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平成12年3月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成12年3月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第39号まで、平成12
     年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を
     求めることについて
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 消費税のいっそうの増税に反対し、3%に減税することを求める意見書の提
     出についての請願
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月7日  午前10時02分  開議
   3月7日  午後 2時10分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 桂   政 樹 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 森 瀬 太七郎 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

 監  査
 事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成12年3月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開議

◯議長(山岸君) ただいまから本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(山岸君) 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第39号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により、発言を許します。
 7番 藤井外志男君。
  〔7番 藤井外志男君 登壇〕

◯7番(藤井君) 通告に基づきまして、市政一般につきまして若干の質問をさせていただきます。
 昨日、我々自民会の代表として、宮木議員より今後の教育について市長に質問がありましたが、私は、終戦4年後に生まれた者といたしまして、教育長にお尋ねをいたします。
 戦後、我が国は、廃墟の中から欧米諸国に追いつき追い越すべく努力をし、驚異的な経済成長を遂げ、世界経済の中で大きな地位を占めるとともに、所得水準でも世界のトップレベルに達しました。が一方で、都市化、核家族化、少子化、さらには女性の社会進出等、家族のあり様も大きく変化し、また仕事重視のライフスタイルは地域社会の連帯感の希薄化を招いたりもいたしました。
 むろん、私もその追いつけ追い越せの時代に教育を受けた者の一人でございますが、物質的には大変恵まれた生活を送りながらも、私たちはこの間に見失ってしまったものが多いのではないでしょうか。
 小学生を誘拐し9年間も監禁していた新潟県の事件や、小学生を刺し殺し、高校を中退したかったのに学校がそれを認めなかったからだと、そのようなメモを残して自殺した京都の事件など、社会に適応できない若者がたくさんいたり、周りの社会もそんな若者に気にも止めていなかったという事実に驚かざるを得ません。
 こんな極端な例は別といたしましても、いつも何かに追い立てられているような余裕のない生活を送り、何かしら満たされない思いが募る毎日という人も多いのではないでしょうか。
 幸い当市では、文部省に先駆けて、4年前から心の教育を推進していることから、余り例がないだろうと思いますが、「不登校」や「学級崩壊」などの言葉をテレビ、新聞で日常的に見聞きするような今日でございます。現在の時代背景を反映しているようで、21世紀の日本の将来が危惧されてなりません。
 知育偏重、偏差値主義などの反省すべき点が多いとは思いますが、文部省が教育改革プログラムにおいて、ゆとりある教育活動や学校ごとの独自性、特色ある学校づくり等々を打ち出し、平成14年から、学校完全週5日制のもとに新学習指導要領を実施するのも、人間としての基本というか、なくしてはならないものの回復と、国際化、情報化する21世紀の社会を生き抜き、築いていく人づくりにあるだろうと思います。
 教育長には、出町小学校の建設や、出町、般若、各中学校の老朽化対策をはじめ、幼稚園、小学校、中学校などの19施設の維持管理だけでも大変な御苦労だと思いますが、今後、学校教育はどう変わるのか、21世紀に向けて、砺波の子供たちをどう育てるのか、保護者や家庭地域そして市民はどうかかわっていかなければならないのか、長年の御経験と御見識からのお考えをお伺いいたします。
 次に、新年度事業であります青少年育成地域活動事業について教育次長にお伺いいたします。
 平成14年からの学校完全週5日制のもとで、開かれた学校づくりや地域社会との連携がますます重要になると認識しておりますが、平成12年、13年において、具体的な活動計画があればお伺いいたしたいと思います。
 次に、国体終了後について市長にお伺いいたします。
 私は、国体でともった火を小さくしないようにと念じております。記念すべき2000年にとやま国体が開催され、多くの強化選手あるいは貴重な指導者が育てられました。まして、砺波市では4つの競技種目が開催されることから、市の生涯スポーツとしても競技スポーツとしても、またとないスポーツ振興のチャンスであります。先程から申し上げております教育の見地から考慮すれば、これ以上の社会的な役割はないと言っても過言ではないと思います。
 市長におかれましては、今後どのように御検討いただけるのか御所見をお伺いいたします。
 また、体育施設の管理運営や国体事務局についても、終了後にはどのように配慮されるのかあわせてお伺いいたします。
 次に、砺波市温水プールについて教育次長にお伺いいたします。
 昨年の7月に温水プールがオープンいたしましてから今日まで、利用状況はどのように推移しているのでしょうか。また運営状況についてお聞かせください。
 さらにまた、利用者から、プールから上がったときに肌寒く感じると苦情が出ているとお聞きいたします。実態はどのようなことなのでしょうか。高齢者の利用も大変多いと聞いておりますが、冬期間だけでも設定を考慮する必要はありませんでしょうか。
 さらにまた、併設する西部体育センターとの利用条件について、連携が悪いとの話もお聞きいたします。併せて今後の対応をお伺いいたします。
 以上で私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 藤井議員にお答えいたします。
 国体が開催されるわけですが、大会だけでなくて、これからもその趣旨を生かしたらどうかということでございます。
 その現状を若干申し上げておきたいと思います。国体の強化選手として、砺波市からは15種目で35人が指定をされております。また、選手強化並びに指導者育成として、砺波市でも開催されますバスケットボールあるいは軟式野球、ラグビーフットボール等の競技協会に対して体協が補助をいたしまして、選手並びに指導者の育成をいたしておるところでございます。
 その他、従来から、優秀スポーツ選手育成事業として、バドミントンあるいはサッカー、バレーボール等7団体に、中央から講師を招きまして、この際に強化をしたらということで、皆さんにも御協力をいただいておるわけでございます。
 今後の取り組みでございますけれども、私は、今藤井議員がおっしゃったように、国体を機会にして、市民にスポーツの良さを理解をしていただき、1人1スポーツをさらに推進して、健康都市にふさわしい活力ある市民形成を図りたい、このように存じております。
 したがいまして、指導者にもさらにこれからも御協力を願いたいと思いますし、従来どおり、優秀スポーツ選手の育成強化を図る。あるいはチャンピオンを目指す競技もございますけれども、広く市民スポーツを展開するような、そういう指導者の皆さんにも御協力を賜りたい、このように思っております。
 平成14年から学校週5日制も始まります。地域コミュニティを大事にするという意味からも、あるいは高齢者がたくさんになるということ、そして余暇時間も増大する中で、スポーツへの環境づくりを皆さんで検討していくということで、新年度には、仮称でございますけれども、砺波市生涯スポーツ検討委員会を設置をして、今後の砺波市のスポーツの振興に寄与してまいりたい。そして、どのような構成でやるか。例えば地区の、平たく言えば体育協会みたいなものをつくっていただいて、みんなでコミュニティをつくってもらう。そのことが大事ではないかと思います。
 それから、議会からの要望もいろいろございますが、地区の体育館の建設やそういう施設につきましてのあり方についても、体育協会あるいは関係団体ともよく検討してまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、国体終了後はどうするのか。事務局も構成をしておりますけれども、そのことについて申し上げます。
 御承知のように、とやま国体は10月19日で終了いたします。私の今の考え方は、12月ごろまでには、大会の開催費の精算、国体の準備、運営にかかわってきた皆さん方と感謝の集い、そんなものも催したらどうか。そして、公式記録として報告書を編集したい、このように思っております。そして、平成13年2月をめどにして実行委員会の解散を予定をいたしておるところでございます。
 したがいまして、国体事務局はその時点で事実上、任務が終了することになりますので、事務局職員につきましては、先般、決めております定員管理適正化計画によりまして再配置をすることになると思います。
 以後の国体資料、参考事項等については、教育委員会の体育課で保存をしていただきたい、こんなことなどを思っておるところでございます。
 以上、私からのお答えといたします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 藤井議員の質問にお答えします。
 議員御心配のように、現代の教育の危機的な状況においては、全国から何とかしなければならないという声がほうはいとして起きております。
 議員御存じのように、このような状況を打開すべく、文部省としましては、中央教育審議会に今後の21世紀の教育をどう立て直していくのかということを諮問したわけでございます。その諮問の答えとして答申された事柄の重要な部分を幾つかお話ししたいと思います。
 まず最初に、心の教育ということでございます。そして、このことは、幼児期からしっかり育てていかなければいけないということで、幼児期からの心の教育を重点に置くということが第1番目。
 第2番目としましては、地域や家庭における教育力の充実ということでございます。かつて、私たちが教育を受けました時代は、それぞれの地域がそれぞれにしっかりと地域の子供を見守りそして育ててくださった、そういう地域における教育力というものが大変充実しておりました。
 また、家庭においても、それぞれの異なった条件にありながらも、それぞれの家庭が我が家の家風ということで、しっかりした家庭教育における親の考え方が確立していたように思います。そういった土台とも言うべき家庭の教育力が揺らぎ始め崩壊し始めてきているという、このことを何とかしっかりと立て直さなければいけないということが第2点でございます。
 第3点といたしましては、学校もまた子供の心を育てるしっかりとした場でなければいけないということであります。これは、先程の議員の御質問にもございましたように、知育偏重というふうなことを早く脱却して、丸ごとの人間をしっかり育てていかなければいけない。ということは、学校においてもまた、情的なもの、心の問題をしっかり考えて育てていくべきであるということでございます。
 第4点といたしましては、生きる力の育成とゆとりある学校生活の実現ということです。これまでの教育、過去の教育は、それでは生きる力は育っていなかったのかという反論が出てきます。決してそうではないのですが、いつの間にか偏差値至上主義の教育に陥っている。それは、より高学歴を志向し、高学歴を終えた者が社会的に優位に、経済的に優位に自分の生涯を過ごすことができるという、そのような錯覚に陥ったわけでございます。
 最近、県警の本部長をはじめ警察庁長官までが対象になるようなそういう大きな事件が続いておりますが、キャリアということに対する、いわゆる一般の国民全体の妄念のようなものがあったのではないでしょうか。それらのことが大きく見直さなければならないということです。
 そして、具体的には総合学習を取り上げて、そこで子供たちが自分の考えること、自分の体を通してとことん追求できるような学習の場を設け、そして子供たちの息の長い追求力というものが、ひいては生きる力を育てることになりはしないかという仮説を持って総合学習というものを取り入れているわけでございます。
 第5番目には、子供の悩みを受けとめられる教員の養成ということでございます。先程議員おっしゃったように、学校に登校できない子供、学校の生活に適応できない子供、伴って、家庭内暴力だとか反社会的な暴力行為が非常に多くなってきておりますが、これは、子供の心にいろいろな悩みを持っているわけでございまして、それらの悩みが原因となって問題行動に走るということを教師自身がしっかりと勉強しなければいけないということで、この後からの教員養成の課程の中には、カウンセリングというものを必修取得単位として設定されるやに聞いております。そういった心の教育の充実については、5つの点について中央教育審議会が答申をしているわけでございます。
 2番目としては、個性を伸ばし、多様な選択ができる学校制度の実現ということです。
 具体的には、公立小中学校の通学区域の弾力化だとか、幼稚園と保育所の連携強化ということがうたわれております。
 この公立の小中学校の通学区域の弾力化ということや、幼稚園と保育所の連携強化ということは、部分的には直ちに取り入れていけるものもございますが、相当慎重に考えていかなければ、かえって禍根を残すというものも私個人としてはあるのではないかというふうに考えております。
 そしてまた、学校制度の改革ということは、それは簡単にできるものではございません。膨大な資金が必要でございます。ですから、小渕総理大臣の私的諮問機関の学校教育を考える会を今度はつくるというふうなことを新聞紙上で読みましたが、制度までにはなかなか踏み込めないのではないかということを私は予想しております。
 そうすると、制度の変革はなくて、今の制度で一体どうそれらの連携を強化し充実していくかということは非常に大きな問題がございまして、充分熟慮しながら、まず手をつけられるところからつけていかなければいけない。そういった意味では、私たちの砺波市における幼保の一元化ということは新しい試みであるというふうに解釈しております。
 次に、教育現場の自主性を尊重した学校づくりを促進をしなさいということですが、責任ある学校運営の実現及び保護者や地域住民の意見を反映する開かれた学校ということでございます。
 具体的には、学校標準制度のことをここでは指しております。つまり、地域の皆さんや有識者、保護者と学校との相互の協力によって、学校そのものの運営並びに評価及び学校の情報公開等を図りながら、地域の皆さんにも御協力をいただくというふうな制度でございますが、そういったことで、もう少し地域に開かれ、地域の皆さんの力も借りながら、学校教育というものをしっかり充実したものにしていきましょうということであります。昨日、堀田議員さんから質問のありました出町小学校の建築についても、これらの考えを取り入れたものとして楽しみにしております。
 また、平成14年から完全実施される新しい学習指導要領、どういう中身を教えるかということでございますけれども、これは大きくは4点ございまして、自ら学び自ら考える力を育成すること。2番目には、豊かな人間性や社会性、国際社会に生きる日本人としての自覚を育成すること。3番目には、ゆとりある教育活動の中で、基礎、基本の確実な定着を図り、個性を生かす教育を充実するということ。4番目には、各学校が創意工夫を生かし、特色ある教育、特色ある学校づくりを進めること、このようなことを重点的に打ち出しているわけでございます。
 心の教育の推進につきましては、先ほどの話にもございましたように、当市では既に4年前から各学校で取り組み、その成果を上げつつあるので、これを継続するとともに、地域に学ぶ学習や完全週5日制への対応のためにも、今後さらに地域における子供たちの体験活動の機会と場の拡大を図ったり、異世代交流や家庭教育支援策についても推進してまいりたいと思っております。
 そしてまた、総合的な学習の時間の創設や授業時間の弾力的運用など、各学校が教科の特質や児童生徒の実態に応じて創意工夫し、時間割を編成できるようになるので、学校運営の効率化や教員の研修の充実を図ってまいりたいと思っております。
 次には、幼保一元化や、幼稚園、保育所と小学校の連携強化に努めるということと、最後に、保護者や地域住民との連携を一層図るということを、具体的には当市における教育改革というふうにとらえて、これの実施をしてまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育次長 井上辰夫君。
  〔教育次長 井上辰夫君 登壇〕

◯教育次長(井上君) 藤井議員の質問にお答えいたします。
 まず、青少年地域活動事業についてお答えいたしたいと思います。
 御存じのように、平成14年度から実施される学校完全週5日制に向けて、教育委員会では、新年度から新規事業といたしまして、青少年育成地域活動事業に取り組む予定にしております。
 これは、地域における青少年育成体制の強化を図ることを目的に、特に土曜日や日曜日などの休日を利用し、自然体験や農業体験、ボランティア体験など、さまざまな体験を、できるだけ子供たちが自身の発案に基づいて体験させていこうとするものでございます。これにつきましては、地区公民館を委託先として予定している事業であります。
 この事業は、当初、「(仮称)ハートフル地域活動事業」としておりましたが、よく似た名称の事業があることなどから、「青少年育成地域活動事業」と名称を変更して実施していきたいと考えているところであります。
 なお、地域における青少年健全育成体制を強化するためにも、各地区に、(仮称)青少年育成地域推進員の委嘱についても、新年度から実施を予定しているところであります。
 次に、砺波市温水プールの運営状況でございます。
 昨年4月にオープンして以来、本年1月末までに2万1,058人の利用がありました。これを平均してみますと、1日平均では、夏場は大体約200人、冬場は約100人の利用となっている現状であります。
 また、料金につきましては、平成12年度より、利用者の便宜や利用促進のため、従来の6カ月券や12カ月券に加え、3カ月券と家族券を新たに発行するとともに、65歳以上の方や身体障害者の皆さんに対し、子供料金と同じ300円の割引券を設定する予定にしております。
 また、西部体育センターとの将来の共通利用券の発行を視野に入れまして、従来、高校生が大人料金であったものを子供料金とし、西部体育センターの料金と統一を行うなど、連携を密にしていきたいと考えているところであります。
 また、一部苦情が出ておりますけれども、プールを出たときの体感温度でございます。これにつきましては、水温は30.4度から30.6度、室温は31度から34度となっており、県内の類似施設と比較しましても決して低い温度にはなっていませんし、人の体感温度は、その日の体調や利用時の天候によっても大きく異なるのが現状であります。この温水プールは社会体育施設でありますので、レジャー施設と違い、水温と室温に差があることにつきましては御理解をいただきたいと思っておる次第であります。
 以上であります。

◯議長(山岸君) 2番 金嶋久貴子君。
  〔2番 金嶋久貴子君 登壇〕

◯2番(金嶋君) 各自治振興会は、良くも悪くも日本社会の基底をなす住民組織でございます。ほとんどが全戸加入となっており、また、地縁という人間にとっては第一次的な関係で結ばれ、逆にそのことによって、極めて個人の能動的な参加意思の希薄な任意団体集団でもあります。ですが、地域の共同管理機能としては重要な役割を担っている団体でございます。
 活動内容を簡単に列挙してみますと、1.地域の客観的生活基盤の整備、道路や街灯や交通等でございます。2.共同生活の防衛に関するもの、公害等でございます。3.地域福祉活動、4.行政からの連絡伝達、5.地区内財産の管理、6.行政への陳情等でございますが、そのほかにも70余りもある各種公共的団体及び行政と連携をして地区を自主管理しております。
 生活自治組織という面から見るならば、その成立は、応仁の乱の廃墟の中から、暴力に対して生活の安全を守るためにつくられた隣保団結の「町」と、ほぼ同時期、封建的自営農民によって結成された相互扶助の「惣」にその発生を見ることができます。
 これらは変遷をしながら、連綿と500年の歴史を持ち、明治22年の市制・町村制の施行に際し、この生活自治組織は学区単位で新しく任意団体として再生をいたしました。
 昭和15年には、この学区単位の自治会の官制化が行われ、相互扶助の名のもと、強力な統制力を持つに至り、戦争協力機構として滅私奉公的、相互監視体制の制度となったのであります。この性格ゆえ、1947年、GHQはこれら自治会、町内会の廃止を命令し、5年後のサンフランシスコ講和条約の締結により自動的に解禁となり復興し、現在に至っております。
 このような背景のもと、現在の各地区自治会は、歴史的にも画一的、集団支配的なものを引きずっており、そこにはともすれば、真の自由、個性、民主主義の理想、個人の幸福追求の欠如が懸念されるところがございます。
 また、集団が個人に対して外在的規制を加えるという間違った社会秩序の維持化が行われる不安が絶えずつきまとっております。田舎が住みにくいとされるのは、これらの相互監視体制が因習的に色濃く残っているからではないでしょうか。
 また、この自治会は、住民が自主的に結成する任意団体ではありますが、先ほど述べましたように、全戸加入が前提となって、実際には行政と相互依存の関係にございます。
 行政は、財政的、人員的理由から、自治会組織を利用して、住民への行政連絡を依頼しております。また、行政は地域住民についての情報収集力や掌握力が弱く、住民の認知を得やすいということからも、行政から委嘱する各種公共的諸団体役員の推挙も、すべてではありませんが、自治会に依頼をしております。
 また、行政としての実績を上げるための住民の動員については、どうしてもこれら自治会や各種団体に依存せざるを得ない部分を持っております。そこに持ちつ持たれつの関係が生じております。
 このように、自治会、町内会は、近年、伝統的、歴史的に行政協力機関として育成されてきた経過があり、自治会幹部役員の中には、自分たちが行政から独立したものだという意識が薄く、加えて、行政イコールお上による認知が、自治会幹部役員の権威を生み出すという側面があることは否めません。
 これらの権威性によって、地域秩序の維持という名のもと、個人の自由を奪うような封建遺制的な地域支配の、まさに暴力的支配の様相を呈している部分があるのではないでしょうか。事実、この団体が原則自由というあり方を利用して、地域選挙において特定の候補者の推薦を行い、地域ぐるみの選挙の様相を呈するなどという非民主的で個人の人権を侵害するようなことが公然と行われています。そのような任意団体と行政が連携することには疑問が持たれます。
 全国的に見て、3,000余りの地方自治体の7割は、自治会を行政末端組織的に利利用し、3割は距離を置いて非介入の方針をとり、別に行政連絡員制度を設けております。私は両者の連携を否定するものではありませんが、行政が連携する相手としては、当然、民主的な運営を行う団体であることが大前提であると思っております。
 一部役員の意思が、あたかも全地区住民の意思であるかのようにすりかえられるエセ住民自治体ではなく、自主・民主・公開の3原則に基づき、日本国憲法に照らし合わせて、住民の、特に宗教的、政治的自由を拘束することのないよう、しっかり保障している団体でなければならないと存じます。
 ちなみに、春日井市の高蔵寺藤山台自治会では、このことが会則の前文として掲げられております。行政はこれら当然のことを、適宜に、随時に、これら団体にしっかり確認されて連携に当たられたいと存じますが、市長の見解をお聞かせください。
 次に、同じく民主主義と人権について教育長の見解をお伺いいたします。
 民主主義は、「すべての人は生まれながらにして平等である」という基本原則がその根底にございます。ふるさとを愛し、世界に開かれた人づくりも、この考えをもとに、人種、年齢を問わず、人はすべて尊重され、対等であるということを掲げておられるものと推察し、そのようなお考えで、就学前の教育や義務教育の充実、生涯学習の推進をされることはまことにすばらしいことだと思います。
 そこで一つお聞きしたいのですが、殊に、子供と教師との関係において、互いを尊重するあるいは対等な人間であるということの上において、教える、教わるということを、両者間ではどのように認知をされているのでしょうか。心の教育の根幹をなすことだと思いますので、お聞かせください。
 間もなく、各小中学校では卒業式を迎えます。多くの人に見守られ、緊張感に包まれた卒業生たちは、教えられたとおりの会釈をし、一歩としてたがわないきびきびとした足取りで登壇をし、卒業証書を押しいただいて席へ戻ります。これを節度のある立派な態度と見る人もいるでしょうが、画一的で没個性的、非人間的な軍隊様式に見えて、心寒い思いをいたすのは私だけでしょうか。そこには、明らかに上下関係が散見され、人と人との対等性は見出しがたく思います。これもどのような心の教育と見ればよいのでしょうか。
 卒業証書と表彰式とは異なるものかもしれませんが、昨年の砺波市文化功労者の表彰に際しては、市長は自ら表彰状を受賞者のもとへ持参してまいられました。また、この2月の社会教育大会では、長久教育委員長は、同じく表彰状を壇の上から下げ渡すのではなく、持参して平場でお渡しになりました。どちらも権威的でない人間味のある、心のこもった所作と私は感動いたしました。
 これらと卒業式とは違うものかもしれませんが、卒業式は子供たちにとって大切な節目です。節度ある態度による厳粛さはありますが、度を超えた礼節を強いることは人間性を薄くします。
 これら式典の持ち方について、子供たちが納得できるような対話をなされたのでしょうか。子供たちが納得して身につけたものであるならば、長じての成人式があのように乱れることはないのではないかと私は思います。式典の持ち方に改善の余地があると思いますが、いかがでしょうか。
 介護保険では、介護認定により、一人一人のメニューが選択制で提示されることになります。教育の場においても、そのように一人一人のメニューが作成され、親子で選択できる仕組みになればと私は思います。
 現実的には、画一的な基準による絶対的な評価が、子供たちの上に繰り返しなされております。それら評価は、学習意欲を高揚させるよりは、阻害することがより多くはないでしょうか。過半数の子供たちが、自分はだめなんだと生きる力の喪失につながる可能性がございます。
 私は、生きる力とは、評価されるものではない、一人一人が違う個のかけがえのなさの自覚、自尊の心から生まれるものと信じております。教育とは、人生をいつも一番で走り続けることを求めるのではありません。子供の能力を見つける工夫をするのが教師の役割であり、能力を引き出すのが教育ではないでしょうか。そのような場と時間の確保、工夫をしていただきたいと思います。
 例えば、今の部活動をスポーツでくくるようなことはせず、もちろん、文化部もあるとおっしゃるかもしれませんが、スポーツをという声が大きい昨今の風潮がございます。例えば車1台を自由に解体するような、あるいは毎回野外学習を行うような、伸び伸びとした活動を推進されたいと思います。これらを合わせて、子供を評価することへの教育長の見解をお聞かせください。
 3番目といたしまして、昨年、男女共同参画社会基本法が制定されました。国は、制定に当たり案を発表し、国民から意見を求めました。富山県からも80通ばかりの意見書が出たとのこと。私も提出しましたが、全国からの意見には、私も含めてですが、法の名称そのものを「男女平等基本法」とされたいという声が多かったと聞いております。
 憲法の24条をはじめとして、表向きの平等はうたわれても、現実には、隅々までジェンダー的、つまり性別役割分担が当たり前のこととして行き渡っており、我々女性には不平等感が強くございます。
 極端な物言いかもしれませんが、私の思いでは、女性性というセックスを持っていることでの役割分担は差別であり、それは一種の人格への暴力とも思えます。そのように皆様方には御理解いただきたいと思います。
 2日の議案説明の折、保育所の案件から、「本当に子供本位に考えるならば、低年齢児を長時間保育所へ預けるのは問題だ。母親は育児をしっかりするべき」との声がございました。母親を責めるような発言には、自らの責任を放棄して、女性に甘えている身勝手な男性像が浮かび上がってまいりました。育児の苦手な女性もいること、育児は女性の仕事とは限らないことを念頭に置いていただいたうえで、働く女性が充分な育児休業をとれない状況や、育児休業後の会社への復帰が困難なことが予想されるなど、女性を使い捨てとしている労働環境、また育児休業中は生活が苦しいことなどが子供を保育所へ預けても働くという要因になっていることを理解したうえで、安心して生み育てることができる社会整備が必要であるということをしっかり考えたうえで発言していただきたいものです。
 1979年、女性差別撤廃条約が国連で採択され、1985年には、日本国もこれを批准し締約国となりました。ここで全文を読み上げて皆様に確認していただきたいところではありますが、時間の関係上省略いたします。
 その前文ですが、その一部に、「国の完全な発展、世界の福祉及び平和は、あらゆる分野において、女子が男子と平等の条件で最大限に参加することを必要としていることを確信し……子の養育には男女及び社会全体が共に責任を負うことが必要であることを認識し」と明記してございます。
 締約国として、日本は、この条約の認める権利の完全実現達成を約束しております。家事も育児も介護も女性の仕事などという前近代的なことはゆめゆめ思わないでいただきたいと、しっかりとここで申し上げます。
 女性が苦しみ悩んでいるその間、男性は女性の優しさや思いやりに支えられて、主体性を持たない手伝いを形ばかりにこなしているのが現実ではないでしょうか。実際に、女性の家事労働時間と男性の家事労働時間を比べた場合、それは10対1という数字が出ております。ここに居並ぶ男性の方々にお伺いします。きょう自分で朝食をおつくりになったでしょうか。だれがつくったんでしょう。何人が自分の下着を洗濯してこられたでしょうか。
 男女共同参画を推進するということは、女性の人権の保障であります。女性が、妻でもなく母でもなく、一個の人間として自分を生きることを保障することだと私は考えておりますが、市長の見解をお聞かせください。
 さて、プラン策定の最終案が間もなくまとまるとのこと。基本法が制定されて間もないプランということですが、県内でも注目されております。向こう5年間の行動計画ということですが、その中に市の男女共同参画基本条例の制定は盛り込まれているのでしょうか。
 先ほど来、男女共同参画の考え方を述べさせていただきましたが、ジェンダーフリーの考え方を定着させるのは、男性のみならず、女性にとっても長年にわたってすり込まれてきた感覚を変えることであり、まことに難しいものがございます。
 定着を目指すためには、砺波市の完全な発展を目指すためには、砺波市民の共通認識が必要であり、男女共同参画の理念を強力にアピールすることが必要でございます。基本法を受けて、すぐにでも市民参画での条例づくりに取り組まれてはいかがでしょう。砺波市男女共同参画基本条例策定委員会なるものを、1チームとは言わず、3チームぐらいつくり、一からの学びを始めることをあらゆる場面で展開していただきたい。
 いずれにしても、年月も手間もかかることです。平成12年は砺波市男女共同参画推進元年とのことでした。予算が48万円というのは、元年のどこにあるのか首をかしげますが、市長におかれましては、さらに多面的な方策を持っての取り組みをしていただきたいと存じます。
 以上で私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 金嶋議員にお答えをいたします。
 まず、各自治振興会の活動等について、歴史的な背景からさまざまな御意見をいただいたわけでございます。私は、自治会等については、自治そのものでございまして、自ら地域の発展のためにつくられる組織だと、原則的にはそのように考えております。
 私に対して、今の自治会等についての認識はどうかということでございます。
 基本的には、今地方自治法でうたっております地縁等の自治組織がございます。そこで、地方自治法では、構成員に対しては不当な差別を取り扱いをしてはならない、民主的に運営をしてくださいというのが法で定められておることは充分認識をいたしております。したがいまして、冒頭に申し上げましたように、自らがつくり、自らで育て、自ら守っていくという姿勢が大事ではないか、このように申し上げたわけでございます。
 市といたしましては、住み良いまちづくりを進めるために、地域の生活や福祉の充実あるいは防災、防犯。特に近頃は、ごみ処理などコミュニティ形成のために多様な活動を行っておられる、そして自らの地域のために自治活動を推進されることは大変重要なことだと、このように思っておるところでございます。
 市が自治組織を指導したり監督したりすることは、法的にも好ましいものではございません。組織員自らがしわ寄せのために自ら活用されるべきと、このように存じておるわけでございます。
 また、地域住民の皆さんにも、これからは行政と対等な関係、いわゆる共同して課題解決をするという姿が好ましいのではないか、このように思っておるところでございます。したがいまして、市は政治的、宗教的に誘導するようなことはあってはならない、このように存じておるわけでございます。
 次に、男女共同参画計画等につきましての御意見、御批判もございました。私の思いを若干申し上げたいと思っております。
 昨年6月に、男女共同参画社会の実現を目指して基本法が策定されたところでございます。この法律には、人権の尊重など基本理念や、男女格差の改善措置を必要とするなど、地方公共団体においても基本的な計画を定め、これを実施する旨の規定が盛り込まれたわけでございます。
 私は、この法律以前にこのことを呼びかけまして、21世紀は男女共同参画時代を迎えるということで、これまで市民委員会を設置をして、しかも特定の皆さんじゃなくて、公募の皆さんも入れて実は準備を進めてきたわけでございます。お陰さまで取りまとめになりましたので、金嶋議員もおっしゃいましたが、2000年は推進の元年にしたい、そして男女が支え合う社会づくりを目指したい、このように思っておるわけでございます。
 このようなことにつきまして、まだまだ不足しているというようなこともございましたが、これまでまとめていただいたプランを基本にして進めさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 もう1つは、条例をつくったらどうかということでございます。基本上、国の法律には、それぞれ基本的な事項が盛り込まれております。私は直ちに条例を設けるという考えはございません。市独自の機関が必要になった場合、地域性もございます、特性もございますので、そういう場合には検討してまいりたい、このように思っておるわけでございます。
 なお、女性の人権等についての所見もあったわけですが、御指摘の性的役割分担や女性に厳しい労働環境そして介護問題など、克服すべき課題は確かにあると承知はいたしております。しかしながら、御意見のとおり、長年にわたり身についた認識というのはそれぞれ私はあると思う。したがいまして、大変難しいことでございますが、行政の力量だけでなくて、今プランをつくりました皆さん方にも入っていただいて、おっしゃるような意識改革をしなければならない。これこそ官民一体になってやるべきではないか、このように思っておるわけでございます。一人一人が相互の人権を尊重されて、男女共同参画時代の実現のために努力してまいりたい、こう思っておるわけでございます。
 予算的に少ないのではないかという御指摘でございますが、中心的な役割を果たしていただきます推進員といたしまして、男性の皆さんにも入っていただいたり、そして現行20人の皆さんがおられますが、倍増いたしまして、予算の大小ではないと思いますが、このような推進をしていただくようにお願いを申し上げておるわけでございますので、予算でどうのこうのという問題ではないのではないか、このように思っておる次第でございます。
 私からの答弁といたします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 金嶋議員の御質問は、大きくは3点あるかと思います。第1点は、子供と教師の関係をどのようにとらえているかということ。第2点は、卒業証書授与式に関する事柄。第3点は、部活動等における議員のお考えと評価についてという3点かと思います。
 まず、子供と教師の関係をどのようにとらえているかという御質問ですが、私は、この両者の関係を師弟同行と申し上げたいと思います。道を同じく志す者がともに学び合うということでございます。
 次に、小中学校における卒業証書授与式に関する事柄です。
 節度を守り、厳粛に卒業証書を授与するということは、子供の人生にとって一つの大きな節目をつくり、希望を胸に新しい一歩を踏み出す心構えを新たにするということはまことに意義深いことであると認識しております。議員がおっしゃった軍隊式に見える云々は、表現としてはいかがなものかというふうに私は思います。
 ちなみに、戦前、戦中の教育の時代には、議員がおっしゃる点がなかったかと言えばそうは言い切れないと思います。しかしながら、戦後になりましてからは、方々の小中学校では、児童生徒と相談をしながら、より心新たに、そして心温まる卒業式へと変わってまいりました。例えば卒業証書を、「以上、総代」という形で一括してもらうことをやめ、一人一人が自分の卒業証書を自ら受ける方法や、答辞や謝辞を代表だけが述べるという形式をやめ、シュプレヒコールで、全校生徒で呼びかけ合うなどの方法などです。
 例えば低学年の子供が、「吹雪の寒い日に、お兄さんたち、私たちの先頭に立ってよく道を開けてくれましたね」といった呼びかけや、「運動会のときには、お兄さん、お姉さん、本当によくお世話をしてくれました。ありがとう」という感謝の言葉や、また卒業生は在校生に向かって、「どうか学校の校風を守りしっかりしてやってちょうだいね」というふうな、そういう子供たちのお世話になったこと、そして希望する事柄等を文言の中に取り入れた呼びかけ方式でやっているということでございます。
 中国の宋時代の文人政治家で蘇東坡がおりますが、「人生離別無くんば、誰が恩愛の重きを知らん」と彼の詩の一節に歌っております。学校教育における卒業式もこのようなわけで、極めて大切な教育の場と考えております。
 次に、子供たち一人一人のメニューということから、子供と父兄が選んで学ぶという方策はないものかというお考えから、部活動についてのお考えを述べられました。
 いろいろな学習の方法は、これからも研究され開拓していかなければなりません。そして、理想的には、お医者さんのカルテのように、一人一人の児童生徒の学習に関するカルテが必要であろうということは随分前から言われておりますし、一部の教育学者の研究にもそれはございますが、なかなか思うように行っていないという現状でございます。
 ただし、公教育というのは、国民の負担を受け、国民の要望するところから、基礎、基本というものはきちっと一人一人の子供に身につけさせておかなければなりません。このことは、今回の中央教育審議会の答申の中にもはっきりうたわれております。国民として、一人の生活者として、このことだけはぜひ全部身につけておかなければいけないということが基礎、基本でございます。
 この基礎、基本については、世界の教育の中でも、我が日本の教育というのは最もすぐれているものというふうに私は理解しております。
 次に、議員がおっしゃいました部活動における提言でございますが、これは大変豊かで新しい発想であり、私も同感でございます。
 例でお示しになりました、一貫して追求を深めていく息の長い活動や、毎回野外での伸び伸びとした活動を通して、たくましい行動力や実践力を育むといったことは、大変結構なことであると思います。
 議員がおっしゃるように、このような学習における評価、つまり意欲や興味、関心を深める指導や、そのような観点に立った評価がこれからますます工夫されなければならない今後の課題であるというふうに思っております。
 以上です。

◯議長(山岸君) 18番 前田喜代志君。
  〔18番 前田喜代志君 登壇〕

◯18番(前田君) 私から、4点にわたりまして、市政一般について御質問させていただきます。
 最初に、砺波市の農業の将来展望についてお伺いいたします。
 最近の農産物価格の引き下げや、あるいは異常気象などによる農家の年々の痛手は大変に大きなものがございます。日本農業の上に青空を見れますか、それとも冬の寒空ですか。たとえそれが重たい鉛色であったとしても、砺波市の農業がこれまで築いてきた稲作は、高い生産力を持っておりますから、これを再生して、将来に向けてその方向づけをしっかりと立て、確固たる農業を実現することは不可能ではありません。
 今、人口、食糧、環境の問題、この解決への糸口を持っているのも農業であるというふうに思っております。米中心の農業からの脱出を図ろうというわけで、米のほかに、麦、大豆、牧草、これらも含めて本作と位置づける国の食料自給率向上策が打ち出されました。これらを追い風にして、ここで再起をかけようという意気込みの感じ取れる行政、農協の姿勢が大事でないか。
 そこでまず第1点は、米プラスアルファを豆、麦、牧草にという形で誘導していく。それと同じだけの力を、既に定着してきたチューリップや、果樹、野菜、花卉そして畜産にも注ぎ続けていかなければ、生産農家の意欲は持続していけません。これらを本作に準ずるものとして位置づけて、農業の支援策を公平に打っていく必要があります。公平さがなければ、産地形成に体を張って取り組んできた農家の生産意欲がそがれる結果になるでしょう。
 また、この間に農家が減少をしています。土地の流動化が進んで規模の拡大は図られてまいりましたが、今後とも農業の維持継続を希望する農家をこれ以上減らしてはならないのではないか。小規模農家全体の力を合わせて地域農業の再建策を進める道をとるべきではないか。
 これまでは、競争に勝てる農業ということで、小規模農業をうんと減らして、中核農家を増やすという誘導策も政策的にとられてまいりました。しかし、これ以上進めたら、それこそ大事な集落の機能さえ失いかねない一大事でございます。集落の機能を最大限に発揮するには、一人の百歩より百人の一歩、そういう精神で地域農業の振興を考えなければ、とても地域農業を守っていけないのではないか。
 第2点は、市内の畜産営農の支援についてでございます。今回も、公社営事業の予算化がみられております。
 この公社営の事業による施設の改善などは、大変投資経費の額も大きく、借入金の返済など、その後の経営の圧迫要因になったりしているわけであります。受益者の負担を考えると、なかなか事業化に踏み切る決断ができにくく、結果としてなかなか環境改善が進みません。国の補助事業に合致しなくても、EM菌の活用やおが粉の活用によって畜舎システムを簡単に改善していく、そういう市の単独事業などを起こしながら環境の整備を図っていくような道も検討してはどうか。
 第3点は、当面の課題は、集落での担い手を確保することでございます。そのためにも、明確なビジョンを今打ち出さなければならないと思います。
 5年後、10年後の砺波市農業の見通しについて、水田面積や経営形態と農地集積はどのように今後推移していくと認識しておられるか。チューリップはもとより、野菜、花卉、園芸などの作付面積を拡大軌道に乗せるには、先進的な農家の複合経営の実践、経験に依拠して、その地域に既に育っている作目の生産グループを拡大して、そこから横に広げる、あるいは施設導入で縦に拡大をしていただくなどして、多品目にわたる総合産地の形成につなげていけないか。全体として、砺波市としても、食料自給率の向上として、大きく砺波市農業が前進できる道をしっかりと示さなければならないと思います。
 次に、市と市民の協働によるまちづくりについてでございます。
 まず第1点は、市民の議論に行政が参加をさせてもらう、こういう形で市民参加の市政の執行をできるだけ増やしていけないか。そのことによって、市民と行政の信頼を強くしていけるはずであります。
 市民の議論に行政が参加させてもらう、このような方式は、チューリップフェアであるとかコスモスウォッチングなどのイベントの場合には、こういうタイプで大変成功しています。イベントでなしに他の行政分野でもこういう方法をとれないか。
 今、新しい総合計画をつくるために、市民の皆さんの参加をいただいての議論が重ねられております。これは、市民と行政の協働による長期に継続するプログラムづくりなわけですけれども、どちらかといえば、行政の土俵の中に市民が参加をするタイプなわけであります。市民主体の参加型で代表的なものといえば区画整理事業がございます。事業主体が仮に行政のほうにあってでも、この区画整理事業のような手法をとれないかという問題です。
 この2つ目には、そのための時間と労力は必ず生きた市民活動につながるということです。個別の事業ごとに市民と行政が協働で計画づくりを進め、二人三脚で事業を成し遂げていくという方法によって、市民と行政の協働で行政課題に挑んでいく。これを具体的に進めるためには、行政課題に関する情報提供、行政による積極的な対応、単なる資料提供ではなく、市民の提示する課題に対して、何ができて何ができないか、できなければそれはなぜなのか、法律に書いてあるからか、それとも市の努力が足りないからか、解決への代替案はないかなど、わかりやすい資料や計画案を提示して、市民に計画の背景や制約条件を理解してもらうと同時に、市民の意見を引き出して、課題を共有化して、多数の人々を合意に導いていく。こういう手法は大変時間もかかり、多くの労力も要る。しかし、遠回りに思えても、協働作業によって市民と行政の信頼関係が強くなり、市民の間のコミュニティを豊かにして、生きた市民活動につながると思います。
 この点の3つ目は、積極的な市政の執行というのは、単に予算額の大きさの問題としてではなく、市民参加をどのような量と質で保障できたかという点からの評価が必要です。地域、市民からの発想をどう受けとめるか、市民発の問題提起に行政がどう応え、どう政策化することができるかという問題です。
 道路一つつくる、あるいは下水道を進める、学校をつくる、福祉施設をつくるという社会資本の整備。一日も早くと言われる。効率的に供給しなければならない。それを追求するが余り、もう1つの大切な民主性の追求がなおざりにされたり、その手続においても、必ずしも周到な目配りがされてきたとは言いがたいものがございました。
 そして、市民と行政の関係においても、公共事業の主体は行政であり、市民はその客体でしかなかった。要望するだけの市民、施設整備してあげる行政、このような関係を少しずつ改善して、これからは市民自らが活動の主体となって、政策提案や施設整備のあり方、既存施設の活用、機能転換などについても、多様な政策要求を調整し合意していただくような市民発意、市民主導型の事業手法に変えていけないかという問題です。
 4つ目は、以上のことを具体的に進めるには、市民参加の成熟度の高いものから予算化をしていくというシステムに変えることです。
 これまでの手法、手続は、大がかりなものは別として、単年度の予算執行が普通です。前年度の予算要求、予算編成の過程を経て、議会の議決、それからようやく市民にその事業の実施が知らされ、翌年3月末までに事業の完結という物理的な制約がございます。市民参加に要する期間が充分とれない、期限までに市民合意を急がなければならない、「次期に繰り越しすると、次から予算をみてあたらんぞ」こういう制約、雰囲気の中では、とても市民参加どころではなく、単なる説明会どまりに終わり、住民の間では消化不良に終わるわけであります。
 このような説明会型を出発点から変えない限り、市民参加は進まないのです。構想策定の段階から参加を得る、段階を追って市民参加手続を計画上に織り込んでいく、市民合意の成熟度の高いものから予算にみていく、このようにすることで、市民と行政との間で充分な双方向のコミュニケーションの場を確保できるし、そうすれば、設計の組み換えや図面の訂正といったリスクを抑え、他方では、お金であらわせない事業効果を得ることにもなりましょう。
 次に、新しいゴールドプランと市の高齢者保健福祉計画について伺います。
 だれもが長年住み慣れた地域や家庭で、安心して健やかに生きがいを持って暮らせる社会の実現には、ともに支え合う心豊かな福祉コミュニティを目指し、私は次の8つの課題について施策の展開が必要ではないかと思います。
 健康づくりの支援、保健・医療体制の充実、市民主体の福祉コミュニティづくり、利用者本位のサービス提供、社会参加や就労のしやすい環境づくり、在宅で安心して暮らせる仕組みづくり、グループホームなど多様な生活の場の確保、福祉のまちづくり、この8つの課題を市民協働の保健・医療・福祉の連携システムとして、新しい保健福祉計画を立ち上げていただきたいと思っています。
 ここでその全部に触れることはできませんが、例えば健康づくりの支援、市民一人一人が年を重ねても、障害を持つようになっても、生き生きと暮らしていくために、社会全体で健康づくりに取り組む。病気を知り、予防を心がけ、生活習慣を改善して、健康に一人一人が継続的に努力をする。問題は、行政が講座を開いたり場を提供する。そして、市民が自主グループを形成して健康づくりを進める。あるいは地域の支える仕組みづくりについても、市民が何を担うか、行政が何を担うか、事業者はどのような仕事を担うか。こういう8つの課題について、それぞれの役割分担を明確にした計画づくりをぜひ進めていただきたいと存じます。
 最後に、幼稚園、保育所の保護者負担軽減の拡大について伺います。
 2人以上の子供がいて、2人以上の子供が同時に保育所に入っている場合に、その保護者負担を軽減するという制度が長い間続いております。これは、少子化対策として設けられた制度ではありません。2人以上の負担は耐えがたいであろうという観点から軽減がされてきたわけであります。
 しかし、子供1人の養育に必要な費用は、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校と進むにつれて、その年間費用は10万円ずつ高くなるという、文部省の調査でも生活実感からもそのようでありますが、下の子が保育所に入ったときに、既に上の子は小学校に進んでいるというようなときに、同時に2人以上の子が保育所に通う以上に保護者の負担は大変です。市民の生活実態から見て、年齢差の少ない家庭のみ軽減していただけるというこれまでの国の制度は、よく考えてみると大変不公平であるということであります。
 同時入所のときだけ半額にするという発想は、保育所のことのみ考えたもので、子供の養育費用をトータルに全く考えておらず、「木を見て森を見ず」であります。市民の間の不公平感を解消する必要があります。そのためには、同時入所のみ半額とするのではなく、2人目以上は半額に改善をしていかなければなりません。これまでの少子化対策分の3人目以上については、給食代のみいただく、このように負担軽減の改善を図っていただきたいのであります。
 なお、幼稚園でも、保育所との均衡がとれるように改善を求めたいのであります。
 以上の4点について、市長並びに関係当局の答弁を求め、質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員にお答えを申し上げます。
 砺波市の農業の将来展望についてでございます。
 砺波市の農業だけでなくて、日本全体の農業について議論のあるところでございます。それを支えるのが、先般出た食料・農業・農村基本法だろうと思います。
 特に中でも、食料自給率の問題あるいは農業が持つ広範な自然保護を含めとして、すばらしい産業であるという認識、これを支える担い手をどうするのか等々、基本法でも議論をされたところでございます。このことにつきましては、行政だけでなくて、農業経済団体も手を携えてそれに対処しなければならない、このように思っておるわけでございます。
 なおまた、経済団体だけでなくて、農業関係団体である土地改良区などとも提携をしなければ、農家の存立というのは大変厳しい、そういう状況に置かれていることは、前田議員がおっしゃるとおりだと理解をいたしておるわけでございます。
 さて、現状は、水田を中心とした土地利用型農業活性化大綱が出たわけであります。自給率の低い麦、大豆、飼料作物については、転作においてそれなりの補助金が出るわけでありますが、しかし、御指摘の野菜やあるいは特産物等については、随分厳しい査定で補助金が少なくなってまいりました。
 そのことを考えますと、例えばチューリップを抱える砺波市にとっても実は痛手でございます。そのことにつきましては、市も何とかしなければいかんということで若干の補助をみましたし、県にも直接このことを申し上げておるわけでございます。県単事業として幾つか取り上げていただいたようであります。特に、特産のサトイモ、白ネギを含めまして助成が出るようでございますが、それも転作大綱にあるような補助枠ではございませんので、厳しいものがあろうかと。県に対応いたしまして、市もこれらの特産物等について振興策を進めさせていただきたい、このように思っておるわけでございます。
 ただお陰さまで、このような認識がございまして、生産グループだとかあるいは営農集団だとか、いろいろ知恵を絞っておられますので、私は、これらのグループの育成、いわゆる金銭面だけでなくて、技術面を含めて対応したいと思いますし、それから、背景としては、農業災害補償法もございます。私が管理者をいたしておりますので、そのような技術面でも対応をしてまいりたい、このように思うわけでございます。
 さて、5年後、10年度どうなるんだ。そして農業を取り巻く現在の市場原理あるいは産地間競争から、もっと行政も企画していかないと、脆弱な産業となっていくぞということでございます。
 したがいまして、当市では、これから皆さんとも議論をしていただくアグリTONAMI21を見直しをして、それぞれ議論しながら計画目標を立てたい、このように思いますが、いずれにしてでも、現在の法人営農組合とか中核農家、あるいは強調されております集落営農組合等が効率的な農業をされるように進めさせていただければと。そして、この人たちが今、農地の40%ぐらいを耕作しておられます。ただ、心配なのは、自己完結型を含めて担い手が不足だということをよく言われます。お父さんの時代で終わりなんだ。若い人は継いでくれないという心配がございますと、農村の崩壊にもつながるのではないか。もっと強力な営農集団や中核農家が頑張っていただけないといけないのではないか。その意味での行政指導あるいは金銭的な関係、先般も農林金融公庫からも来てまいりましたが、それらの皆さんの資金を投入するようなことも必要ではないだろうか、このように思っておるわけでございます。
 いろいろ御指摘のありましたことについては充分理解をしておるところでございますが、努力をされておる皆さんもおられます。家族ぐるみのつき合いで、毎月何日に米を幾ら送れと。そのときに新鮮な野菜も送って喜ばれております。そして、もう私の米はみんな省きましたという方も実はおられるわけです。そういった模範的な人たちもおられますので、そのような交流を、機会をとらえて進める方法もあるのではないか。その意味では、JAなども一緒になって、振興策をアグリTONAMI21で議論をさせていただきたい、このように思うわけでございます。
 次は、市と市民とが協働で働くということの所見等について申し上げたいと思います。
 御意見のとおり、これからのまちづくりにつきましては、住民と行政とが協働して働くという前田さんの提言でございます。そのとおりだと私は思っております。
 これまでも、私は、計画づくりや事業実施に際しましては、意識的に住民参加を求めてまいりました。住民参加の姿勢を貫くというのが私の信念でございまして、前にも議会で申し上げたと思いますが、常々、みんなでつくるまちづくりを目指しておるところでございます。
 したがいまして、各種審議会等の公募制をとったのもその面でございますし、それから、事業推進や計画づくり等につきましても住民参加をしていただいておるところでございます。それぞれ参加をしていただいて、それなりにいろいろ御意見を賜っておりますし、参加された方から私に対しても激励をいただいたりしております。その基本的なものの中には、土地区画整理事業がございましたり、あるいは土地改良事業でも、それぞれ地権者の皆さんが話し合いでやる、しかも自ら負担もする、こういう立場で行われております。そのようなことで、自らつくると言えば自らも負担をするという気持ちになっていただけるのではなかろうか。そのことが本当にいいまちづくりになるのではなかろうか、あるいはすばらしい村づくりにもなる、このように理解をしておるわけでございます。このことにつきましては、前にも前田さんから提案のあったところでございますが、基本的な問題でもございます。
 先般、池田議員から質問のあった21世紀懇談会での提言の中に、私は批判をしておりましたが、中で1つだけ、官民協働でという、いわゆる「協治」という提案があの中にされております。これは私はそのとおりだと思っております。
 あとのものにつきましては、いささか批判をしたいところでございますが、そのような提案もあったわけでございまして、恐らく21世紀は、国も都道府県も市町村も、そういう形でいかないと、ニーズだけが多くて始末ができないという状況になるのではないだろうか。そうしますと、いわゆる協働で治めるという精神を涵養して、そしてまちづくりをする必要があるのではないか、そのようなことを思っておりますので、前田議員がおっしゃるように、市民合意で進めるように、いわゆるボトムアップといいますか、下からの意見を吸収して集約をしてセレクションをして執行する、こういうことになるのではないか、このように私は理解をいたしております。
 次に、新ゴールドプラン等についての御意見でございます。
 御意見はよくわかりました。老人福祉計画につきましては、昨年の議会でも申し上げたところでございます。12年度を初年度として5年間の計画を行うわけでございますが、有識者や庁内の皆さんで策定委員会を持ちまして、今後、策定してまいりたいと思っております。
 この介護事業に係る計画につきましては、先に砺波地方介護保険組合で作成されました介護保険事業計画との整合性もございますので、これらを含めて配意をしてまいりたいと思っております。
 内容につきましては、現在の計画をベースとしながら、議員も御指摘のとおり、種々の観点から検討を加えたいと思っております。高齢者の保健福祉サービスが現状よりも落ちない、なおまた数も増えてまいります。したがいまして、砺波型の長寿福祉社会を展望いたしまして計画してまいりたい、このように思っております。
 私は、長寿の基本は、食事と休養と運動、そして気力だと思っております。そのことをそれぞれの項目の中に織り込みまして、健康であるまちづくりをするために皆さんの御協力を得て策定をしてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、幼稚園、保育所の負担軽減等の御提案でございます。趣旨は充分検討してまいりたいと思っております。
 現在の保育料は、2人児童が同時に入所した場合、これは御意見の中にあったわけですが、いずれかの児童の保育料については2分の1、また平成3年から、第3子以降のすべての児童の保育料を半額とする減免措置を行っております。
 県の補助対象とならない第3子以降の児童の保育料の減免につきましては、市単独事業でございます。平成11年度は、保護者の負担などを考慮して、保育料の改定を見送ったところでございます。
 ただ、このたび、国の徴収基準が改定されて、実は指導をいただいております。この際、この徴収基準の改定を見直す段階で、どのような軽減ができるのか、そしておっしゃるように、子育て支援のためにどうすればいいのか慎重に検討してまいりたいと思っておりますので、その際、また議会の皆さんと御相談を申し上げていきたいと思います。
 以上私のお答えといたします。
 なお、畜産関係等につきましては産建部長、あと教育長からお答えを申し上げます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 前田議員御質問の幼稚園の保護者負担の軽減ということでございます。
 今年度、幼稚園における保育料等、保護者負担の軽減については、市立幼稚園においては、生活保護法の規定を受けている世帯は全額でございます。そして、市民税の所得額が、非課税世帯については年額2万円、それから所得割課税が5,000円以下の世帯は年額1万3,000円、5,000円以上1万円以下の場合は5,000円ということで軽減をしております。
 また、私立の幼稚園については、砺波市私立幼稚園就園奨励費補助金交付規則によりまして、生活保護法の規定を受けている世帯並びに市民税が非課税世帯については年額13万3,000円、それから市民税の所得割が非課税の場合には年額10万1,200円、市民税の所得割課税の額が8,800円以下の場合には年額7万8,100円、同じく8,800円以上で10万2,100円以下の場合には年額5万4,900円ということになっております。これは、設置者が行った減免措置により、補助金として交付しております。
 そのほかに、幼稚園に就園している園児のうち、第3子については保育料を半額にしております。
 なお、国においては、保護者の経済的負担をもっと軽減するため、12年度から、同一世帯から同時に就園する2人目以降の園児に係る単価を、所得階層別に、1人目、2人目、3人目以降の減免、単価の改定が予定されております。市においても、改正案に基づき対応してまいりたいと考えております。
 以上です。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) それでは、私のほうから、砺波市農業の将来展望についてのうち、畜産営農の支援につきまして補足して御説明を申し上げます。
 公社営の畜産事業につきましては、低コストで安定的な畜産物の供給体制の確立に資するため実施しているものでありまして、補助率も他の事業種目に比べ高率となっております。このことにより、後継者の育つよう、また過大な投資とならないよう、将来計画に基づき慎重に対応されているものであります。
 議員御指摘の堆肥舎、堆肥処理施設は、今日の混住化が進展している中で、環境上、必要不可欠なものであります。その投資が畜産営農に及ぼす影響もまた大きいものがあります。
 市といたしましては、平成5年度に農協が実施いたしました堆肥舎の建設に助成するなど、畜産経営の安定に支援をしてきたところであります。
 その他、畜産農家への助成措置につきましては、優良乳用牛、繁殖豚導入事業や環境保全対策事業などにより、ソフト的な助成措置を行ってきたところであります。
 施設の改善に係る市単独事業の助成システムの構築をとの御意見でありますが、昨年、家畜排泄物の管理、適正化及び促進に関する法律が施行されたところでもあり、特に、堆肥施設について、御提案のあったEM菌活用も含めて、どのような処理方法が最も効率が良いかなど、いましばらく研究をさせていただきたいと存じます。
 なお、今後も環境問題や生産振興の立場から、農業団体とも連携をとりながら支援策を検討してまいりたいと思います。
 以上であります。

◯議長(山岸君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時46分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(山岸君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 「ノーと言う厳しさには勇気が要ります。イエスマンばかりの政界に負けずに、だめなものはだめとしっかりとクレームをつけてください」市民アンケートに激励を受けて、日本共産党公認議員として、決意新たに市民の声を市政に反映していきたく、市長並びに関係部長にお伺いいたします。
 まず、CATVのエリア拡大については、財政面との絡みで伺います。
 平成11年度2次補正による施設整備事業により、TSTが整備しないから、事業主体を砺波広域圏が行うということで26億8,000万円が提案され、砺波市として6億7,000万円、うち国庫補助2億2,000万円、残り4億5,000万円は砺波市の負担になっていきます。市民の要望は急いで強くあるのでしょうか。
 第7次総合計画の策定のための市民からの市政に対する望まれる対策の第1位が社会福祉の充実です。しかも、第三セクターと自治体との関係は不明朗な面が多くあります。日本開発銀行が借りるとき、市町村長の一札が入っているとのことではありませんか。しかも、一昨年のエリア拡大のときには、12月8日、郵政省で説明があり、12月15日まで返事をするように言われ、不安もあったが取り組んだとTSTが述べておられました。
 昨年の6月議会で、TSTの増資、砺波市として2,470万円の出資に対して、TSTの情報公開、経営計画、行政よりしっかりとした監査をすることということで、私は1年間の検討期間を置くことを提起いたしました。
 特に、日本開発銀行からの借り入れの返済計画について伺っていましたが、明らかにされないままに進められています。しかも、昨年12月22日には、補正予算債による補助裏財源の確保と後年度の交付税措置があるとの説明でした。
 2月の広域圏議会で安念市長は、「補正予算債がつけば良いが、自治省と交渉をしている。だめでも、無理をしてもやるべき」と述べておられます。昨日の助役の答弁では、「砺波広域圏が免許を取り、TSTエリアに流すことによって補正債が可能」とのことですが、今までの説明と根本的に違うことになっていきますが、充分に検討をされていないことに不安を持つものであります。TSTとの関係、広域圏が免許を取って行うことに対する財政面の措置など不安が出てきました。もっと慎重に対処されたいのであります。
 次に、オランダからの風車の活用について伺います。
 市民の声は、チューリップタワーを小矢部市のような高いものにするのではなく、子供たちに夢を与えるものであり、おもしろい企画であるとの市民の声もあります。この機会に、チューリップ公園を1年中、市民の皆さんが活用できるようにするきっかけに、オランダからの風車の活用を提起したいと思います。
 チューリップ公園の中にある管理棟は、フェア期間中だけで物置になっています。フェア期間中以外は児童館として活用するか、市民の中では、「プレーパークとなみ」、週休2日制の時代、遊びを通じて子供は多くのことを学び、より良く育つ。運動もあり、グループに貸されることなど検討されたい。オランダからの風車もチューリップ公園の一角に据えつけて活用できないのでしょうか。子供たちに夢を与えるものにすることを求めるものです。
 中島家もほとんど空き家になっていますが、お年寄りの憩いの家として開放して、花づくり教室など開かれることを提起いたします。
 次に、砺波市政をよみがえらせる施策について伺います。
 砺波市の市税の収入が51億円であるのに、返済のための公債費が22億円、43%が返済の財源にしなければならない。公債費比率が20%を超える赤信号という状況です。
 本年度の予算案では、市債16億3,000万円と昨年より1億8,000万円の減少で、10%減らす努力がうかがえますが、今後とも健全財政を目指して、起債依存度の減少に努められたい。
 次に、当市の借金は376億円。国の借金も深刻ですが、砺波市の借金も1世帯400万円背負っていることになります。県においても、高金利の政府資金地方債の借り換えを求める意見書が可決、実行に移されています。5%以上の高金利で借りている29億円の借金を2%に借り換えることによって1億円の財源が生まれることからも、強く国に働きかけることを求めるものです。
 第3に、大企業や道路公団への課税については、免除あるいは優遇をしています。東京都の石原知事の、税金逃れの大銀行に対して適正に課税する外形標準課税は波紋を起こしています。これは大銀行優遇税制を是正するものであり、地方自治体の課税自主権の立場からも、当市としても検討をしなければならないと思います。
 日野市では、高速自動車道への課税について、高速自動車道は建設費の償還後も有料と提起されたことにより課税をしました。誘致をした大企業への3年間にも及ぶ固定資産税の優遇も見直しの時期に来ています。
 地方自治法第2条の「地方公共の秩序を維持し、住民及び滞在者の安全、健康及び福祉を保持すること」が自治体の最も大切な仕事です。前市長の時代には、都市間競争には負けてはならないと、市民生活にかかわりの薄いチューリップ四季彩館や駅の橋上化、さらにはインターの出口の大型スクリーンなどをつくられ、今日借金の返済に苦しんでいます。
 2年前の市長選挙では、自民党公認の現職に、無所属の新人である安念市長が49票差で誕生したことは、財政事情も顧みない箱物をつくることへの痛烈な市民からの審判ではなかったでしょうか。むだな箱物よりも、市民の暮らしを守り、福祉を充実させることです。
 今年の予算についても、地方自治法第2条の立場で、北部保育所、放課後児童クラブ活動拠点、出町の人ならだれでも立ち寄れる出町生きがいデイサービス事業など目につきます。今年の予算編成では重点をどこに置かれたのか市長に伺います。
 次に、4月の介護保険制度発足まで20日余りとなりました。多くの市民は不安な思いで4月を迎えます。保険料は死ぬまで、ねたきりの人からも徴収するが、介護サービスは望みどおり受けられるのか心配されています。
 介護認定3から5の人が50%という実態からも、また特養ホーム待機者25名の打開のためにも、特養ホームの新築が求められています。ケアハウスも急がなければならない課題です。
 収入のないお年寄りや非課税世帯からも、保険料や利用料の負担を強いることに怒りの声が出されています。せめて65歳以上の第1号保険者のうち、生活保護受給者を除く老齢福祉年金受給者第1段階の保険料は、標準保険料の50%、約1,500円の負担を検討できないものでありましょうか。
 国保の滞納者324人の実態の状況で、さらに保険料が上乗せされると深刻な事態になっていきます。しかし、資格証明書の発行が義務化されることになりました。介護保険実施により、医療費の国保会計から介護保険会計に移行することについて、国保の引き下げ、市独自の減免措置をされることを求めるものです。
 次に、特養ホームに入所者が入院した場合、3カ月までは在籍保障が義務づけられていますが、3カ月を超える入院で施設側と契約が解除された場合、特養ホームに戻れないことになります。現在、やなぜ苑でも3名の入院の方がおられますが、心配されています。
 次に、利用者本位の介護保険の運営を求めます。ショートステイの利用制限日数は、「要介護3」の人が月3日間しか利用できないことになっていますが、実態、要望に沿ったものにされたい。
 家庭の実態からも、急遽ショートステイを1週間申し込みたいこともあり、プラン変更は20日前になっていますが、実態に応じたものにされたい。
 痴呆性老人のE型デイサービスは、1日当たり400円なのに、認定3から5は1,300円となり、2倍から3倍、毎日ですから大きな負担となります。
 特養ホームの待機者やホームヘルプサービスの利用の制限など、行政として把握できなくなります。自治体が責任を持って介護サービスの基盤整備を進めていくためにも、市民の生活実態と介護サービスのニーズ把握が必要であり、そのためのシステム構築を早急にしていただきたいのであります。市内の介護関連業者、行政機関を網羅した行政によるネットワーク化が必要です。運営協議会を設置されたい。
 栃木県黒磯市では、介護サービス相談機関の設置をして、各機関の施設の巡回、お年寄りや家族から苦情を聞き、市はその報告を受けて改善したり、広報で知らせたりして、利用者、事業者、自治体相互の橋渡しを行っています。できるだけサービスの現場に近いところで、日常的に目を光らせる第三者機関が必要であります。
 乳幼児の医療費無料化が4歳児まで実現したことは大変喜ばしいことであります。ぜひとも県内一円、現物支給されるように富山県へ働きかけていただきたいのであります。
 そして、宮木議員の昨日の質問でも、学校へ上がるまで計画的、段階的に引き上げていきたいとの答弁でしたが、13年度は5歳、14年度は6歳までにされることで対処されるのですか。
 農業問題について伺います。
 昨年のWTO閣僚会議の決裂は、アメリカをはじめとする輸出大国と、巨大多国籍企業の経済的支配の道具になっていることへの批判でした。貿易拡大を最優先するWTO協定を改正し、各国の食料主権を認めようという主張が国際的な流れであることを示したものでした。農業の再建と食料の自給率向上に本格的に取り組み、21世紀を安心して迎えたいものであります。砺波市として、市民の自給率はどうなっているのですか。
 統計砺波でも、アグリTONAMI21にも明確になっていなく、問題意識にもなっていないことがはっきりしました。中野のネギ、林のサトイモ、南般若のメロンなど、特産物も輸入攻勢で厳しいものがあります。自給率を高めることは、農家も意欲を持って農作物をつくり、市内の消費者も安心で安全で安い農作物を食べることができるようになります。
 給食センターでは11.4%もの市内の農作物が使われています。総合病院にもぜひ使うことを求めるものです。家族農業を見直し、お年寄りの知恵を働かせ、大いに作物をつくることに力を入れていくためにも、アグリTONAMI21を根本的に見直し、自給率を高める取り組みを行うことを求めるものです。
 商店街問題について伺います。
 砺波市の商店は年々減少、北と南に大型店が進出、大型店は70%と栄え、出町の商店街は火の消えたような状況に追い込まれています。その上、規制緩和により、酒店、薬店、床屋など厳しい状況に追い込まれています。
 中心市街地活性化委員会が開かれ、鋭意努力をしておられますが、大型店にない魅力ある商店街づくりが大切です。滑川市ではまちづくり条例を制定、八尾町では「おわら・曳山が似合うまちづくり」と位置づけて、ユニークな取り組みが行われています。店と家庭とファックスで結び、高齢者への配達などぜひ検討されたいものです。
 また、出町の小学校の跡地の活用は、出町の町の活性化の大切な役割と考え、今から商店街の人たちもよく協議をして取り組まれたいのであります。
 気になることは、出町の町へ入りにくくしていることです。例えば上町の東口から真っ直ぐ来れるようにしてあったのが、道の上に建物ができて入れなくなりました。春日町、豊町へ入りにくくしてしまいました。一番町に至っては、放置をして何年になりますか。上町は組合でやったから今さらどうにもならないのですか。計画段階から商店街の人たちとは協議はなかったのですか。中学校、小学校があるのに、歩道もない道路にしてしまいました。出町の商店街の人たちは大変怒っています。町へ入りやすくしてこそ商店街を活性化させるのではないですか。イベントをやっているのにシャッターを閉めている店舗も目につきます。商店街と一緒に行うイベントにしていくことが大切であります。
 砺波の田園空間整備事業について伺います。
 より多くの市民の声を生かした計画づくりが大切です。砺波カイニョクラブの柏樹代表が新聞に投稿してあるのを見まして、市民の声を生かしたプランづくりこそ大切であると痛感いたしました。市民レベルでの対策委員会が必要であり、ぜひともつくられることを求めるものです。
 第2に、砺波には、古くから建てられたあずま建ちの建物や土蔵が残されています。私の家も江戸時代に建てられたものと言われていますが、屋根や壁が崩れ、修理がなかなか大変です。近藤家の土蔵は解体されましたが、名越家の日本一のこて絵の土蔵、皆さん見られたと思いますが、しっかりと守っていかなければなりません。
 県としても、土蔵文化を本格的に調査をすることになったことが新聞で報道されています。当市としても、古い家の調査、住んでおられる人へのアンケート調査をされることを求めるものです。九州の日田市では、助成や融資制度で古い建物がしっかりと保存されていました。
 第3に、世界に誇る散居村の景観を保全するためにも、散居村景観保全条例を制定していかなければならないと思います。
 昨年の9月議会で、金嶋議員の質問に対して安念市長は、「景観保全条例については研究をさせていただきたい」との答弁でありましたが、どんどん農地や散居村が失われていくのを見まして、市民の意識をしっかりと確立されるためにも、ぜひ景観保全条例の制定を求めるものです。
 終わりに、新潟県の少女誘拐監禁事件による新潟県警の退廃と怠慢、同じ公務員として、「他山の石以て玉を攻むべし」のことわざの教えをしっかりと学び、市民の皆さんの奉仕者として、市政に横たわっている諸問題に取り組んでいかなければならないと思います。
 議員諸氏の皆さんと4月の選挙で大いに政策論戦を行い、再びこの壇上に立とうではございませんか。打たぬ鐘は鳴らぬ、市民に大いに鐘を打ち鳴らして頑張っていこうではありませんか。
 終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員にお答えをいたします。
 最初に、砺波市政をよみがえらせる施策等の提言のあったところでありますが、まず、起債依存度を縮小しなさいということだと思います。気持ちはよくわかります。
 起債を起こすことは地方自治法上も認められておるわけでありまして、知事の認可を得て借金をするわけですが、公共団体が安定的にかつ円滑に財政運営をする場合に私は重要な措置だと思います。大小についての議論はよくわかりますけれども、起債制度につきましては必要だと、このように認識いたしておるところであります。
 そこで、財源の問題でありますが、おっしゃるとおり、確かに税収の低迷がございます。起債も柄になく多く発行した経緯もございます。
 したがいまして、後年度に大きく負担になることも承知をいたしておるわけでございまして、率直に、今年度予算につきましては、もう少し何かと思っておりましたけれども、そのような起債残高が急増するのでは後年度負担も大きくなるということを考えまして、少なくして皆さん方に提示をしたわけでございます。
 しかし、近頃は、3次補正とか2次補正とかの場合の起債等については、交付税措置をするという有利な起債もございます。そういったものをこれから活用することになりますと、財政の圧迫にもつながらないのではなかろうか、このように思うわけでございます。
 例えば出町小学校の建設につきましては、約23億円予定をいたしておりますが、約8億円の起債を計画をいたしております。その起債の財源がなければ建設もできないわけです。しかも義務教育でございますので、こういった面での御理解は西尾議員も御承知だと思っております。こういったものを、借金をしないで単年度で財源をつぎ込むということになりますと、あとのいろんな事業等についても差し障りがございますし、私はそれを後年度、分割的に支払いをするという形になれば、健全財政も維持できるのではないかといったことも実は思っておりますので、その点御理解をいただきたいと思います。
 そして、おっしゃるとおり、高金利の起債償還等について借り換えをさせてくれというのは、市長会でも申し上げておるところでございまして、このことにつきましては西尾議員とも同感でございますし、そのように今後とも運動をしていきたいと思っておるわけでございます。
 なお、10年度、11年度も、それぞれ起債──縁故債でございますけれども、償還をしてきたところでございまして、今後も県の振興資金等で償還をしていきたい、このように思っております。いずれにしてでも、国から起債を借りている分については、何とかしてほしいという気持ちを持っておるところでございます。
 次に、特徴点についてでございます。
 いろいろ批判もございましたし、一部には激励もあったわけでございますが、先般から私の説明でいろいろ申し上げておりますけれども、簡単に要約してもう一度申し上げたいと思います。
 まず、少子・高齢化に対しましては、御指摘のとおり、北部保育園であったり、あるいは通院費の助成であったり、あるいは預かり保育など進めてまいりたいと思いますし、介護保険につきましては、これはお約束でございますので、従来のサービスを低下しないようにそのようなことを考えたわけでございますし、出町生きがいデイサービスセンターも国庫補助金をもらってやろうと。幸いに、予算付けをさせていただきましたので、このことについて進めさせていただくということになろうと思います。
 学校教育につきましては、今ほど申しましたように、出町小学校を進めていきたいと思いますし、前々から西尾議員おっしゃっております東部小学校について、心配をしておりますが、耐力度調査をして、その上で議会の皆さんと協議をしながら、どの方向でどんな形でやるのかということを議論してまいりまして、この狭隘の面については整備をしていきたい。このことについても、相当事業費がかさばると思いますが、教育のことですから、思い切って進めさせていただきたいと思っております。
 環境対策につきましては、広域圏事業でございますが、ダイオキシン関係については相当の経費が要るわけでございます。市の負担あるいは持ち出しも大きいということでございまして、この点では御理解をいただきたいと思います。
 それから、産業あるいは商工業あるいはまちづくりの問題等で批判がございましたが、まず個々に頑張っていただきたいということで、小口事業資金などの預託も2,000万円増額いたしましたし、もし必要でございましたら、これも議会と相談でございますけれども、予算化をして活用してもらうということになろうかと思います。今のところ、推移としては充分あるのではないかと思っておりますが、もう一度申し上げますと、必要な場合には、皆さんと相談をしながら予算化を図ってまいりたいと思っております。
 なおまた、農業問題も後ほど産建部長からお答えいたしますけれども、チューリップ球根などにつきましては、私自身が知事に申し上げている経緯もございますので、地元の私がそのことを補充しないわけにはいかないと思いまして、整備をやってまいりたいと思います。
 なお、土地改良事業等については、極力、農家負担軽減のために今後考えていただきたいということでございまして、県もなかなか渋っておるようですが、幸い、幾つか配当があるようでございます。これらに対する支援も行っていくということに変わりはございません。
 それから、都市づくりのための下水対策、当面の手立てということで、地元の土地区画整理事業組合とも対応しながらまずやる。さらに大きくは県と一緒になってアクションプログラムをつくるということになりましたので、これも一緒に参画をしながらまちづくりのために進めさせていただきたい、このように思っておるわけでございます。
 なお、いろいろ御意見の中にございましたが、西尾さんと逆論になるかもしれませんけれども、やはり地方振興のためには、何でもかんでも土木費はあかんという認識はいかがなものかと私は思います。意識的に縮小するということが基盤整備につながらないのではないか。やはり基盤整備もしていかないと、市民もそこに集まってくるわけですから、それは行政として基盤整備をする必要があると思います。
 その意味で、今度の予算の中には、地域に補助金とか、あるいは日の目を見ないで、どうしてもしてほしいという小さい事業なども配慮したわけでございまして、その意味では、西尾議員さんも御理解いただきたいと思いますし、今度の経済対策で小渕さんが大型予算を組んだということも経済対策の一つでございます。我々もそれに相呼応するということも必要ではないか、それに乗っかるということも大切なことではないか。私はそのように、地域経済活性化のための一助として考える必要があると認識いたしておりますので、御理解をいただきたい。なかなかその点はかみ合わないかもしれませんけれども御理解を賜りたい、このように思っております。
 次に、田園空間につきましての御意見を拝聴いたしました。おっしゃるとおり、プランづくりについては、市民の声を生かした、そういうのが大切だということを思っております。したがいまして、そのことにつきましては、関係区域の3,000人の皆さんからアンケート調査をいただき、その後、砺波や城端でもこのことについてのシンポジウムを行ったところでございますし、なおまた、意識高揚のために、それなりにパンフレットなどもお出しをして御理解を賜っておるわけでございます。
 これから、いよいよマスタープランを作成して、新しく基本計画やサテライトの計画もあるようでございます。これらを聞きながら私も対処してまいりたいと思いますし、きのうの議会でも申し上げましたが、私の幾つかの考え方もございますので、そのことを申し上げていきたいと思っておるわけでございます。
 なおまた、屋敷林、散居村についての保存等についての御意見がございました。おっしゃるとおり、私は必要なことだと理解はしております。ただし、これは金嶋議員や、その先に高田議員にも申し上げたことでございますけれども、条例をつくって規制することが正しいことなのかどうか。やっぱり自由というものもございますし、そのことを考えますと、制限することになりますので、ここはやっぱり充分議論していかないと、田園空間が大事だからといって網かけをしてしまう、都市計画のように色塗りしてしまう。そうすると、これもあかん、あれもあかん、きのう石田議員からも言われたように、網かけしておくと農村都市もだめだということになります。風致地区というのはどっちになるかといいますと、実は建設省サイドになるわけです。そうすると、そのような行為をすることが、本当にそこに住んでおられる皆さんの幸せにつながるかどうか真剣に考えないと、勝手な議論は許されない、このように思うわけでございます。そのことも御理解をいただきたいと思っております。
 なおまた、古い土蔵等についての調査、これも耳にいたしました。それなりに、教育委員会からもアタックをしたわけでございまして、調査をするということになれば支援を申し上げたい。
 なおまた、あずまやを全部調査しろという話でございますが、例えば西尾さんの家そのものも含めて調査することが実際にいいのかどうか。調査をするということになれば、お宅へ入って、座敷がこうで居間がどうで、そしていつ建ってどうのこうの、固定資産の評価よりもっと細かくやらないと私は意味がないと思います。
 そこでやった結果、なら保存するのか、一切直すなということになりますね。例えば下水道が入ってまいりますと、どうしても改修することになる。それができないということになりますと、その家に対して申しわけないことになるのではないか、こんなことなども念頭にあるわけでございまして、古い建物を保存することは景観上大変いいことは私は理解します。理解しますけれども、そのことがいいことなのかどうか。そして、残すための制度融資などを創設したらという話ですが、それももう少し考えさせていただかないと私はちょっと返事ができないという状況でございます。そんなことで、その点御理解をいただきたい、このように思います。
 その他の質問等につきましては、助役、民生部長、産業建設部長から申し上げますが、CATVにつきましては、これは何度も申し上げますけれども、議会の皆さんの要望で市内全体をカバーしようと。それが市民の平等性につながるんだと。サービスを皆さんに提供するんだと。その場合に、幾つかの方法がありますけれども、今回はTSTが手を出さないということですから、公共的にやろうと。その場合に、全体でやるということで、五箇三村を含めて広域圏全体を網羅することも、将来の情報化に対する一つの対応ではないか。住民の平等なサービスと広域圏全体を包括をしたそういう2つの要点があってこのように考えておるわけでございます。財源措置、その他の経緯につきましては助役からまた御報告申し上げますが、その点は特にお願いを申し上げておきたい、このように思うわけでございます。
 道路公団など課税のことにつきまして、実際には、日本道路公団が所有する固定資産税の課税については、地方税法の規定に基づきまして対応いたしておるところでございます。
 道路等については、公共の用に供する道路ということで課税されませんが、これは私どもが課税しようと思ってもできないわけでして、法的に規制されておりますが、建物等については課税をいたしております。
 なおまた、その他の固定資産税の不均一課税等がございます。これは、新産業都市、御存じのように、工業再配置促進法等の規定によりまして不均一課税になっておりますが、ただし、裏には交付税算定ということになっておりますので、そのことを補足して申し上げておきたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 西尾議員の御質問のうち、ケーブルテレビ事業の財政負担につきましてお答えを申し上げます。
 基本的なCATV事業に取り組みますところの考え方につきましては、ただいま市長から答弁があったところでございますが、いわゆる最も有利な制度をいかに活用するかということで、実は10年度の3次補正、また11年度の2次補正というものは、今までにない非常に有利な方法でございまして、これを活用して整備を図るということでございます。
 きのうの宮木議員の御質問にもお答えをいたしましたように、行政が単に施設を三セクであるところのTSTに貸与をするというだけでは自主性がないのではないかという指摘があるわけでございまして、その点につきましては、やはり行政放送そのものは我々でつくり、そして流そうということでございまして、免許をとってまでやろうという一つの姿勢を示す。そこに、いわゆる補正予算債等が充分に認めていただけるということになるわけでございまして、今その方向で検討をしておるわけでございます。
 ただ、放送センターも持って免許を取ってやることが、いわゆる当初考えております以上の財政負担になる、いわゆる建設につきましても、また運営につきましても財政負担になるのではないかという御懸念につきましては、今いろいろ詰めておりますが、建設費につきましても、放送センターは自治体の中に設置をした非常に簡単なもので、そこから情報を発信をするという程度のもので済ませたいというふうに考えておるわけでございまして、それからまた運営等につきましても、いわゆる各加入促進等々につきましても、これもいろいろと工夫を加えていけば、そんな重荷になるものではないということでございます。
 そういうようなことで、加入金なり利用料の徴収というようなことを自主的に図ることによって、一定の割合で貸与料をとるというだけの運営よりもむしろ効率的な運用になるのではないかということも充分に見込まれるわけでありまして、その方法を今模索をしておるわけでございます。
 それから放送につきまして、TSTとの役割分担でございますけれども、行政放送をつくったものはこちらから流しますけれども、再送信分、各多チャンネル分につきましては、機械設備等を入れますと非常に高額になりますので、そういうようなものはTSTにやってもらって、そちらから流すということで、役割分担でやるということでございまして、いわゆる二重投資、過大なものにならない。そしてまた、市民の皆様から申しますと、TSTで聴取する方、それからまた広域圏で聴取する方の受益の差がない、そしてまた負担の差がない、そういうことを充分に工夫してやっていけるものと考えておりますので、これに乗っかりましてやるのが最も有利な方法であろうと。この後は、こんな有利なものはなかなか出てこないんじゃないかということでございますので、議会の皆さん方からも情報格差のないように進めることへの強い要請がございます。そういうものに充分応えていく方法をとれば、今回の方法が最も得策ではないかというふうに考えるわけでございます。
 それから、TSTの開銀の融資の際におけるところの各首長さん方の文書でございますけれども、この件につきましては、決して金融制度上における連帯保証人というものでは毛頭ございません。万一そういうことであるとするならば、当然、議会の皆さん方にも債務負担ということで御決議をいただかなければできないわけでございまして、この文書は、いわゆる融資あっせん、行政が金融機関へ企業等の融資あっせんをする場合におきますところの推薦状的な文書でございまして、その中には一切債務額等書いてございませんし、今後、債務に関しますところの責任を負うということは毛頭ございませんので、そのことは御理解いただきたいと思いますし、またこの文書を出しますことにつきましては、弁護士とも充分に相談をして文書を出しております。
 また、開銀から融資を受けましたTSTは、当初のもので2億4,000万円、現在、残高が1億5,000万円でございますけれども、順調に償還をしておられますし、また、昨年の11月に3億1,000万円の借り入れをしておられますけれども、これは償還が生ずれば当然返済をしていかれるものというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 西尾議員の質問にお答えをいたしたいと思います。
 まず、介護保険等について、大変詳細にたくさん質問をいただきましたので申し上げます。
 まず、お尋ねの特養ホームとケアハウスについてでございますが、特養ホームにつきましては、先の議会でも市長から答弁されたとおりでございます。
 現在の砺波広域圏内の自宅待機者は27名、砺波が現在3名でございます。普通、療養群に入っておる者を含めますと、砺波は20名ぐらい現在入っておるということでございます。
 そういった面から、平成12年度で、圏域での整備は535床充足することになっておりますので、さらに平成13年、14年度でそれぞれ増床計画がされますので、新規の増加分にも対応できるものと思われます。
 なお、ケアハウスにつきましては現在ありませんが、民間を含めて幾つかの計画があることも聞いておりますので、ぜひ実現するよう推進に努めたいと思います。
 いずれにしましても、介護保険事業計画は3年後に見直しますので、圏域内の需要を見極めながら、民活も取り入れまして、不足分をカバーできるよう今後整備を図るものと思います。
 次に、低所得者対策の保険料について申し上げます。
 65歳以上に係る1号保険料は、基本額を所得区分により、0.5から1.5までの5段階で、先般、砺波地方介護保険組合議会で議決をいただきました。これに基づいて賦課することになりますが、昨日の宮木議員の質問にも市長が答弁されましたように、県内のうちの保険者に先駆けて、低所得者に係る率、国が基準を示しております0.5を0.4に下げることになっております。したがって、基準が月額2,800円、議員質問の老齢福祉年金受給者は、月額で保険料1,500円よりも低く1,170円になろうかと思います。
 また、利用料につきましては、介護保険によるヘルプサービスの1割が法定の自己負担となりますが、低所得者対策として、国が3%減免する国の補助事業等が別の福祉施策で入ってまいりました。砺波市はさらにそれに上積みをして、現行の措置行政で無料となっている階層の人、あるいはまた自立者も含めて利用料を免除したいと考えております。
 また、デイサービスについては、認定者介護度により利用料が異なりますが、ほとんど現行の料金より下がりますし、自立者については、現行の利用料800円を据え置くことにいたしております。そういった面で、これまでも福祉等のサービスについては低下をしないというふうに思っております。
 次に、国保の引き下げにつきましては、昨日の池田議員の質問にも市長から答弁されておりますとおり、今後の医療費の動向や介護保険への移行分、基金の積立状況を勘案し適正に行いたいと考えております。
 市町村独自の減免措置ができるのは、現在のところ、安定した財政運営を維持していることなどの条件を満たしており、また条例上の根拠がある場合に限られておりますので、御理解を願いたいと思います。
 次に、特養ホーム入所者が病気のため3カ月以上入院された場合、区切りとして一旦退所の形になることはおっしゃるとおりでございます。長期入院後にすぐに特養ホームに戻られるのがいいのか、あるいはまた療養型病床群で療養されるのがいいのかは個人の差もあります。主治医の判断ですが、特養を希望される場合には、ケアマネージャーが調整して再度入所することとなります。先ほども申し上げましたように、平成14年度までにかなりの増床計画が予定されておりますので、余裕はあると思います。
 次に、要介護度2、3の認定者が利用できる介護保険適用のショートステイは6カ月に3週間となっております。要支援、要介護度1から5まで、それぞれショートステイについては、国が先般基準よりさらに日数を増加しましたが、確かに6カ月で3週間までというのは非常に低うございます。そういった点で、それ以上必要な場合は、県が単独補助で継続を、今年も続けますミドルステイ、約1カ月ですが、これで対応するものと考えられます。
 また、ケアマネージャーは、まず担当する利用者の6カ月間のケアプランを作成をいたします。その後、1カ月ごとにプランを見直すことになっておりますので、またサービスの内容や利用日の変更があった場合についても、実績報告の段階で訂正することができますので支障はないと思われます。
 次に、介護保険適用のデイサービス料金につきましては、介護度及び施設の内容によって異なります。御指摘の介護度の重い人は、現行料金800円が826円または900円程度と高くなります。要支援あるいは要介護度1から2、3につきましては、それぞれ585円あるいは676円と安くなります。人手間のかかり方で利用料を設定されるのがこの介護保険法に基づく趣旨でありますので、御理解を願いたいと思います。
 次に、住民のニーズについてでございますが、市内5カ所設置の在宅介護支援センターが中心となって、介護認定の居宅介護者のみならず、各地区の民生委員さん方から伝えられる虚弱高齢者あるいはまたひとり暮らし高齢者の情報等を把握することになっております。
 現在、高齢者サービス調整チーム、すなわち市の5の支援センターあるいはまた療養群等を入れます、そういった民間担当者も入れましてミーティングを行い、定期的に月1回開催をいたしております。
 サービス担当者の情報交換と調整の場、より機能的に行うためにも、今後は関係者による保健、医療、福祉の現場職員等を含めまして、地域ケア会議を4月から実施する予定にいたしております。
 また、圏域内の全体の代表者による情報交換と調整も必要だろうと思いますが、これは、介護保険組合等でそれぞれ具体的な方向を検討されるよう要請してまいりたいと考えております。
 現在、問い合わせや相談はそれぞれ市町村が受けておりますが、請求内容の不信等については国保連合会が、また不服申立については県の審査会が対応をすることにいたしております。議員御指摘のオンブズマン制度導入につきましては、国においてもいろいろ調査をいたしておりますし、県の指導を待って検討してまいりたいと考えております。
 最後に、就学前の医療費の無料化についてでございますが、医療費の助成を未就学児まで拡大せよという御意見でありますが、昨日、宮木議員の質問に市長から答弁されたとおりであります。
 また、御指摘の現物支給償還払い等についてですが、現在、市内の医療機関にかかる場合は、医師会の協力をいただきまして現物支給をやっております。市外の医療機関にかかった場合は、一旦支払っていただいた後窓口で償還払いとなりますが、本人さんも市の方も非常に煩雑なことはあります。県の助成が4歳未満まで拡大されましたので、県の要綱、改正案がまだ提示されておりませんが、圏内の受診の場合は現物支給となるよう要請をしてまいりたいと存じます。
 以上です。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) それでは、西尾議員さんの御質問にお答えをいたします。
 まず、オランダ風車の件でございます。
 砺波チューリップ公園につきましては、市民憩いの場として親しまれておりますが、同公園内の観光スポットといたしましては、チューリップタワーや水車苑等があります。中でも国際交流に関するものといたしましては、公園北側に設置されておりますトルコ共和国ゆかりのヤロバの泉がございます。
 今回の風車につきましては、日蘭交流400周年とチューリップフェアの50回を記念いたしまして、オランダから移設するものでありまして、チューリップ公園周辺の新たな観光スポットとして展示したいと考えております。
 設置する場所につきまして御意見をいただきましたが、チューリップ公園は、観光客が集中するチューリップ期間中は別といたしまして、通常時は樹木が成長して静かな景観となっており、年間を通じた市民の心の安らぎの場となっております。しかしながら、風車は、市民はもとよりですが、全国に砺波のPRということもあって、砺波を訪れる遠来の観光客の皆さんにも見ていただきやすい場所を考えたものであります。
 したがいまして、年中観光客が訪れる数の多いチューリップの観光スポットである四季彩館の周辺に、砺波市とオランダ・リッセ市との交流のあかしとなる本物の風車を設置することがふさわしいのではないかと考えております。充分観光客の目を楽しませてくれるものと存じます。
 また、会期中には、市内の小学生による写生大会もありますので、この風車が子供たちの国際的感覚を養う教材として、また国際交流のシンボルとして夢を与えてくれると願うものであります。
 なお、チューリップ公園の管理棟について御意見をいただきましたが、あの管理棟につきましては、年間を通じてそれぞれ使用いたしております。
 それから、中島家につきましては、利用の申し込みがあれば応じておるところでございます。
 次に、産業施策についてのうちの農業施策について申し上げます。
 昨年制定されました食料・農業・農村基本法におきまして、国は食料自給率の目標を定め公表することとされております。
 現在、食料自給率は約40%と年々低下の傾向をたどっており、自給率を向上させるためには、生産面として、生産の効率化により、消費価格の低減や品質の改善による国内農産物が消費者に選択されることが重要なことと思われます。
 アグリTONAMI21創造プランは、第6次の総合計画に基づき、競争に打ち勝つ農産物の生産振興を重点施策とし、砺波市の農業、農村が、21世紀に向けて持続的な発展を目指して策定を行ったものであります。
 先ほど申しました国の食料・農業・農村基本法の定めによって、食料の自給率向上を進めるなどの方針が打ち出されました。市といたしましても、平成12年度に見直しを予定しているアグリTONAMI21の中で、市内における農産物の生産振興を図ることや、地元消費拡大により食料の自給率の向上を進めたいと考えております。
 自給率を高める方策としては、第1に、市民の皆さんに主食としての米をもっと食べていただくことが最も大切なことだと思います。第2に、生産農家の皆さんの野菜等の生産向上と、さらには消費者の皆さんが地域で生産された新鮮で安全な野菜や牛乳などの農畜産物を今まで以上に使用していただくことが必要であります。
 市といたしましては、特産振興奨励事業等により、生産振興の支援措置を行っているところであります。また、総合病院での利用拡大や産地直売による利用の増進を今後も検討してまいりたいと考えます。
 次に、商業施策について申し上げます。
 中心市街地は、高齢者、少子化、商業活力の低下、商業のロードサイドへの転出、大型店の進出等々の要因が相互に作用し、さらなる空洞化の進行が懸念されております。
 商店街の活性化は、個々の価値観が違うことや合意形成が難しいこと、全体像が見えないことなどから大変重い課題となっております。このため、まずできることから始めることが大切であり、商業活性化基本計画に基づく短期的プロジェクトの一環として、平成12年度に空き店舗の活用事業を実施する計画が進んでおります。現在、商業活性化推進会議で具体策が検討されております。
 その他、市街地においては、既に活性化のための多様な取り組みがなされておりますが、人づくりも大事なことであります。意識高揚を図るソフト事業がいろいろと実施されております。
 近年は、賑わい創造のイベントとして、チューリップフェアの第2会場としての演出や、夜高、曳山子供歌舞伎、夏の夢まつり、冬のふれあい市に多くの人々が集まるようになりました。
 また、高齢者にやさしいまちづくりとして、出町生きがいデイサービスセンターを設置することや、出町小学校の子供たちが町中を調査してまちづくりを研究していることも大変すばらしく、このように中心市街地の活性化を商業者及び町の住民の皆さんとともにみんなで考えることが大切であります。
 また、議員から、都市計画サイドからのまちづくりについても御意見をいただきましたが、重要なことは、地元住民、商店街の皆さんの理解と自分たち自らのまちづくりに対する取り組みを真剣に考えることだろうと思います。
 目下、中心市街地活性化基本計画の策定に向けて、各層の皆さんによる検討委員会で協議をいただいておりますが、住民の皆さんが自分の持っているまちづくりに関する意見を出し合うワークショップを開催し、それをもとに検討案を協議するとともに、市内の各界各層や転入者などの皆さんの御意見なども聞き、商工会議所でまとめられた商業活性化基本計画を盛り込みながら検討をいただいているところであります。
 今日まで未整備区域となっているところは、できるだけ早く対策を進める必要がありますが、より良い市街地づくり、公共公益施設の有効な活用、大型店にない魅力づけも必要であります。この中心市街地活性化基本計画において、ソフト事業も含めてしっかりと位置づけることが必要であります。
 また、策定後は、早期の事業化に向けて、地元の方々による自らのまちづくりのための具体的対応を期待するものであります。それらに対し、ともに考え支援してまいることはもちろんのことであります。
 以上であります。

◯議長(山岸君) 再質問を許します。
 13番 西尾英宣君。

◯13番(西尾君) 1点だけ再質問をいたします。
 日経5月11日号では、「CATV、現在黒字の事業者は2割と不振、業界の不振を見かねた郵政省は、営業区域制限の撤廃などの規制緩和を実施、産業界のCATVへの融資を一気に活発にした」と報道がありました。
 確かに、景気対策に乗っかって設備をしたが、あとは野となれ山となっても良いのでありましょうか。財政面では先ほど聞いてびっくりしましたが、開発銀行との融資は、1億5,000万円残って、さらに昨年、3億2,000万円借り入れをしたという答弁でございますが、私は市民の不安、疑問が多くあるということを申し述べて再質問といたします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) お答えを申し上げます。
 第三セクターは法人でございます。心配される向きもなきにしもあらずでございますけれども、出資者の一人として心配するわけでございますので、議場でとやかく言われる筋のものではないと私は思っております。その意味をお伝えを申し上げて、健全に運営されるようにお願いしたい、このように思っております。
 なお、この後、拡張するものについては、行政が主体でありますので、行政が借金をしている。その点ではまた、西尾さんからおしかりを受けるのかもしれませんが、とにかく市民の平等性、地域を含めて平等性を考えて敷設するわけですから、その点では御理解をいただきたい。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第1号から議案第39号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(山岸君) 次に、日程第2 消費税のいっそうの増税に反対し、3%に減税することを求める意見書の提出についての請願は、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(山岸君) 以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月8日から14日までの7日間は、委員会審査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、明3月8日から14日までの7日間は休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は3月15日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時10分 閉議



平成12年3月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成12年3月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 議案第33号から議案第39号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補
     正予算(第6号)外6件
     (提案理由説明)
  第2 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第39号まで、平成12
     年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を
     求めることについて
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月6日  午前10時01分  開議
   3月6日  午後 3時50分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 桂   政 樹 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 森 瀬 太七郎 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成12年3月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時01分 開議

◯議長(山岸君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(山岸君) 日程第1 議案第33号から議案第39号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)外6件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) おはようございます。
 ただいま追加提案をいたしました議案について御説明申し上げます。
 議案第33号から議案第38号までは、主として国の平成11年度第2次補正予算に伴う経済対策に対応して、一般会計、特別会計及び企業会計の補正を行ったものであります。
 補正予算の規模は、
  一般会計                  3億1,280万5,000円
  特別会計                  4億5,091万6,000円
  企業会計                  1億2,400万0,000円
となっております。
 まず、一般会計におきまして、歳出予算の増額補正の主なものとしては、
  地域情報化推進事業               6,202万1,000円
  在宅福祉対策事業                4,774万9,000円
  林業振興費                 2億4,666万5,000円
  土地改良総合整備事業補助            1,798万0,000円
  市道改良事業                  5,880万0,000円
  歩道新設事業                  4,600万0,000円
  起債元金償還金                 2,894万2,000円
などであります。
 地域情報化推進事業につきましては、国の2次補正予算による景気対策に呼応して、国・県の補助など有利な制度を利用し、ケーブルテレビ施設を市内全域に整備するものであり、事務事業の効率性を考慮し、砺波広域圏事業で実施しようとするものであります。
 また、減額補正の主なものとしては、
  事務電算化推進事業               2,840万0,000円
  中山間地域総合整備事業             1,381万1,000円
  砺波総合運動公園建設事業            6,200万0,000円
  公営住宅建設事業                9,075万0,000円
などであり、精査のうえ計上したものであります。
 これらの財源といたしましては、
  地方交付税                 1億0,482万9,000円
  国庫支出金                   4,746万1,000円
  県支出金                    9,913万4,000円
  寄附金                     1,000万0,000円
  繰越金                   3億4,165万2,000円
  市債                    1億1,600万0,000円
などを増額し、また
  分担金及び負担金                  630万0,000円
  繰入金                   4億0,000万0,000円
などを減額しようとするものであります。
 継続費につきましては、新栄町団地建替事業費の確定により総事業費を減額補正するものであります。
 債務負担行為につきましては、出町小学校建設事業に伴う用地取得をするため、新たに追加するものであります。
 また、地方債につきましては、事業内容の変更等により限度額を増額するものであります。
 特別会計におきましては、砺波市国民健康保険事業特別会計など3会計について所要の補正を行うものであります。
 国民健康保険事業特別会計につきましては、保険給付費、老人保健拠出金等を増額するものであります。これらの財源として、国庫支出金、一般会計繰入金、繰越金等を増額し、基金繰入金を減額するものであります。
 老人保健医療事業特別会計につきましては、医療諸費を増額し、この財源として、支払基金交付金、国庫支出金等を充てるものであります。
 下水道事業特別会計につきましては、下水道事業費を増額するものであり、この財源として、国庫支出金、市債等を増額するものであります。
 また、地方債につきましては、事業内容の変更等により限度額を増額しようとするものであります。
 また、企業会計におきましては、水道事業会計及び病院事業会計について所要の補正を行うものであります。
 次に、議案第39号につきましては、砺波市立出町小学校建設用地として、砺波市土地開発公社より土地を取得するため、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議のうえ、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(山岸君) この際、暫時休憩いたします。

 午前10時06分 休憩

 午前10時51分 再開

◯議長(山岸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◯議長(山岸君) 日程第2 市政一般に対する質問並びに議案第1号から議案第39号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びにただいま議題となっています案件に対する質疑を行います。
 通告により、発言を許します。
 14番 宮木文夫君。
  〔14番 宮木文夫君 登壇〕

◯14番(宮木君) 私は、自由民主党砺波市議会議員会を代表して、本定例会に提出されました平成12年度砺波市一般会計、特別会計、企業会計をはじめ、ミレニアム2000年という節目の年に当たり、当面する諸問題について、安念市長に質問と要望、若干の提案を申し上げます。
 本定例会は、我々議員にとって4年に1度の意義ある節目のある議会であります。砺波市民の代弁者として真剣に議論を交わし、より良い砺波市を、まただれもが住みたいという砺波市政を目指したいと思います。よろしくお願いをいたします。
 安念市長は、施政方針でも述べられましたが、市長就任3年目を迎えられ、任期後半に入っているわけであります。その間、私たち議会とも、また自民会とも、議論や審議を充分に積み重ねてきたところであります。そのあらわれとして、固定資産税の0.05%の引き下げ、国民健康保険税資産割の見直し、水道料金口径基本料など公共料金の軽減、乳幼児通院費の助成、下水道マップの見直し等々、一定の成果があらわれております。それは、議会最大会派である我が自民会と常に連携を密にした結果だと評価をいたすところであります。
 今日、日本列島は、21世紀という新世紀を目前に、未曾有の経済的不況から脱却するため、小渕内閣総理大臣を先頭に、景気回復に懸命であります。政府は昨年暮れ、平成12年度予算大蔵原案を臨時閣議に提出され、一般会計84兆9,871億円、ごろ合わせでは「春よ来い、花いっぱいの日本経済予算」とも言われ、2年連続の積極型予算を示され、一般会計平成11年度当初予算比3.8%増と過去最大予算であり、政策的経費に重点を置き、一般歳出も同じく2.6%の48兆914億円を確保し、今年後半の景気回復に向け積極財政を継続したと言われております。私たちも、一日も早い景気回復を期待するものであります。
 一方、富山県では、平成12年度予算案6,100億1,828万円を計上、11年度当初予算比1.2%減で、5年ぶりのマイナス予算であり、4年連続緊縮予算となっています。
 このような財政事情の中で、我が砺波市の平成12年度一般会計予算案161億9,000万円、前年度当初予算に比べ2%増、特別会計74億7,130万円、対前年比0.6%減、企業会計156億3,750万円、対前年比27.5%増となっております。平成12年度砺波市予算総額392億9,880万円、前年度に比べ36億5,250万円、10.2%増となっています。景気の低迷で所得が減少し、また法人税の引き下げ等で恒久的減税影響額2億4,100万円、市税不足分1億1,845万1,000円の減額にもかかわらず、限られた財源の中で知恵を絞り、福祉、教育、環境施策、産業の育成分野で21世紀の砺波市政の方向を示した積極型予算と受けとめ、また今年は2000年とやま国体の開催、介護保険制度スタートの年でもあり、砺波市第7次総合計画素案づくりの年でもあります。21世紀へ羽ばたく飛躍予算であると評価をするところであります。
 昨年9月、我が自民会が、砺波市12年度予算に対する13項目の要望、また昨年暮れに市内各地での身近な市民要望として申し入れましたところ、精力的にその意を酌んでいただき、感謝を申し上げます。
 12年度砺波市会計歳出予算を項目別で主な事業を見た時、総務費の中では、2000年とやま国体開催事業に2億3,669万円。民生費では、県内初めての試みである幼保一体化の北部保育所施設整備事業3億5,170万円、砺波地方介護保険組合負担金2億2,168万円、5歳未満児通院医療費助成3,048万2,000円。衛生費では、合併処理浄化槽設置事業補助2,220万円、ダイオキシン対策の一環として排ガス高度処理及び灰固形化施設整備事業負担金2,911万円。商工費では、小口事業資金預託金の増額2,000万円、日蘭交流400年の節目のあかしとして、またリッセ市との姉妹都市国際交流のシンボルとして、オランダ風車設置事業2,430万円。農林水産費では、畜産再編総合整備事業補助金1億2,080万円、中山間地域等直接支払補助111.5ヘクタールを見込んで1,812万4,000円。土木費では、杉木土地区画整備事業初年度として3,000万円、既設公営住宅改善事業(高道)3,770万円。教育費では、出町小学校建設事業総額23億6,000万円のうち12年度割6億3,109万2,000円と、用地費総額で14億2,286万円、うち12年度用地費5億6,436万円。企業会計の病院事業では、砺波総合病院増築工事費41億3,661万円が計上されております。砺波市政としては、21世紀に向けての大型プロジェクト予算であります。議案の細部については、付託常任委員会で慎重に審議を尽くしていただきたいと思います。
 私はここで、通告してあります5点についてお伺いをいたします。
 その第1点は、5歳児未満の通院医療補助について述べてみたいと思います。
 我が自民会では、昨年9月に、砺波市12年度予算に対する要望書7)の項に、通院医療費の無料化を要望したところ、市当局は、5歳児未満すなわち4歳児までを補助対象に予算化をいただきました。富山県政予算から見ても誠に時宜を得ていると、感謝を申し上げる次第であります。
 一方、視線を県下各町村部に向けた時、大部分の町村は未就学児まで補助枠を広げております。一方、砺波市でも、未就学児まで通院医療費補助を見込んでも、約1,500万円程度の事業費を見込めば可能だと試算をしています。
 安念市長、かわいい孫たちのためにも一肌脱いで、未就学児までの通院医療の補助制度を早期に確立し、決断をいただきたいと思います。御所見をお伺いいたします。
 質問の第2点は、4月1日からスタートする介護保険制度についてお伺いをいたします。
 富山県厚生部は、県内10保険者(5市5組合)の65歳以上の第1号被保険者の月額平均保険料(加重平均)を発表、県内平均保険料月額2,921円となり、格差482円におさまったと発表されました。我が砺波地方介護保険組合では、昨年の試算より32円安く、2,800円と決まりました。県平均月額より121円安く計算されております。
 さて、介護保険制度を利用する人たちの希望、そしてサービス供給量に対してのケア体制はどうなっているのか、認定申請は3月末まで何人ほど見込んでいるのか、在宅サービス利用者のケアプラン作成は4月1日までに間に合うのか、お伺いをいたします。
 質問の第3は、合併浄化槽の取り組みについてお伺いをいたします。
 12年度予算では、設置補助費2,220万円計上されております。浄化槽は家族の人数によって容量も決まってくると思います。当局では今年何戸を見込んでいるのか。庄西地区の10年以内に施行見込みの第1次幹線区域の中で、立地環境等でやむなく合併浄化槽を設置しなければならない箇所と、第2次幹線区域(10年以上施行できないところ)の合併処理浄化槽の補助率の明確化と負担金の明確化が必要と思います。下水道マップに記入してある栴檀山地区の場合も同様、補助率と負担金の明確化、相違等についてお伺いをいたします。
 質問の第4点目は、CATV(ケーブルテレビ)についてお伺いをいたします。
 砺波広域圏(1市5町4村)ケーブルテレビ敷設エリア100%化するため、我が自民会の中でも議論を交わし、各地への研修や専門の先生、講師を招き研鑽を積み重ね、その必要性を実感してきたところであります。平成10年度の3次補正で、となみ衛星通信テレビ(TST)が、事業主体として採算性が図れる平野部7市町村約64%エリアを拡大をしたところです。残り五箇三村と丘陵部等に導入し、エリア100%を目指し、県を通じ国に要望してきたところであります。既に広域圏議会では総事業費26億8,315万1,000円を計上、事業費割として市町村に配分されました。砺波市配分6億6,885万円であります。
 ケーブルテレビの活用は、テレビ的使い方(片方向)で映像を数多く視聴する多チャンネル化のみの利用ではなく、今やインターネット的使い方(双方向)の時代に入っている今日、行政、保健医療、商工農のあらゆる産業に幅広く活用し、21世紀を見越した一大事業であると思います。事業費も、広域圏では26億8,000万円余りであり、地元負担軽減のため当局も大変努力しておられます。我が自民会でも、補助を国に要望してきたところであります。その後の現状をお伺いいたします。
 質問の第5点は、2000年とやま国体成功に向けてお伺いをいたします。
 去る2月19日から22日までの4日間、秋篠宮殿下御夫妻を迎え、冬季とやま国体が開催されました。最初、雪不足と心配されましたが、県民の願いが天に通じ、見事な国体であったと、きょう取材に来ておられます各紙、テレビに報道されました。歓迎のイベントも、長野冬季オリンピックを思い起こすように大変感動し、心温まる見事な大会であったことは、私たち県民の誇りであり、喜ぶところであります。
 砺波市では、夏のボウリング、秋にはバスケットボール、軟式野球、ラグビーフットボール競技が開催されます。当市でも2000年とやま国体実行委員会を組織され、受入準備体制も進行中と思います。「一期一会」のことわざのごとく、真心のこもった歓迎をすべきだと私たちは思っております。現在の準備状況、宿泊施設対策、催し、もてなし計画等についてお聞かせ願います。
 次は、21世紀の課題として3点お伺いをいたします。
 その1は、教育改革についてお聞かせ願います。
 連日の新聞、テレビ報道を見聞する時、無残にも子供を殺したり、人を傷つけたり、家に放火したり、警察官が平気でうそを言ったり、また金目当ての宗教がまかり通ったり、数々の凶悪が横行しています。今日ほど世の中が乱れ、不安が募り、自己中心から何でも他人に頼る依存型へと変わってきています。日本の歴史の中で、こんな道徳も倫理も低下している時代はあったでしょうか。これが戦争に破れ55年たった日本の現象であります。今こそ日本国民の一人一人が自覚をし、教育の軌道修正をしなくてはなりません。
 去る2月13日の各新聞広告欄に政府広報として、内閣総理大臣小渕恵三、文部大臣中曽根弘文の名前で、「21世紀を担う子供たちのために、教育に関するあなたの意見を聞かせてほしい」という見出しであります。その記事の中には、「教育は国家百年の計」と言われますが、2000年を迎えた今年は「百年の計」を作成するにふさわしい年であると述べておられます。まさにそのとおりだと思います。
 また、小渕内閣総理大臣は、今年の年頭に際し、日本の明るく希望に満ちた将来の姿として、5つの未来を述べておられます。その第1に「社会の未来」、新しい時代に新しい社会の構築が必要であること。第2に「子供の未来」、第3に「女性の未来」、第4に「高齢世代の未来」、第5に「日本の未来」、これこそ21世紀に課せられた問題であり、提起であります。子供の未来についての考え方であります。
 子供の教育は、今までのように一方的に知識量を重視するのではなく、確固たる基礎知識を土台に、自ら考える力、自ら表現する力の重要性を求めております。今こそ教育のあり方を大胆に見直すことの必要性を強調しておられます。しかし、現実は、「言うは易し行うは難し」のごとく、どう実行に移し実践していくのか、これまた大変な事業だと思います。安念市長はどのように思い、考えておられるのか。
 1.教育の基本理念の根本をどこに置くのか。2.学校、家庭、地域社会の役割はどうか。また、成人になってからの生涯学習の推進はどうあるべきか。3.個と公、すなわち自分個人と公の場、団体の場についてどのように考えるべきか。4.砺波市の教育改革を今後具体的にどう推進すればよいのか、現時点での率直な御所見をお聞かせ願います。
 21世紀の課題、2番目として、近い将来、砺波広域圏統一の機運が高まると推測いたします。その前段として、一部事務組合の統一が先決だと思います。今、砺波広域圏一部事務組合を大まかに見る時、広域圏事務組合、クリーンセンターとなみ、砺波広域消防本部、砺波広域水道企業団、砺波広域農業共済組合、砺波地方介護保険組合、砺波地方衛生施設組合等々があります。砺波広域圏1市3町1村あるいは1市5町4村、そして2市6町4村で組織されております。今言われております事務の簡素化や経費の節減、そして自治省で推進を促している市町村合併などに鑑み、広域事務組合を統一すべきと思いますが、広域圏管理者として、リーダーとしての砺波市長の考えをお聞かせ願います。
 21世紀の課題3として、高規格幹線道路である東海北陸自動車道の全線開通に伴い、地域開発と対応策についてお伺いをいたします。
 東海北陸自動車道一宮ジャンクションから小矢部砺波ジャンクションまで185キロ、全線開通は平成16年度頃かと聞いております。私たち砺波地方に住んでいる者としては、北陸の長い冬から春を待つかのように、一日も早く全線の開通を待ち望んでおります。全線開通をすれば、21世紀に向けての経済的、商業的、観光的、産業の波及的効果や労働力の流通、ものの考え方、ものの見方の変化など画期的な変革が予想され、期待されます。しかし、現実に向けての対応策、将来に向けての展望、ビジョン等、課題も山積しています。全線開通まで4、5年であります。砺波市の対応、砺波商業圏の対応、工業や流通機構の対応などたくさんあると思います。それらに向けての砺波広域圏の準備体制あるいは受入体制はどうなっているのか。もし、遅れたり、対策が間違っていたら、砺波市の発展に悪影響を及ぼすと思います。砺波広域圏のリーダーとして、安念市長の御見解をお聞かせ願います。
 最後に、21世紀こそ我々の住んでいる地球から争いの戦争がないことをお祈りし、世界中の人々が手を取り合って平和な世紀になることを念願し、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 宮木議員の代表質問にお答えをいたします。
 予算編成方針につきましては、提案理由でるる述べたところでございますが、評価をしていただき恐縮に存じております。執行に当たりましては全力を尽くしてまいりたい、このように思っている次第でございます。
 中でも、第1点は、5歳児未満の通院医療費についての要望と受けとめました。最近、当市の出生数を見ますと、おかげさまで増加傾向にございまして、年間約400人前後になっておりますことを喜んでおるところでございます。今後とも安心して生んでいただき育てる環境づくりが肝要だと、このように思っている次第でございます。
 このたびの支援の一つといたしましては、従来は3歳未満児が無料化であったのですが、御存じのように県が3歳児まで面倒を見ようと。明確な要綱等はまだ来ておりませんけれども、新聞発表されたわけでございます。したがいまして、私は計画以上に1歳延ばしまして5歳児未満、このように予算措置をさせていただいたわけでございます。
 議員さんがおっしゃいますように、確かに町村等では未就学児全体をカバーしようという機運がございますことは、私も存じているわけでございます。そこで、私に決断を迫られたわけですが、当市としては、計画的に、段階的に引き上げ等をいたしたいと思っているところでございます。今後、要望に応えてまいるように考えておる次第でございます。
 次に、介護保険について申し上げます。
 先般、砺波地方介護保険組合の議会で、事業計画並びに予算が議決されたわけでございます。中でも1号保険料の基準額は、年額3万3,600円で、月額に直せば2,800円となりました。宮木議員さんも御指摘のとおり、県内でも低い額となっておると思っておる次第でございます。この保険料の算出根拠となっておりますのは、今後3年間の事業量、施設あるいは在宅とも充分それに応えられるサービス、そのことも含めて計画をいたしておるわけでございます。
 また、心配されておりますケアプランにつきましては、認定者のうちまだ3割しかきていない。そんなことで心配をしておりますが、プラン作成には今懸命に努力をいたしております。各施設や在宅介護支援センターのケアマネージャーに全力で取り組んでいただいておりますので、4月1日には間違いなくスタートできるように今拍車をかけておりますので、御心配の面、努力してまいりたいと思っております。
 次に、合併浄化槽等の取り組みについて申し上げたいと思います。
 新しい年を迎えるに当たりまして、提案理由でも申し上げましたが、補助事業として合併浄化槽を取り入れたい、このように考えておるわけでございます。これにつきましては、議員さんもおっしゃいましたように、10年以内に整備が見込めない地域につきましては、一般的に小矢部幹線区域と言っているわけですが、そこの地域につきましては、合併浄化槽の補助金を見込みたいと思っておるわけでございます。それで、年間設置は幾らぐらいかということでございますが、正確に把握しておりませんけれども、8人槽で40基ほどまず見込んだらどうかということで予算計上しておりまして、これがもっともっと多くなるということになりましたら、厚生省等へ働きかけまして増加をするように、このように思っておるわけでございます。
 実は、先般、住みよさランキング3位という指標をいただいたわけですが、その中で偏差値の悪いのは下水道なんです。あとは全部、砺波市は上位にあるわけですが、下水道がちょっと悪い。したがいまして、小矢部幹線ができないということになりますと、広域の用水等についての汚濁もございますので、ぜひ設置をしていくことが大切ではないかと思っておる次第でございます。少しずつながら快適環境をつくっていくということも大切だと、このように認識をいたしております。
 それから、この補助金は、合併処理浄化槽設置費用のうちの4割を国、県、市が3分の1ずつ負担をして皆さん方に交付するものでありまして、ぜひ活用を願いたいと思っている次第でございます。
 それから次に、庄川幹線区域内の補助、負担についてですが、今、油田方式の特環方式でいこうと思っておりますが、何とか10年以内に見込みたい、このように努力をいたしております。ただ、補助とか起債とかというのがございますので今年は大変いいし、小渕総理も大枚予算を計上されたわけですが、ただし、明年度あたりから緊縮財政になりますと、なかなか補助も来ないということになりますので若干心配をしておりますが、私どもの計画としては、何とか10年以内に実施したいと思っております。
 幾つもやり方はあるんですが、そのうち特に路線を張ることによってものすごく高くつくという地域があるわけです。このことについては、地元の皆さんとよく話し合いながら、自治省方式も一つあるのではないか、こんなことも実は考えております。したがいまして、そのようなことを地元とよく話をして、地域一体になってやってもらうことが、その圏域内の快適環境を守ることになるのではないか、このように私は思っています。
 そこで、御指摘の栴檀山地区については、マップで示しましたとおり2つの方法があると思います。1つは個々に設置されること、もう1つは特定地域生活排水処理事業方式というのがございます。地元でそのことについて御協議をいただいておりますが、特に栴檀山という特殊なところでございますので、その2つの方法のうち、できれば一体となってやっていただくということがいいのではないか。そこで、他の農集だとか、あるいは特定環境だとか、あるいは公共下水道、いろいろございますが、それらの方法と均衡を保つようにしなければいけない。ただし、今申しましたように特殊事情もいろいろございますので、地元と充分協議をしてまいりたいと思っております。その際には、議員さんによろしくお願いを申し上げたいと思っております。
 次に、CATVについてでありますが、議会の皆さんからも全地域をカバーしろという強い要望がございまして、郵政省へ議会の皆さんも陳情いただきました。おかげさまで2次補正で予算付けになったわけであります。そして、宮木議員さんから幅広い企画案なども提案をされましたが、先日からこのことについて、助役に、自治省、郵政省へそれぞれ交渉していただいております。したがいまして、この項につきましては助役から後ほどお答えを申し上げたい、こう思っております。
 次に、2000年とやま国体について申し上げます。
 国体の開催に当たりましては、市民総参加により手づくりで温かく心のこもった歓迎をして、遠来の選手・役員の皆さんに喜んでいただける、そして心に残る大会にいたしたい、このように思っておるわけでございます。そして、地元の皆さんもよかったなと評価をされる、そのような運営をしてまいりたいと思っております。
 少し細かくなると思いますが、一、二、このことについて申し上げたいと思います。
 まず、歓迎装飾につきましては、市民運動。飾花プランター、手づくりののぼり旗を会場あるいは駅、沿道などに配置をすること。そして、各地区の皆さんに沿道等の除草とか清掃とかをお願いして、花と緑のきれいな砺波市であったということで、全市民の皆さんにお願いをいたしたいと思って、地区と調整をいたしておるところでございます。
 また、競技会場では、多くの市民の皆さんが温かい声援を送る。富山県の選手だけを応援じゃなくて、遠来の選手の皆さんもみんなで応援をしてあげる。スタンドいっぱいに歓声の起こるような体制づくりがいいのではないかと思っておりますので、地区の皆さんに半強制的に、「あんた、ひとつ沖縄を応援してください」「あんたとこの地区は北海道を応援してください」ということになるかもしれません。そのことにつきまして各地区あるいは学校の皆さんにも日程調整も含めながらお願いして、両方で応援して会場が盛り上がり、心に本当に残るような雰囲気をつくっていったらどうか、このように思っているところでございます。
 なお、宿泊関係につきましては、市内の11の宿泊施設へ泊まることになっております。おかげさまで砺波市にはホテル、旅館が多うございまして、選手を全部受け入れすることができます。なお、ほかの町村では、民泊をするような事態も実はあるわけでありますが、おかげさまで砺波市は民泊はないわけです。ベッド数等が多いわけですから、県のほうで調整をいたしております。そのことを含めて対応してまいりたいと思いますが、宿泊関係者の皆さんには、これから保健所などで接客や衛生管理について研修会があるようですが、ぜひ参加をしていただいて、健康上不安のないような宿泊先になっていただきたい、このように願っておるわけでございます。
 それからまた、開始式がございます。その開始式につきましては公開演技などを考えておりまして、児童生徒のマスゲームあるいは伝統のある太鼓、加えて民謡の団体等がございますし、女性団体による踊りあるいは新体操などの申し出もございますので、それらを調整して企画してまいりたい。このことについては専門部会でもよく話をしていきたいと思っておりますが、なおお気づきの点がいろいろございましたら、御連絡をいただいたり、あるいは注意をしていただければありがたい、このように思っております。
 次は、21世紀の課題ということで大上段で質問されまして、私も困惑をいたしておるわけでございます。
 まず、教育論を述べられたわけですが、私も同感をいたしておるところであります。小渕総理も、先般、教育改革国民会議を発足されまして、教育問題担当補佐官を任命されて、積極的な教育に対する姿勢を示されたわけでございます。したがいまして、今の社会情勢の中でやっぱり必要なのは教育ではないかということで、私も同感をいたしておるところでございます。
 そこで、教育の基本理念をどこに置くのかと、一種の哲学的な質問でございますけれども、私は浅学の身でございますので合理的な理論は持ち合わせておりませんが、私の思いを若干申し上げます。概念的になると思いますので失礼するかもしれません。
 宮木議員さんも同窓の一人でありますが、私の母校の校訓、学校の規則といいますか、ベースになる校訓がございます。「道義為之根」であります。もう一つは「自彊不息」、それが2つの柱として、私ども高校生時代によく教えられたわけです。「道義為之根」は、道義は人間の正しい生き方の根幹である、このように教えられたわけでございますし、「自彊不息」は、自ら努め励むこと、平たく言いますと前へ前へということではないかと思っております。そのことを教え育むことだと、このように私は理解をいたしておるわけでございます。
 次に、学校、家庭、社会教育の役割と生涯学習の推進ということでございます。
 今日の教育の根本的な問題の解決は、学校教育だけでは成果が上がらないと私は存じております。したがって、教育基本法も今後見直されると思っております。学校、家庭、社会の三者ががっちり組み合ってスクラムを組むことが大切だろう、このように思っております。よく言われることですが、宮木議員さんからも指摘ございましたように、知識だけの時代ではない、知恵の時代だ。知識を追うばっかりに、超エリートがモラルを欠くような事態になるのではないか。そういう意味での学校教育なども考え、それをカバーするのが家庭であり、社会教育である。したがいまして、3つでスクラムを組むというのが大切だと、このように理解をいたしておるわけでございます。
 そこで、中学校で「14歳の挑戦」を先般やられたわけですか、大変有意義なことだと思っておりますし、これを受け入れていただきました事業者の皆さんにも、私は感謝をいたしておるところでございます。これから週休2日制の時代を迎えます。ますます家庭と社会が一体となることが必要だろうと思っております。また、社会ではそのための生涯教育を推進することだと、このように思うわけでございます。
 次に、また大変難しい質問があったわけですが、個と公についてどう思うかということでございます。
 私の思いを申し上げますと、私は戦前、戦中、戦後の教育を受けてまいりました。戦後の教育で、自己責任の教育が若干おろそかになったのではないかと感じております。ただし、個性の尊重、個性を伸ばすことも、私は大切だと思います。個人の好き勝手にさせるという誤った考え方を持ってもらっては困るわけでございます。近ごろ、情報化社会になりまして、情報だけに頼る。情報通信が発達したわけです。ある人は「電子個人主義時代」とおっしゃっているわけです。恐らくこれからそういう時代が来ると思う。ただし、これには、情報は行き届きますが、情緒というのは全然行き届かないんです。心が相手に届かない。それでいいのかどうか、私はそのことを心配をいたしておるわけでございます。個人も社会の一員でございます。大きくは日本の国の一員である。もう一つ大きくは、地球の中の一員であるということも認識をしていただいて、責任の持てる個の確立が大切ではないか、このように思っておるわけでございます。御批判もあるかと思いますけれども、そのように思う次第でございます。
 次に、教育改革についてでございます。
 砺波市は、文部省に先駆けまして心の教育を進めているところでございまして、教育委員会でもさらに取り組んでいただいております。教育改革というものではないかもしれませんけれども、私の取り組む方向としては、まずふるさとの自然を理解すること、それからふるさとの環境を大切に守ること、自然と人間の共存を実践できる教育に努める、そういう方向がまずあるのではないかと思っております。その次は、他とのかかわりの中で協力し合って逞しく生きる子供たちを育成したい、このように思っております。1つは、自分の生まれた地というものをまず理解をして、郷土というものを認識してもらう。そして、2つ目は友達同士のつき合いを切磋琢磨することによって正しい人間性が生まれるのではないか、こんなことなどを思っております。
 もう1つは、欲を言えば、知識も大事でございますが、創造的な人間になっていただくように、そういう雰囲気づくりを学校でもつくってもらってはどうか。21世紀はものすごく輻輳した時代になると思います。しかも、情報化がものすごく発達をする。その中にあって、創造的な人間というのが大事ではなかろうか、このように思います。
 したがいまして、今度、北部幼稚園に隣接して保育所を建てるのも、幼児から教育をしなければいけないのではないか、このように思いまして、幼保一元化、そして幼稚園、小学校、中学校の連携を図っていくために、教職員にもよく研修をしていただいて、若干誤っているかもしれませんけれども、私のものの考え方も入れていただいて、先生方にも勉強していただきたい、このように思うわけでございます。
 いずれにしましても、先ほども申しましたが、教育基本法も見直されると思いますけれども、その前に、回答になったかどうかわかりませんが、私自身の一つの教育改革の柱の考え方を申し上げたわけでございます。御理解をいただきたいと思います。
 それから次に、砺波広域圏の統一ということで御質問があったところであります。
 このことについては、昨年7月16日、市町村合併特例に関する法律が改正をされて通ったわけであります。自治体の広域化、合併論議がさらに高まってまいりまして、自治省もこのような指導方針を打ち出したわけであります。広域化、合併の必要性につきましては、交通や情報手段の発達により住民の生活圏が急速に広がりを見たわけでございます。そんなことや、あるいは福祉や教育や環境対策、バランスのとれた行政サービスの向上が求められておるところでございます。
 例えば環境対策にしても、この村では火を燃やしてダイオキシンを出している。砺波市は、ダイオキシン制御のために、一生懸命分別収集をお母さん方にお願いをして焼却場へ持っていく。そうしますと、片一方は一生懸命やっても、小さい村はできないということで放置しておきますと、全体が崩れる。その意味では、行政を一本化する。それから、情報化によって物すごくスピーディーになった。それから業務も大きくなったわけです。そのことを考えますと、おっしゃるように私は統一という方向があってもいいのではないか、そのように思っておるわけであります。
 そのようにスケールメリットを生かすということになりますと、行政経費も軽減になると思います。そのことは住民負担の軽減にもなるわけでございますから、宮木議員さんもおっしゃったとおり、そのような方向で私どもも合理的になることを願っておるわけでございます。
 ただし一方では、合併によって、住民の帰属意識といいますか、自分の地域のことを余り考えられなくなるのではないか、地域コミュニティも薄れるのではないか、そういう危惧もあると思います。そのことにつきましては、今度の新しい町村合併法では、市町村区域ごとに地域審議会を法的に設けることができ、そこでの提案とかいろんな議論をされたものについては言えるというような方式が新しく打ち出されましたので、帰属意識の薄れや、私どもの集落は疎外されるのではないかという心配は、その面ではなくなるのではないかと思っておるわけでございます。
 いずれにしましても、市町村のあり方に関する重大な問題でございます。ただし、国が示しております合併の推進方針、合併の要綱などを充分見極めながら、圏域内の町村の皆さんにもそういう動きも若干ございます。関係団体とも充分議論しながら進めさせていただきたい、このように思っておるわけでございます。
 具体的には、まず私は、その意味で、提案理由でも申し上げましたが、砺波広域圏内の農業共済組合を統合することは、一つの経費削減、農家負担の解消にもなると思っておりますので、議員の皆さんの御支援、御協力を賜りたい、このように思うわけでございます。
 次に、東海北陸自動車道の全線開通に対応する問題でございます。
 このことにつきましては、先の議会でもいろいろ質問のあったところでございまして、私の所見も申し上げておったところでございますが、この路線は平成17年に予定されております愛知万博を目指して開通するということを聞いておるところでございます。本線が開通いたしますと、ずいぶん時間的に短くなります。今4時間から5時間かかるものが、2時間半ぐらいで名古屋市まで行くということになりますと、1日交通圏になります。そんなことを考えますと、企業の進出や、あるいは雇用の創出や、あるいはまた企業へのメリットも増加するのではないか。そして、観光客も多くなるように思っておりますし、チューリップフェアなども、中京圏からたくさん来ていただけるのではないか。そういう意味では、波及的効果が多分にあるように思っておる次第でございます。したがいまして、砺波市は北陸の玄関口になります。そのことを考えて、受け皿づくりをいたしたいと思っておるわけでございます。そのためには、それなりに地方も頑張らなければいかん。受け皿としては、出町の皆さんに土地区画整理事業などもしていただきました。そういう意味での受入体制もできているわけです。
 なお、議会でも要望のございました工業団地、企業団地なども考えてはということで、県とも話し合いをし、通産の許可を得てやったらどうかということで、少し時間はかかると思いますが、そのことも念頭にあるわけでございます。
 私は、経済効果は無論でございますけれども、住民生活における連携軸、21世紀のグランドデザインということですが、それも軸をお互いに保持をし合う、そういうようなことなど言われております。その意味で、山間地域と都市、となみ野の田園空間、これらが広域交流として期待できるのではないか。しかも、世界遺産とまで言われる散居村の空間を皆さんに見ていただいて、いいところだと認識してもらうことも、交流の場として大事ないいポイントではないか、このように思っています。
 したがいまして、今、県が中心となって計画づくりが進められております田園空間整備事業も視野に入れながら、北陸の玄関口として整備をするよう皆さんとともに頑張ってまいりたい、このように思う次第でございます。
 以上で、自民会を代表された宮木さんにお答えいたしましたが、質問中、種々御示唆や激励をいただきました。感謝を申し上げて、お答えにかえる次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 宮木議員の代表質問のうち、ケーブルテレビ事業の現状につきましてお答えを申し上げます。
 ケーブルテレビ事業の整備につきましては、最も有利な助成制度を活用して整備を図るということで、先ほど議員の御質問の中にも、また市長からもお答えしましたとおり、平成10年度の3次補正を活用いたしまして、となみ衛星通信テレビ株式会社が大体60%余りの整備を図ったわけでございます。そのあと残りの未整備部分について、どのように整備を図っていくかということで模索をしておったわけでございますが、本年度の国の2次補正におきましても、ケーブルテレビの整備につきまして、景気対策といたしまして助成があるということで、郵政省そしてまた自治省にお願いをしてきたところでございます。
 当初、郵政省、自治省へお願いしておりました案は、TSTの伝送路の頭につなぎまして、未整備部分を自治体広域圏で整備をいたしまして、それをTSTに貸与するという形で整備を考えておったのでございますけれども、それでは自治体の自主性が薄いというふうな御指摘も受けたわけでございまして、どういう形で自治体が主体性を持って事業を展開するかということで、実は今検討をしているわけでございます。これらにつきましては、当然、砺波広域圏事務組合の理事会で御協議をされ、そして議会にもお諮りいただいて決定をされるものというふうに考えるわけでございますが、現在考えております事務局案を申し上げますと、砺波広域圏事務組合で残りの未整備部分につきまして行政放送を主体にした形でケーブルテレビの免許を取得して、その行政放送につきましてはTSTエリアにも流す。そして、TSTが持っておりますところの再放送送信部分につきましては、事務組合のところに流してもらうということで、市民の皆様方には、どちらのエリアにおきましても格差のない同じような放送が流される、また利用料金、加入負担金等も同一の形で進めるというふうなことで、現在考えておるわけでございます。このようにいたしますと、自治体の自主性というものが出るわけでございまして、こうした場合には、有利な郵政省の補助制度、そしてまた自治省の補正予算債の対象になるということでございまして、現在広域圏の事務組合等で検討していただけるような案等を作成しているわけでございます。今いろいろと交渉しております経過から申し上げますと、郵政省の補助並びに自治省の補正予算債の許可はいただけるものというふうに考えておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、議員の御質問にもございましたように、整備だけがすべてではございませんで、このケーブルテレビの整備を図りまして、行政がいかに活用をするかということが大きな課題でございまして、このことにつきましては11年度の予算でもいろいろと勉強させていただいたわけでございます。整備が図られれば、当然そのようなテレビ的活用、またインターネット的な活用というものを図ってまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時54分 休憩

 午後 1時02分 再開

◯議長(山岸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき順次発言を許します。
 10番 堀田信一君。
  〔10番 堀田信一君 登壇〕

◯10番(堀田君) 3月1日に3月議会が始まったわけでございますが、安念市長の新世紀に臨む施政方針、提案理由説明、迫力のあるそしてまた責任感のある提案理由の説明であったと、私は高く評価をしているのでございます。
 また、今回、企業会計等の手当も勇断をもって約1,600万円余りを上程されないとか。また、宮木議員の代表質問にもございましたように、広域圏の共済組合の広域事務組合への合併等の指示も出されたようでございます。そういう意味で、非常に私自身も今の時流に乗った、そして先を見通した方針ではないかと思っているところでございます。
 さて、先の12月議会でもまちづくりは人づくりという観点から、市の職員の方々の研修等も含めた質問もさせていただいたところでございます。特にこれからのまちづくりは、まさに都市間競争そしてまた地域間競争に突入をするわけでありますが、その中で、地方分権の中で、やはり地方独自の特色のある政策をやっていかなければなりません。その意味で、市職員の方々の意識改革等も含めて安念市長はいろいろと手を打っておられると認識しております。
 先の12月議会では、職員の人事異動等につきましては、管理者からの内申を受けて人事を行ってきていると、このような答弁をいただきました。まさにこれは全国の大体の市町村では、都道府県をはじめそのようなやり方でやってこられたのではないかと思うわけでございますが、今までは3、4年しますと、じゃ次はここへ行ってくださいというようなことで人事の異動があったのではないかと思うわけでございますが、やはり十数年間、私は12年ぐらいが適当だと思うわけでございますが、若手の職員が市役所に入り、全体的な勉強を行った後は、自分自身はどういうところを伸ばせばいいか。自分はどういうところが得意なのか。こういうところに力を入れてみようというところを自己申告制をとるべきではないかと、私は提案申し上げたいと思うわけでございます。
 人間には長所もあれば短所もあったり、得手不得手もあります。そういうところでやる気を起こさす。そしてまたプロ集団化を目指す意味においても、私は大変こういう施策は大事なことではないかと思っております。人間というのは、評価等でもどうしても減点主義になりがちでありまして、長所を言わずに欠点を指摘するというのが世の常であります。それもそうかもわかりませんが、その人の良さを発見して、そしてその良さを評価していく、そういう意味におきましては、私は評価制についても同時に取り入れていくということも大事ではないかなと思っているところでございます。
 埼玉県所沢市では、自己啓発支援の評価制等も導入したり、また千葉県柏市でも部下育成のOJTの推進等の中で、管理上司と職員との個人面談をしながら職員の良さを発見して伸ばしていくというやり方をとっているのであります。この点につきまして、安念市長はどのように今後お考えになるのか、この提案について御所見をお伺いしたいと思います。
 次に、市の公共物についての管理についてお伺いしたいと思うわけでございます。
 今までは、工事請負契約の中では、瑕疵担保とか経年検査というような制度の中で請け負った業者の責任、それからまた、チェックは1年ないし2年で建物の検査が行われてきたということでございます。私は、これからの時代、国、県、市町村とも大変厳しい財政状況の中で、市民の血税で建築物をつくっていくに当たって、その建物を長く維持管理をしていくということが大変大事なことではないかなと、このように思っております。
 これについては、設計を請け負った設計業者そしてまた建築等を担当した現場責任者、そして管理者の三者が、1年に1度がいいのか2度がいいのか、専門的な見地の中で建物の維持管理をやっていくということが大変大事でないかというふうに思うわけでございます。特に総合病院とか、出町小学校関係も出てくるわけでございますが、専門の目から見て、そしてまた業者の皆さんも、努力をしてすばらしい建物を建てられた時には思い入れというものがあると思うわけでございますが、そういうところにつきまして、どういう考え方を持って今後臨んでいかれるのか、今井助役さんからお伺いしたい、このように思っているところでございます。
 次に、田園空間構想における地下水の位置づけについて、安念市長からお話をいただきたいと思うわけでございます。
 この田園空間関係につきましては、安念市長も大変力を入れていただいておりまして、感謝をいたすわけでございます。先の議会でも、中沖知事にも自分なりのビジョンをお述べになっておられます。
 となみ野の散居村を維持する散居景観とか、屋敷林の保全関係とか、こういうようなところに力点を置いていろいろと県のほうもやっておられます。なお、御存じのとおり、当市また城端町でも地元のアナウンサーやいろんな方々が出られてのイベントもなさいました。これはTSTを通じまして、砺波広域圏の皆さんに報道もされたところでございます。
 私は、その中で特に考えていただきたいのは、地下水の保全でございます。この地下水がどうしても今までのいろいろな事業の中から三方コンクリート等でふさいでしまうということで、どうしても地下への浸透が少なくなるというようなことが出てきたのではないかなと、このように思います。これにつきましては、一級、二級河川等は底打ちをしておりませんが、用水路等は底打ちをしているということでございます。しかし新たな視点で下の底打ちを、例えばくり石等で工事をし、地下浸透させていくということも、これからはこの砺波の散居村を守っていくうえでも、こういうことも検討していくべきでないかと私は感じております。これにつきまして、安念市長のお考えもお聞かせいただきたいと思います。
 私自身も、出町小学校の建設等で、ビオトープの大切さと申しますか、自然の大切さと申しますか、この辺も力を入れていくべきではないかということも学んできたところでございます。私どもも、小さい時は、春になりましたら小川のせせらぎの音がして、そしてまたドジョウをとったりシジミをとったり、またカニをとったり、いろいろ自然とのふれあいと申しますか、そういうものがあったんですが、今の子供たちにはそういうものがないのであります。どうかこういうようなところもぜひひとつ考えていただいて、今回の構想等にも取り入れを働きかけていただければ大変ありがたいと思っております。
 次に、NPO法人と介護保険についてお伺いをいたしたいと思います。
 NPOというのは、これにつきましてはアメリカ等が私は進んでいるのではないかと思うわけでございますが、アメリカあたりでは、もう十数年前から民間グループのまちづくりNPO組織を設置したりして、市街地の活性化にも成功してきたといういろいろな事例があるわけでございます。日本につきましては、95年1月の阪神・淡路大震災におけるボランティア団体の活躍をきっかけに、NPOの必要性が叫ばれてきたところではないかと思っているところでございます。
 特にこのNPOに関しましては、平成10年12月1日に、特定非営利活動促進法いわゆるNPO法が施行されたところであります。
 この特定営利活動とは、1つとしては保健、医療または福祉の増進を図る活動など12の項目に該当する活動を行う法人に位置づけされているところでありますが、生活の場として必要な地域社会の小さなニーズに対するサービスを営利目的に偏らず提供していくNPOの取り組みが注目されているところであります。
 宮澤大蔵大臣が、先の衆議院の予算委員会でも、不足が指摘されている介護サービスの担い手を確保する目的で、収益に対する優遇税制を創設することを表明されております。政府も充分に活動しやすい環境整備に努力をしていくということでございます。当市におきましては、高波地区で、となみ野農協の「ほほえみの会」が民間のデイサービスとして「そくさい館」を運営されているなど、ボランティアによる介護サービスの充実が図られているところでもございます。本年4月から実施されます介護保険事業の充実や、また現在の厳しい雇用環境に対応した雇用政策として、新たな雇用の場につながる可能性のあるNPOの設立に対する機運の醸成や行政支援など、インセンティブが必要でないかと思います。砺波市の現状をどのように掌握し、またその育成方法の支援の方法について、安念市長はどのような考えをお持ちなのか、お伺いいたしたいと思います。
 最後に、出町小学校の建設につきましてお伺いをしたいと思います。
 出町小学校に関しましては、新年度予算でも建設費といたしまして6億3,100万円余り、平成12年、13年、14年と3カ年にわたりまして23億6,000万円が計画をされております。また追加提案といたしまして、土地開発公社から14億2,000万円余りで土地を購入するというようことも上程されたところでございますが、特に出町小学校につきましては、プロポーザル方式といういろいろなやり方、今までのやり方でない方法で設計業者を選ぶ。そしてワークショップ的な形で子供たち、先生、地域、教育委員会の皆さんも一緒になって地域の学校づくりを一生懸命やろうというようなことで、実施設計についても着々と行ってこられたところでございます。今回示されます出町小学校の特色そしてまた特徴について、どのようなところに力点を置いて臨んでこられたのか、飯田教育長にお伺いをいたします。
 特に今回は、地域との連携とか、教育環境も週5日制等いろいろと変わってくるところでございますが、学校の果たす役割も変わってきているところでございます。このような見地からも、いろいろと対策を考えて設計をなされてきたところでございますが、その辺についてもお伺いをいたします。
 また、新しい学校ができることにつきましては、出町小学校の歴史もあるわけでございますし、また、出町という町の変遷もございます。こういうような古き良きものと申しますか、先人の努力と申しますが、そういうこともパネル等で展示をしていくべきではないかと思うわけでございます。
 その中で、出町が今日まで発展した西町では、竹内源造作の「なまこ壁」も一時大変な話題になりました。半分ほどが小杉町のほうにということでございます。竹内さんの生まれたところが小杉町ということで、小杉町のほうに贈られたと聞いておりますが、あとの半分の取り扱いについてもどのようなお考えをお持ちなのか、この辺についてのお考えをお聞かせ願いまして、私の一般質問を終わらせていただきます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 堀田議員にお答えをいたします。
 冒頭、先般の提案理由につきまして評価をいただきまして、恐縮をいたしております。なお、特色ある行政をやれという激励もいただきました。
 そこで、市職員の活性化について幾つか提案がありました。再度の質問でございますので、前段に私の所見を申し上げて回答としたいわけでございます。
 職員の活性化につきましては、今、民間経営が一生懸命合理化等をやっておるわけでございます。地方自治体におきましても、住民ニーズに対処しながら効率的な行政を推進することが求められております。したがって、定員管理適正化につきまして定めたわけでございます。そこで、現有する人材能力をどう開発をしていくか、ますます重要だと思います。定員管理をするに当たりまして、御指摘にもございましたように、職員にも痛みを感じてほしいということで、それぞれの手当等について削減をしたわけでございます。この点も御理解をいただきたいと思います。
 さて、私は、先般、事務改善等いろいろ提案制度を設けました。職員自身も多くの提案をしてくれました。その面では意欲を持っていると、このように思っておるところでございます。その面では、これからもそのような職員の意欲をさらに増大するように期待をしておるわけでございます。
 そこで提案の、異動の希望や、それについての申告制度等についてであります。確かに県内でも一部にそのような企画をされた市町村があることは聞いております。ただし、当市の場合、一般職員の範囲は170名ぐらいです。そこで、仮に申告制度をとりました場合には、例えば同じ部署に集中的に申し入れなり申告があった場合、そのことが困難である場合に、かえって職員の意欲を削ぐことになるのではないか。同じところに集中する可能性があるんです。その場合に、この人を採用してこの人は採らなかったということになると、採らなかった場合に不信感が生まれる、そのことも配慮しなければならない、このように思っておるわけでございます。
 なお、新採等につきましては、堀田議員から、10年か12年ほど勉強をさせてから希望を聞くべきだと。そのことについては、そのように実施をいたしております。2年ないし3年で新しい部署に変わってもらう。仮に3年ずつおりまして、3回変わって10年です。3カ所です。それでは広範な勉強にならないと思う。できれば2年ぐらいで5カ所ぐらい回り、そこで一生懸命勉強してもらう。そして、行政のベースであるサービスというものはそれぞれの部署で違うわけですから、それを勉強していただいて市民サービスをしてもらう、そういうことが大事ではないかと思っております。
 そのような観点で、今の立場と意欲、それぞれの評価を逆に管理職から申告をさせて、円滑な人事管理をしていきたい、このように思っておるわけでございます。したがいまして、評価制度につきましては、先般も申し上げましたが、管理職員を通じまして客観的に見ていただいて、これは昇格、これは昇任、そのことを考えて配置替えなどをしていきたいと思っております。
 なお、職員自身に自己評価をしてもらうことも、おっしゃるとおり大事でございます。自分の業務達成度を充分認識してもらう。そして、プロ意識を自分の心の中に刻んでもらう。そのうえで自ら研鑽をする。研修に行かせてもらいたいというような申告があれば、どんどん出して勉強させてやりたい。そのように思っておりますので、職員自身の申告ではなくて、自らの評価、自らの達成度を理解することが大事ではないか。そのように指導してまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、田園空間構想等において、地下水の問題が提起をされました。地下水につきましては、いろいろ議論のあるところでございまして、私も重要であることは認識いたしておるわけでございます。
 砺波市内には、県条例によりまして届出制度がございます。現在、約270基、井戸の届出がございます。地下水の状況を把握するために、市内にも観測井戸がございます。現在、五郎丸と日詰にございまして、観測されております。過去10年のデータを見ますと、水位はほぼ横ばい状態であり、私は安全を保っていると理解をいたしております。今のところそんな形で水位の低下はございませんので安心はしていますけれども、ただし、時代は刻々と変化をしておりますし、環境も変わってまいります。近ごろも井戸の届出が幾つもあるようでございますので、そのことについては危惧をしなければならない、こう思っておるわけでございます。
 そこで、御提案のありました農業用水路等についての三方コンクリート、指定されてはいないんでしょうけれども、これは私はやむを得ないと思っております。用水の維持管理は各土地改良区あるいは用水土地改良区で行っておりますし、用水そのものは、我が田に水を引くだけではなくて、下流に対して水を供給するという義務があると思います。その意味では、設計上あるいは経済性を考えますと三方コンクリートもやむを得ない、このように理解をいたしております。しかしながら、水源があると言いながらも、一面、今お話がございましたような心配の面もこれからは考えていく時代だと、このように思っております。
 ただ、堀田議員もおっしゃいましたように、私どもが子供の時代には、どんどこがあったり川瀬があったり、そういう水辺空間があったんです。そのことは大変良かったのではないか、そのように回顧するわけでございます。したがいまして、身近に水辺空間があれば、私もこのように希望をいたしております。
 そこで、散居村田園空間計画策定委員会では、このことを私自身強調いたしております。水環境づくりについては、地下水を涵養するといういい面がございますので、そういう親水公園やあるいは底打ちのない川、そして柳があったりあるいは草花が生い茂るというような場所も部分的にあってもいいのではないか。そのことが、また都市に対する溢水、いわゆるあふれるものについて対応する。そこで一たび吸収してくれますので、その面でもいいのではないか。私は計画委員会の中でそのことを訴えているわけです。
 幸い、今、用水土地改良区で大きい事業を考えておられるようです。ぜひそういう場をとっていただければいいのではないか。ただ、これには相当の経費がかかるわけです。従来の三方コンクリートですっと流すよりも、抑揚のあるもので、例えば石垣を組むとしますと、広くとらなきゃいかんわけです。そうすると、農家負担というのが増えるわけです。そのことも考えていきたいということで、私は、この整備をするために農林省の補助要綱を見直してほしい。もし市町村に若干の負担をさせるのなら、水面も交付税算定の基礎資料に入れてくれ、このように申し上げておるわけです。そういう事態になれば、我々もそういうものをつくってもらうために補助も出す。出すかわりに交付税もちょうだいをしたい、こんなことを申し上げているわけです。
 そして、おっしゃるような空間整備をして、ホタルやメダカが住むような場であってほしい。今、空間倍増計画と言われている時代でございますので、そのことによってすばらしい田園空間づくりの構想が実現するのではないか、このように思っておる次第でございます。
 出町小学校のビオトープの話も出ましたが、あれでは私は小さいと思う。ただし、堀田議員も御存じのように、敷地の関係であれ以上とれないのであのようにしますけれども、もっと子供たちを自然になじませ、自然と協調するという意味では、出町の皆さん、堀田議員さんのお力を借りて、郊外にそういう場をつくることが大事ではないか、このように逆にお願いをしておきたいと思うわけでございます。
 次に、NPO法人等の兼ね合いで申されました。特定非営利活動促進法につきましては、堀田議員から御説明のあったとおりでございます。
 そこで、県内にはまだ数少ないのでございまして、経済企画庁が認可をしたのは1団体、知事が認可したのが8団体でございます。目的別には、文化芸術が1団体、国際協力が1団体、福祉関係が多くて7団体になっております。ただし、砺波市には現在のところ該当がございません。
 確かにおっしゃるとおり、法人格を取りますと、不動産の登記、例えば自動車を所有しても登録できるわけです。ただし、税の問題でまだまだ不行き届きの点もあるやに思います。先般の通達等を見ますと、民間企業が介護保険に参入するわけです。NPOも参入するわけですが、両方とも利用料(介護料)を取るわけです。そうすると、こちら非課税、こちらは税金を取りますという不公平さがあるという面で、今まだ議論されておるようです。政治家の一部では、そのことも大事ではないかという意見もあるようですが、制度的にはまだ充分ではない。ただし、欧米各国では、このことについては優遇措置が行われているようでございます。そのことを踏まえて今後期待をしてまいりたい、このように思います。
 そこで、高波の「そくさい館」につきましてお話をされました。大変すばらしいことだと思っております。なお、今回からは農協さんが事業者になるわけです。ボランティアグループの皆さんも協力されると思いますが、いわゆる介護保険法ができますと、事業者というのはそういう任意団体ではいけませんので、JAが事業主体になられます。したがいまして、これからはその辺の接点を上手にやっていかなきゃならないと思っておるわけであります。
 終わりになりますけれども、これからもこのことについて何か考えていきなさいということでございます。差し当たり、先般もお話ししましたが、北陸電力砺波営業所の跡地に、出町を中心にしたお年寄りの皆さんを介護する施設設置をしたい、デイサービスセンターみたいなものをつくりたい、このように申し上げておるわけです。私のほうから生活援助員を配置をいたしますけれども、堀田議員の力添えもいただいてボランティア活動をしていただければ、町の活性化の一助にもなると思っておりますので、ぜひ御協力をいただけるようお願いを申し上げたいと思います。
 以上で私の答弁を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 堀田議員の御質問のうち、市公共物に係る維持管理の方法につきましての御質問にお答えをいたします。
 御質問にもございましたように、市の施設管理につきましては、1年または2年以内の経年検査を行い、そして必要に応じて設計業者や請負業者と協議を行いまして、施設の維持管理に努めてきているところでございます。
 議員の御提案は、施設をより永く丈夫な形で維持していくといううえから、傾聴に値する御提言でございますけれども、そうしますと、当然、設計業者なりまた請負業者の方々にその対価を払っていかなければならない。そういたしましたときに、先ほど申しましたような1年または2年以内の経年検査に加えて、そのような検査を義務化することは、経費のうえからもいかがなものであろうかという点もあるわけでございます。また、頭から設計の中に経年検査以外にそういうメンテナンスの面を盛り込むということは、債務負担ということにもなりますので、なかなか難しい面があるのかなというふうに思うわけでございます。
 しかしながら、御提言の趣旨を踏まえまして、今後、施設の維持修繕の具体的な対応や方法等について管理マニュアルの作成を進めまして、各施設の保守点検業務を充実強化いたしまして、早めに手当てを行うなどいたしまして、施設の管理に充分に意を配していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 堀田議員さんの出町小学校の特色についてお答え申し上げたいと思います。
 出町小学校においては、新学習指導要領が実施される2002年の開校を目指し、21世紀にふさわしい学校となるべく、地域住民の方々をはじめ教師、児童の意見を取り入れながら、実施設計を進めてまいったところでございます。特に建設推進委員会の皆様には、貴重な意見をいただいたところであります。
 以下、その特徴を述べさせていただきます。
 まず、地域に開かれた学校づくりをテーマとし、体育館、グラウンドだけでなく、ランチルームと特別教室等を一般開放することとし、ランチルームを地域開放ホールとして活用できるよう専用の入口を設け、地域の人々とともに学べる学校にしたいと考えております。
 次に、環境に配慮した学校づくりとして、文部省のエコスクールパイロットモデル校の指定を受け、豪雨時の調整池機能を持たせた地下貯水槽により、雨水をトイレ洗浄水等に利用してまいりたいと思っております。また、敷地内に、先ほど議員も申されましたビオトープゾーンを設け、自然環境とともに学べる学校としたいと思います。この雨水の利用に際しましては、太陽光発電による揚水ポンプを使って、環境教育にも役立てるというふうなことを考えております。
 次に、たくましい子供を育てる学校づくりとして、多様な教育方法に対応するため、オープンスペースの設置や、教室とオープンスペースとの間の壁を可動式にし、自由度の高い学習空間をつくるようにいたしました。
 次に、国際化、情報化に対応した学校づくりとして、高度情報化社会に対応すべく、全教室でインターネットを使った授業を可能とするパソコンの校内LANの整備や、メディアコーナーの設置など、学校全体の情報化に努めてまいりました。また、高齢者や障害者の受け入れに必要なエレベーターや障害者対応トイレの設置など、バリアフリー化にも努めてまいりました。
 以上、4つのテーマを柱として建設を進めていくこととしておりますが、これから学校週5日制時代を迎えるに当たり、地域に開かれた学校づくりがますます重要となってまいりますので、今後とも議員さんはじめ地域の皆さんのお力添えをいただきたいというふうに考えております。
 なお、竹内源造さんの作になる「なまこ壁」の件でございますが、これは郷土に残された文化遺産ということで、これを生かし、そしてそれを新しい学校に取り入れていくという方向で検討してまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 9番 村中昭二君。
  〔9番 村中昭二君 登壇〕

◯9番(村中君) お許しをいただきましたので、私は通告に基づき市政一般についてお尋ねをいたします。
 まず、市道十年明鷹栖線の改良工事についてでありますが、県道砺波小矢部線から新富町北高木線まで完成されたのでありますが、継続事業としまして、市の外回り環状線の機能を持たせる道路として、早く国道156号に接続する必要がありますが、完成見込みはいつごろかをお尋ねするものであります。
 また、市街地北部地方は、ここ2、3年間、梅雨明け等の大雨や夏場のゲリラ的集中豪雨で、田畑は無論、住宅地への浸水が起きておりますが、道路改良が行われている市道十年明鷹栖線をはじめ東西を走る道路の下をくぐる川、すなわち用排水の暗渠部分の断面を一回り大きくする必要があるのではないかと思います。現在大雨の時には、川の堤防のようになり、水の流れが阻害されて、より以上の水が溢れる原因となっているものと思われます。
 また、下流部の一級河川、荒俣川、山王川、岸渡川の川底には、多くの堆積物がたまっておりますが、これらも除去する必要があると思いますが、いかがなものかお尋ねいたします。
 聞くところによりますと、これらの川から取り除いた土砂の中に、飲料水の缶や瓶等が混ざっているために、捨て場所に大変困っているということでありますが、ともあれ河川の改修はかなり先になるようでありますので、手短にできることから早急にすべきと思いますが、いかがでしょうか。
 次に、県道高岡砺波線と坪野小矢部線の交差点の改良工事でありますが、交差点角にあった住居が取り壊されてからはや数年がたち、跡地には、ぺんぺん草が生え茂っております。用地は木枠で囲ってあるのですが、工事の進捗目標は見えないのかどうかをお尋ねするものであります。
 次に、今回、北部保育所の建設費が計上されておりますが、市内にお住まいの若い奥様方、特に子育てをしながら働いている方々をはじめ、お年寄りのいらっしゃらない家庭等、お子さんを見ていただけない家庭の皆さんにとっては大変な朗報であります。
 昨今の経済状況の中での生活は大変に厳しいものがございます。若い世代の皆さんの子育てを支援できる施設の整備が、私が砺波市の「住みよさ日本一」につながっているものと思い、完成を心待ちにしている者の一人であります。
 さて、関係者の方々は、大変熱心に熱くなって頑張っていらっしゃるので、地元に住んでいる者の一人として大変感謝しているのでありますが、幼保合併型の施設ということで、従来それぞれ国の所轄が違うものの合併でございますので、他に例の少ない施設で、地元の北部幼稚園の親御さんたちが、内容についてわからないといろいろ心配をされているわけであります。いま一度、保育所のハード面とソフト面の地元説明会を開く必要があると思いますが、いかがでしょうか。太田民生部長にお尋ねをいたします。
 今回の北部保育所は、モデル的なケースとのことでありますが、今後、市内の幼稚園と保育所の関係そして運営について、少子化の進んでいる対策としての安念市長のお考えをお尋ねをいたしまして、私の質問とさせていただきます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 村中議員にお答えをいたします。
 私から、一級河川整備等についてお答えを申し上げます。
 このことについては、以前から指摘をされてきたところであります。御指摘のように、下流の一級河川は堆積物が常に多い。したがって、溢水の問題も発生をするわけです。その点で心配をいたしているわけです。ただ、荒俣川、山王川、岸渡川等につきましては、小矢部川水系の一級河川でございまして、富山県が管理をしていることは、村中議員も御承知だと思います。河川の流下能力を維持するために、川底に堆積をした土砂を除去する必要があるのは富山県でございます。私どもはそれを支援をするという立場にあろうかと、このように思っておるわけでございます。
 地元としては、何度か陳情をし、改修の要請をしてまいりました。実は、先般になりますが、鷹栖口用水の兼ね合いもございまして、柴田議員さんとも直接土木部長にお願いをしたり、関係土木事務所長にも直接お会いをしてこの話をし、改修要望をしてきたところでございますが、何の動きもなくて大変残念に思っているところでございます。差し当たり、用水が止まる期間がございますので、ぜひ県に堆積状況を調査をしてもらいたい。そして、現場を見てもらうことによって認識をしてもらえるし、改修の意欲も上がるのではないかということで、強く働きをかけていきたい、このように思う次第でございます。
 その他の質問につきましては、民生部長、産業建設部長からお答えをいたしますが、子育て支援等につきまして、特に私からの答弁を求められたのであります。
 おかげさまで、先ほども申しましたように、ほかの町村よりも出生数が多くなってきたことについては、大変うれしく思っております。ついては、あとのいわゆる安心して生んで安心して育てるという体制こそ大事な行政ではないか。そのことで、幾つかの方策をこれからも考えていきたい。その中で今の保育所建設というのがあると、このように理解をしていただきたいと思います。
 しかも、このたびは0歳から2歳を中心にした低年齢の幼児を集中的に保育するということになる。その意味で、幼稚園と合体をすることによっていい幼児教育もそこで生まれるのではないか。そのように先生方にもお願いをして、環境のいい保育園づくりをしてまいりたい、このように思います。
 細部につきましては、民生部長からお答えいたします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 私のほうから、村中議員の質問にお答えをいたしたいと思います。
 今ほど市長から申し上げましたように、北部保育所の建設につきましては、昨年11月から、基本設計のために教育委員会あるいは保育所長などからの意見聴取、あるいは幼保一体化を進めている他の地方公共団体などの事例も参考にしながら施設の配置等の検討を行い、基本設計をこの2月末に終えたところでございます。
 今後は、12年度に入りまして実施設計に入り、4月には建設工事に着手して、13年4月開園に向けて事業を進めてまいりたいと考えております。実施設計に当たりましては、さらに専門家等の意見も聞きながら詳細に検討を行い、児童が安心して一日を過ごせる施設として整備をしてまいりたいと考えております。
 工事期間中には、何かと地元の御協力をいただかなければならないと思っておりますので、関係者の方々とも協議をしながら、施設等についても充分説明をしながらさせていただきたいと思っております。
 また、北部幼稚園の保護者の方々等につきましては、近々、施設あるいは機能等について説明会を開催する予定にいたしております。
 なお、最後に、施設の運営等につきまして御質問があったわけでございますが、市長もお答えいたしましたように、幼稚園と一緒になりますので、特に職員の配置や行事の進め方などいろいろ問題が考えられるわけでございますので、教育委員会とも充分協議を図り、庁内での検討機関を12年度に設置をして、平成13年度の開設に向けて支障のないよう慎重に進めてまいりたいと存じます。
 以上です。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) それでは、村中議員さんの道路関係と河川の関係について、若干の補足を申し上げたいと思います。
 まず、市道の整備についてでございますが、市道の十年明鷹栖線につきましては、議員もおっしゃいましたように外回り環状線と位置づけまして、主要地方道砺波小矢部線から一般県道の北高木新富町線までの区間1.3キロにつきましては、平成6年から事業を行いまして、11年度に完成をいたしたところであります。
 引き続きまして、北高木新富町線以東、東へ向かって西荒俣川までの区間約840メートルの事業改良を進めたいと考えておるわけであります。改良計画につきましては、2車線の車道に加え、両側に3メートルの歩道を設置するものでありまして、標準の幅員は14.5メートルであります。なお、本年度、測量設計を行いましたので、それを受けまして、事業進捗を図るため国の2次補正による追加補正を受けまして、今議会に補正予算を提案いたしているところであります。用地取得を含め、工事も早期に発注してまいりたいと考えております。
 それから、さらに、西荒俣川から国道156号線までの小杉十年明間約700メートルにつきましては、このたび着工いたします事業区間のめどがついた段階で事業に着手してまいりたいと考えております。なお、その完成時期につきましては、昨今の国の財政状況等から、ちょっとめどが立ちにくい状況にあることを御理解をいただきたいと思います。
 次に、用排水路の暗渠部分の断面についての御質問がございました。
 これにつきましては、議員おっしゃるような状況にあることは私ども認識しているわけでありまして、道路改良整備に当たりまして、将来の用排水計画とも併せ考慮いたしまして、指導機関であります富山県あるいは用水管理者であります用水土地改良区、地元の土地改良区と今後協議をいたしまして、より有効な断面の決定をいたしてまいりたいというふうに思います。
 次に、県道高岡砺波線交差点改良の問題でございます。
 小杉地内の主要地方道高岡砺波線と同じく県道坪野小矢部線の交差点の改良につきましては、主要地方道高岡砺波線地方特定道路整備事業として、富山県において平成8年度に着工されて、現在工事が進められております。新年度の12年度におきましては、残る用地の買収を完了する予定であると聞いております。また、工事につきましては、主要地方道坪野小矢部線東側の用地買収済み区間の用地境界構造物から施工するという予定になっております。
 なお、13年度以降につきましては、残る坪野小矢部線西側の約200メートル、あるいは高岡砺波線の南側200メートル、北側170メートルを継続して施工する予定でございます。
 工事の将来見通しにつきましては、概ね5年間というふうに聞いておりますが、こちらのほうも、昨今の財政事情から、完成のめどは若干前後する可能性があるというふうに思われます。今後は、さらに残る区間の早期完成に向けて、県に強く要望してまいりたいと思います。
 それから次に、一級河川の堆積物の除去の問題でございます。
 これに関しましては、市長のほうから御答弁を申し上げましたが、若干補足をさせていただきますと、河川の場合は、御承知のことと存じますが、護岸の構造物としては側壁のみでありまして、底張りのない施設になっております。したがいまして、川底の状況を把握しながら作業をする必要がございます。そういうことから、市長が申しました水止め期間中に堆積状況を調査したうえで、強く要望してまいりたいということでございます。
 次に、堆積物の異物の投棄場所の問題でございますが、富山県でも堆積物の処分場所に大変苦慮しているということでございまして、かつては埋立地があったわけでありますが、最近はそちらのほうもいっぱいになっておるというふうに聞いております。川底の堆積物には、議員もおっしゃいました、空き缶ですとか瓶ですとか、いろんな不純物がまざっております。この堆積物を一括して処理できるところがないというのが現状であります。そこで、土砂と不純物を分類をいたしまして、土砂等再利用可能なものについてはリサイクルすることにしまして、不純物については不燃物として処理するという方法が考えられます。昨今、こういう分別機械の開発も進んでおるようでございますが、いずれにいたしましても、相当の費用がかかりまして、財政的負担が大きくなるのが大きな課題でございます。
 なお、堆積物の場所の選定とかあるいはその処理の方法につきましては、県で具体的に検討いただいておるところでありまして、いずれにしましても、私ども市としましては、一級河川の堆積物の除去が進みますように、従来も要請いたしておりますが、今後より強く要請をしてまいりたいというふうに思っております。
 以上であります。

◯議長(山岸君) 6番 石田隆紀君。
  〔6番 石田隆紀君 登壇〕

◯6番(石田君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般について2点お伺いいたします。
 はじめに、庄下地区にあります市営東矢木住宅団地に関してお伺いします。
 新栄町の市営住宅の改築も、12年度中には完了します。今までの姿が一変しまして、高齢者対応のバリアフリー化と電化による安全化が取り入れられるなど、新タイプの住宅地域に変わりました。市営東矢木住宅団地は、2戸を1戸にする改造がなされて、現在対応されています。「ゆうゆう荘」も設置されており、大切な市営住宅団地であろうと思います。
 たまたま庄下土地改良区の土地総合整備事業の関係で、農業用水改修の件で当団地内を見ましたところ、一部農業用水路から取水して一部住宅棟の排水路へ流されています。すべての棟ではありませんでしたが、この住宅棟の排水路は、雨水の排水と家庭雑排水を流す溝として設置されているものと思います。絶えず水を流していれば溝もきれいですが、雨水や雪解け水だけでは、家庭雑排水に含まれる食べかすが流れていかずに、各戸の玄関前にその姿が見られ、大変見苦しいものでした。気温の低い冬期間はにおいや虫の発生もなく気にはならないと思いますが、春から秋にかけての対策は充分になされているのか心配です。下水道の対応も近いうちに取り組まれるものと思いますが、ここで産業建設部長にお伺いします。
 市営東矢木住宅団地の改築計画はあと何年後に取り組むのか、お尋ねいたします。また、現状の家庭雑排水を今後どのように対処していかれるのか、現状のままで改築まで手を加えないのか、農業用水からの導水を今後進めるのか、またやめるのかをもお伺いしたいと思います。
 今後の市営住宅の敷地拡大や増戸について、市長にお伺いします。
 市営東矢木住宅団地の敷地面積は、7,251平方メートルと伺いましたが、雨水調整池の整備や駐車場の整備、さらに遊園地や公園といった取り組みもしなければならない条件のもとでの改築に関して、どのような構想を持っておられるのかお尋ねいたします。
 民間のアパートやマンションも数多く建設されていますが、このままでいいのでしょうか。生活様式の変化で、世代ごとの核家族化が進み、老夫婦だけの寂しい生活となり、行く末には老人ホームや老人病院の世話になっていくというようでは、介護保険も危ぶまれるのではないでしょうか。3LDKや4LDKの取り組みもあるようですが、2世代、3世代が同居できるものもあってもいいのではないかと思いますが、どのような構想をお持ちでしょうか、お伺いいたします。
 また、これに関連して伺いますが、庄西中学校の南側一帯が用途地域に指定されています。下水道マップではこの地域だけが公共下水となっていますし、また庄下土地改良区の土地総合整備事業で用水改良を行おうとしましたが、県の農地林務課では対応できないとのことです。この対応をどのように対処されるのか、市としての考えもお伺いしたいと思います。
 次に、第50回チューリップフェアに関してお伺いします。
 今年の対応は既に計画どおりに進められるものと思いますが、花の開花がどのように推移するのか大変心配です。2月前半には雪もなくなり、春めいた日が続き、チューリップ四季彩館はじめ関係職員が雪集めに苦慮されたようですが、後半には恵みの積雪となり、関係者は一安心と思っておられるのではないでしょうか。
 しかし、生育が進んでいるのは確実です。ただ、雪による低温で生育が鈍くなりますが、進んだものはストップさせて遅くすることはできません。アイスチューリップのように0℃近く凍る一歩手前まで下げて休眠状態にすればストップもできますが、雪の下では気温が幾分高くて雪を解かしているのが現状ですから、生育がとまるわけではありませんが、抑制はされます。地温や外気温が上がれば生育が進みます。
 そこで、農業用水を利用して、生育の調節ができるのではないかと思います。春一番の風やフェーン現象による温かい南風が開花を早めることは、皆さんが感じておられることと思います。チューリップフェアの開期中で一番花もちの良いのは、水上花壇や浮島花壇です。水辺の花壇も、やや長もちしているのではないでしょうか。農業用水の水は、4月でも地下水の水温より低いと思います。公園の瓢箪池の中央にフラワーヒルをつくり、大いに水を利用して、花の開花期間を長もちさせてはと思います。五連水車では2メートルから3メートルも高く水をくみ上げています。この水を公園に導水してせせらぎをつくり、このせせらぎのふちに花壇をつくり、水量で地温や気温の調節はできないものか。また、大花壇の畝にもビニールチューブで水を循環させてみるのもよいのではないでしょうか。さらに、地中に埋設して、その上に花壇をつくって生育調整ができないものなのか、いろいろと実験してみるべきと思います。
 今年度は一部試験的に対応されていると伺っていますので、良い結果が出ることを願っているところです。
 21世紀の初年度、来年度は、第50回目のチューリップフェアを迎えます。第50回のメーンイベントはどのようなことを考えておられるのか、さらに企画や催しについて計画があればお伺いしたいと思います。議案説明会でも一部お伺いしましたが、市民にも喜んでいただけるものを企画していただきたいと思います。
 次に、球根生産者とタイアップによる大観光圃場の設置をしてはどうでしょうか。入善町ではイベントとして集団栽培に取り組んでいますし、高岡市でも花街道としてアピールしていることは御存じと思います。5ヘクタールを目標に2団地の計画はいかがでしょうか。チューリップフェアの期間を早め、開期を長くするというように、フェアのプレイベント対応にすべきと思います。近年、チューリップの開花も早まっているのが現状ですし、早生種や中生種の栽培が中心となっていますので、イベントとプレイベントがうまくつながっていくのではないでしょう。また、こうした大団地を計画することは大変なことだと思いますが、富山チューリップ発祥の地としてのプライドを示すいい機会ではないでしょうか。
 また、富山県花総合センターとの連携についてどのような計画をされているのか、計画や構想があればお伺いします。
 花総合センターとチューリップ公園との距離が400メートルほどですが、観光客の移動が少なく困ったものだと伺っています。今までは、ミニSLが運行されていたように思いますが、2、3年姿がないようです。秋田県横手市へ視察に行った時に、秋田ふるさと村を紹介していただきました。その折、会場内をチューチュートレイン花まる号で園内を一周させていただきました。この乗り物は、ドイツ製汽車型連結バスで、カラフルな色彩とかわいらしい汽車デザインのものでした。これを導入して、チューリップフェア会場とエレガガーデンを往復して、親子ともども楽しめるものとして取り入れてみてはどうでしょうか。チューリップフェアやコスモスウォッチング、さらには各種イベントに活用できるものと思いますが、こういった取り組みの考えはあるのでしょうか、お伺いします。
 次に、今年度の予算にオランダより風車の購入設置の費用が盛り込まれていますが、議案説明では高さが4.2メートル、羽根を加えると7.5メートルほどと伺いました。この設置場所は、四季彩館の近くに設置されるとお伺いしましたが、送電線が近くにありますが大丈夫でしょうか。
 チューリップ公園の花壇の土も、連作障害の影響が見られるようになりました。出町小学校建設用地の表土も出てくるのではないでしょうか。この際に、少しでも入れ替えや盛り土にすべきと思います。
 先にも言いましたように、ゴールデンウイークをチューリップフェア期間にするには、開花調節や花の入れ替えが必要になると思われますし、大花壇が公園の中で維持管理できるのでしょうか。大変だと思います。それならば、公園の近くで1ヘクタールぐらいの観賞圃場を設けて晩生品種の作付をしていただき、フェア期間中、花首を取らないで対応していただければ、球根栽培者に無理を言わなくてもいいのではないでしょうか。この栽培管理をシルバー人材センターの方々にお願いし、球根プラントで管理貯蔵していただき、市内の学校や運動公園、各施設に植栽していただくのも一案と思います。
 第50回目のチューリップフェアの取り組みと今後のチューリップ公園のあり方について、市長並びに産業建設部長の考えをお伺いし、質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 石田議員にお答えをいたします。
 まず、東矢木住宅についてでございます。
 御指摘のとおり、東矢木住宅は一番古い住宅になりました。そのことにつきましては、何度かの変遷を経て今日にきておるわけでございます。ここの敷地を拡大してやり返したらどうかという御意見のようでございます。ただ、住宅政策の観点からいきますと、市営で著しく増加をするというのはどうか、できれば民活でそれぞれやっていただきたいと、こういうのが本旨でございます。
 なお、低家賃政策と言いながら、やっぱり4万円、5万円、今日取らなければいけない状況であります。ただ、矢木住宅につきましては、2戸を1戸にした関係で、古いんですがスペースはあるわけであります。今、低家賃政策からいいますと貴重な存在になっておりまして、わずかでありますけれども、皆さん喜んで入っていただいているというのが現状でございますので、これを改善をして高層にしたりしますと相当の費用をもらわなければいけない、その人たちに負担があるのかどうか、低所得者に対する配意もしていかなければならないと思います。そこで、公共賃貸住宅再生マスタープランという計画がございますので、そのことを踏まえてもう少し検討させていただきたい。ただし、今即座にそのようなことを思っていないこと、いわゆる低家賃政策という立場から、低所得者に対する援助の一つだと、このようにまず理解をしていただきたいと思います。
 それから、2世代、3世代同居の3LDKだとか4LDKを建てたらどうか。それは理想的には大変いい話です。ただし、今、建設省の方針は、例えば3世代入るとすれば、皆さんの収入を合算するわけです。合算した段階では、今の計算からいいますと入れない状況なんです。とういうのは、息子さんも、お父さんも、おじいちゃんも、全部所得を合算すると、所得額が大きくなるわけです。税金でしたら個々に払えばいいんですけれども、そのような形で3世代同居ということになりますと、その人たちの収入を合算します。合算しますと相当の経費になりますから、あなたはだめですと、こうなるわけです。その辺の隘路がございますので、建設省も少し考えてほしいと思う。核家族だけではなくて、2世代ぐらい一緒に入っておじいちゃんと一緒に暮らすというような雰囲気の住宅があってもいいと思う。その場合に、低減策を考えていただかないと、今の補助金をもらった住宅では入れない仕組みになっております。理想はよくわかりますけれども、現実的にはなかなか困難だと思っておりますので、御指摘されたことにつきまして、機会があれば建設省に申し入れて、2世代同居はいい姿だと思いますので、そのような施策をやっていただければありがたい、このように思うわけであります。
 細部につきましては、産建部長からお答えします。
 それから、実は用途地域が矢木にあるわけです。率直に言いまして、これは貴重な用途地域で、準工業地域なんですね。これも私がかかわりました。いろいろ議論がありましたけれども、私は地元へ行ってこのことを説明して、了解をいただいた経緯がございます。今から30年前ぐらいになりますけれども、そういう歴史的な用途地域なんです。もともとあそこに宮村工業団地というのがありまして、その後、高速道路が通って、そして言葉は悪いんですが、昔は「矢木の河原」と言われて、「なーん、よいちゃ」と、こういうことで実は認識をいただいた。石田議員も、お父さんも御存じだと思いますが、その意味でその地域をつくったわけです。
 今この指定地域を解除するということになりますと、どこかにつくらなければいけませんが、ただし、今なかなか解除ができません。代表質問で答えましたように、企業団地というのはそういう指定があればできるわけですから、その意味で、今ここで土地改良区が用水をつくれないからということで指定解除をするというのはいかがなものか、これは石田議員さんに理解をしていただかないといけない、このように思っております。それでもどうしも返上だということでしたら、それは考えますけど、ただし、それには時間がかかると思います。この準工業地域というのは貴重な地域であるということをまず理解をしていただいて、そこで解消するということになれば少し時間がかかると。
 ただし、これは行政全体で都市計画を見なければいけません。商業地域があって、住宅地域があって、準工業地域があって、工業地域がある、そういうバランスのとれた都市計画決定というのが必要なわけですから、あの地面も全体のバランスの上に立って都市計画決定というのがされているわけです。しかも、このことについては、世代が変わりましたけれども、私どもが説明を申し上げて、「おお、そうも良えないか」ということで御理解をいただいた経緯があるということを、議員さんに御理解いただきたいと思うわけでございます。
 このことについてまた議会等でいろいろ議論があるとすれば、それなりに議論をしてまいりたいと思いますが、私は今解消するつもりはございませんので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、チューリップフェアにつきましていろいろ御質問がございました。特に今の気候状況等につきまして御心配をいただいて、それぞれ御指導いただいたところでございます。石田議員は専門家でもございますので、ぜひこれからも御指導願い、そしてすばらしいチューリップフェアを迎えたい、このように思っている次第でございます。
 今度の補正にも、補助金をフェア推進協議会へ出して、そして雪の堆積やら水の管理、あるいは覆いをかぶせるなり、そういうことで何とか今年のフェアもいい時期にいい花が咲くように努力をしてまいりたいと思っているわけでございます。
 そこで、お尋ねの50回を迎えるわけです。おかげさまで順次公園も拡張してまいりまして、御協力もいただいておりますが、何といっても35万人も来られる大イベントになったわけですから、ぜひ皆さんとともにこれを盛り上げていきたい、こう思っておるわけでございます。
 そして、先般の検討委員会でもいろいろ議論をしていただきまして、1つは、花を愛する文化の推進、花や緑を強調しております砺波市にとって、まずそれが大事だろう。そして、もう1つは、球根を含め地場産業の振興。そして、この行事を皆さんで盛り上げる、そういう意味での活性化、これがやっぱり大事な姿ではないか、このように思っております。
 そして、運営管理につきましては、従来チューリップフェア推進協議会という任意団体で実施をしておりました。このことは、議会にも直接報告する義務はございません。ただし、これを私は今、花と緑の財団にこのことを実施させることになりますと、公的団体でございますので、議会に必ず報告する義務が出てまいります。これから情報公開の時代でございますので、そのことを議会に諮って市民に公開をする。市民の財産を使ってフェアをやるわけですから、そのことをきちっとしていかないといけないのではないか。このように思って、花と緑の財団で運営することを50回から行いたいと思っているわけでございます。
 ただし、チューリップフェア推進協議会もこれまでいろいろ御協力をいただいて、これは協力団体として、支援団体として残っていただきたいなと、こんなことを実は思っておるわけでございます。
 なお、オランダの風車につきまして提案理由の中で説明を申し上げましたが、私は、コンパクトでもオランダの本物を持ってくることにおいてインパクトがあると、このように理解したわけです。設計書を取り寄せてこちらでつくる方法もありますが、時間が少しかかるのと、現実的に向こうで稼働していたという本物でございますので、そのことでインパクトを与えて皆さんに喜んでもらいたい、このように思っておるわけでございます。ぜひこのことを御理解をいただきたいと思います。
 それから、大団地構想については、これも何度か議会でも質問のあったところですし、そういう計画もあったわけであります。例えば今の運動公園の前に田んぼを借りてだっとやったら、堤防からながめていいし、総合公園の緑もございますのでいいのではないかと、それぞれに言われていることは承知をいたしております。
 ただ、問題は、石田議員のように専門家ならいいんですけれども、素人集団が勝手にそこへ行ってというのはなかなか困難だと思います。行く行くは、私の発想ですが、やるのだったら、農業公社のような財団をつくって、半永久的にそういうものをやろう。そのときには、相当時間と費用をかけて計画を充分やったうえでやっていくべきではないか、このように思うわけです。そうしないと、行政の片手間にはできないと思う。その意味で、もう少し構想を練らせていただいて、皆さんと協議をして、行く行くは、行く行くというのはなるべく近いうちですが、そのような行動展開をしてはどうかなと、こんなことを思うわけでございます。その面で専門家の石田さんからいろいろ教えていただければありがたい、このように思うわけでございます。
 他の質問等については、産業建設部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) それでは、石田議員の御質問にお答えをいたします。
 まず最初に、東矢木住宅の計画の関係でございます。
 基本的なことは市長から御答弁申し上げましたが、御質問にありました排水溝の問題につきましては、現在、施設は老朽化が進んでおりますが、便所につきしまてはくみ取り方式であります。それから、雑排水につきましては、既設の側溝に流しているという状況でございます。
 なお、先ほど市長が申しましたマスタープランの見直しによって、将来、下水道整備を合わせて計画をするわけでありますが、その計画をいたしますまでは、当面、流し台の排水溝の改善、あるいは入居者の皆さんによる清掃の徹底によって対処してまいりたいと思います。
 なお、御質問にありました農業用水からの導水につきましては、現在、一部のみであります。それの拡張につきましては、水系の問題、それから地形上、これ以上流すことについては相当困難であるという感じがいたします。ですから、先ほど申しました排水溝の改善等で当面乗り切りたいということでございます。
 それから次に、チューリップフェアの対応についてでございます。
 チューリップフェアの対応のうち、第50回の記念事業について若干補足をさせていただきます。
 オランダ風車の問題につきましては市長から御答弁申し上げましたが、それ以外の記念の事業につきましては、記念誌の発行でありますとか、あるいはフラワー都市交流の皆さんと事業展をやるようなことを考えてまいりたいと思います。その他、世界のチューリップを紹介するような展示、あるいは全国初のチューリップサミット的なフォーラム等ができないか検討してまいりたいというふうに考えております。
 それから、生産者との対応ということで観光圃場のお話がございましたが、観光圃場につきましては、50回というのは来年でございますが、本年につきましても、会場近くに約40アールの圃場を設けるとともに、生産者の方々の御協力をいただきまして、会場へのアクセス道路沿いに花を極力遅くまで残していただく圃場を確保いたして、観光客に紹介する方法を考えております。
 なお、来年の50回のチューリップフェアにつきましては、プレイベントとして、新しい栽培地の確保と、転作団地化による生産性向上の方策を兼ねた大型観光圃場ができるように、農業関係者に働きかけをいたしてまいりたいというふうに考えております。
 それから、いろいろ御意見をいただきました早咲きの調整の問題でございますが、今冬の気温は、12月から1月の気温が非常に高めで、2月が平年並みに推移し、暖冬というふうに思われましたが、昨今若干降りまして、幾らか公園の花壇に雪をかけたりしたわけでありますが、この後は、さらに遮光ネットを設置したり、あるいは融雪後は畝散水で地温を下げることにいたしております。あと、基本的な問題として、ごく晩生品種を植えておりますので、このことも遅咲きの効用につながるものと考えております。
 なお、石田議員から多くの御意見、御指導をいただきましたので、今後とも河川水の利用などいろいろ試行を重ねまして、恒久的対策を目指してまいりたいというふうに思います。
 それから、エレガガーデンとの連携の問題でございます。
 県の花総合センターいわゆるエレガガーデンとチューリップ公園につきましては、フラワーロードで結ばれておりまして、フェア期間中につきましては、八重桜がちょうどチューリップと合います関係で、非常に見ごろになりまして、エレガガーデンへ人が流れる動線になっております。
 問題は、チューリップフェア以外の通常の時でございますが、若干距離がありますので、両施設の一本化が求められております。現在、県におきましては、エレガガーデンにおいての実習体験ゾーンの設置、あるいはガーデニングを学ぶ、そういう特色を持たせる、あるいは公園との動線をよくするために出入口の検討などいろいろ検討されておりますが、私ども市としても、相談を受けましたので、エレガガーデン周辺の改善や観光客の誘導施設整備などいろいろの連携対策を提案をいたしているところであります。
 なお、当面、エレガガーデンと公園の連携をする中間に観光圃場を設けまして、チューリップ公園と一体感を出すように努力をいたしております。
 それから、御提案のありました連絡バスの導入につきましては、地形とかいろんな問題があろうかと思いますので、今後、県と協力いたしまして、実現に向けて努力をいたしてまいりたいというふうに思います。
 次に、オランダ風車の設置場所の件でございますが、この風車につきましては、先ほど市長が申しました、オランダに現存する風車を解体のうえ移設するものでありまして、羽根を含めて高さが7.5メートルあり、若干小型でございますが、それなりに意味があると思っております。新たな観光資源として、オランダの本物であることを強調してまいりたいと思います。
 なお、建設場所につきましては、ある程度の見通しが確保できて周囲の景観とマッチすることを考えまして、通年観光客が出入りする四季彩館の周辺を検討いたしたいと思っております。
 それから、もう1点、チューリップ公園の花壇の件でございますが、チューリップ公園の花壇、いわゆる畝畑方式につきましては、農家における実際の栽培方法を取り入れた砺波特有の花壇として人気の高いものであります。しかし、歩道が花壇よりも低いために花壇を見渡せないことや、公園内の樹木が混んできたことから、公園全体の構造をどうするか、また公園の配置や形態、花の植え方等について今後検討させていただきたいと思います。ただし、思いますに、公園の中における花壇には、周囲の植栽と公園施設とマッチしたチューリップの魅力があるというふうに思いますので、公園の中における花壇に重点を置くことはもちろんでありますが、御意見のありました園外における圃場でのチューリップにもまた趣がありますので、それぞれ充実できるように努めてまいりたいと思います。
 それから、栽培作土の入れ替えにつきましては、土質の問題、時期の問題等、今後専門家の方々にお聞きをして、上乗せを含めて検討させていただきたいと思います。
 以上であります。

◯議長(山岸君) 4番 松本 昇君。
  〔4番 松本 昇君 登壇〕

◯4番(松本君) お許しを得ましたので、先に通告いたしました事項につき、要望と見解をお尋ねいたします。
 第1点目、本年度の予算案と現状の経済状態を考えたうえでの今後の対応策、次期総合計画案を含めてお尋ねをいたします。
 今世紀も今年1年を残すのみとなりましたが、我が国は少子・高齢化、経済のグローバル化など、社会経済システムの広範囲な分野で大変な転換期を迎える時期となりました。本年4月からは、地方分権が本格的に進展し、介護保険制度がスタートいたします。なお、それに伴い、施設の利用希望の状況や施設の整備状況など、実態をよく調べたうえで検討されたいと思います。広域圏内の各自治体間の足並みということもございますので、よろしく御検討を願いたいと思います。
 また、長引く不況は回復の兆しが見えない状態で、社会に大きな影響を与えているものと思います。昔から、米びつを見ながら政策を進めていくということが大事であり、同時にやるべきことは、お金がかかっても、必要性と効果、採算性、緊急性をチェックしながら実施しなければならないと、かように思っております。当市の構成比も、31.4%を占める市税が2ポイント程度減との予想でありますし、3割自治をかろうじて確保しているのではないかと思っております。
 少子・高齢化対策では、5歳未満児の通院医療費を助成して、また高齢者にも御支援をいただいて、気配りされておりますことは大変に結構だと思います。先ほど代表質問でもありましたが、5歳児の範囲を「未就学児」というような表現ではなくして、小学校入学時まで対応を拡大していただくと大変にありがたいと思いますので、よろしく御検討をお願いしたいと思います。
 なお、地域産業、特に中小企業を取り巻く経済社会には、大きな影を落としている現状だと思われますが、本年度予算では中小企業融資枠3億2,000万円、2,000万円アップという対応をされており、今後も積極的な支援として、引き続き懸命に不況、雇用対策を展開され、一日も早く明るい21世紀への展望となるよう御支援をいただきたいと思います。
 本年度は2000年という20世紀を締めくくる大変な年でもあり、同時に新たなミレニアム(2000年代)の始まりであり、21世紀の市の将来を示す次期総合計画作成の年でもあり、市長も過去2年間を経過され、固定資産税の減、国民健康保険税の値下げ、水道料の値下げなど、市長の公約、市民ニーズに合った事柄に懸命に取り組まれてまいりました。
 本年度予算案には、建設プロジェクトでは、引き続き病院増改築工事、出町小学校の移転改築工事、それに伴う用地の確保、また北部保育所の新設、また市民挙げて2000年国体成功への対応、広域圏では最終処分場の継続、焼却炉のダイオキシン対策などの負担金の対応など積極的に事業を計画されたことは、我々市民としても大変に喜ばしいと思っております。
 反面、財政面にも気配りがしてあり、自治体間の足並みを充分考慮していただき、厳しい財政状況の中ではございますが、市民が望む高い施策に取り組まれたいと切にお願いを申し上げます。
 ただし、財政の健全化ということを充分考慮され、今後の対応策について、市長の見解をお尋ねを申し上げます。
 2点目は、循環型社会環境についてお尋ねを申し上げます。
 現状では、家庭ごみ処理は、各地区の市民(婦人会)の協力を得て集積場所で対応いたしておりますが、自治体が回収し税金で処理しているのが現状でないかと思います。報告にもありますとおり、人口の増加に伴ってごみも年々増加しているとのことでございます。それが、反面、財政を圧迫する要因の1つでないかとも思われます。
 なお、家庭の生ごみ処理は自治体が実施しておりますが、行政においても、昨今の電気式生ごみ処理器を購入した者に対して補助金を出し、協力をされております。その他のものについては、事業者の回収を義務づけ、生産者の責任問題とする解決策はいかがでございましょうか。
 なお、問題点は、製品価格のアップ、コスト高になるかとは思われますが、企業は低コストのリサイクル技術の開発に努力することを義務づけて地域社会をつくればどうかと思います。なお、メーカーは、どのような化学物質が製品に含まれているか充分熟知していると思いますので、ダイオキシンなど有害物の対応も効率的になるのではないかと思われます。
 なお、消費者にごみ減らしを自覚させる仕組みや取り組みが大切であると思いますが、これに伴いまして自治体の役割を根本的に見直す必要も出てくると思われます。
 廃棄物行政では、汚泥など多種多様(19種類)、その中でも容器包装リサイクル法、家電リサイクル法、デポジット制など、回収責任や費用負担はまちまちであるため、近く政府でもリサイクル法が提出されるとお聞きいたしております。負担や役割分担を明確にされる市場メカニズム活用など、実効性ある施策に取り組むことが大切ではないかと思われますが、見解をお尋ねいたします。
 先月、先輩諸氏が行政視察で八丈島を研修訪問された時、町ではごみの減量と有効利用目的でデポジット制を実施中とのことで、町に自動回収機を10カ所設置されているとの話でございました。12年度には6カ所増設するとのことでございますが、当市においてもいろいろなイベントがあると思いますので、そのイベント期間中でも結構でございますので、試行的に実施してみられてはいかがかと思います。行政の立場から、広域圏を含めた取り組みについてお尋ねを申し上げまして、私の質問を終わります。
 ありがとうございました。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 松本議員にお答えをいたします。
 平成12年度予算編成に当たりましての見解、そしてこの後、総合計画をつくるに当たってのいろいろな御意見がございました。見解を求められましたので、少し整理して申し上げたいと思います。
 なお、質問の中に、金はないけれども必要のあるものについてはやれという激励もありましたし、現実に執行する問題の中にも、もう少し伸ばしたらどうか、こういうような意見などもあったことを拝聴したつもりであります。
 ただ、現下の経済情勢は、松本議員も御承知だと思います。まず、民間の経済の回復を私は待ちたい。そのために、国は財政構造改革を堅持しながらも、大きい予算を組んで回復力を待ったわけです。市町村もその意味では一助を持つべきではないかという気持ちで、少し大型になったけれども予算を組ませていただいた、このように認識をいたしております。
 ただ、市税におきましても、説明を申し上げましたが、減収をいたします。そのうえで、御指摘もございましたが、介護保険の導入、保育所の建設、少子・高齢化対策を迫られております。また、目の前に国体もございます。後ほど申された環境対策では、ダイオキシン対策も相当大きい予算を必要とするわけであります。なお、病院も、頑張ってくれておりますけれども、大きい投資をいたしますし、教育にも目を向けなければならないというようなことで、少しは総体的にはなったと思いますけれども、そのような予算を組ませていただいたということを御理解願いたいと思います。
 そこで、執行に当たりましては、まず財政の健全化が必要だと、このように認識をいたしております。したがいまして、公債費や物件費の節減に努めたところであります。公債費負担の軽減を図るためには、1つは、皆さんも要望しておられます繰上償還をぜひ国に認めていただいて、大きい利率のものについては返したいということなんです。そういうことができれば私はいいと思いますけれども、なかなかそのような理解はしてくれません。要望してまいりたいと思います。健全化のために、ぜひそのことは必要だと思います。
 それから、起債を借りるに当たりましては、元利償還金が地方交付税で算定される、そういう起債を利用したいと思っております。そのことなどを考えて、財政の健全化を進めて、先ほど申しました各種事業執行に万全を尽くしていきたいと思っております。
 そこで、13年度以降からは総合計画に入るわけですが、その施策につきましては、先般の私の所信表明でも申しましたように、市民の意識調査をして多くの課題や要望が出ておりますが、これを整理しながらそれぞれ進めさせていただきたい。そのときには、やっぱり事務事業を見直さなければいけない。私だけが行財政改革ではなくて、市民の皆さんからも要求していただいて理解をしていただくことが大事ではないか。先ほども申し上げましたが、そのことで定員管理もしていくということではないかと、こんなことを実は思っておりまして、ぜひそのことの理解、若干職員にも厳しさを味わってもらうわけですが、頑張ってほしいと思っておるわけでございます。そのような気持ちで、今おっしゃいました諸事項について遂行してまいりたいと思っております。
 なお、循環型社会につきまして、私も大賛成でございますが、ごみ処理等につきましては、市民の皆さんに多く御協力をいただいております。リサイクル社会でございます。確かに無限から有限の時代でございます。私は、そんなに資源があり余るほどあるわけではないと思います。有限の時代でございますので、行政もエコロジーを研究をしながら、そのことを認識して循環行政の確立をすべきだ、このように思っております。今デポジット制などにつきましてもお話がございましたが、確かにそういう時代が来ると思います。充分勉強をさせていただきたいと思います。
 なお、細部等につきましては、民生部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 松本議員の質問にお答えをいたしたいと思います。
 今ほど市長から、循環型社会環境について答弁があったところですが、補足で御説明を申し上げたいと思います。
 平成11年の事業系の可燃ごみ量は約35.8%を占めており、年々増加の傾向にあることから、循環型社会建設のためには、市民一人一人の協力はもとより、市内にある各事業所の協力が不可欠であります。事業所全体でのごみ減量、リサイクルを推進していくだくことは、企業のイメージアップにもつながるとともに、コストの節減・効率化を行い、従業員の意識改革、ひいては地域住民の意識啓発にもつながることと存じます。市としては、各事業所においても、分別収集、リサイクルをさらに進めていただくよう積極的に広報啓発に努めてまいりたいと存じます。
 次に、私たちの日常生活の中で、ごみの減量化に取り組むには、ごみになるものを買わない、もらわないことが肝要であると思います。その観点からいえば、婦人会が行っております、特に熱心に取り組んでいただいております、家庭に帰ればごみになってしまうレジ袋をもらわないマイバッグ運動はその模範であると考えており、このような運動が全市民に広がりとなるよう支援協力してまいりたいと思っております。ごみの減量化のためには、過剰包装を拒否する、ごみとなるものはもらわないといった消費者の姿勢も大切であると考えますので、今後、なお一層広報啓発に努めてまいりたいと存じます。
 次に、リサイクルを進めごみを減量化する施策については、現在、国において、ごみの減量化のリサイクル促進を目指す環境型社会基本法の政府原案について検討がなされており、過日新聞に報道があったところであります。この法律は、国、自治体、事業所、国民の役割分担を明確にし、これまで関係省庁ごとにばらばらになったリサイクルの関連法を効果的に運用を行うため、ごみゼロ社会を目指そうというものであり、必要に応じ一定の範囲で製造者や事業者に、使用済み製品の回収や処分を義務づける内容となっており、その動向を注視してまいりたいと存じます。
 最後に、議員御提案ございましたデポジット制、自動回収機についてでございますが、これにつきましては事業者からの協力が必要不可欠であると存じます。イベントの施行あるいは広域的な見地から、今後、議員提案のことにつきましては充分研究をしてまいりたいと存じます。
 以上です。

◯議長(山岸君) 5番 池田昭作君。
  〔5番 池田昭作君 登壇〕

◯5番(池田君) それでは、お許しをいただきましたので、3月定例会に当たりまして、今後の財政運営など3項目につきまして、安念市長さん並びに関係部長の御見解を求めたいと存じます。
 まず最初に、次期総合計画の策定にも関連いたします今後の財政運営についてお伺いいたします。
 さて、「今、自治体が抱える最大の課題は何か」というアンケート調査によりますと、第1位が「福祉問題」で40.3%、第2位が「財政問題」の29.5%となっております。なお、市としましては、「財政問題」が第1位、「福祉問題」が第2位となっておりまして、今、市政執行に当たっては、財政問題が大変大きな課題であると言わなければなりません。
 昨年自治省が発表いたしました平成10年度市町村の一般会計決算状況によりますと、一般財源に対する公債費の割合を示す公債費負担比率が前年度より0.7%悪化し、過去最悪の15.8%に上昇、8年連続の上昇になっており、この比率15%以上の団体は、全体の60%に当たると言われます。また、一般財源に占める人件費や公債費などの義務的経費の割合を示す経常収支比率は1.8%増の85.3%を記録しており、この比率が75%以上の団体も、全体の85.1%に当たる2,752団体にもなっているわけであります。
 ついては、砺波市の実態はどうでありましょうか。
 まず、経常収支比率を見ますと、古くは30年前の昭和43年度は69.2%、10年前の昭和63年度は69.6%、平成10年度は81.9%と、だんだん高くはなってきておりますが、全国の平均値よりも下回っております。また、県内9市の平均82.2%をも下回っている状況であります。
 次に、公債費負担比率を見ますと、平成10年度は15.8%になっており、これはちょうど全国の平均と同じ数値になっておりますが、県内9市の平均を0.2%下回る数字になっております。
 さて、今、景気対策か財政再建かと、2月24日に開かれました衆議院予算委員会公聴会では、景気回復を待っていては財政再建が手遅れになるという意見、あるいは両立が可能であるとする意見、今財政再建に踏み出せば、不況が激しくなって税収が減り、かえって国債依存が強まるという意見など、すなわち2兎とも追うべきか、1兎か、いろいろ議論がなされたところであります。
 しかし、国では、財政構造改革法によりまして、平成15年度までに財政再建を図ることになっており、今景気対策のために一時中断となっておりますが、今後急激な改革が進められるものと考えられます。
 幸いに、砺波市は、厳しい中にも、財政分析指数などから見ますと、まだ選択の幅があるように考えられます。先ほどからも、財政問題につきましていろいろ議論のあったところでありますが、安念市長におかれましては、今後公債費比率に充分配慮しながらも、各種事業に積極的に取り組まれるよう期待をするものでありますが、御心境のほどをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、平成10年度末で市債の現在高は182億8,527万3,000円となっておりますが、この市債の償還計画をお聞かせいただきたい。また、この市債残高のうち国が地方交付税で肩代わりしてくれるものがどのくらいあるのか、さらに、地方債の償還ピークは何年度でどのくらいになるのか、具体的にお答えをいただきたいと存じます。
 次に、新しい千年紀の幕開けとも言うべき2000年を迎え、小渕総理大臣は施政方針演説において、「21世紀日本の構想」懇談会報告書を基本にいたしまして、5つの挑戦を打ち出しておられます。すなわち、創造への挑戦、安心への挑戦、新生への挑戦、平和への挑戦、地球への挑戦と、具体的に提案をされておるわけであります。最後に、さらに、明日の利害よりも5年後、10年後にきちんと花を咲かせるような、地味であっても、明日の日本のために大事な種をまかねばならないと強調されておりました。
 さて、「21世紀日本の構想」懇談会報告書は、15年から20年先の日本の未来像を念頭に置いた、なかなか大胆な提言であると言われておりますが、特筆的なことは、1つは、移民政策をとり、国内を民族的にも多様化する。2つ目には、英語を全国民の実用語にする。3つ目には、義務教育を週3日制とし、週7日のうちの、すなわち少年期の半分以上を生徒と親の自由選択にゆだねるとする提言であります。そのほか、議員定数の定期的な自動修正、総理大臣の公選制の是非、選挙権の18歳への引き下げ、集団的自衛権の行使を含めた憲法論議の必要性などを唱えていますが、全体を通じて、この社会を根っこのところからつくりかえなければ、日本は衰退を免れないという切実な報告であると言われております。
 これらの演説や報告を見まして、安念市長はどのように感じておられますか、御所見があればお聞かせをいただきたいと思います。
 次に、地域連携が国土形成の中心的概念として、昨年10月、新全国総合開発計画が策定されております。この計画の中で、北陸地域は「環日本海交流の核圏域として、全方位の地域連携と国際交流が行える先導的地域」と位置づけをしております。
 さて、この地域連携を基本理念とした地域戦略プラン計画では、富山県として4地域に分けた地域振興計画がなされておりますが、砺波市としてこの取り組みに対する考え方についてお聞かせください。
 次に、地域連携事業として強力に進めていただきたいと思うことは、広域観光事業であります。
 先般、四国・四万十川観光事業を視察する機会がありました。その中で特に感じさせられましたことは、観光事業は、名所旧跡等の観光資源がなくても人工的につくる観光もあるということであります。すなわち四万十川は、17年前は無名の観光の通過地点でしかなかったのでありますが、しかし、昭和58年9月に全国版で放映されましたNHKの「土佐四万十川 清流と人と魚」という番組が一躍有名にしたというのであります。ここで使われた「日本の最後の清流」というキャッチフレーズが日本人の心の琴線に触れたからであると言われております。
 また、四万十川は、一見して水量が豊富なことと、魚種類が多いということだけで、特段に目ぼしいものがないように思われますが、しかしその後、周辺地域市町村の川をきれいにしようという運動は格段のものがあったということであります。例えば、中村市などでは四万十川環境保護条例による整備対策など、行政と民間が共同で対応しておることや、トンボ王国を造成し、トンボ自然公園を設けるなど、世界一のトンボの生育地として知られるように努力をしたということであります。
 私は、この砺波地域も雄大な立山連峰を眺めることができ、また清流庄川、仏教王国としての各種寺院、地蔵、神社・旧跡、各種伝統芸能などの観光資源を活用しての広域的な観光コースの設定、体験型のアユ釣り、スキーと雪に親しむ、農業に親しむ観光コースの設定、都会と農村を結ぶ家族的な交流を図ることを検討すべきではないかと考えるのであります。幸いに砺波市は、フラワー都市交流として全国に名前が売れておるわけでありますから、積極的に対応すれば広域観光として十分やっていけるのではないでしょうか。
 このことについては、ずっと以前から叫ばれてきたことでありまして、目新しいことではありませんが、今動き出してきました田園空間博物館構想にも関連して、庄東丘陵地帯を含め、散居村全体の問題として機が熟してきた、そのような感じであります。市長は広域圏理事長でもありますので、この際、積極的に問題提起をされるお考えがないかどうかお尋ねをいたします。
 次に、次期総合計画の策定作業にも関連いたしますので、行政サービス度向上対策についてお考えを承りたいと思います。
 全国の都市を対象とした行政サービス度調査というのがあります。これは、各市町村ごとに公共料金、福祉、医療、教育、住宅、ごみなど24項目について調査したものでありますが、総得点120点として分類されております。
 さて、砺波市は68点、全国第356位となっております。これは大変古い数字なので、現在の実態と合うかどうかわかりませんが、砺波市のサービス度がやや低いような感じがいたします。
 そこで、内容を見ますと、公共料金が高いとか、下水道普及率が低い、情報公開度が低いなどの点があるように私自身は思われるのであります。そこで問題の公共料金の調査項目と申しますのは、水道料金、下水道料金、住民票手数料、体育館使用料の4項目ですが、私は、水道、下水道料金の高いのは理解できますが、住民票手数料、体育館使用料も高いのかなということであります。
 住民票手数料につきましては、県内類似都市は1枚300円で差がないようでありますが、全国的には100円から450円に分かれておるということであります。
 また、体育館使用料に至っては、1回当たり無料のところから2万円のところまでさまざまのようです。したがって、このような小さい問題でサービス度が判定されるのはどうかと思いますが、一面、体育館等の公共施設使用料を低く抑え、利用者の増加を図ることも必要なことかと考えられます。
 なお、砺波市は新年度、体育施設等の使用料について減額を図られたことは大変評価いたしたいと思いますが、このほかに国保の保険料の上限額抑制、乳幼児医療費助成、敬老祝い金、小中学校へのパソコン導入とインターネット接続などの対応によりサービス度が上がるものと見られます。
 私は、次期総合計画の策定に当たっては、このようなソフトな事業についても十分に検討されることを望みたいのですが、中島総務部長の御見解をお聞かせいただきたいと思います。
 次に、国民健康保険事業の見通しについて申し上げます。
 医療保険の中核は、日本の場合は国民健康保険だと言われております。しかし国保は、他の組合健保や政管健保に比べて、掛け金において、また保険給付においても不公平で、不合理な点があるということでございます。また、国保加入者には収入が少ない無職の世帯が約46%もあり、老人加入割合は組合健保の約8倍にもなるというのであります。
 さて、組合健保は8割以上の組合が赤字。政管健保は11年度末で3,000億円の赤字が見込まれ、過去に蓄えた積立金もあと2、3年で底をつく。国民健康保険も約半数が赤字であると言われております。ついては、この破綻しつつある健康保険を立ち直らせるために介護保険制度が設けられた経緯もあるわけでありますが、この介護保険制度だけでは不十分であり、実質的に給付の削減を図らなければ問題解決にならないということであります。
 そこで、具体的に2、3点について質問いたします。
 まず、当市の国保事業特別会計は、平成10年度決算によれば、繰越額が2億3,000万円余りで、ある程度順調に推移しているようでありますが、いよいよ新年度から介護保険制度がスタートいたします。また、医療費の改定も云々されておりますので、ついては、国保事業会計の今後の見通しについてお聞かせをいただきたいと思います。
 もう1点は、国民健康保険税についてお尋ねいたします。
 介護保険制度等の導入により、国保税が減額されるのではないかという期待感があります。国保税の税率につきましては、平成11年度資産割について減額されたところでございますが、それでもなお重税感が強いと言われております。
 今回、新しく国民健康保険税条例が制定されたのでありますが、介護保険料が新しく加わることもあり、今後の国保税の負担のあり方、すなわち所得割、資産割、均等割、平等割の税率改正などを考えておられるのかどうかお尋ねをいたします。
 また、国の指導を受けて、国保税の最高限度額を引き上げるような動きがあると聞きますが、具体的な考えをお聞きいたします。
 もう1点、国民健康保険税の中に介護納付金現年度分として、合わせて4,538万5,000円計上されておりますが、この額の算出、被保険者に対する課税の内容について御説明をいただきたいと思います。
 なお、過日の新聞報道によりますれば、40歳から64歳について厚生省はこれまで、介護保険料は減額しないと説明してきましたが、自営業者などが加入する国保に限り、市町村の裁量で軽減を認める方針に、急遽転じたということでございますが、砺波市は、これをどのように理解されているかお聞かせください。
 次に、新年度から介護保険制度のスタートにより社会的入院の是正など、現行制度に比較し、医療費の減少が期待されるのでありますが、どの程度の減額を予想されておりますか。また、老人保健医療拠出金の負担軽減の問題も考えられるのでありますが、このことを民生部長にお尋ねをいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 池田議員にお答えいたします。
 まず、財政運営に取り組む姿勢につきましていろいろ御意見のあったところでございます。池田議員流の財政論があったところでございまして、私に所感を述べよということでございます。
 先ほど松本議員にもお答えをいたしましたが、少子・高齢化、あるいは教育、福祉、そういった面でこれから取り組まなければならない事業がたくさんございます。新しく総合計画を進めるわけでございますが、財源の重点的な配分、そして財政が硬直化しないように進めたいと思うわけでございます。したがいまして、市債の借り入れ等につきまして、特に注意があったわけでございますが、元利償還金が交付税に算入されるような、そういう有利な起債なども考えてまいりたい、このように思っておるわけでございます。
 しかしながら、地域経済の活性化、それから市民生活が元気になること、そんなことなども配慮しなければならない。したがいまして、財政も厳しいところですが、市民生活の元気さを取り戻す意味からも、施策を念頭に入れまして知恵を絞りたい、このように思っておるわけでございます。
 あと、起債等の問題につきましては総務部長からお答えを申し上げます。
 次に、次期総合計画策定に当たって、「21世紀日本の構想」報告の所感について述べよということです。
 私もちょっと新聞で見たんですが、私はあまり感心しません。大学の教授、ハイレベルの皆さん、確かに有識者であります。ただし、その中に実務者、実際汗水を出して働いている人たちの意見というのが入っているのかどうか。私はいささか、このことについてあまり好きではないということを率直に申し上げておきたいと思います。しかも、随分ボリュームの大きいことでございます。池田さんからもいろいろ提案があって、大変大胆ないい施策のように思いますが、私は、このことはなかなかできないと、そこまで調整する時間が相当いるんではないかということでございますので、私自身はあまり賛成できないということであります。世界の対話だとか、教育の改革だとか、あるいは転換だとか、社会保障とか、文言はいいんですが、今、池田さんがおっしゃったように、内容は、教育については3日でよいと。それでいいんですか、本当に。それが大胆ないい施策であったら、私は大変なことになると、そのように思いますので、それらの選挙権、司法の問題、外国人の問題、それぞれそういう取り方をされておりますので、私は共鳴することはできない、このように思います。
 先ほど代表質問で宮木さんからも質問のあった、新しい公と個の問題も言われております。20世紀は確かに組織の時代だと、21世紀は個の時代になるということを言われております。個の時代だけども、この裏に、どうすべきかというそういう提案がなされていないということなどを批判をして、公共性というものが失われてくるのではないか。これでは、あの大胆な提案は賛成できるかどうか。しかも、相当時間の必要な問題ではないでしょうか。そして、弱者に対する対応といったものがほとんど見当たらない。そういう感じがしてならないわけでこざいます。
 その意味から、池田議員の意に反するような回答になったかもしれませんが、私は率直にそういう所感を持っておるわけでございます。
 次に、砺波地域の地域戦略プランであります。
 このことについては、人と自然に優しい、健康で快適な田園空間整備を掲げて、「となみ野交響詩・新世紀プラン」と命名された形での戦略プランをつくりました。これは平成11年度から5年間の計画でございまして、広域圏等関係市町村の担当者が相寄りまして、このプランをつくったわけであります。時間的にはあまりなかったようでございまして、広域連携についての趣旨の伝達はまだ充分しておりませんけれども、連携を大事にするというようなことでございまして、砺波市に関するものといたしましては、今言われております田園空間整備事業、それからつながりを強化するということで国道359道路改築事業や156の拡幅事業を早くやれというようなことを述べておるわけでございます。
 そこで、この事業は、砺波地域は散居村という最も珍しい村落形態を有していることから、このことを十分PRすることが大事ではないか、この特色を生かして、今後とも進めていきたいというのが私の考え方でございます。これらの事業につきましては、主体が国または県であること、その推進については私どもも協力してまいりたい、このように思っておるわけでございます。
 なお、いずれ具体的に、この田園空間整備事業については県から提案がされると思います。このことは、先ほども回答の中で申し上げましたが、水辺空間など、となみ野のグランドデザインというものをつくっていきたい、このように思っておる次第でございます。
 次は国民健康保険について申し上げます。
 池田議員から、掛け金が高い、給付が悪い、ものすごい厳しい批判をいただきました。国民健康保険というのはそんなものでしょうか。それぞれの健康保険の制度につきましては、それぞれの歴史があるわけです。その歴史の上に立って今日の国民健康保険というのがあるということをまず理解していただきたいと思います。おかげさまで、砺波市の国民健康保険特別会計につきましては、実質単年度収支では、平成8年から10年まで3年間黒字となっておりますし、順調に推移をいたしておるわけでございます。
 そこで、おっしゃるように、問題は国保税であったり、いろいろございますけれども、これは介護保険法が出た経緯もございますので、そのことを少し推移をしていかないと、国保税をすぐ減税というわけにいかないのではないか。この介護保険の推移を見させていただいて、今おっしゃるような批判に私は応えたい、こう思っております。ただ、経済状況からして、国保に加入する方が増えてきているわけです。民間がリストラしますと、どうしても国保と。国保がそのような形で受け皿になっておりますので、そんな批判をされないでみんなで盛り上げるという気持ちに、池田議員はなってほしいなというのが私のお願いでございます。
 なお、税等につきましては、そのように今考えておりますので、いずれ皆さんと御協議を申し上げたいと思いますし、課税限度額については今52万円です。11年度実績では300世帯ございます。数多くおられます。この人たちは、御存じのように収入の多い方でございますので、国の指導は53万円取れということですが、私は今、類似都市と話をしておりますので、いましばらく均衡を保つために引き上げはしたくないと思っておる次第でございます。
 国保税の兼ね合いについての御指摘もございましたし、給付が悪いということでございましたが、それは国保全体の皆さんの立場に立って、これからも良くしていくような考え方をみんなで持っていきたい。その場合に、何度も申し上げますが、介護保険というものが出てまいりました。そのことの関係も見据えながら、今後の医療費の動向なども考えて進めさせていただきたいと思っております。おかげさまで、基金も若干持っておりますので、流行性感冒が急遽出ても対応できるような、そういう体制でございますので、その面では安心して給付ができるんではないかと思っておりますので、今後とも国保等については御支援を賜りたい、このように考えておるわけでございます。
 あとの問題については、総務部長あるいは民生部長、産建部長からお答えを申し上げます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 総務部長 中島和之進君。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) 池田議員の質問について、大きくは2点についてお答え申し上げたいと思います。
 第1点目は、財政運営についてのうち、起債関係、市債の償還関係でございます。
 議員御心配のとおり、財政の健全化というのは極めて重要なことであります。そういう地方財政制度の中で財政の健全度を測るのは、1つは経常収支比率でありますし、公債費負担比率、あるいは公債費の起債制限比率などであります。当然、我々もこれらの収支財政指標を勘案しながら財政運営を行っておるわけであります。
 そういうことで、結果といたしまして、議員のお話にございましたように、10年度末の砺波市の一般会計における市債の残高は182億円余りでございます。かねて起債の発行につきましては、いわゆる交付税算入等の有利な起債ということを申し上げておるところでございまして、例えば地域総合整備事業債は約50%程度の算入率になります。具体的に申し上げますと、高道の勤労者多目的運動施設、あるいは南部の福祉センターの建設事業などが認められておりますし、臨時地方道整備事業債は、これも交付税算入は約50%程度でございまして、例えば矢木石丸線の改良工事などが認められておるところでございます。その他、栴檀山南部地域におきます辺地債といたしましても、夢の平駐車場の整備など、これも交付税算入は約50%でございます。そのほか災害復旧事業では95%程度が事業費補正で入るところでございます。
 結果といたしましては、10年度における元利償還額19億5,548万円のうち、40.4%に相当する7億8,919万円が基準財政需要額に算入されている実態があるところでこざいます。
 もう1点は、市債の償還時のピークということでございますが、これは起債の起こす事業量、いわゆる事業規模によって年度間が変更するわけでありますが、今のところピークは、平成13年度の23億353万円がピークと目されておるところでございます。元利償還を上回る借り入れをいたしますと、元利償還のピークは順次先送りされる嫌いがあるところでございます。
 以上が財政運営上のことであります。
 もう1点は、次期総合計画の策定に向けてという中での行政サービス度向上対策についてであります。
 行政サービス度調査というのはなじみの薄い言葉でありますが、この調査の視点は、受益者負担が低くて、サービス供給基盤の整備が濃密であれば良い点数が出て評価が高いという調査であります。それぞれの市町村の地理的あるいは経済的等の地域の特性をもって、調査項目が必ずしも普遍的であるとは言いがたいわけでありまして、これが適切な評価につながっているかどうかという見方もできるわけでありますが、調査は平成10年4月1日現在のものと存じます。調査項目と一致しない面もありますが、公共料金で見ますと、平成11年度では、当市では、固定資産税あるいは国民健康保険税や水道料金の引き下げを実施しておりますし、また平成12年度今議会において提案いたしております体育施設の使用料の見直しも行うことにいたしておるところでございます。そういう面で、いわゆる受益者負担の適正化に努力しておるところでございます。
 それから幾つかの分野があるわけでありますが、例えば福祉、医療の分野では、保育所では一時保育の実施、平成12年度におきましては介護保険制度の導入に伴います「自立」と認定された方々にも従来の在宅介護支援を継続すること、あるいは医療費では、幼児の通院費の助成制度の拡大などを図っておるところでございます。
 また、開かれた行政を目指した情報公開制度も、今年4月から実施することにいたしておるところでございます。調査項目は大きく分けて4項目あるわけでありますけれども、それぞれ前向きに取り組んでおるという認識をいたしておるわけでありますが、そういうことで、前回調査よりもサービス度はアップしておると思いますが、池田議員の御意見のとおり、市民サービスの向上のために、各事務事業を精査しながら、毎年度予算編成を通じて見直しを図るとともに、次期総合計画の中で反映させ、サービス度のアップに努めていきたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 池田議員の質問にお答えをいたします。大きく分けて2点ございますので、答弁をいたします。
 まず第1点の介護納付金の課税内容とその軽減についてでございますが、社会保険診療報酬支払基金より、概算で平成12年度介護納付金として、2号保険者すなわち40歳から65歳未満の方、これは国が定める金額でございまして、1人につき全国一律でございますが、年間2万9,000円、砺波市のこの2号保険者は3,130人と見込んでおりまして、これに月平均2,600円を掛けました9,077万円が予算計上されております。その金額のうち半分が国が負担をいたしますので、残りの半分の金額4,538万5,000円、介護納付金の現年度課税分1人月平均1,300円を賦課することになります。
 被保険者に対する課税内容につきましては、2号保険者の属する世帯の世帯主に対して、従来の医療分の国民健康保険税と介護保険料を上乗せをして賦課徴収することになります。その料率につきましては、今議会に条例提案をいたしております。
 なお、賦課方法につきましては、従来の医療分の国民健康保険税と同様の4方式、すなわち所得割の0.68%、資産割の1.2%、均等割1人4,500円、平均割1世帯3,600円とする内容であります。
 次に、介護納付金の軽減につきましては、軽減できる市町村は、基金保有高が、過去3カ年間における保険給付、すなわち老人保健拠出金を含みますが、平均で年額の25%以上有することや、直近の3カ年において単年度収支が黒字であった安定した財政運営を維持していることなどの条件を満たしておれば、条例上の根拠もある場合もございますが、そういうことで限定をされているわけであります。
 現在の当市の国民健康保険事業の財政調整基金条例では、基金として積み立てる額が国保会計の決算上、剰余金を生じた場合においては、過去3カ年間における保険給付費及び老人保健拠出金の合計額の100分の20に相当する額を超えない額、平成12年3月末現在では17.3%であります。そういった規定をしておるわけでございまして、また処分についても保険給付及び老人保健拠出金の財源に充てる場合に限り拠出をすることに、現条例ではなっておりますので、現段階では大変難しいと考えられます。市長が先ほど申し上げましたように、介護保険が始まり、そういった推移も見ながら、今後検討してまいりたいというふうに存じます。
 2点目の老人保健の医療費拠出金については、議員御承知のように、この医療費拠出金についてはそれぞれルール等がございますように、今回の12年度予算の全体の国保会計の療養諸費では、高齢化による自然増の部分と介護保険へ移行する部分を考慮し、対前年度比当初予算0.4%減、422万2,000円減額の11億8,721万7,000円を見込んでおります。
 なお、この老人保健拠出金については、11年度決算ベースで比較してみますと、高齢化に伴う自然増分が7.5%、介護保険へ移行する部分が12.5%を見込んで、率では5%程度、金額で2,800万円ぐらい減額になっております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) 私のほうから広域観光事業の推進につきまして、補足をして御答弁を申し上げます。
 東海北陸自動車道の整備が進みまして、数年先には全線開通する見込みであります。また、中部縦貫自動車道あるいは能越自動車道の整備、あるいは計画中の能登空港構想等によって、ますます大都市圏との距離が年々近くなってきつつあります。
 これらのことから、岐阜県、富山県、石川県の10市で構成いたします飛越能経済都市懇談会を持ちまして、関係都市のイメージアップと観光促進を目的に、地域の広域観光ルートの策定調査を実施し、ツアー商品としての実現に向け、関係者に働きかけているところであります。
 一方、砺波広域圏におきましては、県観光連盟の砺波地区会が中心になりまして、官民一体の体制で広域観光パンフットの作成あるいは合同観光キャンペーンなど、広域圏の市町村関係者が一丸となって観光宣伝の運動を推進しているところであります。
 砺波地域にはチューリップフェアをはじめ、花まつり、あるいは世界遺産の合掌造り集落、自然豊かな散居村や庄川、あるいは伝統文化では子供歌舞伎や夜高祭り、むぎや祭り、曳山祭り、彫刻のまち、その他神社仏閣など、魅力ある観光資源が多く存在しております。また、手づくりのものといたしましては、魚のつかみ捕りや山菜の栽培、魚の養殖、農産物の加工など、あるいは各種グッズの試作、多くの手づくりの開発が行われております。
 圏域内のこれら観光資源を相互に協力し、活用することで、魅力ある観光客のニーズに大いに応えることができるものと思っております。
 池田議員から御提案のありました個性的な砺波地域の魅力をマスコミやエージェントに積極的にPRすることは当然でありますが、さらに特色ある農業の体験ツーリズムの拡大を検討することや、たくさんあります観光資源をよりボリュームのある観光資源とするため、各市町村のイベントを季節ごとに、同一時期に連携をとって、砺波地域らしい個性的な観光イベントのルート設定ができないか、このようなことも関係の皆さんと協議いたしたいということを考えております。
 いずれにいたしましても、砺波地域の多様な観光ニーズの受入体制に最善の努力をいたしてまいりたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 再質問を許します。
 5番 池田昭作君。

◯5番(池田君) お許しをいただきまして申し上げたいと思います。先ほど時間が足らなかった関係で若干私の真意が伝わっておらないような気がいたしますので、要望として申し上げたいわけであります。
 国民健康保険制度について申し上げたわけでありますが、私はある本を読んでおりまして、昨今の国民健康保険だけではなしに、健康保険制度が大変危機的な状況にある。そこで介護保険制度が導入されたわけでありますが、これだけでは不十分だと、最終的には給付の制限と申しますか、医療費を抑制していかなければならないということが言われておりまして、その中には、抜本的な改革として、今の保険制度を廃棄して、民間保険会社がさまざまな健康保険を提供し、自由に選択できるようにすればどうかと、あるいはまた高齢者医療の制度自体をなくしてはどうかと、全く青天の霹靂のような意見があったということでありまして、私は、国民健康保険につきましても、医療費の抑制対策ということを、今後、当局に御考慮いただきたいということを申し上げたかったわけでございます。
 それから最後にもう1点、総務部長の、行政サービス度につきましては、私は市の行政サービス度が悪いというふうに申し上げておるのではなくて、今度つくられる総合計画の時には、こういうソフトな事業も計画の中に取り入れていただきたいと、こういう要望を申し上げたかったわけでございます。
 私の真意が伝わっておらなかったようでありますので、再度申し上げまして、終わらせていただきます。

◯議長(山岸君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明3月7日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時50分 閉議



平成12年3月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第 1号  平成12年度富山県砺波市一般会計予算
議案第 2号  平成12年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算
議案第 3号  平成12年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計予算
議案第 4号  平成12年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算
議案第 5号  平成12年度砺波市赤坂霊苑特別会計予算
議案第 6号  平成12年度砺波市下水道事業特別会計予算
議案第 7号  平成12年度砺波市農業集落排水事業特別会計予算
議案第 8号  平成12年度砺波市水道事業会計予算
議案第 9号  平成12年度砺波市病院事業会計予算
議案第10号  砺波市訪問介護実施条例の制定について
議案第11号  砺波市墓地、納骨堂又は火葬場の経営の許可等に関する条例の制定に
        ついて
議案第12号  砺波市国民健康保険税条例の制定について
議案第13号  砺波市手数料条例の制定について
議案第14号  砺波市スポーツ振興審議会設置条例の制定について
議案第15号  砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
議案第16号  砺波市税条例の一部改正について
議案第17号  砺波市財産及び営造物に関する条例等の一部改正について
議案第18号  砺波市農業振興審議会条例の一部改正について
議案第19号  砺波市都市計画審議会条例の一部改正について
議案第20号  砺波市都市公園条例等の一部改正について
議案第21号  砺波市保育所設置条例の一部改正について
議案第22号  砺波市デイサービスセンター設置条例及び砺波市訪問看護実施条例の
        一部改正について
議案第23号  砺波市乳児及び幼児医療費助成に関する条例の一部改正について
議案第24号  砺波市営住宅管理条例及び砺波市賃貸住宅管理条例の一部改正につい
        て
議案第25号  砺波市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
議案第26号  砺波市国民健康保険条例の一部改正について
議案第27号  砺波市印鑑条例及び砺波市消防団条例の一部改正について
議案第28号  砺波市納税奨励金交付条例の廃止について
議案第29号  砺波市地域振興券交付事業特別会計条例の廃止について
議案第30号  砺波市高齢者生きがいセンター設置条例の廃止について
議案第31号  栴檀山南部辺地に係る総合整備計画の変更について
議案第32号  市道路線の認定及び廃止について
議案第33号  平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)
議案第34号  平成11年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第35号  平成11年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)
議案第36号  平成11年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第37号  平成11年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)
議案第38号  平成11年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)
議案第39号  土地の取得について
議案第40号  砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
報告第 1号  専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第1号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第5号)
議員提出議案
第  1 号  砺波市議会委員会条例の一部改正について
砺波地区老人福祉施設組合議会議員の一般選挙
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について



平成12年3月定例会 目次

      平成12年3月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(3月1日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  報告事項 ……………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  各特別委員会の報告 ………………………………………………………………  3
  施政方針並びに議案第1号から議案第32号まで、平成12年度富山県砺波市
  一般会計予算外31件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについて
    提案理由の説明………(安念市長) ……………………………………… 11

★第2号(3月6日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 31
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 31
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 31
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 31
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 32
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 32
  議案第33号から議案第39号まで
    提案理由の説明………(安念市長) ……………………………………… 33
  市政全般に関する代表質問
   14番  宮木 文夫 議員 ………………………………………………… 35
      ・砺波市平成12年度予算について
      ・21世紀の課題
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   10番  堀田 信一 議員 ………………………………………………… 50
      ・市職員の活性化について
      ・市公共物について
      ・田園空間構想における地下水の位置づけについて
      ・NPO法人と介護保険について
      ・出町小学校建設について
    9番  村中 昭二 議員 ………………………………………………… 61
      ・市道等の整備について
      ・一級河川の整備について
      ・北部保育所の建設に伴い説明会が必要でないか
    6番  石田 隆紀 議員 ………………………………………………… 66
      ・市営東矢木住宅の改築計画と内容について
      ・第50回チューリップフェアの対応について
    4番  松本  昇 議員 ………………………………………………… 76
      ・本年度予算案と現状の経済状況を考慮の上、今後の対応策、次期
       総合計画について
      ・循環型社会環境について
    5番  池田 昭作 議員 ………………………………………………… 81
      ・財政運営について
      ・次期総合計画の策定に向けて
      ・国民健康保険事業の今後の見通しについて

★第3号(3月7日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 95
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 95
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 95
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 95
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 96
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 96
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
    7番  藤井 外志男 議員 ……………………………………………… 97
      ・学校教育について
      ・国体終了後について
      ・温水プールの運営状況について
    2番  金嶋 久貴子 議員 ………………………………………………105
      ・民主主義と人権について
      ・男女共同参画計画について
   18番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………114
      ・砺波市農業の将来展望について
      ・市と市民の協働によるまちづくりについて
      ・新しいゴールドプランと市の高齢者保健福祉計画について
      ・幼稚園・保育所の保護者負担軽減の拡大について
   13番  西尾 英宣 議員 …………………………………………………124
      ・2000年度予算について
      ・福祉の施策について
      ・産業施策について
      ・「となみ野」田園空間整備について
  議案の常任委員会付託(議案第1号から議案第39号及び報告第1号) …143
  請願の常任委員会付託 ……………………………………………………………143

★第4号(3月15日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………145
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………145
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………145
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………146
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………146
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………147
  報告事項 ……………………………………………………………………………147
  議案第1号から議案第39号及び報告第1号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………147
   質 疑 ……………………………………………………………………………155
   討 論
    反対討論……………(西尾議員) …………………………………………155
   採決(議案第1号、議案第6号及び議案第33号) ………………………157
   採決(議案第2号から議案第5号、議案第7号から議案第32号、議案第
      34号から議案第39号及び報告第1号) …………………………158
  請願1件
   消費税のいっそうの増税に反対し、3%に減税することを求める意見書に
   ついての請願
   質 疑 ……………………………………………………………………………158
   討 論
    反対討論……………(西尾議員) …………………………………………158
   採 決 ……………………………………………………………………………159
  議案第40号
   提案理由の説明………(安念市長) …………………………………………159
   採 決 ……………………………………………………………………………160
  砺波地区老人福祉施設組合議会議員の一般選挙 ………………………………160
  議員提出議案第1号
   提案理由の説明………(梶谷議員) …………………………………………161
   質疑・討論 ………………………………………………………………………162
   採 決 ……………………………………………………………………………162
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………162
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………162
  請願審査結果 ………………………………………………………………………167



平成12年3月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成12年3月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 特別委員会の報告
  第4 施政方針並びに議案第1号から議案第32号まで、平成12年度富山県砺波
     市一般会計予算外31件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることにつ
     いて
     (提案理由の説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月 1日  午前10時07分  開議
   3月 1日  午前11時29分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 桂   政 樹 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 森 瀬 太七郎 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成12年3月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時07分 開議

◯議長(山岸君) ただいまより、平成12年3月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討を願います。

◯議長(山岸君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において指名いたします。
  13番 西 尾 英 宣 君
  14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君
を指名いたします。

◯議長(山岸君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本3月定例会の会期は、本日から3月15日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月15日までの15日間と決定いたしました。

◯議長(山岸君) 次に、日程第3 特別委員会の報告についてを議題といたします。
 各特別委員会の報告を求めます。
 広域都市問題特別委員会委員長 寺島良三君。
  〔広域都市問題特別委員会委員長 寺島良三君 登壇〕

◯広域都市問題特別委員会委員長(寺島君) 広域都市問題特別委員会の御報告を申し上げます。
 当特別委員会は、去る2月7日、関係当局の出席を得て開催したのであります。
 まず最初に、砺波広域圏事業について、次に砺波広域水道企業団事業、砺波広域農業共済事業、砺波地方介護保険事業の概要について説明を受け、当面する問題について協議をいたしたのであります。
 砺波広域圏事業につきまして、まず「クリーンセンターとなみ」の事業の概要といたしまして、1市3町1村のエリアを構成市町村としてごみ処理を行っており、ごみ焼却施設、粗大ごみ処理施設、最終処分場の3施設を運営管理しております。
 ごみ焼却施設については、平成3年1月に竣工し、日量70トンの処理能力を有しており、ごみ処理実績として、近年の各市町村における分別収集により、その成果が上がってきております。
 また、一般廃棄物最終処分場の整備事業として、徳万地内で、平成11年度、12年度の2カ年継続事業として建設を進めており、本年3月末までには40%の出来高が見込まれているもので、完成予定は平成13年3月として建設整備を進めるものであります。
 次に、排ガス高度処理及び灰固形化施設整備事業として、平成12年度と13年度の2カ年継続事業で実施しようとするもので、このことについては、厚生省が平成14年11月30日までに、既設施設のダイオキシン濃度を5ナノグラム以下となるよう法改正したことから、クリーンセンターとなみのごみ焼却施設について、既設の電気集じん機からろ過式集じん機(バグフィルター)への更新等、施設整備するものであります。
 次に、平成11年度補正新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業につきましては、当初、砺波広域圏の各市町村で実施することとして計画がなされておりましたが、実施主体を、砺波広域圏1市5町4村で構成する砺波広域圏事務組合において事業を進めることで、現在準備が進められているとのことでありました。
 次に、広域消防につきましては、平成10年4月に1市5町1村で常備消防が合併し、昨年4月には、平村、上平村、利賀村の五箇三村が加わり、砺波広域圏の全市町村が構成に加わったところであります。
 昨年、消防緊急通信指令体制の確保をするための整備とともに、本部施設の耐震強化と増改築工事を行ったところでありますが、特に救急車の要請が増えてきている状況にあり、救急救命士の養成を行い、救命率の向上に努めたいとのことでありました。
 次に、広域水道企業団の概要について報告いたします。
 まず、供給地域1市5町1村の計画給水人口は10万1,000人で、1人1日最大給水量は600リットル、1日最大供給量は4万8,600立米であり、庄川合口ダムより取水しているところであります。
 今後とも、水質に万全を期するとともに、安全で安い水の供給に努めていきたいとのことでありました。
 次に、広域農業共済事業につきましては、県内の農業共済事務組合6組合が、今年4月には合併され4組合体制になり、このことは、国庫補助の削減や農家ニーズに対応していくために合理化が進められているもので、このような動きの中で、砺波においても、砺波広域圏に合併を行うことで今後検討をしていくとのことであり、本年の4月から、農業共済事務組合と広域圏事務組合の事務局、また構成市町村の関係者とで構成する合併に向けた準備会を設置し、効率的な行政運営を図ることを基本として協議をしていきたいとのことでありました。
 次に、介護保険事業につきましては、本年4月から実施されるに当たり、平成10年から準備が進められ、砺波地方介護保険事務組合が平成11年2月3日に設立され、一部事務組合として、2市6町4村で構成し、介護保険法に定める介護保険事業全般に関しての事務を取り扱っているものであります。
 予算規模は、平成11年度で2億2,250万円であり、うち2億円は市町村分担金となるもので、砺波市は3,740万4,000円で、分担割合として、均等割30%、40歳以上人口割60%、65歳以上人口割10%として算出しているものであります。
 次に、主な意見について申し上げます。
 まず、砺波広域圏事務組合で実施する新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業の概要についてただしたところ、砺波広域圏1市5町4村の地域を事業対象エリアとして、国の平成11年度2次補正により実施しようとするものであり、現在の加入対象世帯数1万8,307世帯60.8%から、さらに新規拡大対象世帯数1万1,793世帯を加え、加入エリアを100%とするための施設整備を行い、となみ衛星通信テレビ株式会社にこれを使用させることにより、情報通信の格差を解消するものであります。
 総事業費として26億8,315万1,000円となるもので、うち3分の1となる8億9,438万3,000円の国庫補助を受け、センター施設、伝送路施設、設計管理を行うものであるとのことでありました。
 次に、田園空間整備事業を砺波広域圏として、今後の進め方についてただしたところ、農林省が田園空間整備事業を進めるに当たり、制度をもっと波及し、一部の地域で取り組むこととするより広範囲の取り組みが必要であることから、陳情を行う際には全国的に広げていただきたい旨を強く要望をしているもので、環境整備を大切にしなければならないこと、新農業基本法が示された段階で、農村の重要性や多くの機能を持っていることについて認識しながら事業を進めていくよう、国や県及び関係市町村とも協議を重ねながら、砺波の散居を守ることとした田園整備を進めていきたいとのことでありました。
 次に、クリーンセンターとなみの排ガス高度処理の新方式の設計内容についてただしたところ、厚生省より、平成14年11月30日までに5ナノグラム以下の施設とせねばならない旨、焼却施設について国の基準が示されたことにより、平成13年度末までに、国の補助を受け、既存施設のダイオキシン濃度の抑制について対策を講じることとして、排ガス高度処理及び灰固形化施設整備事業として、ガス冷却室の拡張及び再燃設備の設置、ろ過式集じん機(バグフィルター)への更新、活性炭の吹き込み装置の新設、灰固形化施設の整備などの厚生省の基準に則した条件を提示し、コンサルタントへ標準設計について作成依頼を行っているもので、現在これをもとに県とも協議をし事業を進めていくものであり、事業費約16億3,200万円で整備を行うとのことでありました。
 最後に、本特別委員会は、1月に三重県桑名市を訪問し、広域連合の設立経緯と広域行政の取り組みを研修し、見聞を深めてまいりました。
 今後とも、広域事業の取り組みについて調査し、地域の発展に努めてまいりたいと考えております。
 以上、当面する問題について審議の概要を申し上げ、広域都市問題特別委員会の報告といたします。

◯議長(山岸君) 環境保全対策特別委員会委員長 松本 昇君。
  〔環境保全対策特別委員会委員長 松本 昇君 登壇〕

◯環境保全対策特別委員会委員長(松本君) 環境保全対策特別委員会の報告を申し上げます。
 当特別委員会は、去る2月8日、関係当局の出席を得て、環境保全について協議をいたしたところであります。
 最近は、特に大きな環境問題は発生していないとのことでございますが、ごみ対策等の環境保全について、市民と行政が一体となって取り組んでいかなければならないことでもあり、常に状況を把握していくことが大切であり、当市の環境行政の現況について当局の説明を求めたところでございます。
 現在、市内において、大気汚染防止法、水質汚濁防止法等の法律及び富山県公害防止条例の規定に基づき、政令等で定める特定施設を有する事業所は、昨年より1事業所増え、463事業所となっております。
 また、公害苦情については、焼却炉の煙について、富山県環境保全課と共同で現地の確認を行い、県知事へ届け出が必要となったもののほかに、悪臭やごみの不法投棄などの苦情があり、これらについては、問題の発生の都度、直ちに原因調査を行い、苦情に対する処置を適切に行っているとのことでございます。
 次に、地下水の採取については、本年度、富山県地下水の採取に関する条例に基づく設置届け出件数は、これまでに269件の揚水設備が届け出られております。
 近年設置された揚水設備の多くは、融雪用の用途が多くなっていることから、事業所などで必要以上に揚水されることを避け、交互散水方式の採用、降雪検知器の設置に配慮するなど、概ね1分間当たり1立米にして0.3リットルの量を目標値として指導しており、また「砺波市開発指導要綱」中に井戸の深度を100メートル以上とするよう義務づけをいたしております。
 次に、公害防止のための各種の定期測定につきましては、測定場所は市内全域にわたっており、水質測定は工場排水を含む農業用水について15カ所、大気観測は太田に1局、騒音測定は環境騒音、自動車騒音及び高速道路騒音の3種類について17カ所の測定地点で行っております。
 また、ごみ処理の状況につきましては、平成4年7月から現在の有料指定袋を使用した分別収集を実施しており、一般家庭系可燃ごみと事業系可燃ごみを加えると全体の89.2%を占めており、最近のダイオキシン問題を反映し、排出されるごみの量は、家庭系のごみ、事業系のごみともに増加をいたしております。
 次に、主な意見について申し上げます。
 まず、し尿処理手数料について、今後値上げなどの考えについてただしたところ、し尿収集事業者は、下水道や農業集落排水事業の進捗や浄化槽の設置などによる水洗化により収集量が逓減しており、また人件費の増などで、経営そのものの維持が困難になってきているとのことから、し尿収集手数料を今年4月に改定する方向で、関係市町村間で調整を行っているとのことでございます。当委員会としまして、浄化槽汚泥の増加による経営状況の動向や下水道などの動向を充分に考慮し改定を行うよう要望したところでございます。
 次に、「クリーンセンターとなみ」における、煙突から排出されるダイオキシン類が減ってきている要因についてただしたところ、ダイオキシン類は、高温でごみを焼却することによりその発生を抑えることができるため、現在、施設の運用面で、炉の温度を充分上げてからごみを燃焼させており、これによりダイオキシン類の発生が抑えられているとのことであります。
 なお、平成14年11月末までに、5ナノグラム以下に改善するために、現在の電気集じん機をバグフィルターに変換するため等の事業を砺波広域圏において新年度から行うとのことでございました。
 次に、小型焼却炉の使用に対し、ダイオキシン類対策特別措置法が今年1月より施行されておりますが、その内容についてただしたところ、1時間当たり50キログラム以上200キログラム未満のものを燃焼、または火床の面積が0.5平米以上のものについて県への届け出が必要となるもので、現在、県内で約1,000件の焼却炉が該当すると見込んでおり、市内においても、今年1月に県による説明会を行ったところでございます。
 また、これにより、小型焼却炉の燃焼をやめて、事業系のごみとして排出されることが今後予想され、ごみの量が増加するものと考えられております。
 次に、塩化ビニール系トレーを可燃ごみとして焼却することは、ダイオキシン発生の原因となっているが、行政としての対策についてただしたところ、トレーについては、婦人会等が資源ごみとして収集しており、塩化ビニール系ごみは、高温で処理するクリーンセンターとなみに出すようPRを行っているとのことでございます。
 また、本年、容器包装リサイクル法が施行されることから、管内市町村でこの対応を検討しており、分別したものをリサイクルする方法などについて、消費者や販売者も含め取り組んでいかなければならないとのことでございました。
 最後に、本特別委員会は、昨年11月に神奈川県大和市を訪問し、環境センターの管理運営及びごみ発電について研修し、見聞を深めてまいりました。
 今後ともさらに環境保全の取り組みについて調査し、住みよいまちづくり、環境づくりに努めまいりたいと考えております。
 以上、当面する問題について審議の概要を申し上げて、環境保全対策特別委員会の報告とさせていただきます。

◯議長(山岸君) 下水道対策特別委員会委員長 江守俊光君。
  〔下水道対策特別委員会委員長 江守俊光君 登壇〕

◯下水道対策特別委員会委員長(江守君) 下水道対策特別委員会の審査の概要について御報告申し上げます。
 当委員会は、去る2月9日に、関係当局の出席を得て、公共下水道事業や農業集落排水事業の進捗状況について所管部より説明を受け、当面する諸事項について審議いたしたところであります。
 まず、砺波市での公共下水道事業の概要といたしましては、昭和59年8月に101ヘクタールで認可され、順次工事を進めており、平成10年7月には、事業認可面積670.8ヘクタール、処理区域人口1万4,030人、総事業費155億1,000万円、15万1,428メートルの事業を実施しており、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業で整備しているものであります。
 普及率につきましては、平成10年度末で、全国平均では58%、富山県では52%、砺波市では18%となっており、農業集落排水事業を加えると27%となるものの、普及率はまだ遅れている状況であり、今後とも事業の促進に努めていただくよう要望しているところであります。
 次に、農業集落排水事業の概要といたしましては、東般若地区の計画処理対象人口は1,870人で、平成8年度より供用を開始しており、平成12年1月末現在で水洗化率93%となっております。
 般若地区につきましては、平成10年の稼働から2年目でありますが、計画処理対象人口は3,070人で、水洗化率は53%となっております。
 また、栴檀野地区におきましては、平成9年度に事業を実施し、計画区域39ヘクタール、計画処理対象人口1,900人、30億5,800万円の総事業費で整備を進めており、今年度の管路工事としては全体の91%の進捗となるもので、処理場建設工事は11年度、12年度で実施するものであります。
 次に、下水道普及状況といたしましては、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業の11年度末見込みで普及率は19.2%、水洗化率では、戸数に対し65%、有収水量で92万トンとなるもので、また農業集落排水事業では、東般若地区、般若地区を合わせ、普及率では9.4%、水洗化率65%、有収水量で22万トンになるとのことでありました。
 次に、主な意見要望について申し上げます。
 まず、今後の下水道整備についてただしたところ、平成12年度には、認可区域の約6割の区域が完了する予定となっており、13年度には油田地区が完了し、また現在認可されてる南般若地区の一部と庄下地区の一部については、15年度に完了する予定であり、第7次事業認可の拡大を平成12年度、13年度で手続きを行うこととしているもので、次期整備区域については、砺波庄川幹線区域の中で地区単位で実施したいとのことでありました。
 なお、平成12年度には農業集落排水事業がほぼ完了する予定であることから、13年度から特定環境保全公共下水道事業費の増大が見込まれるとのことでありました。
 次に、合併浄化槽設置に当たり、設置費用の補助についてただしたところ、現在、砺波市合併浄化槽設置整備事業補助金交付要綱により、設置費用の一部について助成することとしているもので、補助対象区域は、公共下水道事業の計画区域内において、10年以内に整備が見込めない区域及び農業集落排水事業区域以外の区域で、処理対象人員が50人以下の浄化槽であり、人槽の区分により補助するもので、本年4月1日より実施したいとのことでありました。
 また、合併処理浄化槽を設置した後において、将来、下水道計画認可区域となった場合においては、下水道受益者負担金を納入するとともに、下水道に接続していただくこととしているとのことでありましたが、この場合には、併せて誓約書をいただき、理解を得たいとのことでありました。
 なお、事業費に対する補助の比率として、事業費の4割相当額を補助するもので、8人槽から10人槽のものでは、139万円の4割で、限度額として55万円になるとのことであります。
 基本的には、今回の要綱の制定により、補助対象とする区域は、小矢部川幹線区域を考えているが、砺波・庄川幹線区域において、個別排水処理施設整備事業を実施される場合の対応については、特定環境保全公共下水道の供用している区域におけ分担金並びに使用料との均衡を失わないよう検討していきたいとのことでありました。
 次に、栴檀山地区の下水道事業の対応についてただしたところ、現在、地区の方々に事業の方法について説明を行っているところであり、特定地域生活排水処理事業と厚生省の合併処理浄化槽を設置する方法について検討をいただいているとのことでありました。
 委員会では、栴檀山地区を整備するに当たり、地区全体を農業集落排水事業のように網かけを行い、事業の実施を行うとともに、分担金については、既に事業が完了している地区との公平負担を原則に設定し、浄化槽の管理は地区の組合または市で行うよう要望したところであります。
 最後に、本特別委員会は、昨年11月に岡山県笠岡市における公共下水道と合併処理浄化槽の整合について、並びに島根県斐川町における散居村における下水道事等と生活排水処理計画について研修してまいりました。
 今後とも、先進の下水道事業等について調査研究に努めたいと考えております。
 以上、当面する問題についての審議の概要を申し上げ、下水道対策特別委員会の報告といたします。

◯議長(山岸君) 以上、各特別委員会の所管事項の調査につきましては、ただいまの報告のとおりであります。御了承のほどをお願いいたします。

◯議長(山岸君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第1号から議案第32号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計予算外31件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに平成12年3月砺波市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず、御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 これより、市政運営についての所信を述べるとともに、提出いたしました平成12年度一般会計予算案をはじめとする諸案件についてその大綱を御説明申し上げ、議員各位をはじめ市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じております。
 さて、新たな千年紀の幕開けという記念すべき西暦2000年を迎え、20世紀から21世紀へと時代が移ろうとするこの時に、市政を担う責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いであります。市政発展のため、時代が要求する諸課題に真摯に取り組むべく、決意を新たにしているところであります。
 市長に就任して以来、2年余りが経過いたしました。この間、市民参画の市政を目指し、「まちづくりは、みんなでつくる」ことを旨として、市民本位の立場で行動を展開し、市政の発展に懸命に努力をしてまいりました。これからも全力を尽くす所存でありますので、より一層の御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 さて、社会の変動は著しく、我が国は、グローバル化、少子高齢化の進展とともに、情報技術革命のうねりの中にあります。さらには、地球温暖化やダイオキシンなどの環境問題、いかにして人材を育てるかという教育の問題や厳しい雇用情勢の問題、多様化する犯罪など、課題が山積しております。
 今国会では、景気回復の推進を柱として編成された平成12年度予算案の審議が行われており、特に「経済新生対策」のため、公需から民需への転換や設備投資や個人消費など自律的な景気回復を目指しております。
 一方、地方自治体においては、深刻な財政危機の中にあり、歳出内容を吟味し、財政の健全化にも努めていかなければなりません。また、今後、地方分権の進展に伴い、市町村の役割はますます重要になっております。市民のニーズはますます高度化、多様化しており、豊かな市民生活の実現と福祉の向上のため、今まで以上に創意工夫を凝らし、明確なビジョンを持って、計画的かつメリハリのある諸施策を推進する必要があります。
 砺波市は、平成9年12月に4万人に達した人口がその後も着実に増加し、本年2月20日現在、4万800人を数えております。大型店や企業の進出もあり、活気ある町として、都市の住みよさランキングにおいても高い評価を得ておりますが、今後とも、市民の皆さんの協調と融和のもとで住民サービスを推進し、個性豊かな地域づくりと活力ある市政運営をしてまいりたいと考えております。
 次に、平成12年度の予算編成の基本方針について申し上げます。
 経済企画庁の2月の月例経済報告では、景気の現状を「緩やかな改善が続いているが、民間需要の回復力が弱く、厳しい状況をなお脱していない」としております。
 このような現下の厳しい経済情勢を踏まえ、政府の平成12年度の経済運営においては、財政構造改革の基本的な考え方を維持しながら、前年同様に、15カ月予算という考え方に立った平成11年度第2次補正予算の編成もされ、ミレニアム・プロジェクトを中心とした経済新生枠を設けるなど、引き続き景気に充分配慮した予算編成とされたところであります。
 一方、地方財政におきましても、国と同一の基調により、地方財政計画の規模は約88兆9,300億円、対前年度比0.5%程度の増などが示されたところであります。
 このような状況を踏まえ、当市の新年度予算編成の基本方針は、国の地方財政対策等を勘案しながら、当面する少子高齢化、環境対応等の時代の要請に応えると同時に、一層の経費の節減を図るなど、財政の健全化に意を配し、新世紀における魅力的な地域社会の構築に向けて、各種施策を着実に推進することとしたところであります。
 このような基本方針に基づき編成いたしました平成12年度の会計別予算案の規模は、
 一般会計161億9,000万円(対前年度比3億2,500万円 2.0%増)
 特別会計 74億7,130万円(対前年度比マイナス4,270万円 0.6%減)
 企業会計156億3,750万円(対前年度比33億7,020万円 27.5%増)
 総  額392億9,880万円(対前年度比36億5,250万円 10.2%増)
となったところであります。
 次に、歳出予算の概要及び市政の運営と施策につきまして、5つの施策に基づき御説明申し上げます。
 第1に、「行財政改革と広域行政等の推進」について申し上げます。
 今まで、行財政改革の声は、国、地方を問わず幾度となく叫ばれてきましたが、日本経済の成長基調の中で、大きな進展は見られず、地方分権の進展や規制緩和、官民の役割分担の見直しなどが叫ばれ、新時代に対応する新たなシステムの構築が求められている今こそ、既存の枠にとらわれない思い切った行財政改革に取り組まなければならないと考えております。
 まず、行政改革の推進につきましては、昨年4月に、平成11年度砺波市行政事務改善委員会を設置し、「市民サービスの向上」「組織・人員の見直し」「事務事業の見直し」の3つの基本目標ごとに具体的な提案事項について研究を行っており、3月中に報告書をまとめたいと存じております。
 また、簡素な行政運営が求められ、定員管理の適正化が国・県より指導されておりますが、当市でも、増大する行政需要と限られた財政状況のもと、組織の見直し、人員の削減・適正配置を指標に定員適正化計画を策定してまいりました。
 その概要といたしましては、平成16年度までの5カ年計画で、保育士、幼稚園教諭等の専門職を除く一般事務部門で5%に当たる16人の減員を図り、専門職員以外の採用を極力抑制することを骨子とするものであります。本計画決定後は、その内容を公表して着実に実施を図りたいと存じます。
 一方、市民で構成している行政改革市民会議につきましては、平成11年度に3回開催し、市の公共施設などの視察・調査もしていただき、施設の利用促進や維持管理などの運営に関する御意見をちょうだいしております。今後とも、事務改善委員会での提案を含め、各種の行政改革に関する御提言を反映させていきたいと考えております。
 次に、広域行政の推進について申し上げます。
 広域行政の推進につきましては、県を中心に、各市町村とともに広域行政等研究会が発足し、広域行政の今後の方向や市町村合併について研究されているところですが、特に近年は、地方分権の進展や高度化する住民ニーズに応えていくため、広域行政の必要性が高まっていると考えております。
 これらのことから、同一の市町村で構成される砺波広域圏事務組合と砺波広域農業共済事務組合について、効率的なサービスの供与と経費の節減を図るため、平成13年4月1日の併合を目指して、平成12年度から具体的協議が開始されることになりました。何とぞ関係各位の御理解と御支援を賜りたいと存じております。
 次に、地方分権の進展について申し上げます。
 本年4月から施行される法律改正に伴う機関委任事務制度の廃止や権限移譲等への対応のため、昨年12月の定例会で5条例を改正したところであり、また手数料条例など、県や他市町村との協力で設立した地方分権法令研究会の中でも充分に検討しており、当市において関係する残り17条例の制定・改廃についてを本定例会に提出するものであります。
 なお、それに伴う規則等についても順次整備しており、今後の事務処理や執行体制に支障のないよう対応していくものであります。
 次に、次期総合計画の策定に関しまして、その経過を御報告いたします。
 まず、計画づくりの参考とするため、昨年9月に行いました市民意識調査の結果につきましては、市広報の2月号と3月号において公表しているところでありますが、市民の意識は多様化し、ニーズはますます増大する傾向にあります。
 とりわけ、少子・高齢化の進展、情報化・国際化の推進、環境への関心の高まり、教育問題など、近年の社会情勢の変化に伴い、これらの課題に関する行政需要が増えてきております。
 また、計画の素案づくりに関連して設置しました市民と職員の共同の研究組織であります「まちづくり研究会」の活動は、現在まとめの段階に入っておりまして、近くその研究成果がまとまる予定であります。
 今後のスケジュールにつきましては、これらの資料を参考にしながら、各課のヒアリングやアドバイザーの助言をもとに、総合計画審議会での御提言などをいただきまして、本年末までには計画の基本構想を御提案いたしたいと存じております。
 次に、男女共同参画の推進について申し上げます。
 昨年10月に、男女共同参画プラン策定委員会から計画の素案が提出されたことを受けまして、その後3回にわたり開催いたしましたプラン策定市民委員会の皆さんからの御意見、御提案も踏まえまして、最終案を取りまとめ、近日中に整えたいと考えております。
 そして、平成12年度を当市の男女共同参画推進元年として位置づけまして、女性と男性が互いに協力し、信頼し合い、支え合う社会づくりの推進を目指してまいりたいと考えております。
 次に、情報公開につきましては、昨年の9月定例会で条例を制定しており、本年4月からの実施に向け、市政への市民参加と行政の理解と信頼の確保を目的に、適切に対応ができるよう、庁内での文書事務研修の実施や事務手引き、市民向けパンフレットの作成を進めているところであります。
 次に、国際交流事業について申し上げます。
 御承知のとおり、西暦2000年は日蘭交流400年の節目の年であり、両国において多くの記念イベントが計画されております。当市におきましても、リッセ市との姉妹都市交流にちなみ、チューリップフェア開催期間を中心に記念事業を予定しているところであり、両国の花の交流を一層推進してまいります。
 また、昨年、砺波市制45周年及びヤロバ市との姉妹都市交流10周年記念事業として招請しておりましたが、トルコ北西部に発生した大地震により実現できなかったトルコ民族舞踊団の公演につきましては、大地震からの力強い復興を期待いたしまして、チューリップフェアでの特別イベントとして実施いたします。
 次に、広報・公聴事業について申し上げます。
 平成11年度新たに実施いたしました「行政出前講座」及び「市長への手紙」につきましては、市民の皆さんの御理解を得まして、市民参加の前進をみたものと考えております。平成12年度におきましても積極的に取り組み、市民との対話を大切にしながら、市民の行政需要の的確な把握に努め、市政を運営してまいります。
 次に、統計調査事務につきましては、平成12年が国勢調査の実施年でありますので、市といたしましても、準備に万全を期して、正確な調査の実施に努めてまいります。
 第2に、「若者の定着と豊かな高齢社会の実現」について申し上げます。
 今や、日本人の多くが、人類の願いである長寿を享受できるようになりました。その一方で、老後の生活に対する不安が広がっております。世界に例を見ない少子高齢化が進行する中で、青少年も働き盛りの世代も、そして老後を暮らす人々も、皆健康で豊かに安心して生活できる社会をつくることが重要であります。
 まず、高齢者福祉について申し上げます。
 老人保健福祉計画につきましては、平成12年度における見直しに向けて策定委員会を設置し、鋭意準備を進めているところであり、砺波地方介護保険組合で策定された「砺波地方介護保険事業計画」との整合性を図りながら策定してまいります。
 また、昨年10月から運行を開始しております福祉バスにつきましては、市民の皆さんに定着してきており、利用者数も順調に伸びております。今後とも、より多くの方々に利用してもらえるよう、運行時刻、停留所等について見直しを行ってまいります。
 さらに、本年4月からは、砺波市社会福祉協議会において「地域福祉権利擁護事業」がスタートします。この事業は、判断能力が不充分な高齢者や障害者の方々に対し、契約に基づき、福祉サービスを中心とした日常生活支援を行うことを目的としております。利用者の各種相談に応じる専門員と、実際にサービスを行う生活支援員により事業が運営されることになります。
 また、同様に、砺波市社会福祉協議会が平成9年度から取り組んでおります「ふれあいのまちづくり事業」は4年目に入ります。福祉機器リサイクル事業、学童生徒のボランティア体験講座、福祉総合相談事業、在宅介護教室など、さまざまな事業を展開しております。
 中でも、地区内の高齢者を招待して行われている「いきいきふれあいサロン事業」は、平成11年度末までに市内に29カ所が開設しており、お世話をされている方々が工夫を凝らし、それぞれの地域ごとに特色あるサロン運営をしていただいているところであります。こうした事業に対しましては、さらに充実、推進を図るため、今後とも支援を行ってまいりたいと考えております。
 次に、児童福祉対策について申し上げます。
 油田保育所の大規模修繕工事は、天候にも恵まれ、順調に工事が進み、予定どおり竣工する見通しであります。
 また、(仮称)北部保育所の建設事業は、基本設計が完了し、先日、国へ事前協議を行ったところであります。用地につきましても、地権者の方々の深い御理解により契約も無事終了いたしました。今後は、実施設計に取りかかり、国の内示があり次第、平成13年度の開設に向けて工事を進めてまいります。
 次に、平成12年度の保育所入所申し込み状況につきましては、乳児保育や低年齢児保育の希望が増加している中、保護者の要望に応えるため、適正に入所の適否の判定を行い、また育児休業明けの予約についても可能な限り受け入れ、安全な保育に努めてまいりたいと考えております。
 放課後児童対策事業につきましては、油田地区及び東部小学校校下、さらに平成11年度から北部小学校校下でも地元や学校関係者の方々の御協力をいただきながら実施しておりますが、現在、鷹栖小学校校下におきまして、民生児童委員が中心となり、地元や学校関係者の方々の御協力により、平成12年度の開設に向け準備を進めているところであります。
 また、生徒数の増加により、校舎内での実施が困難となってまいりました東部校下放課後児童クラブの活動拠点につきましては、平成12年度において整備を進めてまいります。
 次に、少子化対策について申し上げます。
 最近の当市の出生数は、平成2年の312人から増加傾向に転じ、年間400人前後と増えており、今後とも「安心して産み、育てる」環境づくりに努めたいと存じます。そのための支援として、県費助成が0歳児から4歳未満児まで大幅に拡大されることもあり、砺波市としては、通院医療費の助成を3歳未満児から5歳未満児までに引き上げることといたしております。
 次に、介護保険対策について申し上げます。
 本年4月からいよいよ介護保険制度が始まりますが、ねたきりにならないための介護予防の施策を展開する必要があります。そのために、従来から実施しております基本健康診査、がん検診等の受診しやすい体制に努めるとともに、生活習慣病予防のための食生活改善等の施策や訪問指導等をきめ細かく実施してまいりたいと考えております。
 また、国の2次補正予算の介護予防拠点整備事業を活用して、市街地にある北陸電力旧営業所を借用して改装し、(仮称)出町いきがいデイサービスセンターを設置することにより、ひとり暮らし老人や家に閉じこもりがちな高齢者の生きがい活動を援助する場として活用していきたいと思っております。
 また、施設及び居宅の各種サービスのうち、訪問介護、通所介護、訪問看護については、市が直接指定サービス事業者として利用者の需要に迅速に対応し、良質なサービスを供給できるよう努力していきたいと考えております。
 なお、従来無料であった低所得者のホームヘルプ利用料金については、砺波市として今後も減免の措置をとっていきたいと考えております。
 次に、病院事業について申し上げます。
 砺波総合病院を取り巻く環境につきましては、本年4月には、診療報酬の改定が行われるなど厳しさを増しておりますが、地域の中核病院として、医療の質の向上に努め、市民に親しまれ信頼される病院を目指しております。
 こうした中で、平成11年度第3四半期の経営状況につきましては、昨年9月から増改築工事に取りかかり、患者の利用動向が心配されましたが、おかげさまで、入院、外来を合わせますと、患者数・医業収益とも前年度実績を若干上回っている状況であります。
 増改築事業につきましては、平成12年度中に西棟の躯体をほぼ仕上げ、平成13年の8月ごろには西棟の供用開始を図るなど、安全第一をモットーに、当初計画の工程どおり平成16年度の工事完成を目指しているところであります。
 第3に、「快適な環境の都市づくり」について申し上げます。
 大量生産・大量消費、大量廃棄という我が国社会のあり方は、地球環境に大きな負荷をかけております。美しい環境を守り、子孫に引き継ぐためにも、循環型社会を構築することが重要であります。
 県で進められている田園空間整備事業では、自然と人間が織りなしてきた農村の文化を視点に置いた基本構想が策定され、これに基づいた整備事業の計画づくりが平成12年度から実施に移されることになりますが、砺波平野に広がる屋敷林に囲まれた美しい散居景観は水の文化であり、水や緑の整備事業を計画されるよう申し上げているところであります。
 次に、土木事業について申し上げます。
 高規格幹線道路のうち、北陸自動車道につきましては、平成12年度中に越中境PAから名立谷浜間が全線4車線化される予定であります。また、東海北陸自動車道については、福光ICから上平IC間及び清見JCTから荘川IC間が、さらに能越自動車道については、福岡ICから高岡IC間が平成12年度開通の予定であり、それぞれ鋭意工事が進められております。
 国道整備として、国道156号砺波除雪拡幅事業につきましては、荒高屋地区において用地買収及び工事が継続して行われ、国道359号砺波東バイパス事業につきましては、とやま国体秋季大会までに、市道矢木東石丸線までの暫定供用開始を目指して工事が進められており、庄下地区の残る部分についても工事に着手される予定であります。また、太田地区につきましては引き続き設計協議が行われ、次いで柳瀬地区についても設計協議が行われる予定であります。
 県道整備につきましては、砺波福光線は、平成12年度も引き続き用地取得及び工事が進められますが、残りわずかとなり、市内の完成も視野に入ってまいりました。また、富山戸出小矢部線の高波地区の改良工事は、平成12年度から一部用地買収に着手され、本格的に事業が始まる予定であります。
 市道につきましては、十年明鷹栖線、柳瀬松ノ木線等の道路改良事業や国道156号砺波除雪拡幅事業、国道359号砺波東バイパス事業関連の改良工事の進捗を図ってまいります。
 一昨年からの集中豪雨による市街地等の溢水問題に関しては、用水水量の調整、水路の切り回しや改修等、当面できる限りの対策を地元とともに講じてまいりたいと考えております。
 また、長期的な対策を講じるため、県など関係機関と連携の上、協議調整を図り、将来の雨水排水対策の基本となる「浸水対策アクションプログラム」を策定してまいります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 街路事業のうち、国道359号の西町・末広町地内の整備につきましては、地元の協力のもと、県とともに用地買収及び物件移転を進めております。また、工事につきましても順次施行しており、西町地内については平成12年度中に完了し、供用が開始されます。
 公園建設事業の砺波総合運動公園の整備につきましては、とやま国体秋季大会開催時までに、富山県西部体育センターや砺波市温水プール等の園内体育施設との一体的整備を図りながら整備を進めてまいりたいと存じております。
 次に、主要地方道砺波小矢部線につきましては、都市計画決定に向けて準備を進めているところであり、県や関係機関、また地元の皆さんとともに事業の取り組み方について充分検討し協議したいと考えております。
 また、中心市街地の活性化基本計画につきましては、現在、検討委員会や地元の皆さんを中心として、まちづくりについて検討していただいているところであり、今後、中心市街地の活性化事業に反映したいと考えております。
 土地区画整理事業の組合施行につきましては、太郎丸東部地区においては補助事業が完了し、換地処分に向けて事業が進められます。
 また、深江地区においては、水路築造等出町小学校関連工事を中心として事業が進められます。
 さらに、杉木地区においては、組合設立に向け諸準備が進められており、平成12年度に基本設計等を行い事業を進めることになります。
 公営住宅建設事業につきましては、新栄町団地の4号棟・5号棟及び集会所の建設を進め、本年9月下旬の入居開始に向け鋭意工事を進めてまいります。なお、平成12年度において、新栄町団地の建替事業が完了する予定であります。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 平成12年度から2カ年にわたり、緊急地域雇用特別交付金事業により、上水道給水装置水圧調査業務委託事業を実施いたします。事業の内容は、市内全戸を対象にした水圧測定により、漏水の有無や給水不良箇所の発見を目的とし、各家庭の水圧調査を実施するものであります。
 また、新たに災害連絡管整備事業を実施いたします。この事業は、県の補助を受け、災害などの緊急時に、隣接する市町村との間で相互に給水できるよう配水管を接続し合うものであります。今回は高岡市と実施するもので、双方の配水管が接近している油田地内で予定しております。
 石綿セメント管更新事業につきましては、平成12年度も継続事業として引き続き実施してまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 下水道整備基本計画の概要につきましては、昨年末まで各地区に説明をし、新しい下水道マップの考え方について御理解と御協力をお願いしてきたところであります。
 平成12年度より、用排水路の汚濁防止と生活環境の改善を図るため、10年以上下水道整備が見込めない区域において整備される合併処理浄化槽の設置に対し、新たに補助をすることにいたしております。
 公共下水道事業につきましては、約430ヘクタールの事業認可区域において整備を進めており、進捗状況は3月末で293ヘクタールの供用開始となる予定であります。
 特定環境保全公共下水道事業につきましては、約241ヘクタールの事業認可区域において整備を進めており、進捗状況は3月末で87ヘクタールの供用開始となる予定であり、引き続き油田地区の整備を図ってまいります。
 また、平成12年度において、下水道整備基本計画に従い、新たに認可区域の拡大に向けて全体計画を見直し、都市計画決定変更設計に着手することにいたしております。
 農業集落排水事業につきましては、栴檀野地区における管路工事及び処理場建設工事が平成12年度において概ね完成する見込みであります。
 水洗化率の向上につきましては、地区の下水道推進協議会の協力を得るとともに、広報などにより啓蒙活動に努めてまいります。
 次に、ごみ対策について申し上げます。
 平成10年から平成11年にかけて、可燃ごみの処理量が約10%余り増加しております。従来から推進しているコンポストによる生ごみの堆肥化をさらに進めるとともに、ごみ減量化対策の一環として、「電気式生ごみ処理機」に対する助成制度の積極的な活用についてPRし、引き続きごみの減量化に取り組んでまいりたいと考えております。
 なお、砺波広域圏事業でありますが、平成11年度から着手しておりました一般廃棄物最終処理場が平成12年度中に完成するとともに、クリーンセンターとなみにおいて、ダイオキシン対策として、電気式集じん機からバグフィルターに変更するための事業などに着手いたします。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 本年4月からチャイルドシートの着用が義務づけとなることから、平成11年度から創設したチャイルドシート購入費に対する助成制度のPR等を通じて、今後とも市民への交通安全に対する啓発を進めてまいります。
 次に、消防関係につきましては、複雑・多様化する災害に対処するため、栴檀野分団器具置場の新築や高波分団消防車の更新、防火水槽や消火栓の設置により、消防施設の充実強化を図り、迅速的確な消防業務の推進に努めてまいります。
 第4に、「スポーツと文化・教育の推進」について申し上げます。
 近年、スポーツに対する関心は、本年開催されているとやま国体の盛り上がりの中で、レクリエーション的要素の強いニュースポーツの増加や一人一人の健康に対する意識の高まりなどにより、高齢者をはじめ今までにスポーツを行わなかった人たちもスポーツに対する関心が高まってきています。
 そのため、当市では、とやま国体終了後もこうした機運を継続し、薄れていく地域コミュニティーの再形成、高齢化社会の中での健康の維持・増進、さらには平成14年度から実施される学校週5日制に対応するため、今後のスポーツのあり方を検討する(仮称)「生涯スポーツ検討委員会」を設置したいと考えております。
 また、現在順次建設を進めています地区体育館を中心に、各種スポーツ教室を開催し、多くの人にスポーツへの機会を提供することにより、生涯スポーツの振興を図っていきます。
 この生涯スポーツの振興と今後の体育施設管理の一元化を視野に入れ、利用者への便宜と利用促進を図るため、各施設の料金体系の見直しや減免規定の統一を行うとともに、温水プールでは、多くの要望があった3カ月券と家族券の発行、さらには65歳以上の高齢者や身体障害者の皆さんへの割引料金を新たに設けたいと存じております。
 一方、B&G海洋センターの体育館を無料化し、地区体育館として広く利用してもらうほか、油田地区や建設予定の若林地区の体育館など、地区体育館の建設を今後とも推進してまいりたいと考えております。
 次に、いよいよ開催年となった2000年とやま国体について申し上げます。
 先月19日から22日まで、全国各地から大勢の選手役員が参加され、2000年とやま国体冬季大会が開催されました。県勢の大活躍とともに、雪上の熱戦に多くの人々が感動し、大変盛会でありました。
 当市のとやま国体の準備状況に関しては、市民総参加を基本目標として、遠来の選手役員を温かく歓迎し、気持ちよくプレーできるように、花いっぱい運動や地域環境美化運動、応援体制の確立など、市民が参画しつくり上げる国体として盛り上げ、市民と来会者の心に残る大会となるように準備を進めております。
 応援体制に関しましては、各地区や学校に特定の県やチームを熱烈応援していただくような「スタンドいっぱい運動」を検討中であります。
 なお、選手役員と市民とのふれあいの機会として、夏季大会のボウリング競技では、開始式前日の9月8日に「市民ふれあいボウリング」を、秋季大会では、小学生がふるさと砺波を紹介するコーナーを会場内に設けることとして準備を進めております。
 また、開始式の式典では、リハーサル大会での吹奏楽と、合唱に加えて公開演技を実施することとし、学校関係をはじめ各種団体に各会場での出演をお願いしております。
 次に、秋季大会の直前に実施される大会旗・炬火リレーにつきましては、10月10日に市内全地区を11区間に分けて走者リレーすることになっており、走者の選定に当たりましては、基本区間10区間については関係地区でお願いし、区間距離が短く走りやすい「ふれ愛区間」については、高齢者や障害者、年少児童を対象として公募により選定を行いたいと考えております。
 次に、教育の振興について申し上げます。
 学校でのいじめや不登校など、子供たちが直面する諸問題はますます深刻化しており、学校、家庭、地域が互いに手を携え、たくましく「生きる力」を育てることが大変大切なことであります。「生きる力」を育むには、心の教育の推進が大事なことは申すまでもありません。平成12年度は、新たに砺波南部小学校・砺波北部小学校において「心の教育推進事業」を進めてまいります。
 また、中学2年生が一週間学校を離れて勤労を体験する「14歳の挑戦事業」につきましても、引き続き取り組んでまいりたいと考えています。
 出町小学校建設事業につきましては、平成10年10月より、地域住民、学校関係者の意見等を聞きながら設計作業を進めてまいりましたが、このほど校舎棟の実施設計がまとまりましたので、平成12年度から国の補助事業を受けて建設に着手し、平成14年4月開校を目指し鋭意工事を進めてまいりたいと考えております。
 また、狭隘で老朽化している砺波東部小学校体育館の改修を図るための準備として、耐力度診断を行ってまいりたいと考えております。
 幼稚園においては、平成11年度より、子育て支援を図るため、出町幼稚園、北部幼稚園、般若幼稚園の3園において「預かり保育」を試行的に行ってまいりましたが、大変喜ばれておりますので、平成12年度より全幼稚園で行ってまいります。
 生涯学習の振興につきましては、平成14年度から実施される学校週5日制に向けて、子供たちが地域の中で多彩な活動を体験できる機会を充実させるとともに、地域の教育力の強化を目的とする(仮称)「青少年育成地域活動事業」を新たに実施いたします。
 また、「生涯学習と連帯感にあふれた地域づくり・市民一人一学習の推進」を合言葉に、市民大学「学遊塾」などの各種教室・講座を充実させ、地区公民館活動をはじめとした社会教育関係団体の活動を推進してまいります。
 青少年の国際交流につきましては、本年4月から5月にかけて、市内中学生が姉妹都市のオランダ王国リッセ市を訪問し、ホームステイや学校訪問を通じて市民と交流を深める予定であります。
 文化財保護につきましては、増山城跡総合調査の第4年次調査を行うとともに、市内における開発行為等に基づく埋蔵文化財調査を実施してまいります。また、子供歌舞伎曳山の修理事業の第3年次事業を実施いたします。
 文化会館につきましては、幼稚園児から中学生までの発達段階に応じた団体鑑賞プログラムを展開するとともに、交響楽演奏会や若者が企画するジャズ・ロックコンサートなど多彩な自主事業を計画しております。また、文化協会と連携し、文化祭の開催やアマチュア文化団体の育成に努めたいと考えております。
 美術館につきましては、春のチューリップフェアに併せて、「湖の伝説」の日本画家・三橋節子展とオランダを代表する写真家・エルスケン展を同時開催し、秋のとやま国体に合わせて、当市出身の洋画家・清原啓一展を福野町と一緒に開催するなど、新しい試みの企画展を予定しております。
 また、市内の児童、園児を対象にした子ども造形アトリエなどの美術館教育や、収蔵美術品の収集を続けるとともに、「1940年代富山の美術」について高岡市と共同調査を行いたいと考えております。
 第5に、「産業経済の振興」について申し上げます。
 県内の景況は、個人消費が足踏み状態にあるほか、雇用の有効求人倍率が低水準で推移しているなど、依然として厳しい状況にあります。このため、当市においては、小口事業融資等各種制度融資に加えて、中小企業金融安定化特別保証の利用や資金保証料の支援を強化するなど、中小企業の経営安定に努めてまいる所存であります。また、勤労者の生活安定に関する支援対策にも努力してまいります。
 次に、工業の振興について申し上げます。
 当市には、近年、順次企業活動が展開され、地域の活性化に貢献しておりますが、現状はいまだ製造品出荷額は県平均を下回り、若者の多くが市外に就業している状況にあります。このため、若者に魅力ある企業の誘致が重要な課題であり、新工業団地の整備を検討しているところであります。この整備調査につきましては、平成11年度の予備調査を踏まえ、平成12年度は通産省の工場適地調査の実施に向け、県と協議いたしたいと考えております。
 次に、商業の振興について申し上げます。
 中心市街地の商業活性化対策につきましては、商業活性化基本計画や検討中の中心市街地活性化基本計画をもとに、その具体的対策を講じてまいりたいと存じます。
 まず、商店街の空洞化に対処するため、商工会議所とともに、短期的プロジェクトとして空き店舗対策の具体化に向け準備を進めたいと存じます。
 次に、観光について申し上げます。
 チューリップフェアにつきましては、時代の節目を迎え、21世紀に向け、市民の手による地方色豊かなイベントとするため、その運営について各界の方々による検討委員会で熱心な御検討を賜り、このほど新たな提案をいただいたところであります。
 この提案を踏まえて、今後、市議会の皆さんの御意見をいただきながら、平成13年度に開催される第50回のチューリップフェアを目標に、運営体制を準備し、民間活力の強化を進めていきたいと考えております。
 また、平成12年度にオランダから風車を移設し、新しい観光スポットにしたいと考えております。
 今年のチューリップフェアは、日蘭交流400周年に伴う企画展を開催するとともに、オランダ王国リッセ市長をはじめトルコやカナダの皆さんもお招きし、国際色豊かに花を愛する文化を広めたいと思っております。
 チューリップの生育については、暖冬のため、花壇に雪を堆積するなど、会期に向けて開花調整を行っているところであります。
 このほか、頼成の森の花しょうぶ、夏のカンナ、秋のコスモスウォッチングなど、花中心のイベント充実や庄東丘陵地の通年観光化に意を用いてまいりたいと存じます。
 次に、緑花関係事業については、第36回全日本菊花連盟全国大会砺波大会が、本年11月10日から12日まで、富山県西部体育センターを会場として開催されることが決定しております。全国の菊花愛好者1,500人、約5,000点の菊花が出品展示される予定であります。
 また、この菊花大会と同じ期間に、第4回富山県都市緑化祭が砺波総合運動公園を会場として開催される予定であります。
 この2つのイベントに市民が積極的に参画することにより、緑化推進を図ろうとするものであります。
 次に、農林業について申し上げます。
 国民の「くらしといのち」の基本にかかわる食料の安定供給、国土の保全など、多面的機能を持つ農業・農村の持つ役割は極めて重要であり、今後とも国際競争に対抗できる産業として自立できる農林業を確立することが必要であります。
 国においては、昨年7月に新しく「食料・農業・農村基本法」が制定され、食料の自給率向上や農業の多面的機能の発揮など、新しい理念が盛り込まれたところであります。
 市といたしましても、21世紀に向けて活力ある農業農村の展望が開ける農業政策の展開に努めたいと考えております。
 このため、「アグリTONAMI21創造プラン」の一部見直しを検討しながら、足腰の強い砺波型農業の早期実現に向けて、集落営農体制の整備や意欲ある経営体の育成を行い、効率的な土地利用の推進を図りたいと考えております。
 次に、米の生産調整につきましては、新たに「水田を中心とした土地利用型農業活性化対策大綱」が決定され、助成体系などが大幅に見直されたところであります。
 平成12年度の生産調整面積は、平成11年度と同面積の1,245.9ヘクタールの配分を受けており、団地化への誘導、とも補償制度、稲作経営安定対策への加入促進を図りながら進めてまいりたいと存じております。
 また、昨年4月からの米の関税措置への切り換えなど、市場性がより強まる米流通の需給情勢につきましては、JAとなみ野の販売戦略の構築を関係市町村とともに支援し、有機米や食味が豊かな市場競争力の高い米の生産に努めてまいります。
 園芸特産関係につきましては、チューリップ球根の生産振興に向けての条件整備について積極的に取り組んでまいりたいと考えております。また、白ネギなどの野菜や果樹、花卉を取り入れた複合経営の取り組みを誘導するよう関係機関とともに努めてまいります。
 また、中山間地域においては、平地に比べ、自然的・経済的・社会的条件が不利な地域にあることから、耕作放棄の増加などにより、多面的機能の低下が特に懸念されております。このため、国・県と連携をとりながら、直接支払い制度を実施してまいります。
 農業農村整備事業につきましては、基盤整備促進事業農道舗装「出町地区」を平成12年度と13年度の2カ年で整備する予定であります。ふるさと農道「南砺地区」も、引き続き改良工事を進めてまいります。また、「砺波北部地区」においては、平成12年度より2カ年で改良工事に着手してまいりたいと考えております。
 県営事業関係につきましては、継続中のかんがい排水事業2地区をはじめ、土地改良総合整備事業5地区、中山間地域総合整備事業では集落道の改良整備が進められております。
 また、庄西用水土地改良区が早期整備を要望している庄川左岸流域における基幹用排水路の整備計画が県において進められるものであります。
 林業政策につきましては、経営基盤強化林道構造改善事業が引き続き実施されており、平成12年度でオガ粉工場の増築が完成し、オガ粉供給の増産体制が整うものであります。
 次に、歳入予算のうち、主なものについて御説明申し上げます。
 まず、一般会計におきましては、市税は50億9,286万8,000円、前年度比2.2%減を計上いたしました。この見積もりに当たりましては、昨年からの税制改正の内容及び地方財政計画を勘案し、過去の実績等も踏まえて、見込み得る額を計上いたしました。
 特に、個人市民税につきましては、市民所得の減少を見込み、前年度比3.5%の減、また、法人市民税につきましても、法人税率の引き下げや企業の厳しい収益動向から、前年度比5.6%減を見込んで計上いたしました。
 なお、減税に伴う減収補てん措置については、地方特例交付金、減税補てん債の発行等により財政運営に支障がないよう措置されることになっております。
 また、固定資産税につきましては、土地の負担調整措置に伴う若干の増収要因はあるものの、家屋の評価替えに伴う減価から、前年度比1.2%減を見込んで計上いたしたところであります。
 次に、地方交付税につきましては、公共事業等の財政措置が引き続き実施されることや、過去の実績等を勘案し、44億5,000円、前年度比8.5%増を計上いたしております。
 また、介護保険の導入に伴いまして、国庫支出金では8億3,070万6,000円、前年度比13.7%減を算定し、使用料及び手数料では5億5,616万7,000円、前年度比72.5%増を計上いたしております。
 市債につきましては、地方債計画を勘案し、適債事業を慎重に検討しながら、16億2,980万円、前年度比7.7%減を計上いたしました。
 その他の収入につきましては、社会・経済情勢の動向を考慮するとともに、過去の実績等を勘案の上、計上いたしております。
 また、特別会計及び企業会計につきましては、国庫支出金、使用料及び手数料、繰入金、市債、事業収益などの収入を、業務予定量や過去の実績等を勘案の上、見込み得る額を計上いたしております。
 次に、国民健康保険税について申し上げます。
 4月から施行される介護保険制度で、国民健康保険の被保険者のうち介護保険法に規定する第2号被保険者(40歳以上65歳未満の者)に係る介護保険料について、従来の国民健康保険税に上乗せして徴収することとなり、その料率について新たに決定することになりました。
 このため、現行の砺波市税条例中の国民健康保険税に係る部分について大幅な改正の必要が生じましたので、この際、国民健康保険税に係る部分を砺波市税条例から分離し、新たに砺波市国民健康保険税条例として制定するものであります。
 次に、予算以外の案件について申し上げます。
 条例関係につきましては、介護保険制度のスタートに伴い、訪問介護の実施等要介護認定者に対する各種福祉サービスの実施に係る諸規定の整備を図るもの、「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律(地方分権一括法)」の制定に伴い、関係条例の制定及び改廃を行うもの、そして市職員の特殊勤務手当を見直すものなど21件であります。
 条例以外の案件につきましては、栴檀山南部辺地に係る総合整備計画の変更についてほか1件であります。
 次に、報告第1号 専決処分の承認を求めることについてであります。
 専決処分第1号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第5号)につきましては、国の2次補正として(仮称)「若林健康ふれあいセンター」の施設整備を要望するため、実施設計が必要となりましたので、専決処分をしたものであり、この財源として繰越金をもって充てるものであります。今回の補正により、一般会計歳入歳出予算に1,396万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額は169億4,869万3,000円となったところであります。
 以上をもちまして、平成12年度における市政運営の基本方針及び提出いたしました諸議案の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(山岸君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明2日から5日までの4日間は、議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、明2日から5日までの4日間は休会とすることに決しました。
 次回は、3月6日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午前11時29分 閉議



平成11年12月定例会(第4号) 議事日程・名簿

     平成11年12月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
  第1 議案第61号から議案第74号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補
     正予算(第4号)外13件
     (委員長報告、質疑、討論、採決)
  第2 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の一般選挙について
  第3 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
   日程第1 議案第61号から議案第74号まで、平成11年度富山県砺波市一般
        会計補正予算(第4号)外13件
        (委員長報告、質疑、討論、採決)
   議案第75号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
   日程第2 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の一般選挙について
   日程第3 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.開議及び閉議の日時
   12月22日  午後 2時21分  開議
   12月22日  午後 3時12分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 桂   政 樹 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 森 瀬 太七郎 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成11年12月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時21分 開議

◯議長(山岸君) 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告を、お手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(山岸君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 議案第61号から議案第74号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外13件を議題といたします。
 これより、各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 中西宏一君。
  〔産業建設常任委員長 中西宏一君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(中西君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第61号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外6議案を審査するため、去る12月16日午前10時より、三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第61号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第64号 平成11年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第65号 平成11年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第66号 平成11年度砺波市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第68号 砺波市油田勤労者体育福祉施設設置条例の制定について、議案第72号 砺波都市計画下水道事業受益者負担に関する条例等の一部改正について、議案第73号 市道路線の認定及び廃止について、以上議案7件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、要望、意見について申し上げます。
 まず、歩道除雪については、地区から多くの要望を聞いているが、歩道に関する除雪計画並びに除雪機械の購入計画についてただしたところ、小学校の通学路を重点に行うこととして、教育委員会とも協議を行い、市道路線の歩道除雪を積雪20センチで行うこととしているとのことであり、現在、幅1.5メートルの搭乗用小型ロータリー2台を民間に委託し、また、歩行型除雪機械3台を市直営で、さらに1台を出町地区の市街地に配置し、地区の方の協力を願って歩道除雪を行うこととしているとのことでありました。
 市道の歩道は幅員が異なっており、また、電柱などの占用物件があり、除雪の効率が悪いこと、さらには、歩道除雪機械台数の不足から、今後の購入計画としては、幅1メートルの搭乗用小型ロータリー3台の増強を、国、県に対して補助要望しているとのことでありましたが、オペレーターについては、地域ぐるみで行うことなど、市民の方々の御協力をお願いしたいとのことでありました。
 次に、下水道マップ見直しにより、庄川より西側の地区については、公共、特環で整備することとしているが、合併浄化槽の導入についてただしたところ、今回の下水道マップ見直しでは、集合処理を基本とし、公共、特環で整備し、効率の悪いところについては個別排水処理として合併浄化槽で実施することとして作成し、県と協議が調ったものであるとのことでありました。
 砺波庄川幹線区域では、既に1期幹線が入っていることから、特定環境公共下水道で行う計画で進めており、小矢部川幹線区域においては、2期幹線を入れなければならないが、砺波庄川幹線区域と同様、集合処理で行い、相当離れたところについては、個別排水処理を行いながらコスト軽減を図り、実施していきたいとのことでありました。
 次に、来年のチューリップフェアの開催期間を定めた経緯、並びに第50回チューリップフェアを2年後に控え、公園周辺でチューリップ集団転作による観賞用圃場等のイベントの考えについてただしたところ、チューリップフェアの開催期間については、その都度、期間を設定してきているところでありますが、近年、フェア開催の期間中、7割の方がゴールデンウィークに来られることや、交通誘導の対策や花の開花期間が短いことなどから、これまで実施してきた期間を見直したものであり、来年ゴールデンウィークの期間となる4月28日から5月7日までの10日間に、遅咲きの品種導入やアイスチューリップによる植え替え等により、一番きれいな状態で花を咲かせ、観光客に観賞していただくために、期間を短縮して開催するとのことでありました。
 また、観賞用圃場の設置については、平成9年から若干の取り組みを始め、今年は駐車場へ誘導するアクセス道路添いに、7ヘクタールの集団圃場を確保し観賞していただいたが、フェア推進協会の検討委員会においても、節目となる第50回に向けて総合的に検討されているとのことでありました。
 また、チューリップの集団化については、生産者代表を交えたワーキンググループで検討されているが、問題となることとして、連作を嫌うことから、生産者から新しい土地を確保したい旨、要望されているとのことでありました。
 しかし、転作奨励金の体系が、麦、大豆と同じであったものが、平成12年度より3万円の格差が出ることから、土地の確保が難しくなり、県への陳情や地域特産物としての補償について検討を行っていきたいとのことでありました。
 このほか、街路事業の取り組み状況、生産調整推進対策事業、市内山林木材の保有状況等について意見、要望があったところであります。
 なお、委員会終了後、ハイテク・ミニ企業団地において、商工会議所河森専務理事より、事業の概要や現状などについて詳細な説明を受け、意見交換の後、企業団地に入居している企業5社の現況を視察しました。その後、第2工業団地の京神倉庫、笹谷工業、日本製麻北陸工場を現地視察し、進出企業の現況について説明を受けたところであります。
 最後に、当委員会は、先進地の調査研究として、9月27日から29日まで、福岡県久留米市、佐賀県鳥栖市及び大分県日田市を行政施設いたしました。
 久留米市では、流通、加工、組み立てを中心とした高速ハイウェイがクロスする新産業団地を現在整備中で、多様で高度な都市機能、都市施設の集積や良好な居住環境整備により、経済、産業、文化などの東京一極集中等を是正するための受け皿づくりを行っている現状を調査しました。
 また、フラワー友好都市であることから、久留米つつじの現状や世界つつじセンター、農業公園等も視察したところであります。
 鳥栖市では、駅周辺の市街地整備として、駅周辺土地区画整理事業及び街並み・まちづくり総合支援事業による定住・交流センターなどを施工し、文化、産業両面にわたる複合交流の形成による活気あふれた楽しく魅力的な都心地区の形成の状況を調査しました。
 また、日田市では、全国で自治体では3番目の取得となった環境マネジメントシステムISO14001の認証取得の目的や経緯など、現在の状況や課題、市民への啓発方法について調査を行いました。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果と研修報告の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(山岸君) 民生病院常任委員長 河原 誠君。
  〔民生病院常任委員長 河原 誠君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(河原君) 民生病院常任委員会の審査の結果とその概要について御報告申し上げます。
 今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第61号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外4議案を審査するため、去る12月17日、三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第61号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第62号 平成11年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第63号 平成11年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計補正予算(第1号)、議案第67号 平成11年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第70号 砺波市防災会議条例等の一部改正について所管部分、以上5議案であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、病院におけるコンピューター2000年誤作動問題の対策についてただしたところ、今年の9月末までに、診療関係のコンピューターを含め、診療機器等についての対策は終えているとのことでありますが、年末年始にかけ、万が一に備え、職員泊り込みで対応するとのことでありますが、このほか会計処理も含め、2月29日や月替わり、年度替わりについても、危機管理計画で障害発生に対応するマニュアルを定め、不測の事態に対応していきたいとのことでありました。
 当委員会として、患者に誤作動による影響がないよう、さらに十分な体制づくりと点検を行うよう要望したところであります。
 次に、介護認定における申請の状況及び認定変更等の状況についてただしたところ、要介護認定の申請受付は今年の10月から行っているが、申請を受けた後、要介護の状況などについて85項目を調査し、調査員の調査結果や医師の意見書をもとに、介護認定審査会において、要介護5段階と要支援に判定されるものであり、本年11月末現在で、サービス受給者862人中、砺波市では426人、約49%の方が申請を行っており、介護保険組合の平均38.7%より高い状況であるとのことであり、そのうち240人の方へは既に認定結果が送付されているとのことでありました。
 また、認定者に係る一次判定から二次判定への変更については、砺波市は26.7%であり、県下平均18.6%よりも高くなっているが、このことは調査員の特記事項や医師の意見書等をよく吟味された結果であり、また、圏域内10合議体でのばらつき等がないことなどから、公正な認定が行われているとのことでありました。
 次に、痴呆性老人対応のグループホームの状況についてただしたところ、現在、医療法人寿山会で国の補助を受け建設中でありますが、場所については、老健施設「あかり苑」に隣接し、1ユニット8人を収容の予定であり、県内では5カ所目になるとのことでありました。
 次に、デイサービスの取り組みについてただしたところ、現在、高波地区で、民間サービスとして、JAが設置主体となり、ボランティアグループ「ほほえみの会」の運営によりサービスを提供をしているところであり、今回、県単独補助を受け、市も助成するものでありますが、来年の介護保険制度の発足に向けた設置であり、また、サービスエリアも圏域内全体となることから、今年度限りの補助事業とするものとのことでありました。
 当委員会として、今後、各地区に同様のデイサービス施設の整備について検討するよう要望したところであります。
 次に、介護保険導入に伴い、2号保険者の保険料負担額の見込み等についてただしたところ、40歳から64歳までの方が納める2号保険料については、総費用の33%の額を全国の各保険者に按分するもので、厚生省で試算した基準額では、社会保険で月額1人1,500円、共済組合では2,000円、国保1,300円となるものであり、各保険者は、該当額を中央の社会保険医療支払基金に納付することになるとのことでありました。
 次に、ごみ減量化対策として行っている分別収集の状況等についてただしたところ、「クリーンセンターとなみ」における本市の平成11年11月分のごみの収集状況として、事業系も含め、可燃ごみは776トン、対前年比18%の増、不燃ごみは31トン、9%の減、資源ごみは26トン、8%の減となっており、可燃ごみの増加の要因として、人口増によるものであるとのことでありました。
 また、ごみの減量化対策として、今年の4月から実施している電気式生ごみ処理機の購入補助の状況として、11月末現在で169件330万円を補助したとのことであり、生ごみの可燃ごみに占める割合が18%であることから、今後も普及に努めていきたいとのことでありました。
 このほか、病院の洗剤使用の状況、赤坂霊園周辺の災害復旧の復元、ボランティアの育成、介護認定におけるプライバシーの保護、0歳児保育の推進の考え方等について意見、要望があったところであります。
 最後に、当委員会は、先進地の調査研究として、9月29日から10月1日にかけ、北海道函館市及び厚田村、岩見沢市を行政視察いたしました。
 函館市では、市立函館病院の移転、新築整備事業について、患者に優しい受診、療養環境づくりを目指しており、免震構造体、災害時のライフラインの確保のための整備状況等について視察をしてきました。
 また、厚田村では、介護保険事業に取り組むに当たって、保険料試算額が日本一高いと言われる実態について、その現状と対策について研修を行ってまいりました。
 また、岩見沢市では、ICカードを使った健康管理システムにおける人間ドック等の健診情報の保管と有効活用等について研修を行ってきたところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果と研修報告の一端を申し上げまして、民生病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(山岸君) 総務文教常任委員長 堀田信一君。
  〔総務文教常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(堀田君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第61号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外4議案を審査するため、去る12月20日午前10時より、三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第61号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第69号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について、議案第70号 砺波市防災会議条例等の一部改正について所管部分、議案第71号 砺波市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、議案第74号 砺波広域圏事務組合規約の変更について、以上議案5件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、要望、意見について申し上げます。
 まず、防災時における避難場所の指定の箇所付け及び避難場所の掲示板の設置についてただしたところ、日ごろから、避難場所については住民に意識を持っていただくことは大変重要であると認識しており、防災計画を作成する中においても、公共施設を中心として避難場所を指定しており、年に1回の防災会議を開き、その都度見直していきたいとのことでありました。
 また、避難場所の掲示板設置については、中心市街地やアパートの方々に対するPRが特に必要であることから、今後、研究をしていきたいとのことでありました。
 当委員会として、防災に関しては大変重要な事項であることから、防災会議を開催するなど、早急に調査をし、対策を講じるよう強く要望したところであります。
 次に、土地開発公社の土地の所有状況についてただしたところ、現在、出町土地区画整理事業の用地など、5年以上経過するものもあるとのことであり、公社が取得するものは、基本的には、将来活用をするものとして保有しているが、区画整理後の保有地などで活用が難しい土地もあるとのことでありました。
 なお、保有地を売却するに当たっては、金利を加算した価格で競売することとしており、市の広報や掲示板により周知をし売却を行っているとのことでありました。
 次に、CATV整備事業における市の取り組み事業と広域圏での取り組み事業についてただしたところ、現在、各市町村では、CATV整備の未整備の部分について、エリア100%を図ることとして、国の2次補正予算に伴う補助要望を行っているところでありますが、この場合、各市町村の財産として、この後の運用等を考えた場合に、TSTに貸し付ける形をとることとして考えているとのことでありました。
 しかし、一部の町では、広域圏事務組合が主体となり事業を行うこととしたいとの情報もあることから、市町村によって整備状況が異なることや、帰属する財産の違いもあることなど、今後の運営や補修整備等の維持費のことなど、今後、関係市町村と調整をしっかり行い、十分に検討する必要があるとのことでありました。
 当委員会として、砺波市においては、市内全域を整備する場合、当初から光ファイバーによる双方向利用ができることを目標としてきたが、この事業を広域圏で整備や運営を行うこととした場合、ケーブルの拡張だけで終わることのないよう、しっかりとしたよりよい整備方法と効率的な活用方法について強く要望したところであります。
 また、となみ衛生通信テレビ株式会社には、市町村からの出資を行っていることから、第三セクターとしての運営や営業活動についてただしたところ、TST設立当初からの経緯や、昨年の第3次補正の整備、営業活動は第三セクターとして活動を行ってきたところであるが、これからの会社運営に当たっては、行政依存型とはせず、今後も各世帯の方々に行政の放送を見ていただくような番組の制作をするなど、努力するよう指導していきたいとのことでありました。
 関連して、TSTの営業活動が、近隣市町村までエリア拡大に及んだ場合、砺波広域圏市町村としての対策についてただしたところ、近隣市町村でのケーブルテレビの導入に当たっては、今まで砺波広域圏で負担を行ってきたことから、応分の出資分の負担をし、事業を進められるものと認識をしており、会社側にも説明し要請を行っていきたいとのことでありました。
 なお、広域圏の構成市町村において、職員間で情報交換をし、連携を図りながら、問題点を協議し、取り組んでいきたいとのことでありました。
 当委員会として、今まで、砺波広域圏の市町村が一体となり、ケーブルテレビの整備、拡大を行ってきたところであり、周辺市町村のケーブルテレビ加入に当たっては、財政負担が多く伴ってきたことを踏まえ、今後、慎重に協議を行うよう意見を申し述べたところであります。
 次に、砺波東部小学校の児童数の増加の現状と今後の対策についてただしたところ、児童数の増加対策については、増築や通学区域の変更等を考慮しながら検討していかなければならないが、増築する場合においても、新旧校舎とのバランスや有効性、利便性を図ることが必要であり、また、通学区域を変更する場合には、地域住民の歴史的経過や地区割等の問題もあり難しいとのことでありました。
 今後の児童数の推移についても、当時の新設団地における児童数の減少も考えられることから、当分の間は、多目的スペース等を利用し対応していきたいとのことでありました。
 なお、狭隘で老朽化している砺波東部小学校の体育館については、次年度において耐力度調査を実施し、その結果を踏まえて整備していきたいとのことでありました。
 次に、ISOの取得についての考え方についてただしたところ、ISOの取得については、現在、全国の市町村で認証取得の機運が高まっている現状であるが、各自治体における事務事業の見直しも含め検討されるものであることから、当市においても調査研究を行っているところであるが、この認証取得に関し、経費を要することなどから、現時点においては、認証取得をすることは考えていないとのことであり、環境対策などを行政施策に生かしながら進めることを現在検討しているとのことでありました。
 このほか、職員給与等の内容、スポーツ奨励事業の取り組み内容、学校体育館の照明度調査、納税奨励金の考え方などについて意見、要望があったところであります。
 最後に、当委員会は、先進地の調査研究として、10月27日から29日にかけ、北海道稚内市、紋別市及び網走市を行政視察をいたしたところであります。
 稚内市では、21世紀のみなとまちづくりとしての再開発計画「マリン・タウン・プロジェクト事業」の取り組みを研修し、市民に親しまれる施設として、温水プールの利用状況や課題について研修をいたしました。
 紋別市では、国際貿易港としての法整備を整えた港を中心に、拠点都市としての取り組みや総合計画の推進と都市づくりについて研修を行いました。
 また、網走市では、地域の魅力を最大限に活用し、文化、教育、自然レクリエーション、スポーツトレーニングの各ゾーンによるまちづくりとしての「アカデミア構想21」の取り組みを研修し、21世紀の人づくり、都市づくりの推進等について、その状況を調査してまいったのであります。
 以上、審査結果と研修報告の一端を申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(山岸君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 私は、議案第61号、議案第64号、議案第65号、議案第66号、議案第67号、議案第69号に反対する理由を簡潔に述べます。
 今年7月から9月までの国内総生産の速報値が発表されました。年率に換算すると3.8%も日本の経済が縮小したことになります。政府の気休めの景気判断とは違い、実際の日本経済は大変深刻な状況にあります。自自公連立政府は、深刻な日本経済の打開の展望を見失っています。
 第2次補正予算が成立しましたが、その中心は従来と変わりないゼネコン型公共事業や銀行支援です。過去8回の経済対策で、公共投資の拡大に64兆円もつぎ込んだにもかかわらず、景気の持続的拡大に結びついていません。同じ過ちの繰り返しで、国、地方の浪費と借金は拡大する一方です。国内総生産がマイナスになったのは、輸出の大幅増加にもかかわらず、個人消費が1.3%減、民間の設備投資が8.2%減と低迷した結果、民間需要がマイナス3%と落ち込んでいるからです。
 国内の民間需要の大半を占めるのは個人消費で98年度は74%も占めています。次いで民間の設備投資で、これは21%です。政府の景気対策には、日本経済の牽引車であるこれら二大主役への対策が全くありません。
 小渕内閣が年収800万円以下は前年より増税になる減税策を実施したことも大きく影響し、最も収入の低い層の可処分所得を4%も減少させました。収入を抑え、雇用を奪って消費を冷やす大企業のリストラ、人減らしを野放しにしていることも景気回復に逆行しています。
 小渕内閣の減税策で恩恵を受けた中高年管理職層が大企業のリストラの標的になっていることから、これらの層でも実収入は2.8%減少しています。景気対策とは、こうした現実に手を差し伸べることではないでしょうか。
 傍若無人なリストラ至上主義の横行は、人材の流出、技術力や職員の士気の低下をもたらし、長期的視野に立った企業の成長に悪影響を及ぼし始めています。財界団体である日経連の奥田会長でさえ、H2ロケット打ち上げ失敗や茨城県東海村核燃料工場臨界事故などに触れ、その原因は人員削減のしわ寄せと発言されています。砺波市としても、介護、防災、保育など、市民の暮らしと安全に不可欠な分野での人材不足が深刻であり、その改善を急がなければなりません。
 この前の日曜日、NHKテレビで、堺屋経済企画庁長官が景気についての甘い見通しを述べていましたが、同時に、今後の懸念材料として、公務員の期末手当カットがどうあらわれてくるかということを挙げていました。政府でさえ景気への影響を心配しているのです。そういうときに期末手当を1人平均10万円から13万円程度もカットすることはいかがなものでありましょうか。
 砺波市の財政事情が厳しいことも期末手当カットの背景にあると見られますが、市の財政が悪化したのは、交通事故の心配が出ている砺波インターの出口の大型スクリーンや、市民に大変不便をさせている砺波駅の橋上化など壮大なむだ遣いを行ったことが原因であって、日夜、介護保険の準備や市民生活を守るために奮闘している職員に責任があるわけではないのであります。責任を問うとすれば、政策の企画や決定にかかわった市長や議員に限るべきであるということを指摘して、私の討論にいたします。
 続いて、議案第72号 砺波都市計画下水道事業受益者負担に関する条例等の一部改正について反対する理由を簡潔に述べます。
 砺波市の下水道は、散居村という地形にもかかわらず、小矢部川流域下水道や農業集落排水事業に取り組みました。普及率26%は県下9市で最悪です。家が集中しているところには国庫補助が出るのに、砺波市は散居村であるが故に市の単独で行わなければならない事業費が、10年度決算を見ても52%と国庫補助よりも多くなっているではありませんか。
 総事業費を見ましても、般若地区では35億4,000万円、1戸当たり630万円、栴檀野地区では30億6,000万円、1戸当たり820万円にもなっています。
 般若地区のY宅では、小型合併浄化槽(10人槽)が設置されて、工事金額は199万5,000円支払われました。自治省方式で取り組まれ、受益者10%の負担金19万9,500円で済むのに、Y氏には般若地区の負担金60万円徴収しています。砺波市は、受益者負担金を差し引いた額について地方交付税で砺波市へ還元されることになっていますが、市民には19万9,500円で済むのに60万円も徴収をして、国より砺波市への還元金を少なくさせているではありませんか。市として行わなければならないことは、合併浄化槽の家庭では10%の負担金に改めることこそ考えていかなければなりません。
 地形をも考えずに、無理な事業を起こして、負担金を高くして、合併浄化槽の家庭には地域の公平性ということを理由に多く徴収して、生活困難な家庭にまで延滞金をとることはどうしても納得できないのであります。
 下水道は将来100%にしていかなければならないことからも、下水道負担金は税の二重取りと言われ、都市計画法第75条、地方自治法第231条の3においても、延滞金を徴収することができるので取らなければならないとはなっていません。大山町では、1戸当たり10万円の負担金で行われています。福光町では1平米350円に見られるように、大変低く抑えていますが、当市は1平米580円、農業集落排水事業の負担金は60万円から70万円、大変な負担ではありませんか。むしろ、負担金を少なくさせるためにも、散居村にふさわしい小型合併処理浄化槽方式に大きな流れを変えていくことこそ、市民の暮らしを考え、下水道100%も早くさせるためにも大切ではないでしょうか。
 老人世帯や非課税世帯への配慮、5年払いを10年払いにすることなど、もっと市民の暮らしのことを考えた改善をしていくことこそ先決であります。
 以上の理由により反対をいたします。

◯議長(山岸君) 以上で、討論を終結いたします。
 これより、議案第61号、議案第64号から議案第67号まで、議案第69号及び議案第72号、以上7議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第61号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)、議案第64号 平成11年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第65号 平成11年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第66号 平成11年度砺波市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第67号 平成11年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第69号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について、議案第72号 砺波都市計画下水道事業受益者負担に関する条例等の一部改正について、以上7議案に対する委員長報告は、それぞれ原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山岸君) 起立多数であります。よって、議案第61号、議案第64号から議案第67号まで、議案第69号及び議案第72号、以上7議案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第62号、議案第63号、議案第68号、議案第70号、議案第71号、議案第73号及び議案第74号、以上7議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第62号 平成11年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第63号 平成11年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計補正予算(第1号)、議案第68号 砺波市油田勤労者体育福祉施設設置条例の制定について、議案第70号 砺波市防災会議条例等の一部改正について、議案第71号 砺波市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、議案第73号 市道路線の認定及び廃止について、議案第74号 砺波広域圏事務組合規約の変更について、以上7議案に対する委員長報告はそれぞれ原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山岸君) 起立全員であります。よって、議案第62号、議案第63号、議案第68号、議案第70号、議案第71号、議案第73号及び議案第74号、以上7議案は原案のとおり可決されました。
 次に、お諮りいたします。ただいま議案第75号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて提出されました。
 この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 これより、議案第75号を議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第75号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
 現人権擁護委員 田嶋省二氏については、来る平成12年4月14日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(山岸君) お諮りいたします。本議案については、事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議案第75号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第75号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、田嶋省二氏を適任とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、原案を適任とすることに決しました。

◯議長(山岸君) 次に、日程第2 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の一般選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員に、
 小 西 利 平 氏
 高 畑 吉 弘 氏
 安 念 喜代志 氏
 葭 田 則 夫 氏
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
 小 西 利 平 氏
 高 畑 吉 弘 氏
 安 念 喜代志 氏
 葭 田 則 夫 氏
を、庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
 小 西 利 平 氏
 高 畑 吉 弘 氏
 安 念 喜代志 氏
 葭 田 則 夫 氏
が、庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の当選人と決定いたしました。

◯議長(山岸君) 次に、日程第3 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(山岸君) 以上をもちまして、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
 これをもちまして、平成11年12月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長より御挨拶がございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 市議会12月定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 まず、議会中に賜りました御意見、御教示等につきまして、ありがとうございました。議決をいただきました予算など、的確に執行してまいりたい、このように存じておる次第でございます。
 さて、いよいよ西暦2000年を迎えます。特に2000年問題については、議会でも御議論をいただきました。それにはそれなりに十分対応してまいりたい、このように存じておるわけでございます。このことは、科学の進歩がもたらした課題でもあろうかと、このように存じておる次第でございます。最先端を行く科学も誤作動をするという、あるいはこの際心配されておりますウイルスが発生するなど、いろいろ世間を騒がせておるわけでございます。
 したがいまして、今日、科学だけでは平穏な社会づくりができないのではないかという感じを持ったわけでございます。内心といたしましては、議会でもお話がございましたように、心の問題やあるいは教育の問題がもっともっと大切ではないかと、このように思うわけでございます。2000年を迎えるに当たりまして、新しい生活の創造を市民とともに考える必要があろうかと思っております。
 これから、新年度予算あるいは経済再生と言われます第2次補正を受けまして対応いたしますが、職員ともども知恵を絞って進めさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 議員各位には、年末年始をお迎えになられますが、御健勝でさらに活躍されんことをお祈り申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。
 ありがとうございました。

◯議長(山岸君) これをもって散会いたします。
 どうも長時間御苦労さまでございました。

 午後 3時12分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成11年12月22日

      議    長    山 岸 銀 七

      署名議員      村 中 昭 二

      署名議員      堀 田 信 一

      署名議員      河 原   誠