科室も足りなく弱っていると伺っています。多目的スペースは大切な役割をしているのに、無くして教室にして良いのでしょうか。ランチルームもありません。
 教育長は、12クラスが適正な規模の学校であるとのことで、統合当初は13クラスでした。20年前は19クラス687名、30年前は14クラス438名という生徒の推移です。20年前に対策をしっかりと立てておかなければならなかったかと思います。
 私は、地域の人たちと学校、教育委員会で「東部小学校生徒急増対策協議会」を設置して、長期的な対策、現時点での困っている対策を住民参加のもとで中長期の検討をすることを求めるものであります。
 次に、東部小学校の体育館は国の基準面積にも不足、体育の授業や学校行事にも支障を来たしています。プールの更衣室や便所も使えない状況です。
 本年度において、耐力度調査を実施して統合計画に位置づけたいとのことですが、長期的な視点で地域の人たちともよく協議をしていくことが大切です。しかし、授業に影響していることは早く解消していかなければならないと思います。耐力度調査の結果と、今後の方針について伺います。
 次に、通学路について伺います。
 6月6日午後3時50分ごろ、千保地内の柵のしていない1メートル幅の用水に、東部小学校帰りの1年生の女の子が転落し流されました。しかし、通りかかった郵便局員の方が救って大事に至りませんでした。砺波市内には危険な箇所が多くあります。昨年、用水組合、土木課、教育委員会で、危険なところについて現地確認をして順次対策をしておられますが、もっと力を入れる必要があります。石丸の団地からも、危険なところについてはフェンスを張るように署名簿も提出されています。
 東部小学校付近は、宅地開発、工場の進出などで車も多く走り、通学路に歩道のない箇所も目につきます。高速道路内のボックスも歩道もなく、過去には子供が事故に遭いました。通学路について、用水のフェンス、歩道など総点検を行い、危険なところについてもしっかりと対策を急いで行われることを求めるものであります。
 さて皆さん、今衆議院選挙が戦われていますが、大型公共事業や大銀行支援の政治から、社会保障や教育に力を入れる政治に流れを変えていかなければならないと痛切に私は感じます。900億円もかける利賀ダムよりも、特別養護老人ホームや東部小学校のマンモス化対策ではないでしょうか。
 21世紀は目前です。今度の衆議院選挙を21世紀に日本社会が大きな進歩を遂げていく第一歩にしていこうではありませんか。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員にお答えをいたします。
 まず、介護保険実施後の諸問題について、要約いたしますと、増加するサービス需要に比べて供給体制が不足しているのではないかということかと思います。
 まず、砺波市は、西尾議員もお認めのように、介護保険の補助等につきましては先進的なほうだと、私はそのように思っておりますが、理解をされていると思います。
 そこで、指摘のありましたデイサービス、ご存じのように市内に3カ所ございます。介護保険認定の定員は合わせて110人となっておりますが、庄東や南部のデイサービスセンターでは未だ余裕がございます。ただ、ご指摘の、やなぜ苑に行きたいというような方がおられることを聞いておりますし、定員オーバーをしているということでございましたので、これも指導したんですけれども、最近10名の増員申請をされておりますので、幾分緩和できるのではないか。ご指摘のとおりでございますので、そのように指導をしてまいりたい、ご理解をいただきたいと思います。
 なお、新しいニュースですが、民間で本年度中に市内で新規のデイサービスセンターを建設したい、このようなことを伺っておりますので、サービスの需要に応えていただけるのではないかと思います。
 西尾さんからは、民間ではということで批判もあるところでございますが、私は民間参入があってもいいのではないかと思っておりますし、良いことだと思っております。確かに超高齢化時代を迎えますので、我々としても何とか充足をしたいと思いますが、その資金のめど、手当て、後々の借金の返済等を考えますと、民間で頑張っていただくと。なお、その点では競争になると思いますが、競争になればなお良いのではないかと思います。
 これは自治体の独占事業ではないと思います。ぜひ民間にも参入をしていただいて、いいサービス供給をしていただくならば大変ありがたいのではないか。ただ、サービス料金等についてはいろいろこれから問題になるところだろう。ただし、西尾さんがいつもおっしゃるように、うちはご存じのように、サービス等については従来どおりやっておりますので、そのことの対応がどのようになっているのか、そこでトラブルが発生しないかなという懸念は一つございます。ただし、デイサービスにつきましては、介護保険という形はありますけれども、従来どおり、皆さんにお約束したとおり進めさせていただくということでございます。その上に立って参入されるのですから、私は結構だと思います。批判はありますけれども受け入れてもいいのではないか、それは理解していただきたいと思います。
 次に、施設整備の計画でございますが、相変わらず特養ホームが足らんと。あるいはケアハウスについての問題がございます。このことについては圏域全体で考えているということは西尾議員もご存じだと思います。
 そこで、先ほど県庁の報告もございましたように、平成13年度には30床、14年度には60床、合わせて90床が増床されることになっております。従いまして、535床から625床に整備される予定でございます。新規増加分で私はある程度対応できるのではないかと思っております。しかしながら、これで決め決めで申し上げているのではございませんで、3月の議会でもお答えしたように、3年後にはその動向を見直して、福祉計画も実は見直しするわけですね。従いまして、そういう状況の中で、やっぱり砺波市としても必要だということになれば考えていきたいという気持ちは持っております。
 ただ、今、福祉協議会自らがお金を持っているわけではございません。西尾さんは砺波市に建てろということですが、要は福祉法人が運営するわけです。そこへそんぐり行くわけです。ただし、福祉法人は借金したり、補助金をもらってもあとは全部こっちにツケ回しですから、そのことが今の措置費と保険料とのギャップがあるわけですから、そうするとペイができるのかどうか、財政的な要因も実はあるわけであります。
 そこで、私どもが先般厚生省に要求しておりますのは、措置費でこれまでやっていたのに、保険料になったから半分経費が削減されている、その半分の経費を市町村に回しなさいと。市町村はベースだから、いろんな施設があったり、前の施設の返還金もその形でなしていくんだという強調をしておるわけでございまして、そのことも西尾さんにご理解をいただきたい。
 先般も助役が申し上げましたように、そこで民間参入があれば拒まない。それを活用していくことも大事ではないか。これも私は地方自治体の独占事業ではないと思います。もちろん運営は福祉法人ですが、その独占事業ではないのではないかと思っておりますが、これに批判がありましょうかどうか。
 それから、ケアハウスについては、ご存じのように圏域内にはございません。私は、必要なことについては充分承知しておりますが、これはもっと県が考えるべきではないか。これも従来の措置費みたいな形でいただけるんだったら、人も雇いまして、電気・水道料も出して、そして施設を建てるということになります。ただし、そのような投資額に対する収益性が見込めない状況なんですね。従いまして、今あちこちで病床群が建っておるような形ですが、実施される皆さんがいないわけです。そうすると、そういう穴は県あたりが埋めるべきではないか。一市町村が考えるべきかどうか。しかも、私ども圏域全体でやっていますから、モデルケースとしてそのように県が指導すれば、皆さんと協議いたしますけれども、せめて用地ぐらいは私どもが出す。そのような運動を西尾さんも展開されたらいかがでしょうか。私にばっかり言わないで。
 人口4万、10万の一市町村でやっていくという時代ではないんじゃないか。そうすると広域圏でやる。広域圏でやるといったら、モデル的に広く全県下を眺めて、特養から出てきて元気になられたらケアハウスというようなシステムがあるとすれば、私は都道府県あたりで考えるのが大事だと思う。これに収益性があるとすれば、民間でおやりになると思う。ただし収益性がないわけですから、そのことを考えていただいて、市町村、私ばかりをいじめないで、ひとつ運動展開をしていただきたい。そういうことをご理解いただきたい。
 それから次に、低所得者の保険料、利用料を免除、軽減せよということです。
 これにつきましても3月議会で質問のあったところでございまして、65歳以上に係る1号保険料については、県内でも他の保険者に先駆けて、砺波地方介護保険組合理事の皆さんとも協議して、低所得者に対するカバーをいたしたわけでございます。
 利用料につきましても、砺波市は、これも皆さん方からのご意向もございまして、ヘルプサービスの低所特者に対する利用料を無料にしたことはご承知のとおりでございます。県内でも砺波市だけだと思います。先ほど小矢部市の評価をされておりましたが、私は負けていないのではないかと。皆さんのご協力によってそのような措置をさせていただいていると思っておるわけでございます。
 なお、それ以上のサービスをしなさいということでございます。私は、皆さん方よりも平均以上に、またそれ以上にサービスをしているというように思っております。それで、それ以上に西尾さんがサービス要求されるとすれば、要は財源です。ひとつ西尾さん、財源を用意していただくならば私もやりましょう。そのことの運動展開もやっていただかないとなかなかできないのではないか。砺波市だけが突出というわけにいかないと考えておりますので、ご了解をいただきたいと思います。
 次に、介護保険でのサービスから外れた老人への対策について申し上げます。
 介護保険で「自立」とされた場合、やむを得ない措置が必要な要援護高齢者に対しては、現在、ホームヘルプサービスやデイサービスを継続して実施しております。ショートステイについても県単のミドルステイを活用させていただいて、そのことについての対応をいたしておるところでございます。
 新規サービスとして、西尾さんからも要望のございました配食や移送サービスにつきましては、社会福祉協議会の協力を得まして今度開始をするわけでございますし、新たに介護予防のための生きがいセンターも出町でつくるわけですが、このような措置もとらせていただきたいと思っておるところでございます。
 以上、介護保険に係る答弁でございますが、なお、東部小学校等については毎回質問されておりますが、細部につきましては教育長からお答えをいたしたいと思います。
 その他につきましては、民生部長からお答えをいたします。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員お尋ねの生徒数の予測と今後の対応ということにまずお答えいたします。
 東部小学校の5月1日現在の児童数は739名で、普通学級が21学級、特殊学級が1学級、学級数としては22学級ございます。児童数の推移につきましては、毎年少しずつ増え続け、平成16年には800人を超え、普通学級数も24学級と3学級増える見込みであります。
 当面は、集会室やオープンスペースの活用で対応は可能と考えていますが、今後ますます宅地開発が進むと予想されるならば、増築や通学区域の変更等をも念頭に置き、対処していかなければならないと考えております。
 しかし一方で、新興住宅地にありがちなことですが、例えば、午前中市長からの話にもございましたが、千里ニュータウンが老人の町と化してしまっているというふうな、宅地に住む住民の方の年齢の変化によって、少子化と相まって児童数が激減することも予想されますので、そのことも考慮し対応を検討していきたいと考えております。
 次に、体育館、プールの改築計画についてですが、体育館については今年、耐力度調査を実施します。そして、その結果を踏まえて、国の補助事業としての認定を受け、改築等について総合計画に位置づけていきたいと考えております。プールの改築につきましても、体育館改築に併せて検討していきたいと考えております。
 ただ、ただいま西尾議員のおっしゃいました、みんなでこの難しい問題を考えていこうじゃないかというご提案には大変私もありがたく思っております。皆さんの衆知をいただきながら、何としてでもこの問題については良い知恵を絞っていかなければならないと思っておりますので、今後そのように検討してまいりたいと思っております。
 3番目に、通学路の対策でございます。
 通学路については学校と地域との話し合いにより決めておりますが、通学路に安全を確保しなければならない箇所があることは承知しております。学校においては、日頃から交通安全指導並びに危険箇所を察知し、安全な登下校の指導を行っております。今後とも、子供たちに対して学校で充分な指導を重ねるとともに、歩道の新設、用水等へのガードレールの設置を関係機関へ積極的に働きかけ、お願いしてまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 西尾議員の福祉対策の質問のうち、身体障害者と国保の納税対策の2点について答弁をいたします。
 まず1点の身障者対策でございますが、ご承知のように、各身障者の福祉法あるいは知的障害者福祉法に基づきまして、それぞれ県の補助事業あるいはまた市の単独事業等、保健、福祉のサービスを提供いたしているところでございます。
 本年4月からの介護保険制度のスタートに伴いまして、このうち65歳以上の身体障害者及び40歳から64歳までの特定疾患による身体障害者の方々については介護保険の適用を受けることとなりました。平成11年4月1日現在における身体障害者手帳交付者は1,471名であり、このうち65歳以上の方は978名となっております。40歳から64歳のうちの特定疾患、45種ぐらいの病気ですが、その身体障害者手帳を交付されておる人が174名おります。そのうち介護保険の対象者が145名ということで、認定をされました方が28名となっております。今回の制度は全国的なものでございまして、利用料を含めて制度の適正な運用に努めてまいりたいと考えております。
 また、介護保険の適用を受けない身体障害者の方及び知的障害者の方については、これも各種制度に基づき、従来どおりサービスを受けられるものであり、介護保険の適用を受けないことによる不利益はないものと理解をいたしております。
 社会福祉事業の改正案につきましては、議員ご指摘のとおり、去る5月29日に参議院で可決されまして成立いたしました。社会福祉事業法が制定されて約50年ぶりの大きな改正でございます。
 この改正の柱は、障害者への福祉サービスの提供が、行政による措置から障害者が自ら選択した事業者と契約する仕組みへと改められることになります。法改正に伴いまして、利用者が事業者と対等の立場で契約を結べるなどの懸念もあるようですが、苦情処理あるいは事業評価に係る機関の設置、あるいは事業者、行政側への情報開示義務などによる制度を補完することとされております。
 個人の選択を尊重した制度の確立や、多様な事業主体の参入促進による質の高い福祉サービスの拡充を目指すという法の改正の趣旨を踏まえまして、具体的なこの制度をスタートいたしますのは平成15年度からということでございますので、充分この間関係機関とも連携を図りながら準備を整えたいと考えております。
 次に、国保税の滞納者の対策でございますが、本年4月、介護保険制度の施行に伴いまして、2号保険者(40~65歳まで)の介護保険料については、国民健康保険税に上乗せをしていただくということで、特に収納率の低下が懸念されるわけでございます。
 災害時の特別の事情があると認められる場合を除き、納付期限から1年が経過するまでの間に保険税を納付しない場合には、被保険者証の返還を求め、被保険者資格証明書の交付を行うことになっております。及び、さらに6カ月延びまして、1年6カ月が経過するまでに保険税を納付しない場合においては、保険給付の支払いの差し止めを行うという義務化がなされたところでございまして、議員がご指摘されたとおりでございます。
 市としましては、これらの趣旨を踏まえながらも、被保険証の返還を求める資格証明書の交付を行う場合、これまで資格証明書は発行いたしておりませんが、支払いの差し止めを行う場合には、災害等の特別な事情等も充分考慮し、老人保健法の規定による医療等を受けることができる被保険者がいるかどうか、そういった有無等について充分確認をするため、各世帯主に対して届け出を求めて適正に処理したいと考えております。
 なお、災害時の特別の事情があり保険税を納付することができないと認められる場合を除き、弁明の機会の付与の通知を世帯主あてに発送し、その弁明書の内容と関係課からの情報等にも充分基づきまして最終判断したいと考えております。
 また、納付の督促催告につきましては、税務課等との連携を密にして、税負担能力がありながら納税しない悪質の滞納者と、分納の不履行な被保険者に対しては、短期被保険証、3カ月と6カ月を出しておりますが、1年延べ400件ぐらいになりますが、納税相談の機会も充分増やしまして、収納率の向上対策により一層の努力をしなければならないと考えております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁漏れに対しての再質問を許します。
 14番 西尾英宣君。

◯14番(西尾君) 2点について再質問いたします。
 民間活力による特別養護老人ホーム建設についてでございますが、介護保険ではまさに公的なサービスは削られて民間営利企業のサービスが中心になるため、サービスの質が大変低下する心配があります。例えば、民間ですから、お金のない人は敬遠され、事業者に逆選択されて利用しにくくなるとか、あるいはまた、事業を始めたが、もうからなくなった途端に撤退して、残されたお年寄りが行き場を失ってしまうというおそれもありますし、サービスの質の低下──身分保障のないパート労働者の皆さんで行われています。例えば砺波の長期療養型病床群は、聞いてみますと、看護助手が多くおられて作業を行っているというような状況です。大変心配されています。どうせ民間としてやられるのに補助を出さなければならないのですから、砺波福祉会がやるのにも補助する──土地代はかかりますけれども、やはりもっとそのことも含めて検討して、出町の周辺ではなくて、北部方面であれば地価も安いですから、特別養護老人ホームを民間でやるというのであれば、砺波福祉会が行っていくことを県へ要望していくことも大事な時ではないかと思います。
 第2点目に、東部小学校の生徒急増対策についてですが、今言ったからすぐ建てられるものではありません。やはり地域の人たちとの対策協議会を設置をして、お互いによく考えて──教育長は良い知恵を絞っていきたいので地域の皆さんの声もぜひということですけども、対策協議会を行うのかどうなのか。
 そして、今後も人口増が続いた場合は抜本的な見直しを検討しなければならないと、秋の北日本新聞に「対応に苦慮する市教委」ということで大きく出ておりましたけれども、その面からもぜひとも対策協議会を設置されることを求めるものであります。
 以上で再質問を終わります。

◯議長(堀田君) 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 特養の民間経営についてご批判があったわけですが、そういう心配もあろうかと思います。ただ、この制度はご存じのようにランク別になっているわけです。単価が決まっているわけでしょう。そのうえで上乗せのサービスがあるかないかというのは議論があるかもしれん。ただし、やらなければならない制度があるわけですから、その点ではそんなに心配されなくてもいいのではないかと思っております。そのことをご理解いただきたいと思います。
 私の言いたいのは、市町村や福祉会だけの独占であってはならない。福祉会だって、ずっと歴史を重ねてまいりますと、マンネリ化するおそれもあるわけです。だからその意味で、民間が入ってこられることについての競争意識といいますか、そこでのお互いの話し合いもありましょう。そうすることによって、レベル段階、それぞれの段階がございますから、その段階の措置をどうするか。同じ場所での議論もあるわけですから、その辺は融和をとってやっていただくならば、西尾さんの心配はないのではないかと私は思います。
 もう1つは、先ほど申し上げました30床、60床等につきましては、今建設しているわけです。その建設しておる数字は、この圏域内でほぼうまく入れるということになっておりますので、その段階で、それやれそれやれと言うのはいかがなものか。私は絶対やらないとは言っていないんで、超高齢化時代が進みますので、進む段階からもお話をすればいいのではないかと。ただ、県そのものは一種の枠を持っています。介護保険制度の計画についても計画書を持っておるわけですから、もしやるとしてでもそれらにこれから登載をして皆さんと議論をしていただくことになります。そのことをご理解いただいて、私どもも充分承知しておりますのでご理解いただきたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員のおっしゃっている早急に協議会をつくりなさいということですが、学校の設置者は市長でありますので、市長と相談のうえ、これにお答えしたいと思います。私の一存で軽々にご返事申し上げるわけにはまいりません。そのことが1つ。
 それから、西尾議員さん、もう20年近く前からこのことを予測なさり、大変心配をしていたところなんだがというお話でございましたが、大変な炯眼に私は驚いているわけです。日本の国がバブルがはじけてこういう状態になるとは、恐らく20年前にはだれも考えていなかったんではないかなというふうなことを今思い出していたわけです。
 そこで、この後対策協議会をつくる時には、それほど、つまりロングランな見方で、激減した場合にはどうするのか。それから、仮に旧4地区を2つに分割をするとするならば、地区を分割しないでちょうど400ぐらいのものが2つできるわけです。それからまた、通学区域の変更などということになりますと、地区の住民の方のいろいろな思惑、感情もまたあると思います。そこら辺のことをすべて充分相談し合いながら、後に悔いを残さないようにしないと、新しく学校ができたが子供がいなくなったとか、その他のこともよく考えて取りかからならなければいけないことだと思います。そういう意味で、市長と相談をしまして、なるべく早くその対策の協議会は持たなければいけないと思っております。
 以上です。

◯議長(堀田君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 他に質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第45号から議案第55号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外10件、及び報告第4号 専決処分の承認を求めることについて、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

◯議長(堀田君) これをもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明16日から20日までの5日間は、委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、明16日から20日までの5日間は休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は6月21日午後2時から開会をいたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうもご苦労さまでした。

 午後 1時58分 閉議



平成12年6月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成12年6月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 議案第54号及び議案第55号 砺波市都市公園条例の一部改正について外
     1件
     (提案理由説明)
  第2 市政一般に対する質問、並びに議案第45号から議案第55号まで、平成
     12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外10件、及び報告第4
     号から報告第9号まで、専決処分の承認を求めることについて外5件
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月14日  午前10時00分  開議
   6月14日  午後 3時16分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 林   忠 男 君     2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君     4番 寺 島 良 三 君
   5番 江 守 俊 光 君     6番 松 本   昇 君
   7番 池 田 昭 作 君     8番 石 田 隆 紀 君
   9番 藤 井 外志男 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 桂   政 樹 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 野 村 泰 則 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 宮 井   正 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 竹 林 秀 明



平成12年6月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(堀田君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(堀田君) 日程第1 議案第54号及び議案第55号 砺波市都市公園条例の一部改正について外1件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案についてご説明申し上げます。
 議案第54号 砺波市都市公園条例の一部改正につきましては、砺波市温水プールと富山県西部体育センターの利用者の利便性を図るため、砺波市温水プールと富山県西部体育センターの第1トレーニング室並びにスポーツサウナについて共通利用券を発行しようとするものであります。
 料金につきましては、現行料金の約8割の金額を設定し、夏休みが始まる7月20日からスタートしたいと考えております。
 次に、議案第55号 工事請負契約の締結につきましては、(仮称)砺波市立北部保育所建設工事に係るものであり、工事請負契約を締結するため、法令の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。
 何とぞ慎重にご審議のうえ、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(堀田君) この際、暫時休憩いたします。

 午前10時03分 休憩

 午前10時27分 再開

◯議長(堀田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◯議長(堀田君) 日程第2 市政一般に対する質問、並びに議案第45号から議案第55号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外10件、及び報告第4号から報告第9号まで、専決処分の承認を求めることについて外5件を議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びにただいま議題となっています案件に対する質疑を行います。
 通告により、発言を許します。
 18番 吉澤邦麿君。
  〔18番 吉澤邦麿君 登壇〕

◯18番(吉澤君) 改選後初めての定例会でありますので、自由民主党砺波市議会議員会を代表いたしまして質問いたします。
 まず初めに、去る4月16日に行われました選挙についてお伺いいたします。
 今回の選挙は、我が自民会が前回の改選後、直ちに行財政改革の一環として定数削減に取り組み、22議席から20議席に削減いたしました初めての選挙であり、少数激戦の大変厳しいものがありました。しかし、それだけ市民の関心も高く、各自政策を訴えて市民の支持をいただき、当選を果たしたところであります。そのうち、20人中上位18名が自民会に入会されたのであります。そのことは、我が自民会が砺波市の市政を動かす誤りのない大政策集団と認められたものと確信いたしております。と同時に、責任の重大さを痛感いたしておるのは私一人ではないと思います。市長はこのことに対して同じ認識かどうかをお伺いいたします。
 私のことを申し上げて恐縮ですが、市民の有識者の方々から電話なり直接伺ったことを申し上げますが、砺波市政始まって以来、6期の当選者が3人も誕生したのは初めてであり、大変な意味を持っているとのことであります。議会と行政は、申すまでもなく、車の両輪であると言いながら、どちらかと言うと必ずしもそうではなく、本来の姿になっていなかった。しかし、今回3人も誕生したことは、しっかりと議会としての力を発揮して、すばらしい砺波市を築いてほしいという市民の願いの意味が込められているとのことでありました。私は、市民のこのような熱い期待の中に投票してくださったことを知らされ、謙虚に受けとめ、身の引き締まる思いでありました。
 先般、同期の梶谷議員、松本議員とこのようなことについて話し合い、同じ思いを確認いたしたところであります。また、自民会としても、数にものを言わせるのではなく、政調会を中心として政策を充分に勉強し、市民のニーズに即したものは行政に先取りし提案し、実行に移していくことを確認いたしたところであります。
 私の好きな言葉に、論語の「和而不同」という言葉があります。これは、ご承知のごとく、仲良くしてくことと何でもかんでも合わせていくこととは違うという意味であります。お互いに権力におごることなく、市民のためになることは大いに論議することだと思います。市長の考え方はいかがかお伺いいたします。
 さて、今回の自民会の各議員の質問は、選挙中に公約として掲げて戦ったものを、政調会において各項目ごとにまとめて質問いたすものでありまして、市長も公約を掲げて市民の信を得られた方でありますので、公約の重みを充分理解しておられることと思います。今日と明日と誠意ある答弁をお願いいたすものであります。
 さて、第7次総合計画策定に当たり、3つの点について私の提案と市長の考え方をお伺いいたします。
 第6次砺波市総合計画が、基本構想、基本計画、実施計画の3部構成によって平成元年12月に策定され、基本構想は平成12年までの11カ年構想、基本計画は前期6カ年、後期5カ年計画、実施計画は3年ローリング方式の毎年度策定として運営されてまいり、今年度は最終年度となりました。
 市長は、第6次総合計画を振り返り、実施できたこと、できなかったこと、また構想自体に無理があったか否か、またこのことを次期にどのように反映しようとしているのか等々、総合的な評価をお伺いいたします。
 また、目下、次期総合計画策定に向かって、市民意識調査、まちづくり研究会の意見、転入者アンケート等と幅広く意見を求めておられるところであり、我が市の21世紀の方向づけを決める重要な計画でありますので、慎重に大胆に取り組まれ、誤りのないよう要望するものであります。
 しかし、窓口を広げ過ぎた感があり、また設問自体が抽象的な感じがいたし、今後これからの意見をどのように取りまとめ、基本構想、基本計画に反映させるのかお伺いいたします。
 第2点は、私は、総合計画策定の基本は、将来人口を何人に設定するかであると思います。市民意識調査によりますと、5万人と4万人の2つに大きく分かれるところであります。高年齢層が5万人、低年齢層が4万人と分かれ、大変興味ある回答だと思います。
 例えば人口4万5,000人と設定した場合、超高齢化社会、少子化社会の現在、既存世帯者の人口増は望めなく、地区外からの流入新世帯者に負うところ大であります。例えば両親、子供2人の標準家庭だと、1,000戸から1,200戸の住宅が必要になり、そのために美田が壊され、散居村の保存は難しくなり、「うるわし散居の中に花と緑の活力に満ちたふるさととなみ」を目指しての基本目標も色があせてしまいます。
 私は、これからは大きいことは良いことだとの発想の時代は終わり、自分の殻に合った、すなわち96.31平方キロメートルの面積に合ったまちづくりをするべきだと思います。
 私は、砺波市の人口を4万2,000人を限度とし、それに合わせて逆シミュレーションをし、教育、保育、福祉、医療、その他をきちんと整備、充実していくべきだと思いますが、市長の考え方をお伺いいたします。
 私が今まで行政視察に行って来ました大阪千里ニュータウン、北九州市のベッドタウンの春日市、多摩ニュータウン等は、皆1世代のみの住宅のため、30年、35年たった今ほとんどが高齢者世帯となり、シルバータウン化し、医療、福祉、保健、ごみ問題等々に行政が頭を抱えている現状であります。今砺波市においてどんどん増えている住宅団地の30年、40年後を想像した時、市長はどんなイメージを抱かれるかお伺いいたします。
 静岡県の掛川市のように、土地は「みんなのもの」とのもとに、行政と業者と市民とが一体となって土地利用計画を策定し成功した例があります。ぜひ参考にされることをお勧めします。
 私は、人口4万2,000人と抑えたのは、現在の人口より約2,000人弱の増であり、住宅にして500戸程度の増になります。これを単純に17地区で割っても1地区当たり30戸ぐらいになります。30戸ぐらいですと、土地を求めるもたやすく、特に村部の土地の安いところでは、家庭菜園や庭木等も植えられる150坪ぐらいの広いものにし、将来2世代、3世代が住めるようにする。そして、それは集団化するのではなく、点在型、すなわち散居を形成するようにしてはいかがかと私なりに思っております。こうすれば、散居の景観を壊すこともなければ、また土地も1カ所に集中しないので求めやすいと思います。
 しかし、集団型に比べて、上下水道、道路舗装等、割高との異論もあるところと承知いたしております。しかし、どこかでだれかが痛みを分かち合う思い切った政策を考えてみる必要があるのではないでしょうか。
 今、高岡市中田で、郊外型住宅として150坪ぐらいの土地を求めて移り住んで来る人が増えているとのことであります。住民のニーズが変わってきた証かとも考えられますが、いかがでしょうか。
 次に、高規格幹線道路網の完成に伴う砺波市の対応についてお伺いいたします。
 我が市の今日の発展の大きな要因は、北陸自動車道の通過に伴うインターチェンジの設置が挙げられます。そしてまた、東海北陸自動車道の全線開通と能越自動車道の開通が近い将来実現するところであります。これが実現しますと、東京、名古屋、大阪の3大都市との交流が深まり、産業、経済、文化等に及ぼす影響は大であり、我が市の発展は前途洋々の感に思われますが、高岡市は高岡市で、能越自動車道高岡インターの開通に伴い、中部、近畿の経済圏と直接につながるとラブコールを送っておりますし、氷見市は氷見市で、海と魚と温泉を売り物に観光客の大幅増につながると期待をいたしております。まさに都市間競争に突入した感があります。
 このことから見ても、北陸自動車道の開通の時と違い、よほどの魅力ある都市づくりをしなければ単なる通過駅になり下がり、地盤沈下の可能性が大きいのであります。そのためにも、企業の誘致、市場圏の拡大、観光地の有機的な連携のもと、周遊性を高め、通年型・滞在型の観光等が考えられますが、市長はどんな構想を持っておられるかお伺いいたします。
 次に、未就学児の通院医療費の助成についてお伺いいたします。
 少子化対策の一環、育児支援策として、我が自民会は、学校へ入るまでの子供の全員の通院医療費の無料化をうたってきたところであります。
 昨年、県は、当初2歳まで無料としていたのを、自民党県議の強い交渉により、3歳児まで無料となったところであります。当市は、それまでの3歳児を4歳児に引き上げたのでありますが、我が自民会は昨年の予算交渉の段階から、学校に入るまでの子供を全員通院に限って無料にしてほしいと言ってきたところであります。しかし、県内の各市町村の状況はそこまで達していない、財源的にも不透明だとの理由で4歳児におさまったところであります。その後、各市町村において修正され、県内町村全部が無料化、9市では新湊市が他市に先駆けて無料化といたしたところであります。
 今我が市は全国の「住みよさ日本一」と折り紙がつけられ、また「住んでみたい市」の一つに入っており、若い世帯者が多く移入し、人口増につながっているのであります。このような中で、近隣町村と比較した時、一歩遅れていると指摘されても仕方がないことであります。このようなことから、ぜひ早急に育児支援の一環として未就学児通院医療費の無料化に踏み切るべきだと思います。
 幸いにも、先般の市長の提案理由の説明の中にもありましたように、11年度の決算は、厳しい経済情勢の中にもかかわらず一般財源の確保に努められ、限られた財源の効率的かつ重点的な配分に配慮された結果、実質的収支で7億5,000万円程度の黒字決算となる見込みだとのことであり、財源的には心配はないと思います。私は、健全財政に努められたことを高く評価いたします。
 このようなことから、あとは市長、あなたの決断一つであります。市民の喜ぶ顔を想像しながら、何月何日から実施するとの力強い明快なるご返事をいただくことを期待いたしまして、私の代表質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 吉澤議員の自民会代表質問にお答えをいたします。
 最初に、去る4月16日に執行されました市会議員選挙におきまして、それぞれ厳しい選挙の中、有権者の多くの支持を得られ、自民会の皆さんがおそろいで当選されましたことにつきまして、ご同慶に存ずるとともにお祝いを申し上げる次第でございます。
 私も厳しい選挙をいたしたことから、吉澤議員の発言の趣旨については良く理解できるところでございます。自民会におかれましては、その活動方針に基づきながら、市勢発展のために、そして市民の幸せを願う政治政策集団として調査研究を進めておられ、政務調査会や適時に課題ごとの研究部会を設置され、機動的な活動を発展されておりますことに対しまして、深く敬意を表する次第であります。
 そして、本日も質問されたように、適時適切なご提言や要望をちょうだいしておりますことに対しましても心から感謝を申し上げます。同じ政治にかかわる者といたしまして、目指すべきは市民の幸せであり市勢の発展だと存じております。ご意見のとおり、議会と行政執行者はよく車の両輪に例えられております。市民を代表されます選良たる議員の皆さん方と良好な関係を保つことは無論のことであり、おっしゃいました「和而不同」の趣旨も理解をしておりますが、一方私は「以和為貴」という言葉も大切にして、より一層の協調に意を配してまいりたいと存じておる次第でございます。
 また、多年功績のございました、そして長らく議員を務められました吉澤、梶谷、松本議員さんにつきましては、先般表彰も受けられ、改めてお祝いを申し上げる次第でございます。ますますのご活躍に市民も大いに期待をいたしておるものと存じております。
 なお、高い見識のうえに立って、高齢者や弱者あるいは女性の意見にも目を向けるなどしていただくならば、これまで以上に私どもに対するご意見をちょうだいできるのではないかと思っておるわけでございまして、今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 なおまた、自民会議員の質問、提案等についてのご意見でございますけれども、時には議論も大切だと存じますが、私どもとしては、充分説明のできないこともあろうかと思いますけれども、議場でございますので、皆さんとは誠意ある議論をさせていただきたいと存じておる次第でございます。
 次に、総合計画についての質問でございます。
 まず、現行の総合計画の評価ということでございますが、私は市長に就任して間もなく、当初の議会の所信表明にも明らかにしておりますが、岡部市政を受け継ぎ、現行の総合計画に沿って事業を推進することを約束し努めてまいったところであります。その一方で、現行の総合計画について、社会経済情勢の変化や行政需要の動向に応じて、実施計画の見直し、時には議会からの要望もあって、事業の必要性、緊急性等を考慮しながら執行してまいったところであります。
 総合計画における平成8年度から平成12年度までの5年間の後期計画の全体事業費は、当初の計画に比して若干膨らんでおりますが、行政需要の複雑・多様化、増大化を反映しているものと考えております。
 年度ごとにそれぞれローリングを示しておりますが、その実績を皆さんにもお示しをいたしておるところでございますが、私はおおむね順調に推移したものと思っております。
 なお、積み残しや継続的に進める事業を含めまして、まだ充分整理をしておりませんし、またアンケート要望あるいはまちづくり研究会等の皆さんのご意見も伺っておるところでございますが、次のようなものがまだあるのではないか、あるいは方向づけをしなければならないのではないかと思っております。若干長くなって申しわけございませんが、述べてみたいと思います。
 まず1つは、高齢化に対応する福祉の拠点施設の整備があると思います。
 それから、現在、建設いたしております総合病院、隣接して健康センターづくり、これも議会と約束をいたしておる問題がございます。
 さらに、アグリTONAMI21の見直し、田園空間整備に関連しての水辺空間整備などがございます。
 また、先般具申がございました中心市街地の活性化事業の推進と周辺の土地区画整理事業の推進があろうかと思います。
 また、工場、企業団地の整備、下水道事業の推進、出町小学校は着手をいたしますが、幼児保育施設を含めた教育施設の改修もございます。
 また、小学校跡地におきます図書館を中心とした生涯学習の拠点施設も考えなければなりません。
 あるいは、観光地という一面からも考えて、増山城跡の整備やへき地、山間地対策もあると存じております。
 また、要望の強い地区体育館の整備や庄川河川敷利用事業、そして地方分権時代にありまして、広域行政の推進もあるのではないかと思っております。
 その他ございますけれども、これらの事業につきましては、いずれも緊急性や必要性が高いものと考えており、財政の健全化を配慮しながら次期計画に位置づけをしてまいりたいと考えておるわけでございます。
 なお、窓口が広過ぎたのではないか、あるいはアンケートの設問、その他について懸念をいただきました。私は、市民にも約束しておりますように、市民参加でつくりたいと思っておりますので、いろいろご意見があろうかと思いますけれども、若干細かいアンケート等になったのではないか、その点ご理解をいただきたいと思います。
 市民意識もいろいろ直接私にも言われるわけですが、複雑・多様化をしております。その点も配慮すべきことだろうと思うわけであります。これらの基礎資料を整理いたしまして、市議会議員や多くの皆さんのご意見も聴取して、総合計画審議会における審議を経まして集約をさせていただきたいと思います。
 なお、お言葉にもありましたように、1つは慎重で、1つは大胆に取り組む。そのことについての趣旨も充分理解をしてまいりたいと思う次第であります。
 次に、総合計画における人口の規模についてであります。基本的なことでございますので、少し細かく申し上げたいと思います。
 人口の推移につきましては、厚生省の国立人口問題研究所によりますと、我が国の総人口は平成19年にピークを迎え、その後は減少に転じると予測をいたしております。21世紀の我が国の絶対人口は、減少するとの予測がされているところであります。
 また、国の予測における富山県分の推計値は、本年平成12年がピークとなり、その後は減少に転じると予測されております。しかし、現実は平成10年にピークを迎えて、現在はもう減少の傾向が続いているところでございます。富山県では、国よりも早く人口減少に転じているわけでございます。
 一方、当市の現状につきましては、ご存じのとおり、昭和48年に最小限の3万4,090人を記録して以来、昭和63年を除きまして、幸いにも毎年微増を続けております。過去10年間では年平均0.9%の伸びを示しており、過去20年間では年0.64%、過去30年間では0.55%の伸びを示しております。
 近年の人口増の要因を見ますと、自然増は昭和63年から100人を割り込み減少いたしておりますが、逆に平成2年から社会増が100人を超え急増いたしております。しかしながら、平成8年をピークに伸び率が鈍化している現状でございます。
 なお、6月10日現在で4万890人となっておりますが、現計画の目標値は4万3,000人でございます。推計値は3万9,594人となっておりましたので、推計値は達成をいたしておりますが、目標値は達成しておりません。21世紀の我が国の人口絶対数が減少することと、県内ではそのスピードが早まりそうなこと等から、今後の大きな人口増は期待できないものと思われます。
 人口減少時代になり、従来のような目標値の設定を行うよりは、推計値を示すことが適当ではないかと考えている次第であります。
 そこで、過去20年間の平均伸び率で今後も推移すると仮定しますと、10年後の当市の人口は4万3,500人程度となりますので、このあたりを中心に推計値を設定すればどうかと今考えているところでございます。
 次に、重要なフレームであります土地利用計画につきましてご提案をちょうだいしておりますが、私も全く同感に存ずるところでございます。
 今後の宅地供給につきましては、現在も進めておりますが、区画整理事業により供給されます宅地の活用を図るべきではないかと存じておりまして、開発業者の皆さんのご協力を得ながら、農地の宅地化を最小限にとどめたいと思っております。
 今、農水省の肝入りで、県が中心となりまして田園空間整備事業が進められておるところでございます。これは、世界にも稀なる砺波平野を構成しております散居を後世に残そうとするものでありまして、従来の開発型から共生型へ大きく転換をすべきだろうと思うわけであります。したがって、その原点にあります自己完結型の農業を大切にすることも重要な一面があると思います。しかしながら、ご存じのとおり、その財産が個人に帰属するものであること、さらには地方自治体の力量には大きな制約があることはご承知のとおりでございます。最終的には、おっしゃいましたように、掛川市の例も示されましたが、社会全体の意識の変革が大切ではないかと感じておる次第でございます。
 いずれにしても、人口増加とそれに伴う住宅政策とは関連性が強いものでありますが、強調されましたように、散居の保全という観点から、今後の宅地開発には充分慎重な対応が必要だろうと存じております。
 なお、宅地に関連いたしまして、シルバータウン化するのではないかという懸念があります。私も同様に不安を感じておるところでございます。
 今から、それぞれ開発業者等の指導をし、地域コミュニティをつくるなど、それぞれの意見も集約しながら、このような土地政策を考えるべきではないかと思います。
 ただし、市ではそれぞれの制約の権限がほとんどございませんが、ご意見を参考にして、総体的に土地を守るという観点のうえに立って対処すべきと思うわけでございます。
 次に、高規格幹線道路網の整備に向けて、砺波市の対応について申し上げます。
 ご存じのとおり、東海北陸自動車道が南に延び、能越自動車道が北に延伸して、高規格幹線道路の整備が着実に進んでおります。このような道路整備は、まず産業振興あるいは観光振興、そして生活サービスの向上などにも大いに効果があると存じておるわけでございます。
 しかし、そのような題目だけ唱えていてもいけませんので、産業振興につきましては、この道路を充分活用するために、まず砺波には豊かな水がある、良質な労働力もある、安価な土地もあるということをPRして、企業などの受け入れ、そのための基盤整備を考える必要があると存じております。
 ご存じのように、インター周辺の区画整理事業に伴う保留地の有効活用がまずあると思いますし、新しく工業団地の調査研究を、散居を守りながらどのような形でどこにどう配置するか、水のこともありますし、団地政策について考えなければならない、このように思っておるわけでございます。
 次に、観光振興につきましては、観光資源の利用など研究をしなければなりませんが、東海からの観光客の増加は期待できると思っておりますし、本年のチューリップフェアなどの調査をいたしますと、多くの方が東海地方からも来ていただいております。
 ただし、おっしゃるとおり通過点になってはいけませんので、どう足をとめていただくか、私は砺波の目玉となる観光施設、ソフトを含めた観光基盤の整備が重要になってくると思っております。これにつきましてはいろいろご意見があると思いますので、充分拝聴しながら対応してまいりたいと思っております。
 また、生活サービスの向上と地域振興について申し上げます。
 現在、砺波総合病院の増改築をいたしておりますが、聞くところによりますと、岐阜県の白川村からも入院されておるということを聞いております。そして、当病院は今、地域のもっと広い意味の広域的な中核病院として機能アップをしているわけです。そして増床もしているわけですが、さらに当市には、他の町に例のない療養型病床群等の開院が目立っているわけでございます。
 このような動きから、今高齢化が進んでおります。従いまして、都市から離れたところの住民は、高度な医療や福祉サービスを受けることを期待いたしております。その意味でのサービス機関、そのような核になる施設を考えていく必要があろうかと思います。砺波では、安心して生活できる、医療や福祉が充分受けられる、そういう基盤にもなれば、この高規格道路も活用できるのではないか、そしてそのことが地域振興策にもつながるのではないかと思うわけであります。
 高規格道路を中心とした道路網の整備は、移動時間の大幅な短縮を実現し、経済面や観光面での交通量の増加は沿道地域の市場性も高まります。従いまして、このことを期待しながら、それぞれの諸課題に対応してまいりたいと思うわけでございます。
 特に、課題をもう1つ整理してまいりますと、企業の進出の基盤整備、ソフト事業を含めた目玉観光の基盤、散居のある田園空間もその施設ではないかと思っております。そして、生活サービスのために医療、福祉施設の拡充も大切であると思っております。なお、開通によります広域防災対策も強化を図らなければならないと思っております。経済情勢あるいは財政状況などいろいろ見極めながら、適時に考えて総合計画などに位置づけをしてまいりたいと思っておる次第でございます。
 終わりになりますが、未就学児通院医療費の助成について質問がございました。
 ご指摘もございましたように、県下市町村、いろいろ一存があって差異があるわけでございますが、本年4月より県費助成が4歳未満児まで拡大されることもありまして、町村においてはすべて未就学児まで拡大されております。
 市のレベルでは、未就学児まで完全に拡大を実施したのは新湊市でございます。変則的な拡大をしましたのは、氷見市、滑川市の2市でありますが、5歳未満児まで拡大をしたのは当市をはじめ7市でありますが、そのうち富山市、高岡市は本年7月実施であると聞いております。
 少子化対策への実施上の効果につきましては、年齢を2歳引き上げることにつきまして、市民及び医療機関からも好評であると聞いております。いずれにしても、今後とも安心して生み育てる環境づくりに努めることが肝要であると思っております。
 お尋ねの件は、3月議会に宮木議員さんにも申し上げたところでございます。当市としては、順次引き上げていくということをお答えを申し上げておりました。したがって、明年度から引き上げの準備をしておりましたが、ご意見のように、近隣の町村、未就学児全員を対象としたこと、及び少子化対策をさらに進めるため、ご要望に沿いたいと存じております。つきましては、9月議会に条例改正及び予算措置をいたし、住民及び関係者への周知徹底もございますので、10月1日実施でご協力をお願い申し上げたいと思います。
 以上、代表質問の答弁といたします。

◯議長(堀田君) 10番 高田隼水君。
  〔10番 高田隼水君 登壇〕

◯10番(高田君) 私は、4月の選挙で多くの公約を市民に掲げまして、審判を仰いだ結果、皆様にご信任を得た次第でございますが、今回は、先ほどの代表質問でもございましたように、選挙後初めての議会なので、私の出馬に関しての公約と、現在、市行政が当面しております問題とを充分考慮して、市政一般についての3項目ばかりの質問と若干の要望を提案させていただきます。
 第1項目は、田園空間整備事業についてお伺いをいたします。
 そのうち第1点は、事業の進捗と今後の見通しについてお伺いをいたします。
 この事業は、平成11年度から15年度までの5カ年で完了とのことで、去る3月27日、第4回基本計画策定委員会で散居村田園空間計画案が示されましたが、その計画の基本的な考えとして保全地区の指定があります。市街地近郊散居村、平野型散居村、山麓型散居村等でございますが、保全予定地区の住民との関係はいかがなものでしょうか。
 この事業の基本は、散居村を次世代に残すことが基本であるならば、散居、すなわち屋敷林が主体であり、またそのことは、屋敷林の中で生活をし、所有者である住民が主体でないかと思います。
 この事業の推進に当たっては、住民とのかかわり合いを重視して進めていくことこそが事業成功のかぎを握っていると言ってもいいかと思います。机上の計画が先行いたしまして、立派な計画案ができましても、事業実行に当たって、屋敷林の所有者、すなわち住民、市民のコンセンサスが得られなければ、決して成功するとは言えないのではないでしょうか。
 第2点は、第1点で述べたように、散居村の原点である屋敷林の保全についてお伺いいたします。
 散居村の保全は、元をただせば屋敷林の保全になるかと思います。この事業では、まず最初に、屋敷林の保全策を検討して早急に実行すべきであると思います。
 委員会では、工場、家屋、公共施設等を新築する場合には、屋敷林を形成する樹木の植栽も必要だとのことです。無論そのことも必要でしょうが、差し当たって、現在の屋敷林の保全が急務であるかと思います。一般的には、樹木が屋敷林として成育完成するには50年ぐらいは必要だと言われております。
 近年、住民の生活様式及び社会環境の変化により、年々屋敷林が失われていきます。一説によれば、毎年5%から8%ぐらい失われていくとの予測もあります。
 策定委員会では、屋敷林の保全に関して、屋敷林健康チェックパトロール、屋敷林オーナー制度、枝葉のリサイクル事業等を例示いたしておりますが、これらの方策を直ちに実行すべきではないかと思います。
 第3点は、この事業と砺波市の対応についてお伺いいたします。
 策定委員会の基本計画では、エリアの設定、道・水の計画、散居の計画、屋敷林の保全、散居施設の計画等となっておりますが、これらは砺波平野を平面的・学問的に見て、東京のコンサルタントが事業計画を策定しているわけですが、砺波市としては、現状を充分に把握をし、立体的に取り組んでいくことが必要かと思います。
 例えば水との関係では用排水路の問題、コアの設定ではチューリップとの関係、屋敷林の保全では、我が砺波市が平成5年4月に施行した花と緑のまちづくり条例、これは屋敷林の指定、保存樹の指定をいたしております。
 先ほど申し上げましたとおり、田園空間整備事業は屋敷林の保全が主体でありますから、この観点からすれば、我が砺波市は既に田園空間整備事業の先取りをし、この分野では先駆者であると、この条例に諸手を挙げて賛成した者の一人として確信をいたしております。というような観点から、この条例とのかかわり合いをどのようにこの事業の中で活用していかれるのかなど、砺波市としての事業に関しての方針についてお伺いをいたします。
 第2項目は、少子化についてお伺いをいたします。
 少子化問題は高齢化問題と表裏一体なのですが、時間の関係もありますので、少子化に限ってお伺いをいたします。
 20世紀には、食料生産の増産、医療費の発達等によりまして、地球上の人口が急増し、この傾向は今後も続くと思われております。しかし、先進国は出生率の低下、発展途上国では増加が予想されているという変則的な面もございます。
 我が国の将来人口推定につきましては、先ほど代表質問の答弁の中にもございましたように、いろいろな見方もございましょうが、1つの見方として、国立社会保障・人口問題研究所の推計をし、公表した数字によりますと、合計特殊出生率、一人の女性が生涯に生む子供の数は、1995年の1.42人から2000年あたりまで低下をし、その後反転して上昇していき、2030年ぐらいでは1.61人でなかろうか。それ以降、随時横ばいを推移するのではないかと予想しております。
 それによれば、総人口は1995年の1億2,557万人からわずかであるが増加をして、2007年あたりには1億2,091万人、2050年には1億50万人、そして100年後の2100年には1995年の約半分の6,737万人ぐらいまで減少するのではないかと言われております。
 砺波市の出生率は、昭和60年に1.70であったが、平成3年に1.61となり、その後回復をして、平成9年には1.70になりましたが、将来としても、現在と同じ人口水準を保つために必要とされている2.08以上の出生率には無論及んでおりません。
 砺波市の人口動態では、平成元年総人口3万6,977人が、12年で4万787人と3,810人と増加をしております。これを平成元年の年齢別構成比率、年少人口19.1%、生産人口65.4%、高齢人口15.6%で12年度の年齢別人口をシミュレーションしてみると、平成元年と比較して、年少人口がマイナス1,526人、生産人口がマイナス375人、高齢人口がプラス1,901人となります。
 砺波市の場合は、人口増加の割合は自然増がわずかで、社会増のウエイトが多いので、出生率が1.70であっても、実際はそれ以上に少子化が進んでいるのではないかと予測されます。
 少子化の要因といたしまして、第1に、非婚化、晩婚化による未婚率の増大が挙げられます。
 砺波市の男性未婚率の一例として、25歳から29歳までは、昭和50年に37.1%であったのが平成7年に55.3%、同様に女性では9.8%が37.7%となっております。原因としては、社会環境の変化、女性の社会進出などが大きな要因かと思っております。
 未婚率の減少について提案をいたします。結婚問題等に対処するため、専門のセクションをつくって解決に当たってはいかがでしょうか。例えば公立結婚相談所、若者の出会いの場を各界各層に呼びかけて企画をし、継続的に開催をし、砺波市だけでなく、広く広域圏にも輪を広げたらいかがでしょうか。そしてまた、近年増加をしている国際結婚についても、行政としてアドバイスをしていくことができないものでしょうか。
 また、以前は各地に男女の仲を取り持ちお世話をする人、いわゆる仲人さんというような方がたくさんおられましたが、昨今は社会環境の変化、女性の職場への進出等でほとんど見受けられなくなったのが現状ではないでしょうか。
 そこで、各地区、旧町村単位に最低1名の結婚相談員を委嘱し、各地域の結婚適齢期の男女の把握、各地区間の情報交換、例えば月1回委嘱員の全体会議を開催して、結婚を促進するための助言等をしたらいかがでしょうか。無論、個人のプライバシーを守ることは言うまでもありません。
 少子化の要因の第2として、子供の出産数の減少及び出産をしない夫婦の増加も挙げられております。
 子供の出産数減少の主な要因は、子供の教育費が家計を圧迫すると考えられております。経済企画庁「国民生活白書」平成10年度版によると、45歳から54歳で、家計における教育費負担の割合は、米国では2.4%であるのに対し、日本では7.8%としており、これは平均的な教育であり、高等教育になるとさらに負担割合が多くなると報じています。このため最近では、1人の子供に最高の教育をし、兄弟姉妹を多くしないという考えの若いお母さんも多いと聞いております。
 砺波市には学資金貸付制度がありますが、適用範囲の拡大と貸付金額の増額及び利子補給や成績優秀な者の返還免除などを検討したらいかがでしょうか。
 また、大学に進学する場合、自宅からの通学と下宿等から通学する場合とでは、後者のほうが年間150万円前後高額になると言われております。すなわち、親元から通学するほうが非常に経済的負担が少ないということです。こういうことからも、砺波広域圏内に高等教育機関の設立を考えてもいいのではないでしょうか。
 高等教育機関につきましては、近年、生徒数減少に伴う高等学校の統合など話題になってきており、将来、砺波広域圏内の高等学校の総合再編成も視野に入れ、空き校舎等の利用により、専門学校あるいは短期大学等の砺波広域圏内での設立を考えてはいかがでございましょうか。
 また、子供を意識的に出産しない夫婦に対しては、ソフト・ハード両面からの意識の啓発が必要かと思います。ソフト面では、夫婦2人で最低子供を2人出産しないと人類が滅亡すること。また、1970年代あたりでは、団塊の世代が大学を出るころは、若者が多く、社会は活気にあふれていましたが、少子化はこの逆です。経済は縮小し、社会は活気がなくなり、企業の倒産が起き、失業者が町にあふれることを認識してもらうことが必要だと思います。
 人間は、他の哺乳動物と異なって、子育てのノウハウが本能的となっていないとも言われております。家族、その他の環境から、後天的に学習し訓練されない限り、子育ての意思はなかなか身につかないとも言われております。
 出産しない女性の多くは、子育てノウハウの学習、訓練がないことも原因ではないかと思われますが、この解決のために、家族のきずなの強化が必要でないか、このこともPRすることが必要かと思います。
 ハード面では、子供を出産したことに対して、祝い金とか記念樹等を贈り、行政としても喜びをあらわしたらいかがでしょうか。
 一般的に、少子化対策と言えば、子育て支援あるいは施設等の整備などとなりがちであります。無論、そのことも必要であることは言うまでもありませんが、一面では、それは子供を出産した人への社会的・福祉的保障ということでもあり、重要なことは、いかに結婚を促進しまた出産をするかであると思います。家族みんなで子育てをし、汗を流すことで培われる家族のきずな、親子の接する時間の長さで形成される親子のきずなを強化することこそが出生率の増大につながるのではないでしょうか。このことについて、あらゆる機会をとらえ意識の啓発を行うことが必要でないかと思います。
 少子化問題は、一地方都市ですべてが解決できる問題ではないと思います。砺波型少子化対策を策定し、地方から中央へ、すなわち砺波から県、国へと発信をしたらいかがでございましょうか。
 また、北部保育園の建設も始まったようでございますが、子育て支援の方法としての保育所等の見通しについてもお伺いをいたします。
 最後に、主要県道砺波福光線改良工事の促進についてお伺いいたします。
 この道路は、砺波市を基点として、福野町を経て福光町、そして国道304号へと通じる砺波地方の大動脈でありますが、砺波市内の工事は2000年国体までとのことでございましたが、今後の進捗はどういうものでございましょうか。
 特に、広上町から苗加、九本杉までの県単事業分が非常に遅れております。この区間は学生の通学路ともなっておりますので、早急な進捗をお願い申し上げる次第でございます。
 過日、市の土木課、振興会とで高岡土木事務所に陳情いたしました時には、県単区間の総事業費は約10億円ぐらい必要でないか、しかし、県単事業は予算が限られているので、何か他のことも考えたらいいのではないか、例えば街路事業などという話でございましたが、道路改良事業として一部区間が未完成であることは、道路の機能も非常に低下すると思われますので、この県単事業区間についての今後の見通しと市としての方針をお伺いいたしまして、質問を終わらせていただきます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 高田議員にお答えをいたします。
 まず、田園空間整備事業についての意見とご提案をいただきました。
 県営による田園空間整備事業計画は、検討委員会で多くの提案もございまして、議論をされたところでございます。議論の中心は、高田さんは屋敷林について強調されましたが、地域の歴史、伝統、文化、そしてこのことについて地域住民がどう参加をするかというところにあったような気がいたします。私も委員の一人として、特に水辺空間あるいは縦横無尽に走っております幹線水路等について強調してまいりました。
 なお、出てきた案件につきましては、空間を残す一つのポイントとして、コア施設(中心施設)を考えたらどうかということで、コンサルタントが絵を描いてまいりました。さらに、サテライトとして、砺波の市街地の周辺にも何か考えたらどうかという提案もございました。これらを総合的に集約をされて、今農林省に提出をされたと聞いておるわけでございます。
 いずれにしましても、美しい砺波平野の散居景観を未来に残しておくことは同感でございます。そして、皆さんとともにこの景観をさらにつくっていく、今のこの風景をさらにつくっていくという思想。それから、この風景や文化を長期的・継続的に住民自らが守るという意識をこの中に織り込まなければ私は保存はできないと思っておるところでございますし、そのことについても各委員さんにご理解をいただいているところでございます。
 そこで、住民の内発的な活動を促進する、いわゆる自ら守るということについては、委員会などを設けて、例えば屋敷林部会、伝統家屋の部会、景観の部会、土地改良区等での水辺空間なども考えるセクションを県のほうとも話し合いしながら組織化をしていくべきではないか、このようにも思うわけでございまして、ただ、卓上の議論だけでは現実化しないと思っております。従いまして、充分PRをしていきたいと思いますし、砺波市といたしましても散村研究所がございます。それから、花と緑の銀行や保存樹等の保全委員会もございますので、それぞれ目的がございますけれども、一体になって、おっしゃるような思想を市民に呼びかけることが大切だと思うわけでございます。
 なおまた、市政として、各事業にそのことを織り込んでいかないと県営のこの計画もいいものにはならないだろう。おっしゃるとおり、市町村も先取りして、そういう認識で対応することが大事だろうと思うわけでございます。
 特に強調されました屋敷林の保存につきましては、おっしゃるとおり重要なことでございます。高田議員は、この前にもこのことの熱心な提案もあって、議会でも議論をいたしたところでございます。しかし、今の生活様式から年々屋敷林が失われていることは現実であります。従いまして、住んでいる皆さんの認識を高めていただくことがまず大事でございますので、そのような立場で、花と緑の関係者や、屋敷林を切ったらまた植えるという慣習なども必要だろうと、このように指導してまいりたいと思うわけであります。
 ただ、個々の財産でございますので、市が制約をするわけにはまいりません。提案がありましたが、誕生された時だとか新築された時は、実は今も記念樹を贈っております。これはずっと続けたいと思いますが、もっと皆さんに、地球環境を大事にする場合には屋敷林が大きく機能しているということも理解をしていただくならば、おっしゃるような保存樹が守られるのではないかと思うわけでございます。
 それから、この構想を示されたことと同時に、庄西地区の用水等で今議論をされておりますけれども、そのような構想の中にも、今度新しく、水生公園といいますかビオトープを中心としたものなども視野に入れていただけないかなということを申し上げておるところでございます。
 高田議員には、前からも屋敷林についていろいろとご意見をいただいております。しかし、条例でこれを定めたりすることは、個人の財産、権利でございますので、できにくい面もございますが、市民と一体になって検討をして、皆さんで守るような運動展開をさせていただきたいと思うわけでございます。
 次に、今、国においても議論をされております少子化問題についてですが、充分調査をされて、数字的にもいろいろ述べられ、研究されましたことについて敬意を表したいと思っております。
 いろいろ質問がございましたが、勝手に要約いたしますと、まず結婚相談所などを設けたらどうかということでございます。私の感想を申し上げますが、確かに少子化の大きな原因となっておりますものの中には、未婚の問題があろうかと思います。そこで、結婚相談所などを設けたらどうか、結婚奨励策を広域圏などでやったらどうかということでございます。これにつきましては、愛のキューピッド事業ということで、1年に一度でございますが、進めております。これまで7組のカップルが出ております。これからも広域圏にこの企画をさらに進めるように考えておるところでございます。
 そこで、結婚相談所でございますが、結婚は個人的でかつ本人の人権にかかわる重要な問題でございますので、行政が直接かかわるというのはどういうものか。やや消極的に解しております。
 ご提案のありました結婚相談所等については、自主的にやっていただく。確かに、相談員等については、高岡とか庄川町に嘱託でおられるようでございます。なおまた、JAとなみにも相談員制度があるようでございます。できれば、JAとなみの相談員の活動支援という形はいかがなものかと思っておりますので、おっしゃるように、公的な相談所というのはやや無理ではないかと理解をいたしております。
 それから、少子化について、今お母さんたち、お父さんたちは教育費が高いからというようなご指摘がございました。その点もあろうかと思います。いろいろ申されましたけれども、高等教育機関が身近にあったらというご質問でございます。言われることは良く理解するわけですが、現実的に子供の絶対数が少なくなってきていること。そこで、学校を経営するという立場から考えますと、なかなか踏み切れないのが現状ではないかと思います。今高等学校でも、生涯学習家庭といいますか、そういう学校の対応ということはご承知のとおりだと思いますが、絶対数の子供が少ない、そういう立場から考えますとなかなか難しい問題があろうかと思っております。
 若干歴史をさかのぼって申し上げますと、片岡市長時代からこのことについては研究されてきたわけです。広域圏でもこのことが議論されて、じゃ、教育機関をつくるための基金を募ろうということで、実は基金も持っているわけです。そして、設置をしたいということになれば、基金を出してということを考えておられた。あるいは、民間でございましたが、アメリカの大学の分校を誘致したらどうかというものすごい運動もありました。ただし、これらにつきましての財源の問題、建設あるいは用地だけでございません。先生方の宿舎や給料、そして文部省の認可をとる時には、それ相当の先生方が必要なんです。そんなことなどをずっと研究をされてきましたけれども、なかなか困難だという状況でありますし、民間でやりたいという方もあらわれなかったことをご理解いただきたいと思います。なお今日は、今も申しましたように、絶対数が少ないことを考えますと、経営上なかなか無理だろうと思うわけでございます。その点をご理解をいただきたい。
 なお、今こういう時代を迎えまして、砺波職業訓練センターでは、コンピューター教室がものすごく人気があるんです。これは、子供の世界ではございませんけれども、成人者の皆さんで常に満杯なんです。その意味で、専門教育というような場がこれから広まるのではないか。生涯学習の教育機関として、そのような専門訓練所や専門学校などが広がるのではないか。ただし、これも一時期かもしれません。ただし、現状ではコンピューター処理などにつきまして関心の高いところでございますので、そういった面で少し視野を別の視点に向けたほうがいいのではないか。これは別に質問にあったわけでございませんが、申し添えておきたいと思うわけであります。
 それから、家庭の意識の啓発、男女の適齢者の皆さんの考え方、出産に対する認識、子育てに対する不安など、高田論文と言ってもいいようなご議論をいただいておりますが、私も確かにそういう一面があろうかと思います。先般、エンゼルプランをつくるに当たりまして、いろいろアンケートをとりました。おっしゃるようなご意見もあるわけでございます。子育てに不安を感じる親御さんもおられます。
 昔は、家庭もさることながら、地域でも子育てをやったわけですが、今そういう環境が失われているように思います。従いまして、その心配を解消するために、先般も私の提案理由の中で説明いたしましたように、あいあいルームをつくろうと。健康相談や育児相談をする場を今度の新しい北部保育園に設置してまいりたい。そして、担当者も置いて相談に応じたい、このように思うわけでございます。少子化の対象になるかどうか知りませんが、そのような子育て講座、あいあいルームをつくることを先般提案したところでございます。
 なおまた、家族全員であるいは地域で、子育てについて考える機会を多く持っていただいて、少子化に対する対応をすべきではないかと思っております。回答にはならないと思いますが、私の感想としてご理解をいただきたいと思います。
 なお、出生率の低下の背景といたしましていろいろ述べられましたが、これは一地方自治体だけの問題でございません。1つはやっぱり不況ということ、あるいは雇用不安ということもありましょう。その意味で、社会保障制度について不安があるのではないかと思います。
 根本的な少子化対策といたしましては、まずその意味で、雇用の安定が図られることや、さらには安心できる社会保障制度、例えば従来ありました児童手当が一度切られたわけです。今また復活するという時代を迎えておりますが、それは充分なものではない。欧米各国に比して充分な児童手当でないわけですから、これらが確立されるということが大切ではないかと思います。先般も全国市長会においてこのことを強く厚生省に要望してきたわけでございます。まとまりのないお答えになりましたが、各種ご意見については充分配慮をしてまいりたいと思っておる次第でございます。
 あと、その他ございました質問につきましては、教育長、産建部長からお答えを申し上げます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 高田議員から質問のございました学資金のことについてお答えいたします。
 奨学資金については、有能な人材の育成を図るため、成績優秀であるが、学資の支弁困難な者に対して貸与しているところです。
 今年度におきましても、大学、専門学校に進学している8人に対して、奨学生選考委員会で審査のうえ、決定したところであり、今までの継続者11人を合わせて、現在、大学生、専門学校生19名に貸与している状況です。
 貸与額については、大学生、専門学校生については月額3万円、高校生については1万円となっております。
 貸与額をもう少し増額したらというご意見でもございましたが、高校生については、平成10年度に8,000円から1万円に増額いたしました。大学生については、11年度に2万5,000円から3万円へと引き上げたところであり、これは県内市町村の奨学資金制度と比較をしましても少ない額とは思いません。そこで、当面、増額については考えておりません。
 なお、優秀な者については、償還の免除等も考慮してはというご意見もございましたが、均衡を逸するおそれもございますので、いかがかというふうに考えます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 高田議員ご質問のうち、主要地方道砺波福光線の工事の進捗と今後の見通しについて、そして県単事業区間についてのご質問がございました。
 主要地方道砺波福光線の北陸自動車道から福野町境まで、九本杉から福野町境まででございますけれども、約1.8キロメートルございます。この区間は、平成3年に都市計画決定がなされ、県において国の補助を受け、公共事業として事業が進められているところでございます。
 事業費ベースでの進捗状況は、平成11年度末で76%であり、平成12年度末には86%になる予定でございます。県では、この事業区間の平成14年度内の完成を目標に事業の進捗を図っておるところでございます。
 それから、同じく九本杉地内から南側の広上町までの約900メートルにつきましては、国道359号バイパスの整備に合わせ、県単事業として拡幅工事が進められており、現在約300メートル完成いたしております。
 現在、事業は休止の状態でありますけれども、一応、福野町境までの公共区間の完成のめどが立ったことでもありますし、現在、県単事業ということでありますが、今後、公共事業に振り替えることの整備を継続して県にお願いをしてまいりたいというふうに存じております。
 以上であります。

◯議長(堀田君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時59分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(堀田君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 1番 林 忠男君。
  〔1番 林 忠男君 登壇〕

◯1番(林君) このたびの選挙におきまして市民から負託を受け、この神聖なる議場に立ち、身の引き締まる思いをしておりますとともに、最初の定例議会におきまして一般質問の機会を与えていただき、厚く感謝申し上げたいと思います。
 通告に従いまして質問をいたしますので、明快な答弁をお願い申し上げます。
 人の集まるまちには、そのまち、その場所にしかない生かされた魅力があります。かつてまちは農村から人々を集め、活気あふれるまち空間として砺波のまちも発展をしてきました。しかし、現在では、家や土地を求めて逆に宅地造成開発に伴う新たなる地区への移動がなされ、空き家が目立ち、まちに住む市民一人一人にとっては、愛着と誇りを持ちにくい、魅力に欠ける生活空間の側面を感じるようになっております。市民の間に温かい人間関係や連帯感が欠けるような状況もあると思います。現在住んでいるまちに今後とも住み続け、子供たちや孫たちの生活空間がより快適なものになっていくためには、経済的な豊かさとともに、精神的、文化的な側面も含めた総合的な生活の豊かさを追求していく具体的な施策がどうしても必要であります。ということは、私たちの生活であるまちを魅力的なものにしていかなければなりません。
 高速道路交通網構想も着実に進歩し、砺波インターチェンジを基点として、砺波市が今大きく発展しようとしています。たくさんの観光を受けた「となみチューリップフェア」への人の流れをどのように市街地へ持ってきて、まちの活性化に育むのかが大きな課題であり、魅力あるまちづくりの施策の根幹でもあります。
 以上の事項から、2001年に第50回の節目を迎える「となみチューリップフェア」について、いまひとつ突っ込んで、市当局に対しましてご質問、提言をしてみたいと思います。
 砺波市最大の観光イベントである「となみチューリップフェア」は、1952年に県試験圃場でスタートしてから約半世紀を重ねてきましたが、その間、本年度までいろいろな企画を取り入れられ、今日では各地区から35万人以上の観光客が訪れる地方色豊かな市の祭典になり、また長期的に継続したチューリップのイベントは、全国では数少ないものであります。今般、時代は大きな節目を迎え、21世紀に向けた新たなフェアのあり方として、改めて砺波市民の市民参加による花のイベントづくりが求められようとしています。
 今までの企画運営については、砺波市とチューリップフェア推進協会との共催でとり行ってきましたが、どちらかというと行政主導型であり、いまひとつ市民の意識の盛り上がりに欠けるイベントだと常に言われております。運営組織については、任意団体のチューリップフェア推進協会が多額な会計を取り扱っているなどと、いろいろな面での改善が迫られていると私は感じております。
 花を愛する文化の推進、日本一と言われている品質を誇る球根の生産地である私たちが住むまち砺波をPRすることにより、地場産業の振興を図りながら地域の絆を深めることによる市民参加のイベントをつくっていかなければならないと思います。
 1999年に、チューリップフェアにご参加いただいた入場者の方々にアンケート調査を実施させていただいた集計結果の一部をご報告させていただき、今後の参考になればと思います。
 アンケートの総数者は、1万3,382名のフェア参加の方々であります。
 1)「チューリップフェアの開催について何でお知りになりましたか」という質問に対しまして、「テレビ」と答えた方が3,697名で全体の22%、「知人」と答えた方が3,151名で18%、「新聞・ポスター」と答えた方が4,133名で24%でありました。
 2)「この会場へはどんな方法でいらっしゃいましたか」という質問に対しまして、「自動車」と答えた方が1万574名で全体の79%、「バス」で来られた方が1,481名で11%でありました。
 3)「チューリップフェアには何回来られましたか」という質問に対しまして、「はじめて」と答えた方が8,879名で67%、「2回~4回」と答えた方が2,027名で15%、「3回~4回」と答えた方が1,354名で10%となっております。
 4)「今回の旅行はチューリップフェアのほかにどこの観光地へ行かれますか」という質問に対しましては、「チューリップフェアのみ」と答えた方が5,825名の36%、「富山県内」と答えた方が5,311名で32%、「石川県」と答えた方が2,370名で15%でありました。
 「今回の旅行は何泊の予定ですか」という質問に対しましては、「日帰り」と答えた方が6,972名で52%、「1泊」と答えた方が3,044名で23%、「2泊」と答えた方が1,515名で11%となっております。
 6)「宿泊地はどこですか」との質問につきましては、「日帰り」と答えた方が6,972名で52%、「富山県内」と答えた方が3,133名で23%、「石川県」と答えた方が1,545名で12%。
 7)「チューリップフェアをごらんになって良かった」という質問に対しては、計1万858名のご参加の方々のご意見は、「他では見られない多種類のチューリップを見ることができた」と答えた方は4,154名、「花がとてもきれいだった」と答えた方は3,991名であり、合わせて75%でした。
 8)「チューリップフェアをごらんになってよくなかったことは何ですか」という質問に対しましては、「期間前半ではチューリップがほとんど開花していなかった」と答えか方が1,049名で26%、「天候が悪かった」が1,026名で26%、「入場料が高い」が294名で7%でありました。
 また、参加された方々の「今後のチューリップフェアに対する要望」をお聞きした事項の上位は、「食べ物の値段が高く余りおいしくない」「食べ物の種類が少ない」という意見が聞かれ、「フェア期間中の開催状況や花の咲きぐあいなどの情報をきめ細かく知らせてほしい」ことや、「公園内の所々に案内人の配慮やチューリップの品種一覧パンフレットなどがあれば良いのではないか」という多様なアンケート調査の結果であります。
 フェア来場者は、市内及び近隣県者などの人々で占められているように思われ、以上の事柄から、この結果を踏まえて、今後のチューリップフェアに対しての私の考察を申し上げたいと思います。
 平成元年ごろにチューリップフェアの見直しを図ることを目的にした若手経営者が中心となり、チューリップフェアを検討する委員会を設置し、その後、数十回の会議を繰り返し、いろいろな意見の中から、第三セクター方式のチューリップフェア運営会社を設立する旨の案を市当局に提出させていただき、その結果、「株式会社フラワーランドとなみ」となった次第であります。
 その時に提案した会社の内容につきましては、チューリップフェアの運営全体を含めて、1年間を通じてフェアを考えることができる人員やスタッフが重要であること、公園周辺の観光開発を含め、総合的に考えた施設の設置などの計画をしてはどうかという事項や、また市内の散居にも空き家があることをも聞き、それをゲストハウスとして借り上げ利用して、他地区からの砺波市内に誘致した企業の宿泊施設や憩いの場として利用できないかという意見を含めて、チューリップフェアグッズの開発・販売などのご提案を申し上げました。
 そして、その当時、市当局のお答えは、「フェアの全面運営については市当局でとり行う」との見解でありました。公園周辺の開発については、市当局で開発計画中であるとのことであり、それが今日の砺波市立美術館、となみ四季彩館で建設整備がなされておりますが、ゲストハウス構想については、市当局ではなかなか仲介が難しく、民間活力による考え方で取り組んでほしいということで、その構想から外れました。フェアグッズなどの物販だけが残り、最終的には株式会社フラワーランドとなみは物販会社となり、現在に至っているのであります。
 設立時に、観光協会との取り決めで、株式会社フラワーランドとなみが、おみやげや生産品販売を取り扱っていくことは確認しています。設立当時は、物販だけでは会社運営が成り立たず、フェアの宣伝や物販全般についても委託費として推進協会より補助がありました。しかしながら、会計のほうが窮屈になったことや花の植え替え費用が増大することなどにより、イベント委託や宣伝について収益を上げることが困難になっており、これ以上、入場料の引き上げは無理だと思いますし、またフェア推進協会の会計収入を当てにした各方面の観光活動にも支障を来しております。
 行政の組織の決裁方式を採用していくと、民間の幅広い意見が行政組織決裁において阻害されていき、さらには行政担当者の人事異動に伴いフェアが経過仕事となり、改革案が反映されず、斬新なアイデアが出ない状態であります。
 チューリップフェアの民活で最も大切なことは、一年中フェアについて考えることと、半恒久的な職員の配置が必要であるがための、第三セクター方式の設立だったわけであります。
 今回のフェアの組織移行は、会計処理を法人化するだけのものであり、現段階ではフェアを前向きに改革をするものではないと感じています。
 もう一つの問題は、イベントの内容の検討であります。従来は推進協会の幹事会にて行っていたものが、今ではほとんどが行政関係の方々となり、斬新な意見を言える者が入っていないために、事務局で決めたことを承認する程度の会となっているわけであり、事務局でイベントを考えることには限界がありますし、今まで中心的な役割をしてきた若手層は、第三セクター設立当時の問題から協力しようとはしません。さらには、外部のイベント会社では、フェア自身の経緯がよくわからないため、恒久的イベントのあり方の論議ができません。そのため、入り込み人数と話題性中心のイベントだけのフェアに変貌にしていく可能性があります。イベントとして大事なことは、時代の流れに沿ったものではなく、今まで50年も開催してきた先人たちのノウハウをいま一度考え直し、球根生産者と観光業者、さらには行政が一体となったイベントづくりが絶対必要であると思います。
 長年懸案となっておりますフェア時の市街地への観光客誘致策でありますが、来られる観光客のニーズにあわせたイベントを開催することだけでは不可能だと思われます。ただし、独自のイベントで全国展開できる規模になるには、多額の予算と時間が必要であり、フェアや市の補助が充分必要条件であり、中途半端なものであってはいけないと感じております。
 最後に、そういう意味では、来年の第50回目のフェア方針は、だれが基本設計するかですべてが決まってしまうので、大変重要な事項でありますので、これについてのご回答をお願いいたします。
 次に、砺波市中心商業活性化についてであります。
 平成9年度に、砺波市商業活性化基本計画策定委員会が発足され、第7次総合計画の中に盛り込まれ、平成11年度に砺波市におきまして、中心市街地活性化法に基づく中心市街地活性基本計画がなされておりますが、砺波商工会議所が中心になって策定した「花と緑のウェルネスマートとなみ」の計画についての今後の見通しと市街地再開発の中で駐車場の確保が非常に困難な状況であります。魅力あるまちづくりをしていくためには、どうしても総合的な駐車場対策の確保が急務であると思います。駐車場の建設、特定道路空間を駐車区域にして、パーキングメーターの設置など、できるものから随時整備していかなければならないと考えますが、市街地の駐車場についてどう考えておられるのか、将来的にどう整備されるのか、併せてお聞きしたいと思います。
 以上2項目について、質問並びに提言をさせていただきました。市当局の前進的な答弁を期待しまして、一般質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 林議員にお答えをいたします。
 まず、前段、まちに対する意見、感想もありました。
 砺波市は、他の町や村に比して、そんなに悲観すべきものではないと思っております。おかげさまで人口も増加をし、他の市町村からすばらしいまちだと褒めていただいておるわけでございます。しかし、おっしゃる一面、心配する面もあるわけです。このことにつきましては、今後、新進の林議員の具体的なご提案などをいただければ幸いだと、このように存じておる次第でございます。
 そこで、チューリップフェアにつきまして質問がございました。いろいろ細部についてのご意見もございました。私共も随分検討をさせていただきました。実は、チューリップ公園あるいは四季彩館、美術館、それぞれ公営施設であります。従いまして、今のやり方につきまして、若干、諸法規に抵触するものもあるわけです。民間という話でございます。気持ちはよくわかりますけれども、そのことを危惧をして、第50回を迎えるに当たりまして、各種専門家のご意見をいただいて、先般、方向を決めまして、先の議会にもご報告を申し上げているわけでございます。これらの経緯につきましては、産業建設部長からお答えをいたしたいと思っております。
 次に、中心市街地活性化についてのご質問でございます。
 まずは、出町市街地について申されたわけでございますけれども、出町は開町350年を迎えることになりました。ご承知のように、古くから街道として栄えた町でございます。しかし、昭和40年代からモータリゼーションという時代を迎えました。従いまして、商業も郊外へ移動するという事態が発生していることは、林議員もご承知だと思います。
 そこで、中心市街地を何とか活性化しなければという意見も、議会でも議論をされてきたわけでございます。質問にもございましたように、砺波商工会議所が中心になりまして、商業活性化計画が実はつくられたわけでございます。この中身は、砺波駅、砺波総合病院、そして新しく計画をしております教育ゾーンを中心にしたルートを考えての「花と緑のウェルネスマート」、いわゆる健康と文化都市を目指されたわけでございます。このことについては、私も提案をいただいておりますので、了解をしております。なお、このことにつきましては、地元の皆さんや、あるいは具体的に若い人たちのワークショップによって検討されてきたところであります。なお、その後、中心市街地活性化計画につきましても、地元の皆さんや会議所のご意見も聞きました。先般、その基本計画を私がいただいたところでございます。従いまして、この意見につきまして、現在策定中の総合計画等に反映をしてまいりたい、このように思っている次第でございます。
 商業活性化計画や中心市街地活性化基本法に述べられているように、砺波駅、総合病院、あるいは今計画をしております教育ゾーン、それらを含めて生活、健康、文化の核として進めさせていただければと思っておるわけでございます。このことにつきましても、今後具体的に進むとすれば、ぜひご意見を賜りたいと思っております。
 なお、出町小学校の児童の皆さんも、中心市街地活性化基本法による提案以上に夢のある。実は、出町小学校の生徒さんが私に提出してくれました。社会学習としてほとんどの家を訪問されてアンケートをとられて、その意思を集約されて、夢のあるまちづくりの提案をちょうだいをしております。私は喜んでこれを受けたわけでございます。子供たちの純真な提案に私は耳を傾けたいと思っている次第でございます。
 なお、駐車場の問題についてご提案がございました。
 今、駅前と駅裏という言葉が適当かどうか知りませんが、駅の東につくりました。皆さんは駐車場をつくれと。「どなたが地面を出されるんですか」と言ったら返事が返ってこない。「では、つくりましょうか。皆さん、協力していただけますか」と言いますと、その返事も返ってこない。そこで考えたのが、皆さんでおつくりになれば補助金を出しましょう。その制度は実はあるわけです。ただし、遅々として進まない。私も担当しておりますから、何度も挑戦をいたしました。なかなか困難なことでございまして、林議員さんがおっしゃるように、そんなにやすやすと中心市街地に駐車場はできない。ただし、大型店等については自らつくっておられるわけです。そのことを考えるならば、自分の商売が大事だったら皆さんで話し合ってつくられる。そのことについては、大型店には補助は出しておりませんが、中小企業振興という意味で補助を出したいという条例もあるわけですから、その点をご理解をいただきたいと思うわけでございます。
 なお、パーキングメーターをつくれと、これも挑戦をいたします。
 今、富山市にしかございません。これは公安がやっているわけです。ご存じのように、パーキングメーターというのは商店街の真ん中ではございません。片方が緑地であったり公園であったりする。しかも、道路幅がずいぶん大きくないとパーキングメーターはつくれないわけですから、公安は出町にはセットしてくれません。
 そんなに簡単にできるものではないということをまずご理解をいただいて、しかし、その趣旨はよくわかりますので、今後ともいろいろ方策をみんなで考える。例えば一日おきに、きょうは右側で駐車、その次は左側で駐車、その辺の話し合いぐらいは町でやってもいいのではないか。そのことでしたら、公安委員会にお願いをするという手もあろうと思う。その話をしたことがあります。しかし、「うちの前にばっかりとめて」というのがやっぱりありまして、それぞれエゴイズムがあるわけです。その点、自分の商売が大事でしたら、みんなでまちづくりを考えていくべきではないか、このように思うわけでございます。具体的な方策があれば教えていただいて、我々も協力することにやぶさかでないことを申し上げて、私の答弁といたします。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 林議員ご質問のうち、チューリップフェアの中で、今までの企画運営について、50回に向けての基本設計についてご答弁申し上げます。
 「となみチューリップフェア」は今年で第49回を数え、今年は全国から30万人の観光客に訪れていただきました。このように大きく発展してまいりましたのは、ひとえに先人関係者の皆様のご努力と継続の力が今日を築いたものであり、深く感謝申し上げる次第であります。
 さて、順調に発展したイベントでありますが、幾つかの課題も出てきております。
 これまでのチューリップフェアは、砺波市とチューリップフェア推進協会との共催で行ってまいりましたが、行政主導となっていると言われていることや、任意団体が会計を取り扱っていることなど、その改善が迫られております。
 このため、昨年6月に県内のさまざまな分野の方からなる検討委員会を設置し、フラワーランドとなみの設立時のことも含め、運営組織の見直しやイベントの内容について調査研究が行われ、今年の1月に報告をいただいたところであります。報告では、民間活力導入と社会的信頼性のある組織の両面を生かし、かつ柔軟にイベントを展開できる組織として、既存の花と緑の財団か、あるいは社団法人を新規に設立して運営を移管する2つの組織を提案されておりますけれども、チューリップ公園という都市公園を利用したイベントのため、砺波市が運営にかかわる公益事業として公正な運営を図る必要から、内部の監査にとどまる社団法人よりも、事務内容や財政状況を市議会に報告する義務のある花と緑の財団に運営を移管することが適当であるということで、現在、事務を進めているところであります。
 フラワーランドとなみがフェアを主催してはどうかということにつきましては、先ほど市長の答弁にありましたように、公共施設を占用してチューリップフェアを運営することは、営利団体であることから困難な面があるということであります。また、天候等のリスクから、採算がとれない場合には、フラワーランドとなみの運営の撤退にもつながりかねない問題を指摘されていることから、運営主体となることは適当ではないと考えております。
 このため、フラワーランドとなみがチューリップフェアにかかわる事業としては、行政が携わることのできない物販の他、広告宣伝等を担当してもらっている現状であります。
 イベントにつきましては、検討委員会で提案されたものについて、平成13年度に具体化できるものを検討していただくための企画委員会を組織し、現在まで数回の会合を重ねております。この委員会は、四季彩館の名誉館長である国重先生に委員長になっていただき、市内の多くの分野の方々から成る8人の委員の他、事務局として砺波市、花と緑の財団、フラワーランドとなみ等が加わり、またイベントのノウハウに卓越された民間の方にアドバイザーになっていただいております。このように、民間の方々と行政と法人で構成する事務局が一体となって、来年のチューリップフェアの基本設計を行っていきたいと考えております。
 林議員からフェアについてのアンケートの結果やご示唆に富んだご提言をいただいたわけでありますので、これらのことにつきましては、企画委員会の中で充分検討してまいりたいと考えております。
 ご存じのように、チューリップフェアは短期間で行われる大きなイベントであります。また、たくさんのチューリップが植栽された都市公園を使っていること、あるいは天候にも左右されるなど大きなリスクを伴っていること、あるいは大勢のスタッフを駆使しないとできないイベントとなっていることから、チューリップフェアの運営につきましては法人へ移管するとともに、今後とも必要な分野においては砺波市が支援をしていかなければならないと考えているところであります。
 なお、以上述べましたチューリップフェア運営組織改善等につきましては、今年の3月議会にご報告し、ご理解をいただいているものと思っている次第であります。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 8番 石田隆紀君。
  〔8番 石田隆紀君 登壇〕

◯8番(石田君) まず初めに、このたびの改選によりまして、再びこうしてこの壇上で質問できることを感謝申し上げるとともに、今後ともひとつよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、お許しをいただきましたので、通告に従い、2、3の質問と対応をお伺いいたします。
 初めに、これからの地区体育館の建設と設置計画についてお伺いいたします。
 6月1日に若林ふれあい健康センター(仮称)の起工式がなされました。このことは大変うれしく思うところであります。このたびの補正予算にも、体育館建築設計費が900万円計上されていますが、どのような経緯で取り組まれておられるのか、設置地区の選定についてはどのような計画のもとでなされてきたのか、また今後の設置地区の計画もできているものと思いますが、お伺いいたします。
 学校の週休2日制の制度化に向けて、さらなる推進を願うところですが、体育館とグラウンドの使用比率の均衡を考え、屋内スポーツの振興に努めていただきたいと思います。冬期間のみの利用にとどめず、利用範囲を広め、子供から大人まで楽しめる使い方をもっと指導すべきと思います。また、そうした指導者の育成も大切と考えますが、その対策がとられているのか、お伺いいたします。
 議案説明会で話が出ましたが、市単独事業での取り組みとのことでしたが、今までのような補助対応の施設を設置できるよう努力していただきたいと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。
 次に、出町市街地と市街地下流地域の溢水対策についてお伺いいたします。
 今年は例年より早く梅雨に入りましたが、どのような気象状況になるのでしょうか心配です。平成10年、11年の集中豪雨のようになる可能性もあると思います。出町市街地やその下流地域では、床下浸水や田畑の冠水被害が何度かあり、その対応に苦慮されたと伺っていますが、その後の対応はどのように取り組まれたのかお尋ねいたします。
 都市区画整理も進み、市街化が進んでいる現在、下流地域の用水の改修もままならない状態では、何の解決もできないのではないでしょうか。平成13年度の砺波市重点事業に関する要望事項にもありますが、少しでも早く改修していただくよう願うところです。この他にもまだまだ問題点も多くあると思いますが、早急に対応できる良策の計画はあるのでしょうか。農業用水の早めの水どめに努めることも大切だと思いますので、庄川沿岸用水土地改良区との連携を大切にするのも一案と考えます。
 若林口用水の城端線ガード下の排水ポンプの整備や川の擁護壁のかさ上げも考えておられるものと思いますが、市長並びに産業建設部長の考えをお伺いいたします。
 次に、庄西地区県営農業用水再編対策事業についてお伺いします。
 地域用水機能増進型の取り組みもなされようとしております。このことは、平成13年度の砺波市重点事業に関する要望事項にも、早期着工をと盛り込まれていますが、砺波市には排水路として機能する水路はないように思いますが、今後、排水専用水路の築造も視野に入れてはどうでしょうか。市長の考えをお伺いいたします。
 また、庄西地区県営農業用水再編対策事業については、用排水改良を目的として、24路線、64キロメートルの用排水路工と水管理改良施設工一式という事業概要案がありますし、これに地域用水機能増進事業として、事業主体が庄西用水土地改良区が地域用水機能の維持増進を事業目的として、ソフト事業や補完ハード事業を行う計画もあるようです。これらの一連の事業費は、約321億円余りと伺っています。このうち受益者負担金はどのようになるのか。また、この事業は農業用水だけでなく排水路としても供用されるものですし、また一般家庭用水として、消防水利としても利用されるものです。農業者だけの負担はいかがかと思います。
 食料・農業・農村基本法のもとで、農家経営意欲がだんだんと衰退する中で、この事業が推進されるのか心配です。農業者のみならず地域住民も参加していただけるように進めていただきたいと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。
 次に、6月7日朝6時16分ごろ、石川県西沖合で地震がありました。砺波市でもかなりの揺れで、皆さんがびっくりしたと言っておられました。たまたま私は外にいましたので、全く気づかなかったわけですが、皆さんが感じたのは震度3以上ではなかったかと伺っております。7時のテレビニュースを見て初めて知りましたが、画面には砺波市の情報といいますか、震度表示がありませんでした。いつも気象情報では表示されているのに、地震の震度表示がなかったのが不思議でした。我が家にも県外からの電話連絡もあり、心配したようでした。
 市の職員に伺いましたところ、気象に関する機器は消防署に設置されて、観測されたデータが富山気象台へ送られていると聞きます。地震計は市役所に設置してあると伺いましたが、本当に設置されているのでしょうか、お伺いします。
 砺波広域圏の中核都市としての責務がうかがい知れません。もし設置されているのでしたら、なぜデータが公表されなかったのか。また、故障していたのならば、日常の点検や定期点検がなされていなかったと言わざるを得ません。災害は忘れたころにやってくると言いますが、いま一度防災連絡体制を見直していただきたいと思いますが、総務部長に今後の対応と対策についてお伺いしまして、質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 石田議員の質問にお答えをいたします。
 まず、地区体育館建設についてのご質問でございます。
 ご承知のように、生涯スポーツに対する機運の盛り上がりは大きいものがございまして、議会の皆さん方からも強い要望もございまして、地区体育館の建設を進めてまいりたいと思っている次第でございます。
 昨年から、有利な財源がないか尋ねておりましたが、これといった該当するものもございませんので、県の教育委員会の指導もございまして、地域総合整備事業債を使ったらということでございまして、そのような計画をいたしたところでございます。
 場所につきましては、提案理由の説明で行いましたが、栴檀野地区を予定しているわけでございます。これまでは庄下、そして先般竣工いたしました油田、このたび農林省の予算で、ご存じのように若林地区に建設したわけでございます。その地域的なバランスもございまして、今度は庄東地区の体育館のない栴檀野地区ということで考えたわけでございますので、その点、ご理解をいただきたいと思っております。
 今後の計画はどうかということでございます。これも皆さん方にお話し申し上げているように、有利な補助事業を探しながら地域バランスを考えて、第7次の総合計画に基本的には位置づけてまいりたい、このように思っております。
 その他、考え方としては、各種複合施設が実は有利でございますので、そういう複合施設を考えたり、あるいは栴檀山地区等につきましては、辺地債が最も財源的に有利ではないか、そういうことを視野に入れて順次考えなければならないと思っております。
 先般、県の教育委員会の紹介もあって文部省へ行きましたが、ご存じのように文部省の体育館というのは少額の補助でございます。それよりも財源的に地総債が良いという指摘をいただきましたので、今回はそのように、まず皆さんに喜んでもらうということから考えて進めさせていただいたので、ご理解をいただきたいと思っているわけでございます。
 利用、活用等についてのご指摘もございました。体育館を建設した場合に、例えば油田の場合には、地区にお任せをいたしましょう。管理について充分意を払って進めさせていただくということで実はお願いをいたしておりました。先般お聞きしますと、随分多くの皆さんが利用されております。高校生なども来るようでございまして、逆にあふれているような状況も聞いております。幾つかの施設がございますので、これからその辺の連絡、協調を図りながら統一的な指導などをしていくべきか、こんなことを実は思っております。もう少しその辺のところを調整をさせていただきたいと思っております。
 いずれにしましても、ずいぶん喜んでいただいていることについて、私どももうれしく存じているわけでございます。
 次に、用水等のことでございます。
 質問よりも前後するかもしれませんが、まず、庄西用水の改修の現状を申したいと思います。
 ご存じのように、庄西用水は改修があってから40年経過をしております。それぞれ老朽化が進んでいる状況につきましては、石田議員もご承知だと思います。そこで、庄西用水土地改良区が平成9年から3カ年かけまして調査をされ、改修計画の概要がまとまったわけでございます。そのことにつきましては、今、石田議員からも発表になったところであります。そこで、これらの農業用水は、生活用でもございます。農業用だけではございません。防火用水でもあるわけです。あるいは、時には消雪用水にもなるわけでございます。その意味での地域用水としての機能を持っておりますことは、ご存じのとおりです。ただ、今日、混住化社会を迎えますので、その意味ではもっと地域用水になったのではないか、このように思っている次第でございます。
 この地域用水機能を維持増進するということ、それから水利用を皆さんでうまく活用する。近ごろは親水ということ。昔は用水縁に蛍なんかもたくさんおったのですが、これからはそのような風景を考える時期にきているのではないか。その意味で、もっと地域に親しまれる用水という考え方もございます。そのことをみんなで協議しようということで、庄西地区地域用水対策協議会が先般つくられたわけでございます。その協議会の中でいろいろ議論をしながら、今後事業に発展をさせていただきたいと思っております。庄西用水土地改良区では、この後、総代会を開催されて、平成13年度から一部着工されるということを聞いているところでございます。
 この協議会に私も出席をしております。先ほどから、高田議員なり吉澤議員からもあったように、田園空間整備という立場もございますので、そのことの一助になるような用水計画も私は大切だと理解をしておりますので、今後ともご意見をいただければと思っております。
 そこで、市街地における下水等のことにつきまして、これは議会でも何度も議論をされてきたわけでございます。従来は、農業という意味での三方コンクリートの幹線水路であったわけです。そして、制度的にも供給をする。ただし、今は地域用水化しておりますので、そのことが水があふれるという状況ももたらしてきたわけでございます。特に若林口用水と出町市街地周辺がそのような被害を受ける、あるいは市街地も被害を受けるという状況があるわけでございます。これにつきましては、何度も申し上げておりますが、庄川沿岸用水土地改良区連合、それから庄西及び鷹栖口用水土地改良区、出町土木委員会、市、その他関係機関、協力し合いながら、このことについての対応を進めてきたわけでございます。今日まで、まだまだ充分でないという意見もございます。その意味では、用水路、用悪水路の改修や、あるいは水門の改修も少しずつ行っております。
 もう一つは、行政的には、宅地開発等の申請があるとするならば、開発の指導要綱をよく見て調整池をつくるなど指導するように、そういうことが大事ではないかと思います。緊急時には、今申しましたように、水門の操作を各土地改良区の皆さんや地元の皆さんに行っていただいているわけですが、スピーディーに進むようにさらにお願いをしてまいりたいと思っているわけでございます。
 なお、これらのことにつきましては、新聞紙上でもございましたように、富山県が音頭をとってくれまして、新しくこの溢水対策に対する砺波市浸水対策連絡協議会が先般できたわけでございます。このことも含めまして今後充分検討し、いい水路づくりのために邁進をしてまいりたいと存じているわけでございます。
 しかし、お話にもございましたように、これらにつきましての経費負担など膨大になると思います。このことにつきましては産業建設部長から、あるいは地震防災等につきましては総務部長から、お答えをいたしたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
  〔総務部長 桂 政樹君 登壇〕

◯総務部長(桂君) 石田議員の6月7日の早朝の地震による震度情報の公表の件につきましてご答弁申し上げます。
 震度情報につきましては、富山県震度情報ネットワークシステムによる計測震度計装置を県におきまして平成8年度に県内一円に設置したその折に、砺波市役所内に設置をし、地震発生時には自動的に県に通報される仕組みになっております。ところが、去る6月7日早朝には、計測震度は2.7を表示いたしておりましたが、県のシステムに一時的に県下全体のデータが集中したため、入力されませんでした。その後、県のほうへ究明を申し入れましたところ、設置者である県におきまして、担当の消防防災課で、現在、他の市町村も含めて原因を調査中とのことでございますが、市といたしましても、万一に備え、日頃の監視等に留意することの確認をいたしたところでございます。
 なお、当日、市におきましては、地震発生後直ちに、総合病院や上水道配水場の内部調査をはじめ学校等公共施設の点検、河川、道路パトロールなどを実施いたしまして、消防署とともに被害状況の把握と二次災害の防止に努め、被害のなかったことを確認をいたしております。
 今後、このような地震が発生した場合は、市の防災計画の基準によりまして、警戒本部の立ち上げ、あるいは災害の発生または発生するおそれがある場合は、直ちに災害対策本部を設置いたしまして、速やかに対処するようにいたしたいと存じます。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 石田議員ご質問のうち、出町市街地の溢水対策について、今後の問題点と対応計画はあるのかというご質問、並びに庄西用水改修計画についての経費の負担についてご答弁を申し上げます。
 まず、出町市街地の溢水対策でございますけれども、今後の問題点といたしましては、現在、庄西用水の改修計画がありますけれども、原則として、用水は上流側から、河川は下流側から改修を実施するということ。それから、設計水路断面は、使用する降水確率が用水と河川とでは異なるということで、用水と河川の接合部について調整をする必要があると存じております。このように、関係機関の利害が必ずしも一致しないことがありますので、今後充分に話し合いを行い、調整をする必要があると存じております。
 いずれにいたしましても、出町市街地の雨水が流れ込む庄西用水土地改良区が管理する若林口用水及び一級河川の岸渡川等の改修が必要であり、今後、国、県等関係機関に、一昨年、昨年の被害状況の実情を訴えながら、積極的に改修促進を働きかけてまいりたいと存じております。
 また、出町市街地の雨水を処理するためには、出町市街地の下流地域の用水や河川の改修等にあわせ、専用排水路あるいは調整池の整備が必要と考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じております。
 当市では、情報を交換し、協力・連携をとって浸水対策に当たるため、県、市、用水土地改良区、地元土地改良区、地元の関係者機関で構成する砺波市浸水対策協議会を5月に設置いたしました。この協議会の構成委員は29名で、その産業部会の構成幹事は28名で組織をしているわけであります。
 浸水対策計画(アクションプログラム)は、県の補助を受け、砺波市浸水対策連絡協議会に諮って、今年度中に策定をする予定で進めております。
 もう1点、用水と用排水路を使用する場合の経費負担についてご答弁申し上げます。
 砺波市におきましては、専用の排水路がなく、農業用水が雨水排水を受けているところであり、農業用水の改修事業については、農業用水の受益者である農家が事業の一部負担をしているところでございます。
 県営かんがい排水事業におきましては、負担区分は国が50%、県が25%、市町村が10%、農家負担が15%となっております。この他に、県営かんがい排水事業の実施をする地区のうち、基幹的水利施設の更新等について、県単事業としてかさ上げ補助が行われ、農家負担の軽減を図っております。その場合には、県が2.5、市が2.5の上乗せ補助を行って、農家負担は10%になることになっております。
 農家以外の住民からの経費負担につきましては、現行の制度上、経費負担を求めることができるという制度になっておりません。しかしながら、昨今の混住化の進展や農家の高齢化の進行に従い、農業水利資産の維持保全をめぐる社会情勢に鑑み、新たな地域社会における支援体制の確立に向け、国、県等へ要望してきているところであり、今後とも引き続き要望してまいりたいと思っております。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 7番 池田昭作君。
  〔7番 池田昭作君 登壇〕

◯7番(池田君) 昨日は第42回の衆議院議員選挙が公示され、今、21世紀の日本の進路を決めるべき重要な闘いが進められておりますが、我が砺波市にとりましても、今年は21世紀の進路を決めるべき総合計画の策定、少子・高齢化対策、教育問題、環境対策など大変重要な年であると言えます。今回新たに洗礼を受けましたものとして、初心に返って、地方の時代となる21世紀の砺波市政はどうあるべきか、どうすべきなのか、充分論議すべきであると思っておりますが、まずは各位の温かいご指導を賜りたいと存じております。
 それでは、通告に基づき、まず教育問題について2、3点お伺いいたします。
 第1点は、小中学校における道徳教育の対応についてであります。
 さて、去る4月7日に行われました森総理大臣の所信表明演説の中で、我が国が目指すべき姿として3つのことを述べられておりますが、その中の1つ、「心の豊かな美しい国家」という課題の中で、思いやりの心や奉仕の精神、日本の文化・伝統の尊重など、日本人として持つべき豊かな心や倫理観、道徳心を育むという観点では、これまで必ずしも充分ではなく、こうしたことが昨今の学級崩壊、校内暴力等の深刻な問題を引き起こしているのではないか。教育の目標は、学力を育てることだけではなく、人間性を育てることであると、心の教育の重要性を述べておられます。
 さて、小中学校での道徳教育は、年間標準時間で35時間とされておりますが、2年前の文部省の調査では、この標準時間を確保しているのは、小学校で67%、中学校で41%にすぎないといいます。少年の規範意識低下が社会問題になっている中、心の教育がまだ軽んじられているのではないでしょうか。課外活動で道徳教育を行うケースもあり、この数字をもって実態を写しているとは即断できないと思いますが、しかし、学習指導要領が定める標準時間に半数以上の中学が達していない結果は、深刻に受けとめるべきであると考えられます。
 道徳教育は、他の課目と違って、教科書は副読本しかなく、数値による評価をしない関係で、教師の力量が授業の内容を大きく左右するものであると言われております。したがって、学習指導要領にある多様な指導方法の工夫が今求められているのではないでしょうか。某新聞の社説で、地域の社会人を教壇に招くゲストティーチャーの試みを道徳教育にも広く活用すべきではないかと述べてありました。つきましては、市内の小中学校での事業実態はどのようになっているのでしょうか、お聞かせを願いたい。
 文部省は、「緊急3カ年全国子どもプラン」の中でも、心の教育を中心に据えた施策の推進を目指しております。今、何とかしなければ、日本の国が芯から崩れていく。悪いことは悪いという社会の基本となる規範を小さいときから教えなくてはならないと強調されております。しかし、これに対しては、戦前の修身の復活につながるのではないかと反対意見もありますが、道徳教育を今後どのように対応していこうとされておりますか、飯田教育長のご所見をお伺いいたします。
 次に、子育てに関する学校、地域、家庭連携対策についてであります。
 今、低年齢児少年の凶悪犯罪が起きていることなどから、学校、地域、家庭と三者一体となった活動が求められているのであります。新年度、文部省では、少子化対策推進基本方針及び新エンゼルプランを踏まえて、さまざまな教育機会を見直し、子育てを支援する施策、家庭教育の支援施策を決めておりますが、その一環として、家庭でのしつけ力低下や地域社会の子育て環境の変化に対応し、併せて失われつつある地域の連帯感や地域の教育力を回復させるねらいから、公民館を家庭教育学習の拠点として位置づけ、緊急対策を行うことを決めたということでありますが、これに対する指導なり指示がなされているかどうか、また、この考え方に対する教育長のご見解をお聞かせください。
 次に、小中学校における学級編制についての考えをお尋ねいたします。
 過日、文部省が、2001年度からの小中学校教職員配置の基本方針を公表しました。それによると、国のこれまで保持してきました学級編制の権限を都道府県に移し、都道府県の判断で少人数教育などについて大幅に弾力運用ができるようになったということであります。すなわち小学校では国語、算数、理科、中学校では英語、数学、理科で20人規模の学習集団を認めるというのでありますが、私は多少の前進ではありますが、まだ不十分であると考えるものであります。
 少人数学級実現の運動は、10年以前から進められているところであり、98年9月の中教審答申は自治体裁量の学級編制を認める方針を提起したことなどを受けて今回の改正になったものと考えられますが、自治体レベルでは既に少人数学級を実現させた先進的事例があらわれており、また地方議会における30人学級を求める意見書採択状況は、昨年6月現在946議会となっており、千葉県議会も全会一致で採択をしているということであります。世界の趨勢では20人から30人学級が普通であり、アメリカでは小学校低学年の平均18人学級を打ち出し、注目されているところであります。
 さて、本年の「子ども白書」によりますと、学級規模を変えることのメリットとして、一つは子供の学習到達度を把握しやすくなる、子供の発言回数が多くなり、学習に積極的に参加するようになる、子供との会話をする機会が増える、子供の人格や個性を把握しやすくなるなど、教師側の約9割、父母側の約8割が、その効果の大きいことを挙げております。
 しかし、文部省は、肝心の学級編制基準に手をつけずに、やりくり算段の手はずが整ったから、あとは都道府県で工夫してほしいという考え方なのであります。しかし、今後、文部省は、これまで常勤教員にしか使えなかった国庫補助金を非常勤講師などにも使えるようにするとのことでありますし、また県教委の学校ボランティア活動支援制度などを利用し、市町村としていろんな対応が考えられるのではないか。これに対する教育長のご見解と市内小中学校の実態についてお聞かせください。
 次に、環境問題に関連して質問いたします。
 我が国におけるごみ問題は、古くは江戸時代に、東京湾の開拓や埋め立て当時からあったと聞いております。近年、大量生産、大量消費という高度成長期から急速にごみ処理に伴う大気や水質等の汚染が懸念されるに至り、地域の環境保全や、大きくは地球環境の問題として、その対応が迫られています。まさにごみ問題は古くて新しい私たちの生活に密接にかかわる大変重要な問題であります。ごみの減量化と資源の有効活用を図る循環型社会の構築を目指すことは、私たちが21世紀に生きる人々に残すことのできる大きな遺産であると思いますし、今こそ、その具体的な取り組みと行動を起こす必要があります。このことを踏まえて、当市における取り組みについて、民生部長にお尋ねをいたします。
 まず、第1点は、本年4月より完全施行されることになった容器包装リサイクル法関連について質問いたします。
 平成8年度の資料ながら、我が国では年間5,110万トンのごみが家庭から排出されるということでありますが、そのうちの容器包装部分の容積比が約60%の割合を占めているということでありますから、容器包装の減量化やリサイクルを進めることが重要となってきたのであります。平成9年4月、容器包装リサイクル法がスタートし、基本的には消費者による分別排出、市町村による分別収集をすることが決められたのであります。
 さて、砺波市はいち早く平成4年7月から飲料用のアルミ缶、スチール缶、瓶においても白色、茶色、青色、黒色等に分別収集しており、さらに平成10年度からペットボトルの収集を始められているところであります。なお、本年4月から、さらにプラスチック製容器包装及び紙製容器包装を分別収集することになったところでありますが、今後の市の対応についてお聞かせください。また、昨年度の容器包装廃棄物の収集実績及び今後の容器包装廃棄物の分別収集計画があればお聞かせをいただきたい。
 次に、ごみ焼却場の排煙に含まれているダイオキシン対策についてお伺いいたします。
 近年、急激に、ダイオキシン類による汚染問題が大きな課題となってきたのであります。がんや奇形児などの原因となるダイオキシンは猛毒有機塩素化合物で、プラスチックや塩素漂白された紙など塩素を含む可燃性のごみを安易に燃やしますと、焼却炉の温度が不安定となり、発生すると言います。ついては、12年度、13年度の2カ年にわたって東部清掃センターの改修工事を実施されますが、その目的と効果並びに工事の概要、工期、資金計画などについてご説明をいただきたい。また、工事中も、これまでどおり焼却業務は続けられると聞いておりますが、工事中の焼却業務はどのように進められるのか、また工事中にダイオキシン類の発生、環境汚染対策等は充分に対応されているかどうか、お聞かせをいただきたい。
 次に、1月に施行されましたダイオキシン類特別措置法では、大気、河川、底質、土壌、廃棄物焼却炉の常時監視が義務づけされました。これを受けて富山県では、大気、河川、土壌、底質、地下水の5つの分野で、それぞれ昨年の5倍程度の地点で調査をするということでありますが、砺波市内での調査地点はどこか、またこれまでの調査結果の数値がわかればお答えをいただきたい。
 次に、広範な農業問題の中から、部分的な問題になりますが、2点について質問をいたします。
 日本農業の最大課題は、米を含めた農産物の総輸入自由化時代において、21世紀に向けての食料供給システムをどう確保するかということでありますが、国内における食料の安定供給を基本に位置づけ、自給率の目標を設定した食料・農業・農村基本法が昨年7月成立いたしました。これを受けて本年度から需要に応じた米の計画的な生産、水田における麦、大豆、飼料作物等の本格的な生産を二本柱として、土地利用型農業活性化対策が進められることになりました。このため、集落営農や中核農家の連携を強化し、土地の有効利用を図ることが大切であります。
 さて、となみ野農協の一村一農場構想もありますが、今後ますます顕著になってきます農家数の減少、従事者の高齢化、農地の利用集積、農作業の受委託等を推進するとともに、若い担い手の育成など、第三セクター方式による(仮称)農業公社の設立を求める声がありますが、これに対する市長のお考えをお聞かせください。
 次に、水田農業振興計画の策定についてであります。
 土地利用型農業活性化対策大綱に基づき、市町村を単位とした水田農業振興計画を策定しなければならないのでありますが、現状はどのようになっているのでありましょうか。計画には、作物別に現状の作付面積と5年後の目標面積、団地化率や水田利用率の目標、推進策、計画を達成するための基盤整備、機械や施設の導入計画、とも補償の内容、奨励作物などを決めることになっているとのことですが、本市における計画の策定状況と計画推進への行政指導がどのように行われているのか、産業建設部長さんの答弁を求めまして、質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 池田議員にお答えをいたします。
 まず、前段のご意見については、ごもっともだと存じておりますので、ますますの活躍をご期待申し上げる次第でございます。
 私から、農業公社構想についてお答えをいたします。
 池田議員ご指摘のように、国においては、食料・農業・農村基本法が新たに施行されまして、農業・農村の多面的な機能を発揮する理念が盛り込まれたことから、特に農村をめぐる情勢や課題、変化に対応してどうすべきかということでございまして、我が郷土も農業を中心として大切にしなければならない、そのように思っている次第でございます。従いまして、21世紀に向けて活力のある農業農村、いわゆる足腰の強い砺波型農業、そのように展望を持って新しい計画づくりをしたい、このように思っているところでございます。
 そこで、市の農業の現状は、他の市町村から見ますと、利用権の設定が大変大きいのでございます。いわゆる流動化率が年々高まってきております。その面での農地の集約化、規模の拡大は進んでいるものと思っております。しかし、ご意見にもございましたように、農家数の減少、担い手(後継者)の減少、中山間地における放棄田等がございます。その意味から、耕地面積も減少傾向にございます。従いまして、これらを個々に求めてもなかなか調和のとれない状況ではないかと思います。この現状から、農業者や農業団体の皆さんが、今抱えている問題、今申し上げました農家数の減少や放棄田や後継者、そういう問題も抱えております。さらに、5年後、10年後になるとどうするのかという心配も聞いておりますし、その問題の洗い直しをいたしているところでございます。
 おかげさまで市内における水田を中心といたします中核農家は、それぞれ堅実に経営されております。小規模で自己完結型農業が実は心配されるわけでございます。昨年、球根生産拡大についていろいろ議論をしていただきました。対策会議を特別開いたわけでございますが、今後の課題を解決するに当たりましては、一つは、中間的に世話をしていただけるような公社的なものが必要ではないかという提案がまずございました。それは、作付耕地をあっせんしてもらう、あるいは農業機械はずいぶん高くつくので、そういうものをリース化するような場、そういう提案などがあったわけであります。
 そこで、毎年、農業委員会から、市民農園などをつくる公社があっても良いのではないかという提案もございます。また、一方では、緑化、野菜なども含めてでございますが、そういう生産団地といいますか、生産者がいてもいいのではないか。そして、そのことをあっせんする、農協あたりがやればいいのかと思いますけれども、緑化についてはそこまでいけるのかどうか、そういう意味で指導助言をするものがあれば、屋敷林の保存などにもいいのではないか。市役所が直接指導監督という立場ではなくて、ワンクッション置いて指導すれば、砺波圏域も緑化できるのではないかという意見もあるわけでございます。
 そこで、私は、そのような必要な幾つかの問題を集約をして、関係団体とも協力をしながら進めさせていただければということで、実は3月定例議会にもこの話を若干申し上げているわけでございまして、そのことの調査を今農林課に命じておりまして、幾つか集約をさせていただきます。
 いずれにしましても、このすばらしい田園空間を放棄田で放置するのはどうか。そのことなども含めまして、具体的に農業公社というものについて検討させていただきたい、このように思っているわけでございます。
 なお、私のほうへは、そのようなものがあれば、ずいぶん農業にノウハウを持った方でございますけれども、ボランティア的に我々が見てやるという人もおられます。そのことをなどを含めて公社をつくることによって、この辺の農業を守ることができるのではないか、こんなことを思って今構想立てをしていることを申し上げて、私のお答えといたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 池田議員の質問にお答えします。
 質問は、3点でございます。
 まず、第1点の、小中学校における道徳教育の対応について申し上げます。
 昨今の少年による凶悪犯罪の多発や学級崩壊、校内暴力などの言葉を日常的に耳にされるとき、道徳教育はどうなっているのかと心配されるのは、誠にごもっともなことでございます。砺波市における平成11年度の道徳の授業時数の平均は、小学校では34時間、中学校では32時間という実態でございます。しかし、これは正規に時間割に組まれた道徳の時間の実践時数でありまして、この他に、学級や学校でその時々に起きた問題点や生活上引き起こされたその都度の問題点の解決のための時間、さらには砺波市の研究課題である心の教育の実施時数、国際協力員による国際理解教育の時数、さらに中学2年生が実施しております「14歳の挑戦」事業、これらなどを含めますと、当市の道徳教育にかける授業時数の確保や実践の実際は充分なものであると私は考えております。
 今後は、これらの実績と実践の継続による道徳心の涵養に努めるとともに、平成8年度から続けている砺波市研究指定、心の教育の研究実践をさらに深めてまいりいたと思っております。
 しかしながら、学校における道徳教育をさらに高揚させ、教育基本法でうたわれているより高い人格を形成することを目指すには、家庭教育の充実を抜きにしては考えられません。また、家庭教育力を援助し健全な子供を育成する上で、地域の教育力もなくてはならない重要な意味があります。従って、地域の教育力も回復しなければなりません。これらをどのように育てていくかは、今後の日本の教育の大きな課題であると考えております。
 2番目に、子育てに関する学校、地域、家庭の連携について。
 地域教育力や家庭教育について、公民館への指導指示はどうなっているのかというお尋ねでございますが、地域の教育力を高めるとともに、地域の子供たちは地域で育てるという観点から、本年度から新規事業として青少年育成地域活動事業に取り組んでいるところでございます。これは土曜日や日曜日などの休日を利用し、子供たちに自然体験や農業体験、ボランティア体験などさまざまな体験に参加させようというもので、各地区公民館を委託先としている事業でございます。また、新たに各地区などから推薦していただいた青少年育成地域推進員を23名の方に委嘱いたしました。この人たちの連携とお力添えによりまして、地域における青少年健全育成体制の強化に期しているところでございます。
 3点目ですが、小中学校における学級定員をどのように考えているかというお尋ねでございます。
 今年の5月19日付の文部省報告で、「今後の学級編制及び教職員配置について」という報告がございます。その中で、都道府県が地域や学校の実態等に応じ必要があると判断する場合には、義務標準法で定める学級編制の標準を下回る人数の学級編制基準を定めることができるとありますが、実際には国からの予算措置は全く講じられておりません。2番目に、都道府県全体として一定の教職員定数を確保するための基準であることとして枠をはめてあります。例えば県内の市町村は、単独にしないで、やるのならば県全体でやりなさいという枠をはめてあります。3番目に、現在の状況では、現行どおりの上限40人とすることが妥当であるというふうに文部省は現行を容認しております。
 ちなみに砺波市内の小中学校はどうなっているかということですが、1学級当たりの平均の人数は、小学校では31.2名、中学校では35.6名となっております。ただし、欧米諸国では、学級定員割という考え方をしておりません。教師1人当たりがどれだけの児童生徒を持って授業をしているかという平均でいっています。その欧米の割でまいりますと、砺波市の場合、1人平均、小学校では24.33名になります。これは実際に授業を担当する小学校の教師が100名いるからでございます。中学校の教師の場合には、1人平均17.75名ということになります。担当教諭は73名おります。ところが、欧米の場合には、教頭も校長も授業する教員の中に含めております。日本の場合には、校長は授業を持ってはならないという学校教育法になっておりますので校長は授業を持たないわけですが、教頭は校長を補佐しながら授業を持っても良いということになっております。
 文部省が発表しているそういう「欧米並みの平均に近づけたいと思います」という答弁でみますと、今ほとんどその域に達しているという実態でございます。一部、アメリカ及びイギリスでは、今申し上げた1人平均云々よりもっと生徒数を少なく持っておりますが、フランスの小学校は23名になっておりまして、それに比べてみると、決して多く持ち過ぎているという数にはなっていないと私は考えております。
 ただし、県の教育委員会のほう、いろいろ工夫をしてくださっております。つまり、1学級が35名以上、38名近くになった場合には、多人数学級へということで加配をしてくれている教員が我が市内にもございます。そのようなことでいろいろやりくり算段をしながら、何とか少しでも多くの子供にしっかり目が届くようにという工夫を県もしておりますが、私たちも今後学級人数の推移を見守りながら、今後とも必要に応じて県へ加配を申請してまいりたいと思っております。
 それから、特別非常勤講師を使いなさいということは、県のほうからも指示がきておりますし、大勢の人を使うということはできておりませんが、その都度、少しずつ使わせていただいているというのが現状でございます。
 以上です。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 池田議員の環境問題2点についてお答えを申し上げたいと思います。
 議員ご指摘のとおり、ごみ容器包装リサイクル法の施行につきましては、本年4月1日から完全施行され、新たにトレー等のプラスチック製包装あるいは菓子箱、紙袋、新聞箱、ほとんどの紙製の容器包装が分別収集の対象になりました。砺波市におきましても、既にリサイクル等におきましては、平成4年よりアルミ缶、スチール缶、ガラス瓶等、あるいは平成10年にはペットボトル等について、市民の皆さんの協力、さらには自治会、各種団体のご協力をいただいて、それぞれ分別収集を行っているところでございます。
 昨年度の容器包装廃棄物の収集実績状況でありますが、アルミ・スチール缶については126トン、前年より16トン減っております。さらに、ガラス瓶については195トン、前年よりも18トン減でございます。ペットボトルについては、近年、アルミ缶からペットボトルということで、前年よりも6トン増の21トンでありました。
 今後の具体的な廃棄物の分別収集計画については、特にプラスチック製容器包装のうち特に白トレー等は、平成13年度から分別収集する方向で現在検討をしているところでございまして、実際の運用に当たっては、収集した後の保管倉庫等の不足もありますので、昨年10月からそれぞれ県内でモデル地区を指定いたしまして、分別収集をしております他市の状況を調査の上、クリーンセンター管内の市町村と充分協議を図り、無理むだのない分別収集計画を進めていきたいと考えております。
 次に、クリーンセンターとなみのダイオキシン対策工事につきましては、クリーンセンターとなみで実施しております排気ガス高度処理施設及び灰固形化施設整備工事については、総工費13億1,250万円で、砺波広域圏事務組合が平成12年度、13年度の2カ年継続で、ダイオキシン類の発生防止及び削減を行うため実施するものであり、工事内容としては、ろ過式集じん機(バッグフィルター)の設置、有害物質を安定化させる灰固形化施設の新設などであります。
 また、資金計画につきましては、できるだけ国、県の補助を多く得られるよう協議が整っているところでございます。
 なお、工事の進め方でありますが、現在の2炉を1炉ずつ改修していきたいと考えております。このため、工事中、1炉のみが稼働することになり、処理能力が不足しますので、現在実施している焼却業務体制の時間の延長も充分考慮に入れて検討を図りたいと考えております。
 また、工事期間中、1炉のみの稼働であっても、ダイオキシン類及び有害ガスの発生については、適正な燃焼温度管理を充分行い、安全確保に努めてまいりたいと存じます。
 次に、富山県は平成11年度からダイオキシン類の調査を行っておりますが、本年度の調査は平成13年2月までの間に、県全体として、大気は年4回、水質は年1回、地下水は年1回行うものとしております。また、土壌については、砺波市内で1カ所指定をされております。
 なお、11年度に砺波市内で測定されました7カ所の調査結果は、県の「環境白書」で7月以降に公表されることになっております。
 以上です。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 野村泰則君。
  〔産業建設部長 野村泰則君 登壇〕

◯産業建設部長(野村君) 池田議員ご質問のうち、水田農業振興計画の中で、現状はどうなっているか、行政指導はどのように行っているかというご質問にお答えをいたします。
 砺波市では、砺波市、関係機関、農業団体、中核農家の代表、各地区水田農業推進協議会長等で構成する砺波市水田農業推進協議会において、5月8日に砺波市の農業振興計画について審議決定していただいたところでございます。
 水田における土地利用型農業の活性化の取り組み方針といたしましては、需要に応じた米の計画的生産と水田の高度利用等を推進するため、水稲、大豆、麦、飼料作物、球根等の土地利用型作物とサトイモ、白ネギ等園芸作物を合理的に組み合わせた土地利用方式及び作付体系を地区単位での農業の中で組み立てるなど、効率的な生産体制の整備を図っていこうとするものであります。
 農協、普及センター等の関係機関と連絡をとりながら、各地域の農業生産体制、あるいは作物栽培実態に応じた適切な取り組みとなるよう指導推進するとともに、計画がスムーズに実施されるよう、農業機械等の整備においても今後支援措置を検討してまいりたいと考えております。
 以上であります。

◯議長(堀田君) 4番 寺島良三君。
  〔4番 寺島良三君 登壇〕

◯4番(寺島君) お許しをいただきましたので、通告に従い、2項目について質問させていただきます。
 まず、高齢者福祉施策、ゴールドプラン21についてお尋ねいたします。
 21世紀を目の前に控え、総人口の減少と急速な超高齢化社会が同時に進行するという時代を迎え、経済成長の停滞、さらには少子化に伴う労働力人口の減少、一方では、年金、医療、福祉などの負担が増大し、経済活力が失われている中で、増大かつ多様化する高齢者ニーズに適切に対応していくために、20世紀最後の年に当たり、本格的な長寿社会にふさわしい社会経済システムを整備すべき時期と思います。
 21世紀の社会では、経済面だけではなく、家族や地域社会にも大きな変化が生じ、子供のいない家庭やひとり暮らしの高齢者が増加するなど、生活様式、意識の変化などを踏まえ、高齢者福祉は行政の重要な課題となっています。すべての方々が健康で生きがいを持ち、安心して生涯を過ごせる社会、長生きして良かったと言える長寿社会を構築する必要があると考えます。
 このような現状の中、21世紀に向けて市の取り組みについて考え方をお聞かせください。
 次に、1989年(平成元年)12月に、10年間(平成2年から平成11年度まで)に緊急に取り組むべき施策について目標を掲げた「高齢者保健福祉推進十カ年戦略(ゴールドプラン)」が策定されました。しかし、平成5年度に全国の地方公共団体で施策された地方老人保健福祉計画において、ゴールドプランを大幅に上回る高齢者保健福祉サービスの整備の必要が明らかになり、1994年(平成6年)12月に厚生・大蔵・自治大臣の合意のもとにゴールドプランを全面的に見直し策定されたのが「新ゴールドプラン」です。これは、高齢者介護対策の緊急性を考慮し、各種高齢者介護サービスの基盤の整備目標の引き上げなどを行うとともに、「利用者本位、自立支援、普遍主義、総合的サービスの提供、地域主義を基本理念とする今後取り組むべき高齢者介護サービス基盤の整備に関する施策の基本的枠組みを新たに定め、平成11年度末までの間において、新ゴールドプランの実現に向けて事業が進められてきました。砺波市におきましても、ホームヘルパーや特別養護老人ホームの整備をはじめとし、本年4月より介護保険制度もスタートし、介護サービス基盤がほぼ順調に進んでいると思いますが、これまでの市の見解をお聞きします。
 新ゴールドプランは、平成11年度でその期間を終了することになるため、平成12年度からの高齢者保健福祉施策の一層の充実を図るため、介護サービス基盤の整備を含む総合的なプランとして、今後5カ年間の高齢者保健福祉施策の方向、ゴールドプラン21が策定されました。このゴールドプラン21の基本方針、基本方向、基本的な目標、具体的施策についてお尋ねいたします。
 また、ゴールドプラン21における今後5カ年間の砺波市の介護保険事業計画による介護サービスの見込み量はどのように試算されておられますでしょうか。今後、それに伴うサービス増大の対応策はどのように計画されておりますか、お聞かせください。
 次に、PFI導入についてお尋ねいたします。
 PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)とは、公共施設などの建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法で、この導入によって、国や地方公共団体が直接実施するよりも効率的かつ効果的に公共サービスを提供でき、事業コストの削減ができると期待されております。
 PFI方式の先駆けとなったイギリスでは、1992年度から導入し、有料橋、鉄道、病院、学校などの公共施設等の整備、再開発等のPFI事業を行い、現在では公共投資の約20%を占めており、事業コストの削減や民間事業、経済の活性化を促し、その成果が上がっていると聞きます。ようやく我が国でも幾つかの導入事業が開始されたようですが、まだまだその成果は未知数です。
 国は、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(PFI法)が平成11年7月に成立、同年9月施行を受け、平成12年3月に内閣総理大臣が基本方針を定めたところです。基本方針には、国(特殊法人その他公共法人を含む)が公共施設等の管理者として行うPFI事業を進めるに当たっての基本的考え方や、その具体的な実施に当たっての留意事項が示されているようですが、今後、各地方公共団体においても、PFI法や基本方針にのっとってPFI事業を進めていくことになると思いますが、PFI法と基本方針の概要についてお聞かせください。
 21世紀を目前に、本格的な少子・高齢社会が到来する中で、市民が真に豊かさを実感できる社会を実現するためには、効率的かつ効果的に社会資本を整備し、質の高い公共サービスを提供することが重要な課題です。
 近年、国及び地方公共団体の財政は極めて厳しい状況下にあり、着実に財政構造改革を進める必要がある中で、今までのような役所的な発想や管理運営方法でなく、PFI方式による民間資金、コスト意識と経営能力、技術的能力を活用させることは社会資本整備にもつながり、新たな民間事業機会の増大を図ることによって、低迷している経済の活性化効果も大いに期待できると考えます。
 福島県白河市では、JR白河駅前再開発構想にPFI方式での計画を立てました。この計画では、市所有地を民間事業者が借り受け、そこに公共施設や商業施設を備えたビルを建設し、その公共施設部分は市が借り受けるというものです。
 今後は、全国的にPFI方式の積極的な取り組みが進んでいくものと考えますが、砺波市での導入には、公共施設のみならず、チューリップ公園に大観覧車や、あるいはまた砺波を一望できるチューリップタワーの建設などはいかがでしょうか。また、第三セクターや広域圏事業などについても検討できないでしょうか。具体的事業の選定につきましては、多方面から柔軟かつ慎重な研究、検討を重ねていただきますようお願いいたします。
 先に述べましたように、PFI事業を導入することにより、市民に低廉で質の高い公共サービスを提供することが最も重要なことです。このことが実現できなければ何の意味もありません。PFI導入についてどのような見解をお持ちでしょうか。また、具体的にはどのような事業を取り入れるか、またそれによる公・民役割分担、責任分担などの問題が生じてくることが懸念されます。導入についての問題、課題があるとすればどのような点が考えられるでしょうか、お考えをお聞かせください。
 以上で私の質問を終わります。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 寺島議員にお答えをいたします。
 まず、ゴールドプラン見直し計画あるいは介護計画等につきましては、今取りまとめております助役から直接お答えをいたします。
 私からは、新しく制定されましたPFIの推進等につきましてお答えを申し上げたいと思います。
 まず、PFIにつきましては、寺島議員から説明があったところでございます。何度かPR、あるいは雑誌等で紹介をされておりますが、なかなか砺波市ではなじまないという感じで、率直な話、余り勉強をしておりません。そのことを含めてお答えをいたしたいと思います。
 今、寺島議員からも説明がございましたように、民間資金の活用による公共施設の整備、運用、促進、そういう法律が出たわけであります。国や地方自治団体は、ご存じのように財源がございません。従いまして、民間の資金を投入する。そして、民間の能力、民間の技術、それらを公共施設の維持管理へ回すわけですから、理論としては大変すばらしいと思っておりますし、このような時代が将来来るのではないか、そのように思っております。そのことを考えますときに、ぜひ皆さんで検討していく課題だと、このように思っている次第でございます。
 ただ、読んでみますと、民間資金を投入してその会社も充分利益を上げなさい、収益を確保して、片一方、市民には低廉なサービスをしなさいという両極端があるわけです。もちろん公共投資をその場でしてもらうわけですから、幾ばくかの資本提携や資金的な援助、あるいは起債等、まだ細かい話は研究しておりませんが、その一面があろうかと思います。従いまして、市町村がそれらを投入することによって、それを返してもらわなければいかんわけです。したがって、片一方、会社が管理されるときには収益性を上げてもらう、また会社が管理するときに安く低廉に使いなさいとなっているものですから、なかなか難しい一面がございます。ただし、その思想については理解できるところでございますし、今後このような考え方が伸びると思います。
 例えば中心市街地活性化で出町の四つ角に大きいビルを建てて、駐車場も置いて、ホールも置いて、上3階、4階を活用する。そのときの公共的なものについては、会社が建てて私どもが資金を出す。もしそれが充分活用されるとすれば、それは一つの方向かなと思うんです。ただし、4万人の市でいかがなものか。あるいは現実的には郊外型の産業がずいぶんありますし、新しく施設なんかもできるわけですから、収益性、しかも低廉なサービスということになりますと、なかなか踏ん切りがつかないのではないか、このように私は思っているわけです。県はこのことについて研究中と聞いております。従いまして、今後とも、おっしゃることにつきまして、職員ともども充分勉強させていただきたいと思うわけでございます。
 ただ、新しい法律でございますので、それぞれの都市でもまだ充分調査研究がされていないと思います。そこで、類似都市等で先進的に、もしおやりのところがあるとすれば、我々も議員さんも見ていただいて、勉強していただいて、活用することも必要ではないかと思っております。確かに都市計画では、今の中心市街地活性化法が出たときに、このような会社を投入しなさいという意見も実はありました。ただ、今の中心市街地の中にそういうメニューが余り見当たらないような気がします。先ほども説明しましたように、出町小学校の跡地と総合病院と駅というような核をうまく使いたいという思想でございますので、ど真ん中に大きいものをどんというようなメニューは見当たりません。確かにそういうメニューがあるとすれば、そういう会社を使ったらという話は聞いたことがございますが、なかなかこの点では国民にはなじまないのではないかという気が私はしております。
 いずれにしましても、ご提案があったように、タワーをつくってお金を取ってということになりますが、隣の市でやっておられますけれども、全然ペイできないというようなことも聞きますし、観覧車にいたしましても、子供が少なくなって、あちこちの遊園地がそれを撤退するなども聞いておりますので、そのような意味で難しい一面もあるのではないか。演壇に出てきてこのようなことを申し上げて大変恐縮でございますけれども、今後ともどもに勉強させていただきたいということで、お答えにいたします。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 寺島議員のご質問のうち、老人福祉の充実を図ることについて、お答えをいたします。
 まず、ゴールドプラン21に移行した市の対応についてのご質問にお答えをいたします。
 市といたしましては、国のゴールドプラン21に呼応して、平成5年に策定をいたしました砺波市老人保健福祉計画の実施状況等を踏まえまして、平成12年度から16年度の5カ年間を目途とした高齢者保健福祉計画を策定すべく、本年の3月に市長の命を受けまして、助役を委員長とする市の関係課長からなる高齢者保健福祉計画策定委員会を設置したところでございます。策定に当たりましては、広く市民及び専門家からご意見を聞く方法といたしまして、市長への提言をいただくため、12人から成る高齢者保健福祉計画策定懇話会を設けまして、既に2回の懇話会を開催をしていただきまして、多くの提言をいただいているところでございまして、その提言を計画の中に反映をさせて、ただいま策定作業を進めているところでございます。
 また、総合計画策定のための市民アンケート調査結果や民生委員のアンケート調査結果など、市民の声をお聞きしながら計画をつくっているところでございます。現在、策定作業中でございますけれども、この計画を中間的にご報告申し上げますと、まず計画の策定に当たりましては、1つには、国のゴールドプラン21の趣旨を尊重すること、1つには、平成5年に策定をいたしました砺波市老人保健福祉計画の実施状況の分析を充分に行いまして、その反省の上に立って計画をつくること。もう1つは、高齢者を取り巻く現況を充分把握して計画をつくるということに留意をしながら、3つの基本目標を立てたところでございます。健康で生き生きした暮らしの実現、安らぎのある暮らしの実現、福祉のまちづくりの推進という基本目標を立てまして、その実施のための重要な施策課題をそれぞれに設定をいたしまして、できるだけ5年間の数値目標を掲げまして進行管理をしていくということを今考えているところでございます。介護保険事業がご案内のとおりこの4月から始まったわけでございますが、事業計画が昨年の3月に策定をされるということで、その策定を待ちまして、この計画に取りかかったため、少し作業が遅れているわけでございますけれども、できるだけ早い機会に取りまとめたいと考えておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、長寿社会を迎えました今日、高齢者の方々にいつまでも元気で安心をして暮らしていただける砺波型の計画となるよう努めてまいりたいと考えているところでございます。
 次に、介護保険導入の諸問題についてお答えをいたします。
 5カ年の計画の中での介護保険サービスの需要見込みはどのようにあるかということでございますが、介護保険事業は、高齢者の保健福祉計画をつくる中では、大変重要なウエートを占めているものと認識をしているわけでございます。その利用見込みにつきましては、砺波地方介護保険組合が策定をいたしました介護保険事業計画に計上されております最終年度の平成16年度末の圏域全体、12市町村全体での事業ごとの数字を少し申し上げます。
 まず、居宅サービスでございますけれども、ホームヘルプサービスにつきましては、1カ月当たり3,830回ということでございまして、5年間で1,470回の増を見込んでおります。訪問看護につきましては、1カ月当たり826回で、5年間で335回の増を見込んでおります。デイサービスにつきましては、1カ月当たり1,846回、5年間で130回の増。ショートステイにつきましては、年間1,805週で5年間で99週の増というものを見込んでおるわけでございます。この居宅サービスにつきましては、原則的には供給のほうはそれぞれの市町村で対応すべきものというふうに考えているわけでございまして、今言いました中で、特にマンパワーのホームヘルプ、訪問看護という数字につきましては、60%から70%の増というようなことで、それでは砺波市はどうなるのかなということで、皆さん方、大変ご心配かもしれませんが、これは圏域全体でございまして、砺波市は既にこのワンパワー等についても充分対応してきておりますので、砺波市個々の数字は実は計上しておりませんけれども、私どもは、マンパワーのほうも、5年間、少し増えても対応していけるものと見込んでおります。また、デイサービス、ショートステイについても充分対応はできるというふうに考えておるわけでございます。それから、民間事業者からの参入もございますので、圏域全体といたしましても、充分民間事業者等の活用を図ることによって対応ができるものというふうに認識をしております。
 次に、施設サービスについてでございますが、療養型病床群の必要者数は352人ということで、5年間変わらないというふうに見込んでおります。次に、老人保健施設の必要者数は509人ということで、5年間で60人の増を見ております。特別養護老人ホームの必要者数は625人で、5年間で90人の増を見込んでおるわけでございます。これらの施設サービスにつきましては、ご案内のとおり、圏域12市町村で施設整備を図っていくということで、充分対応ができるものと考えておるわけでございます。
 なお、この介護保険事業計画及び高齢者保健福祉計画につきましては、環境の変化が大変激しいものというふうに見込んでおるわけでございまして、3年後には、そのときの状況を見てまた見直すということにしておりますし、また適時適切な対応を図っていくということにしているわけでございます。その折には、3月議会で市長が答弁いたしましたように、砺波市内に建設する特別養護老人ホームにつきましては、民間活力を図るということも視野に入れながら対応をして取り組んでまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(堀田君) 以上をもちまして本日の日程を終了いたします。
 次回は明6月15日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 ご苦労さまでした。

 午後 3時16分 閉議



平成12年6月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第45号  平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)
議案第46号  平成12年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第47号  平成12年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第48号  砺波市特定公共賃貸住宅条例の制定について
議案第49号  砺波市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について
議案第50号  砺波市水道事業給水条例の一部改正について
議案第51号  砺波市消防団条例の一部改正について
議案第52号  富山県東砺波郡庄川町外一ケ市中学校組合の解散について
議案第53号  富山県東砺波郡庄川町外一ケ市中学校組合の解散に伴う財産処分につ
        いて
議案第54号  砺波市都市公園条例の一部改正について
議案第55号  工事請負契約の締結について
議案第56号  砺波市監査委員の選任について
議案第57号  人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
報告第 4号  専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第12号 平成12年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
報告第 5号  継続費の逓次繰越しについて
報告第 6号  歳出予算の繰越しについて
報告第 7号  歳出予算の繰越しについて
報告第 8号  歳出予算の繰越しについて
報告第 9号  支出予算の繰越しについて
砺波市選挙管理委員会委員の一般選挙について
砺波市選挙管理委員会委員補充員の一般選挙について
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について



平成12年6月定例会 目次

      平成12年6月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(6月12日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  報告事項 ……………………………………………………………………………  2
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  施政方針並びに議案第45号から議案第53号まで、平成12年度富山県砺波市一
  般会計補正予算(第1号)外8件、及び報告第4号から報告第9号まで、専決処分
  の承認を求めることについて外5件
   提案理由の説明…………(安念市長)…………………………………………  3

★第2号(6月14日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 15
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 15
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 15
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 15
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 16
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 16
  議案第54号及び議案第55号
   提案理由の説明…………(安念市長)………………………………………… 17
  市政全般に関する代表質問
   18番  吉澤 邦麿 議員 ………………………………………………… 18
      ・市議会議員選挙について
      ・次期総合計画について
      ・未就学児童通院医療費の助成について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   10番  高田 隼水 議員 ………………………………………………… 28
      ・田園空間整備事業について
      ・少子化対策について
      ・主要地方道砺波~福光線について
    1番  林  忠男 議員 ………………………………………………… 39
      ・チューリップフェアについて
      ・砺波市中心商業活性化について
    8番  石田 隆紀 議員 ………………………………………………… 48
      ・今後の地区体育館の建設・設置計画について
      ・庄西用水改修計画について
      ・出町市街地の溢水対策について
    7番  池田 昭作 議員 ………………………………………………… 54
      ・学校教育問題について
      ・環境問題について
      ・農業問題について
    4番  寺島 良三 議員 ………………………………………………… 65
      ・老人福祉の充実について
      ・PFIの推進について

★第3号(6月15日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 73
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 73
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 73
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 73
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 74
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 74
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
    3番  齊藤 源秋 議員 ………………………………………………… 75
      ・生涯スポーツの振興について
      ・市の斎場、墓地について
      ・国道、市道の改良促進について
    2番  柴田  智 議員 ………………………………………………… 82
      ・介護保険制度について
      ・男女共同参画社会について
    5番  江守 俊光 議員 ………………………………………………… 89
      ・次期総合計画について
      ・市内の子供達の健全育成対策について
   17番  前田 喜代志 議員 ……………………………………………… 97
      ・工業用水の確保方法と長期展望について
      ・市民生活にあわせた保育のしくみづくりについて
      ・消防団以外の費用弁償の見直しについて
   14番  西尾 英宣 議員 …………………………………………………108
      ・福祉施策について
      ・東部小学校の諸問題について
  議案の常任委員会付託(議案第45号から議案第55号及び報告第4号) 122

★第4号(6月21日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………123
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………123
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………123
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………124
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………124
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………125
  報告事項 ……………………………………………………………………………125
  議案第45号から議案第55号及び報告第4号
  各常任委員会の審査報告 …………………………………………………………125
  質 疑 ………………………………………………………………………………132
  討 論 ………………………………………………………………………………132
  採 決(議案第45号から議案第55号及び報告第4号) …………………132
  議案第56号
  提案理由の説明 …………(安念市長)…………………………………………133
  採 決 ………………………………………………………………………………133
  議案第57号
  提案理由の説明 …………(安念市長)…………………………………………134
  採 決 ………………………………………………………………………………134
  砺波市選挙管理委員会委員の一般選挙 …………………………………………134
  砺波市選挙管理委員会委員補充員の一般選挙 …………………………………135
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………137
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………138



平成12年6月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成12年6月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 施政方針並びに議案第45号から議案第53号まで、平成12年度富山県砺
     波市一般会計補正予算(第1号)外8件、及び報告第4号から報告第9号ま
     で、専決処分の承認を求めることについて外5件
     (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月12日  午前10時15分  開議
   6月12日  午前10時46分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 林   忠 男 君     2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君     4番 寺 島 良 三 君
   5番 江 守 俊 光 君     6番 松 本   昇 君
   7番 池 田 昭 作 君     8番 石 田 隆 紀 君
   9番 藤 井 外志男 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 桂   政 樹 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 野 村 泰 則 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 宮 井   正 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 竹 林 秀 明



平成12年6月定例会(第1号) 本文 

1.会議の経過
 午前10時15分 開議

◯議長(堀田君) ただいまから、平成12年6月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

◯議長(堀田君) 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく「市の出資等に係る法人の経営状況に関する説明書」について、砺波市土地開発公社、財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会、財団法人砺波市花と緑の財団より、議案書の次にとじ込みしてありますとおり提出がありましたので、ご確認をお願いいたします。

◯議長(堀田君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により議長において、
   7番 池 田 昭 作 君
   8番 石 田 隆 紀 君
   9番 藤 井 外志男 君
を指名いたします。

◯議長(堀田君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本6月定例会の会期は、本日から6月21日までの10日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月21日までの10日間と決定いたしました。

◯議長(堀田君) 次に、日程第3 施政方針並びに議案第45号から議案第53号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外8件、及び報告第4号から報告第9号まで、専決処分の承認を求めることについて外5件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに一般会計補正予算をはじめ当面必要となってまいりました議案等につきましてご審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位にはご多忙中にもかかわらずご出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 最初に、市政の概要等について申し上げます。
 まず、平成11年度一般会計の決算見込みについて申し上げます。
 平成11年度一般会計予算現計額は177億2,014万7,000円となったところでありますが、歳出予算の執行状況につきましては、経常経費の節減に努める一方、継続事業である新栄町団地建替事業、野球場施設整備事業、温水プール建設事業等に取り組むとともに、勤労者多目的運動施設建設事業、市道の整備、学校建設事業等の投資的事業の推進に努め、翌年度へ繰り越す一部の事業を除いて、概ね執行することができました。
 今日の厳しい経済情勢の中、一般財源の確保に努めながら限られた財源の効率的かつ重点的な配分に配慮し、健全財政に意を配したところ、実質収支では約7億5,000万円程度の黒字決算となる見込みであります。
 次に、行財政改革の推進につきましては、昨年に引き続き行政改革市民会議を開催し、継続的に取り組んでまいる所存であります。
 また、情報公開につきましては、本年4月から実施しておりますが、現在のところ請求は1件であります。今後とも、情報公開に速やかに対応できるよう、公文書管理システムや文書の管理整備などを順次進めてまいります。
 また、総合病院では、診療情報提供に関するガイドラインを定め、開示に努めているところであります。
 次に、次期総合計画の策定について申し上げます。
 目下、各課のヒアリングを実施しておりますが、それらをもとに市民アンケート等の結果やまちづくり研究会での研究成果、市長への手紙、行政出前講座などで寄せられたご提案やご意見を十分に参考にさせていただき、素案づくりを進めてまいりたいと存じております。
 また、先の総合計画審議会において、各種のご意見等を伺ったところであります。
 今後、素案について専門家のアドバイスを得るとともに、議員各位や審議会のさらなるご提言をちょうだいしたいと考えております。
 次に、男女共同参画の推進につきましては、昨年度において、男女共同参画推進の基本的方向を示す「となみ男女共同参画プラン」を策定したところであり、今後、プランに位置づけられた事業等を総合的、計画的に推進し、女性と男性が互いに協力し、信頼し合い、支え合う社会の実現を目指してまいりたいと考えております。
 また、砺波市男女共同参画推進員として、公募の委員6名を含む40人の方々に委嘱を申し上げたところ、向こう2年間、地域における意識啓発活動にご尽力を賜りたいと考えております。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、広報・公聴事業につきましては、昨年度から実施いたしております行政出前講座と市長への手紙を本年度も引き続き積極的に取り組むこととし、先ごろ、広報にその関連記事を掲載したところであります。
 また、平成8年度から平成11年度にかけて全17地区で開催してまいりました「市長と語る会」につきましても、継続して開催してまいりたいと考えております。
 これらの事業を通じまして、行政需要の的確な把握に努めるとともに、市民各位のご意見を真摯に受けとめ、市政を運営してまいりたいと考えております。
 次に、国勢調査業務について申し上げます。
 国勢調査は、本年10月1日を基準日として実施されるもので、我が国の人口・世帯の実態を把握し、今後の各種行政施策等の基礎資料となる5年に1度の調査であります。
 今月1日に「平成12年国勢調査砺波市実施推進本部」を設置し、準備に万全を期すとともに、正確かつ迅速な調査の実施に努めたいと考えております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 高齢者福祉に関しましては、保健福祉関係機関の方々による「砺波市老人保健福祉計画策定懇話会」を設置し、ご意見、ご提言をいただきながら、今月中の策定を目指して鋭意作業を進めております。
 知的障害者福祉につきましては、本年3月、油田地区におきまして、勤労者体育福祉施設として整備いたしました知的障害者のための通所作業所が関係者から大変喜ばれていると伺っております。今後とも、ハード・ソフトの両面から知的障害者の福祉の向上に意を注いでまいりたいと考えております。
 また、井口村での知的障害者の福祉施設建設事業につきましては、現在、入所希望者の取りまとめに向けて、県西部社会福祉事務所並びに関係市町村と連絡を取りながら、所要の事務手続を行っているところであります。
 児童福祉につきましては、4月1日現在、市内6カ所の保育所と市外の17保育所におきまして864名、昨年比14名増の乳幼児の保育を実施しており、職員の適正配置を図り、保育の質を低下させることなく、安全な保育に努めてまいりたいと考えております。
 また、平成10年度に策定いたしました「児童育成計画」の中で重要施策として挙げておりました「子育て等に対しての男女平等意識の啓発事業」として、今月より、子育て講座「あいあいルーム」を開始いたしました。
 この事業は、保育士等が地域や企業に出向いて子育ての楽しさや喜びを知っていただくというもので、このような事業への行政としての取り組みは県内では例がないと聞いております。既に何件かの問い合わせや申し込みがあり、さらに広報等を通じまして、市民の方々に広くご利用いただきたいと考えております。
 放課後児童対策事業につきましては、東部校下、北部校下に続きまして、鷹栖校下においても事業を進めてまいります。また、東部校下放課後児童クラブの活動拠点の建設につきましては、建設場所等について、教育委員会及び学校とも協議を終え、現在、指導員の方々などから施設についての意見を伺いながら設計を進めており、夏休み中には建設を終えたいと考えております。
 次に、高齢化対策について申し上げます。
 高齢者介護支援対策として、国の平成11年度第2次補正で、介護予防拠点整備事業として予算措置がなされました(仮称)出町いきがいデイサービスセンターは、本年4月に借用しました北陸電力旧砺波営業所の改装に着手し、7月の竣工・開所に向けて、現在整備中であります。活動支援に当たっては、多くのボランティアの方々の協力も得ながら、市街地に多いひとり暮らし老人や家に閉じこもりがちな高齢者の生きがい活動を援助する場として活用していきたいと思っております。
 本年4月から開始された介護保険制度につきましては、おかげさまで順調に推移しております。介護保険制度では、指定居宅介護支援事業者として6カ月ごとの認定訪問調査が義務付けられていますので、昨年10月以来実施しました方々の第2回目の調査を今月から開始しております。また、その後、認定結果に基づき、新たなケアプランを作成していくことになります。事務的に輻輳しておりますが、市民の皆さんのご協力を得ながらスムーズに進行するよう努力をしてまいりたいと思っております。
 次に、ごみ対策について申し上げます。
 ごみ減量化対策の一環として、昨年度から創設しました電気式生ごみ処理機の購入に対する助成制度につきましては、平成11年度、204件の補助金交付を行っており、市民に浸透してきているものと考えております。
 さらに、容器包装リサイクル法や家電リサイクル法などについてPRし、引き続きごみの分別収集など、市民の協力を得て減量化に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、去る5月28日に行われました第9回砺波市民ごみゼロ運動には多くの市民が参加され、講演会も盛況で、環境問題に市民の関心が年々高まっていることは好ましいことと存じております。
 なお、砺波広域圏事業でありますが、昨年度から着手しております管理型最終処分場が本年度中に完成するとともに、クリーンセンターとなみ廃棄物処理施設のダイオキシン対策として、電気式集塵機からバグフィルターに変更する施設整備工事が開始されました。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 本年4月からチャイルドシートの着用が義務付けとなりましたが、昨年度から創設しましたチャイルドシート購入費に対する助成制度は、5月末現在で516件の申請があり、市民に浸透してきたところであります。しかし、着用率は必ずしも高くないことから、正しい着用方法を含めたチャイルドシート啓発活動を推進していきたいと存じております。
 次に、病院事業について申し上げます。
 病院増改築工事につきましては、順調に工程が進み、西棟の免震ゴムの据付けが完了し、地下ピットから順次コンクリートの打設を行っているところであります。また、平成5年度に設置した情報システムは既に8年目を迎えており、増改築事業に併せて新コンピューターシステムを導入し、患者待ち時間の短縮、迅速な医療情報の確保、経営管理の分析等により、医療の質の向上に努めてまいります。
 平成11年度の決算見込みにつきましては、経営改善に努めた結果、当初予算に比して収益的収支では1,400万円余りの赤字にとどまる見込みであります。
 増改築工事で病棟を一部取り壊したため、当面は病床数が減少するという厳しい状況でありますが、今後とも診療内容の充実と原価を意識した病院経営を目指すとともに、高機能病院としての施設整備を進めてまいりたいと考えております。
 次に、観光関係事業について申し上げます。
 まず、花しょうぶ祭りにつきましては、今回第15回を迎え、6月23日から7月2日までの10日間、県民公園頼成の森で開催されます。6ヘクタールの園内には580品種70万株のハナショウブの花が咲き、期間中には琴の演奏や野点等が計画されています。
 第8回カンナフェスティバルにつきましては、8月中旬にチューリップ公園内に1万株のカンナを使い、夏の憩いの場として、また、夏休み中の子供たちの活動の場となるよう工夫を凝らしたいと考えております。
 また、出町の市街地で開催されます「となみ夢まつり」は、商工会議所青年部が中心となり、夏休みの子供たちのための企画を取り入れて、8月26日・27日に開催される予定になっております。
 次に、チューリップフェアの運営を財団法人花と緑の財団に移管することにつきましては、現在、寄附行為の変更について、県と協議を行っているところであります。
 次に、農業関係事業について申し上げます。
 まず、作物の生育状況でありますが、水稲につきましては、田植え後好天に恵まれ、生育状況は現在のところ平年並みからやや良となっております。
 大麦につきましては、登熟も順調であり、概ね平年並みの収穫が見込まれております。
 また、チューリップ球根は、生育も順調で、病害の発生も総じて少なめであり、平年並みの作柄が期待できそうであります。
 今年から新たな大綱のもとに始まりました転作につきましては、各地区で目標達成に向けた調整がなされ、計画段階では102%の達成率となっており、今月初めから現地確認を実施し、結果の取りまとめを行っているところであります。
 農業基盤整備関係につきましては、庄川左岸流域において、庄西用水土地改良区が管理する農業用排水路の改修計画を策定するに当たり、地域用水機能の維持・増進に係る水利用の調整等、県・関係市町村・地元関係者の意見の取りまとめを行う庄西地区地域用水対策協議会が過日設立され、基幹的農業用水路の維持更新が浸水対策を含めて的確に実施されるものと期待しております。
 次に、土木関係事業について申し上げます。
 国道整備として、国道156号砺波除雪拡幅事業につきましては、荒高屋地区の用地買収もほぼ完了し、昨年より工事が施工され、一部供用開始されております。また、国道359号砺波東バイパスにつきましては、高道地内より砺波中部スーパー農道までの1.1キロメートル区間について、7月末の暫定2車線の供用開始を目指して工事が進められており、太田地区では関係者と設計協議が行われているところであります。
 県道整備につきましては、主要地方道砺波福光線、富山戸出小矢部線等が計画的に順次進められております。
 また、市道の整備につきましては、平成11年度に国の追加予算を受けました十年明鷹栖線、鹿島荒高屋線をはじめとして、事業効果が速やかに発揮されるよう進めてまいります。また、三島町堀田島線等の整備に向け、調査を実施してまいります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 街路事業の県施行国道359号整備につきましては、昨年に引き続き地元の協力のもと、県とともに用地買収・物件移転を進めております。
 公園建設事業の砺波総合運動公園の整備につきましては、2000年とやま国体秋季大会開催を考慮し、東側の整備を図ってまいります。
 また、中心市街地の活性化基本計画につきましては、検討委員会より活性化基本計画の具申をいただきましたので、これを受けて、県・国に対して今後の中心市街地の活性化事業に反映していただけるよう要望していきたいと考えております。
 土地区画整理事業では、組合施行として新規に杉木地区において、去る5月1日に組合設立認可申請がなされ、組合設立に向け諸準備が進められているところであり、深江地区と併せて事業の推進を図ってまいります。
 公営住宅建設事業につきましては、新栄町団地建替工事を鋭意進めており、7月に公営住宅12戸と特定公共賃貸住宅12戸の入居者の募集を行う予定にしております。
 また、高道団地におきまして、本年度新規として、既設公営住宅改善事業の内示を受けましたので、早期に改善工事を進めてまいります。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 平成11年度の決算見込みにつきましては、収益的収支において、給水収益の伸び等に支えられ5,700万円余りの黒字となる見通しであります。今後とも、より一層の業務の効率化、経営の健全化に努めてまいります。
 また、本年度から実施しております市内全戸を対象にした水圧調査は、太田、中野、五鹿屋地区が終了し、現在、東野尻地区を調査中であります。本年度は、この後、鷹栖、出町地区の調査を実施し、今後の漏水防止、給水不良解消対策の参考としてまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、農業集落排水事業につきましては、それぞれの事業の早期発注に努めているところであります。また、本年度から実施いたしました合併処理浄化槽設置整備事業につきましては、5月末現在で24件の申請がありました。
 次に、教育関係について申し上げます。
 幼稚園における預かり保育につきましては、昨年の3園での試行に続いて、本年度はすべての幼稚園で実施しております。なお、3歳児につきましては、2学期から行うこととしております。
 また、文部省の幼・保・小連携推進研究開発学校の指定を受け、中野幼稚園、庄下保育所、庄南小学校におきまして、幼稚園、保育所、小学校の連携のための教育課程の改善について3年間にわたり研究することになりました。
 なお、出町小学校の建設につきましては、近く国の補助内示がある予定であり、早期に工事発注ができるよう準備を進めているところであります。
 次に、スポーツの振興について申し上げます。
 地域のスポーツの振興を図るため、順次建設を進めております地区体育館につきましては、本年度において、栴檀野地区での建設に向け設計に着手したいと考えております。
 また、国体終了後の生涯スポーツの検討を行うため、去る4月28日に生涯スポーツ検討委員会を設置いたしました。現在12名の委員の方で、様々な角度から検討をいただいており、7月末には地域スポーツの推進や学校週5日制にも対応できる方策なども提言いただきたいと考えております。
 次に、2000年とやま国体の準備状況について申し上げます。
 いよいよ開催年度となり、市民総参加の国体に向けて過日総会を終えたところであり、今後は実施計画に基づき、細部を詰めて準備に万全を期してまいります。
 まず、国体を運営する実施本部につきましては、昨年の競技別リハーサル大会に比べ、大変多くの市民の皆さんに参加を呼びかけて編成することにしており、市民運動推進委員会を中心とした関係団体と調整しております。
 また、かねて市民の皆さんにお願いしている「スタンドいっぱい運動」や「花いっぱい運動」「地域美化活動」などに関しましては、計画を具体的に掲示して、関係の団体や機関に検討いただいているところであります。
 また、式典関係では、各競技会場で行う開始式において、吹奏楽隊や合唱隊による入場行進曲の演奏や、市内各団体による公開演技を披露することとして編成を終え、本番に向けた練習を開始しております。また、式典の運営に関しましても、競技団体や関係機関と細部にわたる打ち合わせを重ね、準備をしております。
 次に、秋季大会直前に実施する大会旗・炬火リレーに関しましては、通過地区にお願いした「基本区間」や公募による「ふれ愛区間」でそれぞれの走者選定を終了し、数回の練習会を経て実施することになります。
 今後、リレー当日の各中継点の運営や沿道の応援、主要交差点での交通整理などにつきましても、関係機関や各地区の皆さんと詳細な打合せを行い、円滑に進めるよう準備をしております。
 以上、主な事業の進捗状況等について、その概要を申し上げました。
 これより、本議会に提出いたしました議案等につきましてご説明申し上げます。
 まず、議案第45号 平成12年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1億6,839万2,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は163億5,839万2,000円となるところであります。
 歳出予算の増額の主なものとしては、
 市道改良事業        6,633万0,000円
 雪寒機械整備事業      1,224万6,000円
 出町土地区画整理事業    1,200万0,000円
 出町小学校建設事業     4,573万8,000円
などであり、その他当面必要となってまいりました諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として増額するものは、
 国庫支出金         4,567万2,000円
 県支出金            689万4,000円
 寄附金             520万0,000円
 諸収入             200万0,000円
 市債            9,070万0,000円
であり、なお、不足する額1,792万6,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 また、継続費の補正につきましては、出町小学校建設事業において、補助要件の変更により平成12年度出来高予算額を増額するため、年割額の変更をするものであります。
 また、地方債については、事業内容の変更等により限度額を9,070万円増額補正するものであります。
 その他、債務負担行為の補正は、中村多目的運動広場用地取得に伴う土地開発公社の損失補償として追加するものであります。
 次に、議案第46号 平成12年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ344万3,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は20億5,644万3,000円となるところであります。
 次に、議案第47号 平成12年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ8,000万円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は15億7,050万円となるところであります。
 次に、議案第48号 砺波市特定公共賃貸住宅条例の制定につきましては、当市では初めて新栄町に特定公共賃貸住宅が誕生することになり、その管理運営等に関し、必要な事項を定めるものであります。
 次に、議案第49号 砺波市水道事業の設置等に関する条例の一部改正につきましては、現在実施中の水道事業認可の目標年次が本年度で終了し、新たに平成22年度を目標年次とした水道事業変更認可申請に伴い、給水人口及び給水量について、所要の改正を行うものであります。
 また、議案第50号 砺波市水道事業給水条例の一部改正につきましては、水道料金の見直しとして、水道メーター口径13ミリメートルと20ミリメートルの2種類について、基本水量及び基本料金の格差をなくし統一等を図ろうとするものであります。
 次に、議案第51号 砺波市消防団条例の一部改正につきましては、消防団員の費用弁償について、他の非常勤職員との均衡を図るため、所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第52号及び議案第53号につきましては、庄川町外一ケ市中学校組合の解散に関するものであります。
 庄川町外一ケ市中学校組合立庄川中学校につきましては、当市からの在校生がいなくなりましたのを機会に、庄川町から学校組合の解散についての申し出があり、関係する中野地区と協議いたしましたところ、同意が得られましたので、所定の手続を経て、同組合を解散しようとするものであります。
 次に、報告第4号 専決処分の承認を求めることについてであります。
 専決処分第12号 平成12年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ919万6,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は30億9,549万6,000円となるところであります。
 この補正の内容は、平成11年度の老人医療費の額が確定し、歳入不足が生じたことにより繰上充用が必要となりましたので、専決処分をいたしたものであります。
 次に、報告第5号 継続費の逓次繰越しにつきましては、平成12年度へ逓次繰越ししたものにつきまして、地方自治法施行令の定めるところにより、議会に報告するものであります。
 その他、報告第6号外3件の報告につきましては、やむを得ず平成12年度へ繰越しした事業費につきまして、関係法令の定めるところにより、議会に報告をするものであります。
 さらに、公益法人等の経営状況につきましては、砺波市土地開発公社、財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会及び財団法人砺波市花と緑の財団の決算及び計画書等を提出しております。
 以上をもちまして、市政の概要と本日議会に提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重にご審議の上、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(堀田君) 以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明13日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(堀田君) ご異議なしと認めます。よって、明13日は休会することに決定いたしました。
 次会は、6月14日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。
 ご苦労さまでした。

 午前10時46分 閉議