作成者別アーカイブ: tonami



平成11年6月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成11年6月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第36号から議案第44号まで、平成11
     年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外8件、及び報告第2号から報
     告第8号まで、専決処分の承認を求めることについて外6件
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 「食料・農業・農村基本法と関連法・制度の確立」を求める請願外1件
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
  議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  6月15日  午前10時03分  開議
  6月15日  午後 2時17分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 桂   政 樹 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 森 瀬 太七郎 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成11年6月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時03分 開議

◯議長(山岸君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第36号から議案第44号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外8件、及び報告第2号から報告第8号まで、専決処分の承認を求めることについて外6件を議題といたします。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 1番 寺島良三君。
  〔1番 寺島良三君 登壇〕

◯1番(寺島君) お許しをいただきましたので、先に通告いたしました2項目について質問と要望をさせていただきます。
 まず最初に、少子化対策と高齢者福祉についてお尋ねいたします。
 少子・高齢化が進む中で「国民皆年金」を維持しながら、いかに生活の安心を確保するかが最大の課題ではないでしょうか。市民の中には今後も保険料は上がる一方で、将来給付額が下がっていくのではないか、また給付年齢が上がるのではないかという不安が高まっております。
 厚生省が年金制度改正案大綱で、60歳から支払われる厚生年金「報酬比例部分」の支給開始を、平成25年から3年で1歳ずつ段階的に引き上げ、平成37年度には65歳とすることを決めています。女性は5年遅れになりますが、現在37歳より若い男性世代から厚生年金が65歳支給となるわけです。今受け取っている方や間もなく受け取る方も20年後、30年後も年金額を下げることなく、現行程度の給付は維持できるのでしょうか、お尋ねいたします。
 急激な少子・高齢化は、経済活力の低下、国民負担率の上昇、勤労意欲の減退を引き起こし、企業の活力の低下や家庭生活、地域社会のあり方、子供の健全育成など深刻な影響をもたらします。少子化の原因である若い人たちの意識改革にどのように取り組むべきか、今考え直す時ではないでしょうか。
 少子化の原因となっている若い人たちの持っている意識の中に、育児の負担感や個人の結婚観、子供を持つ意味や価値観などが挙げられます。もう1つ、日本の将来に対して悲観的な見方をしていることも、少子化を進める要因だと思われます。その不安を払拭するには、将来自分たちが受け取る年金や福祉サービスはどうなるのか、そのための負担はどれくらいになるのかなどの将来ビジョンを具体的に示し、不安感をなくすることが大切ではないでしょうか。どのようにお考えかお尋ねいたします。
 安心して子供を生み育てることができる環境整備が重要課題ですが、それにはまず子育て支援策の充実が必要です。砺波市には、休日保育や夜間保育はほとんどないのが現状です。土日や夜間勤務のサービス業従事者も大勢おられるのですが、今後検討していただければと考えます。
 核家族化が進み、ひとり子育てに悩みストレスをためている母親たちに、子育て支援センターや、保育所の相談機能を充実させることも必要かと思います。さらに進んで、在宅保育サービスの実施もどうでしょうか。育児者が急に病気になった時や急用ができた時など、安心して子供を預かってもらえることは、育児の不安感や負担感をなくすることにつながると考えます。
 働きながら子育てをするには、行政の支援体制のほか、雇用者側の意識改革が必要です。育児休業制度はありますが、中小企業ではなかなか休みをとりづらいのが現状です。不況の中、企業にとっても人減らしを考えている現状で、ゆとりある経営と意識を持ってもらうことは難しいかと思いますが、積極的な企業への指導をお願いいたします。
 子供は、21世紀を担う社会全体の宝です。子育ては家庭だけではなく、地域社会全体でその役割を果たすことがこれからは大切であると考えますが、どのようにお考えでしょうかお尋ねいたします。
 次に、介護保険制度についてお尋ねいたします。
 2000年4月の介護保険制度の実施を目指し、基盤体制づくりが着々と進められているところでございます。この基盤体制の充実を図るため、要介護認定や保険料を地域内で統一し福祉の公平化を図ることや、事務の効率化と財源の安定的運営を目的として、砺波福祉広域圏の12市町村による「砺波地方介護保険組合」も設立されて、平成11年度の予算、各市町村の分担割合、組合議会議員も決定されて順調にスタートいたしました。
 また、要介護認定の訪問調査やケアプランの策定などを行う「指定居宅介護支援事業者」の申請受付が、県では6月1日から始まっており、「指定居宅サービス事業者」については、同じく県で8月2日より受付が開始されます。介護や支援が必要な状態か、必要であるならばどの程度の介護が必要かの「要介護度」を判定する要介護度認定の受付については、今年10月から開始されることになっており、市としても導入に向けて最終段階に入ってきているものと思います。
 介護保険会計は、総費用の10%を利用者の自己負担とし、残りの費用を国庫負担金が25%,県負担金が12.5%、市町村組合負担金が12.5%、40歳から64歳の人からの保険料(2号保険料)で33%、65歳以上の人からの保険料(1号保険料)で、17%の割合で負担することになっております。65歳以上の人からの1号保険料については各保険者ごとに定めることになっておりますが、具体的には各保険者が3年間の運営費を算定して、そのうちの17%を3年間の65歳以上の人口累計で除して算定することになっております。市でも事業費の算定に当たり、要介護度別の対象者数やどの程度のサービスを利用したいのかを把握するため、高齢者保健福祉実態調査が行われ、事業費算定をされていると思いますが、どのように算定しておられのかお尋ねいたします。
 全国市長会が試算した全国461市の1号保険料の平均月額は2,939円としております。また、2,000円未満5,000円以上と、市によっては少なくとも2倍以上の格差があることがわかりました。砺波市の場合は、具体的にどの程度の保険料負担となるのでしょうか、お聞かせください。
 65歳以上の人の1号保険料については、5段階の所得割とし、その中で50%の減額、25%の減額の減免制度が盛り込まれておりますが、年金だけの収入の高齢者世帯では、保険料のほかに在宅サービス、施設サービスの利用者負担金、保険医療費などかなりの負担がかかってくる世帯があることが懸念されます。3月の定例会では、このような方に対して別途措置をするとかえって不公平が生じるとして、新たな是正措置はしないと言っておられましたが、何か一定の措置をとっていただけないものでしょうか。ぜひ御検討をお願いします。
 介護保険制度では、事業費に第1号保険料が連動されるため保険料金は統一されますが、在宅サービス、施設サービスの給付水準の格差が生じてくるのではないかと思われるのですが、その対応についてはどのようにお考えでしょう。また市独自の福祉サービスを何か検討されておられるんでしょうか。
 介護保険制度では、サービス基盤の充実のためには民間事業者の確保が重要な点となってきます。利益が要求される民間事業者にとって、事業として成り立つかどうかの判断となる報酬額などはまだ決定されていない中で、人材不足とサービスの質の低下が懸念されます。県で6月から受付が始まった「指定居宅介護支援事業者」の申請数はどのようになっているんでしょうか。実施までには十分対応できるのでしょうか。また、家族介護への報酬の支払いなど流動的な面もまだ多くあるようですが、実施に向けての進捗状況や研究会の検討課題、基本的考え方などもお聞かせください。いずれにしても、福祉サービスが現状より低下することなく、公平に推進していただくようお願いいたします。
 続きまして、景気対策と地域の活性化についてお尋ねいたします。
 総務庁の発表によれば、4月分の全体の完全失業率は4.8%、うち女性の完全失業率は4.5%、男性の完全失業率はついに5%に達し、過去最悪を記録しました。中でも家計の担い手である世帯主の失業率は3.4%と、これも過去最高となりました。失業者は採用抑制のあおりを受けている若年層や、リストラの対象者となっている中高年者にとどまらず、30歳から40歳代の中堅層にも及んでおります。今後も倒産や企業の生き残りをかけてリストラも増していくことは間違いなく、失業率の悪化は必至であります。砺波市における失業率、雇用状況はどのようになっているでしょうか、お聞かせください。また市として、どのような雇用安定のための対策、企業への指導などを行っておられるのか、お聞かせください。
 同じく、総務庁が発表した「個人企業営業状況調査」によると、今年度1月から3月期の売上高と営業の利益が前年同期より落ち込んだ個人企業は、調査対象の7割に達し、調査開始以来、最悪を記録しました。また事業の資金繰りも前年より苦しくなったと答えた企業は5割を超え、不況の深刻化が浮き彫りになっております。
 これは我が市におきましても例外ではなく、個人消費が低迷し、生産も低水準に推移し、それに伴い企業の設備投資も低調な動きを続けており、極めて厳しい状況にあります。市内の個人企業、中小企業の中には長引く不況による売り上げ、受注の低下、資金不足、銀行の貸し渋りなどによる資金繰りの悪化に苦しんでおられるのが現状です。国や県では金融支援対策を講じておられますが、市といたしましても、企業の経営安定のための支援、指導をしておられるところでございますが、金融支援はどのような状況で推移してきておりますでしょうか、お尋ねいたします。また今後の見通しについてもお聞かせください。
 国も景気対策に懸命に取り組んでいるところであります。3月20日に15歳以下の児童を持つ家庭及び老齢福祉年金の受給者などを対象に交付された「地域振興券」も景気回復策の1つでした。砺波市商店街連盟などでは、振興券にプレミアをつけるなどして消費獲得に努力されているところです。交付から約3カ月が経過しておりますが、利用状況はどうでしょうか。また、どのような商品を買っておられるのか、買われる場所は商店か、大型スーパー、食品スーパーかなどもお聞かせください。
 一部には、地域振興券の受け取りを拒否された方があったように聞いておりますが、その点もお聞かせください。
 7月には、太郎丸地内に市内では2つ目の大型ショッピングセンター「アピタ砺波店」がオープンいたします。一般市民にとっては便利で、買い物の選択幅が広くなることになりますが、一方で、地元商店街は大きな痛手を受けることになります。市、商工会議所、各商店会もいろいろな取り組みをされておりますが、消費者を呼び戻すに至っておりません。地域商業者が中心になって発足しました「商業活性化推進会議」では、どのようなプロジェクトをされているのでしょうか。また行政としてどんな形で支援されているのかお聞かせください。
 次に、公共工事の発注、入札についてお尋ねいたします。
 公共事業は、地域の施設、環境整備と景気対策として、今までは順調に推移してきたわけですが、それに相対し民間の設備投資、雇用の増大が行われてきました。現在は一変して大変厳しい財政環境の中、財政の健全化が求められており、国、地方とも大幅な財政改革が迫られ、事業削減が図られております。その影響を最も受けたのは建設業者と関連下請業者であると考えます。地元建設業関連の従事者には高齢者も多く、高齢者雇用にも影響が出ているように思います。
 市の対応として、予定工事の早期発注に努めていただくことが重要と考えます。また工事金額によって指名業者の格付けがなされていると思いますが、地元業者の救済と育成、雇用確保のため、地域経済活性化のためには、従来に増して地元業者への指名を考えて対応していただけたらと思います。その点についてのお考えをお聞きします。
 また、入札・契約手続及び運用については、従来より改善がなされておりますが、今後とも指名基準の公表、入札・契約手続の透明性、公平性の確保に努めていただき、公正なシステムづくりを進めていただくようお願いします。
 以上で、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 寺島議員にお答えをいたします。まず、若い人たちの不安感についての御質問でございます。
 年金制度、老人保健制度等を中心に給付と負担の適正化を求めることが肝要だと思っております。国の制度の安定化を図り、将来の不安を解消することが大切でございますので、政府施策の重要性を考えておるところでございます。その見通しと考え方を述べよということでございますが、これらにつきましては、実は私に答える立場がないわけでございまして、明確には答えられない状況でありますが、ただし、今の厚生省案では、給付と負担の割合を考えると、さらに負担増になるんではないかと思っておりますし、増額になるとするならば、さらに介護保険料も上乗せになりますので、負担感が増大をするという感じを持っておりますので、実は心配をいたしております。これらにつきましては、国庫補助の導入を拡大することを、実は市長会でも議論をして、厚生大臣に要請をいたしておるところでございますが、このあとの法改正等を見守りたい、このように思っております。
 若い人たちの意識改革を望んでおられるわけですが、特におっしゃいましたように、結婚観、子供を持つ価値観等が変わってきております。これらにつきましては、行政の支援も大切と思いますが、市民全体でカバーをすることが今日最も重要ではないか、そのことが新しい意味での意識改革を促すことになると、このように思っておりまして、皆さんとともに考え、そのことで男女共同参画時代を迎えるという気持ちを、私は皆さんに申し上げておるところでございますので、御了解をいただきたいと思います。
 それから、これらを補完するために、いろいろ施策を考えなさいということでございます。幾つか皆さん方にも提案をしていただいておりますが、さらに議会の皆さんと協議をしながら、補完事業を進めさせていただきたいと思っております。
 ついては、保育所サービス等につきましては、皆さん方からの御要望もございまして、朝は7時半から午後の6時まで、11時間開所をしているということにいたしました。長時間保育にはいろいろ問題もあるようでございますが、時節柄そのような対応をさせていただいておるわけでございます。また、日曜日あるいは休日にも保育所を開設するようにという意見もあるようでございます。もちろん子育てのサービスの中に幾つかこういう要望がございますが、これからもニーズを踏まえて進めさせていただきたいと思います。
 ただし「三つ子の魂百まで」ということを言われております。私は将来のことを考えますと、保護者はせめて休日ぐらいお子さんと生活することが将来のためになるんではないかと、こんなことを思いますので、要求は要求として受けとめますけれども、そういう気持ちも保護者の皆さんに持っていただいて、将来の子供のために休日ぐらいは一緒に暮らすという気持ちになっていただきたいと、このように思います。
 たしかに核家族の問題があったり、それぞれお母さん方の就業もございまして、子育てをお願いしたいという気持ちは十分わかっております。なおまた、核家族の中で子育てに対する不安感を持っておられるようです。そのことも聞きましたので、今子育て支援テレホンサービスを開設をいたしました。幾つか相談もあるようです。さらにまた、たまにはお母さんと一緒に保育園へ来ていただいて、伸び伸びと友達と一緒に遊ばせる、そういう意味での「すくすく広場」も実は毎月開催をいたしておりますので、これを利用していただきたいと思っております。
 そして、休業制度の問題などいろいろ指摘がありましたが、これらにつきましての企業への指導は、市町村には実は監督権がございません。したがいまして、企業への指導等については監督官庁にさらに強化をしていただくように、こちらから申し入れをするということで御理解をいただきたいと思っておるところでございます。
 それから次は、景気対策問題であります。
 先日、江守議員にもお答えをいたしました。全国的には民間需要が随分低迷をいたしております。そのこともございましてか、まだ不況感が残っておるわけでございます。県下においても個人消費の低迷がございますし、ただ住宅建設については少しずつ上昇しておりますし、御存じのように皆さん方にも議決をいただきました第3次補正、それらについての公共投資関係につきましては、寺島議員さんもおっしゃいましたように、効果が上がっておるようでございます。いずれにしましても、民間の設備投資というのは低迷をいたしております。したがって、雇用情勢も依然と厳しいことは御指摘のとおりだと思っておるわけでございます。
 したがって、政府は、昨日、一昨日から、御存じのように緊急措置として雇用対策を掲げてきたわけでございます。砺波市に対して各市町村に対して、どういう方策でどのような指示があるのか、これを見守りたいと思っておるわけでございます。
 それから、砺波市における失業率等についてお尋ねでございますが、市町村単位で実は調査をいたしておりません。職安の単位でその実態を見るといたしましても、お聞きするところによりますと、休業者2人に対して1人の求人しかないという現実でございます。おっしゃるとおり厳しい失業率であるということを認識いたしております。
 経済状況についてのお話もございましたが、それらに伴いまして、人員整理等についての企業は、職安関係管内で10年度は製造業を中心といたしまして、21の事業所、271人に上る解雇があるわけでございます。主に繊維工業、金属製品工業等が中心でございまして、当市としては直接今のところ聞いておりませんけれども、そのようなこの辺の状況がそういう状況でございます。
 企業倒産につきましては、県の指導もいろいろいただいておるわけでございますが、それらに対する今の貸し渋り対策、あるいはそれに関連するもの等につきましては、まずは金融対策であろうと言われておりますので、それなりに支援をしてまいりたいと思っておるところでございます。
 なお、話にはなかったんですが、高校の新卒者の状況につきましては、求人がほとんど希望どおり就職されておりますことを聞きまして、これはほっといたしておるところでございます。
 今後、企業等につきましては、金融施策が一番大事だと言われておりますので、我々としては、「金融安定化特別保証制度」を有効に利用いたしまして、このことで企業が頑張っていただくと、そして雇用の安定を期待するものでございまして、県の融資制度もございまして、6月4日より貸付利率を0.2%引き下げ、2%前後の低利な利率となっておりますことは、寺島議員も御承知だと思いますが、さらになおまた、保証制度に対する助成につきましても、従来の2分の1から3分の2に、それだけを保証をしていこうと、そういう制度に実はいたしておるわけでございます。県と市と相まって協力一致してやっていきたいと思っております。
 今後につきましては、設備投資の動きはまだまだのようでございますが、巷間聞くところによりますと、国の補正予算も考えられております。これが一番刺激になるんではないかと、このように私は想定をいたします。そして住宅ローン等の金利の引き下げ等もあるようでございますが、この抑制策もあればいいんではないかと実は思っておるところでございます。
 そんなことでいろいろ国の制度に相まって、私どもも補完的にやることによって雇用対策を確実にしていくと。そして今言われております中高年齢層に対する助成も、今度の雇用対策では出るようでございますので、市町村がどんな立場でどのような支援をするのか、このことについて明確になるとすれば、議会にもお諮りして対応して、国全体がもう少しベースを強くするような、そういう対応をしてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 以上でございますが、地域振興券及び公共事業等の発注あるいは入札制度等につきましては、助役からお答えを申し上げますし、それから介護保険制度、具体的なことなどあるいはその他、子育て支援等につきましては、民生部長からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 寺島議員の御質問の景気対策についてのうちの地域振興券の経済効果につきましての御質問にお答えをいたします。
 当市におきますところの地域振興券の交付対象者は9,698人でございまして、金額は1億9,396万円でございます。5月末までの交付状況は9,659人、1億9,318万円と、交付者に対しまして99.6%の交付となっておるところでございます。もう残りは39人ということになっています。いまだ受け取りに来られない方につきましては、案内書を出したりしてお知らせをしておるところでございます。なお、受け取りを望まれない方が1名ございました。
 それから、5月末までに使用されました状況につきましては、1億4,730万8,000円と、交付済みの76.3%となっておるところでございまして、県下の平均が70.3%でございますから、6ポイントほど当市の場合上回っておるという状況でございます。
 それから、その対象となりました商品についてでございますけれども、これは換金されました事業者から推察をいたしますと、大体3月末までは学用品関係、それから4月以降につきましては、食料品や日用雑貨が主となっておるというふうに推察をするところでございます。
 次に、取扱事業者につきましては、大別をいたしますと、地元商店が約40%、大型店が約60%となっております。本市の売り場面積は大型店が約67%でございますから、そのことを斟酌をいたしますと、地元商店街が振興券に合わせたセールを取り組まれるなど、その努力が結果としてあらわれておるというふうに思われますので、今後とでも地元商店街の努力というものに大いに期待をするところでございます。
 次に、商業活性化推進会議で検討されていることについてお答えをいたします。
 本年2月に砺波商工会議所、砺波商店会、それから出町の各商店街、出町自治振興会、それから市などが寄りまして、中心市街地の活性化を検討するために、砺波市商業活性化推進会議を設置したところでございます。この会議では砺波市商業活性化基本計画に基づきまして、「にぎわいづくり」のイベントなどのソフト事業や環境整備などを検討することとしておるところでございます。
 本年度は、空き店舗、商店、イベント、景観の4つの小委員会を設け、実施案の検討を進めていくことにしておるところでございまして、今後商店街や町内会の意向がまとまりましたものにつきましては、国や県の補助事業として実施をしていきたいと考えておるところでございます。市といたしましては、本年度に市街地の再生に向け、推進会議の意見を聞いて、中心市街地の活性化を推進するための基本計画を策定し、次期総合計画に「まちなか再生事業」などを盛り込んでいきたいと考えいるところでございます。
 次に、景気対策のうち、公共事業の発注、入札、地元業者の育成等々についての御質問にお答えをいたします。
 まず、公共事業の早期発注についてでございますが、公共事業早期発注につきましては、本年度の上期における公共事業の執行計画を発注目標率83.1%としておりまして、早期発注に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 次に、地元業者の指名についてでございますが、地元業者を育成することは、本市の産業振興や景気対策からも十分配慮する必要があるわけでございますが、入札制度の公平な競争という原則を踏まえながら、従来からも市内業者を優先的に入札参加していただいている状況ではございますけれど、このたび入札参加者選定要領に関する運用基準の中に、原則として市内に本社、支社、営業所等がある業者を優先的に選定するよう明記したところでございまして、これにより一層地元業者の育成に努めていきたいと考えているところでございます。
 次に、指名基準の公表等、透明性、公平性の確保についての御質問にお答えをいたします。
 指名基準の公表につきましては、本年度入札参加者選定要領の中に、新しく建設業者の格付基準といたしまして、建設大臣や県知事の経営事項審査評点に加え、本市の工事成績を加えた砺波市総合評点を設け、A、B、Cの等級を告示したところでございまして、これによりさらに入札参加者選定事務の公正に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 それから、入札・契約手続の透明性、公平性の確保につきましては、入札制度検討委員会で検討を重ねてきたところでございますが、その検討結果を踏まえまして、1つには、制限付き一般競争入札の導入、それから指名業者公表時期を落札後に公表することを、本年度から施行するということを行います。
 それから、低入札価格調査制度を今年度からやはり施行するということ。それから入札回数を3回から2回に見直すなど、入札・契約事務の透明性、公平性の確保に努めているところでございますが、今後とも制度の改善に向けまして、引き続き検討を重ねていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 私のほうから寺島議員さんの質問にお答えを申し上げたいと思います。
 第1点は、介護保険制度の導入と今後の対策について、大変詳細に御指摘、御指導いただきましたので、昨日の村中議員と若干重複する面もあるかと思いますが、順次お答えを申し上げますので、お許しを賜りたいと思います。
 事業費の算定につきましては、砺波市単独ではなく、議員さんが述べられたとおり、12市町村で結成した介護保険組合で、高齢者の福祉実態調査の結果に基づきまして、圏域内の公平なサービスと保険料の平準化を目指して介護保険計画を、現在策定中でございます。したがいまして、予想される保険料も砺波市が幾らであるかということではなく、圏域内の標準値、すなわち65歳以上の基準額でございますが、先ほども申し上げましたとおり、実態調査等あるいはまた意向調査等、現在その作業を進めておる状況でございまして、8月の下旬に概算額が提示できるのではなかろうかと思っております。
 この65歳以上の1号保険料につきましては、5段階方式で制度を減額、プラスした低所得者等の本人負担の減免については、国、県の方針や他市町村の状況を見ながら、今後対処していきたいと考えております。
 さらに、圏域内の在宅及び福祉サービスの給付水準が不平等にならないように、事業計画の中でしっかり策定をし、またその実現に向けて努力をしてまいりたいと考えております。
 次に、市の独自サービスについては、現在実施しておりますおむつの支給事業及び寝具乾燥事業等々については、県費助成が打ち切られるとも考えられますので、これを継続実施する方向で考えたいと思っておりますし、また、他のサービスにつきましても、県あるいは各市町村の動向を踏まえ、慎重に今後考えていきたいと思っております。
 また、指定居宅介護支援事業者の許認可、ただいま県が5月から入っておりますが、6月9日現在で17業者が申請されていると聞いております。この指定居宅介護支援業者は、申請者に対する訪問調査や、認定介護度に応じたケアプランを作成する事業者というわけですが、砺波市では5カ所の在宅介護支援センターが、それぞれ事業者として申請をすることになりました。この5カ所の在宅介護支援センターで予想される、砺波市では約1,100名の申請者を対応することになろうかと思います。
 実施に向けての取り組みにつきましては、市としては申請の受付、さらには訪問調査、ケアプラン等の作成等の準備、また組合につきましては、過日第1回の懇話会を設置をして、先ほど申し上げました事業計画の策定、5カ年の計画策定をし、3年で見直すという仕事、さらには一番大きい認定審査会の開催等の準備も着々進んでおりまして、総体的にはおおむね市あるいは組合等が、この制度について順調に進捗しているものと思います。いずれにしましても、議員さんがおっしゃられるとおり、サービスが現状より低下することのないように最大限の努力を払っていきたいと、今後とも御指導、御協力のほどお願いを申し上げます。
 なおまた、子育て支援事業につきましては、市長から詳細に御説明があったところでございますが、一部今年度から油田保育所におきまして、一時保育の事業をスタートさせました。それぞれ育児の子育て支援策として、順次エンゼルプランの計画に基づいて、しっかりと計画をやっていきたいというふうに思います。
 以上です。

◯議長(山岸君) 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 日本共産党公認議員として、市政全般について伺います。
 政府自民党は、今月17日までの今国会会期を大幅延長する方針を決めました。ガイドライン法、十分に審議もされない状況のもとで成立し、ついに「日の丸」「君が代」の法制化までしようとしています。市民の生活を守らなければならない市政として懸念されるものです。
 地方自治体の協力項目例として示されたのは、人員、物資の輸送、給水、公立医療機関への患者の受け入れ、物品や施設の一時な貸与など挙げられています。アメリカ軍の戦争のために総動員しようというものです。砺波市には県下でただ1カ所の自衛隊の基地があります。ガイドライン法では十分に自衛隊の基地に対して攻撃をされる懸念があります。市民の生命を守らなければならない市長として、このガイドライン法についての見解を伺うものです。
 さらに、地方分権の推進を図るための、関係法律の整備に関する法律案が国会で審議中であります。地方自治法改正案を軸に、全体で日本の法律1,716本のうち、約3割475本もの法律を一気に改正しようとしています。これらの法律のどれも市民生活に深くかかわるものばかりで、市町村の仕事に大きな影響を及ぼすものです。
 憲法では、戦前に地方を中央政府のもとに置いた誤りを反省して、国と自治体の関係について対等、平等の関係を位置づけた地方自治法を定めました。安念市長は、職員に徹底するように指導しておられる、地方自治法第2条、住民の安全、健康、福祉を保持する、これを改正します。改正案は、「住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする」と述べて、「住民に身近な行政は、できる限り地方公共団体にゆだねる」と改正しました。21項目の具体例がすべて削除されました。福祉の仕事は地方が行うものであると、国の福祉の責務は弱められています。突き詰めると権力的な統治は国が担い、自治体はただ住民のサービスや福祉をしていればよいと言っているのであります。
 昨日の答弁では、12月議会で一括上程していきたいと述べられましたが、地方分権に名をかりて、地方統制法ともいうべき重大な問題を持っています。地方分権一括法案についての市長の見解を伺います。
 次に、新農業基本法について伺います。
 私は、第1に、食料自給率の向上は、政府が責任を持って実現すべき明確な目標として掲げられていません。第2に、農業生産の増大と食料自給率の向上に不可欠な価格保証を廃止して、むき出しの市場原理にゆだねるようにしています。第3に、国民の食料生産の担い手を、家族経営を基本に位置づけることをやめ、大企業の農業支配に道を開こうとしているなど、国民の期待に応えたものとは言えません。WTOをにらんだ政策転換であり、米を含む例外なき自由化をさらに推進し、21世紀に向けて日本農業を一層衰退させ、国民の食糧を危なくするものであります。市長の見解を求めます。
 「日の丸」「君が代」問題について、会期を大幅に延長してまで法制化しようとしています。1946年1月1日に、昭和天皇は「自分は神ではない、天皇を現人神と国民が信じさせられたのは、架空なる観念に基づくものである」として、人間宣言をされています。歴史の歯車を逆転させるのですか。国民的討論が始まったばかりです。何を国歌とし、何を国旗とするか、重大問題を歴史の歯車を逆転させるようなことを、国会で勝手に決める権限は与えられていません。
 介護保険問題について伺います。
 先の議会で市長は、現在の福祉の水準を後退させないとの答弁でありました。それであれば、現在ヘルパーの派遣サービスを受けておられる人たちやデイサービスなどの在宅福祉サービスを、介護保険施行後も受けられるということでありますか。確認をさせていただきのであります。
 国民には、月3,000円以上の保険料の負担を押しつけ、国庫負担は3,800億円も減らすことは認めることはできません。10月からスタートする介護保険審査会の条例をいつ提出する予定ですか。認定のモデル事業でも、判定結果が実態よりも軽く出て多くの疑問点が出されました。特別養護老人ホームの入所者は「資格なし」と判定されて、退所を迫られるてもケアホームもなく、お年寄りは行くところがないことになります。介護サービス体制の不備を理由に、サービスからの締め出しに要介護認定を使うことは許せません。厚生省の認定では「介護にどれだけの時間がかかるか」が基準になっていますが、家族や経済状況など、お年寄りの生活実態を総合的に判断できるものに改善する必要があります。
 砺波市には、長期療養型病床群と言われる病院のベッド数が400床もできました。介護保険が実施されると、長期療養型病床群の多い市や福祉サービスの少ない自治体ほど、介護保険料が高くなると言われています。なぜなら特別養護老人ホームにかかる費用は1カ月当たり31万円、老健は36万円、長期療養型病床群は46万円もかかるからです。市民の1割負担では食費を入れて特養は5万円、療養型病床群は6万3,000円にもなります。福祉施設や在宅福祉サービスが少ないので、結局、長期療養型病床群に入らざるを得ないのであります。1人46万円の9割が保険会計から請求されてくることになります。砺波市では、何人長期療養型病床群に入院し、保険会計から幾ら支払わなければななのか、推計しておられると思いますが、その予想人数と1人当たりの介護保険料を示されたい。だからこそ今特養ホームの建設が必要であります。待機者が34名、他の市に比べて特養ホームが少ない実態については、昨日村中議員も指摘されました。昨日の答弁では、施設は十分にあるとのことでしたが、特養ホームの待機者の状況、そして、やなぜ苑以外の他の自治体の施設に52名も入っておられます。ぜひとも砺波市に特別養護老人ホームの建設が求められているのであります。
 次に、低所得者対策について伺います。
 私のところの近所に、50代の主人が脳梗塞で倒れて仕事ができなくなって、奥さんのパート収入で生計を立てている家庭を訪ねると、「とても介護保険料が払えない」と強く訴えられました。毎月の保険料はいまだはっきりとしませんが、当初月額2,500円が3,000円にもなると大変深刻です。また、介護サービスを利用するときには、保険料の外に1割の利用料がかかります。5年後には利用料は2割に増えます。そのため負担が重過ぎて、低所得者は保険料も払えなく、サービスも受けられなくなることが予測されます。減免制度など低所得者対策についてどのようにお考えですか。市当局の見解を伺います。
 次に、少子化対策について伺います。
 子供を取り巻く環境の変化を踏まえ、家庭、企業、行政が一体となって子供が健やかに生まれ育つための環境づくりを推進することを目的に、エンゼルプランが作成されました。市内に1カ所の無認可保育所があります。伺いますと、民家の納屋の1室を借りて、狭い所に30名もおられました。お話を聞いてみますと、「もう少し広い所があればありがたいのですが、どこかにありませんか。毎日のように預かってほしいと言って来られるのですが、狭い場所でもあり、断っています」と答えておられました。
 今年は、保育所へ申し込んで入れなかった人が、保育所の定員を60名増やしても待機者は30名にもなりました。エンゼルプランでは、15年までに保育所を1カ所建設するということとなっていますが、昨日の松本議員の質問にもありましたが、緊急対策が求められています。一刻も早く保育所不足の対策が求められていますが、市当局の見解を求めます。
 次に、放課後児童クラブについて伺います。
 東部校下に次いで北部校下にも今年から開設されました。他の学校にも希望者が多数おられることはアンケート結果からもうかがえます。来年からは東部小学校では生徒が増えて空き教室がなくなってしまいます。せっかく始めた放課後児童クラブは場所がなくなります。対策についての所見を求めるものです。
 東部小学校でも、北部小学校でも、勤めている家族のことを思うと、5時半や6時では迎えにこれる親は少ないと思います。小学校の近くに児童館の建設が求められています。
 空き教室の有効活用について伺います。
 市内に小学校27、中学校7、計34教室の空き教室があり、放課後児童クラブや学校美術館に有効に活用されています。児童館としてあるいは託児所として、あるいはお年寄りデイサービス、訪問看護ステーションなどに利用すれば、生徒や先生にとっても生きた教材になって、教育にとっても大変よい勉強になります。一石二鳥、三鳥の利用度になり、お年寄りが遠く離れた施設に送り出され、車を飛ばして介護に出かける労力と時間が省けます。民生部と教育委員会とともに協議会組織をつくり、積極的に学校施設活用対策を推進すべきであります。
 次に、遊具の安全対策について伺います。
 富山市の学校で門柱が倒れて、子供が大けがをしたことが報道されました。砺波市では危ない所はなかったとの報告を受けていますが、これは(写真提示)、北部小学校の鉄棒ですが、使用できない。これは旧北部幼稚園の遊具、危ないから使ってはならないといっておりますが、何の表示もなく、撤去することもなく放置してあります。昨年の秋から教育委員会にお願いしているのですが、対策がとられていません。鉄棒の授業には簡易鉄棒を使ってやっているとのことであります。
 また、新石丸団地の遊具はブランコと滑り台がありますが、乗れるような状況でないままに放置してあります。子供たちはけがをします。遊具の管理が心配されるものです。市内全域の子供の遊具の総点検と改善計画が求められています。
 下水道について伺います。
 下水道の取り組みが市民のニーズでもあり、地球環境を守る上からも大変重要になってきています。検討委員会においての答申が安念市長に提出されました。議会においても、自民会、市民クラブがそれぞれ下水道マップの見直しにかかる協議結果について回答をいたしました。安念市長は6月には県にヒアリングがあり、それまでまとめてほしいと3月議会で述べられました。
 私は、5月26日に富山県、6月7日に政府交渉に行ってまいりました。県としては合併浄化槽について大いに進めている。流域と農集で取り組むとのことであったが、見直しをしているとの砺波市からの報告を受けている。県としては合併浄化槽で行われるものについては補助を出しています。厚生省は合併浄化槽の要望には100%対処していきます。特定地域生活排水処理事業は市町村が水質汚濁地区であり、生活排水対策重点地区と地域指定をすることによって、県への申請書を出すだけで取り組めるものであります。特定地域生活排水事業は補助金も手厚く地域全体が整備できるものであり、ぜひ取り組まれることを求めるものであります。
 何よりも住民には下水道について、公共下水道と農業集落排水事業と個別合併浄化槽の3種類があることを説明することであります。財政面、地形面などよく考えて取り組んでいかなけならないことは、3月議会でも公共下水道で取り組めば426億円、合併浄化槽では167億円、平成32年までに完成のものは、合併浄化槽であれば平成20年、12年も早くできることは明らかにされました。
 第1に、住民に決まってから説明することも大切ですが、決まる前に住民懇談会を開き、それぞれの特徴点を説明して、住民が選択できるようにしていくことであります。
 第2に、どんな計画で進めていくのか、市民に説明できるようにしていくことであります。
 第3に、小矢部川幹線区域にあえて新たに幹線を引くことなく、合併浄化槽で取り組まれることが、どれだけ投資費用、期間のことを考えると市民によくなることでしょうか。市として合併浄化槽の補助を栴檀山だけにするんですか。栴檀山地区だけでは下水道問題の解決にはなりません。
 次に、合併浄化槽の補助要綱の制定について伺います。
 今年中につくるとのことですが、富山県の通達では、単独浄化槽の建設は好ましくないとの指導がされています。当市には合併浄化槽の補助要綱がないから、──業者は各家庭に売り出しをして単独浄化槽の建設を推し進めています。許せないことです。このようなことをなくするためにも、早く補助要綱を制定させることであります。市民からも砺波市は、合併浄化槽になぜ補助を出さないのかという声が結構多く来ていると伺っています。なぜ砺波市が下水道が遅れているのか、真剣に反省をしているのですか。下水道マップの見直しの時期こそしっかりと考えていかなければなりません。
 最後に、砺波市の文化財の保存について伺います。
 まず、近藤家の蔵について伺います。この写真は(写真提示)、『富山の写真物語』で「なまこ壁特集」というのが出されました。私は6月議会の準備過程で、伊豆の松崎町に伺い、「花とロマンのふるさとづくり」を掲げ、地域の素材を生かした特色あるまちづくりを行っていることを視察してまいりました。なまこ壁保存から積極的に創造をしていました。これは(写真提示)町中がこのなまこ壁にするように今まちづくりを進めています。そして町の職員が人力車を走らせていました。ここのなまこ壁を見て、何と近藤家のなまこ壁のすばらしさ、重みを痛感いたしました。
 現代の伊豆の「長八」と言われている山本勘一氏も、近藤家の蔵の写真を見て、「立派なものだ。観音開きの扉だけで家が2軒建てられる。現代の技術では到底つくれない、ぜひ残していただきたいものです」と、しみじみと話しておられました。
 富山県の教育委員会も何とか残すように補助も検討されていますが、砺波市として残す方向で対処されることを強く求めるものであります。
 福光町では、棟方志功のかわやを残すことで検討がされています。文化財は我々に生きる元気を与えるものであり、大切にしていくことが必要と考えています。それにしましても、日本一と言われています名越家の「こて塀」は月日がたつにつれて、だんだんに崩れていっています。小杉町もぜひとの新聞報道もあります。保存施策について検討しなければならない時期に来ています。
 先人の人たちの努力によって今日の砺波市があります。先人の文化財をしっかりと後世に伝えていくのが我々の使命ではないでしょうか。越中三大山城の1つ、県史跡増山城が増山城跡調査事業として引き続き継続して行われています。今後の方針について伺いまして、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員さんの質問にお答えをいたします。
 まず、ガイドラインにつきまして、市長はどう考えるかということでございます。
 このことにつきましては、国会でも議論されたところでございますが、こと防衛、外交という問題につきましては、一地方自治団体の首長が見解を申し上げるものではないと、このように思っておりますので、差し控えたいと存じております。
 次に、地方分権法についての御批判でございます。
 このことにつきましては、代表質問、その他でお答えをしたところでございます。西尾議員さんも一言二言申された中に、国と地方との関係が従来は上下関係であった。その主従関係から対等、協力の立場に変わるんだということでございます。これは西尾さんもおっしゃったとおりでございまして、基本的な考え方はそういう時代になったということ。したがって、地方で発生する問題については、地方議会でよく話をして、一つの物事を整理をして完結をしていくと、上からの指示と命令だけではない。地方分権というのは、地方の時代がそういうことをつくっていくという時代でございますので、そのことの本旨を私は理解をしていただきたい、そのように考えております。
 従来、そのことが長らく議論をされて今日きたわけであります。新しい21世紀を迎えるについては、地方から物事を発信するという時代になると思います。その意味では私は意義があろうかと思っておるところでございます。
 多くは申し上げませんが、機関委任事務等については6割が自治事務となりまして、あと4割は法定受託事務として実は残るわけでございます。若干国の関与は残っております。ただ、私は心配しておることにつきましては、この事務を処理するに当たり、財源等の法案等が不備であると、このように先般の代表質問にも申し上げておりました。市長会等でもこれが議論になって、今総理大臣をはじめ自治大臣に対して要望をいたしておるところでございますので、どうかそのことも理解をしていただいて、一緒になって要求をして財源確保に当たりたい、このように思っております。
 いずれにしましても、これは大変革だと、したがって、私どももよく勉強し、そして腹を据えて対応する時期に来たと、このように思っておりますので、その点職員ともども頑張ってまいりたいと思っておる次第でございます。
 次に、農業基本法についての御批判がございました。
 農業基本法の柱は、私は4本あると思っています。その1つは、食料の安定供給であります。現在自給率がおっしゃるとおり下がりつつございます。その食料の自給率の向上であります。これは農村や農民だけの問題ではなくて、国民全体に対する不安感を解消しようということで一歩前進したと私は思います。
 2点目は、農村の持つ多機能を発揮するということでございます。例えば、環境保全あるいは水資源涵養、自然循環型の社会になります。そういう意味で農村というのは、地球に優しいそういう行政をしようという言葉の中に、農村というのは一番力強いものがあると思います。その意味で、多機能なこういうことを発揮しようと、そういうことを2点目は言っていると思います。
 それから3点目は、従来の農業基本法でありました農業振興であります。いわゆる生産基盤を整備をして、そしてそれを維持管理する担い手といいますか、農業生産法人、営農集団、時によっては自己完結型もございます。このこともこの中に含まれておりますので、この農業振興については従来あったものを、少し言葉を変えてきましたけれども、これが3点目だと思います。
 4つ目は、農村振興であります。農村と都市との共生をうたっております。その1つが、典型的に出てきましたのが、いわゆる「田園空間整備」という構想が出てきたわけです。そこで、農林水産省は第1号として砺波地域を指定してくれたわけです。これが4番目でございます。したがって、これらを総括いたしますと、私は西尾さんの議論が合わないんではなかろうかと、このように思っております。
 その後、農政改革大綱も出まして、いろいろ細かい問題については議論をされています。そこで先般、私は農林水産大臣とお会いする機会がございました。私は代表で申し上げたのですが、4点ございます。
 その1点は、食料自給率の向上、一般的にそう言われますけれども、富山県のコシヒカリは新潟の魚沼産に負けないんだぞと、したがって、適地適作でこれを支援、バックアップしていただきたい。国全体に対していいところはいいところで認めてくれと。
 もう1つは、生産調整に対する長期的展望でやってほしいと。今、猫の目のような農政でございまして、もっと中・長期的に自給率等を考えて、生産調整はこれまで協力してきたんだ、これからも協力すると。ただし長期展望に立たないと営農集団もあるいは自己完結型の皆さんも機械の導入はおぼつかない、しかも借金を持っているんだと、こういう話をして御理解をいただいておるわけです。なおまた、早期に指示数量を出していただきたい、このことを具体的に実は申し上げたところでございます。
 それぞれ幾つかの要望についてはお答えをしておりますが、補完として今後このような内容的な問題がこれからさらに議論をされると思いますけれども、皆さんとともに進めさせていただきたいと思っております。
 西尾議員の意見もございますが、今後参議院の議論等を見守っていきたいと、このように思っております。
 いずれにしましても、昭和36年に制定された農業基本法から、社会経済そのものが変化をしてまいっております。農業を取り巻く状況も随分変わってまいりました。そして今度は食料を含め、農村という基盤も考え、そして地方から発信するような、そういう地域設定をしようということでございますから、全体を網羅した法案だと、このように思っております。したがって、前進した法案だと思って、私は支持をしたいと思っておりますので、若干その辺は議論のかみ違いがあるかもしれませんが、そのように思っておりますので、私の見解を申し上げておきたいと思います。
 次に、保育所等の建設につきまして、先般、村中議員さんにもお答えをいたしましたので、省略をいたします。
 それから、放課後児童対策につきましては、確かに要望がございまして、それぞれ実施をいたしております。具体的には東部小学校の空き教室がなくなるようでございます。教育委員会とも協議しながらしばらく学校でと、このように思っておる次第でございます。
 その際に、児童館を早く建てろということでございます。その気持ちはよくわかりますが、今早急に建てるということにはまいらないと思います。十分総合計画等で議論をして、子育て支援のこと、地域バランスのこと、あるいは昨日から言われております保育園をどうするのか、幼稚園をこのままどうするのか、あるいは今お話があったように、空き教室等があるわけですが、それをどう活用するのか、それを踏まえて今後考えてまいりたいと思いますので、その点は御理解をいただきたいと思っております。
 次に、下水道につきまして申し上げます。
 下水道のマップの見直しについては、随分熱を込められて、もう随分追及されたんですが、一つもやらないというわけではございませんで、これは十分議会の皆さんと私は議論をしてきたつもりでございます。その議論に従いまして、今後取り組んでまいりたいと思っております。
 おっしゃいました特定地域生活排水処理事業につきましては、平成11年度より農業振興区域にあっては、農業集落排水施設の整備区域周辺に新たに対象区域に追加された厚生省の事業ございますので、事業の実施地区内での全戸に個別の合併浄化槽を整備することをはじめとして、幾つかの要件を持った事業になると思います。ちょうどこの事業の特性からいいまして、栴檀山地区あたりが合致するんではないかと。おっしゃるとおり制度的にも有利でございますので、そのように思っておりますから、栴檀山地区の皆さんとも協議を重ねながら進めさせていただければと思っておるところでございます。
 それから、下水道の今後の実施段階につきましては、今それぞれ自治振興会等を通じまして話をいたしております。住民の意向も十分反映するという立場で進めさせていただいて、住民の御理解を得ながら推進してまいりたい、このように思っております。
 合併浄化槽については、何かやらならないような話で、随分熱のこもった言い方でございましたが、やらないのではございませんで、いわゆる先般マップを皆さん方にお示ししたように、例えばおおむね10年以内はできないよというところについてはやってくださいという話を実は進めておりますから、そのことにつきまして、合併浄化槽の補助要綱の制定については、西尾議員にもお答えしたように11年度中に要綱をつくります。そしてこれは要綱をつくりましたら、国、県に対して、申請あるいは補助金の要請もしなければいけませんので、実施するとなれば12年度からというように思っております。なお、いずれにしても、このことについてはまだ十分なPRができておりませんので、その地域に行きましてよく話をして進めさせていただくということでございますので、その点は御理解をいただきたいと思っております。
 それから次に、近藤家の蔵につきましては、先般も西尾議員にお答えしたとおりでございます。やり方としては3つぐらいあるんですが、このことについては、まちおこしということで、出町の皆さんにも随分熱心に議論をしていただきました。今いろいろ方策を練っておられるようですが、なかなか困難なようでございます。そのことにつきましては、さらに話し合いを続けて地元の皆さんの意向を踏まえて、どの方法がいいのか選択をしてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 それから次は、増山城と千光寺を結ぶ関係でございまして、最後の質問は何か十分に聞きとれなかったんですが、私は、今回の予算でも皆さんにお願いしておるように、新しく調査費の追加をお願いをいたしております。したがって、中世の山城として砺波市が誇れる城跡だと思っておりますので、十分調査をした上で、それなりの活用、利用度を考えたいと、前々皆さんに申し上げておるところでございます。
 そしてでき得れば増山城跡利用活性計画そういうものをつくっていきたいと。ついては、地元の皆さんの意見も十分聞きますし、それからあの地域のいい自然がございますので、利用活性といいましても、自然を大切にするような、そういう立場に立ってやるべきではないかと、その点ではまたいろいろ御意見を賜ればありがたい、このように思うわけでございます。
 これは増山城だけじゃなくて、栴檀山を含め庄東丘陵地というのは、散居村と一緒に砺波市にとって大事な所だと思っております。そのことを含めて全体的な公園構想といいますか、そういうものに着手したらどうかと、もう少し時間が要ると思いますけれども、そのように思っている次第でございます。
 なお、空き教室、遊具等については、教育長から、それから介護保険等については民生部長からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員お尋ねの2点についてお答えいたします。
 第1点の、空き教室の有効利用についてであります。
 現在市内の小学校7校で26教室、中学校で3校で7教室が、いわゆる空き教室になっていますが、北部小学校で県の砺波地方災害備蓄倉庫に1教室、同じく北部小学校と東部小学校で、放課後児童クラブに各1教室を転用しております。そのほかすべて各学校において学年室、教材室、児童会室、相談室、郷土資料室、学校美術館、このようなものに活用しております。北部小学校と東部小学校の放課後児童クラブ室についても、学年集会室として使っていたものですが、地元の要望に応えて転用しているものです。
 法律の改正により福祉施設等への転用も可能になりましたが、全国的にも児童・生徒のためのスペースや学習スペースとして活用しているケースが98%を占めております。
 木材を利用して和室やカウンセリングルーム、図書スペースや多目的スペース等の学校施設に改造する補助制度が創設されたので、将来さらに空き教室が増える場合には、保護者や地域の皆さんの活用も考慮に入れた改造を検討してまいりたいと考えております。
 第2点目の、遊具の安全対策でありますが、学校、幼稚園の遊具については、各施設で毎週1回、点検表に基づいて安全点検を行っております。危険なものについては速やかに修理することにし、修理に入るまでの間は使用禁止とし、使用しないよう児童に周知徹底させております。
 写真で紹介をしていただきました、旧北部幼稚園の遊具については幼稚園児用であることから、低学年の児童が活用してまいりましたが、最近は老朽化が進んだので使用禁止し、使用不可という表示を行いました。
 以上です。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 西尾議員の質問にお答えをいたします。
 準備状況、さらには長期療養型の問題で特養ホームの必要性、それから減免制度など低所得者対策、さらに一部制度的なこともお聞きでございますので、お答えを申し上げたいと思います。
 まず、準備状況につきましては、昨日から、さらに本日申し上げましたとおりでございますが、特に砺波市の申請申し込み、先ほど1,100名と試算しておるということでございます。これに関連いたします認定の審査業務につきましては、組合で実施をいたしますが、圏域内で10の合議体をつくりまして、砺波で4、小矢部で2、福野2、福光2という合議体で、それぞれ認定審査会を開催をしていこうということに、今のところ準備を進めております。
 12市町村の申請申し込みが4,354名を予定をいたしております。来年3月までには、その審査を終えることに計画をしておるところでございます。したがいまして、申請から審査結果の通知が30日という制約もございます。大変事務等混雑が予想されますが、10月から計画的にかつ連続的に審査会を開くということで準備を進めております。
 なお、認定審査会等の制度の条例でございますが、8月の組合議会においてそれぞれの条例等が提案される予定になっております。なお、在宅サービスあるいはまた保険料の算定につきましては、先ほど寺島議員に申し上げましたとおり、サービスの充実をしていきたいと考えております。
 2点目の、長期療養型の問題点と特別養護老人ホームの必要性でございます。
 昨日も村中議員に答弁をいたしましたが、療養型病床群は現在399床が整備されております。介護を提供できる医療機関あるいは医療を提供できる介護施設として、その役割が大きく期待されているところでございますが、介護制度では施設サービスとなり、確かに割高になります。この算定についてはまだこれからでございます。
 医療保険の病床もありますので、6カ月ごとの見直しが入りますので、自宅復帰の可能性も大いに期待できると考えております。
 また、特養ホームの砺波市の待機者は34名となっております。その内訳は、施設入所者が13名、病院に入院している者が10名、在宅が11名となっておりますので、圏域内では昨日申し上げましたとおり、井波町で平成12年4月から50床が開設されます。したがって、ある程度対応できるものと考えております。
 なお、特養ホームの入所関係につきましては、5年間の経過措置がございます。これにつきましては特養だけでございます。御承知のように西尾議員は、介護保険は在宅サービスの充実を図ることが真の目的であるということで、御理解をいただいておりますが、私は予防にまさる治療はないと言っておりますので、今後ともこの介護制度を機に、なお一層予防に力を入れていかなければならないと思います。
 なお、認定審査の結果の「自立」につきましては、その後も健康の維持増進に努めていただくためにも、現在実施しております機能回復訓練事業や訪問指導事業、さらには健康相談、健康教育事業など老人保健事業で一部対応し、制度が構築をしていく中で、さらに検討していきたいというふうに考えております。
 なお、保険料の減免等については、先ほど寺島議員の質問にお答えしたとおりでございます。
 以上でございます。よろしくお願いします。

◯議長(山岸君) 答弁漏れについてのみ再質問を許します。
 13番 西尾英宣君。

◯13番(西尾君) 安念市長に合併浄化槽の補助要綱について、そして教育長に遊具のことについて、そして民生部長に認定審査の条例制定について、3点再質問をさせていただきます。
 平成11年3月1日に富山県の環境政策課長より各市町村の担当課長あて、単独浄化槽の新設廃止と合併浄化槽の整備促進についてと、このような通達がまいっております。
 さて、国においては生活排水を未処理で放流する単独浄化槽の新設を廃止し、合併浄化槽の整備促進を図ることが重要な課題であることから、単独浄化槽の新設廃止を積極的に推進するように強く要請しているところであります。ところが砺波市では、業者が今のうちに単独浄化槽を処理しようと売り出しをしております。このことを放置してよいですか。私は、そういう面では、一日も早く合併浄化槽補助要綱をつくられることを求めるものであります。
 次に、教育長にお伺いいたします。
 毎週1回安全点検をしているとの御答弁でございましたが、この北部小学校の鉄棒についてはどのように処置をされたのでございますか。学校の先生は去年の秋から乗れないのに何もされていない、そして子供たちは簡易鉄棒で鉄棒の授業をしなければならないという実態、去年の秋からどれだけかかっておりますか。しかも、私は許せないのは、この北部幼稚園の、小学校の前に立派なものが危ないとも何も表示してないんですよ。小学校の子供たちがここで遊んでいて折れたらどうしますか。北部幼稚園がなくなってからどれだけになりますか。私はそのことを思うと、何を見ておられるのか、私は非常に怒りに覚えてなりません。そこだけではないですよ。庄東小学校のブランコ、しかし、東部小学校のこうやってよじ登る遊具ですね、これも使用してはならない、子供たちは何と思いますか。私は一日も早く遊具の整備をして、伸び伸びと子供を育てる環境にしていっていただきたいと思います。
 最後に、民生部長にお伺いします。
 申請から審査結果まで30日を要すると述べられました。そして8月の組合議会で条例について提案すると、じゃ砺波市議会には提案しなくてもいいんですか。9月議会だともう30日過ぎますよ。多くの議会では6月議会に上程して審議されています。問題だと思います。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) お答えを申し上げます。
 合併浄化槽についてはやらないとは申しておりません。まず、議員の皆さんは合併浄化槽を十分御承知だと思いますけれども、そのことについて住民に周知徹底することが、まず先決ですね。そして理解を求める。
 そこで、先ほど言いましたように、10年待たなければならないというのは、私は原則だと思います。というのは、二重投資になりますから、したがってその点では、あんたもここへ公共が入ってきた場合には入れてくださいよという話もしなければいかん。その意味で十分周知することが大事だと、そのことをまずさせます。
 そこで、さっきも申し上げましたように、本年度中に要綱をつくります。そこで申し込みを受けた段階で整理統合して、向こうの予算もいただかなければいかん。せっかくのものですからね。そこで要綱をつくって設置をしてもらうということになると12年度だと。お急ぎになることはよくわかりますけれども、行政手続などがございますので、おっしゃるような早急なわけにはまいらない。ただし、急がせたいと思っておりますので、その点御理解いただきたい。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 遊具について答弁いたします。
 北部小学校の鉄棒のことに関しましては、学校から修理の申請をさせ、その修理をするように予算づけをいたしましたので、間もなく修理されます。
 以上です。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 西尾議員の認定の条例化の問題でございます。
 議員御承知のように、一部事務組合でそれぞれ事業を共同事務処理をしていくということで、それぞれ地方自治法に基づきます組合でございます。したがいまして、各条例等はそれぞれ組合で条例制定をするところでございます。
 なお、認定申請されてから認定まで30日ということで、非常に事務が混雑するということから遅いと申されましたが、十分にその準備をしておりますし、8月の定例会で条例を出しまして提案をし、議決をいただいて入っていくということで、十分対応できるものと思います。
 以上です。

◯議長(山岸君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時44分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(山岸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 初めに、午前中の西尾議員の発言について、会議規則第58条の規定により、下水道単独浄化槽の発言において、──業者の部分を取り消したい旨申し出がありました。
 この取り消し申し出を許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 異議なしと認めます。西尾議員からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。
 それでは、市政一般に対する質問を続けます。
 2番 金嶋久貴子君。
  〔2番 金嶋久貴子君 登壇〕

◯2番(金嶋君) 私たちの前には問題が山積しておりますが、今早急に取り組まねばならないことは、少子・高齢化問題、環境問題、地方分権、行財政改革ではないかと思います。
 環境問題には、下水道整備やダイオキシン、ごみ問題などの課題がありますが、中でも環境保全の最も基本的なものとして、砺波の自然、緑への認識を欠くことはできません。砺波市は自然環境に恵まれております。これをよりよい形で後世に引き継ぐことが我々の責務であります。そのために、まずこの砺波の自然について、何についてどのように調査把握されているのかお聞かせください。
 広く砺波市を見てみますと、面としての緑は散居村と庄東丘陵であります。散居村については今までも調査され、研究所も設置され、またこのたびは田園空間計画で、今後の保全整備及び利用が図られることとなりました。
 翻って、庄東丘陵はどのような状態でしょうか。平成5年度富山県自然環境指針の5段階評価によれば、庄東丘陵は動物、植物、景観とも評価1ないし2であり、特に見るべきものや保存すべき絶滅危惧種の存在もないとのことでした。しかしながら、地形・地質のほうで和田川中流が蛇行で4と上がっておりました。レベル4とは保全を要する地形・地質の分布地に当たります。学術的価値が高く、県レベルの価値を有するもので、開発に対しては自然環境保全のための調査等を行い、これらの地形・地質の保全に努めるものとするとされております。県レベルでほかで見るならば、例えば弥陀ケ原のガキの田も同様の4と指定されております。しかるに、蛇行の主たる部分を含む上和田橋より上流は砂防指定河川となっており、栴檀山、峰付近から浅谷出会い鶴巻坂近くまで砂防工事として壁面コンクリート張りの整備が施されております。このまま引き続き下流の整備がされてはこれはたまりませせん。自然破壊となります。ここは保全を図らなければならない所です。そこで、県の土木部河川課に出向いて面談したところ、図面には落としてはあるけれど、大災害でも生じない限りそこは手をつける予定はない。建設省もここ2、3年は考え方が変わり、自然のダムとしての機能を大切にし、そのままの形態保持が望ましいとしたとのことで一安心でした。
 それはさておき、「住みよさ日本一」をより高め持続するためにも、今後の砺波市の自然環境を保全施策を明確にする必要があります。そこで、庄東丘陵の自然を環境面からどうとらえ、どのように考えていくのか。それにはまず県内で最古の河川、和田川を含む庄東丘陵を調査把握し、市民に提示していく必要があるでしょう。地域の現況を確認し、自然と人々の暮らしとの歴史的なかかわりを認識し、これからの自然との共生を考える土台として調査を行い、環境保全施策の基礎資料としての市史資料編「自然環境」を編さんされたいと思います。また言及させていただくならば、これからの自然環境保全施策は生態系重視でなければなりません。
 これらの調査編さんは2年や3年でできるものではなく、最低でも6年から7年はかかるでしょう。現在砺波市には、編さんや歴史分野では佐伯安一先生、動物や淡水魚に関しては林梅夫先生、人文地質に関しては新藤正夫先生やその他有能な方々がそろっておられます。中心となっていただけるこれらの方々は失礼ではありますが、それなりのお年になっていらっしゃいます。この方たちがお元気なうちに、それこそ今でなければこの「自然環境編」はできないのではないかと私は思います。
 県内にほかに全く研究者がいないわけではありませんが、砺波に住むこれらの方々は、砺波を見つめる目、愛情の持ち方が違うと私は思います。このような砺波をいとおしむ研究者の方々が中心にいてこそ、いいものができるのではないかと私は思います。
 県には、現在丘の夢構想や全県公園化構想がございます。それらに対処するためにも基礎資料がなければならないでしょう。
 この11日には、「田園空間計画」の現地視察にアドバイザーの富山和子さんはじめ農林水産省課長などが見えられ、第1回の策定委員会が開かれました。国内では初めての企画で、当市の散居村が全国でただ1カ所の指定地となったわけですが、これは景観のすばらしさはもちろんのことでありますが、今までの地道な調査研究活動が砺波市にあり、受け皿となり得ると判断されたからこそ選定されたものです。このように基礎がしっかりしていてはじめて次の展開が可能となるわけです。これらを踏まえて自然環境保全のための調査にぜひとも着手されたいと存じます。
 和田川について申し添えますならば、芹谷の越の山橋から下流300メートルの間に平林、北秘念寺、芹谷島と、3つの見事な蛇行が風船を束ねたような形で河岸段丘とともに望むことができます。また、専門家の中でも、坪野川との出合い付近は淡水魚の宝庫ではないかとも言われています。いかはまの後ろは急峻なV字谷とともにバードバスがあります。これらは見るべきものであり、保全しておくべきものなのです。
 次に、平成6年「都市緑地保全法」に各自治体での「緑の基本計画策定」が盛り込まれました。砺波市でも現在策定中ですが、今回は市街地の緑について述べさせていただきます。
 先ほど申しましたように、散居村や庄東丘陵などという自然が豊かと思える砺波市ではありますが、市街地の緑はとても豊かなものとは思えません。区画整備事業に伴い公園整備がされつつありますが、現在設置されている街区公園は緑地とはほど遠いものです。都市公園法では、公園または緑地という文言がしばしば出てまいりますが、これは公園イコール緑地という意味合いがございます。当市における街区公園の整備状況はせいぜい遊園地広場といったものがほとんどです。
 公園には日常的なレクリエーション、環境の保全、非常時の避難場所、延焼遮断帯など幾つかの役割がありますが、それらの要件を満たせばいいというものではございません。最も大きな条件は、人が憩える場として利用する、利用しやすいということであります。街区公園の誘致距離が250メートルの範囲と規定してあるのは、子供の行動半径から割り出された距離です。ですが、実際に子供たちが利用している姿はあまり見かけることができません。なぜなら、整然とした都市公園は、子供たちの創造性を刺激するものがほとんどなく、魅力があまりないからです。隅まで見通せてかくれんぼもろくろくできず、大人は緑陰もなく安らぐ気にもなりません。
 公園の基本は、入ってはいけない芝生の緑ではなく、園芸的な花壇でもなく、ましてや裸地でもなく緑です。それもアクセサリー的に周りを囲むように樹木を植栽するのではなく、エコロジカルな視点の豊かな雑木林の形成が、今後の都市公園として求められるのではないでしょうか。
 エコロジカルなというのは鳥も虫もいるということです。虫が発生して草木を食い荒らしても、管理を優先し、皆殺しである薬剤散布防除という乱暴で危険なことはしてはいけません。これは人間にとっても有害で危険なことなのです。生態系が保たれていれば、天敵の虫や鳥が食べてくれます。よほどでない限り丸坊主になったように見えても木はめったなことでは枯れません。また、人間が食われも刺されても死に至ることはまずありません。時がくれば彼らは去っていきます。我々は少し我慢すればいいのです。自然との共生というのは虫も鳥も尊重して、人間中心の生活ばかりではないということなのです。今後の公園づくり及び管理については、生態系を重視する施策をとるべきだと私は思います。
 生態系ということでは、昨今メダカが姿を消し、絶滅危惧種として指定されたとの報道がございました。ヤマトシジミも久しく見かけません。この自然が豊かと言われる砺波市に彼らがいるのかどうか。それらを調査し、身近なビオトープの再発見と保全という小さなきめ細かなことも、良好な自然環境の維持には大切なことであります。砺波市の「緑の基本計画策定」には、生態系重視の観点をしっかりと盛り込まれることを求めます。
 先ごろ策定された「砺波市児童育成計画」の意向調査によれば、子育てに関しての施設や制度の要望に、公園等の遊び場の充実が挙がっておりました。同計画では、公園の整備には地形や樹木を生かした公園づくり、実のなる木、彩りが違う落ち葉を落とす木など、子供が楽しめる自然遊びの素材の導入に努めると記載してありました。今のような魅力に乏しい公園をつくるのではなく、今後は子供たちが伸び伸びと遊びを発見し、人々が憩えるような緑を基本にして生態系を考慮して、公園の設置されることを要望いたします。
 3項目目としまして、砺波市児童育成計画についてですが、これについては昨日松本 昇議員や池田議員、その他の方々の質問と重なっておりますので、一部省略させていただきます。
 市長は、地方分権では保育所や幼稚園の設置も自治事務となり、幼保一元化のような施設も設けやすくなるとおっしゃいました。そして見直しの決断をする時が来ているとも述べられました。時代の要請に沿って改革に着手されますよう御期待を申し上げます。
 この計画書を何度か読み返しましたが、行政でできるのは制度づくりと整備、支援、啓発です。
 子供たちにとって必要なのは、信頼できる、ともに歩いてくれる大人が身近にいることです。私たちは信頼され得る大人であるでしょうか。国では先ごろ私たち政府が新ガイドラインの法整備を行いました。戦争をするための準備が整ったわけです。いつでもスタンバイの戦前状態です。今までの戦後ではなく、これからは戦前なわけです。小松基地では2,700メートルの滑走路が3,000メートルに延長され、コンクリート厚が35センチから47センチにかさ上げされます。これは米軍の戦車を積んだ4,000トンクラスの飛行機が発着できるようにするためなのです。
 日本の安全確保のために世界の平和のための役割を担うなどといって、日本の空港、港湾の整備が、米軍の利用が可能なように着々と整備されてまいります。どのような理屈をつけようと、私たちの政府は景気回復のために、人殺し集団への仲間入りをしたのです。これを私たちは、子供たちにどのように説明すればいいのでしょうか。国はかじを切りました。それに対して私たちはどう対処するのか、一人一人が問われていると私は思います。
 以上、私見を述べさせていただきましたが、これで私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 金嶋議員にお答えをいたします。
 環境問題についてでございますが、御趣旨はよくわかります。私も環境につきましては、重要だということで認識をいたしております。若干ポイントは違うかもしれませんが、御指摘もございましたように、今回の散居村を展望した田園空間構想もその1つではないかと。このあと施設づくり等につきましても、今おっしゃいました視点に基づいて意見を申し上げていきたい、このように感じておるわけでございます。
 そこで冒頭にございました、これまでに当市における自然等に関する調査があったかどうかということでございますが、率直に言いまして、独自で調査をして公表したものはございませんが、ただ郷土資料館あるいは緑化公園課等で調査をしたもの、あるいは富山県の自然保護協会が頼成の森の自然調査をしたこと、あるいは市の教育センターが庄川の自然を調査したり、あるいは砺波青少年の家を取り巻く自然の調査、市の教育センターなどで調査をしたこともございますし、県の自然保護課が富山県の巨木、名木保全調査ということで砺波の名木等についての調査がございます。その他散村研究所におきましては、幾つかの文献その他については調査したものもございますし、文献等も多くあるわけでございます。
 先般もこの田園空間構想に当たりまして、散村研究所から多くの資料、文献等が提出をされております。これらを活用されると聞いておりますので、その面ではほとんどないとは言い切れないのではないだろうか。ただし、一括してまとめたものはないということでございまして、おっしゃるように何かまとめたものがあればいいなと、こんなことを実は考えておるわけです。
 なおまた、庄東丘陵地帯における自然環境の総合的な調査、これも一つの方向として重要だと受けとめておきたいと思います。
 もちろん、近ごろは環境に対する関心が高まりつつございまして、ありがたいことだと思います。自然を大切にする考え方が広まってくることを私は喜んでおりますし、御存じのように砺波は豊かな水もございますし、美しい川もございます。きれいな空気もございます。そしておっしゃるようにすばらしい森林も持っておると思っておりますので、後世まで引き継ぐという使命も、私はあろうかとこのように思っておる次第でございます。
 なおまた、和田川のことにつきまして細部お話をいただきました。これらを参考にしながらこれからも対処してまいりたいと思っておるわけでございます。
 なお、県のデータ等の中で幾つか守るべきものなどがあるようでございますので、その面についてはこれから勉強させていただいて、そういう指針に基づいて進めさせていただきたい、このように思っております。
 なおまた、砺波市の市史に資料編として、自然環境編をつくったらという提案でございます。今後、市史編さん委員会などでも研究をしていただいて、そういう視野で検討をしていただきたいと思っているわけでございます。
 なおまた、私はこのように思っております。教育委員会とも相談でございますけれども、例えば郷土砺波市の農業に関すること、あるいは動植物に関すること、あるいは散居村といわれながら、実際子供たちがあまりよく知らないんではないか。その意味で、副読本をつくって、郷土を愛してもらうためにも、知ってもらうためにも、勉強の素材としてそういったものをつくるべきではないかと思っております。確かに農村問題等については、若干副読本があるようでございますが、そういう意味で今後とらえてまいりたいと思います。
 それとまた、今年は市制45周年でございます。5年後は市制50年になるわけです。半世紀を実は迎えるわけですが、この際に合併して以来50年でございますので、多くの文献等がございますし、そういう歴史的な経緯もございますので、今の市史をカバーする形で、もう一つ視点を変えて50年史を編さんしたらという、実は気持ちも私持っています。その時にはもう準備に入らなければいかんのではないか、こんなことを実は思っておりますので、今申しましたように市史編さん委員会をしばらくやっておりませんが、ひとつお集まりを願って、その準備等あるいは必要性等を議論をしていただければと思っておる次第でございます。
 今いろいろ申されましたこと等につきまして、私のみならず、現場でこのことを体得しながら進めさせていただければと、このように思っておる次第でございます。
 なお、児童育成計画については民生部長、それから緑の基本計画や都市公園についてのいろいろ要望がございましたが、この点については産建部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 金嶋議員の児童健全育成等につきましては、先日来から申し上げておりますが、先ほども幼保一元化の問題につきましても、先般の市長からの答弁がございましたように、それぞれ自治事務になりますが、それぞれ施設の基準等がございますので、それをクリアをしなければならないということもございます。そういったことも含めまして、今後基本的なことをしっかり受けとめて検討していきたいというふうに思っております。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) それでは、金嶋議員さんの市街地の緑等につきまして、補足して御答弁を申し上げます。
 まず最初に、市街地の緑についてでございますが、市街地及び周辺に昨今できております街区公園につきましては、御存じのとおり土地区画整理事業の施行によって整備されたものでありまして、現在18カ所の街区公園が設置されております。これらの街区公園は、区画整理事業の一環として、地区の住民の皆様の合意に基づき、それぞれ皆さんが自分たちで地域の特色ある公園づくりとしてつくられてきたものであります。
 将来にわたって地域の憩いの場として愛され、親しまれる公共空間であるとともに、災害発生などの非常時に、住民の皆様の避難場所や防火帯などの空間としての機能も併せ持つものでございます。
 都市公園の特性を検討しますときには、周囲の景観、自然条件等の立地条件についても当然十分考慮されるべきでありまして、それらの形態から大きく分けますと、緑型、運動型などの特性が考えられますが、区画整理事業においては、将来の住宅化に備えて子供たちの遊び場を広くとった運動型が多く採用される傾向にあります。しかし、最近ではこれらに加えて池とか水辺空間とか、樹木の緑を取り入れた公園づくりも多くなってきております。
 もちろん従来の運動型に緑が全くないということはございませんで、ある程度の緑があるんですが、最近特に緑を多く入れたものも増えてきておるということでございます。しかし、街区公園はまだつくって新しい関係で木が大きくなっておりませんこと等から、いましばらく時間をいただきたいなというふうに思うわけであります。
 公園につきましては、まず、人々が利用しやすい公共空間づくりでなければなりません。議員さんもおっしゃいましたように、地域の皆さんが利用しやすい、そういうニーズに合わせまして、緑豊かな空間づくりが大切であります。子供たちや高齢者にも十分配慮した安全な憩いの場として、多様な整備の工夫が必要と考えられます。今後も市といたしましては、これらの観点から公園づくりに当たりまして、そういう助言なり協力をしてまいりたいと思います。
 なお、もう1点、緑の基本計画についてもちょっとお触れになり御要望がありましたので、ちょっと申し上げたいと思いますが、緑の基本計画につきましては、自然的条件、社会的条件等を調査の上、現在たたき台としての素案をもとに、さらに内容の検討を重ねているところでございます。その中でもいろいろ記載しておりますが、今後の緑のまちづくりあるいは公園づくりに当たりましては、周辺の自然、議員、おっしゃいました生態系のことも含むと思いますが、そういう自然や歴史との一体化に意を用いる、いわゆる自然との共生に力を入れることはもとより、幼児期から植物や自然の大切さを学ぶことができるような緑化意識の高揚につながるような整備、あるいは最近減少つつあります生物生息空間、いわゆる最近の言葉で言いますとビオトープですか、そういうものを整備いたしまして、自然が体験できるようなことに配慮するなど、緑あふれる美しい地域づくりを目指してまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 18番 前田喜代志君。
  〔18番 前田喜代志君 登壇〕

◯18番(前田君) 初めに、質問に入る前に、今議会に提出されました補正予算(第1号)に関連しまして、総務費にとなみ衛星通信テレビ株式会社への出資金2,470万円が計上されております。昨日からも関連した議論がございました。若干意見を申し上げておきたいと思います。
 平成7年度末に示された砺波広域圏の情報化基本計画、このときには五箇三村を含めて地域全世帯にケーブルを引いて地域の情報化を進める、こういう計画案が示されておりました。このケーブルを基盤として行政の情報化を図っていくというものでございました。そして事業主体に広域圏事務組合がなって総事業費は42億円に上る、砺波市の負担も13億円になるという、こういう計画案でございました。
 今回、国の景気対策の一環として進められようとしている民間主導の「地域情報化推進事業」これは前の計画と何がどう違うか、このことを今議会で市民に十分御理解いただけるように明らかにしておく、当局、議会の責任があるというふうに思います。
 このあとの委員会審議を含めて、前計画との対比なども含めて市民に御理解いただけるような議論を尽くしておかなければならんと思いますので、当局のほうでも御尽力をお願いしたいというふうに思います。
 それでは質問に移ります。
 第1点目は、「14歳の挑戦」事業の実施目的に関連して、教育長にお伺いいたします。
 地域で生徒の社会性や生きる力を養おうと「14歳の挑戦」事業が提起されてまいりました。当市ではいつの時期に、どのような形で取り組まれるか、現時点での計画、考え方を明らかにしていただきたいと思います。
 また、指導に協力をいただける市民の皆さん、十分確保できているか。そしてそういう皆さんとの事前のディスカッション、そういう場は設けられているか。また若年労働者が自分はこの仕事に向いていない、こういって4、5年で職場を離れて退職をしていく、こういう傾向が増えております。原因にはいろいろあるのだろうけれども、職業観をどうはぐくんできたか、これは重要な要素の一つであると思います。職業観の確立の機会としても、この14歳の挑戦事業をとらえてはどうか、事前事業の学習なども含めどのように考えられているか伺っておきたいと思います。
 次に、出町小学校建設事業と学校給食センターの併設について、教育長の考え方を伺いたいと思います。
 まず、出町小学校の基本設計、昭和39年に東部小学校が開校されて以来既に35年、平成14年の開校が待たれるわけでありますが、今定例会の初日にこの基本設計について御説明をいただきました。これまでの学校建設以上に地域の皆さん、PTAの皆さん、多くの皆さんの意見を聞いたり、議論したり、視察に行ったりという経過をたどりながらも、それ以上に子供たちの夢、思い、こういうものも取りまとめられてでき上がったと、大変すばらしいと思っております。しかし、今後の児童数の推移がどうなるか。なかなか長期に予想することは困難なだけに、できればもう少しゆとりを持って一定のエリアを更地で残しておくべきではないか。確かに現行の40人の基準なら120人まで3クラスで児童数の増に対応できるわけでありますが、したがって、そういうオープンスペースも設けられて考えられておりますが、1学級30人以下という基準に学級編制の考え方が変わった時に、学年によっては90人を超えるというような可能性は十分考えられるのではないか。そうすると1学年4クラスということになります。今は各学年に1クラスずつのオープンスペースしかみてありませんが、1学年4クラスというような事態も考えるときに、やっぱり普通教室をとるための全くの更地というものを学校のそばに確保しておくべきではないか、このように考えるわけです。
 砺波市初めての2階建ての校舎を考えられた、このことのメリットは理解できますけれども、あとになって学級増に対応の余地が全くないというのでは心配も残ってしまうわけです。一部3階建ての構造に変えて4クラスにも対応できるだけの更地部分を確保しようという考えはないか、お伺いをしたいわけであります。
 次に、この出町小学校にできれば学校給食センターを併設してつくってもらいたいということを前にも申し上げてまいりました。現在の学校給食センターが建設されたのは昭和50年であります。もう借金返済も終わるわけです。しかも、O-157による食中毒などを回避するために、調理してから児童・生徒が食事をとり始めるまで2時間以内だと、こういう指導基準がございました。現センターでこれを守れるシステムの確立をいろいろ考えても全く対応できないじゃか。こういう結論の中から、献立に制限を加えて絶対にO-157の心配はないという状況をつくっておるわけであります。しかし、献立に制限を加えなくてもよいようなシステムに一日も早く持っていきたい。学校給食は教育の一環、こういうわけで重視されてまいりました。「食は命」その命の大もとであるからこそ、子供も保護者もどんな食材が使われているか、どのように調理されているか、そのことがよくわかるように、調理されるその姿も見えることがとても大事なこととして考えられてきました。ですから、センター化している自治体でも生徒数の多い学校に併設して、1校で複数校分を調理する、このような親子方式がとられているところもあるわけであります。しかも現在の給食センターでは環境ホルモンの一種が溶け出し危ないと指摘されているポリカーボネート食器、この食器の改善も施設が狭くて改善したくてもできないなど問題を残したままになっております。ですから「心の教育」と同じ重さで、いやそれ以上の重さで子供の命を大切に考える教育行政でなければならない。そんな思いから出町小学校の建設に、例えば出町中学校区内の1つの中学校、4つの小学校、5つの幼稚園、約2,100食分を受け持つ給食センターを併設できれば、現センターの抱えているこれらの問題も解消できるわけであります。
 以上の点から、このまま実施設計に入るのではなくて、もう一度練り直して基本的な考え方をしっかりと据えていただけないか、この点であります。
 次に、少子化対策についてお伺いいたします。
 エンゼルプランによる重点政策はどうか。市の児童育成計画では、「子育てについての意識啓発」「子育てと仕事との両立支援」「家庭における子育て支援」「子育てのための生活環境の整備」「ゆとりある教育の実現」「子育てに伴う負担の軽減」が挙げられております。
 昨日からの質疑の中で、少子化の問題も取り上げてまいりました。今の社会がいかに子供を生み育てにくい環境になっているか、こういう認識をいろいろ語られたわけであります。経済企画庁の調査結果もありました。次のような数字が上げられています。「あなたにとって子供を持ち育てるということは、どのような意味を持っているか」この問いに「楽しい」と回答した母親の割合が、日本22.9%、隣の韓国が53.7%、アメリカは71.5%の皆さんが子育ては楽しいと答えている。際立って日本は低い数字になっているわけです。核家族化のもとで、一人で子育てを行わなければならない母親が大変多く、母親自身も少子化の中で、妹、弟の面倒を見てきた経験もなく、相談したい夫は仕事づけ、おつき合いという社会背景がある一方で、労働条件はきつく低賃金で昇給・昇格差別が横行し、妊娠出産によって体験した嫌がらせやさまざまな壁など、子供を持つ女性労働者が職場で多くの不利益扱いを受けている。こういう現実、その上家庭でも家事もまだまだ女性に重くのしかかっている。このような中で女性が仕事もしたいし、子供も生み育てたいと望んでも、子育てに不安が残り、楽しくなければどうしてもう一人子供を産みたいと考えられるでしょう。
 市民が安心して暮らせるまちづくり、この欠かせない柱が少子化に対処する総合的施策推進でなければならないゆえんでございます。生みたい人に生み育てやすい環境を整えることが本当に必要です。出産・育児期を安心して元気に乗り切るために、もっともっと支援策が必要になっております。
 そこで具体的に、子育てについての意識啓発や仕事との両立支援において、市民、事業者、市の責務、そして協力、これを明確にして取り組むようにするべきではないか。特に事業者に対しては均等法後、改正がありました。そして母性保護の観点で事業主が講ずべき指針も定められたわけであります。
 その1つは、健康診断など受診時間の確保、2つ目には、妊娠中の時差勤務や勤務時間の短縮、3つ目には、休憩時間の延長、休憩の回数の増加、4つ目には、妊娠中または出産後の症状に応じて作業制限、勤務時間短縮、休業などの措置。これらが義務化されたわけであります。この99年4月から施行になりました。女性が働きながら子供を生み育てていく、そのための支援策です。もちろん育児・介護の休業制度は当然であります。改正法やこの指針が実質的に職場に根づいていくよう、あらゆる事業所の協力が求められるわけであります。商工会議所や工場協会なども一緒に協力をいただいて、そういう砺波の社会環境を育てていこうではありませんか。そしてまず、市役所で、病院で、しっかりやっていただかなければならないと思います。
 加えて、昨日からもございましたように、保育園に入りたい、こういう入所希望数が総定員を超えてくる、こういう昨年の入所希望の状況がございました。そして目いっぱいまで市としては定員を広げてきた経過がございます。この11月になればまたこの繰り返しが考えられます。受入体制をどうするか、これ以上定数を広げられる余地がないのか、なければ新しいものを建てる、建てるにしても4月までには建たない。こういうことなら職員駐車場を多少つぶしてでも、他の場所に移してそこにプレハブででもいいから、とりあえずこの1、2年しのぐような、そういう対応も含めて早急に緊急対策を打たねばならないのではないか。そういうこともお伺いしておきたいと思います。
 また、子育てに伴う負担の軽減で、砺波市は県下でいち早く第3子対策をとってまいりました。子育てに伴う負担軽減は、既に大きく他の自治体から見れば遅れをとっています。就学前の児童の医療費は通院も含め無料にするとか、保育所・幼稚園では同時入所以外でも第2子は半額に、第3子以降は食費相当額のみ定額徴収とするなど、本当に具体策を講じていくべきです。さらに子育てのための生活環境の整備では、大人のかかわり方の工夫が必要です。少子化が進み地域社会がさまざまに変化して、中でも近所に子供が本当に少ない、日常から群れて育つ環境にないという地域が大変増えてございます。児童クラブ、母親クラブ、PTAや地区公民館など、各団体の皆さんも年間を通して親子活動や三世代交流など大変汗をかいていただいておりますけれども、大人があれこれと企画して子供たちがこれにただ参加するという、こういう仕掛けや地域行事が増えているとしたらちょっと心配です。どのように遊ぶか、どのように過ごすか、子供たちが主体的に考え合うように、大人のかかわり方を少し変えてみる必要があるのではないでしょうか。
 最後に、介護保険の要介護認定について議論もございましたが、1、2点伺っておきたいと思います。
 認定事務の進め方についてございます。訪問調査はどのような体制で進められるか。訪問調査を終え、認定審査を経て介護度が決定された後、そのあとに容体が変わって再度の認定を受けなければならない、こういう人は当然出てまいります。9月に認定したけども、3月までに何回も容体が変わるということは十分にあり得るわけです。容体が変わって再認定の対応が必要になってくるわけです。健康福祉課の通常の業務に加えて、容体変化に対する訪問調査などは随時発生してくるわけでありますから、保健婦や看護婦や介護福祉士などの専門スタッフの配置が、現状はそういうことも見込んで本当に足りているかどうか。また、介護保険制度を市民生活に根づかせるためにどのような手だてをとっていくか。既に何らかの在宅介護福祉サービスを受けている皆さんは、自然のうちにこの制度に移行していけるのかもしれません。しかし、サービスをまだ受けたことのない市民にとっては、在宅介護支援センターに相談してみようとなるまでは一定の時間がかかります。今なお、家族での在宅介護が限界にきてから連絡が入るというケースもあるわけです。家庭で抱え込んでしまっているわけです。せっかくの保険料が掛け損になってしまったという思いが残らないように努力は必要です。身体的必要度だけではなくて、介護をする家族の状況把握とサービスの拡充も図っていかなければなりません。この中で、訪問調査で73項目、そして12項目の記録が出てまいりますが、特記事項などで介護サービス調査表が全部でき上がります。その中にこの特記事項というのは、調査員の主観が入る場合もありますから、できるだけ公平に客観的になるようにマニュアル化などの工夫が必要だと思います。ぜひそのような工夫をして、公平なサービスが貫けるように御努力をお願いしたいし、介護保険事務組合のもとで認定モデル事業による調査の結果から、どの部分のサービスがどの程度充足されているか、この分析状況も明らかにされたいのであります。
 以上で質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員にお答えをいたします。
 私からエンゼルプラン等につきまして、私の意見も若干含めましてお答えを申し上げたいと思います。
 先般から、多くの皆さんからこれにつきましての御意見をいただきました。その際にも申し上げましたが、政府もようやくこのことについて重大関心事を示しまして、先般の新聞報道にございましたように、駅前や駅でも保育所をつくろうということが出ておりました。それはそのように対処していただきたいと思いますが、保育所につきましては、市の業務でございますし、一般保育所もございますけれども、どのように指導いただけるのか、実は早く待っているところでございます。したがいまして、各議員さんからもいろいろございましたが、その指導待ちをしておることを申し上げておったわけでございます。しかし、指導を待っておったんでは要望に応えられないのは現状だと思います。確かに少子化時代を迎えて絶対数は不足するんですけれども、要望として受けざるを得ない。そうなれば今お話もございましたように、プレハブでも考えてみてはという話になると思います。それも一考を要する必要があろうかと、このように思っております。
 それはそれとして、私の考え方は、今東部保育所の問題もございます。油田も実はマンモスなんです。小学校よりもお子さんの数が多いというのは、やや危険性をはらんでおるのではないか。出町保育園も大分汚くなりました。そのことを全体をもう少しとらえてみていかざるを得ないかなと。今おかげさまで鷹栖保育所が乳児室をつくりまして、なおまた大規模改修もやっていただきました。そうかといって幼稚園等につきましては、心配しておりましたところが逆に増えておりますし、従来多かったところがぐっと減ってきたという経緯もあるわけです。そういうバランス上、いろいろこれからも考えて早急に考えさせていただきたい、その上で議員さんの皆さんとも相談をさせていただきたいと思っております。
 特に施設整備等につきましては、ハード事業でございますので、どうしても予算措置が必要でございますし、これらにつきましては、補助金や起債の関係もございます。したがいまして、早々に計画を立ててお願いするものはお願いしていくということになろうかと思います。
 地方分権が明日にも決まれば話は別ですが、もう少し時間がかかりますし、実際施行となりますと、1年ぐらい遅れるということになりますので、それも待つわけにはまいらないと、このように思うわけでございます。
 なおまた、制度等につきましてPR不足などいろいろございます。せっかくの制度でございます。雇用機会均等法等ございますし、あるいは母性保護に関する法律もあるわけですけれども、これがあんまり機能していないというのが、いささか私は残念だと思います。これが逆に市町村に移管をして、市町村が指導できるという立場でしたら、これは強力に働きかけるわけですが、残念ながらまだそういう監督官庁ではございませんので、なかなか手も足も出ないということでございます。
 ここで少し余談になるかもしれませんが、リッセの市長は女性でございます。本人のお子さんが2人おられます。2人はもらい子です。その2人は韓国人だと、4人を働きながら育てて、今日市長さんをやっておられます。その背景は、いわゆる国の制度をきちっと守るということ。育児もやる。今は国が定めております幾つかの法律を、その国がきちっと守るという、守ることによって保護されるといいますか、当たり前なんですね。今それぞれ成長されて生活をされておるんですが、そのようなお国柄であることについて私は感心をしてきたわけです。日本はもっともっとこの制度を一般が理解をして、子育て等について御支援をいただきたいものだと思っております。
 その意味で、市役所や病院もしっかりせいと、こういうお言葉でございます。そのことにつきまして、私どもは補完的な事業になると思いますが、池田議員からもいろいろ負担軽減等言われまして、そのことにつきましては、十分要望に応えるように努力をしてまいるということでお答えを申し上げておりました。十分検討させていただきたい、このように思うわけでございます。
 なおまた、今回は立場を変えましての御意見もございました。その御意見を参考にしてまいりたいと思います。確かに少子化の進行によりまして、子供同士のふれあいが希薄になったり、あるいはそれぞれの子供たちが心の余裕がないといいますか、抑揚がないというか、あるいは社会性が乏しくなるというような一面も、私はあろうかと思います。その面では重要な課題であろうともとらえております。
 そこで、大人はどうあるべきかという視点に立っての質問でございます。だからその意味では施設づくりも必要でございますけれども、やっぱりソフト事業というものもここで忘れてはならない。その意味で、児童クラブなどの皆さんにお世話をいただいておりますが、この運動等についても協力を申し上げて、子供たちの集団活動あるいは地域ぐるみの遊び場の環境なども十分考える必要があろうと思いますし、児童民生委員の皆さんにも御協力をいただいておりますが、多くのボランティアの皆さんの御協力も得ております。この人たちにも今後とも支援をお願いを申し上げておきたい、このように思うわけでございます。
 私は、いい方法は幾つもあると思いますが、1つの例としては、子供たちがスポーツ少年団に入って、自ら汗をかき、自ら激励しあって、自ら競争しあって、そういう場が一番いいんではないかと。その意味では体協さんにもお願いをして、スポーツ少年団がますます発展できるような、そういう雰囲気づくりをしてまいりたいと。学校現場とも、教育委員会とも協議しながら、そのような方向にいきたいと思っております。
 なお、これも若干余談になると思いますが、先般私の友人でジャーナリストがおりますが、彼の自らの著書を送ってくれました。彼はこんなことを言っております。
 この高度成長経済を支えたのは、堺屋太一が言った「団塊の世代」の皆さんがそれこそ競争して、一生懸命働いて今日の日本をつくったんだ。それはそれとして、大変御苦労があったと思う。ただし、そのお子さんたちは長男、長女である。ややもすると一人っ子だ。そして物があふれて何不自由なく生活をして今日来た。これが成長することによって彼ら自身の幸福感だけを認めるだろう、幸福感だけを追求するだろう。お父さんやお母さんや先輩の、いわゆる老後に対する負担なども恐らくないんではなかろうか。彼は「分解の社会」、若い人たちは幸福感だけを追求するだろうと。「分解の時代」をどうするのか。やっぱりこのときは全体でそれこそ官民一体になって生涯教育等をやるべきではないかという提言をしておりまして、そのように私は読み取ったわけでございますが、これからも皆さんともどもこのことに関心を寄せながら、施設づくりのハードの部分も、あるいはソフト部分もみんなで支えていかなければ、私はいい日本がつくれないと、このように感じておりますので、御協力、御支援を賜りたいと思っておる次第でございます。
 「14歳の挑戦」あるいは出町小学校の建設等については教育長から、介護保険等については民生部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 前田議員の御質問の2点についてお答えします。
 第1点は、「14歳の挑戦」、それから第2点は、出町小学校の新築と学校給食センターの併設についてと、この2点でございます。
 まず第1点の、「14歳の挑戦」事業でございますが、当市としては2学期の後半に実施する予定にしております。学校運営や行事の日程等の調整の関係で、井波町が夏休み直前に実施する以外は、県内で実施する学校のすべてが2学期に予定しています。
 次に、実施に当たっては地域の子供は地域で育てるという視点で、市内の各種機関、団体の連携、協力をお願いし、地域社会の教育力を高めることにもつなげたいというふうに考えております。
 具体的には、今後商工会議所や工場協会、商店街連盟、農協、社会福祉協議会、青年会議所、PTA連絡協議会あるいはその他の各種団体の代表の方々にお集まりいただき、推進委員会を設置し、生徒の活動の場を推薦いただき、さらにそれらの事業所などと綿密に連携を図って実施してまいりたいと思っております。
 他人とのかかわり、人と人のつながりを深めながら職場を体験することで、困難に打ち勝つ自信を持たせたいというふうに考えております。
 将来の職業を選択する判断材料というには、時期的に2年生ではやや早いかもわかりませんが、職業観の確立の一助としては十分役立てることができると考えております。
 以上のようなことで、今後進めてまいりたいと思っております。
 第2点についてでございますが、まず、出町小学校を建てるに際しましての最も基本的な考え方は、学校教育目標というものをまず最初にとらえてみました。出町小学校の学校教育目標は、知性豊かに礼節をわきまえ、たくましい実践力を身につけた人間の育成ということをうたって、これを基本に置き、その実現を図るため、次の点に力点を置いて考えてまいりました。
 まず第1点は、個性を尊重し、創造的で実践力を発揮できる学習空間の確保、後ほど申し述べますが、具体的にはオープン型の教室の必要性ということや、先ほども話に出ましたビオトープ計画等もその中に含まれているわけでございます。
 第2点としましては、開かれた学校として地域社会と一体となった学習の場を構築するということ、第3点は、メディアを生かし、未来を指向する教育整備というふうな、この第3点までの3つの力点に沿って学校の建築構想を立てたわけでございます。
 議員の御質問に将来のことがいろいろございましたが、本当にいろいろ多面的にお考えいただいて、そのことには大変感謝を申し上げたいと思います。
 基本計画の具体化の中で、出町小学校の現時点での人口推移では、平成17年度までは各学年60人から70人というふうに予想されております。今後の宅地開発などによって全学年すべてが3クラスになることはないと思われます。
 あとで増築するより、可動式間仕切りとオープンスペースの活用によることのほうがいいという考えで、教室数を確保し、その上で2階建てにまとめたものでございます。
 2階建てのメリットは、まず、子供たちの安全確保ということが1つございます。緊急避難のこと、子供たちのいわゆる安全管理というふうなことでございます。そしてまた、小学校の低学年から6年生まで含めまして、子供たちの体位・体格上、運動能力の問題から考えまして、2階のほうがグラウンドに早く出やすいというふうなメリットがございます。
 35人学級への基準の変更は、今から当然想定しておかなければなりませんし、御提案の30人学級の場合についても、構造的に可動式間仕切りの位置を動かすことによって、対応することが可能だというふうに考えております。
 次に、学校給食センターの併設の問題でございますが、学校給食については今後もセンター方式で実施していく方針であり、学校給食センターの改善については、今後総合計画の中でさらに検討するとしましても、出町小学校の中に組み込んでということについては現在考えておりません。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 前田議員の介護保険の認定事務の進め方、それと身体的内容度、介護の状況等のサービスの拡充についての2点について答弁をいたします。
 まず1点の、介護認定に至る一連の業務につきましては、5つの介護支援センターが窓口となって進めることになります。
 申請者宅への訪問調査は、市役所、さらに南部、庄東在宅支援センターに配置の保健婦、看護婦、理学療養士、介護福祉士等の職員28名、また総合病院、やなぜ苑の在宅介護支援センターでは8名、合計36名が中心となって業務に当たることになります。
 議員御指摘の10月以降申請認定プランの作業後に状態が変化した場合に、その都度かかりつけ医の意見書とともに新たに申請することになります。そういった事務の輻輳もございます。さらに従来の業務の上においても、調査訪問あるいはまたケアプラン等の作成業務が輻輳するということは承知をいたしております。そういったことも十分予想されますので、平均的な業務量になるように十分考慮し計画的に順次努力したいと存じます。
 要支援の程度、申請漏れになる方がおられるんじゃないかということにつきましては、市では現在福祉サービスを受けておられる人にあらかじめ通知を申し上げ、申告の漏れないように考えていきたいというふうに思いますし、また、介護保険制度につきましては、昨日から若林地区を皮切りに17地区の説明会を開催するほか、市広報、もちろん民生委員あるいは婦人会、老人会等の各団体への出前講座の計画もいたしております。
 さらに、県ではわかりやすい介護保険を民生委員に配布し、「マンガで見る介護保険」を全戸配布する予定になっており、ともに相まって今後あらゆる機会に啓発、周知に努力してまいりたいと存じます。
 2つ目の、身体的な必要だけでなく、介護家庭の状況把握とサービスの拡充につきましては、議員御指摘の介護家族の状況は85項目の調査内容だけでは把握できない事柄について、特記事項として記入することになっております。認定審査会での判定の必要となります。したがって、調査訪問を担当する調査員の資質の向上を図るため、今後保険組合で訪問調査の研修会等が開催される予定になっておりますし、ばらつきのない対応ができるようにしたいと考えております。
 そのためには特記事項マニュアル化についてございますが、決めつけるということも何だと思いますが、マニュアル化については、そのようなマニュアル的なものを業務要領として考慮して、組合と協議をしながら実施に向けて努力をいたしたいと思います。
 さらにサービスの拡充につきましては、ただいま需要と供給との分析状況、それぞれ作業中でございます。さらに現在そういった形での事業計画も策定中でございますので、圏域内の各種サービスを十分考慮しながら、今後とも推し進めてまいりたいと考えます。
 以上です。よろしくお願いします。

◯議長(山岸君) 以上で通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第36号から議案第44号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外8件及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについて、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

◯議長(山岸君) 次に、日程第2 「食料・農業・農村基本法と関連法・制度の確立」を求める請願外1件は、お手元に配付してあります請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(山岸君) これをもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明16日から21日までの6日間は、委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、明16日から21日までの6日間は休会することに決定いたしました。
 なお、次会の本会議は、6月22日午後2時から開会いたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午後 2時17分 閉議



平成11年6月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成11年6月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第36号から議案第44号まで、平成
     11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外8件、及び報告第2号
     から報告第8号まで、専決処分の承認を求めることについて外6件
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月14日  午前10時01分  開議
   6月14日  午後 3時20分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 桂   政 樹 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 森 瀬 太七郎 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成11年6月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時01分 開議

◯議長(山岸君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(山岸君) 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第36号から議案第44号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外8件、及び報告第2号から報告第8号まで、専決処分の承認を求めることについて外6件を一括議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びに提出案件に対する質疑に入ります。
 通告により、発言を許します。
 11番 河原 誠君。
  〔11番 河原 誠君 登壇〕

◯11番(河原君) 自民会を代表いたしまして、今後の市政の問題点について幾つかの質問及び提案をいたしますので、よろしくお願いをいたします。
 まず最初に、次期総合計画についてお尋ねいたします。
 この件につきましては、去る9月定例会におきまして質問したところでありますが、言うまでもなく、次期総合計画は21世紀の砺波市の方向を定める重要な課題であり、再度その進捗状況についてお伺いをするところであります。
 9月の答弁では、10年度中に第6次総合計画の点検、総括を行い、11年度、12年度の前半で検討して基本構想を策定して、12年度後半には基本計画を決定していくというようなスケジュールであったかというふうに思います。
 前の第6次総合計画の修正計画の策定では、実施2年前の平成6年5月に策定委員会並びに策定研究会を設置され、同じく7年6月に基本構想が示されたということを考えれば、もう既に次期総合計画については立ち上がりをしなければならない時期ではないでしょうか。既に具体的な計画があればお示しをいただきたいと思います。
 十年一昔とも言いますが、今の時代は2、3年で急激に変化をしていっております。その時代に即応しながら、しっかりとした長期ビジョンを持って市政運営をしていくことが求められております。バブルが崩壊して、今日のような経済不況の時代が訪れ、全国的に地方自治体においても厳しい財政事情となることを予想することは大変困難なことであったろうかというふうに思います。そんな中で、砺波市が着実に発展をし、外からも評価を得てこれたのも、将来を見据えた計画があったからではないかと考えます。そういった意味では、計画の策定に当たって、市民のコンセンサスと広い視野を持ってアドバイスができるアドバイザーなりコンサルタントの存在といったものが不可欠ではないでしょうか。これからの策定に向けての具体的方法と方針についてお聞かせ願います。
 第6次総合計画では、「うるわし 散居の中に花と緑の活力に満ちたふるさととなみ」をテーマとして計画を進めてまいりました。計画を進める上でテーマの設定は大きな方針となるわけで、大変重要であると言えます。キーワードとしては、「花と緑」「活力」「ふるさと」といった言葉がありますが、この言葉を核に市政を進めてきたと言ってもいいでしょう。
 基本的なテーマはそんなに大きく変わることはないかと思いますが、その時代においてそれぞれ特徴があり、時代を反映したテーマ、言葉があります。今後の検討の中で、そういったことも話題になろうかと思いますが、リーダーとしての安念市長の考えも大きな意味を持つところとなります。21世紀の砺波市の課題はどこにあると考え、どのようなテーマのもとに市政を展開されていこうと考えておいでなのか市長のお考えをお聞きいたします。
 次に、地方分権についてお尋ねいたします。
 今国会において、地方分権推進のための一括法案が審議をされております。地方分権が叫ばれ始めましてからようやく法案として具体化をされてきたことに、地方の時代への長い道のりを感じるところでありますが、提案理由にもありましたように、内容としてはまだまだ満足のいくものではないようであります。475件に及ぶ膨大な法律改正となりますが、現実的には、今までと大きく変わって市町村へ権限が移譲されることにはならないのではないかというふうに思われます。しかし、分権への第一歩ということであろうかというふうに考えるところであります。
 大まかには、国の機関委任事務の廃止に伴う国と地方の事務区分の再構成、また国の地方への関与の見直し、市町村合併の推進、特例市制度の創設などが挙げられます。当市において該当するものがどの程度になるのか、またそれに伴う条例、規則改正がどのくらいあるのか、人員の増強が必要となるのか、法改正による影響についてお聞かせをください。
 地方分権は、それぞれの地方自治体が国、県の指導、関与といった制限から離れ、地域の独自性、個性を生かしながら、特色ある地域づくり、まちづくりを進めていくことを大きな目標としているわけでありますが、それには企画立案力、地域に対する情熱といった要素が必要であります。そのために欠かせないのが人材であり、独自の財源ではないかと思います。今いる職員のレベルアップを図るとともに、もっと外部の人的交流も必要ではないかと考えます。マンネリ化を防ぎ、新しい意識を持って行政に取り組む姿勢が大切であります。
 国、県に対して、今までのような上の幹部だけではなく、若手の中からの相互の研修交流といったことも求めていくべきではないでしょうか。また、財源についても、まだまだ国、県にお願いをしながら予算をつけてもらっているのが現状であります。せめて、3割自治から4割、5割となるようなシステムの構築が求められております。今後、地方分権を推進する中で、人材の確保、財源の確保をどのように図っていかれるのか、また要求していかれるのか考えをお伺いいたします。
 最近は、行政の広域化が急速に広がっております。砺波広域圏では、以前から広域行政は全国でも先進地であり、特には感じませんが、介護保険制度の導入に伴って、全国的に広域連合を組んで対応するといったところが増えてきたことにより、これから介護保険に限らず行政の広域化が進展するものと思われます。また自治省でも、市町村合併の推進を図る旨の研究会の報告があり、合併をすることによる特例措置についてもこの法改正で盛り込まれているところであります。合併問題につきましては、江守議員よりも質問が予定されておりますので多くは問いませんが、今後の行政単位はどうあるべきか、また国のシステムについてどうあるべきか、道州制といったことも含め市長の御所見をお伺いいたします。
 地方分権とともに現下の課題として行財政改革があります。地方分権が進めば、それに伴う業務量も増加してくるわけで、行財政改革とは相反することにならないのか、現在検討されております行革の内容について少しお聞かせをいただきたいと思います。また、分権が国の行革とリンクして、単に地方への業務や事務の移譲というふうにならないように御努力をお願いしたいというふうに思います。
 次に、情報公開についてお伺いいたします。
 来年4月より施行予定と聞いておりますが、条例化についてはどのように進んでいるのでしょうか。9月の議会には提案をされるものというふうに思っておりますが、内容の方針等について確認をさせていただきたいと思います。
 議会としましても、実施機関となるべく検討委員会を設け調査研究をしてきたところであります。その整合性も図らなければならないというふうに考えるところであります。
 議会の検討委員会では、4月に群馬県の前橋市を視察してまいりましたが、砺波市の情報公開検討委員会の答申にあるように、意思形成過程についても公開しているということで、いろいろ実情を聞いてきたところであります。施行後1年を経過しただけでありますが、多くの公開請求があったということで、いろいろと勉強になったところであります。
 当市では今年度のものから情報公開をする予定というふうに聞いておりますが、前橋市では、前年度分については公開申し出として公開はするけれども、不服申立ての対象にはしないといったような方法をとっております。なかなか万全な準備ができないということもあるので、当市においてもそういった前橋方式で対応するのが望ましいのではないかと考えますがいかがでしょうか。
 特に、意思形成過程の公開を前提とした場合、公開しないことができる情報としての判断が大変難しいのではないかというふうに思います。他の個人に関する情報など、公開しないと判断する決定のシステムをどういうふうに考えていくのかお聞かせをいただきたいと思います。
 それとともに、職員に対する情報公開への対応について徹底化を図るために、しっかりとした研修とこれからの資料の管理といったものが必要となります。そういったことの状況についてもお伺いするところであります。
 情報化が急激に進展をした社会の中で、インターネットなどを通じてさまざまな情報があふれ、その情報を管理することが困難な時代となってきております。先だって、宇治市において行政の個人情報が名簿業者に漏洩し、その情報がホームページを通じて販売をされたといったようなことがありました。このように、情報公開とプライバシー保護というものは表裏一体であり、そういった意味では、プライバシー保護のための条例も一体で考えなければならないのではないかというふうに思います。特に、今国会で審議をされています住民基本台帳法の改正では、住民番号を設定することにより、うまく利用すれば行政の事務効率化につながるわけでありますが、プライバシー保護の観点では幾分難しいところもあります。前橋市においてでも、情報公開条例とともにプライバシー保護条例も制定をしております。これについて市長の考えをお聞かせいただきます。
 また、住民基本台帳法の改正は、行政にとっていろんな住民サービスの可能性があるわけで、国、県また各市町村のネットワークがつながることによって、ICカード1枚でどこでも住民票がとれるといったような住民にとって便利になるという要素もあります。今後どのようなことができるのか調査研究をしていくことが望まれます。現段階で利用方法などについても意見があればお聞かせをいただきたいと思います。
 情報公開が施行されればその窓口が必要であり、特に簡単なものは、請求ということをしなくても、有料でコピーができるような情報サービスコーナーといったスペースがあればというふうに思いますが、現在どのように考えておられるのか計画があればお知らせを願います。
 情報公開は、あくまで市民の市政への理解と信頼を深めることが大きな目的であり、過度の営利目的や市民の不安感や混乱を増長するものであっては意味がないわけで、しっかりとした目的意識の啓蒙と対応に努めていただきたいと望むところであります。
 最後に、今大きな話題となっております北陸新幹線問題についてお尋ねいたします。後ほど藤井議員のほうからも質問がありますので、私からは基本的なスタンスについてお聞きしたいと思います。
 長年にわたる新幹線誘致問題も、経済対策の一環として整備が進展する雰囲気となってきております。高岡、魚津での現駅併設の要望や、並行在来線の将来のあり方などで紛糾をしているところから、九州、東北、北海道に遅れをとるのではないかというふうに懸念をされております。いち早い解決が望まれるところでありますが、当市としても傍観をしているわけにはいきません。しっかりとしたスタンスのもとに、陳情、要望をしていかなければなりません。
 まず第1に、新幹線については一日も早い全線整備を望むこと、第2に、城端線を持つ当市においては新幹線との乗り入れができること、第3に、新幹線が整備されることによって城端線がJRから経営分離をされないことなどが大きな基本ではないかと考えますが、現在の状況並びに安念市長のお考えをお伺いしまして私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 河原議員の代表質問にお答えをいたします。
 最初に、次期総合計画についてであります。
 先に、河原議員からスケジュールなどいろいろ御質問がございましてお答えした経緯がございますが、今日改めて御質問がございましたので、その方向等につきまして申し上げたいと思います。
 まず、策定に向けましての方法と方針でございますが、自治省が定めております基本構想の策定要領というのがございます。それに基づきながら、目下細部にわたり検討いたしているところでございます。
 その骨子として考えておりますのは、計画期間につきましては、先にも申し上げましたが、国や県等の上位計画と整合させることがまず1つございます。したがいまして、13年から22年度までの10年間をまず想定をいたしております。そのことが国との整合性も保たれる、このように考えておるわけでございます。
 それから、組織体制につきましては、庁内組織が従前からございました。総合計画策定委員会がございますので、このことにつきましては、一、二度会議を開いてそれぞれ進めさせていただいておるわけでございますが、庁外組織といたしましては、御存じのように、諮問機関がございまして、総合計画審議会、近々組織化をする予定にいたしております。
 いろいろ方法等につきましての御提案もございましたが、市民の参加を期待いたしたいと思っております。それには、市民アンケートあるいは各種団体等の懇談会など、いろいろまた提案もございますが、それらを含めまして進めてまいりたいと思います。
 6月から市長への手紙ということで市民の皆さんにお願いをいたしておりますが、6月早々でございますけれども、相当の手紙が届いております。それぞれ回答申し上げ、激励もございますけれども、建設的な意見もございますので、これらを十分参考にさせていただきたいと思っております。
 御提案のございました学識者、専門家の意見を聞いたらどうかなどございましたが、アドバイザー等の設置等については今検討いたしております。一、二当たっているところでございますが、改めてコンサルタントを採用して、コンサルの皆さんに書いてもらうというのはいかがなものか。手づくりでいきたいと思っております。その点御理解いただければ幸いでございます。
 スケジュール的には、来年の秋ごろには基本構想を提案を申し上げて議決を願いたいと思っております。したがって、標準的でオーソドックスな手法がこの際いいのではないかと思っております。
 そして、テーマ等についての御意見がございました。市民の幸せのための総合計画でございますから、テーマはそう変わるものではないと思っております。しかしながら、21世紀は変革の時代、今それを迎えておるわけでございます。国を挙げて地方分権を語っておりますし、省庁再編なども実質的に行われるわけでございますから、そのことを考えますと、少しは手を入れなければいけないかなと思っております。
 お尋ねの21世紀の課題でございますが、今十分整理はしておりませんけれども、今日的には高齢化の問題がございます。少子化の問題も大きい問題であります。それにかかわって、福祉と教育対策が重要だと思っております。社会的には、今日の社会は消費型社会から循環の社会へと移行しております。したがって、環境対策も重要かと思っております。なおまた、高度情報化社会を迎えておるわけでございます。その中にあって、市民参加、そして市民が安心で安全が享受される、こういう社会構築を考えなければいけない、このように思っております。
 したがって、庁内的には地方分権に対する行財政改革を旨とする等々の課題がございますので、そのテーマ等については、十分整理はしておりませんけれども、庁内で議論をし、アドバイザー等の御意見も参考にしながらつくり上げてまいりたい、このように思っている次第でございます。
 いずれにいたしましても、市民が安心して暮らせる住みよいまちづくりを目指していきたいと思いますので、河原議員さん等の御指導もお願いを申し上げたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、地方分権であります。
 21世紀を迎えるに当たりまして、今までの統一的な行政システム、国からの流れ、県からの流れ、そういう時代ではなくなりました。今日の国民の意識や価値観も随分変わってまいりました。これにふさわしい基本的なシステムを構築する時代だと思います。そのために、国が地方分権という姿で多くの法律を発行しようということでございます。我々もそれに対応して、身近な行政は我々がやるんだという思想に立って進めさせていただきたいと思っておるわけでございます。
 この一括法案につきましての影響はどうかということでございます。地方自治をはじめとして475本の法律が改正されます。それに伴いまして条例改廃がございますし、現在、当市におきましては、条例規則約350件、現在、各課におきまして法律案に基づきまして条例改廃等について検討を行っております。
 なお、条例改廃につきましては、県の動向もございますけれども、12月議会に一括上程をいたしたい、このように今考えているところでございます。その際には、十分御審議をお願い申し上げたい。したがいまして、県内市町村では、法令研究会等設置をいたしまして情報交換をいたしているところでございます。
 そこで、人員等についての御意見もございましたが、いずれにしましても、自治事務というのは増えてまいります。市の裁量も増えてまいるわけでございます。その意味で、おっしゃるとおり企画性のある職員等々が必要になってまいる、このように思っているところでございます。
 特に突っ込んで御質問があったわけでございますが、地方分権を左右するのは、その自治体の意欲と力量にかかることが多分にあると思います。その意味で、職員の資質の向上と優秀な人材が不可欠と思っております。したがいまして、研修会の実施、すなわち政策形成能力を持った人、それから法律など十分周知をしてほしい。その意味での研修を行って向上を図りたい、こう思っておるわけでございます。質問にもございましたように、場合によっては人事交流も考えなければならないかなと思うわけでございます。
 それから、財源の問題です。これが一番重要なポイントでございまして、自主的な財源がなければ実際には何もできないというのが現状でございます。その意味で、今度の一括法案等につきましては、十分な措置がなされていないのが現状でございますので、やや私は不満な一面があるわけでございます。一括法等によります財源配分については不透明でございますので、先般も市議会でこのことについて要求することを決めたところでございます。
 ただ、一方、地方自治法の232条2項によりまして、国の財源措置をするという義務がございますから、一般的な業務につきましては何とかカバーできるのではないかと思いますし、もしこれがなかったら、いろいろ裁判ざたにもなってくるのではないかと思っております。しかし、新しい企画と新しい執行をするということになれば、おっしゃるとおり財源が必要でございますので、このことについては、でき得れば交付税等の嵩上げで国から財源の移譲を期待したいと思うわけでございます。これからも、このことについて運動をしていきたいと思っております。
 次に、地方分権に絡みまして、行政の広域化の質問でございます。
 率直な話、合併論議だろうと思っております。御承知のとおり、当市では砺波広域圏事務組合をはじめといたしまして砺波地方介護保険組合に至るまで、各種の行政事務を一部事務組合方式によって広域化を進めてまいったところでございます。広域化の背景としては、今日の日常生活圏が、1つの町単位、村単位で行われる時代ではないと思います。俗に言うボーダレス化の時代でございますので、圏域を超えての行政執行というのがこれから大事だと理解をしております。
 もう1つは、今心配をしております財源問題でありますが、行政、財政の基盤を強くしなければいけない。その場合には、人口の1万や1万5,000人での行政執行が成り得るかどうか。ほかの市町村でございますから、余り言いたくはないんですけれども、そういう基盤が求められる時代でございますので、広域化というのがあってもいいのではないかと思っております。
 それから、少子・高齢化、高齢化は増えるとしても、少子で人口が減ってまいります。そうしますと、行政規模もおのずから小さくなってくるのではないか。その場合にどうするか。そのことを考えますと、やっぱり私は広域化というのがあってもいいのではないか、このように実は底辺として考えておるわけでございます。
 したがって、そのことから考えまして、総合的に活力のある地域社会をつくるときには、私は広域化というのは皆さんとともに施行してもいいと思っております。
 それから、サービス提供の均一化、高度化が可能になると思います。そんなことなどを考えると同時に、もう1つは行政経費の節約にもつながるのではないか。それぞれの単位で、それぞれの委員会、審議会ではなくて、これを一括すればそのことが幾つかにまとまりますから、その意味から考えますと、私は行政経費の節減が可能になると思っておるわけでございます。
 御存じのように、昭和の大合併があったわけです。一体性を重視してそれぞれ合併をされたわけですが、これからは個性豊かな地域をどう調整をして創造していくかという時代だと思います。その意味で、お互いの特色と特徴を発揮されるような形で、行政の底辺だけは大きくすることが大事ではないか、こんなことを思うわけでございます。これからも一部事務組合あるいは広域連合という形で発展するかもしれませんが、しかし要は、そういうことよりも、1本になったほうが将来的にはいいのではないかと思っております。その辺の知恵を皆さん方からもいただきたいと思っておるわけでございます。
 先般の市長会で、自治大臣の挨拶がございました。従来のものの考え方から一歩前進いたしまして、合併の推進のための指針も出す。合併のパターンをつくる。積極的な動きをしていることを挨拶の中で申されておりましたので、随分国のほうもこのことについて力こぶを入れてきたのではないかと感じたわけでございます。
 いずれにしましても、重要な問題でございますので、十分情報を収集し、そして皆さんの御意見も賜りながら対応してまいりたいと思っている次第でございます。
 次に、地方分権の中での行財政改革をどう進めるのかということでございまして、いわば少し市長の言っていることと違うのではないかという御意見でございますけれども、市の財政は、御存じのように随分厳しい状況にございます。私はその意味で、行政も改革し、財政をどう当てはめていくかという作業があると思う。
 したがいまして、幾つかの事務量は増えてまいりますが、不必要な事務もあるのではないか。例えば民間へ持ち込む、あるいは委託をする、そのことも真剣に受けとめて行政を改革し、財源の配分もみんなで議論していくということもございますので、その意味も含めて私は行財政改革と申し上げておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 今後は、行政改革市民会議からも幾つか提言をいただいております。そして、事務改善でもそれぞれ真剣な討論をしていただいて、今提案をしていただいておりますので、今後ともこれを見定めながら進めさせていただきたい、このように思っている次第でございます。
 次は、情報公開についての御質問でございます。
 議会においても、一生懸命検討されていることにつきまして深く敬意を表したいと思います。
 御存じのように、5月7日、国の情報公開法が成立をいたしました。各省庁は2001年の4月施行に向けまして、行政文書の分類、整備作業等を本格的に進めているということを聞いております。条例の制定のスケジュール等につきましては、先般、審議会の答申をいただきましたので、現在、条例案について庁内において検討を進め、骨子がほぼ固まりつつございます。議会の皆さんとも協議して、御提案のように、9月定例会に提出したいと存じております。条例の施行につきましては、12年の4月を予定いたしておるところでございます。
 次に、情報公開の対象文書等について、前橋方式の提案をされました。平成11年度の文書から対象といたしまして、それ以前の文書は任意で公開をすべきではないかなと思っております。その意味で、今それぞれ文書管理も進めているところでございます。
 特に問題なのは、個人情報の公開、非公開、そのことについてどうするのかということでございます。ちょっと難しいんですが、個人識別型とプライバシー型というのがあるようであります。砺波市は個人識別型を考えております。それは、個人が特定されるものは非公開とする、個人の情報を特別欲しいとおっしゃるようなものについては非公開にしたい、そういうことでございまして、そのように今考えておるところでございます。
 ついでに、プライバシーの問題がございます。個人情報は保護することが原則です。ただし、持てる情報は市民全体の財産でございますから、これは公開するということに変わりはございません。したがって、個人保護条例につきましては、現在はこの特別条例を制定しようとは今のところ思っておりません。最近は、カルテや指導要領の開示など、個人情報に関する要求、公開が多くなっております。砺波市におきましては、本人の情報の公開として、条例の中に1条設けて対応いたしたいと思っております。できれば、情報を公開するという立場で、ただし、先ほど言いましたように、個人識別型、個人が特定されるものについては非公開にするという意味で、この1条があれば何とか保護できるのではないか、このように思っております。若干議論させていただきたいと思いますが、もう少し時間がかかります。
 次に、これも関連しての質問でございますが、職員への徹底等々についてでございます。おっしゃるとおり、十分理解をしていないで職員の個々の判断で決めるということになると、判断の差があるということは不信感を招くことでございますので、研修は必要だと思うわけでございます。7月1日には、外部から講師を招きまして、情報公開等の取り組みについて意識の啓発を行いたいと思っておりますし、今各課でそれぞれヒアリングを行いまして、具体的な事例等についてそれぞれ協議をさせておるところでございます。したがって、管理職をはじめ文書取扱責任者、全職員に対して研修を定期的に行って意識統一をさせていきたいと思っております。
 次に、情報サービスコーナーをつくってはどうかということでございます。
 情報公開の請求につきましては、請求の窓口が必要であろうと私も思っております。情報の提供の観点から考えますと、このようなコーナーもあってはいいのではないかと思いますが、ただどれくらいの需要があるかまだ明確ではございませんし、したがって、単独のコーナーを置いて、職員を置くあるいは管理者を置くということになりますと、経費もそれなりにかかりますし、人員も必要になってまいりますので、いましばらくは、条例設置があって施行する段階では、全体の受け付けを全市的な視野に立ってそれぞれで対応したらどうかなと。改めてコーナーを設けて職員を配置させるというのはいかがなものかなということも思っております。事務改善などでもう少し詰めさせていただきたい。今日そういう提案がございましたので、少し検討させていただきたいと思っております。いずれにしましても、情報公開につきましてはしっかり対応せよということで激励を受けましたので、その御意見に基づきまして、しっかりしてまいりたいと思っている次第でございます。
 次に、住民基本台帳の一部改正等についてでございます。
 先般も新聞に出ておりまして、今をときめく問題でございます。新聞の記事はそう大きくはないんですが、実は相当大きい問題でございます。通称、住民基本台帳ネットワークシステムと言われているものでございまして、市町村が住民に10けたの番号をつける。そして、都道府県や全国センターで指定情報処理機関、コンピューター化をして、全国をネットするというものでございます。統括する立場からいいますと、随分便利になると思いますが、個人にとっては本当に便利なのかどうかという問題があろうかと思います。その要点について若干申し上げますが、1つは、高度情報化社会になったから必要なんだという意見、もう1つは、地方分権だからなお必要なんだと。これまで国が行ってきたいろいろな行政サービスを市町村や都道府県がやるんだから、特に市町村はそれを持つべきだという議論があります。
 内容的には、先ほども申しましたように、個人個人の住所と氏名と性別と生年月日の4つであります。それを全部コンピューターにネット化するわけでございますが、全国的にこれが全部作用できるわけです。全国よりも世界的にも通用するのではないかと言われております。したがって、インターネットなどを利用して集積したものを国へ上げます。国へ上げた段階で、それぞれインターネットなどで紹介しますと、取れるわけですから、その意味では随分スピーディーな作業も出てくるのではないかと思っておるわけです。
 住民側のサービス等につきましては、例えば住民票はどこの市町村でも取れる。自分の番号を言って、住民票が欲しいとおっしゃればすぐやれるわけです。例えば転出、転入、そういう場合には、二度も三度も役所へ行かなくてもすぐ取れる、このようなことになります。そういう意味で、窓口のスピードアップなどにつながるのではないかと思うわけであります。詳細な面はまだ不明確でございますが、新聞報道、その他、今巷間言われていることなどをまとめますと、そのようなことになると思います。ただ、プライバシー問題がございますので、これにつきましては、小渕総理大臣も保護条例を考えたいとおっしゃっておられますので、もう少し時間がかかるのではないか、このように思っております。
 世界の先進国が全部これをやっているわけです。日本も先進国の最たるものであると私は確信をしておりますが、そのことを考えますと、高度情報化社会を迎えるに当たりまして、保護すべきもの、制限すべきものはきちっとした上でやるべきではないか、私は個人的にそのように思っている次第でございます。
 以上、住民基本台帳等につきましてお答えを申し上げたわけでございます。
 終わりに、北陸新幹線問題であります。
 河原議員さんの御意見もございましたが、結論的には河原議員さんの御意見のとおりだと思います。新幹線につきましては、適切な財源措置をしてほしい。早期にフル規格でやっていただきたい。そして、今言われております、うわさの駅だと思いますけれども、城端線を民営化にするとか何とか言っておりますが、城端線につきましては、その利便性が損なわれないこと、それは砺波市にとって死活問題だと思いますので、その面では皆さんと一緒に頑張ってまいりたい、そして存続されることが私は最重要課題ではないかと感じておりますので、ともどもその点御理解をいただければありがたいと思います。
 北陸新幹線の新高岡駅等々の問題でございますが、今、関心事は、高岡市との議論でございます。私は率直な話、高岡市の駅だとは思います。富山県における呉西の駅だという理解をしていかないといけないのではないか。しかも、アセスメントは一応終わっているわけですから、それをもう一遍向こうだという議論はいかがなものか。若干批判を申し上げて恐縮でございますけれども、そのように思っております。
 したがって、従来言われております北陸新幹線の整備スケジュールに従って進めさせていただくということが砺波市としては重要なことではないか、このように感じておるわけでございます。以上は、新聞報道から得た知識についての私の意見を申し上げたわけでございますが、いずれにしましても、関係自治体と住民の皆さんが足並みをそろえてこの新幹線の促進のために努力をしていきたいということを思っておる次第でございます。その点、河原議員さんのおっしゃったことと同一だろうと思います。その意味で、皆さんともども手を携えながら新幹線問題に対処したいと思っている次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑に入ります。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 7番 藤井外志男君。
  〔7番 藤井外志男 登壇〕

◯7番(藤井君) 一年ぶりの質問に立ちまして大変緊張しておりますけれども、お許しをいただきまして、私は市内の交通関連につきまして2点質問と提案をさせていただきたいと存じます。
 初めに、公営バスのあり方でございますが、まず公営バスと名づけさせていただきましたのは、筆頭には市営バス、あるいは社会福祉協議会で行うバス、あるいは病院で考えられるバス、もろもろあるわけでございますが、その公営バスを今後いかにしていくか、そのようなことを考えた場合に、今大変貧弱ではないか、そのように思うわけでございます。例えばの話が、市営バスはどのような基準でどういう地区へ行っているのか。全域に行っていれば問題はないかと思いますけれども、そういったふうにはとても考えられない今の状況であります。
 もう1つは、これまで民間バスがあったところ、あるいは廃止になったところ、それらをひっくるめますと、市営バスと併せて全体を見直す時期に来ているのではないか、そのように思うわけでございます。
 特に、今高齢者社会でございます。大変高齢化が進んでおります。一番心配なのは、この富山県砺波市はマイカー保有率が大変高うございます。そして、これからどんどん進むのは高齢者のマイカー保有率。お年寄りの方には大変お聞きづらいことになるかと思いますけれども、一番心配されるわけでございます。
 危険性で言えば、20歳前後の方々の運転は一番危険だと私は思います。しかし、危険性の内容がちょっと違うのではないか。高齢者の方は運転歴も長いベテランでございますが、ある程度年齢がいけば、少しずつ人間の五感というものも衰えてくるのではないか。私自身ももうすぐそういうことになるわけでございますけれども、前の市長さんにも大変強く申し上げていたんですが、現市長さんにも強く申し上げます。
 説得力があればと思いまして、私の体験話をさせていただきます。
 先日、ある行事に出席させていただきました。もちろん、マイカーで乗り入れたわけでございます。駐車場へどんどんとお入りになる。私のちょうど前の車が軽四であったわけでございますが、当然私の後ろにもついてきております。しかし、車をとめようとする段階になりまして、前へ行ったり後ろへ行ったり、どう思われたのか知りませんが、ちょっと離れたところへ結果的には行かれました。その間、私の車に二度ぶつかっていかれました。大変びっくりしたわけでございます。クラクションを鳴らしても知らん顔、ぶつかっていても知らん顔、降りてからでも自分の車を見るわけでもない。ということは、全く気づいていないのかな、難聴の方だったのかなという配慮もしたくなってくるわけでございますが、その方はすたすたと歩いていかれたのですが、私は後からその車を見ますと、やっぱりべこっと引っ込んでいるんです。当然私の車にも影響があったわけでございます。
 その結果について云々今申し上げているわけでございませんが、そういったことがこれから増えてくるのではないかと非常に心配なんです。若いドライバーには、ある程度教えれば少しずつよくなっていくのではないか。しかし、大変失礼なことを申し上げているわけでございますが、そのような結果がこれから出てくる危険性が非常に高いと思うんです。じゃ、どうすればいいか。具体策は私も見つかりませんが、例えばの話、65歳以上の方々にはバスに多く乗っていただこうと。しかし、そういった行事の場合に、一々そんな会場までバスが行っているわけではございませんけれども、それでも病院なりあるいは年金で暮らしておられる方が、孫におもちゃの一つも買ってやりたいとおっしゃるときに、やっぱりバスが一番ふさわしいのではないか。まして、それぞれの家族構成にもよりますけれども、じいちゃん、ばあちゃんはなかなか若い嫁に物を言えない。「朝乗せていってくれまとはなかなか言えんがいちゃ」、こんな話をよく聞きます。そういったこともお考えをいただきたいと思うわけでございます。
 福祉でやるのか、病院でやるのか、市全体でやるのか、見直す時期が来ていると私は思います。1つは、市長公用車あるいは議長公用車、これも言い方を換えれば公営バスだと思います。どうか市民の目線にお立ちいただいて御考慮をいただきたい、そのように思うわけでございます。いろいろとお考えはあるかと思いますが、市長の御見解をお聞かせいただきたいと思います。
 次に、北陸新幹線、高岡駅についてでございます。
 考えるところ、いろいろな意見があるかと思います。先ほど河原議員の御答弁で大変すっきりとおっしゃっていただきましたので、この質問をやめようかなと思ったくらいでございますが、いま一つお聞きしたいのは、市長は呉西の駅である、大変すばらしいお話をいただきました。では、呉西でその協議をされたことがあるのかなと。少なくとも城端線存続は絶対考えねばなりません。ならば、城端線沿線の市町村が寄ってその討議をしたことがあるのか。今ただ空中に浮いているような話で、御答弁は大変御立派なお話だったかと思います。しかし、具体的な方策として、そういう意見を出すつもりがあるのか、今後していくつもりがあるのか、その辺が大変心配でございます。
 北陸自動車道が砺波を通りました。そして砺波インターができました。このとき高岡の人あるいは氷見の人は、指をくわえて高見の見物をしていたのではないか。しかし、でき上がって何年かたちますと、いろんな意見が出てきました。小杉にインターがあっても、すぐ横につくってくれ、そんな話がどんどん出てきておったはずです。
 今、北陸新幹線が高岡にできて、まだどこにできるか決定はされておりませんが、後でこの砺波広域圏あるいは砺波から南側がまた指をくわえておるような話をしていてもいかんわけでございます。今のうちに高岡方面に向かって意見を出していくのが当たり前ではないか。それは、砺波市一人でやるのではなくて、少なくとも城端線の沿線の市町村が集まって話をするべきではないか。先ほどの市長さんの御答弁からすると、大変すばらしい御意見をお持ちだったわけでございますから、そのようなこともお含みをいただきまして、今後の砺波市について、当然経済効果も考えていただき、御見解をお聞かせ願いたいと思います。
 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 藤井議員の質問にお答えを申し上げます。
 最初に、藤井さん流の公営バスのあり方についてという御提言もございまして、私を含めて、年寄りのドライバーについていささか注意を喚起されたようであります。その上に立って、こういう危険なことはやめてバスでやれということなんでしょう。気持ちはよくわかります。それを病院にもあるいは福祉にもということであるようでございますが、御存じだと思いますけれども、県道という県道は、従来はくまなく民営バスが走っていたわけでございます。しかし、乗車密度が割り込んで採算性がとれなくなって、それなりに補助金も出し、地元の皆さんにも乗車券を買ってもらって、何とか維持することを考えてまいりました。そういうような歴史がございます。しかし、それでも運行できなくなったということで、路線バスが廃止になった経緯がございます。その間、栴檀山、高波線あるいは東般若線等につきましても、地元の皆さんの御協力を得ながら、路線バス利用増進事業費も入れまして、あるいは今日の新聞にも出ておりましたが、国は補助を出しておりますけれども、地方へ移管するようになるようでありますが、国も県も市も、てこ入れをしてでも、空気だけ運んでいるバスではということで廃止をされてきた経緯がございます。その点まず御理解をいただきたい。それは、おっしゃるようにモータリゼーションの影響だろうと思っております。
 そこで、これから超高齢化を迎えるから、ぜひひとつということなんでしょう。気持ちは十分わかります。ただし、今そのことを大上段に掲げて、もし市営バス全体を網羅するということになれば、経費の問題もございますが、今民間でやっているバス路線があるわけです。これをまず維持してもらうというのが大事ではないか。率直な話、中野へだけ来ていないではないか、何とかしろということなんでしょう。ただし、これも十分議論をして今日のような形になりましたので、それは藤井議員理解していただきたいと思う。皆さん方とも話をして、維持するのか、経費を出すのか、持ち込むのか、いろいろやったわけですが、そのことは十分理解をしていただいて今日になっているということです。それを超越してもう一つやるというなら、第2の段階として全体を見直すという方法があろうと思いますが、一部的には民間バスも今通っているわけですから、それを公営でやるのが今の時代にふさわしいのかどうか。民活と言われる時代に、もっと民間で長続きをしてもらうというのが我々の任務ではないか、このように思っております。
 幾つかまだ第2種生活路線という形がございましたので、この維持対策につきまして神経をとがらせて進めさせていただきたいと思いますし、乗車密度の関係で、地元の皆さんにも御協力を賜って今の形態を保っていくべきことではないかと思っております。
 ただ、今福祉協議会で協議をいただいておりますが、現在持っております砺波市社会福祉事業振興基金がございます。これを活用して福祉バスをやりたいという連絡はいただいております。そのこともございますので、今後、運行の日程、経路等につきましては研究されているようでございます。これは、陸運の兼ね合いもございますから、今おっしゃったことを踏まえますと、市営も民間も走っていないそういう地域をまず優先的にという指導を申し上げたい、このように思っておりますので、十分関係者と協議して進めさせていただきたいと思っております。
 高齢者対策等につきましては、今後とも超高齢化時代を迎えます。そのことを考えますと、おっしゃる御意見もごもっともでございますので、要望、提案として受けとめさせていただきたいと思っております。
 次に、新幹線問題であります。
 市長、なかなかすっきり言ったなということで一部賛同をいただいたわけですが、それなら呉西のみんなで協議したことがあるのかということですが、私は呉西の皆さんと話したことはございませんし、やる必要はないと思う。といいますのは、新幹線対策協議会というのは富山県1本でつくられているわけです。知事を中心として、市町村長が一体となって議論して、今日のルートも決めてきたわけですから、今だれかがおっしゃっていることは間違いだと思う。富山県1本でやってきたんですから、私は改めて呉西の皆さんで話をする必要はないと思う。知事を中心として、市町村長が連携して協議をして今日の路線をし、そして運動を展開しているわけですから、このまま知事を中心として応援団をつくってやっていくというようなスタイルが一番大切ではないかと思っておりますので、あえて私は呉西で文句を言う、呉西で話し合いするということは避けたいと思う。かえって混乱を招くと思う。そのことを理解をしていただきたいと思います。
 それから、経済効果などいろいろ言われましたが、私はその意味で、呉西の駅ということになって、より砺波市に近い位置づけであるとすれば議論は別ですが、今のところ想定されているのは、1.2か1.3キロの新駅を考えておられるようですから、そう経済的な効果云々等については今ここで話はできないと思います。ただし、これがより砺波に近いところでしたら、真剣に対応してまいると思っておりますし、経済効果も上がると思いますけれども、今の現況では、とやかく言う時点ではないのではないかと思っております。
 それから、なぜ新幹線が必要かということでございますが、飛行機や道路、それもインフラとして大変重要でございますけれども、エネルギーの消費から考えて新幹線が一番ベターだと言える。これからの21世紀は循環型の時代ですから、これに頼るというのは基本的には正しいのではないかと思っておりますので、この輸送機関についてはみんなで応援する、そして21世紀の時代を迎えるというのが正しいのではないかと思いますので、今後とも関係団体と協調しながら目的達成のために尽力してまいりたい、このように申し上げてお答えといたします。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 7番 藤井外志男君。

◯7番(藤井君) 今の新幹線のお話でございますが、呉西云々ということは大変よくわかるわけでございますが、城端線存続ということを考えますと、必ずしも新幹線云々ということを大前提にしなくても、その沿線関係町村との協議はないものか、あるいはこれも必要ないのか、その辺もう一遍お聞かせ願いたいと思います。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) このことにつきましては、先ほど河原議員にも申し上げましたけれども、城端線の存続については皆さんと一緒に頑張っていきたいということを思っております。
 つきましては、氷見線と城端線の活性化ということで提携をいたしております。高岡もこれには協力をしていただいておりますが、城端線の中核は砺波だろうと思っておりますし、氷見線につきましては、氷見と提携をするということで、これは城端線だけでなくて、氷見線を守るという意味でこれからも提携をしていきたい、このように思っております。そういうことで、氷見線も同様の運命にあるようでございますので、これも氷見の重要な生活路線のようでございますから、両者相まって協力をして存続をするように期待をいたしておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 4番 松本 昇君。
  〔4番 松本 昇君 登壇〕

◯4番(松本君) お許しを得ましたので、先に通告いたしましたことについてお尋ねを申し上げます。
 まず第1点、教育環境の整備について、保育所の設備の対応についてお尋ねをしたいと思います。
 都市化が進み、開発により急速に住宅が建設されている地区におきましては、人口の増加も急激に変化し、当地南般若、柳瀬におきましては、以前に増して相当数増えております。それに伴う耕地面積も、当南般若地区におきましては250戸、耕作面積も約1町歩平均だったと思います。柳瀬240戸が0.8町歩ぐらいだったと思っております。なお、それに伴う人口の増減でございますが、昭和60年ごろは、南般若地区におきましては1,460人、それが今現在で2,540人と大体1.7倍の増加をみております。柳瀬地区におきましても、1,000人が1,990人、約2倍の増加をみているというのが現状でございます。
 戸数におきましても、南般若地区におきましては、318戸あったものが今現在670戸、大体2倍強の増加をみております。柳瀬地区におきましては、240戸あったものが590戸と2.5倍近くの増加をみております。それに伴います保育所の入所希望者も大変変化をいたしておりまして、小学校に入学編入を余儀なくされる方も引っ越しされており、新聞折り込みによるPRのみで新天地を求めて当地においでる方が大変多うございまして、94年1月にエンゼルプランで発表されておりますように、この地に来た人間は選択の自由があると言わんばかりに不平不満を言っておいでるようでございます。それがために、各自治会においても、窓口は大変に困っているということでございます。なお、その方々の自己主義の一例を申し上げますと、「口は出すけれども金は出さない」というのが代名詞かと思っております。振興会費、用排水管理維持費の分担金、その他自治会のもろもろの金はなかなか徴収しにくいというのが現状だそうでございます。
 なお、東部保育所の送迎バスのことにつきましても、送迎は車にて対応されておりますので、先生方は朝の登所時の一時の混雑に対応しようということで、いろいろな方策を計画されましたが、良好な方法が浮かび上がりませんので、市道の北側の道路を利用するということで対応したのでございますが、一時的な駐車だから大目に見ればいいというようなことはちょっと許されないことでございまして、駐在所のお巡りさんにもその旨お願いをしましたが、各自お互いの立場があるので大変困ったというのが先生方の言葉であったようでございます。
 なお、現在、送迎方法も、短時間に集中するというのは各家庭同様でございますが、すべての方が児童を保育所にお預けし、それから勤務につくというようなことから、ある程度定められた時間に集中するということで、今現在あります北側の市道開発千保線は大変に混雑をするということでございますので、敷地ともども、周りの協力を得て打開策をお願いしたいというのが1点ございます。
 なお、それに伴いまして、帰りのときでございますが、確認を兼ねまして遊戯室に一度集合させる。その上、保護者にお渡しするというようなことでございますが、特に天候の悪い雨、雪が降るようなとき、または発表会終了時には保護者も多く、今現在ある遊戯室も拡張していただけないかというような声も大きゅうございます。
 なお、中・長期計画に基づいて計画はされていると思いますが、未来への教育投資と思って早急に御検討をお願いしたいと思います。
 なお、現在の保育所はゼロ歳から2歳児までが大体32名、20%強でございます。なお、3歳児から5歳児は126名、80%であり、柳瀬は63人、南般若は73人を対象にした教室でございます。
 なお、教室の開設などにつきましては、地域センター的な役割を果たすという意味において大変重要な地点となっております。保護者も公立の立場を十分理解しておいでまして、大変よいということでございますが、保育所との連携など長期的な見通しにつきまして当局のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
 なお、地域外に行っておいでの幼児の方は、当地区においては23名中3名ということでございまして、当保育所においても、160人定員のところ158名、大体99%とのことであり、表面的に不満を申し上げるというようなことは少ないということで先生方も喜んでおりました。
 ただ、行政と保育所がもっと連携を密にして、地域性、エンゼルプランを考慮され、計画的に進めていただいて、子供たちが育ち合う保育所づくりに協力をお願いいたしたいと思います。
 職員の中にも、将来を見通して、勤務意欲がわくようにしていただき、今後の教育を理解し、保育所と保護者がギャップを埋めるような努力をしていきたいと思いますので、当局の御努力も切にお願いを申し上げる次第でございます。
 なお、2点目、広域圏施設の計画の進捗状況についてお尋ねをいたします。
 国策といたしましては、景気対策、雇用対策、環境対策が大きな問題かと思われます。この中で、ごく最近4.8%、325万人から、現在では5%、342万人と失業者が増えており、ここ2、3日前の新聞では、500億円の予算を計上されていると思います。
 財政支援を実施されておりますが、21世紀発展基盤整備特別枠としまして5兆9,100億円が計上されており、景気対策臨時緊急特別枠4,400億円程度と聞いております。
 なお、補助率におきましても、4分の1から2分の1とアップされているとのことでございますので、市当局も御理解のことと思います。
 広域圏としましても、環境汚染対策として、ごみ焼却施設に対しましては、ダイオキシンの削減の対応、焼却灰処理対応、その他いろいろなことで御検討だと思いますが、前回の答弁では、バグフィルターの設置において対応していくとのことでございましたが、それについても、数十億円という高額の経費が必要だということで、県の審査、厚生省のヒアリングを受けて事業採択をするよう努力しているとのことでございました。当市においても、環境庁長官賞を受賞している手前、その他、ごみ対策、環境づくり、花と緑の分別収集の評価を受けたというようなこともございますので、積極的に計画を進めていただきたいと思います。
 現在の炉は、日量70トンの間欠運転炉であり、数値も47Ng/m3とのことであり、平成14年11月30日までには、間欠式でも5Ng/m3にする必要があるとのことであり、連続炉の必要性は24時間1Ng/m3とのことでもあり、厳しい規制値が定められております。広域圏においては、連続炉の運転は必要ないかとは思われますが、当局のお考えもお聞きしたいと思います。
 なお、一般廃棄物処分場は、環境の向上を目的に、処分基準に適合した管理型施設としてシート張りを実施し、遮水装置をとり、なお地下水は浸出処理施設を設置し、排水基準強化に対応するとの回答を受けておりますが、施工時期も平成11年、12年の2カ年継続事業とのことであり、今年ももう既に11年の6月に入っておりますので、施工範囲、工事計画に変更でも生じたのか、県の審査、厚生省のヒアリングに問題があったのか、広域圏の懸案の最終処分場でもあり、施工時期も早々と思われますので、当局の御見解をお伺いしたいと思います。
 以上をもちまして質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 松本議員にお答えをいたします。
 まず保育所問題でございますが、その先に、新住宅団地の皆さんの問題点も提起をされまして、いろいろ地元でも御苦労をしていただいておりますことを深く感謝を申し上げたいと思います。しかし、新住民と言いながら市民でございますので、コミュニティよろしく地域の皆さんと協定をしながら、いい地域づくりをしていっていただきたい、このように思っている次第でございます。
 内容的には保育所の充実を言われたわけでございますけれども、確かに東部保育所については狭隘であることは承知をいたしております。御存じのように、平成2年の段階で、90名定員で十分だろうということで認可をいただいてきたわけですが、今日、何と160名を収容するという事態でございますから、一部保育室なども増築をいたしましたが、狭隘であることは承知をいたしておるわけでございます。
 特に、送迎等の関係あるいは雪が降った段階での混雑することなども聞いております。地元の皆さんにも随分その点では協力をいただいているということで、感謝を申し上げる次第でございます。いずれにしましても、遊戯室なんか少し広げたらどうかという提案でございますが、東部保育所だけが狭いのではございませんで、今どこの保育園も満杯でございます。定数も、皆さんの御了解を得て拡大をしたわけですから、それぞれに狭隘を持っているわけです。それぞれ均衡もございますので、少し調査をさせていただきたい、このように思っております。
 今のエンゼルプラン等で、長期的なプランを出して考えたらどうかという提案もございました。ただ、現実的には、少子化時代で子供は少なくなってきているんです。そのことを踏まえますと、どんどん拡張するのが正しいのかどうか、いろいろ検討を進めたいと思います。ただし、今のこういう状況の中では、お母さんも働くという時代になってきておりますので、保育所本来の保育に欠けておるならば、それぞれ収容していくというのが原則だろうと思います。
 今言われた幾つの提案がございましたが、十分保育所と連携をとって、連携をとっていないぞという話でございましたが、十分とっていると思います。とっていると思いますが、エンゼルプランのこともございますので、少し議論をさせていただきたいと思っております。いずれにしても、限られた敷地でございますので、地域住民の御協力をいただきながら進めさせていただきたい、このように思うわけでございます。
 おっしゃるとおり、一歩突き進んで、保育所のあり方、その他について全体的に見直す時期に来ていると思います。特に幼稚園等については、地方分権で市町村長という立場になりますので、これらを踏まえて全体を考えていく時代だと思いますので、もう少し時間を貸していただきたいと思っている次第でございます。
 次は、焼却炉の関係でございますが、十分松本議員さんは御承知のことと存じます。御存じのように、ダイオキシン類につきましては、平成14年11月30日までに、既設分にあっては5ナノグラムにしなさいという改善命令があるわけです。国の基準に従いまして直していきたいと思っております。今年度においては、整備計画を策定いたします。そして、厚生省の補助採択を得まして、12、13年で国が示します基準に合うようにダイオキシン類の削減対策を行うことにいたしております。
 お話にもございましたように、従来の電気集塵機でなくて、濾過式集塵機に取り替えることでございますが、簡単なわけにまいりません。相当の経費が必要になってくるわけでございます。いろいろ知恵を絞りながら進めさせていただきたいと思っております。
 それから、ダイオキシンにつきましては、連続焼却をやれば少なくなることはわかっております。しかし、60トンのごみが入ってくるわけですから、これ以上のごみは逆にないわけでございまして、おかげさまで今分別収集もしておりますので、ごみ量も減少しつつあります。したがって、24時間連続運転というのは不可能でございますので、どうして間欠、途中休むという形になります。そんなことで、今の体制を維持することがベターではないかとも思っておりますので、今の濾過式集塵機を設置をして環境対策に当たるということでいたし方ないのではないかと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 それから、最終処分地についての御質問もございました。6月中に広域圏事務組合の協議を終えまして、7月にはいよいよ入札等の事務をしてまいりたいと思っております。先ほどちょっと遅いのではないかということでございますが、実は森林法あるいは幾つかの法律に引っかかりまして、クリアするのに幾つも問題があったわけでございまして、そのことについて事務的な関係で遅くなったことを申し上げておきたいと思います。
 規制緩和という時代ですけれども、何と多くの規制があるのかと実は私もびっくりしているわけですが、その点、そう大きい権限ではないんですけれども、公的な施設でございますので、どうしても正式にクリアをしなければならないということでやっておりましたので、遅くなりましたことをお詫びをしておきたいと思います。広域圏の議会は8月でございますので、8月にそれぞれ議決を賜りまして正式に工事着手をしてまいりたいと思っている次第でございます。
 補助の問題あるいはごみ対策等につきましては、国も緊急対策ということで今回それぞれ補助対応することになっておりまして、これだけは向こうの法規制をやった関係もございますので、補助対応しようということでございます。ただし、松本議員さんおっしゃったように、高率になるのではないかということでございますが、そう高率にはならないというのが現状でございます。したがいまして、従来の計画どおり財源も計画どおり進めさせていただきたいと思うわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 再質問を認めます。
 4番 松本 昇君。

◯4番(松本君) お許しを得ましたので、再質問をさせていただきます。
 保育所の問題でございますが、少子化と言われるのは世の中の代名詞でございまして、高齢少子化だけでこの地域社会の問題は解決しないと思うんです。やはり線引きされておらない砺波市当地区においては、集約化されるのは大変地域差があると思います。これについて、すべての保育所が同時だというようなお考えではないと思いますが、そういうことのないように、世間のニアリイコールが減少するということは、世の中の数字として出しておりますので、それに決して欺くものではございませんが、将来的なこと、当初みられた上からも、「検討する」だけでは、地域に行ってこういう話を皆さんにお願いされたから申し上げましたけど、市長の答弁では「検討する」という話だけで、いついつやれとは申し上げませんが、前向きな御返事を切にお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 再質問にお答えいたします。
 私が申し上げましたのは、第1点はそれぞれの保育所との均衡がございます。その意味で、今それぞれ定数を増やしておりますが、その定数と将来の動向を含めて、そういう調査をした上で対処したい、そのように思っております。
 2つ目は、長期的な展望といいますのは、地方分権では幼稚園等の認可事務が文部省でなくなるんです、市町村移管ということになりますから。そうすると、従来、皆さんがおっしゃっております幼稚園と保育所が一体化することも可能になるわけですから、そのことを踏まえてもう少し勉強させてほしい。その上に立たないと方針を決められないし、今秋元で少し地面を出してくれという話はちょっと今はできない、こういうことでございますので、その点を含めて申し上げておきたいということです。
 まず、現実的には、現状を調査させていただいて、それぞれある程度均衡をいっているとすれば少し我慢してほしい。もう1つは、長期的には、長期というより、もう目の前でございますけれども、幼稚園との問題がございます。幼稚園は、現実的にはそう多くはなっておりません。その辺の調整をどうするのか。もう私は決断する時期に来ていると思います。それを踏まえて少し議論させていただきたい、こういうふうに思っておりますので、その点で御理解いただきたい、このように思っております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) この際暫時休憩いたします。

 午前11時35分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(山岸君) 休憩前に引き続き、会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 9番 村中昭二君。
  〔9番 村中昭二君 登壇〕

◯9番(村中君) お許しをいただきましたので、私は市政一般にわたり、先の通告に基づき質問をさせていただきます。
 まず、市長にお尋ねいたします。安念砺波市長がこの砺波市の将来構想をどのように描いていらっしゃるのかをお尋ねするものであります。
 この議会の提案理由の中でも述べておられるように、市の人口が増えまして4万504人を超えました。私たちも市民の一人として大変うれしく思う次第であります。現在までは、県内の呉西地方では最も発展し活性化が認められる街といえると思います。それは、だれもが認める住みよいところ、そして活性化のあるところ、働く場所があり子供の教育のできるところといろいろの条件が整っており、人々の心をつかむものがあるからだと思います。この条件が崩れるとバランスがとれなくなるわけでありますが、現在砺波市では、手持ちの企業誘致用地がすべて完売されて手持ちがありません。私は、必要になってからの対応では、他の市町村に遅れをとるようでは困ると思います。砺波市の第5企業団地の造成を検討する時期にあると思いますが、市長の考えはいかがですか。
 農林水産省は、この春の新聞報道によりますと、農村振興地域であっても、高速自動車道のインター周辺等では、流通センターや企業団地の造成を認めていこうということでありますが、近隣の市町村も関心を高めておられるものと思います。
 私は、この2月11日に石川県七尾市で開かれました日本大横断連携軸フォーラムに参加をさせていただきました。この主催は、中部近畿の富山県をはじめとして、石川、岐阜、愛知、三重、奈良、和歌山県までの7県でありまして、沿線の市町村からの関係者で会場の七尾市サンライフプラザは満員の盛況でした。
 また、共催として、建設省をはじめ、北陸地方建設局、中部地方建設局、近畿地方建設局が当たり、各局長もパネラーを務められ、紀伊半島の新宮市から能登半島の七尾市まで、600キロを大きな道路や輸送機関で結び、産業、工業、観光等の物流の道を開き、環太平洋と環日本海の大動脈をつくり、世界への交流の道として沿線市町村のより一層の発展を目指していこうというものでありました。また、来年は和歌山県の新宮市で開催されることになっております。
 このフォーラムの目的は、日本の真ん中に位置し、人口1,600万人、国内の産業の25%を占める中部圏域の社会基盤整備の推進にあると思います。能登空港の建設をはじめ、今建設中であります能越自動車道の100キロメートル、東海北陸自動車道の185キロメートルが平成17年までには完成とのことでありますが、このような背景といいますか流れの中での砺波市は、御存じのとおり、横断連携軸のあるこれらの自動車道と北陸自動車道の交差点に位置しており、今後の砺波市を考えるときに、産業や観光事業をどのように取り組み導いていかれるのか安念市長の考えをお尋ねするものであります。
 次に、社会福祉関係についてお尋ねいたします。
 まず、介護保険施行に関連して問うものでありますが、今井助役さん、太田民生部長さんにお尋ねをいたします。
 砺波市の場合は、砺波地方介護保険組合を設立して、2市6町4カ村、人口15万8,254人をエリアとして運営されるわけでありますが、最近の新聞報道等によりますと、国の試算した介護保険料を上回る県が出てきていると報じており、中には5.8倍の格差、月当たり最低1,250円から最高7,327円と出ておりましたが、当介護保険組合はどのような数字を見込まれているのか。このような試算したものが、組合傘下にある各市町村のサービスにつながるものと思います。また、均一化についての対応についての問題点はないかをお尋ねするものであります。
 特に、地理的な点で、県内面積の23.3%を占める広い地域となりますが、人口15万人ほどの単位がより均一的なサービスにつながるとのことでありますが、この点につきましてもいかがなものですか。
 次は、施設の整備と対応について問うものであります。
 介護保険の要施設入所認定者の施設利用は本人の選択となりますが、現在ある施設の数との関連がございますが、来春からの実施について十分な対応ができるのかについてお尋ねいたします。
 続いて、特別養護老人ホームの建設も急がねばならないのではないかと思いますが、当局の見解をお尋ねいたします。
 平成10年10月の富山県厚生部の資料「老後を安心して暮らすためのしおり」の数字から見てみますと、富山県は41施設で408人で1床、砺波市は506人に1床であります。現在、入所希望は、2年から3カ年待ちとのことでありますが、早急の対応が必要と思います。市当局としては、第7次総合計画の策定中でございますが、急速に進む高齢化の中でどのような対応を考えておられるかお聞かせください。
 次に、介護保険組合加入市町村の国民健康保険組合の合併が考えられないかお尋ねします。
 均一なサービスを考えるときに、圏内の医療や介護のサービスに格差が生じては、後々の運営に支障を生ずるものと思いますがいかがでしょうか。また、合併によって施設の供用ができる道はないのかもお尋ねいたします。
 次に、保育園の整備についてでありますが、先ほど松本議員の質問にも御答弁がありましたが、我が町砺波市では人口が増えつつありますが、若い世代が多いと申しましょうか、市内の地区により、幼稚園や保育所の定員にばらつき格差が出てきていると思います。保育所については、全国で現在、自宅待機が4万人いるとのことでありますが、市内北部地区の高波幼稚園は現在42名、また北部幼稚園では104名の園児の対応をされております。また、この4月から預かり保育も実施されておりますが、若い保護者の希望は保育所への入所が多いようであります。預かり保育で一部緩和されたようですが、近隣の保育所につきましては、油田、出町、鷹栖保育所では、それぞれ第1次の拡張と増員がなされており、現在、施設の保育所の周りには、第2次の拡張の用地の確保も難しいと思われますが、今後はどのように対応されるかをお尋ねいたします。ちなみに、この北部地区には、まだ多くの住宅用地の整備されたものがあります。今後の当局の対応をお尋ねいたします。
 続いて、教育長にお尋ねいたします。
 砺波市では、現在、出町小学校の新築に向けての土地の取得や基本設計が進められており、地域住民が久しく待望していたところであり、また我が砺波の将来を担う児童生徒のために一日も早く完成を待たれるところであります。
 当市には、中学校が3校、小学校が7校あり、出町小学校以外にも、統合以来の老朽化した施設や未整備のものも数多くありますが、これらの各学校の構造物の整備整とんがおそろかになっては困るわけであります。学校新築は巨額な事業でありますが、その中でどのようにこれらの整備を行われるのかをお尋ねするものであります。
 以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 村中議員にお答えをいたします。
 初めに、将来構想並びに今の展望についてお話になりました。おかげさまで、人口も増加をいたしております。議員がおっしゃるように、私は人口増だけではないと思いますが、活性化の一途をたどっている、このように理解をしております。したがって、ますます住民の皆さんに住みよさと安心して暮らせる地域づくりを進めてまいりたいと思っている次第でございます。
 先ほど河原議員さんにも申し上げましたが、多くの課題もございます。その課題を行政としてどうとらえてどう解決していくかということが我々に課せられた大きい任務ではないかと思っておりますので、皆さん方とよく協議をしながら展望をつくってまいりたいと思っている次第でございます。
 ついては、バランス上、企業誘致も大切ではないかということで、工業団地造成についてのお話でございます。その中で、日本大横断連携軸構想につきましては承知をいたしておりますが、どのようにこれを展開するのか、国の計画とも整合性を持たせる必要もございますので、十分研究をしてまいりたいと思っている次第でございます。
 なお、御指摘がございました東海北陸自動車道、完成を待っているわけでございますが、これができるならば、富山県と中部圏が直結して連携軸が生まれますし、中部との交流がますます増大をする。そのことから考えまして、ここに物流の施設等があればいいのではないかと思いますし、恐らく産業界でもその立地を望んでおられるのではないかと考えておるわけでございます。
 ただ、今日は、重厚長大ないわゆる施設整備といいますか、そういう時代ではないので、必ずしも新聞紙上で乗っかっているような大型なものがいかがなものか。そのことについては、十分研究をしていくべきだと思っているわけでございます。
 しかし、先般、私もフォーラムの中で申し上げましたが、富山県は御存じのように、豊かな土地がございますし、すばらしいきれいな水もございます。さらに労働力は抜群のものがあると思います。そのことを大きいメリットとして期待をし、おっしゃるような企業誘致を考えることが必要ではないかと思っております。
 したがいまして、次期総合計画の中では、第5工業団地につきまして検討するようにしておりますし、その意味で今予備調査をさせていただいているところでございます。したがって、当初予算にも皆さんの御了解を得て調査費を計上させていただいたということでございます。
 しかし、21世紀の国土のグランドデザインが出ました。その中で言われておりますことは、残念ながら、新産工特制度については見直すと言及されておるわけであります。現実的には、大規模遊休地が存在をし、制度発足以来30年も経過をして、その間、産業形態も変わったことから、歴史的な役割が終わったと述べられておることは皆さんも御承知だと思います。その上、先般の地方分権推進計画の中で、平成12年度末で廃止を含めた抜本的な見直しも残念ながら書いてございます。したがって、私は財源の問題とこのことについてやや不満でございますので、先般の私の提案理由の説明の中で不満を申し上げたわけでございます。したがいまして、当市がかかわりますこの新産業都市建設促進法の優位性がなくなるということでございますので、今おっしゃいますようなことで、すぐ乗っかれるかどうかというのは大変微妙なところでございます。
 なお、今取りざたされておりますのは、今申し上げました背景がございますし、優位性もございますので、今新しく言われておりますのは、名称としてモデル型地域振興計画という国土庁が言い出したものがございます。これらの計画というのはどういうものなのか、速やかに研究をしてまいりたいと思っている次第でございます。もう一度申し上げますと、モデル型地域振興計画というのが新たに出てきたわけです。だから、地域ごとに考えようということなんでしょう。今、村中議員さんがおっしゃったような趣旨に向かっていけるのかどうか少し研究をさせていただきたい、このように思っております。
 次に、特養ホームをつくれということでございます。
 砺波市の平成11年5月1日現在の高齢化率は20%、特別養護老人ホームの入所者は100人を超えております。待機者も30人を超すと言われております。特養ホームにつきましては、介護保険組合の圏域内で485床あり、井波町で今50床が開設をされます。そうしますと、535床ができるわけでございます。このことを勘案しますと、ある程度砺波市内の皆さんも対応できるのではないかと思っております。在宅要介護数が現在620人おられます。高齢化率もこれからどんどん上がってくると思います。これからは、介護保険制度も考慮しながら次期総合計画で位置づけを考えてまいりたい、このように思っておるわけでございます。
 次に、保育所の新設はどうかということでございます。
 このことについては、増設を含めて、先ほど松本議員さんからも質問がございましたが、住宅地の新設によりまして、共働きの世帯の増加そして核家族化が進んでまいりました。そのようなことで、保育需要はますます増大しておることは承知をしております。したがって、混雑しているよ、何かしろというのが松本議員さんの御意見でございました。私どもも、それは十分念頭に置いておりまして、先般のエンゼルプランの中でも書いておるわけでございます。もちろん、おっしゃるとおり、保育所も新設を念頭に置きながら考えておりますが、ただし、今指摘ありましたが、高齢化のことも考えなければいけないと思っております。
 先ほど若干触れましたが、幼稚園制度等については、地方自治体、いわゆる県庁あたりの許認可事務になるようでございますので、このことも含めますともう少し時間が必要かと思いますが、老人と幼児を複合した施設というのは考えられないか。このことが、生涯教育にもつながるし、子供たちのためにもいいし、老人の皆さんにも子供たちの元気な姿を見て、自らも元気になってもらうという意味での複合施設を考えられないか、こんなことを思うわけでございます。そのことで、十分これからも協議をさせていただきたい、このように思っておるわけでございます。
 学校関係につきましては教育長、介護保険、その他につきましては民生部長からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 村中議員からの各学校の構造物の整理整とんについてという御質問でございました。
 各学校の大規模整備については、国の制度、基準などに従って、補助採択に必要な耐震診断や耐力度調査を実施し、総合計画に位置づけて順次実施してまいりたいと思っております。
 また、学校は児童生徒が学習する場であると同時に、一日の大半を過ごす生活の場でもあります。修繕等については、生命、安全に影響のあるものは速やかに実施するほか、事業や学校運営に支障のあるものなどについては順次実施してまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 村中議員さんの質問にお答えをいたします。
 私のほうから3点あると思います。まず第1点は、組合立の圏域内のサービスの均一化への対応、2つ目が施設の充実について、さらに3点目が介護保険組合と市町村の国保連合との合併についてでございます。
 まず第1点の、組合立の圏域内のサービスの均一化のことでございます。
 御承知のように、現在、砺波地方介護保険組合では、昨年実施いたしました高齢者保健福祉実態調査の結果に基づきまして、12市町村で必要とされる各種サービスの総量と施設の充足度、在宅介護にかかるヘルパーの数など、マンパワーの必要量、またそれらの支払いに充てる保険料の算出を盛り込んだ介護保険事業計画がただいま策定中であります。
 施設サービスにつきましては、現在建設中のものも含めると、ほぼ砺波福祉圏の整備目標に達成できる見込みですし、在宅サービスについても、ホームヘルプ、デイサービス、ショートステイ等、公的サービスのほか、民間事業者の算入が予定される訪問入浴、さらには24時間のホームヘルプサービスなども活用して、圏域内の住民等が平均にサービスを受けられるよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、施設の充実についてでございますが、まず老人福祉施設については、砺波福祉圏での整備目標、病床数が420床であります。現在、許可病床数が473床で目標を上回っておりますし、特別養護老人ホームにつきましては、砺波福祉圏の整備目標、床数が490床のところ許可床数が485床であります。
 現在の広域全体での待機者は202名と予想されますが、そのうち自宅待機者が34人で、砺波市が11人であります。井波町では、来年4月50床が開設され、圏域内では535床となることから、ほぼ現段階での需要には応じられるものと考えております。また、療養型病床群の施設につきましては、砺波医療圏での整備目標床数が537床のところ、現在許可床数が499床であります。
 今後の圏域内の建設計画といたしましても、福野町では民間100床、公立井波総合病院では50床、南砺病院の構想にも50床がありますので、目標値が大幅に上回ることが予想されます。
 以上のように、施設サービスについては、現段階ではほぼ充足をいたしており、施設の空きを待って自由に入所できるものですが、なるべく住所を有する施設に入るよう、市町村あるいは施設間との調整が必要となると思います。
 3点目の市町村の介護保険組合と国保組合との合併について申し上げたいと思います。
 本来、国民保険制度は、相互扶助の理念に基づき、負担と給付の原則で事業を運営されていることは御承知のとおりでございます。現在、県内各市町村の国民健康保険事業の現状は次のような傾向が見られますが、いずれも各事項とも各市町村間で大きな開きがございます。
 1つは、国保の被保険者数において、一般被保険者数は減少傾向にありますが、反面、老人医療給付対象者及び退職者、退職被保険者等は年々増加しておりますし、高齢者の構成割合は全国に比較しても著しく高いわけでございます。富山県はもちろんのこと、砺波も非常に高いわけでございます。
 2つ目は、市町村別の1人当たりの診療費は全国平均よりも大幅に上回っております。費用も年々増加の傾向にございます。平成9年9月現在でも、砺波市は30万1,898円、県下で最下位でございますが、しかし、全国平均を見ますと富山県は非常に高いわけでございます。
 さらに保険料の算定におきましては、基礎となります所得割、資産割、均等割、平均割の率、それぞれ金額が各市町村が非常に大きく異なっております。特に資産割、砺波市におきましては、平成10年では15%でありましたが、11年度から10%に落としております。近隣の広域市町では、21%から32%、村におきましては30%から50%、さらに医療機関、福祉施設及び財政状況等を見ますと大変大きな開きがあります。このように、国保の現状と介護保険組合が設立されたばかりの状況を踏まえるときに、市町村の国保組合との合併は大変難しいと考えます。
 以上です。

◯議長(山岸君) 5番 池田昭作君。
  〔5番 池田昭作君 登壇〕

◯5番(池田君) お許しをいただきましたので、通告に従いまして、3項目について質問並びに若干の御提案を申し上げ、市長並びに関係部長の答弁を求めたいと存じます。
 まず最初に、少子化対策についてであります。
 さて、厚生省が98年の人口動態統計をつい最近発表しておりますが、1人の女性が一生の間に産む子供の数、すなわち合計特殊出生率は1.38と過去最低に落ち込み、また晩婚、晩産化が一段と進み、平均初婚年齢は前年の26.6歳から26.7歳に、また初産年齢は27.7歳から27.8歳にそれぞれ上昇し、過去最高を記録したと発表しております。
 また、去る5月26日の県民総合計画基本課題研究会で、富山県の人口は全国平均よりも少子・高齢化が進んでおり、来年をピークに減少し、25年には11%、12万人が減少して、約100万人規模になると報告されております。
 なお、砺波市も年少人口が老齢人口を下回るなど、少子・高齢化が進んでおり、今少子化対策が大変重要な課題になってきているのであります。
 さて、少子化の原因は、1つは、本来なら最も子供が生まれるはずの25歳から29歳の女性の未婚率が5割に達しているということであります。砺波市でも、古い資料でありますが、平成7年の国勢調査では、25歳から29歳の未婚率は、男性で55.3%、女性が37.7%で、特に女性は10年前に比較して2.5倍になっているということであります。しかし、女性の皆さんも、厚生省の調査では結婚を嫌っているわけではないということでございますから、結婚、出産への意欲を高めることで未婚率が減るのではないかと言われており、人口減少の歯どめは、まずは多くのカップルに誕生してもらうことであると考えられます。
 その対策の一環として、まず若い男女の出会いの場を提供することが重要でありますが、これまで砺波広域圏事業として、年1回若い人の集いを実施されてきておりますが、私は年1回に限らず、断続的に2回ないし3回継続してやらないと効果が薄いのではないかと思うのであります。
 また、余り経費をかけず、例えばソフトな事業として、四季彩館、美術館見学とか、各種祭りに参加することなども考えるべきではないでしょうか。ぜひ積極的に取り組んでいただくよう要望しておきたいと思います。
 次に、結婚相談所の設置についてお伺いいたします。
 このことは、一見、枝葉末節のような気もいたしますが、現実問題として、個々の家庭では結婚問題で大変困っておられる方が多いと聞いております。また、大きな社会問題となっております少子化対策の一環として、行政側も積極的に情報を開示し、アドバイスをすることが重要であります。さらに情報交換や出会いの場の設定など、結婚を側面から支援する推進員を各地区に設けたらいかがでございましょうか、御見解をお聞かせください。
 お隣の高岡市、氷見市などでは既に実施されておりますが、大変好評のようであります。高岡市では、毎週3日間、午後1時から8時まで専門相談員が常駐し、相談に当たっておられるわけでございますが、専門相談員2名、推進員38名を含めまして、その経費はわずかに百数十万円くらいと聞いております。私は、市独自の事業でもよし、また広域圏事業として、広域的に情報を交換し、出会いの場を設定することも意義のあることだと考えますが、広域圏理事長でもあります安念市長さんに結婚相談所を設置することについての御所見を賜りたいと存じます。
 次に、子育て支援策についてお尋ねいたします。
 「少子化は社会のあり方に見直しを迫る警鐘と受けとめなければならない。女性の負担を軽減し、子供を安心して産める環境を整えることは国民全体の課題である」と某新聞は論じておりました。
 また、経済同友会は、このほど「踏み出そう、少子化対策の第一歩」と題する提言を発表しておりますが、それによりますと、当然のことながら、個人の自由な生き方が尊重され、職場、家庭、地域で男女が連携し共同して参画する社会、また、子供を生み育てやすい魅力ある社会を目指すべきだとし、具体的に、これまでの男は仕事第一、女は仕事を持ってもまず家庭といった日本の古くからの風習を変える必要があることを強調しており、経営者には、女性が働きやすく、男女とも育児に取り組むことができる、ゆとりが持てる社会や職場づくりに努力をしてほしいと述べております。私も全く同感であります。
 さて、昨年、東京都児童環境づくり推進協議会が、子育てと仕事の両立という施策を発表しておりますが、それによりますと、子育て支援優良企業の認定、育児を積極的に行っている父親を顕彰し、「パパ育児奨励」、中小企業が育児休業中の代替職員を派遣会社から紹介を受けた場合、その料金の一部を助成する「育児休業中の代替職員確保支援」「子育てアドバイザー制度」などを提言しております。私は地方の都市といたしましても、積極的に具体的にこれらのことを考えていかなければならないと思いますが、行政として、子供を生みやすい社会、子育てが楽しい社会を目指すにはどんな対策が必要と考えておられますか、御所見を承りたいと存じます。
 次に、今春、策定されました児童育成計画の中から、子育てに伴う負担の軽減についての考え方をお伺いいたします。
 健やかな子供を生み育てるための環境づくりには、どのような対策が必要であるかというアンケートに対し、保育所等の費用負担の軽減、子育てへの経済的な支援を求める意見が圧倒的に多いのであります。
 ついては、保育料の軽減について、この計画では、現行第3子以降児半額免除は平成15年度も継続実施となっておりますが、第3子以上とか2人以上在園に限定せず、子育てを支援する魅力ある施策として、私は思い切って第2子以降児が対象となるように努力されることを求めるものであります。
 次に、乳幼児医療費給付事業でございますが、計画では、平成15年度、制度の拡充に向け検討するという抽象的な言葉になっておりますが、これも子育ての重要度から考えて、すべての未就学児が対象となるよう早期の対策が望まれるのでありますが、当局の御見解をお聞かせください。
 また、多子奨励策に対し、多子家庭の経済支援を図るために、市独自の児童手当制度について検討を進めたいとのことですが、全国的には幾つかの先進地があるようでありますから、積極的に対応されることを求めたいと思います。
 次に、放課後児童の健全育成対策として、児童育成計画では、地区公民館を利用した地域児童健全育成事業を進めたいとのことでございますが、具体的にどのような構想を持っておられるのか。また、設置場所は一応7カ所を想定されておりますが、今の時点でのお考えをお聞かせください。
 次に、男女共同社会参画事業についてお尋ねします。
 男女共同参画社会基本法は今国会で審議中でありますし、砺波市においても審議会で検討中のところでございますが、現時点での考え方、今後の基本計画策定の方針をお聞かせいただきたいと思います。
 御存じのとおり、国の基本法が成立いたしますと、当然に市町村は男女共同参画計画を定めなければなりません。富山県は平成12年度を最終目標年とした富山男女共同参画プランを掲げて推進中でございます。
 その中に4つの基本目標が定められておるのでありますが、1つは男女共同参画による豊かな社会の創造、2つ目は男女共同参画を進めるための意識づくり、3つ目は働く場における男女平等の確保、4つ目は健康づくりと福祉の向上であります。つきましては、砺波として、基本目標の設定、年次計画の策定などについて現在の考え方をお聞かせください。
 資料によりますと、宮城県柴田町では、昨年、総理府の事業指定を受け、男女共同参画都市宣言を行いまして、その事業として町内の小中学校に男女平等教育副読本を配布、女性議会の開催、女性問題に関する企業への出前講座等を企画しているといいます。また、女性の地位向上を目指した基本計画を策定、町関係の各種審議会における女性の登用率の目標値を25%と定めるなど、計画の推進に当たっているということであります。
 私は、柴田町のように、この事業を進めるには、行政としてさまざまな普及活動を行い、市を挙げて女性の地位向上に取り組んでいかなければならないと考えるものでありますが、これに対する当局の御所見を求めたいと思います。
 次に、農山漁村におけるパートナーシップの確立の方向に沿っての対策についてお伺いいたします。
 女性は、農業就業人口の6割を占め、農山漁村地域の活性化に大きく貢献しているにもかかわらず、それに見合った評価がなされておらず、女性が自らの人生を自主的に設計し、自信と充実感を持って暮らし、男性とともに参画していくことのできる社会の実現が求められているのでありますが、このようなことから、政府は男女共同参画2000年プランの重点目標の1つとして、農山漁村におけるパートナーシップの確立という方向に沿って各種の施策を実施しようとしております。これに対する市としての取り組み方をお聞かせください。
 次に、女性議会の開設を求めたいと思うのであります。
 砺波地方の女性の方は、総体的に忍耐強く、優しい側面を持ち、家庭を思い、夫を助け、争いを好まぬタイプが多いように見受けられます。したがって、男女共同社会参画といってもなかなか進まないように思うのですが、仕事と育児の両立、地域の環境問題など、女性自身が意欲的に立ち上がっていただかねばなりません。その点から、社会参加を促し市政に関心を持っていただく。そして市政に参画してもらうためにも、女性議会の開設は一つの手段であるかと思うのであります。女性団体の意見は、必ずしも積極的ではないということも承っておりますが、行政側として強く推し進めていただきたいと考えますが、安念市長さんの御見解をお聞かせください。
 次に、市制施行45周年記念事業についてお尋ねいたします。
 砺波市は、昭和29年の市制施行以来、砺波広域圏の中核都市として今日まで飛躍的な発展を遂げてきたことに対する評価と、21世紀に対応する市政の目標を求めるためにも、一つの節目として記念事業を行うべきではないかと考えますが、お考えをお聞かせください。
 過日の新聞報道によりますと、富山市は、市制施行110周年記念事業として、経費節減の折から、恒例の富山祭りなどの事業に、頭に110周年の表題を使い、市民感謝と誓いの集い、オーケストラなどの合同特別演奏会、子育て支援フォーラム、花いっぱいコンクールなどを実施するそうであります。
 私は、砺波市も一つの案といたしまして、市民憲章推進の運動の一環として、あるいは健康づくり運動として軽スポーツ大会をやるとか、ボランティア大会で各種ボランティア団体の紹介、活動家の表彰を行うようなことも重要なことではないかと考えるものでございます。
 御検討をお願いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 池田議員にお答えをいたします。
 まず結婚奨励でありますが、若い皆さんの結婚観は随分複雑でございます。そのことのデータもおっしゃったわけでございますけれども、我々の時代とは相当隔たりがあって難しいところでございます。
 やはり、それでも男女の出会いというのは一つのきっかけになると思っております。御提案のとおりだと思いますが、このことにつきましては、砺波広域圏管内で平成3年からそのような事業を進めておりまして、6組かのカップルが誕生いたしているところでございます。この回数を増やしたり、もう少し知恵を絞れということでございます。御意見のとおり、これからもいい知恵がございましたらお教え願いたいと思っております。
 次に、結婚相談所の開設でございます。
 おっしゃるとおり、高岡や氷見等では専門相談員を設置をされておるようでございます。昨年までは、JAとなみ野でもやっておられたようでございます。その後、聞いておりませんけれども、十分徹底しなかった面もあるんでしょうか、なくなったように聞いておるところでございます。
 結婚相手をあっせんするという問題は、基本的には行政が直接かかわることはどうか、私は若干疑問に思うわけでございます。御提案の結婚相談所の設置につきましては、今のところ考えておりません。でき得れば、民間がそのような相談所をつくっていただいてと思うわけであります。今日的な大きい課題でございまして、先般、日本青年会にまいりましたら、あそこに全国的な規模の結婚相談所がございます。これは、総理府が支援をしておると聞きました。したがって、そのような形で、民間がどこかの支援を受けて、あるいは経済界の支援を受けるとか心ある人の支援を受けるという形で、民間サイドでおやりになったらどうかなと思いますが、池田議員さんの提案を含めて今後考えてまいりたいと思うわけであります。
 次に、子育て支援策でございます。
 少子化につきましては、今おっしゃいましたとおり、政府部内でも突如大きい議論として沸き上がってまいりました。したがって、先般の新聞でも出ておりましたように、保育所の問題をはじめ各種施策を示されたわけでございます。
 具体的には、私は1つは育児休業制度、これらについては十分徹底していない。中小企業は大変でしょうけれども、そういう制度がございますし、従来児童手当も出しておられたものを政府は一遍カットした。近ごろまた復活したようでございますが、これについても今目を向けられたようでございます。
 したがいまして、このような制度の監督官庁がもっとしっかりすべきではないか、このように思います。市町村には監督指導権限はございませんが、そのような制度の拡充を期待をいたしたい、このように思います。
 それらの拡充の上に立って、我々市町村としては、これを補完する意味で、先般つくりましたエンゼルプラン等の中身を読んでいただければおわかりだと思いますが、できるものから整備をしてまいりたい、こう思っております。
 市独自でいろいろ考えろということでございますが、抜本的には、国が今議論を巻き起こして、相当の勢いでいろいろな施策を講ずると聞いておりますので、この施策を待ちたいと思います。もう一度申し上げますと、その後の補完については市町村で対応するということがベターであろうと思っているわけでございます。
 次は、これに従いまして、保育料等についての御意見でございます。
 本当はそうしてあげたいわけでございますが、相当の経費もかかるわけでございます。徴収基準も今見直しをいたしておりますが、今回の国の指導によりますと、保育経費の増加も促されてまいりましたが、私は保護者の負担を考慮し、保育料の改定については今回見送りたいと思っております。提案を幾つかされました。減免対象をもっと広げろということでございますが、これらを含めまして今後検討していきたい、このように思っているわけでございます。
 乳幼児医療給付等につきましても、すばらしい御意見がございましたが、今年度から3歳未満児の通院についても助成対象として拡大を図ったところでございます。この制度の拡充等につきましては、今後さらに前進をさせたいと思っております。
 また、先ほども申し上げましたが、児童手当の支給あるいは子育ての経費の負担軽減、まだまだ不十分な点もあろうかと思いますが、これも実は市長会でも議論があって、子育て支援の市長会の要望ということで、各関係省庁に対して制度の改正を迫っているところでございます。したがいまして、市独自の児童手当をいましばらく検討させていただきたいし、現実的には難しいと思います。もっと別の意味での補完対策を考えるべきではないかと思っているところでございます。
 次に、男女共同参画プラン等について池田理論があったわけでございます。それぞれ十分承っておきたいと思います。男女が対等な立場で責任を負う、そういう社会を実現するために、男女共同参画社会基本法が先般、参議院を通過いたしました。衆議院では恐らく間もなく成立するものと思っております。
 そういった面で、その法律が出た段階での整合性も考えますと、それらを考えながら、おっしゃる意見も十分踏まえまして、これからその目標に向かって進めさせていただきたいと存じておるわけでございます。
 国の基本法あるいは県のプランもございます。これらに整合するような形で進めさせていただきたいし、なお県プラン等についてはいろいろ議論のあるところもあるようでございますが、そこのところは、審議会の委員の皆さんの御意見も十分拝聴して進めておるところでございます。
 基本目標を定着するに当たりましては、一般的には皆さん女性の問題のように認識されている傾向でございますが、男女全体の問題としてまず認識してもらうことが大切ではないか。行政は、その意味での啓発、啓蒙といったことを展開して皆さんに理解をしていただきたいと思っております。そういう意味で、順次審議会等にも参画をしていただきたいし、そのように進めさせていただきたいと思います。
 昨日、実は中川農林大臣が来られまして農政懇談会をやりました。挨拶の後、女性の参加が少ないということを言われまして、知事もひやっとしておられたようであります。幸い、女性2人がおられました。「2名おられて私もほっとしました」という言葉も返ってまいりました。その意味で、政府部内でも随分そのことに意を用いておられるようでございます。そういう意味から、これからどんどんああいう懇談会あるいは審議会あるいは協議会、その他に進出していただければありがたいし、そのように皆さんとともに話し合っていきたいと思っている次第でございます。
 次に、農山村におけるパートナーシップの現状等につきまして、池田さんからいろいろ御議論をいただきました。十分承知をしているつもりでございます。先ほども申しましたように、古い農業のしきたりというのがありまして、それなりに21世紀を迎えて改善改良する必要があると思います。ただし、いい文化も伝統もあると思います。それを損なわない農村づくりをしていくためには、大事ないいところまで打ち壊してやるのはどうかなという認識をちょっと今持ったわけでございます。そんなことで、お互いにいい文化を大切にしながら、農村のコミュニティを盛り上げていきたいと思っております。
 先般、お聞きしますと、農協の総代もこれまでおられなかったんですが、9名ばかり総代になられたようですから、池田さんが心配される向きもありますけれども、少しは前進したのではないでしょうか。そういう認識もこれから皆さんお持ちのようでございます。
 砺波市の女性農業士は35名おられます。あるいは農産物生産グループ、砺波市から13グループの92名の方が参加をして交流などもしておられますが、これを一つのベースにしてもっと拡張するということになれば、パートナーシップの推進になるのではないかと思っております。
 なおまた、実際的には、農業と、いわゆる自己完結型の皆さんは、女性の皆さんが直接おやりになっているように私は感じます。したがって、この人たちの今後の経営を拡大するとともに、社会に対する発言力を大いに期待をしていきたいなと、こんなことを願望として思っているわけでございます。
 一方、労働環境も変わりつつございますが、おっしゃるとおり、先進農業国までは到達していないと思います。そういう現状から考えますと、世界に冠たる先進国とするならば、おっしゃるような御意見を大切にして、今後とも、今おっしゃいました理論等を意見として十分承ってまいりたいと思うわけであります。
 次は、女性議会の開設でございますが、何度かこの話を聞きました。女性議会は、市政への女性の参画を図る有効な手段の一つであると私は思います。女性団体の皆さんが自ら企画をして自らやりたいとおっしゃいますれば、市や教育委員会は協力をしていくことが、女性の皆さんの政治教育にもつながると思います。
 そういうことで、女性の団体の皆さんが主催をしようということになりましたら、大いに応援をしていきたいと思っておりますので、あえて私から主催をするということはいかがなものかと存じておる次第でございます。
 次に、市制45周年のことでございますが、10月上旬に市制施行45周年記念式典を予定いたしております。式典では、市政功労者の表彰、あるいは式典に花を添えるということで、先般、トルコ共和国の外交官とも話をしていたんですが、幸いヤロバ市との友好提携10周年に当たります。そのことを説明しておりましたら、ちょうどトルコから国民舞踊でしょうか、その団体が来るわけでございます。それに併せて出ていただきたいということで今交渉を進めております。ぜひそういう形で、ヤロバとの10周年も兼ねて、トルコの民舞団に来てもらって花を添えてほしいということで今進めております。
 なお、幾つかの冠大会という話でございましたが、特に11月23日には、リトアニア国立交響楽団の第九砺波公演を計画しております。関係者の皆さんが今精力的に準備をされております。幾つか提案もございましたが、参考にさせていただきたいと思っている次第でございます。
 地域児童健全育成事業等につきましては、民生部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 民生部長 太田勇二君。
  〔民生部長 太田勇二君 登壇〕

◯民生部長(太田君) 池田議員の地域児童の健全育成事業、エンゼルプランの中で7校下、どういった形で具体的に進めるのかという御質問でございますので、答弁をいたします。
 御承知のように、平成9年度から、東部小学校校下を対象にした空き教室を主体に、それぞれ留守家庭児童対策事業として、近年の核家族あるいは新住宅団地等が造成されまして、そういった事業を東部校下で行っておりますし、さらに今年度、北部小学校校下、これも空き家の教室を利用させていただいて対策事業を進めております。
 これは、各校下の公民館あるいは民生児童委員、児童クラブ、母親クラブ、PTAなど、それぞれの皆さんの御協力をいただいて運営委員会を組織いただいて活動を展開していただいております。
 なおまた、油田地区におきましては、子供ホームということで、自治振興会館を中心にして、従来の低学年の子供対象ばかりじゃなくして、高学年も含めた形でのそういった地域での事業を起こしていただいております。
 そういったことで、今後も十分教育委員会と連携を図りながら、各学校の空き教室あるいはまた公民館等の施設を利用させていただいて、各校下ごとに、これもまた学年を限定せずに、一般の児童も対象にした形で、児童の健全育成事業として各校下単位で積極的に取り組みたいと思います。
 以上です。

◯議長(山岸君) 16番 中西宏一君。
  〔16番 中西宏一君 登壇〕

◯16番(中西君) 私は、通告に基づき4項目について質問いたします。
 最初に、砺波市の幹線道路整備状況と今後の予定についてお伺いいたします。
 日本の道路が整備されると、その周辺の経済効果は計り知れないものがありますが、一例を挙げれば、砺波中部スーパー農道の沿線で実証済みであり、21世紀を展望した道路問題について質問いたします。
 高規格道路がクロスする絶好の立地条件である砺波市は、発展はしているものの、もっと飛躍的な発展を成し遂げなければならないと思いますが、市長はどのような道路計画の将来展望を持っているのかお聞かせください。また、砺波インター及び小矢部東インターを含めた周辺開発計画も合わせてお答えください。
 なぜかと言えば、北陸経済連合会が昨年より調査研究を進めた「北陸における物流基盤の整備について」の報告書によると、北陸地域を環日本海交流のゲートウェイと位置づけ、3県の港湾や小松空港に国際物流拠点、東海北陸能越自動車道の小矢部砺波ジャンクション付近に広域物流拠点整備をし、両拠点を連携させながら、北陸は確固たる物流基盤を築くことを提言している。環日本海交流で北陸が玄関口になり、小矢部砺波ジャンクション付近等に広域物流拠点整備の必要性を、日本列島の中央にある地理的条件などから、東京、大阪、名古屋の大都市圏を背後地とすることで、さらに発展し得る地域と評価されていて、新しい全国総合開発が北陸を環日本海交流の核圏域と位置づけ、日本の国際、国内広域物流拠点とするため、国家的プロジェクトとして整備すべきだとの動きがある中で、砺波市は指をくわえて眺めているわけにはいかないと思う。千載一遇のチャンスを生かし、中央陳情等にも早急に対処すべきでないかと思うが、安念市長の今後の取り組みについてお尋ねいたします。
 次に、国道359号線東バイパス事業及び国道156号線砺波除雪拡幅事業の進捗状況と今後の予定についてお伺いいたします。
 359号線東バイパスは、来年実施される2000年国体砺波会場のアクセス道路として完成を待たれていますが、計画どおり、中部スーパー農道までいつまでに仕上がるのか、またその先の計画についてもお伺いいたします。一方、156号線砺波除雪拡幅事業の進捗状況と今後の予定についてもお答えください。
 次に、主要地方道砺波福光線の整備状況と今後の予定についてお尋ねいたします。
 次に、杉木、中神地区等の周辺地域拡大と栄町苗加線と主要地方道砺波小矢部線の整備着手に向けた方針についてお伺いいたします。
 栄町苗加線が砺波小矢部線とクロスするが、どちらを先にされるのか。用途地域見直しの中で検討してはどうでしょうか。いずれにしても、主要地方道砺波小矢部線は、砺波小矢部両市街地を結び、沿線に学校が隣接していることから、通学生徒の重要な路線であり、今後、東海北陸道及び能越自動車道の供用区間が伸びるにつれて、小矢部砺波ジャンクションに近い小矢部東インター周辺の開発が予想され、これにより砺波小矢部線の交通量が増大するため、歩行者等の安全確保や将来の交通量に対応できる地域連携軸として機能する道路整備が必要であり、現在、本路線に自衛隊の大型車両や第2工業団地の大型車や、小矢部の山から土砂運搬の大型ダンプ等が増加し、その中を通学生徒が命懸けで歩道のない道路を通っています。一日も早い整備が望まれます。
 本路線の起点は、砺波市三島町3627番地の6から、終点、小矢部市安楽寺字天田島2156番地の1で、通過地区は、砺波市は出町、林、若林、小矢部市は若林、松沢、南谷であり、これまでの取り組みでは、沿線地区より本路線の整備を求める強い要望が出されてきており、砺波市と小矢部市とでの取り組みについて協議し、また関係機関の同意のもと、平成7年8月22日に主要地方道砺波小矢部線整備促進期成同盟会が設立されて、本年で5回目の期成同盟会が開催される予定で、拡幅改良を前面に都市計画決定の方向で要望いたします。市長の誠意ある回答をお聞かせください。
 次に、砺波市最大のイベントであるチューリップフェアの反省と将来計画の見通しについてお伺いいたします。
 本年は、4月23日から13日間盛大に開催され、「世界に広げる花の感動」をテーマに、トルコ共和国駐日大使、カナディアン・チューリップフェスティバル実行委員会副会長、フラワー都市交流各都市の皆様をはじめ多数の御来賓のもと、五分咲きで開幕式を迎え、会期末まで良好な状態で終了でき大変好調でした。
 顧みますれば、市制施行前から始まり、今年で48回を迎えた砺波チューリップフェアは、全国的にも有名になり、今や富山県北陸を代表する一大花イベントになった。会場についても、当初の園芸試験場の圃場で始まったころからこの四十数年間に、関係者の御尽力により、チューリップ公園をもとに、水車苑、四季彩館、美術館等、着々と拡充整備され、さらにフラワーロードで県の花総合センターと結ばれ、当初の頃を思えば隔世の感があります。
 しかし、今や全国的と言われるまでになったイベントの観点から見た場合、その規模、花の扱い方、イベントの内容、顧客サービスなど、どれをとっても満足と言えるものまでになっていないと思う。昨年の早期開花による苦い経験を生かして、開花状況の調整、入場者の大半が県外客となったことに伴う交通アクセス対策、駐車場対策、サービスの向上、関係団体の支援対策、経済不況による入場者数の頭打ち現象、安定的財政政策等々、課題山積と思う。
 今年は花の調整も比較的うまくいき、ゴールデンウイーク後半の5連休の天候がよかったこともあって、ある程度の入場者があったとのことであるが、今年のフェアの運営実績を踏まえて、これからの課題を今後どのように考えているのかお伺いします。
 また、ここまで育ったチューリップフェアを、将来に向けてさらに飛躍させるための対策をどのように考えているのか。また、近隣市町村で類似したチューリップ祭りや花イベントが増える中で、砺波市のチューリップフェアの将来構想をどのような方向で進められるのか。
 このような観光行事の振興を目指すには、時代の流れとはいうものの、昨今の観光客の目も相当に肥えてきて、本来のものを求めており、変なイベントよりも、まず花という素材を扱う原点に立ち返っての発想の一大転換が必要と考えますが、市長のお考えをお聞かせください。
 次に、コンピューター2000年問題について、砺波市の対応はどうなっているかについてお伺いします。
 昨今、科学の進歩が目覚ましく、中でもコンピューターはその中の最たるもので、機械が人間を支配するような時代ですが、そのコンピューターにも泣きどころがあると申しますか、従来のコンピューターシステムの多くは、日付データの西暦を、上2桁の「19」を省略して下2桁だけで処理することが通例でした。このため「2000年」は「00」と処理されてしまい、これを「1900年」と認識して誤作動が起きる可能性があります。
 また、2000年は閏年に当たりますが、閏年には100で割り切れる年は該当しないが400で割り切れる年は該当するとの規則性があります。このために、2000年が閏年であることを認識できず、日付や曜日の処理に誤りが生じる可能性があります。
 1999年9月9日のような、9が連続するデータを正しく処理できないという99年問題もあり、一口にコンピューターと言っても、一般的にコンピューターと言わない機械設備等のマイクロコンピューター内蔵機器についても、日付や曜日の処理に誤りが生じる可能性があります。
 西暦2000年問題は、2000年1月1日に突然起きるのではなく、2000年を超えた日付データを処理する場合に起こることがあります。このため、既にトラブルが表面化してきているところもあると聞くが、砺波市の場合、広域消防、人命を預かる病院も含めたこれらの対応はどうなっているのかお伺いいたします。
 また、西暦2000年問題によるトラブルに備えて、被害を最小限に食いとめるためのマニュアル、危機管理計画を策定しておくことも重要になります。国では「危機管理策定のためのマニュアル」を作成したと聞くが、併せて対応をお聞かせください。
 最後に、となみ衛星通信テレビ株式会社のエリア拡大事業についてお伺いいたします。
 昨今は、ケーブルテレビと情報化の推進が全国的な広がりを見る中、デジタル技術とネットワーク技術の進展は目覚ましいものがあり、高度情報通信社会は、その知識や個人の意思のいかんを問わず避けがたいものとなりつつあります。
 今後、市民の日常生活においても、こうした社会の変化に適切に対応していく必要があると思われます。ケーブルテレビは、そうした情報化の基礎的インフラとして期待されています。
 自治省は、「高度情報通信社会に対応した地域の情報化の推進に関する指針」を示し、次のとおり指導しています。「ケーブルテレビの利用などによる各種医療機関及び介護支援センターなどと家庭とのネットワーク化を図り、これらを活用して自宅療養者に対する遠隔医療や高齢者などにかかわる在宅ケアサービスを推進すること」。
 また、県においては「富山県高度情報ネットワーク懇話会」報告において次のとおり提言しています。「ケーブルテレビの普及促進と通信事業への展開支援として、各家庭、企業までのネットワークの高度化のための取り組みとして、まず第1に、現在既に映像を送ることが可能なケーブルテレビ網をアクセス系ネットワークとして明確に位置づけ、ケーブルテレビの普及促進を図るとともに、ケーブルテレビの通信事業への展開を支援することが挙げられる。ケーブルテレビの早期普及のためには、市町村の資金により、ケーブルテレビ回線を全戸に導入し、加入世帯については、ケーブルテレビ業者が買い取るといった手法を活用することも考えられる」となっています。
 ケーブルテレビ網の整備により、情報通信基盤が確立されることによって、情報格差の是正、地域コミュニティ形成、行政サービスの向上、高齢者にうるおいと安心等について各種施策を展開することが可能となります。
 さて、ケーブルテレビ施設の整備については、かねてより砺波広域圏内7市町村の整備が計画されてきたところですが、今般、となみ衛星通信テレビ株式会社は、郵政省の補助事業により放送エリア拡大を計画して、事業の公共性などから、県並びに関係市町村に対し補助金交付等の要請があり、今回のエリア拡大事業は国の景気浮揚対策による取り組みであり、市町村補助金分は特別交付税で補填されることから、市町村にとって大変有利な条件であり、TSTから当初の事業補助金と合わせて、各市町村にかかわる事業費の1割相当分の増資を要請しているとのこと。
 また、砺波市に対する要請は、出資金2,470万円、合計3,800万円であり、自治体が多額の出資をするのであれば、ケーブルテレビのみで終わらせず、双方向利用まで将来進めるのかお聞かせください。
 「電脳の村」といわれる山田村では、インターネットを取り入れているところもあるが、砺波市はどんな利用方法を考えておられるのか。また、事業着手時期と完成はいつごろの見通しなのかをお尋ねいたします。
 ただし、現在60%加入で進められているので、残り40%の着工の見通しが立たないのであれば、今回埋め合わせるのか。私は何としても不公平のない100%エリア拡大に努力いただくべきと思います。広域圏内の井口村が100%やっているのだから、砺波市は広域圏の中核都市の面目にかけても100%エリア拡大に向けて努力すべきと思いますが、TSTの取締役会長の安念市長にお伺いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 中西議員にお答えをいたします。
 冒頭に、将来展望を持っているのかどうかというようなことで、幹線道路等についての御質問でございました。
 おかげさまで、東海北陸自動車道につきましては、福光・上平間につきましては平成12年度で実施をするということでございますし、岐阜県側等につきましては、物理的な関係もございまして、もう少し遅れるというようなことも聞いております。先般、早期完成をお願いをしてきたところでありますが、鋭意努力をするということで、それぞれトンネル等については着手されていることは御承知だと思っております。
 このことに関連いたしまして、特に御質問がございました北陸経済連合会が提案をしたこと等について、陳情したらどうかというような話でございますが、確かに富山県の西部地域と中京圏との結びつきは大事になるということで、先ほど村中議員にも申し上げたところでございます。その意味で、インター周辺の土地利用等につきましては、地元のおかげで土地区画整理事業等が整備をしてまいりましたので、出入口等については万全だと。これは、地元の土地区画整理事業組合の皆さんに感謝を申し上げるわけでございます。
 したがって、都市計画用途等の利便性も考えて指定もいたしておりますので、この点での問題はない。いわゆる環日本海とのつながりを結ぶこの出入口は、私は砺波インターチェンジであるということを確信を持って思っております。その意味で、対応としてはできると思っているわけです。
 ただ、今お話ございました北陸経済連合会が提案をした物流という問題でございますが、これは新聞でも提起をされていますが、連合会の提言だけでございます。どのような形で、行政的な背景がどこにあるのかさっぱりわからないところでございますので、陳情せよとおっしゃっても陳情しようがないわけです。
 そこで、先ほど村中議員にも申し上げましたが、21世紀のグランドラインというのが国土庁でも決まったわけです。地方分権の中でも、新産工特というのはやめましょうとなったわけです。いささかこれについては私も遺憾を表したいと思っているところですが、そういう時期に、相手側が見えない段階で、私はどこへもお願いに行きようがないのでございまして、先ほどちょっと申し上げました新しいモデル地域整備計画というのが出てまいりますので、その段階でしたら、いろいろ指導助言もあるのではないかと思っておりますので、そのことが明確になる段階でないと行動の展開はできない、このように思っておりますので、その点御理解を賜りたいと思います。
 次に、国道359についての質問でございます。
 おかげさまで、相当の予算づけもしていただきました。ほとんど用地も計画どおり進んでおります。もちろん、地元の皆さんの絶大なる協力がございまして進めさせていただいているところでございます。国体までには暫定2車線で中部スーパーまで行くことになると思っております。
 そこで、それ以降の東についてはどうかということですが、このことにつきましては引き続きお願いをいたしたい。北陸地建では、今の直轄方式でやるという方向ができましたので、ぜひ直轄で進めさせていただきたいと思うわけでございます。その点ではまた御支援を賜りたいと思います。
 それから、国道156につきましては、太郎丸、五郎丸地内の1.8キロは終わりました。荒高屋地内でも用地買収が進められまして、これは実は予想以上に予算が来まして、ほとんどの物件等につきましては話し合いがつきました。この後工事でございます。これも直轄工事でございます。
 なお、これ以上の南側につきましても、庄川町と井波町と提携をしながらお願いをいたしているところでございます。これも直轄事業ということで進めさせていただければと思っております。いずれにしましても、予想以上に進んでおりますことを御報告申し上げておきます。
 それから、主要地方道砺波福光線につきましては、昨年度に引き続きまして、買収及び改良工事が進められております。野村島地内の用地買収が今進められておりますので、今後、改良工事は順次進んでいくものと思っております。そのような形で、これもおかげさまで県事業でございますけれども、前進していることを御報告申し上げたい、このように思っております。
 次に、チューリップフェアに関連しての将来についてのお話でございます。
 幾つか指摘がございました。2年後には、チューリップフェアを始めてからちょうど50年に当たるわけです。半世紀の間、いろいろ工夫を凝らしながら今日まで来たわけです。しかしながら、運営主体あるいはそのやり方等につきまして、先般、私もキューケンホフ公園へ行ってまいりましていろいろお話を聞いてまいりました。そのあり方等につきまして、管理運営あるいは経理の方法、その他いろいろ改善しなければならない点もあると思います。
 したがいまして、チューリップフェア推進協議会に検討委員会を設置をして準備をいたしたいと思っております。検討委員会の委員には、多くのジャンルの方々を依頼して、イベントのコンサルタントや、あるいはその他、外から眺めていただいて、今日の実態を知っておられる皆さん、経済関係の皆さんもおられますが、そういう方々の御意見も聞いたりして、なおまた、先般入場されました皆さんに多くのアンケートをとりまして、そのことも貴重なデータととらえまして、今後いろいろ考えてみたいと思います。
 中西議員から花の問題などいろいろ指摘がございましたが、花の演出やその調整、技術的な問題、サービスの問題、何といいましても、砺波市の一大イベントでございますので、継続的に盛り上げるときには、半世紀を迎えましたので、再検討を加えまして、どういうあり方でいくべきか長期展望に立って進めさせていただきたい、このように思っております。
 次に、ケーブルテレビ等の問題であります。
 多くの御意見も賜りました。情報化の時代を迎え、あるいは経済性の問題、いろいろ言われておりますし、自治省の指導等々につきましても幾つか述べられました。これからもこれらの意見については拝聴してまいりたいと思いますが、まずどんな理由方法を考えるか、市はどんなことを考えているのか、中でも双方向性の利用等について御質問がございました。
 ケーブルテレビの利用につきましては、平成9年3月に策定いたしました砺波市情報化計画というのがございます。そこで、福祉や教育あるいは産業振興あるいは生活情報、こういったものに活用できないかどうか。ケーブル以外の設備投資や維持管理も相当経費がかかることになりますが、それらについて今いろいろ検討しておりますけれども、今のところ相当の投資が必要と想定されているところでございます。
 したがって、その利用効果、あるいはそのことによってどういう発展性があるのか。そのことなども分析をさせていただいて、でき上がりましたら議会とも十分相談をしていただいて、今後ケーブルテレビを利用しながら、どう展開していくか、双方向性をどう利用していくか、そのことなど議論をさせていただきたいと思っております。
 それから、現在、投資計画のあるものについて、着手はいつで完成はいつかということでございます。今回の事業は、平成10年度の緊急経済浮揚対策で行われたものでございまして、本年の3月から基本設計の準備を進めておりまして、既に道路や河川あるいは電柱の管理者とも、その施設のために協議を開始されておりまして、完成は本年の11月と聞いているところでございます。
 次に、どうしても100%やるべきだという御意見でございます。
 第3次以降のエリア拡大、いわゆる最初にやりまして、今度は第2次と考えますと、この後のエリア拡大、TSTに対しては事業化を積極的に今働きかけているところでございまして、11年度においても、10年度のような景気対策で補正予算等があるとするならばぜひお願いしたいと思っております。補助金と我々の投資等につきましては、特別交付税でも補填されますので、その面では有利な補助制度であると思っております。ぜひ順次エリア拡大になるように期待をいたしております。
 実は、市長会の折に、このことが心配で、郵政省の有線放送課長のほうへお願いをしてまいりました。その返事は今申し上げたとおり、「補正予算があればな」というお答えでございました。ぜひこのことの補正予算が拡大されるように期待をするわけでございます。
 なお、大切なことは、TSTが視聴可能世帯に対する勧誘、そして営業活動を会社として積極的に展開していただくことによって利益率も上がりますし、経営基盤の安定にもつながる、このように思いますので、TSTに対しては積極的に営業活動を展開するように要請をしてまいりたいと思っておるわけでございます。
 いずれにしても、現在、CATVを市がどのように活用できるのか、必要な設備投資、ランニングコストなど、あらゆる面から調査をいたしております。結果を踏まえて、皆さん方と十分協議をしてまいりたい、このように思っておりますので、御支援をお願い申し上げます。
 なお、用途地域の拡大、砺波小矢部線とチューリップフェアの反省点等につきまして産業建設部長からお答えいたしますし、2000年のコンピューター問題等につきましては総務部長、病院事務局長からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 総務部長 中島和之進君。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) 中西議員さんのコンピューター2000年問題についてお答え申し上げます。
 当市においては、コンピューター2000年問題に対し、かねて助役を総括責任者として、全庁的な組織である電子計算組織管理運営委員会が総合的に対応いたしているところでございます。
 具体的には、住民記録や税務事務等の基幹業務を処理している総合行政情報システムについては、本年の4月末から5月にかけてのゴールデンウイークの休日を利用いたしまして、電算機器の更新、プログラムの改修を行い、対応を完了いたしているところでございます。
 また、財務システム等につきましては、秋口までに対応を完了する予定にして、目下準備を進めているところでございます。
 それから、マイクロチップを使用している機器については全庁的な調査を行うこととしており、この結果、取り替え等の必要なものがあれば対処していきたいと考えているところでございます。
 また、広域消防にかかる緊急通信指令システムにつきましては、新規に導入された機器でございます。問題はないと聞いておりまして、その他の機器についても、現在、調査検討が進められていると聞いているところでございます。
 なお、病院の問題については病院事務局長からお答えすることといたしまして、機器管理マニュアルの策定についてのお尋ねでありますけれども、機器管理マニュアルにつきましては、事前の対応ができなかったり、あるいは不完全なために誤作動が起こった場合の対応をあらかじめ定めておくものであります。誤作動があった場合の各種のケースを想定し、住民生活に被害が及ばないようなマニュアルの策定をしていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 桂 政樹君。
  〔産業建設部長 桂 政樹君 登壇〕

◯産業建設部長(桂君) それでは、中西議員さんの御質問に補足をさせていただきます。
 まず、用途地域と道路関係でございますが、杉木、紺屋島地区及び中神地区の用途地域の指定につきましては、既に農業振興地域の区域の変更、県の土地利用基本計画の変更について、関係御当局の所定の手続きが完了いたしましたので、現在は地元関係者への御説明及び関係機関との協議を行いながら、とりあえず用途指定に向けて事務手続きを進めているところでございます。
 次に、都市計画道路の栄町苗加線と主要地方道砺波小矢部線の整備方針につきましては、どちらが先というものでもございませんが、栄町苗加線の整備につきましては、去る平成6年に完成いたしました中村地区の土地区画整理事業で完成をしました部分から、先のほうの杉木地内につきましては、現在設立準備中の杉木地区の土地区画整理組合の事業の中で整備をしてまいりたいと考えております。
 次に、砺波小矢部線につきましては、議員さんの御質問の中にもありましたように、小矢部市とともに整備促進の期成同盟会を設立いたしまして、関係機関の整備に向けた調査を要望いたしているところであります。当面は、栄町苗加線との調整を含めまして、将来性を考慮しながら、御指摘のような生活安全の確保に向けて、主たる幹線までの都市計画決定に向けて、県関係御当局並びに公安当局と十分協議を重ねてまいりたいと存じます。いずれにいたしましても、引き続き、砺波小矢部線の整備のための調査着手を県に対して強力に要望してまいりたいと存じます。
 次に、今年のチューリップフェアの反省点でございますが、反省点は非常にたくさんございますが、主なものだけを申し上げてみたいと思います。
 まず、花の開花調整でございますが、今年のチューリップは、昨年の教訓から、植栽品種を晩生種に変更しましたことや、遮光ネットや散水などで成長を抑制したことに加え、4月中旬からの冷え込みによりまして、会期末まで良好な状態でありました。
 反面、開花が五分咲きと開幕時期につぼみが多かったことから、今後は植え替えの容易なサブ花壇や、チューリップの丘などに中生種を取り入れることや、また散った花の下からまた新しい花が咲く二段植え方式、あるいはチューリップを際立たせる下花にさらに力を入れるなどいたしまして、花壇の遅咲きをカバーしてまいりたいと思います。
 今年は植え替え用のチューリップを準備いたしましたが、先ほど申しましたような理由で、おかげさまで使わずに済みました。しかし、やはり今後も植え替え用が準備が必要だと思いますので、その準備した植え替え用の高地での栽培したものやアイスチューリップの使い方につきましても、今年は林間に植えまして若干の好評をいただきましたので、さらに工夫をしてまいりたいと存じます。
 それからもう1点、市街地との一体化でございますが、JR砺波駅前のフラワーロードにおいて、商工会議所青年部の皆様が実施されました花びらで平面アートを描くタピ・ドゥ・フルーとなみが、シャトルバスでフェアの会場と結びつけたこともございますが、徐々に定着化をいたしまして、今年は大変多くの観光客でにぎわいました。これに少し元気を出しまして、今後も市民の皆さんのアイデアをいただいて、市街地のイベントを充実しまして、市街地と一体となった会場づくりをもっと進めればなというふうに考えてもおります。
 それから、交通誘導についてでございますが、早めの2次、3次誘導への切り替えや駐車場を多く準備しましたことから、今年は大きな渋滞は避けることができました。しかし、反面、天候のよい休日に観光客が集中するのはいつものことでありまして、今年も5月2日、3日は記録的な入り込み数で大混雑となりました。しかし、会場周辺での駐車場の拡大というのは非常に困難であります。今後は、シャトルバスの対応や、なかなか困難なことではございますが、祝祭日に集中している観光客を平日に集客力のあるイベントを組み入れるなどいたしまして、何とか平日に分散させる工夫がないか、このことも検討してまいりたいというふうに思います。
 もう1点、チューリップフェアは今までのいろんな積み重ねによりまして全国的なイベントになりましたが、観光も最近は、俗に言う「安近短」ともよく言われますが、時代は大きく変わっておりまして、全国的な観光客の頭打ち現象が心配されます。今年はおかげさまで平年並みの観光客に来ていただきましたが、各地区に花のイベントが増える、あるいは各地の皆さんもお互いに勉強してレベルがアップしておられます。そういうことをいろいろ考えますと、やはり中西議員さん御指摘の、原点は花であるということに重点を置いて今後のフェアの企画に当たりたいと思います。
 いずれにいたしましても、これらいろんな反省点あるいは検討課題を、市長から答弁申し上げました検討委員会で十分あれやこれや検討していただきまして、末永く愛されるチューリップフェアづくりにいたしたいというふうに考えておりますので、またよろしくお願いを申し上げます。
 以上であります。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 津田俊祐君。
  〔病院事務局長 津田俊祐君 登壇〕

◯病院事務局長(津田君) 中西議員さんの病院に関します御質問にお答えをいたします。
 先ほど総務部長からも答弁がございましたが、病院におきますコンピューターの2000年問題対応でございますが、仮に誤作動が起きれば、やはり人命にかかわる面がございます。
 そのために、各医療機器等のトラブル発生の有無を確認しておりまして、万全を期すよう対策を立てているところでございますが、その対応策といたしましては、院内で2000年対応実務委員会を設置いたしまして、これまで数回会合を重ねてきたところでございますが、その対策を検討するに当たりまして、1つには、患者の診療、治療に直接影響を及ぼすペースメーカーとか人工呼吸器とか超音波診断装置等の医療機器、2つには、院内の業務遂行に影響を及ぼす──といいますのは給食システムあるいは物品管理システム、ポスレジスター、そうした機器、3つには、院内ライフラインに影響を及ぼすエレベーターとか自動ドアあるいは空調システム等の機器の3つに分類いたしまして、それぞれ調査を行ったところでございまして、その間、院内各部署ごとに配置してあります医療機器等の点検を行い、既にリストアップを終えておりまして、マイクロチップ内蔵機器を含めましたコンピューターソフトの2000年対応を、やはり秋口までの完了を目指しまして鋭意取り組んでいるところでございます。これまで対応の完了した機器につきましては、対応済みのラベルを張って確認をしているところでございます。
 なお、閏年問題の該当機器でございますが、当院には、患者監視装置、心臓モニターといいますが、2台ございますが、これにつきましては、その時点で手動で操作させることで対応することを考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 再質問を許します。
 16番 中西宏一君。

◯16番(中西君) 2点について再質問させていただきます。
 1点は、物流基地問題でございますが、これは中沖知事をはじめ県議会で今検討されている最中でございます。こういう中において、砺波が黙っていたら隣の小矢部へ行ってしまうことは明白でございます。それで、何か対策を立てていただきたいという思いで申し上げたわけでございますので、もっとお互いに勉強して頑張っていきたいなと思います。
 もう1点は、TSTの問題ですが、残り40%について新たに補正があれば対応したいとの答弁をいただいたわけでございますが、会社側との交渉はお済みなんでしょうか。その点についてお伺いいたします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) お答えいたします。
 第1点の俗称物流基地でございますが、提言されている趣旨はよくわかっております。それから、県でも議論のあったことも聞いておりますが、具体的には何も知らされておりません。研究をするということですから、今研究されているのではないかと思います。小矢部にみんな行ってしまうとか砺波に来るとか、それ以前の問題がこのベースにあると思います。今、御存じのように、都市計画決定を受けなければいけないし、あるいは大きいものについては相当の規制があります。例えば土地対策要綱に基づくいろんな問題がありますから、それをクリアをしなければいけないわけですから、恐らく研究されていると思いますが、それを早急にアタックしなさいと言われても私は困難だということで御理解いただきます。今、「研究」という言葉を使っておりますから、その辺御理解いただきます。
 それから、TSTとの会社交渉については強く要望いたしているところでございます。返事は十分聞いておりませんけれども、向こうも予算の追加補正等があればということでしょう。そのことについては約束云々はしておりませんけれども、再三再四お願いをしているということは、実態を十分御承知だと思いますので申し上げておきたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 3番 江守俊光君。
  〔3番 江守俊光君 登壇〕

◯3番(江守君) お許しを得ましたので、私は通告に基づき、市政一般の中から3項目について質問、要望そして提案を交えながら行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 市長は、市長選に立候補した際、「これからは地方分権の時代である」と市民に訴えられえ、市民の共感を得て当選されたものと私は考えております。また、議会での市町村合併の答弁でも、「広域的な仕事については、一部事務組合で進めていく考えである」と聞いておりますが、昨今、国の方向を見るときに、従来よりも市町村合併についてはより強くなったように思われます。
 それでは、市町村合併についてであります。
 午前中に河原議員が代表質問で質問されたところでありますが、私の視点でお尋ねいたします。
 平成7年に制度化された市町村合併の特例に関する法律によると、平成17年3月までの時限立法として合併特例法が立法化されたところであります。市長も御存じのことと思います。従来の合併特例法と大きく相違する点は、自主的な合併を前提としながらも、住民サイドの推進意欲を法制化した点にあると言ってもよろしいかと存じます。つまり、有権者総数の50分の1以上の連署をもって合併協議会の設立を請求することができるものであり、今までの官主導型から民主導へ転換したものと言えましょう。しかし、各市町村は動きが鈍いために、今般、自治省の市町村合併を推進するため、都道府県に対して合併要綱を平成12年までに作成することを求める報告書を作成したところであります。
 そこで、第1点として、市長の市町村合併に対する考え方についてお聞かせください。
 地方の時代と言われる昨今、地方分権法も制定され、次の時代に向けて、この地区がどのようにして生き残り、どのようにして活性化していくか厳しく問われていると申しても過言ではありません。まちづくり、地域づくりは執権者の責務であり、交通、情報、通信手段の発達や、経済活動の進展に伴い、住民の日常社会、生活圏は市町村の区域を超えてますます拡大傾向にある。とりわけ、都市計画や土地利用計画の分野における行政は、現在の市町村の区域にとらわれることなく、広域的な見地から隣接市町村と一体的に展開することがますます必要になっています。
 他方、交通情報通信発達は、行政サービスの供給を広域化することが可能であると自治省の研究会でも報告されています。また、市町村合併には多くの問題を解決しなければならないとは思いますが、市長は市町村合併についてどのようなお考えをお持ちかお尋ねいたします。
 第2点として、一部事務組合の統合についてお尋ねいたします。
 砺波広域圏事務組合は、地方自治法第284条1項の規定に基づいて昭和45年7月16日に設立され、早くも29年が経過しています。その間には、精神薄弱児通園の運営、クリーンセンターとなみ、南砺リサイクルセンター、広域常備消防など、1市5町4村の生活環境の改善、交通、通信網の整備、社会福祉の充実など、単位市町村では取り組めない大きな事業を計画実行され、現在の圏域基盤が培われてきました。将来にわたって、この人間性豊かな活力に満ちた雰囲気づくりをもっと推し進めるためにも、各市町村の連携が大切と思われる。
 6月7日には、砺波地区10市町村の自治連合会長が集まって砺波ブロック自治連合会の設立総会が開催され、広域圏のごみ処理や緊急医療、介護保険など広域行政について話をされたところであります。その総会の席上、広域行政に対して住民の立場で努力は惜しまないとされております。大変喜ばしい限りであります。同じ広域圏であっても、砺波広域農業共済事務組合、砺波広域水道企業団などはそれぞれ独立しており、今般、砺波介護保険組合が新たに発足しました。それぞれ行政目的や構成市町村が異なり、安易に統合することは困難と存じますが、法律を進める観点からも、市町村合併が前提されている社会的な背景からも、計画的、段階的に統合を検討すべきではないかと思いますが、市長はどのように考えておられるかお聞かせください。
 第2項目として、公共施設利用申し込みの簡素化についてお尋ねいたします。
 体育館、文化会館などを予約するには、その使用する施設か市役所に出かけていって、所定の用紙で申し込まなければならないのが現状でございます。市民が出かけるということは、時間もかかるし手数もかかるということであります。せっかくの市民の福祉、文化、教養を増進するための施設であるならば、市民の利便性を第一と考えるべきではないでしょうか。せめて電話、FAXで予約できるよう改善すべきで、改善するには経費も必要ではありませんので、公共施設の利用申し込みを簡素化してはどうかということでお尋ねいたします。
 最後の質問として、景気対策の一環として雇用対策についてお尋ねいたします。
 最近の我が国の経済情勢は、政府発表によると、景気は幾らか回復傾向にあるとされていますが、まだ本格的な経費回復には至っていないのが現状ではないでしょうか。
 4月の完全失業率では、過去最悪の3月の4.8%、男性は5%、女性4.5%を上回るとの見方が出ております。政府として雇用対策を最大緊急を要する課題と位置づけ、非自発的な失業者に対処するため、人材の前倒し、雇用への奨励金支給制度、緊急雇用創出特別基金の発動要件緩和などの対策を打ち出しているところであります。
 当市の有効求人倍率が引き続き低い水準にあると聞いております。そこで、我が市では、過去に失業対策として臨時職員を雇用してまいりました。昭和26年から30年までは社会福祉課で雇用し、昭和31年から50年までは建設課の直接道路工夫として、50年から54年は商工課のチューリップ公園の掃除夫として雇っていたと聞いております。今まで市の発展のもとを築いてくれた市民の失業対策として、市独自の失業対策をどのように考えておられるかお尋ねしまして、私の質問とします。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 江守議員にお答えをいたします。
 まず、合併問題でございます。
 先ほど河原議員の代表質問にお答えしたとおりでございます。いろいろ御意見がございました。十分受けとめていきたいと思いますが、今回の合併等につきましては、先ほども申し上げましたが、自治省も随分力こぶを入れております。恐らく、地方交付税制度の改正も含めまして合併の推進を図るのではなかろうか、このように思っております。
 ただし、御存じのように、今提案もございましたが、住民サイドの意向、仮に砺波市に住んでいたらどう、庄川町に住んでいたらどう、福野に住んでいたらどう、メリットとデメリットがあると思う。やっぱり砺波のほうがいいよ、砺波行政管内であればいいという提案を住民サイドがしますと、それを受けて立つという新しい制度。従来の昭和の大合併は、一体的な関係で、いわゆる権力者が相寄って決めて、それで合併というのが終わったわけですが、それは批判してはならないんですけれども、今度の場合はあくまでも有権者本位の民間指導であること、これは江守さんがおっしゃったとおりでございますので、私は皆さんがそういう意見を盛り上げてくる、そのことによって急速に変化をするのではないかと思っているところであります。ただし、一朝一夕にしての合併はなかなか難しい、このように思います。
 先ほども申し上げましたが、日常生活もボーダーレス化で、どこの市町村に住んでいてもそう大変わりしない。まだ利害関係がずっと広くなってきたということから考えますと、この地方分権を目の前にして行政効率は必ず私は上がると思う。そのことを考えますと、そのように展望していきたいと思うわけでございます。
 なお、一部事務組合の話がございましたが、それぞれ一部事務でございますので、その事務だけで寄り集まっているわけです。率直に申し上げまして、今の広域圏と農業共済組合は組織が一緒ですから、いずれやりたいと思う。そのように私は提案をしております。ただ、福光が先般入ったばかりでやっと落ち着いたということもございますので、もう1年、2年おくべきかなと思っております。その節は、皆さん方と協議をさせていただきたい。そうすると、1つは広域圏で終わるわけです。ただし、介護保険については、小矢部、福岡が入っているので、性格的に範囲が違いますので、これはやれないかなと実は思っております。ただし、おっしゃるように、こういう時代でございますので、何か国のほうも考える時期があるのではなかろうかと実は思っているわけでございます。その面でのこれから合理的な対応をいろいろ進言してまいりたい、こう思っているところでございます。
 いずれにしましても、このことにつきましては、一部事務組合も合併も行政執行者だけで進めるには無理があると思います。合併のベースでございます住民の皆さんがそういう意見を上げるということを自治省は言っておりますから、ぜひ議員の皆さんも御理解をいただいて、そのような雰囲気づくりが大切ではないかと思うわけでございます。どうか今後とも、皆さんともども住みよいまちづくりのために、皆さんで力を入れていくべきかとこのように思っております。
 先般、自治省の行政局長は、私設懇談会といいますか、その中でいろいろ議論があって、幾つかの問題を提起した中で、ちょうど10万ぐらいが適当ではないかという話も漏れ承ったわけですが、そうしますと、砺波広域圏あたりがちょうどコンパクトで一つのベースになるのではないか、こんなことを私自身思っております。一つの指針としていわれておりますので、ちょうど人口的にもよいのではないかなと思ったわけでございます。
 以上、合併と一部事務組合について、割愛をいたしましたが、御理解をいただきたいと思います。
 次に、景気対策等について申し上げます。
 砺波公共職業安定所管内の一般労働市場の動向は、平成9年までは有効求人倍率が1.0であったわけです。平成10年度では、御存じのように0.68ということで、大きく下回っております。今年もまだ0.6台という状況でございますから、随分厳しい状況にあろうかと思います。そのことも踏まえまして、政府は戦後最悪の事態、雇用を何とかしなければいけないということで新聞にも大きく出ておりましたが、緊急雇用創出対策というのがつくられまして、民間の企業の緊急雇用創出のために持てる基金を出そう。それから、雇用創出した段階では補助金も出そう。地方公共団体については、応急措置のため協力しよう。そして、今持てる仕事を民間にも出して、そうでなければ人も雇ってくれ、こういうことも実は言われておるわけです。そして、できれば70万人を新しく雇用することを考えたいということもあるようです。
 しかしながら、市が直接雇用というのは、地方公務員法の兼ね合いもございまして、そう簡単にはいかないと思いますが、緊急的な別の法律が出ましたらまた別でございますけれども、そのことを踏まえると同時に、皆さん方からいつも言われているように、人員をしっかり点検をして整理しているのかというような逆にこれまで質問を受けておりました。そういう意味で、職員配置計画については随分シビアにやっているつもりでございます。そういうことでございますから、今ここで雇用拡大というのは、どうも私どもとしてはなじまない。ただし、新しい法律が出て、臨時的にこのような形で補助金もやるよということでしたら考えなければいけないわけですが、いずれにしても、細かい政府指針、雇用対策に対する補助要綱等々が定まっておりませんので、どうなるか今後検討してまいりたい、このように思っておるわけでございます。
 あと、公共施設等の関係につきましては助役からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 江守議員の御質問のうち、公共施設の予約方法の改善についてお答えを申し上げます。
 議員御指摘のとおり、現在の施設利用申し込みにつきましては、原則的にそれぞれの施設において申し込みを受けているわけでございます。電話やFAXによる申し込みにつきましては、仮予約の形で受け付けをして、後日、正式に申し込みをしていただくということをしているわけでございます。
 FAXによる申し込みにつきましては、昨年度の、私ども市役所の中の事務改善委員会の中でも、市民サービスの観点からまた事務の簡素化の観点から改善をすべしという提案があったところでございまして、現在、FAXによる受付をする方向で検討を進めているところでございます。
 また、申し込み用紙等つきましても、施設それぞれがばらばらでございまして、現在それらの施設によって違っているものを統一する、簡便にする、そういうようなことも一緒に今検討をしているところでございまして、市民の皆様方に利用されやすいように改善をしていきたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(山岸君) 以上をもって本日の日程を終了いたします。
 次回は、明6月15日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午後 3時20分 閉議



平成11年6月定例会 議案一覧 

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第36号  平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)
議案第37号  平成11年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第38号  平成11年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)
議案第39号  砺波市営バスの設置及び管理に関する条例の一部改正について
議案第40号  砺波市立小・中学校設置条例の一部改正について
議案第41号  工事請負契約の締結について
議案第42号  工事請負契約の締結について
議案第43号  砺波広域圏事務組合規約の変更について
議案第44号  砺波地方衛生施設組合規約の変更について
議案第45号  人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第46号  人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第47号  人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
報告第2号   専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第8号 平成11年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
報告第3号   継続費の逓次繰越しについて
報告第4号   歳出予算の繰越しについて
報告第5号   歳出予算の繰越しについて
報告第6号   歳出予算の繰越しについて
報告第7号   歳出予算の繰越しについて
報告第8号   支出予算の繰越しについて
議員提出議案
第 3  号  北陸新幹線の早期全線整備を求める意見書の提出について
請    願  「食料・農業・農村基本法と関連法・制度の確立」を求める請願
請    願  新ガイドライン関連法に関する廃案を求める意見書の請願
砺波広域農業共済事務組合議会議員の一般選挙について
庄川右岸水防市町組合議会議員の一般選挙について
砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について



平成11年6月定例会 目次

     平成11年6月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(6月10日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  報告事項 ……………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  閉会中の継続審査事項の報告について …………………………………………  3
  施政方針並びに議案第36号から議案第44号まで、平成11年度富山県砺波市一
  般会計補正予算(第1号)外8件、及び報告第2号から報告第8号まで、専決処分
  の承認を求めることについて外6件
   提案理由の説明………(安念市長) …………………………………………  7

★第2号(6月14日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 17
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 17
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 17
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 17
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 18
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 18
  市政全般に関する代表質問
   11番  河原  誠 議員 ………………………………………………… 19
      ・次期総合計画について
      ・地方分権について
      ・情報公開条例について
      ・北陸新幹線問題について
  市政一般に対する質問並びに提出議案に対する質疑
    7番  藤井 外志男 議員 ……………………………………………… 31
      ・公営バスの在り方について
      ・北陸新幹線高岡駅について
    4番  松本  昇 議員 ………………………………………………… 37
      ・保育施設の対応について
      ・広域圏施設の計画に対する進捗状況について
    9番  村中 昭二 議員 ………………………………………………… 44
      ・第5工業団地の造成について
      ・介護保険施行に対する準備について
      ・各学校の構造物の整理整頓について
    5番  池田 昭作 議員 ………………………………………………… 52
      ・少子化対策について
      ・男女共同社会参画事業について
      ・市制施行45周年事業について
   16番  中西 宏一 議員 ………………………………………………… 61
      ・砺波市の幹線道路整備状況と今後の予定について
      ・チューリップフェアの将来の見通しについて
      ・コンピューター2000年問題について
      ・となみ衛星通信テレビ(TST)のエリア拡大事業について
    3番  江守 俊光 議員 ………………………………………………… 74
      ・市町村合併について
      ・公共施設の予約方法の改善について
      ・景気対策について

★第3号(6月15日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 81
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 81
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 81
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 81
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 81
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 82
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
    1番  寺島 良三 議員 ………………………………………………… 83
      ・少子・高齢化対策について
      ・景気対策について
   13番  西尾 英宣 議員 ………………………………………………… 94
      ・悪法から市民を守る
      ・介護保険問題について
      ・子供たちの環境を守る
      ・下水道について
      ・砺波市の文化財の保存について
    2番  金嶋 久貴子 議員 ………………………………………………110
      ・砺波の自然について
      ・市街地の緑について
      ・児童健全育成の具体化について
   18番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………117
      ・「14歳の挑戦」事業について
      ・出町小学校の新築と学校給食センターの併設について
      ・少子化対策について
      ・介護保険の要介護認定について
  議案の常任委員会付託(議案第36号から議案第44号、報告第2号) …129
  請願の常任委員会付託 ……………………………………………………………129

★第4号(6月22日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………131
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………131
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………131
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………131
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………132
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………132
  報告事項 ……………………………………………………………………………133
  議案第36号から議案第44号、報告第2号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………133
   質 疑 ……………………………………………………………………………141
   討 論
    反対討論………(西尾議員) ………………………………………………141
   採 決(議案第36号) ………………………………………………………143
   採 決(議案第37号から議案第44号、報告第2号) …………………143
 請願2件
  「食料・農業・農村基本法と関連法・制度の確立」を求める請願
   質 疑 ……………………………………………………………………………144
   討 論
    反対討論………(西尾議員) ………………………………………………144
    採 決 …………………………………………………………………………144
   新ガイドライン関連法に関する廃案を求める意見書の請願
   質 疑 ……………………………………………………………………………145
   討 論
    反対討論………(西尾議員) ………………………………………………145
   採 決 ……………………………………………………………………………146
  議案第45号から議案第47号まで
   提案理由の説明………(安念市長) …………………………………………146
   採 決(議案第45号) ………………………………………………………147
   採 決(議案第46号) ………………………………………………………147
   採 決(議案第47号) ………………………………………………………147
  砺波広域農業共済事務組合議会議員の一般選挙 ………………………………148
  庄川右岸水防市町組合議会議員の一般選挙 ……………………………………149
  砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦 …………………………………150
  議員提出議案第3号
   提案理由の説明………(宮木議員) …………………………………………151
   質 疑 ……………………………………………………………………………152
   討 論
    討  論………(西尾議員) ………………………………………………152
    反対討論………(前田議員) ………………………………………………154
   採 決 ……………………………………………………………………………156
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………156
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………157
  請願審査結果 ………………………………………………………………………159



平成11年6月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成11年6月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 閉会中の継続審査事項の報告について
  第4 施政方針並びに議案第36号から議案第44号まで、平成11年度富山県砺
     波市一般会計補正予算(第1号)外8件、及び報告第2号から報告第8号ま
     で、専決処分の承認を求めることについて外6件
     (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月10日  午前10時10分  開議
   6月10日  午前10時46分  閉議

1.出席議員(21名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    21番 松 本 恒 美 君
  22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(1名)
  20番 吉 澤 邦 麿 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 太 田 勇 二 君    部  長 桂   政 樹 君

                   企画調整
 水道部長 老   壽 一 君    室  長 吉 田 俊 和 君

                   国  体
 検査室長 森 瀬 太七郎 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 総務課長 喜 田 豊 明 君    財政課長 堀   秋 博 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 津 田 俊 祐 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 井 上 辰 夫 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 藪 田 康 男      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成11年6月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時10分 開議

◯議長(山岸君) ただいまから、平成11年6月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

◯議長(山岸君) 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく「市の出資等に係る法人の経営状況に関する説明書」について、砺波市土地開発公社、財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会、財団法人砺波市花と緑の財団より、議案書の中にとじ込みにしてありますとおり提出がありましたので、御確認お願い申し上げます。

◯議長(山岸君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により議長において、
  18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君
  21番 松 本 恒 美 君
を指名いたします。

◯議長(山岸君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本6月定例会の会期は、本日から6月22日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月22日までの13日間と決定いたしました。

◯議長(山岸君) 次に、日程第3 閉会中の継続審査事項の報告についてを議題といたします。
 病院事業特別委員長 松本恒美君。
  〔病院事業特別委員長 松本恒美君 登壇〕

◯病院事業特別委員長(松本君) 病院事業特別委員会の御報告を申し上げます。
 当特別委員会は、平成9年の9月定例会におきまして、今般の増改築計画を了とする旨の御報告を申し上げ、その後、平成10年6月定例会において、基本設計案について、その設計の方針とする項目ごとに検討いたしたことを報告し、続いて9月定例会では、長期的な収支計画及び運営体制、また、公的病院が果たす役割等について御報告をいたしたところであります。
 これらのことを踏まえまして、病院側では、早速、平成11年度の着工に向け実施設計に取り組んできたところであり、去る6月7日、関係当局の出席を得て、でき上がりました実施設計をもとに、設計概要及び工事方法、入札方法等について報告を求めたのであります。
 まず、市長より、先の3月定例会において、平成11年度から平成16年度まで149億3,000万円の総事業費としての継続費が設定をされ、先の基本設計の内容に基づき、今回実施設計ができ上がったところであります。今後の工事着手に当たりましては、大規模な事業であることを踏まえ、執行方法等につきましては、慎重かつ適切に業務を進めてまいりたい旨の説明があったところであります。
 まず、実施設計の建物の概要について説明がありましたので、ここで若干の報告をさせていただきます。
 病床数については全体で534床となるもので、一般病床数では現在の410床を475床、精神は66床を50床、結核病床5床、そして感染病床を4床とするものであります。現在の480床に比べ54床増の増床となるものであります。
 病室の構成として、一般病床では4床室を基本としており、その数は80室、2床室は2室、個室96室、観察室9室、緩和ケア5室を設けておりまして、この結果、一般病床での個室率は現在の12%から20.4%となるとのことであります。また、病室1床当たりの床面積は、4床室でも1床当たり8平米を確保できること、また、各室にはトイレと洗面所を設けるなど、療養環境のよい病室となるものであります。
 次に、病棟の構成といたしましては、今年度より着手いたします西棟は、2階から7階が病室となり、2階の集中治療室をはじめ3階には産婦人科、小児科、そして小児集中治療室のNICUを設け、4階以上を内科、外科、整形等の一般病室で構成しております。特に3階には、NICUのほかGCUを設け、小児科等における一般病室への中間的な病室として、重傷患者等の対応について強化を図ったものとなっております。
 また、13年度から着手いたします東棟につきましては、3階から6階までが一般病床となっており、外科、内科、脳外科、形成外科などの病棟となっております。7階には精神科を設け、開放病床32床、準開放病床13床、閉鎖病床5床となっております。
 15年度改修予定の2病棟には、2階に人工透析センター、5階にリハビリ40床、人間ドック10床を設け、全体の病床数は534床となるものであります。
 次に、工事の内容につきまして簡単に御説明申し上げます。
 西棟、東棟の増築建物は、鉄筋コンクリート構造の地下1階、地上8階でありますが、建物全体を免震構造とし、地下には物流部門とエネルギー部門を設け、1階には正面玄関ホール、外来部門、救急部門、放射線部門が、2階には外来部門のほか手術部門、集中治療室部門があります。3階から7階までは病室となっており、8階には浴室、機械室などを設けているものであります。さらに屋上にはヘリポートを設け、災害時、緊急時の災害拠点病院としての整備を図ることといたしているところであります。
 建物の高さは地上41メートル余り、基礎の深さは11メートル弱、増築床面積は約2万9,600平米となるものであり、また、既存棟の改修が約1万平米となり、工事期間は先ほど申し上げましたとおり、今年8月に工事着手し、平成16年9月を完成予定として約5年間の工事期間を見込んでおり、事業費149億3,000万円の大型事業となるものであります。
 そのほか、病院増改築工事に係ります全体の工程及び工事入札日程等について説明があったところであります。
 ここで、主な意見について申し上げます。
 まず、入札における入札方法、入札参加資格についての考え方についてただしたところ、まず、入札件数については、建築主体工事、電気設備工事、空調設備工事、給排水衛生設備工事の4つに分けて発注するとし、それぞれ完成までの5カ年を通じての一括発注とするものであり、入札方法としては、大型事業であることから制限付き一般競争入札の方法をとることとしており、ある一定の条件をクリアした業者を対象とするもので、その条件としては、単体企業または共同企業体とすること、また、企業の経営事項審査による総合評点の設定、営業所の所在地、施工実績などを考えており、現在その要件について協議をしているところであり、早急に決定をしてまいりたいとのことでありました。
 なお、当委員会として、地元業者の活性化、育成を図ること、また、アフターケアのことからも、近在の業者の選定の必要性などについて、要望、意見があったところであります。
 次に、バスの乗り入れ等についてただしたところ、病院正面東側からバスの乗り入れを計画しており、正面玄関近くにバス停を設置することにより、患者の利便性を図ることとしているもので、このほか、正面玄関前の車いす等の患者の乗り降りに際し、利便性、安全性からも、正面の通路については2車線とし、入り口付近の車の混雑緩和を図るとのことでありました。
 次に、市民全体の健康指導を行う場所としての健康づくりセンターの整備状況と機能についてただしたところ、健康づくりセンター部門については、平成14年度までに具体的に担当課と検討を進める計画となっており、平成15年度の完成したいとのことでありました。
 現在の間取りについては、第2病棟の3階には健康づくりセンター、4階には検診センターを設けるものであり、デイケアセンター、集団指導室、在宅介護支援センター、ヘルパーステーション、栄養指導室などを設置しているもので、保健・医療・福祉の連携を図りながら進めていくとのことであり、介護保険に対応するため、健康福祉課においては今後さらに検討を加えていくとのことでありました。
 次に、ヘリポートの設置に当たり、重量及び搬送可能人数についてただしたところ、屋上ヘリポートについては東西の方向で侵入することとなっており、ヘリコプターの重量として5.4トンまでが着陸可能であり、ヘリコプターの規模から、患者の搬送は5人が搬送可能であるとのことであり、したがって、県の防災ヘリが発着できるとのことでありました。
 なお、大阪航空局からは、このほかに不時着スペースを設けるように指導を受けており、現在、東棟、西棟の屋上に12メートル掛ける10メートルのスペースを設けているとのことでありました。
 このほか、長期間の工事における契約額の見直しについて、病院名の表示方法、地下歩道と病院入り口との接続などについて、意見、要望があったところであります。
 以上、審査の一端を申し上げ、病院事業特別委員会の御報告といたします。

◯議長(山岸君) 以上、閉会中の継続審査事項となっておりました委員会の所管事項の調査につきましては、ただいまの報告のとおりでありますので、御確認をお願い申し上げます。

◯議長(山岸君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第36号から議案第44号まで、平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外8件、及び報告第2号から報告第8号まで、専決処分の承認を求めることについて外6件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに一般会計補正予算をはじめ、当面必要となってまいりました議案等につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、御多用中にもかかわらず御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 最初に、市政の概要等について申し上げます。
 まず、市の人口は着実に増加しており、去る5月中旬に4万500人を超え、5月31日現在で4万533人になりました。また、民間の調査でありますが、都市の住みよさにおいて全国トップクラスにランクされ、高い評価を得ておりますことは大変喜ばしいことであり、市民の皆様の御協力の賜物と感謝いたしております。
 次に、平成10年度一般会計の決算見込みについて申し上げます。
 平成10年度一般会計予算現計額は177億5,528万9,000円となったところでありますが、歳出予算の執行状況につきましては、経常経費の節減に努める一方、継続事業である老人福祉施設整備事業、新栄町団地建替事業、温水プール建設事業等に取り組むとともに、市道の整備、土地区画整理、街路事業等の投資的事業の効率的な執行に努めてまいりましたところ、翌年度へ繰り越す事業を除いて、おおむね執行することができました。
 歳入歳出を差し引きますと、実質収支で約9億円余りの黒字決算となる見込みでありますが、国の第3次補正により、例年にない繰越事業となったところであります。
 現今の厳しい経済情勢の中、一般財源の確保に努めながら経費の節減を図り、限られた財源の効率的かつ重点的な配分に配慮しながら、財政運営に意を配したところであります。
 次に、地方分権について申し上げます。
 政府は、昨年5月に閣議決定された地方分権推進計画に基づき、地方自治法をはじめ475件の法律改正を一括法案として、「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」を今国会に提出し、現在審議が行われております。
 この法案の内容を見ますと、必ずしも十分なものとは言えない点もあるようですが、施行時期は原則として平成12年4月1日から施行される予定になっており、当市におきましても、条例や規則の整備、事務の執行方法や体制の見直しなど具体策の検討に速やかに着手し、地方自治の拡充につなげていきたいと考えております。
 次に、行財政改革につきまして、昨年10月に設置いたしました事務改善委員会から提案された事項について、順次実施に移してまいりたいと考えております。
 なお、今年度も引き続き事務改善委員会での検討を加え、継続的に取り組んでいるところであります。
 また、情報公開につきましては、国において、去る5月7日、情報公開法が成立し、平成13年4月の施行に向けて、各省庁では行政文書の分類・整理作業を進めることになっております。
 当市におきましても、現在、情報公開審議会の答申を受け、情報公開条例案の内容を検討するとともに、文書管理についても順次整備を進めております。今後は、議会の皆様の御意見をお聞きしながら条例制定を行いたいと考えております。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、地域振興券につきましては、去る3月20日から交付を開始し、4月末現在で約60%の1億2,000万円が市内で消費され、そのうち大型店の占める割合は約60%となっております。また、交付率は99.5%と、交付対象者のほとんどの方に交付されています。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 砺波市福祉センター苗加苑・南部デイサービスセンターにつきましては、去る4月6日にオープンし、約2カ月が経過したところであります。
 苗加苑につきましては、高齢者の方のみならず多くの市民の方々に御利用いただき、1日平均約40人と利用者数も順調に推移しております。今後とも、各種教室や福祉行事の開催などサービスの充実に努め、市民に愛される施設運営に努力をしてまいりたいと考えております。
 また、南部デイサービスセンターにつきましては、現在27人前後の受け入れを行っており、約70%の稼働状況となっております。
 次に、障害者福祉について申し上げます。
 先般、すべての人が生きがいを感じて日々を暮らすことのできる社会づくりのため、砺波市障害者福祉計画を策定いたしました。このことに関連して、井口村に建設されます砺波地方での知的障害者のための施設につきましては、6月4日に砺波南部知的障害者福祉施設建設促進連絡会議の総会が開催され、愛称を「花椿」に、規模については、昨年の調査結果を踏まえ、おおむね入所定員60人、ショートステイ4人、通所定員を20人とすることで、今年度中に基本設計を行い、平成12年度から建設をする予定になっております。
 次に、児童福祉につきましては、出町保育所、鷹栖保育所及び油田保育所の定数を改定し、受け入れの拡大を図った結果、6月1日現在で、市内6カ所の保育所及び広域入所を含めて859名、昨年比74名増の保育を実施しております。
 鷹栖保育所の整備につきましては、去る3月に乳児室などの改修工事を発注し、好天にも恵まれ、7月中旬の完成を目指し、順調に工事を進めているところであります。
 また、放課後児童対策事業につきましては、かねてより関係者の方々の間で設立に向け検討をいただいておりました砺波北部小学校校下の放課後児童対策として、本年4月から「ひよどりハウス」が砺波北部小学校内の教室でスタートいたしました。現在12名の子供たちに、3名の指導員のもとに活用されております。
 次に、子育て家庭の支援を図るための一時保育事業、子育てテレフォン相談事業を5月より開始したところであります。今後、事業の定着化に努めてまいりたいと考えております。
 次に、高齢者介護支援対策として、国の第3次補正で介護保険関連施設として予算措置がなされた(仮称)砺波市高齢者能力活用センターは、去る5月に起工式を終え、8月10日の竣工に向けて現在建設中であります。
 また、本年10月に申請受付が開始される介護保険制度につきましては、自治振興会を窓口にした17地区で制度概要について説明会を開催するほか、民生委員や老人クラブ等の各種団体への解説、市民広報でのPR、生まれ月検診等での個別説明等、より多くの機会をとらえて周知を図っております。
 次に、環境対策について申し上げます。
 本年4月から、ごみの減量化を図るため、コンポストに加え電気式の生ごみ処理機を補助対象にしたところ、4月中の申請件数が26件あり、今後ともごみの減量化にこの補助制度が有効に活用されることを期待しております。
 また、去る5月30日に行われました第8回砺波市ごみゼロ大会には多くの市民が参加され、講演会も盛況で、環境問題に関心が年々高くなっていることは好ましいことと存じております。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 来年4月1日から、6歳未満の子供を車に乗せる際には、チャイルドシートの着用が義務付けになります。そのため、市民への啓発の意味を込めまして、5月11日から5月20日までの間に行われました春の全国交通安全運動の初日に、砺波市交通安全母の会連合会からチャイルドシートが砺波市に寄贈されたところであります。市では、市民に貸し出しを行い、チャイルドシートの市民への普及・啓発に活用してまいりたいと存じます。
 次に、病院事業について申し上げます。
 病院増改築事業につきましては、実施設計が完了し、引き続き工事の発注に向けて準備しているところであり、8月中旬までには入札を終え、順次工事に取りかかりたいと考えております。
 また、平成10年度の決算見込みにつきましては、収益的収支において7,400万円余りの黒字となる見通しであります。
 病院経営につきましては、増改築工事に伴い、当面病床数が減ることにより厳しい状況が予想されますが、業務の効率化、経営の健全化を図りながら地域医療の確保を目指し、高機能病院としての施設整備を進めてまいりたいと考えております。
 次に、観光関係事業について申し上げます。
 まず、花しょうぶ祭りにつきましては、今回第14回を迎え、6月20日から27日までの8日間、県民公園頼成の森で開催されます。6ヘクタールの園内には580品種70万株の花しょうぶの花が咲き、期間中には、琴の演奏や野点等が計画されています。
 第7回カンナフェスティバルにつきましては、8月中旬にチューリップ公園内に1万5,000株のカンナを使い、夏の憩いの場として、また、夏休み中の子供たちの活動の場となるよう工夫を凝らしたいと考えております。
 次に、出町の市街地で開催されます「となみ夢まつり」は、商工会議所青年部が中心となり、夏休みの子供たちを中心とした企画で、8月28日、29日に開催される予定になっております。
 次に、勤労者福祉対策事業につきましては、このほど通商産業省の産業再配置促進施設整備費補助の内定があり、勤労者体育福祉施設の設計を進めるとともに、補助申請を行ってまいりたいと存じております。
 次に、農業関係事業について申し上げます。
 まず、作物の生育状況でありますが、水稲につきましては、連休を中心に田植えが行われ、その後比較的好天に恵まれ、生育状況は、現在のところ平年並みとなっております。
 大麦につきましては、登熟も順調であり、おおむね平年並みの収穫が見込まれております。
 また、チューリップ球根は、総じて病害の発生も少な目で、平年並みの作柄が期待できそうであります。
 今年で2年目の緊急生産調整推進対策事業に関する転作につきましては、各地区で目標達成に向け調整がなされ、計画段階では102%の達成率となっており、今月初めから現地確認を実施し、結果の取りまとめを行っているところであります。
 次に、土木関係事業について申し上げます。
 国道整備として、国道156号砺波除雪拡幅事業につきましては、荒高屋地区において用地買収を進め、一部工事が施工されております。また、国道359号砺波東バイパスにつきましては、2000年とやま国体までに、砺波中部スーパー農道までの暫定供用開始を目指し、工事が進められております。
 県道整備につきましては、主要地方道砺波福光線等が計画的に順次進められております。
 また、市道の整備につきましても、国庫補助交付に基づき、速やかに事業効果が発揮されるよう、市道十年明鷹栖線等の施行を進めてまいります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 昨年に引き続き、県施行街路事業の西町・末広町地内の都市計画道路国道359号整備事業、都市公園事業の砺波総合運動公園建設事業、組合施行土地区画整理事業の太郎丸東部、深江の2地区、さらには新規事業として、中心市街地整備プランづくりがそれぞれ補助内示を受けましたので、事業完成に向け鋭意努力しているところであります。
 また、公営住宅建設事業では、新栄町団地建替事業が国の公共事業先行投資の政策を受け、当初計画を前倒しし、4号棟、5号棟及び集会所の建設を施行してまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、農業集落排水事業につきましては、それぞれの事業の早期発注に努めているところであります。
 また、下水道整備基本計画の見直しにつきましては、県及び関係機関と調整作業を進めたいと存じております。
 次に、教育関係について申し上げます。
 出町小学校建設事業につきましては、児童や父兄からのアンケート調査を実施し、地域住民の意見を聞くとともに、学校現場の希望等を聞きながら、鋭意基本設計作業を進めてまいりました。市内の学校では初めての教室のオープンスペース化を取り入れた基本設計ができ上がったところであり、細部を調整して、年内には実施設計を終えたいと考えております。
 また、子育て支援を図るため、出町幼稚園、北部幼稚園、般若幼稚園の3園において、4、5歳児の希望者を対象に「預かり保育」を去る5月10日より行っております。3歳児につきましては、2学期より行うことにしております。
 次に、体育関係について申し上げます。
 昨年5月に着工しました砺波市温水プールは工事をほぼ完了し、各設備機器の試運転や諸検査を経て、今月中に引き渡しを受ける予定であり、現在は備品の整備や運営管理に関する事務処理を進めております。また、竣工式は7月15日に、隣接する富山県西部体育センターと共同で開催するため、県と協議を行っているところであります。
 砺波市野球場夜間照明施設工事につきましては予定どおり進捗し、今後、試験点灯及び諸検査を経て、7月8日に点灯式を行う予定であります。
 次に、2000年とやま国体関係について申し上げます。
 本国体の運営習熟と歓迎気運の盛り上げを目的とした競技別リハーサル大会が、6月19日、20日のラグビーフットボール競技大会を皮切りに開催されます。今後、8月にはバスケットボール、10月には軟式野球、11月にはボウリングが予定されており、県国体局、共同開催市町、関係競技団体、式典音楽並びに演技依頼団体等との連携をさらに深め、実施してまいります。
 また、国体への市民総参加を図るため、実行委員会では6月2日に「市民運動推進大会」を開催し、開催気運の盛り上げを図るとともに、円滑な運営を行うため、市職員や市民協力員からなる競技別リハーサル大会実施本部を設置したところであります。
 なお、各リハーサル大会の会場及び周辺には、休憩所や受付案内などの仮設テントを配置するとともに、市内の学校や市民の皆様が丹精込められた飾花プランターや、応募されたポスター及び手づくりのぼり旗を掲示するなどして、遠来の選手・役員を歓迎したいと考えております。
 以上、主な事業の進捗状況等について、その概要を申し上げました。
 これより、本議会に提出いたしました議案等につきまして御説明申し上げます。
 まず、議案第36号 平成11年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ4億9,624万9,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は163億6,124万9,000円となるところであります。
 歳出予算の増額の主なものとしては、
 地域情報化推進事業     2,470万0,000円
 市道改良事業        3,530万0,000円
 歩道新設事業        1,000万0,000円
 公営住宅建設事業    4億1,300万0,000円
などであり、その他当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について、精査のうえ、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として増額するものは、
 国庫支出金       2億2,915万4,000円
 県支出金            692万1,000円
 財産収入            559万4,000円
 寄 附 金           120万0,000円
 市   債       1億7,760万0,000円
であり、なお、不足する額7,578万円を前年度繰越金で措置するものであります。
 また、継続費の補正につきましては、新栄町団地建替事業費の前倒しにより工事期間の短縮を図るとともに、不用となる見込みの事業費を減額するものであります。
 その他、債務負担行為の補正は、病院増改築事業用地取得に伴う土地開発公社の損失補償として別枠で追加するものであります。
 次に、議案第37号 平成11年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ4,670万円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は13億6,580万円となるところであります。
 次に、議案第38号 平成11年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、資本的収支において、病院増改築工事に伴う病院西側の用地取得費として2,710万9,000円を増額補正しようとするものであります。
 また、議案第39号及び第40号につきましては、条例の一部改正について必要になってまいりました所要の改正を行うものであります。
 その他、条例関係以外の議案といたしましては、工事請負契約の締結について2件、一部事務組合の規約変更について2件であります。
 次に、報告第2号 専決処分の承認を求めることについてであります。
 専決処分第8号 平成11年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ2,747万7,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は34億7,587万7,000円となるところであります。
 これは、平成10年度の老人医療費の額が確定し、歳入不足が生じたことにより繰上充用が必要となりましたので、専決処分をいたしたものであります。
 次に、報告第3号 継続費の逓次繰越しにつきましては、平成11年度へ逓次繰越ししたものにつきまして、地方自治法施行令の定めるところにより、議会に報告をするものであります。
 その他、報告第4号ほか4件の報告につきましては、やむを得ず平成11年度へ繰り越した事業につきまして、関係法令の定めるところにより、議会に報告をするものであります。
 さらに、公益法人等の経営状況につきましては、砺波市土地開発公社、財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会、及び財団法人砺波市花と緑の財団の決算及び計画書等を提出しております。
 以上をもちまして、市政の概要と、本日議会に提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議のうえ、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(山岸君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明11日から13日までは議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、明11日から13日までは休会することに決定いたしました。
 次会は、6月14日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時46分 閉議



平成11年第1回臨時会 議案一覧

      本臨時会に付議された議案等の件名

議案第34号 市道路線の認定について

報告第 1号 専決処分の承認を求めることについて

議員提出議案 砺波市議会委員会条例の一部改正について
第  1 号

議長辞職の件

議長の選挙

副議長辞職の件

副議長の選挙

常任委員会委員の所属変更について

議会運営委員会委員の辞任について

議会運営委員会委員の選任について

特別委員会委員の辞任について

特別委員会委員の選任について

議案第35号 砺波市監査委員の選任について



平成11年第1回臨時会 目次

      平成11年第1回砺波市議会臨時会会議録目次

★ 5月14日
 議事日程 ………………………………………………………………………………… 1
 本日の会議に付した事件 ……………………………………………………………… 1
 開議及び閉議の日時 …………………………………………………………………… 1
 出・欠席議員の氏名 …………………………………………………………………… 1
 説明のため議場に出席した者の職・氏名 …………………………………………… 2
 職務のため議場に出席した事務局職員 ……………………………………………… 2
 開会の宣告 ……………………………………………………………………………… 3
 報告事項 ………………………………………………………………………………… 3
 会議録署名議員の指名 ………………………………………………………………… 3
 会期の決定 ……………………………………………………………………………… 3
 議案第34号及び報告第1号
 提案理由の説明 …………………… 安念市長 …………………………………… 3
 常任委員会付託 ………………………………………………………………………… 5
 常任委員長報告 ………………………………………………………………………… 6
 質疑・討論 ……………………………………………………………………………… 7
 採 決 (議案第34号及び報告第2号) ………………………………………… 8
 議員提出議案第1号
 提案理由の説明 …………………… 吉澤議員 …………………………………… 8
 質疑、討論 ……………………………………………………………………………… 8
 採 決 …………………………………………………………………………………… 9
 正・副議長辞職及び選挙 ……………………………………………………………… 9
 常任委員会委員の所属変更 ………………………………………………………… 15
 議会運営委員会委員の辞任及び選任 ……………………………………………… 16
 特別委員会委員の辞任及び選任 …………………………………………………… 17
 報告事項 ……………………………………………………………………………… 18
 提案理由の説明(議案第35号)……安念市長 ………………………………… 18
 採決(議案第35号) ……………………………………………………………… 19
 閉会の宣告 …………………………………………………………………………… 20