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平成8年3月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時20分 開議

◯議長(平木君) これより、本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 議案第1号から議案第34号まで、平成8年度富山県砺波市一般会計予算外33件及び報告第1号の承認を求めることについてを議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 南本友一君。
  〔産業建設常任委員長 南本友一君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(南本君) 今3月定例会において、当産業建設常任委員会に付託されました議案第1号 平成8年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外12議案及び報告1件並びに請願1件につきまして、その審査と結果の概要を御報告申し上げます。
 当委員会は、3月13日午前10時から開催し、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、審査いたしたところであります。
 その審査結果につきましては、議案第1号 平成8年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外12議案、報告1件につきましては、、いずれも原案のとおり可決することに決したのであります。また、請願2件につきましては、採択といたしたのであります。
 以下、審査の概要につきまして、簡単に申し上げます。
 まず、平成8年度富山県砺波市一般会計予算所管部分につきまして、農林水産業費では、対前年度比4.7%増の15億5,930万円が計上されておりますが、特に「砺波型農業」の早期実現に向けて、集落営農体制の整備やとなみ野農業協同組合が一体となって付加価値の高い米の生産に取り組む一方、砺波市が全国に誇るチューリップ球根の生産面積の拡大や新規農家の経営安定に向けて取り組んでおります。また、畜産関係の継続事業では、地域の環境の保全を図るための畜産環境保全対策事業や、農村の社会資本整備として農道整備事業、ふるさと農道整備事業を推進しております。さらに、新規事業としては、農協が事業主体となる農業労働力の省力化、低コスト米づくりに向けて、無人ヘリコプターの導入に対する支援事業を行うことになっております。
 また、林業構造改善事業として、林道「夢の平市民の山線」の改良工事を実施することになっております。
 次に、商工費では、対前年度比2.4%増の19億1,644万円が計上されています。主なものとしては、「チューリッププラザ建設事業」の継続建設事業及び施設管理運営委託費、また、砺波商工会議所が事業主体となるハイテク・ミニ企業団地建設事業及び第4工業団地の造成工事、夢の平駐車場整備事業、さらに、全国都市緑化フェア関連事業としての会場内の大テント、会場仮設物設置などの新規事業を行う積極的な予算となっております。
 次に、土木費では、継続事業として、市道安川栃上線、10年明鷹栖線などの道路改良事業。また、新規事業として、インター苗加線道路改良工事及び道路交通安全施設整備事業の公共サイン推進基本計画の策定が計上されております。
 都市計画事業では、県施行の国道359号の西町・末広町地内の拡幅改良事業に必要な用地買収に取りかかることとなっております。また、新規事業として、豊町高道線の築造工事に着手する計画であります。
 区画整理事業につきましては、JR砺波駅の橋上化を進める砺波駅南地区をはじめ、太郎丸東部地区、出町文教ゾーンの整備に関連する深江地区につきましても、事業の推進と計画の策定を進めております。
 さらに、市営住宅建設事業としては、新栄町団地の建て替え基本計画を策定することになっております。
 公園管理・緑花推進として、緑化フェア関連事業のほかに庄川左岸の桜づつみモデル事業の推進と、砺波総合運動公園の実施設計と敷地造成に取りかかることになっております。
 次に、下水道事業特別会計予算につきましては、対前年度比1.8%減の10億2,100万円が計上されておりますが、特に油田地区の一部において実施しております特定環境保全公共下水道事業では73.7ヘクタールと事業区域を拡大し、事業の推進を図っております。
 また、農業集落排水事業特別会計予算につきましては、新たに般若地区が工事に着手しておりますが、東般若地区が完了したことにより、対前年度比26.5%減の6億6,980万円となっています。
 次に、水道事業会計につきましては、太郎丸東部地区の区画整理に合わせた給水管の新設及び増設工事や石綿管などの老朽施設の更新を計画的に進め、災害に強い上水道の整備を進めております。
 また、当初予算以外の条例関係などの議案については、砺波市農業集落排水事業財政調整基金条例の制定、さらに、砺波チューリップ公園の管理をより効果的に行うために、財団法人「花と緑の財団」に委託する旨の砺波チューリップ公園設置条例の一部改正など、また、報告第1号においては、事業遂行上必要であり、了としたところであります。
 そのほか、平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)外補正予算3件につきましては、主に国及び県の事業費の確定などにより増額または減額するものであり、必要やむを得ないものとして、了としたところであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 公営住宅建設事業の新栄町団地の建て替えには、ソフト面を考慮し、花と緑を取り入れた砺波市らしい公営住宅、さらに、高齢者にやさしい住宅として特色ある設計をすべきでないかとただしたところ、平成8年度実施する基本設計の段階から、花と緑を設計の基本理念とし、高齢者対策を十分に考慮した住宅としたいとのことでした。
 次に、中山間地域の活性化を図るための県営中山間地域総合整備事業の事業内容を尋ねたところ、総事業費は40億円、そのうち砺波市関係は10億円程度であり、平成8年度から平成14年度までの7年間を予定している。さらに、庄川町と連携しながら特定農山村地域の指定を受けている地域を中心に、ため池の整備、集落道路の整備、ポケットパークの新設などとともに「夢の平県定公園」の周辺整備もあわせて行う事業であるとのことでした。
 次に、平成7年4月にオープンしたコスモス荘の利用状況をただしたところ、3月12日現在、宿泊客4,384人、日帰り客5,556人で、合計9,940人の施設利用客があり、当初の予想よりもはるかに多くの方に利用していただいている。利用者は砺波市内が3分の2、市外が3分の1となっている。今後は、女性客や家族連れ客の利用などにPRを行い、利用率を高める営業努力をしていきたいとのことでした。
 次に、チューリップ四季彩館を施設管理運営する「花と緑の財団」の職員体制をただしたところ、財団採用職員が5名、嘱託職員が1名、さらに砺波市からの派遣職員が2名から3名の体制で、企画展の開催、花と緑の教室事業、情報誌の発行、資料の収集、温室・栽培圃場の維持管理など実施していくとのことでした。
 次に、国が助成する「とも補償」の考え方と、具体的な内容についてただしたところ、生産調整つまり転作を地区全体で取り組む上において、転作をした者と稲作をした者との間に経済的差額が生ずるため、その差額を生産者相互が補償し合う制度であり、農林省が進める新生産調整推進対策事業を推進する重要な手段となっている。具体的な内容としては、地区内の「とも補償参加農家」の拠出金と国からの助成金で、農協において基金を設け「とも補償」の原資とする。そして、転作面積に応じて助成を行うもの。さらに、従来は転作面積が未達成の場合には、翌年度は転作面積を上乗せするペナルティがかけられたが、今回からそれは廃止されることとなった。砺波市としては、となみ野農協が主体となって砺波市全体でこの事業に取り組むこととしており、市全体で転作面積を確保するよう計画を進めたいとのことでした。
 そのほか、下水道事業の今後の取り組みや、今年の豪雪による交通安全施設の破損箇所の早期点検と補修の要望、さらに、チューリップ四季彩館の箱物の完成はまことに喜ばしいが、これからは「花を咲かせる生産者がいればこそ」の原点に立ち返った基礎的な生産農家育成を重視した予算配分に留意するよう強い要望がありました。
 また、委員会終了後、東般若農業集落排水事業の「流水センター」さらに四季彩館建設事業、チューリップ公園リフレッシュ事業の工事現場を視察いたしたところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(平木君) 文教民生常任委員長 柴田豊明君。
  〔文教民生常任委員長 柴田豊明君 登壇〕

◯文教民生常任委員長(柴田君) 今3月定例会におきまして、当文教民生常任委員会に付託されました議案17件及び報告1件並びに請願1件につきまして、その審査の結果と概要を御報告申し上げます。
 当委員会は、3月14日午前10時から、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、審査をいたしたところであります。
 その結果、議案第1号 平成8年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外16議案及び報告1件につきましては、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件につきましては、不採択といたしたのであります。
 以下、審査の概要について主なものを申し上げます。
 まず、平成8年度富山県砺波市一般会計予算所管部分につきましては、民生費では、対前年度比11.4%増の20億6,457万円が計上されています。内容としては、東部保育所管内の入所希望者の増加に対応するための東部保育所乳児室等増築工事、さらに出町保育所遊戯室改築工事が予算増となった大きな要因であります。そのほかには、(仮称)南部総合福祉センターの全体計画の基本計画策定に要する設計委託費が新たに計上されております。また、高齢者の住宅改造資金を支援する住宅整備事業、さらに、市民から要望の高いホームヘルパーの増員など福祉、健康のネットワークづくりを目指す内容となっています。
 次に、衛生費は、対前年度比13%増の17億274万円となっています。内容といたしましては、本年の2月に完成した医療法人社団寿山会の「あかり苑」に対する老人保健施設借入金利子補給金の予算計上、また、平成8年度は乳幼児を対象とした虫歯予防パーフェクト作戦事業を導入し、歯科保健事業の強化を図っております。また、老人福祉計画の推進として、新たに介護ケアサービスとして訪問看護事業を創設し、医師会の協力を得て訪問看護ステーション事業を実施する予定となっております。
 衛生費につきましては、砺波地方衛生施設組合のし尿処理施設の老朽化に伴い、施設の更新計画があるための負担金と、広域圏東部清掃センターの粗大ごみ処理施設建設事業への負担金などが増となっております。
 次に、教育費では、対前年度比3.6%増の23億1,873万円が計上されています。内容としては、継続事業の美術館建設、新規事業としては、出町幼稚園建設事業、出町小学校仮設校舎建設事業、般若中学校運動クラブハウス建設事業、砺波市体育館冷房設備改修事業などの建設事業が積極的に進められる一方、市内5中学校で、語学指導を行う外国人指導者の受け入れ事業、芸術文化振興事業としてのオペラ「カルメン」の公演などソフト面の予算も計上されております。さらに、平成9年春の開館を目指す(仮称)砺波市美術館に展示する収蔵美術品の選定及び収集、開館記念の企画準備に要する予算計上となっております。そのほか、2000年国体の実施準備段階として、準備委員会の設立、競技会場等の改修にも配慮された内容となっています。
 次に、国民健康保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額18億2,200万円となっており、対前年度比5%の減であります。また、国民健康保険太田診療所特別会計予算は2,170万円で、2.3%の減となっています。しかし、老人保健医療事業特別会計予算は、対前年度比7.9%増の30億7,300万円が計上されており、医療受給者の増加と医療給付の増高を見込む内容となっています。
 また、赤坂霊苑特別会計予算につきましては、対前年比0.9%増を見込み1,100万円となっています。これは、昭和61年に使用許可した191区画が管理料を更新することによる予算増であります。
 次に、病院事業会計予算では、砺波医療圏の地域中核病院として、高度先進医療・救急医療・在宅医療の充実を図り、市民に親しまれ、信頼される病院を目指したものとなっています。収益的支出について見ますと、材料費、維持管理費、人件費等について、対前年度比1.7%増の93億1,600万円が計上されています。この財源としては、診療報酬等の事業収入、一般会計からの繰入金をもって充てるほか、不足額1億8,000万円については、過年度分の利益剰余金で補てんしようとするものであります。また、資本的収支では、昨年に引き続き外来患者の待ち時間の短縮や業務の効率化を図るため導入したオーダリングシステムの活用はもとより、新たに病理検査画像システム機器の導入、院内の空気調整設備の更新、公共下水道工事費、さらに病院増改築計画調査委託費など4億693万円、企業債償還金3億9,807万円が計上され、財源として、企業債、一般会計からの出資金など4億3,600万円をもって充て、不足額3億6,900万円は、過年度分損益勘定留保資金をもって補てんする内容となっています。
 また、予算以外の条例関係の議案については、砺波市訪問看護実施条例の制定は、寝たきりの病人や援護を必要とする人の家族の要請に対し、主治医の指示により訪問看護サービスを提供するための条例を定めるものであり、了としたところであります。
 また、その他の条例改正、報告第1号につきましても、事業遂行上必要な改正であり、了としたところであります。
 そのほか、平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)外予算3件につきましては、国及び県の事業費の確定並びに諸経費を精査の上補正するものであり、いずれも必要やむを得ないものとして、了としたところであります。
 ここで、質疑、要望、意見等について主なものを申し上げます。
 まず、砺波総合病院の増改築計画調査委託費の内容をただしたところ、平成7年度は将来計画を検討するための構想を策定する調査委託を行ったもので、平成8年度は一歩踏み込んだ調査、基本設計、図面、図書の作成をする予算を計上しており、内容としては、建設予定地の土質調査のほか、地域社会の病院に対するニーズ、高齢化対策、快適で特徴ある病院づくりの研究・調査、それらに検討を加え、基本設計に反映したいとのことでした。
 次に、デイサービスの利用者が予想以上に多く、10日に1回の利用実態にあるため、南部総合福祉センターの完成を急ぐべきであるが、その建設計画と北部地区で同様の施設建設を考えているかをただしたところ、既に運営されている高齢者福祉センターは、麦秋苑、庄東センターの2カ所がある。また、デイサービスセンターは、特別養護老人ホームやなぜ苑、庄東デイサービスセンターの2カ所があります。今回、建設をしている南部総合福祉センターは、老人福祉センター、デイサービスセンター、ケアハウス、児童施設を配置した保健・福祉の総合センターとして考えている。平成8年度は基本計画を策定し、9年度に用地買収と一部建築に着手したい。平成10年度に完成予定としているとのことでした。
 また、4番目となる新規老人福祉施設については、現行の砺波市老人福祉計画を基本に、利用状況、要望、さらに全体の福祉の状況などを的確にとらえながら、施策を実施していきたいとのことでした。
 次に、宅地開発などにより、地区人口が急激に増えている東部管内の要保育児童数と保育所の増築計画を尋ねたところ、東部保育所では、4月からの入所希望者は定数100人のところ119人の申し込みがあり、今回の補正予算で事務室を改装し、措置児童を確保するのと、平成8年度では、乳児室を含めて4室を現在の敷地の中で増築する。この増築により、平成9年度から定員を150名とし、保育児童を受け入れることとしたいとのことでした。
 そのほか、出町文教ゾーンは、深江地区区画整理事業、幼稚園跡地、小学校跡地などを含めた全体構想の早急な策定。また、市民総合運動場を中心とした体育施設整備計画やシルバー人材センターの移転計画などについての要望や提言がありました。
 また、委員会終了後、あかり苑、やなぜ苑増床工事、東部小学校増築工事の現地視察をいたしたところであります。
 以上、審査の結果とその概要の一端を申し上げ、文教民生常任委員会の御報告といたします。

◯議長(平木君) 総務常任委員長 吉澤邦麿君。
  〔総務常任委員長 吉澤邦麿君 登壇〕

◯総務常任委員長(吉澤君) 今3月定例会におきまして、当総務常任委員会に付託されました議案8件と請願2件につきまして、その審査の結果と概要を御報告申し上げます。
 当委員会は、3月15日午前10時から、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、審査をいたしたところであります。
 その結果、議案第1号 平成8年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外7議案につきましては、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。また、請願2件につきましては、不採択といたしたのであります。
 以下、審査の概要について主なものを申し上げます。
 まず、平成8年度予算に関しましては、一般会計、特別会計、企業会計の総額は334億9,910万円、対前年度比2.4%増となっています。このうち、一般会計については、対前年度比4.2%増の153億8,800万円が計上されています。
 ここで、一般会計の歳出予算における性質別状況について見ますと、人件費、扶助費、公債費などの義務的経費は57億1,784万円で、対前年度比6.9%の増。建設的経費については45億9,436万円で、対前年度比5.8%の減。物件費、維持補修費、補助費、他会計繰出金などの経費は50億7,580万円で、対前年度比12.1%の増となっております。
 次に、歳入について見ますと、市税については、社会経済情勢や固定資産税の負担調整などの動向を織り込んだもので48億5,427万円で、対前年度比7.6%の増となっています。
 地方交付税については、基準財政需要額で、高齢者保健福祉費を中心に、単位費用の増加を見込んだのと、交付税に算入される過年度発行債の伸びなどを勘案し、36億円、対前年度比9.8%増となっています。
 次に、特定財源の国庫支出金及び県支出金については、社会福祉措置費、農林業振興対策費、土木関係公共事業などの歳出に見合う額を算定し、国庫支出金8億8,307万円、対前年度比13.1%減。県支出金9億9,962万円、対前年度比20.7%増が計上されています。市債については22億3,760万円、対前年度比9.2%減となっています。これは、東鷹栖団地建設事業等が完了したことによるものであります。
 次に、予算以外の条例関係につきましては、砺波市職員定数条例の一部改正を行い、職員配置の適正化を行うものです。その他の条例改正につきましても、事業執行上必要と認めたものであります。
 次に、平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)につきましては、9,690万円が補正計上されているもので、普通交付税や各事業の額の確定や精査による補正であり、当面必要な措置として、了としたところであります。
 ここで、審査の過程における質疑、要望、意見等について主なものを申し上げます。
 阪神大震災の教訓から、地域防災計画の見直しを行っているが、特に砺波市内の国、県、市指定の文化財に対する防火、防災対策をただしたところ、毎年1月26日を文化財防火デーとして、教育委員会と協議・調整をしながら防災訓練を実施している。また、今後、文化財等を所有される方から防火訓練の希望があれば、協力していきたいとのことでした。
 次に、納税貯蓄組合に対する奨励金の見直しについて尋ねたところ、各組合に対して納付率などの交付基準の見直しを通知したところであるが、周知徹底期間を考慮して、平成9年度から実施していきたいとのことでした。
 次に、自治省通達に従っての地方行政改革の取り組みについてただしたところ、砺波市行政改革推進本部を発足させ、あわせて行政に対して広く意見、提言を求める砺波市行政改革懇談会も開催し、積極的に取り組んでいる。
 現在、大綱を策定中であるが、その中では職員の適正配置計画をはじめ、新たに高齢化社会に向けた在宅福祉、訪問介護を加え、保健部門の組織強化を考えているとのことでした。
 そのほか、砺波の顔づくり事業の実施と野立看板の撤去、消火栓・防火水槽の配置、さらに住居表示などについて質疑、意見、要望があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要の一端を申し上げ、総務常任委員会の御報告といたします。

◯議長(平木君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 9番 西尾英宣君。
  〔9番 西尾英宣君 登壇〕

◯9番(西尾君) 総務常任委員会において、日本共産党砺波市委員会が提出いたしました住専予算の削除、責任究明を求める意見書決議についての請願書について、どんな議論をして不採択にしたのかお伺いいたします。
 なお、本日の新聞に出ていましたように、696の自治体が、国民の税金投入反対、母体行責任での意見書を提出しています。
 以上、よろしくお願いします。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 総務常任委員長 吉澤邦麿君。
  〔総務常任委員長 吉澤邦麿君 登壇〕

◯総務常任委員長(吉澤君) 西尾議員の質問に対しまして、お答えいたします。
 ただいま、696の市町村から、税金投入に対する反対があるということでございまして、私も市民の一人として、また、国民の一人として、今回の住専問題は大変に遺憾だというふうに思っているところでございます。そこで、今、西尾議員が申しましたように、日本共産党から出ております請願文につきまして、総務委員会で慎重に審議をいたしたところございます。
 御承知のように、地方自治法第99条の第2項にあります意見書提出というのは、広域団体の広域に関するものであるという一つのことが載っておるわけであります。広域ということになりますと、大変範囲の広い問題でありまして、いろいろな取り方ができるところでございます。
 総務常任委員会では、そういうことを踏まえながら、税を投入することも広域でなかろうかということで議論いたしたところであります。この問題は現在、国の議会に提案されている議案であります。ですから地方の議会の分限でこれを取り上げるのはいかがなものであろうかということで、この件は国会にゆだねると、地方議会で取り上げるものでないということで、不採択といたしました。かわりに、砺波市議会として、こういったことを踏まえながら意見書を出そうということで、この後、議員提出として出しますので、西尾議員におかれましては、退室されるというような不謹慎な態度をとらずに、正々堂々とこれに加わっていただきますことを、高い所からでございますが、お願い申し上げます。

◯議長(平木君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 9番 西尾英宣君。
  〔9番 西尾英宣君 登壇〕

◯9番(西尾君) 私は、日本共産党公認議員として、議案第1号 平成8年度一般会計予算、議案第17号 砺波市手数料徴収条例の一部改正について、議案第18号 砺波市営バスの設置及び管理に関する条例の一部改正について、以上、3議案について反対の立場で意見を申し述べます。
 平成8年度の予算については、第1は、砺波の顔づくり事業1億円の支出は全く不要なものであります。これだけの予算を市民の願いに回せば、ごみ袋の手数料やホームヘルパーの手数料を無料化にできるし、今切実な要望でありますシルバー人材センターを新しく建設することができます。
 第2は、当市の借金は270億円と、1世帯280万円もの借金を抱えることになって、公債費比率16%にもなっていきます。財政の健全化に配慮し、高金利の地方債を繰上償還させることなど、もっと優先して借金を減らしていくことであります。
 議案第17号、第18号は、ホームヘルパーの手数料や印鑑証明などの手数料の引き上げ、市営バスの利用料の引き上げについては、市民の暮らしを守る上からも納得できません。
 以上、3月定例議会に提出されました議案に対しての反対理由を申し述べました。

◯議長(平木君) 11番 柴田豊明君。
  〔11番 柴田豊明君 登壇〕

◯11番(柴田君) 私は、今議会に提案されております平成8年度富山県砺波市一般会計予算外33件、報告1件について、自由民主党議員会を代表いたしまして、賛成の意を表するとともに、ただいまの反対討論に対し、関係案件につきまして意見を申し述べたいと存じます。
 まず冒頭に、最近の我が国経済の動向を見ますと、個人消費あるいは企業の設備投資とも、緩やかな増加傾向にあると言われておりますが、この回復基調を確実なものとするためにも、新年度の公共投資の支援が望まれており、このためにも国の予算の早期成立が望まれているのであります。
 さて、当市におきましては、全国都市緑化とやまフェアの開催を皮切りに多彩な事業が予定されている中、平成8年度の一般会計予算規模は、対前年度比4.2%増となる153億8,800万円が計上され、厳しい財源見込みの中、地方財政計画並びに総合計画実施計画の伸び率も上回る積極的な予算編成をされたことを評価するものであります。そして、総合計画まちづくり基本戦略のイメージづくり、パワーづくり、システムづくりに基づき、9つの施策にバランスよく編成されており、この中、我が党が要望したものが数多く取り入れられていることも、この際申し上げておきたいと存じます。
 さて、その予算案の中から今ほど反対された項目について、以下我が党の意見を申し述べます。
 まず、砺波の顔づくり事業についてでありますが、この事業は砺波市のイメージアップを図るものとして、この地方の道路交通網の中心である、砺波市にあって、さらに当市の玄関口である北陸自動車道の下り口に、大型影像画面を中心とした設備を行い、道路情報、地域内のイベント、施設案内を行うなど、当市を訪れる方々に情報をわかりやすく提供するものであります。今、情報化を促進し、地域活性化を図ることは、多くの自治体が目指すところであります。外部へ情報発信を行い、外に向かってPRするには、自らの地域の魅力を高める努力が必要となり、外部の評価を得ることで、そこに住んでいる我々が、地域に大きなプライドを持つことができるものであります。県の支援を受けて、これからの情報化に向けた一石を投じる事業となるものと評価するとともに、期待をいたしておるものであります。
 この事業の取り組みに当たっては、情報の広域ネットワークの確立と大型影像画面周辺の整備を要望したところでございます。
 2番目にホームヘルパー派遣手数料の改定について申し上げます。
 急速に進みつつある高齢社会、そして少子社会に対応しては、国の指針に基づき、平成6年に市では老人保健福祉計画が策定され、人生80年時代にふさわしい長寿、福祉社会の実現を目指しているところであります。そしてその中では、家庭や地域に根ざしたきめ細かな保健福祉医療施策の連携を展開することが不可欠となっております。
 市においても、総合計画を年次内に関連施設の整備を図ることとしており、組織の連携面でも強力に推進する体制の整備に来年度から着手すると聞いております。特に保健サービス面では、新年度には新たに介護ケアサービスとして訪問看護事業を創設し、訪問看護ステーションを開設することとするなど、評価するものであります。
 また、福祉サービスにおきましても、施設面では南部福祉ゾーンの整備に着手するとともに、一方、地域における高齢者介護サービスの大きな柱である在宅サービスの充実では、ホームヘルパーは昨年に引き続き増員され、常勤18名、非常勤15名の介護支援体制をとることとなります。
 さて、このような福祉水準の確保、向上のためには、やはりこれからも適正給付、適正負担の原則を守ることが肝要であると考えます。また、受益と負担のバランスが地域間で極端な差が生ずることは好ましいとはいえず、国が示す基準を目安とすることは適切な考え方として妥当とするものであります。
 最後に、砺波市営バスの使用料の改定について意見を申し上げます。
 今回の条例改正は、バス停留所の一部見直しとあわせてバスの使用料を、他の公共交通機関との料金の均衡を保つこと、あるいは市営バス事業を経営の観点から検討し、所要の改正を図るものと考えます。また、競合する民間バスとの料金体系のバランスを保つことは、生活路線である民間バス路線の維持にもつながるもので、結果的に地域住民の利益に合致するものと考えているものであります。
 以上、平成8年度一般会計予算並びにこれと関連する使用料、手数料の改定を含む条例2件について意見を申し述べて賛成をいたすものであります。
 最後に、私どもが近く改選を迎えますが、今回上程された一般・特別・企業予算をはじめ、条例等の執行に当たりましては、市勢の発展、市民福祉の充実を図るため、誠心誠意御尽力いただきますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。

◯議長(平木君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、議案第1号、議案第17号、議案第18号、以上3議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第1号 平成8年度富山県砺波市一般会計予算、議案第17号 砺波市手数料徴収条例の一部改正について、議案第18号 砺波市営バスの設置及び管理に関する条例の一部改正について、以上3議案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立多数であります。よって、議案第1号、議案第17号、議案第18号、以上3議案は原案のとおり可決されました。
 続きまして、議案第2号から議案第16号まで、議案第19号から議案第34号まで及び報告第1号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第2号 平成8年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号 平成8年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計予算、議案第4号 平成8年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算、議案第5号 平成8年度砺波市赤坂霊苑特別会計予算、議案第6号 平成8年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第7号 平成8年度砺波市農業集落排水事業特別会計予算、議案第8号 平成8年度砺波市水道事業会計予算、議案第9号 平成8年度砺波市病院事業会計予算、議案第10号 砺波市農業集落排水事業財政調整基金条例の制定について、議案第11号 砺波市訪問看護実施条例の制定について、議案第12号 砺波市上和田緑地条例の制定について、議案第13号 砺波市職員定数条例の一部改正について、議案第14号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第15号 砺波災害対策本部条例の一部改正について、議案第16号 砺波都市計画下水道事業財政調整基金条例の一部改正について、議案第19号 砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第20号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について、議案第21号 砺波チューリップ公園設置条例の一部改正について、議案第22号砺波市農村公園設置条例の一部改正について、議案第23号 砺波市都市公園条例の一部改正について、議案第24号 砺波市水道部企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、議案第25号 栴檀山南部辺地に係る総合整備計画の変更について、議案第26号 市道路線の認定及び廃止について、議案第27号 市有地の無償譲渡について、議案第28号 平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)、議案第29号 平成7年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第30号 平成7年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第31号 平成7年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第32号 平成7年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、議案第33号 平成7年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)、議案第34号 平成7年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、以上、31議案及び報告1件に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立全員であります。よって、議案第2号から議案第16号まで、議案第19号から議案第34号及び報告第1号は原案のとおり可決されました。

◯議長(平木君) 次に、日程第2 「食料・農業・農村基本法の制定」に関する請願外4件を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります審査結果報告書のとおりであります。
 これより、受理番号3 「食料・農業・農村基本法の制定」に関する請願を採決いたします。
 お諮りいたします。この請願に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立全員であります。よって、本請願は、委員長報告のとおり採択とすることに決しました。
 続きまして、受理番号7 高額医療費の受領委任払い制度の実施を求める請願を採決いたします。
 お諮りいたします。この請願に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立多数であります。よって、本請願は、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
 続きまして、受理番号10 住専予算の削除・責任究明を求める意見書の決議についての請願を採決いたします。
 お諮りいたします。この請願に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立多数であります。よって、本請願は、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
 続いて、受理番号11 新たな「食料・農業・農村基本法」の制定を求める請願を採決いたします。
 お諮りいたします。この請願に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり採択に決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立全員であります。よって、本請願は、委員長報告のとおり採択とすることに決しました。
 次に、受理番号12 寒冷地手当の改悪に反対する意見書採択を求める請願を採決いたします。
 お諮りいたします。この請願に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

◯議長(平木君) 次に、日程第3 特別委員会の報告についてを議題といたします。各特別委員会の報告を求めます。
 広域都市問題特別委員長 藤井外志男君。
  〔広域都市問題特別委員長 藤井外志男君 登壇〕

◯広域都市問題特別委員長(藤井君) 広域都市問題特別委員会の審査概要を申し上げます。
 当特別委員会は、去る2月7日、関係当局の出席を得て開催いたしました。まず最初に、砺波広域圏事務組合について、次に、砺波広域水道企業団、砺波広域農業共済事務組合の概要について説明を受け、当面する問題について協議をいたしたのであります。
 まず、広域圏事業として取り組んでいますのは、ごみ処理事業では、東部清掃センターは「クリーンセンターとなみ」と名称を改め、砺波市、庄川町、井波町、福野町、利賀村から発生するごみを処理しております。また、西部清掃センターは「南砺リサイクルセンター」と名称を改め、城端町、福光町、井口村を、さらに、平・上平清掃センターは、平村、上平村のごみを処理しております。
 施設面では、南砺リサイクルセンターが全国の自治体で初めてのごみ固形燃料化プラント施設を完成させ、生ごみを固形燃料に再生するリサイクル型のごみ処理を行っております。また、「クリーンセンターとなみ」においては、昨年の9月から総事業費約8億300万円で粗大ごみ処理施設を建設中であります。施設規模は日量9トンの粗大ごみ処理とあわせて、鉄、アルミ、不燃物、可燃物の4種分別が行えるもので、平成8年9月を完成のめどとしております。
 その他の事業といたしましては、精神薄弱児通園施設「わらび学園」の運営、さらに「砺波圏急患センター」の運営、また「環境保全センター」の運営などを行っております。
 次に、「ふるさと市町村圏計画」に基づくソフト事業につきましては、事業原資を10億円の基金運用収益としている関係上、公定歩合の超低金利に追随した預貯金金利の大幅な引き下げにより、運用収益が最高時の3分の1程度まで落ち込んでおります。そのため事業内容の見直しを行っているのと、基本計画の前期計画が平成7年度で終了しますので、後期修正計画を策定しているところであります。
 次に、広域水道企業団の現況について御報告いたします。
 まず、供給水量につきましては、平成6年度は年間970万9,000トン、日平均2万6,600トンの契約に対し、実績では年間約955万4,000トン、日平均約2万6,200トンで、対前年比6.1%の大幅な増でありました。また、平成8年1月末までの実績は、約769万トン余りを供給し、日平均では約2万5,100トンとなっております。昨年の同時期と比較しますと供給水量が減少となっておりますが、これは平成6年の夏が異常な猛暑、小雨であったために水量の需要が増えた原因と思われます。
 次に、平成8年度業務計画では、供給水量は平成7年度より日量100トンのアップ、供給料金は1トン当たり消費税込みの82円40銭で協定をする予定になっております。
 また、企業債等の年度別元利償還金は、平成6年度に償還額のピークを超えましたが、ここしばらくは年間5億円以上の償還となっており、健全な事業経営を期待するところであります。
 次に、広域農業共済事務組合につきましては、水稲では、春以来からの長雨が7月22日まで続き、農作物などの成育を心配していましたが、夏以降に天候が回復し、一昨年の作況指数106には及ばなかったものの、作況指数99で、比較的農作物には被害が少なかった年と言えます。被害申告91戸、約40ヘクタール、支払共済額30万1,818円は、平成3年度に広域合併してから最も少ない支払金額となっております。
 一方、大豆については、播種後の苗立までは順調に生育していたしましたが、6月からの長雨による影響が大きく、772戸の共済引受戸数のうち180戸の農家に約781万円の共済金を支払っております。そのうち砺波市では、133戸の農家に約578万円が支払われております。
 また、家畜につきましては、年々家畜飼育農家が減少しており、共済引受件数も大幅に減ってきております。そのような中で、引受頭数7,857頭のうち12月末現在で1,583頭に対して約5,576万円の共済金を支払っております。
 次に、主な意見について申し上げます。
 広域農業共済事業の短期建物共済推進事業の中で、砺波市は落雷における事故が12月末現在で105件と特に多いが、落雷地区の調査や落雷を避ける対策を調査・研究されているかとただしたところ、全国的に見ても砺波地方は雷が多く発生する地域と言われている。しかし、雷がどの地区に落ちるかは予想しがたいと言われているが、過去の落雷のデーターを調査し、今後の対応に供したいとのことでした。
 次に、広域圏事業「砺波圏急患センター」の移転計画をただしたところ、福野町柴田屋に所在するこの施設は、昭和58年に県立福野保健所の改築に伴い、解体した材料を再利用して建築したものであり、老朽化が激しいため、現在福野町で進められている福野公会堂の改築計画にあわせて、移転について検討中であるとのことでした。
 そのほか、共済掛金の中に占める賦課金の使途や、住宅金融専門会社の関連などについて質疑応答がなされ、委員会の審議を終えたのであります。
 以上、広域都市問題特別委員会の御報告といたします。

◯議長(平木君) 公害対策特別委員長 堀田信一君。
  〔公害対策特別委員長 堀田信一君 登壇〕

◯公害対策特別委員長(堀田君) 公害対策特別委員会の御報告を申し上げます。
 当特別委員会は、去る2月15日、関係当局の出席を得て、公害問題について協議をいたしたところであります。
 最近は、特に大きな公害問題は発生してはいないものの、公害を未然に防ぐために、常に調査をしていくことが、大事を防ぐ第一条件であり、当市の公害などの現状について当局の説明を求めたところであります。
 現在、市内において政令等で定める特定施設を有する事業所は、昨年度より3事業所が増えて456事業所であります。ばい煙、粉じん、汚水、悪臭、騒音、振動の累計で720件の設置届けが出されております。
 平成8年1月末の苦情届出件数は、前年度より4件多い11件となっております。汚水4件、騒音2件、悪臭2件、その他が3件となっております。そのほか、動物の死骸の処理や不法投棄物の処理などの苦情がありました。これらについては、直ちに原因調査を行い、苦情に対する処置は適切に行っているところであります。
 また、地下水においては、平成8年1月末の届出件数が14件あり、これまでに融雪用、工業用を中心に22件の揚水設備が届けられています。近年設置される揚水設備の用途は、融雪目的が多いため、融雪装置設置者には必要以上に揚水を行わないように指導を行っております。
 次に、公害防止のための定期測定については、市内全域にわたり、水質調査15地点、環境騒音、自動車騒音及び高速道路騒音の3種類について、市内17カ所の測定地で実施されております。大気汚染調査については、県内の25カ所の観測局のうち、市内では太田地区に1局設置され、観測が行われております。
 本年の定期的観測によりますと、自動車騒音調査では、観測地点により、朝の出勤時間帯、夕方の帰宅時間帯に環境基準値を若干上回っていますが、それに対しての地元からの苦情は出ていない状況にあります。
 次に、主な意見について申し上げます。
 公害の苦情の中に、養豚業者の死亡家畜の不法処理があるが、あわせて水質汚濁も考えられるが、どのように指導及び水質測定をしているのかとただしたところ、苦情があった時点で速やかに該当する養豚業者を指導したり、その都度水質検査も実施しているが、平成8年度からは指摘のあった用水も含めて定期的観測地点を増やし、生活環境の保全を行っていきたいとのことでありました。
 次に、松下電子工業による地下水への影響をただしたところ、当初の全体計画では1日当たり平均9,400トンの地下水くみ上げを予定していたところ、現在の操業に必要な地下水くみ上げ量は、1日当たり平均2,500トンであるため、地下水への影響はないが、今後とも、継続的に観測井戸での地下水位を調査することと、双方が情報を提供し合っていきたいとのことでありました。
 また、第4工業団地においても、日量約4,000トンの地下水くみ上げを行い、付近の井戸に与える影響を調査しているとのことでした。
 そのほか、ごみの不法投棄の現状や、庄東地区のホテル建設計画の開発行為に対しても、排水や自然環境に十分対策を講じるよう、要望、討議などがなされ、委員会の審議を終えたのであります。
 以上、当面する問題について、審議の概要を申し上げ、当公害対策特別委員会の報告といたします。

◯議長(平木君) 下水道対策特別委員長 金堂久哉君。
  〔下水道対策特別委員長 金堂久哉君 登壇〕

◯下水道対策特別委員長(金堂君) 下水道対策特別委員会の審査の概要について御報告申し上げます。
 当特別委員会は、去る2月13日に関係当局の出席を得て、公共下水道事業や農業集落排水事業の進捗状況について、所管部課長より説明を受け、当面する諸事項について慎重に審議をいたしたのであります。
 まず、小矢部川流域下水道事業計画は、処理区域5,862ヘクタール、対象人口19万4,800人、日最大排水量14万4,000トンの処理を行う事業であります。平成6年度末では、計画処理の約42%・2,478ヘクタールが供用開始いたしております。
 砺波市の関連といたしましては、公共下水道事業は、昭和59年より順次工事が進められていますが、第1期計画の処理区域面積582ヘクタールを公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業で整備を行っており、公共下水道事業では全体処理区域面積328ヘクタールのうち、約70%・229ヘクタールの整備が完了いたしております。一方、特定環境保全公共下水道事業では、油田地区を対象に73.7ヘクタールを処理区域面積としており、平成7年度で11ヘクタール、約15%を整備完了いたしております。また、供用開始された区域の水洗化率につきましては、平成7年11月末現在で約62%の進捗を見ております。
 次に、農業集落排水事業につきましては、東般若全地区360ヘクタールは、平成4年度から事業を開始いたしており、本年2月に処理施設が完了、3月から供用開始をいたしております。
 般若地区においては、平成6年度から計画区域275ヘクタール、計画処理対象戸数589戸を整備し、本年度は、管路の布設と処理場の設計及び用地取得を行っており、完成年度を平成11年度といたしております。
 次に、主な意見について申し上げます。
 まず、新興住宅地区を開発行為に合わせて、公共下水道の整備を優先的に実施したらどうかとただしたところ、現在の下水道施設の整備については、開発区域はもちろん、その下流も含め「砺波市下水道整備基本計画」に基づき、順次住民からの整備要望や実施地区のまとまり、さらに河川、用水路などの水質保全の必要を重視し、一地区ずつ適正な財政負担のもとで、一定期間内に完了するよう計画的に実施しているとのことでした。
 また、施工順位は、公共下水道事業の第1期計画を優先し、農業集落排水事業は、東般若地区、般若地区の次は、現行の下水道マップを基本に、将来の下水道全体計画を再点検しながら実施していきたいとのことでした。
 そのほか、特定環境保全公共下水道の今後の施工地区や、「砺波市公共下水道事業水洗化促進補助金」の交付状況と今後の取り扱いについて、また、各家庭に配布される下水道の取扱説明書は、高齢者にわかりやすい言葉で表現するよう説明・要望等がなされ、当委員会の審議を終えたのであります。
 以上、当面する問題について、審議の概要を申し上げ、下水道対策特別委員会の報告といたします。

◯議長(平木君) ただいまの委員長報告に対する質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 質疑なしと認めます。

◯議長(平木君) 次に、日程第4 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の補欠選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選にすることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決しました。
 庄川左岸水害予防市町村組合議会議員に、葭田則夫君を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました葭田則夫君を、庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました葭田則夫君が庄川左岸水害予防市町村議会議員の当選人と決定いたしました。

◯議長(平木君) 日程第5 議員提出議案第1号 新たな「食料・農業・農村基本法の制定」に関する意見書の提出について、提案理由の説明を求めます。
 5番 南本友一君。
  〔5番 南本友一君 登壇〕

◯5番(南本君) 議員提出議案第1号について、提案者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 農業基本法が制定されてから、35年が経過いたしました。この間、日本の農林漁業・農山村を取り巻く状況は、生産力の後退、農業収入の低下、担い手の高齢化や後継者不足、さらに、生産基盤と生活基盤整備の立ち遅れ、中山間地域を中心に過疎化が進むなど、大変厳しい環境下に置かれています。
 一方、我が国の穀物の需給率は22%と、世界の中でも低い水準にまで低下しています。また、多くの食料を外国に依存することから、国民の間には食料の安全、安定に対して、不安感が高まっています。
 今後、ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業合意によって、農林水産物の輸入が増大し、日本の農林水産業がますます衰退するならば、その影響は我が国の経済・社会に大きな打撃を与えることになります。
 近い将来、人口、食料、環境の影響が予測される中、食料自給率の向上、農林水産業の再建は、我が国の国際的責務であると思います。
 したがって、政府におかれては、食料・農業・農村を一体とした農政理念・政策に目標を置く、新たな基本法の制定を求めることを要望いたします。
 砺波市議会といたしましても、適切な議決を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(平木君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告もありませんので、議員提出議案第1号 新たな「食料・農業・農村基本法の制定」に関する意見書の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は、原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(平木君) 次に、日程第6 議員提出議案第2号 「地方分権の実現を求める意見書の提出」について、提案理由の説明を求めます。
 17番 吉澤邦麿君。
  〔17番 吉澤邦麿君 登壇〕

◯17番(吉澤君) 議員提出議案第2号について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 戦後、日本は近代化を進めるために、国がほとんどのすべての方針を立て、政治を行うやり方で社会を動かしてきました。しかし、今日、地方分権制度が改めて求められ、権限と事務の再配分や、地方財政の抜本的強化、中央省庁の縦割り行政から住民本位の総合行政の実現を目指す方向が見え始めてまいりました。
 このような中、昨年5月に、念願であった地方分権推進法が施行され、7月7日に政府の地方分権推進委員会が組織されました。
 その委員会の中では、土地利用、住宅、産業、さらに福祉、保健、教育、文化などについて、地方分権推進計画の審議が進められており、今月中に提出する中間報告の取りまとめ作業に入っております。審議の過程で最大の焦点となった機関委任事務についての分権委員会の意見は、現行制度を廃止し、原則として地方自治にすべきものであると「試みの案」をまとめております。
 これに対して既に、中央省庁は難色を示しておりますが、分権委員会は初志貫徹の強い決意で報告をまとめ、地方分権の実現に向けて、明確な方向を示すとともに、自主財源確保も含めた具体的な指針を勧告されるよう要望するものであります。
 議員各位には、この趣旨を御理解いただき、全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(平木君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 お諮りいたします。討論の通告もありませんので、議員提出議案第2号を採決いたします。
 本案を、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は、原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(平木君) 次に、日程第7 議員提出議案第3号 「住宅金融専門会社の不良債権処理に関する意見書」の提出について、提案理由の説明を求めます。
 17番 吉澤邦麿君。
  〔17番 吉澤邦麿君 登壇〕

◯17番(吉澤君) ただいま議題となりました、議員提出議案第3号について提出者を代表して、提案理由を申し上げます。
 なお、この件につきましては、十分御承知のことと存じますので、提出する意見書を読み上げて、提案理由とさせていただきます。
 バブル経済の崩壊により、金融機関の不良債権問題が深刻な事態を迎え、金融システム不安が広がっています。とりわけ巨額の不良債権を抱えた住専問題の処理が、緊急かつ最大の課題となっています。
 住専問題に対して不信感が深まり、関係者の責任と不透明さが厳しく問われています。
 よって、政府において、その原因と責任の明確化、さらには強力な債権回収を図るため、下記の事項について強く要望いたします。
                   記
 1.実態を解明し、不良債権回収にあらゆる手段を展開し、強力に回収すること。
 2.母体行の責任を明確化し、その負担増を図ること。
 3.新年度予算の早期成立を期すること。
 以上、3点の要望を議員各位には御理解いただき、全員一致の御賛同を賜りますようお願いいたしまして、提案理由といたします。

◯議長(平木君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 9番 西尾英宣君。
  〔9番 西尾英宣君 登壇〕

◯9番(西尾君) 住専の不良債権処理に関する意見書に対して、一言申し述べます。
 今、乱脈経営で破綻した住専の穴埋めに「国民の血税を6,850億円も使うな」この怒りの声が大きく広がっています。
 日本共産党は、銀行の不始末に「国民の税金を使うな、母体行は責任をとって6,850億円を負担しなさい」と主張していますが、これは多くの市民も望んでいるところであります。
 今の国会の状況から見ても、地方議会として正しい意見書を提出することは、重要なことであり、賛成ですが、意見書の中身が問題です。母体行の責任を明確化し、その負担増を図るなら、なぜ6,850億円の税金の削除を要求しないのですか。最も大切なことが欠落しています。国民の一番望んでいることが入っていない。形はつくっても、魂が入っていないものです。
 意見書提出の目的は、市民の声を正しく反映させるように国会に働きかけることであり、重要な意義があります。税金の削除を求めた意見書は、696自治体もあります。
 以上の理由により、反対であります。

◯議長(平木君) 以上で討論を終結いたします。
 議員提出議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(平木君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第3号は、原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(平木君) 以上で、本定例会に付議されました全議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成8年3月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長から御挨拶がございます。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 7日以来、長期にわたりまして議会を開催されまして、提案いたしました議案がそれぞれ原案どおり可決、承認を賜りまして、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 本議会で決められました事項は、いずれも平成8年度の執行にかかわるわけでございまして、8年度の基本的なことを決めたわけでございます。
 今回の定例会は、皆様方にとりましては、今期最後の定例会であるわけでございますが、過去4年間にわたりまして、第6次総合計画に基づくいろいろな事業につきまして、御協力といろいろな御指示を賜りまして、それぞれ終わったものもありますし、また、やり始めて継続的なものもございますが、大体着実に実行ができてきたのではないかというふうに思っている次第でございまして、皆様方の御努力、また、御協力に対しまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 おかげさまで、砺波市もだんだん変わってまいったわけでございまして、人口も増えてまいりました。工場もできてまいりました。そうしたことなどから、財源確保もかなり有利になってまいったようなことではないかと思っておる次第でございます。
 8年度からは、後期計画に入るわけでございまして、後期第1年度ということで、今までは若干ハードな事業に重点が置かれておりましたが、ソフトな事業にいろいろと重心を移し始めたのではないかと思っておるわけでございまして、福祉あるいはまた文化教育、あるいは情報化の時代に対する対応というような方向へ、後期は逐次重心が移っていくのではないかというふうに考えている次第でございます。その第1年度であるということが、今回の予算の中に基本的なものを盛り込んだということに考えておるわけでございまして、今後、こうした目標に向かって進んで行きたいと思っておる次第でございます。
 何とぞ今後とも、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。
 本当に今期、長期間にわたりまして、御苦労さまでございました。また、4年間にわたりまして市政に御貢献賜りましたことに対しましても、厚く御礼を申し上げまして、御挨拶にいたします。
 ありがとうございました。

◯議長(平木君) これをもちまして散会いたします。
 どうも長時間ありがとうございました。御苦労さまでございました。

 午後 4時 0分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成8年3月19日

       議  長    平 木 弥 吉

       署名議員    村 中 昭 二

       署名議員    南 本 友 一

       署名議員    堀 田 信 一



平成8年3月定例会[ 請願審査結果 ]

                請  願  審  査  結  果
┌────┬────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│受理番号│  件      名  │請願者住所氏名 │紹介議員名│委員会名 │審査結果│意 見│
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │            │        │     │     │    │   │
│  3 │食料・農業・農村基本法の│富山県農労会議 │前田喜代志│産業建設 │採  択│   │
│    │制定に関する請願    │議長 藤井 昇 │     │常任委員会│    │   │
│    │            │        │     │     │    │   │
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │            │        │     │     │    │   │
│  7 │高額医療費の受領委任払い│高額医療費の受 │西尾 英宣│文教民生 │不採択 │   │
│    │制度の実施を求める請願 │領委任払い制度 │     │常任委員会│    │   │
│    │            │の実施を求める │     │     │    │   │
│    │            │会       │     │     │    │   │
│    │            │代表  今堀孝一│     │     │    │   │
│    │            │        │     │     │    │   │
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │            │        │     │     │    │   │
│ 10 │住専予算の削除・責任究明│日本共産党   │西尾 英宣│総   務│不採択 │   │
│    │を求める意見書決議につい│砺波市委員会  │     │常任委員会│    │   │
│    │ての請願        │委員長     │     │     │    │   │
│    │            │    西村正治│     │     │    │   │
│    │            │        │     │     │    │   │
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │            │        │     │     │    │   │
│ 11 │新たな「食料・農業・農村│となみ野農業協 │柴田 豊明│産業建設 │採  択│   │
│    │基本法」の制定を求める請│同組合     │     │常任委員会│    │   │
│    │願           │代表理事組合長 │     │     │    │   │
│    │            │    大江孝一│     │     │    │   │
│    │            │        │     │     │    │   │
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │            │        │     │     │    │   │
│ 12 │寒冷地手当の改悪に反対す│寒冷地手当改悪 │西尾 英宣│総   務│不採択 │   │
│    │る意見書採択を求める請願│反対      │     │常任委員会│    │   │
│    │            │富山県共闘会議 │     │     │    │   │
│    │            │代表  広瀬 信│     │     │    │   │
│    │            │        │     │     │    │   │
└────┴────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成8年3月定例会(第3号) 議事日程・名簿 

     平成8年3月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第34号まで、平成8年
     度富山県砺波市一般会計予算外33件及び報告第1号 専決処分の承認を求
     めることについて
     (一般質問、質疑、委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月12日  午前10時03分  開議
   3月12日  午後 3時14分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 石 田 隆 紀 君     2番 藤 井 外志男 君
   3番 高 田 隼 水 君     4番 村 中 昭 二 君
   5番 南 本 友 一 君     6番 堀 田 信 一 君
   7番 河 原   誠 君     8番 山 岸 銀 七 君
   9番 西 尾 英 宣 君    10番 宮 木 文 夫 君
  11番 柴 田 豊 明 君    12番 中 西 宏 一 君
  13番 金 堂 久 哉 君    14番 前 田 喜代志 君
  15番 平 木 弥 吉 君    16番 林     紘 君
  17番 吉 澤 邦 麿 君    18番 松 本 恒 美 君
  19番 梶 谷 公 美 君    20番 大 橋 利 則 君
  21番 上 田 政 雄 君    22番 古 井   晃 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

 収入役  安 念 鉄 夫 君    総務部長 柳 原 和 夫 君

                   産業建設
 民生部長 中 島 和之進 君    部  長 福 島 敏 夫 君

                   企画調整
 水道部長 福 田 正 治 君    室  長 堀   秋 博 君

 総務課長 老   寿 一 君    財政課長 津 田 俊 祐 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 古 井 勝 久 君    課  長 紫 藤 健 一 君

 上水道
 課  長 宮 井   正 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  桃 井 千 秋 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坪 本 正 樹 君

 消防本部              消防本部
 消防長  村 井 宗 之 君    次  長 安 念 政 満 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 太 田 勇 二      主  幹 貝 淵 文 夫

 調査係長 川 原 国 昭



平成8年3月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時03分 開議

◯議長(平木君) ただいまから本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第34号まで、平成8年度富山県砺波市一般会計予算外33件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき発言を許します。
 7番 河原 誠君。
  〔7番 河原 誠君 登壇〕

◯7番(河原君) お許しをいただきましたので、私から市政一般につきまして質問と若干の要望、提案をさせていただきます。
 まず最初に、雇用対策と就職問題についてお伺いいたします。
 日本の経済は、バブル崩壊後さまざまなシステムが行き詰まりをもたらし、改革が叫ばれる中、低迷をしている状況です。経済企画庁では、最近はやや回復基調にあるとの発表がありましたが、依然として倒産件数は減少にはなく、雇用調整も進められているところであります。
 また、学生における就職活動は非常に困難をきわめ、「超氷河期」との言葉も生まれている状況ですが、これから何らかの対策が必要ではないかと考えられます。県の経営者協会の調査によれば、今春の県内企業の新卒採用は前年に比べて6.8%の減少であるとの報告がありました。市内の状況はどのようになっているのでしょうか。なかなか把握は難しいことかと思いますが、一度アンケート等をとってみてはいかがでしょうか。雇用の状況とその対策について、また就職状況について、わかる範囲でお聞かせを願います。
 また、市職員の採用状況ですが、ここ2年間は一般職員の新規採用はなかったわけですが、今春の採用予定はどのようになっているでしょうか。経済不況の中で、それぞれ企業のリストラが進められていますが、行政においても真剣な構造改革、経費節減、また無理むだの排除等が必要とされているところであります。しかし、あまりにも急激な人員調整は学生の新規雇用をより困難にします。また、行政の中でも、各部所においてそれぞれ専門化していっている傾向にあり、その専門職の不足するところがあるのではないかと思われます。現在、そして将来において、どのようなところを充実していく必要があるのか、今後の職員採用をどのように考えているのかお尋ねをいたします。
 根本的には、行政の基本は市民サービスにあると考えます。そのためには、バランスのある人員配置、職員各自のマンパワーのアップ、そして市民の公僕であるという意識が一番大切ではないかと考えます。
 当市の人口が、このたび3万9,000人を突破いたしました。県内9市の中でも一番成長度が高いのではないかと思います。大変喜ばしいことですが、さらに発展していくためには、このチャンスを生かしていかなければなりません。そのためには、優秀な人材の確保、誘致が必要です。活気があり伸びる市というのは、入りやすくて出やすい、ほかとの交流が活発に行われるところではないでしょうか。その意味でも、これからは官民ともにUターン、Iターン、Jターンを促進していかなければなりません。広域圏での企業紹介パンフが作成され、積極的な施策を展開されていますが、今後さらにどのような施策を考えているのか、対策があればお聞かせ願います。
 次に、関連しまして、工場誘致と新規企業団地の件についてお尋ねいたします。
 当市の工業出荷額は、他市に比較して少ないことは御承知のとおりであります。平成5年統計では813億円で、近隣の小矢部市の1,343億円、人口の最も少ない滑川市の1,518億円と比較しましてもかなり低く、県内最下位であります。従業員数も4,628人と最下位であり、今後の整備が期待されるところですが、松下電子がフル操業され、現在計画中の東般若の第4工業団地ができてくれば、かなりの出荷額の増になるものと思われます。砺波市はもともと商業都市であり、商業の商品販売額においては他と比較して大きいわけですが、商工のバランスが必要であり、その政策を支持するところであります。第4工業団地については、買収も完了し、これから造成が進められるところであり、工場の誘致にかかる段階でありますが、ぜひ優良企業の誘致に力を注いでいただきたいと思います。わかれば、その経過についてお聞かせください。
 また、地下水の影響調査も進められているということですが、その結果について御報告していただければ幸いです。
 また、新規に計画されていますハイテクミニ企業団地については、商工会議所が主導で進められているところであり、今県議会でも概要説明がありましたが、具体的な場所、趣旨、規模について、また今後の予定、企業の見通しについて、概要をお聞かせ願います。
 工業集積が進んできた場合に問題になってくることに、その排水による河川の水質汚染があります。当市の場合は、特に庄川流域に工場用地が集中しているわけですが、庄川の水質については、以前は全国でもベスト3に入っていましたが、ここ近年ではかなりランクダウンしてきております。特に、市の特産であるおいしいアユなどの品質を守るためにも、地域の資産である庄川の清流を保全していかなければなりません。水質保全のための方策としては、いろいろあろうかと思います。排水基準を厳しくするといったことも必要ですが、まず水の勢いをとめないこと、そして水量を確保すること等が肝要かと考えます。
 以前にも一度質問をいたしましたが、庄川の水量については、和田川への約90トンの分流により減少し、現在、合口ダムからの放水量は8.35トンの制限というふうになっております。庄川漁連におきましても、水量の不足による影響は非常に大きいということで、水量増の要望をしているというふうに聞いておりますが、今後の対策についてどのようにお考えでしょうか、お尋ねをいたします。
 続いて、福祉と医療の問題についてですが、8年度予算案では(仮称)南部総合福祉センターの基本計画策定費として240万円が計上されていますが、いよいよ具体化をしてきたものと期待をしています。老人保健福祉計画では、福祉センター、デイサービスセンター、ケアハウスの総合合体施設との位置づけですが、どのような内容になるのでしょうか。
 庄東デイサービスセンターがオープンをしまして、おかげさまで地域では大変喜ばれていますが、利用を要望する人もだんだんと増大し、待っている人が多いと聞いております。いかに介護を必要とする高齢者が増えてきたかがうかがえるところであります。これからの高齢者福祉にとって、もちろん在宅介護が基本となりますが、それを支えるショートステイ、デイサービスといった施設介護が一番求められるものとなるでしょう。そういった意味で、早期の完成が待たれるところであります。
 先ごろ、3団体が連携をして健康ボランティア協議会が発足しましたが、これらの施設を核としたボランティアの育成がこれから必要と思われます。将来の高齢化問題を見据えたときに、行政ができる範囲には限度があり、どうしてもボランティアに負うところが大きいのではないでしょうか。また、健康づくりの核としての健診なども含め、保健、医療、福祉の連携のとれた施設となるように要望いたします。
 また、訪問看護ステーション事業として500万円の予算が計上してありますが、その具体的な事業内容についてお聞かせください。現在の保健婦、看護婦さんで対応できるのかどうか。現在どのくらいの訪問看護の要望があり、これからの見通しはどうかもあわせてお願いいたします。
 庄東地域において、医療施設が不足しているということで、要望が非常に高いところであります。総合病院においては、僻地中核病院の指定を受けたいとのことでしたが、今後どのような僻地医療の体制をとられるのか、病院長にお尋ねいたします。
 また、正月の新聞では、予防医学の第一人者である富山医科薬科大学の鏡森先生が、栴檀山の空き家を改装して、今春から、研究室のセミナーや地域住民の健康アンケート調査、また健康相談、住民健診も行いたいとの記事がありましたが、大変にすばらしいことではないかと思います。ぜひ連携をとって進めていただければと考えます。
 また、現在庄東地区に100床の民間の老人病院の建設計画が具体化をしておりますが、市行政としてはこの計画についてどのようなお考えをお持ちでしょうか。市長の御意見をお尋ねいたします。
 最後に、学校格差の問題について、教育長の御所見をお聞きいたします。
 市内には新しい住宅団地が次々にできまして、従来の人口分布形態がさま変わりをいたしました。それによって、子供たちも、あるところでは増加し、あるところでは減少の一途をたどるといったアンバランスな状況にあることは、御存じのとおりであります。学校の児童数、生徒数も当然変化があり、東部小学校のように急増し、マンモス校になる一方、庄東小や南部小のように学級減になっていく傾向の学校もあります。しだいに学校の格差が拡大しているように思います。
 東部小については、学級増に対応して施設整備がされているところですが、根本的な格差について見直しを将来考える必要があるのではないかと思います。人口の平準化の施策も大切ですし、また通学の区域、学区の見直しといったことも、今後検討すべき課題ではないでしょうか。
 また、前回も金堂議員から質問があったところですが、東部小学校の体育館についての整備は、現在どのような方針で進められているのでしょうか。社会体育施設として第2体育館を設備するのか、また現在のものをもっと大きなものに建て替えをするのか、どのほうが有利で、また時期の目標はどのくらいになるのかについてお聞かせを願います。
 現在、文部省では40人学級が定められております。当市では、特に1学年80人前後の学校が多いわけですが、そうしたときに、80人を超えるかどうかで学級数が変わってきます。極端に言えば、1学年40人と41人では、1クラス最大20人の格差になります。20人の差というのは、先生にとって非常に大きな格差であり、特に中学校の先生などについては、授業以外にほかの業務が多く、40人近い生徒を担任した場合には、なかなか一人ひとりに目が行き届かないというふうに思われます。昨今の学校教育のさまざまな問題点も、そういったところからきているという人もおりますが、当市の小・中学校において、1クラスの格差の状況はどのようになっているでしょうか。
 また、少子化傾向等も考えて、40人学級の是正緩和が今後求められるというふうに思いますが、ぜひ地方から中央に対して問題点を訴え、是正緩和を要望すべきと考えますが、教育長のお考えをお聞きいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 河原議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。
 私からは、産業育成の問題、それから南部福祉センター及び庄東地域の医療関係につきましてお答えを申し上げます。後のことにつきましては、それぞれ担当者から御答弁を申し上げます。
 まず最初に、第4工業団地における工場誘致の問題でございますが、これにつきましてはまだはっきりと決まったわけではないわけでございまして、現在開発行為の届出を行ったところでございまして、この認可が来れば造成をいたしたいと思っておるわけでございます。今後、優良企業を誘致をいたすように、一部打診をしているところもございますが、努力をしていきたいと思っている次第でございます。
 次に、ハイテクミニ企業団地の関係でございます。
 どのようなものをつくるのかということでございますが、ハイテクミニ企業団地につきましては、市内に働く人、あるいはまたこの地域、あるいは県内において働く人たちで、将来技術者として独立をしていこうという意欲のある方々を支援をいたしまして、そこで自分の技を磨いていただき、そして将来独立してもらおうというものであります。
 そうしたことから、県におきましても、また市におきましても、また会議所といたしましても、これに関係をしていただきまして、みんなでひとつこれを助けていこうと、こういうことであります。開設に当たります融資の問題でありますとか、あるいは開設を進めるにつきましてもいろんな援助をしていくということで、新しいハイテクの企業を創出をしていこう。また、さらにUターン、Iターンの人たちの自立的発展もひとつ考えていきたいと、こういうものであります。
 やり方といたしましては、商工会議所がこの事業主体となりまして、今年度で用地の取得を行い、9年度には貸し工場をつくるわけでありまして、その貸し工場にそれぞれ入っていただいて技術を磨いていただくと、こういうことになるわけであります。
 敷地の面積は、今のところは6,000~8,000平米ぐらいのものを考えているわけでありまして、これを9棟ぐらいつくりまして、そうした方々に1棟ずつを貸すということになるわけであります。
 場所等につきましては、今検討中でございますが、なるべくインター等に近い、砺波インターあるいは小矢部インターあたりに比較的近いところがよくないかと、こういうふうにも思っておるわけでございます。
 また、第4工業団地のところで、地下水調査はどうかということもございますが、これにつきましては、専門の大学の先生方によります地下水の検討委員会をこの前の4月からつくっておるわけでありまして、ここで試験井戸も2本掘りまして、1年間にわたりまして揚水試験その他を検討いたしまして、検討委員会も3回開きまして、この地域はやはり良好なところであると、こういうふうな結論を得ているわけでございます。
 次に、庄川の水質保全についてどう考えるかということでございます。
 庄川というのは、砺波平野をつくったいわば母なる川でございまして、この砺波平野というのは庄川によってできた平野である。したがいまして、ずっと太古の昔から庄川と一緒に暮らしてきたわけでありますが、かつてはなかなか暴れ川でございまして、治水に非常に苦しんだわけでございますが、前田藩のときに治水ができまして、その後この地域の開拓が進んできて、今日のような豊かな平野ができたと、こういうことでございますが、何にいたしましても庄川の水の恵みによりまして農業が非常に発達をしたということであります。
 ただ、水には表流水と地下水があるわけでありまして、相当な地下水が昔の川跡あたりに流れ込んでおるというようなことがございます。市としましても、早くからこれに関心を持っておりまして、昭和30年代には山形大学の小笠原先生の調査にも協力をいたしました。その後の調査等によりまして、大体の地下水の概要がつかめておるわけでございます。
 もう一つの表流水の問題につきましても、これは非常に大事な問題でございます。非常に豊かな水であったわけでありますが、先ほど御質問にもありましたように、和田川の開発によりまして、この発電用水、大量の水が和田川へ入った。それに付随をいたしまして、この射水郡の灌漑排水あるいは水道とか工業用水等もその中から取られておるわけでございまして、このために庄川の大事な中央部の流域が変更されたと、こういうことに今日の大きな問題があるというふうに私は認識をいたしておる次第であります。
 平成5年に「庄川の水文化と自然環境を考えるフォーラム」を行いまして、庄川はどういう川であるかということをずっと庄川の源流までさかのぼりましていろいろと検討いたして、庄川というのはどういうものであるかということを学ぶ会もいたしたわけであります。
 また最近は、大型工業団地でありますとか、あるいは松下電子、あるいはまた最近は大和ハウス、また第4工業団地というようなことなども、それぞれやはり水にかかわるものでございまして、我々といたしましてもこの庄川の水をどうして守っていくかということが大変大事な問題であるというふうに深く認識をいたしておるわけであります。
 非常に大きな問題といたしましては、まず庄川を維持していくためには、庄川の流量をどう確保していくかということが一番問題ではないかというふうに思っているわけでありまして、現在建設省が認めております命令放流というのは、庄川の合口ダムで8.35トン、大門大橋で渇水流量が2.63トンというふうになっておるわけでございますが、この8.35トンにつきましては大体維持されておりますが、大門大橋付近におけるこの流量は、必ずしも維持されておらない場合がある。特に、夏の渇水期等はそういうことがあるわけでございます。そうしたことなどから、昔からみますとこの流量に大きな変化が出てきておるということであります。
 私どもといたしましては、やはりこの庄川へ和田川の水を一部戻してもらわなければいかんということで、平成5年に沿岸の自治体が県等に対しまして要請をいたしたところであります。
 また、平成7年2月に、建設省が主体になりまして、「庄川清流プラン21協議会」というものが発足をいたしまして、「四季の彩りと清流の香りを育む庄川」をテーマとしまして、水質の保全や目標水量の協議が重ねられておるのでございます。
 そうしたこと等もありますが、市といたしまては、今後は沿岸市町村とも協力をいたしまして、県や建設省に対しまして、流量の拡大につきまして、さらに強く要望いたしまして、その実現に向かって努力をいたしていきたいと、こんなふうに考えておる次第でございます。
 次に、南部福祉センターの問題でございますけれども、南部福祉センターにつきましては、これから老齢化を迎えるに当たりまして、逐次福祉設備を整えていかなければならないということで、今年春からは庄東にデイサービスをつくりましたが、今度は南部において福祉センターをつくっていこうというふうに考えておるわけであります。老人の皆さんが気軽に交流ができる老人の福祉部門、あるいは各種の健診でありますとか生活相談、あるいは世代交流の場もつくるとか、いろいろなことを考えておるわけであります。特に、デイサービスセンターはまだ不足をいたしておりますので、この事業もできるだけ早くそこで進めたいということにいたしておるわけでありまして、そうした一つの複合的な福祉施設にしていきたいと、こんなふうに思っておるわけでございます。
 大きさその他につきましては、現在の福祉施設等の利用度その他も考えながら決定をいたしていきたいと思いますし、またデイサービスセンターにつきましても、庄東にあるような程度のものを考えておるわけであります。
 敷地等につきましては、東野尻の東側にあります現在市が所有しております用地を中心にいたしまして、不足するところを買収させていただくと、こういうふうに考えております。
 今年度、用地買収と基本計画を立てまして、9年、10年にわたりまして設備をしていきたいというふうに思っておるわけでございます。
 この老人部門のほかにケアハウスあたりも考えていかなければならんのではないかというふうに思っております。
 それから、これにつきまして、ボランティアの育成でありますとか保健医療連携ということもあるわけでございますが、今後やはり福祉全体にわたりましてボランティアの育成というのは非常に大事な時代になってまいりますので、そうした面におきますボランティアの育成は、できるだけ進めていかなければならんと思っているわけでございます。もちろん保健医療あるいは福祉の連携というものも考えながら進めてくるわけでございます。
 次に、庄東における医療機関の問題でございますが、前に新聞等に出ておりましたが、富山医科薬科大学の鏡森先生のことにつきまして、これはあくまで調査でございまして、医療機関をどうするというものではないわけでありますけれども、これはやはり大事なものであろうと思っておりますので、連携をとりながら、病院やその他専門の方々がおられますので、そうした中で連携をとりながらやっていきまして、その実態を我々もまた参考にさせていただこうと、こんなふうに思っているわけであります。
 また、庄東における民間の老人施設等につきましては、先月あたりからそんなような話が出てまいりました。市といたしましては、これはいわゆる療養施設であるというふうに聞いておるわけでありますが、そうした中でも、医師会の意向、地元の意向、市としての今後の庄東に対する医療施設の配備というようなこと等、病院も含めまして今後それらの意見調整をする必要があるというふうに思っておるわけでありまして、これはそうした意見調整がまとまらなければなかなか難しい問題でございまして、設立をしたいという方との調整が整うということが前提条件になるのではないかと、こんなふうに思っておる次第でございまして、そうした協議を整えることをまず最初に行っていかなければならないことではないかと思っておるわけでございます。
 以上であります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 河原議員さんの雇用対策等につきましての御質問にお答えいたしたいと思います。
 雇用対策につきましては、特に市内の就職状況の把握は大変難しい現況にあろうかというふうに思っております。砺波職業安定所の1月の管内調査によりますと、雇用の不足を訴える企業がかなり多く、過剰を訴える企業はわずかというような状況にあろうかと思っております。また、不足を訴える企業にあっては、新規採用を希望する。そしてまた、過剰を訴える企業にあっては、雇用の維持を考えているというような状況を私どもはつかんでおるところでございます。
 さらに、不足の元凶としては、円高よりも国内消費の落ち込みと考えている企業が、全体の約半分の45.4%となっておるところでございます。
 また、平成8年1月の有効求人倍率によりますと0.6と、例年に比較して少々低下しているというような状況であります。中小企業の最大の悩みは従業員の高齢化であり、新規求職者の掘り起こしが、企業内における最大の関心事であるというふうに考えております。
 参考までに、先日私はたまたま砺波工業高校の卒業式に行ったわけでございますが、今春の卒業生は100%就職を内定しておりました。全員就職という大変明るいニュースをちょうだいしてきたわけでございますが、そのうち県内の企業には121名、県外は8人となっております。県内のうち砺波地区が85人、高岡地区が26人となっておりました。
 次に、市職員の採用状況と今後の見通しでございます。
 今ほど御質問にもございましたが、優秀な人材は早く採っておきたい。今のような状態のときに採っておきたいという気持ちと、一方ではリストラをしっかりやっていかなければならないという、二面性があろうかというふうに思っております。
 今御質問にありましたように、一般職員につきましては、地域における民間の厳しい経済環境、雇用状況も考慮しながら、既存の事務事業の見直し等を考えながら、適切な職場配置を実施してきたところでございます。そんなことから、ここしばらくは新規採用を抑えてきた状況にあろうかと思っております。
 しかしながら、保母や消防士につきましては、行政需要の動向を勘案しながら、増員をしてまいりました。平成8年の4月の採用予定は、看護婦等を除きました数字でございますが、保母が2名、消防士が4名、調理師1名の採用を予定しているところでございます。
 今後の採用計画につきましては、先ほど言いましたように、地域における雇用対策という側面はあるかもしれませんけれども、現在の厳しい行政環境から、定員の適正化計画を策定するなど、総数の抑制に努めておるところでありますし、今後ともそのような基本姿勢でやってまいりたいといふうに思っております。
 しかしながら、乳児の保育の充実や高齢者福祉のニーズが高くなることを踏まえながら、保健婦等の医療技術職員、さらには救急救命業務やはしご車に対応するための消防士など、特定の技術を持った職員は計画的に採用していかなければならんというふうに考えております。
 次に、Uターンの促進と人材の確保の施策についてでございます。
 砺波市は若者に魅力あるまちづくりを目指して、文化施設、スポーツ施設、娯楽施設などを計画的に整備をしてまいりました。企業誘致を積極的に進めるには、若者の定住、雇用の機会を積極的に行い、市外からの転入者や交流人口も増えてきました。そして、活気あるまちづくりと評価されておるところでございます。今後もこうした施策を進めるとともに、現在計画中のハイテクミニ企業団地への企業化の誘致を推進し、人材の確保を図っていきたいというふうに考えております。
 また、一方では、市内企業の人材ニーズを把握し、その情報を速やかに提供していくなど、富山県人会や県の求職登録制度なども精いっぱい利用させていただきまして、各種情報を通じていろいろな情報も提供してまいりいたというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 河原議員さんの質問にお答えいたします。
 学校格差の問題ということでありますが、大きくは質問の要旨は3点あったかと思います。
 そのうちの第1点、生徒数、児童数の格差是正ということでありました。小・中学校学校において、児童・生徒数の大小の差があることは十分承知しています。しかし、現状では、学区の変更や通学区域の変更を検討しなければならないほどの差とはなっておりません。学校の施設整備及び教員配置などの必要な事柄については、現状で十分対応できるよう配慮しております。なお、今後さらに事態が変化した場合は、検討してまいりたいと思っております。
 第2点の東部小学校の体育館の問題でございますが、東部小学校の体育館につきましては、12月議会で市長が答弁されましたが、いつまでも放っておいてはいけないと思っております。文部省の基準から申しますと、現在の学級数で文部省の補助を受け増築するにしてもあまり効果がありませんし、また新しいものを建てるにいたしましても、補助対象にはならないわけですので、別に体育館を建て2つにするか、または東部小学校の体育館は昭和38年に建設されていますので、平成10年に35年を経過しますので、概ね危険体育館の認定が受けられると予想されますので、その際に大型のものに改築するかどうかを検討してまいりたいと思います。今後の利用価値というふうな面から考えまして、あわてて小さいものをもう一つ並べて建てるほうが得策なのか、それとも少し待って、老朽化したからこの際に補助をもらって大きいものにするかというふうな、そこら辺の判断でございます。
 第3点の40人学級の見直しでございますが、児童・生徒数の学級定数については国の法律で定数が決まっており、教員についても学級数に基づき配置されていますので、これを変更するというのは今のところ難しいと思います。しかし、中学校ではゆとりのある学校生活が特に必要と考えていますので、今後、制度改正について国のほうへ働きかけていきたいというふうに考えております。
 なお、当市の小・中学校の学級生徒数の現状は、小学校では、多いクラスで40人、少ないクラスで20人、中学校では、多いクラスで同じく40人、少ないクラスでは27名というふうになっております。
 全く議員さんのおっしゃるとおりでございまして、実は1つの例を申しますと、庄南小学校の8年度の入学、本当は40名で1クラスだけでありましたが、きのうの5時の時点で1名増えまして41名となって、この4月からは2クラスになるわけです。そんなふうに法律というのは非常に不自由な面がございまして、国のほうでも法改正ということを弾力的に考えてただければというふうなことも思っております。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 私のほうからは、訪問看護ステーション事業について御答弁申し上げたいと存じます。
 今議会で提案いたしております訪問看護事業につきましては、さきの市長の提案理由の説明のとおりでありますが、今総合的なケアの支援体制の整備が求められており、その一環として在宅療養者及びその家族に対し、生活の質を配慮した訪問看護サービスを提供する訪問看護ステーションの設置が全国的に推進されておるところでございます。
 そうした状況の中で、当市といたしましては、かねて医師会と協議をいたしておったところでございますが、市が事業主体となりまして、疾病及び負傷等により寝たきりまたはこれに準ずる状態にある人で主治医が必要と認めた方を対象に、病状の観察、床ずれの処置、リハビリ、清拭、体位交換、ターミナルケア等の看護内容を行うものでございます。
 訪問看護のスタッフといたしましては、管理者として常勤の保健婦または看護婦1名、スタッフとしては当面嘱託看護婦2名程度を予定いたしておることでございます。
 利用される皆さんの受益者負担につきましては、老人医療受給者の方につきましては1日250円、その他の方につきましては健康保険法に基づく自己負担額(1割~3割)であります。
 看護に対する費用でございますが、これは市が保険料収入として受け入れるものでございますが、訪問看護療養費は、1日当たりの出役回数に単価をかけたもの。訪問看護管理療養費につきましては、訪問計画日数で段階ごとに月6,000円余りから3万5,000円程度までの段階区分で保険診療として受け入れることになるわけであります。
 一方、かかりつけの先生方に対しては、訪問看護指示料というものを先生方のほうへお支払いすることになるわけであります。これは保険診療のほうから支払われるものであります。
 現在、条例上は施行日を定めておりませんが、実施に向けて目下医師会と事業運営の骨子につきまして細部を協議いたしておることでございまして、話し合いが整えば準備体制を整えて、規則で実施日を制定するようにいたしたいと考えておるところでございます。
 なお、訪問看護の要望とこれからの見通しにつきましては、さきに市の保健福祉計画の策定の折、ニーズ調査をいたしておりますけれども、訪問看護を希望する人の割合は、当時39.6%でありましたが、その後、状況も変わっておりますので、今後は訪問指導事業あるいは民生児童委員の皆さん、ホームヘルパー等を通じて潜在希望者の実態把握に努めてまいりたいと存じております。
 この事業につきましては、かかりつけ医の指示があって初めて成り立つものでありますので、医師会と十分なコンセンサスを得て実施していきたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川龍夫君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 河原議員からの私に対するお尋ねにお答えを申し上げます。
 僻地巡回診療計画の取り組みについて、どうなっているかというお尋ねでございました。
 僻地巡回診療制度というのは、指定を受けました僻地中核病院が僻地保健医療計画に基づきまして僻地医療活動を行うものでありまして、医療機関のない無医地区及び無医地区に準ずる地域を対象として巡回診療を行うという制度でございます。
 僻地の対象となります無医地区は、平成6年8月富山県が作成いたしました地域医療計画によりますと、県内では6市町村10地区ございます。うちとなみ野医療圏の4地区の中には、砺波市の井栗谷地区が含まれておるのであります。
 かねてより医療機関から遠い地区の医療確保のために、当市の総合病院もその一端を担うべく、僻地中核病院の指定を関係当局へ強く働きかけてきたところでありまして、去る12月に開かれました砺波地区医療推進協議会におきまして、砺波総合病院を指定するように申請する旨の内定がなされたところでございます。まだ正式には指定は受けておりませんが、私たちの病院が指定を受けました場合には、実施要項に基づきまして、年間50回以上の僻地巡回診療が義務づけられておりまして、当該地区の皆様とよく御相談申し上げながら、適当な場所を借りまして、医療相談あるいは保健指導などの皆様の要望におこたえしたいという考えでおりまして、その準備にとりかかっているところでございます。
 また、先ほど市長が触れられましたが、富山医科薬科大学の保健学教室の鏡森先生を中心といたしまして、井栗谷地区で、教育実習の一環として僻地の保健調査をなさるということを私も伺っております。しかしながら、私はまだ先生とは接触いたしておりませんで、今後必要に応じまして連絡をとるということが生じてくるかというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 6番 堀田信一君。
  〔6番 堀田信一君 登壇〕

◯6番(堀田君) 私は、岡部市長、飯田教育長、荒川病院長ほか関係部長に質問と要望、提案をさせていただきます。
 はじめに、行財政能力を強化し、夢と希望のある21世紀「となみ野市」構想についてお伺いいたします。
 昭和44年8月に自治省の指定を受け、砺波市を中核とする1市5町4カ村の砺波広域圏が発足して、27年の月日がたちました。その間、道路上水道、ごみ、資源処理、福祉施設、衛生施設、伝染病隔離病舎等の広域的施策は、数々の成果を上げ今日に至っております。その他、平成元年8月にふるさと市町村圏の選定、平成3年2月にはテレトピア構想モデル都市の指定、平成5年4月に富山県西部地方拠点都市地域指定等を受け、着実に計画を策定、実行されているのであります。そして、数々の実績を積み重ねてきた功績をたたえ、昨年4月には個性的で活力のある広域行政圏自治大臣賞第1号をお受けになったのであります。このことは、岡部理事長はじめ先輩諸氏の並々ならぬ御努力の結果であり、私は心より敬意を表するものであります。
 さて、戦後50年を経て、現在我が国は、国内的にも国際的にも、大きな転換期に差しかかっております。戦後半世紀から新たな半世紀へ、20世紀から21世紀へと時代が転換しつつあるのみならず、内外においてはグローバリーゼーションの進展、高次な成熟社会への転換、少子・高齢化社会への移行、情報通信の高度化といった大きな潮流変化が生じつつあります。現在の社会構造は、これらの変化にうまく対応できず、新規産業の展開の遅れと、産業空洞化やバブルの破壊、不良資産問題等々、先行き不透明感を一層強めている今日であります。不確実性の高い環境の下、厳しい地球的規模の競争にさらされる中、我が国の将来に対する不透明感を払拭し、新たな展開を切り開いていくために、改めて自由で活力ある経済社会の創造に大胆に取り組んでいく構造改革が急務と言われております。
 新しい時代の変革に対応する全国総合開発計画策定の調査、審議が行われているところでありますが、日本海国土軸、日本中央国土軸等は、気候、風土等の自然的、地理的条件、文化条件等において共通する地域の重なりであり、高速交通、情報通信インフラのもとで、人、物、情報の密度の高い交流が望め、なおかつ我が地域は国政、県政を含め政治的に一番まとまりのある現在、「砺波は一つ」と考え、高コスト構造の行政の簡素化、効率化、産業経済の活性化、特色ある地域、まちづくりの推進のためには、市町村合併がぜひとも必要と考えます。瀬島竜三氏は、十数年前より、もうこのような見解を持ってこられたのであります。
 国においても、平成7年4月1日施行の改正合併特例法は10年延長され、法の趣旨規定において、これまでのような自主的な市町村の合併を促進する旨を規定し、国の合併への姿勢が中立から、より積極的に推進する方向に大きく変更され、財政措置においても、地方交付税額の特例や合併後の市町村や県が行う計画達成のための事業に、財源として地方債を特例に配慮するなど、より大きな行財政改革となり得る合併を促進する改正となったのであります。
 私は、合併を推進するエネルギーは住民であると思いますが、農業共済組合、農協が広域合併し、今後、消防、用水、土地改良などが合併に進んでいくと思われる今日、地方自治に長年精通され、時代の変化を着実にとらえ、先の先を見て砺波市並びに広域圏のリーダーとしてかじ取り役をしていただいている岡部市長の御所見や将来ビジョンをお聞かせ願います。
 この構想は、一朝一夕で方向が決まっていくとは思いません。メリットは何なのか。デメリットは何なのか。圏域住民のためになるのかどうか。この機会に、お互いの市町村をもっと知る努力をし、かつお互いの足元を振り返ってみることも大切なことであり、民間人を主とした夢と希望の15万人都市・となみの市建設の構想検討委員会を設置されてはと提案申し上げます。岡部市長のお考えをお聞かせ願います。
 次に、砺波総合病院の増改築計画についてお伺いをいたします。
 総合病院は、昭和58年の大改造以来12年の月日が経過したところでありますが、この間、医療を取り巻く環境も大きく変化し、医療面、経営面とも課題が山積みの状況下、平成5年に日本能率協会コンサルティングに病院経営診断を委託された結果、類似規模病院と比較し、医業収益に対する医業費用の効率がほぼ同程度であり、医師1人当たり患者数、収益ともに他病院に比べて高く、看護職員1人当たり量についても同様の結果が出たのであります。また、薬剤部、検査、放射線の各部門も、業務量は非常に多いがコストが安いと、比較調査データも出たのであります。この結果は、荒川院長はじめ医師、職員の経営努力のあらわれと、高く評価をいたすものであります。
 また、改善策としては、診療待ちの長い科の改善対策として、診療室を増やすことや、午後の診察や予約制度の拡大も求めています。その他、病床不足の慢性化、病室の狭さ、近い将来の問題としては、病院に健診センターを設置すべき、砺波第2次医療圏の救急センターを持つべきと問題提起があった等々から、平成5年11月から本格的に将来構想検討委員会を活発に開催され、平成7年度に1,000万円の将来構想マスタープラン調査委託費を計上され、専門コンサルティングに依頼をされてきたところでありますが、特に自治体病院経営を取り巻く環境は、診療報酬の改正等で大変厳しい中、病院経営は多くの金がかかり、財政的に支援をすることにも慎重にとの声がある一方、また病院経営は企業経営ベースで採算を考えていくことが大切と求められる中、平成8年から平成12年までに約100億円という超大型医療体制の整備に新年度から取り組む決意をされた岡部市長のお考えと、当初は250億円規模のものを100億円規模にしぼり込みをされたとも聞き及んでおりますが、100億円の投資の主な内容をお聞かせ願います。
 また、これだけの大型整備の場合、建築設計業者は、県西部体育館のように、質、アイデア、知恵、デザイン、感性を競うコンペティションで選定されてはと提案いたしますが、岡部市長のお考えをお尋ねいたします。
 次に、増改築設計委託として1億円が平成8年度に予定されているところでありますが、これはどこまで、どの中身まで入っているのかお伺いをいたします。
 また、トータルイメージとしてどのような病院づくりをお考えなのか、荒川院長にお伺いをいたします。
 これだけの大型施設です。あらゆる角度、事態を想定した病院経営シミュレーションをおつくりになっているとは思いますが、その内容等についてお聞かせを願います。
 また、財政、財源計画について、詳しく御説明を賜りたいと存じます。
 次に、今後の病院運営等について、荒川院長にお尋ねをいたします。
 このたび提案されている構想の中身は、一口で言うなら「施設の充実」が中心になっていると言えるのではないかと思います。立派な施設や高度医療機器も大切でしょうが、病院と地域、医師と患者、看護婦さんや医療技術員と患者との信頼関係を構築していくことも忘れてはならない重要なことと考えます。この機会に、ぜひ市民による市民のための病院づくりという観点に立って、地域の住民等による、窓辺に花、待合室の廊下に花や、階段踊り場に花とか、そういうようなソフト面の充実にも取り組む組織をお考えになってはいかがでしょうか。お考えをお尋ねいたします。
 次に、我が砺波市の土地区画整理事業は、全国的にもまちづくりのモデル的事業となっているところでございますが、用途地域の総面積412.8ヘクタールのうち、区画整理区面積が184.9ヘクタールと、45%近くに及んでいる組合施工土地区画整理事業について、市長にお尋ねをいたします。
 この事業は、太郎丸中央土地区画整理を皮切りに、国道156号の4車線化事業も取り組みながら、鍋島、鍋島中央、鍋島北、中村と、住民指導による住民の創意と工夫、情熱を結集し、自分たちのまちは自分たちでつくるんだという意気込みで事業を進めていただいたのであります。結果は、見違えるようなまちとなり、県内はおろか監督官庁である建設省都市計画課においては、「チューリップの砺波さんですね」から「区画整理の砺波さんですね」との大変うれしい言葉をいただいてきたと、斉藤助役の弁であります。
 背景には、岡部市長はじめ関係当局の力強いバックアップがあったからこそ今日があると感謝を申し上げるとともに、市民パワーを結集するこの事業は、自分たちでどこに道路や水路、公園をつくればよいか、組合員で知恵を絞りでき上がるというプロセスの中から、愛着を感じるまちづくりになるのでございますが、土地区画整理法では、事業の登記、精算業務が終了すると、組合は解散するシステムになっております。ハードはでき上がっていくのですが、ソフトができていかないのであります。景観や環境等の保全、また未整備の地区の方々へのアドバイスなど、特に重要な換地後の土地利用を総合的にどうしていくべきかなどを話し合っていく協議運営組織を、民間主導によって、全国に先駆けて設置してはいかがでございましょうか。
 最近の区画事業を見ていますと、コンセプト、事業の理念が欠落し、「市役所のためにやっとんがやちゃ」との一部組合員の声も聞かれます。これでは真のまちづくりになりません。実際に体験、経験をされてきたすばらしい人たちと、これから進む人々とのコミュニケーションが、最も大切なまちづくりの心を通じての連帯感を構築していくと確信いたします。設置構想について、岡部市長の所見をお伺い申し上げます。
 また、私は、違法看板や地域の景観を台なしにしてしまう野立て広告看板や広告サイン塔について、このまま県条例のみでチェックしていくと、砺波市は大変なことになってしまいます。行政が本気で景観を考えるなら、岐阜県大垣市で本年6月に完成する「ソフトピアジャパン」の環境形成マニュアルをぜひ参考にすべきであります。「できない、無理」では、あまりに知恵がなさ過ぎます。道路や水路をつくるだけではなく、真に豊かな、住みやすい、住みたい地域社会を創造する独自の条例を検討すべきだと思いますが、市長さんのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、出町幼稚園、教育センター、小学校、保育園、中学校、図書館を含めた出町文教ゾーンについてお伺いをいたします。
 私は、単に古くなったものを新しく建て替えることだけが先行することを大変心配いたし、何度となく本会議、一般質問の中でお尋ねをしてきたところでありますが、特に岡部市長は、どういうぐあいに地域で整備をしていくかということが一番大事で、古くなったから建て替えるということでは、将来にわたって悔いを残す、どういうビジョンを持ってゾーンを形成していくか、そして構想を立てて随時進めていくことが非常に大事であるとの答弁をいただいておりますが、出町小学校が深江地区区画整理の中で敷地が概ね予定されていくことになった今、全体的グランドデザインはいつごろになるのかお伺いをいたします。
 また、小学校の一部を解体して出町幼稚園の建設を行うとの説明をいただきましたが、スケジュール等、予定をお聞かせ願います。
 出町小学校父母と教師の会では、「学校を見れば地域の未来が見えてくる」というスローガンのもと、8回にわたる勉強会や県内13校の視察を自治振興会役員の方々と実施し、その結果、同じ時期に同じ規模で同じ予算で完成した学校が、天と地と思うほど差のある新設学校の例を見たのであります。すぐれた学校は、感性あふれる設計者が、住民、PTA、子供たち、行政、教育委員会と、納得のいくまで話し合ったことでございました。設計業者の選定には、技術、提案を求め、中小業者も参加しやすいプロポーザル方式を今後取り入れられるよう提案をいたしますが、お考えをお聞かせ願います。
 また、深江地区整備での小学校の用地取得は、いつごろから正式に入られる見込みなのかもお尋ねいたします。
 最後に、砺波は人口が増加し、夜の飲食店関係にもにぎわいがあふれ、市内のみならず小矢部、戸出、井波、福野、福光方面からも砺波にお越しいただき、大変ありがたいというプラス面がある反面、砺波駅前等には午前3時まで営業する若者のにぎわう店もあり、酔った勢いで、テナントビルの電気機器等が壊されたり、御苦労をして植え込んでいただいた花プランターが足蹴りにされたり、用を足されたり、また昨年秋以降、暴走族が深夜駅前を轟音とともに通過し、周辺町内会、商店会では、治安の維持に、ぜひ駅前に交番や派出所的なものを設置してほしいとの切実な要望が出ております。
 特に、駅前には周辺トイレがなく、交番や公衆トイレの設置をぜひしていただくよう強い声も出ておりますので、ぜひ私からも要望いたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 堀田議員の御質問にお答えをいたします。
 まず第1番に、「となみ野市」を考えてはどうかと、こういう大変壮大な御質問でございます。
 もともとこの砺波圏は、「砺波は一つ」という理念で今までも運営をしてきたわけでありまして、行政は分かれておりましても心は一つだと、こういうことを皆さんが各町村とも考えておられることには間違いがないと思っておるわけでございます。
 それを1つの町村にまとめるということになりますと、どうなるのか。やはりいろんな方面から検討する必要があると思うわけでありますが、現在は、先ほど申されましたように、広域的にやればメリットがあるというハードな仕事、あるいはまたソフトな面も若い人たちによってもやられておる状態でありまして、実質的には半分ほど合併したような感じになっておるわけであろうかと思っております。
 そうしたことなどを踏まえながら、今後はさらに消防あたりも合併をしなければならない。また、道路交通網もだんだん整理をされてまいる。利賀も、ダムを中心にいたしまして思い切った道路整備がなされますと、非常に便利なところになってまいります。また、インターも、今は福光と、今度は上平にできるというようなこと等もあるわけでございますし、後ほどまた御答弁を申し上げますが、情報化時代に備えた情報網整備というようなことなどもこれからやっていかなければならん問題でありますが、そうした情報網整備あたりも、私は砺波圏として一体的なものにしていかなければならんのではないかと、こんなふうに考えておる次第でございまして、合併はしなくても、それに類するメリットをお互いに持っていくということが非常に大事だろうと思っているわけであります。
 私が今一番心配いたしますのは、この砺波広域圏の各市町村は、それぞれ非常に特色のあるまちづくりを積極的にやっておるということでありまして、こういうものが合併した場合に、果たしてそういうぐあいに続けられるのかどうかということになりまして、合併いたしますと、素人がつくりますと、これは役人の仕事になってしまうわけでありまして、かえって活力を失うことになるのではないかなと、その辺を私は大変心配して、非常に恐れているわけであります。
 そのようないろんなこと等があるわけでございまして、国のほうはいろいろ法案等もつくりまして、合併組織のほうもかえたいとか、あるいは住民から請求をすることができるとか、あるいは広域連合あたりがつくれるというようなことで、地方自治体の強化ということを考えておるようでございます。
 もう一つは、今地方分権が盛んに審議をされておるわけでございまして、これがどんな形で出てくるのかということが1つの問題だろうと思っておるわけでございます。これはあまり大したことにならないとか、あるいは合併すると非常にメリットがあるのか、あるいは逆にあまり大したことにならないから合併しないでやっていけということになるのか、その辺も若干見極める必要があるのではないかと、こんなふうに思っているわけでございます。
 いろいろなことを考えながら大所高所から考える必要があろうかと思っておりますが、民間主導による委員会、研究会等をつくるということも、法令が改正されまして、民間からの請求というようなこともありますので、ひとつの意義のあることかとも思っておるわけでありますが、いろいろそうしたことなどを考えあわせながら、今後広域行政をさらに進めていくということを今考えておりまして、直ちに合併に踏み切るということには、もう少しまだ期が熟しておらないのではないかなというふうな感じを持っているわけでございます。
 また、堀田議員は非常に若い感覚で、今後またいろいろな御意見を賜われば幸いであろうと思っているわけでございます。
 次は、病院の将来構想でございますが、昨日も松本議員の代表質問にもお答えをいたしたとおりでございまして、病院も非常に努力をいたしてまいりまして、2~3年前までは黒字であると。今は若干赤字も出しておりますが、いろいろコストを下げるように努力しながら今日までやってきておるわけでございます。そうした中で、やっぱり地域中核病院として、あるいはまたきのうも申しましたように、市民が病院があれば安心だというような病院にしていくということが非常に大事であろうかと思っておるわけであります。
 そうしたことから、これからの対応といたしましては、この将来構想を考えた上で、その中のどれをやっていくか。あるいはまた、それを絞り込んでどうしていくかというような、最初の計画は非常に膨大なものであったわけでありますが、最小限これぐらいはひとつ考えなければならないのではないかというようなのが、今回の構想であります。それにいたしましても、100億円ぐらいかかるという大変大きな構想でありまして、我々といたしましても、そういう関係で、果たしてうまく運営できるかどうかということなども、試算をしてみなければわからんということであるわけでありまして、そうした試算もまだ一部やっておりますが、これから2カ年間かかりまして計画を進めてみるときにおきまして、将来の経営計画をもう少しきっちりとしたものにしなければならんというふうに思っておるわけでございます。
 しかしながら、また一方におきましては、医療に対する要望というのは、1つは病床が不足をしていると。御承知のとおり、この地域全体に病床が不足をしている。あるいは救命救急センターを早くつくる必要があるとか、あるいはまた外来が非常に手狭であるとか、あるいはまた病棟が近代の医療機能に適さなくなっているとか、あるいは耐震性がないとか、幾つかの問題がありまして、やはりここらでそうした将来構想に基づく病院の増改築をしなければならんということでございます。
 どこかへ出てやればどうかということもありますが、なかなか新しいものもありますので、その借金もかなりあるというようなことから、病院のひとつの運命づけといいましょうか、こうした悪いところを改築しながらいかざるを得ないというようなことにもなっておるわけでございます。考え方の内容といたしましては、今考えておりますのは、昨日からも申し上げておりますように、駐車場あたりにそうした地域救命救急センターを中心にした施設あるいは病床等を配置をして、続いて古いやつを改築をしていく。そして、そこにまた別なものを張りつけていく。こういうような考え方で逐次進めていく。病院は休むことはできません。そうした大あらましの考え方で進めていきたいというふうに思っておるわけであります。
 コンペ方式あたりはどうだということでございますが、これはこれから実際に計画を進める上においては、ひとつ考えの中に入れていく必要があるのではないかというふうに思っておるわけでございまして、安くてしかもいいものというのは当然のことでございまして、そうした段階においていろいろ考えていかなければならぬことではないかと思っている次第でございます。
 それから、用途地域の問題でございますが、区画整理につきましては、砺波はまさに日本で一番たくさん区画整理をやっているのではないかと言われておりまして、まさに「区画整理の砺波」と言われるのもむべなるかなと思うわけでありますが、基盤整備につきましては、組合立でございますから、公的にやらなければならない。その上に何をするかということは、これはやっぱり民間活力によらなければならないと、こういうことであるわけでありますが、区画整理さえすれば、もうこれでいいということではなしに、そこへ我々は何かいいものを期待をしてやっているわけでございまして、東海北陸自動車道もあと何年かででき上がるというような状況も踏まえて、それでは将来ここへ何をつくったほうがいいのかということを、民間の皆さんも関心を持って、そういう情報、あるいはまたいろんな考え方というものを持ち寄って、そしてそういう方向へ方向へと持っていく。あるいは一つの理想的なものを掲げながら、こういうふうにやりたいということを言いながらやっていくことが、いつか20年なり30年後には実現していくものであるというふうに思っておりますので、そうしたこと等も考えながら、市ももちろん、民間の皆さん方にも、いろいろとそうした方面へ今後とも関心を持っていただくという意味におきましても、大事なことではないかと思っておるわけでございます。
 今一部の組合では、まず公園管理を地域の人たちでやるという組織もできております。そうしたこと等も踏まえまして、そうした用途地域のハードな面、あるいはソフト事業に対しましても、民間のほうでもいろいろと協力をしていただくようなことを今後ひとつ検討してみたいと思っておるわけでございます。
 以上でございまして、その他の問題につきましては、それぞれ担当のほうから答弁を申し上げます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田君 登壇〕

◯教育長(飯田敏雄君) 堀田議員さんからの質問に答弁申し上げます。
 3点ございました。
 まず、出町文教ゾーンの構想については、出町小学校周辺に集中している教育施設、出町小学校、出町幼稚園、教育センター、市民プール等、いずれも老朽化が著しく、早急に改築を必要とするものと、図書館等で非常に狭隘なものは、機能を十分生かせない現状にかんがみまして、検討しているところでございます。
 小学校の用地の取得は、地権者を回りまして事前に用地提供をお願いして、確保できる見通しですが、平成8年5月ごろに組合が設立される予定ですので、その後、事業が進捗し、仮換地指定が終わった段階で、税務署との協議の上で、正式に用地の買収に入っていきたいと考えております。
 文教ゾーンのグランドデザインについては、出町小学校の移転が前提としてありますので、深江土地区画整理事業の進捗状況を見て対応していかなければならないと考えています。また、小学校が予定されています用地には物件もあり、それに伴い道路整備、上下水道等の移転農家の環境整備等が必要になりますので、小学校建設については少し時間がかかるのではないかと考えております。
 小学校の基本設計については、プロポーザル方式も念頭に置いてはみますが、教育施設でありますので、あまり奇異なものでもどうかと考えられますので、慎重に考えてまいりたいと思っております。
 また、策定時期については、文部省の事業認定申請の関連から、事業実施の前年度に実施したいと考えています。
 また、文教ゾーン全体のグランドデザインについては、第6次砺波市総合計画修正計画に示されているように、図書館、学校教育センター、生涯学習センター等の整備を念頭に置き、市民の要望や地区の意見を賜るとともに、議会とも相談しながら検討してまいりたいと考えております。
 幼稚園の建設スケジュールについては、5月中旬に文部省との協議に入るよう設計に着手し、6月末までには完了し、工事入札にかけるとともに、平成9年3月末までに完成させたいと考えております。
 なお、出町小学校の管理棟、教育センターは、夏休み中に取り壊して、小学校の管理棟の仮設校舎については夏休み前までに建設したいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 私のほうからは治安関係、駅前の治安状況から見て、派出所等を考えないかということについてお答え申し上げたいと思います。
 議員さんがおっしゃったとおり、駅前周辺は大変整備されて、活性化をいたしております。周辺には深夜まで営業が可能な飲食店がオープンするなど、終日にぎわいを見せている状況であります。ただ、こうしたことに関連して、議員さんもおっしゃったとおり、付近で飲食した客等のトラブルやいたずらなどもの問題も、少しは表面化していることと認識いたしておりまして、平穏な市民生活を保持する上で、交番設置の必要性につきましては、十分理解のできるところでございます。
 交番設置の効果あるいは意義について考えてみますと、市民生活の中に警察活動の拠点が存在することにより、防犯的な効果と市民に与える心理的な安心感が大きいと考えられます。もう1つは、市民からの要望を吸収しやすく、警察活動をはじめとする行政上の対応がより容易になることなどが考えられるところでございますが、実際設置する上での問題点といたしましては、設置そのものにつきましては、あくまで警察当局の問題であることでございますし、整備済みの駅前周辺におきましては、用地確保等含めて設置についての諸課題があることでございますので、これらのことの対応が少し難しいと考えられます。
 そこで、当面、市の対応といたしましては、警察当局に対して、駅前周辺、特に深夜を中心とするパトロールの強化について要望しておりますし、すでに重点パトロール地区として警戒を強化していただいておるところでございます。交番の設置に関しましては、困難な面も多々見受けられますが、市民の皆さんの要望等を踏まえながら検討いただくように話し合っていきたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 屋外広告物の規制条例等に関しましてお答えいたします。
 看板等のいわゆる屋外広告物の規制は、人々の権利を制限するものでございまして、屋外広告物法によりまして、条例は都道府県、そして特別区、あるいは政令指定都市、これが制定することとされておりまして、したがいまして現行法上、市での屋外広告物の規制条例の制定はできないわけでございます。
 市におきましては、県の条例によりまして、市長への事務委任に基づきまして、申請に対する強化等や違法な立て看板の仮除去等を実施しているところでございます。しかしながら、現実には県内各地でも、また砺波市内でもしかりでございますが、特に幹線道路沿いあたりは数多くの違法な看板等が設置されている状況であります。
 県においても、これまで各種啓発や広告業界への指導や協力要請等を行ってきておりますが、なかなか改善が見られないこともありまして、昨年4月から都市計画課に新たに屋外広告物担当の専任の職員を配置しまして、計画的に対策を図っていくことにしております。
 また、現在、開会中の2月定例議会におきましても、屋外広告物条例の改正が提案されておりまして、さらにその指導、対策に力を入れていくことにしております。
 市といたしましても、今後とも県との連携を図りながら、これらの対応に努めていかなければならないと考えております。
 一方、屋外広告物の中には、合法であっても景観を害するものもございます。まちの景観をよりよくしていくためには、その地域に住む人々の意識が大切でございます。地域におきます対応といたしましては、例えば看板等を含めた景観や緑化について取り決める都市計画法でいう地区計画の策定がございますが、これには市の都市計画の決定や、あるいは条例の制定といったことも出てきます。このため、そこまではいかなくても、例えば町内会などの中でこれらの問題を自分たちのまちづくりの一環としてとらえ、いろいろ話し合ってみずから対策を考え、それを地域の皆さんで守っていくといったような体制をとることも望ましいのではないかと考えております。市としても、このような方向への周知、啓発にも努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 堀田議員の御質問にお答え申し上げます。
 平成8年度の予算案に計上されております増改築計画のための委託料につきましては、設計作業に入る前のいろいろのデータの作成、医療施設、設備、アメニティづくり等に関する細部の調査検討並びに基本設計図作成までの幅広い作業を考えておりまして、設計の範囲につきましては、将来構想の中で増改築計画として策定されております病棟2棟、診療棟1棟及び関連付帯施設について考えております。
 計画づくりに当たってのイメージはどうかというお尋ねでございますが、「地域に開かれ、地域の住民に親しまれ、信頼される病院」という当院の基本理念からいたしまして、砺波らしく親しみやすい病院をイメージとして目指すことにしております。
 将来構想の検討に当たりまして、当市を中心に、医療圏周辺や近隣の医療機関、疾病構造、医療の需給率、患者や人口の動態、病床の動態、住民の皆さんのニーズと関係機関からの御指導など、あらゆる角度からあらゆる想定のもとに検討いたしました結果、最小限200床程度の増床が必要であろう。また、救急部門を重点的に充実させる。また、そのための付帯施設が必要であるということで計画を組んだものでございます。
 また、経営計画につきましても、いろいろと検討試算いたしました。
 このたびの増改築計画の大きな柱であります地域救命センターの整備内容とか援助内容がまだ未確定であります。また、各施設設備の内容を構想に盛り込まれた検討課題とか方向づけによってこれから詳細に検討することになりますため、一応の計画が定めがたくて、その財源についても、いまだやや不透明な点がございます。しかしながら、御承知のように病院の建設事業の財源というのはほとんど起債でございまして、それに加えまして補助金とか交付税など極力優良資金の導入を図りまして、将来に向けて安定的経営を図ることが必須であろうかと存じております。
 したがいまして、経営計画の面から将来計画を見ますと、一定の経営指数等から算定して、一時的な収支欠損はやむを得ないと考えておりますが、少なくとも不良債務の発生しない範囲での計画にいたしたい、こういうふうに考えております。
 このたびの構想は、増改築、いわゆるハードだけではなくて、病院全体にわたります業務やシステムの検討、アメニティの検討など、ソフト面の構想も多く盛り込んでございます。
 御質問にありましたように、医療スタッフが患者さんに信頼されるような、例えば患者さんの身になって対応する接遇の問題、あるいは施設づくりの問題など、あらゆる面での対策を検討いたしておりまして、ふだんに備えまして現段階でも管理運営につきましては院内の業務各システムの改善、例えば救急システム、看護体制、接遇などソフトの面での改善に既に取り組みはじめております。
 また、構想検討段階で各階層の方々のいろいろな御意見を伺いましたが、今後、その計画の具体化に際しましては、ハードとソフトの両面にわたりまして、さらに各方面からの御意見、アイデアをいただく機会をつくるべくその準備にとりかかっております。
 なお、いささか僣越ではありますが、これらの一連のプロジェクトに親しみやすいネーミングをつけたらどうかという考えのもとで、現在、ささやかではありますが、院内でネーミングの募集を行っております。現在までに応募されてきたものを見ますと、その多くは、患者さん方へのやさしい心配りが必要であるということを表現したものが多数でございまして、職員の将来計画に対する思いの一端を見ることができるように感じております。
 何とぞ議員各位におかれましては、病院将来構想に深い御理解を賜わりまして、一層厳しい御指導を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 次に、2番 藤井外志男君。
  〔2番 藤井外志男君 登壇〕

◯2番(藤井君) お許しを得ましたので、私からは、大きくは4項目につきまして、質問と若干の要望をさせていただきます。
 まず第1に、情報化計画の推進についてお伺いいたします。
 すべての事業におきましても、情報を先取りすることが第一の条件であります。現代は情報化時代とも言われておりますが、この情報が、今や地球上を取り巻くように、まさにクモの巣を張るように飛び交っております。このクモの巣をインターネットと称しておりますが、このインターネットの取り込み計画につきまして市長にお伺いいたします。
 今やコンピューターホスト数も、昨年の2月時点で約400万台以上に達成しております。また、その利用者数も4,000万人とも、また6,000万人とも言われております。電子メールが届く国の数は約140カ国に上り、インターネットのユーザーにおきましても、10年後には10億人に上るとも見込まれております。
 このように世界情勢は急速に進展しているわけでございますが、当市も国際交流都市として、このような情報は大変重要なものと考えるところでございます。当市の国際交流への活用はお考えでしょうか。また、今後どのように取り組まれるのかお尋ねをいたします。
 次に、地域情報化推進事業についてお伺いいたします。
 以下につきましては、総務部長にお尋ねをするところでございます。
 新年度に57万5,000円の計上があり、研究会あるいは講習会をされ、いろいろ勉強されるというお話でございます。これらは具体的にどのように活用されるのか、最終目的はどのようなものなのか、お考えをお聞かせください。
 いま1つは、「全国ニューメディア祭,96」と「地域情報化フォーラム」を開催されるようですが、当市の負担も300万円となっております。これにつきましても、具体的な進展性をお伺いいたします。
 次に、CATVの今後の計画についてでございますが、現在加入世帯数はどのぐらいの伸びでございましょうか。また、砺波市の加入率はいかほどなのか。全体ではどのくらいなのかお伺いいたします。
 さて、このCATVも、本議会におきましても、十分に活用いただいているようでございますが、このCATVの将来計画はどのようにお考えなのでしょうか。
 砺波市全体の将来に向けての事業費は、当市負担はいかほどなのか。何年後をめどにされておられるのか、計画をお聞かせください。
 なおまた、現状のCATVの有線ケーブルでございますが、これを光ファイバーケーブルへの張り替えの構想は、砺波市におきましてはどのような状況でございましょうか。光ファイバーケーブルになりますと、防災対策にも十分に通用するマルチメディアの中核にもなり得るわけでございます。阪神・淡路大震災のときにも、大変この光ファイバーケーブルが利用され、マルチメディアの活用を十分にされたということを聞いております。
 また、郵政省も、現NTT電話回線の主管を、2010年までにはほとんど光ファイバーケーブルに張り替えると言っております。砺波市としての見識をお伺いいたします。
 なおまた、このCATVの拡充を考えておられるときは、どのような分野を想定されておられるのか。もし新しい分野があればお聞かせ願います。
 次に、教育文化施設ネットワークについてお尋ねをいたします。
 昨年の1月に、文部省のマルチメディアの発展に対応した「文教政策の推進に関する懇談会」が出した審議のまとめによりますと、マルチメディアの特色を3つ打ち出しております。
 1.文字、数字、映像、音声などの多様な情報の一体的な取り扱いが可能なこと。
 2.一方的な情報伝達にとどまらず、利用者による主体的な情報の編集、加工、検索などを可能とする機能を持つこと。
 3.高度情報通信ネットワークによって相互に結ばれることにより、その特性を生かした多様で大量の情報交流が可能になること。
 以上のように、従来のコンピューターのような電子計算や業務処理の道具から、情報の受発信、共有、思考、表現、判断の道具として発展していくものと考えております。すなわち人間形成を重視した教育や、学術、文化、スポーツの発展に活用することを目指しているものでございます。具体的には、学校、図書館あるいはまた美術館等に活用されるというものでございましょう。
 そこで、これらを踏まえて県の対応はあるのでしょうか。県は今どこまで画策しているのでしょうか、お聞きいたします。また、それに対応し、当市の見解についてもお伺いをいたします。
 次に、マルチメディアの具体策についてお聞きいたします。
 簡単に申せば、マルチメディアは一体何を実用化するのかということになるかと思います。行政では一番取り入れやすいと思われますのは、教育の分野、医療の分野、あるいはまた最も頼りになるのが防火対策に活用することが一番ふさわしいのではないかと考えます。今後どのような対応をされるのか。今1年遅れますと、後に10年遅れると言われておりますのがこの情報化時代でございます。今すぐにでも対応すべきがこのマルチメディアでございます。どうか、将来に向けて、今から計画を練られることを期待しております。
 もう既にホームメディア時代に突入しております。このような教育あるいは医療あるいは防災対策、その他もろもろの情報の根源が各家庭の茶の間に反映してくる時代がやってくるわけです。決して避けては通れない問題ではないでしょうか。
 次に、砺波の顔づくり事業についてお伺いいたします。
 情報化時代にふさわしいハイテクを活用され、砺波インターの前に大スクリーンを設置されるということでございますが、県内外からの導入者に砺波市をアピールされることはすばらしい企画であるかと存じます。全国でも数カ所に設置されているのを伺っておりますが、当市におきまして、このアピール効果についてお伺いいたします。また、年間経費はどのぐらいのものでございましょうか。あるいはまた、県外他市町村の例についてわかればお聞かせください。
 第2番目といたしまして、2000年富山国体について教育長にお伺いいたします。
 スローガンは、「あいの風・夢のせて」砺波市の35歳の女性の応募作品が選定され、昨年10月10日に行われました富山スポーツフェスティバルにおきまして発表、表彰されたと伺っております。全国へ、そして未来へ向かってすばらしい幸を運ぶことをイメージした作品になっていると、大変高く評価され、県民の多くが、砺波市民の大多数が夢と希望を抱いているところであります。
 さて、この2000年国体は、平成7年7月に富山県開催が正式内定してから、既に250日が過ぎ、開催年まで4年間となりました。国体の3競技が砺波市会場となるため、これまでにも競技会場等の施設整備予定、あるいは宿泊施設等についてはたびたびお聞きしたところでありますが、かなめの準備委員会さらには実行委員会の設立体制はどのような状況でしょうか。いささか遅れ気味の気配もいたしますが、速やかに具体的な計画をお示しいただきたく存じ上げます。
 いま1つお聞きいたしますのは、「日本一の健康スポーツ県づくり2000年富山国体をめざして」とテーマを掲げ、競技力の向上を図り、選手強化に努めておられることと思いますが、どのような対策を講じられているのかお伺いいたします。
 第3番目に、美術館についてお伺いいたします。
 平成9年の完成を目指して既に着工された美術館にますます興味が深くなっております。それがまだ中身が見えてこないのも理由の一つではありますが、一般的に美術館の評価ほど難しいものはないと言われております。作品に触れる人、見る人、携わる人によってそれぞれ価値観が違い、判断が異なるからではないでしょうか。そのほか運営面についても慎重な検討が必要になります。しかし、いずれにしても砺波市の美術館として、砺波市の特色をいかにかもし出すかが重要なことと存じます。
 そこで、教育長にお尋ねいたします。
 新年度の収蔵品購入に2,000万円の予算計画を計上され、説明もあったところでございますが、その選定内容についてお伺いいたします。果たしてどのような特色が反映されるのでしょうか。
 今、砺波市において、チューリップ公園一帯がまさしく砺波市の顔であり、さしずめチューリップの花、四季彩館あるいはまた美術館は、まさに顔の表情に匹敵するもので、大いに表情豊かな特色を期待しております。
 第4番目に、防災計画の見直しについてお伺いいたします。我々の幸せは、まず災害に遭わないこと、少なくとも被害を最小限に食いとめることが最も望まれることであります。ところが近年次々と大災害が発生し、多くの尊い命を失っていることについても、防災対策の甘さが強く指摘されております。
 我々は市民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、砺波市の地域にかかる防災対策を定め、最も効果的な実施を図らねばなりません。そこで早急に見直し、地域防災計画を確定する必要があると存じますが、今後の具体策を総務部長にお伺いいたします。
 また中でも、防災の基本であり、最も効果的な対策は、危険箇所の早期発見、つまり予知、予防をすることであろうかと思います。一時も早く、一瞬でもすばやく対処することが最大の防災対策と言えます。
 そこで、砺波市内の危険箇所の発見に努めるべく対策は、どのように実施しているのでしょうか。また、発見された箇所の表示、案内はどのように示されるのかお聞きいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 藤井議員の御質問にお答えをいたしたいと思っております。
 情報化の中で、インターネット並びに情報化の促進、CATVの問題につきまして、私のほうから答弁を申し上げたいと思います。また、顔づくりにつきましても、私のほうから答弁を申し上げまして、残りはそれぞれの部長、教育長から御説明を申し上げます。
 インターネットに対する取り組みということでございますが、御承知のとおり世界に情報がかけめぐる。あるいはまた情報の発信あるいはまた情報を取るということのできるものでございまして、まさに情報化時代の到来を思わせるものであります。県内でもそれぞれインターネットにつないでやっている学校、町村等があるわけでありまして、砺波市は若干遅れてきたなという感じを深くいたしているわけでありまして、やはり一日も早くこうした体制を整えていくということが、将来の砺波にとりましては、非常に重大なことであるというふうに思っているわけでございますが、何と言いましても、職員あるいは市民の皆さんも、これに対する関心と理解を深め、そしてまた実施される技術力を身につけるということが大事でございまして、そうしたインターネットの取り組みにつきましては、県でもいろいろ取り組みをいたしているわけであります。
 県のほうは具体的にはホームページを開設いたしまして、県の概要とか、県からのお知らせ、イベント、あるいは五箇山の遺産とかいろんなことを交えてこれを適用していくというようなことでございますが、そのホームページの中で市町村のコーナーを設けるということになります。簡単なものでありますが、そうした市町村コーナーにつきまして、作成は今年夏ぐらいになるのじゃないかというふうに思っているわけであります。
 市といたしましても、このインターネットの情報発信に参画をしていきたいというふうに思っているわけでございますが、こうしたインターネットというのは一つのプロバイダーいわゆるインターネット事業者というサーバーを利用して、ホームページの掲載なり管理量を払っていくということになるわけであります。県がやっておりますのは、まず本格的な作成までの試し運転ということで提供するということになるわけであります。そうした加入をして、研修あるいはまた実験会等に参加をして、いろいろ技術的なもの、あるいはこれからやるべきことの勉強等もいたしていかなければならぬと思っているわけでございます。
 国際交流につきましても、当然各国がこういうものに入るわけでございますから、そうしたものとの交流も可能になってくるわけであります。今から申し上げますCATVにつきましても、そうしたものにつなぐということも考えていかなければならぬと思っております。そうしたアクセントポイントというものは、富山、高岡にあるわけでございますが、砺波にもそうしたものができるような働きかけを進めていく必要があると思っているわけであります。
 その次に、CATV、地域情報化促進事業についてということでございますが、市におきましては、8年度において職員の研修会を発足させているわけでありまして、情報化に向けての行政情報、地域の情報の二面から検討いたす。内部の情報化、それから地域全体の情報化というものを考えて、そうした研究会を発足をさせているわけでございます。
 そしてこれからの内部、あるいはまた市内の情報化促進をやっていきたいというふうに思っているわけでございまして、後ほどCATVのことにつきましても御説明を申し上げていきたいと思います。
 また、「全国ニューメディア,96inとやま」の開催につきましては、今年は当市でもこの一環を受け持つことになっておりまして、そこでは情報化のサミットあるいは情報化フォーラムなどが行われまして、そうした情報化フォーラムは砺波市においても実施をする。これは、CATVによる砺波広域市町村の地域活性化というものが内容、テーマになっているわけであります。
 そこで、CATVの今後の計画でございます。まず今のCATVがどこまで進んでいるかということでございますが、砺波衛星通信テレビは御承知のとおり第三セクター方式でやられているわけでありまして、各町村からの出資、それからまたこの地域の皆さんの出資によりまして、現在は対象世帯が町だけをつないでおりますので、9,756世帯のうち、2,892世帯で、29.6%という加入率であります。県内のほかのものから比べるとある程度高いわけでありますが、目標は35%ぐらいにならないと完全に採算がとれない。30%を超せば何とか採算がとれるという段階になるわけでありますが、そこそこまで来ております。砺波市も1,923世帯が対象でございまして、これまた569世帯で29.6%と同じ率になっているわけでございます。これも出町の町を中心に配線されております。
 将来どうするかということになりますが、先ほど申しましたように、これは私は広域圏全体でこのCATVというものを広げる必要があるのではないかと思っているわけでありまして、広域圏の中で地域情報化推進検討委員会というものを設置をいたしているわけでありまして、ここで全体計画を立てるということにいたしているわけであります。
 大体今つかんでいるところによりますと、想定される事業費は35億8,300万円ということであります。これは100%のエリアの中で端子率を70%と見た場合、いわゆる加入者を70%と見た場合でございますが、そのうち砺波市の分は7億6,800万ということになります。これは五箇山から全体をカバーすればそれだけになるわけであります。
 そして電送路は光ファイバーを使おうと。幹線につきましては光ファイバーを使っていく。それから引き込むものは同軸ケーブルで双方向のもの、今のものも双方向になっておりますが、やはり将来発信もできるというようなものにしていきたいと思っておりまして、いわゆるハイブリッド方式を使おうというふうに考えておるわけであります。
 現在はテレビ番組だけを見ているわけでございますけれども、各市町村の広報的なものもその中に混ぜながら、こちらから直接放送局へ行って放送していく。各町村がそういうふうに一部やっております。しかしながら、将来行政チャンネルとして使うという意味におきましては、やはり全市民の皆さんが入れる体制をつくるということが非常に大事であります。そういうふうなことで、全市にケーブルテレビ網を配置をしていくということが大事でありまして、そういうことによりまして広報とかあるいは公聴会のようなもの、あるいは地域、いろいろの教育、生涯学習、健康づくり、あるいは営農、あるいは先ほどお話ありましたような防犯、防災、あるいは医療関係、そうしたいろんなものにこれを利用する可能性があるわけでございますので、できるだけ市民の皆さんが100%近く入っていただけるような体制をつくっていくべきことがあります。これに各パソコン通信をつなぐとか、あるいはこれをインターネットにつないでいくというようなことによりまして、こちらからも発信ができるというような体制をこれから将来はつくっていく必要があると思います。将来は電話あたりもこれによってなされるということになりまして、どちらかといいますと、今の有線電話は逐次無線に切り替わる。今個人電話が非常にはやってまいりますが、そして無線に切り替えられまして、こうしたいわゆるCATVあたりで映像が見えるような電話にだんだん切り替わっていくのではないか。こういうふうにもアメリカあたりでも言われているわけでございまして、そういうことも考えながらやっていく必要があると思うわけでありまして、これは先ほどから申されておりますようなマルチメディア時代への中核施設となるようなことを考えていきたいというふうに思っているわけであります。
 郵政省も、2010年メディア光ファイバー網を全国に張りめぐらせていますが、現在高速道路には既に光ファイバーがかなり張りめぐらされております。ただ、そういうぐあいにした場合に、やり方としてはいろいろあるわけでありますが、昨年我々もいろいろ郵政省へも意見を申し上げたわけでございますが、このCATVに対する補助事業が確立をされてまいりました。それに対する起債補助ということもできてまいりました。
 もう1つは、今のは第三セクターいわゆる民間会社でやっているわけでありますが、こうした散居村等におきましては、やはり会社でやるのにはちょっと採算が難しい、また高くつくということもありますので、公営のものをつくる必要があるわけにならないかということも考えられますので、公営のものと第三セクターのものとをつなげる法律改正をやるということを要望してまいりましたが、今そうした制度が確立されました。そうしますと、公営でやったものもこちらとつなぐということも可能になってまいったわけであります。そうしたことによりまして、加入者が多くなれば、料金をいかに安くするかということがこれから問題でありまして、できるだけ安い料金で皆さんが加入ができるということが必要になってくるのではないかと思っているわけであります。そうしたことを考えながら、これからCATVの普及をしていかなければならないと思います。
 今月ぐらいには、そうした基本的な計画ができますれば、また皆さん方にもいろいろと御説明を申し上げたり、あるいは市民の皆さんのいろんな意見を聞きながら、今後これの普及をしていく必要があるのではないかというふうに思っているわけでございまして、高速道路は、かつて第三の道と言われたわけでありますが、この情報化のケーブルを張っていく、いわゆるCATVを中心にしたこれは第四の道になるのではないかというふうに私は考えられるわけであります。そのことによりまして、個人的にも情報発信ができる、あるいはまた全体のものをインターネットにつなぐことによって世界の情報も集まる、そういう地域をつくることによりまして、やはり将来この地域に来れば情報化が進んでいるから、何も都会にいる必要はなくなってくるというようなことにもなりますし、市民生活にも非常に大きなメリットがあると思いますし、また行政としてもこれを有利にやっていくことが大事ではないか、こんなふうな思いをいたしているわけでありまして、これから本格的にこうしたものをさらに検討を加えて将来の砺波地域の発展、あるいはまた市民の情報化時代に対する対応を有利に進めていかなければならぬというふうに思っている次第でございます。
 次に、顔づくり事業について申し上げたいと思います。
 顔づくり事業につきましては、ちょうどインターの出口が変わりまして、359に顔を出したわけでありますが、その真正面に保留地が一部あります。そこで今までもいろいろ皆さんから、インターを降りたら何か砺波のイメージアップになるようなものはつくれんのかということをたびたびお聞きをいたしておりました。また、総合計画の審議に当たりましても、各地区から集まっていただいた委員の中からも、何かこの際にこれをつくればどうかという非常に強い意見もございまして、いろいろ検討いたしました結果、そうした用地の買収をいたしまして、そこにいわゆる顔づくりのものをやっていこうという考えに立ち至ったわけでありまして、花と緑のまちづくりのイメージをさらに高めていく、そしてまた市内の各種情報も適用していく。
 大きさ等につきましては、今のところ考えておりますのは、横5メーター、縦約4メーターぐらいのフルカラーの映像装置ということになります。こうしたものはコンピューターでどんどん動かしてくるわけでありまして、動く映像あるいは静止した映像、いろんなものがそこに表示できるというようなことになるわけでありまして、砺波のチューリップをはじめいろんなイメージアップに関する映像をそこに映し出していくということを考えていきたいと思っています。大体年間経費は500万ぐらいかかるのではないかというふうに思っているわけでございまして、こうすることによりまして、インターを利用する人は年間120万台あるわけであります。市内に入る車は120万台、ですから1カ月に約10万台の車が市内に入ってくると。1日3,300台余りということになります。こうした人たち、あるいはまたチューリップフェアでも80%は自家用車で降りてくるというようなことになりますから、そうした人たちにその映像を見てもらって、砺波というのはどうだ。あるいは道路情報とか天気の情報とかあるいは地震情報とか、いろんなものもそこでわかるようにしていくというようなことを考えていきたい。そうしたことが将来砺波市におきましても、皆さんがイメージのいい砺波に訪れよう。あるいはまたいろんなものを砺波で考えてみようかというようなイメージアップにもつながってくるのではないかと思っております。また、これは、CATVなどと結ぶこともできる可能性があるわけであります。
 そのようなことで、このイメージアップづくりをし、また砺波の将来のためになるものにしていきたいというふうに思っている次第でございます。
 以上であります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 藤井議員さんの2000年富山国体について、その中でも準備及び強化対策についてお答えいたします。
 まず、準備ですが、現況について申し上げますと、昨年開催された福島国体を参考に、選手役員等の第1次宿泊関係調査、競技用具整備計画、競技別リハーサル大会開催の計画策定、それから国体関連道路整備の計画、こういったことに準備にかかっております。
 今後の準備計画としては、先催県の例によると、開催内定、普通は5年前でございますが、その前後に準備委員会の設立がされているというのが通例であり、砺波市としては、4年前となりましたが、今年の5月下旬または6月上旬に設立し、本格的な準備を進めていきたいと考えております。準備委員会は、本市で開催する協議会の円滑な運営を期するため、必要な準備を行うものでございます。
 国民体育大会開催基準要綱では、開催地に実行委員会を設置しなければならないと定められております。実行委員会の設立は、正式決定がある開催3年前であるので、9年度には設立しなければならないと考えております。
 準備委員会委員の構成は、市議会、市、体育、スポーツ、学校、産業、経済、労働、医療、交通、通信、宿泊、観光、自治振興会、婦人会等の社会教育団体からで、約100名をもって構成しようというふうに考えております。
 次に、選手強化についてでありますが、高等学校のほうに1人でも多くの優秀な選手を送り出そうと、ジュニア層を中心に体育協会へ委託し、砺波市で開催の3競技に加え、8競技の強化を図っております。特にバスケット、ラグビーは、少年の部の開催予定がございます。1人でも多くの選手が出場できるよう強化を図っております。
 また、軟式野球は、一般の部の開催の予定でありますが、8年度から市選抜チームを編成し、選手強化を予定しているところであります。
 また、ジュニア層は着実に選手強化が図られておりまして、今後も市の体育協会と連携をしながら、より一層強化してまいりたいと思っております。
 次に、美術館についてでございますが、まず、美術館の収蔵美術品については、昨年3月に砺波市美術品取得基金を設置し、本年度は滋賀県立近代美術館長 石丸正運氏ら専門家による選定委員会を2回開催したところでございます。その結果、郷土にゆかりのある作家、作品、それから日本の住空間の美しさを表現する工芸作品、陶器類でございますが、それに国際的に評価のある写真作品、これらを作品収集の基本方針とする答申がございました。
 現在、県内美術作家の育成に貢献された川辺外治先生、永原 廣先生、それから当市の出身で、全国的に活躍されている清原啓一先生、下保 昭先生の作品について、学芸員が美術協会の協力を得ながら、現在資料調査をしているところであります。また、当市の美術館の特色である写真作品についても、ヨーロッパの芸術写真を対象に、現在調査しているところでございます。
 新年度は、収集の基本方針に基づき、調査した作品の中で、所蔵者から購入または寄付、寄託が可能なものから選定委員会に図り、市議会に報告しながら、順次コレクョンしてまいりたいと考えております。
 なお、市民の皆さんにもっと美術館に関心を持ってもらうため、緑化祭での美術イベントや、秋の美術館教育シンポジウムを計画し、花の町にもう一つの美の花が開くように、そういう砺波市の文化戦略を展開したいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 総務部長 柳原和夫君。
  〔総務部長 柳原和夫君 登壇〕

◯総務部長(柳原君) それでは私のほうから、藤井議員さんの御質問のうち、教育文化施設のネットワーク化とマルチメディアの実用化並びに地域防災計画についての3点についてお答えを申し上げます。
 まず、教育文化施設のネットワーク化についてでありますが、砺波市におきましては、教育センター、小中学校への教育用コンピューターの導入を進めてまいりました。その教育効果とともに、高度情報処理機器への習熟を深めてきたところであります。平成7年度にはさらに中学校3校へのパソコン通信用のハード整備を行い、新年度には通信用ソフトの導入型の予算計上を行ったところであります。
 富山県におきましても、平成7年度には、滑川中学校、福野小学校が、そして平成8年度には県内小・中・高等学校それぞれ1校をインターネットにより受発信、情報交流事業を導入するよう図られているところであります。
 また、図書館へのパソコン導入も、蔵書の管理合理化と利用者の利便性向上、さらには県立図書館、砺波広域圏内の図書館など、他館とのネットワーク化を進めているところであります。今後は、現在建設中の美術館や、郷土資料館あるいは文化会館などの施設の導入についても、ハイビジョンなど、映像システムとの併用活用をあわせて検討し、逐次進めていく必要があるというふうに考えております。インターネットなど、パソコン通信機能の活用により、広く情報を受発信し、施設相互間の情報交換や利用者へのサービス拡大を図るなど、時代の要請にこたえていかなければならないものと考えております。
 次に、マルチメディアは何を実用化するのかという御質問でございます。
 先ほど市長の答弁にもございましたが、今考えられるのは、CATVあるいはインターネット、パソコン通信などがございますが、現在庁内で検討中の砺波市情報化計画の中で具体的に決定をしていきたいと考えております。そのための若干の予算化も行ったところであります。
 提供する情報といたしましては、当然に行政、教育、文化、医療、防災情報などが考えられるところでありますが、目的に合った最も効率のよいメディアの選択が必要と考えております。
 次に、防災計画の見直し、地域防災計画策定の経緯についてであります。
 昨年の阪神・淡路大震災を契機といたしまして、地域防災計画の見直しが全国的に取り組まれているところでございます。砺波市におきましても、昨年4月23日に砺波市防災会議を開催し、基本的事項について御意見をいただき、見直し作業に入ったところでございます。
 これまでの防災計画につきましては、昭和61年に策定されたものでありまして、今回は近年各地で発生した大災害を教訓として、全面的に見直しを行おうとするものであります。このため、全庁的に庁内議論を高めるとともに、専門的研修を深め、関係者の幅広い御提言を得まして、地域性の濃いものと位置づけておるところでございます。
 主なる見直し事項につきましては、初動体制の確立を図るため、住民、事業所、市職員の行動マニュアルの作成、あるいは職員の動員配備体制の確立そして市町村応援協定の締結、生活必需物資等の供給協定、公共施設の大衆化などを盛り込んでいるところであります。このあとは今月末には防災会議を開催し、御協議をいただいた後、県に対して正式に事前協議を行う手はずとなっております。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 防災計画関連のうち、危険箇所等に関しましてお答えいたします。
 一般的な危険箇所の点検につきましては、市道に関連しましては、年に4巡程度全市内のパトロールを行っております。また、防災箇所につきましては、栴檀山、栴檀野地区を中心に、毎年秋に砺波警察署や高岡土木事務所と合同でパトロールを行っております。これらのパトロールにより把握しました箇所につきましては、特別な表示はしておりませんけれども、状況に応じ、災害復旧事業や補修事業等で対応してきております。
 また、平成8年度におきましては、建設省の指導で防災に関する点検方法、これの見直しが行われる予定でございます。市としましても、県や関係機関とも連携をとりながら、そして先月発生しました北海道の豊平トンネルの崩落事故も新たな教訓といたしまして、適切に対応してまいりたいと考えております。
 以上であります。

◯議長(平木君) この際、暫時休憩いたします。
 午後 0時31分 休憩

 午後 1時33分 再開

◯議長(平木君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 9番 西尾英宣君。
  〔9番 西尾英宣君 登壇〕

◯9番(西尾君) 私は、日本共産党公認議員として、96年度の予算と諸問題について質問と意見を申し述べたいと思います。
 今、国会では、住専処理への税金投入を盛り込んだ96年度予算案の採決をめぐり空転が続いています。きわめて重大な局面であります。国民世論の大多数は、血税投入を許すなであります。本議会でも適切な意思表示が求められているものと思います。我が党は、3月5日付けで議長に対し、住専予算の削除、責任究明を求める意見書決議についての請願書を提出いたしました。
 住専をつくったのは銀行、本業を忘れて投機に走らせたのも、不良債権を押しつけたのも銀行、自分の責任はみずからとるのは当然のルールです。住専問題に税金を投入するなどは論外であります。今日の事態を白紙に戻し、徹底した集中審議によって、母体行の追加負担の問題をきちんと具体化する。それが今の国会に求められている一番の問題であり、市議会に請願書を提出した理由であります。これについての市長の見解を求めるものであります。
 また、昨日の沖縄の米軍用地強制使用裁判で、沖縄の大田知事が、「我々が責任を負えない将来にまで子供たちにこうしたことを押しつけることはできない」として、「沖縄の基地固定化は許さない」と述べ、「安上がりだから基地を我慢しろ、共生・共存しろというのは痛みを知らない人の言うことだ。人々を犠牲にして自分たちの安全を図るというのは、人間社会にあってはならない」と訴えられました。地方自治の原点であり、ぜひとも大田知事を激励していかなければならないと思いましたが、同じ市長としての見解を承ります。
 2期8年間、市政についてチェックもし、積極的提案も行ってきましたが、現実の市政の中身はどうなっているのか。
 端的に申しますと、第1は、市民の要望に対する行政の姿勢の問題であります。とりわけ福祉行政については問題です。特養ホームへ入りたくても入れない。保育所へ入りたくても入れない。そして、市民一人当たりの福祉の予算は県下9市のうち、下から2番目と極めて貧弱なものとなっています。
 第2は、財政の執行状況についてであります。
 建設中のチューリップ四季彩館の実施計画での総事業費は12億円でありましたが、いとも簡単に23億5,000万円の2倍にも膨れ上がりました。また、大和ハウスの福山リゾートホテルや、別荘の建設の計画が持ち上がると、にわかに12メーター道路が整備され、これに6億円も執行される予定であります。さらにはニチマに対する無利子融資として、3,600万円もが市民の税金で負担されることになっています。
 一方では、市の借金は270億円にも膨れ上がっています。これは市の福祉予算をはるかに超えるものです。4人家族で280万円、10年間で2倍にも借金が膨れ上がりました。他の自治体でもやっている縁故債を低利に借り替えることによって、5年間で1億円も節約できることを提起しています。
 第3は、税外負担の問題であります。
 ごみの指定袋制度、これ自体が問題ですが、こともあろうか有料制のもとで1枚40円となっています。同じ広域圏なのに井波、庄川は30円です。また、公民館や運動場を建設するにも地元負担金を徴収しています。このような税外負担の有料化や値上げに対しては、自民党も社民党も賛成してきました。こうして市民の暮らしや福祉の予算を削っても、大資本には奉仕する仕組みをつくっています。
 私は、こんな市政から市民の暮らしを守り、生活環境をよくし、福祉の充実や教育環境を整備することを重視する市政に転換すべく、一層頑張っていかなければならないと決意を新たにいたしております。
 そこで、96年度予算案の新規事業「砺波の顔づくり事業」1億円について伺います。
 砺波インター周辺に大型画面を設置してPRに努めるとのことで、2カ年計画で2億円の事業案になっています。市民にこの話をしますと、2億円を使うのであれば、特別養護老人ホームをつくってほしい、町の中に公衆便所や駐車場の整備をしてほしいと次々に要望が出されています。この計画についてどこで考えて、事前の調査や市民への意見聴取などされてから計画されたものなのでしょうか。電気代と維持費に年間500万円とのことですが、画面をつくるソフト作成費などメンテナンス費用は莫大なもので、素直に言って大きな無駄遣いであります。交通事故の心配こそあれ、事業効果はあるのでしょうか。我が党はこの2億円があれば、提案されているホームヘルパーの派遣手数料の値上げをせず、逆に無料にできるし、ごみ指定袋の無料化は簡単にできると考えますが、市長の所見を伺います。
 次に、砺波の環境を守ることについて伺います。
 市長は、常々散居の中に豊かな花や緑をとおっしゃっていますが、近年その散居村が開発によって消えていくことの心配が出てきています。農業振興地の除外申請が、今年度で70件で30ヘクタールと驚くほどになっています。平成4年7月6日、農振地域の運用について農水省から通達が出されています。市町村の適正な管理では、農用地の土地を除外するために、農用地利用計画の変更を行なう際には、優良農用地の保全が図られるよう留意するとともに、農地転用手続との十分な調整を行なうこととなっていますが、除外申請についての趣旨を生かし、深く検討して提出されているのでしょうか。
 4年前、石丸のパチンコ店進出問題の際、6月の農業委員会では、パチンコ店反対意見に留意をすることという付帯意見をつけて岡部市長に提出されています。農業委員会では虫食い開発が進行しており、土地利用計画についての市の基本的な考えはあるのかと追及されています。とりわけこの地域は住宅地域でありますから、この奥に300戸ほどの家が並んでいます。
 4年前、「閑静な住宅環境を守る会」では、全世帯パチンコ店反対署名が集められ、県や市、ノースランドへ提出経過がありました。しかし、再度パチンコ店開店に向けて、2月末都市開発課へ開発行為について問い合わせにこられました。4年前、市長は、住民の願いがかなうように業者とも話をしなければならないと答弁されております。その後、どのように対処されたのでしょうか。今日の事態についてどのように受けとめておられますか。閑静な住宅地にパチンコ店は、住民の意思に反するものであり、市として、団地住民の要望にこたえられることを強く求めるものです。
 次に、産業施策について伺います。
 第1に、チューリップの振興について伺います。
 昨年は、春先の長雨、天候不順から不作となり、出荷球数が5,300万級と昨年からみると400万球も減少しました。全国的にも不作で、国内産球根の大幅な減少にもかかわらず、オランダからの輸入攻勢は毎年激しさを増しています。全国的な生産は1億3,000万球に対し、オランダからの輸入は、隔離撤廃前の1988年は370万球が、今日では1億6,000万球と、驚異的なオランダからの輸入攻勢になっています。日本では20円のものが、円高によることや、オランダの国を挙げての奨励で12円から15円で入りますから、タキイ種苗が直輸入オランダハウスチューリップ、ダイエーがオランダ直輸入の球根をグループ各店で販売しています。
 オランダからの輸入攻勢に対抗して、プラント施設を整備しましたが、1年目ということもあり、多くの球根が裂皮や傷による外観上の悪さから、販売できずに憂慮すべき事態になりました。
 私は、1月10日、我が党の地方議員の政府交渉に参加して、オランダからの大量のチューリップが輸入され、国内球根農家は深刻な事態になっています。チューリップ農家を守るためにも、輸入規制を行なってほしいと要請したのに対し、農水省は「対抗のためコスト引き下げ、プラントにも努力しておられる。切り花農家の要望もあり、輸入規制は困難である」とし、私の再質問に対して、「農家が壊滅的な痛手を受けたときは輸入規制を行なう」と驚くべき発言をしました。球根組合に報告をすると、「つくる農家がいなくなってから輸入規制を行なっても意味がない。今日こそ輸入規制を行なわなければならないのだ」と怒りを表明されていました。
 チューリップ農家は、最盛期からみると1,000戸も減りました。5年前からみても50戸も減っています。販売金額も、昨年からみると2億円も減り、コスト削減も限度であり、オランダからの輸入規制をしないと、ますますチューリップ農家は減少することになっていきます。市として、チューリップ四季彩館や、チューリップフェアに力を入れておられますが、チューリップ農家の皆さんの根本的な要望にこたえていくことが今求められています。明確なる御答弁を求めます。
 次に、商業問題であります。
 当市は、大型店の進出はすさまじいものがあります。ジャスコ、サティに続いてムサシが開店をして、大型店のシェアは、昨年2月末で54%、県下9市ではトップ、全国でも16位と上位を占めています。
 岡部市長は、昨年3月議会で、「北と南に大型点ができると、出町の商店街にも活気が出る」との御答弁でしたが、町の中は火の消えたような状況になっています。10年間で約50店舗も閉じざるを得なくなり、歯抜け状況で、ついにとなみプラザも閉店に追い込まれました。木舟町公園や旧郵便局跡地の活用も大切であります。市当局は平成5年度に砺波広域商業診断報告を受け、どう対処されたのでしょうか。加えてインター周辺でのユニーの進出計画や、市役所前での大型店の進出計画も報道されています。いよいよ深刻な事態になっています。地元商店の保護をはじめ、均衡あるまちづくりに努めるべきであります。
 また、砺波プラザの跡地対策についてどのような御見解でしょうか。我が党は福祉ゾーンにして、シルバー人材センター、デイサービスセンター、特別養護老人ホーム、総合保健福祉センターをつくることを提起しています。当局の見解を求めるものであります。
 次に、福祉の充実について伺います。
 本年度の予算を見てみますと、南部福祉ゾーンの計画やホームヘルパーの増員など計画されています。2月上旬、大津市に伺い、老人福祉施策について調査をしてきました。大津市では、市内6カ所に保健福祉すこやか相談所を開設して、身近なところでのサービスの提供ということで、ホームヘルプサービス、デイサービス、訪問指導、機能訓練、健康教育、健康相談など、朝7時半から夜7時半まで行なっています。大変すばらしい取り組みであり、砺波でも将来的に、中学校区市内3カ所にこのような相談所をつくっていきたいものだと思いました。
 まず保健、医療、福祉サービスを提供する総合保健福祉センターの建設を急がなければならないと痛感しました。今年から訪問看護ステーションを開設されますが、この拠点のためにも必要です。
 第6次総合計画修正計画では、在宅寝たきり老人などに対し、総合病院、医師会等との連携のもと、訪問看護ステーションの設置に努めるとともに、予防対策からリハビリにいたるまで、一貫した保健サービスが提供できる拠点施設の整備を進めますとなっています。
 昨日の中西議員の質問では、平成11年までにつくる計画ですが、少し遅すぎるのではないでしょうか。インター前に大型画面を設置することよりも大切ではないでしょうか。
 次に、シルバー人材センターの移転計画について伺います。
 広報となみ1月号に、シルバー人材センターだよりを見て、大変感動しました。ある会員が「入会して」と題して、「シルバーの仕事の中身は遺跡の仕事、チューリップ公園の仕事、各行事の設営準備、交通整理、何でも働く気持ちがあれば就業できるとのこと。さらにシルバーの仕事は、人に喜ばれない、汚い、目立たない作業も多いが、この裏方さんのような仕事をする人がいなければ、表の仕事が成功しないと言われ、強く感銘しました。これからさらに高齢者社会になるとき、人と人との出会いによって思い出をつくり、生きがいが生まれると思います。これからもシルバー人材センターが年配者の生きがいの場であることを念願し、これからの発展を願っています」と記していました。
 お年寄りの生きがいの場を提供する拠点が、この油田小学校の古ぼけた校舎です。この建物を福祉作業所の皆さんと、大変狭いところでやっておられることにいつも心を痛めていました。ふすま張りは2階の教室で行なわなければならないため、材料を2階まで運ぶのは大変です。作業をする場所がなく、各家庭に配っていることなど、大変な不便さから、昨年8月18日、シルバー人材センターの改築についての要望書も提出されました。
 市長は、今議会において建設の準備を進めると述べられましたが、どのような計画で進められるのでしょうか。緊急な対応が求められています。
 最後に、ホームヘルパーの手数料の引き上げについて伺います。
 1時間880円が30円も上がって910円ですから、介護は必要にもかかわらず、お金が要るのなら遠慮する人々もおられ、ヘルパーにもつらく当たることもあります。隣の小矢部市や福岡町、そして黒部市では無料にしています。寝たきり老人の今日までの御苦労を考えると、もっと温かく介護していくことが行政の責務であります。値上げ案を撤回するとともに、250万円のホームヘルパー手数料収入を削除し、無料とするとともに、すべての在宅寝たきり老人に行政が目配りをして、市の責任でホームヘルパーサービスを展開することを強く求めるものであります。
 以上で質問を終わります。
 4月に闘われる選挙で、今日の市政の実態を市民に知らせて、再びこの壇上で質疑することを目指して、さらに一層頑張ることを皆さんにお訴えいたしたいと思います。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 西尾議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 最初に住専問題についてどう考えるかということでございますが、国会もああいうことで停滞をいたしているわけでございますが、これも一日も早く解決をして、早く予算を通してもらいたいという思いでいるわけでございます。
 住専につきましては、みずからおっしゃったように銀行が悪いのでありまして、これは銀行は徹底的に究明しなければならぬと私はそう思っております。
 西尾さんのような人がおれば、銀行はああいうことにならんだのかもしれませんが、私もバブル時代には、これはひょっとしたら「おごる平家久しからず」で、日本は衰退をたどるんじゃないかなということも、市の職員にも何回か申し上げたことがありましたが、よもや銀行までああいう悪いことをしているとは、そのときは想像しなかったのでありまして、これは銀行は本当に責任を持ってもらわなければいかんと思っているわけであります。その他、いろいろありますように、借りたものを返さんとか、返そうにも地面が下がって全部返せないというような状態等がありまして、銀行そのものは住専だけではなしに、ほかにもまだいろいろ不良債権があるということでありまして、大銀行でもつぶれるかもしれないという情報も前にもあったことがありまして、日本の経済が、このように公共事業をいくら追加しても追加しても浮き上がらないというのは、これは金融が停滞している。どこかに詰まっているところに私は問題があるというふうに思っておったわけでございまして、これは一日も早く解消しないと、日本の経済そのものも浮揚しないというふうに私は思っているわけでございまして、そうした大所高所から政府として決断をしたものではないかというふうに思っております。
 原則的には、商売で損したものを税金で埋めるのは、これはいいことではないと私も思っておりますが、しかし、国民全体の経済を浮揚させ、あるいはまた国民の預貯金を守るとかいうような点から決断されたものではないかというふうに考えているわけであります。一日も早い解決を我々も望んでおります。
 それから、沖縄問題についてどうかということでありますが、米兵がああした行為をしたということがきっかけになって、沖縄のほうで燃え上がったわけでございます。ただ、やはり日米の協同防衛といいましょうか、相互協定というのがあるわけでありまして、これがやはり日本の防衛に大きな力になっているわけでありまして、今回におきましても台湾海峡の身近な問題が一つ出てまいります。北朝鮮にも非常に気を張っていかなければらない。こういう平和になったとはいえ、世界各国、ヨーロッパ方面でもいろいろと紛争があります。
 そうしたことなどを考えますと、日本の自衛隊だけの防衛力では、これは日本はたちまち壊滅されるという恐れは十分に私はあるというふうに思っているわけでありまして、ソ連は衰えたといいながら、やはりそれなりの力を持っております。そうした国々が日本の周辺にもあるということを考えるときに、やはりアメリカとの協定というのは日本としてはどうしてもやっていかなければならない。またそれは全アジアにも及んでいるというようなことを考えますと、そうした基地は必要であるというふうに思っております。ただ、あのようなことにならんように、やはり米軍の軍規というものをきちんと守ってもらって、民間にそうした影響を及ぼさないということをアメリカにも自覚をしてもらわなければいかんと思いますし、また基地等につきましても、あるいはただっ広いもので必要のないところは返してもらうとか、あるいはもう少し合理的にやってもらうとかいうようなことは、これは要求をしなければならぬと思いますが、基本的にはアメリカ軍が駐留をするということは、これはそうしなければ日本の防衛は成り立たないというふうに思っているわけでありまして、それが沖縄でいいのか、あるいは本州でいいのか、その辺は今後検討されるべきであろうと思っているわけでございます。
 それから、次は、インターの前につくるいわゆるイメージアップの仕事について、住民の要望に合致していないということでございますが、これは100%住民の皆さんから要望があったわけではございませんが、今までも、インターの出口に何か砺波をイメージアップするものをつくらなければいかんという要望はたびたび私も聞いておったわけでありますが、たまたまインターの出口のあそこにはたくさん看板が並んでおって、どうにもしようがないというような状況であったわけであります。
 今回の総合計画をつくる上におきましての各地区から出ていただいた検討委員会におきましても、若い人たちがそういう意見が非常に強かった。幸い今度はランプがああいうぐあいに359に入りまして、たまたまその前に保留地があったというようなこと等から、それじゃ今回はそこで何かをやればどうかというようなことになったわけでありまして、市民の意見を無視してやっているわけでは決してないわけでありまして、100%の人がそう言っているかどうかはともかくといたしまして、そうした心ある人たちが、常にそういうようなことをおっしゃっておりますので、いろいろ検討いたしまして、やはりやるのなら効果的なものをやらなければいかん。砺波のイメージアップを図れる、そしてまた、なるほどこれはと皆さんの頭に残るものをやっていかなければいかんというようなことから、今のような計画ができあがったわけでございます。
 先ほど藤井議員さんにもお答え申しましたように、非常にたくさんの自動車があそこを通るわけであります。日本中から自動車が寄ってくるわけでありますから、効果は非常に大きいのではないかと思っております。
 経費につきましては、年間500万ぐらいの経費になるわけでございますが、いろいろ効果的に動く映像もありますし、停止の映像もあります。信号機等につきましても、信号機と青と赤と合わせて、赤の場合には動く映像、青の場合には停止映像というような配慮ができるということでありますので、そのようなことも検討いたしているわけであります。
 それから、いろいろ先ほどから、そういうのだったら特養とか保育所もつくれというようなお話ではありますが、いろいろ大きな事業につきましても、やはり何をやるにしても財源がなければこれは何もできない。福祉もできなければ教育もできないわけで、私はやはり財源の涵養ということが非常に大事であるというようなことから、やはり工場の誘致でありますとか、あるいはまたチューリップ四季彩館をつくってイメージアップをして、砺波を日本にアピールして、そこへまた砺波にいろんな人が寄ってきて、財源確保ができる。大和ハウスにしましても同じようなことであります。そういうことをやらなければ、あなたのおっしゃるようなことはできなくなってしまうのであります。もう人口がどんどん減っていくような町では、幾ら福祉をやろうと思ってもそれはやれません。やっても大したことにならないわけであります。
 福祉につきましては、毎年逐次庄東のデイサービスをやるとか、今度は南のほうでやるとか、あるいはまた看護センターをつくるとか、あるいはまたそうした三者の合体的な組織づくりもしていこうということで、逐次進めているわけであります。これで十分だとは言えませんけれども、今後さらに健康センター等もつくるわけでございまして、そうしたことを考えながらやっていきますが、しかし行政は総合行政でございまして、それだけやっているというわけにはまいりませんので、その他のこともやりながら、その方面にもだんだんと充実をさせていくということでございまして、余り選挙中に悪口を言わんようにお願いを申し上げたいと思うわけでございます。
 事業効果につきましては、先ほど藤井議員にお答えをいたしたような効果があるというふうに思っている次第でございます。
 以上であります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 西尾議員さんの2つの問題についてお答えを申し上げたいと思います。
 まず1つは、環境対策についてでございます。
 議員御案内のように、土地利用計画につきましては、平成5年度において策定しております。基本方針としては公共福祉を優先させ、自然環境の保全を図りながら、地域の自然的、社会的、経済的及び文化的条件に配慮して、市民の健康で文化的な生活環境の確保と、土地の均衡ある発展を図ることとしているところでございます。
 基本のお話はそんなところでございますが、各論の話で、パチンコ店の立地のお話がありました。これにつきましては、たしかに議員さん御指摘のように、平成3年ぐらいからこのお話が持ち上がっておったと思います。
 農振地域の除外申請等につきましては、周辺の土地の皆さん方の同意を得て手続をされたというふうに伺っているところでございます。そして2月末に、市のほうの開発行為手続等について照会があったということでございますが、これは道路とか水路、公共施設等についてどうあるべきかということについては、私どもの開発行為の審査委員会の中で検討させていただくということに相なろうかと思っております。
 それから、何年か前の市長の発言をおっしゃったわけですが、私どもとしては、地元の周辺の関係者の皆さん方と、企業の皆さん方と十分協議されていただくことを期待するものでございます。
 次は、福祉の充実でございます。
 この中で、総合保健福祉センターの建設計画については、今ほど市長から基本的な考えを述べられたところでございまして、私ども事務方としましては、総合計画の修正計画ができたばかりの8年は初年度でございます。したがって、特別の状況変化がない限りは、やはり総合計画の修正計画にのっとって進めるべきものであろうというふうに考えております。
 2つ目には、シルバー人材センターの拠点をつくれという励ましのお言葉でございます。
 議員さん御案内のように、砺波市も人口は増えてきておりますが、がという言い方は悪いのかもしれませんが、65歳以上の方が先月末で18.9%と相なっております。こういう高齢者の人口増の傾向は今後当分続いていくであろうというふうに思っております。そして大多数の高齢者の皆さん方は、健常者でございます。健常者の生きがいの一つの手段としては、シルバー人材センターの果たす役割は大変大きいというふうに思っております。今ほど御質問の中にございました御趣旨に全く私も賛成をしているところでございます。したがって、この施設の整備につきましては、総合計画に載っておりますように、平成8年度に準備を進めて、9年度当たりに建設に向かって努めてまいりたいというふうに思っております。
 次に、一番最後、ヘルパーの手数料のお話でございます。
 たしかに高齢者の皆さん方は、いろいろ社会に貢献されまして、今老後が健常でないという不幸な状態にあることにつきましては、大変同情に値すると思っております。したがってそういう高齢者の介護を要する皆さん方には、温かい手を差し伸べるのが行政の大きな仕事であろうというふうに思っております。しかしながら、ただがすべていいというものではないというふうに思っております。応分の経費負担をしていただきながら、介護を進めていただくという基本姿勢が大切であろうというふうに思っております。
 この介護費用の増につきましては、国の負担基準の見直しに基づきまして、私どもも同額の30円アップの計画で進めたいというふうに考えています。たしかに議員さん御指摘のように、無料のところもございます。また、私どもと同じ考えで進めているところが、富山市、高岡市、氷見、滑川も同じ考えで進めているところでございますし、また有料といって、すべて有料かというと、さにあらずでございまして、今ホームヘルパーのサービスを受けておられる家族が150世帯あるわけでございますけれども、そのうち前年度の所得が14万1円以上の方からは1時間910円いただくということでございまして、その該当の世帯は24世帯でございます。しかもこれは、お年寄りだけの生活ではなくして、若い方と同居されている方、いうなればこれだけの高収入の方というのは、お年寄りだけではこんなに高収入にならないかと思いますので、わずかの方にこのような負担をいただくということになることを御理解いただきたいというふうに思っております。
 以上で終わります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 産業施策についてお答えいたします。
 まず、チューリップ球根の輸入規制に関してでございますが、農産物の貿易は、御存じのとおり国際的には自由化の考え方が主流となっておりまして、チューリップ球根においても同様でありまして、輸入数量の規制はとられてはおりません。したがいまして、我が国においても、オランダの球根に価格や特に品質面で負けない品種を開発しまして、国際競争力をつける必要がございます。このため、本県においても黄小町をはじめとしまして、ウィルスなど病害に強く、また品質面でも競争力のある独自の品種開発を進めております。
 一方、生産側におきましても、先ほどお話もございましたが、球根乾燥プラントが昨年から稼働しまして、個々の農家の整備費の軽減が図られる努力がなされておりまして、また、さらに県で今研究開発を行なっております球根掘取り収納機械、これが平成9年から実用化のめどがついておりまして、さらなる低コスト化が図られ、価格面での競争力が高まるものと期待されるところでございます。
 また当然ながら、今後積極的な販売努力も一層必要となってきます。市としましても、今後とも球根組合と連携を図りながら、市のチューリップ産業の振興や、若い後継者の育成確保、そして新規生産農家の誘導等に努めてまいりたいと考えております。
 次に、大型店進出に関してでございますが、大量量販店や大型店の進出は、砺波市のみならず近隣市町村にも目立っておりまして、一部商業地域の空洞化現象もあらわれてきております。これら大型店の進出の要因としましては、1つにはモータリゼーションの普及によりまして、消費者の行動範囲が広域化し、近隣商業との複合度合いが高まったこと、さらには平成6年の大規模小売店舗法の改正によりまして、出店規制が緩和されたことなどが挙げられます。
 一方、大型店の出現によりましては、従来の交通体系が変わりまして、新たな人の流れが形成され、顧客の拡大にも効果が上がっているところでございます。例えば昨年4月に出店しましたサティ食品館においては、駅前商店街あるいは本町商店街へ入ってくるお客さんの車の増大が図られまして、これに伴いまして客足も伸びているところでございます。
 この大型店の進出に対しましては、商店街の対応も変化が求められるところでございまして、市街地の商店街では、その活性化のため、例えば駐車場、イベント広場、快適なトイレ等の整備、さらには透明シャッター等の導入など、いろいろ工夫しまして、大型店との共存共栄を図っていくみずからの工夫も必要と考えます。市としても、このような自主的な行動を期待しているところでございます。
 それから、旧となみプラザ跡地利用計画に関しましては、これは現在、元理事長経験者の方々によります清算委員会が組織され、となみプラザの清算が検討されているところでございます。市としましては、現在その状況を見守っているところでございまして、これに対する具体的な考え方は、今のところ特には持ってはおりません。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 西尾議員。

◯9番(西尾君) 砺波の顔づくり事業について再質問いたします。
 市長は、「住民の要望もあったし、砺波の紹介をするために必要なもの」と言われましたが、第6次総合計画修正計画策定研究会、提案書で皆さんのお手元にも行っているんですけれども、この中での若い人の意見では、「人と自然の調和した生活環境づくり、快適な環境づくり、安全な環境づくりとして、砺波市の玄関口である砺波インターを降りても花がなく、花のまちとなみのイメージがわいてこない。インターの出口に花壇などをつくり、イメージアップを図る」。花壇がどうして大型画面になったのでしょうか。そしてどれだけ調査をして、この事業費に2億円算出されたのですか。画面の大きさについては、横5メーター、縦3.8メーターの計画になっていますが、この2億円という事業概算について、どう検討しておられたのですか。
 事業概算について企業に問い合わせました。これは情報映像表示システムで、サッカー場などにある動く画像ですね。それから静止画像、インフォメーションボードというんですが、これは街角にある静止画像ですね。この動く画像で4億円かかります。そして、静止画像であると1億円だという、概算ですけども。電気料を調べましたところ、動く画像で年間2,000万円、それから静止画像であると年間700万円、高速道路を降りてすぐ目の前ですから、おそらく交通安全上、動く画像は許可しないであろうと述べておられました。交通安全上、動く画像を見ておって、見ておったら赤になったり青になったりして、とにかく交通安全上、大変危ないと思われます。しかも、今の答弁でも年間500万円でできるということを言われましたけれども、静止画像であっても、電気料だけで700万、そして市役所からの回線で恐らく100万円、それから保守契約は静止画像で100万、ですから1,000万円は最低かかるであろう。
 私は、ここで述べたいのは、十分なる調査も検討もせずに提案をしてある、この砺波の顔づくりの事業については、問題があり、削除することを求めたいと思います。

◯議長(平木君) 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) おっしゃるとおり野球場などにあるものは4億円かかるんです。それで、私どもはそんなに金をかけるわけにはいかん。また、あんなに大きなものは必要はないと思うわけですね。目の前にあるわけですから、大きかったら危ないわけです。ですから、できるだけあまり大きくない、さっき申しましたような寸法であれば、大体1億円ぐらいでできるのではないかという、ある程度のつくるところとの見積もりを話し合っているわけであります。そうしたことにして、あとの維持管理はどうだという計算をしたわけでありまして、しかしこれから調査をすれば、若干金額に移動があるかもしれません。
 それから総合計画の委員会では、花と緑にふさわしい何かをつくれということでありましたが、そういうことからだんだん考え方が膨らんでまいったということでありまして、そうした考えをもとにして、花だけでは芸当が薄い。もう少し何か砺波のイメージアップができないかということであれば、看板を立てるというのも、最近看板の数が増えてきたので無理であろうというようなことから、新しい電子メールといいましょうか、そういうものを使ったもののほうが、より将来のために多くの情報を流せるのではないかということから、こういうことを計画いたしたということであります。
 また、交通安全につきましては、さっきも申しましたように、これは技術的な問題もありますが、もし動く画像を入れるとすれば、赤の間に入れて青になるときには静止するとか、そういう技術的な方法が可能だと。これは公安委員会がどう言うかまだわかりませんけれども、そういう点でカバーできるというふうに思っているわけであります。
 以上であります。

◯議長(平木君) 14番 前田喜代志君。
  〔14番 前田喜代志君 登壇〕

◯14番(前田君) 質問に入る前に、きのうからの質疑答弁で、若干の意見を述べさせていただきたいと思います。
 1つは、財政問題でありますが、きのうの答弁では、平成12年度末まで修正計画に盛り込まれた事業を全部やっても、起債の未償還残高は170億円程度だと、こういうことでございました。それから、公債費比率もそう高いレベルにはならない。財政に無理がかかるからというような判断もあってか、南部総合福祉センターについて、平成9年、10年の2カ年事業として建設の計画になってきた。きのうの答弁でいきますと、わずか2億5,000万円、これを2カ年に分けなければならない理由は、財政上の都合からはほとんど考えられない。単年度でやっても、一般会計にほとんど影響しない、こういうことが明らかでございます。なぜ2年に分けなければならないか。私は、決して豊満な財政運営を推奨しようというものではありませんけれども、病院の基本計画策定経費は1億円、これを1年がかりでやる、こうなっておりますが、南部総合福祉センターのほうは、わずか240万円の基本計画策定。しかも、これまでの福祉施設関係の施設づくりのノウハウの蓄積もあるわけでございますから、必ずしも金額で病院との対比で言うわけではありませんけれども、1年がかりで基本計画を詰めなければならないというような問題でもない。できれば、先取り先取りして、平成8年度中にも建設に入っていくぐらいのことが必要ではないか。そうすれば、平成10年度の頭からこれを利用することも可能である、こんなふうに思うわけです。
 それから、今ほどホームヘルパー手数料の改正についてございました。ホームヘルパーを利用したときの手数料、デイサービスを利用したときの利用者の負担、あるいはショートステイを利用したときの利用者の負担、あまりにもアンバランスがある。確かに国から一定の基準が示されて、それに準じて今回条例で改正すると、こういうことでございますけれども、国の負担の基準、その物差しの置き方そのものに大きな問題があると言わざるを得ない。わずか24名の方という表現もございましたけれども、これは人数の問題でなくて、サービスの質をどう評価して、受益者に適切な負担をどう求めるか、こういう観点からこの条例は再検討する必要がある、このように考えるわけであります。
 それでは、質問に入りたいと思います。
 第1に、平成8年度予算についてお伺いいたします。
 きのうも質問がございましたが、市民の多用なニーズに可能な限りこたえていくために、財政の状況について、いま一度明確にしておきたいと思います。平成12年度末までにどのような財政の見通しを持ちうるか。市債、企業債の残高見込み、多額の市債を充当する事業、充当額、総合病院マスタープランの事業費年割額と企業債の見通し及び一般会計繰入見込みや出資金の見込み、そして一般会計、特別会計、企業会計それぞれの市債、企業債の償還ピーク及びピーク時の償還額の見込み、またピーク時の公債費比率はどの程度になるか。債務負担行為を含む準公債費比率はどの程度になるか。総務部長をはじめ関係当局の答弁をお伺いいたします。
 それから、固定資産税の平成8年度の負担調整措置による措置額はどの程度になるか。そして、これらの財政見通しを踏まえて、国の地方財政計画の地方交付税と地方債の動向からすれば、地方公交付税率の引き上げのための強力な働きかけが必要と思われます。
 宮沢内閣以降のこの間、長引く景気の停滞に対応して、多額の公共投資が行われてきました。結果、かつての増税なき財政再建の道は大きく遠のいて、皮肉にも財政再建なき増税の道に進んでおります。昨年12月の財政制度審議会の報告では、赤字国債のみならず建設国債についても、将来世代に負担を強いるものであり、将来にリスクを残すものであるとして、国債発行に対し抑制的見解を打ち出しております。
 ところが、他方では、地方単独事業が予定どおり進まない決算との乖離が生まれている。こういうここ2、3年の現状を踏まえて、単純に地方財政計画上の伸び率を勘案することなく、事業量の積極的拡大に努められたい、こういう財政課長内簡を示しておるわけであります。国の財政の行き詰まりによる国の補助事業を整理合理化して交付税に振り替えたり、地域総合事業債で地方はどんどん仕事をしてほしい。100%の借金もOKですよ、こういう国の姿勢が示されておるわけであります。
 また、交付税について言えば、新年度の地方財政計画では、交付税総額は一定程度確保されましたが、交付税法第6条の3第2項に定められた次のこと、「毎年度分として交付すべき普通交付税の総額が引き続き第10条2項本文の規定によって各地方団体について算定した額の合算額と著しく異なることとなった場合においては、地方財政若しくは地方行政に係る制度の改正又は第6条第1項に定める率の変更を行うものとする」との規定があるわけです。94年から3年連続して、普通交付税額の1割以上が不足する事態になっております。平成8年度予算で、地方交付税の税率引き上げは当然のことでございました。しかし、地方財政制度の改正という運びになるどころか、小手先の対応で終わったわけであります。
 このような事態によって、どこの自治体でも、公債費比率の上昇へと構造的に導かれております。交付税法の本則に則った率の引き上げは当然のことであるという姿勢を今すべての自治体から示していかなければならないのではないか、市長の見解を求めます。
 次に、老人保健福祉計画の見直しなどについて伺います。
 第1点は、老人保健福祉計画の量的、質的目標水準の見直しと、その一日も早い達成についてでございます。
 遅かれ早かれ第6次総合計画修正計画の期間中には、公的介護についての新たな道が示されてまいります。それに向けて当市の対応が求められてまいりますけれども、ひとり暮らしの高齢者でも、高齢者夫婦だけでも、安心して住み慣れた地域で暮らし続け、また家族と同居している高齢者でも、家族に極端な負担をかけずに済むようなサービス、必要な日と必要な時間にいつでもサービスが受けられるようないわゆる24時間ケアサービスの確立など質的水準の向上と、ケースにもよりますけれども、最大限ホームヘルプサービス週14回、1日1回から3回、デイサービス週3回、訪問看護週2回、ショートステイ月1回、そのほかリハビリテーション体制や配食、会食サービスなどの実現、一歩も二歩も前進した高齢者福祉を整えていかなければなりません。
 現状のニーズから考えましても、平成11年度末までに4つのデイサービス拠点、2つの特別養護老人ホーム、そしてケアハウス──7~8人で共同生活しながら個別ケアが受けられるグループホームなどの設置や保健婦の増員、ホームヘルパーの大幅増員、居住環境の改善、家庭医網の確立による在宅医療との連携や訪問看護事業の拡充による緊急医療のバックアップ体制、福祉機器レンタルシステム、介護手当制度等、人と施設と制度の整備が必要です。平成8年度にこれらの見直し作業を進め、新進ゴールドプランとして修正計画に加え直していかなければなりません。
 第2点は、市民とともに担う地域福祉の拡充をどのように推進するか。
 地域福祉もお役所任せではなくて、地域福祉は市民がともに担い合うという温かい地域づくりを進めなければなりません。これまで地域総合福祉活動グループによる一定の取り組みがございましたけれども、地域でどういうケア体制があれば私たちもこれから行く道を安心して迎えられるか。そのイメージがあまりはっきりしていなかたっがゆえに、事業効果も半減していたのではないでしょうか。これまでの成果と反省の上に立って、ある日を境に地域とのコミュニケーションが切れて、我ただひとりという日が一日もないように、保健婦さん、ヘルパー、民生委員あるいはかかりつけ医、こういう方々に任せっ放しではなくて、家族、親戚はもちろん、隣近所をはじめヘルスボランティアや、農協や、郵便局や、消防や、地域の子供たちや、そういう多くの皆さんを含めて、トータルな地域ケアをみんなでつくり上げたいものであります。
 第3点は、必要な日と時間にいつでもサービスが受けられるよう、ホームヘルパーの確保と身分の安定と処遇の改善についてお伺いいたします。
 ホームヘルパーの確保のためには、研修機会の拡充とか処遇改善が決め手になります。3年期限の嘱託雇用というシステムでこのままいくとしたら、とても大幅増員は望めないし、ニーズに応じたケアにこたえられません。これからは、朝でなく、晩と言わず、要介護者の生活のリズムにこたえていくような変則的な勤務にも対応していくとすれば、常勤職員としての雇用でなければならないでしょう。すぐに24時間とはいかずとも、15時間、17時間くらいの幅のある対応が必要になってまいります。在宅福祉に限界が出てきます。ぜひとも改善をいただきたいのであります。
 第4点は、障害者プラン7カ年戦略を踏まえた当市の対応についてお伺いいたします。
 平成8年度から平成14年までの7カ年に、障害者が暮らしやすい社会づくりの推進を目指して、障害者の生活を支える基幹的な施設や事業の展開が求められております。地域でともに生活するために何が必要か、社会的自立を促進するために何が必要か、バリアフリー化を促進するために何が求められているか等々について、市障害者福祉計画の策定と障害者福祉施策推進協議会の設置が必要であります。これに加えて、バリアフリー化促進のためには、ハートビル法の趣旨を踏まえ、福祉のまちづくり的事業を再導入して、未改修の公共施設や公共的団体の利用施設の整備をさらに逐次進めていく必要があります。
 以上、民生部長の答弁を求めます。
 次に、環境施策の推進について伺います。
 まず第1点は、環境への負荷を低減させていこう、こういうトータルな行動計画をつくり、その計画的推進によって環境保全に努めようと、県環境基本条例ができ上がりました。当市のエコロジープランの策定が待たれております。まずは、庁内で推進グループをつくり、生態系にやさしい川づくり、公園づくり、道づくり、あるいは生涯学習の分野などで、第6次総合修正計画の実施に当たっては、行政の各部門ごとにエコロジーの観点から事業をチェックして、エコアップを図っていく必要があります。監査事務局においても、各課の業務に対してはどの程度環境に対する配慮がなされているか、こういう視点で監査をいただくなど、全庁的な推進姿勢が必要ではないでしょうか。県条例を踏まえた当市の対応についてお伺いいたします。
 第2点は、ごみの減量化、資源化について。
 事業系一般ごみの対策について、平成7年度にどのような手立てがなされたか。平成8年度には、さらにどういう取り組みをなされるか。減量化、資源化の取り組みについて。減量化のための計画書の提出や、再生紙、再生トイレットペーパーの活用推進の協力など、事業者に対する具体的な指導が必要です。
 第3点は、個人住宅への太陽光発電システムの普及促進について伺います。
 平成6年度からスタートして、平成8年度は40億を超える予算が計上されております。「資源エネルギーの安定供給を推進するために、政府の公的補助制度を利用したい人は、応募方法はこのようになっています。応募したけれども当選できない場合、別にこんな法的補助制度以外の方法もあります」。住民にそういった情報提供をいただいて、市としても地球の環境問題を考えて、多用な手立てをとっていただきたいのであります。
 以上、質問を終わります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 前田議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 私のほうからは交付税の問題につきましてお答え申し上げますが、最初に申し上げました南部福祉センターはもっと早くできないかと、こういうことでもありますが、これはやはりそれなりの時間がかかるわけでありまして、まず用地の買収をしなきゃならない。これは、その先に、どういうものにするかという計画をもう少し練らなきゃならない。こういうこともあるわけでありまして、早ければいいわけでございますが、そうしたことなども考えますと、今年中に建設を始めるというのはなかなか困難ではないかというふうに思っているわけであります。
 それから、交付税の措置でございますけれども、おっしゃるとおり国も借金、また地方も借金というようなことで、ここ2~3年間、景気を浮揚するために公共事業あたりがどんどんなされてまいりました。そのために、地方もかなりいろんな起債を借り入れする措置を講じて、この事業を消化をするというような状態であったわけでございます。したがいまして、国のほうでも、交付税等につきましては、足りない部分は借り入れをして交付税に回すとか、いろんな手続きを経てやってきたわけであります。しかしながら、そのため、地方のほうもだんだん起債が増えるというようなことになってくるわけでありまして、県も市もだんだん借金が増える。
 一方においては、起債制限比率あたりをがっちりと抑え込むと。これは全く矛盾したことでありまして、私どもはたびたび県や国の皆さんにも申し上げますが、これは一体どっちをとればいいのか、こんなことをしていたらしまいに地方自治体が借金だらけになってしまうじゃないかと。こういうことを申し上げておるわけでございまして、当然市長会といたしましても、交付税の増額につきましては、いろいろな運動を展開をいたしておるわけでありまして、特にこれから地方分権ということになればなおさら、交付税になるのかあるいは交付金になるのか、どういう形かによりまして地方へ財源を回してもらわなければ、地方分権の本当の効果は上がらないというふうに昨日も申し上げたわけでありますが、そうした点からも今後交付税というものが非常に大きな地方分権のウエートを占めてくるのではないかと思いますし、またウエートを占めなければ真の地方分権はできないというふうに思っておるわけでございまして、そうした点からも今後この交付税につきましては関心を持ちながら、地方財政が何とか回っていくように、そしてまたいろんな単独事業ができるような形にもっていかなければいかんと思っているわけでございます。
 そのようなこと等を考えて、今後の財政対応を考えていく必要があろうと思っているわけであります。
 以上であります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 総務部長 柳原和夫君。
  〔総務部長 柳原和夫君 登壇〕

◯総務部長(柳原君) 平成8年度予算並びに今後の財政運営等につきましては、昨日市長さんのほうから代表質問に細かくお答えがあったところでございますが、改めていま一度というようなことでもございますので、簡潔にお答えを申し上げたいというふうに思います。
 平成8年度当初予算におきましては、157億1,000万円余りの市債残高を見込んでおるところであります。今後の推移につきましては、市債残高のピークは平成10年度に約170億円余りという予定であります。
 今後の市債充当事業等につきましては、南部福祉センター建設事業あるいは国体関連施設整備事業、温水プール建設事業等大型事業が控えておりますし、さらには出町文教ゾーンの整備にもある程度の起債が必要になってまいるところであります。
 借り入れに当たりましては、財政状況を見ながら、また国や県の基準等に照らしながら、利率の低いものや元利償還金が交付税に参入されるものなど、極力有利なものを見込んで実施してまいりたいというふうに思います。
 ただ、市債の借り入れにつきましては、後世代の皆さんにもその受益の範囲において負担していただくということになりますが、一方、財政硬直化の原因ともなりますので、地方債計画に基づく適債事業等を選択し、慎重を期してまりいたいと存じます。
 このように市債はある程度活用しなければなりませんが、その限度をどこに求めるか。これを係数的に見るのが公債費比率でありますけれども、この公債費比率のピークは今のところ平成12年ごろと考えており、公債費の額は約20億円強と考えるところであります。
 また、公債費比率に債務負担行為支出額に充当される一般財源のうち公債費に準ずるものを加味したものが準公債費比率であります。この債務負担行為の平成8年度の額は、土地改良事業関係補助の1億1,000万円余りと社会福祉法人関係補助の2,000万円余りで、今後この額は極端に増える計画はありませんので、公債費比率と同様に推移するものと考えております。
 また、固定資産税の平成8年度の負担軽減措置額でございますが、固定資産税の負担調整につきましては、本来3年ごとの土地の評価替えに伴う税負担の増加を緩和するための措置でありますけれども、平成6年度の評価替えによります激変緩和措置といたしまして、平成7年度において特例措置が講じられたものであります。しかしながら、都市部を中心に土地の価格の下落傾向が著しいために、平成8年度の税制改正におきまして、緊急臨時的な措置といたしまして、現行5%の負担調整率が2.5%などに圧縮される予定であります。このことに伴う砺波市での影響額につきましては、約1,300万円程度の減収になるものと見込んでおるところであります。
 以上であります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 老人福祉計画関係について5点あったわけですが、順次お答え申し上げたいと思います。
 最初の公的介護保険導入を見越した老健計画の見直しの問題でございますが、公的介護制度につきましては、昨日の南本議員さんにお答えしたとおりの内容でございまして、予定されるサービス内容12項目のうち、当市におきましては既に7項目程度クリアしておることでございます。残りの5項目につきましては、グループホームとか、あるいはケアハウス、訪問入浴等につきましては、その必要度を見極めながら検討することになると思います。
 目標水準でございますが、平成5年度末に策定した老人保健福祉計画では、11年を目標年度といたしておるわけでございますが、それの計画に基づきまして、ホームヘルパーの増員とか、デイサービスセンターあるいは特別養護老人ホームの増床など漸次実施をし、量的な整備は着実に推進しておることと思っております。質的には、対象者のニーズをできるだけ的確に対処すべく、行政、保健婦、ホームヘルパー、各種施設職員、在宅介護支援センター、医療関係の皆さんとの調整会議で連絡をとりながら、サービスの内容、利用頻度の充実に努力をいたしておるところでございまして、当面は需要動向に対応しながら、現在の目標計画の達成に努力をしてまいりたいと考える次第でございます。
 なお、先ほどの御質問の冒頭に、デイサービスセンター、福祉センターのことにつきましてお尋ねがあり、市長もお答えになったわけでありますが、現在の総合計画では、デイサービスセンター、福祉センターを9年、10年で計画をいたしておりました。計画上は、あわせて8億円余りのものを予定しておるのでして、2億5,000万円とおっしゃったのはデイサービスセンターのみでございますので、これをセットて9年、10年に準備したいということで、8年度予算では240万円の基本設計ではなくて基本調査ということで予算計上いたしておることでございます。念のため申し添えておきたいと思います。
 続きまして、地域福祉サービスについてでございますが、福祉サービスを必要とする要援護者に対する援助は、行政が全面的に行うことは当面無理でございますので、おっしゃるように住民の身近な地域を基盤にした住民相互の助け合いによる福祉サービスの供給体制を整備する必要があると認識しておるところでございまして、この地域福祉を推進するために、平成2年度より市内14地区、事実上17地区を網羅するわけですが、保健福祉医療関係者等で構成される地域総合福祉活動グループを設置して、地域住民のニーズの把握や援助活動等サービス提供のためのネットワークの形成に努めているところでございます。地区により組織構成、リーダーの存在、あるいはサービスメニューの作成など、ある程度内容に格差があるのは事実でございます。今後におきましては、行政と社会福祉協議会をはじめ、ボランティアグループなど関係団体と連携をしながら活動を促進し、内容の充実に努めるようお互いに努力をしていきたいと考えておるところでございます。
 それから、3点目は、ホームヘルパーの活動と処遇身分の問題でございます。
 新たな介護保険制度の中では、24時間ヘルプサービスというものが出てきておるわけでございますが、現在当市におきましては、常勤ヘルパー16名、登録ヘルパー15名体制で、需要にできるだけ迅速に対応するよう努力いたしておるわけでございますが、運用実態から言いますと、ある程度時間的には弾力的な運用で、常勤ヘルパーあるいは場合によっては登録ヘルパーが時間外にも対応するという体制をしいておるわけでございます。かゆいところへ手が届くまでには至っておりませんけれども、今後漸次増員計画を進めるとともに、時間外体制をどのようにすればいいか、この後検討を深めてまいりたいと考えることでございます。
 なお、身分あるいは雇用条件等につきましては、現在おっしゃるとおり3年契約を更新しながら進めておるわけでございまして、今までのところ途中おやめになったヘルパーさんはいらっしゃらないわけでございますし、待遇面におきましても、市の職員の給与表等に準じて的確に処遇しておるつもりでございます。
 続きまして、障害者プランのことでございますが、国におきましては平成8年度から14年度までの7カ年計画で、関係省庁の施策を横断的に盛り込んだものとしてプランニングをするということでございます。この障害者プランにつきましては、大変広範囲にわたっておりまして、国が取り組むべきこと、県が取り組む、または方向を示すべきもの等がございまして、富山県においては8年度中に計画を策定する予定と聞いておるわけであります。
 当市におきまして、例えば障害者プランで示されているテーマについて1、2申し上げますと、1つは、「地域でともに生活するために」のテーマでは、その内容として盛り込まれているうち、当市におきましては、精神障害者の社会福祉施設として「ワークハウスとなみ」を社会福祉法人としては県下で初めて設置をし、間もなく完成の予定でございます。
 また、介護サービスにつきましても、高齢者にあわせて要請に基づき対応する体制をとっております。
 それから、2つ目としては、「バリアフリー化を促進するために」というテーマがあるわけでございますが、これは市営住宅とかチューリップ公園、福祉作業所、図書館など公共施設の障害者対応として、物理的な障壁の除去をすること、すなわちバリアフリー化を進めるということでございますが、漸次このことについても取り組んでまいったところでございます。
 もう1点は、生活の質、いわゆる「QOLの向上を目指して」というテーマにつきましては、障害者の協会の皆さんを中心にしたコミュニケーション、文化活動等、自己表現や社会参加のためのボランティアグループと協力しながら取り組んでおることなどでございます。
 これらは、障害者プランに示された一部でございますが、今後も引き続き組織的、体系的に障害者施策が展開できるような体制の整備や内容の充実に努めてまいりたいと考えるところでございます。
 あわせてハートビル法の関連で、福祉のまちづくり的な事業の再導入ということでございますが、かねて平成5年度から3カ年間にわたりまして、各種公共施設の障害者対応整備をしてまいったところでございますが、ハートビル法の趣旨にのっとりまして今後計画されるものにつきましては、法の趣旨に沿うように呼びかけをしてまいりたいと考えるところでございます。
 続きまして、環境施策の推進でございます。
 エコロジー的な思想でということでございますが、県におきましては、国の環境基本法の理念を受けて、環境基本条例が制定されたところでございます。1つは、大気、水、土壌などの自然的要素の保全。2つ目としては、生物と自然環境の社会的条件に応じた体系的保全。3つには、人と自然が触れ合う潤いと安らぎのある快適な環境の創造。4つ目といたしましては、環境への負荷の低減された社会の構築を基本方針としておるわけでございます。大変高邁な理想を掲げておるところでございまして、県の策定を見ながら、長期的な視野に立って、当市としても環境施策の推進について努力してまりいたと考えるところでございます。
 最後に、事業系ごみの減量化対策でございますが、確かに事業系ごみの量は増加をいたしております。その要因といたしましては、人口増に伴うこと、あるいはそれに関連する事業所の増加が著しいことでございます。ちなみに、調査によりますと、平成5年では、事業系ごみ収集事業所は55カ所でございましたけれども、平成7年度中には146件、約3倍程度になっておるところでございます。
 なお、可燃中のごみのうち事業系ごみでは44%と、全体の約半数近く、確かに事業系ごみの量は割合としては多いわけでございます。今申しましたように、過去2カ年、新規の進出事業所が当市は大幅に伸びておること。それから、指定袋制の関連から、従来、中小商店等におきまして一般家庭用で排出されたいたものを事業系の袋に移行指導したことによって、事業系ごみの割合が総体的に増加したという結果でございます。
 なお、その事業系ごみの内容を調査しましたところ、新聞、雑誌、段ボール等はきれいに分別して収集され、リサイクル用へ回ってございますし、資源ごみと言われる缶、びんについても分別収集が徹底をいたしておりまして、総じてリサイクルできる有価物の分別状況は適正に実施されているおるわけでございます。
 したがって、事業系から排出されるごみの減量化は大変難しい。と申しますのは、主として水分を多く含む塵芥類などでございます。このことの減量化も含めるということにつきましては、事業活動の縮小や過度な負担を強いることが懸念されるわけでございまして、ともあれ放置することなく、今後は塵芥類の大量排出者に対しては、堆肥製造施設など減量化対策を含めた減量計画の提出を求めること、あるいは小規模事業者に対しましては、コンポスト化、簡易焼却炉による減量の努力をお願いしてまいりたいと。このことなどを通じて、事業系一般ごみの減量化対策を進めていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 環境予算のうち個人住宅への太陽光発電システムの普及促進に関してお答えいたします。
 地球環境問題の一環としまして、地球にやさしいエネルギーとしまして太陽光の利用が打ち出されまして、現在、電力会社や電力メーカーなどが太陽光発電の開発研究を進めておりまして、一部実用化されているものもございます。しかしながら、その設備の規模が大きいこと、あるいは耐久性、そしてコスト面、これには設備そのものに加えまして、住宅の構造を直したり、あるいはランニングコストなどのことがありますが、このコストの面でもかなりの経費を要することなどが課題となっております。
 一方、国おきましても、先ほどお話がございましたが、平成6年度から、モニターへの助成制度によりまして、住宅用太陽光発電システムの普及とデータの把握を進めております。
 これに対する全国からのこれまでの応募は約6,500件でございますが、このうちの約1%が富山県からの応募となっております。市といたしましては、これら国や民間技術の開発状況等、あるいはまた市民のニーズ、県そして他市町村等の動向を見極めまして、今後の課題として考えてまいりたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 水道部長 福田正治君。
  〔水道部長 福田正治君 登壇〕

◯水道部長(福田君) 前田議員さんの質問にお答えいたします。
 水道事業の企業債残高のピークは、昭和59年度の23億6,300万円でありました。これは第7次拡張で、約18億円の起債があったものであります。その後減少しておりますが、平成7年度では1億円の企業債、8年度予算では8,000万円を発行する予定ですが、それ以後、総合計画では毎年9,000万円の発行となっております。したがいまして、平成12年の残高は20億4,900万円となり、ピーク時より3億1,400万円の減少となっております。
 償還のピークにつきましては、長期になることから、年利を4.5%で引き続き9,000万円を発行したと計算しますと、平成16年度に元金1億7,200万円、利子1億円で、元利合計2億7,200万円となります。8年度の元利償還額が2億4,300万円でありますので、2,900万円ほどの増になる見込みであります。
 しかしながら、災害あるいは大規模な改修がなければ、平成20年度には元利償還が1億7,000万円程度、22年以後につきましては1億5,000万円程度で推移できる計画で総合計画を作成したつもりであります。
 いずれにしましても、平成8年度では一般会計より8,100万円余り増えておりますので、これをなくする意味でも、当年度の元金償還額より起債を少なく発行する企業努力が必要と考えております。
 以上であります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 桂 政樹君。
  〔病院事務局長 桂 政樹君 登壇〕

◯病院事務局長(桂君) 前田議員さんの御質問にお答えします。
 まず、企業債の残高見込みでございますが、病院事業においてこのたび策定をいたしております将来構想で想定されております増改築計画を仮に予定どおり施行した場合の12年度末までの起債の残高見込みでございますが、このたびの構想にある事業費は全くの概数でありまして、今後の計画段階における事業費の精査、融資条件の動向、補助金の対応、もう一つは、改築に伴いまして一部解体を予定しているわけですが、この解体に伴います一時的な償還という問題も出てまいります。これがまだ検討でございまして、どこまでどういうふうに解体するかというのはまだ定かでございませんので、非常に不透明ではございますが、どっちかといいますと厳しい条件のもとで、あくまでひとつの仮試算で算定してみたわけでございますが、もう1点は、通常の医療機械の更新等の起債もございます。そんなものを織り混ぜて考えてみますと、12年度末で残高見込みは約110億という試算を一応してみました。
 次に、マスタープラン事業費の年割額と起債の見通しでございますが、年割額につきましては、先般お示しをしましたわけでございますが、一応8年度で1億、9年度で9,000万、10年度で29億7,000万、11年度で17億1,300万、12年度で36億2,700万、13年度で10億1,300万、14年度で9,000万、合計が96億400万ということを今概算ではじいたわけでありますが、このうちの起債見込みにつきましては、これも先ほど申しましたとおり、不透明ながらも一つの仮の数字でございますが、約80億を見込んでみました。補助金につきましても、これもまだ非常に不透明でございまして、補助対象の目玉に考えております地域救命センターにつきましてもまだ内容が不確実でございますが、他の病院等の例をもとに、推測でございますが、7億円近くまでは期待できないかなというふうに思っております。やはり病院事業というのは、あくまで起債事業が中心だということが基本になっております。
 それから、次に企業債償還のピークとか償還額の見込みでございます。これもあくまで推測でございますが、まずその融資条件でありますが、今月中旬までのものは3.15でございます。ですから、今年度のものは一応3.15で借りるのですが、しかし、長期計画の算定に当たっては、これではちょっと低すぎるのではないか。そろそろ上がりそうな雰囲気もございますので、これを仮に5%と──5%というのは特段の根拠はないんですが、かつて7%、8%という時代もあったものですから、ちょうど真ん中ぐらいの5%と一応想定をしまして試算をしてみますと、元利償還のピークは平成16年度、償還額は約11億円という数字が出てまいります。これも、先ほど申しました、いろんな条件でまだ相当の流動性があるということを御理解をいただきたいと思います。
 なお、この償還額の3分の2が、一応繰り出し基準によります対象となるわけでありまして、当然これは交付税措置の対象にもなるというものでございます。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 前田議員。

◯14番(前田君) 民生部長から福祉関連の答弁がございました。今デイサービスは2カ月に5回という利用の実態で、この総合計画修正計画の最終年度になってようやく利用できるというときのニーズはどうなっているか。とても3カ所で週2回御利用いただけるという本来の事業の目標は絶対に達成はできない。したがって、これは総合計画の期間の間に4つ目も建設して利用いただけると、ここまでのめどが立たなければ何にもならない。したがって、老人保健福祉計画全体の中で、当然これは見直しをすると、こういう明確な当局の答弁がなかったら、目標量はあくまでも目標だと、こういう話になるわけです。市民と約束するのは、やっぱりサービスの質、週2回利用、ここまでもっていきますと明確に、民生部をあずかっておる責任者として答えてもらいたいということで、もう1回……。その辺、大変あいまいな答弁で、何か3つ目のを2年に分けてということを言っているのではなくて、約束したとおり週2回体制までこの計画期間にもっていく気があるのかないのか、ここを明確にしてもらいたい。
 以上です。

◯議長(平木君) 岡部市長。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) ゴールドプランというのは1つの目標でございまして、私どもが立てたゴールドプランを、いつの間にか厚生省は、何か新ゴールドプランといって、また目標を上げているわけです。ですから、これは1つの目標としてはあるわけでございますけれども、今の11年までに週2回は、今のところはちょっと無理だというふうに思っております。週1回にはなると思いますけれども、週2回までは今の状態では無理ではないかと、こんなふうに思っております。

◯議長(平木君) 以上で通告による質問並びに質疑は終わりました。
 他に質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 質疑なしと認めます。
 これをもって市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

◯議長(平木君) ただいま議題となっております議案第1号から議案第34号及び報告第1号につきましては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(平木君) 次に、日程第2 食料・農業・農村基本法の制定に関する請願外4件の請願は、お手元に配付してあります請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(平木君) 以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。3月13日から15日まで及び18日の4日間は、委員会審査等のためそれぞれ休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、3月13日から15日まで及び18日の4日間は、休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は、3月19日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。
 午後 3時14分 閉議



平成8年3月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成8年3月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 議案第28号から議案第34号まで、平成7年度富山県砺波市一般会計補正
     予算(第6号)外6件
     (提案理由説明)
  第2 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第34号まで、平成8年
     度富山県砺波市一般会計予算外33件及び報告第1号 専決処分の承認を求
     めることについて
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月11日  午前10時03分  開議
   3月11日  午後 2時50分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 石 田 隆 紀 君     2番 藤 井 外志男 君
   3番 高 田 隼 水 君     4番 村 中 昭 二 君
   5番 南 本 友 一 君     6番 堀 田 信 一 君
   7番 河 原   誠 君     8番 山 岸 銀 七 君
   9番 西 尾 英 宣 君    10番 宮 木 文 夫 君
  11番 柴 田 豊 明 君    12番 中 西 宏 一 君
  13番 金 堂 久 哉 君    14番 前 田 喜代志 君
  15番 平 木 弥 吉 君    16番 林     紘 君
  17番 吉 澤 邦 麿 君    18番 松 本 恒 美 君
  19番 梶 谷 公 美 君    20番 大 橋 利 則 君
  21番 上 田 政 雄 君    22番 古 井   晃 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

 収入役  安 念 鉄 夫 君    総務部長 柳 原 和 夫 君

                   産業建設
 民生部長 中 島 和之進 君    部  長 福 島 敏 夫 君

                   企画調整
 水道部長 福 田 正 治 君    室  長 堀   秋 博 君

 総務課長 老   寿 一 君    財政課長 津 田 俊 祐 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 古 井 勝 久 君    課  長 紫 藤 健 一 君

 上水道
 課  長 宮 井   正 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  桃 井 千 秋 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

 監  査              消防本部
 事務局長 坪 本 正 樹 君    消防長  村 井 宗 之 君

 消防本部
 次  長 安 念 政 満 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 太 田 勇 二      主  幹 貝 淵 文 夫

 調査係長 川 原 国 昭



平成8年3月定例会(第2号) 本文 

会議の経過
 午前10時03分 開議

◯議長(平木君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 議案第28号から議案第34号まで、平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)ほか6件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) ただいま追加提案いたしました議案について御説明申し上げます。
 議案第28号議案第34号までは、一般会計、特別会計及び企業会計補正予算であります。
 補正予算規模は、一般会計9,690万円、特別会計2,921万円、企業会計6,343万円となっております。
 まず、一般会計におきましては、歳出補正のうち主なものは、
  東部保育所整備費                  501万4,000円
  国保事業会計繰出金               3,836万5,000円
  先進的農業生産総合推進対策事業費          900万0,000円
  畜産環境改善対策事業費             2,608万5,000円
  市道改良事業費                 2,035万0,000円
  県道改良舗装新設事業費負担金          3,429万9,000円
  道路交通安全施設整備事業費             515万5,000円
  中神三島町線築造事業費負担金          1,575万0,000円
などであり、精査の上所要の経費を計上しております。
 これらの財源といたしましては、
  地方交付税                   4,876万8,000円
  国庫支出金                   1,177万0,000円
  県支出金                    1,378万0,000円
  財産収入                    1,260万7,000円
  市  債                    1,030万0,000円
などを充当することにいたしております。
 このほか、繰越明許費につきましては、市道改良事業、土地区画整理事業等について年度内完了が困難でありますので、関係機関と協議の上、翌年度に繰り越して執行するものであります。
 債務負担行為につきましては、社会福祉法人セーナー苑改築整備事業費元金償還補助を追加するものです。また、地方債につきましては、事業内容の変更等により限度額を増額しようとするものであります。
 特別会計におきましては、砺波市国民健康保険事業特別会計など4会計について所要の補正を行うものであります。
 砺波市国民健康保険事業特別会計につきましては、保険給付費等を増額し、老人保健拠出金を減額するものであります。これらの財源として一般会計繰入金、繰越金等を増額し、基金繰入金を減額するものであります。
 砺波市老人保健医療事業特別会計につきましては、医療諸費を増額し、この財源として支払基金交付金を充てるものであります。
 砺波市下水道事業特別会計につきましては、財政調整基金積立金を増額し、下水道事業費を減額するものであります。これらの財源として、負担金、諸収入等を増額する一方、一般会計繰入金、市債を減額するものであります。
 砺波市農業集落排水事業特別会計につきましては、財政調整基金積立金、般若地区の事業費を増額し、東般若地区の事業完了により事業費を減額するものであります。これらの財源として、国庫支出金、県支出金、諸収入を増額し、分担金、一般会計繰入金などを減額するものであります。
 また、企業会計におきましては、水道事業会計及び病院事業会計について所要の補正を行うものであります。
 水道事業の収益的収支につきましては、受託工事にかかる経費を増額するものであり、資本的収支については、配水設備改良費の工事請負費を精査の上、減額するものであります。
 病院事務会計については、収益的支出のうち診療材料費の薬品費において不足する分を医業収益で充てるものであります。また、資本的収入においては、国庫補助金が確定しましたので、増額補正するものであります。
 以上をもちまして、本日追加提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。
 以上であります。

◯議長(平木君) この際暫時休憩いたします。
 午前10時08分 休憩

 午前10時49分 再開

◯議長(平木君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 日程第2 市政一般に対する質問並びに議案第1号から議案第34号まで、平成8年度富山県砺波市一般会計補正予算ほか33件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びにただいま議題となっています案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 18番 松本恒美君。
  〔18番 松本恒美君 登壇〕

◯18番(松本君) 私は、自由民主党砺波市議会議員会を代表いたしまして、本定例会に提出されました平成8年度富山県砺波市一般会計予算案をはじめとして、諸議案並びに当面する諸問題について、質問と要望並びに若干の所感を申し述べさせていただきます。
 まず、今任期の最後を飾る代表質問の場を、この私に与えていただきました自民会の諸先輩並びに同僚議員に深く感謝の意を申し上げます。
 質問に先立ち、一言申し上げたいと存じます。
 市長さんにおかれましては、今月初めまでの約2カ月間にわたり長期入院をなされ、検査、加療に当たられたのであり、私どもは市政に大切な時期に当たり大変心配をいたすとともに、お見舞いを申し上げておったのでございますが、今定例会開催に当たり以前と変わらぬお元気な姿をお見せいただき、安堵いたしております。
 私ども自民会は、多くの市民の皆さんとともに御回復を心よりお喜びを申し上げます。
 まだまだ気候が不安定で、また年度末の執務多忙期を迎えた中、今後砺波市が全国に注目される緑化フェアなどの各イベントの開催も続いております。
 大変お忙しいお体かと存じますが、今後ともくれぐれも御健康に御留意をいただき、御活躍されますようお願いを申し上げます。
 さて、今年こそ平穏な年であることを願っていた矢先の先月、北海道の豊浜トンネルで起きた岩盤崩落により、20名の尊い人命が奪われた事故が発生いたしました。亡くなられた方々には心から御冥福をお祈り申し上げます。
 とともに、定期的な公共構築物の安全点検が必要なことを思い知らされたのであります。当市におきましても、他山の石として抜かりのない適切な対応が望まれるものでございます。
 それでは、お許しをいただきましたものについて、以下通告順に市長さん並びに助役さんに質問をいたします。
 まず、平成8年度の予算編成について質問をいたします。
 国内経済はようやく個人消費、設備投資などが回復基調にあると報道されておりますが、過去何度か上昇傾向が、その折の急激な円高あるいは金融情勢などで一進一退を繰り返してきたことを思いますと、なお予断を許さない状況にあると考えます。
 その中、国においては多額の赤字国債を発行しながらも、平成8年度一般会計の規模75兆1,049億円、前年度対比5.8%の増、うち一般歳出43兆1,409億円、前年度対比2.4%増の予算案が今国会に提出されております。
 一方、地方財政の目安となる平成8年度の地方財政計画の規模は85兆2,800億円、前年度対比3.4%増の伸びを地方に示しております。
 また、富山県の一般会計当初予算案は、県税の伸びが0.1%増しか期待できない中で、苦心の予算編成の末、歳出総額約5,840億円、2.2%の伸びを確保しているところであります。
 このような中、当市の新年度予算案を見ますと、一般会計で153億8,800万円、前年度対比4.2%の増と、地方財政計画の目標値を確保していることが評価されます。また、特別会計66億1,850万円、1.9%の減、企業会計は支出ベースで114億9,260万円、2.6%の増と、合わせて334億9,910万円、前年度対比2.4%の増を計上されております。
 内容面でも新規政策、新規事業に対する取り組みあるいは前年度よりの継続事業など修正された第6次砺波市総合計画に基づき、積極的かつ苦心の取り組みをなされたものと敬意を表するものであります。
 また、我が自民会が昨年12月に、新年度予算に対する重要要望事項の申し入れをいたしましたが、予算案においては、これらの要望を十分組み入れた内容となっておりますことを高く評価するものであります。
 ここで、岡部市長さんには、市勢発展に向けた積極姿勢が伺われますが、限りある財源をどのような考えのもとに重点配分をなされたのかお伺いをいたします。また、これらの執行に当たっての基本方針も承りたいと存じます。
 次に、新年度予算案から2、3点質問をいたしたいと存じます。
 まず、市税収入の見積もりについてお伺いします。
 市税収入、とりわけ市民税並びに固定資産税は貴重な自主財源として、また、歳入に占めるウェイトも高く、この財源の安定的な確保は重要な関心事であります。これらを中心とした市税収入の見積もりの根拠について概要をお伺いします。
 特に固定資産税について申し述べさせていただきますならば、新年度の税率改定で約3,300万円、また、地方税法の負担調整率の緩和で約1,300万円の減収効果が出ているとのことですが、家屋の新築等で約1億8,000万円程度の増収があり、カバーされたとのことであります。市税に占める固定資産税のウェイトの高さ、また、景気に左右されない安定した税目として、今後の税収の推移が関心事となるかと思います。
 新年度から平成9年度の評価替えも準備に入られるとのことですが、わかる範囲の見込みについてお伺いをいたします。
 次に、市債及び公債費に対する考え方についてお伺いいたします。
 私は、今回の予算案を拝見しましたときに、目に入ったこととして、市債残高が平成8年度末には一般会計当初予算案を超し、157億円余りの見込みとなっていることであります。特に意味のある指標ではありませんが、一つの感慨があります。
 また、当初予算案の市債依存度も14.1%となっております。これについては、地域間のまちづくり競争の中での地総債の活用、あるいは国の財源難に伴う補助金から起債措置への振り替えなど、地方自治体にとってやむを得ない環境下にある結果であるとも認識しております。
 しかし、これからの償還に当たっては、銀行債など償還期間の短いものが一度に償還に入ってくるわけであり、公債費比率、公債費制限比率の今後の推移、ピークは何年ごろと計算されているのか、市債残高はどれくらいの額をピークと考えられているのか。現時点での総合計画を踏まえ見込みをお伺いいたします。
 また、総合計画修正計画に基づき、必要な事業推進を図らなければならないことは当然でありますが、高齢化、情報化あるいは活性化をキーワードに、いわゆるハードからソフトへ、時代のニーズに沿った事業内容の転換が図られなければならないと存じます。新年度はその第一歩かと存じますが、今後総合計画修正計画に基づく大きな起債事業として、どのようなものを予定されているのか、あわせてお伺いします。
 2番目に、地方分権と行政改革の推進についてお伺いいたします。
 昨年7月に地方分権推進法が施行され、今総理府の地方分権推進委員会において、中間報告の取りまとめがなされているところでありますが、国民が真に豊かさを実感できる社会を実現するため、地方分権の必要性は万人の認めるところであります。
 砺波市におきましても、住民の意思に根ざした地方分権の推進に積極的に取り組むこととしていますが、権限移譲、機能分担の見直しなど、国、県の対応も聞きながら、どのような方向に向け対処されているのかをお伺いいたします。
 また、平成8年度県からの権限移譲には、どのようなものがあるのかお伺いいたします。
 また、一方で、地方分権を着実に推進していくためには、それを受け入れる自治体での人材の育成が重要なポイントであり、かつ行政組織の見直しを積極的に推進して、簡素で効率的かつ機動的な行政体制を整備して、これを受けていかなければならないものと思います。
 今回の当初予算案では、物件費が18%、補助費が19%と著しい伸びを見せているところは、若干気になるところでございます。高齢化の進行、インターネットをはじめとした高度情報化、そして低成長下における経済環境の中、旧態とした組織では対応できなくなる恐れがあると感じております。このような認識を踏まえ、多様化する市民ニーズにこたえていくため、新たな行政改革大綱の策定とその着実な実施が望まれると考えております。この問題も今後どのような方向で進められようとしているのか、御意見をお伺いいたします。
 3番目に、総合病院の増改築計画についてお伺いします。
 総合病院の増改築計画につきましては、さきの12月議会におきまして、吉澤議員がその計画の概要を質問したところであり、その折には荒川院長さんよりその概略と大型投資に対する決意のほどを伺ったのであり、私は、砺波地域の中核病院として大いなる挑戦に敬意を表するところであります。
 また、このあと、中西議員より福祉、保健との連携など政策的な側面から質問をすることになっておりますので、私のほうからは、平成8年度病院事業会計に増改築に関する第一歩の予算が計上された状況を踏まえ、これは一般会計も負担を伴う大事業ともなりますので、病院開設者の市長の立場として、財政的な面も踏まえ、増改築計画に対する決意と、建設に当たり市民各層からの意見を聞く組織をつくる考えがあるのかを、あわせてお考えをお伺いいたします。
 次に、防災対策についてお伺いいたします。
 昨年の阪神・淡路大震災は、近代的な都市と言われる神戸市に大被害を与え、近代社会に対する過信への警鐘と危機管理の問題点を強く提起したところでありました。特に自然災害はいつどこで発生するのかわからず、災害は忘れたころにやってくると言われております。尊い生命と財産の安全を確保する対応を怠らないことが、地方自治体の基本的な責務であることを改めて痛感いたしているところであります。
 この中、今定例会に砺波市災害対策本部条例の一部改正が提案されております。当市において、災害対策本部の強化による危機管理、初動体制の確立や情報伝達体制の整備、そして市内の各地ごとのきめ細やかな対応など、どのように取り組んで計画を作成されようとしているのか。そして今回一部予算化されておりますが、災害発生時の対応における基幹施設となる公共施設の耐震調査をどのように計画的に実施されていくのか、そしてその結果をどのように生かされるのかをあわせてお伺いいたします。
 また、この秋には、砺波市において県の防災訓練が実施される予定であります。防災訓練は有事の際に、計画どおり的確な対応や行動がとられるのかの実践訓練であり、また、市民の防災意識を高めるため極めて有意義なものと考えます。
 砺波地域ならではの広域的な訓練の実施など、この訓練への取り組みについての県との協議などをお伺いするものであります。
 次いで、大災害に対する備えに関連しておりますが、消防広域化の現状についてお伺いいたします。
 国では、常備消防の広域化推進を図る方針を設定し、平成7年3月に全国で8県14カ所の広域地域を指定し、県内でも富山、砺波の広域圏の2カ所が指定をされております。その後、砺波の広域単位におきましては、関係市町村担当部署において、広域的な消防力や人事管理あるいは財政的な措置などの問題について、具体的な検討が進められていると存じます。
 最近、県では消防防災ヘリコプターも導入され、人的分担も求められていると聞いております。当初の計画どおりに進められるのか、その見通しについて現段階の進捗状況を踏まえ御答弁をお願いいたします。
 次に、国道359号線のバイパス事業の進捗についてお伺いいたします。
 このバイパス事業は国道156号線より東側の着工が長らく待ち望まれていたものでございますが、最近ようやく地元説明が行われるなど、本格的な着工に向け準備段階に入ってきたことはまことに喜ばしい限りであります。関係当局の御努力に感謝を申し上げたいと思います。
 しかしながら、この路線は御存じのように、あと5年と迫った2000年国体のメーン会場である砺波総合運動公園、(仮称)西部総合体育館などと、砺波市街地あるいは富山市を結ぶアクセス道路として重要な意味合いを持っているのであります。また、庄川両岸に設定された工場団地のアクセス路線ともなりますので、このバイパス整備にあわせて主要接続路線の整備があれば、一層価値の高い路線となると存じます。本格的な整備の局面に入って、どのような計画で進めるのか、県との協議をお伺いいたします。
 最後に、このバイパス整備に関連して、畜産環境改善対策事業の進捗についてお伺いいたします。
 大辻地内で実施を予定されておりますこの事業につきましては、関係者の間で熱心に協議が続けられていると伺っております。周辺地域との共生を図る上で、生活環境を直接的に著しく改善するためには、排水処理、浄化施設の改善が急務と考えられますが、これについて地元で納得のいく話し合いを図るべきであります。
 特に、公害が取り沙汰される施設では、関係地域との公害防止協定の締結、昨年末に提案されました関係地域及び関係機関による監視機関の設置が急がれるわけであります。どうか関係地域及び畜産経営者との調整を早期にお願いをするものでございます。
 予算に計上された上は、速やかな進捗を図る決意のほどを助役さんにお聞きしたいと存じます。
 以上で質問事項を終了しますが、我々議員は、今回多くの仲間が4年に一度の市民の審判を仰ぐこととなります。我が自民会といたしましても、今定例会が一つの区切りとなるわけでありますが、さらに組織の充実と研鑽を図りつつ、発展を続ける砺波市の活力をさらに高め、市民の福祉の向上を図ることを大目標に、これからも岡部市長さんと相携え一層精進してまいることをお誓い申し上げ、自民会を代表しての質問といたします。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 自民会を代表しての松本議員さんの質問にお答えいたしたいと思います。
 まず最初に、私に対しまして温かいお言葉を賜りまして、まことにありがとうございました。今後は健康に十分留意をいたしまして、任務を達成するように努力をいたしていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
 体調もまだ十分でありませんので、長い答弁につきましてはお許しをいただきまして、座ってやらせていただくことをお願いいたしたいと思います。
 最初に、北海道の災害等に言及されたわけでございますが、私も病院におりまして、逐一テレビ等でその状況を見ておったのでございますが、わずか数秒の違いでああした災害に遭われた皆様方に対しましては、私なども過去にはそんなような経験を経ておる関係もありまして、まことに痛わしいことであろうと考えておりまして、心から御冥福をお祈りいたしたいと思っている次第でございます。市といたしましても、そのような災害の起こらないように要所要所の点検をして十分に対応していかなければならないと思っている次第でございます。
 次に、予算に関する質問でございますが、まず、予算編成の基本的な方針につきましては、先日も提案理由の説明でも申し上げましたが、国の地方財政計画、また市の総合計画の後期修正計画の第1年度に当たるわけでございまして、21世紀に向けて市民の皆さんが希望に満ちて、幸せに暮らすことができる基盤づくりをしていかなければならないということで、その基本的な考えといたしましては、かねて申しておりますような花と緑の活力に満ちたまちづくりを積極的に推進してまいりたいと、こんなふうに思っております。
 特に全国緑化フェアが開催されるわけでございますので、これに対しましては、積極的に対応をいたしていきたいと思っておるわけでありまして、チューリップ四季彩館の開館でありますとか、あるいは継続事業であります美術館の建設事業あるいは道路整備、あるいは下水道などの社会資本の充実にも積極的に対応いたしていこうと、また産業の振興や住宅、福祉、医療の充実のための保健、医療、福祉の連携をきちんとやっていこうと。あるいはまた出町の幼稚園、保育所の増築などそうした文教的な施設、あるいは幼児教育施設につきましても、この中に組み込んだ次第でございます。
 また、2000年国体の準備体制も確立していきたいと、このように考えておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、非常に財政の厳しい時代でありますので、義務的経費につきましては、厳しく見直しを行いまして、経費の削減に努めたところであります。また経常経費につきましても、事業効果を細部にわたって検討して、最小の経費で最大の業績効果が上がるよう努力をしたわけでございます。
 また、行政改革を進めるとともに、財源の効率的な配分を行いまして、節度のある財政運営に努めてまいりたいと思っているわけでございます。
 次に、税収に対する御質問でございますが、国の政策でありますとか、社会経済環境等を勘案の上、見積もったところでございまして、主な税目につきまして申し上げたいと思います。
 まず、個人市民税につきましては、構成費が80%を占めております給与所得の伸びを労働省等の数値を参考にいたしまして、昨年度比3%アップと見込んでおります。続いて、この構成費7.3%のその他の諸所得では、年金受給者の増加に加えまして年金の改定率5%やスライド率0.7%を考慮いたしまして、対前年度比10%の伸びを見込んだわけであります。また、人口増に伴いまして、納税義務者を対前年比850人程度の増と見込んでおるわけであります。
 一方、8年度の税制改正によりまして、前年度と同規模の特別減税が実施される予定であります。また、あわせて均等割額の引き上げも予想されておるわけであります。これらを相殺いたしまして、前年度比8.6%、金額にいたしまして1億2,872万円増の16億2,599万8,000円と見込んだわけでございまして、そうした減税措置でありますとか、均等割額を差し引きまして、それだけの増収があると見込んでおるわけであります。
 次に、法人市民税でありますが、長引く不況から完全にまだ脱却しておりませんが、ほぼ回復基調にあるというふうに見ているわけであります。また、大口法人の進出がありまして、これは工場誘致その他によるものでありまして、前年対比9.5%、金額では3,600万円増の4億1,431万円を見込んだのであります。
 次に、固定資産税でありますけれども、大型店の進出でありますとか、あるいは工場誘致あるいは増設ということが、比較的砺波市内におきましては、不況の折にもかかわりませず各工場ではいろいろ増設をしておる工場もありまして、また一方におきましては、住宅が増えるというようなこと等もありまして、これは堅調に推移をいたしておるということであります。しかしながら、一方におきましては、固定資産の減税措置も昨年12月の議会で議決をいただきましてやりますので、これによります減収は3,300万円と見込んでおります。
 それから、税制改正による負担調整費の圧縮によりまして、1,300万円の減収と、合わせて4,600万円の減収となります。しかしながら、先ほど申しましたような増収等もありまして、差し引きいたしまして、前年度比7.8%、金額にして1億8,197万1,000円増の25億1,297万7,000円と見込んだわけであります。
 以上、主要な税目について申し上げましたが、総額では前年対比7.6%、金額にいたしますと3億7,261万5,000円増の48億5,426万5,000円と見込んだところであります。
 なお、当市の税収入の状況につきましては、先ほど申しましたような人口の増あるいは工場団地への企業の新規参入に加え、民間活力にも支えられまして、基幹税目であります市民税、固定資産税ともにここ数年は好調に推移をいたしております。この好調は今後まだ数年間は続くのではないかというふうに見込んでおるわけであります。したがいまして、平成8年度におきましては、地方財政計画の伸び率の1.2%を大きく上回る状況となっておるわけであります。
 次に、平成9年度の固定資産の評価替えについては、どうするかということでございますが、国レベルにおきましては、土地税制の改正につきまして、いろいろ論議をされておるところでありますが、固定資産につきましては、現在のところ平成6年度と同じような基本的な方針で実施されるのではないかというふうに思っておる次第でございます。今後ともこの税源の涵養に努めてまいりまして、一方におきましては、市民生活の重税感を緩和するようにも配慮していきたいと、このように考えておるわけでございます。
 次に、起債の関係でございますが、起債も多いが公債費比率その他のことに関してどう考えるかということでございますが、平成8年度当初予算におきましては、まだ大型事業も残っておる関係もございまして、現在は8年度では市債残高157億1,000万円余りの見込みであります。このピークはいつごろかということでございますが、平成10年に約170億円余りになるのではないかと、こんなふうに思っておるわけでございます。そして起債の制限比率はどうなるかということになりますと、大体平成11年、12年ぐらいがピークになるのではないかと思いまして、15%ないし16%になると見込まれます。
 しかしながら、これらの起債の中には、いわゆる交付税づきの地総債が入っておるわけでございまして、約66億円あるわけでありますから、約半分が交付税で返ってくるというようなこと等になりますと、こうした制限率も若干下回ってくるということになるのではないかと思っておるわけでありますが、何にいたしましても、財政は非常に厳しい状況でありますので、できるだけ財源の涵養あるいはまた有利な起債を使って、今後いろいろなことを進めていくということを考えながらいかなければならんと思っておるわけであります。
 今後、起債として大きく考えられるのは何かということでございますが、今のところ第6次計画に基づきますものを検討いたしますと、南部福祉センターの建設事業、国体関連施設の整備事業あるいは温水プールの建設事業、出町文教ゾーンの整備等にあるのではないかと思っておりますが、出町文教ゾーンにつきましては、一般起債というふうに考えておりまして、これは25年間償還ぐらいの長いものになりますので、急激に大きな負担にはならないのではないかというふうに思っておるわけであります。
 それから、歳出のうちの物件費とか補助費の伸びが大きいのではないかということでありますが、この物件費につきましては、今年度からチューリップ四季彩館の開館に伴いまして、この管理運営委託費及びチューリップ公園を今度は財団に委託をしていくという形にいたしましたので、そうしたことで物件費用が昨年よりも上回ったのでございまして、特別内部的なものが上回ったわけではございません。
 それから、補助費につきましては、国の制度改正におきまして、新たに病院会計への追加の補助、繰出金増でありますとか、あるいは新生産調整事業補助金、いわゆる農業に対するとも補償法あたりが今まで農協へ直接いっておったのでありますけれども、今度は市を通して農協へ出すということ等になりましたので、補助費が前年よりも膨らんでおるというような状態でございます。
 次に、行政改革、地方分権等についての御質問でございます。
 国の地方分権推進委員会におきましては、今活発な議論が展開されておりまして、週に3回ぐらいの委員会が開かれておる。その速記録等も入手をいたしまして、いろいろ我々も勉強いたしておるわけでありまして、いろいろな問題が提起されておりまして、私どもの考えておりますことも、十分論議をされておるところでございます。
 しかしながら、一方におきましては、それに対しまして、各省庁はいろんな反論をいたしておるわけでありまして、今後どのような結論が出てくるのか、我々は関心を持ってこれをながめておるわけでございますが、私は、住民に直結する市でやれることは、やはり財源をつけて市のほうへおろしてもらうということが非常に大事ではないかというふうに思っているわけであります。
 例えば土地利用行政につきましても、2ヘクタール以下のものは市町村でやれるとか、道路行政にしますれば、市道に対しまして財源を含めて市に移譲するとか、県道、国道は県なり国でやってもらわなければならんわけでございますけれども、そのほかこれからだんだん膨れていかなければならない福祉、保健行政、こうしたものに対するものも、逐次地方自治体に移譲されてくると思うわけでございますけれども、そうした権限の移譲だけではなしに、やはりこれに財源を伴うものでなければならないと思っております。
 今、県のほうから移譲するぞと言ってきておりますものを見ますと、余り実利的でないようなものばかりたくさん並べておるというような状況でございまして、例えば皆さん方も初めてそんなことがあるのかとお気づきになると思いますが、1つは、家庭用品の販売業者に対する立入検査、あるいは消費者生活用品の販売業者に対する立入検査、電気用品販売業者に対する立入検査、ガス用品販売店に対する立入検査、あるいは墓地、納骨堂、火葬場の経営許可、精神薄弱者に対する用具の給付と貸与・動物の収容の許可、こんなようなものを4月から市へ移譲されますが、これはどうも仕事が増えるばかりで余り実のないものでございまして、これは県でありますけれども、そんなことを考えますと、国の移譲もあやしいなという考えを私は持つわけでございまして、しかし、この際に国自体の権限も、言われておりますような内政面におきましては、かなり大きく地方に財源をつけて移譲しないと、将来非常に国の負担が大きい行政組織ということになりまして、それこそ役人天下になっては困ると私は思っておるわけであります。
 一方、市におきます行政大綱の策定につきましては、まず昭和60年に大綱を定めまして、それに基づきましていろんな事務の改善をしてまいりました。庁内のOA化でありますとか、組織の改変でありますとか、窓口業務を一本化するとか、上下水道を一本化するとかというようないろいろなことをやってまいったわけでありますが、今回は国や県の指導もありますし、10年も経ちましたので、内部的にも今後を見据えてさらに事務改善あるいは行政改革をやっていかなければならないというふうに思っておるわけであります。
 また、これからはさらに情報化時代になってまいりますと、そうしたこと等を考えあわせまして、内部の行政事務もさらにコンピューター化といいましょうか、OA化を進めるというようなことで、要らない帳面は持たないというくらいまでにいくようにしていけばかなり簡素化されるし、また事務的にも能率的になるのではないかというふうに思っておるわけであります。
 また、先ほど申しましたような福祉、保健、医療の一体化というような組織替え等も必要になってくることでもありましょうし、内部的な組織も見直さなければならないのではないかと思っておるわけであります。
 高齢化対策、あるいは国際化の問題とかいろいろなことを踏まえまして、今後の内部行政の改革大綱を定めていきたいというふうに思っておるわけでございます。
 しかしながら、これにはやはり人材も必要でありますので、早速そうしたOA化にいたしましても、これを扱う人がおらないとなかなか効果がありませんので、そうした人材育成につきましても、十分配慮していきたいというふうに思っておる次第でございます。
 次に、総合病院の改築の問題でありますが、提案理由の説明の中でも申し上げたわけでございますが、御承知のとおりこの病院は砺波医療圏の中核病院であります。地域に開かれ、また地域住民に親しまれ信頼される病院ということを基本理念として、高度先進医療あるいは救急医療整備は大事なことでございます。これは第3次、2次半ぐらいの砺波広域圏内の救急医療センターを県の計画におきまして、指定をされておるわけでございます。あるいは在宅医療及び保健福祉の連携も今後さらに深めていかなければならない。そんなようなことなど病院機能を充実いたしまして、包括的医療体制の確立を目指さなければいけないと思っております。いずれにいたしましても、やっぱり市民にとりましては、特にこれから高齢化時代を迎えるというようなことなどを考えてまいりますと、安心して生活ができる、万一体に異常があれば病院へ行けば治療してもらえるという安心感を市民に持っていただくということが、一番基本的な大事な問題ではないかというふうに思っておるわけであります。
 しかしながら、今回こうした増改築計画を立てようといたしておりますのは、1つは、慢性的に病床が不足をいたしておる。なかなか入院をしようと思っても入れない。これは砺波圏全体の病床不足で今900床ぐらいになっているわけでございまして、そういうことにも原因しておりまして、慢性的に病床が不足をしておる。それから、36年とか43年ごろに新設された病棟がかなり老朽化いたしておるわけでありまして、生活環境に合わなくなってきている。あるいはまた病棟とか診療棟設備が高度医療の機能を果たせなくなってきておる。あるいは外来患者が最初500人と考えておったものが、1,000人以上にも増えまして、外来のスペースが手狭になってしまっております。そうしたことから患者のプライバシー保護の問題等も出てきておる。それから、先ほど申しましたような救急患者が増えてまいります。そのための救急施設の拡充が必要になってきたというような観点から、病院内部でもいろいろ検討し、また患者さんの意見も聞きました。また、今日まで医師会でありますとか、市内の方々、また広域的にも識者の意見も何回か聞いております。そうしたことあるいはまた専門のコンサルタントの意見も取り入れながら、将来を展望した増改築の構想段階でありまして、その作成をしてきたところであります。
 これから基本計画、実施計画になってくるわけでありますが、その段階におきましても、また皆さん方のいろんな御意見、議会の御意見等もお聞きしながら、これを進めていかなければならないと思っておるわけであります。
 私事で先ほど申しましたように、入院は2カ月ほどいたしておりましたが、全部見て回ったわけではございませんが、やはりああ古くなったなと感じたり、また何となく薄暗くて手狭だなという感じがありましたり、あるところによりましては、晩には暖房等の騒音もやかましいというところもあったりいたしまして、これは今後直していかなければいかんかなというような感じも持っておるわけでございますが、これは私の感じでございますから、私の感じでものをやるわけではございませんが、今後とも皆さん方の御意見を聞きながら進めていきたいと思っておるわけでございます。
 なお、どのような方法を考えておるのかということになりますが、これはちょっと先走ったようなことではございますが、やるといたしますと、今は構想でございますから、今後内容をさらに深く詰めまして、まずは最初に、病院は1日も休むことはできませんので、救命救急センターに付随する診療施設とか、あるいは病床を配置した高層建築をこの駐車場辺りで建てる。その後、そこへ収容するものは収容しながら、古いものをあちこち直していくというようなこと等になると思っておるわけであります。
 また、最近言われます新しい耐震基準には合わないところがかなりあるわけでございまして、これは大変我々も心配をいたしておりまして、万一の時にはこれは困るぞということも考えなければならないというふうに思っておるわけでございます。今後、2カ年ぐらいかかりまして、そうした計画を立てまして、そのあと実施をしていけばどうかと、このようなことを考えておりますが、今後とも皆様方の御意見を賜りたいと思っておる次第でございます。
 次に、災害に対する御質問でございます。
 まず、災害時の初動体制というのは非常に大事ではないかということでございます。私も阪神大震災でもありましたように、初動体制がなかなか整えられない。いわゆる緊急時における対応ができなかったということが、事を大きくした大きな原因ではないかというふうに思っておりますのと、もう1つは、情報がなかなかつかめなかったこと。後ほど総理大臣の話を聞きましても、私はあんなひどいものだとは思っていなかったと、こんなような状態でございまして、そうした情報収集、それから情報の伝達ということがこうした災害時には非常に大事な問題になってくるわけであります。
 そうしたためには、まずは災害対策本部というものをいち早くつくりまして、そこに早く対策本部組織をつくるということが大事でありますので、今回の計画の中でもそのようなことに留意をいたしておる次第であります。
 また、情報の収集、伝達につきましても、伝達方法を1つにしておきますと、その1つが潰れますと、あとはどうにもならなくなりますので、複数化しておく。有線もあれば無線もある。あるいは無線にもいろいろございます。また、市民の中にハムをやっている人たちにも協力をしていただきまして、何層にも情報の収集、伝達ができる方法を考える。あるいはまた大きな災害になれば、それぞれその地域から本部のほうへと連絡車を出しておいて、直ちに指示ができるというような体制もつくる必要があるのではないかというふうなことなども大事であると思っております。
 次に、この活動をするための組織づくりをして、早く動かすことが必要であろうと思いますし、また物資の輸送なども総合的にやる必要があるわけでございます。あるいはまた避難場所を早く定めてそこへ避難をしてもらうとか、いろんなことがありますが、そうしたことにつきまして、今回の災害の計画を進めてきたわけであります。
 そういうことで、今後はそうした計画に基づきまして、やはり平素の訓練ということも非常に大事でございまして、平素からそうしたことを想定しながら訓練をしていくということが非常に大事ではないかと思っておるわけでございます。
 この修正計画に当たりましては、庁内でワーキンググループ等をつくりまして、いろいろ検討したり、あるいは市民の代表の皆様からも意見を聞くための市民懇話会を組織をいたしましたり、いろんなことをやりながら、県のほうからもいろんな意見も聞いたりいたしまして、修正計画を定めてきたわけでございます。
 次に、これに関連するものでございますが、広域消防の指定はその後どうなっているかということでございますが、広域消防は昨年の3月にモデル地区としての指定を受けたわけでございます。その後広域圏内におきましても検討いたしまして、まず広域圏内の事務担当課長会議を開きまして、そしてさらに専門的なプロジェクトチームをつくるということにいたしまして、プロジェクトチームを昨年の後半につくりまして、何回かこの検討をいたしております。消防の組織、人事管理の推進でありますとか、あるいは財政、財産処理等そうしたものをプロジェクトチームで検討をいたしておるわけでございまして、これは各市町村からそれぞれ委員を出して検討をいたしております。
 まだ、最終的な案にはなっておらないわけであります。県では全県一緒にやりたいというような考えでありますが、ほかの圏域ではまだそうしたモデル地域に指定をされておらないところもあったりいたしまして、ちょっとちぐはぐいたしておるわけでございますが、この地区におきましては、そういうことで具体的なものを進めておるわけでございます。
 今後そうしたプロジェクトチームの中間報告等が受けられれば、そうしたものも踏まえて広域圏内での会議を進めていきたいと思っておるわけでございますが、それにつきましても議会の皆さんの御意見でありますとか、いろいろな関係の専門の方々の御意見も賜らなければならないと思っておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、前にも申しましたように、これはもう近代化をするということになりますので、施設にも金がかかりますし、また人員もある程度必要になってくるというようなことにならざるを得ないのではないかというふうに思いますので、この辺は慎重に考えていかなければならないと思っておるわけでございます。
 次に、富山県の防災訓練についてということでございますが、昨年は砺波市の番であったわけでございますが、阪神・淡路大震災等がございまして、県としましても大都市における訓練をやりたいということでございましたので、それはいたし方ないのではないかということで、昨年は富山で実施をいたしました。
 今までは呉西、呉東順番にやっておったわけでございまして、今年は呉西でやると、そして砺波市を中心にしてやろうということで、今考えておるわけでございますが、まだ正式決定したわけではございませんが、県の予算を見ますと、砺波市でやるような予算の説明になっておりますが、いろいろもう少し広範囲にやったらどうかというような意見も、県の内部にはあるようでありまして、そうしたことなどをもう少し検討しながら最終決定になるのではないかというふうに思っておるわけでございます。
 次に、2000年国体会場に向けてのアクセス道路につきまして、359号線の見通しでございますけれども、御承知のとおり国体は本市におきましては、3種目、バスケット、野球、ラグビーということでございますが、いずれもこの砺波総合運動公園で開催されることでございまして、これに対するアクセスというのは非常に大事な問題でございます。
 その中でも、特に359東バイパスにつきましても、これは急がなければならないわけでございまして、大変これは遅れておるわけでありますので、急速にこれをやらなければならないということで、今年といいますか、昨年あたりから地元で話を進めておりまして、庄下地内から柳瀬地内までの平面測量が完了いたしまして、庄下につきましては、一部路線測量に入っておるということでございまして、県といたしましても、これに重点的に力を入れていただいておるところでございまして、今年度はどうしても事業化いたしたいというふうに考えております。
 その他の県道アクセスといたしましては、坪野小矢部線の狭隘なところの改修をやるとか、あるいは勾配の急なところを直すとか、あるいは高岡庄川線につきましても、歩道等の施設をする。あるいは市道につきましても、市道久泉東開発線等が重要な路線でありまして、今後いろいろな整備を考えていかなければならんというふうに思っておるわけでありまして、2000年国体に向けまして、これからそうしたアクセス道路につきまして、具体的にその仕事を進めていかなければならないと考えておるところでございます。
 それから、耐震調査の問題でございますが、耐震調査につきましては、現在例えば公共施設の中で56年5月31日以前に建築されたものが、建築構造が非常に耐震性が弱いと言われておるわけでございまして、そういうものを調べてまいりますと、81戸砺波市内にあります。これは地区の公民館も含めてでございます。その中で43戸、約半分は人の集まる施設であると、こういうようなこと等があるわけでありまして、まずこれを調査をしなければならないというふうに思っておるわけであります。また避難所として考えておりましても、つぶれてしまったのではどうにもならないということでございますので、そうした56年以前の43個の、この庁舎もそうでございますけれども、庁舎でありますとか、あるいは学校等につきましての調査を逐次進めていきたいというふうに思っております。また不特定多数の人たちが利用する市の体育館でありますとか、履歴のものにつきましては、履歴外観あるいは構造強度、コンクリートの強度等の調査を行っていきたいというふうに思っておるわけでございまして、今年度から逐次この調査を進めていきたいと、このように思っておる次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 松本議員さんの畜産環境改善対策事業についてお答えを申し上げたいと思います。
 今ほど松本議員が御指摘になりましたように、大切なことは畜産業と周辺の地域とが共生することであろうというふうに思っております。そのことから今回私どもが考えております排水につきましては、新しい排水プラントをつくって流域下水道へ流す。さらには豚舎につきましては、1つ、音とか臭いをできるだけ密閉する。言うなればウインドレス工法等を採用するというような内容が今回の畜産環境対策事業でございます。
 その内容につきましては、いろいろ地元と鋭意協議、また話し合いを進めてきたところでございますが、今月初めになりまして、地域の皆さん方の了解をいただきましたし、それから畜産業者の方からも着工についての申し出をいただいたところでございます。
 今ほど議員さんからお話がありましたように、今後環境整備に対して十分いろいろ配慮しながら、早期に発注の手続を進めてまいりたいというふうに思っておりますし、いろいろ地元にお話しておりました公害防止協定の締結や、さらには環境保全会の設置等につきまして、地元の皆さん方と具体的な協議をし、早期に話を進めてまいりたいというふうに思っております。
 今後とも、信頼される行政に向かって一層の努力をしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。

◯議長(平木君) この際、暫時休憩いたします。
 午前11時50分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(平木君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により、発言を許します。
 12番 中西宏一君。
  〔12番 中西宏一君 登壇〕

◯12番(中西君) お許しを得ましたので、私は通告に基づき、次の4点について質問いたします。
 まず第1点は、総合病院将来構想に向けた整備計画の方針についてお伺いいたします。
 このたび、市立砺波総合病院将来構想策定素案が示されました。砺波市は、民間の宅地開発が進み、人口の漸増化、世帯当たりの人口の減少、高齢化と、急速なテンポで市政の変化が進行しています。また、平成6年、富山県地域医療計画では、砺波医療圏で789床病床不足が指摘されているなど、市ばかりでなく、砺波圏域病院としての性格の強い市立総合病院の機能強化に大きな期待が寄せられているのであります。
 その構想策定に当たって、次の3点について、市長、病院長に質問いたします。
 保健、医療、福祉の三者一体としての機能施設整備についてお伺いいたします。
 素案のマスタープランは、施設地域に開かれた、地域住民に親しまれ信頼される病院が挙げられています。その中で、高度医療、救急医療、在宅医療及び福祉の連携による包括的医療機関を目指すとされているのでありますが、私は、現在分散しているこの三位の機能を早く一体化に、その施設計画も病棟建設とあわせて早期に具体化されることも重要と思います。特に、在宅医療をできるだけ充実して、寝たきりにならない在宅医療をもっともっと進めていただきたいのであります。総合病院整備計画の病棟建設とあわせて、この包括的施設、(仮称)総合健康センター的施設の具体化をお示し願いたいと思いますが、どうでしょうか。
 次に、ゆとりある看護を目指した病棟づくりについて申し上げます。
 病院整備計画によると、高層病棟が2棟計画されていますが、この計画に当たって、次の点について検討を加えていただきたいと思います。
 まず、6人部屋は過去のもの、4人または2人部屋、特に私は、患者のプライバシーを重視した考えから、個室病室を拡大していただきたいのであります。これは、患者のみならず、付添者のプライバシーにも配慮される必要があるのであります。また、家族付添者も含めて、電話や冷蔵庫等、日常生活に必要な最小限施設にも配慮されることが必要であります。さらに24時間体制の入浴や、コンビニエンスストア機能や、カフェ等の施設も検討いただきたいと思います。
 なぜ、こんなことを申し上げるかと言えば、今日、市民の文化というか、量販店機能は多角的、多品種化が進み、市民はその便利性に慣れてまいりました。また、市民所得の向上から、患者もその中で慣れ育っていることからしますと、多角的機能グレードが進展いたしているのであり、病院といえども、そのような機能の中で生活する必要が生じていると言えるのであります。
 次に、緊急医療体制に向けたヘリポート計画について申し述べます。
 砺波地域の中核病院として位置づけられ、砺波広域圏や高岡圏域の一部を取り込んだ病院の性格性から見ますと、救急対策高度先端医療機関との連携上、ヘリ輸送も必要な手段であります。高層棟の屋上ヘリポート化について、御意見をお示し願いたいと思います。
 高岡市民病院は、耐震設計、ヘリポートも設置し、総事業費210億円をかけ、2000年3月末に完成するとのことです。砺波もこの点に配慮賜りたいのであります。
 第2点目は、保育所、幼稚園の弾力的運用についてお伺いいたします。
 全国的に富山県女性の就業が高く、県内でも砺波地域の女性の就労率が高い今日、量販店の進出、ロードサイド店の増加など、女性の就労が多様化し、出生率の低下に伴う児童数の減少などを背景に、幼児教育や保育に対する社会的ニーズは大きく変化してきている。こうした中で、両者の教育内容について、保育形態に相違があるものの、幼児教育の観点から、地域の実情を踏まえつつ、共通的なものにすることが望ましいのではないでしょうか。いわゆる幼保の一元化について、市長の考えをお聞きいたしたい。
 また、保育所不足に幼稚園施設の開放をしてはいかがでしょう。施設併設、要員の弾力的配置について、今回の一般会計予算に保育所の増設が予定されております。予定されている保育所は人口急増地域であり、無理からぬ対策と思いますが、余剰のある幼稚園の活用を検討されてはいかがでしょうか。
 私は、保育所の中に幼稚園があったり、幼稚園の中に保育所があったり、地域住民のニーズに合った使い方を検討していただきたいのであります。昔は、小学校の中に幼稚園があったように、弾力的運用ができないものでしょうか。
 また、幼稚園でも、2歳児や3歳児の受け入れができるとか、就労形態に合わせて、深夜保育や幼稚園と保育所の費用負担方法についても、住民の不公平感のない方法について検討できないものであろうか。また、父母や教諭の資格についても、どちらも適用するような要員の採用について考慮されてはと思いますが、市長並びに教育長の考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次は、企業誘致により取り組みが期待されている電源地域産業再配置補助事業についてお伺いいたします。
 市当局の御尽力により、松下電子工業や、若林工業団地の完売や、太田工業団地の立地企業の増設など、不況の中にあって積極的な企業の誘致や企業の発展は、近隣市町村に比較して目を見張るものがあります。さて、企業の立地によって実施される電源地域産業再配置補助事業でありますが、どのような事業メニューが該当するのでしょうか。また、その事業枠はどのくらいの事業が期待できるのでしょうか。
 砺波市は、近年大型事業の実施により大きな変貌を遂げてまいりました。総合運動公園、チューリップ四季彩館、美術館の建設や出町文教ゾーン構想や市街地周辺の区画整理の進展や道路整備計画など、市政発展への源泉を築いてきたと言っても過言ではありません。しかしながら、大型プロジェクトの陰で、地域振興や地区事業にも目を向け、住民ニーズに合った社会資本の整備が必要であります。ハイグレードな中央施設に続いて、ローカルな文化、スポーツ、福祉などの施設の充実を、市民は最も期待していると考えますが、市長はどう考えておられるのか。また、地域のバランスのとれた配置について検討していただきたいのであります。
 このたび、県営の西部体育館が、関係各位の御努力により総合運動公園に建設されることになりましたが、2000年国体を目前に控え、体育館のない地区へ市営の体育館を整備されることが急務と考えますが、市長の所見をお聞かせいただきたいと思います。
 最後に、主要地方道、砺波小矢部線の改修について、たびたび申し上げておりますので簡潔に申し上げますが、この路線は、新富町交差点より小矢部方面は歩道もなく、昔のままでありますが、近年交通量の増大に伴い、量販店ジャスコ周辺の渋滞はますますその度合いを高め、加えて能越自動車道、小矢部東インターの供用開始を目前に控えております。昨年8月に、小矢部市と連携して期成同盟会を関係機関各位出席のもと結成され、大いに期待をしておりましたが、その後の経過はどうなっているのか。また、早期測量の実施、早期計画の実施、また着工時期などについて、産建部長に明確な御答弁をお願いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 中西議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 私のほうからは、福祉、保健、医療三者一体化の問題、あるいは幼保一元化の問題、あるいは体育館の問題にお答えいたしたいと思います。
 福祉、保健、医療三者一体化を目指すということは、前からも申し上げてあるとおりでございまして、保健センターがその中心になるわけでありまして、今のところ、平成11年にはつくりたいということになりますと、大体今の病院が考えております第1次の仕事と一緒ぐらいになるんじゃないかと思っておるわけでございます。
 しかしながら、組織としましては、明年当たりにはそういう組織をつくっていかなければならない。11年までは待てないのではないかというふうに私は思っているわけでありまして、そうした組織づくりにつきましては、早急につくっていきたいというふうに思っている次第でございます。
 また、クリーンセンターにつきましても、病院の近くに置いたほうがよいのではないかということも考えておるわけでございます。
 それから、幼保一体化の問題でありますが、教育長からまた細かい話もあると思いますが、これは私も前からこうならなければいかんなということを常々考えてもおりましたし、今回の市長会等につきましても、この問題を提案をいたしまして、国の施策として幼保一体化を──今までは文部省と厚生省のセクトが強くて難しく、うまくいかなかったわけでありますが、今日そうした各省間の交流が、いろんな事業にだんだん求め、実施される時代になってまいりましたので、提案をいたしたいというふうに思っておる次第でございます。
 市におきましても、この問題は今後考えていかなければならない問題ではないかと思うわけでありまして、資格の問題とか難しい点もいろいろあるわけでございますが、もし文部省と厚生省が同じに話し合わせるならば、資格についても、両方資格が今の先生方に与えられるような対策も考えるように、同時に提案をしていきたいということも考えておるわけでございます。運営その他につきましては、今後どうなるかわかりませんが、基本的にはそういうことが必要ではないかと思っております。
 それから、電源の問題につきましては、後ほど助役からお話がありますが、新体育館のない地区に体育館を配置したらどうかという御質問は、前からもいろいろ皆さんから御意見を伺っておるわけでありますが、維持管理とかいろんな問題もあるわけでありますが、いずれは将来はそんなことも考えなければならない時期がくるのではないかというふうに思っておりますが、なかなか早急には、今のところ若干無理があるのかなと思っておるわけでございますが、いろいろ検討を加える必要があると思っております。
 以上であります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 中西議員さんの御質問のうち、電源地域産業再配置補助事業の取り組みについてお答えを申し上げたいと思います。
 今ほど御質問の中にもございましたが、松下電子の立地や若林工業団地の完売、そして太田工業団地地域の企業の活発な業務拡張によりまして、不況の中にあって、本当に心強く目を見張るものがあろうかというふうに思っております。特に、製造業の活発な展開は大きな波及効果があり、喜ばしい限りでございます。
 今御質問の当補助事業につきましては、製造用工場の床面積に応じて事業枠が設定されるものでございます。本市では、今後、平成11年ぐらいまでは、約5億円余りの事業費が算定されるところでございます。しかしながら、国のほうの御都合がございまして、これは毎年は来ません。隔年になろうかというふうに思っております。昨年、上和田のほうで約6,000万ぐらいの事業費をいただいているところでございますが、したがって、8年は休みで9年ということになろうかと思っております。
 この事業の取り組みにつきましては、市町村事業の対象となるものとしては、公園の施設や排水路、廃棄物処理施設、運動場、体育館、プール等のほか、図書館や児童館、除雪車防災保安施設など、幅広い範囲のものが対象になっております。今後いろいろの取り組みにつきましては、総合計画の中で検討してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 中西議員さんの御質問に対して、2点についてお答えいたします。
 第1点は、保育所不足に伴う幼稚園施設の開放。第2点目は、施設の併設や要員の弾力的配置ということでございますが、まず保育所、幼稚園の弾力的運営についてでございます。
 議員さんも十分御承知おきのこととは思いますが、幼稚園教育は学校教育であり、教育課程に基づき教育を実施する施設でございます。また、保育所は児童福祉施設で、保育に欠ける乳幼児や、幼児を保護者の委託を受けて保育する施設でございます。議員さんの言われるとおり、制度上、目的を異にするもので、幼児教育における重要な役割を果たしているのもまた事実でありますので、今後、国の動向及び両者の特性を踏まえ、地域の実情等を考慮し、検討していきたいと考えております。
 第2点の、保育所不足に幼稚園の施設を開放してはどうかという御質問でございますが、今ほど申し上げましたが、1つの施設で目的の異なるものを設置することは、大変難しいのではないかと考えております。幼稚園において、満3歳児から就学を受けることができるというふうに法で決まっておりますが、提案理由の中で市長が述べられましたとおり、3歳児の受け入れについては、現在のところ、出町と北部幼稚園が実施しておりますが、今年の4月、8年度からは、般若幼稚園でも3歳児の就園を実施してまいります。また、その他の幼稚園においても、3歳児の受け入れについて前向きに検討してまいっているところでございます。
 費用負担については、幼稚園は授業料、保育所は国の措置制度に基づき保育料で徴収されております。平均化するには難しいと思いますが、授業料については、適宜検討し見直しているところでございます。
 また、要員の確保については、両方の資格があれば、幼稚園保育所の人事交流も考えられ大変結構だと思いますが、いろいろな問題もあり、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
 先ほど市長の答弁の中にありましたように、本当は幼保が一体化しまして、そしてもっと地域の皆さんの要望にこたえられるようになるのが大変望ましいわけでございますが、一昨日の地域開発推進委員会の中間報告が新聞に載っておりましたが、そこでも、都道府県の教育長の任命等に含めて、幼保一体化ということがやっぱり取り上げられて報告として出ておりますけれども、一番大事なことは、国の機関のほうで、もっときちっと連携をとりながら、法的にも柔軟に解釈できるよう改善していただかないことには、なかなかこちらのほうで一方的にできない事情もございます。よろしく御賢察いただきたいと思います。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 主要地方道砺波小矢部線の改修に関しましてお答えいたします。
 砺波小矢部線につきましては、昨年8月、砺波市と小矢部市とで整備促進期成同盟会を設立したところでございますが、これを受けまして、事業促進についていろいろ要望活動を行っているところでございます。
 それで、先ほど御指摘のございました新富町交差点の付近の整備につきましては、現在、県と計画幅員についていろいろ協議しているところでございます。
 また、先ほどありましたが、能越自動車道の小矢部砺波ジャンクションから福岡インターチェンジ間の6.9キロメートルが今月28日に供用されますが、これへのアクセスとなる砺波小矢部線の交通量の増大がさらに懸念されます。
 したがいまして、今後ともこの路線の予算の確保、整備の早期着工に向けて、小矢部市と連携をとりながら、期成同盟会としまして、さらに積極的に県へ要望してまいりたいと考えております。
 以上であります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川龍夫君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 中西議員からのお尋ねが2点ございましたので、1点ずつお答え申し上げたいと思います。
 まず第1点は、ゆとりある看護を目指した病棟づくりを目指したらいかがということでございますが、確かに、近年、患者さんの病院に対するニーズが非常に多様化いたしました。また一方、医療技術が非常に日進月歩に向上してまいりまして、病棟における高機能な病棟が必要だということが求められるようになりまして、現在の病室の基準では、次第にそれらを満たすことが困難になっております。その改善が、医療の担当者のサイドからのみではなく、厚生省の施策の上でも急がれてまいっております。
 私たちの病院でも同様の問題を抱えておりまして、将来構想を策定するに当たりまして、その点に配慮いたしまして計画を立てております。また、今後その構想を実施するに当たりまして、その段階で新しい基準に沿った、また患者さんの生活を重視した新しい入院治療の考え方に合う病室づくり、病棟づくりを図ることがぜひ必要だと考えております。
 ハードの面から考えますと、建物の面から考えますと、病棟におけるゆとりのある看護を目指すのにまず必要なことは、看護の機能の流れに沿った新しい考え方を入れた病棟設計が大切だと思います。言いかえますと、看護婦さんたちの目と手が最も届きやすいような部屋と設備の配置を行うことでございます。また、市民の方々の御要望が高まっておりますように、また先ほど御指摘がございましたように、手厚いケアができ、また患者さんのプライバシーが確保される、ゆとりのある生活空間を持った個室を増やすことが急務であると考えております。
 さらに大部屋に関しましては、先ほどの御指摘のとおり、6人床を4人床、あるいは2人床にかえるというような改築が必要であろうと思いますし、それを重視した大部屋の設計が必要であろうかと思います。また、患者さん方の入院生活に配慮した附帯設備、例えばトイレが今までは各棟に1つしかなかったところを、大部屋にトイレを分散してつける。浴室とかシャワーをつける。それから、電話とかテレビとか冷蔵庫をつけるというような附帯設備を持った大部屋を考える必要があろうかと思います。また、病棟には、食堂とか談話室とか図書コーナー等を、適宜配置することが必要だと思われます。
 生活の向上によりまして、患者さんがいろいろとお求めになるという意味合いで考えてみますと、病院というのは、地域のコミュニティの機能を持っていると思うのでありますが、その点に関しまして、喫茶室とかレストランとか、あるいはコンビニエンスストアとかランドリーコーナーとか、花屋、美容室、時にはブティックとか本屋というようなものを、全病院的な視野で設置することも計画いたしまして、アメニティの充実の要望にこたえたいと存じております。
 ゆとりのある看護を目指すのに、次に大事なのはソフト面でございまして、これに関しましては、病気の重症度にあわせた看護を行うように、病棟機能を整理類別いたしまして、例えば、ICUとかCCUとかという重症な患者さんを治療する施設では、訓練された看護婦を手厚く配置する。そうでないところには、比較的緩い形で看護婦さんを配置するなどのシステムを有効に活用いたしまして、看護婦さんの職員の機能を有効に生かして、機能に見合ったゆとりのある看護単位を編成するということが、ゆとりのある看護を目指すのに重要なことではないかと思います。
 これらが総合的に機能することが、入院におけるゆとりのある看護が提供できる考え方であろうかと思いまして、計画の具体化の段階で慎重に検討してまいりたいと考えております。
 2番目のお尋ねでございます緊急医療体制に向けたヘリポートの計画をということでございますが、御指摘のとおり、私たちの公的な病院には、救急医療が非常に大切であるということが、住民の方々の地域医療に対する期待の中で最も大きゅうございます。平成6年に新しくできました富山県の地域医療計画でも、その施策が重点的に盛られておりまして、砺波医療圏における地域救命センターとして、私たちの病院が指定されたことは御案内のとおりでございます。
 また、厚生省では、近々、そのような地域救命センターに地域災害拠点病院を置くという計画が示されております。したがいまして、砺波総合病院の中核的な救急医療への要望が、一段と高まるということを考えておりまして、私たちは将来計画の実施に当たり、救急救命センターを置くことを非常に重点的に考えて、それを計画の柱といたしたところでございます。
 そういう施設の計画を進めるに当たりまして、砺波医療圏は僻地を抱えておりますので、山地の救急に準ずる患者さんを受け入れる病院としてヘリポートを持つということは、重要な検討課題であると考えております。これらにつきましては、富山県全体の救急医療の事情とか、現在策定が急がれております富山県、砺波市、あるいは砺波広域圏、各市町村の防災計画との整合性に配慮して検討いたさねばならないと考えております。
 また、ヘリポートを病院の屋上に置くという、いわゆる屋上ヘリポートについてでございますが、昨年の6月、神戸で開かれました第45回日本病院学会で、阪神大震災の貴重な経験をもとにしまして、「病院とヘリコプター」というテーマで大きな討議がなされました。その中で、大災害時に、非常に高い病棟の上にあるヘリポートの問題点が実際の経験から論じられておりました。ある面では、考慮する必要があるという意味で、大変参考になる意見を拝聴いたしました。
 また、ヘリコプター医療の先進国はアメリカでございまして、そこで行われております先進的な経験とか知識を学びまして、私たちの施設計画に適合した形で、ヘリポートをいかに求めるかということを前向きに考えていきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 5番 南本友一君。
  〔5番 南本友一君 登壇〕

◯5番(南本君) お許しを得ましたので、私は通告に基づき、市政一般について質問と若干の要望を申し述べます。
 第1に、農業振興策地域連帯感を助長する施策について伺います。
 ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意の受け入れに伴う急激な国際化や、昨年11月から施行された新食糧法など、農業・農村を取り巻く現状は大きな転換期を迎え、また競い合う時代を迎えることになりました。
 このほど、富山県においては、農業の基本方針、アグロピア21の改定案がまとめられ、その中身として、1.おいしい富山米の低コスト生産体制を確立し、流通販売対策の強化を図る。2.稲作と園芸、畜産のバランスのとれた生産構造を実現する。3.地域や集落に適した営農体制と力強い農業経営を確立する。4.住みやすく活力に満ちた農山村を実現するとあります。これは、我が砺波市におけるアグリTONAMI21と相似たものでありますが、要は今後の施策にあると思うのであります。
 市長は、今議会の提案理由の説明に、砺波型農業の早期実現に向けて、集落営農体制の整備や意欲ある組織経営体の育成を図るなどと述べられました。そして、平成8年、新規の事業として、集落営農推進協議会活動補助事業が提案されました。まことに時宜にかなった施策であると敬意を表するものであります。
 今こそ、集落内での話し合いにより、集落の持つ労働力や、土地、機械、施設の有効利用、担い手問題等について、新しい農業生産の創造を語る機会にすべきでないかと思うのであります。
 この集落営農推進協議会活動補助事業の実施に当たり、推進母体は、いわゆる窓口受け皿といいますか、農協支店になるのでしょうか。組織というのは、地域ごとにどのようにつくっていかれるのか伺います。
 また、JAとなみ野農協は、3分の1ではなく、市と同額負担でもよいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
 次は、土地改良区の合併についてお尋ねいたします。
 富山県土地改良区整備計画によりますと、平成4年から平成10年度を合併推進期間として、面土地改良区は原則市町村単位に、線土地改良区は原則水系単位に、県下206土地改良区を53土地改良区に合併を推進するとあります。
 線の庄西四用水土地改良区統合整備推進協議会では、若林口用水、新又口用水、千保柳瀬口用水、舟戸用水各土地改良区が、平成8年7月に合併、発足されるむね承っております。
 面土地改良区の合併については、数多い中で、またそれぞれの事情が異なり、加えて地区内部事情あるいは事業の実施や計画などもあって、いましばらく見合わせるとの方針とも承っているのですが、その後新しい動きがあるかお尋ねいたします。
 次に、各自治振興会支援についてお伺いいたします。
 市内の農村地帯では、多少の差はありましょうが混住化が進み、また戦後50年を経て、戦前派と戦後派との世代交代も進み、地域の共同体意識が希薄化しつつあると言われております。地域の集会施設の維持や道路用水路などの維持管理などに、地域住民の協力が不可欠であります。こうしたことからも、地域連帯感の醸成がますます必要であると思うのであります。
 各自治振興会は、地区の運営に加え、新生産調整推進対策、ごみ対策検討推進、交通安全対策推進、防犯対策、緑化推進、地域福祉対策などなど、広範囲に市の行政と密接な関係にある状況であります。
 新年度予算案では、温かいコミュニティの育成として1,465万円計上されていますが、うち町内会、区長報償、地区振興会育成は、あわせて1,013万7,000円、前年度比101.26%と、人口増にとどまる数字ではないかと思うのであります。すべて金で解決するばかりではありませんが、心の通った支援も必要ではないかと思うのでありますが、市長の所見を伺います。
 次に、公的介護保険制度の導入についてお尋ねいたします。
 昨年発表の、我が国の65歳以上の高齢者数は1,820万人、2020年には3,270万人で、4人に1人が高齢者という時代が到来すると予測しています。砺波市においても、平成11年度には7,946人、高齢化率20.4%の予測であります。
 これは、高齢者家庭が増加し、高齢者、核家族化、そして老人のお世話を老人になった子供がする。あるいは、お互いに老人同士が介護をするという家庭が増えることになるのであります。厚生省は、昨年、老人保健福祉審議会の答申を受けて、公的介護保険制度の創設を、平成9年をめどに導入するという計画を発表しました。このことについては、昨年9月の当議会定例会において河原議員が質問されて、市長並びに民生部長の答弁があったところであります。
 加えて、今年1月に2次答申が出され、制度内容について明確になったようですが、問題点もあり、議論を残しているようであります。介護保険は、医療保険と同様に、いつでもどこでもだれもが十分な介護サービスを本当に受けられるのか。負担と給付の関係はどうなるのか。公的介護保険の運営主体はどうするのか。市町村主体となると、国保の二の舞となって、財政負担が増えるので反対という意見もあるようでありますし、一方、国や県が主体では、過剰給付が心配される。また、老人保健制度との関係、そして事業主負担の問題などについて、現段階のわかる範囲で答弁をお願いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 南本議員さんの農業振興策等につきましての御質問にお答えしたいと思います。
 まず、集落営農推進についての御質問でございます。
 議員御指摘のように、今農業は大変厳しい選択の中にあろうかと思います。大変長い間、農業を保護していただきました食管法も改正になりますし、市場原理を導入した新食糧法が、昨年の11月施行になったところでございます。そのような状況を踏まえまして、いかにあるべきか。日ごろから市長は、アグリTONAMI21をバックボーンにして、ぜひとも魂を入れていきたいということをおっしゃっているところであります。
 今ほど御説明がありましたように、県のアグロピア21の骨は、恐らくアグリTONAMI21の模様動作でなかろうかというのが、市長の日ごろの発想のスタンスでございます。
 そんな中で、今回ソフト事業としまして、今おっしゃる集落営農推進協議会なるものをつくってやっていこうということに相なっているところでございます。地域農業の推進は、集落及び地区を単位として、その地域を構成する農家集団における徹底した話し合いによる、合意が基本であるというような考えからスタートしたところでございます。
 最近の土地改良事業の中でも、地域の営農展開を示すことが要件となっているところでございます。内容としましては、地域における担い手の確保そして農地の集積など、土地利用面での具体的な方向性の確立が求められておりますし、それをつくるための1つの推進母体であろうというふうに思っております。
 その中で、平成8年度では、農協支店を単位とした協議会を充実して、地区における農業農村の維持発展に向けて、土地利用や営農展開などについてどうあるべきかということを、地域の農業の展開や豊かな村づくりを検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。
 特に御指摘がございましたように、助成措置として、市と同額を農協にという御提案でございますが、心情的には私どもも十分理解できるところでございます。御趣旨を含めて、農協とも話し合いをしたいというふうに思っております。これらの話し合いをもとにした営農展開により、アグリTONAMI21の骨組みづくりをしながら、砺波型農業の確立に向かって努めてまいりたいというふうに思っております。
 次に、2点目は土地改良区の合併についてでございます。
 近年、農産物価格水準の低下、さらには農村の混住化の進行等の中で、土地改良区の営農基盤は大変脆弱な方向に進みつつあるところでございます。土地改良区が、その自主性を確保しつつ、農業基盤整備事業等を計画的に推進し、農業用水管理を一元化するなど、各種の要請にこたえるためにも、ぜひとも土地改良区の統合が要望されておるところでございます。
 このような中で、市内には25の土地改良区の団体があるわけでございますが、そのうち、面的な土地改良区が9の村、町単位にございますので、17校あるところでございます。この合併については、市の土地改良協議会でいろいろ協議されているところでございますが、今ほど議員さんが御指摘になりましたように、経営賦課金の格差の問題、さらには基本財産負債の取り扱い、維持管理の一本化に対する不安など、多くの問題が顕在化しているところでございます。市といたしましても、当面は各土地改良区の業務的、財政的な状況などを見極めながら、今後の合併に向けて諸問題を検討するよう指導してまいりたいと思っております。
 また、用水につきましては、若林口用水、新又口、そして千保柳瀬、舟戸口の4つの河川のほうの用水の土地改良区につきましては、今年の秋合併に向けて、2月6日に合併の予備契約をされたところであります。
 次に、3番目は自治振興会に対する支援についてでございます。
 今砺波市は、周辺の市町村からうらやまれるくらい着実な歩みをしているところであろというふうに思っております。これも、1つの要因には、自治振興会の皆さん方が献身的な御努力をいただいているおかげではなかろうかというふうに思っております。
 最近、多様化する住民ニーズにこたえるには、行政の組織が直接住民の皆さん方に働きかけを行うには限度がございますし、皆さん方の自治組織の振興会に御協力を賜っておるところでございます。
 振興会の支援につきましては、平成6年、平成7年にも、わずかずつではございますが支援額を上げたところでございます。したがって、先ほど数字を並べられまして、人口増程度しか増えていないという状況にありますが、今後とも、自治振興会の皆さん方と連携を深めながら、豊かな住みよい地域づくりに努めてまいりたいと思いますので、御協力のほうを賜りたいと思っております。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 高齢者対策のうち、公的介護保健制度の導入についてのお尋ねにお答えいたしたいと思います。
 厚生大臣の諮問機関であります老人保健福祉審議会が、昨年4月に、「新たな高齢者介護システムの確立について」として、新たなシステムの必要性や基本的な考え方を第1次報告いたしましたのに続き、本年1月末には、第2次の中間報告として、「新たな高齢者介護制度について」と題して、介護サービスの具体的内容水準や、その実現のための介護サービス基盤の整備のあり方について提言をしたところでございます。
 それによりますと、給付内容といたしましては、対象となる在宅サービスとしては、ホームヘルプサービス、デイサービス、リハビリテーションサービス、ショートステイ、訪問看護サービス、福祉養護サービスなど、12のサービス内容を提言いたしておりますし、一方、福祉サービスにつきましては、特別養護老人ホーム、老人保健施設、療養型病床群、及び老人性痴呆疾患療養病棟などを介護給付の対象といたしております。
 また、対象者といいましょうか、受給者につきましては、65歳以上の要介護認定を受けた被保険者、そのほかに、65歳未満でも、初老期の痴呆についても、特例的に給付対象にするという段階まで明らかにされているところでございます。しかしながら、現段階では、いわゆる保険者を国にするのか市町村にするのか、あるいは老人保健制度方式を採用するのか、あるいは受給者及び負担者についてどうするのか。あるいは、保険料の算定や徴収方法等については、幾つかの案として提示されていますが、結論が出ていない状況であります。そういう中にあって、全国の市長会サイドでは、基盤整備にあわせてどの程度のサービスを供給するのか。その給付に要する費用はどの程度か。その費用をだれがどのように負担するのかなど、市長会としてこの老人保健福祉審議会に意見を出しておるところでございます。
 これからの見通しといたしましては、この老人保健福祉審議会におきまして、鋭意議論が進められるところでございますが、今のところ、3月以降にその最終報告がなされ、その後、厚生省が法案をまとめて、国会の審議を経て、明年、平成9年の秋以降に実施予定と言われておりますけれども、今申し上げました検討されなければならない課題が多く残されておりますので、制度化されるまでにはまだ時間がかかるものと思われます。
 市といたしましても、今後の制度の内容を的確に把握しながら、現在行っておりますホームヘルプサービス、デイサービス、ショートステイサービス、あるいはリハビリサービス、日常生活用具の給付、新たにやります住宅改修サービスなどを引き続き実施し、内容の拡充に努めますとともに、先ほど市長も申されたように、今後は保健、医療、福祉のスタッフの充実と組織の連携を強化いたしまして、ケアプランなどを作成し、在宅サービスを提供するように努力をするとともに、在宅介護支援センターあるいは高齢者サービス調整チームの機能の充実、新規提案いたしております訪問看護ステーションの設置、あるいは南部デイサービスセンターの建設などによりまして、サービス体制の整備をし対応してまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 4番 村中昭二君。
  〔4番 村中昭二君 登壇〕

◯4番(村中君) お許しをいただきましたので、通告に基づきまして、市政一般について質問と一部提案をさせていただきます。
 まず初めに、新食糧法下の行政としての米生産と、米の販売対策についてお尋ねいたします。
 当砺波市内の農業生産の70%は米によるものでありますが、新食糧法の下では、今までのような米価の価格の保証はないのであります。生産母体である農協では、生産過剰を抑えて、生産価格を守るための転作、減反の対応として、とも補償制度を推進し、農家も協力をしているところでございますが、先般、富山県でも今の議会に予算計上されております。その方向性を打ち出しているところでありますが、当砺波市当局のとも補償制度への対策はいかがかお尋ねをいたします。
 次に、米の販売についてでございますが、聞くところによりますと、JAとなみ野農協では、消費地へのPR活動を活発に行うための今年度は予算組をしたということを聞いておりますが、行政当局とされましては、何か協力を考えておられるかどうかをお尋ねいたします。
 また、提案理由の御説明に尽きるかと思いますが、2、3細部についてお尋ねをいたします。
 今回、新たにうまい砺波米の生産及び販売体制の確立に取り組んでいただけるわけで、生産農家としましては大変ありがたいのであります。有機米等、付加価値の高い米の生産は、特に大切なことと思うのであります。さきに建設されました堆肥舎の堆肥や、畜産農家から出る厩肥の田んぼへの配布を行う機械の散布機や、移動車の対応が現在できているのかどうかをお尋ねいたします。
 当市には、先人の努力のおかげで、全国に知られたチューリップがあります。今年は特に、全国都市緑化富山フェアと,96となみチューリップフェアとをあわせて開催されますが、このチューリップにあやかって、「チューリップ米」と銘打って、将来のブランド名となるようPR活動に加わり、指導されてはいかがかと思います。市当局のお考えをお尋ねいたします。
 次に、道路の整備の促進についてお尋ねいたします。
 幹線道路といえるものは、一面産業道路と見てもよいと思いますが、これらは、12月の議会でも一部質問をさせていただいたところでございますが、今回、能越道の供用も間近に迫っておりますが、これらの道路と砺波市の市道との結びつき、また関連ある道路の今後の整備、改良の見通しと、またこれらを取り巻くマスタープランがいかがになっているのかをお尋ねをいたします。
 また、例えば、市民生活道路と申しましょうか、市民の生活に直接かかわる市道の整備についてでございますが、歩道の整備等は大変大事なことでありますし、現在も行われているわけでありますが、少子化傾向にある子供たちの通学路、それらの整備、防護柵の設置、また高齢化に対しての健康維持を目的としたジョギング道、散歩道、またベンチの設置、サイクリング道の今後の整備について対応をお尋ねいたします。
 昨今は、交通事故多発のために、高齢者の夜道の外出を禁じているようでありますが、だんだん増えます高齢者の生活環境を守るといいましょうか、健康管理の面からも、安心して足腰の鍛練のできる生活道路を一日も早くできることを望むものであります。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 助役 斉藤利明君。
  〔助役 斉藤利明君 登壇〕

◯助役(斉藤君) 村中議員さんの、新食糧下における米対策についての御質問にお答えいたしたいと思います。
 先ほども申し上げましたが、市場原理の導入による新食糧法がスタートしまして、初めての生産調整という局面を迎えることになるわけでございます。当市の平成8年度の生産調整目標面積は916.9ヘクタールで、転作率は20.63%となっております。前年度に対比しますと、37.4%増ということで、当初予想されたよりも大変多い配分となっており、厳しく受けとめておるところでございます。
 生産調整は、米の需給バランスを適正なものとし、自主流通米等の価格の安定のためには、必要不可欠な施策であると考えております。新食糧法が施行され、ペナルティ措置が廃止されたことから、生産調整を確実に実施するためには、その方法としては、とも補償が大変重要となってくるというふうに理解をしております。これは、生産調整によって生ずる実施者の損失を、地域全体で補償し合う仕組みで、国の新たな助成体系としても位置づけられておるところでございます。
 県におきましても、全員参加型のとも補償を推進するため、農協を単位とした推進協議会を支援することや、とも補償を活用しての団地化を図ることに対する新たな予算措置が講ぜられることになっておるところでございます。御質問がございましたように、市といたしましても、地区間における目標面積の調整や、とも補償が円滑に実施できるよう必要な措置を講じていく所存でございます。
 次に、生産米の販売の推進についてでございます。
 砺波米のブランド化については、農協が中心となって、現在アグリTONAMI21のコシヒカリオーナー制度を活用して、平成7年度実績においては、中京圏を中心に388人から申し込みをいただき、633アールの栽培を受託して、30.4トンの有機米コシヒカリを産地直送しており、好評を得ているところでございます。
 市といたしましても、今後JAを指導するとともに、このコシヒカリオーナー制度を、中京圏から関東圏、関西圏へと拡大を図るとともに、消費地における砺波米のPR活動を積極的に指導してまいりたいというふうに考えております。
 さらに、消費地ニーズに合った米づくりを推進するため、特産物のチューリップ、切り花等に、米とアンケートをセットで消費者に送り、消費者の御意見をいただくことなどを始めているところでございます。また、本年度より、地域でまとまった有機米を生産し、付加価値をつけた米を生産することにも取り組んでいるところあります。
 そこで、議員さんがおっしゃいました有機米ということになりますと、ちゃんと堆肥プラントからのアクセスの機械が手当てできているかということでございますが、運搬車、散布車は十分手当てをしているつもりでございます。
 それから、もう1点、となみ野農協では、新たに平成8年度に消費地における砺波米のキャンペーン実施と、米の小売り販売におけるパッケージ化を計画しておるところでございます。市といたしましても、その支援をしっかりやっていきたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 道路の整備に関しましてお答えいたします。
 市道の整備につきましては、総合計画の中におきまして、幹線道路交通網整備プロジェクトということで位置づけております。そして、平成6年度に、建設省の認定を受けましたまちづくり市町村道整備モデル事業、これに基づきまして、広域幹線網との整合性を図りながら、安全かつ円滑な交通の流れを確保しまして、主要施設や主要道路へのアクセスも考慮し、社会機能あるいは生活機能とが調和しています道路整備に、計画的に取り組んでいくこととしております。
 また、御指摘の歩道の整備につきましては、平成8年度を初年度としました国の第6次交通安全施設等整備事業5カ年計画が始まりますので、これにあわせ、計画的に順次整備してまいりたいと考えております。その際には、御意見のございました高齢化あるいは少子化の進展に伴いますこともいろいろ考慮したいと思います。
 高齢者の方々あるいは学童が、安全かつ快適に歩行できる交通環境をつくり出すためには、例えば、住宅地域等において自動車の進入を抑制したり、あるいは歩道の幅員を広くとるなど、御提案のあったジョギングとかベンチとかの事柄も踏まえた潤いのある快適な歩行空間を形成いたします。いわゆるコミュニティ道路といったような考え方が必要であるかと思います。
 したがいまして、学童や高齢者などの、いわゆる交通弱者の保護やアメニティ性に留意しながら、道路や歩道の整備に努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 以上であります。

◯議長(平木君) 1番 石田隆紀君。
  〔1番 石田隆紀君 登壇〕

◯1番(石田君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般についてお伺いいたします。
 第6次砺波市総合計画修正計画の初年度となります平成8年度の予算編成に当たり、私の一部所見を申し上げ、市長、民生部長にお伺いいたします。
 砺波市の一般会計予算は、前年対比4.2%の伸びを見込んで編成されているわけですが、その要因の1つは、人口の増加、世帯の増加であります。私は、この人口問題に関しての対応と計画についてお尋ねいたします。
 当市の最近の人口推移を見ると、平成2年10月1日の国勢調査時点で、3万7,000人余りでありましたが、平成6年2月20日で3万8,000人を突破し、昨年度の国勢調査では3万8,525人となり、先月、3万9,000人を突破し、堅調に伸びておりますことは大変喜ばしい限りであります。しかしながら、その要因は、子供の出生による自然増より、市街からの転入による社会増が主なものであります。
 当市の出生率は、依然伸び悩みの状態であり、人口構成では、平成4年に65歳以上の老年人口が15歳未満の年少人口を上回り、その差は開く一方であります。出生率の低迷、核家族化の進展、女性の社会進出の増大などにより、子供や家庭を取り巻く環境は大きく変化しています。当市の出生率も例外ではなく、1990年の人口、1,000人当たりの出生数は8.5人、1995年は9.7人であります。また、合計特殊出生率、すなわち1人の女性が一生涯に平均何人の子供を産むかの数字で、次の世代につながる人口再生産の程度を大まかに示すことですが、妊娠可能な年齢15歳から45歳の全女性を対象に、各年齢ごとに子供の出生数を女子人口で割った出生率を算出し、合計した率が2.08を下回れば、人口は将来減少するポテンシャルを内蔵しています。2.08では、人口は増減なしの静止人口の状態であると言われております。全国の統計では、1991年の1.57から、92年の1.53、そうして93年の1.50人、94年の1.47人と年々減少し、少子化傾向が顕著になったとの報告がありますが、当市の報告は、1990年は1.55であり、1995年は1.65とのことです。高齢化社会の中での少子化という社会構造の中で、21世紀を迎えようとしています。
 こうしたことから、1994年12月に、文部省、厚生省、労働省、建設省は、今後の子育てのための施策の基本的方向を公表されました。子供を持ちたい人が安心して子供を生み育てられるよう、共働き世帯の増大に対応して、子育てと仕事の両立を支援するための対策。地域において、子供が健やかに育つための環境の整備。家庭において、安心とゆとりを持って子育てができる条件整備などを大きな柱として、雇用、教育、住宅など、広範な分野を網羅した総合計画がエンゼルプランの策定であります。
 エンゼルプランの中では、特に子育て支援のための基金の創設、特別保育対策の推進、時間延長型保育サービス事業の拡充、保育所等地域子育てモデル事業の拡充、事業所内保育施設への運営助成費の創設、在宅保育サービス事業、駅型保育モデル事業の創設、放課後児童対策事業の拡充、子供にやさしいまちづくり事業の創設、育児関連情報24時間ネットワーク事業の創設、共働き家庭子育て休日相談など、支援事業の創設、病後児デイサービスモデル事業の創設などが考えられています。
 少子化がますます進む中で、積極的にエンゼルプランなどをはじめ、子育ての社会的支援を考える方向がより広がり、また重視されてきているところです。
 このようなことをもとに、富山県では、平成6年3月に、県内の福祉、保健、医療、教育、労働、企業などの代表者や専門家で組織する、「児童環境づくり推進協議会」が設立され、昨年、「子供が健やかに生まれ育つための環境づくりに関する提言」を取りまとめられたところですが、エンゼルプランそのものは、国をはじめ、県、市町村が取り組むべき施策や、家庭、地域、企業が中心となって進めていくものなど、大変多く問題もあると思います。
 この中で、市町村が主体となって取り組むべき施策も多く、県と市が連携協力しながら、一体となって施策を推進していく必要があります。県では、8年度エンゼルプラン策定に500万円の予算計上をされていますが、当市でも数年前から幾つかの施策を推進されていますが、これから取り組まれる施策については、早急に実行可能なものから、順次具体的な施策化を図られることを期待するものです。新年度予算に盛り込まれた施策や、第6次修正計画の中での提言を踏まえて、今後の施策をお伺いいたします。
 また、これに関連して教育長にお伺いいたします。
 現在、市内には市立保育所が5カ所、私立保育所が1カ所ありますが、その入所状況を見ますと、平成7年4月1日現在、0歳、1歳、2歳児が134人、3歳児が179人、4歳児が180人、5歳児が173人、合計666人です。これに対し、幼稚園の状況を調べますと、現在市内には、市立、私立あわせて10園ありますが、その入園状況は、3歳児が96人、4歳児が173人、5歳児が171人、合計440人です。中でも、全学級の園児数が30人以下の幼稚園が6園もあり、中には9人、17人と入園率の低い幼稚園も含まれています。
 第6次修正計画の第6章第1節では、就学前教育の充実の中で、低年齢児に対応した受入体制の整備を求められており、今後は、保育所と幼稚園の連携協力体制の整備が必要と示されています。核家族化や女性の社会進出と高齢化社会での子育て、すなわちエンゼルプランに対する教育の場からの対応課題について、今年度取り組まれている事業、また今後予定されている施策をお伺いいたします。
 次に、「第13回全国都市緑化とやまフェア」、「彩りとやま緑化祭,96」の砺波チューリップ公園会場の対応に関してお伺いいたします。
 「彩りとやま緑化祭,96」の総合開会式会場となります砺波チューリップ公園は、富山県の花、砺波市の花であるチューリップをメインとして、とやま緑化祭の幕開けとなります。チューリップ球根は、国内で3億球が消費されているほか、オランダからの切り花の輸入も増えています。チューリップは、花の色、形の変わった品種の多さは、花の中でも一番多く、親しみのある花だからこそ消費が増えていると思われます。その球根生産の富山県発祥の地砺波市で、チューリップフェアにあわせてとやま緑化祭が開催されることは、大変喜ばしいことと思っています。全国の皆さんに、砺波市を見聞していただくよい機会だと思われます。屋敷林に囲まれた散居とチューリップ圃場の花のじゅうたんは、当市の誇れる観光資源だと思います。4月20日から5月6日までの17日間、開会式からイベントや花壇の手入れなど、どのように管理運営されるのか。対策は万全と思いますが、県の開催本部と市の関連もあると思います。その連携をどのように進めておられるのかお伺いいたします。
 オランダキューケンホフ公園では、花の乱れたものの入れ替えや除去を、夜間や日中、人目に触れないように作業を行っています。観光客には、最良のところを見ていただくことが、管理運営者の心意気であると感じました。また、公園内は写真撮影の場所でもあり、記念写真も背景のいいところで撮影するわけですから、ごみ箱のデザインや設置場所の問題、さらに飲食物の販売所の景観と休憩所の関係など、オランダならばと思われる気配りであったように思います。チューリップ公園も、オランダキューケンホフ公園以上の気配りをされているものと思いますが、どのように取り組まれておられるのかお伺いいたします。
 また、公園内のトイレの美化については、どのように対応されるのか心配です。トイレのきれいなことは気持ちのよいものです。手入れの行き届いた、きれいでさわやかな空間であれば、美しいチューリップ公園のイメージがさらに印象深い思い出になると考えます。
 次に、駐車場の管理と事故防止の対策はどのように取り組まれるのか。また、案内板や注意事項の標識など、手抜かりのないよう進めていただきたいと思うものです。また、公園内には新又用水もあり、4月、5月は水量も多く、転落防止や水車苑での事故防止対策にも万全を期していただきたいと思います。
 チューリップ四季彩館も、とやま緑化祭と同時にオープンしますが、「彩りとやま緑化祭,96」の砺波チューリップ公園会場のメインパビリオンとして機能を発揮すべきものと思いますが、その対応には万全を期していただき、観光客の皆さんに喜んでいただきたいものです。
 また、チューリップ公園と四季彩館の間では、市道高道中村線がありますが、日中と夜間の対応はどのようにされるのか。さらに、市道宮沢町宮村線は駐車場へのアクセス道路となりますので、事故の起きないよう、指導員の対応や夜間の表示に注意を図っていただきたいものです。
 チューリップフェアの招待券の配布のあり方についてお伺いいたします。
 今までは、『広報となみ』に刷り込まれていましたが、あまり知られていないのか、利用されていなかったとのことですが、市民参加の第13回全国都市緑化とやまフェアでもありますので、1ページをイベントの案内と招待券を刷り、とじ込みではなく折り込みとされてはと思いますが、産業建設部長にお伺いし、私の質問を終わります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) 石田議員の質問に対しまして、御答弁を申し上げたいと思いますが、その先に一言訂正をいたしたいと思いますが、先ほどの松本議員の代表質問の中で、交付税づきの起債が66億と申し上げましたが、ちょっと計算違いがございまして、111億6,000万というのが交付税づきの起債でございまして、そうなりますと、かなり公債比率も差が出るのではないかと思っておりますので、ここで訂正をさせていただきます。
 次に、石田議員の御質問の、まず最初の少子化対策について申し上げたいと思いますが、おっしゃるとおり、出生率がだんだん下がってきているということは事実でございます。ただ、アメリカ、カナダ等の例をとりますと、ある一定のところまでいけば、下げどまるのではないかという見方が今出ておるわけでございまして、大体2025年には、1.85にまで回復するだろうという見方もあるわけであります。これは、年齢程度もある程度上がってしまって、一定のところにとまるということが1つあります。そうした状況等から、だんだんと女性の社会進出も高まってくるということから、それに対する対応策がなされてくるというようなことなどが原因のようであります。
 そうしたことから、日本におきましても、エンゼルプラン等ができましたり、また私ども市といたしましても、さきに調査いたしましたところによりますと、やはり女性が子供を生まないのは、女性のアンケートによりますと、子育てが大変であるということが1つあります。もう1つは、これを育てる、大学まで出すのに大変なお金がかかるという2つの原因があったわけでございまして、金の補助まではなかなか市はできませんが、まずは育てやすい環境をつくっていくということが非常に大事ではないかというようなことから、市といたしましても、乳幼児保育に踏み切ったわけでございます。
 これからは、砺波に行けば、乳幼児のときから保育もしてもらえる。あるいはまた、今やっておりますような子育て相談もある。あるいはまた、職場の保育ということが大事でございまして、できるだけ職場の企業の皆さんには、職場の保育でありますとか、子育て休暇というようなものもある程度認めるというような体制をつくる。要するに、そうした子育てのしやすい、働きながら育てやすい体制をつくっていくということが、出生率を上向きにしていく一番大事なことではないかというふうに思っておるわけでありまして、そういうようなことを逐次実施をしていく。保育所につきましても、逐次乳児保育を広げていこうということでございます。
 その他のことにつきましては、それぞれ各部長、教育長から答弁を申し上げます。
 以上であります。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 石田議員さんの、第6次総合計画修正計画の中での人口問題、その中でも保育所と幼稚園の問題についてでございますが、幼児教育の充実策としては、先ほども述べましたが、出町と北部幼稚園に続いて、平成8年度において般若幼稚園で3歳児の受け入れを実施してまいります。また、さきに広報等で募集しましたところが、般若の3歳児就園の希望は21名の申し込みがございました。
 それからまた、園児数の少ない幼稚園対策でございますが、すべての幼稚園で、3歳児の受け入れについて、9年度以降実施できるよう前向きに現在検討しているところでございます。
 幼稚園の施設整備につきましては、平成8年度において国の補助を受け、出町幼稚園の建設を実施する計画でございます。
 以上です。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 民生部長 中島和之進君。
  〔民生部長 中島和之進君 登壇〕

◯民生部長(中島君) 石田議員さんの年少人口対策及びエンゼルプランについてお答え申し上げたいと思います。
 ただいま議員さんがおっしゃったように、少子化や家庭地域社会の変貌など、子供を取り巻く環境は大きく変化しております。このような中、平成6年12月、国においては、エンゼルプラン及びそれに伴う緊急保育対策等5カ年事業が策定され、平成7年度から予算上実施されたところであります。
 また、県におきましても、平成8年度に、新規事業として県民の意向調査等を踏まえて、平成12年度を目標とする児童育成計画、すなわち県版のエンゼルプランが策定される予定でございます。
 そこで、当市といたしましても、県のプランの策定に基づきながら計画を進めることとなるわけでございますが、子育て支援対策として、特別保育事業など、既に取り組んでいるものもございます。例えば、子育てと仕事の両立支援の推進といたしましては、乳児保育は平成5年度から実施いたしておるところでございまして、乳児の数はともあれ、現在公立5カ所の保育所では、すべて受入体制を整えている状況でございます。
 また、2点目は延長保育でございますが、午前7時30分から午後6時45分まで開所時間にいたしますと、11時間15分になるわけでございますが、平成7年度から公立2保育所で実施し、8年度からは、新たに東部庄下保育所で実施する予定にいたしておるところでございます。また、身体に障害を持つ子供さんについても、あるいは若干の発達遅滞の子供さんについても、それぞれの保育所で受入体制を整えているところでございます。
 さらに、御案内の市内東部校下におきます措置児童の急増対策といたしましては、庄下保育所に引き続きまして、平成8年度には、東部保育所に保育室等を増築し、受け入れに万全を期するよう予算計上いたしているところでございます。これでもって、本年度は公立5カ所の保育所入所定員を、現行の610名を640名に増員する予定であります。
 次に、在宅育児の支援策としては、平成5年度から進めております在宅育児のための育児相談事業、例えば基本的生活習慣、発育、発達過程など、子育て支援対策として行うすくすく広場を実施いたしておりますけれども、従前月1回でありましたものを、平成8年度からは1.5回、2月に3回に増やして実施する予定といたしているところでございます。
 3つ目といたしましては、学童保育対策でありますが、現在のところ、この対応が遅れているわけでありますけれども、昼間、留守家庭の放課後児童対策といたしましては、平成8年度において、対象児童の保護者へのアンケート調査を実施し、結果を踏まえて、民生児童委員あるいは主任児童委員、PTA学校関係者の皆さんなどと連携を深めて対策を講じていきたいと考えているところでございます。
 以上、当市の保育児童の状況やサービス内容及びニーズの動向を十分に把握し、児童育成計画子育てプランを進めていきたいと考えております。
 なお、そのほかには、母子保健事業として、乳児、幼児の健診や、発達段階ごとの子育て相談、あるいは指導の充実対策を従来から進めておるところでございますが、今年度は特に歯科対策に力点を置いた形で、いわゆる具体的な子育て支援対策の充実に努めていくところでございます。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福島敏夫君。
  〔産業建設部長 福島敏夫君 登壇〕

◯産業建設部長(福島君) 「第13回全国都市緑化とやまフェア」に関しましてお答えいたします。
 たくさんあったわけでございますが、まず開会式関係についてちょっとお知らせしたいと思います。
 4月20日に開会式を行われるわけでございますが、これは緑化フェア全体の開会式としまして、緑化フェアの実行委員会の主催のもとで開催されます。当日は、チューリップ公園のメインゲートの前でテープカットを行いまして、引き続き、文化会館の大ホールで、県内外から約1,200名もの関係者の皆様のお集まりをいただきまして、開会式典が行われる予定でございます。
 なお、市といたしましては、前日の4月19日には、チューリップ四季彩館の竣工式、そしてフェアの前夜祭を行いまして、これは市の関係の皆様方を中心に御招待申し上げたいと思っております。また、同じくこの4月19日には、市街地でのみつばちキャランバン隊パレード、これによります盛り上がりも計画されておるところでございます。
 フェア期間中の公園内の管理運営につきましては、花に関しては、常にいきいきとした花の姿を見てもらうことが肝心でございまして、これには当然留意します。また、園内でのトラブルが生じないよう気をつけまして、職員はもとより、ボランティアの方々の御協力もいただきまして、努力してまいりたいと考えております。
 それから、トイレにつきましては、新たにチューリップ四季彩館、それから野外でのトイレ、それからメインゲートそのものにもトイレをつけておりますので、これら公設のものの規模の拡大、数量の確保を図っております。さらにまた、仮設のトイレ等も、当然園内の各舎、駐車場にも配置したいと考えております。トイレのことですから、モデルとなるようなきれいなトイレ、こういった管理にも留意してまいりたいと思っております。
 それから、駐車場でございますが、これまでのチューリップフェアにおきましては、市が用意しております駐車場では、1日約6,700台を収容しておりましたが、ピーク時におきましては、1日約8,000台にもなっておりまして、駐車場不足が出てきまして、これが渋滞の原因にもなっておりました。これを踏まえまして、本年のフェアにおきましては、中村多目的運動広場の拡張整備を行いまして、これを駐車場としても活用しまして、約1,200台のスペースの確保を図ることとしております。
 さらに、日曜日や祝日に対応するために、総合運動公園のエリアに仮駐車場を設けまして、そこと会場とを結ぶシャトルバスを運行することも今現在検討しております。
 駐車場への誘導につきましても、案内板や標識を充実しますほか、スーパー農道などの広い道路の活用、それから危険と思われる場所へのガードマンの配置による事故の防止も図りたいと思っております。
 それから、周辺道路の通行制限や駐車場マップの配付、いろいろ総合的にこれらの対策をとりまして、来場者の不便や混乱、トラブルを来さないよう管理方法や交通対策を検討しておるところでございます。
 それから、会場エリア内の高道中村線につきましては、これまでの住民の御意見も踏まえまして、御迷惑のかからないよう、警察とも調整を図りまして、事故防止のため必要な交通制限も考えてございます。
 それから、市民の皆様の御招待に関しましてでございますが、市の広報誌の中に、フェアそのものの入場、それからチューリップ四季彩館への入場の両方に入れることができます招待券をカラーで印刷し、わかりやすくしたいと思っております。こういった形で印刷しまして、多くの市民の方々に来ていただくよう計画しております。なお、折り込みということも考えましたが、やはり印刷でしたほうが確実にいくんじゃないかということを考えたわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(平木君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明3月12日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちました散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後2時50分 閉議



平成8年3月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第 1号  平成8年度富山県砺波市一般会計予算
議案第 2号  平成8年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算
議案第 3号  平成8年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計予算
議案第 4号  平成8年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算
議案第 5号  平成8年度砺波市赤坂霊苑特別会計予算
議案第 6号  平成8年度砺波市下水道事業特別会計予算
議案第 7号  平成8年度砺波市農業集落排水事業特別会計予算
議案第 8号  平成8年度砺波市水道事業会計予算
議案第 9号  平成8年度砺波市病院事業会計予算
議案第10号  砺波市農業集落排水事業財政調整基金条例の制定について
議案第11号  砺波市訪問看護実施条例の制定について
議案第12号  砺波市上和田緑地条例の制定について
議案第13号  砺波市職員定数条例の一部改正について
議案第14号  砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
議案第15号  砺波市災害対策本部条例の一部改正について
議案第16号  砺波都市計画下水道事業財政調整基金条例の一部改正について
議案第17号  砺波市手数料徴収条例の一部改正について
議案第18号  砺波市営バスの設置及び管理に関する条例の一部改正について
議案第19号  砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
議案第20号  砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について
議案第21号  砺波チューリップ公園設置条例の一部改正について
議案第22号  砺波市農村公園設置条例の一部改正について
議案第23号  砺波市都市公園条例の一部改正について
議案第24号  砺波市水道部企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正
        について
議案第25号  栴壇山南部辺地に係る総合整備計画の変更について
議案第26号  市道路線の認定及び廃止について
議案第27号  市有地の無償譲渡について
議案第28号  平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)
議案第29号  平成7年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
議案第30号  平成7年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)
議案第31号  平成7年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第32号  平成7年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
議案第33号  平成7年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)
議案第34号  平成7年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)
議員提出議案  新たな「食料・農業・農村基本法」の制定に関する意見書の提出につ
第 1 号   いて
議員提出議案
第 2 号   地方分権の実現を求める意見書の提出について
議員提出議案
第 3 号   住宅金融専門会社の不良債権処理に関する意見書の提出について
報告第1号   専決処分の承認を求めることについて
        専決処分第1号 平成7年度富山県砺波市一般会計補正予算(第5号)
請    願  食料・農業・農村基本法の制定に関する請願外4件
庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の補欠選挙について



平成8年3月定例会 目次

      平成8年3月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(3月7日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  報告事項 ……………………………………………………………………………  2
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第1号から議案第27号まで、報告第1号
   提案理由の説明………(岡部市長) …………………………………………  3

★第2号(3月11日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 25
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 25
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 25
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 25
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 26
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 26
  議案第28号から議案第34号まで
   提案理由の説明………(岡部市長) ………………………………………… 27
  市政全般に対する代表質問
   18番  松本 恒美 議員 ………………………………………………… 29
      ・平成8年度予算編成について
      ・行政改革、地方分権の推進について
      ・総合病院の増改築について
      ・防災対策について
      ・国道359号線バイパスについて
      ・畜産環境改善対策事業について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   12番  中西 宏一 議員 ………………………………………………… 45
      ・総合病院の整備方針について
      ・保育所・幼稚園の運用について
      ・電源地域産業再配置事業について
      ・主要地方道の改修について
    5番  南本 友一 議員 ………………………………………………… 54
      ・地域・農業振興策について
      ・公的介護保険制度について
    4番  村中 昭二 議員 ………………………………………………… 60
      ・新食糧法下の諸問題について
      ・道路網の整備促進について
    1番  石田 隆紀 議員 ………………………………………………… 63
      ・人口対策について
      ・全国都市緑化とやまフェアについて
★第3号(3月12日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 73
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 73
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 73
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 73
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 74
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 74
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
    7番  河原  誠 議員 ………………………………………………… 75
      ・雇用・就職問題について
      ・産業育成と企業誘致について
      ・福祉・医療の諸問題について
      ・学校間の格差問題について
    6番  堀田 信一 議員 ………………………………………………… 88
      ・広域合併構想の推進について
      ・総合病院の増改築計画について
      ・用途地域内の諸問題について
      ・出町文教ゾーンについて
      ・駅前の安全維持について
    2番  藤井 外志男 議員 ………………………………………………101
      ・地域情報化計画について
      ・2000年とやま国体について
      ・美術館の整備について
      ・防災計画の見直しについて
    9番  西尾 英宣 議員 …………………………………………………114
      ・顔づくり事業について
      ・環境対策について
      ・産業施策について
      ・福祉の充実について
   14番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………127
      ・平成8年度予算案から
      ・老人保健福祉計画の見直しについて
      ・環境施策の推進について
  議案の常任委員会付託(議案第1号から議案第34号まで、報告第1号) 142
  請願の常任委員会付託 ……………………………………………………………142

★第4号(3月19日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………143
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………143
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………143
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………143
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………144
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………144
  議案第1号から議案第34号まで、報告第1号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………145
   討 論
    反対討論 西尾 英宣 議員 ………………………………………………154
    賛成討論 柴田 豊明 議員 ………………………………………………155
   採 決(議案第1号、議案第17号、議案第18号) ……………………157
   採 決(議案第2号から議案第16号まで、議案第19号から議案第34号
       まで、報告第1号) …………………………………………………157
  請願5件
   採 決 ……………………………………………………………………………158
  各特別委員会の審査報告 …………………………………………………………160
  庄川左岸水害予防市町村組合議会議員の補欠選挙 ……………………………165
  議員提出議案第1号
   提案理由の説明………(南本議員) …………………………………………165
   採 決 ……………………………………………………………………………166
  議員提出議案第2号
   提案理由の説明………(吉澤議員) …………………………………………167
   採 決 ……………………………………………………………………………167
  議員提出議案第3号
   提案理由の説明………(吉澤議員) …………………………………………168
   討 論…………………(西尾議員) …………………………………………169
   採 決 ……………………………………………………………………………169
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………169
  請願審査結果 ………………………………………………………………………173



平成8年3月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成8年3月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1.会議録署名議員の指名
  第2.会期の決定について
  第3.施政方針並びに議案第1号から議案第27号まで、平成8年度富山県砺波市
     一般会計予算外26件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについ
     て
     (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月 7日  午前10時20分  開議
   3月 7日  午前11時15分  閉議

1.出席議員(21名)
   1番 石 田 隆 紀 君     2番 藤 井 外志男 君
   3番 高 田 隼 水 君     4番 村 中 昭 二 君
   5番 南 本 友 一 君     6番 堀 田 信 一 君
   7番 河 原   誠 君     8番 山 岸 銀 七 君
   9番 西 尾 英 宣 君    10番 宮 木 文 夫 君
  11番 柴 田 豊 明 君    12番 中 西 宏 一 君
  13番 金 堂 久 哉 君    14番 前 田 喜代志 君
  15番 平 木 弥 吉 君    16番 林     紘 君
  18番 松 本 恒 美 君    19番 梶 谷 公 美 君
  20番 大 橋 利 則 君    21番 上 田 政 雄 君
  22番 古 井   晃 君

1.欠席議員(1名)
  17番 吉 澤 邦 麿 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 岡 部 昇 栄 君    助  役 斉 藤 利 明 君

 収入役  安 念 鉄 夫 君    総務部長 柳 原 和 夫 君

                   産業建設
 民生部長 中 島 和之進 君    部  長 福 島 敏 夫 君

                   企画調整
 水道部長 福 田 正 治 君    室  長 堀   秋 博 君

 総務課長 老   寿 一 君    財政課長 津 田 俊 祐 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 古 井 勝 久 君    課  長 紫 藤 健 一 君

 上水道
 課  長 宮 井   正 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  桃 井 千 秋 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坪 本 正 樹 君

 消防本部              消防本部
 消防長  村 井 宗 之 君    次  長 安 念 政 満 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 太 田 勇 二      主  幹 貝 淵 文 夫

 調査係長 川 原 国 昭



平成8年3月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時20分 開議

◯議長(平木君) ただいまより、平成8年3月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

◯議長(平木君) 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した、例月出納検査の結果報告を、お手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(平木君)  これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、
  議長において
    4番 村 中 昭 二 君
    5番 南 本 友 一 君
    6番 堀 田 信 一 君
を指名いたします。

◯議長(平木君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本3月定例会の会期は、本日から3月19日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(平木君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月19日まで13日間と決定いたしました。

◯議長(平木君) 次に、日程第3 施政方針並びに議案第1号から議案第27号まで、平成8年度富山県砺波市一般会計予算ほか26件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 岡部昇栄君。
  〔市長 岡部昇栄君 登壇〕

◯市長(岡部君) まだ退院後、本格的体調が十分でございませんので、お許しをいただきまして、座って提案理由の説明を申し上げますので御了承いただきたいと思います。
 本日、ここに平成8年3月砺波市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位にはおそろいで御出席を賜り、まことにありがたく深く御礼を申し上げます。
 まず、私の病気療養について申し上げます。
 昨年末に受けた精密検査の結果、大腸に炎症を起こしていることがわかり、その後入院し、加療を続けてまいりましたが、治癒に時間が要すると判断されたので、先月初旬、手術を行いました。幸い、手術後の経過はよく、順調に回復し、今月の初めに退院することができました。
 この間、議員各位をはじめ、市民の皆様には御心配と御迷惑をおかけいたしましたこと、心からお詫び申し上げますとともに、入院中に皆様から数々の見舞いや激励のお言葉をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。今後は、健康に留意し、一層職務に専念したいと考えておりますので、議員各位の変わらぬ御指導、御協力をお願い申し上げる次第でございます。
 それでは、本議会に提出いたしました平成8年度予算案及びその他の議案の御審議をお願いするに当たりまして、その概要を申し上げ、あわせて市政運営に係る所信と施策の大綱を申し述べたいと存じます。
 さて、今日の国際情勢は、東西両大国の対峙による戦後秩序が既に過去のものとなり、また、国内にあっては、高齢化、情報化、少子化など社会全体にわたって構造変化が起こりつつあります。
 私は、今こそ戦後長く続いた政治・経済・社会のもろもろの制度を謙虚に見直し、新たな歩みを始めなければならないと考えております。
 本年は、あと5年で新世紀を迎える節目の年であります。21世紀が希望に満ちた世紀となるかどうかは、この期における思い切った行政改革、政治改革、経済改革への取り組みいかんによるといっても過言ではないと考えております。
 この新たな時代に向けて、地方自治体は、ますます高度化、多様化する市民ニーズに的確に対応しながら、豊かな市民生活の実現と福祉の向上を目指し、21世紀を見据えた諸施策を推進していかなければなりません。
 そのためには、地方分権を強力に推進することにより、地域の個性を生かした地域づくりができるような、国と地方の関係を構築していくことが最も重要であると確信しております。
 私は、時代の推移をしっかり見定め、社会経済情勢の変化を的確に把握し、市民の皆様の負託にこたえるよう、第6次砺波市総合計画のまちづくり基本戦略に基づき、「イメージづくり」、「パワーづくり」、「システムづくり」に全力を傾注してまいる所存であります。
 特に、今年はその第6次総合計画後期修正計画のスタートの年であり、すべての市民が希望に満ち、幸せに暮らすことができるよう、創意と英知を生かして諸施策を推進し、「うるわし 散居のなかに花と緑の活力に満ちたふるさと となみ」の実現に向け、努力してまいります。
 さて、当市においては、人口が少しずつ増加しており、本年2月26日には3万9,000人を突破しました。都市間競争の激しい中で、人口が増加しているということは、第6次総合計画に掲げた12の戦略プロジェクトが順調に進展し、その効果が徐々にあらわれ、住みよい魅力あるまちづくりが着実に進展してきていることのあかしではないかと考えております。
 しかしながら、若者や労働力の流出、出生率の低下、本格的な少子・高齢化社会の到来など、解決すべき課題は山積しております。
 これらの現状を踏まえ、将来を展望し、真に豊かな地域社会の実現を目指して、創意工夫を凝らした諸施策を実行し、市民の皆様と一体となり、活力あふれるまちづくりを推進してまいりたいと考えておりますので、市民の皆様並びに議員各位の御指導、御協力を切にお願い申し上げる次第であります。
 次に、平成8年度の予算編成の基本方針について申し上げます。
 最近の我が国経済は、景気の足踏み状態が続いているものの、経済対策の実施等による公共投資の増加とともに、個人消費や民間設備投資にも緩やかな回復傾向がみられ、景気回復にようやく明かりがともってきたのではないかと考えております。
 政府の平成8年度の経済運営は、この景気回復の足取りを確実なものにし、中長期的な安定成長につなげるため内需振興に一層努めるとともに、自由で活力があり、同時に豊かで安心できる経済社会の創造を進める一方、行財政改革を強力に推進するなどを基本として、その方針が定められました。
 その基本方針のもとに、国の平成8年度予算案が編成されたところであり、その総額は、対前年度比5.8%増の75兆1,049億円となっております。
 また、国の地方財政対策は、地方財政の健全性を確保しつつ、住民に身近な社会資本の整備、災害に強い安全なまちづくり、地域の特色を生かした自主的・主体的な活力ある地域づくりを積極的に推進することとしております。
 さらに、平成8年度において所得税・住民税の減税が平成7年度と同規模で実施されることから、これによる影響額を減税補てん債の発行により補てんするとともに、地方交付税につきましても、交付税特別会計において対応額を借り入れることにより補てんし、地方財政に悪影響が及ばないように配慮されたところであります。
 このような状況を踏まえ、本市の新年度予算案は、基本的には我が国の経済情勢、国・県の新年度予算案、地方財政計画等を勘案するとともに、高齢化、情報化、国際化が進展する中で、時代の要請と住民のニーズにこたえるため、市民が希望に満ち、幸せに暮らせることができるような社会基盤づくりを着実に推進するとともに、今までおろそかにされがちであった、豊かな心を持ち、文化的感覚のすぐれた人材の育成など人づくりにも重点を置いて編成いたしました。
 とりわけ、平成8年度が第6次砺波市総合計画後期修正計画の第1年次に当たることから、花と緑の活力に満ちたまちづくりを推進するため、積極的に対応することといたしました。
 平成8年度予算案の重点項目としましては、
 第1に、「第13回全国都市緑化とやまフェアへの対応」であります。
 今年はチューリップ公園がオープニング会場となって、全国都市緑化とやまフェアが開催されることから、そのメインパビリオンとなるチューリップ四季彩館を完成させるとともに、そのオープン記念事業及びとやまフェアへの参画事業などを推進し、その成功に万全を期してまいります。
 第2に、「社会基盤の整備促進及び産業の振興」であります。
 21世紀を展望した諸施策を積極的に進めるため、住みよいまちづくりの基礎となる社会基盤づくりを継続的に進めることとし、道路整備事業、土地区画整理事業、下水道事業などを推進してまいります。
 また、産業の振興と地域の活性化を図るため、ハイテク・ミニ企業団地建設事業、集落営農推進協議会活動補助事業、革新的農業技術等導入促進事業などに積極的に取り組んでまいります。
 第3に、「保健・医療・福祉施策の推進」であります。
 人生80年時代に入り、本格的な高齢化社会を迎えようとしている中で、市民がすこやかに生きがいをもって暮らすことができるよう、市民の福祉・健康づくりを積極的に進めることとし、(仮称)南部福祉センター基本計画の策定、訪問看護ステーションの設置、総合病院増改築の基本計画の策定・調査などに努めてまいります。
 第4に、「文教施策、児童福祉施策の推進」であります。
 豊かな心や文化的な心を養い育てるとともに、次代を担う子どもたちの健全な育成を図るため、出町文教ゾーンの整備事業や(仮称)砺波市美術館の建設事業、東部保育所乳児保育室の増築事業等を進めるとともに、ソフト事業としてオペラ事業への協力や人間形成の基礎である道徳教育を推進してまいります。
 第5に、「2000年とやま国体の準備態勢の確立と体育施設の整備促進」であります。
 富山県での開催が内定した2000年国体まで、あと4年となったことから、その準備態勢を整えるとともに、総合運動公園などの体育施設の整備を図ってまいります。
 地方公共団体を取り巻く財政環境は、財源不足に加え、多額の借入金残高を抱えていることから、依然厳しい状況にありますが、財源の確保に全力を尽くし、地方自治の本旨である住民福祉の向上を図るため、長期的展望に立って健全な財政運営を堅持し、市政の運営に全力を傾注してまいる所存であります。
 このような基本方針に基づき編成いたしました平成8年度の会計別予算案の規模は、
 一般会計 153億8,800万円
      (対前年度比  6億2,000万円 4.2%増)
 特別会計  66億1,850万円
      (対前年度比 △1億3,120万円 1.9%減)
 企業会計 114億9,260万円
      (対前年度比  2億8,770万円 2.6%増)
 総  額 334億9,910万円
      (対前年度比  7億7,650万円 2.4%増)となっております。
 次に、歳出予算の概要及び市政の運営と施策について総合計画に掲げる9つのまちづくり施策の項目ごとに御説明申し上げます。
 第1に、「うるわし 散居のなかに花と緑の活力に満ちたふるさと となみの基盤づくり」について申し上げます。
 市民一人ひとりが、ゆとりのある快適な生活を実感できる地域社会の形成を図るためには、地域振興の根幹となる都市基盤の計画的かつ着実な整備が必要であると考えております。
 まず、道路整備の状況について申し上げます。
 高速自動車道の整備につきましては、東海北陸自動車道は、上平インターチェンジ・福光インターチェンジ間の工事の発注状況が41%となっており、トンネルや橋梁の大規模工事に取りかかっております。また、上平インターチェンジ・清見インターチェンジ間につきましては、完成すれば日本第2位の長大トンネルとなる天生トンネルの避難抗の工事が始まる予定であります。
 能越自動車道は、小矢部砺波ジャンクション・氷見インターチェンジ間約30キロメートルにおいて事業が進められておりますが、そのうち、小矢部砺波ジャンクション・福岡インターチェンジ間6.9キロメートルについては、3月28日に供用が開始されることになりました。
 一般国道の整備につきましては、国道156号除雪拡幅事業は、現在、五郎丸地内において本工事が進められており、五郎丸交差点までの4車線化が本年12月ごろまでに完成する予定であり、荒高屋・庄川町天正間は、設計協議が完了し、平成8年度に用地買収が進められる予定であります。
 また、国道359号につきましては、残されておりました大辻地内の工事が進められており、平成8年度に完成する予定であります。
 また、国道359号東バイパスについても、測量調査を進めており、平成8年度に着工できるよう努力しているところであります。
 県道の整備につきましては、砺波福光線は、地元の協力を得て用地買収、物件移転が順調に進んでおり、現在、横江宮川を中心に工事が発注されております。井栗谷大門線は、和田川架橋工事の下部工を進めているところですが、平成8年度には上部工に着手する予定であります。
 市道の整備につきましては、市道十年明鷹栖線は国庫補助金の追加があったことから、事業の一層の促進に努めてまいります。また、市道安川栃上線につきましても、完成に向け努力をしているところであります。また、新規事業として、平成8年度に市道インター苗加線の道路改良工事を実施したいと考えております。
 次に、雪寒事業につきましては、平成7年度に市道栄町千保線の消雪工事の一部に着手しましたが、引き続き工事を進めることとし、平成8年度中には完了する予定であります。また、雪に強いまちづくりを目指して、第2次雪国快適まちづくり事業を進めてまいりましたが、さらに地域ぐるみの除排雪活動の推進を図るため、第3次の同事業の計画を策定したいと考えております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 街路事業につきましては、西町・末広地内の国道359号の拡幅を平成7年度から県施行の街路事業として取り組むこととし、測量及び設計を実施したところであり、平成8年度には用地買収に入る予定であります。
 また、新たな事業として、平成8年度に都市計画道路豊町高道線の築造に着手する予定であります。これは、砺波インターチェンジから市道中村高道線を結ぶ延長約1キロメートルのこの都市計画道路のうち、太郎丸東部地区土地区画整理事業の区域界から国道359号までの約165メートルの区間について、街路事業で施行しようとするものであります。
 組合施行による土地区画整理事業につきましては、鍋島北地区が1月27日に、鍋島中央地区が2月28日にそれぞれ解散総会が行われ、清算業務を経て、事業がすべて完了することになります。
 現在、施行中の太郎丸西部地区につきましては、都市計画道路等の道路整備が完了しましたので、今後は公園等の整備を行い、工事の完了を目指してまいります。砺波駅南地区につきましては、物件移転を促進し、都市計画道路山王町苗加線などの道路の築造工事を進めるとともに、JR砺波駅の橋上化を進めるなど事業の促進を図ってまいります。太郎丸東部地区につきましては、物件移転を進め、都市計画道路豊町高道線をはじめ都市計画道路の築造工事を本格的に進めてまいります。
 また、出町文教ゾーンの整備に関連する深江地区につきましては、平成7年度中に事業計画が策定される予定であり、今後は組合の設立に向け、本同意の取りまとめなどに、より一層指導と助言に努めてまいります。
 そのほか、市街地周辺の未整備地区につきましては、区画整理事業に対する関係住民の理解や協力を得ることができるよう、説明会や計画の策定などの指導を行い、事業の推進に努めてまいります。
 市営住宅建設事業につきましては、継続事業でありました東鷹栖団地の5号棟15戸が完成し、さらに周辺施設の集会場及び雁木通路等がこの3月中に完成いたしますので、本年4月から入居を開始いたします。また、近くまとまります公営住宅再生マスタープランに基づき、新栄町団地の建替え事業の基本設計を平成8年度に策定する予定であります。
 第2は、「豊かな暮らしを支えて21世紀を拓く産業づくり」について申し上げます。
 都市が生き生きと機能するためには、より一層、産業の振興を図る必要があります。このため、地域に密着した地場産業や中小企業の育成を図るとともに、企業の誘致、新しい産業の導入を進め、社会の変動に対応できる産業基盤を確立することが必要であると考えております。
 まず、工業の振興について申し上げます。
 若林工場団地につきましては、昨年の笹谷工業株式会社の誘致により、完売したところであります。
 第4工業団地につきましては、冬期間の地下水調査が終了し、県への開発行為の届け出を行ったところであり、今後、造成工事に着手するとともに、引き続き優良企業の誘致に努力してまいります。
 次に、ハイテク・ミニ企業団地につきましては、砺波商工会議所が事業主体となり、平成8年度において用地の取得造成を計画しておりますが、市といたしましても積極的に支援してまいります。
 第3は、「競いあう時代の農林業づくり」について申し上げます。
 国民生活にとって、最も基礎的な食糧や木材などの安定供給、自然環境の保全、地域経済の維持、水資源のかん養など農林業の持つ役割は極めて重要であり、今後、国際競争に対抗できる産業として自立できる農林業を確立することが必要であると考えております。
 まず、食糧制度につきましては、昨年11月にいわゆる新食糧法がスタートし、主要食糧である米の流通については全体需給の調整を図ることが基本とされております。そして、米を今後とも安定的に供給するため、生産者の自主性を生かした米づくりの体質強化を図るとともに、市場原理の導入、規制緩和を通じて流通の合理化が進められることになりました。
 平成8年度においては、米の潜在生産量が需要量を上回ることが予想されることから、新生産調整推進対策が進められることになり、県から生産調整目標面積のガイドラインとして、市の水田面積の20.63%に当たる916.9ヘクタールが示されたところであります。市といたしましては、これを受けて1月12日に各地区へ生産調整目標面積を提示し、これが確実に達成できるよう団地化などへの誘導を図り、とも補償事業の活用を指導しているところであります。
 農林業施策の主なものといたしましては、まず、「砺波型農業」の早期実現に向けて、集落営農体制の整備や意欲ある組織経営体の育成を図るほか、米の流通において需給情勢を反映する市場性を重視し、消費者ニーズに的確に対応するため、新たに「うまい砺波米」の生産販売体制の確立に取り組み、となみ野農業協同組合と生産者が一体となって、有機米等付加価値の高い米の生産の拡大に努めてまいります。また、農業の魅力を高めるとともに、さらなる省力化に向けて、無人ヘリの取り組みを支援したいと考えております。
 園芸特産関係につきましては、チューリップ球根の生産面積の拡大や、ほ場条件の改良に向け、良質堆肥の投入、新規参入農家への支援など各種施策を強力に推進してまいります。また、稲作農家の経営安定に向けて、野菜、花き、球根などの複合経営への取り組みを推進してまいります。
 畜産関係につきましては、農村地帯における混住化が進みつつあることから、地域の住環境の保全に留意し、環境に配慮した畜産経営の確立に向けて努力してまいります。
 栴壇山定住施設につきましては、利用促進と運営管理を指導するとともに、都市と農村の交流づくりを推進してまいります。
 農業農村整備事業につきましては、団体営農道整備事業等3地区のほか、ふるさと農道整備事業で県営及び市営の各1地区、さらに県単独事業などを進めてまいります。
 また、かんがい排水事業及び土地改良総合整備事業では、県営、団体営など新規1地区及び継続地区の事業促進を図り、生産性の高い安定した農業経営の基盤づくりを進めてまいります。
 一方、中山間地域の活性化を図るため、中山間地域総合整備事業を導入し、庄川町と連携しながら農業生産基盤と生活環境を一体的に整備する広域連携型の事業に着手してまいります。
 具体的には、特定農山村地域の指定を受けている栴壇山地区を中心に、ため池改修、集落道整備、ポケットパークの新設などを行うとともに、夢の平県定公園や庄川峡県定公園を中心に、広域観光ネットワークの形成と農業生産基盤の整備をあわせた総合的な地域づくりを目指してまいります。
 第4に、「人と自然の調和した生活環境づくり」について申し上げます。
 快適でやすらぎのある生活環境の整備は、住みよいまちづくりの基本であります。このため、恵まれた自然環境を生かしたまちづくり、ゆとりと潤いのあるまちづくり、そして災害のない安心して暮らせるまちづくりを進めていく必要があると考えております。
 まず、緑花関係事業につきましては、花と緑のまちづくり条例に基づき、各種緑花推進施策を市民総ぐるみで展開し、花と緑に包まれた活力に満ちたまちづくりを積極的に推進してまいります。
 具体的には、チューリップ四季彩館や夢の平コスモス荘周辺の緑化、地域花壇の整備充実に努めるとともに、公園や道路等の植栽につきましても適切な維持管理に努めてまいります。
 また、各種記念樹等の交付や住宅団地における緑花協定の締結、花と緑のモデル地区の指定を促進するほか、地域ぐるみによる沿道緑花や花壇のリフレッシュ、花と緑の協定の締結を促進するなど、地域の緑花を積極的に推進してまいります。
 さらに、市民参加の花壇・生け垣等のコンクールや花と緑のフォーラム等を開催するとともに、緑の相談員の配置や保存樹等のPRを積極的に行ってまいります。
 庄川左岸の桜づつみモデル事業につきましては、東開発・下中条地区を整備して、市民が憩える桜の名所づくりに努めてまいります。また、柳瀬地先で整備しておりますポケットパークにつきましては、近く完成する運びであります。
 砺波総合運動公園につきましては、2000年とやま国体の開催に向けて、公園の実施設計や敷地造成等の工事を実施して整備を進めてまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業は、現在328ヘクタールの事業区域の認可を受け、事業を推進しているところでありますが、平成8年度は、太郎丸東部地区土地区画整理事業にあわせて、その区域内の整備を主に推進したいと考えております。また、水洗化の推進につきましては、これまでも普及勧奨を行ってまいりましたが、さらに積極的に啓発を行い、水洗化率の向上に努めてまいります。
 油田地区の一部において実施しております特定環境保全公共下水道事業につきましては、平成8年1月に事業区域拡大の認可を得、事業区域の面積が73.7ヘクタールになりましたが、引き続き、事業の推進を図ってまいります。
 農業集落排水事業につきましては、東般若地区における事業がこのたび完工し、去る3月1日に竣工式を行い、本格的に稼働を開始いたしました。また、般若地区につきましては、現在管渠工事を進めておりますが、平成8年度には下水処理場の建設に着手してまいります。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 上水道は、市民生活に欠かすことのできないライフラインの1つとして「安全でおいしい水」を的確に供給することが使命であると考えており、経営の健全化を図りながら、市民から信頼される水道を目指して企業努力を続けてまいります。
 また、災害時における水の確保や災害に耐え得る施設の整備を進める必要があることから、老朽管の更新などを計画的に進め、災害に強い水道施設の整備に努めてまいります。
 次に、ごみ対策につきましては、容器包装リサイクル法の関連政令省令が昨年12月に公布され、制度の詳細について明らかになってまいりました。この容器包装リサイクル法は、消費者に分別収集への協力を、市町村に分別収集を、事業者に収集された廃棄物の再商品化を義務づけるなど、それぞれが責任を分担しあうことにより、ごみをつくらない「ごみゼロ社会」の実現を目指そうとするものであります。
 そこで、これまで分別収集していた瓶や缶に加え、リサイクル可能なごみとして、紙パックやペットボトルなどの分別収集について検討するとともに、市民の皆様の御理解と御協力が得られるよう啓発に努めてまいります。
 次に、交通安全対策の推進につきましては、高齢者と子供、そして若者の交通事故防止、シートベルト着用の徹底を平成7年度年間活動の重点と定め、関係機関、関係団体との連携により、市民総参加の活動として取り組んできたところであります。
 その結果、昨年中の交通事故死者につきましては、4人と過去5年間で最少となり、一応の成果を挙げることができました。しかしながら、交通事故死者4人のうち3人が65歳以上の高齢者であったこと、事故発生件数及び負傷者数が前年に比して、いずれも約20%増加したことなど、依然として予断を許さない状況にあります。このようなことから、今後も高齢者の交通事故防止対策を中心に、道路交通の危険性をみずからの身で体験する「体験型講習会」を積極的に開催するとともに、反射材などの夜間安全機材の利用を促進するなど、市民ぐるみで交通安全意識の一層の高揚を図ってまいります。
 次に、防災対策について申し上げます。
 昨年1月17日未明に発生しました阪神・淡路大震災をきっかけにして、県では平成7年度において、地域防災計画の見直しが行われているところであり、これにあわせ当市においても、地域防災計画の見直しを行い、ほぼ取りまとめを終えたところであります。
 主な見直し事項については、住民、事業所、市職員の災害時における行動マニュアルの作成、情報の伝達体制の整備、災害時における生活必需物資等の調達協定の締結などでありますが、これに加え、砺波広域圏内町村と災害時における防災相互支援協定を締結することとし、さらに有事に際し効率的に機能する施設、資機材の確保について具体的に検討を進め、災害に強いまちづくりに努めてまいります。
 なお、本年の富山県総合防災訓練は、砺波市を中心に開催される予定となっており、市民及び各種防災関係機関の協力を得ながら諸準備を進めてまいります。この防災訓練を通して防災、災害復旧、救援に関する技術、ノウハウを体得して非常時に備えたいと考えております。
 次に、消防防災事業につきましては、消防力の充実強化を図るため、消防活動関係事業として消防職員の増員を図るとともに、県消防防災ヘリコプターの導入に伴い発足した航空隊への職員派遣、救急業務の高度化に対処するための救急救命士研修所への職員派遣などを行う予定であります。また、消防施設整備事業として消防器具置場敷地造成工事、可搬動力ポンプ積載車の更新、消火栓新設工事及び防火水槽の新設工事を計画的に進めてまいります。
 また、昨年3月にモデル広域消防の指定を受け、検討しております消防の広域化計画につきましては、関係市町村の担当者をメンバーとするプロジェクトチームを編成し、組織体制及び人事管理、消防施設整備及び財産処理等について鋭意検討を進めております。
 第5に、「健康で生きがいのあるくらしづくり」について申し上げます。
 本格的な少子・高齢化社会の到来を控え、すべての市民が健康で明るく、生きがいのある充実した生活を営むことのできるまちづくりを目指し、家庭や地域に根ざしたきめ細かな保健・医療・福祉施策を展開する必要があると考えております。
 まず、健康増進対策について申し上げます。
 各種検診事業、健康教育、健康相談、訪問指導、機能訓練事業などにつきましては、その内容を充実するとともに、啓発に努め、より一層魅力ある健康づくり施策を推進してまいります。なお、平成7年度から開始いたしました婦人の健康づくり検診の1つである骨粗鬆症検診につきましては、さらに、事業の充実を図ってまいります。
 また、近年、8020運動など歯科保健への関心も高まりつつ、口腔衛生指導として健康教育・相談の推進に努めておりますが、生涯を通じた歯科保健対策として、県の「むし歯予防パーフェクト作戦」の事業を導入し、平成8年度は、特に乳幼児を対象に、むし歯予防対策を進め、歯科保健事業の強化を図ってまいります。
 地域に根ざした健康づくり活動につきましては、地域の健康アドバイザーとして活動いただく食生活改善推進員やヘルスボランティアを引き続き養成し、食生活、健康づくりに理解を持ち、地域での実践活動を通じて生活に密着したきめ細かい健康づくりに役立つよう支援してまいります。
 母子保健対策につきましては、妊娠から乳幼児期までの一環した保健指導、健康診査、訪問指導などその内容の充実に努めるとともに、家庭できめ細かな援助活動を行う母子保健推進員を増員し、地域において子育てのよき援助者となるよう努力してまいります。
 また、平成9年度からの母子保健事業の市町村移譲に向け、母子保健サービスが一元的に取り組める体制の整備を図ってまいります。
 これからの保健サービスの基盤整備につきましては、寝たきり予防の観点から老人保健福祉計画における整備目標に向けて、保健・福祉・医療連携の体制を確立するとともに、新たに看護ケアサービスとして訪問看護事業を創設し、医師会など医療機関の協力を得ながら、市が設置主体となって訪問看護ステーションを開設したいと考えております。
 この事業は、在宅の寝たきりの人などに対し、かかりつけの医師の指示に基づき訪問看護サービスを提供しようとするものであります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 砺波総合病院につきましては、地域の中核病院として、住民の健康保持・増進に必要な医療の推進のため、保健や福祉との連携を図りながら、高度先進医療、救急医療、在宅医療の充実に努め、市民に親しまれ、信頼される病院を目指して努力してまいります。
 診療態勢につきましては、優秀な医療技術者を確保し、医療技術の向上や患者サービスの徹底を図り、また、設備面として高度医療機器の導入を図るとともに、医療サービスの改善と事務の効率化のため推進しております最新医療情報システムの構築に努め、これまで導入してきた各種システムに加え、さらに病理検査画像システムを導入してまいります。
 病院の経営につきましては、それを取り巻く環境は引き続き非常に厳しい状態にありますが、近年の病院利用者の動向や地域社会の医療ニーズを見極め、これからの高齢化社会に適応した医療の供給を目指し、このほど策定いたしました病院将来構想に基づき、平成8年度において病院の増改築の基本計画づくりを進めるとともに、今後とも業務の効率化、経営の健全化を図り、地域中核病院としての使命達成に一層努力してまいります。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 高齢者福祉につきましては、特養ホーム「やなぜ苑」の増築工事がこのほど完成し、30床が増え合計80床になりました。4月1日から入所が始まることから、施設入所の待機者が大幅に減少することになりました。
 また、南部福祉ゾーンの福祉センターの整備につきましては、高齢者に要望の多いデイサービスセンターと一体になった施設の整備を目指して、具体的な基本計画の策定を進めてまいります。
 また、シルバーワークプラザにつきましては、高齢者の意欲と能力に応じた多様な就業機会を確保し、提供するシルバー人材センターの拠点施設として整備するため、建設の準備を進めてまいります。
 在宅福祉につきましては、家庭における介護者の負担を軽減するため、これまでのホームヘルプサービス、デイサービス、ショートステイの三本柱を軸とした従来のソフト事業に、新たに福祉機器のリサイクル事業、住宅リフォーム事業を加え、在宅福祉サービスの充実を図ってまいります。また、ホームヘルパーを昨年に引き続き増員し、常勤18名、非常勤15名で介護支援態勢を取り、在宅福祉の一層の充実を図ってまいります。
 今後も、市民の多様なニーズに対応できるよう、保健・医療・福祉サービスを一体的に提供する体制を整備してまいります。
 障害者福祉につきましては、障害者の自立と社会経済活動への参加を支援するため、ノーマライゼーションの考え方に立って、在宅生活の援護をしながら住みよいまちづくりを推進してまいります。
 また、かねてから建設中でありました精神障害者通所授産施設「ワークハウスとなみ野」につきましては、3月26日に竣工式を予定しており、精神障害者の就労及び社会的自立の促進を目指して4月1日から運営を開始してまいります。
 児童福祉対策につきましては、市内東部地区の保育児童数の急増に対応するため、平成8年度に東部保育所において保育室、授乳室を増築し、乳幼児の受入れに万全を期してまいります。また、近年の保育ニーズの多様化に対応して、延長保育等をさらに進め、子育て支援を図ってまいります。
 第6に、「ふるさとを愛し世界にひらかれた人づくり」について申し上げます。
 ふるさとを愛し、思いやりのある心をはぐくむとともに、社会や科学の進歩に対応しながら、世界の仲間とともに21世紀を力強く生きる人づくりが求められています。
 このため、豊かな心を持ち、たくましく生きる人間の形成を目指し、家庭、学校及び地域社会が一体となって諸施策を推進していくことが必要であると考えております。
 今日、学校においては、いじめや不登校の問題が潜在化しておりますが、私は、これは基本的には人間教育に問題があると考えております。
 戦後、日本は民主主義社会となりましたが、民主主義、自由、平等を履き違え、真の意味を理解せず、権利の行使だけが強調され、また、経済の発展にのみに目を奪われて、拝金主義がはびこり、大切な人間の内面を磨く教育をおろそかにしたところに問題があるのではないでしょうか。今、これを正さなければ、将来憂うべき状態に陥るだろうことを思うとき、人間教育の立て直しが急務であると考えております。
 学校教育につきましては、人間としての生涯における基礎的能力を身につけ、豊かな人間性と創造性をはぐくみ、社会への適応力を助長する重要な課程であります。人間尊重の精神に満ち、人間として必要な基本的資質を養いながら、個性や能力を伸ばす教育を進めることが大切であると考えております。
 このような基本的認識のもとで、いじめや不登校の問題が潜在している教育現場については、小学校2校において、新たに心豊かな人間性を養い育てるための「心の教育推進事業」を展開してまいります。
 また、国際化の進展に対応するため、外国語指導助手を1人増員し、合計3人として各中学校に1人ずつ配置し、英語教育の充実を図り、地域レベルでの国際交流を図ってまいります。
 かねてから要望のありました幼稚園における3歳児からの受入れにつきましては、現在、出町幼稚園、北部幼稚園において実施しておりますが、平成8年度から般若幼稚園においても実施してまいります。また、その他の幼稚園での受入れにつきましては、さまざまな課題もありますが鋭意検討を進めてまいります。
 次に、出町文教ゾーンの整備のうち、出町幼稚園の建設でありますが、出町小学校管理棟及び教育センターを取り壊し、その跡地に建設することとし、平成8年度内に完成させたいと考えております。
 また、出町小学校につきましては、深江地区で事業が予定されております土地区画整理事業の区域内で移転先の用地の確保に目途がつきましたので、今後は土地区画整理組合設立後の事業の進捗状況を見て対応してまいります。
 なお、出町幼稚園の建設により取り壊されることとなった出町小学校の管理棟や教育センターにつきましては、小学校が新築されるまでの間、仮設建物や空き教室を利用して対応してまいります。
 生涯学習の振興につきましては、楽しみながら学ぼうとする人を応援し、その環境を整備するため、地区公民館活動の充実に努め、「生涯学習と連帯感にあふれた地域づくり」を目指してまいります。また、高齢者生きがい促進事業、公民館活性化事業、すこやか家庭教育支援事業など、国・県のソフト事業を導入し、学習機会の拡大を図ってまいります。
 図書館業務につきましては、情報化時代に対応した図書利用の推進と整理事務の迅速化、効率化を図るため、平成8年度に図書館業務の電算化を図り、図書館情報ネットワークシステムの導入に備えたいと考えております。
 郷土資料館につきましては、駐車場を増設するとともに、市史編纂で収集した資料の整理及び公開展示の準備を進めてまいります。
 文化財保護につきましては、平成9年度から県で予定されている中世山城分布調査に先立ち、(仮称)増山城跡保存活用検討委員会を発足させ、保存整備の基本構想をまとめたいと考えております。
 青少年の国際交流につきましては、4月15日から4月28日までの間、当市の中学生使節団を、姉妹都市であるオランダ王国リッセ市へ派遣し、ホームステイなどを通じて交流を深める予定であります。また、富山県青年・女性の翼派遣事業へも積極的に参加し、国際理解を含め、相互交流を図ってまいります。
 次に、スポーツの振興につきましては、市民がいつでもどこでも気軽にスポーツに親しめるよう市内小・中学校で体育施設開放事業を実施するとともに、推進役である体育指導委員、スポーツ指導員の研修会などを開催し、資質の向上を図ってまいります。
 昨年、開催が内定した2000年とやま国体につきましては、開催まであと4年となり、そのスローガンも「あいの風 夢のせて」に決定し、少しずつ機運が高まってまいりました。当市で開催が予定されている3競技につきましては、県とともに本格的な準備を進めるとともに、競技会場の施設整備を進めてまいります。
 また、体育協会と連携して2000年とやま国体に向けた指導者の育成や、選手の強化・育成に努めてまいります。
 (仮称)富山県西部総合体育館及び(仮称)砺波市温水プールにつきましては、平成7年度中に基本設計が策定され、さらに体育館につきましては、平成8年度に実施設計が行われる予定となっております。
 第7に、「となみ野に根ざした文化づくり」について申し上げます。
 文化は、その土地の風土によって培われたものであり、そこに住む人々の誇りであります。また、すぐれた芸術文化は都市の魅力の醸成に不可欠であり、人々に感動とやすらぎを与えてくれるとともに、人間形成に大きな影響を与えるものであります。国際化が進展するとともに、外国人と接する機会が多くなりますが、芸術や文化に親しむ心が非常に役立つものであります。
 まず、芸術文化の振興につきましては、9月28日から10月7日までの間、県内一円で第11回国民文化祭が開催されます。砺波地区では「となみ野お祭り一揆」が企画され、会期中は砺波平野の民家や文化財を訪ねながら、散居の文化を探究するイベントが開催されます。また、滋賀県長浜市及び石川県小松市からも御参加をいただき、「子供歌舞伎競演会」を開催する予定であります。
 文化会館につきましては、幼稚園児から中学生までの発達段階に応じた団体鑑賞プログラムを組むとともに、6月23日に安念千重子さん主演による本格的なオペラ「カルメン」公演を開催するなど、多彩な自主事業を計画しております。また、文化協会と連携し、文化祭の開催やアマチュア団体の育成に努めてまいります。
 (仮称)砺波市美術館につきましては、平成9年度春の開館を目指して建設工事を進めているところですが、平成8年度は収蔵美術品の選定及び収集、開館記念展の企画及び準備を進めてまいります。また、子供と美術館とのかかわりについて考えるため、第3回美術館教育シンポジウムを開催してまいります。
 第8に、「魅力ある観光とレクリエーションランド『丘の夢』づくり」について申し上げます。
 週休2日制の普及などにより、余暇時間が増加するとともに、生活に対する価値観が変化し、観光レクリエーションの需要がますます増大してきております。これらが背景となり、若者の行政要望も娯楽施設の充実がトップにランクされるようになりました。若者の定住対策としても「自然の中で都市と農村の交流」をテーマに、花と緑を主体とした観光レクリエーションの創出が必要となってきております。
 まず、第13回全国都市緑化とやまフェアにつきましては、4月20日の開会まであと40日余りとなりました。現在、事務局体制の強化を図って臨戦態勢で諸準備を進めておりますが、施設整備面では、アクセス道路の整備、エントランスゲートをはじめとする公園のリフレッシュ工事、四季彩館エリアと水車苑とのジョイント工事が進み、近く完成する予定であります。
 フェアの展開としましては、まず、会場内見会を4月18日に実施し、ついで19日にチューリップ四季彩館の竣工式とフェアの前夜祭を開催し、20日にフェアの開会式を開催することにしております。
 会場には、チューリップ四季彩館、エレガガーデン、フラワーロード及び周辺ほ場を取り込んだ約13ヘクタールの区域内に約100万本のチューリップを植え込み、仮設庭園やフラワーヒル、高岡市から出展される立体花壇などを設け、ワールドバザールやレストラン等が入る大テントを設置します。
 イベントといたしましては、従来のものに加え、NHKの番組「趣味の園芸」の収録、花咲か爺のつどい、みつばちキャラバン隊、アマチュアバンド、アニメキャラクターショー等の催事を予定しております。
 また、駐車場対策として、新たに1,200台分を確保するとともに、混雑するトイレ対策につきましても、チューリップ四季彩館内の利用や恒設の屋外トイレの新設、会場内等への仮設トイレの効率的配置により万全を期してまいります。
 また、市内9カ所のサテライト会場や中心市街地でのアピール花壇、デモンストレーションディスプレイ、デコレーションなどにつきましても、関係者や企業の協力を得ながら準備を進めております。
 なお、このフェアのプレイベントとして、2月23日から3月3日まで開催いたしました第10回春を呼ぶチューリップ展につきましては、市民をはじめ多くの方々に御来場いただき、好評のうちに終了することができました。
 次に、チューリップ四季彩館につきましては、現在、植栽及び内装工事がほぼ完了する段階であり、また展示工事も順調に進んでおり、フェアの開幕にあわせ花の情報発信基地としてスタートする運びとなっております。
 その管理につきましては、砺波市花と緑の財団に委託し、通年観光施設として、チューリップに関連した資料の常設展示や1年中チューリップの花を見ていただくコーナーを設け、四季折々の企画展示や各種教室を開催するなど、さまざまな事業を展開する予定であります。
 第9に、「担いあうまちづくり」について申し上げます。
 まちづくりの基本は、行政に対する市民のさまざまな要望を的確に把握し、これを行政の施策として統合あるいは調和させ、その実現に向けて行政と住民がそれぞれ役割を分担し、一体となって進むことにあると考えております。
 当市におきましては、従来から簡素で効率的な行政運営に努めてまいりましたが、近年の住民の価値観の多様化、高度化による新しい住民ニーズにこたえ、効率的な行政を実施するため、急速に進歩している情報処理技術や通信技術を行政に積極的に導入することにより、これまで以上に行政の情報化、事務処理の効率化、高度化を推進し、住民サービスの向上を図ってまいります。
 また、行政の情報化や事務のOA化に加え、文書管理の適正化、事務事業の見直しによる定員管理の適正化、研修の充実による職員の資質の向上などに努めてまいります。
 次に、行政改革の推進につきましては、住民と地方が主役である地域づくりを目指して、地方分権の時代にふさわしい行政システムの確立を図るため、新しい行政改革大綱を策定することとし、このたび砺波市行政改革推進本部を設置いたしました。また、市民の皆様から行政改革に関する御意見をお聞きするため、過日、行政改革懇談会を開催したところであり、この後、さらに検討を進めて新行政改革大綱を策定したいと考えております。
 次に、第6次総合計画後期修正計画につきましては、計画の円滑な推進を図るためには、市民の皆様の御理解と御協力が不可欠でありますので、この計画の内容を十分に理解していただくため、総合計画のPR版を作成し、市政懇談会を実施して、広報、公聴に努めてまいります。そして、市民と行政が一体となって諸施策を推進し、開かれた市政を推進してまいります。
 また、市のイメージアップ事業として、当市の玄関口の一つである北陸自動車道の砺波インターチェンジの下り口に、花と緑をテーマにした「砺波市の顔と情報提供」施設を設置し、当市を訪れる方々に的確な情報をわかりやすく提供することにより、市のイメージアップを図ってまいります。
 次に、広域行政の推進につきましては、圏域内の市町村がそれぞれの長所を生かし、特色のあるまちづくりを活発に進めておりますが、これらを有機的に結び、機能を分担しあうことにより、圏域全体の発展を目指し、広域事業の推進に取り組んでまいります。
 現在、ごみ処理、福祉、保健、医療、観光、各種コミュニティ事業等を中心に広域行政を行っておりますが、今後は情報化時代に対応して、現在第三セクター方式により実施しているCATV事業についても、本年より国の補助制度、起債制度が確立されましたので、これを全域に普及するよう、現在、情報化計画調査研究会において検討しております。
 このことにより、行政としても有効に利用でき、広報、福祉、医療、産業、教育など広範囲に映像情報を住民にリアルタイムで提供するとともに、双方向の通信を可能にし、みずからも情報の発信ができることにより、既に到来している情報化時代に備えようとするものであります。いずれ計画案がまとまれば、皆様の御意見を賜り、計画の実現を目指してまいりたいと考えております。
 次に、花と緑の国際交流事業につきましては、4月のチューリップ四季彩館のオープン及び全国都市緑化とやまフェアの開会式に、姉妹・友好都市である盤錦市、リッセ市、ヤロバ市からもお客様をお招きし、式典に花を添えていただく予定にしております。また、本年は砺波市と中国盤錦市との友好都市盟約の締結5周年に当たり、盤錦市においてその記念式典が開催される予定になっておりますので、私もこの式典に出席し、盤錦市と親善を深めるとともに、さらなる友好の促進を図ってまいります。
 また、市内に滞在する外国人の数は年々増え続け、外国人登録者は現在400人弱を数えております。その中でも特にブラジル人が多いことから、これらの方々の生活を支援するため、英語、ポルトガル語併記の外国人ガイドブックを作成し、外国人にやさしいまちづくりを進めてまいります。
 以上、総合計画に掲げる9つの施策項目ごとに、平成8年度の歳出予算の概要を御説明し、あわせて市政運営に当たっての私の所信を申し述べましたが、議員各位をはじめ市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。
 次に、歳入予算のうち、主なものについて御説明申し上げます。
 まず、一般会計におきましては、市税は、48億5,426万5,000円(前年度比7.6%増)を計上いたしました。この見積りに当たりましては、経済情勢や資産評価等の動向、税制改正の内容及び地方財政計画を勘案し、過去の実績等を参酌し、見込み得る額を計上いたしました。特に、個人市民税につきましては、減税による減収分を差し引いても、人口の増加が見込まれることから、前年度比8.6%の増加を見込んで計上いたしました。
 地方交付税につきましては、基準財政需要額では公共事業等の建設地方債への振替が、引き続き実施されることや、単位費用の算定の基礎となる人口が平成7年の国勢調査の速報値を用いることによる単位費用の増加が見込まれるほか、基準財政収入額において、松下電子工業株式会社など企業誘致による不均一課税が算入されること等を勘案し、36億円(前年度比9.8%増)を計上いたしました。
 国・県支出金につきましては、民生費負担金、教育費補助金、公共事業費補助金など歳出に見合う額を算定し、国庫支出金8億8,307万2,000円(前年度比13.1%減)及び県支出金9億9,961万5,000円(前年度比20.7%増)を計上いたしました。
 市債につきましては、地方財政計画や地方債計画等を勘案して、減税補てん債やふるさとづくり事業によるチューリッププラザ建設事業、砺波市美術館建設事業など適債事業を慎重に検討の上、22億3,760万円(前年度比9.2%減)を計上いたしました。
 その他の収入につきましては、使用料及び手数料の一部の改定を行うほか、社会・経済情勢の動向を考慮するとともに、過去の実績などを検討の上、見込み得る額を計上いたしました。
 また、特別会計及び企業会計につきましては、国庫支出金、使用料及び手数料、繰入金、市債、事業収益などの収入につきましては、過去の実績、業務予定量などを検討の上、見込み得る額を計上いたしました。
 次に、予算以外の案件について申し上げます。
 条例関係につきましては、新たに制定するものは、農業集落排水事業の健全な運営に資するため、創設する財政調整基金の管理運営等に関する基本的事項を定めるもの、訪問看護の実施に関する基本的事項を定めるものなど3件であります。また、一部改正するものは、市職員の定数を改定するもの、市職員の特殊勤務手当ての額を改定するもの、災害対策基本法の改正に伴い、所要の改正を行うものなど12件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、栴壇山南部辺地に係る総合整備計画の変更に関するもの、市道路線の認定及び廃止に関するものなど3件であります。
 報告案件といたしましては、専決処分の承認を求めるもの1件であります。
 以上をもちまして、平成8年度における市政運営の基本方針及び本日提出いたしました諸議案の説明といたします。
 何とぞ、慎重に御審議の上、議決、承認を賜りますようお願いを申し上げます。
 以上であります。

◯議長(平木君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 どうも御苦労さまでございました。

 午前11時15分 閉議