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平成11年12月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成11年12月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問並びに議案第61号から議案第74号まで、平成11年度
     富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外13件
     (一般質問、質疑、委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月14日  午前10時01分  開議
   12月14日  午後 3時04分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 桂   政 樹 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 森 瀬 太七郎 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成11年12月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時01分 開議

◯議長(山岸君) ただいまから本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(山岸君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第61号から議案第74号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外13件を議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により、発言を許します。
 11番 河原 誠君。
  〔11番 河原 誠君 登壇〕

◯11番(河原君) 私は市政一般について幾つかの質問と要望をさせていただきたいと思いますが、その前に、今日の新聞報道で、北陸新幹線問題につきまして、北陸3県とJR西日本との間で、城端線、氷見線におけるいわゆる枝線については並行在来線扱いにしないという旨のニュースがありました。これは大変喜ばしいことでありまして、これによって城端線はJRからの経営分離が避けられる。第三セクター化をしなくても済むというようなことになろうかと思います。当局の力強い陳情に本当に感謝を申し上げる次第であります。市長さんには、これについての感想を少し述べていただければというふうに思います。
 それでは、質問に入ります。
 まず、地域振興活動についてですが、砺波市においては、現在17の旧小学校単位で、地区振興会、また地区公民館、老人クラブ、婦人会、青年団──これは徐々になくなっておりますが、そのほかに体育振興会、教育振興会、またヘルスボランティアなどといった社会福祉団体、また、花と緑の協議会ですとか交通安全協会、消防団、そのほかスポーツレクリエーションの団体、趣味の会など、数え上げれば切りがないくらい多くの活動団体が存在をしております。また、その下では生産組合単位でのコミュニティー活動が行われているところであります。これらの活動は、仕事や利益を離れ、公的・私的を問わず、純然とした地域社会を形づくるものでありまして、その活動が活発に行われるということが地域活性化の大きな要素になっているものであるというふうに思います。砺波市はそういった面では大変に全国に例のないくらい地域活動の先進地であろうかというふうに認識をしているところであります。
 特に公民館活動は他市と比較しても活発で、自主的な運営がされており、他のように行政主導ではなく、公民館長さんをはじめ公民館主事や各専門部会が中心となってさまざまな取り組みがなされております。こういった地域活動を担っておられる方々は、ほとんどが全くボランティアか、またそれに近いものでやっておられるわけでありまして、現在、公民館長さんの手当は年額8万8,000円、主事さんの手当は月額5万2,000円であります。館長さんは大抵が学校を定年退職された方がなっているようでありますが、主事の方々は、それぞれの地区によっていろいろな違いがあって、さまざまな状況であります。他のところでは、主事に市の職員がなっているというような例もあるようですが、自治振興会の事務担当をされている方もそうでありますが、大変な時間と労力を要しているのが実態であります。しかしながら、幾らかの報酬はあったとしても、その身分については市職員とは全く違ってないわけでありまして、その人の収入状況、条件等によって異なってくるとは思いますが、せめて労災保険ですとか、雇用保険のような社会保険料の負担等を考えていただくことはできないだろうかということであります。
 今後、学校週5日制が実施をされた場合には、子供たちへの地域のかかわりといったものが大変重要になってまいります。ますます公民館の果たす役割というものが大きくなってくるものだというふうに考えているところであります。しかし、一方では、これからなかなかそういった世話をしていただける方々がいなく、お願いをするということが困難になっているような傾向にもあります。これからの公民館活動のあり方と、それに携わる方々への対応について、どのように考えておられるのかお尋ねいたします。
 また、現在、地域の中に生産組合単位で納税貯蓄組合というものがあります。市内には211の組合が組織をされておりまして、納税意識の高揚、収納率の向上を目的として活動しているところでありますが、時代とともに納税の口座振込等の制度も確立をいたしまして、その役割もだんだんと薄れてきているようであります。そういった意味と、また法的な問題ということもあって、今まで支給をされておりました納税貯蓄組合の奨励金が来年度から廃止をされるということであります。この奨励金は、地域活動にとって大きな財源となっていたこともまた事実であります。
 特に昨今は、地域の防犯灯の設置の費用ですとか、また、地区の花壇の花苗の植え込みの費用ですとか、また、ごみなどの環境対策等に使われているといったケースがほとんどではないかと思いますが、ある常会では、その奨励金がなくなったことによって年間の会計が成り立たなく、新たに会費を徴収しなければならないというようなところもあるように聞いております。今後の納税貯蓄組合の取り扱いについてどのように考えておられるのか、お尋ねを申し上げます。
 また、市長さんは、今後、地区振興費を新たに支給をされるという考えを示されているわけでありますが、その額と支給方法についてどうされるのか、早く提示をしていただければというふうに思います。
 これまで奨励金については、年間総額で2,000万円ぐらいの支給額でありましたが、今度の地区振興費についてはどの程度の額になるのか、またそれぞれの地区に対する配分は世帯割になるのか、そういった具体的な案を少しお示しをいただければというふうに思います。
 また、納税貯蓄組合については、その役割は薄れてきたというものの、市にとっては重要な市税の確保といった大きな目的はあるわけでありまして、それについては納税貯蓄組合が果たす役割というのはまだまだあろうかというふうに思います。今後、納税貯蓄組合がどのように変化をしていくことになるのか、その方針についてもお聞かせを願います。
 次に、振興会館、地区公民館、公民館分館におけるバリアフリー化についてお尋ねいたします。
 昨年度の議会でも検討いたしまして、県民福祉条例に基づく整備として、公民館分館のバリアフリー化の補助要項を決めたところでありますが、議論する時間がなかったのかもしれませんが、よく見直してみますと、バリアフリー化については、地区公民館の分館についてだけの規定でありまして、本館であります地区公民館については補助対象になっていないのが現状であります。これは額面どおり補助対象にはならないというふうに受け取るのか、また、分館と同様な形で適用されるのかといったことだと思いますが、この地区公民館に対するバリアフリー化については、新たにまた補助規定を設けるのか、その辺の当局の見解をお尋ねしたいというふうに思います。
 私はこれからの高齢化社会や障害者の社会参加ということを考えた場合に、そういった時代の流れとして、地域活動の拠点の施設にバリアフリー化というものは必要条件ではないかというふうに考えます。少しでも推進しやすい環境が求められるところでありますが、現在、一般住宅においても住宅金融公庫の融資においてバリアフリー化が進められている今日、地区公民館では当然バリアフリー化されていてしかるべきであろうかというふうにも思います。各地区において比較的新しいもの、また、建設されてから時間がたってかなり古くなっているものもあろうかと思いますが、順次改善をされるように要望するところであります。地元負担が伴うということで、推進が困難であるということであれば、最終的には補助要綱の見直しも可能かなというようなことも考えております。市長さんの御見解をお尋ねいたします。
 次に、情報化の問題についてお尋ねいたします。
 昨日の代表質問にもありましたが、かねてから要望のあった市内全域でのCATV事業についてです。
 現在、昨年度の第3次補正による工事については既に完了しまして、順次各戸への引き込みがされているようであります。残る40%分については、郵政省への陳情を行い、今回の第2次補正での予算獲得を要望してきたところであります。国の第2次補正も成立をしたということで、昨日の答弁ではほぼ内々定があったというようなことでありますが、もう少し詳しくお聞かせをいただければというふうに思います。
 CATVが100%幹線整備されるようになれば、当然それを生かした行政サービスの活用方法というものが望まれるわけでありまして、そのソフトによって加入率も向上しますし、そういった相乗効果が生まれてくるのではないかというふうに思います。
 現在、TSTの自主チャンネルがありますが、その中でももっと砺波市の独自番組というものをつくって、そしてまた市の情報を提供し、また、市民の顔が見えるような番組を流していただくというようなことも大切ではないかなというふうに思うわけで、TSTにおける番組作成、編成について、どの程度市がタッチできるのかわかりませんが、今の状況を踏まえて、今後の見通しと計画をお聞かせいただきたいと思います。
 また、行政の情報化施策は、インターネットの普及とともにどんどんと進んできております。魚津市では市議会の中継をインターネットを通じて公開をしたということで、全国からも非常に注目をされておりますし、また、インターネットを使って行政情報を積極的に公開をしているところも出てきております。
 千葉県の市川市では、コンビニチェーンと提携をして住民票の取り次ぎサービスを行ったり、コンビニの情報端末を使いまして、公共施設の利用予約の受付や、各種行政情報が検索できるようなサービスを開始するとのことであります。情報化の波は、好むと好まざるにかかわらず押し寄せてきているのが現状であります。特に情報公開が実施をされれば、ますます加速をされるものだというふうに考えます。今後の行政サービスのインターネット活用についてはどのように考えているのか、御所見をお伺いいたします。
 情報化の進展とともに教育の中にもコンピューターがかかわってきております。これからのビジネスの世界でも、またさまざまな社会活動においても、コンピューターは欠かせないものとなっております。習うより慣れろということがありますが、やはり小さいうちからコンピューターに接していることが必要であります。文部省の指定によりまして、小中学校では順次ハードの整備が進められております。現在、当市の小学校では1クラス当たり2人に1台、中学校では1人1台が確保されておりますが、海外の先進国では、既に1人に1台の専用のノートパソコンを使用して、すべての授業をそれで行っているというような状況も聞いております。そこまではなかなかいかないとは思いますが、将来的に考えていかなければならないことではないかなというふうにも思います。
 しかし、すべてがコンピューターに頼るといった思想も問題があるわけでありまして、その中での情操教育、また、いろいろなソフトを生み出すための創造力をつける教育といったものが必要ではないかというふうに思います。また、コンピューターなどといった機械にどうしてもなじめないという子供もあるわけでありまして、そういった意味でのコンピューター教育についてもいろいろ今後課題があろうかというふうに思っているところであります。コンピューター教育に対しての現状と、教育長さんのコンピューター教育に対する御所見をお伺いをいたしたいと思います。
 次に、痴呆性老人の対応についてお伺いいたします。
 介護保険制度が来年度からスタートすることになり、現在既に認定作業が順次進められているところでありますが、痴呆性老人については、比較的体が元気であるということから、審査では介護度のランクが少し低くなってしまうということだそうであります。しかし、家族介護の場合は、その負担というものは大変厳しいものがありまして、特に精神的な負担は大きいというふうに思います。重軽度の差はありますが、夜間徘回があったり、暴力行為や、いろいろなものを口にしたり、火の始末ができなかったりと、ひとときも目が離せないというのが痴呆性老人の介護の特徴であります。介護に当たってはある程度の専門家が必要でありまして、その意味では一般の人よりも介護度が高いというふうに言えます。そういった介護保険制度での介護度のギャップというものをどういうふうに埋めるのか、当市での痴呆性老人の現状を踏まえてお聞かせをいただきたいと思います。
 痴呆性老人の施設介護については、特別養護老人ホームやデイサービスセンターにおいて一部受け入れが可能でありますが、ベッド数も少なく、また、一般の人とのかかわりにおいても問題が多いというのが現状であります。全国的に痴呆性老人だけを対象とした小規模なグループホームができております。当市では庄下地区に1カ所、精神のグループホームがありますが、痴呆性老人を対象としたものはございません。今後ますますこういったグループホームのような施設が求められてくるというふうに考えますが、計画では市街地にケアハウスといった構想もあるわけですが、そういったものも含めて、今後グループホームのような小規模施設についての建設計画についてお聞かせをいただきたいというふうに思います。
 次に、国際交流の問題についてお伺いいたします。
 ヤロバ市の震災に対する見舞金、義援金について、トルコ友好交流協会の皆さんの御尽力によりまして、災害見舞団のもと、無事に直接ヤロバ市へ届けられたことに大変感謝をし、喜んでいるところであります。特に全市的な募金活動のおかげで、700万円の一般義援金を含めまして、総額1,120万円の金額となったことについても、市民の御理解と、これまでの国際交流への取り組みの成果ではないかというふうに思っているところであります。ヤロバ市では、破壊された消防庁舎の建設に充てるということでありますが、いち早いヤロバ市の復興を祈念しているところであります。
 このように、当市が国際交流事業に取り組んで以来、確実に国際化に対する市民意識が浸透してきたと言えますが、これを継続し、さらに発展をしていかなければなりません。特に青少年の交流事業も新たなものとして何か考えてはいかがでしょうか。過去に盤錦市と青少年書画交流を行いましたが、そのとき参加した子で、高校を卒業しましてから中国へ留学をして、ホームステイをしながら通訳を目指しているというような子も出てきているところでありまして、オランダのリッセとやっておりますホームステイ事業もそうでありますが、青少年にとって海外へ行って学ぶということが大変大きな影響を与え、また意義のあるものだというふうに思います。今後の国際交流事業と、姉妹都市、提携都市との今後の交流予定についてお聞かせをいただきたいと思います。
 また、市内における外国人登録については、外国人労働者や研修生の増加によって、昔に比べてかなり増えてきたというふうに思います。現状と今後の推移についてお聞かせをいただきたいと思います。
 私は、11月に県の日中友好議員連盟の訪中団に参加をさせていただく機会がありました。その折に、中国の中日友好協会、また日本大使館などを訪問して、意見交換をさせていただく機会がありました。その中で、研修生の問題、また今後中国からの観光客の受け入れについて議題に上ったところでありまして、現在、中国から日本へ来るには、ビザがなかなか下りないというのが現状であります。観光目的や労働目的では正式には入国できないということになっております。不法入国や不法就労が多いということもあって、両国とも慎重になっているわけでありますが、それぞれの話を聞きますと、将来的にはこれをオープンに、または緩和をしていこうというような方針があるようであります。そうなった場合には、労働者ですとか、観光受け入れとか、いろいろ可能になる状況も出てくるというふうに変化をしてくると思いますが、そういったことも踏まえ、今後研修生の対応等に当たっていただければというふうに思っているところであります。
 最後に、ドナーカードについてお尋ねいたします。
 97年に臓器移植法が制定されまして、日本でも移植医療が可能となり、今年2月には初の心臓、肝臓の提供者があったことで、マスコミでも大騒ぎになったことは記憶に新しいところであります。そのときには、提供者またその家族のプライバシー保護の問題、また脳死判定の基準の問題等が取り上げられました。個人的には余り軽々に臓器移植を行うべきではないというふうに思いますが、本当に提供がなくて困っている人が多いというのも現状であります。高額での臓器売買が裏で行われるということもありますので、なるべくオープンな形になるのが望ましいと考えます。臓器提供意思を表示するためにドナーカードが導入されておりますが、そういった意識のないこともあって、浸透するところまでいっていないように思います。全国的に少しずつ提供意思を表示する人が増えてきておりますが、当市における状況はいかがでしょうか。ドナーカードの配布状況とあわせてお聞かせください。
 また、総合病院では余りそういった事例は出てこないと思いますが、もしあった場合の対応についてはどうなるのか、病院長にお尋ねをいたします。
 以上、明確な答弁をお願いしまして、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 河原議員にお答えをいたします。
 まず、今日、新聞に出ておりました新幹線について感想を述べよということでございます。
 御存じのように、城端線、氷見線は枝線でございまして、新幹線を着手するに当たっては、並行在来線と同様に分離をするという方針があったわけです。これにつきましては、市民の総意として私は存続するように就任早々から申し上げて、議会の皆さんにもこのことを申し上げておったわけでございます。今日はおかげさまで、並行在来線ではない、JR分離ということではなくて、そのままJRが存続するという発表でございますので、大変うれしく存じております。この上は一日も早く着手をしていただきたい、このように感じておるわけでございます。この間、議員の皆さんにも御協力いただきましたことを感謝を申し上げておきたいと思います。
 次に、納税貯蓄組合の今後の問題等につきましてお答えを申し上げたいと思います。
 従来、納税組合につきましては、納税の準備預金あるいは納税通知書の発送、それから前々は未納者に対する督促までもしていただいた経緯があるわけでございます。その後、社会情勢の変化に伴い、納税に対する意識も変わってまいりまして、その役割も実は十数年前からないわけでございます。ただ、納税思想の高揚のために活動いただいておりましたことは御承知だと思います。
 一方、新規転入者等がございますが、現実的には納税貯蓄組合というのはないわけでございます。したがいまして、組織率は低下している状況でございます。この際、全住民を納税貯蓄組合の構成員として再編成したらどうか、こういうことを思っているわけでございまして、今その作業をいたしております。
 そして、今後の主な活動につきましては、期限内に納付していただく、あるいは口座振替をしていただく、そして税の使い道などの広報を十分にPRしていくということが大事ではないか。そのようなことで、大きい地区別の納税貯蓄組合構成となればということで、話し合いをしているところでございます。その点、御了解をいただきたいと思います。
 そこで、質問がございましたように、納税奨励金の交付につきましては、以前よりいろいろ問題点がございました。議会でも一部取り上げられたこともございます。したがいまして、今年度限りで、新年度からは廃止の方向で、関係団体の皆さんに説明をいたしているところでございます。
 ただし、そうは言っても、河原議員もおっしゃっておりましたように、地域コミュニティーの醸成の意味で重要な財源であったことも承知をいたしております。このことにつきましては、先にも議会の各位からも、種々改革の提案もございました。地区振興費などという話もございましたが、もう少し時間をいただいて検討してまいりたい、このように思っている次第でございます。御理解をいただきたいと思います。
 次に、振興会館、公民館のバリアフリー化の推進であります。おっしゃるとおりでございまして、公共的施設については、県民福祉条例もございます。その趣旨から言っても、時代の趨勢でございますので、十分認識しているところでございます。昨年、議員各位からも提案がございまして、地区の公民館分館等のバリアフリー化について、助成する制度をつくったわけでございます。今、各地区における振興会館あるいは公民館についての要請もございますので、私は先般、皆さん方に決めていただいたような意味を含めまして、バリアフリー化の援助ができるように、地区集会施設等の補助金交付要綱を定めて改正してまいりたい、このように思っているわけでございます。
 御存じのように、超高齢化時代を迎えました。お年寄りの皆さんの憩いの場になろうかと思います。その意味では、そのことについて重点を置いて進めさせていただければ、すばらしいコミュニティー施設として、さらにまた盛り上がるのではなかろうか。その意味からいっても、大切なことだと思っている次第でございます。ひとつこの点では推進をさせていただきたい、こう思っております。
 次に、国際交流事業についての質問でございます。河原議員がおっしゃいましたように、ヤロバ市が2度にわたる震災を受けて、聞くところによると3,000名の死者も出たと。大変な惨事でございます。そのことにつきまして、トルコ協会をはじめ市民の皆さんの温かい義援金をちょうだいをいたしました。そして、送金等については、議会の皆さんにも相談をしておりましたが、結果的に現地へ持っていったほうがベターだろうということになりまして、市からも1人派遣をいたしまして、直接ヤロバ市長に手渡すことになりました。このことについては、領事館あるいは関係の通訳の皆さん、これまでお世話になったロータリークラブのメンバーの皆さんにも随分御協力をいただいたわけでございます。
 そして、幾つか提案のあった中で、消防署を建設したらということになりました。トルコは地震地帯でございますので、またさらに何が起こるかわかりません。その意味では、消防というのは大切だろうと思います。その選択について、大変いい選択をしていただいたと思っているわけでございます。
 いずれにしましても、感謝をされておりますが、その裏には市民各位の温かい義援金があったことについて、深く感謝を申し上げる次第でございます。
 次に、国際交流の現状について、若干触れておきたいと思います。
 今申しましたトルコ共和国ヤロバ市、中国盤錦市、オランダのリッセ市と姉妹友好都市を重ねて、おおむね10年を経過をしております。お互いに相互訪問をしながら一定の成果を得たものと、このように思っているところでございます。
 今後は、この国際交流の主役は市民である、このように認識をいたしております。そして、すそ野の広い市民外交という形でお互いに交流することがいいのではないかと思っておりますので、河原議員さんほか皆さん、それぞれの協会に入っておられますので、今後とも御協力をいただければありがたい、このように思っている次第でございます。
 そして、行政といたしましては、節目節目に御招待したり、あるいは文化やスポーツの交流をすべきではないかと思いまして、先般の市制45周年にはそれぞれ招待をいたしましたが、ヤロバにつきましてはああいう被災でございますし、中国は中国の事情で、先般来られましたけれども、お見えにならなかったわけですが、そのような形で節目節目に皆さんと交流することを行政としてはやるべきではないか、このように思っております。
 その意味で、西暦2000年は、日本・オランダ交流の400年に当たるわけです。その意味で、両国においてそれぞれ記念事業が開催されます。砺波市といたしましても、リッセ市との姉妹友好交流にちなみまして事業を進めさせていただきたい、このように思っておるわけでございます。
 また、先ほど申しましたように、市制45周年に来訪する予定でございましたトルコの文化使節団が、今度のフェアに来ようかという打診がございまして、ぜひ来てくださいということで、今、調整中でございます。明確ではございませんが、できればチューリップフェア期間中に来ていただければと思っております。
 なお、リッセの市長夫妻については、オランダ交流展を行いますので、ぜひオープンのときにテープカットなどをしていただければと、このようにも思っているところでございます。その意味で、今後とも交流を重ねていきたいと思います。
 なお、御存じのように、教育委員会で担当しております青少年の交流で、すばらしい成果があると思う。その意味では、トルコ、盤錦についてもそういう方法がとれないものか。そのことによって、これから広域化、国際化することのベースもつくれるのではないか、こんなことを思って、これから少し検討させていただきたいと思っているわけでございます。
 次に、外国人労働者や研修生の状況についてお答えを申し上げます。
 平成11年12月1日現在で、砺波市に外国人登録をしている外人は、ブラジル出身で210名、中国出身者が73名、その他15カ国にわたる371名が登録をされているわけでございます。平成7年4月には295人でございましたが、平成8年は最も多く401名でございました。その後横ばいの状況でございますが、河原議員もおっしゃいましたように、中国との問題も幾つかあるようでございまして、やや減少ぎみという状況でございます。いずれにしても横ばいでございますので、これからも十分な対応はできないまでも、研修その他について配慮していきたい、このように思っております。
 そして、中国からの技術研修生につきましては、商工会議所に事業主体になっていただいて、毎年受け入れられているわけでございます。そして、今は87名の研修生がおられます。そのうち42名が現在研修生並びに1年の研修を終えて、実習生としていまだに砺波市に在住をされているわけでございます。御意見がありましたように、ぜひ今後とも引き続き支援をして研修生に協力をしてまいりたい、こう思っております。
 国際交流につきまして、まだいろいろ御意見がございましたが、今後参考にしてまいりたいと思います。
 先日「国際交流のつどいイン砺波」がございました。ボランティアの皆さんにそれぞれ企画、運営をしていただきました。随分楽しく開催されたようでございまして、日本の文化を紹介するなり、あるいは皆さんで、十分言葉がわからなかったかもしれませんが、手まね足まねでいい雰囲気づくりであったのではないか。一定の成果を得たものとして、助役から報告をいただいているところでございます。今後ともこのような行事については支援をしてまいりたい、このように存じておる次第でございます。
 その他の質問につきましては、助役ほか担当部署からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 河原議員の御質問のうち情報化につきまして、まず第1に、CATVの今後の見通しにつきましてお答えをいたします。
 昨日の林議員の代表質問に、市長からCATVの見通し等につきましてはお答えをしたところでございますけれども、もう少しその事業概要等についてとのことでございます。
 今回の事業概要につきましては、対象世帯数は約4,500世帯になるわけでございまして、ケーブル延長は約430キロでございます。これによりまして全市内を網羅するということに相なるわけでございます。
 補助対象事業費は、今回の分につきましては約6億7,000万円を見込んでおります。なお、その補助条件等につきましては、国庫補助が3分の1でございまして、残りにつきましては補正予算債で充当するということでございます。なお、この補正予算債につきましては、後年度におきまして交付税による補填措置がされるということでございます。
 また、このCATV、TSTの行政におきます利用方法の見通し、計画等についての御質問にお答えをいたします。
 このように基幹網が整備されるわけでございますので、TSTの行政の活用というものは十分に放送の面でも見込まれるわけでございますが、行政が主体をとるか、またTSTが主体的に進めるかという問題があろうかと思います。これらにつきましては、十分TSTとも協議をしていく必要があろうかと思いますが、CATVの今まで全国的に成功をしている例を見ますと、会社が主体的に進めている例が成功をみておるわけでございます。私も米沢のCATVを視察してまいりましたけれども、会社自身が、行政の放送、それからまた市のいろいろな出来事等の放送につきまして、ほとんど使用料だけで賄っているということでございます。したがいまして、私は会社が主体的に放送をすることが、基幹網からそれぞれの世帯にアクセスをしていただくということに進むのではないかなというふうに考えますので、今後そういうことにつきましても十分に会社と相談をしながら、市の行政、また砺波市の出来事等が市民の皆様の御家庭に達するようにしてまいりたいというふうに考えております。
 それからその次に、行政におきますインターネットの利用、活用方法についてでございます。
 21世紀はまさしく情報の時代であろうと思うわけでございまして、日々の進歩というものは大変に速い速度で進むのではなかろうかと思うわけでございます。当市におきましても、平成9年度にインターネット用サーバーを設置をいたしまして、砺波市のホームページを開いたところでございます。平成9年度には年間で約7,000件のアクセスがございましたけれども、現在は月2,000件のアクセスがございます。年間にいたしますと2万4,000件ぐらいのアクセスがあるということでございます。
 また、ホームページに「市長への提案」という項目を設けましたところ、これを御活用いただきまして、本年度に入りまして11件の御意見が寄せられておるわけでございます。
 そういうようなことで、インターネットの活用は、行政も今まで考えておらないような利用の方法、それからまた一般的にも、商取引、そしてまた株、銀行等いろいろな面でも活用されておりますので、行政におきましても、この活用につきましては時代に遅れないように、双方向の活用について十分に検討をしてまいりたいと思います。ただし、今のところは、設備機器とかソフトウエアがまだ非常に高額でございまして、いろいろと国、県の補助も十分に見込みながら、費用対効果を十分に検討しながら、次期総合計画の中で取り組み、時代に遅れない行政にしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 河原議員の質問にお答えいたします。
 まず最初に、公民館活動のあり方と、主事の身分保障についてであります。
 近年、砺波市の公民館活動が活発化している状況であり、議員おっしゃるとおり、大変自主的な活動として喜ばしいことだと思います。また、先ほども議員御指摘のとおり、これは行政主導型ではなく、地域住民の皆さんにより自主的な運営がなされていることによるものと考えております。今後も住民による自主運営を基本とし、行政がそれを御支援するという形態で、公民館活動の振興を図っていきたいと考えております。
 公民館活動の核となる公民館主事については、自治振興会の事務を兼ねるなど、地区により勤務実態はさまざまであります。公民館主事分として決して十分とは申せませんが、月額による報償費を支給しているところであります。今後、公民館主事報償費については、その職務の重要性や業務の実態をかんがみ、検討してまいりたいと思います。各地区においても、他の業務との兼務をしたり、ボランティア精神の豊かな人にお願いするなど、今後さらに一層の御努力をお願いするものであります。
 なお、公民館長及び公民館主事について、市の予算で公民館相互保障制度に加入しており、公民館活動中の事故などに対応できるようにしているところであります。
 次に、情報化の問題で、コンピューター教育の推進についての御質問でございますが、小中学校においては平成元年からコンピューター教室を整備し、当時の文部省の整備計画に従って、コンピューター教室での授業において、小学校では児童3名につき1台、中学校では生徒2名につき1台となるよう、平成7年度までに導入を完了いたしました。その後、小学校児童2人につき1台、中学校では生徒1人につき1台とする新整備計画が打ち出されたこと及び情報化の急速な進展により機器やソフトが陳腐化したため、平成9年度から機器の更新と台数の増加に取り組んでおり、9年度に庄西中学校、10年度に出町中学校、今年度は般若中学校と庄南、砺波北部、鷹栖、庄東の各小学校で実施したところであり、引き続き来年度には残る小学校3校で実施して、機器の更新と台数の増加が完了いたします。
 また、昨年度は富山県教育総合情報ネットワーク、略して教育ノックと言っておりますが、その開設にあわせて、教育センター及びすべての学校でのインターネットの利用を可能にするとともに、県内各公立学校とのネットワーク化を整備いたしました。機器の更新に合わせて各教室間のLANの配線工事を順次行っており、今後はコンピューター教室のノート型パソコンをどの教室にでも持っていって、インターネットを含め授業に活用できるようにし、あわせて十分な活用がなされるよう、教職員の研修の充実を図ってまいりたいと考えております。
 最後に、教育長の私見でよいから、コンピューター教育についてお前は何を考えているかという話でございましたが、私の全く私見でございますが、基本的には、読む、書く、聞く、話す、考えるという5つの基本は、自分の五感を使って、基礎・基本としてしっかり身につけさせることが最も肝要であるというふうに考えております。すべてそうでございますが、新しい機器や近代文明の所産物には、必ず光と影の部分がございます。つまり、プラスの面とマイナスの面があることをよく考えて対応しなければならないと思います。グローバルな見方で全体をとらえ、判断力、情報の選択能力、そしてその情報を活用する能力を身につけていかなければならないと考えております。機器その他の情報がはんらんする中で、マイナスの部分がぼつぼつ見えてまいりますし、そのことをおろそかにしておきますと、学校教育が大変な事態になるということを憂えておる者の一人でございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 河原議員の質問にお答えしたいと思います。
 痴呆性老人対策について3点と、ドナーカードの普及について申し上げたいと思います。
 まず最初に、痴呆性老人の現状について申し上げたいと思います。
 富山県老人性痴呆実態調査によりますと、痴呆性老人の出現率は約7.2%となっており、この割合でいくと、砺波市の65歳以上の高齢者8,200名では、約590人余りの痴呆性老人が出現する可能性があることになりますが、実態としては、12月1日現在の寝たきり等の総合台帳によりますと、270名を把握いたしております。
 対策としましては、これまでも「もの忘れ相談会」を民生委員さんの御協力で月1回実施や、さらには痴呆症の啓発のための健康教育の事業の実施により、早期発見に努めるとともに、「もの忘れ外来」への早期受診を勧めることによって正確な診断がなされるよう指導いたしております。
 また、在宅生活支援といたしましては、現在、閉じこもり予防のためのB型のリハビリ訓練、これは今年の9月から能力活用センターで実施をいたしておりますし、さらには南部、庄東センターのデイサービスのE型、さらに油田にございますデイホームの「さざんか」では、ヘルプサービス及びショートステイを実施いたしておりますし、来年4月からは、痴呆性老人グループホームが民間のほうで開設されることになっております。
 次に、痴呆性老人の介護度について申し上げます。
 確かに議員がおっしゃるとおり、痴呆性老人の介護認定に当たっては、痴呆による問題行動が著しくても身体機能が低下をしていない老人は、どちらかというと介護度は軽く認定される傾向にありますが、コンピューターによる第一次判定を受け、さらに二次判定で審査会が、調査員が記入した特記事項、さらには医師の意見書に基づく特記事項等も吟味しながら、総合的に判断することになっております。これまで10月から介護保険組合では認定審査会が実施され、公平・公正に順調に審査されていると聞いております。
 次に、新たなグループホームの建設について申し上げます。
 従来グループホームの建設につきましては、社会福祉法人等が特養ホーム等に併設または隣接して設置する施設が国庫補助対象となっておりましたが、今年度より医療法人が老人保健福祉施設に併設または隣接して設置する施設も対象となったことから、医療法人寿山会さんが事業申請をされ、その折に県内5カ所目となるこのグループホーム建設に、市も同意の意見書を付したところであります。このグループホームは、1ユニット8人の人員が収容予定、来年4月のオープンに向けて建設、整備されることになっております。
 また、ケアハウスにつきましては、介護保険事業計画の中のメニューの1つでございますが、民間のほうでも設置の意向があると聞いております。市におきましては、介護保険組合が現在平成16年までの事業計画の策定に入っております。それを受けまして、高齢者保健福祉計画等の見直し、あるいは総合計画の中で検討してまいりたいと思います。
 次に、ドナーカードの普及について申し上げます。
 ドナーカードの普及方法としましては、各市町村の役場の窓口や県内の保健所等で、希望者に意思カードを配布し、登録の仕方など説明をいたしております。
 種別としては、心臓、肝臓、腎臓等の臓器や骨髄、角膜等があり、種別に応じて申し込み先が異なるわけであります。例えば骨髄登録希望者は日赤の血液センターに申請し、第1次、第2次の血液検査後に骨髄データバンクに登録されることになっております。
 また、登録者数等につきましては、議員も御指摘のとおり、プライバシーの保護の観点から公表されておりませんが、例えば骨髄については、本年9月末現在の登録者数が、全国の人口の約1%に当たると聞いております。
 以上であります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 病院長 北野喜行君。
  〔病院長 北野喜行君 登壇〕

◯病院長(北野君) 河原議員の御質問のドナーカード普及について答弁申し上げます。
 当院のドナーカードの普及につきましては、日本臓器移植ネットワークの臓器提供意思表示カードを富山県腎臓バンクから提供を受けまして、病院正面玄関に配置いたしております。
 また、普及状況につきましては、今年2月の高知県における脳死状態からの臓器提供移植が伝えられました以後、急激に関心が高まったところでございます。
 なお、脳死状態に至った当院の患者様が臓器提供意思表示カードを所持されている場合、当院は指定臓器提供施設に現在まだ指定されていませんので、患者様の意思を受け入れることは不可能でございます。しかし、当院の対応といたしましては、脳死ではなくて心停止後の患者様の腎臓及び目の角膜の臓器提供が可能でございます。
 なお、富山県の脳死患者の臓器提供施設は、富山医科薬科大学附属病院、富山県立中央病院、厚生連高岡病院の3病院でございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 1番 寺島良三君。
  〔1番 寺島良三君 登壇〕

◯1番(寺島君) お許しをいただきましたので、先に通告しました3項目について質問と要望をさせていただきます。
 まず最初に、2000年とやま国体についてお尋ねします。
 2000年国体のリハーサル大会が競技ごとに各市町村で行われておりますが、砺波市においてもリハーサル大会は文字どおり本大会を想定した予行演習として、競技運営業務の習熟と歓迎機運の盛り上げを目的として、6月のラグビー、フットボール競技を皮切りに、8月にバスケットボール競技、10月に軟式野球競技、11月にボウリング競技と、当市で開催される4競技のすべてが終了したところです。
 リハーサル大会では、各種団体、市民協力員、市職員の献身的な活動協力に対して、深く敬意を表したいと思います。また、会場周辺の美化や、会場を飾ってくれたたくさんの花プランター、ポスター、手づくりのぼり旗などは、訪れた人々になごやかな歓迎気分を味わわせ、大会の雰囲気を盛り上げていただいたと思います。
 しかし、リハーサル大会は規模も小さく、競技別に開催日が分散し、それぞれの開催期間も短かったため、運営に必要な人員数、輸送警備なども少なかったと思いますが、本大会ではすべての面で比べものにならない多くの対応が想定されます。リハーサル大会での反省を含め、本大会へ向けての運営体制、準備状況についてお尋ねします。
 また、市民総参加を提唱していながら、リハーサル大会での一般市民の観戦は少なく、まだまだ関心も低かったように思いました。今後は市民の国体への参加意識の高揚を図ることが一層必要かと思います。そして、本大会では、地元選手の応援ばかりでなく、すべての選手の皆さんが気持ちよくプレーでき、活躍できる環境をつくることが重要ではないでしょうか。そのためには、県外選手への応援体制を整えることも大切だと考えます。長野オリンピックでは、小学校ごとに応援国を分担して外国選手に声援を送って、交流も生まれたように思いました。先ごろ行われた熊本国体ではどのような対応であったか、視察をされての参考事項があったでしょうか。市では応援体制づくりについてどのような対応をお考えか、お聞かせください。
 国体は全国から多くの人が集う絶好の機会であり、真心のこもったもてなし、交流を通じ、「チューリップと散居のまち 砺波」を広くPRし、砺波にいらっしゃった人たちに思い出に残る国体を目指し、御尽力いただきますようお願い申し上げます。
 また、県は、開催県として総合優勝を目指し、早くから国体に向けての選手、指導者の育成強化に力を注いでおり、市でも優秀スポーツ選手育成事業として、強化練習会、あるいは県外強化チームとの交流試合、中央講師を招いての講習会などを計画的に実施し、同様に取り組んでおられるところです。幸い着実にその成果が上がっているようで、国体での活躍が大いに期待されております。国体に焦点を合わせることも大切でしょうが、私はむしろ国体終了後を見通して、どのようにそれを継続させていくかが重要だと考えますがいかがお考えでしょうか、お聞きします。せっかく立派な施設整備を行いながら、一時的に膨らんだ風船がしぼんだ風船のようにならないために、市の継続的な取り組みをお願いいたします。
 次に、少子・高齢化についてお尋ねいたします。
 経済低迷、不況の影響から、働く世代の手取り所得が減少しているという深刻な事態が生じ、一方では年金、医療、福祉などの負担が増大する中、若い人たちにとって安心して子供を生み育てることの不安があり、少子化へ拍車をかける要因となっているようです。このことが家庭や地域社会にも大きな変化を生じ、子供を持たない家庭、ひとり暮らしの高齢者が増大する結果となっております。
 また、核家族が増えたことにより、若い親には子育ての知恵が伝わらず、過保護、過干渉といった親の接し方の問題や、あるいは親としての責任、自覚が希薄し、幼児虐待という悲しい事件まで起きており、大きな社会問題となっております。
 このような状況が続く中、21世紀の社会は、総人口の減少と急激な高齢化が同時に進行するという、かつて経験したことのない時代を迎えようとしております。市では、平成13年度から新たに第7次砺波市総合計画の策定に入るための審議会や策定委員会、専門部会、まちづくり研究会などが設置され、また、市民意識調査を実施し、その素案づくりに取り組んでおられますが、市長の21世紀を展望した少子・高齢化時代の取り組みについてお考えをお尋ねいたします。
 また、子育て支援策についてお尋ねします。
 若い夫婦が仕事と子育てを両立させ、安心して暮らすことができるには、市長がかねてから言っておられます「0歳児からの保育」の実施が必要だと思います。今後の実施計画と見解をお尋ねいたします。
 次に、介護保険制度についてお尋ねします。
 いよいよ2000年4月の実施を目指し、砺波地区介護保険組合も本格的に動き出し、10月より要介護認定申請の受付が始まって、訪問調査や、どの程度のサービスが必要かを判定し、「要支援」「要介護1~5」のランクに分ける介護保険事業計画の作成も進められており、実態調査に基づいて試算されていると思いますが、保険組合ではどのように試算されておられるのでしょうか。また、実施に向けて介護支援専門員、居宅介護支援事業者、在宅サービス事業者の確保や準備状況についてもお聞かせください。
 利用者の中には、支払保険料の額について市や組合の説明を受けても納得のできない場合や、要介護認定の結果に不服がある場合は、県の介護保険審査会に審査請求ができると聞いていますが、新聞報道によれば、11月20日現在で県内5市5保険組合での申請見込み数約3万件のうち27.3%が申請を終えており、一次判定のための訪問調査は24.1%、二次判定を行う介護認定審査会は14.9%が済んでいる。その中で、二次判定で要介護度が変更されたケースが18.5%あり、うち「重度」への修正が13.4%、「軽度」への修正が5.1%で、ほとんどが1段階の修正であったことが報じられておりました。
 要介護認定については、利用者やその家族にとって一番気にかかる問題です。例えば体の不自由な方が、「食事、トイレ、着替えなどが自分でできるか」と聞かれて「時間をかければどうにかひとりでできる」と回答すれば、極端に言えば「介護の必要なし」と認定されるのではないかと不安があります。全国同じ基準でコンピューターによる判定を行うことになっていますが、できるという場合でも、できる度合いによって細かい違いがあると思いますが、その判断が判定にばらつきを生じさせるのではないでしょうか。その点の見解を含め、当保険組合での認定申請の状況や不服申し立て、要介護認定の判定の変更などがあれば、お聞かせください。
 また、保険料は、当組合では65歳以上の1号保険料は、住民税非課税者の基準額を2,832円とし、所得に応じ5段階に格差をつけ、生活保護や老齢福祉年金受給者は基準額の半額、年間所得250万円以上の人は基準額の50%増となり、同じ市町村に住んでいても、人によって基準額の0.5から1.5倍の開きがあるわけです。
 また、40から64歳の2号保険者の本人負担額は全国一律の基準で設定され、国民健康保険加入者は1,300円、政府管掌健康保険加入者は1,500円、健康保険組合加入者は1,700円程度と見込まれていますが、先ごろ発表された政府見直し案によれば、65歳以上の保険料を当初半年間徴収見送り、その後の1年は半額とする。現在ホームヘルプサービスを受けている低所得者の利用負担10%を3年間は3%に軽減し、また、家庭で重度高齢者を介護する低所得者層の家族へ慰労金として10万円を上限に支給することを打ち出し、各県、各市町村でも戸惑いを見せ、見直し案は余り評価していないような状況ですが、市としての見解をお聞きし、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 寺島議員にお答えをいたします。
 まず、少子・高齢化対策について申し上げたいと思います。
 議員が御指摘のように、今日の時代背景として最も大きなものに、少子・高齢化の進展があると存じております。我が国は、どの国も経験したことのない速いスピードで少子・高齢化が進んでおり、その対応を早くすべきだと、国を挙げて取り組んでいるところでございます。当市におきましても、最重要課題として力を注いでいるところでございます。少子化による弊害も、高齢化による弊害も寺島議員さんから一部述べられましたが、そのとおりだと存じております。総合計画策定においても、このことについては十分取り組んでいくことを先日の議会でも申し上げたところでございます。改めて整理をして、この政策的な取り組みを申し上げたいと思います。
 1つは、少子化への対応として、子育て支援策でございます。生み育てる環境をみんなでつくろうということが私は第1点あると思います。それから2つ目は、介護保険制度の円滑なる執行と、介護サービスの供給体制が必要ではないかと思います。1つは、少子化に対して子育て支援策、そして超高齢化に対しては、安心して暮らせるために、介護保険とその介護サービスの充実を皆さんとともに図らなければならない、このように思っております。
 そして、広くは年金制度、社会保障制度の充実であると思います。また、安定した医療制度の確立も重要でございます。そして、社会福祉関係団体の育成強化は、官だけでは十分に行き届かない、民間の福祉団体、福祉法人等の整備強化を必要とするわけでございます。そのことなどを念頭に置く次第でございますが、なおまた、介護に至らないこと、あるいは病院に行かないという意味で、議会でも御議論のありました健康管理センター等の施設整備もこの中に入るのではないかと、このように思っている次第でございます。これらにつきましては、例えば児童手当の充実あるいは年金制度等につきましては、国の制度の改正を待たなければなりませんが、市といたしましてもこれから関連した施策を充実してまいりたい、このように思っているところてございます。
 次に、子育て支援等につきましての質問でございます。
 仕事と育児を両立させ安心して働くことのできる環境づくりに対して、私はまず企業の対応、育児休業制度の充実、その意味では、労働省もうたっておりますけれども、雇用環境の整備ということで、この育児制度を十分活用してもらうことが一番ベターだろう、このように思っております。もちろん先ほども申しましたように、このことは社会全体で支えなければ、なかなか育児休業休暇を取ることができない状況でございます。私どもも0歳の保育サービスをしてまいりますけれども、基本的には企業も理解をしていただいて、この休業制度をとってまいることが何よりも大切ではないか。これは社会全体で盛り上げなければならない、このように思っております。
 そこで、砺波市も平成5年から0歳児の受け入れをしております。その後急激に増えてまいりまして、御存じのように出町保育所はやっておりませんけれども、各保育所で6ヵ月児からそれぞれ保育をいたすことにしております。委託をしております東般若保育園においても、今乳児室を計画をしているところでございます。
 先般、平成12年開所を決めていただきました(仮称)北部保育所につきましては、0歳児を含めた低年齢児の拠点保育所として位置づけをしたいと思っております。0歳、1歳、2歳を中心にした保育所にしたい、このように思っております。あの保育所の隣接には幼稚園がございますので、あと3歳、4歳、5歳は幼稚園ということで、おにいちゃんとおねえちゃんたちも一緒におる、こういう雰囲気づくりが必要ではないかということで、今回隣接をして幼・保一体化で進めさせていただきたい、このように思っておるわけでございます。
 ただし、寺島議員さんもいろいろ述べられましたが、私は、乳児期における子育ては直接母親が育てることが大切ではないかと思います。私の考え方が古いかもしれませんけれども、せめて離乳期から、1歳児から、もしくは2歳児からの保育措置ということが原則ではなかろうか。人間が人間を育てるわけですから、今後の人生を考えて、母親との大事なスキンシップの時代だと思いますので、家庭の事情もあろうかと思いますが、先ほども述べましたように、企業との兼ね合いもございますけれども、育児休暇制度をとっていただいて、そのことについて皆さんでカバーをしていくことが大切ではないか、このように私は思っております。
 しかしながら、先ほども申しましたように、措置を要望される方がどんどん多くなるわけでございます。低年齢児の受け入れについては拒むものではございません。受け入れに寄与をしてまいりたい、このように思っている次第でございます。
 次に、介護保険制度の質問のうち、国に対応しての質問でございます。
 介護保険制度への対応としては、御存じのようにいち早く広域化をしたわけでございます。そして、市民の皆さんにも普及徹底を図り、地区別にも説明会を申し上げてきたわけでございます。そして、制度の概要や、あるいは保険料徴収の問題等についても御理解を深めてまいりました。
 ただし、今回見直しが決まりました。この時期に至って、制度の根幹にかかわる改正が行われましたので、実は随分困惑をいたしております。ただし、低所得者に対する対応が盛り込まれたという趣旨は私は理解できますが、しかし、その裏には多くの赤字公債と市町村負担増もあるわけでございます。この市町村負担については、市長会でも反対をしてまいりました。しかし、決まった以上、この制度を円滑に対応すべく準備をしてまいりたい、このように思っております。
 いずれにしましても、明年4月の制度開始に向けまして、担当者間で調整をしております。したがいまして、これまで地区において説明をしてきました保険料やその対応についての誤差が若干あると思いますが、市民の皆さんの御協力を、この場をかりてお願いを申し上げておきたいと思います。
 その他の質問につきましては、教育長並びに担当部署からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 寺島議員の質問にお答えします。
 質問は、国体終了後のジュニア選手の育成と対応ということでございました。そこで、現在どのような取り組み方をしているかということをまずお答え申し上げます。
 まず、国体強化選手として、砺波市からは15種目に35名が指定されております。
 次に、選手強化並びに指導者育成として、砺波市で開催されるバスケットボール、軟式野球、ラグビーフットボールなどの競技強化に対し、体育協会が補助し、選手並びに指導者の育成を行っております一方、従来から優秀スポーツ選手育成事業として、バドミントン、サッカー、バレーボール等7団体が中央講師を招いての教室、強化、交流試合を開催しているところでございます。さらには、砺波市として優秀スポーツ選手の表彰も行っております。
 今後の取り組みですが、従来どおり優秀スポーツ選手の育成強化を図っていく一方、こうしたチャンピオンを目指す競技スポーツ選手の育成のみならず、これからの高齢化社会や余暇時間の増大に伴い、生涯スポーツも積極的に推進し、それとあわせ、体育施設も広く利用してもらうなど、有効利用を図ってまいりたいと思っております。
 以上です。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 寺島議員の介護保険制度2点についてお答えをいたします。
 まず1点の、4月に向けての準備状況について申し上げます。
 保険者である砺波地方介護保険組合の試算によりますと、現在12年度から16年度までの介護保険事業計画を策定中でございます。その中で、施設の入所予定者1,304名(当市は250名)、居宅援護者2,417名(当市は600名)、合わせまして圏域では3,721名、当市は850名と見込んでおります。
 介護度別の割合は、軽度すなわち「要支援」が23.8%、中度の「要介護度1~2」が58.7%、重度の「要介護度3~5」が17.5%としております。各事業者の確保につきましては、指定居宅介護支援事業者数が組合の圏域内で34カ所あり、所属する介護支援専門員(ケアマネージャー)が254名、当市は81名、2,417名圏域でおりますが、砺波市も含めましてケアプランを作成するには十分な数であると存じております。
 また、訪問看護、通所介護、訪問入浴あるいは短期入所者等の居宅サービス事業についても、11月末現在で22の事業者が既に県の指定を受けており、今後指定予定の訪問看護を加えて、来年4月のサービス開始に向けて万全を期しているところであります。
 次に、介護認定申請状況について申し上げます。
 介護保険組合が受け付けた件数は11月末現在で予定者数約40%、砺波は若干高くて49.4%に当たる1,531名(当市は426名)、そのうち865名(当市は240名)についての判定結果が送付されたところであります。そのうち、「自立」認定者は圏域で3.9%の34人、市は若干下がって3.8%の9人でございました。第一次判定から第二次判定の変更については、254件、29.4%、砺波市は若干落ちますが64件、26.6%の変更率となっております。
 この内訳といたしまして、介護度のランクが上がった件数が、圏域で162件、当市は37件、下がった件数が圏域では92件、当市は27件となっております。先ほど議員が御指摘の県下の平均よりも若干高いわけでございますが、組合内の介護認定審査会10合議体が同様な結果となっておりますので、特にばらつき等の問題はないと存じております。
 また、この判定結果に対する問い合わせや苦情については、今のところ受けておりません。
 以上であります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 国体事務局長 古井勝久君。
  〔国体事務局長 古井勝久君 登壇〕

◯国体事務局長(古井君) 寺島議員さんの国体に関する質問のうち、リハーサル大会の反省点と本国体の準備状況について、それと動員対策の2点の質問についてお答えいたします。
 リハーサル大会の反省点と本国体の準備状況につきましては、昨日の中西議員さんの質問で市長からも答弁があったところでありますが、リハーサル大会の反省点として、施設面では、観客席の音響効果が悪かったということ。運営面では、競技記録速報、それから伝達方法並びに周辺仮設テントなどのレイアウト等に課題が生じましたので、各専門委員会で検討しながら、本国体に向けてこれらを重点的に改善してまいります。
 また、多数の来会者が予想される本国体では、会場への交通誘導に関しまして、誘導看板や交通整理員をさらに充実強化し、混乱のないように努めてまいります。
 なお、駐車場に関しましては、本年の1,000台に加えまして約1,000台分を増やし、合計2,000台を予定し、松下電子工業砺波工場の北側空き地を借用することで準備を進めております。
 また、本国体の運営に当たる実施本部に関しましては、秋季大会3競技を総合運動公園で実施することから、リハーサル大会時の運営体制を基本としながら、共通する係員については重複しないように、効率的な運営体制を構築してまいりたいと考えております。
 次に、動員対策につきましては、市民の国体への参加意識の高揚について、本年も展開してまいりました「花いっぱい運動」や「雑草撲滅運動」をはじめとする市民運動のスケールをさらに大きくし、全市的に展開するよう各地区や団体、学校にお願いし、参加していただくことで、機運を高めてまいりたいと存じております。
 また、県外選手への応援体制づくりに関して、先の熊本大会では、各市で地域や学校を挙げて県やチームを決めて応援しており、これを大いに参考として、各地区振興会並びに各種団体、幼稚園、保育所、小中学校に応援体制づくりについての協力をお願いし、選手の皆さんのプレーに対して心温まる応援をし、楽しい思い出として残る、砺波なりの「スタンドいっぱい運動」を展開してまいりたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 子育てや教育、介護、環境問題、冷え込む地域経済や農業、大企業のリストラの横行による雇用不安、私たちの周りには解決しなければならないことが山積みされています。こうした住民の願いに真剣に応えることこそ、今、政治と政党に求められているのではないでしょうか。日本共産党公認議員として、市民の願いについて市当局に質問をいたします。
 介護保険はいよいよ来年4月よりスタートいたします。まず、介護サービス不足が明白であり、保険料、利用料が余りにも高過ぎることであります。国も国民の批判の強さに驚き、高齢者の保険料を半年凍結する。その後1年間も半額にするということなどを中心とした特別対策を決定しました。保険料を払ってもサービスが受けられないという不安と怒りが対策をとらざるを得なかった理由であると考えます。しかし、事態は先延ばしされただけで、介護サービスの基盤の整備や生活困窮者に対しての改善策は示されていません。
 介護保険事業計画について伺います。
 介護保険制度の円滑な施行を図るため、新ゴールドプランの確実な達成を図り、介護サービス基盤の着実な充実が図られるよう、地方自治体が策定する介護保険事業計画の達成のための所要の支援措置を講ずることと、衆議院厚生委員会で附帯決議が9年5月21日に出されています。第1に、21名もの特別養護老人ホームの待機者をなくしていくためにも、建設は急がなければならない課題です。平成16年までの入所予定者は、砺波地方でも596人と試算しておられ、井波にできても60床は不足することは明らかであります。長期療養型病床群も介護保険55%しか認められなくなっています。今年の社会福祉大会でも特養ホームの建設を決議しています。安念市長は昨日の村中議員の質問で、「ほぼ充足しているが、新ゴールドプランで考えていく」との答弁をされましたが、待機者の家庭のことを考えておられるのでしょうか。
 次に、安念市長は、介護保険が実施されても福祉は後退をさせてはならないと明言されました。第1にホームヘルパーのサービスは、約70%の生活困窮者は無料で行われています。年金暮らしのお年寄りは、ホームヘルパーの来られるのを楽しみにしておられます。利用料がかかるようになるとお願いができなくなるのではないかと心配しておられます。従来どおり家事援助も含めて同様のサービスの実施をされたいのであります。
 第2に、ショートステイは、寝たきり老人を抱えた家庭では、結婚式や法事があるときは、いつでも気軽に預かっておられました。砺波市は、独自で従来どおり行われるのでありましょうか。
 第3に、デイサービスB型、C型800円、E型400円で預かっておられましたが、従来どおり利用できるのでありましょうか。
 2月23日の参議院予算委員会で、宮下厚生大臣は、在宅高齢者保健福祉支援事業として今年の予算でも100億円の事業費をつけているが、もっと本格的に掘り下げていくと答えていることから、介護保険の給付で足りないサービスを上乗せ、横出しサービスでどう充実させるのか、また、要介護認定で保険対象外となる高齢者をどう救済するのか、砺波市の役割が問われています。
 次に、生活困窮者に対して、安念市長は9月議会で広域圏の市町村長に減免制度について働きかけると述べられました。6日の衆議院予算委員会で志位書記局長の質問に対し、小渕総理は、「大変厳しい環境にあることは承知している。市町村の減免条例などいろいろな形で対処していく」と答えておられます。天災だけでなく、失業、病気など、生活困窮者に対しても、利用料や保険料の減免条例を砺波市独自で制定することを求めます。
 介護保険は、民間を含む多様なサービス提供主体から、福祉サービスが総合的に受けられるようになりました。介護保険の実施に向けて営利企業の進出が目立ちます。400床も急遽つくられた4つの療養型病床群や入浴サービス、今後進出予定の24時間ホームヘルプやケアホームなどがあります。民間営利企業は、余り手がかからず、採算の合う部分しか事業を展開しないことが予想されます。社会福祉法人や医療法人も営利企業との競争にさらされ、採算のとれない部分は縮小し、事業を多角経営化、営利化していかざるを得なくなる状況に追い込まれます。ホームヘルプサービスの家事援助のように、必要性が高くても採算のとれない部分は縮小、所得の低い人で重度の介護を必要とする人のところにサービスが行き渡らなくなるおそれがあります。砺波市は、訪問介護サービス指定事業者として事業を実施して、市民の福祉の水準の維持を示していくことが大切ではないでしょうか。厚生省も住民に対するサービス供給者の確保、サービス提供の模範を示すことによる全体水準の引き上げ、サービス提供の安定性の確保、民間事業者に対する発言権の確保など、自治体の実情に応じて直営で行うことの必要性がありますと述べています。
 次に、出町には65歳以上1,424人、寝たきり30人、ひとり暮らし72人もおられます。出町には公民館もなく、4年前にプラザ跡地に老人福祉施設を提起して、多くの市民から共感の声をいただきました。「デイホームさざんか」へ町の人が送ってこられ、ぜひ出町に「さざんか」のような老人施設をと訴えておられました。ぜひとも出町に老人福祉施設を求めるものであります。
 次に、小学校の生徒数の急増しているところ、減少しているところなど、学校間格差が目立ちます。40年前に適正規模の学校にしなければならないと統合審議会が開かれ、砺波東部小学校が庄下、油田、南般若、柳瀬各小学校を統合されたものです。統合当初は462名であり、適正な規模でありました。しかし、今日の東部小学校は、来年の4月、742名となって21学級、5年後には現状のまま推移しても828名、24学級になっていきます。東部小学校の校下の状況を見ますと、宅地造成やアパートの建設など、ますます開発が進められている状況です。教育長は適正規模は12学級とのことを答弁されましたが、現状をどのように認識されておりますか。統合審議会は今日の事態を厳しく総括をして対策を立てていくことが必要なときになっています。いじめや不登校、学級崩壊など深刻な問題が起きています。教師は多忙をきわめ、きめ細かな指導ができないと訴えておられます。東部小学校でも3名もの不登校の子供がおられます。今後の学校の生徒数を見ていきますと、長期的な計画として適正な規模の学校の建設を考えていかなければならない時にきています。
 次に、東部小学校の体育館について伺います。
 9月9日、東部小学校教育振興会より要望が提出されました。要望書によりますと、児童数の増加で体育館の狭いことが悩みです。学年体育という形をとっていますが、151名もの児童が活動するため、十分な体育の指導ができない。入学式や卒業式、円滑な運営ができないと訴えておられます。一日も早く体育館の建設が望まれていますが、準備状況について伺います。
 次に、放課後児童教室について伺います。
 これは(写真提示)東部小学校の放課後児童教室で、子供たちは生き生きと遊んでおられました。東部小学校では27名もの生徒さんが利用しておられます。共稼ぎの家庭から大変喜ばれています。子供たちにとっても友達ができたことで、教育に大変よいと指導者は述べておられます。しかし、東部小学校では空き教室がなくなっていくことは明らかであり、対策が求められています。学校の周辺にぜひとも児童館の建設が必要であります。
 次に、学校側から子供たちに交通安全と、その次に、用水に落ちないように注意をしていることであります。
 これは(写真提示)東部小学校の近くのゴルフ場の前の用水ですが、この練習場前で子供たちが落ちたことの報告が6件もありました。もちろん悪ふざけ、よそ見などもあると思いますが、発見が早かったから助かったようなものの、石丸の父兄より、団地全員から署名が集まりました。少しずつ柵は取り付けてありますが、柵の延長を早くされることを求めるものであります。
 次に、下水道の施策について伺います。
 砺波市は下水道の普及率27%、県下9市では最も悪く、今後もっと力を入れていかなければならない重要な課題です。近隣市町村に比較して遅れていることや、投資効果などから下水道マップを見直し答申されました。来年4月より合併浄化槽への補助要綱を制定されるようになり、わが党は一定の前進だと思っています。県としては10年間で100%にしていく計画で着手していますが、当市は大幅に遅れることは明らかです。しかも合併浄化槽についての認識がいまだに正確なものになっていないのであります。ある自治振興会で市議会議員が市政報告の際、合併浄化槽を設置しても下流でさらに浄化槽をつくらなければきれいな水にならないと述べておられます。また、合併浄化槽は10年余りしか寿命がなく、排水もよくないと悪宣伝をされています。しかし、どこの自治体に聞いても、苦情や事故は起きていないのであります。
 11日のKNBテレビ、朝「ウエークアップ!」で「税金を食いつぶす下水道工事のムダ」報道を見られた人もおられると思いますが、下水道1世帯公共で700万円、合併浄化槽で80万円、秋田県二ッ井町では、公共下水道をやめてすべて合併浄化槽にした結果、118億円が20億円でできたと報道しています。
 日本の下水道は3つの呪縛に縛られている。1つは下水道信仰、2つは縦割り行政の欠陥、3つは利権構造。世界は分散処理の方向なのに、日本の下水道は税金を食いつぶすむだ遣いが横行しています。日立市へ行政視察に伺ってきました。合併浄化槽は他の下水道に比べて低廉で短期間の工事でどこの地域でも設置できるメリットがあり、投資効果はきわめて高い。合併浄化槽普及促進計画をつくって力を入れていました。合併浄化槽の正確な認識をされ、市民に対して積極的にPRしていくことが大切ではないでしょうか。とりわけ今年から家を建設して、浄化槽はすべて合併浄化槽でないとできないことから、現在計画されている地域以外、すべて補助を出せるように求めるものであります。
 次に、東野尻、鷹栖、若林、林、高波地区を小矢部川流域下水道に結ぶ計画で取り組まれています。しかも、2期幹線の工事費もかかって、莫大な税金を使うことになっていきます。この地域は合併浄化槽の補助区域であり、合併浄化槽にしてもしばらくすると公共下水道に結ぶと、二重投資にもなってむだ遣いです。しかも、鷹栖では、土地改良区が川を用水と排水に分けて工事が行われています。合併浄化槽にすれば解決することを、むだな工事が行われています。10年度決算審査でも述べましたが、公共下水道、散居村であるために、国庫補助よりも市の単独で行う工事費が高くつき、借金がますます増えていく実態を明らかにしました。安念市長も9月議会の産業建設常任委員会で2期幹線への投資など、毛頭考えられないと述べられました。市の財政事情も考えて、投資額5分の1で済む合併浄化槽の地域に変えられることを求めるものです。
 産業施策について伺います。
 当市においても税金の滞納、企業倒産が起きております。昨年4月から始められましたハイテクミニ企業団地を訪ねました。この団地に9つの企業が入っています。創造力や技術開発力を発揮して、新たな活路を開いています。富山市に次いで砺波でつくられ、大変よい企画であったと思います。家賃を出して商工会議所が管理をしているものです。
 情報処理業のT企業を訪ねると、仕事はたくさんあり、30名採用する。来年6月まで、200名から300名体制で仕事をできるようにしていきたいが、心配なことがあると訴えられました。暖房をすると、空調施設がないものだから、水滴が落ちてコンピューター機器はだめになる。オーバーを着て仕事をしておられました。空調施設が必要です。また、雷が心配です。避雷針の設置を強く訴えておられました。東京から社長が来ておられるときにお会いできたので要望がわかりましたが、今日の中小零細企業の状況を考えると、さまざまな要望があります。市としては金融相談などを行われていますが、中小企業基本法に基づき、地域の中小零細企業がどういう困難を抱えているのか、どういう意欲を持っているのかなど、実態をよくつかむことが重要だということを実感いたしました。ハイテクミニ企業団地の9つの企業についての要望を調査して、対策を求めるものです。
 次に、農業施策も大変心配です。外米の輸入受け入れ以来、米価は1俵5,000円も下がりました。昨年から比べて4億6,000万円もの減収です。過剰になった米は、えさ用に投げ売りすることまで決めました。シアトルで行われたWTO閣僚交渉が決裂し、アメリカに対して世界各国が反発しました。わが党は、外米の輸入を減らし、米の買いたたきをやめさせて、農畜産物の緊急輸入制限の発動を行い、価格保証を確立、家族経営を基本にした担い手を育てていくことを求めています。
 来年度から水田を中心とした土地利用型農業活性化大綱により、転作奨励金を少なくしようとしています。単に減収、米減らしに協力しただけでは奨励金を出さない、麦、大豆など、規模拡大をして低コストで生産する農家にだけは手厚くする。野菜や果実、花などは、助成金は出すが、2年ないし3年後には打ちどめという計画です。砺波の農家は、特に特産物チューリップを62ヘクタールも作付けしています。オランダからの輸入攻勢で大変厳しいときに、転作奨励金まで下げられては大変です。来年度の転作について、チューリップや野菜など、奨励金を下げることなく取り組むためにも、県や市の手厚い対策が求められています。調整水田や保全管理77ヘクタールの対策については、ぜひとも市民農園として活用されたいのであります。平成2年には市民農園法が制定されています。富山市でも高齢者農園も行われていますが、ぜひ検討されることを求めるものであります。
 最後に、雇用問題について伺います。
 学校を卒業しても就職ができない、こんなことは許せないのであります。砺波市としてもっと雇用できないのか考えてみていきたいと思います。病院の事務部門に働く家族から、毎日が深夜、日曜日もない、どうなっているのかと、切実な訴えがありました。超過勤務をなくすることによって雇用が創出できます。
 また、消防職員数のことについて伺います。
 砺波広域消防の職員数250名が消防力の基準でありますが、現在145名、105名が足りないことになっています。充足率58%、全国平均71.9%で見ましても、35名が足りないのであります。
 また、砺波総合病院の救急患者は当宿直で行われています。朝8時半に出勤、1日の出勤を終えて、宿直には救急患者を診なければならない。患者が多いと眠れなく、24時間も働かされる。翌日、休暇者でもあるとさらに働かなければならない状況のときもあったと聞いています。救急患者は、眠い、疲れた状況で診られていることになっていますから、大変心配です。救急班体制にしていくことこそ、安心して患者を診ることができますし、職員を過酷な勤務から解放させることができます。
 次に、学校の30人学級は、21世紀に巣立つ子供たちを育てるためにも最も大切な課題です。アメリカの20人学級を見学して、これはいじめは起きないと、自民党総理でさえ言わざるを得ませんでした。当市においても30人学級にしていくためには35名の先生が足りない。1年生だけ30人学級にすると、4名の先生が足りないことになります。ぜひ30人学級にしていくことを求めるものであります。
 最後に、安念市長は無所属であったからこそ多くの市民の支持を得たものであることを忘れることなく市政に携わられることを述べて、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時56分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(山岸君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員にお答えをいたします。
 介護保険につきまして批判もあり、サービス低下、保険料が高い・安い、あるいは高齢者福祉計画などにつきまして、多くの意見と御質問をいただきました。
 順序につきましては、先日通告のあった項目等についてお答えを申し上げたいと思います。
 なお、答弁漏れ等がございましたら、民生部長からお答えをいたしたいと思います。
 砺波地方介護保険圏域内の指定サービス事業は、特養、老健、療養型病床群等の施設サービスのほかに、訪問看護、通所介護、訪問入浴あるいは居宅サービスに至るまで多岐にわたっていることは御承知のとおりだと思います。事業主体としては、市町村、社会福祉法人、医療法人のいわゆる民間法人も指定を受けつつあります。介護保険の趣旨からも、増大するサービスの需要に対応するため、民間活力の有効な導入が図られているところであります。今後は、受給者である市民がサービス事業者を選ぶ時代になっていくのではないか、このようにも思っております。ただし、おっしゃるように、基本は行政にあると思っております。砺波市内でも、民間業者によるデイサービスや訪問入浴サービスが既に供給開始されており、24時間ホームヘルプサービスにつきましても、民間業者が最近事業所を設置したところでございます。
 次に、サービス等につきまして、現在市が実施しております庄東と南部のデイサービス、それからホームヘルプサービス及び訪問看護サービスにつきましては、市が自ら指定サービス事業者として事業を継続したい、このように考えております。民間が提供するサービスもこれから出てくるわけでございますが、その質を見極めながら今後の方向を検討してまいりたい、このように思っております。
 次に、福祉を後退させない立場から、介護保険事業計画と砺波市高齢者保健福祉計画の見直しについてであります。
 現在、砺波地方介護保険組合では、平成12年から16年までの5カ年の施設、在宅全般にわたりますサービス総量の推計とこれにかかわる経費を推計した介護保険事業計画の作成を鋭意進めているところでございます。しかしながら、御指摘にもありましたが、国のほうからは、つい最近になって緊急に激変緩和のような措置がとられました。1号保険料を6カ月間徴収猶予する、その後1年間は該当額の半額とすることや、低所得者にかかわるヘルプサービスの自己負担割合を当面3年間は10%計画から3%に軽減するなどの方針が打ち出されたところでございます。
 このことについても、御意見があったわけでございます。それでも、西尾議員さんは現行サービスから後退だということでございますが、これは広く考えていただきたいんです。聞くところによると、全額赤字国債を充当されておるということでございますから、その点を西尾議員も御理解いただいて、制度運用がされるとすれば、私は一歩前進ではないかと。このことの赤字累積が本当に正しいのかどうか。さらに上積みということになりますと、さらにこれが大きい赤字国債を生むという形になりますので、その辺の議論を十分していかないと、後世に多くのしかかってくるような気がしてならないわけでございます。
 そこで、超高齢化と少子化といういびつな今の人口構成の中で、いかに後年度に負担を回さないか、そういうことでいわゆる高齢者対策をしようということで介護保険ができたと、私はこのように理解をしております。したがいまして、市も含めまして、有限な財源の中でどうサービス需給をバランスよくとっていくか、このことが私は大切だと思います。そのことを含めまして、高齢者保健福祉施策の中に入れていきたい。
 しかしながら、先ほど申しましたように、制度がころころと変わりますので、実はこの計画内容も心配をしている。その意味で事務も混乱をしているということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 なお、御質問にありました、ショートステイは介護保険のメニューにありますし、デイサービスの介護保険単価は、介護度によって異なりますが、従来の単価とほぼ同様になるものと存じております。
 それから、待機者がたくさんおるぞということでございますが、9月議会でも申し上げましたし、先日も申し上げましたが、今調査中ですが、特養については組合圏域内でほぼ充足する見込みでございます。ただ、私は、中核市という立場の中で、高齢化がものすごく速いペースで進行するということを考えますと、その意味で今後検討しなければならない、このようなことを村中議員さんにも申し上げたわけでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 それから、砺波市として条例を制定して減免することについてどうかということでございます。圏域内の均衡もございますので、いろいろ話をして現在調整中でございますけれども、調整されていないということを申し上げておきます。
 国の制度について西尾さんは批判されましたが、いずれにしても現実的に進めなければならない緊急な課題でございます。どうあろうとこのことについて速やかに進めさせていただく。ただし、高齢者保健福祉計画につきましては、まだ計画の中でいろいろ変更する要素も考えながら手当てをしなければならない、このように思っているところでございます。
 それから、次に、出町市街地に老人福祉施設ということでございます。これは堀田議員さんにも申し上げましたが、中心市街地の活性化という意味でもこのことを理解できるわけでございます。ただ、これにつきましては、中心市街地活性化計画がございますので、その計画の中に織り込むことによって国の制度を活用できるのではないだろうか、このように思っております。だから、速やかにその計画の中に織り込んで、12省庁がこのことについて絡んでおりますので、できれば国の補助制度などを考えていきたいものだと思っております。ただし、痴呆性だとか老人の憩いの場という話になりますと、近隣の皆さんの協力を得なければなりません。じいちゃん、ばあちゃんばっかりかという話になりますと、これはできないわけでございますが、どうか地元の皆さんに趣旨を御理解いただいて、このような方向で進むこともいいことだと、このように私は認識いたしております。
 さて、最後に、私に対して激励か批判かわかりませんが発言がございましたので、この際申し上げておきたいと思います。
 私は、就任以来、議会の中で「一党一派に偏しない」ということを申し上げてきました。先般、自民党から、顧問として推薦をいただきまして、大変恐縮に存じております。今や情報化時代、自民党さんにもいろいろ企画、計画がございます。そういう情報を得るという立場から考えますと、それを甘んじて受けるのが正しいのではないか、こういう理解をしたわけでございます。これから企画の時代でございます。それぞれ企画された情報を私は得たいという気持ちでおるわけでございます。その他の団体や協議会からも、顧問の要請をいただいております。別に辞令をもらっているわけではございませんが、それはそのような形で配意をしておるわけでございます。したがいまして、私は市長として党籍を名乗ることはいたしません。そのことを理解をしていただきたい、このように思うわけでございます。
 その他、多くの質問がございましたが、それぞれ担当部署からお答えを申し上げますので、以上で終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員さんに、小学校問題について2点、答弁申し上げます。
 第1点は、砺波東部小学校生徒急増対策について、第2点は、砺波東部小学校の体育館について、この2点でございます。
 第1点でございますが、砺波東部小学校は、今月12月1日現在で、特殊学級1学級を含めて21学級、児童数は726名でございます。現状の住民登録から今後の児童数を推察しますと、12年度は742名、13年度は744名、14年度は782名、15年度は799名、16年度は837名、17年度は828名ということで、学級数では、来年度は1学級増ということで、14年度、15年度、16年度にさらに各1学級が増加して、普通学級は24学級が見込まれております。
 議員先ほど申されましたように、この東部小学校が統合されたときの人数は、大体適正規模でございました。それから倍の大きさになってきているわけです。しかし、私は現在でも、前回も申し上げましたように、12学級程度の学校の規模が適正であるというふうに考えております。しかしながら、社会増の要因として、今後とも砺波東部小学校下での住宅開発が見込まれますので、増加傾向がさらに長年にわたって継続する場合には、通学距離の問題なども勘案しながら、通学区域の変更や増築も念頭に置かなければなりませんが、当面は集会室やオープンスペースの活用で対応が可能ではないかと考えております。
 次に、第2点の体育館の問題です。
 砺波東部小学校の体育館は、昭和38年3月に建設され、竣工以来36年が経過しております。老朽化しているとともに、児童数の増加に伴って、国の基準面積にも55平方メートルほど不足しております。体育の授業や学校行事などにも支障を来しているという現状は、議員のおっしゃったとおりでございます。
 そこで、来年度において耐力度調査を実施して、国庫補助事業としての認定を受け、改築については総合計画に位置づけたいと考えております。
 最後に、雇用創出について答弁いたします。
 現在の1学級40人という基準は、義務教育標準法による法定基準であります。中教審の先ほどの答申では、県や市町村の裁量で弾力的に運用できるようにすることが盛り込まれましたが、市単独費で教員を配置するのは困難でございます。教員給与費や教室数不足が生ずる場合の増築費などに対する国、県の負担が明記されなくては、市町村の裁量も発揮が困難でございます。
 参考までに、当市における現在の市の学級平均児童生徒数は、小学校では1学級当たり31.4名、中学校では35.6名、そして30人を割っている学級が、小学校では3分の1強の26学級あります。参考までに申し上げました。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) 西尾議員の最後の、行政における雇用の創出についてお答えいたします。
 一般行政について直接言及がなかったわけでございますが、現在の雇用情勢においては、民間の新規採用抑制とか中高年層のリストラ傾向が引き続いており、失業率も過去最高の水準にあることは、御案内のとおりでございます。国際化(グローバル・スタンダード)の名のもと、厳しい国際間競争にさらされており、この傾向は続くものと言われております。
 行政機関は、従来、地域の雇用の受け皿でもあり、一面には地域の雇用対策を担う存在でもあったと言えます。昨日の林議員の代表質問にもあり、お答えしたとおりでありますが、自治体を取り巻く動向も例外とは言えず、当市の厳しい行財政環境もあり、簡素で効率的な行政組織の確立に向け、施策・事業の見直し、組織機構の見直しなどにより職員数の適正化を行っていくことが急務の課題であると考えております。ただし、高齢化、少子化に代表される新たな行政ニーズの増大に対処していくことも肝要であり、このような行政需要には、国をはじめとする奨励措置の活用を図った雇用創出も必要であるという認識をいたしておるところでございます。
 新規採用方針では、既存事業の見直しにより新たな行政需要への対処を図ることを原則として、職場環境の活性化を維持することを踏まえて、最少限度の採用を図ってまいりたいと考えておるところでございます。
 この際、議員さんの質問の中に消防について言及があったわけであります。本来常備消防については広域圏事務組合で対応しているところでございますが、資料がございますので申し上げておきたいと思います。
 議員さんが250名とおっしゃるのは、最大規模の場合の人員でございます。余り誇大に言われて住民に不安を与えるようなことは、以後十分考えていただきたいと思うところでございます。
 ちなみに申しますと、消防の職員数につきましては、3年ごとに国によって見直されている消防力の基準によりますと、おっしゃるとおり250名という数字が出ているわけでありますが、この消防力の基準と申しますのは、主に人口に基づいて消防ホンプ車、救急車、はしご車などの消防機械の配置目標数を定め、それを100%同時に操作するために人員を張りつけるべきというのが一つの基準でございます。当市を含む砺波広域圏消防におきましては、これらの機械力の整備が漸次進められておりまして、国の示す基準には達していない状況でございます。実際の運用につきましては、乗り換え運用あるいは相互応援出場などでロスのない人員配置を行い得る部分が相当あるということでございます。
 ちなみに、消防力基準によります県下の平均は57%弱でございます。当広域圏の場合は58%と、若干これを上回っているところでございます。なお、新湊あるいは黒部、小矢部などは、県下の平均を下回った実態がございます。そういうことで、広域消防行政につきましては、漸次計画的に機械整備あるいは人員体制について見直しあるいは必要な人員の確保に努めていらっしゃると認識をしておるところでございます。
 以上、申し上げて答弁にかえたいと思います。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 西尾議員の質問にお答えをいたしたいと思います。
 先ほど市長から、介護保険制度関係につきまして、特に詳細に御説明をいただいたと思いますので、御理解を賜りたいと思います。
 私のほうは、放課後児童クラブの対策についてお答えを申し上げます。
 現在、東部校下の放課後児童クラブでは、東部小学校の1教室を利用して、27名の児童が活動いたしております。議員さんから、好評だということで、大変結構だと思います。
 特に平成12年度については、教育委員会あるいは小学校とも協議をいたしまして、教室を利用させていただくことができると考えております。13年度からは、御指摘のとおり学級数の増加も見込まれますので、教室の利用ができなくなります。学校敷地内あるいは公共的な施設の利用等が考えられますが、教育委員会あるいは学校、さらに運営されております運営委員会とも協議をしながら、その対応を早急に検討してまいりたいと思っております。
 また、児童館の建設につきましては、9月議会でも市長が申し上げましたように、地域の公共的施設等の利用などをも十分考慮して、地域の中での子育て支援として推進してまいりたいというふうに考えております。
 以上であります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) それでは、西尾議員さんの3点についてお答え申し上げたいと思います。
 まず1点目は、用水の柵の設置についてでございます。
 用水路沿いの防護柵の設置につきましては、子供たちの安全を確保するため、通学路を中心に危険箇所を調査いたしまして、順次整備をしているところであります。特に、御質問のありました市道矢木東石丸線南般若地内の歩道沿いの水路につきましては、通学児童も多く危険でありますので、今後も継続して防護柵の整備をしてまいりたいと考えております。
 なお、市内にはまだ多くの防護柵の必要な箇所があります。この整備には、多額な費用が必要となりますので、今後はこの用水の管理者の方々等とも協議の上、整備手法を検討してまいりたいと考えております。
 次に、ハイテクミニ企業団地の諸問題についてであります。
 このハイテクミニ企業団地につきましては、新たな事業創出を支援するものといたしまして、ベンチャー企業の育成を図る団地として運営されておるものであります。10年4月に開設以来、9棟すべてに入居されておりますが、一定期間工場を新規創業者等に貸し付けるもので、割り安な利用料を設定することで、創業時、いわゆる初期の投資負担の軽減を図っております。
 御意見のありました件につきましては、この施設は元来どのような業種にでも利用できるようなシンプルな施設になっております。入居業種ごとに独自の設備が必要な場合もあると思います。したがいまして、実態を調査いたしまして、団地全体として抱える問題と個々の企業の問題とを整理した上で、改善策につきまして、管理者である商工会議所と協議し、必要な対応を図ってまいりたいと思います。
 次に、来年度の転作についてでございます。
 御質問にありました生産調整対策あるいは米価低迷に伴う厳しい農業経営に対する対策等につきましては、市長が提案説明の中で申し上げましたり、あるいは他の議員に御答弁申し上げておりますとおりでございます。
 なお、平成12年度からスタートいたします生産調整に係る国の交付基準につきましては、自給率の低い麦、大豆、飼料作物の交付単価は最高で7万3,000円の補償額となっておりますが、11年度まで同額でありましたチューリップ球根につきましては、最高で10アール当たり3万円もの格差が生じたのであります。県の花、市の花でもあり特産物であるチューリップ球根生産の推進を進めるには、麦、大豆並みの補償額を確保することが必要と考えておりまして、強く要望しているところであります。過日にも市長が知事に直接、県単独事業の助成額の増額を要請したところでございます。
 次に、直接生産に結びつかない保全管理や調整水田につきましては、御質問にもありました自給率の向上につながるような麦、大豆や当市特産のチューリップ球根などの作付への移行誘導施策を検討したいと考えております。
 なお、市民農園の開設につきましては、都市住民の方々のレクリエーションあるいは自家用野菜の生産、高齢者の方々の生きがいづくり、さらには農業の大切さを理解する一つの方法として有益なものと考えられますが、当市にどれほどの要望があるものかまだ不明であります。また、市や農協が事業を実施する場合、法手続も必要でありますので、今後開設についての研究を進めてまいりたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 水道部長 老 壽一君。
  〔水道部長 老 壽一君 登壇〕

◯水道部長(老君) 西尾議員さんの下水道施策についてお答えいたしたいと思います。
 1点は、合併浄化槽の推進施策についてでございます。
 合併浄化槽の推進施策につきましては、昨年度から議員各位にも御協議をいただいたところでございますが、下水道整備計画に基づき、集合処理による公共、特定環境公共下水道事業で行われるということでございます。
 昨日も中西議員さんにお答えしましたが、下水道整備が遅れる小矢部川幹線区域につきましては、家庭から排出される汚水によって河川の汚濁が進行しないようにという観点から、合併浄化槽を設置される方に、平成12年度より合併浄化槽設置費市補助金要綱を制定いたしまして、補助金を交付いたしたいと思っております。
 それから、2点目は、小矢部川流域下水道の2期幹線より合併浄化槽を推進することの重要性についてでございますが、下水道整備基本計画では、庄川より西の区域は集合処理を基本といたしまして、公共下水道、特定環境公共下水道事業で整備することといたしております。2期幹線は、隣接する市、町と協議し進めることになると思いますので、今のところは具体的な動きがございませんが、着工には年月を要すると思っております。
 現在、各地区を下水道計画について説明に回り、理解を求めているところであります。環境での整備では、効率の悪い家屋は個別排水処理をすることにしておりますが、基本的には集合処理で整備する考えでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 津田俊祐君。
  〔病院事務局長 津田俊祐君 登壇〕

◯病院事務局長(津田君) 西尾議員さんの夜間・休日等の救急医療体制についての御質問にお答えをいたします。
 砺波医療圏におきましては、砺波総合病院をはじめといたしまして、公立4病院の輪番制に基づいて対応がなされておるところでありますが、当医療圏におきましては、総合病院が中心的な役割を果たしている状況でございます。
 こうした中で、当院の夜間救急医療体制でございますが、現在、医師2名、看護婦3名を含めた職員9名の当直体制で対応をいたしております。確かに夜間の救急患者数が多い日もございます。しかしながら、現職員等の状況も見まして、現時点では、職員の休息等健康管理に十分配慮しつつ、現行の体制により行ってまいりたいと考えるところでございます。
 なお、今回増改築事業を行っているところでございますが、地域救命センターの設置が計画されているところでございますので、その状況等も踏まえて、その時点で検討が必要かと思うところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 再質問を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 3点について再質問をいたします。
 その1つは、下水道の合併浄化槽の推進についてでございます。
 今年の7月1日、富山県との協議の結果について各議員に配付されました。コスト縮減対策として、「公共、特環の中で部分的に個別処理を導入する」と明記してあります。例えば、太田の南部、竹正地区は、50メートルから100メートル離れたところに建っておりますけれども、合併浄化槽でやりたいと申請があれば補助を出されるのでありますか。県との協議でも、あまりにも離れているところは個別処理を導入すると述べておられます。合併浄化槽は技術もいろいろと発展しておりまして、石井式合併浄化槽であると、5ppmという排水で処理をする合併処理浄化槽になっております。
 昨日の答弁で、下水道部長は「下水道を100%にするには、20年もかかる。10年以内にできないところは、合併浄化槽でやっていく。過去にさかのぼって補助金は出せない」と。
 私の聞きたいのは、県との協議で、余りにもコストがかかる竹正地区のように、50メートルから100メートル離れているところで、合併処理浄化槽でやりたいという申請があった場合には、ちゃんとした補助を出してやっていくことが早く下水道処理できる仕組みになっているのではございませんか。私は、太田、柳瀬、中野、五鹿屋地区でも補助をしなければならないと思いますが、安念市長の見解を伺います。
 次に、介護保険について。
 市には、地方自治法や老人福祉法によって、住民の命を守り福祉を向上させる責務があります。介護保険によってサービスを受けるのは、高齢者の十数%程度です。9割以上を占める圧倒的多数の高齢者に対する福祉サービスは、介護保険によって免除されないのであります。介護保険のサービスから排除される高齢者を放置することのできない責務が砺波市にあります。
 先ほどの答弁で、ホームヘルプサービスについての答弁はございませんでした。ホームヘルプサービスは、1回につき2時間から3時間程度利用者の家庭を訪問して、家事援助や介護サービスを提供することになっております。私の先輩議員であります西村議員さんも、ホームヘルプサービスに1週間に1回来ていただいて、入浴のお世話やお話など2、3時間できるということで、大変楽しみにしておられます。そして、ホームヘルプサービスは、7割から8割は無料でサービスをしているのでございますが、今度の回答では、ホームヘルプサービスなど介護保険が導入されてから福祉水準を後退させないという市長の明確な答弁はありませんでした。
 最後に、教育長にお伺いいたします。
 30人学級にするには、砺波市で何名の職員が足りないのか。教育長は30人学級について、前回の議会で、30人学級にすると16名のクラスができるから問題であるというようなことを私の聞き及んだ範囲で承ったのでございますが、私は庄下小学校を18名のクラスで卒業しました。大変行き届いた教育で、おかげさまで今日がございます。一人一人行き届いた教育こそ、21世紀の砺波市を背負って立つ子供たちの教育にとって大変大事なのではないでしょうか。その立場から、今も30人学級は問題があるという見解なのでしょうかお伺いをいたしまして、私の再質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員の再質問にお答えをいたします。
 下水道の合併浄化槽につきましては、議会の皆さんともよく相談をしまして、あのようなマップをつくったわけでございます。
 そこで、我が地元の竹正を標的にされまして説明をされました。そのとおり、随分距離感がございます。そこで、そのカバーにつきましては、個別に県も協議を受けると言っておりますし、もう一つの方法は、特環にして、その地域については自治省所管という方法もございますから、十分その辺は話を詰めて、皆さん方のためになるようなことを考えていきたいと思っておりますので、かちかちに思わないで、柔軟に考えていただければありがたいと思っております。この後、また詰めさていただきます。
 それから、ホームヘルプサービスについては一切返事がなかったということですが、私は申し上げたつもりであります。サービス問題として、今、庄東、南部でデイサービスをやっている。そこで、ホームヘルプサービスあるいは訪問看護サービスについては、市が自ら事業主体としてこれから継続してやりますということを申し上げたつもりでございます。その点、誤解のないようにしていただきたいと思います。
 ホームヘルプサービスについてさらに回答申し上げたのは、政府は従来10%の負担金を取ると言った、ただし、少し変えまして3%に軽減をすると、この話も私はしました。ただ、確かにおっしゃるように、従来ただであったものが、政府は10%に最初に決めた。そこで3%になった。西尾さんは3%はだめだと、このような気持ちでおっしゃっておられるのだと思いますが、ただし、この制度を頭から否定をするわけにまいりませんので、そのことについては、保健計画あるいは総体的な問題もございますので、調整をさせていただきたいと思います。
 ただし、スタートは4月からですから、この方向でいかざるを得ないと思っておりますので、その点、御理解を賜りたいと思っている次第でございます。
 なかったなかったということですが、私は申し上げたつもりでございますから、よろしくお願いいたしたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員さんの再質問にお答えします。
 議員さん、ちょっと勘違いをしておいでになるのではないかと思われることは、この間は、16名学級がよろしくないということを言っているつもりではございません。おわかりですね。──それじゃ、これ以上申しません。
 それから、国の基準は現在40名です。それで、先ほど申しましたように、中教審では、その地方の裁量によって30人学級でもいいですよということを言っているわけです。私どもは、それでは国や県がその人件費を出してくれますかと。お金は一切出さないけれども、おやりになりたければやりなさいという考え方なんです。
 私どもの市では、議員御存じのとおり、先般の決算審査特別委員会でも、人件費はもう少し削れないかという委員の皆さんのお話もございました。今、それらのことを勘案しないで、30人学級がよろしかろうということで、どんどん人間を増やすということは不可能でございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君)18番 前田喜代志君。
  〔18番 前田喜代志君 登壇〕

◯18番(前田君) 当面する市政の問題で、通告の質問に入る前に何点か申し上げておきたいと思います。
 先ごろ、病院事業特別委員会で伊勢崎市の病院を見てまいったわけですが、504床を630人の職員でしっかりとサービスをやっているという状況でございました。新しい病院になってみんな生き生きと働いておられるわけですが、いろんなところにいろんな工夫がなされていて、建設に至るまでいろんな紆余曲折があったと思いますが、新しい体制のもとでしっかりと市民の命と健康を守っている、こういう体制を見せていただいたわけです。
 先ほど、事務局長から、地域救急救命センターができるまで、救急の夜勤の体制はつらくてもこのままでいくというような御答弁でございました。東棟、西棟、全部完成するまで、職場の無理が至るところにある現行の体制でいくというのはとんでもない。事務局長としてはとんでもない答弁をなされたなと、大変残念な思いで答弁を聞きました。
 それから、伊勢崎では、新しいオペの部屋が10室あるわけですが、これを30人で動かしていきたいと。まだ25人しかいないので、新年度も増員を予定しているということでした。
 うちの病院のオペの体制はどうなっているか。勤務から言えば目茶苦茶です。人事管理は全くなっていません。異常な状態で勤務を続けているという実態です。新しい病院ができるまでこのままでいくという事務局長の感覚は、私は全く理解できないです。
 もう1点は教育の問題で、昨日も今日も学校の生徒数の推移との関係で質疑がございました。特に東部小学校では平成16年、17年に800人台に入っていくということですが、多目的スペース等を利用して学級数増に何とか対応できるという教育長の答弁であるわけです。
 県も30人学級について、一定程度、近いうちには何か方向を出さなければならない。とりあえず35人以下、したがって36人を超えるような教室はやっぱり何とかしなければならんというようなことで、既にいろんな調査もし、検討も始めています。
 そういう問題と同時に、総体として子供たちが増えるという問題が絡んでしまうと、これは今のスペースを全部教室にしても対応できないということがはっきりしているわけです。その時点になって増築を考えるなり通学区域の変更を考えるという、行き当たってから対応しようというのではなく、一日も早い対応でできるだけゆとりのある環境をつくるように努めるのが教育の責任を預かる者の大事な観点ではないか。したがって、通学区域も本当に考えてみようということなら、それは800人という子供さんの数に上る前に、できるだけ早いうちに結論を出して、今からでもこういう多人数学級の解消に全力を挙げるべきではないか。そして大規模校の解消を考えると。
 今、砺波市内では東部小学校だけが極端で、あと36人以上の生徒さんがおられるのは1校で2つの学級があるだけという状況です。できるだけ他の学校並みの人数になるように検討いただきたい。
 それでは、質問の本題に入りたいと思います。
 第1点は、行政運営のあり方に関する中・長期的な分権改革への道筋はどうか、この点でございます。
 地方分権の時代の自治を市民とともにどう築いていくか、私はこのことが分権改革の一番の命題であると思います。国、県から市への権限の移動にとどまるものではなく、市民生活とのかかわりの中で政治・行政のあり方が問われております。これまでは、そういう意味では主客転倒であったのではないでしょうか。そこに暮らす市民がいて、政治も行政もある。そして、例えば市町村の策定する総合計画については、県も国もこれを尊重する。市町村の立てた達成目標は、県も国も一体となってこの実現に協力する、こういう姿勢に立ってもらうことです。市は県や国の計画に対して尊重し協力する、これが対等な関係というものではないですか。
 分権の新しい時代は、県、国の下請け的発想ではなくて、同時に、市と市民との間においても、これまで以上に市民の立場に立った政治や行政に変えた市民自治の実現、この大目標に進んでいかねばならないと思います。
 自治体に問題があれば、有権者である市民がコントロールし、改革しやすいようにしていく。いい市役所か悪い市役所かというのは、市長とか議会がまず問われるわけでありますけれども、市長や議会をつくった市民自身の責任も問われるわけでありますから、市民が傍観者であってはならないし、市民自身が自治体のありようについて責任を負えるように発言し、参加し、参画と言える実態をつくっていかなければなりません。
 新しい総合計画は、この分権改革への手引書として生かされるような内容にしていただきたいと思います。地域福祉、交通安全、ごみ問題、花と緑のまちづくりなど市民ぐるみで課題に挑んできた市と市民の良い関係をさらに伸ばし、確かな未来へつなげる。そのために財政運営の厳しい現実を抱えてはいるが、市民、事業者、行政、議会、そのパートナーシップをさらに強化して、この厳しい現実を21世紀の市民社会を切り開くエネルギーに転化する必要があると思います。
 自治体を構成するさまざまな主体が一層緊密な関係を結びながら、21世紀における市民社会のあり方を探り、この分権改革を目指そうとするためには、何よりも改革における公平性を確保すること、改革の内容とそのプロセスにおける透明性を確保すること、改革の行方と21世紀における市民社会のありようを描き得る先見性を確保することなどが、本当に求められるのではないかと思います。
 第2点は、市民に開かれた施策決定と政策評価の仕組みづくりについてでございます。
 厳しい財政状況のもとでは、実施する事業、サービス、施設建設などについて、その緊急性、有効性、効率性、そしてこの点が重要なポイントなんですけれども、効率性を超える必要性などの厳密な検討、それに基づく施策の選別化、重点化を進めることが重要だと思います。同時に、コスト情報を含めた市民への絶えざる情報開示を行い、施策選択が市民、事業者、行政、議会の総合理解のもとに行われるよう事業の再評価、計画進行管理、あるいは工種や工法の比較検討、投資効果の分析、効率性を超える必要性の根拠などによる政策評価の仕組みづくりが必要ではないか。例えば、財政の健全な運営ということから、効率性の追求、費用対効果の検討、こういうようなことは大事な基本姿勢として貫かなければならないと思いますけれども、効率性の追求と自治体の使命ということについて若干申し上げたいと思います。
 新しくスタートした苗加苑のデイサービスの給食の食器はどんな材質のものになっているか、どんな材質のものにすべきだったのか。今使われているのは陶磁製の器も一部あるわけですけれども、大部分がメラミン製の食器というわけです。教育委員会では、安い、使いやすい、見ばえもいい、しかし、発がん性物質が溶け出すよという材質は問題だということで、この間、食器の入れ替えが進められてきた。安全性では大きな問題があった。市としては、県、国のこういう切り替えという流れの中で、教育委員会もメラミン食器はやめてきた。一体どういう視点で予算執行に当たったのか。絶えず効率性あるいは費用対効果より優先すべき大事なものがあるということ、命や健康、その安全、環境の問題などに十分な配慮が欠けていてはならないのです。ぜひ今後の教訓としていただきたいのであります。
 それからまた下水道事業については、今ほども議論がありましたけれども、だれが考えても、効率性ということを考えれば、管路網による下水道整備よりも個人下水道と言われる合併浄化槽による整備のほうがはるかに妥当な整備手法だと、こうなるんですね。それでも砺波市としては管路網の整備にこだわり続ける、これはなぜかという答弁を水道部長はしないと、市民には「こんな計画を決めたんです」ということを言い続けているだけでは、何にもわかりやすい説明にはならないわけです。
 私は、この総合計画をつくるときに、政策判断について、市民に対して本当にそれらのわかりやすい根拠を明示していく姿勢をしっかりと持っていただきたいと思うわけです。そのために、政策評価の仕組みをしっかりとつくる。しかし、そのしっかりとつくるときにも、評価の視点、効率性ばかりではいけない、それは何なのかという評価の視点を十分考えていただいて、市民サービスの向上に一層努めていただきたい。
 第3点は、市民が運営主体となる公共的サービスの仕組みづくりについてであります。
 先にも述べましたけれども、私は市民自治の実現という観点が大事ではないか。砺波市で働き、学び、憩う人、市民活動団体や企業、各種団体なども広い意味で市民として認識していくときに、多くのそういう自治の主体があるわけであります。
 昨日から、職員の定員管理についての議論もございました。オープンから10年たったフラワーランドあるいは文化会館、シルバー人材センター、社会福祉協議会、こういう施設のもっと地域社会への開放ということを考え、そして市民の持つ豊かな個性、能力、技術を引き出していく。求めていけば、既に地域に人材はある。市民や地域の自主管理の推進、施設運営の市民参画で、必要定数の確保を一定程度考えていけばどうか。
 また、施設建設に対する新しいニーズも本当にたくさんあるでしょうけれども、少し我慢もいただいて、公共的施設の有効活用の推進で対応できるものはそれでお願いしていく。計画的な維持補修と補強、施設の転用、多目的化、複合化、あるいは学校の余裕教室の活用、民間の空き倉庫やテナントの活用など、できるだけ全体として投資的経費の節減にもつなげ、総じて起債総額の抑制策に結びつける、こういう判断も今必要ではないか。
 第4に、総合計画策定作業の中で、市民の意識調査結果や市政の現状についてのデータ開示についてであります。
 「となみ広報」の通常の編集方針を変更して、市民に情報提供していく。市民と市の協働によって総合計画の基本構想、基本目標の達成を図ろうとするなら、なぜこのような計画になったのか。市民から、あれもやってほしい、これもやってほしい、たくさんの要望や提案があったけれども、実は取り込めなかったというようなことも含めて、市民と市が市政の課題についてともに考えていけるようにするために、計画づくりの段階から相互の信頼関係やパートナーシップをつくる、こういう気持ちがなかったらいけないのではないか。その点で、情報開示など、もっと研究をして積極的に行っていただきたいのであります。
 次に、2000年度の予算編成についてでございます。
 1点目は、コミュニティー活動を活性化させて、自己決定できる自治のまちへという観点から、男性も女性も、そして老いも若きも主体的に参加する「まちづくり運動」が、現状よりもっと市民参加や参画が全市的にしっかりと展開、根づいていく方向について、市長の御所見を伺いたいのであります。
 地域は行政の下請けではありません。子育て、高齢者介護、防災、交通安全あるいは農業の生産や環境問題、公民館活動などへの対応を通した地域社会での市民相互の結びつきがありますし、そこに地域社会の多様な主体があるわけでありますから、市民が主体的にかかわっていると思うわけです。しかし、ところによっては、行政の下請仕事だ、役所にやらされていると感じてしまうものがあるとすれば、何か反省が必要です。市民と行政の新しい関係をそこにどうつくっていくか。単に行政任せではなく、行政のほうも市民を取り込むのではなく、市民の自発的な参加・活動として、他方では官僚的なにおいの感じないやり方で、行政としてのなすべきことをきちんとしていく。ですから、すべて企画は市民が主体のコミュニティー活動、その推進手法として「まちづくり運動」を考えてはどうか。
 花と緑も、ごみのことも、既に地域でたくさん取り組まれております。みんなで汗を流すことで、そこにドラマがつくられ、感動が生まれ、感動のあるところに生き生きとした活力もわいてくるでしょう。一つ一つが「まちづくり」である、一つ一つが「むらづくりである」、こういう位置づけをしてはどうか。
 まち、むらの資源を再評価して創造する事業、地域の連帯意識を高める事業、高齢化、国際化、情報化に対応する事業、あるいは福祉、環境、教育などの課題に取り組む事業などに一定割合の事業費助成を行い、すべての市民がそれぞれに役割を担って一人一人が主体的に参加できる、そういう市政の展開を求めたいのです。
 第2点目は、地域福祉の推進についてであります。
 1つは、ふれあいのまちづくり事業。自宅に閉じこもりがちな高齢者に、地域の人とのふれあいの機会を増やして、社会とのかかわりを実感できると大変喜ばれているわけですが、まだ全市的な展開になっておりません。ともに支え合い、助け合い、温かい心の交流のある地域社会を目指して、ぜひまちづくり事業の全市的な展開、そしてミニ・デイサービス事業などと組み合わせたメニュー化というものが期待されるのではないかと思います。
 最後に、保育所、幼稚園、学校などの有害食器の改善についてであります。県内でも主体的に判断して既に改善されておりますし、改善予定のところもあるわけです。文部省で切り替えるように指導するかしないかではなくて、市町村の主体的な判断でいい方向へ改善をしていくという姿勢がこれらの市町村にうかがえます。ぜひとも善処をいただいて、積極的に対応をお願いしたいと思います。
 以上、答弁を求め、質問といたします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員にお答えをいたします。
 初めに地方分権の基本的な事項等について述べられ、それぞれ御意見をいただきました。今後参考にしていきたい、このように存じておるわけでございます。
 まず、地方分権にかかわりまして、総合計画の策定に当たっての御意見でございます。このことにつきましては、昨日からの議会で何度か申し上げたとおり、市民の皆さんの御意見や御提案を参考にしていくということを踏まえております。そして、参画型の行政執行に意を用いてまいりたいと思っているわけであります。
 さらに、計画は長期的になります。21世紀を展望する指針でもございます。したがいまして、私は若い人の意見を十分重視してまいりたい。提案されたように、若い人の手引書になれば、そのように思って盛り込んでまいりたいと思っている次第であります。
 そして、これにつきましては十分透明性を持つようにということでございます。情報公開につきましても御議論をいただきまして、今日砺波市もそれに対応しているわけですから、十分透明性のある進め方をしまして、最終的に構想等については議会にお諮りをして進めさせていただきたいと思います。そして、各種委員会等でもそれについての御意見があろうと思います。今、公募性も取り入れておりますし、インターネットやホームページなど多くの提供手段を設けておるわけでございますので、これにつきましては、受け入れ体制と同時に、情報の開示、透明性を持って進めさせていただきたいと思っているわけでございます。
 次は、市民に開かれた施策決定等についてであります。
 行政需要も増大をしてまいります。それぞれが偏った行政ではいけません。ただし、緊急課題については、それぞれ中・長期的に考えて必要なものは措置しなければならない、このように考えております。
 例えば、東部小学校をどうするのか、実は私も心配であります。教育委員会に何度かそのことについて申し上げておるところでございますが、先ほど教育長が申しましたように、耐久度の調査がないと補助対象にならないということでございますので、じゃ、もう一年待つかと。あるいは、教室の問題については、目の前に来ているわけですから、いずれ皆さんと協議をしながら、どの場所にどのようにという話になると思います。学区制につきましては、教育委員会でお決めになることでございますけれども、私は施設を預かる立場として心配でございますので、そのことも含めて緊急度が発生するならばいち早くやるということを考えていくのが、行政の重要なところだと思います。ただし、それぞれ需要が大きいわけでございますから、それらについては公平性を保ちながら行政需要に対処していきたい、こう思っております。
 そして、できたことにつきましては政策評価をやりなさいということでございます。このことについても昨日から申し上げているところでございまして、今、自治省でもこの評価方法について提案をしているようですから、この指標等を少し待った上でいきたい。ただし、我々自らも評価することは必要でございますので、批判を受ける前に自ら十分内容を検討して評価をし、進めさせていただければと思っているわけでございます。そして、このことにつきましても、今、事務改善で細部検討をさせているところでございます。
 次は、大変いい提案でございます。
 市民が運営主体となる、いわゆる公共サービスあるいは公共施設等については市民が主体になるようにという意見でございます。同感でございます。市と皆さんとお互いに協調し協働していくという時代を迎えていると思う。先日も申しましたが、自立から依存の時代へ来ているわけです。もっと自らが地域を守り、自らが施設を大事にしていこうという思想が、私は大事だと思います。私はすばらしいことだと思いますので、提案がなくてもこのような観点で今後進めさせていただければありがたいと思っております。
 その趣旨から、油田地区における勤労者体育福祉施設については、地元でやっていただきたいというのが私の本心でございます。したがいまして、このことにつきましては金堂議員さんにも申し上げていますが、「人件費は払わないよ。ただし、しっかり守ってください」と口約束をしているわけです。施設は砺波市のものかもしれませんが、民間という立場で、利用する者が全体でその施設をかわいがってもらう、私はそのことがこれから大事ではないかと思っているわけでございまして、この趣旨に賛同して、このように今後とも進めさせていただきたい。
 そして、新たな施設ばっかりをつくるのではないということでございます。東部小学校のように現有施設がないところは別でございますけれども、現有施設や、先ほど西尾議員あるいは堀田議員からも提案がありましたように、民間施設で活用できるもの、ただし隣近所が同意をしなければいけませんけれども、そういうものがありましたら有効利用し、そして提言のありましたように市民自らも守り育てるという体制がこれから大切ではないかと思います。ぜひそのような気持ちで、今後皆さん方の御協力を得て進めさせていただきたいと思います。
 次に、情報開示の問題でございます。
 このことについては、計画策定に際しましては十分情報開示することを昨日も申し上げたところでございます。そして、こちらからも出向きながら進めますし、市の広報などにも報告をさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 次は、12年度予算編成につきまして、いろいろ御意見がございました。それらに十分配意をしてまいりたい、このように思っております。大きくは、まちづくりを運動をみんなでやったらどうか、そのように私は承ったわけでございます。先ほども申しましたように、地方分権社会を迎えますので、自らが責任を持つという時代でございますので、地域の皆さんにもある程度責任を持ってもらう。そして、地域の皆さんもまちづくりをするんだという思想に立つことが地方分権の思想ではないかと思っておりますので、地域社会はそれぞれ主体性があって進むようなことを考え、そのようなことでいろんな施策等についても御協力を賜ればありがたいし、そのような提案については私は賛成でございます。
 ただ、予算配置等については、どのようにするかこれから検討させていただきたいと思いますが、砺波市の公民館あるいは自治振興会など、私はそれぞれすばらしい自主活動をされていると思っております。私ども、下請機関だとは絶対思っておりません。ぜひ自主活動がこれからも盛り上がるようにバックアップをしていきたいと思っております。
 さて、2002年には週休2日制になります。そうしますと、土曜日・日曜日は子供たちは休みでございます。この子供たちをどうするか、今教育委員会でも議論をしていただいておりますが、私は児童生徒の育成を地域で育んでいただきたい。その際に、例えばスポーツ少年団であるとか、あるいはクラブ活動、児童クラブ、いろいろな組織があると思いますが、地域全体で包んでもらうことが大事であります。そのときには、公民館とか自治振興会という立場でお願いし、あるいは民生児童委員などにも参画をしていただきながらこの体制をつくっていかなければ、すばらしい地域社会はつくれないのではないか。児童生徒の育成についてみんなでカバーする、こういう体制づくりもこの地域にあっていいのではないか、このように思っております。
 ぜひこの体制を2002年にやるということではなくて、幸い平成12年には国体がございます。国体を契機にそういう盛り上がりをするようなことがあってもいいのではないか、このように思っております。もう少し時間をかけて教育委員会とも議論をしてまいりたいと思っておりますので御了解をいただきたいと思います。
 いろいろ提案がございました。幾つか私も参考にさせていただきたいと思っておりますし、ぜひ今後とも御支援を賜りたい、このように思っている次第でございます。
 その他の質問につきましては、教育長並びに各部長からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 前田議員御質問の、ポリカーボネート製食器のほかの材質への切り替え計画はどうなっているかという質問に答弁いたします。
 当センターの食器の材質は、ポリプロピレン製のものが半分、ポリカーボネート製のものが半分あります。現在、破損及び汚れがひどい食器をポリプロピレン製に切り替えております。
 今、国において、学校給食で実際に使用れているポリカーボネート製食器から環境ホルモンの一部であるビィスフェノールAがどの程度溶出するかの溶出試験を実施しております。その試験結果等を踏まえて対応したいというふうに考えております。最も溶出する可能性の高い熱いものを入れる汁椀については、すべてポリプロピレン製の食器を現在使用しております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 前田議員の地域福祉の推進についての質問にお答えを申し上げたいと思います。
 社会福祉協議会では、平成9年度から、各地区のボランティアあるいは民生委員、あるいは各種団体の協力をいただきまして、ふれあいまちづくり事業に取り組んでおります。メニューとしては、総合相談事業、いきいきふれあいサロン事業、あるいはふれあい会食会事業、あるいはふれあい電話事業等非常に多岐にわたっており、利用者から好評をいただいておるところでございますが、議員御指摘のように、事業開始からまだ新しく、いまだ全市的に広がりを持っていない面があるかと存じております。自立・支援等の介護保険制度を補完する事業としても含まれており、これから高齢者福祉に欠かせないサービス事業として、来年度以降もますます内容を充実して広く普及推進するよう努力を払っていきたいと考えております。
 また、先ほど述べましたふれあいまちづくり事業のメニューの一つであるいきいきふれあいサロン事業は、地区の下にある各常会を単位としたものであり、高齢者が歩いていける距離の集会場等で、健康相談、手芸、ゲーム、レクリエーションなど、また持ち寄りの手づくり料理による会食を通じて、閉じこもりがちな高齢者のふれあいの場となっております。このことも十分大切にして、いわば自発的なミニ・デイサービスの性格を持つこの事業は、現在市内29カ所でやっております。次年度におきましても拡大をしてまいりたいというふうに考えております。
 また、市内17地区開催の老人クラブの各種活動のほか、こうしたふれあいデーやいきいきサロンの活動を推進していくことが、介護予防や自立者支援にもつながるものと考え、今後、ボランティアの育成、また各種団体の強い協力もお願いし、事業の拡大を図ってまいりたいと存じます。
 以上です。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 津田俊祐君。
  〔病院事務局長 津田俊祐君 登壇〕

◯病院事務局長(津田君) 前田議員さんの御質問の中で、食器の件についてお答えを申し上げます。
 病院におきます院内食に使用する食器につきましては、主に主食用といたしましてポリエステルアロイ樹脂製のものを、それから副食用の食器といたしましてはセラミック磁器質のものを使用しているところでございます。今御指摘のポリカーボネート樹脂製食器につきましては、当院では一部夏物用の鉢物食器として使ってはおります。
 ビィスフェノールAの厚生省基準値は500ppmということでございますが、私のところの食器を調査いたしましたところ、大幅にその部分をクリアしていたところでございます。ただ、この食器の使用につきましては、低温食等に使用を限定するほか、盛りつけにも工夫しているところでございます。ただ、このポリカーボネート樹脂の食器の更新は既に行っておりません。そういうことでございますので、順次別の安全な食器に切り替えていくということを計画しておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 2番 金嶋久貴子君。
  〔2番 金嶋久貴子君 登壇〕

◯2番(金嶋君) 去る11月20日、富山で、美しく豊かな富山湾のためにとして「陸域起因 海洋汚染防止推進シンポジウム」がございました。その折、パネラーの漁場環境対策協議会より「合成洗剤が海を汚している。石けんを使ってほしい」との強い要望がありました。
 御承知のように、合成洗剤は石油からできており、高温高圧で大工場で安価に大量生産、大量使用されております。合成洗剤の毒性については、ここにいらっしゃる方々には、既に認識されていると思いますので、あえて説明はいたしません。反面、安全とされている石けんの使用量はまことに少なく、またこの行政の場においても使用されていないのが現状であります。
 現在、日常生活の至る場面で使用されている洗剤はほとんどが合成洗剤であり、それらには多くの種類があり、さまざまな毒性があるのですが、大まかに申し上げますと、皮膚吸収性が高くたんぱく質変性をもたらします。つまり手荒れなどですが、これは皮膚を通して血液の中や内蔵の中にも入っていくということであります。そして、細胞も変性させるという作用がございます。それらを魚の致死毒性としてあらわしたりもしますが、人体及び環境に悪影響を及ぼし、川を通して海へ流れ込み、魚介類を介して生物濃縮され、また私どもの手元にやってきて健康障害を引き起こすことが懸念されております。これらは浄水施設や下水処理では十分に取り除くことができない物質が入っております。
 全国で石けん使用を奨励する条例、方針、要綱を制定している自治体は33ございます。埼玉県環境生活部大気水質課では、本年5月14日に環境保全の観点から、県施設での石けん使用を試行としてではありますが行う旨を発表いたしました。
 そこで、私は当市にも次のような取り組みを求めてまいります。
 1.当市の公共施設ではすべての合成洗剤の使用をやめ、石けんに切り替えられたい。
 まず、庁内での使用については、自ら率先垂範して速やかに100%の切り替えを行うこと。
 2番目として、学校、幼稚園、保育所等児童の育成に当たるところでは、石けん使用の推進と合成洗剤の追放対策を進め、特に教師に対しては徹底した理解を求めること。
 3番目、石けんの使用拡大に向けた啓発刊行物・資料(合成洗剤は環境に与える影響、問題点──皮膚刺激性や毒性、分解性の遅いことなどを説明したもの)などを発行し、市民及び運動団体に配布すること。
 4番目、関連商店に石けんを販売するよう積極的に働きかけ、同時に市民に販売店を知らせ、購入しやすいようにすること。
 現在、砺波市で石けんを扱っているお店は2件しかございませんでした。
 これらを求めます。
 ただ、現在は、「環境にやさしい」というコピーの複合石けんも多いので、十分に検討を要します。
 資料は生活環境課に提示してございます。
 また、総合病院の厨房では、直鎖アルキベンゼン系のもの、これは24年前のいわゆる合成洗剤追放運動のやり玉に上がったLASというものですが、それをいまだに使っていらっしゃる。給食センターは、石けん系のものを使用されてはいるものの、劇物である水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)が44.3%も入っており、排水のアルカリ濃度が非常に高いのが問題であります。廃水処理は適切に行っているとは言われるものの業者任せで、何で中和しているのかは御存じありませんでした。
 私は、このようなことではなく、環境について、あるいは石けんやいろいろなことについて行政は勉強していただきたいと申し上げたい。
 確かに石けんは合成洗剤に比べて倍くらいの値段がします。ですが、もともと洗剤はそうそう高いものではありません。要はコスト重視か環境重視かということであります。市長は昨日来、「環境」という言葉を何度もお使いになりました。具体的に足元からお取り組みいただきたいものです。
 同じく水問題に関しては、決算委員会で水道事業会計を検討する際、幾つか疑問に思ったことがございました。需要増により収益の増と総費用の減で黒字となったということで、大変結構なことではあります。また、安全で良質な水を市民に提供することについての意思も語られました。ですが、そこには、資源の浪費としての地球市民としての観点が出てまいりませんでした。
 確かに富山県は水資源の豊富な県であります。県の水需要需給計画によれば、現在も余裕があり、全県下水道が完備して水需要が伸びたとしても、まだこの余裕は二、三十年十分であり、人口増加もどちらかといえば2050年には減の方向を示しており、なおかつ富山県では、宇奈月ダムや熊野川ダムの開発により、あり余るほどの余裕があります。「だからといって富山県は他県に比べて節水などする必要はない。よそは大変かもしれないけど、うちは大丈夫だから十分に使えます。使い過ぎれば、それは個人の使用料金にはね返るのだから、それはことさら言う必要はない」ということなのでしょうか。それでは私は行政として環境配慮の理念や自覚に欠けるのではと思わざるを得ません。
 同じことが下水道事業にもあります。昨日来からも、下水道整備のことはたくさん語られました。「環境のバロメーター」という言葉も語られました。整備を急ぐのは当然のことですが、もっと基本的なこと、私たちは水を汚さないということが、ほとんど語られたり伝えられたりはいたしません。
 ごみについては、諸問題があるのでそれなりに現在取り組みをされて話題にもなっておりますが、ここに環境へのトータルな視点が不足しているのではないかと私は思います。一貫した行政の環境保全という視点や配慮、理念が必要ではないでしょうか。環境、環境と言われる昨今ですが、その基本計画と環境教育が必要なのではないかと私は思います。これらについて市長の所見をお伺いいたします。
 2項目目としまして、この11月29日、ようやく厚生省が「自立」認定者の生活支援策を打ち出しました。病弱な高齢者に対しての介護はもちろんのことですが、元気な在宅高齢者に介護予防、生活支援を行うことによってその健康を維持し、自立して地域で住み続けることが大変望ましいことです。
 この支援策を見てみますと、「生活援助タイプ」が7項目、「健康管理タイプ」4項目に分かれておりまして、事業メニューが提示されております。これに基づいて当市でも急ピッチで事業を策定し、具体化を進めなければなりません。内容といたしましては、「市町村が自らの選択により行う」とございました。
 そこで、私は、このメニューの中から、次の2項目に特に重点を置かれたいと思います。
 まず、配食サービスであります。現在アンケートを取っているとのことですが、対象者を通常は「高齢者ひとり暮らし」に限定しております。私はこれを「高齢者のみの世帯」とされたいと思います。高齢者のみの世帯とは、つまり夫婦二人暮らしですが、通常この年齢の夫婦では、例外もございますが、男性はまず食事の支度はいたしません。御自分は何もしていなくても、家事は女性のするものと決め込んでおります。皆さんも、ちょっと御自分の休日をお考えになってください。時には状況上、手がけることもあるかもしれませんが、それはあくまでも「してやっている」という感覚ではないでしょうか。家事の実態は、男女平等ではないのです。ましてや、この年齢の方々に今さら「男女平等」とは言えないでしょう。ですが、女性だって、毎日毎日食事づくりに追われてくたびれてしまいます。元気とはいえ、例え健康とはいえ、三度三度の食事の支度は大変です。週に1回でも、たまには開放されたい。そして、配食サービスを受けて一休みすれば、また元気になります。そこで、「ひとり暮らし」ではなく「高齢者のみの世帯」とされたいと私は申し上げております。
 具体的内容についてですけれども、現在、設備は苗加苑にある程度ございます。ですが、苗加苑のみでは市内全域をカバーするのはとても困難であります。人員の配置も問題であります。
 そこで、提案なのですが、既存の食堂の数軒と協力店契約をし、出前方式で配達してもらってはどうでしょうか。料金は事業で補助をし、それぞれの店のメニュー、おそば屋さんや中華屋さんやお寿司屋さんに出してもらい、少し高齢者向けに工夫をしてもらい利用者が選択するというものです。
 私には80歳近い両親が健在で、出町で暮らしております。元気ではありますが、高齢の身には、買い物と三度三度の食事の支度が大変と申しております。父親は車に乗ってマーケットの前までは行きますが、中には決して入りません。これらはこの新規事業の中の(エ)「軽度生活支援事業」でもカバーできるとは思いますが、配食サービスが週に1回でもあれば違うだろうと私は思っております。
 また、「外出支援サービス事業」が拡充として入っておりました。特に医療機関への外出支援ではありますが、このサービスがあれば、ずいぶんと助かる方が多いのではないでしょうか。これは、高齢者に同居家族がいても、対象とされたいと思うのです。同居家族がいても、ほとんどが勤め人です。そうそう休暇を取っての病院への送迎はなりません。高齢者も気兼ねで、なかなか頼みにくいのが現状ではないでしょうか。
 市では福祉バスを出しておられます。好評とのことですが、個別対応も必要なのではと私は考えます。月に8枚程度の限定利用の高齢者割引タクシーチケットを配布するなどはいかがでしょうか。これも軽度生活支援事業で対応可能でもありますが、選択肢はたくさんあったほうがいいのではないかと私は思います。自立認定者の生活支援事業の中に、これらのこともぜひ組み込んで計画されたいと私はと思います。
 3項目目としまして、市民参加への取り組みをお伺いします。
 この間、当市においては、各種アンケート、出前講座、市長への手紙、各種審議会、委員会の公募等さまざまな形で市民参画を図ってこられました。その内容をお聞かせいただきたいと思います。これらについては、昨日の堀田議員の質問にもお答えになり、また前田議員の質問の中にもございました。
 現在、このようにさまざまな形の取り組みがされておりますが、もう一歩進んで、行政の仕事内容の全体が見える形で積極的に市民に伝え、ともにまちづくりを担いたいものです。
 市長も先ほど、参画型の行政に意を用いたいとの答弁でございましたが、実際に行政の仕事は非常に膨大で、市民が問題を感じても、どの部分なのか、どこなのか明確ではなく、まるで象の足を触っているような感がございます。すべて市民が理解する必要はないにしても、市民の基礎資料として、ある程度全体像がつかめるものが必要ではないでしょうか。まず、内容や位置がつかめなければ、何をどう考えていいのかわからないのではと思います。
 そこで、わかりやすい形の市民向けの予算書を発行されてはどうでしょう。毎年、市の広報には掲載をされておりますが、4月、5月だけで、その後なかなか取り出して見るということもできません。情報公開、説明責任などと構えないで、よりよいまちづくりには、まず情報の共有化が大前提であり必要と考えます。市長の昨日からの答弁によれば、そのあたりのことは十分に認識されていることと承りました。そこで、市民参画の手引きとして、今ほども申しましたように、予算書を発行してはいかがでしょうか。ここに、北海道ニセコ町の市民向け予算書がございます。非常にわかりやすいもので、500円で販売されております。
 先日、「冬のふれあい市」が行われました。悪天候にもかかわらず、多くの来客があり、とても盛況でした。定着してきたとの声もありますが、目的の一つである商店街の活性化につながったかどうかは、かなり疑問です。会場のアーケード街からのワゴンセールもなく、シャッターの降りたままの店もございました。どうもその場限りの単なる売り買いだけのイベントで終わっているのではないでしょうか。出店要請に拒否意見もあったやに聞いております。夏の「夢まつり」も、フリーマーケットだけがにぎわい、同様の感がございます。各種出店団体にはそれなりの意義もあるのでしょうが、もはやイベントのみを行うのではなく、もっとみんなで意見交換をするような場が必要ではないかと私は思いました。当日、私は婦人会の石けんコーナーの販売をしておりましたが、単なる売り買いではなく、語りかけたり話をする場がもっと欲しいということを切実に感じました。
 先ほどから申しておりますように、当市では市民参画のさまざまな取り組みや審議会等の委員の公募も行われ、女性委員の登用も徐々に行われておりますが、そのようなかしこまった参画方法だけではもはや不十分なのではないでしょうか。もっとざっくばらんに本音で語り合える場が必要なのではないかと思います。ギリシア時代のアゴラ(広場)のような、声の発信基地であり、受けとめる場であり、市民がふらりと立ち寄れるような開放空間が必要なのではないでしょうか。砺波駅の2階がコミュニティープラザとなっておりますが、いかんせん2階であり、閉鎖空間のイメージが強うございます。
 例えば、まちの空き店舗を利用して、壁面に45センチ四方程度の1カ月1,000円で利用できる展示も販売もOKのフリーポケットギャラリーを持ち、何でも張れる掲示板があって、だれでもが使えるテーブルといす、このような場所を1年間試行的に確保してみてはどうでしょう。近年はさまざまな形での市民の意見聴取方法が行われておりますが、今度は役所が庁内から外へ出ていく方法があってもいいのではないでしょうか。役所が市民生活の中に入っていって、そしてさまざまなことを話をする、そういう場を持つ、つまりは今の市民サロンの出店のようなものだと考えてください。先の予算書の発行とあわせて、市の運営に当たっては、市民との連携を多方面から模索していっていただきたいと存じます。
 以上で私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 金嶋議員にお答えをいたします。
 冒頭、地球環境あるいは環境を配意した御質問でございます。今は随分環境を議論される時代になりました。その意味からも、石けん論が出たのだろうと思います。
 まずは、庁内の使用の石けんを100%という御意見などございました。十分尊重していきたいと思っております。確かに庁内については合成洗剤などを使っておりますし、今おっしゃいました面から言いますと、環境破壊をしているのではないかと思っております。ただし、いろいろ私も聞いてみましたら、金嶋さんもおっしゃったのですが、経費の関係もあるようでございます。
 ただ、学校、幼稚園、保育所等については、石けんを網に入れて手洗いのほうにつってあるということも聞いております。その意味では、幾分かその趣旨に応じて対処しておるのではないかと思っております。給食センターなどは、実は石けんというものでなくて、機械の関係でしょうか、洗剤を使用しておるようでございます。切り替えるとなると相当の経費もかかるようでございますので、これから検討していきたい、このように思っております。
 そして、市民に対しては、石けんの使用拡大をしなさいということでございます。この辺は、県あたりの考え方がどのような方向が出ているのか見きわめながら進めさせていただきたいと思います。
 いずれにしましても、快適環境をよくするためには、全部は今おっしゃったような形ではできないまでも、一部でも努力をしていくということではないでしょうか。さらに、全部はきれいにならないと言われておりますが、下水道計画などの推進も必要になる、このように思っておるわけでございます。
 いずれにしましても、自然環境あるいは環境行政は国も積極的に進めておるわけでございまして、今後各般にわたる金嶋さんの御意見を尊重してまいりたい、このように思っております。
 その他、水の関係などを幾つか御提案やら質問をいただいております。さまざまな御意見、御提案につきまして、私も拝聴いたしましたので、今後対応してまいりたいと思っております。
 他の質問等につきましては、総務部長ほか担当部長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 総務部長 中島和之進君。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) 金嶋議員の第3項目にあります市民参画への多面的方策についてお答えいたしたいと思います。
 まず、市民参画の多面的方策の現在の取り組み状況につきましては、1つには、男女共同参画プラン市民委員会や下水道検討委員会など各種計画等の策定や見直しに際し、市民が構成メンバーとなる委員会を数多く設置し、市民の皆様の御意見をできる限り反映させるように配意してきたことでございます。
 2つには、行政改革市民会議や情報公開審議会など委員会の構成メンバー選定に公募制を採用し、市民だれでも委員となることができるような制度を取り入れてまいりました。
 3つ目には、総合計画やエンゼルプラン、障害者計画など計画策定や行政運営に際し、多くのアンケート調査を実施し、広範な市民の皆さんの御意見をお聞きしてきたところでございます。
 4つには、本年6月から市長への手紙や行政出前講座を実施し、手紙や講座を通じて市民の生の声を聞かせていただいていることなど、これらの手法を用いまして、行政への市民参画を意識的に進めているところであります。今後とも市民参画に意を配してまいりたいと存じます。
 石けんにつきましては、市長から先ほど説明、報告があったとおりでございます。
 次に、市民向けのわかりやすい予算書の発行についてでありますが、行政情報の中でも、市民の関心がとりわけ高いと思われますと予算の内容につきましては、毎年議会が終わりまして、市の広報4月号で4ページにわたって紹介させていただいております。この市広報では、紙面の制約があり、詳しく紹介することはできませんので、市民への予算書につきましては、市民にとって最もわかりやすい予算書とはどのようなものかを今後調査研究してまいりたいと考えております。
 次に、市民と行政の接点の場となり、市民の声や行政情報の発信基地となるような出前市民サロンのような場をまちの中にという御提案であります。
 今、商工会議所におきまして、空き店舗対策として、多目的の市民ギャラリーや市民の情報の発信基地となる施設の整備を来年度において実験的に取り組むことを検討されているところでありますので、これらに行政情報を提供するコーナーを設けるなど、行政情報の発信基地としての位置づけもあわせて検討させていただきたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 金嶋議員の質問にお答えいたしたいと思います。
 自立認定者への生活支援等についての2点でございます。
 議員御指摘のとおり、先般ようやく国が自立認定者の生活支援対策事業というものを打ち出しました。その中にたくさんのメニューがございます。
 それで、特に配食サービス等については、現在、社会福祉協議会が、ふれあいまちづくり事業の中で、潜在的な利用者の意向調査やボランティアの意識育成など、事業実施の準備に取り組んでいるところであります。また、国のほうでも、自立認定者等への福祉施策事業の一環として、配食サービス事業への補助を予定いたしておりますので、これらの実情に合わせながら取り入れ、南部デイサービスセンターで調理した食事を配食できるよう進めていきたいと考えております。
 また、移送サービスについては、本年10月から週2回の割合で運行を開始しておりますが、福祉バスの有効活用を通じて高齢者の利便に供したいと考えております。
 次に、対象範囲の拡大と配食の民間委託等の移送サービスについてでございます。
 配食サービスの対象者としては、おおむね65歳以上の単身高齢者や高齢者のみの世帯であっても調理が困難なケースを想定いたしております。また、配食サービス事業は、食事の提供と利用者の安否が確認の目的でございます。議員が提案されました出前方式等については、そういった点で宅配のボランティアの役割も大変大きゅうございますので、民間業者への委託については今後の課題であろうかと考えております。
 また、外出支援にかかる移送サービスについては、同居家族の有無にかかわらず、該当高齢者ができるものと理解をいたしております。自宅の玄関先から目的地までの移送については、高齢者、障害者の生活の質を高めるという点から、重要な条件になるものと考えますが、議員が提案されましたタクシーチケットなど十分参考にしながら、今後取り組んでまいりたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 水道部長 老 壽一君。
  〔水道部長 老 壽一君 登壇〕

◯水道部長(老君) それでは、金嶋議員さんの環境配慮の施策をということでございますが、健全な水循環系構築に向けての御質問ではないかと思っておりますが、金島議員さんのおっしゃるとおりと考えております。水資源が豊富な富山県であり砺波市でもありますが、水道事業の運営上では、ただいまのところ特に節水を呼びかける状況にはないということであります。
 それから、河川につきましては、近年は多雨、少雨の格差拡大、あるいは流域内の涵養機能、保水あるいは遊水機能の低下が問われておりますが、限りある水資源の大切さ、河川を汚さないきれいな水が求められているのであります。上水道課といたしましては、安全で良質なおいしい水を供給するという使命達成のためにも、毎年6月1日からの水道週間を活用いたしまして、広報等できれいな河川の大切さや水を汚さない暮らしを訴えながら啓蒙していきたいと考えております。

◯議長(山岸君) 以上で通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 質疑なしと認めます。
 これをもって市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第61号から議案第74号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)ほか13件につきましては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

◯議長(山岸君) 以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明12月15日から21日までの7日間は、委員会審査のため休会いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、明12月15日から21日までの7日間は、委員会審査のため休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は12月22日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時04分 閉議



平成11年12月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成11年12月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問並びに議案第61号から議案第74号まで、平成11
     年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外13件
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月13日  午前10時01分  開議
   12月13日  午後 3時46分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 桂   政 樹 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 森 瀬 太七郎 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成11年12月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時01分 開議

◯議長(山岸君) ただいまから本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(山岸君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第61号から議案第74号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外13件についてを一括議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びにただいま議題となっています案件に対する質疑を行います。
 通告により、発言を許します。
 19番 林 紘君。
  〔19番 林 紘君 登壇〕

◯19番(林君) 私は、自民会を代表いたしまして、当面する諸問題に対する質問と要望を市長にいたします。
 初めに、同僚の議員であった元議長の平木弥吉氏が11日に逝去されましたことに対しまして、心よりお悔やみを申し上げます。
 今年も余すところ3週間を切りました。いよいよ20世紀の最後の年、21世紀への展望と基盤をつくる架け橋となる重大な年を迎えるのであります。
 国は、今までに経験したことのない経済的危機に直面し、さらには、地球温暖化、ダイオキシンなどの環境問題、少子・高齢化、高度情報化時代への対応、新たにスタートする介護保険制度、年金問題、多様化する犯罪等の難問題が山積いたしております。
 99年も、予期せぬ大手金融機関の破綻、行財界の不祥事などをはじめとし、また、景気回復も鈍感な推移とかで、どん底の年でありました。
 国は、「経済対策債を100%充当、地方単独で景気回復」をスローガンに、景気回復のため、平成12年度予算を今年度2次補正と合わせた15カ月予算として編成することとし、地方団体に対しても、地方単独事業の機動的、効率的な実施と、来年度予算で事業量の確保を求めております。
 地方単独事業に対する財政措置では、さらに追加事業に通常債を充てる場合でも、その充当残部分に臨時経済対策事業債を充当できるとし、また、債務負担行為を積極的に活用して工事発注時の標準化も求めており、債務負担行為の一部を今年度に歳出予算化する場合は、臨時経済対策事業債を対象とする等、国が第2次補正で追加する一般公共事業、施設費、災害復旧事業等の投資的経費に係る地方負担分についても、原則、地方債の充当率を100%として、その元利償還金の金額を後年度の基準財政需要額に算入するなどの財政指針を示しております。
 このことを踏まえまして、12年度の砺波市予算編成について市長にお伺いいたします。安念市長におかれましては、就任後3回目の予算編成期を迎えられました。今議会で提案理由の説明の中でも述べておられますように、12年度の国の財政見通しはますます厳しく、地方財政へのしわ寄せは避けられない状態であります。
 また、景気動向は自律的な回復には至っていないが、政策効果の浸透などで、緩やかな改善が続いている状況にあって、国の経済対策に沿った事業や債務負担行為などの補正で、景気の回復と地域経済の活性化に努めてほしいという思いがいっぱいであります。
 また、ただいま実施されております第6次砺波市総合計画修正計画によりますと、平成12年度の一般会計総額は150億円余りで、本年度現計予算、すなわち本会議に提案中の補正額を含めた総額169億3,472万8,000円に比べて、大幅な減額が計画されております。もちろん、温水プール、野球場の照明などの国体関連整備や、市営住宅、勤労者多目的運動施設などの大型事業が完了したことにより、いたし方ないというものの、建設的事業費の急減は、市内の活性化に大きな影響を及ぼすものと心配をするものであります。このような厳しい状況のもとにおいて、なお市民の要望に応えるのが政治家であると思います。
 安念市長には、新年度予算編成に際して、歳入面で、市税をはじめ財源の確保は厳しいと思われますが、少子・高齢化社会に対応した総合福祉対策や、社会資本整備、2000年とやま国体の開催などで財政需要の増大が予想されます。予算編成のビジョン(フレーム)と重点施策はどのように考えておられますかお聞かせください。
 自民会より市長に提出いたす予定の重点要望事項(政策)、市内17地区からの切なる願いを取りまとめております問題につきましてでも、十分配慮願いたいと思っております。また、自民党砺波市連の要望事項も合わせて組み入れていただくことを強く要請いたします。
 次に、新年度の新規事業についてお尋ねいたします。
 もちろん、予算の骨格となる税収見込みは、国、県の補助に大きく左右されることは当然でありますが、まず、一般財源の基本である市税見込みについてお尋ねいたします。
 個人市民税は、景気低迷の中にあって、当市は若干の人口増が見込まれますが、所得の減少が見込まれるのではないか。あるいはまた、法人市民税も11年度より厳しい状況になると思います。どの程度の収入を見込んでおられますか。
 また、固定資産税は、税率を低くした影響あるいは評価替えによる不確定要素もあると思いますが、住宅の新築、大型企業の進出などにより、プラスの材料もありますが、その見通しはどうでありますか、お尋ねいたします。市税の見積見込み額をどのように査定される予定かお聞かせください。
 一方、政策的経費、投資的経費においては、第6次総合計画修正計画によりますと、11年度予算額89億1,434万8,000円、12年度では80億円程度が見込まれ、前年に比べて大幅な減額が予定されております。
 新規事業の見通し等については、出町小学校建設、土地区画整理事業や国体の開催などの施設を確実に推進したいと市長は提案理由で述べておられますが、その他の事業については、どのようにして計画どおり進めていくのかお尋ねいたします。
 財源の確保はどの程度プラスになるのか、マイナスになるのかが懸念されますが、議会と十分に議論をされて、当面する課題等に対処してほしいものであります。
 現時点での新規事業の計画はどのように模索されておりますか、その見通しを市長にお尋ねいたします。
 また、心配いたしておりました政府の経済新生対策の柱となる総額6兆7,890億円の平成11年度第2次補正予算が、9日夕方、衆議院本会議で成立可決いたしました。このことを受け、自民会の最重点政策で進めております新世代地域ケーブルテレビの施設整備事業と、体育施設のない地域への対応についてお伺いいたします。
 新世代地域ケーブルの整備は、10年度3次補正予算で拡張する地域は、砺波市においては、世帯カバー率が約60%まで整備するとの計画でありました。未整備地区40%については、見通しが立っていなかったのであります。その後、自民会では再三にわたって協議をしました。あるいは県議会の先生方や市長さんとの詰めをもし、国、県へ陳情してきたのであります。その後、国の景気対策が11年度第2次補正予算が国会を通過すれば、見通しは明るいと耳に入っておりますが、市長さんにおかれましては、県へも強く要請されておると聞いておりますが、補正予算が成立した今、その感触はどのように判断されておられますか見解をお伺いいたします。
 また、今後、世帯カバー率が市内で100%になったときのCATVを、行政にどのように活用し反映するかが課題であり、市民の皆さんにもPRと理解を求め、加入率を高めることが急務であります。
 また、今後の財政計画の見通しも視野に入れながら、TSTの会社とも協議を十分に煮詰められて、万全の体制で臨まれることを要望いたします。そして、次期総合計画にはしっかりとそのことを位置づけることを念願するものであります。
 また、地区体育施設がない地域に対しても建設を強く要望しておりましたコミュニティ施設事業は、国の10年度第3次補正予算で、今年度、勤労者体育福祉施設として、油田地区に建設の運びになったことは大変喜びにたえません。完成を目前にし、地区民はもちろん、福祉施設関係の皆さん方も当局に感謝されております。10年度には庄下地区に建設され、2カ年連続で勤労者体育施設が建設され、一歩一歩、我々自民会の政策が実現化してまいりましたことに敬意を表します。
 幸いにも今年度においても、国の第2次補正予算で要望いたしております体育コミュニティー施設の建設見通しが明るいと聞き及んでおりますが、まさに実現できればトリプルであります。しかし、予算が国会を通過しても、地区の受け皿が懸念されます。我々自民会としては、市の公共施設が1カ所もない地域、そして最初からの要望の強かった若林地区が最適であるとの認識を持っております。市長におかれましては、十分御理解をされ、県と密に連携をとりながら、地区民の要望に応えていただきますよう強く要望いたします。
 また、引き続き地区体育施設のない地域の強い要望があります。有利な補助対象の選定と力強い運動の展開を今後も努力されて、残されております地区に対しても、総合計画での位置づけを強く要望いたします。
 次に、行財政改革の取り組みについてお尋ねいたします。
 2000年を3週間後に控え、今こそ行財政改革に取り組まねばなりません。安念市長は、行財政改革の推進については、3つの柱を中心に、「市民サービスの向上」「組織、人員の見直し」「事務事業の見直し」の3つを基本に挙げられておられます。確かに、今年は着実に実現されてきたと思いますが、行政はもちろん、市民の痛みを伴って改革を実行していかねばなりません。市議会におきましても、率先して議員定数の削減問題で、明年からの選挙には2名削減を早々に議決し、一方では、特別委員会の行政視察の取りやめなどを含め、明年度から実施しようと検討し、経費の削減に努めようといたしておるのでございます。
 市長におかれましては、確かに、公共施設の開館時間の改善、幼児通院医療の対象を3歳児未満に拡大、市長への手紙、出前講座の実施、職員手当の見直し、会議の持ち方の改善、補助金の見直し等に着手されてこられましたが、どちらかと言えば、市民の人気取りのような市民サービスの向上に傾斜しているように感じます。しかし、職員の意識改革や民間への事業の委託等を実施することを含めた合理化などの難しい問題については、先送りのような感じにも受け取れるのでありますが、このように感じたのは私だけでしょうか。このことについて、市長はどのように受けとめておられますかお伺いいたします。
 あわせて、砺波市の職員の定員管理をどのように考えておられますか、お伺いいたします。
 民間においては、景気低迷の中、リストラが進み、来春卒業予定者の学生の内定者は過去最低になったと言われております。また、失業率は9月以降過去最悪の4.6%で、労働省の集計では、1,000人以上の人員削減を進めている大企業41社のリストラ計画の合計だけでも、削減規模は14万人と、予想以上のリストラに驚いております。
 定員管理は、基本的には、初めに出先機関への対応をどのように進めるかを十分見極めるなど、知恵を出し合っていただきたい。例えば職員の派遣等を含めて、出先機関の民間委託の導入など検討の時期が来ていると考えます。
 また、少子化の進む中で、小学校、中学校の児童数が減少しているはずなのに、どうして各学校に助手が2名ずつ配属されているのか。学級数が多かったときよりも、仕事の量が増大したのかどうか。学級数に関係なく、2名以上いなければ学校の運営ができないかどうかも疑問があります。リストラの大波が進む中、公務員だけが平然としているわけにはいかないのであります。
 今年は、保育所の時間延長、体育館への派遣などで、一般職372人から377人へと5人の増加、病院では530人から533人と3名の増員となっております。いたし方ない面もありますが、時代の流れの中、電算システムの導入やパソコンなどの対応で、人件費などの義務的経費は増加傾向にありますが、職員の定員管理の見直しを真剣に考えるときだと思われます。
 増大する人件費に対しては、特に徹底した定員管理が必要だと思うのであります。このことが職員の意識改革にもつながるはずであります。行財政改革はそこからスタートすべきだと考えますが、市長はどのように受けとめられ、また、職員の定員管理計画をどのように予定されておりますか、所見をお伺いいたします。
 次に、職員の配置についてお尋ねいたします。
 最近は、一般職の採用が事務系といいますか、専門的知識の技術系でない方向に変わっていると思います。しかしながら、専門的知識が必要とする部署に対応できる人材が減ってきているのではないかと市民からよく話を聞きます。在籍期間も短いこともあり、専門性に欠けるとの話も耳に入ります。民間では資格が重視されます。行政においても、民間同様、職員にもっとしっかりとした資格をとらせるように指導してはいかがでしょうか。
 職員の皆さんは、どの部署に配属されても、だれもが採用試験を受けて職員になっておられるわけですから、所属がどこであっても関係なしに業務はこなせるはずでありますが、そこが人間であり、得意、不得意もあります。職員は、もっとしっかりとした自覚と自信を持つことが肝要であると思います。余り長く同じ部署に在籍することも多少疑問もありますが。
 一方、3年から5年には、1人ぐらいの専門技術者を的確にとらえて対応することも念頭に置かれ、民間でのUターンやIターンされた専門的技術者にゆだね、企画立案できる人材を求める必要があると考えますが、市長にその見解をお伺いいたします。
 次に、次期総合計画の策定状況についてお伺いいたします。
 安念市長におかれましては、6月5日の自民党砺波市連合支部の総会において、各支部の推挙を受けられて自民党の顧問に就任され、また、9月の議会最終日には自民会の顧問にもつかれ、名実ともに自民会も与党になったのであります。これからも、政策を中心に議論を重ねながら、信頼のできる関係を保ちたいものであります。
 我々自民会は、政策を中心にして、市民の付託に応えるべき小さな問題にも目を向け、補助対象にもならない事業や、何回要望しても実現できなかった事業にも積極的に対応していきたいと決意を新たにしております。
 さて、次期総合計画の策定においては、議会や各種団体、市長と語る会など多岐にわたり意見の収集をされ、検討委員会等に諮りながら実現に邁進されていると思いますが、経過と現在の状況についてと今後のスケジュールについてお聞かせ願います。
 市長は、地方の時代とか地方分権の時代とかで、余り国、県に頼らなくてもやっていくのがこれからの時代だとよく言われますが、まだ3割自治の財政の中では、国、県ともパイプを確実にとりながら、良好な関係を保ち、補助制度、地方債制度の有効な活用、公債費の後年度負担等十分考慮しながら、大型プロジェクト事業等の推進をする必要があると思います。その中で、厳しい財政事情の中、将来的構想を立てていくべきだと考えます。
 総合計画策定については、先人の提案された計画を基本に、当面する課題を政策に取り入れて市民の付託に応えることこそ、市長の責務だと思っております。
 現段階での策定のテーマは、何を基準に置いて進められておりますか。今この場で政策のテーマの発表は無理かとは承知しておりますが、次期総合計画策定への基本的な方針をお伺いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 林議員の代表質問にお答えいたします。
 林議員から、冒頭、元議長の平木弥吉さんの逝去について申されましたが、なお、先般は元議長の山本良勝さんもお亡くなりになりまして、それぞれ市政に大変御貢献をいただきましたことを深く御礼を申し上げ、哀悼の意を表したいと、このように存じております。
 さて、まず予算規模について申し上げます。
 現下の経済状況につきましては、先般の提案理由でも申し上げましたとおりでございます。
 民間需要の動向につきましては、依然弱く厳しい状況が続いております。そのことにつきましては、議員からもお話のあったところであります。
 こうした中で、政府は財政構造改革の指針を基本としながらも、まずは景気回復ということで全力を挙げることを聞いておりますし、生活関連あるいは経済新生枠という特別枠も考えて予算編成をスタートされ、2次補正も成立をしたわけであります。
 一方、地方財政も、経済の低迷によりまして、地方税や地方交付税の原資となります国税収入が落ち込んでおりますので、このことから考えますと、厳しい状況にあろうかと、このように私は認識をいたしております。
 こうした財政環境のもとに、当市においても予算編成を進めるわけでありますが、歳入面では、政策減税もございまして、最も主要な市税の伸びがそういう意味で期待されない。また、歳出面では、御承知のように、公債費の増大、福祉関連の扶助費の増嵩が進むわけでございます。
 このような状況の中で、御意見にもございましたように、管理的な経費、これらについては、精査をして節減に努めたいと思います。
 投資的経費につきましては、第6次総合計画修正計画に基づきまして、土地区画整理事業あるいは出町小学校建設事業及び生活関連公共事業を実施してまいりたいと、このように思っておる次第でございます。
 そこで、お尋ねの新年度予算規模につきましては、目下、作業中でございますけれども、平成11年当初予算額と同程度の予算規模になるのではないかと思っております。
 林議員からは、落ち込むという予想でございますけれども、私は、国の概算要求が、提案理由でも申し上げましたように、前年度比2.1%増を政府は見込んでおるわけです。その上に、少子化対策そして2次補正絡みのことも考えますと、景気を地方でも浮揚するようなことを考えたい。したがいまして、私は、若干落ち込むかもしれませんけれども、同程度の予算になるのではないか、このように今思っておるところでございます。まだ精査しておりませんので明確には申し上げられませんけれども、私の気持ちを申し上げておきたいと思います。
 次に、主な事業と新規事業についてのお尋ねでございます。
 目下、予算編成を通じまして調整中でございますが、先ほども申しましたように、第6次総合計画、そして出町小学校、あるいは土地区画整理事業も進めたいと思います。そして、新しく皆さん方にも議論をいただきました合併浄化槽等の設置、あるいは新しく出てまいります介護保険制度の導入、そういった福祉サービスの充実、そしていよいよ本大会を迎えます国体に向けまして、国体の成功に対して全力を尽くしてまいりたい、このように今思っておるわけでございます。
 また、先般も御議論いただきました少子化対策の一環としまして、北部保育所の新設も予定いたしておるところでございます。今後、事業計画の執行に当たりまして、議員各位の御協力をお願いを申し上げたいと思っております。
 なお、投資的経費の見通しにつきましては、議員も御指摘のとおり、温水プールあるいは公営住宅建設等が実は明年度は計画をしておりませんので、新規事業との相殺では若干下回るのではないか、このように思っております。
 ただし、先に申し述べましたように、国の第2次補正に対応しながら、投資的事業費も、そのような第2次補正の分を考えますと、前年度並みになるのではないかと私は思っております。
 以上、投資的あるいは主要事業について申し上げたわけでございます。
 予算編成に当たりまして、税収はどうかということでございます。平成12年度の税制改正につきまして、税制調査会等で今議論されておるところでございますので、現段階では確たることを申し上げることはできません。
 特に、固定資産税では、土地の評価が下落している。固定資産税を引き下げるべきだという意見もございますし、ただし、地方においては、安定性を損なうのではないか、こういう意見もありまして、今のところはっきりしていない状況でございます。ただし、固定資産税云々については、市長会では今反対をしております。そのことを御理解いただきたいと思います。
 また、所得課税では、人的控除と各種控除の見直しや、給与所得あるいは退職所得の課税に対する検討、個人市民税の均等割の税率を含めまして、見通しがいろいろ取りざたされております。したがいまして、平成12年度の税収見積もりといたしましては、現行制度で考えざるを得ない状況にございます。
 そこで、税収見込みは、個人市民税では、昨年に引き続き住民税の恒久減税がされることが決まっております。人口増に伴います納税義務者の増加が見込まれるところでございますが、ただし、今御存じのように、雇用情勢の悪化でございますので、全体の総所得の伸びはそう見込めないのではないか、このように思っておるところでございます。
 また、法人市民税では、景気がまだ回復をしておりません。したがいまして、法人税割の収入は見込めないところであります。法人税率の引き下げに伴う法人市民税の課税標準の減少による減収を見込まなければならないところでもございます。
 次に、固定資産税では、大規模家屋の増築が昨年ほど見込めない状況であります。また、12年度は評価替え年次に当たりますので、在来の家屋の評価額が約2%落ちるものと見込んでおります。
 それから、基準宅地の価格が昨年に比べ10%下落していること、償却資産税となる設備投資も多くは見込めないという状況でございます。これらを考慮いたしますと、市税全体では、新年度、平成11年度当初予算よりも下回るものと考えております。慎重に積算をしてまいりたい、このように思っております。
 次に、これらにつきまして、自民会、自民党市連からの重要事項のことについてお尋ねでございますが、各種調査に基づきまして、広範な意見調整をしていただいたものと、このように思っております。
 要望は、林議員に言わせると、ささやかでという話でございましたが、中身を見ますとささやかでもございません。ただし、地元との調整において提出されたということでございますので、予算編成に当たりましては、現行の計画あるいはそれらとの整合性を図りながら十分意を配してまいりたいと、このように存じておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 次に、新世代地域ケーブルテレビの整備等についての質問でございます。
 まず、平成11年度第2次補正予算による採択の見通しはどうかということです。ケーブルテレビ事業のエリア拡大については、議会の皆さんの要請もございましたし、それなりに要望してまいりました。国は、今次の景気対策について予算化をしたようでございます。したがって、地方財政の立場から言いましても、このような有利な条件がございますので、お願いを強くしてきたところでございます。採択に向けまして、議員会の皆さんもそれぞれ中央陳情などしていただきました。私も、市長会等の折にそれぞれ個別にお話をし、あるいは広域圏理事ともどもこのことについて要請をしてきたところでございます。
 当市の計画が補助対象として採択されるか否かは、今の予算が成立したばかりでございます。内示の段階には至っておりませんが、私は、要望額どおり内示があると確信をいたしております。
 事業執行に当たりましては、近隣市町村とも提携をしながら進めさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、CATVを行政への活用、そして総合計画にも十分反映するようにということでございます。そのとおりでございます。
 CATVを行政に活用するに当たっては、身近なテレビ放送として、またインターネットの技術を使った通信網として利用が考えられるところであります。
 いずれの方法で利用するにしてでも、設備投資などがさらに必要になってまいるわけでございます。今後の財政状況も勘案しながら、総合計画の中で議論をさせていただきたいと思っておるわけでございます。
 いずれにしましても、せっかく光ファイバーが全市的に張りめぐらされたわけでございますから、ぜひ市民の皆さんに御協力をいただいて、加入をしていただくことが大切ではないかと、このように思っておる次第でございます。
 次に、地域体育館の整備促進のことでございます。このことにつきましては、自民会からも再三要望のあったところでございます。
 体育館のない地区につきましては、ぜひつくってあげたい、このように思っております。幸い今回、林野庁が新しいメニューをつくってくれました。2次補正に織り込まれたと聞いております。いずれその内示があると思いますので、公共施設のない若林地区に建設を予定したいと考えておるところでございますので、御協力をお願い申し上げます。
 なお、今後とも、地区体育館のない地区につきましては、先ほども申しましたように、自民会の強い要望もございますので、今回同様、国の補助等を取り入れながら計画的に進めさせていただきたいと思います。
 私は、従来とも、スポーツ、そして汗を流してのコミュニケーションを図ることが一番大切だと思いますので、ぜひこのような施設をつくっていきたいというのが私の念願でございます。御理解を賜りたいと思います。
 次に、行財政改革の取り組みについて申し上げます。
 地方公共団体を取り巻く情勢につきましては、先ほども申しましたが、いわゆる新たに、地方分権あるいは高齢化、少子化と言われる行政のニーズに的確に応えるために、簡素で効率的な行政を考えなければ、到底全体をこのまま引きずるような形では進めることはできないと、このように私は思っております。
 したがいまして、この行政改革推進につきましては、行政大綱を定め、その上で、第8次、9次の行政事務改善委員会を設置して進めておるところでございます。
 11年度につきましては、本年4月、平成11年度砺波市行政事務改善委員会を設置をいたしまして、専門部会で研究をいたしておるところでございます。
 また、昨年度に設置いたしました行政改革市議会議も、これまで本年4月と8月に開催し、市が実施または検討している行政改革事項について説明し、委員の皆さんからいろいろ適切な御意見を賜っておるところでございます。人気取りではなくて、21世紀を迎えて絶対に必要だと、こう私は思っておりますので、このことについては、これからも厳しく進めさせていただきたいと思っておるところでございます。
 また、平成11年度の事務改善事業については今鋭意進めておりますが、その大枠を若干申し上げますと、まず1つは、市民サービスの向上であります。小さいことでございましょうけれども、必要なのは、市民に対する応対、その改善、それから窓口業務、従来の8時半から5時じゃなくて、延長する、そういったことなども考えておりますし、それから市民の動線に合わせた課の配置や机の配置も考えてきたわけであります。
 それから、組織人員の見直し、これにつきましては、ISOを考えるということを先般の議会でも申し上げましたが、今検討中であります。
 それから、先般、議会の皆さんにもお褒めをいただいております幼・保一体化を現実的にやる、このことも議論をしてきたわけでございますし、それから、今多くの体育施設などございますが、この管理を一本化したらどうかということも申し上げておるわけでございます。それから、組織の見直しを何度かやりましたが、さらに職員数を踏まえての検討もしてまいりたい、こう思っておるわけであります。
 次に、事務事業の見直しであります。
 事務事業評価システムの検討をしております。また、貸借対照表や損益計算書、いわゆるバランスシートの導入もあったらいいのではないかということで私が提言し、進めさせていただきたいとこのように思うわけであります。
 次に、環境時代の行政のあり方をどうするのかということでございますし、またOA化も促進しなければならない。なおまた、情報化社会でございますので、この情報化をどう活用するか、そんなことなど事務事業の見直しでは考えておるわけでございます。
 いずれにしても、この行財政改革関連事項につきましては、具体的に提案をし、そして皆さん方からも御意見を聞いて、できるだけ実施に向けて進めさせていただきたい、こう思っておるわけでございます。
 難しい問題を先送りしているのではなくて、行政というのは常に責任がついて回ります。したがいまして、十分配意をしながら課題に当たらなければならないと思っておりますので、緊急課題と中長期的に解決をする、そういうことがあろうかと思いますので、十分に時間を費やして実施に向けていきたいと思っております。
 そして、できるだけ民間委託というようなお話もあったようでございますが、サービスの低下にならない、そして、政府は規制緩和と言いながら、まだ法的にできないものもたくさんございます。法改正を逆にこちらが期待をいたしておるということを申し述べておきたい、このように思うわけであります。
 次に、総合計画等につきまして申し上げたいと思います。
 確かに、地方分権一括法案が通りました。しかし、地方財源についての法改正は一つもございません。あくまでも、財源については、中央集権という形が今まだあるわけでございます。このことについても、市長会を通じ、あるいは財政部会等で議論されて、直接、今地方分権推進委員会等に提出をして議論をされております。まだこのことについての勧告はございませんので、おっしゃるとおりまだ3割自治かもしれません。しかし、いずれは地方の時代を迎えるということを考えておりますので、その受け皿など考える必要があろうかと思います。
 そこで、総合計画の経過と現状についての質問でございますので、報告を申し上げておきたいと思います。
 組織関係につきましては、本年の7月5日に、任期満了に伴う新たなメンバーによります総合計画審議会を立ち上げたわけでございます。計画の期間や組織体制、そして市民参加の方法、その骨子等について御理解をいただき協議をしていただいたわけでございます。
 庁内には、策定委員会と専門部会を設置いたしております。その後、私の持論でございます市民参加を目途といたしまして、まちづくり研究会を別に設置をさせていただきました。まちづくり研究会は、4部会に分かれまして研究を重ねております。それぞれ今日まで、22回の開催をみておるところでございます。
 また、市民参加の方法といたしましては、各種アンケートも御存じのように実施したわけでございます。市民アンケートに始まり、転入者アンケート、有識者アンケートなど協力をしていただいておるところでございます。
 さらに、市長への手紙やあるいはインターネットによるEメールでも提案をちょうだいをいたしております。あわせまして、従前から実施しております市長と語る会、各種団体との懇談会等を通じまして、各地各層の皆さんの行政需要の把握に努めているところでございます。御理解を賜りたいと思います。
 そこで、今後のスケジュールとテーマ立てについてであります。特にテーマでございます。
 先般、東京で自治振興事業のフォーラムがございました。その議論の中で、これからの開発は、環境と情報、交流と連携を重視すべきであるとこのように提言をされております。今、新しい時代を迎えて、従来からの開発から反転をしております。成長から安定、集中から分散、そして生産から生活重視の時代であり、国民は、嫌なことですが、自立から依存型が多いと言われております。
 したがいまして、行政側としては、情報、連携、これらを念頭に置いて対応しなければならないと、このように思っております。
 また、国が示しました21世紀の国土グランドデザイン、これをベースにすることが大切だと思います。したがいまして、激しく変化するこの時代に、先ほど申しました若い人たちによるまちづくり研究会で徹底的に議論をしていただきたい、このように思うわけであります。
 翌年度前半には、有識者の御意見もいただきたいと思いますし、基本手法やテーマをその後設定をさせていただきたいと思っておる次第でございます。
 その後、基本構想、基本計画の策定に移りまして、審議会等での協議を経まして、来年の秋ごろには議会へ御提案を申し上げたい、このように考えておりますので、御了承をお願い申し上げたいと思います。
 なお、計画策定に当たりまして、いろいろの御意見もいただきました。十分参考にさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 あと、職員等につきましては、定数管理あるいは事務改善等で直接担当いたしております総務部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 総務部長 中島和之進君。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) 林議員の職員定数等について、市長の補足をして御答弁申し上げたいと思います。
 まず、職員の定員管理計画についてでございます。
 当市の一般行政部門の職員数は、地方公共団体の人口、世帯数、面積、事業所数等の行政需要関係指標を基礎にして算出されております国の第6次モデルと比較するとわずかの増であり、ほぼ良好な自治体であると認識いたしておるところでございますが、現下の厳しい民間企業等のことを考えますと、行政各分野におきますそれぞれの担当業務について検討を加える必要があると認識するところでございます。
 例えば民生部門における保育所、あるいは高齢者介護の問題、あるいは健康管理増進のセクションの問題、あるいは教育における幼稚園、小中学校の対応の問題、産業経済部門におきます商業、工業、農業、雇用、金融、工場誘致などの各施策の展開をどう住民ニーズに合わせて展開すればいいのか、あるいは建設部門におきます道路の建設改良、あるいは都市計画、都市開発の問題、そして公園の整備など、それぞれ各行政分野における行政需要というのは、複雑多岐、増大しておることは御承知のとおりだと思います。
 これらの施策の企画立案部門は、行政が主体的に行う必要があると考えられるわけでありますが、その事業の実施における事柄について、あるいは施設の管理等における問題等について、いかに民間委託ができるか、現下の情勢に合わせて検討、研究する必要が多分にあると考えるところでございます。
 職員の定員管理につきましては、今後予定されております介護保険制度の実施、あるいは北部保育所の開園、総合病院の増改築等によるスタッフの充足が予定されるところでございますが、できるだけ職員の配置転換や施設等の管理を外部委託することを検討しながら、全体の職員、定員管理計画につきましては、本年度中に計画を策定していきたいと考えておるところでございます。
 2点目の専門的職員の配置につきましては、近年の職員の採用状況は、事務職と技術職の計画的な採用を行っているところでありますが、これまで以上に、より専門性が求められる時代要請を踏まえ、中堅職員の専門的な技術習得のための職員研修派遣、あるいは職員の自発研修への支援等についてさらに充実していきたいと考えるところでございます。
 御意見にありましたUターン、Iターン等された優秀な民間の専門的技術者の方があれば、採用することも検討していきたいと考えるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により、発言を許します。
 16番 中西宏一君。
  〔16番 中西宏一君 登壇〕

◯16番(中西君) 質問に入るに先立ち、去る11日に、元砺波市議会議長平木弥吉様の突然の訃報に接し、心から哀悼の意を表するものであります。
 今は亡き平木さんは、大変人情家であり、豪快明朗な方で、我々後輩はまだまだ御指導賜りたいと思っていた矢先のことであり、生者必滅は世の常とは申せ、惜しむに余りありません。心から御冥福をお祈り申し上げまして、質問に入らせていただきます。
 私は、通告に基づき、安念市長及び関係部長に質問並びに要望、提案をいたします。
 最初は、新農業基本法の対応について市長にお伺いいたします。
 先般、制定された食料・農業・農村基本法は、農産物の国内生産の増大を図り、住民の需要に即した食料の安定供給、すなわちかねて課題の我が国の食料自給率を向上させることを基本理念とし、そのための農地、水、景観等、良好な国土の保全や、農業資源、担い手の確保、農村生活環境の整備など、21世紀における食料・農業・農村政策の基本指針を定めたものと理解しておりますが、当面のスケジュールやそれぞれの地方でできることについて伺います。
 新たな農業振興計画等の策定スケジュールについて、食料・農業・農村基本法の制定を受けての新たな農業振興計画の策定や、アグリTONAMI21の見直し等についてお尋ねいたします。
 次に、国土保全について伺います。
 私ども地域住民にとっての国土、すなわち砺波平野は、古来、先人の血と汗と涙によって培われた農地としての基盤で成り立っており、それは肥沃な土地であり、豊かな景観、さらにはそこではぐくまれた砺波独特の人情、村づくり、農業栽培の技術自体も立派な農業基盤の一つであると思うが、これをさらにどのように育て、改善、発展させるのかをお尋ねいたします。
 次に、後継者(担い手)対策についてお伺いします。
 昨今の農業経営は、環境の悪化から、後継者確保が困難な状況であることは周知のとおり、市としても、県はじめ関係機関と連携して、いろいろ対策を講じていると思うが、担い手の実態、育成の見通しはどうなのか。もっと農業に魅力をつけ、もうかる農業を目指し、思い切った対策がないのかなどについて、市長の見解をお伺いいたします。
 次に、2000年とやま国体の準備状況について伺います。
 第55回体育大会2000年とやま国体については、砺波市会場となる軟式野球、バスケットボール、ラグビー・フットボール、ボウリングの4種目のリハーサル大会もそぞれ無難に終え、実行委員会はじめ関係者の一方ならぬ御苦労に敬意と感謝を申し上げます。いよいよ開催まで秒読み段階に入ったが、まず、開催4種目の会場関係者の誘導、宿泊、食事、案内等の準備状況、富山県下市町村競技関連団体との連携、さらに、とやま国体もしくは砺波国体としての運営面におる特徴について伺います。
 また、リハーサル大会における課題について、各リハーサル競技実施、もしくは前年開催地における課題と来年の本大会への対応についてお尋ねします。
 また、観客の受入体制(市民の協力)について、選手、役員等、関係者の受入体制は別として、一般の観客の受け入れについての市民挙げての歓迎ムードづくり、運営ボランティアや地域の人々による歓迎体制をどのように考えておられるのかお伺いいたします。
 次に、下水道事業についてお尋ねいたします。
 最初は、下水道水洗化向上対策について伺います。
 下水道に対する市民の要望は、生活様式の向上、都市化とともに非常に高くなっている。全国的にも、下水道の普及がその地域の生活文化のバロメーターとなっている。下水道は、現代生活にマッチした快適性や生活雑排水処理による流域の水質改善など、地球環境を守り、生活環境改善のため、最も身近で重要かつ大事な事業である。
 当市の下水道については、普及率が農業集落排水を含めても27%と、県下でも低い位置にあるのはまことに残念である。
 当市は、出町市街地を中心とする下水道事業をはじめ特定環境保全公共下水道事業、農業集落排水事業を進めてきたが、平成3年の公共下水道の供用開始以来9年目に入っているが、その公共下水道区域の水洗化率は72.1%と、まだ約3割の人たちが加入していない。地域の供用開始3年以内の水洗化が義務づけられているはずである。せっかく布設したのに水洗化が進まないと、事業費の償還計画にも支障があると思われ、まことに残念である。いろいろな機会をとらえて、水洗化促進に努めていると思うが、実態はどうなのか。
 今まで、切り替え工事については、給排水業者のほか、建築、内装、電気、土木等、各種業者の輻輳が原因と言われてきたが、それだけではないのでないか。奨励制度等、課題を整理して、市民の理解を求め、水洗化指導についての対策を伺います。
 今年度、予算編成中と思われるが、来年度に向けて、何か水洗化促進の妙案を提起されているのかお伺いいたします。
 次に、下水道整備計画の推進と将来に向けての経営見通しについてお伺いします。
 当市の下水道は、当初、市街地が公共下水道、周辺で可能なところは特定環境保全公共下水道、その他が農業集落排水事業という基本計画が策定されたが、最近、事業費、施工工期の関係上、実施済み地区、実施計画策定地区、特殊地区を除いて、公共もしくは特環公共、農集をそれぞれ地域分けする方向で見直しの検討がなされ、実施計画の検討中である。
 そこで、各事業を今後施工する段階で、個別合併処理浄化槽を設置されるところも出ると思われるが、その使い分けなどそれぞれの事業の取り組み方法を、市全体としてのバランスをどのように考えておられるのか。
 また、本年4月より、水洗化の単独浄化槽が製造中止になり、やむを得ず個別合併処理浄化槽を導入された方の補助対象をどう考えておられるのかについても伺います。
 ところで、下水道事業施工には、いつも言われることですが、散居形態という当市特有の地形上、膨大な投資が必要であり、事業の推進に大きく影響すると思われる。分担金、負担金もおのずと高額になり、その対策も必要である。
 散居形態という特殊条件を克服するための思い切った支援策を国、県に働きかけるこも必要であり、投資資金調達対策を中心とする将来に向けての経営計画、借入金の償還計画をどのように見通していますか。
 しかし、いかなる困難も克服して、この一大事業としての下水道事業を一刻も早く完成させることが市民の切なる願いであることを認識していただきたい。このことを、来年度策定される次期新総合計画に、実施計画を含めてどのように具体的に盛り込むのかについてお伺いいたします。
 次に、砺波総合病院の運営状況等についてお伺いします。
 最初に、経営状況について伺います。
 総合病院は、平成10年度会計で久しぶりに黒字決算を計上したが、その事業運営努力に敬意を表します。また、今議会冒頭の市長の提案理由説明でも、本年度上期では、入院、外来とも前年実績を上回ったとのことであるが、その業務内容について、患者の動き、すなわち診療内容の特徴、県内医療機関の経営状況比較はどうなっていますか。さらに、将来の地域医療事情についてどのように分析しているか、増改築計画の検討と併せ、その見通しを伺います。
 いずれにしても、このたびの増改築事業により、一段と経営が厳しさを増すことは必至であることから、長期経営の視野のもと、安定経営のため、関係者の意識高揚を図り、より一層の効率的運営に努力されるよう要望いたします。
 次に、医療費抑制対策について伺います。
 高度成長と医療の技術改革、高度化とともに発展増大の一途をたどり、飛躍的な医療水準の向上をみたことにより、市民の健康増進に大きく貢献したことはまことにすばらしいことである。しかし、近年、医療事情の変遷と国の財政逼迫に伴い、医療保険財政が逼迫し、その見直し抑制対策が余儀なくされていることは周知のことであります。
 そこで、厚生省の定める医療費の診療報酬についても、改定ごとに厳しい抑制内容となっているとのことであるが、どのような内容のものでしょうか。
 従来、砺波総合病院は、公的病院の中でも比較的安定した経営を維持してきたと思うが、今後とも、病院事業の安定運営を堅持するため、よりよいサービス、最先端高度医療の提供、あるいはより優秀なスタッフの確保などは当然のこととして、どのような特徴づけをし、魅力ある病院づくり、医療費抑制克服対策を考えているかをお伺いいたします。また、効率的投資、むだのない効率的事業運営対策についてもお尋ねしたい。
 次に、地域の近隣病院との連携について伺います。
 地域の他の医療機関との連携については、増改築計画検討の段階でも相当議論されたと聞いていますが、その後、移転増改築がより具体化したと思われる近隣病院、すなわち南砺、北陸中央、井波総合等の各病院の移転もしくは増改築計画に伴う診療科、病床内容、病床数の動向との整合、患者診療の相互支援、転送対策、ひいてはスタッフの交流、情報交換等、その後の連携計画協議についてお伺いします。
 もちろん、砺波総合病院は、実質上、砺波地域の中核病院としての使命を担っており、災害拠点病院としてのヘリポートも備え、地域救命センター、僻地中核病院、各種研修指定病院等、拠点病院として多くの指定を受け、将来ますます指導的医療機関としての役割が強まり、各界の期待もいよいよ大きくなっていると考えるが、北野病院長の経営安定基盤のもと、地域住民の健康を守り、信頼される地域におけるリーダーとしての心意気と決意を承りたい。
 最後に、砺波総合病院の駐車場対策についてお伺いします。
 先にいろいろ申し上げたとおり、立派な砺波総合病院も駐車場不足では真価が発揮されない。西側駐車場がなくなったことから、東側に新たに用地を増やされたが、病院と離れ過ぎており、雨の日や風の日、また雪の降るときなどはなお大変だし、まして車の通る道路を横断しなければならず、地下道は1カ所ありますが、それは交差点用であり、大変不便になっています。駐車場内から地下道でフロントロビーに出られるような対策はとれないものでしょうか。それが無理なら、近隣に駐車場用地が準備できないでしょうか。それも無理なら、西側あたりに立体駐車場を考えられてはいかがなものでしょうか。また、立体駐車場の上部あるいは中ほどより廊下伝いで病院内へ出入りできるような対策を御提案いたします。駐車場対策を病院事務局長にお伺いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 中西議員にお答えをいたします。
 まず、新農業基本法の対応についてでございます。
 その中で、新たな農業振興計画の作成スケジュールについての質問でございます。
 国は、食料の安定供給の確保、農業の持続的な発展、そのことについて水田を中心とした土地利用型農業活性化対策大綱を発表したところでございます。
 県、市町村には、この大綱方針に基づきまして、水田における各作物、団地化、担い手への土地利用の集積、水田の高度利用、生産技術に関する現状と5年後の目標方針等を内容とする水田農業振興計画を本年度中に作成することになります。
 さらに、アグリTONAMI21につきましてはどうかということでございます。これにつきましても、平成12年3月に国の政策審議会から答申される予定でありますが、市といたしましても、この答申内容を受けまして、さらにもう1つは、県のアグロピア21の見直しもございます。それらを見た上で、平成13年3月までには見直しを完了してまいりたい、こう思っておるわけでございます。
 現在、その見直しにつきましての基礎資料につきましては、中核農家意向調査をそれぞれ関係機関の協力を得ながら進めているところであります。
 次に、国土の保全についてでございます。
 地球規模で、今、人口問題あるいは食料問題あるいは環境問題が叫ばれておることは御承知のとおりであります。したがいまして、自然環境の保全、自然環境の保全といいますと、農業、農村の重要性が理解をされてきておりますし、多面的な機能を持っておりますので、高く評価されております。したがいまして、農業の重要性の理解をそれぞれしていただけるのではないか。私は、国土保全と農業振興とは直結すると、このように理解をいたしております。そして、農業、農村を守るためには、それは生活の場である、さらに生産の場である、そして、理解をいただきたいのは、環境保全の場ということを理解をしておるところでございます。
 農村を単に生産の場であるということではなくて、先般からも言われております田園空間、散居村や屋敷林の景観、そしてそこにある文化、そういうものも大切にすることで、さらに国土保全に私はつながると、このように思っております。
 新しく田園空間整備事業が進められる中で、散居村の田園空間計画策定委員会が今議論をされておりますことは大変有意義なことだと、このように理解をしておりますので、注視をしてまいりたい、こう思っておるところでございます。
 御指摘のとおり、農業が国土保全に寄与していることを十分認識いたしておるところでございます。
 次に、後継者の実態と見通し等についてはという質問でございます。
 現在、市内には、青年農業士が34名、中核農業士が79名、女性農業士が34名、合計147名の認定農業士が登録されております。
 近年、中核農業士の減少と高齢化が進みまして、地域農業の担い手について、それぞれ苦慮をされておるところでございます。このような状況から、すぐれた若い農業者の確保、そして官民一体となって養成、育成することが大事ではないかということで、となみ野農協管内の5市町村と、関係機関、農業者の代表で組織いたします砺波地区新規担い手確保推進協議会を設置しておるところであります。
 そして、農業関係高校生、青年農業者との交流、体験、あるいは青年農業者に視察研修してもらう、あるいは子供の時代から農業に親しんでもらったらどうかということで、小中学校の体験農業あるいは農園づくりなども必要ではないかという提案をいたしておるわけでございます。
 そしてこのたび、農業関連副読本をつくりましたので、ぜひ学校で採用をしていただきたいと思っております。そのような形で、今後とも、担い手については、御心配のように、みんなで考える必要があろうかと、こう思っておるわけでございます。
 また、県単独事業の新規担い手育成規模拡大事業を活用いたしまして、新規担い手農業に対して、機械や施設整備に係る経費の助成も実施されているところでございます。そのようなことで、幾つかの要請に対する施策がございますので、有効に活用して、しっかりした担い手育成を図りたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、2000年とやま国体の準備状況についてお答えをいたします。
 まず、一連のリハーサル大会が、市民の皆さんの御協力によりましておおむね順調に終了したものと考えており、関係各位にお礼を申し上げたいと思います。
 最終のボウリング競技が先般終わりまして、総括的には、実施本部の反省会あるいは専門部会等で、今課題別にそれぞれ協議をいたしておるところでございます。施設の音響の問題だとか、あるいは仮設テントの問題だとか、あるいは駐車場の問題などいろいろございますし、熊本国体でそれぞれ視察をいただいて、そのときの応援体制やあるいは朝食の体制、交通誘導などの提言もいただいておるところでございます。
 その準備状況につきましては、交通、宿泊関係では、3競技が集中する関係もございます。そのことで、交通誘導員あるいは交通の誘導看板を充実し、市内に11カ所の宿泊施設を用意いたしますが、それらの配宿調整を今行っておるところでございます。
 また、競技運営面につきましては、議員さんもおっしゃいましたように、関係協議会と共催する市町村との調整を定期的に行っております。円滑な運営ができるように進めさせていただきたいと思います。
 なお、本国体においては、秋季大会が3競技の開始式などが一緒でございます。そんな関係で、式典のスタッフ等、従来の1つよりも3つもございますので、それらの調整を図って、綿密な運営体制を進めたいと思う次第であります。
 それから、当市は特に、各チームに対して担当者を配置をいたしております。これにつきましては、随分好評のようでございますので、本大会に向けましても、参加チームに対して、それぞれ担当者を配置して進めさせていただきたい、このように思っておるところでございます。
 次に、市民挙げてのムードづくり、観客を動員したらどうか。そのとおりでございまして、市民の協力にあやかりたいと思っております。
 運営等につきまして、ボランティアの皆さんにも随分御協力をいただいておりますが、本大会でもさらに御協力をお願い申し上げたい、このように思っておる次第でございます。
 なおまた、大会旗・炬火リレーなども今度出てまいります。若干、その時期には輻輳する行事もあろうかと思いますが、十分連絡調整を図り、そしてムードづくりもしていきたい、こう思っております。
 特に、私は、学校の生徒児童の皆さんにも参加をしていただき、会場を盛り上げていただきたい、このように思う次第でございます。
 次に、下水道につきまして申し上げます。
 下水道の水洗化率向上についての御意見もございました。そのとおりだと思います。今、公共下水道では、処理区域内で約73%が水洗化をされております。また、特定環境保全公共下水道につきましてはやや落ち込みまして、落ち込むというよりも悪うございまして、46%。農業集落排水は今のところ74%で、さらにこれは上昇していただけるものと、こう思っておるわけでございます。
 水洗化の向上につきましては、御意見にもございましたように、快適環境の指標にもなっておりますので、ぜひ水洗化に協力をしていただきたいと思います。
 このことにつきましては、水洗化促進補助金、水洗便所等の改造利子補給制度を設けております。さらによくPRをして進めさせていただきたいと思います。
 なお、議員さん方にも御協力をいただいて、公共下水道推進協議会を持っておりますが、ここでもいろいろ議論をしていただいております。これからはおっしゃるとおり、財産を投入したこともございますし、今後の償還金のことも考えますと、うかうかしておれませんので、職員も動員し、先ほど申しました推進協議会のお力添えもいただいて、周知徹底に努めさせていただきたい、こう思っておる次第でございます。
 なお、例えば利子補給制度等、今の時代に合っていないかもしれません。よく中身を見まして、促進方できるものについてはそのような形で補助・援助体制をとることも一つの方法かなと思っておるわけでございます。議員さん各位にも、この接続につきまして御協力を申し上げたいと、このように思っておる次第でございます。
 次に、下水道の将来計画等についてでございます。
 これにつきましては、前々から議論のあるところでございます。議員さん各位ともよく議論をいたしたところでございまして、御存じのように、庄東地区は農業集落排水、栴檀山につきましては個別処理を行う合併浄化槽事業として採択をしていただくようにお願いをしております。
 また、庄西地域等につきましては、いわゆる幹線の上流部といいますか、それに当たります庄西地域等については、公共、特環で進めさせていただくということになりますし、また、典型的な散居村を抱えておりますので、さらにまた10年以内には下水道幹線等がなかなか見込めないという状況もございますので、合併浄化槽を設置することで、新しく合併浄化槽設置補助金要綱を制定して進めさせていただきたい、このように思うわけでございます。
 したがいまして、中西議員さんの地域につきましては、合併浄化槽等で対応してまいりたい、こう思うわけでございます。
 この計画を、毎年20億円のベースで推進いたしますと、おおむね20年間かかります。早く早くということでございますが、財源との兼ね合いもございますし、起債の償還等も考えなければいけません。したがいまして、これらについては、従来とも20億円ベースというルールがございましたので、そのような規模で進めさせていただきたい、このように思っております。
 なお、起債の償還に対する地方交付税に算入されるのは約50%ございます。しかしながら、大きい財源負担となりますので、先ほど申されたように、それぞれ加入をしてもらって使用料を出してもらう、そのことも大事でございますし、私ども、財政負担を考えながら年次計画を立てて進めさせていただければと、このように思う次第でございます。
 次に、経営状況等につきましては、これも林議員さんに申し上げましたが、私は下水道は、今、固定資産台帳あるいはそれぞれの試算評価を十分しなければできないと思っております。したがいまして、そのことによって、貸借対照等、俗に言うバランスシートをつくること、その準備作業に明年は入りたいと思う。なかなか難しいようでございますが、そのような時代を私は迎えておると思いますので、そのようなことで、経営の実態を職員自らも知ってもらう。大福帳ではございませんので、両方よく見ながら、受益者負担がどうあるべきなのか、あるいは下水道使用料が適正なのかどうか、これらの経営計画を立てるためにも、ぜひこういった貸借対照表が必要ではないか、このように思っております。
 次期総合計画は、財政状況を見ながら、御意見にもございましたように、いち早い全域内の計画を盛り込みたいと思いますが、今申しましたように、財源の問題、その他ございますので、十分検討を加えて要望に応えてまいりたい、こう思っておる次第でございます。
 以上申し上げまして、総合病院の運営、その他につきましては病院長あるいは事務局長、合併浄化槽等の問題につきましては水道部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 水道部長 老 壽一君。
  〔水道部長 老 壽一君 登壇〕

◯水道部長(老君) 中西議員さんの水道事業についての御質問の中で、個別合併浄化槽を既に設置した家庭の補助金対応についてということにつきましてお答えいたしたいと思います。
 合併浄化槽設置費補助金交付要綱につきましては、かねて議会でも御議論いただいたところでございますが、平成12年4月1日から施行することにいたしております。
 それから、補助対象区域につきましては、今後10年以内に下水道整備が見込めない小矢部川幹線区域を予定しておりますが、国、県の補助金を受けて実施する事業でもございますので、その補助金交付要綱等を照らし合わせますと、既に、独自に個別合併浄化槽を設置されている方にさかのぼって補助金を交付することは困難であると考えております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 病院長 北野喜行君。
  〔病院長 北野喜行君 登壇〕

◯病院長(北野君) 中西議員の御質問に答弁申し上げます。
 まず、病院の本年度の経営状況についてお答えいたします。
 上半期の患者動向は、延べ入院患者数が7万8,873人、1日当たり431人となっており、前年同期と比較いたしますと、延べ患者数で450人、1日当たりで2.5人の増となっております。
 また、延べ外来患者数は18万2,392人、1日当たり1,471人、前年同期と比較しますと、延べ患者数で4,657人、1日当たりで49人の増となっております。
 一方、診療収益につきましては、前年同期と比較いたしますと、入院収益が約8,000万円、外来収益が約6,500万円、医業収益で1億4,500万円の増収となっております。
 また、1人当たりの診療費につきましても、前年同期と比較いたしますと、入院が815円、外来が121円とそれぞれアップしております。
 県内病院の動向につきましては、十分な把握はいたしておりませんが、新築されました病院においては、患者数あるいは医業収益においても増えているところがあると聞いております。
 また、将来の地域医療事情につきましては、今後の方向として、各医療機関の役割分担が明確となり、急性期、慢性期の区分に対応した医療供給体制に整備されると聞いており、したがいまして、地域医療におきましても、そうした区分に応じた地域医療体制になるものと分析いたしております。
 次に、医療費抑制の克服対策について申し上げます。
 診療保険点数の改正は、おおむね2年ごとに改正がなされてきたところでありますが、ここ近年は、保健医療機関にとって厳しい改正となっております。
 来年の4月には、新しく導入される介護保険との関係や、今申し上げました疾病の急性期、慢性期による診療点数の分類案、診療内容の出来高方式と包括化による点数設定などを踏まえたものが検討されている最中であります。また、薬価基準につきましても、さらに引き下げられることが検討されております。
 このようなことから、医療費を算定するための環境はより厳しくなることが予想され、病院といたしましても、診療報酬点数に盛り込まれている診療報酬の内容を十分に熟知するとともに、患者様に安心して受診していただける医療技術の提供と健全経営の維持のために鋭意努力したいと思っております。
 また、今後の病院づくりにつきましては、「医療はサービスである」という観点に立ち、患者様の立場に立った診療を行うとともに、効率的事業運営につきましても、必要な医療器具の精査や徹底したコスト意識を持って当たりたいと考えております。
 次に、病院規模増大と地域の近隣病院との関連について申し上げます。
 近隣病院の建設計画につきましては、新しく広域連合による南砺中央病院は、病床数190床で、平成14年完成予定と聞いております。また、北陸中央病院が、病床数19床増の205床で、平成13年完成予定と聞いております。なお、公立井波総合病院の計画は今のところないと聞いております。
 建設計画が予定されています南砺中央病院、北陸中央病院につきましては、機能的に当院とすみ分けができるものと考えております。今後とも、近隣病院とは連携をとりながら、医療支援、情報交換を行ってまいりたいと考えております。
 地域中核病院の使命感につきましては、増改築事業に合わせまして、患者重症度に応じたCCU、ICU等の高度医療の充実、災害拠点病院としての整備、地域救命センターの設置など、中核病院としての医療の確保、病病連携、病診連携、医療技術者の資質向上のための研修など、地域支援病院の機能整備に努めるものでございます。
 その上で、当病院の理念であります、地域に開かれ、地域住民に親しまれ、信頼される病院として、医療の質の向上を図ることを考えております。
 駐車場対策につきましては、病院事務局長が答弁申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 津田俊祐君。
  〔病院事務局長 津田俊祐君 登壇〕

◯病院事務局長(津田君) 中西議員さんの質問のうちの駐車場対策についてお答えを申し上げます。
  総合病院の駐車場対策でございますが、本年度から増改築工事が始まったことに伴いまして、病院西側の駐車場スペースがなくなるということでございます。
 既設の病院東側駐車場に隣接した用地、約5,700平米をこの際確保したわけでございますが、これによりまして、今月、つまり12月の初めには、駐車スペース約220台の造成を終えて、患者様の駐車場不足の解消を図ったところでございます。
 現在地での病院増改築事業ということで御決定をいただいた時点から話を進め、地権者の御理解によりまして、病院の東側に確保したということでございます。
 御質問の病院の西側での駐車場確保でありますが、若干は可能かと思うわけでありますが、基本的には、スペース的に難しいと考えるところでございます。
 なお、道路横断対策でございますが、横断歩道や誘導者の配置により対処するところでありますが、正面玄関前の駐車スペースにつきましては、障害者の方々の専用エリアということで指定をするところでございます。
 また、駐車場から病院までの通路につきましては、平成16年の増改築工事が終了した後に、財政状況をも含めて検討してまいりたいと、このように考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時41分 休憩

 午後 1時02分 再開

◯議長(山岸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 10番 堀田信一君。
  〔10番 堀田信一君 登壇〕

◯10番(堀田君) 通告に基づきまして、私のほうから5項目にわたりまして、安念市長並びに飯田教育長に質問と要望をさせていただきたいと思います。
 まず初めに、21世紀に向けて、新総合計画の取り組み経過と人材づくりということでございます。
 今日は、林自民会幹事長からも、新計画に向けての件につきまして質問がございましたが、市長から丁寧な答弁もいただきました。
 私自身、これまでの取り組み方の内容につきまして、大変高く評価をしている一人でございます。この計画づくりというものを市民総参加で取り組むことが大変大事な時代ではないかなと、このように私は認識しているわけでございます。
 なお、今回のまちづくり研究会等も含めまして、4つの分科会で真剣に議論がされております。民間の若手の方々と、そしてまた市職員の若手の方々がしっかりと議論されているということを中間報告で見せていただいております。その中身については、私自身も、なるほどな、こういうことも大変大事な観点だなと思うことがたくさんございました。
 私ども民間も含めてでございますが、最後の仕上がりも大事なことではございますが、やはり途中のプロセスというのも非常に大事である、このように言われております。でき上がると申しますか、まとまることにつきまして、大変楽しみにいたしているところでございます。
 私の意見といたしましては、先ほど市長も、農業問題につきまして、子供たちの教育の一部に充てていきたいという発言がございました。ぜひ私は、こういうようなまちづくりについて、小学校や中学校等でも、でき上がったものを題材に、いつの時点からでもまちづくりについて関心を持ってもらうようなことに充てていただきたい、このように思うわけでございます。
 続きまして、市民参加から参画型へということでございます。
 これは、安念市長が常にこのような考え方を持って取り組んでおられるところでございますが、私自身ももっともだと、このように思っておるところでございます。
 これからの地方分権時代、特に13年からは、1府12省庁に中央省庁も再編していくわけでございますが、やはりまちづくりを自ら考えていこうということを、市民の皆さん方全体で考えていただかなければならないのではないか、このように思っておるところでございます。
 なお、市長の答弁にもございましたように、有識者アンケート、市長への手紙等、いろいろな事柄をされてきたわけでございますが、その中身の件数等はどのような状況になっているのか、このあたりもお聞かせをいただきたい、このように思うわけでございます。
 また、今回の新総合計画につきましても、市内の小学生、中学生や高校生、また来年の1月10日には成人式も行われるわけでございますが、そういう若い人たちが、自分たちのふるさとをどのようにつくっていけばいいのか、どんなまちづくりにしていけばいいのか、そういう皆さん方の夢でも結構でございますから、全市民を挙げてこのことに取り組むということもぜひ考えていただきたい、このように思っているところでございます。
 なお、広報等でも御案内をされたわけでありますが、まだまだ件数はどうかなと。いろんな市民の方々にも聞いているんですが、「そういうのあったかいな」というような声もあるんですが、ぜひこれからは広報を見ていただきたいということを呼びかけておりますが、広報の紙面の中で、市民の皆さん方の考えや意見を聞いてFAXで回答できる、そういうようなこともお考えをいただきたいなと、このように要望いたしておきます。
 次に、地方分権時代は市職員のプロ集団化をしていかなければならないのではないかという問題でございます。
 この問題につきましては、先ほど林幹事長も質問をされたわけでございますが、私はこの問題は非常に大事ではないかなと思っております。安念市長の、今後は職場関係も含めて配置も考えて検討していきたいというようなお考えも聞かせていただきまして、私自身も評価をしているところでございますが、今までのやり方は、どうしても戦後の地方自治は官主導と申しますか、そういうような上位下達的な世界もあったわけでございますが、9月議会で市長は、これからは対等の考え方でいかなければならないということを強調されていたわけでございますが、私ももっともだと思っております。
 しかし、そのためには、やはり市職員を、それだけの企画力、独創力というものを兼ね備えたプロ集団化にしていかなければならないのではないかなと、このように私は思っておるところでございます。
 総合病院も含めますと、約1,000名の市の職員がいるわけでありますが、民間等では、当然、独自の研究機関やいろんなところへ派遣をしたりいろいろしているわけでございます。今までの砺波市は、自治大や県のいろんな研修機関で研鑽を積み重ねたわけでございますが、これからは地方独特のものをつくっていくには、独自の研修機関づくりをしていかなければならないのではないかなと、このように私は強く要望するわけであります。
 丸岡町の職員が、一筆啓上賞「日本一短い手紙」を企画実施いたしました。これによりまして印税が約2億円入りました。これについては、郵政省や住友グループも応援をしたわけでございます。日本全国から36万通のものが丸岡町に来たわけであります。これを提案した町の職員も、常日ごろから、民間や公官庁などいろんな方々とのネットワークづくりがあったのではないかなと、このように思うわけでございます。
 私自身、市の職員の方々は大変すばらしい能力を持っておると思いますので、遺憾なく発揮できる。考え方を変えて、さらに奥深くいろんな方々の考えを聞き、自分たちのまちづくりに反映できるというような考え方にぜひシフト替えしていただきたいなと、このように思っているわけでございます。
 また、市の職員の方々の自己評価、そしてまた女子の方々も評価していく。そういうような両面の導入制等も検討していただきまして、人づくりをどのようにしていけばいいか、これからの新しい第7次計画にぜひ盛り込んでいただきたい。そういう意味から、私は人材というものを財産にしていかなければならない、砺波市の大事な財産にしていくという意味で、「人財」の「財」を「財産」とさせていただいたのでございます。
 次に、教育問題について飯田教育長にお伺いをいたします。
 今回、「14歳の挑戦」事業をなさいました。これは県の事業かもしれませんが、120事業所、421名の中学生が参画をいたしました。大変いい事業だと私は期待をしていたところでございまして、それなりの評価もあったのではないかなと思いますが、教育長としてはどのように評価をされたのか、それからまた、どのような課題が残ったのか、この点につきましてぜひお聞かせいただきたい、このように思っております。
 また、県はこの後も続けていきたいということも発表されておりますが、砺波市としては、砺波市らしさというのをどのように考えていらっしゃるのか。それは3中学に任せていくのか、そういうようなこともぜひお聞かせいただきたい、このように思っております。
 私自身、中学生、高校生時代に、新聞配達等のアルバイトをしてきた経験があるんですが、最近の中高生はアルバイトは禁止されているというようなこともございます。果たしてそのことが本当にいいのかどうか。働くことのすばらしさと申しますか、勤労というのはどういうことか、この辺について、アルバイトに対する考え方も飯田教育長にお伺いできればなと、このように思っております。
 また、もう1点につきましては、今回、指導ボランティアの方に、1日1,500円×5日間分の費用が支払いをされることで参加されたのでございますが、これにつきまして、私の知り合いの事業所の責任者等も、「なんであんながつくがかな」とか「あれはどうすりゃいいがか」と。「それは事業所なのか指導員なのか。指導員は会社の職員であり、うちの会社の事業として受けているんだけど、この辺は出納はどういう考え方なのか」というような疑問の声も私に寄せられております。この辺につきましても、飯田教育長のお考えをお聞かせいただきたい、このように思っております。
 続きまして、スポーツ少年団の実態と取り組みについてお伺いをいたします。
 来年は2000年国体でございます。安念市長から先ほど、スポーツというのは、汗をかいてコミュニケーションをするすばらしいことだというお話がありました。私も全く同感でございます。
 ところが、いろいろと市内の小学校等を見ていますと、スポーツ少年団は社会教育でありという形で、学校教育関係者の後押しと申しますか、この辺に力強さがないのではないかなと、このように感じております。指導者の方々の意見も市内からいろいろ聞きました。学校関係者の方々の意見も聞きました。お父さん、お母さんの考え方も聞きました。いろいろあるかもわかりません。最近の子供たちは、ちょっと体が痛くなると、「お母さん、どうしたらいい?」「そんなに痛いがならやめておきゃいいわ」こういうことを言う父母もいるということを指導員の方から聞いております。しかし私は、やはりスポーツの持つすばらしさと申しますか、オリンピックも含めてですが、自己との戦いに勝った人が栄冠をつかんでおります。先ほど市長からも話しされましたが、小中学生、幼稚園児も含めましても結構です。スポーツのすばらしさを体験するきっかけづくりに、ぜひ来年は国体に参加させるということが大事ではないかなと、このように思っております。
 次に、学校田とか学校の畑等についてお伺いいたします。
 確かに、私自身、市内の小中学校、幼稚園等の現状の資料をいただきました。各校によって特色があったり、いろいろございます。北部小学校では、収穫感謝集会で、親子でおにぎりをつくって一緒に食べるとか、校下のひとり暮らしの老人宅へもお配りしているという大変すばらしい事業もなさっていらっしゃいます。私は、勤労というものは非常に大事なことではないかなと思うわけでございます。これにつきまして、砺波市としてどういう方針で臨むのか。教育委員会としてしっかりと基本方針を立てていただきたく要望するものでございます。
 今現在、日本の農業もいろいろな難しい問題があり、生産調整、休耕田等もあるわけでありますが、上手に活用できないものか、この辺についても御意見をいただきたいと思っております。
 教育問題といたしまして、最後でございますが、出町小学校の建設関係についてお伺いをいたします。
 初めてプロポーザル方式によって今回の計画がなされてきたと思っているところでございますが、基本設計もできました。この点の大きなねらいは何だったのか。また、実施計画も今年度中に行われることになっておりますが、力点を置かれている点、特色についてお聞かせをいただきたい。
 特に、科学の心、数学の心と申しますか、そういうものが最近の子供たちは気薄になっているという報道もされております。科学の心等を芽生えさせるようなところもあるのかどうかお話をいただきたい、このように思います。
 次に、都市化が進む中での総合的用排水対策についてお伺いをいたしたいと思います。
 この件につきましては、当砺波市議会も真剣に取り組んでいるところでございます。9月議会でも、私そしてまた村中議員もこの点について質問をしたところでございます。答弁内容等もいろいろといただきました。
 特にこの問題につきまして、問題点と申しますか、すぐやる対策と申しますか、この辺につきましては、いろいろなやり方もあると思います。水流の調整、切り回しや、水田の洪水調整機能の活用、特にこれにつきましては、富山県高岡農地林務事務所の米沢班長が某新聞社へのコラムでも書いてございます。水田の一昼夜の湛水で洪水ピークを抑えるということも強く訴えるべきだということをおっしゃっておりました。私もまさにそのとおりだと思っております。
 特に、この問題につきましては、大雨注意報は3分の1だということでございますが、3分の1では溢水するすれすれでございます。ぜひこれを5分の1にすべきではないかなと。これについての協議はどのようになっているのかもお聞かせいただきたい、このように思っております。
 また、今後、農業用水再編対策事業の計画が検討されておりますが、どのような関係機関に要望していらっしゃるのか、この辺についての見通し関係はどうなっているのか、この辺もお聞かせいただきたいと思います。
 また、安念市長が、田園博物館構想等につきまして、水の問題を非常に重要視されて発言をされております。私自身も大変関心を持っておるところでございますが、この水機能についてどのような考え方か。
 特に、散居村を生かした生活文化とともに、保全整備をして活性化を目指す用水路の改修、水辺空間の整備、私は大変重要だと思っているわけでございますが、安念市長さんのお考えもぜひ聞かせていただきたい。
 そしてまた、いろんな意味で、私は今が千載一遇のチャンスではないか、時期が来ているのではないかなと、このように思うわけでございますが、安念市長のお考えもお聞かせいただきたいと思います。
 次に、チューリップフェアの問題についてお尋ねをいたします。
 チューリップフェアの検討関係がされました。これについてどのような背景で、どういう趣旨でなさっているのか。また委員の構成等はどうか。また中間報告の内容等についてもお聞かせをいただきたいと思います。
 また、私は、大きな花イベントを打っていかなければならないのではないかなと思っております。その中では、世界花博「フロリアード」のようなイベント等の開催もぜひ考えていただきたい。
 そしてまた、その施設を利用して、国立の花卉総合大学の設置誘致も考えてみてはどうか。安念市長はチューリップ農家の減少を強く訴えておられます。こういう後継者の問題も解消できたり、これからは、砺波を従来の稲作農業から花産業都市に転換できるのではないかなと、このようにも思うわけでございますが、この点についてもお話をいただきたいと思います。
 また、第49回の来年度についてはどのようにPR対策を考えていらっしゃるのか、この辺につきましてもお話をいただきたいと思います。
 私も提案をいたしましたが、市民の皆さんがまず参加されていないということで、市民の皆さんに来ていただきたいということで、市広報紙に無料入場券がくっついておりますが、これを来年は、ぜひ全国の知人、友人に来ていただくようにはがきにして送る、こういうような考え方も私は大事ではないかなと思いますが、これについてもぜひ検討を重ねていただきたいなと、このように思います。
 また、商工青年部等が一生懸命頑張っておりますタピ・ドゥ・フルーの第3回目はどのように考えていらっしゃるのか、この辺につきましてもお話をいただきたい、このように思っております。
 最後になりましたが、砺波市の中心市街地では、空き店舗や公共的な活動の場でありました北陸電力砺波営業所やNTT砺波支店の跡地がそのままになっております。こういうようなところをどのように活用されるか。特に私は、高齢者が多く住む市街地では、とかく閉じこもりがちの高齢者の方々が集って、やすらぎづくりを考える福祉対策に利用されるべきではないかなと、このように思っておりますが、安念市長のお考えをお聞かせいただいて、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 堀田議員にお答えをいたします。
 幾つか提案もいただきまして、それなりに尊重してまいりたいと思っております。
 まず、総合計画策定の今日の経過あるいは進め方につきましてでございますけれども、先の林議員の代表質問でお答えいたしましたので、ここでは省略をさせていただきたいと思いますが、堀田議員から評価をいただきまして、それなりに進めさせていただきたいと思います。
 この際、次期総合計画における具体的な課題につきましては、林議員にも触れなかったんですけれども、少し視点を変えて若干申し上げておきたいと思います。
 堀田議員もおっしゃっておりましたが、市民が主役で、安全で安心して住めるまちづくりを基本に考えたい、このように思っております。
 今日的な課題につきましては、提案理由の説明でも申し上げましたが、少子・高齢化対策、環境問題、教育長にもお尋ねがございました教育問題、さらに地域社会は情報化、広域化に向かっておるわけでございます。これらの課題について、これからも御意見など拝聴し、職員とも議論しながら課題に乗せてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、まちづくりについての評価をいただきました。このことについて公表しなさいということでございます。むろん、私は市民参加型から参画型にいたしておりますので、まちづくり研究会の皆さんも、自ら議論をし、そして自らつくろうという認識の上に立ってやっていただいておりますので、この報告等につきましては、情報公開の制度もございますし、また大いに傍聴もしていただいて、今後公表させていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、アンケートなどについての内容を説明しろということでございます。
 住民意識調査など各種アンケートを実施したことは御承知のとおりでございます。住民の意識調査につきましては825人の方から、有識者アンケートにつきましては211人の方から、転入者のアンケートにつきましては79人の方からそれぞれ回答をいただいております。深くお礼を申し上げたいと思います。
 市長への手紙につきましても、広報紙を通じまして、全体的には98件御意見をいただきました。具体的な総合計画に対する提案は13名の方から詳細にいただいておりまして、これも感謝をいたしております。これらを今分析をしておりますが、いずれこれも広報等に載せたいと思っております。
 なおまた、これらの中には、中学生、高校生の忌憚のない御意見があったことも申し添えておきます。
 その他、各地域に自主的に開催されております各種懇談会の中でいろいろ提案があるようでございます。これらにつきましても、内容を分析して参考にしてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、地方分権時代は市の職員はプロだと。しっかり養成しなさいという提言でございます。十分承っておきたいと思います。
 厳しい行財政の中で、先ほど言いましたように、多くの課題がございます。そして、この課題に対する多くのニーズもあるわけでございます。限られた人員でそれをこなすわけでございますが、要は、一人一人の資質の向上が基本であろうと、こう思っておる次第でございます。
 お話にもございましたが、いわゆる専門性、政策能力を持つこと、問題解決に対する意欲、そして管理者能力を育成することが大切ではないかと、このように私も思っておる次第でございます。
 なお、本年の6月から出前講座を実施いたしまして、職員が講師になって出向いておりますので、その際には、自己研鑽にもなりますし、資質の向上にもなりますし、いろいろ御質問がございますと、それなりに自らのアイデアも申し上げて、そのことが随分プロの養成にもなるのではないかと、こんなことを思って推奨しておりますし、これからもどんどん出ていくようにと、このように思っておる次第でございます。
 なおまた、市町村で組織いたします地方公会計研究会、事業評価制度研究会、先ほども中西議員さんにちょっと申し上げたんですが、いわゆるバランスシートなどのことについては、自治省も今研究会を持ちます。ただし、一般会計についてはまだ指標が明確ではございませんので、特別会計等につきましては、この点では堀田議員さんも御理解いただけると思いますが、どんどん進めさせていただきたい、このように思っております。
 これらにつきましては、条例を設置してあるいは規則を設置してという意味ではございませんので、あくまでも研究の段階でつくらせて、そのことにおいて、自らも勉強するし、市民に対しても公表するという体制をいましばらくとりたいと、こう思っておる次第でございます。
 いずれ近いうちには、水道あるいは下水道あたりの合併の話もそのことで出るかもしれません。そのことも一つの合理化ではないか。その場合には、自ら会計制度を研鑽をする、勉強をする、そして勉強に行ってもらう、そういう姿勢もとりたい、このように思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、自己評価などしたらどうかということでございます。
 もちろん、今の人事異動等につきましては、管理職からの提案、本人が職務の意識をどのように把握をして、どのような体制で今仕事をしているか。それらにつきまして、管理職から内申をいただきながら人事異動をいたしておるわけでございます。
 堀田議員さんは、これらの自己評価そのものを有効に活用したらということでございます。そのことも参考にして今後進めさせていただきたい、このように思うわけでございます。
 いずれにしましても、今は、経済よりも、文化を含めて魅力のあるところに住みたいというのが国内のアンケート等で出ておるようでございます。今、情報化社会になりまして、これからパソコンが連立するような事務所になると思います。何事も画一化するのではないかというおそれがあります。したがいまして、私は、ここで魅力を出すことや特徴を出す、そういう資質になっていただきたい。そしてもう1つは、この情報化に対しては、広がりのあるスケールメリットを持ってもらう。そういう職員になるように今後とも指導をしてまいりたい、このことを理解をしていただきたいと思うわけであります。
 次に、集中豪雨問題について申し上げます。
 このことにつきましては、議員も御承知のように、先の議会でも申し上げております。すぐ解決できる状況でないことをまず御理解願いたいと思いますが、その後の経過と方向について少し申し上げたいと思います。
 集中豪雨につきましては、被害が特に大きいのは、若林口用水沿いの出町市街地の下流と農業用水と一級河川の接続点に浸水があるわけでございます。そのために、雨水排水対策として、緊急連絡網をとりながら、上流部の用水止めをお願いをしておるわけでございます。そのことによって、出町市街地における雨水が入らない体制をとるとともに、国、県、関係土地改良区と協議をさせていただいております。
 なおまた、一級河川岸渡川、山王川等の改修も今働きかけておるところでございます。先般は、柴田議員さんともども、実はこのことについて要請にまいったところであります。
 庄川左岸農業用水幹線の取水の今おっしゃいました水止め等については、3分の1ではだめだぞという話でございますが、下流の土地改良区との調整もございます。用水の下流域の受益者の了解が必要なこともございまして、そのことについてはまだ解決はしておりませんけれども、緊急時にはぜひ減水要望をしてまいりたいと、このように思っております。
 そして、都市下水路対策といたしましては、新しく下水道マップを見直したところでございますが、これに関連いたしまして、全体計画の見直しを都市計画決定の中に織り込むことが今後大切ではないかと思っております。
 そして、長期的になると思いますが、この用途地域内の雨量の計算、上流からの計算、それらも十分含めまして計画に織り込むようにしたい。少し時間がかかりますけれども、そのように思っておる次第でございます。
 今後、事業計画されております区画整理事業やあるいは開発行為等がございます。これらにつきましては、それぞれ今後とも雨水調整機能を持っていただくようにお願いする必要があろうかと、このように今思っております。
 それから、質問にございました農業用排水の改修計画については、平成12年度から庄西地区灌漑排水事業の名目で実施検討されており、13年度から随時進められると聞いております。
 そこで、農業用水に雨水排水量を上乗せせよということでございます。その提案につきましては、実は大変大きい問題でございまして、とりあえず、水系や水量を調査しながら、都市計画排水等も含めて少し研究課題にさせていただきたい、こう思っております。
 また、下流域の一級河川の改修がどうしてもこの場合に不可欠です。いわゆる用水路を大きくすることによりまして、一級河川との接点で、さらにまた溢水、浸水するということが出てまいりますので、この下流域の改良がどうしても早期に求められる、このように思っております。そのこともございまして、なかなか難しい問題でございますが、努力をしてまいりたいと、こう思っております。
 そこで、先般、高岡、富山にも実は浸水があったわけです。そのことで、県も、関係用水土地改良区あるいは浸水した土地改良区等の皆さんと話し合う機会を持たせていただきました。そして、関係機関で協議会を設置をいたしました。雨水排水につきましては、緊急浸水対策、俗にアクションプログラムという名前で計画策定をしようじゃないか、このような話し合いもしておりますので、これらをベースにして、先に申し上げました諸計画もできるのではないか、そのように思っておるわけです。
 したがいまして、冒頭に申しましたように、すぐ解決する状況ではございませんけれども、それなりの努力をお互いにしてまいりたい、このように思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。
 なお、これにつきまして、田園空間整備についてチャンスではないかということであります。私もそのように思っておる次第でございます。
 私は、抑揚ある水路づくり、その計画が重要であるということを認識しておりましたので、先般の田園空間整備計画の中で、特に発言を求めて、このことを要請してまいった次第でございます。
 ただし、抑揚ある排水ということになりますと、農家負担の増大というものが、今の現況の制度では出てまいるわけでございます。その負担割合等について、農家負担というのは今後大変厳しいと思います。したがいまして、このことについての負担割合も少し考えていかなければいけない。田園空間整備構想の中にそのような位置づけをしてもらって、国からも県からも、もちろん必要によっては市からもお出しをして、すばらしい水辺空間ができるような提言をまとめていただければ私はうれしいと、このように思っておる次第でございます。
 いずれにしましても、堀田議員さんの御意見は同感でございますので、努力をしてまいりたいということをお約束申し上げておきたいと思います。
 次に、チューリップフェア等について申し上げます。
 チューリップフェアの開催につきましては、いよいよ49回、50回を迎えることになりました。皆さんにいろいろ喜んでもらえると思っておりますが、しかし、若干のひずみが出てまいったわけでございます。そのことにつきまして、どのような運営そして管理をしていくか。県内の多くのジャンルの方、13名からなる検討委員会を設置させていただきました。そこで、運営組織の見直しや今行っておる催事などについて研究をしていただいているところでございます。そして、中間報告でございますけれども、チューリップフェアの基本理念を「花を愛する文化の推進」「地場産業の振興」「地域の活性化」、このことに重点を置いて、そして民間活力の導入、責任体制の明確化、そのような観点から、今の体制でなくて法人組織にしたらどうかという提案がございます。
 この催事の内容あるいは今後の運営等を考えますと、この提案も一理あると私は理解をいたしておるわけでございます。そして、市街地の活性化を考えるときに、市街地における催事もこの際充実すべきでないかという強い意見もございます。その際には、第2会場として、シャトルバス、あるいは出町そのものが今街路事業等でやっておられますけれども、あそこが整備されると、いわゆる回遊性もできるのではないか。その意味で、深江やあるいは今杉木で計画されております土地区画整理事業なども含めて、今後、広範に砺波市内を見てもらえる、そのことが地域の発展にもつながるように思いますので、そんなことなども今想定をいたしております。そんなことで、今後ともいい知恵を貸していただければありがたいと思います。
 平成13年には、50回のチューリップフェアを設けるわけでございまして、その段階でのお話だと思いますが、大きい花博等を持ってきたらどうかという御意見もございますが、世界花博というのは、それぞれ主要都市で開催されておりまして、例えば1990年には大阪にありました花万博、あるいは中国の昆明で行われている世界園芸博覧会、いずれも主要都市でございまして、人口4万都市では受け入れれるのかどうか、いささか心配でございます。
 また、花卉大学を農林省へ行って取ってこいということでございますが、大変夢のあるいい提案でございますので、今後、皆さん方と協議をしながら、その意義も考えて検討してまいりたい、研究課題にいたしたい、このように思っておる次第でございます。
 それから、チューリップフェアのPRが行き届いていないのではないかというようなお話でございました。上越新幹線もできました。東海北陸自動車道もこれからできるわけでございますが、このことを考えまして、今、長野県とか岐阜県にもターゲットを絞ってキャンペーンをさせておるところでございます。これから、エージェントへも働きかけまして、広域観光ということで進めさせていただきたいと思います。
 先般も、近畿富山県人会に行きましたら、すばらしいチューリップフェアであったと。もう一度見たいという方と、花のなかったときに来た方は、「ありゃなんじゃい」という話もございました。その経験を生かしまして、今、入れ換え作業等のために準備をいたしておりますので、そのような批判がないようにこれからも努力をしてまいりたいと思っております。
 PR等につきましては、市広報で刷り込みを実施しておりますが、これからは市街地のコンビニなどでも売っていただけないか考えてみたいと思います。そして、多くの皆さんが参画をしていただいて、砺波市を理解をしていただく、そういう機会になれば幸いだと、こう思っておるわけでございます。
 タピ・ドゥ・フルーにつきましては、そのような構想もございますので、そのような構想に乗っかれば、もう少し充実したもの、そしてもう1つ、何かイベントを考えなければ、あれ一つだけではなかなか喜んでいただけないのではないか。したがいまして、町の皆さんにも自ら協力してもらうような体制をお願いしたいなと、このように思うわけでございます。
 特に、49回につきましては、先ほどの提案理由の説明の中でも申し上げましたように、日蘭交流400年祭です。このことを含めまして、地場産業、ふるさと物産展等々考えていきたい、このように思っております。いずれにしましても、多くのボランティアに御協力いただくことになりますので、これからも御協力を賜りたいと思っております。
 堀田議員さんは、観光などについての専門家でございますので、ぜひいい知恵をお出しいただければありがたい。よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 次に、中心市街地の店舗利用等の提案がございました。
 実は、市長への手紙で幾つか提案がございました。それなりに今検討を進めさせているところでございます。
 中心市街地の活性化計画も今計画をしておるところですが、その中にも、その提案を織り込む状況にあるわけですが、問題は、空き家や空き事務所を十分活用させていただけるのかどうか。おっしゃるように、高齢者の皆さんが、町の中を散歩して一服するあるいはお茶を飲むという場があることによって、いわゆる寝たきりにならないのではないか、介護保険にかからないのではないか、ぜひそういう意味での拠点づくりがあれば、このように実は思っておるわけでございます。
 現在、このことについていろいろ検討いたしておりますし、より確実な方法が見つかるならば、国も中心市街地活性化の中の1メニューとしてあるようでございます。これらを活用して、国庫補助財源などいただくとするならば、ぜひ御提案のこの件については進めさせていただきたい、このように思うわけでございます。
 以上、私からの答弁といたします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 堀田議員さんからの、教育問題についての4点についてお答えいたします。
 まず、第1点の「14歳の挑戦」の評価と課題ということでございます。
 これは、生徒にとっても、学校や教師、家庭、事業所や地域にとっても初めてのことでありましたが、120以上の事業所や関係団体の皆さんの御協力により、初年度としては成功をおさめることができたと考えております。
 商工会議所、工場協会、商店街連盟、福祉団体や青年会議所など、多くの方に受け入れ先の確保や運営に当たってのアドバイスをいただき、地域の生徒は地域ぐるみで育てるという力強い教育支援体制がございました。
 また、県内3分の1の中学校での実施でありましたが、当市では、3つの中学校が同時に共同実施し、3中学校生徒の混成班をつくったことにより、体験できる事業所、施設の種類や数が単独校で実施する場合よりも増え、生徒の希望に応えやすくなり、また、他校の生徒と一緒に活動することにより、適度の緊張や他校生との交流も生まれました。
 次に、ボランティア活動や芸術文化活動も活動内容として例示されましたが、当市では、困難に打ち勝つ力と規範意識をはぐくむことを主眼に、勤労体験ということに絞りました。生徒には、楽しい体験だけではなく、自分自身を鍛える体験として何がふさわしいかを考えて希望を選ばせました。
 従来、1日ないし2日間の職場体験事業は実施しておりましたが、5日間やり抜くことで、おもしろかった、楽しかった、またはひどかっただけではない貴重な体験になったことが、それぞれの子供の感想文にあらわれております。
 また、これまで学校に登校できなかった不登校ぎみの子供が、このような事業があるんだよと言ったところ登校するようになり、この体験をやり抜いた後は、不登校の傾向がおさまってきて、11時ごろからではありますが、学校に登校し、給食をいただいて午後からの授業を受けるというふうな生徒も出てまいりました。
 協力いただいた事業所に心から感謝の意を表しますとともに、市民に紹介するため、全事業所での生徒の活動ぶりを写真に撮って、砺波駅のコミュニティープラザ及び文化会館ロビーでその実態を展示いたしました。
 事業所でお世話いただいた方へは、わずかではありますが、お礼をさせていただきました。しかし、議員申されましたように、それは個人のためなのか、または自分たち事業所全体のことなのかというふうな疑問や懸念もあったやにお聞きいたします。この後、どのような形で謝意をあらわせばよいかを、事業所の方の意見も聞きながら対処してまいりたいというふうに思っております。
 また、生徒の希望する活動内容が身近にない場合の調整、5日間の活動中の事業所の定休日における活動については、今後の課題ではないかと思っております。
 そしてまた、生徒の感想や事業所の意見をまとめた報告書が完成した後、再び推進委員の皆さんに集まっていただいて、今年度の集約を行い、来年度もこの事業を継続するに当たっての方策を検討したいと思っております。
 富山県9市の都市教育長会のこの事業に対する感想も寄せられておりますが、いろいろ拝見いたしましたところ、砺波市のように、大変順調にしっかりした事業が展開された例はまれのような気がいたします。ひとえに、市民の皆様、関係の皆様のお力添えということで感謝申し上げたいと思います。
 第2点の、スポーツ少年団の実態と今後の取り組みについてでございます。
 現状といたしましては、平成11年度のスポーツ少年団の登録は、11団に903名の児童が参加をしております。その指導者は174名。前年度と比較し、団員は37人の減少、指導者は13人増加しております。
 また、小学校4年生以上の加入率は、男子が67%、女子が52%で、全体では59%となり、過去5年間を見ますと、加入者は児童数の減少に併せ、若干減少傾向にあります。
 また、スポーツ少年団の目的は、健全な心と体を持った青少年の育成であり、スポーツを通じての同級生や先輩などとの仲間のふれあいの中で、人間形成に大きく役立っております。
 本年度は、こうした昭和43年設立以来のさまざまな活動に対して、優良体育スポーツ少年団として、当市のスポーツ少年団は富山県教育功労表彰を受賞いたしました。
 しかしながら、慢性的な指導者不足、結果第一主義、児童数の減少による種目の減少など、さまざまな問題点のあることもまた事実でございます。
 今後の対応といたしましては、平成14年度から実施される学校週5制等により、今後さらに、学校放課後の子供たちの教育が地域や家庭に任されるようになることが多くなってまいります。
 こうした中で、指導者の養成は不可欠であり、今後、財団法人体育協会並びにスポーツ指導者協議会とも連携をとり、さらには地域の協力も得ながら指導者を養成してまいりたいと思っております。
 先生については、学校でスポーツ少年団の指導をしたり、地域に帰り指導している先生もおります。ただ、スポーツ少年団は学校教育の外にありますものですから、今後も一人の指導者として、先生方には指導に実際に当たってもらいたいというふうに考えております。
 スポーツは、体力、技術の増進のほかに、礼儀や困難に立ち向かう人間的強さを生み出すなどすばらしい要素があり、今後は、学校、地域、家庭が連携をとりながら、子供たちが楽しくスポーツを行える環境をさらにつくってまいりたいと思っております。
 教育問題の3番目として、感謝の心を学校田、畑等をつくることによって育ててはどうかという御意見でございます。
 花や野菜を栽培することは、情操教育の一環として、また生活科の学習、理科の観察実験として、どの幼稚園、小学校でも行っております。
 多くの学校では、学校敷地内やプランターで栽培しておりますが、一部の学校では、そのほかに、個人の土地を借りて、土地所有者や地域の方の指導を受けながら、栽培したり作業体験をさせてもらっております。
 個人の土地を借りている場合の賃借料は、無償であったり、作業や収穫祭を保護者と一緒に行って、PTAや保護者でお礼程度を支払っているのがほとんどでございます。
 栽培というよりは、作業としての田畑という点では、庄南小学校で田植えや稲刈りの手伝いに行って作業を体験させてもらっているもの。砺波南部小学校が、370平方メートルの借地の畑に、全校児童でサツマイモを植えつけ、栽培管理から収穫までを行い、校下の独居老人宅にも収穫物を配るもの。また、砺波北部小学校では、先ほど議員さんのお話にもございましたが、林営農組合の協力を得て、12年前から、毎年2年生と5年生が中心になって、1,785平方メートルの水田で稲作を行っているもの。鷹栖小学校でも、約30平方メートルの水田で、3年生と5年生が稲作を行うものなどがございます。
 作業を体験することや、地域の人たち、保護者と一緒に活動することは大変有意義なことであり、収穫や指導をいただいた方々への感謝の心を育て、食べ物を大切にすることにもつながることであり、校下の皆さんの理解と協力により、このような活動にもっと取り組めるよう努めたいと思っております。
 最後に、出町小学校建設への特色ということでございます。
 新しい教育指導要領では、従来のように、児童が教師から一方的に教えられるのではなく、子供たちが自らテーマを持って学ぶことができる場としての学校が求められており、また、環境への配慮や住民参加が重要なことから、まず1番目に、たくましい子供、遊び上手な子供、思いやりのある子供を育てる学校。2番目には、学校週5日制時代を迎えるに当たり、地域に開かれた学校づくりが重要とされる中で、地域住民、学校、子供たちとともに学校づくりを行うということ。3番目に、一部分ではございますが、太陽光発電や調整池を兼ねた雨水利用施設を設け、環境に配慮した学校にするとともに、環境の仕組みを教える児童の教材として利用すること。このようなことを建設の柱にして考えております。
 具体的な特色を申し上げますと、まず第1番目に、多様な教育方法、主体的な学習活動に対して、自由度の高い学習空間を確保するため、普通教室の間仕切りを可動間仕切りとしてオープン化し、自由度の高い空間をつくることができるようにいたします。
 2番目に、低、中、高学年ごとに、普通教室の近くに教師コーナーを設置し、児童とのふれあいを常時できるよう、そのことを大切にしていくコーナーを設けます。
 3番目に、地域に開かれ連携する学校として、設計段階から地域住民の方や学校と十分協議したり、子供たちのアンケート意見も参考にした学校づくりを進めるとともに、ランチルームや特別教室など、開放しやすく充実したものにして、生涯学習の一つとして使ってもらえるような入り口もつくろうと考えております。
 4番目には、先ほども申しました太陽光発電や調整池を兼ねた雨水利用施設、それからビオトープ、つまり自然を取り入れる教育の施設と考えてよろしいわけですが、ビオトープを設け、環境に配慮した学校、自然環境とともに学べる学校ということを考えております。
 5番目に、全教室でのパソコン使用を可能にする校内LAN整備により、学校全体の情報化を実現しよう、このようなことを具体的な特色として考えております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 9番 村中昭二君。
  〔9番 村中昭二君 登壇〕

◯9番(村中君) お許しをいただきましたので、私は通告に基づいて、まず砺波市政一般についてお尋ねいたしますとともに、一部要望をさせていただきます。
 まず、福祉関係でありますが、少子・高齢化の大きな潮流の中で、しかも来春から施行されます介護保険法に合わせて、各地域で盛んに新聞等で報道されています。我が砺波市の介護保険対応の諸施設について、また今後の見通しをお尋ねいたします。
 まず、健康増進センターと健康福祉センターの建設見通しについてでございます。
 また、長寿化すなわち高齢化が進むとともに、痴呆化も発祥率が高くなり、特別養護老人ホームが利用されているのでありますが、砺波市としては、ベッド数が割合として少ないのではないでしょうか。これに対する対応についてお尋ねいたします。
 特別養護老人ホームの運営については、介護保険法の中では大変厳しくなるのではないかということも言われておりますが、この点についてはいかがでありましょうか、お尋ねをするものであります。
 次に、少子化対策についてお尋ねいたします。
 この12月議会に、北部保育所の一部予算が提案されておりますが、油田保育所の改築も行うわけであり、少子化対策に力を入れていただいており、あすを引き継ぐ子供たちが多くなる現状はまことに喜ばしいことであります。市民総数も、今日本日4万769名と表示されており、着実に市民の総数が増えつつあるわけであります。市民に対する年少者の割合が多いことは、高齢化率をある一面では引き下げることでもあります。この流れが長く続くように私たちは期待をいたすものでございますが、安念市長のお考えをお尋ねいたします。
 次に、太田民生部長にお尋ねいたします。北部保育所については、現在、基本設計が行われているとのことでありますが、施設の概要についてお尋ねをいたします。
 まず、幼・保合併型施設ということでありますが、まず監督官庁が違うわけであります。また、幼稚園と保育所の拘束時間にそれぞれ違い等がございますが、利点等についても御説明をお願いいたしたいと思います。また、今後、他の保育所等の運営や対応についてもお尋ねいたします。
 続いて、農業関係についてお尋ねいたします。
 先般、農林省の物価動向が発表されましたが、皆様御存じのように、今回初めて蔬菜の販売総額が米の販売額を破り1位となりました。すなわち米の総販売額は2位となったのであります。
 米単作地帯の砺波市は、田園都市のキャッチフレーズのもとで今日まで来たのでありますが、農業を取り巻く環境は、ガット・ウルグアイ・ラウンド以後、大きく変わってまいりました。
 国では、新しい農業施策が必要とされ、新農業基本法、農政の改革プログラム作成等急がれており、私たちもその施行の成果に期待感を持っているのでありますが、当面、今年度の農家収入について申し述べてみたいと思います。
 特に、今年は天候もよく、作柄も平年作とよかったのでありますが、転作の増大と米の等級が悪く、大きく収入が落ち込んだと言われております。農家は、経営合理化のために、圃場整理事業や土地総事業を進めて大きな投資を行っております。大変厳しい経営であると思います。
 来年度、平成12年度の転作率は、先般、今年と同じであると言われておりますが、中核農家、営農組合、集落営農等への指導や支援策をどのように進められるか。特に、砺波市は、集落営農組合に強く肩入れをしてきたところでありますが、桂産業建設部長に今後の対応をお尋ねいたします。
 続きまして、教育関係につきましてお尋ねをいたします。小学校通学区域の見直しについてお尋ねをするものであります。
 砺波市内小学校の生徒数の増員がますます差を広げてきておりますが、今回、出町小学校が新築されるについて、周辺の北部小学校と東部小学校を除いて、鷹栖小学校、南部小学校、庄南小学校とだんだんと人数を減らしており、これら学校の空き教室を合わせると、学校1校分に比例する空き教室があるわけです。
 将来的に見て、現在の7つの小学校の存続について長期の視野に立って見ますと、トータルでいけば、砺波市はだんだん人口が増えているのでありますが、地域間の人数格差が大きくなってきております。新しい学校建設に当たり、各学校の校区の見直し等が必要ではないかと思います。
 市営住宅の建設等を行い、減少区域に人の導入を図られるか考えるときに来ていると思うのでありますが、安念市長の長期展望をもお尋ねするものであります。
 以上をもちまして、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 村中議員にお答えをいたします。
 まず、少子・高齢化時代における施設についてのお尋ねでございます。
 1点は、健康増進センターをいつやるのかということでございます。
 今、病院の増改築をしておりまして、予定箇所につきましては明確にしておりますけれども、内容等についてはこれから議論をいたしたい。おおよその概略につきましては計画をいたしておりますけれども、細部につきましては、総合計画の中で位置づけをさせていただきたい、このように思っております。
 健康増進センターにつきましては、議会の皆さんとも協議をいたしまして、ぜひ建設すべきという話もございますので、対応してまいりたいと、こう思っておる次第でございます。
 それから、特養なり療養型病床群の話であったかと思いますけれども、介護保険法が始まると、ベッド数が不足するのではないかというようなお話でございました。
 御存じのように、療養型病床群につきましては、4つの病院もできたわけでございますし、今、福野にも建設されております。その点では、砺波広域圏管内といいますか、いわゆる医療保険の範囲内ではあるんではないかと想定をいたしております。
 なお、特養につきましては、先般、議会でも申し上げましたように、ほぼ充足する見込みでございます。ただし、高齢化のスピードというのはものすごく早いわけでございまして、今後、予想以上にこのことの必要性があるとするならば、中核都市である砺波市も新しいゴールドプランに合わせて建設する必要があろうかと、このように思っておる次第でございます。
 なお、これらに関連いたしまして、介護保険にかからないようにという意味で、私は社会福祉センターなどもう1カ所あればと、このように思っております。これも、総合計画の中で計画をつくりまして登載をさせていただきたい。
 おかげさまで、今、苗加苑も喜んでいただいておりますし、先般、バスを回すことによって、多くの皆さんも活用されておると思います。そのような賑わいになれば、かえってありがたい、このように思うわけでございます。次期総合計画の中で十分検討してまいりたい、こう思っておる次第でございます。
 次に、少子化に絡みまして、保育園の建設等であります。
 砺波市児童育成計画を先般立てました。安心して子供を生み育てることのできる子育て支援については、皆さんとともに充実をさせていただきたいと、こう思っております。若い人たちが、安心して子供を生み育てるという環境づくりについては、国内でもいろいろ議論されておりまして、そのことで、先般の9月議会でも、皆さん方に予算をお認めいただいたわけです。そんなことで進めさせていただきたいと思います。
 そして、この北部保育園につきましては、村中議員さんにも、地元調整などいろいろ御足労願ったわけでございます。いよいよ着手することになりますので、今後とも御協力を賜りたいと、このように思うわけであります。
 ただし、子育て支援と言いながらも、ゼロ歳児から「はい、お願いします」という保育が正しいのかどうか。私は限度があると思います。そのことも踏まえて、今後、全体の体制の中でこのことを考えてまいりたい、こう思っておるわけでございます。
 特に、学校問題の中で学生なんかのこともございましたが、いろいろ数字的な問題もございますので、教育長からその点申し上げますので、以上私のお答えといたします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 村中議員の質問にお答えします。
 学校区間の児童数格差の是正ということで、長期的計画と当面の対策ということでございますが、平成11年12月の市内の小学校児童数は2,411名で、7校の平均が344名ということでございます。出町小学校が362名、砺波北部小学校が386名、庄東小学校が339名、これは平均としましても、鷹栖小学校の場合は171名、砺波南部小学校が187名、庄南小学校が240名に対して砺波東部小学校が726名と多くなっております。
 また、社会増減を考慮しないで、現状の住民登録から今後の児童数を推察しますと、平成17年度には市内小学校児童数は2,529名と見込まれます。そのうち出町、砺波南部は微増傾向で、それぞれ381、216名。砺波北部、鷹栖は増加傾向で、それぞれ450、244名。砺波東部が4クラス102名の大幅増ということで828名と見込まれる一方、庄南小学校が56人の減の184名、庄東小学校が4クラス113人の減少で226名になる見込みでございます。
 市全体の児童数としては、余り大きな変化ではありませんが、その中で、庄南、庄東の各小学校の減少と、砺波東部小学校への集中が目立つという状態でございます。
 砺波東部小学校下での住宅開発が進み、増加傾向がさらに長年にわたって継続する場合には、通学距離の問題なども勘案しながら、通学区域の変更や増築も念頭に置かなければなりませんが、当面は集会室やオープンスペースの活用で対応が可能ではないかと考えております。
 なお、庄南小学校や庄東小学校については、通学距離や地域性を度外視してまで統廃合を考えるほどの極端な減少傾向ではないと思われます。
 長期的には、住宅開発の進んだ地域の住民の皆さんの高齢化が始まると、出産の低下、減少の方向に進むことも推察されますので、これらのことをすべて考慮しながら、今後検討していかなければならないと考えております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 村中議員さんの質問にお答えをいたします。
 (仮称)北部保育所の基本設計の概要と、幼稚園と保育所の制度の違いについて2点でございます。
 まず第1点の、北部保育所の基本設計についてでございますが、現在、1月中旬をめどにいたしまして基本設計を進めているところでございますので、その概要について申し上げたいと思います。
 この保育所を低年齢児保育の保育所といたしまして位置づけをいたします。ゼロ歳児12名、1歳児24名、2歳児36名程度の定数70名を想定しております。
 これらの児童の保育に必要な施設設備を整備するとともに、特に、一時保育室及び子育て支援室も整備し、家庭での保育者に対する支援も積極的に進めてまいりたいと考えております。
 また、幼稚園児の給食の共同調理や、幼稚園の将来の学級増に対応できるように、遊戯室の新築なども計画をしてまいりたいと思います。
 今後の幼・保一元化への第一歩として、グラウンドやプール、遊戯室なども共用し、幼稚園及び保育所の園児がお互いに交流を図れるような施設として整備するよう検討をしているものでございます。
 次に、幼稚園、保育所との制度の違い、あるいはまた保育所は保護者が家庭にいないわけでございますし、あるいは監督官庁等もそれぞれ違いがございまして、議員質問のとおり、特に保育時間の相違もございます。こういったことを今後、教育委員会とも十分研究協議を図り、また保護者や職員の理解を得ながら運営してまいりたいと思います。
 今後は、幼稚園で預かり保育の拡充も図るとともに、他の保育所におきましても、市内の就学前児童数の推移も見極めながら、保育のニーズに応えるよう整備充実に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) それでは、村中議員さんの農業関係の御質問にお答えをいたしたいと思います。
 現在、市内には集落営農が21組織、中核農家と法人営農組織が61の形態の方々が活動をなされております。これらの方々による市内に占める経営の面積は約35%となっております。
 議員御指摘のとおり、近年の自主流通米の価格の下落あるいは等級落ち、それから農業機械や施設の維持などコストが高くつくこと等から、米の単作中心の当市農業を取り巻く環境は非常に厳しいものとなっております。
 したがいまして、各種支援事業の相談など、一層のコスト低減と農産物の高品質化を図っていくことが重要であると考えるものであります。
 そこで、中核農家、営農組織などの担い手のおられない地域におかれましては、1集落1農場による集落営農の展開、また中核農家、営農組合が活動されているところにつきましては、さらに集積を図りながら、営農組合等に対して、転作管理機械の導入あるいは先導的利用集積事業などの制度を用いまして助成を行っているところであります。
 さらに、既存の集落営農においては、共同利用から共同作業、共業経営と法人化への展開の指導、育成、法人営農組合においては、さらなる農地の集積による規模拡大、複合経営の推進。例えば育苗ハウスを利用した白ネギの栽培、サトイモあるいは球根類等々を取り入れること、あるいはまた消費地で評価を受ける優良米の生産、米消費拡大の普及啓蒙、カントリーエレベーター等の基幹施設の利用促進等を重点的に図っていくよう関係機関、団体とも連携をとりながら支援を講じてまいりたいと存じます。
 なお、これら支援対策としての各種の補助制度の改善あるいは融資制度の緩和等々につきまして、関係機関はもとより、県へも強く要請してまいりたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 村中議員に答弁漏れがございましたので、再度お答えを申し上げます。
 教育長から、児童数の推移と今後の見通しにつきまして申し上げました。そこで、校区の見直し等につきましては教育委員会で考えることでございますが、市長はこれをカバーするために、市営住宅等の建設をしてはどうかという提案でございます。
 御意見でございますけれども、住宅等については、私は民活の時代ではないかと思います。したがいまして、民間で計画がございましたら促進するといいますか、援助をしてまいりたい。もちろん、開発行為等については協力をしていただきたい、このように思うわけでございます。
 なおまた、市営住宅の基本に見合った形の需要があるのかどうか、このことを考えていきたいと思います。一般的に、今のような形の市営住宅では嫌だという若い人もおるようでございますが、その需要があるのかどうか、それらを検討しなければならないと思っております。
 できれば、そのような形で住宅が張りついて、同じような規模で学校が存立することが私は望ましいと思うわけでございます。子供たちが少なくなると、やっぱり切磋琢磨する機会も少なくなりましょうし、競争という概念も薄くなるのではないか。その意味では、ある程度の規模の学校が私はいい運営ができるのではないか。専門的には教育委員会が考えることですが、行政的にもそんなことを思うわけでございまして、できれば民間の住宅促進を期待を申し上げておるわけでございます。
 以上、答弁にかえる次第でございます。

◯議長(山岸君) 3番 江守俊光君。
  〔3番 江守俊光君 登壇〕

◯3番(江守君) お許しを得ましたので、私は通告に基づき、市政一般の中から4項目、要望、提案、質問をさせていただきます。よろしくお願いします。
 平成10年度第3次補正予算で、農林水産省の補助事業として、伝統的な風景を田園空間博物館と位置づけ、棚田、あぜ道、屋敷林の復元、コア施設の設置などを基本的な考えとして富山県へ提示されました。それを受けて富山県では、となみ野10市町村を散居村田園空間整備事業の対象地域として、基本計画が11月23日に明らかになったところであると聞いています。この農水省の補助事業は、砺波市としても、文化的遺産を後世に残すということは大変喜ばしい限りです。これは私一人だけではないでしょう。
 今夏に県が実施した散居景観及び屋敷林の保全に関する意識調査でも、回答者の6割以上が景観を後世に残す必要があると答えています。しかし、一方では、自分たちだけでは維持管理できないので、行政側に支援を求めたいという声も多いと報告されております。
 そこで第1点ですが、11月26日に開かれた第3回散居村田園空間計画策定委員会に提示して意見を求めるとありますが、どのような内容であったか。また、当市としては、景観の保護を目的とした予算付けをするかどうかについてお尋ねいたします。
 第2点として、高齢化、核家族化が進む中で、屋敷林の維持管理は大変困難なのが現状であり、今後、屋敷林を後世に残せないのではないでしょうか。維持管理のため、補助金、ボランティアなどの派遣についてお考えがあるかどうかをお尋ねいたします。
 第3点として、樹医制度の創設をしてはどうかであります。市が指定する樹木や屋敷林などを維持管理する樹木の医者であります。樹医制度を導入してはいかがか。最近、テレビ、新聞等に、数百年を経た樹木が樹医の処方により生き返ったとの報道をよく耳にすることがあります。
 私たちが先般視察した島根県の斐川町で聞いた話ですが、出雲市では、平成元年に6名の樹医を認定したとあります。樹木も生き生きとしたとのことでありますが、樹医の主な仕事は、庭木や生け垣などの健康診断と治療の処方づくりで、実際の手入れは持ち主がするとのことであります。愛情をかけて手入れする機会を与え、樹木に対する関心を高めることをねらいとしているとのことであります。
 この制度は、多額の財源を要するものではありませんし、豊かな緑の環境づくりを進める当市としてはぜひ必要な制度と思われますが、いかがかお尋ねいたします。
 また、あわせて、「保存樹等指定委員会」が「保存樹等保全委員会」と改称され、以前に指定した樹木のその後の状態について現在調査していると伺っていますが、その調査結果を踏まえて、保存策、対応策としてどのようなものをお考えかお尋ねいたします。
 第2項目として、景気対策についてお尋ねいたします。
 経済企画庁が、平成11年11月11日に発表した経済新生対策の基本的な考え方として、我が国経済は、各種の政策効果の浸透などにより、緩やかな改善が続いていると言われております。しかし、まだ民間需要に支えられた自律的な回復には至っていないと発表したところであります。当市の中小企業も同様であり、まだ回復には至っていないのが現状ではないでしょうか。
 先般発表された富山県の有効求人倍率10月末によりますと0.58%、就職内定率では、大卒が51.3%、短大卒37.7%、高卒71.6%と依然低調であり、昨年比で、大卒・短大卒ではマイナス7.1%、高卒ではマイナス6.5%と、昨年よりさらに悪化しています。また、一方では、倒産、リストラなどによる県内での完全失業率も4.6%と、最悪の事態となっています。
 我が市の中小企業者も例外ではなく、個人消費の低迷、売り上げ、受注の減少などにより、やむを得なくリストラをしなくてはならないのが現状です。
 現在の我が市の発展に大きく貢献してくれた市民や中小企業者が安心して暮らせるためにも、行政として努力しなければならない。しかしながら、現実はなかなか厳しいと思われます。
 そこで、第1点として、失業対策についてお尋ねいたします。
 失業対策としては、市長も工場協会等にお願いしておられると思いますが、行政として今後どのような対策をお考えか。また、砺波工業高校の卒業者の就職状況はどうなっているかお尋ねいたします。
 第2点として、雇用の場確保のためにも、優良企業を誘致してはどうかお尋ねいたします。
 当市は、松下電子、コカ・コーラなど優良企業進出により、製造品出荷額は平成7年980億円であったものが、平成9年では1,579億円と大幅なる増加をしているところであります。
 これら企業進出により、市税の増加、雇用の促進など、砺波市には大きな貢献があると思います。今後、雇用の促進、市税の増加の面から、優良企業の誘致が必要と思われるが、市長はどのようなお考えかお尋ねします。
 第3点として、金融支援対策についてお尋ねします。
 市内の個人企業、中小企業は、長引く不況により、受注、売り上げの減少等により、資金繰りが悪化しているのではないでしょうか。中小企業者は、資金調達のため金融機関へ行けば、売り上げ、受注の減少では融資してもらえない。そこで仕方なく商工ファンド、日栄などの高利による資金調達、そして最後は金利負担に耐え切れず倒産するケースもあるのではないでしょうか。
 ここは、一日も早く、中小企業救済のためにも、中小企業向け制度融資の増枠を考えてはどうですか。隣の高岡市では、1カ月ほど前に1億円という増枠で制度融資をしたと聞いております。また、現在の制度の融資の利用状況はどうなのかお尋ねいたします。
 第3項目として、多目的施設を兼ねた地区体育館の建設についてお尋ねいたします。
 林議員さんが、午前中、代表質問で質問されましたが、私の視点でお尋ね申し上げます。
 高齢化社会を迎えた現在、健康管理がよりよき生活を営む上で最も大切だと思われる。スポーツは、人間性回復、心身の健康、確保といった観点からも、生活の必須部分として位置づけなければならない。
 そこで私は、健康管理の第1は、スポーツによる体力づくりしかないと考えます。そのためにも、一日も早く各地区に体育館の建設を要望しているところであります。住民がだれでも利用できる多目的施設の体育館を一日も早く建設していただきたいと思うところであります。
 市民に1人1スポーツの奨励をしている当市として、市民の願いである体育館について具体的な建設があると聞いていますが、その後の計画についてどうかお尋ねいたします。
 最後の質問として、商店街の活性化についてお尋ねいたします。
 当市に相次ぐ大型店の出店により、従来からある小売店は大きな打撃を受けております。売り上げ不振と後継者難により店閉まいしようという経営者があります。商店街の中心であった駅前本町などの繁華街が虫食い状態となっている現在、中心的商店街はますます魅力のないものになっているところであります。行政として、商店街活性化のためにも、集客力を高める施設等の整備が早急に必要と思われます。
 そこでお尋ねしたいのは、大型店が開店した後の市内の商店街がどのような影響を受けているか、また活性化対策として何かお考えかお聞かせください。
 以上をもちまして私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 江守議員にお答えをいたします。
 最初に、散居村田園空間計画についてであります。
 これまで、3回の策定委員会がございまして、私も策定委員の一人として審議に加わってまいりました。この度の第3回の委員会の内容等についてどうかということでございます。
 今回提案されましたのは、砺波平野全体を地域特性ごとにエリア分けをしようという提案が一つございました。そして、そのエリア分けの中に、活動の核となるコアを設けたらどうかという提案もございました。ただし、この核となるコアというのは明確ではなかったわけですが、その議論よりも、エリア分けについてもう少し拡大をしたらどうか、すそ野を広げたらどうかと。もちろん、砺波平野というのは、御存じのように山麓からつながって高岡境まで、あるいは小矢部、福岡まで全部あるわけですから、従来の砺波地域だけじゃなくて、いわゆる水路も道もつながっているじゃないかという議論がありました。さらに、後ほど申し上げますが、屋敷林など緑の問題もございました。
 私は、この中でも意見を申し上げました。中西議員さんや堀田議員さんにも一部申し上げましたが、特に私は、水路問題について、水辺空間について強く申し上げたわけでございますが、そのことについての支持も余りなかったんですが、私はそのような点について、行政側としてこれからも強く申し上げていきたいと思っております。
 多くの議論があったわけですが、簡単に集約しますと、そのようなことではなかったかと、こう思っておるわけであります。
 そして、このことについては、明年の1月23日にシンポジウムをやろうということになっております。どうか皆さんも御参加いただきまして、議論に参加していただければありがたいと、このように思っております。
 そして、このことについて、明年度、予算づけをしておるのかということでございます。今計画策定の段階でございまして、どのように予算づけすればいいのか、今のところ皆目わかりません。メニューもできていません。今構想の段階での議論です。
 率直に言いますと、先生方の意見の発表の場みたいな感じもするわけでございまして、もっと詰めをして、私は逆に言うと、もう少し時間をかけてもいいのではないか、こんなことさえ思っております。そして、議論だけが重なってレポートが出ても意味がないと思います。何か集約的に出た段階で、これはいいと。認定されたメニューであるならば、農林省も理解してくれるわけですから、その時点で予算要求をしてもいいのではないか、このように私は思っておるわけです。したがいまして、今何の予算づけもしていないことを申し添えておきます。
 次に、屋敷林の維持管理等について補助金を出したらどうか、こういうことでございます。
 おっしゃるとおり、この田園空間整備に当たりましてアンケートをとられました。それによりますと、「後世に残すべきだ」という意見が6割もございました。確かに、希少性の高いすばらしい環境だと思っておりますし、議会でも何度もこのことを申し上げておるわけです。しかし、一方、若い人たちについては、残念ながら余り関心がない。この実態も御理解をいただきたいと思うわけでございます。
 地域住民の皆さんに御協力をいただいて、この屋敷林を守るというのは重要なことだと思っております。いわゆる緑の持つ効用、私が申し上げるまでもなく、皆さん方も御存じだと思いますが、緑あふれるとなみ野を建設するのが、中西議員さんにも申し上げましたように、国土の保全にもつながるわけですから、ぜひそのことを考えていきたいと、こう思っておるわけでございます。
 したがいまして、補助金云々につきましては、市が直接行う。それぞれ屋敷林は私有財産でございます。したがいまして、直接補助というのは私は困難だろうと思う。無理ではないかと思います。基本的には、市民の御協力によって守る、維持管理をする。間接的には、例えば保存樹等今決めておるわけですから、これらに対して若干の補助を申し上げております。総じて、緑の相談員やそれらを置くという間接的な御支援は必要かと思いますが、直接の補助というのは困難ではないかと、このように思っております。
 いずれにしましても、この散居村のすばらしい景観を皆さんに十分PRして、余り関心のない若い人たちにも、将来のことを考えて守り育てようじゃないかと、こういう意識を持っていただくように努力したい、このように思っております。
 次に、地区体育館の質問でありますが、御意見はよく承知いたしております。そして、質問の中で言われなかったんですが、高波地区が随分熱望されていることも承知いたしております。
 けさ、林議員にもお答えいたしましたように、議会からも強い要望がございます。公共事業等で、ぜひそのことをとらえて建設してまいりたい、このように思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、大型店進出に伴う市街地の影響等々につきまして申し上げます。
 中心市街地の衰退といいますか、勢いのない状態については、農業問題同様に厳しくとらえておるわけでございます。大型店が来たそのことについての影響はどうかというようなことです。現実的には、それぞれいわゆる大きい道路サイドへ皆さんが出られる。これは自動車の普及から、砺波市だけじゃなくて全国的な広がりだと思います。そうしますと、どうしても中心市街地というのは寂しくなる実態があるわけです。
 ただ、今度、地域振興券を出したわけです。そのデータを見ますと、中小小売店で40%が活用されております。したがいまして、老人の皆さんというのは、やっぱり最寄りの店を大事にしておられるのではないかと、こう思うわけです。だから、中心市街地の商店の皆さんも、もう少し元気を出したら盛り上がるのではなかろうかと。これはデータとして出てまいっております。
 もちろん、大型店へ60%行っているわけですから、若干の段差がございますけれども、年寄りの皆さんがもらわれた振興券は、結構地元で使われておる。もちろん自動車の関係もございましょう。遠いところまで行けないということもございましょうけれども、したがいまして、地元商店街ももう少し頑張ってほしいなと、こんな気持ちを実はしておるわけでございます。ぜひそのことを一つの指標として考えていただいて、今計画いたしております砺波市中心市街地活性化計画の中で意識を盛り上げるように努力をしてまいりたい、こう思っております。
 そして、方策等についていろいろ提案があるわけでございますけれども、先般の砺波市商業活性化基本計画、いわゆる花と緑のウエルネスマート構想がございますが、これを推進していきたい。しかも、この構想につきましては、中心市街地活性化計画の中に織り込む。あるいは、先ほど堀田議員からも提案のありましたそういう核、これこそコアと言いますが、そういうものを要所要所に設置し、そのときには商店街や空き店舗の皆さんに協力してもらわないといけませんし、もう1つは、歩道が十分充実していないといけないと思います。その意味での、いわゆる西町の街路事業などを早く進めて、やっぱり歩道を歩いていくわけですから、そのような設備投資もしなければならないと、このように思っております。
 そしてもう1つ、私は商店街の皆さんの人づくりだと思います。先ほど堀田議員は職員のことをいろいろ言われましたが、活性化のための核になるのは、やっぱりそこの若い人、人づくり、それが大事ではないか。その意味で、会議所あたりとよく協議をしながら、若い人たちの養成に努力をすべきではないか。そのことが町の広がりや、あるいはいいアイデアも出てくると思います。私どもも、それに対しての行政的なバックアップ、直接補助じゃなくて、行政的なバックアップなどをすることが大切ではないかと、このように思っておりますので、会議所などと十分協議しながら、中心市街地の活性化について努力をしてまいりたい、このように思うわけでございます。
 景気対策等につきましては助役から、樹医制度については産建部長からお答えいたします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 江守議員の景気対策の御質問につきましてお答えをいたします。
 まず、失業対策についてでございますが、御案内のとおり、本年の4月には、全国の失業率が4.8%と、戦後最悪の状態と大変厳しい雇用情勢になったわけでございまして、このことにかんがみまして、国では、本年6月に5,000億円の緊急雇用対策を講じたわけでございます。それは、成長分野での前倒し雇用や緊急雇用創出特別基金の適用条件の緩和、それから人材移動特別助成というような民間での雇用創出を図ることと、国や地方公共団体におきますところの臨時応急の雇用創出によって、平成13年度までに77万人の雇用の確保を図ることとしたわけでございます。
 このことに呼応いたしまして、当市といたしましては、国の緊急地域雇用特別交付金事業によりまして、上水道の水圧調査業務の委託とか、コスモス荘の利用増の対策業務の委託事業等1,660万円の事業を実施して、雇用創出に努めてまいりたいと考えておるわけでございます。
 現在、砺波公共職業安定所管内の有効求人倍率は、本年の10月で0.85倍と、県平均の0.58倍を0.27ポイント上回っているわけでございますが、ここ1年間の中では、有効求人倍率は最も高くなってきておるわけでございまして、このことから見ますと、雇用の回復が図られつつあるというふうに思うわけでございますけれども、さらに雇用の確保を図るために、砺波公共職業安定所が開設しますところの就職説明会を支援することや、勤労者に対する生活資金の融資確保、中小企業退職金共済加入促進の支援など、事業所に対しまして雇用の増大を働きかけてまいりたいと考えているところでございます。
 次に、砺波工業高等学校の来春の就職内定状況についてでございますけれども、高等学校の卒業予定者の内定状況が、調査開始以来、本年度は全国で最低の状況になっておるわけでございますけれども、砺波工業高等学校におきましては、就職希望者84名に対しまして、求人が130件あるわけでございます。現在、内定をいたしております者は77名でございまして、92%と、県の内定率71.6%をかなり上回っている状況でございます。なお一層学校の関係者の努力によりまして、毎年達成されております就職率100%を、今年度もぜひ達成をしていただくように期待をしているところでございます。
 次に、優良企業の誘致についてお答えをいたします。
 議員の御質問にもございましたように、雇用の場を確保する方法といたしまして、優良企業の誘致を図ることは最も肝要なことでございます。当市といたしましても、本年度は、企業誘致の作業の一環といたしまして、産業動向や企業の進出動向、県内工場団地の需給状況等の予備調査を行っているところでございます。
 また、高規格道路が整備されるというようなことを念頭に置きまして、今そういうふうな利用は非常に少ないわけでございますけれども、そのための準備といたしましては、工場団地の規模や場所などにつきましての適時調査を実施して準備をするというようなことにつきましても、準備おさおさ怠りなくしていきたいというふうに考えております。
 次に、金融支援対策でございます。
 中小企業の金融支援対策といたしましては、斡旋小口資金、節季資金、商工中金の資金、国民金融公庫の資金などがあるわけでございます。そのほかに、保証協会の保証を担保するものといたしまして、金融安定化特別保証制度というふうなものもございまして、これらを十分に活用いただきまして、金融の円滑化に努めているところでございます。いわゆる商工ローン等、高利な資金によらないで、こういう制度融資を活用していただきまして、企業の円滑化に努めてまいりたいというふうに考えておるわけでございまして、枠等につきましてはまだ十分にございます。万一、不足いたします場合は、また補正等でぜひとも議会の皆さん方の御理解もいただきたいと思います。現在のところは十分に枠はございます。
 次に、11月末の融資の利用状況、実績でございますが、斡旋小口融資は637件で18億9,000万円でございます。商工中金の融資が126件の35億6,000万円、国民金融公庫のマル経資金が40件で1億4,000万円、金融安定化特別保証につきましては、融資認定件数が222件で35億4,000万円となっているところでございます。
 そういうことで、今後とも中小企業の方々の資金需要には十分に対応してまいりたいと考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) それでは、江守議員さんの樹医制度につきましてお答えをいたします。
 当市におきましても、樹木の樹勢回復や保全、病害虫防除等に対する相談指導のために、平成7年より砺波市緑の相談員というのを設置をいたしております。現在、2名の方に相談員を委嘱しておりまして、相談があれば、その都度、現地で相談指導を実施していただいております。
 また、農林水産大臣の認定制度として樹木医認定制度がございます。富山県では、現在10名の方が樹木医として認定されているというふうに聞いております。
 県の砺波農地林務事務所の職員の方にも、樹木医の認定を受けておられる方がおられまして、砺波市保存樹等保全委員にこの方を委嘱させていただいております。緑の相談員でも指導できないような高度な治療が必要な樹木等について、指導をお願いしていきたいと考えております。
 この緑の相談員の制度をもっと多くの市民の方に利用いただけるよう、今後さらにPRをし、屋敷林等の維持管理の手助けをしていただきたいというふうに考えております。
 それから、砺波市花と緑のまちづくり条例に基づきまして指定してきました保存樹等の指定がほぼ終了いたしまして、昨今、年に1、2件程度まで来ております。
 今後は、これまで指定した保存樹等の枯れたりすることの保全対策を図っていくことが必要であることから、「保存樹等指定委員会」を「保存樹等保全委員会」に改称したものでございます。
 保存樹等につきましては、指定してから3ないし5年経過しておりまして、保存状況の現況を確認するために、現在、保存樹等保全委員の皆さんに、3班に分かれていただいて巡回調査を実施していただいております。この結果に基づいて、今後の保全対策を協議していただきたいと思っております。
 保存樹等として指定しておりますのは、現在、保存樹木が130本、社寺林が13カ所、屋敷林が26カ所、生け垣が10カ所ございますが、そのうち、現在のところ約8割の巡回調査を終了しております。
 したがいまして、まだ集計が終わっておりませんが、聞くところによりますと、一部病害虫等による枯れたものや樹勢の衰えているもの、それから過度の剪定や枝打ちが行われているものが見受けられるとのことであります。
 なお、樹勢回復措置の必要な保存樹等につきましては、薬剤塗布等の措置の一部を今後援助することも検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 6番 石田隆紀君。
  〔6番 石田隆紀君 登壇〕

◯6番(石田君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般について3点お伺いいたします。中西、村中議員と競合するところもありますが、よろしくお願いしたいと思います。
 今年の稲作反省と今後の対応についてお伺いいたします。
 統計情報事務所の10月25日現在の呉西地区の作況指数は、102と「やや良」とのことです。品質は、フクヒカリ、コシヒカリとも登熟前半の高温などにより、乳白粒、腹白粒、心白粒などが発生し著しく低下しました。また、早生の一部地域において、カメムシによる斑点米の発生がありました。
 これらのことから、砺波市の1等米比率(10月25日現在)を見ますと、フクヒカリは35%、コシヒカリは57%、もち米に関しては6.8%と、砺波広域圏内では最も低いものでした。
 当市の11月24日現在の出荷状況は、1袋30キログラムといたしまして、フクヒカリは2万7,671袋、コシヒカリは28万9,820袋であります。
 1等と2等の価格差を500円といたしまして換算しますと、約8,760万円の損失になるわけでございます。これはすべて1等米となった場合の数値でございますが、2等米にはそれ以下の規格外までのものが含まれていますので、正確なものではありませんが、収入減の一因です。
 さらに、自主流通米の価格が下がり、今日現在の1等30キログラム1袋当たりの支払単価は、フクヒカリで6,750円、コシヒカリで7,500円。昨年の同時期の価格差では、フクヒカリで500円、コシヒカリでは1,250円と値下がりしました。この差額を計算しますと、約3億7,600万円安くなったということでございます。これに等級差を加えますと、4億6,360万円が昨年より少なくなっています。稲作農家にとりまして、今年は、収量の割に懐の寒い年末になるのではないでしょうか。
 今年は、異常気象とも言える夏場の気温が30度を超える日が多くて大変でした。このことで、農作物にも大変影響をもたらし、水稲では水管理が米の品質を下げました。大豆にも影響があり、作況指数は84と低く、しわ粒の混入が多く見られたと伺いました。
 野菜では、病気の発生と、初期生育が遅れたり、生育停滞で価格の高騰を強いられたものや、品質の低下と低い価格で推移しているのが今年の異常気象の関係と思います。
 今年の状況についていろいろ申し上げましたが、ここで問題なのは、請負耕作農家や中核農家の経営が窮地に立っているということです。年末には資金繰りができなく、自己破産に陥る専業農家が出てくるのではないでしょうか。
 稲作経営安定対策基金の対応があると伺っていますが、その一部代払いをしている農協もありますが、となみ農農協はしないとのことです。経営短期資金の貸出し条件の緩和や利子補給をするほか、制度資金の返済期間の見直しの措置をとるべきと考えます。
 市長の記者会見でも申されました農家負担の軽減につながる担い手育成事業や、土地総合整備事業の農家負担の軽減策を国に働きかけていただきたいと思いますが、市長にいま一度考えをお伺いいたします。
 次に、平成12年度営農手引きの作成についてお伺いします。
 農家にとって、営農手引きは地域に合った農作物栽培の手引きとも言える参考書でありますが、基本方針に関する事柄や農政に関するものや、参考資料と農業経営全般について一冊にまとめられております。
 新しい食料・農業・農村基本法のもとでは、食料自給率の向上を掲げています。これらのことを考えますと、主穀作の指導はもとより、砺波の特産物や家庭菜園の取り組みなどの栽培指導をもっと充実して、冊子の前半にまとめるべきか、別の冊子にすべきではないかと考えます。
 今の手引きでは、栽培管理のされる人には取りつきがたいように感じます。経営者と作業者の使いやすい手引書に改善してはいかがでしょうか。産業建設部長の御意見をお伺いします。
 次に、これからの農業経営形態のあり方について市長にお伺いします。
 自立中核農家や、稲作企業農家と集落営農組織がこれからの農業を担っていくものと思います。新しい食料・農業・農村政策の柱と言えるものは、若者が職業として選択し得る魅力ある農業経営の確立がこれからの姿ではないでしょうか。
 農協の指導と行政の指導で集落営農が幾つかできましたが、これには必ず担い手を育てなければならないと思います。農業機械の共同利用だけが集落営農ではないと思います。その地域の皆さんが、安心してこの人に任せられると思うからこそ、この取り組みがなされたものと思いますが、どのように理解されているのかお伺いします。
 当市にも、中核農家が100戸余り、青年農業士が30名近く登録されています。この認定はただの認定なのか、将来砺波市の農業を担っていただくのか、はっきりとしていただきたいと思いますが、考えをお聞かせください。
 次に、新水田対策、水田を中心とした土地利用型農業活性化対策大綱についてお伺いします。
 政府は、10月29日、これまでの転作奨励金を廃止して、来年度から新たな助成システムに切り換えることが決まりました。
 基本的には、需要に応じた米の計画的生産を徹底するとともに、米の作付をしない水田を有効に活用して、麦、大豆、飼料作物などの本格的生産を推進することにより、安定した水田農業経営を確立するものであります。
 水田での麦、大豆、飼料などの作物を本作として推進するため、麦、大豆などの生産に集約的に取り組む生産者に、とも補償などを含め、10アール当たり最高で7万3,000円を助成することが決まりました。
 さらに、主産地形成に向けた取り組みを行う地域において、5年間の水田農業振興計画を策定しなければなりません。これは、麦、大豆などへの作付面積の拡大と団地化、担い手への土地利用の集積や水田高度利用などに関する計画のほか、とも補償の対象作物や単価などの決定は、地域の生産者団体や農業委員会などの関係者で構成する水田農業推進委員会が行うことなどが盛り込まれています。
 これに伴う適切な水田農業振興計画を策定した地域に対し、麦、大豆、飼料作物の生産のための基盤整備、機械、施設の助成のほか、技術経営指導などを重点実施していくと言われています。当市としても、これに対応できる計画策定を構築して、実施に向けて邁進していただきたいと思います。
 さらに、13年度からは、転作面積の配分から、米の生産数量、生産面積の配分に変わることが位置づけられています。これは、農業共済の地域別の収量査定によるものになるのか、新たに策定するのか、よりよい方法で決定していただきたいと思います。
 収量の多いところと低いところでは転作面積の差が出てきますが、どのように対応されるのか。水田農業推進委員会を速やかに組織されて、これらの対応を協議して対処すべきと考えますが、その対応策をお伺いします。
 新たな助成システムは、団地化や担い手への土地の集積などの推進を前提に、地域ぐるみで麦、大豆、飼料作物などに計画的に取り組んだ場合は、経営確立助成として大幅な助成がなされます。このことから、担い手育成に関して、今後どのような方策で対応されるのか大変気がかりになります。
 集落営農や中核農家でも、担い手がいなければその存続はできません。従来の農政は、護送船団的で、農業者個々の経営よりは全体としての維持が優先していました。小規模経営がほとんどで、経営内容も未熟な時代には、一律に保護する護送船団方式は理想でしたが、今や、離農農家や規模縮小農家の農地を集積して、各地に大規模経営が幾つか育っています。経営内容も格段に多様化、高度化しています。やる気のある人もない人も一緒の農政では、意欲のある人たちにとってはやり切れないものがあると思います。このことが、新しい食料・農業・農村基本法制定のもとになったと聞いています。
 若者が職業として選択し得る魅力ある農業経営の確立を目指し、農業経営基盤強化促進法が93年に制定されました。これを受けて、市町村は、基本方針に基づき、それぞれの地域で育成していくべき経営体像や目指すべき農業構造の目標を示した基本構想があります。これに基づいて認定農業者が育成されたわけです。
 認定農業者は、基本構想に基づく経営改善計画を市が認定した農業者、農業法人であり、これからの農業を担う経営体として地域全体が認めた人たちです。この人たちの後を担う人材に育成のもっと力を入れていくべきと思いますが、市長の考えをお伺いします。
 終わりに、コンピューター2000年誤作動問題に関する対応についてお伺いします。
 全員協議会の席で、この問題について詳細な対応説明がありましたが、どこにどんな落とし穴があって、緊急事態が発生するのかわからないのが2000年誤作動問題だと思います。
 今年3月から対策本部を組織して対策に取り組まれ、万全の措置を講じられ、年末から年明けには、対応本部を設置して不測の事態に備えられるようですが、ある情報筋の話では、今までのプログラムは、年号の下2けただけを対象に設定しています。このたびは4けたで表示しなければならないということで、これはプログラムの組み替えが大変だと思います。その場対応の修正では、いついかなるときに誤作動するのかわかりません。2000年の1年間を通じて、このような問題が出てくる可能性があるということです。
 この誤作動の中には、機能の停止やデータの読み出しができなくなるのではないかということで問題となっています。貴重なデータが取り出せなくなると大変なことになります。データのバックアップ、すなわちダビングして保管することが一番大切と思われます。
 役所内には多数のパソコンがあります。各課ごとに使っているものには、その課だけのデータも蓄積されていると思います。これらの機器のバックアップ体制はどのような対応がなされているのかお尋ねします。
 これらのことを念頭に考えますと、市役所の対応、市立総合病院の対応、さらに水道や下水道、消防の対応をどのようにされるのか。ライフラインの対応や病院の対応は大変だと思いますが、人命をあずかる者として万全の対策をされるよう対処していただきたいと思います。
 各家庭の対応については、新聞、テレビ報道、「広報となみ」などである程度の心構えができていると思いますが、いざというときの対応についてどのようになされるのか。年末までわずかの日数ですが、最大の努力をしていただきたいと思います。
 いろいろと経費もかかることだと思いますが、対応につかれる職員は大変だと思いますが、備えあれば憂いなしのごとく、万全を期していただきますようお願いいたしまして、質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 石田議員にお答えをいたします。
 石田議員は農業の専門家でございまして、今、経過などあるいは幾つかの提案があったと思いますが、このことについて今後とも参考にさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 米のつくりについては、一応102ということでよかったわけでございますが、等級の低下というのは著しく響いておることも実は聞いております。その意味から、大規模農家と米作一本の農家につきましては、やり繰りも大変だろうということでございます。そのこともいろいろ取りざたされております。
 そこで、これらの経営農家に対する融資制度、それらについてはどうするかということでございます。
 1つは、従来からございます、石田議員も御存じの農業経営安定資金がございまして、特別枠等を設けて運転資金にするということも聞いておりますが、ぜひ低利で借り受けて、さらに利子補給を行っておりますが、円滑にしてまいりたいとこのように思っておるわけでございます。
 農業経営の安定を図らなければ、問題にされております担い手の育成にもならないと思います。やっぱり農業はいいなと。自然を相手にして、しかも所得もいいという体制づくりをしないと、若い人たちは農業に魅力を感じないのではないかと思います。ただ、やれやれと言ったって、やっぱり所得というものが大事ではないかと。その意味では、運転資金等の投入が重要であることを十分認識しておりますし、市といたしましても、できるだけの援助を申し上げたい、このように思っておる次第でございます。
 今、となみ野農協とも提携をしながら、経営つなぎ資金なども考えております。農業経営短期融資制度という形で利子補給を行っておりますけれども、おっしゃるとおり、なかなか厳しい状況に対する認識を十分持ちまして対応してまいりたい、こう思っております。
 次に、これらに対しましての農家負担の軽減等でございます。
 このことについては、どこかで私が申し上げたと思いますけれども、農業の基盤整備をするために、それなりに農家負担というのは加算をされるわけです。そのことを、村づくりをするためにやっぱりやらなければいけない。ただし、自らの負担というのはなかなか厳しいというのが現状であろうかと思います。
 そこで、先般、前農林大臣の中川昭一さんが来県された折にも、私はこのことについて強く申し上げました。そして、でき得れば、水面における計算をしていただいて交付税をもらえないかと、具体的にその話も実はしたわけでございます。このことについては、これからも意を用いてまいりたいと、こう思っておるわけでございます。
 次に、集落営農の中の中核農家の育成についてであります。
 集落営農が育ててきたわけでございます。これからも育てる必要がございますし、それぞれ自己完結型の人も、自らやれない事態も1、2聞いておるわけですから、そうしますと、集落営農や中核農家にその土地を利用してもらって、一面では緑にしてもらう。そして集約をしてもらうということが大事でございますので、この中核農家の育成についてでも、これから十分留意をしていかなければならない、このように思っております。
 そして、この経営体がすばらしく発展するとするならば、私は、そういう経営体の中にも若い人たちが参画してくれるのではないかと、このように思っておりますので、この経営体に対する国の指導援助もありますので、ぜひそういう意味で、従来、話し合いだけでの集落営農ではなくて、できれば法人化体制などもつくってもらう。そういう指導体制が必要ではないかと、こう私は思っております。
 それで、今申されました認定されている中核農業士あるいは青年農業士、女性農業士につきましては、従来とも、スペシャリストでございますので、それぞれ地域から推薦をされて認定をいたしておるわけでございます。
 御存じのように、昭和53年に、砺波市農業経営士認定要綱というのがございまして、認定されることによって、一つの優位な制度も実はあるわけでございます。そこで、名前だけかどうか、本当に応援するのかという話でございました。ぜひ頑張っていただくように我々も応援体制をとりたいと思いますし、認定制度の要綱の中にいろいろ援助方法が書いてございますけれども、53年から実は余り内容が変わっておりません。もう少しこの際、見極めてみて、何をどのようにしてあげたら皆さんが元気が出るのか。援助措置等について、再度あの条項を見直してまいりたい。ずいぶん古い要綱でございます。そのようなことを今考えておりまして、指示をしていきたいと、こう思っております。
 次に、新水田対策のことについてのお話でございます。中西議員さんにもお答えしたところでございますが、新しく土地利用型農業活性化対策大綱に基づきまして、これらについてはつくっていくわけでございます。皆さんと協議をしながら、いろんな意見を盛り込んで取り組みをしてまいりたい、このように思っております。その際、専門家でございます石田さんの御意見もぜひ伺ってまいりたいと、こう思っております。
 したがいまして、行政関係団体、生産者団体、地区の代表などによりまして、そういう協議会を設けることが大切ではないかと。そして、御指摘のございましたとも補償など、あるいはチューリップの特産ということで、一応振興をしなければいけないわけですが、これは先般、県知事にもこのことを申し上げました。麦、大豆、飼料作物については7万3,000円だと。ただし、チューリップについての転作は4万3,000円と。これでは、富山県の花ではございませんねと。ぜひ考えてほしいということを強く要求したわけでございまして、これらも踏み込んでこれからも要望してまいりたい、このように思っておるわけでございます。
 もう1つは、市も努力いたしますが、現場のいわゆる農業普及センターあたりが本当に何をしているのかなと、私はそう思う。もっとやっぱり現場へ出て、それぞれやっていただきたいなと。彼らに言わせるとやっておるということでございますが、県もそのことについて、確かに人員削減で厳しいようでございますけれども、もっとアイデアを出して指導、助言をするということが大切ではないかと、このように思って、このことについても強化を図るように要望してまいりたい。そのことが、先ほどおっしゃった技術面の体得にもなるのではないか、こう思う次第であります。
 次に、米の生産数量調整等についてのことでございます。恐らく、明年度は本年と同様の面積でございます。13年度以降は、米の生産数量、米の作付面積の配分となるようでございます。このことにつきましては、国、県の方針等を参考にしながら、十分皆さん方と協議をしてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 最後に、さらに担い手の育成の方法等についての御提案がございました。今おっしゃいました事項等について、十分検討してまいりまして、元気のいい担い手が育つように、皆さんと一緒に人材発掘をし支援をしてまいりたい、このように思う次第でございますので、どうか議員各位にも、このことについて御協力をいただければ大変ありがたいと思うわけでございます。
 その他の質問につきましては、助役及び産業建設部長あるいは病院事務局長からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 石田議員の2000年コンピューター誤作動問題につきましてお答えをいたします。
 当市におきましては、議員の御質問にもございましたように、本年の3月に、コンピューター2000年問題対策本部を設置をいたしまして、プログラムの修正等の対策を進めてきたところでございます。
 去る11月末には、電算システムが作動しない場合の、代替手段のマニュアルを含めましたコンピューター2000年問題に対する総合的な危機管理計画を策定したところでございます。
 また、事前の対策といたしましては、税務システム、住民記録システムなど、34の機関業務にかかる電算システムにつきましては、修正などの必要な措置を既に完了しておりまして、日付を2000年以降に設定をいたしました模擬テストも終えておるところでございます。
 また、電子機器や設備機械にマイコンチップを使用しているものがないかどうか、そういうふうな調査も行いまして、交換等の必要なものにつきましては対応済みでございます。
 それからまた、バックアップ体制につきましては、復元のおそれのあるシステム、データにつきましては、31日までにバックアップ処理を行いまして、対応をしていきたいというふうに考えております。
 また、市民の皆さんからのいろんなお問い合わせに対応するための市民相談窓口を12月1日から設置をしております。
 また、年末年始の対応には、対応本部を設置いたしまして、総務部長を本部長といたしまして、31日には朝8時半から職員が待機をいたしまして、市民の皆様方の御相談に対応する。また、万一の不測の事態には、県や関係機関と連絡をとりながら、市民の皆さんの生活に支障の来さないような対応をとっていきたいというふうに考えております。
 次に、上下水道についてでございますけれども、機器の誤作動に関しますところの問題の発生はないものと。これらにつきましても、既に点検を終えておるわけでございますけれども、万一、停電等外的要因によりますところの不測の事態に備えまして、12月31日は午後10時より、上水道課8名、下水道課6名の14名が、上中野排水場、安川排水場、公共下水道ポンプ場等に配置をいたしまして、待機をいたしまして、万一に備えるというふうにしております。
 それから、1月1日には、そういうふうな機械を持っておりますところの担当職員、市民課等々の職員が30名余りでございますけれども、それぞれに出てまいりまして、機械を作動させまして、証明等の発行が行われるかどうか、そういうふうなテストもいたすことにしておるわけでございます。
 次に、消防の警備体制につきましては、砺波広域圏消防本部及び各消防署におきまして、12月31日午後10時から1月1日午前2時まで、特別に増員体制を敷いて万全を期しております。
 なお、1月1日午前0時には、指令回線試験等の通信指令、全館での一斉試験や機器の一斉点検を行いまして、通信体制及び災害防御対応車両の確保に万全を期しております。
 それから、市内の消防団につきましては、年末特別警戒を、いつもの1月1日12時までを午前1時まで、1時間延長して警備をしていただくというふうにしております。
 また、非常番の非常招集等の対応も万一に備えて万全を期すというふうにしておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、この西暦2000年問題につきましては、どういうふうな問題が起こるかということはわかりませんが、万一の場合は、そういうふうなことで連携をとりながら、市民の生活に支障を来さないようにしていきたいと考えておりますので、どうか市民の皆さん方も冷静な対応をとっていただきますようにお願いをしたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) それでは、石田議員さんの平成12年の営農手引きの作成につきましてお答えを申し上げたいと思います。
 営農手引きにつきましては、となみ野農協管内、いわゆる5市町村を網羅したもので現在作成されております。
 作成に当たっては、農家の皆さんにわかりやすいものになるよう留意して編集しているつもりでございますが、やはり栽培条件の違う広範囲な地域が対象になっておることから、必ずしも十分でないところもあるというふうに認識いたしております。
 このことから、おのおのの特産物やあるいは野菜等の栽培方法について、別途のものを、営農指導員や関係者あるいは各種研修会のテキスト用に現在作成しておりますが、これをさらに充実をしていきたいというふうに思います。
 なお、12年度のものを農政編と別冊にすることにつきましては、現在、既に作成段階に入っておりますので、13年度から対応できるように、農協とかあるいは関係機関と十分協議してまいりたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 津田俊祐君。
  〔病院事務局長 津田俊祐君 登壇〕

◯病院事務局長(津田君) 石田議員さんの御質問における2000年コンピューター誤作動問題のうちの市立砺波総合病院の対応についてお答えを申し上げます。
 当院の医療用具等で、いわゆる2000年問題対策でございますが、これまでに、マイクロコンピューター内蔵の医療機器を含めて、メーカーへの確認及び模擬テスト可能機種のテストを完了し、万全を期しておるところでございます。
 また、病院におきましても、万が一の事故を想定した危機管理計画を策定いたし、この12月31日には、病院内に対策本部を設置いたしまして、従来の宿直体制に加えまして、50名余りの越年体制、深夜、準夜の看護婦さんの時間延長による職員の確保、さらには停電に備えてのヘッドライトの確保等により対応をしてまいりたいと考えておるところでございます。
 主な対策といたしましては、1つには、医療用具等で機能停止が予想されるものにつきましては、基本的には、医療機器を含めて、1999年から2000年にかけての使用はしないことといたしまして、人口呼吸器等、最小限の使用にとどめるということでございます。
 また、事故が仮に発生した場合には、危機管理計画に基づき処理するものでございます。
 2つには、2000年を過ぎた時点での対応でございますが、この医療機器の使用につきましては、医療用具等の立ち上げ時にシステム停止または誤作動が生じないか担当職員が確認するというものでございます。
 なお、今月の20日には、危機管理計画を補完するという意味で、模擬訓練を実施いたします。これには、自家発電機の稼働確認も含めてということでございまして、このような形で2000年問題に対処し、万全を期したいと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次会は、明12月14日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時46分 閉議



平成11年12月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第61号  平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)
議案第62号  平成11年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第63号  平成11年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計補正予算(第1
        号)
議案第64号  平成11年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第65号  平成11年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
議案第66号  平成11年度砺波市水道事業会計補正予算(第2号)
議案第67号  平成11年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第68号  砺波市油田勤労者体育福祉施設設置条例の制定について
議案第69号  砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について
議案第70号  砺波市防災会議条例等の一部改正について
議案第71号  砺波市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について
議案第72号  砺波都市計画下水道事業受益者負担に関する条例等の一部改正につい
        て
議案第73号  市道路線の認定及び廃止について
議案第74号  砺波広域圏事務組合規約の変更について
議案第75号  人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について



平成11年12月定例会 目次

     平成11年12月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(12月9日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  報告事項 ……………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第60号
   決算審査特別委員長………(中西委員長) …………………………………  3
   質 疑 …………………………………………………………………………… 10
   討 論
    反対討論………(西尾議員) ……………………………………………… 11
   採 決 …………………………………………………………………………… 12
  施政方針並びに議案第61号から議案第74号まで、平成11年度富山県
  砺波市一般会計補正予算(第4号)外13件
   提案理由の説明………(安念市長) ………………………………………… 12

★第2号(12月13日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 23
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 23
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 23
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 23
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 24
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 24
  市政全般に関する代表質問
   19番  林  紘 議員 …………………………………………………… 25
      ・来年度予算編成について
      ・行財政改革の取り組みについて
      ・総合計画の策定状況について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   16番  中西 宏一 議員 ………………………………………………… 39
      ・新農業基本法の対応について
      ・2000年とやま国体の準備状況について
      ・下水道事業について
      ・総合病院の運営状況について
   10番  堀田 信一 議員 ………………………………………………… 51
      ・21世紀に向けて新総合計画の取り組み経過と人財づくり
      ・教育問題について
      ・集中豪雨問題について
      ・チューリップフェアについて
      ・中心市街地の空店舗利用について
    9番  村中 昭二 議員 ………………………………………………… 69
      ・福祉問題
      ・農業問題
      ・教育問題について
    3番  江守 俊光 議員 ………………………………………………… 76
      ・散居村田園空間計画について
      ・景気対策について
      ・多目的施設の地区体育館の建設について
      ・商店街の活性化について
    6番  石田 隆紀 議員 ………………………………………………… 85
      ・今年度の稲作反省と対応について
      ・新水田対策について(土地利用型農業活性化対策)
      ・2000年コンピューター誤作動問題に関して

★第3号(12月14日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 97
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 97
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 97
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 97
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 98
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 98
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   11番  河原  誠 議員 ………………………………………………… 99
      ・地域振興活動について
      ・情報化の問題について
      ・痴呆性老人対策について
      ・国際交流事業の今後について
      ・ドナーカードの普及について
    1番  寺島 良三 議員 …………………………………………………115
      ・2000年とやま国体
      ・少子高齢化対策
      ・介護保険制度
   13番  西尾 英宣 議員 …………………………………………………123
      ・福祉施策について
      ・小学校問題について
      ・下水道施策について
      ・産業施策について
      ・異常なリストラ、解雇の横行をおさえ雇用の拡大・創出を
   18番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………141
      ・第7次総合計画の策定について
      ・平成12年度予算編成について
    2番  金嶋 久貴子 議員 ………………………………………………152
      ・環境配慮の施策を
      ・「自立」認定者への生活支援について
      ・市民参画への多面的方策について
  議案の常任委員会付託(議案第61号から議案第74号) …………………161

★第4号(12月22日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………163
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………163
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………163
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………163
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………164
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………164
  報告事項 ……………………………………………………………………………165
  議案第61号から議案第74号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………165
   質 疑 ……………………………………………………………………………173
   討 論
    反対討論………(西尾議員) ………………………………………………174
   採 決
   (議案第61号、議案第64号から議案第67号、議案第69号及び
    議案第72号) ………………………………………………………………176
   採 決
   (議案第62号、議案第63号、議案第68号、議案第70号、議案
    第71号、議案第73号及び議案第74号) ……………………………177
  議案第75号
   提案理由の説明………(安念市長) …………………………………………177
   採 決 ……………………………………………………………………………178
  庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の一般選挙 ……………………………178
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………179
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………180



平成11年12月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成11年12月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第60号、決算の認定について
     (委員長報告、質疑、討論、採決)
  第4 施政方針並びに議案第61号から議案第74号まで、平成11年度富山県砺
     波市一般会計補正予算(第4号)外13件
     (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月9日  午前10時06分  開議
   12月9日  午前11時11分  閉議

1.出席議員(21名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    21番 松 本 恒 美 君
  22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(1名)
  20番 吉 澤 邦 麿 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 桂   政 樹 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 森 瀬 太七郎 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成11年12月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時06分 開議

◯議長(山岸君) ただいまより、平成11年12月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告を、お手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願いいたします。
 次に、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく「市の出資等に係る法人の経営状況に関する説明書」について、株式会社フラワーランドとなみより、議案書の中にとじ込みしてありますとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

◯議長(山岸君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において指名いたします。
  9番 村 中 昭 二 君
 10番 堀 田 信 一 君
 11番 河 原   誠 君
を指名いたします。

◯議長(山岸君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本12月定例会の会期は、本日から12月22日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月22日までの14日間と決定いたしました。

◯議長(山岸君) 次に、日程第3 議案第60号 決算の認定についてを議題といたします。
 本案について、委員長の報告を求めます。
 決算審査特別委員長 中西宏一君。
  〔決算審査特別委員長 中西宏一君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(中西君) 決算審査特別委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 当特別委員会は、去る11月4日から9日まで、4日間、委員会を開催し、先の第3回臨時会において付託され、閉会中の継続審査となっておりました議案第60号 決算の認定について、平成10年度における富山県砺波市一般会計、国民健康保険事業特別会計、国民健康保険太田診療所特別会計、老人保健医療事業特別会計、赤坂霊苑特別会計、下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、地域振興券交付事業特別会計、以上8会計の歳入歳出決算等について審査いたしました。
 審査に当たり、まず監査委員から審査所見を承り、当局より詳細な決算内容の説明を受けた後、関係諸帳簿等の審査と決算全般にわたり質疑を行い、要望、意見等を述べたのであります。その結果、当委員会といたしましては、各会計決算を原案のとおり認定すべきとの結論を得たのであります。
 以下、審査の内容について御報告申し上げます。
 まず、一般会計決算の概要について申し上げます。
 平成10年度決算額は、収入済額173億1,160万3,000円、支出済額161億5,175万1,000円、差し引き11億5,985万2,000円の黒字決算となり、実質収支で9億2,105万6,000円の黒字であり、また、平成10年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は2億1,411万9,000円の黒字決算となっています。
 まず、歳入決算の主なものを見ますと、市税全体の収入では52億8,768万3,000円で、対前年度比4.6%の減となっています。歳入総額に占める市税の割合は30.5%で、前年度に比べて1.2ポイント下回っています。
 その主な要因としては、個人市民税では、特別減税の実施、長期譲渡所得の減少などにより、対前年度比3億4,591万7,000円、16.5%の大幅な減収となり、法人市民税では、不況による景気の落ち込みが顕著となり、法人税割の減少から、対前年度比9,003万2,000円、17.6%の減収となっております。
 固定資産税では、新築住宅に対する軽減措置の面積要件が緩和されたことから、木造住宅の新築件数の増加や土地の負担調整措置、償却資産の増加により、1億7,001万4,000円、6.4%の増収となっております。
 なお、市税の収納率は95.5%となっております。
 その他、歳入で増加したものとして、地方消費税交付金、地方交付税、国庫支出金、繰越金等であり、減少したものとして、市税のほか、地方譲与税、使用料及び手数料、県支出金、市債等となっております。
 一方、歳入決算全体を見てみますと、自主財源は76億1,391万1,000円、構成比44%と対前年度より2.5ポイント減少し、依存財源は96億9,769万2,000円、構成比56%と前年度より2.5ポイント増加しております。
 次に、歳出について執行内容を性質別の支出区分から見ますと、人件費、扶助費及び公債費のいわゆる義務的経費の決算額では、前年度に比べて2.3%の増、構成比では37%であり、前年度と比較して1.9ポイント上昇しております。
 中でも、公債費は19億5,981万5,000円と、対前年比18.4%の大幅な増加となっており、これは四季彩館、美術館の元利償還が本格化したことによるもので、構成比は12.1%と、対前年比2.1ポイントの増加となったことが大幅増の主な要因となっております。
 こうした中で、公債費比率は17.7%と、前年度の15.6%より2.1ポイント上昇しており、起債制限比率は11%と、前年度より0.4ポイント上昇しております。
 また、経常収支比率については、前年度より5.2ポイント高い81.9%となっており、一般的には、80%を超えるとその財政構造は弾力性を失いつつあると考えられており、このことは財政の硬直化を招くおそれがあることから、起債の発行に当たっては、後年度の財政負担を見極めながらできる限り抑制するなど、計画的に対処するよう当面の財政の課題となっているところであります。
 また 投資的経費においては、前年度と比較して、決算額で、前年度に比べ20.8%の大幅な減となっており、構成比におきましても、前年度より6.5ポイント低下し28.7%となっております。
 次に、特別会計決算の概要について申し上げます。
 まず、国民健康保険事業特別会計について申し上げます。
 歳入歳出差し引き2億3,203万7,000円の黒字決算となり、単年度収支でも3,092万1,000円の黒字となっておりますが、今後の高齢化社会に向け、市民の健康保持と自主的健康管理に重点を置く予防施策の啓蒙が必要となっています。
 次に、国民健康保険太田診療所特別会計については、歳入歳出差し引き317万4,000円の黒字決算となっているものの、単年度収支では286万1,000円の赤字となっております。
 今後、なお一層、地域住民の理解と協力により、地域の身近な診療所として運営されることを期待するものであります。
 次に、老人保健医療事業特別会計については、70歳以上の5,538人の老人を対象に医療給付が行われ、歳入歳出差し引きの結果は2,740万8,000円の赤字決算となっており、翌年度において繰り上げ充用がなされております。
 また、受給資格者1人当たりの医療給付費が60万9,000円と、前年度60万1,000円に対して約7,700円の増加となっており、医療給付費で増加していることから、今後の医療費の増加が懸念されるところであります。
 次に、赤坂霊苑特別会計については、平成10年度は5区画の墓地について使用を許可したことにより、処分率は93%となっております。これにより、未処分区画は27区画となったため、残存区画の計画的な売却を望むものであります。
 次に、下水道事業特別会計については、公共下水道事業認可区域として429.7ヘクタール、特定環境保全公共下水道事業認可区域として241.1ヘクタールを実施しております。
 そのうち、平成10年度中に36ヘクタールを整備した結果、整備完了面積は350ヘクタール、進捗率は52%となり、下水道事業特別会計全体における市民全体に対する普及率は17.8%、水洗化率は11%となりますが、今後とも積極的な事業の推進を望むものであります。決算内容は、歳入歳出差し引き1,205万8,000円の黒字決算となっております。
 次に、農業集落排水事業特別会計については、農村環境の保全と水質の向上を目的として、般若地区は平成10年度から供用開始されており、供用面積は125ヘクタールで、処理対象人口は3,797人、水洗化人口は2,403人となっており、市民全体に対する普及率は9.4%、水洗化率は5.9%となっており、決算内容は、歳入歳出差し引き1,618万4,000円の黒字決算となっております。
 次に、地域振興券交付事業特別会計については、個人消費の喚起及び地域経済の活性化を図り、地域の振興を目的として、期間を限定して使用できる地域振興券を発行するものであり、市内の交付対象者は9,698人であります。事業の執行開始が3月末であったことから、1億9,995万2,000円を翌年度へ繰り越すものであります。
 ここで、審査の過程で出た意見、要望等について申し上げます。
 まず、市税の滞納対策及び収入未済金の対応についてただしたところ、市税の公平の原則から、未納の処理に対し厳正に対処しているところであるが、平成10年度において、市税の不納欠損処理した額は約179万7,000円であり、前年度に比べ42万4,000円余り減少しており、不納欠損の要因として、差し押さえ執行した後、未納となった額や、競売事件となった後、配当が得られなかったものや、そのほか外国人で出国したものなど、行方不明等により収納できなかったものであるとのことでありました。
 また、市税の滞納繰越となったものは、現年課税分については、昨年度より400万円減少し、過年度の滞納繰越分が未納となったものは1億6,100万円で、昨年よりも3,200万円増えている状況であるとのことであり、これらの未納者に対しては、差し押さえなどを含む対応を行っているが、生活困窮などの状況もあり、十分に収納できないとのことでありました。
 当委員会といたしましても、市税の収入は、財政運営上、要となるものであり、今後も収納率の向上に努めるよう要望したところであります。
 次に、平成10年度一般会計の決算状況から、今後の財政分析指標等の推移についてただしたところ、まず、今後の財務分析を推移する上で指標となる数値については、総合計画実施計画によります数値をもとに、起債の年次償還額を積算、また元利償還額の35%を交付税算入するなど、一定の諸条件を設定し推移いたしておりますが、財政力指数では、平成11年度以降0.583で推移し、公債費比率については、平成13年度で20.8%まで増嵩し、その後、若干の低下をするものと推移しているとのことであり、また、起債制限比率については、平成17年度まで13%の後半まで上昇するものと見込んでいるが、その後は低下をしていくものと推移をしているとのことでありました。
 平成10年度の経常収支比率においては81.9%で、前年度の76.7%に比べ5.2ポイント高くなり、公債費比率では17.7%、2.1ポイント高く、また起債制限比率は11%、0.4ポイント高くなったことから、今後は引き続き財政の硬直化を招かないよう努めるとともに、地方債現在高についても182億8,000万円と前年度に比べ8億6,000万円の増加となっていることから、後年の財政負担について計画的に行われるよう、また健全財政の運営に努めていくよう強く意見を申し述べたところであります。
 また、このことに関連して、平成10年度の市税収入において、市県民税の改定などに伴い、対前年比で約2億5,000万円の減収となったこと、これに加えて、昨年、固定資産税の税率改正を行い、平成11年度において約1億円の税収不足が見込まれることから、今後の財政の執行に当たっての考え方についてただしたところ、今後の財政分析をするに当たっては、今後取り組まなければならない大型事業や、既に議決されている債務負担行為の執行等を念頭に置きながら、義務的経費では人件費の抑制や、投資的経費についても事業の見直しを行うものとして、行財政改革を念頭に置き、しっかりとした財政計画を立て、今後の財政運営を行っていくとのことでありました。
 また、国の第2次補正による公共事業の取り組みにより景気浮揚策となること、また、住宅関連の伸びからも税収の確保ができるものと期待しているが、平成12年度の予算編成に当たっては厳しい見積もりになるとのことでありました。
 次に、民間バス路線の維持存続の考え方についてただしたところ、バス利用者は年々減少の一途をたどっており、市としては、地元の利用促進に啓蒙を図り、一部補助金を交付するなど運行維持に努力しているところであり、また、民営乗り合いバス路線維持対策連絡協議会においても、利用増の対策について検討が行われているとのことでありました。
 バス利用者の減少に伴い、補助金の増額などにより維持対策を講じているものの、自家用車の普及などにより、今後の利用増が見込めない状況にあるとのことであり、総合的な見直し、検討が必要であるが、現在、県に対し民間バス対策を進めるよう、また補助金の増額を図ることを要望しており、民間バス路線の維持存続については、現状の対応で進めたいとのことでありました。
 次に、ヘルスボランティアの活用方法についてただしたところ、活動の内容としては、デイサービスなどの福祉施設の利用者や家族の方々へのお話し相手、総合病院でのオアシス文庫、リハビリでの血圧測定などの協力を願っているとのことでありました。
 しかし、ヘルスボランティアの本来の目的とする地域の寝たきり老人や要介護者の介護のお手伝いをすることとした内容が、公共の福祉施設のボランティア活動に変わりつつあることから、ヘルスボランティアの役割が地域の活動とかけ離れたものとならないよう、ボランティア組織の体制づくりと活動内容について見直すとともに、今後の普及と進展に結びつくことを考慮し、検討するよう要望したところであります。
 次に、市営住宅入居者の住宅使用料の滞納について、保証人を取っているにもかかわらず未納となっていること、並びに下水道事業における受益者分担金・負担金の未納対策についてただしたところ、市営住宅の使用料のうち、10年度の未納額が300万円余りあるが、入居後の離婚や勤務先のリストラ等の生活環境の変化などにより、支払いが困難となっている方がいるとのことでありますが、慢性的に未納となっている方については毎月請求を行っており、3カ月を超える未納者に対しては明け渡し請求を辞さない覚悟で請求をしており、また、退居された方に対しては、入居の際に2人の連帯保証人をとっていることから、保証人からの徴収も含め、今後しっかりとした対応をしていきたいとのことでありました。
 また、下水道事業の分担金・負担金については、平成10年度末で43戸474万円の未納があり、下水道事業に対して一部理解されない方や、他の債務がある関係で納付されない方があることから、未納の方については、督促状の送付や電話による催促を行っており、また、10年度より水洗化の促進を兼ねて負担金等を納めていただくよう督促状を発行するなど、今後は臨戸徴収を含め、収納率の向上にさらに努めていきたいとのことでありました。
 当委員会としては、公平負担の原則からも、延滞金を含めた徴収について、条例等に則した徴収を行うよう強く要望したところであります。
 次に、中心商店街の活性化に関し、補助金支出の実効性及び企業の誘致状況についてただしたところ、中心市街地の活性化については、平成9年に活性化に向けての計画を作成し、その中において、花と緑のウェルネスマート構想を定めたところであり、これに基づき推進会議をつくり、委員会において、イベント、空き店舗対策、長期展望、景観の4つのテーマで検討をしており、10年間ぐらいのスパンで、取り組み可能なものから段階的に実行していく計画であるとのことでありました。
 企業誘致対策として、当市は人材や豊富な水があり、また交通の便が良い立地条件であることから、積極的にPRを行っておりますが、今後の誘致策として、企業団地の開発については、場所の位置づけを先に行い、企業が決まってから造成をすることも考慮したいとのことでありました。
 次に、学校給食センターにおける地元産野菜などの活用状況についてただしたところ、学校給食物資の購入に当たり、全体の購入額は平成10年度で2億1,811万円であり、このうち、主食の米、パンでは約5,113万円、牛乳は2,926万円、おかず等の副食では1億2,886万円となっておりますが、野菜に関しては2,480万円で、ほとんどが市内地元の野菜として購入しているとのことでありました。
 また、野菜の購入については、形の整ったものや大小、粒のそろったものなど、品質の統一したもの、多くの数量などが要求されるという条件もあることから、農家の方の御理解をいただき、消費に努めていきたいとのことであり、地元産野菜の購入の継続と消費拡大をさらに進めるよう要望したところであります。
 次に、美術館開館2年が過ぎ、施設の活用状況並びに収蔵品の収集における基本的考え方についてただしたところ、砺波市美術館の特徴の一つとして市民アトリエを設けており、平成10年度では、78日間の利用となったところで、開館以来、子供たちの活動を軌道に乗せることを一つの目標としてきたことから、うち34日間は、幼稚園、保育所、小学校の低学年による利用に努めてきたとのことでありました。
 その他、一般の方では、20日間の利用があり、主に写真や版画などのワークショップや、サークルの利用として、デッサン会、研究会などとして24日間利用され、そのほか、設備の整っているものの活用を含め、市民各層、幅広く活用していただけるよう努めたいとのことでありました。
 また、美術品の収集に当たっては、基金の運用により購入し収蔵しているが、美術品の選定については、砺波にゆかりのある郷土作家の作品、日本の生活文化を表現する工芸作家の作品、国際的に評価できる写真作家の作品について、当初、開設するに当たり収集方針を定めているとのことでありました。
 そのほか、各種統計調査のデータ活用、電算委託の効果的な削減方法の検討、各種団体等に対する補助金・負担金の見直し、一日ミニドックの推進、医療費の動向、水質調査の状況、データの情報活用とチェック体制、公共施設の利用促進、学校施設の利便性の考え方、学校給食における自主流通米のチェック体制などについて意見、要望があったところであります。
 以上、平成10年度一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算につきまして、審査の結果とその所見を申し上げ、決算審査特別委員会の審査報告といたします。

◯議長(山岸君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 平成10年度砺波市一般会計、特別会計のうち、下水道事業、農業集落排水事業会計審査について、不認定の立場で討論といたします。
 地方債の残高は、一般会計で183億円、公共下水道で60億円、農業集落排水事業で31億円、合計274億円、一挙に10年度で17億円も増えています。市民1人当たり70万円、1世帯280万円の砺波市の借金を背負っていることになります。返済のための公債費は25億円と5億円も増え、支払利息だけで10億円にもなります。1年365日、毎日680万円、利息だけでも273万円の返済をすることになります。
 公債費比率は17.7%、2.1%も悪化しています。市税の収入53億円のうち、50%は返済、利息だけで20%にもなっている。普通の企業であれば倒産です。
 借金財政は破滅への道であり、監査委員の意見書にも、「市債残高が過重となって、財政の硬直化を招くおそれがあるため、発行に当たっては、後年度の財政負担を見極めながら、できる限り抑制するなど計画的に対処されたい」と指摘しています。
 平成13年度には、公債費比率は20%を超えると予測されていますが、監査委員の指摘のことについてもっと深く考えていくことが今求められています。
 第2に、公共下水道の決算を見ますと、下水道事業費7億3,000万円のうち、52%も砺波市の単独で行われ、48%が国庫補助になっています。家が密集しておれば国庫補助で行えるのに、砺波市が散居村であるばかりに、莫大な工事費がかかって、さらに市の単独、すなわち市の借金を3億8,000万円も増加させている。砺波の散居村を、国庫補助もされないところを大変な無理をして借金を増やす取り組みが行われています。
 今後の下水道計画を見ますと、庄川より西側を小矢部川流域下水道に結ぶと、今後とも国庫補助事業で行うところが少なく、工事費は高くついて、市の単独事業、すなわち借金がさらに増加させていく事業にもっと慎重に取り組んでいかなければならないと思います。
 第3に、第三セクターフラワーランドに職員を派遣しています。フラワーランドができて9期目の決算を終え、10年目を迎えていますが、自立はいつできるのでしょうか。砺波市が第三セクターに職員を派遣し、その業務に従事させることは、地方公務員法第35条に違反するとした判決も出されています。フラワーランドとなみのためにも、自立をして、今後発展させていくことを求めるものであります。
 以上の理由により、平成10年度決算は不認定といたします。

◯議長(山岸君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、議案第60号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第60号 決算の認定について、平成10年度富山県砺波市一般会計ほか7会計の各歳入歳出決算に対する委員長の報告は認定することが妥当であるとするものであります。本決算を委員長報告のとおり認定することに賛成の職員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山岸君) 起立多数であります。よって、議案第60号 決算の認定については委員長報告のとおり認定することに決しました。

◯議長(山岸君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第61号から議案第74号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外13件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに一般会計補正予算案をはじめ、当面必要となってまいりました諸議案につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、最近の経済情勢と今後の行財政運営等について申し上げます。
 我が国の経済状況は、11月25日、蔵相の財政演説で表明されましたように、経済の自律的回復のかぎを握る民需の動向は依然として弱く、なお厳しい状況にあることから、政府は財政構造改革の推進という基本的な考え方を守りつつ、まずは景気回復に向けて全力を尽くすため、経済新生対策の実施に向けて平成11年度第2次補正予算を決定し、国会に提出され、機動的、弾力的な対応を行うこととして、公共事業については、地方財政に配慮した財源措置をすることとしており、当市においても懸案の事業等に期待しております。
 また、先般、平成12年度予算の概算要求が取りまとめられたところでありますが、これによりますと、一般会計総額は前年度比2.1%増の83兆5,000億円となり、新世紀に対する情報化、高齢化、環境及び技術開発を目指すミレニアム・プロジェクト等5,000億円の経済新生関連事業が大きな施策として位置づけられております。
 当面は、金融による経済の回復は望めず、このような新規企業の育成等を柱として、公共事業による再生が指向されております。しかし、国は税収の伸びがなく、赤字公債を発行するなど苦しい財政運営が迫られ、地方財政においても、数次の景気対策としての公共事業の追加等で借金残高も増大している現状であります。
 このような財政環境のもと、当市においても新年度予算の編成期を迎えており、歳入面においては、長引く不況と政策減税に伴い、最も主要な財源である市税収入の伸びが見られないなど、財源不足が生じることが懸念されます。
 また、歳出面では、公債費、扶助費等の義務的経費の増嵩が見込まれ、従来にも増して厳しい財政運営を余儀なくされるものと思われます。
 このような状況を踏まえ、市の新年度予算の要求基準を、管理的経費については、需要費等の伸びを据え置くこととしたところであります。
 また、政策的、投資的経費においては、健全財政を基本として、第6次砺波市総合計画修正計画に基づく、出町小学校建設事業を含む土地区画整理事業や、国体開催等各種施策を着実に推進するとともに、新世紀が個性豊かで活力あふれるものとするため、当面する政策課題を効率的に推進することに意を配したいと考えております。
 今後とも、行財政運営につきましては、財源の確保に努めるとともに、事務事業の合理化、財源の重点的な配分を図り、あらゆる施策に創意と工夫を凝らし、適切な行財政運営に努めてまいりたいと存じますので、議員各位の一層の御協力をお願い申し上げる次第であります。
 次に、国内外で危惧されているコンピューター西暦2000年問題に関して申し上げます。
 税、住民記録等電子計算機を利用しての行政事務システムにつきましては、すべて対応を完了しております。また、市民生活に影響のある上水道、下水道、病院、消防業務等については、越年時に待機や増員態勢をとり、業務の点検、確認に当たります。
 なお、年末年始には対応本部を設置して、市民の皆さんからの問い合わせ、相談等に対応するとともに、ライフラインに係る問題等について、市内の関係機関と連絡を密にし、不測の事態に備えることにいたしております。
 次に、姉妹友好都市ヤロバ市の震災に対する支援の状況について御報告申し上げます。
 かねてより、市の見舞金を確実に送金するため、関係機関と協議を重ねてきたところでありますが、全市的な募金活動を展開されておりました砺波市トルコ友好交流協会が災害見舞団を編成され、ヤロバ市を訪問した上で、直接義援金を手渡すことを決定されましたので、市の見舞金を託し、去る12月1日、ヤロバ市当局にお渡しいただいたところであります。
 なお、一行には、市議会、砺波ロータリークラブ並びに砺波郵便局からの義援金も同時に託され、それぞれ関係者に手渡されております。これらの義援金は、消防庁舎建設に充当するとのことであり、早速、建設に着手との報告を受けました。ヤロバ市の一日も早い復興を祈念するところであります。
 次に、主な事業の進捗状況等について御報告申し上げます。
 まず、総合計画の策定につきましては、現在、市民と職員の共同の研究組織であるまちづくり研究会の活動を鋭意進めております。
 研究会では、4つの分科会に分かれて、それぞれ数回にわたり、各分科会の設定したテーマごとに、現状と課題の把握、その課題解決の基本的方向や施策の内容について検討していただいております。総合計画の素案作成に際しましては、この研究会の成果を十分に踏まえて進めてまいりたいと考えております。
 次に、男女共同参画の推進につきましては、お互いの個性と能力を発揮できる社会の実現を目指して、男女がともに考える「となみ・女と男のパートナー会議」が先月13日に開催され、男女約50人ずつの出席を得まして、地域社会や職場、家庭における男女のパートナーシップについて活発な討論が行われました。その際の御提案等を踏まえて、砺波市男女共同参画プランの策定を進めてまいりたいと存じております。
 次に、国際交流事業について申し上げます。
 先に開催しました市制45周年記念式典に招待しておりました中国盤錦市友好訪問団一行5名が、11月25日から28日までの間、砺波市を訪問されました。
 一行は、26日に砺波市及び市議会を表敬訪問されたほか、市内企業に働く研修生の激励や公共施設を視察し、また、砺波市日中友好交流協会による歓迎会に参加されるなど、新たな友好関係を築き上げ、帰国の途につかれたところであります。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 社会福祉法人砺波市社会福祉協議会が導入しました福祉バスにつきましては、10月から運行を行っております。先に御案内いたしましたとおり、週2回、市内各地から麦秋苑、苗加苑、庄東センターの各福祉センターへ運行し、利用者の利便性、サービスの向上を図っているところであります。利用者の方々からも大変喜ばれ、満席で運行する日もあると聞いております。
 また、定期運行日以外の日は、福祉関連団体の方々が各種行事に利用され、こちらも大変好評であるとのことであります。
 児童福祉対策につきましては、国において、平成11年度事業として少子化対策臨時特例交付金事業が実施されているところでありますが、10月15日に交付決定があり、当市といたしましても、当初計画に基づき順次事業を進めているところであります。
 また、油田保育所の大規模修繕事業は、実施設計を行い、来年3月中旬の竣工、4月からの児童の受け入れに向けて鋭意工事を進めてまいりたいと考えております。
 北部地区の新設保育所建設事業につきましては、現在、基本設計を行っており、来年1月中旬までに構想をまとめ、平成12年度の事業実施について、国及び県へ申請をしていく予定にしております。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 11月30日までのところ、当市における交通死亡事故発生状況は、昨年同期より4人少ない2人となっております。これは、砺波市交通安全対策会議が中心となっ交通安全教室等の各種施策が実を結んだものと思われます。
 しかし、県内に目を向けますと、6年連続減少していた交通死亡事故が、今年は増加に転じ、現在も憂慮すべき状況が続いています。当市では、今後とも、夜間反射材の利用促進活動、単位老人クラブごとの交通安全教室の開催やドライビングスクール等を実施し、抑止対策を推進してまいりたいと存じます。
 また、来年4月1日から、6歳未満の子供を車に乗せる際には、チャイルドーシートの着用が義務づけられます。その普及啓発のために、その購入費に対する助成制度を4月1日にさかのぼり実施したところですが、11月30日現在で申請が70件あったところであります。今後とも、市民の交通安全に対する意識高揚の一助として、この補助制度が有効に活用されることを期待しております。
 次に、病院事業について申し上げます。
 病院事業の上半期の診療状況につきましては、前年度同期に比較しまして、入院及び外来患者数ともに増加し、医業収益におきましても実績を上回っている状況であります。しかしながら、下半期には、若干増改築工事の影響を受けると思われますが、引き続き病院経営の健全化に努力してまいりたいと考えております。
 また、総合病院の増改築工事につきましては、第1病棟及び第2病棟の一部切断工事も終わり、現在、地下工事のための土留工事を施工しており、ほぼ工程どおり工事が進んでいるところであります。
 次に、観光事業について申し上げます。
 来年西暦2000年に開催いたします第49回チューリップフェアにつきましては、会期を4月28日から5月7日までの10日間とし、「世界に広げる花の感動」をメインテーマに開催いたします。
 また、日蘭交流400周年を迎えることから、その記念事業として、「花のオランダ展」を計画するとともに、リッセ市長を招待したいと考えております。
 次に、農林事業について申し上げます。
 主要作物の作柄のうち、まず米につきましては、7月下旬から8月上旬に高温、少雨が続いたものの、8月中・下旬が天候不順であったこと等から、作況は10月15日現在、全国で101、富山県西部では102の「やや良」となっております。しかし、当市管内の上位等級比率は60%前後になる見込みであり、近年になく被害粒の発生が多く、関係機関とともにその原因と今後の対策について調査、検討しているところであります。
 また、大豆につきましては、昨年は深刻な被害状況でありましたが、本年は栽培管理の徹底等から生育は順調であり、品質、収量とも平年並みを確保できるものと考えております。
 一方、次期生産調整につきましては、国では、食料の安定確保、農業の持続的な発展等を着実に進めるため、「水田を中心とした土地利用型農業活性化対策大綱」を策定したところであり、需要に応じた米の計画的生産と、水田における麦、大豆、飼料作物の本格的生産の定着、拡大に向けた対策を講ずることとされました。
 当市の来年度の生産調整目標面積は、本年と同面積の1,245.9ヘクタールの配分を受けたところであり、その取り組みについて、関係機関、関係団体、生産者等と十分協議しながら、水田農業の確立が図られるよう推進していきたいと考えております。
 次に、土木事業について申し上げます。
 高規格幹線道路につきましては、東海北陸自動車道の岐阜県白鳥ICから荘川IC間21.9キロメートルが11月27日に供用開始され、開通区間が約6割となりました。
 また、来年度には福光ICから上平IC間及び清見ジャンクションから荘川IC間が開通し、平成14年度までには、上平ICから白川IC間が開通の予定であり、残る白川ICから清見ジャンクション間が平成15、16年ごろの完成予定であり、一日も早い全線開通を期待し、道路公団に要請いたしております。
 国道156号砺波除雪拡幅事業につきましては、荒高屋地区において用地買収を継続して行い、一部について工事が行われております。
 国道359号砺波東バイパス事業につきましては、2000年とやま国体までに、市道矢木東石丸線までの暫定供用開始を目指して工事が進められております。
 また、太田、柳瀬地区については予備設計が進められているところであります。
 市道につきましては、頼成徳万線の歩道新設工事及び十年明鷹栖線の主要地方道砺波小矢部線から北高木新富町線までの改良工事が完成したところであります。
 次に、本年度の道路除雪計画について申し上げます。
 市内の道路除雪体制は、国道156号の8.2キロメートルについては建設省で、国道359号、主要地方道及び一般県道の109.9キロメートルについては県において除雪が行われます。市道については、745路線455.2キロメートルを対象に、除雪車78台を確保し、新雪10センチメートルで出動することにいたしております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 街路事業の国道359号築造事業に、県事業費として1億4,600万円が追加補正され、用地買収、物件移転を引き続き推進いたしております。
 中心市街地整備計画につきましては、地元との意見調整を図りながら、基本計画の策定に努めております。
 また、緑の基本計画につきましては、素案作成の後、関係者から御意見をお聞きしたところであり、本年度内の策定に向けて努力しているところであります。
 土地区画整理事業の組合施行による杉木地区においては、このほど施行地区界の都市計画決定がなされ、本年度内の組合設立に向けて諸準備が進められております。
 公営住宅建設事業につきましては、新栄町団地の3号棟27戸が完成し、11月11日より入居を開始いたしました。引き続き4号棟12戸及び5号棟12戸の建設に着手し、鋭意工事を進めております。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 工事の進捗状況につきましては、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業では80%、農業集落排水事業では75%と工程どおり順調に進んでおります。
 また、下水道整備基本計画の概要につきまして、本年中に各地区ごとに説明をし、今後の事業計画、推進体制等について御理解、御協力を賜るようお願いしているところであります。
 次に、学校教育関係について申し上げます。
 出町小学校新築計画の実施設計につきましては、年内完了に向けて鋭意努力してきたところですが、学校現場や地域とも協議しながら進めていることから、もう少し期間を要する見込みであります。
 また、中学2年生の生徒が1週間学校を離れて勤労体験をする「14歳の挑戦」事業につきましては、市内120事業所の協力により、3中学校421名の生徒が無事活動を終了することができました。
 私も、生徒の激励を兼ねて3カ所を回ってみましたが、事業所の皆さんが非常に好意的で、この事業の成果に期待を寄せておられ、また、生徒たちが事業所の方々の指導のもとに生き生きとして活動していたことが印象的でした。この間、生徒を受け入れ御指導いただいた事業所や関係者の皆さんに、心から感謝を申し上げたいと存じます。
 次に、生涯学習関係について申し上げます。
 本年で3カ年目となる増山城跡総合調査事業につきましては、このほど本年度計画分の増山城跡と亀山城跡との間にある通称「池の平屋敷」付近の試掘調査を終了いたしました。
 本年度における試掘調査では、主要郭群から離れて存在する比較的小規模の城郭についても、増山城跡とほぼ同時期に、数回にわたり造成されたことなどが判明しております。
 現在、地形測量調査を引き続き実施しており、これらの調査結果につきまして、本年度末までに概報として取りまとめ、刊行していく予定であります。
 なお、増山城跡総合調査事業につきましては、当初4カ年の計画でスタートしましたが、周辺部についても詳細な調査が必要との文化庁専門官の指導があり、計画年度の延長について、増山城跡の保存活用を図るという視点で、県及び文化庁と現在協議を行っております。
 また、去る11月23日に、市制45周年記念事業として、市民参加によるとなみ野合唱団とリトアニア国立交響楽団共演の音楽会を開催いたしました。幸い、極めて質の高い演奏によりまして、満場の聴衆を十分に魅了できたと思っております。開催に当たり御協力をいただきました関係機関並びに参加合唱団員の皆さんに心からお礼を申し上げます。
 次に、2000年とやま国体の準備状況について申し上げます。
 本年度リハーサル大会最後の日程となりましたボウリング競技につきましては、11月4日から4日間にわたって開催し、市民の皆さんの御協力により無事終了いたしました。
 現在、本年開催しました4種目のリハーサル大会を通じた反省事項と、くまもと未来国体の視察成果を本国体実施計画に反映するため、関係団体や専門委員会において御意見をいただいているところであり、本国体の運営に万全を期してまいりたいと考えております。
 次に、消防事業につきましては、安全で安心な暮らしを守るため、中野分団の消防車を最新鋭の消防ポンプ自動車に更新したほか、2地区に防火水槽を新設するなど、消防施設の充実強化を図ったところであります。
 以上、本年度の主な事業の進捗状況及び当面の課題等についてその概要を申し上げました。
 これより、本会議に提出いたしました諸議案につきまして御説明申し上げます。
 まず、議案第61号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ2億8,520万7,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額は169億3,472万8,000円となるところであります。
 歳出予算の増額補正の主なものとしては、
 市有財産管理費       3,850万0,000円
 在宅福祉費           751万0,000円
 保育所施設整備事業費    5,241万0,000円
 病院事業会計繰出金   1億1,251万7,000円
 農業振興費         2,433万6,000円
 林業振興費         1,689万2,000円
 除雪対策費         2,000万0,000円
 街路事業費         3,315万4,000円
 衛生施設災害復旧費     1,550万0,000円
などであり、減額補正の主なものは、人事院勧告に基づく給与改定等に伴う人件費4,431万6,000円などであります。
 そのほか、当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として、
 国庫支出金           236万4,000円
 県支出金          3,304万3,000円
 財産収入          2,822万4,000円
 寄 附 金           400万0,000円
 繰 越 金       1億6,664万0,000円
 諸 収 入           143万6,000円
 市   債         4,950万0,000円
を増額しようとするものであります。
 また、地方債につきましては、事業の追加により、限度額を4,950万円増額するものであります。
 次に、議案第62号 平成11年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ451万5,000円を追加補正し、歳入歳出総額は19億7,151万5,000円となるところであります。歳出補正は、一般管理費、直営診療施設繰出金を増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として国庫支出金を増額するものであります。
 次に、議案第63号 平成11年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ40万7,000円を減額補正し、歳入歳出総額は2,099万3,000円となるところであります。
 歳出補正は、医業費を増額し、施設管理費を減額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、一般会計繰入金を増額し、診療収入、繰越金を減額するものであります。
 次に、議案第64号 平成11年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,562万3,000円を追加補正し、歳入歳出総額は13億8,142万3,000円となるところであります。
 歳出補正は、下水道管理費を増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、諸収入を増額し、一般会計繰入金を減額するものであります。
 次に、議案第65号 平成11年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ552万円を減額補正し、歳入歳出総額は7億8,228万円となるところであります。
 歳出補正は、農業集落排水管理費を減額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、一般会計繰入金を減額するものであります。
 次に、議案第66号 平成11年度砺波市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的収支において、受託工事収益の増額により、収益的収入の総額は9億2,600万円となり、収益的支出においては、給与費の減額と工事費等の増額により、収益的支出の総額は9億4,068万9,000円となるところであります。
 また、資本的収入において、工事負担金等の増額により、資本的収入の総額は2億8,406万1,000円となり、資本的支出においては、工事費等の増額により、資本的支出の総額は4億7,628万3,000円となるところであります。
 次に、議案第67号 平成11年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的収入において、医業収益と医業外収益の増額により、収益的収入の総額は95億8,600万円となり、収益的支出においては、給与費の減額と材料費、経費等の増額により、収益的支出の総額は97億8,000万円となるところであります。
 また、資本的収入において、起債借入の減額と出資金の増額により、資本的収入の総額は12億6,214万7,000円となり、資本的支出においては、起債の繰上償還に伴う増額により、資本的支出の総額は16億314万1,000円となるところであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明申し上げます。
 議案第68号 砺波市油田勤労者体育福祉施設設置条例の制定につきましては、当該体育福祉施設の設置に伴い、その管理運営に関し必要な事項を定めるものであります。
 次に、議案第69号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正につきましては、国の人事院勧告の実施及び地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、当市の職員につきましても、国の給与改正措置に準じて所要の改正を行うものであります。今回の改正内容は、給与引き上げ率を0.28%とし、諸手当では、期末手当、宿日直手当の改正であります。
 実施に当たりましては、現下の社会情勢や財政状況を踏まえ、職員に対して、より一層の良質な行政サービスの提供と事務の効率化に努めるよう指導してまいる所存であります。
 次に、議案第70号 砺波市防災会議条例等の一部改正につきましては、「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律(地方分権一括法)」の制定に伴い、一部の関係条例について所要の改正を行うものであります。
 このほか、条例の一部改正については2件、条例関係以外の議案といたしまして、市道路線の認定及び廃止についてほか1件であります。
 以上をもちまして、市政の概要と本会議に提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(山岸君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明12月10日から12日までの3日間は、議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、明12月10日から12日までの3日間は休会することに決しました。
 次会は、12月13日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午前11時11分 閉議



平成11年第3回臨時会 議案一覧 

      本臨時会に付議された議案等の件名

議案第59号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第3号)

議案第60号 決算の認定について

報告第10号 地方自治法第180条による専決処分の報告について



平成11年第3回臨時会 目次

      平成11年第3回砺波市議会臨時会会議録目次

★ 11月2日
 議事日程 ………………………………………………………………………………… 1
 本日の会議に付した事件 ……………………………………………………………… 1
 開議及び閉議の日時 …………………………………………………………………… 1
 出・欠席議員の氏名 …………………………………………………………………… 1
 説明のため議場に出席した者の職・氏名 …………………………………………… 2
 職務のため議場に出席した事務局職員 ……………………………………………… 2
 開会の宣告 ……………………………………………………………………………… 3
 報告事項 ………………………………………………………………………………… 3
 会議録署名議員の指名 ………………………………………………………………… 3
 会期の決定 ……………………………………………………………………………… 3
 決算審査特別委員長報告 中西委員長 ……………………………………………… 3
 採 決 (議案第56号) …………………………………………………………… 8
 議案第59号及び議案第60号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予
 算(第3号)外1件、並びに報告第10号 地方自治法第180条による専
 決処分の報告について
 提案理由の説明 …………………… 安念市長 …………………………………… 9
 質 疑 ………………………………………………………………………………… 11
 産業建設常任委員会および決算審査特別委員会へ付託 ………………………… 11
 産業建設常任委員長報告 中西委員長 …………………………………………… 11
 決算審査特別委員会報告 中西委員長 …………………………………………… 12
 質疑・討論 …………………………………………………………………………… 12
 採 決 (議案第59号) ………………………………………………………… 13
 採 決 (議案第60号) ………………………………………………………… 13
 閉会の宣告 …………………………………………………………………………… 13