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令和6年8月 本会議 定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

○議長(山田順子君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程第2号のとおりであります。

                日程第1
   市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
○議長(山田順子君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)から議案第51号 令和5年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてまで、及び認定第1号 令和5年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和5年度砺波市病院事業会計決算認定についてを議題といたします。
 これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 12番 川辺一彦君。
 〔12番 川辺一彦君 登壇〕
○12番(川辺一彦君) 皆さん、おはようございます。
 議長より発言の許可を得ましたので、自由民主党砺波市議会議員会を代表し、市長及び教育長そして病院長に、砺波市の将来像や管理者としての思いなど大きく6項目の質問をさせていただきます。
 まず大項目1の、市長4選に向けた決意についてのうち、市長4期目出馬への熱い思いと抱負について、夏野市長にお伺いいたします。
 夏野市長におかれましては、さきの6月定例会において、この代表質問への御答弁、熟慮に熟慮を重ねられた結果、市民の皆様の御期待に沿われる形で、4期目の市長選挙への出馬を表明されたものであります。
 このことは、砺波市政の歴史に残る英断であるとともに、このことに対しまして、自由民主党砺波市議会議員会としても敬意を表する次第でございます。
 さて、夏野市長は、今までの選挙戦ごとにキャッチフレーズを掲げておいでになりました。平成24年の初挑戦では、「もうひとつ上の“となみ”」へを掲げられたんですが、このフレーズは、今では砺波市民の常用語として定着しているように、それほど市民にインパクトを与えられたフレーズでありました。
 平成28年の第2戦目では、「もうひとつ上の“となみ”」へ第2ステージとされましたし、令和2年の第3戦目では、「もうひとつ上の“となみ”」へセカンドステージアンドモアというキャッチフレーズを掲げておいででありました。
 そこで、キャッチフレーズはさておいて、6月定例会での出馬表明でも、夏野市長は、思いの一端を述べられておりましたが、ここで改めて市長4期目出馬への熱い熱い思いと抱負についてお聞かせください。
 次に、第2次砺波市総合計画後期計画の進捗状況と今後の展開についてお伺いいたします。
 今年、令和6年度は、第2次砺波市総合計画後期計画5年間の中間年度となっております。この後期計画が策定された令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の最盛期であったことから、市民の生活や活動が制限され、経済活動が停滞せざるを得ない状況下であったと記憶しております。
 そして、その後、厚生労働省は令和5年5月8日に、新型コロナウイルス感染症の分類を2類相当から5類感染症へと移行されました。
 また、令和4年から始まったウクライナとロシアの戦争や、アメリカの金利上昇施策などが原因とされる円高状況など、現在日本が抱える少子高齢化と人口減少社会に加えて、急激な社会情勢の変化が起こっているように思います。
 そのような中で、後期計画の「10WAVEプロジェクト」にもありました新市庁舎の建設や中学校の再編、JR城端線・氷見線の再構築等がクローズアップされてきている昨今でありますが、第2次砺波市総合計画後期計画の進捗状況と今後の展開はどのように捉えておいでなのでしょうか。夏野市長のお考えをお伺いいたします。
 次に、自治振興会と行政との協働についてお伺いいたします。
 砺波市には21地区において自治振興会が設立されており、各地区内の意見や課題を幅広く収集するとともに、地区民の総意をもって地区内の生活環境の向上とまちづくりのために事業を検討し、実施することで、地区民が安全で安心な暮らしを送っていっておいでであります。
 そして、砺波市の自治振興会組織は、国が提唱する小規模多機能自治の先駆けとなるコミュニティー組織であり、市行政と協働することで、より住みよい地域の形成と発展に御尽力されているものと思っております。
 このたび、夏野市長4選目の出馬に当たり、自治振興会協議会では、行政との土俵の場に違いがあることを十分承知の上で、21地区全ての自治振興会長が続投すべきと連名による署名を出されたことは、振興会長の皆さんが夏野市長への力量をお認めになっているからこそと拝察しているところであります。
 行政側では、自治振興会と行政の協働を進めるため、職員を各自治振興会に派遣する自治振興会連絡推進員派遣制度――俗に言うアンテナ隊――や、地区自治振興会協議会が主催する行政との懇談会等での意見交換会を積極的に進めてはおいででありますが、まだまだ協議を重ねていかなければならない課題が多くあると考えております。
 そこで、今後ともよりよい自治振興会と行政との関係を構築していっていただきたいと考えるのですが、夏野市長がお考えになっている自治振興会と行政の協働についてお伺いいたします。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 自由民主党砺波市議会議員会を代表しての川辺議員の御質問にお答えいたします。
 まず1点目の、市長4期目出馬への熱い思いと抱負についての御質問でございます。
 さきの砺波市議会6月定例会での、自由民主党砺波市議会議員会の代表質問に対しまして、市長4期目への出馬の意向を固めるに至った経緯と、また自分自身の思いの一端について答弁をさせていただきました。
 出馬表明後におきましては、県内選出の国会議員や県議また市議の皆さん、県知事や県内の市長をはじめ全国市長会の市長さんたち、また各地区の振興会長、それから各種団体の長、また市民の皆さんなど多くの方々から、表現は様々ではありますが、激励や応援の声をたくさんいただいておりまして、4期目出馬に向けて身の引き締まる思いでございます。
 さらに、今ほどは、砺波市政の歴史に残る英断というちょっとびっくりするような言葉も頂戴いたしまして、改めて感謝申し上げますとともに、その重みをしっかりと受け止めてまいりたいと思います。
 そこで、選挙前に議会の場で、今任期の先のことをいろいろ申し上げることについては御意見もあるかとは思いますが、御質問いただきましたので、4期目の市政にかける思いと抱負につきまして一端を申し上げたいと存じます。
 私は6月の答弁でも申し上げましたが、砺波市長に就任いたしましてから3期12年を一つの区切りとして任期を全うすることを考えておりましたので、今回の4選出馬に当たり、改めて初心に返りまして、今年は新砺波市の誕生20周年という節目の年でもありまして、3期目から4期目への単なる延長ではなくて、新たにスタートを切る思いで、砺波市長として市政運営のある意味、集大成になるように取り組んでいきたいと考えております。
 現在、全国的に人口減少がさらに加速する中、本市におきましても、今後は一段と厳しい行財政運営が待ち受けているとは思いますが、引き続き、第2次砺波市総合計画に掲げました子育て支援、防災力の強化、情報発信力の強化をはじめとする「10WAVEプロジェクト」を基本として、市民の皆さんが将来にわたり砺波市に住み続けたいと思える、また自信と誇りを持って本市に移住者を呼び込むことができる砺波市の実現に向けまして、いわゆる千変万化する時代の流れをしっかりと捉えつつ、多様で柔軟な取組を適時に進めていきたいと考えております。
 特に、現在直面しております市政の重要課題であり、市民の皆さんが関心をお持ちであります新庁舎の建設、市内中学校の再編、JR城端線・氷見線の再構築事業につきましては、県職員時代からのことや、また市長3期12年の経験や人脈などもフルに生かして、市民はもとより関係者の皆さんの御意見をしっかりと伺いながら、後世においていい選択だった、また、先見の明があったと受け継がれるものとなるように、前向きに取り組んでいきたいと考えております。
 いずれにいたしましても、市民の皆さんの信頼と負託に応えられるよう、まずは11月27日までの残りの任期をしっかりと務め、4期目出馬に向けて臨んでまいりたいと考えております。
 次に2点目の、第2次砺波市総合計画後期計画の進捗状況と、今後の展開についての御質問にお答えいたします。
 現在の第2次砺波市総合計画の後期計画――これは令和4年度から令和8年度までを期間としておりますが――につきましては、前期計画、これは平成29年度から令和3年度までのものであります。この前期計画の成果を検証して、加速化いたします人口減少や本市独自の現実的な課題などを解決していくため、実現性も重視した計画といたしました。
 新たな視点といたしましては、ウイズコロナを見据えた新しい生活様式の対応や、またSDGsの推進、デジタル技術を活用したDXによりますSociety5.0の実現など新たな潮流に対応いたしますとともに、国が進めます2050年カーボンニュートラルの実現も目指すため、令和3年度に策定したというものであります。単なる延長ではなくて、そのときの状況に合わせて改定してきたものということでございます。
 この後期計画に基づきまして、これまで各種施策を展開してきておりまして、その進捗状況についてでございますが、指標となりますKPIで幾つか御説明いたしますと、コロナ禍前の令和元年度の現状値と令和5年度の実績値の速報値との比較では、91の指標のうち目標値に達成済みが11指標、目標達成に向けて上昇中であるものが46指標と合わせまして57指標の約63%が、全体から見ますと達成または達成見込みということでありまして、一方で指標が横ばいのまま、または残念ながら下降中のものは32指標の約35%――大体3分の1とか3分の2――という形で、総合計画の実績は進んでいるということでございます。
 この結果から、広域計画の全体的な指標では一部課題はあるものの、おおむね順調に進捗しているものと考えております。
 今後の展開といたしましては、総合計画の中で重点的かつ優先的に実施すべき施策に設定しております「10WAVEプロジェクト」をより実効性の高いものとするために、事業の優先度と予算配分を適切に判断しながら、いわゆる事業の選択と集中を一層進め、社会インフラ整備と公共サービスの最適化など広域計画の実現に努めてまいりたいと考えております。
 具体的には、先ほどの答弁と一部重なりますけれども、特に防災力の強化では、新庁舎建設事業や防災減災など災害に強いまちづくり、地域公共交通充実では、JR城端線の再構築や市営バス、それからチョイソコなどのデマンド交通を含めました地域公共交通の最適化、情報発信力の強化では、地域の魅力発信、DXの推進、それから質の高い学びでは、市内中学校の再編などをはじめとした重点課題等への取組を着実に進めていくというものでございます。
 このように、第2次砺波市総合計画後期計画に基づき、今後の社会情勢等も踏まえ、国や県の施策などの情報も的確に捉えつつ、硬直化するのではなくて、各種施策に柔軟に反映させながら、各種施策を積極的に展開していきたいと考えております。
 次に3点目でございますが、自治振興会と行政との協働についての御質問でございます。
 本市の大きな特徴として、昭和の大合併以前の町村をターゲットといたしました地縁と機能の両方を備え、自ら考え決定し実行するという地区自治振興会が市内21地区全てで活動しているということが挙げられます。これが、住民主体により培われた高い地域力という本市の強みにつながっているものと考えております。
 この地区自治振興会の活動によりまして、日常生活の制約や制限により、地域コミュニティーの支え合い機能が低下することが懸念されておりましたコロナ禍の中でも、地域コミュニティーが健全に維持され、将来にわたり地域課題の解決や、持続可能な地域社会を形成する原動力となっていることを大変心強く感じておりまして、近年国の提唱によります小規模多機能の自治の取組の言わば先駆けとして、またモデルとして、次世代へしっかりと受け継いで、引き継いでいかなければならない大切な仕組みであると考えております。
 国では、こういった組織が創出された地域に対して、小規模多機能自治ということを言いながら、新たに再構築を進めている段階でありまして、逆に、国の検討会などでも私は、既存のそういったものの再評価をしっかりしてほしいということを申し上げてきました。
 新しいものをつくるということも大切ですけれども、しっかりと健全に生きているものについて、当然ながら時代に応じて変革が必要でありますが、そういったものについてもしっかり評価していくというか大切ではなかろうかということを、国のそういった場に呼ばれた場合には申し上げております。
 議員が述べられましたとおり、これまでも自治振興会と行政の協働を推進するため、自治振興会連携推進員派遣制度、アンテナ隊の創設を始めまして、自治振興会との意見交換や情報共有を積極的に進めるとともに、その意向も酌み取りながら、住民福祉の向上や地域コミュニティーの活性化などさらなる地域力の充実を図るため、砺波地域力推進交付金といった制度もつくりまして、それぞれ地域での課題に自らの考えで取り組んでいただくということについての支援をしてまいりました。
 時代の変化とともにこれまでなかった新たな課題も発生してきておりまして、自治振興会と行政との観点が、先ほどの御質問では土俵が違うという話もありましたが、観点が異なるケースもございます。自治振興会から見ると、協働という点でも課題はないわけではないぞということもあると思います。何でもかんでも振興会に言ってきてもというところもあると思いますが、そういった中でも、やはり目指すべきまちづくりの方向性というのは、振興会も行政、市役所も同じだと考えております。
 引き続き、そういった点も含めて協議を積み重ねていきますとともに、自治振興会の皆さんが、先ほどもちょっとありましたが、過度な負担とならないよう、十分に意識しながら、一方で、お願いをしないとできないこともたくさんございますので、そういったもののバランスを見ながら、市民の皆さんや自治振興会の皆さんと協働しながら、これからも、自然と都市の魅力が調和する持続可能な住みよいまちづくりというものを進めていきたいと考えております。
 私からは以上でございます。
○議長(山田順子君) 川辺一彦君。
 〔12番 川辺一彦君 登壇〕
○12番(川辺一彦君) それでは次に大項目の2、生産年齢人口の減少に対応したまちづくりについてのうち、生産年齢人口の減少による砺波市への影響と今後のまちづくりについて、夏野市長にお伺いいたします。
 日本における生産年齢人口は、平成7年(1995年)の8,716万人をピークとして、令和5年(2023年)では約7,400万人に減少しています。
 この数値は、総人口の約60%に値するものでありますが、平成7年のピーク時からすると約10%減少したことになるのであります。
 さらに総務省では、今後も減少傾向が続くと見込んでおり、2065年の約40年後には、5,000万人まで減少する可能性があるとしております。
 この砺波市においても、労働力不足の傾向は顕著に現れており、各企業や事業所等はハローワークに頼るよりも、人材派遣会社やヘッドハンティング、定年延長等によって何とか人材の確保に努力されておいでのようであり、会社のパフォーマンスや社員のモチベーション低下につながらないよう対応されているようであります。
 とにかく生産年齢人口の減少は、経済成長の停滞や消費の低下、人材の流出等による地域社会の衰退などが懸念されるところでありますが、夏野市長におかれましては、この砺波市における生産年齢人口減少の影響をどのように捉えておいでなのか、また、それらを踏まえた今後の砺波市のまちづくりにはどのようなお考えをお持ちであるのか、お伺いいたします。
 次に、生産年齢人口の減少時代における農業についてお伺いいたします。
 砺波市の面積は127平方キロメートルであり、その3割強に当たる46平方キロメートルが農地面積であります。そして、令和2年のデータでありますが、砺波市の産業別人口からすると、第一次産業に従事している人は4.4%の1,105人しかおいでになりません。農業者として登録されている老若男女が1人当たり4ヘクタールを担われて、砺波市の農地と田園環境は守られているのであります。
 現在の国の農政は、農地の集積や担い手育成施策が強化され、砺波市においても、個人、集落営農、大型法人等で地域の実情に応じた整備がなされ、水稲、麦、大豆を中心として、砺波市の特産物であるチューリップ球根やタマネギ、果樹、野菜などの富山県を代表する先進的農業が展開されてきました。
 しかし、近年の担い手農家や集落営農組織では、人材不足等により経営実態が盤石とは言えず、特に中山間地域における後継者不足や労働力不足は否めない状況であることが、地域間格差、そして経営格差の現れとなって、持続的発展が危うくなってきている現状であります。
 今年に入ってからも、一部の集落営農組合に経営規模の縮小が生じたことで、周りの集落営農組織による再編があったとお聞きしております。
 先日、全農富山県本部が、令和6年産米の概算金額を60キログラム当たり3,000円引き上げるとされました。需要の増加もあるのでしょうが、生産者からすると、今までの肥料等の資材費や燃料などの生産コストの上昇が幾らか元に戻るとは思いますが、人材不足の解決には結びつかないものと思います。
 これから先の砺波市の農業にも、生産年齢人口の減少は真っ先に影響を及ぼすのではないかと危惧されるのでありますが、20年後、30年後も砺波市の農業が持続的に発展していけるよう、さらにひとつ上を目指す農業の未来構想について、夏野市長のお考えをお聞かせください。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 砺波市は、いわゆる消滅可能都市ではございませんが、先ほど御紹介があったとおり、労働力については大変厳しい状況になっておりまして、高い有効求人倍率がずっと推移しております。
 そういった中で、本市ではこれまでも、この生産年齢人口の減少に歯止めをかけるため、区画整理事業ですとか公園の整備など優れた住環境の整備や、となみ暮らし応援プロジェクト、いわゆる1073など若者の定住促進に努めてきたところでありまして、引き続き関係機関などとも連携を取りながら、住んでみたいとまた選ばれるまちとして、しっかりまちづくりを進めていきたいと考えております。
 一方で、砺波市の人口ビジョンでは、緩やかな人口減少が想定されますことから、引き続き、定住関係人口の拡大に努めるほか、子育てや教育環境の整備によります人づくり、地域コミュニティーの維持、また行政を含め、農商工あらゆる面での雇用の確保、AI技術の活用をはじめとしたDXの普及ですとか働き方改革の推進、さらにはSDGsの徹底など、積極的にいろんな手を使いながら進めてまいりたいと考えております。
 これらを進めていくことで、人口減少時代を見据えた持続可能で活力あるまちづくりを目指しまして、官民が連携しながら、人口減少社会から目をそらさないで真正面から知恵を絞って、汗をかいてまいりたいと考えております。
 全国の全ての自治体がそういった状況でありますが、やはり基本的な人口減少対策というのは、国全体の話であります。やはり国も含めて、今、いろんな知恵を出してはいらっしゃいますけれども、そういった中で砺波市もしっかりと活躍できるように頑張ってまいりたいと考えております。
 次に2点目の、生産年齢人口減少時代におきます農業についての御質問でありますが、現在、10年後の地域の農地利用を見据えました地域計画を各地区で作成しております。アンケートや協議の場におきまして、人手不足や高齢化により将来の農業経営に不安を感じるという意見を多く伺っております。
 実際には、地域の地図に担い手の色を塗って、将来どうするかということの議論を具体的に進めていただいておるわけでありますが、本市といたしましては、これらの担い手に関する課題につきましては、優先的に取り組むべきと考えておりまして、この計画の策定に当たりましては、地区内、またはJA管内の農業者間で調整を図って、将来の担い手を積極的に見える化していくよう、先ほど申し上げた地図を進めております。
 この計画は、担い手などに不安を抱えている農業者にとっては解決の足がかりとなるということは言えますが、一方で、意欲のある農業者にとりましては、計画的に事業拡大に取り組むチャンスとしても受け止められております。
 引き続き、明年3月の策定完了に向けまして、鋭意協議を進めてまいりたいと思っております。
 また、新規就農者の確保につきましては、農業高校生と青年農業者の交流ですとか、とやま農業未来カレッジの研修、受講生の支援、さらには農作業の軽労働化を図るスマート農業機械等導入支援事業を実施しておりまして、令和4年度は6名、また令和5年度には15名の若者が新規就労されるなど増加の傾向にはございます。
 本市といたしましては、引き続き、農地の集積と集約化を進めまして、新規就農者の育成や人材確保に向けた支援を、国、県、JAなどと連携して取り組み、本市農業の持続的な発展に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(山田順子君) 川辺一彦君。
 〔12番 川辺一彦君 登壇〕
○12番(川辺一彦君) スマート高校生はいいですね。期待したいと思います。
 それでは、大項目の3になります。散居村を生かしたまちづくりについてでありますが、まず最初に日本の重要文化的景観への登録による散居景観の観光資源化について、夏野市長にお伺いしたいと思います。
 砺波平野の散居村は、水田の中に屋敷林に囲まれた家々が広範囲に点在していることが特徴的な景観であり、その規模は砺波市を中心として、国内最大級を誇れるものであります。
 また、この散居景観が見せてくれる四季折々の魅力的な風景は、この地における歴史的、文化的な資産であるとともに、砺波地方の農業とその生活の進化を知ることができる貴重な財産でもあります。
 しかし、現在の文化的な生活様式は、これら散居村には適合しがたく、伝統家屋の解体や改修、屋敷林の維持、縮減などが行われるようになってきました。
 されど散居村というところでは、いくら屋敷林の樹木を伐採したとしても低木樹、または土地と家屋は残っているのでありまして、散村自体が崩壊するものではありません。
 また平成26年3月20日には、砺波市景観まちづくり条例も公布されております。屋敷林が残されていることにこしたことはございませんが、砺波市が誇る散居景観に日本の文化という冠をつけて、再度、散居村に魅力を持たせることが必要だと考えるのであります。
 そこで、取り組んでいただきたいのは、文化庁が選定する日本の重要文化的景観であります。この冠をもって砺波市の観光資源として、いま一度散居景観のまち砺波をPRしていこうではありませんか。夏野市長の御見解をお伺いします。
 次に、新市庁舎の散居村のメインシンボル化についてお伺いいたします。
 砺波市の散居村は、チューリップと同様に砺波市の代名詞であります。先ほども述べましたように、散居村の景観は、今までも砺波市の観光資源として活用されてきました。
 現在砺波市では、1月に発生した能登半島地震を受けて、市庁舎の防災力を高めておくことが急務と判断されたことから、早期の市庁舎建設に向けて大きく動き出したのであります。市議会としても、今まで再三にわたり問いかけ続けてきたことでありますので、大変うれしく思っております。
 新たな市庁舎を建設する場所については、市議会でも検討を重ねてきましたが、当局からは、最有力候補地として、富山県が所有する富山県花総合センターが挙げられました。
 この花総合センターは、昭和62年(1987年)に建設されたもので、今年で37年間経過することになります。私も幾度も足を運び、37年間にわたる花や緑を中心とした花総合センターの歴史とその経過を拝察してきました。若干手が回っていない箇所も散見されましたが、大型樹木の育ちぶりはすこぶる良好であり、これらを生かさない手はないと確信したところであります。
 そこで、最終的にこの場所が新市庁舎の建設地になるのであれば、これらのすばらしい樹木を用いて、砺波市を代表する散居村のシンボルとして整備してほしいものと考えているのであります。
 砺波市には散居村ミュージアムも現存しておりますが、大型のカイニョに囲まれた砺波市の伝統家屋的な市庁舎となれば、全国からも脚光を浴びることでしょうし、何といっても散居村のシンボルとして、市民や観光客に親しまれるものと考えます。
 新市庁舎の散居村メインシンボル化について、夏野市長の御見解をお伺いいたします。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) まず1点目の、日本の重要文化的景観への登録によります散居景観の観光資源化についての御質問にお答えいたします。
 議員御提案の、重要文化的景観への登録につきましては、議員も多分御承知だと思いますが、その選定に向けて、平成18年から3年間かけて調査等を進めておりましたが、やはり所有者等の同意を得るなどいろいろな選定条件や選定後もいろんな制約がありまして、選定の申出に至らなかったという経緯がございます。
 その後、選定条件につきましては、所有者個人の同意から自治会単位への同意への改正はありましたが、地区内の施設等の修理や修景等については申請が必要であるということの制約は変わりませんので、現在の住民の生活実態から判断しますと、今のところ、選定申出についてはかなり難しいと考えております。
 現実的に散居景観の市の事業についても、地区単位でとお願いしておりますが、なかなか厳しい状況でありまして、実際やっていたけどできなくなったとか、新たにやるについても同意を取るということは大変困難であるというか、極端な話、自分の財産なのに何でそんなことまで言わなきゃいかんのかという話がございます。散居景観、また屋敷林の保管については、いろんな形で支援をしてきておりますが、やはり最後の部分については、非常に難しいということになります。
 重要伝統的建造物群保存地区、例えば高岡の金屋町とか井波のああいうところとかというのは非常に狭い範囲でできておりますのでいいんですが、散居村展望台から見たところを全部やと言われますと、そういったものとは、かなり性質が違うということは御理解いただけるのではないかと思います。
 一方で、おっしゃるとおりでありまして、散居景観というのは砺波市が誇るランドマークでもあり、かつ観光資源でございますから、今後とも各種媒体等において、積極的にPRしていくことは進めていきたいと思いますし、本制度についても、条件などが変わるかもしれません。そういったものについても引き続き、アンテナを高くして情報収集をしてまいりたいと考えております。
 次に2点目でありますが、新市庁舎の散居村メインシンボル化についてという御質問でございます。
 新庁舎の建設候補地につきましては、これまでも、各種の団体や市民へのアンケート結果、それからまさに自民会の皆さんの協議結果、また、外部委員の方々によります新庁舎整備検討委員会での候補地の検討結果などから、現在、県が在り方の検討を進めておられます富山県花総合センターを最有力候補地として考えているところであります。
 市では、現在基本構想を策定しているところでありまして、その素案の中では、建設地を花総合センターと想定した形で、既存樹木の活用や花と緑の砺波にふさわしいエリア形成を目指すことを明示しておりました。今ほどおっしゃった議員の御提言とも方向性は一致していると考えております。
 また、大きな樹木を生かすことで風雪を防ぎ日差しを遮るなど、普通の民家のカイニョとは違いますけれども、カイニョ本来の効用が発揮されることで、脱炭素の観点においてもメリットがあることから、できる限り既存樹木を活用することができればと考えております。
 ただ今は、県が在り方の検討を進めておられる中でございますので、具体的なことを申し上げられる段階ではございませんが、花と緑のまちづくりを推進し、また散居景観を発信する本市にとりましてふさわしい庁舎となるよう、新庁舎整備検討委員会の皆さんや議員の皆さんをはじめ、地域の方々など関係の皆さんの御意見も伺いながら、確かに高速道路からもよく見えますし、国道359号からももちろん隣接しておりますので、大変そういった意味ではシンボルとしては目立つのかなと思いますので、そういった御意見も伺いながら、県が検討の結果、いいよということになったという前提でございますが、整備計画の策定を進めていきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(山田順子君) 川辺一彦君。
 〔12番 川辺一彦君 登壇〕
○12番(川辺一彦君) 先ほどの文化的景観でありますが、本当に制度が緩くなっていただきたいと僕も期待しております。
 では次に大項目の4、JR城端線・氷見線の再構築とまちづくりについてのうち、北陸新幹線の大阪延伸早期開通と砺波市への効用について夏野市長にお伺いいたします。
 今春3月16日に北陸新幹線は福井県敦賀まで開業いたしました。これにより、北陸3県が新幹線でつながったことになりました。
 そしてその次は、大阪までか米原までかと物議が交わされておりますが、先日から猛威を振るっていた台風10号でも活用されたように、この北陸新幹線は東海道新幹線の代替運送路線として期待されていることからも、一日も早く関西圏の玄関口とつながってほしいものだと望んでいるところであります。
 そして、今年のとなみチューリップフェアでも、福井県から新幹線を使って見に来たよという観光客の方もおいでになったとの報道もありましたが、間違いなくつながることによって、北陸地方の移動が始まったものと考えられるのであります。
 そこで、関西圏との開通にはまだ年月がかかるものと思いますが、北陸新幹線が徐々に延伸していくことによる砺波市への効用について夏野市長はどのようにお考えであるか、お聞かせください。
 次に、新型車両、新ダイヤ等による鉄道利用者の増大についてお伺いいたします。
 今回の再構築実施計画では、公共交通は社会インフラであり、地域交通サービスは地域の活力や魅力に直結する公共サービスであると明記されております。
 新型車両やパターンダイヤの導入、運行本数の増便、交通ICカードへの対応など、少しでもJR城端線に興味を持っておいでの市民の皆さんには、わくわく感が抑えられないのではないでしょうか。
 そして、気になるのは新型車両ではないでしょうか。車両の性能や内装などもそうですが、外装デザインも気になるところであります。
 現在、JR城端線・氷見線で運行されている観光列車べるもんたは、ダークグリーンをベースとして、メタリックゴールドのライン等をポイントとして装飾されており、県呉西地域にマッチしたデザインとなっていることは、皆さんも御存じかと思います。
 これから導入される新型車両も、今後50年以上にわたり地域に親しまれて運行してもらわなければならない車両となりますので、外装のデザインはとても気になるところでありますが、外装デザインをはじめとする車両の使用等について、沿線市からの意見は反映できるのでしょうか。
 そして何よりも、今後末永く継続していかなければならない路線として確立させていくには、新たな鉄道利用者を増加させなくてはなりませんが、それには、沿線自治体にあるおのおのの駅を核としたまちづくりは不可欠だと考えます。
 そこで、新型車両、新ダイヤ等による鉄道利用者の増大について、夏野市長のお考えをお聞かせください。
 次に、新駅構想を核とした新たなにぎわい空間まちづくりについてお伺いいたします。
 新型車両は、加速性能や車両速度も向上するでしょうし、レール、枕木等の再整備による乗り心地の改善も実施されることで、目的地までの所要時間は現在よりも短縮されることも期待できますが、そのことは、新駅を1つ追加したとしても、今までと所要時間が変わらないことにもつながることと考えるのであります。
 砺波市では、砺波チューリップ公園を年間通じてのにぎわいを創出できるよう取り組んでおいでであり、そこには砺波市文化会館、美術館、チューリップ四季彩館、そして道の駅砺波が隣接しております。
 また、新市庁舎の建設予定地には有力な候補地として、県花総合センターが挙げられました。
 そして新聞報道によりますと、砺波エリアの新警察署が令和10年(2028年)に完成するとしていることからして、現在の砺波警察署は空き地になるのであります。そこに新駅をつくり、そこから伸びる砺波チューリップ公園を中心としたにぎわい空間を、新駅構想まちづくりとして提案したいと思います。
 もちろん課題もたくさんあります。新駅からのアクセス道路や、現在の手狭な道の駅砺波、JAとなみ野本店の管理棟と大型格納庫、これらの再整備も絡むことになりますので、この構想には農商工の連携は必須条件であり、そして、それらが一堂に会した仮称新駅構想と新たな空間まちづくり協議会を設立し、関係する皆様で協議の場を立ち上げることが必要かと思います。
 新駅構想を核とした新たなにぎわい空間まちづくりについて、夏野市長の御見解を伺いたいと思います。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) まず1点目の、北陸新幹線の大阪延伸早期開通と砺波市への効用についての御質問にお答えいたします。
 北陸新幹線につきましては、平成27年の金沢開業から今日まで、観光客などの交流人口の増加をはじめ、Uターン、Iターンを含む移住定住人口の増加、企業誘致の進展など多岐にわたる経済効果を本市にも生み出してまいりました。
 今では北陸新幹線は、市民の皆さんにとりましても、観光や出張、通勤も含めまして通学等の様々な面で欠くことができない社会インフラ、当たり前になってきたと考えております。
 また、本年3月の敦賀開業によりまして、御紹介もありましたが、福井県や石川県との時間的距離が短くなったため、北陸を中心とした交流がより活発になってきたものと思います。
 実際に、これも御紹介がありましたが、本年のとなみチューリップフェアにおきましても、悉皆(しっかい)調査ではございませんけれども、会場内のアンケート結果では、鉄道を利用しての来場者が増加した、要するに西側から増加したということは間違いございません。
 またさらには、本年10月からJR各社と自治体の共同によります北陸ディスティネーションキャンペーンが実施されるなど、これは北陸新幹線の開業のときもやったんですけれども、かなりこれをやりますと、全国的に北陸への関心や注目が高まります。こういった機会を生かしていくことが大切であると考えております。
 今後、北陸新幹線の延伸によります本市の効用につきましては、全線開通まで、御紹介もありましたが、様々な課題があることは承知しておりますが、着実に延伸していくことで、北陸から見ると首都圏と関西圏の2大拠点にダイレクトに移動できるということ、それから、先ほどもありましたとおり、東海道側の代替ルートにもなるということで、国のインフラとしては本当に重要なものではなかろうかと思うわけでして、そういったインパクトや経済効果は、これが一定の効果があったと思われます金沢や敦賀開業をしのぐ効果をもたらすことになるかどうかは分かりませんが、期待をしているというところでございます。
 次に、車両デザイン等についての御質問でございます。
 議員も御発言がありましたが、地域公共交通は地域の活力や魅力に直結する社会インフラでありまして、人口減少などローカル線を取り巻く環境が厳しくなっている中、今回のJR城端線・氷見線の再構築事業は、自治体が鉄道事業者と歩調を合わせて積極的に地域公共サービスの充実を図るという全国的に見ても先進的な取組であります。
 今後のローカル線のモデルケースとなるためにも、沿線住民などにとりまして夢のあるものにしたい、魅力ある部分したいという思いを強く持って、私としても本事業に取り組んでまいりたいと考えております。
 まず新型車両のデザインにつきましては、再構築会議の下の組織として設置いたします作業チームに、本市からも参加して検討を始めていくということになっております。また再構築会議では、基本となる車両のタイプ、また編成の両数は何両いるか、2両だとか4両だとかいう。それから貫通構造の有無、何か袋みたいなのが付いているといいますが、ああいうものがいるかどうかとか。それから車内シートの構成、これもベンチシートといいまして、全部、背中向けてか、向かい合わせに座るのか。今のJR城端線は、セミクロスといって両方あるものですけれども、どんなのがいいかという話をいろいろ議論してきたところでございます。
 大体それについては、この間からも発表されておりますので、その方向でいくのかなと思いますが、それをベースにして、また内装、外装を含めた車体のデザインを今年度中に固める予定となっております。
 議員がおっしゃいましたけれども、デザインに対して沿線市の意見が反映されるかどうかにつきましては、今ほどの作業チームの中で審議をしていくわけでありますが、その中で本市としての意見もしっかり伝えていきたいと思っています。
 本市といたしましては、JR城端線・氷見線が5年後をめどにあいの風とやま鉄道に経営移管されることを考慮すれば、外装デザインについては、やはりあいの風とやま鉄道の現車両とのデザインを一定のベースとしつつ、新鮮味が感じられる一体感があるものがいいのではないかなと考えております。
 また加えて内装につきましても、全国の鉄道会社の先進的で魅力的なデザインなども参考にしながら、あいの風とやま鉄道の現車両と比較しても上質で洗練されたデザインを目指すべきであると考えております。
 実体験として、今もJR城端線は富山駅まで乗り入れていますが、私が高岡に勤務したときにJR城端線に当たると、外れだと思いました。それはやはりディーゼルカーなので、音がうるさい、油のにおいがする。車両自体はそんな汚いわけじゃないんだけれども、何となく外れだなという感じがしますが、ぜひJR城端線の乗り入れに当たったら、当たりと思わせるような車両にしてほしいなということをこの間の検討会でも申し上げていました。
 いずれにしても、一本待ったらJR城端線来るぞというのが理想でありますが、それぐらいに愛着を持って、親しみやすく、乗車することが楽しくなるような、最近の知事の言葉を借りれば、わくわく感と満足感にあふれる、あふれるというか浸れる車両となるように、意見を述べていきたいと思います。
 当然、いろんな制約があるので、何でもかんでももうまくやれるわけじゃありませんが、やはりそういった延長線にあるもので、新しいデザインを考えていってほしいなと思っています。
 また、新ダイヤにつきましては、朝夕の通勤通学時間帯には、車両の増車によりまして、混雑緩和を図る。現在は朝のラッシュでも3両連結です。これを基本2両として、もう1個くっつけて4両にしていくとなると、一定員では大体100人を超えていますから、かなりそういった面では混雑緩和ができるのではないかなと思いますし、日中につきましても、今、1時間に1本です。たまにはないときもありますが、それを大体2本来るように、30分に1本ぐらいは来てほしいと。
 さらにはそれも、同じ時間帯、例えば10分と40分とか、だから10分と15分みたいのはちょっとよくないので、10分と40分とか、そういうのをパターンダイヤというのですが、日中のときには、砺波駅から北に行くときは大体10分と40分だなと、1分、2分の違いは出るかもしれませんが、そういうふうに覚えていただけるようにして、乗りやすくなるというか、計画が立てやすくなるということも考えていければなと思っています。
 これによって、JR城端線・氷見線ともに1日60本程度の運行本数、現状、JR城端線は42本で、氷見線は36本となりますから、かなりそういった面では利用しやすい運行ダイヤとなって、利便性という面ではかなり上がるのではないかなと思います。
 こういった新型車両の導入ですとか、新ダイヤ等によりまして、鉄軌道サービスの利便性の向上及び快適性の向上、結節点となる駅の機能強化を図りながら、地域のまちづくりと連動させることにより、これは川辺議員がおっしゃったとおりでありますが、再構築計画に掲げます令和15年度におけるJR城端線・氷見線の1日当たりの利用数1万2,000人以上というのを目指しているわけですが、令和4年度は9,600人であります。なかなか高い目標かもしれませんが、実現不可能なものではないと沿線市はみんなそういうふうに思って頑張っていきたいと思っておりますので、またぜひよろしくお願いしたいと思います。
 特に東野尻とか油田の方は、駅がありますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。出町はもちろんですよ。
 それから、新駅構想を核とした新たなにぎわい空間まちづくりについての御質問でございます。
 JR城端線・氷見線の再構築事業が今後進展していくことに伴いまして、本市のまちづくりにおけます駅の重要性というのはより一層高まっていくものでありまして、既存駅の周辺のまちづくりや、新駅の必要性につきましても、今後引き続き検討すべき事項であるとは認識をしております。
 今後、議員御提言のありました新駅構想につきましては、大変魅力的な内容だと思いますし、私もそれに近い構想を実は持っております。
 ただ、現在の砺波警察署の建物や敷地に関することにつきましては、これも県または警察本部の方針がまだ示されているわけではございません。警察庁舎としては使わないんですが、どうするかということについて決まったわけでもありませんので、それについて、なかなか見解を市として述べることはちょっと早いんじゃないかなと思います。
 また新駅の整備については、今後10年間の鉄道事業の再整備構築の実施計画には盛り込んでありません。これは現在のものをどうするかということで、それぞれ新駅を各市が言い出すと切りがないということもありますので、まずそういった段階でありますので、今ほど提案もありましたまちづくり協議会の設立にはちょっと早いんじゃないかなと思っています。
 いずれにしても今後、JR城端線・氷見線の再構築事業がどんどん進んでいきましたら、将来的には鉄道とそれからバス、これも砺波の場合は高速バスが結構入っていますので、そういったものとの連接ということを考えなくちゃいけませんし、当然ながらデマンド交通もそうなります。現砺波駅、それから油田駅と東野尻駅、一部は高儀駅も入るかもしれませんが、それと併せて、特に観光のときの流動性が高い、今言われる砺波チューリップ公園の前の辺り、なかなか要るんじゃないかという思いは、多くの市民も共有化されていると思いますが、そういったことについては、今後そういった状況も踏まえて、多分その辺のエリアにはなると思いますが、今の段階ではちょっと早いのかなと思いますし、警察庁舎自身は線路の西側なんですよね。どちらかというと期待するのは東側なんですよね。そうなると、どういうものがいいものなのかということもあると思いますので、考えています。
 ただいずれにしましても、議員もおっしゃいましたが、非常にいろんな関係者があります。それを行政がまとめるというよりも、最近の手法では、やっぱり民間事業者の活用でやるというのが1つの流れではないかと思いますし、現実的に、公共もやってうまくいかなくても、民間が入ってやる。その中には当然行政としても参画はするわけですけれども、民間のいろんな知恵も、また財源的なものも含めてやっていただくと。いわゆるこれは、損しないプロジェクトだと思うので、そういったところも少し今、再構築事業が落ち着きましたら、次の段階として進めていくことが必要かなと思っています。
 本当に理想ばっかり言ってあれですが、JR城端線・氷見線の利便性が上がって車両もちょっと格好よくなって、それで乗りやすくなるということになれば、少し、どういう言いますか、皆さんの見る目も違ってくるんじゃないかなと思います。広い意味ではシビックプライドにもつながるのかなと思っていますので、まだまだ課題はたくさんありますが、そういったものについても、沿線の各市市長さんともしっかり連携しながら、もちろん県にも頑張っていただきながらやっていきたいと思っておりますので、引き続き御支援、御理解もいただければと思います。
 私からは以上です。
○議長(山田順子君) 川辺一彦君。
 〔12番 川辺一彦君 登壇〕
○12番(川辺一彦君) おのおのの駅の中に東野尻も油田ももちろん出町もありますが、一番駐車場の少ない東野尻もまたよろしくお願いします。
 そして、協議会なんですけど、確かにもう民間でやるべきことだと思います。もちろん、これから先のもっと後の話にはなるでしょうけど、市長が言われることはごもっともと思っております。よろしくお願いします。
 それでは大項目の5番、児童生徒たちの人間形成と学校を取り巻く環境についてのうち、少子化と人間形成に適応した児童生徒の環境づくりについて、白江教育長にお伺いいたします。
 児童生徒を取り巻く環境は、国際社会の急激な変化を受けて、今では当たり前のようになってしまった少子化、核家族化、情報化の中にありまして、人々の価値観や生活様式等は多様化していく一方で、人間関係の希薄化や地域社会におけるコミュニティー意識の衰退などが課題となっております。
 例えば、児童たちの集団登校でありますが、上級生から下級生までが隊列を組んで、いかなる天候下であっても一心不乱に歩いている姿は、人間関係を形成していく上でとても大切な学習の場だと思っております。
 しかしこの頃では、登下校時のちょっとした天候不良や家庭の事情等により、家族送迎が行われていることもあるようでありまして、その隊列に乱れが生じている実態も見受けられておりますが、このことは、子育ち親育ちの趣旨にはふさわしくない行為ではないかと心配になるところであります。
 また、新たな課題である中学校の再編については、先日公表されましたアンケート結果に、統合が40%、中小一貫校が34%となっておりました。この拮抗した状況からすると、児童生徒を取り巻く保護者や地域の理解不足もあるかのように感じますが、少子化時代における児童や生徒たちの今後の人間性や人格形成を考えるとき、大勢の児童生徒たちによる切磋琢磨は、必要不可欠な要素ではないかと考えるところであります。
 そこで、心からの愛情を注いでいる御家庭、どのような状況下でも優しく児童生徒を見守る地域の皆さん、そして児童生徒の成長に全霊を注いでおられる学校等における少子化と人間形成に適応した児童生徒の環境づくりについて、白江教育長のお考えをお聞かせください。
 次に、放課後における児童たちの居場所づくりについてお伺いいたします。
 小学校の児童たちは、学校就業中は全員で団体生活をしているのですが、放課後になると、自宅へ帰る児童と放課後児童クラブへ向かう児童に分かれます。
 支援員の成り手不足や支援室の確保等による一定の制限によりまして、放課後児童クラブを利用できない児童たちには、放課後児童教室でわいわいがやがやと楽しむ友達を横目にしながら、自分の居場所となる自宅へ向かっていくのであります。
 子供たちが、集団で生活している姿はとても生き生きとしており、会話、運動、感情等を最大限に現わしているのですが、1人で自宅へ戻る児童には、どこかに寂しい気持ちも宿っているのではないかと心配に思います。
 こども家庭庁では、放課後児童クラブと放課後子供教室の学校交流型をイメージした児童たちの居場所づくり施策を掲げておいでではありますが、児童たちを見守るボランティア人材の確保もままならないのが現状のようであります。
 そこで、放課後における学校施設においての滞在時間を何とか延ばすことはできないのか、また、各地区の公民館や自治振興会館等の空き部屋を使う、または苗加苑や北部苑などの福祉センターを使って遊ばせることはできないのかなど、放課後における児童たちの居場所づくりについて、白江教育長のお考えをお聞かせください。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 教育長 白江 勉君。
 〔教育長 白江 勉君 登壇〕
○教育長(白江 勉君) まず1点目の、少子化と人間形成に適応した児童生徒の環境づくりについての御質問にお答えいたします。
 現在の小中学校では、グループ活動を中心に、お互いが学び合ったり、休み時間に誘い合って遊んだりと、仲間と協働しながら生き生きと主体的に活動している様子が見受けられます。
 また、学校行事などでは、異学年との交流学習を積極的に取り入れており、下学年が困ったときに困ったと声を上げ、上学年に助けてもらえる環境づくりに努めていることから、下学年も安心して活動に取り組んでおります。
 さらに総合的な学習の時間や生活科の時間を中心に、地域に出かけて体験活動を行ったり、地域の方と直接対話をしたりする機会を設けるなど、活動を通して、地域の方と顔見知りになり、挨拶を交わすなどつながりを深めております。
 なお、参考までに申し上げますと、今年度の全国学力・学習状況調査では、本市の8割以上の児童生徒が、地域や社会のために何かしたいと考える結果が出ており、地域社会におけるコミュニティー意識の高さがうかがえます。また、議員御発言のとおり、児童生徒の人間形成を考えると、大勢の児童生徒による切磋琢磨は、重要な要素の一つであると考えております。
 次に2点目の、放課後における児童たちの居場所づくりについての御質問にお答えいたします。
 放課後児童クラブを利用していない児童の放課後の過ごし方につきましては、自宅に帰り、自宅でゆっくり過ごしたり、友達と遊んだりするなど、児童は自分で選んで活動しているものと考えております。
 例えば、公園で異学年の児童と鬼ごっこをしたり遊具を使ったりして楽しむほか、学校のグラウンドでサッカー等をして遊んでいる姿も見かけます。
 今、児童には仲間と協働しながら主体的に活動することが求められており、遊びについても、児童自身が遊び方を自分で決めることができるよう、学校では仲間づくりや、よりよい人間関係の構築に努めております。
 また、児童が安心して放課後を過ごすには地域の人々との関わりが重要であり、現在小学校では総合的な学習の時間を中心に、地域の方と直接対話をする機会を設け、これらの活動を通して、地域の方と顔見知りになり、挨拶を交わすなどつながりを深めています。
 議員御発言の、滞在時間を延ばすことにつきましては、学校施設の管理面や教職員の負担が増え、公民館で放課後を過ごすことにつきましては、児童を見守る新たな人材の確保等の課題が生じるため、厳しいものと考えております。
 なお福祉センターは、放課後に家に帰った後、友達を誘って遊びに行ける場所として使えますので、引き続きPRに努めてまいりたいと考えております。
 今後とも児童らが生き生きと主体的に活動できるよう、学校において仲間づくりや、よりよい人間関係の構築に努めてまいります。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 川辺一彦君。
 〔12番 川辺一彦君 登壇〕
○12番(川辺一彦君) あまり心配したことがないのでしょうかね。考え過ぎなのでしょうかと思うような御答弁でありました。ありがとうございました。
 では最後に大項目の6、総合病院の使命と経営についてのうち、人口減少社会における総合病院の使命遂行と運営について、河合病院長にお伺いいたします。
 自治体病院の倫理綱領には、病院の使命というものについて、「都市部からへき地に至るさまざまな地域において、行政機関、医療機関、介護施設等と連携し、地域に必要な医療を公平・公正に提供し、住民の生命と健康を守り、地域の健全な発展に貢献すること」と明記されていました。
 市立砺波総合病院では、今までも自治体病院の使命に準じ、砺波地域の中核病院として、高度急性期と急性期医療を軸とされ、医療圏域に必要とされる5疾病6事業の医療体制を図り、採算のあるなしに関わらず、市民や医療圏域の皆様に必要な医療を提供されてこられました。
 しかし、人口減少と少子高齢化の進展や、新型コロナウイルス感染症に伴う医療需要の変化に加えて、医師の時間外労働の規制など経営環境は一層厳しさを増しているものと拝察しております。
 特に人口減少と少子高齢化は、生産年齢人口の減少を加速させており、病院の病床数に見合った医療人材の確保は、さらに難しくなっていくものと考えます。
 そのような中、ダウンサイジングという言葉を知りました。このダウンサイジングは、単に病床数を減らして医療機能を縮小するのではなく、病床数を減らすことは、よりよい医療を提供するためと捉えることかと思うのですが、令和6年3月に策定された市立砺波総合病院経営強化プランにも、機能別病床数の変更計画が記載されておりました。
 このことは、これからの生産年齢人口の減少を見越し、市立砺波総合病院の使命を全うしながら経営改善等に結びつける計画なのでしょうが、経営規模の縮小とも取れるこの体制において、経営面の採算性は確保できるのかなど、人口減少社会における総合病院の使命遂行と運営について、河合病院長の御見解をお伺いいたします。
 次に、機能分化を用いた医療体制の構築と、総合病院機能の維持継続についてお伺いいたします。
 富山県地域医療構想では、目指すべき医療提供体制の構築に向けて、病院完結型医療から地域完結型医療への移行を示されるとともに、入院医療から在宅医療への円滑な移行を進めることで、地域に密着した質の高い医療サービスを提供しようとされております。
 この考え方の中核には、医療機関における機能分化を進め、患者の病状に適した機能を選択することで、無駄のない効率的な医療サービスを提供しようとしているものであります。
 市立砺波総合病院のような地域医療支援病院では、砺波医療圏内の民間病院を含めた他の病院との機能分化や、連携強化を図っていくことが必要とされているところであります。
 そこでお聞きしたいのは、これらの機能分化を進めることで、2040年には3人に1人以上が高齢者になると言われる医療ニーズに対応していけるのか、また今後、生産年齢人口の減少が取り沙汰されている中において、医療従事者を確保しながら機能分化された医療体制を維持し継続していけるのかなどについて、河合病院長の御見解をお聞かせください。
 以上で代表質問を終えさせていただきます。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 病院長 河合博志君。
 〔病院長 河合博志君 登壇〕
○病院長(河合博志君) まず1点目の、人口減少社会における総合病院の使命遂行と運営についての御質問につきましては、今後の人口減少と高齢社会への対応として、富山県地域医療構想では、将来人口推計を基に病床の機能分化と連携を進め、効率的な医療提供体制の実現に必要な病床数を定めており、その中で、回復期病床の維持と急性期病床の減少を目指しているところであります。
 当院では、急性期病床の一部を転換し、令和7年4月に14床の緩和ケア病棟を開設することとしており、これにより一般病床が26床減り、全体の病床数が471床から445床となります。
 この緩和ケア病棟では、在宅のがん患者の疼痛緩和を目的として開設するもので、在宅医療への新たな支援策として打ち出すものであります。
 また、全国的な傾向として、コロナ禍以降患者の受診動向が明らかに変化しており、当院におきましても患者数は人口減少も相まって、コロナ禍以前に戻ることは困難であると考えており、今後の見通しとしては、経営強化プランに示すとおり、入院患者数は1日平均330人程度と見込んでおります。
 現在の病床稼働率は、ICU、精神科病棟及び地域包括ケア病棟を除く一般病棟では60%台前半と低い状況であり、今後の入院患者数の見込みを考えれば、急性期病床である一般病床の減少は妥当であると考えます。
 また、経営面におきましても、一般病棟入院基本料算定の核となる看護体制の維持が生命線であり、看護師の確保が困難となってきた状況を踏まえれば、急性期の病床数を現実的なものに変更していくことが重要であります。
 加えて、がん診療連携拠点病院として緩和ケア病棟開設に伴い、がん治療をさらに充実させるとともに、診療単価の向上を目指すものであります。
 引き続き、砺波医療圏の中核病院として、高度急性期及び急性期医療を軸に、救急医療や僻地医療、周産期医療、小児医療及び新興感染症への対応など採算、不採算に関わらず砺波医療圏の住民に必要な医療提供を堅持していくものであります。
 なお、今後とも人口減少社会における当院の役割や医療従事者の確保状況を見極め、病棟再編による適切な病床数管理を行うなど、持続可能な医療提供体制の構築に努めてまいります。
 次に2点目の、機能分化を用いた医療体制の構築と総合病院機能の維持継続についての御質問につきましては、当院では、急性期治療を終えた患者さんには地域包括ケア病棟に転棟していただき、社会福祉士等の関係職員により、在宅復帰や高齢者施設、回復期の医療機関へ転院していただくように調整しております。
 また一部の疾患には、地域連携クリティカルパスを導入しております。これは、急性期治療から回復治療において治療段階ごとの計画を作成し、治療を実施する全ての医療機関がこれを共有し、あらかじめ治療内容を患者さんに提示、説明することにより、患者さんが安心して医療が受けられるようにするものであります。
 地域連携クリティカルパスの一例といたしましては、当院では高齢化の進展に伴い、今後ますます増加していくと予想される転倒等による大腿骨の骨折に対応するパスも始めたところであり、回復期の治療を担当する協力医療機関との連携により、高齢者の医療ニーズに対応しているところであります。
 今後とも医療現場、医師の働き方改革の推進により、ライフワークバランスを保ちつつ医療従事者の限られたマンパワーを有効に活用していくためにも、地域の医療機関との機能分化と連携をさらに強化していきたいと考えております。
 加えて、地域医療支援病院として、当院が実施する研修や、医療機器の共同利用を通して、地域医療と医療従事者の質向上に貢献してまいりたいと考えております。
 以上であります。
○議長(山田順子君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時24分 休憩

 午後 1時00分 再開

     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
○議長(山田順子君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 通告により発言を許します。
 2番 林 教子君。
 〔2番 林 教子君 登壇〕
○2番(林 教子君) 議長より発言の許可をいただきましたので、通告に基づき一問一答で、質問と提案を行います。
 地域の活力と魅力の向上に必要なイベントや祭りが継続されるために、運営の在り方についてお伺いします。
 本市には様々なイベントや祭りがあります。こうした活動は地域の活力や魅力の向上につながり、支え合い見守る地域づくりには欠かせないものだと考えます。
 地域では、それぞれの歴史の中で、祭りを通して住民同士の交流が深まり、自然と助け合いが繰り返され、様々な活動が展開されてきました。地域とつながることで、日々の暮らしに元気や安心を与えるだけでなく、本市全体の活力の源となっています。
 このような地域活動が、将来にわたって自立的により活発なものとして発展し、住民が本市への愛着と生きがいを持って暮らすためには、イベントや祭りが続く環境をつくることが必要です。
 本市を代表するイベントといえば、何といっても砺波チューリップ公園をメインに行われるチューリップフェアです。300品種、300万本のチューリップが咲き誇る国内最大級のフラワーイベントであり、見どころが盛りだくさんです。
 ゴールデンウイークを挟んだ約2週間で、30万人を超える集客があり、毎年工夫を凝らして、来客者を満足させます。本市を紹介するに当たり、チューリップフェアを挙げる市民は多いと考えます。
 祭りで観客数が際立つのは、庄川観光祭であります。これに次ぐのが、今年はとなみ夜高まつりでした。
 2日間で約4万5,000人を超える集客があり、祭りは見る人全てを魅了します。夜高あんどんの高さは約6メートル、重さ約2.5から3トンあり、和紙にした下絵を描き、ろうと紅で細かく彩色された吊物やあんどんを山車に載せます。
 町内によって違いはありますが、3か月から半年以上を費やし、住民の手によって丹精込めて夜高あんどんが制作されています。年々繊細に細工され、夜高は芸術的であり、各町内の心意気を感じるものばかりです。
 当日は、鮮やかな色をまとった大小約20基の夜高あんどんが集まり、砺波のまちを盛り上げます。初日はあんどんコンクール、2日目は突き合わせが行われ、日によって静と動、祭りの雰囲気が異なるのも特徴です。
 となみ夜高まつりをテレビ東京が長期にわたり取材した「お祭りニッポン!」が、本年7月に放送されました。メディアを通してとなみ夜高まつりを知った方が本市を訪れる観光振興につながるチャンスと考えます。
 しかし、既に主催者である砺波夜高振興会の負担は大きく、単独での運営が難しくなってきています。祭りを継続するためには、多くの改善と工夫が必要です。まずは自主財源をつくることが必要であると考えます。
 現在、となみ夜高まつりの財源は、各町内の参加費、企業や有志からの協賛、市及び観光協会からの助成などで成り立っています。今後も安全対策のために、警備に対する人件費や音響設備、仮設トイレの賃貸料など物価の高騰が続けば、やむなく参加費を引き上げる必要が生じるでしょう。
 その結果、莫大な労力に加え、制作にかかる出費も増大する中、参加を見合わせる町内も出てくることが予想されます。このことは、となみ夜高まつりに限らず、庄川観光祭、庄川水まつりなども含め、本市のイベントや祭りの全てが同様であると考えます。
 そこで、本市の祭りを継続するために、それぞれの関係者が課題を共有し、自主財源の確保に向けた意識の醸成を図る機会が必要と考えますが、どのようにお考えか、坪田商工農林部長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 坪田商工農林部長。
 〔商工農林部長 坪田俊明君 登壇〕
○商工農林部長(坪田俊明君) 近年の物価高騰や人件費の上昇などは、となみ夜高まつりに限らず全国的に影響が見られ、昨今の報道でも、財政難によるイベントの中止や有料化という記事を度々目にするところでございます。
 イベントが持続可能なものとして引き継がれるためには、自主財源の確保という視点は重要であります。ただし、単に有料化を図り、運営費を捻出することだけでは、市民や観客の理解が得られない場合もございます。有料化に値するプレミア感や新たな魅力などを創出して満足感を得ていただくとともに、市民や観光客に持続可能な祭りのために、有料化は必要なものといった意識を高めていただく取組を粘り強く進めていく必要があると考えております。
 このようなことを背景にとやま観光推進機構では、観光地経営の視点による観光地域づくりを推進することを目的に、数々の観光地での実績を有する観光地域づくりマネジャーを採用されたところであります。
 本市といたしましては、この制度を活用し、有料化に取り組む先進事例の紹介や、県内自治体での取組における課題も踏まえたアドバイスをいただくなど、まずは主催団体と共に有料化のメリットと課題を学び、方向性を議論した上で、市民や観光客に対する啓発や意識の醸成を図ってまいりたいと考えます。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 林 教子君。
 〔2番 林 教子君 登壇〕
○2番(林 教子君) 次に、安全に観客を受け入れる体制の整備とトイレの確保についてお伺いします。
 多くの方に訪れていただきたいとなみ夜高まつりですが、観客の安全を第一に考えると、交通規制、観客の誘導は欠かせません。
 これは大きな課題であり、観客が増えれば、さらに危険が増します。観客の安全の確保に努めるためには、現在の体制では不安があります。人の流れを予測することは難しく、安全に観客を受け入れるための整備をどのように行うべきとお考えでしょうか。
 また、観客が使用するトイレについてですが、イベントや祭りが行われる際には仮設トイレを設置しますが、大変混雑します。会場の近くにある公共施設のトイレを開放し、使用できるようにできないか、坪田商工農林部長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 坪田商工農林部長。
 〔商工農林部長 坪田俊明君 登壇〕
○商工農林部長(坪田俊明君) 年々観客が増加する中で、事故なく安全に祭りを運営することは大変重要なことだと認識しております。
 本市では、これまでも主催者である砺波夜高振興会からの御要望を踏まえまして、改善に向けたアドバイスを行うほか、財政面においても支援を行ってきたところであります。
 また、本年の反省点といたしまして、砺波駅前周辺の交通規制や突き合わせ時の観客の密集回避に課題があったと伺っており、警察との協議や警備の強化など、主催者と連携して改善に向けた検討を行ってまいりたいと考えております。
 次に、公共施設のトイレ利用につきましては、祭り会場に近い施設としては、出町児童センター、出町子供歌舞伎曳山会館、砺波体育センターが挙げられますが、通常の開館時間を超えた深夜までの管理が必要となりますし、使用後の清掃などの課題が想定されます。
 つきましては、それぞれの施設管理者とそれらの課題を整理しながら、となみ夜高まつりの期間中の利用が可能か協議してまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 林 教子君。
 〔2番 林 教子君 登壇〕
○2番(林 教子君) 観客の安全確保は非常に大きな課題だと思っております。その改善に当たり、一緒に共に考えていただきたい。そしてトイレのほうもですが、管理は確かに大変だとは思いますが、女性であったり子供であったり、利用しやすいトイレがあるとありがたいと思っております。ぜひこれも尽力いただきたいと思います。
 次に、公共交通を利用してもらうためにお伺いします。
 となみ夜高まつりでは、商業施設やスーパー、市立砺波総合病院などに御協力をいただき、臨時駐車場を設けます。毎年2日目では、早々にいずれも駐車が困難になっているようです。
 祭り会場は砺波駅から歩いて数分の場所にあります。これほど駅の周辺で行われる祭りはありません。移動の手段にJR城端線を利用することで、少し離れた臨時駐車場に車を駐車するより歩かずに済みます。
 早ければ本年度、令和7年度には砺波駅でも待望のICカードの利用が可能となり、2機の改札機が設置されると聞いています。今後新型車両の導入、パターンダイヤ化など利用者へのさらなるサービスが見込まれるJR城端線を各種イベントなどに利用することで、今後のJR城端線の利用促進につながり、さらには環境への配慮にもなると考えます。
 砺波駅、または観光イベントに限らず、年間を通して駅の周辺で行われるイベントや各種行事などの際には、来場者に公共交通を利用していただくための告知をしていただき、大勢の移動が見込まれる時間帯には、増車の依頼をするなどの交通政策に取り組んでいただけないか、島田企画総務部長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 島田企画総務部長。
 〔企画総務部長 島田繁則君 登壇〕
○企画総務部長(島田繁則君) 議員御発言のとおり、本年開催のとなみ夜高まつりには、多くの方々の御来場があり、自家用車などでの来場者に加えて、JR城端線での来場者も相当数に上ったと承知しております。
 このような状況から、現在はJR城端線が交通系ICカードに未対応であるため、チューリップフェアや夜高まつりのイベント時には、切符購入や料金精算などで駅構内が混雑している状況となっておりますが、令和7年度中に整備予定のICカード対応改札機の設置により改善されるものと期待をしております。
 また、となみ夜高まつりに限らず、駅周辺でのイベントや地域のお祭りなどの際には、公共交通の利用を促す絶好の機会であります。
 これまでもJR城端線利用者にイベントで利用できる商品券を配布するなど、JR城端線を利用しての御来場を積極的にPRしてまいりました。
 また、イベント時の乗車につきましては、これまでも実績がございますので、JR西日本に対しまして、利用が多く見込まれる時間帯の車両の増車について、イベント関係者と共に強く要望してまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 林 教子君。
 〔2番 林 教子君 登壇〕
○2番(林 教子君) 祭りをきっかけにJR城端線を利用いただき、JR城端線は便利だなということが分かっていただければ、通年利用にもつながるのではないかと思います。ぜひ、タイアップしていっていただきたいと思います。
 次に、インバウンドを呼び込む取組についてお伺いします。
 2024となみチューリップフェアを訪れた外国人は約6,500人で、昨年より500人増加しました。そのうち団体客は4,000人で、台湾からの旅行者が8割を占めています。
 約2週間でこれだけの外国人が訪れるには理由があります。本市がこれまでに台湾に向けて行ってきたトップセールスや、ランドオペレーターへのセールスなど、ブラッシュアップを図りながら努力を重ねてこられた結果であると考えます。
 嘉義市の文雅小学校の児童が本市を訪れ、砺波チューリップ公園でチューリップの球根を植える、市内の小学生と交流を図るなど人的交流も行われています。また、チューリップ球根の販売などにより、商業や産業の発展にも貢献しています。
 さらに、台北市にある士林官邸公園では、旧正月明けに本市が7年前から開催に協力しているチューリップ展が行われています。会場には、本市から輸出した球根など20品種1万球が植えられており、年々内容も充実し、色とりどりのチューリップが咲き誇り、チューリップと言えば砺波をPRしています。
 2025となみチューリップフェアに向けた新たな取組について、誘客キャンペーンを早期に実施することについてお伺いします。
 2025となみチューリップフェア開催基本計画の概要が発表されました。今回、台湾に向けた誘客強化のためのキャンペーンを2か月早めて行われることはインパクトがあり、関心を引く効果があると考えますが、なぜ9月に行われるのか。
 また、これまでも庄川遊覧や近隣観光地との連携が行われ、今だけ、ここだけ、あなただけと特別感を出すプランなどを提供されてきましたが、今回はどのような企画をもってキャンペーンを展開されるのか、坪田商工農林部長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 坪田商工農林部長。
 〔商工農林部長 坪田俊明君 登壇〕
○商工農林部長(坪田俊明君) 台湾キャンペーンの早期実施につきましては、昨年のキャンペーンにおいて、インバウンド需要の高まりから、観光バスや宿泊などの手配が徐々に困難になっており、今後さらに多くの送客を実現するためには、早い時期での情報提供が効果的であるとのアドバイスをいただいたことから、9月に前倒して実施することとしたものであります。
 具体的な企画内容につきましては、フェア入場割引とオリジナルバックプレゼントのセットを基本といたしまして、チューリップタワーや花の大谷といった人気スポットを混雑なく御覧いただける早朝入場プランなど、付加価値商品を提案してまいりたいと考えております。
 また、このほか現段階では調整中ではありますが、特別感のある企画も提案していきたいと考えております。
 また昨年に引き続き、市内の飲食店、土産物店、宿泊施設、観光体験施設の情報を保存したUSBメモリーを配布し、ペーパーレス化を図るとともに、USB内に保存している事業者のURLやQRコードを読み込むことで、ホテルや飲食店などのホームページや予約サイトにダイレクトにリンクするシステムに変更しております。
 このUSBメモリーには、観光サイトなどに自由に御利用いただける砺波市内の観光地のフリー写真や動画も保存しておりまして、年間を通しての本市への誘客や滞在時間の拡大につなげ、ひいては市内の経済への波及につながるようにしてまいりたいと考えております。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 林 教子君。
 〔2番 林 教子君 登壇〕
○2番(林 教子君) この9月のキャンペーンには、坪田商工農林部長も同行されると聞いております。有効な関係性を再び結んでいただくといいましょうか、たくさん誘客できるといいなと思います。
 次に、台湾からの観光客の獲得に向け、さらなる誘致をお伺いします。
 親日国と聞いて、最初に台湾を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。公益財団法人日本台湾交流協会が2022年に実施した対日世論調査では、日本が最も好きな国ランキングで第1位となっています。
 これまでも、年間を通して台湾からの観光客が訪れる仕組みをランドオペレーターなどに提案されていますが、今回の訪問においてターゲットを拡大し、南部エリアにも範囲を広げ、本市のPRを行い、新たな誘客につなげることもお考えであるか、坪田商工農林部長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 坪田商工農林部長。
 〔商工農林部長 坪田俊明君 登壇〕
○商工農林部長(坪田俊明君) これまでの台湾キャンペーンにつきましては、大手旅行会社の本社が集中する台北市で訪問による営業活動と、台湾の現地法人への委託による情報提供を実施してきたところであります。
 今年のチューリップフェアや庄川遊覧船などへの送客実数を分析いたしますと、台湾南部からも多く来訪いただいていることから、今回のキャンペーンでは、台北市に本社のある旅行社8社に加えまして、南部の高雄市に本社のある旅行社2社を訪問し、先ほど申し上げました旅行企画などの提案を行いたいと考えております。
 高雄市は人口270万人を擁し、日本への直行便が飛ぶ国際空港もあり、隣接する人口185万人の台南市などと共にマーケットは非常に大きく、旅行需要も高いと伺っており、今回のキャンペーンにより、さらなる本市への送客につながるようしっかりとアプローチしてまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 林 教子君。
 〔2番 林 教子君 登壇〕
○2番(林 教子君) 実りあるキャンペーンとなることを願っております。
 次に、保育所に主食を持参することについて、保育所に通所する3から5歳児が主食を持参することについてお伺いします。
 保育所で提供される給食には、健康な食生活の基礎づくり、規則正しい食生活の形成、社会性の育成、食に対する興味と知識の向上、感謝の心を育むなど単に栄養を補給するだけでなく、子供たちの心身の健やかな発達や、社会性の育成にも大きな役割を果たしています。
 また、給食が子供たちに提供されることで保護者の負担は軽減され、子育ての力強い支援であり、限られた予算の中で、栄養のバランスよく考えられた献立がつくられています。給食制度はこれからも続けていくべき支援であると考えます。
 本市にある保育所では、ゼロから2歳児は完全給食を行っていますが、3歳児からは主食、白米の持参を実施しています。
 これまで、出町保育所があったときには主食を持参していたようですが、出町幼稚園と統合され出町認定こども園に変更された際に、保護者が主食費の負担をすることで、主食の提供を行うようになりました。
 しかし、2か所ある保育所では、現在も主食の持参が継続しているようです。なぜ主食を持参するのかを安地教育委員会事務局長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 安地教育委員会事務局長。
 〔教育委員会事務局長 安地 亮君 登壇〕
○教育委員会事務局長(安地 亮君) 本市の公立保育所の給食のうち、主食部分につきましては、経費に対する国の補助等の仕組みがなかったことなどから、従来より保護者負担を原則としており、自宅から主食の持参を求めてきたところであり、現在も持参いただいているものであります。
 その後、認定こども園の設置の際には、幼稚園で行ってきた主食提供を行うこととしたものであり、保護者に実費を負担していただき、主食を提供していただいているものであります。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 林 教子君。
 〔2番 林 教子君 登壇〕
○2番(林 教子君) 仕組みは分かりました。では、保護者と職員の負担を軽減し、安心して給食を提供するためにお伺いします。
 子供たちが持参する主食は、毎朝、家庭で弁当箱に白米を詰めます。特に梅雨から夏、気温の高い日は、食中毒発生の危険が高まるため、細心の注意を払い、白米を詰めます。
 また保育所では、持参した弁当箱を、夏季はエアコンの効いた事務室で管理し、冬季は暖飯器に入れ温めておき、配膳をします。保育所では、職員が主食の管理に十分な注意を払います。
 保護者から主食の持参について声が上がっており、先般行われた議会報告会でも、主食の持参について問われ、意見をされたところであります。施設の炊飯の設備が整わないなどの諸事情があれば、太田、北部認定こども園のように外部業者に委託をすることができないか、利用者の負担軽減のために子供たちに安心して給食を提供するためにも、副食だけでなく、主食の提供も行うことを提案します。安地教育委員会事務局長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 安地教育委員会事務局長。
 〔教育委員会事務局長 安地 亮君 登壇〕
○教育委員会事務局長(安地 亮君) 保育所における主食の提供につきましては、現在の保育所の施設には、炊飯器設備の設置や作業するスペースの確保等が難しく、また炊飯の外部委託につきましても、炊いた御飯を受け入れるコンテナや食器等の保管場所が確保できない状況にあります。
 また、食器等の洗浄業務等も増えることから、調理員の増員も必要となり、現段階では難しいものと考えております。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 4番 神島利明君。
 〔4番 神島利明君 登壇〕
○4番(神島利明君) 議長の許可をいただきましたので、通告に基づき分割方式で質問させていただきます。
 まず初めの1項目めは、防災対策についてお尋ねいたします。
 大規模災害が発生した際には指定避難所が開設され、その後、福祉避難所が開設されます。福祉避難所とは、高齢者や障がい者等の配慮を必要とする方を受け入れるための施設で、一般の避難所では生活することが困難な方を対象に開設される避難所です。
 高齢者や障がい者等の配慮を必要とする方々は、介助が必要な方や人と交われない方などいろいろな方がおられ、それによって対応が違ってきます。
 本市には9か所の福祉避難所が登録されています。介助が必要な状況や、障がいの種類によって適切な福祉施設の開設が必要であり、それに対応できる備品やスタッフの備えが必要と考えます。
 そこで1点目は、福祉避難所運営マニュアルにつきましては、いろいろなことを想定し、要支援者に配慮できるような体制づくりが必要と考えます。
 また、定期的な訓練を行うことでいろいろと課題が見えてきて、運営マニュアルにも役立つと思いますので、年1回は福祉避難所としての防災訓練が必要と考えますが、いかがでしょうか。見解を伺います。
 次に、福祉避難所の井戸ポンプ設置についてお尋ねいたします。
 福祉避難所となっている施設は、通常は福祉センターやデイサービスセンターになっており、入浴施設が完備されています。
 今回の能登半島地震のような大規模な災害が発生した場合、水道設備の破損で何か月もの間、断水で不自由な生活を強いられているところもありました。
 また、さきにも述べましたが、福祉避難所に避難されている方は、高齢者や障がい者等の配慮を必要とされる方で、そこで安心して過ごしていただくためには、水源の確保が重要な課題です。
 そこで2点目は、福祉避難所に井戸ポンプを設置することで、災害時に水道設備が破損しても断水することなく、避難者に安心して過ごしてもらえる環境になると考えますが、いかがでしょうか。見解を伺います。
 次に、災害時協力井戸についてお尋ねいたします。
 能登半島地震をはじめ、過去の大きな地震などの大規模災害の発生時には、水道が断水し、長期間にわたり水が確保できない被害が起こっています。
 断水は、住民の生命維持に関わる大きな問題である上に、早期復旧が難しい問題であることを今回の震災で改めて痛感いたしました。断水の間、飲料水は各御家庭の備蓄や給水車、避難施設等における応急給水で対応していますが、公的な施設や体制だけでは対応が追いつかないことも考えられ、生活用水の不足が予想されます。
 そのため、生活用水を確保する目的で、身近な水源である個人や事業所が所有する井戸を災害時協力井戸として登録されている自治体もあり、災害時に、水道設備が復旧するまでの間、地域の方々に災害時協力井戸を開放していただく取組になっています。
 本市の山村部は、用水が整備されていて水も豊富にあり、その水を利用することは可能だと思いますが、住宅密集地ではそれは難しいと思われます。
 そこで3点目は、本市においても、個人や事業所が所有する井戸を、災害時協力井戸として登録していただき、災害時に地域の方々に開放していただけたら生活用水の確保につながり、安心して過ごせると考えますが、いかがでしょうか。見解を伺います。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 横山福祉市民部長。
 〔福祉市民部長 横山昌彦君 登壇〕
○福祉市民部長(横山昌彦君) 私からはまず1点目の、福祉避難所の運営についての御質問にお答えいたします。
 災害時を想定した福祉避難所における訓練は、毎年実施されている砺波市総合防災訓練の中で、高齢者や身体障がい者など加齢や身体機能の低下により、支援を必要とする方を想定した実地訓練を行っております。
 本市が指定しております9つの福祉避難所は、デイサービスなどの介護サービス施設が6か所、福祉センターが3か所となっております。
 介護サービス施設では、高齢者や障がいの方々を援助する介護スキルを持った専門の職員が在籍従事しており、日常的に施設内でいかに安全に避難できるかが意識づけられていることから、福祉避難所として受入れが有効に機能するものと考えております。
 一方、介護施設に隣接します3つの福祉センターは、職員の確保や運営が可能な場合に開設できるものであり、災害の状況にもよりますが、発災時に介護施設から職員が流動的に移動しながら対応するなど、福祉避難所の受入れ体制は整えられているものと考えております。
 議員御発言の、福祉避難所での毎年の防災訓練の実施につきましては、現時点では考えておりませんが、避難所の運営体制等につきましては、今後、福祉避難所運営マニュアルの中でより明確に示してまいります。
 次に2点目の、福祉避難所の井戸ポンプ設置についての御質問についてです。
 福祉避難所につきましては、市内の9か所を指定しており、そのうち2か所については、井戸がございます。
 県の災害時地下水利用ガイドラインによりますと、井戸水は、飲用水以外の水不足を補う水源として有効であるとしているものの、大規模災害時には水質の低下や揚水ポンプの故障、地盤沈下などで井戸が使用できないことも想定されることから、災害時の安定的な稼働は難しいと考えております。
 また、井戸ポンプを新たに設置する場合には、平時における利用や周辺地域の状況確認も必要であり、災害時の水の需給バランスを考慮し、必要性を見極める必要がございます。
 このことからも、議員御提言の、防災を想定して設けられる防災井戸を新設するのではなく、近隣の地下水利用者が所有いたします井戸を災害時に利活用する災害時協力井戸として登録いただくことを検討してまいります。
 私からは以上でございます。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 島田企画総務部長。
 〔企画総務部長 島田繁則君 登壇〕
○企画総務部長(島田繁則君) 私からは3点目の、災害時協力井戸についての御質問にお答えいたします。
 災害時協力井戸制度につきましては、先日政府が災害時の地下水活用に係る自治体向けの指針を、年度内をめどに作成する方針との新聞の報道もありましたが、富山県では令和5年3月に富山県災害時地下水利用ガイドラインを作成し、その有効活用の方策が示されております。
 本市におきましても、本年1月の能登半島地震における他自治体の断水状況等を受け、飲用水にとどまらず生活用水の確保の重要性を改めて認識したところであり、県のガイドラインや県外の先行自治体の事例を参考に、調査研究を進めているところであります。
 その中で、活用に当たっては、揚水用ポンプの電源確保をはじめ、登録または指定された井戸の維持管理面のほか、使用方法や利用時間のルールづくりなど多くの課題を整理する必要があると認識しております。
 それに加えて、何よりも井戸を所有する方々の善意に基づく制度であることから、各地区自治振興会や自主防災組織の協力体制の構築など、地域住民の皆さんの御理解と御協力が不可欠な制度であります。
 したがいまして、これまでの調査研究に加え、今後示される国の指針なども踏まえながら、検討をしてまいりたいと考えております。
 私から以上であります。
○議長(山田順子君) 神島利明君。
 〔4番 神島利明君 登壇〕
○4番(神島利明君) 次に2項目めは、政府クラウドの移管についてお尋ねいたします。
 政府は、2025年の年度末までに、税金や国民年金など市町村が担う20の基幹業務に関するシステムを政府クラウドで利用できる体制にする目標を掲げています。
 1,700を超える自治体が個別に管理してきたシステムを共通基盤で運用することによって、国と地方が円滑に連携できる環境を整えることで、自治体のシステム運用のコスト削減につながるという期待があります。
 本市では現在、県のシステムで運用されており、県の移管が2025年度末でなく2026年度になり、本市もそれに合わせて2026年度になると伺いました。
 そこで1点目は、政府クラウド移管後の本市のシステム運用コストについてどのように想定されているのか見解を伺います。
 次に、政府クラウド移管後のマイナンバーカードの活用についてお尋ねいたします。
 システムを政府クラウドに移管したときに、行政窓口でマイナンバーカードを活用して手続ができると思っていましたが、現状ではそうしたシステムは含まれていないと伺いました。せっかくシステムを新しくするに当たり、マイナンバーカードを活用し、業務の簡素化につなげるようにすべきと考えます。
 そこで2点目は、政府クラウド移管と並行して、行政窓口でマイナンバーカードを生かしたシステムを導入することで、窓口業務の省力化につながると考えますが、いかがでしょうか。見解を伺います。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 島田企画総務部長。
 〔企画総務部長 島田繁則君 登壇〕
○企画総務部長(島田繁則君) まず1点目の、政府クラウドの導入についての御質問にお答えいたします。
 国の標準準拠システムへの移行及びガバメントクラウド移行後のシステム運用コストにつきましては、できる限りシステム運用コストが低減できるよう、富山県が事務局となり、県内15市町村共同で取り組んでおります。
 現時点においては、システム移行業務の受託事業者について、共同調達として、県で公募型プロポーザル方式による業者選定手続が実施されたところであります。
 公募の結果、応募した事業者は1社のみであり、現在この1社を契約候補者として、委託の仕様や見積り積算などについて、事務局である県において、精査、交渉を行っている状況であります。
 このような状況のため、移行後のシステム運用コストについてはまだ確定しておりませんが、現時点における概算見積りによれば、現行システムの運用コストよりも増加する見込みであり、多少の不安もございますが、引き続き、共同調達のメリットを最大限に引き出しながら、運用コストの低減に努めてまいりたいと考えております。
 次に2点目の、政府クラウド導入時のマイナンバーカードの活用についての御質問にお答えいたします。
 国の標準準拠システムの移行後のマイナンバーカードの活用につきましては、国から示されているシステムの標準仕様書にマイナンバーカードに関する項目の記載がないため、標準準拠システムの移行のタイミングで、同時にマイナンバーカードの利活用が進む状況にはないと考えられます。
 一方で、現在サービス提供しておりますマイナンバーカードを活用したコンビニ交付やマイナポータルからの電子申請は、標準準拠システム移行後も、引き続きサービスを提供することとされております。
 なお、国の標準準拠システムによるマイナンバーカードの利活用については、先ほども申し上げましたが、現時点で国の仕様に盛り込まれていないため、自治体独自のカスタマイズが適当かどうかも含め、調査研究を重ねてまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 神島利明君。
  〔4番 神島利明君 登壇〕
○4番(神島利明君) 次に3項目めは、マルチコピー機の設置についてお尋ねいたします。
 令和4年12月から、コンビニでマイナンバーカードを使って、住民票、戸籍証明書、印鑑証明書が交付できるようになりました。コンビニ交付は、年末年始を除き、毎日6時30分から23時まで利用可能なため、証明書交付のために会社を休んだり早退しなくてもよくなり、非常に便利になっています。
 現在、マイナンバーカードの交付率が81.81%で、コンビニで各種証明書を交付されている方が20%弱の状況です。コンビニ交付の推進は、市のホームページ等で図られています。
 現在、新庁舎の建設を検討されていますが、来庁者を減らすことができれば、行政窓口をコンパクトにできると考えます。それにはもっとコンビニ交付を増やす必要があると考えます。
 そこで、コンビニ交付で、安全面やマルチコピー機の使い方に不安な方がおられますので、まずは庁内にマルチコピー機を設置し、市民の方に安心して利用していただき、その便利さが分かれば、次回からは近くのコンビニで利用されると思います。
 コンビニ交付が増えることで来庁者が減り、新庁舎の設計にも影響を与えると考えます。また、庁舎内にマルチコピー機を設置することで、窓口業務の省力化につながると考えますが、いかがでしょうか。見解を伺います。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 横山福祉市民部長。
 〔福祉市民部長 横山昌彦君 登壇〕
○福祉市民部長(横山昌彦君) 各種証明書発行用マルチコピー機設置についての御質問にお答えいたします。
 庁舎内でのマルチコピー機設置につきましては、機器の管理として、現金や証明書が印刷されます偽造防止用紙の盗難防止対策が必要となることや、使い方が分からない方への説明などの対応が必要であります。
 また、設置場所といたしましては、市民課付近に設置することが想定されますが、現庁舎では必要なスペースを確保できないこと、一方、市民課以外に設置する場合には、防犯カメラ等を設置し、管理する必要があること、使い方が分からない方に即時の対応が難しいなどの課題が挙げられます。
 このようなことから、現状では庁内でのマルチコピー機の設置は難しいものと考えておりますが、今後もコンビニ交付の利用について窓口でPRする、マルチコピー機の利用方法の動画をホームページ等ですぐに見られるようにするなど、より多くの市民に安心して利用していただけるように努めてまいります。
 私からは以上でございます。
○議長(山田順子君) 神島利明君。
 〔4番 神島利明君 登壇〕
○4番(神島利明君) 設置場所につきましては、いろいろと工夫すれば可能だと思いますので、また検討をよろしくお願いいたします。
 次に4項目めは、小中学校特別教室のエアコン設置についてお尋ねいたします。
 今年の夏も危険な暑さが相次ぎ、7月の全国の平均気温が、7月として気象庁が統計を取り始めてから最も高くなっています。
 こういった環境の中で、小中学校では、普通教室はエアコンが100%設置してありますが、特別教室については、図書室以外はほぼついてない状況で、本市の特別教室のエアコン設置率は30.5%です。県内の氷見市を除く8市の特別教室エアコン設置状況を各教育委員会に確認したところ、大半の自治体では、今後の再編がある学校を除き、設置してあるとの状況です。
 また、特別教室エアコン設置率が100%でない自治体は富山市で、設置率が約60%、小矢部市は今年と来年度で100%設置する予定と伺っています。
 この特別教室エアコン設置率は、文部科学省の令和4年9月のデータとは違っていますが、今年の7月現在の状況を各地の教育委員会に伺ったデータになります。他市の状況は参考にはならないかもしれませんが、砺波市の設置率があまりにも低いと思います。
 そこで、来年以降も危険な暑さが続く中で、児童と生徒の命と健康を守るためには、特別教室にもエアコンの設置が必要と考えますが、いかがでしょうか。見解を伺います。
 次に、タブレット端末機の活用についてお尋ねいたします。
 小中学校にタブレット端末機が支給されてから4年がたち、学校や家庭で有効に使用されていると考えております。
 しかしながら、タブレット端末機のさらなる活用として、近年増加傾向にある不登校児童生徒支援や、放課後の子供支援の活用が可能かどうかについて、考慮する必要があるのではないかと考えます。
 現在本市には、不登校児童生徒支援として、5か所にフリースクールが設けられ、自分に合った居場所として利用されている児童生徒もいます。
 しかしながら、これらの施設にさえ通えない児童生徒も存在すると伺っています。また、放課後の子供支援として、放課後児童クラブ、放課後子供教室、土曜学習教室が提供されていますが、こういった支援を自宅から利用をしたいとの声も聞かれます。
 そこで、学校から支給されているタブレット端末機を用いて、不登校児童生徒支援や、放課後の子供支援をオンラインで提供することが可能かについて伺います。
 また、これらを実現するためには、現行のタブレット端末機の性能が十分であるかも併せて検討する必要があると考えます。具体的には、指導時間の短縮やアプリのスムーズな動作を実現するため、メモリーやハードディスクのスペックアップが必要ではないかという意見もありますが、いかがでしょうか。見解を伺います。
 以上で私の質問を終わらせていただきます。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
  安地教育委員会事務局長。
 〔教育委員会事務局長 安地 亮君 登壇〕
○教育委員会事務局長(安地 亮君) 私からは1点目の、小中学校の特別教室のエアコン設置についての御質問にお答えいたします。
 本市の小中学校の特別教室の空調設備につきましては、全ての小中学校の図書室は設置済みである一方、理科室、図工室、美術室、技術室といった授業で使用する特別教室については多くの学校において未設置であり、県内でも低い設置率であることは認識しております。
 このことからも特別教室への空調設備の設置につきましては、児童生徒の健康と安全を守ることを重要な課題と捉え、優先事項として考えておりますが、設置には多額な費用を要することから、整備手法や財源措置、設置時期なども含め、市の財政状況も勘案し、計画的に進めてまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 答弁を求めます。
 教育長 白江 勉君。
 〔教育長 白江 勉君 登壇〕
○教育長(白江 勉君) 私からは2点目の、タブレット端末機の活用についての御質問にお答えいたします。
 各小中学校の児童生徒に貸与しているタブレット端末機につきましては、児童生徒が自宅に持ち帰り、担任等との連絡手段として使用したり、宿題等の家庭学習で利用したりするなど、タブレット端末機の機能を生かしながら、効果的な活用を進めております。
 また、不登校ぎみの児童生徒に対しましては、砺波市教育センターにおいてタブレット端末機に入っている学習アプリを利用した学習や、心の天気による心や体の状態などにより、児童生徒の様子を確認しております。
 加えて、教室には入れないが、相談室に登校している児童生徒には、授業の様子をタブレット端末機で見ることができるよう動画を流したり、顔を合わせて話すことが難しい子供には、担任とのコミュニケーションが取れるようチャットを通して会話をするなど、学校とのつながりが途切れないよう配慮しております。
 議員御提言の、学校から支給されているタブレット端末機を使ったオンライン活用につきましては、現在もインターネット接続が整備された場所での一般的な活用は可能でありますが、あくまで学習用端末のため、一定の制限を設けており、端末のスペックを上げることや新たなアプリを導入することは難しいものと考えております。
 しかしながら、不登校児童生徒や放課後の子供支援につきましては、教育委員会としても必要であると考えており、今後も活用の可能性について研究してまいります。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時04分 休憩

 午後 2時10分 再開

○議長(山田順子君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 1番 境 佐余子君。
 〔1番 境 佐余子君 登壇〕
○1番(境 佐余子君) 議長より発言の許可がありましたので、通告に基づき、市政一般に対する質問を行います。
 昨年8月定例会に引き続き、今後の本市市民体育大会がより市民の健康促進につながることを願い、大項目1として質問いたします。
 今年の砺波市民体育大会は、6月29日、土曜、夜7時からの開会式と、7月7日、日曜、午後5時半からの閉会式といった式典開催時間だけでなく、居住経歴のある地区から参加を可能にするふるさと枠など、より参加しやすいよう創意工夫が凝らされておりました。
 昨年の答弁では、今後の在り方における骨子案として、市内21地区から意見書を提出してもらう予定だが、回答が出そろってはいないとのことでした。
 そこで小項目1、昨年集められた各地区からの意見はどのようなもので、どう大会に反映されたのか、今大会の総括と併せて教育委員会事務局長に伺います。
○議長(山田順子君) 安地教育委員会事務局長。
 〔教育委員会事務局長 安地 亮君 登壇〕
○教育委員会事務局長(安地 亮君) 市民体育大会の在り方につきましては、昨年度9月に、各地区から開催方式、チーム編成などの項目について検討いただいたところ、チーム編成につきましては、居住歴のある地区から参加可能とするふるさと枠、複数地区でチームを構成する合同チームの導入、またエントリー地区数による競技開催の可否などについて意見をいただきました。
 これらの意見を基に、競技団体ごとにふるさと枠や合同チームでの参加、少ないエントリー地区数による開催を認めることなどを決定され、改善、反映したところであります。
 総括といたしましては、ふるさと枠では14地区で60名の参加が、また合同チームにつきましては11チームの参加があり、さらには、昨年エントリー数が少なく開催できなかったバスケットボール一般女子で、合同チームの参加があったことにより開催することができました。
 なお、参加人数につきましては約3,000名で、前回大会の約3,150名に比べ僅かな減少はありましたが、新たな参加者の獲得をはじめ、開催することができた競技も増えたこともあり、一定の成果はあったものと考えております。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 境 佐余子君。
 〔1番 境 佐余子君 登壇〕
○1番(境 佐余子君) さて、夏は大きなスポーツ大会が開催されます。プレーヤーファーストとして、高校野球の開催時間に大きな変更があったこと、今年は特に私、印象に残りました。
 確かにデータを見ておりましても、20年前の7月の平均気温と比べまして、今は5度ほど高くなっております。いいプレーができるための配慮も不可欠です。
 本市の市民体育大会においても、近年の気象条件では、参加者の健康面や空調費など会場運営費の負担が気がかりです。
 また、各競技団体におかれては、市民体育大会以外に独自大会の開催もあり、役員等の高齢化、人材不足といった課題をどう解消するかも悩み事です。
 スポーツにおいて試合の場は、芸術系の活動でいいますと発表会と相似しています。ふだんの練習成果を発揮できることから、モチベーションを維持する効果もあります。
 昨年の答弁でも、分散開催についても触れられましたが、そうした様々な視点を踏まえ、大会の開催数を縮小しつつ開催自体を維持する施策がないかと考えます。
 そこで小項目2として、分散開催に向けて協議された結果について伺い、さらに今後、各競技団体の大会運営における負担軽減策として、各団体開催の既存大会に砺波市体育大会と冠し分散開催することについて、教育委員会事務局長に伺います。
○議長(山田順子君) 安地教育委員会事務局長。
 〔教育委員会事務局長 安地 亮君 登壇〕
○教育委員会事務局長(安地 亮君) 分散開催につきましては、運営いただく競技団体と協議を重ね、地区の行事、また競技団体の負担なども考慮し、現在の開催時期に決定したものであります。
 なお、議員御提言の、各競技大会の大会に冠をつけて開催することにつきましては、既存の大会が地区対抗形式ではないこと、また、ほぼ協会員による参加であることから、市民体育大会にはなじまないものと考えております。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 境 佐余子君。
 〔1番 境 佐余子君 登壇〕
○1番(境 佐余子君) 現代社会は、便利で快適な生活が送れるようになった一方、運動不足、ストレス過多がそれぞれの健康を害する要因となるために、健康寿命の延伸には、年齢、体力に合わせて体を動かすことが必要です。
 また、オリンピックを見ておりますと、競技スポーツが人間の可能性を追求する意義を持っていること、応援する側にも夢、そして感動を与え、活力につながることが分かります。
 日本のスポーツはこれまで、野球、バレーボールなど団体競技を中心に発展してきたような気がいたしますが、近年では個人でも楽しめるニュースポーツなどへの取組が増加しております。
 市民体育大会における競技ごとの参加数では、中学校の部活動経験に起因するからでしょうか、競技における地域ごとの参加率に差があります。満遍なく参加がある競技は、個人競技や年代を問わないニュースポーツで、21地区の8割以上からの参加がありました。
 この後9月16日、となみモルック大会が砺波体育センターで開催予定です。このニュースポーツは、準備を含めて手軽にできることから、老若男女どなたでも楽しめ、本市のスポーツプランの基本的な方向、「年齢や性別、障がいなどを問わず、広く人々が関心、適性などに応じてスポーツに参画することができる環境を整備すること」にかなうスポーツ大会と言えます。
 昨年の答弁で、今年の市民体育大会においては、地域コミュニティーへの増進をより重視することを目的に実施し、開催方式は地区対抗方式を継続するとのことでした。スポーツを通した達成感から地域の連帯感へつなげたいという考えは、どなたも十分理解できるそうですが、今回の総合成績得点一覧表でも分かるように、人口数や人口構成の違いがある中では、選手以上に選出側の負担が大きくなっています。
 本市の各自治振興会は、緑化活動や祭り、公民館行事など地区を挙げて尽力されていらっしゃいます。地域間で競わずとも、協力、共有、助け合いといった活動で地域の連帯感は維持できるはずと伺っております。
 そこで、誰もがスポーツに親しめる砺波らしいスポーツ振興策として、大項目1の最後に、市民体育大会の名称を市民スポーツ大会とし、誰もが気軽に参加しやすい大会とすること、及び地区対抗戦という形式を廃止し、市民が純粋にスポーツに親しみ、競える大会となることについて、教育長の考えを伺います。
○議長(山田順子君) 教育長 白江 勉君。
 〔教育長 白江 勉君 登壇〕
○教育長(白江 勉君) 体育大会の名称につきましては、国や県において令和6年から国民体育大会が国民スポーツ大会に、また県民体育大会は県民スポーツ大会へ令和7年から変更されることになっております。
 近年、スポーツが広く社会に浸透していることや、今後スポーツという文化を後世に継承していくには、体育からスポーツへ名称変更することがふさわしいと考えており、本市においても、令和7年の第21回大会から市民スポーツ大会へ名称を変更する予定としております。
 また議員御提言の、地区対抗形式の廃止につきましては、本大会は広く市民にスポーツを普及し、地域コミュニティーの一層の推進を図ることを目的に開催しているものであり、地区において同じ競技をしている様々な世代の市民が、1年に1回スポーツを通してコミュニケーションを図ることは、地域づくりの一つの手段として有効であると考えております。
 引き続き、地区対抗形式を継承しながら、地区や競技団体等から御意見をいただき、より参加しやすく、スポーツに親しめる大会となるよう進めてまいります。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 境 佐余子君。
 〔1番 境 佐余子君 登壇〕
○1番(境 佐余子君) ぜひまた協議を進めていただきたいと思います。
 大項目2にまいります。
 先月に行いました、南砺市議会との合同研修会の、株式会社PLAY EARTH PARK代表取締役の木村宏さんの講演の中で、移住定住への強力な誘導は、刺さる情報かどうかが重要で、刺さる情報は当地への訪問につながるが、それが単なる訪問に終わらせないためには、交流の場を提供していくことが必要であるとのことでした。
 さて先月、東京で開催された富山移住・しごとフェアへ、本市も参加されました。移住に興味・関心がある来場者との直接の対話も大切でありますが、例えば、時と場所の制限がない交流の場として、ネットの活用はどうでしょうか。
 多くの移住定住希望者にとって、移住前に確認する情報は、その地域の住居、雇用、子育て、医療環境だそうで、本市の移住定住応援サイトは、そうした情報がうまく集約されています。
 過去には、本市を好きな仲間で結成されたTeam1073(チームとなみ)のメンバーがSNSを活用して砺波の魅力を発信し、シティプロモーションや移住定住を応援する活動を行っており、このTeam1073(チームとなみ)との協働により、これまで市のPRを通じて、移住定住につながる活動が展開されてきたと感じます。
 そこで小項目1、移住定住に関する行政と民間団体との連携は、これまでどのような形で行われてきたのか、福祉市民部長に伺います。
○議長(山田順子君) 横山福祉市民部長。
 〔福祉市民部長 横山昌彦君 登壇〕
○福祉市民部長(横山昌彦君) 議員御指摘の、Team1073(チームとなみ)につきましては、平成29年に当時の地域おこし協力隊が中心となって結成された市民グループの一つであります。
 具体的な活動として、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSを活用して市の魅力を発信する、いわゆるシティプロモーションを市民目線から展開するとともに、市が企画した移住ツアーのお手伝いや、首都圏で開催された移住フェアの応援スタッフとして同行いただくなど、市の移住定住の取組にも積極的に協力いただいておりました。
 砺波市の良いところも悪いところも、市民目線からありのままに発信する自然で気取らないTeam1073(チームとなみ)の活動スタイルは、移住希望者には好印象に映ったようであり、市の移住定住の推進に一役買っていたものの、活動の大部分がメンバーのボランティアによって成り立っていたことから、中心となっていた地域おこし協力隊の任期が終了し、熱心なメンバーが徐々に脱会するなどチームを取り巻く環境が変化するにつれて活動が下火になり、残念ながら現在ではほとんど活動されていない現状にあります。
 このように、移住定住施策に対して、行政と民間団体が協力してきたことで、一定の効果は得られたものの、持続可能性という点での課題も見えてきたところです。
 このような経験を踏まえ、今後は例えば、市民向けのSNS講座や、情報発信をテーマとした出前講座を開催し、本市に移住してこられた方々をはじめ、市民一人一人が負担のない形で、となみ暮らしの魅力を発信する機運を醸成するなど、継続性のある取組を進めてまいります。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 境 佐余子君。
 〔1番 境 佐余子君 登壇〕
○1番(境 佐余子君) 今ほどお話もありましたが、シティプロモーション、そして移住定住に関する情報発信については似通った部分が多くあるものの、シティプロモーションに関しましては企画総務部企画政策課、移住定住に関しましては、福祉市民部市民生活課、担当する部や課が異なっています。
 各部署がおのおので動くのではなく、人口増への取組として同じ速度で回らなければ、移住や定住を進める力が大きくならないのではないでしょうか。
 例えば、今後の移住定住希望者とのネット上の交流の場において、市の様々なイベントや特産品などを紹介しながら盛り上げるなど、シティプロモーションの担当と移住定住の担当が今以上に連携することで、さらなる相乗効果も期待できるのではないでしょうか。
 そこで小項目2、本市への移住定住促進のために、シティプロモーションの担当と部署間の業務の連携を強化し、さらに移住定住を推し進めていくことはできないか、福祉市民部長に伺います。
○議長(山田順子君) 横山福祉市民部長。
 〔福祉市民部長 横山昌彦君 登壇〕
○福祉市民部長(横山昌彦君) 本市では、企画政策課において、SNSを活用して住みやすさを実感してもらうことや、砺波ファンの獲得、観光などをはじめとしたプロモーションなどの充実を図り、砺波のよさや魅力を市の内外に向け情報発信しております。
 一方、市民生活課においては、移住定住施策を担っており、となみ暮らし応援プロジェクトとして住宅取得支援や家賃支援、新婚新生活支援を行うとともに、市のホームページの移住定住応援サイトにおいて、移住者の生の声を紹介したり、散居や伝統家屋といった本市の魅力を伝えたりするなど、積極的なPRに努めております。
 議員御指摘のとおり、それぞれの課で担当業務は分かれておりますが、その目的や関連する内容も多いことから、昨年度にはこれまでの市勢要覧と移住定住ガイドブックを1冊にまとめ、移住者のインタビューなどを掲載した「となみシティプロモーションブック」を作成したほか、市公式インスタグラムでは、何気ない市内の風景など、となみ暮らしに密着した投稿を中心に発信しているところであり、今後も双方の施策の連携を図ることで、新たな相乗効果を期待できるものと考えております。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 境 佐余子君。
 〔1番 境 佐余子君 登壇〕
○1番(境 佐余子君) 今ほどシティプロモーションブックの話もありましたが、広報となみ7月号の特集で、となみ暮らし応援プロジェクトを御利用いただいた方の写真とコメントが載せられました。本市の暮らしやすさが実際に選んでくださった方の声として、読まれた方に伝わりやすく構成されておりました。
 生き生きと明るい雰囲気もありまして、とてもよい紙面だなと感心いたしました。本市を選んで移住してこられた方々には、ようこそという思い、そして選んでくださってありがとうという思いがあります。これから地域との関わりが生まれ、少しずつ新しい風が吹いていくことや、つながりが増えていくことを期待します。
 人口減少の中におきまして、地域を維持していくためには、移住定住の促進は必要だと考えますが、どのような施策が移住定住を考える人たちに効果を現わすのか、それこそ全国の多くの自治体が悩んでおります。
 そこで国は、二地域居住として、都市住民が農山漁村などの地域にも同時に生活拠点を持つライフスタイルを進め、定住人口ではなく関係人口を増やすため、改正広域的地域活性化基盤整備法を今年5月に成立させました。
 今回の改正から、都道府県は、広域にわたる人や物の流れを活発にするための拠点施設、関連基盤の整備計画であります広域的地域活性化基盤整備計画を作成し、二地域居住に関する拠点施設ですとかその整備を促進すべき重点地区を定めると、市町村は、重点地区内を対象に、特定居住促進計画を作成することができるようになります。
 この特定居住促進計画には、基本方針や拠点施設の整備に関する事項を記載します計画に定められた事業の実施に向けて、法律上の特例を措置すること、また二地域居住促進に関する活動を行いますNPO法人、民間企業など市町村長が特定居住支援法人と指定して、官民連携の促進、特定居住促進協議会を組織、特定居住促進計画の作成などを協議することが可能となるそうです。
 市の総合計画後期計画においても、交流・定住の促進を主要施策に挙げられておりますが、この二地域居住という考えについて、どのように捉え、今後の施策に反映させていかれるのか、大項目2の最後に伺います。
○議長(山田順子君) 横山福祉市民部長。
 〔福祉市民部長 横山昌彦君 登壇〕
○福祉市民部長(横山昌彦君) 本市においては、これまでも移住定住施策を進める中で、例えば、栴檀山地区における地域活性化に向けたフィールドワークを通じた東大生との交流をはじめ、移住体験施設「佐々木邸」において、大学のゼミの受入れを行う「第2のふるさと発見事業」を実施するなど、関係人口の拡大につながる取組を実施してきております。
 今後も各地域での様々な取組により交流人口、関係人口が増えることで、少しでも多くの方に砺波の魅力を知ってもらい、口コミなどを含め、その中から本市への移住定住や、いわゆる二地域居住先として本市を選ぶ方の増加につながることを期待するものであります。
 現時点では、国が制度化した計画策定や、協議会の設置等は考えておりませんが、本市の交流定住の促進施策につながるよう必要に応じて対応してまいります。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 境 佐余子君。
 〔1番 境 佐余子君 登壇〕
○1番(境 佐余子君) 本日、佐々木邸に福岡から女子大の皆さんが来ていらっしゃるということです。砺波のよさをしっかりと感じてほしいなと思います。
 変わりまして、大項目3にまいります。
 人や資源がつながり、一人一人の生活や生きがいを地域と一緒につくっていく社会のことを地域共生社会と言いますが、その中において障がいを持つ人たちの社会参加を促進し、自立した生活を支援することは大切な部分です。
 障がいを持つ方が通う事業所などの全国組織が、昨年5月から今年4月に行った調査で、障害年金を含む収入が中間的な所得の半分に当たる年収127万円を下回る相対的貧困が80%弱、生活保護受給は11%強という結果が報道されました。
 このほか、親と同居している割合が40から44歳で51%強、50歳から54歳まででは30%強と高く、改めて障がいを持つ方が自立した生活を送ることが難しいことも分かります。
 本市においても、障害児通所給付支援費等の推移などから、今後の公的サポートへの需要、就労支援事業の意義の高まりが考えられ、全国的にも事業所の開設は増加しております。
 また、厚生労働省が実施しました就労系障害福祉サービスの実態に関する調査、集計結果ですが、利用者数は2019年、就労移行支援が約4万62人、就労継続支援A型は約3万2,000人、就労継続支援B型は約20万人でした。それぞれ充足率90%を超えています。
 例えば、福祉事業者における不正受給の問題などから、そうした事業所が閉所に追い込まれた場合、次の受入先の有無が大きな不安です。
 そのため、行政と市内や呉西圏域などの事業所の情報交換などの機会を生かし、早めの対策や対応につなげていただきたいと考えます。
 そこで小項目1として、利用者や支える家族の不安解消において、福祉事業所との意見交換の頻度について、また情報交換の場において事業者側の悩みなどがなかったのか、福祉市民部長に伺います。
○議長(山田順子君) 横山福祉市民部長。
 〔福祉市民部長 横山昌彦君 登壇〕
○福祉市民部長(横山昌彦君) 障がい者の社会参加につきましては、障害者基本法や障害者総合支援法の中で、住み慣れた場所で社会生活、日常生活を送るための支援や、社会参加の機会が確保されるよう、基本理念に掲げられております。
 本市における障がい者の就労支援につきましては、相談支援事業所の相談員や支援員が中心となって、利用者や支える家族からの就労継続の要望に沿いながら、障がいの特性に応じた就労継続支援事業所とのマッチングを行っております。
 障がいの方々が活動している就労継続支援事業所の職員は、本市を含む砺波福祉圏域3市で構成します砺波地域障害者自立支援協議会の構成員として、就労支援部会等の活動を通じて、相談支援事業所などの情報提供及び利用者との関わりなどでの共通認識、共通理解を持ち、月に1回程度の情報交換を行っております。
 相談支援者や就労事業者にとっては、就労先と障がい者本人とのマッチングの難しさや就労希望先に障がい者本人の希望業務がないなど悩みは様々であります。
 今後も継続的に自立支援協議会での意見交換会、情報提供を行うことにより、事業者間での連携や自立支援協議会での関係諸機関からの協力を得ながら、障がい者本人や、支える家族の不安解消と社会参加に向けた支援を行ってまいります。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 境 佐余子君。
 〔1番 境 佐余子君 登壇〕
○1番(境 佐余子君) この春、自動車業界の不正発覚がニュースになりましたが、この事件のあおりを受けた就労支援事業所では、作業量が減少したそうです。
 また、今年3月から7月には、事業所の経営悪化などの理由から、就労事業所の閉鎖が全国的に増えました。この閉鎖があった事業所は、就労支援継続A型事業所で、事業所と利用者が雇用契約を結ぶため、事業所が閉鎖となった場合において利用者は解雇扱いとなります。事業所は働く場でもあり、日中の居場所なので、閉鎖後に利用者やその家族が抱える問題は、福祉と労働にまたがります。
 しかし、就労や仕事という点で、ハローワークなどへ相談に行った後に福祉につながれない状態が全国では散見されるそうです。
 本市は、富山労働局との雇用対策協定が既に結ばれておりますが、小項目2として、この協定から、今後の障がい者の雇用確保や安定に対し何か効果が期待できるものかどうか、福祉市民部長に伺います。
○議長(山田順子君) 横山福祉市民部長。
 〔福祉市民部長 横山昌彦君 登壇〕
○福祉市民部長(横山昌彦君) 障がい者の雇用については、さきの御質問にもお答えしましたが、その方の障がいの種別や程度に応じた特性に配慮しながら、就労継続支援事業所とのマッチングが重要となってきます。
 富山労働局との雇用対策協定に基づく事業計画では、企業側からは障害者法定雇用率引上げに向け、障がい者雇用を推進すべく、障がい者目線での仕事の内容や待遇を検討いただき、障がい者の多岐にわたる特性とマッチングできる事業を増やし、就労の機会の拡大を目指しております。
 今回の富山労働局との協定の効果につきましては、昨年12月に締結していることから現時点での評価は難しいものの、障がい者が就労を通じて社会参加や地域企業への貢献、自身の安定的な所得確保により、家族を含めた安定を享受できているかを見届けてまいりたいと考えております。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 境 佐余子君。
 〔1番 境 佐余子君 登壇〕
○1番(境 佐余子君) さて、障害者優先調達推進法は、国や地方公共団体が障害者就労施設などから物品、サービスを優先的に購入することを推進するものです。障害者雇用協力企業や障害者就労施設などから物品、そして役務などの調達を優先的に行うこと、障がい者の雇用促進、経済的自立につなげます。その商品にはお菓子、紙製品、そして市役所の職員さんも下げていらっしゃいますネームホルダーなどの布製品もございます。
 また、絵を描くことが得意な利用者の技術を商品とするものもあります。障がいを持った方の美術作品は、アール・ブリュットと呼ばれます。着想や彩色が強く心を引きつけます。
 本市においてもこれまで障害者週間に、庁舎入り口でアール・ブリュット作品の展示がありました。一方、本市の事業所において、こうした取組は少ないのですが、美術制作を就労支援内容としている事業所が全国的に増えつつあること、市内にもアール・ブリュット作家さんがいらっしゃることなどから、小項目3として、今後、就労支援事業所が制作したアール・ブリュット作品をリース契約し、本市の優先調達率の向上と利用者の工賃の向上、また、庁舎での展示から障害者福祉への理解促進につなげることを提案いたします。福祉市民部長に伺います。
○議長(山田順子君) 横山福祉市民部長。
 〔福祉市民部長 横山昌彦君 登壇〕
○福祉市民部長(横山昌彦君) 本市では、障害者優先調達推進法が施行された平成25年度当初から、庁内での書類の袋詰めや宛名シール作成などの作業依頼をはじめ、各種の催事に合わせて、福祉作業所で製作された物品やスイーツの販売に協力するなど、就労する方々への支援につなげてきたところであります。
 障害者就労支援事業所等で作られる主な物品は、誰もが取り組めるものが主としたものであり、特に障がい者アート作品に取り組む利用者は少数であるとお聞きしております。
 障がい者アートは、障がい者の感性を引き出し生かすことにつながることから、今後は作品のみならず、作品を利用した商品開発につながることも期待できます。
 本市においては、これまでも市役所正面玄関ロビーにおいて、障がい者アート等の展示を行ってきており、引き続き協力することで、障がい者への理解と就労支援がさらに進めればと考えております。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 境 佐余子君。
 〔1番 境 佐余子君 登壇〕
○1番(境 佐余子君) 働く場所やその対価があるということは、障がい者の日常によい影響があるというのは、就労事業所の方、障がいを持つ御家族がいらっしゃる方から伺った話です。
 今年5月に、新しい食料・農業・農村基本法が成立しました。その第46条で、「国は、障害者その他の社会生活上支援を必要とする者の就業機会の増大を通じ、地域の農業の振興を図るため、これらの者がその有する能力に応じて農業に関する活動を行うことができる環境整備に必要な施策を講ずるものとする」と新たに明記しました。
 また、昨年末の食料・農業・農村政策の新たな展開方向に基づきます具体的な施策、農福連携に対しまして、農業関係者が主体となった地域協議会の拡大の後押しなどを位置づけています。
 先日、本市のXにもノウフク・アワード2024の募集についてポストがありました。この片仮名4文字の「ノウフク」、農福連携が多様な人が関わり合うプラットフォームであること、新たなマーケットを生み出す経済活動であることを表しています。全国での取組も令和元年から4年間で3,062件増加し7,179件です。
 さて、令和4年8月の定例会での私が質問しました時点で、本市の農福の取組は、農福連携用の作業マッチングシートの活用、見学会の開催、県のお試し農福事業に1経営体が取り組んでいました。
 あれから2年経過しました。国は、今後の農福の推進方針として、地域で広げるため、農業と福祉をつなげる人材の育成、地域のJA、社会福祉協議会等に対する普及啓発、また未来に広げるために、企業や消費者への展開、絆を広げるために、多様な人々の交流や参画ができるユニバーサル農園の拡大から農福連携を通じた地域共生社会の実現を目指す方針案を出しております。
 そこで小項目4、令和4年、私の質問からしばらくたちました。あれから本市における農福連携はどのように取り組まれ、どのようなところに効果が生まれているのか、具体的な取組内容について、商工農林部長に伺います。
○議長(山田順子君) 坪田商工農林部長。
 〔商工農林部長 坪田俊明君 登壇〕
○商工農林部長(坪田俊明君) 農福連携への取組につきましては、現在6件と着実に拡大をしております。
 農業福祉サービス事業所によりますと、主な作業内容は、農作物の収穫、選別、袋詰め等で、納品先の業者さんからの評判もよく、障がい者の皆さんが意欲を持って活動されており、今後は、作業手順の細分化などにより、取組の拡大を検討されているとのことであります。
 農業の課題に担い手不足があり、障がい者の課題の一つに就労の機会があります。障がい者の皆さんが地域農業を支える一員として参加されることは、双方の課題解決と利益につながるものと考えております。
 本市といたしましては、引き続きマッチングや受入れ環境の整備支援に努めてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。
○議長(山田順子君) 3番 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 議長より発言の許可をいただきましたので、質問通告書に従い一問一答方式で、質問と提案をさせていただきます。
 まず大項目1、デジタル技術を教育現場に生かすために、生成AIを教育現場に活用することについてお伺いいたします。
 文部科学省は、2023年7月4日付で、初等中等教育段階にある生成AIの利用に関する暫定的なガイドラインを示しました。そのガイドラインでは、授業での利用について、当面中学校以上で行うことが適当とし、小学校段階では、情報モラルに関する教育の一環として、教員が授業中に生成AIとの対話内容を提示するといった学習形態が中心となるとしています。
 学校教育の生成AI活用には大きく分けて授業での活用と、校務での活用の2種類があり、個に応じた学びや探求的な学び、そして教員の働き方改革にも高い効果があると期待されています。
 現在、文部科学省では、生成AI技術の教育現場での導入と活用を進めるために、特定の学校をパイロット校と指定して、生成AIを活用した教育活動や校務の効率化を進めています。
 また、民間の教育大手企業ではAIドリルや授業支援ソフトを開発し、いずれの教科も過去の回答をAIが学習し、課題の克服に向けた問題を出題して、授業や家庭学習にも生かせるようになっています。
 今までの教育にはなかったデジタル技術、生成AIを生かすことで、子供の考える力や主体性の向上が期待できるとともに、各校での効果的な活用事例を収集し有効活用できることからも、教育現場において、日進月歩で進化を遂げる生成AIの技術を生かす取組が求められています。
 教育的利用によるデメリットを危惧する声もあります。教育現場での生成AI活動をためらう向きもある中で、生成AIをサポートツールとして位置づけるべきと考えますが、本市の考えを白江教育長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 教育長 白江 勉君。
 〔教育長 白江 勉君 登壇〕
○教育長(白江 勉君) 文部科学省の「初等中等教育段階にある生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」につきましては、国として、生成AIの活用について考えを示すとともに、活用の適否を判断する際の参考資料として作成されたものであります。
 本市におきましては、発達段階の児童生徒の実態を踏まえ、生成AIを活用した教育活動が可能であるかどうかの見極めが必要であると考えており、他自治体等の実践事例も参考にしながら、児童生徒のよりよい成長につながる活用方法を調査研究してまいります。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 続いて大項目2、子供の英語力を高めるため、小中学校の英語の授業でデジタル教科書を効率的に生かすことについてお伺いします。
 財務省が全国の公立小中学校の教員を対象に実施した調査で、英語の授業で「デジタル教科書のみを使っている」との回答が3%、「紙のみ」、「デジタル・紙を併用しているが紙が多い」との回答は60%を超えるものでありました。
 デジタル教科書は、検定に合格した紙の教科書とほぼ同じ内容がタブレット端末機などに内蔵され、音声や動画で学ぶことができるものの、多くの教員が使い慣れた紙の教科書の利用を志向している傾向があります。
 今後、文部科学省は、紙との併用を基本とし、デジタル教科書を4回に1回以上利用する割合は2028年度に100%を目指すとしています。
 そこで、本市としてデジタル教科書の効果的な活用には、漫然と併用を続けるのではなく、紙とデジタルの明確な役割分担を示したり、デジタル教科書の機能に慣れない教員への普及や工夫などが必要かと考えますが、本市の考えを白江教育長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 教育長 白江 勉君。
 〔教育長 白江 勉君 登壇〕
○教育長(白江 勉君) 本市におきましては、デジタルと紙の教科書の併用を進めており、児童生徒が学習活動に応じて、自ら選択しながら学習活動を進めていく方針を定めております。
 特に、英語科のデジタル教科書には、音声や動画を何度も再生したり、速度を変えて聞いたりする機能があり、自分の理解度に合わせて効果的に使用することができるものと考えております。
 一方で、教員のデジタル教科書への対応につきましては、各小中学校の担当者が集まる授業改善委員会において、ICTを活用した授業の取組などを研究するとともに、夏季休業中には、英語科のデジタル教科書の活用方法に関する研修会を実施し、利用の仕方や効果、そして学習への生かし方などを学んだところであります。
 今後も、デジタルと紙の教科書のどちらのよさも生かしながら、児童生徒が主体的に学習できるよう、授業や研修等を通して、活用方法を模索しながら進めてまいります。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 関連して、授業の効率性を高めるために、ヘッドホンやイヤホンを備えることについてお伺いします。
 ヘッドホンやイヤホンを、タブレット端末機を生かした中学英語の授業で活用することで、生徒一人一人が自分のペースでリスニング練習ができ、発音やリズム、アクセントの習得がしやすくなります。
 また、教室内での周囲の雑音を遮断し、集中して学習に取り組むことができるとともに、自分のペースで学習を進められるため、理解度に応じた学習が可能になるなど、多くの利点が考えられます。
 現在、個人持ちのヘッドホン、イヤホンの学校への持込みを制限されていることや、機器の管理やコスト面、技術的なトラブル対応など課題はありますが、ヘッドホン、イヤホンを活用することで英語の授業がより効果的かつ楽しくなる可能性があります。
 中学に限ってのことになりますが、ヘッドホン、イヤホンの備えがあってもよいと考えますが、本市の考えを安地教育委員会事務局長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 安地教育委員会事務局長。
 〔教育委員会事務局長 安地 亮君 登壇〕
○教育委員会事務局長(安地 亮君) 本市の一部の小中学校では、既に英語のリスニングや国語の読み上げなど、保護者負担により購入したイヤホンを活用して授業を行い、個々に応じた学習を行っております。
 一方で、イヤホンの活用につきましては、各小中学校の学習環境を考慮し、各学校において最適な学習ができるよう進めているものであります。
 これらのことから、生徒の個別最適な学びを目指しつつ、機器の配備に当たっては新たな保護者への費用負担も考えられることから、十分に各小中学校とも協議しながら進めてまいります。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 関連して、英語検定料の助成制度の新設についてお伺いします。
 文部科学省は2023年度の英語教育実施状況調査を公表し、政府が目標とする水準の英語力、中3が英語3級相当以上で、身近な英語を理解し使用できるとしているところ、本県では48.9%と、全国平均の50%より若干低い数値が公表されています。
 本市では、これまで英語教育の推進を図られているところですが、となみチューリップフェアなどの観光イベントで今後も外国人観光客数の増加が見込まれる中、日常的な交流も増えるなど、受入れ環境の整備や国際理解教育の推進にもつなげなければなりません。
 現在、本市4中学校の英語検定受験者数が、延べ人数500名と、多くの中学生が挑戦していることからも、英語学習のモチベーションが高く、英語の基礎力をしっかり固めることができると考えます。
 政府は、2027年度までに中3の英語3級相当以上を6割以上目指すとしていることから、本市においても、全体の英語力を上げ、教育の充実を図るために英語検定料の助成ができないか、本市の考えを安地教育委員会事務局長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 安地教育委員会事務局長。
 〔教育委員会事務局長 安地 亮君 登壇〕
○教育委員会事務局長(安地 亮君) 議員御発言のとおり、文部科学省では、中学校卒業段階で英語検定3級程度の英語力を持つ中学生が6割以上いることを目標としておりますが、本市の受験者数は延べ500人であり、全体の約4割程度でございます。
 英語検定による資格が国際社会を生きていく若者の育成に加え、進学など将来必要な資格であると認識しておりますが、個人の取得に対する助成については、現段階では導入の予定はございません。
 本市としましては、これまで同様、ALTや小学校での英語専科教員の配置などを通じて、授業における学習活動を充実させるとともに、デジタル教科書などの活用も積極的に進め、一人一人の英語力を含む学力が向上するよう努めてまいります。
 私からは以上であります。
○議長(山田順子君) 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 続いて大項目3、スマート窓口サービスの向上のために、窓口BPRの今後の取組や実施の在り方についてお伺いします。
 本市では、手書きの手続を減らすためにスマート窓口サービスを導入しており、今年度も新たに高額医療費支給申請や、こども医療費受給資格登録申請などが追加されました。
 これからも窓口での手続がオンライン化されることで、住民の利便性が向上し、職員の業務負担も軽減されるように感じます。
 現在、デジタル庁では、全国の地方公共団体において、窓口BPRの取組が推奨されています。BPRとは、ビジネス・プロセス・リエンジニアリングのことで、窓口におけるこれまでの業務フローを再検討、DXの発想なども取り入れながらシステムの再構築を行うことで、住民の利便性の向上を図るものであります。
 この窓口BPRの取組については、本市においても今後、取組を検討し実施していく必要があるかと思いますが、窓口BPRの今後の取組や実施の在り方について、本市の考えを、島田企画総務部長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 島田企画総務部長。
 〔企画総務部長 島田繁則君 登壇〕
○企画総務部長(島田繁則君) 本市においては、今年度より、デジタル化推進班の中に窓口担当課の担当職員により構成する「システム標準化・窓口BPRワーキンググループ」を設置し、窓口BPRの取組を始めたところであります。
 このワーキンググループにおいて、今年度はまずスマート窓口システムの「おくやみ」に関する手続の拡充をテーマに取り組んでおり、より利便性の高いスマート窓口システム実現に向けて、業務プロセスの再確認と市民にとって利用しやすい窓口を目指し、検討を行ってきました。
 この窓口BPRの取組によりまして、これまでのスマート窓口システムとは視点を変えた手法による運用とすることで、より利便性が高く業務効率化、省スペース化に資するシステムや窓口の在り方を目指しているところであります。
 今後においても引き続き、窓口BPRの取組をさらに進めることとし、スマート窓口における様々なテーマを設定した上で、システム標準化・窓口BPRワーキンググループで検討をしながら、順次取り組んでまいりたいと考えております。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 関連して、スマート窓口の普及促進のために、モニターを設置して、窓口サービスができる環境を整えることについてお伺いします。
 スマート窓口は、自宅で事前に申請書を作成し、QRコードを取得して市役所へ持参することで、窓口の小書きを最小限に抑えることができますが、令和6年度4月から7月の申請件数30件程度にもあるように、利用があまり進んでいない現状にあります。
 住民がスムーズに利用できない技術的な課題や、従来の窓口対応に慣れており、新しいシステムに対する抵抗感があるのかもしれません。そのため、現在スマート窓口業務が40件にも及ぶサービスになっており、活用いただくためにも普及促進を図らねばなりません。
 そこで、この手続を市役所窓口で、職員がサポートしながらも市民が御自身で入力し、スマート窓口の申請ができないものかと考えます。高齢者や情報弱者の方々にも、デジタルデバイスを利用しやすくなり、多言語対応しているため外国人の方々への対応もスムーズになり、スマート窓口の利用も促進されることが期待できます。
 ぜひ、市役所窓口にモニターを設置して、窓口サービスができる環境を整えていただきたいと考えますが、本市の考えを、島田企画総務部長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 島田企画総務部長。
 〔企画総務部長 島田繁則君 登壇〕
○企画総務部長(島田繁則君) スマート窓口の普及促進のために、窓口で職員がサポートしながらスマート窓口を利用・申請できないかという御提言につきましては、市役所内部の職員などからも同じような提案があったことから、システム標準化・窓口BPRワーキンググループで検討を行い、8月より、庄川支所の窓口において、実証事業としてタブレット端末機を配置し、職員がサポートしながら、スマート窓口システムで入力していただく運用を開始したところでございます。
 この運用の実績を踏まえまして、運用上のメリットやデメリットを把握し、新たな課題などへの対応を再検討した上で、可能な範囲で、本庁の窓口においても横展開できないか検討したいと考えます。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 関連して、スマート窓口サービスの推進のために、補完的にマイナンバーカードの機能を生かすことについてお伺いします。
 7月末現在、本市におけるマイナンバーカードの取得率は81.8%です。マイナンバーカードは、デジタル社会の基盤となるツールであり、利用者がメリットをさらに実感できるよう利便性を不断に向上していく必要があります。
 他市の事例ではありますが、多くの行政サービスと連携して、健康保険証としての利用や、オンラインでの各種申請手続などが可能になっています。
 本市においても、マイナンバーカード対応のカードリーダーで読み取れば、各種申請書に住所や名前、生年月日が自動で印字される仕組みをスマート窓口に補完的に位置づけることで、双方のメリットが生かされるのではないかと考えます。そのためにも、マイナンバーカードリーダーの購入のために、国や県に対して購入補助の要望を切にお願いしたいところですが、本市の考えを、島田企画総務部長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 島田企画総務部長。
 〔企画総務部長 島田繁則君 登壇〕
○企画総務部長(島田繁則君) 現在のスマート窓口システムには、マイナンバーカードの券面記載事項読み取りの機能はありませんが、システム開発メーカーでは実装の検討がなされております。
 しかしながら、具体的に実装される時期、実装する場合のその改修費の規模、そもそも実装に適しているのかなどいまだ不透明な要素が多過ぎるため、現時点では補助を要望できる状況にはありません。
 したがいまして、マイナンバーカードリーダー購入補助の要望につきましては、システム開発メーカーなどとの機能改善の状況を見極めた上で、今後検討してまいりたいと考えております。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 最後に大項目4、地域防災の推進のために、安否確認支援ツール導入支援事業のアンケート調査から読み取れる需要数についてお伺いします。
 現在本市では、結ネットやLINE公式アカウントを活用して、住民の安否確認、情報発信、回覧板といった機能を生かしている自治会があります。いずれもあらかじめ設定された所属ごとに発信ができ、送信先の未読や既読が確認できるようになっています。
 今後、能登半島地震を受けて、安否確認ツールの必要性がさらに高まっていますが、初期費用や運用コストの問題、デジタルツールの使用に対する抵抗感や技術的な理解不足が導入の障害になることがあります。
 また、安否確認ツールの運用には、定期的な訓練やシステムのメンテナンスも必要となるなど、負担感や運用体制の整備が難しいと感じる自治会もあるのではないでしょうか。
 そのため、今回の自治振興会や自治会、町内会からの需要アンケート結果は、地域の需要でもあり、安否確認支援ツールの導入や訓練が前へ進むのではないかと考えます。
 そこで、6月に実施した自治振興会や自治会、町内会へのアンケート調査から読み取れる需要数はどのようになっているのか、島田企画総務部長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 島田企画総務部長。
 〔企画総務部長 島田繁則君 登壇〕
○企画総務部長(島田繁則君) (仮称)安否確認支援ツール導入支援事業につきましては、令和6年、能登半島地震を踏まえた各地区自治振興会、自主防災会へのアンケート調査において、安否確認手段が今後の課題との報告があった一方で、平時から情報を受発信ツールとして導入していた地区からは、災害時の安否確認ツールとしても有効に活用できたとの報告が複数あったことから、安否確認支援ツールの導入支援を図るものであります。
 そこで、6月に需要確認のために行った自治振興会や自治会、町内会へのアンケート調査では、今年度中の導入に関心を持たれた自治振興会などの世帯は、市内全体の約39%、令和7年度または8年度からの導入に関心をも持たれた世帯は約14%となっており、市内全体の半数以上の世帯において需要があったものであります。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 関連して、補助制度の内容、利用拡大についてお伺いします。
 自治振興会や自治会、町内会にとって、安否確認ツールの導入を前向きに考え、コストの問題、技術的なハードル、運用の複雑さ、住民の協力不足といった課題を克服していただくために、どのような補助制度の内容で、砺波市全域の利用拡大を目指してどのように取り組まれるのか、本市の考えを島田企画総務部長にお伺いします。
○議長(山田順子君) 島田企画総務部長。
 〔企画総務部長 島田繁則君 登壇〕
○企画総務部長(島田繁則君) 安否確認支援ツール導入支援事業の補助制度の内容につきましては、導入目的である災害時において有効な安否確認と、常日頃からツールになれ親しむことができるよう、平常時の情報受発信の2つの機能を併せ持つアプリを導入することを条件にしております。
 また、今年度から令和8年度までの3か年度の間に導入に取り組まれた自治振興会や自治会、町内会に対し、初期導入費用と1年間分の月額費用を補助する予定としております。
 先ほども申し上げたように、アンケート調査では、市内全体の半数以上の世帯において需要がありましたが、今後さらなる利用拡大を図るために、自治振興会や自治会、町内会を対象に、安否確認支援ツールの一つである結ネットの説明会を開催する予定としております。
 その際には、既に導入されている地区の方の取組方法や感想も交えながら説明することとしており、各地区の課題である安否確認手段の一つとして、提案してまいりたいと考えております。
 なお、来る9月29日に、栴檀野地区を主会場に、庄東4地区において実施予定の砺波総合防災訓練において、栴檀野、栴檀山両地区が実施する結ネットを活用した安否確認訓練を各地区自治振興会長などに御確認をいただき、理解を深めていただければと考えております。
 以上であります。
○議長(山田順子君) 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 関連して、道の駅の防災機能の強化についてお伺いします。
 今年7月に北陸3県、新潟県、富山県、石川県から成る北陸「道の駅」連絡会総会が黒部市内で開催され、能登半島地震において、道の駅が一時的な避難場所や支援物資の集積拠点となるなど、災害時における道の駅の役割がさらに高まっており、防災機能の強化、対応力の向上につなげてもらうなどの連携が申し合わされました。
 道の駅はこの20年余りで倍近くに増え、今年4月時点で、北陸地方整備局管内84駅のうち富山県が16駅、本市には砺波市観光協会が運営する砺波と、庄川峡観光協同組合が運営する庄川の2駅あり、現在も防災連携として一時避難用の駐車スペースの確保や、能登半島地震の災害時等の交通情報を掲示板で発信するほか、随時の観光案内所の開放も可能とするなど、防災機能の強化を図られてこられました。
 今後、幹線道路にアクセスしやすい立地にあり、速やかに応援に向かえる点にも適し、災害対応の拠点になる道の駅と国の道路管理者、市が相互に連携、応援、協力することで、適切で迅速な災害対応等につながるので、ぜひ災害時相互応援協定を締結してはどうかと考えますが、本市の考えを島田企画総務部長にお伺いし、一般質問を終わります。
○議長(山田順子君) 島田企画総務部長。
 〔企画総務部長 島田繁則君 登壇〕
○企画総務部長(島田繁則君) 災害等の緊急時における道の駅の役割につきましては、国の『「道の駅」登録・案内要綱』において、「地域住民及び利用者の救助の目的で使用し、そのほか市町村の求めがある場合は積極的に協力すること」と定められていることから、現時点では、両施設管理者と災害時相互応援協定の締結は必要ないものと考えております。
 しかしながら、本年1月の能登半島地震の際には、両道の駅に一時的に市外等から避難された車両が殺到したとの報告を受けており、大規模災害発生時には、帰宅困難者などが一時的に避難することなども想定されることから、引き続き、施設所管課とも連携しながら、当該施設管理者との災害等緊急時の連絡体制のさらなる強化に努めてまいります。
 以上であります。

○議長(山田順子君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明9月3日午前10時から再開いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時22分 閉議



令和6年8月 本会議 定例会(第2号) 議事日程・名簿

         令和6年8月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
   第1 市政一般に対する質問、並びに議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)から議案第51号 令和5年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてまで、及び認定第1号 令和5年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和5年度砺波市病院事業会計決算認定について
      (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    9月 2日  午前10時00分  開議
    9月 2日  午後 3時22分  閉議

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 横 山 昌 彦 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 企画政策課長 佐 伯 幹 夫 君    総務課長 二 俣   仁 君

 企画総務部次長           福祉市民部次長
 財政課長 河 合   実 君    社会福祉課長 河 西 晃 子 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 高 畑 元 昭 君    土木課長 老   雅 裕 君

                    病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 嶋 村   明 君

 病院事務局次長           会  計
 総務課長 田 村 仁 志 君    管 理 者 三 井 麻 美 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 安 地   亮 君

 教育総務課長 幡 谷   優 君    監査委員 佐 野 勝 隆 君

 監  査
 事務局長 林   哲 広 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 石 黒 哲 康      議事係長・調査係長 佐 藤 秀 和

 議 事 係
 主  査 瀧 川 千賀子



令和6年8月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時06分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(山田順子君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和6年8月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程の前に報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく公益法人等の経営状況説明書、砺波市土地開発公社、公益財団法人砺波市花と緑と文化の財団、公益財団法人砺波市体育協会から、配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                日程第1
             会議録署名議員の指名
○議長(山田順子君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
 12番 川 辺 一 彦 君
 13番 山 本 善 郎 君
 14番 島 崎 清 孝 君
以上といたします。

                日程第2
              会期の決定について
○議長(山田順子君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本8月定例会の会期は、本日8月26日から9月19日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日8月26日から9月19日までの25日間と決しました。

                日程第3
          議案第43号から議案第51号まで、
           及び認定第1号から認定第9号まで
○議長(山田順子君) 次に、日程第3 議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)から議案第51号 令和5年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてまで、及び認定第1号 令和5年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和5年度砺波市病院事業会計決算認定についてまでを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山田順子君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 令和6年8月砺波市議会定例会の開会に当たりまして、提出いたしました令和6年度一般会計補正予算案をはじめとする諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位をはじめ市民の皆さんの御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。
 はじめに、提出しております令和5年度の一般会計、特別会計及び企業会計の決算の概要について申し上げます。
 まず、令和5年度の一般会計決算につきましては、歳入総額253億6,022万円、歳出総額236億9,545万円で、形式収支は16億6,477万円となり、翌年度へ繰り越すべき財源9,422万5,000円を除いた実質収支では15億7,054万5,000円の黒字決算となりました。
 次に、特別会計の実質収支は、国民健康保険事業特別会計が5,802万6,000円、後期高齢者医療事業特別会計が202万6,000円、霊苑事業特別会計が305万2,000円のそれぞれ黒字決算、工業団地造成事業特別会計が収支均衡の決算となりました。
 また、企業会計では、損益計算におきまして水道事業会計が1億4,734万5,000円、工業用水道事業会計が642万4,000円、下水道事業会計が7,498万8,000円のそれぞれ黒字決算となりましたが、病院事業会計につきましては3億9,684万4,000円の純損失を計上したところであります。
 病院事業会計は、地域医療連携の強化により入院患者数や診療単価が上昇し、医業収益は増収となったものの、新型コロナウイルス感染症の病床確保に対する交付金の減額による医業外収益の大幅な減少がこれを上回り、併せて退職手当引当金の計上による給与費の上昇、物価高騰や化学療法に使用する薬剤の増加等に伴う材料費の上昇による費用の増加が影響したものであります。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、防災対策について申し上げます。
 令和6年能登半島地震の教訓を踏まえ、来る9月29日に、栴檀野地区を主会場に、般若、東般若、栴檀山を加えた4地区におきまして、砺波平野断層帯東部を震源とする震度6強の地震を想定した砺波市総合防災訓練を実施する予定としております。
 同日は、「砺波市防災デー」として、「市民一斉シェイクアウト訓練」を実施するほか、庄東小学校や般若中学校の児童・生徒も各地区の訓練に参加し、安否確認訓練や孤立集落を想定した避難訓練などを予定しております。併せて、砺波市建設業協会・自衛隊・消防署等と連携した救助訓練を実施するなど、より実践的な市民参加型の総合訓練を行い、さらなる地域防災体制の充実・強化に努めてまいります。
 加えて、「防災となみ」を6年ぶりに改訂し、本日発行の広報となみ9月号に併せて全戸配布を行うこととしております。この中で、昨年7月の豪雨災害や本年1月の震災での経験も踏まえ、避難する際の留意点やペットの同行避難などの項目を新たに追加したところであり、市民の皆さんの防災・減災意識のさらなる向上につなげてまいります。
 また、去る7月27日に行われました「第75回富山県下消防団消防操法大会」におきまして、ポンプ車操法の部で庄下分団が、小型ポンプ操法の部で栴檀山分団が、それぞれ優勝をされました。このうち庄下分団は、10月12日に開催される全国大会に出場することとなっており、選手の皆さんには、日頃の訓練の成果を十分に発揮され、好成績を収められますことを心から祈念をしております。
 次に、新庁舎建設事業について申し上げます。
 去る8月21日開催の第3回砺波市新庁舎整備検討委員会では、基本構想の素案について検討をいただいたところであり、今後は、議会や市民の皆さんの御意見も伺いながら、年内には建設場所の決定とともに基本構想を策定してまいりたいと考えております。
 次に、物価高騰に対する支援金給付について申し上げます。
 所得税及び住民税から定額減税し切れなかった額を給付する定額減税補足給付金及び令和6年度に新たに住民税非課税または均等割のみ課税となった世帯へ1世帯当たり10万円を給付する支援給付金につきましては、去る8月1日に該当世帯に申請書を発送し、順次受け付けているところであり、いずれも今週中に第1回の支給を行うこととしております。
 さらに、支援給付金の申請のあった世帯のうち、18歳以下の児童がいる世帯には、児童1人につき5万円の加算給付金を10月上旬から順次給付してまいります。
 次に、新型コロナワクチン接種事業について申し上げます。
 10月1日から明年3月31日までの間、65歳以上の高齢者及び60歳から64歳の基礎疾患を有する方を対象に、重症化予防を目的とした定期接種を実施いたします。
 これらの方々の個人負担金は2,100円とし、指定医療機関に御予約の上、接種いただけるよう、砺波医師会や市内医療機関の協力を得ながら準備を進めております。
 一方、定期接種の対象とならない方につきましては、自費による任意接種となることから、かかりつけ医等に予約の上、接種することとなります。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 第6弾の砺波市プレミアム付商品券につきましては、今回初めて実施した2次販売も含め3万セットを完売いたしました。商品券の利用は、今月10日から開始されたところであり、物価高騰の影響を受ける市民の暮らしを支えるとともに、地域経済の活性化に寄与するものと考えております。
 また、来月の6日、7日の両日には砺波商工会議所の主催により「となみ産業フェア・パワー博2024」が砺波市文化会館を主会場として開催されます。今回は、学生の地元就職やUIJターンなどを意識した、人材不足の解消に向けた取組が積極的に行われるとのことであり、雇用促進とさらなる経済活性化につながることを期待しております。
 次に、観光振興について申し上げます。
 今月4日には庄川水記念公園において「2024庄川水まつり in summer」が開催され、5年ぶりに「流木乗り体験会」が実施されるなど、水に親しむ夏の恒例イベントの復活に、市内外から多くの来場者でにぎわいました。続いて17日には、砺波チューリップ公園において「チューリップ公園de夏あそび」が開催され、家族連れを中心とした多くの方々が、人気の「ウォータースライダー」などに挑戦し、砺波の夏を満喫されました。
 また、100万本の華やかなコスモスが楽しめる「2024となみ夢の平コスモスウォッチング」が10月4日から14日までの間、開催される予定であり、多くの方々の御来場を期待しております。
 次に、農業振興関係について申し上げます。
 タマネギの生産状況につきましては、2月の高温に加え3月の低温多雨の影響により、10アール当たりの収量は昨年を約2割下回りましたが、秀品率は1割強増え約9割に、また市場単価も昨年と比べると約3割高値で取引されており、最終的には生産者の所得向上が期待できるものと考えております。
 また、水稲につきましては、7月、8月の気温が高く推移していることから例年よりカメムシの活動が活発化しており、斑点米被害による品質低下対策として、生産者に対し改めて適正な管理と適期の刈取りに努めるよう、関係機関とともに指導を行っております。
 次に、土木事業について申し上げます。
 市道改良事業につきましては、通学路の安全確保を図るため、十年明千保線、小杉狐島線及び鷹栖高儀線の道路改良工事を発注済であります。また、五郎丸太田線では、用地取得の準備を進めており、事業効果が早期に発現できるよう努めてまいります。
 次に、都市整備事業について申し上げます。
 庄川水記念公園再整備事業につきましては、去る7月11日に開催いたしました第5回庄川水記念公園再整備検討委員会において、ゾーニングや公園の高低差の生かし方について議論を深めたところであり、引き続き、地域の方々とも連携を図りながら、基本計画の策定を進めてまいります。
 また、砺波チューリップ公園再整備事業につきましては、現在、南門の基礎工事を進め、10月中旬から鉄骨の建方を予定しているところであり、来春のとなみチューリップフェアまでの完成に向け、事業の推進に努めてまいります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 内視鏡手術支援ロボット(ダヴィンチ)の更新につきましては、8月19日から新しい装置の運用を開始しております。
 この装置は、従来型に比べて操作性が向上しており、手術時間が短縮できることから、患者さんへの負担が軽減されるものであります。
 また、中期修繕計画に基づき現在施工中の外壁防水改修工事等に加え、9月には令和7年度開設予定の緩和ケア病棟転換改修工事に着手することとしており、砺波医療圏の中核病院として、安全・安心な医療環境を整備するとともに、回復期・慢性期医療との連携・支援体制の強化に努めているところであります。
 次に、学校教育の充実について申し上げます。
 去る8月5日、第5回砺波市立学校規模適正化検討委員会を開催し、般若中学校区及び庄川中学校区の各地区説明会等での主な意見や保護者向けアンケートの結果などについて説明し、委員の皆さんから様々な意見を伺ったところであります。
 引き続き、子供たちにとってよりよい教育環境の整備を目指して、検討を進めてまいります。
 それではこれより、本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ1億3,605万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を238億1,058万7,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  福祉センター管理運営費       2,976万8,000円
  保育施設整備事業費         5,672万2,000円
  観光振興戦略事業費              1,300万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金             3,297万1,000円
  県支出金              2,864万5,000円
  市債                     2,470万円
などであり、不足いたします額4,862万円を繰越金で措置するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明を申し上げます。
 条例関係につきましては、砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正のほか4件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、令和5年度砺波市水道事業会計をはじめ各会計の未処分利益剰余金の処分が3件であります。
 次に、決算の認定につきましては、令和5年度の一般会計ほか4特別会計の歳入歳出決算及び4企業会計の決算の9件であります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。
 よろしく御審議の上、可決、認定をいただきますようお願いを申し上げます。
○議長(山田順子君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりました。

                日程第4
           決算特別委員会の設置について
○議長(山田順子君) 次に、日程第4 決算特別委員会の設置についてを議題といたします。
 お諮りいたします。令和5年度における砺波市各会計の決算を審査するため、議員のうちから選任された監査委員を除く16名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置いたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、配付してあります名簿の16名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。

 午前10時24分 休憩

 午前10時45分 再開

○議長(山田順子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 まず、報告事項を申し上げます。
 先ほど開催されました決算特別委員会において、
 委員長に   9番 有 若   隆 君
 副委員長に  8番 山 本 篤 史 君
がそれぞれ選任されましたので、御報告申し上げます。

○議長(山田順子君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明8月27日から9月1日までの6日間は、議案調査のため本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、明8月27日から9月1日までの6日間は、議案調査のため本会議を休会することに決しました。
 次回は、9月2日午前10時から再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時46分 閉議



令和6年8月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

         令和6年8月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)から議案第51号 令和5年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてまで、及び認定第1号 令和5年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和5年度砺波市病院事業会計決算認定について
      (提案理由説明)
   第4 決算特別委員会の設置について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    8月26日  午前10時06分  開会
    8月26日  午前10時46分  閉議

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 横 山 昌 彦 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 企画政策課長 佐 伯 幹 夫 君    総務課長 二 俣   仁 君

 企画総務部次長           福祉市民部次長
 財政課長 河 合   実 君    社会福祉課長 河 西 晃 子 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 高 畑 元 昭 君    土木課長 老   雅 裕 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 嶋 村   明 君

 病院事務局次長           会  計
 総務課長 田 村 仁 志 君    管 理 者 三 井 麻 美 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 安 地   亮 君

 教育総務課長 幡 谷   優 君    監査委員 佐 野 勝 隆 君

 監  査
 事務局長 林   哲 広 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 石 黒 哲 康      議事係長・調査係長 佐 藤 秀 和

 議 事 係
 主  査 瀧 川 千賀子



令和6年8月 本会議 定例会 目次

         令和6年8月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(8月26日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第43号から議案第51号まで、及び認定第1号から認定第9号まで
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………  4
  決算特別委員会の設置について……………………………………………………  9
★第2号(9月2日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 11
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 11
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 11
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 11
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 12
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 12
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   12番  川辺 一彦 議員 ………………………………………………… 13
      ・市長4選に向けた決意ついて
      ・生産年齢人口の減少に対応したまちづくりについて
      ・散居村を生かしたまちづくりについて
      ・城端線・氷見線の再構築とまちづくりについて
      ・児童生徒たちの人間形成と学校を取り巻く環境について
      ・総合病院の使命と経営について
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    2番  林  教子 議員 ………………………………………………… 38
      ・地域の活力と魅力の向上に必要なイベントや祭りが継続されるた
       めに
      ・インバウンドを呼び込む取組について
      ・保育所に主食を持参することについて
    4番  神島 利明 議員 ………………………………………………… 47
      ・防災対策について
      ・政府クラウドについて
      ・マイナンバーカードの活用について
      ・子育て支援について
    1番  境 佐余子 議員 ………………………………………………… 56
      ・今後の砺波市民体育大会の在り方について
      ・移住定住促進について
      ・障がい者の自立支援策について
    3番  向井 幹雄 議員 ………………………………………………… 68
      ・デジタル技術を教育現場に活用することについて
      ・子供の英語力を高めることについて
      ・スマート窓口の利便性の向上について
      ・地域防災の推進について
★第3号(9月3日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 79
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 79
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 79
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 79
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 80
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 80
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    5番  小西十四一 議員 ………………………………………………… 81
      ・災害防止対策について
      ・農業振興地域における農地の確保について
    9番  有若  隆 議員 ………………………………………………… 86
      ・安全で安心して暮らせるまちづくりの砺波平野の治水対策の推進
       について
      ・タマネギの生産振興について
    6番  開田 哲弘 議員 ………………………………………………… 97
      ・砺波市のファンを増やすための取組について
      ・屋敷林の保全について
    7番  境  欣吾 議員 …………………………………………………103
      ・こども誰でも通園制度について
      ・「住宅改修」「福祉用具」費用の支給を受領委任払いに
    8番  山本 篤史 議員 …………………………………………………109
      ・公共交通の運行状況について
      ・教育環境について
  議案の常任委員会付託(議案第43号から議案第51号まで、及び認定第1
  号から認定第9号) ………………………………………………………………116
★第4号(9月19日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………117
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………117
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………117
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………117
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………118
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………118
  議案第43号から議案第51号まで、及び認定第1号から認定第9号まで
   各委員会の審査報告 ……………………………………………………………119
   質 疑 ……………………………………………………………………………126
   討 論 ……………………………………………………………………………126
   採 決 ……………………………………………………………………………126
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………127
  議案第52号及び議案第53号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………128
   採 決 ……………………………………………………………………………128
  閉会の挨拶 …………………………………………………………………………129
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………130



令和6年8月 本会議 定例会 議案一覧

         本定例会に付議された議案等の件名

議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)
議案第44号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
議案第45号 砺波市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について
議案第46号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について
議案第47号 砺波市国民健康保険条例の一部改正について
議案第48号 砺波市子ども・子育て会議条例の一部改正について
議案第49号 令和5年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
議案第50号 令和5年度砺波市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
議案第51号 令和5年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
認定第 1号 令和5年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 2号 令和5年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 3号 令和5年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 4号 令和5年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 5号 令和5年度砺波市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について?
認定第 6号 令和5年度砺波市水道事業会計決算認定について
認定第 7号 令和5年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について
認定第 8号 令和5年度砺波市下水道事業会計決算認定について
認定第 9号 令和5年度砺波市病院事業会計決算認定について
議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて



令和6年6月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(山田順子君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                日程第1
           議案第37号から議案第42号まで
○議長(山田順子君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)から議案第42号 工事請負契約の締結についてまでを議題といたします。

             (各委員会の審査報告)
○議長(山田順子君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 有若 隆君。
 〔産業建設常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○産業建設常任委員長(有若 隆君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告をいたします。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外1件についてを審査するため、去る6月19日午前10時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催しました。
 初めに、付託案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第42号 工事請負契約の締結について、以上、議案2件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので、次の2点について申し上げます。
 1点目は、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分のうち四季彩館管理運営費123万4,000円の多言語音声ガイド導入業務委託料については、チューリップ四季彩館に3か国語の音声ガイドを導入し、QRコードを個人のスマートフォンに読み取ることで、簡単に音声ガイドにつながり、館内の案内をすることは非常によいことと思う。また、今回導入される音声ガイドはいつ頃から使用可能となるのか質したところ、来春の1月下旬から2月中旬を予定しており、春を呼ぶチューリップ展での導入を目指したいとのことでありました。
 委員からは、今後外国からの来客に合わせ、音声ガイドの言語数を増やしていただきたいとの要望がありました。
 2点目に、議案第42号 工事請負契約の締結についての、今後のスケジュールなどについては、本定例会で議決後、本契約書の締結を行い、工事に着手し、工期は来年の3月31日としており、来年のチューリップフェア時には、新しい南門から入園していただくことを考えているとのことでした。
 また、工事期間中は、工事箇所を仮囲いして現在の南門から入園できるように配慮するとのことでした。
 委員からは、工事が長期にわたることから、事故のないよう進めていただきたいとの意見がありました。
 次に、受理番号5番 最低賃金の引上げ及び中小企業への支援拡充を求める意見書の採択を求める陳情については、委員間討議を開催し、委員からの意見を聴取し慎重に審議した結果、委員からは、賃金の引上げは必要と考えるが、地域の暮らしに応じ、段階的に引き上げることが重要である。また、資材高騰や人手不足などの状況下で一度に大幅な賃上げを行うことは、中小企業や小規模事業者の経営が立ち行かなくなる懸念があるなどの意見があり、採決の結果、賛成なしで不採択となったところであります。
 次に、この委員間討議において委員から発言があった最低賃金の引上げ及び中小企業・小規模事業者への支援策を求める意見書の提出については、当委員会で作成し本定例会に提出することに決しました。
 次に、市政一般に関する審議の過程において、次の意見、要望がありましたので申し上げます。
 1月の能登半島地震による農地の被災状況と復旧の見通しについては、高波地区の水田1.7ヘクタールが液状化による被害があり、陥没や噴砂の発生が約40か所あった。また、コンクリート畦畔が破断した箇所もあり、今年の米作りを諦めて大豆栽培に切り替えられた。復旧については、国の災害査定を受けているが、事業費決定に半年ほどかかる見通しであり、国に事業費決定前着工の申請をし、来年3月までに復旧工事を終えることを目指すとのことでした。
 なお、当委員会では、6月11日に庄川左岸地区農地防災施設管理協議会の庄川左岸中央管理所にて、庄川左岸地区の国営総合農地防災事業について現地視察を実施いたしました。
 以上、審査の結果と意見・要望について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。
○議長(山田順子君) 民生病院常任委員会委員長 川辺一彦君。
 〔民生病院常任委員長 川辺一彦君 登壇〕
○民生病院常任委員長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外2件について審査するため、去る6月20日午前10時より、市長をはじめ関係部課長等の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第38号 令和6年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)、議案第39号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、以上、議案3件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので、次の2点について申し上げます。
 まず、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分のうち予防接種事業費において、ワクチン被接種者が5社程度のワクチンメーカーから、自分に適するワクチンを選ぶための情報提供を遅滞なく実施されるよう要望したところ、ワクチンを選ぶのは市内医療機関であり、市では把握できないとのことでありました。
 委員からは、現時点におけるワクチンに関する情報は不足しているものの、接種には混乱が生じないよう進められることや、副反応への対応、そして予防接種健康被害救済制度の周知等に配慮されるよう要望がありました。
 次に、議案第38号 令和6年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)のうち、病院事業費用における看護補助者の配置について、委員からは、医療的な基礎研修を受けた人員を人材派遣会社に委託して病棟に配置するとのことで、当初は、病棟師長が指示できる平日の時間帯での導入とするとのことであるが、今後は運用状況を見て、土曜日や日曜日の休日にもシフトに加わってもらうことで、看護師の業務負担を軽減し、容態急変などへの迅速な対応など、安全性のさらなる確保につながるよう要望がありました。
 次に、市政一般における審議の過程において、次の意見・要望がありましたので、主なものについて申し上げます。
 サービス開始から1年が経過した市民課におけるスマート窓口の利用件数は、まだ数十件程度とのことですが、実際に利用した委員からは、窓口で申請書にあれこれ考えながら記載するよりも、自宅で入力した情報をQRコードにして窓口へ提示することで作成できるので、手書きよりも分かりやすく、窓口での滞在時間が短くなる便利なシステムだと感じた。
 このサービスはもっと市民に周知する必要があることから、市民課窓口を利用されたその方に対するその場での広報活動と、ホームページからスマート窓口申請への誘導方式の改善について要望がありました。
 このほかに、高齢者のフレイル予防対策の推進についてなど、4項目の意見・要望があったところであります。
 以上、審査結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(山田順子君) 総務文教常任委員会委員長 山本篤史君。
 〔総務文教常任委員長 山本篤史君 登壇〕
○総務文教常任委員長(山本篤史君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外2件について審査するため、去る6月21日午前10時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第40号 砺波市公民館条例の一部改正について、議案第41号 砺波市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、以上、議案3件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので、次の2点について申し上げます。
 まず、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分のうち防災対策費について、プライバシーの保護について質したところ、段ボールパーティションや間仕切りテントなどを活用し確保しているとのことでした。
 委員からは、段ボールハウスの活用も検討してはとの意見がありました。
 続いて、議案第40号 砺波市公民館条例の一部改正について、どのように貸し出すのか問い質したところ、東山見公民館がふれあいプラザから庄川児童館内に移転することに伴うもので、1階の旧乳児室を目的外使用の手続を取り使用するとのことでした。
 委員からは、施設を有効に効率的に活用することはすばらしいことであり、今後も活用して欲しいとのことでした。
 このほか、市政一般に関しては、新紙幣への対応について質したところ、市が管理する券売機・精算機等は、4部署に13台あり、利用頻度などから対応予定のない市バスの両替機3台を除くと、市立砺波総合病院の6台は、新紙幣発行までに対応予定であり、パーク・パットゴルフ場と砺波駅の駐車場の4台は部品調達までの間、受付職員や入り口等の告知で対応するとのことでした。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(山田順子君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

               (質  疑)
○議長(山田順子君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

               (討  論)
○議長(山田順子君) これより討論に入ります。
 通告がありますので、発言を許します。
 7番 境 欣吾君。
○7番(境 欣吾君) 通告に基づき、議案第39号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正についての反対討論を行います。
 この条例改正案は、国民健康保険税の後期高齢者支援金の課税限度額を22万円から24万円に引き上げ、また一方で、減額の対象となる所得の基準を引き上げて減額となる対象を広げようとするものです。
 応能負担を進めるようでありながら、実際には被保険者の負担が他の医療保険に比べて異様に大きいという国民健康保険制度の構造的な矛盾を拡大することにしかなりません。協会けんぽの限度額よりさらに高額な限度額を、年収が600万円も低いのに支払わなければならない世帯を拡大するだけです。
 しかも、今の国民健康保険の仕組みでは、世帯人数が増えるほど限度額に達する所得が下がります。子供の数が多いほど低い所得で限度額を負担しなければならなくなるのです。世帯構成によっては、同じ年収であっても、協会けんぽの2倍以上の保険負担をしなければ保険医療を受けることができない。国民皆保険の根幹を崩すような問題には手つかずのままです。
 全国知事会や全国市長会、全国町村会が要望し続けているように、国庫負担を増額して均等割、平等割をなくし、協会けんぽ並みの保険税負担にすることこそ求められています。
 国民健康保険制度の構造的矛盾を拡大することになる、この条例改正案には賛成できません。
 以上で討論を終わります。
○議長(山田順子君) 16番 大楠匡子君。
○16番(大楠匡子君) 通告書に基づき、議案第39号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、賛成する立場で意見を述べさせていただきます。
 今回の条例の一部改正では、次の2点が改正されます。1点目は、後期高齢者支援金の課税限度額の引上げであり、2点目は、減額の対象となる所得基準の引上げであります。
 1点目の課税限度額の引上げは、昨年に引き続き後期高齢者支援金の課税限度額を22万円から2万円引き上げるもので、総額の課税限度額は106万円となりますが、これにより負担が大きくなるのは、一概には言えませんが、4人世帯では年間所得が1,230万円程度の方々となります。
 また、医療給付費と介護納付金の課税限度額は変わりませんので、中間層の負担を増やすことにはつながりません。
 課税限度額は引き上げられますが、均等割、平均割については上げられませんので、昨年と同じ所得の世帯であれば、国保税は変わらず負担増とはなりません。
 2点目の減額の対象となる所得基準の引上げも、昨年に引き続き改正されるもので、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得において、被保険者数に乗ずる金額を5,000円引き上げ29万5,000円に。同様に2割軽減の対象となる世帯で1万円引き上げ54万5,000円とすることにより、本市においては、新たに27世帯が軽減対象となり、保険税が減額されることとなります。
 このように、今回の改定は所得の多い世帯の負担を増やし、所得の少ない世帯の負担を減らすものであり、必要な改正であると考えます。
 国民健康保険税が上がる要因は3つあると言われています。1つには、高齢化が進むことにより、医療給付費が増額していること。2つには、被保険者の所得が伸びないこと。3つには、中間所得層の保険料負担に配慮していることです。
 境 欣吾議員が反対されているのは、今回の国民健康保険税の一部改正というより、国民健康保険税の在り方そのものに対してであり、国において議論される問題であると考えます。
 このような理由から、今回の砺波市国民健康保険税条例の一部改正については賛成するものです。
 以上、賛成討論といたします。
○議長(山田順子君) 以上、討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(山田順子君) これより採決をいたします。
 まず、議案第39号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山田順子君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第37号、議案第38号、議案第40号から議案第45号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山田順子君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決されました。

                日程第2
              議員提出議案第1号
○議長(山田順子君) 次に、日程第2 議員提出議案第1号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書の提出についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山田順子君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 提出者を代表して、13番 山本善郎君。
 〔13番 山本善郎君 登壇〕
○13番(山本善郎君) 議員提出議案第1号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 社会経済の急速な構造変化や加速する人口減少社会を背景に、地方公共団体の重要な意思決定を行う地方議会は、多様化する民意の集約と地方行政への反映が期待されており、その果たすべき役割と責任は重要性を増しております。
 このため、若者や女性、会社員など多様な人材の地方議会への参画を促進し、議会を活性化することは、多くの地方議会に共通の喫緊な課題となっております。
 一方、今日では、就業者の9割を会社員等の被用者が占めており、地方議会議員の成り手も、会社員等からの転身者が期待されております。
 地方議会議員が厚生年金に加入できるようになれば、会社員等が議員に転身しても切れ目なく厚生年金の適用を受けることができ、家族の将来や老後の生活を心配することなく議員に立候補し、議員活動を続けることができる環境が整うことになります。また、多様で有為な人材の確保に大きく寄与するものと考えられます。
 よって、国民の幅広い層からの政治参画や地方議会における多様な人材確保の観点から、厚生年金への地方議会議員の加入のための法整備を早急に実現するように強く要望いたします。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

               (質  疑)
○議長(山田順子君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

               (討  論)
○議長(山田順子君) これより上程議案に対する討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(山田順子君) これより採決をいたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山田順子君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

                日程第3
              議員提出議案第2号
○議長(山田順子君) 次に、日程第3 議員提出議案第2号 最低賃金引上げと中小企業・小規模事業者への支援策を求める意見書の提出についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山田順子君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 提出者を代表いたしまして、9番 有若 隆君。
 〔9番 有若 隆君 登壇〕
○9番(有若 隆君) 議員提出議案第2号 最低賃金引上げと中小企業・小規模事業者への支援策を求める意見書の提出について、提出者を代表しまして、提案理由の説明を申し上げます。
 昨年10月に、富山県内の最低賃金は40円引き上げられ948円となった。しかし、物価高の中で、厚生労働省が発表した昨年の実質賃金はマイナス2.5%となった。
 地域間格差も縮まっているとは言えず、都市圏の東京1,113円と地方圏の富山県948円の差は165円となっている。地方では交通費などの負担が大きく、必要な生活費は決して都市圏と比べて低いとは言えない。都市圏への若者の流出を防ぐためにも、最低賃金の地域間格差の是正は重要である。
 また、最低賃金引上げのためには、中小企業・小規模事業者に対する支援の強化が必要であり、賃上げ分への国からの財政支援などの施策が求められる。
 よって、国会及び政府におかれては、下記の施策を実現されるよう強く要望する。
 1、国民の暮らしを支え消費を拡大するため、最低賃金を地域の実情に合わせ引き上げること。
 2、生活費の実態に合わせ、最低賃金の地域間格差を是正すること。
 3、最低賃金引上げのための中小企業・小規模事業者に対する経営支援と各種財政支援を強化すること。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

               (質  疑)
○議長(山田順子君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

               (討  論)
○議長(山田順子君) これより上程議案に対する討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(山田順子君) これより採決をいたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号 最低賃金引上げと中小企業・小規模事業者への支援策を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山田順子君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号 最低賃金引上げと中小企業・小規模事業者への支援策を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

                日程第4
              議員提出議案第3号
○議長(山田順子君) 次に、日程第4 議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。

(提案理由の説明)
○議長(山田順子君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 提出者を代表して、13番 山本善郎君。
 〔13番 山本善郎君 登壇〕
○13番(山本善郎君) 議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 地方自治法等の一部改正により、議会に係る手続のオンライン化が可能になることから、所要の改正を行うものであります。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

               (質  疑)
○議長(山田順子君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

               (討  論)
○議長(山田順子君) これより上程議案に対する討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(山田順子君) これより採決をいたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山田順子君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。

                日程第5
              議員提出議案第4号
○議長(山田順子君) 次に、日程第5 議員提出議案第4号 砺波市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山田順子君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 提出者を代表して、13番 山本善郎君。
 〔13番 山本善郎君 登壇〕
○13番(山本善郎君) 議員提出議案第4号 砺波市議会会議規則の一部改正について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 地方自治法等の一部改正により、議会に係る手続のオンライン化が可能になること及び災害の発生による緊急時等に会議時間を変更することができる規定を整備する必要があることから、所要の改正を行うものであります。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

               (質  疑)
○議長(山田順子君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

               (討  論)
○議長(山田順子君) これより上程議案に対する討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(山田順子君) これより採決をいたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第4号 砺波市議会会議規則の一部改正については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山田順子君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第4号 砺波市議会会議規則の一部改正については、原案のとおり可決されました。

                日程第6
              議員の派遣について
○議長(山田順子君) 次に、日程第6 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、派遣する議員については、配付いたしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議はございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、配付文書のとおり議員を派遣することに決しました。

                日程第7
        所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(山田順子君) 次に、日程第7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

○議長(山田順子君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(山田順子君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 6月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提出いたしました一般会計補正予算をはじめ、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ御審議の上、可決をいただき、誠にありがとうございました。
 議会中にいただきました各般の御意見や御要望などにも留意して、適正で効率的な市政の運営に努めてまいりたいと存じます。
 さて、春から初夏にかけまして、本市ではチューリップフェアをはじめとする様々な花のイベントや、夜高をはじめとする伝統的な祭りなど、地域行事が市内各地で繰り広げられました。
 これらの祭りやイベントは、これまで先人が築き上げられ、受け継がれてきたことによりまして、本市の大きな魅力にもつながっており、改めて砺波のすばらしさを実感された方も多いものと存じます。
 また、梅雨の季節となり、短時間で豪雨への警戒が必要な時期となりました。
 能登半島地震によりまして地盤が脆弱化している懸念もある中、昨年7月の線状降水帯の発生による被害も記憶に新しいことから、改めて即応体制の確認を行うとともに、今後の土砂災害警戒情報など、気象情報を事前にしっかりと把握しながら、関係機関とも連携して対応してまいります。
 さて、このたび、私は気持ちを新たに、今議会におきまして、4選に向けて、秋の市長選挙出馬を決意いたしました。庄川と散居が織りなす花と緑のまち砺波のさらなる発展と市民福祉の向上のため、中でも新市庁舎整備や、中学校の再編などの喫緊の重要課題に対し全力を尽くして取り組んでいく決意であります。
 引き続き、市議会をはじめ、市民の皆さんの御理解と御協力をいただければ幸いでございます。
 結びに、議員各位をはじめ、関係各位にお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 言
○議長(山田順子君) これをもちまして、令和6年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時47分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   山 田 順 子

   署名議員   境   欣 吾

   署名議員   山 本 篤 史

   署名議員   有 若   隆



令和6年6月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

         令和6年6月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)から議案第42号 工事請負契約の締結についてまで
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第2 議員提出議案第1号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書の提出について
   第3 議員提出議案第2号 最低賃金引上げと中小企業・小規模事業者への支援策を求める意見書の提出について
   第4 議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正について
   第5 議員提出議案第4号 砺波市議会会議規則の一部改正について
   第6 議員の派遣について
   第7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    6月25日  午後 2時00分  開議
    6月25日  午後 2時47分  閉会

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 横 山 昌 彦 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 企画政策課長 佐 伯 幹 夫 君    総務課長 二 俣   仁 君

 企画総務部次長           福祉市民部次長
 財政課長 河 合   実 君    社会福祉課長 河 西 晃 子 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 高 畑 元 昭 君    土木課長 老   雅 裕 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 嶋 村   明 君

 病院事務局次長           会  計
 総務課長 田 村 仁 志 君    管 理 者 三 井 麻 美 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 安 地   亮 君

 教育総務課長 幡 谷   優 君    監査委員 佐 野 勝 隆 君

 監  査
 事務局長 林   哲 広 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 石 黒 哲 康      議事係長・調査係長 佐 藤 秀 和

 議 事 係
 主  査 瀧 川 千賀子



令和6年6月 総務文教常任委員会 定例会 本文

1.会議の経過
 午前 10時00分 開会

(6月定例会付託案件の審査)
○山本委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本定例会において当委員会に付託されましたのは、案件3件であります。
 これより、議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外2件について審査をいたします。
 なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは発言される方はどうぞ。
 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 私からは、議案第37号 一般会計補正予算の防災対策費に関わることについて、質問をしたいと思います。二俣総務課長にお願いをしたいと思います。
 既に、震災・防災対策のことについては、代表質問や一般質問でもなされていました。その際、地域の方や派遣された職員の皆さんから様々な意見を聞いて、総合的に見直しを行っているとおっしゃったので、ひょっとしたらもう既にそれは織り込み済み、考えていますよということかもしれませんけれども、どうかなということであえてお聞きをしてみたいなと思います。
 避難所での生活が報道されて、大変困難な局面もあるとお聞きしています。その中で、いわゆるプライバシーの保護をどう図っていくのかもやっぱり問題だと言われていたと思うのですが、準備をされる備品の中で、そういったことについての配慮がどんなふうにされたかちょっとお聞きをしたいなと思います。
○山本委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 プライバシーの確保の観点につきましては、従来から十分留意をしております。
 具体的に申し上げますと、居住スペースの計画については、各地区の自主防災会で作成しております避難所運営マニュアルにおいて、プライバシーの確保、世帯単位での段ボールパーティション等による仕切りの設置や、更衣室や授乳室などの確保について協議をしております。
 市の備蓄物品としましても、段ボールパーティションのほかに、いわゆるプライバシーの確保に重点を置いた間仕切りテントといいまして、基本的には全て覆われた形のテントを備蓄しておりますので、現在備蓄している間仕切りテントを使いながらプライバシーの確保を図っていきたいと考えております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 間仕切りテントも1つの方法かなと思うのですが、名古屋工業大学の北川研究室というところがありまして、そこでは段ボールハウスなるものを開発されているわけです。テントのようなものですけど、大きさや形状は段ボールなので自由に変形ができるし、合体もできて汎用性が非常に高くて、しかも断熱効果があるということで、冬場も夏場も大変有効ではないかというものですが、実は知り合いの団体の皆さんが能登の被災地のところへそれを持っていったけれども、事前にそれを活用する準備ができていなくて、なかなか運用できなかったという話を聞いています。だけど、最近テレビで報道されている映像を見たら、結構そのハウスが建ち並んでいるんです、能登のほうでね。
 だから、そういうものもあるとか、インスタントハウスなるものも開発をされていて、仮設の住宅ができるまですごく時間がかかりますけれども、屋外に数時間で設置ができて、個別の家庭ごとに生活できる、空間ができるということで、ただ、価格がどれくらいするのかというの、私ちょっと分からないんですけれども、そういうことなどもまた検討いただいて、活用できるようでしたらぜひやっていただければいいのかなと思います。
 それと、もう一つ気になったのはトイレ事情なんですね。
 NPO法人日本トイレ研究会という皆さんがおられて、能登の被災地に入ってずっと調査をしておられるということなんですが、やっぱり避難所によっては一月以上、携帯トイレで皆さんが用を足していると。携帯トイレというのは、1回1回用を足すたびに、トイレに袋を設置して凝固材を入れて、用を足したらそれを片づけてきてということを毎回やっておられるわけで、それが一月以上というのは大変なことだと思うわけですけれども、言っておられるのは、事が起こってからではトイレの困難な状況に対応するのは物すごく難しいと。だから、事前にどれだけの備えをしておくかということが決定的だと言われているんですね。
 避難所だと、動線だとか照明の関係、段差があるかどうかをあらかじめ把握して、トイレをどこに据えるのか決めておくだとか、掃除はどうやって行っていくのかという計画だとか、それから、屋外に設置する場合は男性用と女性用、どうやって安全確保するのかということなども事前に考えておく必要があるよということだったんですね。
 私は地域の防災訓練などに参加をしていますけど、これは住民の皆さんに周知して一緒に協力しないとなかなかできないことだなと思ったりして、そういうことなども訓練のときに周知ができるようにすることがやっぱり必要だなと改めて感じました。
 余計かもしれませんけど、ぜひまた、そういう点も配慮して計画を進めていただきたいなと思います。
○山本委員長 要望ですか。
○境 欣吾委員 要望です。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 では、私から、議案第37号の補正予算の母子寡婦等福祉対策費393万3,000円について、端谷こども課長にお尋ねいたします。
 補正予算の内訳は、自立支援教育訓練給付金が2名から3名に増えた、高等職業訓練促進給付金が4名から6名になったと伺っています。
 この申請期間はいつなのか、決まっているかどうか伺いたいと思います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 自立支援教育訓練給付金及び高等職業訓練促進給付金の申請時期につきましては、決まった時期はございません。随時受付をしております。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 そうすれば、今後、こういった追加申請等がまたあった場合に、どういうふうに対応されるのか伺いたいと思います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 今後も、引き続き申請があった場合は、補正が必要となれば、今回と同様に補正予算で対応させていただきたいと考えております。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 申請される方は、意欲的に専門の訓練とか、資格を取ろうとされていると思いますので、今後も温かい支援をよろしくお願いいたします。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 議案第40号 砺波市公民館条例一部改正について、金平生涯学習・スポーツ課長にお尋ねいたします。
 まず、議案書によりますと、条例施行日が8月1日からとなっている理由についてお聞かせください。
○山本委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 東山見公民館と協議を進めていたところ、7月末までに庄川児童館内へ移転することでまとまったため、8月1日の施行期日としたものです。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 すみません、再質問みたいな話になりますが、8月1日とされたと。これは当然議決をされれば、今定例会の最終日に議決されるわけですよね。8月1日までは随分間があるじゃないですか。その理由は何ですかということなんですけれども。
○山本委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 一応以前から移転期日については協議しておりまして、地元のほうで7月末までにふれあいプラザから庄川児童館内に移転することと、その期日が確定したものですから施行期日を8月1日とさせていただきました。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 同様に、議案書では、条項を砺波市庄川町金屋1092番地を砺波市庄川町金屋1743番地に改めるとあります。つまり、東山見公民館の活動拠点を水記念公園のふれあいプラザから庄川児童館内への移転ということなんでしょうが、所管が商工観光課から生涯学習・スポーツ課へと変更になりますし、この条文は位置変更だけでよいのでしょうか。
 どのように貸し出すことを予定されているのかをお聞かせください。
○山本委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 公民館活動に関する事務は、生涯学習・スポーツ課の所管であり、現在、東山見公民館活動の拠点とされている商工観光課所管のふれあいプラザから庄川児童館内に移転することに伴い、住所、位置の変更を行うものでございます。
 また、貸出しにつきましては、庄川児童館の目的外使用の手続を取りまして、貸し出す予定としております。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 その次なんですけど、庄川児童館のどの部分を貸し出す予定なのか、また、庄川児童館そのものは当然目的があるものですから、目的外使用になるのかならないのか、お聞かせいただきたいと思います。
○山本委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 庄川児童館内の場所についてですが、児童館正面向かって右側1階の一部屋、旧乳児室を貸し出す予定としておりまして、目的外使用の手続を取りまして貸し出す予定としております。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 限りある施設を有効に効率的に使うという姿勢は本当によろしいと思っております。また、そういうことをどんどん進めていただければと思います。要望です。
○山本委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 ただいま議題となっています議案第37号、議案第40号、議案第41号、以上、案件3件を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第37号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第40号 砺波市公民館条例の一部改正について、議案第41号 砺波市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、以上、案件3件、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山本委員長 挙手全員であります。よって、案件3件の付託案件は、原案のとおり可決することに決しました。
 以上で、付託されました案件の審査を終了いたします。
 次に、要望が2件、提出されております。
 2024年原水爆禁止国民平和大行進富山県実行委員会代表委員、中山洋一氏から、日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書採択の陳情が、成田さち氏から、ガザ地区の即時停戦のための積極的外交を政府に要求する意見書の提出を求める陳情が提出されておりますので、御報告いたします。

(市政一般における本委員会の所管事項について)
○山本委員長 次に、その他といたしまして、市政一般における本委員会の所管事項について質疑、意見等はございませんか。
 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 私からは、まず、本市の子供たちのキャリア教育について、幡谷教育総務課長に伺います。
 7月1日から、中学2年生の勤労体験、社会に学ぶ「14歳の挑戦」が行われます。これまでの活動が浸透しまして、また新たな事業所の御協力もいただけたということは非常にありがたいことだなと思っております。
 この活動を通して得たものを、生徒たちには今後の人生の中でぜひ生かしていっていただきたいと思っておりますが、ただ、この勤労体験を職業体験と捉える見方がいまだにあります。生徒の希望でない職業に就くことになったという声が、受入れ事業所の方の声も、生徒のお身内の中からも耳にすることがありました。これまでも広報となみなどで周知はされてきているわけなんですけれども、生徒が何を体験する機会なのか、まだちょっと残念ながら正しく理解されていないところがあるのではないかなと感じております。
 改めて、本来の社会に学ぶ「14歳の挑戦」が持つ意義と、理解を広めることについてお伺いします。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 まず、社会に学ぶ「14歳の挑戦」は、地域の方々との関わりの中で、生徒たちの生きる力を育むなどのため、勤労及び社会体験を実施しており、単なる職場体験活動ではございません。これにつきましては、各学校で開催しております保護者説明会でも同様の趣旨の文書をお出しして御説明しているところでございます。
 協力いただいている受入れ事業所等の受入れ人数にも限りがございますので、希望していない職業になるかもしれませんが、社会に学ぶ「14歳の挑戦」の勤労体験を通しまして、社会性を高め、将来の自分の生き方等について考えていただければなと思っております。
○山本委員長 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 確かに、参加される生徒、保護者への説明がありまして、それを聞いていらっしゃる方はちゃんと理解できると。ただ、やっぱり周りの、平たく言うと、おじいちゃん、おばあちゃんたちがそういうことを言われるということで、こういったところもまた何かのタイミングで伝えていただけたら―保護者の方にもということになるかもしれませんが―と思っております。
 さて、幼少期から勤労感とか職業感というのを醸し出していくことは非常に大事なことだなと思っておりますし、今までもそうしたことは進めてこられてきたと思います。いろいろな学習があると思うのですが、この学習の中で、県が作成したキャリア・パスポートというものがありますが、この活用がどの程度のものであるか、また、小中学校でこのキャリア・パスポートのデータの引継ぎなどがされているのか伺います。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 このキャリア・パスポートにつきまして、現在、市内の各小中学校の全児童生徒が、特別活動や学級活動などを通して自分が頑張りたいこととか、将来なりたい自分などを記録して目標を立てておりまして、入学したときから現在に至るまで、どのように成長したかを確認するものとなっております。
 また、データにつきましては、富山県が作成いたしました富山県キャリア教育資料の「キャリア・パスポートのすすめ」というものがございまして、それに基づきまして、学校間の引継ぎについては、原則、児童生徒を通じて行っているところでございます。
○山本委員長 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 引継ぎされているということで、また、それを折々に子供たちも振り返って、こういうことを自分は考えてきたんだなということが分かればいいのかなと思います。
 よく耳にする大人の声といいますか、「今は将来、無理やり決めんでもいいから、とにかく勉強して普通科に入れるようにしられ」というような声があります。そういう考えではなくて、「大人になってこういった仕事をやりたい」と考えられる教育ですとか、近い将来、高校はどういったところかということを知る機会というのも、市内の児童生徒には必要なんじゃないかなと私は思っております。
 社会に学ぶ「14歳の挑戦」に行く前に、高校生が中学生に、企業に出向くときのマナーとか身だしなみについてレクチャーするといった取組が県内にはあったんですけれども、こうした取組も、高校ちゃどういったところかということを知る1つの機会になるんじゃないかなという感想を私は持ちました。
 そこで、小学校、中学校、市内の高校と連携した活動から、キャリアを考える機会の創出になるんじゃないかなと思うのですけれども、お考えをお聞かせください。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 本会議におきまして山本委員長の御質問にもお答えいたしましたが、例えば、砺波高等学校の課題研究発表の際には、市職員や地域の方と共に、市内中学生や砺波地区の中学校及び高等学校の教員の希望者が、探求的な学びにつきまして検証として連携を深めております。
 また、今年度は、砺波探究プログラムということが8月に開催されまして、砺波高等学校の2年生の生徒と市内中学生8名が同じ探究活動に取り組む予定となっております。また、そのほかにも総合的な学習を通して、県内高等学校が主催するオープンハイスクール、また、学校説明会なども活用しながら生徒と保護者が一緒になって自分の進路、キャリアですね。キャリアについて考えているところでもございます。
 今後も、このような市内高校とも連携しながら、自分のキャリアについて考える機会はつくっていきたいと思っております。
○山本委員長 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 それでは変わりまして、放課後児童クラブにつきまして、端谷こども課長に伺います。
 支援員の確保について伺っていこうかと思うのですけれども、支援員の皆さんの高齢化ですとか、成り手不足の声というのは非常に多いものであります。
 昨年の総務文教常任委員会では、9月に放課後児童クラブの運営委員会の皆さんと意見交換会を持ちました。12月には放課後児童クラブへの支援拡充を求める提言書を提出して、砺波市独自の対応を求めているわけなんですけれども、砺波市としても総合的な放課後対策の推進ということで、砺波市の放課後子ども総合プラン運営委員会が開催されております。昨年の11月の委員会の議事録を見ておりますと、例年、支援員の意見交換は6月、支援員研修は9月に行っているが、令和5年はまだ実施されていないと書かれておりました。
 今後各運営委員会と日程調整し、開催する予定と議事録には書かれておりましたが、この研修会、意見交換会の開催、その後行われたのかどうか、まず伺います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 令和5年度の支援員に対する研修会や意見交換会は、結局のところ実施しておりません。実は小学校において、インフルエンザなどの感染症の流行が続いたことから実施できなかったということであります。
 今年度につきましては、感染防止対策を図りながら早い段階で開催する予定としたいと思っております。
○山本委員長 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 ぜひ、意見交換、研修など行っていただきたいなと思います。
 さて、昨年行いました総務文教常任委員会の意見交換会の中で、支援員の方の非常に率直な声を伺うことができました。会合を開くことばかりが実は大事なんじゃなくて、ふだんから行政側からも訪問していただいて、現場の声をいろいろ聞いていただけたらなと思います。実際に足を運んでいただいて聞いてもらったことが非常にありがたいという声も実は聞いております。
 支援員の高齢化ですとか成り手不足、いろいろありますけれども、支援員として認められるためには、御存じのとおり児童福祉法で決められていて、受講資格を持った方が研修を受けることで初めて認められるということなんですが、補助員はそうした縛りがありません。例えば、大学などでは、放課後児童クラブへの活動参加をボランティアの単位として認定しているところもあります。
 先日、市のホームページにも支援員の募集の案内は出ておりましたけれども、個々の放課後児童クラブの皆さん、日常の活動で本当に手いっぱいでいらっしゃいます。補助員の募集をしたいなとは思っていらっしゃるし、口コミで何とかという声も聞いておりますけれども、例えば、市のほうからSNSとかホームページとか、各県内の大学などに補助員として来てもらえませんかというような直接のアナウンスができないかどうか伺います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 例年、放課後児童クラブの支援員につきましては、特に夏休みに向けては、市の広報となみで募集をさせていただいております。
 ホームページのほうでも今募集しているところなんですけど、大学生のような若い方に、放課後の補助員として手伝ってもらえるというのは大変ありがたいことだと思っておりますので、SNS、Xなどを通じてぜひ募集を働きかけていきたいと思っております。
○山本委員長 境 佐余子副委員長。
○境 佐余子副委員長 知らない大学生も多いかと思いますので、ぜひそうした周知をお願いしたいと思います。
 変わって質問させていただきます。
 今ほどの放課後児童クラブの話に関連する質問ですけれども、児童の見守りについて、金平生涯学習・スポーツ課長に伺います。
 これは、市民の方から土曜日の放課後児童クラブの開設を求める声というのが非常にあるわけです。保護者の方が必ずしも土日が休暇でない場合に、安心して子供が過ごせる場所を求めていらっしゃるということだと思いますし、私も土曜、日曜に仕事を今までしておりましたので、非常にその気持ちがよく分かるわけです。
 ただ、先ほどの質問にもありましたけれども、意見交換会の中でも、支援員の皆さんが非常に御苦労されている現状を鑑みますと、単純に土曜日などに開設をしてほしいと求めていくのも、なかなか難しいんじゃないかなということもあります。
 見守りという趣旨ではないんですけれども、安心して過ごすことができて、有意義な時間を過ごせるという意味では教育委員会が開設されていらっしゃいます土曜学習教室というのがあります。この土曜学習教室をちょっと調べますと、平成26年に文部科学省、子供の豊かな学びを支えるために、多様な企業・団体・大学などに参画してもらい、土曜日をはじめとして、夏休み、冬休み、平日の授業や放課後などの教育活動に出前授業の講師、施設見学の受入などから、特色・魅力のある教育活動を推進することを目的としていると書かれておりました。
 この土曜学習教室ですけれども、残念ながら砺波市全地域で開催はされておりません。あと、時間が午前中のみの開催となっておりますけれども、例えば、この開催時間の拡充を支援していただいたりとか開催地域を広げていただくことで、土曜日に子供たちが安全で安心して過ごせる居場所につながるのではないかなと思うのですけれども、考えをお聞かせください。
○山本委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 土曜学習教室は、学習活動や体験活動の機会を提供する場として、出町児童センターではわくわく教室を開催し、「庄川土曜教室」及び「学び場&遊び場inせんだんのHILL」の2か所については、地域において開設されております。
 現在、開催時間拡充の希望等は聞いておりませんが、実施団体から拡充の要望などがあれば検討していきたいと思っております。また、開催地域を広げる働きかけにつきましては、学び場&遊び場inせんだんのHILLで、以前独自に学習活動を行っておられたのでそちらに働きかけを行い、令和5年度から土曜学習教室として実施していただいております。
 また、開催を検討していただける地区等ありましたら、働きかけ等を行っていきたいと考えております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 いわゆるフリースクールの問題について、幡谷教育総務課長にお聞きしたいと思います。
 議会報告会の際にもフリースクールの問題が大変多く取り上げられていたなと、皆さんの関心も多いのかなと思っていますし、私も身近なところで該当することがやっぱりあったのでお聞きをしたいなと思っています。
 学校に登校することができない子供が増えているとお聞きをしているのですが、今どのくらいおられて、また、そういった子供の推移がどんな状況なのかについて教えていただけますか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 境 欣吾委員、すみません。1点目はどれぐらいいらっしゃるかということで、2点目は、すみません、ちょっとよく聞き取れなかったので。
○境 欣吾委員 この数年間の推移ですね。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 まず、どのくらい今フリースクールに通う生徒がいるかということに関しましては、令和5年度につきましては、小学生が13名、中学生が5名、計18名という認識でございます。令和4年のデータ、今ちょっとこちらのほうに持ってはいないんですが、年々増加しているということは認識しております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 今、フリースクールに通っておられる子供の数ということでしたけど、学校に登校することができなくて困っておられるお子さんはもっと違うわけですよね。
○幡谷教育総務課長 不登校という意味ですか。
○境 欣吾委員 そうですね、はい。
○幡谷教育総務課長 不登校につきましても年々増加傾向にはございます。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 それで、今年度から、フリースクールに通う子供の保護者の負担について補助をすると。2分の1でしたっけ。上限が1万5,000円と聞いていますけれども、これはどういう仕組みなんですか。申請をしていただいて、認められれば給付をするということでしょうか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 補助の申請につきましては、民間施設のほうに申請していただいて、そこから県のほうにまた申請するという手順になっております。
 ただし、学校長が記入する欄もございますので、学校や市の教育委員会も関わって申請をしていただいております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 保護者が負担をする分は、毎月多分事業所のほうにお支払いという形だろうと思うのですけれども、いわゆる補助金が支給されるというのはどういう形で支給されるんでしょうか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 保護者に対して県のほうから支給されます。直接支給されます。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 それは毎月という形ですか。それとも学期単位ですか、1年単位ですか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 今年度からの事業でございまして、学期ごとの取りまとめなもので、まだ正確なこと、ちょっと情報を持ち合わせておりませんが、学期ごとに申請されるということは聞いておりますので、恐らく学期が終わってから県のほうが支出されると思っております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 本当に私事みたいですけれども、身近な例ですが、学校に行けなくて毎朝の親子のバトルが繰り返されると。ずーっと1年、そういうことがありました。ようやくにして子供を学校へ連れていっても、保護者がそこで付き添っていないといられないと。こういう生活がいつまで続くのかということがすごく深刻な問題になっていたんですけれども、フリースクールの存在を知ってそこに足を運ぶようになると、そこだったら行けるということに変化をして、フリースクールだったら、月曜日になったらすぐ行きたいと言う。待ち遠しいと。そんなふうな形になって、それで、学校のほうにもちょくちょくまだつながるという変化が出てきたわけですね。
 やっぱりすごく貴重な役割を果たしていただいているなということを思ったのですが、ちょっと聞いたら、ここへ通うことが、いわゆる通学扱いになるのかどうかということが、校長の判断に委ねられているという話を聞いたのですけれども、それはそうなんでしょうか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 富山県が策定いたします民間施設に関するガイドラインには、そのガイドラインを参考としながら地域の実情を考慮し、また、各民間施設への訪問等も通して活動内容を十分に把握すると、そして、総合的に判断することということが実は明記されておりまして、それらを基に学校長や砺波市教育委員会が判断し、出席扱いとしているところでございます。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 学校長や砺波市教育委員会が判断をしということですけれども、学校長というふうに私は聞いたものですから、そうすると、判断される先生によって、片や出席扱いになる、片や欠席扱いになるなどということになってはやっぱり駄目だなということでちょっと確認をさせてもらったわけですが、やっぱり大変公的な役割を果たしていただいているなと思うので、そういうことがないようにぜひお願いをしたいなということが1つですね。
 それと、やっぱりつくづく思ったのですが、これだけ公的な役割を果たしてもらえるのであれば、そうでない保護者の皆さんと同じ経済負担になるように近づけていくということがやっぱり必要だと思うんですね。だから、保護者の負担が、今のところ今年初めてこういう制度が出てきたということなんですが、これは、ぜひ保護者がこういう事態だから仕方がないということにならないようにしていただきたいということと、受けていただく事業所が安定的にこの事業を続けていけるような支援もぜひお願いをしたいと思います。
 これ要望ですけれども、ぜひそういう方向へ向かっていってほしいなと思います。よろしくお願いします。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 続きまして、私のほうからは、新紙幣の対応について、河合財政課長にお尋ねいたします。
 今年の7月3日から20年ぶりに新紙幣が発行されますが、市が保有している券売機はどのように対応されるのか伺います。
○山本委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 新紙幣の券売機等への対応につきましては、それぞれの担当部署で必要に応じて対応を行うこととなっているところでございます。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 では、現在、市が管理する券売機は、具体的にどこに何台ぐらいあるのか伺います。
○山本委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 市が管理をしております券売機等につきましては、4部署に合計13台ございます。
 具体的に申しますと、市立砺波総合病院に、お金の自動支払い機とかレジとか、合わせて6台でございます。また、市民生活課が管理しております駅前と駅南の駐車場が3か所、それから都市整備課のほうでは、庄川河川敷の砺波市パット・パークゴルフ場に1台、それから企画政策課のほうでは、市営バスの両替機3台で13台でございます。
 そのほか参考ですけれども、指定管理施設のほうで、指定管理者が対応しますが、2施設に2台ございます。1つが夢の平コスモス荘の食券の販売機と温水プールの券売機でございます。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 そうすると、7月から券売機が新紙幣に対応できるかどうか伺います。
○山本委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 既に各部署では対応に向けて準備を進めてきております。市が管理をします13台のうち、現時点の予定では、新紙幣発行までに対応可能なものが市立砺波総合病院の6台。それから、メーカーによってちょっと部品の調達にすごく時間がかかるような状態がございまして、7月には更新、ちょっとその時点では間に合わないものは、駅の駐車場と砺波市パット・パークゴルフ場の計4台。
 あと、使用頻度などから、今すぐに対応の予定のないものが市営バスの両替機3台でございます。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 7月に更新できないところは実施されない場合もあると思いますが、そういったところはどういうふうに新紙幣に対して対応されるのか伺います。
○山本委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 駅の駐車場につきましては、対応までの間、未対応の旨の告知を入り口等に掲示する予定でございます。
 また、砺波市パット・パークゴルフ場と市営バスにつきましては、受付の職員あるいは運転手のほうで両替の対応をすることとしております。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 すぐに対応できない場合もありますが、市民へのサービスに支障がないようによろしくお願いいたします。
 では続きまして、ヤングケアラーの支援について端谷こども課長にお尋ねいたします。
 ヤングケアラーとは、本来、大人が担うと想定されているような家事や家族の世話、介護を日常的に行っている子供のことを示します。ケアに携わることで、家族の絆づくりなどはプラス面がある一方で、お手伝いの域を超えて、過度な負担が学業や健康、友人関係、将来の進路にも影響を及ぼすと指摘されています。
 そこで、市内のヤングケアラーと思われる方はどのように把握されて、また、どのぐらいおられるのか伺います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 砺波市のヤングケアラーの現状でありますが、明確にこれがヤングケアラーという線引きはなかなか難しいと考えております。
 市の要保護児童対策地域協議会のほうで、ヤングケアラーだと思われるような者の情報は把握させていただいております。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 具体的に何人とかまでは言えないということですか。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 そうですね、具体的な数字は今ここではちょっと控えさせていただきたいのですが、ほんの……
○神島委員 いや、いいですよ。
○山本委員長 数値は出せないが、おられるということですね。端谷こども課長。
○端谷こども課長 そうですね。その方がヤングケアラーとはっきりとは言えないのですが、その可能性があると思われる方がいらっしゃる御家庭があるということです。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 それでは、そういったヤングケアラーと思われる方に対して、市としてはどんな支援体制になっているのか伺います。
○山本委員長 端谷こども課長。
○端谷こども課長 ヤングケアラーを把握しまして、個別に、具体的に支援につなげるためには、まずはヤングケアラーが安心して自分のことや家庭の状況を話せる関係づくりが重要ではないかと考えております。
 そこで、こども家庭センターの職員のほうで日々相談業務を行っておりますので、その中で連携したり、あと、教育総務課、砺波市教育センターなどとも日頃から連携した支援体制を取っておりますので、そこでヤングケアラーを支援していきたいと考えております。
○山本委員長 神島委員。
○神島委員 砺波市では、結構部署間の連携が日頃から行われて、情報共有もされて、いろんな問題も早期に発見して対応されていると思いますので、これからも市民サービスの向上ためにも横の連携を密にお願いいたします。
○山本委員長 川岸委員。
○川岸委員 今年、年度初めから大変な事件が起きました。私も元旦の日、午後4時10分頃だったと思いますけれども、家にいましたところ、家が壊れるんじゃないかなというような危険な目にも遭いました。そういうことで、いろいろとその中で実感したことは、やはり災害に対してどう備えていくかということを感じていかなければならないなと思っております。
 私も栴檀野地区でいろんな役員等もやっておりますけれども、やはり連携が大事だなと思って今日に至っているわけです。特に、私は避難所対策と地区内の情報網対策といいますか、迅速化に向けてどう進めていくかということが大きな課題ではないかなと思っております。
 私ども議会としても、議会報告会を開いていろんな御意見を聞いているわけでございますけれども、例えば、避難所に避難者が本当に入り切れるのかと、また、災害等が起きた場合、どのように行けばいいのかという心配をする意見も多々聞くわけですけれども、やっぱり避難所に対する認識というものをまだまだ強めていく必要があるんかなということであります。
 今回の代表質問の中でも、地域防災計画の見直しを行って、主要避難所の開設基準を震度5弱に下げるということを聞きました。今、市内には主要避難所という形で、公共施設等が避難所になっている指定避難所といわれるもの、それから、地区の公民館のように、その他避難所とあるわけですけれども、現状はどれぐらいあって、どのような状況になっているのか、また、避難所の施設等は十分完備されているのかどうか。これについても、指定避難所も含めて避難所の在り方について今検討していくということでありますけれども、これはハザードマップ等にも記載されておりますので、地域の地震の防災マップ等に記載して、やはり周知徹底していく必要があるのではないかなと思うんです。
 その対応について、二俣総務課長に、現状等踏まえて対応を聞かせていただければと思います。
○山本委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 若干答弁が長くなりますが、御容赦願います。
 本市における避難所の指定につきましては、地域防災計画で定めておりまして、各地区の公共施設等を指定した指定避難所が81か所、それから、各地区自主防災会等で定めた自治会管理の公民館などのその他避難所が161か所ございます。また、指定避難所の中で、各地区自主防災会と協議を行い、地域の意向を踏まえた上で、各地区の拠点となる主要避難所が24か所定めております。いずれの避難所についても、災害の種別によっては使用不能な場合もございますので、先ほど委員の御質問にありました、洪水ハザードマップや砺波市地震防災マップ、いわゆる揺れやすさマップ等などにそれぞれ避難所が記載されております。
 また、市ホームページや市公式Xにも収容可能人数を含めた避難所一覧の電子データを掲載し、現在も周知を図っているところでございます。
 なお、先ほど質問の中で、避難者が入り切れるのかというような御質問が市民の方からあったということなんですが、そもそも避難所は全ての住民が避難する場所ではございません。自宅が倒壊するなどにより、居住の困難な方が一定期間避難生活をする場所であることから、市民全員が避難所に避難することを想定しているものでございません。加えまして、それぞれの避難所の活用や避難所間の移動につきましては、それぞれの地域等特性に応じて変わってくるため、各地区における避難所運営委員会で定めており、これに基づき、地区ごとに定期的な自主防災訓練が実施されていると認識しております。
 川岸委員の御心配も承知しておりますが、各地区で開催される災害状況に応じた自主防災訓練などに通じて、そこに住んでおられるか方がどこの避難所に行けばよいのかということの理解が深まると市としても考えておりますので、引き続き各地区自主防災会と連携しながら、避難所の周知に努めてまいりたいと思っております。
○山本委員長 川岸委員。
○川岸委員 私、やっぱり避難所を開設するときに、大事なことは、マイ・タイムラインシートを自主的に作って、避難所等で検討する必要があるんでないかなと思うのですけれども、このマイ・タイムラインシートの活用ですけれども、これを十分徹底していないんじゃないかなと。やっぱりそういった行動、要するに避難行動や避難までの流れについて、十分、地区振興会等も含めてやっていく必要があるのかなと見ているんですけれども、マイ・タイムラインシートの作成状況はどのようになっているのかなと。よろしくお願いします。
○山本委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 今ほどの川岸委員のマイ・タイムラインシートの御質問でございますが、市としましては、地震は突発的に起こりますのでなかなか事前準備というものは難しいこともございますが、台風等や大雨等については、ある程度タイムラインシートを用いて準備することが可能だということを以前から周知しております。
 ただ、広く周知されているかといえばそうでない点もあるかもしれませんので、現在改訂作業を進めております「防災となみ」についても、このシートの内容について掲載し、そちらを全戸配布する予定でございますので、そういったことを通じて、また改めて広く周知してまいりたいと考えております。
○山本委員長 川岸委員。
○川岸委員 あと、2点目ですけれども、避難所のことばかり言っていてもおかしいんですけれども、地区内の情報連携の在り方等について、その迅速化を求めるためにも、やっぱり工夫するべきことがあるのではないかなと思うのですが、今回の地震の際にも、私ども栴檀野地区でありますので、栴檀野では結ネットという情報連携を強めているんですね。そして、皆さんの家との連携をしていると。安否確認も含めて大丈夫かどうかという安否確認。それと、いろんな情報を連携、発信しているのですけれども、この情報連携という在り方もやっぱりこれから工夫する必要があるのではないかなと。
 確かに老人の方もいらっしゃいまして、そういった携帯電話等を使い切れないという状況もありますけれども、大体皆さん使っていただいているところです。これは非常に便利だなといつも思っているんです。
 今回の地震の中でも、地区民の安否確認がほぼできた状況にもありますので、やはり市としても、情報による、携帯電話、スマートフォンとか使った安否確認システムを構築していくことも重要かなと感じているわけです。
 今回、代表質問において、情報受発信ツールの導入支援を検討していると。ちょっと私、間違えたのかもしれませんけれども、ちょっと聞いたんですけれども、非常にいいことだなと。今後、さらにデジタル化が進む中において、スマートフォンの活用した情報連携。とりわけ、災害時に活用するアプリ導入に支援するということであろうと私は理解していたんですけれども、これについて当局としては今後どのように考えておられるか。
 例えば、私ども姉妹都市である安城市。私も何回かお邪魔させていただいて、情報連携について、あそこはスマートフォン等でそういった災害情報を流しているということを聞いております。
 そういうふうに何らかの形で、確かにスマートフォンは使いこなしにくいかもしれませんけれども、そういった情報に対しての支援もひとつ考えていく必要があるのかなと思うのです。今回の代表質問の中でもそのような発言を聞いたものですから非常にいいことだなと思って、今後進めていただきたいなということを要望するんですけれども、それに対する考え方をお聞かせいただければと思います。
○山本委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 本年の能登半島地震を受けまして、代表質問でもお答えいたしましたが、各地区自治振興会や自主防災会からのアンケート結果からも、安否確認手段として、一部地域でこの結ネット等の情報受発信ツールを有効に活用できたという報告を受けております。さらなるデジタル化が進む中で、こういうスマートフォンなどを用いた情報連携の必要性を市としても改めて再認識をしたところでございます。各地区自治振興会や、いわゆる町内会等の自治会における、結ネット等の情報発信ツールを一部先行して取り入れている自治会もあるというふうには聞いております。
 市としましても何らかの支援ができないか、現在他市の支援状況を確認するなど、制度設計の詳細を検討している最中でございます。できるだけ早い時期に、必要な施策をまた御提示して進めてまいりたいと考えております。
○山本委員長 川岸委員。
○川岸委員 私も使っていて非常に便利であります。ただ元気でいるというボタンを押せば、事務局のほうへ行きますので、そういった簡便な方法でできますので、ぜひとも情報の迅速化に向けて取り組んでいただきたいなと思っているわけです。よろしくお願いいたします。
○山本委員長 ほかに御質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 ないようでありますので、以上で市政一般における本委員会の所管事項についての質疑を終了いたします。
 皆さん、御苦労さまでございました。委員の皆様はしばらくお待ちください。

○山本委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。

(閉会中継続審査の申出について)
○山本委員長 次に、閉会中の継続審査についてをお諮りいたします。
 本総務文教常任委員会の所管事項について、閉会中もなお継続して審査する必要がありますので、会議規則第111条の規定により申出することといたしたく、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 皆さん、御苦労さまでした。

 午前11時01分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   山 本 篤 史



令和6年6月 総務文教常任委員会 定例会 議事日程・名簿

            総務文教常任委員会

1.会議に付した事件
  ・6月定例会付託案件の審査
  ・市政一般における本委員会の所管事項について
  ・閉会中継続審査の申出について

1.開会及び閉会の日時
    6月21日  午前10時00分  開会
    6月21日  午前11時01分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 本 篤 史     副委員長 境   佐余子
   委員 今 藤 久 之       委員 川 岸   勇
   委員 境   欣 吾       委員 神 島 利 明

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 山 田 順 子

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 企画総務              企画総務部次長
 部  長 島 田 繁 則      企画政策課長 佐 伯 幹 夫

 企画総務部次長           企画総務部次長
 総務課長 二 俣   仁      財政課長 河 合   実

 税務課長 境   真 一      砺波消防署長 加 藤 裕 久

 庄  川              会  計
 支 所 長 小 西 喜 之      管 理 者 三 井 麻 美

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉      事務局長 安 地   亮

 教育総務課長 幡 谷   優      こども課長 端 谷 真奈美

                   監  査
 生涯学習・スポーツ課長 金 平   裕      事務局長 林   哲 広

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 石 黒 哲 康      議事係長・調査係長 佐 藤 秀 和

 議 事 係              調 査 係
 主  査 瀧 川 千賀子      主  査 榮   朋 江