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平成8年12月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成8年12月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問並びに議案第58号から議案第68号まで、平成8年
     度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外10件及び報告第12号 株
     式会社フラワーランドとなみの経営状況の報告について
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 消費税5%の中止を求める請願
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月12日  午前10時01分  開議
   12月12日  午後 2時20分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

 収入役  安 念 鉄 夫 君    総務部長 柳 原 和 夫 君

                   産業建設
 民生部長 中 島 和之進 君    部  長 福 島 敏 夫 君

                   企画調整
 水道部長 福 田 正 治 君    室  長 堀   秋 博 君

 総務課長 老   寿 一 君    財政課長 津 田 俊 祐 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 古 井 勝 久 君    課  長 紫 藤 健 一 君

 上水道               病  院
 課  長 宮 井   正 君    副院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坪 本 正 樹 君

 消防本部              消防本部
 消防長  村 井 宗 之 君    次  長 安 念 政 満 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 太 田 勇 二      局長代理 貝 淵 文 夫

 調査係長 神 島 英 弘



平成8年12月定例会(第3号) 本文

会議の経過
 午前10時01分 開議

◯議長(金堂君) ただいまから本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第58号から議案第68号まで、平成8年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外10件及び報告第12号 株式会社フラワーランドとなみの経営状況の報告についてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに上程案件に対する質疑を行います。
 申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第50条によって、それぞれ20分以内といたします。これに御異議ありませんか。
  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕

◯議長(金堂君) ただいまの発言時間の制限について御異議があります。したがって、起立によって採決いたします。発言時間を20分以内とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(金堂君) 起立多数であります。したがって、発言時間を20分以内とすることに決しました。
 通告により、発言を許します。
 7番 藤井外志男君。
  〔7番 藤井外志男君 登壇〕

◯7番(藤井君) お許しをいただきましたので、私は市政一般につきまして、質問と若干の要望を大きくは4項目につきまして述べさせていただきます。
 第1番目に、2000年富山国体の運営体制についてお伺いいたします。
 1996年も終わりに近づき、あと3年たてば国体開催年になるわけでございます。まして、その前年にはリハーサル大会が開催されますので、準備年間としては2年間しかないのであります。国体の富山県開催が正式決定されるのが平成9年とお聞きしております。そして、正式決定後に実行委員会の設置が義務づけられておりますが、当然その前に、関係各界の参画により準備委員会が設置されるところ、その構成をするべき当市所管の準備室もいまだに設置されていないのはいかがでしょうか。
 県内9市の中では、既に5、6カ所の市で準備室を設置していると聞いておりますが、間近な課題でもあり、当市の予定をお尋ねいたします。また、その組織体制はどのようなものなのか、具体的な案があればお聞かせ願います。
 さて、準備と言えば、次に心配になるのは競技会場となる体育施設の整備についてでございます。バスケットボール会場となる(仮称)県西部体育館の建設については、ぎりぎり平成11年の完成とお聞きしておりますが、その他の関係会場についてはどのような計画でしょうか。
 具体的には、野球場夜間照明設備、サッカー・ラグビー広場の整備等が、また駐車場についても、それぞれ予定計画台数を収容できるのか。目に見えて不足することが予想されるわけでございますが、その対策についてもお答え願います。特に、5日間ほどの会期の中でも、開始式の時間帯に最も混雑が予想されるわけでして、終了後のことも考慮され対処していただきたく存じます。
 次に、砺波市会場となる競技種目は、先ほどより申し上げておる3種目になりますが、それぞれ競技の会議打ち合わせはどのような状況で行われるのか。他市町村とは、お互いに会場種目になるもの、そうではないもの、周知徹底できかねない状況に置かれる場合が起きるのではないかと懸念しております。どのような認識を持っておられるのかお尋ねをいたします。
 加えて教育長にお尋ねいたします。
 今年10月に広島国体を視察させていただきましたが、そこでいろいろな情報を得て国体認識を新たに持った次第でございますが、競技を離れて、あるいは競技を盛り上げる盛況手段と申し上げますか、これは世界中常となっておりますが、開始式を含め、その前のアトラクション等で、小・中学校の児童・生徒、あるいはまた幼稚園・保育園児の周到さ、そして婦人団体等の協力がなくてはそれらの成功はなかったかと思われました。そのために、半年あるいは1年前から練習をしてきたとのことでございました。
 そこで、学校・園等への協力要請をいかに考えておられるのか。さらには、競技を離れたところでは、婦人団体あるいは各種団体等の協力体制を考えた場合、その方々には、これからの準備年間に開催県への視察を要請するべきと思いますが、教育長の御所見をお尋ねいたします。
 次に、青年団体、婦人団体の育成強化と活動拠点について申し上げます。
 当市の成人式は、各地区から推薦された新成人で企画委員会をつくり、式典後の「集いの広場」の運営を行っています。文化会館に同級生が一堂に会して、大変過ぎるほどにぎやかですが、地区の公民館へ帰りますとさほど元気がありません。近年の新成人は、統合小学校を卒業しており、我々が思うほど地区には愛着がないのかもしれません。今は青年団よりも、地区に縛られない趣味のグループや職場サークルに参加する若者が増えてきております。生活水準の向上、マイカーによる通勤圏の拡大などによってボーダレスな時代になり、地元青年団に縛られることはナンセンスという風潮が、青年だけでなくその親にもあるのではないでしょうか。
 しかし、家庭でも地域でも青年は活性化の源です。宝でございます。我々親は、大人は、子供に地域活動の大切さをもっと教えなければなりません。教育委員会でも、若者が集まるまちづくりを推進するため、青年の活動やそれこそ新しいネットワークづくりへの支援を続けていただきたいと存じます。
 さて、青年に比べ女性の地域活動は活発で、特に連合婦人会は地区単位での花壇づくりや資源ごみの回収運動などを行い、大変大きな成果を上げておられます。また、各種大会や行事では主要な役割を担っておられ、その活動を高く評価するものであります。もっとも組織人口の違いもあるわけでございますが、今日までの婦人会活動は婦人学級での学習に始まり、食生活の改善、そして男女共同参画社会の実現へと活動目標も変わってきております。そして、婦人の社会進出に伴い働く婦人会員が増加し、夜間や休日の会議や活動が多くなり、会場の確保に困っていると聞いております。
 さて、そこで要望でございますが、出町幼稚園や出町小学校の移築が完了すれば、ぜひ青年そして婦人の活動拠点となるような社会教育施設の建設に取り組んでいただきたく存じます。ちょっと早い話でございますが、その際には、夜間や休日も会議や活動ができる利用しやすい施設運営をお願いするものでございます。
 第3番目に、CATVについて市長にお伺いいたします。
 これまで、市の広報誌あるいは多くのパンフレットの配布等によりPR活動を続けられ、かなり多くの市民がCATVについて情報を受けとめております。過日も、「市長と語る会」におきましては、逆に市民のほうから「早急に取り組んでください」、あるいはまた、具体的なソフト事業をマルチメディアとあわせて意見を申し出ていたことは、市長も記憶に新しいかと存じます。
 そこで、砺波広域圏1市5町4村におきまして、県内のこれからの利点追求はなされておられるのでしょうか。市長は理事長の立場で、どちらから見られても、我が身に向かってということになりますが、今後の見通しも含めてお伺いいたします。
 第4番目として、市営バスの将来構想について市長にお伺いいたします。
 民営バスも市営バスも、どちらも交通機関のない地区が砺波市内にいまだにあるのはいかがなものでしょうか。高齢化対策、言いかえれば高齢者の交通安全対策として検討していただきたく存じます。
 過日、某新聞の報道で次のような見出しで記事が載っておりました。「能力過信!危険です」さらには「高齢者ドライバーの事故、依然増加中」。このような見出しで、商店といたしましては、65歳以上の高齢者のドライバーが加害者となる交通事故が後を絶たない。県警によると、高齢者が加害者となった事故の割合は、全国平均5.4%に対し本県は7.1%、これは95年の統計でございます。今年の統計はまだ出ていないものの、その割合はさらに増える見込みだという県警交通企画課の統計資料でございます。
 県警では、今年6月から、免許更新時に運動能力を試験するCRT運転適性検査を導入、高齢者の意識を高めようとしているが、受験者は11月末までに約200人でございまして、対象のわずか8分の1にとどまっている。同交通企画課におきましては、若者はゲーム感覚で受けてくれるが、高齢者は何十年も運転してきているプライドからか、なかなか嫌がって検査を受けてくれないと渋い顔をしている。このような記事が載っているわけでございます。
 また、高齢者が加害者となった事故は、91年に321件だったが、95年には645件と、4年間で約2倍に膨れ上がった。高齢化が進み、毎年約5,000人ずつ高齢免許人口が増えているのも要因である。
 以上、抜粋して申し上げたのでございますが、まさに真意をついていると思います。
 これは県全体のことですが、砺波市はもっと高齢化率は高いわけですから、十分に検討する余地はあるかと思います。砺波の高齢化率あるいは地区の高齢化率を考えますと、もっと高い地区にそのようなバスが通っていない地区もあるわけでございます。
 そこで、これらの対策として、運転適性検査を受けていただくことも大変重要な課題でありますが、私が申し上げたいのは、検査を受けた後々のことを考えますと、だれもがいつかはハンドルを握ってはいけない時期が来るということを考えざるを得ません。それも急激にその人口が増えてきております。
 したがって、例えば、私がそのような方々に、「あなたは運転能力が衰えているから、今後は自動車の運転をやめてください」あるいはまた「お宅のおじいちゃん、おばあちゃんに運転させないようにしてください」と訴えましても、その受け皿がないのでは説得も何もできないのです。そんなとき、「バスを利用してください」と言いたくても、そのバスが通っていないのでは、砺波市行政は何をやっているのかということになりかねないわけでございます。
 どうか交通機関につきましては、市全体を見直していただきたく存じます。私は、地区によっては大きなバスは必要ないと思っております。せめて、乗用車程度のものを1日数回往復すれば、現状が事足りるかと思います。市長の見解をお伺いいたします。
 いろいろ基準が難しいと思います。しかし、何か方策があると信じております。いかがでしょうか。どうぞ御検討願います。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 藤井議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 まず最初に、2000年国体の問題でございますが、あと4年で2000年になるわけでありますが、準備期間は大体3カ年というふうに思うわけであります。来年には、準備室を設けて準備をしていきたいと思っておるわけでございまして、その他の時間のかかる施設につきましては、今までも着々進めておるわけでありまして、県営の体育館につきましても、今年は実施設計をつくるということで準備は進められておるわけであります。その他、照明でありますとかラグビー場の整備というようなものは、これからまだ進めなければなりませんけれども、これは時間的にもまだ十分間に合うと思っているわけでございます。
 富山、高岡のように、たくさんの種目をやるところにつきましては準備も大変でありまして、早くから準備室を設けておるわけでありますが、砺波のほうは3種目でございますので、3年間あれば十分やれるのではないかと思っているわけでございます。
 もう1つは、年々どうも国体が派手になり過ぎるのではないかというふうに私は思っておるわけでありまして、ああいう観光のような派手な国体の開催の仕方につきましては、ほかの真似をしなければならないということはないと思いますので、自粛をして、簡素の中に、スポーツの振興とかあるいは友情の輪を広げるとか、そういう精神的な面については十分やっていかなければならないと思うわけですが、物質的な派手さというのは、どんどんエスカレートしてまいりますと、将来非常に問題が残るというふうに思っているわけでありまして、いろんなそうしたサービスにつきましては、余りにも派手過ぎるということはいかがなものかというふうに私は思っているわけでありますので、できるだけ質素な形でこれをやっていくということを考えていかなければならないのではないかと思っているわけでございます。
 それから、河川敷等の駐車場につきましても、現在は約500台ぐらいの可能性があるわけでございますけれども、サッカー・ラグビー場の下流等にも駐車可能な広場もあるわけでございますので、今後そうしたことなども建設省あたりと話をして、さらに駐車台数が増えるような手段を講じていきたいというふうに思っているわけであります。
 競技その他につきましても、競技協会等につきまして逐次準備をしていただくようにお願いいたしたいと思っている次第でございます。4月には、国体準備室というものをつくっていこうと、こういうふうに思っている次第でございます。
 次にCATVの問題でございますけれども、CATVにつきましては、今までも普及をするためのPR活動をやってまいったわけでございます。行政としてもこれを使っていきたい、こういうことを考えておるわけでございまして、そのためにはまずケーブルを張るということが大事でございまして、そうした方向で今郵政省あたりとも話を進めております。
 やはり、CATVというのは放送でありまして、1カ所から一方的に放送をする、それを受ける施設をつくって受けるというものでありますけれども、我々が目指すのは通信事業ということになるわけでありまして、放送と通信との融合ということが、まだいろいろ問題が郵政省の中にもあるわけでありますけれども、アメリカあたりは完全に融合してしまっているわけですけれども、日本の状況はまだ完全に融合しておりません。そういう点では、今後さらに融合を図るような手段あるいは規則というものを緩和して、そしてこれを融合させていくという、幾つかのハードルがあるのではないかと思っているわけでありまして、そうした問題につきましてもいろいろ話し合いを進めております。
 また、補助は例えば郵政省でもらうわけでありますが、起債その他は自治省で借りるということになりますと、自治省の立場あるいは郵政省の立場というものがあるわけでありまして、だんだん話を進めていくと、そこら辺でいろいろ問題もございます。そうしたことなども今一生懸命詰めている最中でございます。そういうようなことなどを詰めながら、とにかくネットワークをつくっていこう、こういうふうに思っておるわけでございます。
 前にお示しいたしました一つの計画大綱につきましては、計画はああいう形を取りたいと思っておるわけでございますけれども、金額も非常に大きいということ等もありまして、2段構えでいく必要があるかもしれません。まずは、第1段階をこの範囲、その次はこの範囲というような形にする必要もあるかもしれません。
 郵政省のケーブルテレビの補助の枠が非常に小さいものですから、余り大きいと向こうもなかなか一挙に行きにくいというようなことなどもあるように見受けられまして、そういう点について検討いたしたいと思っている次第でございます。
 しかし、郵政省にしましても、自治省も来年から新しいCATVの事業を起こす項目を考えているわけでありまして、各省がそういうものに対する施策をどんどん進めておることには間違いないわけでありまして、その中で一番いい方法を考えていかなければならない、こんなふうに思っておるわけでございます。
 いろいろ利点追求ということをおっしゃっておるわけでございますけれども、私どもはやはり、そうしたケーブルを張ることによって多目的に使えるということを考えておるわけでありまして、そうしたことで本当の利益が出てくるのではないか。
 ただ、1つだけの仕事にこれだけのケーブルを張るのはもったいないというふうな感じもいたしますので、多目的に使いたい。多目的に使うには、今申し上げたような問題があったり、あるいは容量の問題があったり、いろいろあるわけでございまして、そうしたことなど技術的な面も考え合わせながら将来に備えていきたい、こんなふうに思っている次第であります。
 そういうことで、今後この計画を進めていきたいと思っておりますが、計画その他につきましては、若干移行するようなことがあるかもしれませんけれども、目下一生懸命詰めている最中でございますので、まだ決定的なことを申し上げる段階にまでに至っておりませんが、とにかくCATVはこれからの情報化時代にはなくてはならないものでありますし、またこれを巧みに利用することが、この地域の情報化につながりそしてまた発展にもつながっていくというふうに考えておるわけでございまして、これを今後とも進めていきたいと思っているわけでございます。
 それから、市営バスの問題でございますが、バスの通っていない地域もあるのでありまして、初めから通っていなかったのではなくて、もともとあったのでございますけれども、だんだん乗る人が少なくなってまいったわけであります。
 現在、市営バスが通っておりますのは、栴檀山線が6便、高波線が4便、東般若線が3便、こういうふうになっておるわけでありまして、平成元年の利用者数を100といたしますと、7年度は72.49と約3割ぐらい下がっているわけであります。
 また、東般若線につきましては、平成5年に改修をいたしたのでありますが、2年連続で10%近く落ちてきている。そういうことで、範囲が80%ぐらいになって、だんだんと利用率が落ちてくる、こういうようなことでございます。そういうことで、自動車時代になってまいりますので、どうしてもバスの利用度が落ちてくる。
 中野線につきましても前にはあったわけでございますけれども、58年には3種生活路線になった。59年には2種生活路線にまた復活をいたしましたが、62年にまた3種生活路線になり、これが3年以上経過いたしますと、生活路線の補助が打ち切られるというようなことで、63年の4月には、乗合バス事業免許から貸切バスの免許に切り換えたということになったわけでありまして、加越能バスが廃止、代替バス運行ということで開始をしたわけであります。
 そういうふうに、なかなか利用率がありませんので、冬期間は庄西中学校にも回して、子供たちも乗ってくれるように回したわけでございますけれども、依然として上がりませんで、平成3年には乗車率が1.6人になってしまった。そういうことで、やむを得ないので、地元の皆さんや市や事業者とも協議をいたしまして、これをやめたというような経過があるわけであります。
 そういうことで、利用してもらえれば当然バスも存続しておるわけでありますけれども、利用してもらえないのではどうにもならないということでやめたわけであります。
 藤井議員がおっしゃるように高齢化が進みまして、高齢の方々が自動車運転をするのは非常に危険だということを言われるわけでありますが、そういうような人たちが、今度バスを運行したらならば乗ってくれるのかどうか、その辺も大変難しい問題でありまして、おっしゃるような1日に乗用車を1回か2回運行するという方法もあるのかもしれませんが、こういうような問題につきましては、今後いろいろ検討をいたしていきたいと思っておるわけでございます。
 今後、そうしたことを検討しながら、そういう方法がいいのかどうか、また利用者が本当にあるのかどうか、そういうようなことなどもよく検討しながら対策を講じていかなければならんと思っている次第であります。
 以上であります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) それでは、藤井議員さんの質問について、私のほうから3点答弁申し上げたいと思います。
 まず最初に、2000年国体の運営体制の中で、種目別の3種目の焦点ということでございますが、各競技にかかる審判員、競技役員や補助員の養成については、それぞれ県の競技協会が中心になって計画的に実施しております。各競技の競技協会との窓口の市町村が決まっていまして、バスケットボールは砺波市がその競技の窓口になっております。軟式野球は高岡市、ラグビーは魚津市が中心になっているわけですけれども、それぞれの担当の市が中心となって、県の競技協会と連絡調整会議を持ちながら、現在は競技用具の整備、審判員、役員の編成やリハーサル大会、前年にございますが、これの開催準備等を相談しております。
 市町村は、県の競技協会との打ち合わせが原則であるので、市町村の競技協会には準備状況が周知されていないのが現状であります。そのため、砺波市では、それぞれ市の協会の皆さんには、県協会との打ち合わせ会の内容や進捗状況等の伝達会議を開催して情報交換を行っております。
 また、広島国体や大阪のリハーサル国体の視察に積極的に参加して、国体の認識を高めているわけでございますが、先ほど議員さんが御心配なさっておりました開始式におけるアトラクション関係については、小・中学校、幼稚園、保育所、高等学校の先生、また受付案内、無料休憩所、交通誘導、駐車場等は市民の皆さんの協力が必要となるので、婦人会等の皆さん、それから市民ボランティアの皆さんにも、来年度開催される大阪国体を視察していただきまして、その後で、具体的に自分たちはどうすればいいのかというふうなことを検討していかなければならないと考えております。
 それから、運営体制のことでございますが、市長が先ほど大枠について述べられたとおりでございますけれども、もう少し具体的に数を挙げてみますと、種目別、3種目のことでございますが、これらの選手、監督、役員、視察員の宿泊予想の人数でございますけれども、バスケットボールはおよそ330名、軟式野球はおよそ220名、ラグビー、フットボールはおよそ640名、報道関係の皆さんが約20名ということで、宿泊の予想では合計約1,200名の方を予想しております。
 それから、御心配の駐車場及び輸送関係でございますけれども、現在予定している駐車場は約1,300台を予想して考えております。一般観覧者の駐車場が不足することが予想されますので、民間施設の借用や計画輸送バスを検討しなければならないのではないかと考えております。
 それから、競技にかかわる運営の人員でございますが、直接競技にかかわる競技役員、審判員などでございますけれども、これは県の競技協会で編成準備をしております。受付案内、宿泊輸送、会場整備、駐車場等の業務に携わる競技会役員については精査をしていないが、大体1日当たりおよそ200名というふうに想定しております。
 それから最後に、リハーサル大会の予定でございますが、バスケットボールは平成11年の8月上旬、現在建設にかかっております(仮称)県西部総合体育館、ここを会場というふうに考えておりまして、全国教員の女子大会で約36チームが参加を予定しております。
 それから、軟式野球でございますが、これは平成11年の9月の中旬で、砺波市野球場を会場にしまして、高松宮杯の一部の全国大会32チームが参加を予定しております。ただし、会場は、高岡、新湊、砺波、小矢部、城端の5会場で実施するということになります。
 ラグビーについては、平成11年の6月中旬、砺波市の多目的競技場で、北信越高等学校の大会12チームを予定しております。リハーサル大会、それからおよその役員、宿泊人数等、このようなことを現在想定しているわけでございます。
 次に、御質問の青年婦人団体の育成強化と活動拠点ということでございますが、青年団体の育成強化については、ここ10年近く、市連合青年団が組織できない状態の中で、今年の春に青年たちに声をかけて実行委員会をつくり、夏に当市で富山県青年大会を開催いたしました。
 そして、秋には、当市から64名の選手役員が全国青年大会に参加をしました。その後、青年大会に参加した青年たちが中心になって、若者のネットワークをつくる準備を始めているところでございます。
 青年団体の活動拠点については、この新たな組織づくりを行うため、今まで連合青年団が利用していた市体育館の一室を若者の活動拠点とするよう指導するとともに、今後とも青年リーダーの養成事業への派遣や学習活動への支援を続けたいと考えております。
 婦人団体については、市内の19団体で構成する市女性団体連絡協議会があり、男女共同社会の実現に向けての運動を展開しております。その中心にある市連合婦人会の活動内容と実績は県内のトップクラスでございまして、当市の地域づくりにはなくてはならない存在でございます。しかし、年々勤めに出る婦人会員の方が増加をしてまいりました。夜間や休日の会議が、当然そうなりますと多くなってくるわけでございますが、来年から当分の間は、青年団と同様に、市の体育館の一室を市の連合婦人会の活動拠点として利用していただくことになっております。
 なお、先ほどの御質問の中で、小学校それから幼稚園等、仕事が終わったら、その後、青年団、婦人会等の活動拠点ということも考えるようにというお言葉でございましたが、その点についても、今後時間を経て検討してまいりたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 藤井議員。
  〔7番 藤井外志男君 登壇〕

◯7番(藤井君) 2点ほどもう少しお聞きしたいと思います。
 1点は市営バスの件でございますけれども、市長から「検討していきたい」というお言葉でございますので、一時はほっとしておるわけでございますが、その中で、今後そんな需要があるのかというお話を何度も言われましたので、参考に申し上げますけれども、ここ1、2年におきまして、中野地区ということもちょっと出ましたので申し上げますが、中野地区におきまして、大変バスを通してくれという人が増えてきております。なおまた、中堅の方々からは、「おらっちゃお年寄りをバスに乗せるように説得すっちゃ」というような声もたびたび聞いておる次第でございますので、今後の検討課題の参考になればと思いまして申し上げておきます。
 それからもう1点は、国体関連でございますけれども、駐車場の件で、近隣を借用するというようなお話でございました。恐らく、田畑をお借りになるということになるかと思いますけれども、借りるということはまた返すということでございますので、その辺どのような方法でお借りになるのか。埋めるわけにもいかないでしょうし、ちょっとぴんと来なかったわけでございます。何か具体策あっての借用でございましょうか。その辺2点をお聞きいたします。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 現在、民間のほうを借りる予定にしておりますが、まだ先方に話をして、お宅のものをお借りしたいというふうには確定はしてございません。
 ただ、近くに企業が総合運動公園の横にありますが、相当の広さを北側のほうに持っているようでございまして、一部そういったところが借用できるかどうかというふうなことは話題に上がっております。しかし、そこが整地等でかえって経費が高くつくようですと、そうでない方法を考えていかなければならないということで2、3当たっているところですが、確定しておりませんので、これは余り時間もありませんので、今後なるべく早く検討して、そのことをはっきりさせなければいけないというふうに思っております。

◯7番(藤井君) 田んぼを壊すとどうなるか。

◯教育長(飯田君) それも、どこどこの田地を借りて云々というふうなことまでは、まだ話が煮詰まっておりません。

◯議長(金堂君) 18番 前田喜代志君。
  〔18番 前田喜代志君 登壇〕

◯18番(前田君) 私は、市政一般に対する3点の課題について質問をいたします。
 市長並びに関係当局の御答弁をお願いいたします。
 まず第1に、交通安全対策の推進について伺います。
 最初に、道路交通の安全確保、こういう観点からでございますが、秋から冬にかかる今の季節は、夕方の通勤時間帯になりますと真っ暗になってまいります。交通事故も、例年この時期のこの時間帯に最も集中して発生している県下の傾向にございます。比較的交通量の多い主要地方道、一般地方道でも、道路照明施設も防犯灯も少ないところがあります。道路照明施設には設置基準がございますから、市道等の交差点やカーブや坂道あるいはバス停付近など、少しでも道路照明により事故の減少が図れるように、県に働きかけをして順次整備をしていく必要があると思います。
 この2点目は、高齢運転者への安全運転教育を徹底する課題についてでございます。
 今ほど、藤井議員から若干の問題提起もございましたが、今、砺波に2つの自動車学校がございます。ここと連携をして、交通安全協会と一体となって、シルバー運転講習事業あるいは運転適性診断事業を新年度からスタートできないか。
 岡山県の久米郡の5つの町で、高齢者の事故防止に安全教育条例を設けてこれらの事業を進めています。砺波市内の免許保有者2万4,008人、うち60歳~64歳の免許人口は1,600人、65歳~69歳では1,300人、70歳~79歳では1,100人、80歳以上の方が110人、こうなっておりますが、65歳以上の高齢者の免許保有率は10%と年々高くなってきております。
 ペーパードライバーの方を除くにいたしましても、年間500人ずつこの事業に参加をいただいて、自分の視力の低下がどのような状態であるか、体の機能の衰えがどんな状態であるか、そういうことをしっかり自分で把握をして、運動能力がどれだけ低下しているか、このことをしっかりと自覚をして、みずからの運転能力を再認識する機会にしていただきたい。後を絶たない高齢者ドライバーが加害者となる交通事故をぜひとも撲滅していきたいものであります。
 先ほど、CRTの運転適性診断の話がございました。これは、最近開発された機種でございまして、お年寄りには、なかなかこの機械になじむのに時間がかかる。従来のシミュレターによる運転適性診断なら、まだ通常の自動車運転のような状態でできますので非常になじみやすい。市内の民間事業所とも連携をして、このような事業をぜひ展開していただきたい。
 次に、高齢者福祉の推進について伺います。
 公的介護保険制度が、2000年を目標に創設されていけば、これに対応できるサービスの基盤整備も急がなければなりません。長崎県の琴海町、人口1万2,000人の農村でございますけれども、ここの町立病院の森 俊介委員長は、10年前に赴任したとき、お年寄りの社会的入院でベッドがふさがっていた。どうしても病院でみなければならない半数の人を除いて、自分の家に帰ってもらった。
 それから、一生懸命地域の公民館で健康教室に取り組んだ。退院された人の近所からもみえている。成人病の話なんかをした後に、「ところであなた、あなたのお隣に住む寝たきりのお年寄りをどうします?」こう問いかけ、「どうすると言われたら、やはり面倒をみなければならんでしょう。今みる番、いつかはみられる番」。こうして地域で助け合いが始まってきた。障害を持っても、年をとって不自由になっても、安心して介護を受けられる質と量を、保険と医療と福祉とそして地域が共同してつくり上げられているのであります。
 当市でも、市民一人ひとりが福祉への関心を高め、真に長寿を祝福しあえる地域社会にしていかねばなりません。老人保健福祉計画の前期3年を過ぎようとしております。あと3年、平成11年度いっぱい、ここまでニーズの高まり、広がりにどうこたえていくか。デイサービスは60日に5回、12日に1回、こういう現状でございます。
 実施目標は、寝たきりあるいは痴呆性老人の利用回数は週2回、虚弱老人は週1回、こう目標で決めてまいりました。ホームヘルプサービスは、休日及び早朝、夕刻などの多様なニーズに対し適切なサービスを提供する、こう決めてまいりました。ひとり暮らしの高齢者に対し、栄養のバランスを考えた寝たきり予防のための配食サービス、これについても実施に向けて検討する、こう決めてきたのであります。3度の毎日の食事は、十分な調理ができないために欠食がちの実態があります。市の総合計画年次計画に、何とかこれらの事業を少なくとも組み込んで、これくらいは実現させ、地域福祉と連携して、ふれあい、支え合いのネットワークをつくらねばなりません。いつまでにどうできるのか、どうしたいのか簡明な答弁を求めます。
 次に、入札制度などの改善について伺います。
 ゼネコン汚職事件をきっかけに、公共工事の入札における談合の防止と透明性を高めるため、多くの自治体で多様な改善策がとられてまいりました。全国的には、368の市、54.1%の市で一般競争入札方式が導入されてまいりました。
 また、建設・自治の両省が、「工事完成保証人制度」は、業者同士がもたれあい、談合の温床になる恐れがあるとして、今年の4月からこの制度の廃止を求め、県を通じ市町村にも指導されてきたところであります。
 その結果、市の6割以上がこの制度を廃止して、これにかわって金銭的保証を中心とする新たな履行保証体制に移行しております。加えて、一般競争入札に切り換えてきたその市でも、なお談合の事実があり、くじ引き方式を採用して、あらかじめ応札希望業者をくじ引きで絞り込んだ上で入札をすれば、談合で受注予定者が決まっていても、くじで外されれば応札できない、談合の抑止効果があるなどの改善が図られています。
 当砺波市におきましても、1億5,000万円を超える入札契約に当たっては、一般競争入札方式の導入、あるいはくじ引き方式、履行ボンド制を取り入れるなどの談合防止策を早急にとられたいと思います。
 また、国、県の指導にもかかわらず、8年度当初から踏み切らなかったのは、どのような理由からか明らかにしていただきたいと思います。
 最後に、随意契約について伺います。
 ある自治体の設計業務委託や工事の請負契約の随意契約をめぐる裁判で、その手続きがずさんであったことから、市側の違法性を認める判決が出されました。この中で問題となったのは、契約した受注者が下請負に出して、その下請負の契約額が市の発注額を下回り差額が出た。この差額分について、市長に損害賠償を求め、市に対し返還するよう命じられたのであります。
 当市では、随意契約した受注者が下請負に出しているケースとしてはどのようなものがあるか。丸投げのようなケースは一切ないか。随意契約による場合の契約額の決定方法に改善すべき点はないか。
 以上、大きく3点の課題について、当局の答弁を求め質問にかえさせていただきます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 前田議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 まず、交通安全対策の問題でございますけれども、主要地方道とか一般地方道に対する街灯の問題でございます。
 おっしゃるとおり、一番見通しの悪いのは、1日のうちでも、黎明あるいは薄暮の時期が人間の目には非常に向こうが見にくいという時期でありまして、今は早くから暗くなりますから、我々が活動中にそういう時間があるというようなことが交通事故に大きくつながっていると思うわけであります。そうした状況でありまして、その時期は特に気をつけていかなければならないわけでありまして、運転者全員もそのようなことをよく理解をしながら運転をしていただかなければならないと思っておるわけでございます。
 今、国道、県道、市道等につきましては、主要の交差点とか横断歩道のある交差点、あるいは急カーブの勾配など、危険の大きい箇所等につきましては、優先的に道路照明をつけているわけであります。しかしながら、これをつけましてもまたいろいろと問題がありまして、田んぼの作が悪くなったとか、あるいは民家から光があって夜眠れないとかというような苦情もあるわけでありまして、そうした人たちの同意を得ないながらもやっていかなければならない、こういうような状態でありまして、そうしたことをお話をしながら、案内箇所にはそうした照明灯もつけなければならないというふうに思っておるわけであります。
 そのほか防犯灯等もあるわけでありまして、これは交通安全ではなしに防犯の目的でやっておりますが、これはまた地元のほうと話し合いをしながら進めていくというようなことでございまして、道路照明等につきましては、そうした危険な箇所は、今後とも逐次国や県に対しても要望もし、また市のやるべきところは市がやっていくというようなことでやっていかなければならないと思っているわけでございます。
 その他の問題は、民生部長から御答弁を申し上げます。
 高齢者福祉の問題でございますが、いろいろ話の中にもありましたとおり、私はやっぱり、高齢者福祉の第一義は、何でも行政の責任だというようなことを言ってもらっては大変困るわけでありまして、やっぱりまず第1番は、親族が第一義的にそうした高齢者の介護をしていかなければならないと思っているわけでございます。
 今は、若い人はみんな東京かどこかへ行ってしまっているというような場合でも、やはり体でかけなければ金を出すというような体制というものをつくらないと、年寄りを放っておいて、地元へにじりつけていくというような考え方というのは直していかなければいけないんじゃないか。そういう人たちには、何がしかの福祉金というものを出してもらうようなことを考えていかないと、なかなかこれからの高齢者福祉というのは大変な負担になってくるわけでありまして、そうした人たちもある程度の負担をすべきであるというふうに思っているわけでございます。
 その次は、今申し上げましたような近隣の皆さんで助け合う、社会全体で助け合っていくということが第二義的に考えていかなければならない問題であろうと思っているわけでございます。
 そして、さらにその次の段階では、それでもなかなか追いつかないという段階で、公的な介護をやっていくという段階を踏みながら、高齢者介護というものを進めていかなければならないのではないかというふうに思っているわけでございます。
 そのためには、やはりそうした機運を醸成をしていくことが非常に大事でございまして、皆さんの意識をそこへ持っていただかないと、福祉は国や県や市がやればいいというような考え方では、これからの高齢者社会には到底対応できないというふうに思っているわけであります。
 そういうようなことで、今後とも高齢者福祉につきましては、まだまだやらなければならないこともあるわけでありまして、デイサービスにつきましても、今回ショートデイサービスセンターができまして、これでかなり進むというふうに思っておりましたが、だんだん掘り起こしといいましょうか、参加をする人が多くなってくるものですから、なかなか計画どおりにはまいりません。
 市といたしましては、今後ホリデーサービス事業を実施しよう、土・日曜もデイサービスを提供しようということを考えているわけでありまして、それによって回数を幾らかでも増やしていくということを考えておるわけでありまして、さらに来年は、南部デイサービスセンターを設置をいたしまして、やはり週に1回は、皆さんがそれを利用できるという体制に持っていかなければならないというふうに思っているわけでございます。
 そういうようなこととか、あるいは食事のサービスということもあったわけでございますが、こうした人たちはどれぐらいの人たちが必要なのか、こういうことも調査をしなければならないと思っておるわけでありまして、やり方につきましても、必ずしも市がやらなければならないというものでもないわけでありまして、今ほどおっしゃいましたような民間サービスというようなことなども考え合わせて、実施をするとすれば考えていかなければならないというふうに思っておるわけであります。
 そういうふうに、まだ福祉の面では、これからもう少し充実させなければならない面があるわけでありまして、そういうものを逐次進めるというふうにいたしていきたいと思いますし、昨日も申し上げましたようなことで、市の機構も変えまして、さらに福祉の度合いを高めて高齢者時代に対応する体制をつくっていきたい、こんなふうに思っておるわけでありまして、そうしたことなどを逐次進めていきたいというふうに思っておる次第でございます。
 それから、その他の入札問題につきましては、助役のほうから答弁をすることにいたしたいと思います。
 以上であります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 前田議員の入札についての御質問にお答えいたしたいと思います。
 まず1点目は、談合防止策の検討等についてでございます。
 日ごろから、入札に関してましては、透明性そして公平性を確保するためにいろいろ努めているところでございます。入札業者の選定に当たりましては、極力、基準の数値よりも増やしまして、参加機会の拡大と競争原理の導入ということで努めてきたところでございます。
 そして、御質問の中にございましたが、一般競争入札に踏み込まなかったのはなぜかということでございますが、砺波のいろいろな事業があるわけでございますが、工種・規模等を勘案しながら、今後に向かっては、いろいろ他市の実例等も参考にしながら努めてまいりたいというふうに思っております。
 それから、御指摘のございました保証についての取り扱いでございますが、確かに議員さん御質問のように、履行ボンド制につきましては、市では50数%ということでございますが、市町村全体では約3割の公共団体が導入しているところでございます。私ども、そういう他の市町村の動向を勘案しながら、新年度には取り組むように検討してまいりたいというふうに思っております。
 次に、随意契約についての丸投げの御質問でございますが、これは建設業法には一括して下請けすることは禁止されているところでございます。したがって、そのような実態は私はないというふうに思っておりますが、今後とも、下請けにつきましては、ちゃんと届け出をすることになっておりますので、業者の指導に万全を期してまいりたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 前田議員さんの交通安全対策の推進についてのうち、2点の御提案について御答弁申し上げたいと思います。
 まず、シルバー運転講習の実施についてでありますけれども、高齢運転者の事故防止対策としては、まず運転者自身に運転適性能力の自覚を促すことが大切であります。その方策といたしましては、自動車学校と連携してプロ指導による体験型運転者講習の実施が効果的と考えられております。
 こうした講習会の内容につきましては、落下物の反応検査、勘ピューター検査、ドライビングシミュレーション検査、実車運転による指導員によるチェックなどがメニューになって実施されるものでありますが、平成6年度よりシルバードライビングスクールを実施しておりまして、これまで195名の方が受講しておられるわけであります。
 市といたしましても、特に交通事故の割合の多い一帯にある70歳以上の高齢運転者を対象に、老人クラブ連合会等の協力を得ながら、来年度よりこうした体験型運転者講習会の実施にも力を入れていきたいと現在計画しているところでございます。
 また、運転適性診断事業の実施につきましては、自動車学校で実施できるものでありますので、体験型運転者講習会の中で取り入れていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 18番 前田喜代志君。
  〔18番 前田喜代志君 登壇〕

◯18番(前田君) 市長の答弁がございましたが、デイサービスのほうですね。ヘルパーの早朝対応、あるいは夜間対応、そして休日等の対応についても、これはうちの老人保健福祉計画の重点施策でございまして、これについても御答弁をお願いしたいと思います。

◯議長(金堂君) 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) ヘルパーの早朝、夜間のサービスは、もう既に実施をしているわけでありまして、先ほどちょっと抜けたかもしれませんけれども、実施をいたしておるわけであります。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 3番 江守俊光君。
  〔3番 江守俊光君 登壇〕

◯3番(江守君) お許しを得ましたので、通告いたしました3点について、若干の意見を交えながら質問と提案をしたいと存じますので、よろしくお願いします。
 まず1点目でございますが、私にとりましては、大きな視点での考え方と、これにあわせて2、3の具体的な要望をいたしたいと思います。
 さて、砺波市は市勢の順調な発展を背景として、大型事業が相次いでおります。建設面では、運動公園、四季彩館、美術館。土木面では、区画整理事業、下水道事業、道路事業など、国の補助金あるいは起債を財源とし実施されているものであります。
 しかし、そこには大きな財政負担が伴っているものと思われます。公共事業のメリットとしては、市民生活の向上のため、あるいは行政サービスの利用者が市内外に広がりを持っている場合で、基幹的な公共施設の建設のために多額の資金を要する場合などに大きな恩恵があると言えます。
 しかし、さきに示された総合計画の実施計画を見ますと、建設事業費は、平成8年度47億3,600万円余りから平成9年度は4.9%の伸びを予定しているものの、平成10年に至っては42億円余りと前年比15.2%の大幅減と、この方向の計画は減少し伸びないものとなっております。
 大型事業は社会資本の整備ということで、市全体の大局的な方針に基づき、メリットも多いかと思いますが、この辺で方向の見直しを考えるものであります。極端に言うと、大型事業、補助事業には大きな欠点もあると思うからです。
 まず、地方の主体性の問題です。国庫補助は、国の定めた条件を満たす場合に交付されますが、補助金を受け入れようとする場合は、地方の自由な判断と相入れない場合が生じるのではないかと思います。まず、国庫補助が交付されるということで、必要性の乏しい事業でも受け入れるケースがあるのではないでしょうか。
 もう1点は、予定規模以上の超過負担を招くケースがあるのではないかということです。事業を行うには、国などの意向を無視できず、国の定める水準以上の事業を実施する無理をしている場合があるのではないかということです。
 一方、市側で考えてみますと、大型事業の数は限られていますし、どうしても効率のよい地点に建設される傾向があり、集中化の傾向が生じており、やむを得ない選択かもしれませんが、市全体のバランスのある発展を目指すには結びつかない結果となっているのではないでしょうか。
 また、私は大型公共事業により、各地区の生活に密着した要望が後回しになっているのでないかと懸念するものであります。補助金がつけばという待ちの姿勢もあるのではないかと思います。
 具体的には、高波地区におきましては、最近、交通事故が多発し、危険性が指摘されている箇所があります。その中に、通学路の道路安全施設の確保ということで、前々回から強く要望しております。県道北高木新富町線の林地区からの消雪路線の延長、また富山戸出小矢部線、江波四角の交差点改良、必要と思われる信号機の設置など、なかなか実現に至りません。また、福祉、社会教育の充実に、地域に予算配分の幾らかの増があれば、失われつつある地域コミュニティの再活性化に大きな意味があるのではないでしょうか。
 質問といたしましては、これからの砺波市を考えていく上で、どのような投資事業の基本方針をお持ちなのかお伺いいたします。例えば建設事業については、1億円以上の大型事業に対する一般財源の支出と、それ以下の事業に対する財源の割合について、大型事業に偏っているのではないのか。また、大型事業、補助事業とこれに対する単独事業の割合について、一定の目安となる配分計画を立てておられるのかお考えをお聞かせ願います。
 各地区の実情、住民のニーズに即したきめ細かな配分を計画的に実施することに工夫をしていただくようお願いするものであります。
 次に、幼稚園に対する私の質問と提案に御答弁をお願いします。
 まず、冒頭に、6月議会において、幼稚園の3歳児の受け入れに対し要望いたしましたところ、当局に迅速なる対応の方針を示していただき感激しております。この場をお借りし、市長並びに教育長、教育委員会に対し心より感謝の意を示すものでございます。
 幼稚園は、学校教育法の理念から、就学前の子供たちの心身の発達を助長することを目的とし、これを実現することにあるとされております。今後とも、就学前の子供たちに、個々の特性に基づき、個性を発揮させるための過程における基礎教育として、幼稚園はさらに重要さを増すものと考えられます。また、父母の望むところは、この教育内容の充実にあると思います。
 一方、将来の砺波市を託する子供たちにしっかりとした幼児教育を施すことは、砺波市の人的財産を高めるものとして大きな意味を持つはずです。
 以上のことを踏まえ、幼稚園教育を進めていらっしゃる教育委員会の教育内容の充実に対する将来展望をまずお聞かせ願います。
 さて、そこで私から一つの提案を申し上げたいと存じます。それは、幼稚園の園長先生は、今では地区が属する小学校の校長先生の兼務ということになっておりますが、これをその地区にいらっしゃる教職を退職された先生方の中から、非常勤嘱託のような形で任命できないかということであります。
 その1つの理由としては、兼務された校長先生方では、小学校の子供たちの育成のため日々努力されているのが現状で、なかなか幼稚園にまで手が回らないのが実情ではないかと思うのです。
 子供たちは、運動会など年に何回か訪れる園長先生に対して、「園長先生、園長先生」とすり寄る姿には愛らしいものがあります。校長先生方への大きな負担と、幼稚園の園長がほとんど不在であることから、幼稚園教諭の皆さんへの負担ということでは問題があるのではないでしょうか。週何回かの嘱託園長でも、幼稚園の管理運営面で大きな質的向上となりましょう。
 また、もう1つの大きな理由は、幼稚園はより地域に開かれた存在とすることであります。幼稚園は、中学校、小学校に比べ、より地区に密着した形で設立している関係から、幼い子供たちに対して、幼稚園と地元が一体となって教育を行う関係をつくることができるのです。幼稚園は、子供たちが地域での人間関係を体得していく第一の場であるし、若い両親にとっては、PTAなどを通じ、地域コミュニティの活動の第一歩を踏み出す場でもあるのです。幼稚園にこそ、地区を単位とする養育機能が重要と考えるのです。その意味で、地区との連携に、地区出身の嘱託園長はよい効果をもたらします。嘱託園長といえば、地区事情に精通していることから、子供の親や家庭への援助、関係機関との連携も行いやすく、その職責から長年蓄積した子育てのノウハウもお持ちです。子育て支援の役割も十分に果たすことが期待できるのではないでしょうか。
 実は、このような取り組みは、お隣の福岡町でもなさっていると聞いております。地元では大変好評を受けていると伺っております。どうか、市、教育委員会におかれましては、制度改正の長短を分析され、地域教育の視点と幼稚園教育の質的向上の両面から積極的にお取り組みを御検討されるよう提案するものであります。
 最後に、青少年の健全育成について質問いたします。
 我が国社会経済の大きな変貌とともに、青少年に置かれている状況は目まぐるしく変わっているのは皆様も御存じのとおりでございます。そして、青少年の非行の実態は、テレビなどでも放映されているように、低年齢化、非行内容の多様化が見られるところであります。
 先月は青少年育成の強調月間でありました。当市においても、御多分に漏れず、人口の増加、大型店の進出など、社会環境が大きく変わっております。家庭環境においても、核家族化の増加、共稼ぎ世帯も多く、帰宅してもだれもいない現状が見られるケースなど、青少年を取り巻く環境の悪化があると考えます。
 当市において、非行の実態はどのような状況なのでしょうか。無職青年の実態はどうなっているのでしょうか。また、中学校、小学校など、低年齢化の状況は見られるのでしょうか。把握されている範囲でお聞かせ願います。
 私は、このような青少年の問題は、単に子供が悪いということではなく、社会全体の問題であると思います。家庭、学校、地域社会さらに行政がそれぞれの役割を果たすことが大切であると思います。お互いに連携し、青少年の健全育成に相応した環境づくりに努めるべきであります。そして、市民も含め、そのような非行現場に当たった場合、勇気を持って対処することだと考えます。
 我が国、また我がふるさととあすを支える青少年が有意義な人生を送るために、当局はどのような対策をおとりなのかお伺いします。
 また、青少年が身近な場所で仲間づくりをし、活動ができるような青少年施設の整備も必要だと思います。ここで提案したいと思います。
 最後に、これに関連して、もう1点御要望いたします。
 現在、少年補導員として、PTAの役員、学校の先生方が委嘱されておりますが、人数も十分とは言えないでしょう。また、委嘱された方々の仕事の関係から、活動時間が十分とれない状況であると思います。青少年の健全育成の観点から、非行化を未然に防ぐために、多くの市民の理解を得るためにも、補導員の増員をお願いしてはいかがでしょうか。当局の所見をお願いします。
 以上をもちまして、私の質問とします。適切なる御答弁をお願いします。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 江守議員の御質問にお答えいたします。
 市の行政は、大型に偏り過ぎているのではないかという御意見でございまして、確かに今までは大きな事業をやってまいりました。大きな事業をやるときには、市の単独事業では全くできないわけでありまして、やはり国とか県の補助とか起債というものを使わないと到底できないわけでございます。
 市は、最初は交通網の整備ということを取り上げまして、国道、県道の整備、あるいは高速道路の整備という方向へ大きく重点を向けて、またそのほかの市道整備もやってまいったわけであります。これらは非常に大きな仕事でございまして、多額の市費もそれにつぎ込んでおるわけであります。
 また、農村地帯につきましては、農地の区画整理というものを全域的にやりました。そのことによりまして、農地整備ができ、また灌漑排水路を整備をされるというようなことになったわけであります。また、町におきましては、町の区画整理をやるというようなことで、これは非常に大きな仕事であったわけでありますが、そのためには、補助制度、そういうものを使わないとなかなかできなかったという状態があるわけであります。そうしたことなど、全般的な基盤整備が40年間にわたって進められたわけでありまして、最近に至りまして、ようやく文化的な事業へと目を向け始めたわけでありまして、それにいたしましても、やはりこの時代に合った文化施設というようなことになりますと、分散型ではなかなかできませんので、各地区には、公民館等あるいはまた振興会館とか、そういうようなものにつきましても、やはり国の補助事業、その他に乗っかりながら各地区に整理をしてまいったわけであります。中央のほうは文化会館を建てる。あるいは最近は四季彩館でありますとか、今、美術館等も建てておりますが、そうした文化的な事業を進めるという時代になってまいったわけであります。
 そういうようなことなどを経ながら、今日になったわけでありまして、大体3割自治と昔から言われておるわけでありますけれども、市の財源は3割、あとの7割は、起債も含めますけれども、国あるいは県あるいはそうした起債等を含めて事業をやっていくということでないと、小さい自治体にはなかなか難しいわけでありまして、余った税金だけで仕事をしていたのでは、到底今日のような状態にはならなかったと思うわけであります。そうしたことで、今見られますと、なるほど江守議員のおっしゃるように見える点もあろうかと思っております。
 また、事業につきましても、年度によりまして増減をするわけでありまして、平成8年、9年は、大型予算のものをつくるときは予算は増えますけれども、そういうものがないときには落とす。これは、いつもかもどんどん増やしていたのでは、それこそ借金地獄になるわけでありまして、大きな仕事をやらないときはやはり予算額は減らす。減らしていかなければ健全財政は保てないわけでありますので、平成10年あたりは減少になります。
 今は、美術館とか四季彩館がありましたので、ここ2、3年は増えてまいりましたけれども、その後は減少するだろうというふうに思っております。ただ、出町小学校あたりを建て始めると、また若干増える傾向になろうと思っておるわけであります。
 そういうことで、一定の枠を決めてやればどうかという意見もあるわけでありますけれども、必ずしもそうしたものにこだわり過ぎますと、県とか国のように、大きなものでありますれば、たくさんの事業がありますから、一定の割合を決めてやっていけるわけでありますけれども、こういうような小さい市町村の財政の中では、やはり大きくやるときにはその分が増える。それがなくなれば、今度はこっちのほうが増えるというような柔軟な財政運営をやらないと、ある1つの型にはまってどんどん増やしていく、あるいは割合だけでやっていくというと、柔軟な機能的な運営ができないということもありますので、そうした余り偏った率を決めるということはどうかというふうに私は思っているわけであります。
 また、これはやはり国の補助をもらいますと、地方の主体性がなくなるというのは、確かにそのようになります。ですから、40年間は、日本中どこを切っても同じようなことをやっている。これは、ほとんど戦後復興から40年間は、それぞれの地域の必要最小限なものを整備していくということはすべて国の補助でやってきましたから、それこそ金太郎あめでありまして、どこへ行っても同じようなものが建っているという時代は確かにあったわけであります。ですから、地方の自主性はなかったかもしれません。
 しかし、最近になりましてから、自治省あたりが、いわゆる自由にどんなことでもやれるというような起債、そして交付税付きの起債を発行いたしましたので、ここから地方の競争の時代が始まってまいりました。ここ7、8年間はまさに競争の時代でありまして、各市町村が特色のあるまちづくりをしていくという方向へ走り始めておるわけであります。
 ですから、砺波のやっていることと高岡でやっていることは当然違いますし、また周辺でも、福野のやっていることあるいは井波でやっていること、城端でやっていることは違うわけであります。そういうふうに、それぞれ違ったやり方をやり始めた。それは、自由に使える起債とか補助のようなものが出てきたということが、特色ある地域づくりを始めることができるようになったわけであります。
 そうした点では、これからは、ある程度地方が主体性を持ってやれるという時代になってまいります。また、今言われておりました地方分権が、本当に今言っているような財源も伴ったいい分権政治になれば、中央に支配されることは今までよりもずっと少なくなって、地方は地方で自分たちが主体になって仕事がやれる、こういう時代に今後さらになっていくだろうというふうに思っているわけであります。
 そういうことで、どちらかというと、今までは集中化ということが目に見えると思いますけれども、砺波におきましては、必ずしも集中化ではない。大きいものは、1つは中央に文化会館とかああいうものがありますけれども、各地域にも文化会館兼振興会館というものをつくってまいりました。それが、地域地域で文化祭をやったり、非常に活動の拠点になっていると思うわけであります。そういうことで、必ずしも集中化ばかりやっているわけではないというふうに私は思っておいわけであります。
 また、道路等につきましては、高波地区においてもいろいろ問題点があろうと思いますが、北高木の道路改良等につきましても、これから逐次進めていかなければならない問題だろうと思いますし、四ツ角あたりにつきましても、これは県道でありますので、県の工事をお願いしなければならないということで、交差点改良をやりながら、交差点だけではだめでして、道路改良そのものをやっていかなければならないというふうに思っているわけであります。
 そういうようなことは、やはり地元の受入体制ができないとなかなかできないのでありまして、高波の町並みのほうは前に1回改良したところでして、これをさらに再拡張をするということになってまいると、地元のほうもなかなか乗り切らなかったという点もあるわけでありますが、しかし、今では両方とも、高岡方面もできたのですから、だんだん熟してきたのではないかというふうに思っておりますので、こうしたものは、来年度あたりから交差点改良を始めて、逐次延伸をしていくというようなことでやっていかなければならないと思っております。
 既に第1次改良は終わったところでありますが、次は第2次改良をやらなければならない、こういうような状態にあるわけであります。
 また、北高木新富町線というところにつきましても、消雪関係の揚水ポンプ等の新設を9年度には要請をいたしておるわけであります。そういうことで、逐次、順を追いながら進めていくということになってくると思うわけでございまして、そうしたことなどを勘案の上で、地元の意見なりあるいは議員の皆さんの意見を聞きながら、余り一地方だけに集中しないようにはやっていきたいと思っておるわけでございますけれども、またそうした意見をいろいろお聞かせをいただければ、大変ありがたいと思っておるわけであります。
 そうしたことで、さっきおっしゃいましたような1億円以上のものはどうするとか、そうしたこと等につきましての配分計画というのは、市といたしましては、全体を眺めながらやっておりますので、そうしたものに余りこだわらなくやっていくというようなやり方をいたしておるわけでありまして、住民の皆さんの要望、そしてまた我々が見た、できるだけ公平にやっていかなければならないこともありますので、そういうようなことなども考えながらやっていくことにいたしているわけでございます。
 以上であります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) まずもって、江守議員さんの幼児教育に関する御高見に大変敬意を表します。
 さて、そこで、先ほどお述べになりましたように、幼稚園教育の充実でございますが、まず幼稚園の教育の目的は、先ほど議員さんがおっしゃいましたとおり、幼児を保育し適当な環境を与えて、心身の発達を助長することを目的とするというものでございます。
 その目的は5つございまして、1番目に、健康、安全で幸せな生活習慣を養い、身体機能の調和、発達を図る。2番目、集団生活の経験と喜んで参加させる態度と自立の精神の芽生えの養成。3番目、身辺の社会生活を正しく理解する態度の芽生えの養成。4番目、言葉の使い方を正しく導き、童話、絵本等に興味を持つこと。最後5番目に、音楽、遊戯、絵画等により表現に対する興味を養う、以上5つの目標が掲げられているところであります。
 教育委員会としましては、この目標推進のため、園児数に見合った適正な教職員を配置するとともに、教職員の質を高めるための研修、施設の整備、教材の整備等を行い、幼稚園教育の充実を図ってまいりたいと考えております。
 嘱託園長の配置についてでございますが、現在、公立幼稚園は富山県で48園ございます。そのうち3園が休園でございまして、45の幼稚園が開設していますが、兼任の幼稚園長が24園、専任の幼稚園長が21園、そのうち嘱託の園長さんが6園ありまして、小矢部市で1園、福岡町で5園というふうなことになっております。
 砺波市では、当初は幼稚園が小学校に併設していたため、開設以来、園長は小学校の校長先生に兼務していただいて今日まできておりますが、学校統合により、小学校が幼稚園と離れた場所に建ったという関係もありまして、校長先生は、先ほど議員さんがおっしゃったとおり、行事等にしか登園できないのが現状であります。
 そのため、議員さんの言われるとおり、現場の先生方に負担がかかっているのも事実であり、特に無担任教諭のいない幼稚園の先生にとっては、明年度3歳児保育を実施することもあって、かなりの負担になるものと思われます。小学校長会からも、できれば幼稚園に専任の園長を配置してほしいという旨の要望もありますので、幼稚園の専任園長の配置については、嘱託園長も含めて今後考えていかなければならない問題だと考えております。
 その次に、青少年の健全育成対策についてでございますが、青少年の非行の現状は、平成7年に52名が粗暴犯や万引きなどで砺波警察署に補導されております。潜在的な数はさらに多いかというふうに考えられます。青少年の非行防止には、何よりも子供自身の強い意志が大切でございますが、一方、その親のほうにも問題が多いというふうに考えられます。
 子供への過度の期待、精神的な抑圧、過保護な状態の中で、子供は我慢するという気持ちがなくなっている傾向がございます。子供は親の行動が手本であり、家庭の温かさが保たれて初めて学校や地域社会との連携の効果が出てくるものだというふうに考えております。
 そこで議員さんは、質問の中に、家庭環境はどうか、その改善策はというふうな一項がございましたが、家庭環境を云々するのは大変プライベートな面が含まれますので、軽々に申し上げるわけにはまいりませんが、家庭の教育力の回復を願うという面から指摘させていただきますならば、まず第1に、基本的な生活習慣を幼児のうちから身につけさせるということ。2番目には、家族の一員としての家内労働を実践させる。幼児には幼児なりのしなければならないことがあるというふうに思います。3番目、宗教心を育てる。これは、公教育の中においてはしてはならないという現在の法がございますので、園でもって公にそれをするということは無理でございますが、どうしても宗教心を育てるということは家庭でやっていただかなければいけないというふうに思っております。4番目には、忍耐力をつける。最後に、責任と義務の観念を幼児のときから植えつける。これらのことがきっちりと家庭において教育されていくならば、この問題についてはかなりの大きな効果が出てくるのではないかというふうに思われます。
 次に、少年補導員については、市内では少年補導員が15名と、少年警察協助員1名、これが富山県警本部から委嘱され、非行少年や問題少年の早期発見と補導、少年犯罪の予防に当たっております。砺波警察署では、少年相談所を随時開設したり、出町中学校下を対象に、少年を非行から守る出町モデル校区推進協議会というのを組織しまして、少年非行の防止運動を現在進めているところでございます。
 当市では、青少年育成会議が、スポーツ少年団本部、母親クラブ、児童クラブ連合会、PTA連絡協議会、少年補導員連絡協議会など、23の関係団体の連絡調整を図りながら、非行防止につながる社会環境の浄化に努めているところでございます。
 環境浄化活動としては、テレクラ、ツーショットダイヤルの広告撤去、本屋やビデオ店の立ち入り調査などの街頭巡回指導、健全育成活動としては、量販店前での啓発や、小学校でのゆきんこ劇団公演などを行っております。
 今後とも、青少年育成市民会議が中心になって、青少年の非行防止と健全育成に努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 江守議員、何かありますか。
 この際、暫時休憩いたします。
 午前11時45分 休憩

 午後 1時00分 再開

◯議長(金堂君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 通告により発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾英宣君) 日本共産党公認議員として、市政の諸問題について質問をいたします。
 まず最初に、消費税5%への増税について市長にお伺いいたします。
 このことは、市民の暮らしや地方自治体の財政に大きな影響を与えます。市長には、来年4月からの消費税5%増税について、引き上げ反対の立場で政府へも強く働きかけることを望みます。砺波市の来年度予算編成に際し、公共料金に上乗せしないように求めるものです。
 続きまして、市長の見解を伺います。
 行政改革推進に取り組んでおられますが、私からは3点について指摘をいたしたいと思います。
 第1に、社会経済情勢に合わない公共事業について見直しをすることであります。市民の多数は、チューリップ四季彩館建設に対する投資効果については、疑問と不信を持っています。これからは相変わらずのバブル期の延長で計画されていないか、再検討しなければなりません。富山県においても、投資的経費についてマイナスシーリングの予算編成をしています。
 今議会に継続事業とされました「砺波の顔づくり事業」2億円は、今の時期に必要なものなのでしょうか。大型ディスプレー、市民の納得を得られるものでは決してありません。砺波広域圏で計画中のケーブルテレビ施設整備事業に、当市から14億円の支出が見込まれていますが、第三セクターTSTとの関係も不明瞭であり、市がかかわるべきではないと考えます。また、チューリップタワーの建設について、調査費として200万円が計上されています。9月議会で、「ある程度遠方からわかるような塔が必要である」と言っておられますが、小矢部市のクロスランドタワーには18億円もの建設費が、市民の大きな批判がありました。
 下水道事業については、事業費ばかりふくらむ集中処理方式絶対の現在の進め方を改め、散居村という地形を考えると、最小の投資で最大の効果が得られる合併処理浄化槽も計画に入れて取り組むことが必要です。市民生活に密着していないハードの整備については、見直しがほとんどなく、相変わらずのバブル期の延長での計画を大胆に削減の方向で見直すことを強く求めるものです。
 第2に、市の借金についてであります。
 平成7年度決算では市債が176億円と、5年で倍加しています。チューリップ四季彩館、美術館の建設など、大型プロジェクトが推進されたからであります。公債費の伸びが、20年前の2億2,000万円から16億円と7倍になっています。一方、民生費は、20年前の7億3,000万円から20億6,000万円、2.8倍にとどまっていることからも、いかに公債費の伸びが突出しているかがわかります。
 実施計画によりますと、平成11年度の公債費を23億円と計画されていますから、さらに7億円も増えることになります。深刻な事態が予測さます。財政再建10カ年計画を策定し、むだな公共投資を見直し、借金を減らしていくことが必要です。借入先で、市中銀行より縁故債47億円、低利に借換えることを提起いたします。5%以上のものが7億300万円であり、3%に借換えるだけで、単純計算をいたしましても1,400万円の資金が出るのであります。
 第3に、市民の暮らしや福祉に直結する施策にこそ、優先順位を明確にして取り組んでいくことを求めたいと思います。
 市民の安全、健康及び福祉の保持が、地方自治法第2条で明確に示されています。シルバー人材センターや福祉作業所は、50年前の油田小学校の建物を使用しており、利用者は不便な思いをしておられます。大人の精神薄弱者を預かる施設はどこもいっぱいでなかなか入れないことに見られますように、身体障害者1,434人、精神薄弱者166人、寝たきり老人237人、ひとり暮らし老人233人のことに目を向け、福祉にこそ優先的に取り組む市政にしていかなければなりません。
 出町市街地周辺に、「老人福祉センターや特別養護老人ホームを」「ホームヘルパーをもっと増やして24時間ヘルパー体制の確立を」「週1回デイサービスに行けるようにしてほしい」など、市民の要望は山積しています。このような市民の切実な願いにこそ優先的にこたえる責務が自治体にあり、これこそが今日砺波市が取り組まなければならない行政改革の中身であると考えますが、市長の見解を伺います。
 次に、大型店対策について伺います。
 ユニーは来年11月の開店を目指して、出店説明会が11月12日と14日にかけて開かれました。商店だけでなく多くの市民は、大型店だらけになってしまうと、懸念の声が聞かれるのであります。
 7月に行われた出町での市長との懇談会でも、「出町の中で商いをしている者は首をくくらなければならない。市長は商店のことを考えて何とか阻止をしてほしい」と懇願されました。11月5日、砺波商店会より、「大型店のこれ以上の出店をやめさせることを行政が中心になって進め、意見表明をされたい」と求めているのであります。
 無秩序ともいえる大型店の出店ラッシュにより、経営を年々悪化させ、閉店に追い込まれ、消費者も近くで買い物ができない不便を感じています。出町市街地への照明灯やカラーブロックなど、商店近代化の努力も灰じんに帰す結果になる心配があります。ジャスコが拡張して3年、サティができて6カ月、砺波プラザは閉店に追い込まれました。ユニーの進出により、大型店の売場面積のシェアは7割を超えると言われ、市内の商店街をはじめ砺波広域圏全体に深刻な影響を与えることは必至です。
 商店街は住民の消費生活を支えるとともに、地域住民の一員として、町内会、消防団、祭事などの活動を引き受け、地域のコミュニティーの発展に大きな役割を果たしてきました。商店街の衰退は、こうした地域全体の住民生活にとっても、大きなマイナスであります。ユニーの開店によって、砺波の商店への影響について考えたことがありますか。
 第2に、出町の商店街の振興施策について伺います。
 旧郵便局跡地の状況です。ここを公民館にしてほしいという出町自治振興会の願い。今日では、市民が入れないようにさせられています。また、木舟町公園。商店会からはこういう広場をつくってほしいという切実な願いについても、全くこたえられませんでした。
 そしてまた、砺波プラザ跡地。出町での懇談会が行われ、「プールやお風呂にしてほしい」と市長に切実に訴えられたのです。市長はどのように受けとめ、対処されたのでしょうか。
 出町の市街地は、まちづくりの上からも大変重要なところであります。まちの中心部での公共施設、福祉施設、駐車場の整備、イベント支援など、商店街のにぎわいを取り戻す積極的な施策を講ずることが今こそ必要です。
 第3に、行政は大型店問題で、今こそ商店街の人たちのために力を入れていかなければならないのであります。ユニーのために力を入れることは問題であります。
 米子市では、ダイエーの出店申請に対し、米子市長は、「米子の顔である商店街をつぶす大型店はもう要らない」として進出を断念させました。長野県の諏訪市長は、「大型店が出ることでまちが崩壊する。地域の店が閉鎖に追い込まれ、大型店へ行かねば何も買えなくなることが、高齢化の中で本当に親切だろうか」と、出店を阻止しています。
 昨日の河原議員への市長答弁は、砺波市の発展にとって共存共栄の名のもとに、ユニーの出店を認める姿勢を示されました。ユニー出店そのものが商店街に壊滅的な打撃を与えることの危機感から、ユニーの出店の中止を求めているのであります。出店することによって、大型店に食い荒らされて、立ち直ることができないおそれがあります。
 「大店法」第1条「消費者の利益の保護に配慮しつつ、大規模小売店舗における小売業の事業活動を調整することにより、その周辺の中小小売業の事業活動の機会を適正に確保し、小売業の正常な発達を図り、もつて国民経済の健全な進展に資することを目的とする」となっています。
 第15条の2には、「市町村長は……県知事に対し、意見を申し出ることができる」となっています。市長は、出店阻止の立場に立たれないのですか。出店阻止の意見を県知事に申し出ていただきたいのであります。
 これは今日の自動車学校の状況です。(写真提示)
 太郎丸東部土地区画整理組合は、平成11年の完成を目指して、60億円の事業費をかけて進めておられます。
 ところで、ユニーは出店説明会で、「来年11月より開店をいたしたい。仮換地でも建てることができる」との説明でした。建設予定地には、保留地もあります。12月9日の商工会議所での説明会でも紛糾したと伺っています。「保留地には仮契約をしていない」との報告でしたが、どうして不備なものを通産省へ申請されたのでしょうか。商店の皆さんの怒りの訴えが、私のところに電話がかかってまいりました。保留地の使用、仮換地における建設について、行政としてどのように処理をされるのですか。砺波商店会の要望にぜひ積極的に対処し、商業者の営業と暮らしを守っていただくことを求めるものであります。
 次に、コカ・コーラの地下水問題について伺います。
 素朴な疑問として感じているのは、なぜ、当初から8,000トン揚水の環境アセスをしてから取り組まれなかったのでしょうか。なぜ、コカ・コーラに対して、3,500トン以上くみ上げてはならないと指導されなかったのでしょうか。全くずさんな行政指導です。東般若の地元住民より、「井戸水が枯れたら心配です」との手紙も、市長に送られたとのことです。
 先日、京都府城陽市に行政視察に行ってきまして、「地下水は水道水源に最適である」と、自然ろ過で経費も安く上げていました。自己水源の地下水を水道水に活用することや、震災時の応急給水装置としての地下水の活用、融雪としての地下水の活用などを考えると、コカ・コーラと松下電子に、全市民が使う水道使用トン数以上に使わせてよいものでしょうか。
 神奈川県の秦野市、京都府の長岡京市では、「地下水の保全及び利用の適正化に関する要綱」を制定しています。「秦野市地下水の保全及び利用の適正化に関する要綱」の目的では、「本市に貯留する地下水は、市民の共有にして有限な資源であるとの考えに立脚し、地下水利用者に一定の義務の履行を求め、もって地下水資源の保全と秩序ある利用を図ることを目的とする」として、協力金を徴収しています。
 涵養注水専門井、雨水浸透方法を考えて、公共施設、工場などの建物、屋根からの浸透涵養を積極的に進めているのであります。地下水の涵養源となる砂礫層の確保を図るため、砂利採取の規制及び造林事業への助成、荒廃地の緑地化など実施しています。地下水をしっかりと保全をして、地元も企業も安心して末永く地下水を有効に利用できるように、「砺波市地下水保全要綱」をつくられることを提案いたします。
 また、庄川本川の流量を、現在の8.35トンを15トン以上に増やすことが大切であり、対策をとられているのでしょうか。
 第3に、公害防止協定について伺います。
 第1に、環境アセスをしっかりと守らせること。そのためにも、公聴会を開き住民の願いを協定に反映させることや、毎年、地元住民も立ち会いをしての工場の公害防止施設へ、地下水の揚水状況など立ち会いできるようにすること。また、住民の皆さんが、井戸水が枯れたときの企業責任の明確化など、地域住民が心配のない公害防止協定を結ばれることを提起するものであります。市長の見解を伺います。
 次に、カナダのオタワにおいて、来年5月14日より19日にかけて「チューリップフェスティバル」が行われ、フェスティバル実行委員会より「ジャパンウィークデー」を行うので招待状が2月20日に来たとの答弁でありました。約50名の参加予定で、市費の支出も検討されています。
 カナディアンフェスティバル実行委員会とチューリップ推進協議会が交流することは結構なことでありますが、厳しい財政事情の折、行政とのかかわりについて慎重に対処していかなければならないことは当然であります。オタワはカナダの首都であり、都市規模としての違いはあり過ぎます。チューリップ推進協との民間交流にとどめるべきであります。ましてや、市会議員全員が「各常任委員会の行政視察をやめて、来年はオタワへ行政視察をする」と話し合われていることは、異常です。砺波市政にとって、今カナダを見て来ることがプラスになることなのでしょうか。4年前に中国へ行って、砺波市政にプラスになったのでしょうか。このようなことは、市民感情を逆なでするものであり、議員は自費で行くべきで、公金を使うべきではありません。
 最後に、市民の足を守る対策について伺います。
 11月12日、中野地区において、市長と語る会で、「高齢化社会を迎え、自動車の運転ができなくなる高齢者のためにも、中野地区に市営バスの運行をしてほしい」「砺波総合病院で通院バスの運行をしてほしい」との要望が出されました。中野への加越能バスが走っていましたが、廃止されて3年になります。対策はとられていないのであります。中野地区でのひとり暮らし11名、お年寄りだけの世帯27世帯あります。65歳以上のお年寄りは374名おられます。高齢者や障害者、通学生といった交通弱者の足を確保していくことが、行政の大事な役割ではないでしょうか。
 高速道路を下りての「砺波の顔づくり事業」としての大型画面は、市民にとってどれだけプラスになるのでしょうか。
 廃止代替えバスは、経費の3分の1は県より助成、残り3分の2の8割は特別交付税で賄われるのであります。中野行きの市営バスをぜひ検討されることを求めるのであります。やろうと思えば、少ない持ち出しでできるのであります。できないのであれば、総合病院で、朝、昼、晩と通院バスを走らせることを検討されたい。
 以上で、私の質問を終わります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 西尾議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 最初に、行政改革について、経済情勢に合わない公共事業を見直しをしてはどうかというお話でございます。
 経済は、一時非常に落ち込みましたけれども、若干ぶり返しをいたしております。我々が決めております公共事業というのは、市民のために必要であるという考えのもとにつくっているわけでございまして、それをやめれば、その分だけ市民のほうが、将来そうした部面に対して利益を得ることができないということになるわけでありますから、私が今考えておりますことは、そんなやめなきゃならないようなものはないのではないかと、こんなふうに思っているわけであります。やはりこうした時代にありましても、余りにも消極的になっていれば、市全体がどんどん落ち込んでいくということになった場合には、市民にとっては決していいことではない、不幸なことではないかと思っているわけであります。こうした時代であればあるほど、市民に希望を持ってもらって、ひとつ一生懸命やっていただくという施設というものをやはり考えておくべきではないかと思うわけであります。そうした点から、今やっている事業を見直すということは、考えておらんわけであります。
 「顔づくり事業」の問題もありますが、やはり砺波の入口にそうしたものをきちんと立てて砺波をPRする。そして、砺波に対して皆さんに関心を持ってもらい、いろんな面で取り引きとかいろんなことをやっていただく。あるいはまた、砺波というものを全国に知っていただくためには、やはりそうしたことも非常に大事ではないか。もっと早くやればよかったのかもしれませんけれども、こうい時期になったわけであります。若干遅れた感はありますけれども、あの辺の整備も整ったことでありますので、そうしたものをつくっていく必要があると思うわけであります。
 また、CATV等につきましても、これから情報化時代でありまして、そういうものを使って市民の福祉の向上を図っていくということも非常に大事なことであろうと思っているわけであります。これは何もテレビを見るというだけではなしに、福祉とか教育とかいろんな面に活用していきたい。そういうことでありますから、14億円全部市が出すわけではないわけでありまして、補助もいただく、あるいは起債も使うというようなことで、一挙に負担が増えないような措置を考えていけば、これからの時代には非常に大事なものではないかと思っております。
 チューリップタワー等につきましては、これは何も100メートル、120メートルのものを建てるつもりはないわけでありまして、どの程度のものにするかは今後考えていかなければなりませんし、また実施時期等についてもまだ明確にはいたしておりませんので、これらのものは、やるとしても時期を見計らってやるべきではないかというふうに思っているわけであります。
 これは西尾さんの考えだから、私がどうだこうだと申しませんけれども、そういうことで今までの計画はやはり進めなければならんというふうに思っているわけでございます。
 市債の問題につきましても、今、市債の3分の2は約半分の交付税が交付されるというものをやっているので、単なる公債費率だけを表面的に見れば、かなり苦しい時代も出てくるわけでありますけれども、そういうものを差し引けば、私は何とか乗り切れると。また、工場誘致や住宅がだんだんと増えることによりまして、交付税、固定資産税が増える傾向にもあるわけでありますから、そうしたもので賄っていけるという見通しを立てながら今仕事を進めているわけでありまして、見通しのないことをやっているわけではないわけであります。やはり入るを図りながら、出るものを考えながらやっているということであります。
 高い利子のものを借換えろという話は、我々も当然できるものからやっていきたいと思っております。今年もまた一部高い利子のものは変換をしたということもありまして、今後、そういうふうなことはさらにやっていかなければならんと思っているわけであります。
 福祉政策が必要なことは、先ほどからも申し上げましたとおりでありまして、今後、逐次進めていきたいというふうに思っているわけであります。思っているわけでありますけれども、先ほども申しましたように、何でも行政というような立場にとられるのは、これはやはり考えていただかなければならんわけでありまして、やはりみんなで助け合ってやっていくというような体制をとりながら、福祉をさらに充実させていくということが大事ではないかと思っているわけであります。
 それから、大型店の問題は、昨日からほかの議員にもお答えを申し上げましたとおりでございます。大型店が出店するから、すべて出町の市街地に影響を及ぼすということだけではないように私は思うわけであります。西尾さんは日本一高い売場面積の比率になるというふうにおっしゃいますが、広域圏全体あるいは小矢部、高岡の一部を含めますと、大体シェアが50%ちょっとぐらいになるわけでありますので、これは数字的に出るわけでありますから、向こうは、そういうものをにらんでおるのではないかなというふうに私は推察をしているわけですけれども、向こうもやはり経営でございますから、経営がもてないような無茶苦茶なことをやっているわけではないと思いますし、また地元とも協調していかなければならないということぐらいは、あちこちやっているわけでありますから、よく知っているのではないかというふうに思っているわけであります。ですから、過度なものは当然拒否していかなければなりませんし、また地元との協調もやり、これをてこにして商店街の活性化も考えていって、両々相まって砺波の商店街も発展をしていくということをやはり考えていかなければならんのではないかというふうに思っているわけであります。
 郵便局の跡地等は、これは市が持っているわけではございませんが、何かいいものがあそこへ入ってくれんかなということは我々も考えておりますが、今のところまだはっきりいたしません。昨日も申し上げましたように、これから商店街のデザインを考える段階で、あるいはまたあそこを使うという方法が出てくるかもしれません。そういうようなことなどを含めて、これから商店街のデザインをみんなで考えて、これからのまちづくりというものを真剣に考えなければならんというふうに思っているわけであります。
 プラザ跡地にプール、風呂をやれというような話は、出町の公聴会には出ませんでした。後から私は聞きました。
 それから、米子市とか諏訪市の例もあるようですけれども、それぞれの市の状況によってそれぞれの市長が判断をされていくということでありまして、必ずしも米子の状況と砺波の状況が一緒かどうかわかりませんし、また諏訪市と砺波市とは場所が違うのでありますから、おのずから状況が変わっているのではないかというふうに思っているわけであります。
 その計画の中に保留地がどうだこうだという問題もあるわけでありますが、これは私も詳しくわかりません。やはり法にあるものは法に合うような方法でやってもらわなければ困るというふうに思っておりますが、その辺は事務的によく検討していかなければならんと思っているわけあります。これは本当にどうなるのか、まだはっきりしない段階ではないかと思っております。
 地下水の問題につきましては、これは前々から申しておりますが、西尾さんがこんなことを今聞かれるのはおかしいので、3,500トンというのは、コカ・コーラが決まらない段階での暫定的な措置として県のほうで許可をした。決まれば、その時点でまたよく判断をしていこうということになっているわけでありまして、今、初めから何でやらなかったというような質問が出るのは、私もちょっとおかしいなと思っているわけであります。
 それから、松下とかコカ・コーラにつきましては、地下水の規制というのは、庄川水系ですから砺波平野から高岡まで全部引っかかるわけでありまして、現在高岡が揚げている地下水というのは相当大きいわけですから、全体を考えてやらないと、部分的に松下とコカ・コーラだけを指摘してやったのでは、これは不公平になるわけです。今、県の大勢は、高岡は規制区域になっています。非常にたくさん揚げているから規制区域になっているわけです。砺波は監視区域になっておりまして、砺波のほうは全体からいうとまだそんなにたくさん揚げておらないという状態でございまして、そういうものは全体をながめた上で県のほうでいろいろと検討して、砺波もだんだん増えてくれば、あるいは規制区域になってくるということにもなるというふうに思っているわけであります。
 そうした1点だけをつかまえるのではなくて、大きな意味で物を見、考えていかないと、誤ることになるのではないかというふうに思っているわけであります。
 庄川流量の増加につきましては、我々も県のほうへ陳情いたし、また建設省へも陳情いたしておりまして、私もこの流量はもっと増やすべきであるということを考えているわけであります。
 また、公害防止協定等につきましては、十分検討して、遺憾のないようにしていこうと思っているわけであります。
 それから、カナダのオタワ市との交流につきましては、主体は向こうの実行委員会とこちらの推進協議会になります。しかし、すべてそれに任せるというものでもないというふうに思っているわけでありまして、市も若干加わっていかなければならんと思っているわけでありまして、市も若干それに参加をしていくことになると思います。
 市議会のものは、ここであなたが私に質問される筋のものではないと思っているわけであります。
 それから、中野地区の市営バスの問題は、先ほど藤井議員に申し上げたとおりでございまして、今後検討するということであります。
 それから、消費税5%、これは市が決めるわけではないわけでありまして、皆さんが選んだ代議士の皆さんが国会で決めるということになるわけでありますので、私がこれに反対だ何だと言ってみたって、これは到底及ばない話であります。
 ただ、今の国の財政全体から考えますと、これはある程度やむを得ないのではないかというのが私の考えであります。国の財政というのはここまできてもおりますし、今後これを堅実な財政にしていくためには、こういうことも若干考えざるを得ないと。
 外国の例を前にも申しましたが、カナダあたりは14%、多いところはヨーロッパあたりで三十何%も取っているところがあるわけですが、その上にさらに所得税を取っているというようなことにもなるわけであります。
 これから福祉の予算がだんだん増えていく時代でありますから、やはりそういうようなことも考えていかなければ、なかなか福祉の充実はできないのではないか。それでは、福祉だけやってほかのをやめればいいかというと、そうはいかないわけでありまして、福祉をやるためには財源が必要であります。財源をやるためには、その他の補助事業等いろんなものをやりながら、国の経済というものをだんだんと活発にしていかなければならない。そういう一つの因果関係があるわけで、あっちもこっちもやめて福祉だけやれといっても、金がなかったらやれないわけでありますから、まずは財源を涵養しながら福祉をやっていかなければならんと、こういうことをお忘れないように。あなたも銀行においでになるわけでありますから、よく御存じだと思いますけれども、そういう立場もよくお考えいただきたいと思っているわけであります。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 西尾君、それでよろしいか。
 西尾議員。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 最初に、大型店問題で、大店法の15条についての市長の見解をお伺いしたいと思います。
 第15条には、「都道府県知事は、開店日等の届出があつたときは、その届出に係る開店日、店舗面積その他の事項で通商産業省令で定めるものを、その届出に係る大規模小売店舗が所在する市町村の長及びその所在地がその地区内にある商工会議所、商工会に通知するものとする」と。15の2に「都道府県知事は、当該都道府県知事を経由してされた第一種大規模小売店舗における小売業に係る開店日等の届出について、その届出に係る事項に実施されることによりその届出に係る大規模小売店舗における小売業の事業活動がその周辺の中小小売業の事業活動に及ぼす影響に関し、通商産業大臣に対し、意見を申し出ることができる」「市町村長は、前条の規定により通知された事項について、その通知をした都道府県知事に対し、意見を申し出ることができる」と出ておりますが、市長は出町の商店街の立場から状況を県に報告する責務があると思いますが、その見解について伺います。
 それから、地下水問題について、市長は何か私に対して松下電子とコカ・コーラだけのことを言われましたけれども、私は砺波市の将来計画において、砺波市の地下水を保全をするということを真剣に取り組む必要があるのではないか。そのためにも、要綱をぜひ策定して、コカ・コーラ、松下だけでなくて、地下水を使っている人たちにも協力金をいただくというようなことが今こそ必要ではないでしょうかということを私は訴えたわけで、市長の見解を伺います。
 それから、「カナディアンフェスティバル」についてのカナダのオタワでの公金の支出については、砺波の市政についてどんなメリットがあるのか不明確であり、ましてや姉妹都市でもないのに、公金の支出については、私は問題があると思います。公金の支出は、ぜひ再検討されたい。
 以上です。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 大店舗法の規定は、商工会議所とか市長の意見を求めることになっておりますが、法を超えた厳しい意見というのは抑制しているわけでして、それを超えたことを言っても、これは余り聞き入れないということになるわけでありますから、その範囲内での意見ということになるわけであります。ですから、いずれそういう意見を出すことになりますけれども、その法を超えない範囲での意見ということになってくるだろうと思います。
 それから、地下水から協力金を取るということは、法的に許されることかどうか、この辺はちょっと問題があるのではないでしょうか。これは前にも考えたことがあるんですけれども、地下水には地下水利権というのはないわけです。水利権がないんですよ。上の水には水利権がありますけれども、地下の水利権がないというところに地下水規制が非常に難しい点があるということでありますから、それから金を取るということは果たしてできるかどうか、これは法的に問題があるというふうに私は思っているわけであります。
 それから、オタワのほうは、今、国際交流の時代でもございますし、また砺波市の市政発展のためには、砺波というのを日本のみならず世界にもアピールしていくということは、やはり市政としてはやっていかなければならんというふうに思っているわけでありまして、あながち公金を出すことは間違っているわけではないと思います。また、それぞれ国際的な感覚を養うために、外国を視察をしたり、いろんな交流をしたりということは、どこの市、国もすべてやっていることでありまして、こうした草の根の交流というのが、日本の外交に大きなプラスになってくるということであります。外交というのは、外務省とだけやっている外交だけではだめでして、やはり民間交流という下地があって初めてこの国の外交もうまくいくわけでありますから、そういうことに市町村が協力をしていくということは当然考えられるわけでありまして、交付税の中でも、そうした国際交流に関する特別交付税の項目をちゃんと設けているわけです。そういう立場から言うわけでありまして、余りにも偏屈な考え方は、私はプラスにはならんというふうに思っているわけであります。
 以上であります。

◯議長(金堂君) 2番 金嶋久貴子君。
  〔2番 金嶋久貴子君 登壇〕

◯2番(金嶋君) 5項目ばかり、質問及び要望をさせていただきます。
 まず最初に、議案第65号の砺波市行政手続条例の制定についての質問及び要望をいたします。
 この条例は、市民の権利利益の保護の観点から、非常に望ましいものであると思います。本条例では、その目的を「市の行政運営における公正の確保と透明性の向上を図り、もって市民の権利利益の保護に資すること」と、第1条1項においてうたっております。透明性とは、「行政上の意思決定について、その内容及び過程が国民にとって明らかであることをいう」と、平成5年11月12日に公布されました行政手続法で定義づけられ、ここで「公正の確保と透明性の向上」ということが本法の基本的な理念であることを宣言いたしているわけであります。
 そこで、公正・透明の原則の前提条件ともいうべき条項についてお尋ねいたします。
 本条例の第5条は審査基準、第6条は標準処理期間、そして第12条は処分基準に関する各条項、これはいわゆる行政処分に関する基準なのですけれども、この基準を定めかつ公表することは極めて重要な事柄です。それぞれの砺波市における基準の内容と、それをどういう形で公表されるのかお伺いいたします。
 また、この3つの条項を子細に見ますと、第5条の審査基準は、設定・公表とも義務づけております。そして、第6条の標準処理期間については、設定を努力義務とし、公表を義務づけております。第12条の処分基準は、設定・公表とも努力義務としております。
 この公正の確保と透明性の向上をうたって市民の権利利益を保護することを目的とする本条例にあって、一般市民が日常的に体験する申請に関する基本的な各基準の規定がこうもばらばらなのは一体どういうことなのでしょうか。本条例の目的趣旨に照らすならば、6条、12条に関する設定・公表ともすべて義務規定とするのが適切ではないかと思いますが、変更はできないものでしょうか、お尋ねいたします。
 また、本条例を忠実に施行するならば、窓口業務に大きな負担がかかることが予想されます。本条例に伴う窓口業務のマニュアル化の必要性についても御検討されているかと思いますが、その作成予定についてもお伺いいたします。
 私は、先月の11月に本条例の素案をいただきまして、自分の不勉強さと時間のなさを嘆きながら、幾冊かの文献を見ました。そして、この条例の制定には、長い年月にわたりさまざまな角度から議論がなされたことを知りました。
 1960年ごろの池田内閣のころから行政法学会において行政手続法の立法化論が高まり、公式なものだけでも、1964年の第1臨調、1983年3月の第2臨調最終答申における専門審議機関の設置勧告、同年11月の行官庁内の学者グループによる1次要綱案、1989年10月の総務庁内学者グループによる2次要綱案など、1991年の要綱案、さらには翌月の法律要綱案の提出などなど、多くの先達の労と議論を費やしながら、しかしながら、立法過程を見れば、日米構造協議などにおける国際圧力によってどうにか立法されたという経過であります。
 内容的にも、日米構造協議における課題解消をメーンテーマとして立法化されたためか、これらの先達の貴重な議論や提言が十分に生かされた法に、今日の行政手続法(あるいは条例)はなっておりません。
 今ここで論議された内容を具体的に披露する時間的余裕はございませんが、「情報公開法」「行政手続法」「行政参加手続法」と、この3つの法律をまず持つことが先進国の証だという認識が先達の共通認識だったと、その答申からうかがうことができます。
 学者グループの第1次要綱案には、「土地利用規制計画策定手続」「公共事業実施計画策定手続」という2つの行政手続が提案されており、1991年の行革審答申は「行政立法手続」「計画策定手続」などにも言及しております。これらはいずれも国民的参加手続であります。こういったことが、今回のこの行政手続法の中から抜け落ちております。
 我が砺波市では、そこまでの議論をとは申しませんが、本条例にいう公正で透明な行政運営の目的を達する意味におきましても、せめて情報公開条例制定に向けた議論を積み上げていきたいものだと思いますが、当局の御見解を承りたいと思います。
 一昨日の総務庁中部管区行政監察局長の畠中さんも、質問の答えの中で、情報公開制度について、「市民の情報収集のチャンネルは多様なほうがよい」「行政は諸活動を主権者である市民へ説明する責任がある」と述べておられたところでもあります。
 また、この12月9日の県議会におきましても、中沖知事さんが、情報公開制度をいまだ設置していない市町村に対して、「早期に設置するよう指導する」と述べられたところでもあります。当局の御見解をお伺いいたします。
 第2点といたしまして、小ホールの設置について要望を申し上げます。
 砺波市に文化会館が昭和57年にオープンして以来、既に14年が経過いたしました。この間、市民に親しまれ、十分にその機能を果たしてきたと思います。
 大ホールにつきましては、砺波市総合計画修正計画実施計画によりますと、順次整備をされるとのこと。
 多目的ホールにつきましては、会議、イベント、展示とさまざまな利用がなされ、稼働率が、平成7年度は、開館299日のうち250日、84%と高く、市民の各種文化活動の盛んな状況がうかがえるところであります。
 反面、利用者の日程調整がとても困難な状況で、希望の日がなかなか空いていないということが多うございます。幸い今年度、四季彩館内に「チューリップホール」がオープンいたし、緩和が図られました。また、来春には美術館もオープンとなり、これまで多目的ホールが果たしてきた役割も、それぞれ目的別に分散することと思います。
 県内では、住民の文化活動の多様化に伴い、近年、小ホールをあわせ持つ会館が増えてまいりました。そこで、この際、文化会館の多目的ホールを小ホールに改装してはいかがでしょうか。
 ちなみに小杉町の小ホール「まどかホール」は240席でありますが、昨年の利用状況は、洋楽や合唱に69日、演劇に20日、会議に49日、ほか30日で、稼働率は54%とのことでした。今年度はそれに加え、中学・高校生のクラブ活動に助成の意味で低額開放をし、地域文化の育成を図っているそうです。
 砺波市でも、「各種発表会会場に大ホール1,200席では大き過ぎて使いにくい」「適当な会場がない」「映画会をしたけれども1,200席は埋まらない」という声があります。
 多目的ホールの改装が困難ならば、将来建設予定のある生涯学習センター内に設置する。また、総合病院では年2回のコンサートがエントランスホールで行われ、すばらしい試みだと思っておりますが、予定されております病院の増改築にあわせて、病院内会議室に小ホール機能を持たせるなど、地域文化の育成のため、何らかの方法で小ホール設置をぜひとも検討していただきたいと思います。
 第3点といたしまして、社会福祉協議会の厚生省社会援護局「ふれあいのまちづくり事業」(以下「ふれまち事業」と略させていただきます)の取り組み状況についてお伺いいたします。
 来年度には取り組みをされるとのことですが、現在の社会福祉協議会が将来「事業型社協」「市民企業型社協」「市民事業体社協」としての展開をしていくためには、この「ふれまち事業」A型(ア)における地域福祉活動コーディネーターの存在が大きいと思われます。来年度からの取り組みというふうに伺っておりますが、その人材の確保はいかがされているのでしょうか。
 「ふれまち事業」の特徴としては、
 1) 一貫した相談・援助体制の確立
 2) 開発性
 3) フォーマルな施策とインフォーマルな活動の結合
 4) 即応性
 5) 住民参加
 6) 強働性
が挙げられております。どの分野においても、地域ネットワークが重要となってまいります。6月議会において、現在「地域総合福祉推進活動グループ」設置事業を進めているとの御答弁でありましたが、進捗状況はいかがでしょうか。
 昨日、きょうと、寺島議員や前田議員も述べておられましたけれども、この地域福祉ネットワークの中で、少なくとも週1回の「配食サービス」(全地域の虚弱老人を含めた高齢者を対象とし、希望者、有料といった形態のもの)で健康を支える事業、あるいはデイホーム、ランチクラブ、託老所的な公民館を利用した集い。これには、若年老人が献立調理をしたり、保健婦による健康相談、ヘルパーによる日常生活相談、ボランティアによるレクリエーションなどを重層的、複合的にコーディネートし、高齢者の実態を把握しながら地域福祉の強化、推進を図られたいと思います。
 第4に、保健・福祉・医療のPR活動ですが、今秋より在宅福祉推進室と訪問看護ステーションが開設され、保健・福祉・医療の連携体制が順次整ってまいりました。在宅福祉については、派遣事業が主ですが、加えて介護・リハビリ・予防といった部門も整備されたいと思います。
 そこで、寺島議員も申されましたが、介護教室、今行われている「寝たきり老人介護人講習会」を、介護されている方々のみを対象ではなく、これからの高齢化社会の生活基礎知識として、家庭看護法を市民が習得するような機会を定期的に設けていただければと思います。
 また、リハビリについては、現在、機能回復訓練として総合病院と市に訓練室があり、通所していただいておりますが、訪問看護とあわせて訪問リハビリを導入し、在宅での機能回復訓練を指導・助成するよう、理学療法士の派遣を検討していただきたく思います。
 あわせて虚弱老人のデイサービス予備軍への予防的なものとして、機能維持・回復のための基礎訓練指導・知識習得なども講座として開設されたいと思います。
 次に、要介護老人の精神的ケアにボランティアをですが、これもフォーマルな制度、公的なサービスだけではなく、事業以外のふれあい訪問や茶飲み対話などインフォーマルなサポート分野として、ボランティアの活用をされてはいかがでしょう。
 私もまだ勉強不足で十分な組み立てができませんが、諸賢の皆様とともに意見を出し合って、福祉を推進していきたいと思っております。
 5点目といたしまして、公共施設における経費節減についてですが、昨今、国、地方自治体を問わず財政状態は悪化しており、その改善のため、むだな支出の削減については、各方面で努力がなされているところでございます。また、我が国はエネルギー資源に乏しく、95%を輸入に頼っていることは御承知のとおりであります。
 本年3月、埼玉県川越市船橋市長は、「原発をこれ以上増やさないために、電力を1%削減する努力を重ねましょう」と呼びかけました。これは、昨年12月8日の絶対に起きないとされていた「もんじゅ」の大事故がきっかけでありました。「環境や市民の安全を守るという点から、原発に頼るエネルギーは少ないほうがよい」という船橋市長の理念に基づいたものであります。
 「1%節減」は、市庁舎から公共施設、学校などで積極的に実施され、その結果、本年4月から6月までの3カ月間、前年対比で使用電力は3.12%の削減、電気料金は6.63%の削減という実績をおさめました。
 ちなみに川越市が行った節電の具体策は、次のようなものでございます。
 1) 昼休み時間及び時間外などには、勤務に支障がない限り消灯は実施すること。
 2) 階段を積極的に利用する。
 3) 事務の効率化を図り、ノー残業デーを徹底する。
 4) 退庁の際には、照明・ファンコイル・OA機器などの電源を消す。
 5) その他、むだをなくすために電気・ガス・水道などの削減をするということでした。
 つきましては、砺波市におかれましても、既にさまざまに検討され、議論され、実施されていることとは存じますが、エネルギーという観点からも、川越市の試みにならって、行政全体として、現在よりさらに「1%節電」を実行する。住民や企業に「1%節電」を呼びかけ、省エネルギー思想の普及を図るといった一層の努力をされますよう、また広報紙に掲載したり、公民館活動、婦人会活動の一環として働きをされるなど、取り組まれたく思います。
 それと、これとは直接関連はありませんし、質問項目にも挙げてはございませんけれども、来年春には、今世紀最大と言われます巨大すい星が接近いたします。北半球では、国際的「ペール・ホップデー」が3月3日から4月12日まで設定されました。砺波市でもこれにあわせて、この期間、商店・企業に、例えばパチンコ店や打ちっ放しセンターなどに、夜間の照明を落とすよう協力要請をしていただければと思います。
 砺波市では、実はなかなか星を見るところがございません。夢の平に上がりますと、コスモス荘に非常に明るい水銀灯がついております。頼成の森では、視野が狭くて、なかなか360度がとれません。そういったこともいろいろ考えあわせて、また御検討していただければ幸いと思います。
 以上でございます。答弁をお願いいたします。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 金嶋議員の御質問にお答えいたしたいと思いますが、専門的なこともございますので、最初の質問あるいはまたその他の質問につきましては、総務部長、教育長、民生部長から答弁をいたします。
 私は、最後の「1%節電」の問題について答弁を申し上げたいと思うわけであります。
 これはやはり大事なことでございまして、少し節電をすればそれなりの大きな効果が出るということでもございます。今、二酸化炭素による温室効果というような問題とか、省エネルギーあるいは地球環境の保全というようなことも大切な時代になっているわけでありますので、できるだけエネルギーを大事にしていくということは当然なことであろうと思っているわけであります。
 市におきましても、今までも休息あるいは休憩時間等は消灯をいたすようにしたり、あるいはまた通路あたりの明るいものは消灯するとか、暖・冷房温度も余り高くならないように設定をするとか、男子トイレあたりもセンサー付にいたしまして、いつも水が出ないようにするとか、あるいはOA機器等も要らないときには電源を消すというようなことで、申されましたようなことは既に実施をいたしているわけであります。
 そういうようなことでありますが、こうした気持ちを市民の皆さんにも伝えて、市民の中にもそういう気持ちを持って節電に努めてもらうことが大事ではないかというふうに思っているわけでありまして、今後、広報紙等でも呼びかけをしたり、その他の団体あるいは消費者団体にも協力をしていただきたいものだというふうに思っているわけであります。
 自動車を利用するにあたりましても、アイドリングをして、夏は冷房をかけて自動車の中にいるとか、冬は暖房をかけて温かい自動車の中にいるというようなことも若い人たちの中にはあるようでありまして、そういうようなことなどもやはり注意をする必要があるのではないかというふうに思っているわけであります。
 そういうことで、私など年のいった者は、昔から節約をさせられましたから、家の中にいても電気を消して歩くのが仕事でありますが、戦後、大変豊かな時代に育った人たちは、余りそういう気持ちがないものですから、こういう気持ちをやはり育てる必要があるのではないかというふうに思っているわけであります。
 また、星の接近に伴う照明の問題ですが、これは後ほどまたよくお聞きをいたしまして、そうした観測のできるところというのはやはり山手のほうではないかと思いますので、平地のほうではちょっと今の電気を全部消すわけにはまいりませんから、もしそういうような場合には、その周辺の電気を抑制するということは考えていってもいいのではないかというふうに思っているわけであります。
 かつて、プラネタリウムですか、星を見るメガネをやればどうかという話もあったことがあるわけでありますが、やはり明るいところはだめでして、山手のほうでないといかんというようなことも聞いているわけでありまして、そういうようなことなど今後具体的になれば検討する必要があろうかと、子供たちの時代に天体を観測することを教えることも大事ではないかと思います。
 以上であります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 金嶋議員さんの質問に答弁いたします。
 文化会館の多目的ホールを音楽や演劇専用の小ホールに改築できないかという提案でございますが、文化会館に隣接する農村環境改善センター多目的ホールは、いろいろな催し物に使えるように建てられたので、固定席はございません。そのため、以前から、文化協会や利用団体から「固定席の小ホールについて」というふうな要望がございました。
 現在の多目的ホールの利用率は大体84%で、大変高い利用率でございます。固定席がふさわしい催し物も増えてきております。全国の動向を見ても、固定席を備えた大ホールと小ホールのある施設が大変多くなってきております。
 今年度は四季彩館が、来年度は美術館が開館しますので、展示を中心とした催し物はそちらのほうへ移して会場を使用するというふうなことも考えられますが、多目的ホールの利用の推移を見守って検討してまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 総務部長 柳原和夫君。
  〔総務部長 柳原和夫君 登壇〕

◯総務部長(柳原君) それでは、私のほうから砺波市の行政手続条例についての御質問にお答えをさせていただきます。
 砺波市は従来から公正・透明な行政運営を図ってきたところでありますけれども、これを機会に、より一層の公正な行政運営と透明性の確保を図る所存でございます。
 御質問の基準等につきましては、大部分が既に条例、規則等に明記しているところでありまして、行政手続法によるものと同様に、それらを各処分ごとに整理し簿冊などにいたしまして、各担当の窓口に備えつけをし、市民の皆さんから要請があれば閲覧に供することのできるような方法で公表する予定であります。
 また、御指摘の第6条、第12条の規定につきましては、「具体的な事例が少ないなどのため標準処理期間や処分基準を定められないものが多い」あるいは「処分基準等を設定し公にすることは適当でない場合がある」などの理由から、行政手続法並びに県の条例も同様の規定といたしているところでありまして、今回提案しております条例案につきましてもこのような規定としたところであります。
 なお、窓口業務のマニュアル化についてでありますが、既にこのことについては実施済みでありまして、今後はこの条例の趣旨の達成のために、許認可等の基準の明確化について適宜、順次行っていくところでございます。
 それから、情報公開制度につきましては、現在国が法の整備を予定しておるという段階でございますし、その動向も参考としながら検討していく考えであります。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 金嶋議員さんの福祉に関する2項目6点ばかりについて、順次御説明申し上げたいと思います。
 まず、「ふれあいのまちづくり事業」についてでございます。
 初めて聞く言葉でございますが、これは社会福祉協議会が事業主体となりまして、地域住民と市や福祉施設などの関係団体との連携のもとに、地域に即した創意と工夫により具体的な課題に対応するとともに、住民相互の助け合いや交流の輪を広げ、ともに支え合う地域社会づくりを推進することを目的といたしているわけであります。
 事業内容の骨子といたしましては、1.事業の企画立案のチーフとなる地域福祉コーディネーターの設置。2.事業の企画立案に際して提案を行うふれあいのまちづくり推進委員会の設置。3.総合相談、広報活動、情報の収集・整理の拠点となるふれあい福祉センターの設置。4.地域生活支援事業の実施。5.住民の参加による地域福祉事業の展開。これらが事業の骨格になるところでございます。
 この事業に対しましては、県内のほどんどの市で取り組んでいるわけでありますが、市の社会福祉協議会では、平成9年度の開設のために準備を進められているところでございます。
 この事業の企画立案のチーフとなります地域福祉コーディネーターにつきましては、経験のある有資格者、例えば社会福祉士あるいは社会福祉主事等の有資格者あるいは相談援助の業務に相当の経験を有する人が登用されることになるわけでありますが、これの設置について検討を進められているところでございます。
 お話がありました既存の事業のネットワークでありますが、現在、社会福祉協議会では、地域総合福祉活動グループ設置事業6地区、それと参加型福祉社会推進パイロット事業で11地区、合わせて17地区全地区でネットワーク事業を展開しているところでございますが、これらの構成につきましては、各市において地域福祉の推進を図るため、地区の振興会や民生・児童委員、老人クラブあるいはボランティアなどを中心に地区推進協議会を設置し、要援助者の支援のため、小地域ネットワークの形成あるいは地域福祉ニーズの把握や生活支援などを行っていただいているところでございます。例えば、高齢者のひとり暮らし宅の訪問、介護者講習会、児童との交流事業、給食サービス、高齢者の健康相談事業など、多種多様な事業を展開していただいているところでございます。
 「ふれあいのまちづくり事業」においても、このネットワーク化をさらに推し進め、地域における問題解決の主体としての強化を図り、地域生活の支援事業を積極的に進めるよう行政としても支援・指導をしてまいりたいと考えているところでございます。
 個別の御提案のありました給食サービスにつきましては、現在、この地域推進グループ事業等で部分的に実施している地区が何地区かございますけれども、新しい事業における給食サービスについては、ニーズや体制を勘案しながら、その内容等について検討を進めてまいりたいと考えます。
 それから、デイホームにつきましては、高齢者身体障害者の1日預かりということでございますが、既存の施設において定期的に実施する方向で検討がなされているところでございます。
 これらの「ふれあいのまちづくり事業」につきましては、全国的に展開されているわけでして、地域の特性を生かしながら、かなり効果を挙げているということを聞き及んでおりますので、我々といたしましても、地域福祉の拠点となりますふれあい福祉センター──市の場合は市の社会福祉会館があるわけでありますが、ここを中心に相談事業を実施し、そこで把握した福祉ニーズについて、福祉協議会が地域住民の参加のもと、福祉団体や関係機関、行政とが連携して具体的な課題に対応し、問題の解決を図っていきたいと考えているところでございます。
 これらの事業を、現在協議会のほうで鋭意検討されているところでございますので、平成9年度の導入に向け、行政としても積極的に支援をしてまいりたいと考えているところでございます。
 続きまして、保健・福祉・医療のPR活動ということでございますが、主として在宅介護の家族、一般住民への技術的なサポート事業を展開するようにという御提案と受けとめていることでございます。
 まず、介護教室につきましては、従来よりデイサービスセンターでは、利用者の介護者に対する教室が開催されており、また在宅介護支援センターでも教室を開催されております。また、各地区の婦人会等各種団体からの介護教室への講師派遣要請に対しても積極的に対応してきており、今後は教室開催のPRに努めるとともに、協議会で開催される介護教室にも一般住民への参加・PRなど、協力してまいりたいと考えているところでございます。
 2番目のリハビリ教室につきましては、従来より毎週水曜日、母子保健センターで実施いたしております。利用者の方はバスで送迎するという利便も図っているところでございますが、在宅での機能回復訓練も、保健婦に理学療養士を同行訪問させ、簡単な動作については介護者に今教えているところであります。今後は、介護教室の中で、理学療法士を講師に迎え、基礎知識をはじめとする初歩的な技能について普及してまいりたいと考えております。
 最後の要介護老人の精神的ケアにつきましては、介護者以外の例えばホームヘルパー等がかかわり、簡単な相談に乗ったり、話し相手として対処しております。また、在宅介護支援センターのケースワーカーにも協力してもらい、精神的ケアに努めてきているところてございますが、今後は、現在あるボランティアセンターの機能を充実させるとともに、個人ボランティアの需要と供給の動向を把握しながら、活動分野を広めるように努めてまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 何かありますか。
 以上をもって、通告による質問並びに質疑が終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(金堂君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに上程全議案に対する質疑を終結いたします。

◯議長(金堂君) ただいま議題となっております議案第58号から議案第68号までの10議案につきましては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(金堂君) 次に、日程第2 消費税5%の中止を求める請願につきましては、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(金堂君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。13日及び16日から18日までの4日間は、委員会審査のためそれぞれ休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(金堂君) 御異議なしと認めます。よって、13日及び16日から18日までの4日間は休会することに決しました。
 なお、次回の本会議は12月19日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 2時20分 閉議



平成8年12月定例会(第2号) 議事日程・名簿 

     平成8年12月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 議案第68号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について
     (提案理由説明)
  第2 市政一般に対する質問、並びに議案第58号から議案第68号まで、平成8
     年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外10件及び報告第12号
     株式会社フラワーランドとなみの経営状況の報告について
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  12月11日  午前10時03分  開議
  12月11日  午後 3時29分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

 収入役  安 念 鉄 夫 君    総務部長 柳 原 和 夫 君

                   産業建設
 民生部長 中 島 和之進 君    部  長 福 島 敏 夫 君

                   企画調整
 水道部長 福 田 正 治 君    室  長 堀   秋 博 君

 総務課長 老   寿 一 君    財政課長 津 田 俊 祐 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 古 井 勝 久 君    課  長 紫 藤 健 一 君

 上水道
 課  長 宮 井   正 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坪 本 正 樹 君

 消防本部              消防本部
 消防長  村 井 宗 之 君    次  長 安 念 政 満 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 太 田 勇 二      局長代理 貝 淵 文 夫

 調査係長 神 島 英 弘



平成8年12月定例会(第2号) 本文

会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(金堂君) これより本日の会議を開き、ただちに日程に入ります。
 日程第1 議案第68号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) ただいま追加提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 議案第68号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、人事院勧告に基づき実施される国家公務員の給与改定に準じて当市の職員の給与を改定しようとするものです。
 何とぞ、慎重に御審議の上、可決を賜りますようお願い申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) この際、暫時休憩いたします。
 午前10時03分 休憩

 午前10時15分 再開

◯議長(金堂君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第2 市政一般に対する質問並びに議案第58号から議案第68号まで、平成8年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)ほか10件及び報告第12号 株式会社フラワーランドとなみの経営状況の報告についてを一括議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問を行います。
 通告により、発言を許します。
 11番 河原 誠君。
  〔11番 河原 誠君 登壇〕

◯11番(河原君) 自民会を代表いたしまして、市政全般について、市長をはじめ当局のお考えをお聞きするとともに、若干の要望を含め質問をいたします。
 平成8年も12月となりまして、もう少しで新しい年を迎えることとなり、今回が今年最後の議会となりました。今年は当市にとっていろんなことがありましたが、記者クラブにおいても、今年の砺波市の十大ニュースがあすにも発表されるようですが、今年1年を振り返って、砺波市にとってどんな年であったか、成果と反省を含めて岡部市長の印象をお聞かせ願いたいと思います。また、来年に向けてどのような年と位置づけするのか、その抱負があればお聞かせをください。
 毎年今の時期には、国、県、市町村においては、来年度の予算編成で行政当局にとっては大変忙しい時期でもあり、またそれぞれ陳情等でも活発な活動が行われるわけですが、当市の平成9年度の予算に当たってはどのような考え方で臨むのか、また核となる施策は何かをお伺いいたします。
 砺波市総合計画修正計画の実施計画では、平成9年度一般会計予算歳入歳出160億6,720万円を予定されており、前年度予算比では4.4%増の積極予算となっております。特に、歳出では、政策的経費5.9%増、投資的経費5.0%増となっているところであります。その歳入としては、市税の伸びは8.6%増、また地方交付税収入においても7.9%増と大幅な伸びを期待しているところであります。
 まだ国の9年度予算については国会を通過していませんが、来年度からは消費税が5%となる模様です。そのうちの1%が地方消費税となって地方自治体に還元され、地方における自主財源が増えることとなり、それも増収の期待要素ではありますが、どの程度の額を見込んでおられるのか。
 また、市民税においては、人口の増加傾向、住宅建設の増加を勘案すれば増収は期待できるものの、景気の動向や固定資産税の評価額の減、また税率の見直しなどを考えた場合、非常に厳しいものがあるのではないかと思います。平成9年度における歳入の見通しについてお聞かせ願います。
 次に、地方分権に伴う行財政改革についてお尋ねいたします。
 昨日、議員会が主催をしまして、「行政改革と地方分権について」というテーマで、総務庁中部管区行政監察局局長の畠中誠二郎氏を講師にお迎えをして御講演をいただいたところですが、現在、橋本内閣の最重要課題は行財政改革にあることは既に御承知のとおりであります。
 特に、昨今の公務員の不祥事等が表面化をし話題となっていることは、さらに国民の改革への要望に拍車をかけているのが実情であります。行財政改革は、国だけの問題ではなく、今後の中央分権に絡んで、地方自治体へもその波が押し寄せるものと考えられます。今議会に提案されています行政手続条例の制定もその一環かと思いますが、当市においては、いち早く行政改革懇談会が設置をされ、現在、各事務担当レベルによる第8次の砺波市行政事務改善委員会において細部の検討がされていると聞いております。
 これからの国の方針も見据えながら、今日の高度情報化時代に対応した効率的な行政サービスや、迅速で信頼にこたえられる行政組織の構築に努めていかなければなりません。また、簡素で、無理、むだのない行政運営が求められ、職員一人ひとりの倫理観や能力アップが必要となるわけであります。非常に厳しい対応を迫られているのではないかと思います。
 議会においても、自民会では、議員定数の問題、議会改革等についても、今後の時代を視野に入れ鋭意検討を行っているところであります。市長のこれからの当市の行政改革の取り組みについて御所見をお伺いいたします。
 次に、道路問題についてお伺いいたしますが、後ほど同僚議員からも道路について質問がありますので、私からは1点に絞ってお聞きいたします。
 現在、工事が着々と進められております東海北陸自動車道及び能越自動車道についてお伺いいたします。
 言うまでもなく、この道路は日本の中央を横断する重要な国土軸であり、太平洋側と日本海側を結ぶ動脈となる道路であります。今までは、日本列島に沿って横の高速道路網は非常に発達をいたしておりましたが、縦を縦断する高速道路網は大変整備が遅れていたのが現状であります。この道路が全線開通をしたときの波及効果は、はかり知れないものがあろうかと期待をするところであります。
 全国でも、列島を縦断する高速道路については施行例が少ないのですが、今年8月末に、砺波広域圏の若手議員十数名で、中国縦断自動車道の米子自動車道を視察に行ってまいりました。綿貫先生の御紹介もあって、鳥取県、米子市、堺港市、また米子自動車道沿線の広域市町村からのこの自動車道が開通してからの経済効果、また観光としての効果など、将来に向けての構想など、細かなデータをもとに説明を受けてきたところであります。
 米子自動車道は、米子から中国自動車道の落合ジャンクションまでの66.5キロメートルであり、平成4年に開通をいたしましたが、予定では、来年度には中国自動車道の岡山県北房ジャンクションから総社インターチェンジまでが開通をすれば、瀬戸中央自動車道、高松、高知自動車道を経て、高知まで一本で3時間半で行くことができるとのことです。
 米子自動車道が開通してから、さまざまな効果についての調査を行ったとのことで、米子市では、商圏が岡山県北部まで広がって約60万人の規模となり、大型店の進出や新たな企業の立地が進んできているけれども、産業道路というよりも観光道路としての利用度が高く、主に松江、出雲など島根県へのアクセス道路となっているようであります。米子市と砺波市との共通点は非常に多く、また沿線町村においても、どうやって人を誘致するか課題は多いとのことで大変勉強になりました。
 東海北陸自動車道も、全線開通が2010年になるのではないかとも言われているわけですが、大変厳しい国の財政状況の中で、都市選出の議員の中では「道路予算はもう縮小すべきだ」との声もあるとのことですが、地方にとってはまだまだ道路予算は必要であり、ぜひとも早期に開通を願うところであります。我々を含め、今後の努力を当局にもお願いをするものであります。今後の見通しをお聞かせください。
 また、将来に備え、沿線市町村の連携、交流が必要ではないかと考えますが、現在どのような行政単位でのネットワークがあるのかお尋ねをいたします。もし余り活発な活動がないのであれば、今後緊密な連携を構築していただきたいと願います。
 先だって、糠谷経済企画庁事務次官をはじめ、現在または元国土庁においでになった課長、室長クラスの方十数名と懇談をする機会がありました。御存じのように、国土庁では次期全国開発総合計画を策定中で、そのテーマを「参加と連携と交流」としております。財団法人国土技術開発研究センターが仕掛け人となりまして、全国で交流、連携を深める施策を展開しております。特に、この国土軸をメインとした地域づくり、多軸型国土の形成といったことに力を入れているところであります。
 参加できませんでしたが、ついこの前も、高岡において国土庁主催で地域づくり全国交流会議が開催されたところであります。また、富山、石川、岐阜、愛知の4県で構成する日本中央横断軸構想推進協議会が、その構想を紹介したホームページを開設したという報道記事があり、各沿線地域の市町村の紹介もそこで行うというようなことで、非常に喜ばしいことでありますが、県単位だけでなくて、市町村単位での独自の交流、また民間の経済や文化における交流連携を進めるべきではないかと考えます。それが、砺波市の将来にとって大きな影響を与えるものではないかと思うわけであります。そのための調査研究がこれから必要ではないでしょうか。市長の御所見をお伺いいたします。
 今の質問に関連いたしますが、当市における将来の交通利点を見越して、さまざまな企業、外部資本が進出をしてきております。市の発展を考えたときに、歓迎をするものもあり、また問題点を持つものもあるわけですが、雇用の創出、資本の還元がある場合はいいわけですが、地元の中小企業や個人商店にとって悪影響を及ぼす場合には、ある程度の規制といったものが必要ではないかというふうに考えます。特に、大型店の進出については慎重な対応が必要ではないでしょうか。
 平成2年に、ジャスコ(コスモタウン21)とSATY(となみ野ミルズ)が相次いでオープンをしましたが、そのときにも大変な論議があったところであります。当時、私も県の依頼を受けまして「商人道フォーラム」の座長をしていましたので、いろんな有識者の方々の意見を聞きながら、砺波広域圏の核である砺波市にとっては、商圏の拡大や集客性の向上を見込めば非常にメリットも大きいということの判断で、やむを得ないとのことで、結果的には申請時の店舗面積を50~60%に抑えた形で認可がされたところであります。
 ただ、それには既存商店街との共存、共栄が図られるということが条件であったかというふうに思います。結果的には、これといった商店街の活性化策がなくて、砺波プラザも解散に追い込まれ、中小商店においても厳しい状況下にあるのが現状であります。
 先ほどの米子市においても、現在、ジャスコが店舗面積2万平米で計画中であり、その前にはダイエーが国道沿いに1万平米で計画申請をしましたが、7,000平米に縮小されたということで、計画を中止されたというようなことを聞きました。
 また、既存の地元大型店では、市街地では営業が伸びないということの判断で、郊外への移転を決定したとのことであります。非常に砺波市と似たような経過をたどっているのではないかと思っております。
 現在、砺波市における大型店の売場面積シェア率が58%であり、現在、進出予定のユニー、ほかにも進出予定の店舗がありますが、アピタ砺波の計画店舗面積2万1,232平米がそのままできるということになれば、70%のシェア率というふうになり、全国でもトップのシェア率となるとのことで、商店会では反対の立場をとっております。一昨日にも、商工会議所において説明会が開催をされ、予定地における保留地の問題で紛糾をしたように聞いております。
 現在、計画のある大型店について、今後どのような形で進められるのか。また、これから新規の進出店についてはどんな規制ができるのか。また、商店会における反対要望に対して、今後どのような対応をされるのかお伺いをいたします。
 大型店の進出計画は別にしましても、中心市街地の活性化は以前からの大きな課題であり、その対策が叫ばれているところであります。さきにも商工会議所との懇談会が行われ、要望等が話し合われたというふうに聞いております。歩道のカラー舗装化や街路灯の整備、町並み花壇など環境整備は進んでいるところですが、空き店舗対策、イベントなどのソフト事業の充実といった面ももっと必要ではないかと思います。そこに住む人の活力を十分に起こさせ、明るいイメージの創出を生み出す方策がないものでしょうか。
 9年度には、商店街・商業集積等活性化事業として、基本構想の作成が商工会議所が主体となって行う計画になっておりますが、どのような形でまとめる方針なのか。単に外部に委託するだけではなくて、地域住民、関係者との十分なコミュニケーションの中で意義と実行のあるものにまとめていただきたいと思います。
 また、今後計画をされる市街地での公的な施設については、具体的なスケジュールが決まっていないものが多いわけであります。子供歌舞伎曳山会館、また中央生涯学習センター、木舟町公園の整備など、早期に整備をすべきかと考えますが、今後の計画についてお聞かせを願います。
 次に、広域行政の推進と今後の方針についてお尋ねいたします。
 まず、広域消防のあり方と合併問題の進め方についてですが、去る11月4日に広域圏の市町村長会議が開かれ、広域消防の合併問題について話し合いがされ、平成12年、2000年をめどに合併を行うことが決められ新聞報道がされました。県内5圏域が足並みをそろえて合併に向かうとのことでしたが、広域的災害発生時において連携がとれ、また通信指令系統が一本化するといった面では意義のあるものと考えます。
 富山県は、災害、火災の発生率が全国でも非常に少ない県であり、これは消防団をはじめ本部等の関係者の努力の賜物と感謝をする次第ですが、先日視察をしました長野県の佐久広域圏の小諸市では、昨年の火災発生数が29件であり、また小さなものを含めると60件ぐらいあったというふうに聞いて驚いたところであります。
 佐久広域圏でも、昭和46年に2市2郡の7つの消防が一本化をして活動をしているとのことでしたが、合併時はやはり県の指導があったわけですが、郡部の市街地のない地域で単独に消防署を持てないところにとっては、大きなメリットがあったということであります。
 しかし、問題点も多く、広域行政事務組合方式をとっているわけですが、職員の身分は、従前のものと事務組合になってからのプロパーのものとが混在しておりまして、また市役所内にも、まだ組織において総務部の中に消防課が置かれておったりなど、人事的な交流も広域内で行われていないというのが現状だそうであります。小諸市の消防にとっては、余りメリットが感じられないといった印象を受けたところであります。
 今後どのような形で進められるかわかりませんが、高速自動車道が整備をされ、これからは災害も複雑化をしていく時代でもあり、真に意義のある広域消防となるように望むものであります。今後の進め方についてお聞かせ願います。
 また、広域合併としては、農協がJAとなみ野として発足をして数年が経過をしたわけですが、厳しい農業環境の中で必死の経営努力をされているところかと思います。これまでの合併によるメリットとしてどのような成果があったのか、また今後の課題や問題点についてお話をいただければと思います。
 なかなか、それぞれの地域性や考え方の違いがあって、合併したことがすぐ経営改善につながるものとはなりませんが、かえってさまざまな問題を抱えるのが現況ではないかと推察をするところであります。農業問題については後ほど質問もあろうかと思いますが、アグリとなみ21に基づいたJAとなみ野における経営方針、今後の計画等があれば、あわせてお伺いをいたします。
 広域圏内における図書館のネットワークについてお尋ねをいたします。
 当市の図書館の電算化事業が進められているところでありますが、それに伴って、砺波広域圏のそれぞれの図書館をコンピューターで結び、検索することによって、必要な本をどこからでも借りることができる図書館情報ネットワークサービスシステムを構築するという計画は、広域圏行政の目玉として以前からあったところであります。ふるさと市町村圏基金の運用でも計画をされておりましたが、現在の低金利時代では、思うような資金の確保ができないことも事実であります。富山県は、図書館の設置率また利用率でも全国でもトップクラスであり、是非システムの実現に力を注いでいただきたいものであります。
 砺波圏のみならず、県立図書館また他市の図書館ともネットワークがつながれば、かなりの蔵書が網羅をされることになり、利用者にとっては便利になるとともに、各図書館においても、蔵書の整備についてはそれぞれ分担をして、専門書などについてはそろえることが可能となります。ほかの図書館の電算化の状況と今後の見通しはどうかお聞かせください。
 また、将来的には、それぞれの開館時間も統一をすべきではないかと考えますが、特に利用者の立場からいえば、日曜日の午後は引き続き開館をしていただきたいと願うところであります。御検討をお願いいたします。
 また、情報化の中で、広域圏の市町村住民行政サービスの一環として、住民票をどこの窓口でも自由に交付を受けることができるといったシステムが検討されたこともありますが、実際には諏訪広域圏で実施をされているところであります。まだ利用者は年間500件程度であり、全体の1%ぐらいだそうですが、実施するに当たって非常に手続き上も複雑で難しい面もあったそうであります。ただ、将来的に、印鑑証明、戸籍謄・抄本、納税証明なども一括して交付することができるようになれば利用者も増えるとのことですが、当圏域ではどの程度の要望があるかわかりませんが、一度検討してみてはいかがでしょうか。
 地方分権時代になって、これからますます広域圏の果たす役割は大きなものとなってきます。このことを踏まえ、より一層の広域行政の推進に努力されますよう要望する次第であります。
 次に、総合病院の増改築計画についてお伺いいたします。
 総合病院の将来構想検討委員会で策定された将来構想に基づき、200床の増床を前提に大規模な増改築計画が示されたところですが、建設年次計画では、平成8年度、9年度において基本設計、実施設計が行われます。
 去る9月議会の全員協議会では、設計についてはプロポーザル方式で設計業者の選定を行うことが示されましたが、ある程度の基本的な条件のもとで提案をされるものかと思います。大まかなマスタープランについては承知をしているところでありますが、設計提案をされるための具体的な建設概要、条件また設計に当たっての基本的な考え方について、どのような形で依頼をされているのかお知らせを願います。
 特に、当病院はとなみ広域圏の中核病院として、またこのたび県の指定を受け、圏域の災害拠点病院となったところであり、今後、地域救命センターの設置や2.5次高度医療を担う病院として期待をされているところであります。
 しかしながら、現在まで段階的な施設整備を行ってきたために、利用者にとっては非常にわかりにくく、機能的な配置となっていないのが現状であり、また新しく整備をしたところと古い部分とが混在をしており、今までの設備投資を生かしながら新たな計画を行うということは大変難しい面があろうかと思われます。
 また、建設に当たっては営業を行いながらの工事となり、仮設部分の使用が主になるわけで、入院者や通院の患者の方々に迷惑の余りかからないような配慮をするとともに、利用者の利便を最優先した設計をお願いするところであります。これからの計画の進め方についてお聞かせ願います。
 また、将来構想では、医療、福祉、保健の一体的な連携がうたわれており、施設整備計画についても、現在の病院近辺に福祉ゾーンや健康づくりセンターなどの配置を全体概念図として表現してありますが、なかなか構想どおりにいかないかと思いますが、今回の設計においても、それを基本として考えに含めて設計をされるのか、病院長の将来的なお考えはどうかお尋ねをいたします。
 大きな資本投資をするわけで、今後の自治体病院の経営については決して楽観できる状況ではなく、厳しいものがあろうかと懸念をいたしております。システム等の改革についても、中央へ要望していかなければなりませんが、増改築後の病院経営についても努力をしていただきたいとお願いするところであります。今後の経営見通しについてお聞かせを願います。
 次に、国際交流についてですが、岡部市長の国際交流施策の推進により、着実に市民にとっては国際理解が進展しているものと考えております。今年のチューリップフェアでは、CNNのニュースにも紹介されるなど、砺波のチューリップが国際的に広がりを見せたことは大変喜ばしい限りです。また、このたび、カナダオタワ市から、砺波市が日本を代表するチューリップフェアの開催地であると認められ、来年5月に行われるカナディアンチューリップフェスティバルのジャパンデー「となみの日」を設け、当市が招待を受けたことは誇りとするところであります。
 議会でも全員参加の方向で検討をしているところですが、民間交流としてどのような計画をされているのか、また先にオタワ市からお見えになったときに、どのような依頼があり打ち合せがあったのか、その内容についてお尋ねを申します。
 最後に、教育問題について教育長にお尋ねします。
 依然として、全国的に子供たちの教育については大きな課題がある中で、地域の将来は教育にかかっていると言っても過言ではないかと思います。予算や政策だけですばらしい教育ができるわけではありませんが、また取り組みがなければよい教育とならないのも事実であります。
 ハード面では、その年々に施設整備などでめり張りのある予算が組まれますが、ソフト面においてはそれほど大変わりはしていないのではないでしょうか。来年度は、これを取り組みたいといった目標があってしかるべきでありますし、また教育長にはそれを表明していただきたいと願うところであります。
 議会では、教育問題等については、ほとんど教育長が答弁をされることが多いのですが、提案理由や所信表明を述べる機会は余りないわけで、次年度の予算を提案される3月議会では、是非教育長に次年度の教育方針を表明していただける機会があればと考えております。他市でもそのような例があるとのことですので、是非検討をお願いをいたします。
 文部省では、来年度の概算予算の要望の中で、新規にさまざまな取り組みがされているところであります。その中でも、是非当市においても取り組んでほしいと思うのが幾つかあるわけですが、特にスクールカウンセラーの活用調査研究や国際姉妹校の交流の研究推進、また各学校に配備がしてありますパソコンを有効利用するため、また地域の生涯教育の推進を図るといった面で、現在の学校のパソコン教室を一般開放する事業などもございます。
 また、今回、東部校下のほうから、児童センターとして放課後の学校開放等の要望もあると聞いておりますが、こういった面での取り組みを是非やっていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
 教育長のお考えをお伺いをいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
 どうもありがとうございました。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 河原議員の代表質問に対してお答えいたしたいと思います。
 まず最初は、今年度1年を振り返ってと来年に向けての抱負ということでございます。
 平成8年は、非常に全国的な規模のイベントが多かったわけでございまして、これは県主催ということもあるわけでございますけれども、4月には第13回全国都市緑化フェアというものが砺波市のチューリップフェアを出発点とされたわけであります。市といたしましては、かねてから建設をいたしておりましたチューリップ四季彩館もできまして、ちょうどいい機会にこの都市緑化フェアが始まったわけでございます。その後、頼成の森あるいはまたカンナフェスティバル等も入りまして、砺波市にも多くの観光客が入られたということでございまして、70万人ぐらいの人たちが砺波に来られた。こういうことが非常に大きな行事であったのではないかというふうに思っております。
 また、10月には国民文化祭等がありまして、砺波の伝統文化であります子供歌舞伎、これが日本で初めて、長浜と小松の2つが寄りまして3つが競演をするというような大きな行事ができたわけでございます。
 また、11月にはマルチメディア祭が行われまして、その中で砺波では地域情報フォーラムが行われました。いずれも、多くの人が集まられまして好評であったわけであります。
 また、チューリップフェアに関連いたしまして、今ほど質問のありましたように、カナダのオタワ市との交流も始まるというようなことでありますとか、あるいはアメリカのCNNあたりが全米にチューリップフェアを放映するというようなことで、世界的な広がりを見せてきたというようなことなどがあるわけでありますが、これらもやはり、45回を数える長い間の継続というものが大きな力を発揮したのではないかというふうに思っておるわけであります。
 また、一方におきましては、市勢が発展をするためには、何といいましても若者の定住を欠くことができないわけでありますが、そのための工場誘致等につきましても、5月には北陸コカコーラが工場立地をするという調印をいたしました。また、10月には大和ハウスも(仮称)砺波ロイヤルホテルというホテルも建築着工するというようなことになってまいりました。
 また、長年の懸案でありました東海北陸道につきましても、11月に一番長大トンネルであります天生トンネルが着工されまして、それが全線着工というような状態になったわけでありまして、長い間の夢も手の届くところまで来たというふうにも思っております。
 能越自動車道も逐次進みまして、福岡インターまでの開通がなされた、こんなようなこと等があったわけであります。
 また、中部スーパー農道の農林区間も完成をいたしまして、新たな交通網がつくられ始めた、こういうこともあろうかと思います。
 また、区画整理等もどんどん進んでまいりまして、駅南区画整理の中で、駅も橋上化をするというようなこともJRとの間に決定をいたしたわけでございますし、また深江地区のほうもだんだん進んでまいりまして、区画整理組合等もできるということで、出町文教ゾーンの見通しが明るくなってまいりました。そういうようなこと等が事業としてありました。
 また、人口につきましても、1月には3万9,000人を突破をいたしまして、現在も着実に増加をいたしておるわけであります。
 このように、本年度は砺波市にとりましても大変意義の深い年であり、21世紀に向かって着実に進展をしていっておるのではないかというふうにも思っておるわけであります。
 このようなものを踏まえまして、明年はどういうことを思っているかということでございますが、こうしたハード面の行事もどんどん進んでくるわけでありますが、今年あたりからぼつぼつそういう方向へ向かっておりますが、これからはさらにソフト面に向かっての充実をしていかなければならないというふうに思っておるわけでありまして、高齢化時代に対応する福祉の充実を図っていかなければならないと思っておりますし、今ほどの質問の中にもありましたが、学校教育におきましても、特に人間教育というものの充実を図っていかなければならない、将来のためにはこれをやっていかなければならないと思う次第であります。
 また、文化の振興ということもさらに進めなければいかんと思うわけでありまして、今まで豊かさのみを追求してきた反面、そうした心の問題が非常に問題であるということ等もありますので、そういう方面をさらに力を入れなければならないのではないかと思っております。
 また、情報化時代の対応も具体的に考えて実行していかなければならないというふうに思っておるわけでありまして、市民の皆さんが非常に心豊かに、21世紀に希望を持って活動できる社会づくりを進めていかなければならないのではないか、こんなふうに思っておる次第でございます。
 次に、9年度予算編成についての御質問でございますが、まず平成9年度予算編成の方針につきましては、今年作成いたしました第6次総合計画の修正計画に基づきまして、引き続き、「散居の中に花と緑の活力あるふるさとづくり」ということを標榜いたしまして、豊かで安心できる魅力ある社会づくりをやっていこう、こういうことが基本的な考え方であります。
 一般会計につきましては、160億6,700万ということを考えておりまして、大体4.4%増というふうに思っております。予算編成に当たりましては、健全財政を基本といたしまして、着実にこの施策を実行していきまして、市民の信頼と期待にこたえるように鋭意努力をいたしていきたいと思っておるわけであります。
 核となる施策ということにつきましては、今ほど抱負も述べましたが、具体的には、市民の皆さんが安心して暮らせる生活環境の整備を図るということを考えなければなりませんが、1つは、出町文教ゾーンの整備といたしまして、出町小学校敷地の確保を、明年あたりには、区画整理の進行とともに進めていかなければならないのではないかというふうに思っております。
 また、幼稚園等につきましても、3歳児受け入れを全幼稚園で実施をしていくというふうにやっていきたいと思っております。
 それから、2000年国体に向かっての準備をさらに加速をさせなければならんというふうに思っておるわけでありまして、砺波総合運動公園の施設を整備をするというようなこと、あるいはまた国体準備室をつくるというようなことを具体的に進めていかなければならないと思っております。
 また、4月には美術館の開館をいたしたいと思っております。
 福祉施策といたしましては、南部福祉センターの建設でありますとか、あるいは在宅福祉の充実を図る。そして、そのためには、ホームヘルパーの増員でありますとか、あるいは市役所内の組織も改革いたしまして、これに対応できる体制をつくりたいというふうに思っておるわけであります。
 さらに病院建築等につきましても、市民の皆さんがどんな病気にかかっても、病院で治せるというような病院にしていかなければなりません。また、地域の中核病院としての任務を果たしていきたいということで改築計画を進めていきたいと思っておるわけであります。
 土地区画整理事業につきましては、今ほど申し上げましたように駅の橋上化を完成いたさなければならないと思っておりますし、また木舟町公園の建設も進めなければならないと思っておるわけであります。そうしたことなどを具体的な事業として進めていきたいと思っておるわけでございます。
 次は、歳入の見通しはどうかということでございます。
 これは、まだ国会のほうでも税制に関する検討がなされておりまして、まだ不透明な部分もありますので、確たることを申し上げられる段階ではありませんが、目下、税制改正や社会経済環境が逐次変わるということもあるわけでありますが、地方消費税の導入に伴う個人住民税の配分の見直し、あるいはまた法人税率の改定、あるいは法人市民税への影響、さらには固定資産税の土地にかかる負担調整措置の改定であるといったようなことなどがまだはっきりいたしておりません。
 いずれにいたしましても、次の通常国会において審議されるわけでありますけれども、9年度の税制見積もりといたしましては、現行制度で作成せざるを得ないというような状況でございます。多少の変動はありましても、50億の確保は可能であろうというふうに思っておるわけでございます。
 また、固定資産の評価替えの年次に当たっておるわけでございまして、従来の家屋の評価額が10%程度減価するという見込みであります。また、土地の評価につきましても、県の公表地によりますと、基準宅地の価格が減価いたしております。
 したがいまして、固定資産税額につきましては、前年度の予算額を確保できるかどうかは微妙な状況であるわけでありますが、市といたしましては、工場誘致の効果によりまして、固定資産税相当分といたしまして、地方交付税で約3億円ぐらいの収入が見込めるということがあるわけでありますので、固定資産税の税率の引き下げにつきましては、9年度もさらに引き下げていこうというふうに思っておるわけであります。そうした状況の中でも、今ほど申しましたような税収の確保は可能であろうというふうに思っておるわけであります。
 それから、消費税等につきましては、今のところは5%に消費税がなるということになっておるわけでありますが、内容等につきましてまだ検討されておるようでございまして、そのうちの1%が地方消費税として、都道府県と市町村で半分ずつ分けるというような形になっておるわけであります。
 反面におきましては、現在の消費譲与税が廃止をされるということがあるわけであります。そうしたことなどの差し引きが若干増えるというようなことになろうかと思っておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、国、地方を通じまして、財政環境は非常に厳しいという状況であるわけでありますが、事業財源の確保とともに、その優先順位を定めながら、健全財政の運営をいたしていかなければならないというふうに思っておるわけでございます。
 次に、地方分権の問題でございますが、地方分権につきましては、橋本内閣は行政改革をまず一番内閣の重要な課題として取り上げておるわけでございますから、これは何らかの形で実現をしてくるということは間違いないと思っておるわけでございます。
 また、地方分権につきましても既に法律ができておるわけでございまして、その法律に基づきまして、逐次、国のほうでは委員会等ができまして答申等が逐次なされておるということ等があるわけでございます。市におきましても、砺波市の行政改革懇談会を設けまして、砺波市の行政改革大綱を取りまとめてあるのであります。
 また、今年度におきましては、第8次砺波市行政事務改善委員会を組織いたしまして、1つは組織機構の見直し、第2番目には事務事業の見直し、3番目には効率的な行財政運営について、4番目は行政の情報化の4点を中心に検討させているところでございます。これを早く結論を出して、明年の市政の施策に反映させていきたいというふうに思っております。
 それから、行政改革の方向は、砺波市の行政改革大綱に示されているところでありまして、今後、今ほど申しましたようなことなどにつきまして、積極的に対応していきたいというふうに思っておるわけであります。
 そうしたことで、これからやってまいります分権時代を見据えて、具体的な行政改革に取り組んでいきたいというふうに思っておるわけであります。組織機構等につきましては、10月に一部民生部の組織を変更いたしましたが、4月にはさらに大きくこれを変えていこうというふうに思っているわけでございます。
 次に、道路問題でございますが、東海北陸自動車道につきましては、目下、天生峠の着工ということで全線が着工されたわけでございまして、9年度中には、愛知県の尾西インターから岐阜の白鳥インター80キロが供用開始をされるということになっておるわけでございます。
 そして、トンネルに一番時間がかかるわけでございますが、やはり新鋭の機械を入れるということを公団も言っておるわけでございまして、今までよりもペースが早くなるというふうに思っておりまして、6、7年の間には貫通するのではないかというふうに思っておるわけでありまして、そうしたことが全線開通のめどではないか。21世紀初頭に全線開通するというふうな今の見通しであります。それから、これは長年の砺波市の悲願でもございまして、我々としましても、これが早く完成するように今後とも力を入れていきたいと思っております。
 能越自動車道につきましては、全線100キロでございますが、小矢部砺波ジャンクションから福岡までは今年開通をいたしました。高岡地区の工事も11月に着工したわけでございます。今後は、これが促進に向けていろいろと運動をしていかなければならないと思っているわけであります。
 そうしたことなどから、東海北陸自動車道の沿線の広域地域整備連絡会議というものが関係市町村で平成6年につくられておるわけでありまして、その後、能越自動車道沿線市町村も含めたものに拡大をされまして、沿線におる市町村で力を合わせてこの地域の開発をしていこう。そしてやはり、中部横断軸というものを形成をして、次の国の計画の中にこれを盛り込んでいきたい、こういう運動を今展開をいたしておるわけであります。
 また、能飛経済観光都市懇談会というものも今年6月にできました。飛騨と富山県西部また能登にまたがる3県の都市の組織でございます。各市が入っておる懇談会でございまして、これは、この地域の経済、観光、文化に関する情報交換あるいは調査等を今進めておるところでございます。
 このように、日本海側と太平洋側が結ばれるということを念頭に置きながら、そしてまたこれからの対岸貿易というようなことなども考えながら、こうした道路を中心にした発展策を考えていきたいと思っておるわけでありまして、いずれにいたしましても、やはりこうしたものを進める中で、市は市なりの独自的な魅力を発揮をしていくということが非常に大事ではないかというふうに思っておるわけでありまして、また、この幹線につながる支線であります国県道、市長村道の整備もいたしまして、ネットワーク化を進めるというようなことを今後とも考えていく必要があるのではないかと思っておる次第でございます。
 次に、商工業の活性化の問題でございますが、大型店の出店ということでいろいろと問題があるわけでございまして、本年の2月末現在では、第1種の大型小売店で3,000平米を超えるものが4店舗。それから、第2種の大型小売店舗という3,000平米以下のものが7店舗あります。こうした11店舗の面積は3万1,586平米でありますから、シェアは57.8%ということになります。そこへ、さらにまたユニーの出店計画ということが出てまいったわけであります。そうしたものが加わると、さらにシェアが大きくなってくる、こういうことになるわけであります。これは、7月8日付で通産大臣のほうへ申請がなされておるようであります。
 今後のスケジュールといたしましては、幾つかの通産大臣への申請のある大規模小売店の意見を聴取するとか、商工会議所でありますとか市、県の意見を聴取するとか、あるいは大規模小売店審議会の審議をするとかというようなことなどがなされながら、手続きを進められるようなスケジュールということになるわけであります。
 新たな小売店舗に対する地方公共団体の独自規制の抑制にかかる規定というのは、法律の第15条5に設けられておりまして、今まで独自の強い規制をするというようなことがあったようでございますけれども、そういう法律を超えるようなことは抑制されているというのが第15条の5に設けられているようなことでございます。
 いろいろと商工業の皆さんからも陳情を受けておるわけでございまして、市といたしましては、これに対しましては慎重に対応をしていかなければならないと思っておるわけでございます。
 ただ、それとともに、商店街の活性化ということにつきましても、今後、地元の皆さんあるいは商工会議所あたりでも中心になっていただきまして、ただ抑制するというだけでは、なかなか町が活性化するわけではありませんので、来ないから町が活性するものではございませんので、あるいは来るということになりましても、どの程度に抑えるのか、あるいはそれに対する対応策をどうするのかということもやはり考えなければならないわけであります。
 そのためには、やはり大所高所から考える必要があるのではないかというふうに思っておるわけでありまして、何とか出町の町の中へお客を引き込むような方策を商店街の中で立てていかなければならないのではないかというふうに思っておるわけでございます。
 特に、ここにそういう大きなものが出てくるということは、砺波市だけではなしに、砺波広域圏あるいはまた高岡の一部をも視野に入れてくるのではないかというふうに思っておるわけでありまして、そういうようなことなども考え合わせながら、そうした集客するものを、どうしてこの町の中へ引き込むことができるのかということも考える必要があるのではないかというふうにも思っておるわけであります。
 今から400年ほど前の地図を見ますと、出町というのは散居村の一部に過ぎなかったという時代があるわけでありまして、その当時は、山手の方、城端とか井波とか中田とかあるいは小矢部とかというようなところは町の形態を成しておりました。その後、次郎兵衛さんが出てまいりまして、市場をつくるというようなことから、また庄川の治水も行われまして、だんだんと周辺に人口が増えるというようなことで、出町の町がだんだん形成をされてきておるわけであります。
 そしてまた、出町だけではなくて、平野部では戸出とか福野とかというようなものができておるわけでありまして、昔は歩くわけでありますから、大体1時間ぐらい歩く程度のところに町がだんだん形成されたんじゃないかということが考えられるわけでありまして、結局、町に来るまでの時間というものが集客の基本的なことになるのではないかというふうに思うわけでありまして、現在は自動車の時代でありますから、大体30分以内のところが一つの商圏になるのではないかということを考えると、大体砺波平野から高岡の一部を加えた範囲は出町の商圏にいる可能性があるというふうに考えていってもいいのではないかと思うわけでありまして、それをどうして生かしていくかということが非常に大きな大事な問題ではないかと思うわけであります。
 また一方におきましては、交通の流れを考えなければならないわけでありまして、今申しましたような高速道路ができてまいりまして、能越自動車道ができるということになりますと、1つは、城端、福光、福野、小矢部、高岡という流れが出るわけです。また、一方こちらのほうでは、利賀、庄川、井波、砺波、高岡というような流れが一本できるのではないか、こんなふうにも思っておるわけでありまして、そうした流れの中で、どういうふうにして砺波のほうへお客を引き込むかということを考えておかないと、砺波がいつまでも今のままでどんどん発展をしていくというようなことを考えると、判断を誤るのではないかと思うわけでありまして、そうした状況になってでも、砺波は断然優位な立場を取っておかなければならない。そのことによって、いろんなものが砺波に集まってくるというようなことを考えておかないと、余り消極論ばかり考えておりますと、将来のプランというのは衰退をしていっても仕方がなくなってしまう、こういうこともあるわけでありまして、そういうことも考えの中に入れておかなければならんのではないか、こんなふうに私は思っておるわけであります。
 そうしたいろんなことを考え、あるいはまた量販店といえども、いつまでも栄えるかどうか私は疑問だと思うんです。それから、情報化時代になると、家におりながらいろんな物を注文ができて物が買えるという時代になった場合には、果たして量販店というのは永久に続くのかどうか、これは非常に疑問であります。
 しかしながら、また一方におきましては、人間というのは、目で確かめて物を見定めて買いたいという意欲もあるわけでありますから、そうなりましても、一般の日常の食べ物や何かはそれができますけれども、身につけるものとか、骨董的なものとかというような芸術的なものというものは、やはり現物を見て、確かめてそして買うということになるわけでありますから、そういう店も必要になってくるのではないか、そういうまちづくりも必要になってくるのではないか、こういうことも考える必要があるのではないかと思うわけであります。
 ちょっと前のテレビにも、だんだんお客がもとの町へ回帰をしてきたという情報もあったわけでありますから、これはやはり、大型店もある限度がいつかは出てくるのではないか、こういうことも考えられますから、そういうことを考えながら、出町の町をどういう町にしていくかというデザインをつくらなければならないと思います。
 デザインをつくって、それに向かって町の皆さんが全部一緒になってまちづくりをやっていくというようなことを考えていく必要があるのではないか、こんなふうに思うわけでありまして、これはあくまで、町の商店街の皆さんが一緒になって、こういうまちづくりをしようということを考えていただきたいと思っておるわけであります。もちろん、会議所なり我々も応援をしていかなければならないと思っております。そうしたデザインに向かってお互いに検討し、そしてまた将来のまちづくりを考えていく必要があるのではないかというふうにも思っておるわけでございます。
 そして、市街地における公共施設をどうするかという話でありますが、そういうまちづくりデザインの中で、そうした公共的な施設をどこに配置をしてどうやっていくかということを考えていく必要があるのではないかと思います。単にぽつんぽつんと山蔵をつくってみたり、あるいはその他のものをつくってみましても余り効果はありません。やはり、町のデザインの中で、そういうものがどこに配置をして、どういうふうなまちづくりをして町全体をよくしていくかというデザインをまずつくるということが先決ではないか。そして、その中でそういうものを考えていくということにしていったほうが非常に効果的ではないか、こんなふうに私は思うわけでございまして、今後はこうしたことなどを、商店街の皆さんなり商工会議所の皆さんともよく相談をしながら、真剣に考えていかなければならないのではないか、こんなふうに思っている次第でございます。
 それから、広域行政につきましての御質問でございますけれども、広域消防のあり方でございますが、先般、消防につきましては、県のほうで数年前から消防の合併をどうするかということをいろいろ検討されまして、結局、最後は広域圏ごとに一つの消防の合併をしていけばよくないか、こういうようなことで、県にもそうした推進委員会ができ、またこの広域圏の中でもそうした小委員会ができまして、前にもその委員会をつくり、そしてモデル地区としての指定を昨年受けております。それに基づきまして、広域圏では消防の関係の人たちが集まりまして、どういうふうなものをつくればいいかという検討をしたわけでございます。
 さらに最近は、県でもそうした会議もあったりいたしまして、先般4日の日でありましたが、これはやはり関係市町村長の意見も聞きながらやらなければいけないということで、関係市町村長の意見を聞かれたわけでございまして、これからどういうぐあいにしていくかということを具体的に検討していかなければならないと。一応のたたき台のようなものはできておりますけれども、これではまだなかなか難しいのではないかということがありますので、今後さらに検討を加えなければならないというふうに思っておるわけであります。
 それはどういうメリットがあるのかというと、河原さんが見てこられた小諸のほうは余りメリットがなかったのではないかというふうな感じでありますけれども、やはり私は、消防の合併というのは、災害時に統一的にこれを運用できるということで、大きな威力が発揮できる。ばらばらに運用していたのでは、なかなかまとまった力にならない。しかしながら、全部まとめてだれかがこれを指揮していくということになれば、それだけの力が出るのではないかというふうにも思っておるわけであります。
 それともう1つは、やはり情報化とかというような近代化を進めるということも、その命題になっておるわけでありまして、そういうものを各町村ごとにやっていたのでは大変金がかかる。まとめてやったほうがよくないかというようなこともあるわけであります。
 しかし、反面、人事の問題でありますとか、あるいは財産の問題でありますとか、いろんな経費の問題とか、あるいは人の数の問題とか、いろいろあるわけでございまして、そういう面でも財政的に膨らむ恐れがあるということもあるわけでありまして、若干はやむを得ないといたしましても、余りにも財政負担が大きいということでは困るわけでありまして、そういうようなことなどをもう少しさらに詰めなければ、これはなかなか前向きには行かないのではないかと思っておるわけであります。
 そうしたことなどをよく検討いたしまして、これから進めなければならないというふうに思っておるわけでありまして、やはり財政関係の人、あるいは人事の関係の人、あるいは消防の関係の人、あるいはまたその他の学識経験者というような人たちの、何かこうした推進会議というようなものもつくって、もっと案を詰めなければいけないのではないか、こんなふうに思っておる次第でございまして、そういう方向で今後進んでいくのではないかというふうに思っておるわけでございます。
 それから次に、農協合併のことでございますけれども、農業そのものが非常に厳しい時代を迎えておるわけでありまして、農協も合併したからすぐにどんどん効果が上がるということではないのではないかというふうに思っておるわけであります。生産資材の予約購買でありますとか、大量取引等によりまして若干の供給単価は引き下げられたところもあるようであります。それから、カントリーエレベーターなどの料金も下がったところもある。結局、これは低いところに合わせなければならないものですから、その分は下がっていくというふうなことではないかと思うわけであります。
 それから、特産物等が幾らか範囲が広がりましたので品目が拡大をしていく。そして、PRも大きな力でやれるというようなことなどがあるのではないかと思っております。
 それから、畜産とか園芸部門の専門指導員による指導あるいは相談体制がつくられた。これが1つの合併の効果ではないかと思うわけであります。
 しかしながら、また一方におきましては、組合員のサービスが一部低下しているのではないかというような指摘もありましたり、内部の役職員の意識の改革というものももっとやるべきではないかということなどもあるようでございます。
 そのために、7月に組織等整備委員会というものを農協で設置をいたしまして、それに対する学識経験者とか、そうした方々の組織ができまして、低経済成長下における経営体質の改善を図ろう、こういうふうな動きをいたしておるわけであります。1つは、支店機能と経営組織の改善、あるいは施設の統合整備、あるいは役員に対してのあり方、あるいは組合員組織の活性化というようなことが柱として進められておるようであります。
 いずれにいたしましても、健全な運営がなされまして、となみ野の農業というものの中心的な存在として農協が活躍できるような農協になっていただかなければ困るというふうに私も思っておるわけでありまして、そうした役割をぜひ農協に持っていただきたいと思っておるわけであります。
 また、農協のほうでは、アグリとなみ21に基づきまして、農業関係情報拠点といたしまして、地域情報センターを先般着工いたしたわけでありまして、来春までには完成する予定になっております。
 それから、となみ野全体を対象とした地域農業振興計画というものも策定中でございまして、そうしたものなどをつくりまして、将来の農業のビジョンに向かって農協も動こうという今動きが出始めておるわけでございますので、そういうものに私どもはやはり大きな期待を持っている次第であります。
 次に、図書館のネットワークにつきましては、かねがね県立図書館等におきましてもデータベースを置き、県内の公的機関からの生涯学習情報を検索できる学友ネットがあるわけでありますが、市といたしましても、このような動きに合わせまして、逐次この情報化の準備を進めてまいったわけであります。そういうものにつなげて、その他の図書館ともつながれば、多くの図書が借り入れができるとか、どこにどんなものあるかということがわかってくるということになってまいります。
 現在は、福野と庄川町が既に電算化しているわけでありますが、砺波、福岡、小矢部につきましては、来年度から電算化をされるというような状態になっておるわけであります。そうしたことで、図書館のネットワーク化によりまして、我々はこれをさらに効果的に図書館事業が推進するように努力をいたしたいと思っておる次第でございます。
 それから、日曜午後の開館につきましては、できるだけ前向きにこれを検討していきたいというふうに思っておるわけであります。
 次に、住民票のネットワーク化についてでございますが、砺波市を中心にした人の流れはかなり活発なものがありまして、月に多いときは70~80人が転出をする。転入もありますけれども、その差は幾らかずつ増えているというようなことでありますから、かなり大きな人が動いているというふうに見なければならないのではないかと思っておるわけであります。少なくとも50~60人、多いときは80人ぐらいの転出があるわけでありまして、それ以上の転入もあるわけであります。
 そういう人たちが、この周辺の町あるいは遠いほうへ行くという人もおるわけでございますけれども、そうしたことなどもありますので、そうした住民票等のネットワークを組みまして、行政サービスができることも研究をされておるわけでありますが、しかし、全体の数から見るとそんなに大きな数ではないわけであります。今後、そうしたことを検討しながら、どこまでやれるかということを検討させていきたいと思います。
 次は、国際交流の問題でございます。
 先ほども申しましたように、この3月にオタワの市長からの手紙がまいったりいたしまして、4月の砺波のチューリップフェアにはカナダからも視察にまいりました。5月には私もまいりまして、こちらからも向こうの様子を見てまいったわけであります。
 そうした中で、明年は日本をテーマにしたチューリップフェスティバルをやろう、こういう計画が逐次進められておるわけであります。5月9日から19日までの11日間開催されるわけでありまして、その中で日本の文化を紹介をしていくということになるわけであります。今までは、オタワ市との連絡をとりました結果、11月にも、フェスティバルの代表として、ミッシェル、ゴルチェ氏を含む3名が砺波市を来訪されまして、実施計画でありますとかあるいは経費負担というものにつきましても検討したわけであります。
 その結果、5月15日を「となみ市の日」として、幾つかの公式行事の参加依頼でありますとか、あるいはまた、向こうのほうでは砺波チューリップハウスを建てるということを言っておりまして、その中で砺波市の歴史とか文化を紹介してほしいというふうに言っておるわけであります。
 また、そのハウスを中心にして、砺波市の芸能の披露をするとか、そうしたものの伝統文化の披露等もしてほしいというようなことであります。
 そして、経費負担につきましては、物品の輸送でありますとか、オタワ市の宿泊費等はオタワ市のほうで負担をするということを言っておるわけでございます。全体から申しますと、3分の1ぐらいの費用は向こうが持つような結果になるのではないか。今後さらに検討しなければなりませんが、そうなるのではないかと思っております。
 それから、チューリップハウスの展示につきましては、今年のチューリップフェア時に好評を得ました散居村のジオラマのミニチュアの花壇をつくるとか、あるいは砺波の風土、文化、歴史等のパネル展示、あるいはチューリップフェアのビデオの上映でありますとか、またそうしたようなことなどを含めまして、いろんなものの展示をいたしまして、砺波市が日本のチューリップを代表する町であるということを紹介をしていきたいというふうに思っております。
 また、民謡、民舞でありますとか獅子舞等を、チューリップハウスの前でありますとか、ステージも別にありますので、そうしたところで披露するとか、あるいは会場を訪れる観光客にも踊りの場へ参加してもらう。また、日本の折り紙細工等も非常に関心を持っておりまして、そうしたものも含めて伝統的な遊びの体験をしてもらうこともいいのではないかというふうなことを思っておるわけであります。
 これらを踏まえまして、交流団の構成は、市、商工会議所、民謡、民舞や獅子舞の関係者等を中心にいたしますと、大体50人程度になるのではないかというふうに思っております。これには、テレビ局2社も同行したいというふうに言っておりまして、ドキュメンタリーの計画をいたしたい、こういうふうに言っておるわけでありまして、後日公表するという企画も進められておるわけであります。このようにいたしまして、花の町となみ、そして国際交流としての砺波を広く紹介ができるのではないかというふうに思っておるわけであります。
 また、来年の4月25日には、砺波のチューリップフェアに、オタワ市をはじめ、カナダチューリップフェアのフェスティバルの一行が砺波へ来訪される計画も聞いておるわけでございます。
 以上でございます。
 その他の問題につきましては、それぞれ担当のほうから答弁を申し上げます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) まず、平成9年度の教育予算の取り組みについてお答えいたします。
 来年度の予算の中でソフト面の事業ということですが、その中で、議員さんが取り組みを進められておりますスクールカウンセラーの活用調査研究事業ですが、スクールカウンセラーの活用調査研究事業は、児童生徒の心の問題に関して、高度に専門的な知識、経験を有する財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定している臨床心理士や精神科医、大学の教官などを、年間35週、週2回、1回当たり4時間ということで調査研究校に派遣することになっております。
 派遣された先での仕事は、カウンセリングの教職員及び保護者への助言。その次に、児童生徒のカウンセリングの情報収集などの職務を行うようになっております。今年度、平成8年度では、全国で、小・中・高等学校で約550校、そのうち富山県では10校がこの研究指定校に指定されております。
 調査研究校に指定されますと、児童生徒のいじめや校内暴力等の問題行動、登校拒否、学校不適応等の生徒指導上の取り組みがまずございます。それから、児童生徒の問題行動等の防止、健全な育成を図るための活動のあり方について、スクールカウンセラーの活用と効果を実践的調査研究の上行うというふうなものでございます。
 スクールカウンセラーを特に必要とする学校が、現在研究指定校になっております。この研究指定を受けますと、学校の教職員はカウンセリングの技術が身につき、大変ありがたい調査研究であると思います。来年度は指定枠はないと聞いておりますが、来年度以降、県を通じて要望してまいりたいと考えております。
 次に、国際交流についてでございますが、現在は、議員さん御承知のように、オランダのリッセ市のフィオレッティハイスクールと市内の3中学校の交流は現在も続けられておりますが、そのほかに、出町小学校や砺波南部小学校において試みられております。
 姉妹校の交流研究推進事業は、国際化の推進を図るため、外国の姉妹校と児童生徒の交流を活発に行っている学校に対して国際理解教育の実践的研究を行うもので、国が現在行っている学校に助成をしておりますが、砺波市の現状ではそれには該当しない事業ではないかと認識しております。しかし、これからは国際化が一段と進みますので、当面はオランダリッセ市中学生派遣及び招請事業を継続してまいりたいというふうに考えております。
 次に、パソコンの有効利用を図り、生涯教育の推進に開放してはどうかということでございますが、私は、これからはパソコン教室に限らず、学校は地域に開放していくべきだというふうに考えております。ただ、現在開放しております体育館と違って、小・中学校の教室等は、地域に開放していくということを前提にして建設されておりませんので、学校管理という面ではまだ少し問題があるのではないかというふうに考えておりますが、今後前向きに検討してまいりたいと考えております。
 それから、留守家庭児童の放課後の受託生活指導というふうなことでございますが、これは学校としても十分協力するよう指導しております。富山市等においても、この事業をずっと以前より実施をしておりますので、それらの情報も取り入れながら、民生部とも相談をし検討してまいりたいというふうに考えております。
 それから、最後になりましたが、3月議会の教育方針は教育長がしてはどうかというお言葉でございますが、河原議員さんのほうでは、現在の教育についてのいろいろな問題に対して非常に心配をなさっておられるのではないかというふうなことで、大変ありがたく思っております。
 来年度の予算提案の3月議会では、ぜひ来年度の教育方針を表明せよというお言葉なんですけれども、今までも私どもの考えを市長にお聞きいただき、提案に際しましては市長から話をしていただいております。例えば、心の教育の重要さを話され、具体的実践に取り組ませていただいたり、不登校の子供やいじめ問題等についても、適応指導教室の開設など具体的対応をしていただいておりますので、そのように御理解いただければというふうに思っております。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川龍夫君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 河原議員からの、総合病院の増改築計画についての御質問に対してお答えいたします。
 お尋ねは4点あったと思います。その第1点は、設計提案のための計画の概要と基本的な考え方についてのお尋ねであったと思います。
 このたび、私たちは設計提案協議、いわゆる俗にプロポーザルと申しておりますが、それに示しました計画の基本的な考え方は、
 第1番目に、患者さん本位の病院とする。憩いのある雰囲気と温かい安静の場を提供したい。こういうことであります。第2番目は、わかりやすい機能的な病院としたい。私たちの病院は現在ふくそうしておりますので、わかりにくいという声が非常に高うございますが、患者さんがわかりやすく、なおかつ職員が働きやすい病院にしたい、こういうことでございます。3番目としまして、将来の計画に対応できる病院としたいということであります。4番目に、災害に対して安全な病院としたいということであります。5番目に、更新可能な設備システムをつくりたい。設備システムは年次ごとに発展いたしまして、新しいよいものができてくるというときに、どういうふうにそれに対して対応していくかということは非常に重大なことでありますので、その設備システムを将来を見越した形で考えていきたいということであります。6番目に、省エネルギーに配慮した病院としたいということであります。最後に、雪国に対応した病院としたい。
 こういう基本的な考えを示しまして、さらにこれらの考え方に基づきまして、増改築の条件といたしまして、現在位置で建設する。それから2番目に、あくまでも現地で診療活動を続けながら建設する。それから3番目に、既存の施設のうちに比較的新しい施設がございます。例えば、第2病棟とか核医学棟とか伝染病棟などでございますが、それらを残して、その他の部分に新しいものを建てる、こういう条件を示してございます。
 また、皆さん御案内のように、増改築の計画の内容というのは、マスタープランの中にも盛り込まれておりますが、1番目に、一般病床200床を増床して、全体で686床を目指すということであります。2番目に、地域救命センターを設置する。これは県からの要請でもございます。3番目に、ICU、CCU、地域周産期センターの整備を行う。4番目に、人工透析施設の充実を図りたいということでございます。5番目に、災害拠点病院としての施設整備を行いたいということであります。これは県から指定されております。こういうことを設定条件として示してございます。
 それから、第2の質問でございますが、今後の計画の進め方はどうするのかということについてでございます。
 御案内のとおり、設計業者の選定につきましては、プロポーザル方式で行うことにいたしまして、去る11月20日に病院設計に精通しました建築事務所4社に対しまして、提案内容についての説明会を開催いたしました。その後、各社は熱心に提案作成に取りかかっているものと思っております。
 この後、年が明けました1月中に4社からの提案を受けまして、2月にはその内容を審査するプロポーザル審査委員会の御意見をいただきまして、設計者を選定する手はずになっております。その後は、順次、基本設計、実施設計への段階を踏みまして、計画は進捗いたす予定でございます。
 また、御指摘いただきましたように、当病院は昭和36年から平成6年まで、約35年近くの間に幾度となく増改築を重ねましたために、建物も設備も新しいものと古いものが混在してかなり複雑になっております。
 さらに、今回の計画というのは、診療活動をその中で続けながら建設するということになるために、患者さん方に非常に御迷惑をかけると予想されます。その御迷惑を最小限にとどめるように、仮設計画を立てなくてはなりません。設計者と十分協議を重ねまして、知恵を絞って進めていきたいというふうに考えております。
 3つ目のお尋ねでございます保健、福祉の連携についての将来構想はどうかというお尋ねでございます。
 御承知のように、地域住民の生活の安全を保障するためには、生活に関係するあらゆる事柄が、相互に十分連携して機能するということが必要でございます。その考え方に立ちますと、保健と福祉と医療が連携する拠点として公的病院が最適であります。また、病院の持つ役割は非常に大きいと考えております。なぜなら、保健と医療には福祉が常に密接に関係しておりますし、保健と福祉の専門家を養成するというこれからの時代の要請に対しましては、病院が今まで蓄積してまいりました社会的な資源が大いに役立つだろうというふうに考えるからでございます。
 そう考えますと、私たちの病院には、隣接させて、保健と福祉に必要な施設を整備することは極めて当然なことではないかと考えますし、非常に有意義であると考えております。ましてや、砺波市民にとりましては、町の中心にこれらの3つの拠点をそろえて持つということは、良質の社会資源を持つということにつながりまして、これは非常に大きな意義があるものと考えております。その考え方に従いまして、マスタープランでは、保健と福祉と医療の三位一体の基本方針のもとに、病院の周辺に施設を整備することを提起申し上げたわけでございます。
 これから、私たちを取り巻く社会に導入されるであろう公的な介護保険制度、これは今大きな話題を呼んでおりますが、これが実施されるであろうと思いますし、平成9年度には、その改定が予想されております医療法の改定がございます。そういう改定をにらみますと、福祉と医療の領域でかなり大きな変革が起こると予想されます。それらの視点において、真摯な検討が行われるべきであろうと考えております。
 今回、私たちの病院の増改築計画では、直接には保健と福祉部門には触れておりませんが、福祉、保健の担当の方々と密接に協議しながら、いわゆる保健センター構想、福祉ゾーン構想に参画していきたい、こういうふうに考えております。
 最後のお尋ねでございますが、このたびの病院の増改築計画にかかわる病院経営の将来の見通しはというお尋ねでございます。
 自治体病院の経営状況を見てみますと、経営主体が私たちの病院のように市立病院の場合ですが、平成6年度の統計では63.3%が赤字であります。さらに、74.9%が累積の欠損金を持っているという非常に厳しい状況にあります。また、近年の社会保険の診療報酬の引き上げ率が診療の実態を十分に反映しない低いレベルで行われておりまして、そのため一段と厳しい医療費抑制政策の影響を受けまして、病院の経営の改善が難しくなっております。私たちの病院もその例外ではありません。
 一方、感染予防対策を進めることとか、病院の療養環境が悪いのを改善しろというような社会的な要請が非常に高くなっておりますので、非常にその問題が私たちに負担になっております。
 一方、私たちの病院においては、砺波医療圏の中における中核病院としての機能向上を求めた地域救命センターを持つこと、災害拠点病院の指定を受けたということ、僻地中核病院としての機能を持ったということなどの指定が次々になされておりまして、経営管理の上の負担が増大しつつある状況でございます。
 しかしながら、これらの負託は、皆様の御理解と御支援に助けられて成長してきました私たちの病院の持つ力が高く評価された結果でありまして、職員一同、今後一層努力をいたしたいと考えております。
 マスタープランでは、診療機能の拡大とか向上、療養環境の改善、耐震構造の取り入れなど、時代の要請に応じた病院づくりが提案されておりまして、それらに見合った大きな資本投入が計画されております。
 今後の計画の進捗状態に合わせまして、慎重な運営の検討が必要だと思いますが、盛り込まれました計画が着実に実施に移されるならば、最近の厳しい医療情勢による診療報酬改定の低さを勘案いたしましても、増改築終了後速やかに投資効果があらわれまして、若干の収益収支上の欠損は生ずるかもしれませんが、不良債務は生じないものと試算しております。
 また、先ほど述べましたように、今後予想される医療法の改正、医療保険法の改正、公的介護保険制度の新設、消費税率の改定などによります大きな変革をしっかりと見据えまして、病院としての経営戦略の構築に努力していきたい、かように考えております。
 終わります。

◯議長(金堂君) この際、暫時休憩いたします。
 午前11時53分 休憩

 午後 1時00分 再開

◯議長(金堂君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 河原議員の代表質問の答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 市街地商店街の活性化対策についてお答えいたします。
 御存じのとおり、近年本市においても大型店あるいはロードサイド店の進出に伴いまして、消費者の流れが変化してきました。これらの影響も受けて、中心商店街の中には空き店舗が生じたり、あるいは商店街のにぎわいにも陰りが見られてきている現状となっております。
 この中心商店街の活性化対策は全国的な課題となっております。中心商店街がこれら大型店との共存を図りまして、さらに今後ともにぎわいを醸し出していくためには、午前中の市長の答弁にもございましたように、現在の状況を踏まえた、中・長期的な展望に立った、そして商業関係者の意見を十分に取り入れました活性化計画の策定、いわゆる町のデザインづくり、ビジョンづくりが必要であると考えております。
 このためには、御意見にもございましたように、単にコンサルタントに委託することなく、これまでに作成されております市街地活性化のビジョンなども参考としまして、商工会議所が中心となり、若手商業者、消費者、行政、さらには女性の意見も十分に反映するような話し合いをもちまして、地元商店街の皆さんの理解、御協力も得まして、例えば10年ぐらいのビジョンを策定してはいかがかと思っております。
 この中では、例えば現在の状況を踏まえて、駅前や本町等限定した地区において、市が直接行う事業、それから組合あるいは商工会議所が行う事業、それからまた、個々の商店みずからが行う事業など、それぞれの役割分担を考えまして、当面する具体的な計画を掲げることができればよいと思います。さらに、市長からお話がございましたように、公的な施設の整備などもこの計画策定の中で協議することも必要であると思います。
 また、さきの9月議会でもお話ししましたが、協同組合砺波商店会におきまして、現在空き店舗調査が計画されておりまして、その中では、空き店舗のレイアウト、それから家賃等の実態調査、これらを調べ、そして全体的な商店街の地図といったものも作成し、それに基づく不足店舗の誘致、そしてまた空き店舗でのイベントの開催、これをどういうふうにやるかなども検討したいということを考えております。これに対しては市としましても、積極的に支援してまいりたいと考えております。
 なお、今議会において補正予算をお願いしておりますが、今般、日本宝くじ協会の魅力あるまちづくり助成事業を導入することができましたので、これを活用して新富町商店街かいわいを中心に、チューリップをデザインとした街路灯を30基程度設置し、商店街活性化の方策の一つとしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 以上です。

◯議長(金堂君) これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑に入ります。
 申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第50条によって、それぞれ20分以内といたします。これに御異議ありませんか。
  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕

◯議長(金堂君) ただいまの発言時間の制限について御異議があります。したがって、起立によって採決いたします。
 発言時間を20分以内とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(金堂君) 起立多数であります。したがって、発言時間を20分以内とすることに決しました。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 1番 寺島良三君。
  〔1番 寺島良三君 登壇〕

◯1番(寺島君) お許しをいただきましたので、市政一般質問と若干の要望をさせていただきます。
 まず、高齢者福祉についてお尋ねいたします。
 6月定例会でもお尋ねいたしましたが、(仮称)南部福祉センターの建設は、第6次総合計画により本年度に基本計画の策定、平成9年度から10年度にかけて建設となっておりますが、大まかな構想しか聞いておりません。複合的な福祉施設として高齢者の交流の場のほかに、児童を含めた世代交流のできるようなもの、また健康相談、健康教室、創造広場、読書コーナー等を設けたいとの市長の見解でしたが、現時点でどの程度の計画が具体化しているのでしょうか。明年、平成9年を迎えるに当たり、早急に確実な基本計画の発表をお願いいたします。
 また、デイサービスにつきましては、B型、E型、C型を併用したものと聞いております。B型は、基本的には生活指導、日常動作訓練、家族介護指導、健康チェック、養護、送迎などが基本事業であり、通所事業として入浴サービス、給食サービスがあります。E型につきましては、痴呆老人を対象とし、C型は、虚弱者を対象とするということで、3タイプ併用型の福祉センターが十分機能する施設にしていただきたいと思います。砺波市は、国や県に比較しても高齢化が進んでおり、一日も早い建設を望むところでございます。
 また、この施設管理運営業務は、市が直接管理運営されるのか、砺波福祉会に委託されるのか、一部にJA農協が委託業務を要請しているとも聞いておりますが、市の見解をお聞かせください。
 続きまして、寝たきり高齢者等の在宅における療養生活を支援し、その心身の機能の維持回復を図ることを目的として、「訪問看護ステーション」が10月1日より市役所内に設置されました。当初3名の看護スタッフでスタートされましたが、現在23名とお聞きしております。今後、高齢化の進展や核家族化に伴い、寝たきり老人と要援護老人数の増加が見込まれ、サービスの向上と人材確保が大切になると考えます。専門の看護スタッフのほかにボランティアに対する介護の知識、技術の普及に取り組む必要があるのではないかと思います。
 また、住民の中には、どこに相談をすればよいかわからなかったり、必要なサービスを受けていなかったりする高齢者家族もまだあるように思います。もっと地域住民に積極的でわかりやすいPRをし、訪問看護ステーションの充実に努めていただきたいと思います。
 しかし、反面ではホームヘルパー、訪問看護婦等に頼り過ぎ、家庭での介護がおろそかになり、家族が他人任せにするようなこともあるように思われます。温かい家族のつながりを大切にした家庭看護の指導、支援に努めることも重要な課題だと思います。
 訪問看護ステーションの設置により、在宅介護で今後起きる問題点と課題について、現場サイドの意見をお聞かせください。
 また、県は平成9年からB型福祉施設として、公民館、学校の空き教室、地区の寺院など、住民にとってより身近な施設を有効利用する「サテライト型デイサービス事業」を実施いたすことになりました。砺波市におきましても、正規のデイサービスセンターを核として、サテライトにホームヘルパーや保健婦を派遣し、食事介助やリハビリ指導、入浴などのサービスを提供する「出前方式」は、通所にかかる負担が軽減され、大変利用しやすくなり、地区住民もボランティアとして参加しやすくなると考えております。
 さて、連日テレビや新聞などで特別養護老人ホームをめぐる汚職事件が報道され、福祉に携わる厚生省官僚トップの逮捕に至り、極めて遺憾に思うところです。福祉は本来地味な分野とされておりましたが、原点を見失った金まみれの福祉事業に対して強い憤りを覚え、改めて市の厚生福祉に対する姿勢をお伺いしたいと思います。
 また、今後厚生省の補助事業に対して、何らかの影響があるのでしょうか。市の見解をお聞きいたします。
 続きまして、砺波駅南地区土地区画整備事業に伴い、砺波駅橋上化及び周辺整備事業計画についてお尋ねいたします。
 計画では、現駅を取り壊し、砺波駅前から駅南側とを橋上で結ぶ自由通路とし、その中に駅舎を新設。現駅の跡には2階建てのコミュニティー施設の建設が予定されておりますが、どのように利用されるのでしょうか。また、その横に214台収容の駐輪場が整備される見込みですが、現在駅前にある駐輪場は乱雑に自転車が置かれており、長期間放置されたものも多くあるように思います。もっと砺波市の玄関口にふさわしい利用の仕方はないものでしょうか。例えば花壇やミニ公園の設置、シンボルモニュメントなどを検討していただけないでしょうか。
 計画では、駅南にも約300台収容の大きな駐輪場の建設が予定されておりますが、まだ不足するのでしょうか。もし駐輪場が不足するのなら、建設場所の再考と整理管理面の検討をお願いいたします。
 ぜひ、砺波市の顔になるような駅前づくりをしていただきたいと思います。
 駅の橋上化に伴い、高齢者、弱者のために自由通路の駅前側と駅南側にエレベーターの設置が計画されております。これには費用もかさむと思いますが、非常によい計画だと思います。今後、JRとさらに協議を重ねられることとは思いますが、現在どこまでの話し合いが進んでいるのでしょうか。お聞かせください。
 また、駅南市営駐車場の建設計画についてお尋ねいたします。
 現在の駅前駐車場は無人で、料金を入れるとポールが下がるシステムになっておりますが、1台の駐車幅が狭く、長さに関しても非常に短く、大型車が駐車しにくい不便な駐車場であります。計画の駅南市営駐車場におきましては、ある程度余裕のある線引きで、利用しやすい駐車場にしていただければと考えます。
 また、有料駐車場と聞いておりますが、料金管理はシルバー人材センターなどの協力を得て有人管理式とするか、無人カード方式にしていただきたいと思います。
 駅南口広場はロータリー形式で、中には花壇も設置され、非常によい構想だと考えます。今後ますます発展が期待される砺波駅南につきましては、公営施設の誘致も検討していただき、ショッピング街またはビジネス街というような活気あふれる新しいまちづくりを望むところです。
 以上で質問を終わります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 寺島議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 最初は、南部福祉センターの問題でございますが、かねて申し上げていたわけでございますが、逐次具体化を進めているわけでございまして、まず用地を用意しなければならないということで、用地の買収の話を進めてまいったわけでありますが、大体目安がついてまいったわけであります。約8,000平米ほどになるわけでございますが、そうした中で計画を本格的に進めていこうと、こういうふうに思っている次第でございます。
 今考えておりますものは、福祉センターにつきましては、舞台つきの大広間、多目的ホール、休養室、ボランティアルーム、浴室、児童向けのおもちゃライブラリーなどを設けていきたいと思っているわけであります。また、健康事業の健康教室や検診を行う部屋あるいは栄養指導などの健康部門の部屋なども設けていこうというふうに思っている次第でございます。
 また、デイサービス部分につきましては、介護者の教育室、作業及び動作の訓練室、一般の浴室、機械浴室、指導相談所、厨房などを設けるということにいたしたいと今考えている次第でございます。
 また、B型、E型にC型を加えたものにしていきたいというふうに思っております。
 いずれにいたしましても、この福祉センターでは、高齢者や障害者の利便に配慮いたしますとともに、市民のだれもが気安く訪れて、地域交流の活動の場として活用していただきたいと、こんなふうに思っているわけであります。
 また、寝たきり老人や痴呆性老人あるいは虚弱性老人に、心身の機能や介護の負担の軽減化を図ることができるように配慮をいたしまして、この基本計画を進めていこうというふうに思っております。
 管理につきましては、今までもやっておりましたが、大体委託方式にしたいというふうに思っておりまして、市の社会福祉協議会でありますとか、砺波福祉会というようなところあたりに委託をしていけばどうかというふうに思っております。その他の団体からも若干話があったようでございますが、できるだけ経験のある人のほうがよいのではないかというふうに思っているわけでございます。
 訪問看護ステーションにつきましては、担当部長から御答弁を申し上げます。
 駅南地区の事業でございますが、駅南地区につきましては、現在事業が進められているわけでありますが、橋上駅につきましてはJRとの話し合いがなりまして、本格的に実施の段階の協定作業をやっているわけでございます。上空のほうで約80メートル、幅6メートルの自由通路をつくるということで協議を進めているわけであります。そして、駅を橋上駅とするというふうに検討いたしているわけであります。
 さらに、庁舎の隣にコミュニティー施設をつくりまして、約160平米の待合室を兼ねた施設をつくりたいということで、そこではいろいろな市のPR活動をやる広告でありますとかいろんなものをつくるというようなことも考えて、有効に使っていきたいと、こんなふうに思っているわけであります。
 また、駐輪場につきましては、今駅南に300台分があるわけでありますが、狭いので非常に乱雑になっているわけでありますが、これをさらに駅前におきまして、近年度に新たに240台収容する駐輪場を増設するということを考えているわけであります。さらに駅南におきましても駐輪場が必要であるということで、ここに300台ぐらいの駐輪場をつくろうと、こういう計画をいたしているわけであります。そういうことで、駐輪につきましては、合計650台ぐらいの駐輪ができるようにいたしたいと思っております。
 駐車場につきましては、現在駅南にも若干50台ぐらいありますが、これをさらに整備いたしまして、80台ぐらいのものにいたしたいというふうに思っているわけでありまして、これは有料にしていきたいというふうに思っているわけであります。有料の方式等につきましては、今検討いたしております。カード方式とかいろんなものを考えていきたいというふうに思っているわけであります。
 管理運営につきましても、どんな方法でやっていくか、あるいはまた報酬をどれぐらいにするかということについても検討を進めているわけであります。
 市といたしましては、駅南というのは発展性の高いところでもありまして、お客さんは、駅に降りたときに砺波というのはどういう町であるかということをすぐ見抜くわけでございますので、これからの砺波の発展にふさわしいような駅南地区を生み出していきたいというふうに思っておりますし、また、広場にはモニュメント等も設置していきたいというふうに思っておりまして、環境整備を進めていきたいと思っているわけであります。
 また、駅と観光拠点でありますチューリップ公園とを結ぶ道路を、花、緑の豊かなシンボルロードにして整備していきたいと、こんなふうにも今考えているわけであります。
 将来は、やはり駅南地区への公共施設計画や民間開発の誘導等も視野に入れながら、砺波市の中心街にふさわしい活力ある駅南のまちづくりを進めていきたい。そしてそのことによって、駅の西側、今現在あります市街地との交流を進めることによって、両方が相共和して発展をするような施策を考えていかなければならんと、こんなふうに思っている次第でございます。
 厚生省の汚職事件に対する見解等につきましては、我々も大変驚いているわけであります。我々がつくるときは、もうふうふう言って金を捻出してやっているのに、どうしてあんなに金が出るのか不思議に思っているわけでありまして、これはまことに遺憾でありますし、またこれからこうした福祉事業が本格的にいろんな施設などを充実させていかなければならない時期に、ああいうような事件が出るということは、全国的に非常に大きな影響もありますし、また、真面目にやっている人たちにも非常に多きなショックではないかというふうに思っているわけでありまして、我々も本当にショックを受けているような次第であります。
 これが今後の市の事業に影響するかどうかという見解につきましては、ああした補助につきましては、一応大蔵省なりその他のほうでチェックをして、今後さらに厳しくなるのでないかというふうに思っているわけでありまして、事業の進行は今までよりも多少厳しくなるなという感じがいたしているわけであります。
 あとのことにつきましては、部長のほうから答弁をさせます。
 以上であります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 私のほうから、高齢者福祉のうち、訪問看護ステーション事業について御答弁申し上げたいと思います。
 訪問看護ステーション事業につきましては、保健、医療、福祉の連携を生み出し、従来からのホームヘルプサービス、デイサービス、ショートステイサービスの在宅福祉サービスを中心に行ってきたわけでありますが、さらに今回、医師の指示によります訪問看護サービスを新たに加え、要援護者の療養生活向上に努めるため発足したものであります。
 利用者は、当初6名でスタートし、10月には16名、11月には23名と着実に増えている現状でございます。23名のうち、ホームヘルプ利用者は12名、デイサービス利用者は12名、ショートステイ利用者は5名と、在宅福祉サービスをうまく選択して利用されているものと思われます。
 また、この訪問看護ステーション事業をスタートさせるに当たり、在宅介護に関する相談窓口をわかりやすくするため、市の体制も10月から在宅福祉推進室を設け、要援護者の相談に的確に対応できるよう努めているところであります。その存在についてのPR等につきましては、民生児童委員をはじめ福祉関係団体を中心にPRしてフォローいたしているわけでありますが、要援護者のことにつきましては、やなぜ苑と総合病院にあります在宅介護支援センターが主体的にその地域エリアを区分しながら、相談、あっせん、指導を行っておりますので、訪問看護ステーションの存在については、関係の皆さんには十分認識いただいていることと考えております。
 なお、今後の事業展開に当たりましては、家庭での介護者の指導と援助も行い、家族と行政サービスと連携させながら事業の充実に努めてまいりたいと考えております。
 なお、看護スタッフにつきましては、現在3名で利用者数20名を想定しておりましたが、既に23名となっております。来年度に向けて看護婦の増員を計画し、さらに近い将来には、機能回復訓練を図るため、理学療法士を配置するよう努力していきたいと考えております。
 なお、在宅看護で今後起こり得る問題点と課題ということでありますが、今申し上げましたスタッフの充実を図りながら、在宅サービスが複合的に適切に提供できるようなケアプランの構築に向けて努力することが必要かと考えております。
 何はともあれ、家族が行政サービスにウエイトを置き過ぎて、要援護者の精神的な面での支障が考えられますので、対象者の人間性、人格の尊重を中心に、家族、要援護者、行政、三者のコミュニケーションを十分図りながら対応することが肝要かと考えております。
 さらに、サテライト型デイサービスの御提案があったところでございますが、地域福祉のネットワークづくりをはじめ他のサービスの関連性などもありまして、地理的条件あるいは物理的、財政的な条件あるいはマンパワーなどの諸条件の問題がありますので、当面は来年度建設予定をいたしております南部福祉センターを含む3つのデイサービスを拠点といたしまして、これらの有効活用で対応してまいりたいと考えている次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 14番 宮木文夫君。
  〔14番 宮木文夫君 登壇〕

◯14番(宮木君) 私は、御通告のとおり3項目について、質問と御要望、若干の御提案を申し上げます。
 まず最初に、砺波圏の道路についてお伺いいたします。
 道路整備の進捗率は、その地域の生活文化のバロメーターとも言われております。地域の住民と密接な関係にあることは論を待たないところであります。我が砺波市においても、岡部市長さんを先頭に道路整備に力点を注がれていることに対し、深く感謝を申し上げます。
 市内の道路網を見るとき、自動車専用道路として北陸自動車道をはじめ小矢部砺波ジャンクションを接点とする東海北陸自動車道、能越自動車道があります。また、国道156号線と359号線が市街地で交差しており、主要地方道砺波福光線、砺波細入線、砺波小矢部線などを柱に一般地方道も数多く網羅し、砺波市は交通のかなめであります。資料によりますと、市土木課に関する各種同盟会、協議会等が24項目にもなっており、市当局の積極的な取り組み、熱意が伝わってきます。私は、その中から幾つかを取り上げてみたいと思います。
 なお、自動車専用道路関係につきましては、午前の代表質問と重複いたしますので割愛をいたします。
 一般国道156号線の整備は、除雪拡幅事業として順調に進行しているようですが、荒高屋・井波町岩屋間の工事見通しはどうなっているのか。また、国道359号線について、大辻地内の整備も大変遅れていましたが、その後の状況をお聞かせ願います。
 また、出町庄東間のバイパス事業についてもお伺いいたします。この間の整備計画から見ると相当遅れていますが、その原因は一体何か。また、柳瀬・般若間の橋梁新設はいつごろになり、頼成新までの工程はどうか。また、2000年国体の富山県で開催される(仮称)県西部体育館も柳瀬地区に建設されることになっております。この施設でバスケットボール競技が行われる予定ですが、道路整備が国体に間に合うか否か、市民の中から不安の声さえ出ております。現状はどうなのかお聞かせ願います。
 次は、出町地区の街路事業についてお伺いいたします。
 春日町砺波警察署前から桜木町地内の改良整備。西町・末広町地内の国道359号線の整備が遅いとの声が多く、整備計画と現状はどうなっているのかお知らせ願います。
 次は、道路新設計画ですが、小矢部市より砺波市、高岡市、小杉町を経由して県都富山市と県西部の最短距離で結ぶ道路、県営ふるさと農道整備事業として、県や国へ陳情しております。一朝一夕に実現できるとは思いませんが、今の状況と見通しについてお聞かせください。
 また、先月、庄川町議会議員との交流の場で話題にのっていた中からお伺いいたします。
 今庄東丘陵地で大和ハウス工業株式会社がリゾート建設工事を進めております。将来に向けて車の往来が多く見込まれるので、庄川町三谷地区や市内栃上地区へのアクセス道路を確保していただきたいという要請がありました。
 また、大きな視野に立って、庄川町三谷地内から市内福山丘陵地の一部を通り、栃上橋を経由して、婦中町、大瀬谷(県道山田砺波線)までを結び、一般国道359号線と婦中町音川地内で合流し、また、富山空港道路として、小倉下瀬トンネルに通じる道路として新設していただき、砺波市、庄川町、婦中町、1市2町で広域道路として、県、国へ陳情や要望していただきたいとの要請提案であります。岡部市長さんの御意見をお聞かせいただければと思います。
 今年も先月末に雪が早々と降り、冬将軍の到来であります。通勤・通学に雪から市民の足を守る克雪対策は市民の願いでもあります。市内の除雪対策は万全でしょうか、お伺いいたします。
 質問の第2点は、学校教育に関してお伺いいたします。
 学校教育こそ国家百年の大計の中で、計画、実施していかなければなりません。なぜなら、国家の存亡にかかる重要な問題であると思う一人であります。
 今日の世相はどうでしょう。住専問題、薬害エイズ、オウムの地下鉄サリン事件、厚生省の官僚の不正問題等々、お金のためならだれを殺してもという罪悪感の劣等化、自分さえよければという連帯感の弱さ、どれを見ても人間としての道義、倫理の欠如によるものが大であります。
 これらは、学校教育50年を迎えたあかしであり、今日の姿だと言っても過言ではないと思います。その原因は、幾つかあると思いますが、その1つには、教育に携わる教師にも起因していることが大だと思います。生徒に学問や思想を教える「聖職」と呼ばれる先生が、3年前までは日の丸を国旗と認めず、君が代を歌うのを拒み、国家という意識を低下させた張本人と言えるのではないでしょうか。
 戦後、半世紀経った今日、学校教育の成果と現状を岡部市長さんはどのように洞察しておられるのか。また、午前の御答弁でも「人間教育」というお言葉が出ました。21世紀へ向けての学校教育はどのような方向が望ましいと思っておられるのかお伺いいたします。
 さて、文部省も教育のひずみに気づき、新しい教育基本法を策定し、中央教育審議会が中心となり、その生徒の持つ能力、特技を伸ばす教育を重点に方針を変えてきたところであります。
 私たちのころは、外でよく遊び、農家のためか農作業を手伝いました。今の生徒はテレビやファミコンなどがあるためか外に出る機会が少なく、昔の約3分の1程度と聞いております。これらの対応として、スポーツの奨励とか野外活動を積極的に推進するということなどもあろうかと思います。
 これらを踏まえ、今後の日本の学校教育の方向と姿、また砺波市の学校教育方針について、飯田教育長の御所見をお伺いいたします。
 いじめについて質問いたします。
 9月定例議会にも質問されたところであります。全国的にいじめや不登校が深刻化しているのは実態であります。市内の1学期の不登校者20日以上欠席者は、小学校8名、中学校17名、計25名が対象者となっています。また、いじめの実態は、小学校で19件、中学校で7件発生し、21件が解決し、5件が継続中だとお聞きしました。2学期も終わろうとしております。不登校、いじめの実態はどうなっていますか。9月議会の御答弁では、不登校の原因はいろいろ複合していて特定することが大変難しい。また、いじめ問題は、冷やかし、からかい、仲間外れ、言葉での脅かし等であり、学校や家庭、地域でも協力して取り組んでいると言われておりました。私は、学校の先生やPTAの方々も大変御苦労なさっていることに対し、深く感謝を申し上げたいと思います。
 不登校やいじめ問題の対策として、どうも末端的な処置に終始しているように私は思います。それには、幼児教育からしっかりと事の善し悪しを重んずる教育、道徳が必要だと思います。
 私は、9月議会の御答弁の中で、ふと疑問に思うことがありました。礼儀の大切さ、命の大切さ、思いやりの心等々列挙されておりますけれども、どれも大切なことだと思います。しかし、日本の学校教育には、小学生のころより高学年に至るまでボランティア活動が外国の先進地に比べ少ないと言われております。働くことの尊さ、働くことの喜び、勤労の心、奉仕の心が余り出ていないように思います。人間として根本的なものが薄くなり、消えていくのが非常に残念です。不登校、いじめ問題の原因、要因はどこにあるのか、飯田教育長に御所見をお伺いいたします。
 次に、学校施設管理について述べてみたいと思います。最初に、出町文教ゾーン整備についてお伺いいたします。
 整備事業も出町幼稚園の建設をはじめ事業の実施に向け、鋭意努力されておりますが、出町小学校、教育センターなどのその後の計画、進捗状況はどうなっているのかお聞かせ願います。
 市制40周年記念事業で一昨年、中学生議会を開き、意見・要望の中から般若中学校のクラブハウスの新築を完成されましたことは、中学生議会に光と希望を与えたものと思います。しかし、今年の中学生議会で、中学校の体育館が雨漏りをして生徒が困っているので修繕してほしいとの要望に対し、市当局は9年度予算で対応するとの答弁がありました。生徒の望みをかなえ、補正を組んでも8年度中に改修すべきだったのではないかと、同僚議員からも指摘を受けました。
 また、市の総合計画では、般若幼稚園建設の事業化を見込んでありますが、その事業内容はどのようになっているのかお伺いいたします。
 また、市内の学校長やPTAから学校施設などに対するいろいろな要望があると思います。その内容はどんなものかお伺いいたします。
 質問の第3項目は、農業問題について若干お伺いをいたします。
 砺波市は政府の新しい農業政策を1年も前に先取りし、砺波型農業として「アグリTONAMI21」を策定実施されているところであります。新しい食糧法が施行されて1年余り、今年の全国水稲作況指数104、富山県の作況指数105と発表され、日本全国の収穫量1,320万トン。国産米だけで30万トン強米が余り、10月末現在の在庫は、政府米とミニマムアクセス米の販売不振から、約三百数十万トン米が余ると言われております。今こそ、砺波型農業の出番であろうかと思います。
 米づくりは第一次産業であり、言うまでもなく経済的、経営的にも非常に弱い産業であります。岡部市長さんは「農政の神様」と言われるほど農政の達人であり、これまでも土地改良事業をはじめラジコン等を使った新技術の導入、農業機械の共同利用による集落営農体制の推進などに取り組んでおられることに対し、深く敬意を申し上げます。
 昨年より、私の住んでいる中山間地でも集落営農の話が持ち上がり、これからの農業は集落単位で行うのがもっともよいことだという指導を受け、地区の人たちに話しかけ、いざ話が煮詰まり実施に移す段階になると、農協の指導者から、籾乾燥はカントリーエレベーターが庄東にあるから、一定量はカントリーに持ち込むように強く指導されました。話しかけた人たちは、1人抜け、2人抜け、話がなかなかまとまらなかったが、市当局農林課の強力なる御指導で一部集落営農設立の運びとなりました。私は、このように集落営農の難しさを実感いたしました。今後とも、よろしくお願いいたします。
 また一方、市内西部地区で国から億単位の補助を受け、籾乾燥施設も完備した農業をやっておられます。現代農業の矛盾を感じました。
 また、大規模農業を行っている方、農業法人組織の方々が多くなると、農協組織から離脱し、肥料購入はもちろんのこと、米の農協売り渡しも断トツに少ないと伺っております。農協組織の危機に通じると思います。これまた矛盾点であります。
 「アグリTONAMI21」のビジョンでは、市内南西部にカントリーエレベーターをもう1基つくる計画だったと思います。実態はどうなっているのかお伺いいたします。
 今まで述べてきましたように、農業が非常に難しいときに直面しております。特に、中山間地の農地は、毎年荒廃が多くなってきております。今こそきめ細やかに小回りのきく農政であるべきだと熱望する一人であります。
 中山間地農業は、米づくりだけではありません。水の涵養、森林の保全、景観の保持、野生動物や植物、昆虫の楽園でもあります。これらをかんがみ、行政の手厚い御指導と御支援、岡部市長さんの温かい助言も必要と思います。当局の御意見をお伺いいたします。
 関連して、水稲過剰米対策に伴う転作指導について述べさせていただきます。
 先ほど申し上げました余剰米が三百数十万トンとなり、来年度の政府買入価格も今年より1.1%値を下げ、玄米60キロ当たり一類一等米で1万6,217円と決まり、減反面積据え置き約67万ヘクタールが発表されました。3年連続の豊作で減反面積を維持しても米が余る現象です。富山県では、これらを見込んで「アグロピア21」を見直され、今までの稲作主体から、果樹、園芸、畜産等によるバランスのとれた生産向上の実現を目指すことを提言されました。砺波市では砺波型農業として、既に一部取り組まれ、チューリップ栽培等が行われております。水田面積の約20%は、これら恒常的に毎年転作が強要される今日、市当局としても積極的に転作作物の選択、推進、指導を実施すべきと思います。富山県では、リンゴ、ナシ、ブドウ、カキなどの果樹類、ネギ、ホウレンソウ、サトイモなどの野菜類などを、反当予想収量や反当収入を明記し、推進を図っておられます。砺波市もチューリップに次ぐ特産づくりも必要と思います。
 市当局としてどのような取り組み、御指導をなさっているのかお伺いいたします。また、どのような方向がベターだと思いますか、お伺いいたします。
 今年もあと20日となりました。来る年もよい年でありますようにお祈り申し上げまして、私の質問を終わります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 宮木議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 まず最初は、道路の問題でございますが、156の道路につきましては、現在五鹿屋地内が進められているわけでございます。砺波から井波の岩屋地内まで除雪拡幅をやるということでありますが、五鹿屋の公民館付近までは4車線で構築をいたしておりまして、今年には完成するということになっております。それから向こうにつきましては、2車線18メートルで計画が進められておりまして、現在、用地の買収の話し合いが進められているわけであります。平成9年には用地の買収、あるいはまた物件補償等を行って進めていこうということで、今のところは順調に進めているわけであります。
 また、明年からは、用地買収、物件移転等は建設省からの受託事業として市が受けてやる。そして用地先行取得の国債制度を取り入れて、早期完成を目指そうということに今計画されているわけでございます。
 次に、359の問題でございますが、西側のほうにつきましては、例の深江地内の畜産関係のところは、浄化槽の構築も終わりまして、今新しい浄化槽に切り換えられたということでございまして、これから遅れておりました地域の道路構築を進めるということになっているわけでございます。
 また、東のほうにつきましては、今までも逐次地元の皆さん方にもお話を申し上げてきたわけでございますがかなり遅れてまいりました。大変残念に思っている次第でございますが、国体までには完成が非常に難しくなってまいったわけでありまして、まことに遺憾に思っている次第でございます。明年からは建設省の直轄工事としてやるということに大体方針が決まったわけでありまして、直轄工事であればかなり大きな予算もついてくると思いますが、それにいたしましても、時間的に庄川西を全部完成することができるかどうか、若干難しいのではないかというふうに思っているわけでございます。
 いずれにいたしましても、こちらのほうといたしましては、地元のほうとの話し合いをさらに進めているわけでありまして、現在は矢木東石丸線交差点まで予備設計が平成9年1月中に完了するという予定になっているわけであります。
 今後は、9年度には用地の測量、それから太田・柳瀬地区につきましても予備設計に入り、地元の関係者との協議を進めるということにしているわけであります。そして、ここも直轄工事になりますので、用地買収につきましては、市が委託を受けて事業を遂行していく、促進を図ると、こういうことにいたしているわけであります。
 そのようなことで、逐次進めているわけでありますが、所期の目的を達成するのは若干難しくなるわけでありまして、それに対する対応策を今検討いたしているわけであります。
 小矢部富山線につきましては、現在高岡市と婦中あるいは小矢部も関連するわけでありますが、とりあえず高岡市との間に協議会等をつくりまして、逐次調査を進めるというふうな処置をとっているわけであります。
 そういうことで、現在農道でやっていくという計画でございまして、この種のふるさと農道につきましては、9年度までの部分がもう満杯になっておりまして、一応その事業は9年度で切られることになっているわけでありますが、さらにこれを延長してもらいたいという運動を今いたしているわけでございまして、今後延長になれば、その中に組み込んでやっていこうということで、現在運動を続けているということであります。
 次に、庄川砺波婦中線でございます。
 このことにつきましては、議員の意見もわかるわけでございまして、私も7月に現地を見せていただいたわけであります。地元の方々の意見もいろいろ聞いたわけでございますが、町といたしましては、現在進めております、いわゆる安川から栃上に向かっております道路を完成をさせて、これを婦中町のほうへ延線をしていくということを優先的に考えていかないと、どれもこれも中途半端になったのではどれもできなくなってしまうということになるわけでございますので、まずこれを進めていきたいと、こんなふうに思っているわけでありまして、これを婦中町の大瀬谷までつなぐということによって、今おっしゃられるような空港のほうへも出ていくことができます。また、これが万にできなくても、現在ある線で十分空港のほうへは行けるということが考えられるわけでありますので、この線を延伸していくという方向でいかなければならんのではないかというふうに思っているわけであります。
 次に、学校教育の問題でございまして、戦後の教育についてはどのように考えているかというような御質問でございます。
 戦後教育は、やはり日本の進路に大きな影響を及ぼすわけでございまして、50年経ちました今日、やはり戦後教育の欠陥が出てきていると言ってもいいのではないかと思っているわけであります。余りにも知識偏重主義に偏っていったということが大きな欠点ではなかったかと思うわけであります。敗戦の非常に厳しい時期でありましたので、良質な労働力を確保しようということでそうした教育に重点が置かれたということが1つあろうと思います。もう1つは、やはり進駐軍の影響が非常に強くて、いわゆる国家的な教育というのができなかった。あるいは道徳的な教育というのは一切できなかったし、歴史教育もほとんどできないというような状態になってまいりました。また、それに乗じて、いろいろに感化された一団の人たちが「戦前のものはすべて悪だ」というような考え方を押しつけまして、そこに日本教育の悲劇が起こってきたのではないかというふうに私は思っているわけでございます。そういうことが今日の日本の教育をゆがめてきた大きな原因ではないかというふうに思っているわけでございます。やはりこれは逐次取り返していかなければならんのではないかと思っております。そうして、そういうことが経済力を高めることに奔走したり、あるいは学歴社会あるいは大企業へ志向するような状況をだんだんとつくっていきまして、経済一本やりに教育の全てがその方向に向かってしまった。そして知識偏重になりまして、道徳教育は非常に薄くなってしまったというふうなことになったのではないかと思います。社会も一般的な個人も利己主義的になりまして、今日のような状況になってしまったと。そして、文部省等も気がつきまして、ようやく道徳教育というものを授業の中に取り入れるようになり始めたわけであります。
 そうしたことなどから考えてまいりますと、これからの教育というのをここで直さなければいかんのでないかと。そうした知識教育のほうは確かに進んだわけでありますけれども、人間教育、道徳教育というのは非常に薄い。そういうことで、今、日本の子供たちの悲劇が生まれているのではないかというふうに思っているわけであります。そのためには、やはり道徳教育を推進するとか、あるいはまた家庭教育を再構築する必要があるのではないかと。今のお父さん、お母さんたちもそのような教育を受けて育った人たちでありますから、この辺の教育も非常に大事ではないかというふうに思っているわけであります。
 一方におきましては、学歴社会というもを壊さないと、いつまでたっても学歴志向になってしまう。これからは実力の時代、力のある者の時代、学校を出なくても立派な人間に育って、実際に力のある人は上がれるというような社会をつくる必要があるわけであります。そういうようなことなどから、教育の中では学校教育も必要でありますが、生涯学習というものも非常に大事になってくるのではないかと思います。また、おっしゃるように、体を鍛えて、汗を流して働くという労働体験学習等も非常に大事ではないかと思っているわけであります。
 また、最後には、社会正義の心と信念というものを社会全体にみなぎらせないと、悪を悪として見逃すということが今日の非常に多きな問題として出ている原因ではないかというふうに思っているわけでありまして、そうした社会正義の心を子供たちの心の中にも植えつけなければならんのではないかと、こんなことを思う次第でございます。
 あとの問題につきましては、教育長から御答弁申し上げます。
 次に、農業の問題について御答弁を申し上げたいと思います。
 農業につきましても、戦後一時農業がよかったことがありますが、だんだんと農業経営が難しくなってまいりました。日本の農政も右往左往いたしまして、次から次へと猫の目のように変わってくるというようなこと等がありまして、市といたしましては、やはり余り政府の方針ばかり聞いていたのではどうなるかわからないということで、いわゆる「アグリYONAMI21」、砺波型農業というものはこうしていこうという一つのビジョンをつくりまして、これを皆さんにお示しをして、そうした方向へ進もうということで現在やっているわけでございます。そのようなことが、その後、国あるいは県でも同じようなことにだんだんとできてまいったわけでございます。
 これからは、やはり集落営農でありますとか、あるいは中核営農というようなものを主体にしてやっていかないとなかなかやっていけない。もちろん個人完結型の農業もその中には、人によってはあるわけでございますけれども、そういうような体制を逐次つくっていくことが大事ではないかと思っているわけであります。集落営農をやるとなれば、地域の人たちが力を合わせる、心を合わせるということも非常に大事になってまいりますし、あるいはまた共同的な施設というものも非常に大事でありまして、カントリーエレベーターあたりも非常に重要でありまして、これにつきましても、例えばカントリーエレベーターに600町歩入るとすれば、その600町歩をあらかじめ予定をしてつくらないと、つくったは「さあ入れ」と言われてもなかなか難しい問題であります。そのためには、600町歩なら600町歩の人たちと話をし合って、そして現在ある乾燥機というものをどう処理をするかということなどを検討しながらやっていかないと、カントリーエレベーターの効果はなかなか出ないわけでありまして、やはり進めるには進める手法というものがあるわけであります。
 そうしたことで、集落営農にしましても、一つの経営体をつくるその手法を考えながらやっていかないと、部分的にぶつぶつやっていたのではなかなかよりいいものにならないのではないかというふうに思っているわけであります。
 しかし、そういうことによって、日本の農業というものを永続させなければならないわででありまして、中核農業もそうしたことをやる人がいてもいいわけですけれども、これらの人たちが途中で倒れたならば、後は続かないということもありますので、そういうようなことでは将来非常に心配であるので、やはり一つの組織体をつくって、指導者がいて、逐次それを引き継いでいけるというふうな体制を整えることが一番大事ではないかというふうに思っているわけでありまして、そのための方法論というのをいろいろ考えながらやっていかなければならんというふうに思っているわけであります。そういうふうに、今後さらに集落営農とかそうしたものを中心にしながら進めていく必要があるのでないかと思っているわけでございます。
 中山間地につきましても、やはり同じようなことが言えるわけでありまして、そうした皆さんの心を合わせた一つの組織体をつくっていくということが非常に大事ではないかと思います。また、これには米だけではなしに、その他の、砺波で言えばチューリップでありますとか、あるいはサトイモとかその他の蔬菜、山菜、そうしたものも入れて、いわゆる複合的な農業を進めるということもその中に入れないと、経営はなかなか難しいわけでありますから、単作よりも複合農業等をやりながら収入を図っていくということを考えていかないと、こうしたものはなかなかうまくいかない。いわゆる経営でございますから、経営計画をきちんと立てたものをやる必要があるのではないかというふうに思っているわけでございます。
 それから、米の過剰米対策でございますけれども、今年も豊作であったために政府米が非常に上がるというようなことが言われているわけであります。
 この300万トンをどう処理するかというときに、1つは政府が備蓄をするということがあります。また、1つは農業団体が調整を緩和する。さらには外国に対して援助米にするというようなことがあるわけでありますけれども、いずれもいろいろ問題があるわけでありまして、やはりこれは国の施策として考えなければならない問題ではないかと思っているわけであります。そのための生産調整につきましても先日決まりまして、去年と同じような線でいこうということになりました。それらにつきましては、県から市のほうへ一昨日参っておりますので、これをできるだけ早く生産団体のほうへ指示をしていかなければならないと思っているわけでありまして、引き続き生産調整もしていかなければならないというふうに思っているわけであります。
 そのようなことを踏まえて生産調整をしながら、一方におきましては、そうしたチューリップとかカキとか園芸作物というような換金作物を加えて、これからのいわゆる中核あるいはまた集落営農を進めていくという方向で進めていかなければならないのではないかというふうに思っているわけであります。そしてその中には、やはり農協もそれにしっかりと加わってやっていかないと、農協自身の存在価値がなくなるわけでありますので、農協もそれの一翼ではなく全翼を担ってもらう、そのための農協でありますから、深くこだわって一緒にやっていくというような体制をつくる必要があるのではないかというふうに思っているわけでありますが、こうしたことにつきましては、午前中も御答弁を申し上げたような次第でございます。
 以上でございます。
 その他のことにつきましては、それぞれの担当から御答弁を申し上げます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 宮木議員さんの御質問にお答えいたしたいと思います。
 出町の街路事業の整備計画と現況はという御質問でございます。
 御質問の路線は二路線あろうかと思っておりますが、1つは、都市計画道路駅前栄町線、これは市役所の前から警察の前へ向かって駅前へいくルートでございます。もう1つは、国道359でございます。これは中心市街地から西に向かって走る、大変狭くて評判の悪い道路でございます。
 この2つの路線につきましては、幅員16メートルで、前者は昭和28年に都市計画決定、そして後者は昭和36年に都市計画決定をしております。特に、駅前栄町線に関しましては、沿線にプラザがあるというようなことから、プラザの閉店に伴うまちづくり対策は関係者の中でいろいろ検討され、今日に来ているところでございますが、春日町と桜木町の町内会を含めた出町東部都市計画対策会議が先日組織されました。最も好ましいであろう、みずからやるまちづくりの典型である土地区画整理事業を前提に、いろいろ関係の皆さん方が勉強されている最中でございます。したがって、関係者の理解と協力を得ながら、早期に軌道に乗れるように私どもも努力してまいりたいというふうに思っております。
 また、もう一方の西町末広町地内の国道359の拡張整備につきましては、平成6年1月に両町内の代表の皆さん方の要望を受けまして、平成7年から県施行の街路事業として事業認可を受けたものでございます。平成7年には、関係の調査を終えまして、設計、協議が行われました。そして今年度は、丈量測量を実施し、各地権者の買収面積を確定の上、11月末に買収単価について地元の同意を得られたところでございます。
 この事業につきましては、大変な大型事業でございますが、私どもは平成13年を目途に、早期に周辺の地面、そして多くの市民の要望の負託にこたえてまいりたいというふうに思っておりますので、この事業の進捗には今後とも努力をしてまいりたいというふうに思っております。
 以上で終わります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 宮木議員さんの質問にお答えいたします。
 先ほど市長のほうから、戦後50年の教育についての反省、それから今後取るべき方向については概括しておっしゃっていただきました。
 議員さんのおっしゃるとおり、国家の将来を考えるとき、現在の教育に関して憂慮すべき事柄は、枚挙にいとまがなく、全く同感でございます。
 先日発表されました中央教育審議会答申では、学校教育の問題点を総ざらいした上で、これから迎える本格的な学校5日制の時代に対応する教育のあり方を「生きる力」というキーワードでまとめています。
 「生きる力」の内容を簡単に述べてみますと、次の3点になると思います。
 その第1点は、知識を記憶するということではなく、自分で課題を見つけ、みずから学び、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てる。第2点は、理性的判断や合理的精神だけでなく、真、善、美、正をしっかり踏まえた人間に育てる。第3点としては、たくましく生きるための健康や体力を育てるという、簡単に述べますと、このような3つになろうかと思います。
 そこで、砺波市の学校教育の方針につきましても、教育に関する研修の場、例えば教職員研修会、PTA研修会、両親学級、祖父母学級、幼稚園父母参観日等の席で、次のようなことを話して、強調してまいりました。
 1.心の教育の充実。2.感性を育てる家庭教育。3.額に汗して働く勤労体験学習の実践。4.地域に根差し、文化をくみ取る教育。5.ボランティアの大切さを理解し、実践する教育などであります。
 具体的な例で申し上げますと、1番目の心の教育の充実ということは午前中にも述べましたように、市から特に本年度予算を組んでいただきまして、研究指定校を2つ指定いたしまして、2カ年継続研究ということで、今両校が取り組んでおりますが、この後、順次市内の小・中学校全部に継続して研鑽をしてもらうことにしております。
 また、3番目に申し上げました「額に汗して働く勤労体験学習の実践」では、学校園や学校田、花壇づくりを通して、働くことの大切さや収穫の喜び、自然の恵みに対する感謝の気持ちを養うなど、汗を流し、体験を通して実践しております。
 今後とも、学校でこれらの直接体験を重視するとともに、家庭や地域社会でも直接体験の機会が増えるよう、家庭、地域社会にも働きかけてまいりたいと思っております。
 2番目のいじめの問題でございます。
 学校における不登校の現状は、その後小学校では8人、中学校で18人。また、いじめについては、小学校ではなく、中学校で2人のいじめが現在あるというふうに学校長より報告を受けております。
 不登校は、学校、家庭、本人、さらには社会にかかわるさまざまな要因が複雑に絡み合って起こっているということは9月の議会でも申しましたが、いま少し詳しくその原因を考えてみますと、やはり特定することは難しい現状であります。
 人間は、その生涯の初期において生まれ育ち、長ずるにしたがって地域社会から、さらに学校へと生活する場と空間が広がって、その中でいろんな段階に応じた人間関係に入り、学んでいくわけです。その最も基本的な家族の集団の形は、かつて兄弟が非常に多かったのでさまざまな人間関係を学ぶことができました。しかし、近年はほとんど核家族化、少子化、さらには子供に個室が与えられる状況等が加わって、かつてと比べると人間関係の一番初期において、基本的な学ぶ機会が減っているのと、地域社会においても異年齢の遊戯集団があって、子供なりのルール、基本のようなものを学ぶことはできましたが、今日ではほとんど見られなくなりました。それらのことが複雑に絡み合っているのではないかと考えています。
 いじめについての今申し上げましたことなどは、自己中心的で、精神的にひ弱になっているということなどがいじめの背景にあるのではないかと考えています。いじめの克服のためには、すべての教師が一丸となって、弱い者をいじめることは絶対に許されないとの強い認識を持ち、あくまでもいじめられている子供の立場に立った指導が大事であると考えています。
 また、子供たちには、人間は一人ひとりかけがえのない存在であるという命の大切さ、勇気と責任感を持ってたくましく生きる強い心、自己中心の心を抑えて相手を思いやる心など、心の教育、人間性の育成という教育の推進に努め、生きる力、学ぶ喜びの推進を図りたいと考えております。
 3番目の学校施設の充実と整備についてでございますが、出町小学校の建設につきましては、深江土地区画整理組合事業の進捗状況を見て対応していきたいと考えております。
 現在、組合では、来年3月までに、仮換地指定ができるよう鋭意作業が進められておりますので、仮換地指定が終わり次第、用地買収交渉に入りたいと考えています。
 なお、建設計画としては、平成9年度においては、学校の基本設計に着手し、平成10年度に実施設計、平成11年度に校舎工事に着手し、順次体育館、プール等の工事にかかりたいと考えております。
 また、教育センター等の文教施設につきましては、出町小学校の完成後に小学校を取り壊しますので、跡地構想により整備していきたいと考えています。
 般若中学校の体育館屋根の改修工事につきましては、平成9年度で改修させていただきたいと思います。
 般若幼稚園の建設につきましては、総合計画に基づき、進めさせていただきたいと思っていますが、授業の内容等については、まだ具体的には検討していないのが現状です。
 最後に、学校長やPTAの要望内容については、学校施設の整備が主なものでして、コンピューターの台数増やインターネット化、管理棟への空調設備の設置、学校地内の融雪装置の設置、新しい教育機器の導入等が主なものであります。整備については、できるものから順次整備していきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 除雪対策についてお答えいたします。
 長期気象予報によりますと、この冬は、気温はやや低め、降水量はやや多め、そして降雪量は平年並みと予測されております。
 本年度の市の除雪対策本部は今月1日に設置いたしましたが、ちょうど積雪を見まして、栴檀山地区におきましては除雪がなされております。
 市の除雪計画としましては、市道全体496キロメートルの87.1%に当たります432キロメートルを実施することとしておりまして、これは昨年度より延長で26キロメートルの増、率で1%の増となります。この432キロメートルの内訳としましては、機械の除雪で381キロメートル、消雪装置で51キロメートルでございまして、昨年より機械除雪が18キロメートル、消雪装置で8キロメートルの増となっております。
 また、歩道除雪につきましても、歩行者の多い通学路を重点に、9路線18キロメートルを計画しておりまして、登校時刻前までには除雪を終えることとしております。今後ともシーズン中のパトロールを強化しまして、建設省や県、そして各地区との連携を密にしまして、情報交換なども図りまして、除雪に万全を期してまいりたいと考えております。
 以上であります。

◯議長(金堂君) 9番 村中昭二君。
  〔9番 村中昭二君 登壇〕

◯9番(村中君) お許しをいただきましたので、さきに通告いたしました事項についてお尋ねをいたします。
 まず、交通安全対策についてでございます。
 交通安全施設の充実の促進でありますが、当砺波市のここ3カ年の交通事故死者数は、平成6年度は7名、平成7年度は3名、そして本年今日までに3名であります。
 砺波市は、9月末の人数は3万9,315名で、この数は10年前の昭和61年度より2,339名が増えております。富山県内35市町村の中でも数少ない人数の増える町であります。どんどん伸びるまち砺波市は、まさに住みよいまち、そして働く場所、学ぶ、遊ぶを兼ね備えたまちと言えると思います。これらは、岡部市政が地域に合った市政を敷いておられる証と、広く市民の認めるところでございます。現在も宅地造成工事や企業の誘致も進んでおり、また、東海北陸自動車道や能越自動車道の一部供用もされて、北陸の交通のかなめとしての立場がますます重きをなしており、人々の住みよい感覚が強まるでしょう。このように、明るい家庭で突然の交通事故死の発生は、ぜひとも抑えなくてはなりません。
 昨年、今年と、死者数は、国の平均値の1万人に1人という数字はクリアできておりますが、幸い砺波市には、地域を含めた交通対策会議がつくられて、いろいろ活動をされ、実を上げていることと思います。大変力強く思うものではありますが、私たちの周りの道路は、子供は、老人は大丈夫だろうか。注意をしながら見ますと、横断歩道が消えたり、またカーブミラーが割れたり、その修理をされたりと、熱心な対応をされています。もちろん運転手への指導が一番でありましょうが、交通弱者といわれる老人、子供への指導が最重要課題であると思います。今までは、ボランティアによる活動が大部分を占めていたのでありますが、行政の中での専任職員の配置といいましょうか、交通安全指導員を置き、老人会、婦人会、学校、そして幼稚園、保育園、その他の会合に出席していただいて、市民一人ひとりの安全思想の高揚を図らねばと思います。また、通学路の安全性、用水路のガードレールの設置、また歩道の設置といろいろな施策があるわけでありますが、市長さんのお考えをお尋ねいたします。
 次に、市民の交通安全思想の高揚と啓発についてでありますが、ただいま市長に申し上げました交通安全思想の普及または指導の専門職員の配置ができないか、市民にそれぞれ自分自身を守るという自己防衛の心を育てることが大切であると思うのであります。以上、民生部長さんにお尋ねをいたします。
 次に、施設管理者の管理責任等についてでございますが、昨今は管理責任が大変厳しく追及されていると思うのであります。
 児童・生徒の通学路での事故の発生等についてでありますが、先日新聞紙上で、ある町で町所有のため池での水死事故に対して、判例で損害賠償が課せられていました。また、一昨年、ある市で通学路わきの用水に児童がフェンスの隙間から入り、水死事故が発生し、これまた賠償の責任を問われておりました。
 当砺波市には、道路わき用水に安全柵の取りつけ、または用水のサイズ規定が設けられていると思いますが、もしあるとすれば、通学路の場合は枠を広げて、安全設備をされていただければと思います。「転ばぬ先の杖」という言葉がありますが、以上、管理施設の責任等についてお尋ねをするものであります。
 次は、道路の整備促進についてでございますが、午前中の代表質問にもございました。また、ただいまの先輩議員の質問の中にもございましたが、一部重複する箇所があればお許しをいただきたいと思います。
 市道の総延長が496キロメートルという膨大な距離になる砺波市の市道でありますが、したがって、工事のできていないところが数多くあるわけであります。市長さんの答弁をいただいているわけでありますが、この面についてお尋ねをいたしたいと思います。
 市街地周辺は、国道156号や国道359号、そして市街化区域事業のもとで大変整備が進み、道路がよくなりました。他の町の方々も、「砺波市は道路がよい」と言われますが、私もそのように思うものであります。チューリップ公園付近の道路も、今年のフェア時期には大変混雑が少なかったということでありますが、これも整備が進んだおかげだと思います。しかし、まだまだ郊外といいましょうか、村部地帯ではこれからのところが数多くあります。特に北部地帯の県道の改良が大変遅れているように思います。市街地を通らない県道の主要地方道路富山戸出小矢部線、また福光福岡線等は、砺波市内のみが整備がなされていないというところもございます。また、市街地から出ている県道砺波小矢部線、同じく高岡砺波線、北高木新富町線、これらの歩道の整備等がまだできておりません。交差点改良がされてもおりません。また、坪野小矢部線につきましては、さきにも一度質問をさせていただいたのでありますが、道路は市内の7地区、若林、林、油田、南般若、柳瀬、東般若、栴檀野と東西に砺波市を結ぶ重要な生活道路であります。また、県の西部から富山方面、特に富山空港への最短の道路として、最近の高速交通網に相適した道路と言っても過言ではないと思いますが、これら県道の改修、または整備の見通し等について、県土木との対応についてもどうなっているか、斉藤助役さんにお伺いをいたします。
 また、さきに申し上げました市街地周辺の整備のできたところと、農村部の宅地化等事業の行われないところ等の改修のチャンスのないところとの格差がだんだん生じていると思うのであります。これら格差解消のための基本計画が必要と思うのでありますが、市長さんにこの点をお尋ねいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 村中議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 主として、道路交通網と交通安全対策等についてでございます。
 交通安全の重要なことにつきましては、私どもも非常に心配をいたしておりまして、あらゆる方法を講じて交通安全を進めなければならんと思っている次第でございまして、今やっておりました交通安全対策も、交通安全協会だけではなく、市民の皆さん全体に普及しなければいかんというようなことから、交通安全協議会の全市的なものをつくりまして、対策を講じているわけであります。振興会長さん方にも会っていただきまして、そうした組織を通じて下のほうへ浸透するように努めているわけでございます。
 また一方におきまして、交通安全の施設につきましても、逐次進めているわけでありまして、信号その他もできるだけ危険なところからつくるというようなことを進めております。また、通学路等の歩道等の設置につきましても、今年度歩道網計画というものをつくりまして、平成8年度当初といたしまして、第6次交通安全施設整備事業五箇年計画というものを含めまして、逐次進めていこうというふうに思っているわけでございます。
 現在の状況といたしましては、東部小学校につきましては、東部保育所等もありまして、この安全を図るために市道千保開発線の整備を進めているわけであります。また、般若中学、庄東小学校の通学路の安全のためにも、市道頼成徳万線の整備を進めております。また、北部小学校、北部幼稚園の通学路の安全を図るために、市道十年明鷹栖線の整備を進める。あるいは出町小学校、出町幼稚園の通学路の安全のために、市道停車場広上線の整備を進めるというふうにいたしておりまして、今後、やはり緊急を要するものから逐次整備を進めていきたいというふうに思っているわけであります。
 北部地域のほうが非常に道路整備が遅れているという御指摘もあるわけでございまして、まだ富山戸出小矢部線とか福光線とか、そうしたもののほうは今のところは若干遅れているのでありますが、これから逐次進めていきたいと思っているわけであります。
 また、いろいろな幹線道路を主体にいたしまして、幹線道路交通網プロジェクトというものを総合計画の中で位置づけいたしておりまして、平成6年度に建設省の認定を受けたまちづくり市町村道整備モデル事業、これに基づきまして、逐次整備を進めるというふうなこともやっているわけであります。
 そうした幹線に従いまして、いろいろなアクセス道路あるいは道路網の整備を逐次進めるわけでございまして、今後、不足しているところを逐次進めていきたいというふうに思っているわけであります。
 交通安全施設につきましては、市道につきましては市がやりますし、また用水路その他につきましては土地改良のやる部分もあるわけでありますし、ため池その他のことにつきましても、それぞれの所有者等々が実施をしていくというようなことにもなるわけであります。そういうようなことで、いろんな方法を使って道路整備を進めるというふうな措置を講じている次第でございます。
 また、交通安全指導員の設置をすればどうかということでございまして、これにつきましても、今検討いたしておりまして、できれば来年度あたりからそうした適任者がいれば実施をしていかなければならんと思っているわけであります。
 そういうことで、まだ整備のできていない市道につきましては、今後、逐次整備を進めていきたいと思っている次第でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 その他のことにつきましては、助役並びに民生部長等から御答弁を申し上げたいと思っているわけでございます。
 以上であります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 村中議員さんの道路に関する御質問にお答えをいたしたいと思います。
 坪野小矢部線以外につきましては、市長がマクロ的におっしゃいましたので御了承を賜りたいと思います。
 坪野小矢部線につきましては、今ほど御質問の中にございましたように、大変重要な県道であろうというふうに思います。そういうことに着目いたしまして、県におきましても、一般県道から主要地方道に格上げしたのが平成6年4月でございます。したがって、幹線道路網として整備をやっていこうという姿勢でございます。大変交通量の多い割に危険箇所が多いわけでございます。したがって、そういう危険度の高いところから逐次整備をやっていきたいということで、権正寺の交差点、さらには千保秋元間の歩道の新設、そして小杉地内の交差点の改良などに取り組んでいるところでございます。
 何と言いましても一番の難所は、上和田の相馬峠の大変勾配の急で、かつ平面曲線の悪いところであろうと思っております。ここの区間につきましては、県では調査をやりまして、1期工事として延長900メートルにわたりまして、片側歩道の幅員12メートルで計画し、測量も終えまして、設計中でございます。平成9年度には用地買収を予定しておりますので、今後とも地元関係者の協力を得て、何とか難所を解消していきたいというふうに考えておりますので、御了解を賜りたいと思います。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 交通安全対策につきましてお答え申し上げます。
 総体的には、今ほど市長のほうから安全施設も含め御答弁があったところでございますが、若干市民の交通安全思想の高揚と啓発について、補足的に御説明申し上げたいと思います。
 まず、平成8年度中の市内の交通事故の発生状況を申し上げますと、12月現在、発生件数が223件、負傷者が277人、うち死者3人ということでございまして、昨年同期に比べますと、件数で13.2%、負傷者で5.5%、死者で1名の減少で推移いたしているところでございます。
 これらの交通事故の原因といたしましては、運転者では、わき見、安全不確認等の漫然運転によるものが多いようでございます。また、歩行者、自転車利用者については、交差点での一時不停止や信号無視、車の直前直後の横断など、運転者、自転車、歩行者とも基本的な交通ルールとマナーの欠如が挙げられ、市民の幅広い交通安全意識の高揚が重要と考えているところでございます。
 先ほど市長が申し上げましたように、これらのことについて市では、交通安全対策会議を設置し、地区振興会長さんをはじめ交通安全協会、各種団体、老人クラブ、交通安全母の会、連合婦人会、小・中学校等々たくさんの関係団体を網羅して、年最低4回程度会議をもって啓発運動の計画をし、実施に努めているところでございます。
 そこで、8年度は子供と高齢者の交通事故、若者の事故防止、シートベルト着用の徹底、この3点を重点として関係機関、団体と連携を図りながら推進に努めているところでございまして、具体的には、第1点目の子供と高齢者の交通事故防止の推進につきましては、保育所、幼稚園、学校での指導のほか、地域の自主活動による保護、誘導活動の推進を展開していただいております。
 それから、高齢者の事故防止につきましては、市の老人クラブ連合会と連携いたしまして、同老人クラブ連合会に交通安全委員会を設置していただきまして、市内78単位老人クラブにおける交通安全シルバーリーダーの設置を市内全域で完了することになっております。これら高齢者自身の自主的な取り組みの推進を図るほか、地域主導の取り組みとして、交通安全アドバイザーとの連携によるふれあい訪問活動や反射材の普及により、自己防衛意識の高揚に努めていただいているところでございます。
 第2点目の若者の交通事故防止対策の実施につきましては、交通安全運転管理者部会を中心に、各事業所で社員、従業員に対する指導活動を強力に実施していただいているところでございます。
 第3点目のシートベルト着用推進対策の実施につきましては、交通安全母の会の会員による家庭、地域における一声活動の展開と、チャイルドシートの普及活動、交通指導員による街頭着用指導活動の推進などに力を入れて取り組んでいただいているところでございます。平成9年度におきましても同様、関係団体と連携を一層密にして、さきの3点を重点的に取り組むことといたしております。
 一方、交通安全教育事業も一層充実させ、より多くの市民の交通安全意識の高揚を図るよう努めていく計画をいたしているところでございます。
 なお、市長答弁にありましたように、専任の交通安全教育指導員、すなわちシグナルリーダーの設置についても検討を進めているところでございますし、年々多発傾向にあります高齢運転者の再教育事業の実施も新年度実施に向けて検討をしているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 交通安全対策のうち、施設管理関係につきましてお答えいたします。
 市長から総括的に答弁があったところでございますが、若干補足的に答えさせていただきます。
 道路上の危険箇所、例えば転落危険箇所とか交差点等では防護柵や道路標識について、それぞれの基準に基づきまして設置を進め、危険の排除、安全の確保に努めているところでございます。さらに逐次、市内全域の道路パトロールを実施しまして、道路や舗装の破損なり陥没、そして防護柵や道路標識の破損等の発見、補修に努めております。
 最近は、交通量の増大に伴いまして、特にこれらの安全施設の設置要望も多々お聞きしているところでございますが、一方、運転者はもとより歩行者の個々人みずからの注意にも欠如がないよう留意していただきたいなとも考えております。
 また、用水の安全柵につきましては、先ほど市長も言われましたが、用水の管理者との調整も必要でございますので、今後調査し、協議してまいりたいと考えます。
 いずれにいたしましても、今後とも不幸な事故が起きないよう、国や県、そして警察等とも連携を密にしまして、道路上の安全対策に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 5番 池田昭作君。
  〔5番 池田昭作君 登壇〕

◯5番(池田君) お許しを得ましたので、市政一般につき若干の質問をさせていただきます。
 それでは、まず第1点、親しみやすい市政の展開ということでございます。
 過日も報道されていたことでございますが、今叫ばれております地方の時代とは、他から与えられるものではない、そこに住む人々が自覚を持ち、ふるさとに誇りと愛着を持って住みよい環境をつくり上げていくことから始まることだと、広く言えば、市民総参加のまちづくりを目指すことだと考えるものであります。
 その点から、市民の皆様に市政に関心を持っていただき、市民自身が市政に参加をしていただく、このことは大変重要なことであり、言われておりますところの地方分権思想にも直結する大切なことかと考えるものであります。
 つきましては、具体的に次の4点について提案をし、市長並びに総務部長の御見解を承りたいと存じます。
 まず、市政バスの充実であります。
 御案内のとおり本年は、チューリップ四季彩館が開館し、来年は美術館が完成するなど、また、東鷹栖の市営住宅も大変立派に改築されました。そしてまた、東部清掃センター粗大ごみ処理施設の完成など、新しい公共施設も増えてきております。
 また、企業の新増設もありますので、私は市政バスによってこれらの施設を見聞し、実情を理解していただくことは大変有意義なことであろうと考えるものであります。
 さて、これまでの市政バスは、利用者が少ないようでありますが、例えばこれからは、町内ごととか団体の参加を計画的に求めていく、あるいは家族グループの参加など、ゆっくりとした観光コース的市政バスが考えられないかということであります。さらには、日曜、祭日等の運行を望む声もあるわけでありますが、これに積極的に対応されるお考えがないかどうか。これまでの市政バスの運行実態と今後の運行計画についてお尋ねをいたします。
 次に、青年・女性議会の開設についてお伺いいたします。
 このことにつきましては、何回かこれまで先輩議員が提起されていることでありまして、目新しいことではありませんが、当然のことながら快適に過ごせるまちづくりを進めるには、市民の手による運動の盛り上がりが大変重要な鍵になってくると思います。
 このような観点から、市政の実態を知り、21世紀を見据えた地方自治のあり方を学ぶために、青年、女性議会の開設は、格好の機会であると考えるものであります。
 青年議会については、若者の流出、政治離れによって運営が難しくなっているのでありますが、今日のようなときこそ意識を盛り上げ、活性化を図ることが大切かと存じます。毎年、成人式には400人前後の出席者があるごとく、相当数の若い方たちが市内に在住されているものと見込まれますが、ただ、若い方の意識が、これまでの地域中心のつき合いから、職場中心、グループ中心に、現実は大きく変化してきていることは見逃せない事実であります。
 こうした中で、高岡市では、この青年議会議員を募るために、趣旨に賛同する市内の企業に社員研修を兼ねての派遣を依頼したり、自治会組織にも協力を呼びかけるなど、あらゆる方法を試みているということですが、当市としても参考にされ、対応されることを望みます。
 一方、女性議会の誕生を期待する声も強いのであります。
 市内の女性の方の就業率は、類似都市と比較いたしまして大変高く、社会進出も多いほうであります。また、婦人会をはじめ各種女性団体の活動は活発なものがあります。
 今後のまちづくりは、この女性パワーに期待するものが大きいのでありますが、この点からも、この際、女性議会の開設を強く要望するものであります。
 なお、先ほどの青年議会と合わせて、青年・女性議会としての開設はいかがなものでございましょうか。お答えをいただきたいと思います。
 次に、市政への理解をさらに深めていただくための一環として、一日市長、教育長、部課長体験をやっていただいてはいかがでしょうか。これは、県なり他の市町でも実施されていることで、後追いするような気もいたしますが、よいことなら今から始めることも必要なことではないでしょうか。
 体験者は、原則公募制とし、さらに団体等の推進を得て任命をしていただく。また、市政モニター制度のようなものを設けていただきまして、モニターとして活躍していただくとともに体験者にもなっていただくような方法がどうだろうかと思います。そうして、一回限り、一日だけということではなく、少なくとも2、3回は御意見をいただく。また、次回体験者はその方に推薦をしていただき、継続していく方法など、御検討をお願いするものであります。
 次に、市民相談窓口の充実であります。
 市役所内部も増改築がなされて広範囲になっていることや、初めて来庁される方は、各課でもだれに相談してよいかわからないのが実情です。また、南口に玄関ができたことで、正面玄関がどこかわからない状態でもあり、その点から玄関に総合案内相談窓口を設けたらいかがでございましょうか。そうして庁舎の簡単な配置図をつくり、それによって場所を案内し、陳情、相談は、内容を確認して、担当課、担当者まで紹介するぐらいのサービスが必要ではないかと考えますがいかがでしょうか。合わせてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、農業問題についてであります。
 これにつきましては、先ほどの先輩議員の質問と若干重複するかと思いますが、お許しをいただきまして、述べさせていただきます。
 昨年11月1日から、いわゆる新食糧法が施行されたところでありますが、御承知のとおりこの法律では、より一層の市場原理の導入や規制緩和を通じた流通販売の合理化などを図ることとされているところであります。こうした中で、今年8年産の米づくりが行われたわけでありますが、全国的には豊作で、市場では米余り感による価格の下落が懸念されましたが、新聞報道によりますと、先月22日、東京取引場で行われた8年産自主流通米の入札で、県産コシヒカリは、入札制度が始まって以来初めての値幅制限の上限を記録、全量落札したと報じられました。こうしたうれしいニュースの反面、3年連続の豊作により、平成9年度末には国内産で300万トンの在庫米が生じることから、当面生産調整減反面積配分が焦点となっています。
 ついては、次の4点についてお尋ねをいたします。
 この生産調整減反目標面積ですが、政府は9年度も本年度と同じく水田面積の約3分の1に当たる78万7,000ヘクタールと発表いたしております。これを受けまして、富山県は1万2,480ヘクタール、転作率20.38%が明示され、砺波市も昨年と全く同額の916.9ヘクタール、転作率20.6%と伺っております。
 これは私の全くの私見で恐縮でございますが、率直に申し上げまして、この転作面積の配分については、これからの米づくりは、味と質の勝負であります。うまい米づくりをされている中核農家の方とか、営農組織で共同化される方、あるいは種籾生産者などには、この配分比率を若干考慮されてよいのではないかと考えますが、いかがでしょう。つきましては、9年度の生産調整、減反面積の配分方法、配分時期、団地化の進め方等について具体的にお伺いいたします。
 次に、集落営農組織の育成についてであります。
 この砺波型農業「アグリTONAMI21」でも提起されていることでございますし、集落営農組織の育成が急務であります。県では、去る11月19日に、平成12年度を目標とする、県集落営農推進基本計画がまとめられています。どこの地区においても、この集落営農は大変大きな問題になっているわけでありますが、総論賛成、各論反対、なかなか進まないのが現状ではないかと思います。
 私は、もっと集落営農組織や中核農家の育成ということに、行政として強力に指導をしていただきたいというふうに考えるものでありますが、現状と今後の対応についてお伺いをいたします。
 次に、優良農用地確保対策についてお尋ねいたします。
 生産の低コスト、効率化を目指し、農業投資が行われ、土地基盤整備や農業経営の基盤の強化が図られております。そうした中で、宅地造成、企業の進出などで農用地が虫食い状態になろうとしているところもあります。
 こういう観点から、私は、優良農用地の確保が重要であると考えるものでありますが、そうした点から、地区別の農業的土地利用計画、こういうものをつくって、示していただくことが必要ではないかと考えるものであります。
 次に、中山間地域における転作対応についてであります。
 これにつきましても先ほど御質問がありましたが、現実は、圃場整備をした農地はもちろん、圃場整備をしない農地でも中山間地では耕作放棄田や遊休地が出てきている状態であります。
 9月議会でも先輩議員の質問がありましたが、私は、何といたしましても、初めから特産物というわけにはまいりませんので、まず手始めに、栽培が可能かどうか、また、採算的にはどうか。試験圃場のようなものを設置していただいて、具体的に農業改良普及所、農業協同組合等にも働きかけて、積極的に対応されることを要望いたしたいとするものであります。
 次に、下水道事業についてお伺いいたします。
 全国的にも特筆される散居集落の中にあって、自然の美しさを守り、生活環境の改善を図って、快適な生活を送るために下水道の整備は当面市民の大きなニーズの一つに位置づけられているものと考えられます。
 さて、当市の下水道事業は、公共下水道事業として認可を受けて、既に12年の歳月を経ました。平成3年4月から一部供用開始があり、平成7年度末ではおよそ240ヘクタール、1,462戸が使用できることになったのでありますが、水洗化された戸数は878戸、水洗化率60.1%という状況であります。
 また、下水道の普及率は12.2%で、県全体が39.6%という中で見ますと、県内では下位に位置づけられております。
 当初の計画は、整備事業費が450億円くらい、完了が平成30年までとなっておりますが、せめて県の計画並みの平成20年を目指して資金計画を立てられ、実行に移していただきたいと考えるものであります。
 ついては、具体的に次の4点について質問をいたします。
 まず第1点、下水道マップの見直しであります。
 市街地中心の公共下水道比率が28%、特定環境保全公共下水道が13%、合併処理浄化槽9%、残り50%が農業集落排水事業となっておりますが、いろいろな考え方もあると存じますが、私は、特環事業にもう少しウエイトを置いてやっていただきたいと考えるものであります。
 その理由の1つは、当市内の大部分は、小矢部川流域下水道エリアの中に含まれているものであり、これまでにこれに要する費用を負担してきております。そうした中で、将来とも農集でいくのでしたら、それはそれで1つの選択ですが、いつかの時期に小矢部川流域を利用するのであれば、当初から特環で進めるべきであると考えるものであります。2つ目は、特環と農集の両事業によって、完成年度を早くすることを考えるべきではないかと思うからであります。3つ目は、例えば庄川左岸地区では、既に分譲宅地や住宅がどんどん建てられており、また、企業の進出もあります。このように混在した環境の中で、果たして農集だけでよいのかどうかということであります。また、昨年12月19日、国からの通達によりますと、建設省と三省間の申し合わせで、類似した事業間の調整として、2キロメートルルールの効率的な検討ということで指示がなされているところであります。さらに、農集では処理場が問題になります。また、後々の維持管理問題などから、一部地域では特環に含めてほしいという声もあります。市長の率直な御意見を承りたいと存じます。
 次に、平成8年度の水洗化戸数の加入者はどのくらい伸びたでしょうか。本管工事終了後、3年以内に水洗化が義務づけられているわけでありますが、未加入者の状況と普及対策についてお尋ねをいたします。
 最後に、水洗便所改造に要する融資制度でありますが、これまでの利用状況はいかがでしょうか。
 私は、これに対する一時補給のメリットが少ないような気がいたします。現行、利子補給額は利息の10分の3の額となっておりますが、2分の1くらいに引き上げていただいて、利用度を高めることが必要ではないかとお尋ねをいたします。
 以上、私のつたない一般質問、ささやかな提案ではございましたが、よろしくお願いいたしまして、質問を終わります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 池田議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 親しみやすい市政の展開ということでございます。市民の皆さんに市政の状況を知っていただくということは非常に大事なことでございまして、いろんな施設もございましたり、機関があるわけでございますが、なかなか市民の皆さんはこれを十分お知りでない人がたくさんおられるのではないかと思っております。
 市政バスをやったころは、非常に人気があったといいましょうか、「初めてああいうのを見た」とか、いろんな話を聞いたわけでありますが、最近はこの市政バスに応募する人が全くなくなってしまったわけでありまして、これは時代が変わったというのかどういうわけか、ちょっと判断がつきにくいわけであります。
 ただ、今おっしゃるように、バスの運行の日取りを土・日にするとか、あるいは家族ぐるみにするとかというような方法を考えてみる必要があるのではないか。今のように平日にやるということになると、皆さん働いているものですから、なかなか行けないのではないかということも考えられますので、今後、これにつきましては、皆さんが参加しやすいような方法をひとつ検討いたしたいと思っているわけでございます。
 それから、青年議会あるいは婦人議会でございますが、御承知のとおり青年議会というのは、この主体でありました青年団がだんだん解けていきまして、青年団がなくなった地域がたくさんございまして、呼びかける主体がもうなくなってまいりました。そういうようなこと等もありまして、非常にやりにくい時代になってまいったわけであります。まあ、いろいろ、高岡のような方法もあるのかもしれませんが、あるいはまた婦人議会のほうは、主として今まで婦人会が中心になるわけでありますが、婦人会のほうは年に1回、市長と語る会を催しておりまして、その際にいろんな御意見を聞く機会があるあるわけであります。
 そういうようなこと等から、市といたしましては、市制40周年に中学生議会の開催を始めました。これは1年置きにやっていくわけでございますけれども、子供のときに既に市政に参画する考え方、あるいは市政の勉強をするということを身につけてもらうということでいいのではないかというふうに、今考えを変えているわけであります。そういうことで、なかなか青年議会の開催は非常に難しいのではないかというふうに思っているわけであります。
 それから、その他のいろんな機会に、私はできるだけ会合その他に参画をして皆さんの意見を聞くということに心がけているわけでありますけれども、そうしたことなどを通じまして、皆さんにできるだけ市政に参加をしていただきたい。そのために、市長と語る会も、今までは昼間やっておりましたけれども、昼間ですと、家にいる年寄りの皆さんが出てくるというようなことになってしまいまして、これではいかんということで、今年から晩にやることに決めたわけであります。晩にやりますと、相当出席者が多くありますし、また活発な意見も出てまいります。そうした点で、いろんな方々の意見が聞けるということもやっているわけでありますので、そうしたところで角度を変えて市民の皆さんの意見を聞くという方向へ今向かっているというようなことでございます。
 それから、農業問題につきましては、先ほど宮木議員の質問もあったわけでございまして、いろいろお答えをいたしたわけでございますが、生産調整の減反面積につきましては、うまい米づくりをする人に傾斜配分すればどうかというような意向であったかと思いますが、これはなかなか難しい問題です。いわゆるとも補償の問題も絡んでまいりまして、市といたしましては、そういった部落なりへまとめて減反面積をおろしていく、そして、とも補償ができるような形をとっているわけでありますので、やはりそうした方向で今後も進まなければならないのではないかと思っているわけでございます。
 また、集落営農につきましては、先ほども申しましたように、できるだけそうした集落営農体制というものができるように、今後ともこのような施策を進めるということにいたしていきたいと思っております。
 ただ、その規模をどうするかということが一つの課題ではないかと思っているわけであります。余り小さい規模ですと、なかなかやり繰りがつかんのではないかと思うわけでありまして、ある程度の規模のものにしないと、融通が効かないというか、あるいは力が出ないというか、あるいは組織をつくるにつきましても、人材を確保するにしましても、ある程度のものでないと、中核になって働く人に対するいわゆる賃金支給が難しくなるということ等もありますので、そういうような組織をどういうぐあいにするかということが、やはり一つ問題点ではないかというふうに思っているわけであります。そうしたものを逆算をして、大体どれぐらいの規模のものという一つの目安をつける必要があるのではないかというふうに思っているわけであります。
 それから、優良農地の虫食い状態も大変心配をいたしているわけでございます。これは市政の発展と裏腹になるわけでありまして、発展するためには、やっぱり住宅も必要、工業団地も必要、その他の施設も必要と。そうなると、田がつぶれる──山がつぶれることもありますけれども、そういうようなことになってまいります。
 そうかといって、これをこの地域だけに限るということになりますと、これまたいろんな問題が出てまいりまして、そこだけをどんどんわやにしていくというようなことになったり、あるいはその中の人が、「田んぼを売らない」と言って頑張る人が何人もおってきたら、計画が全然うまくいかないということもあったりいたしまして、痛しかゆしのことで、なかなかいい方法が見つからないわけであります。しかし、これも大体今のところは限度があるわけでありまして、この土地利用計画によりますと、あと200町歩余りだったと思いますが、それぐらいで4万5,000ぐらいが達せられるというような検討をつけているわけであります。
 実際、市というのは、5万いないと市の運用はよくないのではないかというふうに思っているわけでございますが、とりあえず4万5,000を目標にやって、その結果を見てまた考えるということにしていかなければならないのではないかというふうに思っております。いつまでも無制限にどんどん大きな市にしていくということは、将来はどう言うかわかりませんが、今のところは考えておりませんので、ある程度の限度が来たならば、そのときは抑制をしていくということを考えていかなければならんと思っているわけであります。
 できれば、宅地ならこの方面とこの方面というような大体の大まかな区分ぐらいはできるのかなということも考えておりますが、ただ、宅地あるいは家屋をつくるにしましても、そこへ人が入らなきゃならんわけでして、入るところは大体だれが見ても決まっているので、ひょっとどこかへ行って建てても、なかなか売れないということになりまして、やはり売れるところでないとなかなか住宅が建設できないということもあるわけでありますので、どこかに固める。あるいは適当にばらまくということは、役人がやるとそんなことをやりますけれども、実際に携わる人たちは、そんな売れないところへは行かないわけであります。そういうようなことで、理屈と現実とはなかなか合わないわけであります。そういう矛盾、悩みもあるわけであります。
 それから、中山間地利用につきましても、先ほど申しましたような、この地域の発展策を考えていくということは大変大事なことであります。農協とかその他へ働きかけていくことも非常に大事であります。先ほども申しましたように、農業の推進をしていく推進役はやはり農協でなければならないわけでありまして、それが農協と農民とを結びつけ、農村も存続でき、また農協も存続できるということになるわけでありますので、こうした点で、今後、農協のほうがもっと農村の経営に深くかかわっていっていただかなければならんのではないかというふうに思っているわけであります。
 また、下水道マップの問題でございますけれども、少しずつ状況が変わってきております。農集が非常に多いのは、やはり財源の問題でありまして、農集でやると市なりの持ち出しは半分以下になってしまうわけですね。それが、その他の公共下水道をやりますと、大変大きな負担になってくる。負担といっても、借金だけを抱えるということになってまいりまして、将来、非常に大きな財政負担になってくるわけです。そういうことから、できるだけ農集でやれるところは農集でやろうということでマップをつくったわけであります。
 その後、公共下水等に対する補助を、できるだけ細い線まで補助するように範囲を拡大してもらいたいという運動をどんどん続けてきまして、今20トンまでの線になっておりますけれども、今度はその半分の10トンまで補助対象にするということになってまいりましたので、これはかなり緩和されるという状態になってまいります。
 それから、3省の協定等が出てまいりましたりいたしまして、流域下水の2キロ範囲内は公共下水でやっていこうということを決めたようでありますが、これは向こうさんが勝手に決めているので、こっちのほうは、やっぱりこっちの状態も、今後の返済計画とか負担とかいうことを考えながら決めていかなければならないわけであります。
 しかし、農集も、処理はいずれは公共下水の中へ入れることを私は考えていかなければならないと思います。今は、農林省だ、建設省だではなしに、農村については、こういう散居ですから、国が補助してしかるべきものだというふうに思っているので……。
 大体下水道というのは大都市で始まったわけでして、大都市中心の考え方になっているわけです。そういうものを、こういうものをこういう小さい町へ来て、しかも散居にばらまくような下水道をやりましても、とても耐えられるものではないわけです。それが、だんだんそういう細かいところへ配慮をして、補助がだんだん増えてくれば、それに応じてもいいと思いますけれども、ここらはやっぱり農集でやって、最後は農林省と建設省が合体をして入れれるような運動を展開をしていかなければならんと、こんなふうに思っているわけであります。
 そういうようなことで、マップ等につきましては、そうした状況も変化してまいりますので、見直しを検討する時期がそろそろ来ているのではないかと、こんなふうに思っているわけであります。そういうようなことを今後検討してまいりたいと思います。
 事業のことにつきましては、それぞれ部長なり担当のほうから答弁をいたします。
 以上であります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 総務部長 柳原和夫君。
  〔総務部長 柳原和夫君 登壇〕

◯総務部長(柳原君) それでは、私のほうから御提案2件につきましてお答えを申し上げたいと思います。
 まず、一日市長あるいは一日部課長体験についての御提案でありますけれども、市民の皆さんが市政へ関心を持っていただくという一つの方法ではあろうかというふうに思いますので、新しい趣向で、市民啓発運動やイベントなどにをわせまして、具体的な業務内容を体験していただけるような、例えば一日施設長であるとかヘルパーなど、実質的な効果の上がるような事業を検討いたしたいと考えております。
 もう1点、市民相談窓口の充実の件についてであります。現在、市民課を総合窓口といたしまして、南玄関からの来庁者の対応をしております。また、生活環境課に受付を置きまして、正面玄関からの来庁者の対応をしているところであります。
 過去におきまして、市民相談窓口を設けまして、職員を配置して対応したこともございましたけれども、その実効性が非常に薄く、その反省に立ちまして、現在のような方法で行っているところであります。
 しかしながら、来庁者の方々には、市役所がわかりやすいところであるということは大変大切なことであろうと存じますので、各課の業務内容や申請窓口、業務の内容などにつきましては、常日ごろ、広報誌や、あるいは昨年も発行いたしましたが、転入世帯用の『生活百科』などで細かく紹介をしたりいたしまして、周知に努めているところであります。
 また、庁舎内の案内看板や、あるいは課名、係名の名称を改正するなどしまして、一目でわかりやすい状況も、常日ごろ改善に努めているところであります。また、窓口職員の接遇研修などに努めているところでもございます。
 今後とも、職員すべてが質の高い窓口担当者たり得るように、各種の研修を通じまして徹底するとともに、案内表示等の改善を引き続き行い、より一層の市民サービスに努めてまいりたいというふうに考えております。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 中山間地域での転作対応等についてお答えいたします。
 先ほど市長から総括的にお話があったところでございますが、補足させていただきます。
 中山間地域におきましては、高齢化が進む中、定着性の高い転作作物への誘導が困難になりつつあります。しかし、一方、豊かで美しい自然環境に恵まれた地域資源がありますので、これを活用し、都市部との交流を図ることによりまして、活性化を進めることが必要であると思っております。この交流、情報交換の進展によりまして、中山間地域の果樹や切り花、山菜、そしてこれらを簡単に加工しましたいわゆる1.5次産品などの需要が生じてくると考えられますので、農産物加工グループやあるいは高齢者が主体となった生産体制づくりなるものを働きかけまして、特産化への足がかりにしたいと考えております。
 また、中山間地域での集落営農は、生産コストの低減はもとより、特に地域社会を維持すること、そしてさらには農地を保全し、水源を涵養するという大きな役割がございます。したがいまして、転作についても、集落営農の母体をつくって取り組むことが大切であると考えております。
 いずれにしましても、このようなことを踏まえ、今後とも農業普及センターやあるいは農協等とも連携をとりまして、中山間地域の対策に取り組んでまいりたいと思っております。
 以上であります。

◯議長(金堂君) 答弁を求めます。
 水道部長 福田正治君。
  〔水道部長 福田正治君 登壇〕

◯水道部長(福田君) 池田議員さんの質問にお答えいたします。
 まず、水洗化についてでございますが、平成7年度末878戸でございます。8年度では、11月末まで138戸申し込みがありました。そのうち100戸が接続されております。許容対象戸数が1,462戸でありますので、8年度末にはこの申し込みも全部接続したと考えますと、69.5%の見込みであります。したがいまして、未加入者は446戸ということになります。
 普及対策につきましては、町内会及び砺波市の公共下水道推進協議会の皆さんの御協力を得ながら、水洗化について各戸に御協力をお願いしているところでございます。
 次に、水洗便所の改造資金利子補給についてでございますが、平成7年度末まで43戸、8年度には、現在までに3件申し込みがございました。計46件でございます。利用率は全体の3%であります。
 利子補給の改正につきましては、当初は、先ほど議員さんも申し述べられましたとおり、10分の3でございます。限度額は100万円でございます。
 各市町村では、一定の利子補給や貸付限度額を低く定めて利子の全額補給をしているところもございますが、現在は貸付利子が低いので改正は考えておりませんが、高金利になりますと、他市とのバランスも検討しながら考えていきたいというふうに思っているところでございます。
 次に、下水道事業の促進についてでございますが、財源が確保できれば早く進めることができますが、市もいろいろな事業がありますので、下水道だけには財源を確保することができないということでございまして、現在のところ、市長も、よく議会でも申し上げておりますとおり、20億円ということで進めているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(金堂君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明12日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 3時29分 閉議



平成8年12月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第58号  平成8年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)
議案第59号  平成8年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第60号  平成8年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計補正予算(第1号)
議案第61号  平成8年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第62号  平成8年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
議案第63号  平成8年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第64号  平成8年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第65号  砺波市行政手続条例の制定について
議案第66号  砺波市営バスの設置及び管理に関する条例の一部改正について
議案第67号  市道路線の認定及び廃止について
議案第68号  砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第69号  人権擁護委員緒候補者の推薦につき意見を求めることについて
議員提出議案
第 7 号   除籍簿の保存期間延長を求める意見書の提出について
議員提出議案
第 8 号   交通安全都市宣言の制定について
報告第12号  株式会社フラワーランドとなみの経営状況の報告について
請    願  消費税5%の中止を求める請願



平成8年12月定例会 目次 

      平成8年12月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(12月9日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  報告事項 ……………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第57号 決算の認定について
   決算審査特別委員長の報告………(柴田委員長) …………………………  3
   討論…………………………………(西尾議員) ……………………………  8
   採 決 ……………………………………………………………………………  9
  議案第58号から議案第67号まで、報告第12号
   提案理由の説明……………………(岡部市長) ……………………………  9

★第2号(12月11日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 21
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 21
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 21
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 21
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 22
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 22
  議案第68号
   提案理由の説明………(岡部市長) ………………………………………… 22
  市政一般に対する代表質問
   11番  河原  誠 議員 ………………………………………………… 23
      ・今年一年を振り返ってと来年に向けての抱負について
      ・平成9年度の予算について
      ・地方分権に伴う行財政改革について
      ・道路問題について
      ・商工業の活性化と今後の対策について
      ・広域行政の推進と今後の方針について
      ・総合病院増改築計画の現状と今後について
      ・国際交流について
      ・教育問題について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
    1番  寺島 良三 議員 ………………………………………………… 52
      ・高齢者福祉について
      ・商業圏の拡大と市街地の活性化について
   14番  宮木 文夫 議員 ………………………………………………… 59
      ・砺波圏の道路網について
      ・学校教育について
      ・砺波型農業について
    9番  村中 昭二 議員 ………………………………………………… 74
      ・交通安全対策について
      ・道路の整備促進について
    5番  池田 昭作 議員 ………………………………………………… 81
      ・親しみやすい市政の展開について
      ・農業問題について
      ・下水道事業について

★第3号(12月12日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 95
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 95
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 95
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 95
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 96
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 96
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
    7番  藤井 外志男 議員 ……………………………………………… 97
      ・2000年とやま国体の運営体制について
      ・青年婦人団体の育成強化と活動拠点について
      ・CATVについて
      ・市営バスの将来構想について
   18番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………108
      ・交通安全対策の推進について
      ・高齢者福祉の推進について
      ・入札制度の改善について
    3番  江守 俊光 議員 …………………………………………………115
      ・投資事業配分の見直しについて
      ・幼稚園の運営体制の充実について
      ・青少年の健全育成対策について
   13番  西尾 英宣 議員 …………………………………………………125
      ・砺波市行政改革について
      ・大型店対策について
      ・地下水対策について
      ・カナディアン・フェスティバルの参加について
      ・市民の足を守る施策について
    2番  金嶋 久貴子 議員 ………………………………………………137
      ・砺波市行政手続条例について
      ・小ホールの設置
      ・「ふれあいのまちづくり事業」について
      ・保健・福祉・医療のPR活動
      ・公共施設における経費節減について
  議案の常任委員会付託(議案第58号から議案第68号まで)
  請願の常任委員会付託 ……………………………………………………………148

★第4号(12月19日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………149
  本日の会議に付した事 ……………………………………………………………149
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………149
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………149
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………150
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………150
  議案第58号から議案第68号まで
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………151
   討 論
    反対討論………(西尾議員) ………………………………………………158
    賛成討論………(宮木議員) ………………………………………………159
   採決(議案第58号) …………………………………………………………160
   採決(議案第59号から議案第68号まで) ………………………………160
  請 願
   討 論
    反対討論………(西尾議員) ………………………………………………161
   採 決 ……………………………………………………………………………162
  議案第69号
   提案理由の説明………(岡部市長) …………………………………………162
   採 決 ……………………………………………………………………………163
  議員提出議案第7号
   提案理由の説明………(河原議員) …………………………………………163
   採 決 ……………………………………………………………………………164
  議員提出議案第8号
   提案理由の説明………(山岸議員) …………………………………………164
   採 決 ……………………………………………………………………………166
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………166
  請願審査結果 ………………………………………………………………………169



平成8年12月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成8年12月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第57号 決算の認定について
     (委員長報告、質疑、討論、採決)
  第4 施政方針並びに議案第58号から議案第67号まで、平成8年度富山県砺波
     市一般会計補正予算(第4号)外9件及び報告第12号 株式会社フラワー
     ランドとなみの経営状況の報告について
     (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月9日  午前10時08分  開議
   12月9日  午後10時55分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

 収入役  安 念 鉄 夫 君    総務部長 柳 原 和 夫 君

                   産業建設
 民生部長 中 島 和之進 君    部  長 福 島 敏 夫 君

                   企画調整
 水道部長 福 田 正 治 君    室  長 堀   秋 博 君

 総務課長 老   寿 一 君    財政課長 津 田 俊 祐 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 古 井 勝 久 君    課  長 柴 藤 健 一 君

 上水道
 課  長 宮 井   正 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

 監  査              消防本部
 事務局長 坪 本 正 樹 君    消防長  村 井 宗 之 君

 消防本部
 次  長 安 念 政 満 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 太 田 勇 二      局長代理 貝 淵 文 夫

 調査係長 神 島 英 弘



平成8年12月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時08分 開議

◯議長(金堂君) ただいまから、平成8年12月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(金堂君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により議長において、
  16番 中西 宏一君
  18番 前田喜代志君
  19番 林   紘君
を指名いたします。

◯議長(金堂君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本12月定例会の会期は、本日から12月19日までの11日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(金堂君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月19日までの11日間と決定いたしました。

◯議長(金堂君) 次に、日程第3 議案第57号 決算の認定についてを議題といたします。
 本案について委員長の報告を求めます。
 決算審査特別委員長 柴田豊明君。
  〔決算審査特別委員長 柴田豊明君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(柴田君) 決算審査特別委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 当特別委員会は、去る11月20日、21、22日の3日間をもって委員会を開催し、さきの第4回臨時会において付託され、閉会中の継続審査となっておりました議案第57号 決算の認定について、平成7年度富山県砺波市一般会計、平成7年度砺波市国民健康保険事業特別会計、平成7年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計、平成7年度砺波市老人保健医療事業特別会計、平成7年度砺波市赤坂霊苑特別会計、平成7年度砺波市下水道事業特別会計、平成7年度砺波市農業集落排水事業特別会計、以上7会計の歳入歳出決算及び財産調書等について審査いたしました。
 審査に当たり、まず監査委員から適切な審査所見を賜り、当局より詳細な決算内容の説明を受けた後、関係諸帳簿等の審査と全般にわたった質疑を行い、要望意見等を述べたのであります。その結果、当委員会といたしましては、各会計決算を原案のとおり認定すべきとの結論を得たのであります。
 以下、審査の内容について御報告申し上げます。
 まず、一般会計決算の概要について申し上げます。
 平成7年度決算額は、収入済額175億720万5,000円、支出済額168億6,744万円、差し引き6億3,976万5,000円の黒字決算となっています。このうち、平成7年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた平成7年度単年度収支は、2,281万2,000円の赤字決算となっています。これは、平成7年度において利率の高い縁故債1億9,320万円の繰上償還等を行ったことによるものであります。
 次に、歳入決算の主なものを見ますと、まず市税では歳入総額に占める割合は29.0%で、前年度に比べ1.7ポイント下回っていますが、市税全体の収入では50億7,406万5,000円で、対前年度比5.5%の増となっています。その主な要因としては、個人市民税の堅調な増加及び固定資産税の増加が大きなものであり、市税収入として初めて50億円以上の収入額となっています。また、市税の収納率は、市民税が前年度に比べ0.2ポイント下回っておりますが、固定資産税は0.3ポイント、軽自動車税は0.2ポイント上回り、全体では96.7%となっています。
 次に、県支出金が大幅に伸びていますのは、林業構造改善事業、まちづくりプロジェクト事業、公園リフレッシュ事業などの積極的な事業展開の結果といえます。さらに、市債については、チューリッププラザ建設事業、美術館建設事業、中村多目的運動広場建設事業などの大型事業により増加したものであります。
 一方、歳入決算全体を見てみますと、自主財源は74億9,043万9,000円、構成比42.8%と、対前年度より3.3ポイント下がり、依存財源は100億1,676万7,000円、構成比57.25%と、前年度より3.3ポイント上昇しています。
 次に、歳出について執行内容を性質別の支出区分から見ますと、人件費、扶助費及び公債費のいわゆる義務的経費の構成比は32.3%であり、前年度と比較して1.2ポイント下がっております。また、投資的経費においては前年度と比較して4.1ポイント上がり、40.4%となっています。また、こうした中で、公債費比率は15.1%と、前年度の14.4%より0.7ポイント上昇しているところであります。経常収支比率については74.1%であり、前年度より0.9ポイント高くなっております。
 次に、特別会計決算の概要について申し上げます。
 まず、国民健康保険事業特別会計について申し上げます。
 歳入歳出差し引きの結果は1億1,310万5,000円の黒字決算となったものの、単年度収支では6,132万5,000円の赤字となっております。今後の高齢化社会に向け、市民の健康保持と自主的健康管理に重点を置く予防施策の啓蒙の徹底が必要となっています。
 次に、国民健康保険太田診療所特別会計については、歳入歳出差し引きの結果は1,025万8,000円の黒字決算となっているものの、単年度収支では142万4,000円の赤字となっています。小規模ながら地域に密着した診療所として、今後なお一層住民の理解と協力により運営されることを期待するものであります。
 次に、老人保健医療事業特別会計については、70歳以上の4,981人の老人を対象に医療給付が行われ、歳入歳出差し引きの結果は2,918万3,000円の黒字決算となり、翌年度へ繰り越されています。また、受給資格者1人当たりの医療給付費が54万2,000円と、前年度55万1,000円に対して9,000円の減となっているものの、これからの医療費の増加が懸念されるところであります。
 次に、赤坂霊苑特別会計については、平成7年度は13区画の墓地について使用を許可したことにより、処分率は84%となっております。残り65区画が未処分であり、今後とも計画的な売却に努力が必要であります。
 次に、下水道事業特別会計については、公共下水道事業区域として328ヘクタール、特定環境保全公共下水道事業区域として73.7ヘクタールを実施しています。そのうち、平成7年度中に27ヘクタール整備をした結果、整備完了面積は241ヘクタール、進捗率は60%となり、今後とも積極的に住みよい環境づくりの推進を望むものです。決算内容は、歳入歳出差し引き409万2,000円の黒字決算となっております。
 次に、農業集落排水事業特別会計については、農村環境の保全と水質の向上を目的として、東般若地区は処理場の完成により平成8年3月から供用開始されております。また、般若地区は平成6年度より下水管敷設工事の事業を着手しております。決算内容は、歳入歳出差し引き5,209万5,000円の黒字決算となっております。
 ここで、審査の過程で出されました意見、要望等について申し上げます。
 まず、財政構造の弾力性を示す公債費比率がここ5年間増加傾向にあり、財政運営の課題となっております。平成7年度は、前年度より0.7ポイント上昇していることから財政の硬直化が懸念される中、公債費及び繰上償還の状況についてただしたところ、公債費については、平成7年度末の現在高見込額は137億1,821万円となっており、公共事業の積極的推進に伴って増加傾向にある。また、過去に6%台の高利率で借入れした縁故債については、予算の範囲内で今日の低金利時代に対応し、繰上償還を行い、効率的な財政執行に努めているとのことでした。また、政府資金からの借入れについては、国の制度上の関係があり、繰上償還は容認されていないとのことでした。
 次に、財源の確保及び負担の公平の観点から市税の収納業務に努力されているが、まだ若干の未済額が生じていることからその実態をただしたところ、近年の未納者の実態は、かつてのバブルの崩壊型から平成の不況型が色濃く出ており、未納の内容が変わってきているが、未納者に対しては督促状を発送したり、場合によっては臨戸訪問徴収を行っている。平成7年度の不納欠損額は347万2,000円で、前年度に比べ106万1,000円減少している。なお、この額は単純な比較はできないものの、県内9市の中では比較的少ない状況にあるとのことでした。
 次に、契約の適正化について監査委員からの指摘にもあるが、随意契約の件数が多過ぎるのではないかとただしたところ、工事等の請負については競争入札が基本であり、随意契約とする場合は、特別な工事技術を要する場合、緊急を要するもの、金額が小さくて入札方式になじまないものや基本設計をプロポーザル方式等で実施し、その後の実施設計や細部工事などの契約等を随意契約の基準としている。平成7年度は457件の総契約件数のうち、243件を随意契約としているが、この随意契約の中には、工事請負のみならず、各種施設の管理契約やシルバー人材センターなどへの業務委託契約等も含まれているため、件数的には多くなっているとのことでした。
 次に、ホームヘルパーの派遣事業に寄せられる住民からのホームヘルパーの利用ニーズとデイサービスセンターの利用状況をただしたところ、常勤ヘルパーは16人、登録ヘルパーは13人の体制で行っており、ヘルパー1人当たり年間活動時間は1,320時間余りであり、国の基準の1,200時間を120時間も上回って活動している。このニーズにこたえるためには、現在となみ野農協においてもヘルパーの人材養成を行っているので、今後は人材派遣の協力体制の連携を図る必要があるとのことでした。また、デイサービスセンターの利用状況は、平成7年度からショートデイサービスセンターが開館し、2週間に1度の利用から1週間に1度程度の利用ができるものと思われたが、利用者の掘り起こしが行われ、現在は10日に1度の利用となっているとのことでした。
 次に、予算編成に当たっては不用額が出ないように十分配慮すべきであると思うが、老人福祉費の負担金補助及び交付金に大きな不用額が決算として出ていることからその理由をただしたところ、明許繰越を行ったやなぜ苑増床事業を当初4億7,624万円で事業費を計上したが、事業費の減額変更が133万4,000円生じたのと、国庫補助金が基本単価の上昇により1,144万9,000円、さらに借入対象事業費の枠が広がり、借入金が4,860万円に増加したこと並びに寄附金が1,600万円あったことにより、市の単独補助として7,738万3,000円が不用となったことが最も大きなものとなっている。さらに、その他事業の補助金及び負担金などの精査を行い、7,847万7,870円の不用額が決算として生じたものであります。また、減額補正をしなかった理由としては、明許繰越事業であることを配慮したためであるとのことでした。
 次に、駅前有料駐車場の無料化と今後の駅周辺駐車場整備についてただしたところ、出町土地区画整理事業にあわせて無断駐車、放置自転車等を排除し、商店街の活性化を目標に有料駐車場として整備したものであり、今後も維持管理に努めたい。また、現在施工中の駅南土地区画整理事業においては、駅の橋上化に伴っての車輛動向をシミュレーションし、駅南広場等の公共用地の利用内容について新たに検討していきたいとのことでした。
 次に、情報化が進む中でのパソコンによる県内の図書館ネットワークの実情をただしたところ、蔵書のデータ処理が完了している県立図書館の生涯学習情報ネットワークに基づき、情報の一元化を進めている。現在は、利用者からのリクエストされた書籍等がない場合は、県立図書館にアクセスして蔵書を検索し、画面上で予約して借りる方法を行っている。また、市図書館では平成9年9月の稼働を目標に図書のデータ蓄積を行っており、双方の情報のネットワーク化がパソコン通信で可能となるとのことでした。
 その他、市営バス運行の経営状況と民間路線バス対策、集落営農及び中核農家の育成・組織強化、2000年国体の体育指導者育成事業の成果と今後の積極的な取り組み、各種出張旅費及び食糧費の実態、さらに行政改革などについて質疑、意見、要望があったところであります。
 以上、平成7年度一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算につきまして、主なる概要と審査の結果を申し上げ、決算審査特別委員会の報告といたします。

◯議長(金堂君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(金堂君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 議案第57号 平成7年度一般会計部分の決算について、不認定の立場で意見を述べたいと存じます。
 決算の状況を見てみますと、福祉や教育、環境をよくする市民の切実な願いを後回しにして、不用不急な大型公共工事に市税が投入され、一般会計の地方債は115億から137億円と22億円も増えています。公債費比率も15.1%と、対前年度比0.7%悪化しています。これは、財政の硬直化が進んでいることを示しています。
 第2に、食糧費の支出については深く吟味をして、官官接待は行わないことが必要です。
 第3に、職員の処遇については、一般会計に占める人件費の割合は17.5%と、県下9市平均20.6%に見られますように、9市の中ではワースト3であります。また、第3セクターフラワーランドへの職員の派遣については、人口増に伴う行政需要の増大により事務料も増加しており、フラワーランドの自立という立場からも職員を引き上げることが必要です。住民サービス向上のためにも適正な職員の増員と公務労働の意識向上のためにも給与面の改善が望まれます。
 以上、平成7年度の決算について不認定の理由を申し述べました。

◯議長(金堂君) 以上で討論を終結いたします。
 これより議案第57号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第57号 決算の認定について、平成7年度富山県砺波市一般会計、平成7年度砺波市国民健康保険事業特別会計、平成7年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計、平成7年度砺波市老人保健医療事業特別会計、平成7年度砺波市赤坂霊苑特別会計、平成7年度砺波市下水道事業特別会計、平成7年度砺波市農業集落排水事業特別会計、以上7会計の各歳入歳出決算に対する委員長の報告は、認定することが妥当であるとするものであります。本決算を委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(金堂君) 起立多数であります。よって、議案第57号 決算の認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。

◯議長(金堂君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第58号から議案第67号まで、平成8年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外9件及び報告第12号 株式会社フラワーランドとなみの経営状況の報告についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 本日、ここに一般会計補正予算案をはじめ当面必要となってまいりました諸議案につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 初めに、市政の概要について御報告申し上げます。
 まず、最近の経済情勢と今後の行財政運営について申し上げます。
 我が国経済の状況は、景気は穏やかながら回復の動きを続けており、雇用情勢において一部改善の兆しが見られるものの、依然として厳しい状況にあります。政府は景気の回復力を強め、その持続性を確保し、中・長期的な安定成長につなげていくため、今後とも金融の緩和基調と相まって、内需の拡大、不良債権問題の処理、規制緩和等の各種経済構造改革を推進するとされているところであります。しかしながら、地方を取り巻く財政状況は依然として極めて厳しい状況にあり、地方財源の充実強化の観点から、さきの税制改革において平成9年度から特別減税が打ち切られ、地方消費税が導入される見通しであります。このような情勢の中で、国の新年度予算編成に当たっては、財政構造改革元年予算となることを目指して、聖域なく歳出の抑制を図り、公債依存度の引き下げに最大限の努力を払うなど行財政改革をさらに推進するという基本方針のもとに、経常経費のうち、一般行政経費については前年度当初予算の15%削減、その他の経費については12.5%の削減の要求枠とするとともに、投資的経費については前年度同額の要求枠として、先般概算要求がなされたところであります。
 一方、県においても歳入面は依然として厳しい見通しであり、一般財源ベースでマイナス10%とする予算要求基準が示されたところであります。
 このような財政状況のもと、市においても新年度予算の編成期を迎えており、歳入面では市税において固定資産税が順調に伸びているものの、地方交付税等その確保は極めて厳しい状況にあります。
 また、歳出面では、人件費、公債費、扶助費等の義務的経費の増嵩が見込まれ、従来にも増して厳しい財政運営を余儀なくされるものと思われます。
 このような財政状況を踏まえ、市の新年度予算の要求基準については、管理的経費において経常的管理経費で需用費を5%削減することとして要求枠を設けたところであります。また、政策的、投資的経費においては、豊かで安心できる魅力ある地域社会づくりを実現するためには、健全財政を基本として第6次砺波市総合計画基本計画に基づく総合運動公園施設整備や出町文教ゾーンの整備、(仮称)南部福祉センターの建設など各種施策を着実に推進し、市民の信頼と期待にこたえていく必要があることから、積極的に対応することにしたところであります。
 今後とも、行財政運営につきましては、財源の確保に努めるとともに事務事業の合理化、財源の重点的な配分と経費の節減を図り、あらゆる施策に創意と工夫を凝らし、適切な行財政運営に努めてまいりたいと存じますので、議員各位の一層の御協力をお願い申し上げる次第であります。
 次に、主な事業の進捗状況について御報告申し上げます。
 最初に、砺波インター出入口に建設を予定しています「砺波の顔づくり事業」につきましては、デザインコンペを行い、チューリップをモチーフとした抽象的なモニュメントの中にフルカラーの表示盤を取りつけたデザインとしたところであります。
 デザインの考え方は、花や球根の具象的表現ではなく、まず形の美しさ、まろやかさが新鮮に印象づけられ、「なるほどチューリップか」と理解されることをねらいとしています。そして、花のまち砺波の個性を端的に表しながら、将来に向けて発展しようとする力と希望を感じさせるものになっています。このほど、このデザインに基づき関係機関との協議も終わりましたので、平成8年度及び9年度2カ年継続事業として継続費を設定し、設置してまいりたいと考えております。
 次に、11月8日、「全国マルチメディア祭 ’96inとやま」の一環として開催されました「砺波市地域情報化フォーラム」につきましては、県外や砺波広域圏からも多数の参加があり、定員の300名を超える盛況でありました。また、マルチメディア体験コーナーもあわせて実施したところであり、少なからずマルチメディアに対する理解が深まったものと思っております。
 次に、市制35周年記念事業として始められた砺波市史資料編の編纂事業につきましては、このほど「集落」編が出版されて全5巻の刊行が完結し、先日刊行完結記念式典を開催いたしました。編纂に当たり、編纂委員、専門委員、地区協力員をはじめ資料提供などの協力をいただきました市民の皆様に心から御礼を申し上げます。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 在宅福祉対策につきましては、去る10月1日に訪問看護ステーションがスタートし、現在のところ、当初の目標の20人を上回る23人に御利用いただいております。この訪問看護サービスは、ホームヘルプサービスやデイサービス、ショートステイなどとともに在宅福祉推進の核となるものであり、家庭で療養上の看護が必要な方々へのサービスとして、今後もその利用がますます増えるものと考えております。在宅福祉のニーズについてはますます多様化しておりますが、今後も在宅福祉サービスの充実に努めてまいりたいと考えております。
 児童福祉対策につきましては、東部保育所の乳児室、保育室等の増築工事が竣工し、11月1日から乳児室、5歳児室等として有効に活用しております。今後も多様な保育のニーズに対応し、児童福祉の向上に努めてまいりたいと考えております。
 次に、砺波市第4工業団地について申し上げます。
 現在、造成工事に着手し、盛土運搬工事を施工いたしておりますが、盛土運搬に際しましては、通過道路沿いの住民の皆様に迷惑のかからないよう細心の注意を払うよう指導等を行っております。
 地下水に関しましては、より詳細な調査を実施するため、現在、工業団地内の揚水調査井戸及び隣接します中田地区の観測井戸のボーリング工事を行っております。
 次に、第9回コスモスウオッチングについて申し上げます。
 本年は天候に恵まれ、10月6日から10月13日までのイベント期間中に約9万8,000人の方々に楽しんでいただきました。懸念しておりました交通渋滞は、駐車場の整備、庄川町とのタイアップ事業等により、かなり改善されたものと考えております。
 次に、砺波ロイヤルホテルにつきましては、10月26日、安川天皇地内の建設現場で起工式が行われ、平成10年4月にオープンする予定であります。
 次に、平成9年に開催します第46回砺波チューリップフェアについて申し上げます。
 メインテーマを「花・愛あふれるまち砺波」として、4月25日から5月5日までの11日間開催することとしております。会場の有料エリアは、平成9年4月に新たにオープンする砺波市美術館を含めたものとし、会場内には例年人気の高いワールドバザールや大道芸のほか、新たに大型アミューズメントを設置するなど、さらに内容を充実し、多くの観光客に喜んでいただけるものにしたいと考えております。また、開園式には、国際交流の友好都市の関係者のほか、オタワ市長をはじめカナディアン・チューリップフェスティバルの一行をお迎えする予定にしております。入場料につきましては、砺波市美術館やチューリップ四季彩館での別料金徴収の割高感や煩雑さを考慮し、総合料金制で実施することとし、大人は900円、子供は400円にそれぞれ改定したいと考えております。
 次に、平成9年10月にオタワ市において開催されますカナディアン・チューリップフェスティバルについて申し上げます。
 本年5月にオタワ市長の招待により訪問した際に、平成9年のフェスティバルにおいて「砺波市の日」を設け、砺波市の文化芸能を紹介してもらいたい旨の要請を受けたものであります。去る11月7日に来砺したフェスティバルの協会関係者との協議を踏まえ、50人程度の交流団の派遣を検討しております。
 次に、働く婦人の家について申し上げます。
 働く女性の憩いと教養の場所として昭和51年4月に開館してから今年で20周年を迎え、去る10月19日に会館20周年記念式典を実施したところであります。今後とも、さらに多くの方々に利用していただくよう創意工夫をしてまいりたいと考えております。
 次に、農林関係事業について申し上げます。
 主要作物の作柄につきましては、米は全般に天候に恵まれ、生育は順調に推移し、作況は全国では104、富山県西部では106の「良」となり、当市における政府米買入状況は11月15日現在で93.7%となっております。また、大豆につきましては、覆土など栽培管理の徹底等から、品質、単位収量ともに平年よりよくなるものと考えております。
 次に、新生産調整対策につきましては、平成8年分は最終的に達成率101%となる見込みであります。11月末には地域調整推進助成の対象となる転作面積に応じて農家側基金の造成がなされたところであり、年末には精算される予定となっております。
 なお、新対策の第2年次となる平成9年度においては、平成8年産米の豊作に伴う米在庫量の増加及び需給動向を反映する形で国において検討がなされてきたところでありますが、さきに示された対策概要では、1)生産調整面積は現行に据え置く、2)米受給対策として食糧援助の位置付け、3)生産調整にかかる助成体系の維持、4)総額100億円規模の特別対策費の設置などが柱となっております。
 今後、県より市町村配分がなされることとなりますが、これを受けて検討を加え、あわせて加工用米の数量等が明確になり次第、生産者に対して生産調整目標面積ガイドラインの提示を行いたいと考えております。
 次に、主な事業のうち、畜産環境改善事業につきましては、浄化施設の年内完成を目途として、鋭意工事を進めております。
 また、となみ野農業協同組合の地域情報センターにつきましては、このほど着工の運びとなり、来春のオープンに向けて工事が進められております。
 次に、3年余りにわたり準備・検討が進められてまいりました庄西四用水土地改良区の合併につきましては、本年9月に庄西用水土地改良区として設立認可され、去る11月12日に第1回総代会が開かれ、県内で最も大規模な土地改良区として活動が始められたところであります。
 次に、農地災害復旧事業について申し上げます。
 本年は、6月と9月の集中豪雨により市内の9カ所において農地災害が発生しており、その後、国の現地査定を受け、順次復旧工事を進めているところであります。
 次に、土木関係事業について申し上げます。
 東海北陸自動車道につきましては、最後の路線発表区間となりました清見・上平間約39キロメートルのうち、本路線最長の「天生トンネル(10.7キロメートル)」が、去る11月12日に着工され、21世紀初頭の全線供用に向けて大きく前進したところであります。
 能越自動車道につきましても、同じく11月12日に高岡地区の工事が着工され、福岡インターチェンジから高岡北インターチェンジ間の約11キロメートルにつきましては、平成12年の供用に向け、準備が進められているところであります。
 国道整備につきましては、国道156号除雪拡幅事業において、五郎丸地内までは今月中に完了する予定であり、残り荒高屋地内につきましては、現在用地測量、物件調査中であり、早期完成に向け関係機関に要望してまいりたいと考えております。また、国道359号についても、庄下、太田、柳瀬地区関係者と協議しているところであり、地元の協力を得て早急に着工できるよう関係機関に積極的に要望しているところであります。
 県道の整備につきましては、主要地方道砺波福光線においては、用地買収大型物件移転を進めているところであり、一部工事も着手しているところであります。
 市道につきましては、市道十年明鷹栖線、安川栃上線において本工事を進めているところであり、市道インター苗加線については測量設計が終わり、引き続き用地買収等を進めてまいります。
 次に、今年度の除雪計画について申し上げます。
 新潟地方気象台が発表した北陸地方の長期予報によりますと、平年に比べ気温はやや低めで、降水量はやや多めとなっております。市内の除雪体制は、国道156号の8.2キロメートルにつきましては建設省へ、国道359号及び主要地方道、県道の102.9キロメートルにつきましては県において除雪することになっております。
 市道につきましては、730路線381キロメートルを対象に除雪車78台を確保し、深雪10センチメートルで市道の87%の除雪を行うことにいたしております。また、歩道除雪につきましては、歩行者の多い通学路を重点的に実施し、冬期間における交通の確保に万全を期してまいりたいと考えております。
 次に、都市計画関係事業について申し上げます。
 街路事業につきましては、西町・末広町地内の国道359号、豊町高道線の2路線の用地買収を進めております。
 組合施行土地区画整理事業につきましては、太郎丸西部、砺波駅南及び太郎丸東部の各地区において、公園や都市計画道路など築造工事が順調に進められているところであります。
 砺波駅南地区でのJR砺波駅の南北を結ぶ自由通路やこれに伴う橋上駅舎及びコミュニティー施設等につきましては、設計等についてJR西日本と協議を進めているところであります。
 太郎丸東部地区においては、砺波中央自動車学校の移転補償契約が締結され、移転工事が進められることになっています。
 出町文教ゾーンに関連する深江地区につきましては、組合設立後、仮換地指定に向け、土地評価・換地設計基準の検討が進められております。
 次に、公営住宅事業につきましては、砺波市賃貸公共住宅再生マスタープランに基づいて、新栄町団地建替えの基本設計の策定に取り組んでいるところであります。
 次に、緑化推進事業について申し上げます。
 先般、社団法人日本花いっぱい協会主催の第33回全国花いっぱいコンクールの職場・地域の部におきまして、東野尻花と緑の推進協議会が内閣総理大臣賞を受賞しました。このことは、当市が市民ぐるみによる花と緑のまちづくりを推進していることが大きく評価されたものであり、これを契機にさらに各種緑化事業を推進してまいりたいと考えております。
 次に、学校教育関係事業につきまして申し上げます。
 出町文教ゾーン整備事業のうち、出町幼稚園の新築工事につきましては、来年3月末の竣工を目指して、現在鋭意工事を進めているところであります。出町小学校の移転先用地の取得につきましては、深江地区土地区画整理事業の進捗状況を踏まえ、対応してまいります。
 幼稚園での3歳児受け入れにつきましては、出町幼稚園、北部幼稚園及び般若幼稚園で3歳児を受け入れしておりますが、その他の幼稚園でも3歳児の就園希望調査の結果を踏まえ、平成9年度より全幼稚園で3歳児就園を実施する予定であります。
 次に、消防関係事業について申し上げます。
 東般若分団消防器具置場新築に伴う敷地の造成工事につきましては、来年3月中旬にはでき上がる予定であり、高波地区の防火水槽は今月中に完成する運びとなっております。そのほか、消火栓の新設については、随時計画的に工事を進めております。
 次に、病院事業について申し上げます。
 まず、総合病院の増改築事業につきましては、将来構想マスタープランをもとに、さらに医療サイドの専門的な検討や各地の病院建設事業の調査を実施してきたところでありますが、事業の促進を図るため、10月より総合病院事務局に専門スタッフを配置して病院建設室を設置し、このほどプロポーザル方式による設計者の選定手続に入ったところであります。
 また、昨年の阪神・淡路大震災を教訓とした災害時の医療の確保を目指す国の災害拠点病院整備事業に基づき、このほど砺波総合病院が県からその災害拠点病院(地域災害医療センター)の指定を受けたところであります。
 今後、病院の増改築にあわせ、国、県の支援を受け、耐震構造建築や備蓄・応急スペース等の整備を進める予定にしております。
 以上、本年度の主な事業の進捗状況及び当面の課題等についてその概要を申し上げました。
 これより、本会議に提出いたしました諸議案等につきまして御説明申し上げます。
 まず、議案第58号 平成8年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億414万4,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額は167億9,979万6,000円となるところであります。
 歳出予算の増額補正の主なものといたしましては、
  病院事業会計繰出金      5,714万1,000円
  新生産調整推進対策事業    7,303万9,000円
  商店街街路灯整備事業     2,102万0,000円
  市道改良事業         2,150万4,000円
  除雪対策費          5,169万9,000円
などであり、また、減額補正の主なものとしましては、
  下水道会計繰出金       2,318万6,000円
などであり、そのほか当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について、精査の上計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として、
  分担金及び負担金       2,364万4,000円
  国庫支出金             34万5,000円
  県 支 出 金        7,597万1,000円
  繰  越  金        9,292万9,000円
  諸  収  入        2,025万5,000円
  市     債        9,100万0,000円
などを増額しようとするものであります。
 また、継続費につきましては、砺波の顔づくり事業の事業内容及び県補助金の方向が定まりましたので継続費を設定するものであります。
 このほか、地方債につきましては、事業内容の変更等により限度額を9,100万円増額するものであります。
 次に、議案第59号 平成8年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,090万1,000円を追加補正し、歳入歳出総額は18億3,290万1,000円となるところであります。
 歳出補正は、直営診療施設繰出金及び一般管理費を増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、国庫支出金、繰越金を増額するものであります。
 次に、議案第60号 平成8年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ2万4,000円を減額補正し、歳入歳出総額は2,167万6,000円となるところであります。
 歳出補正は、一般管理費を減額するものであります。
 次に、議案第61号 平成8年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ5,471万4,000円を追加補正し、歳入歳出総額は10億9,071万4,000円となるところであります。
 歳出補正は、下水道維持管理費、特定環境保全公共下水道事業費等を増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、使用料、市債等を増額し、一般会計繰入金を減額するものであります。
 次に、議案第62号 平成8年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,215万4,000円を追加補正し、歳入歳出総額は9億7,810万4,000円となるところであります。
 歳出補正は、人件費、般若地区農業集落排水事業費等を増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、一般会計繰入金、市債等を増額するものであります。
 次に、議案第63号 平成8年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、資本的収入において工事負担金を5,672万7,000円を増額し、資本的支出においても同額の5,672万7,000円を増額するものであります。これは、開発行為に伴う受託工事の増加による収入支出の補正であり、この結果、資本的収入の総額は3億4,122万7,000円、資本的支出の総額は5億2,992万7,000円となるところであります。
 次に、議案第64号 平成8年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的収支において入院収入の増額と各種経費の減額により、収益的収入の総額は91億4,800万円、収益的支出の総額は92億7,800万円となるところであります。
 また、資本的収支において収入につきましては、出資金、補助金の増額により資本的収入の総額は5億1,230万8,000円となり、支出につきましては、医療機器購入費の増額により資本的支出の総額は8億1,600万円となるところであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明申し上げます。
 条例関係といたしまして、新たに制定するものは、行政手続法第38条の規定により、行政運営における公正の確保と透明性の向上を図り、市民の権利利益の保護に資することを目的として、砺波市行政手続条例を定めるものであります。
 また、一部改正するものといたしましては、地域住民の足を守り、利用者の利便性の向上を目的としてバス停の追加などを行うため、砺波市営バスの設置及び管理に関する条例を一部改正するものであります。
 条例関係以外の議案といたしましては、市道路線の認定及び廃止1件であります。
 報告案件といたしましては、株式会社フラワーランドとなみの経営状況の報告1件であります。
 以上をもちまして、市政の概要と本議会に提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(金堂君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明10日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(金堂君) 御異議なしと認めます。よって、明10日は休会することに決しました。
 次会は、12月11日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午前10時55分 閉議

 

平成8年9月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成8年9月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 議案第46号から議案第52号まで、平成8年度富山県砺波市一般会計補正
     予算(第2号)外6件
     (委員長報告・採決)
  第2 消費税の5%への増税中止を求める意見書採択についての請願
     (質疑・説明・採決)
  第3 議案第53号 砺波市教育委員会委員の任命について
     (提案理由説明・採決)
  第4 議案第54号 砺波市教育委員会委員の任命について
     (提案理由説明・採決)
  第5 議案第55号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについ
     て
     (提案理由説明・採決)
  第6 議案第56号 工事請負契約の締結について
     (提案理由説明・質疑・委員会付託)
     (委員長報告・質疑・討論・採決)
  第7 議員提出議案第5号 道路整備促進に関する意見書の提出について
     (提案理由説明・質疑・討論・採決)
  第8 議員提出議案第6号 高齢者の交通安全対策推進に関する決議について
     (提案理由説明・採決)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月20日  午後 2時09分  開議
   9月20日  午後 3時33分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

 収入役  安 念 鉄 夫 君    総務部長 柳 原 和 夫 君

                   産業建設
 民生部長 中 島 和之進 君    部  長 福 島 敏 夫 君

                   企画調整
 水道部長 福 田 正 治 君    室  長 堀   秋 博 君

 総務課長 老   寿 一 君    財政課長 津 田 俊 祐 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 古 井 勝 久 君    課  長 紫 藤 健 一 君

 上水道
 課  長 宮 井   正 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  桃 井 千 秋 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坪 本 正 樹 君

 消防本部              消防本部
 次  長 安 念 政 満 君    消防長  村 井 宗 之 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 太 田 勇 二      局長代理 貝 淵 文 夫

 調査係長 神 島 英 弘