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平成10年第3回臨時会 目次

      平成10年第3回砺波市議会臨時会会議録目次

★ 6月29日
 議事日程 ………………………………………………………………………………… 1
 本日の会議に付した事件 ……………………………………………………………… 1
 開議及び閉議の日時 …………………………………………………………………… 1
 出・欠席議員の氏名 …………………………………………………………………… 1
 説明のため議場に出席した者の職・氏名 …………………………………………… 2
 職務のため議場に出席した事務局職員 ……………………………………………… 2
 開会の宣告 ……………………………………………………………………………… 2
 会議録署名議員の指名 ………………………………………………………………… 3
 会期の決定 ……………………………………………………………………………… 3
 提案理由の説明(議案第54号) …… 安念市長 ……………………………… 3
 常任委員会へ付託 ……………………………………………………………………… 4
 常任委員長報告 ………………………………………………………………………… 4
 採 決 (議案第54号) …………………………………………………………… 5
 提案理由の説明(議案第55号) …… 安念市長 ……………………………… 5
 採 決 (議案第55号) …………………………………………………………… 6
 砺波広域農業共済事務組合議員の補欠選挙 ………………………………………… 6
 発 言……今井 烈氏 ………………………………………………………………… 7
 閉会の宣告 ……………………………………………………………………………… 8



平成10年第3回臨時会(第1号) 議事日程・名簿

     平成10年第3回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第54号 工事請負契約の締結について
     (提案理由説明・質疑・委員会付託
             委員長報告・質疑・討論・採決)
  第4 議案第55号 砺波市助役の選任について
     (提案理由説明・採決)
  第5 砺波広域農業共済事務組合議員の補欠選挙について

1.本日の会議に付した事件
  議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  6月29日  午前10時 4分 開議
  6月29日  午前10時49分 閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  柳 原 和 夫 君

 総務部長 中 島 和之進 君    民生部長 小 倉 隆 男 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 石 崎 末 吉 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 薮 田 康 男 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道               病  院
 課  長 安 念   茂 君    副院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年第3回臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時 4分 開議

◯議長(宮木君) ただ今から、平成10年第3回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 これより、本日の日程に入ります。

◯議長(宮木君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において
   21番 松本 恒美君
   22番 梶谷 公美君
    1番 寺島 良三君
を指名いたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第3 議案第54号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念 鉄夫 君
  [市長 安念鉄夫君 登壇]

◯市長(安念君) 本日、ここに当面必要となってまいりました諸議案につきましてご審議を願いたく、市議会臨時会を招集致しましたところ、議員各位には、ご多用中にもかかわらず、ご出席を賜り厚くお礼申し上げます。
 これより、ただ今議題となりました議案につきまして、ご説明申し上げます。
 議案第54号 工事請負契約の締結につきましては、(仮称)砺波市勤労者多目的運動施設の新築工事に係るものであり、工事請負契約を締結するため、条例の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 何とぞ、慎重にご審議のうえ、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) これより、ただいま議題となっています議案に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  [「なし」と呼ぶ者あり]

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっています議案第54号は、お手元に配布いたしてあります議案付託表のとおり、総務文教常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午前10時10分 休憩
 午前10時37分 再開

◯議長(宮木君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより、付託いたしました案件について総務文教常任委員会の報告を求めます。
 総務文教常任委員長  山岸 銀七 君
  [総務文教常任委員長 山岸議員 登壇]

◯総務文教常任委員長(山岸君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 今臨時会におきまして、当委員会に付託されましたのは、議案第54号 工事請負契約の締結についてであります。
 これを審査するため、本日、当局の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審議いたしました結果、原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 議案第54号 工事請負契約の締結につきましては、現在、シルバーワークプラザに隣接し、庄下地区の高道地内に平成11年4月のオープンを目指し、通商産業省の電源地域産業再配置促進費補助を受け、(仮称)砺波市勤労者多目的運動施設を建設するための、建設工事を実施するものであります。
 これに係る建築主体工事の契約内容につきましては、契約金額を1億7,566万5千円で、(仮称)砺波市勤労者多目的運動施設新築工事 市堰建工株式会社と工事請負契約を締結しようとするものであり、工期は平成11年2月26日であります。
 今回の工事発注内容といたしましては、鉄骨造り一部鉄筋コンクリート造り1階建て、延床面積が約964平方メートルであり、床は、砂入り人工芝となっており、利用できる運動種目としては、テニスコートとして1面、ゲートボールコートとして2面、ビーチボールコートとして4面などがとることができるものであります。
 また、建築主体工事に合わせて、電気設備工事は、笹嶋工業株式会社と、また、給排水衛生設備工事は、富田配管工業株式会社と、それぞれ請負契約の締結をしようとするものであります。
 以上、工事請負契約の締結に関しましては、適切なものとして認めたものであります。
 以上、審査の結果とその概要の一端を申し上げ、総務文教常任委員会のご報告といたします。

◯議長(宮木君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) 討論なしと認めます。
 これより、ただいま議題となっています、議案第54号 工事請負契約の締結についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 議案第54号 工事請負契約の締結について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立]

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第4 議案第55号 砺波市助役の選任についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念 鉄夫君。
  [市長 安念鉄夫君 登壇]

◯市長(安念君) ただ今議題となりました議案につきまして、ご説明申し上げます。
 議案第55号 砺波市助役の選任につきましては、3月31日をもって任期満了となっておりました斉藤利明氏の後任として、今井烈氏を選任いたしたく議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ、慎重にご審議のうえ、同意賜りますようお願い申し上げます。

  [西尾 英宣議員退席]

◯議長(宮木君) お諮りいたします。本案につきましては、事情十分ご了承のことと存じますので、この際、ただちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) よって、本案はただちに採決することに決しました。
 これより、議案第55号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第55号 砺波市助役の選任について、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立]

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議案第55号 砺波市助役の選任については、原案に同意することに決しました。
  [西尾 英宣議員入場]

◯議長(宮木君) 次に、日程第5 砺波広域農業共済事務組合議会議員の補欠選挙を行います。

◯議長(宮木君) お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推薦によりたいと思います。これにご異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推薦によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決しました。

 砺波広域農業共済事務組合議会議員に、村中 昭二 君を指名いたします。

◯議長(宮木君) お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました、村中 昭二 君を砺波広域農業共済事務組合議会議員の当選人と定めることに、ご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、村中 昭二 君が砺波広域農業共済事務組合議会議員に当選されました。

◯議長(宮木君) ただいま当選されました、村中 昭二 君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
 以上で、本日の日程は終了いたしました。
 これをもって、本臨時会に付議されました全議案を議了いたしました。

◯議長(宮木君) 終りに、議案第55号で助役選任に同意いたしました、今井 烈 君から発言を求められていますので、これを許可いたします。
  [今井 烈 君 入場]

◯議長(宮木君) ご登壇をお願いいたします。
  [今井 烈 君 登壇]

◯今井 烈 君 お許しをいただきまして、一言御挨拶を申し上げます。ただ今、市長さんから助役選任の件つきまして、私をご提案いただき、議員皆様方の全員のご承認を賜りましたこと、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
 私に取りましては身に余る光栄なことであり、そしてまたその職責の重大さに身の引き締まる思いでございます。もとより微力の私でございます。市長さんのご指導のもと誠心誠意全力を傾注して職務に取り組み、その職責を通じまして地元砺波市政発展のために役立ちたいと決意しているところでございます。どうか議員の皆様方におかれましては、暖かいご指導ご鞭撻そしてお力添えを賜りますことをお願いを申し上げまして御挨拶といたします。
 何とぞ宜しくお願いいたします。
  (拍手)
  [今井 烈 君 退場]

◯議長(宮木君) 続きまして、市長からご挨拶がございます。
  [市長 安念鉄夫君 登壇]

◯市長(安念君) 本日は、ご多用中にもかかわらず、早急に処理をしなければならない案件もございまして、参議院の選挙運動期間中ではございましたが、議会を開催致しましたところ、おそろいでご出席を頂きまして誠に有り難うございました。そして、提出案件等につきまして、それぞれ議決並びにご同意を賜り、誠に有り難うございました。特に、助役選任同意につきましては、今井 烈助役さんが就任されることになりました。ご承知の通り富山県庁で活躍をされ、そして多くの経験をお持ちの方でございます。これからは4万市民の福利増進と市政の発展にご尽力をいただけるものとこのように考え、大変有り難く存じている次第でございます。今後とも宜しくお願いを申し上げます。
 さて、参議選の選挙中ではございますが、政治経済多くの難問がございます。そのような状況でございますが、市民こぞって投票に行くことを私は期待を致しておりますし、私自身も努力して参りたいと思っております。本日は大変有り難うございました。議決並びにご同意に深く感謝を申し上げましてご挨拶に変える次第でございます。有り難うございました。

◯議長(宮木君) これをもちまして、平成10年第3回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 どうも、ご苦労さまでした。

 午前10時49分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成10年6月29日

      議  長  宮 木 文 夫

      署名議員  松 本 恒 美

      署名議員  梶 谷 公 美

      署名議員  寺 島 良 三



平成10年6月定例会(第4号) 議事日程・名簿 

     平成10年6月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
  第1 議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補
     正予算(第1号)外2件及び報告第3号 専決処分の承認を求めることにつ
     いて
     (委員長報告・質疑・討論・採決)
  第2 遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採
     択についての請願
     (質疑・討論・採決)
  第3 議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについ
     て
     (提案理由説明・採決)
  第4 砺波広域圏事務組合議会議員の一般選挙について
  第5 議員提出議案第2号 食料・農業・農村の新たな基本法制定に関する意見書
     の提出について
     (提案理由説明・質疑・討論・採決)
  第6 議員提出議案第3号 飲酒運転の追放に関する決議について
     (提案理由説明・採決)
  第7 議員提出議案第4号 遺伝子組み換え食品に関する意見書の提出について
     (提案理由説明・質疑・討論・採決)
  第8 議員提出議案第5号 インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核
     実験の中止を求める決議について
     (提案理由説明・質疑・討論・採決)
  第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月19日  午後 2時28分  開議
   6月19日  午後 3時24分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  柳 原 和 夫 君

 総務部長 中 島 和之進 君    民生部長 小 倉 隆 男 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 石 崎 末 吉 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 薮 田 康 男 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年6月定例会(第4号) 本文 

1.会議の経過

 午後 2時28分 開議

◯議長(宮木君) これより、本日の会議を開きます。
 日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した、例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 石田隆紀君。
  〔産業建設常任委員長 石田隆紀君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(石田君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分を審査するため、去る6月15日午前10時より、市当局の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、議案については原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第1号)につきましては、労働費では、働く婦人の家の館長及び職業訓練センター所長を嘱託職員として配置されたため、それぞれの報酬を計上するものであります。
 次に、農林水産業費では、農業振興費として、いずれも国の政策変更に伴うものであり、新たに麦大豆等生産振興緊急対策事業として実施するもので、財源として県経由の全額国庫支出金を充当するものであります。
 また、畜産業費として、大家畜生産に関する畜産基盤再編総合整備に係る実施計画書を策定するものであります。
 林業振興費として補助内示を受け、増山城跡線の改良事業費を計上するもので、施行延長は460メートルであります。
 次に、商工費では、商工振興費として中心市街地活性化イベントを支援しようとするもので、8月に「鮎フェスティバル」が企画されることに対するものであります。
 また、砺波市商業活性化基本計画が平成9年度において策定されましたが、今回、活性化プロジェクトの事業化を具体的に検討するため、推進事業費に補助を行うものであります。
 次に、土木費では、道路橋梁維持修繕費として水力発電施設周辺地域交付金を充当して、市道増山東保線など2路線の補修工事を行うものであります。
 道路橋梁新設改良費においては、市道改良事業の公共関連として、十年明鷹栖線、単独関連として矢木石丸線が主なものであります。
 次に、都市計画費の公園建設事業費においては、砺波総合運動公園建設事業費の補助内示による増額補正であり、事業内容といたしましては、プレ国体での使用の県西部体育館及び市営温水プールの翌年度オープンに向けての周辺整備で、花の大階段、集いの広場、ふれあい広場などの築造工事を進めるものであります。
 以上、いずれも当面必要な措置として了としたところであります。
 次に、主な意見、要望などについて申し上げます。
 まず、今回の補正予算に計上されております新たな麦大豆等生産振興緊急対策事業等、新たな事業等の実施に向けて、農家に対する周知が遅れており、内容が理解されていないのではないかとただしたところ、従来の転作の体系でなく、自主流通米の価格保証、農家のとも補償も含め、農林水産省が検討している期間が長くなり、これらの指針も示されず市に対する通知も遅くなった。しかし、転作が大幅に強化される中において、水田営農の健全な発展を図るためには必要な事業であると考えている。
 麦大豆等生産振興緊急対策事業の内容としては、麦大豆の収量・品質の向上を図るため、技術対策を計画的に行う農業者と市が技術実証の実施について契約を締結し、収量・品質の向上を目指すものでありますので、制度改正の内容について御理解をいただきたいとのことでした。
 次に、今後、農業を続けるためにも農協の役割も大切であると思うが、地域の生産組合などの集落体系が今後続けられるためにも、今後の行政の考えについてただしたところ、みんなで地域の農地を守っていくような方策をJAとも相談しながら、新しい基本法が出た段階で、県のアグロピア21の見直し作業を踏まえ、またアグリTONAMI21も見直しを行い、新しい農村づくりを目指して計画をしてまいりたいとのことでありました。
 次に、今年のチューリップフェアは開花が早く、5月2日以降、途中での入場料の割引もされたが、観光客の入場者の状況と今後の対策についてただしたところ、5月の大型連休の間は観光客も多く動くことから、全体の3分の1強の6万人の有料入場者がありました。
 今年は開幕の10日前から花が開き、観光客も多く来られましたが、会期を拡大すれば人員配置も長期にわたり、花の入れ替えや看板設置などの経費もかかる一方、5月の3連休に観光客が全体の約半分近くが集中していることからも、この期間を外すことはできない状況にあるとのことでありました。
 また、当市としては、自然の花を生かしてフェアを行っていくために、今後は品種を晩生のものを増やすなど、構成配分を変えていくこともあわせて検討していきたいとのことでありました。
 次に、下水道計画検討委員会の委員構成、設置目的についてただしたところ、自治振興会、土地改良区、用水土地改良区、婦人団体、青年団体より、あわせて20名以内の構成を考えているとのことでした。
 設置するに当たって、まずそれぞれの事業内容を十分説明するとともに、事業目的についてよく理解をしていただくことが必要であり、11年度末まで作成を完了したいと思っているが、普及にも努めながら進めていきたいとのことでありました。
 また、提案をいただいたことの集約をしたものについては、議会と協議をしてマップをつくっていくこととし、そのためにも排水の問題、道路使用の問題、地区全体の考え方、女性、青年層の御意見をお聞きするものとし、検討委員会を設置し進めてまいりたいとのことでありました。
 そのほか、夜高行事と商店街の活性化、グリーンキーパー、その他ボランティアグループの保険加入体制、小口事業資金の貸付け対応、駅のコミュニティーセンターの活用、生ごみ処理機の補助制度、市道の改良及びガードレールの補修等についての意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の概要を申し上げ、まことに簡単でありますが、産業建設常任委員会の報告といたします。

◯議長(宮木君) 民生病院常任委員長 高田隼水君。
  〔民生病院常任委員長 高田隼水君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(高田君) 民生病院常任委員会の審査の結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1件を審査するため、去る6月16日午前10時より市当局の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議をいたした結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件については、採択とすることに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第1号)につきましては、総務費の交通安全対策費において、新規に県単独事業の交通安全特別対策事業として、高齢者を対象とした交通安全教室を開催するものであります。
 また、バス運行費では、市営バス栴檀山線の柱尾バス停に待合所を新たに建設するものであります。
 次に、民生費では、在宅福祉費においては、ホームヘルパー派遣事業の充実等の経費及び介護保険ニーズ調査事務費を計上するものであります。
 児童措置費では、児童福祉法の一部改正に伴う保育所の広域入所に対応するもので、当市該当者16名分の運営委託料を計上するものであります。
 次に、衛生費では、じんかい処理費において、ごみのリサイクル減量化対策の一環として、環境にやさしい推進事業費補助金を婦人会などの推進母体にマイバック運動への助成をするための経費を計上するものであります。
 次に、老人保健医療事業特別会計補正予算につきましては、平成9年度の老人医療の確定に伴い、支払基金交付金、国庫負担金、県負担金を精算をし返還をするものです。
 以上、いずれも当面必要な措置として了としたところであります。
 また、遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採択についての請願につきましては、採択とすることに決しました。
 次に、主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、県内に先駆けて取り入れたマイバックについて、バックの経費負担及び実施時期についてただしたところ、ペットボトルの再生した原料が55%以上入っているものでつくられており、推進母体の婦人団体に3分の1を補助しようとするもので、7月以降に実施を予定したいとのことでありました。
 次に、保育料の改定が予定されているが、改定する内容についてただしたところ、国の保育料徴収額基準表の改正に伴い、当市においても7月分の保育料徴収分より改定するものであります。
 改正の趣旨は、国の徴収基準額表が10階層から7階層に改正されたことにより、市はこれに準じて、国の徴収基準額の80%を目途に行った。このことにより、一部の階層での負担増となる世帯については、極力負担増の幅を少なくしたとのことで、その結果、改定率は総額でマイナス4.17%となるものであるとことでありました。
 次に、保育所の広域入所として、現在16名が他の市町村の保育所に入所されているが、制度の内容と現在の状況をただしたところ、本人の申し出により広域入所されているもので、その保育料を砺波市が徴収して、受託先に対し委託料として支払っているものでありますが、他の市町村から砺波市の保育所に入所されている方は、現在のところはないとのことであり、このような状況となった場合は、施設や人員の配置等を検討しながら受け入れていきたいとのことでありました。
 次に、介護保険の事業計画策定の現在の準備状況と広域化の見通し状況についてただしたところ、介護保険制度の導入に当たり事業計画を策定する必要があり、その事前調査として第1次調査と第2次調査がありますが、第1次調査として、民生委員の方々に調査をしていただくもので、65歳以上の全員を対象とした調査と、第2次調査では、第1次調査の結果から、要介護状態に該当する方及び該当する可能性がある方に対して、保健婦、看護婦、介護福祉士等が直接面談する調査があるとのことであります。
 今回の調査で、介護保険制度が始まるまでに、どれくらいのニーズがあるかを実施に向けて調査をし検討しているところであるとのことでありました。
 なお、介護サービスの単価については国からはまだ示されていないことから、当市の事業規模については、現在の段階では推測できない状態であるとのことでありました。
 また、広域化の取り組み状況として、県内9市の対応については、近接の町村からの相談はないが、県からは広域的に取り組んでほしいということでありました。
 介護保険事業計画策定に当たって、委員会の設置については、市民からの公募によることが国から示されていることから、そのような対応をしていきたいとのことでありました。
 次に、病院の増改築に当たり、医療・保健・福祉を一体化としたメディカルゾーン構想の一環として、ミニドックも取り入れた健診体制の充実は、予防医療の面からも市民が望んでいるものであり、今回の増改築に組み込むことを検討してもよいのではないかとただしたところ、現在の増改築計画の中において、ミニドックなど予防医学の面からも、どのように包括をし活用していけばよいのか、さらには収支面についても検討をしていきたいとのことでありました。
 次に、住みよさ日本一となったが、今後予定される障害者計画の策定において、車いすなどの市民の方の参加協力を得て、公共施設の点検や調査をされる考えはないかとただしたところ、公共施設については十分調査をしてまいりたいとのことであり、また民間の施設についてもあわせて調査をしてまいりたいとのことでありました。
 そのほか、収集ごみとしてのスプレー缶など、ボンベの出し方の徹底、残飯のリサイクル方法、医療費の今後の動向、外国人の無年金者の対応、介護保険導入の際の庁内事務の対応などについて意見があったところであります。
 以上、審査の一端を申し上げ、まことに簡単ではありますが、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(宮木君) 総務文教常任委員長 山岸銀七君。
  〔総務文教常任委員長 山岸銀七君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(山岸君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1件及び報告1件を審査するため、去る6月17日午前10時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、審議いたしました結果、付託議案については原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第1号)につきましては、追加補正3億6,610万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ152億9,910万2,000円としたものであります。
 所管部分における主なものとしては、総務費のうち一般管理費としては、情報公開審議会委員の報償費を補正するものであります。
 次に、教育費のうち文化振興費については、花総合センター南側の遺跡発掘調査として増額補正するものであり、全額国庫支出金で充当するものであります。
 また、出町子供歌舞伎の曳山が、県の無形文化財となっておりますが、県の補助金を受けて、曳山を保存するための修理事業として補助金を計上するものであります。
 次に、体育施設費については、国体のラグビー会場となる総合運動公園の既存の管理棟施設を一部改修するもので、来年度のプレ国体に合わせ、選手の控室、シャワー室を整備し、施設改修をするための補正をするものであります。
 次に、議案第52号 砺波広域水道企業団規約の変更については、砺波広域水道企業団の業務を執行するに当たり、企業長を補佐する副企業長を新しく設けること及び企業長の任期を改正するものであります。
 続きまして、報告第3号 専決処分の承認を求めることについては、市税条例の一部改正でありますが、去る5月29日に特別減税関連法案が国会を通過し、可決、成立したもので、所得税及び住民税の追加の特別減税の実施を行うこととしたものであり、条例改正の内容といたしましては、個人市民税の追加減税実施のため所要の改正を行ったものであります。
 以上、いずれも当面必要な措置として了としたところであります。
 ここで、審査の過程での主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、奨学資金の貸与するに当たり、申し込み状況及び金額の見直しをする予定についてただしたところ、高校生については、今年度から2,000円引き上げ月額1万円とし、大学生については、月額2万5,000円を貸与しており、今年度の新規貸付けについては大学生9名に決定したとのことでありました。
 また、奨学資金の額の見直しについては、教育費にかかる経費の動向を調査しながら、今後検討してまいりたいとのことでありました。
 次に、高齢化社会が進んでいる中において、各地区において、人と人の触れ合いができるコミュニケーション施設が必要であると思うが、体育施設などの建設計画についてただしたところ、地区からも要望として聞いているが、現在、体育施設のないところを対象に、コミュニケーションを図ることや体力増進をしていただくこと、また憩いの場にしていただくような施設を配置してまいりたいとのことであり、体育施設を建てるに当たっては、保育所や幼稚園などの教育施設あるいは福祉施設などに隣接をして建てることも検討し、管理面での体制が取れるようマニュアルをつくるように指示しており、総合計画の中で盛り込んでいくとのことでありました。
 次に、今年度から一部の幼稚園に専任園長を配置されたが、残りの幼稚園の今後の配置計画はあるのか。また中学校に図書司書を配置したいとのことでありましたが、小学校の配置計画についてただしたところ、専任園長が配置されていないところについては園児数を見ながら考えていく必要があり、小規模幼稚園の場合は、園長代理として配置することも今後検討していきたいとのことでありました。
 また、学校図書司書の配置については、心の教育の大切さからも、来年度から臨時職員として図書司書の配置をするものでありますが、1人で中学校3校の対応をしていただくことから、7校の小学校に配置するに当たっては、中学校でのやり方、中身について検討した上で考えていきたいとのことでありました。
 次に、行財政改革を実施するに当たっては、具体的な数値目標を持って進めることを検討すべきではないかとただしたところ、第9次の事務改善委員会が本年の3月に市長に具申をし、随時、改善を実施しているとのことでありました。
 現在、国、県挙げて行財政改革が行われており、平成8年3月に砺波市においても行財政改革大綱を作成したが、国の指導により、この際見直しすべきという指導があり、この指導を受け、新たに事務改善委員会を組織して具体的な数値目標を定め、そして市民の声を聞きながら進めてまいりたいとのことでありました。
 次に、学校給食の食器の材質にどのようなものが使われており、また今後の入れ替えなどの計画についてただしたところ、現在使用されている食器の材質は、ポリカーボネート製品とポリプロピレン製品を半分ずつ使っているとのことであり、最近、ポリカーボネート製品の使用に当たっては、体に悪い影響があるのではないかと指摘されておりますので、ポリカーボネートの材質の使用に当たっては、現在、情報を収集しながら検討をしているとのことでありました。
 そのほか、中学生議会の取り組みについて、教育予算の年次計画、非常備消防と行政組織、国体に向けた選手育成の取り組み状況、図書館の利用時間帯、子供110番の家の現状、選挙での投票時間延長したことの対応、広報の配布状況、温水プールの排水などについて意見があったところであります。
 以上、審査の概要を申し上げ、まことに簡単でありますが、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(宮木君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 討論なしと認めます。
 これより、議案第50号から議案第52号まで及び報告第3号の議案3件、報告1件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第50号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)、議案第51号 平成10年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第52号 砺波広域水道企業団規約の変更について、報告第3号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案3件及び報告1件に対する各委員長報告は、それぞれ原案のとおり可決または承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議案3件並びに報告1件は、原案のとおり可決または承認されました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第2 遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採択についての請願を議題といたします。
 請願に対する委員長の審査結果につきましては、お手元に配付してあります審査結果報告書のとおりであります。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありませんので、受理番号16 遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採択についての請願を採決いたします。
 お諮りいたします。この請願に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、本請願は委員長報告のとおり採択することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第3 議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
 現人権擁護委員 河合智之氏については、来る11月14日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を人権擁護委員の候補として推薦いたしたく、議会の御意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) お諮りいたします。本議案については、事情を十分に御了承のことと存じますので、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議案第53号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、河合智之氏を適任とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、河合智之氏を適任とすることに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第4 砺波広域圏事務組合議会議員の一般選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波広域圏事務組合議会議員に、
 梶 谷 公 美 君
 林     紘 君
 前 田 喜代志 君
 山 岸 銀 七 君
 高 田 隼 水 君
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
 梶 谷 公 美 君
 林     紘 君
 前 田 喜代志 君
 山 岸 銀 七 君
 高 田 隼 水 君
を砺波広域圏事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
 梶 谷 公 美 君
 林     紘 君
 前 田 喜代志 君
 山 岸 銀 七 君
 高 田 隼 水 君
が砺波広域圏事務組合議会議員に当選されました。
 ただいま当選されました
 梶 谷 公 美 君
 林     紘 君
 前 田 喜代志 君
 山 岸 銀 七 君
 高 田 隼 水 君
が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第5 議員提出議案第2号 「食料・農業・農村の新たな基本法制定に関する意見書」の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 6番 石田隆紀君。
  〔6番 石田隆紀君 登壇〕

◯6番(石田君) 議員提出議案第2号 「食料・農業・農村の新たな基本法制定に関する意見書」の提出について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 我が国の農業は、食料の安定を担うだけでなく、活力ある地域社会の維持、国土・自然環境の保全など多様な機能を果たしており、その維持・発展は極めて重要であると思います。
 こうした中で、我が国、農業の持続的発展、食料の安定供給、地域社会の活性化を実現していくための新たな基本法策定に向け、関係機関に働きかけることが必要であります。
 1つには、食料・農業・農村に関する基本政策の確立
 2つには、国内生産を基礎とする食料の安定供給確保を目指す食料政策の確立
 3つ目には、持続的発展を目指す農業政策の確立
 4つ目には、都市と農村の共生による均衡のある発展を目指す農村政策の確立
 以上4点の要望について趣旨を御理解いただき、議員各位には全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(宮木君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありませんので、議員提出議案第2号 「食料・農業・農村の新たな基本法制定に関する意見書」の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第6 議員提出議案第3号 「飲酒運転の追放に関する決議」についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 8番 高田隼水君。
  〔8番 高田隼水君 登壇〕

◯8番(高田君) 議員提出議案第3号 「飲酒運転の追放に関する決議」について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 近年の道路交通網の整備による自動車交通の増大と、高速化に伴い交通事故が多発しております。
 その中でも、飲酒運転につきましては、過去最高の摘発という極めて憂慮すべき状況となっております。
 砺波市においても、昨年は飲酒運転で過去最高の300名余りが摘発されております。
 このような状況から、安全で住みよいまちの実現のため、市民が一丸となって「飲酒運転は絶対に許さない」という環境づくりが必要であり、このことを実現するため決議を行うものであります。
 砺波市議会といたしましても、交通安全都市宣言を行い、積極的に市民総ぐるみで交通事故防止運動を行っておりますが、今回さらに飲酒運転の追放に関する決議を行い、全市民とともに決意を新たに、安全で住みよい砺波市を実現するため御決議を賜りますようお願いを申し提案理由といたします。
 なお、この件につきましては、決議文を朗読させていただきます。
       ────────────────────────
             飲酒運転の追放に関する決議
 交通秩序の確立と悲惨な交通事故の根絶は、市民すべての切実な願いである。
 富山県においては、交通事故は年々減少し、死者についても平成5年から5年連続で減少して昨年は90名にとどまったが、昨年の飲酒運転による死者数は前年の5名から12名に倍増し、また、飲酒運転で過去最高の6,700名余りが摘発されている。
 砺波市においては、昨年交通事故は減少したが、死者については前年の3名から6名に倍増し、幸い飲酒運転による死亡事故の発生はなかったが、これが原因による交通事故が相当数発生するとともに、飲酒運転で過去最高の300名余りが摘発されている。
 飲酒運転は、今や、市民の安全な暮らしと生命を脅かす社会的犯罪であり、断じて許すことはできない。
 この飲酒運転を根絶するためには、運転手一人ひとりの交通マナーの高揚はもとより、市民が一丸となって「飲酒運転は絶対に許さない」という世論と環境づくりが重要である。
 よって、本会議は、飲酒運転追放の諸施策を強力に推進し、反社会的な行為である飲酒運転を社会から根絶して、安全で快適な社会の実現を期すものである。
 以上、決議する。
  平成10年6月19日
                             砺 波 市 議 会
 以上であります。
 よろしくお願いをいたします。

◯議長(宮木君) お諮りいたします。本案につきましては、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は、この際直ちに採決することに決しました。
 これより、「飲酒運転の追放に関する決議」については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第7 議員提出議案第4号 「遺伝子組み換え食品に関する意見書」の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 8番 高田隼水君。
  〔8番 高田隼水君 登壇〕

◯8番(高田君) 議員提出議案第4号 「遺伝子組み換え食品に関する意見書」の提出について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 現在、私たちの食卓に、遺伝子組み換えを原料とした食品がかなりの比率で混入されていると考えられることから、長期的な健康影響や生態系、環境などへの影響について調査し、検証していくことと、組み換え食品が入っているかどうかを確認し、選べるように表示されることが必要であります。
 国民の安全性への不安解消を図るために、安全性の確認の徹底と情報の公開、消費者が選択の自由を行使できるような表示を求めるものであります。
 議員各位には、この趣旨を御理解いただき、全員の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ提案理由といたします。

◯議長(宮木君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありませんので、議員提出議案第4号 「遺伝子組み換え食品に関する意見書」の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案につきましては、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は、この際直ちに採決することに決しました。
 これより、「遺伝子組み換え食品に関する意見書」の提出については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第8 議員提出議案第5号 「インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求める決議」についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 12番 山岸銀七君。
  〔12番 山岸銀七君 登壇〕

◯12番(山岸君) 議員提出議案第5号 「インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求める決議」について、提案者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。
 このことにつきましては、本年5月に、インドが国際世論を無視して地下核実験を実施し、そしてこれに対抗するようにパキスタンが同じく地下核実験を強行しました。これは国際平和に対する挑戦であり、断じて容認できるものではありません。
 砺波市においても、平成7年9月「非核平和都市宣言」を行い、核兵器の廃絶とすべての戦争をなくすことを訴えてまいりました。
 当市議会としても、今回の核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求めるため決議を行うものであります。
 議員各位には、この趣旨を御理解いただき、全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、この件につきましては、決議文を朗読いたします。
       ─────────────────────────
          インド及びパキスタンの核実験に抗議し、
          あらゆる核実験の中止を求める決議
 平成7年に、砺波市議会では、核兵器の廃絶とすべての戦争をなくすことを訴え、世界中の人々とともに、かけがえのないこの地球上に、真の平和が実現することを願い「非核平和都市宣言」を決議しているものである。
 しかし、インド政府及びパキスタン政府は、去る5月に数回にわたり、核実験を強行した。このことは世界中から非難と抗議を受け、NPT(核拡散防止条約)体制を揺るがすものと憂慮されているものであり、核の相互威嚇によって戦争が防げるという、冷戦期以来の「核抑止理論」の瓦解を告げるもので、このことは、まことに遺憾である。また、CTBT(包括的核実験禁止条約)による、核実験の全面的禁止を目指す世界の潮流に逆行するものである。
 我が国は、世界で唯一の被爆国であり、被爆された方々は、戦後50数年を経た今も放射線障害に苦しみ続けられている。また、核実験が実施されたことにより、地球環境や生態系を破壊するばかりか、人類の生存をも脅かす恐ろしい事態を招くことになりかねない。
 砺波市議会は、インド政府及びパキスタン政府の核実験実施に強く抗議し、今後あらゆる核実験を中止するよう強く求める。
 以上、決議する。
  平成10年6月19日
                             砺 波 市 議 会
 以上であります。
 よろしくお願いします。

◯議長(宮木君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありませんので、議員提出議案第5号 「インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求める決議」についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案につきましては、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は、この際直ちに採決することに決しました。
 これより、「インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求める決議」については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(宮木君) 以上で、本定例会に付議されました全議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成10年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長から御挨拶があります。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日は、提出をいたしました全議案を可決、承認賜りまして、まことにありがとうございました。
 つきましては、議会中に賜りました御意見並びに御提案等につきましては、配慮しながら対処してまいりたい、このように存じております。
 中でも、一般会計の補正予算で3億6,600万円、さらには減税もございましたが、これだけだけでは今の不況に対応する、そういう事態にはならないと思いますが、おかげさまで国も先日予算成立をされました。
 このこともございまして、昨日、建設省富山工事事務所からわざわざ来庁されまして、例えば国道359号線の東バイパスについては、直轄であるけれども5億5,000万円ほどつけましたよと。ついては、地元の皆さんによろしくということと同時に、新道路5カ年計画等につきましても推進を図っていただきたい、こういう申し出がございました。これらを受けまして、その動向を見ながら振興策に寄与してまいりたいと、このように思っている次第でございます。
 今後とも、多くの課題もございます。今ほどはまた、閉会中の継続審査でこれからも議論をいただくわけでございますが、何とぞ今後ともよろしくお願いを申し上げたいと、このように存じております。
 議員各位には、これから暑さも増してまいります。十分健康に留意をしていただきまして、御健勝であることをお祈りを申し上げまして御挨拶にかえる次第でございます。
 ありがとうございました。

◯議長(宮木君) これをもって散会いたします。
 どうも長時間御苦労さまでございました。

 午後3時24分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成10年6月19日

      議    長    宮 木 文 夫

      署名議員      前 田 喜代志

      署名議員      林     紘

      署名議員      吉 澤 邦 麿



平成10年6月定例会[ 請願審査結果 ]

                請  願  審  査  結  果
┌────┬────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│受理番号│  件      名  │請願者住所氏名 │紹介議員名│委員会名 │審査結果│意 見│
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│ 16 │遺伝子組み換え食品の「表│富山県生活協同 │金嶋久貴子│民生病院 │採  択│   │
│    │示」と「安全性の検証」を│組合連合会   │     │常任委員会│    │   │
│    │求める国への意見書採択に│世話人     │     │     │    │   │
│    │ついての請願      │会長理事    │     │     │    │   │
│    │            │ 林 友二   │     │     │    │   │
└────┴────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成10年6月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成10年6月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問並びに議案第50号から議案第52号まで、平成10
     年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号から報
     告第6号まで、専決処分の承認を求めることについて外3件
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採
     択についての請願
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月12日  午前10時02分  開議
   6月12日  午後 0時16分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  柳 原 和 夫 君

 総務部長 中 島 和之進 君    民生部長 小 倉 隆 男 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 石 崎 末 吉 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 薮 田 康 男 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年6月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開議

◯議長(宮木君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(宮木君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号から報告第6号まで、専決処分の承認を求めることについて外3件を議題といたします。
 申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第50条により、それぞれ20分以内といたします。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ただいまの発言時間の制限について御異議があります。したがって、起立によって採決いたします。
 発言時間を20分以内とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立多数であります。したがって、発言時間を20分以内とすることに決しました。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 砺波市政の諸問題について伺います。
 まず最初に、病院の増改築について、過日、病院事業特別委員会が開催され、基本設計が示されました。
 私は3月議会において、ヘリポートの削減など総事業費の圧縮に努めることを提起いたしました。昨年9月からの患者負担増によって受診が抑制され、医療費が前年比で減っています。医療保険改悪は、薬代に新たな自己負担を導入するなど2兆円もの負担増を国民に負わせています。政府は、さらに患者負担増につながる医療大改悪を次々に推し進めようとしています。高齢者医療保険を創設して、お年寄りの年金からも新たに保険料を取り立て、医療費の1割から2割を患者に負担させる、サラリーマンの医療費を3割負担にし、大病院への通院は5割負担にするなど、患者はさらに減る環境にあります。
 砺波総合病院の9年度決算で7,300万円の赤字になっています。『文藝春秋』の5月号でも「医療ビッグバン」「病院沈没」「病院の大倒産時代がやって来る」との記事は、ますます慎重に対処しなければならないと、我々への警告でもあると思います。
 私は、増改築の長期的な取り組みを再度提案いたします。
 まず、第1期工事として、西棟増築に約70億円の投資を行い、介護保険の実施、患者の動向、病院の収支状況を見て、次の工事に着手するか、検討材料にされてはいかがでしょうか。市内の患者が4割しかいないのに、広域圏や県からの支援がほとんどないことも改善を要することであります。
 次に、保健センターについて伺います。
 今回の基本計画の中で、唐突に第2病棟の3階に健康づくりセンターの設置を提案されています。
 現在の保健センター、これは6月10日に保健センターへ行って写した写真です。(写真提示)ホームヘルパーの人たちは、ここでいつもお仕事をしておられるんですけれども、毎週水曜日のリハビリ教室のときには、この机を全部ずらしてやらなければならない。こんなところは全国でもこの砺波市だけではないでしょうか。一日も早い保健センターの整備が待ち望まれています。
 現在の計画では、増改築計画にあわせてやっていくということですから、どれだけ急いでも平成15年以降になってしまいます。第6次総合計画後期計画においても、第6次砺波市総合計画というのが出されたんですけれども、この計画においても、ちゃんと2,500平米で3階建てを、12年度に100万円の調査費をつけているではありませんか。砺波市民のための機能としても独立をした、そして砺波医師会からも賛同される保健センターを建設することを求めるものであります。
 あわせて病院の増改築について、シンポジウムや公聴会を開くことを提起したいと思います。
 病院の50周年記念事業に、諏訪中央病院の鎌田先生が話された中で、「専門の医師よりも、地域の人たちの思いを大切にすることが必要である」と述べられたことが印象に残っています。病院長自身も、「地域住民の方々は医療情報に非常にうとい。医療情報を伝達する機能、組織づくりが必要」と述べられました。
 パネラーに、市長や病院長、医師会、市民の代表の方々にお願いをして、シンポジウムを行うことを提起いたします。
 次に、市長もたびたび述べられているとおり、今、市民の監視の目が行き届き、市民の声が生きるガラス張りの市政にしていくことが求められている現状にかんがみ提案をいたします。
 昨今、行政の不正、腐敗がかつてない規模と内容ではびこっています。砺波市政においても、チューリップ四季彩館やインターの出口の大型スクリーン、そして駅の橋上化に見られるように、不要不急な大型事業に市民からの批判が強く出されています。議員の海外への行政視察にも市民の目は厳しいものがあります。市政を市民の立場で監視して、そのゆがみを正し、市民の意見、要望を行政に積極的に反映させることを目的とした「行政監視員(オンブズマン)制度」を設置することが求められています。市民の批判や苦情、要望を聞く窓口が明確でないことからも、ぜひ検討されることを求めるものであります。
 審議会の見直しについては、3月議会で議論がなされて、市長より要綱案が提起されました。全体として、公募の導入、任期、兼務など賛成をするものであります。
 補強をする立場から、第1に、審議会の審議は公開を原則とする。会議の議事はすべて議事録に記録し、何人も自由に閲覧できるようにすること。
 第2に、審議会の調査、審議に市民各層の意見を公正かつ総合的に反映させ、合理的な結論を得ることができるようにするため、審議会は随時公聴会を開催するものとする。
 第3に、審議会の会議は、正当な理由がない限り、3カ月に1回以上開催すること。
 審議会の設置及び運営に関する要綱が提案されたことについては高く評価をいたしますが、3点についての所見を伺います。
 次に、砺波広域圏CATV事業について伺います。
 昨年、砺波市情報化計画ということで、こんな立派な冊子が渡されました。3月議会で、「行政として、今急いで行う必要がない」との質問に対し、市長は、「整備手法、財源も含めて十分に勉強をさせていただきたい」とのことでした。
 昨年6月、「砺波広域圏CATV整備計画の変更について」との報告がありました。事業主体を砺波広域圏からとなみ衛星通信テレビ(TST)に変更することで提案されています。基本計画では、「砺波広域圏とりわけTSTのエリアを除く他の地域の人口密度は極めて低く、設備投資の負担が多大となり、事業性は皆無と言わざるを得ない。広域圏が事業主体となり、設備投資の全体を補助対象事業で賄うことによって事業展開を図ることが、本事業計画の大前提である」と述べています。今、まさにこの大前提が崩れたことでは、計画そのものが崩壊したことになるのではないでしょうか。
 第2に、事業費は42億円を46億円に変更されたとのことですが、一昨年実施の八尾町では、伝送系に23億円余りを要しており、広域圏の新設世帯は八尾町の2.85倍で、単純計算をしても約66億円を超えることになります。しかも、人口密集地は除き、散居村や五箇三村も含みますから、事業費の増大が懸念されます。
 第3に、加入金、利用料を高く設定すると加入率は下がり、仮に低く設定しても加入率が格段に上昇することも期待できない。設備の規模を使用する電柱からだけ逆算しても、維持費は現在のTSTの3倍は必要となります。事業費、維持費が膨らみ、管理が困難となった場合、TSTは行政出資23%の第三セクターであることから、広域圏及び各自治体が負担をすることになるおそれがあります。
 第4に、他の事業との関連について伺います。
 NTTは、2010年の予定を5年早めて各家庭に光ファイバーケーブルを敷設して、CATVサービスも提供できる計画を進めています。また、県の高度情報ネットワーク懇談会は、2005年までに県内全域に光ファイバー網を整備する計画もあります。これらの事業との関係を見ましても、計画書自体が事業性皆無という状況で、ことを急ぐ必要があるのでしょうか。計画の中止が賢明なやり方だと思います。
 次に、大型店の出店問題について伺います。
 大型店ユニーの出店について、商店街が衰退をすることに懸念を感じております。大型店のみ栄えて地元商店は死滅という全国的な状況で、商工会議所は面積の縮小や商店会は絶対反対をしています。
 私は、日本共産党の地方議員団の一員として、過日、通産省に出向き、「ユニー砺波店の出店計画が提出されている。大型店の占有比率が70%を超えることになって深刻な事態を招く。出店について取りやめるよう指導されたい」と要望してまいりましたところ、通産省の流通産業課は、「市長より、市内の厳しい実態報告が上がっている。消費者の利便性、中小小売店の状況、まちづくり計画などを考慮して、6月中に審議会が開かれて調整される」との答弁でした。
 砺波商店会は、2月2日に陳情書を市長に提出、3月末には砺波市商業活性化基本計画がまとめられました。4月22日には通産省の地元の意見聴取会が開催されました。5月18日には出店反対のたくさんの署名が中部通産局へ提出、今議会にも陳情書が提出されています。市街地中心部は、砺波市の歴史、文化をはじめ人や物、情報などが交流、集積する拠点であり、商業の空洞化は、市全体のイメージや機能の低下をもたらす要因となり、その活性化は、砺波市のまちづくりにおいても緊急の課題であります。
 基本計画では、総合病院ゾーン、出町文教ゾーンと連携をして、健康・文化等都市機能と連携した商業集積地の再構築をする計画になっています。商店街を越えた多様な事業主体の可能性があり、中心市街地、商業づくりを推進する「まちづくり構想案」も、商業活性化基本計画で検討されています。せっかく主体的にまちづくりをしていくことに機運が出てきたときに、2万1,000平米の大型店が出店されたのでは、出町の商店街だけでなく、砺波広域圏の各商店街にも深刻な事態を招くことは明らかであります。ぜひユニーの出店を取りやめるように強く働きかけられたい。
 なお今般、店舗面積、閉店時間、休業日数などの制限など、一定の役割を果たしていた大店法が廃止され、大店立地法、中心市街地活性化法が制定されました。今回の新法では、市町村の役割が大変重くなりました。特別用途地区に中小小売店舗地区や文教地区など市町村が独自に設定できるようになりました。砺波としても、この新法を大いに生かしてまちづくりをしていくことも求められています。
 次に、チューリップ問題で伺います。
 当市は、「うるわし 散居のなかに花と緑の活力に満ちたふるさと となみ」をモットーに、まちづくりを進めています。その中心は、チューリップではないでしょうか。
 大正7年に水野豊蔵氏が栽培されて以来、80年の歴史があります。球根組合は、今年で創立50周年、こんな立派なパンフレットが出されました。
 この中身を読んでみますと、設立当時、敗戦で荒れ果てた国土と国民の心の中に花を咲かせ、外貨の獲得によって我が国の復興に寄与したい。戦時中は食料増産で、チューリップをつくっていると非国民だと言われました。そのため、戦時中はつくれませんでした。どうしてももう一度チューリップ栽培を盛り返して大いに輸出しようと頑張られましたが、チューリップ農家は300戸から、ついに今日では84戸にますます減っていく状況です。その本格的な対策が求められています。
 植物貿易法の緩和により、オランダからは昭和63年以来、輸入が急増してきました。オランダでは国の基幹産業に位置づけて、年間30億球を生産をして、その8割は外国へ輸出しています。日本へは特にたくさん輸出したいと言っています。オランダの業者は、直接量販店や花の生産者に販売しています。大変安いことから、輸入は2億4,000万球と、国内の2倍になっています。近年特に増えています。対抗策として、機械化により生産規模の拡大、生産経費の節減により低コストに努めておられますが、球根プラントも順調にいっていなく、ウイルス病の発生など、チューリップ産地日本一の砺波市の名声が、今苦境に立たされています。
 政府交渉の折、農水省に伺い、「オランダからの緊急輸入制限、セーフガードの発動を」と要請してまいりました。農水省の花卉対策室の職員が交渉終了後、30人ほどで行ったんですが、私のところへ飛んできまして、「砺波市の状況はよく知っています。あなた方の運動によってはセーフガードについて検討していきたい」と述べられました。ぜひともチューリップ農家、球根組合の発展のためにも、チューリップのセーフガードの発動を国に働きかけていくべきであると思います。
 次に、オランダからの輸入による影響、米価をはじめ野菜、畜産物など生産者価格の暴落で倒産寸前の農家が増えています。多額の借金をしているのに、国や県はさらにスーパーS資金の運用で、相変わらず借金体質から抜け出させようとしていないのであります。農協では、営農指導よりも、田んぼを売れば農協は損をしないと安易にとらえている状況ではないですか。
 砺波市は、農水省のモデルとして中核農家に力を注いでこられ、機械化や設備に多額の負債を抱え込ませてきました。今、多くのまじめな農家ほど厳しい状況に追い込まれています。
 政府交渉の折、農水省に伺い、「生産者米価の下落と減反の増加により、中核農家は深刻な事態になっています。借入金をさらに増やさせるのではない米価の安定と返済金の延期など、農家の立場に立って対応されたい」と要請してきました。農水省の担当官は、「農林公庫資金については、災害その他返済難については、申し出によって貸付条件の緩和ができます。農協などに申し出ていただきたい」との回答を得ました。ぜひこのことを多くの中核農家に知らせていただきたいと思います。
 スーパーS資金の貸付も一定程度有効ではありますが、借入金を増やさせず、健全経営ができる農業にしていかなければならないときではないでしょうか。
 政府は、さらに自主流通米値幅制限撤廃、麦価などの価格保証外しをしようとしています。このようなときだからこそ、砺波市独自の価格保証対策など農家の立場に立った農政が求められています。適切な答弁をよろしくお願いをいたします。
 以上で、私の質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員の質問にお答えをいたします。
 第1点は、病院の増改築についての1、2の提案がございました。提案につきましては、御意見として拝聴しておきたいと思います。
 昨日も柴田議員の質問にお答えをしたところでございます。おっしゃるとおり、医療環境につきましては厳しいものがあると考えております。したがって、病院の収支計画、一般会計の今後の見通し、それらも十分考慮に入れて、今一部提案がございました諸事項につきましても判断の材料にしていきたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、保健センターについての御意見でございます。
 質問の中身について、私が唐突にも提案したような発言もございましたが、そうかといって早期にやれというような御意見でもございます。
 実態は、今もお話がございましたように、保健センターである現在の内容については、母子保健業務の健康づくりとして、ヘルパーの皆さんにも手を貸していただいて、その場で進めておりますし、新しく在宅介護支援センターも、福祉の業務とともに進めております。
 ただ、これからは、介護保険法が出てまいりましたので、デイケアも開設をするということになろうかと思います。病院の検診業務もあわせまして、さらに市民の皆さんに要望の強い「1日ミニドッグ」なども考えますと、そのような複合施設が必要ではないかということでございますので、そのことも今、時代の変化とともに必要になってまいったわけでございますから、欲張りかもしれませんけれども、市民の健康と安心というベースに立って考えていきたいというのが私の考え方でございます。
 このことは、保健・医療・福祉の連携を図るとともに、そのことを含めて病院長も協議をしようということをおっしゃっておられますので、そのような形で御提案をしたということを御理解をいただきたいと思います。
 なお、私はその間不在でございましたが、昨年の11月定例会でも村中議員さんの質問に対して、前市長の岡部さんも、「健康づくりセンターは、できるだけ病院に近く、できれば廊下でつながっておったほうがよりベターだ」と、このようなことをおっしゃっておられますので、「唐突」という言葉が、私は当てはまらないのではないかと思います。
 そこで、でき得れば市民全体が安心して、健康上いろいろ相談もあると思うんです。そのことも含めさらに将来の介護のことも含めますと、ぜひ必要であろう。したがって、おっしゃるとおり、時期的には若干遅れるかもしれませんが、十分議論した上で、病院の増改築にあわせて効率的にやったほうが私はベターだろうというふうに判断をしております。ただし、いましばらく時間をかしていただきたいと、先般そのようにお答えをしてきたわけでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 なお、シンポジウム、その他につきましては、病院長からお答えをいたします。
 次に、市政のオンブズマン制度を確立してはということでございます。
 オンブズマン制度につきましては、市政を監視する制度として、近ごろよく言われてきました。それは、行政執行あるいは人事管理上、あちこちで問題もあるようでございますので、随分見直されているようであります。しかし、砺波市は小規模な行政体でございます。したがって、そのことはどうかなと。また、地方自治法上、地方自治体に対してそれぞれが意見を述べる機会といたしまして、直接請求もございますし、住民監査請求もございます。そして、監査委員会の皆さんも私は頑張っていただいておるというふうに考えております。
 そして私は、何度も申し上げますが、国も今、その制度をつくられつつございますけれども、情報公開制度を進めてまいりたい。これは議会にも申し上げたわけでございます。したがって、市民に開かれた市政を目指しておりますので、おっしゃるようなオンブズマン制度の導入は、今考えていないところでございます。
 もちろんいろいろ御意見等がございますので、市民サロンを利用していただいて、相談も受けますし、御意見も受けますし、それから私の部屋へもそれぞれお越し願っておりますので、その機会に十分議論もできますし、討論もできるのではないか、このように思っております。このことにつきましては、そのように考えております。
 それから、審議会等の中身についていろいろ御意見がございました。
 公開につきましては、特別の定めのない場合にはできるだけ公開に努めるようにしたいと思っております。
 なお、公開の有無につきましては、審議会ができましたら、そこに議長さんとか座長とか司会というのができますので、その皆さんにお任せするのが妥当だと思いますので、首長が直接こうしなさいという指示は、私は間違っているのではないかと。審議会制度というものは、そこで議論をしてもらう。したがって、そこの場の議長であったり座長が定められることがベターではないかというふうに思っておる次第であります。
 それから、2つ目の会議については、それぞれ広く委員に出席してもらうわけでございますし、部分的には公開、公募をするわけですから、その人たちがそれぞれの委員会の回数を定められることにして、あえて限定をしたり、3遍もやれとか4遍もやれというのもどうか、こんなことを思っておりますので、皆さん方の審議会あるいは協議会が自主的運営をすることが、私は正しいのではなかろうか、このように思っております。
 その他いろいろございましたが、先般、松本議員さんにお答えしたとおりでございます。
 それから、広域圏のCATVについてでございますが、先日、高田議員さんに御報告を申し上げました。
 計画につきましては、確かに郵政との計画がありました。ただし、今度は農林省を対象にするモデル事業ということでございました。モデルでございますので、それだけに必要な取材あるいは報道の内容等が違ってくるわけです。そのことを考えますと、ソフト面でもいろいろ多くなるのではなかろうかと、こんなことは前々懸念をしておりました。ただし、相当の高率補助でございましたので、実は、「それでは」という意欲を持ったことを御理解をいただきたい。ただし、昨日も申し上げましたように、財源上の問題あるいは分割の問題あるいは五箇三村等における、いわゆる僻地における辺地債等の活用がなかなか困難だというようなこと等もございましたので、しばらく展望を見ようということになっていることを御承知だと思います。
 そして、加入金、その他につきましては、私のほうの議論ではございませんが、相当の高率になりまして、配線をするとすれば、そのようなことにはならないのではないかとは思っておりました。しかしながら、今申しましたように、幾つかのハードルがありまして、そのハードルを乗り越えるのはなかなか至難だということもございまして、実はこれから、さらに勉強していきたいということでございます。
 ただ、関係市町村の皆さんとしては、広域圏をとにかく一体にしたほうがどうかという、この趣旨には私は賛成いたします。したがって、その運用については、せっかくTSTという局がございますので、これの活用についても賛成をしていきたい。したがって、これを核にして、このことをベースにして、これからどのような展開で、どのような補助方策があって、どのようなものが誘導されてくるのか、それを十分研究したいということでございますので、中止とは言っていないわけでございます。その点、御理解をいただきたいと思います。
 詳細につきましては、先般の高田議員に申し上げたとおりでございます。
 次は、アピタ砺波店の出店等の問題でございます。
 中部通産局等へ陳情されたこと、いわゆる商店街の皆さんについては深刻な気持ちでそのような行動を展開されておるということは承知しております。
 いずれにしましても、地元の会議所あるいは皆さんでコンセンサスをとることが大変重要かと思っております。これらの経過とか方向等につきましては、産業建設部長からお答えをいたします。
 次に、農業問題で、チューリップについての熱意ある御意見でございます。十分拝聴をしておきたいと思います。
 いずれにしましても、農業そのものは厳しい方向にあることはチューリップだけではございませんので、この農業振興については、それこそみんなで考えて、先般も私は申しましたように「農村の疲弊は国土の疲弊にもなる」、やはり農村の疲弊いわゆる沈滞を何とかカバーできないか、みんなで知恵を絞って、いわゆるふるさと創生になるようなそのような考え方で、この小さい地方自治団体も頑張っていきたいというのが私の本音でございます。
 あと、細かいS資金等々につきましては、産業建設部長からお答えを申し上げたいと思います。
 以上であります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福田正治君。
  〔産業建設部長 福田正治君 登壇〕

◯産業建設部長(福田君) 私のほうから、ユニー・アピタ砺波店について、経過を御報告申し上げます。
 平成8年7月8日に、大店舗法の第3条いわゆる建築の届出がありました。それから、平成10年3月9日に、大店舗法第5条の申請、小売業者の届出がありました。
 先ほど西尾議員が詳しく申されましたので簡単に申し上げますと、店舗面積が2万1,232平米、開店日を平成11年6月1日というふうに届出があったわけでございます。
 それを踏まえまして、4月22日、商工会議所におきまして意見聴取会が開催されました。その後、商工会議所の意見が集約されたところであります。
 店舗面積については、コスモスタウン21と同規模の1万平米に、開店につきましては、2年ほど延期して平成13年6月という内容で審議会に意見が提出されております。
 市といたしましては、現在、市の活性化基本計画に基づき、中心市街地の活性化事業に、市と商工会議所と一体となって取り組んでおるところでございます。
 それらを踏まえまして、大店舗同士が過剰に競合し合うということは、周辺の空洞化が誘導されないかということと、いわゆるあの地区は区画整理事業をやっておりますので、それらを踏まえて、時期を見て慎重に進められたいということで、県知事のほうへ市の意見として提出してございます。
 また、先ほども議員さんが申されたとおり、商店街の皆さんが中部通産局へ反対署名を提出されました。市といたしましても、これらの皆さんの気持ちを深刻に受けとめられまして、審議会で慎重な審議が行われることを望んでおる次第であります。
 それから、大規模小売店舗法、立地法につきましては、地域社会との調和、地域づくりに関する事項を定めておりますので、これまでの大店舗法による出店内容を審査するものではございませんで、地域の生活環境の保全が主な目的であります。
 これは、政令都市では市長が定めることになっていますが、その他につきましては、県知事が定めるということになっております。
 次に、S資金いわゆる制度資金のことでございますが、償還の猶予措置につきましては、個別案件で対応することになっております。これにつきましては、県、市、農協と関係者が一体となって御相談に応じたいというふうに考えております。
 それから、米価の価格補てんにつきましては、今年度から自主流通米の価格下落が稲作経営に及ぼす影響を緩和するために、今、稲作経営安定対策として、一定の基準により補てんする制度が設けられております。これも大いに加入していただくよう働きかけたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川龍夫君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 西尾議員さんのお尋ねにお答え申し上げます。
 病院の建設に関するシンポジウムを開催したらどうかという御提案でございます。
 今回の増改築計画の策定に当たりまして、1つの歴史がございますので、それについて触れたいと思います。
 私たちは、平成5年から院内で各部署の代表で構成する「将来構想委員会」というのを約50名を超す人間でつくりまして、その中で、病院の将来進むべき方向を模索いたしましたり、また、患者の動向、周辺の医療状況、政府のとります医療政策の行方などについての講演とかレクチャーなどを重ねまして、さらにそれに加えまして、病院職員の将来への希望などを取りまとめる作業を営々として行ってまいりました。
 続きまして、平成7年6月から8月までの期間にわたりまして、3回に分けまして、市民代表の方々4名、市議会代表として議長さんお1人、砺波医師会及び市医師会の方々2名、保健所の代表の方1名、報道機関の代表の方1名、経済界代表の方2名、県関係の方1名、砺波広域圏の町村の首長経験者の方1名、計14名の方々から、病院の将来とか増改築の是非について、率直で建設的な御意見をちょうだいいたしました。それらを集約いたしまして、病院職員の間でもさらに討議を重ねた後、「病院将来構想」、私たちは「マスタープラン」と申し上げておりますが、その作成を専門家に依頼いたしまして、その結果を平成7年12月にまとめまして、議会にもその詳細を御提示申し上げたところでございます。
 それらのマスタープランに基づきまして、取りかかりましたこのたびの基本計画の素案の作成段階におきましても、地元の医師会、県の担当課、自治省、保健所、地区の自治振興会の方々などに御意見を広く拝聴いたしまして、いろいろと質疑を重ねまして今日に至った次第でございます。
 この間、毎回の市議会定例会におきまして、病院の将来計画を含む増改築に関します熱心な討議をちょうだいしておりまして、さらに平成9年6月に病院事業特別委員会が設置されまして、増改築に的を絞っての詳細な御検討、御意見をいただいていることは御存じのとおりでございます。
 これらの集約の結果として、計画の骨子となります基本設計を示したというふうに考えておりまして、改めて増改築にかかるシンポジウムの開催は必要でないというふうに考えております。
 もとより自治体病院の事業は市民の御意見によりまして、すなわち市議会の議決によって運用されるべき責務がございますので、時代の性質や状況によっては、シンポジウムあるいは公聴会などの必要性が生ずることはあり得るというふうには理解しております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。
 13番 西尾英宣君。

◯13番(西尾君) 病院長さんにお伺いいたします。
 医療環境の激変についてどのように受けとめておられるのか。そして、その中で、私の提起いたしました「第1期工事として西棟増築を行い、介護保険の実施、患者の動向、病院の収支状況を見て、次の工事に着手する検討材料にしていただきたい」という提起についてどのように病院長は受けとめておられるのかお伺いしたいと思います。
 9年度決算でも7,300万円の欠損ということが報告されました。
 病院長は、地方公営企業法第3条「地方公営企業は常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を推進するように運営されなければならない」。もちろん企業経営は、黒字のときもあれば赤字のときもあります。しかし、当病院は、いまだにまだたくさんの借金を抱え、そしてさらに163億円の投資、補助金は6億円で、152億円が借金なんです。病院の将来を懸念いたしまして、これは私だけでなく、多くの市民が懸念をするところであります。
 確かに、一日も早く立派な病院を建てていただきたいと思いますけれども、財政上もよく考慮してやっていかなければならないと思います。その面で、院長はどのようにお考えでしょうか、お伺いします。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川龍夫君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 西尾議員の再質問にお答えを申し上げます。
 まず、医療状況が非常に厳しいという御意見でございます。
 もっともそのとおりでございまして、私たちも極めて厳しくそのことは判断しております。ただ、私たちの病院が置かれております医療環境の中で、自分たちが進んで行くべき道はどういう道であるか、それがどういうふうな形で病院を成り立たせていくかということにつきましては、以前よりるる御説明を申し上げていることでございまして、私たちの考え方としましては、厳しい中で道を開いて行かざるを得ない、それが私たちの使命であるというふうな意味合いで考えておりまして、厳しい中で私たちが模索しているところを、これからも皆さんの御理解をいただくように努力したい、こういうふうに考えております。
 いろいろと御提案のありました方法につきましては、市長からお答えがありましたように、いろいろと御検討いただくということを私たちは伺っておりまして、非常に心強く思っておりますので、市長の判断にお任せしたい、こういうふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 2番 金嶋久貴子君。
  〔2番 金嶋久貴子君 登壇〕

◯2番(金嶋君) 私は、3項目にわたり、質問及び要望等を申し上げます。
 まず、第1番目、昨年9月23日、「日米防衛協力のための指針」の見直しが終了し、いわゆる「新ガイドライン」が誕生いたしました。そして、本年4月28日、政府はこの指針の実効性を確保するための法整備として、「周辺事態法案」「自衛隊法改正案」「ACSA改正案」を国会に提出いたしました。
 私は、この「新ガイドライン」は、日米安全保障条約に基づいて、米軍の行動に対し支援活動をすることをより具体的に定めたものと理解しております。
 この「新ガイドライン」及び「周辺事態法案」等の問題点としましては、周辺事態の概念が曖昧であり、地理的範囲や対象地域を特定していない中でどのように周辺事態を判断するのか。在日米軍の行動範囲そのものが周辺事態として、対米協力が「無原則・なし崩し」になる可能性がありはしないか。
 2番目として、自衛隊が米軍の行動を日本の領域外でも助けることになっており、「戦闘行為が行われておらず、かつそこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる我が国周囲の公海及びその上空」で、米軍に燃料・食料・弾薬・兵員を輸送することは、「後方支援」という名のもとの参戦、軍事作戦とどこが違うのでしょうか。
 3.米兵らの捜索・救難活動を、2と同じく後方地域で行うことになっているが、これらは紛争相手国から、「敵国と一体化している」と見られる行為ではないか。
 4.「地方公共団体に協力を求めることができる」としているが、協力とはいえ、これは「一般的な義務規定」とされているといった問題点がございます。要は、後方支援の名のもとに、国民を巻き込んだ参戦であります。
 今日の各国の軍事力においては、単なる周辺地域ではなく、幾らでも相手国に対するミサイルを持つような戦力が整備されております。こういった状況の中でアメリカに基地を提供していることは、アメリカが戦争をすると同時に、日本も加害者の立場に立つことにほかならないことを、我々ははっきりと認識すべきであります。
 基地の提供あるいは思いやり予算など100歩譲って、「軍事力のレンタル」あるいは「安全のリース」と考えたとしても、主導権は日本ではなくアメリカなのです。
 湾岸戦争の際には、横須賀を母港とするミッドウェイが出動、ブルーリッジも大活躍したと伺っております。これは、安保条約の6条に違反しているにもかかわらず、日本政府は黙認しておりました。
 この周辺法案は、継続審議として7月末より招集される臨時国会で承認の運びと聞いております。
 いずれにしましても、「新ガイドライン」は決められ、レールは敷かれ、参戦の道が開いたと言っても過言ではなく、これは、市民を戦争に巻き込むことになると思いますが、これについて市長の見解をお伺いいたします。
 2点目としまして、「新ガイドライン」では、「地方公共団体が有する権限及び能力並びに民間が有する能力を適切に活用」という文言が2カ所入っておりました。政府によれば、「一般的義務規定」とのこと、すなわち罰則や代執行といった強制力は伴わないが、義務として課されるというものです。これは、地方公共団体の自治権を侵害し、地方分権の流れに逆行するものであります。
 私は、地方自治体は、住民の人権、生存権、環境権、福祉を守るという地方自治の原則に立つ地方政府(ローカルガバメント)として活動するものだと考えております。この地方公共団体への協力要請は、自治権の侵害に当たるものだと思っております。これについて市長はどのようにお考えでしょうか。次の4項目の中でお答えいただければ幸いです。
 1.違憲だから協力しない。2.「新ガイドライン」は、日米安保条約の改定に相当するので国会審議がされるべきなのに省かれたので協力はしない。3.予想される協力要請内容は、地方自治の原則を侵すので協力には応じない。4.日本国と米国との間で取り決められた条約だから、国または県の要請があれば応じる。いずれかでお答えください。
 さて、砺波市には富山県内で唯一の自衛隊駐屯地がございます。これについては、故岩川 毅さんが強力に誘致されたと伺っております。砺波市は、この自衛隊駐屯地をどのように認識されていらっしゃるのでしょうか。
 先般、自衛隊を訪問してまいりました。日常の主たる活動は、「有事のための後方支援訓練」とはっきり答えられました。「内容は」と聞きましたら、「石川県三小牛山演習場で、陣地作成をしている」ということでありました。「『陣地作成』とは何ですか」と聞きましたら、「要するに、ざんごうを掘ったり、土を盛ったり崩したり」というお話でありました。
 このように、自衛隊の訓練は、主目的が軍事活動であります。今後、ガイドラインの運用及び関連法案の執行に際して、この富山自衛隊駐屯地がどのような動きをするのか、想定、把握はされているのでしょうか。富山駐屯地が行動するとき、市は「全く知らなくてよい、あずかり知らぬこと」というふうに言っていいのでしょうか。ある程度把握をし、予測と対応をあらかじめ考えておくべきだと私は思います。そのあたりをお聞かせください。
 これまで、富山駐屯地とはどのような連絡をとっておられたのでしょうか。私は、定期的に連絡協議体制を持つべきではないかと思いますがいかがでしょうか、お聞かせください。
 また、自衛隊の活動の中には「民生協力」というのがありますが、砺波市においては、防災計画に関してどのような位置づけをされているのでしょうか。連携をされるのは当然と思いますが、現況及び今後の方針をお聞かせください。
 次に、学校司書導入についての意見と要望を申し上げます。
 今の日本の競争社会では、勝てなかった人はみじめな暮らしをするのが当然のような風潮があり、他人を思いやる心や想像力、共感する能力の枯渇が、大人にも子供にも見受けられます。そこで、昨今、「心の教育」の重要性が言われ、砺波でもさまざまな取り組みが行われております。私は、この「人を思いやる心」「想像力や共感する心」を養うのに重要な働きをするのは、本と自然との触れ合いではないかと思っております。
 自然との触れ合いについては、またいつか触れることといたしまして、今日、映像メディアが発達し、画像は直接的で理解しやすく印象も強いかもしれませんが、個々人のペースには差があります。また、知識として吸収しやすい部分はありますが、判断力を養うには一方的な部分があり、偏りが生じる懸念がございます。
 その点、書物、本は自分のペースで、みずからの手で繰り返し反復しながら思いを深め、味わい、読解力や理解力をつけることができます。人間の特に子供たちの思考力や心の形成には、画像よりもはるかに適していると私は思います。本は心の栄養素であり、どこへでも持っていけて、豊かな世界を内蔵しております。本に子供のときから親しむことは、いわゆる「心の教育」に欠かせないものであります。
 砺波市内の小・中学校には、もちろん図書館はございます。ですが、本がそこにあってもなかなかみずから進んで図書室へ通う子供が少ないのではないでしょうか。本が子供たちの栄養素となるよう、生かす人、届ける人が必要ではないでしょうか。
 砺波市立図書館では、この6月9日、般若幼稚園へ第1回の出前図書館を行いました。これは、幼稚園、保育園、小学校、児童クラブを対象に、読み聞かせやお話、人形劇を行うものですが、子供たちは目を輝かせて聞き入ったそうです。
 現在、小・中学校の図書室には、もちろん担当の先生はいらっしゃいますが、兼務という状態では、図書室に腰を落ちつけて、アドバイスや調べ方を教えたり、一人一人の状況を把握しながら本の紹介をしたり、また、子供たちが行きたくなるような展示の工夫や読み聞かせなど、図書室が学校の中のオアシスとなるように環境を整えるといったきめ細かな対応は十分にできないのではないかと私は思います。図書室にいつも人がいて、子供たちの心に響くような対応ができるよう、心の教育の一環として、各校に学校司書の設置をしていただきたいと思います。
 県内では、富山市で96年度から、高岡市では97年度から、非常勤嘱託でそれぞれ3校をかけ持ちするという形で学校司書を配置。半日勤務ではありますが、同じく小杉町と下村では、今年度からやはり非常勤嘱託で、1校1人の専任司書を配置いたしました。いつも話ができる人がいるという図書室が望ましいのではないでしょうか。
 ちなみに石川県の松任市では、全小・中学校に、市の正規職員として学校司書が配置されたそうです。富山市に状況を伺ったところ、「図書及び図書室の整備が進み、子供たちとのかかわりも深まって利用率が高くなった」とのことでした。
 昨年6月の学校図書館法改正では、2003年までにすべての小・中学校に司書教諭の配置が決まりました。ですが、専任化は定められておらず、現在の教師の中で資格を取って兼務ということであれば今とほとんど変わりがなく、形だけ整えても十分な機能は望めないものと思います。
 私は、心の教育を促進するためにも、みずから学び、みずから考える力をつけるためにも、ぜひとも単独の学校司書の設置を砺波市に望むものであります。
 3項目目としまして、女性の人権及び女性政策とミスコンテストの整合性について質問をいたします。
 この4月29日、第25代ミスチューリップ及び準ミスチューリップ2名、第17回ミスフラワーが選出されました。
 まず、お断りしておきますが、私は、過去のミスチューリップの果たした役割を、否定、非難するものではございません。ただ、市の行う事業として、人権及び女性政策に照らしてふさわしいものかどうかを問うてみたいと思います。
 この「ミス」の選出において、自分の意志や努力だけではどうにもならない年齢や容姿に基準を設け、女性を選別するのは問題ではないでしょうか。これは、差別や人権侵害につながるのではないでしょうか。
 砺波市の「ミスチューリップ」の募集要綱には、「18歳以上未婚の女性」とあります。もちろん「ミス」という肩書ですからでしょうが、「未婚の女性」というのは、なぜここで差別されなければいけないのでしょうか。富山県が募集している「特産の王国とやま」には、「既婚・未婚は問わない」と書いてございました。それに、契約期間は1年とのことですが、なぜ契約は1年なのでしょうか。まさか1年たったら古しくなるわけでもないでしょう。審査員は記載してありませんが、どなたかお聞かせください。審査基準はどのようなものでしょうか。これらにお答えいただいた上で、男女平等の観点から問題がないかどうかお考え方を聞かせてください。
 私は、美しいもの、魅力的なものを否定はしませんが、それは、それぞれの人が美しいものを美しい、魅力的だと思えばいいのであって、審査員が「この人が」というふうに選別して公表するたぐいのものではないと考えます。ましてや行政のすることではなく、持って生まれた容貌や容姿をランクづけすると誤解されるようなことは、自治体が行う事業としてはふさわしいものではありません。
 また、彼女たちの業務内容ですが、市のチューリップフェア及び観光事業は、彼女たちがいないとうまくいかないのでしょうか、お伺いします。
 人の気持ちを動かすには、若くて美しい女性が最適とお考えなのでしょうか。「ミスコンテスト」のたぐいは、「女性は美しくあるべき」という観念を受け入れて成り立っております。そこには、「女らしさや美しさの強制の構造」といったセクハラが見え隠れいたします。また、選ばれた者と選ばれなかった者へと人を分断し差別するものでもあります。よって、ミスコンテストを行うことは、男女平等共生社会の実現を、実は本気で考えていないのではないかとも思われます。そのあたりも御回答ください。
 また、「キャンペーンガール」「イメージガール」と名称変更しようとも、審査員の選別行為は、レイプサイン、視姦つまり目で見る姦だと解釈されるたぐいのものであります。それを公然と行い、公然と発表する、これはとんでもないことであります。本当に成熟した人間社会は、人間の品評会などやらないものです。「ミスコンテスト」は、人間を、女性を愚弄している行為であります。
 皆さんにお伺いします。
 同様の条件で、年齢制限があり、容姿の判定を基準に含み、1年契約でにっこり笑って宣伝する仕事の「ミスターコンテスト」があったら、あなた方は息子の応募を認めるでしょうか。
 「ミス」の経験者の方々からは、「貴重な体験をした」「勉強になった」という声も聞かれますが、ミス事業は人材育成事業ではございません。
 先日開催されたチューリップフェアの今年度のオープニングに、フラワー姉妹提携市町村のいわゆるミスの方々が見えられ、それぞれ壇の上で自己紹介をされました。その際、宝塚市の方は、みずから「観光推進員」と名乗られたことは御存じだと思います。後でお伺いしましたところ、彼女は商工観光課勤務の市職員であり、洋服は私服で、「ミス宝塚」と紹介されたときには、随行の職員ともども驚いたとのことでした。どちらの思い違いだったのか、くい違いだったのかは存じませんが、当市の意識程度がうかがわれたようで、私は残念な思いをいたしました。
 県内では、入善町と山田村が既にミスコンテストを廃止しております。理由を聞き合わせたところ、「差別問題が含まれている」との回答でありました。
 私は、男女差別と人権侵害の観点から、ミスコンテストの廃止の決断を市長に求めるものであります。
 以上で、私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 金嶋議員にお答えをいたします。
 第1点は外交防衛問題で、大変スケールの大きい国政の場で議論をしていただくような問題でございますので、戸惑いを感じながらお答えを申し上げたいと思います。
 おっしゃるとおり、「新ガイドライン」につきましては、先般、閣議決定をされました。歴史的ないろいろ経緯がございまして、従来は米・中・ソの時代、さらに冷戦を迎えて、その後、米・中あるいは日本を含めるというような外交状況になっております。そのことを背景にしまして、日米間の防衛協力体制が見直されたということでしょう。それが、いわゆる通称「新ガイドライン」と、このように私は理解をしております。
 しかしながら、このことにつきましては、これから法案整備で国会でも議論をされていくと思います。そこで、一地方自治団体の長が云々申し上げるのはいかがなものかと、このように思っておるわけでございます。しかし、国民の一人としては、平和を希求するのが大前提であろうと思っております。
 質問の「周辺事態法案」等が出ておるわけですが、その中に、「地方自治団体」「民間の協力」云々がございますが、それについての見解を述べよということでございます。
 「新ガイドライン」につきましては、その中身についてこれから議論をされますし、国においても、それこそ相当のやり取りが今後あろうかと思います。ただ、憲法にも明示しておりますように、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、戦争と武力行使は放棄する」というふうにうたっております。その憲法のもとで、自治体の長といたしましては、市民が危険にさらされないように、そのことを期待するのみであります。そのように考えておるわけでございます。
 次は、「周辺事態法案」の中で、「自治体協力」についてどう考えるかということでございます。金嶋議員さんから、4つを限定して、その中で答えろということでございますが、私は、市議会というのは限定されて答える場ではなくて、議論の場だというふうに思いますので、私は適当ではないのではないか、このように思うわけでございます。ただし、どうしてもとおっしゃいますれば、全部覚えておりませんけれども、4番目に、県がやればどうかなというような提言がありましたので、それに応ずるかなと、こんなことを実は思っております。ただし、大前提は、これとこれとこれとあるからこのうちどっちかと、これは議論にはならないと思いますので、あえて申し上げたわけでございます。その辺の失礼をお許しをいただきたいと思っております。
 ただ、このことが出ましてから、先般のインドとパキスタンの核実験については遺憾でございます。被爆国日本の立場として、十分我々の運動について理解がされていない。このことについては怒りを覚えるわけでございますし、これが拡大するということになれば、いささか我々も地方自治体として核宣言も行っておりますので、それらについては、私はみんなで運動を展開していきたい、こんなことを思っておるところでございます。
 いずれにしましても、十分まだ勉強をしておりませんので、今後、提案されましたことにつきまして、いろいろ意見があったことにつきまして、そのように思っておるわけであります。
 もう1つ、抜けましたが、そのような形で、今は国会そのもので具体的な法案内容が明確ではございませんので、協力するかしないかというのは答えられないところです。
 そこで、4点ございました中で、県が協力せいということになれば協力するかというところへ私は傾きたいというのが今の気持ちでございます。
 あと、ございました点につきましては、総務部長からお答えをいたします。
 それから、学校司書の提案につきましては、教育長からお答えをいたします。
 それから、ミスコンテストにつきまして御意見がございまして、手厳しく「やめろ」ということでございます。
 確かに、この意見につきましては議論をしたことがございます。私もその議論をした一人でございます。ただ、ミスコンテストにつきましては、市役所がやっているわけではございませんで、チューリップフェア推進協会、それから城端・氷見線活性化推進協議会の2社が主催をしてやっておりますので、一種の民間団体と御理解をいただきたい、このように思っております。
 内容等については、確かに砺波市全体のPRあるいは花の親善大使という形で活躍を願っておることは御承知だと思います。特に砺波はチューリップを標榜としておりまして、チューリップの観光ということになりますと、皆さん方の実力を発揮していただいて、私も3、4年前でしたか一緒に同行して省庁を回ったこともございますが、それなりに受けとめ方も違っておったような感じでございます。
 したがって、今、金嶋議員さんがおっしゃるような体制にはまだまだなっていないのではないかと。そうすれば、そのような対応をいましばらく続けてもいいのではないかと、このように思っております。
 おっしゃるとおり、差別ではないかというようなこともございますし、品評会ではないかというような御意見もございます。ただし、応募される方は、「私はここでみずからを磨きたいんだ」「私は砺波市のために、富山県のPRのために一生懸命頑張ります」と、このようにおっしゃっておられますので、その希望に私どもも沿えるのではないか。ある人はここで鍛練をして次のステップを迎えたい、あるいは迎えた方もおられます。そのことを思うときに、みずから自分で磨きたいという希望を大切にしてあげることも必要ではないかというふうに思うわけであります。
 細かくは、18歳がどうの未婚がどうのということでございます。これらにつきまして御意見だと思います。それから、1年間でというような話もございました。それから審査員につきましては、今年は推進協議会の会長「おまえ、出てこい」ということでございまして、私も出てまいりました。あと、専門家の女性の方もおられましたし、いわゆる報道関係の皆さんにも参画をしていただいて、それなりに審査をさせていただいた。その言葉も当てはまるのかどうか知りませんけれども、そのようなことでございます。
 あと、たくさんの御意見をちょうだいいたしましたが、十分これからも検討していただいて、おっしゃるように、男女共生の時代、女性プランをつくる時代でございますので、十分議論をしてまいりたいとこのように思っておりますし、その御意見を十分拝聴しておきたいと思っておる次第でございます。
 どうもありがとうございました。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 金嶋議員の学校図書館の司書の導入についての御質問にお答えいたします。
 学校図書館司書の導入については幾つか検討してまいりました。
 まず、第1点に、心の教育の推進に当たっては、本に親しむ習慣づくりもその重要な要素であるというふうに私も考えております。
 それから、2番目に、学校図書館法の附則に、「当分の間、置かないことができる」という附則がございます。そのために、ほとんどの学校が専任の司書教諭を置いていない状況でございます。おっしゃるとおりでございます。昨年の6月の改正で、この附則が撤廃され、2003年までに全小・中学校に配置されることになったもので、県の教育委員会では、教員が司書資格を取得するよう講習会参加などに便宜を図っているが、今のところ、専任司書としての位置づけはおっしゃっておりません。
 3番目、県内では、富山市、高岡市が司書資格を有する人を非常勤嘱託の学校図書館司書として配置し、成果を上げております。また、小杉町と下村でも、今年度から実施しているのは議員のおっしゃるとおりでございます。
 4番目に、現在、市内では4小学校、2中学校の計6校に、司書資格を持つ先生は7名おいでになります。ところが、司書教諭としてその仕事に専任をして図書館業務に当たっているわけではございません。「司書の資格を持っているから、あなたは校務分掌の一つとして図書館のほうの担当をして面倒を見てあげてください」というふうな形で、児童・生徒からの図書委員と一緒に学校図書館の運営をしているのが現状でございます。
 5番目に、各学校に配置される司書教諭は、専任の学校図書館司書として職務を司るという学校図書館法の趣旨に沿ったものになるよう、県の教育委員会等へ今後とも働きかけていこうというふうに考えております。
 その間については、富山市や高岡市の例などを参考に、できれば来年度から、まず中学校で、午後半日ずつ嘱託で配置することができないかどうか検討してまいりたいと思います。
 議員、冒頭に、いわゆる映像によるメディアと読書の違いをおっしゃいましたが、ほぼ私も同じ考えですが、もう少し整理をして考えてみますと、映像の場合には、パッと目の中に飛び込んでくるので大変即効性がございます。しかし、これは逆に、その映像が消えるとすぐ消滅をしてしまいます。そういう特徴がございます。それからまた、その映像を100人の人が見た場合には、100人の人が同時に、的確にその場面を把握することができます。
 それに対して文字情報という読むほうは、非常に想像性を豊かにします。それは、白い紙に黒い文字で印刷をされているわけですから、文字を読みながら、「ああ、この場面はああだろうか、こうだろうか」というふうに想像するわけです。したがって、即効性だとか的確というふうな意味では、やや映像メディアには劣る面がございます。しかし、非常に想像を豊かにすることと、もう1つは、自分の心の内に問いかけるという読む働きが同時に行われています。したがって、これは、映像で言うならば残像の形で、いつまでも心の中にとどまっていて、折に触れ、「あのことはどうだろう」というふうに思い起こしながら想像していくという特徴がございます。このことが、実は映像と違って子供たちのイマジネーション、想像力を深めていくというふうに私は理解しております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 総務部長 中島和之進君。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) 金嶋議員さんの陸上自衛隊関連のことについて、3点お答え申し上げたいと思います。
 まず、陸上自衛隊富山駐屯地の現在の活動状況と今後の動向についてでございます。
 皆さん御承知のとおり、陸上自衛隊富山駐屯地につきましては、昭和37年10月に、富山県唯一の陸上自衛隊として発足しております。第301施設隊を主力とする駐屯部隊は、災害派遣や部外工事などの民生協力を行っておるところでございます。人数は約100名だそうでございます。
 そこで、最近の活動状況の中で、市の関連といたしましては、平成8年から9年の2カ年にわたりまして、市道太田橋大堤線の道路改良に、延べ1,200名余りの出動をお願いしております。また、本年のチューリップフェアに際しましては、花の植え替え作業に約50名の御協力をいただいておるところでございます。
 今後の動向ということでございますが、新ガイドライン関連での今後の動向ということでございますけれども、防衛任務ということでございましょうか、富山駐屯地が何を行うかについては、自衛隊のほうでは情報公開いたしておりませんので、当方では知る由もないことでございます。ただ、一般的に考えられるのは、前戦活動ではなくて、後方支援部隊として、施設の建設や給油等の活動を行うのではないかという推定でございます。
 続きまして、定期的な連絡協議体制についてでございますが、今までには、定期的な連絡調整は特に行っていないわけでございまして、今後におきましても、その都度必要に応じて協議をしていくということになろうかと思います。
 それから、最後の5点目でございますが、防災警戒における自衛隊との連携体制でございますが、当市の防災計画では、「自衛隊は、人命または財産の保護のため、知事の要請により、あるいは自主的に部隊等を派遣し、防災活動を支援するものとする」という位置づけになってございます。具体的には、人命救助の捜索及び被災者の救援等の緊急支援、もう1点は、生活必需品の輸送、生活道路の警戒及び第2次災害防止等の応急支援などが具体的な内容になろうかと思います。
 例年実施しています当市の災害防災訓練には一定の役割を担っていただいておりまして、自衛隊との関係におきましては、その都度、連絡・連携・協議をしているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。
 2番 金嶋久貴子君。

◯2番(金嶋君) ガイドライン関係につきまして、私が申し上げた趣旨をきちっと理解していただけなかったのではないかと思います。
 前文を引き合いに出して、「正義と秩序」といった形で市長にお答えいただきまして、「市民が危険にさらされないよう期待するもの」という程度のお考えでは、私は、姿勢を預かる立場としては非常に曖昧であり、責任が薄いのではないかというふうに解釈いたしました。
 また、総務部長の今の答弁の中では、「今後の活動動向把握については、情報公開していないので知る由もない」というようなお話でありましたが、それも、知る由もないからどうにもならないというようなものではなくて、私が申し上げたのは、多分そうであろうから、きちっと把握しておくべきではないかというふうに申し上げたのであって、この点についてこのような形での答弁は非常に残念であります。
 それと、ミスチューリップについてですが、「民間団体として理解していただきたい」ということでありましたら、彼女たちの活動は、砺波市の中ではどのようになっているのか明確ではなく、これはまた後ほど委員会等でもお答えいただきたいと思います。
 それから、男女差別関係等に関して、「中央へ連れていって状況を見た場合に、体制としてなっていない」というようなお答えでしたけれども、そういう認識が不足だからこそ今こういうことが行われているのであって、その認識が体制になっていないのではなく、体制になっていないから行っていただきたいというふうに申し上げたつもりであります。
 これは私の思いでありまして、両方とも答弁は結構であります。

◯議長(宮木君) 答弁は要らないということで、次は、18番 前田喜代志君。
  〔18番 前田喜代志君 登壇〕

◯18番(前田君) 私は、4点について、市政一般に対する質問をいたしたいと思います。
 まず最初に、景気対策のあり方についてでございます。
 1つは、財政運営の見直しと効果的な公共投資への転換を求めることについて。それに関連しまして、深刻な不況から市民生活を守るための当面の対応策についてでございます。
 経済活動の停滞を目の前にしてさまざまな議論がございますけれども、こういう不況時には、政府が必ずと言っていいほど大型の財政出動を今日まで繰り返し行ってまいりました。しかし、何ら景気対策の効果が出てこない、こういうことはこの間の歩みではっきりしているわけでありますけれども、今最も重要なことは、環境問題や南北格差などを構造的にとらえて、低成長でも持続可能な社会づくりを目指す。そのために、世界の人々と共通の目標を持って進む、こういうことが最も重要な点ではないか。景気対策を大慌てで考えると、「環境破壊になろうが何をしようが、とにかく大型の公共投資」と、こういう形で今日まで続いてまいりました。これまでのそういう景気対策のありようを反省し、建設事業中心の大型公共投資をやめて、昨日の質疑にも若干ございましたが、「全国の総合開発計画」というのを、今、国土審議会が最終報告として出しております。マスコミ各社の論調を見ますと、「脱開発路線を打ち出すべきだ」「全国総合開発計画はもう要らない」、こういう厳しい論調が出されております。建設事業中心の公共投資によって、景気浮揚はどうも期待どおりにいかないぞ、こういうことが周知の事実になっているからであります。逆に、国も地方も借金漬けという結果が残ったのであります。
 これからの時代は低成長が当たり前、こういう前提に立って、福祉や医療や教育や環境、こうした部門に対する公共投資に大きく転換を図っていく、こういう姿勢が何よりも大切であると思われるのであります。
 今、医療あるいは高齢者の福祉や子供たちの少子化対策などと言われておりますけれども、この経済的な効果も十分に検討してみる必要があるわけです。
 従来、「福祉はいわゆる義務的経費である。何者も生産しない」という観念があったと思います。しかし、福祉の充実は、関連産業への波及において、地域の雇用創出において、あるいは育児や介護から開放される労働力の発生という点において、さまざまな分野に経済的波及を及ぼす、そして地域の活性化に大きく寄与することがわかっているわけであります。また、市にとっては、雇用効果による税収増も期待できるはずであります。
 公的介護保険の導入を目前に控えて、さまざまなサービスの基盤整備は重要な課題であります。医療の面でも福祉の面でも、公共投資を重点的に充てて、確かに道路のように形には残りにくく、実感もしづらい面があるわけでありますが、永続的雇用誘発を拡大し、比較的サービス産業への波及が高いことや、効果が、砺波なら砺波といった域内で発生しやすいというよい点もあります。
 他方、建設部門への投資は、投資が形として残るために大変実感しやすいものがありますけれども、建設部門外への波及は少なく、投資が自己完結的で、継続性、波及性に乏しい。また、契約によっては全く砺波市で効果があらわれない、こういう事例も多々出てくるわけであります。そういうデメリットさえ内包しているのであります。
 そこで、景気対策として、従来の延長による建設事業中心の公共投資ではなく、市民生活に直結する部門への重点的な対応をとる必要があると思うわけであります。
 一方で、目前に控えた2000年国体、どこの市町村でも「2000年国体までにアクセス道路を何とか」という声が日増しに大きくなりつつあります。しかし、ひとたび砺波の外へ出てみますと、「砺波の道路ちゃなんちゅういいがになっとんがや」という声を聞くのは私だけではないと思います。周りの市町村に大変うらやましいと言われているくらい、砺波市の道路整備は年々進んでまいりました。
 これからというのは、生活道路は、まだ整備の必要箇所もありましょうけれども、現状のままで2000年国体を迎えることに何ら大きな支障はないと思われます。絞り込む部門を明確にして、効率的な公共投資へ振り向けることが強く求められていると思うわけであります。
 本当に深刻な不況の中で、砺波市周辺部で多くの事業所で「操業短縮」といった形での人員整理が生まれています。少なからず砺波市民の多くの皆さんが職を失ってきた。全国で今、25人に1人は失業者。1つの世帯というものを考えてみますと、20軒余りに必ず失業者がおられるということになっているわけであります。そういう点でも、今は雇用創出効果の大きい部門に本当の公共投資を充てていく必要があるわけであります。
 あるいはもう少し角度を変えてみますと、砺波市の隆盛が4万人を超えるというところまで来た、しかしながら、地域によっては大変過疎化が進んできた、こういうアンバランスがあるわけであります。住宅部門は特に不況になっている、こういう点も言われておるわけでありまして、こんな機会に、人口減少地域に一定のエリアを設けて、県の住宅供給公社などと連携をしながら宅地を開発していく、こういうことなどもこの不況下で大事な方策ではないか、ぜひとも御検討をお願いしたい、このように思うわけであります。
 次に、外国人の無年金者に対する福祉手当制度についてお伺いいたします。
 この問題を私が取り上げるのは4回目でございますが、ほんのわずかな予算で実現できるわけですが、いまだに改善をいただけない、大変残念でなりません。
 法律の狭間にあって公平な扱いがなされていない人たちがあるわけです。年金制度は、現役世代の掛け金で高齢者の一定の生活費を保障しようという制度であるわけですから、永住の外国人の若い人たちが働いて年金を掛けているのに、その親が年金を受給できないという状況は、余りにも不公平過ぎると思います。
 この改善のために、福祉手当としての制度を自治体ごとに設けている、こういうふうに最近改善が進んでまいりました。当市では、なかなかこの改善がいただけません。できるだけ早期に対応を願いたいのであります。
 次に、出町中心街の活性化についてお伺いをいたします。
 活性化策がいろいろ論議の末、一定のものが報告されております。しかし、「この活性化策は待ったなしなんだ」、こういう共通認識がこの中心商店街にどれだけ浸透できてきているか。ここがやはり大きなかぎであるし、総合計画をつくって以来、大型店との共存共栄を目指すという砺波市の大命題があるわけでありますが、今日、これに成功していないこういう現状でございます。
 中心商店街は、これからは個々の店舗が連続した共同の店舗としてやっていこうという発想でなければ、とても大型店の出店に対処しようという空気をつくることはできない。そういう点で、そういう意気込みを役所も一緒になって育てていく、こういう姿勢が問われているのではないか。
 さらに、「空き店舗の実態調査も終わった。しかし、そこを利用して店を出したいという担い手がいないではないか」、こういうことをお聞きします。しかし、一個人経営者だけで考えていてはなかなか前進できないものでも、そのまちづくり全体のビジョンの中で、「この位置のこの空き店舗には、この種の店を持ってきたらどうか」とか、そういうグループの討議をやって、グループでその店を担っていく、これを行政が支える、町内会全部が判子をつかないと補助対象にならないというようなこれまでの制度をぜひ改めて、やる気のある人だけでやってもらえる、これを行政がちゃんと応援する、そういう制度を一日も早く立てて住民の中に持ち込んで、ぜひ空き店舗対策の実を上げていただきたい、このように思うところであります。
 次に、ごみの資源化・減量化について伺います。
 地球の温暖化、ダイオキシン、環境ホルモンなどをはじめとするさまざまな環境問題に、私たち自身がどれだけ真剣に向き合い、その解決に向かって有効な対策を打っていけるか、私たちの未来がかかっています。これまでの資源の浪費と自然環境の破壊から、環境への負荷の少ない持続可能な循環社会へと転換を図らなければなりません。自然との共生という視点からの努力が本当に求められているところであります。
 ごみの資源化・減量化は、そういう大きな環境問題のほんの小さな位置でしかありませんけれども、この間の市民の責務という点では、この5年間で大きく前進してきたと高く評価できると思います。
 しかし、その結果、古紙がだぶついて、これでは商売にならないという現状。古紙類が集まり過ぎて困り果てているという状況にまでなってきた。何が問題か。循環のパイプが詰まっているわけであります。どこか一部だけ一生懸命努力をすると、こういうだぶつきが出てくるわけです。生産・流通・消費・排出・収集運搬・再商品化、この全過程で努力する姿勢なしには循環が成り立たないことは自明であります。再製品利用の促進について、もっともっと組織的な取り組みが必要なわけです。
 そこで、砺波市における古紙再生品利用の促進について、あるいは市内の事業所における古紙再生品利用の促進について、少なくとも次のような努力や指導が求められるのであります。
 役所で使うコピーの用紙、OAの用紙、トイレットペーパー、封筒、罫紙、ファイル、広報紙、報告書類、パンフレット、チラシ、さまざまな伝票類、そのすべてにおいて、今はまだ古紙配合率が低いけれども、ここ1年の間には配合率を70に高める、80に高める、それぞれ用品名ごとに目標値を定めて、特に漂白度の低いものに基準を持っていく、そういうことをまず市役所がやる、そして民間事業所へもこれを広げる、そういう努力なしには、市民が一生懸命古紙集めに汗をかいてでも、循環のパイプが詰まったままである。こんなことでは本当にいけないと思いますから、ぜひあらゆる事業所でこのような努力が進んでいくように、より組織的にこれを実行に移せるような方策を進めていただきたい、このように思うところであります。
 最後に、先ほど市長から、インドの核実験に触れて答弁がございました。私ども市議会としてでも、抗議そして今後のあらゆる核実験に反対をしていく、こういう立場をこの機会に議会として表明して、関係政府などに送付するべきである、このように思います。
 インドに対して、アメリカもイギリスも中国もロシアもフランスも、「核実験はいただけない」ということを言い出しました。しかし、この国々は、インドやパキスタンどころか大量の核兵器を持っている。こういう国が、パキスタンやインドに何か物を言えるような、非難できるような資格はないと思います。
 一日も早く、この5大国が核廃絶に向かうように、この日本が非核保有国のリーダーとして、強く働きかけるべきと思います。ぜひそういう点で、市議会としても最終日までにこの態度を明確にして対応すべきであると思い、意見を述べ、私の質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員の質問にお答えをいたします。
 まず、景気対策のあり方についての御質問でございます。
 先日、堀田議員さんからも質問がございました。視点を変えての御質問でございますので、若干重複するかもしれませんが、簡潔に申し上げたいと思います。
 景気対策につきましては、現行のこのような小さい自治体で云々することにつきましては、大変苦しい状況でございます。しかしながら、地方振興という意味から考えて、私なりに努力をしてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 加えて、公共事業等について、若干見直したらどうかということでございますが、これも私は、振興策の一助になると思っております。ただし、内容等については、おっしゃるとおり、将来の新社会資本というような面に向けるべきではないか、このように思っております。
 今回の補正予算等につきましては、そのような気持ちで出しておりますので、よろしくお願いし、早期発注をしてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 御指摘にもございましたように、国・地方とも起債残高の増大でありますし、税収等につきましては減収をいたしております。こういう財政事情もございますので、後ほど、いわゆる余りやり過ぎて「行政バブルではないか」ということを言われないように、バランスの失しないような形で進めさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 長年財政を預かってまいりました私としては、ちょっと要らない心配かもしれませんけれども、支出の重点配分、そのことについて配意を示してまいりたいというふうに思っておるところであります。
 今後の不況感等につきましては、堀田議員さんの発言をかりるならば、内外ともに余り「不況、不況」と言うなというようなことでございます。私も全くそのとおりだと思います。我々としては、精一杯努力をしていきたい、このように思っておるので、御支援を賜りたいと思うわけであります。
 その中に、1つの方向としては、福祉等に対して目を向けて、雇用拡大、雇用創出もあるのではないか。皆さんがそれを期待しているのではなかろうかということでございます。十分理解をしております。
 幸い、例えば南部福祉センター等につきましては、先般、福祉協議会とも協議いたしまして、相当の雇用拡大をするつもりであります。ただし、一挙に採用しますと、いわゆる年代が一緒になりますので、しばらくはパートの部分もございますけれども、いずれ段階的に雇用をしていただいて、老人の皆さんやあるいは一般の皆さんのサービス行為をするということになろうと思いますので、その点での調整を今しておるわけでございます。
 御心配の求人数が少なくて、雇用不安も覆っておるようでございます。その意味で、でき得ればそういう面に目を向けながら、雇用拡大も行政そのものも対応していきたい、このように思っておるところでございます。
 なお、道路等につきましては、「立派になっとるのう」という話でございます。その話は私も聞きますけれども、しかし、昨日の堀田議員の質問にもございましたように、名古屋圏との交流いわゆる環日本海とのつながりの背後地として、私が申し上げましたように、もう少し都市計画整備等をやっておかないとと思っております。その点から考えますと、そこらに重点を置いて「なるほど、いい町だな」と、こういうことだろうと思います。
 一般的に言われる「道路がよくなっとる」というのは、これは地元の土地改良区さんあたりが随分頑張ったと、私はそう思っています。全部農家負担でそれぞれおやりになっているわけです。その負担がそれぞれの土地改良区で相当の負担額が残っているわけです。これは、農家の皆さんに深く感謝を申し上げておきたいと、このように思うわけです。
 ただ、町等については、都市計画区域内については、それなりの基準がございますので、そのようなことをもう少し融通をすべきではないかというふうなことを、今思っておるわけでございます。
 なおまた、提案といたしまして、住宅供給の問題もございました。
 おっしゃるとおり、一番景気浮揚になると言われております。そのことが、今後対応できるものかどうか。もしやるとすれば、議会の中でも議論がありましたように、例えば庄東小学校の範囲だとか、あるいは庄南小学校の校下だとか、あるいは南部小学校校下にあればいいなと。いわゆる児童対策にもなりますし、それなりに対応したらというふうに思っておりますので、できれば民活でやれば後押しをしてあげたい、こんな気持ちでいっぱいでございます。御意見については十分拝聴をしておきたいと思います。
 次は、外国人の無年金者に対する福祉手当の制度でございます。
 この問題については、ちょうど北信越市長会もございまして、議論がございました。私は、このことにつきましては、結論といたしましては、支給をしてあげたい、このように思っております。
 先般の北信越市長会の議論では、法律改正になりまして、昭和57年から外国人も適用になっている。それなりに掛け金だけ適用になっている。ただし、無拠出の皆さんについては出しませんと。ただし、日本人はもらっているわけです。ただし、国民年金法が改正になったその趣旨から考えると、わずかであっても出すのが妥当ではないかという論があるわけでございますので、私は、法改正になるまでの間、わずかであろうけれども、気持ちだけでも支給してあげたいというような気持ちでございます。その点については、議会ともこれから御相談を申し上げていきたいと思います。
 厚生年金などをもらっておる方は別といたしまして、本当に何もちょうだいされていない人、いわゆる年齢制限があって掛け金もかけられないという人がおられるわけです。この人たちというのは、戦中戦後を通じまして、ともに生活をしてこられた方だと思います。そのことを考えますと、そのように考えておりますので、十分調査した上で進めさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 次は、出町の中心市街地の活性化でございます。
 これは、何度も議会でも申し上げますように、中心市街地と農業、これが国全体の、実は危機的な問題でございます。
 これらにつきまして、力強い中小企業の育成について力説をされたわけでございますが、引き続き昨日も堀田議員さんにも申し上げましたが、何件かなくなっておりますし、空洞化が進むという環境にあることは厳しく思っておるわけでございます。
 平成9年度において、会議所が主体となりました砺波市商業活性化基本計画が作成されましたので、これを表面からではなくて、前段でなにをするのか、中段でどうするのか、後段で結論をどう持っていくのか、そのことを議論した上で、まず前段からというふうに思っております。それが、今お話にありましたいわゆる空き店舗といいますか、街角のそういうところをどう使うのか、それが前段だろうかというふうに思っておりまして、できればプロジェクトの皆さんにそのことを考えていただいて、提言をいただければ援助を申し上げたい。まず、提案を期待をしておるわけです。
 お話にもございましたように、通産省と建設省と自治省が合体になって、この中心市街地を活性化しようということで法律ができました。先般、産建部長からも説明があったわけですが、このベースになるのは「まちづくり推進機構」、それをつくってもらう。そこで、それぞれの意思の統合、それから権利者がございます。それらの皆さんの意思表示がないと、これはやはり動きません。ただし、今前田議員は、「嫌言うても、放っぱりつけてやれま」ということですが、包括的にやるときには、どうしても組合とかまちづくり機構とか、そしてみんなが仲良くしてもらわないと、私は、これはできないのではないかというふうに思っております。
 いずれにしても、そういうまちづくり推進機構、TMOと言いますけれども、それができた段階では、積極的な支援をしてまいりたい、このように思っております。
 何度も申し上げますが、地元の意欲を期待し、権利者の皆さんにそのことを理解してもらう、そのことにまず意を用いてほしい。それは、直接行政でなくて、地元で、皆さんでお話をしてもらう、そういうことだと思います。
 そこで、私は商店街の皆さんに、「毎月でいいから何かイベントをしたらどうか」という逆提案をしております。そのことの1つが、今度の「鮎フェスティバル」だと思いますが、そのような形でにぎわいを取り戻したならば、「おら、やっぱりあこへ行って、空き店舗を利用して、毎月催しがあれば人も来てくれるぞ」ということになると思いますので、その意味で、商店街の皆さんが、できればソフト事業を何かお考えになっていただいて、それは官制的に与えるというのは一番まずいと思いますので、発想の転換で出してもらって、そしてそのことがにぎわいというイメージができたら、空き店舗を利用される方も出てくると思います。そんなことも実は考えておりますので、ぜひ議会の皆さんとともどもに応援をしてあげたい、このように思うわけでございます。そのように考えております。
 あと、ごみ、その他の問題につきましては、総務部長、民生部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 総務部長 中島和之進君。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) ごみの資源化・減量化についてお答え申し上げたいと思います。私のほうは、市における取り扱いでございます。
 前田議員さんからは、かねて御指導・御指摘をいただいておるところでございます。市役所も市の大きな消費者の一人として、かなりの紙を使っておるところでございます。
 現況を申し上げますと、市では契約の際に、再生紙があるものにつきましては、再生品で発注しているところでございます。また、現在再生品のリストを作成中でありまして、今後は「エコリスト」に基づきまして製品を選定しながら、できるだけエコ商品の購入・消費を進めていきたいと考えておるところでございます。
 ただ、再生紙の場合、保存年月についてまだ未確定な部分もございますので、そこらあたりを見極めて、永久保存の必要なものについては、再生紙でないものも場合によっては検討しなければならない、このように思っておるところでございます。
 ちなみに、現在再生品を使っているものにつきましては、消耗品的なものとしては、事務用のファイルであるとか、最近では男性の作業服については再生品を購入しておりますし、印刷物等につきましては、ペーパーとしてコピー用紙であるとか市の広報紙でありますとか、あるいはトイレットペーパーなど、ほとんど100%に近い混入率で再生紙を使用いたしているところでございます。
 ただ、電算によります各種帳簿等につきましては、まだ微妙な電算機械の運用上、ほこりが出るなどのデメリットが解消されていない実態にございますので、これらについては、今後さらに検討を加えていくことになろうかと思うところでございます。
 ともあれ、できるだけ再生品を大きな消費者の一人として購入実施するように努力をしていきたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 民生部長 小倉隆男君。
  〔民生部長 小倉隆男君 登壇〕

◯民生部長(小倉君) 続いて私のほうから、古紙再生品利用の促進につきましてお答えを申し上げたいと思います。
 市といたしましては、現在、事業所等に対しまして、特に調査等はいたしておりません。しかし、財団法人古紙再生促進センターから出ております情報によりまして、少し申し上げたいと思います。
 この情報によりますと、全国的な古紙のリサイクルは、ここ10年間は回収率、利用率ともに横ばい状態であり、平成7年のこのセンターの統計でございますが、古紙利用率が53.4%、そして古紙回収率が51.7%とデータが出ております。このような状況も皆さんにPRをいたしながら、前田議員さんおっしゃいますように、ごみの減量化とリサイクルを一層推進することが求められておりまして、古紙再生品の利用は、事業所だけではなく、消費者全体が取り組むべき課題であると認識しております。今後、積極的な啓発活動を行い、再生品の利用を働きかけてまいりたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

◯議長(宮木君) ただいま議題となっております議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号 専決処分を求めることについて、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第2 遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採択についての請願は、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(宮木君) これをもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明13日から18日までの6日間は委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、明13日から18日までの6日間は休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は、6月19日午後2時から開会いたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 0時16分 閉議



平成10年6月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成10年6月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第50号から議案第52号まで、平成
     10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件、及び報告第3号
     から報告第6号まで、専決処分の承認を求めることについて外3件
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  6月11日  午前10時06分  開議
  6月11日  午後 3時03分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  柳 原 和 夫 君

 総務部長 中 島 和之進 君    民生部長 小 倉 隆 男 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 石 崎 末 吉 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 薮 田 康 男 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年6月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時06分 開議

◯議長(宮木君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(宮木君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号から報告第6号まで、専決処分の承認を求めることについて外3件を一括議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びに提出案件に対する質疑に入ります。
 通告により発言を許します。
 10番 堀田信一君。
  〔10番 堀田信一君 登壇〕

◯10番(堀田君) 私は、自由民主党砺波市議員会を代表いたしまして、安念市長に質問と提案をさせていただきたいと思います。
 今日、戦後50余年を経過した日本でありますが、歪みもいろいろと出てきたところでございます。これまでの護送船団方式にも、いろいろな意味で批判の声も上がっておりますが、我が自由民主党の総裁であります橋本総理は、6つの改革を掲げ、6月9日には国の行政組織を1府12省庁に再編する中央省庁改革基本法案が、参議院で可決されたのであります。官界等からいろいろ大きな抵抗もあった中で可決をみたということは大変有意義なことであり、今後は、簡素な行政、効率的な行政、透明な政府、こういうことから民営化や地方分権、規制緩和等いろいろと進められていくと、私は大変期待をしているところであります。
 一方、私たちの住む砺波市が「住みよさ日本一」というデータが、今年、東洋経済新報社から発表されたのであります。これは、93年のデータでは172位だったものであります。私は、自由民主党砺波市議員会、そしてまた自民党砺波市連の大きな力をもって、第6次総合計画を着実に進めてきた結果が、このような評価になったのではないかと、自信を持って確信をいたしているところでございます。このデータは、簡単に取ろうと思って取れるものではありません。それなりのしっかりとした目標を持って着実に進めてきた、これが大きなポイントではないか。当然、行政、市民、いろいろな皆さん方の協力を得たからではないかと思います。この件につきまして、安念市長の率直な考え方をお聞かせいただきたい、このように思っております。
 さて、21世紀もあと数年後に控えてきたわけでございますが、不況、不況、いろいろな言葉も叫ばれている中で、何といっても夢のある砺波市づくりをしていかなければなりません。都道府県の税収関係も、減収であるという発表もあったところでございますが、ますます都市間競争激化の中、そしてまた3割自治と言われる中でありますが、私は、市長職は、国の考え方や県の考え方、そしてまた経済界の考え方、いろいろな考え方を先取りして、それをどのようにして自分たちのまちづくりに反映させていくか、核であり、激務であり、大変な地位であると思っております。安念市長におかれましては、長年の行政経験をもって当選をされたわけでございますが、当選をされまして約6カ月間経過をされたわけでございますが、国、県、経済界等の情報収集については、どのようなやり方をなさっておられるのか。今まで、それから今後についてお考えをお聞きしたい、このように思っております。
 次に、建設省の道路審議会が、今月27日、1998年度から始まる新道路整備5カ年計画を建設大臣に答申をいたしました。これによりますと、私どもの富山県に関するところでは、東海北陸自動車道の福光・白川間、能越もでございますが、そのような整備もされていくわけでございますが、市長も御存じのように、2005年には「愛知万博」が開催されます。国、建設省はそれに向けて、まだはっきりと明示はされておりませんが、2004年には開通になると、私はこのように考えているのでございます。そういうことになりますと、我が砺波市は、中京・東海圏、そしてまた関東圏、関西圏、能登と、最高のエリアになるわけでございますが、21世紀の都市づくりビジョン、どのようなお考えを持っていらっしゃるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
 また、これからの夢のあるまちづくりをしていく中で、若者に雇用対策を考えていかなければなりません。おかげさまで砺波市は4万人を超え、若い方々が砺波に住んでいただくことになりました。何といっても、優良企業を誘致することを考えていかなければならない、大事な問題ではないかと思います。この新工業団地の計画等につきまして、自民会の江守議員も3月議会でも市長にただしておりますが、次の総合計画で考えていきたい、このような答弁でございました。この答弁どおりになりますと、平成13年から考えていこうというようなことになってしまいます。
 私は、確かに今不況かもわかりませんが、現在も大変優良な企業もあり、また公害を出さない環境保護関係とか、第三次産業とか、情報関係とか、いろいろな企業があるわけでありますが、そういう企業を誘致するときは、やはりそういう土地がないことには、団地がないことには、しっかりとしたことが言えないのではないかなと思うわけでございますが、この点について、本当に次期の総合計画で取り組むのか、または先手をもって取り組んでいかれるのか、この辺の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
 次に、下水道整備計画についてお尋ねをいたします。
 おとついの6月議会の冒頭で、市長提案理由の説明がありました。この中で、下水道整備計画の見直しにつきましては、庁内に下水道検討会議を設置し、また庁外の下水道計画検討委員会についても、関係団体より委員を推薦していただき、見直しを進めてまいりたいと考えております。このようなお話をいただきました。私は大変驚いたのでございます。
 下水道計画につきましては、長年にわたり、国、県、そして地元砺波市、いろいろな皆さんと協議をされてきて、下水道整備計画が今日まで進んできているのであります。もちろん各省庁におきましては、いろいろな補助対策とか、いろいろと制度が変わってきているかもわかりません。これについては当然のことで、これは庁内で検討会議を持つ。また、必ずしもこういうことを設置しなくても、これはあたりまえのことでありまして、協議をすることは大事なことではないかなと思いますが、それと並行して、下水道計画検討委員会の委員を関係団体より推薦していただいて見直しを進めていきたい。この辺につきまして、私どもの考え方と安念市長の考え方が、どうもすり合わせがなっていないと申しますか、今までの安念市長の3月議会等での議会関係の答弁を見ますと、議会の皆様と相談をしながら進めていきたい、このように明言をされてきたのであります。私は、その辺につきまして、安念市長はどういうことを意図されて関係団体から委員を推薦していただいて見直しを進めていくのか、率直な考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、観光客を増す諸施策とまちづくり、人づくりについてお伺いをいたします。
 御存じのように、本年の砺波チューリップフェアも、天候もございましたが、入場者数が、昨年同様、減ってまいりました。また、5月連休には、全国的に大型イベントも各地で行われる時代になりました。私は、発想を変えた考え方をしていかないと、“砺波はチューリップ”というイメージは残らなくなっていくのではないかと危惧をいたしているところでございます。
 先日、砺波オランダ協会では、オランダリッセの800年祭を祝って、キューケンホフを訪れました。あのキューケンホフでさえ、2カ月間の春のチューリップイベントでありますが、夏のイベントも考えていくということを聞いてまいりました。
 私どもの砺波チューリップ公園も、春、夏、秋と、年3回ぐらい、1カ月単位ぐらいの花と緑のイベントも考えていかなければならないのではないか。それは、先ほど申し上げました東海北陸自動車道の貫通の時期にあわせて計画を立てていくべきではないかと考えますが、安念市長のお考えもお聞かせいただきたいと思います。
 特に、チューリップフェア等では、私どもの砺波はチューリップのみのフェアになっている兆しがございます。あらゆる春の花や緑を添えたチューリップフェアを考えていく。そして、また、チューリップフェアにつきましては、花づくりのボランティア、こういう人たちをぜひ養成していただきたい。行政主導でなく、民主導のフェアを考えていく。こういうことをぜひ今からしっかりと考えていっていただきたい、このように私は思うのであります。
 また、先ほど申し上げましたとおり、砺波市は21世紀初頭には最高の立地条件になります。その中で、交流人口を増やすため、どういうまちづくりを進めていくべきか。私は、コンベンションシティーや流通都市を目指していくことが一番でないかなと考えるのであります。そのためにも、全国大会や中部大会、北陸大会、県大会等各種会合を砺波市で開催する、こういう機運をぜひ今からつくっていっていただきたい、このように考えるものであります。
 本年の春に、砺波ロイヤルホテルもオープンいたしました。中山間地に野生の花園や紅葉する山々づくりを今から仕掛けをしていく、そういうようなことが砺波の魅力度アップにもつながっていくと私は考えているのでございます。この辺につきまして、安念市長の考えをお聞きいたしたいと思います。
 今年のチューリップフェアには、「タピ・ドゥ・フルーとなみ」ということで、砺波商工青年部会の若者が、花じゅうたんを駅前にしたのであります。計画から実行まで、皆さんは昨年の神戸を下見し、今年に備えてきたのであります。安念市長も審査員の1人として参加をされたふうに聞いております。
 私は、チューリップフェアも、会場のみならず、二極化することも大変大事なことではないかなと思っております。そういうことが市街地の中心街の発展・活性化にもつながっていく。そして、また、そういうことから日本一の「花じゅうたんまつり」を仕掛けていくということも大変大事なことではないかなと思っております。
 商工青年部の皆さん方は、聞き及びますと、この後、夏には、世界的に有名な花じゅうたんのベルギーを自分たちが視察し、来年に備えていこうという話も聞いております。やる気のある市民グループに大きな力で支えてやる、これも大事な行政の仕事ではないかなと私は思っております。どうか、安念市長には、ぜひひとつ財政面、いろんな面で大きな力添えをしていただきたいと要望するものであります。
 また、砺波の中心街も、「鮎まつり」や、いろいろなことを計画をされていると聞いております。総合的な中心街の活性化策は、どのように安念市長は考えていらっしゃるのか、お聞きいたしたいと思っております。
 次に、景気対策についてお尋ねをいたします。
 経済企画庁が先月28日に発表いたしました3月の景気動向指数は、生産活動や消費の低迷、雇用情勢の悪化などを映し景気の現状を示す一致指数が10.0%と、8カ月連続で景気判断の分かれ目となる50%を下回っているのであります。8カ月続けてという長期の50%割れは、バブル崩壊後の景気後退期であった1993年の9カ月連続以来で、低迷を続ける国内景気の厳しさをあらわしたものであります。
 このような状況下、市内商工業者の皆さん方も、大変苦しい、そしてまたその中で努力をされていると私は受けとめておりますが、砺波市はその辺の状況の調査等はどのような判断を持っておられるのかお聞きいたしたい、このように思っております。
 御存じのとおり、富山県も6月議会では、補正予算として総額213億円余りの大型の景気対策を組んでおります。富山市もしかりでございます。氷見市もしかりでございます。町では、福岡町も、商工関係の皆さんとタイアップをして新しい補助制度を打ち出しております。議会で認められると、1月からのこともさかのぼって補助対象にしようと、このように前向きに石澤町長は考えております。
 この景気対策につきまして、自民会のほうから、3月議会でも市長に質問をさせていただきました。その中で、安念市長からは、景気対策はやっていかなければならない、このような答弁をいただいたのであります。本6月議会では3億数千万の補正額になっているわけでありますが、先日の市長の提案理由の中では、これが景気対策の一部である、このような考え方も述べられました。景気対策は6月限りではございません。この後も、いろいろと諸施策を打っていかなければならないと私は考えているのでございます。
 また、政府が打ち出しました16兆円の総合景気対策の件につきまして、安念市長はこれをどのように受けとめておられるのか。配分を待つだけなのか。また、積極的に情報を集められて、ぜひ砺波市にという形で行動をされていかれるのか、この辺の考え方もお聞かせいただきたいと思っております。
 また、景気対策は公共事業等ばかりではないと私は思っております。砺波市並びに総合病院や教育委員会等、市の機関のいろいろな納入関係は、市内業者を優先し、そして育成していくという考え方がおありなのかどうか、この辺についても私はお聞きしたいと思っております。
 御存じのとおり、富山県内の市町村は、やはり地元優先、砺波広域圏でも地元が優先、富山市、高岡市もそのとおりであります。大きな風呂敷を開けているのが砺波市であります。私は、高いものを買えというのではありません。かつての小矢部の松本市長のように、市内業者を、それなりの技術力を持った企業とジョイントさせて、近い将来は一人前になるように指導をしていく、進めていく、こういうことも大変大事なのではないかなと思っているのでございます。
 また、どうもマスコミをはじめ、景気が悪い、景気が悪い、このようなムードをつくっております。私は、何事もプラス志向で臨んでいかなければいけない、このように感じております。どうか行政当局におかれましては、景気が悪いとか、そういう声は一切出さず、プラス志向で考えていくというようなムードづくりもぜひおやりになっていただきたい、このように私は思っております。お考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、出町文教ゾーン計画についてお尋ねをいたします。
 今年、設計費も計上されているところでございます。この文教ゾーンは、小学校建設のみならず、出町中学校や出町幼稚園、出町保育所、図書館、教育センターを含む大きな文教ゾーン全体をどのように考えて21世紀に臨んでいくか、私は大変大事なことではないかなと思っております。その中で、ややもすると、古くなったら新しくする、予算がないから部分的に考えてやる、そういうやり方をとかく行政はやりがちでありますが、それは積木の化したものであり、統一的なものはないのであります。私は、総合プランニングをしっかりと考え、教育委員会のみならず、都市開発、先ほどの安念市長の考え方とか、下水道の考え方ではありませんが、砺波市全体として文教ゾーンをどう考えていくのか、そういうようなお考えを持って取り組んでいただきたいと思っているわけでございます。
 特に、ハードからソフトという考え方で、今回、用地買収も市民の関係者の方々の温かいお気遣い、御協力によりまして提供していただきました。その中で、深江地区での土地区画整理事業が進められているのでございます。
 例えば、街路樹等は桜とか、公園等にはいちじくや柿や栗など、幼稚園や保育園の子供たちが喜ぶ──実った後の配分はまた考えなければいけませんが、子供たちが夢を持って臨む、そういう夢のあるゾーンづくりをどのように考えていくのか。そういうお考えをぜひ持っていただき、安念市長のお考えを聞きたいと思っているのでございます。
 そして、また、基本計画をつくっていかれる上においては、地域の皆さんとはどのような共同作業をされる予定なのか、この辺についてもお尋ねをいたしたいと思います。
 次に、小学校建設に臨むお考えについてお尋ねいたします。
 小学校建設につきましては、プロポーザル方式での設計に取り組む、このような前市長の答弁もあり、教育委員会もそのように受けとめておられるということでございますが、本当の意味のフロポーザル方式のメリット、この理念はどういうことなのか、この辺について再度お尋ねをしたいと思っております。
 私自身も、小学校建設に関係するPTA関係の一人といたしまして、県内でも、地域の皆さん、子供たち、先生方や、いろんな方々と設計者とともにつくり上げてきたすばらしい学校を見てまいりました。例えば、入善小学校であり、氷見の仏生寺小学校であります。卒業してからも、自分たちの意見も言ってきたんだ、自分たちも足跡を残してきたんだと、誇れる学校づくりになっております。
 そして、また、21世紀は科学を志す人が少ない、このような統計も聞いております。これからの21世紀の小学校づくりというものは、どういうふうな考え方をもっていけばいいのか。私は、例えば、ソーラー方式とか、マルチメディアとか、次世代の大変大事なことなんかも取り入れた学校づくりも大事ではないか、このように考えているのでございます。
 簡単に言いますと、学校づくりは文部省の規定がございます。広さや、いろんな問題があります。一級建築士に頼めば簡単に設計図ができ上がると思います。その中で、どういうような学校づくりをしていけばいいのか、そういう観点で答弁をいただきたいということでございます。
 最後に、21世紀の砺波市づくりについて。
 安念市長は、「ダイナミック砺波」を掲げて当選されたのであります。「ダイナミック」という言葉の中には、大きな羽ばたきで砺波市が中心の日本になっていくといいますか、そういう大きな構想で安念市長は立候補されたと考えております。そのような中で、安念市長は、これからの厳しい激動の中、市長として、国、県や経済界なんかの先取り情報をどのように考えていかれるのか、ぜひ「ダイナミック砺波」の観点で御答弁をお願いいたしまして、私の質問とさせていただきます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 堀田議員の代表質問にお答えをいたします。
 大変盛りだくさんな御質問がございました。大変恐縮いたしております。順次お答えを申し上げますが、もし不足の面がございましたら、再質問をお願いをいたしたいと思います。
 まず、第1点は、21世紀の砺波市をどうつくるのか。地方自治体も、戦後50年も過ぎた中で、幾つかの歪みも出てきている。やっぱり改革をしたり、言葉はなかったのですが、ビッグバンで新しい体制をつくるべきだという、そのようなことをおっしゃっております。私も同感でございます。
 さて、1番目には、全国都市の「住みよさ日本一」になった、どう評価をしているかという御質問でございます。御存じのように、全国671の都市を対象にしたものでございます。おっしゃるとおり、従来の指標から一挙に1位になったわけでありますが、内容を分析してまいりますと、従来は、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」、今回から新しく「住環境」が出たわけであります。この視点から、それぞれ偏差値が求められて、第1位になったわけであります。総合評価の中には、そのことを見てまいりますと、「住環境の充実」が加えられて第1位になったものと、私はそのように推察をいたしているわけでございます。したがって、安心度、お金があるかないかの裕福度、それらにつきましてはまだ中位でございますので、これらの内容をさらに私は充実するために、市民の皆さんと協力をしながら対処してまいりたい、まずこのように思っております。
 いずれにいたしましても、住みよさランキングの第1位につきましては、名誉なことでございます。皆さんと一緒に、砺波はいいところだということをPRをしてまいりたい。ちょっと言葉は悪いかもしれませんが、皆さんにそのような評価をしてもらったのですから、どんどん申し上げて、砺波へ来ていただく、そんなことなどを考えたらいいと思います。
 さてこのことは、堀田議員さんもおっしゃいましたように、先人の皆さん、先輩諸先生方の努力があったと思います。それぞれの先祖の皆さんも一生懸命努力されて住環境の整備に当たられた。そのことを考えますと、感謝をしなければならない、このように思っているわけであります。
 次に、夢のある政治の実現のために、情報を早くとらえなさいという意見であったかと思います。私もそのように考えているわけでございます。就任しましてからまだ日は浅うございますけれども、上京の折には、各省庁や関係機関に参りまして、幾つかの情報収集をしてまいっているところでございます。これからも、県や経済界の皆さんの会議その他がございましたら極力出席をして、そのように情報を収集してまいりたいと思っているところであります。当市の来年度の主要要望事項等につきましても、例年どおり進めさせていただきたいと思っておりますので、議会の皆さんの御協力をお願いを申し上げておきたいと思います。
 さて、これからは、市町村の特色を生かして、独自のアイデアを出して、県あるいは国に提案する時代だ。また、先般も、行きましたところでそのように指導をいただいております。私は、そのような形で、職員にも、国や県の政策を上回ってもいいのではないか、そういう知恵を出してください、このように言っておるわけでございまして、そのような念頭でこれから事務処理その他を進めてまいりたい。しかし、これにはやっぱり足と体で収集する意欲が大切であろう、このように認識いたしておるところであります。
 情報化の時代は、先ほどもおっしゃいましたように、先取りの必要性は十分認識いたしております。それぞれの企画や事業執行については、無論市民の皆さんのコンセンサスが必要でございます。いろいろ御指摘がございました点については、十分配意しながら意を尽くしてまいりたいと思っておる次第であります。
 次に、東海北陸自動車道が貫通しますと、新しい都市づくりに対処すべきだという御意見と質問でございます。私もそのとおりだと思っております。
 東海・中京圏との交流につきましては、各報道機関の情報によりますと、平成8年の秋に、中部経済連合会が、東海北陸自動車道と日本の中央部を南北に結ぶ高速網を活用して北陸経済圏と一体化を成そう、中央日本、広域国際交流圏、そういう構想も実は打ち出しておるわけでございます。また、東海北陸道が、環太平洋と、知事が強調されております環日本海の窓口になろうかと。その背後地として、補完して、両経済圏のレベルアップに我々も一翼を担うというのが使命ではなかろうか、こう思っておるところであります。
 大動脈ができますと、3時間で両圏域が結ばれます。私は、この中部圏の交流につきましては、飛躍的な広がりがあると思いますので、御意見があったとおり、それに対処する形でこれから対応してまいりたいと思っておるわけであります。
 一方、平成8年6月に、中央部、高速網の東海北陸、それから能越、中部縦貫自動車の促進を機会にして、緊密に交流するために、堀田議員も御承知だと思いますけれども、飛騨、富山県西部、能登を一帯にしようという構想が実はございまして、砺波市もそのメンバーでございます。広域的に経済圏を拡大して、砺波市の資源をもっと活用するという考え方も必要ではないか、おっしゃるとおりだと思います。その意味で、今後これにも対応してまいりたいなと思っておるわけであります。
 いずれにしましても、東海北陸道の全線開通が2004年とか2005年とか言われておりますが、恐らく「愛知万博」には開通するだろうと思っております。そのことをにらみまして、次期総合計画でも、今申しました基点でそれぞれビジョンづくりをしていきたい。
 まず私は、今、ベースが必要だろう。あれを建てる、これを建てるではなくて、まず、堀田議員さんなどが努力されております土地区画整理を広めていきたい。基盤づくりをやる、都市計画をきちっとやる、それがまずベースではないか。私は、行政の仕事だろうと思います。
 そして、もう1つは、この際、「住みよさ日本一」を、「砺波は、いいところだぞ」ということをみんなでPRをして、不足のところについては補完をしていく、そういう努力が必要だと思います。
 また、もう一つは、物質面だけではなくて、人情も豊かな、人材も豊富、そのために文化面にも寄与していく、そういうことではないかと思います。
 また、チューリップ公園につきましてはまだまだ不足しているという意見でございましたが、私は、散居村などいろいろ特徴があると思います。現在、調査をいたしております増山城跡あたりが国の指定になる可能性が大でございますので、できればいち早く発掘調査をして国の指定申請をしていただき、1つの目玉になればなと、こんなことも実は思っている次第でございますので、応援をしていただければ幸いだと思っておる次第であります。
 次に、優良企業等のことにつきまして、工場団地計画のことにつきまして、お答えを申し上げます。
 おっしゃるとおり、若者の住まない町は、私は活性化がないと思います。その意味で、若者の雇用対策を念頭に入れることが重要だと、これは認識いたしておるわけでございます。砺波市第4工業団地が完売いたしまして、おかげさまで、用意しておりました各工場団地はそれぞれ完売をいたしております。しかしながら、県内を見ますと、わずかの取引きと、あと相当の敷地があちこち残っている情報も実は聞いているわけです。そのことを考えますと、雇用拡大の願望はあるものの、今すぐ行政が対応できる時期なのかなと。その辺は県の皆さんとも若干お話をいたしましたが、この景気観と財政上考えますと、即刻、工場団地計画をするのはいささか冒険ではないかと思っているわけであります。質問の趣旨はよく理解をしておりますけれども、そのことを考えて、第7次総合計画の中で位置づけをさせていただきたいということでございます。御意見もございますので、いろいろまた今後とも議論を重ねていきたいと思っておる次第であります。
 次に、下水道計画につきまして御質問でございますが、このことにつきましては、さきの議会でも、あるいは委員会等でも申し上げたと思っておりますが、改めて申し上げておきます。
 下水道整備計画の見直しにつきましては、先般、庁内で検討会を持ちました。そこでいろいろ調査検討をいたしておるわけですが、庁外でということにつきましての御異論のようであります。しかし、地域に住む皆さん、特に土地改良区、用水土地改良区との関連があるわけで、この皆さんの御意見を聞かなければベースができないわけです。したがって、用水土地改良区や面土地改良区の皆さんの御意見を吸収したい。仮に農村集落排水をやるにしても、あるいは合併浄化槽を考えるにしても、その特徴とメリット・デメリットがあると思います。それを率直に関係団体の意見を事前に吸収していかないと、コンセンサスがとれない。したがって、他団体との調整も含めて、市民の立場から御意見を聞くということでございますので、その点は御理解をいただきたいと思うわけであります。
 なお、意見を集約した段階で、もちろん議会とも協議いたしまして、整備計画の見直しをしてまいる次第であります。計画の見直しにつきましては、県の調整がございます。その段階では、住民の皆さんのコンセンサスを得たのかというのがまた裏にはございますので、そのことも含めまして、住民の皆さんと協議することを御理解をいただきたいと思うわけであります。このことにつきましては、11年度末までにこの作業を何とか終わりたいと思っていることにつきまして、御理解を賜りたいと思います。
 次に、チューリップ公園等につきまして、通年観光型で努力しなさいということでございます。ごもっともの御意見でございます。御承知のように、チューリップ公園につきましては、昭和51年に整備計画を策定して、61年3月に完成し、それから順次拡大をしてまいったところであります。おかげさまで、チューリップにつきましては、全国的に知られるようになりました。その後、カンナを植えて、夏の公園として利用していただいていることは御承知だと思います。
 そこで、堀田議員は、ひとつ発想を変えて四季折々にということでございます。その気持ちは十分わかりますが、今の公園の実態から申し上げまして、物理的にはなかなか難しいのではないか。もう少し工夫をして充実することについては考慮いたしますが、その点、今カンナもある程度定着しましたので、そのように進めさせていただきたいと思います。
 今後は、花いっぱい運動の核といたしまして、文化会館、四季彩館、あるいは美術館と連携をとりまして、おっしゃるように通年の観光客をお迎えする努力をしてまいりたいと思います。したがって、何度も申し上げますが、当面はこの公園の充実を考えて、内容的には皆さんの知恵も借りて運用をしてまいりたいと思っておりますので、今後とも御意見を賜りたいと思います。
 次に、交流人口を多くしなさい、そしてコンベンションシティーにしたらどうか、そして流通都市と、このようにおっしゃっておるわけであります。確かに北陸自動車道、東海北陸、そのジャンクションでもございますし、1つの条件立地はできていると思います。そして、先ほども申しましたが、散居村という観光資源、そして今度は民間による大きいコンベンションホールもできました。そして、駐車場もございますので、特に今はこのようなコンベンションホールを行政でやるのはどうか。民間で、もしおやりになるということがございましたら、応援することはやぶさかではないと思いますが、私は直接行政がこのような、思想はわかりますけれども、建設をするということはどうかと思っておるところでございます。
 次に、出町の活性化問題を含めまして、タピ・ドゥ・フルー、いわゆる商工会議所青年部が一生懸命やってくれました花のじゅうたん等について質問もあり、これからもっと拡大すべきだということです。私も全くそのとおりだと思います。今年は、御存じのように、市道駅前病院線でやらせていただきました。確かにきれいに皆さん努力してやっていただき、作成した者も喜びましたし、私どももすばらしい行事だなと思って、報道機関も思い切って取り上げていただいたことについては感謝をしているわけです。
 ただし、私は、会議所の青年部の皆さんが一生懸命になっておりますけれども、地元の町内会の皆さんが余り参画していただけなかったことにつきましては、残念でたまりません。したがって、これらについてはこれからも実施をしていきたいという考え方を持っておりますので、何かこれらに対応するまちづくり協議会とか、これを支援する商店街づくりとか、何かそういうことをやっていただかないと、主催者だけ、あいつらだけということではどうかな、こんなことを実は思うわけでございます。この点、堀田議員さんの御支援もあって、そういうソフト事業に対して、おらっちゃもがんばるまいかという意欲を盛り上げていただければ幸いだと思いますし、それから、このことは一つのアート、文化芸術にもつながる、そういう意味ではずいぶん大切な事だと思います。お子さん方も参加するようなことになればなおさらいいな。その意味では、地元の基盤づくり、地元の熱意を期待いたしたい、私どもも努力してまいりたい、このように思っておるわけでございます。
 最後に、このことにつきましては、中心市街地の活性化云々がございます。後ほども申し上げようと思っておりましたが、会議所が中心になりまして、中心商店街の活性化計画が出てまいりました。これらを基本にいたしまして、1つ1つ順次具体的に進めていきたいと思います。構想としては、堀田議員も御存じのように、健康文化都市という大命題がございますので、それらを考えていきたいと思います。
 そこで、また今度新しい法律ができました。通産と自治省と建設省が各省を乗り越えまして、新しい市街地活性化法をつくったわけです。その場合に必要なのは、やっぱり地元の熱意と、地権者の熱意と協調がないとできないわけです。市役所や議員さん方が声をかけても、地元がその気にならないと立ち上がれないという要素がございますので、そういう面でいろいろ我々も盛り上げていきたいと思いますが、その点、お酌み取りを願いたいと思っておる次第であります。
 次に、市内商工業の現状をどう市長は判断しているかということでございます。確かに商店数も減りました。ただし、従業員数は若干増えております。これは大型店の関係だと思いますけれども、増えております。ただし、商品販売店等については、統計によりますと、15億円相当が落ち込んでおるようでございますので、疲弊していることは間違いございません。また、工場の現況につきましては、平成8年度のデータでございますけれども、1年に9事業所がなくなっております。ただし、従業員数につきましては、約300人ほどアップをしておりますので、他の市町村よりもよいのではないかと思っております。なお、また製造出荷額も、データから言いますと、約250億ほど増えておりますので、その点では、砺波市そのものは冷え切っていないのではないか、実はこんなことを思って、若干の安心感を持っているところであります。これが現状であります。
 そこで、これらの対策について、いろいろ各市の状況も申されておりました。このことにつきましては、経済対策その他、県も対応しておるようでありますが、1つは、貸付け等につきまして、中小企業金融対策として県も実施をいたしました。砺波市の小口事業資金等につきましては、調査した結果、まだ余裕がございます。銀行の貸し渋りなのか、現実的に設備投資をしたり、在庫があるからということで先取りの品物を買ったりしないのか、その点はよくわからないんですけれども、小口事業資金等については余裕がございます。おっしゃるとおり、事業資金の必要性が発生すれば、いち早く預託金で対応してまいりたい。今、現実、余裕がございますので、そのように今回は提案をしておらないことを理解をしていただきたいと思います。何度も申し上げますが、資金需要が発生すればそのように対処してまいりたい、このように思っております。
 それから、江守議員さんでしたか、この前のときに利子補給等の問題がございましたが、小口事業資金等につきましては、保証料の補給金を実は支出しておるわけでございまして、利子等につきましては農業資金とのバランスがございます。したがって、商業だけ、あんた利子を上げますよというわけには、平等性からいっていかないと思っておりますので、その点はこれから見直したいと思っておるわけです。
 次に、景気対策の問題であります。
 景気対策につきましては、地方団体という立場で云々できる問題ではないと思います。主体的な力量というのはわずかであります。そのことをまず我々は認識しなければならないと思います。しかし、地方にあって特徴を出す、そのことから考えますと、地方も頑張らなきゃならないという一面があろうかと思います。
 そこで、国の総合経済対策、御存じのように16兆円問題でありますけれども、それの第1点、個人住民税の減税が決まりました。砺波市では2億7,000万円減税になるわけです。そのことがまず景気対策の1つになろうと思います。ただし、これは減税だからといってタンス預金をしてもらいますと浮揚策にはならないと思いますが、あえて私は消費を訴えるわけではございませんけれども、いずれにか安心感を若干持ってもらえるのではなかろうか。これは断行するわけでございます。
 それから、公共投資その他につきまして提案理由でも申し上げておりますが、上期の契約を早くしなさい、これは国の指針でもございますし、国・県の指導でもございます。国の数値は81.4を示しているわけです。我がほうは今大体83%に来ましたので、それを上回る形で実は財政出動をすることになっております。そして、先ほど堀田議員さんもおっしゃいましたように、今回の補正で2億3,000万円を追加をしたわけでございます。
 その後、市長はどうするのかということでございます。もちろん国の経済対策でございますで、その中身をよく見たいと思いますし、先般の市長会議でもございました。今後、市民が本当に喜ぶ社会資本に目を向けていくべきではないかなという意見が大勢を占めました。それは、教育であり、あるいは社会福祉であり、あるいは下水道等のこれからの社会資本の整備に向けるべきではないかという御意見が高かったようでございます。関係省庁の皆さんも同席をしておりましたので、どのような配分になるのか、まだ中身は定かでございませんけれども、私は、市民生活に直結する公共事業については適時適切に受け入れてまいりたい、これはお約束をいたしておきます。
 それから、地元業者に対してですが、おっしゃるとおり、全体がモンロー主義であってはいけないと思います。もちろんグローバルな時代になってきました。高岡と砺波がどこで接しているかわからない時代、福野と砺波がどこで接しているかわからない。しかも、広域事業を私どもはやっているわけです。例えば、水道事業にしても、庄川町の皆さんもうちへ加盟して、うちの市民のような形ですね。もとをつなげば、松島の上水から皆さんが一帯に来ているということなどを考えると、必ずしもモンロー主義でいいのかどうか。それはひとつ置きますけれども、今おっしゃいました御意見を十分重視いたしまして、一般会計にとどまらず、企業会計、特別会計、それらの執行については、御趣旨に沿って対応してまいりたい、このように思っている次第であります。
 次に、出町文教ゾーンにつきましての質問でございます。
 この構想につきましては、地元の皆さんとも何度か話し合ってこられたことにつきまして、堀田議員さんも御承知だと思います。その気持ちは変わりございませんので、これからは広い見識に立ちまして、御意見のとおり対処してまいりたいと思っております。そして、前の議会でも申し上げましたが、21世紀を迎えますので、あるいは時代の変革もございます。そこで、新しい哲学が生まれてきていると思う。やっぱり魂の入った地域にしたいなあ。出町の皆さんが営々としてあの地域を築いてこられたわけですから、そのことを基準にして考えてまいりたいと思っておるわけでございます。
 したがって、その地域につきましては、これからも話し合いが行われると思いますけれども、生涯学習センターとか、総称してコミュニティーセンターになりますのか、そんなことなども考えていかなければいけないし、体育館もございます。これらの体育館をどう有効活用していくのか。そして、これに幾つかの道路、駐車場も考えなきゃいかんし、もちろん緑地も考えなければいけません。その場合には、私は区画整理の換地の手法でいくべきかなと実は思っております。その点での御意見がございましたら、また承っていきたいと思っております。
 そして、実のある樹木等々が必要ではないか、それこそ親しまれるのではないかというようなことでございます。もちろんそのことも検討に入れまして、次期総合計画の中で順次組み込んでまいりたいと思っております。
 なお、蛇足になりますが、この地域も実は市街地活性化計画の包括的な構想の中に組み込まれておりますので、皆さんにもそのことを御理解いただいて、その計画の中に入ってもらいたいなと、こんなことも実は思っているわけです。
 次に、小学校の建設につきまして申し上げます。
 おかげさまで、予定しておりました土地を取得いたしまして、開発公社でも先般お認めいただいたわけでございますが、ちょうだいをしておるわけです。あと、区画整理の集合換地、深江土地区画整理組合から分譲を受けまして、保留地を含めますと約2万4,000平方メートルになります。小学校の建設につきましては、おおよそ集合換地をしていただいて、位置づけその他ができましたので、いよいよ堀田議員が提唱されておりましたプロポーザルでいきたいということで決めております。
 プロポーザルは、御存じのように、県内中心に事業所あるいは営業所を置く設計業者を選定をして、そのアイデアをちょうだいするというものでございます。したがって、これらを審査するについては、教育あるいは建築、学識経験者、地元の関係者を含めましてこれに対応いたしたいと思っております。プロポーザルは、今申しましたように、設計そのものを求めるものではございません。いわゆる設計の発想、俗に言いますと哲学、そして使用方法などを提案するわけでございますから、十分意見を聞いて、その趣旨に合ったものを採用させていただくということになろうかと思います。したがって、コンペと違いまして、選定経費については随分安く上がるつもりでございます。そして、発注者側の希望や意見もどんどん組み入れる、そういう特徴があろうかと思っておりますので、そのように進めさせていただきたいと思っている次第でございます。
 スケジュール的には、それらが決まりましてから基本設計に入りまして、来年度は実施設計に入りたい。そして、12年度に着工いたしまして、順次、体育館、グラウンド、プール、14年の春には新しく開校してお祝いいたしたいな、こんなことを実は思っているわけでございます。
 現在の小学校にも、おっしゃるとおりいい面もございます。古くなったら壊す、そういう思想であってはならないと思います。まさに21世紀の学校でありますが、21世紀だからということでなくて、大人の視点でなくて、子供たちが個性を伸ばし、心豊かに育ち、そしてまた一緒に力を合わせるような学校雰囲気、環境をつくってまいりたいと思います。その意味で、おっしゃるようにソーラーシステムがいいのか、マルチメディアは特に必要だと思います。それら今御意見があったものにつきましては、いろいろ財政面もございますが、御趣旨に沿って進めさせていただきたい。ぜひ、逆に御支援をお願い申し上げておきたい、このように思っているわけでございます。
 最後に、堀田議員からも激励をいただきましたが、知事がおっしゃっておりますように、環日本海の時代でございます。いわゆるグローバル、国と国とのつながりも広まってまいりました。そのことを考えると、その背後地として頑張っていくのが砺波市ではないか、その意味での拠点だと考えております。そして、堀田議員さんがおっしゃるように、夢を持てと。そのことが、私の叫ぶ「ダイナミック砺波」に相通ずるものだと思っておりますので、御支援をお願いを申し上げまして答弁といたします。ありがとうございました。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。
 堀田信一君。

◯10番(堀田君) ただいまは安念市長から詳細に御答弁をいただいたところでございます。いろいろな中身につきましては、この後、各常任委員会で、私どもの自民会所属議員がいろいろと細かくたださせていただくことになると思いますが、ぜひこの点だけは、はっきりと安念市長の考え方を聞いておかなければならないし、今日は傍聴者の方々も多いわけでございますが、下水道問題でございます。
 安念市長のただいまの答弁の中に、「合併処理」という言葉が出てまいりました。私どもの議会の中では、産業建設常任委員会があり、そしてまた下水道に関しては特別委員会を設けて、いろいろな角度から議論を重ねてきたのでございます。私ども議員も、上辺だけを見ているのではございません。専門知識をしっかりと勉強し、そしてまた地域に帰って、土改関係の方や用水関係の方、自治振興会の方、いろんな方々と協議をしながら、考え方を持って、地域住民の代表として議会で意見を述べてきているのでございます。
 私は、そういう中におきまして、下水道計画の見直し関係ということで、制度の変更とかいろいろございますので、庁内で会議をなさるのは、これは大変結構なことでありますし、当然やらなければならないことでございますが、下水道の見直しに関して、関係団体から委員を推薦していただいて見直しをしようと。そういう中に、合併処理も考えてもらわなければならんというように私は聞いたのでございますが、私ども自民会は、単に簡単に水洗化をしたらいいとか、そういう発想で考えておりません。私どもは、地球環境を守っていかなければならない、そういう大きな視点に立って考えているのでございます。安念市長は、いろいろな発言では、「生きとるうちにつくってもらわんなあかんな」とか、こういうような発言もされたやに聞いております。それも1つの考え方かもわかりません。何軒かの家が固まって、その人たちで合併処理をやっていただく。それについての補助規程もあるではないか。確かに早くできるかもわかりません。しかし、その処理水というものは河川に流れるのであります。私ども砺波市の自民会だけが考えているのではございません。中沖知事とも、県の考え方ともすり合わせをしながら、公共、特環につきましては二上へいく、農村関係につきましては農林省サイドの制度をもって処理場をもってやっていく。環境をきれいにしていこう。そういう考え方を持って臨んでいるのであります。早ければよい、そういうものではございません。
 それから、また、議会の専門委員会とそういう委員会との整合性等。市長は、先ほど、終わった後はまた議会と相談すると言われますが、市民の代表である私ども議会と専門の特別委員会とのすり合わせなくして先にそれを進めるという考え方は、私は納得できないのであります。この辺につきましては、本当の考え方をお話しいただきたい。私は、砺波市の将来において大変大事な問題であるということから、再質問をさせていただきました。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
 〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) お答えをいたします。
 下水道事業については、幾つかの手法のあることはご存じだと思います。出町、油田の特環、公共下水道、特環、農村集落排水、それから、厚生省あるいは自治省も認めておりますが、合併浄化槽というルートが幾つかあるわけです。それを皆さんに知ってもらうことも、行政の任務だと思います。これが第1点。
 したがって、皆さんに、この性格、やり方、方法、メリット・デメリットを話すことがなぜいけないのでしょう。しかも、土地改良区というのは知事認可団体です。権限も十分持っておられます。仮に農集をやるにしても、現実的には排水を受けてもらうということになろう。その皆さんと御意見を交わすというのは大切なことではないか。そのことを御理解をいただきたい。このように思っておりますので、ぜひ皆さんの御意見を聞く、そういう場であってほしい。検討会議と称しておりますので、その点、理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑に入ります。
 申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第50条によって、それぞれ20分以内といたします。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ただいまの発言時間の制限について御異議があります。したがって、起立によって採決いたします。
 発言時間を20分以内とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立多数であります。したがって、発言時間を20分以内とすることに決しました。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 4番 松本 昇君。
  〔4番 松本 昇君 登壇〕

◯4番(松本君) お許しを得ましたので、さきに通告を申し上げました事柄についてお尋ねを申し上げます。
 まず1点目、審議会についてお尋ねを申し上げます。
 法律によって設置が義務づけられているものと、地方公共団体が条例で任意に設置するものとがありますが、今日のように行政が複雑となり、専門技術的判断を必要とするような事項、利害関係、その他で事務領域が増加しておりますので、最新の技術や知識を取り入れて、公正な利害の調整を図り、行政を適切に行うために、外部からの各種の専門家を集め、各層の市民代表により審議会を設けて、解決策を諮問し、答申を踏まえて執行機関の最終意見決定をなされることは、行政の推進を図る目的達成には、民主化の一策、住民参加の一方法として、民主行政の推進として有用であると思われます。
 ただし、審議会行政は、民主化、科学化を図り、日常の行政に新風を吹き込む立場からも、行政のマンネリ化を排除するためにも役立ち、官僚的発想の転換を促す啓発材料となる。なお、委員の地位は民主的正当性を持つものではなく、公務に専念して一貫した行政責任を負う立場にもないため、過度の依存度は行政責任を不明確にする危険性もあると思われます。ただし、行政の現実において決断する自信のない事項について、隠れみの式に責任回避の手段として利用されたというような批判もなされることが少なくありません。行政の民主化であると誤解をしている向きもありますから、十分考慮される必要があると思います。
 また、委員のマンネリ化、御用化を避け、諮問事項とその範囲を明確にして審議の効率化を進め、答申の趣旨を的確にそしゃくした上で、最終的に自己の責任と判断を下す勇気も大切であると存じます。その内容の正しさと説得力を尊重した答申であるが、当然に権威を持つものではなく、執行機関に意見を具申するにとどまり、強制力を持たず、勧告にとどめる結果になる場合もありますので、十分考えていただきたいと思います。
 「開かれた行政」のスローガンのもと、公開制度に関しても、各審議会の報告が意図的に操作される危険性もあります。プライバシーが侵される危険のあることなど、行政の今後の運営と対応、時期その他を十分討議検討された上で行えばどうかと思いますが、市当局のお考えをお尋ねいたします。
 次、2番目に、2000年国体とリハーサル大会までの準備に関してお尋ねを申し上げます。
 昨今、市の実行委員会より、各地区総参加による大会の成功を期するために、各自治振興会主催で説明会が開催され、地区民の協力要請があったところでありますが、市民運動の展開について、どのような形でという具体的な方法について、まだ決まっていないという状態との推察でございましたが、時期的なこともあったので、各地に大変戸惑いがあったように思います。各地区で展開する具体的なマニュアルと役割説明がなかったことから、地区の住民が戸惑いを受けたものと思います。大会会場における準備につきましても、地区として応援しなければならない範囲など、具体的な参加協力の役割分担についても、早急に検討されたいと思います。
 また、会場までのアクセス道路についても、大変疑問を感じております事柄が多くありますので、早急に対応をお願いいたしますとともに、協力体制のできる方法をとっていただくよう切にお願いを申し上げます。
 なお、スーパー農道、高岡方面の接続に関する計画、特に坪野小矢部線は会場までの関係も最も深く、柳瀬(東開発)地区の皆様方が大変御心配になっておられるとのことでございます。坪野小矢部線スーパー農道は東部小学校の通学路であり、先月の5月にもスーパー農道で低学年の学童の接触事故が発生しているとのことであり、低学年児童、安全対策として安全教育を実施している最中であるが、遺憾ながら低学年というハンディがございますので大変戸惑っているという発表が、先日の地元の教育振興会総会の席上において、低学年の先生よりあったところであります。坪野小矢部線につきましては、平成8年11月にも、高岡庄川線、坪野小矢部線の交差点で大変痛ましい交通事故が発生しており、いまだに後遺症を受けているので、付近の人が大変困っているとのこともございます。
 359号線の改修はスーパー農道までの予定との市長の説明を受けておりますが、南北(横)線は、スーパー農道を利用して北に下り、東部小学校交差点を右折して、東西(縦)線の坪野小矢部線を東の方向に車が走るという状態になると思います。東部小学校の通学路であり、歩道もまだ完備しておりませんので、柳瀬(東開発)千保地内まで全線の改良が早急に待たれるところでございます。安全対策が大変に心配の状態であり、要請事項には全面的に協力すべきでございますが、二重の心配事が発生したということで、地域の皆さんが悩んでおられます。
 リハーサル大会の平成11年5月ごろまでには、ぜひとも全線歩道を完備願い、集団登校をやっておりますので、自由登校月2回のためにも、歩道の取合、安全柵を含め、真剣に取り組んでいただいて、“魔の通学路”のイメージを解消していただくよう切にお願いを申し上げます。
 なお、河川敷の駐車場、附帯設備関係の設置の見通し、会場までの高岡方面から接続について、左岸堤防の舗装、スーパー農道、高岡地内の接続など、高岡市と協議を願い、県西部の南北線(X軸線)アクセス道路として計画検討されてはと思いますが、大変に厳しい財政環境にあると思いますので、今後の見通し、リハーサル大会までの対応、現時点までの進捗状況をお尋ねいたしまして質問を終わります。
 ありがとうございました。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 松本議員にお答えをいたします。
 まず第1点は、審議会のあり方について基本的な考え方を申し述べよということでございます。
 審議会につきましては、総合計画審議会ほか審議会と名のつくものは12ございます。それから、協議会、委員会、会議等、そのように名称をつけておりますのが、実は45もあるわけです。今、おっしゃいましたように、審議会の意義も申されましたが、マンネリ化しているのではないか、あるいはそう効率を果たしていないのではないか等々の御批判もございました。そのことは甘んじて受けてまいりたいと思います。
 あるいはまた、公開性についてはどうか、プライベートの問題もあるよ、そのことも対応して検討しなさいという御意見がございました。私は、審議会の基本的な任務は、今日特に多様化するニーズ、公平で公正な市政を運営するためには、やっぱり多くの皆さんの御意見を聞く機会を持つことも大事ではないかと思います。議員各位を無視するわけでは絶対ございません。そのように、皆さんの意向を反映するまでもなく、どんどん申し入れてもらう。それを受け入れるのが私の気持ちでございますので、まずそのことを御理解をいただきたいと思います。
 審議会の設置要綱等につきましては、議会の中からも一部そういうお話もございましたので、この際、整理をして、審議会を設けるときには、こういう基準はどうだろうかということを協議を申し上げておりますので、その点を御理解いただきたい。
 先ほども若干批判がございましたが、審議会委員に幾つもなっておられる方もございます。せめてこういう多忙な時代ですから、5つぐらいに絞ったらどうか。何々の会長、何々の組合長ということになりますと、幾つも重なって委員になっておられる経緯もございますので、でき得れば5つぐらいに絞ったらどうか。
 その次は、今日、よく言われております「女性の時代」でもございますので、女性の皆さんにも入っていただいて、直接御意見を賜る機会が必要ではないかと思っております。
 それから、やや批判的ではございましたが、原則、公開にしたらどうか。どんどん意見を述べていただいて、公開にしてもいいのではないか。開かれた市政とはそういうものだろうと私は思う。そのようなことも考えております。
 それから、貴重だから、いいことだからということで長く委員をされておられます。これは、先ほど松本議員さんもおっしゃったように、マンネリ化に通ずるのではないかと思いますので、長くても3期6年か、あるいは7年ぐらいが限度かなというようなことも思っておりまして、今議論をいたしておるところでございます。
 それから、これも批判があるようでございますが、一部公募をすることも必要ではないでしょうか。新しい時代を迎えます。その意味で、思い切って広く市民から公募をしていただいて、それなりの意見を受けるのも必要な新時代を迎えておると思っておりますし、地方分権の趣旨から言いましても、力強さを保つためにも、御意見をちょうだいしたらと思っているわけでございます。そういう意味で、広く考えておりますが、ただし、その審議会の中身によりましては、専門的知識を要する事務的処理等のものにつきましては、これは必要性はないように思うわけであります。それらの方法につきましては、広報において正式に募集要項、募集人員等を明記してまいりたいと思うわけであります。
 先日も市長会に出てまいりまして、ディスカッションにも参加をしてまいりました。国における地方行革の推進の新しい指針が出ました。これまで砺波市にも平成8年に決めました行革大綱がございますが、これを早く見直しなさい、そして今度は数値目標も入れてください、そういうことを言っております。そのことを住民にオープンにしなさいという自治省の強い指導もございます。私は、これからはそれを受けて立つ職員の意識改革もしなければいかん、研修もしなければいかん、そして、住民参画を基本姿勢とすることが、今言われております指針の中身だと承ってまいりました。したがって、審議会等の設置内容等につきましては、若干批判があったようでございますが、御理解を賜りたい、このように考えておる次第でございます。
 次に、2000年国体のリハーサル大会等の準備についてでございます。おっしゃるとおり、十分PRが行き届いていないのは承知いたしております。上のほうだけで国体、国体と。昭和33年の第13回国体から数えまして30年目になりますか、大イベントを実は受けるわけでございます。その意味で、若干機運の盛り上がりが不足しておるようでございます。きょうは、質問の中で、早くしなさいという激励を受けたように思っております。先般、推進会議の総会も開催いたしました。それぞれ具体的にこれからお示しをしていきたいし、具体的な呼びかけもしてまいりたいと思っております。
 今、国体事務局を持っておりますが、リハーサル大会でございますので、実施本部をつくりたいと思います。機動力を発揮しないと、事務ばかりではいけません。出る体制をつくりたいと思っておりますので、そのことについても申し上げておきたいと思います。
 マニュアル等につきましては、この後、代表者会議をいたしまして、皆さん方の御意見も聞いて、具体的に学校ではこうしてください、中学校ではこれをしたらいかがでしょうと。これは強制するわけにはまいりませんが、そのように思っておりますし、各種団体に例えば交通面で協力してやろうか、あるいは老人クラブも頑張ってやろうかということでしたら、協議をしながら具体的に、これは行政が押しつけるものであってはならないと思いますので、話し合いをしながらその意欲を盛り上げてお願いをしていくということで役割分担がなされればベターではないかと思っておりますので、そのように進めさせていただきたいと思います。
 なお、駅とか会場については、前の市長も力強く言っておられたように、緑と花、やっぱり花を飾って選手役員に和んでもらうということもございますので、このことについては、植え込みその他もございますので、速やかに決めまして、配置等を考えさせていただきたいと思います。そして、会場が応援団で一杯になるような雰囲気づくりをさせていただければ幸いだと思っております。おっしゃるとおり、PRあるいはそれぞれにお願いする具体的な項目については、まだ行き届いておりませんので、速やかに話し合いをしながらさせていただきたいなと思っております。
 ただし、リハーサル大会については、大量動員を避けて、特に知事からも簡素でやりなさいということを言われております。しかし、簡素であると言いながらも、全国からおいでますので、それなりに親切にもてなしをして、いいプレーができる雰囲気づくりをしてまいりたい、このように思っている次第でございます。
 あと、アクセス道路、交通安全対策等につきましては、総務部長のほうから総括してお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 総務部長 中島和之進君。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) 2000年国体の準備状況について、補足して御答弁申し上げたいと存じます。2000年国体のリハーサル大会は来年の6月から4種目について漸次始まるわけであります。皆さん御承知でしょうけれども、確認のため申し上げますと、ラクビーについては平成11年6月19日から、バスケットボールについては8月9日から、軟式野球については10月8日から、ボーリングにつきましては11月4日から、それぞれリハーサル大会として、時間的には五月雨式に始まるわけでございます。それらのリハーサル大会を経て、平成12年、2000年には本大会が始まるわけでありますけれども、それらの受け皿整備、特に交通関連、あるいは駐車場関連のことについて、現在まで進捗している状況あるいは先行きのことについて、概要を御説明申し上げたいと思います。
 まず、競技会場へのアクセスの確保や安全対策の推進につきましては、かねて関係機関、関係当局に要望いたしているところでございますが、2000年本大会には、国道359号線につきましては、インターから砺波中部スーパー農道までの供用開始の予定で鋭意進めていただいているところでございます。それから、競技会場に接続する県道坪野小矢部線につきましては、そのうち千保・秋元間の歩道新設工事及び権正寺の交差点の暫定改良工事につきましては、2000年国体前に完了する予定でありまして、リハーサル大会の開催時にはまだ一部工事中と見込まれる状況と伺っておるところでございます。このため、各競技のリハーサル大会開催時点での進捗状況を予測しながら、既設道路との接続状況を十分把握して、通学道路などの実情を踏まえて、関係機関や地域の皆さんと御相談の上、要所ごとに必要な誘導看板の設置や誘導員を配置するなど、安全対策を実施し、安全で効果的になるように計画を進めておるところでございます。
 なお、中部スーパーの高岡市内への接続延長のことについて言及されておったわけでありますが、聞くところによりますと、事業採択がなされ、10年度から着手される計画のようでございます。工期等の進捗状況については未定でありますけれども、本年度から着手の予定であると伺っております。
 それから、リハーサル大会における輸送につきましては、基本的には選手・役員などの大会関係者はチームづけのバス、また運営にかかる市関係者や協力員は、指定の場所から、例えば市役所であったり文化会館駐車場であったりするところから、シャトルバスの運行を考えておるところであります。大会関係者の車両は運動公園の駐車場へ、一般観覧者や視察者の車両は河川敷の駐車場へ誘導する計画をいたしておるところでございます。
 駐車場の確保につきましては、リハーサル大会につきましては、先ほども申し上げましたように、競技種目別に時期がずれて行われますので、規模が小さいと考えられますので、運動公園あるいは河川敷公園で対応できるように考えておるところでございます。
 いずれにしろ、以上申し上げたことにつきましてのより具体的なこと等につきましては、これからさらに関係機関あるいは関係地区の方々と協議しながら、適切に進めていきたいと考えておるところでございます。何分にも皆さんの御理解と御協力を得て、立派なリハーサル大会、国体になるよう鋭意進めてまいりたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時56分 休憩

 午後 1時 3分 再開

◯議長(宮木君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質疑を続けます。
 16番 中西宏一君。
  〔16番 中西宏一君 登壇〕

◯16番(中西君) お許しを得ましたので、市政全般につき、次の4点について質問をいたします。
 21世紀を間近に控えた今日、すべての分野について変革が迫られている我が国において、国民一人ひとりが真に豊かさを実感できる地域社会を築いていくためには、それぞれの地域の総合的行政主体である地方公共団体が、地方自治の本旨に基づき、個性あふれる行政を自主的、自立的に展開することが何よりも重要であると考えますが、こうした中、各市町村は、少子・高齢化社会の進展、国際化・情報化等の社会経済情勢の変化や多様化・高度化する住民ニーズに対応するとともに、地方分権時代にふさわしい行政体制の整備や、行財政基盤の充実強化等を図っていくことが求められている。
 さて、我が砺波市は、住みよさランキング、671都市中日本一に輝いた。これは、都市の「安心度」「利便度」「快適性」「富裕度」「住環境充実度」の5つの観点から16の経済指標を選んで、住みよさの総合偏差値を割り出して比較したもので、現実とかけ離れた面もあると思うが、よい評価を励みにして、今後の行財政改革にどのように取り組まれるのか、安念市長にお尋ねします。
 また、地方分権に対応する広域圏行政の推進についてお伺いします。
 今、砺波広域圏では、JAとなみ野農協の合併をはじめ、砺波広域農業共済組合、そして砺波広域常備消防等、10市町村で4月新たに発足し、また水道企業団、東部・西部清掃センター等は以前より稼働しているところでありますが、今後は広域圏事務組合のみならず、行政も合併を考慮に入れた行政改革は、地方分権時代に対処するために検討されてはいかがでしょうか。今や海外視察研修は禁句のような世相ですが、私たちは、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの10万~20万人都市の議会を訪問し、実態を勉強してまいりましたが、欧米では議員が少ないのに驚きました。20万都市で議員数が7~8名で、その中から市長を選ぶのが常識になっている。今すぐ欧米をまねろというのではありませんが、砺波広域圏11万住民のさらなる幸せを求めていろいろ御検討をいただきたい。
 また、広域都市問題特別委員会の研修視察で、お隣の新潟県の上越市役所を訪ねました。上越市は、直江津市と高田市が合併して、13万3,000人ですが、将来は30万人都市にするとの意気込みでした。私は、昭和63年9月議会の初質問に、昔の東西砺波郡を1つに合併して、富山、高岡に次ぐ県下3番目の都市にしてはどうかと申し上げてまいりましたが、この10年間に相当前進してきたのではないかと考えます。砺波広域圏理事長として、またとなみ野の首長として、砺波の今後をどのように考えておられるのか、安念市長の御所見をお伺いいたします。
 次に、砺波市のメーンイベントであるチューリップフェアについてお尋ねいたします。
 今年、第47回砺波チューリップフェアは、「花・愛あふれるまち砺波」をテーマに、オランダ王国総領事、カナディアンチューリップフェスティバル実行委員会副会長や、フラワー都市交流は、北は北海道中富良野から南は九州久留米市まで8都市のミスたちが参加されたほか、千歳市、栗沢町からも多数の御来賓の方々をお迎えし、4月24日から12日間開催され、盛大に挙行できたことは喜びに耐えない次第でありますが、暖冬の影響で、開会式を満開の状態で迎えたのであります。
 だれかの詩人の言葉のように、「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」であり、遮光ネット調節や平村での抑制栽培の8万本のチューリップの植え替えも、焼石に水の例え。チューリップ以外の花も関西から取り寄せて植えたが、花の少ないフェアに万策尽きて、入場料値下げを断行され、大変御苦労の多かった年であり、その労をねぎらいたいと思います。
 自然相手は難しいわけですが、開催時期の見直しをするべきでないかと思います。なぜなら、開会前に多数の入場者があり、中には観光バスまでが相当数入り込んでいるわけで、それらは何もカウントされない状態となっているので、開花2~3割でカウントを始めるようにされたらいかがなものでしょうか。したがって、ポスター等には、開花状況で流動的に対処する旨、表示されてはと思います。今年は31万3,000人と、嘆かなくてもよいのではないでしょうか。
 また、フェアの運営方法について。運営の主体はどこなのか、幾つもの窓口があり紛らわしいので、整理される必要があるのではないでしょうか。商工観光課、四季彩館、フラワーランドとなみ、チューリップ推進協会等々、砺波市最大のイベントであり、多くの人々の協力が必要であり、毎年より盛大に続けていくために、栽培技術もより研究されて、万全の対処をされるようお願いする次第であります。
 次に、主要地方道砺波小矢部線の改修についてお尋ねいたします。
 平成7年8月に既成同盟会設立総会発足以来、本年で4年目を迎えておりますが、県への要望や、その後の進捗状況はどうなっているのでしょうか。また、都市計画決定がされねばならないのですが、これの見通しはどうなっているのか。また、幅員は何メートルか。植栽はどうされるのか。また、新富町の交差点の改良を第一に望むものであります。相変わらず大型店へ出入りする車の渋滞は今も続いております。これを改良するには、幅員を広げて交差点改良するより方法がないと思います。また、栄町苗加線が砺波小矢部線を交差することになりますが、この路線改良時期もあわせて安念市長にお尋ねいたします。
 次に、超高齢化時代を迎え、福祉の充実を目指し、特別養護老人福祉施設のやなぜ苑、庄東デイサービスセンターに続いて南部福祉センターが着工され、建物本体が姿を見せ、市民に安堵感をもたらしていますが、人口4万人を超えた砺波市に、3カ所だけではまだ足りないと思うのは、私だけではないと思います。南部に続いて、北部福祉センターを考えられてはいかがなものでしょうか。財政多難な時期ではありますが、21世紀にはもう1カ所、新しい福祉センターが建設されますようお願いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 中西議員さんにお答えを申し上げます。
 第1点は、地方分権と行政改革の取り組みについてでございます。
 中西議員さんも御指摘のとおり、著しく変化をした時代でございます。これに対応するために、地域社会をもう少し見直して、地方自治体もしっかりして行政執行を展開しなさい。その意味では、行財政改革もしっかりしなさい、こういうお話を承ったところでございます。ごもっともでございます。
 さて、お話にもございましたように、少子化・高齢化、国際化そして情報化、グローバルな時代、そして隣接市町村とは完全に境界がなくなったボーダレスの時代だと思っておる次第でございます。そういう中にあって、我々は国が示しました地方分権の推進、それが新しい自治の時代だと、このように思っておる次第でございます。しかしながら、先ほども申し上げましたように、それは賜るものではなくて、みずから自主的に計画的に改革をしていく、その精神が大事だろうと思っている次第であります。
 したがって、その推進に当たっては、昨年の11月に自治省が示しました「地方自治新時代に対応する地方公共団体の行政改革の推進のための指針」が発表になったわけでございますが、先ほども答弁の中で触れましたが、そのことを基本に据えまして、行革大綱をはじめとして、改善・改革に努めていきたいと思っております。
 さらに、今日また新たにそのような質問でございますので、少し整理をしてお答えをしておきたいと思います。現在の庁内にあります行政組織が本当に住民に直結してサービス行為ができるのかどうか、そのことを考えて行政改革推進本部をつくって、我々事務屋だけで、今、改善委員会を持って、ワーキンググループがそれぞれ調査をいたしております。それは、若い人も、あるいは経験のある人も、それぞれ参画をしていただいて見直しをし、先ほど松本議員さんにも申し上げましたが、市民にも参画をしていただいて進めさせていただきたいというのが私の気持ちでございます。
 したがって、このことは議会の皆さんにも十分これからお話を進めさせていただきますけれども、皆さんの協力と協調がなければ円滑には進まないと思います。その意味で、十分討論を進めながら進めさせていただきたい、このように思っている次第でございます。
 次に、地方分権に対応して、合併の問題について質問でございます。
 率直な話、外国の例も取り上げられました。私も30数年前にアメリカのカリフォルニアにおりまして、その実態を知っております。確かに、おっしゃるとおり、議員さんはそう多くはございません。職員も、ちょうど私がおりましたヘーワードという市が4万の人口でございまして、職員が170人、ただしその半数は現場の職員でございますので、事務屋というのはほんのわずか、そういう実態を勉強してきた経緯がございますので、おっしゃるとおりだと思います。ただし、典型的な資本主義社会の中にあって、ほとんどが下請けという形でございますから、そのことがぴたりとこの地域に当てはまるとは私は思いませんけれども、そんな気持ちでこれから臨むことも必要ではないかと思っております。
 したがって、合併につきましては、今、御存じのように、農業共済組合であるとか、消防であるとか、あるいはごみ処理施設だとか、そのことについては一部事務組合をもって広域化を進めております。この後、恐らく介護保険法の問題や福祉圏域の中でどうお互いに調整をしていくか、そのことも私は話題になるような気がいたします。そのことを考えますと、広域連合、一部組合、それぞれについて、その特徴を生かして対処していくことが当面必要ではないか、そのように事務の共同処理、そのこともの行革の一面でもございますし、合併に一歩を踏み込む、そういうことになるように思っておるわけであります。
 市町村合併等につきましては、民間の中でもずいぶん議論されております。特に、若い人たちの要望の中にございます。それは私も承知いたしておりますが、しかし、それぞれの市町村の生い立ちというのは、歴史的に、あるいは民俗、風土、それぞれ生い立ちが違います。それらの特色を大事にすることも必要でございますので、これらを無視することもどうかなと思っておるわけでございます。したがって、合併論議は、効率だけを観点にして行うべきではないのではないかということを今感じておるわけでございます。
 しかし、先ほどもお話がございましたように、地方分権の新時代でございます。国の指針もございます。私は、市町村合併はどうしても視野に入れなければならない、そのように思っております。今も申しましたが、幾つかの共同処理をやっておりますけれども、介護保険法の普遍的な措置をしなければなりませんし、先般も議会でも説明しておりましたが、保育園までも交流する時代なんです。そのことを思いますと、これはやっぱり避けて通るわけにいかない、このように思います。その行く先には、したがって、合併論議というのは大いにやるべきだ、選択肢の1つだと思っておりますので、広域圏事務組合をはじめとして、皆さんで論議を巻き起こしていただくことも必要だと思っておる次第であります。
 御承知のことと存じますけれども、平成7年の法律50号で、市町村の合併の特例に関する法律が改正をされました。まず、住民が発議できるという条項ができました。だから、住民の議論の中で、発議して合併しなさいという議論ができたら、それを受けて立ってくださいという法律ができております。それから、地方税の不均一課税、それもやってよろしい。それから、地方交付税の額の算定の特例の条件が出ました。交付税を増やしてやるよと、特例算定がやれるわけです。そういう優遇措置なども出ておりますので、十分これから調査研究をしていただいて、市民が幸せであればいいわけですから、そのことをベースにして、今出ております法律等を十分解釈して議論をしていただければいいのではないか、このように存じておる次第であります。
 次に、チューリップフェア等についていろいろ労いの言葉もいただきました。いろいろ反省点もございますので、これに対応したいと思いますが、内容その他につきましては、産業建設部長からお答えをいたします。なお、また、道路関係につきましても、現場の計画もいろいろあるようでございますので、産建部長からお答えをいたします。
 次に、北部に1つ福祉センターをつくってはどうかという提案でございます。このことについては、何度か触れたつもりでございます。結論的には、次期総合計画の中で位置づけをしてまいりたいということを申し上げておきます。今、御存じのように、油田にございます麦秋苑、あるいは庄東センター、そして今新しく東野尻につくらせていただいております(仮称)南部福祉センター、デイサービスセンター等、複合してつくることになっております。地域的なバランスも考えますと、そのような位置づけでいいと思っております。
 私は、健康で安らぎのある市民生活を保持をしていくためには、保健・医療・福祉を総体的にとらえて充実をしていくことが大切であると思っております。特に、おっしゃるとおり、超高齢化時代を迎えております。看護ニーズも多くなってまいりました。しかも、先ほども申しましたが、介護につきましては、法律もできましたので、普遍的になってきております。そのことなどを考えますと、私は保健の場、介護の場、そして支援の場、そして皆さんがコミュニティーをしていただける場、その場を考慮して地域福祉計画を考えてまいりたいと思います。いろいろデータ、数字を集めまして、地域福祉計画を立てまして、次期総合計画の中にどの時点で位置づけるか考えてまいりたい、このように思っておりますので、御理解をいただければ幸いでございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福田正治君。
  〔産業建設部長 福田正治君 登壇〕

◯産業建設部長(福田君) 中西議員さんのチューリップ関係についてお答え申し上げます。
 開会時期を見直せばどうかという御質問であったと思います。
 従来のチューリップフェアは、4月下旬から5月5日までと、連休にたくさんのお客さんが来られること、あるいはチューリップの花もち期間等も考慮しながら決めてきたわけでございます。先ほど御質問の中にもありましたように、今年は異常気象ということで、5月2日から値下げしたということでございます。
 会場に来られる観光客の皆さんは、華麗なチューリップを見たいということで来られると思っております。そういう意味で、今後は新たな晩生の品種等を取り入れまして、全体のバランスを考えていきたいと思っております。また、入替えの品種等もいろいろ研究いたしまして、割合を検討していきたいというふうに考えております。
 会期を延ばせばどうかという御意見でございますが、会期を延ばしますと、花の入替えとか人員配置、PR機関等、より多くの問題が出てくるような気がいたします。
 この連休の間、せっかく里帰りしたいという方々もおられますし、この時期に、砺波のチューリップの技術を生かしまして、合わせることも一つの方法ではないかというふうに考えておりまして、来年もこの時期に合わせて行きたいというふうに考えております。
 次に、チューリップフェアの運営体制について御質問がございました。
 現在運営しておりますのは、推進協と砺波市が主催しておりますが、窓口は商工観光課となっております。運営の効率化を考えまして、花の栽培に関しましては四季彩館が、広告宣伝あるいは大きな催しものにつきましてはフラワーランドが、それぞれ業務分担して対応しておるわけでありますが、今後の運営につきましては、柔軟で機動的な対応も必要と考えておりますので、より効率的な円滑な運営方法はどうあるべきか検討してまいりたいと考えております。
 次に、主要地方道砺波小矢部線の改修について御質問がありました。
 御質問の主要地方道砺波小矢部線の都市計画決定につきましては、出町西部の地域の主要幹線道路であり、今後、中神、杉木地区の用途地区の拡大とあわせまして、外環状線いわゆる栄町苗加線との交差点等も念頭に入れながら検討していきたいと考えております。
 都市計画決定でございますが、用途地域内は県と協議しなければなりませんが、今のところ幅広の22メートルで考えておるところでございます。都市計画決定につきましては、いわゆる農振地域や農業地の特別管理地域約32.5ヘクタールは除外しなければなりませんので、この期間に、1年程度、県との協議を要すると考えておる次第でございます。
 豊町交差点につきましても、御指摘があったように、交差点が狭いのでございますが、22メートルの幅員の中で右折車線も取りながら、また花あるいは緑を歩道に検討しながら対応していきたいと思いますが、県との協議が必要でございますので、事業着手まである程度の時間を要すると考えております。
 また、都市計画道路の栄町苗加線につきましては、起点は栄町の中村土地区画整理事業で施行してまいりましたが、残された路線につきましては、杉木の区画整理事業を踏まえて、次に中神のほうにまいると思います。と申しますのは、下水道等の整備もございますので、杉木地区のほうから整備していきたいと考えておりますし、残りの農村地域におきましては、主要地方道の砺波小矢部線の整備促進同盟会等でいろいろ県と協議いたしまして、早期に着手するよう要望していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 8番 高田隼水君。
  〔8番 高田隼水君 登壇〕

◯8番(高田君) お許しを得ましたので、私は、市政一般について、5項目ばかりに関して質問と要望をさせていただきます。
 最初に、知的障害者の更生施設についてお伺いをいたします。
 平成8年にとなみ養護学校に高等部が新設をされました。それまでは、砺波福祉圏の生徒は、高等部に通学する場合、主に高岡に通学しなければならなく、父兄の負担も非常に多大でございましたが、8年以降はこれもなくなり、大変喜ばしいことだと思います。
 現在、となみ養護学校の高等部の生徒は、1年生が16名、2年生が4名、そして3年生が20名と、計40名でございます。どこの学校でも、時期を見たら進路指導が始まるわけですが、平成10年5月現在の高等部の生徒の進路希望について、父兄からアンケートをとられたわけですが、就職希望者が19名、施設入所希望が7名、作業所入所が12名、家庭が2名と伺っております。就職希望者と、施設入所、作業所入所の希望者とが同数であるということでございます。一方、就職希望者の生徒のうちでも、前段階として、福祉作業所で一回慣れてから、実社会の普通の民間の会社へ就職させたほうがいいと希望しておられる保護者が16名もおられるとのことです。すなわち、施設入所、作業所入所の希望者が非常に多いということでございます。現在、砺波福祉圏には、施設としては、渓明園(小矢部市)がただ1つあるのみでございまして、作業所は第1・第2あけぼの作業所(小矢部市)、かごめ苑(福岡町)、砺波福祉作業所(砺波市)、それと福光福祉作業所(福光町)があるわけでございます。しかし、どこも現時点では定員満員でございまして、入所をする余裕すらございません。入所する余裕どころか、高等部の生徒が実習をしたいと思っても、ままならぬ現況でございます。
 昨今、経済情勢、社会情勢が大変厳しくなってきております。一方、高齢化社会は着々と進み、今後、知的障害者に対する福祉はより一層厳しくなるものと想像をされる次第でございます。しかし、いかなる障害者も一人の人間としての尊厳が認められ、地域社会の中で、地域の人々と同じように、心豊かで楽しい生活ができるようにならなければなりませんし、また、そのためには、本人はもとより、保護者、家庭の一層の努力が必要であることは言うまでもないと思います。
 しかし、個人の力には限界がございます。砺波福祉圏には、知的障害者の更生施設、作業所の建設予定の話があると聞いております。このことは、砺波福祉圏、すなわち2市10カ町村の関係することであるので、砺波市だけの話ではないのでございますが、砺波市としての現況はいかがなものでございましょうか。となみ養護学校の生徒の約5割は、砺波市と小矢部市出身の生徒です。このことからも、砺波広域圏のリーダーたる我が砺波市も、何らかの支援を考える必要があるかと思いますが、市長のお考えをお伺いする次第でございます。
 第2項目といたしまして、保育所の現況と今後の見通し、施設とか児童数、本年度から開始されました広域入所などについてお伺いをいたします。
 砺波市の住民基本台帳、9年4月1日現在の人口推移、その中で特に社会増については、昭和34年~50年はマイナス6,234人でございますが、51年~63年はプラス326人、そして元年~9年はプラス2,376人であります。特に6年~9年には年平均441人の増加をしております。一方、動態比率、人口1,000人当たり出生比率は10人弱となっております。
 一方、第6次砺波市総合計画修正計画(後期計画)、10~12年の計画によると、人口を4万3,000人と想定をいたしておる次第ですが、現在の人口より約3,000人増加ということでございましょうか、過去の実績、すなわち平成元年から9年までの人口増2,715人のうち自然増は339人(13%)、社会増は2,376人(87%)でございますが、この比率を3,000人にスライドしますと、大体2,610人が社会増となるわけでございます。社会増は若い人たちも比較的多いと推定をされますので、今後、児童数が地域的にアンバランスに増加することも考えられる次第です。
 一方、本年4月より、児童福祉法の一部改正により、各市町村の住民が選択入所、すなわち広域入所が可能となりました。広域入所に深く関係すると思われる1つの数字としては、昼間人口がございますが、砺波市では流出人口が1万187人、流入人口が8,475人、これを差引きすると、流出、砺波市より外へ行って働いておられる人口のほうが1,712人多くなっておるわけでございますが、もちろん流出人口の中には若いお母さんも多数おられると想像されますので、他の市町村の保育所に入所選択する人が多くなると思います。
 市の目標人口4万3,000人に到達するには、経済状況も大変厳しくなっておりますが、やはり企業誘致等が必要かと思います。砺波市の企業へと通勤する人、流入人口も多くなると思います。その場合、他市町村の住民の方でも、砺波市の保育所に入所する人が増加すると思われます。すなわち砺波市としての広域入所の児童数が多くなると想像されるわけです。砺波市の住民が他市町村の保育所に入所させてもらうかわりに、他市町村の住民が砺波市へ働きに来られて、より職場から近い保育所に入りたいと希望されるならば、当市も当然これを受け入れなければならないと思います。
 当市の保育所の運営については、本年度改築の行われます鷹栖保育所のように、長期展望というよりも、入所児童数の増加に伴う改築をずっと繰り返してきたのが多かったように思います。今後、経済状況の悪化など企業誘致の問題もあり、そして児童数の増減を推測することは大変困難なこととは思いますが、人口増や広域入所等、それから地域的児童数のアンバランスなどを考えた場合、長期展望に立って、保育所の運営計画、例えば施設であるとか、人手、人員のことであるとかを立案していくことが必要ではないかと思いますが、お伺いをいたします。
 第3項目として、花と緑のまちづくり条例施行後の実績と景観保存についてお伺いをいたします。
 第6次総合計画第1章に、「うるわし 散居のなかに花と緑の活力に満ちたふるさと となみの基盤づくり」とあり、それらを踏まえて、平成5年4月に「花と緑のまちづくり条例」が施行されました。施行後5年が経過いたしましたが、実績内容はどうでしょうか。例えば、市民の意識はどのように変わっていったのか、保存樹、生け垣などの指定もなされましたが、その結果をどのように活用されているかなど、現況と、5年間経過をして問題点はなかったのか、お伺いをいたします。
 次に、景観保存についてお伺いいたします。
 条例第8条に、「散居及び屋敷林の保全」とあり、「市は市民と一体になり、学術的に貴重な散居村及び屋敷林を保全し、緑あふれる快適な生活環境の創造に努めなければならない」とあります。近年、屋敷林は、生活様式の変化に伴い、どんどん少なくなってきているのが現状でございます。特に、家を新築する場合、8割方の家は屋敷林を切るという数字が出ております。なぜならば、先人たちの知恵から出た屋敷林の効用が必要なくなったからです。屋敷林の効用はたくさんございますが、例えば、家を新築する場合に用材に使うとか、防風・防雪、あるいは落葉などを燃料にするとかということがございましたが、現在はそれらはほとんど外材、アルミサッシ、あるいはプロパンガス等に変化してしまい、このままでは減少の一途をたどり、緑豊かな屋敷林に囲まれた家々が平野一面に点在する典型的な散居風景もなくなるのではないでしょうか。
 近年、市民の間にも、屋敷林のよさを見直そうという機運が高まり、平成9年4月12日に「砺波カイニョ倶楽部」が発足をし、第1回会合が東保のお寺で開催されました。目的は、「砺波散居村のカイニョ風土と文化の充実、発展に寄与する」とあり、会員は63名、そのうち砺波市以外の会員も18名と、多くを数えているわけです。年数回、典型的な屋敷林を、皆、手弁当を持ち寄りまして、専門家からいろいろ説明を受け、見聞を広めておられるということでございます。その会員の中で、屋敷林が身近にない会員、例えば高岡市の人などは、なんと散居景観(屋敷林)はすばらしいものだと感心をし、すっかり屋敷林のとりこになったとのことでございます。
 先達の土地の風土を反映した知恵から形成された屋敷林を軽んじることなく、また日々の暮らしの中で、身近にある自然のありがたみや景観のすばらしさを忘れてはないでしょうか。散居景観(屋敷林)を次代の世代に残すために、「花と緑のまちづくり条例」の第8条を発展解消して、住民とのコンセンサスを得て、例えば町並保存条例のような「屋敷林景観保存条例」などを考えたらいかがでしょうか。砺波市だけでなく、近接市町村とも話し合って、砺波平野の散居、すなわち文化遺産としても保存が必要ではないでしょうか。
 農水省では、山間部の傾斜地に階段状につくられた水田の棚田を文化遺産として保全活用するために、具体的な方策を検討するとのことですが、屋敷林も、その美しい景観は、日本の稲作文化を代表する景観ですから、文化遺産として保全活用するように、全国的に同じ形態を有する都市とも連携をして、国にも働きかけていくことが必要かと思います。
 以上、屋敷林についてお伺いをいたします。
 第4項目として、美術館についてお伺いいたします。
 先日、新聞に、「チューリップフェアでたくさん迷子が出たとき、放送すると、親御さんが来られるが、子供を見て、すぐ手を引っ張って、向こうへさっと帰ってしまわれる。係員に何の一言もない、何か寂しい気がする」という言葉が書いてございました。近年の「心」の問題の1点かと思いますが、この記事を読みまして、人と人を結びつける「ありがとう」という言葉はどうしたのだろうと、やりきれなさとむなしさを感じることを禁じ得なかったわけでございます。
 ある本によりますと、「心」の問題解決は、教育、家庭、社会、環境等々とありますが、文化・芸術も非常に有効であるとのことです。すなわち文化・芸術を通じて、心豊かな感性を養うことができるということでございます。
 その点、我が砺波市美術館は、市民アトリエを設けるなど、文化・芸術面での教育にも活動しており、大変有意義であると思います。開館してから1年が過ぎましたが、1年間での入場人員は10万2,000人余り、また収入も必要経費の20%強であり、全国的には美術館の収入は運営経費の10%そこそこであるということも聞いておりますし、この点では非常に適切であったのかと思われます。その他、市民アトリエ利用状況など、開館してから1年間の実績を踏まえて、現況についてお伺いいたします。
 新館長は、「複雑な時代だけに、感動する対象やその形は多様、市民と美術館とを結びつけるいろいろな仕掛けを考える必要がある」と言っておられますが、今後、全国でも数少ない学芸員出身の石丸新館長を迎えて、どのような方針、施策で美術館の運営をしていかれるのかお聞きいたします。
 最後に、砺波市情報化計画についてお伺いいたします。
 最近、ケーブルテレビ、ビデオテックス、パソコン通信、インターネット等の普及による高度情報化社会を迎えた今日、いろいろな分野で情報処理技術及び通信技術の成果を積極的に活用し、豊かな住民生活の実現、地域の諸問題解決あるいは情報の先取りのためにも、情報通信基盤の確立、情報格差の是正、行政サービスの向上を図ることが必要かと思います。
 砺波広域圏では、平成2年2月に砺波広域圏テレトピア基本計画をつくり、3年2月にテレトピア構想追加指定を受けました。一方、となみ衛星通信テレビ株式会社が第三セクターとして平成元年に発足し、同2年9月に有線放送事業の郵政省事業許可を受け、3年6月にサービスを開始いたしましたが、しかし、当該事業は営利会社であるため、採算性を考え、砺波広域圏内の1市5町4カ村のうち1市5町を対象としており、さらに対象地域の中でも、現状としては、人口密度の高い市街地を主に事業化しております。しかし、これでは情報格差が生じ、住民への行政サービス面で問題が生じるわけです。
 以上の問題解決のために、1つの方法として、平成8年3月に、砺波広域圏事務組合において、砺波広域圏地域情報化推進に係る基本計画書が策定されました。主な内容は、事業主体は広域圏事務組合、チャンネルリース料は広域圏事務組合とTSTは互いに相手方の施設を利用する、事業区域は砺波広域圏全域、事業運営体制は広域圏一元化による運営として、郵政省補助事業である新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業を前提としたものでした。
 砺波市では、上記基本計画を考慮して、平成9年3月に砺波市情報化計画が策定され、広域圏1市5町4村のうち最も意欲を示したのですが、補助事業として採択に至らず今日に至っているわけです。当市の情報計画が策定されてから1年余りが過ぎましたが、今後どのように取り組んでいかれるのか。また、3月議会では、平成10年度の安念市政の骨格というべき施政方針及び市長提案理由説明のうちにも、情報化については言及がございませんでしたが、今後どういうふうに見直し等も考えていかれるのか、またこの種の事業の一番大切なことは、事業ありきの計画ではなく、いろいろ市民等からの声も十分聞き入れて、下から積み上げていく方式で計画をすべきだと思いますが、いかがでございましょうか。
 以上、砺波市情報化計画についてお伺いいたします。
 なお、市長におかれましては、砺波市広域圏事務組合の理事長の立場も考えて回答をいただけたらと思います。なぜなら、砺波市情報化計画と広域圏情報計画の問題とは、相互に関係が生ずる割合が非常に多いかと想定されるからでございます。
 以上、質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 高田議員にお答えをいたします。
 まず、知的障害者の現況と今後の対応でございます。
 高田議員さんは、それぞれ知的障害者の実態等につきまして、その調査もされて、今の御意見になったと思っております。いろいろ調査資料等につきましては、十分把握をしながら進めさせていただきたいと思っております。
 今申されたように、知的障害者の更生施設につきましては、高齢者福祉施設以上に整備が遅れていることは承知をいたしております。どの施設も満所状態であります。待機者も多数おられるように聞いております。当市の油田に砺波福祉作業所が設置されております。定員は20名でございます。これも満所でございます。通所施設でございますので、御存じのように交通の便もよろしゅうございます。障害者みずからが通勤をされる。そのことも大変重要だということで、重宝がられておるわけでございますが、当市も相応の負担をしておるわけでございます。その意味で、もっといい施設にしてあげたいなというのが、私の本音であります。この更生施設については、高田議員さんも御指摘のように、新しく整備計画が持ち上がっておることは承知をいたしております。その関係団体からも、要望されているところでございます。
 砺波福祉圏内の知的障害者の保護者の皆さんも熱心でございまして、「両砺波2市10カ町村手をつなぐ育成会」という組織もつくられて、熱心に運動をされております。したがって、現在、その運動に応えるために、調査研究をいたしております。具体的には、そのような方向が出てまいりましたならば、十分協議をしてまいりたいと思います。
 ただ、砺波福祉作業所をそのままでいいのか。しかも、地理的条件からいいまして、入所の希望の多いところでございます。要は、通所なのか収容でいくのか、いろいろ議論のあるところでございますが、保護者の皆さんは、できれば通所でという意見も私は聞いています。そうしますと、大きく統合して、遠いところが、本当にこの人たちのためになるのかどうか、それをよく考えていきたいとに思うわけでございますので、少し議論をさせていただきたいと思っておる次第であります。
 次に、保育所の今後の見通し等でございます。
 御存じのように、時代の要請なのか、この不況のあおりなのか、収容人員といいますか、希望が多くなりまして、先日にも申し上げましたように、それぞれ保育園は満所の状況であります。しかし、このことは行政として十分受けて立つ必要があろうと思います。その意味で、明年度も恐らくこの傾向が続くとすると、そして、広域的な立場から考えて、高田議員もおっしゃるように受けていくとするならば、中核都市でもございますので、そのような対応をとっていきたい。したがって、この時代でございますけれども、人員も確保してまいりたいと思っているわけでございます。
 詳細につきましては、民生部長からお答えをいたします。
 次に、「花と緑のまちづくり条例」の実績と今後の問題について、一部提案がございました。
 「花と緑のまちづくり条例」につきましては、いろいろ前市長も力を入れられまして、今日に至ったことについて、敬意を表しております。そして、各地区におきまして、各町内ごとに、「花と緑の協定」なども結んでいただいて、環境のいいまちづくり、村づくりに寄与していただいておりますこと、あるいは開発行為等で申請してまいりました緑化協定につきましては、28件も成立をいたしているところでございまして、実績から言いますと、随分効果があったのではないかと思います。
 なお、また、分譲宅地開発等におきます生け垣の設置補助金交付要項等につきまして、分譲宅地の外周の緑化を進めておりまして、幾つか補助を出していることは御承知のとおりであります。保存樹等につきましても、現在まで、保存樹木130本、保存樹林として、寺社林13カ所、屋敷林26カ所、生け垣10カ所を指定して、それぞれ良好に管理をしていただいておりまして、そのことが市民の緑化意識の高揚と、先ほどおっしゃっておられます屋敷林の保全にもつながっていると思っております。それらを含めまして、新しく「散居の緑」という冊子もつくって、意識の啓蒙を図っておるところでございます。
 ただ、問題はなかったかということでございます。このように、推奨もしておりますし、保護もしておりますし、指定もしておりますけれども、生活様式の変化でしょうか、これが近代化かどうか知りませんけれども、管理面からもややうるさいのか、減少していることは事実であります。したがって、そのことも心配されて、高田議員さんは、屋敷林の景観保存条例でもつくったらどうかという意味での提案ではないかと思います。私も、その趣旨には大いに賛成をしたいし、「花と緑のまちづくり条例」という精神からして、よいのではないかと思います。
 ただ、このことにつきましては、十分皆さん方の御意見も聞いたり、散村地域研究所の皆さんや自然保護の皆さんもおられますし、そうでない方もおられますが、広くその人たちの意見を聞いて進めてみたいと思います。
 そして、全国的に散居村サミットを持っておりますので、どの地域もこの問題を抱えていると思う。もしまとまるものでしたら、これをまとめて、今、提起がありました棚田のような形で、基金を積んでどなたかが管理をするという方向が出ないものか。その場で議論をすることも大切ではなかろうか。散居村サミットがございましたら、このことを提案してみたい。そして、賛同を得られるとすれば、「花と緑のまちづくり条例」の中に組み込むか、別途に考えるか、それは皆さんと協議させていただきたい。もう少し時間をかしていただきたい、このように私は思っているわけでございます。
 もちろん、今は自然保護、環境問題を重視する時代でございますので、その提案の趣旨については十分承っておきたい、このように存じております。
 あと、美術館等につきましては、教育長さんからお答えを申し上げます。
 次に、砺波市の情報化についての御質問でございます。
 情報化の重要性については、今高田議員さんからもおっしゃったことについては、了知をいたしております。
 また、その取り組みと経過、それらについても詳しく申されましたので省きますが、これから市長はどう取り組むか、あるいは広域圏の理事長として対処するかということでございます。
 広域圏といたしましては、広域全体のネットワークを整備して、できれば福祉にも医療にも、前の市長もよくおっしゃっておられました、双方向性で何とか生活の面でも活用できないかという考え方があったわけであります。そして、今申されましたように、そういうニーズ、下からも積み上げてこい、こういうお言葉でございましたので、それらを踏まえて議論をしていきたいと思います。
 先般は、実は従来の郵政省型だけでなくて、1つは、農林省系の田園地域マルチメディアモデル事業という構想が出てまいりました。モデルでございますので、補助率も高いという話でございました。即刻、従来の郵政省の計画を少しアレンジをいたしまして、事前ヒアリングに行ったわけです。これは正直に申し上げておきます。ただ、これは正式な公文で行ったわけではございません。向こうからのアタックもありましたし、ぜひということで、構想を持ち込んで行ったわけです。ただし、言われる内容は簡単ではありましたが、現場へ行きましたら随分ハードルが高かったわけです。もちろんモデル事業ですから、あれもつけなさい、これもつけなさい、土地改良の施設も管理せよ、水の管理もせよ、温度管理もせよ、病虫害管理もせよというような話がずいぶん出てきますと、人も、館も、施設もという話になりますと、前の郵政省計画以上に実は経費がかさばるということになります。そうしますと、市町村長の皆さんとしては、一遍投資だけすればいいものなら、幸いTSTがありますからそれでいいと。ただし、後のメンテナンス、後の運営まで相当経費もかかるぞという心配も実は出てまいりまして、議論をした結果、取下げという言葉は当てはまらないと思いますが、その後、構想については交渉をしないという形になったことを御理解をいただきたいと思います。
 しかし、高度情報化の波は、高田議員さんもおっしゃるとおり随分高まってきておりますので、住民生活の便利、福祉の問題、そういう意味で、今後とも低コストでこれが対応でき、補助率もそうそう悪くないというような公共投資であるとするならば、対応する必要があるのではないか。このことにつきましては、議員各位ともよく相談をして、あるいは専門家の皆さんの意見も聞いて、その上で広域圏の理事会や広域圏の議会にも諮っていきたいと思うわけでございます。
 私は、TSTというステーションがある以上、うちだけ勝手に走るというわけにまいりませんので、できれば包括的に参画するのがベターではないかと思いますので、広域圏サイドという言葉を使うわけでございます。その点、御理解をいただきたいと思います。今後とも、この課題研究について努力してまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 高田議員の美術館の現況と今後の方針について答弁いたします。
 平成9年度の実績と新館長を迎えての今後の方針はどのように考えているかという御質問でございました。
 美術館の平成9年度実績について、簡単に御報告します。
 開館記念の北大路魯山人展など4つの企画事業、並びにとなみ野美術展など3主催事業、県連合美術展など3共催事業を実施するとともに、美術作品の調査研究及び保存を行いました。また、北陸で初めて市民アトリエを開設し、子供から大人までを対象に創作活動を実施し、教育普及に努めました。
 その結果、10万2,531名の入場者があり、総支出に対する事業収入の割合は24%となりました。高田議員調査のとおり、地方都市の美術館は一般的には入場者数の目標は、市の人口と同じ数を見込んでおります。したがって、砺波市の人口は4万人ですから、一般的には4万人を見込むのが常識でございます。事業収入の割合は、総支出の10%に置いております。当市の場合は初年度で、この施設が珍しいことや、チューリップフェア会場になっているため、予想を超える結果となったと考えております。
 美術館長については、美術に対するすぐれた見識を持ち、市民の文化向上を図りながら施設運営を軌道に乗せる人材として、滋賀県立近代美術館長を務め終えられた石丸正運先生に4月から就任していただきました。御承知のとおり、美術館は収蔵作品の相互貸借で展覧会を開くのが原則でございます。当市美術館はまだ収蔵作品が少ないので、石丸先生の今までの経験と全国的なネットワークを活用して、幅広いジャンルの企画展を開きたいと考えております。
 なお、新館長の運営方針は、5つございます。
 第1点は、美術館は市民に開かれた生涯学習施設でなければならない。創作活動をする作家と美術を鑑賞する市民の両方に利用しやすい場としたいということが第1点。
 第2点、幼児のころから美術に親しみ、感性を豊かにする機会に出会う場としたい。また、市民アトリエや展示室を子供たちに積極的に利用してもらう。
 第3点は、多様な市民のニーズに対応した形で、展覧会の企画や市民アトリエの活用を図り、親しみのある美術館を目指す。
 第4点は、講演会、講座、シンポジウム、ワークショップなどを開催して美術情報を提供するとともに、美術館教育に取り組む。
 第5点は、収集方針に見合うすぐれた美術作品の収集に努め、常設展示の充実を図る。
 このような5つの具体的な視点から、新館長は運営を方針を述べておられます。
 以上、私の答弁を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 民生部長 小倉隆男君。
  〔民生部長 小倉隆男君 登壇〕

◯民生部長(小倉君) 私のほうから、保育所の設置、児童数、広域入所につきましてお答えを申し上げます。
 ただいま市長が申されたとおりでございますが、本年度は6月1日現在で、市内の保育所において、定数800名のところ773名、前年当初比にしまして66名増。また、広域入所につきましては、高岡市ほか5市町村で16名(うちゼロ歳児3人)の児童の保育を実施しておるところでございます。
 ただいま議員さんから人口増につきまして細かい分析をいただいたとおりでございまして、当市において人口の社会増、自然増がほぼ現状のように推移すると見込まれますと、低年齢児の保育、こういった保護者のニーズが非常に高まってくると思われます。低年齢児保育につきましては、今保護者が安心して就労することのできる環境が求められておりまして、これを重視していかなければならないと思っております。
 広域入所につきましては、保護者が就労等の関係で保育所を選択できる制度といたしまして取り入れられたものでございますが、このことにつきましては、定員に余裕があればこれを受け入れることになるのでございますが、特に広域入所を希望される場合は、ほとんどが3歳未満という低年齢児でございます。近年、当市におきましては、低年齢児保育の要望がどんどん増加しておりまして、この要望に応えるよう順次整備をいたしまして、また職員の配置もいたしておるところでございますが、御提言のことにつきまして十分配意しながらこれから進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 15番 柴田豊明君。
  〔15番 柴田豊明君 登壇〕

◯15番(柴田君) お許しを得ましたので、私は市政への方向について質問させていただきます。
 私にとりましては、安念市長へは初めての質問となります。
 安念市長は、長らく行政の執行に携わってこられました。特に財政については、収入役を長らく務められ、収支から見た市政について、今日の市の事業の進展についてよく理解されているものと思います。今年1月から市長職として5カ月間、市の顔として、市政の執行者として、今までの収入役より立場を変えて、各種の行事に出席され、また、各種事業執行への決定をされておりますが、現在の市政をどのように思っておられるのか、また市長の立場としてどのように感じておられるのかお伺いを申し上げたいと思います。
 次に、今日の市政については、国・地方を問わず、行財政改革の中にあって、当市は平成12年までの第6次総合計画に沿って各事業が進められていると思います。平成12年は、国体を開催することで、各種施設整備等多くの準備が必要となり、ほかにも介護保険の導入、下水道施設の早期整備、福祉医療施設の充実、産業の振興など、多くの要望と課題があります。市長は第6次総合計画に沿って事業を執行されると言っておりますが、今後の市民の要望に沿い、よりよい砺波市をつくるため、将来を見つめて、今後どのような思いで市政の執行に当たられるお考えであるのかお伺いをいたしたいと思います。
 次に、助役の選任についてお伺いをいたします。
 当市の助役職については、3月末に斉藤助役が任期満了によりお辞めになり、その後、空席が続いております。このことは、当市にとってはマイナスであることは間違いありません。町村の人口の少ないところでは空席でもよいかと思いますが、当市としては、助役の選任はぜひ必要であると思います。人事のことであり、慎重に取り計られなければなりませんが、市長からの選任への努力が見えてきませんが、必要と感じておられないのでしょうか。市長職は外交的な役割を担っておられると思っておりますし、そのためにも、内部的なことについて助役の役割も必要であります。空白が長引くことは市政の沈滞につながります。市長は助役の選任について、必要とされているのかどうか、選任についてはいつまでどのように考えておられるのかお伺いをいたしたいと思います。
 次に、総合病院の増改築計画について、基本設計の取り組みと病院の現状について、病院長にお伺いを申し上げます。
 第6次総合計画での基本構想大綱では、市立総合病院については、砺波圏の中核総合病院にふさわしい先進的高度医療、救急医療、在宅医療機関として整備充実を促進することになっており、施設整備についても計画されております。県内においても、砺波圏の中核病院として、救急救命センターが災害拠点病院の位置づけがなされております。議会においても、その重要性から、昨年、病院事業特別委員会を設置し、基本設計案について各方面から検討をいたし、基本設計の了承を行い、9年度中に基本設計ができる方向で進めてまいりました。それらのことについては、病院事業特別委員会の委員長報告のとおり進展をいたしておりますが、一部に検討する課題が残っており、実施設計まで時間を要することのようでありますが、今、病院の現状を見るとき、急患の対応についての施設不備、病床不足による患者の移動、外来患者への対応等、現場は大変な状況にあります。命を預かっているところでもあり、早急な対応が求められていると思います。病院長は病院の現状での対応と実態についてどのように思っておられるのか、また増改築計画の基本設計について、実施設計への思いについてお聞かせをいただきたいと思います。
 次に、総合病院の増改築着工への考えについて、市長にお伺いをいたします。
 このことについては、前にも申し上げたとおり、近年、医療の進歩は目覚ましく、病気の予防、治療などは大きな変化が見られます。寿命が著しく伸び、歴史上類を見ない急激な高齢化現象、生活習慣病の増大というような環境の中で、保健・福祉・医療の連携が図られ、第2次、第3次予防が望まれます。健康は最大の幸福でありますが、高度な医療、救急救命医療の整備がなされて、市民病院としての使命は一層重大であり、市民の期待も大きいものがあります。
 最近、自治体病院を取り巻く環境も大変厳しいものがあり、健全経営の継承は優先課題でもありますが、病院の増改築事業計画を着実に実行し、将来構造の実現を図らなければならないと思います。このことから、実施計画には9カ月を要するということでもありますが、早急に決断され、平成11年度の増改築着工へ向けて努力する必要があると思います。市長は、実施計画への決断と平成11年度への増改築着工への考えについて、どのように思っておられるのかお伺いをいたします。
 次に、食料・農業・農村の新たな基本法制定に向けての対応についてお伺いをいたします。
 日本の農業は危機的状況にあります。国民の食生活の変化により、米の需要は減少し、それに伴う3割を超える減反という生産者、まして生産者米価の下落で、営農が成り立たなくなっております。さらに、国際情勢によりミニマムアクセスが受け入れられ、外国米の輸入が強制されました。このことは、米の国内生産の低下となり、日本の主食であり、唯一国内自給のできる食料である米を外国に依存することになります。
 世界的には、発展途上国の人口増加、砂漠化による農地の減少と、エルニーニョの影響が深刻になり、食料不足が40カ国を超すおそれがあると報道されております。このことを解決することが農業政策であると思います。農水省の食料長期見通しの発表に見られるように、世界の農業生産の伸びが半分程度に鈍化した場合、2025年の穀物と大豆の国際価格は、1994年に比べ4倍に高騰し、アジアを除く発展途上国で栄養不足問題が深刻化するとされております。日本は、半分以上の食料を輸入に依存しており、場合によっては深刻な事態が起きる可能性があると指摘されております。
 今、新農業基本法のあり方を検討されており、食料・農業・農村基本問題調査会において十分理解をしていただきたいものだと思っております。現在どのような対応がなされているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
 なお、今議会に農協から陳情書も出ております。新たな基本法制定に関する要請のとおり、再生産できる農業、農村を目指しての当市の対応についてお伺いをいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 柴田議員さんにお答えをいたします。
 市政執行に対する考え方で、就任からの経過についての思いを述べよと、大変答えにくい質問ですが、思いつくまま私の気持ちを申し上げたいと思います。
 1月19日に就任式をしていただきまして、5カ月を迎えたわけであります。就任以来、お話にもございましたが、関係団体や会議に出席いたしまして、私の所見も述べさせていただいております。ただし、厳しい注文もございます。要望もございます。しかしながら、今日の経済状況を考えますと、あれもこれもという時代ではないと思っております。もちろん予算の制約もございますし、議会の皆さんの承認も得なければならない諸事項も多いわけでございます。したがって、率直な話、ニーズに応えられない困惑した状況があることは、率直に申し上げておきます。
 また、地方自治制度も50年たちました。御存じのように、周辺環境や精神文化、生活実態はことごとく変化をしてきたわけでございます。この新しい時代に対応するために、みずからも勉強をしなければならないなということで、それなりの資料あさりもしております。ただし、意識だけが先行しておりまして、いわゆる気持ちだけが高ぶることもございますので、皆さんに御迷惑をかけているかもしれません。
 しかし、私は、これから新しい砺波のグランドデザインを夢見なければならないと。先ほど、代表質問の堀田議員さんからも申されましたが、その意味で、少しみんなで気持ちを入れ換えて、視点を変えて、新しいグランドデザインをみんなで考える、地方振興策の再構築を考える時期だろうと私は思っております。
 あそこもビッグバン、ここもビッグバンという時代です。のうのうと市役所だけが今の体制であっていいのかどうか、もっと考えるべきではないか、こんなことを率直に思うわけであります。
 そして、もう1つは、「住みよさ日本一」の報道を受けました。これは、先ほどもお答えしましたように、先人や先輩の皆さんの努力の賜物でありますから、この実績ベースをさらに努力するということになりますと、私は責務の重大さを痛感しておるわけでございます。
 ここで私は思い起こしたようなことを申し上げますけれども、ある有名な政治家が、「ふるさと創生」という言葉をお遣いになって、「ばらまき」という言葉もありましたが、自由にお使いなさいというような思想、これが今度の16兆円の中にあればいいなということを思うわけです。ふるさとはベースだと思う。このベースのふるさと創生を考えることが大切ではないか、こんなことなども実は思う次第でございます。勝手な思いを申し上げましたが、そのように思っておる次第であります。
 次に、第6次総合計画についてどう考えておるかということです。
 私は、さきにも申し上げましたが、基本的には第6次総合計画に沿って進めさせていただいて、集大成の時期にきているのではないか、社会・経済情勢を踏まえながら、いろいろローリングもいたしておりますけれども、そのような気持ちを持って取り組んでまいりたいと思っております。したがって、新しく出てくる問題については、適時的確に協議をしながら進めさせていただきますけれども、いずれにしても集約的に進めさせていただきたいと思っているわけでございます。
 今後の市長の思いを述べよということでございます。もちろん、行政そのものは、計画をして、そして実践をして、評価を受けて、さらに新しく計画を見直すというのがベターだろうと思います。その意味で、これからも新しい総合計画の中で位置づけていきたいと思っておるわけであります。したがって、多くのニーズもあると思いますが、あるときには嫌でも取捨選択をしなければ財政が持ちこたえられないというのが実感でございます。
 先般、国土総合開発法に基づく新しい国土総合開発計画が出ました。閣議でも決定されたわけですが、このあと諸法律が改正をされて出てまいりますが、それは、従来の第4次全総、次は第5次全総になるわけですが、一切そのことは言わない。「全総」という言葉は省いて、「21世紀の国土のグランドデザイン」という名称になるわけです。法律は残りますけれども、「全総」とは言わない。継続しない。2000年以降については、新しい時代を迎えるのだから、思想を変えていくというのが国土庁の考え方のようでございますので、その意味も含めまして、次期計画については、それこそ火花の散る議論をしてつくるのが肝要だろう、このように存じておるわけでございます。
 私の計画の思いの一端を申し上げたわけでございます。
 次に、助役選任の思いを述べよと。
 大変御心配をいただきましてありがとうございます。おっしゃるとおり、今日の社会状況の変化に対しては、市の政策課題があり余るほど山積をいたしておることは御承知のとおりであります。地方自治法で制定されております助役については、「長を補佐し、その補助機関たる職員の担当する事務を監督する」、それが助役でございます。したがって、私は私の補佐だけではなくて、職員の担当する事務の監督もしてもらわなければいけない。これは法律に明記してございますので、ぜひ急がねばならない、このように考えておるわけでございます。私の怠慢もありまして遅くなっておりますが、近いうちに議員各位に御協議を申し上げまして、ぜひ御同意を賜るようよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。
 次に、病院の着工についての考え方を示せと。
 後ほど病院長からも答弁がございますが、先般、病院建設特別委員会でも報告されたとおりでございます。基本設計ができまして、細部検討中でございます。今日の病院の収支計画あるいは一般会計から相当の繰り出しを考えるわけでございますけれども、その将来を見極めなければならないと思いますし、その意味で、財政面、そして病院の将来、医療環境も変わってきております。御存じのとおりだと思います。そして、市民のニーズの多いいわゆる保健センターをどう組み入れるか、そのことをもう少し時間をいただいて検討させていただきたい、このように申し上げておるわけでございますので、ぜひそのことを御理解をいただきたいと思っている次第でございます。
 次に、農業政策についてでございます。
 産建部長から申し上げますが、特に農業のことにつきましては、一言触れさせていただきたいと思います。
 今、国際化を飛び越えて、グローバル化という時代になりました。世界的には、食料が不足しているわけです。ところが、日本は、あり余る中に、自給率が何と30とか40とかいう、実は心配した経緯があるわけです。したがって、私は食料・農業・農村基本問題には、明るい希望の持てる答申がなされることを実は期待をいたしておるわけでございます。御存じのように、農業は農業経営という視点で考えるのではなくて、環境保全もあることを忘れてはならないし、私は農村は国土のベースであるということも認識をしておきたい、そのことを思っておりますので、法制定その他についての経緯につきましては部長から申し上げますが、そのことを念頭に置いてこれからも農業施策に尽力をしてまいりたいと思っておる次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福田正治君。
  〔産業建設部長 福田正治君 登壇〕

◯産業建設部長(福田君) それでは、新農業基本法の制定の方法について御答弁申し上げます。
 昭和36年に農業基本法が制定されて以来36年が経過しておりますが、この間、全世界的な経済の変動が激しく、国際的にも国内的にも大きな転換期が訪れてまいりました。昨年の4月18日、内閣総理大臣から、食料・農業・農村基本問題調査会へ、「食料・農業及び農村に係わる基本的な政策に関する必要な改革を図るための方策に関する基本的事項について意見を求める」が諮問されたところでございます。
 調査会では、この諮問を受け、平成9年12月19日に調査会としての中間取りまとめが公表されております。この本でございます。
 1つには、食料・農業・農村を考える基本的な視点について、2つ目には、食料・農業・農村の当面する諸問題について、3つ目には、食料・農業・農村政策の基本的な考え方について、この3つの構成で提案されております。
 基本的な視点といたしましては、食料・農業・農村は総合的に密接な関係を有していることから、国民的見地に立って一体として政策の対象として、2010年までを期間と想定しているところでございます。また、地球の資源の有資源を念頭に入れて、環境、国際化、歴史、伝統、文化の6つの関係を重視しております。人口、食料、環境、エネルギー等の将来の展望も視点に入れながら想定しているわけでございます。
 当面する諸問題といたしましては、我が国の食料自給率がカロリーべースで42%と極めて低い水準になっていること。また、農業構造が、土地型農業を中心に、以前として零細経営が多く、経営規模拡大等、経営体制の強化が立ち遅れていること。中山間地等においては、過疎化や高齢化が急速に進行している。そして、また、耕作地の放棄が増加しているなど、地域社会の維持や国土、環境の保全に支障が生じていること等が挙げられております。
 基本的な考え方といたしましては、食料安全保障政策の確立等7つの項目にわたって提言されております。
 1つは、食料自給率については、できる限り国内でつくるほうがよいという考えが我が国の人口の8割を占めているという調査を踏まえて政策目標を明示し、国民の理解を得ること。
 農地制度のあり方としては、農地以外の分野からいろいろな経営能力を有する株式会社が農業に参入することにより、農業を全体的に活性化させる政策を構築すること。
 農業構造の変革については、自立の精神と優れた経営感覚を持った効率的な経営体制が地域農業を中心に補うこととなるよう、農業構造の改革を加速すべきであること。
 4つ目には、中山間地域等は、食料の供給に加え、国土、環境の保全、水源の涵養等重要な役割を果たしていることから、平地地域とは異なった観点から施策の検討を行う必要があること。
 5つ目には、農業は、土、水、生産物等の物質の上に成り立っており、農業を有する国土、環境保全等の機能について適切に評価し、国民の理解を求めること。
 6つ目には、我が国農業全体を環境への負荷軽減を配慮して、持続的に農業への移行。
 7つ目には、我が国の経済力の国際的地位に応じ、積極的に国際貢献をすべきであることなどの意見が提言されております。
 しかしながら、株式会社が農地取得の権利を求めるべきかという意見については、委員の意見がまとまらず、現在の時点では検討中であり、最終的には調査部会の具体的な方策の方向が夏ごろまでに答申されると思われます。政府においては、この答申を受けて、臨時国会か通常国会において、新農業基本法を実行する上で根幹的な法案を提出し、同時に並行して検討されるものと思っております。市といたしましては、これらの答申の具体的な政策をアグリTONAMI21に反映させていきたいと考えております。
 また、本年6月5日にとなみ野農協のほうから市長へ提出されました「新たな基本法制定に関する要望」につきましては、21世紀の農村環境を保全する等、必要な課題であると考えており、市長会を通じて国に働きかけたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川龍夫君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 柴田議員さんのお尋ねにお答えを申し上げたいと思います。
 非常に厳しい医療環境にある中で、現在の病院の業務の現状はどうなっているかということのお尋ねでございますが、平成9年度について見てみますと、4月に消費税率が改定いたしました。それから、医療費の改定がございましたし、9月になりまして、健康保険法の一部改定によりまして、患者さんの負担の増大がございました。それらが引き金となりまして、年度の前半は患者数がかなり減少いたしました。全国の医療統計では、約10%の患者減があったと言われます。私たちの病院では、前半で5.6%近い減少がございました。しかしながら、後半になりますと患者数は次第に回復いたしまして、最終的には若干の減少にとどまりました。全国の医療推計では、5~7%の減少があったとされておりますが、当院では約1%弱の減少にとどまりました。これらの傾向は、県下の公的病院でも同様の減少傾向が見られております。これは病気が減ったということではなくて、患者さん方の受診が抑制されたということでありまして、これはある意味では二次的に由由しい事態を引き起こす可能性が予想されておりまして、私たちは非常に注目すべき現象だと考えております。しかしながら、自分の身を守るという認識は非常に国民には高まっておりますので、次第に受診抑制が解かれまして、流れが再び戻ってきた、こういうふうに見ることもできるのではないかと考えております。
 また、私たちの病院におきます減少の一因としましては、さきに述べました全国的な要因のほかに、患者さん方へのサービスの向上の一環として、主要な診療外来において予約診療をいたしておりまして、その実施率の向上を図っておりますが、その成果が上がりまして、再来患者さんの病院においでになる回数が抑えられたということがあり、そのために延べ患者数としては減ったのでありますが、保険請求書などで見てみますと、実質的な患者数とか新患数は、むしろ小幅ながら着実に伸びているということが見られまして、大きな変化が起こっているというふうには考えにくい状態がございます。
 それらに結びつけまして医業収益を見てみますと、4月の診療報酬の改定が有利に働きまして、延べ患者数の減少にもかかわらず、入院・外来とも増収となっております。病床利用率は相変わらず94.1%と高うございまして、ここ数年の傾向のまま、慢性の満床状態が継続しております。一方、その改善をするという方策を模索いたしまして、今まで以上に平均の在院日数、いわゆる入院しておられる日数を短縮するという方向を私たちは求めて努力しております。当院の一般病棟における平均在院日数は、19~20日でございまして、これは県下ではトップのレベルでございます。しかしながら、それでもなおかつ病床が足りなくなって、市民の方々に御迷惑をかけているという状態がまま起きておりまして、まことに申し訳なく存じております。
 一方、救急医療を見てみますと、救急患者数は昨年年間で1万1,000人を超えました。1日で平均29人の方々が時間外に救急室を訪ねておられます。最近、特に休日の時間外の救急患者数の増加が非常に目立ってきておりまして、多いときには100人から150人ということがありまして、非常に狭い救急室の中で、機能が落ちたところでの非常に大きな障害が生じておりまして、早期の改善が求められております。私たちといたしましては、時間外スタッフの充実とともに、専門家のスタッフが求められると即応して出てくるという形を整備いたしまして、実質的な地域救命センターとしての24時間診療体制の確立を目指しておりますが、ときに満床になりまして、救急の患者さんのベッドを確保するのに難渋いたす事態が生じております。
 今年に入りましての業務状態を見てみますと、4月、5月は、入院・外来ともに比較的順調に推移しておりまして、昨年のような患者数の大きな減少は見られておりません。また、収益面で見ましても、4月に診療報酬の改定がございましたが、明らかなマイナス改定が示されております。しかしながら、今のところその影響の大きなものは目立っておりませんで、大きく減点となりました薬剤料、検査料などのマイナスの要素を、点数の上がりました手術料、指導管理料、入院看護料などの高機能の診療のプラス要素が補う形で働いていて、マイナスの要素がカバーされているのではないかというふうに見ております。今後、高度な診療体制への一層の充実を私たちが考えておりますが、その求めているゆえんでもあろうかと考えております。
 次に、そのような認識に立って、増改築の基本設計ができた段階で、それをどう考えておるかというお尋ねでございます。すでにお手元にお届けいたしました基本設計の報告書に述べてありますように、現在の地域公的病院の置かれている医療環境をしっかりと見据えまして、その上で増改築事業の基本理念をもとに基本方針を立てまして、その実現を目指して全職員とともに、心からその実現を望んでいるものでございます。
 その基本方針について、重ねて述べさせていただくならば、1番目として、急性期疾患を対象とした高機能の病院としての整備を私たちは心から願っております。既に皆様の長年の御指導と御支援によりまして、名実ともに地域中核病院としての役割を果たさせていただいておりますが、今後は医師会並びに近隣の公的病院の期待に沿いまして、連携関係をより密にした形で、また地域に開かれた有効な社会資源としての地域医療支援病院構想を私たちは展開していきたいと願っております。
 2番目といたしまして、災害拠点病院としての整備が私たちの願いでございます。広域災害の医療体制の重要さというのは、阪神大震災の記憶にまだ新しいところでございますが、その痛ましい震災から学んだ人々の英知を生かした形で、私たちは免震構造と申しておりますが、新しい耐震構造の病院をつくり、災害拠点病院を構築いたしまして、地域の危機管理の拠点としての機能充実を図りたい、こういうふうに心から願っております。
 一方、慢性的な病床の不足がございます。さきに述べましたが、病床の回転率を上げるなどの運用の工夫はしてまいりましたが、当院の今後の高機能診療の展開のためにも、ある程度の急性ベッドの不足を補うという形での増床はぜひお願いしたいと考えております。
 さらに、ただいま大きく展開され始めております福祉領域での長期療養型病床群の変化の予想は、いまだ不鮮明でございます。将来的には、ある部分でのベッド過剰が生み出される可能性がございまして、そのために、それらの施設間での競合が強められるということが予想されますが、この地域におきます医療の大きな流れとして、急性ベッドの必要性というのはそれほど減らないのではないかということを私たちは予想いたしております。
 それから、4番目といたしまして、入院療養の環境の改善を私たちは強く求めております。入院という人生の最も不幸な時期にこそ、その人々にとって大きな憩いと癒しの環境が与えられるべきであると私たちは考えます。世界に通用する現在の日本の医療の中で、来日中に病気になられました先進国のトップの方々が、日本の病院への入院を忌み嫌うというのは、病院の入院環境がいかに貧弱であるかということを物語る例として挙げられているわけであります。患者さんに選ばれていく病院環境づくりというのは、これから日本の医療の最大の目標だと言えますし、私たちにとっても大きな目標だと考えております。日本で最も住みやすい市の砺波市であるという、この砺波市民の誇りに裏づけされた入院療養環境の整備は、ぜひ整えさせていただきたいと願っております。
 一方、外来部門の整備につきましても、患者さん方にとって、また私たちにとりまして、現在、外来の診療で最も大きな苦痛は何かと申しますと、患者さんのプライバシーが全く無視された環境の中で行われているということでございます。十分な説明と、それを納得され、理解され、そして治療方針を選択されるというインフォームド・コンセントが十分に行われるためにも、ゆとりのある静かな外来環境が必要であるということは、市民の方々の強い御希望であろうと考えます。それに力点を置いた整備を心から望んでいるところでございます。
 以上、基本設計に盛り込まれた病院機能の整備とともに、私たちが最も大切として考えておりますことは、保健と福祉と医療の連携の計画でございます。基本設計の土台となりましたマスタープランに盛られました病院将来構想では、現在の病院周辺地域を医療福祉ゾーンとして位置づけ、そこでダイナックな展開をしたいという考え方を示しております。私たちは、基本設計ができ上がりましたこの時点こそ、その実現のためへの一歩を踏み出すチャンスだと位置づけておりまして、市民の御意見をくみ上げつつ、関係者が率直に相寄って真摯な検討を行うということが、今回私たちのお示しいたしました病院増改築基本設計の意義であろうかというふうに考えておりまして、皆様の御理解を得たいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。
 15番 柴田豊明君。

◯15番(柴田君) ただいまは、市長さん、そして病院長から、病院の問題について細かく明確に答弁をいただきました。
 ただ1つ、急を要する病院の改築でございますので、保健センター等の絡みもあろうかと思いますが、ぜひ総合計画に載っておりますとおりに、今年は実施設計の予算がついておりますし、11年度には増改築にかかるという市長の思いを再質問させていただきます。よろしくお願いします。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) お答えを申し上げます。
 先ほど、しばらく時間をかしていただきたいという理由につきましては申し上げました。ただ、その中身につきましては、この後、起債等の兼ね合いもございますし、地方課とか自治省とかの合議もございます。そんなことを踏まえましていかないとぶつかってしまいますので、その辺を少し調整をさせていただきたいと思っています。その方針につきましては9月議会に申し上げたい、このように思っておる次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明6月12日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時 3分 閉議