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平成9年第4回臨時会(第1号) 議事日程・名簿

     平成9年第4回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第64号 決算の認定について
     (委員長報告・質疑・討論・採決)
  第4 議案第68号決算の認定について及び議案第69号工事請負契約の
     締結について
     (提案理由の説明・質疑・委員会付託
       委員長報告・質疑・討論・採決)

1.本日の会議に付した事件
  議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  11月5日  午後2時38分 開議
  11月5日  午後4時25分 閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    民生部長 中 島 和之進 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 小 倉 隆 男 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 紫 藤 健 一 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 薮 田 康 男 君

 上水道
 課  長 金 子   修 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

 消防本部              消防本部
 消防長  太 田 勇 二 君    消防次長 安 念 政 満 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      局長代理 清 沢 康 夫

 調査係長 神 島 英 弘



平成9年第4回臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後2時38分 開議

◯議長(柴田君) ただ今から、平成9年第4回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

◯議長(柴田君) 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申しあげます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告を、お手元に配付のとおり受けておりますので、ご検討をお願い申し上げます。

◯議長(柴田君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、
  議長において指名いたします。
   20番  吉澤 邦麿 君
   21番  松本 恒美 君
   22番  梶谷 公美 君
を指名いたします。

◯議長(柴田君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第3 議案第64号 決算の認定についてを議題といたします。
 去る9月市議会定例会において決算審査特別委員会に付託をいたしました各企業会計の決算審査の経過と結果について、その報告を求めます。
 決算審査特別委員長 山岸 銀七君
  〔決算審査特別委員長 山岸 銀七君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(山岸君) 決算審査特別委員会の審査結果とその概要についてご報告申し上げます。
 去る9月定例会において提案され、当特別委員会に付託された議案第64号決算の認定について、平成8年度砺波市水道事業会計及び平成8年度砺波市病院事業会計の2企業会計決算につきましては、慎重に審査を行うべく、閉会中の継続審査となっていたのであります。このため、10月13日と14日の両日にわたって委員会を開催し、監査委員から適切な審査所見を承り、その後、当局より詳細な決算内容の説明を受け、引き続き関係諸帳簿等をつぶさに審査いたしたのであります。その結果当委員会といたしましては、両事業会計とも原案のとおり認定すべきものと決定いたしたのであります。
 以下、審査の概要についてご報告申し上げます。
 水道事業の経営状態につきましては、収益的収支において、収入9億2,892万円、支出9億3,782万円、差引890万円の赤字決算となっています。この赤字幅は、事業収益収支が7年ぶりに赤字となった昨年度に比べて1,181万円縮小しております。赤字決算の主な要因は、給水原価227円に対する供給単価が203円となっていることにあります。しかしながら、その差額24円は昨年度に比べて約4円好転しており、営業努力が評価されるものであります。
 また、業務概要について言及してみますと、当年度における給水人口は、前年度より4,364人増の3万9,963人、また、給水戸数は1,527戸増の10,575戸となっています。給水状況については、年間総配水量はここ3年間ほぼ横ばいの約479万トンで、有収水量は前年度より約9万トン増加の約364万トンとなっております。このことは、近年の宅地開発や企業の進出に伴う給水契約件数が増加していること、並びに、漏水調査の徹底や老朽管の布設替えなどの漏水防止対策の効果がでてきていることによるものと思われます。一方で、1戸当り使用水量がここ数年減少傾向にもあるので、さらなる営業努力を期待するところであります。
 次に、おもな意見、要望等について申し上げます。
 まず、水道料金の長期滞納者への対処を質したところ、平成8年度は165万円の滞納があり、滞納者の中には事業の倒産者や行方不明者も含まれ、徴収が困難なケースがあるが、各種の税金も滞納している者もおり、毎月の文書による督促に加えて、職員が直接出向いて納入を促すなど収納率の向上に努め、さらなる悪質者については、年4回の停水予告通知をした上での給水停止を実施しているが生存権もあるので難しい面もあるとのことでありました。
 次に、老朽管の布設替え工事の進捗状況について質したところ、平成12年まで国の事業採択基準に沿って国庫補助を受けながら、連続3回漏水する石綿管の配管箇所を優先的に布設替えしているところ、国の内示額は要望の70%程度であるため、平成13年以降は市の単独事業として起債対応しながら工事を完了させようとするものであり、工事の実施に当たっては、各種道路改良工事に合わせて何度も道路を掘り返さないように努めるとのことでありました。
 次に、閉栓戸数が1,151戸と多い理由について質したところ、閉栓戸数の多く見られる地域は、林、高波、若林、東般若地区の一部の地下水の豊富な区域であり、昔から井戸を使っていた地域である。しかし、これらの地域も含め、将来にわたっての安全な水質を第一に考えるならば、全地域の水道水利用が重要な課題であるので、これからも市の広報などいろんな機会において、水道水の安定的供給と安全性を前面にしたPRに努め、給水人口の拡大と閉栓戸数の縮小を図りたいとのことでありました。
 次に、最近国内でも検出されるようになった塩素消毒でも死なないクリプトスポリジュウム菌の状況について質したところ、この菌はアメリカで最初に発見されたものであり、人間が感染するとO-157と似たような症状を引き起す非常に危険な菌であるため、国内でも警戒されていたところ、埼玉県で検出されたのをはじめとして、厚生省の調査によれば全国94水源で検出が確認されているが、富山県内では検出されておらず、この菌は水質濁度0.1%以上で生息する確率が高く、砺波市の水源地の松島浄水場の水質濁度は0.0%以下であり、現在は検出されていないとのことでありました。
 このほか、「おいしい水」の宣伝、予定されている給水条例の改正に伴なう工事施工の適正な指導、水道メーター検針体制とメーター器の更新、末端の水圧の確保、漏水調査の時期や方法などについて質疑、要望があったところであります。
 次に、病院事業会計について申し上げます。
 平成8年度収益的収支において、収入91億7,892万円、支出92億4,599万円で、6,707万円の収支差引欠損金が計上され、赤字決算となっています。
 この決算内容について若干ふれてみますと、消費税抜きの損益収支において、総収益で91億7,218万円と前年度より2.3%増、総費用で92億4,214万円と前年度より2.6%増となっております。この内訳につきましては、病院事業本来の医業収益では、87億4,761万円と前年度より2.4%増、医業外収益では4億2,456万円と前年度より0.9%の微増となったものであり、医業費用では、給与費、材料費、経費の増加などで87億1,606万円と前年度より2.0%増え、医業外費用では支払利息の減少などで4億4,629万円と前年度より2.7%の減となったものであります。この結果、医業収支においては営業努力が数字となって現れ、一昨年の1,478万円を上回る3,155万円の利益が計上されております。
 なお、医業外損失の2,173万円を差し引いても、経常利益は982万円を計上し、平成4年度以来の黒字決算となったところであります。しかし、公共下水道に接続のため既存の浄化槽を除却したことによる特別損失として、7,979万円が計上されたため、純損失は6,996万円となっております。
 医業収益のうち入院収益は、診療報酬の引き上げがここ数年低い水準で推移しているにもかかわらず、一般病床の利用率が94.3%とほぼ満床の高水準を保っていることから、前年度より2.9%増の51億2,529万円となっております。また、外来収益は、外来患者総数が前年比2.7%増加したことから、前年度より2.1%増の32億7,911万円となっております。
 一方、医業費用については、医療サービスの向上のための医療技術員の増員が行なわれるとともに、一部医療事務の効率化を図るため、昨年に引き続いての窓口事務の委託、パート職員の補充など徹底した経営努力がみられます。
 診療実績については、年間患者総数は49万9,664人で、前年度より9,126人の増で、その内訳は、外来患者が34万2,059人で8,902人の増、入院患者が15万7、605人で224人の増でありました。
 また、病床の利用状況としては、一般病床410床、精神病床66床、伝染病床10床の486床となっており、利用状況は、全体で88.8%と前年度より0.3%高くなっております。
 全体としては、4月1日の社会保険診療報酬の改定による医療費の引き上げと同時に、薬価等の引き下げが実施されたため、実質引き上げ率は0.8%にとどまり、全国の公立病院事業の約半数が経常損失を計上しているという厳しい状況の中、設備環境面での公共下水道の接続工事や最新鋭の医療器械の導入が実施されるとともに、経常収支においては延べ患者数の増加による増収と業務の効率化により、平成4年度以来の黒字決算をみたことは、事業全体の健全経営にむけての努力が実を結んでいるものと思われます。
 ここで、意見、要望について申し上げます。
 まず、医療費の長期滞納者への対処を質したところ、この該当者は事業に失敗した者や転居者等ごく少数に限られているとはいえ、支払いに関しての保証人を求めてはいないが、督促の通知はもちろんのこと、時期を定めて集金に回ったり、月々分納をしてもらったりと収納率の向上に努めているとのことでありました。
 次に、大型医療器械等の発注が年度後半に多くみられることについて質したところ、医療の高度化に伴って医療機器の進展も極めて早いものがあり、現場の医師を始めとする医療スタッフと年度前半に十分な時間を取りながら調整を図り、進歩する医療に即応した機種を選定する必要があるためとのことでありました。
 次に、院内売店の営業状況について質したところ、平成元年までは外部の業者に売店の営業を任せていたところ、経営者が高年齢となったことや介護用品を取り扱う必要に迫られたこと等を理由に、業者が営業を止めることとなったため、平成2年度以来、現在の経営形態の職員共済会に営業させることとなったものであり、当初は厳しい営業状況ではあったが、その後の営業努力もあって平成8年度末には4千万円を超える利益が累積されるに至っており、病院の大規模増改築を迎えようとしているこの機会に、売店の模様替えはもちろんのこと、営業形態も患者サービスの立場に立ちながら、より一層の改善を図っていきたいとのことでありました。
 次に、病院敷地内に占める借地の状況について質したところ、病院の事業規模拡大に伴ないその都度用地を確保してきているが、用地買収が困難な場合は借地せざるを得なく、現在のところ借地面積は約13,800m2となっており、この面積は病院全敷地の約33%を占め、主な用途は駐車場として使用し、賃借料は年額1,737万円であるとのことでありました。
 次に、外来窓口事務の委託と患者サービスの充実について質したところ、一部医療事務の委託は平成6年度から事務の効率化をにらんで実施しているもので、現在は7診療科12名を配置しており、窓口患者サービスの維持向上を図るため、病院内に教育研修委員会を設け、職員と一緒に毎月1回接遇作業小委員会を開き、接遇研修を継続しているとのことでありました。
 このほか、予防医療の観点からの人間ドックの受入れ体制、給食材料費と選択メニューの動向、入院患者サービスのための病室内テレビの利用、外国人への診療行為と医療費の納入、各種電算業務の委託状況、自販機等各種の使用料金などについて質疑、要望があったところであります。
 以上、水道事業および病院事業の両事業会計決算につきまして、審査の結果とその所見を申し上げ、当決算審査特別委員会の審査報告といたします。

◯議長(柴田君) ただ今の委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 討論なしと認めます。
 これより議案第64号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第64号 決算の認定について 平成8年度砺波市水道事業会計決算、平成8年度砺波市病院事業会計決算、以上、2会計決算に対する委員長の報告は認定することが妥当であるとするものであります。
 本決算を、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立全員であります。
 よって、議案第64号 決算の認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第4 議案第68号 決算の認定について及び議案第69号 工事請負契約の締結についてを一括議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部 昇栄 君
  〔市長 岡部 昇栄 君 登壇〕

◯市長(岡部君) 本日、ここに決算の認定に係る議案等につきましてご審議願いたく、市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には、ご多忙中にもかかわらず、ご出席を賜り厚くお礼申し上げます。
 はじめに、砺波市総合防災訓練について申し上げます。
 昨年の富山県総合防災訓練を契機に、去る10月27日に市単独としては初めて総合的な防災訓練を実施いたしました。訓練は般若地区を中心に、マグニチュード7の大地震と大規模山火事による各種災害を想定し、20機関、11団体、約1,500人の皆さんに参加いただきました。
 各現場においては、砺波学園、般若中学校において生徒の避難誘導、給水、炊き出し、救急などの訓練を行い、また、はしご車や県防災ヘリコプターによる被災者の救出訓練を行いました。「災害は忘れた頃にやってくる」と言われますが、いざという時に慌てることなく適切な対策を迅速にとることができるよう準備態勢を整えておく必要があります。
 今後も毎年こうした総合防災訓練を実施し、防災意識の高揚を図ってゆきたいと考えております。
 次に、本日提案いたしました議案についてご説明申し上げます。
 まず、議案第68号 決算の認定につきましては、地方自治法の定めるところにより、平成8年度の富山県砺波市一般会計並びに砺波市国民健康保険事業、砺波市国民健康保険太田診療所、砺波市老人保健医療事業、砺波市赤坂霊苑、砺波市下水道事業及び砺波市農業集落排水事業の各特別会計の歳入歳出決算を監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものであります。
 次に、議案第69号 工事請負契約の締結につきましては、南部福祉センター・デイサービスセンターの工事に係るものであり、工事請負契約を締結するため、条例の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。何とぞ慎重にご審議の上、可決、認定を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(柴田君) これより、ただ今議題となっています議案に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっております議案第68号外1件につきましては、お手元に配布してあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会並びに決算審査特別委員会に付託いたします。
 この際暫時休憩いたします。

 午後 3時05分 休憩
 午後 4時15分 再開

◯議長(柴田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより付託いたしました案件について委員長の報告を求めます。
 決算審査特別委員長 山岸 銀七君
  〔決算審査特別委員長 山岸 銀七君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(山岸君) 決算審査特別委員会の審査結果について、ご報告申し上げます。
 本日、本会議におきまして、当特別委員会に付託となりました、議案第68号 決算の認定について 平成8年度富山県砺波市一般会計及び平成8年度の各特別会計 以上7会計の歳入歳出決算の認定につきまして審査するため、先程、特別委員会を開催いたしました。
 今後、慎重に審議を行うため、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 以上、誠に簡単でありますが、決算審査特別委員会のご報告といたします。

◯議長(柴田君) 総務常任委員長 宮木 文夫君
  〔総務常任委員長 宮木 文夫君 登壇〕

◯総務常任委員長(宮木君) 総務常任委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 今臨時会におきまして、当委員会に付託されました、議案第69号 工事請負契約の締結についてを審査するため、本日、当局の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 議案第69号 工事請負契約の締結につきましては、老人福祉施設整備事業を推進するため、東野尻地内に、平成11年4月のオープンを目指し、仮称砺波市南部福祉センター・デイサービスセンターを新設するための、施設建設工事を実施するものであります。これに係る建築主体工事の契約内容につきましては、契約金額を4億635万円で、砺波工業・鷹栖建工南部福祉センター・デイサービスセンター建築工事(建築主体工事)共同企業体の代表者砺波工業株式会社と工事請負契約を締結しようとするものであり、工期は、平成11年3月10日であります。
 今回の工事発注内容といたしましては、約7,800平方メートルの敷地内に、鉄筋コンクリート造り平屋建て、床面積が1,953平方メートルの本館を建築するものであり、入浴、給食サービスを提供する、老人デイサービスセンターと、大浴場、休養室、大広間を備えた福祉センターの合体した施設を建設しようとするものであります。
 また、建築主体工事に合わせて、電気設備工事が北陸電気工事(株)・クリシマ電工(株)南部福祉センター・デイサービスセンター建築工事(電気設備工事)共同企業体の代表者北陸電気工事株式会社砺波営業所と、給排水衛生設備工事がデムラ工業・オオタ総合設備南部福祉センター・デイサービスセンター建築工事(給排水衛生設備工事)共同企業体の代表者デムラ工業株式会社砺波営業所と、冷暖房設備工事が吉井工業・竹部鉄工南部福祉センター・デイサービスセンター建築工事(冷暖房設備工事)共同企業体の代表者吉井工業株式会社と、請負契約の締結がなされております。
 以上、工事請負契約に関しましては、適切なものとして認めたものであります。
 誠に簡単でありますが、総務常任委員会の報告といたします。

◯議長(柴田君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 討論なしと認めます。
 これより、ただ今議題となっています議案第68号及び議案第69号以上2件を採決いたします。
 お諮りいたします。
 まず、議案第68号 決算の認定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものであります。
 本案を、委員長報告のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) ご異議なしと認めます。
 よって、議案第68号は閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(柴田君) 続きまして、議案第69号 工事請負契約の締結についてを採決いたします。
 お諮りいたします。議案第69号 工事請負契約の締結についての委員長報告は原案可決であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立全員であります。
 よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
 以上をもって、本臨時会に付議されました議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成9年第4回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 市長よりご挨拶があります。
  〔市長 岡部 昇栄 君 登壇〕

◯市長(岡部君) 本日は、臨時議会を招集いたしましたところ、皆様方には、お忙しいところをお集まりいただきまして、先に提案をされておりました、水道並びに病院会計決算につきまして、それぞれご承認を賜り、また、新たに提案をいたしました一般会計、その他特別会計につきましては、継続審議としていただいたわけでございます。
 また、南部福祉センターの工事請負契約の締結につきましては、ご承認を賜りましてありがとうございました。心から御礼を申し上げます。
 決算につきまして、いろいろとご意見のあったところをよく肝に命じまして、今後更に決算の万全を期していきたいと思っている次第でございます。
 何とぞよろしくお願い申し上げる次第でございます。
 本日は、どうもありがとうございました。

◯議長(柴田君) これをもって散会いたします。
 どうもご苦労さまでした。

 午後 4時25分 閉議

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成9年11月5日

      議  長  柴 田 豊 明

      署名議員  吉 澤 邦 麿

      署名議員  松 本 恒 美

      署名議員  梶 谷 公 美



平成9年9月定例会(第4号) 議事日程・名簿

     平成9年9月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
  第1 議案第59号から議案第65号まで、平成9年度富山県砺波市一般会計補正
     予算(第2号)外6件
     (委員長報告・質疑・討論・採決)
  第2 稲作経営の安定と米政策の確立に関する請願外1件
     (討論・採決)
  第3 議案第66号 砺波市教育委員会委員の任命について
     (提案理由説明・採決)
  第4 議案第67号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
     (提案理由説明・採決)
  第5 議員提出議案第3号 道路特定財源制度の堅持に関する意見書の提出につい
     て
     (提案理由説明・討論・採決)
  第6 議員提出議案第4号 農業農村整備事業の着実な推進を求める意見書提出に
     ついて
     (提案理由説明・採決)
  第7 議員提出議案第5号 稲作経営の安定と米政策の確立に関する意見書の提出
     について
     (提案理由説明・採決)
  第8 議員提出議案第6号 郵政事業の現行経営形態の堅持に関する意見書の提出
     について
     (提案理由説明・採決)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月22日  午後 2時11分  開議
   9月22日  午後 3時22分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    民生部長 中 島 和之進 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 小 倉 隆 男 君

 企画調整
 室  長 今 井 孝 夫 君    総務課長 紫 藤 健 一 君

                   社会福祉
 財政課長 吉 田 俊 和 君    課  長 石 澤 千栄子 君

 商工観光              下水道課
 課  長 薮 田 康 男 君    主  幹 仙 田 國 明 君

                   病  院
 病院長  荒 川 龍 夫 君    事務局長 桂   政 樹 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 野 村 泰 則 君    監査委員 河 森 正 哲 君

 監  査              消防本部
 事務局長 坂 井 正 範 君    消防長  太 田 勇 二 君

 消防本部
 次  長 安 念 政 満 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      局長代理 清 沢 康 夫

 調査係長 神 島 英 弘



平成9年9月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過

 午後 2時11分 開議

◯議長(柴田君) ただいまから、本日の会議を開きます。
 日程に入るに先立ち、御報告を申し上げます。
 さきに設置されました決算審査特別委員会において、正・副委員長を互選されました結果、委員長に山岸銀七君、副委員長に前田喜代志君が、それぞれ選任されましたので御報告申し上げます。

◯議長(柴田君) これより日程に入ります。
 日程第1 議案第59号から議案第65号まで、平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外6件を議題といたします。
 これより、各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 藤井外志男君。
 〔産業建設常任委員長 藤井外志男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(藤井君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第59号 平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外2件を審査するため、去る9月16日午前10時より、三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件については、採択とすることに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第2号)につきましては、労働費では、勤労青少年ホーム運営管理費として、軽運動室の冷暖房設備改修のための設計委託料の計上であります。
 次に、農林水産業費では、林道治山事業においては、民有林林道開設事業の事業費の内示により、林道増山城跡線開設工事を0.7キロメートル実施するものとして、測量設計を0.7キロメートル延長し、1.4キロメートルへとするものであり、林業構造改善事業においては、国・県補助金の森林整備担い手育成確保総合対策事業補助金が事業主体である森林組合へ直接補助されることとなったことによる減額補正であります。
 また、緑化促進事業においては、花と緑の銀行からの事業費の内示により、シルバーワークプラザ植栽工事の事業費の増額及び五鹿屋駐在所跡地の地域ふれあい花壇づくり事業等を実施することと、生け垣設置補助金について、実施相当分を増額するものであります。
 さらに、農道整備事業においては、県単独農村環境整備事業の追加による増額補正であり、若林地区において農道整備をするものであります。
 次に、商工費では、商工振興費においては、砺波商店街活性化を目指し、県の顔づくり施設整備補助事業により、本町交差点にからくり時計を設置するものであり、企業誘致対策事業においては、ハイテク・ミニ企業団地建設事業に伴うアクセス道路を整備するものであります。
 また、観光宣伝事業においては、城端線開通100周年記念事業でのSL運行に際し、「花のまち砺波市」のPRをしようとする諸経費であります。
 次に、土木費では、道路橋梁費諸負担金においては、国道359号砺波バイパス完成式実行委員会への負担金を支出するものであり、道路橋梁維持修繕費においては、市道三合福山線の破損修繕に要する舗装補修工事費であります。
 市道改良事業においては、事業費の確定による市道十年明鷹栖線ほか7路線の道路改良促進費であり、市道改良推進事業においては、自衛隊施工による市道太田橋大堤線道路改良事業が地質の状況上、天候不順の影響を受けたため、工期の延長や土砂入替え等を余儀なくされ、これに伴う経費が計上されているものであります。
 また、国の業務委託事業として、国道359号砺波東バイパス事業用地事務費、国道156号砺波除雪拡幅事業用地事務費が計上されております。
 また、歩道新設事業においては、市道千保東開発線の歩道を新設するものであり、道路交通安全施設整備事業においては、公共サインの設置を促進することと、市道矢木東石丸線の防護・を設置するための補正であります。
 さらに、雪寒地域道路防雪事業においては、事業費の確定による消雪工事の促進、除雪対策費においては、柳瀬地区と東野尻地区に11トン級の除雪ドーザー購入に対する補助を行うものであります。
 次に、都市計画費では、組合施工土地区画整理事業においては、太郎丸東部土地区画整理事業による都市計画道路区域外取付工事を実施するものであり、土地区画整理推進事業においては、砺波市中神南部土地区画整理組合設立に向けての支援を行うものであります。
 さらに、土地区画整理公共施設整備事業においては、国の街並みまちづくり総合支援事業を受けて、橋上駅併設のコミュニティー施設設備整備として、駅南広場にモニュメントやシェルター、ベンチ等を設置しようとするものであります。
 また、公園管理費においては、チューリップ公園のシンボルタワーが赤さび等で老朽化が進み、修理を施すための修繕費の計上であり、桜づつみ整備事業においては、庄川左岸太田橋上流で、用地3,354平方メートルを購入しようとするものであります。
 次に、災害復旧費では、農地農業施設災害復旧事業においては、6月28日から29日にかけての台風8号により、庄東地区で発生した農地及び農業用施設の災害を復旧するためのものであります。
 次に、農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、平成8年度繰越分の受益者分担金を財政調整基金へ積立てをすることと、この11月に供用開始予定の般若地区の農業集落排水事業を促進するための増額補正であります。
 以上、いずれも当面必要な措置として了としたところであります。
 次に、砺波市営住宅管理条例の制定につきましては、公営住宅法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、入居者資格の的確化、入居者の収入変動や住宅の便益に対応した家賃決定方式の導入、市営住宅の供給方式の多様化、市営住宅の社会福祉法人等への目的外使用許可及び特定公共賃貸住宅としての活用などを新たな内容とする砺波市営住宅管理条例の全部が改正されるものであります。
 次に、主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、砺波市営住宅管理条例の制定について、主な改正点としての家賃の決定をはじめとして、居住者への影響をただしたところ、家賃算定に当たっての利便性係数の裁量権は市にあるが、現在試算中であり、他市の例も参考にしながら12月議会までにはこれを決定し、居住者にとって今回の改正による家賃の改定の影響が急激なものにならないよう一定の期間を設けて負担調整する等の経過措置をとるとともに、事前に十分なPRも行った上で、居住者に新家賃を通知することにより、制度移行に向けて万全な対応に努力するとのことでありました。
 次に、国道359号砺波東バイパス事業計画と、これに伴う取付道路や用排水路等の関連する周辺の整備についてただしたところ、事業区間6.1キロメートルのうち、高道から砺波中部スーパー農道の区間は、暫定2車線として2000年国体に間に合うよう工事が実施されるものであり、事業の進行に当たっては、計画線と交差する市道等やそれぞれの用排水路等について、地元とも十分協議の上で慎重にこれを進めたいとのことでありました。
 次に、国道359号太田橋下り線の橋脚洗掘による大型車の迂回要望についてただしたところ、太田橋は昭和10年から13年につくられて以来、長年の経過で川底が下がり橋脚が露出してきたものであり、大きな振動で橋にさらに悪影響を与えないようにするため富山県が迂回要望しているもので、この9月29日から10月3日にかけて災害査定を受けた後、橋脚保護のための工事が行われる予定であるとのことでありました。
 次に、市内の各地で宅地開発が進んでいるが、これに関連した主要な排水路の改修工事の進め方についてただしたところ、排水路であっても下流で用水路として利用する場合もあり、河川全体の利用状況の現状を正確にとらえながら、関係利用者はもちろんのこと、河川管理者とも十分協議を重ねながら改修工事を慎重に進めたいとのことでありました。
 次に、米の転作対策として、水張転作など農地の遊休化が目立つことから、特産振興による野菜の生産拡大についてただしたところ、ネギや里芋のように生産者の代表を決めて栽培に取り組み産地化を図るとともに、販路の確保が重要であり、農協の役割が大きくなっていることから、園芸振興計画を早急に策定するよう農協を指導していきたいとのことでありました。
 次に、橋上駅併設のコミュニティー施設設備整備に関連しての駅南広場整備計画の細部についてただしたところ、シェルターから自由通路までの雨よけ対策については、郵便ポストや公衆電話ボックスの配置など全体のレイアウトに影響する部分もあるので、関係機関とも協議を進めながら対応したいとのことであり、足元の融雪対策としては、歩道に無散水消雪装置を設備し、車道にはその水を利用して消雪するとのことでありました。
 次に、今年度の公共事業の発注状況についてただしたところ、今月中に80%に達するとのことでありました。
 このほか、からくり時計設置とその有効利用、国道359号砺波西バイパス完成式のスタイル、除雪ドーザーの補助金制度、長期滞在型観光事業の取り組み、新感覚の観光マップ研究、スカイフェスティバルの熱気球発進場の安定的確保、市街地活性化のための空き店舗利用促進等について、意見、要望があったところであります。
 また、当委員会に付託されました「稲作経営の安定と米政策の確立に関する請願」につきましては、当市の稲作生産者及び農業協同組合は、米の需給と価格の安定に向けて生産調整目標達成にこれまでも積極的に取り組んできたところであり、これからも当市の農業の基盤である稲作経営の安定を図り、将来にわたって望ましい水田営農の取り組みを図るという観点から、本請願を採択することと決したところであります。
 また、議案審査終了後、JR砺波駅の駅南広場整備計画予定地に関係する駅南土地区画整理事業の実施状況、国道359号砺波東バイパス事業計画予定線の沿線、国道359号太田橋下り線の橋脚洗掘状況について、庄川左岸堤防の桜づつみ線舗装予定現場を視察いたしたところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の報告といたします。

◯議長(柴田君) 文教民生常任委員長 山岸銀七君。
  〔文教民生常任委員長 山岸銀七君 登壇〕

◯文教民生常任委員長(山岸君) 文教民生常任委員会の審査の結果とその概要について御報告申し上げます。
 今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第59号 平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外2件を審査するため、去る9月17日、三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決しました。
 また、請願1件につきましては、継続審査とすることに決したのであります。
 以下、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第2号)につきましては、社会福祉費では、重度心身障害者等医療費助成事業として、本年9月から健康保険法等の一部改正する法律が施行されたことに対して、重度心身障害者等の医療費助成制度をこれまでどおり継続するためのものであり、在宅福祉対策事業として、県が平成9年度要介護認定モデル4地区のうち、当市をその一地区に指定し、新規に事業を委託したこと及び本年10月から開始予定の物忘れ等痴呆相談事業を砺波総合病院に委託するものであります。
 さらに、訪問看護ステーション事業としては、昨年10月から開始しているこの事業の利用者が増加していることに対応するため、看護婦を2名増やそうとするものであります。
 次に、教育費では、中学校施設維持管理費及び幼稚園施設維持管理費においては、般若中学校と般若幼稚園でそれぞれ既存の浄化槽設備を般若地区農業集落排水の下水道へ切り替えるための工事費であります。
 次に、国民健康保険事業特別会補正予算(第1号)につきましては、平成8年度療養給付費交付金の精算において返還金が生じたため、これを償還するものであります。
 次に、砺波市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、レセプトのA4版化に伴うソフト改造委託、プリンター増設、駐車場用地等の取得及び整備をしようとするものであります。
 以上、いずれも当面必要な措置として了としたところであります。
 次に、主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、ダイオキシン汚染問題への取り組みについてただしたところ、ダイオキシンの発生は、塩化ビニール製品を焼却するときに発生することが判明しているものの、発生の詳しい実態と、これを防ぐ効果的対策はいまだはっきりしない面があり、現状の対策としては、塩化ビニール製品の分別回収について、ごみ対策委員会や婦人会をはじめとする各種団体を通じてPRに努めているとのことでありました。
 また、大気汚染防止法のダイオキシン規制対策基準値が、5年後には現在の80ナノグラムから5ナノグラムへと厳しく規制されることについて、クリーンセンターとなみの対応策についてただしたところ、当面、直ちにできる対応として、ダイオキシンの発生は不完全燃焼によりその濃度が高まることから、完全燃焼を確認するため、一酸化炭素の排出濃度計を設置し計測に取り組むとともに、メーカーと設備機器の改善によるハード面での対策や分別の徹底、リサイクルの推進によるソフト面での対策など、総合的に検討していくとのことでありました。
 次に、子供たちの健全な育成のために、児童クラブ、母親クラブの活動状況と支援体制についてただしたところ、両クラブとも各地区では活発な活動を展開し、活動内容は、スポーツ大会、文化活動事業、交通安全教育、料理教室、親子交流などと多彩であり、学校週休2日制や児童を取り巻く環境が変化している今日、大変重要な役割を担っているので、市からも継続的に援助をしており、特に児童クラブにおいては、連合会組織として来年度に創立40周年を迎えるので、これからも支援を続けていくとのことでありました。
 次に、要介護認定モデル事業の細部についてただしたところ、この事業は、近い将来に介護保険制度が導入されることをにらみ、要介護者の介護認定事務を試行しようとするものであり、当市では調査対象者の40ケースについて、各々の介護サービス調査票をもとにコンピューターによる1次判定を出し、これに加えて、保健、医療、福祉の学識経験者で構成するモデル介護認定審査会による2次判定を出すことで対象者の介護認定事務を試行するとのことでありました。
 次に、物忘れ等痴呆相談事業の実施方法についてただしたところ、痴呆相談事業は平成8年度から実施してきたが、痴呆性老人専門外来の開設要望が高まり、この10月からは、これまで城端の国立療養所北陸病院へ患者を紹介していたものを、砺波総合病院に「物忘れ外来」として専門外来開設を委託して実施するもので、毎週木曜日の午後から1日2名程度の相談を受け、医師の的確な初期診断により個々のケースに応じてケア体制を整備していくとのことでありました。
 次に、砺波総合病院増改築計画と健康診断や人間ドックの受入計画についてただしたところ、国の方針が病院を医療機関として位置づけ、検診と分離する方向にあり、しかも病院自体を急性期型と療養型に類型化するまでに至っている今日、今回の増改築計画を実施するに当たり、病院事業特別委員会の審査報告も踏まえ、地域中核病院として高度先進医療を目指す立場を明確にすることを基本として、健康センター構想をも考慮しながら、市民の健康への期待を担うドックの受入体制についても最大の配慮をするとのことでありました。
 次に、2000年とやま国体において、砺波市が開催会場となるボウリング場整備負担についてただしたところ、ボウリング競技会場については民営の施設のため、県の補助金要綱等による経費負担区分の細目について別に定め協議することになっており、11月末にはその負担区分や先催県の例を見ながら、県並びに市、ニチマボウル施設所有者の三者で施設整備及び大会運営費等の費用負担について協議するということでした。
 また、9月13日に大阪で開催された夏季国体のボウリング競技視察結果も参考にしながら、2000年とやま国体に向け準備を進めるとのことでありました。
 このほか、単独合併処理浄化槽の取り組み、環境美化の進め方及び清掃マナーの向上、国民健康保険事業における行政改革の推進、特別養護老人ホームの新たな建設、北部地区の福祉センターの建設、託老所の設置、美術館の利用状況、児童・生徒のスポーツ優秀選手の育成と指導者対策、不登校及びいじめへの対策、生涯教育の推進等について、意見、要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査の一端を申し上げ、文教民生常任委員会の報告といたします。

◯議長(柴田君) 総務常任委員長 宮木文夫君。
  〔総務常任委員長 宮木文夫君 登壇〕

◯総務常任委員長(宮木君) 総務常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第59号 平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外1件を審査するため、去る9月18日午前10時より、三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億9,978万5,000円の追加が行われ、その結果、予算総額は164億5,040万5,000円となったものであります。
 なお、歳入補正額の主なものは、国庫支出金7,102万2,000円、県支出金1,301万5,000円、寄附金3,350万円、繰越金1億4,541万4,000円、市債1億2,950万円などであります。
 また、歳出補正額の主なものは、防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を受けての学習等供用施設設置事業6,800万円、市道改良事業費1億2,420万円、国道156号砺波除雪拡幅及び国道359号砺波東バイパス業務委託事業3,130万円、土地区画整理公共施設整備事業2,208万3,000円などであります。
 所管の総務費のうち行政事務費については、太郎丸西部土地区画整理事業の完了に伴う周辺隣接除外地の地番調査をするものであります。
 また、企画費については、この10月に中国遼寧省大連で開催される国際友好都市展示会への製品の出品について、砺波市内3社へ商工会議所を通じて依頼するものであり、さらに、陸上自衛隊富山駐屯地存置にかかる民生安定事業として、林地区にコミュニティー施設を設置するものであります。
 消防費については、消防施設管理費においては、東部小学校南側の市道権正寺線の消化栓を歩道へ移設するものであります。
 以上、いずれも当面必要な措置として了としたところであります。
 次に、審査の過程で出されました要望、意見について申し上げます。
 まず、起債残高の現状と交付税措置についてただしたところ、昨年度の償還金は約16億8,000万円のところ、そのうち35%の約5億8,000万円は交付税措置対象であり、この比率はここ数年は高まりつつあるとのことでありました。
 次に、行政改革の進め方と民間の審議会参加についてただしたところ、地方の権限が財源を伴うものであるよう国の動向を見極めることを前提として思い切った改革を進めるために、審議会の運営についてはこれまでの内部だけの体制から、広く市民的、経営的な感覚を取り入れたものにしていきたいとのことでありました。
 次に、砺波市職員の給与に関する条例の一部改正についての細部についてただしたところ、国が7月1日より給与法などを改正したことに合わせたものであり、期末勤勉手当の一時差止・不支給制度の新設については、犯罪行為が支給基準日前1カ月から支給日の間に発覚した場合、これまでの制度では支給していたものを、改正後は一時差止または不支給することとなったものであります。
 次に、広域消防実現に向けての消防無線網整備にかかる中継地の必要性及び合併による職員の給与体系についてただしたところ、無線網整備については、五箇三村の無線不感地帯の解消を図るため、衛星通信施設を利用する方法もあるが、ランニングコストが多くなることから、国の補助金を得て山頂に中継地を設ける方法で計画を進めており、電波監理局とも周波数の決定を調整中とのことでありました。
 また、職員の給与体系の調整については、現在、関係する市町村で採用している給与表は、砺波市は公安職表を、他の町村は行政職表を採用しているなど多少の格差があるので、職務の特殊性から公安職表の8級制を採用し、現在より不利にならないように配慮していきたいとのことでありました。
 このほか、今回の補正で林地区に建設されるコミュニティー施設の内容、自動車スクラップ置場など、防火上の安全性、市街地における夜間の保安状況、歴史のある古い建物の保存と利用、平成10年7月3日の「砺波の日」企画、新設される市庁舎エレベーターの機能、公共建築物のエコ建築化等について、意見、要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査の一端を申し上げ、総務常任委員会の報告といたします。

◯議長(柴田君) 決算審査特別委員長 山岸銀七君。
  〔決算審査特別委員長 山岸銀七君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(山岸君) 去る9月11日、本会議において平成8年度の砺波市の各会計決算を審査するため、決算審査特別委員会が設置され、付託となりました議案第64号の水道事業会計、病院事業会計の各決算を審査するため、12日に委員会を開催したのであります。
 まず、正・副委員長互選の後、付託になりました議案第64号につきましては、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 以上、まことに簡単でありますが、決算審査特別委員会の御報告といたします。

◯議長(柴田君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 議案第63号 砺波市営住宅管理条例の制定については、大きな問題点が含まれているため反対をいたします。
 昨年5月に公営住宅法の改正案が国会に提出されて、わずか7時間の審議で日本共産党を除く賛成で成立したものをそのまま当市にも当てはめようとするものです。
 一昨年9月実施の市営住宅居住者へのアンケート調査では、家賃が高くなることへの不安が最も多い結果が出されています。
 以下、問題点を指摘しておきます。
 第1に、公営住宅は、本来多くの市民を対象に低廉な家賃の住宅を供給すべきでありますが、若い働き盛りの人が締め出されてしまう恐れが予想されます。
 第2に、低所得者向けの第2種をなくして、1種、2種の区分が廃止されることになっている点であります。
 第3に、家賃の算定が、応能・応益方式に変更され、家賃は収入に応じて世帯ごとに毎年変わることになります。そして、収入基準を超えた世帯には「近傍同種家賃」という近隣の民間家賃を基準にした高い割増家賃が課されることになります。
 第4に、公営住宅建設への国の補助が減らされ、市営住宅建設がますます抑えられ、民間からの買い取り、借り上げの市営住宅が生まれることにも道が開かれることになっています。公営住宅政策は、現に市営住宅に居住する人や住宅に困っている市民の皆さんに、家賃値上げに歯どめをかけ、安心して住める住環境を提供するものでなくてはなりません。
 今回の措置は、この点に反する危険の大きなものとして反対せざるを得ません。

◯議長(柴田君) 以上で、討論を終結いたします。
 これより、議案第63号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第63号 砺波市営住宅管理条例の制定についての委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立多数であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
 これより、議案第59号から議案第62号まで及び議案第65号の5件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第59号 平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)、議案第60号 平成9年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第61号 平成9年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第62号 平成9年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)、議案第65号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、以上5議案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立全員であります。よって、議案第59号から議案第62号まで及び議案第65号の5件は原案のとおり可決されました。
 続きまして、議案第64号 決算の認定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長報告は閉会中の継続審査とするものであります。本案を委員長報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号 決算の認定につきましては、閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第2 稲作経営の安定と米政策の確立に関する請願外1件を議題といたします。
 請願に対する委員長の審査結果につきましては、お手元に配付してあります審査結果報告書のとおりであります。
 これより、討論に入ります。
 稲作経営の安定と米政策の確立に関する請願に対して討論の通告がありますので、発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 稲作経営の安定と米政策の確立に関する請願に対して賛成の立場から一言申し述べたいと思います。
 今年は豊作であると言われていますが、喜べない時代になっています。300万トンを超える在庫米の発生や政府米の新米販売などにより、自主流通米価格が急激に低下し、生産者手取りが激減し、農家は深刻な状況です。
 今日の事態を招いた根本的な原因は、米輸入自由化を進め、食管法を廃止し、新食糧法のもとで米の生産、供給を、基本的には市場に任せた政府と日本共産党以外のオール与党勢力にあります。
 WTO協定受け入れによるミニマムアクセス米の受け入れという事態のもとで、新食糧法で政府の責任が後退したことから、米価の下支えがなくなりました。
 また、生産調整(減反)にしても、政府の方針による3年連続で、全国的には100%を超える達成率の上での米価下落であります。生産調整の未実施者があるためなどということには全くなり得ません。
 大量のミニマムアクセス米の輸入の一方で、半ば強制的に農家に対して生産調整を押しつけることがいかに間違っているのかは明瞭であり、政府の責任は重大です。
 残念ながら、この請願は今日の米問題の深刻な事態を招いた責任には全く触れられていなく、WTO協定を認める前提のもとでの稲作経営の安定と米政策の確立を訴えるために矛盾が内在しています。300万トンの在庫米の発生や自主流通米価格の急激な低下の原因に触れず、あたかもこの責任を、生産調整を受け入れない生産者に責任転嫁しようとしています。そのために、新生産調整推進対策の円滑な推進として、生産調整が確実に実施されるよう徹底した指導を行うことを政府国会に要請しています。
 減反は農協がやるにしろ、行政がやるにしろ、押しつけは許されないのであります。我が党は、強制的な減反の押しつけをやめるように一貫して要求しています。
 生産調整の実効を確保するためとしてのとも補償にも同意できません。これは、地域ぐるみの減反の押しつけであり、事実上の強制につながるものであります。
 ただ、一方では、2.自主流通米価格の低下に伴う経営安定対策の実施、3.政府買入価格の安定と政府米の適切な運営について、4.米の需要拡大対策の強化についての各項目は正当な要求であり、支持するものであります。
 以上、請願全体については賛成でありますが、問題点について申し述べておきます。

◯議長(柴田君) 以上で、討論を終結いたします。
 それでは、受理番号41番及び42番を採決いたします。
 受理番号41番 稲作経営の安定と米政策の確立に関する請願に対する委員長報告は採択であります。
 お諮りいたします。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立全員であります。よって、請願41番は委員長報告のとおり採決とすることに決しました。
 次に、受理番号42番 ダイオキシン汚染問題の解決を図るため、政府に対して塩化ビニール製品に対する規制を求める意見書提出の請願に対する委員長報告は継続審査であります。
 お諮りいたします。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第3 議案第66号 砺波市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) ただいま追加提案いたしました議案第66号 砺波市教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。
 現砺波市教育委員会委員 河合康守氏については、来る9月30日をもって任期満了となりますので、後任の砺波市教育委員会委員として 田島 ・氏を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議いただき、御同意を賜りますようお願いを申し上げます。
 以上であります。

◯議長(柴田君) お諮りいたします。本議案については、事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議案第66号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第66号 砺波市教育委員会委員の任命について、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号は原案に同意することに決しました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第4 議案第67号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) ただいま追加提案いたしました議案第67号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。
 現砺波市固定資産評価審査委員会委員 津田平八氏については、来る9月27日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を砺波市固定資産評価審査委員会委員として選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議いただき、御同意賜りますようお願いを申し上げます。
 以上であります。

◯議長(柴田君) お諮りいたします。本議案については、事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議案第67号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第67号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号は原案に同意することに決しました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第5 議員提出議案第3号 道路特定財源制度の堅持に関する意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 7番 藤井外志男君。
  〔7番 藤井外志男君 登壇〕

◯7番(藤井君) 議員提出議案第3号について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 道路は生活を支える最も基本的な社会資本であり、21世紀に向けて活力ある地域社会の形成を図る上で欠くことのできない重要な役割を果たす基盤施設であります。
 加えて、さらに進む高齢化社会にあって、住みよいまちづくり、地域づくりのかなめとして道路交通機能の確保はもとより、人間中心のやさしいまちづくりは緊急の課題であり、市町村道から高規格幹線道路に至る体系的な道路網の整備が急がれております。
 とりわけ本市は、富山県西部の美しい散居の中に位置し、北陸自動車道、東海北陸自動車道及び能越自動車道と国道156号、国道359号が交差する交通の要衝として道路整備を進めているところでありますが、その水準はいまだ不十分であるため、より一層推進する必要があります。
 しかしながら現在、国においては財政構造改革に向けて公共投資の縮減や道路特定財源制度の見直しなどが検討されているところであり、これが実施されると地方の整備予算が大幅に抑制される恐れがあります。
 よって、政府におかれましては、揮発油税、自動車重量税などの道路特定財源制度を堅持されるとともに、地方の道路整備予算の確保、重点配分について特段の措置を講じられるよう強く要望いたします。
 砺波市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(柴田君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 道路特定財源制度の堅持に関する意見書の提出について反対討論をいたします。
 私は、活力ある地域づくりや豊かな暮らしづくりに体系的な道路網の整備促進を図ることは必要であると思っています。
 しかし、道路特定財源制度を堅持することは問題です。
 毎年多大な人的、物的被害を出している河川災害などを防止するための治水事業は、道路投資の4分の1以下に過ぎません。また、下水道整備も4分の1以下。都市公園整備に至っては、道路整備の5%以下というお粗末な状況です。
 社会資本整備に関する世論調査では、第1番が福祉厚生医療関係施設で27.1%、2番が治山・治水対策で22.8%、3番が防災施設で19.9%となっています。道路にだけ特別に予算配分をすることは、国民が望むものとは異なるものになる危険性をはらむものと考えます。
 以上の理由で、本件の意見書提出については反対の立場を表明いたします。

◯議長(柴田君) 以上で、討論を終結いたします。
 これより、議員提出議案第3号 道路特定財源制度の堅持に関する意見書の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第6 議員提出議案第4号 農業農村整備事業の着実な推進を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 7番 藤井外志男君。
  〔7番 藤井外志男君 登壇〕

◯7番(藤井君) 議員提出議案第4号について、提案者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 農業農村整備事業は、我が国の経済社会の発展と国民の食糧を、安全かつ安定的に供給する重要な使命を担っているほか、潤いと活力に満ちた農村の建設や国土、自然環境の保全等にも多様な役割を果たしております。
 しかしながら、今日、農業後継者不足による食糧自給力の低下や農村地域の活力が衰退するなど、農業農村を取り巻く環境は厳しい状況となっており、憂慮されるところであります。
 これからの施策の展開によっては、農家の生産意欲はもとより、農業経営や地域経済にも計り知れない影響を与えることが懸念されます。このため、農業農村整備事業は戦後一貫して公共事業として実施されてきた歴史的実績があります。そして現在は、農業の体質強化と農村地域の活性化のためのガット・ウルグアイ・ラウンド対策事業の推進が重要課題となってきております。
 一方、21世紀の我が国が新たな飛躍を目指すためには、行財政改革が必須であり、政府、与党を中心に検討が進められていますが、この実現に当たっては、農業農村整備事業に対する正当な評価が不可欠であります。
 よって、政府におかれましては、農業農村整備の意義、役割が正しく評価され、事業の着実な推進を図られるよう強く要望いたします。
 砺波市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(柴田君) お諮りいたします。本案はこの際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議員提出議案第4号 農業農村整備事業の着実な推進を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第7 議員提出議案第5号 稲作経営の安定と米政策の確立に関する意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 7番 藤井外志男君。
  〔7番 藤井外志男君 登壇〕

◯7番(藤井君) 議員提出議案第5号について、提案者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 戦後、我が国の農業政策は、農産物の輸入自由化の方向の政策をとってまいりました。その結果、麦や豆、そして牛肉などは国内消費の大部分を輸入に頼っております。そして今、最後まで残してきた稲作についても自由化の波が押し寄せてきております。
 米は、内外価格差や品質の面において、世界の各地で生産されるものに比べて優位性を保てる保障はなく、他の土地利用型農産物と同じようになる恐れがあります。
 こうした中、我が国の食糧自給率は低下する一方で、平成5年の大凶作時には30%台にまで落ち込み、米の緊急輸入で急場をしのいできております。その後3年間は豊作が続き、現在は在庫米の発生や9年産自主流通米価格の値幅制限が大幅に拡大など、稲作経営には不安定な要素が続いております。
 市内の稲作生産者及び農業協同組合は、米の需給と価格の安定を図るため、生産調整目標達成に積極的に取り組んできたところです。
 こうした情勢の中で、新生産調整推進対策を進めるに当たり、従来にも増して生産者が報われる生産調整対策の確立が急務となっています。
 よって、稲作経営の安定を図り、将来にわたって望ましい水田営農の取り組みを図るため、新生産調整推進対策の円滑な推進、自主流通米価格の低下に伴う経営安定対策の実施、政府買入価格の安定と政府米の適切な運営、米の需給拡大対策の強化の実現を強く要望するものであります。
 砺波市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(柴田君) お諮りいたします。本案はこの際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議員提出議案第5号 稲作経営の安定と米政策の確立に関する意見書の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第8 議員提出議案第6号 郵政事業の現行経営形態の堅持に関する意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 14番 宮木文夫君。
  〔14番 宮木文夫君 登壇〕

◯14番(宮木君) 議員提出議案第6号について、提案者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 郵政事業は全国あまねく公平に、郵便、郵便貯金、簡易保険のサービスを提供するだけでなく、最も身近な国の窓口機関として、年金の支払いや国庫金の受け払いなどの国民の日常生活に深いかかわりのあるサービスを提供し、国民生活の安定と福祉の増進に大きく貢献しています。また、地域に根ざした郵便局は、地場産業の振興や地域活動の支援を行うなど、コミュニティーの拠点としての役割を担っています。
 しかし、最近の中央における行財政改革の議論の中では、郵政事業の民営化への動きがあり、仮にこれが実行されると、それらのサービスは大都市など収益性の高い都市部に集中し、不採算地域においてはサービスの低下や料金の値上げが懸念されるだけでなく、郵便局が廃止されることも予想され、地域間格差を助長することとなります。
 また、各地域における社会資本の整備に貢献してきた郵便貯金や簡易保険の資金も、これまでのような公的資金としての活用が困難になり、各地域における社会資本の整備が停滞し、国土の均衡ある発展や豊かな生活の実現が難しくなります。
 よって、政府におかれましては、今後とも郵政事業の現行の経営形態を堅持し、例えば民営化というように経営形態をいたずらに変更するような取り組みを行わないように強く要望いたします。
 砺波市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(柴田君) お諮りいたします。本案はこの際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議員提出議案第6号 郵政事業の現行経営形態の堅持に関する意見書の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第6号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(柴田君) 以上で、本定例会に付議されました全議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成9年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長から御挨拶がございます。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 本定例議会に提案いたしました議案につきましては、それぞれ原案どおり可決あるいは同意を賜りましてまことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 また、今日は道路特定財源の問題あるいはまた農業関係の意見書あるいはまた郵政事業に対する意見書等、今非常に大きな問題であり、砺波市にとりましても大きな影響のある問題につきまして、適切な意見書を採択されたわけでございまして、本当に今回の議会は有意義な議会であったのではないかというふうに思っている次第でございます。
 会議中に賜りましたいろいろな御意見につきましては、よくこの意を体しまして、今後の市の運営につきまして十分配慮をしながら進めていきたいと思っている次第でございます。
 どうか今後とも、よろしく御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、御挨拶にかえさせていただきます。
 どうもありがとうございました。

◯議長(柴田君) これをもって散会いたします。
 どうも長い間御苦労さまでございました。

 午後3時22分 閉議

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成9年9月22日

       議  長    柴 田 豊 明

       署名議員    金 堂 久 哉

       署名議員    前 田 喜代志

       署名議員    林     紘



平成9年9月定例会[ 請願審査結果 ]

                請  願  審  査  結  果
┌────┬────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│受理番号│  件      名  │請願者住所氏名 │紹介議員名│委員会名 │審査結果│意 見│
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │稲作経営の安定と米政策の│となみ野農業協 │     │産業建設 │    │   │
│ 41 │確立に関する請願    │同組合代表理事 │村中 昭二│常任委員会│採  択│   │
│    │            │組合長     │     │     │    │   │
│    │            │ 大江 孝一  │     │     │    │   │
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │ダイオキシン汚染問題の解│止めよう!ダイ │     │文教民生 │    │   │
│ 42 │決を図るため政府に対して│オキシン汚染・ │金嶋久貴子│常任委員会│継続審査│   │
│    │塩化ビニール製品に対する│ネットワーク富 │     │     │    │   │
│    │意見書提出の請願    │山       │     │     │    │   │
│    │            │ 水上小緒里  │     │     │    │   │
└────┴────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成9年9月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成9年9月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問並びに議案第59号から議案第65号まで、平成9年
     度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外6件
     (一般質問・質疑・委員会付託)
  第2 「稲作経営の安定と米政策の確立に関する請願」外1件
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月12日  午前10時04分  開議
   9月12日  午後 0時05分  閉議

1.出席議員(21名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君

1.欠席議員(1名)
  22番 梶 谷 公 美 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

                   産業建設
 民生部長 中 島 和之進 君    部  長 福 田 正 治 君

                   企画調整室
 水道部長 小 倉 隆 男 君    主  幹 安ヵ川 仁 省 君

 総務課長 紫 藤 健 一 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 薮 田 康 男 君

 上水道
 課  長 金 子   修 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

 消防本部              消防本部
 消防長  太 田 勇 二 君    次  長 安 念 政 満 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      局長代理 清 沢 康 夫

 調査係長 神 島 英 弘



平成9年9月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時04分 開議

◯議長(柴田君) これより本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告を、お手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(柴田君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第59号から議案第65号まで、平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外6件を議題といたします。
 申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第50条により、それぞれ20分以内といたします。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) ただいまの発言時間の制限について御異議があります。したがって、起立によって採決いたします。
 発言時間を20分以内とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立多数であります。したがって、発言時間を20分以内とすることに決しました。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 18番 前田喜代志君。
  〔18番 前田喜代志君 登壇〕

◯18番(前田君) 質問に入る前に、若干意見を申し述べたいと思います。
 これから平成10年度の予算組みに入られる重要な時期にあるわけですが、昨日の質疑の中で市長は、概要を次のようにおっしゃったと認識するわけです。「借金ばかり増やすなと言っても、執行に消極的であってはならない。財源をつくりながら、ハード、ソフトを着実に整備していきたい」こういう旨の答弁であったかと思います。
 もちろんそのとおりでありましょうけれども、全く際限なしにということではないはずであります。これまで目安としてきていた指標、起債制限比率なども、税、財政システムがさま変わりした今日では、この指標もちょっと当てにならない。しかし砺波市は、大変自主財源の弱い自治体。こういう中で、当年度の予算額を超える借金を抱えることは、やはり是正していかなければならない問題ではないか。身の丈に合った財政運営となるように、向こう3、4年のうちに軌道修正を図るべきであると考える次第であります。新年度に向けた市当局の十分な検討を求めるところであります。
 市政一般につきまして、3点にわたり質問いたしたいと思います。
 市長並びに関係当局の答弁を求めるところであります。
 最初に、国体運営の簡素化について教育長に伺います。
 県は、2000年とやま国体を県民総参画・参加の国体にするなどとアピールされておりますけれども、冷静に考えてみると、とても現実離れしていると感じざるを得ません。地域住民にとっては、この国体を機会として生涯スポーツの環境条件などが少しでも整っていくことに、多かれ少なかれ期待があると言えるでしょう。最近の国体が、県民や開催地自治体に大きな負担を強いているという点で、毎年のようにいろいろと論議がございます。見直すべき点は見直すという強い姿勢が必要ではないか。当市は、3種目に加えてボーリングも加わって、4種目を受け入れることになりました。国体運営全般にわたり十分にチェックを加えて、華美なものや効果が小さいと考えられるものについては廃止、縮小及び見直しを行って、この4種目の受け入れとなったとはいえ、財政負担においては3種目の費用で賄いきるぐらいの簡素化方針を持つべきではないか。各競技運営の業務や歓迎、PR業務やそれぞれの事業の内容を精査し、最少のコストで最大の効果を上げること。先催例、大会慣例の思い切った見直しを図ること。本当に必要なものかどうか、業務目的の明確化と効率的な実施。前年に行われるリハーサル大会として不必要と判断されるものは思い切って廃止する。歓迎は、真心と自然体での対応を基本とする等々の強い姿勢が求められています。1競技当たり5,000万円とも1億円とも言われるわけでありますが、国体準備基金を設けた自治体もあると聞くわけでありますが、簡素化のための綿密な計画を立てていただきたいのであります。そして、競技関係者だけでなく、市民の皆さんが納得のいく、そういう簡素化計画を今のうちからしっかりと立てて国体を迎えていただきたい、このように思うわけであります。
 今後の国体視察などに当たりましても、国体の肥大化を防ぎ、先催例の踏襲や他市の横並びで必要以上に過大にならないようにどのように創意工夫なされているか、なされるべきか。そういう視点で、視察・調査していただけるものと思います。
 特に国体にかかわる練習や諸行事によって、児童・生徒に過重な負担となったり、学校教育に支障を来さないように十分配慮をいただきたいのであります。
 次に、職員の旅費・報酬・費用弁償などの見直しについて、市長並びに助役に御答弁をいただきたいと存じます。
 まず、特別職の期末手当の加算見直しについてであります。
 市議会議員、市の四役の期末手当について各々の条例で、「一般職員の期末手当年間4カ月分に40%の加算をする」と明記されております。県会議員や県知事をはじめ県の常勤の特別職は45%の加算になっているわけでありますが、一般職の場合、期末手当のほかに勤勉手当があり、合わせていわゆるボーナスと言われるものは、通常5.2カ月分の支給となっています。特別職だけ40%加算によって5.6カ月分になります。勤務成績に応じて支給することになっている勤勉手当を、本来の対象者である一般職員でない議員とか市の四役の期末手当に事実上上乗せして支給される形になるわけであります。条例の規定している40%加算について、これを見直す考えはあるか。
 また、今日まで加算してきたことについてどのような合理的理由があるか。この5点について明らかにしていただきたいのであります。
 第2点は、特別職の職員で、非常勤の者に対する費用弁償の見直しについてであります。
 この条例の2条関係の別表では、平成9年4月1日から施行されておりますけれども、議員の費用弁償日額2,400円となっておりますが、この2,400円には市役所までの往復交通費及び日当1日分が含まれていると思われます。毎日通勤している市の職員の1カ月の通勤手当は、片道2キロからの人で2,300円、5キロからの人で4,700円、10キロからの人で7,300円。これらに比して1日分が2,400円というのは、果たして適正と言えるのかどうか。
 県は、県内の出張で日当の支給は廃止するとしており、市役所に出てきたから日当をつけるというこの制度も、もはや博物館に入れる時期に来ているのではないか。
 3月定例会の議案審査の中でも私は申し上げましたが、費用弁償額が、他の行政委員の場合1,300円とされております。ときの説明では、半日当という説明がございました。議員の2,400円と違うのは1,100円でございます。これは弁当代というふうに理解すればよいと。弁当は自前の時代です。このような金額の差も問題を含んでいると言えます。
 交通費以外のものを費用弁償として受けるのは不適正と言える時代になっています。これまでの制度に縛られるようなことなく、交通費の実費相当額の支給に完全に切り換えを行うべきではないか。
 第3点は、市職員などの旅費の見直しについてであります。
 出張のために旅費が必要になるわけでありますが、職務によって旅費等級を設け、1級の職務者は5級の職務の者の1.5倍というように支給額に差をつけてあります。結果として、規定どおりの旅費では泊まれる宿も探せないという現実があることは問題であります。職務による差を、寝たり食べたりすることにまで持ち込まずに、何人にも公平に扱い、旅費等級制そのものを廃止して、市独自ででも実社会に適応した制度を1日も早く設けることのほうが、よほど理にかなっているのではないでしょうか。
 第4点は、市職員の非常勤職員の支払われていない期末手当、通勤手当についてであります。
 議員の私たちよりも、パートで働いている人の出勤日数は多いのです。市内の民間職場では、パート労働者に通勤手当を払わないという法外な職場はありません。どうしてこの市役所でこんなことがまかり通っているのですか。通勤手当は労働力の運搬にかかわる必要経費、給与の一部をこれに充ててくださいと言える性格のものではとてもありません。実費の全額支給が当然なのであります。
 加えて、市内の民間職場では、パート労働者にも期末手当としても一定額が支払われております。当市役所では、期末手当も不払いです。私は、パートといえども、必要があってその労働力を求めている雇い主の社会的責任として、その労働者に通勤手当や期末手当を支払い、そのことで税金の一定額が充てられても、それを不適正だと言う市民の方がありましょうか。
 ぜひとも、このような前近代的な雇用をなくし、良好な職場環境が築かれていくように、市の内部においてこれぐらいのことは直ちに改めてしかるべきと存じます。
 質問の第3は、心臓疾患患者児童治療費助成制度の改善について民生部長に伺います。
 第1点は、助成金額の見直しについてであります。
 この規則は、先天性異常などによる心臓病疾患児童の間接医療費に対して助成するもので、昭和44年4月から適用されておりますが、今日まで助成の金額はこの28年間、ただ一度も見直されておりません。
 先ほどから申しております議員の報酬や費用弁償あるいは保育料や各種の住民の負担については、ほぼ2年に一度見直されているのに、社会的な支援策はいつも置いてきぼりにされてしまう、そういう傾向がありはしないか。
 第2点は、交付要件の見直しについてであります。
 市内在住の外国人も同じように税負担をされているのに、公平な行政対応がないというのでは、国際都市砺波にとって大変残念なことでありますから、ぜひとも在住外国人の方にも助成の対象となるように、交付要件の改善方を求めるものであります。
 以上、3点申し上げて質問にかえさせていただきます。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 前田議員の御質問にお答えをいたします。
 まず最初の御意見からでございますけれども、私は、むちゃにどんどん借金をするということを言っているわけではないわけで、税財源の見直しをやった中ででも、許された財源の中ででも積極的な仕事をしていかねばならん。あれもあかん、これもあかんと何もやらないようなことになったのでは困るという意味のことを申し上げたわけでありますから、誤解のないように御了解いただきたいと思います。
 最近、そういうようなことがちょいちょい言われているようでございますので、その辺は誤解されませんようにお願いをいたしたいと思います。
 国体運営のことにつきましては、教育長からも説明申し上げますが、私もかねがねここでも申し上げたと思いますが、簡素な意義のある国体にしなければならないということを考えているわけでございます。
 次に、特別職の加算の問題でございますが、私も勉強不足でこんなことになっているとは思っておりませんでしたが、人事院勧告等によりまして、国家公務員の一般職に加算制度が勧告をされたという経緯があるわけでございます。それによりまして、国会議員でありますとか、各自治体の特別職に加算率が定められているということであります。これは、民間の特定職と比較をしてこういうふうになったというふうに言われているわけであります。したがいまして、国の制度に準拠いたしまして、地方自治体でもそのような加算をいたしているようでございます。
 元来、期末手当というものは、その人の働きぐあいによってある程度の差をつけるべきものであると、基本的にはそう思っているわけでありまして、これからも、公務員といえども貢献度によりまして若干の差をつける時代になってくるのではないかというふうに思っているわけでございまして、そうしたことによる考慮というのは必要ではないかというふうに思っております。働いても働かなくても一緒だということでは、期末手当の意味が非常に薄れているというふうに思っているわけであります。
 今後どういうぐあいにしていくかということにつきましては、県なりその他の市の状態等もよく見まして、どういうふうな方向でやっていけばいいのか検討させていただきたいと思っている次第でございます。
 その他の問題につきましては、助役のほうから答弁をいたします。
 心臓疾患に対しますことにつきましては、後ほど民生部長から詳しくお話があろうと思いますが、かなり古い規定でございまして、当時とは大分状況は変わっております。書いてある規定の意味もちょっとわからないところもあるような状態でありますので、もう1回再検討いたしまして、直すべきところは直していこうと、こういうふうなことを考えている次第でございます。
 以上であります。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 前田議員の職員の旅費報酬等の見直しについての御質問にお答えをいたします。
 まず、特別職の非常勤の費用弁償の見直しについてでございますが、議員御指摘のような含みも含めまして、各種委員等も含め一般職の旅費の見直しと同時に検討したいと思いますので御理解をいただきたいと思います。
 次は、市の職員の旅費の見直しでございますが、県が9月議会に旅費の条例の一部改正を提案されているところでございます。
 当市におきましても、県、他市の状況等の実態を勘案しながら、今年度中に一部改正をやってまいりたいというふうに思っております。
 次に、市の職員の非常勤職員いわゆるパートの期末手当・通勤手当等についての御質問でございます。
 非常勤職員の期末手当につきましては、現在、支給は考えていないところでございます。
 しかし、通勤手当につきましては、今ほど議員御指摘のような趣旨も踏まえて、他市の状況等民間企業の実態を調査して検討してまいりたいと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 心臓病児童治療費助成につきましては、基本的には市長のほうから改めるということで答弁があったところでございます。
 金額の見直しと交付要件2点でございます。
 金額については、県内各市等の状況あるいは市長も申されたように、間接的医療費という表現の内容が、制定当時との関連からどう解釈すればいいかもう少し吟味の上、検討させていただきたいと考えるところでございます。
 交付要件につきましては、2点ございまして、1つは住所要件であり、1つは年齢要件であるわけでありますが、住所要件の中に、住民登録と外国人登録という形のものを対象にするという方向で考えていきたいと思っております。
 もう1点は年齢要件でございますが、現在のところ、3歳から18歳ということになってございますけれども、これにつきましても、児童福祉法の施行規則あるいは養育医療の対象要件に合わせるように検討を加えていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 前田議員の質問にお答えいたします。
 2000年とやま国体の運営につきましては、県と市町村を含めた国体運営改善プロジェクトチームを編成し、21世紀における国体のモデルとして開催するため、国体の運営について全体的に見直しを行い、改善を図るため検討をしております。
 その検討内容としては、開始式での式典演技、競技会場の歓迎行事・装飾、案内所・休憩所の設置、炬火リレーの実施、記念品及び資料作成、市町村主催懇親会等の開催など、多くの項目にわたる開催運営にかかる個別事業の見直しや縮小、廃止について並びに企業協賛ボランティア参加の積極的受け入れなどの事業についても検討してまいります。
 9月下旬に改善策の案を策定し、これは中間報告でございますが、市町村連絡会議の開催を経て最終案をまとめ、12月下旬にはそのガイドラインが公表される予定となっております。
 今後、市としましても前例にとらわれず、創意工夫し、簡素効率化の観点で実行委員会、常任委員会及び専門委員会等で十分協議していただき、特に今ほど前田議員の質問にありました児童・生徒の国体参加について、計画的かつ効率的な取り組みを行うなどし、児童・生徒の過重な負担や学校教育に支障を来さないように十分配慮することを含め、労力や経費の無駄を廃止し、スリムでさわやかな運営を検討してまいりたいというふうに考えております。
 以上です。

◯議長(柴田君) 18番 前田喜代志君。

◯18番(前田君) 2点、再質問したいと思います。
 市長から特別職の期末手当の問題で御答弁いただきました。「期末手当に差をつける時代だ」「働いても働かないでも一緒というのはだめだ」という趣旨の言葉も含んであったわけですが、議員の働きはだれがどう査定できますか。全員100%給付、これ以外方法はないではないか、このように考えます。
 毎月の報酬額そのものではないために、この40%加算について市民にはわからないし、報酬審議会の審議の対象にもならない隠れた利得というような印象がどうしてもぬぐえないわけです。したがって、やはり勤勉手当を上乗せしているんだというふうな見方さえ出されているわけですから、一定の是正をしかるべきときにやるべきではないか、このように思います。
 どう議員の働きを査定できるか。そういう問題がある以上、このままというわけにはいかないと思うので、市長にもう一度答弁を願いたいと思います。
 助役さんからパートの問題で、「期末手当は考えていない」というお話でございました。どんな小さい中小企業でも、パートさんに必ず寸志ぐらいは出してみえます。砺波市は、ただの1円も出さないで、「これだけでも使ってやれば御の字や思え」という式の、近代以前の雇用関係です。パートに寸志を渡したからというて、市民のだれが「この税金の使い方は問題だ」と言いますか。考え直してください。
 答弁は要りません。
 以上です。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 期末手当の差ということは、何も特別職のことを言っているのではなくて、一般職の中でそういうことをだんだん考えられるようになる時代になるのではないかという意味のことを申し上げたわけで、特別職に差をつけるようなことは私は考えてはおりません。特別職は特別職の報酬委員会がもとを決めるわけでございますから、それでやっていけばいいというふうに思っているわけでございます。
 それから、先ほどちょっと言い落としましたが、財政の起債比率が怪しくなってきているとあなたはおっしゃいました。私も、ちょっと怪しいなと思っていることがあるわけであります。
 今の起債の中には、交付税措置がされるものが約3分の2ぐらいあるわけでございますから、それを含めた比率を出しているわけですから、実質の比率ではないというふうに思っているので、出てきた比率はそのまま大変な借金というのではなしに、やはりその中から交付税で返るものを引いた比率を出すべきであるというふうに思っております。そういう点でも、あなたがおっしゃるとおり、今自治省が言っております起債比率は、それによって判断は必ずしもできないというふうに思っているわけです。

◯議長(柴田君) 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 日本共産党公認議員として、市政の諸問題について伺います。
 4月からは消費税が引き上げられ、9月からは医療費の負担が3倍、4倍に増え、私たちの暮らしを直撃しています。市民にとっては、「市政こそ市民の暮らしを守り、安全を守り、福祉を充実してほしい」との願いが強いのであります。
 12月の市長選挙に岡部市長は4期目を目指しておられますが、市民の中には「市民にとって切実な願いに応えず、大企業やゼネコンが喜ぶ大型公共事業が優先され過ぎている」という声が聞こえてきます。岡部市政の12年間で、不要不急のチューリップ四季彩館や美術館などに税金を投入した結果、借金だけは3倍に増え、総額で330億円、市民1人当たりでは85万円、4人家族で1世帯340万円にもなっています。ニチマや松下電子、大和ハウスには過剰なサービスをしていますが、ごみの有料指定袋制度に見られますように、他の自治体では無料で収集していることを思うと、住民には大変な負担をかけ、それを当然としています。
 岡部市長は常日ごろ、「都市間競争に負けられないために、他の自治体にない特徴を出さなければならない」と強調して、10年前に策定された「砺波市グリーンプラン」には全くなかったチューリップ四季彩館を突如浮上させ、昨年4月より開館いたしました。建設費は、12億円の計画が24億円。20万人の入場見込みで1億円の収入予定が、昨年4月の開館から1年間の実績では8万人。招待者は2万人。1,600万円の入場料収入となっています。管理運営費は1億5,000万円毎年かかってきます。できた1年目からこのような状況ですから、後が大変心配です。一度行ったら二度と入館料を払って行きたいとは思わないものです。
 小矢部市のクロスランドに負けられない、福光町の美術館に負けられないと、市民の願いに背を向けてきた結果、このありさまです。
 さらに総合計画によりますと、展望施設のあるシンボルタワーの建設や拠点都市構想の砺波フラワーアンドカルチャーオペレーション拠点地区に、ふるさと学習ミュージアム14年完成と、議会には全く知らされていないものです。これらが計画されているようです。
 市民の意識調査によりますと、悩みや困っていることの最も多いのが、老後の生活で33%。砺波市連合婦人会で集めたアンケートでも、高齢者問題福祉活動に65%関心があることからも、今、市政として重点として考えなければならないのではないかということを示されているのではないでしょうか。
 9月1日現在の特別養護老人ホームの待機者は41人にもなっています。県下9市では最も少ない特別養護老人ホームのベッド数80床では、今後ますます待機者が増え、介護保険で認定されても入所できない事態が予想されるのであります。
 都市間競争に勝つためとして、さらにチューリップタワーの建設を計画しておられますが、今、市としてやらなければならないことは、特別養護老人ホームの建設や老人福祉センターの建設、そしてホームヘルパーの増員で、24時間の介護体制の確立こそが求められているのではないでしょうか。
 秋田県鷹栖町では、福祉日本一を目指してホームヘルパー53人(当市の約2.5倍)24時間体制にしていることを見てきましたが、人口2万3,000人の町で行われていることに大変感動しました。砺波でも、市長がやる気になればできないことではありません。高齢化社会に向けた福祉行政の推進こそ、最重点課題だと思います。
 岡部市長の4期目を目指しての見解を伺います。
 次に、ダイオキシン対策について伺います。
 ダイオキシンは、遺伝子に作用して奇形を生じたり、高い発がん性を持つなどの強い毒性を持った物質です。かつてベトナム戦争で使用された枯葉剤で、ベトちゃんドクちゃんの奇形をもたらしたのもダイオキシンです。政府はダイオキシン類を規制するために、「大気汚染防止法」と「廃棄物処理法」の改正を決めました。9月の県議会でも、「ダイオキシンの基準値を下回るように指導をする」と言われています。5ナノグラム以下にするように対策をしなければならないのに、砺波のクリーンセンターでは47ナノグラムという検査結果が出ました。
 昨日の江守議員への回答で、「一酸化炭素濃度計をつける」とのことですが、CO計で除去できないことは明らかであり、バグフィルターを考えなければならないことは御存じだと思います。付近の人たちの健康調査を行う必要があります。とりわけ母乳の検査は必要であります。
 市長は、「ダイオキシンはどこに存在しているのか検討していく」「現実的に実態を研究していく」と言って、具体的な対策をとらなければならないときに、市長としてのダイオキシンに対するこのような姿勢でよいのでしょうか。
 ダイオキシン削減のための条例を全国で初めて可決した所沢市へ行政視察をしてきました。所沢市は「プラスチック、ビニールごみは透明の袋で別に出してください」と、このようなチラシを全戸配っています。有害なごみは燃やさない。分別・排出の徹底を行っています。環境を大切にする行政の一端をうかがい知ることができました。
 ごみの減量化を目指して5年前より実施された県下で最初の炭カル入り有料指定袋制が導入されたことは、環境について決して考えたものではなく、市民に負担ばかりかかっています。可燃ごみは減っているどころか増えているではありませんか。また、市内全域を収集する計画になっていないため、農村部では有害なごみも補助金で購入した焼却炉で燃やしている恐ろしい現実もあります。今や、ごみ対策は命にかかわる重大な問題です。
 そこで、最小限の提案をいたします。
 第1に、意味のない炭カル入り有料指定袋制度をやめ、ダイオキシンの心配される家庭用焼却炉に対して補助をやめること。
 第2に、市内全地域を収集する体制を整えること。
 第3に、市民の協力を得て分別収集の徹底を図ること。
 ダイオキシンの心配のない市政にしていくことこそが、今求められています。
 また、最終処分場は25年経過していますが、厚生省からは管理型へ移行するように指導を受けています。最終処分場に対して昭和52年に基準が定められ、「一般廃棄物の保有水及び雨水の埋立地からの浸出を防止することができる遮水工を設けること」となっていますが、当市のものは全く不完全なものであり、汚水はたれ流されています。下流は和田川へ流れ出ています。一昨日見てきたんですけれども、(写真提示)これがダイオキシンのたくさん出ている焼却炉の灰がこのように最終処分場に捨ててあります。そして、これはここにおりて毎月水を取って検査しているのですけれども、全くたれ流しているのであります。ダイオキシンの調査や、かつては行われていた地下水の検査は、今日行われていない状況です。
 厚生省より、今年の6月25日、「最終処分場の適正化に向けて、処分基準に適合していない最終処分場については速やかに改善をする」ように指導しているとのことですが、どのように対処をすることにしているのですか。
 また、「埋立地からの浸出液によって、公共の水域及び地下水を汚染する恐れがある場合には、その恐れがないように必要な措置を講ずること」と指導をしていますが、たれ流しているではありませんか。有害なものが流れてから検査をしても意味がなく、根本的な対策をとらなければならない事態になっています。
 次に、利賀ダムについて伺います。
 中沖県政は、工業用水のためあるいは水道水のためと、ダム建設ラッシュを強行して、県民に莫大な借金のつけを回しています。ダムの見直しが世界の趨勢となり、国の公共事業の削減の動きの中で、建設省や富山県はダムの建設事業の総点検が行われ、早月ダムの建設中止、片貝川ダムについても中止の方向で検討をしていくことになっています。
 利賀ダムの総事業費は900億円。取付道路は190億円かかるとの計画で、建設省は1993年度から20カ年の予定で建設を進めています。
 県の計画で、工業用水8,200トンを砺波市の第4工業団地に使うとしています。6月県議会で、我が党の犬島議員の指摘に対し、市丸公営企業管理者は、「工業用水を整備しないと企業誘致もできないが、コカ・コーラ社の進出により当初の工業用水の需要見込みに影響することは明らかです」と対応に苦慮している答弁でした。
 利賀ダムは、流水の維持機能を目的の1つとされていますが、現実的には、御母衣ダム、小牧ダムとの調整で、農業用水は緊急時にも確保されています。また、洪水調節も河川改修、土砂崩れ対策で対応できるものであり、庄川町では洪水被害を感じていないとのことであります。
 一体、工業用水はどこに使われるのでしょうか。使われる保障のない工業用水、流水の維持機能や洪水調節も不必要な利賀ダムについて、建設省や富山県に建設中止を要請することが必要と思います。
 市長は、利賀ダム建設促進期成同盟会の会長でもありますが、将来も展望した適切な答弁を求めます。
 コカ・コーラの地下水問題について伺います。
 福岡町で断念した地下水大量消費の企業がいよいよやって来る。川上に居座って水を大量にくみ上げる。「中田井戸水を保存する会」の人たちは心配をして、8月5日、150人の人たちが集会を開いています。砺波市と中田地区との覚書については、問題が余りにもあり過ぎることから急遽怒った市民の人たちの集まりでした。
 当初「3,500トンの揚水で操業をし、将来は8,000トンまで揚水をします」という計画で、3万5,000坪、第4工業団地として整備されました。中田地区の人たちは、3,500トン以上は認めていない状況のもとで、コカ・コーラは8,000トンまで揚水を認める計画で敷地造成をした砺波市の地下水に対する認識の甘さが問われています。
 中田地区は「トミヨ(魚の名前)」「源氏ボタル」や「アシツキ」など、天然記念物が豊富なところでもあり、これらに対する影響が大変心配であり、環境保全施策、コカ・コーラの地下水への涵養対策が求められています。
 地下水障害発生時の対策として、観測井戸の地下水位が低下した場合の揚水制限、井戸が枯渇した場合の賠償など覚書に盛り込まなければならないが、その見通しについて伺います。
 関係住民の心配について、納得のできる協定が求められています。地下水は地球資源の大切なものであり、100年後のことを考えて対処されることを求めるものです。
 次に、市営住宅の条例の改正について伺います。
 来年4月から市営住宅の家賃体系を大幅に改定する条例が提案されています。昨年の国会で「公営住宅法」が改定されたことによるものです。国の考えている家賃体系をストレートに市営住宅へ当てはめた場合、若い世代と高年齢世代では低い家賃になるものの、生活費が増えてくる壮年の世代においては急速に高額の家賃になってしまいます。これまでの家賃で何とかやりくりをして生活している現在の壮年の入居世帯にとっては、結果として追い出されるという深刻な事態になる恐れがあります。
 一昨年9月の市営住宅入居者へのアンケートによると、市営住宅への入居理由で最も多いのは「家賃が安いから」で116世帯と、全体の約6割を占めています。住み続けたい世帯86世帯のうち、住み続ける理由として最も多かったのは「家賃が安いから」で49世帯にもなっています。今後、市営住宅に住み続けるに当たっての最も大きな不安要素は「家賃が高くなることへの不安」で、最も多い42世帯にもなっています。
 特に懸念されるのは、ひとり暮らしのお年寄りが21世帯も入居している新栄町住宅が建替えにより家賃が高くなって住めなくなるのではないかという不安であります。現行家賃よりも安くなる階層もありますが、大幅に上がるだけでなく、追い出されてしまうことにもなりかねません。所得階層区分は、生活に余裕があるかどうかで決まるのではありません。子供が大きくなるにつれ所得階層も上がり、学生を抱える壮年世代には最高になってしまう。余裕がなく、生活に追われているうちに所得階層だけはどんどん上がっていきます。
 新家賃が高額な家賃になったら、第1に壮年の現入居世帯には大幅な家賃値上げ、子供の大学授業料に生活費の仕送りなど、深刻な事態になります。
 第2に、無理な計画による住宅ローンの返済で自己破産が急増していると言われていますが、高額な家賃になってしまうことにより、すべての入居者に持ち家を強要する結果にもなりかねません。
 現行家賃を基準に、いずれの階層についても値上げとならないよう、とりわけ大幅な値上げは絶対に避けるよう求めるものです。
 最後に、橋上駅について伺います。
 12億2,500万円の事業計画で、砺波駅の橋上化が進められています。駅裏に改札口をつくることによって、駅裏の開発にもなっていくことを3月議会で指摘しましたが、コミュニティー施設に1億5,000万円をかけることで、一層その指摘が正しかったと思っています。情報版一式やテレビを置き、いすを並べておくのみとのことですが、単なる駅の待合室ではないですか。唯一公民館のない出町地区に公民館を建設することを優先すべきと思いますが、駅の待合室のために1億5,000万円も支出するのはいかがなものでしょうか。
 コミュニティー施設の利用目的についてお伺いいたします。また、管理はどのようにされるのでしょうか。
 車いすの人たちには、2階へ上がらなくてもブザーを押すことによって駅員が駆けつけて扉を開けるとのことですが、駅員の体制はどうなるのでしょうか。身障者の人たちも安心して汽車に乗れるようにしていかなければなないときに、橋上駅になって大変不便になったと言われないような施策が今必要です。
 明確なる答弁を求めて、私の質問を終わります。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 西尾議員の御質問にお答えをいたします。
 いつに変わらぬ大企業優先ということでございますが、私は何も大企業を優先しているわけではないわけで、市民のために、地域の発展のために企業誘致をやったり、あるいは大きな事業もやっていくというわけでございまして、決して大企業を優先するためにやっているのではないので、その辺は誤解のないようにお願いを申し上げたいと思っております。
 これからやらなければならないのは、高齢化対策であることは私もよくわかっているわけでありまして、逐次これを進めております。特別養護老人ホームあるいはデイサービスセンター等もつくり、さらには南部福祉センターもつくっていくということで、逐次これを進めているわけであります。また、ホームヘルパー等も逐次増やすとか、あるいはまた訪問看護センターをつくる。あるいは来年からは、老人を預かる機関をつくろうとか、いろいろなことを逐次やっているわけでありますが、これはすべて金のかかる問題でございまして、これからまだまだそういうものには金がかかってまいります。そうなりますと、税収を増やしていかないと、どんどん一般財源がなくなってくる。ほかの教育も何もできなくなってくるということになりますから、今までそうした財源確保のためにも企業誘致等をやってまいったわけであります。
 西尾さんは、一体金がないのにどうしてこのようなことを計画されるのか、その辺を私は伺いたいわけであります。
 特別養護老人ホームにつきましても、待機者もだんだん増えているようでございますけれども、やはり砺波の福祉圏での計画を進めているわけでありまして、今度は小矢部にもできるというようなことで、ようやく485床がほぼ満杯になってまいりました。
 そういうような状態を見ながら、さらにこれから療養型の病床群が出てまいります。あるいはまた病院等も改築するとかいろんなことをやりながら、状況を見ながら老人の施設対策をやっていきたい。先を見ながら逐次進めていかなければならんと、こんなふうに思っているわけでございます。
 ダイオキシン問題につきましては、後ほど民生部長からお話を申し上げたいと思います。
 ただし、最終処分場につきましては、毎月排水の検査をいたしておりまして、それぞれ基準値以下でありますので間違いのないように。これは大きな問題でございますから、私どもも非常に気をつけているわけでございます。また、管理型処分場は来年度あたりからやろうと、詳しいことは民生部長から答弁をいたします。
 次に、利賀ダムの問題でありますが、余りにも近視眼的な考え方ではないかと思います。
 今年の渇水期に、御母衣ダムが底をつくということがあなたはわかっているんですか。あそこが底をついたら、この辺は大変な水不足になるわけです。工業用水だけではなしに、そうした非常の場合における水だめをつくらなければ、この地域の人は安心していけないんです。御母衣がなかったころには、夏に雨が降らない日が10日続いたら、田んぼに入る水がないわけですから、農民は大変な騒動を起こしていたわけです。そういうことを知らないでこういうことを言われるので、私は大変憤慨しているわけです。
 水というのは、簡単につくれるものではないのです。やはりあらかじめそういう水をつくっておいて、それを逐次使うようにしなければ、この地域の水不足は解消されないということも考えていかなければならないというふうに思っているわけです。
 どこに工業用水に使うということにつきましては、将来を考えた県の考え方でございまして、今後も工業用水が必要になってくるのではないかという見通しを立てていただいて、そのようなことにも若干の水を裂くということでありまして、利賀ダムは必ずしも工業用水だけではないわけでありまして、現在は利賀は、洪水期におきましては、最大流量6,500トンというふうに計画をされているわけでありますが、その計画の中では、河川改修によって5,800トンを対応する。あとの700トンは洪水調節のダムをつくって調整していく。その中で利賀ダムは500トンを受け持つと、こういうことになっておりますので、将来の災害における洪水調節の目的も持っておりまして、その意義は非常に大きいわけであります。災害が起きてもいいということであれば、ダムをやめたほうがいいと思いますが、我々はそんなことを考えてダムをやめるわけにはいかないというふうに思っているわけであります。
 また、その他流水の正常な調節。水が多くなれば魚や地下水の涵養にもなります。また、一般の川の自然も守っていくというようなこと等を考えた多目的のダムでありまして、単に金がかかるからやめるという性質のものではないのではないかというふうに思っているわけでありますので、この点を認識を改めていただきたいと思っているわけでございます。
 コカ・コーラ地下水の問題につきましては、我々も十分な調査をして、これなら大丈夫だということを見極めた上で対応いたしているわけでございまして、そうしたデータ、その他につきましても、きちんとしたデータをつくり、これからの将来のことも考えながら、被害の及ばないような範囲でやっていこうということで、今中田地区の皆さんと話を進めているということでございまして、何も私たちは水がなくなることを予想しながらやっているわけでは決してございません。精密な検査をして、あるいは揚水試験もやって、表層水には影響はないということをはっきり確かめた上でこれを進めているわけでありますので、その点は誤解のないようにお願いいたしたいと思います。
 もちろん何か万一のことがあれば、当然保障するのは当たり前のことでありますから、そんなことを今から決めるわけにはなかなか予想がつかない問題ではないかと思います。しかし、将来はそういうことはちゃんとやっていこうというふうにも思っているわけでありますし、変更とかいろんなことがあれば、また皆さんとお互いに話し合いをしながらやっていこうというふうに考えて、誠意を持って話し合いをいたしているということでございまして、このようなことにつきましても、皆さん方に御了解をいただかなければならないというふうに思っているわけであります。
 市営住宅の問題、その他につきましては、それぞれ担当部長からお話を申し上げます。
 以上であります。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
  民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 西尾議員さんのダイオキシン対策について御答弁申し上げたいと存じます。
 まず第1点目は、焼却炉の現状と対策でございます。
 このことにつきましては、昨日江守議員さんにもお答えしたとおりでありますけれども、クリーンセンターとなみの焼却施設につきましては、暫定的にCO計の設置をしながら効率的な燃焼管理をするというものでありまして、本格的には焼却施設の技術開発等の進捗も見ながら、バグフィルター等も含め、効率的、効果的な手法を検討しながら、法律制度の要請する期間のできるだけ早い機会に基準値以下になるよう鋭意取り組んでいくよう目下検討中でございます。
 続きまして、個人焼却炉の補助につきましては、これも昨日江守議員にお答えしたとおりでございまして、見直しの方向で検討をいたしております。
 なお、分別収集の徹底は、かねてごみ対策委員会あるいは婦人会等を通じてPRをいたしておりまして、住民の皆さんにさらなる趣旨の徹底を図るよう努めてまいりたいと考えております。
 炭カル入りの有料指定袋制の廃止につきましては、かねて平成4年7月から導入をしておりますけれども、その有用性がありますので、引き続き継続して取り入れていきたいと、このように考えております。
 なお、有料制のことに固執されておりますけれども、県内も含めて全国的な傾向として、一定の受益者負担を求める方向になりつつあるところでございます。
 次に、全市的な収集計画についてでありますが、当市では、全市域を収集対象区域としております。ただし、個別収集ではなくて、いわゆる10戸以上を原則としたステーション方式を取り入れているところでございまして、町内会、常会単位もしくは班単位など、極力住民の皆さんの要望に沿うよう配慮しながら対応いたしているところでございます。
 最後に、最終処分場のことでございますが、御承知のとおり、一部事務組合砺波クリーンセンターの施設でございます。我々もその構成の一員になっているわけでございますが、現在の安定型処分場から管理型処分場への変更をするため、平成5年度より地質調査や基本計画を策定し、今月1日にも市長が直接厚生省に出向かれまして、現状説明あるいは要望をしてこられたところであります。
 現所有地のうち、まだ埋め立てていない後方の場所において管理型処分場の建設が可能との厚生省の見解がありますので、この地で建設を進めるよう一部事務組合広域圏さんのほうで、目下準備を進められているところでございます。
 なお、現在の埋立地を利用することにつきましては、厚生省において、先端的モデル事業として調査・研究を来年度にも実施したいとの感触があったところでございます。
 また、現在の最終処分場の汚水調査等の件につきましては、クリーンセンターとなみでは、浸透水による水質調査を従前から測定業者により行っておりまして、SS、COD、BOD、大腸菌群をはじめ有害重金属を含めて18項目の測定を毎月または毎年度1回実施しているところでございます。
 平成8年度1年間の測定結果は、有害重金属の検出不能値をはじめとして、すべての項目において排水基準値以下であったところでございます。決して調査を怠っているわけではございませんで、市長も申されましたように、処分場の管理については、細心の注意を払いながら管理をしている実態を御理解いただきたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福田正治君。
  〔産業建設部長 福田正治君 登壇〕

◯産業建設部長(福田君) 西尾議員さんの最初の市営住宅について御答弁申し上げます。
 今回の公営住宅制度の改正によりまして、高齢者や障害者など真に住宅を困窮する方に的確に供給することが主たる目的となっております。家賃の値上げだけが目的ではございませんで、収入や住宅の便益に応じた負担をお願いするということになっております。
 市では、新栄町あるいは苗加住宅につきましては、昭和46年から改定しておりません。それから、東矢木団地については、住宅を改善した後、それから、東鷹栖、高道、矢木団地については、建設時から改定しないで今日まで至っているわけでございます。
 今回の改正では、政令で基本家賃が定められます。入居者の収入及び住宅の立地条件、住宅の規模、建築年数等で、毎年政令の範囲内で家賃を定めることになっているわけです。
 収入月額につきましては、特定扶養親族や老齢者あるいは障害者の控除を行った上で算定することが政令で定められております。
 条例改正後、いわゆる平成10年4月以後からは、現在の家賃を上回る入居者につきましては、3年間で負担の調整を行いたいというふうに考えております。ただし、新栄町では建替えでありますので、5年間で調整を行いたいというふうに考えております。また、希望者があれば、低い家賃のほうへ移っていただくことも検討したいというふうに考えております。
 また、新栄町団地については、高齢者向け特に中堅所得者向けの特定公共賃貸住宅も計画をしておりますので、福祉等と連携を深めながら豊かなコミュニケーションの形成を図りたいというふうに考えております。
 今後の住宅政策につきましては、6月議会で村中議員に御答弁申し上げましたとおり、法改正の趣旨を踏まえながら高齢化社会に対応した住宅の整備についても検討してまいりたいというふうに考えております。
 次に、橋上駅の問題でございます。
 コミュニティー施設の活用についてのお尋ねでございました。
 市の玄関口といたしまして、地域住民の交流、憩いの場並びに観光や情報の発信拠点として整備したものであります。
 具体的には、地域の方々が開催されるミニ集会のスペースも考えて設けてあるわけでございまして、中には大型画面を設置いたしまして、市の観光イベントや行政情報あるいはケーブルテレビ、市を紹介するビデオ等の番組も提供したいというふうに考えております。また、地元の特産品を展示する観光物産ショーケース等も設置するなど、いろいろの活用を考えていきたいと考えております。また、市民のイベントなどにもいろいろ活用していただきたいというふうにも考えております。
 コミュニティー施設の設置条例につきましては、現在部内で検討しておりまして、施設完成に間に合うように皆様方に御議論を願いたいというふうに考えております。
 管理につきましては、基本的には委託にしたいというふうに考えております。
 車いす利用者等障害者の対応につきましては、駅前と駅南の2カ所に高齢者・障害者用に配置したエレベーターとトイレを設置いたします。自由通路には、視覚障害者用のブロックも設置し、通路には2段の手すりをつけまして、それらに対応したいというふうに考えております。
 また、駅前には駐輪場、駅南には駐車場と駐輪場を整備いたしまして、駅前、駅南からも利用することになりますので、現在より便利になると考えております。
 また、現在の跨線橋は非常に急であります。今度のものは6メートルと広くなり、階段も緩やかになりますので、鉄道利用者にとっては今までよりも便利になると考えております。
 また、車いす利用者がホームに直接出られることも検討しております。駅前と駅南にそれぞれスロープを設置いたします。インターフォンで駅員に連絡すれば、駅員が扉を開けてホームに出ることになっております。
 これらの対応については、基本的にはJR西日本の責任でございますが、乗客の皆さんもボランティア精神で御協力いただければ、非常にいい駅になるのではないかと考えております。
 以上であります。

◯議長(柴田君) 13番 西尾英宣君。

◯13番(西尾君) 市長は、大企業にはサービスをしていないとおっしゃっておられますけれども、サティーの出店に、市は1億3,000万円も借金をして、その利息約3,600万円を市民の税金で肩代わりをしているではありませんか。まさに大型店優先の姿勢が地元の商店街に大変な影響を与えているのです。
 また、今、大和ハウスが建設されていますが、この大和ハウスへの安川栃上線という名前で税金7億円の工事費をかけて造成されているではありませんか。大企業への湯水のようなサービスをしている。これはこの一端ではっきりしております。
 そしてもう1点は、ダイオキシンに対する市長の政治姿勢です。
 これだけダイオキシンが大問題になって、政府も法律をつくってよくしていこうと言っているのです。法を守っていかなければならないのが市長の姿勢です。最終処分場に厚生省は厳しく勧告をしているのに、いまだに47ナノグラムも出た焼却炉の灰を処分場に野ざらしにして、そのたれ流した水が和田川へ行っていることを思うと、背筋が寒くなるのです。しかも、当然検査をしなければならないものを1年に1回しか検査をしていない。その間にたれ流したらどうなりますか。ヨーロッパでは86年に法律で排出基準を0.1ナノグラムと決めて、これを上回ると操業停止となっているのです。このダイオキシンに対する姿勢について再検討されたい。
 そして最後に、利賀ダムですが、利賀川の上流に、千束ダムや利賀川ダムと2つのダムがあるんです。庄川にも幾つもダムがあります。全国的にもダム建設については公共事業の経費のむだづかいである。工業用水はどこに使うのですか。使う目的のないものを900億円もかけてつくる必要はさらさらないと私は思います。
 市長の再答弁をお願いします。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 大企業にサービスするとかせんとかいうことですが、私は大企業を優先的に考えているわけではないわけで、大企業が仕事をするあるいは大企業を誘致することが、とりもなおさず市民の幸福にもつながってくるという立場からやっているわけであります。あなたのほうはそういうものはこなくていいという考えでありましょうから、それは考えが……。
 企業が負担すべきものは企業が負担しております。入口からずっと上のほうはすべて企業が負担しておりまして、公共的に使う道路だけは市が負担をする。あるいはサティーのことにつきましても、法的に決まっている範囲内でのことでありますから、市が単独でやっているわけではないわけでありますので、その点は誤解のないようにしていただきたいと思います。
 ダイオキシンの問題につきましては、私は何も放置しているわけではございません。やはりきちんと決められた管理型のものをつくるということにいたしているわけであります。しかし現在は、まだそこまではできておりませんが、下流へ出てくる水につきましては、毎月検査をして間違いのないようにいたしているということであります。
 利賀川のことにつきましては、工業用水に使う水はほんの微々たるものでありまして、大部分は洪水調節とか大きな見地からの水需要ということを考えてやっているわけでありますから、単なる工業用水のために利賀ダムに700なり800億円を使うというのではないので、その辺のところ、大小しっかり見極めて話をしていただかなければならないわけでありまして、工業用水はほんの少しのところです。
 ですから、その辺はよく考えて、地域全体の将来の災害に備える。あるいは水の危機に備える。庄川もそんなに水が十分にあるわけではありません。庄川水系は最後の水になるわけです。こんな大きなダムは今後できないわけでありますから、今これをつくっておかないと将来に大きな禍根を残す。あるいは大きな災害を起こすという可能性もあるわけであります。災害が起こったらだれが救うんですか。共産党でやってくれるんですか。そのこともよく考えていただかないと、大きな間違いを起こすということになるわけであります。世間がそう言うからこれも一緒だと、何もかも一緒にすると考えることは別でありまして、不必要なダムはしばらくとめるとか、あるいは後にしてもいいと思いますが、必要なものはやっていかなければならないわけでありますから、この辺を何もかも一緒のような考え方では大変困ると思うわけであります。
 以上であります。

◯議長(柴田君) 2番 金嶋久貴子君。
  〔2番 金嶋久貴子君 登壇〕

◯2番(金嶋君) まず、ダイオキシンについてでありますが、1項目目及び3項目目につきましては、江守議員と西尾議員に答弁されましたので、確認だけさせていただきます。もし違っておりましたら御訂正ください。
 クリーンセンターとなみにつきましては、一酸化炭素濃度計をつけて対処するということでありましたけれども、砺波は電気集じん機をつけております。電気集じん機の入口と出口を図りましたなら、出口のほうでダイオキシンが発生しておりました。よって、ダイオキシンは電気集じん機の中で再生産されているというふうに結果が出ております。
 砺波は、いずれバグフィルターというふうにもおっしゃいましたけれども、早急にバグフィルターに切り換えることを求めます。
 また、家庭用小型焼却炉につきましては、「家庭での焼却は、紙、木くず類にとどめる。プラスチックは分別収集してクリーンセンターで燃やす」というふうに昨日おっしゃいました。燃やすという方法では、いかなる方法をとっても、たとえバグフィルターを使ってもダイオキシンは発生いたします。ですから、発生そのものをなくすという方向をとっていただきたいと私は思います。
 射水広域圏では、一昨年よりプラスチック製品のみを別に分別収集し、それをRDF化しております。そのような方向性もあるということで御検討いただきたく思います。
 2項目目のごみ対策の恒常的方法についてですが、まず、このダイオキシンについて言えば、ダイオキシンの発生は有機塩素化合物が製造され始めた1940年以降の生産推移とピッタリ一致しております。
 これは、アメリカのインディアナ大学ヒューロン湖の低質層の年代別ダイオキシン検出による調査によって明らかになっております。そしてはっきりしているのは、焼却ごみの中に有機塩素計化合物がなければダイオキシンはできないということであります。よって、ごみの焼却方法を今後も続けるならば、この有機塩素化合物を徹底して取り除くことによってのみダイオキシンは抑制されるということであります。
 このことからも、プラスチック類の徹底分別が必要であると私は思いますが、それは非常に困難でありますので、今後は、有機塩素物化合物、塩化ビニールや塩化ビニリデン、そのほかプラスチック製品をつくらせない、買わない、使わないというような基本的姿勢で臨んでいただきたいと思います。
 そして、ごみ対策の恒常的方法としては、焼却や埋め立ては極力やめ、徹底したリサイクルを行い、塩化ビニールなどの生産、使用を中止する方策を追求していただいたいと思います。
 具体的には、素材別のリサイクル、事業者責任の強化、法制度の整備といったことがございますけれども、ここで1点だけ申し上げます。
 堆肥化についてでございますが、もちろん生ごみは堆肥化するべきでありますが、現在、砺波市におかれては、コンポストへの補助金を出しておられます。コンポストの置く場所のない家庭においては、ベランダ設置型生ごみ処理機の普及を図られたいと思います。家庭用小型焼却炉への補助金をこちらに切り換えて、そしてごみの排出を抑え堆肥化をするという促進をとっていただきたいと思います。
 資料については、担当課に提出してございますので、今申し上げた3項目についてのことは研究され、国に対してそれらのことについて意見書を出し、また各地に発信できるよう鋭意努力されることを求めます。
 次に、昨年7月、砺波市の第4工業団地にコカ・コーラボトリングの進出が決まりました。それについて、経過を踏まえ、内容に踏み込んで申し上げますので御答弁を願います。
 いまだに着工されていないのは、操業に伴う地下水揚水による下流への影響について中田地区住民の不安感が強く、合意が得られないためであります。この間、中田地区とは数度の話し合いや説明会が行われました。
 環境影響評価書にも記載されている県の取水許可量は3,500トンであり、当初はその旨での説明をされたのですが、2度目の説明では、将来8,000トンに増量したいとの砺波市の説明に対し、中田地区ではシミュレーションによるデータでの説明は信憑性が疑われるとし、再度調査を依頼いたしました。
 そこで、砺波市は観測井を堀り、本年2月、松下電子にも協力を依頼し、総量1万5,600トン、5日間の連続揚水試験を行いました。
 その結果、下流への影響はほとんど見受けられないとの結論が出されました。一部般若地区にはあったというふうに伺っております。また、水質検査等により、中田地区の地下水には山側からの流入もあるとのことでした。ですが、中田地区の不安感は強く、その説明会の会場では、将来の不安を訴える声が続出いたしました。3月19日のことでございます。
 もし、私とて中田地区の住民であったならば、再調査をされた砺波市の努力には評価をいたしますが、見えない地下水のことです。納得いたしかねるのではと思います。
 なぜならば、高岡市内島工場の現状を皆さんは御存じのことと思います。それを目の当たりにした中田地区住民にとっては、将来の不安を解消するに足る正確なデータとは言いがたいということであります。よって、さらに対話を重ねることがこの問題を解決するに当たり不可欠の要件と考えます。
 これは、砺波市と企業の誠意が問われている問題だと私は思います。
 当初より中田地区では、「進出そのものも反対」という声もございましたが、今日の経済活動を否定することはできない。今後、中田地区でも開発をする場合があろうから、県の許可の出ている3,500トンの範囲であるならばやむを得ないという形の合意形成がされつつあります。現在はそれに伴って、コーラと中田地区との覚書を交わす文面について内部協議をされております。
 本年7月初めには、覚書案として「高岡市案」「砺波市案」「中田井戸水を保存する会案」と3案が出ました。失礼ながら素人集団である「中田井戸水を保存する会」では努力と学習をされ、なかなかよい案が作成されたと私は思いました。
 3案では、3,500トンという数字は一致しているものの、表現に相違点があり、解釈については、守る会では弁護士に相談をいたしました。これは、何らおかしなことではございません。なぜならば、こういった文書では、曖昧な抽象的な表現をとることによって、それぞれが自分の都合のよいように言外の含みを持たせる可能性や解釈の相違が生じ、後々の禍根となることを危惧したためであります。
 覚書・契約書といった約束事を交わす文書は、後々のトラブルを防ぐということを最大の目的としているはずであります。
 このことからも、一般の人だれにでもわかるような明快な文書作成をするということが肝要であると私は思います。
 互いに仕事を持ちながら、これらの学習、検討、協議をされました保存する会の真摯な活動には感動すら覚えます。それほどこの水問題は、この人たちにとって生活に直結した重大なことであると我々は理解し、受けとめなければなりません。時間のかかることはやむを得ないことであり、これは民主主義の原点に立って、住民、市民主体で考えなければならない問題であると私は思います。
 企業には、操業予定が立たないという危惧や不安もございましょうが、誘致を進める余り、砺波市が彼らを一部の住民として切り捨てを行うようなことがあってはなりません。企業を取るか住民を取るか、あるいは砺波市の利益のみを優先するかなどと申しませんが、公共的資源とも言える地下水に関しては、関係地域住民とじかに十分な協議を重ねていただきたいと思います。
 また、この方たちは中田地区の構成員として連合自治会とも密に協議を積み重ねており、この活動は、「反対のための反対」などと評されるものでは全くないと私は考えます。
 先日、市長室にてこの問題について話をした際、市長は「反対のための反対をしている一部の人たちの意見は聞けない」とか「弁護士を入れるなんか……」と大そう不快を漏らされました。それは違うという私の抗議には耳を傾けていただけず、とても残念でした。これは、このような開発のみならず、今後、市政全般にわたって住民へのアクセスをどのようにするかということについて重要な問題だと考えますので、市長の真意と基本的な考え方をお伺いいたします。
 2項目目といたしまして、9月に入りましてから、中田の井戸水を保存する会の方々の話を伺ってまいりました。これは、上流に住む者の責任として、また、人道的な観点から、じかに意見を伺いたいと思ったからであります。
 率直な声を聞くことができました。幾つかの疑問点を提出されましたので、以下の6点についてお伺いいたします。
 1番、砺波市は3月以来全く来なくなったがどうしてか。じかに話し合いをしたい。
 2番、コカ・コーラとも話し合いをしたいと3月19日に伝えたのに何の連絡もない。なぜか。
 3番、中田町を無視して着工するのではないか。建築確認申請は提出したのか。
 4番、同意書、覚書、協定書とあるが、手順、位置づけがよく飲み込めない。
 5番、協定書は砺波市とコカ・コーラが交わすものだが、締結する内容を事前に説明し、中田地区の理解を得るものとされたい。
 6番、3,500トンについては、「将来増量しないものとする」の文言が受け入れがたいということだが、中田地区は3,500トンまでならば進出はやむを得ないと一歩引いたつもりである。それ以上の増量を将来求めるというのはどういう観点からであるか。企業優先の姿勢ではないか。
 などでありました。5番目までは単純な質問ですので、即お答えできると思います。6番目につきましては、増量についての再協議は3,500トン内での操業のうち、影響が出ないという経年を経ての確認の後行うものとし、経年数は中田地区の納得のいく具体的な数値を入れた年月とするとしたほうがよいのではないかと御提案申し上げますがいかがでしょうか。
 先ほども申しましたように、中田井戸水を保存する会には非常にしっかりとした覚書案がございます。これをたたき台にして、今後の対話・検討を進められてはと思います。それとも、どうしても行政主導型でないと気が済まないのでしょうか。
 問題解決の早道は、すぐれた原案をもとにして進めたほうがよいと私は考えます。
 そのうちの第3条の1項に、「挙証責任の転換」というのが記載されてございます。通常は、挙証につきましては、因果関係の証明は被害者側にあるのですが、この案では、乙(コーラ側)のほうに因果関係のない旨の挙証ができない以上、因果関係ありとされ、甲(中田地区)は損害の発生のみを証明すればよいということになります。覚書は一種の契約書であり、これは当事者間での特約事項であります。
 文章を少し読み上げます。
 「乙は、乙の事業活動により、環境に影響を及ぼす事態が発生するなど、甲または甲の構成員に損害を与えた場合は、甲または甲の構成員に対し誠意を持ってその損害に対する賠償を行うものとする。ただし、その損害の発生が乙に起因するものか否かについての挙証責任は乙にあるものとし、乙の挙証なき限り、乙は免責されないものとする」という特約であります。
 2項目目には、「乙は、乙の事業活動により中田地区での生活揚水が枯渇した場合は、枯渇した井戸1カ所につき金(   )万円とし、復旧に必要な費用の全額を被害者に支払う」とあります。
 これは、前項でも申しましたように、覚書は一種の契約書であります。「金額が入るのは適当でない」「幼稚だ」などという意見もございましたが、これは個々に対する違約金であります。
 ほかにもいろいろとございますが、この2項につきまして、当局におかれましては、参考とするとか検討するとかいうような曖昧な答弁ではなく、こう考えるというふうに具体的にお答えいただきたいと思います。そして今後は、これらのことに踏まえ、住民の理解を得られるよう努力されることを求めます。
 3番目といたしまして、操業に伴う交通量の増大対策でございます。
 コカ・コーラの製品として、水の使用料は1,000トンと聞いております。単純に考えますならば、毎日1,000トンの製品が搬出されます。これは、10トントレーラーかコンテナか、あるいは違う車を使用されるかは存じませんが、仮に10トンといたしますと100台分になります。さらに、当然容器に入っておりますから、恐らく130台ぐらいになるのではないかと推測されます。
 逆に、この容器の搬入もございます。すると、倍量の260台となります。ほかに必要な資材の搬入やコーヒーかすや茶葉の搬出等を考えると300台にはなるでしょう。仮に12時間対応で搬出されるとして計算いたしますと、2分半に1台、10トン台の車が通ることになります。これは、周辺への影響がかなり出るのではないかと考えられます。
 これは、製品に関してのみの試算でありますが、一体どのルートでこれらの製品を搬出あるいは搬入をされるのか確認をされているのか具体的にお聞かせください。
 また、場所によっては独立した歩道のない部分もございます。学童等交通弱者への対応はどのように考えていらっしゃるのでしょうか。お聞かせください。
 いずれの項目につきましても、明確に個別に答弁くださることを求めまして、以上で質問を終わらせていただきます。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 金嶋議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 コカ・コーラボトリングの砺波市進出に関することでございますが、ただいまこのことに関しましては中田の対策委員会と協議を続行中でございまして、この点はひとつ御理解をいただきたいと思っているわけでございます。
 まず私のほうからは、先日あなたと対談をした場合におけることに対する御質問がありましたので、これに対する御返事をいたしたいと思います。
 私は、コカ・コーラボトリングのことにつきましては、非常に慎重に対応してきたつもりであります。
 そのために、まず一番大事なことは地下水が安全に確保されるということが非常に大事である。前の松下電子の場合もありましたので、そういう経験も踏まえまして、私どもといたしましては、市に設けてあります日本的な権威の先生方による地下水対策の委員会がございまして、その委員会の意見をお聞きいたしまして、ボーリング調査をしたりいろんな調査をやってまいったわけであります。そして、最終的には今お話がありましたとおり、2月の一番渇水期の状況の悪いときに右岸で8,000トン、下に降りて7,500トンというものを連続で5日間揚水調査をいたしました。
 その結果、表層水につきましては全く影響がなかったという結果がはっきりと出ているわけでございます。また、深層水につきましても、ほとんど大きな影響はないというようなこと等がございました。そうしたことを基準にいたしまして、さらなる委員会の皆さん方の御意見もお聞きをいたしまして、そして1,000トンは可能であるということを聞いているわけでございます。しかし、中田の皆さん方も非常に御心配でございますので、県が許可をいたしました一番最低の3,500トンで出発をしようと、こういうことになっているわけでございます。
 そのように、私どもといたしましては、最大の調査をいたし、そしてそれを皆さん方に明示をして御理解をいただこうというふうに思って、今も折衝をしているわけでございます。
 そうしたこととか、現に松下のほうでも24時間連続で井戸の調査をいたしているわけでありまして、そのようなことを逐次高岡市役所へも御報告をいたしております。現在まで数年間たっておりますが、ほとんど地下水には影響を及ぼしていないというようなデータもあるわけでございます。
 また、表流水につきましても、太田工業団地における水質汚染の問題につきましても、企業ともきちんとした契約をいたしておりまして、そこには水質保全委員会というものをつくって、市あるいは業界あるいは関係の団体等が入って、絶えずそのことにつきまして話し合いをし、円滑な運営をいたしているわけでございます。
 そのように、私どもは本当に誠意を持ってこの問題に対しまして取り組んでいるわけでございまして、このようなことがなぜ皆さん方に御了解してもらえないのかということについて、私は非常に残念に思っているわけでございます。そのことについて、私は、皆さん方がどうしてこれを了解していただけないのかという意味のことを申し上げたわけでございまして、決して誹謗するような気持ちで言ったわけではないわけであります。
 また、弁護士さんが入るということになりますと、我々常識から言うと、何か争いをするというような感じになってしまうわけで、決して私たちは争うという気持ちでいるわけではないので、あくまで円満に話し合いを進めて、お互いに信頼し合ってやっていきたいと、こういうふうに考えておりますし、また、今でもそのようなつもりで、互いに誠意を持って信頼し合ってやってきているわけであります。
 水が非常に重要であるということは、私も強く認識をいたしておりまして、かつて昭和30年代から地下水調査というものが行われているわけでありまして、高岡の水道局でも当時の山形大学の小笠原教授なり、あるいは亡くなられた富山大学の深井教授あたりが出てまいりまして、この地域の地下水調査もやられました。それに参画もいたしまして、その後いろいろな地下水のことについて私もいろんな点で勉強をしてまいりました。専門家ではございませんが、およそ地下水というのはこんなものかなということは考えているわけでございまして、決して皆さんには御迷惑をかけないようにという気持ちを強く持っているわけでありまして、この点を中田の皆さんにも御了解を賜って、ぜひ御協力を賜りたい。
 また、私どもが工業誘致をする基本的な考え方は、今ほど西尾議員からありましたように、大企業を優先とかいうようなことを考えているわけではありませんで、やはりこの地域にこのような企業を誘致することによりまして、地域全体の雇用の創出になったり、あるいはまたそれに伴ういろんな企業が出てきたり、あるいは住宅が入ったり、あるいは人が集まったりと、いろんな波及効果もあるわけであります。これは何も砺波市だけではなしに、高岡北部あるいは砺波の南部全体にいい影響が出てくるのではないかというふうに思っております。
 現在は、1つの市町村だけが栄えて、ほかの市町村は衰退をしていくというような考え方で行政はやれる時代ではございません。私は、今までも砺波広域圏といたしますれば、全体がよくなって、その中で砺波もよくなっていこうということを考えておりますし、また、高岡市とも期成同盟会とかいろんな関係のものがありますが、やはり呉西の中心は高岡でございますから、高岡がよくなって、そして我々も一緒によくなっていこうと、絶えずこういうことを考えているわけでございまして、そうした意味もぜひ御了解いただいて御協力をいただきたいと、こういうふうに思っている次第でございます。
 いろいろ個別のことにつきましては、後ほど、担当の助役、その他の方々から逐次御説明を申し上げたいと思っている次第でございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 以上であります。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 金嶋議員さんのコカ・コーラの進出に伴う質問につきましてお答えをいたしたいと思います。
 基本的には、今ほど市長のほうから答弁があったところでございます。
 幾つかの設問があったわけでございますが、3月以降、市当局が出てこないという話とか、コカ・コーラに説明に来いと言ってあるのにもかかわらず来ないというようなことをおっしゃったわけでございますけれども、コカ・コーラの立地につきましては、高岡市御当局、そして中田地区の連合自治会の皆さん方といろいろ綿密な連絡をとりながら進めているところでございます。
 したがって、中田地区の皆さん方に大変御心労を煩わせていることにつきましては、心から敬意と感謝を申し上げたいというふうに思っております。
 特に、今の2つの問題につきましては、4月15日に砺波市へ大量くみ上げの計画撤回の申入れが中田連合自治会からありました。これは、私どもと県のほうにもあったかと思います。そのような具体的な要望に対しまして、私どもとしましては、できるだけ地元の不安を極力少なくしたいというふうなことから、企業そして中田の皆さん方、高岡市御当局ともいろいろ協議を重ねてまいりました。その結果、今ほど市長のほうの話にもありましたように、コカ・コーラでは3,500トンで事業に入りたいというようなことになったこと。さらには中田地区におかれましては、地区環境保全対策委員会等をつくられまして、大変たび重なると申しましょうか、数多い協議をなされております。最近も、各地区内の意見の集約をいただいているというふうに伺っております。そのようなことから、時間が経過したことを御理解いただきたいと思います。
 コカ・コーラの説明につきましても、そのようないろいろの関係の皆さん方と協議をしながら説明の機会をということでございます。私どもとすれば、地元のいろいろの意向を踏まえまして、できるだけ早い機会にコカ・コーラからの説明の機会をつくらせていただきたいと思います。つきましては、立地の同意というような雰囲気の中でお願いしたいなというふうに思っております。
 次に、中田町を無視して着工するのではないか。また、建築確認申請は成立したのかという御質問でございます。
 これは、私どもとしましては、地元の同意を前提に円満に進めたいというようなことから、中田の意向を無視して事は進めておりません。
 したがって、建築確認申請につきましても、まだ未提出でございます。
 次に、同意書、覚書、協定書の手順、位置づけ等でございます。
 ちょうど私どもも庄川の左岸では、松下電子工業の立地がありまして、同じような地下水揚水事業でございましたので、高岡市は中田と戸出の違いはございますが、高岡市戸出地区ともいろいろ連絡を申し上げながら、円滑に事を進めさせていただきました。そのような先行事例を斟酌しながら現在進めているところでございます。
 位置づけとしましては、同意書は企業立地同意でございます。覚書は行政を立ち会いとして、企業と言うなれば今回は中田地区と結ぶものでございます。協定書は公害防止協定でございますので、企業と私ども砺波市と結ぶものでございます。協定書は、砺波市とコカ・コーラと取り交わすものでございますけれども、締結の内容等につきましては、事前に中田地区に理解を賜った上で進めたいというふうに考えております。そのようなことで、できるだけ地元の不安が発生しないようなことで努めてまいっております。
 先ほど市長も発言されましたが、現在鋭意中田地区連合会の皆さん方、そして高岡市当局とも、覚書の内容につきましては最終の詰めの段階であるかというふうに思っておりますので、今ほど終わりごろにお話のございました覚書等の見解につきましては、そこら辺のことで御理解いただきたいというふうに思います。
 次に、コカ・コーラボトリングの立地に伴う交通対策と申しますか、交通量増の話でございますが、現在私どもが承知しておりますのでは、会社側の説明によりますと、1日平均大型車は83台程度が予定されているというふうに伺っております。配送車が48台、従業員自家用車が206台、トータルしますと337台が交通量としてオンされるというふうに伺っております。
 従業員につきましては、3交代ということでございますので、ピークは3分の1になるということになろうかと思っております。
 ルートにつきましては、新湊庄川線、国道359号、砺波インターということで、メーンの流れは、砺波インターから石川県、福井県の流れが主であるというふうに伺っております。
 歩行者の安全につきましては、新庄線につきましては、歩道の設置をいろいろ働きかけているところでございます。財政の厳しい中でございますが、最優先に設置を要請しているところでございますし、国道359号につきましては、御案内のようにバイパス計画が具体化しております。その整備を早めたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 金嶋議員のダイオキシン対策についてお答え申し上げたいと思います。
 まず、ごみ対策の恒久的方法の追求について申し上げます。
 ごみ対策の恒久的方法の追求は、大いに必要だと認識いたしております。現在の一般的に言われる大量生産、大量消費による使い捨て社会の中にあって、「つくらせない、買わない、使わない」という国民、住民の意識、認識が必要と考えるところでございますが、製造業者、小売業者、消費者のそれぞれの責任と対応が求められるところでございます。
 ただ、現実の問題として、ごみ処理の段階で多くの問題が発生しておりまして、このごみ処理を担当している全国の多くの自治体が、現在大変苦慮していることは御存じのところだと思います。これらは、1自治体の対応だけでは解決できない問題が多く含まれております。
 こうしたことから、市長がかねがね申しておりますように、ヨーロッパ、アメリカで採用しているデポジット制等のリサイクルによる循環型社会の構築や有害物質の使用規制を国の施策として強力に推進しなければ解決しないのではないかと考えております。
 このため、厚生省、通産省、環境庁とそれぞれ検討を加えているわけでありますが、検討を加える、例えば厚生省の生活環境審議会廃棄物処理部会あるいは通産省の産業構造審議会廃棄物処理減量化部会などに専門員として出ていらっしゃる現在活躍中の松田美夜子さんについて、一昨年に引き続き今年の6月1日に開催いたしました第6回砺波市ごみゼロ大会の講師としてお招きした折に市長と面談され、こうしたデポジット制度を推進し、リサイクルによる循環型社会の構築や有害物質の使用規制を国の施策として取り組むように提言してほしい旨、市長のほうから松田さんに強く申し入れされたところでございます。
 それとはもちろん別の機会に、各種機会を通じて、例えば全国市長会等を通じて、国の施策、法律、制度として取り組むよう引き続き強く要望しているところでございます。
 恒常的対策については以上でございますが、質問の1項目目、2項目目についての御確認があったわけでありますけれども、ダイオキシン規制の対応、クリーンセンターでの取り組みでございますが、これは、江守議員、西尾議員にも申し上げたとおり、早急に恒久対策に合致するように、クリーンセンターとなみの構成員として強く申し入れているところでございます。
 ただ、当クリーンセンターとなみにつきましては、平成3年に稼働した施設でございますし、多額の投資経費を要するところでございます。しかし、今、ダイオキシンという属性にかんがみまして、早急に鋭意努力をするよう取り組んでいきたいと考えております。
 それから、生ごみのリサイクルにつきまして、処理機の普及・導入という御提案でございます。
 普及・導入につきましては、普及するよう努力するようにいたしたいと思いますが、助成の方向等については、これから検討させていただきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(柴田君) 2番 金嶋久貴子君。

◯2番(金嶋君) 3点ばかり再質問いたします。
 今、コーラの件につきまして助役さんから答弁をいただいたのですけれども、私はちょっとよく飲み込めなかった部分があるので、もう一度お願いしたいと思います。
 6つの中身をお伺いしたわけですけれども、4番目の同意書、覚書、協定書の位置づけはわかりましたけれども、一体どれが先にどんな形でという順番などがよくわかりませんので、その辺をお教えください。
 それから、6番目のことにつきまして、私が提案申し上げました3,500トン内での操業の後、影響が出ないという経年を経ての確認の後行うとしまして、経年数は中田地区の納得のいく具体的な数値を入れた年月とするということについてはどのようにお考えでしょうか。
 それから、挙証責任の転換についてもお考えをお聞かせ願いたいと思います。
 以上、3点です。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。

◯助役(斉藤君) 順番は、同意書、覚書、協定書の順番でございます。
 2つ目の3,500トンの後、増量ケーススタディーのようなお話でございますが、これも含めて、現在鋭意中田の連合会の皆さん方とお話し合いをしているので、ここで私見を申し上げてはどうかと思います。
 3つ目につきましても、今いろいろと中田の連合会の皆さん方と話し合いの最中でございます。3つの案の中でいろいろ御意見があるやに思うわけでございますが、そのような状況であることから、私の考えを差し控えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

◯議長(柴田君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第59号から議案第65号まで、平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外6件につきましては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会並びに決算審査特別委員会に付託いたします。

◯議長(柴田君) 次に、日程第2 「稲作経営の安定と米政策の確立に関する請願」外1件は、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(柴田君) これをもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。16日から19日までの4日間は、委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、16日から19日までの4日間は休会することに決定いたしました。
 なお、次会の本会議は、9月22日午後2時から開会いたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 0時05分 閉議



平成9年9月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成9年9月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 決算審査特別委員会の設置について
  第2 議案第65号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について
     (提案理由説明)
  第3 市政一般に対する質問並びに議案第59号から議案第65号まで、平成9年
     度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外6件
     (一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月11日  午前10時03分  開議
   9月11日  午後 3時32分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    民生部長 中 島 和之進 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 小 倉 隆 男 君

 企画調整
 室  長 今 井 孝 夫 君    総務課長 紫 藤 健 一 君

                   社会福祉
 財政課長 吉 田 俊 和 君    課  長 石 澤 千栄子 君

 商工観光              上水道
 課  長 薮 田 康 男 君    課  長 金 子   修 君

                   病  院
 病院長  荒 川 龍 夫 君    事務局長 桂   政 樹 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 野 村 泰 則 君    監査委員 河 森 正 哲 君

 監  査              消防本部
 事務局長 坂 井 正 範 君    消防長  太 田 勇 二 君

 消防本部
 次  長 安 念 政 満 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      局長代理 清 沢 康 夫

 調査係長 神 島 英 弘



平成9年9月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時03分 開議

◯議長(柴田君) これより、本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 決算審査特別委員会の設置についてを議題といたします。
 お諮りいたします。平成8年度に属する砺波市各会計の決算を審査するため、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置することにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置することに決しました。
 続いて、委員の選任についてをお諮りいたします。ただいま設置することに決定されました決算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、指名いたしたいと思います。
  2番 金嶋久貴子君
  4番 松本  昇君
  6番 石田 隆紀君
  8番 高田 隼水君
 10番 堀田 信一君
 12番 山岸 銀七君
 14番 宮木 文夫君
 16番 中西 宏一君
 18番 前田喜代志君
 20番 吉澤 邦麿君
 22番 梶谷 公美君
 以上、11名を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました11名の諸君が決算審査特別委員会委員に選任されました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第2 議案第65号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) ただいま追加提案いたしました議案について御説明申し上げます。
 議案第65号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、国が7月1日より給与法などを改正したことに合わせ、当市におきましても、期末・勤勉手当の支給一時差し止めや支給停止などができるように条例の一部を改正するものであります。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決を賜りますようお願いを申し上げます。
 以上であります。

◯議長(柴田君) この際、暫時休憩いたします。

 午前10時07分 休憩

 午前10時17分 再開

◯議長(柴田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◯議長(柴田君) 日程第3 市政一般に対する質問並びに議案第59号から議案第65号まで、平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外6件についてを一括議題といたします。
 これより、市政一般に対する質問並びに上程案件に対する質疑に入ります。
 申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第50条によって、それぞれ20分以内といたします。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) ただいまの発言時間の制限について異議があるようでございますので、起立によって採決をいたします。
 発言時間を20分以内とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(柴田君) 起立多数であります。したがって、発言時間を20分以内とすることに決しました。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 10番 堀田信一君。
  〔10番 堀田信一君 登壇〕

◯10番(堀田君) 私は、去る6月議会に、12月21日に投票が行われる次期市長選に、力強く、そして謙虚に出馬を表明された岡部市長に、通告内容に基づきお伺いと要望をいたします。
 今、まさに日本は国のみならず地方自治体も財政は危機的状況にある中で、21世紀に向けて、変化に対応した高度で柔軟な行財政の効率化が不可欠であり、何としても行財政改革や経済の構造改革など、しっかりと国民的議論をした上で改革を断行しなければ、21世紀の繁栄が困難と言われる大変不透明な状況下の中、若者に夢と希望を、高齢者に生きがいと安心を、子供たちに思いやりとたくましさを与え、健康で心豊かに住める地域を総合的に構築するため、卓越した長年の行政経験をもとに、日夜精力的に体をかけて我がふるさと砺波の発展に一生懸命御努力をされている岡部市長に、改めて敬意と感謝を表する次第であります。
 時あたかも、本年8月23日発行のダイヤモンド社による全国都市ランキングには、「この町に住みたい」「住んでよかった」と実感できるバロメーターである692都市の総合力評価マップが掲載されたのであります。利便性や快適性など生活環境の善し悪しをあらわす暮らしやすさでは全国第7位。経済的富裕度の観点から見た豊かさでは129位。都市の活力の観点から見た成長度では206位。この3つの評価すべてで全国平均を上回った都市は、砺波市を含め66都市であり、全都市の約1割でありました。この結果は、さまざまな都市機能をバランスよく維持発展させていると、日本統計センター研究員の分析結果でもありました。そのほかにも、人口伸び率では全国133位で富山県内ではトップ。また、21世紀の活力を知ることができる労働力人口比率では第40位にランクされているのであります。
 以上の事実は、岡部カラーを盛り込んだ第6次総合計画の大きな成果であり、見事な実績であると高く評価をいたします。
 そのような背景の中で、岡部市長は、若者に夢と希望を与える未来都市づくりをはじめとした9つの「輝け砺波改革」を4期目に向けて掲げられたのでありますが、その中身や具体的方針等についてお聞かせを願いたいと思います。
 21世紀は地方の時代と考えます。これまでの東京で決めたことを全国一律に行う上意下達方式から地方にも財源措置がなされ、地方分権が必ず行われるものと、私は確信いたしております。
 その中で、最も重要なポイントは、「市民の、市民による、市民のためのまちづくりシステム」すなわち住民主導で個性あふれる、活気がみなぎるとなみ野を形成していくことが最も大切であると考えるのであります。
 岡部市長は、市民の声を聞く施策として「市長と語る会」を実施されてきたわけでございますが、それなりに成果が出ていると評価はいたしますが、一方では、若者や女性の参加率が低いことも事実と思われます。
 第6次総合計画の後期見直しでは、市内各地の30~40代の男女による「策定研究会」をつくり、幅広いユニークな提案や意見も出され、私は大変すばらしいことをされたと心から拍手を送った1人であり、各委員も参加して改めて砺波市がわかり、今後のまちづくりをともに語り合い、大変やりがいと充実感がわいたと聞いておりましたが、その人々のエネルギーを今後どうされていくのか。
 私は、今後の展開として、青年と女性、そして市内中学校での英語指導助手であるALTや国際交流員などの構成による「まちづくり会議」などを組織され、幅広く砺波市政や広域行政を学んでもらい、どしどし意見、提案を出していただく場づくりをすることが最も大事なことではないかと、このように考えている1人でございます。
 まちづくりは人づくりであります。岡部市長が考えられる市民参加による市政とはどのような考え方であるのかお尋ねをいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 堀田議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。
 まず最初に、これからのまちづくりについてどういういふうな考えでやっていくかということでございます。
 これから21世紀を迎えるに当たりまして、砺波市は今までいろんなことをやってまいりまして、週刊ダイヤモンドの中で、非常にこれは権威のあるものでございますが、先ほどおっしゃいましたような成果といいましょうか、点数が与えられたわけでございまして、大体バランスよく発展してきたのではないかというふうに思っているわけであります。いろんな批判もありますが、大型の仕事だけを重点にやってきたわけではないわけでございまして、そのことによる財政収入を図り、またソフトの面も逐次進めてまいったということでございます。
 やはり実態は、1つの経営体でもございますので、財源をつくらずにどんどん借金をすれば大変危険なことでございますけれども、一方におきましてそうした財源をつくり、次の時代に対するいろんな施設を整えてまいりました。とともに、「美しい花と緑の散居村」を維持をして、その中に住みやすいまちをつくっていこうということを常に念頭に置いてまいったわけでございまして、砺波を日本中で一番住みやすいまちにしたいと、これが私の念願でございます。その条件がそろっているわけでございまして、花と緑あるいは水、また一方におきましては、立山という大きな自然の山もございます。あるいはまた一方におきましては海もあるというような非常に自然条件のそろったところでございますので、ここでそのような都市ができなければ、日本中どこでもできないというふうに私は思っているわけでありまして、砺波というものをまだまだこれから、景色のいい、環境のいい、住みやすい、そしてまた安心して住めるまちづくりをしていこうと、こういうことを絶えず念頭に置いて進めてきたわけでございます。
 今後21世紀に向かいますと、行財政改革ということが国のほうでも叫ばれておりますが、国も相当な借金を持っております。市もかなり借金があるわけでございますが、絶えず申しておりますように、交付税で返る借金も3分の2ぐらいはあるわけでありまして、これに対する返済あたりも考えながら事業を進めていかなければならんと思っているわけであります。
 どこの家でも、新しい家を建てるときには若干借金をして、その後、逐次払っていくということをやるわけでございまして、やはり個人の家もこうした自治体においても同じような考え方でいけるのではないかと思っているわけでありまして、今後、こうしたものに対する行財政改革等を行いながら進めていけば、砺波市はさらに発展をしていくのではないか。だからといって消極策だけをとるということになりますと、市政が停滞いたしまして、どんどん後退をしていくということにもなるわけでありますから、そうした中にも、若い人たちが夢と希望の持てる政策をしていかなければ、これからの砺波市の発展はあり得ないというふうに思っているわけでございまして、そのようなことを私は「若い人たちが夢と希望の持てる未来都市づくり」を着々と進めてきているわけであります。東海北陸自動車道の開通もだんだん間近に迫ってまいりまして、そのための基盤整備もどんどん進めております。そうしたものを基盤にして、さらなる新しい未来都市づくりを進めていかなければ、本当に住みやすい町にはならないのではないかというふうに思っているわけであります。そうしたことなどを主眼にしまして、これからも砺波市政を発展させていかなければなりません。
 若い人たちに希望を与えるためのいろんな施策につきましては、今までもいろいろ申してまいりました。働き場所をつくる、そのためには、製造工業も大事でございますが、サービス産業あるいはこれからの時代におきます情報通信産業というようなものがこの周辺に立地をされるということが非常に大事ではないかと思っているわけであります。また、余暇を利用するレクリエーション施設というものも、今逐次進められております。夢の平でありますとか、頼成の森あるいはこれから調査を始める増山城跡あるいは大和リゾートというものも進出をしてまいりました。そうしたことなどを含めまして、余暇利用の場所がなければ豊かな生活にはなりません。また、スポーツの振興につきましても、今までも運動公園等も進めてまいりましたが、いよいよ県営体育館もできる。それに伴いまして、温水プールもつくりまして、市民の健康とこれからの体力づくりということをさらに進めていかなければならないというふうに思っているわけであります。
 情報通信につきましては、かねて申しておりますような情報通信網の整備というものを進めなければ、これからの砺波の発展はないと。砺波はどこでどういう会社あるいは個人が立地をしてでも、日本中あるいは世界との交信ができるというような基盤整備というものを進めなければこれからの砺波はないのではないかというふうにも思っているわけであります。
 また一方におきましては、農業とも関連するわけでございますが、園芸作物あるいはいろんな特産物をつくるということも非常に大事でございます。米だけに頼っておりますと、なかなかこの地域の農業関係事業は発展をいたしません。そういうことなどを考えてまいりますと、これからは、そうしたものにもっと力を入れて、物を加工して売るとか、米なら米だけで売るのではなしに、若い人たちあるいは女性の皆さんに好まれるようなものに加工して売っていくということも考える必要があるのではないか。あるいはまた、そうしたものを生産するための技術あるいは品種改良、そうした加工技術とかというものをもっと勉強のできる場をつくっていく必要があるのではないかというふうにも思っているわけであります。
 また一方におきましては、芸術・文化というものを振興させなければいかんわけでございまして、そのために砺波には文化会館もありますし、四季彩館とか美術館もつくってまいりました。この美術館その他につきましてもいろんな批判もあるということを聞いておりますが、これはこれからの非常に大事な問題でありまして、一部の人のためにつくったわけでは決してないわけで、市民の皆さんが美術に親しむ、そしてまた、美術眼を養っていただくということは、我々の日常生活にもいろいろあるわけでございます。女性の皆さんが着物の柄を選ぶにしましても、どういうものがいいかというセンスを養っていかなければならない。あるいは男性の皆さんがネクタイを選ぶにしましても、そういう審美眼というものがなければ本当にいい形のものはできない。あるいは家を建てるにしましても、どういう家を建てるか、どういう間をつくってどういうふうにしていくかということなどは、平生からそういうふうな感性を養っていかなければならないわけです。そのためには、やはり美術眼を養っていく必要があります。そしてまた、そのことによって心豊かな人間が形成されるということでございます。そういうことにどんどん利用してもらうということが非常に大事でありまして、そのための拠点をつくることが目的でございます。これをつくったからすぐよくなるわけではないので、これをうまく利用していくように仕向けていかなければならないわけでありますが、そういうことなどもこれからやっていかなければならんというふうに思っているわけであります。
 その他の芸術・文化活動等も、1人1文化ということを唱えてまいりましたが、今では1人2文化ぐらいやってもらってもいいのではないかというふうに思っております。また、国際交流も進めなければなりません。これは今さら申し上げるまでもありません。
 そうしたことなど、農業のアグリTONAMI21の振興でありますとか、あるいはまた出町市街地の振興ということも含めながら進めていかなければなりません。
 先日行われました夢まつりも、市街地で若い人たちが中心になって、あれほどのにぎわいを見せたわけでございまして、ああいうものを起爆剤にして、これからまちの振興策を考えていけば、必ずやいいプランができるのではないかというふうにも思っているわけであります。そういうふうなことなどをこれから若い人たちにやっていただく。そして、夢と希望を持って進めていただくということが非常に大事でございます。
 そのためには、先ほど申されましたような「まちづくり会議」というものも、今、やられているわけでございますが、そういうようなものなどだんだん拡大をしていく。あるいは第6次整備計画において審議委員になられました三十何名の人たちを計画のときだけ急に集めていろんなことを話をいたしましても、それなりの意見は出てまいりますが、平生から市政に対して関心を持っていろんなことを勉強していただかないと、いざというときにいろんな知恵が出てこないわけでありますから、平生からそれらの人たちに、どうやって市政のことについて勉強していただくかということを考える会の拡大を考えていく必要があるのではないかというふうに思っているわけであります。
 まちづくり事業もやられておりますが、その中に、若い人たちあるいは女性の方も加わっていただいて、そして皆さんで市政をいろいろ検討していただく、あるいはまた、自分たちのものの考え方をそこで出してもらうという場を平生からつくっていくということが非常に大事ではないかというふうにも思っているわけであります。そういう場は1つだけでいいのか。あるいは幾つかのものをつくる、あるいは各地区にもつくるとかいうようなことで、皆さんに市政に対する勉強会をやっていただく、そしてまたいろんな意見を出していただく。そういうことで市会議員さんを通じて市政に反映していただくというような1つのシステムづくりといいましょうか、そういうことをやらないと、本当に若い人たちの気持ち、あるいはお年寄りの気持ちというものなどがきちんとつかめないのではないかというふうに思っているわけでございます。
 日本は間接討議の形をとっているわけでございますから、私にもそういうふうなものが伝わってこなければなりませんし、また市会議員の皆さん方にもそういうものが伝わってきて、議会の場でいろいろと論議をしていただくというシステムをつくりませんと、「投票だけして市会議員に任せたからいい」というのでは、なかなか市民参加の市政にはならないというふうに思うわけで、そうした人たちに、できるだけ平生からそういうことをやるようなシステムをつくる必要があるのではないかというふうに思っているわけであります。
 もちろんこれからは、高齢者に対するいろんな問題もございます。あるいはまた、子供たちの教育ということにつきましても、かねて申しておりますように、学校のほうでそうした道徳教育のモデル校を2つつくりまして、今後その学校をさらに増やしていくということもありますが、一方においては、社会、家庭が一緒になってやらなければだめなわけでありまして、そういう問題につきましても、いろいろ討議をしてもらいたい。ただ、学校だけ入れたからいいというものではなしに、そういう意見を出し合える場もつくらなければならないわけでありまして、一つの組織づくりといいましょうか、そういうものをつくらないと、本当に教育というものがよくならない。
 先般の採用試験を受けた若い人たちに「中学生のああいう事件が今後起こり得る可能性があるかどうか」ということを聞いてみますと、「可能性がある」という返事が7割ぐらいあるんです。これは非常に大事なことでありまして、今のうちにそれをなくさなければいかん、止めなければいかんということをつくづく感じているわけでありまして、一日も早くそのような体制づくりをする必要があります。単に先生方だけに任せるわけにはまいりません。先生方も一生懸命やっていただかなければならないが、家庭あるいはまた社会も一緒になってやるためにはどうすればいいのかという話し合える場、そしてそれを実行してもらう組織をつくっていかないといけないのではないかというふうに思っているわけであります。
 そうしたことなど、いろいろな問題があるわけでございますが、私といたしましては、市民の皆さんの意見がどんどんこちらへ集まるような組織づくりをする必要があるのではないかと、こんなふうにも思っているわけであります。
 今回は、そうしたことなどを主眼にいたしまして、今後進めていかなければならんと思っている次第でございますので、今後とも議会の皆さん方の御理解を賜りたいと思っている次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(柴田君) 17番 金堂久哉君。
  〔17番 金堂久哉君 登壇〕

◯17番(金堂君) 通告によりまして、御質問申し上げます。
 まず最初に、行政改革についてお尋ねいたします。
 我が国も、戦後50有余年を経て、今や世界の中での先進国として各方面で活躍し、世界平和維持に貢献しておりますが、国内的にはいろいろなひずみが発生しており、これを改革すべく、橋本内閣は6つの改革を掲げて、今その実現を目指して努力しております。
 このことについて、去る7月、内閣官房広報室が全国で1万人を選び、6つの改革についての有識者アンケート調査を実施した資料がありますので、それに若干触れてみたいと思います。
 対象者は、学識者2,000人、マスコミ関係者1,000人、自由業者1,000人、上場企業等経営者役員1,500人、中小企業経営者1,500人、各種団体役員1,500人、地方公共団体の首長等1,500人の計1万人です。有効回収数は7,061人と70.6%となっており、その中でも地方公共団体の首長等は1,115人、74.3%の回答が寄せられています。
 この6つの項目で、関心度の高い上位3件について申しますと、第1位が行政改革で85.6%、首長では92.1%でございます。2番目は教育改革で70.4%、首長では66.6%となっており、3番目は財政構造改革の62.7%で、首長は78.7%となっております。このアンケートにも見られるように、行政改革に対する国民の関心がいかに大きいかがわかります。地方においても同じような関心度があるだろうと私は思っております。
 一般的には、行政改革の目指すものは、肥大化し、硬直化し、制度疲労が甚だしい行政システムを根本的に改め、自由でかつ公正な社会を形成し、そのため行政機能が有効適切に働き、簡素で効率的に運用されることにあるかと思います。それゆえ、行革が行われれば必然的に経費節減にもつながり、派生的に人員の縮小といったことも生ずるでしょう。国の場合は、国民はこの点に期待し、行革の行方に関心を寄せているのではないかと思います。
 当市では、機構、人員の配置について特別に問題にすることはないと思いますが、経費節減については努力を示してほしいと思っております。
 こういった行革について関心の高いこの時期に、市長は自民会の要請に応えて4選出馬を決意され、全精力を注ぎ込んで21世紀に向けての砺波市発展の基礎をつくるため、9つの施策を打ち出しておられます。
 その中の1項目に、行財政改革がありますが、市長のこの行革に取り組む方針をお伺いいたします。
 次に、助役さんにお伺いいたします。
 行革の目的は、今も申しましたように、肥大化、硬直化した機構が有効適切に働き、簡素で効率的に運用されることにあると申しましたが、当市の場合は、それぞれの部署の職員が行革をいかに認識しているでしょうか。
 まず、一人ひとりが初心に返り、真に市民の公僕とはどうあるべきかを自覚して、業務に携わる者の意識の改革こそが一番大切なのではないかと思います。そのためには、適切な指導も必要でしょう。そして、働く意欲をかき立てるための策も必要ではないでしょうか。そのために、人事の抜てきも考えるべきではないかとも考えております。順送り人事が定着化し、無気力な公僕を発生させないような指導をしてほしいと思います。
 こういった場所で申し上げたくなかったのですが、先日も親方日の丸的な行為があり、議運でも話題になりました。一体何を考えているんだ。一般民間は血みどろで経費節約をやっている時代に、本当に公務員の資質を疑われるような行為に私どもは愕然としたわけですが、こういった事態を踏まえて、職員に日ごろどのような指導をしているのかお聞きしたいと思います。
 市行政は、市長の方針に沿って円滑に間違いなく施行されるために、庁内調整会議が持たれております。市長の方針が明示され、各課にまたがる事項、事業については、お互いに補完し合い、援助を確認し合っていると思うのですが、これまで、この横の連絡が十分にとれていなくて、むだなことをやっていることが多いとか、どちらの説明が本当なのかという苦言をたびたび聞いております。我々議員には、この会議の内容についてはうかがい知ることはできませんが、今後、こういう苦言を耳にしないよう横の連絡を十分にやり、各課の意思の疎通を図っていただきたいと思います。役所に対する不信感は、こういった点から発生するのではないかと思っております。
 次に、各種審議会のことについて触れてみます。
 当市には、市長の諮問機関としての審議会や行政の円滑なる運営を図るための各種運営委員会や協議会等数多くの会があります。委員も、議会代表、学識者、各界代表等それぞれの機関にふさわしい人が選ばれ、その任につかえております。目まぐるしく変化する現代の世相に合わないのではないかと思うような人もおられるのではないかと思います。これも、先ほど申し上げた行革ではないが、時代にマッチした人選で、それぞれの会がより有用に機能するようにすべきだと思っております。特に、女性の社会進出の著しい今日社会で、女性委員はわずか1、2名という構成や、この審議会にはせめて1名ぐらいの女性委員がいてもよいのではないかと思われる女性皆無の会もあります。県でも、現在、女性委員の割合18.6%を平成12年度までに登用率25%を目指しています。当市でも、女性委員の割合を増やしてはと思いますが、当局はどのように考えておられるのかお伺いいたします。
 それと同時に、決められた枠内でのこれまでの委員選出では、型にはまったような会になるのではないか。この際、新風を吹き込む意味で、希望者があれば的確要件を満たした人を公募で任命することも考えられたらいかがなものかと思っておりますが、当局の見解をお伺いいたします。
 次に、身体障害者の福祉について申し上げます。
 今や高齢化社会を迎えて、国、地方とも福祉の充実に力を入れており、各自治体も特色ある施策を実施されております。当市でも、今年度の民生費は対前年度比130.2%増と大幅の伸びを見せており、福祉施策に対する市長の熱意が見られます。
 一般に、我々は福祉の充実と言えば、すぐに老人福祉のことが頭に浮かびますが、これもやむを得ないものかと思っておりますが、先般、身障者の方から、「もう少し私たちのほうにも目を向けてほしい」という声があり、いろいろお聞きしたのですが、その中から、まず第1点は、市の施設で美術館、四季彩館の入場料等については減免されていますが、身障者の利用度希望の多い麦秋苑は200円、庄東センターは250円の入場料を徴収していますが、せめて半額にでもしてもらえないだろうかと。高岡市では、老人センターは65歳以上が無料となっております。また、身体障害者協会が会として公共施設を利用する場合で、使用料を徴収している施設については何らかの優遇措置を考えてほしいとのことです。
 第2点は、身障者への福祉タクシー利用券給付費として、今年度は48万円が計上されていますが、この利用度とその内容についてまずお聞きしますが、今回要望のあったのは、重度身体障害者あるいは介添者の運転する車のガソリン代として、福祉利用券のように何らかの方法で助成をしていただけないだろうかとのお願いでございました。
 第3点は、事業助成のための助成金の増額についてであります。
 身体者協会には、現在会員1,400人おり、そのうち約900人から年会費をもらっており、市からも毎年20万円の助成と、それに若干の収入で会を運営しているが、十分な活動ができないようです。例えば、車いすの方々に集まってもらって、医療もして非常に喜んでもらったが、予算不足で3年に1回ぐらいしかできないという状況で、市の助成金の増額があれば回数も増やせるのではないかと、ぜひともお願いしたいとのことでしたが、助成金増設についてどのように考えておられるかお聞きいたします。
 第4番目は、身体障害者の皆さんは、一般の人と同じような日常の社会生活をしたいという非常に強い願望を持っておられます。その障害になっているのが、車いす用のトイレが少ないことであり、また、その数少ないトイレがどこにあるのかわからないことです。
 近年、公的施設には必ず車いす用トイレが設置されておりますが、その場所がどこか、特に他市から来られた人にはわかりません。何らかの方法で明示してほしいという強い願望がありました。これは、できるだけ早く実施すべきではないかと思いますが、当局の見解をお聞かせください。
 私の私案ですが、車いすマークに矢印を入れて、100メートルとか、いわゆる道路制限の看板の下につけておくことによって非常に便利になるのではないかと。そしてこれは、砺波市だけではなく、全国的に広げれば、全国の身障者にとっても非常な一大福音となるのではないかなと思っております。御一考をお願いいたします。
 最後に、総合病院の増改築に関して若干お尋ねいたします。
 今回の増改築については、当初計画予算の大幅増額からその内容を審査するための特別委員会が設置され、審査内容については、本定例会の冒頭で梶谷委員長から最終答申報告にあったように、提示の建設改造計画を了としたので、これより本格的に設計業務に入るものと思います。
 ただ、先般、8月29日の全協での質疑・説明で足りなかった2点ほどについてお聞きいたします。
 日本人の平均的寿命が、男77.01歳、女83.59歳と、1年でまた世界一となったように、皆さん自分の健康管理については意を用いておられます。市の行う一般的な定期検診、早期がんの発見等に大いに役立っておりますが、さらに任意式のドック検診希望もかなりあり、当総合病院では希望者の要望に十分応じられない状況と聞いております。そのため、市外へ出て検診を受けられているようですが、本来は、皆さんは近いところで受診したいわけです。
 そこで、お尋ねするわけですが、現在、当病院では年間何人ぐらいのドック検診を実施しているか。それは希望者のどれぐらいになるのか。
 これからは、ドック検診を希望する人はだんだん多くなると思うのですが、そういった伸びを予想して対応できるような改造計画になっているかどうか、ドック検診の受入体制についてお尋ねいたします。
 もう1つは、現在砺波圏には、城端、福光町ほか、岐阜県白鳥までも参加しての病院建設計画や井波町立病院の増改築、小矢部市でも中央病院の移転改築、隣接の高岡市も徳洲会の進出気配、そして市内では老健病院の建設着手があり、まだこれからも建設予定をしているものがあるが、「医療施設の大幅増で経営上の将来の見通しはどのように考えているか」との問いに対して、病院長は、「広域圏内はそれぞれ役割分担で調整を進めていく」とのことでしたが、どの程度、その役割分担の話が進んでいるのか、その内容について説明をお願いしたいと思います。
 次に、病院の行革に対する考え方についてお聞きいたします。
 市の年間予算に匹敵する163億円を投じての大増改築建設計画に病院スタッフ一同はどのような受けとめ方をしているのだろうか。
 2点目、地域中核病院として、そしてまた、災害拠点病院としての性格から、訪れる患者も年々多くなっているが、昔から「医は仁術なり」と言われているように、患者に対する心構え、病院の管理者はそのように接しているだろうか。
 第3、「行革、行革」と言っても、要は人の問題であり、働く者の心というか、精神がかなめではないかと思います。各人が病院も行革の精神にのっとって行動しなければと、その意識があれば、おのずから経費節減に通ずる道も開かれるだろうと思いますが、院長の病院に対する行革の取り組み方等についてお考えをお聞きいたします。
 若干時間がありますので、通告はしておりませんでしたが、ちょっとお聞きしたいと思います。
 去る9月1日から健保法の改正によって受診料と薬代の値上げがあったわけですが、これまで10日間ほどたちましたが、その影響が外来患者さん等のほうに出ているものでありましょうか。また、窓口での何か混乱はなかったでしょうか。
 以上のことをお尋ねいたしまして、私の質問にかえさせていただきます。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 行革に対する市長の方針に対するお尋ねであったかと思います。
 行政改革というのは、言われて長くたつわけでございますが、逐次改革を進めてはきているわけでございますが、大きな根本的な改革にはなかなかなっておりません。
 1つは、やはり国自体の行政改革をやっていただきませんと、市町村も思い切ったことがやれないという反面もあるわけでありまして、今許されている範囲内の行革を今までやってまいったわけでございます。しかし、私はこれではまだまだ非常に不十分であるということを常々考えているわけでございまして、今回は、国も大きな行政改革をやるということでもありますので、これを契機にして大きな行政改革をやる必要があるのではないかというふうにも思っているわけでございます。だんだん国の行政も肥大化をするということが非常に大きな問題であると。前からも申し上げておりますように、これはしまいに官僚国家になってしまうという恐れがあるわけでございまして、今ここで行革を思い切ってやっていきませんと、日本の経済その他すべてのものに影響するわけでございますので、思い切った行革を国に対しても要望していかなければならんと思っていると同時に、市におきましても、思い切った行政改革をやる必要がございます。それは、機構の改革もありましょうし、仕事の運び方の改革もありましょうし、ものの考え方の行革もあるわけでありまして、そうした幾つかのものをまとめてやっていかなければならないと思っているわけであります。
 これから行おうとしております行政改革委員の中には、今まではどちらかというと市の内部の委員会をつくっていたわけでございまして、これでは、「前からこうしていた」とか、「前のときにはこうした」とかいう意見がかなり中にありまして、ついそれに引きずられていってしまうというようなことがたびたびありました。今回は、そういうことをなくして、今までのものはもちろん基礎にしなければなりませんが、思い切って改革をしていかなければならない。そのためには、やはり民間の経営経験者、そういう目からも見てもらうということが非常に大事ではないかと思っております。
 民間のほうは、どんどん自分の会社組織の改革をしていっております。これは本当に思い切った改革をしているわけでございまして、中には、課長制度をなくしていくところもありましょうし、いろんな思い切った行革をやっているわけでございます。私は、やはりそうした民間の目から行政を見て、どこをどうしたほうが能率が上がり、市民サービスもよくなり、財政的にも金がかからないということが確かにあるはずであるというふうに思っているわけでありまして、今回の行政改革の審議委員の中には、そうした民間からの審議委員を何人か入れるようにということを指示をいたしているわけでありまして、そうした方々の意見、国の行政改革を見て、それに伴う行政改革あるいはまた財政にいたしましても、これからどういうふうにして効率的にやっていくかということもあわせてやっていかなければならないというふうにも思っているわけであります。そうしたことを審議する行政改革の審議委員会というものをつくって、思い切った行政改革をしていこうと、こんなふうに思っている次第でございます。
 先ほどから幾つかの問題につきましていろいろ御意見がありましたので、そうしたことにつきましても、助役その関係長あたりから御答弁を申し上げたいと思っているわけであります。
 私は、この機会をはずしたら、行政改革をやる機会はないというふうに思っておりますので、そういう気持ちでこれからの行革に取り組んでいくということを思っている次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 金堂議員の行革と審議会委員等につきましての御質問にお答えをいたしたいと思います。
 今ほど金堂議員のほうから行革についての職員の意識、働く意欲等についての御意見があったところでございます。
 今ほど市長が行革の基本方針をおっしゃいましたので、やはり大切なのは、具体的には職員の意識改革が最も大切であろうというふうに私も認識をしているところでございます。
 先ほどいろいろアンケート調査等のデータがあったところでございますが、各種住民の意識調査でも8割を超える皆さん方が、地方自治体の改革を強く期待をしているところでございます。砺波市といたしましても、砺波市行革大綱に基づきまして、具体的なシステムづくりをスタートしたところでございます。特に管理職の研修等につきましては、行革等に対するいろいろのその道の専門家あたりの講演、講習などをできるだけ機会を通じて受講させ、意識を高める努力をしているところでございます。
 また、庶務担当の職員に対しましては、財務研修、そして文書事務などについての専門分野におけるいろいろの研さんをさせているところでございます。
 今後の具体的な対応としましては、行革のマニュアル、そして会議のあり方などについての冊子を作成するとともに、研修を通じまして全職員の意欲の向上、そして働く意欲も含めまして一層の研さんに努めてまいりたいというふうに思っております。
 行革の柱としましては、今ほど金堂議員さんの質問の中にもございましたが、簡素で効率的な行政、そして小さな市役所を目指して、努力を限りなく努めてまいりたいというふうに考えております。そして大切なことは、市民の信頼度を高めることでございます。
 今ほど具体的な例示があったところでございますが、職員の資質の向上に合わせまして、行革を通じて市民の信頼度を高める努力を一層進めてまいりたいというふうに思っております。
 次に、横の連絡、連携の悪いことなどを例にお挙げになったところでございますが、いろいろ従来とも調整連絡会議をして、部内、局内の会議、協議等を通じて横の連携を密にし、市民サービスに努めてきたところでございますが、今後ともそういう面では力点を置いて進めてまいりたいというふうに思っております。
 具体的な行革としましては、事務事業の見直し、むだな経費の節減など、意識の改革と合わせまして、具体的な経費の節減等につきましても、個々のケースについていろいろ進めてまいりたいというふうに思って進める予定にしております。
 何しろ大切なことは、最少の経費で最大の市民サービスをすること。合わせまして、市民の信頼度を上げる努力を一層進めてまいりたいというふうに思いますので御理解をいただきたいと思います。
 次に、各種審議会のあり方、特に女性の割合を増やせという御提言でございます。
 大切なのは、やはり女性の能力をそれぞれ専門の分野で提言をいただきながら、よりよい行政に向かって進めていくべきものであろうというふうに思っております。
 現況を申しますと、条例に基づく審議会では、女性のシェアが約5%ぐらいでございます。すべての審議会を合わせますと12%の女性のシェアでございます。
 先ほど富山県の例も申し上げられましたが、現在は富山県は18.8%、県内の市町村全体では14.9%と、そういう他の市町村の例に比しまして私どものほうは低い率に低迷をしているところでございます。今後とも、女性人材に関する情報を集めるとともに、議員各位、市民の協力をいただきながら、一層女性の委員のシェアの増に努めてまいりたいというふうに思っております。
 次に、各種審議会の中で若干名の公募をしたらいかがかという御提案でございます。
 各種審議会の委員につきましては、御案内のように、各種団体からの推薦を受けるなどし、私どもとしては十分市民の意見を反映させているというふうに思っておりますし、今後ともそのような方向で進めてまいりたいというふうに思いますので、あえて公募の必要はないのではないかというふうに考えております。
 なお、今後できるだけ各団体の実務者が委員となるよう努めてまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 金堂議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 質問は、身体障害者への福祉施策について4点あったと存じます。順次お答え申し上げたいと思います。
 第1点目は、麦秋苑などの入館料の減免についてであります。
 お話がありましたように、現在の公共施設のうち利用料金の減免措置を講じているのは、チューリップ四季彩館と砺波市美術館であります。いずれも博物館、美術館のたぐいでありまして、他の地町村においてもその利用料については、身体障害者に対し減免措置を講じている場合が多いわけであります。
 公共施設のうち、麦秋苑、庄東センターの施設については、その利用が高齢者や身体障害者がもっぱらであることから、その利用料金はあらかじめ低く設定されており、設置当初から公衆浴場の入湯料の兼ね合いもあることから、このような200円もしくは250円という金額に定めておりまして、今申しましたように、当時公衆浴場の入湯料との兼ね合いから、現在では減免措置は考えていないと申し上げたいと存じます。
 麦秋苑については200円、庄東センターについては、一般の方は350円、高齢者、身障者については250円となっているところでございます。
 協会としての団体利用といいましょうか、これらにつきましては、研修会など必要なことについては必要に応じて別途協議させていただければよろしいかと存ずるところでございます。
 第2点目といたしましては、重度身体障害者への福祉タクシーとの兼ね合いからガソリン代の支給についてという御要請でございます。
 その利用度、内容についてということでございますが、福祉タクシーにつきましては、重度身体障害者、視聴覚障害者の1級、2級、可視体感機能障害者の1級、2級、現在身障手帳をお持ちの方は350人ございますけれども、この方々について、申請があれば年間4,000円の福祉タクシー券を交付費助成を行っているところでございます。
 平成8年度のうち、御利用いただいた方は69名。決算ベースでいいますと、17万1,000円余りでございます。利用件数といたしましては858件でございます。
 そこで、重度障害者に対するガソリン代の支給につきましては、タクシー利用者との均衡を勘案の上、ガソリン代の支給についても今後検討を重ねていきたいと考えているところでございます。
 第3点目といたしましては、身体障害者協会への事業助成の増額についてという御要請でございます。
 現在、運営補助として20万円を補助しているところでございます。補助金の額は多いことにこしたことはないわけでありますが、協会の運営につきましては、会員相互の親睦を図り、互いに励まし合い、支え合い、情報交換、コミュニケーションをとり、ともに社会参加活動など協会としての自主事業を一定の自己負担のもとで御努力いただきたいと考えるところでございます。
 なお、行政として支援が必要な事業があれば、その都度御相談いただければ協力していきたいと考えるところでございます。
 次に、身障者用トイレの表示についての御提案でございます。
 御提案のように、施設そのものの間近にいかないと身障用のトイレがあることがわからないわけでありますが、御提案のように、今後、道路標識や公共施設の看板を設置する際に、その目印となる表示について検討するとともに、各施設の管理者に働きかけていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川龍夫君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 金堂議員のお尋ねにお答えをしたいと思います。
 まず、第1番目に、ドック検診の受入体制はどうなっているか。また、将来計画の中ではどう考えているか。こういうお尋ねでございます。
 私たちの病院におきますドック検診の種類は、日帰りドックと称しまして、1日で行うドックと1泊2日で行うドックと2種類がございます。
 現時点でどういう受入状態かということをお話申し上げますと、平成6年では、日帰りが225人、1泊が149人、計374人。平成7年度は、日帰りが212人、1泊が155人で、計367人。平成8年は、日帰りが318人、1泊が152人で、計470人でございます。ここ数年は、ほぼ同じような水準で経緯しておりまして、やや最近、日帰りドックの希望と実施が増加しているかと思われます。
 いずれにいたしましても、受診者の希望が非常に多うございまして、季節による差はございますが、現時点では、1カ月から2カ月先の予約待機の状況が続いております。しかしながら、予約されました場合は、特別の事情がない限り、全員の方々が受診をしておられます。
 このように、御迷惑をかけておりますのは、1つには、私たちの病院におきます通常診療における診断部門における検査と時間帯が重なるために、数の制限がどうしても生じます。言い換えますと、ドック専用の診断施設がないために、患者さんと競合するということから数を制限せざるを得ないということが起こっているわけでございます。
 2番目といたしまして、非常に私たちの病院の業務が多忙でございますために、通常の診療のスタッフをやり繰りいたしまして、検診の外来をつくっております。言い換えますと、専任のスタッフを置くことができないという状況がございまして、そのためにも外来の開設が制限されている、こういうことでございます。
 3番目といたしまして、1泊2日のドックの専用ベッドが2床しかないということでございます。このために、皆様に大変御迷惑をかけておりまして、私たちとしても非常に心苦しい思いをいたしております。
 このドック検診というのは、俗な言い方で言いますと、病院の経営には非常にメリットがございます。増やしたいという私たちの気持ちはあるのでございますが、患者さんに対する通常の業務の犠牲が許されないという状況がございまして、現在はいた仕方なく今の状況を続けているということでございます。
 それでは、日本におけるドックの検診の状況はどうなっているかと、1つのトレンドがございます。
 1番目には、検査の自動化が進んでおります。これを自動検診と申しておりまして、日帰りドックなどの短期のドックが主流になりまして、かつてありましたような1週間も病院に入院いたしまして行うというドックは、極めて特殊なものに限られてまいりました。したがいまして、各企業が目をつけまして、健康産業化いたしまして、ドックが企業化するという傾向が認められております。
 2番目に、検査の内容に非常に急速な変化が生じております。すなわちこれは病院の高度な診断機能が取り入れられることによりまして、それらがドックのところへ持ち込まれる。例えば胃腸に関しますと、レントゲンよりも内視鏡へ、さらに超音波診断を行う。それから、CT、MRIなどを使った検査、ドックが行われるというような形で、かなり検査の内容が高度化してきているという状況が見られます。
 3番目といたしまして、病気を単にドックで発見するというよりも、認められました異常に基づいた健康づくり志向への移行が非常に強まっております。言い換えますと、トータルヘルスプランニングと申しまして、私たちはTHPと略しておりますが、健康づくりの方向へ進みたい。ドックのデータをもとにして、ただデータを蓄積するだけではなく、それに基づいた健康づくりの方向へ進みたいという志向が非常に強まっております。
 4番目といたしまして、ドックの検診のデータをコンピューターによって総合管理いたしまして、例えばIDカード、光ディスクカードなどによる管理を行いまして、個人の健康の管理を長期にわたって、なおかつ総合的に行う。病院にかかるときはそれを利用するという形での利用志向が非常に強まっております。
 5番目といたしまして、ドック学会では、現在行われておりますかかりつけ医によります一般健康審査、それは非常に重要である。それらを非常に高く評価しつつ、ドックはあくまでもそれらを支援する体制で進められるべきであろうということなどが言われているわけでありまして、ドック検診が今まで行われた総合病院における片手間的な業務ではなくなりつつある。
 したがいまして、ドック検診にはかなり設備投資が求められ、高度化していくことが求められてきていると、こういう状況が日本の人間ドックの状況でございます。
 したがいまして私たちは、これから人間ドックの取り組みといたしましては、私たちの病院が、御案内のとおり、急性期の高度医療病院を目指しておりますけれども、現実的には患者さんや住民の方々のドックへの志向が非常に強いということから、検診の外来を置き、なおかつドックを今のレベルをやや超した形で維持をしていきたい、こういうふうに考えておりまして、計画の中に盛り込むことを考えております。
 2番目といたしまして、かかりつけ医による、いわゆる開業医の先生方による基本健康審査の拡大を図るという方向で病院として協力するとともに、2次検診あるいは特殊なドックなどに対して私たちは取り組むという方向性を求めたいと思っております。
 3番目といたしまして、健康増進を図るという施設、機能との連携によりまして、市民の方々の健康増進志向に対応するプランニングをいたしたいと思っておりまして、市が目指しておられます健康づくりセンター構想に私たちは強い関心を持っているというところでございます。
 2番目に、広域圏内での医療機関の役割分担についてとのお尋ねでございます。
 御案内のように、厚生省の医療供給システムの考え方は、1番目に医療機関の機能の類型化と機能連携、分担を図るということ。
 これは、御存じのとおり、特定機能病院、一般病院、長期療養型病院、診療所と、この4つが機能連携し、それぞれが分担するということを1番目に上げておりますし、2番目として、かかりつけ医の機能の充実、3番目にベッド数の適正化、4番目に情報提供の強化などが上げられておりまして、私たちの病院の進むべき道として皆様にお諮りいたしましたように、急性期疾患の治療を中心とした高機能病院で、なおかつ地域の中核病院としての機能を果たしていきたいと、こういうふうに考えているわけでございます。
 しかしながら、厚生省の調査によりますと、患者さん側から見た医療機関への不満というものを見てみますと、1番目には、医療情報が不足している。2番目には、医療機関相互が十分連携していないのではないかということ。3番目として、どうしても大病院志向に偏りがちである。4番目として、非常に自己負担が高まっていることに対する不満と不安が生じているということでございます。
 一方、私たちの病院サイドから見まして、各医療機関の連携に対する不満を、いずれも厚生省の調査でございますが、見てみますと、1番目に上げられるのが、各病院間の情報の不足でございまして、これらは、各病院の開設者に絡む複雑な利害関係が非常に大きな要因になっているであろうというふうに推察されております。また、医療機関相互の連携も不十分である状況が現在続いていると、私は思います。それらに対する最近の目覚ましい動きがあるかと申しますと、いささか心もとないところがございます。
 私たちの医療は、県の指導によります地域医療計画に基づいて行われておりまして、それらに基づいた指定などの案件は、県の指導によります「砺波地域医療推進対策協議会」におきまして協議されまして、決められていっております。例えば、私たちの病院が僻地中核に指定され、また、災害拠点病院に指定されたのは、その協議会における審議の結果でございます。
 しかしながら、私たちが真に求めております各病院間の情報交換とか機能連携をどうするかという議論は、それらの会においては全く行われておりませんで、やや活発になり始めました地域の県内における定期的に行われます病院の会議、これが唯一私たちにとりまして、前進したと認識できる会でございます。
 これらの会における情報、特に地域の圏域内における病院の会議というものは、それぞれの病院の抱える問題について率直な意見の交換の場となっております。また、相互連携の必要性について認識を高める場にもなっております。そこで砺波総合病院が地域中核病院として機能していってほしいということが十分期待され、それの表明がなされているわけでありまして、私たちはその認識のもとにおります。
 しかし、厚生省の諸政策によって起こる負担増の感覚というのは、医療に現実的な変化を起こす要因となる危険性があると私は思います。すなわち病院とか住民とか患者さんが、負担増に見合うものを探したり選んだりするということにならないかということでございまして、言い換えますと、これから一層競争と選択が厳しくなるであろうというふうに考えますと、私たちの病院がそれらに耐えられる病院づくりを急がねばならないという必要性を感じますし、病院相互間の積極的な情報交換と協議の必要を感じます。
 さらに、私たちのような病院を開設する方々、それを支える地域住民の方々の地域利害を超えた医療に対する御理解と協力の必要性が非常に大切になるのではないかというふうに考えております。
 3番目に、病院の行革に対する考え方はいかにというお尋ねでございます。
 これは、いわゆる行革に国民としてどのような認識を持っているかというお尋ねと同じ意味合いで、病院のこれからの大計画事業に対してどのような認識で職員が取りかかろうとしているのかというお尋ねであろうかと考えます。
 私たちの病院の基本理念は、「地域に開かれ、地域住民に親しまれ、信頼される病院」ということになっております。皆様に、その理念に基づいて営々として育てていただきまして、順調に成長いたしまして、砺波広域圏の地域中核病院として成長し、なおかつその使命を果たしてきたと私たちは自負いたしております。
 今般、私たちの計画を市民の方々に御理解いただきまして、再びただいま冒頭にも述べましたような理念に立ち返りまして、決意を一新いたしまして、大きな目標に向かって前進したいと思っております。
 基本設計に取りかかる今の段階では、正職員の約半数に当たる250名が多方面にわたるオアシス計画検討部会の担当者として参加して、綿密な検討の努力をいたす体制を整えました。職員一人ひとりが砺波市民として、また、地域住民としての自覚をしっかりと持って取り組んでまいりたいと思っております。
 ただいま医療人に一番求められておりますのは、患者さんに対する詳しい説明とそれの同意と患者さんの選択、いわゆるインフォームドコンセントでありますが、私たちは医療人としての意識改革をここでしっかりといたしまして、全員努力一体にしまして、真に市民から信頼され、選ばれる病院になるようにと教育に取りかかっております。
 また、平成7年厚生白書では「医療はサービスである」というふうに述べております。心を込めて温かい態度で患者さんに接することがその第一歩でありまして、その面でのあらゆる部門にわたる接遇教育、接遇の改善を副院長を長として行っておりまして、その改善の成果が上がりつつあると認識しております。
 厚生省は、1980年の初めから極めて厳しい医療費の抑制施策を取り始めまして、この間に人件費としては四十数%上昇いたしました。消費者物価としては、三十数%上昇いたしましたにもかかわらず、医療費の上昇はわずかに4.7%であり、約10分の1と考えていいわけでありまして、これが、私たち医療機関の経営をまことに苦しい状況に追い込んでいるということは皆さん御承知のとおりであります。私たちは、この間わずかながらでも厚生省の施策の方針を先取りすることによりまして、他の病院よりも有利な経営改善の成果を上げてまいりましたが、抑制の厳しさはさらに強まっております。
 ここで、抜本的な社会保障の構造改革なしには成り立たなくなってきたのではないかと心から危惧しております。今こそ社会保障のメインであります医療が成り立つような構造改革に基づいた施策が提示されるということを心から期待いたしております。
 今後は、私たち病院におきます人材の活用を重視した長期計画を立てまして、予想されます近い将来の医療施策をあらゆる方面から検討いたしまして、徹底した効率運営を心がけ、あくまでも患者本位の温かい病院づくりを目指していきたいと思っております。
 何とぞ、今後も一層厳しい御指導をちょうだいしたいと思います。
 最後に、9月1日に実施されました医療保険制度一部改定の影響はどうかというお尋ねでございます。
 9月1日から実施されました医療保険の改定は、外来の患者さんの薬剤費の上乗せ負担の導入、老人の方々の入院負担の引き上げ、被保険者本人の自己負担の引き上げということでございまして、これらは医療費の改定ではございませんで、患者さんの負担のみが増大したという改定でございます。言い換えますと、病院にとりましては、迷惑以外の何者でもないわけでありまして、メリットは全くないというふうに考えざるを得ないわけであります。
 これらの改定で予想される混乱といたしまして、窓口業務が混乱するのではないか。患者さんが受診抑制をいたしまして、そのために患者さんが減るのではないか。3番目といたしまして、薬剤を拒否することによって、医療現場で混乱が起こり、なおかつ薬を飲まないということで、病状が悪化するのではないかという、そういう危険があるということが私たちの予想した混乱でございます。
 9月1日からこの1週間の1日の外来数の変化を見てみますと、前年度の同期の比率で見ますと、126人、約9%減少いたしております。しかしながら、8月下旬の10日間で113人、8%が増加しております。この8月の下旬は、患者さんが減っていく時期でございまして、それにもかかわらず増えるということは、かけ込みの受診があったのではないかと推定されます。しかしながら、これはもう少し長期的に見てみる必要があろうと思いまして、2週間後においでになります患者さんの推移を見て考えなければならないのではないかと思います。
 混乱に対しまして、前もって対応の準備はいたしておりまして、予想された混乱、トラブルは全く起こっておりません。
 私たちは、これらは非常に大きな病院のピンチであるととらえておりますが、しかしながら、患者さんと病院の信頼をつくり上げるチャンスともとらえまして、いろんな諸条件はございましょうが、選ばれる病院づくりの1つのチャンスととらえて努力をいたしたい、こういうふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(柴田君) 次に、1番 寺島良三君。
  〔1番 寺島良三君 登壇〕

◯1番(寺島君) お許しをいただきましたので、さきに通告いたしました2項目について質問と要望をさせていただきます。
 まず最初に、教育問題についてお尋ねいたします。
 文部省が子供を家庭や地域に返し、自由に活動できる時間を増やすという趣旨で「学校週5日制」が導入され、平成7年度からは月2回実施されておりますが、文部省の調査によると、週5日制が月2回に増えたことで年間総授業数が減ったのは、小学校で63%、中学校で50%、高校で55%にとどまっており、受験を控えた中学校では、逆に授業時間を増やした学校が15%に上がっているという結果が出ました。
 また、授業時間数の確保の仕方では、休みとなった土曜日の時間数を別の曜日に上乗せしたのは、小学校が19%、中学校24%、高校18%で、週当たりの上乗せ時間は1時間以内がほとんどで、小・中学校の約50%、高校の25%が長期休み前後の短縮授業を見直し、期間を短縮しているのが実情となっています。平成7年より中学校の進路指導が大きく変わり、業者テストの廃止、偏差値教育の見直しが図られたのですが、子供に心のゆとりを持たせ、家庭や地域と触れ合うことを目的に導入された学校週5日制は、授業時間の確保を優先させる姿勢が目立ち、子供のゆとりは後回しにされている傾向があります。週6日制の学習指導要領を5日でやり、そのために学校行事の見直し削減など、ますますゆとりのない過密教育になっているのではないでしょうか。
 砺波市には7カ所の小学校と3カ所の中学校がありますが、月2回の週休5日制もかなり定着したと思われますが、授業時間数は導入前と比較してどのように確保されているのでしょうか。また、休日を子供たちが家庭、地域とかかわるようにするために、父兄や校下全体との連携も必要かと思いますが、どのような指導、対策をなさっていらっしゃるのでしょうか。
 また、2003年より実施される本格的学校週5日制に対する教育のあり方について、教育長の所見をお聞かせください。
 次に、全国的に依然深刻化している不登校といじめ、非行問題についてお尋ねいたします。
 県学校調査が8月に発表されましたが、「学校嫌い」を理由に8年度に年間30日以上欠席した不登校の小・中学生は1,045人で、初めて1,000人を突破し、調査を開始した3年度から6年連続の増加となっています。このうち中学生では824人で、前年比126人の増加となり、うち50日以上の長期欠席者は646人で91人増えております。小学生では221人で、前年比62人の増加となり、うち50日以上の長期欠席者は159人で42人の増加となり、児童数が減少する中で、不登校者数は年々増加の一途をたどる深刻な事態になっております。
 不登校の要因には、知識偏重教育や成績重視の行き過ぎた競争、厳しい学校管理など、子供としての心のゆとりを感じることができないことが挙げられます。また、中にはいじめが原因となっている場合も多くあります。
 近年、全国的にいじめによる小・中学生の自殺が多発し、大きな社会問題となっておりますが、この対策についていろいろ議論されているところではありますが、いじめの実態はなかなかつかみにくいのが実情のようであります。
 砺波市で小・中学生の不登校といじめの現状について、昨年12月定例会で飯田教育長は、不登校は小学校で8人、中学校で18人。いじめについては、小学校ではなく、中学校で2人いらっしゃるとおっしゃいましたが、現在での実態はどのように掌握していらっしゃるでしょうか。
 日本少年研究所が昨年実施した調査によると、明るく朗らかで冗談の多いクラスにいじめが多く、冗談や笑いの中にいじめが隠れており、周りの者に聞いても、あれがいじめだったのかというケースが多いという結果が出ております。このことを踏まえて、教育現場の教師と学校に対して十分な認識と取り組みをお願いする次第です。
 県では、9月の補正予算案で「いじめ・登校拒否等の対策」で、県内6カ所でフォーラムの開催や調査研究委員会の設置を新規に盛り込まれ、砺波市でも何か新たな対策をお考えでしょうか。
 また、市は現在、「心の教育推進事業」を進めておられますが、その具体的な内容と成果についてお聞かせください。
 次に、少年非行についてお尋ねいたします。
 先ごろ、神戸の連続児童殺傷事件では、犯人として逮捕されたのが14歳の中学3年生の少年で、犯行の凶悪さは、国民や教育関係者に大きな衝撃を与えました。また、少年の処分のあり方についても社会の関心が高まった事件でした。県内でも少年犯罪の内容が凶悪化、低年齢化している傾向にあります。県警によると、今年上半期に刑法犯で摘発された少年は676人で、前年に比べ0.4%の横ばいでしたが、凶悪犯は5人増え7人となり、中でも前年0だった強盗が5人摘発されています。幸い砺波市では、まだ少年の凶悪犯罪が表面化しておりませんが、今後ともさらなる指導、対策をお願いいたします。
 3月の定例会では、市長は「今、この時代に教育を建て直しておかないと、今の子供たちの将来は非常に厳しいものになってくる」とおっしゃいましたが、まさにそのとおりだと思います。文部省もようやく「心の教育」の重要性を認識し、登校拒否やいじめの急増、多発する少年事件に対応するため、来年度予算の概算要求で心の教育に重点を置き、「全国アクションプラン」などの家庭教育推進策やボランティア活動の体験を発表する「ハートフル子供フォーラム」の開催など、道徳教育の拡充策を盛り込む方針を固めております。
 また、幼児期から生命を尊重する心や豊かな人間性を育成するための方策を検討するため、中央教育審議会に対して「幼児期からの心の教育のあり方」について諮問しました。その諮問のポイントは、少子化や核家族化などを背景に人間関係が希薄になり、弱まった社会性や自己責任の考え方をどのように身につけさせるか。また、学校の枠を超え、家庭教育のあり方、地域社会のあり方まで踏み込んで諮問しております。これを受け、中教審の答申が来年夏まで待たれるところでございますが、市長のお考えをお聞かせください。
 最後に、国道156号線除雪拡幅事業について要望をさせていただきます。
 おかげさまで、国道156号線拡幅は、平成8年度中に五鹿屋公民館まで完成を見ることができ、市当局の御尽力に深く感謝を申し上げます。
 今後の整備計画でございますが、砺波地区といたしましては、荒高屋地区1.5キロメートルを残すのみとなっております。地元住民はもとより、利用される皆さんが一日も早い完成を望んでいるところでございますが、本年度の事業予算は1億程度となっており、完成にかなり時間を要するような状況であります。
 去る8月11日に、五鹿屋地区の「市長と語る会」でも、地元民より強い要望があったように、用地買収は短期間のうちに終わるようにしていただきたいのでございます。中には、家を移動させなければならない人が多く、関係者はなるべく早く協力して国道拡幅を実現させようと地元で話しておられるところでございます。
 どうか、地元民の気持ちに応えていただくよう、市当局の積極的な対応をお願いいたします。
 また、今後の計画の見込みについて、具体的にお聞かせください。
 国道と連結する市道、県道も交通量が増大し、拡幅の必要も出てくると考えますが、その点についても何か整備検討がなされているかお尋ねいたします。
 以上で私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
  市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 寺島議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 まず私からは、少年非行の問題についての見解をとの御質問でございます。
 かねてから申しておりますとおり、少年あるいは青少年の教育というものをここらでしっかりと見直していかなければいけないということは申し述べておった次第でございまして、学校におきましても、今そうしたモデル校をつくるということなども進めていただいておりますし、また、かねてから私が心配しておりましたことなども、文部省におきましてもようやく根本的な考え方を出そうという状況になってまいりました。
 私といたしましては、まだ1年も文部省の答申はかかるわけでございますが、そんなに大きな原理は変わってくるものではないと思っておりますので、現在考えておりますことを逐次進めていかなければならんというふうに思っている次第でございますが、少年非行につきましては、非常に深刻であるというふうに思っておるわけでございます。
 先ほども申しましたように、先般の採用試験受験の大学卒業生に、「そういう事件が単発的なものなのか。あるいは今後とも起こり得る可能性があるか」という質問をいたしましたところ、やはり7割ぐらいの人たちは、「まだ起こる可能性がある」ということを答えるわけです。私よりもずっと中学生年齢に近い人たちは、一番その人たちの心理を知っているのではないかと思うわけでございまして、私どもは「そんな気は起こりません」と、こう返事をいたしておりますが、この下の人たちは「そういう可能性はまだある」ということを言っているわけであります。その後いろいろ新聞を見ておりましても、やはりそれに似た事件が起こっております。非常に憂うべき状態であるということをつくづく感じるとともに、一日も早く対策を考えないと、これは大変なことになるのではないかと、こういうふうに思っている次第でございます。
 先ほども申しましたように、やはりこれは学校だけではなしに、家庭においてもどういうぐあいにしつけをしていくか。社会の皆さんも、みんなで子供たちの教育に対してどういうふうに動いていくかということが非常に大事であるというふうに思っているわけでありまして、とりあえず学校のほうでそういうふうなモデル校をつくり、あるいはまたこれをさらに広げていただくようにいたしているわけでございますけれども、今度は、やはり社会における教育をどうするか。
 先般も、防犯組合が主催いたしまして、いろいろな社会教育団体あるいはまた福祉の関係のお世話をしておられる皆さん、あるいは学校の先生方にもおやりをいただきまして、今年で2回目の討論会をいたしている次第でございます。
 その中のいろいろな討論をまとめまして、さらに反省会をやろうということにいたしております。反省会には私も出まして、いろいろ皆さんの御意見を聞きたいと思っているわけでございます。そういう組織的な運動を展開しなければ、ただ口で言っているだけではだめでありまして、やはり実際に、大人も家庭においても実行して、実践してもらわなければ教育というのはできないわけでありまして、子供たちに対してどういうふうにこれを教えていくかということが非常に大事であります。
 先ほども申しましたように、我々は自由であって、何をやってもいいのだという観念が非常に強いわけでありまして、そこら辺にまずメスを入れる必要があるのではないか。自由社会というのは、全部が勝手なことをやったのでは壊れてしまうわけでありますから、その辺の理解を深めるということが何よりも大事ではないか。やはり一定の範囲があるわけでありまして、それは何が範囲かと申しますと、人間の理性であります。人間の理性によってその範囲が決まる。あるいはまた今までの郷土の歴史あるいはまた文化というようなものなども非常に大事でございまして、そういうものもしっかりと頭の中に入れさせる必要もあろうと思うわけであります。そして、やってはならない限界の判断をつける能力を子供たちに持たせる必要があるのではないかということが非常に大事でありまして、そうした理性を磨いていくことが教育であると私は思っているわけであります。
 もう1つは、自由だから何をやってもいいと子供たちは思っております。そうではない、子供たちにはそれだけの自由は与えていないわけでありまして、いわゆる少年法というものがありまして、18歳未満の子供たちにはある程度法律で保護いたしておりますが、これは一人前でないからそういうぐあいに保護いたしているわけでありますから、まだ一人前ではないんだよ、皆さんは修行の身だということを子供たちに自覚をさせなければならんわけであります。まだ年端もいかない中学生あたりが、おれはもう自由だから大人と一緒に何をやってもいいんだというような考え方そのものが大きな原因であるのではないかというふうに思っているわけでありまして、そこで人間を鍛え上げる大事な時期だということをみんなに教えて、そうして素直に先生なり社会の人たちの言うことが聞ける子供にならないと、「何を言っているんだ。私の勝手でしょ」というような言葉が最近はやっておりますけれども、親が何か言ったって、そんなもの私の勝手でしょと、こういうような親に対する反発の心が子供たちの中にあると、ちょいちょい私も聞きます。そういう気持ちから切り換えないといかんのではないか。そのためにはどうしていくかということが非常に大事ではないかというふうに思っているわけでありまして、そういう自分たちの社会において守るべき範囲というものを自覚をさせなければならないというふうに思っております。
 また、平等とか平和といたしましても、一国平和主義的な考え方、自分さえよければいいんだというような考え方は非常に危険であります。ですから、みんなの平和に対する考え方、あるいは平等に対する考え方にいたしましても、平等だから全部平等だと、平等教育をやればいいというような考え方も、今のいじめとか不登校とかいう問題も、今の教育の学科についていけない子供たちもいるわけです。人間にはそれぞれ特色があるわけですから、今の教育についていける子供はどんどん行きますけれども、ついていけない子供はとてもついていけないので不登校になったり、あるいはうっぷん晴らしに人をいじめるというようなことになってまいりますから、そういう人たちをどういうふうに教育をしていけばいいのかということが非常に大事でございます。30人、40人、50人いる生徒を教師1人で個別教育はなかなかできないのでありますけれども、しかし、その中にもその子供たちの特色をつかんで、その子に合った考え方の教育をしていくのは、やはり教師の務めであり、また、父兄や社会の務めでもあります。
 そういうようなことで、非常に広範にいろんな問題があるわけでございますから、そういうものを我々大人が連携をし、子供たちに教育をしていかないと、なかなか直らないのではないかというふうに思っております。私は、やはりそういう社会的なシステムを市の中に、皆さん方に勉強もしてもらい、そしてまた自覚もしてもらい、実行もしてもらうというような体制をつくる必要があるのではないかというふうにも思っているわけでございます。今後、皆さん方の御協力をいただき、そうした体制づくりをしていかなければ、子供たちの将来のためにこれをやっていかなければ、あるいはまた日本の将来のために、あるいはまた地域の将来の発展のためにも必要なのではないかというふうに思っているわけであります。
 次に、国道156号の問題でございますが、今までも五鹿屋の皆さんに大変御協力をいただきまして、まずは4車線のところが完成をいたしました。これからは、さらに2車線で拡幅をやっていくという段階に至っているわけでございまして、今までもそれぞれいろんな御説明も申し上げ、また御意見も聞きながら進めてまいりました。既に地権者の皆さんにも土地価格の提示も行っているわけであり、また同意もいただいております。あとは予算づけだと、金を持ってこなければいかんと、こういうような状態でございます。
 大変今の段階では、公共事業がこれから減るというような厳しい時代を迎えたわけでありますが、我々といたしましては、ここまで皆さん方の御了解をいただき、御協力もいただいているわけでもございますし、また予算といたしましても、国道とかそうした幹線道路につきましては、できるだけ優先的につけていただくように、これからも運動を続けなければならんと、こういうふうに思っているわけでありまして、そうした運動をさらに強めていきたいと、こんなふうにも思っているわけでございます。そのためにも、近く新しい道路整備5カ年計画というものが決められるわけでありますが、今回の道路5カ年計画は、今までより約4%ぐらいの増になります。今までは40%ぐらいを5年ごとに増やしてきたわけですが、これからの時代は、やはり厳しい時代でありますから、今までよりも若干4%増というような原案をつくっているわけであります。それを国に認めてもらわなければいかんわけでありまして、それを認める運動をこれからしていくわけでございます。そしてまた、道路に対するいろんな特定財源がありますが、その財源を確保しないとそれなりの道路の計画はできないわけでありまして、そうした道路財源の確保ということの運動も進めなければならんというふうに思っているわけであります。
 特に今回は、主要幹線道路はやはり優先的に考えていくという思想もその中に盛られているわけでありまして、そうした点からも、国道156号はやはり幹線道路でもございますし、何とかこのような道路を早く完成していくことが、地域、地域がよくなっていく一番大事な問題ではないかというふうにも思っておりますので、そうした厳しい中でも、やはり地域の発展のためにやるべきことはやっていかなければならんと、こんなふうにも思っている次第でございます。
 また、これに関連いたします路線もございまして、大体交差点が3カ所ございます。荒高屋高堀線、荒高屋古上野線、荒高屋高屋線、さらには荒高屋2号線と野村島塚越線、こうした3つの交差点等もありまして、それに対する改良も同時に進めていかなければならないと、こういうようなことでもございまして、今後ともに改良を進めるということに努力をいたしていかなければならないというふうに思っている次第でございますので、今後とも関係の皆さん方の御協力をお願い申し上げたいというふうに思っている次第でございます。
 以上であります。

◯議長(柴田君) 答弁を求めます。
  教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 寺島議員の御質問3点あったかと思います。
 1つは、学校週5日制について。第2点目は、不登校、いじめについて。第3点は、「心の教育」の推進事業の成果はどうかという3点だと思います。順次御答弁申し上げます。
 まず、学校週5日制についてでございますが、授業時数については、学校週5日制により少し時数が少なくなっているが、学習指導要領に定められている標準時数は確保しているわけでございます。
 週5日が月2回ございますが、第2と第4の土曜日ですけれども、そのときの、いわゆる時数をどのようにして確保しているかというふうなことでございます。
 第1点は、学校行事の工夫や見直しを行っております。例えば、運動会などの練習の場合に、あらかじめ体育の授業の中にその種目を取り入れて、体育の授業で練習をしていく。それから、予行演習等はなるべく小さい規模で、例えばプログラム全体を最初から流すのではなくて、団体としてどうしても打ち合わせをしておかなければうまく動きがとれないという、そういったふうなものだけに絞って予行演習をするというふうな工夫をするわけでございます。
 その次に、出張の削減や出張に伴う時間の変更をなるべく少なくしていくということ。
 次に、授業時数確保に対する意識の高揚。つまり、普通に全部週6日でやっていますと、現在の学校での1年間の総授業時数は、文部省で決められている授業時数よりも少し多くとれるようになっております。このことのために、今日は生徒指導の問題でこういったことがあったから、この授業のときにしっかりと子供に指導しなければいけないというふうなことで、場合によっては授業時間に食い込むような指導もあったわけですが、それをやらないで、とにかくきちっと決められた時間に決められた教科の学習をするという、そういう教師の意識をきちっとしてもらうというふうなことも行っております。
 それから、学校裁量による時間の確保。学校裁量とは何かと申しますと、土曜日、その学校が独特の教育内容を取り入れてやるというのが学校で裁量できる時間なんです。これが、例えばうちの学校では花壇づくりを一生懸命にして、子供たちの情操教育を高めようというふうな場合に、花壇づくりはシーズンによっては外に全然出られない場合がございます。例えば、降雪のために外に出られないというふうな場合。こういったときに出られない時間を足りない授業数のほうにあてはめていくという、そういうやりくりです。
 それから、これは特に気をつけておりますが、一般の皆さんにも御協力いただきたいのは、作品応募や持ち込み行事の精選ということでございます。学校によりますと、ひどいときには山ほど、各界各層から作文を応募してもらいたい、絵を、ポスターを、習字をというふうなことで数限りなくまいります。これに一々答えておりますと、授業事態がめちゃくちゃになってしまいますので、うんと精選をしなければならないということと、行事も、ちょっと子供たちにこういうふうなことに参加をさせてくれというふうなことがございますが、それをやりますと、半日や1日すぐだめになってしまうわけでありまして、こういったふうなことは前々から、小・中学校の校長会からの要望もございまして、私どももなるべく御協力するようにはしておりますが、現場ではさらにこういったふうなことを進めていっているわけでございます。
 それから、子供たちを地域社会に返す指導対策でございますが、図書館、美術館などの社会教育、体育施設等の地域情報の掲示による子供たちへの提供をするというふうなことや、家庭での触れ合いの大切さの指導を特に行うとか、いろいろなことがございまして、今の子供たちのそういう問題については、対応を試みております。
 2番目の不登校、いじめについてでございますが、毎回このことについては逐次学校長から報告を受けて、委員会としても把握をしております。市内の小・中学校の1学期における不登校の現状ですけれども、小学校4校で5名、中学校3校で19名、計24名の不登校の子供がおります。それから市内の小・中学校の1学期におけるいじめの現状でございますが、小学校3校で9件発生しております。そのうち6件は解消を見、3件は継続指導中です。中学校2校では、いじめについては8件発生しておりまして、そのうち6件が解消し、2件が継続指導中でございます。
 その主な理由は、本人の無気力による型だとか、情緒的に大変不安を持っている子供、それから、それらのものが複合しているというふうなこともございますが、特定して、これこれの原因で学校に来れないというふうに特定できるものはほとんどございません。大変難しゅうございます。なぜかと申しますと、乳幼児期からの生育歴を調べてみますと、小さいときに小児ぜんそくになって非常に長期の間お医者さんにかかっていたと。そのために、学校に出てきたけれども、友達と顔を合わせるのがどうも気が重い気がするとかというふうな原因もございます。それからまた、家庭の中がどうもうまくいっていない。そのために小さい子供のころから非常に心を傷めているというふうなことから、いわゆる信頼関係というふうなものがほとんど醸成されていない。そのために、学校に行って皆の顔を見たときに、まるで全員が自分を注視して、何かをやらかすのではないかというふうな不安症にかられるような子供もございます。中には、少子化の現代ですから、非常に溺愛された結果、幼稚園の時分からみんなと一緒に遊ぶことができないなどというふうなこともございます。そういうふうないろいろなことがございますので、これこれが原因だということを特定することはできませんが、一応そんなふうな状態でございます。
 これに対する対応としてどうすればいいかということでございますが、子供たち同士の触れ合いの場をとにかく多くする体験学習というのが一番大事になってまいります。一緒に花壇をつくる、サツマイモをつくる、野山を散策するというふうな、みんながともに行動しながら、その中で、いわゆる少しずつ心を開いていく、仲間同士が語り合えるというふうな体験学習を増やしていく必要があるであろう。それから、子供のよさを認める個性教育の推進。
 先ほど「全員一律に同じような内容を指導して、本当にすべての子供がそれを理解できるだろうか。それぞれの子供の個性を生かした教育こそ、今本当に真剣に考えなければいけない」というふうな市長の答弁がございましたが、全くそのとおりでございまして、この個性教育につきましては、実はもう20年以上も前から文部省の指導要領その他に、各審議会を重ねるごとに言われてきているわけでございますが、それが実際には実現していないわけでございます。
 この個性教育というのは、ぜひともこの後重点を入れていかなければいけないというふうに思います。
 それから、子供たちの存在感や成就感の味わえる楽しい学級づくり。
 これは、自分がいて、仲間がいて、学級が楽しいな。明日学校へ行ったら、まただれだれと会って、こんな楽しいことがあるよというふうな、明日に向かって期待の持てる学校生活、学級づくりというふうなものが大事になってくると思います。
 それから、いじめのことで先ほど数を発表いたしましたが、いじめられている子供に対する親身の指導ということでございます。
 これは、口では「親身(しんみ)」と簡単に3つの音で言えますけれども、そうではなくて、本当にその子の身になってというふうなことになりますと、相当真剣に、しかも体を投げ打ってその子供を理解しようとする真摯なものがなければ、親身になっての指導ということはできません。これは、教師に大いに求められる資質であろうというふうに私は考えております。
 次に、心の教育の推進事業の成果はどうだというふうなことでございますが、議員御承知のとおり、庄南小学校では、テーマに「やさしさを育む授業の創造」ということを掲げております。そして具体的には、地域との交流事業というふうなことで、前年度の発表でも、地域の老人の方、御婦人の方、御年配の方に先生になっていただいて、子供と地域の方とが一緒に昔からの遊び、縄をなうとかわらじをつくるとかというふうな、そういう伝統的な作業を通しての子供と大人とのむつみ合い、料理等もございまして、そういう地域との交流に特に力を入れてまいりました。
 鷹栖小学校では、テーマが「ふるさとやものの命を大切にする心と態度の育成」というふうなことでございまして、これは、「体験活動と表現活動の推進」ということがサブタイトルに上がっておりますが、具体的には、一緒に地域の方と田植えをし、稲を育て、収穫をして、餅つきをしていただき、協力と自然の恵みに対する感謝、そして命の大切さというふうなことを心の中に育てていこうというふうな教育をしておりますが、成果としましては、一人ひとりが活動の場を工夫することによって、友達のよさに気づくとともに、認め合うやさしい心の育成がなされつつあるように思います。
 また、地域の交流事業等を通して、地域社会とかかわる場を工夫したりして、地域に働きかけようとする心の育成が育ちつつあるように思います。
 なお、この後これはずっと継続されてまいります。ただ、指定された2校で終わるのではなくて、実は2校をモデルとして、他の小・中学校全員がこれに参加をして協力をしているというふうなことで、今後さらにこの事業を進めてまいりたいというふうに思っております。

◯議長(柴田君) この際、暫時休憩をいたします。
 午後12時19分 散会

 午後 1時18分 再開

◯副議長(中西君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
  3番 江守俊光君。
  〔3番 江守俊光君 登壇〕

◯3番(江守君) お許しを得ましたので、私は通告に基づいて、市政一般の中から3項目につきまして、それぞれ質問と幾つかの要望並びに若干の提案を交えながら行いたいと存じますのでよろしくお願いいたします。
 まず最初の項目として、今後の在宅福祉対策について2点質問と要望をいたします。
 人生80年時代を迎えた今日、高齢者の方々がいつまでも健康で生きがいを持って、そして安心して暮らせる長寿社会を実現するためには、高齢者福祉の問題は避けては通れないのではないでしょうか。年々急速な高齢化社会を迎えて、人口に占める高齢者人口は著しく高まってきております今日、行政としても、高齢者福祉の問題は避けて通ることのできない重要な社会問題であると私は理解しております。
 当市の65歳以上の高齢者人口比率は、国・県に比較して高く、しかも急速に高齢化が進行しており、平成12年には当市は21%、国では16.9%になると予想されております。いずれにしても、高齢化福祉の問題は本格的な高齢化社会になってから、施策をあれこれと論ずるのでは遅きに失するのであります。高齢化社会になるかならないか半々であるならばいざ知らず、間違いなく確実にやってくる、しかも目前に迫っている高齢化社会に備え、長期的視点に立った福祉施策を調査・検討し、具体的な策を樹立すべきでないかとの観点からも、次の2点について質問と提案をいたします。
 第1点として、今後の在宅福祉サービスを行政としてどのようにするかであります。
 当市は施設も整備されつつありますが、お年寄りはどこで生活することを望むか、またどこで生活することが幸せか。それは家庭であり、家族と生活をともにすることが幸せであるということは論ずるまでもないことであります。家族と生活をしているのだから、行政は介入しなくてもよいということではなく、寝たきり老人の家庭には家族の負担を軽くするために、ホームヘルパーを派遣することをはじめとして、老人が家庭で過ごしやすくするための条件づくりをいかに進めるかといった問題があります。
 行政として、過ごしやすい条件づくり、環境づくりについてどのようなお考えかお尋ねします。
 第2点として、高齢化社会を迎えて託老所の開設をしてはどうかであります。
 家庭に扶養者がいないため老人ホームに入る。または日常生活に支障を生ずるようになると、特別養護老人ホームに入所させるといった実態ではないでしょうか。これでは高齢者の方々は幸せを感じないと思うのであります。高齢者ですから、体のどこかが悪くなっています。それを理由として老人ホーム、特別養護老人ホームへ入所させれば、環境が変わって急速に体力が減退し、余病を併発することになりかねないと考えるのであります。
 こうしたことから、私は託老所を開設してはいかがかと考えるのであります。
 朝、老人を託老所に送り夕方迎えに行く、そして夜は家族と一緒に過ごすというものです。幸いどの家庭にも車を持っておりますので、送迎には支障がありません。また、老人も昼間は家庭にひとりでいるよるも、仲間と一緒にいたほうが寂しくありません。生活にも張りが出てくるのではないでしょうか。
 施設と在宅の中間的な存在として、こうした施設は将来不可欠なものであると思われますので、当局としての考えをお尋ねします。
 第2項目として、今後のダイオキシン対策について、4点の質問と提案並びに要望をしたいと思います。
 最近のマスコミでは、ごみ焼却炉から排出されるダイオキシンの毒性に関する報道が連日のようにされ、市民の間に関心や不安が高まっているように感じられます。こうした中、政府は8月25日、これまで事実上野放しだった、猛毒性物質ダイオキシンの排出を規制することを決め、発生抑制のため「大気汚染防止法」の政令を改正し、「廃棄物処理法」の施行規制を改正するなどして、排出源となるごみ焼却場のほか、産業廃棄物焼却場などを対象に、それぞれ抑制基準値を設定し、違反の罰則規定も盛り込んだ規定を8月26日の閣議で正式に決定され、平成9年12月1日より施行されます。これで5年後には、総排出量の9割以上が削減できるとされています。このような規制は、欧米では早くから講じられており、日本でもようやくとの感じがするわけであります。
 このような動きを受けて、当市ではどのようなダイオキシン対策をされようとしているのかについて4点お尋ねいたします。
 第1点として、クリーンセンターとなみのダイオキシン対策についてであります。
 クリーンセンターとなみでのごみ焼却炉からのダイオキシン排出濃度は、緊急対策が必要とされる80ナノグラムの数値はクリアしたものの、47ナノグラムであったとのこと。しかしながら、厚生省が本年1月に策定したガイドラインでは、今後新設炉は0.1ナノグラムをクリアする数値での建設が必要であり、当市のような既設炉では、5年以内に5ナノグラムまで改善しなればならないとのことであります。これによれば、クリーンセンターとなみでは、47ナノグラムから5ナノグラムまで削減しなければならないが、今後どのような対策を講じようとしておられるのかお尋ねします。
 第2点として、家庭用小型焼却炉の助成についてお尋ねします。
 当市では、家庭用小型焼却炉への助成をしているが、これはごみ減量化対策の一環としてはそれなりの効果は考えられるが、ダイオキシンの発生が叫ばれる昨今、広報誌や関係団体を通じ、プラスチック類を家庭用小型焼却炉での焼却自粛を呼びかけておられることは承知している。これは、ごみの減量化とダイオキシン対策を眺めれば、この方法を強力に推し進めるしかないと思われる。しかしながら、ルールを守らず、プラスチック類を家庭用小型焼却炉で焼却する者も多数いるのではないかと考えるとき、家庭用小型焼却炉への助成のあり方について、これでよいのか疑問に思うのであります。当局の考えをお聞かせ願います。
 第3点として、野焼きの禁止についてであります。
 市内では、家庭用小型焼却炉以外での野焼きも数多く見受けられ、プラスチック類の焼却もされているのではないでしょうか。ダイオキシン対策や火災防止の見地からも問題が多いと考えられ、禁止等何らかの規制ができないものかお尋ねいたします。
 第4点として、トレー、ペットボトルの回収についてお尋ねします。
 容器包装リサイクル法が本年4月より施行されたわけですが、この法によりますと、ペットボトルが本年4月、トレーは平成12年4月から回収義務化されています。しかしペットボトルについては、県内でも立山町をはじめとした2、3の自治体でしか取り組んでいないと聞いております。当市においても、リサイクル型社会の構築、資源の有効活用やダイオキシン問題を考えるとき、早急に取り組む必要があると思うのであります。当局のお考えをお尋ねします。
 第3項目として、第6次砺波市総合計画についてお尋ねいたします。
 当市は、第6次総合計画を平成元年12月に策定され、平成2年より平成12年までの11年間の構想であり、この間にはバブル経済の崩壊や企業の海外進出による空洞化の進展など、経済環境は非常に変わってきております。その他に数多くの問題がありましたが、当市は市長の積極的な施策により、優良企業の誘致などによる自主財源の確保と雇用促進に大きな寄与がありました。これは非常に喜ばしい限りであります。そしてこの間、チューリップ四季彩館、美術館オープンなど、文化面が特徴であったと思われます。しかし、今後は老人保健福祉計画の推進、環境問題、砺波市立総合病院の増改築など、市民生活に密着した事業を最優先して推し進めていくべきと思われますが、市長の基本的な考えをお聞かせください。
 一方、財政状況においては、国では98年度一般会計予算の概算要求総額は、当初予算4%を上回る80兆5,500億円程度となります。一般歳出は0.7%減の44兆7,900億円と、非常に厳しい予算であるところであります。
 以上の観点からも、当市も財政状況は厳しいものと思われております。この状況下で見直しされた後期修正計画を今後どのように実施されるか、後期修正計画の性格づけと実施計画の策定について2点お尋ねします。
 これにて、私の質問を終わります。

◯副議長(中西君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 江守議員の御質問にお答えをいたします。
 まず最初に、在宅福祉に対するこれからの考え方といいましょうか、どういうぐあいにしていくかということでございます。
 だんだんと高齢化が進みまして、今65歳以上の方も6,500~6,600人おられるのではないかというふうに思っております。今後まだ増える傾向にあろうと思います。また、その中には健全な方もおられますし、また寝たきりの方もおられるということで、本当に寝たきりの人から健全な人まで多種多様な方々がおられるというような状況でございまして、これらに対する対応というものをこれからどんどん考えていかなければならない、こういうことではないかと思っております。
 かねがね申しておりますとおり、やはり長寿社会は健康で長生きをするということがまず第一義でございまして、そのための健康政策というものは、かねてからいろんなことをやってまいりました。おかげで砺波市の老人医療費というのは、9市の中では今一番低い状態にあるわけでありまして、そうした効果も出てきたのではないかというふうに思っているわけであります。しかしながら、やはり寝たきりの方もおられるということでごさいまして、そうした方々には、やはり何といいましても在宅福祉が一番いいだろうということで、我々といたしましても、ホームヘルパーを増やしたり、あるいは昨年からは訪問看護センターをつくるとか、あるいは保健婦等も充実をさせるというようなことで逐次進めております。
 また、一方におきましては、いわゆる在宅福祉の3本柱でありますショートステイ、デイサービスも加えまして、ホームヘルパーとこの3本柱でやっているわけでありますが、それにプラス看護センターを設けまして、いわば4本柱になっているということでございます。しかし、これはまだ十分であるとは思っておりませんので、そうしたデイサービスの場所あたりも今南部福祉センターの中にもつくっていこうというふうに考えておりまして、逐次充実をさせていくと。
 そしてまた、そうした訪問看護センターあたりも、今のところ1カ所、市役所におきまして出ておるわけでございますが、地域地域に分屯させるというような形をとっていきまして、その地域を受け持つというような形をやはりこれから取っていきたいと思っておるわけであります。南部センターができれば、そこに1つの分屯所を設ける。あるいは将来この庄東地域にも、そうしたものを考えていかなければならないのではないかというふうにも思っているわけであります。初めからずっと長い距離を行ったり来たりするのではなしに、ある程度近い距離で、できるだけ目が届くようにしていきたいと思っているわけであります。
 また、来年からリハビリで体の動かないところをリハビリをして治していくということも非常に大事でございまして、医療的なものにつきましては病院でやっているわけでございますが、医療が終わった人たちに対するリハビリにつきましても、来年はできるだけ専門の理学療法士を1人採用しようというふうに思っているわけであります。そうした人たちによりまして、訪問のリハビリもやっていこうと、そういうことをさらに加えていこうと思っているわけであります。
 また、住宅あたりもバリアフリー化が今叫ばれている時代でございまして、そうしたことに対する補助等も検討をしなければならないと思っているわけであります。
 そういうようなことなどを逐次進めていくわけでございますが、先ほどありましたような、いわゆる痴呆性の老人という人たちの対応をどうしていくかということも、これから非常に大事になってまいります。寝たきりの方はうちから外へは出ませんけれども、痴呆性の人はどこへでも歩いてあるくということになりますから、言葉は悪いですが、厄介なことを言ったら、こっちのほうが非常に厄介であるというような、家族の人は非常に心配もし、またそうかといって、うちに閉じ込めるわけにもいかないというようなことでございまして、そういう人たちのいわゆる託老所というものを今後考える必要があるのではないかというふうに我々も思っているわけでありまして、今、ふれあいまちづくり事業というのが、社会普及委員会においてなされつつあるわけでありまして、そういうものの普及の中で、こうしたものを考えていけばどうかと。例えば、集落の公民館等を利用して、ボランティアの人たちは託老をするというようなことをやるとか、あるいはまた場合によりましては、どこかの空き家を借りて、そこに朝、老人のそういう人を持ってきていただいて、そこに場合によっては専門の指導員をつけなければならない場合もあるかもしれませんけれども、そうして夕方また迎えに来てもらうというような方式等も考えていけばどうかというふうに考えているわけであります。
 そしてまた、先日の提案理由の説明の中でも申しておりましたが、こうした痴呆性老人の相談事業を総合病院でもやり始めるということになりますが、そこで相談をして診断をしましても、後はまた帰すのでは意味がありませんので、その人たちの受け皿としてその託老所というものを考えていかないと、ただすぐそこで診断をいたしましても、余り意味がないということもあるわけでございますから、そういうことあたりも来年あたりから、ひとつ検討して考えていかなければならないのではないか、こんなふうに思っている次第でございます。
 次に、ダイオキシンの問題につきましては、民生部長からいろいろまた御答弁を申し上げますが、ダイオキシンというのは新聞に毎日出ない日はないくらいに出されておるわけでございます。大変猛毒なものであることはわかるわけでございますが、どこにどういうぐあいに実在して、どういうふうになっていくのかというメカニズムがまだはっきりいたしません。私どもは、やはりそういうことをもう少し現実に調査をして、見きわめる必要があるのではないかというふうに思っているわけでありまして、今、市としてクリーンセンターのほうは測りました。これはなかなか日本中にこれを測定する人がたくさんおられないようでありまして、これは京都のほうに頼んだということを言っております。そして、値段も非常に高いということも聞いておりますが、もう少し安易に県内でもそういうものが測れるような体制を私は県に対しても要請をしなければいけないと思います。
 そして例えば今、いろいろ質問のありましたごみ焼却炉、個人のごみ焼却炉あたりもそういうものを分類してやればどうなるのか。あるいはまた野焼きの場合でもどれぐらいのものが出るのか。そういうことを現実的に実態を把握する必要があるのではないかというふうに思っているわけでありまして、非常にいろんな説がございまして、300度程度で出る、それから上になれば出ないということもあるようであります。そしてまた、これは人体にも蓄えられるということがあるわけでありますが、そういうことが遺伝をするものではないと思いますけれども、母乳を含ませれば、母乳から子供にうつるということもあるようでありますが、先般の朝日新聞の連載を見ましても、この辺もはっきりしていない。どうも、その結果がどうなっていくのかということも、何かはっきりしないという点があります。
 そうしたことで、いろいろあちこちにあるのはわかるんですが、どこへどうあって、それがどう人体に影響が出て、どれぐらいの量ならどうなるのかということをこういうやかましいものでありますから、市町村だけではなかなかそういう技術もありませんが、県あたりでもっと実際を調べてもらう必要があるのではないか。そうしないと的確な対応が非常にやりにくいのではないかというふうに思っている次第でございますが、とりあえず対応につきましては、後ほど御答弁を申し上げたいと思います。
 次に、第6次総合計画につきましては、お説のとおり状況がだんだんと変わってまいりました。バブル時代、そしてそれがはじけて非常に不況になりました。そして、今まで不況克服のために公共事業をやれやれと言ってどんどんやらせる。少し景気が直ったかと思ったら今度は、そのため借金になってきたから今度は行財政改革だと。次から次へと目の回るような国の行政の指導もありました。市も少なからず、それに対する影響を受けておるわけでごさいますが、私どもといたしましては、そのためにやはり公共事業あたりは若干増えてはおりますけれども、そのために特別にあれしたということはないので、やはり第6次総合計画に基づいて、着実にこの仕事を進めてきたということではないかと思っておりますが、しかしながら、全体的にこれからは行財政改革が行われる、財政的にもどういうことになるのか、まだはっきりした点はありませんけれども、しかし、やはり市といたしましても、このような時代に合った行財政改革をやっていこうということは、午前中の御答弁でも申し上げた次第でございます。
 したがいまして、総合計画につきましても、第6次総合計画も毎年これはローリングをやっているわけでありまして、5カ年計画を立てますけれども、次の年に実行するに当たりましては、その前の年、今年でいえば今やっておるわけでございますが、来年の5カ年計画はどういうぐあいに実行していくかということを、今の時点でこれの見直しをしていく、そして来年の予算に組み込んでいくと、こういうふうな毎年ローリングをやっておるわけです。ですからその状況を見ながら、来年の予算を組むというふうにやっているわけでございます。
 いずれにいたしましても、今立ててありますこの計画が、全部計画どおり終わりの年までには終わるかどうかということについても、もう少し検討する必要があります。行財政のほうが縮まってまいりますと、あるものは先へ延ばす。あるいは道路ならば少し短くなるとかいうようなことがあるかもしれません。しかしながら、中にはどうしても延ばせないもの、やらなければならないものもあります。どこかをやらなきゃならないときは、どこかのほうを縮めるということをせざるを得ないことになります。そのようなことになりますと、若干その影響を受ける事業が出てくるというふうに思っているわけでありますが、今実施をしようといたしております先ほど申しましたような福祉施設、そういうものは余り遅らせるわけにはまいりません。できるだけやっていかなければなりません。
 また、今大きい問題は小学校の統廃合等があるわけであります。出町小学校の文教ゾーン整理等もありますが、これは区画整理とともに進めておりますので、そうしたものはやっぱり逐次進めていかなければならないということもあるわけであります。
 したがいまして、全体的には、全体枠の中である程度先送らなければならないというものもありますし、また事態に応じて、今までなかったものでも入れていかなければならないというものも出てくるのでないかというふうにも思っておるわけでありまして、その辺は柔軟に考えていかなければならない。決まったんだからどうあってもこっちをやるんだ、どんな状態になっても変えんというものではないわけでありまして、時代に応じた柔軟な考えでやっていきたいと思っております。
 また、工場あたりの誘致にいたしましても、これからはやはりベンチャービジネスの時代になってまいるわけでありまして、新しい企業が発生してくる。今の時代に合った、あるいはこの情報化時代に合った、あるいは新しい技術等によりますベンチャービジネスの時代になってまいります。何も大きいものばかりではありません。小さいものでも、非常に今の時代に合った有効なものがやはりあちこちに出てまいります。
 今、東京あたりの話を聞いてみましても、ベンチャービジネスの時代だということを非常にやかましく叫ばれるようになってまいりました。恐らく県内でもそういうような機運がだんだん出てくるのではないかというふうに思っておりまして、そういうようなことを期待しながら、我々は、今、若林でつくります小さい工場団地をつくるのも、できるだけそういう企業を育てたいということもあるわけでありまして、今後は、そうしたベンチャービジネスのようなもの、何も製造業ばかりではございませんけれども、ソフトの事業もあります。そういうものなどもできるだけ市内に誘致をするということも考えていかなければならないのではないかというふうに思っているわけでございます。
 そうしたことを考えながら、財政をやはりきちんとした計画を立てながら進めていくというふうにいたしていきたいと思っているわけでございまして、先ほど申しましたような、基本的な私が申しております9つの事業につきましては、逐次説明を進めていきたい。そうした厳しい財政の中でも進めていかなければならないというふうに思っている次第でございます。
 以上であります。

◯副議長(中西君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 江守議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 今後のダイオキシン対策について、4点御質問があったところでございます。
 基本的な考え方については、今ほど市長から述べられたとおりであります。
 以下順次、御説明、御答弁申し上げたいと思います。
 まず第1点目は、クリーンセンターとなみのダイオキシン対策でございます。
 御質問の中にもございましたように、ダイオキシン対策につきましては、先月8月26日に、政府におきまして、「大気汚染防止法施行令及び廃棄物処理法施行規則」が閣議決定され、12月1日から施行されることになったところでございます。
 従前は、厚生省及び環境庁のほうでガイドラインという形で定めておりましたけれども、法律と制度的に確立、決定しているしておるところでございます。
 それらに対応いたしまして、クリーンセンターとなみにおきましては、当面直ちにできる対策といたしまして、本年度クリーンセンターとなみでは、一酸化炭素濃度計を設置し、一酸化炭素濃度を監視しながら、燃焼管理に努め、完全燃焼させることにより、ダイオキシンの排出抑制に努めることといたしております。しかし、これですべてのダイオキシンが抑制できるわけではありません。このため、クリーンセンター管内5市町村、砺波、庄川、井波、福野、利賀で構成するごみ対策協議会におきまして、クリーンセンターとなみが中心となりまして、今ほど申しました大気汚染防止法施行令及び廃棄物処理法等で定める基準値をクリアするため、施設改善計画策定に向けて検討を進めているところでございます。
 いずれにいたしましても、平成9年12月1日から5年後、平成14年11月30日まで5ナノグラムまでに抑制する必要がございますので、その間、一方では処理施設の技術革新・開発などをも見ながら、効率的な施設改善対策を講じていただくように考えているところでございます。
 続きまして、第2点目の家庭用小型焼却炉の助成についてでございます。
 家庭用小型焼却炉からのダイオキシン類の発生につきましては、今ほど市長も申しましたように、その因果関係がはっきりしたわけではございません。その調査についても、まだ日本の実態の中では調査機能が十分でないということではっきりしてないわけでありますが、しかしながら、マスコミ報道等によりますと、ダイオキシンが猛毒であるということございますので、環境保全の立場から、この家庭用小型焼却炉の助成については、見直しする必要があると考えられますので、見直しをする方向で検討してまいりたいと考えているところでございます。
 今後、市では、家庭用小型焼却炉での焼却を紙、木くず類にとどめ、プラスチック類などダイオキシンが発生すると思われるものは分別の上、指定袋で排出していただいて、クリーンセンターとなみで焼却するよう、その趣旨が徹底するよう一層のPRに努めていきたいと考えているところでございます。
 3点目の家庭用ごみの野焼きの禁止についてでありますが、現在のところ、家庭用ごみの野焼きを法的に規制する規定はないようでございます。このため、極力野焼きの自粛について呼びかけるとともに、やむを得ず野焼きする場合では、紙、木きずを燃やすにとどめ、ダイオキシン類が発生すると思われるものにつきましては、先ほど申しましたように、クリーンセンターとなみのほうへ提出いただき、そこで焼却するようにPRに努めていきたいと考えるところでございます。
 最後の4点目でございますが、トレー、ペットボトルの回収義務化についてであります。
 ペットボトルの回収につきましては、遅くとも平成10年10月ごろを目途に実施したいと考えております。
 回収方法といたしましては、現在、瓶や缶の資源回収で採用いたしておりますステーション方式や大型店における回収箱での回収する拠点方式がございます。一方、回収後の処理方法としては指定法人ルートと独自ルートがあると考えております。これにつきましても、現在クリーンセンターとなみでのごみ対策協議会で、これらの回収方法、処理方法について先行して実施済みの市町村や引き取り業者の視察を含め、検討を重ねております。これにより、リサイクルとしての再利用の方法、住民負担の度合い、回収にかかる経費などをにらみながら実施していきたいと考えております。
 なお、トレーにつきましては、現在すべての大型店において回収箱が設置され、回収されております。平成12年4月からは容器包装リサイクル法により、回収が義務化されますので、それまでにはペットボトルと同様、最善の方法を検討の上、実施してまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯副議長(中西君) 6番 石田隆紀君。
  〔6番 石田隆紀君 登壇〕

◯6番(石田君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般について2項目の事項とそれに関する質問をさせていただきます。
 初めに、稲作経営及び生産調整についてお伺いいたします。
 現在、コシヒカリの収穫時期のさなかですが、今年の全国作況指数予測は、8月15日現在102で、富山県は101とのことです。また、9年度の生産調整については、達成見込みは101%で、生産調整の全国目標面積67万1,000ヘクタールに対し、実施見込面積67万8,000ヘクタールと見込まれ、この面積は富山県の経営耕地6万2,000ヘクタールの約11倍の面積でもあります。富山県の今年の生産調整実施面積は、1万1,280ヘクタールで103.4%の達成率でした。
 その内訳は、大豆、大麦、飼料、野菜など8,070ヘクタール、調整水田1,439ヘクタール、改廃1,299ヘクタール、その他452ヘクタールとなっています。
 砺波市の今年の生産調整実施面積は、加工米を含めて911.7ヘクタールで102%の達成率であり、その内訳は、大豆、大麦、飼料、野菜など718ヘクタール、調整水田が38ヘクタール、改廃72ヘクタール、その他17ヘクタールとなっています。
 9月9日の新聞記事で、新年度については、減反10万ヘクタール拡大で「調整 農水省 買い入れ削減も」と大見出しで報道されました。また、きょうの新聞にも政府米の買入量150万トンから、来年度は70万トンにすると報道されています。77万ヘクタールの生産調整すなわち減反となり、減反助成金も前年度同額以下にすることが決まっており、給付にめり張りをつける新たなフレームの策定を急いでいるとのことですが、これは減反面積が10万ヘクタール増え、転作奨励金が67万ヘクタールの減反面積のときよりも少なくなるようです。
 また、これに関連して、10月末の米持越し在庫量は370万トン以上と予想されていますし、来年10月末には約500万トンが持ち越される見通しであり、99年以降も減反拡大政策の継続が検討される可能性があるとのことです。
 以上、生産調整の現状と米在庫の膨らみを申し上げましたが、現在取り組まれている生産調整の強化は、避けて通れないのではと思いますが、砺波市の取り組みについて市長の考えをお伺いいたします。
 次に、今年の自主流通米の価格の低迷について申し上げますと、今年の仮渡し価格60キロ税込みの値段は、新潟県魚沼産コシヒカリが2万2,000円、昨年は2万8,000円で6,000円の下げ、新潟県の一般のコシヒカリは1万8,000円で、昨年は2万1,000円で3,000円の下げ、石川県の一般コシヒカリは1万6,700円、昨年は1万8,500円で1,800円の下げ、福井県の一般コシヒカリは1万5,000円で、昨年は1万8,000円で3,000円の下げ、富山県の一般コシヒカリは1万7,300円、昨年は1万9,100円で1,800円の下げとなります。特上のコシヒカリは1万7,500円、昨年は1万9,300円、これも1,800円の下げとなっており、全体で値下がりしています。このほか、北海道きらら397は1万3,000円、滋賀県の日本晴れは1万2,000円、兵庫県のコシヒカリは1万1,000円と報道されています。
 早生品種のフクヒカリについては、政府米価格より自主流通米の仮渡し価格が低いということですし、今年のフクヒカリの収量は10アール当たり8俵前後、500キロほどでした。これに仮渡し価格1万5,000円を掛けますと12万5,000円で、昨年に比べて1万7,000円弱の目減りとなります。
 一方、生産費は、苗代1万5,000円、耕起代かき1万2,000円、田植え7,000円、刈取1万8,000円、乾燥1万円、肥料農薬8,000円、これは最低の費用であり、この他に草刈り、水の見回りの経費を加算しますと利益がなくなるのではないでしょうか。
 さらに、来年からは2類から3類へと格下げとなることです。フクヒカリが3類に格下げになれば、なおさらこの後作付けが減少するのは当然と思います。ある程度の作付がなされてこそ、価格の維持ができるのではないでしょうか。早生品種の作付をしなければならない生産農家もあります。今後どうすればいいのか問題です。
 早生品種で、ただ1種のフクヒカリを3類に格下げしなければならないのか、営農指導協議会の会長でもある市長さんに今後の対応策について考えをお伺いいたします。
 次に、生産調整、転作に関係してお伺いします。
 県では園芸振興計画を策定され、その中で計画されている園芸種苗供給システム確立構想についてお尋ねいたします。
 この計画は、県、農協中央会、経済連、その他の団体で構成され、県内の水稲育苗センターや既存園芸産地において、新産地や既存産地の規模拡大に対して供給する園芸種苗の生産を推進するとともに、これらと供給先との間で種苗の時給調整を行う組織を設置し、全体をコントロールすることという趣旨で立案されています。となみ野農協では、地域園芸振興計画を立案中ですが、福野町には野菜集出荷施設があると聞いていますし、砺波営農センターではナスや菊の切り花を富山の青果市場へ出荷しています。となみ野農協に対し、生産調整と絡み合わせて園芸種苗供給システムの確立について、今後の指導を市としてはどのようにされるのかお伺いします。これに関連して、中山間地での果樹栽培の推進をしてはいかがかと思うのです。
 先日、市議会広報委員会の研修で、長野市及び須坂市の議会広報紙の取り組みについていろいろ勉強してまいりました。その帰りに、道路沿いの果物直売店に立ち寄って思ったことですが、果物はもちろんのこと加工された商品として、一升瓶に詰められたリンゴジュースやブドウジュース、カリンジュースなども売られていました。またこのほか、地元の果物からつくられたワインもあります。
 これらは、2級品の果物や傷物を利用して加工されているものと思います。果樹栽培の推進をするには、製品の販売はもとより、2級品や傷物の加工できる施設が必要と思います。果樹園の植栽から収穫までの数年間は収入もなく管理のみですが、成園になってくると収穫も大変です。加工部門は生産者と切り離して別の組織をつくり、専門化すべきと思います。
 当市には、ブドウ、リンゴ、キウイフルーツ、柿などの生産がなされており、今後に備えて検討すべきと思いますが、いかがでしょうか。市長の考えをお伺いします。
 次に、高速道路に関連してお尋ねいたします。
 高速道路敷地のうち、市に移管されている側道の草刈りやフェンスの縁の草刈りがされていないため害虫の巣となり、大変迷惑をかけています。今年は稲作にとってカメムシの発生が多く、防除特報が出ました。この被害は、米の等級が1ランクも2ランクも下がり、農家にとっては大変なことです。土地の管理はどのようになっているのかお伺いいたします。
 また、道路公団では、近年、コンクリートの防護壁を境界に設置していますが、まだごくわずかですが、これにより雑草が繁茂せず、害虫を防ぐことができます。今後の設置について、市ではどのような要請をされるのかお伺いします。
 次に、富山県内で一番早く着工された北陸高速自動車道砺波・小杉間や砺波・小矢部間のアンダーボックスは、当時とすれば、それなりの設計で施工されたのと思いますが、当時では自動車の型や台数の増加がこれほどになるとは想像もつかなかったのでしょうか、現在では幅員や高さが足りないものが大半です。今まで改良された市道が、アンダーボックスのために、その利用価値が発揮されていないのが現状です。例えば台車に重機を乗せてひっかかり身動きできなくなったり、2階建てバスが通れなくて引き返したりしている現状です。市道の改良に当たっては、歩道や排雪帯の関係で道幅も広くする必要がありますが、アンダーボックス部分は簡単に改良することができず、困難が多いと思われますが、いずれ改良しなればなりません。何カ所の改良が必要なのか順位を定め、道路公団と協議され、対処していただきたいものです。
 市では、今後どのように取り組まれるのか、市長の考えをお伺いし、質問を終わります。

◯副議長(中西君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 石田議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。
 最初は農業関係の問題でございまして、いろいろなことをたくさんおっしゃられましたので、逐次申し上げますが、在庫米の増加による転作面積がだんだん大きくなるのはどうするのかということでございますが、これは米はあり余るものですから、転作は多くなるのはこれはやむを得ないのではないかと思っているわけでございまして、米が余らないようにするときには、米をつくらないということになってくるわけで、豊作になった場合には、たくさん取れるということはいいことですれども、また一方によっては米が余る、価格が下がるというようなことになってまいるわけです。昔は米が豊作であれば大変喜んだわけですが、最近は余り豊作になった場合に喜んでいいのか悲しんでいいのかわからないような時代になってまいりました。
 しかしながら、そうかといって米をつくらないわけにはまいりません。やはりそれなりの処置をしながら、米は主食でございますから、これを確保していくということが何よりもやはり大事ではないかというふうに思っております。
 最近は、中国あたりもだんだんと経済状態がよくなってまいりますと、いいものを食べ始めるという傾向になっております。先般もちょっと聞いた話からいいますと、中国でカボチャをつくって、それを輸入して加工しようという人がいるわけでありますが、中国人のほうでつくらせましても、だんだん余裕が出てまいりますとおいしいものを食べれるようになる。これはうまいから食べようということになって、思ったように入ってこないというような事態が起きておるということを言っているわけでありまして、将来そういうことでだんだん力がついてまいりまして、うまいものを向こうのほうでも食べ始めるということになると、今のように日本に潤沢にいろんな国から食糧が入るとは言えないのではないかというおそれが今までも我々は考えておりましたが、いよいよこれは現実のものになってくるのではないかということを考えますと、やはり日本には米というものをどうしてもつくっていかなければならんと。そうしないとこれは大変なことになっていくのではないかと思っております。
 中国12万人の人たちが、うまいものを1つずつ食べても大変な数になるわけであります。そこへいくまでにはもう少し時間がかかると思いますが、東南アジアでもだんだんと力をつけてくるということにもなってまいりますので、非常に日本の農業政策というのは、今は非常に厳しいとは言いながら、これを捨てるというわけにはいかんのではないかというふうに思っておりますので、いろんな工夫をしながら、今の米余りを克服していかなければいかんというふうに思っております。
 もう1つは、前にも申し上げたかもしれませんが、米を白米だけで売らなければならないという観念を直さななければいかんのではないかというふうに思っているわけであります。
 先般のオーストラリアの農業の視察におきましても、向こうでも米はつくっておりますが、必ずしも白米だけではない。加工米、加工した御飯とかそういうものをつくって売るということをやっているわけであります。
 日本におきましても、今の若い人たちは朝忙しいものですから、パンを子供たちに与える。自分たちもパンを食べるというような状況がやっぱりあるわけであります。パンは何かというと、これは小麦ですから、外国から輸入しているわけですね。ですから、そういうかわりに加工したような食品があって、ちょっと熱くすればすぐ食べられるようなものをつくって、パンと同じような栄養価とかあるいはおいしさがあるということであればいけるのじゃないか。
 ですから、そういう人たちの嗜好を考えながら、加工して米を売るということへ転換をしていかなければならんのではないかというふうに思っているわけでありまして、そういうことを我々は今後農協なり、その他のほうにも話しかけていかなければならん。そしてやはり米の需要を増やしていくということを考えないと、ただ、今のままで「米あかん、米あかん」と言っておったのでは、しまいにだんだん全部だめになるのではないかというふうに思うわけでありまして、やはり何かここに活路を見出す必要があるのではないかということが考えられるわけであります。
 フクヒカリあたりもそういうぐあいに、結局これは値段を下げるということになるわけでありますから、やはり付加価値をつけて売るということは、これからも考えていかなければならない。そうなれば、必ずしも米の味が白米のようによくなくても、加工すればいい米もできるわけですから、米が足りなくなれば、大量にできる品種を選ぶことができるということにもつながるし、また強い品種も選んでいけるということにもつながってくるのではないかということをこれから我々は考えて、農業関係の人あるいはそうした加工業者の人と研究を進めていく必要があるのではないかというふうに思っているわけであります。
 しかし、それに至るまでには、いわゆる今農協で考えておりますのは、全国とも補償ということなども考えているようでございまして、農協自身もいろんなことを考えながら今進めているのが現状であろうかというふうに思っているわけであります。来年の10月には500万トンの余剰が出ると言っているだけではだめでありまして、それに対する対応策というものを今後考えていく必要があるのではないかというふうに思っております。また生産調整もやはりある程度これはやむを得ないのではないかと思っているわけであります。
 それから、同時にこの園芸種苗供給システムでありますが、こういうものを今後どんどん進めていく必要があるのはないかと。園芸作物は輸出してもいいわけでございますから、日本の場合は何でも輸入しておりますけれども、そうじゃなしに、逆に輸出することも考えてもいいのじゃないか。転作の畑で園芸作物をつくったものを輸出していくと、現実にオーストラリアあたりは、玉ねぎでも何でも全部輸出しております。そういう輸出用のものをつくって輸出していってもいいのではないか。米の輸出はいろいろ問題があるかもしれませんけれども、そういうことも、これは技術的にもいろいろ検討しなければなりませんし、単価も安くしなければなりません。そういうことを考えていくということが必要ではないかと思っております。今申されましたような園芸の種苗供給システムということあたり、非常におもしろい考えではないかと思っておりますので、そういうものをやってつくりやすいものにする。そしていい品種をつくる、そして国内のみならず国外でどんどんそれを売りさばければ、国内の食糧自給度も高まるということにもなりますし、また場合によっては、必要なところへ輸出することも考えていってもいいのでないかというふうに思っているわけであります。
 それと同じようなことが、中山間地における果樹栽培の場合にも考えられるわけでありまして、この日本向けだけではなしに、あるいは外国向けにいいものがあれば、それも輸出してもいいのではないかということが考えられるのではないか。
 やはり余り日本は果樹なら果樹を大きいものをそろえてつくらなければいかんと非常に無理をしてつくる。そうじゃなしにつくった後分類して、大きいものを欲しいところには大きいものをやる、小さいものが必要なところには小さいものをやるというふうに分けて考えていけば、そんなに無理なつくり方をしなくても、ある程度いけるのではないかということも今後考えていく必要があるのではないか。いつまでも日本の今までやってきたことだけを大事だというふうにやっておったのでは、なかなか農業の生きていく道はできないのではないかというふうに思っております。
 山間地でこうした果樹栽培を始められるということも、大変いい方法ではないかと思いますが、やはり技術とかいろんなことで、できるだけこれは失敗のないようにやっていただきたいというふうに思っているわけであります。
 以上、いろんな御質問もございましたが、基本的なことはそういうふうに考えて、今後やはり農協なり、技術者なり、市なりが一緒になってそうしたものがだんだんと米の需要あるいはまたその他の作物の生産による農業の収入を増やすということを考えていく時代ではないかというふうに思っている次第でございます。
 それから、高速道路の問題でございますが、1つはアンダーボックスのことでございますが、現在このアンダーボックスが幾つもたくさんございます。これは散居村である関係もあったり、あるいはまた農業地帯であるということから、高速道路を建設をするときにたくさんの横断道があったわけであります。どっちが横断かわかりませんが、元あったものに対して高速道路が横断していったのかもしれませんけれども、そうした時代でもありましたが、市といたしましては、必要なものにつきましては将来重要な路線につきましては、いち早く都市計画決定をいたしまして、それなりの幅のもの、それなりの高さのものの穴を高速道路にあけさせまして、国道はもちろんそうでありますが、庄下のところ、それから太郎丸のほうにもそういう大きなボックスをつくりました。そこへ今都市計画道路を向かわせていくわけございますけれども、その他の道路では必ずしもそのように今の自動車の規格に合わないものも中にはあるのではないかというふうに思っているわけであります。
 時代とともに道路の様子も変わってまいりまして、小さい道路も大きくしなければならないところも出てまいります。そういう場合でも、できるだけ車道につきましては、現在のものを十分通れるように考えていかなければならないわけでありますが、もう一つ歩道部分も一緒につくる道路もあるわけでありまして、そうした歩道部分についても考慮をしていくと。高速道路に一々穴をあけるとなると、車道では10億円ぐらいかかります。歩道でも3億円ぐらいかかるわけでありまして、それだけをかけても、それだけの価値のあるといいましょうか、効果のあるところはそれは金をかけてやらなければなりませんが、そうじゃなしに、そうたくさんは通らない、少し回ればそこに道があるというところは、これは大変申しわけございませんが、そこをちょっと回っていただくということにもしていただかなければならないのではないかと思っているわけでございます。
 全体で、砺波から小杉までは34カ所そうした道路の交差点があるわけであります。その中で、確保できるのは、市道高道久泉線、359号のバイパスの通るところであります。それから大辻五郎丸線のところと都市計画山王町苗加線、それから豊町堀田島線、これは都市計画道路の一番町太郎丸線となっております。あと国道とか中央地方道であります。そういうところはあらかじめ、大きい穴をあけてあります。
 それから、次は、通れないところについてはどうするかということもございますが、それはやはり案内板等をかけまして交通を誘導する。ここは高さが不足だから、これより行ってもだめですよ、こちらへ回ってくれという看板等でこの案内を考えるということにしていかなければならないのではないかというふうに思っているわけであります。
 それから、高速道路の管理等につきましても、いろいろ問題があったわけでありますが、今やはり高速道路のほうでも、だんだんと音に対するものについても逐次防護壁をつくり始めております。それから、今申されました防護壁につきましても、必要なほうから少しずつやり始めると。なかなか一挙にやれませんので、特に必要なところから逐次進めるということになっております。
 それから草刈り等につきましては、のり面2メートルについてはずっと草を刈って、下から2メートル刈っていきますが、その他のものは大体7割ぐらいは毎年やるわけでありますが、全体はやる予算が今のところはないようでありまして、1年置きになるところも中には出ております。これも今まで議会からもいろいろ要請がありまして、道路公団とやり合った結果、だんだんやるようになりましたけれども、まだ完全にはできておりませんが、今後とも公団と話を進めまして、特に草刈りをしなければならないひどいようなところとか、あるいはそうしたコンクリート防護壁が必要なところは、ひどいところから逐次実施をするように公団と話を進めていきたいというふうに思っている次第でございます。
 以上であります。

◯副議長(中西君) 9番 村中昭二君。
  〔9番 村中昭二君 登壇〕

◯9番(村中君) お許しをいただきましたので、私は通告に基づき、質問と一部要望をいたします。
 初めに、国や県に対しての市からの要望事項についてでございますが、過去に要望されたり、陳情したものが前回から変更になったり、削除されたりしている点についてお尋ねをするものであります。これではなかなか当初の目的が達成できないのではないかというふうに思うものであります。
 最近、当砺波市は、県下でも有数の発展著しい町と言われておりますが、市民の1人といたしまして、大変うれしく思っているものでございます。市の人口も増加の一途をたどっておりますが、これらは、市長岡部昇栄氏がかねがね提唱されている「働き、学び、遊ぶ」の3つの人々の生活の基盤の確立した町づくりが功を奏したものと言えると思います。この陰には、企業の誘致や生活環境の整備促進、スポーツ公園や文化ゾーンの完成など、住んでみたい魅力ある町づくりとするには、岡部市政の長年にわたり努力されてきた成果だと評価されるものでございます。
 私は、この急変していく町の姿の中に、農業一辺倒から工業化、商業化へと変化していく大きな流れに、私たちの目線の位置を合わせて対応することも必要だと思われるのであります。市の人口もだんだんと増え続き、4万人の大台に到達しようとしております。したがって、農地の宅地化がまだまだ進むものと思われます。
 今まで、国や県に対して、たび重ねて排水関連の改修や1級河川への昇格への認定を要望されてきたところでありますが、今まで要望の中には、河川名が変わっていたり、全く削除されて消えているものがございます。苗加川4,200メーター、岸渡川1,200メーター、荒俣川800メーター等の対応はいかがなっているのかをお尋ねするものでございます。
 御承知のとおり、これらの河川は下流部は一級河川、上流部は用水組合管理のものであります。改修等は用水組合や土地改良区が整備した農業向きの対応された能力のものであります。宅地化された広大な工場敷地や市街地化の舗装された路面からの雨水の処理は、集中豪雨等大雨のときには到底対応できないのが現状であります。大規模開発には、それぞれ調整池の設置も取り入れておられますが、それですべてが解決したとは言えません。下流部の一級河川の川底には、土砂が堆積しているところもあります。今や農業以外の要因での改修が必要であるわけであります。この点を再認識されまして、当局の対応策をお尋ねするものであります。
 砺波市の第6次総合計画後期見直し計画によりますと、人口4万3,000人とされております。この後3,000人の人が住む住宅をつくるとすれば、単純計算いたしまして800戸ほどが必要かと思われます。としますと、現在の建て方をされておる形からいいますと、4,000平米の田んぼで大体13戸としますと、まだ60枚ほどの農地が宅地化され、その排水の問題になってくるかと思います。いろいろな面から申しまして、農業と工業そして市街化との接点であります用排水についての対応をお尋ねするものでございます。
 次に、学校週5日制に対応した児童の休日対策についてでありますが、私は学校教育だけでなく、社会教育、生涯学習そして社会福祉対策も含めた活動をもととした中央公民館の建設は考えられないかお尋ねをいたします。
 午前中にも出ておりましたが、今年、神戸市において中学生の大きな事件が発生しましたが、親には心当たりがなかったというようなことでございますが、ある一面から言えば、放任主義といいましょうか、金で始末をするという現在の社会の現実の姿を見た感じがいたしました。今から、児童・生徒の週2日の休日の対応を考えておく必要があると思うのであります。
 また、現在砺波市で行われている年少児童対象の生涯学習推進事業の健やか家庭教育事業や、親子さわやかスポーツ教育など、今後ますます盛んになっていくこれらの事業の推進を図るためにも、ぜひ必要と思われるのであります。現在の縦割行政の中では、部門ごとに婦人会館、児童会館、老人会館等と分かれるのでありますが、これらを含めたもの、すなわち中央公民館としての対応を考えてはと思うのであります。現在は地区公民館の活動に主体制がおかれているように見受けられますが、いろいろ申し上げましたが、これらの老若男女はもとより児童・生徒に至るまでの活動の場を整備する必要があると思います。
 なお、この9月議会に(仮称)砺波コミュニティーセンターの建設が提出されておりますが、地区内に住む者の1人といたしまして、大変喜ばしいことと思うわけであります。
 この建設は、平成4年度より話題が出て以来、5カ年にして実現をみるわけでありますが、市長をはじめ関係者の皆様、そして議会の皆様に本当に心から感謝を申し上げるものであります。これらの施設も含めての今後の学校の週5日制対策、午前の教育長の答弁にもありましたが、子供を地域に帰すとのお話もありましたが、当局のお考えをお尋ねいたしまして、私の質問とさせていただきます。

◯副議長(中西君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 村中議員さんの御質問にお答えいたします。
 第1番の問題につきましては、後ほど助役のほうから答弁をいたします。
 第2番目の中央公民館の問題でございますが、午前中にも5日制に対する対応は教育長からもいろいろお話をいたしたわけでございます。また、教育の重要なことも私からもお話を申し上げた次第でございます。
 市といたしまして、現在考えておる中におきましては、中央公民館という名前は使っておらないわけでございますが、小学校の跡地等を利用いたしまして、将来は生涯学習センターをつくればどうかという構想を今持っているわけでございます。何にいたしましても、まずはこの出町文教ゾーンの整備の中で、そういう構想を持っておるわけでございますが、まず小学校の移転から始めなければなりませんので、もう少し時間がかかると思っているわけでございます。
 高齢者でありますとか、あるいは学習の情報、あるいは実践活動の拠点というようなことなども考えながらそのようなことの検討していけばどうかと。あるいは図書館等も今あるわけでございますれども、そうした施設もだんだん古くなってまいるわけでございまして、そういうふうな資料館も含めたものということを考えていけばいいのではないかというふうな、今のところはまだ構想でございますけれども、具体的な計画に乗せているわけではないわけでありますが、そのようなことを将来、学校跡地の利用の場合に考えて、社会教育の拠点をつくるということをしていけばどうかというふうに思っている次第でございますので、御了承いただきたいと思う次第でございます。
 コミュニティー施設につきましては、いろいろ皆さん方からの御要望もございましたし、また防衛庁の関係のものでございまして、自衛隊の関係等もございまして、今回建設をするということになったわけでありまして、地元のほうでもいろいろと御努力をいただくことになっておりますので、よろしくお願いいたしたいと思っておるわけでありまして、こういうものは、やはり地方における拠点ということにもなろうかと思うわけでございます。
 以上でございます。

◯副議長(中西君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 村中議員の排水の問題について、お答えを申し上げたいと思います。
 まず、国・県へ要望しておったのが途中で名が消えたとか、また名前が変わったというようなことと、もう1つは農業・工業市街化の接点としての用排水路の対応はどう考えておるかという2点であったかと思います。
 議員御指摘のように一級河川の要望としましては、先ほど御質問のありましたとおり、平成7年度の要望では4河川を要望しておりました。それを平成8年度要望から、海尻のみに要望したことは事実でございます。その理由としましては、河川名の変更はいたしておりませんが、平成7年度要望までの苗加川、岸渡川、荒俣川、海尻の4河川につきましての一級河川の指定に当たりましては、関係の機関、特に用水管理者と十分協議をしながら、岸渡川、荒俣川については用水管理者等の協議が整わなかったため要望を削除したところでございます。また、苗加川につきましては、採択基準に適合しなかったために要望から外した事情があることをひとつ御理解をいただきたいと思います。
 それでは、今後いろいろ開発行為のあるような場合の排水の対応でございますが、市といたしましては、宅地開発等につきましては、開発行為について、先ほど議員がおっしゃいましたように調整池などの対応をやりながら、十分洪水の急激な排出のないような対応をしてまいりたいと思いますし、また指定区間内の用水組合、土地改良区とも協議をしながら取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 特に現在の縦割の仕組みの中では、農林水産省と建設省との接点があることからこのような矛盾があらわれておるわけでございまして、今、国のほうにおかれましては、省庁の再編成という中で、河川の水利行政は一元化されるという案が出ているわけでございますが、この案が早く出ることによって、一元化した水利管理が十分期待できるのではないかというふうに思っているところでございます。
 また、午前の金堂議員さんの御質問の中にございました、私どもの行政の中でのいろいろな対応について御叱責があったところでございますが、例えば今回の議会の資料についての取り扱いなどにつきまして、今後とも経済的、コスト意識を十分指導してまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

◯副議長(中西君) 4番 松本 昇君。
  〔4番 松本 昇君 登壇〕

◯4番(松本君) お許しを得ましたので、さきに通告いたしました事項2件についてお尋ねを申し上げます。
 1件目、公共工事コスト縮減に関して、近頃新聞などで注目を浴びている話題かと思いますが、行政の立場と見解についてお尋ねを申し上げます。
 いろいろと解釈がひとり歩きし、価格さえ安ければよい、関係者間では積算が大変厳しくなるんじゃないかというような方々も多いのではないかと予想されます。公共工事に関する者としましても、なおさらのこと、公共事業に対する市民の目が非常に厳しいものであると認識いたしております。考え方といたしましては、景気刺激策効果の低下、経済効果の低下、たび重なる建設業界の不祥事、談合話など、なお公共工事の割高論等、当面大変厳しい逆風があるものと言っても過言ではないと思われます。
 財政は大変危機的な状態にあることは事実でございますが、6月中旬の台風被害による359号線太田橋の下部流出による復旧工事がいまだ未完成のため、交通制限を実施するということまでに至っております。話によりますと、太田橋のけたが大変に弱いため、重量制限をしなればならないというようなことも耳にいたしております。
 御承知のとおり359号線の改修工事と関係も大変に深く、2000年国体関係と絡み合わせまして、建設省の直轄工事の関係から、今後の公共事業予算の大幅な伸びは大変難しい状況下にあると思いますが、関係機関に働きかけをいただきまして、必要な事業量を確保し、社会資本整備を願うよう努力することが不可欠でないかと思われます。
 先ほどからも言われますとおり、高齢化社会が到来していくに備えて、公共施設、整備量の確保をしていくことが必要事項かと思います。
 なお、価格の低減だけが結果的に工事の品質の低下につながる恐れも高く、発注者、受注者、市民の利益にならないと思われます。このような結果を避けるためにも、公共事業を取り巻く環境を改善し、小さなコストで同じ目的物を建設できる環境をつくりだすことが大切かと思われますので、行政の立場から見解と御指導をお願いを申し上げます。
 2点目でございますが、下水道整備についてお尋ねをいたします。
 財政改革による公共投資の見直しで、社会資本整備が困難な時期とは思われますが、下水道は潤いのある快適な生活環境と、清らかな水環境をつくるために不可欠な生活基盤施設であると思います。特に砺波散居村地方においては、各地区で開発行為が虫食い状態で実施されており、地域の土地改良区では雨水対策、既設の農業用排水路の改修を余儀なくされております。重要水域における高度処理の施設など、下水道の機能の多様化と相まって、ナショナルミニマムとして早急な整備が広く求められております。市の初年度の計画では、下水道マップに基づき、農村振興地域、俗に言う農村地帯では農業集落排水事業、市街地周辺、国道156号線周辺では、公共下水道事業として整備が実施されておりますが、市の普及率では、今月の広報にも出ておりますとおり、18%程度という指数でございます。整備は著しく立ち遅れており、流域下水道の負担金を支払いながら、自治体間において大きな格差があると思われます。市民も日常生活の上で、無意識のうちに必然的に財政と深い関わりを持っておるものだと思います。公共事業(上・下水道)に深く関心があると思いますので、初年度計画の下水道マップを見直して計画の検討を願いたいと思います。
 行財政計画の折、財政確保が多難と存じますが、担当部課長、職員が一体となり、国・県・関係機関に強力に働きかけをいただき、予算確保をされるよう、そして下水道の普及率のアップに努めていただきたくお願いを申し上げます。
 なお、地域の水質保全効果、経済性、汚泥の処理等、将来のランニングコストを考慮の上、下水道事業並びに二上浄化センターまでの砺波幹線計画についても見直し計画があるかないかお尋ねいたします。
 以上をもちまして、質問を終わります。
 ありがとうございました。

◯副議長(中西君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 松本議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 私からは大方の概要につきましての御説明といたしたいと思います。細部は、また担当のほうから説明を申し上げます。
 第1番の公共工事のコスト縮減につきましては、これは建設省もそのことにいろいろ努力をいたしておるわけでございまして、コストを縮減するということでございます。
 これは、私は単価だけを切るというものではないと思っておるわけでございまして、工事の工法あたりをもう少し安くできる方法を考えていかなければならんのではないかというふうに思っておるわけであります。それから、強度の持たせ方も必要ではありますが、例えば道路をつくるにしましても、重車両の通らないところでも重車両が通るような設計をしたり、そうした必要以上の設計をするというようなことが往々にして見られているのではないかと思いますし、また非常に外国の工事と比べますと、日本の工事は重車両という感じですね。非常に重い感じのする工事が多いのではないかというふうに思うわけでございまして、もう少し軽快な設計をしていけば、工事全体が縮まるのではないかというふうなことが感じられるわけでありますが、これは技術的な問題等がいろいろあるわけでございます。そうかといって強度を落とすということになると、災害を起こす原因にもなるわけでありますから、その辺はきちんとやらなければならないわけでありますが、形とかそういうようなものをできるだけ安く、そしてしかもいい形にしていくという工夫が必要になってくるのではないかというふうに思っているわけでございます。
 下水道の普及率につきましても、前々から申しておりますように、散居村で非常に広大なところでございまして、なかなか県の普及率とは一緒には上がってまいりません。まいりませんが、逐次、毎年20億円という大きな予算をかけてやっていっておるわけでございまして、そうした下水道につきましても、できるだけ経費がかからないような作業方法あたりを考える必要があるのではないか。先般も出ておりましたが、今の下水道は型枠を入れて、そして狭いところでやっておりますけれども、開放的にしたほうが早くやれて安上がるということがあるということも出ておりましたので、そういうことなどはやはり検討してみる必要があるのではないかというふうにも思うわけでございます。そうした工法とかそういうものも普及しやすくなれば、延び率も同じ金を使っても長く延びると、こういうことにもつながってくるのではないかと思うわけでございます。
 そうした下水道の計画につきましてもそうでございまして、全体計画といたしましては、当初は大きな管を2本小矢部沿いと砺波の156号沿いに入れまして、そこに全部集中させるという計画でありましたが、やはり、大きい管になればなるほど非常な経費がかかるわけであります。これを小さくして何本か入れるということにしますと、比較的経費が安くつくということもあるわけでございまして、今はそういうことでこれに対する幹線に、さらに補助幹線をつけるというような方法でやっておりますから、相対経費につきましては、若干最初のものよりも少ない経費でやれます。
 また、早くある一定のところまで到達しますから、その周辺がすぐ下水に使えると、そして次のところへ補助幹線を延ばしてそこをまたやっていくというふうに、非常に効果的にできるということもあるわけであります。
 そういうことで、下水道につきましては、最初の計画よりも基本的にも違ってきておりますので、いずれマップの見直しをやらなければならんと、こんなことも思っている次第でございます。
 以上であります。

◯副議長(中西君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 松本議員の公共事業のコストの削減にまつわるいろいろの御質問についてお答えを申し上げたいと思います。
 今ほど市長のほうから、概括的な答弁がありましたので、あとは各論といいましても余り各論も何でございますが、一応松本議員がおっしゃった言葉等についてお答えをさせていただきたいと思います。
 積算だけが厳しくなり、価格さえ下げればいいという御心配でございます。
 これにつきましては、建設省の基本的な考えといたしまして、裏づけなしに工事価格のみを下げるような性急な手法では、下請企業そして労働者等に不当なしわ寄せが集まる状態を生じさせるので、これは明確に好ましくないというふうに言っていることは当然でございます。当市といたしましても、十分そういう面を配慮しながら対応してまいりたいというふうに思っております。
 また、高齢化社会の到来に備えまして、社会資本の整備は必要であるということにつきましては、もちろん基本的にはそのような状況を踏まえながら、公共工事の環境を改善し、小さなコストで目的を達成するような努力は大変大切であろうというふうに思っております。いろいろおっしゃいました中身には全く同感でございます。
 このように、財政状況が逼迫しておる中で、事業としましては緊急性そして経済性、もう一つ大切なのは民生の安定度合い等を勘案しながら、公共事業の大幅な削減できる今日的な状況下では、さらに予算の重点配分等について十分配慮し、最少の経費で最大の効果を上げるような努力をしてまいりたいというふうに思っております。
 国・地方を問わず、財政的に大変厳しい環境でございますが、必要なものは重点的に整備してまいりたいというふうに考えておりますので、具体的には御提示がございましたような国道の整備につきましては、私どもも積極的に国・県に要望し、予算の獲得に努力してまいりたいというふうに思いますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。

◯副議長(中西君) 答弁を求めます。
 水道部長 小倉隆男君。
  〔水道部長 小倉隆男君 登壇〕

◯水道部長(小倉君) 松本議員御質問の下水道のことにつきまして、御答弁させていただきます。
 大枠につきましては、市長から申されたとおりでございますが、細かい点につきまして御答弁をさせていただきます。
 普及率につきましては、行政人口に対する供用開始人口でございますが、平成8年度末で今ほどおっしゃいましたとおり、公共下水道、農業集落排水合わせまして17.8%でございます。この普及率につきまして、具体的に地区別に申し上げますと、公共下水の出町地区は64%、林地区は11%、そしてまた現在工事を進めております特環の公共下水の油田地区は17%であります。農集の東般若地区は工事が完了いたしまして100%となっております。
 また、平成9年度末には、公共下水の進捗や農村集落般若地区の一部供用開始等によりまして、市全体の普及率は24%になる見込みでございます。
 また、近隣市町村におかれましては、平成8年度末で高岡市が66%、小矢部市では26%、福野町では65%、井波町では44%、福岡町では41%となっており、県内の平均は49%の普及状況でございます。この普及率のアップにつきましては、基本的には財政計画が柱でございますが、それぞれの住民の要望に対応しながら、市政の運営を図らなければならないのでございまして、下水道はそれらの予算と均衡をとりながら整備し、普及率を上げてまいりたいと考えております。
 また、流域の建設負担金でございますが、当市の下水道計画はほとんどが小矢部川流域下水道のエリアに入っており、それに伴う建設負担金についても、町は56年以来、それぞれの市町村の負担割合に応じて納めてきたところでございます。この負担金の総額は、平成8年度末で約14億2,000万円になっているところでございます。
 これらの投資を基本に、今後の下水道整備をしなければならないと考えているところでございます。
 また、水質保全につきましては、個別処理の維持管理や汚泥処理などを考えますと、多少高くなっても、集中処理方式が環境保全のためよいのではないか、このように考えております。
 また、マップの見直しにつきましては、流域幹線については、砺波庄川幹線は完了いたしておりますが、今後、この幹線の水量の余裕による特環の計画並びに準幹線計画も含めて、国の動向を見極めながら、下水道マップの見直しを検討したいと考えているところでございます。
 また、認可を受けている事業の推進で、新年度平成10年度以降の事業の進捗をできるだけ多くするため、事業費の補助金の確保につきまして、現在も国・県へ市長をはじめ市が一体となって要望いたしておりますが、さらに要望を続けてまいりたいと思いますので、議員の皆さまの御指導もよろしくお願いしたいと思っております。
 どうもありがとうございました。

◯副議長(中西君) 5番 池田昭作君。
  〔5番 池田昭作君 登壇〕

◯5番(池田君) お許しを得ましたので、通告に基づきまして2点につきまして、質問と要望並びに若干の御提案を申し述べたいと思います。
 まず第1点は、地域保健対策についてであります。
 一昨年6月、「地域保健対策強化のための関係法律の整備に関する法律」が成立して以来、地域住民のニーズの多様化などに対応し、サービスの受け手である生活者を重視した地域保健の新たな体系が構築されてきているのであります。
 また、都道府県と市町村の役割を見直し、既に市町村が実施主体となっております老人保健サービスに合わせ、本年度から住民に身近で頻度の高い母子保健サービスの主たる実施主体を市町村に変更し、生涯を通じた健康づくりの体制を整備することになっております。
 そこで、砺波市における地域保健対策の現状と将来の展望についてお伺いをいたします。
 まず、働き盛りの健康づくり対策についてお伺いします。
 最近の新聞では、「成人病」を今後「生活習慣病」と改めるという記事を読みました。砺波市民も3人に2人は、成人病と呼ばれるがん、心臓病、脳卒中で死亡されておるとのことでありますが、特にがんは働き盛りの40歳代から死亡原因の第1位となっており、今後の保健対策として重要な課題となっております。
 これらの生活習慣病は、最初のうちはほとんど自覚症状がなく、知らない間に進行するという特徴があります。また、一たん発病すると完治することは難しく、一生涯つき合わなけばなりません。しかし、早期に発見し、栄養、運動、休養などライフスタイルを改めることにより、かなりの発病の減少をみることが可能であると言われております。
 当市も、「ライフサイクルに応じた包括的な健康づくり」を目標に、積極的に保健事業として、健康診査や健康教育、健康相談事業を展開しておられるところでありますが、健康診査につきましては、基本健康診査の受診率が平成5年度63.8%、平成7年度61.2%、8年度は62.2%となっております。
 また、がん検診事業としての胃検診、女性に増えている乳がん及び婦人検診についても同様の受診率であります。さらには、生まれ月健康相談受診率が平成元年度30.6%もあったものが、平成8年度には15.6%と年々低下してきているようであります。このように、受診率が伸び悩み、むしろ低下しているのはどのような理由からとお考えでしょうか。
 なお、受診率の向上に向けて現在どのような対策をとっておられるのか、さらに今後どのような対策案があるかについてお伺いをいたします。
 次に、高齢者の健康づくり対策についてであります。
 男女とも平均寿命が世界第1位を誇る我が国は、他に例を見ないスピードで高齢化社会を迎えています。特に75歳以上の後期高齢者の伸び率が著しいことから、要援護高齢者が確実に増加いたします。したがいまして、いろいろな各種世論調査の結果では、行政に対し、高齢者対策に対する要望が大変多いのであります。
 ついては、仕事ができなくなったような方、老人クラブ活動に参加できなくなったような方などが、居住地に近い地区センターや地区公民館で、健康相談、会食型の食事サービスが受けられ、また簡単なレクリエーションを楽しむことができれば、健康不安や孤独の解消、体を動かすことによる健康の保持、さらにお互いの安否の確認が図られるのではないでしょうか。
 このことを進めるため、健康な老人クラブ員、地区ボランティアとの連携・協力による創意・工夫が求められると思いますが、今後はどのような高齢者の保健対策をお考えでしょうか、お尋ねいたします。
 第3点は、健康づくりセンターの建設についてであります。
 今、基本設計が行われようとしております砺波総合病院増改築事業に関連し、市民の多くの方は進行している高齢化社会に対応し、高度な医療需要に応えられ、あわせて保健や福祉との連携による総合的な地域サービスが受けられる病院であることを期待しているものと考えております。しかし、仄聞するところでは、総合病院の増改築では医療部門の充実が主体であり、保健、福祉部門は別の計画となっております。
 さて、健康づくりセンターの建設につきましては、第6次総合計画後期計画第2年次によれば、平成11年度の建設となっており、平成10年度には、市民健康情報管理システムの確立をいたしたいとのことであります。
 先ほども申し上げましたが、保健事業には大変熱心に取り組まれ、成果を上げておられるのでありますが、いかんせん検診施設が不十分でないかと考えるのであります。それは、人間ドック利用者が少ないことや先ほどの各種検診受診者が、年々少なくなっていることに影響しているのではないでしょうか。県内の幾つかの市民病院では、この検診部門を充実されており、さらには人間ドック利用者には75%から80%までの経費負担援助をし、利用促進を図っていると聞いております。
 つきまして、市民の要望が強い健康づくりセンターの建設に対する基本構想と、建設時期についてお尋ねをいたします。
 あわせて、来年度、市民健康情報管理システムの構築を計画されているようですが、拠点となるところはどこで、どのような内容、規模で進めたいとされているのかお伺いをいたします。
 次に、教育と地域ふれあい事業のあり方について、若干の御提案を申し上げ、市長並びに教育長の御答弁を求めます。
 神戸市の小学校6年男児殺害事件で、14歳の中学生が逮捕されたのをきっかけに、「心の教育」をめぐる論議が活発となり、文部省は、中央教育審議会に、心の教育について諮問することを決めたということでありますし、橋本総理も文部省に対し、「心の教育を見直してほしい」と指示されています。事ほどさように、今、心の豊かさを取り戻し、温かいふれあいを通じて、人間らしく生きることの重要性が叫ばれているのであります。
 奈良市では、早くから市民ふれあい運動推進本部を設け、親切、美化運動を進め、また、運動推進大会を開いています。
 富山市では、本年度長寿ふれあいセンターを新設されております。また、「ふるさと土曜日ふれあい活動」という行事も行われております。
 岐阜市では、「まちづくりは夢づくりから」という理念で、ふれあい事業が実施されていると聞いております。
 先般、斉藤茂太先生が御講演で、「人間ふれあいの第一歩は、こんにちはとかありがとうという挨拶の言葉をかけることである」ということを強調されておりました。
 今日の索漠とした世相の時代に、まずもって心を大きく開き、豊かな心でふれあいを深めていくことが一番大切なことかと考えております。
 その一環の事業として、早寝、早起き、あいさつ運動を進めたらどうかと思っております。このあいさつ運動については、すでに砺波市連合婦人会が積極的に取り組んでおいでになりますが、私はさらに、次に述べます児童・生徒の教育的立場から、この運動を通じ、大人も子供も現在の生活リズムを変えていく、その中から家庭でのふれあい、健全な児童の育成、あわせて健康づくりを進めることが重要かと思います。
 ついては、富山大学の神川助教授の調査によりますと、ちょっとショッキングな情報でございますが、県内の小学生の半数近くが授業中に居眠りの経験があるということであります。これは毎日習い事がある児童では、約30%が午後11時以降に寝ると答え、そのうち居眠りをする児童は50%に上るということであります。また、テレビゲームをする時間が長いほど居眠りの割合が高く、1日3時間以上ゲームをする児童は、約80%が居眠りの経験があるといいます。この神川先生は、居眠りは夜更かしの証拠、子供の生活リズムが成人化していると指摘され、子供の健全な発育を促すために、保護者自身が夕飯や入浴の時間を早めるなど、子供が早く眠れるような環境づくりをしてほしいと訴えておられます。
 さて、岡部市長にはかねがね徳育教育の重要性を説いておられますが、子供たちに早寝早起きを推奨し、あいさつ運動を進める中から、地域でのふれあいを深め、豊かな人間性を養う教育が必要かと思いますが、市長のお考えがあればお伺いをいたしたいと思います。あわせて地域ふれあい事業の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
 次に、教育長に質問をいたします。
 これからの校外学習の進め方、考え方をお教えください。
 学校では今、登校拒否・いじめ問題など多くの難問を抱えておりますが、児童・生徒からして見れば、授業、部活、習い事、塾などに追われ、自然とのふれあいや遊び、生活を通した遊び、地域でのふれあいに欠けているのではないでしょうか。家庭なり地域での活動を通した人のふれあいによって、子供の心が豊かになり、人にやさしく、ともに喜び合い、感謝する心が育つものと思われます。このような指導を進めていただくだけで随分子供の心が和み、伸びやかに育ってくれるのではないかと思います。
 すなわち、学校、家庭、地域の連携によって、徳育を重視した教育を進めていただきたいと思いますが、教育長のお考えをお聞かせください。
 また、先ほどの岐阜市の教育委員会では、平成8年度、家庭地域ふれあい事業として、72校で4,253万円、小学校1校当たり65万円、中学校では45万円を予算化し、主なテーマとして、地域にある自然、特産物を生かしての活動、地域の人と施設を生かした活動、地域の人とともに行う勤労生産活動などの取り組みが行われております。
 当市においても、例えば庄南小学校のふるさとふれあい活動の一環として、地域の歴史、生活に触れる体験活動が行われていること、また、鷹栖小学校なり庄西中学校等でも実施されていることは承知いたしておりますが、さらに、予算を拡充していただき、市内全域で取り組みされるよう期待をいたします。
 最後に、これからの児童・生徒の健全な育成は、学校教育はもちろん重要でありますが、家庭、地域でのかかわりは、今まで以上に大きいものがあると思います。「子供は親の背を見て育つ」とよく言われるごとく、家庭で特に両親、保護者の責任は重いと考えます。その点から、大人から早寝早起きをする、あいさつを交わす、このことの運動がまず必要であります。
 以上、まことに抽象的、希望的なこととして羅列いたしましたが、昨今の子供の環境を憂い、心の教育が叫ばれている今日、児童・生徒が早寝早起きすることは、大変大きな効果があると信じています。
 このふれあい運動、あいさつ運動、早寝早起き運動などが子供の保護者をはじめ地域全体で生涯教育の立場から推奨されるお考えがないかどうか、教育長の御答弁を期待して、私の質問を終わります。

◯副議長(中西君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 池田議員の御質問にお答えをいたします。
 まず最初は、地域保健対策の御質問でございます。
 成人病がだんだん増えていることは、もう既に今までも何回かここの場でも語られたところでございます。だんだんと成人病が増える、そしてそれが低年齢化してくるというのがこれからの非常に心配なところであります。
 そうした中から、市といたしましても、今までもいろんな検診でありますとか、いろんなことをやりながら、早くこの病気を発見して手当てをするということが一番大事なことであるということで、検診等につきましても、いろんな場面を通じて勧めてまいったわけでございます。若干、最近は幾らか検診率が落ちているわけでございますが、それでも県から比較しますと非常に高いわけでありまして、市といたしましては、平成4年には63.2%でありましたが、62.2%、約1%落ちております。県下では53.2%ですから、9%ほど砺波市のほうは高いわけであります。胃がんの検診等につきましても、市のほうも若干落ちております。34.1%が31.2%になっております。県のほうは24.7%ですから、県よりもかなり高いということで、この検診につきましては、県内でもかなり高い率で検診をされている。したがいまして、対応も早くできるというようなことから、先ほど申しましたように、老人医療費も比較的県内では少ないのではないのかというふうに思っているわけでございます。
 しかし、これだけで満足をしているわけではないわけであります。いろいろな若干落ちている理由を考えてみますと、最近は若い人たちが働きに行く、ほとんど働いておるわけでございますから、仕事の関係で申し込みをしておりましても、キャンセルするという例が少し増えているのではないかというふうに思っているわけであります。
 それから、毎年受診しなくてもいいのではないかというような考えもあるのではないかというふうなことが若干落ちた原因ではないかと思っているわけでございまして、そのようなことを今後はできるだけまた増やすようなことを考えていかななければならんと。そのために、各種団体でありますとか婦人会等を通じまして、受診の奨励をいたしております。また、ヘルスボランティアを通じても受診率向上のPRをいたしております。また、未受診者につきましては、保健婦が訪問指導をするということなどもやっているわけでございます。
 そういうようなことで、また検診結果につきましては、業態別に健康教室とか健康相談の場合の資料にしておるというようなことで、今後ともそうしたものにつきましても受診率を落とさないように、さらに高めるような努力をしていきたいと思っている次第でございます。
 また、高齢者の健康づくり対策につきましては、これは生きがいのある、長生きをしていただくということが非常に大事でありまして、先ほどからも申したとおりであります。ただし、これはやはり自分の健康は自分で守るということが非常に大事でございまして、人から見ておりましても、この人は本当にどこかぐあいが悪いのかどうか、顔でも青ければわかりますけれども、中のことはなかなかわかりにくいわけで、これは自分が一番よくわかっているので、この辺がぐあい悪いとか、この辺が痛いとかということが自分でわかりますから、自分で自分の健康を守るという意識を高めなければならないというようなことをかねがね皆さん方に申しておるわけでございます。
 そして、食生活の改善でありますとか、あるいは何か目的を持って生活をする。ただ、命を長らえているだけではなしに、何かの趣味とか目的とか、そういうようなものを持って生活をすることが大事ではないかというふうに思っているわけでございます。私もかねがねそうした老人の方々の会合に出た場合には、何か自分で趣味を持つ、あるいはまた何かの目的を持って生きがいを感じた生活をしていただきたいということを考えておるわけでございまして、そうしたことなど心の持ち方が非常に大事ではないかと。
 また、福祉協議会でおきますふれあいのまちづくり事業等につきましても、いろいろこうしたことなどを普及をしていかなければならんというふうに思っておるわけであります。
 健康づくりセンターにつきましては、先ほどもちょっとお話を申し上げましたとおり、これから逐次建設を進めていかなければならないと。今、病院の改築事業等も進めるわけでございまして、そうした建設事業との関連もありまして、なるべく病院に近いほうにおいて、病院と関連をしながらやりやすくしていこうということを今考えておるわけでありまして、これから、逐次この実施計画あたりを検討されなきゃならんというふうに思っているわけであります。
 この目的は、もうもちろん皆さん方も既に御承知と思いますが、健康福祉センター的な機能、あるいは子育て支援の機能、あるいはこの検診センターの機能、あるいはリハビリテーションの機能、あるいはまた老人保健医療福祉総合情報管理機能を持たせるというようなことを考えていかなければならないと思うわけであります。病院の近くに置きたいという理由といたしましては、第2次検診の総合窓口化が大事であるということで、病院の近くであれば非常に連携がとりやすい、あるいはリハビリ等の実施あたりもやりやすい。そして病院の機能と連携をして、そしていろいろな地域医療あるいはまた在宅介護支援センター等との連携もとりやすい。あるいは歯科の保健事業の取り組み等もやりやすいというようなことなどが考えられるわけでございます。
 また、県民情報システムにつきましても、これを逐次進めていかなければならないというふうに思っておりまして、10年、11年ぐらいを予定しながら、この健康づくりセンターの情報管理システムの構築をしていきたいというふうに思っているわけでございます。
 場所等につきましてはこれから検討しますが、健康づくりセンターができればその中に置きたいと思いますが、もしそれまでにできなければ、その場所につきましては、現在の病院の中にするかどこにするかということは、今後検討しなければならんというふうに思っているわけでございます。
 規模につきましては、やなぜ苑とかデイサービスあるいは住宅介護支援センターなどは電話回線で結ぶということも考えておるわけであります。
 また、この介護保険法がだんだんと入ってまいりますと、それらとの情報も結びついたほうがこの介護保険法にありますいろいろな級別を判定をするにおきましても、非常に重要な資料になってくるというふうなことが思われるわけでございます。
 次に、教育の問題でございますが、これは午前中からも申し上げたとおりで、極めて教育は非常に重要な時期を迎えておるわけでございます。しかし、これまた非常に難しい問題でありまして、今年からやったら来年すぐに効果が出るものではないわけで、今日に至るまで50年間の間にこういうふうに人間の考え方が変わってきたわけでございますから、これを直すには50年間かかるというくらいのスパンで、少なくとも20~30年間の間に直していくというような、長いスパンの大事業であろうと、私にはそのように思っておるわけでありますが、今ここでこの基礎をつくらなかったら、永久に直らないのではないかというふうに思っておるわけでありまして、ぜひこうしたものをつくらなければなりません。
 昔から教育というのは非常に難しいのでありまして、中国の孔子も「40にして惑わず。70にして心の赴くところに従って行動しても、そののりを越えないものである」ということを言っておるわけでございます。あのような立派な人でも、70を越さなければ完成しないと言っておるわけでございますから、教育というのはいかに難しいものであるかということを、今も昔も変わりがないのではないかというふうに思っているわけであります。私は70を越しておりますが、なかなかそのような自分の思うように振る舞ったことがのりを越えないかどうかわからないわけでございますが、それほど人間教育というのは非常に大事なもので、一朝一夕にはできるものではないというふうに思うわけでございます。
 そのほか、いろいろ申されました早寝早起きの問題等につきましては、それも大変大事なことではないかと思っております。
 人間というのは、あいさつというのが非常に大事でございまして、3,000メートル級以上の高山に登ってまいりますと、今私は最近行っておりませんけれども、昔は会った人に必ず「こんにちは」というあいさつをするんです。それは、見ず知らずの人にも全部やるわけです。それが自然に出てくるわけですから、一体これはなぜああいうところでは、人間が自然な気持ちで「こんにちは」とお互いにあいさつを交わせるのかということを私はいつも考えていたわけでありますが、これはやはりあのような高山でですと、いつどういう災害が起きるわからない、それをお互いに助け合っていかなければならない、そしてまた一つの仲間であるという考え方が自然に芽生えてくる。大きなそうした信仰的な山に登りますと、人間はそのような気持ちになるのではないかというふうに思うわけでございまして、そうしたことが下界でも行われれば、今のような問題は起こらないと思うわけでありますから、あいさつ運動というのは非常に大事なものではないかと思っているわけであります。
 そうしたことなどは、やはり皆さんと一緒に先ほど申しましたような、お互いの子供たちのために、家庭も学校もまた社会も一緒になってそうしたしつけをやっていかなければならないというふうに思っているわけでございます。
 最近は、だんだんと夜型の人間が増えてまいるわけでありまして、こういうことは健康上も余りよくありませんが、そうした人間形成にも今後考えていく必要があるのではないかというふうに思っている次第でございます。
 その他のことにつきましては、教育長から御答弁を申し上げます。
 以上であります。

◯副議長(中西君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田敏雄君) 池田議員の質問にお答えしたいと思います。
 児童・生徒に対する校外学習の進め方という点でございました。
 議員おっしゃるとおり、大変校外での児童・生徒の生活というのは大事でございます。特に、週5日制というふうなことが完全に実施されるようになりますと、子供たちの学校外での生活、つまり地域や家庭での生活の時間が非常に増えてくるわけでございます。
 議員御心配のように、最近の子供たちは今市長の答弁にもございましたが、生活リズムが大変壊れております。これは一にかかって、大人の生活態度が子供にそのまま生き写しになっているということを、大人の私たちはまず最初に反省をしなければならないことだと思います。子供が好んでそのような生活リズムを乱すような生活をしているとは考えられません。遅くまでの塾での学習もございましょう。それから、遅くまでのファミコンゲームやそれに伴っての夜更かしというふうな、深夜の遊びというふうなものが大きく原因をしているということも考えられます。
 また、そういうふうにどちらかというと幼児の生活にまで影響するような夜更かしの傾向というのは、朝子供たちが起きてから、つまり寝覚めが大変悪くて、食事もとらずに学校へいくという子供が次第に増えてまいります。1日の活動源である朝食をとらないで、子供たちが学校へ行ったという状況を見てみますと、ただ単にそれは居眠りという現象的な面だけではなく、肉体的にも精神的にも大変疲労した状態で生活を始めているということは、否めない事実であるというふうに思います。
 そこで、そういったふうな生活リズムを正していくことは、一にかかって家庭教育がしっかりしていただかなければならない問題だと考えます。
 さらに、全体として、遊びや自然体験、社会体験、こういった体験により学ぶというふうな機会が最近の子供たちに大変減っているということは事実でございます。したがって、これらはやっぱり増やしていかなければならないと思います。
 以前に比べますと、砺波市の場合にはスクールバスの利用が非常に申請が多くなっております。これは、校外での学習にスクールバスを利用しようという申請でございますが、校外に出かけていって、自然とのふれあいについて、科目としては理科や社会科の現地学習が多うございますし、さらに、宿泊学習なども盛んに取り入れられておりまして、各学校とも、これは年間の学習の1つとして取り上げております。しかし、それだけでなく、子供たちは実際自分たちが生活をしている場、地域、家庭の中での人間的なふれあい、自然とのふれあいというふうなものがさらに大切であると思います。
 議員御指摘のように、平成8年と9年度には、庄南と鷹栖の各小学校が心の教育の研究指定で進めておりますことは、午前中にも話をしたところでございますが、それだけではございませんで、実は市内の小・中学校10校については、既に以前から特色ある学校づくりというふうなことで、市から援助をいただきまして、例えば、学校の花壇づくり、それからいわゆる花と緑の少年団の活動だとか、それから夜高あんどんの作成をとおして、伝統文化、郷土のよさに目を向けるというふうなこと。それから地域の自然や特色ある行事について調査し、理解を深める活動というふうなことで、午前中にちょっと触れましたが、学校裁量の時間が土曜日にございますが、その時間を利用して自分の校下の、例えば土水門のあった場所だとか、それからお宮さんだとかお寺、その他ここにはこういうふうな石碑が立っていて、こんな歴史があるんだというふうな郷土学習を取り入れて、学習をしている学校等もございます。
 中学校のほうでは、地域の職場体験学習というふうなことで、やなぜ苑の訪問や砺波駅、向山の県民公園の清掃奉仕などのボランティア活動。それから地域の文化を学ぶふれあい広場や地域で活躍する人の話を聞く生き方の授業。それから道徳や学級活動の授業参観に保護者の方が意見や考えを持って参加できるよう、事前に資料の配付と家庭での話し合いを促し、学校と保護者の一体化を図るというふうなこと。また、地域の人材や同窓生から学ぶ講演会、また、砺波学園との交流を通じて、互いに助け合い学び合い励まし合う心を育てる活動というふうなことに、中学校の場合には取り組んできております。
 このようなことで、議員大変力強く、もっと予算をいただいて大いにやれというふうなことでございますが、今後とも御協力のほどよろしくお願いしたいと思います。
 なお、この後考えていかなければならないことは、学校、家庭、地域社会が連携を密にしていることは大変重要なことでありまして、例えばPTA連絡協議会、連合婦人会、青少年育成市民会議、スポーツ少年団本部、老人クラブや児童クラブあるいは母親クラブなど、こういうふうな連合会などの各種団体が共通のテーマとして、共同で取り組む活動になるような働きかけを援助していこうというふうに思います。
 先ほどの市長の答弁にも、それぞれの団体がばらばらではなくて、どこかで横の連携を取りながら、1つのテーマを掲げて実践をしなければならないというふうな話がございましたが、大変大事なことと思い、取り上げていかなければならないと考えております。
 また、各地区の公民館活動に三世代交流事業など、子供たちを取り込んだ行事を取り入れ、その他の行事にも参加しやすい配慮や働きかけをしなければいけないというふうなことや、活用できる地域資源、それから人材をリストアップしまして、そういった方に学校教育の中に直接に参加をしていただいて御指導いただくというふうなことも大事なことだというふうに思っております。
 以上でございます。

◯副議長(中西君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明9月12日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時32分 閉議



平成9年9月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第59号  平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)
議案第60号  平成9年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第61号  平成9年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
議案第62号  平成9年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)
議案第63号  砺波市営住宅管理条例の制定について
議案第64号  決算の認定について
議案第65号  砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第66号  砺波市教育委員会委員の任命について
議案第67号  砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
議員提出議案
第  3 号  道路特定財源制度の堅持に関する意見書の提出について
議員提出議案
第  4 号  農業農村整備事業の着実な推進を求める意見書の提出について
議員提出議案
第  5 号  稲作経営の安定と米政策の確立に関する意見書の提出について
議員提出議案
第  6 号  郵政省事業の現行経営形態の堅持に関する意見書の提出について
請    願  稲作経営の安定と米政策の確立に関する請願外1件